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新ジャンル「砂かけ少女」
- 75 名前:VIPがお送りします []
投稿日:2010/12/01(水) 19:24:11.41 ID:rbw2ijdR0
男友「やぁ!男君!首尾はどうかね?」
男「・・・一応了解は貰ったが」
男友「おおっ!さすが男!頼りになるな!」
男「ただし!友達としてなら良いそうだ」
男友「むふふ・・・ノープロですよ旦那」
男「お前、なんだそのキャラ・」
男友「お友達!すなわち恋の生まれる一歩手前!」
男友「あとはゆっくり距離を縮めていけば無問題!」
男「・・・でも、あいつ、好きな人が・・・、っ!」
男友「何ィ!?・・・まあその程度の障害はあってしかるべきか・・・」
男「・・・ま、まぁがんばれ」
男友「任せとけ!!!」
男「(好きな人、か・・・そうだったな・・・)」
- 76 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/01(水) 19:36:27.41 ID:rbw2ijdR0
男「じゃあ今から男友来るから」
砂「うぅ・・・ちょっと緊張します・・・」ギュゥ
男「友達からって伝えてあるから大丈夫だって。それから砂離せ」
砂「でも・・・こういうの初めてで・・・」サラサラ
男「ん?」
砂「私、友達ってあんまりいないので・・」
男「んー、俺もそんなに多いほうじゃないし、気持ちは分かるが」
砂「う〜どうしよう、どうしようぅぅ」
男友「やぁ!お待たせ!!」
砂「いやああああああああああああ」ギュバササァ
男友「ぎゃああああああああああああ」
男「ノータイム砂かけ!!?」
- 77 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/01(水) 19:47:03.37 ID:rbw2ijdR0
砂「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
男友「いや、全然平気!むしろありがとうございます」
砂「え?・・・え?」
男「ああ、気にしなくていいよ、こいつ今ちょっとおかしいから」
砂「は、はぁ・・・」
男「と言うわけで、こいつが男友な」
砂「あ、は、はじめまして!」
男友「はじめましてー!よろしくね☆」キラン
男「(きもい)・・・んで、こっちが砂・・・」チラッ
砂「・・・」フルフル
男「・・・えーっと、砂子、砂子ちゃんだ」
男友「可愛い名前だね☆」キラン
砂「あ、ありがとうございます」
- 80 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/01(水) 20:08:54.67 ID:rbw2ijdR0
男友「よし、自己紹介も済んだ所で、遊びに行こうぜ!」
男「ん、まあいいけど、砂・・・子、大丈夫か?」
砂「は、は、はいぃ」ギュウゥ
男友「よーし、行く所は決めてあるから付いてk・・・おいで☆」キラン
男「(今日のこいつうざい・・・)」
<ゲームセンター>
砂「はぇー・・・」
男「なんでゲーセンなんだよ」
男友「いい所見せようと思ってな!」
男「他にスポーツ的なやつとかあるだろ」
男友「俺スポーツ嫌いだし」
- 81 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/01(水) 20:12:38.59 ID:rbw2ijdR0
砂「男さん、ここなんですか?すっごい光ってますけど」
男「ん?ゲーセン知らないのか?」
砂「はい!」
男友「じゃあ俺が案内してあげるよ!行こうか☆」キラン
砂「え、でも・・・あっ」
男友「いいからいいから!」
男「置いてかれた・・・」
- 82 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/01(水) 20:16:06.61 ID:rbw2ijdR0
男「どこ行ったんだ・・・?」
男友「・・・」
男「おお、いたいた。ってどうした男友」
男友「・・・」
男「なんか死んでるな・・・えっと砂かけは・・・!?」
砂「えい!とぉー!!」ドゴバギドーン
男「か・・・格ゲーだと」
砂「えーい!!」ドゴーン ユーウィン!
男「砂子、お前ゲーム強いな」
砂「相手の動きなんて止まってみえますぜ!」
男「なんかキャラに影響受けてるし」
男友「フルボッコにされた・・・」
- 83 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/01(水) 20:25:57.60 ID:rbw2ijdR0
男「さて、そろそろ帰るか」
砂「とっても楽しかったです!」
男友「・・・」
男「男友は最後まで死んでたか」
男友「あっ!そうだ!」
男「うわっ!復活した!」
男友「やっぱゲーセンといえばプリクラだよね!」
男「・・・そうか?」
砂「ぷりくらって何ですか?」
男友「皆で記念撮影しようってこと!よし行くぞー!」
男「んー、ま、いいか」
- 84 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/12/01(水) 20:28:22.48 ID:kVmxot3b0
板尾創路が「砂渡し爺」って歌うたってたよな
- 85 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/01(水) 20:38:18.24 ID:rbw2ijdR0
男友「はい、じゃあこれ砂子ちゃんの分ね」
砂「・・・なんてカラフルな心霊写真・・・」
男「いや、それは写真の飾りみたいなもんだから」
砂「はぁ〜そうなんですか〜」
男「シールになってるから好きな所に張っておくといいぞ」
砂「好きな所ですかー・・・」
男友「じゃあ、今日は解散な!砂子ちゃん送っていこうか☆」キラン
砂「あ、えっと・・・一人で帰れますからー」
男「ま、まあそんなに暗くないし、大丈夫だろ」
男友「いや、一人で帰るのは危ないと思うね!」
男「そういってお前、砂子の家知りたいだけだろ」
男友「・・・☆」キラン
男「図星か」
砂「本当に一人で大丈夫ですからっ!それじゃぁまた遊んでください!」タタタタッ
男友「あ、砂子ちゃん!・・・もう見えないし!」
- 86 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/01(水) 20:40:24.24 ID:rbw2ijdR0
男「じゃあ俺も帰るな」
男友「おい男」
男「ん、なんだよ」
男友「お前・・・背中にさっきのプリクラついてんぞ!くくく」
男「は?・・・ほんとだ」
男友「砂子ちゃんにいたずらされたんだな!嫌われてんじゃね?」
男「んー・・・どうかな」
男友「じゃあ、また砂子ちゃん誘う時は頼むな!」
男「お、おう、じゃあな」
(男「シールになってるから好きな所に張っておくといいぞ」)
(砂「好きな所ですかー・・・」)
男「・・・」
ー一方その頃、店内
店員「誰だよ、筐体に砂撒いていったヤツ・・・隙間に挟まって・・・くそぅ・・・」
- 87 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/12/01(水) 20:41:36.56 ID:3Z25HwRG0
わっふるわっふる
- 88 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/12/01(水) 20:43:15.76 ID:HhtlEE3jO
また友系のモブか
- 89 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/01(水) 20:57:02.19 ID:rbw2ijdR0
<数日後>
男「・・・」
砂「男さん!」
男「うおわっ!!」
砂「驚きすぎですよー。いい加減慣れて下さいねー」
男「・・・そうは言っても、毎回どっから来てるんだよ」
砂「神出鬼没が取り柄ですからねー」
俺「せめて背後を取るのはやめてくれ」
砂「んー、そうすると砂で目潰ししてからじゃないと」パサァァ
俺「何故そうなる」
砂「神出鬼没ですから!」
俺「無理矢理だな」
砂「えへへー」
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ちょい書き溜めタイム
- 90 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/01(水) 21:05:20.59 ID:y9VFOUTyO
>>86で死んだ
- 91 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/01(水) 21:18:12.91 ID:15UlL2NT0
店員さんカワイソス
- 92 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/01(水) 21:49:00.30 ID:AGJTA6n10
いいな
- 93 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/01(水) 22:23:08.21 ID:WbYI6ASPO
待ってる間支援
男「そういや砂かけ」
砂「はい?」
男「お前のばあちゃんは何となく想像出来るけどさ。爺ちゃんはどうなんだ?」
砂「どうって?」
男「ほら、髪の毛突き刺すとか、延々泣きっぱなしだとかそういう」
砂「あはは、そんなんじゃないですよ。普通のおじいちゃんです」
男「ああ、そうなんだ」
砂「あ。でも、よく砂場を作ってましたね。何とかサキュウ? もおじいちゃんが作ったとか」
男「そっちかー。相性最悪に最高じゃねえか」
- 94 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/01(水) 22:26:49.08 ID:WbYI6ASPO
砂「男さん。隔世遺伝って知ってます?」
男「ああ、確か二世代以上前の性質が子に現れるっていう」
砂「私、実はその隔世遺伝らしくて」
男「あー、うん。言われなくてもわかるよ」
砂「ほら、この辺がちょっと釣り目」
男「いや断じてそこじゃねーよ?」
- 95 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/01(水) 22:39:19.11 ID:WbYI6ASPO
砂「もう! 男さんってば////」ザパァ
男「ふん! いつも無防備に食らう俺ではないわ!!」
砂「あ! サングラス!!」
男「フフーン。これで目に入ることは防げる!!」
男「だからって真上からこんな量かけるこたぁないだろ……髪の毛ザラッザラ……」
砂「だ、だって男さんが生意気にも防ぐから!!」
- 96 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/01(水) 22:41:49.89 ID:/1+bG5rX0
これだからもしもしは
- 97 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/01(水) 22:52:49.72 ID:rbw2ijdR0
砂「男さん、今度の日曜日って空いてますか?」
男「空いてるけど」
砂「買い物に付き合ってくれませんか?」
男「買い物?」
砂「ちょっと欲しいものがあるんです!でも一人じゃ決められなくて・・・」
男「あー、いいぞ。日曜日だな?」
砂「はいっ!ありがとうございますー!」
男「一応買い物とかするんだな・・・」
- 98 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/01(水) 22:54:47.79 ID:rbw2ijdR0
<日曜日>
男「・・・生憎の雨だな」
砂「・・・ですねー」
男「なあ、砂かけ」
砂「なんですかー?」
男「傘はいいけど、その雨合羽及びレインコートの重ね着はなんだ」
砂「念には念を、なんです!」
男「動きづらいだろ?」
砂「・・・はい、ちょっと」
男「じゃあ脱げばいいんじゃ」
砂「!!」バサァ!!
男「うわっ!!何すんだ!」
砂「男さんのエッチ!!」バサァ!!!
男「そ、そういう意味じゃないぞ!!」
- 100 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/01(水) 22:56:36.88 ID:ncLX5yL80
時かけ少女かと
- 101 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/01(水) 22:56:51.12 ID:rbw2ijdR0
男「で?何買いに行くんだ?」
砂「プリ帳です!!」
男「ぷり帳・・・?」
砂「この間のプリクラを張るのでー」
男「プリ帳っていうんだ・・・それだけ買いに来たのか?」
砂「駄目ですかね?妹に聞いたんですけど・・・プリ帳」
男「いや、いいけどさ。どこに売ってるんだ?」
砂「ふふふ、そこで男さんの出番ですよ!」
男「・・・文房具屋、かな・・・」
男「・・・てか妹いるんだ?」
砂「はい!」
男「連れてくれば良かったんじゃない?」
砂「!?」
- 102 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/01(水) 22:59:58.30 ID:rbw2ijdR0
男「だいぶ歩き回ったけど、なんとか買えたな」
砂「えへへー」ペタッ
男「何でいきなり表紙に貼るんだよ」
砂「可愛いかとおもってー」
男「出し入れする時に剥がれるんじゃないか?」
砂「・・・じゃあ中にも」ペタッ
男「なんでいきなり真ん中のページに貼るんだよ」
砂「一番剥がれにくいじゃないですかー?」
男「見るとき探しにくいだろ?」
砂「むぅ、男さん細かいです!」バサァ!
男「うわああああ店内で砂撒くなああああ!!」
店員「・・・お客様?・・・」ニッコリ
男「すすすすいませえええええんんん!!」
- 103 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/01(水) 23:00:25.99 ID:WbYI6ASPO
>>96
>>1のストーリーは崩さんようにはしてるつもりよ?
男「そういやさ。お前にとっていい砂ってどんな砂なの?」
砂「そうですねー。やっぱりサラサラ感は大事ですよね」
男「うんうん」
砂「ほら、学校の砂はガラス片あってジャリジャリしますし。公園の砂が及第点かなぁ?」
男「割とこだわってるのな」
砂「そりゃもう。たまに路地裏とか空き地に積もってる砂がちょうどいい感じなんですよね」
男「ふむ……いや、まさかな?」
砂「?」
砂「男さん! コレ! この砂最高です!!」
男「やはりか。似てるとは思ったんだ」
猫砂バラまきはしゃぐ少女は、傍目にもシュールに見えた。
- 104 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/01(水) 23:01:20.47 ID:WbYI6ASPO
おっと、戻ってた。C
- 105 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/01(水) 23:02:32.51 ID:rbw2ijdR0
男「結局土下座と掃除で許してもらえた・・・」
砂「あの店員さん、笑顔なのに怖かったですねー」
男「・・・何も言うまい・・・」
砂「あ、外晴れてますね!」
男「お、ほんとだ。これなら傘いらないな」
砂「じゃあちょっとお散歩して帰りましょうかー」
男「ん、そうだな」
ブロロロロロ
バシャーン
男「うわっ!」サッ
砂「きゃぁっ!」
男「危ないなあの車・・・砂かけ、大丈夫・・・」
砂「うぅ・・・」チョコン
男「な、なんで小さくなってんだああああああああああ!!!」
- 106 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/01(水) 23:05:06.82 ID:0TS9La/20
そもそも新ジャンルに「>>1」はいらない
- 107 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/01(水) 23:06:00.86 ID:rbw2ijdR0
男「おい!なんだそれ!何がどうなってそうなるんだ!?」
砂「いきおいよく水かかりましたからねぇ〜」ビショ
男「いや、普通水かかっただけでそうはならんだろ!?」
砂「んー、私砂かけなので、水でからだの砂ぶんが流れちゃったんですよー」
男「だ、大丈夫なのか・・・?」
砂「砂があるところにいけば、ほきゅうできますっ!」
男「い、急ぐか」
砂「はい〜」トコトコ
男「・・・なんかやりにくいな」
砂「男さーん、歩くの早いですよーう」トコトコ
- 108 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/12/01(水) 23:08:19.24 ID:kVmxot3b0
我愛羅 ・・・
- 109 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/01(水) 23:08:27.22 ID:rbw2ijdR0
砂「この通り元通りです!」バサァ!
男「なぁ、お前の体、砂で出来てんのか?」
砂「全部じゃないですけどね」サラサラ
男「ふーん・・・不便じゃないのか?」
砂「生まれつきですしー」
男「そうか」
砂「・・・気持ち悪いですかね?」
男「いや、それがお前だしな」
砂「・・・///」バサァッ
男「ぅおっと!」サッ
砂「・・・やっぱり男さんは優しいです!」
砂「・・・ありがとうございます!えへへ」
男「ッ!・・・さて、散歩すっかなー」
砂「はーい!」
----
寝
- 112 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/02(木) 00:22:51.02 ID:cHVdcvv+0
こっちもかわいい
- 113 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/02(木) 00:22:57.96 ID:TlwK+QM5P
なんだ、砂かけ幼女じゃないのか
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