■戻る■ 戻る 携 下へ
召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その18
1 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [] 投稿日:2010/08/01(日) 02:57:11.44 ID:Tb6CduYo
┏━ ノ ー‐  j  ji       |l|     _,,,,,_    ji     ji     i  i!  ,_,,xz   .|l| |l|   ┃
┃  -イ.ー┬‐ | ーチ‐      ||        |!  ーナ ̄|   ト-、  |  |!    /    ||  ||   ┃
┃.   │ _|   レ _ノ  `"⌒)  o     ,__,,」  ノ´ 、ノ   .|     丿   /^\  .o .o ━┛
                . ̄

――かつて、人間と魔族が共存し、争いを繰り広げていた時代…
   幻獣を召喚し魔物を倒す者がいた…。
   名を「召喚士」…。後に「救世主」と呼ばれる者である…。


                           ――かもしれない…。

〜前回までのあらすじ〜

朱雀先生の称号を受け継ぎ、魔王を倒す為、旅を続ける召喚士…。、
パーティー仲間の強くて頼れる二枚目の戦士、いつも明るく笑顔が
可愛い魔道士。スタイル抜群ツンデレな盗賊との冒険はまだまだ続く。
導かれるように南、そして南東へと向かう四人に待ち受けるものとは…!?


◆7xまとめ様(いつもありがとうございます)
http://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/summoner_ike_Cockatrice.html

◆キャラクター人気投票所(ありがとうございます!)
http://vote3.ziyu.net/html/cocka.html

◆専用あぷろだ(絵の支援など大変ありがたいです!)
http://ux.getuploader.com/cockatrice/

◆前スレ(その17)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1278595800/

◆過去ログ(その1〜16)
(ry


22 名前:GEPPERがお送りします [] 投稿日:2010/08/01(日) 23:53:44.79 ID:Tb6CduYo
〜南方司令部〜

召喚士「おはようございますー」

青年兵「あっ、おはようございます…って、大丈夫ですか?」

召喚士「へ…っ?」

青年兵「何だか、顔色がもの凄く悪いですけれど…」

召喚士「あ、あぁ…。なんだか眠れなくて…。大丈夫だよ、ありがとう」

青年兵「今日は頑張りましょうね!」

召喚士「うんっ。修行とは違って…お互い手加減なしだからね!」

青年兵「もちろんです!」

カツカツカツ…

南方参謀「おっはよう!早いわねぇ」

召喚士「おはようございます…」

青年兵「おはようございます。何だか…始めてなので楽しみで…」

南方参謀「うふふっ、カワイイわねぇ…。じゃあ先に会場行ってましょうか」

青年兵「…はい!」


23 名前:GEPPERがお送りします [] 投稿日:2010/08/01(日) 23:54:21.80 ID:Tb6CduYo
ザッザッザッザッザ

召喚士「朝から賑やかですね」

南方参謀「そうねぇ。何だかんだカーニバルまであと3時間だものね」

青年兵「召喚士フェスは何時からなんですか?」

南方参謀「予選が10時から。カーニバル開始と同時に行うわよ」

召喚士「えっ!?意外とすぐじゃないですか…!」

南方参謀「大丈夫。貴方達は本戦から出て貰うから」

青年兵「予選は…よろしいのですか?」

南方参謀「やるだけ無駄だって。シードよ、シード。それに……」

チラッ

召喚士「……?」

南方参謀「……本戦は17時からだから。それまで露店見ててもいいし自由にしてて!」

青年兵「何かお手伝いとか…不要ですか?」

南方参謀「…も〜本当に良い子ねっ!でも大丈夫。お気もちだけ頂いておくわっ」

青年兵「あ、ありがとうございます…」


24 名前:GEPPERがお送りします [] 投稿日:2010/08/01(日) 23:55:18.74 ID:Tb6CduYo
ザッザッザ

南方参謀「ここが会場。控室で休んでいてもいいし、16時頃に来てくれてもいいわ」

青年兵「分かりました」

南方参謀「じゃあ私は準備があるから…。また後でね、期待してるわっ!」

カツカツカツ…

召喚士「…はぁ」

青年兵「…どうしたんですか?」

召喚士「えっ!?あっ、いや…勝てるかなぁって…。ははっ…」

青年兵「どうしましょうか…?」

召喚士「とりあえず…朝食済ませて、ぶらぶらしてみようか」

青年兵「そうですね!せっかくですし、色々見て回りましょう」

召喚士「うんっ、そうだね!」

青年兵「僕、こういうお祭り始めてなんで。…凄い興奮しますね!」

召喚士「そうなんだ!じゃあ…目一杯楽しもう!」

青年兵「はいっ!!」


25 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/01(日) 23:56:15.42 ID:Tb6CduYo
〜東方、南の島〜

船員「ここで積荷をして、南東国へ向かうから」

盗賊「……ん」

船員「まぁ、しばらくじっとしてて下さいや」

盗賊「…何か…手伝う?」

船員「滅相もない。アンタ…地位の高いモンなんだろ?」

盗賊「……そんな事…ない」

船員「いんや、あの報酬に…宮仕えの陰陽頭直々の文…」

盗賊「……」

船員「無碍に出来る身分じゃねぇってのは、俺でも分かるよ」

盗賊「……」

船員「それに事情があれど密告者。あまりウロつかれるとコッチもやべぇすから」

盗賊「……そっか。すまぬ」

船員「ま、夜には南東国に着きますから」

盗賊「……うん」


26 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/01(日) 23:56:57.90 ID:Tb6CduYo
〜遺跡への山道〜

マジシャン「えぇと…コッチだっけか?」

魔道士「はいっ。確かここを…そうそう、右です」

マジシャン「なーんか久々だから迷っちまうわな!ハッハ!」

魔道士「普段は南方とか、来られないんですか?」

マジシャン「まぁな。なんだかんだ北方のが魔物も多いし強いしな」

魔道士「……マジシャンさんは、何故そんな…常に戦いの中に身を置かれて…」

マジシャン「……うぅん、理由はないけど」

魔道士「……」

マジシャン「罪滅ぼし…ってとこ…?」

魔道士「罪滅ぼし…?」

マジシャン「年を取ると、色々あるんよ…。ハッハ…!」

魔道士「そう…ですか…」

マジシャン「さぁて、このまま一気に進んじまうぞ〜!」

魔道士「はいっ!!」


27 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/01(日) 23:57:41.23 ID:Tb6CduYo
〜南東国、東の街〜

戦士「……えぇと、トマトジューストマトジュース……」

男「おい聞いたか!?騎都尉の亡霊…魔物と一緒だったって!」

店員「こうも目撃情報があると…冗談じゃなさそうだな…」

男「あぁ。何でも街の前まで現れて…南へ去っていったらしいぜ!?」

店員「何にもなきゃあいいけどなぁ…」

戦士「……」

テクテクテク

戦士(何なんだよ…騎都尉騎都尉って…)

テクテクテク

戦士(そんな事あって……)

テクテク…テク…

戦士「……アン…デッド…!?」

ふと足を止め、戦士はしばし無言で考える。

戦士(そうだよ…っ!亡霊って…まさかアンデッドに…!?)


28 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/01(日) 23:59:05.13 ID:Tb6CduYo
テク……テク……

戦士(それなら合点が行く…!何てこった!!)

はっとした表情で前を向き、戦士は急ぎ南の山へと向かった。

タッタッタッタッタ

戦士「……っ!!」

タンッ…タタタッ…ヒョイッ…スタッ

戦士「……っりゃあ!!」

グイッ……ザッ!!

女隊員「おかえりッス!」

戦士「よし!記録更新!!」

男隊員「あん?」

戦士「おっと、そんな事言ってる場合じゃねぇ!……隊長!!」

隊長「あーん?」

戦士「ちょっと聞いてくれ!!」

隊長「……?」


29 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/01(日) 23:59:33.09 ID:Tb6CduYo


隊長「……なるほどな。事情は分かった」

女隊員「確かにそれは有り得る話ッスね……」

男隊員「しかしどこのどいつが…んな事を…」

戦士「……分からない。だが、厄介事にならなきゃいいが…」

隊長「確かに南…って言ってたんだな?」

戦士「ええ!」

隊長「…お前らはここで待機してろ」

戦士「……?」

隊長「本部の指示を仰ぐ。今日をもって、修行はお終いだ」

男隊員「……このまま任務開始か。疲れを癒す暇もねぇ」

女隊員「充分癒したじゃないッスか」

男隊員「うっせ。気分の問題だ!」

隊長「んじゃ、しっかり身体休ませておけよ?」

戦士「……ういっす!!」


30 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/02(月) 00:00:03.54 ID:ZXTAwPIo
〜南方、東の街〜

召喚士「はーっ、食べたぁ!」

青年兵「南方の料理…美味しいですね!」

召喚士「うん。ちょっと濃い味だけど、それもお酒に合うしねっ」

青年兵「夜が楽しみですね!」

召喚士「そうだね!またみんなで飲めるといいね!」

青年兵「はい!」

召喚士「この後は…どうしようか?」

青年兵「あっ、僕は一旦…司令部に戻ろうと思います」

召喚士「……司令部に?」

青年兵「召喚フェスに向けて、仮眠と最終確認をしようかと…」

召喚士「そっか…。真面目だね」

青年兵「そんな事ないですよ。召喚士さんに負けないように…です!」

召喚士「俺に!?……そっか、そうだよね。俺もそうするよ!」

青年兵「はい!それでは後ほど…会場で!」


31 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/02(月) 00:00:31.30 ID:ZXTAwPIo
笑顔で会釈し、青年兵は司令部へと去っていく。

召喚士「…さて」

テクテクテクテク

召喚士「えぇと、控室は…と…」

ドンッ

女「きゃっ!!」

召喚士「あっ!!す、すみません…!!」

女「……あれ?朱雀…先生…?」

召喚士「……!?」

白虎嬢「私です。覚えてますかぁ?」

召喚士「っ!!白虎嬢さん…!?」

白虎嬢「良かったぁ!そうです〜」

召喚士「ご無沙汰してます…!南東国以来…ですか?」

白虎嬢「はい〜。先生も召喚フェスですかぁ〜?」

召喚士「はいっ…って、もしかして…白虎嬢さんも…!?」


32 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/02(月) 00:01:06.46 ID:ZXTAwPIo
白虎嬢「はい…。南方司令部の方々に言われましてぇ…」

召喚士「そ、そうなんですか…って事は…!!」

白虎嬢「……?」

召喚士「あの…玄武娘さんや朱雀嬢さん…も…?」

白虎嬢「いえ…っ、あの二人は随分前にワーカーになりましたよぉ?」

召喚士「そうなんですか!?」

白虎嬢「はい。人探しがどうとか……」

召喚士「…人探し……人探し!?」

白虎嬢「私も誘われたのですけど、やはり父が駄目だと…」

召喚士「そうでしたか…」

白虎嬢「…女性の控え室はこちらのようですね。ではまた後ほど」

召喚士「あ、はい…!」

白虎嬢「本戦ではお手柔らかに…。ふふっ」

召喚士「…こちらこそ!!」

白虎嬢は顔を傾け、にっこりと笑顔で控え室へと入っていく。


33 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/02(月) 00:01:34.49 ID:ZXTAwPIo
カチャッ……パタン

召喚士「そっかぁ…。玄武娘ちゃんや朱雀嬢さんもワーカーに…」

ガチャッ

召喚士「そのうちバッタリ会ったりし……ん!?」

番長「…?なんじゃい!入るなら早よぅ閉めんかい!」

召喚士「…あ、す…すみません!」

召喚士は慌ててドアを締め、男性控え室の中へと入る。

パタン

親衛隊長「…しかし去年に続いて召喚フェスがあるとは…ラッキーですね」

番長「うむ。去年はソロマッチが中断になってしまったからの。今年は特別らしい」

親衛隊長「なーるほど。そういう事ですね〜」

召喚士「……」

親衛隊長「なーにはともあれ、チャンピオンは番長さんで決まりですね!」

番長「どうかのう…。もし、あのお方が参加なさるとなれば……」

召喚士「……」


34 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/02(月) 00:02:01.72 ID:ZXTAwPIo
コンコン…ガチャッ

南方参謀「あっ、いたいた!来てっ!」

召喚士「……?」

テクテクテクテクテク

南方参謀「いよいよ出番よ。準備して!」

召喚士「…!?」

南方参謀は召喚士の腕を引き、運営控え室へと足を進める。

テクテクテク…ガチャッ

南方弓長「待ってたわ!ここ…座って!」

召喚士「……」

言われるがまま、召喚士は椅子へと腰掛ける。

南方弓長「衣装取って来るから。そっち任せるわ」

南方参謀「うふふ〜!任せて頂戴っ!化粧は十八番よぉ〜?」

不敵な笑みで化粧箱を手に、召喚士の前に立つ南方参謀。

召喚士「………はぁ」


35 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/02(月) 00:02:28.04 ID:ZXTAwPIo


南方弓長「はい、じゃあ…これ着てっ」

ゴソゴソッ…ズイッ

南方弓長「パットいるかしら?」

南方参謀「激しく動くからいいわ。フワっとした服だし…貧乳キャラで行きましょ!」

召喚士「キャラ!?」

南方弓長「じゃあ…あとはこのウィッグ付けておしましっ!」

ギュッ…キュッキュッ

南方参謀「……出来た!!やっぱいいわぁ〜!!」

南方弓長「……すっごい美人ね…っ!悔しいけど…!!」

召喚士「……」

南方参謀「それじゃ、これからメインステージでイベントやるから」

召喚士「はぁ!?」

南方参謀「ちょっとぉ…そんな声じゃダーメ。もっと裏声効かせて!」

召喚士「……あ、あー」


36 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/02(月) 00:02:56.01 ID:ZXTAwPIo
南方弓長「もう少し小声でいいから。声を抜く感じ」

召喚士「あーいーうーえー」

南方参謀「ちょっとハスキーだけど…そこがまたいいかもね!」

南方弓長「うんっ!お姉様キャラでいきましょ!身長もあるし…!」

召喚士「あ、あの……」

南方参謀「いいからいいから。さぁ…行くわよ!」

三人は控え室を出て、正面のメインステージへと移動する。

テクテクテクテク

男「キター!!」

観客「萌えー!!」

南方参謀「さぁ皆様、お待ちかね…昨年のアイドル…白虎嬢さんよ!」

ワアアァァァァ!!

召喚士「……」

南方参謀「召喚乙女組は…残念ながら今回は、彼女のみの参加なの…」

観客「玄武娘ちゃんを出せーっ!!」


38 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/02(月) 00:05:05.33 ID:ZXTAwPIo
男「グッズ買いましたよ!!後でもっと買いますー!!」

召喚士(グッズ…!?)

南方参謀「さぁ、今回のフェスへの意気込みをどうぞ!!」

召喚士「……」

南方参謀「……どうぞっ!!」

袖にいる南方弓長はウィンクをし、召喚士へ促す。

召喚士「え…えぇと、精一杯頑張りますっ。応援…よろしくお願いしますっ」

ワアアァァァァ!!

観客「もちろんだー!!全財産賭けるぞぉー!!」

男「白虎嬢っ!白虎嬢っ!」

南方参謀「それでは皆さん、また後ほど…本戦でお会いしましょう!!」

テクテクテク

南方参謀「はいっ、ご苦労様!!」

南方弓長「なかなか上出来…!観客もヒートアップしてきたわっ!大成功ね…!」

召喚士「…どうも…ありがとうございます」


39 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/02(月) 00:05:43.49 ID:ZXTAwPIo
南方参謀「そのまま待機してて。本戦の一回戦に組み込む予定だから」

召喚士「はい」

南方参謀「朱雀先生自体は四戦目。トーナメント方式だから」

南方弓長「お嬢様は一回戦で負けて下さって結構です事よ〜」

召喚士「……はぁい」

南方参謀「じゃあ、開催まであと一時間…控え室で待ってて」

南方弓長「モチロン…『女性控え室』ですわよ〜?」

召喚士「……っ!!」

南方弓長「それはそうよ。男性側にいたら怪しまれるでしょっ」

召喚士「……災難だ…っ」

テクテクテク

召喚士「……はぁ」

カチャッ

召喚士「し、失礼しまーす」

重い足取りで女性更衣室へ入る召喚士。そこには予選参加者も含めた数名がいる。


40 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/02(月) 00:06:19.86 ID:ZXTAwPIo
女召喚士「はぁい。どうも」

召喚士「ど、どうも…」

女召喚士「はぁ…残念だったわぁ」

黒髪「そうねぇ…。でも、次は頑張りましょう」

八重歯「さっさと着替えて、カーニバルを満喫しましょっか」

ヌギッ

召喚士「っ!!」

八重歯「あら…そのブラカワイイ!」

女召喚士「そう?安物よ。今流行りのブランドでさぁ〜」

黒髪「あっ、そこ行ってみたいのよねぇ〜!」

召喚士「……っ!!」

クルッ…バタンッ!!

八重歯「……何かしら?」

黒髪「さぁ?」

女召喚士「……ちょっと五月蠅かったかしら…っ」


41 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/02(月) 00:07:11.74 ID:ZXTAwPIo
タッタッタ…

召喚士(こ、更衣室も兼ねてるじゃん!あんなとこいられな…)

白虎嬢「……あら?」

召喚士「白虎嬢さん!!……あっ」

白虎嬢「朱雀先生……!?」

召喚士「……さ、さぁ?誰の事…かしらぁ?」

白虎嬢「どうしたんです〜?女装なんてしてぇ」

召喚士「い、いや…っ、私はぁ…」

白虎嬢「朱雀先生でしょお?分かりますよ〜」

召喚士「っ!!」

白虎嬢「もしかして…朱雀先生ってそういう趣味……」

召喚士「ちち、違いますっ!!」

白虎嬢「冗談ですよぉ〜。きっと…理由がおありなんですよねぇ〜?」

召喚士「……はい」

白虎嬢「ご安心なさって下さい。私、口は固いんですよ〜?」


42 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/02(月) 00:08:01.42 ID:ZXTAwPIo
召喚士「お、お願いします!他言無用で……っ!」

白虎嬢「はぁい」

召喚士「そ、それでは……!!」

クルッ

青年兵「お……っと」

召喚士「――っ!!!!」

青年兵「これはすみませ……」

クルッ!!…バッ!!

召喚士(マズイマズイマズイッ!!)

青年兵「…………」

召喚士(……ほ、ほら…驚いた顔してるよ!)

チラッ

青年兵「あ、あの…っ」

召喚士「っ!!」

バッ!!…タッタッタッタッタ


43 名前:GEPPERがお送りします [] 投稿日:2010/08/02(月) 00:08:25.82 ID:QpXuvEAO
相変わらず流されやすいなあ


44 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/02(月) 00:08:28.30 ID:ZXTAwPIo
青年兵「あ…っ!」

白虎嬢「どうかなさったんですかぁ?」

青年兵「あ…っ、今…女性が……」

白虎嬢「あぁ、私の姉ですわね」

青年兵「お姉さん…ですか!?」

白虎嬢「はいっ」

青年兵「……召喚士の方…ですか?」

白虎嬢「はい。本戦にも出ますよぉ」

青年兵「っ!?」

白虎嬢「あの…なにか?」

青年兵「…いえっ何でもありません!」

白虎嬢「……?それでは、失礼致します〜」

青年兵「あ、はい…っ。すみません」

テクテクテクテク

青年兵「……なんて…美しい方なのだろう」


45 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/08/02(月) 00:08:36.93 ID:5ROuP3Yo
白虎嬢キターwwwwwwwwww


46 名前:GEPPERがお送りします [] 投稿日:2010/08/02(月) 00:09:48.64 ID:QpXuvEAO
そっちのロマンスかww


47 名前:GEPPERがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/08/02(月) 00:13:26.66 ID:ZXTAwPIo
今週とか言っておいて終わりませんでした…遅筆すみません…
此度はここらで失礼します!ご支援本当にありがとうございます!ノシ

〜オマケ〜

盗賊「…はい」

魔道士「おぉーっ!これがわたあめ…!」

ハムッ

魔道士「……んーっ!甘〜い!不思議な感じですねぇ!」

盗賊「…でしょっ?私も…好きだ」

ハムッ

盗賊「んふふ〜っ」

魔道士「えへへーっ!!」

戦士「おっ何だそれ!?美味そうだなっ!!」

パクッ

盗賊「あっ!!」

戦士「んっ!!うめぇ!!」

盗賊「……///」


50 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/08/02(月) 00:27:11.84 ID:aR3mijM0
召喚士まさかの青年兵ルートか…


56 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/08/02(月) 10:48:44.37 ID:qtPTAHk0
召喚士ってやっぱり俺らと同じように童tなんだろか


59 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/08/02(月) 15:30:25.19 ID:WI6852go
童貞だけど処女かどうかは・・・



次へ 戻る 戻る 携 上へ