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女商人「さてアレフガルドに向かいますか」
99 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/08(日) 23:52:13.58 ID:rrqD+aPE0
〜ギアガの大穴〜

商「はい、では飛び降りてください」

僧&魔「無理無理無理!」

商「どうしました?」

僧「ど、どうしましたって!こんなの飛び降り自殺と同じじゃないですか!」

商「大丈夫ですよ、地下世界につながってますから」

魔「いや、そう言われても…」

見張り番「命は大事にしなさい…」


100 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/08(日) 23:53:05.59 ID:eyF/dx1t0
今考えると 商人が上に乗って騎上位してたのかが気になってくる
うんすごく


101 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/08(日) 23:53:29.79 ID:rrqD+aPE0
僧「ほら!見張りの人もああ言ってますよ!」

商「しょうがないですね、武闘家、いきなさい」

武「はい!」

僧「あ!ほんとにいっちゃった!」

商「さあ、あなた方もどうぞ」

魔「いやいやいや」

商「しょうがないですね…じゃあいっしょにいきましょう。それっ」

僧&魔「キャアアアアアアアア!!!!」


102 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/08(日) 23:54:57.44 ID:rrqD+aPE0
〜アレフガルド〜

商「ふう…どうやら無事についたようですね」

僧&魔「…………………」

商「二人とも、起きてください、つきましたよ」

僧「…………生きてる…」

魔「…ほんとに来たの…?」

商「どうやら武闘家がクッションになってくれたようです」

武「……………」


103 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/08(日) 23:56:12.85 ID:rrqD+aPE0
僧「うわあ!?武闘家さん!?」

商「返事がない。ただのしかばねのようだ」

僧「縁起でもないこと言わないでください!ベホマ!」

武「うお!?」

魔「大丈夫?」

武「夢か…雨を避けて走れる技を会得したと思ったんだが…」

魔「大丈夫?みたいね…」

僧「ふぅ…ここが、アレフガルド…?」


104 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/08(日) 23:57:06.69 ID:YB8I8/p8O
ラーミア無しじゃ大穴行きは無理だろ


105 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/08(日) 23:57:31.17 ID:rrqD+aPE0
魔「…見た感じ、私たちのいた世界と変わらないような…」

商「普通に人もいますし、町やお城もありますよ。ただ、モンスターは手強くなってますから気をつけてください」

武「さっそくお出ましだぜ」

魔物の群れがあらわれた!」

 …………

魔物の群れを倒した!

魔「…確かに手強かったわね」

僧「でも、なんとかなりましたね」


106 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/08(日) 23:59:37.58 ID:rrqD+aPE0
>>104 でも自殺志願者が到達しちゃうギアガの不思議
〜ラダトーム〜

僧「立派なお城ですねー」

魔「ほんとに、私たちのいた世界とあんまり変わらないね」

僧「今度、孤児院の皆連れて来てあげようよ。地下世界見学ツア〜」

魔「あ、それいいかも」

商「…仲がいいんですね」

僧「ええ、そりゃもう、孤児院の皆が私たちの家族ですから!」


107 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 00:01:14.68 ID:w1Quo2nZ0
商「…そうですか。さて、私はちょっと用事がありますので、先に宿屋に行っていてください」

魔「はーい」

〜ラダトーム路地裏〜

密偵「勇者一行は、大魔王の討伐に成功した模様です。今はラダトームに帰ってくる途中、とのことです」

商「ご苦労様…取っておきなさい」

密「それから…これが、例の物です…すごい代物ですね…」

商「ふむ…大枚はたいた甲斐がありました。約束の金です。取っておきなさい」

密「は!ありがとうございます…こちらは、いつでも大丈夫ですぜ」


108 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 00:03:02.30 ID:w1Quo2nZ0
商「わかりました…追って連絡します」

商「…ついに、ここまで来ましたか」

商「…しかし、彼女たちはどうするべきか…」

〜宿屋〜

商「武闘家」

武「はい!」

商「普通にしゃべって良いですよ。一つ聞きたいことがあります」

武「あ、ああ…なんだ?」


109 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 00:05:02.91 ID:w1Quo2nZ0
商「…あなたは、帰る場所がありますか?」

武「なんだ、いきなり…帰る場所か…俺が10才の時に、住んでた村は野盗に襲われて全滅しちまったからな…
  悔しくって、必死に修業して、15の時にそいつら全滅させて、それから流れの傭兵稼業だ。
  だから、特に帰る場所は…と、そういえば」

武「この旅が始まる前に、アリアハンで昔の俺みたいなガキと会ってよ…帰ったらそいつに
  武術を教えてやるって約束したんだ…なんだか、死んだ俺の弟に似てて、目が離せねえ感じなんだ。
  …強いて挙げるなら、それくらいかな」

商「…そうですか。わかりました」

武「…どうした?」

商「いえ…なんでもありません」


110 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 00:06:42.03 ID:w1Quo2nZ0
商「家族…弟…か……」

商「何を迷うことがあるのですか。利用できるものは全て利用するのが私たちのやり方でしょう…」

商「…………迷うくらいなら、最初から…しかし、これはやはり私の問題……」

商「…やはり、ここから先は一人…ですかね」

〜翌日〜

商「全員揃ってますね」

僧「あ、商人さん。大事な話ってなんですか?」

商「…これを」


111 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 00:08:12.84 ID:OeHMTnkkO
ふむふむ


112 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 00:08:26.40 ID:w1Quo2nZ0
魔「…うわ、すごいゴールド」

商「この旅の報酬です。皆さん、私の期待以上に頑張ってくれましたからね」

武「ちょっと待った。この旅の報酬って…」

商「ええ。パーティはここで解散です。後は私一人でいきます」

僧「えー!?ここで終わりなんですか!?」

商「…はい。この先に、私の目的である勇者一行がいます。ですから、ここで解散です。
  皆さんのおかげで大分助かりました」

魔「やっぱり…!」


113 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 00:09:26.74 ID:w1Quo2nZ0
僧「やっぱり!商人さんは勇者様の仲間だったんですね!すごい!」

武「タダものじゃあないとは思ってたが…」

僧「私も勇者様に一目あってみたいです! 商人さん、連れてってくださいよー」

商「…何か勘違いしているようなので、言っておきますが」

僧「…え?」

商「私の目的は、勇者を殺すことです」


114 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 00:10:51.78 ID:w1Quo2nZ0
武「…何?」

商「ついてきたりしたら、ただでは済みません…では、話は以上です。さようなら」バタン

僧「あ!商人さん!」ダッ

魔「勇者を殺すって…どういうこと?」

武「わからねえ…とにかく話を聞くぞ」

僧「商人さん!商人さーん!」ドンドンッ

武「どいてろ…破ァッ!」ドガッ

僧「そんな…武闘家さんの蹴りでもビクともしないなんて…なんなんですかこのドア!?」


115 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2012/04/09(月) 00:11:55.43 ID:MVBtBsoh0
ヤワラカクナイ製だな


117 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 00:12:03.24 ID:w1Quo2nZ0
魔「…ちょっと、このドア、結界が張られてるわよ」

武「…どうやら、本気みたいだな」

僧「そ、そんな…勇者様を殺すだなんて…」

武「…仕方ねえ。明日、商人が出てきたら話を聞こう。場合によっちゃあ力づくでも止める。
  あいつを力づくで止めるとなったら骨だからな…お前らはひとまずしっかり休んでおけ。
  ここは俺が見張っておく」

魔「そうね…」

僧「商人さん…」

武「どういうことだよ…」


119 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 00:13:22.03 ID:w1Quo2nZ0
武「……そろそろ夜明けか…商人…何考えてんだよ…ちゃんと話してくれりゃ俺は…
  …ん?なん…だ…これ………zzz」

魔「zzz…」

僧「zzzzzz…」

商「…眠りの杖、うまく利いたようですね」

商「さて…いきますか。これで最後です」

〜ラダトーム付近〜

賢「さーて、ゾーマも倒したことだし、そろそろアリアハンに戻りましょうよ」


120 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 00:14:47.47 ID:w1Quo2nZ0
勇「そうだな…やらなきゃならないこともあるしな」

戦「そうねー私と勇者の新居も探さなきゃならないしー」

賢「戦士は過酷な闘いで悪い頭がさらに悪くなったみたいね」

戦「なんだとぉ?」

勇「…そこまでだ。何か来るぞ」

賢「え?」

〜宿屋〜

武「おい!お前ら起きろ!商人がいねえ!」


121 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 00:16:31.75 ID:w1Quo2nZ0
僧「へ!?」

魔「! もう昼近いじゃない!」

武「何かアイテムを使われたみたいだ…!とにかく追うぞ!支度出来たらついてこい!」

〜ラダトーム付近〜

盗賊団「ヒャッハー!!勇者御一行とお見受けする!あんたに恨みはねえが金のため!死んでもらうぜ!」

盗賊団2「待った待ったぁ!勇者を殺るのはこの俺たちよぉ!!」

盗賊団3「おっとぉ!俺たちを忘れてもらっちゃ困るぜ!!」

勇「…なんだ、こいつらは」


122 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 00:17:52.29 ID:w1Quo2nZ0
戦「大方、勇者を倒して名をあげようってチンピラだろ。身の程知らずが」

賢「数だけは多いですね…300はいるかな」

戦「1人100人か。おもしれえ」

勇「いや、10人でいい。あとは俺がやる」

賢「さすが勇者様。頼もしい」

勇「なんなら休んでてもいいぞ」

盗賊「ヒャッハー!かかれー!」

勇「ギガデイン」


123 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 00:19:12.85 ID:w1Quo2nZ0
盗賊1〜50「ギャアアアアアアア!!!!」

盗賊51「一瞬で仲間が…!?アリアハンの勇者は化け物か!?」

勇「魔法を使うまでもないか」

盗賊51〜100「ギャア!!」

盗賊「剣の一振りで…!?」

  …………

勇「これで終わりか」

盗賊「あ、あれだけの人数があっという間に…」


124 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 00:20:22.13 ID:w1Quo2nZ0
勇「さて、お前に聞きたいことがある」

盗「ヒ!ヒイ!」

勇「金のため、と言っていたな。誰かに頼まれたのか?」

盗「は、はい!恐ろしく冷たい目をした、女に…」

勇「…誰だ、それは」

商「私ですよ」

勇「…お前が黒幕か」

商「300人を一蹴ですか…少しは削れると思ったんですが…甘かったですかね」


125 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 00:21:22.66 ID:w1Quo2nZ0
商「勇者ですね。お命頂戴します」

勇「恨みを買った覚えはない、とは言わないが…」

戦「一人で出てきた度胸は認めるけどね。勝ち目ないぜ?」

賢「そうよ、私がいる限り、勇者には指一本触れさせないわ」

商「…女に守られて、いい身分ですね、勇者様。そうやって私の姉も誑かしたんですか?」

勇「…姉? …! もしかして、君は…!」

商「いきますよ」

戦「おっと。まずは私が相手だぜ?」


126 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 00:22:21.18 ID:w1Quo2nZ0
勇「戦士!」

戦「わかってる。…手加減する」

商「ナメられたものです…いきますよ」バッ

賢「…あれは、裁きの杖?」

戦「ハッ!そんな貧弱な装備でどうしようってんだ」

商「これだから物の価値のわからない人は…商人の闘い方を見せてあげましょう」ブン

戦「フン、こんなそよ風…な、なんだ?体が…!?」

商「どうしました?隙だらけですよ」ドカッ


127 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 00:22:28.77 ID:u6xhgep60
オーブのために売り払った商人の妹か。

本人かと思っていたが


128 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 00:23:26.25 ID:w1Quo2nZ0
戦「ぐっ!」

賢「キアリク!」

勇「裁きの杖で起こした風で毒蛾の粉を飛ばしたのか…」

戦「助かったぜ賢者…」

賢「こういう相手なら私がいくわ。メラゾーマ!」

商「甘いですね」

賢「キャアア!」

商「魔法が使えないと思って甘く見ましたか?」


129 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 00:23:44.65 ID:Tpm/DinN0
いろんな道具を使って戦うのって素敵


130 名前:以下、VIPに代わりまして名無しがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 00:27:50.53 ID:ySTzXRaO0
かっこいい、惚れた


131 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 00:28:11.77 ID:bkjjFm7GO
1だけどサルってまったから寝よう…すまんね


132 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 00:28:54.15 ID:z1YDPTo70
携帯でかけやああああああうわああああああああああああああああああああん


139 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2012/04/09(月) 00:44:36.92 ID:rlMSFox00
一番いいとこで…


140 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 00:46:46.94 ID:HhLyDDOd0
残して置いたら書いてくれるよね?よね?


141 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 00:47:09.07 ID:hhUYWHDj0
いや携帯IDだし…まぁ布団入ったら携帯かもしれないけど


175 名前:1です [] 投稿日:2012/04/09(月) 07:03:50.01 ID:bkjjFm7GO
保守ありがとう
これから仕事なんで夕方まで残ってたら続き投下したいです
落ちたら今夜また立てます


176 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 07:04:35.76 ID:JNivRnuB0
仕事辞めて続きお願いします


184 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 08:34:51.66 ID:bkjjFm7GO
自ら保守


210 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 14:02:05.11 ID:BCjdlJ+0O
テレン テン テン
 テン テンテン
   テン テンテン
     テンテンテン
    ジャララララララン♪

>>1は現れない?


213 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 14:20:30.06 ID:bkjjFm7GO
もうちょっと待ってて保守


235 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 17:26:33.02 ID:w1Quo2nZ0
保守ありがとう。冒険の書が消えてなかった気分だ。再開します

勇「さざなみの杖…いつの間に」

商「道具を使いこなしてこその商人ですからね…例えば、こんな風に」

戦「さざなみの杖二本…?マホカンタ二重にかけても無意味だろ」

商「まどうしの杖」ブン

商「このメラ程度の火の玉をさざなみの杖の間で往復させていくと…」

戦「…おいおい、とんでもねえ速さになったぞ」

商「くらいなさい」


237 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 17:31:20.96 ID:w1Quo2nZ0
戦「うおおおお!?」

賢「次から次へと…まるで手品師ね」

商「言ったでしょう?道具を使いこなしてこその商人だと…では、あなた方は?お嬢さん。
  剣を振りまわすだけで戦士ですか? 派手な魔法が使えるだけで賢者ですか?
  楽な職業ですね。私も明日から大戦士か大賢者とでも名乗りましょうか」

戦「んだとテメエ…!」

勇「挑発だ。乗るんじゃない」

戦「賢者!同時にいくぞ!私が道具使うヒマを与えねえ。その間にキツイのをぶっ放してやれ!」

賢「了解!」


239 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 17:31:53.29 ID:c1FNftP00
商人の 騎上位されてみたい
アナル開発はいやです


240 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2012/04/09(月) 17:32:23.89 ID:5GqkWjYH0
勇者は見てるだけー


241 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 17:34:08.28 ID:w1Quo2nZ0
戦「オラア!!」

商「…!早い…!」

戦「どうしたぁ!?ご自慢のアイテムは品切れか!?」

商「…く!」

戦「今だ!賢者!やっちまえ!」

賢「いくわよ…! …イオナズン!」

商「…かかった」


244 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 17:37:41.77 ID:w1Quo2nZ0
戦「うああああああ!?」

賢「キャアアアアア!?」

勇「戦士! 賢者!」

商「…よし」

勇「…! その盾…魔法を跳ね返すのか…!」

商「正確には3倍返しです…ふむ、大金を掛けて開発させただけのことはありましたね」

勇「さざなみの杖は囮か…」

商「杖にだけ気を取られていたおかげでうまくいきましたね」


245 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 17:39:55.28 ID:w1Quo2nZ0
商「…さあ、後はあなただけです。覚悟しなさい」

勇「…そっちも、あまりこちらを侮らないほうがいい」

商「…なに?」

戦「…………くっ…まだまだ!」

賢「この程度でやられる私たちじゃないわよ…!」

商「…まだ立ち上がりますか…きっちりとどめを差さなければならないようですね」


247 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 17:52:55.13 ID:w1Quo2nZ0
戦「勇者の片腕をナメるんじゃねえ!」

商「…! まだ、こんな力が!?」

商「これで…! 裁きの杖×10!」

戦「うおおおおお!?」

賢「バギクロース!!」

商「…そっちもまだ元気ですか」

賢「この大賢者様をナメてもらっちゃ困るわね…」

勇「十本まとめてバギクロス並の風を起こすとは…」


248 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2012/04/09(月) 17:54:56.82 ID:w1Quo2nZ0
商「どうやら、少しナメていたようですね…」

  ……………

戦「ハァ!」

商「くっ…! ま、まだ…!」

戦「…よくやったよ、あんた。でも、ここまでだ…!」

商「く…やはり、強い…!」

勇「戦士」

戦「わかってる。手加減はする。とりあえず、半日は足腰立たないようにしとくか」



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