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女「突然押しかけてしまって申し訳ありません」
- 1 :VIPがお送りします []
:2009/08/08(土) 04:16:32.80 ID:7718wdwX0
男「……だれ?」
女「えーとですね、1週間ほど置いてもらえませんでしょうか?」
男「はい?」
女「ですから、1週間ほど置いてはもらえませんでしょうか?」
男「もらえません、では」
ガチャッ
ピンポーン
ガチャッ
男「…」
女「お願いします。色々家事等しますので」
男「……いや、だめだめ」
ガチャッ
女「……」
男「…いやぁ、変な夢だったな……」
女「夢じゃないですよ」
- 2 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 04:21:14.39 ID:7718wdwX0
男「うおうっ!」 ビクッ!!
女「あはは」
男「ど、どっから入った!」
女「え?ドア開いてましたので」
男「不法侵入って言葉知ってるか?お前」
女「ええ」
男「なるほど?いい度胸だ……では警察に」
女「どうぞどうぞ」
男「……ナメやがって…大抵こういう状況になったら何だかんだで電話はしないとでも思ってんだろ」
女「いいえ?とにかく1週間ほど置いては頂けませんか?」
男「110っと……あ、もしもし警察ですか?何か見知らぬ女にいきなり不法侵入されたんですけど……ええ……ええはいそうです…」
女「……」
10分後
警官「こんにちは、通報したのは君かい?」
男「そうです!この女が何回も断ったのにいきなり部屋に入ってきてですねぇ……」
- 3 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 04:24:01.18 ID:8wwVnBT9O
警官「お前が連れ込んで、強姦しようしたんだろ!」
- 8 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 04:27:35.21 ID:7718wdwX0
警官「女?」
男「ええ。こいつがですねぇ、何回も家に入れろって玄関口で喚いてですねぇ…」
警官「ふーむ」
女「……」
男「?どうしたんですか?」
警官「あー…おほんっ、君」
男「はぁ」
警官「えーと……どこか病院へ通ってはいたりするかい?」
男「はい?」
警官「えーとそうだな……精神病院とか…あ、いや。気を悪くしたらすまない」
男「??何言ってるんですか?」
警官「あー……とにかく…体は何ともないかい?風邪をひいてたりは?」
男「はい?」
警官「えー……じゃあ聞くが」
男「はぁ」
- 9 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 04:28:38.42 ID:nQWxuwdMO
こわいお(((゜д゜;)))
- 10 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/08(土) 04:29:16.25 ID:cRWMJmrMO
なんだ、八九寺まよいか
- 11 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 04:29:48.75 ID:Fjl9bPi9O
こんな時間に怖い話すんなよ…
- 12 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 04:30:22.41 ID:8wwVnBT9O
なんだ幽r
- 13 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/08(土) 04:30:33.87 ID:FdpIK2540
男だったんだろ
- 14 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/08(土) 04:30:44.85 ID:cRWMJmrMO
ち、different!これは影女…!!
まさか…美影さんか!!!!ぎょええええええええええええええええ
- 15 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 04:31:17.80 ID:yGROpbdBO
…ふぅ
美少女幽霊とか最高ですよね
- 16 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 04:32:02.28 ID:108C0j8a0
のりピーかと思った
- 17 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 04:32:10.90 ID:7718wdwX0
警官「君は見知らぬ女に不法侵入されたと、通報してきたよね?」
男「そうですってば!ほらっ!こいつです」
警官「…どいつだい?」
男「だからこいつ!ここにいるじゃないですか!」
警官「……」
男「おまわりさん!こういう輩を野放しにしちゃダメですって!一回位お灸を据えるのもいいでしょ!」
警官「あー…」
女「……」
警官「ここにはだな、私と君以外には誰もいないじゃないか」
男「はい?」
警官「どこにいるというんだい?その女というのは」
男「!? だ、だってここに……いるじゃないっすか!ここ!!」
女「あ、叩かないで下さいって」
男「うるせぇよ」
警察「あー……とりあえず、近々病院にでも行きなさい。分かったね?私はこれで帰るから、いいね?」
- 19 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 04:34:55.88 ID:9w6o2cy0O
はいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれた
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- 20 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 04:36:02.22 ID:7718wdwX0
男「……」
女「……」
男「……ん?」
女「いひゃいいひゃいいひゃいでふぅ!!」
男「んー?」
女「はなひへ、はなひへくだひゃい」
男「……」
女「い、いったぁ……何するんですかいきなり!」
男「……んー?」 テクテク
女「どうしたんですか?台所から……塩ですか?」
男「ふんっ ふんっ」 パラパラ
女「きゃっ、何するんですか!やめてくださいよ」
男「……ふんっ ふんっ」
女「ちょっとぉ……」
男「あっれー?」
- 24 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 04:40:47.65 ID:7718wdwX0
女「いきなり塩をふるなんて」
男「あー……待って待って」
女「なんなんですか一体」
男「整理中だから待ってろ。んー……えっと……んー…」
女「どうしたんですか?」
男「あー本人に聞けばいいわ、うん。そうだそうだ」
女「?」
男「おい、お前さ」
女「なんでしょう?」
男「まさか幽霊って事はないよね?」
女「そうですよ?」
男「だよなぁ あはは」
女「ですよぉ あはは」
男「あはははは」
女「あははは」
- 26 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 04:46:37.21 ID:7718wdwX0
男「あちゃちゃちゃー」
女「あははは」
5分後
男「……」
女「えー……おほんっ、突然押しかけてしまって申し訳ありません」
男「……」
女「1週間ほどでいいんです。ここに置いては頂けませんか?」
男「……どうしても?」
女「できれば」
男「断ったら?」
女「えー……近くを漂いますかね…ふふっ」
男「ぎゃあああああああああああああ!!!!」
女「そんなに怖がらないで下さいよ、ちゃんと足もありますよ?ほらっ」
男「ほらっじゃねぇよばかやろおおおお」
- 28 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 04:51:01.86 ID:7718wdwX0
5分後
男「ちくしょぉ……ちくしょぉ……」
女「どうしたんですか?さっきから」
男「呪われたんだ俺……ぜったいそうだぁ…」
女「え?呪われたんですか!?一体誰に」
男「お前じゃ!」
女「私?」
男「そうだろうがぁ……はぁ…」
女「私は何もしませんよ?」
男「そのまま何もせずに出て行って頂けると大変嬉しいんですけど、幽霊さん」
女「残念ながらそれはちょっと……」
男「なんでだよぉぉ、俺が何したってんだ……ちくしょぉ」
女「あーもしかして……怖いものは苦手だったり?」
男「目の前に居られたらどんな奴でもこうなるだろ!!」
女「あらら、また怒らせちゃった」
- 29 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 04:57:17.33 ID:7718wdwX0
女「まぁまぁ、そんなに怒らないで?」
男「はぁ……何なんだよマジで。俺なんかした?」
女「いいえ、めっそうもない」
男「だったらなんで1週間もいたいんだよこんなとこに」
女「お、やっと核心の話をさせて頂けるんですね?」
男「またいやに嬉しそうだなおい」
女「あははっえっとですね。実はですね……あそこを見てください」
男「は?向かいのアパートじゃん……それが?」
女「あそこのお部屋の方に、私恋心を抱いてしまいまして」
男「はぁ!?」
女「それで、1週間ほどここに張り込ませて頂いて、あのお部屋の方の動向を影ながら探りたいと。そういうわけなんです」
男「……ス」
女「え?なんです?」
男「ストーカー……じゃね?それ」
女「幽霊にストーカーも何もないでしょ。ふふっ」
- 31 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 05:05:29.50 ID:7718wdwX0
女「と、言うわけで。1週間お世話になります、男さん」
男「うへぇ……ん?俺の名前知ってたのか」
女「え?……あ、ああ……表札があったので」
男「なるほどね……どうせお前断っても居坐る気だろ」
女「いいえ?もしどうしてもという事ならば、諦めてこの近くを彷徨う事にします。ぐすん」
男「ぐすんじゃねぇよバカヤロ!……1週間だな?」
女「OKなんですか!?やったぁ」
男「1週間後!絶対追い出すからな!」
女「ええ!勿論です。ふふっ、よろしくお願いしますね?」
男「それで?名前は?」
女「え?」
男「いつまでも幽霊とかお前とか言われたいのかお前は……名前教えろって言ってるの」
女「あ、えっと……あー……女という事で、どうでしょうか」
男「変な名前だな……それにしても……ストーカーの為に俺の部屋に居坐ろうってのは……はぁ」
- 32 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 05:14:15.67 ID:7718wdwX0
女「まぁまぁ、家事等もお手伝いしますので。ご勘弁を」
男「つーか、まどろっこしいな。お前幽霊なんだろ?」
女「ええ」
男「だったらバレないだろ。あそこの部屋に居坐っても」
女「そ、それはだめですよぉ」
男「なんでだよ」
女「だ、だって恥ずかしいし」
男「おいおい」
女「それに、あの人には私が見えるんですよ?」
男「あっそう……というか、さっきの警官が異常だったわけじゃなくて、ホントにお前幽霊なんだよな?」
女「ええ」
男「でも、俺は触れるよなぁ」 ポンポン
女「痛いです……もう……ええ、だから男さんにしたんですよ」
男「あーあ……なんつーか……俺っていつからそんな体質に?」
- 33 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 05:18:48.23 ID:oFtUSlmT0
同一人物
- 34 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 05:22:55.50 ID:7718wdwX0
女「さぁ?まぁ相性もありますからね、こういうのって」
男「そうなのか?」
女「ええ」
男「ふーん」
女「まぁ何と言いますか…深く考えたら負けって事で」
男「……そんなもん?」
女「はい♪」
男「あー……あとさ、聞きたいんだけど」
女「なんです?」
男「……お前、冷たいよな」
女「ええ、幽霊ですから」
男「触れるならせめて人肌の体温ぐらいもっとけばかやろおおおおお!!」
女「えー?でも今は夏ですから、冷たい方がいいでしょう?」
男「そういう問題じゃねぇだろ!」
- 35 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 05:31:27.79 ID:7718wdwX0
男「あとさぁ」
女「なんですか?」
男「何というかその……食事とかは?」
女「ああ、えっと……食べたいですね。はい」
男「風呂…とかも?」
女「ええ……入りたいですね。はい」
男「……」
女「……あはっ」
男「あはっ、じゃねぇよ!!幽霊なら居坐るだけにしとけよ!!なんで普通に生活する気満々なんだよお前は!」
女「あ、でも選択は大丈夫ですよ?」
男「は?」
女「私が着ているこの服は、いつも全然汚れず、ぴかぴかのままなので。ふふっ、どうです?幽霊っぽいでしょ」
ゴン
女「なんで殴ったんですかぁ……いたぁ……」
男「なんか妙な所だけだからイラついた……はぁ……腹減ったな」
- 36 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/08(土) 05:37:49.43 ID:4cqCxSvv0
結末だけ気になる
- 37 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 05:38:55.28 ID:7718wdwX0
女「あ、では私が何か作りますよ!」
男「え?」
女「大丈夫です。これでも料理は得意なんですよ?」
男「幽霊の作った料理って……何か生気が吸い取られそうな気がしないか?」
女「またまたぁ、そんな事ないですって……じゃあ冷蔵庫を少し拝見させて頂いて……ん?」
男「はか……」
女「男さん」
男「なんだよ、もういいからじゃあ作ってみろよ。適当に使っていいからさ食材」
女「はい。その食材の事なんですけど」
男「なんだよ」
女「野菜炒めが1人分位作れる量しか野菜が入ってないんですけど……」
男「ああ、じゃあ野菜炒め頼むわ」
女「……」
男「……」
女「……あのぉ……」
- 38 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/08(土) 05:40:46.71 ID:BJ3lwWqA0
エロはあるの?
- 39 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 05:47:55.38 ID:7718wdwX0
男「なんだよ、別に野菜炒めでいいよ」
女「いえ……その…」
男「……まさか実はカップラーメンしか作れないとかじゃねぇだろうな?」
女「いや、そうじゃなくて…」
男「だったらなんだよ!ったくじれったいなおい」
女「野菜……1人分しかないんですよ」
男「だから?」
女「1人分ですよ?」
男「?」
女「えー…さて、問題です!ここには何人人がいるでしょう!」
男「……」
女「正解は2人です!ふふっ」
男「まさかとは思うが……買い物して野菜調達してこいとか…言い出すんじゃねぇよな?」
女「ええ!そのまさかです!!男さん察しがいいですね♪」
男「……」
- 40 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 05:59:47.98 ID:7718wdwX0
女「あ、勿論お金は払いますよ?」
男「……最悪すぎる」
女「……お願いします」
男「どうしてもか?というかお前が行けばいいだろ買い物!」
女「このあたりに空中に浮かぶバッグが出没するって事でテレビの取材とかが来てもいいのならば考えますが」
男「却下却下!!」
女「と、いうわけなので……ふふっ」
男「……このクソ暑いのに…我慢とか出来ねェの?」
女「出来ません。ふふっ」
男(なんでこいつこんなに図々しいんだよ)「……わかったよ、行くよ」
女「ありがとうございます男さん!」
男「よっこらせ……俺が買い物行ってる間に部屋の中のもの散らかしたら許さないぞ、分かったか?」
女「ええ♪」
男「はぁ……んじゃ行ってきます……ったくなんで俺がこんな目に……」 ガチャッ バタンッ
女「…………いってらっちゃい。男さん」
- 41 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 06:00:50.06 ID:7718wdwX0
なんでこんな時間に立てちまったんだorz
zzz
- 42 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 06:04:33.89 ID:I0fUgHoVO
>>41
見てるから続けろ
- 48 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 06:51:19.58 ID:PIl8DCTo0
女が酒井法子でしか想像できないw
- 64 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 13:54:28.23 ID:5QXEys3e0
女=ジャンキー酒井
- 74 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 15:18:40.46 ID:kOx5qH4Z0
えろあるの?
- 81 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 15:48:43.96 ID:7718wdwX0
あーごめんなさい、起きますた
- 106 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/08(土) 17:10:54.10 ID:7718wdwX0
男「ただいま」
女「あ、おかえりなさい♪」
男「やっぱまだいたし……」
女「1週間ほどはいさせてくださいって言ったじゃないですか」
男「うん。そうなんだけどな?その…夢であってほしいというか……っておい!」
女「え?ああこれですか?んふふー、えっちな本。沢山持ってるんですね」
男「だぁぁ!!いくら幽霊と言えどもやめろよそういうのは!!」
女「別に恥ずかしがらなくてもいいじゃないですかぁ、こんなの男さんぐらいの男の子なら普通です」
男「普通だけどお前に見られるのは何か嫌じゃっての!!」
女「男さん…ウブですね♪」
男「ちげぇよ!……はぁ」
女「しかし、何と言いますか……ジャンルが年上ものしかないというのは如何なものか」
男「い、いいだろうが!お前には関係ない!ベッドの下入れとけよぉ」
女「ふふっ、なんで年上が好きなんです?」
男「あ?……別に」
- 107 :VIPがお送りします [] :2009/08/08(土) 17:16:12.05 ID:UbSa6UnGO
おかー
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