■戻る■ 下へ
男「惚れ薬、ねぇ……?」
1 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 01:57:22.89 ID:tzwiax820
男「堂々とラベルにそんなことが書かれてるモノなんて初めて見たが……どう考えても怪しいよなぁ」

男「ま、まぁいざとなると使ってみたいという欲求が出てこないわけではないけど……」

男「こんな怪しいものを素直に使えるほど、肝が据わっているわけでもなし。さて、本当にどうしたものかなぁ……」

『コンコン』

男「っ! は、はい?」

?『兄ちゃん、入るよ?』

男「妹!? ちょっ、ちょっと待て!」

妹『ハァ? 何で? 何してんのよ……』

男「も、もういいぞ!」

『ガチャッ』

妹「……何だ、こんなに早いってことは、別にオナニーしてたわけじゃないんだね」

男「お、お前……そんな易々とオナニーとかって単語使うんじゃない……」

妹「別にいいじゃん。兄ちゃんはしないの?」

男「あのなぁ……! ハァ、まぁいい……で、用件は?」


2 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 02:00:58.72 ID:1Q5WZChD0
やってみろ。
そうしないと分からんよ


3 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 02:04:28.63 ID:tzwiax820
妹「いや、ただマンガ借りに来ただけだけど」

男「そ、そうか……」

妹「……どうかしたの? っていうか、さっきの間は……あぁ、なるほど」

男「な、何だよ……?」

妹「さっきの一瞬の間は、エロ本でも隠したとかそういう類ね?」

男「…………もう何でもいいよ」

妹「あれ、違うのかな? 早く部屋を出ていってほしいっていうオーラが出てるけど」

男「いいから、早く選んで部屋に戻れ」

妹「……まぁいいけどねぇ〜、えっと……ナルトの31巻からだったっけ……」

男(は、早く出ていってくれないかな、マジで……『惚れ薬』なんてものをポケットに忍ばせてるヤツなんて思われたくないんだが……)

妹「……ん、じゃあ戻る。エロ本も見当たらないし」

男「そんなもんねぇよ!」

妹「ふぅん……? それじゃ」

『ガチャッ』

男「…………ハァッ……」


4 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 02:04:28.72 ID:Uq2EPgze0
マダー?


5 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 02:13:20.86 ID:tzwiax820
男「これで邪魔者はいなくなった、と……」

男「これ……大体どういう使い方するもんなんだ? なになに……?」

『使用に際しては、弊社は一切の責任を負いませんのでご了承ください(以下使用方法)』

男「…………使うのを躊躇わせるような文章を冒頭に持ってくるなよ。ったく……」

『この惚れ薬を何らかの液体に混ぜて、目的の異性に服用させてください』

男「とんでもなく単純だな、オイ」

男「とはいえ、このラベルを見る限りおかしな点はどこも見当たらない」

男「だけどインターネットでは該当件数ゼロ、か。どうしような、ほんと……」

男「……いいや、この際まずは妹で試してやれ! 後で何と言われようと別に構わんしな」

『コンコン』

男「はい?」

妹『兄ちゃん、ご飯だってさ〜!』

男「分かった、すぐ行くよ」

妹『ちゃんと呼んだからね〜! すぐ来てよ〜?』

男「はいはい……」


6 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 02:22:21.54 ID:tzwiax820
ーその夜ー

男(さて、惚れ薬を飲み物に混ぜることは簡単だ……でも、そのあと妹にどうあって飲ませるかだよな……)

男(……風呂上がりにでも、偶然自分もお茶を飲んでいたことにして渡すか)

男「おっと、その前に自分がこの薬を使っておかないとな……『服用した者同士が好き合う』だったっけ」

男「……ぷぁぁ、味は全然変わらないな。まぁ、変わったらバレるし当たり前か……」

男「さて……そろそろ妹が風呂から上がるはずだが」

『ガラガラッ』

男(! 風呂から上がったな……よし、コップに先に液体を垂らして……)

『タッタッタッタ……』

妹「……あれ、兄ちゃん何してんの? あ、お風呂出たよ」

男「あ、あぁ。 ちょうどお茶飲んでたところ……お前も飲めよ」

妹「ん、じゃあ貰っとくわ」

男(……おぉ、飲んでる飲んでる。さて、この後どうなることやら……)


7 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 02:29:19.26 ID:tzwiax820
ー翌朝ー

男「……特に何か変化があるわけでもない。こりゃ騙されたか……?」

『コンコン』

男「……はい」

妹『兄ちゃん、早く起きないと遅刻するよ〜!』

男「あいよ、すぐ行く…………向こうも変わったところはなさそうだな」

男「……ふぅ、着替えるか」



ー30分後ー

男「ふわぁ〜ぁ……歯磨いて顔洗わねぇと……あ、妹が洗面所にいるのか」

妹「兄ちゃん? あぁ、もうすぐ空くよ」

男「ん、分かった……」

妹「……よし、完了! 使っていいよ〜」

『スッ』←隣を通り過ぎる

男「……っ!?」


8 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 02:32:18.08 ID:akEJVRc40
構わん続けろ


9 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 02:36:26.78 ID:tzwiax820
男(な、何だ……? 今、一瞬妙にドキッとしたような……)

男「…………あ、さ、先にやることやっておかねぇと……」



ー学校ー

男「おい〜っす」

男友「お〜っす! 昨日のサッカー見たか?」

男「見てないな。昨日はやることあったし……」

男友「何だよ、つまんねぇなぁ……っていうか、どうして俺のクラスのヤツはこうもサッカー見てねぇんだ?」

男「そんなこと俺が知るわけないだろ」

男友「……何かあったか?」

男「は……? 何で?」

男友「いや、別にないならいいけど……何か、お前微妙に不機嫌じゃね?」

男「いや、不機嫌ってわけじゃ……あぁ、まぁちょっとガッカリするようなことはあったけどな」

男友「おっ! 何だ何だ!?」

男「別に大したことじゃねぇよ……」


10 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 02:38:39.36 ID:akEJVRc40
wktk


11 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 02:41:39.78 ID:NJMSu7iFO
これは良SSの予感…


12 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 02:44:22.47 ID:tzwiax820
ー授業中ー

男(今朝の……なんか妙だったよな、あれは。妹が隣を通った時に、不自然にドキッとした感じ……)

男(薬の効果って、ひょっとしてこういうことなのか? 飲ませた人が近くにいるとドキドキする……)

男(……あぁ、なるほど。薬の効果でわざと心拍数を上げて、それを自分がその人物に恋をしているとか勘違いさせるとかか?)

男(そういうものだったら……あれだ、『吊り橋効果』みたいなもんだよな。そうすると、相手を騙してるだけってことじゃん……悪いことしたかな)

男友「おい、ちょっとここの答え教えてくれ……」

男「へ? あ、あぁ……あ、問11はやってねぇわ」

男友「な、何だと……?」

先生「それでは男友くん、問11の答えを黒板に書いてください」

男友「……、分かりません」

先生「……ちゃんと予習をやってください、じゃあ前にいって……」

男「……スマン」

男友「いや、いいんだよ……お前にも分からんかったなら……」


13 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 02:48:07.68 ID:3JiX/rG90
男友くんおバカっぽさにちょっとワロタ


14 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 02:53:00.67 ID:tzwiax820
ー放課後ー

男友「さて、ようやくだるい授業も終わったし、部活行こうぜ」

男「……悪い、ちょっと今日は先帰るわ」

男友「え? 何か用事か?」

男「まぁ、ちょっとな」

男友「ふぅん……じゃあ、そうやって伝えとくよ」

男「サンキュ! それじゃあ、また明日な」

男友「おぅ、またな〜」

男「……何か気になってきたから、早く帰って確かめてみないと」



ー男宅ー

男「ただいま〜、と……よし、靴はないから、妹はまだ部活だよな。今のうちに確認しておかないと……」

姉「何を?」

男「うわぁっ!? ね、姉ちゃんっ!?」

姉「久しぶりなのに、それってとんだご挨拶じゃない?」


15 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 02:54:00.67 ID:DKqcFsHG0
支援


16 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 02:54:52.67 ID:lxKNGNcWO
支援


17 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 02:59:39.60 ID:tzwiax820
男「い、いつ帰ってきてたのさ? っていうか、大学は?」

姉「ん、停学喰らった」

男「…………停学ぅ!?」

姉「うん、停学」

男「い、一体何をやらかしたの……?」

姉「いやぁ〜、別に単位とか学業関係は優秀だったんだけどねぇ」

男「それは知ってるよ……姉ちゃん、頭良い上に要領いいから」

姉「まぁ、ちょっと危ない薬を開発してたのがバレちゃってね。テヘッ」

男「最後のは似合わないかr」

姉「そいっ!!」

男「ごふっ!? わ、悪かったから……殴らないでも……」

姉「私の乙女心を傷つけたバツよ」

男「乙女という年齢はとっくn……ゴメンナサイ、姉ちゃんはうら若き乙女です」

姉「ん、よろしい!」


18 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 03:05:45.48 ID:LF05o2RG0
みてるお


19 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 03:06:02.16 ID:tzwiax820
男「っていうか、停学になるってよっぽどじゃん……何を作ってたのさ?」

姉「あれ、アンタまだ見てない? 試作品は大学側に隠し通すために、こっちに送っておいたはずだけど」

男「…………知らないn」

姉「知ってるでしょ、アンタ」

男「ひょ、ひょっとして……惚れ薬とかってヤツ?」

姉「そうそう、それよそれ。ちゃんと届いてたみたいで良かったわ」

男「……マジかよ」

姉「……ねぇ、男?」

男「な、何……?」

姉「ひょっとして……使っちゃったとk」

男「飲んでません」

姉「あら? どうして“飲む”ってことが分かってるのかしら……?」

男「ぼ、墓穴だと……?」


20 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 03:06:37.90 ID:G22fRP5mO
支援

起きたら見る
>>1頑張れ


21 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 03:07:22.36 ID:2LVox60mO
頭の中でstormがエンドレスで流れて眠れない俺が支援
ゲッター…


22 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 03:12:09.50 ID:LxblzuFc0
見てるからがんばれ


23 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 03:12:20.48 ID:tzwiax820
姉「もう……あれね、“薬”っていう名前ではあるけど、一種の毒みたいなモノなのよ?」

男「ど、毒……?」

姉「例えば、風邪薬とかあるじゃない。あれって、風邪を治すためのモノでしょ?」

男「そりゃそうだけど……」

姉「風邪が治ったら、その後はどうなる?」

男「へ? そりゃ、元気になるだけじゃん」

姉「そう、元気になる。つまり、薬の役目はそこで終了なの」

男「うん」

姉「でも、私が作った惚れ薬は違うの。あれね……一生効き続けるのよ」

男「……え?」

姉「恋が冷めることもないし、相手は自分のことを永遠と愛し続けるの」

男「そ、そんな……」

姉「今さら罪悪感とか抱いてるわけ?」

男「あ、当たり前だろ……だって……」

姉「?」


24 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 03:13:10.67 ID:9W8qDW5PO
おだやーかなーうみがー
ばくおーんーでーうずまーくー
ほーのおがあーがーるー


25 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 03:16:59.56 ID:Q5dqGSVjO
しえん


26 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 03:17:49.27 ID:tzwiax820
姉「い、妹に使ったの……?」

男「だ、だって……そんな本物だとは思わなかったし……」

姉「そ、それは……いろいろとマズイかもしれないわね」

男「っていうか、そうだ! その薬の効果は本当にあるの!?」

姉「一応、効果は実証済みよ」

男「う……」

姉「自分で」

男「自分!?」

姉「あれね、相手を選択せずに自分だけ飲むと、自分のことが大好きになるの」

男「な、何だその効果は……」

姉「おかげで今じゃ酷いナルシストだわ」

男「か、格好わr……ぐへっ!?」

姉「気をつけなさい……ナルシストになってしまった私を愚弄すると、簡単に手が出てくるわよ」

男「ちゅ、注意します……」


27 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 03:18:24.06 ID:v05bta7lO
>>1頑張れ


28 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 03:19:01.51 ID:J8dYCsAp0
悪くない


29 :芝生ジョー ◆jOOWwWWwww [] :2009/10/14(水) 03:19:23.87 ID:+sqFoO+BO
ガタッ!
突然玄関のドアが開く

俺「話は聞かせてもらった、その薬、危ないから俺がもらっておこう」


30 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 03:25:12.26 ID:tzwiax820
姉「それにしても、ちょっと困ったわね……一応、解毒剤みたいなものも作っていたんだけど」

男「あるの!?」

姉「ううん、それを作ってる最中に大学側にバレたのよ。だから、仕方なく途中で破棄したわ」

男「ど、どうしたら……」

姉「大学ぐらい設備が整っていないと作業もままならないっていうのに……仕方ないわね」

男「ど、どうにかしてくれるの?」

姉「まぁ、私だっていつまでもナルシストでいたくないから元々作るつもりではいたのよ」

男「それじゃあ……!」

姉「ただし、時間はかかるわ。いくら途中まで作業が進んでいたからといっても、最終的な詰めの作業は未完成だし。それを家でとなると更にね」

男「と、とにかく待ってるから!」

姉「まぁ、頑張るわ。あ、そうそう」

男「な、何?」

姉「妹に飲ませちゃったのなら、責任とってアンタがしっかり相手してやるのよ? あと、惚れ薬云々の話はしてはダメ」

男「えっ、何で? 説明しないと妹が……」

姉「自分が恋だと思うものを“薬の効果だから”といって否定されるのを好む女の子がどこにいるのよ? 夢を見させてあげなさい」


31 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 03:26:30.79 ID:2LVox60mO
あーつきいかりの…
ほのおをだいて…
たたかうために…
とーびたて…ゲッター…

誰か止めて…


32 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 03:27:17.72 ID:9NUbPl+k0
ジャイ子


33 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 03:31:56.50 ID:2LVox60mO
嵐だ
あつきいかりのあらしだ…


34 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 03:32:14.45 ID:tzwiax820
男「で、でも、自分の兄を好きになることの方が、妹にとって苦痛かもしれないじゃん!」

姉「あら、今の時代近親相姦はそう珍しくないわよ?」

男「いきなり話がぶっとびすぎでしょ!?」

姉「そうかしら?」

男「それに、大体そういうのは二次元の話であって現実ではあり得ない!」

姉「これからは、アンタにも起こり得るわ」

男「っ……」

姉「自分で言うのもアレだけどね、あの薬は結構凄いわ。あの子がアンタに関係を求めてきてもおかしくない」

男「うっ……」

姉「第一、アンタだって今は大丈夫でも、そのうち理性が利かなくなってきてもおかしくないんだから」

男「それは……そうだけど」

姉「まぁ、頑張りなさい。面白そうだし」

男「お、面白そうって……他人事だと思って……」


35 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 03:38:50.65 ID:Q5dqGSVjO
妹マダー?


36 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 03:40:03.77 ID:tzwiax820
ー夕刻ー

妹『ただいま〜』

男「……! 帰ってきた……!」

姉『あら、お帰りなさい』

妹『あっ、お姉ちゃん!? 何でいるの?』

姉『大学から停学を喰らっちゃってねぇ』

妹『えぇ〜っ!? な、何したの…………』

『ガチャッ』←自分の部屋の扉を閉める

男「……ざっと聞こえた感じだと、まだあんまり変化はなさそうだけど……実際はどうなんだろうな……」

男「あぁ〜……自己嫌悪が酷いわ、これ。妹にどうやって謝ろうかなぁ……今から考えても憂鬱だ」

『コンコン』

男「っ!? は、はい……!」

姉『私よ。入るわよ?』

男「あ、うん……ど、どうしたの?」


37 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 03:45:30.30 ID:9NUbPl+k0
オチわかった


38 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 03:46:20.58 ID:tzwiax820
姉「…………」

男「……? どうしたの?」

姉「声は小さめで話しなさい。妹のことだけど」

男「う、うん……」

姉「ヤバイわ。あの子、予想以上に薬の効き目が早いみたい」

男「え? ど、どういうこと?」

姉「さっき下で話をしてた時に、アンタの名前をふと挙げた時に思いっきり反応してたわ」

男「ま、マジで……?」

姉「研究者としては、薬の効き目に違いがあるという発見は嬉しいことだけどね……アンタは、素直に喜べないでしょ?」

男「あ、当たり前だろ……」

姉「うん、まだアンタは大丈夫みたいね……でも、思ったよりも時間がないわ」

男「な、何かマズイことでも起きるの?」

姉「単純に近親相姦が現実味を帯びてきたということが言いたいだけよ」

男「……(ゴクリ)」

姉「生唾飲まないの。変態みたいよ?」


39 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 03:52:27.91 ID:tzwiax820
姉「とりあえず、私は急いで解毒剤を作るから。アンタはちゃんと耐えるのよ?」

男「わ、分かった……」

姉「妹の純潔を奪ったらダメよ?」

男「ブッッ!?」

姉「それじゃあ、頑張りなさい」

男「あっ! ちょ、ちょっと待った!」

姉「ん? 何?」

男「姉ちゃんも、その惚れ薬飲んでるんだよね? 俺たちとは反応しないの……?」

姉「あぁ、それは大丈夫よ。薬が反応し合うのは、服用が同時期じゃないとダメなの」

男「同時期……姉ちゃんはいつ飲んだのさ?」

姉「少なくとも半月くらいは経ってるわ。どれくらいが作用する範囲かは私にも分からないけど、少なくとも3日以内とかそれくらいだと思うから」

男「そっか……分かった」

姉「何? もしかして私にも好いてほしかったのかしら?」

男「そういうわけじゃ……」

姉「うふふ……それじゃあ、また後でね」


40 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 03:58:53.56 ID:tzwiax820
男「どうしたものか……できるだけ妹と距離を置くことを考えるべきかな」

『コンコン』

男「は、はい?」

妹『えっと……私だけど』

男「……! あ、あぁ、何?」

妹『その……は、入ってもいい?』

男「な、何だよ? いつもなら遠慮したりしないだろ?」

妹『い、いいじゃん別に! じゃ、じゃあ入るよ……?』

男「あ、あぁ……」

『ガチャッ』

男(平常心、平常心……冷静に対応するんだ、俺。対応を間違ってはならない……)

妹「え、えっと……昨日借りたナルトを返しに来た……」

男「そうか……また借りてくのか?」

妹「…………」

男「……どうした?」


41 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 03:59:50.54 ID:jjxja/KN0
支援


42 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 04:05:35.96 ID:Tc46/IKlO
続けたまへ


43 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 04:07:46.95 ID:tzwiax820
妹「へっ? あ、いや、その……何でもないっ!!」

男「……まぁ、いいけど」

『バクッ、バクッ、バクッ……』

男(ヤバイ、確かにドキドキしてきてる……今さらだけど、薬の効果はやっぱり本物っぽいな……)

妹「…………えっとさ、昨日のことだけど……」

男「き、昨日のこと?」

妹「……に、兄ちゃんは、えっちな本とか持ってないんだよね?」

男「ブッッ!? なっ、何を急に……?」

妹「え、えっと……ちょっと聞いてみたいというか、その……」

男「も、持ってない! そういうのは何にもない!」

妹「そ、そうなんだ……良かった……」

男「へ……?」

妹「あっ……!? な、何でもないっ! もう行くね!!」

『バタンッ!』

男「っ……よ、良かったって言った時の安心したような顔、可愛かった、よな……って、俺は何を考えているんだ!?」


44 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 04:17:51.60 ID:MvGRWTCzO
遠慮せずに続けたまえ


45 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 04:19:20.71 ID:tzwiax820
男「いろいろとマズイ……絶対に毒されてるぞ、これは……あぁ、もうっ! 何であんな顔するんだよ……反則だ」

男(どうしような、本当に暫く妹と距離を置くことを考えるべきか……)

男(さっきのを見て分かった。俺も、間違いなくそのうち理性を失う時がくる)

男(いや、多分妹もまだ理性は失ってないと思うけど……姉ちゃんの言う通り、どう見ても俺よりも薬の効き目が早い)

男(顔がちょっと赤かったような気がするのは、気のせいじゃないはずだし……どうしよう、姉ちゃんに相談してみようか……)



ー夕飯前ー

男「面倒くさ……そういえば今日は俺が晩飯の担当だったか……まぁ、いつも通りレトルトカレーでいいか」

男「ん〜……あ、今は姉ちゃんがいるから3人分作らないといけないのか……」

『タッタッタッタッタ……』

『ドキッ!』

男「っ! これは……ひょっとして」

妹「に、兄ちゃん……その、ご飯作るの、手伝おうか……?」

男「やっぱり……えっと、大丈夫だよ。いつものようにレトルトカレーだし、一人でできるさ」

妹「え? でも……いつもは面倒だって言ってたから、手伝うと喜んでくれたのに……どうして?」


46 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 04:26:47.84 ID:tzwiax820
男「え? あ、いや……り、理由なんてないぞ?」

妹「ひょっとして……邪魔、だったり……?」

男「そ、そんなことはないって! 分かった、じゃあお皿の準備とかしておいてくれよ」

妹「ぁ……う、うんっ!」

男(っ……そんな嬉しそうな顔しないでくれ……! こっちはいろいろと我慢してるんだから……!)

男(それに、大丈夫だって言っただけであんなに悲しそうな顔をするのも反則だろ……罪悪感を感じずにはいられん……)

妹「〜〜〜♪」

男「…………あぁ、クソッ! ほんとどうしようk……あっつぅッッ!?」

妹「え? お、お兄ちゃん!?」

男「熱っ……だ、大丈夫、ボーッとしてて鍋に触っちまっただけ……」

妹「すぐに冷やさなきゃ! 兄ちゃん、手貸して!」

男「あ、ちょっ……!」

『ギュッ』

男「っ……!」


47 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 04:28:44.91 ID:jjxja/KN0


48 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 04:30:35.15 ID:3W//Szzi0
姉:ジャイアンの母ちゃん
男:ジャイアン
妹:ジャイ子

で脳内再生してる


49 :VIPがお送りします [saga] :2009/10/14(水) 04:32:42.63 ID:qrBSZjI50
>>48
影響されやすいからいぇめれwwwwwwww


50 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 04:34:25.12 ID:tzwiax820
『ジャ〜……』←水道から水が出る音

妹「ほ、ホントに大丈夫……?」

男「あ、あぁ……大丈夫だって」

妹「そう……良かった……」

男「え、えっと……な、妹? 手首……いつまで掴んで……」

妹「へっ……? あっ……!! ご、ごめん、痛かった!?」

男「いや、痛くはなかったよ……っていうか、ありがとうな。俺は混乱してたから、水で冷やすこと忘れてたよ」

妹「あ、ううん、いいよ……えへへ……」

男(なっ……! ちょ、ちょっと待て……い、妹ってこんなに可愛かったか……!? 今のはにかんだ顔とか……)

妹「……お兄ちゃん?」

男「え……? あ、ごめん……またボーッとしてたか」

妹「何かあったの……?」

男「ん、心配ないよ。大したことじゃないし」

妹「そう……? ならいいけど……」

男(寧ろ、妹の方が心配だしな……ったく……)


51 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 04:35:25.73 ID:tzwiax820
ちょっと休憩


52 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 04:36:02.75 ID:oNEVVIgWO
遠慮せずとも続けたまえ


53 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 04:39:36.21 ID:J8dYCsAp0
まとうじゃないか待とうじゃないか保守するよ
その代わり1スレ内でおさまるオチだけはちゃんと考えてから書いてくださいお願いします


54 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 04:44:26.09 ID:2LVox60mO
商品を買わせるには先ず存在する事を買い手に知らせる必要があるとは宣伝の基本か
何が言いたいかと言えば焦らず急いで書けと言うこと


55 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 04:49:15.13 ID:7hFEudjdO
このスレはスピードワゴン財団の総力をあげて支援するッ!!


56 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 05:05:23.79 ID:tzwiax820
ただいま〜

オチはいつも書きながら考える主義だから、まだ特には考えてないんだぜ


57 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 05:06:27.50 ID:Uq2EPgze0
この物語はエロゲになる
じっくり書くんだ


58 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 05:13:36.84 ID:tzwiax820
妹「レトルトカレーの方はできたの?」

男「あ……しまった! 結構時間経っちゃったけどなぁ」

妹「えっと……うん、大丈夫みたいだよ」

男「そっか、良かった。じゃあ、俺ここでまだ冷やしてるから、盛り付けだけしておいてくれないか?」

妹「うん、分かった!」

男「……ふぅ」

姉「お疲れ様ね」

男「うわっ!? ね、姉ちゃん? いつの間に……」

姉「さっきからいたけど、二人だけの世界に入っちゃってたから気付かなかったのかしら?」

男「そ、そんなことはないと思うけど」

姉「端から見れば、初々しいカップルにしか見えないわよ。まったく、姉への当てつけ?」

男「それは決してない。っていうか、作業の方はどうなったの?」

姉「途中までのところは覚えてるから、どうにか3日くらいあれば完成しそうだけど……最後までとなると、やっぱり一ヶ月はかかるかもね」

男「一ヶ月……!」


59 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 05:19:21.95 ID:tzwiax820
姉「上手く解毒が作用してくれれば、の話よ? 一応薬を作るにあたって、最初から解毒のことは考えてあったから理論はあるんだけど」

男「上手くいかなかったらどうなるのさ?」

姉「そうね……一からってことはないけど、だいぶ最初からやり直しになるから3ヶ月くらいは……」

男「そんなに耐えるなんてムリ! できるだけ一発で成功させてくれ!」

姉「はいはい、分かったわよ」

妹「な、何を話してるの……?」

男「あ、妹……」

姉「何でもないわよ、ちょっと大学の話をしてただけ」

妹「そ、そうなの?」

男「あ、あぁ、そうだけど」

妹「ふぅん……あ! もう食べられるけど、どうする?」

男「そっか、じゃあお腹空いたし食べるとするか」

姉「レトルトカレーなんて久しぶりに食べるわぁ」


60 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 05:24:36.93 ID:tzwiax820
ー食後、男の部屋ー

『コンコン』

男「はい……?」

姉『私よ。入るけど、いいわね?』

『ガチャッ』

男「せめて返事を聞いてからでもいいじゃん……それで、何?」

姉「……ご飯食べる前に、少しアンタと喋ってたでしょ」

男「うん、まぁ。あ、何か続きでもあった?」

姉「ううん、そういうことじゃなくてね。あの時、妹が“準備できたよ”ってことで入ってきたわよね?」

男「えっと……うん、そうだったな」

姉「でも、最初あの子が言った言葉覚えてる? “何を話してるの”だけど」

男「あぁ、確かに。それがどうかしたの?」

姉「……アンタ、やっぱり鈍い方みたいね」

男「は? 何が?」


61 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 05:30:10.84 ID:EZHqyhYjO
すえん


62 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 05:32:05.56 ID:tzwiax820
姉「あの時の妹、明らかに私に嫉妬してたわよ」

男「…………はぁっ? いや、え? そうなの?」

姉「それくらい自分で気付けるようになりなさい」

男「いや……でも、普通そんな風に考えること自体があり得ないはずなんだし」

姉「そこは否定できないわね。妹が兄と姉が喋っていることに嫉妬、なんてシチュエーション、どこのギャルゲかしら?」

男「そんなことは知らないけどさ……」

姉「とりあえず、あの子の前では下手に会話もできないわ。余計刺激しちゃうと、薬の効き目も促進されてしまうかもしれない」

男「んな厄介な……じゃあ、ここでしか話せないのか?」

姉「それも、妹に気付かれないようにしなきゃダメね。私がアンタの部屋で二人きりで話してるなんて気付いたら……」

男「……それは何となく分かった」

姉「そう。なら、とりあえず私から言うことはこれ以上はないわ」

男「そっか、分かったよ」

姉「気をつけなさいよ? 薬が効いてる以上、この先妹も何をするか分からないわ」

男「……肝に銘じておくよ」


63 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 05:34:45.33 ID:TuobKMv+O
うむ良い


64 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 05:41:27.64 ID:tzwiax820
ー風呂場ー

男「ん〜〜〜っ、いろいろと疲れたな……」

男「こういう時くらいしか心休まる時がないというのもなぁ……」

『ガラララッ』

男「……嫌な予感が」

妹『あ……兄ちゃん、入ってるの?』

男「あ、あぁ……そうだけど」

妹『ん……久し振りに一緒に入る?』

男「はぁっ!? えっ、いや……!」

妹『冗談だよ、冗談! 本気にした?』

男「お、おいおい。やめてくれよ、そういうのは……っていうか、何しに来たんだ?」

妹「靴下を部屋で脱いで置いたままだったから、洗濯機に入れるために来ただけ。じゃあ、行くね」

男「ん、分かった……良かった、ベタな展開にならなくて……」



妹「…………」


65 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 05:48:56.63 ID:tzwiax820
ー3日後ー

男「うい〜っす」

男友「おはようさん! なぁなぁ、今度の文化祭の話なんだけどさ!」

男「文化祭? あぁ、今年もそろそろ準備し始める時期だな。それがどうしたよ?」

男友「俺ら三年だろ? で、俺が文化祭の実行委員長になったわけ」

男「お前が実行委員長ぉ? 似合わねぇ〜……」

男友「うるせぇっ! 俺には確固たる目的があったからこそ、この役目を請け負ったんだよ!」

男「何だ? どうせロクなことじゃないだろうけど」

男友「失礼だな! 聞いて驚くなよ? 今年は……ミスコンを開催するッッ!!」

男「……ほぅ、ミスコンねぇ」

男友「……思ったよりも反応が淡泊すぎてつまらない」

男「いや、いいんじゃねぇの? でも、そんなの出てくれるのか?」

男友「いや、だからお前にも一緒に打診して回ってくれないかを頼もうかと……」

男「拒否させてもらおう」

男友「何でだぁぁ!?」


66 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 05:50:31.95 ID:6xD90OF6O
うむ。すばらしい!

続けたまえ


67 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 05:56:53.24 ID:tzwiax820
男「いや、断られて恥ずかしい思いをしたくないし」

男友「分からんぞ!? 誠心誠意お願いしたら、ひょっとして出てくれるかもしれん!」

男「あのなぁ……」

男友「それに、お前には隠れファンが多いと聞く! だからお前から頼んでくれれば断れないかもしれない!」

男「嘘つけ。隠れファンとか、そんなものがいるわけないだろ」

男友「……“テニスをやってる時の男くんカッコイイ”という評判を聞くんだが?」

男「そんなもの、俺は聞いたことないぞ?」

男友「普通は本人の耳には伝わってこないだろ。とにかく、お前は俺の友達だろ!?」

男「はぁ……知り合いだけだからな?」

男友「ありがとう、友よ!! 助かるぜ!」

男「ったく……で、誰に聞けばいいんだ?」

男友「それなんだがな、最初にお前の妹さんに聞いてみてくれね?」

男「っ……!?」

男友「……? どうした? あの子は可愛いから、出ても不思議じゃないと思うぞ?」

男「あ、いや……妹にはお前が頼んでくれよ」


68 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 06:03:57.71 ID:tzwiax820
男友「何でだ? あ、喧嘩とかしたのか?」

男「そういうわけじゃないんだが……今はちょっと顔を合わせたくないというか、な」

男友「……? よく分からないが、じゃあ妹さんには仕方ないから俺から直接頼んでみるよ」

男「悪いな」

男友「その分、他でキッチリ働いてもらうからな!」

男「分かってるよ……しょうがないなぁ」



ー授業中ー

男(喧嘩、ねぇ……そっちの方がまだマシだと思っちまうよ)

男(家でも不自然にならない程度に避けてるし、それが俺からミスコンの出場の頼み事なんかしたくねぇっての)

男(今のところは俺も理性で抑えきれてるし……というか、俺も妹もそこまで悪化してるようには見えないけどな)

男(姉ちゃんの話だと、酷くなると依存症みたいな状態にもなり得るとかって言ってたから心配してたけど……このままの状態で終わってくれないかな)

男友「zzz……」

先生「コラ、男友起きろ!」


69 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 06:07:03.29 ID:QUnqSvsB0
CREEでやれww
http://cree.jp/


70 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 06:10:13.84 ID:tzwiax820
ー男宅ー

男「ただいまぁ〜……」

姉「あ、お帰り〜。ちょうどいい所に来たわね、一緒に私の部屋に来なさい」

男「……分かった、ちょっと荷物置いてくるよ」

姉「早くね」



ー姉部屋ー

姉「とりあえず、大学で完成していたところまではこぎつけたわ」

男「ってことは、あと1ヶ月くらいってこと?」

姉「そうね。少なく見積もれば、3週間くらいで終われるんじゃないかとは思うんだけど」

男「頑張ってください、この通りです」

姉「分かってるわよ、どうせ自分のためでもあるんだしね」

男「ありがとう……っていうか、姉ちゃんとゆっくり話せるのもこの時間だけだよな」

姉「そうね、あの子が部活終わって帰ってきたら、下手な行動は起こせないし」

男「俺が部活やってる日なんかは、ほとんど喋れないわけだし」


71 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 06:11:13.94 ID:PwkxYyS00
どんどん続けて


72 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 06:17:18.22 ID:tzwiax820
姉「今はまだ大人しいけど、あの子を見てるとだいぶ我慢してるのが分かるわ」

男「え……?」

姉「どうせアンタのことだから、最初とあまり変わってないとか思ってたんじゃない?」

男「し、進行してるの?」

姉「やっぱり……だいぶ惚れ薬の効果が効いてきちゃってるわ。間違いなく、あの子は効きやすい体質ね」

男「そうなのか……」

姉「“最近兄ちゃんが冷たいような気がする”って相談されたわよ?」

男「マジで?」

姉「マジよ。そんなことないでしょ、って言っておいてあげたけど」

男「……ありがとう」

姉「そのうち我慢しきれなくなって、絶対にアンタにアタックしてくる時がくるわ」

男「…………」

姉「まっ、反対にアンタは薬がそれほど効いてないみたいだから大丈夫だとは思うけど」

男「確かに、俺はあまり変わった感じがしないな」

姉「同じ血縁の者なのに、薬の効き目が違うっていうのも興味深いけどね」


73 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 06:22:31.37 ID:tzwiax820
姉「とりあえず、アンタが妹に対して恋愛感情を抱いていないのであれば頑張りなさい」

男「恋愛感情があれば良かったのかよ……」

姉「あら、愛はどんな障害であろうと退ける力があると思うけど?」

男「そうですか」

姉「さて、そろそろのんびりしていられる時間じゃなくなってきたし、もう自分の部屋に戻りなさい」

男「そうだな……姉ちゃんの部屋にいるとこを見られたら、何を言われるか分からない」

姉「私もできるだけ急いでやったげるから、早まっちゃダメよ?」

男「あぁ……じゃあ、またご飯の時に」

姉「はいは〜い」

『ガチャッ』

男「ふぅ……部屋に戻ってのんびりしてるかな」

男「今日は晩飯は妹が作ってくれる日だし……とりあえず、最近は精神的に疲れるからな」


74 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 06:28:34.48 ID:tzwiax820
ー夕飯後ー

男「食った食った……さて、何しようかなぁ〜っと」

『コンコン』

男「誰〜?」

妹『わ、私……だけど』

男「……! ん、いいよ」

男(切り替えて、集中してないとな……変化はないといっても、妹が傍にいるとドキドキするのは事実だし)

『ガチャッ』

妹「…………」

男「どうした?」

妹「……えっと、ね。今日の放課後に、兄ちゃんの友達の人に会ったんだけど……」

男「ん? あぁ、多分男友ってヤツだと思うけど」

妹「うん、その人。その人から、ミスコンに出てくれないかって頼まれて……」

男「あ、あぁ、確かにそんな話してたと思うけど」

妹「それで……えっと、男友さんが言ってたことって本当、なの……?」


75 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 06:33:55.97 ID:OGkpFxU0O
支援


76 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 06:38:18.79 ID:tzwiax820
男「は? 何かアイツ言ってた?」

妹「その……“妹さんのお兄ちゃんも、ミスコンに出てる君が見たいって言ってた”って……」

男(は……? ま、まさかアイツ……いらん気を回しやがったな!?)

妹「私が出場したら、兄ちゃんも喜ぶと思うって言ってて……」

男「そ、そうだな。アイツも困ってたし、出てあげると喜ぶと思うけど……」

妹「わ、私が聞きたいのは、兄ちゃんのこと!」

男「うっ……ま、まぁ……見てみたい、かな……」

妹「ほんとに? じゃ、じゃあ私出るね……兄ちゃんのために」

男「っ……そ、そうか。あ、ありがとう……」

妹「うん、じゃあそれだけだから!」

『ガチャッ』

男「……危ねぇ、結構最後はヤバかったぞ。っていうか、明日男友に一発かましておかないとな」

男「それにしても……妹の性格まで歪めてきてないか? 俺の前だけならいいんだが、学校とかではどうなんだろうな……」


77 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 06:42:15.08 ID:tzwiax820
朝飯食ってくる


78 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 06:43:36.76 ID:EZHqyhYjO
いてら


79 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 06:46:32.60 ID:G5Hc4SonO
惚れ薬欲しいなぁ


80 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 07:00:07.06 ID:cF3hoTOcO
>>1携帯から

パソコンの調子が悪いのか、単純に重いのか分からないけど
とりあえず今は時間を置いてみるので
30分くらいしたら戻る予定


81 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 07:02:23.57 ID:LxblzuFc0
待ってるぜ


82 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 07:10:37.00 ID:AbuOqQHS0
ふーん


83 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 07:14:54.98 ID:i+LcgU8AO
追い付いた
>>1はマダ-?


84 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 07:19:01.80 ID:XOGYJpTUO
おはよー


85 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 07:19:41.70 ID:OP/FW+AJ0
これは良いss
死にたくなってきたし


86 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 07:20:40.69 ID:OGkpFxU0O
保守だ


87 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 07:29:15.27 ID:Qx0L+/A1O
とびだせゲッタァァァァァ
家出るまでのひとときがwww


88 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 07:44:34.30 ID:cF3hoTOcO
またまた>>1携帯から

皆さん重くない?
どうも調子悪いんだが


89 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 07:46:11.87 ID:b25b4sSAO
追いついただと…?!

しえん


90 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 07:55:29.64 ID:c4m75mM0O
>>1はどんだけ飯食ってんだよ…


91 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 07:55:35.39 ID:tzwiax820
テスト


92 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 07:55:58.25 ID:Qx0L+/A1O
進んでないとな・・・


93 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 07:56:20.25 ID:tzwiax820
お、ようやく大丈夫っぽいな

じゃあ再開する


94 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 07:56:48.72 ID:8CoyWYJRO
  


95 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 07:58:45.47 ID:Q5dqGSVjO
支援ッ・・・!!


96 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 08:03:13.70 ID:tzwiax820
ー学校ー

男(一度気になりだしたら止まらないってのも厄介な性格だよな……)

男「妹のクラスはここだけど……ここのクラスってテニス部のヤツいるのか?」

後輩「あれ、先輩どうしたんですか?」

男「お、後輩か。ちょうどよかった、後輩ってここのクラスか?」

後輩「隣のクラスっすよ。何か用事でもあるんですか?」

男「ん、ちょっとな……お前、俺の妹のこと知ってるか?」

後輩「あぁ、妹さんっすか。知ってますけど……妹さんに用事ですか?」

男「いや、妹にじゃないんだ。妹がいつも誰といるか分かるか?」

後輩「流石にそこまでは……隣のクラスなんで、あんまり詳しくはないです」

男「そうか……」

後輩「なんなら、ここのクラスの友達に聞いてみましょうか?」

男「マジか? じゃあ頼むよ」

後輩「任せられました! ちょっと待っててくださいね……」


97 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 08:09:56.29 ID:tzwiax820
ー3分後ー

後輩「男先輩!」

男「お、どうだった……って、その子は?」

後輩「あのクラスのヤツに聞いて、そのままついてきてもらいましたよ」

男「マジか! サンキュな、後輩」

後輩「いえいえ、じゃあそういうことで! また放課後会いましょう」

男「あぁ、それじゃあな……さて、と。えっと……ごめん、名前は?」

妹友「い、妹友です……」

男「あはは……そんなに畏まらなくてもいいよ。ちょっと聞きたいことがあるだけなんだ」

妹友「は、はいっ! 何でしょうかっ?」

男「……えっとさ、普段から妹と仲良くしてやってくれてるんだよね?」

妹友「え? あ、はい。妹ちゃんとは仲良くさせてもらってます」

男「そっか、ありがとうね。じゃあ、そんな妹友ちゃんから見て……最近妹に変わったところとかない?」

妹友「変わったところ、ですか……? えっと……特には思い付かないんですけど」

男「そう? ならいいんだ、こっちの杞憂で終わるのならそれで構わないし」


98 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 08:14:05.79 ID:AOXo/X1TO
テッシュ持って待ってる


99 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 08:15:40.11 ID:tzwiax820
妹友「えっと……そうですね、やっぱり特に変わったところはないと思います」

男「ふむ……じゃあ、やっぱり学校じゃ大丈夫なのかな?」

妹友「強いて言うなら、なんですけど」

男「ん? 何かな?」

妹友「最近、少しボーッとしてるというか……考え事、でしょうか? そういうことをしてる時間が多いような……?」

男「……そっか、分かった。ありがとうね」

妹友「……妹ちゃん、何かあったんですか?」

男「いや、それについては悪いんだけど、あんまり詳しく話せないんだよ。ごめん」

妹友「あ、いえ、構いません!」

男「ん〜、こうやって君に尋ねたりしたことは妹には内緒にしておいてくれる?」

妹友「は、はい!」

男「それじゃあ」

妹友「はい! えっと、テニスとか頑張ってください!」

男「え……? あ、あぁ、ありがとう」


100 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 08:20:27.68 ID:tzwiax820
ー授業中ー

男(考え事……俺のことを考えてるのかも、なんて思うのは、単純な思い上がりなのか?)

男(断定できないというところが何とも……でも、とりあえず何とか学校ではやっていけてるみたいで良かった)

男友「おい、男」

男「……何だ?」

男友「さっきから難しい顔してるけど、何か考え事でもしてるのか?」

男「え? あ、まぁ、ちょっとな」

男友「昼飯直後の授業だってのに、よく眠たくならないもんだよ……」

男「いや、俺も少し眠たいけどな」

先生「コラ、そこ私語はやめろ」

男「……すいません」

男友「……叱られちまったな」

男「ハァッ……寝るか」

男友「ははっ、そうだな!」


101 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 08:22:47.82 ID:vzAG+iM60
支援せざるおえない


102 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 08:27:40.48 ID:tzwiax820
ー放課後ー

男友「おい、ちょっと部活行く前に付き合ってくれね?」

男「どこに?」

男友「ほら、前言ったミスコンの出場者集めだよ! いい加減本腰入れないとな」

男「あぁ、それか……まぁ、約束だしな」

男友「助かるぜ!」

男「それで? とりあえず候補者は絞ったのか?」

男友「お前の知り合いだけ、っていう条件だと、イコール俺の知り合いってことだからな。その条件だとこんだけだ」

男「ハァッ!? 何で10人もいるんだよ!?」

男友「断られるのもとりあえず考えてあるんだよ。誰がどう見ても美人とか可愛いとかっていう人は、基本的にリストの上から並べてある」

男「ふぅん……」

男友「こんなこと言っちゃ悪いけど、下の方の人は予備みたいなもんだ」

男「あっそう……ったく、面倒だな」

男友「いいじゃねぇか! それに、ここらで良い所見せておかないと、2年生で実行委員長に抜擢された俺の面目が立たないしな!」

男「自分の都合じゃねぇか……」


103 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 08:35:48.11 ID:+ddnqE9V0
男友がフカヒレで再生される


104 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 08:39:44.11 ID:tzwiax820
男「漸く終わるけど……えっと、誰だったっけ? 途中で見つからないから後回しにしてたのって」

男友「女ちゃんだろ。このリストの中では2番目だし、絶対に外したくないよな!」

男「まぁな……今のところの参加決定者って……」

男友「……1人だ」

男「まぁ、1人いただけでも良しとするしかないな。それに、他の学年の方からも募ってるんだろ?」

男友「どっちかといえば、一年よりは三年に期待してるんだがな。一年なんかは出たがらないだろうし」

男「そりゃあ、先輩らが沢山いる中ではな……」

男友「そういえば後輩で思い出した! お前の妹はどうなったんだよ?」

男「あ……言ってなかったか? あいつは参加してくれるみたいだぞ」

男友「マジで!? そりゃ朗報だな……妹さん、何でも一年の中ではトップクラスみたいだからな!」

男「へぇっ……そうなのか」

男友「そこは兄として喜んであげるべきじゃないのか?」

男「素直に喜べねぇよ」

男友「そんなもんなのか? とりあえず、女ちゃん探そうぜ……って言ってる側から発見!」


105 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 08:40:12.13 ID:bt/006ktO
ここまで読んだ


106 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 08:46:58.52 ID:tzwiax820
女「あれっ? 男くんに男友くんじゃないか!」

男「こんちは〜」

男友「ヤッホ〜っす! 今ちょっといい?」

女「構わないよ! 何か私に用事でも?」

男友「えっとな、今度の文化祭でミスコンやることになったんだけど……今参加者集め中で」

女「……私に出てほしいってこと?」

男友「おっ、理解が早くて助かるよ! なぁ、出てほしいよな?」

男「俺に振るのかよ……まぁ、こっちとしても参加者が集まらなくて困ってるところではあるんだ」

女「そりゃあ、好き好んで出たがる人は相当な目立ちたがりだろうねぇ……」

男「参加者が少ないから、とかって理由で頼み込むのは少し気が引けるんだけど、女さんは……」

女「ん〜……そうだなぁ、考えてもいいけど!」

男友「マジでっ!?」

女「一つだけ条件があるけどねっ!」

男「……条件? 何?」


107 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 08:48:25.12 ID:ZC+nhydbO
小学生以下の文だろ…さっさとやめろ


108 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 08:49:13.39 ID:ImXbbHm90
構わん続けてくれ


109 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 08:50:32.92 ID:ZC+nhydbO
『ジャ〜……』←水道から水が出る音


『バクッ、バクッ、バクッ……』




なにこれひどい


110 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 08:51:05.60 ID:DBNlQxq40
           _,;'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙';;、
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         ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;li;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
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          /ヾ;;/ソ       ,  ,      ヽ l;;l"゙l
          '、 (ヾ,,===;;;;;;;,,,,,_`il,i゙__,,,,;;;;;=== ,/|lヽ l 
            ヽ、`||ヾi;'(:::::゙'゙:::/;;i=i;;;ヽ:::゙'゙::::)゙i;/ |l'ノ/      構わん、続けろ
           /ヽ|l、 ゙i::;;;;/⌒⌒).ヾ..;;;;;;;;;;..ノノ/l.,/\
          /;;;/::ミヾ、./ / / )     '゙ /ミ"i;;;;;;;;\_
       _,.-;;'";;;;;;;;r‐ ミ/゙ ,/ /  /_!/`   /,,l;;;ミ/;;;;;;;;;;;;;;;;~\
  _,、-‐;;'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| / /  /   /.__,,,..-/ヽ /;;;ミ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`;,,、_
‐'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ノ / .ノ  / ,,, /  ノ/';;;;ミ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙'';;;,,、_
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111 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 08:53:02.62 ID:tzwiax820
女「まだ考えてないっ!」

男「……オイオイ」

女「だって、誰も出たがらないイベントなんだよ? 少しくらいいいじゃん!」

男友「何だっていいや! とりあえず、参加は前向きに考えてくれるってだけで十分だ!」

女「んっ、じゃあ明日までには条件とか考えてくるから!」

男「あんまり変なものにしないでくれよ〜」

女「大丈夫さっ! それじゃ、また明日!」

男友「バイバ〜イ! よし、とりあえず俺たちの知り合いからは2人ゲットだな」

男「疲れた……っていうか、部活ほとんどできないじゃん」

男友「そうだな、予想以上に時間かかったし。まぁ、今日はこのまま帰るか?」

男「そうだな……帰ろう」



妹「……さっきの可愛らしい人、誰だったんだろう」


112 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 08:57:33.09 ID:ZC+nhydbO
やめろっつってんだろ消えろ


113 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 08:58:57.81 ID:jjxja/KN0
ヤンデレおいしいです


114 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 08:59:40.16 ID:tzwiax820
ー男宅ー

男「ただいま〜……」

姉「お帰り。何か中途半端な時間ね?」

男「友達の仕事に付き合ってたら、部活やるには短すぎる時間になっちゃってね」

姉「ふぅん……まぁ、私の方は順調としか言いようがないから」

男「そっか。分かった」

姉「……それにしても、アンタは最初の頃からほとんど変わらないわよね」

男「……? 何が?」

姉「薬の効き目に決まってるじゃない。前例がない分ぶっつけ本番的なところはあったんだけど、それでもきっと例外だわ」

男「妹は効き過ぎてるっていうのにな」

姉「あの子はあの子で、予想以上に効いてるし……何だか両極端だわ」

男「さて、じゃあ俺は部屋に籠ってるよ」

姉「はいはい……私ももう一仕事してこようかしらねぇ」


115 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 08:59:56.42 ID:ZC+nhydbO
いやマジにつまらない


116 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 09:04:37.52 ID:bt/006ktO
ここまで読んだす


117 :>>112 そっちが消えればいいじゃない [] :2009/10/14(水) 09:06:41.24 ID:tzwiax820
ー夕飯後ー

『コンコン』

男「は〜い……」

妹『……入ってもいい?』

男「……! ふぅ……いいよ」

『ガチャッ』

男「どうした?」

妹「……今日ね、部活の休憩の時間の時にチラッと見たんだけど」

男「何を?」

妹「兄ちゃんが、女の人と話してたところ。あの人……兄ちゃんの彼女?」

男「彼女? いや、彼女なんていないけど」

妹「そうなんだ、良かったぁ……!」

男「っていうか、今日の放課後の話だったらすぐ隣に男友もいたはずだけど?」

妹「あ、うん。そういえばいたね」

男「そういえばってなぁ……男友の扱いが可哀そうだ」


118 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 09:09:20.85 ID:AbuOqQHS0
あーあ


119 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 09:09:26.45 ID:lEDbnd4Qi
理解なり〜


120 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 09:14:52.02 ID:tzwiax820
妹「何の話をしてたの?」

男「男友に頼まれて、ミスコンの参加者集めに行ってたんだよ」

妹「えっ……ミスコンの?」

男「まぁ、断れなくてな。結構な人数に交渉したから、そのうちのどのタイミングを妹が見たのかは分からないけど」

妹「…………」

男「……? どうした?」

妹「兄ちゃんは……他の人にも“参加してほしい”って言ったの……?」

男「基本的には男友に任せっきりだったけど、まぁあいつが考えた企画だしな。成功させるためには人数も必要だから」

妹「そっ、か……そうだよね……」

男「オイオイ、まさか優勝狙ってるのか?」

妹「へっ? そ、そんなことはないよ!?」

男「まぁ、お前も十分可愛いんだから優勝は狙えるだろうけどな」

妹「……! ほんと!?」

男「あぁ、嘘は言ってないよ」

妹「そっか……! えへへ……可愛いって……」


121 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 09:14:58.40 ID:HjB1EebtO
追いついた
支援


122 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 09:20:07.60 ID:oBlPg9rLO
こういうスレに荒らしは付き物だからな
>>1に期待支援


123 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 09:21:12.24 ID:tzwiax820
妹「じゃあお休みなさい、兄ちゃん」

『ガチャッ』

男「……うわぁぁぁ〜、いつから俺はあんな気障ったらしいセリフを言うようになっちまったんだぁ……」

男(何も考えずに、するっと口から零れたみたいな……やっぱり、薬の効果があるのかもなぁ)

男「……妹の方も、日に日に俺の部屋に来る回数が増えてきてるし」

男「相変わらず、俺には効果が薄いところが不幸中の幸いだけど」

男「……慣れてきてるっていう感じが嫌だなぁ」



ー翌日の放課後ー

男友「部活行こうぜ〜!」

男「その前に、女さんに聞いておかなくていいのか?」

男友「は? 何を?」

男「お前……一応条件を出されただろ? 確認しなくていいのかってことだよ」


124 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 09:21:48.97 ID:JPdiWc7zi
同じく追いつきました
支援します。ヤンデレ妹に期待w


125 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 09:22:28.70 ID:AbuOqQHS0
単芝は甘え


126 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 09:23:16.07 ID:cOybpuGo0
少し前からROMってたが、名前に気付いて吹いたwwwwww
反応してやるなって、悦んじゃうだろ^^

支援


127 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 09:25:46.47 ID:gymz8HQv0
追いついた
支援


128 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 09:30:46.84 ID:tzwiax820
男友「あぁ、そんなことも……大丈夫じゃね?」

男「そんなんじゃ失敗するぞ……」

女「お〜い! 男くんと男友く〜ん!!」

男「おっ……? 幸運だな、向こうから来てくれたみたいだぜ」

女「到着っ! えっと、昨日の話なんだけど……」

男友「ミスコンの話? 参加してくれるんだよね?」

女「参加はいいよっ、もうそうやって言っちゃったし。で、条件の方なんだけど……」

男「それ聞きに行こうと思ってたところだったんだよ。ちょうど良かった、それで何かな?」

女「とりあえず、参加人数は5人以上ほしいかなっ。あ、これは条件じゃなくて要望なんだけど」

男友「今のところ、女ちゃん含め4人確保できてるから何とかなると思うぜ!」

女「よしっ、じゃあもう一つの方だけど……生徒代表で、男くんに審査員やってもらいたいんだっ!」

男「…………えっ?」

男友「それは構わないけど、何で?」

男「いや、構えよ。俺は嫌なんだけど……」

女「どうしてかは秘密〜! ただ、その条件を呑んでくれれば約束は守るよっ!」


129 :途中で休憩挟んでるとはいえ書き続けてるから腰が痛ぇ [] :2009/10/14(水) 09:38:31.70 ID:tzwiax820
男友「頼む、男。この企画を成功させるためにも人身御供となってくれたまえ」

男「てめぇっ……売りやがったな!」

女「で、どうするのっ?」

男「うっ…………」

男友「もちろんやるよな?」

男「黙ってろ!」

男友「痛っ!? た、叩くほどじゃないだろ!?」

男「……理由は絶対に秘密なの?」

女「うん、これは教えられないかな!」

男「……仕方ないな」

男友「さっすが! よっしゃあ、じゃあ女さんの参加決まったし、部活行こうぜ!」

男「はいはい……それじゃあ、また」

女「うん、まったね〜…………さて、と。これで良いんじゃない?」

妹「……そう、ですね」

女「これでハッキリするんじゃないかなっ、男くんの気持ちってヤツもね……」


130 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 09:38:56.92 ID:y58fVhL00
気になったんだけど>>65では3年になってるのに>>102以降の流れでは2年になってるんだが
どっちなのよ?


131 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 09:43:54.92 ID:NSMaKht6O
良く気付いたな何とも思わなかったわww


132 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 09:48:19.83 ID:tzwiax820
ー2週間後ー

男友「明日から文化祭だな! 校舎中が祭りの雰囲気でたまらねぇっ!」

男「気分が浮つくのは分かるけど、何でそんなに前の日からテンションが高いんだ」

男友「何だよ、興を削ぐようなことは言うなよな」

男「俺にしてみれば憂鬱なんだよ……自分が最終的には了承してしまったとはいえ、半ば強制的にミスコンの審査員だぞ?」

男友「いつまでもグチグチ言ってんじゃねぇって! 俺だって責任者として“司会”という重役があるんだぜ?」

男「まだそっちの方がいいよ……人に点数つけるって、気分がのらねぇ」

男友「ほら、そんなこと言ってないで早く教室戻るぞ! 買出しに時間かかりすぎてもおかしいだろ」

男「お前が、途中で道端の脇の溝に足突っ込んじまったからだろっ!?」

男友「おっ、思い出させるんじゃねぇ……!」

男「ったく……とりあえず、もう準備はそろそろ終わりっぽいし、漸く帰れるか」

男友「何だ? 早く帰らなきゃいけない理由でもあるのか?」

男「ちょっとな」

男友「ふぅん……よし、教室までダッシュしょうぜ!」

男「あ、おいっ……! ったく、元気だなぁ……」


133 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 09:50:36.93 ID:tzwiax820
>>130
俺も気付かなかったw
どっちでもいいけど、途中から2年生なんで2年生でw


134 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 09:57:00.01 ID:Q5dqGSVjO
支援


135 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 09:57:48.70 ID:tzwiax820
ー男宅ー

男「ただいま〜……よし、妹はまだ帰ってないみたいだな」

姉「こっちこっち」

男「うん……」



ー姉部屋ー

姉「これね。さっき完成したばっかりだから、まだ何とも言えないけど」

男「思ったよりも早かったね」

姉「それだけ頑張ったのよ。おかげで、1キロちょっと痩せたわ」

男「……なんかリアルな話だな。っていうか、痩せるような要素が見当たらないんだけどね」

姉「そんなことはどうでもいいじゃない。それよりも、だけど」

男「……何? 何か問題でもあるの?」

姉「問題というかね……突貫で作ったから、これ一つしかないの」

男「……? それが何か問題でも……あっ」

姉「分かった? 私自身で試すつもりではいたけど、それよりも早く妹を治してあげるべきだと思ってそっちを優先させたわ」


136 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 10:04:50.58 ID:tzwiax820
男「ってことは、姉ちゃんは……」

姉「それもそうだけど、自分で試してないし何が起こるか分からないわ」

男「……いや、姉ちゃんの身に何か起こっても、それはそれでマズイと思うけど」

姉「あら、心配してくれるの?」

男「そりゃあ、心配はするさ」

姉「ふふっ……とりあえず今回の話だけど、さっきも言ったように突貫で作ったから調整が完璧かどうかも曖昧なの」

男「……もし違っていたら、どうなるの?」

姉「死ぬ、とかそういうことは起こらないから安心しなさいな。ただ、どういう風に作用するかは分からないわ」

男「いや、姉ちゃんを信じるよ」

姉「……そう。じゃあ、今夜にでも飲ませてあげなさい。使用方法は惚れ薬の時と同じだから」

男「すぐに効くの?」

姉「少なくとも半日はかかると思うわ。早ければ明日の昼前には、遅ければ夕方くらいってとこかしら」

男「……とにかくありがとう」

姉「最初に私が作ったことが原因なんだから、気にしないでね」

男「そりゃそうだな」


137 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 10:05:20.86 ID:nap2M+M8O
追いついた

>>1には期待している続けてくれ

いや、続けてくださいお願いします


138 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 10:05:37.89 ID:NSMaKht6O
支援


139 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 10:06:11.02 ID:tzwiax820
ちょっと休憩

ミスコン後にいろいろあって完結の予定


140 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 10:07:53.39 ID:Q5dqGSVjO
了解


141 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 10:13:01.52 ID:csgxwS8A0
姉が兄なら良かった


146 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 10:44:56.26 ID:tzwiax820
妹「ただいm……」

男「おう、今帰ってきたのか。お帰り」

妹「……た、ただいまっ!」

男「文化祭、明日だな」

妹「へ? あ、うん……そうだね」

男「お前のクラスは何やるんだっけ?」

妹「占いだけど……わ、私はよく分かんなかったから、実際にはやらないよ?」

男「じゃあ何をするんだ?」

妹「裏方っていうか……お客さんの呼び込みとか、かな」

男「魔女っ娘みたいなコスプレとかすんのか?」

妹「うぇっ!? あ、えっと……そ、そうだけど……」

男「よし、写真撮っておかないとな……」

妹「やっ、やめてよっ!! 恥ずかしいから……み、見たいんだったら、個人的に見せてあげるから……」


147 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 10:46:45.38 ID:NSMaKht6O
紫炎


148 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 10:48:29.43 ID:GgBIHzjSO
セックスまだ?


149 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 10:51:29.70 ID:tzwiax820
男(個人的に見せてあげる、か……そんなことを言ってしまうほど効いてしまってるんだな)

妹「そっ、それより! 兄ちゃんのクラスはアートの展示とかってやつだっけ?」

男「よく知ってるな? まぁ、飾っとけば勝手に見ていってくれるし、明日は楽だよ」

妹「え、えっと……明日なんだけど……」

男「ん?」

妹「い、一緒に……少し周らない……?」

男「……いいよ」

妹「ほんとっ!? やった……!」

男(……俺にしてみれば、罪滅ぼしみたいなものかもしれんが。っていうか、ほんと妹の前でも冷静でいられるようになったよな)

妹「約束だよ?」

男「あぁ、約束だ。まぁ、最後はミスコンの仕事があるけどな」

妹「ぁ……そうだね。でも、それまでの時間でも十分だから!」

男「ん、何かお茶でも飲むか?」

妹「あ、じゃあ貰うね」


150 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 10:54:28.47 ID:7ETV4FzzO
男=キョン
男友=あひるの空の千秋
姉=こどもの時間のリーダーの子
妹=銀魂の神楽というか釘宮理恵


151 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 10:58:30.89 ID:tzwiax820
男(こいつを垂らして……)

男「ほい、お茶」

妹「ありがとう! 喉乾いてたからちょうどよかった」

『ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ……』

男「…………」

妹「えっ、と……私の顔に何かついてたりする?」

男「あ、いや……ん?」

妹「じゃあ、どう、かしたの?」

男「妹……? どうした?」

妹「ありゃら……? 何か、フラフラして……フワフワして……?」

男「ちょっ……だ、大丈夫か!?」

妹「ら、らいじょうぶ……」

男(呂律が回ってない……っていうか、これ酔っ払ってるようにしか見えないんだが!?)

妹「あぅ〜、兄ちゃ〜ん……ちゅー」

『ちゅっ……』


152 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 11:03:44.23 ID:XOGYJpTUO
お!ついに…


153 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 11:06:36.65 ID:tzwiax820
男「っ!?」

妹「えへへー、兄ちゃんとちゅーしたのらぁ〜……」

男(お、落ち着け……!! どうしてこうなってるんだ……っていうか、その前に……!)

男「ね、姉ちゃん!?」

姉『ん〜? 呼んだ〜?』

男「ちょ、ちょっと来て! わぁっ!? ま、待て妹っ!」

姉「うるさいわ、ね……? どうしたの、これ?」

妹「兄ちゃんら〜……あはははふぅ」

男「あ、あれを飲ませたら急に酔っ払いになったんだがっ!?」

姉「……ごめん、こんなことになるというのは予想外だわ」

男「マジか……! っていうか、俺の背中思いっきり平手で叩いて!」

姉「は? な、何で?」

男「妹に不意をつかれて、キスされた……! 何か俺もいろいろとヤバい!」

姉「あらら……わかったわ、よッッ!!」

『バチーン!!』


154 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 11:08:20.26 ID:NSMaKht6O
支援


155 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 11:08:27.88 ID:XOGYJpTUO
ざわ…ざわ…


156 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 11:10:13.68 ID:n9v+9TSc0
バチーン!!


157 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 11:15:17.72 ID:tzwiax820
男「痛っつぅぅッッ!!?」

姉「正気に戻った?」

男「も、元々正気ではあったけど……おかげで、目は完璧に覚めたよ……」

妹「zzz……」

姉「……寝ちゃってるわね」

男「まったく……なんだったんだ?」

姉「ごめんねぇ、一応こんな風にはならないはずだったんだけど……やっぱり、どこかで間違えてたのかしら」

男「……起きたら治ってんの?」

姉「それはその時になってみないと何とも……」

男「そっか……まぁ、とりあえず起きた時にいろいろと聞いてみるしかないな……」

姉「とりあえず、ご飯はどうするの?」

男「あ……妹寝ちゃったし、俺が作るしかないよなぁ……」

姉「ファイト!」

男「姉ちゃんも作ってくれよ……姉ちゃんだけいつも食べるだけじゃないか」

姉「私が何にもできないこと知ってるでしょ? この前包丁握ったら、“頼むから料理するのはやめてくれ”って言ったじゃない」


158 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 11:22:16.00 ID:tzwiax820
ー翌朝ー

男「…………くぁ〜〜〜っ!」

男「文化祭当日、か……それよりも、妹のことだよな」

男「結局寝惚けちゃってて、何言ってるのかサッパリだったし……今、話は聞けるk」

『ガチャッ』

妹「兄ちゃん起きろ〜っ!!」

男「うぉっ……い、妹? いきなり入ってくるなっt」

妹「目覚めのキスっ!」

『ちゅっ……』

男「っ!? な、ななな……?」

妹「起きたでしょ? じゃあ早くリビング来てね!」

『ガチャッ』

男「…………」

男「あれは、ひょっとして悪化してるっていうのか……?」


159 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 11:22:52.32 ID:n9v+9TSc0
うわああああああああああああああああああああ


160 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 11:23:33.86 ID:tzwiax820
眠気ヤバス

ごめん、度々休憩を挟んで申し訳ないがまた20分くらい休憩


164 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 11:46:39.61 ID:tzwiax820
ーリビングー

妹「ごちそうさま! 準備してくるね」

『タッタッタッタッタ……』

男「……姉ちゃん、あれはどういうことだ?」

姉「何? 妹に何か起こったの?」

男「いや、今朝の話なんだけど……急に俺の部屋に入ってきて、またキスをされた」

姉「あら、いい傾向ね」

男「は……? いや、悪い傾向としか考えられないでしょ?」

姉「言い忘れてたことがあるのよ、実は」

男「言い忘れてたこと……?」

姉「解毒剤の副作用なんだけど、あれは体内の薬が消え去るまで、薬の効果が過剰に表出するの」

男「……ってことは」

姉「想像してる通りだと思うけど、いつも以上に積極的になってるわよ?」

男「何故それを先に言ってくれなかったし!?」

姉「どっちにしても必要なことだから、言っても言わなくても一緒だと思うけど?」


165 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 11:47:15.58 ID:r3w7bBKkO
マジレスすると惚れ薬は一種の麻薬


166 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 11:48:07.78 ID:jZe4Mms10
結局元々好きだったとか、ずっと好きみたいな展開になるんだろうけど

そもそもリア充に惚れ薬の必要があるのかと


167 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 11:49:12.17 ID:Q5dqGSVjO
飯支援


168 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 11:51:30.64 ID:pmPNNCdG0
妹は薬の効果で戻る

妹がツンになる

男の妹意識が強くなる

男が悩む

という展開か


169 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 11:51:52.02 ID:tzwiax820
ー学校ー

妹「次はあのクラスの行こっ!」

男「わ、分かったから……引っ張るなよ」

妹「早く早く!」



生徒1「あの兄妹ってあんなに仲良かったのか……」

生徒2「もはやカップルの域じゃない?」

生徒3「妹ちゃん可愛いなぁ……彼女だったらいいのに」



男「あぁ……今後学校でどんな風に噂をされるかと思うと、心が重い……」

妹「何してるの!? 早く行こぉよ〜!」

男「分かったよ……もうどうにでもなれ〜……」


170 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 11:52:52.64 ID:pmPNNCdG0
と思ったけど全然違った展開になってた


171 :そんな普通のハッピーエンドに興味はない! [] :2009/10/14(水) 12:03:48.14 ID:tzwiax820
ー昼過ぎー

男(結局治らないまま、このイベントを迎えてしまった……)

男友「レディース、エーンドジェントルメン!! ようこそ、ミス北高コンテストへ!」

男友「今年度からの文化祭の新しい目玉、“ミス北高コンテスト”の始まりだァァァッ!!」

『うぉぉぉぉぉぉっ!!』

男(無駄に盛り上がってるし……)

男友「初めての試みとあって参加希望者は少なく、選考は難航しましたッ!」

男友「しかし! 今回生徒代表として審査委員長となっている男くんの活躍により、無事開催することができましたッッ!」

男(妙な持ち上げ方をするんじゃねぇ……!)

男友「司会は私『男友』、審査委員長に『男』、審査員に一般来場のお客様4名を据えて進行させていただきます!」

男友「それでは、もう早速出場者の方に参加していただきましょうか! いきましょ〜〜〜ッッ!」

『うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!』

男(無駄にうるせぇ……何でこんなことやてるんだ俺は……)


172 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 12:11:10.49 ID:pdFXApI+O
支援


173 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 12:18:18.18 ID:tzwiax820
男友「……以上、出場者は合計で7名ですッッ!!」

男(そうなんだよな、7名……意外とあれから集まったもんだ。俺と男友が誘って一回断られた人も、何故か出てるし)

男友「それでは、各自のアピールタイムに移りましょう!」

男友「エントリーナンバー1番! 審査委員長の実の妹、『妹』ちゃんのアピールタイムです!」

妹「あー、あー……んんっ、えっと……私が一番得意にしてることはピアノなんですが、今回屋外で弾けないということなので……」

男(そういえばそうだけど……じゃあ、何をやるんだろうな?)

妹「アピールするものはありません!」

『えぇぇぇぇぇぇぇぇ!』

男(おいおい、そりゃ観客の人の気持ちも分かるよ……何考えてるんだアイツ?)

妹「というか、審査委員長が兄ちゃんなので、大目に見てもらえると思います!」

男(……そんな権限が俺にあるわけがないだろうに)

妹「それと、兄ちゃんに一言! 大好きです!」

男「…………は?」


174 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 12:23:00.76 ID:n9v+9TSc0
うわあああああああああああああああああああああ


175 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 12:24:31.86 ID:MnapPZHe0
いわれてみてええええ


妹いないけど。


176 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 12:24:43.73 ID:kTPrZDCGO
なんだ犬好きか


181 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 12:38:10.39 ID:tzwiax820
男友「おぉ〜と! 公の場で実の兄に向かって大好きという言葉を贈る! これもポイント稼ぎかぁぁ!?」

妹「いいえ、ポイントとかじゃなくてマジです! ラヴです!」

男友「え……? あ、えっと……マジなんですか?」

妹「はい! って……あれ、私……えっ? ウソ……今、私何てことを……!」

男「……! このタイミングで薬の効果が完全に切れたのか……!?」

妹「……す、すいません! ちょっと退場しますッ!!」

男友「えっ? あっ、ちょっと……!」

男「……! 男友、悪いけどこの場を収めておいてくれ。俺も抜ける!」

男友「はぁっ!? ど、どうしたんだよ!?」

男「いろいろと事情がある! 今度説明するし謝るから!」

男友「い、意味が分からん! あぁ〜もうっ! ハプニングが起こりましたが、こういうイベントにハプニングは付きもの! 気にせず次へ参りましょうッッ!」

男(強引すぎるだろ……! とにかく、悪いな、男友……!)


182 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 12:38:26.94 ID:n9v+9TSc0
展開を盛り上げすぎてどうしていいかわからなくなってると予想


183 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 12:40:36.17 ID:oBlPg9rLO
wktk

予想とか書かなくていいからw


184 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 12:44:46.27 ID:tzwiax820
男(こっちの方向に走っていったから……いた!)

男「妹っ!!」

妹「……!」

男「待て、逃げるなって! 分かってるから!!」

妹「何で!? 私はどうしてあんなことを堂々と宣言してるのよっ!?」

男「俺が説明するから! まずは落ち着けよ!」

妹「落ち着けるわけないでしょ……学校のみんなの前で兄ちゃんに告白だよ……? ほんと死にたい……!」

男「お前が、自分の意思であれを言ったんじゃないってことは分かるから!」

妹「……何でそんなことが言い切れるの。私が堂々と言い放った以上の証拠があるの……?」

男「落ち着いて聞けよ? 今から言うことは全部事実だから……」

妹「……うん」


185 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 12:45:07.18 ID:UODTXSt/0
古代都市ワクテカ


186 :>>182 いや、大体こんな感じのつもりだった [] :2009/10/14(水) 12:51:52.87 ID:tzwiax820
妹「……何それ。ほんとサイアク……!」

男「お前には謝っても謝りきれない……いいよ、どうしてくれても構わないから」

妹「……とりあえず、一発ビンタ」

男「分かった」

妹「……ッ!」

『パチーンッッ!!』

男「〜〜〜ッ!!」

妹「……これから学校でどんな顔して過ごせばいいのよ」

姉「あら、ここにいたのね」

妹「姉ちゃん!? どうして惚れ薬とか作ったの!? 今思えば、兄ちゃんにキスとか……絶対におかしいよ!!」

男「…………」

姉「う〜ん、それに関しては謝るしかないんだけどね? とりあえず、学校生活の方は心配しなくても大丈夫よ」

妹「は……? 何をどうすれば安心できるっていうのよ……!」


187 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 12:57:28.70 ID:Q5dqGSVjO
試演


188 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 12:58:46.11 ID:u2zC0R4MO
wktk支援


189 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 12:58:56.60 ID:tzwiax820
姉「今ミスコンが行われてた方じゃ、凄いことになってるから」

妹「す、凄いこと……?」

男「姉ちゃんがめっちゃ悪そうな顔を……!」

姉「今日あの場所で妹が男に告白したことなんて、大したことじゃなくなるくらいの大事だからね」

妹「な、何をしたの……?」

姉「知らない方が精神衛生上は良いと思うけど?」

男「き、聞かない……」

妹「私も……」

姉「じゃあ、多分今日はもう文化祭どころじゃないからもう帰りましょうか」

男「えっ……そ、そんな酷いことになってるの……? ヤバイ、凄い不安だ……!」

妹「私も……さっきの嫌な気持ちを、さらに塗り潰すような大きな嫌な予感がする……」

姉「だから、とりえず二人は仲直りしちゃいなさいね?」

男「……ごめん」

妹「…………気持ちの整理がついたら、兄ちゃんの部屋行くから」


190 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 13:00:07.16 ID:K0rjqO5KO
胃炎


191 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 13:04:29.04 ID:tzwiax820
ー夜ー

『コンコン』

男「はい?」

妹『……私』

男「あ……いいよ、入って」

『カチャッ……』

男「…………」

妹「……バカ、最低、クズ」

男「……あぁ、そうだと思う」

妹「でも、もういい。誰だってそんなものあったら試したくなると思うし……」

男「そう、か……?」

妹「試した本人が何言ってんの?」

男「そ、そうだな……」

妹「それに……まぁ、他の人じゃなくて私で試したんだし……?」

男「え? 最後の方何だって?」


192 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 13:06:35.01 ID:A72vCtFn0
読み終わっちまった・・・・学校行けねぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


193 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 13:07:56.23 ID:tzwiax820
妹「な、何でもない!! とりあえず、もうこれでこの件は終わり!」

男「……許してくれるのか?」

妹「許すわよ、悪い!?」

男「いや、そこで何で逆ギレ……?」

妹「っていうか! 今朝のがファーストキスなんて絶対に認めないっ!!」

男「今朝の……? え、あれは二回目……」

妹「二回目!? じゃ、じゃあ一回目は……いやぁぁぁっ!!」

男「痛ぁっ!? ちょ、な、殴るなっ! 許してくれたんじゃなかったのかぁっ!?」



ー本編終わりー


194 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 13:09:59.08 ID:A72vCtFn0
終わりかよ!学校行けるよ!!
なんか逆に嫌だよ!


195 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 13:10:05.52 ID:T5SHOZLr0
おまけまだー


196 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 13:10:35.17 ID:n9v+9TSc0
>>1

本編という事は・・・・ゴクリ


197 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 13:11:09.87 ID:QXoz7Nx/0
ここまで既定路線


198 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 13:11:23.30 ID:VvXA6S6c0
わっふるわっふる


199 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 13:12:41.70 ID:4RJioQqZO
>>194
突っ込みワラタ


200 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 13:15:22.47 ID:tzwiax820
ーおまけの翌日ー

男「おはよう……って、どうしたんだ、男友!?」

男友「男か……ははっ、俺は人生に絶望したぜ……昨日のことは二度と思いだしたくない……」

男「な、何があったんだ……?」

男友「何があったって……や、やめろ、思い出させないでくれぇっ!!」

男「お、おい……真剣に震えてるけど、本当にどうなってるんだ……?」

女「おーい、男くんっ」

男「あ、女さん……ちょうどよかった、昨日のことなんだけど……」

女「あぁ〜……ほとんどの人にとってはトラウマだろうから、話さない方がいいと思うよ?」

男「ほとんどの人って……女さんは大丈夫なの?」

女「んっ、私は大丈夫! だってバイだし!」

男「…………姉ちゃん、もしかしてアレを会場全体に散布したというのか……!?」

女「そんなことよりさっ、妹ちゃんのことだけど」

男「えっ……女さん、どうして妹のことを知ってるの?」


201 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 13:18:20.88 ID:Q5dqGSVjO
まさか


202 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 13:18:47.57 ID:IMyATbkQ0
さらっとバイってことをwwww

美少女コンテスト=見物の男性が多い=アッー!


203 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 13:24:36.17 ID:tzwiax820
女「ミスコンの参加のことを聞きに来た次の日くらいだったかなっ? 妹ちゃんから私に話しかけてきてね」

男「はぁ……」

女「男くんのこと好きだから、諦めてくださいって直接言われたんだよ!」

男「ブッッ!?」

女「まぁ、私自身特殊な性癖持ってるからねっ。あんまり驚きはしなかったけど……」

男「いや、そこは驚いてくださいよ……」

女「でも、兄妹の恋愛なんて辛いに決まってるでしょ? 何かいろいろと手違いがあったみたいだけど」

男「えぇ、まぁ……」

女「だから、男くんを審査員に据えてみて、誰を選ぶかを確認してみたらどうかな、っていう流れになってねっ!」

男「だからあの時そんな要求を……」

女「まぁ、いい感じに収まったみたいだし良かったけどね!」

男「まったくだ……とりあえず、今後は自制心を失わないように心掛けないと」

女「良い心掛けだねっ! それじゃあ、またね!」

男「……さて、女さんがバイだったなんて衝撃的な事実は忘れて、今日も一日頑張るとするか」

ーfinー


204 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 13:25:24.40 ID:n9v+9TSc0
>>1


205 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 13:26:12.35 ID:MbIXSRA4O
>>1



206 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 13:26:50.57 ID:DMCBxf+C0
尻切れトンボ


207 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 13:27:09.77 ID:nqXAfD+kO
いちおつ


208 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 13:29:32.25 ID:tzwiax820
最後だけノリが違うのは最初から予期していたこと

い、いつの間にかこうなっちゃったんじゃないんだからねっ!?

疲れたし、寝ます
支援や休憩時に保守してくれた人ありがとう

ちなみに、この後は男と妹はとても仲の良い兄妹に
姉はマッドサイエンティストとしてアメリカで名を馳せ
男友はずるずるとその道に引きずり込まれ、アッー!
女さんは誰彼構わず手当たり次第食い散らかす大食管になる予定


209 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 13:29:49.25 ID:TZsw7DX6O
俺のいちもつは?


210 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 13:30:23.33 ID:T5SHOZLr0
なるほど結局妹は地味に兄貴ラヴなのか


211 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 13:35:00.21 ID:cF3hoTOcO
あ、そうだ
妹の詳細書き忘れてたので、携帯から

妹の最後の微デレは、最初からではない
薬の効果が約一ヶ月にも渡ったため、
そういう感情が若干残ってしまった、消えきらなかった、そんな感じ

だから、最初は普通の兄妹だった

それだけかな


212 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 13:36:12.56 ID:y2zJS26tO
>>119
あ〜ちゃんこんなところでなにしてんの


217 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 14:12:27.57 ID:UEqVkZ0GO
不発…ッ!!
だが乙! 楽しかった!


218 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 14:43:07.43 ID:cSz3qXdG0
おっつん


219 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 15:08:09.95 ID:8zqC7tS9O
いまから


220 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 15:11:33.62 ID:ItMH9vWI0
竜頭蛇尾
姉との絡みとかあるかとおもた


221 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 15:31:17.76 ID:cF3hoTOcO
>>220
あぁ、姉との絡みも予定してたけど
自分の集中力が続かなかった
あと、これから用事があることが分かっていたから


222 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 15:36:05.09 ID:nap2M+M8O
>>1
おもしろかった


で、続編はいつだね?


223 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 15:40:59.12 ID:I3gp6Cag0
こんなもんの続編書く位なら最後の方書き直せよ


224 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 15:46:11.22 ID:cIXxGql70
おもしろかった
>>1


225 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 16:06:59.89 ID:2LVox60mO
気付いたら終わってた
てっきり姉孔明の策略で血圧が上がる程度の薬でてんてこ舞いなのかと思ってたら違った


226 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 16:11:00.50 ID:+Fn9gOKb0
>>1


227 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 16:23:31.45 ID:fhFsgXj3O
夜まで残ってますように

ほす


228 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 16:31:50.11 ID:K2knePtLO
最後が微妙だな


229 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 16:47:51.57 ID:rxDGxZffO
え?終わり?

>>1


230 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 17:21:32.93 ID:i+LcgU8AO
とりあえすパンツ穿きます


231 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 17:32:49.17 ID:TWyaQ/Ag0
 ___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| (     )   ・・・
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
|    | ( ./     /
 ___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| ( ^ω^ )   い、>>1乙!
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
|    | ( ./     /


232 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 17:52:00.86 ID:+RMevvTr0
いまきた

>>1


233 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 18:07:07.93 ID:Qx0L+/A1O
トイレでこそこそ見てたぜ


234 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 18:46:46.79 ID:V2+hticHO
>>1


235 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/14(水) 19:11:39.88 ID:1BtCyhYP0
ヴぁ


237 :VIPがお送りします [] :2009/10/14(水) 20:01:02.91 ID:Ky+76xanO
VIPの文体が整ってるSSはオチが弱い法則



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