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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その21
165 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/31(日) 23:52:02.76 ID:6OhzerIo
ドドドドドォ

魔道士「な…何で戦士さんはあんな…」

大軍師「分かりませんか…?」

魔道士「え…っ?」

隊長「初撃の振り下ろし」

盗賊「……芸当もなき…真っ直ぐな一撃だったな」

隊長「そう。芸当もなき…な」

盗賊「……はっ!!」

大軍師「そういう事です。ふふっ」

魔道士「えっ、えっ?あ…あの……」

隊長「さぁて…始まるぞ!!」

ジャリッ…

赤戦士「……」

青戦士「……」

両手をぶらりと投げ出した青戦士。しかし躊躇なく赤戦士は雷切を身構える。


166 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/31(日) 23:52:36.13 ID:6OhzerIo
チャキッ…

赤戦士「……でりゃああぁぁ!!」

青戦士「……っ!!」

それはわずか刹那の出来事であった。

赤戦士「…ん…なっ!?」

青戦士「……やっぱりな」

垂直に振り下ろされた雷切をl、両手で挟むように受け止める青戦士。

盗賊「…真剣…白刃取り!?」

大軍師「な…なんとっ、素手で刀身を受け止めるとは…!」

隊長「聞いた事がある…!東方に刀を使わぬ剣術があると…」

盗賊「ああ…っ」

召喚士「そ…それが、真剣白刃取り…!」

ギチギチギチッ…グイッ

青戦士「…なんで使わねぇんだ?雷切の特殊能力をよ…!」

赤戦士「……く…っ」


167 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/31(日) 23:53:27.12 ID:6OhzerIo
青戦士「…いや、使わないんじゃねぇ…使えねぇんだよなぁ?」

赤戦士「……っ!!」

魔道士「えぇ!?」

隊長「…そーいう事だ」

召喚士「一撃目…偽物は雷切を戦士へ振り下ろしました」

魔道士「え、ええ…っ」

召喚士「おかしいと思いませんか?」

隊長「通常ならば、斬撃と同時に雷を放つ。これはアイツにとっての定石だ」

魔道士「あ…っ!」

大軍師「戦士殿の記憶を有しているのであれば、これは当然の事です」

魔道士「で、でも…っ、あえて放たなかったのでは…!?」

盗賊「…それはないな」

魔道士「!?」

盗賊「…あえて放たぬ必要がない」

召喚士「その通りです。それならば居合で十分なはずです」


168 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/31(日) 23:54:15.24 ID:6OhzerIo
隊長「つまり…それをしなかったって事は…」

大軍師「至極簡単。魔力を放てなかった…」

魔道士「で、でも…戦士さんを傷つけない為に…手を抜いたって事は…」

隊長「何の為にだ?」

魔道士「そ、それは…その……」

召喚士「仮に放ったとしても…戦士は大丈夫ですよ」

魔道士「え…?」

召喚士「それを今、戦士自身が証明してくれます」

両手で挟み込んだ雷切を捻り取る青戦士を、召喚士は指差す。

カチャッ

青戦士「…そんじゃ、次はこっちの番だな」

赤戦士「…くっ!」

青戦士「本当の雷切の使い方…教えてやるよ…っ!!」

赤戦士「……っ」

青戦士の握る雷切が激しい稲光と雷鳴を轟かせる。


169 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/31(日) 23:54:59.66 ID:6OhzerIo
ゴゴゴゴゴオォ…

召喚士「来た…っ!」

大軍師「なんという…威圧…っ!」

隊長「溜まってんだろ…今までの鬱憤がよぉ!」

魔道士「戦士さん…っ」

盗賊「……決めろ!」

青戦士「いっくぜぇ!!」

赤戦士「ぐ…っ!!」

戦士「俺が……戦士だっ!!」

偽戦士「――っ!!」

偽戦士の頭上高く戦士は跳び、雷切を一気に振り下ろした。

ヒュオンッ!!……ガカアアァァッ!!

偽戦士「くお…ぉ!!」

偽戦士は必死で右腕の盾を頭上に掲げ、雷切の刀身を防ぐ。

ズガアァッ!!


170 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/31(日) 23:56:12.41 ID:6OhzerIo
偽戦士「ぐぬ…あぁ!!」

隊長「やったか!?」

盗賊「…いやっ」

召喚士「炎の盾は付加攻撃をも防ぎます。直撃ではないでしょう」

大軍師「朱雀先生が先程仰っていた……」

召喚士「ええ。戦士が大丈夫って言うのは…」

魔道士「た、確かに…盾なら防げますねっ!」

偽戦士「ぐあぁ…っ!!」

ドシャアァッ……ググッ

偽戦士「……っ!?」

戦士「……」

ジャキッ

偽戦士「……俺の負けだ。殺せ」

喉元に突き付けられた雷切から目を移し、偽戦士は戦士へ声を発する。

戦士「……」


171 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/31(日) 23:57:03.51 ID:6OhzerIo
偽戦士「…どうした?さぁ…ひと思いにやれよ!やってくれ!」

戦士「……」

偽戦士「…お前の勝ち。お前が本物の戦士だ」

魔道士「せ、戦士さん…っ」

大軍師「戦士殿…やりますかね?」

隊長「……アイツにゃ出来ねぇと思うがな」

召喚士「……同感です」

盗賊「…戦士」

偽戦士「どうしたよ?あぁ!?」

戦士「……みんな」

カシャンッ

魔道士「!?」

盗賊「戦…士!?」

戦士「すまねぇ!俺のは…コイツを殺る事は出来ねぇ!!」

隊長「…やっぱりな」


172 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/31(日) 23:58:04.29 ID:6OhzerIo
大軍師「…ふふっ」

タッタッタッタッタ

召喚士「戦士っ!!」

戦士「…召喚士」

偽戦士「何故だ…!?俺はお前に負けたんだ」

戦士「……」

偽戦士「お前が戦士だ!本物の戦士なんだよ!」

戦士「さっき俺はそう言ったが…」

偽戦士「…?」

戦士「俺が……俺達が…戦士だ!」

偽戦士「!?」

戦士「みんな、すまねぇが…コイツは生かしておいても構わんか?」

隊長「生かすって…お前なぁ…」

魔道士「わ、、私は…構いませんよっ!」

盗賊「…色々と…問題はあるがな」


173 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/11/01(月) 00:03:02.89 ID:ZqpGQ82o
ザッザッザ

大軍師「…私は賛成出来ませんね」

隊長「…ああ」

魔道士「そ、そんな…っ!」

大軍師「決して意地を悪くして申しているのではありません…そこは…」

召喚士「…分かってますよ」

隊長「国軍に身を置く以上…危害ある魔物を野放しにするわけにはいかん」

魔道士「でもっ!今はもう悪さだって……」

大軍師「再発の恐れとてあります。やはり放っておくはけには参りませんよ」

隊長「いいかっ、戦士!!」

戦士「!?」

隊長「お前に命ずる!『責任』持って対処しとけよっ!!」

戦士「え…?」

大軍師「国軍、としては放っておけませんからね。しっかり…対処しておいて下さいよ?」

召喚士「隊長…?大軍師さん…!?」


174 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/11/01(月) 00:05:29.23 ID:ZqpGQ82o
隊長「さーて、一足先に失礼すんぞ」

大軍師「はい。それでは…後はお任せ致します」

戦士「お、おい…っ!?」

隊長「……へっ」

戸惑う戦士らを余所目に、隊長と大軍師は埠頭をゆっくりと後にした。

魔道士「あ、あの…っ」

盗賊「…奴ら…ワザとか…?」

召喚士「国軍にいる限り放ってはおけない。しかし個人としては……」

戦士「……ったく」

偽戦士「……」

戦士「…ほれ、立て」

偽戦士「お、お前……」

戦士「言ったろ?俺にはやっぱり出来ねぇよ」

偽戦士「……」

戦士「自分自身を模した姿を殺るなんてな…。それに…」


175 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/11/01(月) 00:06:46.07 ID:ZqpGQ82o
偽戦士「…?」

戦士「お前は本当に悪党にゃ見えねぇ」

偽戦士「…莫迦じゃねーのか!?」

戦士「…ああ、バカかもな」

偽戦士「分かってんのか!?俺はお前を…」

戦士「それには腹が立ってるさ。ったく…やってくれるよ」

偽戦士「……」

戦士「でもよ、お前…人間を殺したりしなかったよな…?」

偽戦士「……」

戦士「やろうと思えば出来たハズだ。いくらでもな」

偽戦士「…はんっ!フザけたヤローだ!」

戦士「理由を聞かせてくれ」

偽戦士「理由…?」

戦士「何でおれの姿に化けて洞窟を飛び出したりしたんだ?」

偽戦士「……」


177 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/11/01(月) 00:08:43.06 ID:ZqpGQ82o
戦士「もし…もしやっぱりそれが人間を脅かす為のものなら…」

チャキッ

戦士「すまねぇが、それなりんお対処はさせて貰うぞ」

偽戦士「……」

召喚士「…頼む。俺らも無益な戦いはしたくないんだ…っ」

魔道士「…ドッペルゲンガーさんっ」

偽戦士「…別に理由なんて…シンプルなもんさ」

盗賊「…?」

偽戦士「…ただ、俺はただ…あの場所を出たかっただけさ」

戦士「何…?」

偽戦士「お前らには分からんかもな。そんな理由じゃ…」

魔道士「…分かりますっ、分かりますよ!」

偽戦士「はぁ?」

魔道士「籠の中から…飛び立ちたかったんですよね!」

偽戦士「……はぁ」


178 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/11/01(月) 00:09:51.53 ID:ZqpGQ82o
盗賊「…元の姿では…出られんのか?」

偽戦士「俺の正体…知ってるよな?」

召喚士「ドッペルゲンガー…ですよね」

偽戦士「…そう。本来の姿はただの影にすぎんのだ」

戦士「影……?」

偽戦士「そうだ。そして、影は影の中でしか生きられん」

召喚士「そうか…っ!だから洞窟の中に…」

魔道士「それで…たまたま戦士さんが来て…」

偽戦士「…たまたまってのはちょっと違うけどな」

戦士「どういう事だ…?」

偽戦士「…さっきの通りだ」

魔道士「さっきのって…?」

偽戦士「化けるとな…魔力が使えねぇんだよ」

盗賊「!?」

召喚士「そういう事…だったのか」


179 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/11/01(月) 00:10:51.13 ID:ZqpGQ82o
偽戦士「…まさかそれを逆手にやられるとは…思わなかったけどな」

戦士「…だから俺の様な、魔力のない人間を待ってたって事か…!」

偽戦士「まぁな…。魔力がなくて…強い奴を求めてた」

戦士「強い…?」

偽戦士「…おいおい褒めてんだぜ?喜べよ」

戦士「…自分の顔で言われても…嬉しかねぇよ」

偽戦士「さっきは散々、自分で言ってたくせによ…」

戦士「んだとぉ!?」

召喚士「とっ、とにかく…!事情は分かりましたからっ!」

魔道士「はいっ。これなら……」

盗賊「ああ。当然だ」

偽戦士「ほ、本当に…いいのか?」

戦士「……」

偽戦士「……」

戦士はふと笑みを見せると、取り上げた鞘に雷切を収めた。」


180 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/11/01(月) 00:12:21.63 ID:ZqpGQ82o
偽戦士「……本当に…いいんだな?」

戦士「元の姿には戻れねぇのか?」

偽戦士「残念ながら…一度化けちまうともう戻る事は出来ねぇ…」

戦士「…そっか」

召喚士「て事は…一生戦士の姿のまま…って事か」

盗賊「……」

戦士「お前…これからどうするつもりだ?」

偽戦士「…さぁ、どうすっかね」

魔道士「ど、どうせなら…ワーカーになったらどうですか!?」

偽戦士「ワーカー…?」

魔道士「そうじゃなくても…何か人の為に…生きるって…どうですか!?」

偽戦士「人の……為」

戦士「なかなかいいモンだぜ?人の為に生きてくってのもよ」

召喚士「…うん」

偽戦士「この俺がか…?はっ、莫迦莫迦しい!」


181 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/11/01(月) 00:15:59.57 ID:ZqpGQ82o
盗賊「…しかし…その姿ではな」

偽戦士「分かってる。迷惑はかけらんねぇしな…」

そう言うと偽戦士は右手の盾を斧状へと変化させ、己の右頬に傷を付ける。

ザクッ!!…ブシュウウゥゥ…

戦士「お前っ!!何をやって……!?」

偽戦士「…へ、へへっ。これで…区別つくだろうがよ…っ」

召喚士「何も…そこまで……っ」

偽戦士「俺なりの償いだ。これで勘弁してくれや…」

戦士「…お前こそ…とんだバカヤローだよ」

偽戦士「…褒め言葉として…取っておくぜ!」

戦士「…ったく」

偽戦士「…それじゃお言葉に甘えて…行かせて貰うぜ」

召喚士「傷…召喚獣で治癒してあげたいところですが…」

偽戦士「魔族にゃ出来ねぇ…だろ?分かってるよ。ありがとな」

魔道士「は、早めに治療して下さいよっ!」


182 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/11/01(月) 00:16:36.02 ID:ZqpGQ82o
テクテクテク

偽戦士「お前の名に恥じぬよう…頑張ってみるわ」

戦士「武器は…それがありゃしばらくは十分か」

戦士は偽戦士の持つ斧を指差し、言葉を続ける

戦士「そいつはご存じの通り、武器にも防具にもなる」

偽戦士「ああ。だな…」

戦士「しかも鉱石のお陰で、魔力無しでも魔法を防げる代物だからな」

偽戦士「…確かに。俺にとっても都合がいいわ」

召喚士「それじゃ…」

盗賊「…達者でな」

偽戦士「…あいよっ!……あ、そうだ」

戦士「…?」

偽戦士「お前の生き様…カッコイイぜ。気に入ったよ」

戦士「…へっ!じゃあな…戦士っ!!」

一人埠頭を後にする偽戦士。四人はそれを姿が見えなくなるまで黙って見送った。


183 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/11/01(月) 00:17:32.93 ID:ZqpGQ82o


戦士「…んじゃ、行くか」

盗賊「…戦士」

戦士「ん?」

盗賊「…おかえり」

魔道士「おかえりなさいっ!戦士さん!!」

召喚士「おかえり…戦士!」

戦士「…ああ、ただいま!」

盗賊「……」

戦士「な、何だよ…ジーっと見て…」

盗賊「…本物だろうな?」

戦士「お前な!いい加減にしろっ!」

盗賊「…冗談だ…バカ者っ」

召喚士「……ん?あれ…?」

召喚士は地面の荷物を拾い上げ、ふと首を傾げる。


184 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/11/01(月) 00:18:19.01 ID:ZqpGQ82o
魔道士「…どうしたんですか?」

召喚士「いえ…これ……」

荷物の隙間に挟まった一通の手紙。

戦士「…これっ、あの偽物が…!?」

召喚士「な、何だろ…」

カサッ

魔道士「……一体…何て…っ」

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 この手紙の封が斬られた頃には、俺はもういないかもしれない。
だからまずは戦士の名を語っていた事を謝らせてくれ。済まなかった。

 俺はただ自由が欲しかった。いつまでも狭い洞窟での生活なんかじゃなく、
もっと広い世界を見てみたかった。それだけの事なんだ。

 その夢も叶い、もはや悔いもなくなった。全てはお前らのお陰だ。ありがとう。

 左大臣達にはうっかり捕まっちまって、自分から入れ換わる案を提案したんだ。
だが気を付けろ。アイツらは何か良からぬ事を企んでる節がある。
出来れば手を貸してやりたいが、そうもいかんだろうから忠告だけはさせて貰う。

 もし命が続くのであれば、影は影らしく手助けさせて貰うさ。そうありたいと願うけどな。

 偽物と知りつつ共に過ごしてくれた恩は忘れない。ありがとう。

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185 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/11/01(月) 00:19:04.04 ID:ZqpGQ82o
召喚士「……」

魔道士「……」

盗賊「…お前は本当に…文章が下手だな」

戦士「…お、俺だけど…俺じゃねーだろ!」

召喚士「やっぱり…分かってたんだ…」

戦士「みたいだな…」

魔道士「でも…良かったですね」

盗賊「…?」

魔道士「化けたのが戦士で…」

戦士「何だ?弱くて簡単に倒せたってか?」

魔道士「ち、違いますよ!」

戦士「じゃあ…っ、何だよ?」

魔道士「優しくて素直で…頼もしいじゃないですか…」

召喚士「…ええ」

戦士「な、何だよ!気持悪りぃな!褒めても何もねーぞ!?」


186 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/11/01(月) 00:20:01.59 ID:ZqpGQ82o
盗賊「…期待しとらん」

戦士「あぁ!?」

魔道士「ふふっ…えへへ!!」

召喚士「あはははっ!」

盗賊「…ふふっ!」

戦士「…ったくよぉ…ははっ!!」

召喚士「…さぁ、行きましょうか!」

魔道士「はいっ!」

盗賊「…だな」

戦士「久々に四人揃った事だし…次は…」

グキュルルルゥ…

戦士「……腹ごしらえだな」

盗賊「…同意」

魔道士「もうっ!えへへ!!」

召喚士「それじゃまずは…再開を祝して食事に行きましょうか!」

再び合流した四人。白い雲の流れる大空を見上げ、埠頭を後にするのであった。


187 名前:GEPPERがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/11/01(月) 00:26:21.85 ID:ZqpGQ82o
遅くなりましてすみません…
第二十四部ももうじき終了です!
一年もかけて全然進んでねぇ…本当すみません…

ご支援ありがとうございました!それではおやすみなさい!ノシ

〜オマケ〜

魔道士「ついに一周年ですよっ!」

召喚士「みたいですね。まさかこんなに長く続くとは…」

戦士「最初は『行けっ!ク』…」

召喚士「わー!わー!!わーっ!!」

戦士「な、何だよ…?」

召喚士「ほ、ほら!よく漫画とかでも方向性変わったりとかあるんじゃん!?だから黒歴史は…」

盗賊「…恥じるような事を申すのが悪い」

戦士「お前も『抱かれ』…」

盗賊「わー!わー!!わーっ!!」

魔道士「と、とにかく今も昔も私達は変わらず元気です…っ!えへへ!」

召喚士「こ、これからもご愛読宜しくお願いします…っ!!」

戦士「あと何だっけ?妙にカタコトで『オジャマシマス』とか…」

盗賊「わあぁー!わああぁぁー!!わああぁぁぁぁーっ!!」


188 名前:GEPPERがお送りします [] 投稿日:2010/11/01(月) 00:48:42.77 ID:GUhRCM6o
>>1乙
黒歴史ェ…


189 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/01(月) 00:50:19.82 ID:lVy0nkSO
乙〜
てか盾ってあげちゃったの?
結構大事そうなのに


191 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/01(月) 00:57:08.95 ID:b60RSx6o
盗賊は異国の人間だから許してやれよww
むしろここまで流暢に喋れるようになってすごいよ盗賊


192 名前:GEPPERがお送りします [] 投稿日:2010/11/01(月) 01:03:21.46 ID:J6iWwJco
さいしょなんてみんな草生やしてたなぁ
成長したもんだ……ww


193 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/01(月) 01:10:13.08 ID:eAzjoxso
ドッペルの装備は戦士のコピーじゃないのか?
雷切はコピー時に盗賊が持ってたから一振りしかなくて
盾斧と戟は二本ずつ
・・・って前にも出てたがそれならゾディアックが二つに・・う〜む


196 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/01(月) 01:27:57.49 ID:rGqmJS2o
影の中でしか生きられないなら
夜洞窟から出ればいいのにね


197 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/01(月) 02:42:11.71 ID:EwTggZMo
>>196
そして朝日で蒸発するわけですね

斧盾の特性がコピーされてるってことはゾディアックもコピー出来るのかもね


198 名前:GEPPERがお送りします [] 投稿日:2010/11/01(月) 02:45:14.67 ID:01Y38o20
174で召喚士ら、ではなく戦士ら、と書いてあるのがポイント。
もはや中心人物は召喚士ではなく戦士


200 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/01(月) 03:49:24.28 ID:ySlrwwDO
どうみても戦士が主人公です本当にありがとうございました



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