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真剣士「英雄の…血…?」
- 445 名前: ◆qqtckwRIh. []
投稿日:2013/11/23(土) 21:28:20 ID:L/gF1/fM
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
――――【幻王の古城・2階】
ガチャガチャッ…バタァァンッ!!!!
ズザザザ…
クレイオス『…』
真剣士「…」
黒髪乙女「…」
師匠「…」
大魔道「…」
- 446 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/23(土) 21:29:46 ID:L/gF1/fM
トコ…トコ…ピタッ
真剣士「幻王ってのは…あの奥のイスに座ってるヤツか…?」
師匠「そうです…」
大魔道「幻王…!」
黒髪乙女「…」
クレイオス『よぉ…』
幻王『…』
- 447 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/23(土) 21:31:28 ID:L/gF1/fM
真剣士「お前が…幻王か」
幻王『…』
真剣士「…」
幻王『…やれやれ、騒がしい』
大魔道「騒がしいのはどちらですかね。僕たちにとって貴方は迷惑千万ですよ」
幻王『ふん…』
- 448 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/23(土) 21:32:52 ID:L/gF1/fM
真剣士「…」
幻王『…まさか、ここまで来るなんてね』
大魔道「もう、降参したらどうですか?」
幻王『それは却下だね。分かってるだろ』
大魔道「…」
幻王『確かに、英雄の血は大分…力が戻ったんだね』
大魔道「貴方は負けますよ」
幻王『さぁ…やってみないと分からないだろう』
クレイオス『何をごちゃごちゃと話している!!』
幻王『…クレイオス』
クレイオス『我が同胞の敵…ここで晴らさせてもらうぞ!』クワッ
- 449 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/23(土) 21:34:20 ID:L/gF1/fM
黒髪乙女「…クレイオスさん!」
真剣士「クレイオスさん!?」
クレイオス『うおおおっ!』ダダダダッ
幻王『所詮、君は俺の操り人形なんだよー…」パチンッ
クレイオス『!』
幻王『君には少々、痛い目に見てもらおうかな』
クレイオス『な、何を…う、動けん!』ブルブル
幻王『例えば、眼球と内臓に狙って火魔法…とか』パチンッ
ボォンッ!!!
- 450 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/23(土) 21:35:50 ID:L/gF1/fM
クレイオス『…がああっ!!!!』ブシャアッ
真剣士「く、クレイオスさぁぁん!」
クレイオス『あ…熱い…う…』
真剣士「や、やめろぉ!」ダッ
幻王『助ける気?遅いし、意味ないよ』パチンッ
ドォンッ!!!ベチャベチャッ…
クレイオス『…』ドサッ…
真剣士「…!!」
黒髪乙女「く…クレイオスさ…」
師匠「…」
大魔道「…」
- 451 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/23(土) 21:38:35 ID:L/gF1/fM
幻王『…』ニコッ
真剣士「お、お前…クレイオスさんを…」ブルブル
幻王『え?仲間一人やられたくらいで悔しがってるの?』
真剣士「…ぁ?」
幻王『何怒ってんの?』
真剣士「お前…!」ブルブル
- 452 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/23(土) 21:39:55 ID:L/gF1/fM
大魔道「…」
師匠「大魔道さん…どうしますか」
大魔道「…まだ、様子を見ましょう」
黒髪乙女「…」
真剣士「…幻王」
幻王『何?』
真剣士「これ以上、戦うのはやめてくれないか…」
幻王『やだよ』
真剣士「…なぜ」
幻王『だって、俺にはもうこの世界しか戦う事ができないからだろ』
真剣士「…どういうことだ」
幻王『どういうことだって…、は?』
- 453 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/23(土) 21:41:10 ID:L/gF1/fM
真剣士「…?」ピクッ
幻王『どういうことって…どういうことだよ…おい』
真剣士「…なんだ」
幻王『……!なるほど、そういうことか?』
真剣士「だから、何だ!」
幻王『は、ハハハハ!!!』
真剣士「何笑ってやがるんだ、こらぁ!」
幻王『わかった、そういうことか…大魔道!』
大魔道「…」
師匠「大魔道さん!」
- 454 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/23(土) 21:43:07 ID:L/gF1/fM
幻王『悪いけど、待ってられないんだ。面倒だし、さっさと死んでもらうよ。大風刃魔法っ』パチンッ
…ビュンッ!!!
真剣士「!」
師匠「危ないっ!」キィン!!
真剣士「師匠!」
大魔道「あ、姉剣士さん!」
師匠「これ以上は見てられません!私たちでやりましょう!」
真剣士「し、師匠…?大魔道…?」
大魔道「くっ…やるしか、なさそうですね」
- 455 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/23(土) 21:44:16 ID:L/gF1/fM
幻王『いいよ、相手するよ…おいで』グワッ!!
師匠「!」スチャッ
大魔道「…」スッ
幻王『…大風刃魔法』パチンッ
ビュビュビュビュンッ!!!スパァッ!!!
師匠「くっ、なんて魔力!」
大魔道「姉剣士さん!硬化魔法、攻撃増大魔法!」パァッ
師匠「ありがとうございます!」
幻王『硬化魔法は面倒だな…大雷撃魔法っ!』パチンッ
バチバチバチッ!!!
- 456 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/23(土) 21:45:04 ID:L/gF1/fM
大魔道「その程度の攻撃では、僕の硬化は弾くことなど…」
…バキィンッ!!!パラパラ…
大魔道「なっ!」
師匠「だ…大魔道さんの硬化魔法を弾くなんて…」
幻王『魔法合戦やるかい?』ニコッ
師匠「…なら、この速度について来れますか!?」ビュンッ
ダダダダダッ!!!
幻王『肉弾戦か…後ろだっ!』バッ…カキィンッ!!!
師匠「こ、この速度で見切りますか…!」
- 457 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/23(土) 21:46:21 ID:L/gF1/fM
幻王『近づいたのは失敗だったね。…爆炎魔法』パチンッ
キィィィン…
師匠「しまっ…」
ドゴォォォンッ!!!…パラパラパラ…
真剣士「し、師匠!!」
ズザザザザ…スタッ
師匠「はぁ…はぁ…、今のは焦りましたよ…」ビキビキッ
幻王『なるほどね、亜人の特異術…部分硬化か。速度も速いし厄介だね』
師匠「つ、強い…」
大魔道「幻王、こっちです!…これならどうですか?」キィィン…
幻王『!』ハッ
大魔道「極氷結魔法っ!!」パァッ
- 458 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/23(土) 21:48:57 ID:L/gF1/fM
カキィン!!カキンカキンカキィン!!!
幻王『がっ!』
大魔道「術者に比例する絶対零度の氷結…逃れる術はありませんよ!」
幻王『か…体が、凍る!』
大魔道「詠唱が長いのが厄介ですが…姉剣士さんのお陰で上手く行きましたよ…」
幻王『や…やられるぅぅ…とか、なんつって』ニタッ
大魔道「!」
- 459 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/23(土) 21:50:14 ID:L/gF1/fM
ユラァ…
幻王『君が俺に攻撃を当てたと思っているのが…幻惑なんだなこれが』
大魔道「まさか…幻惑魔法を!?いつの間に…!」
"『そして…僕がどこにいるか分かるかな?』"
大魔道「姿が消えた…ど、どこに!」
幻王『後ろ』ニコッ
…ズバアッ!!!
- 460 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/23(土) 21:51:05 ID:L/gF1/fM
大魔道「…っ」ポタ…ポタ…
幻王『まだまだだね大魔道』
大魔道「くっ…」ドシャッ
師匠「大魔道さん!」
真剣士「だ、大魔道!!」
黒髪乙女「大魔道さぁん!」
- 461 名前: ◆qqtckwRIh. [sage] 投稿日:2013/11/23(土) 21:52:47 ID:L/gF1/fM
本日はここまでです。ありがとうございました。
また、予定では明日の更新で最終回となります。
- 462 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2013/11/23(土) 23:37:15 ID:1MpVsvG2
おつ
もすこしみたい
- 463 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2013/11/24(日) 00:27:51 ID:hnu4dczY
乙
ところどころでクレイオスがクレオイスと呼ばれてるから、あだ名なのか殆ど真剣士が呼んでたから聞き間違えてたのかと思ってたけど違うっぽいな
- 464 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2013/11/24(日) 09:02:28 ID:RjqxGyU2
乙!
もう最終回なんですかっ
早く結末を見てみたいような
終わって欲しく無いような
複雑です
- 465 名前: ◆qqtckwRIh. [sage] 投稿日:2013/11/24(日) 22:43:40 ID:3QncLmjA
皆さま有難うございます。遅れながら、投下開始致します。
- 466 名前: ◆qqtckwRIh. [sage] 投稿日:2013/11/24(日) 22:45:22 ID:3QncLmjA
幻王『大魔道…君は一足先に…この世界からご退場願おうか…!』スッ
師匠「…やらせませんっ!」ダッ!
ダダダダッ…タァンッ!!
師匠「落撃っ!!」ヒュウウウッ
幻王『君もあとで面倒見るから大人しくしてて…大風刃魔法っ』パチンッ
ビュウウウッ…ズバァンッ!!!
…ドシャッ…
真剣士「!!」
師匠「…わ、私の特異硬化を…切り裂くなんて…」ズキンッ…
真剣士「し…師匠…あ、脚…脚が…!!」ブルブル
黒髪乙女「いやああっ!」
- 467 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/24(日) 22:46:50 ID:3QncLmjA
幻王『…あれ?胴体狙ったのに右足が取れただけか』
師匠「くうっ…!」ズキズキ
真剣士「な…何なんだよ…こいつ…」
幻王『…』
黒髪乙女「大魔道さん!姉剣士さん…ひ…ヒーリング魔法ぉぉっ!」パァッ
真剣士「!」
- 468 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/24(日) 22:47:37 ID:3QncLmjA
…シュゥゥッ
大魔道「…!」
師匠「痛みが消えた…」
黒髪乙女「み…みんなが戦ってて…私にはこれくらいしか…」グスッ
師匠「ふふ…ありがとうございます…」
大魔道「立派な…魔法ですよ」ニコッ
幻王『…』
真剣士「…でも…大魔道がやられて、師匠もやられて…ど、どうしろっつーんだよ!」
師匠「真剣士さん…思い出して下さい…!もう、貴方しかいないんです!」
真剣士「い、一体何を思い出せって…」
- 469 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/24(日) 22:48:14 ID:3QncLmjA
幻王『うるっさいなぁ。もう君たちの負けだよ…また今度かかっておいで』ニコッ
…パチンッ…ドゴォンッ!!!
師匠「きゃああっ!」
ズザザ…ドシャアッ…
真剣士「し、師匠!」
黒髪乙女「姉剣士さん!待って下さい…今、回復魔法を…!」パァッ
幻王『そういうの…いらないから』パチンッ…ビュンッ!!!
- 470 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/24(日) 22:49:03 ID:3QncLmjA
…ブシュッ!!!…ドサッ…
真剣士「…え?」
黒髪乙女「…」ドバッ…
真剣士「…黒髪乙女?」
- 471 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/24(日) 22:50:26 ID:3QncLmjA
師匠「く、黒髪乙女さ…!」
大魔道「…っ」
真剣士「黒髪乙女ぇぇぇ!」ダッ
黒髪乙女「…」ドクドク
真剣士「ち、血が…!だ、誰か…止めてくれぇ!!」
大魔道「…っ、今の魔法には強力な呪縛がかかっている…。血が…止らない…!」
真剣士「で、でも、じゃあ…どうすりゃいいんだよ!!!」
幻王『あっはっはっは!』
真剣士「て…てめぇ…、幻王…!」ギロッ
幻王『次は君たちだよ』
- 472 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/24(日) 22:51:12 ID:3QncLmjA
黒髪乙女「…っ」ハァハァ
真剣士「黒髪乙女っ…」
黒髪乙女「ごほっ…」ドバッ
真剣士「…もういい、しゃべるな…」グスッ
黒髪乙女「…何で、泣いてるの…?」
真剣士「…な、何でって…!」
黒髪乙女「痛っ…!あ、そっか…私、やられちゃったんだ…」ズキンッ
真剣士「お、俺は…、お、お前を守って…守るって…」
黒髪乙女「ううん…」
真剣士「…た、助けてくれよ…師匠、大魔道…」
- 473 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/24(日) 22:52:21 ID:3QncLmjA
黒髪乙女「真剣士…」ボソッ
真剣士「…っ」
黒髪乙女「…ごめんね」
ガクッ…
真剣士「…!!」
師匠「…っ」
大魔道「…」
真剣士「…」ブルブル
幻王『あ、死んだんだ』ニコッ
- 474 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/24(日) 22:53:37 ID:3QncLmjA
真剣士「…」…ゴッ!!!!
ゴゴゴゴゴッ…
大魔道「…きた」
師匠「ごほっ…まさか…」
幻王『…ッ!』
真剣士「…お前は…絶対に殺してやる…」ゴォォォッ
幻王『な、何て魔力…』タジッ
- 475 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/24(日) 22:55:01 ID:3QncLmjA
真剣士「…」スチャッ
幻王『だけど、今の君じゃまだ力量不足だ!』パチンッ
…ドゴォンッ!!!!
幻王『僕の火炎魔法も受けきれないようじゃ』
モクモク…
幻王「…!』
真剣士「…痛くもねえな」
幻王『…』
- 476 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/24(日) 22:55:55 ID:3QncLmjA
ビキッ…ビキビキビキ…
大魔道「竜の皮膚…、3代目の力…」
幻王『…これならどうですか』パチンッ
ゴォォォッ!!!!
師匠「や、闇の魔法…あれに飲まれては一瞬で灰になってしまう…避けてください…っ!」
大魔道「…大丈夫でしょう」
真剣士「…うぜぇよ!!」スチャッ…パァッ!!!
…キキキィンッ!!!ズバァンッ!!!!
幻王『な、何だと!闇を…切り裂くなんて!』
- 477 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2013/11/24(日) 22:56:48 ID:Q9G7dErw
大魔導…やっぱりそういうことか…
- 478 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/24(日) 22:58:09 ID:3QncLmjA
大魔道「2代目の切り札…、剣への光属性の付与…」
師匠「…」ゴクッ
幻王『まだまだぁっ!大雷撃魔法っ!」パチンッ
バチバチバチッ…!!
真剣士「…」ビキビキッ
ザッ…ザッザッ…
幻王『な…何だってたんだよ!!何で倒れない!』
- 479 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/24(日) 22:58:52 ID:3QncLmjA
幻王『…極火炎魔法!極雷撃魔法!極水流魔法!』パチパチンッ!!!
…トゴ゙ォォォオオオオンッ!!!グラグラグラ…
真剣士「!」
ズバァンッ!!!…ドシャッ…
真剣士「…」
幻王『はぁ…はぁ…』
師匠「し、真剣士さん!さ、さすがに今の攻撃では…!」
大魔道「いえ大丈夫でしょう…。彼には、あの血…」
真剣士「ぬ…ぬうおおおっ!」ムクッ
大魔道「"初代"の英雄の血…、打たれ強さがある!」
- 480 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/24(日) 23:00:06 ID:3QncLmjA
幻王『な、何なんだよ…くそぉ!』
真剣士「…」
ザッ…ザッ…ザッ…
幻王『…こ、こんなバカな…』
真剣士「俺の頭に、色々と囁いてくれているよ。これが、血ってやつなのか…」ユラッ
幻王『お…俺は…!幻王だ!!極幻まほ…』クワッ
真剣士「うおおおっっ!!!」
キィィィンッ!!!!ズバァァンッ……
- 481 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/24(日) 23:01:07 ID:3QncLmjA
幻王『…がっ…』
真剣士「…」
幻王『…ま…"また"…か…』
…ドサッ
真剣士「…」
師匠「し…真剣士さん!」
大魔道「や、やった…」
真剣士「これで…終わりか…?」
幻王『…』
真剣士「本当にあっけない…幕切れ…だな」グスッ…ポロポロ
- 482 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/24(日) 23:02:14 ID:3QncLmjA
師匠「…真剣士さん」
大魔道「…」
真剣士「黒髪乙女…、お、俺は…」グスッ
ミシッ…ミシミシミシ…ゴゴゴゴゴ…
真剣士「な…なんだ…?」
師匠「…これは」
大魔道「崩壊…ですね」
- 483 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/24(日) 23:03:32 ID:3QncLmjA
ゴゴゴゴ…バキィンッ!!
真剣士「城が崩れる…?いや…違う…」
大魔道「…真剣士さん、覚えていませんか?」
真剣士「この感覚は…あの時の…!」
大魔道「そうです。真剣士さんは、これを覚えているはず」
真剣士「あの廃墟の幻惑魔法が解ける…感覚…」
大魔道「…」
真剣士「…違う、もっと前…大魔道と出会う前に…何だこれ…。うぅっ…」ズキンッ!!!
ズキンズキンズキン…
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