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召喚士「行けっ!コカトリス!!」
633 :VIPがお送りします [] :2009/11/03(火) 10:33:13.06 ID:rUZM6C97O
おはようございます
気付いたらこんなに長く続いてしまいました
ありがとうございます!


634 :VIPがお送りします [] :2009/11/03(火) 10:37:17.68 ID:rUZM6C97O
〜第三部〜

遺跡調査の成功で、自信を付けた召喚士達は…、
四回目の仕事を終えたところであった…。

〜山あいの街〜

戦士「お疲れさん!」
魔導士「お疲れ様ですー」
盗賊「オツカレサマデス」
召喚士「今回も無事終わりましたね」


635 :VIPがお送りします [sage] :2009/11/03(火) 10:38:23.93 ID:ubX033kqO
質問!
1、このスレで終わる?
2、いつ再開?
3、SS初めて?


637 :先質問とか答えた方がいいのかな? [] :2009/11/03(火) 10:48:50.32 ID:rUZM6C97O
〜夜〜

魔導士「いただきますー!」
盗賊「イタダキマス」

召喚士「…あの!」
戦士「ん?」
魔導士「どうしました?」
召喚士「あ…皆さんに…お話しておきたい事が」
盗賊「…話せ」
召喚士「…実はですね俺、やらなきゃいけない事があって…」
戦士「あっ、師匠の課題ってやつか!」
召喚士「はい…」
盗賊「…続けろ」
召喚士「あ、はい…それがなかなか苛酷でして…」
戦士「ほぅ」
召喚士「俺にとっては…ですが」


639 :VIPがお送りします [] :2009/11/03(火) 10:52:44.16 ID:rUZM6C97O
魔導士「話せますか?」
召喚士「ええ。深刻な問題ではないので…」
盗賊「…話せ」
召喚士「実は前に師匠の元へ帰った時、一年以内に召喚獣を二匹増やせ、と…」
魔導士「二匹ですか」
戦士「それまた急だな…」
召喚士「うん…しかも内容が厄介でね」
盗賊「…」
召喚士「ちょっと長くなりますけど…?」
魔導士「聞きたいです!」
戦士「ああ。話してくれ」


640 :VIPがお送りします [] :2009/11/03(火) 10:58:16.11 ID:rUZM6C97O
召喚士「召喚獣は四つの属性があるんです」
盗賊「…」
召喚士「師匠は朱雀、青龍、白虎、玄武…と呼んでいました」
戦士「四聖獣だな」
召喚士「通常、召喚士は一つの属性しか扱う事は出来ません」
魔導士「召喚士さんは何の属性なんですか?」
召喚士「はい。最初に精霊を召喚して決まるのですが…」
盗賊「…」
召喚士「俺はシルフを召喚出来たんで、朱雀属性って事になります」
戦士「…なるほどな」
魔導士「シルフさんが精霊なんですね」


641 :VIPがお送りします [] :2009/11/03(火) 11:02:37.58 ID:bKrKxlWIO
ゆっくりでええよ〜
支援


645 :VIPがお送りします [] :2009/11/03(火) 11:05:00.84 ID:rUZM6C97O
召喚士「シルフを呼べたのは師匠が朱雀属性だったので当然なんですが…」
盗賊「…」
師匠士「そしてコカトリスももちろん朱雀です」
戦士「確か師匠が専属契約してたんだよな?」
魔導士「それで受け継いだんですね」
召喚士「はい。これは至って自然な流れなんです」
戦士「するとユニコーンも朱雀って事か…」
召喚士「…そこに問題があるんです」
盗賊「…問題?」
召喚士「ええ…師匠曰く、ユニコーンは白虎属性なんです…」
魔導士「えっ?それはおかしいですね?」
召喚士「はい…なぜか俺は二属性の召喚獣を呼べてしまってるんです」
戦士「…どういう事なんだ?」
召喚士「いや、そこはよく分からないんだ」


647 :VIPがお送りします [] :2009/11/03(火) 11:12:10.13 ID:rUZM6C97O
盗賊「…」
召喚士「師匠は四属性全て呼べるんじゃないか、と言っていました」
魔導士「全部の召喚獣を呼び出せる…」
戦士「…最強じゃねーか」
召喚士「もしそうなら、だけど…」
戦士「まぁ…朱雀と白虎だけって可能性もあるよな」
召喚士「…うん」
魔導士「あっ、それであと二匹って…」
召喚士「青龍と玄武の召喚獣を一匹ずつって事です」
戦士「何で一年以内なんだ?」
召喚士「それは…よく分からないんだけど…」


648 :VIPがお送りします [] :2009/11/03(火) 11:24:07.67 ID:rUZM6C97O
魔導士「何でユニコーンさんが呼べたんですか?」
召喚士「う〜ん…何ででしょうね」
戦士「その辺にヒントがありそうだな…」
召喚士「確かにそうだなぁ…」
盗賊「…」
召喚士「二年ぐらい前に師匠の元を去り、旅をしていた時」戦士「…」
召喚士「たまたま一人の召喚士が病気の村人を治療しているところに出くわしました」
魔導士「ユニコーンさんですか?」
召喚士「はい。彼はユニコーンで村人を救いました」
戦士「カッコイイな」
召喚士「うん。その姿を見て憧れたなぁ…」
魔導士「それでそれで?」


651 :VIPがお送りします [] :2009/11/03(火) 11:38:06.25 ID:rUZM6C97O
召喚士「当時はコカトリスを受け継いだものの…魔力が低すぎて呼ぶ事も出来ず…」
魔導士「よく生活出来てましたね!」
戦士「お前…」
魔導士「え、あっ!じゃ…じゃなくって!」
召喚士「はは…いやその通りだよ」
盗賊「…」
召喚士「そんな時たまたま滞在していた町で急病人が出て」
戦士「…」
召喚士「小さな子供だったんだけど医者もプリーストもいなくて…」
盗賊「…つらいな」
召喚士「みんな必死で…俺も…」
戦士「そこでユニコーンが」
召喚士「呼べたってわけです」
魔導士「なるほどですねー」
戦士「ヒントになりそうな事は…」
召喚士「…特に…ないよなぁ…」
盗賊「…」


652 :VIPがお送りします [] :2009/11/03(火) 11:48:11.42 ID:rUZM6C97O
戦士「召喚士てのは、とりあえずイメージすんだよな?」
召喚士「うん。いかなり呼び出す事は皆無だと思う」
魔導士「じゃあまずは他の召喚獣を見て」
戦士「それがイメージ出来れば…って事だな」
召喚士「うん…そこで本題なんだけど…」
盗賊「…依頼か」
召喚士「はい…ワークショップで召喚士絡みの仕事を…」
戦士「それは賛成だな」
魔導士「もー!早く言って下さいよー」
召喚士「ごめん…俺一人の問題だからつい…言えなくて」
戦士「お前だけの問題じゃないだろ?」
盗賊「…仲間だ」
魔導士「召喚士さんがパワーアップしたら、みんな助かっちゃいますよ!」
召喚士「みんな…ありがとう」


653 :VIPがお送りします [] :2009/11/03(火) 11:52:06.03 ID:40yxgH7hO
どっちかの属性はダイレクトダメージな召喚なのかな


656 :VIPがお送りします [] :2009/11/03(火) 11:58:45.93 ID:rUZM6C97O
戦士「よく話してくれたな」
召喚士「剣士さん達…」
盗賊「…」
召喚士「悩みを抱えて…話せないままだった」
魔導士「…そうですね」
召喚士「俺は…ちゃんと話さなきゃって思ったんだ」
戦士「…そうだよな」
盗賊「…」
召喚士「と、とりあえず次の依頼は…」
魔導士「召喚士さんがいるパーティーと組む!」
戦士「もしくは召喚士、召喚獣絡みの依頼」
盗賊「…だな」
召喚士「ありがとう。助かります」
戦士「ただ、この町のワークショップじゃ厳しいな…」
盗賊「…うむ」
召喚士「海を渡らないとなかなかないよなぁ」
魔導士「…」
戦士「…思い切って渡るか!」
盗賊「…充分…強い!」
召喚士「…うん。今のうちらなら大丈夫!」


657 :VIPがお送りします [] :2009/11/03(火) 12:01:56.49 ID:z1BaXSli0
ついに次の大陸か…新モンスターと戦うのか


658 :VIPがお送りします [] :2009/11/03(火) 12:07:06.23 ID:rUZM6C97O
戦士「じゃあ明日は港に向かおう」
召喚士「しかし…港には縁があるよなぁ…」
盗賊「…ふふっ同意」
戦士「だなぁ!アハハハ!」

〜港〜

召喚士「着きました」
戦士「最初は四日もかかってたのに…」
魔導士「一日半で着いちゃいましたね!」
戦士「強くなってんだな!俺ら!」

召喚士「えっと…船は、今日の夜中か明日か…」
戦士「今日のうちに行っちまうか」
召喚士「そうだなぁ…」
魔導士「えー、お風呂入りたいですー」
召喚士「あ、じゃあ一泊して明日の船にしましょう」


659 :サービスシーン [] :2009/11/03(火) 12:13:49.25 ID:rUZM6C97O
〜宿の風呂〜
ザバッ
盗賊「…ふーっ」
カラカラッ
盗賊「ふぇっ!!」
魔導士「あ、盗賊さん!」
盗賊「…」

魔導士「盗賊さんは…その…詳しいんですか?」
盗賊「…?」
魔導士「あ…あっち大陸の…」
盗賊「…いや」
魔導士「そうですか…」
盗賊「…」
魔導士「…」
盗賊「…な…何か?」
魔導士「へ?あ、いやっ!ドキドキするなーって!エヘヘ」
盗賊「…そうか」
魔導士「それより盗賊さん…」
盗賊「な、何…か?」


661 :VIPがお送りします [] :2009/11/03(火) 12:20:49.71 ID:rUZM6C97O
魔導士「その胸は反則ですよー!」
盗賊「へ!?…い、いやっ…邪魔な…だけだ」
魔導士「どうしたらそんなおっきくなるんですかぁ?」
盗賊「…知らん!(か、顔が近い…!)」
魔導士「いいなぁー…」
盗賊「…そ、そんな事」
魔導士「羨ましいです…」
盗賊「…いやっ、カ…カワイイ」
魔導士「?」
盗賊「…あっ…魔導士…が、その」
魔導士「…名前呼んでくれた」
盗賊「へっ?あっ…い、いや…」
魔導士「盗賊さんー!」
バシャッ
盗賊「ちょっ!…く、くっついて…!」
魔導士「盗賊さんやわらかーい!」
盗賊「…///」


662 :VIPがお送りします [] :2009/11/03(火) 12:22:00.03 ID:40yxgH7hO
盗賊はなんとなく狼と香辛料のエーブなイメージ


664 :VIPがお送りします [] :2009/11/03(火) 12:29:45.34 ID:rUZM6C97O
〜宿屋のバー〜

戦士「なぁ召喚士」
召喚士「ん?」
戦士「召喚士てのは自力で召喚獣探さなきゃならんのか?」
召喚士「うーん…恐らく普通は師匠が持つ属性をさ」
戦士「あぁ」
召喚士「弟子がそのまま継承するんじゃないかな」
戦士「だよなぁ…」
召喚士「ただうちの師匠は既に魔力が…」
戦士「討伐で深手を負ったんだっけか?」
召喚士「うん…自分の生命力意地で、魔力はほとんど使えなかったんだと思う…」
戦士「そっか…」
召喚士「コカトリスの継承だけで限界だったんだろうね」
戦士「じゃなけりゃ他の召喚獣も教えてるハズだもんな」
召喚士「まぁ…適当な人だから何とも言えないけど…」
戦士「コカトリスだけは託したかったんだろうな」
召喚士「…そうだな」


665 :VIPがお送りします [] :2009/11/03(火) 12:34:31.42 ID:rUZM6C97O
戦士「もう一度師匠に会ってみたらどうだ?」
召喚士「うーん…(それが出来ればなぁ…)」
戦士「まぁ、あと十ヶ月ある。焦らず頑張ろうぜ!」
召喚士「うん…ありがとう」
戦士「お互い様だ!」
召喚士「(良い仲間に出会えて…俺は本当に良かった)」


666 :VIPがお送りします [] :2009/11/03(火) 12:35:14.43 ID:rUZM6C97O
すいません…もしもしのバッテリーがorz
充電してきます


672 :VIPがお送りします [] :2009/11/03(火) 13:02:45.48 ID:mofDPW2EO
言い間違いからここまでくるとは


677 :VIPがお送りします [] :2009/11/03(火) 14:05:03.68 ID:hUqjfkScO
>>645
ししょうしー!!

もしもし予測変換の罠乙ww


678 :VIPがお送りします [] :2009/11/03(火) 14:24:16.85 ID:rUZM6C97O
>>677
気をつけていたんだけど\(^o^)/

物語が全然終わる気配ないんだけどどうしよう…続き投下します



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