■戻る■ 戻る 携 下へ
召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その18
565 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/11(水) 23:20:48.76 ID:c4ZGSDoo
〜火焔山、ふもと〜

隊長「ブチかませっ!!」

大鬼「う…おぉぉ!!」

ヒュンッ…ズガアアァァンッ!!…ドドオォォォ…

男隊員「!?」

男女二人の斬撃が伸びると同時に、隊長が大鬼より離れる。

途端、マジシャンの土行が激しく大鬼へとぶつかり、轟音と煙を巻き起こす。

シュウウゥゥ…

マジシャン「やった…か…?」

ザザッ

男隊員「……いや、だめだ…っ」

マジシャン「お前っ!?」

腕に突き刺さる一本の矢。男隊員はそれを引き抜きながら、横の崖上を眺める。

女隊員「…大丈夫ッスか!?」

男隊員「大した事はねぇ。それよりも問題は…照準が狂っちまった…くそっ!」


566 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/11(水) 23:33:52.52 ID:c4ZGSDoo
男隊員は目線を崖から、正面の煙へと移す。

シュウウゥゥ…

隊長「…ま、良い方じゃねぇの?」

大鬼「……ぐ…おぉ…うぉ…っ!!」

煙の中から顔を出す大鬼。その吹き飛ばされた右上半身を庇うように、よろよろと前へ進む。

男隊員「悪い…っ!外しちまった……」

女隊員「気にする事ないッス…!これだけやれば充分ッス!」

隊長「それより問題は…新手だな……」

マジシャン「あの物影…。相当数いんぞ!?」

男隊員「ああ、ちkらっとだが…ラクシャーサの隊列が見えた…!」

女隊員「早くこいつを何とかしたいとこッスね!」

大鬼「グオオオォォ!!」

大鬼は玉砕覚悟の特攻を見せ、一同に飛びかかる。

隊長「そんなモン…ただの自殺行為だぜっ!……!?」

反撃に打って出た隊長の足元が突如隆起し、地面は激しく地割れを起こす。


567 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/11(水) 23:37:44.60 ID:c4ZGSDoo
マジシャン「何だぁ!?」

ゴガガガッ…ドドオオォォッ!!

女隊長「隊長っ!?」

隊長「う…おぉ…っ!!」

ゴゴゴゴゴ…ドドオオォォンッ

男隊員「な…なんだコイツは!?」

地中より姿を現した漆黒の蛇のような、巨大な魔物。

マジシャン「ヴ……ヴリトラ!?なぜこんな所に…っ!!」

ヴリトラ「キシャアアァァッ!!」

隊長「炎だっ!!回避しろぉ!!」

女隊員「くぅっ!!」

ドガオォッ!!…ゴオオォォォォ!!

男隊員「あっぶね……っ!!」

地中から姿を見せたヴリトラの、挨拶代りの一撃。その吐息は周囲を燃やし、四人が炎に包まれる。

マジシャン「ちぃ…!次から次へと…!!」


568 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/11(水) 23:41:04.96 ID:c4ZGSDoo
大鬼「援軍……か…っ!?」

ドドオオォォ

隊長「くっそぉ…!あっちまで合流して来やがったか!」

崖側より砂埃が舞い上がり、黒い者影が徐々に数を増し、近づいて来る。

大鬼「…お、おぉ…っ!!」

ドドオォ…

ラクシャーサ「さぁ、今のうちにお下がり下さい!」

大鬼「す、すまんな…!」

ラクシャーサ「ここは我らと…ヴリトラにお任せを!」

隊長「待てっ!逃がすかよ!!」

ダッ……ザザッ

ラクシャーサ「撃てぃ!!」

退く大鬼を追う隊長めがけ、ラクシャーサの後続より一斉に矢が放たれる。

シュシュンッ…ババババッ!!

隊長「……くそがっ!!」


569 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/11(水) 23:46:07.46 ID:c4ZGSDoo
ラクシャーサ「ここは通さんぞ!!ヴリトラッ!!」

ヴリトラ「コオオォォ!!」

一匹のラクシャ−サの呼びかけに応じ、ヴリトラが再び地中より勢いよく飛び出す。

直後、口を大きく開き、今度はきらきらと光り輝く氷の吐息を吐きだした。

キイイィィィィンッ!!…ゴゴオオォォォォ!!

マジシャン「はぁ!!」

ドドオオォォンッ!!…ボシュウウゥゥッ!!

女隊員「炎で…相殺した…っ!?」

隊長「このデカブツから片付けるぞ!!」

男隊員「おうよ!」

ラクシャーサ「弓っ、もっと撃て!これ以上近づかせるな!!」

マジシャン「ちっくしょお…。数が多いな…こりゃあ、100以上か…?」

男隊員「とにかく殺るしかねぇだろ!悠長に構えてる場合か!」

マジシャン「それもそうだわな!……ハッハ!」

マジシャンは眉間に皺を寄せながら笑い、両手を身体の正面で構えた。


577 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/12(木) 17:35:03.05 ID:bNgCAdQo
マジシャン「とおりゃあぁ!!」

突き出した両手より渦巻く炎の風が、ヴリトラへと襲い掛かる。

ドドオオォォンッ!!…ゴアオオオォォ

男隊員「うめぇ…っ!炎が縄のように……」

女隊員「魔物の動きを…止めてるッス…!」

隊長「感心してる場合かっ!!」

熱風に立ち往生するヴリトラ。その隙に隊長は間合いを一気に詰める。

ラクシャーサ「迎え撃てぇ!!」

ダダッ!!

ラクシャーサ「おおぉぉ!!」

隊長「っらぁ!!」

複数のラクシャーサがヴリトラの両脇より、次々と攻撃へ転じる。

マジシャン「このやろっ!!」

マジシャンのニ撃目は地面へと放たれ、それは地響きと同時に、

ラクシャーサの足元を崩し、大地をトゲ状の大きな針へと次々に形を変える。


578 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/12(木) 17:38:27.44 ID:bNgCAdQo
ズガアアァァッ!!

ラクシャーサ「怯むな!突破しろぉ!!」

迷路のように行く手を阻む巨大な土の壁。魔物の群れは素早い動きで

右へ左へそれをかわし、一同の元へと到達する。

女隊員「来たッスよぉ!!」

隊長「離れて応戦しろ!囲まれると厄介だぞ!」

前衛の三人が散り散りに迎撃態勢を取り、押し寄せるラクシャーサを迎え撃つ。

ラクシャーサ「弓ぃ!援護射撃ーっ!!」

ババッ…ドシュシュシュッ!!

マジシャン「おいおい…なんて統制された動きだ…っつーの!」

後方より山なりに放たれる無数の矢。それを見上げマジシャンは叫ぶ。

マジシャン「コッチも援護射撃だ!受け取りなっ!!」

手前の隆起した土壁に飛び乗り、マジシャンは大きく両腕を広げる。

マジシャン「はあぁ…っ!!」

開いた左右の掌が赤く輝き、次第にそれは炎の球へと形状を変化させる。


579 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/12(木) 17:38:57.87 ID:bNgCAdQo
キュイイィィ…ボオオォォッッ!!

マジシャン「いっくぜぇ!!」

ズシャッ

マジシャンは大きく振りかぶると、火球を投げ飛ばした。

ゴウッ!!…ゴゴウッ…ゴウッ!!

マジシャン「さぁ、ドンドンいくぞぉ!おりゃっ、おりゃあぁ!!」

左右交互に、次々と放たれる火球。宙では矢を燃やし、

地面では後衛のラクシャーサの動きを、ものの見事に止め始める。

男隊員「なんつう…っ、炎の連続…放射…!?」

隊長「これで楽になった!押し返せっ!!」

隊長は指示を出しつつ、長剣を前後左右へ忙しなく振るう。

ラクシャーサ「はぁーっ!!」

背後から迫るラクシャーサ。それを女隊員は後転でかわしつつ、宙で小剣を伸ばす。

ドスッ!!……ドシャアァ

伸びた小剣はラクシャーサの後頭部を一突きし、引き抜くと同時に魔物は息絶えた。


580 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/12(木) 17:40:07.78 ID:bNgCAdQo
女隊員「まだ来るんスかぁ…!?本当にキリないッスよぉ!」

男隊員「しかも…あの大蛇まで残ってやがる…!」

男隊員の目線の先、ヴリトラが大口を開けて地面へ潜る仕草を見せている。

マジシャン「うりゃうりゃうりゃあぁーっ!!」

ドドドドドドドッ!!…ズズウウゥゥンッ!!

ラクシャーサ「く、くそ…っ!矢が燃やされてっ……」

隊長(徐々に囲まれつつあるな…。何が狙いだ…?)

ラクシャーサ「うらぁ!!」

ズバッ…ドシュッ!!

隊長(あの…火の山にも多数の魔物が…!?だとしたら…やべぇな!)

マジシャン「…一気に襲ってこないな。随分とまぁ…教育された戦術だよ」

隊長「もしくは……時間稼ぎだな」

マジシャン「…稼ぐ必要あんのか?」

隊長「あの山に大軍が潜んで…いや、それはねぇな」

マジシャン「ああ。そうなら時間稼ぎはおろか、援軍出す必要すらねぇよ!」


581 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/12(木) 17:40:51.21 ID:bNgCAdQo
隊長(最初にぶつかったラクシャーサ…。あれは少数だったな…)

ザシュッ

隊長「…おいっ、コイツらどこから来やがった!?」

男隊員「どこって…っ、そこの崖上だよ!」

隊長「南…。ラーヴァナの本体か…?」

マジシャン「それでか…。軍隊みてぇに統制取れた動きを……」

隊長「赤壁まではここを破らんと抜けられない……」

マジシャン「…って事は…?」

隊長「…くそぉ!!やられた!!」

女隊員「…っ!?」

隊長「奴らの狙いは街だ!本丸を囮に…別働隊を出してやがるんだ!」

男隊員「な…にぃ!?」

マジシャン「どうすんだよ!引き返しても間に合わんぞ!?」

隊長「シロヨン二つ!!今すぐ打ち上げろっ!!」

女隊員「シロハチッスね!了解ッス!!」


582 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/12(木) 17:41:36.01 ID:bNgCAdQo
女隊員は強く頷き、腰のポーチから二本の筒を取り出す。

チチチッ……バシュウウゥゥッ!!

ラクシャーサ「何だっ!?」

マジシャン「んなモンで気付くかね?」

隊長「伝令さえ来ればいい!問題はないっ!!」

隊長は怒鳴り声でマジシャンへ答えつつ、背後に迫るラクシャーサを両断する。

ドンドンドンドンッドンドンドンドンッ…

女隊員「シロハチ…完了ッス!」

隊長「おーし…っ、引き続き応戦しろっ!」

男隊員「下からデケェの来んぞ!!」

声を張る男隊員に頷き、土の壁より飛び降りるマジシャン。

その直後に壁は大きくひび割れ、中よりヴリトラが再び姿を現す。

ドガアアァァッ!!…ズズウウゥゥンッ

マジシャン「デカブツは任せたぞっ!!」

隊長「おうよっ!そのかわり…しっかり援護頼むぜ!!」


583 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/12(木) 17:44:07.85 ID:bNgCAdQo


ドドッドドッドドッ…

南方参謀「白が8発?8発だったわよね!?」

南方魔道長「…ああ。間違いない」

南方参謀「……伝令っ!!」

ドドッドドッ…

伝令「はは!!」

南方参謀「発行弾の方向へ向かうわ!付いてきて!!」

伝令「はは!!」

南方魔道長「お、おいっ!」

南方参謀「アンタはこのまま陣へ向かって頂戴っ!」

南方参謀は伝令を引き連れ、馬を発行弾の上がった先へと急がせる。

南方魔道長「おーいっ!!無茶はすんなよーっ!!」

南方魔道長の声に腕だけ振り、二頭の馬は森の奥へと消えていった。

南方魔道長「…よぉし、こちらも陣へ急ぎ…即座に出陣するぞ!!」


584 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/12(木) 17:45:35.37 ID:bNgCAdQo
〜火焔山、城内〜

青年兵「……間もなく…階段ですね」

戦士「結局…魔物の一匹もいやしねぇな……」

召喚士「……」

魔道士「留守…なんですかね?」

盗賊「……登るぞ」

正面にそびえる横長の階段。盗賊はそれを見上げ呟く。

召喚士「魔道士さんと青年兵くんは後ろをお願いします」

魔道士「はいっ!」

戦士「行くぞ」

テクテクテクテクテク…

戦士「盗賊…気配は?」

盗賊「…特にない」

五人は前後を警戒しながら、ゆっくりと階段を登りきる。

召喚士「…光だ。どうやら抜けたみたい……」


585 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/12(木) 17:47:13.85 ID:bNgCAdQo
テクテクテク…ザッ…

盗賊「何…っ!?」

戦士「何だコレは…っ!!」

魔道士「ここって……さっきと同じ…!?」

青年兵「召喚士さんっ!」

召喚士「…違うっ、ここは上の階層じゃない!さっきと同じ場所だ!」

戦士「一体…何がどうなって……」

ゾクゥッ

盗賊「……っ!!」

ババッ!!

戦士「…どうした!?」

盗賊「…何か…来るっ!!」

何かの気配を察知し慌てて背後を振り向く盗賊。その目線の先、人影が近づいて来る。

ザッザッザッザッザ…

紅孩児「ヘー。ここまで来るなんて、人間にしちゃやるじゃん」


586 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/12(木) 17:48:09.56 ID:bNgCAdQo
〜火焔山、ふもと〜

男隊員「っりゃあぁ!!」

ヒュオッ…バシュウゥッ!!

男隊員「隊長っ、後はそっちだ!」

隊長「……おう」

隊長は長剣を両手で握り、身体の横へ大きく身構える。

グググッ…

マジシャン「…何が要る?」

隊長「ありったけの氷と雷だ!」

マジシャン「…ハッハ!了解っ!」

ザザッ

ヴリトラ「キシャアアァァァァッ!!」

女隊員「来るッスよぉ!!」

隊長「いくぞっ!!」

マジシャン「おうっ!!」


587 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/12(木) 17:49:02.86 ID:bNgCAdQo
ダンッ!!

ヴリトラが巨体を大きく伸ばし、獰猛な牙を剥く。

その大きな口めがけ、隊長は土の壁を蹴り上げ、高く跳躍する。

ヴリトラ「ゴアアァァァァッ!!」

キュイイィィ……ゴオオォォォォ!!

男隊員「火炎放射っ!?やっべぇ!!」

マジシャン「補助…っ」

隊長「無用っ!付加に集中しろぉ!!」

ヴリトラの口内から放たれる大量の赤い輝き。

それは隊長の身体を飲み込み、更には辺り一面を火の海へと変える。

女隊員「隊長ーっ!」

オオォォォ……ボシュッ!!

男隊員「抜けたっ!!」

隊長「今だぁ!!」

マジシャン「おっしゃあ!ナイス根性っ!!」


588 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/12(木) 17:50:07.26 ID:bNgCAdQo
強烈な火の息を潜り抜け、隊長は勢いそのままにヴリトラへと迫る。

隊長「うおりゃああぁぁ!!」

ググッ……ザンッ!!…ドボオォッ!!

長剣を槍のように突き出し、ヴリトラの口内へ身体ごと突っ込む隊長。

そこへマジシャンの付加による氷と雷が、光を帯びて追随する。

ヴリトラ「…………」

女隊員「ど…どうなったッスか…?」

男隊員「おいおい、食われちまったなんてオチは……」

ヴリトラ「……グギャアアァァーッ!!」

突如悶え出すヴリトラ。と、同時に体内から光が漏れ始める。

ピシッ…ピキピキッ……ズバアアァァァァッ!!

ラクシャーサ「ヴ…ッ、ヴリトラが…真っ二つに…!?」

クルクルクルッ…スタッ

隊長「……あー、息苦しかった」

左右真っ二つに分かれたヴリトラの体内から、返り血を浴びた隊長が飛び出した。


589 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/12(木) 18:00:40.56 ID:bNgCAdQo
女隊員「隊長ーっ!」

マジシャン「ハッハ!すげぇ無茶しやがる!」

ラクシャーサ「お……おのれぇ…っ!」

男隊員「…?お、おい!あれ…っ!!」

男隊員は森からこちらへ向かってくる二頭の馬を指差し、声を挙げる。

隊長「……南方参謀か…?」

ドドッドドッドドッ

南方参謀「ごめんなさいっ、お待たせ!」

隊長「ここは囮だ!奴らの本当の狙いは……街だ!」

南方参謀「……!?」

隊長「急ぎ、街の防備を強化しろっ!」

南方参謀「既に指示は出してるわ!大丈夫…だとは思うけど…」

女隊員「おぉ、流石ッス…!」

南方参謀「…伝令っ、東の町への強化を強めるように…司令部へ伝えて!」

伝令「はは!!」


590 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/12(木) 18:37:47.79 ID:bNgCAdQo
クルッ…ドドッドドッドドッ…

隊長「さーて、こっちはこっちで…突破しねぇとな」

女隊員「そうッスね!もうちょいッスよ!」

南方参謀「っていうか、他の人達は…!?」

男隊員「ああ、あの山に突っ込んでったのと…」

隊長「とッ捕まったとよ…」

南方参謀「こんなところでチンタラしてる場合じゃないじゃないっ!」

隊長「したくてしてるワケじゃねぇよ!」

マジシャン「ヤバそうなのは片付けたし、先に行くか?」

南方参謀「仕方ないわね…。森まで誘導して頂戴っ!」

女隊員「どうするんスか!?」

南方参謀「赤壁からの援軍が来てるから…それで残党を叩きましょ!」

隊長「…よし、後退しつつ俺らは森から反転し、山に向かうぞ…!」

男隊員「了解っ!うまく引っ張れりゃいいけどな…っ」

隊長「…やるしかねぇ!……行くぞっ!!」


591 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/08/12(木) 19:59:30.00 ID:5T39K/I0
天才と隊長の安定感は異常
あとマジシャンカッコよすぎワロタ


592 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/08/12(木) 22:58:03.81 ID:WCecXgSO
ヴリトラって何だっけと思い
ブリーフ&トランクスを思い出した俺は30歳


598 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/08/13(金) 13:33:58.18 ID:nFYMpkAO
コミケ行ってきた。>>1はそういう活動とかしてるのかな?
もし出す時は言って欲しいんだからねっ!

コカトリス本とかたまらんな。


602 名前:GEPPERがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/08/13(金) 17:44:03.70 ID:KCYYxMoo
こんにちは!お盆時期なので仕事もひまひまです…

>>591-597
隊長に女隊員…特殊遊撃に人気が?!…あれ、男隊員
ヴリトラはロマサガ2が浮かびますねぇ

>>598-601
久しく行ってないですねー。たまには行ってみようかな…
作る技術ないし、こんなの売り物になりませんよっ

↓続き



次へ 戻る 戻る 携 上へ