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少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
- 700 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga]
投稿日:2012/10/22(月) 20:04:20.65 ID:NmcSo/nB0
「どこ……ここ……」
「良かった! 目が覚めたんですね!」
理緒に抱きつかれ、汀はきょとんとして、目をぱちくりさせた。
「どうしたの……理緒ちゃん?」
「怖かった……怖かったよ……」
震えながら泣いている理緒の背中に手を回し、汀が優しく撫でる。
左腕は、動かないようだった。
その様子を見て、ソフィーが浮島に這い上がりながら、
高圧的な声を発した。
「よくも今まで暢気に寝てたわね……
高畑汀。いえ、『アミハラナギサ』……」
「なぎさ……?」
- 701 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/10/22(月) 20:04:54.68 ID:NmcSo/nB0
そう呼ばれて、汀はソフィーを見た。
「あなた、何か知ってるの?」
「何も知らない。
いいえ、その『何も知らない』ことが問題なのよ……」
荒く息をつきながら海水を吐き出し、ソフィーは続けた。
「世界中のマインドスイーパーで、私が知らない人はいない。
でも、あなたの……
いえ、正確には、この患者が認識したあなたの
『アミハラナギサ』という名前だけは知らない。
ということは、あなたはナンバーズの……」
『暗転するぞ、気をつけろ!』
ソフィーの声を掻き消す形で、圭介が怒鳴る。
そこで、不意に空が暗くなった。
- 702 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/10/22(月) 20:05:30.95 ID:NmcSo/nB0
そして、パキパキパキと音を立てて、海水が一瞬で凍りつき始める。
数秒後、今まで温かかった空間は、
極寒の北極のような世界になっていた。
どこまでも続く氷の地面に、吐く息が白く凍る、
そんな異常な事態になっていた。
病院服一枚の少女達が、身を寄せ合ってガタガタと震える。
「な……何……?」
理緒が汀に抱きつきながらそう言うと、ソフィーが口を開いた。
「い……異常変質心理内面に入れたんだと思う……」
「二人とも離れて!」
汀がそう言って、小白を抱いた理緒とソフィーを突き飛ばす。
- 703 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/10/22(月) 20:06:12.05 ID:NmcSo/nB0
そして自分は右手一本で簡単にバク転を何度かして、
五メートルほど後ろに下がった。
一瞬の差で、今まで彼女達がいた場所に、
氷を裂く音がして刃渡り四十センチはあろうかと言うナタが三本、
突き刺さった。
次いで、キチキチキチキチと機械のこすれる音がする。
汀が考える間もなく、
地面に刺さったナタを右手で引き抜いて、走り出した。
そして、どこからか現れた「モノ」に対して勢いよく振り下ろす。
火花が散るほどの衝撃が汀を襲った。
歯をかみ締めてそれに耐える。
そして彼女は、四方八方から襲い掛かったナタの嵐を、
身を軽くひねってかわした。
- 704 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/10/22(月) 20:06:54.91 ID:NmcSo/nB0
一メートルほどその「物体」から距離をとり……
そして、汀は硬直した。
ドクロのマスク。
そして、ボールのような体に、ムカデのような足。
腕はでたらめな方向に、体のいたるところについていて、
ナタをもっている。
そのドクロのマスクを見て、汀はナタを取り落とし、
胸を押さえてよろめき、しりもちをついた。
「あ……ああ……」
「汀ちゃん!」
異物の目の前で座り込んだ親友を、理緒が慌てて呼ぶ。
- 705 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/10/22(月) 20:07:31.03 ID:NmcSo/nB0
「いや……いやあああ!」
右手で頭を抑えて、汀は絶叫した。
「いやだ! やだやだやだやだやだ!」
半狂乱になった汀に対して、その「物体」は、
幾十ものナタを振り上げた。
「高畑汀! それはスカイフィッシュのオートマトンじゃないわ!
それを模して作られたただの幻想よ!」
そこでソフィーが大声を上げた。
『なっ……』
マイクの向こうで圭介が息を飲む。
「しっかりして! あなたは、特A級スイーパーでしょう!」
- 706 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/10/22(月) 20:08:01.07 ID:NmcSo/nB0
ソフィーが怒鳴る。
そこで汀は、震えながら、自分に向けて振り下ろされたナタを、
拾い上げたナタで受け止めた。
受け止めそこなったいくつかが、彼女の体に食い込む。
一瞬で血まみれになりながら、汀はゆっくりと立ち上がった。
「そう……私は特A級スイーパー……うっ!」
うめいてよろめく。
彼女の脳裏に、笑う白髪の少年の姿が映る。
――なぎさちゃん。僕達はずっと一緒だよ。
彼はそう言って、笑いながら手を私の頭に乗せた。
- 707 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/10/22(月) 20:08:39.32 ID:NmcSo/nB0
――だから、ね。二人で記憶を共有しよう。決して引き離せない二人の記憶。僕の記憶を、君にあげるよ。
燃える家。
チェーンソーの音。
ドクロのマスクを被った、血まみれの男。
その男が持っていたものは。
人の、頭部。
その頭部は――。
「……いっくん……?」
- 708 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/10/22(月) 20:09:25.91 ID:NmcSo/nB0
顔を上げた汀の目の先。
「物体」の更に二十メートル程先に、
ポケットに手を突っ込んだ白髪の少年が立っているのが見えた。
彼は、手に長大な日本刀を握っていた。
「あ……」
汀が声を上げるより先に、その少年の姿が消えた。
少年は、ソフィーや理緒が視認さえ出来ないほどの速さで、
「物体」を頭から両断した。
そして陽炎のようにその場に揺らめいて消える。
消える一瞬前、彼は汀の方を見て、醜悪に笑ったような気がした。
両断された「物体」が崩れ落ち、丸い、
灰色の玉がその中からぬちゃり、と嫌な音を立てて浮き上がる。
- 709 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/10/22(月) 20:10:03.24 ID:NmcSo/nB0
血溜まりの中に立ち尽くしている汀に、理緒が駆け寄った。
「汀ちゃん……すごい……私、全然見えませんでした……」
「理緒ちゃん、今あそこに人が立ってなかった?」
少し離れた場所を指差した汀に、理緒は首を傾げて言った。
「誰もいなかったよ。私には、汀ちゃんがこれ……
このトラウマを真っ二つにしたようにしか……」
「私が……?」
「片平理緒。時間がないわ。早く治療をして頂戴」
そこで、ソフィーが近づいて、震えながら言った。
理緒が慌てて頷き、浮いている灰色の精神中核に手を入れる。
- 710 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/10/22(月) 20:10:37.78 ID:NmcSo/nB0
そして数秒後、彼女はビチビチとはねる、
ピラニアのような形の真っ黒い魚を掴みだした。
それを勢いよく地面にぶつける。
黒い墨があたりに飛び散った。
「高畑先生! 治療に成功しました!」
理緒が大声を上げる。
『…………』
「高畑先生?」
『いや、よくやった。三人とも。スイッチを切れ。こっちに戻すぞ』
一瞬の沈黙の後、圭介はそう言った。
- 711 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/10/22(月) 20:11:13.53 ID:NmcSo/nB0
★
びっくりドンキーのいつもの席で、眠っている汀の脇で、
理緒はちびちびとメリーゴーランドのパフェを食べていた。
圭介がメモ帳に何かを書き込んでいる。
「あの……」
彼女がおどおどと口を開くと、
圭介は顔を上げて、水を口に運んだ。
「どうした?」
聞かれて、理緒は言いにくそうに言った。
「本当は、聞いてはいけないんでしょうけれど気になって……
私達がダイブした患者さんは、一体誰だったんですか?」
それを聞いて、圭介はメモ帳をパチンと閉じて、返した。
- 712 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/10/22(月) 20:11:50.71 ID:NmcSo/nB0
「もう『患者』じゃない。別に話してもいいことだから言うよ。
名前は高杉丈一郎。赤十字の教授だ。
君とは、親交が深いんじゃないか?」
「え……!」
それを聞いて、理緒は硬直した。
「え……? え?」
おろおろと周りを見回し、そして理緒は唾を飲み込んだ。
かなり動揺したらしかった。
それを端的な目で見て、圭介は続けた。
「知人の頭の中にダイブするのは、初めてのことかい?」
「そんな……嘘です!
あんな世界が、『先生』の頭の中だなんて嘘です!」
- 713 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/10/22(月) 20:12:32.01 ID:NmcSo/nB0
理緒が立ち上がって大声を上げた。
汀の隣で眠っていた小白が頭を上げ、驚いたように彼女を見る。
圭介は肩をすくめ、そして言った。
「だけど事実だ。一皮剥けば、人間なんて、そんなもんだ。
もっと深くまでダイブしなくて良かったな」
冷たくそう言って、圭介は水をまた口に運んだ。
「そんな……嘘……」
呆然としている理緒に座るように促し、
彼女が力なく腰を下ろしたのを見てから、圭介は続けた。
「君も良く知っている通り、自殺病治療薬、GMDの開発者だ。
この件は公にはしていないから、口外はしないように」
「先生が……先生がどうして自殺病に?」
- 714 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/10/22(月) 20:13:01.10 ID:NmcSo/nB0
すがるように理緒は圭介に言った。
「何かの間違いですよね? 冗談にしては酷すぎます!」
「冗談なんて言う訳ないだろ。
俺は聞かれたから事実を述べたまでだよ」
またメモ帳を広げて何かを書きながら、圭介は言った。
「ま、高杉もこれで完治したんだ。
意識が戻り次第、新しいGMDの開発に着手して欲しいものだな」
「高杉先生と知り合いなんですか?
どうしてそんなに気楽でいられるんですか!」
理緒に声を荒げられ、圭介は息をついて、彼女を見た。
- 715 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/10/22(月) 20:13:30.12 ID:NmcSo/nB0
「自殺病には赤ん坊でもかかる。
別段、その開発者がかかったとしてもおかしくはないよ」
「そんな……」
そこでオーナーが近づいてきて、圭介に何事かを囁いた。
圭介はまたメモ帳を閉じ、理緒に言った。
「議論は後でしようか。君にお客さんだ。外で待ってるらしい」
- 716 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/10/22(月) 20:14:04.93 ID:NmcSo/nB0
★
びっくりドンキーの駐車場に出た理緒の目に、
ソフィーがSP二人に囲まれて、周囲の視線を意に介さずに、
花壇のラベンダーを弄っているのが見えた。
「ソフィーさん……」
呼びかけて近づく。
ソフィーは鼻を鳴らすと、腕時計を見た。
「随分待たせるわね」
「すみません……あの、具合はもういいんですか?」
ダイブ先の極寒地獄で、
実のところ理緒も体調があまり思わしくはなかった。
- 717 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/10/22(月) 20:14:32.98 ID:NmcSo/nB0
精神世界の影響は、現実世界にも多大に及ぶ。
まだ指先が凍傷になっているような、
そんな幻の感覚にビリビリとした刺激が走っている。
ソフィーは髪をかきあげると、馬鹿にしたように言った。
「私を誰だと思ってるの? 体調管理も仕事のうちよ」
「はぁ……そうなんですか。それで、どうしたんですか?」
疲れた調子で言った理緒の顔を覗き込んで、ソフィーは言った。
「あなたこそ疲れてるんじゃないの?」
「ちょっと、いろいろありまして……」
「あなたを育てたドクター高杉が患者だったってこと?」
的確に言い当てられ、理緒は目を丸くした。
- 718 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/10/22(月) 20:15:04.76 ID:NmcSo/nB0
「どうして……」
「大概のことなら、私は知っているわ。
あなたのおよびもつかないようなこともね」
「…………」
俯いた理緒に、ソフィーは続けた。
「インプラントって知ってる?」
「……インプラント?」
問い返した理緒に、ソフィーは頷いた。
「ええ。インプラント。ちょっと考えて分からない?
マインドスイープでトラウマを除去できるなら、
逆のことも可能なんじゃないかしら」
「…………?」
- 719 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/10/22(月) 20:15:36.97 ID:NmcSo/nB0
「つまり、トラウマの植え付けよ。
それが心の中で芽を出して、自殺病を発症させる『種』になる。
それがインプラント。国際的な犯罪よ」
「もしかして、高杉先生も……」
ハッとした理緒に、腕時計を見ながらソフィーは返した。
「私は、もう行かなきゃ。でもこれだけは言えるわ。
あなたはとりわけ馬鹿そうだから、特別に教えてあげる。
ドクター高畑と、ドクター大河内は絶対に信用しないことね」
「どうして……?」
「殺されるわよ」
ソフィーは冷たい目で理緒を見た。
「あなたも、あの子もね」
- 720 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/10/22(月) 20:16:09.33 ID:NmcSo/nB0
そこで圭介が駐車場に出てきた。
彼は、顔をしかめたソフィーを見て、包帯を巻かれた手を軽く上げた。
「やあ、天才少女じゃないか。具合はもういいのか?」
「あなたと話すことは何もありません」
「つれないな。君に『ご褒美』をあげようと思っていたところなんだが」
そう言って、圭介は持っていたメモ帳を、ソフィーに投げた。
SPの一人がそれを受け取り、ソフィーに見せる。
ソフィーの顔つきが変わった。
「……これ……」
「君はいろいろ知っているようだな。
その人物を探してもらいたい。俺からの、個人的な依頼だ」
- 721 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/10/22(月) 20:16:41.58 ID:NmcSo/nB0
「あなたから……
いえ、元老院からの依頼なんて、私が受けると思って?」
「君にとってプラスにしかならないと思うが。
第一、君は知りすぎている。
このまま日本に留まり続けるのも危ういくらいだ。
眠れないだろう? 『スカイフィッシュの悪夢』を見るからな」
せせら笑った圭介に、ソフィーは顔を青くした。
よろめいた彼女を見て、理緒がおろおろしながら仲裁に入る。
「高畑先生、何だか怖いですよ……」
「ん? 俺はいつも通りだが」
- 722 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/10/22(月) 20:17:13.16 ID:NmcSo/nB0
軽く震えているソフィーを見て、圭介は言った。
「あの子はどうかな?」
「……分かった。で、探してどうするの?」
ソフィーが少し考えた末にそう言う。
圭介は軽く笑って、それに答えた。
「それは君の知るところじゃない」
- 723 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/10/22(月) 20:17:42.53 ID:NmcSo/nB0
★
汀は、ぼんやりと目を開けた。
「ん……」
小さく呟いて伸びをする。
そこで、彼女はうすく霞がかかった視界の先に、
誰かが座っているのに気がついた。
「圭介……?」
呼びかける。
しかし、その人影は首を振った。
まだかなり眠いため、目が上手く開かない。
その人物は、目深にフードを被っていた。
- 724 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/10/22(月) 20:18:19.79 ID:NmcSo/nB0
彼……その少年は手を伸ばし、汀の右手に、何かを握らせた。
そして席を立ち、周りの客にまぎれて消えていく。
しばらくして圭介と理緒が戻ってきた。
汀が大きくあくびをして、圭介を見る。
「圭介、帰ろ」
「ああ、そうだな」
「ん……?」
そこで汀は、自分が何かを持っていることに気がついた。
「あら……! どこでみつけたんですか?」
理緒がそれを手にとって目を丸くする。
それは、四葉のクローバーだった。
- 725 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/10/22(月) 20:18:51.03 ID:NmcSo/nB0
「私、知らないよ?」
不思議そうにそう言う汀。
圭介は周りを見回し、舌打ちをした。
そしてオーナーに何事かを言い、汀の体を抱き上げる。
「理緒ちゃんも帰ろう。今日は家に泊まっていくといい」
「あ……はい!」
頷いて、理緒が四葉のクローバーをポケットに入れて、
小白を抱き上げ、後に続く。
理緒が泊まっていくと聞いてはしゃいでいる汀の声が、
段々聞こえなくなる。
圭介の飲んでいたコップの水が、
いつの間にか全てなくなっていた。
氷が溶けてカラン、と音を立てた。
- 726 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/10/22(月) 20:19:36.12 ID:NmcSo/nB0
☆
お疲れ様でした。
次回の更新に続かせていただきます。
ご意見やご質問などがございましたら、
お気軽に書き込みをいただけますと嬉しいです。
それでは、今回は失礼させていただきます。
- 728 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2012/10/22(月) 21:17:25.95 ID:o8KHkZADO
高畑と大河内もマインドスイーパーだったんか…
乙。
- 729 名前:NIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage] 投稿日:2012/10/22(月) 22:18:48.90 ID:ObBi3f5AO
理緒の活躍回乙です。
精神に潜入する物語だというのに、登場人物達の心の闇のベールは分厚く重なっていくばかり。
無条件に愛くるしいのは唯一、小白あるのみ。
猫 ボ ー ト www尻尾がやばいよ萌え死ぬよwww
- 730 名前:NIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage] 投稿日:2012/10/22(月) 23:03:31.21 ID:LJ124kva0
乙!
小白は癒し系。
しかしS級マインドスイーパーか…
汀が特A級で、理緒ちゃんがA級だから…やばい。
- 731 名前:NIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage] 投稿日:2012/10/22(月) 23:23:13.08 ID:eTIJxf0ro
二人とも元マインドスイーパーなのか現役なのか。
ここらへん結構な鍵になりそうだよね
- 733 名前:NIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage] 投稿日:2012/10/23(火) 12:28:37.58 ID:UEIqWrIAO
質問。
マインドスイーパーの「白い病院服」は看護士の衣装、つまり「ナース服」という解釈でよろしい?
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