■戻る■ 戻る 携 下へ
召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その32
616 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/10/07(金) 17:51:14.46 ID:SHTnWgQfo


ブリュンヒルデ「うあぁーっ!!」

ビュオッ…ガシィ!!

ブリュンヒルデ「……っ!?」

ヴァーリン「万策尽きたな」

ブリュンヒルデ「朱雀嬢っ、召喚解除を――」

ゴシュッ…ボンッ!!

朱雀嬢「……くは……っ」

ヨロッ…ザスッ

ヴァーリン「最早、立つ力も持たぬようだな」

朱雀嬢「……負ける……もんですか……っ!」

ヴァーリン「強がるのはよせ。今にも泣きそうな顔ではないか……ククッ!」

朱雀嬢「私はぁ!! 朱雀本家の……朱雀嬢ですわああぁぁ!!」

ググッ…ガシッ!!

朱雀嬢「あぐぅ……っ!!」


617 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/10/07(金) 17:53:11.00 ID:SHTnWgQfo
ヴァーリン「このまま握り潰すのも芸がないか」

グググッ

朱雀嬢「……うっ、あう……ぅ!!」

ヴァーリン「フンッ、脆いにも程があるわ……グハハハハ!」

バキィッ!!…ザンッ…ゴロゴロゴロッ

朱雀嬢「あ……うあ……っ、あ……ぁ……」

ヴァーリン「首の骨でも折れたか? 虫の息とはこの事よ」

ザッザッザッ…ドズン

ヴァーリン「このまま一口で喰ろうてやるか。それともこの小娘を餌に、更なる大物を釣るか――」

ギュアッ!!…バッゴオオォォォォンン!!

ヴァーリン「ガハアアァァッ!!」

ドシャッ…ズザザアアァァァ

ヴァーリン「背後から不意打ちとは……無礼な奴だ。貴様もしつこいな」

オーク「お前を殺すまで……追い続ける」

ヴァーリン「出来るものならやってみよ!!」


618 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/10/07(金) 17:55:34.46 ID:SHTnWgQfo
ギュバッ…ドガガガガッ!!

拳による壮絶なる打ち合い。オークとヴァーリン。2匹の魔物が繰り広げる攻防は、

人間の見世物など比にもならぬ程、壮絶で、乱暴で、無慈悲なものであった。

数十回にも及ぶ拳の打ち合いに両者は疲労を見せ始めた。だが両者共に倒れる事はない。

ヴァーリン「フーッ、フーッ、フーッ。なかなか頑張ったではないか」

オーク「……」

両手を広げ朱雀嬢の前に立ちはだかるオーク。しかしヴァーリンが声を掛けても返答はなかった。

ヴァーリン「死して尚、その小娘を守ったか。まぁそいつが死ぬのも時間の問題だがな」

ピクッ

ヴァーリン「……次から次へと小賢しい奴等だ。今度はどこの死に損ないだ?」

突如、ヴァーリンの全身が発火し、休息に灼熱を帯、周囲の酸素を消滅させる。

ゴオウッ!!…ゴッゴオオォォォォ!!

ヴァーリン「――ッ!! ゴッ……ガハァ!!」

業火の中より姿見せた魔物。その右手に握り締められた槍を突き出し、声を発した。

紅孩児「この俺をシカトして、勝手に魔王の後継を名乗るたぁ……いい度胸だな!!」


619 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/10/07(金) 17:56:19.41 ID:SHTnWgQfo
ヒュバッ…ズザッ

ヴァーリン「貴様、見覚えがあるな。確か……紅孩児とか言ったか」

紅孩児「ああそうだ。いずれ魔王になる火焔山の紅孩児様だ。覚えとけ」

ヴァーリン「覚える必要もないな。どうせ今すぐ死ぬのだからな!」

紅孩児「やってみろや!」

ズガガガッ…バキイイィィィィ!!

ヴァーリン「我が一撃を受け止めるとは、大口を叩くだけあるじゃあないか」

紅孩児「お前、相当手傷を負ってやがるな。ここまで雑魚だと期待外れにも程があんぜ」

ヴァーリン「何だとぉ!!」

紅孩児「なーるほどな。連戦の挙句、再生を繰り返したのか。そりゃ道理で……雑魚なわけだ」

ヴァーリン「それでも貴様が勝てる理由はないわっ!」

紅孩児「ナメてんじゃねぇ!!」

グワッ…ガシュウウゥゥ!!

紅孩児「……ッ」

ヴァーリン「先程は虚を突かれたが、炎などこのヴァーリン様には無駄な事よ……クハハッ!」


620 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/10/07(金) 17:56:51.42 ID:SHTnWgQfo


ズゴゴゴゴゴゴ…

召喚士「アンラ・マンユ……!!」

アンラ・マンユ「ようやく力を取り戻せた」

フワッ

アンラ・マンユ「アジ・ダハーカに眠る僕の核なるものと、ラーヴァナの魔力によって……」

青年兵「まさか……こ、こんな事が……っ」

アンラ・マンユ「先日は世話になったな、人間共よ」

青龍士官「おのれぇーっ!!」

アンラ・マンユ「今度は、あの時のようにはいかんぞ! 虫ケラ共がああぁぁ!」

ギュオッ!!…キュイイィィィィ…

弓使い「な、何……っ?」

魔道士「あぁっ!!」

アンラ・マンユ「死して後悔するがいいっ! 魔王に盾突いた事をなああぁぁ!!」

姿を取り戻したアンラ・マンユの体から、再び先程と同じような光が発せられた。


621 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/10/07(金) 17:58:13.55 ID:SHTnWgQfo
ゴゴゴゴゴゴ…

青年兵「来るぞーっ! 召喚獣を!」

召喚士「コカトリスー!!」

おさげ「くぅーっ!!」

ドジュウウゥゥゥゥ…ゴゴゴゴゴゴ…

アンラ・マンユ「ハーッハハハハ!! どうしたぁ、あの時はこんなものではなかったぞ!!」

色黒「も……持たないよぉ!」

竜騎士兵「すみません隊長っ、一時離脱します!」

ボシュッ!!

青年兵「青龍士官!」

青龍士官「分かっているっ、バハムートオオォォォ!」

バハムート「ゴガオオォォォォーッ!!」

ドスウウゥゥゥゥン

アンラ・マンユ「ほぉーっ、それで?」

2匹のバハムートが意地をみせ、アンラ・マンユの落下を懸命にこらえる。


622 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/10/07(金) 17:59:08.17 ID:SHTnWgQfo
ゴゴゴゴゴゴ…

アンラ・マンユ「召喚獣か。人間如きに利用され、愚かな連中だよ」

コカトリス「ほざけ。愚かなるは貴様ら魔族であろう」

アンラ・マンユ「……何?」

コカトリス「この地上は人間の住まう世界だ。貴様ら魔族のものではない」

アンラ・マンユ「そんな事、誰が決めた?」

コカトリス「天の意思だ。それを貴様ら魔族は傲慢にも踏み込んだのだ」

アンラ・マンユ「力あるものが弱きものを制する。それの何が傲慢か!」

コカトリス「共に歩む道もある!」

アンラ・マンユ「召喚獣……貴様らはそれを選んだのか? 違うだろう!」

コカトリス「理由はどうあれ我らは人間と共に生きている。この世界でな」

アンラ・マンユ「いいや違うな。貴様らは所詮、屈したのだ。この世界で……人間になぁ!」

コカトリス「そう思うならばそう思えば良いさ」

アンラ・マンユ「……何?」

コカトリス「それは喜びを知らぬ哀れな事だ。せいぜい狩る側から狩られる側の気分を味わうが良い」


623 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/10/07(金) 17:59:40.96 ID:SHTnWgQfo
アンラ・マンユ「召喚獣風情が調子に乗るなあぁ!!」

コカトリス「語るに及ばずだな。召喚士、一気に決めろ」

召喚士「分かってる。的が小さくなった分、狙いは定めやすい!」

アンラ・マンユ「五行すら使わぬ貴様らに、これが防げるものかアアァァ!!」

召喚士「防ぐ必要なんてない!」

コカトリス「ハアァーッ!」

召喚士を背に乗せ、コカトリスはアンラ・マンユの胸元まで迫る。

そこへ至近距離による石化の吐息を一気に吐き出し、アンラ・マンユそのものの動きを止める。

ゴッガアアァァァァ!!

青年兵「凄い威力だ……っ!」

青龍士官「まるで、バハムートやベヒーモスの閃光のような……っ」

とてつもない石化の風がアンラ・マンユを襲う。それは今まで見た事もない威力であり、

召喚士決死の魔力による攻撃は、アンラ・マンユを徐々に覆い包んでいった。

アンラ・マンユ「石化……? たかがコカトリスがこれ程の力を出すというのか……地上でぇ!」

コカトリス「だから言ったであろう? 貴様には理解出来ない、とな」


633 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/10/08(土) 06:25:03.12 ID:vV5NmL7SO
>>1乙
コカトリスの石化久々だなぁ威力まで上がっちゃって…まるで主人公


640 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/10/09(日) 02:58:23.25 ID:a0PXBqRFo
アンラ・マンユ「何が言いたい――」

召喚士「はああぁぁーっ!!」

ズオッ!!…ドドオオォォォォン!!

アンラ・マンユ「な……っ!?」

召喚士「アンラ・マンユ、肉体が戻った事こそが盲点だったな!」

アンラ・マンユ「何ィ!?」

召喚士「小さくなった事で狙いが絞り易い。もう……怖くはない」

アンラ・マンユ「強がりを……」

召喚士「試してみればいいさ」

アンラ・マンユ「戯言を! ならばとくと相手をしてくれるわーッ!」

召喚士「……」

アンラ・マンユ「何時間、何日、何年であろうとなああぁぁーッ!」

召喚士はアンラ・マンユの言葉を否定しなかった。否定出来なかった。

正直、3人は連日に及ぶ戦闘行為で、既に魔力の疲弊は相当のものであった。

アンラ・マンユの体を覆うコカトリスの石化は、徐々にその威力を薄めていく。


641 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/10/09(日) 02:59:58.39 ID:a0PXBqRFo


ズゴゴゴゴゴッ…ガガアアァァ

紅孩児「……ッ」

ヴァーリン「……ククッ、期待外れだなぁ」

紅孩児「何だと……!?」

ヴァーリン「期待外れだと言ったのだ。青二才が」

紅孩児「まだ全力も出しちゃいねぇぞ」

ヴァーリン「ならば早く出す事だ。でなくばあのオークのようになるぞ?」

紅孩児「……」

ゴゴゴゴゴゴ

紅孩児「やってみろやぁ!!」

ヴァーリン「馬鹿が……ッ!」

バッギャアアァァァァン…スタッ

紅孩児「……」

ヴァーリン「……クッ、ククッ……クククッ!!」


642 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/10/09(日) 03:00:56.01 ID:a0PXBqRFo
紅孩児「……チィ」

ヴァーリン「これが業火か。笑わせるわ」

紅孩児「言うだけあるじゃねぇかオッサンよぉ」

ヴァーリン「数度打ち合って理解したであろう? 貴様では相手にならぬ」

紅孩児「……ああ、そうかもなぁ」

ヴァーリン「ほぉ、グハハハッ! 敗北を認めおったわ!」

紅孩児「早とちるなよ。だーれが負けたっつったよ」

ヴァーリン「……あ?」

紅孩児「勝てなくても、テメーの足止めは出来るってわけだ」

ヴァーリン「それで?」

紅孩児「今回は譲ってやるよ。お前さんを倒せる奴にな」

ヴァーリン「馬鹿がッ、そのような者がおると思うてかァ!!」

紅孩児「お前は知らねぇんだ。猛者をなぁ」

ヴァーリン「……ハハッ、笑わせる」

紅孩児「この世には、まだ見ねぇ猛者がまだまだいるぜ」


643 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/10/09(日) 03:02:17.11 ID:a0PXBqRFo
ヴァーリン「……」

紅孩児「アンタらみてーに一箇所に留まってる馬鹿には分からんだろうけどなぁ」

ヴァーリン「そのな輩がおるならば、見てみたいがなァ」

紅孩児「少なくとも、俺は会ったぜ……そんな輩ってのになぁ」

ヴァーリン「そいつは貴様より強いのか?」

紅孩児「ハッ、まさか!」

ヴァーリン「だったら問題外だな。この私に勝てぬ貴様より弱いのではなぁ」

紅孩児「強さってのはよぉ、そんな簡単なモンなのか?」

ヴァーリン「何?」

紅孩児「そんな簡単に計れるモンじゃあねーだろうよ」

ヴァーリン「半人前が偉そうな口を叩きおる」

紅孩児「半人前だから分かる事もあるってんだよ」

ヴァーリン「来ると良いがなぁ」

紅孩児「……来るさ」

ヴァーリン「……?」


644 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/10/09(日) 03:03:15.54 ID:a0PXBqRFo
紅孩児「アイツはそーいう男だ。俺にはわかる」

ヴァーリン「……ほぉ」

紅孩児「あの時より更に腕を上げてな」

ヴァーリン「良かろう。せいぜい来る事を祈っておるが良い」

紅孩児「……」

ヴァーリン「まぁ、その必要もないかもしれんがな」

紅孩児「……!?」

バサッバサッバサッ

紅孩児「馬鹿かよ……ッ、何で……」

ヴァーリン「餌が自ずから舞い戻ってきたわ! グハハハハアハァッ!!」

バサッバサッバサァ…スタッ

ヴァーリン「やぁやぁ、待っておったぞぉ」

法師「……」

ガーゴイル「ヴァーリンだ! アイツ……死んだはずじゃあ……」

法師「来てくれたのですか」


645 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/10/09(日) 03:04:14.96 ID:a0PXBqRFo
紅孩児「……てめぇらの為じゃねぇよ。自分の為だ」

法師「……」

紅孩児「勝手に魔王名乗られちゃ、たまったモンじゃねーからな」

スタスタスタ…

紅孩児「……?」

法師「私のせいで、辛い思いをさせてしまったね」

朱雀嬢「…………」

法師「情けない。不甲斐ない。そして、心苦しい」

パアアァァァァ

ガーゴイル「お、おぉーっ!!」

朱雀嬢「……ん……ぅ」

法師「ガーゴイル、この方を皆の下へ」

ガーゴイル「法師様はどうするんだよ!?」

法師「ここに留まります」

ガーゴイル「はぁーっ!?」


646 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/10/09(日) 03:05:33.31 ID:a0PXBqRFo
スタスタスタ…ザッ

法師「……」

オーク「……」

紅孩児「死んでまで立ってその人間守り抜くたぁ、大した奴だよ」

法師「……死んでおりませんよ」

紅孩児「!?」

法師「オークの魂はまだ、肉体におります」

紅孩児「まだ生きてるって事か?」

法師「……ヴァーリン」

ヴァーリン「これはこれは。餌自ら舞い戻ってくるとは大助かりだ」

法師「いい加減に、もうお止めなさい」

ヴァーリン「あぁ!?」

法師「貴方に勝ち目はない。貴方のような者には……」

ヴァーリン「ほざくなぁ! 餌は餌らしく捕食されるのみだ!」

法師「貴方は遠く及ばない。我らの……スグリーヴァ様の想いには」


647 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/10/09(日) 03:07:05.55 ID:a0PXBqRFo
ゴゴゴゴゴゴ

ヴァーリン「……ウッ」

法師「……」

ヴァーリン(な、何だコイツは……何なのだ!)

紅孩児「……?」

ヴァーリン「やめろおおぉぉ!! その目をやめろおおぉぉ!!」

法師「私は目が見えませんよ? 貴方が見ているのは、私の心の目です」

ヴァーリン「……ッ」

法師「心眼は決して嘘偽りのないもの。貴方はそれを見て戸惑っているのです」

ヴァーリン「この私が……戸惑っているだとぉ!?」

法師「私にも見えますよ。貴方の心の目が」

ヴァーリン「――ッ!?」

法師「貴方は怯えている。一体、何に慄いているのです?」

ヴァーリン「や、やめろぉ!」

法師「死を恐れているのですか。だから戦っている」


648 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/10/09(日) 03:08:03.01 ID:a0PXBqRFo
ヴァーリン「ほざくなああぁぁ!!」

法師「攻撃は最大の防御。貴方は死を恐れる故に戦っているのですか」

ヴァーリン「私は……」

法師「ヴァーリン。貴方は語るに落ちたり」

ヴァーリン「――ッ!?」

法師「その程度の心で我らの、スグリーヴァ様の志は打ち破れない!」

ヴァーリン「ゴチャゴチャと詭弁を……抜かすなぁ!!」

法師「良いでしょう。殺すなら好きにしなさい」

ヴァーリン「……グクッ」

法師「……」

ヴァーリン(何なのだこやつは……ッ。大した力も持たぬくせに……)

法師「……」

ヴァーリン「まるで萎縮して動けぬ……ッ。この人間……一体……」

紅孩児「……んっ?」

ヴァーリン「……」


649 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/10/09(日) 03:09:55.63 ID:a0PXBqRFo
ドドッドドッドドッ…

紅孩児「あ……れは……!?」

ドドッドドッドドッ…

法師「……なっ!?」

近づく騎馬の鼓動に法師は確かに感じた。

法師「……き、騎都尉!?」

ドドッドドッドドッ

戦士「うおああぁぁーっ!!」

紅孩児「来たぜ、お前さんが望んでいた猛者だよ」

ヴァーリン「アイツが……!? フハッ、ハハハハ!!」

法師「ち、違う。戦士殿……っ。しかし……今のは一体……」

ドドッドドッ…バッ!!

戦士「ヴァーリン!!」

ヴァーリン「お前如きが猛者とは……片腹痛いわぁ!!」

戦士「俺の怒り……全てをテメーに叩き込んでやるっ!!」


653 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/10/09(日) 08:29:03.06 ID:ATkS2lqUo
>>1乙
戦士、これでヴァーリンとタイマンはれたなら実力はすでに南方&西方司令以上って事かな
手負いとはいえ軍団長クラスだし


656 名前:NIPPERがお送りします(長崎県) [sage] 投稿日:2011/10/09(日) 10:43:47.19 ID:iZ5A+0wco
主人公キター!


657 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/10/09(日) 14:56:21.58 ID:vwAYzBkZo
流石主人公の戦士さんだ



次へ 戻る 戻る 携 上へ