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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その26
711 名前:NIPPERがお送りします [sage saga] 投稿日:2011/03/14(月) 13:18:13.56 ID:99/CZB6Oo
とりあえずここで区切って、本編は一旦中段します!
ここからは何か楽しい番外編でも書こうかと思います!
ご希望あれば仰って下さいませ!!ノシ


712 名前:NIPPERがお送りします [sage saga] 投稿日:2011/03/14(月) 13:19:03.83 ID:99/CZB6Oo
この期に及んで……くそぅ

中段→中断


716 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/14(月) 13:53:48.49 ID:99/CZB6Oo
偽戦士「でっりゃああぁぁ!!」

ゴブリン「――ッ!!」

ザシュッ

くの一「これで粗方、片付いたな」

ウィッチ「そうみたいでございますっ!」

偽戦士「…おーい、そっちは大丈夫かぁ?」

同門「……」

ゴブリン「感嘆にやられる俺っちじゃないだぎゃー!」

同門「…ふん」

スゥッ…チャキッ

同門「……はぁ!」

ザシュッ……ドサッ

偽戦士「…おーお見事」

同門「この程度、召喚獣を出すまでもない」

くの一「……だな」


717 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/14(月) 13:55:14.28 ID:99/CZB6Oo


   同門「行けっ!フェニックス!!」

〜召喚士「行けっ!コカトリス!!」番外編〜


718 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/14(月) 13:56:03.96 ID:99/CZB6Oo


偽戦士「あー腹減ったぁ」

テクテクテクテク

ウィッチ「もうじき町が見えるでございます。我慢しましょう」

偽戦士「…ったく、同じ魔道士でこうも違うとはなぁ」

ウィッチ「何の話でございますか?」

偽戦士「あっちの魔道士は料理上手で…そりゃもう……」

ウィッチ「……ひどいでございます」

くの一「お前、いい加減にしろよ?」

偽戦士「なーんだよ、まぁそう怒るなって。胸を揉んだ仲じゃないか」

くの一「貴様が一方的に揉んだのだろうが!」

偽戦士「…まぁ、そうとも言う」

くの一「……っ」

チャキッ

偽戦士「うわっ、ちょ…落ち着けって!!」


719 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/14(月) 13:56:30.24 ID:99/CZB6Oo


ウィッチ「でも、同門さんて不思議でございますね」

偽戦士「ん?あぁ、不思議っつーか変わりモンだなありゃ」

くの一「うん」

ウィッチ「もっと、仲良くすればいいのに……」

偽戦士「本当だよね。ビミョーな距離で歩いてるし……」

くの一「うん」

ウィッチ「こっちから…話すべきでございますかね?」

偽戦士「ほっとけ。ああいうの何て言うんだっけほら、コミュ……」

くの一「……」

ウィッチ「でも、パーティー仲間でございますし……」

偽戦士「ヤローに興味はない」

くの一「そもそも…仲間と思ってるのか?」

ウィッチ「でもでもっ、寂しそう――」

同門「……うるさいっ!全部聞こえんだよっ!!」


720 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/14(月) 13:57:12.97 ID:99/CZB6Oo
偽戦士「おい、怒ったぞ」

くの一「怖い怖い」

ウィッチ「怒っちゃ…嫌でございます……」

同門「貴様ら……っ」

偽戦士「嫌なら出てきゃいいじゃーん!」

くの一「そうだそうだ」

ウィッチ「嫌なんで…ございますか?」

同門「……くっ!」

ザッ

同門「あー分かった。じゃあな!」

ザッザッザッザッサ

くの一「…おい。行ってしまったぞ」

ウィッチ「は、早く追うでございますっ!」

偽戦士「ほっとけって。どーせすぐ、寂しくなって帰ってくるよ」

同門「だから聞こえてるんだよっ!!」


721 名前:NIPPERがお送りします [sage saga] 投稿日:2011/03/14(月) 13:59:35.45 ID:99/CZB6Oo
では帰宅しますー!ご支援ありがとうでした!ノシ


728 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/03/14(月) 20:42:08.26 ID:qkvaUKLn0
福島人だが、こんな時こそめげちゃいかんよな

これを励みに頑張るわ


729 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/14(月) 22:00:59.07 ID:NYlszuIJo
ザッザッザッザッザ

ウィッチ「本当に、行っちゃったでございますよ?」

偽戦士「だからほっとけって。どーせすぐに寂しくて戻ってくるよ」

くの一「そうか?」

偽戦士「むしろ俺としては……」

ウィッチ「ふぇっ!?」

くの一「な……っ!?」

モミモミムニュッ!!

偽戦士「両手に花…いやっ、両手におっぱ――」

くの一「やめんかあぁ!!」

ウィッチ「きゃああぁぁーっ!!」

バキィッ!!…ドカァ!!…ドサッ

くの一「…ふんっ、全く」

ウィッチ「破廉恥でございますわっ!ぷんぷんっ!」

偽戦士「……このノリ、あれだ…ギャグ漫画的なあれだ…うん」


730 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/14(月) 22:01:46.43 ID:NYlszuIJo
〜夜!〜

カポーン

くの一「…風呂はいいね、風呂は心を潤してくれる。人の生み出した文化の極みだよ」

カラカラッ

ウィッチ「……」

くの一「女同士だ。そんなに隠さなくとも良いぞ」

ウィッチ「い、いえ…っ」

くの一「……」

ウィッチ「傷とか多くて……恥ずかしいでございます……」

くの一「……そうか」

ウィッチ「失礼しますでございます」

チャポッ

ウィッチ「……はぁ〜。暖かい〜っ」

くの一「風呂はいいぞ。風呂は心を潤し……」

カサッ


731 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/14(月) 22:02:24.72 ID:NYlszuIJo
くの一「曲者っ!!」

シュバッ…カポンッ!!

――「ぎゃっ!!」

ウィッチ「えっ!?」

タタッ…ジーッ

くの一「……逃がしたか」

ウィッチ「ま、窓の外でございますかっ!?」

くの一「……ああ」

ウィッチ「……まさか」

くの一「そのまさか、だろうな」

ウィッチ「破廉恥でございます……っ」

ザバッ

ウィッチ「もう…出るんでございますか?」

くの一「とどめをさしてくる」

ウィッチ「…なるほど。お供するでございますっ!」


732 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/14(月) 22:02:48.45 ID:NYlszuIJo


偽戦士「ふふんふーん」

スタスタスタ

偽戦士「風呂上りには…やっぱりこれよ!」

キュポッ

偽戦士「タオル一丁!腰に手をあてて……一気に!」

グイッ!!…ガチャッ

くの一「こらぁ!!」

偽戦士「ぐふおぉっ!!」

ウィッチ「!?」

偽戦士「げほっ、ごほっ!ごほっ!……ノッグぐらい゛じろよ゛……っ」

くの一「すすっ、すまぬっ///」

ウィッチ「……ひゃああぁぁ///」

偽戦士「……げほっ、んで…何だよ」

くの一「お、お前……風呂を覗いたろっ!」


733 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/14(月) 22:03:15.80 ID:NYlszuIJo
偽戦士「はぁ!?ってか……風呂入ってたのかよ……っ!!」

ガクッ

偽戦士「こんなチャンスをみすみす逃すとは……」

くの一「とぼけるな!お前以外に誰が覗くというのだっ」

偽戦士「いや、あのな……。冗談抜きで俺じゃないんだって」

ウィッチ「……本当で…ございますか?」

偽戦士「ああ。俺の股間に誓って言う!違う!」

くの一「意味が分からんっ!!」

偽戦士「いやほら、覗いた後なら股間が――」

ドグッ!!

偽戦士「――っ!!」

くの一「そ、そんなものは潰れてしまえっ」

ウィッチ「いっ、痛そぉ……っ」

ドサッ…ピクピク

偽戦士「……潰れました……心が」


734 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/14(月) 22:04:19.15 ID:NYlszuIJo


偽戦士「だーから、俺は風呂に入ってたっつーの」

くの一「まぁ……よく考えれば、その格好を見れば確かに……」

ウィッチ「そ、そうでございますね…」

偽戦士「蹴られ損だよ全く……」

くの一「……す、すまん」

偽戦士「罰として揉ませろ」

くの一「はぁ!?」

ウィッチ「でもっ、じゃあ…犯人は?」

偽戦士「…あー、あいつじゃねぇの?」

ウィッチ「同門さんでございますか!?」

くの一「あの男はそんな真似せんだろ」

偽戦士「何そのエコ贔屓……」

くの一「日頃の行いだ」

偽戦士「……ちぇっ」


735 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/14(月) 22:05:25.45 ID:NYlszuIJo
〜近くの公園〜

同門「……ぶぇーっくし!!」

ゴシゴシ

同門「……冷えたか」

スクッ

同門「……ん?」

タッタッタッタッタ

――「おーいちちちちっ!ひでぇ〜目に遭ったぜぇ!」

同門「……」

――「しっかし……にっひっひっひっひ!い〜い眺めだった事っ」

キジ「サルッ!そこにたさー!」

イヌ「何してるね。もう出発ね」

サル「へいへい。目の保養も済ませたし…行くとすっかぁ!」

タッタッタッタッタ

同門「……な、何だったんだ…?」


736 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/14(月) 22:05:52.68 ID:NYlszuIJo
〜昼!〜

偽戦士「結〜局、顔を見せねぇなぁ」

ウィッチ「何だかんだ、心配しているでございますねっ」

くの一「寂しいんだろ?」

偽戦士「バカ言えって!何で俺が……」

ウィッチ「ふふっ」

偽戦士「笑うな!」

くの一「ほら、行くぞ」

偽戦士「行くって……どこにだよ」

くの一「決まっておるだろう。山を登るのさ」

ウィッチ「登山…でございますか?」

偽戦士「そこに山があるから……ってか」

くの一「意味が分からん」

偽戦士「じゃあ何なんだよ」

くの一「決まっておるだろう」


737 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/14(月) 22:06:39.25 ID:NYlszuIJo
〜夕方!〜

偽戦士「本当にいるんだろな」

くの一「分からん」

偽戦士「はぁ!?お前が山を登ればいるかもって言ったんだろ!」

くの一「ああ。いる『かも』と言ったぞ」

偽戦士「……屁理屈」

ウィッチ「ま、まぁまぁ!」

くの一「他にあ奴が行きそうな所など、知らん」

偽戦士「…まぁ、そりゃそうだわな」

ウィッチ「でも、私達だけで大丈夫でございますかね?」

偽戦士「あん?何がだ?」

ウィッチ「だって、この辺りには……」

ガサガサッ

ウィッチ「強ーいオーガが出るって……」

くの一「出たぁーっ!!」


738 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/14(月) 22:07:14.38 ID:NYlszuIJo
ドズウゥン

オーガ「グワーッハッハッハ!!」

偽戦士「ちぃっ!こりゃでけぇぞ!!」

くの一「ウィッチ!援護してくれっ!」

ウィッチ「はいでございますっ!!」

オーガ「おんやぁ?メスが二匹もおるじゃないかぁ」

ウィッチ「ひぃっ!」

偽戦士「下がってな。俺がやる」

くの一「手を貸す。左右から行くぞ」

偽戦士「いや、お前は牽制しつつ…やばいと思ったらウィッチ連れて逃げろ」

ウィッチ「!?」

オーガ「オニーチャン、かっこいいねぇ!」

偽戦士「へっへ。ちゃっちゃと料理してやんぜ!」

オーガ「…ほぉ、大した根性だのぉー」

偽戦士「…おしゃべりは……これまでよっ!!」


739 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/14(月) 22:07:58.02 ID:NYlszuIJo
〜格闘中!〜

バキャアアァァ…ズザァ!!

偽戦士「いっちちちち!!」

オーガ「おーらどうした?まだ一撃も食らってねーぞ」

偽戦士「……だっりゃああぁぁ!!」

オーガ「……ふん!」

バキャアァ!!…ドサッ

偽戦士「…お、おかしい。こんははずは…っ」

くの一「何をしている!?一旦下がれ!!」

ウィッチ「え、援護するでございます!」

偽戦士「仕方ねぇ。本気を出すか……。スーパーデンジャラスミラクル――」

バキィッ!!…ポイッ

偽戦士「あふんっ!」

くの一「あんの馬鹿……っ!」

オーガ「グフフフフッ!さーてさて!」


740 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/14(月) 22:09:34.60 ID:NYlszuIJo
ウィッチ「ひ、ひいいぃぃ…っ!!」

くの一「こうなったら……っ!」

チャキッ

オーガ「おいしく頂き……サービスタイ……」

――「行けっ、フェニックス」

キュイイィィン…ガオオォォォォンッ!!

オーガ「ム――ッ!!」

ドッギャアアァァァァンッ!!

オーガ「おかーちゃーんっ!!」

キラーン

偽戦士「お、おま……」

くの一「……っ!!」

ウィッチ「同門さんっ!!」

ザッザッザッザッザ

同門「……ちっ、こんな所で何してやがる」


741 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/14(月) 22:10:30.19 ID:NYlszuIJo
偽戦士「な、何って…てめぇを探しに……」

同門「何故、探すっ!?俺が頼んだか?」

ウィッチ「だ、だってぇ……」

くの一「お前は…本当にそれで良いのか?」

同門「……」

偽戦士「仲間…じゃねーのかよ」

同門「……っ」

偽戦士「何だかんだ、四人一緒にここまでやってきたじゃねーか!」

同門「……短い付き合いだけどな」

偽戦士「そんなの関係ねーだろっ!その分……ぶっとい絆だろうがよっ!」

くの一「……少なくとも、私達はそう思っている」

ウィッチ「そうでございますっ!!」

同門「……っ!!」

ダンッ

同門「もう関わるな!俺と関われば……不幸になる……っ」


742 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/14(月) 22:11:01.06 ID:NYlszuIJo
ウィッチ「……いいえ」

同門「……?」

ウィッチ「私達三人だって、不幸を乗り越えてきたんでございます」

くの一「ああ。お前だって…そうだろ?」

偽戦士「こっから先は……希望って道しかねーぞ?」

同門「……」

くの一「お前だって分かっているはずだ。だから…助けに来てくれたんだろ?」

同門「…単なる偶然だ」

偽戦士「……へっ!」

グイッ…カサッ

偽戦士「偶然で…しっかり地図握ってかぁ?」

ブンッ

同門「うるさい……っ」

偽戦士「照れるなって!がっははは!!」

ウィッチ「……ふふっ。うふふふ!!」


743 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/14(月) 22:11:25.72 ID:NYlszuIJo


くの一「……どうするのだ?」

同門「……」

偽戦士「俺らは…行くぞ?」

同門「……」

ウィッチ「同門さん、一緒に…行くでございます」

同門「……だけだ」

ウィッチ「へ…っ?」

同門「…一緒に…ついて行くだけだ…っ!」

ウィッチ「同門さぁんっ!!」

くの一「……へそ曲がりな奴だな」

同門「は、離れろっ!こらっ!」

偽戦士「…ったく。抱きつくのはお前に任せるが…揉むのは、俺担当だぜ?」

バキィ!!…ドカァ!!

偽戦士「……しっかり、オチもつくのね。とほほ……っ」


744 名前:NIPPERがお送りします [sage saga] 投稿日:2011/03/14(月) 22:13:36.24 ID:NYlszuIJo
ひとまず>>713終了という事で

>>725
ところがどっこい通勤に2時間以上かかりました…

>>726-728
本当にこんな事でしかお手伝い出来ません…
月並みな言葉で恐縮ですが、みんな付いてます!頑張って下さい!!


747 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/03/14(月) 23:46:02.79 ID:PiGA5VqDO
>>1乙っす
ドッペルのスケベ設定忘れていて油断してたwwwwww


748 名前:NIPPERがお送りします [] 投稿日:2011/03/15(火) 15:11:50.79 ID:NXuyHxav0
1乙
ウィッチがしっかりしてきた



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