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少女「抱っこをご所望です、おにーさん」 男「困った」
- 39 名前:深夜にお送りします []
投稿日:2012/04/15(日) 22:42:22 ID:MBG/mWuc
男「それで、話の続きだが」
少女「……つーん、です。いじわるなおにーさんなんて知りません。つんつーん、です」
男「少女に嫌われたショックで母親の方に走りそうだ」
母「お、私の出番か。よし、どんなプレイする? 母乳プレイ? ただ、出ないからまず孕まして頂戴な」
少女「!!? だ、だ、だ、ダメですッ! 私の、おにーさんは私のですっ! 母様にだって譲りませんッ!」ギューッ
男「冗談だ、冗談。つーかなんで歓迎ムードなんだ母親。あと、プレイの内容が酷すぎます」
母「いや、義母モノのエロゲってやったことないから、適当な想像で言ってみたもので。で、どう? 合ってる?」
男「知りません。というか、そういうのするんですね……」
母「部下が優秀すぎて、基本的に暇なの!」
男「どんな役職に就いてるか知りませんが、そのうち更迭させられそうですね」
母「戦々恐々の日々ね!」キラキラ
男「なんで嬉しそうなんですか。……で、いつまでしがみついてるんだ」
- 40 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/15(日) 22:42:49 ID:MBG/mWuc
少女「え、えへへぇ……バレちゃいました。で、でも、もうちょっとだけ、いいですか? それとも、くっつかれたら嫌ですか?」
男「ああ、嫌だね」
少女「……わ、分かりました、離れます」(半泣き)
男「だから、冗談だっての! すぐ泣きそうになるなッ!」ナデナデ
少女「ぐしゅぐしゅ……おにーさんのいじわるっぷりは凄まじいです。鬼だっておにーさんのいじわるにかかれば泣いちゃいます。泣いた赤鬼です。ぐしゅ」
男「いや、その名作絵本は俺とは関係ないと思うのだけど」ナデナデ
少女「そのうち泣いた少女という絵本が出版されます。買ってください。ぐしゅ」
男「買わねーよ」ナデナデ
少女「鬼のいじわるおにーさんです」スリスリ
男「なんか俺が絵本の主役みたいになってるな」
少女「絵本カップルですね。素敵です」
男「どうかと思うが。……で、そっちはそっちで何やってんですか?」
- 41 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/15(日) 22:43:52 ID:MBG/mWuc
母「え? ああ、さっきのアンタらの会話でちょっと思いついてね。ケータイで部下に指示出してたトコ」
男「……まさかとは思うが、マジで出版しようとか思ってませんよね?」
母「大丈夫! 原作者としてマージンもこのくらいあげるから!」
男「断言していいが、ぜってー売れねーからやめといた方がいいです」
母「それはどうかしらね?」
少女「おにーさん、なでなでが止まってます。断固抗議します」
男「ああはいはい」ナデナデ
少女「はぅぅ」
- 42 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/04/15(日) 22:53:59 ID:cfANF4sY
すげえ、びっくりするほど話が進んでねぇ。
でも面白いからC
- 43 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/15(日) 23:07:49 ID:MBG/mWuc
少女「はふ……。少しだけ満足しました。ので、お話を続けてあげます。でも、あとでもっかいなでてください。抱っこもしてください」
男「分かった、分かったから」
少女「えへへ。元気いっぱいです! んと、おにーさんが私に大丈夫か、と問いかけたところで話はすとっぴんぐしてます」
母「誰のせいよ!」
男「主にアンタのせいだな」
母「特技はセクハラと話の腰を折る、です!」
男「はいはい」
少女「おにーさんに声をかけられた私は、怖くてうつむいてじっとするしかできませんでした。足を怪我しているので、走って逃げることもできません。このままさらわれてしまうかも、という疑念が脳裏によぎります」
母「こんな可愛い娘をさらおうだなんて……この鬼! 悪魔! むっつり! ロリコン!」
男「言いがかりだ」
少女「その時、おにーさんが私の手をとり、どこかへ連れて行こうとしました」
母「やっぱり! 薄い本の展開ね! 待ってました!」
男「待つな。お前の娘だろうが」
少女「嫌でしたが、私の力では抵抗することもできず、ふらふらとついていくしかできませんでした……」
- 44 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/15(日) 23:17:57 ID:MBG/mWuc
母「ヒャッハー! D・V・D! あそーれD・V・D!」
男「見ろ少女、あれがお前の母親だ」
少女「でぃーぶいでぃー♪ でぃーぶいでぃー♪」
男「ノリノリとは」
少女「……ところでおにーさん、なんで母様はでぃーぶいでぃーって言ってるんですか?」
男「分からないで言ってたのか?」
少女「なんだか楽しそうでしたので。……ダメだったですか?」
男「いや、むしろ安心した」ナデナデ
少女「よく分かりませんが、なでなでしてもらって嬉しいです!」ニコニコ
母「説明しよう! あのね娘、DVDってのは」
男「説明するな」ズビシ
母「あいたっ。ちぇー」
少女「うふふ。おにーさんにつれて行かれた先に、大きなショッピングモールがありました。そこでおにーさんは、私にそこで待ってろ、とベンチを指さしました」
男「あー……」(なんとなく思い出してきた様子)
少女「仕方なく、私はベンチに腰掛けました。膝はズキンズキン痛みます。周りは知らない人でいっぱい。痛くて怖くて、私はまたうつむいていました」
- 45 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/16(月) 00:25:01 ID:j3nvn.gI
イマイチまとまらないので、今日はここまで。
- 48 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/16(月) 09:38:36 ID:3vysRaGA
ニヤニヤが止まらない
- 49 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/16(月) 21:08:57 ID:j3nvn.gI
少女「喧騒から逃れるようにうつむいたまましばらくじっとしていると、声をかけられました」
男「よし。思い出した。だから話はもう終わりに」
母「面白そうだからぜひ続きを、娘!」
少女「了解です、母様」
男「あああああ」
少女「顔を上げると、おにーさんがそこにいました。そして、『ちょっと痛いだろうけど我慢してくれ』と言いながら、私の膝を濡れたハンカチで軽く払いました」
母「ほう、ほう!」
少女「ハンカチの冷たさと怪我の痛みに、私は身を固くしてしまいます。その様子を見たおにーさんは、『痛いか? 痛いよな。ごめんな、もうちょっとだから我慢してくれ』と言いながら、ぽんぽんと私の膝を優しくハンカチで拭いてくれました」
母「ひゅーひゅー! 男さん、おっとこまえー!」
男「ふふふ。そうだろうそうだろう。じゃあもういい加減話は終わりに」
少女「そうして膝の汚れを落とすと、次におにーさんは薬局で買ったらしき真新しい絆創膏を私の膝にぺたりと貼りました。そして、『……えっと、どうする? 親御さん呼ぶか?』と、恐る恐る、だけど優しく尋ねてくださったのです」
母「ムッハー!!! 不器用萌え!」
男「きめぇ。俺きめぇ」
- 50 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/16(月) 21:09:54 ID:j3nvn.gI
少女「私が首を横に振ると、『そ、そっか。……じゃ、じゃあその、もう大丈夫だよな? そ、それじゃ』と言い残し、おにーさんは颯爽と去って行きました」
母「COOL! COOLよ、男さん!」
男「颯爽というかそそくさというか、その、本当勘弁してください」
少女「その時のおにーさんは、私がお金持ちの子だということなんて知りません。なのに、おにーさんは助けてくれました。しかも、何の見返りも求めてません。自分の名前すら名乗っていないのです」
母「クールにも程があるわね! 逆に怪しいわ!」
少女「学校でもどこでも、私はこの家の子ということで、誰からもチヤホヤされていました。……もっとも、それは私という個人ではなく、この家の子、という肩書きを見ていたのでしょう」
母「うんうん。思春期特有のはしかのようなものね! そんなところも可愛いわ、娘!」
少女「そんな肩書きではなく、私そのものを見て、しかも手厚く看護してくれ、あまつさえ何の見返りも求めない。……そりゃ一発で好きになりますよ!」
男「え、なんで怒ってるの?」
少女「だってこちとらそういう経験ぜろですから! なのにあんな優しくされたら、そりゃコロっといきますよ! 悪いですか!? う、う!?」
男「いや、その、普通女の子が困ってたら助けるだろ? そりゃ最近は通報される恐れもあるが、でも……なあ?」
少女「そ、そーゆーわけで、母様に頼んでおにーさんを探してもらい、現在おにーさんは家庭教師という名目でここに拉致されたわけなんです。説明終わりです。終わったのでなでてください。抱っこもお願いします」
男「経緯は理解したので了解」ナデナデギュー
少女「ふわあ。夢心地です」
- 51 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/16(月) 21:10:35 ID:j3nvn.gI
母「そして拉致から二週間が過ぎたからこんなに仲がいいのね!」
少女「説明おつー!」
男「……いや、まあいいや。そうなんです」
少女「じゃあ、今から拉致当日の話を脳内プレイバックでお届けしますか? それとも、も一度なでなでしますか?」
男「あー、じゃあ、プレイバックで」
少女「なでなでですね!」
男「いや、プレイバックの方で」
少女「な、なでなでですね!」
男「いや、だから」
少女「な、なでなでですよね、おにーさん?」(涙目)
男「ああもう、ああもう」ナデナデ
少女「押しに弱いおにーさん、素敵です♪」
- 52 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/16(月) 21:18:21 ID:j3nvn.gI
少女「なでられてご満悦です。はふー」
男「そいつぁよかった」
母「私はご満悦になりたいなー?」
男「夫にしてもらえ」
母「未亡人なのー! してもらいたくてもいないのー!」ジタバタ
男「はいはい」ナデナデ
母「うひはー!」
少女「母様がきもいです」
男「しっ! みんな知ってるけど、黙っておくのが大人だよ」
少女「分かりました。心の中だけで思っておきます」
母「子の気遣いが、なんだか悲しいわ……」
少女「さて、それでは話は2週間前に遡ります。皆さん、準備はよろしいか? よろしいですね。では、ごー」
- 53 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/16(月) 21:24:23 ID:xzh9tejQ
よっしゃこい
- 54 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/16(月) 21:37:32 ID:j3nvn.gI
〜2週間前〜
男「さて。いきなり変な連中に拉致されたわけなんだが……なんだこの豪邸は」
男「(目の前に広がるは、俺の家が丸ごとすっぽり入ってしまいそうなほど大きなリビングだった。壁には見たことのある絵画が飾られており、さらに暖炉や西洋甲冑まである。床はふかふかの絨毯が敷き詰められており、俺がいま座っているソファは全身を優しく優しく包み込んでいる。そして極めつけは天井からぶら下がる金持ちの象徴、シャンデリアだ)」
男「(そこまでされたら嫌味に感じるのだろうが、どういうわけかその全てが見事なまでに調和されており、圧倒されるものの嫌悪感は感じない。ただの成金ではないってことなのだろうか)」
男「(などと感心していると、ドアの隙間から誰か覗いてることに気づいた。あ、こっち来た)」
少女「……え、えっと。あの」
男「あー。ええと、これはどういうことなのか説明してもらいたいのだけど」
少女「……う、うあ」ジワーッ
男「涙ッ!? ええなんで何も酷いことなんて言ってないのにいやしかし泣いている以上言ったのだろうごめんなさい!」
少女「…………」プルプル
男「否定!? 許してくれないの!? ああこんな金持ちに恨みを買われる覚えはないのになあ。今日で俺の人生も終わりか。つまらない人生だったなあ」
少女「……!? !!」ブンブン
男「そこまで激しく首を横に振らなくても、分かったって。ただ、できることなら、あまり痛くない方法でお願いしたい」
少女「ち、違う、違います……。あ、あの、私のこと、覚えてますか?」
男「へ? ……いや、ごめん。覚えてない」
- 55 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/16(月) 21:47:10 ID:j3nvn.gI
少女「ふぇ……」ジワーッ
男「ああいやごめんよく思い出しますから泣かないで!」
少女「は、はい。ぐすぐす。泣きません。我慢します」
男「(こんな子、知り合いにいたかなあ……? というか、そもそも異性に知り合いなんていないような。じゃあ、一体どこで……?)」
少女「(おにーさんだ。あの時助けてくれたおにーさんが、いま、目の前に……!)」
男「(う。なんか知らんが見てる。めっちゃこっち見てる)」
少女「(……な、なんか、ドキドキしてきました。ど、どうしよう!?)」
男「(そして突然顔が赤くなってきた。なに? 興奮? 今から俺を痛めつけることを想像しての興奮か? この娘……まだ若いのに、レベルが高い!)」
男「……って、アレ? なんか、見覚えが……」
少女「!!」
男「……いや、うーん」
少女「ひ、ひんと、ひんとです。ひんとでぴんとです。……えいっ」
男「(突然その場に倒れた。何?)」
少女「う、うーんうーん。い、痛いです」
男「(そして、膝を抱えての台詞。……膝?)」
- 56 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/16(月) 22:03:18 ID:j3nvn.gI
男「……ああっ!」
少女「お、思い出してくれましたか!」
男「おまえ、あの時のパンツ覗き魔!」
少女「……私は転校生ではないです。ついでに言うと、性別も間違ってます。本来なら主人公と転校生と通学路でぶつかり、その際にパンツを見られ、そしてその転校生が教卓の前で主人公に言う台詞です」
男「100点の解法ありがとう。じゃなくて、この前こけた子か。あれから膝はどうだ?」
少女「は、はい、おかげさまで、ばっちしです。犯人も闇に葬られましたし、言うことなしです」
男「(闇……?) そ、そうか、それならよかったんだ。女の子だもんな、傷が残ったりしたら可哀想だもんな」
少女「お、おんなのこ……///」
男「え、……男なのか? ということは、最近流行の男の娘? ……いや、いける!」
少女「違います。いかないでください」
男「はい」
少女「そ、その節は、お世話になりました。心より深くお礼申し上げます」フカブカオジギ
男「あ、こりゃどうも」フカブカオジギ
- 57 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/16(月) 22:35:07 ID:j3nvn.gI
少女「そ、それでですね、お、おにーさん」
男「ひゃい!」
少女「ふぇっ!?」
男「あ、や、失礼。こんな可愛い子にお兄さんなんて呼ばれて気が動転した。気に障ったのなら謝る」
少女「か、かわいい……///」
男「(それにしても、何が目的で俺なんかを拉致したのだろう。お礼を言うため? わざわざ? ……なわけないよなあ。……ま、まさか)」
男「(イチャモンをつけて尻の毛までむしりとるつもりか? そこまでやってのシャンデリアなのか? 俺はこの先生きのこるのか!?)」
少女「は、はぅぅ……///」
男「(って、顔を赤くしてうつむいてはぅはぅ言ってるような子がそんなことするわきゃねーか)」
男「あ、いや失礼。話を続けてくれ」
少女「あ、は、はい。……すぅー、はぁー。……え、えっとですね、……えっと、えっと」
男「?」
少女「……あ、あぅぅ」ジワーッ
男「また涙ッ!? 一体全体どういうことか分からない俺だがとりあえず泣き止んでくださいっ!」ナデナデ
少女「は、はぐ、ぐす。……は、はい、泣き止みました。……なでてくださってありがとうございます」
- 58 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/16(月) 22:56:54 ID:j3nvn.gI
男「え? ……あ、や! そ、その、突然だったので。ごめんな、触ったりして」
少女「い、いいえ、いいえ! ……お、おにーさんだったら、別に、その……」
男「いやいや。どこの誰とも知れない奴を特別扱いするのはよくないぞ」
少女「…………」
男「?」
少女「……うん。おにーさん、私の家庭教師になってくださいませんか?」
男「はい?」
- 59 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/16(月) 22:57:48 ID:j3nvn.gI
〜現在〜
少女「とまあ、そんなこんなでおにーさんは私の家庭教師となり、色々あってらぶらぶなのです」
母「手を出したのね! 中学生相手に……いやらしいっ!」
男「待てそこの親子。出してねえぞ、俺は」
少女「なでなでされて、抱っこされました」
母「出してるじゃない! いやらしい……っ!」
男「え、それも手出すに含まれるの? じゃあ、はい、出しました。ごめんなさい」
少女「これはもう、結婚するしかないです! 玉の輿ですね、おにーさん?」
男「展開が早すぎる」
母「初夜は親子丼ねッ!?」
男「頼むから待ってくれ」
少女「それが嫌なら抱っこしてください。なでなでもです」
男「はぁ、まあ抱っこもなでなでも好きだからいいですけど」ナデナデギュー
少女「はぅぅ」
母「手を出した! 母は見たわよ! 家政婦も見たわよ! あとミタも見たわよ! あと何が見る!?」
- 60 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/16(月) 23:07:15 ID:j3nvn.gI
男「知らん。見なくていいから。あとこの屋敷にいるのは家政婦じゃなくてメイドだ」
メイド「呼んだっスか?」ヒョコ
男「呼んでません」
メイド「性処理スか?」
男「呼んでねぇっつってるだろ」
少女「わ、私がするんですか?」ガタガタ
男「違う。震えるな」
母「じゃあ私ね!」キラキラ
男「断じて違う。目を輝かせるな」
メイド「じゃあやっぱ私の仕事っスね」
男「突然出てきて場を混ぜっ返すな」ギリギリ
メイド「ふぐわああ! あ、アイアンクローは痛いっス!」
母「私の特技を奪うとは……やるわね、メイド!」
メイド「だ、だけどギブだけは絶対にしないっス! 負けてなるものかっス!」
男「あ、このメイドめんどくせえ」
- 62 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/16(月) 23:34:05 ID:j3nvn.gI
────
男「そんなこんなでやっと本編だ」
少女「今までが導入だったんですか? 長すぎません?」
男「どっかの誰かが特技を使いまくるせいでね」ジロリ
母「私のことねッ!」キラキラ
男「ダメだ、この大人は悪びれる、という言葉を知らないらしい」
メイド「知ってるうえでの行動だと思うっス」
母「流石はうちで雇っているメイド……思考レベルが高いわね!」
メイド「お褒めに預かり恐縮っス!」
男「なんかめんどくさいのが増えた気がする」
少女「それでおにーさん、本編って何をするんですか?」クイクイ
男「基本的には俺と少女とのイチャコラの話の予定です」
少女「い、いちゃこら……///」
母「親の目の前でメタ話にかこつけイチャイチャと……許せないことだわ! 混ぜなさい!」
- 63 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/16(月) 23:41:49 ID:j3nvn.gI
男「熟女趣味はないので、ちょっと」
メイド「褐色巨乳メイドなんかはどうっスか?」ボインッ
男「男なんでおっぱいには憧れますが、それもちょっと」
少女「こ、黒髪ぱっつんの中学生なんかは、ど、どうですか……?」クイクイ
男「あ、大好物です」ナデナデ
少女「あ、あぅぅ……///」(自分で言って照れちゃった様子)
母・メイド「「ぶーぶー。ひいきひいきー」」
男「そりゃあ、ねえ?」ナデナデ
少女「じ、次期当主として、ひいきされるのには慣れないといけないのです。あと、抱っこもしてほしいです」
男「はい」ギュー
少女「天にも昇るとはこのことです! 昇天しそうです!」
男「え、幽霊なの?」
少女「お化けじゃないです。お化けは怖いです」
男「そうだな。お化けは怖いな」ナデナデ
少女「です」
- 67 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/17(火) 13:51:01 ID:ml6jQkvo
まだ序章だったとは…C
- 68 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/04/17(火) 15:46:16 ID:eUJZxyZs
続きが楽しみだC
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