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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その28
- 658 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga]
投稿日:2011/05/09(月) 18:18:22.67 ID:7AMTh4jXo
〜火山、中央〜
歩兵「弓と魔法を撃ちすぎるなっ! 壁になって逆に視界が――」
ザシュッ!!
魔道兵「ぐあぁっ!!」
歩兵「……っ。言わんこっちゃねぇ」
子供「うわああぁぁん!! 痛いよおおぉぉぉぉ!!」
女性「たっ、助けてえぇーっ!!」
弓兵「……や、やめろっ! 来るなっ!!」
歩兵「……キリがねぇ。ましてや敵があんな姿じゃあ……っ」
兵長「一旦、後退する」
歩兵しかし、南西砦長様が……」
兵長「そろそろ次の波状攻撃が来る。俺らは引き波だ」
歩兵「……っ」
兵長「それに、こうも混乱していては建て直すだけでも必死だよ……」
歩兵「……くそっ」
- 659 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/09(月) 18:22:32.38 ID:7AMTh4jXo
バシュッ…キィン…カキイィンッ
ドゥルジ「このようなナマクラ矢が通用するとでも思っているのかい?」
ズズズッ
ドゥルジ「さぁて、僕達。もっと遊んでおやり」
老人「ぐ……ぐああぁぁ!!」
子供「もう嫌だよおおぉぉ!! 助けてよおおぉぉーっ!」
ドゥルジ「それにしても他の奴等はどこへ行ったのかしら。全く気配を感じないけれど」
クイッ
ドゥルジ「もしかして、さっきの光……。ふふっ、まさかね」
空を見上げるドゥルジの視界に、数匹の召喚獣が飛び込む。
ドゥルジ「何……あれっ!?」
バシュウウゥゥゥゥ
朱雀嬢「いたですわっ!」
召喚士「……あれか」
青年兵「各自、臨戦態勢!!」
- 660 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/09(月) 18:23:26.31 ID:7AMTh4jXo
ドゥルジ「何、何なの……!?」
ギュオッ…ドシュウウゥゥゥゥ
ドゥルジ「他の連中と交戦してたんじゃないの!?」
名代「ど、どうする!?」
青年兵「……あれは……っ?」
ドゥルジ「全く。先へ進もうにも、この木偶の坊がいるお陰で進めないし……」
召喚士「南西砦長!? まさか……1人で戦って……っ」
青年兵「救援に向かいましょう!」
朱雀嬢「了解ですわっ!」
神官「ならば、空中から召喚してみせるっ!」
シュイイィィィィンッ
朱雀嬢「玄武娘、貴方も続いて!」
玄武娘「は、はいですの! おいで、ヒュドラ!」
シュイイィィィィンッ…ズドオオォォンッ!!
ドゥルジ「な、何よっ!? 召喚獣? 戦いたくないのに……っ」
- 661 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/09(月) 18:24:12.64 ID:7AMTh4jXo
タッタッタッタッタ
盗賊「……森を抜けるぞっ」
天才「……待てぇ!!」
格闘家「!?」
ズザザッ
天才「何かいやがるな。お、ありゃあドゥルジとかいう眷属じゃねーか」
大軍師「それに……あれは朱雀先生に青年兵殿!」
ジュニア「加勢すっか!」
天才「いや待て。ここは一つ、罠を張ろうじゃないか」
魔道士「罠……ですか?」
天才「おうよ。余計な手間は掛けたくねぇ。五行で一気に葬る」
賢者「……どうするのかな? ……ふぅ」
天才「俺等がここでスタンバって、うまい事引っ張って来て貰おうかね」
大軍師「やってみる価値はありますね」
天才「よーし、時間がねぇ。手短に手順を説明すんぞ」
- 662 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/09(月) 18:24:54.25 ID:7AMTh4jXo
…
ジュニア「……本当にそんなんで大丈夫なのか?」
天才「知るか。あとはアイツら次第だ」
魔道士「……きっと、大丈夫ですよっ」
天才「ほれ、大丈夫だって言ってんぞ?」
ジュニア「……はぁ。魔道士ちゃんが言うんじゃ、信じるしかないわな!」
盗賊「……それじゃ……行ってくる」
天才「おーう。頼んだぜぃ!」
格闘家「気を付けてな」
盗賊「……ああ」
ヒュバッ…タタタタタッ
盗賊(……まずは、召喚士と青年兵に伝えなくては)
タタタタッ
盗賊「――!?」
子供「お姉ちゃあぁん! 助けてぇ!!」
- 663 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/09(月) 18:26:14.41 ID:7AMTh4jXo
ズザザザァ
盗賊「子供っ!? いやっ、敵……か!?」
突如飛び出す子供の姿をした者。盗賊は器用に身体を捻り、身をかわす。
女性「誰かぁ!! いるんでしょ!!」
老人「どこなんじゃ、早く……帰らせてくれえぇ!!」
盗賊「何なのだ……っ! く、くそっ」
タタタタッ
盗賊「……いたっ、召喚士!」
スタッ
召喚士「……」
青年兵「……」
神官「既に……息耐えております……っ」
南西砦長「…………」
名代「死して尚、地に伏せる事なく……何と言う勇士よ……」
召喚士「……許せない」
- 664 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/09(月) 18:26:58.68 ID:7AMTh4jXo
ドゥルジ「小賢しいわねぇ! 戦いたくないって言ってるでしょう?」
グワッ
子供「苦しいぃよおおぉぉぉぉ!!」
女性「ひいぃっ! こ、殺さないでええぇぇ!!」
朱雀嬢「くっ!」
神官「死者とは言え、これは……っ」
玄武娘「もう嫌ですのっ!! やめてえぇ!!」
青年兵「やるしか……ないのかっ」
ザッ
召喚士「……」
青年兵「召喚士さん……?」
召喚士「……行けっ、ザントマン」
シュイイィィィン
ザントマン「……ヒヒヒ」
ドゥルジ「……!?」
- 665 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/09(月) 18:28:02.99 ID:7AMTh4jXo
ボフッ…シュウウゥゥゥゥ
召喚士「みんなは下がって。粉を吸い込むと睡眠状態に陥ります」
名代「!?」
子供「……うぅ」
女性「な、に……?」
ドサッ…バタッ
ドゥルジ「ち、ちょっと!? 何が起きて……」
召喚士「死者を人形のように操って、そんなに楽しいか?」
ザッザッザ
青年兵「召喚士さん……」
ツンツン
青年兵「!?」
盗賊「……しっ」
青年兵「ご無事で」
盗賊「……話がある」
- 666 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/09(月) 18:29:09.65 ID:7AMTh4jXo
青年兵「……?」
盗賊は青年兵の耳元で、天才からの伝言を申し伝える。
青年兵「――!!」
盗賊「……この背後の森だ。頼むっ」
青年兵「……分かりました」
盗賊「……頼んだぞ!」
ヒュバッ
青年兵「神官さん、名代さん」
神官「……分かっている」
名代「森の中へ誘き寄せれば良いのだな?」
青年兵「お願いします」
名代「それではいざ、参る!」
神官「セクメト、敵の背後を取るのだ!」
名代「毘沙門天!!」
ドズウウゥゥゥゥンッ
- 667 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/09(月) 18:30:01.34 ID:7AMTh4jXo
召喚士「……?」
青年兵「召喚士さん、後退をっ!!」
召喚士「後退……?」
青年兵「……」
召喚士「……」
青年兵の目を見つめると、不思議な事にその思考が召喚士の脳裏へと断片的に流れ込む。
それは、かつて共に修行した際にも経験したような現象。
華国の使い手が洞察と呼ぶそれである。
召喚士「……」
その行為が召喚士の怒りを落ち着かせ、普段通りの冷静な思考へと引き戻した。
召喚士(何かある……。と、いう事は)
すかさず召喚士は、周囲の動きを一瞬で察知した。
そこで導かれる結論。それは動きを起こしている神官と名代の2名。
彼らの召喚獣らがドゥルジの背後へ回りこむ、即ちそれは、
眼前の敵を逃がさぬよう、試みた証拠。召喚士はその策に便乗する。
- 668 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/09(月) 18:30:45.11 ID:7AMTh4jXo
召喚士「行けっ!コカトリス!!」
シュイイィィィィン
ドゥルジ「取り囲む気!? 戦いたくないって言ってるでしょぉ!!」
叫ぶドゥルジの周囲に眠るアンデッドが姿を変形させる。
老人や女子供であったそれは、瞬く間におどろおどろしい化物へと変わる。
玄武娘「うぅ……っ」
名代「何とも、居た堪れないな」
神官「ひと思いに葬ってやるのも、情けというものか」
ドゥルジ「近寄るんじゃないわよっ!」
ギュオッ!!
神官「セクメト!!」
青年兵「……ワイバーン」
2匹の召喚獣が炎を放ち、亡者は灰へと還ってゆく。
ドゥルジ「くぅっ!!」
召喚士「……!?」
- 669 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/09(月) 18:32:10.60 ID:7AMTh4jXo
亡者の群れが南西砦長を囲む。
召喚士「行けっ、ゴーレム!!」
シュイイィィンッ…ドズウウゥゥン
ゴーレム「ゴオオォォォォーッ!!」
召喚士「その人の亡骸には……指1本触れさせないっ!」
仁王立ちする南西砦長だった者を、ゴーレムはその身体を盾にし、守り抜く。
朱雀嬢「玄武娘、今よっ」
玄武娘「……うぅ、はいですの」
ゴウッ!!
ドゥルジ「!?」
朱雀嬢「ハーピー!!」
ヒュドラ「ゴアアァァァァ!!」
ドゥルジめがけ、ハーピーが空中より猛スピードで降下し、背中へ爪による一撃を与える。
怯んだ一瞬にすかさず、ヒュドラによる吹雪が吹き付けられ、ドゥルジはたじろぐ。
ドゥルジ「こんなもので……っ」
- 670 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/09(月) 18:33:07.81 ID:7AMTh4jXo
グラァ
神官「今だっ!」
名代「吹き飛ばせ!!」
ドゥルジ「――!?」
よろめきながらもドゥルジが背後を振り向くと、そこには巨大な召喚獣と式神。
ドゥルジ「な――」
バッゴオオォォォォンッ!!
2匹による強烈な一撃がクリーンヒットし、ドゥルジは前方へ大きく吹き飛ばされる。
ドゥルジ「ナメ……た……真似おおぉぉぉぉ!!}
ギュオオォォ…ギギィ!!
空中で静止しようと試みるドゥルジだが、その首元へ長い尾がぐるりと巻きついた。
青年兵「押して駄目なら、引いてみろってね!!」
ワイバーンはその尾を大きく振り回し、空中で一回転した。
ドゥルジ「ちぃっ!!」
上空へ大きく身を放り出されたドゥルジへ、更なる一撃が待ち受ける。
- 671 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/09(月) 18:35:13.16 ID:7AMTh4jXo
ジャラララッ…ガシィッ!!
盗賊「……いくぞっ!!」
格闘家「ああ!!」
グググッ…ブオンッ!!
ドゥルジ「ッ!!」
盗賊と格闘家、両者による鎖はドゥルジを捉え、一気に空中より地面へ引き戻される。
格闘家「おおぉぉぉぉ!!」
盗賊「……でやあぁ!!」
ドッズウウゥゥゥゥン…パラパラパラ
ドゥルジ「……ッ」
ドドオオォォォォ
ドゥルジ「……いったいわねぇ」
天才「ようこそ!」
ドゥルジ「!?」
天才「そして、さようなら!」
- 672 名前:NIPPERがお送りします [sage saga] 投稿日:2011/05/09(月) 18:38:23.44 ID:7AMTh4jXo
本日より通常モードでございます!
何だか色々とすみませんでした…そしてご支援感謝!
それでは、失礼致します!いつもありがとう!ノシ
- 676 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/05/09(月) 19:17:59.00 ID:otFCFwGDO
>>1乙
なんかすらすら眷属達を倒せてすっきりするな
- 678 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/05/09(月) 19:20:40.18 ID:Nk1qGoa0o
安心の誤字
- 679 名前:NIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage] 投稿日:2011/05/09(月) 19:24:43.60 ID:B92Bol1AO
フラグ回収しやがって…
- 680 名前:NIPPERがお送りします(埼玉県) [sage] 投稿日:2011/05/09(月) 20:28:24.95 ID:7kNqUC/M0
預言って何処まで出てるんだろうな?
魔王を全部たおすとこまであるんだろうか?
- 681 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/05/09(月) 20:37:42.84 ID:wZm0MLqJo
魔王まではなきゃこんな強硬な手段とらないでしょ
その先の大魔王以降はどうなのかはわからんが
- 682 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/05/09(月) 22:07:44.39 ID:zususwZDO
>>647
ジュニアが五行撃って賢者モードになってる・・・
- 684 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/10(火) 00:03:30.63 ID:8NUn5fHDo
キュイイィィィィ…
ドゥルジ「――ッ!!」
天才「準備完了! 撃て――」
ドゥルジの下に描かれた魔法陣。周囲に立つ5人による、
五行が解き放たれようとした瞬間だった。
天才「――!?」
ゾワッ
天才(何だこれは!? やばいっ!! 何が――)
ガオンッ!!
魔道士「天才さんっ!?」
ジュニア「何だ!?」
大軍師「……っ」
山側に位置していた天才が、背後から襲いかかる黒い影のようなものに飲まれ、
瞬時のうちにその場より姿を完全に消した。
格闘家「師……匠!?」
- 685 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/10(火) 00:04:45.15 ID:8NUn5fHDo
ドゥルジ「よくも……やってくれたわねぇ」
ジュニア「しまったっ! 来るぞぉ!!」
ザザッ
ドゥルジ「皆仲良く……あの世へ行きいいぃぃぃぃ」
ヒュバッ
隊長「一人で行ってろ、この下衆がっ!!」
ドゥルジ「!?」
突如目の前に現れた隊長に、一瞬の隙を見せるドゥルジ。
隊長はギザギザと波打つ長剣の刀身を、鋸のように引きながら斬り浴びせる。
ザシュウウゥゥゥゥ
ドゥルジ「グギャアアァァァァーッ!!」
戦士父「息子の得物を借りるというのは癪だが……」
ザッ
戦士父「ぬりゃああぁぁ!!」
息子である戦士が南西砦に置いた戟。それを父である戦士父が投擲する。
- 686 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/10(火) 00:05:36.24 ID:8NUn5fHDo
ビュオッ!!……ドズッ!!
ドゥルジ「グ……ッ」
女隊員「締めッスよおおぉぉ!!」
ブンブンブンッ…ブオンッ!!
ドゥルジ「――!!」
ドッグオオォォォォンッ!!
隊長「今だぁ!! 撃てぇ!!」
男隊員「俺の魔力で……事足りてくれよおぉ!!」
キュイイィィィィ
賢者「……いつでもどうぞ……ふぅ」
ジュニア「おっしゃあ、行くぞぉ!」
大軍師「食らうがいいっ」
魔道士「やあぁーっ!!」
キュイイィィィィ…ドドオオォォォォ!!
再び地へと落ちたドゥルジの体が、白く輝く光に包まれていった。
- 687 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/10(火) 00:06:09.59 ID:8NUn5fHDo
ドドオオォォォォォ…
ドゥルジ「な……によ……おおぉぉぉぉ!!」
男隊員「ぐぅ……っ!! 魔力が吸い取られ……」
女隊員「五行の力……す、凄いッス」
隊長「……ああ」
ドゥルジ「私が……こんな事でええぇぇぇぇ――」
ガカアアァァァァッ!!
ドゥルジ「こ……んな――――」
オオォォォォ…
召喚士「や……った」
青年兵「タルウィ、ザリチュ……そして、ドゥルジ。3匹目討伐完了」
魔道士「……はぁ……はぁ、はぁっ」
盗賊「魔道士っ、大丈夫か!?」
魔道士「……そ、それより……天才さんは……っ?」
大軍師「……司令」
- 688 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/10(火) 00:06:49.48 ID:8NUn5fHDo
…
コオオォォォォ…
天才「……あん? どこだこりゃあ」
ザッザッザ
天才「……おっと、てめぇの仕業かい?」
――「…………」
天才「……お前、見覚えがあるな」
――「……人間、舐めた真似をしてくれる」
天才「確か30年近く前だったか。一度、お見かけした事があるぜ」
――「……だからどうした」
天才「そうか、アンタがタローちゃんだったかい」
タローマティ「……小賢しい塵だ」
天才「ほぉ、言ってくれるねぇ」
タローマティ「せいぜい、闇の狭間でもがき苦しむが良い」
天才「あん……?」
- 689 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/10(火) 00:08:00.66 ID:8NUn5fHDo
タローマティ「貴様の相手はこのような奴でどうだ?」
ザッザッザッザッザ
天才「……?」
ザッザッザ
天才「――!?」
ザッ
天才「……テメェ!!」
タローマティ「楽しむが良い。そして、死ね」
フッ
天才「……よりにもよって、一番やっちゃいけねぇ相手を」
――「久しぶりだな、天才」
天才「……そうですね、お師匠」
お師匠「何年ぶりだろうな。20年振りかな」
天才「そうっすね」
暗闇と静寂の中、天才は少し寂しそうな顔で呟いた。
- 690 名前:NIPPERがお送りします [sage saga] 投稿日:2011/05/10(火) 00:16:25.71 ID:8NUn5fHDo
>>682
ひぇっ、すみません…ジュニアまで賢者モードに…ふぅ
それではおやすみなさい!また明日ー!ノシ
〜オマケ〜
サル「腹減ったぁ〜」
イヌ「うるさいね。さっさと歩くね」
キジ「そうさー。もう日が暮れるさー」
女侍「しっかし……不気味な程、国軍の奴ら、静かだねぇ」
サル「出兵でもしてんじゃねーの?」
イヌ「だったら今のうちに盗みに入るね」
キジ「賛成さー」
女侍「……そうさねぇ」
サル「なーんて言ってる矢先にほら、東方司令部発見! ぬふふふふふっ」
ザッ
女剣士「……不審な輩だな。何をしている!」
女侍「……おやぁ?」
女剣士「!? ま、まさか……姉上……っ!?」
- 691 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/05/10(火) 00:28:33.17 ID:/oCahzmDO
>>1乙っす
本編もかなり気になるがおまけもかなり気になる
- 692 名前:NIPPERがお送りします(埼玉県) [sage] 投稿日:2011/05/10(火) 00:42:50.55 ID:5uYNXzfE0
1乙
出番の少ないキャラでもほぼ全員がキャラを持たせてかつ生きてるとかどんな化け物だよ1乙は……
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