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真剣士「英雄の…血…?」
- 170 名前: ◆qqtckwRIh. []
投稿日:2013/11/13(水) 23:03:43 ID:ZwBvoA4g
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――――【 休憩所 】
姉剣士「改めて…大魔道さんからお話は伺っておりました。冷たいお水、どうぞ」ペコッ
真剣士「は、はぁ…どうも」グビッ
姉剣士「大魔道さんから何か聞いてませんか?」
真剣士「いえ…何も」
姉剣士「そうですか…あの方の事だから既に伝えてると思ったんですが…」
真剣士「え、えーと…どういうことでしょうか」
姉剣士「…幻王のことはお聞きになっておりますか?」
真剣士「あ、はい」
- 171 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/13(水) 23:04:31 ID:ZwBvoA4g
姉剣士「私たち姉妹は、"姉妹堂"という傭兵家業をやっております」
真剣士「傭兵!?」
姉剣士「恥ずかしながら、そういう方面でしか活躍できないもので…」
真剣士「そういうつもりでは…」
姉剣士「いいんですよ。慣れっこですから」クスッ
真剣士「そ、そうですか…」
女剣士「話を戻しますね。幻王の討伐に、あなたの力が必要なのですが…」
真剣士「…」
姉剣士「剣の腕は未熟という話。そこで私が呼ばれました」
真剣士「はぁ…?」
- 172 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/13(水) 23:05:27 ID:ZwBvoA4g
姉剣士「私がしばらくの間、指南させていただきます」ペコッ
真剣士「指南…」
姉剣士「はいっ」
真剣士「…なんだかなぁ」
姉剣士「どうしました?」
真剣士「いえ、急に連れてこられて、急に指南とか、剣術とかいわれても…」ハハ
姉剣士「…急なことだったんですね」
真剣士「何もかも夢の中みたいですよ。未だに魔法なんか信じられませんし」
- 173 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/13(水) 23:06:54 ID:ZwBvoA4g
姉剣士「あちら側の世界は、魔法がほとんど残っていないそうですね」
真剣士「残っていないというか、存在が架空の世界の話のようなもので…」
姉剣士「まぁ…」
…ガヤガヤ
姉剣士「あっ、会議が終わったようですね。大魔道さんもいらっしゃるかも」
真剣士「ふむ?」
スタスタ…
大魔道「ふぅ、会議が長引きました。真剣士さん、お部屋は見られましたか?」
真剣士「あ…おう。いい部屋だったし、温泉も入ったぞ」
大魔道「そうですか。それはよかった」
- 174 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/13(水) 23:08:22 ID:ZwBvoA4g
姉剣士「大魔道さん、ご無沙汰してます」ペコッ
大魔道「姉剣士さん。もう、真剣士さんとは会ったのですね」
姉剣士「恥ずかしながら、温泉の中で会いました」フフ
大魔道「はは、そういえば混浴でしたね」
真剣士「そういう大事な事はもう少し早くいえ!」
大魔道「申し訳ないです。では…既に剣術のお話は聞いたのですか?」
真剣士「聞いたよ。この人に教わるんだって?」
大魔道「はい。腕は確かですからね」
- 175 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/13(水) 23:09:32 ID:ZwBvoA4g
姉剣士「ふふ、大魔道さんにそう言ってもらえると嬉しいですよ」
大魔道「少なくとも、あなた方の腕は一級品以上ですよ。謙遜なさらずとも」
姉剣士「ふふっ」
真剣士「…今日からやるのか?」
大魔道「先ほども申し上げましたが、今日は休んでください。本格的に動くのは明日以降にしましょう」
真剣士「…わかった」
大魔道「では、色々とお話があるので部屋に参りましょうか」
真剣士「んむ…じゃあ…えーと」
姉剣士「また、明日に会いましょう」
妹剣士「人間さん、またねー♪」
真剣士「あ、あぁ。またねー…」
- 176 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/13(水) 23:11:00 ID:ZwBvoA4g
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- 177 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/13(水) 23:11:35 ID:ZwBvoA4g
そのあとの大魔道との話は深夜まで続いた。
今、この魔界の避難所が何箇所にもあること。
魔法の概念、もう1つの世界…魔界の歴史。まるで幻想のようだった。
そして、英雄の話。
真剣士に流れる血の歴史……。
- 178 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/13(水) 23:12:12 ID:ZwBvoA4g
ふと…外を見れば、見た事もない景色が広がっている。
あっという間の出来事で、今もまだ信じる事はできなかった。
だけど…、知らない匂いを感じながら静かに眼をつぶる時、
真剣士は"違う世界に来たんだな"と、ちょっとした高揚感、そして不安の中で、
ゆっくり。ゆっくりと、眠りの中へと堕ちていった………
- 179 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/13(水) 23:12:57 ID:ZwBvoA4g
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――――【 次の日 宿場前の広場 】
大魔道「おはようございます」
真剣士「…おはよう」フワァ
大魔道「どうです?よく眠れましたか?」
真剣士「まぁまぁね」
黒髪乙女「私、枕が変わると寝れなくなるんだった…」
大魔道「そうでしたね…あとでご用意しておきますよ」
真剣士(そうでした…?本当によく調べてるんだな…)
- 180 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/13(水) 23:14:03 ID:ZwBvoA4g
大魔道「では、姉剣士さんを呼んで参りますね」
真剣士「あ、あぁ」
タッタッタッタ…
真剣士「…」
黒髪乙女「…」フワァ
真剣士「なーんだか、なぁ」
黒髪乙女「…うん」
真剣士「なんかフワフワするよな」
黒髪乙女「だね」アハハ
- 181 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/13(水) 23:15:05 ID:ZwBvoA4g
真剣士「っつか、本当に通り過ぎるやつら皆に"英雄さん"って呼ばれるの何とかしてくれないかな」
黒髪乙女「よく言われてるよね。変な感じ」
真剣士「俺自身は英雄じゃないし、本当に俺の祖先が英雄だったのかすら分からないっつうに!」
黒髪乙女「だよねー。でも、特別騒ぎ立てるわけでもないし…どういうことなんだろ」
大魔道「静かながらも、心には大きな期待があるからですよ」スッ
真剣士「ぬおうっ!急に現れるな!」ビクッ
大魔道「別に騒いでない訳じゃありません。ただ、こちら側の住民は粗相ですからね」
真剣士「…魔物が粗相って」
大魔道「だから、それは偏見なのですよ」
- 182 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/13(水) 23:16:02 ID:ZwBvoA4g
真剣士「ふむ…」
大魔道「あまり口にはできませんが、見た目によらないってことです」ニコッ
真剣士「本当にそういう事は言っちゃだめだろ…」
大魔道「まぁまぁ」
…スタッ
姉剣士「やれやれ、大魔道さんも胡散臭い見た目ですし…。言葉遣いには気をつけましょうよ」
大魔道「姉剣士さん、ひどいですね…」
姉剣士「ふふ、それじゃあ始めますか?」
大魔道「真剣士さん、それでは…」ゴソゴソ
- 183 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/13(水) 23:17:11 ID:ZwBvoA4g
真剣士「なんだ?」
大魔道「これが、あなたの"剣"です」スッ
真剣士「…本物だろ、これ…」チャキッ
大魔道「えぇ勿論。それは名工の作品と呼ぶべき剣ですよ」
真剣士「名工ねぇ…」ギラッ
黒髪乙女「わぁ〜、キレイ」
真剣士「で、どうすればいいのよ。振ればいいの?」ブンッ
大魔道「ここからは姉剣士さんにお任せします。黒髪乙女さんは、こちらに」
黒髪乙女「え?」
大魔道「一応、覚えていて損はない護身の魔法を教えますよ」
- 184 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/13(水) 23:18:05 ID:ZwBvoA4g
黒髪乙女「う、うん」
真剣士「バカだけはやらないようにな」
黒髪乙女「そのまま言葉返しますよ、ッベーだ!」
真剣士「うっせ!」
大魔道「はは…、それではあとは頼みました」
姉剣士「はい、そちらも頑張って下さいね」
黒髪乙女「うん、また後で〜」
真剣士「あいよー」
- 185 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/13(水) 23:19:06 ID:ZwBvoA4g
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真剣士「…」ブンブンッ
姉剣士「それじゃあ何から始めようかな…」
真剣士「そういや、今日は妹さんはいないんですか?」
姉剣士「妹は今日から、傭兵で前線に出ていきました。教えるのは私の役目ですよ」
真剣士「ぜ、前線?」
姉剣士「はい。傭兵稼業ですしね。この戦争時代、仕事は沢山あります」
真剣士「…」
- 186 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/13(水) 23:19:48 ID:ZwBvoA4g
姉剣士「まぁお気になさらずに…それじゃあ、まずは武器の理解から♪」
真剣士「は、はぁ…」
姉剣士「剣、槍、斧、弓。武器は沢山あれど、それぞれの長所は違いますよね」
真剣士「大体分かりますよ」
姉剣士「数ある中でも、最もバランスに優れているのがこの"剣"なんです」
真剣士「ふむふむ」
姉剣士「魔法にしろ、加工にしろ、威力、使いやすさ、どれも一級品になります」
真剣士「確かに、戦いといえば剣のイメージですが」
姉剣士「ですが、使いやすいということは…それだけ腕に差が出やすい。ということになります」
真剣士「聞いた事はありますけど…」
- 187 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/13(水) 23:20:38 ID:ZwBvoA4g
姉剣士「まぁ…論もいいですけど、まずは見てもらうのもいいですかね。打ち込んでください」スチャッ
真剣士「えっ」
姉剣士「どこでもいいですよ。力一杯、私に向かって打ち込むんです」
真剣士「え、いやでも…これ本物の剣…」
姉剣士「…」
真剣士「え、え…」
姉剣士「…」
真剣士「わ…わかりました…」スチャッ
姉剣士「腰が引けてますよ」
- 188 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/13(水) 23:21:12 ID:ZwBvoA4g
真剣士「あ、当たり前ですよ…、こんなことしたこともないんですから!」
姉剣士「男は度胸!素人に倒されるくらいなら、今まで生きていませんからね」クスッ
真剣士「わかりました…では!」スチャッ
ダダダダダッ…ブンッ!!!
姉剣士「良い踏み込みですね、ですが!」キィンッ!!
真剣士「ぬわっ!」
姉剣士「刃が立っていない。斬ろうとしていない、その気持ちが丸わかりです」
真剣士「…」
姉剣士「突然のことで、迷いもあるかもしれません。まだ、色々と信じられませんか?」
- 189 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/13(水) 23:22:05 ID:ZwBvoA4g
真剣士「…じゃあ聞きますよ。もしあなたが人間界に来て、戦いのない世界だといわれたら信じられますか?」
姉剣士「…」
真剣士「俺にとってはその逆です。突然、本物の剣を渡されて、戦えなんて…できるわけがないじゃないですか」
姉剣士「それも…そうですね」
真剣士「え?」
姉剣士「確かに、急ぎすぎかもしれません」フゥ
真剣士「あ、いや…うん…そうですけど…」
姉剣士「理解のない人には、分からせることが一番…ですよね」ギラッ
真剣士「…えっ?」
- 190 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/13(水) 23:22:53 ID:ZwBvoA4g
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――――【 3時間後 】
トコトコ…
大魔道「さてさて、黒髪乙女さんの予想以上の覚えのよさにビックリしましたよ」
黒髪乙女「教えがいいんだよ〜」
大魔道「真剣士さんたちは、どんな感じになりましたかねぇ」
黒髪乙女「さぁ…、意外と奮闘してたりするかも」
大魔道「どうでしょうかねえ…お」
- 191 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/13(水) 23:23:55 ID:ZwBvoA4g
キキキィンッ!!!…ドシャアッ…
真剣士「うあっ!」
師匠(姉剣士)「遅いですよ、まだ。飲み込みは良いんですから、もっと踏み込んでください」
真剣士「師匠…そんな事言ったって…」
師匠「足腰を軸にできていません。もっと、ねじるようにするんです」
真剣士「…くそっ、もう1度!」ダッ
ダダダダッ…キィンッ!!!
大魔道「おや…姉剣士さんが、完全に"師匠"になってますね」ハハ…
黒髪乙女「うわぁ…真剣士があんなに本気で…なんかシュール…」
大魔道「どうやら、真剣士さんを本気にさせることはできたみたいですね」
黒髪乙女「本気にできた?」
- 192 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/13(水) 23:24:39 ID:ZwBvoA4g
大魔道「真剣士さんは、心のどこかでまだ信用という言葉がありませんでした
黒髪乙女「あいつは頑固なところもあるからなぁ…」
大魔道「ですが、上手くいってるようでよかった」
黒髪乙女「うん…一生懸命さが伝わってくる」
大魔道「…体力面も、予想以上に優れているようですしね」
ダダダダダダッ…ズザザァ…
師匠「脇が甘いですよ!」ビュッ
真剣士「があっ!」バキィッ!!
師匠「今のが峰打ちでなかったら…」
真剣士「ごほっ…もう1本!」
師匠「よく体力が持ちますね…賞賛ですよ」
- 193 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/13(水) 23:26:12 ID:ZwBvoA4g
真剣士「…あんなの見せられたら、やらずにはいられないっての…」ペッ
師匠「そうですね、もう1本!」
黒髪乙女「…あんなの?」
大魔道「ふむ、なるほど…アレを見せてやる気にした、ということですか」
黒髪乙女「どういうこと?」
大魔道「恐らく、幻王が魔界から人間界へ攻め込んだ未来のビジョンを見せたのでしょう」
黒髪乙女「な、なるほど…」
大魔道「見ますか?僕にもできますよ?」
黒髪乙女「いや…私にそんな勇気は…」
- 194 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/13(水) 23:27:17 ID:ZwBvoA4g
師匠「あ、大魔道さんと黒髪乙女さん…」
ダダダダダッ!!!
真剣士「隙ありぃ!!うらぁっ!」ブンッ
ギギキィンッ!!!…キィンッ!!!!クルクルクル…ザシュッ!!
師匠「!」
真剣士「や、やった!剣を吹き飛ばしたぞ!」
師匠「やりますね、完全に虚をつかれましたよ」
真剣士「はっはっは!」
…パンパン
大魔道「お見事です。姉剣士さん、完全にやられましたね」ハハハ
真剣士「大魔道…、黒髪乙女も。そっちは終わったのか?」
大魔道「えぇ。凄い才能でしてね、どんどん吸収しますよ」
黒髪乙女「大魔道さんの教えがいいからだってば!」
- 195 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/13(水) 23:29:02 ID:ZwBvoA4g
真剣士「ふぅ…そうか。で、何か用か?」
大魔道「朝から続けてですし、丁度いい時間です。お昼にしましょう」
真剣士「あいよわかった。腹も減ったところだったしな」
大魔道「ちょっと姉剣士さんとお話があるので、真っ直ぐ進んだ赤い暖簾の店に入っててください」
真剣士「はいよ。んじゃ行くか」
黒髪乙女「うんっ」
タッタッタッタ…
大魔道「…」
師匠「…」
大魔道「どうです、か?」
師匠「思った以上の上達の早さですよ」
大魔道「そうですか、それは良かった」
- 196 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/13(水) 23:30:00 ID:ZwBvoA4g
師匠「ですが…どうするんですか?いくら無造作といえども、これ以上は負担になりかねません」
大魔道「恐らく、これが限度でしょうね。心身ともに予想以上の成果をあげている」
師匠「…恐らく、アレが効いたんでしょうか」
大魔道「…本当に申し訳ない事をしました。もう、過ちは犯しませんよ」
師匠「…」
大魔道「それにしても、姉剣士さんが"師匠"ですか。姉剣士さんが…」フフ
師匠「そ、それは…恥ずかしいんですけどね。真剣士さんが勝手に…」
大魔道「やる気になってくれて、良かったとは思いますが」
師匠「それにしても師匠と呼ばれるとは思いませんでした」
大魔道「…確かにそうですね。彼自身、知らぬうちに気づいているのかもしれませんよ…この、せ…」
- 197 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/13(水) 23:30:31 ID:ZwBvoA4g
師匠「あ、大魔道さんちょっと待って下さい…」ピクッ
大魔道「…」ハッ
…タッタッタッタ
真剣士「おーい!」
大魔道「…どうしましたー?」
真剣士「赤い暖簾の店、しまってるぜ?」
大魔道「…それじゃあ、隣のお店にお願いします!」
真剣士「りょうかーい!」
- 198 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/11/13(水) 23:31:04 ID:ZwBvoA4g
大魔道「…」
師匠「急ぎましょう、ね」
大魔道「そうですね」
師匠「それじゃ…行きましょうか」
大魔道「行きましょう」
タッタッタッタッタッタ…
- 199 名前: ◆qqtckwRIh. [sage] 投稿日:2013/11/13(水) 23:32:51 ID:ZwBvoA4g
遅れ更新となりましたが、本日はここまでです。有難うございました。
- 200 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2013/11/13(水) 23:44:14 ID:R9N0RxTk
…どんな映像を見せたのか気になるな
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