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ショタ魔法使い「強くなりたいです、師匠!」師匠「んー」
297 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/19(月) 23:00:34 ID:9UNfSv46
………

ショタ「ん…あれ…僕…」

女盗賊A「お、ショタくん起きた?」

女盗賊ボス「ホント!?」ガバッ!

女盗賊B「はいボスは寝てましょうねー」バシッ

女盗賊ボス「ぐええっ」

魔王娘「…あ、おはようございますです」

ショタ「え?魔王娘!?」

闇「調教成功だってよー。あ、魔法封印の装飾品外しといたぞ。ほれ」

ショタ「あ、ありがとう…って!闇の精霊!勝手に行動しないでって言ったじゃん!あほ!」

闇「ウィィw」

魔王娘「えへへ…ショタ様の…すごく気持ちよかったです////」

ショタ「え、えぇ…ショタ様って…えぇ…」

女盗賊B「堕ち方がボスとは大違いだねえ」


298 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/19(月) 23:07:13 ID:9UNfSv46
女盗賊A「よしっ!調教もできたことだし、魔王討伐に行きますか!」

ショタ「え、本当に行くんですか…?」

女盗賊B「もちろん!大丈夫だって、私たちも手伝ってあげるから」
(それに手柄ももらえるかもしれないしね…ぐへへwww)

ショタ「け、結局魔王討伐行かなきゃいけないのかぁ…」

女盗賊A「ボスは置いてくか、起きたらいろいろめんどくさいし」

ショタ「あ、一応王様に報告してから行きますね」

兵士「では、私が代わりに報告しておきますよ」

ショタ「!?い、いつの間にいたんですか!?」

兵士「そりゃあこの城の兵士ですから、地下牢で見張りしてても不思議ではないでしょう?」

ショタ「そ、そうですけど…いきなり出てきたらびっくりしますよ…」

兵士「王の間に行くのに迷いますし、先に行っててください。時間かけてでも報告してみせますよ!」

ショタ「は、はぁ…頑張ってください…」


299 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/19(月) 23:11:34 ID:9UNfSv46
………

ショタ「魔王城のいりぐちー…ってはやっ」

女盗賊A「私たちの街から徒歩10分…」

女盗賊B「割とご近所さんなんだねえ」

闇「ってか結局魔王娘も行くのか?」

魔王娘「どこへでもショタ様について行きますです!」

ショタ「相手は魔王だよ?それでもいいの?」

魔王娘「私はもうショタ様のものなのです/////」

女盗賊A「ひゅーひゅー、モテモテだねえ」

ショタ「はやし立てないでくださいよもう…一応これでもラストダンジョンの目の前ですからね?」


300 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/19(月) 23:17:06 ID:9UNfSv46
ショタ「魔王城のなかー…随分緊張感のないラスダンですね…魔物がいないっていうか…」

魔王娘「今はみんな夏休みだから出かけてるんです」

ショタ「へ、へえー…魔物にも夏休みとかあるんだ…」

魔王娘「でも四天王は年中無休なので要注意ですよ」

ショタ「四天王?魔王の?」

魔王娘「はい…あ、ほらあそこ…」



四天王A「吾輩の番か…うーむ…これですぞッ!」

四天王B「…フヒヒッ…ババ引いてやんの…フヒッ」

四天王C「あまり言わないでくんないかねえ…面白くなくなっちまうよ」

四天王D「いいから早く引いてくださいよぉ」



ショタ「なんかババ抜きしてるし…ラスダンってなんだったんだろう…」


301 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/19(月) 23:21:06 ID:9UNfSv46
四天王A「む?おお、お嬢様ではありませんか、如何なされましたか?」

四天王B「一緒にトランプ…しようよ…ヒヒッ」

四天王C「ちょいちょい、まずはお客様へのご挨拶が先だろう」

四天王D「いらっしゃいませ〜ゆっくりしていってくださいねぇ〜」

闇「魔王の四天王…ねえw」

ショタ「お、お客様って…僕たち魔王倒しに来たんですけど…」

四天王A「なんだと!?不届きものか!」

四天王B「じゃあ…戦わないとね…四天王だもの…キヒヒッ」

四天王C「中々度胸があるじゃないか、あたしたちに勝つつもりかい?」

四天王D「…あれぇ、そういえばどうして魔王娘様、そんな人と同行してるんですかぁ?」

魔王娘「あ、それはですね、私もうショタ様のものなのです////」

四天王C「ほお…同性愛かい?」

ショタ「え?あ、違います!僕男です!こんな服着てますけど!」


302 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/19(月) 23:26:58 ID:9UNfSv46
四天王C「まあそんな事はさておき…あんたが魔王様を倒すだって?」

ショタ「うぇ…は、はい…」

四天王B「…魔王を倒す?…君が?…ヒッ…ヒヒヒッ…」

四天王A「ふむ…しかし、あの魔王様は一度懲らしめてくれるとありがたいですな」

ショタ「え?どういう意味ですか?」

四天王D「一度、今の魔王様の惨状を見てみればわかりますよぉ」

魔王娘「実は…私も困ってるのですよ…父上…昔はあんなにかっこよかったのに…」

ショタ「ええっと…」

闇「慕われてねえなあ…娘にも愛想尽かされてんのかよ」


303 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/19(月) 23:30:58 ID:9UNfSv46
四天王C「…とは言えど給料をもらってる身…魔王様に会うってんなら、
 そう易易と進ませるわけにゃいかんねえ」

四天王B「キッヒヒヒ…!戦おうよ…早く勝負しようよ…!」

ショタ「えっ!?やっぱり戦わないとダメですか…」

女盗賊A「ふふん、こうゆう時のために私たちがいるんだよ!」

女盗賊B「ここは私たちに任せて行けーッ!」

闇「…だってよ。んじゃ、お言葉に甘えて先行こうぜ」

ショタ「な、なんかしっくりこないけど…女盗賊さん達負けないでね!」

魔王娘「うちの四天王は…まあまあ強いですよ!頑張ってください!」

四天王A「吾輩の本気を見せて差し上げますぞ!!!」

四天王D「やっつけちゃいますよぉ!」


304 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/19(月) 23:35:16 ID:9UNfSv46
………

ショタ「ここが魔王の間…つ、ついに来ちゃった…」

??「む…誰だ…?」モグモグ…

魔王娘「父上…」

??「おお、帰ってきたか我が娘よ…そいつらは一体何者だ?」モグモグ…

ショタ「うぅ…お、お前をやっつけにきたぞー!!」

??「やっつけにきた、だと?ふん…この我を魔王と知って言っているのか?」モグモグ…

闇「結局、ショタに魔王が倒せるのか…?ってか一旦食うのやめろ」

魔王「食べ物は食べるためにあるのだ!そんなことも分からぬのか!愚か者が!」ぺっぺっ

魔王娘「父上!食事中に叫ぶと飛ぶからやめてくださいとあれほど…!」

魔王「む、そうだな…食事中は私語を慎むのがマナーだな…もうすぐ食べ終わるから待て」モグモグ…

ショタ「は、はぁ…」


305 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/19(月) 23:41:29 ID:9UNfSv46
魔王「………」モグモグ…

闇「な、なあ…なんかお前の親父…デブだな…」

魔王娘「はい…戦う相手がいなくなってからずーっとあの玉座から動かないで食べてるんです…」

魔王「………」モグモグ…

闇「なんというか…シュールだな…目の前で禍々しい玉座に座って足組んで頬杖ついてこっち見下しながら
 無言でモグモグしてる太った魔王って」

魔王「………」モグモグ…

闇「…これなら、魔王娘が調教されてても助けに来ない理由もわかるわ…だってあれ、
 動かないから太ってるんじゃなくて、太ってるから動けないんだろ?」

ショタ「ちょっと…相手が敵とはいえ言いすぎだよ…身体的欠点を悪く言っちゃダメだよ」

魔王「ごちそうさまでした!全部聞こえているぞ!」


306 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/19(月) 23:45:42 ID:9UNfSv46
魔王娘「父上!お話があります!」

魔王「何だ!こんな無礼者を連れてきて!」

魔王娘「ショタ様は父上を…魔王を倒しに来たんです!」

魔王「なんだと?勇者でもないお前が我と戦う?ふん、冗談も大概にしろ」

ショタ「ゆ、勇者じゃなくても戦えるんだぞー!」

魔王「ほお…ならばお前の力を見せてみろ!」

ショタ「これをくらえー!」フォン!

カチャッ

魔王「…む?なんだこれは」

ショタ「魔法封印の装飾品だよ…首が太いから装着出来るかどうか不安だったけど…」


307 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/19(月) 23:49:41 ID:9UNfSv46
魔王「こんな小細工、通用するとでも思っているのか!喰らえッ!」ボォッ!

闇「なんで俺狙うの!?」ひんし

ショタ「そんな…魔法封印が効かない!?」

魔王娘「ショタ様!ラスボスに状態異常は通用しないのです!」

ショタ「えぇ…じ、じゃあどうすれば…」

魔王「これで終わりか?ふん、甘く見られたものだな!」ボォッ!

魔王娘「あ!危ない!」ドンッ!

ショタ「うわあぁぁぁっ!!」

魔王娘「だ、大丈夫ですかショタ様!」

ショタ「魔王娘さん…痛いです…」

魔王娘「えっ…ショタ様レベルいくつなんですか…庇った衝撃でそんなダメージって…」


308 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/19(月) 23:55:25 ID:9UNfSv46
魔王「我が娘よ、何をしているのだ!そいつは敵だぞ!」

魔王娘「私は…ショタ様のものなのです!もう父上の言うことなんて聞きません!」

魔王「き、貴様ぁ!我が娘を手に掛けたな!!許さん!!許さんぞオオオオ!!!!」ゴゴゴゴゴ!!

ショタ「うわあぁぁぁっ!!いきなり第二形態!?」

ドドドドドド…!

魔王「生きて帰れると思うなァッ!」

魔王娘「わあ…第二形態になるとデブじゃなくなるんですね父上…」

ショタ「だ、誰か助けてええええっ!!!」





師匠「ハッ!!!!!」

女騎士「ショタくんが!!!!!」

女盗賊ボス「危ない!!!!!」


309 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/20(火) 00:00:03 ID:Bdr2oOVs
ドドドドド…

四天王D「揺れてますねぇ〜。きっと魔王様、激おこプンプン丸ですよぉ」

四天王A「だからあれほど耐震性の強い城を建てましょうと言いましたのに…ふむ…こっちですぞ!」

女盗賊B「はっはっは!残念!それババだよ〜ん!」

四天王A「なぬ!?ぐぬぬ…しかしこの条件は貴方も同じですぞ…!さあどっち!」

女盗賊B「んー…こっちだ!」

四天王A「なぬぅぅぅぅっ!?」

女盗賊B「はいあがりーw」

四天王B「弱っ…ヒッヒヒヒヒヒッw」

四天王C「はあ…あたしらが勝ってもあんたが負けるんじゃ意味ないじゃないか全く…」

四天王A「次こそは勝ちますぞ!」

女盗賊A「それ言うの何回目さw…ん?」


310 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/20(火) 00:05:51 ID:Bdr2oOVs
師匠「ショタくぅぅぅぅぅん!!!!!」シュゥゥゥン!

女騎士「今助けるぞぉぉぉぉぉ!!!!!」シュゥゥゥン!

女盗賊ボス「待っててねぇぇぇぇぇ!!!!!」シュゥゥゥン!



四天王C「………なんだいあれ」

四天王A「む!?四天王の吾輩らを無視するとは!許しませんぞおお!!」

四天王B「ま、まだ勝負したりない…!待って…!」

四天王D「あっ、置いてかないでくださいよぉ」

女盗賊A「ねえ、よく見たらあれボス達じゃない?」

女盗賊B「そう…だね、ショタくんの師匠さんもいたっぽいね。んじゃ私たちも行くかあ」



四天王C「全く…揃いも揃ってみんな行っちまって…あれ?あたし一人…!?ま、待って!」


311 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/20(火) 00:11:16 ID:Bdr2oOVs
魔王「消え失せろォォォッ!!」

師匠「そこまでだ魔王!」

魔王「何者だッ!」

女騎士「あぁ…ショタ君怖かったな…必ず守ってやると言ったのに…!」

女盗賊ボス「ショタくん!ショタくぅぅぅん!!」

ショタ「あ、女騎士さんに女盗賊ボスさん!それに…師匠!!」

師匠「…久しぶりだね、魔王」

魔王「む…?貴様は…まさか…!?」

ショタ「えっ…師匠、魔王と知り合い…?」


312 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/20(火) 00:18:02 ID:Bdr2oOVs
師匠「…うん、一度魔王と戦って敗れた…元勇者だよ。肩書きだけ、だけどね」

魔王「ふはは!懲りずにまたやって来たか!勇者モドキ!ふはははは!!」

ショタ「モドキって…?」

師匠「正式な勇者の家系はもうとっくの昔からいないの。
 でも私は…どうしても…どうしても、勇者になって魔王を倒したかった…!」

ショタ「ど、どうして…?」

師匠「それはね…」

魔王「ベラベラうるさい奴だな!また前のように絶望の底に突き落としてくれるわ!」

師匠「前のようにはいかないよ、今度は必ず倒す!」

魔王「馬鹿め!二度と我の前に現れないようにしてやるッ!」

女騎士「力を貸すぞ!」

女盗賊ボス「私だって!」

魔王娘「私はショタ様を守ってますです!」

師匠「ありがとう!…魔王!勝負だッ!」


313 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/20(火) 00:26:14 ID:Bdr2oOVs
魔王「喰らえぇぇっ!!」ドゴゴゴゴ!

女騎士「そう簡単にはやられんぞ!なんせ勇者装備を拝借させてもらったからな!」

ショタ「ちゃっかりしてるね…」

魔王「そんなものォ!」ズドォォォォン!!

女騎士「っく!流石にそこまで万能ではないか…っ」

女盗賊ボス「隙あり!」ザシュッ!

魔王「フンッ!痛くないわ!」ブンッ!!

女盗賊ボス「遅いね!」ズザザザザ!!

魔王「小賢しい!」ブォォォォォ!!

女盗賊ボス「魔法必中ずるい…」

師匠「私を忘れられたら困るよ!」ズシャッ!

魔王「こんなものか勇者モドキ!」ドオォォォン!!

師匠「んく…流石に強いね…っ」


314 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/20(火) 00:33:28 ID:Bdr2oOVs
女盗賊A「私たちも急遽参加ぁ!」

女盗賊B「ボスたちは下がってて!」

魔王娘「私も戦線に出ますです!」

魔王「増えたところで一緒だァァァ!!」ブォンッ!

女盗賊A「B!そっち!」シュビッ!

女盗賊B「わかってるよー!」シュンッ!

魔王「何をしても無駄だ!」ゴォォォォォ…!

魔王娘「そこですッ!」ブォォォァァァァン!!!!

魔王「フン…容赦はしないぞ、魔王娘ぇぇぇぇ!!!!」ドガァァァッッ!!

魔王娘「うわっ…!」

女盗賊A「まだ終わりじゃないよ!」

女盗賊B「これ…でッ!」

魔王「邪魔、だァァァッッ!!!」ドガガガガガガ!!!

女盗賊A&B「ぐええっ!」


315 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/20(火) 00:42:59 ID:Bdr2oOVs
師匠「はぁっはぁっ…まずいね…このままじゃ体力が…」

ショタ「師匠!回復薬は持ってきてないんですか!」

師匠「あー…忘れた!」

ショタ「そんな…!じ、じゃあどうすれば…!」

魔王「よそ見している場合かぁぁッ!!」ゴォォォォッ!!!

師匠「ッ!?」

ショタ「師匠!!」



ドゴォォォォォォッッッ!!!


316 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/20(火) 00:54:46 ID:Bdr2oOVs
魔王「ぐああァァァァァッ!!う、腕が…腕がァァァァッッ!!!」



「ふぅ…どうやら間に合ったみたいだねー」

「………」ニコッ



ショタ「あ…ああ!占い師さんに…エルフさん!!!」

占い師「久しぶりーい」

エルフ「久しぶり…です…」

ショタ「どうしてここが?」

占い師「あの酒場で別れたあと、この娘が私のとこに来たのよ、ショタくんの居場所はどこーって。
 んで占ったら魔王城で…」

エルフ「あの時…魔王討伐って言ってたから…この人も連れてテレポートして来た…」

ショタ「わあ…!ありがとう!一緒に戦ってくれるかな?」

エルフ「もちろん…そのために、来た…ッ!」ドォォォォォォッ!!!


317 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/20(火) 01:03:19 ID:Bdr2oOVs
占い師「いやー、ホント間一髪だったね!」

ショタ「助かりましたよ…って、占い師さんは戦えるんですか…?」

占い師「そりゃあ戦えるわけないじゃない。魔法使いならともかく、占い師だよ?」

ショタ「じゃあ何のために来たんですか…」

占い師「はい、これ。魔王城ってことは、必要なんじゃないかーって」

ショタ「あ、回復薬こんなに!いいんですか!?」

占い師「かなり予算オーバーだったけどね…でも時間的に急がないとヤバそうな気がしたから
 無計画に買いまくっちゃった…隣にいるエルフちゃん神妙な顔してたよ…ああ、生活費大丈夫かな…」

ショタ「でも回復がちょうど疎かだったから大助かりです!お金のことは…後で考えましょう!」

占い師「うん…はいはーい!回復ポイントだよー!怪我したら順番に回復させるよー!」


318 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/20(火) 01:10:31 ID:Bdr2oOVs
魔王「ぐおおぉぉぉぉ!!貴様らぁぁぁ!!!」

女騎士「よし!いけるぞ!」

女盗賊ボス「このまま畳み掛けろー!」

女盗賊A&B「よっしゃあー!」

魔王娘「光と闇が合わさり…」

エルフ「最強に見える…!」

師匠「これで…」

魔王「おのれ…おのれぇぇぇ!!!」

師匠「トドメッ!!!」ザンッ!

魔王「ぐあああぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!!!!」



ショタ「やった…!魔王を倒した!」

魔王娘「元の姿に戻ってゆく…あの悲惨な姿の父上に…」


319 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/20(火) 01:20:33 ID:Bdr2oOVs
占い師「ほいっと」

闇「ん…んあぁ…蘇ったぜええ!…ってあれ?何か随分人が増えたな…」



魔王「くそぉ…こんなはずでは…っ」

ショタ「あ、第一形態(?)に戻った」

師匠「魔王…ま、魔王…?こんな太ってたっけ?」

魔王「う…動けん…」バタバタ…

魔王娘「父上…そんなに太ってると、寝転がった時起き上がれないでしょう」

魔王「む、娘よ…一生のお願いだ…起こしてくれ…」

魔王娘「嫌です。というか無理です。そんな重いと持ち上げれません」

四天王A「お嬢様もこんなお父上を持たれて…さぞ大変だったでしょう」

魔王娘「全くだよ…ホントに、昔は憧れだったのに…」


320 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/20(火) 01:28:34 ID:Bdr2oOVs
魔王「ぐぐ…覚えていろ…いつか必ず…!」ボヨンボヨン

女盗賊ボス「まだ懲りてないんだね」

師匠「んー…んじゃショタくん、最後に…反省さえできなくなるくらいのトドメの一撃をお見舞いしてあげて」

ショタ「なんで僕?」

師匠「ショタくん魔王戦でまだ活躍してないでしょ?ほら、一番美味しいとこあげるよ」

女騎士「それに強くなるんだろう?君が魔王を倒すことで、目標達成だぞ!」

ショタ「そ、それなら師匠は…その、トドメ刺さなくていいんですか?」

師匠「第二形態の時に十分なことしたからね」

四天王C「さあ、つべこべ言わずぶちのめしてやんな!」

魔王「くそお!…四天王まで…!」


321 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/20(火) 01:34:20 ID:Bdr2oOVs
ショタ「で、でも…どうすればいいかな…」

闇「ほら、そこに弱点があるだろ?」

ショタ「ど、どこ?」

闇「お前にも付いてるだろ?ここが弱点ですよ、と言わんばかりのゴールデン☆ボールがw」

ショタ「うぇ…」キュン

四天王D「私たちが抑えておきますよぉ」ガシッ

四天王B「フ…ヒヒッ…キッヒヒヒヒヒヒwwww」ガシッ

魔王「や、やめろ…!それだけはやめろ!やめてくれ!!」

ショタ「え、えっと…先に謝ります、同じ男としてごめんなさい!」

魔王「え、貴様…男だったのか?」

ショタ「あ…だ、だからっ!この服は…!」

女騎士「そ、そうだ!そうだぞショタくん!あの時の続きを…!」

女盗賊A「はいはい、そういうのは後でね」

女盗賊B「話が進まなくなるから」


322 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/20(火) 01:43:40 ID:Bdr2oOVs
ショタ「それじゃあ…いきますよ…」

魔王「まっ待ってくれ!頼む!何でもするから!許してください!」

ショタ「そおおぉぉぉぉ…」フッ…

魔王「あ、ああ…ああぁぁぁあぁあ…!」

ショタ「れっ!」フォンッ!






クリティカル!!!


323 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/20(火) 01:51:41 ID:Bdr2oOVs
ショタ「これで…終わったんですね…」

女騎士「な、何言っているんだ!まだ私との本番ラブラブエッチが残っているんだぞ!」

女盗賊ボス「ショタくぅぅぅん!!!また…また犯したいよぉ…!」ヘコヘコ…

女盗賊A「ボスは十分したでしょ!!」

女盗賊B「今度は私たちの番…だよね?」

魔王娘「何言ってるんですか!ショタ様は私の…きゃっ!」

エルフ「…私の…ご主人様…」

占い師「ショタくん…またMP切らしたから…ね?////」

ショタ「ちょっ…」

師匠「ショタくんモッテモテだねえ?」

闇「ウィィw」

ショタ「も、もうやだぁぁぁ!!」



おわり


324 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/20(火) 01:57:27 ID:Bdr2oOVs
ちょっと無理矢理っぽいけど、これでおわりですー

でももうちょっとだけ続きます…



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