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幼剣士「待っていて下さい・・僕が必ず・・!」
123 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:13:30 ID:nu00J/B2
 

・・ 
・・・
・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
――――【朝】


・・・ドォーーーン!!!


童子騎士「ななな、なんだ!?爆発!?」ガバッ

幼剣士「・・・どうしたの!?」ガバッ

めがね魔道「・・・」グーグー


124 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:14:29 ID:nu00J/B2
 
・・・・・ガチャッ


青年剣士「おはよう!起きたかな皆!」


幼剣士「な、なんか爆発みたいな音で目が覚めたよ・・・」

青年剣士「大会を告げる花火だよ」ハハ


童子騎士「び、びっくりした・・・」

幼剣士「そうだったんだ・・・」


青年剣士「うっしゃ!もうすぐ始まるから、朝ご飯食べて出発だぞ!」

幼剣士「うん!」


めがね魔道「・・・」グーグー


125 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:15:12 ID:nu00J/B2
 
・・・・・・・・・・・・

幼剣士「ご馳走様でしたっ!」

マスター「あいよ、お粗末さんでした」


童子騎士「朝からこんな美味しいご飯を食べれるなんて・・・幸せだあ」

めがね魔道「・・・」グーグー

幼剣士「って、めがね魔道くん寝てるよ!!」


童子騎士「・・・おい!めがね魔道!起きろ!」


めがね魔道「・・・」ハッ


126 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:15:45 ID:nu00J/B2
 
青年剣士「・・・どうしたんだ?眠いのか?」

めがね魔道「ん・・実は緊張しすぎて全然眠れなくて・・・今頃・・眠気が・・」


マスター「おいおい、大丈夫かよそんなんで」

童子騎士「しっかりしろよ・・・」


青年剣士「・・・辛いならキャンセルしてもいいよ?」

めがね魔道「いえ・・せっかく師匠が連れてきてくれたので・・・頑張ります・・・!」

青年剣士「そっか、無理だけはダメだよ?」


めがね魔道「・・・ふぁい」


127 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:16:16 ID:nu00J/B2
 
青年剣士「ま・・・とにかく行こうか」

マスター「ああ、気をつけてな」


幼剣士「いってきまーす!」


・・・・ガチャッ
・・・・・・・・・・タッタッタッタ・・・


マスター「さて、俺もイベント日でお客が沢山くるだろうし・・・頑張らねーとな・・・!」


・・・コンコン

マスター「ん?」


128 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:16:47 ID:nu00J/B2
 
・・・・ガチャッ・・・ガランガラン!


???「おひさしぶりです」

???「久々だなあここも!」


マスター「お・・・お前ら・・・久しぶりだな!全然顔を見せないでよう!」


???「申し訳ないです。青年剣士のやつとか、最近来てますか?」


マスター「おお、さっきまでここにいた・・っていうか、入れ違いだぞ?」


???「本当ですか・・・、久しぶりに挨拶したかったんですが・・・」


マスター「武道大会に、弟子たちを参加させるからな・・・、広場にいるはずだ」


129 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:17:32 ID:nu00J/B2
 
???「え、武道大会・・・・ですか?」

???「で・・・弟子?アイツに弟子!?」


マスター「ああ、お前ら帰ってきたばっかで分からないのか」


???「あー・・・そうですね」

???「そして、なんだよその興味の出そうな大会は!!」ワクワク


マスター「子供の部と大人の部に分かれてトーナメントで戦うんだと。今日まで受付してるぞ」

???「じゃあ挨拶がてら追いかけます」

マスター「あとでコーヒーでも飲みにこいよ」ハッハッハ


???「えぇ、お願いします。では失礼します」

マスター「おう」

 
・・・・・バタン


130 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:18:27 ID:nu00J/B2
 
・・・・・・・・・・・
――【広 場】


・・・・ガヤガヤ・・・
ワイワイ・・・


童子騎士「すげえ・・・めちゃくちゃ人がいる・・・」

幼剣士「こ、こんな凄い舞台で戦うのかあ」

めがね魔道「観客もいっぱいだ・・・」


青年剣士「午前中が子供の部だね、トーナメント表はええと・・・あれか」


幼剣士「えっと・・・、予選と本戦に分かれてるのか・・・」

青年剣士「1,2,3・・・、3回勝てば本戦に参加できるね」


131 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:18:59 ID:nu00J/B2
 
めがね魔道「結構、参加者多いんだなあ・・・」


青年剣士「結構大規模だからね。大陸全土を巻き込んでるって言っても過言じゃないかも」ハハ


幼剣士「大陸全土・・・」ゴクリ

童子騎士「・・・・もも、盛り上がってきたぁ!!」ゾクゾクッ


青年剣士「やる気があるのはいい事だね」ハハ


幼剣士「よし・・・・!」



アナウンス「えー・・・マイクテス・・・マイクテスト・・・・」ザザ・・


132 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:19:31 ID:nu00J/B2
 
青年剣士「お、始まるんじゃないか?」


アナウンス「えー・・お知らせ致します。これより・・武道大会予選を・・開始致します!!」


・・・ウワアアアアアッ!!
ガヤガヤ・・・ザワザワ・・・



童子騎士「きたきたああ!」

幼剣士「・・・!」ワクワク

 
青年剣士「えっと・・・大会の参加者控え室は・・・あっちだな・・・」


133 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:20:03 ID:nu00J/B2
 
童子騎士「そういや、ルールとかどんな感じなんでしたっけ?」


青年剣士「危険を伴わないために、擬似武器で相手に一本入れれば勝ち。
       魔法使い系も一緒だけど、魔法で攻撃が入ったと思われれば審判の判断で勝ちになるよ」


幼剣士「武器はいいけど、魔法は危ないような気が・・・」

青年剣士「この会場全体に、保護魔法がかかってるからね。よっぽどじゃない限りは怪我しないよ」ハハ

幼剣士「そっか!じゃあ全力でやってもいいんだ?」

青年剣士「そうだね、全力だ!」


童子騎士「早く戦いたいぜ・・・!」


134 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:20:39 ID:nu00J/B2
 
・・・・・・・・・・ 
・・・・・・・・・・・・・・
――【控え室】


幼剣士「えーっと・・・それで僕たちの出番はいつだろう?」


青年剣士「んとな・・・、最初にめがね魔道。次に童子騎士。最後に幼剣士の順だな」


めがね魔道「ええ・・・僕が最初かあ・・・」

童子騎士「がんばってこいよ!」

青年剣士「順番が呼ばれたらアナウンスがかかるはず・・・」


アナウンス「えー・・・、次の試合は"めがね魔道"くんと"三流魔法使い"さんです」


めがね魔道「って、早速きたああ!」ウワアア


135 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:21:32 ID:nu00J/B2
 
幼剣士「が、がんばって!」グッ

青年剣士「いつものように、リラックスしていけば大丈夫だよ」ニコッ

めがね魔道「は、はい!」


・・・・・タッタッタッタ・・・コケッ


童子騎士「あ・・・転んだ・・・」

幼剣士「だ・・・大丈夫かな・・・?」


136 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:22:03 ID:nu00J/B2
 
・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・ワァァァ!!!


めがね魔道「す・・・すごい人・・・」

三流魔法使い「・・・うう」ソワソワ


審判「・・・準備はいいかな?」


2人「は、はい!」


審判「では・・・はじめっ!」


137 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:22:37 ID:nu00J/B2
 
めがね魔道「し、小火炎魔法!」ボワッ

・・・ヒュッ・・・ボン!!


三流魔法使い「う、うう・・・小水流魔法!」バシャッ

・・・ビシャッ!


観客A「どうしたどうしたぁ!お互い攻撃当たってないぞー!!」ハハハ

観客B「集中しろー!」ハハハ


138 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:23:21 ID:nu00J/B2
 
青年剣士「落ち着けー!いつものように体全体を使うんだ!」


めがね魔道「・・・」ボー・・・


童子騎士「だ・・・だめだ・・・まるで聞いてないよ・・・」

幼剣士「やっぱ寝不足とかも影響してるのかな・・・」

青年剣士「めがね魔道ー!」



三流魔法使い「し・・・小水流魔法っ!」バシャッ


・・・・・バシャッ!!!ドタッ

めがね魔道「痛いっ!・・・・あ」


139 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:23:55 ID:nu00J/B2
 
審判「それまでー!三流魔法使いの勝利!」


幼剣士「あ・・・負けちゃった・・・」

童子騎士「寝不足と緊張が原因だな・・・」


・・・トボトボ

めがね魔道「あの・・・師匠・・・僕・・・・・・ごめんなさい・・・・」グスッ


青年剣士「はは、緊張とかは誰にでもあることだよ。次に生かせばいい」ポンッ

めがね魔道「は・・・はい・・・」グスッ


青年剣士「・・・次は童子騎士だ。応援してあげような」ニコッ

めがね魔道「はい・・・」


140 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:24:40 ID:nu00J/B2
 
童子騎士「おっしゃ!いって来るでぇ!」バリバリー


アナウンス「続いては・・・童子騎士くんと・・・・貴族賢者くんです!」

・・・・・ワァァァァ!!!!!
キゾクケンジャサーーーーン!!!!カッコイイイイイ!!!


童子騎士「な、なんだ!?この歓声は!?」


貴族賢者「・・・・まあまあ・・・みんな落ち着いてくれよ・・・・」サラァ

童子騎士「う・・・うわあ・・・」

 
貴族賢者「おやおや・・・、君が対戦相手だね・・・・?」サラサラァ

童子騎士「お・・おう・・・」


貴族賢者「悪いけど・・・僕の前に・・・ひれ伏して貰うよ・・・」サラサラサラァ


141 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:25:24 ID:nu00J/B2
 
童子騎士「・・・お、おう・・・」


幼剣士「童子騎士がんばれー!」

青年剣士「あー・・・貴族の子か・・。道理で歓声が凄いわけだ・・・雰囲気に飲まれなけりゃいいんだけど・・」

めがね魔道「・・・大丈夫ですよ師匠。童子騎士はこの程度じゃ・・・ね」



審判「それでは・・・開始っ!」


貴族賢者「ふふ・・・それではいきまs・・・」

童子騎士「おりゃあああ!小突連弾!」ズバババババッ 
 

・・・ボコボコボコボコッ!!


貴族賢者「・・・・ごふっ」


142 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:25:54 ID:nu00J/B2
 
・・・・・バタッ
 
 
審判「そ、そこまで!」

童子騎士「へへ、貴族がどうとか知ったこっちゃねーんだよ!」


観客A「おお、結構スゲーなあの子供!」

観客B「いいぞボウズー!貴族なんてぶっ倒してやれーーー!」ハハハ

 
 
青年剣士「・・・いらぬ心配だったな」

幼剣士「すごーい童子騎士くん!」


143 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:26:28 ID:nu00J/B2
  
童子騎士「へへ、どうよ師匠!」


青年剣士「おお、見直したよ。さすがだね」

幼剣士「おめでとう〜!」

童子騎士「・・・へへ」

めがね魔道「いいなあ、僕も・・もっと頑張りたかった」


童子騎士「さ・・・次は幼剣士の番だぜ?頑張ってこいよ?」

幼剣士「・・・うん!」

青年剣士「いつも通りやれば大丈夫だ」ポンッ

幼剣士「・・・いってきます!」


144 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:27:18 ID:nu00J/B2
 
アナウンス「えー・・・次は、幼剣士くんと・・・下級魔法使いくんです!」


幼剣士「・・へへ、よろしくね」チャキッ

下級魔法使い「・・・負けないよ!」スッ


審判「それでは・・・はじめっ!」


幼剣士「ええい!」ブォン

下級魔法使い「おっと・・・!」ヒュッ


幼剣士「まだまだあ!」

下級魔法使い「くっ・・・、小火炎魔法っ!」ボワッ

 
・・・・キィン!ボン!


145 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:28:13 ID:nu00J/B2
 
下級魔法使い「え・・・剣で炎を弾いた!?」


幼剣士「へへ・・・めがね魔道くんと練習しといて良かった・・・」

・・・・・ダダダッ


下級魔法使い「そんなに近づかれたら魔法が・・・・!」


幼剣士「・・・・小斬っ!!」ブゥン!


・・・・ボコッ!!!


下級魔法使い「痛いっ!」

幼剣士「や・・・やった?」


146 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:28:52 ID:nu00J/B2
 
審判「そこまでー!」
 

・・・・・ワァァァ!!

青年剣士「おお、よくやったぞ!」

めがね魔道「凄いよ幼剣士くん!」

童子騎士「さすがだぜ!」


下級魔法使い「いたた・・負けちゃった・・・」

幼剣士「・・またやろうね!」

下級魔法使い「次は負けないからね!」


147 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:29:24 ID:nu00J/B2
 
・・・・・トコトコ

幼剣士「えへへ、勝てちゃった」


童子騎士「さすがだぜー!」

めがね魔道「おめでとう!」

青年剣士「はは、喜ぶのは早いけどな。今日は2回戦まであるはずだ」


童子騎士「すぐにあるんですかね?」

幼剣士「早くやりたいなあ・・・」


青年剣士「アナウンスで呼び出しがかかるだろう・・・」


めがね魔道「それまで休憩ですかね?」


148 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:29:55 ID:nu00J/B2
 
青年剣士「うーん、いつ呼び出しかかるかが分からないからなあ」


幼剣士「そっか、じゃあここで他の人の試合見たりしてたほうがいいのかな?」

童子騎士「そっちのほうが俺らも勉強になるかもしれねーぜ?」

めがね魔道「そうだね・・」


青年剣士「じゃ、ちょっと俺は何か飲み物でも買ってくるから待ってて」


幼剣士「僕はブドウジュースがいいな!」

童子騎士「オレンジジュースが好きです!」

めがね魔道「アップルジュースがいいです」
 

青年剣士「はは、わかったわかった。待っててね」

 
・・・・・タッタッタ・・・


149 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:30:28 ID:nu00J/B2
 
・・・・・・・・・・・・

飲み物屋「へい、らっしゃいませー」

青年剣士「えーと・・・ブドウ、オレンジ、アップル、それとジンジャエールお願いします」


飲み物屋「はいよ!480ゴールドになります」

青年剣士「・・・ふぅ」


???「ああ、オッチャン。それと生ビール2つ、コイツの支払いでお願いします」


飲み物屋「お、追加だね!はいよ!」


青年剣士「・・・え?」


???「久しぶりだな」

???「よう!お久しぶり!」


150 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:31:02 ID:nu00J/B2
 
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・


・・・・・ワァァァ!!!


審判「そこまでぇー!」


子供戦士「く・・・くそう・・・」ガクッ

幼剣士「へへ・・・やったやった!」


めがね魔道「やった!2回戦突破だね!」

童子騎士「さすがだな!」


151 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:39:09 ID:nu00J/B2
 
幼剣士「これであと1回勝てば・・・本選だ!」

童子騎士「おっしゃあ、俺ら二人で勝ちあがろうな!」

幼剣士「うん!」


めがね魔道「ってかさ・・・、師匠遅すぎ・・・」

童子騎士「どこまでジュース買いにいったんだろ・・・、2回戦見ててほしかったんだけど・・・」

幼剣士「何かあったのかな?」


・・・・トコトコ


幼剣士「あ、戻ってきた・・・・!けど、誰かと一緒・・・みたい?」


152 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:39:41 ID:nu00J/B2
 
青年剣士「・・・・はー・・・びっくりした・・・」 

???「ははは、驚かせようと思ってこっそりな」



・・・・タッタッタッタ

童子騎士「・・・師匠!遅いですよ!」

幼剣士「・・・お兄ちゃん遅い!」

めがね魔道「もう2回戦終わっちゃいましたよ!どっちも勝ちましたけど!」


青年剣士「あー・・・ごめんね。ちょっと久々に友人に会ってね・・・」


153 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:40:11 ID:nu00J/B2
 
???「ああ、これがさっき言ってた弟と弟子か」

???「よ、初めまして」


幼剣士「あの・・・えっと・・・」


僧侶戦士(少尉)「あ、悪い・・・俺は僧侶戦士。青年剣士の同期だ」

武道家(少尉)「俺は武道家。同じく同期だ。よろしくな」


童子騎士「は、初めまして!」

めがね魔道「つ・・強そう・・・初めまして・・・」


154 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:40:46 ID:nu00J/B2
 
幼剣士「あ・・・そうだ。お兄ちゃん、2回戦勝ったよ!」

青年剣士「おお・・・見れなくてごめんよ。おめでとう!」ナデナデ

幼剣士「えへへ、ありがとう」


武道家「ま、元気な姿見れてよかったよ」


青年剣士「何?もうどっか行くの?」

僧侶戦士「ああ、今回のクエストの報告で1回本部にね。あとで酒場でも行こうぜ」


青年剣士「・・・あ、わかった。俺らはこれで終わりだから、喫茶店で待ってるよ」

武道家「はいよ〜」


タッタッタッタ・・・


155 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:41:16 ID:nu00J/B2
 
青年剣士「よっしゃ、夜になるまで・・あとは自由時間だ!」

幼剣士「じゃあ、屋台で遊べる!?」

めがね魔道「・・・!」ワクワク



青年剣士「ああ・・・・頑張ったみんなに・・ご褒美だ!遊ぶか!」

幼剣士「・・・わぁい!」

童子騎士「クレープに・・・アイス・・・」ゴクリ

めがね魔道「早く行こう!師匠!」


青年剣士「ははは、あわてるなって」


156 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:41:47 ID:nu00J/B2
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
――【そして夜・寝室】


童子騎士「あーあ、師匠は今頃・・友達と酒場かあ」

幼剣士「あの人たちも、僕らみたいな感じだったのかな?」

めがね魔道「マスターが言ってた、お前らっていうのは・・・あの人たちと師匠なんだね」


幼剣士「僕たちもいつか、あんな風に立派な人になれるのかなあ」

童子騎士「なれるのかなあ・・・じゃない!なるんだよ!」


幼剣士「う、うん。そうだね!」

童子騎士「それよか・・・明日はついに本選に出れるかどうか決まるんだ・・・」


157 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:42:17 ID:nu00J/B2
 
幼剣士「さすがに少し緊張するね・・・」

めがね魔道「君たちを見ている僕のほうが緊張するよ・・・」ブルブル

童子騎士「なんでだよ!」


幼剣士「またあまり遅くまで起きてると怒られるから・・・・、そろそろ寝る?」

童子騎士「そうだなあ、明日はもっと頑張らないといけないしな・・」


幼剣士「よし、じゃあ明かり消して寝る?」

童子騎士「そうだな・・・おやすみ・・・」モゾモゾ

めがね魔道「おやすみー・・・」モゾモゾ


・・・・・・パチッ


158 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:42:52 ID:nu00J/B2
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・
――【一方・酒場】


武道家「カンパーイ!!」ワハハ

僧侶戦士「おう、乾杯」

青年剣士「かんぱい!」


・・・カチャカチャ・・・
・・・モグモグ・・


武道家「いやーしかし・・・まじひっさしぶりだな・・・」

青年剣士「一緒の軍部なのに、結局、一緒にあんまり行動してないよねー」グビグビ

僧侶戦士「そうだな・・・、まあ思った以上に軍本部からのクエストが多すぎるんだよ」


159 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:43:25 ID:nu00J/B2
 
青年剣士「だねえ・・・、ま、でも楽しくやってるよ」

武道家「俺らは少尉で、お前は中尉。やっぱ一歩先いってるよなあ」

青年剣士「たまたまだよ」ハハ


僧侶戦士「・・・・、で、お前は弟子と弟ができたって言った時ビックリしたぜ」


青年剣士「ああ・・成り行きっていうかね・・・」ヒック

武道家「妹もいるし、ちょっとした大所帯だな」ハハ


青年剣士「そうだね・・・、今日は久々集まれたし・・・じっくり語り合いましょうー!!」エヘヘ


160 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:44:05 ID:nu00J/B2
 
武道家「な、なんだそのテンション」モグモグ


僧侶戦士「・・・あれ?俺の頼んだウォッカは?」


武道家「・・・そこにあったコップなら、青年剣士が一気飲みしてたぞ」


僧侶戦士「お、おい、お前のはこっちだ!お前・・・酒苦手だろうが!」


青年剣士「えへへ・・・武道家ぁ・・・・僧侶戦士ぃぃぃぃ!!!」ベロンベロン


武道家  「」
僧侶戦士「」


青年剣士「今夜は飲み明かすぞーーーーー!」ヒャッハー


161 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/27(木) 17:44:40 ID:nu00J/B2
 
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・
・・・
・・



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