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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その16
331 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/06/25(金) 14:09:00.38 ID:ull8ma.o
――因果律。それは決して、偶然ではない…必然。運命。宿命…。

だから俺は、今日の事を単なる偶然なんかじゃない、そう思っているんだ。

思えばこの四人と出会った事…。この四人揃った事…。

それが今日、この日を迎える宿命だったんだ…。

そしてその道は、まだずーっと続いているんだね。





青年兵「この中で…最も低いのはおそらく…僕です」

サモナー「では、青年兵君に合わせよう!」

神官(この四人ならば出来るはず…。いや、この四人だからこそ出来るのだ!)

召喚士「……行けっ!コカトリス!!」





召喚士「行けっ!コカトリス!!」

      〜第十九部〜


332 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/06/25(金) 14:11:03.00 ID:ull8ma.o


エリート「では、船へ…」

皇太子「うむ」

召喚士「俺達も行きましょう」

魔道士「はいっ!」

盗賊「……」

戦士「盗賊…?どした?」

盗賊「…あれ…何だろう?」

盗賊は司令部の南側上空に浮かぶ、黒いもやを指差す。

戦士「あん…?」

神官「雲…?いや、違うな……」

もやは次第に大きさを増し、ゆっくりと縦に伸び始める。

男隊員「な…何なんだありゃ…っ!?」

女隊員「隊長っ!!」

隊長「イヤな予感がするぜ…!殿下を司令部内へ!!」


333 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/06/25(金) 14:14:09.58 ID:ull8ma.o
青年兵「はいっ!!」

サモナー「魔…物…!?」

戦士「下がってろ!」

ウィッチ「はいでございます!」

黒いもやが更に巨大化し、司令部の塔とほぼ同等の高さまで増幅する。

エリート「殿下を守れっ!総員司令部へ避難ーっ!!」

ゴゴゴゴゴゴゴ…

もやは一度収縮し、それがぴたりと止むと同時に大きく弾ける。

ボシュウウゥゥッ!!

召喚士「っ!!」

エリート「殿下ーっ!!」

皇太子「ただの煙のようだ!うろたえるなっ!」

弾けた黒いもやが周囲を覆い包む。一同の視界は夜の闇のように暗く閉ざされた。

隊長「各自、近くの奴と密集して固まれ!軽率に動くなよ!!」

女隊員「了解ッス!!」


334 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/06/25(金) 14:20:20.82 ID:ull8ma.o
シュウウゥゥ…

戦士「…何だ…アイツは…!?」

盗賊「…っ!!」

魔道士「盗賊さん…っ!?」

盗賊「…っく!…凄まじい…殺気!」

神官「なんという事だ…っ!」

徐々に晴れるもやの中より姿を現した一匹の魔物。

その姿は半身が人間のようであり、半身は異形の魔物のような形を成す。

エリート「急げっ!司令部へ避難せよ!!」

エリートの一声により、一同が一斉に司令部内へと走り出す。

戦士「頼むぞ…ぉ!仕掛けてくるなよ!?」

タッタッタッタッタ…

召喚士「仕掛けて…来ない!?」

青年兵「た、助かりましたね…っ」

異形の者は、逃げ惑う人間を、上空よりただただ見つめるのみに留まった。


343 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/06/25(金) 20:13:34.33 ID:6fzv6Dgo
そういえば、この世界で火薬って出てきたことあったっけ?
覚えがないんだが


345 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/06/25(金) 23:02:21.01 ID:2ddqbQAO
火薬使うような兵器はなかった気がする。というか魔法やら召喚獣あるからそこまで必要ないような


346 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/06/26(土) 03:10:49.38 ID:BTiLqWoo


エリート「まだ動きはないのか!?」

西方兵「はっ!依然、上空にて静観の構えです!」

隊長「野郎…っ!狙いは一体何だってんだ!?」

神官「……」

皇太子「……どう見る?」

西方参謀「皆目見当つきませぬなぁ…。ひっく」

皇太子「この中で…奴に見覚えのあるものは…?」

召喚士「……」

西方副司令「いえ…っ。初見ですわ」

戦士「ああ…。見た事もねぇな…」

エリート「狙いが分からぬ以上、迂闊に動けんぞ…」

西方司令「あわわ…お役に立てなくてすみません…。博士を呼びましょう…はあぁ」

皇太子「博士…?」

西方司令「あぁ!出過ぎた真似を…っ。研究機関の者なら何かしら分かるかも…ああぁ…」


347 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/06/26(土) 03:12:02.65 ID:BTiLqWoo


青年兵「お連れ致しました」

皇太子「すまんな、博士」

博士「構わないのら!それよりその…魔物ってのはどこなのら?」

エリート「南の上空にて待機しています」

助手「南の塔から確認出来そうですな」

エリート「分かりました。同行致します」

皇太子「うむ。頼む」

神官「何か…分かりそうですか?」

博士「うむ!……じゃじゃーん」

サモナー「…それは?」

博士「魔物図鑑なのら!」

魔道士「魔物…図鑑?」

助手「古来より変遷され続けてきた、魔物について書かれている文献ですじゃ」

博士「これになら魔物の正体が載っている可能性があるのら!」


349 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/06/26(土) 03:15:09.63 ID:BTiLqWoo
皇太子「そんな物があったのか…?」

助手「国軍の機密文書ですじゃ」

エリート「そんな物があるのなら…なぜ公に…」

博士「本部より非公開とのお達しなのら」

助手「それに図鑑と言いましても…北方の魔物までは書かれておりませぬ」

博士「うむ!あくまで南側の魔物のみなのら」

皇太子「成程な…。確かに北は未開の地…過去を遡っても調査履歴はないだろうな」

エリート「……」

博士「さぁ、南の塔にいくのら!」

青年兵「はい!急ぎ、向かいましょう!」

エリート「では…行って参ります!」

皇太子「…うむ!」

タッタッタッタッタ…

ウィッチ「だ、大丈夫でございましょうか…?」

盗賊「…きっと…大丈夫」


351 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/06/26(土) 03:19:57.30 ID:BTiLqWoo
〜南の塔〜

カツカツカツ…スタッ

青年兵「いたっ!」

エリート「身を屈めろ!気付かれるぞっ!」

サッ

博士「アイツか…!」

助手「……では早速」

ゴソッ…パラパラパラッ…

青年兵「……」

エリート「……」

博士「うーん…。いないのら…」

青年兵「あの魔物…。何か探しているんでしょうか?」

エリート「どうかな…。微動だにしない辺り…不気味でしょうがない」

助手「…ん!?博士、これ…ですかね?」

エリート「いたかっ!?」


352 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/06/26(土) 03:20:44.98 ID:BTiLqWoo
ペラッ…

博士「……うむ!外見は確かに記述にほぼ等しいのら!」

青年兵「……何者…なのです!?」

助手「……これは…マズイですね…っ!」

エリート「!?」

博士「奴は…魔王の眷属なのら」

青年兵「眷属…!?」

助手「腹心…といったところですじゃ」

青年兵「…軍団長クラスか。まずいですね…!」

エリート「名前や特徴は分かっているのか!?」

博士「うむ!」

青年兵「……っ」

博士「奴は魔王、アンラマンユの眷属…」

助手「名を『アカ・マナフ』…ですじゃ」

エリート「アカ…マナフ…!!」


353 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/06/26(土) 03:21:33.19 ID:BTiLqWoo


皇太子「アンラ・マンユの眷属だと…!?」

召喚士「っ!!」

魔道士「それって…!!」

隊長「バカな…!!」

女隊員「アンラ・マンユはこの前封印したはずッスよ!?」

副隊長「まさか…破られた!?いや…最初から外側に居たのか…!?」

西方参謀「とにかくこれは厄介な事になったな…」

男隊員「んで、どうすんすか?」

エリート「アカ・マナフの特徴は?」

博士「うむ!普通に仕掛けてもおそらくは無理なのら」

助手「それ以上に厄介なのは能力ですじゃ」

戦士「能力?」

助手「奴は人間に取りつき、己の思うがままに操る事が出来るそうですじゃ」

サモナー「生半可には近づけぬというわけか…」


354 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/06/26(土) 03:23:02.55 ID:BTiLqWoo
盗賊「…どうする?」

召喚士「……」

皇太子「かれこれ1時間以上経っているな…」

エリート「長期戦は避けたいところですね」

皇太子「まずは手始めに弓と魔法で牽制を仕掛けよう」

西方参謀「妥当ですな…。ひっく…!」

西方副司令「すぐに手配致します!」

タッタッタ…

皇太子「撃ち手は極力近づかず、遠方から仕掛けるように」

隊長「その隙に、特殊遊撃が回り込もう」

青年兵「危険ではないですか…!?」

女隊員「危険な役目こそウチらの仕事ッスよ!」

皇太子「……良いのだな?」

男隊員「そのための特殊遊撃ですから!ヒャハハ!!」

隊長「ああ…!なんとか活路を見出してみせる!」


355 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/06/26(土) 03:24:14.56 ID:BTiLqWoo
タッタッタッタッタ…

西方副司令「弓隊、魔道隊配置完了です」

皇太子「ようし、これより牽制を仕掛ける」

魔道士「私も手伝いますっ!」

ウィッチ「同じくでございます!」

エリート「魔道士さん…ウィッチさん…!」

魔道士「…お願いしますっ!」

エリート「……」

ウィッチ「……」

エリート「…分かりました。しかし無茶はしないで下さい」

魔道士「はいっ!ありがとうございます!」

西方副司令「私達も護衛につくわよっ!」

西方参謀「へいへい…。うい〜っく」

皇太子「さて…。これで相手がどう出るか…!」

召喚士「…ええ!」


356 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/06/26(土) 03:38:31.28 ID:BTiLqWoo
ザザッ

西方弓兵「準備完了!いつでもいけます!」

西方副司令「ありがと。魔道隊もいいかしら?」

魔道兵「問題ありません!」

魔道士「ウィッチちゃん、頑張ろうね!」

ウィッチ「魔道士ちゃん。はいでございます!」

西方参謀「照準…。南方上空の魔物…照準合わせぇ!」

ジャキッ…

西方副司令「撃ったら後退…。一撃離脱よっ!」

西方参謀「撃てぇーっ!!」

ドドオオォォンッ!!…バシュシュシュッ!!

轟音鳴り響く中、無数の矢と炎…そして氷の魔法が、アカ・マナフめがけて放たれる。

空一面に広がるそれらは、異形の魔物へ容赦なく襲いかかるが、突き刺さった矢と魔法は、

アカ・マナフのもやのような形状と化した体内へ次々と吸収され、姿を消す。

西方副司令「……!?」


357 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/06/26(土) 03:42:05.30 ID:tjXf.IDO
また絶望的な強さの魔物だな…


359 名前:GEPPERがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/06/26(土) 03:53:33.62 ID:BTiLqWoo
〜オマケ〜

隊長「おい!俺達はイマイチなんつーか…インパクトがねぇ!そこでだ…ゴニョゴニョ」

女隊員「えー!?ほんとにやるんスかぁー?」

隊長「ゴチャゴチャ言ってないでやれ!」

……後日

司令官「特殊遊撃を呼んで」

秘書官「はい。来ました」

バッ!!

男隊員「ふー。……男隊員!!」

ババッ!!

女隊員「…お、女隊員!!」

バッ!!

副隊長「副隊長!!」

ババッ!!

隊長「隊長ーっ!!」

四人「みんなそろって……特殊遊撃強襲隊!!」

隊長「き…決まった…!」

司令官「…………」


360 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/06/26(土) 04:13:39.39 ID:ugWUq/oP
特戦隊?


368 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/06/26(土) 23:17:40.52 ID:PuGxQHAo
                     _____  
           r⌒ヽ、   .  / ー  ー\
          / \  \. / ( ●) ( ●)  
         _/ / ヽ   /     (__人__) \  
        〈__/  . |  |       ` ⌒´   | こうしちゃいられねぇ!!
             /  .\     i⌒\   / 
            ./   / ⌒ヽ, _.ヽ  .\/
        .__   r  /     |/ー、\   \ 
       ."ヽ |  i,        ノ   .\^   i
         .| ヽ./ ヽ、_../   /     .  ヽ、__ノ
         .i /  //  ./   
         .ヽ、_./ ./  /    
             ./ /      
           .ノ.^/   ダッ
           |_/  

   王   _/\_
女´‐ _‐ノv  (゚、゚ ソン   何事でございます? ワイワイ ・・・何用?ガヤガヤ
             アンタに影響されて国軍に入った訳じゃないんだからね
川゚ -゚)  ξ゚ 听)ξ  ザワザワ 戦士様の為なら国を捨てます!!


( ^ω^)「適当なAA作ってまで呼んだのには理由があるんだお」

( ^ω^)「俺も五行作りたいお、だからみんなで合体するんだお」


   王   _/\_
女´‐ _‐ノv  (゚、゚ ソン  ・・・・・・
             
川゚ -゚)  ξ゚ 听)ξ ・・・・・・


( ^ω^)「どうしたお?」


369 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/06/26(土) 23:18:14.96 ID:PuGxQHAo
    フラグ
――因果律。それは決して、偶然ではない…必然。運命。宿命…。

だから俺は、今日の事を単なる偶然なんかじゃない、そう思っているんだ。

思えばこの四人と出会った事…。この四人揃った事…。

それが今日、この日を迎える宿命だったんだ…。
      ルート
そしてその道は、まだずーっと続いているんだね。

  ――Nice boat――


372 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/06/27(日) 01:00:50.44 ID:YpfvEgco
魔道士「う…嘘…っ!?」

ウィッチ「効いてないで…ございますっ!」

西方参謀「総員撤退ーっ!!」

ダッ!!

西方副司令「反撃がくるわよっ!急いで!」

魔道士「っ!!」

タッタッタッタッタ…ザザッ!!

西方副司令「……!?」

西方参謀「動き……なし…」

牽制攻撃を仕掛けた一同は、城壁の物影に隠れ、アカ・マナフの様子を伺う。

ウィッチ「微動だに…しないでございますね…」

西方副司令「な…なんなの?何が目的なの…!?」

西方参謀「……各位そのまま待機。伝令は本陣に、現状報告と次なる指示を…ひっく」

伝令「かしこまりました!」

タッタッタ…


373 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/06/27(日) 01:01:39.39 ID:YpfvEgco


戦士「何だとぉ!?」

エリート「それはまことか…っ!?」

伝令「はいっ!次なるご指示を…!!」

神官「通常攻撃が効かないとは…厄介ですね」

皇太子「うむ。どうしたものかな…」

盗賊「…どうすれば…いいのだ?」

召喚士「そうですね…。通常攻撃が効かないとなると……」

サモナー「特殊攻撃ですね」

戦士「特殊攻撃…?」

サモナー「召喚術や合体魔法の事ですよ」

戦士「……なるほどな」

隊長「やっぱりここは俺らが出るしかねーわな…」

皇太子「……」

隊長「殿下!出撃命令をっ!!」


374 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/06/27(日) 01:02:53.37 ID:YpfvEgco
エリート「殿下…ここは……」

副隊長「時間を稼ぎます。その隙に次の手を…お願いします」

女隊員「そうッス。やる時はやるッスよ!」

皇太子「……分かった。特殊遊撃強襲隊、出てくれ」

男隊員「お任せをっ!!ヒャハハ!!」

隊長「おーし、行くぞてめぇら…!」

女隊員「了解ッス!!」

皇太子「…頼む!」

ダダッ!!

神官「今のうちに編成を…」

博士「うむ!そうなのら」

西方司令「あちらには副司令と参謀がいますので大丈夫でしょう…。それに比べ私は…はぁ…」

エリート「殿下、編成を。宜しいですね…?」

皇太子「ああ…」

召喚士「……」


375 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/06/27(日) 01:04:02.15 ID:YpfvEgco
エリート「まずは弓兵隊と魔道隊ですが…そのまま牽制続行で宜しいですか?」

皇太子「……異存ない」

エリート「伝令。聞いての通りだ」

伝令「はっ!」

エリート「無理はせず、何かあったらすぐに中央まで退くよう申し伝えよ」

伝令「かしこまりました!!」

伝令は強く頷き、南の前線へと急ぎ向かう。

皇太子「この中で前衛を務められる者は…?」

戦士「俺と…コイツ」

盗賊「……ん」

エリート「私もですね…」

皇太子「あとは……私か」

エリート「殿下っ!!」

皇太子「…何だ?」

エリート「何だ、ではありません!殿下は後方にて指揮を執って下さい!」


376 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/06/27(日) 01:05:29.59 ID:YpfvEgco
皇太子「……」

エリート「殿下!」

皇太子「分かったよ。そうさせて貰う」

西方司令「あ、あのぉ…」

エリート「……?」

西方司令「わ、私も…前衛なんです…。す、すみません…」

エリート「…そ、そうですか」

皇太子「残りは後衛か……」

青年兵「全員…召喚士ですね…」

召喚士「本当だ…!」

エリート「頼もしい限りだ…。宜しくお願いします」

神官「ええ…」

サモナー「多少でもお役に立てれば……」

皇太子「さて…問題は…」

博士「どうやってあの魔物と戦うか、なのら」


377 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/06/27(日) 01:06:19.12 ID:YpfvEgco
神官「確か…人間にとり憑く能力があるとか…」

エリート「それが厄介ですね…」

皇太子「基本線は、召喚士による攻撃に頼るしかあるまい…」

召喚士「……やります!」

戦士「そこを俺らが盾になるってわけだな!」

盗賊「……」

エリート「それ以外に打つ手はありませんね」

皇太子「ふむ…。では、本陣を南の前線へと展開する!」

西方司令「はあぁ…ついに戦いがっ。皆さん、武器や準備を進めて下さい。すみません…」

西方兵「ははっ!!」

サモナー「魔道隊の中で二行以上の合体魔法が出来る者も選抜致しましょう」

エリート「ごもっともだ。前線に着いたら早速手筈を整えよう」

皇太子「よし…!敵は相当の者だが、わずか一匹。集中的に叩けば討てるはずだ!」

召喚士「やるしか…ない!」

一同は牽制攻撃を仕掛ける弓隊、魔道士の待つ前線へと、移動を開始した。


380 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/06/27(日) 02:21:10.31 ID:qea5hADO
>>1乙
予想を書きたいと思いながらも、もし当たったとしたら負けず嫌いな>>1のことだから展開変えそうで怖いw


381 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/06/27(日) 04:11:41.43 ID:5ewMBcDO
詰まんねー自己満足すんなよ
オメーのオナニーが作者の首を絞めてんだ


385 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/06/27(日) 11:17:27.50 ID:JhTV1QAO
オナニーは人様に迷惑をかけないでやれ


386 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/06/27(日) 11:42:55.74 ID:9iWhVj.0
まあみんなで楽しく見ようぜ


387 名前:GEPPERがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/06/27(日) 12:16:40.62 ID:YpfvEgco
エリート「よ…予想はよそう!…なんちゃって…」

皇太子「え?」

青年兵「えっ?」

神官「えっ!?」

エリート「……え?」

>>380
そうでもないですよー。王道ちっくなので過去にも結構当てられてますし…

まぁ予想については皆様の意見もありますので、自己責任と言いますか
臨機応変にと言いますか…えぇと…↓続き



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