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少女「抱っこをご所望です、おにーさん」 男「困った」
117 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/20(金) 21:23:35 ID:4rsfgkbM
────

男「そんなわけで再び風呂だ!」ババーン

少女「風呂です」ババーン

メイド「ううっ……なんで私までスクール水着を着なきゃいけないんスかぁ……」タプーン

男「大丈夫だ、メイドさん。スク水がそのものすごいおっぱいに押し広げられて、すごいことになってるから!」

メイド「何が大丈夫なんスか! ああもう、あんまりこっち見るなっス!」

男「断る。俺は、メイドさんのおっぱいを、見る!」

メイド「断るなあっス! そんな男らしい宣言不要っス!」

少女「浮気をしたら殺しますからね、おにーさん」

男「じ、じ、じ、じゃあ、そ、その、ふ、風呂に入ろうか」ガタガタガタガタ

メイド「怯えすぎっス! お嬢様の冗談に決まってるっス! ですよね、お嬢様?」

少女「?」

男「見たか、このイノセントな瞳を。少女は本気だ」ガタガタガタガタ

メイド「震えながら言う台詞じゃないっス! どんだけ震えてるっスか!?」


118 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/20(金) 21:43:43 ID:4rsfgkbM
少女「びびびびび。もひとつび」ビビビビビビ

メイド「お嬢様も男さんに触って遊んでないで! ほらほら、とっとと入ってとっとと出るっスよ!」グイグイ

男「ああ押さないで押さないでもがっ」

メイド「ああっ!?」

少女「おにーさんが頭から湯船に落ちました。ぶくぶくとあぶくが出ています。下半身が浴槽からにょきっと飛び出ていて、以前映画で見た犬神家の一族のようです。……あ、あと、おにーさんの象徴が///」

メイド「冷静に説明してないで! は、早く助けるっスよ!」

男「もが……ぷはあっ! ……はぁはぁ」

メイド「だ、大丈夫っスか、男さん!?」

男「すいません真面目になりますから殺さないでください」

メイド「別に殺そうとしたんじゃないっス! ただの事故っス!」

少女「誰もその殺意を証明できませんが、ただの事故らしいですよ、おにーさん」ニヤリ

男「少女もメイドさんも俺の命を狙っている。もうダメだ」ガタガタガタガタ

メイド「狙ってないっス! ちょっとお嬢様、適当なことを言ったらダメっス!」

少女「大丈夫、私はおにーさんが裏切らない限り、酷いことをしません。信頼出来るのは私だけです。私を信じてください、おにーさん」


119 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/20(金) 21:53:49 ID:4rsfgkbM
男「あ、ああ……そうだ、そうだな……。俺、少女を信じるよ……」

メイド「洗脳っスか!?」

男「ガ……ウガ……オレ……オマエ……シンジル……」

メイド「なんでカタコトになってるっスか!?」

男「ビビ……コレ……ナニ……? ……ナミダ?」

メイド「そして獣系と思いきや、ロボなんスか!?」

少女「ツッコミがいると楽ですね、おにーさん」

男「いや全く。んじゃそろそろ湯船に入ろうか。いい加減寒くなってきたよ」

メイド「……からかってただけスか」


120 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/20(金) 21:59:51 ID:4rsfgkbM
────

男「ざぷーん」

少女「ざぷーん」

メイド「ふぅ。……お風呂に水着を着て入るって、なんだか不思議っスね」

男「じゃあ脱げばいいのでは! なんという名案! よし、こうなったら全員脱いで」

少女「おにーさん」

男「……って、そ、そんなわけないよね。異性がいるものね。決して怖いから意見を翻したんじゃないよ?」

メイド「将来の力関係が今から見えるようっス」

少女「おにーさんおにーさん、あぐらをかいて座ってください」

男「ん、ああ。こうか?」

少女「そです。……んしょっと」チョコン

男「やあ、膝に座るのだね」ナデナデ

少女「です」

メイド「ここまでならまあ分かるっス。仲の良い兄妹のようで一見微笑ましいっス」


123 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/22(日) 19:12:00 ID:extZDass
少女「それじゃおにーさん、この水抜き穴に入れてください」ビローン

メイド「はいおかしい! 早速おかしいっス! どういうことっスか!?」

少女「昔のスクール水着には、こういう穴があるんです。博識です」エッヘン

男「少女は頭がいいなあ」ナデナデ

少女「褒められてご機嫌です♪」

メイド「いやいや、いやいやいや! そういうことじゃなくて! ていうかお嬢様、何を自分から誘ってるっスか!?」

少女「おにーさんの魅力に抗えず、つい。てへ」

男「かか可愛い。これは襲わずにはいられない」

少女「きゃー」(棒読み)

メイド「ひどい茶番っス。まあ仕事なんで、一応止めておくっス」チャキ


124 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/22(日) 19:12:22 ID:extZDass
男「人にポワワ銃を向けてはいけないと習わなかったか?」

メイド「私のいた部隊では、頭と腹を撃てと習ったっス」

男「なにそのコロラド撃ち怖い」

少女「私をかばうおにーさんかっこいいです」

メイド「目を覚ますっスお嬢様! 私が自主的に男さんを狙ってるだけっス!」

男「…………」ソーッ

メイド「そこ! 目を離した隙にお嬢様の水抜き穴を広げるなっス!」

男「いや、実際に目の当たりにするの初めてで、珍しくって」

少女「もうちょっとずらすと色々見えますよ? ずらしますか?」

メイド「ああもう本当に帰りてえっス」


125 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/22(日) 19:17:16 ID:extZDass
男「メイドさんが荒んできたので、そろそろ冗談はやめようか」

メイド「冗談だったんスか!?」

少女「私は本気でした」

メイド「お嬢様の方が危ないんスねえ……」

男「じゃ、みんなで温まろう」

少女「はい。メイドさんもこっちに来てください」

メイド「え、いや、私は別に」

少女「次期当主の命令です。来てください」

メイド「……分かりましたっス。でも、私に手を出したら殺すっスよ、男さん?」チャキ


126 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/22(日) 19:17:43 ID:extZDass
男「任せろ、一切手を出さない!」ムニムニ

メイド「言ってるそばから出してるっス! 揉んでる、私の胸を超揉んでるっス!」

男「しまった、理性を切り離したままだった! 戻れ〜、理性戻れ〜」ムニムニ

メイド「な、なんでもいいから手を……んっ、手を離すっス! う、撃つっスよ!?」

男「ひぃ、怖い!」ムニッムニッ

メイド「な、なんで揉む力が強くなるっスかあ!?」

男「あまりの恐怖に手が震えてるんだろうね」ムニムニ

メイド「んっ……や、やめ……っ!」

少女「脂肪がにくいです」


127 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/22(日) 19:20:23 ID:GSMQHSNE
支援が少ないからといって拗ねないでΣ(・□・;)
私はいつでも応援してますよー(^-^)

超支援


128 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/22(日) 19:24:06 ID:extZDass
母「はーい、母も混ぜ……なにこの混沌模様」

男「いかん、メイドさんのおっぱいを揉んでるところを見られてしまった。どうしよう」モミモミ

メイド「ならもう手を動かすなっス! 奥様! 助けてほしいっス!」

少女「おっぱいめ……おっぱいめ……!」

母「えーと……状況がよく分からないんだけど、どうなってるの?」

男「簡単に説明しますと、濡れた水着のメイドさんに欲情してしまったんです。浴場で欲情する、なんちて」

母「うわぁ」

メイド「それはないっス」

少女「おにーさんにはがっかりです……」

男「大不評だ」モミモミ

メイド「い、いい加減にするっス! いつまで揉んでるっスか!」

男「振り払われた。残念」

母「はぁ……まったく、貴方は娘の許嫁なのよ? メイドちゃんに手を出してどうするの」

少女「まったくです。おかんむりです。ぷんぷん」プクー


129 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/22(日) 19:31:25 ID:extZDass
男「頬を膨らませる少女可愛い」ツンツン

少女「やんやん♪」

男「機嫌が直った」

メイド「早ッ! お嬢様、もうちょっと頑張るっス!」

少女「惚れた弱みです」スリスリ

母「しかし……貧乳は娘、巨乳はメイドちゃん、そして微乳の私。全種揃ったわね?」

男「そこは普通乳じゃないんですか」

母「そこまで思い上がってないわよ。で、どうする? 折角だし私のも味見しとく?」

メイド「奥様まで壊れてるっスか!?」

少女「ところで、どうして母様もスクール水着を着ているのですか?」

母「仲間はずれは寂しいじゃない。で、どうする?」


130 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/22(日) 19:40:13 ID:extZDass
男「……ふむ。俺には熟女属性はない。だが、母さんは正直学生と言われても通用するほど若く見える。なんだったらメイドさんのほうが年上に見えるくらいだ」

メイド「誰が年増っスか、誰が!」ギュー

男「首を絞められると死にます」

少女「どんな時も冷静なおにーさん、素敵です」

母「顔色は紫だけどね」

男「まあ待て、誰も年増なんて言ってない。見た目通り、若いと思ってるぞ。ちなみに何歳なの?」

メイド「……何歳に見えるっスか?」

男「うわ超めんどくさい質問きちゃったよ。でもナイスガイを自認している俺は考える振りを一応しておこう。高校生くらい?」

メイド「なんかもう色々台無しっスけど、一応当たりっス」

男「やったあ! 当たりの景品をいただきます」モミモミ

メイド「んにゃあ!? も、揉んでいいなんて一言も言ってないっス!」

男「握力が鍛えられそうだ」モミモミ

メイド「人の胸で鍛えないで欲しいっス! いーから離せっス!」

男「逃げられた。残念」

少女「おにーさんは超えっちですね」


131 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/22(日) 19:42:45 ID:extZDass
男「そうみたいだ。どうしよう、死んだ方がいいかな?」

メイド「超賛成っス! 今すぐ死ぬっス!」

少女「私の全権限を持って反対します」

母「あー……そうね、保留かな?」

男「じゃあ発表します。賛成1、反対1、保留1。それに加え俺の投票、反対に100が加わり、101対1票で、反対に決定しました!」

メイド「なんスかそれ! なんで男さんに100も票があるっスか! 横暴っスよ、おーぼー!」

男「誰かに死ね死ね言われても、最終決定権は自分が持ってるのでね」

メイド「そもそも死ぬって言い出したのは男さんじゃないっスか!」

男「過去は振り返らないタチなんだ」

メイド「ムキーっス!」

男「まあそう怒るな、落ち着け」モミモミ

メイド「にゃあっ!? い、イチイチ揉むなっス!」

少女「私もイチイチ揉んでもらいたいものです」


132 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/22(日) 19:54:41 ID:extZDass
母「はぁ……こんな浮気性で、大丈夫かしらね?」

男「大丈夫。俺が愛しているのは、少女だけだッ!」キリッ モミモミ

メイド「き、決め顔でっ、決め台詞なのにっ、私の胸を揉んでる手は止まってないっス!」

少女「あ、愛している……///」

メイド「お、お嬢様! 明らかに騙されてるっス! 愛してるとか言いながら私のおっぱいを揉んでるっスよ!?」

男「いや、安心しろ、少女。メイドさんのおっぱいに対する感情はただの欲望で、そこに愛はない。俺が愛しているのは……少女だけだッ!」モミモミ

メイド「最悪も最悪っスよぉ!?」

少女「お、おにーさん……」ジーン

メイド「いやいや、いやいやいや! 感動するところなんてひとっかけらもないっスからね!? だってそう言いながらも私の胸を揉んでるっスからね!?」

男「気持ちいいんだ」ムニムニ

メイド「だからって人の胸を揉んでいい理由にはなんないっス! いい加減離れるっス!」

男「ああおっぱいが離れていく」

メイド「まったく……男さんはサイテーっス!」

男「うーん。こんな最低な俺で大丈夫かな?」


133 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/22(日) 20:02:12 ID:extZDass
少女「メイドさんと母様まではおーけーとします。それ以外の女性に手を出したら去勢します」

男「は、は、は、はひ」ガタガタガタガタ

メイド「男さんの震え方と顔色がヤバイっス!」

母「締めるところは締めるわねぇ……さすがは我が娘ね!」

少女「……大丈夫ですよ、おにーさん? 浮気しなければ大丈夫なんですから。それに、普段の処理はメイドさんが手伝ってくれますし」

メイド「ええっ!?」

男「張本人がええって言ってるぞ」

少女「気のせいです」

男「すげぇな、この娘」

母「まったくね。誰がこんな風に育てたんだか」

男「なるほど」

母「ところで、その処理って私も手伝っていいのよね?」

少女「母様とメイドさんは浮気に入らないので、いいです」

母「やたっ♪ こういうの久しぶりだし、楽しみねー♪ そだ、メイドちゃんと二人がかりでってのもいいわね?」

メイド「勘弁してほしいっス! いや、かなりマジで!」


134 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/22(日) 20:18:51 ID:A2CVhfiY
あぁ…男がすっかりエロ魔神に

いかん!いかんぞこれは
ワクワクしてしまうじゃないか♪

      C"
      CC"
     CCC"
( ・∀・)っCCCC"


135 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/22(日) 21:52:20 ID:extZDass
男「合法ロリと巨乳メイド……いける!」

メイド「いくなあーっス!」

少女「もちろん私も手伝いますよ、おにーさん?」

男「親子丼メイド添えか……いいな、いいな! 最高だな!」

メイド「ちっとも全く全然よくないっス! 奥様、どうにかしてくださいっス!」

母「あー……我が家のメイドになっちゃった時点で諦めな、メイドちゃん?」

メイド「そ、そんなぁ……っス」

男「大丈夫、優しくするよ?」モミモミ

メイド「だから、隙あらば揉むなあっス!」

少女「おにーさんおにーさん、私も揉んでください」クイクイ

母「娘に負けてなるものか! 男さん、微乳とかどう?」

男「Wつるぺたが! ここが桃源郷だったのか!」

メイド「この家の住人全員頭おかしいっス」


おわり


136 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/22(日) 21:54:46 ID:extZDass
ということでどうにか終わりました。ヤッタネ!
他にも

幼馴染「…………」クイクイ
妹「猫薬?」 兄「猫薬」
犬「人間になりました」 男「そのようですね」

なんか書いてるので、暇でしたら検索してみてください。


138 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/04/22(日) 22:03:22 ID:eSnlxjJ.
ぬらぬらしてきた。
乙。


140 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/22(日) 22:42:39 ID:OTzKF4T2
>>136
その三つの作者か!
これも含め全部面白かった!!



141 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/04/23(月) 00:50:05 ID:ncQlovuc
大好きだ、おつ。


142 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/04/23(月) 01:16:24 ID:D1tGPlfA
あんただったのか!
全部読んでるぜ!
大好きだぜ!
乙なんだぜ!


143 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/04/23(月) 02:04:46 ID:865dXBfI
あと、

男「ヤンデレっていいよな」 幼馴染「えっ?」

ってのも書いてた。忘れてた。
まあいいんだけど、一応。


145 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/23(月) 10:28:25 ID:kckOFiF6
どれも読んでたな…

この独自の雰囲気…
『ぬらぬらワールド』
とでも言うべきか
もっと書きなさい♪

       乙"
      乙乙"
      乙乙乙"
( ´∀`)っ乙乙乙乙"


146 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/23(月) 20:41:08 ID:QQL9RlI.
全部読んでたよ

次も楽しみにしてる


149 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/07/02(月) 08:25:37 ID:nXob8ce.
うむ、良い一時を過ごさせて貰った。



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