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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その30
- 785 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga]
投稿日:2011/07/19(火) 18:05:10.83 ID:UZ7M11zko
〜ターミナル〜
魔道士「おぉーっ!?」
戦士「うおっ、すげぇな……!」
ボーッボーッ
船員「間もなくターミナルへ入港致しますお降りの方は――」
召喚士今や本国と東方を繋ぐ大切な拠点ですからね」
戦士「栄えるのもあっと言う間……ってか」
魔道士「早く行ってみましょう!」
盗賊「……ああ」
タッタッタ
戦士「とりあえず元気だな」
召喚士「うん。楽しんでもらえそうで良かったよ」
戦士「知ってたのか? ターミナルの事」
召喚士「噂で耳にはしてたけど、ここまでとは思ってなかったよ」
戦士「ふぅん、そっか。しかしさっすが……気が利くねぇ」
- 786 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/19(火) 18:05:43.26 ID:UZ7M11zko
テクテクテク
店員「いらっしゃいいらっしゃい! 東方名物の団子だよ〜」
盗賊「おぉー」
店員「さぁさぁ寄ってらっしゃい見てらっしゃい! 東方のカタナはいかがかね〜」
戦士「おぉ!」
魔道士「凄いですね、召喚士さんっ! えへへ!」
召喚士「本当ですね、東方の名産も沢山並んでますよ」
魔道士「盗賊さん、あれ何でしたっけ!? えぇと……綿菓子!」
盗賊「おぉー」
魔道士「食べましょう!」
盗賊「うん」
タッタッタ
戦士「現金なもんだよ全く」
召喚士「ははっ」
戦士「俺らもブラブラしてみっか」
- 787 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/19(火) 18:06:43.15 ID:UZ7M11zko
スタスタスタ
店員「いらっしゃい! どうだいこのカタナ! 東方の輸入モノだぜ?」
戦士「東方製なのか」
店員「おうよっ、本国のレプリカなんかと大違いだよ!」
戦士「……どこの刀匠が鍛えたもんだい?」
店員「刀匠? あぁ鍛冶屋か。確か東方でも西の山に住むって話だが」
戦士「ふぅん」
召喚士「有名な方なんですか?」
店員「さ、さぁ……そこまでは……」
戦士「さて、行こうぜ召喚士」
召喚士「えっ、う……うん」
テクテクテク
召喚士「聞かなくて良かったの?」
戦士「んー?」
召喚士「いや、東方の刀匠の話。もしかしたら雷切の……」
- 788 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/19(火) 18:08:33.01 ID:UZ7M11zko
戦士「あぁ、ありゃ本国の人間だし全く詳しくもないみたいだからな」
召喚士「そうなの?」
戦士「刀匠も知らねぇんじゃ話にならんだろ」
召喚士「あ……そっか」
戦士「それに見た限りじゃ、そこまでの刀じゃねぇ」
召喚士「そうなの?」
戦士「ああ。偽者ってわけじゃないけどな」
召喚士「へぇ、流石は戦士だね!」
戦士「まぁなー。色々と見てきたし勉強もしたからな」
スタスタスタ
戦士「おう、俺らにも団子1本ずつくれ」
魔道士「あっ、召喚士さんに戦士さん」
戦士「ったく、はしゃぐのはいいけど抜け駆けすんなよな〜」
盗賊「……すまぬ」
召喚士「あははっ」
- 789 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/19(火) 18:10:00.22 ID:UZ7M11zko
ガサッ
店員「はい、お団子お待ち!」
戦士「サンキュ。あ、そうそうちょいと聞きたいんだが」
店員「……?」
戦士「東方でさ、有名な刀匠っているかい?」
店員「あぁー。有名なのは都にいる帝お抱えの刀匠かなぁ」
戦士「ほぉ」
店員「昔は何人かいたんだが、今はみんな死んじまったって噂だよ」
盗賊「……」
戦士「なるほどな。あんがとさん」
テクテクテク…ピタッ
戦士「そうそう、刀匠じゃなくて現存する一流の刀ならどうだい?」
店員「刀……? いやぁ、詳しいわけじゃないからなぁ」
召喚士「……」
店員「まぁ知ってるといえば天下五剣くらいかなぁ」
- 790 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/19(火) 18:10:51.16 ID:UZ7M11zko
魔道士「天下五剣……?」
店員「東方に古くから伝わる剣だよ」
戦士「そっか。助かったぜ」
テクテクテク…
魔道士「何の話だったんですか?」
戦士「別に〜。まぁあわよくば雷切をってそんな感じだよ」
魔道士「なるほどですね〜」
召喚士「それでは宿泊の予約をしましょうか」
盗賊「……うん。もぐもぐ」
魔道士「そういえばホテルらしきものは見当たらないですね」
召喚士「ターミナルですから簡易的な宿泊施設しかないみたいですね」
戦士「あぁ、そういやそうだよな」
召喚士「基本は船内で済んじゃうし、今後は発展と共に期待出来そうですけど」
魔道士「ですねぇ〜」
召喚士「あっちの方にありそうですね。行ってみましょうか」
- 791 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/19(火) 18:11:33.08 ID:UZ7M11zko
〜ターミナル、東側〜
戦士「おぉーっ、もう目の前は海って感じだな」
魔道士「綺麗ですねぇ〜!」
召喚士「あったあった、あれですね」
魔道士「……あれって酒場じゃないんですか?」
戦士「上は客室になってんだろ」
魔道士「あ、本当だ……」
テクテクテク
召喚士「すみませ〜ん」
店員「いらっしゃい」
召喚士「部屋空いてますか?」
店員「はいは。ちょいと待ってくんな」
ピクッ…ゾワァ
盗賊「!?」
戦士「どした?」
- 792 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/19(火) 18:12:50.59 ID:UZ7M11zko
盗賊「……今……誰かに見られてた」
戦士「……?」
店員「はい、はい……どうも〜」
召喚士「部屋の手配終わりましたよ。この後はどうし――」
ヒュン
――「動くな」
召喚士「!?」
盗賊「召喚士っ!」
召喚士「大丈夫です……何者……ですか?」
――「くくっ、かーんたんに後ろ取られやがってぇ」
召喚士「その声……っ」
――「付いて来な、こっちだ」
チャキッ…ザッザッザ
召喚士「……」
戦士「おい、いい加減に……」
- 793 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/19(火) 18:13:25.98 ID:UZ7M11zko
――「いーから付いて来なっての!」
戦士「……ちっ」
ザッザッザ
召喚士「もう、いいでしょう」
――「……ん、だな」
バサァ
戦士「……あっ! てめぇ……!」
魔道士「サルさんっ!?」
サル「いよぉ、久々じゃねぇか!」
召喚士「全く、やめて下さいよ……」
サル「悪い悪いっ! 自由の身になったと言えど、敵は多いからなぁ」
ヘラヘラと笑いながら指差す先に、和服姿の女と地面に転がる大男の姿。
大男「いでぇ……いでででっ! し、知らなかったんだって! 許してくれぇ!」
女侍「全く、ウチらはもうお訊ね者じゃあないんだよっ」
大男「わわっ、悪かったよおぉ!」
- 794 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/19(火) 18:19:13.82 ID:UZ7M11zko
ダダッ…タッタッタッタッタ
女侍「……ふぅ。おや、アンタら」
召喚士「ご無沙汰してます」
女侍「おやおやぁ、随分とイイ顔になってきたじゃあないかい」
テクテクテク…ムギュッ
召喚士「――っ!?」
女侍「男にもなったのかねぇ……あっははは!」
魔道士「ちょっと……! ななっ、何をしてるんですかっ!?」
女侍「ナニって……。ふぅん、仕方ないねぇ」
魔道士「……っ」
女侍「男はねぇ、立ててやらないと光らないんだよぉ?」
テクテクテク
女侍「しっかり相手、努めてあげなっ! あっははは!」
魔道士「な、何なんですか……もうっ!」
召喚士「……っ」
- 795 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/19(火) 18:20:12.78 ID:UZ7M11zko
戦士「そんで、何か用かよ」
女侍「別に用ってほどのモンはないさ」
盗賊「……ここで……何をしているのだ?」
女侍「ウチらも晴れて自由になったんでね、しばらくこっちを離れようかってとこさ」
召喚士「!?」
女侍「ま、色々会ったけど……1回くらい東方にでも帰ろうかと思ってね」
イヌ「東方は初めてね。行ってみたいと思ってたね!」
戦士「そうか。あんた東方の出身だったよな」
女侍「まぁね」
召喚士「あの、自由の身ってどういう事です?」
サル「本国から恩赦が出てなぁ。ついに俺らも密航せずに済むって事よ!」
盗賊「……ふぅん」
サル「反応薄っ!」
召喚士「何故急に、自由になったんですか?」
女侍「まぁ、色々とね。アタイ達だって色んな事してるのさっ」
- 796 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/19(火) 18:21:03.87 ID:UZ7M11zko
魔道士「……」
キジ「お前らはこんな所で何をしてるさぁ」
召喚士「これからこっちで任務なんです」
サル「へぇ〜。もしや東方司令部へ行くのかい?」
召喚士「へっ?」
サル「あーいやいや、何でもねぇ!」
女侍「さーて、そろそろ行くよ」
イヌ「よっと」
ザザッ…スタスタスタ
キジ「それじゃ、またさー!」
サル「まーた会おうぜぇ〜! ん〜ふふふふ!」
戦士「何だっつーんだ……」
魔道士「さ、さぁ……」
召喚士「東方……司令部……」
4人は闇の中へ消えていく女侍達、をただ黙って見送った。
- 797 名前:NIPPERがお送りします [sage saga] 投稿日:2011/07/19(火) 18:29:44.91 ID:UZ7M11zko
連休明けでちょっとしか進まなかった…
なんとか帰宅後に頑張りたいと思います!
それでは失礼します!ご支援ありがとー!ノシ
- 802 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/07/19(火) 23:33:02.80 ID:VepN4AWIO
乙!
天下五剣か…
数珠丸とかでんのかな?
- 804 名前:NIPPERがお送りします(東京都) [] 投稿日:2011/07/20(水) 03:28:43.13 ID:n50RQ/oG0
いちおつ
女侍は剣聖の娘だし、刀匠についても詳しそう
女剣士もだけど
- 805 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/20(水) 17:57:53.39 ID:57O2yHGNo
〜次の日〜
朝8時過ぎ、ターミナル全体は普段以上に慌しい顔を見せていた。
戦士「何だ……?」
宿泊先の1階にあるバーのオープンテラスで朝食をとる召喚士ら4人。
召喚士「行ってみましょうか」
彼らもその喧騒に気付き、足早に港へと向かった。
盗賊「……あの……船は」
入港する巨大な軍船は紛れもなく国軍の所有するもの。
魔道士「軍の船って事は……」
今まさにターミナルへと足を入れた者らは、馴染みの顔触れであった。
召喚士「青年兵くんっ!」
青年兵「おはようございます召喚士さん。早かったですね」
召喚士「実は、昨日からターミナルで待機してたんだ」
青年兵「そうでしたか、それはわざわざすみません……」
召喚士「いやいや。俺らも見て回りたかったからさ」
- 806 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/20(水) 17:58:48.02 ID:57O2yHGNo
カツカツカツカツ
天才「おう、やる気マンマンだな」
魔道士「天才さんっ、おはようございます」
テクテクテク…ザッ
玄武娘「ほえぇ、ここがターミナルですの〜」
戦士「おう、お前らも一緒か!」
朱雀嬢「……あら、おはようございますですわ」
盗賊「……おはよう」
召喚士「ところで、他の方々は?」
天才「え? こんだけだぞ?」
召喚士「へっ!?」
天才「内通者1人殺るのに人数いらんだろ」
召喚士「……」
天才「あとは大軍師が合流して白虎が合流して……えぇっと」
青年兵「……特遊が合流予定です」
- 807 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/20(水) 17:59:58.13 ID:57O2yHGNo
天才「だってさ! ハーッハッハ!」
戦士「大丈夫かねぇ」
召喚士「さ、さぁ……」
魔道士「それで、これからどちらへ?」
天才「まずは東方司令部の視察。ぶっちゃけ今回のメインはこれだよな」
青年兵「このまま東方司令部へ直接向かいます」
召喚士「俺らも……かな?」
天才「当たり前だろ」
盗賊「……当たり前……なの?」
玄武娘「東方司令部、どんな所か楽しみですのー!」
朱雀嬢「そうですわね」
青年兵「それでは……御2人はこちらの馬車にどうぞ」
朱雀嬢「ありがとうですわ」
スッ…テクテクテクテク
天才「お前らはこっちの馬車に乗ってくれ。悪りぃが食事やらは馬車ん中で……」
- 808 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/20(水) 18:01:27.06 ID:57O2yHGNo
召喚士「あっ、既に済ませてあるので大丈夫です」
…
パッカパッカパッカ…
戦士「作戦とか何も聞いてないけど、いいんかな?」
魔道士「どうなんでしょうかね、問題はないと思いますけど……」
召喚士「ええ。とりあえず青年兵くんや天才さんに付いていくだけですよ」
盗賊「……だな」
召喚士「……」
不安はないけど、何かこう……ドキドキしたような感覚がずっと続いてた。
盗賊「……海が……綺麗だな」
戦士「ああ。遠くにうっすらと、東方司令部の壁が見えんぜ」
内通者という人間相手の戦い。そして自分が戦う立場から支える立場での戦い。
魔道士「いよいよ……ですね」
召喚士「……ええ」
色々な想いが重なってのものだろうけど、今にして思えばあのドキドキは、
知るべき真実へ向けた、こころの準備だったのかもしれない。
- 809 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/20(水) 18:02:59.99 ID:57O2yHGNo
〜東方司令部〜
パッカパッカパッカ…ドドォ
東方司令「……お疲れ様です」
ガチャッ…スタスタスタ
天才「よっ、大軍師は?」
東方参謀「そこにおるぞ」
大軍師「どうも、ご苦労様です」
天才「視察の準備は?」
大軍師「出来ておりますよ」
東方副司令「総司令と副司令をご案内せよ」
衛兵「ははっ」
スタスタスタ…
大軍師「朱雀先生方は控え室へどうぞ」
召喚士「あ、はい」
朱雀嬢「ご案内、痛み入りますわ」
- 810 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/20(水) 18:04:48.84 ID:57O2yHGNo
〜控え室〜
大軍師「飲料などはそちらの使いの者に申し付けて下さい」
魔道士「はいっ、。ありがとうございます!」
召喚士「あの、大軍師さん」
大軍師「はい?」
召喚士「俺らはこれから何をすればいいですか……?」
大軍師「そうですね……」
盗賊「……」
大軍師「皆さんに、人間を殺せますか?」
戦士「……やれと……言われれば」
大軍師「……ふっふ、冗談です」
召喚士「……っ」
大軍師「皆様には戦って貰いますよ。いざとなったら、ですがね」
盗賊「……了解」
大軍師「それでは、失礼」
- 811 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/20(水) 18:06:17.41 ID:57O2yHGNo
〜司令室〜
天才「……ん〜まぁ、問題はなさそうだな」
青年兵「東方からの援軍や魔道学園の支援が円滑に出来ているようですね」
天才「このまま維持出来りゃ、魔王軍に押し込まれる事もねーだろ」
東方参謀「うむ。出来れば防衛線はもっと押し上げたいところだからな」
天才「その為にゃ北方司令部、北関、海峡が踏ん張ってくれんとなぁ」
東方司令「我らもやれる限り、頑張ります」
天才「期待してるよ。はーっはっはっは!」
青年兵「そういえば、先日司令部内に賊が入ったと聞きましたが……」
東方副司令「ええ。しかしすぐに撃退出来ましたので、被害はありませんでした」
東方司令「全く、頼むぞ副司令」
東方副司令「申し訳ありません。今後も警戒を怠らず注意致します」
天才「まぁいいさ。どーせもぬけの空、盗むようなモンはありゃしねぇ」
東方参謀「まぁそれもそうだな」
天才「おーしおし、そんじゃここはオッケーだ。次に移るとしようかねぇ」
- 812 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/20(水) 18:07:26.35 ID:57O2yHGNo
…
コンコン
召喚士「はい」
青年兵「出発致します」
魔道士「出発……ですか?」
大軍師「視察は円滑に終わったようですね」
青年兵「ええ」
玄武娘「次は、どこへ行くんですの?」
青年兵「海峡です」
戦士「何!?」
青年兵「内通者を討伐致します」
盗賊「……」
青年兵「では、参りましょう」
朱雀嬢「は、はい……っ」
召喚士「……」
- 813 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/20(水) 18:08:50.94 ID:57O2yHGNo
〜東方司令部、正門〜
東方司令「それでは司令部の事は任せたぞ」
兵長「ははっ! お任せ下さいませ!」
青年兵「それでは出発、出して下さい」
ドドッ…パッカパッカパッカ…
東方司令「私と参謀は海峡到着後、川伝いに北関へ向かいます」
天才「ああ、頼むぜ。北方司令部に行ったらこいつを左翼長に渡してくれ」
東方参謀「指示書だな。確かに預かった」
大軍師「副司令殿は内通者討伐へお付き合い下さいませ」
東方副司令「無論です」
東方司令「良いのか? 相手はお前の……」
東方副司令「だからこそです。私は全てを終わらせたいのです」
東方司令「……」
大軍師「終わらせようじゃ有りませんか」
天才「だぁな。はーっはっは!」
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