■戻る■ 戻る 携 下へ
召喚士「行けっ!コカトリス!!」
934 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 17:08:16.55 ID:r2muZ2Uo
〜山の町〜

魔道士「こ…こんばんはー」

戦士「ホントにここで合ってるのか…?」

盗賊「…た、確か」

寂れた通路から人影が近づいてくる。

老婆「……いらっしゃい」

召喚士「あ、あのー…宿に…泊まりたいのですが…」

老婆「そうですかそうですか!さぁ…どうぞ…」

戦士「…だ、大丈夫なのか?」

盗賊「……分からん」

召喚士「でも他に宿はなさそうだしなぁ…」

魔道士「き、きっと大丈夫ですよっ!」

パーティーは二階の部屋へ案内される。

ギシギシ…ミシ…ッ

戦士「か、階段…壊れたりしねぇだろうな…」

魔道士「だ、大丈夫ですよ!……多分」


937 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 17:17:29.67 ID:r2muZ2Uo
老婆「さぁ、こちらの部屋にどうぞ…」

召喚士「ひ、一部屋ですか!?」

老婆「複数が宜しかったですか…?」

召喚士「まぁ…出来れば…」

老婆「でもあいにく…ここしか空いてなくてですねぇ…」

戦士「えっ!?こんなんでも繁盛してるってのか?」

老婆「いえね…他の部屋はもう何か月も未使用なもんでね…」

戦士「…そ、そっちか」

老婆「これでも昔は繁盛してたんですよぉ…ひっひ…」

召喚士「あっ、す…すいません」

老婆「いえいえ…ではお風呂と食事の準備をして参ります」

老婆は襖を閉め、階段を下りて行く。

戦士「し、仕方ない…寝るだけの辛抱だ…」

召喚士「野宿よりは…全然良いよ…ね…?」

魔道士「そ、そうですよ!も〜戦士さん、失礼ですよー?」


938 :パー速民がお送りします [] :2009/11/23(月) 17:22:42.00 ID:Ktdsg2AO
イーヒッヒッヒ!


940 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 17:27:32.78 ID:r2muZ2Uo


ギシッ…ミシミシッ…ギシ…コンコン

老婆「失礼します…お風呂の準備が出来ましたよ」

戦士「じゃ、じゃあ…いってくるか!」

召喚士「…う、うん!」

カポーン

戦士「おーっ!露天!!」

召喚士「これは…想像してなかったなぁ!」

戦士「んーっ!いい湯だ!なんかこう…」

召喚士「東方の湯は体に良さそうだね!内から温まるというか…」

カラッ…

魔道士「わーっ!盗賊さんっ、露天ですよー!」

盗賊「…だ、だなっ」

戦士「……え?」

召喚士「……えぇっ!!」


942 :パー速民がお送りします [] :2009/11/23(月) 17:29:40.33 ID:XLwt0QDO
けしからん
もっとやれ


943 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 17:35:38.22 ID:r2muZ2Uo
出入り口付近の、湯気の先から聞きなれた声が聞こえてくる。

魔道士「うわぁ〜木に囲まれて…あっ星もすごーい!」

盗賊「……だな」

召喚士「なななななんでっ!?…ボソボソッ」

戦士「ここ…こちいが聞きてぇよ!…ボソボソ」

召喚士「こういう時っ、どど…どーすんの!?…ボソボソ」

戦士「知るかっ!…あ、そうだ!……ボソボソ」

盗賊「ん…!気配っ!?」

戦士「あーいいゆだなぁー!!っとー」

魔道士「きゃあぁーっ!!」

盗賊「え、えっ!?」

召喚士「!!…い、いいゆだねーっとー!」

戦士「しょうかんしくんー。いいゆだねー!」

召喚士「そ、そうだねー!せんしくんー!」

魔道士「この声…召喚士さんっ!?戦士さん…!?」

盗賊「ななっ、なんでっ!?///」


944 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 17:43:03.69 ID:r2muZ2Uo
戦士「あ、あれぇ?その声は…盗賊!?」

召喚士「…と、魔道士さんっ!?」

魔道士「な、なんで女湯にいるんですかっ!」

戦士「いや!男湯から入ったぞ!お前らこそなんで男湯に…?」

召喚士「……も、もしかして」

盗賊「…あっ、な…中は…一緒!?」

戦士「…す、すぐ出るっ!」

ザバァッ!!

魔道士「きゃあっ!!」

盗賊「ちょっ…ちょっと!」

魔道士「わ、私たちが…でますからっ!」

盗賊「ここ、こっち!…見るっ…なっ!」

テッテッテッテ…カラカラッ…ピシャッ

召喚士「……」

戦士「………」


946 :パー速民がお送りします [] :2009/11/23(月) 17:43:31.55 ID:wR0AowAO
昔繁盛してた理由だな


948 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 18:02:40.94 ID:r2muZ2Uo
戦士「しかし…ビックリしたな…」

召喚士「あぁ…東方では当たり前なのかな?」

戦士「盗賊も…驚いてた気がするけどなぁ」

召喚士「ところで戦士…。これってどうやって着るの?」

戦士「ん?……さ、さぁ…」



魔道士「でも…ビックリしましたねぇ…」

盗賊「…あ、あぁっ」

魔道士「東方では混浴って当たり前なんですか?」

盗賊「まま、まさかっ!!」

魔道士「…で、ですよねー…エヘヘ…」

盗賊「…う、うむ!」

魔道士「…もう、出たかな?」

盗賊「……多分」

カラカラッ…


949 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 18:09:07.67 ID:r2muZ2Uo
魔道士「いない…ですね…よいしょー」

盗賊「……すごい…増えたな」

魔道士「えぇ、西方で色々と買いこんだらこんなに…えへっ」

盗賊「……そ、そうか」

魔道士「盗賊さんも使って下さい!」

盗賊「へっ!?…いやっ、よ…よく…分からない」

魔道士「これがー、クレンジング。こっちが洗顔にトリートメントに…」

盗賊「…あ、ありがと」

魔道士「いえいえ〜。エヘヘッ!!」

盗賊「…え、えと…?」

魔道士「まずはこれ〜。泡立てて顔を洗うんですよ〜」

盗賊「…う、うむ…ワシャワシャ」

魔道士「女の子は、身だしなみが大事なんですから」

盗賊「……う、うむ……うぁっ!め、目に…っ!」

魔道士「はわっ!…お、お湯…!は、はいっ!!」


950 :パー速民がお送りします [] :2009/11/23(月) 18:09:47.58 ID:Ktdsg2AO
王子「お姉ちゃんのおっぱいおっきいー!」


951 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/11/23(月) 18:12:34.22 ID:r2muZ2Uo
>>950
全盛期の師匠「久し振りにキレちまったぜ…ちょっと屋上へ来な!」

そろそろ次スレ立て…ですかね?本人?安価?スレタイ?


952 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 18:19:26.95 ID:r2muZ2Uo
盗賊「はぁ…ビックリした」

魔道士「大丈夫ですか!?」

盗賊「…うん」

魔道士「ふふっ…!」

盗賊「…ん?」

魔道士「だって、普段は凄い魔物と戦って、怪我してるのに…ふふっ」

盗賊「……」

魔道士「痛いなんて言わないのに…洗顔の泡でっ…ふふふっ!」

盗賊「だっ、だって!…い、痛かったし…///」

魔道士「いつもありがとうございます!」

盗賊「き、急に…何っ!?」

魔道士「だって…また傷が増えちゃった…」

魔道士は盗賊の傷痕を指でなぞる。

盗賊「……べ、別に…そのっ」

魔道士「盗賊さん……」


953 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 18:24:49.94 ID:r2muZ2Uo
盗賊「な、なん…でしょう…?」

魔道士「………」

盗賊「はわっ…!…あ、あのっ…?」

魔道士「また…大きくなりましたぁ?」

盗賊「えっ、あ…ふ、太…った!」

魔道士「えー!どこがですかぁ〜!」

盗賊「さ、最近…鈍ってて…そのっ」

魔道士「太ももとか引き締まってるしー!」

ツンツン

盗賊「ちょ、ちょっと!!」

魔道士「私なんて…ほらぁ…」

ムニッ…プニッ…

盗賊「…そ、そんな事ないぞ!…た、体脂肪率は…正常」

魔道士「そうですかぁ…?なら、いいですけど…」

盗賊「……う、うんっ///」


954 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 18:29:05.16 ID:r2muZ2Uo
魔道士「でも…ほんとに奇麗ですよねぇ…」

盗賊「へっ!?」

魔道士「なんか…同性から見ても…えっと///」

盗賊「えっ、えと…っ、えっ…?」

魔道士「ドキドキ…しちゃうって言うか…」

盗賊「あ、あぁ…上がろうかっ!」

ザバッ

魔道士「は、はい…」

テッテッテッテッテ

魔道士「あの、盗賊さん…」

盗賊「な、何?」

魔道士「これ…なんですか…?」

盗賊「…ゆ、浴衣だ」

魔道士「浴衣…?東方のパジャマですか…!?」

盗賊「そ、そう…!」


955 :パー速民がお送りします [] :2009/11/23(月) 18:32:31.73 ID:Ktdsg2AO
次スレは本人にたててもらえるとありがたいな
5ペニ目とか入れときゃいいんじゃね
パー速なんだし


956 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 18:34:10.56 ID:r2muZ2Uo
魔道士「ど…どうやって着るんですか?」

盗賊「あっ…き、着させて…あげる!」

魔道士「本当ですかっ?ありがとうございますー!」

シュッ…シュルッ…シュッ…キュッ

盗賊「…出来た」

魔道士「上は…中に何も着ないんですね」

盗賊「…う、うん」

魔道士「へぇ〜…なんか…変な感じですねぇ。エヘヘ」

盗賊「…な、慣れれば…心地…良いぞ」

魔道士「なるほどー!」

盗賊「…さ、さぁ…行こうか」

魔道士「はい!お腹減っちゃいましたねぇ!」

盗賊「そ、そうだなっ!」

魔道士「ご飯ご飯〜っ!!」

盗賊「ま、魔道士っ!…こ、これ忘れてるっ…!」

タッタッタッタッタ…


957 :パー速民がお送りします [] :2009/11/23(月) 18:35:26.42 ID:YaxcY6DO
魔導師ちゃんと一緒に洗いっこしたいよぉぉぉ


958 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 18:49:25.68 ID:r2muZ2Uo
トテトテトテ…

召喚士「あ、来ましたね」

戦士「お〜っ遅かっ…」

魔道士「お待たせしました〜!」

二人は、魔道士と盗賊の浴衣姿に沈黙する…。

盗賊「…浴衣…間違えてるぞ」

魔道士「盗賊さん、直してあげて下さいよ。ふふっ」

盗賊「なっ!?私っ…?」

魔道士「だって、盗賊さんしか浴衣着れないじゃないですかぁ」

盗賊「うぅ〜、……せ、戦士っ!」

戦士「は、はいっ」

盗賊は襖を開け、戦士を通路へ呼び出す。

盗賊「……ジッと…して」

盗賊は慣れた手つきで、戦士の浴衣帯を締め直す。

シュルッ…シュッ…シュ…キュッ


959 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 18:57:31.59 ID:r2muZ2Uo
手際の良さに戦士はふと、下の盗賊を見る。

チラッ!!

戦士「…!!!」

盗賊「…んっ?」

戦士「なんでもないっ!!」

盗賊「……?」

戦士(…師匠…ジーサン…それからえーとえーと!)

盗賊「…終わり」

戦士「お、おうっ!召喚士呼んで来るっ!」

召喚士「あ…次は俺か…」

戦士「いいか…?下は決して見るな!」

召喚士「…下!?」

テクテク…

盗賊「…じっと…して」

召喚士「…あ、はいっ!…すいません」


960 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 19:03:08.51 ID:r2muZ2Uo
シュルルッ…シュッ…ササッ

召喚士「早いですねぇ!」

盗賊「そ、そうか?」

チラッ

召喚士「っ!!……谷!」

盗賊「…谷?」

召喚士「な、何でも…!ないです…!」

盗賊「…?」

召喚士(3.14159265358979323846264338327950288419716939937510582097494459230781640628620…)

盗賊「…終わり」

召喚士「あっありがとうございます!」

タタッ!!

魔道士「さぁ、ご飯食べましょう〜!」

召喚士「すまん…見てしまった…二山と…谷…」

戦士「…だから言ったのに。…でも…耐えたか」


961 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 19:04:56.20 ID:nkpzh/co
頂は!?お山の頂は見てないんだろうな?!!??


962 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 19:10:24.44 ID:qjfMgBko
召喚士何桁まで言えるんだよwwww


967 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 19:50:20.66 ID:r2muZ2Uo
魔道士「見て下さい!お魚に…あっ天ぷらだ!」

戦士「凄い量だな…!

盗賊「…茶碗蒸し!」

老婆「よいしょ…さ、どうぞ…おかわrもありますからね」

召喚士「で、では…いただきます!」

魔道士「いただきま〜す!」

戦士「あ、バーサン…フォーク一本くれ」

魔道士「盗賊さん、コレなんです?」

盗賊「これは…茶碗蒸しだ」

召喚士「茶碗蒸し…?」

盗賊「と、とても美味い!」

戦士「ほーっ…食ってみるか」

魔道士「茶碗蒸し、好きなんですか?」

盗賊「だっ、大好き…だ!」

召喚士「…熱っつ…!けど…美味しいっ!!」


968 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 19:56:58.45 ID:r2muZ2Uo
戦士「これも美味いぞ!ほらっ!」

魔道士「いただきますー!…よっ」

盗賊「…ふむ、おひたし…か」

戦士の差し出す小鉢に箸を伸ばす魔道士と盗賊。

戦士「!!」

召喚士「…!!」

魔道士「…よいしょっ…あーん…モグモグ」

盗賊「……うむ!…味がよく…染みて」

召喚士「わざとだろっ!!…ボソボソ」

戦士「ち、違うっ!不可抗力だ!…ボソボソ」

魔道士「…どうしました?」

召喚士「えっ!?あ、戦士!酒が空だぞっ!」

戦士「だなっ!バ、バーサン!お酒〜!」

老婆「はいはい…只今お持ちしますよ…ひっひ」

盗賊「……?」


969 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 20:01:41.97 ID:r2muZ2Uo
魔道士「ご馳走様でしたー!!」

盗賊「…美味かった」

老婆「お粗末様で…では片付けますね…」

召喚士「お婆さん一人でやってるんですか…?」

老婆「えぇ…昔は沢山いたんですがね…よっこらせ」

魔道士「……お婆ちゃん!手伝います!」

盗賊「…わ、私も!」

タタッ!!

老婆「いやぁ…お客様にそんな…!」

魔道士「いいからっ!さ、運びますよ〜!」

老婆「すみませんねぇ…ひっひっひ」

テッテッテ

戦士「…盗賊の谷も凄かったけど」

召喚士「魔道士さんは隙間が開き過ぎて…危ない」

戦士「破壊力が凄まじいな…どっちも…」

召喚士「…浴衣って……凄いんだね」


970 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 20:07:14.87 ID:r2muZ2Uo
ジャアァァァ

老婆「もう十年近くも前になりますかねぇ…」

盗賊「……ゴシゴシ」

老婆「一匹の土蜘蛛が住みついて…この山を荒らしてるのです」

魔道士「土蜘蛛!?」

老婆「えぇ…夫婦で住みついて…子を大量に生んで…今じゃ山全体が巣ですじゃ」

盗賊「…先程倒したのは…子か」

老婆「雄の土蜘蛛はもう何年か前に…旅の方が成敗して下さったんじゃが…」

魔道士「まだ…メスが?」

老婆「えぇ…子と交配して…仲間を増やしておりまする…」

盗賊「……」

老婆「そのせいか、生んだ土蜘蛛は親ほど強くはないのですが…数が数じゃ…」

魔道士「それで…この町も…宿も…」

老婆「十年前は本当に賑やかで…栄えておった…それが今じゃ…」

盗賊「…そう…だったのか」


971 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 20:12:10.71 ID:r2muZ2Uo
魔道士「私たちで…なんとか出来ませんかね!?」

盗賊「…うむ!」

老婆「…?」

魔道士「お婆ちゃん!こう見えても私たち、強いんですよ!…多分」

盗賊「…巣は…どこに?」

老婆「いけません…!ヤツらは人を攫って食うのじゃ…!」

ザッザ

戦士「そんな事聞いちまったら…見捨てておけないよなぁ?」

召喚士「…あぁ!力ある者が、困っている者を助ける…!」

魔道士「そうですよ!私たち、やれるだけやってみます!」

盗賊「…うむ!!」

老婆「旅の方……な、なんと…うぅっ…」

戦士「明日の朝、早速…土蜘蛛討伐だ!!」

魔道士「よーし、明日に備えて今日は寝ましょう!!」

召喚士「…同意!」


974 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 20:24:12.03 ID:r2muZ2Uo
〜二階の部屋〜

召喚士「そうだっ!一部屋しかないんだった…!!」

魔道士「何だか…四人で寝るのって…いつ以来ですかね?」

戦士「…最初の頃の船…か?」

召喚士「部屋だと…そうなりますね…」

戦士「あの頃は金無かったもんなぁ…!」

盗賊「…うむ」

召喚士「みんな色んな物を売って…工面しましたもんね!」

魔道士「懐かしいですねー!今や…そんな事もなく…」

戦士「贅沢になったよなぁ…!はははっ!」

魔道士「それだけ頑張ってきた、って事じゃないですか…?」

召喚士「そうですね!ははっ!」

戦士「さ…寝るか。明日は早めに起きよう…」

召喚士「そうだね…、それでは…!」

魔道士「おやすみなさいー!」

盗賊「おやすみなさい…!」


975 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 20:25:56.79 ID:vLRYbqgo
ばっちゃん意外と苦労してたんだなwwwwww口調からして山姥か何かと思ってたのにwwwwwwww


976 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 20:37:40.05 ID:r2muZ2Uo
〜深夜、外〜

召喚士「……うぅ…冷えるなぁ」

盗賊「…召喚士…?」

召喚士「盗賊さん…寝れないんですか?」

盗賊「…ま、まぁ」

召喚士「東方…いい所ですね」

盗賊「……そうか」

召喚士「お婆さんも…助けてあげたいですね!」

盗賊「…うむ」

召喚士「……冷えますし…戻りましょうか」

盗賊「…あ、あのっ」

召喚士「…はい?」

盗賊「…え……えと」

召喚士「何です…?」

盗賊「…やっぱり…せ、洗顔とかっ…!した方が…いいか?」

召喚士「………へっ!?」


977 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 20:42:35.55 ID:r2muZ2Uo
盗賊「…いやっ!…男は…その」

召喚士「あ、あまり…気にしなくても…いいかと」

盗賊「…は、肌とかっ柔らかくて…そのっ」

召喚士「ははっ!大丈夫ですって!」

盗賊「…そ、そうかな?」

召喚士「戦士は、そういう事…気にする人じゃないですよ!」

盗賊「…そ、そうか」

召喚士「盗賊さんは盗賊さんのままで充分、魅力的です」

盗賊「……///」

召喚士「あっ!す、すいません…!」

盗賊「…いや…その…あ、ありがとう…!」

召喚士「いえいえ…が、頑張りましょう」

盗賊「じゃ、じゃあ……寝ようか!」

タッタッタ…

召喚士「ちょっとずつ…近付いては…いる…かな?」


978 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 20:50:43.57 ID:r2muZ2Uo
〜次の日〜

戦士「さて…土蜘蛛を蹴散らしてやるか!」

召喚士「お婆さん、土蜘蛛の巣は…?」

老婆「…山頂の洞窟ですじゃ。本当に…大丈夫ですか?」

盗賊「…任せろ」

魔道士「よーし、頑張りましょう!」

老婆「そうじゃ…!ちょっと待って下され…」

老婆は一本の小太刀を手に戻ってくる。

老婆「雄の土蜘蛛を成敗して下すった方が置いて行ったものですじゃ…」

盗賊「…小太刀か」

老婆「良ければ…何かのお役に…!」

戦士「助かるぜ。コイツは…盗賊向きだな!」

盗賊「…うむ!…頂戴する!」

老婆「それでは……お気を付けて」

召喚士「はい!…必ず、土蜘蛛を…!!」

四人は山頂の洞窟目指し、宿を後にした…。


979 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/11/23(月) 20:52:12.45 ID:r2muZ2Uo
キリいいので、次回からは次スレに投下します!
ってか、スレ立てて来ないとですね…えーと…5スレ目かな?


980 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 20:55:12.21 ID:pKFABcAo
土蜘蛛って聞くと…

ミミミミミミミミミミミミミミミミ


981 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/11/23(月) 20:57:28.05 ID:r2muZ2Uo
盗賊「……つ、次スレだぞっ!!」

魔道士「http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1258977379/


982 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 21:08:35.45 ID:uMp.JIDO
>>1乙!
スレ建て乙!!
土蜘蛛との戦いワクワクするな


983 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 21:09:07.19 ID:1mtNeao0
浴衣っていいよな…


984 :パー速民がお送りします [] :2009/11/23(月) 21:53:12.74 ID:4w0WLoAO
【装備】
浴衣(女性)
守備+28
色気+95


986 :パー速民がお送りします [] :2009/11/23(月) 22:08:52.58 ID:ZQoGPgSO
うまそにみえてもくろてはならぬ、くろたら一生生き地獄…………


987 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 22:14:48.10 ID:Jl6dif.o
土蜘蛛に幼女は居ないのかなっ!!
ハァハァハァ・・・


988 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 22:19:41.01 ID:NhfTKl.o
糸プレイ


989 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 22:22:46.61 ID:NjbzXWoo
このスレに足りない唯一の存在は絵師か。
だが賛否わかれるだろうからこっそりペニススレのほうにでも・・・欲しいな。


990 :パー速民がお送りします [] :2009/11/23(月) 22:27:45.42 ID:ZQoGPgSO
ああ……俺に画力さえあればこのイメージを形に出来るのにッ!!


991 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 22:28:23.88 ID:d/izX4Uo
絵師とか他でやってね^^


992 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 22:33:49.02 ID:X7eqC2AO
こっそりペニスレにでもと書いてあるのに以下略


993 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/11/23(月) 22:34:10.89 ID:r2muZ2Uo
絵師の皆様は、同一IDが暴れてる下品なスレがパー速に(ry

>>1000なら新キャラでツンデレ女戦士登場


997 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/11/23(月) 23:26:21.86 ID:r2muZ2Uo
たまには別シリーズをvipにでもたてようかな…?

うめ


1000 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 23:31:00.76 ID:s/fLnoDO
がんばれー



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