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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その23
170 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/26(日) 19:48:36.36 ID:EJg7gAUo
〜次の日〜

東方司令「……」

青年兵「おはようございます」

東方司令「…ひどい顔だな」

青年兵「資料作りに徹夜で…。司令こそお顔が優れませんが大丈夫ですか?」

東方司令「二日酔いだ、気にするな…」

青年兵(悪酔いしなくても二日酔いにはなるんだ……)

東方司令「それより、東方の陛下は…?」

青年兵「朝方に発たれましたよ。東方に…」

東方司令「なにぃ!?」

青年兵「殿下とエリート様が軍船で送るとターミナルに……」

ガシッ!!

東方司令「何故言わぬ!あっ、痛……っ」

青年兵「な、何故って…司令見当たりませんでしたし…」

東方司令「……はっ!!」


171 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/26(日) 19:49:23.25 ID:EJg7gAUo
キョロキョロッ

東方司令「まさか……女剣士も…」

テクテクテク

女剣士「お姉様、お早う御座います」

東方司令「――!!」

ダッ!!…ガバッ…ギュウゥ

女剣士「え…えっ!?」

東方司令「良か…った、本当に良かった…!!」

女剣士「…な、何?」

青年兵「さ、さぁ……」

右文官「おぉ、いたいた」

右秘書官「青年兵、間もなく南へ発つぞ」

青年兵「はいっ、直に向かいます!」

東方司令「もう行くのか」

青年兵「はい。南、西と演説が残っておりますから」


172 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/26(日) 19:49:58.90 ID:EJg7gAUo
一つ会釈を残し、青年兵は東方司令、女剣士の元を立ち去った。

東方司令「……不思議な男だ」

女剣士「……?」

東方司令「何の好意も持たぬが…妙に気になる」

女剣士「え…っ!?」

東方司令「それにあの男、どこかで……あ痛たたた…っ!」

女剣士「お姉様!?」

東方司令「す、すまん。部屋まで連れて行って…添い寝してくれ」

女剣士「はい…。えっ!?」

東方司令「大丈夫、ただの二日酔いで直に良くなる」

女剣士「いや……そうではなくて……」

東方司令「あー痛いなー!早く行こうー!」

ガバッ…ギュウウゥゥ

女剣士「は、はぁ……」

東方司令「……青年兵…か」


173 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/26(日) 19:50:50.29 ID:EJg7gAUo


東方参謀「おぉ、来たようだな」

青年兵「すみません、お待たせ致しました」

南方司令「向かう所は同じ。共に行こう」

右秘書官「頼もしい限りです」

魔道士「何だか私達まですみません…」

右文官「気になさるな。南方司令殿の任務なのであろう?」

戦士「…まぁな」

召喚士「じゃあ戦士、魔道士さん。お気をつけて」

盗賊「…また…な」

魔道士「はいっ!すぐに合流しましょうねっ!」

戦士「召喚士、死ぬなよ?」

召喚士「……うん、もちろん!」

二人はニッコリと笑顔で拳を突き合わせる。

間もなく、南方へ向かう馬車が東方司令部を出発した。


174 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/26(日) 19:51:37.87 ID:EJg7gAUo


左翼長「行ったか」

召喚士「…ええ」

左翼長「さーて、次は俺達だ。行くとしようか」

盗賊「…ああ」

東方参謀「くれぐれも気を付けよ」

召喚士「…?」

東方参謀「左翼の連中は既に司令部へ向かっておるのであろう?」

左翼長「なぁに、案ずるに及ばんさ」

東方参謀「なら良いがな」

召喚士「色々とお世話になりました」

東方副司令「朱雀先生、またお待ちしておりますよ」

召喚士「ありがとうございます」

左翼長「よ−し、それじゃ馬車に乗ってくれ」

盗賊「…ああ」


175 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/26(日) 19:52:22.96 ID:EJg7gAUo


北方兵「それでは出発致します」

左翼長「いいぞ、出してくれ」

ドドッ…パッカパッカパッカ

左翼長「…ああは言っても気にはなる。少し馬車を飛ばすぞ」

召喚士「はい」

左翼長「……しかし、召喚士と盗賊がペアか」

盗賊「…?」

左翼長「いや、意外だなと思ってよ」

召喚士「そうですか?」

盗賊「…理想は私と魔道士なんだが」

左翼長「流石に女二人は危ないもんな」

召喚士「かといってとさんと戦士だと、前衛二人ですからね」

左翼長「一番バランスのとれた組み合わせって事か」

盗賊「…だな」


176 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/26(日) 19:53:49.18 ID:EJg7gAUo
パッカパッカパッカ…

魔道士「戦士さんと二人って久々ですね」

戦士「あー、前にも一度あったなぁ」

南方司令「そうなのか?」

戦士「もう二年近く前だけどな」

魔道士「あれはマジシャンさん探しの時でしたっけ…?」

戦士「そうそう」

青年兵「覚えてますよ!僕が召喚士さんと初めてあったのもその時でした!」

魔道士「そういえばそうかもですねっ!」

戦士「あれから結構経ったんだなぁ」

魔道士「今度は二人でも…頑張れますよねっ?」

戦士「おうよ。そのつもりで来たんだからな」

南方司令「期待しているぞ!」

魔道士「はいっ!頑張ります!!」

戦士「南…華国と魔物……か」


177 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/26(日) 19:54:24.09 ID:EJg7gAUo
パッカパッカパッカ…

召喚士「……」

盗賊「…どうした?」

召喚士「いえ、すみません」

盗賊「……?」

召喚士「盗賊さんは戦士とペアの方が本当は……」

盗賊「!?」

左翼長「あん?何かあんのか?」

盗賊「ないっ!何もないぞ!……何を言い出すのだこのたわけっ!」

召喚士「す、すみません」

左翼長「……あーそういう事か」

盗賊「どういう事だっ!」

左翼長「いいんじゃねぇの?ツーペア同士になるんだし」

召喚士「いやっ、俺と魔道士さんはそういう事ではなく……」

盗賊「私だって!」


178 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/26(日) 19:55:06.42 ID:EJg7gAUo
左翼長「但しな、それなりの覚悟は当然持っておけよ」

召喚士「…?」

左翼長「この先生きのこるか死ぬかのどっちかしかねぇ」

盗賊「……」

左翼長「今以上に辛いものになるって事さ……」

召喚士「経験…あるんですか?」

左翼長「……ねぇよ」

盗賊「……」

左翼長「大事なモンを失うのは辛いってこった」

召喚士「…はい。肝に銘じておきます」

左翼長「お前らは大丈夫だろ。無茶しなきゃ問題ねぇ」

召喚士「勇敢に……ですね」

左翼長「そういう事だ。さぁて…そろそろ北関だ。休憩がてら一度立ち寄るぞ」

盗賊「……ああ」

召喚士「はい」


179 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/26(日) 19:55:56.68 ID:EJg7gAUo

本国においける議会から東方司令部での演説まで、

召喚士達は人間同士の戦いを見届けた。

戦いと言っても血を流すわけでもなく、互いの正義をぶつけ合った舌戦。

しかしそれは間違いなく戦いであって、その白熱した青年兵や皇太子らの想いに、

改めて今後の戦いにおける重要性と立場を身に染みたのであった。



    〜第二十八部、完〜


180 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage] 投稿日:2010/12/26(日) 19:57:18.92 ID:x0E9T8wo
>帝「……うん、美味いぞ。盗賊を食すと良い」

いいの!?


185 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/12/26(日) 23:31:04.77 ID:EJg7gAUo
盗賊「……サンタさん?」

魔道士「はいっ」

戦士「そんなモンいねーって。いつまで信じてんだよ……」

魔道士「います!サンタさんはいますっ!」

召喚士「そ、そうですよね…きっといますよ」

戦士「召喚士、合わせる事ねーぞ」

魔道士「戦士さんっ!」

戦士「いねーいねー。サンタなんてのはおとぎ話だ」

魔道士「もうっ、夢がないですねぇ……」

召喚士「でも、もしいたら何をお願いしますか?」

魔道士「そうですねー」

盗賊「……うーん」

戦士「だーから、サンタなんて……」

魔道士「戦士さんっ!」

戦士「へいへい……」


186 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/12/26(日) 23:31:48.83 ID:EJg7gAUo
〜戦士の場合〜

戦士「今時サンタなんてガキンチョでも信じてねぇっつの……」

ゴロン

戦士「……サンタ…かぁ」

ボフッ

戦士「昔は俺も…信じてたっけなぁ……」

……――

幼馴染『ねーねー戦士くんっ、戦士くんは何お願いしたのー?』

戦士『ぼくー?ぼくはね、お母さん』

幼馴染『お母さん?』

戦士『うん。だってみんなにはお母さんいるでしょ?』

幼馴染『そっかー。戦士くんはママがいないもんね』

戦士『うん。だからぼく、サンタさんにはお母さんが欲しいっておねがいしたんだ!』

幼馴染『へーっ!サンタさん、つれて来てくれるといいねっ!』

戦士『うん!』


187 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/12/26(日) 23:32:21.11 ID:EJg7gAUo
――……

戦士父「…おい、戦士」

戦士「親父…!?」

戦士父「さっきから呼んでるだろ、返事をしろ」

戦士「わ、わりぃ…なんだか寝ちまったみたいで…」

戦士父「今日は起きていろと言っただろ」

戦士「そうだったっけか?」

戦士父「サンタが連れてきてくれたお前の母を紹介するって言ったろ」

戦士「――!?」

戦士父「ほら、来なさい。お前も久々に戦士の顔を見たいだろう?」

戦士「母…さん……っ」

テクテクテク

戦士「――っ!!!!」

戦士父「…どうだ、母さんだ。新しいな」

盗賊「戦士…お母さんと呼んでいいのよ」

ガバッ!!

戦士「…はぁ…はぁはぁっ」

シーン

戦士「夢……だよな。うん」


188 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/12/26(日) 23:32:50.24 ID:EJg7gAUo
〜盗賊の場合〜

侍女「三太さん…?あぁ、ふもとの酒屋の……」

盗賊「違うの!そういう人がいるのだ!」

侍女「えーだから酒屋の息子の……」

盗賊「ちーがーうー!!」

火忍「はっはっは。侍女、お前は知識が疎いな!」

侍女「アンタ知ってるの!?」

火忍「当たり前よ!さんたってのはな、赤い服を着た老人で……」

盗賊「おぉ…っ!」

火忍「齢は60。今年還暦を迎えた都の和菓子屋の亭主……」

盗賊「ちがーう!!」

火忍「えっ?和菓子屋の三太夫さんでは……」

盗賊「……もういい」

侍女「さんたって何者なんですか?」

盗賊「サンタというのは老人で、欲しいプレゼントを持ってきてくれるのだ!」


189 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/26(日) 23:33:27.43 ID:EJg7gAUo
ホーッホーッ

盗賊「……すーっ、すーっ」

コソッ

盗賊「…!!」

ガバッ!!…チャキッ

盗賊「何奴!」

――「……」

盗賊「……あ、赤い服に…白い髭!サ…サンタ!?」

サンタ「……受け取れ」

ポイッ

盗賊「こ、これは…!?」

サンタ「プレゼントだ」

ガサッ

盗賊「こ…れは……」

サンタ「お主の父が買ってお…父から私が譲り受けた一張羅だ」


190 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/12/26(日) 23:34:16.64 ID:EJg7gAUo
盗賊「……はぁ」

サンタ「これを来て父に孝行するが良いぞ」

ヒュバッ!!

盗賊「……」

チュンチュンチュンッ

侍女「ひーめっ!おはよっ!!」

盗賊「……」

侍女「あれ、ご機嫌斜め?」

盗賊「いや…あんまり寝てなくてな」

侍女「駄目ですよー。しっかり睡眠は取らないと〜」

盗賊「サンタが来た」

侍女「嘘っ!?ど、どんな人だったの!?」

盗賊「……忍のようだった」

侍女「し…忍!?」

盗賊「しかもかなりの手だれでどこぞの頭領のようであったよ…ふっ…」


191 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/12/26(日) 23:34:58.02 ID:EJg7gAUo
〜魔道士の場合〜

ゴソゴソッ…ポフッ

魔道士「靴下よしっ!煙突よーし!!」

モゾモゾッ

魔道士「おやすみなさーい!」

ドキドキドキ

魔道士「……ふふっ」

ドキドキドキ

魔道士「…サンタさん、お茶飲んでいくかなぁ」

ドキドキドキ

魔道士「…あっ、何かクッキーとかも置いておいた方がいいかな?」

ドキドキドキ

魔道士「……遅いな。迷子になっちゃったのかな…?」

ドキドキドキ

魔道士「……」


192 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/12/26(日) 23:35:26.39 ID:EJg7gAUo
チュンチュンチュン

魔道士「……」

召喚士「魔道士さんっ!?」

盗賊「……か、顔が…っ」

戦士「大丈夫か…?」

魔道士「……はい」

戦士「結局サンタは来なかったんだな?」

盗賊「…全く。無理をするな」

戦士「盗賊、ちょいと剣の手入れ手伝ってくれ」

盗賊「…うん」

テクテクテク…

魔道士「……は〜あ」

召喚士「……あ、あぁー!」

魔道士「…?」

召喚士「そういえば……」


193 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/12/26(日) 23:35:53.49 ID:EJg7gAUo
魔道士「な、何です…?」

召喚士「こ、これ……昨日渡してくれって頼まれたんですよ」

カサッ

魔道士「……?」

召喚士「何ですかね、変な赤い服の老人でサンタみたいな……」

魔道士「本当ですか!?」

ガバッ…ゴソゴソゴソッ

魔道士「……っ!!」

召喚士「お、おーっ!冬の新作コスメに人気ブランドのマフラーとミトン……」

魔道士「……ふ……ふふっ」

召喚士「よ、良かったですねー魔道士さん!」

魔道士「……ありがとうございます」

召喚士「え…っ?」

魔道士「…サンタさんに、そうお伝えして下さいっ!えへへ!!」

召喚士「ははっ、分かりました……って何で泣いて――!?」


194 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/12/26(日) 23:36:47.32 ID:EJg7gAUo
〜召喚士の場合〜

召喚士「サンタ…ってか、クリスマスかぁ……」

……――

師匠「メリィ〜クスリスマ〜スウウゥゥ!!」

バシッ!!

召喚士「いって……。師匠、もう酔ってますね?」

師匠「阿呆。クリスマスに酒飲まんでどーする!」

召喚士「……はぁ」

師匠「しっかし華のクリスマスにヤローと二人かぁ……」

召喚士「……」

師匠「あのよ」

召喚士「はい?」

ズイッ

召喚士「…な、何ですか!?」

師匠「……お前、端整な顔立ちしてるよなー」


195 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/12/26(日) 23:37:14.31 ID:EJg7gAUo
召喚士「え……えっ!?」

師匠「……二階にあったかな。確か」

召喚士「師匠!?」

師匠「あー。あれだよ、女物の服……」

召喚士「師匠!!」

師匠「ジョーダンだよジョーダン。お前の童貞なんて欲しくも……」

召喚士「ししょー!!」

師匠「がはははっ!!」

召喚士「全く……」

師匠「さーて、もう寝よ。面白くも何ともねー」

テクテクテク…

召喚士「あ……おっ、お休みなさい」

師匠「ふあ〜ぁ……」

召喚士「……俺も…寝るか」

テクテクテク…パタン


196 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/12/26(日) 23:37:44.87 ID:EJg7gAUo
召喚士「……クリスマスかぁ」

モゾッ

召喚士「サンタが居るなら…欲しい物……かぁ」

ゴソッ

召喚士「……ははっ、寝よ」

チュンチュンチュン

召喚士「……ん」

モゾッ

召喚士「……あ、もう…朝かぁ」

ノソッ…テクテクテク

召喚士「……師匠ー」

師匠「ぐおーっ、すぴーっ…がああぁぁ」

召喚士「……ひどいイビキだな」

テクテクテク

召喚士「……!?こ、これは…っ!!」


197 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/12/26(日) 23:38:36.37 ID:EJg7gAUo
ゴチャー

召喚士「…汚ったねぇ。師匠、夜中も飲んでたな……」

テキパキテキパキ

召喚士「サンタがいたら…家事してくれる人が欲しいな。ははっ」

カチャカチャッ…コトッ

召喚士「ん、何だこれ……?」

ゴトッ

召喚士「でっかい箱だなぁ…。何が入ってんだろ」

ググッ…グググー

召喚士「…固…っくて、開かな……いぃ!!」

ドサッ

召喚士「…ダメだ。開かないや…ってか、こんなのあったっけ?」

グイッ…ヨタヨタヨタッ

召喚士「とりあえず……この…っ辺にいいぃぃ……」

ドサッ


198 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/12/26(日) 23:41:39.80 ID:EJg7gAUo
召喚士「……置いとこ。……あっ」

テクテクテク…ガチャッ

召喚士「雪…だ……」

テクテクテク

師匠「ふわあ〜ぁ」

召喚士「あっ、おはようございます」

師匠「おーう。んー?雪かー」

召喚士「ええ。サンタからの贈り物ですよっ」

師匠「…んなロマンチックなモンじゃねーよ。さぶさぶっ」

召喚士「……全く。夢も何もないですねぇ」

師匠「夢なんて見てもしょーがねぇ。現実に生きるだけだよ」

召喚士「はぁ…」

師匠「自分の手で掴み取るんだよ。わーったのか!?」

召喚士「は、はいぃ…っ」

――……


199 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/12/26(日) 23:44:05.86 ID:EJg7gAUo
以上、21スレ目>>994様リクエストのオマケでした!
クリスマス終わっちゃったけど…すみません

>>180-181
ごめんなさい…お召し上がり下さい…

本日はこれにて!ご支援ありがとうございました!
次回、第29部にてお会い致しましょう!ノシ


203 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage] 投稿日:2010/12/27(月) 04:35:07.54 ID:UyWmtUAO
1おつ乙!

>>161
> 左翼長「奴はあからさまに左翼だからな」
なんかワロタww



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