■戻る■ 戻る 携 下へ
召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その5
736 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/30(月) 22:11:14.52 ID:IPYxmrgo
〜山脈〜

戦士「ジーサン…あんたなかなか身軽だな」

老人「だから言ったじゃろ…大丈夫じゃと」

巫女「妖怪は…出ないですかね?」

盗賊「…分からぬ」

ザッザッザ…

戦士「休まなくて平気か…?」

老人「平気じゃて…このくらい…」

盗賊「……」

巫女「…はぁ…はぁ……はぁ」

戦士「巫女さん、大丈夫か?」

巫女「えぇ…なんとか…」

戦士「…少し、休むか」

盗賊「…だな」

老人「……仕方ないのう」


738 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/30(月) 22:50:14.37 ID:IPYxmrgo
戦士「ほらっ、水だ」

巫女「ありがとうございます」

盗賊「……」

老人「…?なんじゃ…?」

盗賊「…いや」

戦士「ジーサン、あとどれぐらいだ?」

老人「ここを登ればあと少しじゃ…」

戦士「…そうか」

巫女「もうじき夜が明けますね」

盗賊「…うむ」

戦士「大丈夫か?」

巫女「はい。ありがとうございます」

戦士「よし、一気に目指すか…!」

盗賊「…そうだな」

老人「よっこらせ…。さて…」


740 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/30(月) 23:05:09.39 ID:K5OovcDO
ここであの伏線回収か


741 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/30(月) 23:05:23.81 ID:IPYxmrgo


盗賊「…!!」

ザッ!!

戦士「…どうした!?」

盗賊「この先っ!何か…いる!」

巫女「えっ!?よ、妖怪…?」

老人「…ふむ」

戦士「…やれそうか?」

盗賊「かなり強い…だが、一匹だな」

戦士「ジーサンと巫女さんは後ろへ!」

老人「…すまんの」

巫女「援護します…!」

盗賊「…頼む」

深い霧の向こうから、人影が見える。

それは赤みをおびた体と頭部に角、『鬼』と呼ばれる妖怪である。


742 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/30(月) 23:14:36.86 ID:IPYxmrgo
戦士「なんだ…コイツは…!?」

盗賊「…鬼!」

巫女「……な、何で!?」

鬼「何だぁ…?人間か…?」

戦士「この…威圧!」

盗賊「……くっ」

鬼「ただの旅人ってワケじゃねぇよな」

戦士「…だと、したら…?」

鬼「グハハッ!殺すだけだ」

巫女「…!!」

鬼「だとしなくてもまぁ…死んで貰うけどな!」

そう言い放つと、鬼は棍棒を振り下ろす。

ブオッ…ドドオォンッ!!

戦士「ちっ!問答無用だな…!」

盗賊「…なんて…力っ!」


743 :パー速民がお送りします [] :2009/11/30(月) 23:17:31.39 ID:DzPT/2SO
やっぱ鬼ってシンプルながらいい敵役だと思うんだよね


744 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/30(月) 23:19:52.63 ID:IPYxmrgo
ズシャァッ…パラパラッ…

巫女「大丈夫ですかっ!?」

戦士「あぁ…!」

戦士が雷切を鞘から抜く。

盗賊も同様に蜘蛛切を抜き、身構える。

盗賊「…戦士」

戦士「…ん、あぁ」

バッ!!

同時に二人が左右に散る。

タンッ…タタッ…

盗賊が間合いを計り、背後に回り込む。

ジャリッ…

戦士「さて・・・力比べといこうか!!」

鬼「……グハハハッ!!」

振り下ろす棍棒と雷切がぶつかり合い、金属音を響かせる。


745 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/30(月) 23:30:12.95 ID:IPYxmrgo
ギキイィィン…!!

戦士「…ぐ…ぬぅっ…!」

鬼「…ぬぅ…!!」

戦士「…と、盗賊!」

盗賊「……」

盗賊が背後から鬼に斬りかかる。

鬼はすかさず後方へ金棒を振り、盗賊を狙う。

シュバッ…ブンッ!!

盗賊は宙で蜘蛛切を構え、金棒の一撃を受け止める。

ギキィン…カカッ、ザシュ……スタッ

盗賊「……」

後方に着地した盗賊は蜘蛛切の刀身を見つめる。

盗賊(ただの短剣なら…間違いなくやられていた)

鬼「…くっそぉ…なかなかやるじゃねぇか!!」

鬼の右足には、二本のクナイが突き刺さっている…。


746 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/30(月) 23:32:05.99 ID:X0FUFoso
棍棒or金棒
どっちに?


747 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/11/30(月) 23:34:57.35 ID:IPYxmrgo
鬼に金棒持たせると無敵なので棍棒です…orz<スイマセン


748 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/30(月) 23:39:05.84 ID:8B.5Xogo
普通の日本刀だと鬼が使うような金棒だとパッキリ折れそうだからなww


749 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/30(月) 23:43:16.07 ID:IPYxmrgo
老人「こりゃ…すごいのう」

鬼「ちっ…それに…お前」

鬼はクナイを抜きながら、戦士に話しかける。

鬼「お前、人間にしちゃ…なかなかのモンだわ」

戦士「へっ…!俺は魔物にモテるのかね…」

鬼「あん…?」

戦士「何でもねぇよ!おらっ、来やがれ!」

鬼「ナマイキなヤローだ…!」

ギィン…キンッ!!…ガキイィン…キィンッ…

巫女「鬼と…互角に…!?」

老人「大したもんじゃて…」

チュインッ!!

戦士「……はぁはぁ…はぁ…」

鬼「…ふー…ふーっ…」

盗賊「……」


750 :パー速民がお送りします [] :2009/11/30(月) 23:46:38.33 ID:/JsF0kso
戦士と鬼の間に友情が芽生えようとしていた


751 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/30(月) 23:50:27.31 ID:IPYxmrgo
鬼「ホント…大したモンだ!」

戦士「そりゃどーも…」

鬼「妖怪になるならいつでも歓迎するぜ?グハハッ!」

戦士「…誰がなるかよ!バカが…!」

鬼「じゃあ終わりにするかねぇ…!」

鬼は棍棒を地面にこすり付ける。

振り上げた瞬間に無数の石つぶてが戦士を襲う。

戦士「なっ…!?」

バキッ!!…ゴスッ…ガラッ…

戦士は身を守り直撃を防ぐが、鬼は既に間合いを詰め寄っている。

鬼「グッハハハ!貰った!!」

巫女「はっ!?…やぁっ!」

巫女が投げた紙が伸び、布となり、鬼の体に巻きつく。

鬼「…な、何だ!?…くっそ!」

盗賊「戦士っ!!」

戦士「…っ……おうっ!」


752 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/30(月) 23:53:11.96 ID:2xkAMQAo
大したヤツだ・・・


753 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/30(月) 23:55:40.39 ID:IPYxmrgo
鬼「くっそ…!と、取れねぇ!!」

盗賊「…しっ!!」

盗賊お蜘蛛切が鬼の横腹を捉える。

ザシュウ…

鬼「ちっ!!」

ダッ

戦士「終わりだっ!!」

戦士は勢いよく雷切を振り下ろす。鬼の体に電撃が走る。

ビュオッ!!ガカアァァッ!!

鬼「……!?」

グラァ……ドサァッ…

戦士「…はぁ…はぁ……ふぅっ」

チャキッ……タッタッタ

巫女「大丈夫ですか!?」

戦士「あぁ、悪い!助かった!!」


754 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/30(月) 23:55:48.61 ID:KOrHJ.DO
戦士は東方編大活躍だな!


755 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/11/30(月) 23:59:14.04 ID:IPYxmrgo
さすがに戦士は格が違った。これは確定的に明らか


756 :パー速民がお送りします [] :2009/12/01(火) 00:00:31.71 ID:4ZG5crEo
しかし、そのとき鬼の身体に電流走る…!


757 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/01(火) 00:01:49.85 ID:FBh8glMo
おい
なんか謙虚なナイトが混じってんぞ


758 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/01(火) 00:09:13.43 ID:04WtoVEo
そういえば騎士ってでてきたっけ


759 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/12/01(火) 00:11:49.20 ID:ns1DM8Ao
キリ悪いけどダメだ…すいません!><

>>758
ナイトは格が違うので、まだ出ません!


762 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/01(火) 00:17:05.89 ID:dGNcxYDO
乙ー

鬼に浴びせた『盗賊お蜘蛛切』ってのは
盗賊の必殺技なんですねわかります


763 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/12/01(火) 00:29:52.32 ID:ns1DM8Ao
>>762
俺の怒りが有頂天になった
そろそろオラも誤字何とかせんと語録作られちまうな…すいません

今日もご支援ありがとうございました!
では、おやすみなさい!ノシ


778 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/01(火) 05:31:00.06 ID:v0KuYQDO
これが妖怪鬼女だったら流石の戦士も危なかっただろう……


779 :パー速民がお送りします [] :2009/12/01(火) 08:41:34.49 ID:SIGQGYSO
>>778
電撃放って空を飛ぶのか


780 :パー速民がお送りします [] :2009/12/01(火) 08:53:12.56 ID:cKfc0wDO
>>778
鬼女は…
怖いからな…


781 :パー速民がお送りします [] :2009/12/01(火) 09:21:45.78 ID:uXRLyY6o
鬼女「ダーリン!どこに行くっちゃ〜!」
戦士「わー!待て待て待てーっ!」
ちゅどーん

盗賊「せ、戦士…!お前という奴はぁ〜!」
魔道士「戦士さんっ!最低っ!」
占い師「戦士…ふーっ…」
弓使い「戦士くんてば…」
シルフ「戦士っ!お前アホやろ!」

戦士のCVが古川さんになった。おはようございます


782 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/01(火) 09:33:12.98 ID:uXRLyY6o


戦士「その札…?布?分からんけど…」

巫女「これは式神と言いまして…」

戦士「式神…?」

鬼「……ぅ」

盗賊「…!!」

巫女の放った式神に身を封じられた鬼が、

ゆっくりと目を開け、一同を見渡す。

鬼「……なんだ」

戦士「お、目が覚めたか」

鬼「どういう…事だ?」

戦士「ん…?」

鬼「何で…殺さねぇ…!」

戦士「そうなっちゃ抵抗出来ねぇだろ」

鬼「……」


787 :パー速民がお送りします [] :2009/12/01(火) 12:08:16.26 ID:SIGQGYSO
これは鬼が式神化か召喚獣化か女体化同行フラグ


788 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/01(火) 12:11:55.47 ID:pVpelMUo
もしくは何もないフラグだな


789 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/01(火) 12:31:53.47 ID:xoIfmQDO
鬼の娘が戦士の嫁になって盗賊の嫉妬だろ?


790 :パー速民がお送りします [] :2009/12/01(火) 12:31:56.41 ID:rjEdZSAo
つまりフラグはなかった


791 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/01(火) 12:35:23.36 ID:uXRLyY6o
盗賊「…なぜ…鬼が…こんな所に」

鬼「…お前らアレだろ?…北の城に向かってんだろ?」

戦士「…だとしたら?」

鬼「へっへ!俺ぁな、その城から来たのよ!」

巫女「えっ!?」

戦士「どういう…意味だ?」

鬼「どういう意味って…そういう意味だよ!グハハ!」

盗賊「…くそっ」

戦士「よし…コイツはこのまま連れて行こう」

巫女「えっ!?」

鬼「…?」

戦士「コイツに道案内させる」

盗賊「…だが」

戦士「そこまで悪そうなヤツには見えないしな…頭は悪そうだが」

鬼「お前に言われたくねーよ!グハハハッ!」


792 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/12/01(火) 12:36:39.08 ID:uXRLyY6o
お主らフラグ立てすぎw
ご飯行ってきます!ノシ


794 :パー速民がお送りします [] :2009/12/01(火) 13:20:22.69 ID:M6Rj4VQ0
北の城の情事は召喚士達しか知らないんじゃ??


795 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/01(火) 13:26:39.55 ID:aa8a7oAO
情事……!


797 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/12/01(火) 14:27:41.58 ID:uXRLyY6o
>>794
>>575あたりと巫女の話でなんとなーくは把握してます
魔物がいるとは思ってなかったようですが…


799 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/01(火) 14:38:54.74 ID:uXRLyY6o
戦士「ジーサンもいいかい?」

老人「わしゃ殺されなきゃ構わんよ」

戦士「肝の据わったジーサンだな…」

老人「伊達に長生きはしとらん」

戦士「さ、もう一息だ…!」

老人「行くかの…」

盗賊「……うむ」

鬼「そんなにビビるなよ…グハハ」

巫女「……っ」

戦士「おらっ、行くぞ!」

グイッ

鬼「…おい、そんな引っ張るなって!」

戦士「囚われのくせに…偉そうだな」

盗賊「…ふっ」

巫女「……ふふっ!」


801 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/01(火) 14:51:16.59 ID:uXRLyY6o
〜刀匠の家〜

老人「おぉ、アレじゃ」

戦士「着いた…!」

巫女「良かったですねぇ」

コンコン…ガラッ

戦士「すいませーん…」

少しすると、戦士の声に反応し、奥から人が現れる。

刀匠「……客人か?」

戦士「アンタ、鍛冶屋か?」

刀匠「…まぁ…そうだが…?」

戦士「凄腕と伺って、会いに来ました」

刀匠「凄腕…かは分からんが…まぁ、どうぞ」

巫女「失礼します」

盗賊「シツレイシマス」

鬼「失礼…」

戦士「お前は外で待ってろ!」


802 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/01(火) 14:53:07.54 ID:IeVrmYQo
鬼wwwwww


803 :パー速民がお送りします [] :2009/12/01(火) 14:53:53.37 ID:uXizc4so
落ちをつけるなwwwwwwww


805 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/01(火) 15:03:49.98 ID:uXRLyY6o
刀匠「……なるほど、妖怪がこれを…作ったと」

戦士「…えぇ」

巫女「そ、そんな事もあるんですね…」

老人「長生きはするもんじゃの…ほっほ」

刀匠「結論から申し上げると…なんとも…」

盗賊「……そうか」

刀匠「仕組みは簡単です。おそらくは五行に関連する素材を…」

戦士「この斧に打ち込む…!?」

刀匠「しかも異国の武器だし…うーん…」

巫女「……」

刀匠「いいですよ、私の方でも調べてみましょう」

戦士「助かります!!」

刀匠「あとは…大陸の刀匠に聞くと良いでしょう…」

戦士「…誰か…いますか?」

刀匠「大陸の…北西に…」

戦士「!?」


806 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/01(火) 15:16:10.46 ID:uXRLyY6o
刀匠「北西に一人、変わった刀匠が…」

盗賊「…ほぅ」

刀匠「奇抜な刀や武具を主とする…まぁ…なんというか」

老人「…」

刀匠「ちょっと変わった人…というか…」

戦士「…分かった。ありがとう」

刀匠「いえいえ…しかし…見れば見る程良い出来だ」

戦士「あ、ジーサン。あんたも用があるんだろ?」

老人「ほっほ…。これを直してくれんかのう…」

カチャッ

刀匠「……仕込み刀か…」

老人「町じゃあ直せるものがいなくてのぉ…」

刀匠「分かりました…。早速取り掛かりましょう」

老人「すまんのぉ…ほっほ」

戦士「良かったな!ジーサン!」


810 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/01(火) 15:51:32.03 ID:uXRLyY6o
盗賊「…あとは?」

戦士「いや、大陸の鍛冶屋が聞ければ充分だ!」

盗賊「…何か…ツテが?」

戦士「ん?まぁ…な」

巫女「…?」

戦士「さて…行くか!」

盗賊「…うむ」

戦士「ジーサン帰りは大丈夫か?」

老人「日も出ている事じゃて…問題なかろう…」

戦士「アンタ…何者なんだい…?」

老人「ただの旅のジジイじゃよ…ほっほっほ」

巫女「将軍家の方…だったり?」

盗賊「……問屋かもしれぬ」

老人「…ほっほっほ」

戦士「んじゃ…北を目指して出発するぞ!」


811 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/01(火) 15:57:17.58 ID:uXRLyY6o
巫女「…良いんですか…?」

盗賊「…構わぬ」

戦士「あぁ、ましてや魔物が絡んでるとなると…余計にな」

盗賊「…そうだな」

鬼「……けっ!」

戦士「おっし、案内頼むぞ!」

鬼「案内したら見逃してくれるんだろうな?」

盗賊「……」

戦士「それは気分次第だな…!」

鬼「おいおい…ま、城まで行きゃいいんだろ?」

巫女「…た、頼みます」

鬼「へーへー。まさか人間に頼られるとはね!けっ!」

戦士「んじゃ刀匠さん、ありがとう!」

刀匠「気をつけて…また来てくれ」

戦士「ジーサンも気をつけてな!!」

老人「ほっほ、そうじゃの…」


812 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/12/01(火) 16:05:35.47 ID:AYpHpcAO
鬼いい奴過ぎワロタww


813 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/01(火) 16:07:21.72 ID:uXRLyY6o
戦士達は鬼を連れ、北の城へ向かって行った…。



刀匠「お爺さん…お待たせしました」

老人「どれ…おぉなかなかの出来じゃの」

刀匠「試し斬り、されますか?」

老人「うむ…してみようかの…」

刀匠「今、藁を持ってきますね」

老人「いや…構わんよ…」

ドシュッ…!!

刀匠「!!…かっ…かはっ…!」

老人「……うむ、いい切れ味じゃ」

刀匠「な…なに……を…」

ドサァッ

老人「………」

ザッザッザ…バッ…シュバッ


814 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/01(火) 16:11:53.14 ID:uXRLyY6o
タッタッタッ…バッ!!

水忍「……遅かったか」

水忍は刀匠の遺体を拝み、担ぎ上げる。

水忍「……姫様」

ザッザッザ…

家の裏手に刀匠を埋葬する。

水忍「……影め」

シュバッ

〜名代の屋敷〜

召喚士「あ、おはようございます!」

魔道士「て、徹夜…ですか?」

名代「あぁ…すっかり日が昇ってしまいましたね」

魔道士「男の人って…みんなそうなのかな…」

召喚士「…?」

魔道士「な、何でもないですっ!エヘヘ」


815 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/12/01(火) 16:15:04.85 ID:uXRLyY6o
久々にサイドストーリーを書いてみました
短いですが、vipでいいですかね?


817 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/01(火) 16:46:21.25 ID:2ePLb6Io
そういやパー速落ちてたときにもvipでサイドストーリー書いたんだよね?
今更だができればうrlだけでも教えて欲しいのです


820 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/12/01(火) 17:10:37.34 ID:uXRLyY6o
あれ?特にサイドストーリーは投下してないですよ
七罰様保管分で全部ですよー


821 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/12/01(火) 17:17:14.56 ID:uXRLyY6o
立てちゃった\(^o^)/
ttp://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1259655349/
詳細語らずさるよけ支援頂けると…か、感謝っ!


828 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/12/01(火) 18:05:03.61 ID:uXRLyY6o
サイドストーリー、テスト投下終了です。ご支援多謝!
これでちょっと反応を見て本編に活用したいと思います!
んで、今日は素早く帰宅します!また後ほど!ノシ


829 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/01(火) 18:42:57.49 ID:9VxuT.AO
待ちに待ったロリなのに…ピッチだったなんて…;;


830 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/01(火) 19:09:45.87 ID:v0KuYQDO
ロリビッチは駄目だがロリ痴女だったら……?


832 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/12/01(火) 20:09:55.79 ID:ns1DM8Ao
ただいまー!ご支援、ご協力ありがとうございました!
ではしっかり本編を…その前にご飯食べてきます!



次へ 戻る 戻る 携 上へ