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召喚士「行けっ!コカトリス!!」
453 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/18(水) 17:55:01.32 ID:JjxB3bko
〜南の港〜

戦士「すっかり遅くなっちまったなぁ」

召喚士「今日はここで一泊だね」

魔道士「部屋取ってきますねっ!」



魔道士「えぇ…!そうですかぁ…」

フロント「申し訳ありません…」

戦士「…どうした?」

魔道士「シングル2部屋とダブルが1部屋しかないそうです」

戦士「全然問題ねぇじゃんか」

盗賊「……」

魔道士「えー?戦士さんと召喚士さんがダブルで…」

盗賊「!?」

戦士「寝るわけねぇだろ!!」

盗賊「…ドキドキ」


454 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/18(水) 17:56:02.20 ID:JjxB3bko
タッタッタ

召喚士「…どうしました?」

戦士「部屋が3つしかないんだとさ…」

召喚士「あ、じゃあ俺野宿…」

魔道士「ダブルが1部屋あるんで大丈夫ですよっ!」

戦士「じゃあ女組はダブル1部屋な」

魔道士「はーい」

盗賊「……う、うむっ!」

召喚士「じゃあ、また明日。おやすみなさい!」

魔道士「おやすみなさーい!」

盗賊「オヤスミナサイ」



召喚士「戦士…ちょっといいかな」

戦士「…ん?」

召喚士「裏の公園に来てくれ」

戦士「お、おう…」


455 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/18(水) 17:56:56.27 ID:zA0wtRMo
召喚士のパーティの今までのは成果リストにはのらないのか?


456 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/18(水) 17:58:24.83 ID:JjxB3bko
〜ホテルの部屋〜

ガチャッ

魔道士「おかえりなさいー」

盗賊「…ただいま」

魔道士「お風呂どうでした?」

盗賊「よ、良かったぞ!」

魔道士「そうですかー、じゃあ私もー」

盗賊「イッテラッシャイ」

〜公園〜

戦士「どうしたんだ?急に?」

召喚士「コカトリスに…聞いてみようと思って」

戦士「…遺跡か」

召喚士「うん。まぁ…可能性は…低いけど…」

戦士「やっておく価値はあるな。頼む」

召喚士「うん……行けっ!コカトリス!!」


457 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/18(水) 18:00:54.39 ID:JjxB3bko
シュイィィン

コカトリス「……。敵…ではないか…」

召喚士「すいません」

コカトリス「…構わぬ。何用だ?」

召喚士「…以前、遺跡で召喚した事…覚えてますか?」

コカトリス「遺跡…あぁ、スケルトンか」

召喚士「あの時…あれより下はやめておけ…と」

コカトリス「……」

戦士「そんなにヤバイのか…?」

コカトリス「……正直、分からぬ」

召喚士「……そうですか」

コカトリス「あの時ははっきりと禍々しき気配があった」

戦士「…なるほど」

召喚士「今の実力で……どう思います?」

コカトリス「……先程も申したが、分からぬ」


458 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/18(水) 18:03:15.88 ID:JjxB3bko
召喚士「そうですよね…」

コカトリス「…行くのであれば、貴様を守るのみ」

召喚士「!?」

コカトリス「…それが親友との約束だ」

戦士「……」

召喚士「…そう…ですか」

コカトリス「……君子、危うきに近寄らず」

戦士「…?」

コカトリス「…危ういと思ったら、退け」

召喚士「…ありがとうございます」

シュイィィン

戦士「……くんし…何だっけ?」

召喚士「勇敢と無謀を履き違えるな…って事さ…」


459 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/18(水) 18:04:06.94 ID:JjxB3bko
〜ホテルの部屋〜

ドッドッドッドッドッ…

盗賊「……」

ゴソッ

魔道士「う〜ん…」

盗賊「……ぅう」

魔道士「んー…」

盗賊「!!」

魔道士「あれ…盗賊さん…まだ起きて…」

盗賊「いいいやっ!も、もう寝るっ!寝るよ!」

魔道士「じゃあ寝ましょう〜エヘヘ〜」

魔道士は後ろから盗賊に抱きつく。

盗賊「!!っ」

魔道士「えへへ〜っ!抱き枕〜、。あったかぁい…」

盗賊「…///」


460 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/18(水) 18:05:40.31 ID:nsy1nIDO
魔導師ちゃんかわいい(*´д`*)


462 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/18(水) 18:06:21.74 ID:JjxB3bko
ドッドッドッドッドッ…

盗賊「あ…あのっ!」

魔道士「何ですかぁ?」

盗賊「…え、えと…ま、魔道士は…そのっ」

魔道士「…?」

盗賊「し、召喚士がっ、す…好き…?」

魔道士「んー…好きですよぉ〜」

盗賊「…!そっそ…か!!」

魔道士「盗賊さんも戦士さんも大好きです〜」

盗賊「あ…そ、そうだなっ!うむっ!」

魔道士「盗賊さんは?」

盗賊「…す、好き…だ…ぞっ」

魔道士「戦士さんが、ですかぁ?」

盗賊「ひぇっ!!?」

魔道士「戦士さん…好きなんですか?」


463 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/18(水) 18:07:29.83 ID:nsy1nIDO
ついに来たか


464 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/18(水) 18:09:45.21 ID:JjxB3bko
盗賊「ちちっ違うっ!!み、みんなっ!」

魔道士「そうなんですかぁ〜?ふふっ」

盗賊「そ、そうなんですっ!」

魔道士「ありがとうございます〜」

盗賊「…う、うむっ!」

魔道士「おやすみなさぁ〜い」

盗賊「おお、おやすみ…なさい///」

バフッ!!

〜次の日〜

召喚士「えぇと…鉱山へは…」

戦士「山を迂回して…反対側だな」

魔道士「結構距離ありますねぇ」

召喚士「途中に町もありますし、焦らず行きましょうか」

盗賊「…同意」

魔道士「そうですね!」


465 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/18(水) 18:12:06.49 ID:JjxB3bko


戦士「ところであの遺跡…結局何なんだ?」

魔道士「密教の隠れ家、みたいな話でしたよね?」

召喚士「うーん…」

戦士「何か不気味な彫刻とかいっぱいあったしな」

召喚士「西方に行ってさ、初めてお城に入ったんだけど…」

盗賊「……」

魔道士「綺麗でしたよね〜」

召喚士「シャンデリアとか部屋の構図とか…似てませんでした?」

戦士「……あんまりじっくり見てないからなぁ」

魔道士「私達は王女様に色々案内して貰いましたけど…」

盗賊「…似てる…部分も…あるな」

召喚士「ですよね…」

戦士「…え〜と、つまり…?」

召喚士「あれは遺跡ではなく城なんじゃないかと思います」


466 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/18(水) 18:13:06.28 ID:JjxB3bko
盗賊「……」

召喚士「そうなると構造の話も変わってきますよね」

魔道士「」「……えっとぉ〜」

召喚士「俺達は山の上から下っていきましたが…」

魔道士「お城なら…下から入る!!」

戦士「そうか!そういう事だなっ!」

召喚士「つまりあの上に作られた彫刻の部屋は…」

盗賊「……後付け」

召喚士「はい。城跡の上にそのまま作られたんじゃないかと…」

魔道士「確かに…地下四回から作り自体が変わって…」

戦士「地下三階の階段の作りも立派だったな!」

召喚士「おそらく…地下三階…あれが城の最上部」

盗賊「…なるほど」

魔道士「じゃあ…その上の遺跡は一体…?」

召喚士「それは…分かりません…」


467 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/18(水) 18:15:00.39 ID:JjxB3bko
戦士「でも、何やらキナ臭いのは確かだな」

召喚士「あぁ。彫刻の高等技術と言い、意外と…」

盗賊「……」

戦士「とりあえず合流してから…だな」

魔道士「そうですね!」

召喚士(何か…隠されている?そんな気がしてならない…)

〜南の町〜

魔道士「やっと着きました〜!」

召喚士「もう夕方近くか…」

戦士「ここで寝て、明日向かうか…」

召喚士「夜のうちにふもとの村まで行くか…」

盗賊「……」

召喚士「とりあえず宿へ向かいましょう」


468 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/18(水) 18:16:09.57 ID:JjxB3bko
〜宿〜

フロント「いらっしゃいませ」

召喚士「すみません…剣士、という方は泊まられてますか?」

フロント「剣士、様ですか。少々お待ちを…」

戦士「もしくは弓使いって名だ」

フロント「…その2名様でしたら5日程前まで滞在されておりましたね」

召喚士「…ありがとうございます」

テクテク

魔道士「5日前…」

召喚士「おそらくふもとの村にいますね」

戦士「だな。そこを拠点に鉱山へ行ってるんだろ」

盗賊「…うむ」

召喚士「じゃあ、今日は一泊して…」

魔道士「明日ふもとの村へ行きましょう!」

盗賊「イキマショウ」

戦士「おうっ!楽しくなってきたぜ!」

召喚士「うんっ!いよいよだ…!」


469 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/11/18(水) 18:18:41.16 ID:JjxB3bko
書き溜め+今日の分終わりました!
キリもいいのでこれにて失礼…


472 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/18(水) 18:33:31.93 ID:bAwRhG6o
魔道士清純に見せかけ系なのか・・・
ぼくは、占い師ちゃん!!


473 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/18(水) 18:35:50.14 ID:1VF/9OMo
清純じゃなく天然ってだけかな


483 :パー速民がお送りします [] :2009/11/18(水) 20:11:15.04 ID:VUHoZSY0
このスレだいすき


489 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/11/18(水) 20:47:55.52 ID:Ib6Lg.2o
魔道士「私もこのスレ大好きー!エヘヘッ」!
魔道士ちゃんのキャラ設定もしてかなきゃですね


490 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/18(水) 20:48:47.12 ID:Ib6Lg.2o
〜次の日〜

召喚士「おはよう」

戦士「おう、おはよう!」

召喚士「…?剣の手入れ?」

戦士「あぁ。刀ってのはこまめに手入れしてやんないとな」

召喚士「前から思ってたんだけど、戦士って結構詳しいよな」

戦士「そうか?…まぁ、好きだからなぁ。ハハッ!」

召喚士「そっか」

戦士「前に鍛冶屋で働いてた事もあったんだぜ!」

召喚士「…本格的だな」

戦士「まぁ…パーティー組む前は、なかなか食えなくてな…ハハハ」

召喚士「そっか…」

戦士「よし!終わりっ!さて…行くか」

召喚士「うん。行こうか」



494 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/18(水) 21:21:04.62 ID:Ib6Lg.2o
〜ふもとの村〜

召喚士「のどかなところだなぁ〜」

魔道士「私、こういう感じ好きですー」

戦士「のどかっつーか田舎っつーか」

魔道士「ちょっと戦士さん、失礼ですよー?」

戦士「バカ…田舎モンだから言えるんだよ!」

召喚士「はははっ」

魔道士「剣士さん達は…いますかねぇ」

盗賊「…うむ」

戦士「よし、聞いてみるか」



召喚士「…なんだけど、知らないかな?」

子供「え〜、知らなぁい」

召喚士「そっか…ありがと」

盗賊「アリガト」


495 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/18(水) 21:21:59.56 ID:vkp8Poso
ふもとの村がふとももの村に見えたのは俺だけではあるまい


496 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/18(水) 21:24:11.95 ID:Ib6Lg.2o


戦士「…な感じの二人組なんすけど」

おじさん「どうかなぁ…あ、おーい」

青年「どした〜?」

おじさん「旅人さんが人探ししててな…」



青年「あぁ、その人なら村長んとこにいる人だよ」

盗賊「!!」

召喚士「村長さんはどちらに!?」

青年「ずーっとまっすぐ行った大きな家だ」

魔道士「ありがとうございます!!」

戦士「おしっ!行くぞ」

タッタッタッタッタ…

おじさん「……なんだ?」

青年「……さぁ」


497 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/18(水) 21:29:24.11 ID:Ib6Lg.2o
〜村長の家〜

戦士「ここだな」

召喚士「…うん」

スタスタスタ…

コンコンコ…ガチャッ!!…ゴンッ!!

召喚士「いってぇ!」

弓使い「あ…!ごめんなさ…」

魔道士「弓使いさん!!」

弓使い「あっ!うそっ!?」

盗賊「オヒサシブリデス」

弓使い「剣士っ!剣士ーっ!!」

剣士「…どうした?」

戦士「剣士さん!」

召喚士「お…お久しぶりです!」

剣士「召喚士くん…!?みんなも!!」


498 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/11/18(水) 21:30:59.67 ID:Ib6Lg.2o
>>495
それ貰います!さて…あっちに行って書(ry


499 :パー速民がお送りします [] :2009/11/18(水) 21:31:43.55 ID:e0kGvwAO
召喚士「その子供は…?」
剣士「ああ、オラの子だ!」


500 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/11/18(水) 21:40:35.35 ID:Ib6Lg.2o
>>499
ワロタ。早すぎるw


501 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/18(水) 21:46:34.89 ID:Ib6Lg.2o
弓使い「どうしたの…?こんな所まで…」

魔道士「実はお二人に会いに来たんですよ〜!」

戦士「そうそう!」

剣士「本当かい?嬉しいなぁ」

召喚士「ワークショップで…ここで依頼を受けてると」

剣士「うん。鉱山に住み着いた魔物を退治してくれってね」

盗賊「……」

弓使い「ちょうどね、今日の朝、終えたところだったのよ?」

戦士「ナイスタイミングだな!」

召喚士「あぁ…。良かった」

弓使い「…?」

剣士「何か…あったのかい?」

盗賊「…うむ」

召喚士「実はですね・・・…」

剣士「あ、ちょっと待ってくれ。村長さんに挨拶して来るよ」


502 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/18(水) 22:21:45.76 ID:Ib6Lg.2o


剣士「……なるほど」

弓使い「願ってもない事だけど…いいの?」

召喚士「…もちろんです!」

戦士「やるからには…最後まで見届けたいしな」

盗賊「…同意」

剣士「…ありがとう」

魔道士「いえっ…」

召喚士「俺達が…好きでやる事ですから…」

弓使い「本当に…ありがとう!」

召喚士「それで…いつから行けますか?」

剣士「僕達はいつでも…なぁ?」

弓使い「ええ…皆さんに合わせるわ!」

戦士「よし…善は急げ、だ!」

召喚士「うん…港まで戻って…翌日から出発しましょう!」


503 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/11/18(水) 22:32:04.24 ID:Ib6Lg.2o
なんだかパー速もオラの頭も重いので、
今日はここまでとしますね!ノシ

魔道士「みなさん!パー速のアフィリエイト、クリックしてあげて下さいね!」

盗賊「…う、うむ!そうだな!」

魔道士「盗賊さんも…えいっ!クリックー!」

盗賊「うひゃうっ!!や、やめっ!」

魔道士「えいっ!えいっ!エヘヘ〜!」

盗賊「ひゃわわっ!」

魔道士「おやすみなさい!」

盗賊「お、おやす…」

魔道士「えいっ!」

盗賊「ひゃわっ!!」


517 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/11/19(木) 01:18:31.93 ID:1WfA3.AO
いちおつ
広告はこんな感じらしい。アマゾンはクリックするだけじゃダメなようだ


●Amazonのリンク(スレ下)
・広告単価が高いです
・商品買わないと広告料が入りません
・DVDとかは対象外らしい?
●Googleアドセンス
・外部サイトへ飛ぶ時に出るページに出る奴です(jump.vip2ch.com)
・クリックするだけで広告料が入ります(中には表示だけで入るのもあるらしいですが)
●携帯電話用の画像広告
http://ex14.vip2ch.com/m/ からどっかに行くと、あちこちにあります(ページ上)
・リンク先に飛べば広告料が入るらしいです


528 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/19(木) 11:21:58.44 ID:3N86GpQo
ゴシュ


529 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/11/19(木) 12:35:31.23 ID:2xQ1wQUo
>>528
師匠「く…目にゴミが……」


530 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/19(木) 12:36:46.40 ID:3N86GpQo
>>529
師匠負傷の原因が今明らかに


532 : ◆1otsuV0WFc [] :2009/11/19(木) 12:45:14.74 ID:2xQ1wQUo
〜南の港〜

魔道士「着きましたー」

弓使い「みんなと出会った…思い出の場所ね」

召喚士「そうですね」

弓使い「あの時はありがとう。命の恩人だわ」

召喚士「い、いやっ…そんな…」

弓使い「ふふっ」

戦士「あれ…?剣士さん」

剣士「ん?なんだい?」

戦士「腰の剣…二刀流ですかい?」

剣士「うん。あれから強くなりたいと思って…」

盗賊「……」


533 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/19(木) 12:47:10.84 ID:2xQ1wQUo
剣士「とりあえず落ち着いた形が、今のところこれかな」

戦士「二刀流って…なかなかすぐに出来ないですよ!」

剣士「…そうかい?コツさえ掴めば簡単だよ」

戦士「いや…そ、そうすか…」

剣士「それに…ツーマンセルになっちゃったしね」

盗賊「…」

テクテク

召喚士「剣士さん」

剣士「ん?」

召喚士「お訊ね…したい事が…」

剣士「…何だろう?」

召喚士「前回の調査した時の地図ってありますか…?」

剣士「…うん、あるよ」

召喚士「良かった」

剣士「マスターは依頼主に出したから、複製だけどね」


534 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/19(木) 12:48:39.62 ID:2xQ1wQUo
召喚士「充分です」

魔道士「よく持ってましたね」

剣士「いずれ…また行くつもりだったからね」

弓使い「……」

魔道士「あ、すいません…」

剣士「いやいや、気にしないで」

召喚士「あと……」

剣士「うん」

召喚士「前回の…依頼主…って」

剣士「……まぁ、今更守秘も何もないか」

弓使い「……ええ」

剣士「依頼主は東方のたる大名家からだ」

盗賊「…!」

魔道士「ダイミョー…ですか?」

召喚士「東方で言う、国って事かな」

魔道士「なるほどー…」


535 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/19(木) 12:50:27.46 ID:2xQ1wQUo
戦士「何でわざわざ東方が南の遺跡を?」

剣士「そこは分からない…ただ、出来る範囲でいいから調査を…と」

召喚士「なるほど……」

剣士「すまないね…役に立てなくて」

召喚士「いえっ!そんな事ありません。ありがとうございます!」

魔道士「さて、では宿の手配をしてきますね!」

戦士「俺らは道具を揃えておくか…」

剣士「そうだな」

〜夜、召喚士の部屋〜

コンコン

召喚士「…?…どうぞ」

ガチャッ

剣士「夜分にすまないね」

召喚士「剣士さん…どうぞ」


536 :パー速民がお送りします [] :2009/11/19(木) 12:56:14.55 ID:euDaxcAO
色んな意味で二刀流だったら嫌すぎる…


537 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/19(木) 12:58:59.83 ID:2xQ1wQUo


剣士「明日の確認をしておきたくてね」

召喚士「流石ですね」

剣士「そんな事はないよ…ははっ」

召喚士「リーダーは前回通り、剣士さんで良いですか?」

剣士「あぁ。君らさえ良ければ僕は構わないよ」

召喚士「はい。ではお願いします!」

剣士「…分かった」

召喚士「地図は地下五階までですよね?」

剣士「そうだね…五階も途中まで…かな」

召喚士「ちなみに…その下はどう見ます?」

剣士「おそらくは…あと、二階層…」

召喚士「……」

剣士「召喚士くんは…?」

召喚士「同意見です」


538 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/19(木) 13:01:21.48 ID:2xQ1wQUo
剣士「流石だ。以前コカトリスが悟った気配はおそらく…」

召喚士「……地下七階」

剣士「そして…彼の遺体も…」

召喚士「……」

剣士「封印はしたが、魔物がいないとは限らない…よな」

召喚士「…えぇ。後は現地で確認してから…ですね」

剣士「よし、じゃあ…また明日。おやすみ」

召喚士「はい、おやすみなさい」

スタスタ…ガチャッ、パタン

〜次の日〜

魔道士「おはようございます!」

盗賊「オハヨウゴザイマス」

弓使い「おはよう!」

戦士「いよいよだな…」

召喚士「うん…さて、行きましょうか!」

剣士「うん。行こうか」



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