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少女「そこを退け、人間」
58 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/20(金) 20:13:21.18 ID:18EZlbix0
男「こんばんは」

少女「遅い!いつまで待たせるのだ!?」

男「こんなに早く来てるとは思わなかったんだよ、ごめんね」

少女「ふん!今度は気をつけるのだぞ」

男「はいはい」

少女「…」

男「…」

少女「ソワソワ」

男「…」

少女「お、男!」


59 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/20(金) 20:16:58.73 ID:18EZlbix0
男「何?」

少女「最近な、私は体調がすこぶる良いのだ!!」

男「へぇ」

少女「な、何でだと思う?」

男「なんでだろうな…」

少女「何故だろうな!いつもハンバーグしか食べないのにな!」

男「うん」

少女「何か変わった物でも吸った…食べたかな!」

男「なんだろうね」

少女「モジモジ」

男「分からないなぁ」

少女「イジイジ」

男「さぁ、帰ろうかな」

少女「!」


60 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/20(金) 20:23:03.92 ID:18EZlbix0
男「…」

少女「…」

男「手を離してくれないか」

少女「血…」

男「ん?」

少女「血…吸いたい…」

男「まじで」

少女「だめ?」

男「…ちょっとだけだぞ」

少女「うん!ちょっとで我慢する!!」

男「じゃあ、ちょっと待ってろ、服脱ぐから」

少女「早く早く!」


61 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/20(金) 20:27:34.13 ID:18EZlbix0
少女「んくんく」

男「(夢中で飲んでるなー……なんだか赤ちゃんみたいだ)」

男「(ぎゅうってしがみついてくるし、こいつ温かいな…)」

少女「ちゅうちゅう」

男「…」

少女「ごくごく」

男「俺が冷たくなってるんだよ!飲みすぎなんだよ!!!」

少女「きゃっ!」


63 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/20(金) 20:33:10.59 ID:18EZlbix0
少女「男の血があまりにもおいしかったので…」

男「指咥えながらこっちみんな」

少女「あと一口欲しい」

男「だめ」

少女「一舐め!」

男「だーめ」

少女「けち…」

男「けちでけっこう」

少女「ふん!」

男「また死に掛けたんだぞ!」

少女「すん止めするから大丈夫だ」

男「(∵)」


64 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/08/20(金) 20:50:35.08 ID:JJf1zJTMO
(∵)


65 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/20(金) 20:57:17.03 ID:18EZlbix0
男「買ってくればいいんじゃないか


66 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/20(金) 21:02:40.39 ID:18EZlbix0
ミスった

男「買ってくればいいんじゃないかな、血」

少女「売ってるのか!?」

男「鈍器ホーテならきっとあるよ、あそこは何でもあるんだ」

少女「すごいな!鈍器!!」

男「びっくりだな」

少女「びっくり鈍器だな!!」

男「24時間営業だから、少女でも行けるぞ」

少女「世の中便利になったのだな!」

男「帰りがけにいってみるといい」

少女「うむ、早速行ってみることにしよう」

男「血が何処にあるのか分からなかったら、店員さんに聞けばいい」

少女「わかった!ふふ、今から楽しみだ…じゅるり…」


67 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/20(金) 21:06:19.92 ID:18EZlbix0
少女「…」

男「どうした、今日は元気ないな」

少女「…貴様!」

男「血、買えたか?」

少女「赤っ恥をかいたぞ!!店員さんに変な目でみられた!!」

男「だろうなぁ」

少女「分かってて言ったのか!なおのこと悪いわ!!」

男「店員さんになんて言ったんだ?」

少女「それはその…」

男「ん?」

少女「ゴニョゴニョ」

男「聞こえない」

少女「血ください!!」


68 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/20(金) 21:08:58.97 ID:18EZlbix0
店員「え?」

少女「血ください」

店員「え?」

少女「赤いやつです」

店員「ケツ駅のことでしょうか」

少女「え?」

店員「え?」

少女「違います、血です。甘くておいしいものです」

店員「ジュース?」

少女「え?」

店員「え?」

少女「人間から出ます、噛むと出てくるやつです」

店員「てんちょー」

少女「え?」


69 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/20(金) 21:10:23.93 ID:p9zFgTGg0
なにそれこわい


70 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/20(金) 21:14:45.76 ID:18EZlbix0
男「なんで押し倒されてんのかな」

少女「天国から地獄に落とされた」

男「買えると思ったら買えなかったから?」

少女「うん」

男「それは悪かったけど…」

少女「我慢できない」

男「涎すごい垂れてるよ!涎!」

少女「いいでしょ、どうせ脱ぐんだから」

男「(魅惑的な台詞なのに、あんまり興奮しない)」

少女「ごくごくしていい?」

男「せめてちゅーちゅーぐらいにしてもらえると」

少女「…頑張る」


71 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/20(金) 21:23:29.37 ID:18EZlbix0
少女「ふぅ…」

男「お、お粗末様でした…」

少女「やっぱり男の血はおいしい」

男「ハンバーグとどっちがおいしい?」

少女「うーん、同じくらいかもしれない」

男「そっか」

少女「うん!」

男「…飲みすぎるとさ、俺がきついから、一週間に一回ぐらいな」

少女「…」

男「そんな顔してもだめだ」

少女「ちゅうちゅう」

男「だめぇ」


72 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/08/20(金) 21:37:39.82 ID:pxnV6AWS0
ふぅ・・明日も頑張れる気がしてきた


81 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 01:35:01.16 ID:sKoWWxzO0
保守ありがとう


少女「おっとこー!」

男「おっと…、こんばんは」

少女「こんばんは!ふふふ」

男「(あれ以来頻繁に引っ付いてくるようになったなぁ、血目当てか…)」

少女「今日は何をするのだ!?」

男「いつも通りベンチでまったりしようぜ」

少女「うむ、男がそういうならそうしよう」

男「最近ご機嫌だね」

少女「ふふ、男と話すのが面白くてな!人と話すのはこんなにも面白いことだったのだな!!」

男「そっかー」

少女「最初は食料程度にしか考えておらんかったがな」

男「(∵)」


82 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 01:39:20.32 ID:sKoWWxzO0
男「今日も膝の上なんだな」

少女「うむ!今はここが私のお気に入りだぞ!…光栄に思え?」

男「ははー」

少女「ふふん!」

男「…」

少女「♪」

男「…お腹減ったなぁ」

少女「夕餉を食べておらぬのか?」

男「食べたんだけど、軽くだったからね」

少女「そうか…」

男「そうだ、今からファミレスに行かないか?」

少女「ふぁみれす?」


83 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 01:46:03.12 ID:sKoWWxzO0
少女「ここがファミレスか!腰掛けるところがいっぱいあるな!!ここで飯を食べるのだろう!?」

男「そうだよ、ハンバーグもあるぞ」

少女「どんなハンバーグがあるのだ?」

男「ほら、これに載ってるから好きなの選べ」

少女「………ジー」

男「(こう見ると歳相応なんだけどな)」

少女「…このちーずいんはんばーぐとはどんなものなのだ?」

男「ハンバーグの中にチーズが入ってるんだ、中々うまいぞ」

少女「おお!そのようなハンバーグはまだ食べたことがないぞ!!私はこれにする!!」

男「俺はトマトソースハンバーグにしようかな」

少女「それもうまそうだな!あとでよこせ!」

男「はいはい」


84 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 02:02:08.46 ID:sKoWWxzO0
少女「ふぅ…、食べた食べた」

男「中々うまかったろ?」

少女「うむ!今度はトマトソースハンバーグにするんだ!」

男「機会があったらまた食べに行こうな」

少女「私は毎日でも構わないがな!」

男「それは俺の財布がきついのでちょっと」

少女「えー」

男「…引っ付いても、だめなものはだめだ」

少女「ふふふ」

男「…ちょっと、力強くないですかね」

少女「?」

男「あの!若干痛いのですが…」

少女「私に力で勝てると思っているのか、人間…」


86 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 02:13:26.73 ID:sKoWWxzO0
少女「分かってるでしょう?私はデザートを所望している…」

男「えらく強気ですね」

少女「……男が誘ったんだ」

男「まったくもって誘っていないのですが」

少女「細かいことは気にするなって言ったじゃないか」

男「…左様で」

少女「大丈夫、すぐに済むから、ね?」

男「無理矢理組み敷かれてんのに抵抗できようか、いやできな……アッー!」


87 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 02:31:48.43 ID:sKoWWxzO0
少女「最近めっきり痩せたな、男」

男「色々とありまして…」

少女「ほう、私でよければ相談にのろう!」

男「いえ、その」

少女「ふふ、私と男の中ではないか!遠慮することはないぞ?」

男「ちょ、近いよ」

少女「そうか?このほうが話やすいではないか」

男「身の危険を感じるんだけど…」

少女「そんなことを言って、…ここはこんなになっているぞ」

男「そこ首だろ!無理矢理過ぎるでしょ、持って行き方がすごい乱暴!」

少女「我慢できないのだな?」

男「おまえ…が…な…」


88 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 02:41:53.58 ID:sKoWWxzO0
少女「…その」

男「…」

少女「す、すまなかった」

男「うん…」

少女「男が大好きだから…男を見るとつい興奮して、求めてしまうのだ…」

男「…」

少女「だけどもう大丈夫だ!!男のために断食ならぬ断血を決行することにしたぞ!」

男「そう…か…」


89 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 02:48:04.89 ID:sKoWWxzO0
少女「ああ!だからこれからも…私と付き合って欲しいというか…」

男「あぁ」

少女「お友達でいて欲しい……」

男「それは…素敵…だ」

少女「うん!男のために頑張るんだ!!」

男「……」

少女「男?」

男「……」

少女「おい…」

男「……」

少女「男ぉおおおおおおおお!!!」







END


90 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/08/21(土) 02:49:22.12 ID:QPyFN70XP
おい



おい


91 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 02:53:04.36 ID:TKGJQwqN0
終わり?


92 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 02:56:19.28 ID:sKoWWxzO0
俺が終わりにすると毎回>>90さんのコメントを頂きます(∵)

眠いので寝てもよろしいですね!
続きは頑張ります


93 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 03:04:53.09 ID:wPqK+qYt0
保守も頑張ります


95 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 03:16:55.87 ID:4tfg0K9uO
男「かわりに精液をくれてやる」


97 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 04:53:55.08 ID:jpm5lMSCO
唇から吸って貰おうぜ


102 名前:自動保守 [] 投稿日:2010/08/21(土) 08:09:04.75 ID:Sry4k0Xm0
30分毎に勝手に書き込まれます。


112 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 11:25:50.01 ID:W8VgIDcsO
少女「素子ぉおおおおおおおお!!!」
ってのは置いといて、これはいい少女ヴァンパイア
今の海外ドラマに必要なジャンルだろ


126 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 15:10:49.61 ID:sKoWWxzO0
保守、誠にありがとうございます
自動保守なんてあるのですね、とにかく感謝致します


男「と、いう夢を見た」

少女「それは…」

男「実現しかねませんね」

少女「はい」

男「もし、今度過剰に飲みすぎたり、無理矢理飲んだりしたら…」

少女「したら?」

男「俺はおまえとは縁を切る、二度と会いにこない」

少女「!」


127 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 15:16:06.57 ID:sKoWWxzO0
男「守れる?」

少女「ポロポロ」

男「な、泣くな…」

少女「血が飲めなくなるのは嫌だけど…男と会えなくなるのはもっと嫌…」

男「…」

少女「だから守るよ!絶対絶対絶対守る!!…ヒック…うう…」

男「……わかった、これからもよろしくな?」

少女「うん!男大好き!!」

男「なでなで」

少女「これからは週一にするね!」

男「(∵)」


128 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 15:17:58.67 ID:FfnGQNXaO
こういうSSの男ってどうしてこうも気持ち悪いのか


129 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 15:31:38.14 ID:sKoWWxzO0
男「よし、いいこと考えた!おまえちょっと俺の前に跪け」

少女「なんだ、藪から棒に」

男「実は、血よりもとーってもマイルドで、ナイスな飲み物があるんだ!」

少女「わお!それは本当なの、ジョン!?」

男「ふふ、嘘だと思うだろう?でも本当なのさ!!」

少女「あーん、焦らさずに早く教えてぇ」

男「うぇいうぇい、焦っちゃだめさ、早くありつきたいならね!」

少女「我慢できなーい!」

男「こいつのすごいところは!スティックをこするだけでいつでも手軽に飲めることなんだ!」

少女「えーうそー」

男「驚くのは早いぜ、ワイルドキャット!しかも!3日で満タンになるんだ!!」

少女「一回飲んでも、3日後にまたご馳走にありつけるっていうの!?最高よ!!!」

男「いぇあ!不要なときはこうしてパンツに楽々収納できるんだ!」


警察「ピッピー!!!何やっとるんだきさまー!!!!!」


130 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 15:34:08.27 ID:IAwmiTLD0
ラノベを基に書いているから


131 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 15:36:52.90 ID:lX8RtN9JO
タイーホ


132 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 15:39:06.38 ID:sKoWWxzO0
男「!」

少女「…」

警官「きっさま!幼い子供に何をしとるんだ!?」

男「いえ、これは遊びで…」

警官「えーい!言い訳は署で聞く!逮捕だぁ!!」

男「まずい!少女、俺を担いで逃げられないか!?」

少女「できんこともないが」

男「あとでちょっと飲んでいいから頼む!」

少女「了解した」

警官「と、とんだ!?」

男「うぉおおおおお、たけえええええええええええええええ」

少女「暴れるな、落とすぞ」

警官「……ひ、ひこう少女か」

警官「うまいこと言ってる場合じゃない!待たんかー!バーンバーン!!」


134 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/08/21(土) 15:40:11.76 ID:CTEWcDCb0
飛行少女wwwww


135 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 15:50:33.39 ID:sdNwt7zC0
警官そんな簡単に発砲すんなよwwww
危ないだろww



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