■戻る■ 下へ
少女「匿ってください!」
- 796 名前: ◆e2qiR6vDkY []
投稿日:2012/02/25(土) 19:58:30.95 ID:P7LHeOnu0
受験終わりましたので、9時頃再開します!
久々なのでキャラとか忘れかけてるかもしれませんが許してください
酉あってるよな・・・?
- 797 名前: ◆e2qiR6vDkY [] 投稿日:2012/02/25(土) 21:17:03.82 ID:P7LHeOnu0
―――11月―――
幼馴染「そうだ、旅行行こう」
少女「京都?」
幼馴染「いや、県内の温泉に」
猫耳妹「いつ行くの?」
幼馴染「予約次第だからちょっとまだわかんないなー」
ショタ「それでこんなにパンフレット持ってきたんだ」
幼馴染「来週とか再来週とかいいなぁー」
サイドポニー「そうだねっ!」
長髪幼女「温泉ー♪」
- 798 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/02/25(土) 21:24:16.19 ID:P7LHeOnu0
幼馴染「はい、はい、はいー、分かりましたー!よろしくお願いしますー」ガチャン
モヒカン「どうだった?」
幼馴染「今週開いてるって!」
恥ずかしがり屋「・・・今週?」
大胆な子「今週って・・・3日後!?」
幼馴染「うん、それ以外は週末開いてないって」
僕っ子「行くの?」
幼馴染「うん!早速準備だ!」
帽子男「急くねー」
幼馴染「ここに居ない子たちにも伝えてこなくちゃ」トテトテ
- 799 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/02/25(土) 21:31:34.05 ID:P7LHeOnu0
幼馴染「今週末温泉旅行行くよー!」
ポニテ「いってらっしゃーい」
幼馴染「いってきまーす」
幼馴染「じゃなくて、準備準備」
ポニテ「行かないけど」
幼馴染「なんで?」
ポニテ「受験生ですから!」
幼馴染「そっか・・・」ショボン
ポニテ「事情が事情だから、勉強しないと公立校に行けないから」
幼馴染「公立に行きたいの?」
ポニテ「・・・公立の方が安いでしょう?」
幼馴染「ひょっとしてウチの財政のこと考えてくれてるの?」
ポニテ「預かってもらってる身だから・・・」
ポニテ「行かせてもらえるだけでも感謝なのに」
幼馴染「ああ!もう可愛いなぁ!!」ダキッ
ポニテ「///」
- 800 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/02/25(土) 21:43:56.85 ID:P7LHeOnu0
幼馴染「それじゃあ頑張ってねー!」バタン
ポニテ「はぁ・・・」
ポニテ「あ、ここわかんない・・・」
ポニテ「聞きに行こう」パタン
―――背の高い子の部屋―――
ポニテ「・・・」コンコン
背の高い子「はーい」
ポニテ「私だけど・・・」
背の高い子「質問?どうぞー」
ポニテ「ここなんだけど・・・」ガチャ
ポニテ「・・・あれ?」
ポニテ「何してるの?」
背の高い子「準備だよ!・・・あれ?まだ温泉に行くって聞いてない?」
ポニテ「聞いたけど・・・」
背の高い子「じゃあ分かるでしょ?」
ポニテ「そうじゃなくて!3年生だよね?受験生だよね?」
背の高い子「うん」
ポニテ「行くの?」
背の高い子「2日くらい大丈夫だよー」
ポニテ「」
- 801 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/02/25(土) 21:50:13.10 ID:P7LHeOnu0
ポニテ「そんな余裕があるの?」
背の高い子「ないけど・・・」
ポニテ「そんなことしてると>>1みたいになるよ!!」
背の高い子「言わないであげてよ」
ポニテ「だったら行かないの!」
背の高い子「>>1は高校受験は成功したから大丈夫だよー」
ポニテ「私のことはいいから!」
背の高い子「私は落ちたらここのお手伝いするから」
ポニテ「もう知らない!」バタン
背の高い子「私はいいのに・・・」
- 802 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/02/25(土) 21:57:32.91 ID:P7LHeOnu0
ポニテ「もう・・・どうしても行くつもりなんだ」
ポニテ「あれ?・・・他に残る人って・・・居るの?」
―――広間―――
幼馴染「みんな行くって言ってたよ」
ポニテ「みんな!?」
幼馴染「うん、みんな」
ポニテ「男さんたちは・・・?」
幼馴染「二人とも行けるって言ってた」
ポニテ「ふ、ふーん」
―――ポニテの部屋―――
ポニテ「どうしよう・・・」
ポニテ「一人でお留守番しなきゃいけないんだ」
ポニテ「・・・どうしても行くのかなぁ」
ポニテ「・・・」
- 803 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/02/25(土) 22:08:11.74 ID:P7LHeOnu0
―――当日―――
お母様「で、来たのか」
ポニテ「・・・一人でお留守番なんて」
お母様「行ってくれれば私が残っても良かったのに」
ポニテ「なんで先に言ってくれなかったの!」
お母様「聞かれなかったから」
ポニテ「!・・・」
お母様(まぁ聞こえてたけど、こっちのが幸せだろ)
幼馴染「電車乗るよー」
魔女子「わーい♪」
男「流石に魔女コスしてないか・・・良かった良かった」
魔女子「まじょこす?」
男「魔法使いみたいな格好ってこと」
魔女子「した方がいいの?」
男「しない方がいいね、この場合は」
- 804 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/02/25(土) 22:26:27.45 ID:P7LHeOnu0
お母様「着くぞー、起きろー」
ミツアミメガネ「ん・・・」ゴシゴシ
モヒカン「んー・・・あと5分」
お母様「じゃあ乗り過ごし確定だな。お達者で」
モヒカン「ああ!うそ!起きます起きます!」
猫耳尻尾「・・・おはよう」
男「猫耳も尻尾もなし、か」
猫耳尻尾「流石に道端でやってたら変人ですから」
男[普通はやった時点で変人ですが]ボソッ
猫耳尻尾「?」
幼馴染「みんな起きてる?」
背の高い子「大丈夫です!」
- 805 名前: ◆e2qiR6vDkY [saga] 投稿日:2012/02/25(土) 22:42:18.06 ID:P7LHeOnu0
幼馴染「着いた!」
男「道中カット!?」
幼馴染「駅から徒歩3分だからね!」
お母様「さて、そういえば部屋を割ってなかった様だが、どうする?」
妹「一部屋何人なんですか?」
幼馴染「3〜4人部屋を6つ借りましたけど」
妹「何人居るんでしたっけ」
お母様「子供達が17人、保護者が4人、かな」
男「男部屋は俺たち6人で2部屋使えばいいな」
少女「えっ」
背の高い子「えっ」
ポニテ「えっ」
大胆な子「えっ」
男「・・・・・・えっ?」
恥ずかしがり屋「・・・」
お母様「何か不満があるようだな」ニヤニヤ
男「なんだ?不満って」
サイドポニー「そ、それはっ」
僕っ子「恥ずかしくて僕の口からは言えないなぁ」
妹「あぁ、どうしてこう主人公は鈍感な人ばっかりなんでしょう」
- 806 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/02/25(土) 22:50:52.62 ID:P7LHeOnu0
お母様「仕方ない、私の口から言おうか」
男「頼む」
お母様「あの子達は一緒に寝て欲しいんだな」
男「ぶっ」
お母様「大丈夫だ、健全な意味で、だ」
男「わかってるさ、分かってるけど」
大胆な子「さぁ、一緒の部屋になりたい人はじゃんけんの時間だよ」
僕っ子「よーし」
魔女子「よぉし」
長髪幼女「がんばるよ!」
男「・・・いやでも、それだと男は5人だから、3〜4人部屋には」
幼馴染「5〜7人部屋取れました」
男「」
- 807 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/02/25(土) 23:02:54.62 ID:P7LHeOnu0
妹「見てください、女子全員がじゃんけんしてますよ」
男「よく見ろ、兄一筋の猫耳妹はやってないぞ」
妹「ほんとだ」
お母様「でも大人気だな」
男「おかげさまで」
―――――――――――――――
――――――――――
―――――
背の高い子「勝ちましたー!」
魔女子「かったー!」
少女「やりました!」
恥ずかしがり屋「・・・」ショボン
大胆な子「泣くなよ」
恥ずかしがり屋「・・・泣いては、ないもん」
お母様「それじゃあ後は一部屋に一人保護者がいれば適当でいいか」
幼馴染「男部屋は?」
男「そ、そうだ、男部屋は」
七三「私の計算によりますと、問題ありません」
男「でも」
七三「問題ありません」
モヒカン「こないだのお泊り会で何か問題あったか?」
男「落書きが」
帽子男「そういうのじゃなくて」
男「なかったな」
厨二病「なら、な」
男「うぬぬ」
- 808 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/02/25(土) 23:14:04.98 ID:P7LHeOnu0
男「で、結局こうなるのか・・・」
少女「・・・」ニコニコ
魔女子「・・・」ニコニコ
背の高い子「・・・」ニコニコ
男「それで・・・何をするの?」
少女「温泉旅館ですからもちろん」
魔女子「温泉に入りたーい!」
男「じゃあ早速行ってきたら良いよ」
背の高い子「行って来たら・・・?」
少女「男さんは行かないの?」
男「俺はまだ良いよ」
少女「じゃあ私も後で」
背の高い子「私も」
魔女子「えー・・・」
男「あの、まさか・・・僕が行くべき浴場は大浴場(混浴)ですか」
背の高い子「はい、大浴場(混浴)です」
男「・・・だんまりを決め込んでもダメみたいだな」
男「・・・行くか」
- 809 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/02/25(土) 23:23:19.71 ID:P7LHeOnu0
男「・・・」
少女「どうしました?」
男「なんか・・・カゴに・・・服がいっぱいありますよ・・・?」
背の高い子「みんな入ってるんでしょう」
男「あのー・・・、その、幼馴染とかが入ってると困るんですよね」
少女「じゃあ見てきます!」ガラッ
大胆な子「ついに男さんが!?・・・って少女か」
少女「男さんも居るよー。」バタン
男「どう?」
少女「居ません!でも施設の女の子達は全員集合してます!」
男「」
- 810 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/02/25(土) 23:38:46.69 ID:P7LHeOnu0
僕っ子「男さんだ」
長髪幼女「男さんだ!」
大胆な子「遂に来た!」
男「おさわり禁止な」
―――一方女湯―――
妹「兄さん、大丈夫ですかね」
お母様「どうせ大浴場の方に連れて行かれてるだろうしな」
お母様「でもまさか13Pは始まらないだろ」
妹「あのいままで幾度となく混浴してきた兄さんですからね」
幼馴染「でも12人と混浴するのは初めてでしょう?」
お母様「温泉旅館で『タオル巻け!!』なんて言えないしな」
妹「もし何かあったらどうするんです?」
お母様「いや、何も起こんないだろ。あの性格じゃあ」
幼馴染「必死で下向いて見ないようにしてるかもね」
- 811 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/02/25(土) 23:53:26.30 ID:P7LHeOnu0
―――大浴場―――
男「」ワシャワシャ
大胆な子「何年頭洗ってるの?」
男「あと3年・・・」
恥ずかしがり屋「・・・あんまり洗いすぎると・・・その、髪の毛が、抜け」
男「じゃあリンスだ」ザバー
背の高い子「リンスでも一緒ですよ」
男「ならばトリートメントか」
ポニテ「一緒です」
男「諦めろって事ね」
大胆な子「はい」
男「なんてストレートな」
長髪幼女「お湯はいろ♪」ぐいっ
男「ちょっ!!全裸で抱きつくな!!!!!!!」
長髪幼女「ご、ごめんなさい・・・」ウルウル
背の高い子「あ、泣かせたー」
男「あ、ごめん・・・」
少女「はやく入りましょう!」
- 812 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/02/26(日) 00:08:12.17 ID:QzFRS8zB0
―――一方女湯―――
<ゼンラデダキツクナ!!!!!
お母様「誰かが抱きついたみたいだな」
妹「今までそんなこと無かったですよ。イレギュラーですよ」
幼馴染「いや、大丈夫でしょう」
お母様「あの男だからな」
―――男湯―――
男「・・・」
少女「あの・・・」
男「ハイ」
少女「そんなに気にしなくても」
男「こっちは気になるんですよ」
大胆な子「このロリコン!ってやつですね」
背の高い子「一人セーフな人も居ますよ?」
男「セーフだからこそ・・・アウトです」
ミツアミメガネ「のぼせましたぁ・・・」
男「大丈夫か?」
ミツアミメガネ「大丈夫・・・です・・・たぶん」
男「・・・・・・脱衣所まで、運ぶか?」ドキドキ
ミツアミメガネ「そんな、悪い、です」
男「・・・いや、ここでやらねば男が廃る!・・・よいしょ」
ミツアミメガネ「・・・///」
- 813 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/02/26(日) 00:18:55.00 ID:QzFRS8zB0
―――脱衣所―――
男「ふぅ、大丈夫か?」
ミツアミメガネ「はい、運んでいただいたおかげで・・・」
男「さっきより顔赤いぞ?」
ミツアミメガネ(それは男さんのせいですよ!)
ミツアミメガネ「大丈夫です」
男「じゃあ俺は戻るな」ガラガラ
―――大浴場―――
男「戻った」
少女「のぼせました!」
背の高い子「のぼせました!」
サイドポニー「のぼせましたっ!」
男「ちょ」
大胆な子「のぼせてます!お姉さんが!」
恥ずかしがり屋「・・・//////」シュウゥゥゥゥ
男「なんか一人リアルにのぼせてる子居た!」
- 814 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/02/26(日) 00:35:24.99 ID:QzFRS8zB0
―――脱衣所―――
男「よし、おっけ」
恥ずかしがり屋「・・・//////」
男「大丈夫か?」
恥ずかしがり屋「は・・・・は、い・・・だい、じょう・・・ぶで・・・す」
男「ほんとに?」
恥ずかしがり屋「は・・・はぃ・・・」
男(エロい・・・)
男「これ、みんなもう出た方がいいな」
―――大浴場―――
男「と、言うわけでみんなもう出ましょう」
少女「男さんがそういうなら・・・」
大胆な子「私たちはここに来てすぐ入ったわけだしね」
男「脱衣所がそんな広くない。一度には出られないから、先に入った人優先でどんどん出て!」
男(これで最後、一人で出られるな)キリッ
- 815 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/02/26(日) 00:41:56.24 ID:QzFRS8zB0
―――女湯―――
<ドタドタ
お母様「お、そろそろみんな出るみたいだな」
妹「何も無かったみたいですね」
幼馴染「それじゃあもう少ししたら私たちも出ましょうか」
お母様「あがったら卓球な」
妹「定番ですね」
―――大浴場の脱衣所―――
男(ふふふ、ラストになれた)ゴシゴシ
男(・・・ついに死ぬかと思った、社会的に)フキフキ
男(結局重吾には許されちゃったからな)
男(いや、幼女と混浴とか傍から見れば既に死んでるか・・・)
――――――――――――――――――――
温泉旅行編 続く!
- 816 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/02/26(日) 00:45:36.28 ID:QzFRS8zB0
終わりましたー
見てくださった方はありがとうございます!
今から今回分ご覧になる方は>>797からです
- 817 名前:NIPPERがお送りします(京都府) [sage] 投稿日:2012/02/26(日) 00:47:29.10 ID:ZcO0rRJKo
乙 待ってました!
さっそく温泉とはww
全裸!?全員全裸なの!?うらやま・・・重吾さんあいつですお願いします
- 818 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2012/02/26(日) 00:50:02.29 ID:bmhv0Oito
>>1乙
男うらやまけしからん爆発してしまえ
そして受験お疲れ様でした!
次回の更新楽しみにしてます
- 820 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/02/28(火) 02:51:20.86 ID:KxeUxAUi0
レスありがとうございます
まぁ受験は・・・ダメだったんですけどね!
ってこれ以上話すと無駄に重くなるので自重。
>>817
重吾「いつかあの役得が俺にもやってくると信じて泳がせておこう」
>>818
男「こっちはこっちで大変なんだが」
次へ 戻る 上へ