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少女『言葉が通じなくても』
788 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/12/22(水) 22:48:07.96 ID:gbAWyIAO
……

少女『はい、お兄さん』

侍『―』ペコ

宿に戻ると、少女は侍に食事を持ってきた

少女が部屋に入るとほぼ同時に侍は目を覚ました

侍の大分顔色は良くなり、いつもの柔らかい笑みを浮かべ、…グゥと腹が鳴った

いつになく緊張感の無い侍に、少女は安心したのだった


789 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/12/22(水) 23:09:44.70 ID:gbAWyIAO
食事を終えた侍は再び眠りに就いた

凛として、常に気を張っているように見えるが、実の侍はなかなかに暢気である


以前釣りをした時も、食う分を釣り上げた途端、昼寝を始めた事があった

それに加え、どんな悪環境でも休むと決めたら休む

牢屋だろうが墓場だろうが、横になれればお構いなしに寝た


緩急、というか、静動、というか


少女『…かわいいなあ』

少女はそんな彼が好きだった


790 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/12/22(水) 23:17:52.32 ID:gbAWyIAO
少女『さってと…』

侍の寝顔から食器に目を移し、少女は椅子から腰を上げる

宿の主人に食器を返しに行かねばならない

夜になったら再び現れた街はかなり不気味だが、謎が解けぬ以上は「郷に従う」他ない

少女『…夜しか現れない街、か』

魔術の類か、それとも化かされているのか…

考えが再び堂々巡りを始める

少女『月…綺麗だなぁ』


見上げれば銀色の月


少女『……………え、あ!?』

下半分の半月は物欲しそうな口の様だった


791 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage] 投稿日:2010/12/23(木) 00:15:02.81 ID:.5hMS/Ao
相変わらず面白いな


792 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/12/23(木) 00:25:41.88 ID:6f/B6AAO
少女の知る月という物は、一晩で三日月から半月になる事はない

なら、あれは何?

ようやく見つけたこの街の謎を解く手がかり「らしき物」を、少女はじっと見上げた

よくよく見ると半月より少し満月寄り…にも見える

いや、やはり半月よりやや満月に近い



…ちょっと待って、あれが私の目の錯覚でなければ

少女『月が…動いてる!』


793 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/12/23(木) 00:45:42.30 ID:6f/B6AAO
ほんの少しずつだが、月は満月に近付いている

それが何を意味するのか、少女にはわからない


ただ…胸騒ぎがした


あの月が満ちる前にやらなければいけない事がある気がして…



少女『おじさん、食事ありがとう』カチャッ

主人『兄ちゃんはおいしかったって?』

少女『うん』

主人『そりゃ良かった!』

少女は主人に食器を返すと、何でもいいから情報を聞き出そうと思った

夜しか現れない事、月の事、…どう尋ねればいいものか少女は迷った


と、少女は壁に飾られた絵を見つける

それは山々の間から見る朝日の絵だった


794 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/12/23(木) 00:50:03.42 ID:6f/B6AAO
少女『この絵は…?』

主人『それが日の入りに見えるかい?』カチャカチャ

洗い物をしながら主人が応える

少女『いえ…、日の出に見えます』

主人『そ、朝日の絵だ』ジャバジャバ

少女『この街の人は、太陽が好きなんですね』

カチャ…

主人の手が止まる

主人『ああ、大好きさ』

そう言うと主人は洗い物を再開した


795 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/12/23(木) 01:03:21.16 ID:6f/B6AAO
満月に程近くなった月に照らされ走る

『この街の人は、太陽が好きなんですね』

屋根裏と宿屋でしか太陽の絵を見かけていないのに、少女の口からはそんな言葉が出た

『ああ、大好きさ』

この言葉は、主人個人の心ではなく街の皆がそう思っている、と言ってる様に少女は感じた


注意して見れば一目瞭然だった

太陽の絵は勿論、太陽を模した時計、看板、装飾等々があちらこちらにあった


796 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/12/23(木) 01:07:13.48 ID:6f/B6AAO
次回、月の都編終わり
息抜きのつもりがこんな時間まで\(^o^)/


>>791
ありがとうございます!


798 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage] 投稿日:2010/12/23(木) 01:26:46.00 ID:xx3tbIIo
いつも素敵な詩的な物語をありがとう


807 名前:Are you enjoying the time of eve? [sage saga] 投稿日:2010/12/24(クリスマスイブ) 15:35:20.22 ID:rdex5sAO


少女『ごめんください』コンコン

少女は再び屋根裏部屋の家に来ていた

散々街中を走り回って太陽に関する物を探したが、あの絵がどうも気になって仕方なかった

少女『ごめんくださーい』コンコン

少女『…留守かな』ガチャ

ギィ

少女『開いた!』


808 名前:Are you enjoying the time of eve? [sage saga] 投稿日:2010/12/24(クリスマスイブ) 15:48:21.75 ID:rdex5sAO
昼間と違って生活感溢れる室内を進む

そして二階、屋根裏へと登る

少女『見つかったら…怒られるよね』


『そりゃそうでしょ』


少女『! うわ!?』ズルッ

少女の頭上から人の声が降ってきた

驚きの余り少女は足を滑らせて


ガシッ

褐色目の少女『…君、そそっかしいね』フルフル

少女『あ、ありがとう…』フルフル

声の主に助けられた


809 名前:Are you enjoying the time of eve? [sage saga] 投稿日:2010/12/24(クリスマスイブ) 15:59:56.30 ID:rdex5sAO


少女『この手拭いはあなたが?』

少女は目を冷やした時に使った手拭いを取り出す

褐色目の少女『そう』

少女『本当に助かったわ、ありがとう』

少女は手拭いを差し出す

褐色目の少女『いい、あげるよ』

少女『でも、月の綺麗な刺繍がされてるし』

褐色目の少女『今は太陽の方がウケがいいんだ』

そう言って褐色目の少女は太陽の絵を見る

その後ろ姿は、どこか物悲しかった


811 名前:Are you enjoying the time of eve? [sage saga] 投稿日:2010/12/24(クリスマスイブ) 16:11:52.81 ID:rdex5sAO
少女『目の時といいさっきといい、二度も助けてくれて…ありがとう』

褐色目の少女『正確には三度目だけどね』

振り返らず、褐色目の少女はぶっきらぼうに言う

少女『三度目?』

褐色目の少女『君と、変な格好をした男の人が行き倒れてたんだ』

少女『それで……夜の街に?』

褐色目の少女『うん。不思議でしょ? 昼間は幽霊街、夜は都になるんだから』

少女『あなたは、昼の世界にも来れるのね』

褐色目の少女『私だけじゃないよ。みんなその気になれば夜の外に出れるんだ』


812 名前:Are you enjoying the time of eve? [sage saga] 投稿日:2010/12/24(クリスマスイブ) 16:20:55.92 ID:rdex5sAO
少女『じゃあ…なんで』

褐色目の少女『私の目を見て』

褐色目の少女は振り向き、少女を見つめる

茶色く濁った白目に碧い瞳が浮かんでいる

褐色目の少女『……怖くない?』

少女『怖くない』

パチッ パチッ

褐色目の少女『私の体も?』パサッ

褐色目の少女の身体には赤黒いの火傷跡のようなものが浮かんでいた

きっと、両の頬の綿紗の下にも同じ火傷跡があるのだろう


813 名前:Are you enjoying the time of eve? [sage saga] 投稿日:2010/12/24(クリスマスイブ) 16:28:38.47 ID:rdex5sAO
褐色目の少女『……驚かない、か』

少女『…』

褐色目の少女『君は度胸があるのかないのかわからないな…』パチッ

ちょっと拗ねた風に褐色目の少女が言う

少女『……日の光に焼かれたの?』

褐色目の少女『そう。私達はもう太陽の下では生きられないの』

少女『どうして…』


褐色目の少女『私達は「夜の子」だから』


814 名前:Are you enjoying the time of eve? [sage saga] 投稿日:2010/12/24(クリスマスイブ) 16:51:11.38 ID:rdex5sAO
―希望、成功、力、神

太古から太陽は人々の心の寄りどころだった

人々は太陽を崇め、太陽に祈った



ある時の権利者は考えた

「より多くの恩恵を太陽から得たい」

陽光にあてられ、熱病に狂った権利者は都に呪いをかけた

「夜の子」らは、月の下でしか生きられない、と


815 名前:Are you enjoying the time of eve? [sage saga] 投稿日:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:22:20.81 ID:rdex5sAO
夜の子らは月夜に追放された

日の下に出れば、たちまち焼け死ぬ

夜の子らは、封じ込められた夜の世界に生きる事にした

自分の子らが太陽を忘れぬよう、太陽の絵や飾りを沢山作った

そして、いつか太陽の下に戻れる日が来る事を祈った



一方、有力者達「太陽の子」は滅んだ

昼夜は無くなり日照りが続き、水は涸れ、猛暑に皆焼かれた

皮肉にも、崇拝した太陽の力に滅ぼされたのだ―


816 名前:Are you enjoying the time of eve? [sage saga] 投稿日:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:27:50.68 ID:rdex5sAO
褐色目の少女『太陽の子が滅んだのを、私達は最近まで知らなかったの』

少女『…夜から出ないから?』

褐色目の少女『そう。とっくに呪いなんて解けてたのにね』

褐色目の少女『おかげで、私達の体はすっかり日光に弱くなってしまった…』

褐色目の少女が体を抱きしめる

少女『じゃあ、なんであなたは昼の世界に…?』

褐色目の少女『だって…』

褐色目の少女が悲しみ目で笑う


褐色目の少女『こんなに綺麗なら見てみたいじゃない』


817 名前:Are you enjoying the time of eve? [sage] 投稿日:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:33:33.42 ID:FZMaygDO
スレ的にダメなんなんだろうが、まだ言葉通じないの?と何度も思う


818 名前:Are you enjoying the time of eve? [sage saga] 投稿日:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:34:43.88 ID:rdex5sAO
少女『…』

褐色目の少女の言葉、その純粋さに少女は何も言えなくなる

褐色目の少女『さ、そろそろお別れだ』

少女『…え』

褐色目の少女『もうすぐ満月になる』スッ

褐色目の少女の指差した先には、銀色の月

全てを飲み込む大きな口の様に見えた

褐色目の少女『太陽の子を入れるのは満月までって、街のみんなと約束したんだ。無断で上がったのは水に流すから、そろそろ帰ってくれ』

少女『…わかった』


819 名前:Are you enjoying the time of eve? [sage saga] 投稿日:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:45:58.64 ID:rdex5sAO


少女『あ…』

侍『――』

玄関から出ると侍が待っていた

褐色目の少女『君の帰りが遅いから迎えが来たみたいだね』

少女『うん…』

侍が現れても少女は暗い表情だった

侍『―』クシャクシャ

少女『…やめてよう』

少女の頭を撫で回すと、少し不機嫌そうにする

普段なら嬉しいが、真面目に考え込んでいる最中なので、素直に喜べないのだ


820 名前:Are you enjoying the time of eve? [sage saga] 投稿日:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:54:51.44 ID:rdex5sAO
褐色目の少女『お楽しみ中悪いけど、そろそろ街を出てくれないかな』

今度は強い語調で褐色目の少女が言う

侍『…』

褐色目の少女『…なに』

少女『ごめんなさい、すぐ行くから』グイッ

侍にじっと見られ、機嫌を損ねる褐色目の少女

綿紗で隠しきれない部分の火傷跡や、その茶褐色の瞳は、彼女自身見ていて気分のいい物じゃない

だから、見られているだけで不愉快なのだ

褐色目の少女『…じゃあ、脱いで見せたりしなきゃいいのに』クスッ


821 名前:Are you enjoying the time of eve? [sage saga] 投稿日:2010/12/24(クリスマスイブ) 18:02:26.64 ID:rdex5sAO


少女『お世話になりました』ペコ

侍『―』ペコ

褐色目の少女『本当にね』

別れを惜しむ程の仲じゃない、と言わんばかりに褐色目の少女は適当にあしらう


少女『じゃあ…』ザッ

背中を向け、街の外へと歩いていく



少女『ね、太陽は好き?』

褐色目の少女『急に何よ』




褐色目の少女『…好きじゃなきゃ瞳焼いたりしないよ』

少女『そっか』


822 名前:Are you enjoying the time of eve? [sage saga] 投稿日:2010/12/24(クリスマスイブ) 18:10:26.12 ID:rdex5sAO


褐色目の少女『行っちゃったか…』

褐色目の少女『さて、たまには太陽以外の絵でも描いてみようかな』



カ―――ッ

褐色目の少女『えっ 何!?』


振り向くと眩い光が街を照らしていた

二つに割れた夜空に太陽が登った



おばさん『あれが…』

青年『本物の太陽……』

褐色目の少女『……』


823 名前:Are you enjoying the time of eve? [sage saga] 投稿日:2010/12/24(クリスマスイブ) 18:26:35.19 ID:rdex5sAO
=月の都=

―月の都に住む人々は透き通るような白い肌と灰色の目をしている

その身体的特徴故に昔から日光を好まず、夜に起きて生活していた、などという俗説がある程だ

そんな説が嘘っぱちなのは街中に溢れる太陽型の時計や、装飾品、印入りの商品である


中でも、太陽の絵は世界的にも有名である

月の都に一人の芸術家がいた

彼女は生涯太陽の絵を描き続けた

身体が強い方じゃなかったらしく、作品数は多くないが、その作品の素晴らしさから「命を刻んだ」とまで言われる程である


824 名前:Are you enjoying the time of eve? [sage saga] 投稿日:2010/12/24(クリスマスイブ) 18:33:38.92 ID:rdex5sAO
ところで、何故太陽ではなく月の都と呼ばれるのか、誰しも疑問に思うだろう

この謎に、その芸術家が関係しているのだ


彼女は生涯で一度だけ、太陽以外の絵を描いた

その絵には、一人の少女と一人の異国の男性が満月の下に立っている姿が描かれている

題名は無い


ただ、絵の端に小さく「ありがとう」と書かれている―


799 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage] 投稿日:2010/12/23(木) 08:04:37.97 ID:0wL5oEo0
今更だけど、長く続けるなら登場人物に名前あった方がよかったかもね


800 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage] 投稿日:2010/12/23(木) 08:37:31.74 ID:ekwsqADO


名前が無いからいいんじゃないか


801 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage] 投稿日:2010/12/23(木) 09:10:50.98 ID:mgES4oUo
意見は色々だな
もし名前があったら全く別物のように思う
この物語は無いところに感ずる作風
だからこそむしろ名前が無いのを支持


802 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage] 投稿日:2010/12/23(木) 12:05:12.78 ID:j2ojnNEo
今一度聞きたいけど、侍はバカボンドの武蔵で脳内保管してるが、少女がどんな見た目か想像ができないんだ
>>1はどんな感じで書いてるか教えてくれ


804 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage] 投稿日:2010/12/23(木) 14:21:48.17 ID:AJ6eqAMo
そんなもん個々にイメージしとけばいいじゃん
下手に作者とか他の人のイメージ聞いて自分のイメージ壊れるのはやだ


806 名前:Are you enjoying the time of eve? [sage] 投稿日:2010/12/24(クリスマスイブ) 15:06:51.38 ID:8sp9bt60
侘び寂びってわかるか?
枯山水に何を見る

分かり易く例えるなら、小説映像化の弊害だな


825 名前:Are you enjoying the time of eve? [sage saga] 投稿日:2010/12/24(クリスマスイブ) 18:51:18.16 ID:rdex5sAO
オチに無理があった感はありますが、月の都編終わりです


>名前について
以前話した想像力に委ねるという部分が大きいですが、少女と侍の繋がりを書く上で名前はいらないという結論に至りました

少女にとって侍が、侍にとって少女が何者であっても構わない
そういう絆を表現したつもりです


826 名前:Are you enjoying the time of eve? [sage saga] 投稿日:2010/12/24(クリスマスイブ) 19:08:27.75 ID:rdex5sAO
>容姿について
多分私の想像と皆さんの想像では大分差があると思います
それでいい、というかそれがいいんだと思うんです
むしろキャラが頭の中で勝手に動き出すぐらいの物語が書きたいなぁ…と思ってるので

漫画を買うとき、絵柄の好みでやめたりすると思います
絵は想像の礎にも足枷にもなりえると考えてます

寝る前の妄想が一番楽しいと感じる人もきっといる筈


827 名前:Are you enjoying the time of eve? [sage saga] 投稿日:2010/12/24(クリスマスイブ) 19:14:44.61 ID:rdex5sAO
>>817
それはお楽しみって事でひとつ



ご愛読ありがとうございました
また次回、来年?
もしくは北斗スレで


828 名前:Are you enjoying the time of eve? [] 投稿日:2010/12/24(クリスマスイブ) 20:28:08.88 ID:p96ahug0
ちゃんとオチついてたよ、乙! よいお年を

にしても、ちゃんと考えてるんだなー


830 名前:Are you enjoying the time of eve? [sage] 投稿日:2010/12/24(クリスマスイブ) 23:06:47.27 ID:z.5J6lgo


これだけ物語を積み重ねてきたら説明的な文章が無くても侍の存在だけで説得力もつな


831 名前:Are you enjoying the time of eve? [sage] 投稿日:2010/12/25(土) 00:03:48.78 ID:zty2P5M0
超乙!

ところでこの物語は侍が主人公なのかな?
・・・それも読者次第だったりしてwwww


832 名前:Are you enjoying the time of eve? [sage] 投稿日:2010/12/25(土) 00:28:42.24 ID:m3rnNWYo
少女が主人公でも侍が主人公でもどっちでもいいだろう


834 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage] 投稿日:2010/12/27(月) 00:37:22.76 ID:Q2IuNhA0
なんか話々の設定が深いから掘り下げたらそれだけでSS1本書けそうだな
機会があったら褐色ちゃんとか、女王とかのスピンオフ書いてよ



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