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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その29
465 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/31(火) 18:34:53.27 ID:33+2EfhZo
〜21時53分、赤壁〜

南方兵「ラクシャーサ、およそ50程度、南東国より西に出現!」

南方副司令「迎撃は?」

伝令「南東国の軍勢があたっております」

南方参謀「頻度が上がってきたわね……」

南方副司令「まさか気付かれたのか?」

南方参謀「それはないわ。でも、あまり悠長に構えてはいられないわね」

南方副司令「だな。早いとこカタを付けてくれよ」

カツカツカツ

南方弓長「戻りました」

南方副司令「おう、東の町はどうだ?」

南方弓長「今のところは問題ないけど、近いうちに住民の避難も考えないとね」

南方参謀「やっぱり、戦禍は避けられないかもね……」

南方副司令「早めに動けるよう、準備は整えておこう」

南方参謀「そうね……」


466 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/31(火) 18:35:56.87 ID:33+2EfhZo
〜22時04分、南西砦北岸〜

博士「もっと右! そう、そこなのら」

ドドッドドッドドドッ

工兵「伝令だっ!」

パッカパッカパッカ…

伝令「おっ、中継所から伸びましたね」

博士「たかがしれてるのら」

伝令「いえいえ、まぁこれが出来れば伝令も楽になりますよ。私はどうなるか分かりませんが」

博士「まぁ、そうなるのら」

伝令「それで、本国などからは何か連絡がありましたか?」

博士「うむ。書に纏めたのでこれを頼むのら」

伝令「畏まりましたっ、お預かり致します!」

博士「頼むのら」

伝令「はいっ! それでは互いにご武運を!」

博士「うむ」


467 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/31(火) 18:37:12.26 ID:33+2EfhZo
〜22時30分、南西砦〜

天才「おいおい……あと1時間30分じゃねーか」

大軍師「ですね」

天才「どこで油売ってやがんだあのアホ共……」

大軍師「おっ!? あれはもしや……」

ザッザッザッザッザ

青年兵「司令っ!!」

天才「何が『司令っ!!』だ!! テメーら何をチンタラしてんだよバカ!!」

青年兵「す、すみません……」

玄武娘「おへぇ、すっごい人の数ですのー」

朱雀嬢「本当ね……」

天才「んで、何をイチャコラセッセしてやがったんだ? あぁ?」

青年兵「い、いちゃこら……って……」

召喚士「実は、色々とありまして……」

天才「……」


468 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/31(火) 18:38:13.30 ID:33+2EfhZo
〜13時19分、アマゾネスの村〜

魔道士「この荷物は、こちいでいいですか?」

アマゾネス「ああ、すまない。ありがとう」

召喚士「でも、本当にいいんですか?」

アマゾネス「ん……?」

召喚士「村が空っぽになっちゃいますよ?」

おさげ「大丈夫。女兵達が居ればアヤシイ奴なんかボッコボコなんだからっ」

ポニテ「そうそう」

女兵「……」

アマゾネス「我らが不在の間、村を頼むぞ」

女兵「はっ」

女「長、気を付けていってらっしゃいませ」

盗賊「……こっちは出来たぞ」

色黒「早いわねッ!? やるじゃない!!」

玄武娘「こ……れ……重いですのぉ」


469 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/31(火) 18:39:06.03 ID:33+2EfhZo
ドシャッ

朱雀嬢「何やってるのよ!」

ツインテ「にゃああぁぁ」

ドシャッ

白虎長「はいはい。私がやるからいいわよ。どいてどいて」

玄武娘「ごめんなさいですの〜」

ツインテ「ふにゃあぁ……」

アマゾネス「そうだ、今のうちに伝授しよう」

召喚士「!?」

アマゾネス「約束は約束。ワルキューレを覚えたいのであろう?」

召喚士「い、いいんですか……!?」

アマゾネス「勿論だ」

魔道士「良かったですね!! 召喚士さんっ!!」

召喚士「……ありがとうございます!」

白虎嬢「朱雀嬢ちゃんも教えて貰ったらどう?」


470 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/31(火) 18:40:08.78 ID:33+2EfhZo
朱雀嬢「い、いいのかしら……?」

おさげ「勿論よねっ」

アマゾネス「ああ。ワルキューレだけではない。他の朱雀召喚獣も……」

朱雀嬢「太っ腹ね……。でも、助かりますわ」

アマゾネス「じゃあ2人に伝授するとしよう」

玄武娘「やったですのー!」

召喚士「それではお願いします」

アマゾネス「うむ」

テクテクテクテク

白虎長「さぁ、こっちは旅立ちの準備をちゃっちゃと終わらせちゃいましょ」

魔道士「はいっ」

テクテクテクテク

アマゾネス「ここでいいか」

朱雀嬢「宜しくですわ」

アマゾネス「では早速、ワルキューレから」


471 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/31(火) 18:40:52.06 ID:33+2EfhZo
召喚士「はい」

アマゾネス「行けっ、ワルキューレ!」

シュイイィィィィン

朱雀嬢「出ましたわ……っ」

アマゾネス「ワルキューレは全部で9体。攻撃方法は物理と風の2種類」

召喚士「なるほど」

アマゾネス「比較的イメージし易いはすだから。全て同時に見せれば問題ないわよね?」

召喚士「多分……」

朱雀嬢「やってみるですわ」

ザッ

朱雀嬢「……出て来い、ワルキューレ!!」

シュイイィィィンン

召喚士「おぉ!! お見事……っ!!」

朱雀嬢「出来ましたわ……っ!!」

ブリュンヒルデ「……アンタが主?」


472 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/31(火) 18:41:30.67 ID:33+2EfhZo
朱雀嬢「そ、そうですわよ……っ」

ゲルヒルデ「ふぅん……私達ち違って、随分とまぁ……」

ジロジロ

朱雀嬢「どこを見て言っているのかしらぁ?」

オルトリンデ「どこって……そのお貧相なバスト――」

シュウウゥゥゥゥ

朱雀嬢「……」

ポニテ「プッ……クク……ッ」

朱雀嬢「何か、おかしいかしら?」

おさげ「い、いえ……っ。ククッ」

朱雀嬢「……全く、品のない召喚獣ですわ。使う事はなさそうですわねっ!」

召喚士「じ、じゃあ俺も……」

アマゾネス「ああ」

召喚士「行けっ! ワルキューレ!!」

シュイイィィィン


473 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/31(火) 18:42:16.31 ID:33+2EfhZo
ツインテ「おぉーっ!!」

召喚士「出来た……っ」

ヴァルトラウテ「きゃーっ! 男よぉ!!」

グリムゲルデ「本当だっ!! きゃーきゃーっ!!」

召喚士「!?」

ブリュンヒルデ「お、お前が……ご主人様かっ!?」

召喚士「ご主……そ、そうですが……」

フワッ…ヒソヒソヒソッ

ロスヴァイセ「ちょっとちょっとぉ……いい感じじゃないっ」

ヘルムヴィーゲ「抜け駆けはなしだぞっ!」

シュヴェルトラウテ「あらぁ、みんなで相手すればいいじゃなーい」

ブリュンヒルデ「……う、うん」

ゲルヒルデ「きゃーっ、隊長ったら顔真っ赤よぉ!?」

オルトリンデ「本当だぁ! 照れちゃってカワイイんだからもうっ!」

ブリュンヒルデ「かっ、からかうなよ……っ! もう……っ」


474 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/31(火) 18:42:55.93 ID:33+2EfhZo
モジモジ

ブリュンヒルデ「と、言うわけで……よろっ、宜しく……お願い……ゴニョゴニョ」

朱雀嬢「……」

アマゾネス「……」

召喚士「…………」

ブリュンヒルデ「あ、あのっ……ご主人様……?」

召喚士「へっ!? あ、は……はい! こちらこそ宜しく……」

モジモジ

ブリュンヒルデ「え、えへへへ……っ」

朱雀嬢「とっても弱そうですわ……」

アマゾネス「うん……」

召喚士「は、ははは……っ」

ブリュンヒルデ「えへっ、へへへへ……っ」

モジモジ…クネクネ

アマゾネス「……あの、次……いいかな?」


475 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/31(火) 18:43:55.35 ID:33+2EfhZo


アマゾネス「次はペガサスにしよう」

召喚士「お願いします」

アマゾネス「ポニテ」

ポニテ「はいはいなっ♪」

テクテクテク

ポニテ「それじゃペガサスを伝授するわね。まずは召喚……っと」

シュイイィィィィン

朱雀嬢「何度見ても綺麗ですわねぇ……」

ポニテ「能力は風による風圧、それを流星のように飛ばすの」

朱雀嬢「あの時、音が遅れていたわ。もしかして……」

ポニテ「そうよん。魔力が高まれば、音速をも超える一撃を放つ事が出来るわ♪」

召喚士「すご……っ」

ポニテ「さぁ、やってみてっ」

朱雀嬢「で、では……。出て来い、ペガサス!!」


476 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/31(火) 18:44:21.92 ID:33+2EfhZo
シュイイィィィンン

ペガサス「……ほぉ、これは美しいお嬢さんだな」

朱雀嬢「――っ!?」

ペガサス「是非、我が背にのって頂きたいものだ。ハハッ」

朱雀嬢「そ、そんな事……滅相もないですわ……っ」

ペガサス「いやいや、遠慮なさらずにさぁ」

朱雀嬢「……で、では……少しだけ」

チョコン

アマゾネス「……」

朱雀嬢「素敵……っ」

ペガサス「何を言う、主である貴女の方が素敵だ……」

召喚士「……」

ポニテ「……朱雀先生、続き」

召喚士「へっ!? あ、はいっ」

朱雀嬢「うふふふっ、あははははっ!」


477 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/31(火) 18:45:28.44 ID:33+2EfhZo


召喚士「……」

ペガサス「何見てんのお兄ちゃん」

召喚士「……やっぱり……これ系か」

ペガサス「全く、弱そうなお兄ちゃんでボクも困っちゃうぜぇ〜」



朱雀嬢「おぉーっ」

セイレーン「……あら、貴女……あの人に似てるわね」

朱雀嬢「へっ!?」

セイレーン「遠い昔の話よ、気にしないで」



朱雀嬢「これが……サンダーバード」

色黒「そう! んで、能力はね――」

朱雀嬢「雷……ですわよね」

色黒「……」


478 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/31(火) 18:46:43.92 ID:33+2EfhZo


召喚士「終わったぁ〜!」

アマゾネス「ご苦労様、これで一通りはおしまい」

朱雀嬢「何だか、一気に増えて……申し訳ないですわ」

アマゾネス「申し訳ない? どうして……?」

召喚士「いや、貰ってばかりでお礼も出来ず……」

アマゾネス「私達とて代々、朱雀先生に教えて頂いてたものよ?」

召喚士「まぁ、そうですけど……」

アマゾネス「それを朱雀先生にお返しするのだから、別に気にする事はない」

朱雀嬢「でも、不利じゃない?」

おさげ「不利?」

朱雀嬢「だって、自分だけの召喚獣って持っておいた方が……」

アマゾネス「そう? 皆が使えた方が良くない?」

召喚士「やっぱり、本国とこちらでは環境も違うんですね……」

ポニテ「ふぅん。そんなものなのかしら」


479 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/31(火) 18:47:30.56 ID:33+2EfhZo
召喚士「じゃあ皆さんもワルキューレは……」

ツインテ「私達は使えないわ」

召喚士「そうなんですか!?」

色黒「莫大な魔力を使うからねぇ。私達にはまだ無理〜」

召喚士「なるほど……」

おさげ「それを一発で出来ちゃうなんて、やっぱり2人とも凄いわ……」

朱雀嬢「そんな事ないですわよ」

召喚士「そうそう……っ」

朱雀嬢「でも、お礼は必ず致しますわ。本当にありがとう」

召喚士「ええ、ありがとうございました」

アマゾネス「朱雀先生のお礼は……やっぱり一晩だけ――」

魔道士「駄目ですってばぁ!!」

ズンズンズン

召喚士「ま、魔道士さん……っ」

魔道士「もうっ。終わりましたかっ!?」


480 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/31(火) 18:48:04.25 ID:33+2EfhZo
召喚士「は、はい」

青年兵「そろそろ出なくては、もう夕方になってしまいますよ?」

召喚士「えっ!? あ……っ、もうこんな時間か……」

〜16時23分、アマゾネスの村〜

盗賊「……待ちくたびれたぞ」

召喚士「す、すみません……」

盗賊「……それで、伝授は?」

朱雀嬢「バッチリですわ」

盗賊「……ん、それなら良し」

召喚士「それじゃあ南西砦へ帰りましょうか」

青年兵「皆も心配しているでしょうし、この辺りも問題はありませんでしたね」

魔道士「はいっ」

玄武娘「お腹空いたですのー」

白虎長「キャンディーならあるけど……食べる?」

白虎嬢「ふふっ」


481 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/31(火) 18:48:39.71 ID:33+2EfhZo
〜22時46分、南西砦〜

召喚士「……と言うわけでして」

天才「アホか」

青年兵「申し訳ありません……」

天才「まぁいい。新戦力を連れてきた事はファインプレーだ」

アマゾネス「ここが……南西砦」

ポニテ「あっ、チビッコもいるのねー」

ツインテ「本当だぁ! にゃあぁん、カワイイ〜」

幼女「……?」

剣士「幼女、どうし……あっ、召喚士さん!」

召喚士「ただいま戻りました」

大軍師「それで、肝心の任務は……」

青年兵「はい。ここより南東に村がありますが、特に被害はありませんでした」

天才「村……。まだ人が残っているのか?」

青年兵「え、ええ……。若干数ですが……それが何か?」


482 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/31(火) 18:49:10.39 ID:33+2EfhZo


青年兵「……っ」

大軍師「どうします? 避難させますか?」

天才「作戦と同時進行で特遊にあたらせよう」

青年兵「あのっ、一つ問題が……」

天才「あんだよ?」

魔道士「実はその村……男子禁制の村で……」

天才「はぁ!?」

大軍師「ど、どうしましょうか……」

天才「んじゃ、特遊と……おい、この中でボスはどいつだ?」

アマゾネス「私だ」

天才「んじゃ、お前がウチの奴ら案内してここまで連れて来い」

色黒「まぁ、長に向かって偉そう……っ。ベーッ!」

アマゾネス「これ、やめろ。……分かった、従おう」

天才「物分りのいいオンナはモテるぜ。ハーッハッハ!」


483 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/31(火) 18:49:37.57 ID:33+2EfhZo


戦士「盗賊っ!?」

盗賊「……ただいま」

戦士「無事だったか! 心配したぜ!」

盗賊「……戦士こそ大丈夫か?」

戦士「ああ、サルワも追い払ってやったさ!」

盗賊「……ふふっ、そうか」

テクテクテク

魔道士「戦士さーんっ!」

戦士「魔道士っ、召喚士!」

召喚士「大丈夫!?」

戦士「おうっ! 頑丈さだけが取り柄だからなっ。はははっ!」

召喚士「さぁ、久々に4人揃って……これから魔王――」

戦士「いや、実はそうもいかねぇんだ」

盗賊「……?」


484 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/31(火) 18:50:25.66 ID:33+2EfhZo


魔道士「特殊任務……ですか!?」

戦士「ああ。ゾディアックをぶっ放すっつー大事なお役目だ」

盗賊「!?」

召喚士「ゾディアック……って、大丈夫なの!?」

戦士「ああ。ブン投げるだけだから命には差し支えないってよ」

召喚士「でも……心配だよ」

戦士「大丈夫だって!」

魔道士「……っ」

ザッザッザ

天才「おーう、朱雀先生」

召喚士「あっ、はい!」

天才「ちょっくら来てくれや。あとは魔道士もだ」

魔道士「は、はいっ」

盗賊「……私は?」


485 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/31(火) 18:51:06.09 ID:33+2EfhZo
天才「そいつの傍にでもいてやれ。何なら護衛にでも付け」

戦士「お、おい……っ」

天才「必要なのは召喚士と魔道士。前衛は間に合ってるって話」

ザッザッザ…

召喚士「それじゃ、行ってくる」

魔道士「それではっ、また後で!」

タッタッタ…

戦士「あっ、おい……!」

盗賊「……」

戦士「行っちまった……」

盗賊「……うん」

戦士「……」

盗賊「……」

戦士「……あ、あのさ……っ」

盗賊「戦士っ!!」


486 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/31(火) 18:51:58.00 ID:33+2EfhZo
戦士「は、はいっ!」

盗賊「……護衛っ」

戦士「へっ?」

盗賊「ご、護衛に……付いて行く……っ」

戦士「護衛って、盗賊がか?」

盗賊「……怪我もしてるし、その」

戦士「……」

盗賊「……駄目……かな?」

戦士「……苦手なんだよっ」

盗賊「え……っ?」

戦士「その……上目遣いで見つめられるの」

盗賊「ご、ごめん……っ!」

戦士「でも、それが好きなんだよなぁ」

盗賊「……?」

戦士「何でもねぇよ。盗賊、本当にいいんだな?」


487 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/31(火) 18:52:31.97 ID:33+2EfhZo
盗賊「……うん」

戦士「……サンキュ」

盗賊「……いや」

戦士「頼もしい限りだよ、お前がいてくれてな」

盗賊「……そう?」

戦士「そりゃそうだろ。何年一緒に戦ってきたと思ってんだ」

盗賊「そうだよね……」

戦士「全員一緒じゃねーけど、ほんと頼もしいわ」

盗賊「なら、良かった」

戦士「絶対……勝とうぜ」

盗賊「ああ、もちろん」

戦士「ははっ」

盗賊「……ふふふっ」

戦士「さーて、今のうちにメシでも食っておくかっ!」

盗賊「うんっ」


491 名前:NIPPERがお送りします(長崎県) [] 投稿日:2011/05/31(火) 19:12:37.13 ID:Z96hIqGZo
しかし進展しないなww


492 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/05/31(火) 19:21:28.67 ID:Ph8JI20DO
>>1乙
俺は逆に急ぎ足に感じちゃうな
魔王とかまだ実感わかない


504 名前:NIPPERがお送りします [] 投稿日:2011/06/01(水) 07:23:27.04 ID:UAX1e1PIO
将来アニメ化した際は盛り上がる熱いとこだろ



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