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幼剣士「僕には夢が出来ました」
- 36 名前: ◆qqtckwRIh. []
投稿日:2013/07/09(火) 09:46:39 ID:HEUASVA.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
―――【6日後・大聖堂】
僧侶戦士「・・・っていうわけだ」
幼剣士「よかった・・・、今回は暴走じゃなかったんですね?」
僧侶戦士「あぁ。突然変異した異種の魔獣だった。それが集団で固まっていただけだったよ」
武道家「全く人騒がせだぜ」
幼剣士「本当ですね・・・・。あ、そういえば聞いてほしいことがあるんです」
僧侶戦士「なんだ?」
- 37 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 09:47:16 ID:HEUASVA.
幼剣士「実は、仮面を着けた男がお兄ちゃんの墓に花を手向けてました」
僧侶戦士「珍しいことじゃないけどな」
幼剣士「それで、その後にアラクネが現れたんです」
武道家「何・・・、まさかあの時のか?」
幼剣士「1年で傷が癒えたとか言ってたので、そうだと思います」
僧侶戦士「で、どうした?」
幼剣士「仮面の男は、火炎刃の一撃でアラクネを倒したんです・・・」
僧侶戦士「何?アラクネを?」
幼剣士「はい・・」
- 38 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 09:48:03 ID:HEUASVA.
武道家「マジかよ・・・。俺らと大尉でも数時間かかった相手だぞ」
僧侶戦士「何者か分からなかったのか?」
幼剣士「世界を旅する一介の剣士だ、とだけ一言残していなくなっちゃいました」
武道家「・・・うーん。そこまで強いやつは中々いないぞ・・・」
僧侶戦士「俺もわからないな」
幼剣士「ですよね・・・」
・・・・ガチャッ
童子騎士「ただいま」
- 39 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 09:49:02 ID:HEUASVA.
幼剣士「あれ?童子騎士くん冒険学校は?」
童子騎士「ん、夏休みになったから・・しばらくは家にいるぜ」
武道家「よう」
僧侶戦士「よっ」
童子騎士「あ、武道家さん!僧侶戦士さん!いたんですね」
武道家「おう。俺らはすぐに次のクエストに行くけどな」
僧侶戦士「ちょっとまだ塔の周囲のゴミ掃除が残ってるんだ」
童子騎士「大変ですね・・・、がんばって下さい」
- 40 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 09:49:46 ID:HEUASVA.
武道家「それじゃ・・・そろそろ行くか?」カチャカチャ
僧侶戦士「そうだな。幼剣士、次の次あたりのクエストだとお前のレベルに合うだろうから・・・待ってろ」
幼剣士「はい!」
武道家「おう、じゃあな」
・・・・ガチャッ・・バタン・・・・・・
童子騎士「しっかし、お前も羨ましいよな。軍のクエストに同行できるなんてよ」
幼剣士「早く強くならないといけないと思ったからさ・・・」
童子騎士「ふーん・・・まぁ俺はしばらく休みだし、久々に一緒に修行でもするか?」
- 41 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 09:50:21 ID:HEUASVA.
幼剣士「あ・・・それなんだけど。もし良かったら、一緒に冒険に行かない・・・?」エヘヘ
童子騎士「冒険?」
幼剣士「うん。南の太陽の国にあるエルフの町っていう場所に行きたいんだ」
童子騎士「あー・・・あるな。でも何でだ?」
幼剣士「お兄ちゃんがエルフ族を救ったとか、僕と同じくらいの歳でバンシーを倒したとか・・・道を辿ってみたいんだ」
童子騎士「・・・面白そうだな。確か祭壇の近くはゴーレムが出現するんだよな?」
幼剣士「そうみたいだね」
童子騎士「お前、水炎装使えるのか?じゃないと、ゴーレムは倒せないぞ?」
幼剣士「うーん安定はしないけど・・・一応使えるよ・・」
童子騎士「マジ・・・?じゃあ大丈夫か。鍛錬がてら行ってみるか?」
- 42 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 09:50:52 ID:HEUASVA.
幼剣士「うん。船代とか旅代は僕が出すよ」
童子騎士「そんな金持ってるのかよ・・」
幼剣士「クエストに同行すると、その分のお金いつも3分割で貰えるんだ」
童子騎士「羨ましいな色々とよ・・・」ハァ
幼剣士「でも、乙女僧侶さんに言うとまたダメ!とか言われそうだし・・・夜こっそり出かけようよ・・・」
童子騎士「はは、そうだな。じゃあ今夜にでも出発するか?」
幼剣士「うん、大丈夫!」
童子騎士「おっしゃ!んじゃ、夜のためにもう寝ておくか」ハハ
幼剣士「あはは、そうだね」
- 43 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 09:51:34 ID:HEUASVA.
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
――――【夜】
・・・ホー・・ホー・・
童子騎士「おい、幼剣士、おきろ!行くんだろ!」コソコソ
幼剣士「うーん・・・むにゃ・・あと5分・・」
童子騎士「寝ぼけてねんなアホ!」バシッ
幼剣士「い、痛いっ!あれ・・・童子騎士くん・・・」
童子騎士「夜中出発するんだろ!」
幼剣士「あ・・・そうだった・・・むにゃ・・・」
- 44 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 09:52:24 ID:HEUASVA.
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
カチャカチャ・・・ギィィ・・・ガチャッ・・・・・
幼剣士「・・・」コソコソ
童子騎士「・・・」コソコソ
・・・バタン・・
ダダダダッ!!
童子騎士「よっしゃよっしゃ!何かこういうの久々でドキドキしてきたぜ!」
幼剣士「うん!書置きもしたし、大丈夫だと思うし」
童子騎士「南の海を渡って、7日くらいかかるよな。ちょっとした大冒険だ!」
幼剣士「お兄ちゃんも、こうやってこの道を進んだのかなぁ・・」
・・・タッタッタッタ・・
- 45 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 09:53:02 ID:HEUASVA.
仮面の男「・・・」スッ
童子騎士「っと、うわぁっ!」ピタッ
幼剣士「・・・・うわっ!」ズザザ・・
仮面の男「・・・」
童子騎士「真っ暗な道に、真っ暗な格好で立ってるんじゃねーよ!危ないだろ!」
幼剣士「あ、貴方は・・・」
童子騎士「なんだ、お前知り合いか?」
- 46 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 09:53:50 ID:HEUASVA.
仮面の男「・・・こんな時間に子供がうろつくべきではないな」
童子騎士「う、うっせぇ!勝手だろ!」
幼剣士「・・・」
仮面の男「どこへ行くつもりだ?」
童子騎士「どこでもいいだろ!」
仮面の男「なるほど。最もな答えだ」
幼剣士「それより・・・何であなたもココにいるんですか?」
仮面の男「ただ夜を楽しんでいただけだよ」
童子騎士「・・・?」
- 47 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 09:54:30 ID:HEUASVA.
仮面の男「その格好、その装備。もしやこれから冒険にでも出るつもりか?」
幼剣士「ちょっとした旅ですよ」
仮面の男「なるほどな。まぁいい・・・気をつけていくことだ」
童子騎士「どういうことだよ」
仮面の男「何、ちょっとした忠告だよ」
幼剣士「・・・ありがとうございます」
仮面の男「それでは私はこれで失礼する」バサッ
ザッ・・ザッ・・ザッ・・・
童子騎士「なんなんだアイツ?」
幼剣士「不思議な人だな・・・」
- 48 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 09:55:04 ID:HEUASVA.
童子騎士「ま、いいや。行こうぜ!」
幼剣士「よーし、出発だ!」
童子騎士「おうっ!」
- 49 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 09:56:26 ID:HEUASVA.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
―――【2日後・南の港】
・・ボッボー・・・・・
・・ミャア・・・ミャア・・・・・・・
幼剣士「うみねこの声が凄いね・・・、潮の匂いが心地いいや」
童子騎士「ここは西の港と違って、だいぶ大きいんだぜ。そもそもここの歴史は・・・」
幼剣士「えと、どこから乗ればいいんだろ?」
童子騎士「聞いてくれよ・・・」
幼剣士「えーと・・4番線?」
童子騎士「チケットなしで、乗る時の直接支払いだな。4番線でいいはずだ」
幼剣士「うん、わかった」
- 50 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 09:57:15 ID:HEUASVA.
トコトコ・・・
童子騎士「あったあった。あそこが4番線だ・・・人少なくていい部屋とれそうだな」
幼剣士「船で5日かかるんだよね?」
童子騎士「そうだなぁ・・・何か暇つぶしのものとかあればいいんだが」
幼剣士「武道家さんたちの話だと、お兄ちゃんは船の中で新技を習得したんだって」
童子騎士「へええ、なんかまるっきり師匠の足跡を追ってるって感じじゃん!」
幼剣士「えへへ、だよね」
- 51 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 09:58:00 ID:HEUASVA.
???「あれ・・・あれ!?君たち何でここにいるの?」
幼剣士「ん?」
童子騎士「あ・・・お前は」
吟遊詩人「久しぶり!何で南の港に君たちが・・・?」
幼剣士「わぁ・・・吟遊詩人さん久しぶり!1人?」
吟遊詩人「うん、まぁね。今は気軽な一人旅をしてるんだ」
幼剣士「いいなぁ・・・・って、でも今は僕たちも2人きりだった」
吟遊詩人「へー・・・どこかに行くの?」
- 52 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 09:58:50 ID:HEUASVA.
童子騎士「俺らはエルフの町に行くんだ」
吟遊詩人「あそこかぁ・・・何か用事?」
幼剣士「お兄ちゃんの軌跡っていうのかな?後を追いかけてみようかなって思って」
吟遊詩人「あ・・・そっか」
幼剣士「吟遊詩人さんはどこに行くの?」
吟遊詩人「僕も実は南に行こうと思ってたんだ。一緒の船になりそうだね」
幼剣士「えっ!じゃあ一緒に行こう!」
吟遊詩人「うん、いいよ」ニコッ
- 53 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 09:59:23 ID:HEUASVA.
童子騎士「じゃあ、一緒の部屋にするか?」
吟遊詩人「あ・・・」
幼剣士「あー・・・」
童子騎士「なんだ?」
吟遊詩人「彼・・・僕が女だって知らないんだっけ・・」ボソボソ
幼剣士「うん・・・」ボソボソ
吟遊詩人「でも断ったらダメだよね・・・」ボソボソ
幼剣士「ど、どうしよう・・・」ボソボソ
- 54 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 09:59:56 ID:HEUASVA.
童子騎士「あ、4人部屋で大丈夫です。もちろん部屋はいい所お願いしますね」
船員「あいよ!景気がいいねえ!」
幼剣士「!?」
吟遊詩人「か、勝手に決まっちゃった・・・」
童子騎士「何してるんだー!?早くこいよ!」ブンブン
吟遊詩人「なんか言いにくくなっちゃったね・・・」
幼剣士「僕も協力するから・・・、何とか乗り切ろう!」
吟遊詩人「う・・・うん・・・」
- 55 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 10:00:45 ID:HEUASVA.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ギィ・・・・・バタン
・・・ボスンッ!!カチャカチャッ!
童子騎士「ひゃー!いい部屋だな!」
吟遊詩人「本当に・・・」
幼剣士「とりあえず少し休もう・・・。もうすぐ船も出発するしね」
童子騎士「重鎧だけじゃないだけマシだが・・・、ええい面倒だ脱ごう!」
・・・ポイポイポイッ
ヌギヌギ・・・
吟遊詩人「・・・・・〜〜〜〜!!!」
- 56 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 10:01:35 ID:HEUASVA.
童子騎士「あーやっぱり裸のほうが軽くていいな!」
幼剣士「・・・・」チラッ
吟遊詩人「・・・」パクパク
童子騎士「なんだ?吟遊詩人、顔が赤いぞ?風邪か?」グイッ
吟遊詩人「っ〜〜〜〜!!!!!」
幼剣士(あちゃー)
童子騎士「暑いならお前も脱いだらどうだ?」
吟遊詩人「・・・」
幼剣士(あ、ついに固まっちゃった)
- 57 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 10:02:34 ID:HEUASVA.
童子騎士「なんだお前、脱げないのか?手伝ってやるよ」
・・・カチャカチャ
童子騎士「意外と中着込んでるんだな」
・・・・ファサッ・・サワサワ
童子騎士「ん・・?」ドキッ
幼剣士(あ・・・!)
童子騎士「何かお前妙に体が柔らかいというか、丸いというか・・・」サワサワ
幼剣士「あ、ちょ、ちょっと!吟遊詩人さんに用事あるから一緒に外出てくる!」
童子騎士「お、おう・・・?」
・・・ガチャッ!タタタタタ・・・・・・・!!
- 58 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 10:03:18 ID:HEUASVA.
幼剣士「はぁ・・・はぁ・・・・、吟遊詩人さん、しっかりして!」
吟遊詩人「・・・はっ!」
幼剣士「いきなり固まるし、服脱がせられるし・・・あせったよ・・」
吟遊詩人「い、いやしかしな・・・僕だって女だし、あんなのいきなり見せられたら・・・」
幼剣士「・・・色々危なかった気がする・・・」ハァ
吟遊詩人「・・・な、なんか迷惑かけてばかりだな・・・」
幼剣士「ううん、全然?」
吟遊詩人「そっ、それならいいんだが・・・」
- 59 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 10:04:00 ID:HEUASVA.
幼剣士「でも、見ないうちに吟遊詩人さん、凄い大人っぽくなったよね」
吟遊詩人「そうかな・・?」
幼剣士「うん。さっき会った時、ちょっとドキっとしちゃった」エヘヘ
吟遊詩人「照れることを・・・」カァッ
幼剣士「でもね、僕もちょっとは強くなったんだよ?」
吟遊詩人「うん、わかるよ。強い雰囲気が出てる感じがする」
幼剣士「・・・へへ」
・・・・・ヒュウッ・・・
吟遊詩人「風が、気持ちいいな」
- 60 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 10:04:31 ID:HEUASVA.
幼剣士「・・・」キョロキョロ
吟遊詩人「ん?どうした?」
幼剣士「今なら人もいないし、髪の毛下ろせる?」
吟遊詩人「下ろしてほしいのか?」
幼剣士「ちょっと見たいなって・・・ダメかな?」
吟遊詩人「仕方ないな・・・」シュルッ
・・・ファサッ・・・・・・・
- 61 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 10:05:38 ID:HEUASVA.
幼剣士「わぁ・・・やっぱ真っ白で凄いキレイ・・・」
吟遊詩人「ふふ・・・ありがとう」
幼剣士「・・触ってもいい?」
吟遊詩人「なんだ大胆だね・・・」
幼剣士「あ、ごめん忘れて!何でもない!」
吟遊詩人「・・・触りたいなら触ってもいいよ」クスッ
幼剣士「・・・」スッ
吟遊詩人「・・・」
- 62 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 10:06:42 ID:HEUASVA.
幼剣士「柔らかいや・・・」
吟遊詩人「髪の毛なんだから当たり前だろう・・・ん、くすぐったいな」
幼剣士「あ、ごめん」アセッ
吟遊詩人「いや・・・あまりこうすることもないからな・・・慣れてないだけだよ」アハハ
幼剣士「・・・良かった」
吟遊詩人「うーん・・・君は僕のことが好きなのか?」
幼剣士「え?」
吟遊詩人「あ、いや!そういうことじゃないぞ!?」
幼剣士「うん、好きだよ?」キョトン
吟遊詩人「・・・むぅ」カァッ
- 63 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 10:08:13 ID:HEUASVA.
幼剣士「えへへ、ありがとう」
吟遊詩人「もう、いいのか?」
幼剣士「うん。お礼に、吟遊詩人さんの・・お願いも何か聞いてあげる!」
吟遊詩人「僕の・・・か?」
幼剣士「うん、何かない?」
吟遊詩人「そうだな・・・それじゃ・・・・」
幼剣士「・・・」ワクワク
吟遊詩人「じゃあ・・・さん付けで呼ぶのではなく、呼び捨てで呼んでくれ・・な?」
- 64 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 10:08:50 ID:HEUASVA.
幼剣士「そんなことでいいの?っていうか・・・それでいいの?」
吟遊詩人「ふふ、お願いはこれだよ。聞いてくれるんだろう?」ニコッ
幼剣士「うー・・・、分かったよ吟遊詩人さん」
吟遊詩人「ほーら・・・また」
幼剣士「・・・吟遊詩人」
吟遊詩人「よろしいっ!」
幼剣士「これはこれで何か恥ずかしいよ・・・」
吟遊詩人「いつもの仕返しだ!」
幼剣士「え・・・吟遊詩人・・・・・は、いつも恥ずかしいの?」
吟遊詩人「そ、ソレは気にしなくていい!」プイッ
- 65 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 10:09:21 ID:HEUASVA.
幼剣士「・・・えー」チラッ
吟遊詩人「こ、こっちに眼を合わせるなぁ!」
幼剣士「・・・・むう」
・・・・ボッボー・・
アナウンス「まもなく、4番線の船が出港します・・・・・・・」
幼剣士「!」
吟遊詩人「出発するみたいだね、部屋に戻ろうか」
幼剣士「うんっ」
- 67 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 11:41:32 ID:HEUASVA.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・ガチャッ
童子騎士「・・・」フゴー
幼剣士「・・・寝てる」
吟遊詩人「やれやれだね・・・」
童子騎士「んー・・・」パサッ
幼剣士「って裸だー!?」ガビーン
吟遊詩人「も、もう嫌だぁぁ!」ベシッ!
- 68 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/09(火) 11:42:03 ID:HEUASVA.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・
・
- 69 名前: ◆qqtckwRIh. [sage] 投稿日:2013/07/09(火) 11:42:40 ID:HEUASVA.
区切り部分間違えました、今度こそ一旦〆です
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