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勇者「いくぞ!!」妹「うん!」
1 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/07/05(火) 12:04:49.93 ID:7fPLtH270
魔王「ククク……まずはここまで辿り着けた事を褒めてやろう……」

魔王「これから後悔することになるだろうがな!!」

勇者「舐めるなよ、俺たちの力を見せてやる!!」

勇者「魔法使いと賢者は援護を頼む!妹は下がっててくれ!!」

魔法使い「わかりました、私が時間を稼ぎますゆえ勇者殿はその隙を!!」

【魔法使いはメラミを唱えた!魔王に30のダメージ】

魔王「小賢しい……貴様などこれで十分だ」

【魔王はメラを唱えた!魔法使いに9999のダメージ、魔法使いは燃え尽きた】

勇者「くっ……!賢者、魔法使いの回復はできそうか!?」

賢者「無理ですな……回復できる域を超えておりまする……」

勇者「くそっ!魔法使いのためにもこの戦い、負けられない!!」


2 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 12:05:29.60 ID:7fPLtH270
魔王「貴様らに勝機など微塵も存在せぬ……勇者よ、まずは貴様の仲間を殺し絶望に打ちひしがれた貴様を徐々に嬲り殺してくれるわ!!」

賢者「我らとて簡単に死すつもりはない、わが身を捧げても貴様だけは倒す!!」

魔王「屑が何か喚いておるようだな、物言わぬ屍に変えてやろう……」

【魔王はザキを唱えた!賢者は息絶えた】

妹「お兄ちゃん!このままじゃ全滅しちゃうよ!一度逃げて態勢を整えなきゃ!!」

勇者「それは……できない!!魔法使いと賢者の仇は俺が討つ!!」

妹「無理だよっ!やっぱり魔王を倒すなんてできるわけがないんだよっ……!!」

魔王「ククク……今さら身の程をわきまえたところで意味のないことだ……滅びるがいい!!」

勇者「妹!危ない!!」

【魔王はメラを唱えた!勇者に9999のダメージ、勇者は燃え尽きた】

妹「あ……あぁ……おにい……ちゃ……」

魔王「ふん……妹を庇って死におったか……興がそがれたわ、貴様も楽にしてやろう……」

【魔王はメラを唱えた!妹に9999のダメージ、妹は燃え尽きた】

妹(ごめんね……お兄ちゃん……私死んじゃった……次に生まれてきた時は絶対にお兄ちゃんを守るからね……)


3 名前: 忍法帖【Lv=4,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/07/05(火) 12:05:43.98 ID:uCQj/cME0
ほう


4 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 12:06:10.47 ID:7fPLtH270
―――――
――――
―――
――


チュンチュン……

妹「おにいちゃーん!朝だよ!起きて!!」

勇者「んー……あと5分……」

妹「だーめ!もう6回目だよ?今日は王様に会いに行くんだから早く支度……きゃあ!!」

勇者「んー……妹は……俺が……」ギュッ

妹「おっ……お兄ちゃん!!どこにさわって……ひゃあ!!」

勇者「はは……妹はかわいいなぁ……」

妹「……もう……あと5分だけだからね……?」ギュッ


5 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 12:06:39.64 ID:7fPLtH270

勇者「ん……朝か……今日は王様に会いに行く約束が……行きたくないな……」

妹「すぅ……すぅ……」

勇者「うわぁ!!妹!?なんで俺のベッドに!!」

妹「んぅ……お兄ちゃん……」ギュッ

勇者「……あと5分だけ……」

妹「ふぁ……え!?お兄ちゃん!?なんでお兄ちゃんが私のベッドに……」

妹「あ……私お兄ちゃんを起こしにきて……それで……」

勇者「妹……俺が……守るから……」

妹「……えへ……あと少しだけ……」

王様「遅いのう……」


6 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 12:07:17.91 ID:EPXq0xQKO
よしパンツ脱げないからチンコにティッシュ当てとくぞ


9 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 12:10:06.89 ID:7fPLtH270
妹「うわぁん!王様絶対に怒ってるよぅ!!お兄ちゃんがいつまでも寝てるせいだからね!?」

勇者「俺が妹を起こしたんだろ!?それになんで妹が俺のベッドで寝てるんだよ!!」

妹「あぅ……それはっ……!その……お兄ちゃんが私のこと抱きしめて……それで///」

勇者「え……?なんか言ったか?」

妹「なっ……なんでもないっ!!急がないと王様に怒られちゃうよ!?」

勇者「なんで怒ってるんだよ……」

妹「怒ってないっ!お兄ちゃんのばかっ!!」

勇者「はいはい……ごめんなさいね……」


11 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 12:12:52.23 ID:7fPLtH270
勇者、妹「遅れて申し訳ありません!!」

王「よいよい、謝らねばならぬのは余の方じゃ」

王「本来であれば学問を学び良き友人たちと友情を深めることが仕事であるそなたらを危険に晒すのであるからな……」

勇者「いえ、俺は……私は魔王に対抗できる唯一の存在ですから、それに……私には妹がついています」

妹「お兄ちゃん……私も……魔王は怖いけどお兄ちゃんと一緒ならなんでもできますっ!」

王「本当にすまんのう……世界は魔王により半分が支配しれておる……頼れるのはそなたたちだけなのじゃ……」

勇者「いえ、私が勇者として生まれてきた以上魔王の好きにはさせません!」

王「ほほほ、何と勇ましい、これは餞別じゃ、我が国も財政が厳しくての、この程度しか用意できなんだが……」

【10000Gを手に入れた!】

勇者「ありがとうございます、それでも私たちにとっては大金です、大切に使わせていただきます」

王「それでは任せたぞ、未来を担う勇者たちよ……」


12 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 12:14:03.76 ID:7fPLtH270
妹「はぁ……何度話しても緊張するねー」

勇者「え?妹は前に王様と話したことがあるのか?」

妹「え!?ううん!今のは例えっていうかっ……それだけ緊張したっていうか……あはは……」

勇者「おいおい、頼むぞ?これから先危険でいっぱいなんだから」

妹「うん……大丈夫だよ……お兄ちゃんは私が守るから……」

勇者「え?」

妹「うあぁ!?なっ……なんでもないよ!!」

勇者「そか?へんな奴だな」

妹「むぅー……お兄ちゃんには言われたくないかも……」


13 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 12:14:34.61 ID:7fPLtH270
勇者「よし、装備も整えたしLvを上げつつ次の町に向おうか」

妹「そだね、お兄ちゃんに負けないくらい強くなるんだから!」

勇者「はは、無理はするなよ?いざとなったら俺が守ってやる」

妹「うん……ありがと、お兄ちゃんっ///」

勇者
E銅の剣
E皮の帽子
E皮の鎧
E皮の盾


Eブロンズナイフ
Eヘアバンド
E旅人の服
E皮の盾


14 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 12:15:12.95 ID:7fPLtH270
魔物Aが現れた!

勇者「なんだこいつ……こんなでかい魔物初めてみた……」

妹(え……?最初の街でなんでこいつが……)

勇者「妹!さがってろ!はぁ!!」

【勇者の攻撃!魔物Aに3のダメージ】

妹「だめ!お兄ちゃん逃げてっ!!」

魔物A「ガァァァ!!!」

【魔物Aの攻撃!勇者に86のダメージ、勇者は力尽きた】

妹「お……お兄ちゃんっ!!」

魔物A「グルル……グガァァァ!!」

【魔物Aの攻撃!しかし妹にダメージを与えられない!】

妹「死んで……」

【妹はザキを唱えた!魔物Aは息絶えた】


15 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 12:20:29.04 ID:7fPLtH270
妹「お兄ちゃん!大丈夫っ!?……よかった、生きてるみたい……えぇと、ザオラル!!」

勇者「……ん?俺は何を……そうだっ!魔物に襲われて!!妹、大丈夫か!?」

妹「う……うん……私怖くて泣いちゃって……そしたら魔物はどこかにいっちゃったみたい……」

勇者「そっか……ごめんな、俺のせいで怖い目に会わせちゃったな」

妹「ううん!きっとお兄ちゃんの攻撃がすごかったから魔物も逃げて行ったんだよ!」

勇者「そう……なのかな……?」

妹「うん、すごかったもん!たぁー!!!って感じでさ、すごくかっこよかったよ?」

勇者「はは、大げさだよ」

妹「そんなことないよ、ありがとねお兄ちゃん」

勇者「ん、じゃあそういうことにしておこうか」ナデナデ

妹「えへへ……」

妹(やっぱり私が守らなきゃ……)


16 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 12:25:51.86 ID:wHGutB5PO
妹「ザキー!ザキー!」


17 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 12:27:19.13 ID:7fPLtH270
魔物A、魔物Bが現れた!

勇者「いくぞ、はぁ!!」

【妹はザキを唱えた!魔物Aは息絶えた】

勇者「次はお前の番だっ!!」

【妹はザキを唱えた!魔物Bは息絶えた】

勇者「ふぅ……強かったのは最初にでてきたやつだけだったな、なんか強くなった気がするぞ!!」

妹「うん、お兄ちゃんすっごく強かったよ!」

勇者「ははっ、戦いは男の仕事だからな、任せとけよ」

妹「うん、ありがとねお兄ちゃんっ」ギュッ

勇者「お……おい、抱きつくなよ……」

妹「えへへー、おにーちゃんっ」


18 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 12:28:38.41 ID:tdx79oj60
なんでFE蒼炎を思い出したんだろうか


19 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 12:38:22.26 ID:7fPLtH270
???「あのー」

勇者「あ、はい?」ぱっ

???「これからどちらに向われるのでしょうか?」

勇者「西の街へ行こうか思っているのですが」

???「よろしければ私も連れていっていただけませんか?この辺の魔物は手ごわくて……」

勇者「そうでしたか、それなら任せてください、戦いには自信がありますので!」

???「お強いのですね、申し遅れました、私魔法使いと申します」

勇者「俺は勇者、こっちは妹です、よろしく」

妹「むぅ……よろs」

魔法使い「まぁ!勇者様でしたか、お話は聞いております!」

妹(ちょ……なにこの人……)


20 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 12:43:27.37 ID:7fPLtH270
勇者「え?そんなに有名なのですか?」

魔法使い「えぇ!それはもう……なんでも魔王を倒す力を持つ素晴らしいお方と……」

勇者「ははは、大げさですよ」

魔法使い「謙遜なさらないでください、あの、一つお願いをしてもよろしいですか?」

勇者「はい、なんでしょうか?」

魔法使い「御迷惑でなければ私を旅の一行に加えていただけませんか?」


21 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 12:45:37.84 ID:X8wjYutl0
いもにゃんきゃわわ


22 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 12:47:15.12 ID:7fPLtH270
勇者「でもすごく危険な旅になると思いますよ?」

魔法使い「それでもっ!勇者様のお役に立ちたいんですっ!!」

勇者「妹を守るだけで精一杯かもしれないし……」

魔法使い「こう見えても私魔法が使えるんです!足手まといにはなりませんからお願いします!!」

勇者「へー、それはすごい……妹、いいよな?」

妹「え……?う……うん……」

魔法使い「よかった、それではあらためてよろしくお願いします、勇者様」ニコッ

勇者「うん、よろしく!」

妹(女の魔法使いってどういうこと……?)


23 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 12:52:53.77 ID:7fPLtH270
魔物Aが現れた!

魔法使い「私に任せてください!えい!!」

【魔法使いはヒャドを唱えた!魔物Aに12のダメージ】

勇者「とどめだっ!!」

【妹はザキを唱えた!魔物Aは息絶えた】

魔法使い「わぁ、勇者様はやはりお強いのですね」

勇者「はは、魔法使いさんが隙を作ってくれたおかげですよ」

魔法使い「ふふ、私たち良いコンビが組めそうですね」ニコッ

勇者(うっ……かわいい……)

妹「……」


24 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 12:59:13.93 ID:7fPLtH270
―西の街―

勇者「ふぅ……やっと街に着いた……少し早いけど宿屋にいきましょうか?」

妹「うん、私つかれtty」

魔法使い「そうですね、少々疲れてしまいました」

妹(むぅー……この人嫌い……)

魔法使い「あ、勇者様」

勇者「はい、なんでしょう?」

魔法使い「その……私の事は魔法使いとおよびください、それと敬語でなくとも構いませんので……」

勇者「え?でも会ったばかりですし……」


25 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 13:09:48.07 ID:7fPLtH270
魔法使い「これから長い間旅をするのですから堅苦しくなるのは嫌でしょう?」

勇者「んー……それもそうかも知れないな……それじゃ魔法使いって呼んでもいいかな?」

魔法使い「はい!是非!!」

妹(もう……デレデレしちゃって……いままでこんな事なかったのに……)

勇者「妹?やけに静かだけど大丈夫か?」

妹「え?うん、ちょっと疲れちゃったみたい」

勇者「結構歩いたもんな、そこの宿屋にしようか」


26 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 13:10:29.68 ID:7fPLtH270
―宿屋―

勇者「この街の料理は美味いな、あんな美味い魚料理は初めて食べたよ」

魔法使い「そうですね、海が近いからでしょうか?とても新鮮でした」

勇者「明日からまた味気ない飯になると思うと残念だ……」

魔法使い「あの、よろしければ私に食事を作らせていただけませんか?」

勇者「魔法使いは料理が作れるのか?」

魔法使い「はい、料理は得意分野なのです」ドヤァ

妹(なにこの顔……料理くらい私にも……)

勇者「へぇー、そりゃすごい!楽しみにしてるぞ?」

魔法使い「はい、お任せください!」


27 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 13:16:47.20 ID:7fPLtH270

勇者「それじゃ明日のためにゆっくり休もうか」

魔法使い「そうですね、明日もがんばりましょう!」

勇者「うん、これ魔法使いの部屋のカギね、妹いくぞ」

妹「はぁい」

魔法使い「え?妹さんと一緒に寝るんですか?」

勇者「うん、部屋代も持ったいないしね」

魔法使い「そう……ですか……おやすみなさい、勇者様」

勇者「あぁ、おやすみ、妹も挨拶しなさい」

妹「うん、おやすみなさい」ベェー

ガチャ バタン

魔法使い「……」


29 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 13:22:18.49 ID:7fPLtH270
勇者「いやー、魔法使いかわいいよなー」

妹「……好きなの……?」

勇者「え?いや、普通にかわいいなって……」

妹「ふぅん……?じゃあ……私とどっちがかわいい……?」

勇者「は……?」

妹「私と魔法使いさん、どっちがかわいい?」

勇者「どっちがって……おい……顔近いって……」

妹「別に兄妹なんだからいいじゃん……それとも恥ずかしいの?」

勇者「別に恥ずかしくなんか……」

妹「じゃあいいよね?」


30 名前: 忍法帖【Lv=4,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/07/05(火) 13:22:31.76 ID:uCQj/cME0
一生レベルアップしない勇者


31 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 13:26:42.91 ID:3G6xV/BgO
>>30
いるだけで経験値入るだろネトゲじゃあるめーし


32 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 13:27:59.98 ID:7fPLtH270
勇者「そういう問題じゃないだろ……」

妹「じゃあどういう問題なの?」

勇者「……お前、怒ってるのか?」

妹「べっ!別に怒ってなんかっ……ない……」

勇者「はぁ……何が気に入らないんだよ?」

妹「だって……お兄ちゃん魔法使いさんとばっかり話してるんだもん……」

勇者「あー……悪かったよ……」

妹「お兄ちゃんが魔法使いさんに取られちゃうんじゃないかって……心配なんだもんっ……!!」

勇者「悪かったって……」

妹「じゃあ……証拠みせてよ?」


33 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 13:30:13.37 ID:7fPLtH270
補足
経験値は戦闘に貢献しただけはいります
今の状態だと勇者にはあまり経験値が入らないという設定でお願いします


34 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 13:30:48.58 ID:7fPLtH270

勇者「証拠ってなんだよ……」

妹「お兄ちゃんがどこにもいかないってこと……ちゃんと行動で示して……」キュッ

勇者(これは……キスしろってことか……?目閉じてるし……血がつながってなくても妹なんだぞ……いいのか……?)

妹「うっ……うぅ……ふぇ……」

勇者(くそっ!考えてる場合じゃねぇ!!)チュッ

妹「……」パチ

勇者「こ……これでいいか?」ポリポリ

妹「……えへへ」ギュッ


35 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 13:35:41.99 ID:7fPLtH270
勇者「全く……もういいだろ?風呂はいってこいよ」

妹「うん……覗いちゃダメだからね、お兄ちゃん?」ニコッ

勇者「ばっ……!ばかっ!誰が妹の風呂なんか覗くか!!」

妹「そこまで言わなくてもいいじゃん……お兄ちゃんになら……私……」ウルウル

勇者「あぁ!そういうことじゃなくてっ!妹は……その……かわいいぞ……?でも兄妹なんだしそういうのは……」

妹「あはっ、お兄ちゃん顔真っ赤だよ?」

勇者「うっ!うるさいっ!!早く風呂にはいってこい///」

妹「はぁい」


36 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 13:43:42.46 ID:7fPLtH270
―――――
――――
―――
――


妹(だめだ……私……魔法使いさんと仲良くするおにいちゃんを見て嫉妬して……嫌な子……)

妹(よし!明日からは今まで通りの私に戻ろう、魔法使いさんとも仲良くしなきゃ!!)

勇者「い……妹?大丈夫か……?お風呂で寝てたりしてないよな?」

妹「ん、大丈夫だよお兄ちゃん、あ!もしかして覗きにきたの?」

勇者「ちっ……ちがっ!!」

妹「あはっ冗談だよ、いまあがるね」

勇者「わぁ!今でるから待ってろ!!」

ガチャ バタン


38 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 13:50:25.87 ID:7fPLtH270
勇者「おはよう、よく眠れたかい?」

魔法使い「はい、ばっちりです!」

妹「今日は北の街に向うんだよね?」

勇者「あぁ、魔物も強くなってるだろうから装備を整えてからいこう」

勇者
E鋼の剣
E鉄兜
E鉄の胸当て
E鉄の盾


E毒蛾のナイフ
E銀の髪飾り
E踊り子の服
Eうろこの盾

魔法使い
Eいかずちの杖
E銀の髪飾り
E絹のローブ


39 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 13:51:01.64 ID:bha9Ov7oO
は・・はやく・・・書いて・・・・


40 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 14:00:57.14 ID:7fPLtH270
魔法使い「妹ちゃん、ちょっといいかな?」

妹「え?はい、なんでしょうか?」

魔法使い「妹ちゃんって勇者様のことどう思ってるの?」

妹「どうって……優しいお兄ちゃん……ですよ……」

魔法使い「そっか、それを聞いて安心しちゃった」

妹「どういう意味ですか……?」

魔法使い「私ね、勇者様のこと好きになっちゃったみたいなの、一目惚れってやつかな」

妹「そう……ですか……」

魔法使い「もしかしたら妹ちゃんも好きなのかなー、なんて思ったんだけど兄妹だしありえないよね」

妹「そう……ですね……」

魔法使い「妹ちゃんは私の妹になるかも知れないし、これからは仲良くして行こうね」

妹「はい……」


41 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 14:02:58.04 ID:7fPLtH270
妹(そう……私は妹なんだから……我慢しなきゃ……)

勇者「妹、魔法使い、何をこそこそ話してるんだ?」

魔法使い「これから仲良くしていこうねって話をしていたんですよ、ね?妹ちゃん」

妹「う……うん、そうそう」

勇者「はは、それはよかった、長い旅になるんだからみんな仲良くしないとな」

魔法使い「そうですね、ふふ」

???「君たち、ちょっといいかな?」

勇者「俺たちですか?」

???「そう、君たち3人のことだ、もしかして北の街を目指しているのかい?」

勇者「ええ、北の街から川を渡ろうと思いまして」

???「それはやめたほうがいい」


42 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 14:06:28.70 ID:7fPLtH270
勇者「どういうことです?」

???「途中にある洞窟で性質の悪い魔物が巣食っていてね、正規の兵でも太刀打ちできないという噂だよ」

魔法使い「心配いりませんよ、この方は魔王を倒すほどの力を持つ勇者様なのですから」

勇者「はは、買いかぶりすぎだよ」

???「ほう、それは興味深い、よければ私も連れていってはくれまいか?」

???「私の名は僧侶、こう見えても回復魔法が得意でね」

魔法使い「それは残念ですね、勇者様は魔物の攻撃を受ける前に倒してしまう程の実力を持っているのです、あなたの力は必要ではありません」

勇者「だから買いかぶりすぎだって、回復魔法が使えるなんて貴重な戦力じゃないか」

魔法使い「それはそうですが……」

僧侶「では御一緒してもよろしいかな?」

勇者「あぁ、歓迎するよ、俺は勇者」

魔法使い「魔法使いと申します……」

妹「妹です、よろしくお願いします」

僧侶「うむ、よろしく頼む」


43 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 14:09:01.60 ID:7fPLtH270
勇者「ついでだし洞窟にも寄って行こうか?」

魔法使い「そうですね、人に仇なす魔物を放ってはおけませんもの」

僧侶「ふふ、勇者様の実力を見せてもらおうかね」

妹(あの洞窟はお兄ちゃんには早すぎるよ……ばれないようにサポートしなきゃ……)

妹(それにしてもどういうこと?魔法使いさんだけじゃなく僧侶さんまで女の人だなんて……)

魔物Aが現れた!

勇者「たしかに強そうだ……だが負けられない!!ふっ!!」

【妹はザキを唱えた!魔物Aは息絶えた】

魔法使い「さすが勇者様!一撃ですね!!」

僧侶「ふむ…」チラッ

妹(うぅ……僧侶さんに見られてる気がする……)


44 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 14:10:09.75 ID:inLot2fB0
妹のメガンテ!


45 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 14:11:04.38 ID:XCWkkF0ZP
50Gじゃない王様なんて・・・


46 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 14:15:11.20 ID:7fPLtH270
魔物A、魔物Bが現れた!

勇者「やぁ!はぁ!!」

【妹はザラキを唱えた!魔物Aは息絶えた、魔物Bは息絶えた】

魔法使い「一度に2体も倒すなんて……」

勇者「今日は調子がいいみたいだ」

僧侶「妹くん、少しいいかな?」

妹「え!?はい、なんでしょう?」ドキドキ

僧侶「妹くんは魔法が使えるのかい?」

妹「いえ、魔法だなんて……私は隠れてるだけの足手まといで……」

魔法使い「そうですよ、妹さんが攻撃してるところなんて見たことありませんもの」

勇者「それでいいんだよ、妹は俺が守るって旅を始める前から決めてるんだ」

妹「あは……は……」

僧侶「そうか、では私の気のせいかもしれんな」


47 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 14:16:52.83 ID:owJjlivV0
超絶支援


48 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 14:18:51.25 ID:oxDBZylKO
これは気になる


49 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 14:18:54.96 ID:ts5f8EQj0
アリアハンから出れない兄妹のSSあったな


50 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/07/05(火) 14:20:32.19 ID:FOWuAgT10
最後は兄を抱きしめて
「母さんをたのむぞ」つって自爆すんだろ?


51 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 14:21:39.42 ID:7fPLtH270
僧侶「この先に奴らのボスがいる、気を引き締めていこう」

勇者「そうだな、いくぞ、みんな!」

魔法使い「はい!」

僧侶「うむ!」

妹(なんか……嫌な予感がする……)

魔物が現れた!

魔物「キサマラ……ワガシロニハイリイキテカエレルトオモッテイルノカ」

妹(そんな……なんであいつが……いつもはもっと後にでてくるのに……!)

勇者「お前を倒しにきた、覚悟しろ」

魔物「クカカ……ワラワセテクレル……ゾウモツヲヒキズリダシクロウテヤルワ!!」


52 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 14:31:33.29 ID:7fPLtH270
魔法使い「援護します!!」

【魔法使いはヒャドを唱えた!魔物に9のダメージ】

勇者「これで終わりだ!!」

妹「だめっ!お兄ちゃんっ!!!」

【勇者の攻撃!魔物に18のダメージ】

魔物「ソノテイドカ……ワガチカラヲミセテヤロウ!」

【魔物の攻撃!魔法使いに121のダメージ、魔法使いは力尽きた】

勇者「魔法使い!!くそっ!ならもう一度!!」

【勇者の攻撃!魔物に20のダメージ】

魔物「キカヌトイッテオロウ!!」

【魔物の攻撃!勇者に98のダメージ、勇者は力尽きた】


54 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 14:37:37.40 ID:7fPLtH270
妹「おにいちゃ……」

僧侶「さて、どうしたものか」

魔物「クカカ、ウマソウナニンゲンダ、ドチラヲサキニクロウテヤルカ……」

妹「……逃げて下さい」

僧侶「そういうわけにもいかんだろう、勇者様を置いて逃げるなどできるわけもない」

妹「でもっ……!」

僧侶「私に見られて何か困るようなことでもあるのかな?」

妹「……っ!そういうわけじゃっ……!!」

僧侶「なら良いではないか、安心したまえ、誰にも言わんよ」

魔物「キメタゾ、キサマカラダ!!」

【魔物の攻撃!しかし妹にダメージを与えられない!】

魔物「ナン……ダト……!?」


55 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 14:42:08.81 ID:gXuTp6cd0
なめまわすを使ってるくる敵はまだでつか


56 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 14:47:57.47 ID:TOhOLP/VO
>>49
それの続編だと思って開いた


57 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 14:47:57.66 ID:7fPLtH270
妹「約束……ですよ……」

僧侶「あぁ、思う存分やりたまえ」

魔物「マテ!ナンダキサマハ!ナンダトイウノダ!!」

【妹の攻撃!魔物は砕け散った】

僧侶「ほぅ……塵一つ残さないとは……妹くん、君は何者だ?」

妹「私は……私は……」

僧侶「まぁいい、話せない理由を無理に聞こうとは思わんさ」

妹「ごめんなさい……」

僧侶「謝らなくていい、妹くんが自ら話してくれるまで待つさ」


58 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 14:53:43.95 ID:2L+FmrCXO
女勇者「強くてニューゲーム♪」ってあったよな


59 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 14:54:28.43 ID:7fPLtH270
【僧侶はザオリクを唱えた】

勇者「うっ、俺は……?」

僧侶「やぁ、目が覚めたようだね」

妹「お兄ちゃん、大丈夫?」

勇者「あぁ、魔物の攻撃を受けたところまでは覚えているんだが……」

妹「えーと……」

僧侶「その後物すごい攻撃で魔物に反撃をしてね、塵一つ残さず倒してしまったのだよ」

妹「……っ!」

勇者「そうだったのか……」


60 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 15:03:29.54 ID:7fPLtH270
僧侶「あぁ、生命の危機に勇者の血が反応でもしたのか、噂に違わぬ力だったよ」

勇者「んー、できればいつもその力を使いたいところだが……」

僧侶「ははは、実践を重ねるしかあるまい」

勇者「そうだな、妹は大丈夫だったか?」

妹「うん、私は大丈夫だよ……」

僧侶「さてと、一段落したことだし街へ向おうか」

勇者「そうだな、妹、歩けるか?」

妹「うん、お兄ちゃんは大丈夫?」

勇者「あぁ、僧侶が回復してくれたみたいだから何ともないよ」

僧侶「おっと、一人おいて行くところだったな」

【僧侶はザオラルを唱えた】

魔法使い「いたた……勇者様!御無事ですか!?」

勇者「あぁ、魔物も倒したしもう安全だよ」

魔法使い「さすが勇者様です!ごめんなさい……私役に立てなくて……」

勇者「そんなことないよ、さぁ街へ行こうか」


61 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 15:11:23.54 ID:7fPLtH270
―北の街―

勇者「大きい街だな……街の上にあるのが城か……」

僧侶「あぁ、それでは報告にいこうか」

勇者「そういえば誰に報告しにいけばいいんだ?」

僧侶「この国の王に決まっているだろう、他に誰がいる?」

勇者「あー……そうか……」

僧侶「ん?なにか困ることでもあるのかい?」

勇者「いや、ああいう所は少し緊張するというか……」

僧侶「ははっ、天下の勇者様にも苦手な物があるというわけか」

魔法使い「僧侶さん、勇者様を馬鹿にするような発言は私が許しませんよ!」


62 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 15:13:36.80 ID:7fPLtH270
僧侶「ふふ、少しからかっただけさ、悪いな勇者様」

勇者「いや、気にしないでくれ、それより僧侶」

僧侶「ん?なんだい?勇者様」

勇者「できればその勇者様っていうのはやめてくれないかな、なんか僧侶にそう呼ばれるとくすぐったくて……」

僧侶「ふむ、それでは勇者と呼ぼう、構わないか?」

勇者「あぁ、それで頼む」

魔法使い(うぅ……呼び捨てだなんて何様のつもりですかっ!!)

妹(あぁ……お兄ちゃんがどんどん遠くに行ってる気がする……)


64 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 15:20:31.47 ID:gXuTp6cd0
僧侶はおじいさんかと思ってた
女だったのか僧侶タンウフフ
              フ
              フ


65 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/07/05(火) 15:21:47.53 ID:jxZvEQlB0
_
     σ   λ
     〜〜〜〜 
    / ´・ω・)   <ん?なんだい?勇者様
 _, ‐'´  \  / `ー、_
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ
{ 、  ノ、    |  _,,ム,_ ノl
'い ヾ`ー〜'´ ̄__っ八 ノ
\ヽ、   ー / ー  〉
  \`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/


66 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 15:23:12.03 ID:7fPLtH270
門番「ここは北の街の城、王の許しがなければ入ることはできません、お引き取りを」

魔法使い「こちらにいらっしゃるのがどなたか御存じないのですか!?」

僧侶「やぁ、南の洞窟の件で王に報告にきたのだが」

門番「おぉ、これはこれは僧侶様でしたか、どうぞお通りください、こちらの方々はお連れでしょうか?」

僧侶「うむ、そのようなものだ」

門番「大変失礼いたしました、中でお待ち下さい」

魔法使い「なんですか!あの門番は!!勇者様のことを御存じないだなんて!!」

勇者「まぁまぁ、まだ旅は始まったばかりなんだから仕方ないじゃないか」

魔法使い「それでもっ!!」

兵士「お待たせいたしました、それでは王の元へ御案内させていただきます。」


68 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 15:29:39.53 ID:7fPLtH270
北の王「僧侶殿お待ちしておりましたぞ」

僧侶「遅れて申し訳ありませぬ、思った以上に手ごわかったゆえお許しください」

北の王「よいよい、これでこの国もしばらくは平和になったであろう」

僧侶「いえ、御存じありませぬか?魔王の進行は進み、近いうちにこの国も戦火に巻き込まれるでしょう」

北の王「なぁに、僧侶殿がいればこの国も安泰というもの」

僧侶「申し訳ありまぬがしばらくこの国から離れようと思っている次第であります」

北の王「なんだと!どういうことだ!!報酬が不満だというのであれば今の倍……いや、3倍出そう!!」

僧侶「そうではありませぬ」


69 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 15:36:44.75 ID:7fPLtH270
僧侶「紹介が遅れたことをお許しください」

僧侶「こちらは勇者と妹、魔法使いでございます」

僧侶「勇者殿は魔王を倒すことができる唯一のお方、私は共に魔王を討伐する旅に出ようと思っているのです」

北の王「そうであったか……しかし本当にあの魔王を倒すことができるのか?」

北の王「それよりもこの国を守っていただいた方が確実なのでは……」

僧侶「こうしている間にも多くの村や街が戦火に巻き込まれております、それを見過ごすなど私にはできませぬ」

北の王「……僧侶殿はそのようなお方でしたな」

僧侶「えぇ、申し訳ありませぬ」

北の王「よい、これは報酬じゃ、我が国へ戻ってこられることをお待ちしておりますぞ」


70 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 15:42:08.40 ID:7fPLtH270
―宿屋―

魔法使い「許せません!」

勇者「こらこら、落ち着け魔法使い」

魔法使い「勇者様は平気なのですかっ!?勇者様に対してあのような無礼な振る舞いっ……!!」

勇者「仕方ないさ、もっと実績を積まなければ皆認めてくれないってことさ」

僧侶「ふふ、そういうことだ、一緒に励みましょうぞ、勇者様」

勇者「だからその勇者様っていうのは……」


71 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 15:49:51.50 ID:7fPLtH270
妹「でもあの王様もあからさますぎだよね、僧侶さんの報酬は30000Gなのに私達は一人50Gだなんて……」

僧侶「ははは、一人占めするつもりはないさ、旅の資金に使おうではないか」

勇者「いいのか?そんな大金」

僧侶「もともと勇者が受け取る報酬なのだから気にすることはない」

僧侶「本当は妹くんが受け取るべきなんだがね」コソッ

妹「っ……!!」

魔法使い「……?」

勇者「それじゃこのお金で新しい装備でも買おうか」

僧侶「うむ、それがいいだろう」


72 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 15:50:36.06 ID:7fPLtH270

勇者
E破邪の剣
E知力の兜
Eシルバーメイル
Eドラゴンシールド


Eキラーピアス
E風の帽子
Eみかわしの服

魔法使い
E天罰の杖
E銀の髪飾り
E魔道士のローブ

僧侶
E賢者の杖
E黄金のティアラ
E天使のレオタード


73 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 15:54:20.32 ID:MFyJC3xZ0
滅茶苦茶強くなった・


74 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 15:57:38.42 ID:K3Af6lC60
3万で買えるのか・・・


75 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 16:00:36.26 ID:7fPLtH270
勇者「結構いい装備が手に入ったけど僧侶は何もいらないのか?」

僧侶「あぁ、大切なものなんだ」

妹(僧侶さんって何者なんだろう……)

魔法使い「……ジー」

勇者「?魔法使いはそれがほしいのか?って、下着じゃないか!!」

魔法使い「えっ!?これは違いますっ!!見てただけでそのっ!!」

僧侶「……ほう」

妹(魔法使いさんって結構悪趣味なのかも……)


76 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 16:01:49.12 ID:7fPLtH270
>>74
旅の道中で手に入れたお金も含めてってことで・・・


77 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 16:02:14.37 ID:7fPLtH270
―宿屋―

魔法使い「勇者様!誤解しないでください!!あれは見ていただけでっ……!!」

勇者「あ……あぁ、わかってるよ///」

妹「お兄ちゃんってああいうのが好きなの?」ジト

勇者「誰もそんなこといってないだろっ!?」

僧侶「ふふっ、顔は正直ですな、勇者様」

勇者「僧侶もからかわないでくれよー!!」


78 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/07/05(火) 16:09:31.58 ID:SA1LGHp20
レオタードで旅をする聖職者ハアハア


79 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 16:11:56.28 ID:7fPLtH270
勇者「ふぅ、飯も食ったし今日はもう休もうか、僧侶は魔法使いと同じ部屋で構わないよな?」

僧侶「私はかまわないが妹くんはどうするんだ?」

妹「私はお兄ちゃんと一緒の部屋にします」

僧侶「いくら兄妹とはいえ同じ部屋で寝屋を過ごすというのはいかがなものかと思うがね」

魔法使い「そうです!勇者様だって男の子なんですから!!」

勇者「俺は一人でもいいけど……妹、どうする?」

妹「え……?私は……その……」

僧侶「今夜二人で話したいことがある」コソッ

妹「っ……!!僧侶さんたちと寝ます……」

勇者「……わかったよ」


80 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 16:12:13.41 ID:V/pY0SI60
むしろレオタードか・・・と思ってしまった


81 名前:以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 16:15:20.30 ID:aqX122k1I
保守


82 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 16:16:22.23 ID:7fPLtH270
僧侶「魔法使いくん、先に風呂へ入るといい」

魔法使い「はい、それではお先に入らせていただきます」

ガチャ バタン

僧侶「さて、妹くん」

妹「……なんですか?」

僧侶「はは、身構えなくていいよ、少し外を歩こうか」

妹「僧侶さんは私をどうするつもりですか?」

僧侶「どうもしないさ、ただ放ってはおけなくてね」

妹「これは私の問題です、放っておいてください、今までもそうしてきたんですから……」

僧侶「ふむ、深い訳がありそうだね」

妹「……」

僧侶「よし、良いところへ連れていってやろう」


83 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 16:17:30.46 ID:7fPLtH270
占い師「ほう、これはまた珍しいのが来たものだ」

僧侶「やぁ、久しぶり」

占い師「まさかお前を占え、なんてことはないだろうな?」

僧侶「ははっ、まさか、この子を占ってやってくれないか?」

占い師「いいだろう、何を占えばいいんだ?」

僧侶「そうだな……この子と……この子の兄の未来を」

占い師「ほう……禁断の恋ってやつか?」ニヤリ

妹「ちっ!違います!!」

占い師「ふふっ、まぁいいさ、一つ占ってやろう」


84 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 16:18:23.21 ID:7fPLtH270
占い師「世界は廻る……新たなる世界での旅はより苛酷を極めるかもしれぬ……」

占い師「残された時間は少ない……勇気ある者によって悪が討たれた時、世界に平和が訪れるであろう……」

妹「新たな世界……勇気ある者……」

占い師「どうやらその若さでとてつもない重責を担っているとみえる」

妹「いえ……もう慣れてしまいましたから……」

占い師「これは君の力だけでは解決できないかもしれない、運命の人と仲間たちの力をあわせなければどうにもできんよ」

妹「運命の……人……?」

占い師「もうわかっているだろう?」


85 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 16:19:25.69 ID:7fPLtH270
妹「……ありがとうございます、占い師さんのおかげでなんとかなるかもしれません!」

占い師「役に立てたなら光栄だよ、頑張りなさい」

占い師「それとこれは私からのプレゼントだ」

妹「……?ありがとうございます、いくら払えばいいですか?」

占い師「なに、お代はこいつから頂くから気にしないでくれ」

僧侶「どいつだ?」

占い師「お前だ」

僧侶「私か」

占い師「そうだ」

僧侶「妹くん、いこうか」

占い師「遊び人、賢者」

僧侶「妹くん、先に帰ってくれ」

妹「……?わかりました、僧侶さん、占い師さん、ありがとうございました!」


86 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 16:19:48.64 ID:7fPLtH270
―宿屋―

妹(時間が戻ってるのかと思ってたけど……違う世界に変わってるってことなのかな……?)

妹(それなら魔法使いさんや僧侶さんが女の人になったことも理解できる……この世界から抜け出すにはお兄ちゃんが魔王を倒すしかない……)

妹(ううん、お兄ちゃんと……みんなの力で……うん、決めたっ!!)

妹「おにいちゃーん?」コンコン

妹「お風呂かな?そういえば占い師さん何をくれたんだろ?」ガサゴソ

【危ない水着を手に入れた!】

妹「なっ……!なにこれぇーーーーーー!!!??」


87 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 16:20:43.12 ID:7fPLtH270
ガチャ!

勇者「妹!大丈夫か!?」

妹「お兄ちゃん!?」バッ

勇者「どうした!なにかあったのか!?」

妹「えっ!?……えーと……えとえと……虫!!」

勇者「……虫?」

妹「うん!見たこともないくらいおっきい虫がでたからびっくりしちゃって!!」

勇者「なんだ、誰かに襲われたのかと思ったじゃないか、妹は怖がりだなぁ」ナデナデ

妹「ごめんなさい……///」

勇者「そんなに恥ずかしいのか?顔が真っ赤だぞ?」ニヤニヤ

妹「だって……お兄ちゃん……裸……///」

勇者「……え?う……うわぁあああ!!見るなぁ!!」

妹「見てない!見てない見てないから早く服きてよぉ!!///」


88 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 16:24:56.05 ID:7fPLtH270
勇者「もうお嫁にいけない……」

妹「もぅ、まだそんなこと言ってるの?一緒にお風呂に入ったこともあるんだし、今さら気にしないよ」

勇者「それは昔の話じゃないか……」

妹「昔も今もないの!!じゃあね、おやすみ///」

勇者「うー、わかったよ……おやすみ……」

ガチャ バタン

妹(うぅー……お兄ちゃんの裸見ちゃった……)ドキドキ


89 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 16:28:03.23 ID:7fPLtH270
―次の日の朝―

勇者「みんなおはよう」

妹「おはよう、お兄ちゃん」

魔法使い「おはようございます、勇者様」

僧侶「あぁ、おはよう」

勇者「みんな早いな、俺が最後になっちゃったか」

魔法使い「勇者様は昨日活躍したんですもの、仕方ありませんよ」

僧侶「うむ、疲れを残したままでは旅はできんからな」チラッ

妹(はぁ……結局一睡もできなかった……)


90 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 16:31:35.32 ID:7fPLtH270
僧侶「妹くん、決心はついたのかい?」コソッ

妹「はい、僧侶さんと占い師さんのおかげです、昨日はありがとうございました」コソッ

勇者「妹と僧侶って妙に仲良くなってないか……?」

妹「そ……そうかな?あはは……」

僧侶「あぁ、私の妹みたいなものだよ」

勇者「そうすると僧侶は俺の妹……いや、姉か」

僧侶「それ以外になるのもやぶさかではないよ?ふふっ」

勇者「それ以外……?」

魔法使い「まぁ、こんな時間!!ご飯を食べて出発しましょう、勇者様!!」ジト

僧侶「ははっ、そうしようか」

妹(僧侶さんがお姉さん……かぁ……)

勇者「……?そうだな」


91 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 16:39:04.41 ID:7fPLtH270
勇者「今日は川を渡った先にある街を目指していこう、船は僧侶が手配してくれてる」

妹「僧侶さんがいてくれて助かりました、ありがとうございます」

僧侶「なに、この国は私の故郷のようなものだからな」

妹「あのね、お兄ちゃん」

勇者「うん?どうした妹」

妹「実は私魔法が使えるようになったみたいなの」

勇者「へぇ、すごいじゃないか!それじゃ妹も一緒に戦えるようになったってことだな!」

妹「うん、でもまだ補助魔法くらいしか使えなくて……」

勇者「いやいや、それでも十分さ!期待してるぞ?」

妹「うん、一緒にがんばろうねっ!」


94 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 16:51:30.96 ID:7fPLtH270
僧侶(それが妹くんの決めた道か……)チラッ

妹(僧侶さん、本当にありがとう)ニコッ

勇者「魔王の城にも近づいて来てるし、この辺の魔物はきっと強くなっていると思う、みんなで頑張ろう!」

妹「うん!」

魔法使い「はい!」

僧侶「うむ」

【魔物A、魔物Bが現れた!】

勇者「妹、サポートできるか?」

妹「任せて、お兄ちゃん!!」

【妹はバイキルトを唱えた!ルカナンを唱えた!勇者の攻撃力が上がった、魔物の防御力が下がった】


96 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 17:02:07.22 ID:7fPLtH270
勇者(力が湧いてくる……これなら……!!)

勇者「はぁっ!!」

【勇者の攻撃!魔物Aに167のダメージ!魔物Aを倒した】

魔法使い「勇者様、右から来ます!!」

妹「えい!」

【妹はスカラを唱えた!勇者の防御力が上がった】

魔物B「グォォォオ!!」

【魔物Bの攻撃!勇者に42のダメージ】

僧侶「ふっ!」

【僧侶はベホマを唱えた!勇者は全回復した】

魔法使い「勇者様!いまです!!」

【魔法使いはメラミを唱えた!魔物Bに38のダメージ】

勇者「とどめだー!!」

【勇者の攻撃!魔物Bに172のダメージ、魔物Bを倒した】


97 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 17:04:33.87 ID:Tp5LvJ5+0
―SSスレにありがちなこと―
・書き手の体調が良くなる、急に用事ができてもSSは続行
・SS終了とともに姿を消す
・誰も見てなくても書き続ける
・なぜかかなり上から目線の書き手だが他のスレじゃ親切なツンデレ
・エロは臨機応変に
・オリジナリティのあるキャラなので各々の頭の中にキャラが創造される
・批判されてもそれを糧にし、次に生かそうとする向上心がある
・例え初めてのSSだとしても「初めてだからうまくいかないかも」などと言い訳や保険を掛けることは無い
・量産される良SS
・立て逃げなどせず、一度始めたSSは最後まで書き抜く
・安価などは始めず、自分の書きたいことを書く
・書き手は最後までスレに居続ける


98 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/07/05(火) 17:05:10.93 ID:5TU8/ew20
明らかにレベルがモンスターの強さに追い付いてないwww


99 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 17:08:40.89 ID:T3ki+JDN0
流石に連続でしない限り補助呪文使わないよな


100 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 17:10:07.48 ID:7fPLtH270
勇者「ふぅ……雑魚でもここまで強いとは……」

魔法使い「えぇ、勇者様が攻撃を受けるほどですからね……」

僧侶「しかし、私達が協力して倒した初めての敵だ」チラッ

妹「うん!これからは私もいっぱいお手伝いするからね!」ニコッ

勇者「そういえば……そうか……けど魔法ってのはすごいもんだな、力が5倍くらいになった気分だよ」

僧侶「はは、それは大げさではないか?」

勇者「そんなことないって、妹、僧侶にもかけてみてくれよ」

妹「え?うん、えいっ!」

【妹はバイキルトを唱えた!僧侶の攻撃力が上がった】

僧侶「これは……すこし待っていてくれないか」

魔法使い「一人では危ないですよ、私もいきます」

僧侶「いや、すぐ戻るさ」


101 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 17:10:46.01 ID:7fPLtH270
【魔物Aが現れた!】

魔物A「グルル……」

僧侶「悪く思うなよ……」

【僧侶の攻撃!魔物Aに384のダメージ、魔物Aを倒した】

僧侶(……5倍どころか10倍近いじゃないか……)

僧侶「やぁ、待たせたね」

勇者「本当にすぐだったな、何をしてきたんだ?」

僧侶「乙女にそんなことを聞いて恥ずかしくはないのか?勇者様?」

妹、魔法使い「……」ジトー

勇者「え……?え……?」


102 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 17:12:41.40 ID:7fPLtH270
僧侶「……がんばったな」ナデナデ

妹「んぅ……僧侶さん?」

僧侶「これからは私も手助けをしよう、君には遠く及ばないがな」

妹「ありがとう……お姉ちゃん……」

僧侶「知っていたのか……?」

妹「え?この前妹みたいだって……」

僧侶「あ、あぁ、そういえばそんな話をしたような……」

妹「迷惑……だったらごめんなさい……」

僧侶「いいや、そんなことないよ」

妹「うん、ありがとっ!お姉ちゃん!!」ギュッ

僧侶(やれやれ……まさかお姉ちゃんと呼んでくれる日がくるとは……な……)


103 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 17:14:30.56 ID:7fPLtH270
ちょっと用事が入ったのでしばらく書き込めなくなるかも
夜にまた来ます


104 名前: 忍法帖【Lv=10,xxxPT】 [] 投稿日:2011/07/05(火) 17:20:27.14 ID:Zs2QHxJ30
いってら


105 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 17:27:57.02 ID:O1Ndu+820
落ちそうだなこの時間


119 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 19:11:50.78 ID:ZpMJbWk9O
魔法使いは、後藤むら子さんみたいなややうざったい声で赤色のイメージしかない

リビエラのイメージしかできない


120 名前: 忍法帖【Lv=19,xxxPT】 【東電 81.4 %】 [] 投稿日:2011/07/05(火) 19:13:24.16 ID:pwV43Xnw0
>>119
むら子て誰やねん


121 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 19:18:40.73 ID:7fPLtH270
思ったより長引きそうです、とりあえず書き溜め分投下します


122 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 19:19:04.10 ID:7fPLtH270
勇者「ふぅ……思ってた以上に街が遠いな……今日は野宿も覚悟しなきゃいけないかもな……」

僧侶「いや、その心配はなさそうだ、あちらに火の光がみえる、おそらく小さな村でもあるのだろう」

魔法使い「よかったー、野宿は怖いですからね」

妹「うん、不意打ちされたら危ないかも……」

僧侶「そうだ、妹くん……いや、妹はルーラを使えるのか?」

妹「うん、使えるけど……まだ行ったことがない所は……」チラッ

僧侶「……そうだったな、戻っても仕方ないか」

勇者「そういえば僧侶はいつの間に妹を呼び捨てにしてるんだ?妹も僧侶をお姉ちゃんって呼んでるし……」

僧侶「ふふ、乙女は秘密が多いのだよ」

妹、僧侶「ねー」ニコッ

魔法使い(最近私の存在感が薄くなってるような気がする……)


123 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 19:20:11.13 ID:7fPLtH270
勇者「おい、これ燃えてるんじゃないか!?」

僧侶「……そのようだな……」

魔法使い「まさか魔物の仕業でしょうか?」

勇者「わからないが急いだ方がよさそうだ!みんな、疲れているかもしれないが走れるか!?」

僧侶「あぁ、問題ないよ」

魔法使い「当然です!」

妹「うんっ!」

妹(この先に村はないはず、山火事?)


124 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 19:20:36.05 ID:7fPLtH270
魔物「……食料……女……」

魔物A「キシャー!!」

魔物B「グケケケケ!!!!」

魔物C「ガルル!!!」

老人「ひっ……たすけっ……あぺっ」バリバリ

魔物C「ムシャ……バリバリ……グルォォォ!!」

少年「やだっ……!!お姉ちゃんっ!!おねえちゃっ!!!」ゴリ

魔物A「バク……バリバリ……ペロリ……キシャー!!!」

女の子「いや……弟……どうして……私達なにか悪い事したの……?ひっく……」ポロポロ

魔物「女……」ガシッ

女の子「ひっ……!こ……こないでっ!!いやぁああああ!!!」


125 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 19:20:59.72 ID:7fPLtH270
勇者「村が……燃えて……」

魔法使い「うっ……ひどい臭い……」

僧侶「手遅れかもしれんが生き残りがいるかもしれん、急ごう!」

妹(嘘……どうして……)

魔物「女……魔物……産……」ビリビリ

女の子「いやっ!離してっ!!おがああさああああんんんん!!!おどおおおおさああああああん!!!!!」

魔物「黙……」グッ

女の子(うぐっ……いっ……痛いっっ……!!痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いイタイイタイイタイタイイタイタイタイイイイ)

魔物「グゥ……ルオオオオオ!!!!」ドクッドクッ

女の子「ぁ……ぁぅ……」ピクピク


126 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 19:21:35.38 ID:7fPLtH270
魔物「女……死……」ポイ

女の子「……」ドサッ

勇者「っ!!きさまあああああああああああああ!!!!!!!!!」

ザシュッ!!

魔物「男……殺……」

勇者「クッ!妹、サポートしてくれ!!」

サッ

勇者「僧侶?下がっててくれ!!」

僧侶「妹、サポートを頼む、勇者は雑魚を、魔法使いは女の子を見てやってくれ」

妹「うんっ!!」

魔法使い「でっでも!!」

勇者「こいつは俺がっ……!!!」


127 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 19:21:56.62 ID:7fPLtH270
僧侶「大丈夫だ、そっちを頼んだぞ」

勇者「うっ……わかっ……た……」

魔法使い「は……はい!」

【妹はバイキルトを唱えた、僧侶の攻撃力が上がった】

魔物「女……女女女ァ!!!」

【魔物の攻撃!僧侶に10のダメージ】

僧侶「貴様だけは……許さん……」

魔物「女!!!犯!!!女!!!!!!」

【魔物の攻撃!僧侶に15のダメージ】


128 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 19:22:17.88 ID:7fPLtH270
僧侶「身をもって償うがいい……まずは村を破壊した分っ!!」

【僧侶の攻撃!魔物に324のダメージ】

魔物「グ……ガッ……」

僧侶「これは罪もなく殺された村人の分っ!!!」

【僧侶の攻撃!魔物に194のダメージ、207のダメージ、201のダメージ、229のダメージ】

魔物「グ……グケ……」

僧侶「そしてこれが侵された女の子の分だっ!!!!!」

【僧侶の攻撃!会心の一撃!!魔物に632のダメージ】

僧侶「はぁ……はぁ……」

妹「あなたのような屑……血の一滴も残すことは許されません……」

【妹はメラゾーマを唱えた!魔物は塵一つ残らずに燃え尽きた】


129 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 19:22:42.79 ID:7fPLtH270
勇者「くっ!一人で戦うってのはこんなにつらかったのかっ!!はぁ!!!」

【勇者の攻撃!魔物Aに32のダメージ、魔物Aを倒した】

勇者「はぁ……はぁ……やっと一匹!!」

魔物B「ゲゲゲ!グケェ!!」

【魔物Bの攻撃!勇者は身をかわした!】

魔物C「ガルァァァ!!!」

【魔物Cの攻撃!勇者に48のダメージ】

勇者「くそっ……もう限界かっ……!」


130 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 19:23:01.48 ID:SA1LGHp20
チート姉妹


131 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 19:23:13.70 ID:7fPLtH270
僧侶「勇者!待たせたな!!」

【僧侶はベホマを唱えた!勇者は全回復した】

妹「お兄ちゃん!大丈夫!?」

【妹はバイキルトを唱えた!勇者の攻撃力があがった】

勇者「妹!僧侶!!ありがとう!!そっちは大丈夫か!?」

僧侶「あぁ、女の敵は私達で片づけてきたよ」

勇者「よしっ!じゃあ一気に片付けるぞ!!」

【勇者の攻撃!魔物Bに253のダメージ、魔物Bを倒した】

勇者「次っ!!」

【勇者の攻撃!魔物Cの246のダメージ、魔物Cを倒した】


139 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 20:17:58.64 ID:ytA3f17P0
このスレ主の書くSS面白すぎのキワミアーwwwwwwwwww


140 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 20:19:08.36 ID:SK9f+5r40
>>139
二度とVIPから出て行け


142 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 20:31:01.86 ID:yXAk3xaP0
バイキルト効果ありすぎw 4en


143 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/07/05(火) 20:34:53.86 ID:FDX5Wc4j0
妹のバイキルトときいて


144 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 20:37:07.71 ID:nV77qCv00
この妹にメラで9999ダメージ与える魔王強すぎだろ


146 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 21:00:09.27 ID:vuPKW4qs0
スレ番が400超えたら要注意


152 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/07/05(火) 21:37:39.60 ID:cVlD4VqVO
この妹ならメドローアとか使えそうだな。


157 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/05(火) 22:02:04.87 ID:HQWLQgwN0
      ☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < 続きまだー?
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