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召喚士「行けっ!コカトリス!!」
834 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/13(金) 16:21:15.33 ID:0oQQZHko


召喚士「何だろう…とても暖かい…」

召喚士「…ん?何かフワフワして…」

召喚士「でも…何だか凄く…気持ちよくて…」

声「・・・おい」

召喚士「…え!?あ、はいっ!」

声「なんだお前?」

召喚士「…えっ?えっ!?」

召喚士は目を開ける。

そこは真っ白な部屋のなかに茶色の絨毯が敷かれている。

召喚士「あれ…?どこだここ?」

声「おい…コラ!」

召喚士「じ、絨毯が…!?」

声「人の背中で何してるんだよー!?」

召喚士「…背中!?」

召喚士は絨毯の先まで歩き、下を覗き込む。

召喚士「…ス…ス、スフィンクス!?」


835 :パー速民がお送りします [] :2009/11/13(金) 16:22:57.84 ID:W970Ca.o
絨毯が読めなかった…じゅうたん


836 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/13(金) 16:28:40.31 ID:0oQQZHko
スフィンクス「何だよ?何か用でもあんの?」

召喚士「…用?あっ!そうだ…伝授して貰いに来たんだっけ?」

スフィンクス「お前人間だろ?何でコッチ来たんだよ」

召喚士「あ、神官さんって人に…魔方陣とそれから…ええと」

スフィンクス「知らないよ、そんな人。用がないなら帰ってよ」

召喚士「え…あるある!き、君を召喚出来るようになりたいなぁって…」

スフィンクス「イヤだね!僕ゲームで忙しいし…」

召喚士「ゲ…ゲーム!?」

スフィンクス「そうだよ!ゲ、ェ、ム!知らないの?」

召喚士「いや…しってるけどさ…なんていうか…」

スフィンクス「あ、お兄ちゃんもゲームしようよ!」

召喚士「ど、どんな…!?」

スフィンクス「んーと…そうだなぁ…あ、なぞなぞは?」

召喚士「…なぞなぞ!?」

スフィンクス「うん。正解したら手伝ってあげるよ!」

召喚士「ほ、ほんと!?じゃ、じゃあやろう!!」


838 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/13(金) 16:32:06.89 ID:GfSlv5w0
これが…試練だと言うのか…!


839 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/13(金) 16:32:46.71 ID:0oQQZHko
スフィンクス「じゃあなぞなぞね!」

召喚士「か、簡単なので…お願いしますね…はは」

スフィンクス「召喚獣と人間と魔物。一番悪いのはどれ?」

召喚士「!?」

スフィンクス「時間はいっぱいあるし…ゆっくり考えていーよ」

召喚士「……難しいなぁ」

スフィンクス「そう?」

召喚士「うん。難しい!」

スフィンクス「…何で?」

召喚士「普通に考えれば魔物なんだけどさ…」

スフィンクス「うん」

召喚士「その魔物を倒すのは召喚獣だし、呼び出すのは人間だし…」

スフィンクス「うん」

召喚士「…でも、その人間を倒すのは…魔物だし」

スフィンクス「…あははっ!!」

召喚士「……!?」


840 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/13(金) 16:34:18.11 ID:GfSlv5w0
以下無限ループ


841 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/13(金) 16:38:16.21 ID:0oQQZHko
スフィンクス「なぞなぞおしまーい!!」

召喚士「えっ!?ちょっと!もう一度チャンスを!!」

スフィンクス「ざんねーん!だめ〜!」

召喚士「そ、そんなぁ…!」

スフィンクス「いいよ!手伝ってあげるよ!」

召喚士「本当に!?ありがとう!!」

スフィンクス「でも僕、ゲームで忙しいからたまーにね」

召喚士「……たまーに」

スフィンクス「そ。まだまだゲームいっぱいあるし!」

召喚士「…あっ!だからさっきは出なかったんだ!」

スフィンクス「さっき…?あーゴメン!そうだね〜!」

召喚士「さっき…?さっきって何だ!?」

スフィンクス「でもさ、さっきのは他の人のをイメージしてたでしょー?」

召喚士「他の人?あれ…?そういえば…こんな口調だったっけ?」

スフィンクス「口調なんて変わんないよー!」

召喚士「いや…!?大体あれはもう何時間も前の話で…!?」


842 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/13(金) 16:44:26.70 ID:0oQQZHko
スフィンクス「ねーねー、もう用がないなら帰ってよー」

召喚士「違う!確か…ヴァンパイアと戦って!?」

スフィンクス「ゲームの続きしたいんだけど?」

召喚士「ピラミッドで…コカトリスを…そして…やられて!!」

スフィンクス「?」

召喚士「そうだっ!石化の後、確かヴァンパイアにやられて…!」

スフィンクス「お兄ちゃん?」

召喚士「スフィンクス!!」

スフィンクス「は、はい!」

召喚士「なぞなぞを出すよ…」

スフィンクス「いいよっ!わくわく!」

召喚士「君が得意な事と…僕が今、必要としている事はなーんだ?」

スフィンクス「あっ!簡単じゃーん!」

召喚士「よーし、せーので言おうか…!…せーの!」

召喚士・スフィンクス「破壊!!」



844 :パー速民がお送りします [] :2009/11/13(金) 16:51:44.55 ID:4K6apAAO
(・∀・)わ〜い!


846 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/13(金) 16:56:08.88 ID:UZTRLUYo
何だただの幼女か…


847 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/13(金) 16:57:26.38 ID:0oQQZHko
神官「召喚士殿!!」

戦士「し…召喚士ぃー!!」

ヴァンパイア「さぁ…ガキィ!次はお前だ!!」

ヴァンパイアの両手に魔力が集まる。

召喚士は高く吹き飛ばされるが、目を開け宙で身体を反転させる。

ヴァンパイア「……!?」

戦士「召喚士!!」

召喚士(……夢…じゃないよな…!魔力も戻ってる!?)

ヴァンパイア「バカな…バカな……なぜ!!」

召喚士は大きく息を吸い込み、叫んだ…。

召喚士「行けっ!スフィンクス!!」

と、同時に激しい轟音と地響きが起きる。

ドゴゴゴゴゴ…

戦士「…な…なんだ…!?」

神官「…!?」

王子「……!?」

ヴァンパイア「何だ!?何が…何が起きてっ!?」

ドゴオォォォォォッン!!

その瞬間ピラミッドが音を立て崩れ落ちた…。


848 :パー速民がお送りします [] :2009/11/13(金) 16:59:17.11 ID:4FZZE32o
スフィンクスが、あの体型のままテレビゲームやってるって考えたら笑えた。


849 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/13(金) 17:05:11.35 ID:dh4NMkYo
夢中になりすぎてあの体勢になっちゃったんだね…


850 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/13(金) 17:11:06.75 ID:bv4IQIAO
それって俺らじゃん……


851 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/13(金) 17:11:51.70 ID:0oQQZHko
神官「…が、外壁がっ!?」

戦士「……なぜ…!?」

召喚士「石化した外壁は…破壊出来るみたいだな!ヴァンパイア!」

ヴァンパイア「ちっくしょぉ…!ちくしょおぉぉぉ…!!」

崩れ落ちるピラミッドの上部から日の光が差し込む。

ヴァンパイア「うあぁっ!!ちっく…しょ…!!」

ヴァンパイアが徐々に塵と化していく。

ヴァンパイア「うああぁぁぁ!!」

その瞬間、ヴァンパイアの両手より雷の矢が放たれる。

ドドンッ!!ドシュウゥゥゥッ!!

召喚士「…!!」

神官「…お、王子ぃ!!」

黒い雷の矢は神官の横を通り過ぎ、王子めがけて一閃する。

ドシュウッ!!

戦士「くっ…!!」

召喚士「!!」


853 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/13(金) 17:13:12.47 ID:szQy1ywo
ぎゃー!まさか・・・まさか・・・・


855 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/13(金) 17:15:24.63 ID:0oQQZHko
王子「………」

神官「……な、なぜ…!?」

大臣「………ゴフッ!!」

王子を抱きしめ、身を庇う大臣の背中に雷の矢が突き刺さった…。

ドサッ

王子「…だ、大…臣?」

召喚士「…大臣さん!」

グラァ…ドシャア…

召喚士「…ぐっ!」

戦士「召喚士…!」

戦士がやっとの思いで立ち上がり、召喚士を肩で担ぐ。

大臣「…王子…お、お怪我は…?」

ダッ!!

神官「…だ、大臣殿!?」

王子「大臣!しっかり!ぼ、僕は大丈夫だからっ!!」

大臣「…良かっ…た…ゴフッ…!」


856 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/13(金) 17:16:22.46 ID:N1SV2eQo
王子「・・・・・」

神官「お・・・王子・・・・」

王子「(#^ω^)ピキピキ」


覚醒した王子によりヴァンパイア死亡フラグ


859 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/13(金) 17:18:12.19 ID:B1NPw2so
大臣のことかーーーーー!ですねわかります


860 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/13(金) 17:20:59.45 ID:0oQQZHko
王子「…何で…何でっ!!」

大臣「王子…父君の後を……しっかり…」

神官「大臣殿!喋るなっ!」

召喚士「戦士!!」

戦士「あぁ…!今、連れて行く!」

ズズッ…ザッ…ザッ…

大臣「女王陛下に…お詫び…を……」

王子「大臣!いやだっ…!!大臣っ!」

大臣「父君と…見守っ…て…おり…ます…ぞ」

大臣は微笑み、そっと目を閉じた…。

王子「うあぁ…うわあぁぁっ!!」

神官「くっ…!」

召喚士「……間に…合わな…かっ」

戦士「くそぉ!くそおっ!!」

ヴァンパイアは完全に塵と化し、その姿を消した…。


861 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/13(金) 17:21:59.93 ID:KgAWDV6o
そんなことより盗賊は無事なのか!?


862 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/13(金) 17:23:24.14 ID:GfSlv5w0
王子の登場によって儚い命が一つ散るのであった…


863 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/13(金) 17:24:53.46 ID:bv4IQIAO
いいやつだった……


864 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/13(金) 17:25:51.49 ID:0oQQZHko


召喚士「行けっ!ユニコーン!!」

シュイィィン

盗賊「………うっ!」

シュイィィン

戦士「…!盗賊っ…!!」

盗賊「っつう…!」

召喚士「良かった…!!盗賊さん!」

魔道士「盗賊さんー!」

盗賊「……私…は」

神官「……王子」

王子「僕が…ワガママばかり言って…」

神官「大臣殿の命を…無駄にせぬように…」

王子「……大臣…ありがとう…ありが…っ…」

スフィンクス「ねぇ、お兄ちゃん」

召喚士「あっ!スフィンクス…ありがとう!」


865 :パー速民がお送りします [] :2009/11/13(金) 17:27:37.46 ID:4K6apAAO
(・∀・)えへへ〜


866 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/13(金) 17:30:38.53 ID:GfSlv5w0
スインクスが幼女の顔…あr…いやナシだ


867 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/13(金) 17:31:11.05 ID:0oQQZHko
スフィンクス「なぞなぞの答えだけど…」

召喚士「…あっ、うん!何だい?」

スフィンクス「多分お兄ちゃんので正解だよ!」

召喚士「…多分?」

スフィンクス「僕も答えなんて分かんないけど、多分正解!」

召喚士「…そ、そっか」

スフィンクス「誰が良くて悪いかなんて…誰にも分からないもん!」

召喚士「……そうか…そうだね」

スフィンクス「お兄ちゃんが答え、探しておいてね!」

召喚士「答え……あっ!来てくれてありがとう!」

スフィンクス「さっき一回サボっちゃったからその分!じゃあね!」

シュイィィン

召喚士「……答え…か」

神官「……スフィンクス…やりましたね」

召喚士「ええ。神官さん、ありがとうございました」

神官「見事な…見事な一撃でしたよ」

召喚士「……えぇ」


868 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/13(金) 17:35:35.82 ID:0oQQZHko
戦士「…終わったな」

召喚士「……あぁ」

神官「皆様方には…本当にありがとうございました」

召喚士「いえ……俺達だけの力ではありません」

魔道士「…はい」

戦士「大臣さん…それに…奇襲隊の戦士たち…」

盗賊「あっ…!」

神官「…?」

盗賊「…隊長から…伝言」

神官「…私に…ですか?」

盗賊「…満月の夜…ありがとう・・・と」

神官「…!!」

召喚士「…?」

神官「……さぁ、我らの国に…戻りましょう」

戦士「…あぁ…大臣さんも連れて帰らないとな」

召喚士「……うん、皆で…帰ろう」


869 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/13(金) 17:40:20.37 ID:0oQQZHko
〜西国の城〜

姫「……王子!?」

女王「…!?」

テクテク

王子「…ご、ごめんなさ…」

バシッ!!

女王は王子の頬を、強く平手で叩いた。

女王「…うっ……!」

王子「ご…ごめんなっ…さ…」

姫「……うぅっ…!」

タッタッタッタ…

白虎兵「神官様!」

神官「お前達!?無事だったか!」

白虎兵「いえ…生き残ったのは…我ら3名で…」

神官「!!……そうか」

白虎兵「我ら、若い者は…退け…と…」

神官「……任務…ご苦労であった!」

白虎兵「…ははっ!!」


870 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/13(金) 17:45:24.60 ID:0oQQZHko
〜夜〜

召喚士がテラスから外を眺めている。

キィィ

神官「…召喚士…殿」

召喚士「神官さん…」



召喚士「あの……」

神官「…何でしょう?」

召喚士「…満月の夜…っていうのは」

神官「あぁ……ご存知ですか?」

召喚士「…?」

神官「ワーウルフというのは、満月が最も凶暴化するんですよ」

召喚士「……」

神官「自分が…人間だった事もわすれるくらいに…ね」

召喚士「……それで…隊長は」

神官「……魔物化しても……かつての仲間ですから」


871 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/13(金) 17:50:36.56 ID:0oQQZHko
召喚士「……先に…戻りますね」

神官「お気遣い……ありがとうございます」

キイィ…パタン

神官「…っく………ふっ…っう…」

スタスタスタ…

召喚士「あっ…王子、それに…陛下も!」

女王「此度の事…何とお礼を申せば良いか…」

召喚士「いえいえっ!私達は…それに…」

王子「僕は…弱かった…」

召喚士「王子、大臣さんは王子ならこの国を任せられると…」

女王「……」

召喚士「そう思ったから、王子を助けたんです」

王子「……ふぐっ…うっ…」

召喚士「あと5年も強くなる時間はあります…頑張りましょう」

王子「……うん…僕、強くなってこの国を…」

女王「……王子」


872 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/13(金) 17:56:20.52 ID:Qmuw8nMo
毎日の更新ありがとう


873 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/13(金) 18:01:02.11 ID:0oQQZHko
〜3日後〜

戦士「本当に・・・いいんですか?」

神官「ええ。これ以上皆様方にご迷惑をかけるわけには参りません」

魔道士「でも…まだ沢山の魔物が…」

神官「ヴァンパイアを倒した今、残るは烏合の衆です」

盗賊「…確かに」

神官「それに…西海岸国から追い払わない事には各国も…」

召喚士「そうですね…危機に晒されますね」

神官「はい。そのせいもあってようやく各国が動き出しました」

魔道士「それじゃあ!?」

神官「西方連合は復活致します」

戦士「それなら…西海岸国の討伐も…」

召喚士「…問題なさそうですね!」

神官「はい、ご安心下さい。力を合わせ魔物を撃退します」

タッタッタッタ…

戦士「…王子!」


874 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/13(金) 18:06:55.35 ID:0oQQZHko
王子「…はぁっ…はぁっ」

召喚士「陛下…!…そんな、わざわざ」

女王「いいえ…この国を救って下さいました英雄が旅立てれるのです」

姫「せめて…旅のご無事を祈らせて下さいませ」

神官「申し訳ありません…本来ならば玄武捜索のご協力を…」

召喚士「あぁ!気にしないで下さい!まずは魔物とこの国の再興を!」

神官「……かたじけない!」

王子「……僕、もっと強くなるから!」

戦士「おう!楽しみにしてるぜ!」

王子「へへっ!頑張るよ!そ、そしたらさ…」

召喚士「…?」

王子「お、お姉ちゃん達…お嫁さんに…来てくれる?」

戦士「…こーのヤロウ!お前はっ!10年早いわっ!」

王子「いててっ!あははっ!」

召喚士「あはははっ!王子、頑張って下さいね!」


875 :パー速民がお送りします [] :2009/11/13(金) 18:09:20.24 ID:4FZZE32o
一緒に風呂に入ってた事を思い出して、腹が立った。


876 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/13(金) 18:10:21.04 ID:GfSlv5w0
は?お前には死んでも俺の嫁はやらねーよ!


877 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/13(金) 18:10:43.05 ID:0oQQZHko
魔道士「エヘヘ!楽しみに待ってますわ!ねぇ、盗賊さん!」

盗賊「…で、でもっ…私は…あのっ…だな!」

姫「まぁ…ふふっ。では私は召喚士様?」

召喚士「…?えっ!?えぇっ!!いやっ…あのっ!」

女王「まぁまぁ…うふふっ、では私は…戦士様、年上はお嫌い?」

戦士「うっ!!いやっ…そのっ…」

盗賊「そっ、それは…ダメだ!…ぞっ!」

魔道士「…?」

召喚士「あははっ!そうですね、戦士が王様なんて…あはは」

戦士「何ぃ!?どういう意味だよっ!!」

魔道士「エヘヘヘッ!!」

召喚士「それでは…行きます!」

神官「またお会い致しましょう!」

戦士「王子…いい言葉をお教えしよう!!」

王子「…?」

戦士「勇敢と無謀を履き違えるな!!」


878 :パー速民がお送りします [] :2009/11/13(金) 18:11:30.70 ID:C1h7ZMAO
ハッハッハッハ
テメーぶっ[ピーーー]ッ!プッ


882 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/13(金) 18:16:16.11 ID:kUqNaISO
案の定王子に殺意わいてるやつ多くてワロタwwwwwwwwww


886 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/13(金) 18:18:50.30 ID:0oQQZHko
神官「・・・いい言葉ですね」

戦士「へへっ!俺達の師匠・・・みたいな人の言葉です!」

神官「いい師に巡りあえたようですね。素晴らしい事です」

王子「ありがとう!きっと忘れないよ!」

召喚士「それでは・・・」

女王「近くにお越しになられた際は、必ずお立ち寄りを・・・」

姫「心より歓迎致しますわ!」

魔道士「ありがとうございますー!それでは!」

盗賊「・・・ソレデハ」

召喚士達は強敵ヴァンパイアを打ち倒し、西国を見事救った。

しかし、また多くの尊い命が犠牲となったのであった。

彼らの墓碑は、この後もずっと国を救った英雄として祀られている。

〜???〜

使い「……伯爵」

伯爵「……」

使い「西高原のヴァンパイアが倒されたそうでございます」

伯爵「西高原…ふむ」

使い「我らに魂を誓った皇太子がいたかと…」

伯爵「……あぁ、そのような者もいたな」

使い「…いかが致しますか?」

伯爵「…特に興味もない土地だ…どうという事もないよ」


887 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/11/13(金) 18:21:01.25 ID:0oQQZHko
やったー!ヴァンパイアをようやく倒しました!
まだ第五部は続きますが、キリいいので今日はここまで!
夜はちょっと来れなさそうなので…また明日!ノシ



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