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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その16
588 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/07/02(金) 17:26:28.75 ID:BHExu3Yo
ズズッ…ズズズッ

アカ・マナフ「コカトリス…厄介なものだ」

召喚士「……」

アカ・マナフ「だが…今度は多少の攻撃、そこまでダメージにはならん」

サモナー「……」

アカ・マナフの背後より、ヒュドラの吹雪が襲い掛かる。

ドドオオォォンッ!!…ビュオオォォッ!!

アカ・マナフ「無駄だよ」

サモナー「…ちっ」

召喚士「ならば…っ!」

召喚士の背後よりコカトリスが勢いよく飛び立つ。

アカ・マナフ「分からんか…?」

閃光が再び上空をほとばしり、コカトリスは間一髪それを回避し、もやへと近づく。

コカトリス「……はあぁ!!」

ドドオオォォンッ!!…ゴアオオォォッ!!


589 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/07/02(金) 17:29:43.23 ID:BHExu3Yo
閃光の中をすれすれでかわしながら、コカトリスは石化の意気を放つ。

ボシュッ!!

アカ・マナフの一部分が切り離され、吐息の前へ盾のように打ち出される。

コカトリス「!!」

召喚士「何…っ!?」

吐息は遮られ、その背後よりアカ・マナフの触手が伸びる。

サモナー「まずいっ!!」

召喚士「くぅ…っ!」

コカトリスへ猛烈に迫る触手。その前にスフンンクスとバステトが立ちはだかる。

召喚士「なんとか……っ!」

神官「防ぐ!!」

アカ・マナフ「くふ…っ!」

ズゾゾッ!!……ボシュッ!!

アカ・マナフ「防げると…思ってるのか。甘いなぁ」

多数の触手が命中し、スフィンクスとバステトはその場より姿を消した。


590 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/07/02(金) 17:32:52.28 ID:BHExu3Yo
召喚士「がは…ぁ!!」

神官「な…っ…!!」

ガクッ

青年兵「そ、そんな…っ!一撃…!?」

サモナー「青年兵君!二人を助けるよっ!」

青年兵「はいっ!」

タンッ…ダダッ!!

青年兵「召喚士さん、しっかり…!」

召喚士「あ、ありがとう…。大丈夫…っ」

サモナー「神官さん…!」

神官「す、すまぬ…っ」

アカ・マナフ「もういいだろう?そろそろ終わりにしようよ」

アカ・マナフは大きく膨張し、力を溜め込む。

青年兵「くっ…!一旦、退がりましょう!!」

サモナー「うん…!」


591 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/02(金) 17:33:17.08 ID:u6hYBqEo
>>589
スフンンクス


592 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/02(金) 17:34:47.43 ID:0FKhKOUo
石化の意気とかかっこいいなと思ったらスフンンクスで台無しだ。


593 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/07/02(金) 17:36:40.17 ID:BHExu3Yo
タッタッタッタッタ…

博士「はぁ…はぁっ!!」

エリート「!?」

皇太子「博士…!?なぜここに…!!」

博士「召喚士達はどうなのら!?」

隊長「交戦中だ…。正直、分が悪い……」

博士「駄目なのら!無闇に数で押しても勝ち目はないのら!」

戦士「……?」

博士「奴を倒すには…これなのら!」

博士は魔物図鑑のページを開き、一同へ見せ付ける」

盗賊「…パズズ…?」

魔道士「伝説が倒したと言う…魔王ですか!?」

博士「うむ!伝説は四つの属性を同調させ、魔王を封じ込めたのら!」

エリート「同調…?どういう事です!?」

博士「四人の魔力を等しくし…四つの属性で敵を叩くのら!」


594 名前:GEPPERがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/07/02(金) 17:38:16.08 ID:BHExu3Yo
>>591-592
くぅ…っ!!なんという…っ!圧倒的ご指摘…っ!!

ごめんなさい…


595 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/02(金) 17:39:36.65 ID:PUAlmYSO
巨大化したら負けフラグだ、って大魔王様が言ってた。


596 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/07/02(金) 17:45:30.32 ID:BHExu3Yo
隊長「……来いっ!」

グイッ

博士「うわっ!」

戦士「待てっ!俺も行く!!」

ダッ!!

アカ・マナフ「…?人間が増えてきたな。まぁ…好都合かな」

召喚士「はぁ……はぁ…はぁっ」

アカ・マナフ「一気に放出し……この場の人間全てを取り込んでくれる…」

ズズッ…ズゾゾゾゾオオォォ…

青年兵「!?」

サモナー「そんな…まさか…っ!」

アカ・マナフ「あぁ…これ程まで力を使うとは…。しばらくは身動きとれないな」

タタタッ…ザザッ!!…ポイッ

隊長「おらっ!早くしろ!」

博士「いっ痛ぅ…!乱暴に扱うな!」


597 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/07/02(金) 17:51:23.59 ID:BHExu3Yo
神官「…博士…殿?」

博士「四人の魔力を合わせて、一斉に召喚するのら!」

召喚士「…!?」

博士「四属性、全ての召喚獣を……」

キュイイィィ…バシュウゥゥ!!

隊長「あっぶねぇ!!」

隊長は博士を抱え、慌てて間合いを取る。

戦士「急げっ!もうそれにか手はねぇってよ!!」

サモナー「魔力を合わせて…?」

召喚士「合体…魔法!?」

青年兵「……召喚術バージョン、といったところですか」

神官「出来ますかね…?私達に……」

サモナー「やるしか…ないようですね!」

召喚士「…四属性の同調召喚…!!」

四人の召喚士は並び立ち、アカ・マナフを見上げ、互いに頷いた。


598 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/07/02(金) 17:55:33.79 ID:BHExu3Yo
隊長「よっし…!すまんな!離脱する!!」

アカ・マナフ「……」

キュイイィィ…ボシュウゥッ!!

戦士「ぬ…ぐっ!!」

戦士は左手を懸命に伸ばし、アカ・マナフの閃光を盾で防ぐ。

隊長「ナイスだ!!」

戦士「戻ろうっ!!」

タッタッタッタッタ…

アカ・マナフ「……?」

サモナー「何だろう…。こんな状況なのに…凄く落ち着いている」

青年兵「……僕もです」

四人は召喚獣を引き下げ、集中力を高める。

神官「しかし…ここに属性の違う我らが居揃ったとは…っ」

召喚士「偶然…なんかじゃなさそうですね…!」

キュイイイイィィ……


599 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/07/02(金) 18:04:57.58 ID:BHExu3Yo
――因果律。それは決して、偶然ではない…必然。運命。宿命…。

だから俺は、今日の事を単なる偶然なんかじゃない、そう思っているんだ。

思えばこの四人と出会った事…。この四人揃った事…。

それが今日、この日を迎える宿命だったんだ…。

そしてその道は、まだずーっと続いているんだね。



青年兵「この中で…最も低いのはおそらく…僕です」

サモナー「では、青年兵君に合わせよう!」

神官(この四人ならば出来るはず…。いや、この四人だからこそ出来るのだ!)

召喚士「……行けっ!コカトリス!!」

青年兵「出でよっ!ワイバーン!!」

神官「力を貸したまえ!セクメト!!」

サモナー「おいで、マーメイド!!」

朱雀、青龍、白虎、玄武の召喚士のよる、それぞれの召喚。その魔力は均等に揃えられ、

同調した召喚獣達はその身に金色の光を帯び、アカ・マナフを四方より囲んだ。


601 名前:GEPPERがお送りします [] 投稿日:2010/07/02(金) 18:26:14.71 ID:tiIOelY0
599が最終回のときによくつかわれる文章に見えるww

まだまだ続くよね?


603 名前:GEPPERがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/07/02(金) 18:38:14.96 ID:BHExu3Yo
>>602
いえいえ〜。分かっておりますよ!ありがとうございますw

>>600-601
召喚士「俺達の戦いはまだこれからだ!
ご愛読ありがとうございました。次回作にご期待下さい!

もしくは…
青龍先生「もうちょっとだけ続くんじゃ」

嘘です。まだ続きますがとりあえず帰宅します
ご支援ありがとうございました!それでは!ノシ


611 名前:GEPPERがお送りします [] 投稿日:2010/07/02(金) 21:24:45.38 ID:T6V1/Sgo
おや、こんなところに
コカ・コーラとトリスのウィスキーがあるじゃないか
ウィスキーのコーラ割りでもしようかな


624 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/02(金) 23:42:15.04 ID:xntE3Sco
そういや召喚士ってまだコカトリスさんとシルフしか朱雀いないんだよね
…朱雀先生?


628 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/03(土) 00:09:33.82 ID:F/O4Etco
師匠はしんじていたに違いない
弟子である召喚士が朱雀先生の名前に恥じない男となることを!
なあ、召喚士?


633 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/07/03(土) 02:50:03.93 ID:QexUfCko
ゴゴオオォォ…

戦士「な…んだ……あれ…」

盗賊「…召喚獣が…金色に」

魔道士「ひ、光って……っ!?」

オオォォン……

アカ・マナフ「……一体…何が…!?」

見守る者達はおろか、対峙する魔物、果ては召喚の主達さえも驚きを見せる。

青年兵「成功…した…っ…!?」

神官これが…同調召喚…!」

サモナー「マーメイド…っ!?」

召喚士「コカトリス…!?金色に…っ」

コカトリス「これ…は…。この力は…!」

キイイィィンッ

召喚士「共鳴…しているのか!?」

アカ・マナフ「ま、まずい…っ!!」


634 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/07/03(土) 02:51:13.44 ID:QexUfCko
バッ!!

サモナー「逃がすかっ!!」

アカ・マナフを取り囲むように四匹の召喚獣が立ちはだかる。

コオオォォ

アカ・マナフ「逃げられない…!?結界だとぉ!?」

ブオッ!!…キィンッ…キイィンッ!!

アカ・マナフ「受け付けない!?くっそ…ぉ!!」

マーメイド「終わりよ。アカ・マナフさん」

コカトリス「そのまま…消滅するがいい!」

アカ・マナフ「何だと言うのだ…これは…っ!」

シュウゥゥ…

アカ・マナフ「力が…奪われて…っ…」

ズオオオオォォ…

アカ・マナフ「手も足も…出ない…など…と…」

召喚士「終わりだ…!アカ・マナフ!!」


635 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/07/03(土) 02:52:21.48 ID:QexUfCko
ドドオオォォッ

アカ・マナフ「アンラ・アンユ様の…眷属である……」

オオオオォォ…

アカ・マナフ「ダエーワの…この…私が…あぁ……」

オオォォ…

アカ・マナフ「あっては…なら……」

ォォ…

アカ・マナフ「……――」

バシュウウゥゥンッ!!

エリート「消…えた…」

皇太子「消滅した…のか…?」

博士「これが…四属性の同調召喚……」

金色の眩い光に包まれたアカ・マナフ。その光の柱が点に登るとともに、

悪しき魔物の姿もまた、地上より消滅した。

召喚士「……終わった…んだ」


636 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/07/03(土) 02:53:18.59 ID:QexUfCko
コカトリス「召喚士……お前…」

フッ…

召喚士「あ…っ」

マーメイド「サモナー…」

フッ

サモナー「!?」

神官「消えた……」

青年兵「…う…っ…!!」

フラッ

召喚士「こ、これは…!!」

神官「魔力が…っ!?」

青年兵「力が…抜けて……」

サモナー「魔力が戻らない…。まさか…さっきので…」

神官「あの力は…己の魔力を糧に……」

召喚士「……」


637 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/07/03(土) 02:54:02.94 ID:QexUfCko


戦士「あの化物を…たった一瞬で……!」

隊長「あれだけ手こずったってのに…信じらんねぇな…」

魔道士「とてつもない魔力の固まりでしたね…」

エリート「五行の力に…似てますね……」

皇太子「あれはどういったものなのだ?」

博士「分からないのだ。図鑑にはそこまでは書かれていないのだ!」

盗賊「……」

戦士「あ、おい…!コイツら……!!」

男隊員「…う…っ!!」

女隊員「……っ」

魔道士「ウィッチちゃん!?」

ウィッチ「…う……ん…っ」

副隊長「…く…っそ…」

隊長「……全員無事、戻ったみてぇだな」


638 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/07/03(土) 02:56:32.60 ID:QexUfCko
副隊長「隊長…すみません……」

隊長「……気にすんな」

戦士「……」

皇太子「彼らの意識が戻ったという事は…」

エリート「無事、魔物は消滅したようですね…」

盗賊「…勝ちだ」

皇太子「ああ。我らの…いや、彼らの勝利だ」

皇太子おぼつかない足取りで歩き近づく四人を見つめ、微笑む。

博士「凄い…!凄いのら…っ!」

テクテクテク…

隊長「…ほれ、迎えてやれ!」

戦士「お、おう…っ」

盗賊「…おかえり」

魔道士「召喚士さん!お疲れ様でしたっ!」

召喚士「……ただいま!」


640 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/07/03(土) 02:58:06.93 ID:QexUfCko


エリート「大丈夫か?」

青年兵「ええ…。魔力が吸い取られたようで……」

神官「おそらく枯渇でしょう…。数日すれば戻るとは思いますが…」

サモナー「……」

魔道士「大丈夫…ですか…?」

召喚士「ええ。ありがとうございます」

戦士「あれって…五行みてぇなモンか?」

召喚士「どうなんだろう。俺にもよく分からない…」

盗賊「……」

召喚士「ただ…みんなの魔力を同調させるってところは…近いと思う…」

魔道士「あんまり…無茶しないで下さいね…?」

戦士「そうだぜ?五行は命に関わるって…」

召喚士「うん…。まさかこんな効力だなんて思いもよらなかったから…」

隊長「とにかく、一旦…司令部内へ戻るぞ。話はそれからだ」


644 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/07/03(土) 04:30:22.16 ID:QexUfCko
〜西方司令部、中央広場〜

エリート「人数も人数ですし、ここで宜しいでしょう」

皇太子「うむ。そうだな」

盗賊「…大丈夫か?」

女隊員「ええ…。問題ないッス」

男「…く…っ」

博士「衛生兵による回復は施したけど…骨折までは治らないのら」

隊長「お前ら二人は医務室行ってろ。そんな状態じゃ逆に足手まといだ」

女隊員「……申し訳ないッス」

男「……くっ!」

テクテクテク…

副隊長「あの…私は…?」

隊長「お前は残れ。後で俺と共に戦後処理にあたって貰う」

副隊長「そんなぁ…。腕折れてるんですよ…?」

隊長「知るか!」


645 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/07/03(土) 04:31:03.62 ID:QexUfCko


エリート「つまり…吸い取られるような、そんな感じだったと?」

青年兵「はい。三人の魔力が流れ込んできて……」

サモナー「混ざり合ったと思ったら、一気に吸い取られるような…そんな感じでした」

皇太子「…ふぅむ」

神官「そして今は全く0の状態。空の状態です」

召喚士「以前、魔力の使いすぎで…同じような事例になった事があります」

皇太子「ほぉ…」

召喚士「その時は1週間とか…数日で元に戻りました」

神官「ただ今回の召喚については、それに加えて何か…こう…」

博士「……?」

召喚士「召喚分の魔力についてはおそらく放出されて、戻る事はなさそうですね…」

戦士「そうなのか…?」

サモナー「やっぱり皆も同意見か…」

青年兵「……」


646 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/07/03(土) 04:34:00.39 ID:QexUfCko
エリート「皆に異変は…ないか?」

神官「それは問題なさそうですね。今回は魔力も多量というわけではありませんでしたし…」

皇太子「功を奏した…という事か」

青年兵「……」

エリート「ともかく、脅威は取り払われたわけですね」

戦士「しかし…呆気なかったなぁ…」

テクテクテク…

西方参謀「あれほど強かった魔物を…一瞬だそうで」

エリート「参謀殿」

西方参謀「話は隊員の二人から聞きましたぜ」

皇太子「そんなものなのかもしれんな…本物の強さ、というものは」

神官「……」

西方参謀「四人は少し休んだ方が…良いんじゃないのかい?」

召喚士「…そう…ですね」

サモナー「では、お言葉に甘えるとしましょうか」


647 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/07/03(土) 04:35:08.81 ID:QexUfCko
隊長「おう、俺らは戦後処理だ」

副隊長「…!?」

隊長「おい、戦士」

戦士「…ん?」

テクテクテク…

隊長「どうだった…?……ボソッ」

戦士「!?…ああ、確かに…アンタの言った通りかもしれん」

隊長「…ん。分かった」

盗賊「…?」

隊長「んじゃ、ちょっくら見回り行ってくらぁ」

隊長は副隊長を連れ、再び西門へと足を運ぶ。

盗賊「…何か…あったか?」

戦士「あー…。後で話すわ」

魔道士「……?」

一同はひとまず広間を後にし、医務室へと向かう。


648 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/07/03(土) 04:36:13.55 ID:QexUfCko
〜西方司令部、医務室〜

衛生兵「お怪我はございませんか?」

召喚士「はい。大丈夫です」

サモナー「僕も、外傷は特に…」

戦士「すまなかったな…」

男隊員「気にすんな…。しっかし俺とあろう事が…お前に負けるとはなぁ…」

女隊員「皆さんお強いみたいッスね…」

西方参謀「なーにをそんな他人事みてぇに…」

戦士「……やっぱりか」

盗賊「…?」

戦士「…覚えて…ないんだな?」

召喚士「まさか…っ!?」

魔道士「ウィッチちゃんも…覚えてないの?」

ウィッチ「魔道士ちゃんを庇って…。それからは…さっぱりでございます…」

戦士「隊長の予感は的中って事か…!」



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