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少女「匿ってください!」
462 名前: ◆e2qiR6vDkY [] 投稿日:2011/09/20(火) 22:37:37.14 ID:tZLr1Szo0
さて、書きますねー
少女ちゃんメインですが。


463 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2011/09/20(火) 22:39:11.11 ID:tZLr1Szo0
―――帰宅路―――

男「今日最後の組が来るのか」

妹「そうですよ兄さん」

男「おわっ!いつからいたのさ!」

妹「2つ前の角でで兄さんを見つけたので尾行を」

男「あのなぁ・・・」

妹「まぁまぁ」


464 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2011/09/20(火) 22:41:24.56 ID:tZLr1Szo0
男「ところであれを見てくれ、どう思う」

妹「何ですかあれ」

男「見たところ少女ちゃんだな」

妹「こっちに向かってきますよ」

男「来てるな」

少女「うわあぁぁぁ」

妹「叫んでますよ」

男「そうだな」

少女「男さああああぁぁぁ」ガシィィ

男「オウフ」

男「な、何だ」

少女「ストーカーですうぅぅー!」

男「お前俺のストーカーだったのか」

妹「なんでやねん、少女ちゃんが追われてるんでしょう、常識的に考えて」

男「じゃあウチ来るか」

少女「はい、じゃあ匿ってください!」

男「最初もそんなだったなぁ」


465 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2011/09/20(火) 22:43:59.81 ID:tZLr1Szo0
―――男の家―――

男「ほれ入れー」

少女「ありがとうございますー」

妹「チェーンかけます?」バタン

男「まだ夕方だしいいよ」

少女「ふふふ」

男「どうしたー、久しぶりに来て嬉しいのか」

少女「男さん、こんな幼い子を家に連れ込んじゃダメじゃないですか」

男「なんだって!(棒)」

少女「さぁ男さん、通報しちゃいますよ、重吾さんの電話番号教えてもらいましたし」

男「はぁ」

少女「それが嫌なら3万円を私に渡しなさい!」

妹["わたし"に"わたし"なさい・・・]ボソッ

男「くだらねぇよ」


466 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2011/09/20(火) 22:50:35.44 ID:tZLr1Szo0
男「だめだなぁ・・・お前、何も成長してねぇよ」

妹[わ、私のギャグセンスが!?]ボソッ

男「お前じゃねぇよ・・・」

男「少女、そっちに逃げ場はねぇぜ」

少女「あっ」

男「さて、これは包丁です」

妹「oh...」

少女「きゃぁぁ、やめてくださいぃぃ(棒)」

男「それじゃあタヒねっ」

少女「やめてくださいいぃぃ(棒)」バタン

男「気絶したぞー(棒)」

男「・・・で、久しぶり」

少女「お久しぶりです!」ムクリ

妹「えっ」


467 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2011/09/20(火) 22:53:30.96 ID:tZLr1Szo0
少女「ど、どうかしましたか?」

男「さ、流石に演技だと分からなかったわけじゃないだろ?」

妹「いや、終わりですか?再現ドラマ」

男「はい、もういいかなって」

少女「いいかなって」

妹「一番のシーンを抜かしたじゃないですか」

男「なんだっけ?」

妹「少女ちゃんの失禁シーンが・・・」

少女「〜〜!!//////」

男「あぁー・・・そういえばお前お漏らしマニアだったな」

妹「お・漏・ら・し!お・漏・ら・し!」

少女「お漏らしコール止めてください!!」


468 名前:NIPPERがお送りします(長屋) [sage] 投稿日:2011/09/20(火) 22:55:23.97 ID:w6vjrTOHo
お・漏・ら・し!お・漏・ら・し!


469 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2011/09/20(火) 23:05:49.45 ID:tZLr1Szo0
少女「>>468さんまでお漏らしコールしないでください!!」

妹「ほら、みんな望んでるんですよ」

男「そ、そういえばもう一人の子来ないな!」

少女「あ、その件ですけど」

妹「はい」

少女「今日の担当・・・と言うか4連続じゃんけんで負けた人ですけど」

男「ずいぶん負けてんなー」

少女「私と、覚えてます?あの猫耳の男の子の妹ちゃんだったんですけど」

妹「居ましたねぇー。お兄ちゃん大好きっ娘」

少女「あの子が、なんだか遠慮してくれたみたいで・・・」

男「はい回想入りまーす」


470 名前:NIPPERがお送りします(愛媛県) [sage] 投稿日:2011/09/20(火) 23:06:50.38 ID:VCzn99TP0
お・漏・ら・し!お・漏・ら・し!


471 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2011/09/20(火) 23:11:40.65 ID:tZLr1Szo0
少女「ちょ、ちょっと!>>470さんまで何言ってるんですかっ!!///」

妹「大人気ですね!と言うか少女ちゃんはその業界用語知らない設定じゃないんですか?」

男「そういえば>>15あたりの話でそんなことが」

少女「私も学びました!と言うことで!」

妹「なるほど」

男「それで・・・回想パート入っていい?」

少女「あ、はいすいません」

妹「>>1が変なタイミングで書くからいけないんですよね」


472 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2011/09/20(火) 23:14:44.46 ID:tZLr1Szo0
―――回想―――

少女「ついに今日だ!楽しみだ〜」キラキラ

猫耳妹「・・・」

少女「男さんの家に行くの久しぶりだなぁ〜」キラキラ

猫耳妹「・・・」

少女「何着て行こうかなぁ〜」キラキラ

猫耳妹「・・・」

少女「えへへ〜」キラキラ

猫耳妹「私、遅れていく」

少女「え?」

猫耳妹「私にはお兄ちゃんが居るし」

少女「でも、楽しみに」

猫耳妹「後、で、合、流、す、る、か、ら!」

少女「う、うん・・・」


473 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2011/09/20(火) 23:21:26.15 ID:tZLr1Szo0
―――回想終わり―――

少女「二人とも楽しみだったんだけど・・・」

男「ええ子やわ・・・」

少女「でも、あの子のお兄ちゃんと同じくらい男さんのこと好きだったのに・・・」

妹「いい子ですねぇ・・・」

少女「と言うわけでご好意に甘えて今日は私一人でやって来ました!」

男「そーなのかー」

妹「さて、じゃあ夕ご飯の買出しとか行きましょうか?」

少女「気付けば夕方ですね」

妹「ところで少女ちゃん」

少女「はい?」

妹「私に料理を教えて欲しいなぁー、なんて」

少女「い、いきなりですね」

妹「やっぱり私も女子力あげていきたいなと思いまして」


474 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2011/09/20(火) 23:23:20.80 ID:tZLr1Szo0
男「俺が作ろうって時には反対したくせに・・・」

妹「兄さんは料理下手でもいいでしょう、男性なんですから」

男「今は男性でも料理をするご時勢ですよ」

少女「そうなんですかー」

男「そうなんです」

少女「私的には結婚生活、家事か仕事かどっちかやってくれればいいと思うんですけど」

男「へぇ」

少女「私が家事、男さんがお仕事!うふふ、きゃー!///」バタバタ

男「は、恥ずかしいな、おい・・・///」

妹「でも・・・」

男「でも?」

妹「スレに料理を教わる妹が見たいと言う希望が・・・」

男「それなら仕方ないな!」

少女「あっさり!」


475 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2011/09/20(火) 23:32:27.68 ID:tZLr1Szo0
―――料理―――

妹「と、いうわけで材料も買いましたし前に少女ちゃんが作ってくれたオムライスに挑みます!」

少女「あれ、材料買いましたっけ?」

妹「スレ間で・・・」

少女「すれかん・・・はまだ知らない用語ですね」

妹「書かれてない間に買っておいたってことですよ」

少女「なるほど!」

妹「それじゃあ作りましょうか!」

少女「おー!」



476 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2011/09/20(火) 23:32:57.78 ID:tZLr1Szo0
妹「少女師匠、まずは何を」

少女「し、師匠?」

妹「師匠です」

少女「て、照れますね、えへへ」

少女「まずは野菜を切ります」

妹「はい、師匠」

少女「今回は玉ねぎとピーマン、ニンジンを使いましょう」

妹「何故その組み合わせで?」

少女「いろどり的に綺麗かな、と思いまして」

妹「い、彩り・・・」


477 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2011/09/20(火) 23:37:03.10 ID:tZLr1Szo0
妹「じゃあとりあえずピーマンから切りましょう」

少女「はい、みじん切りでお願いします」

妹「でやああぁぁ」ドドドド

少女「ひょっとして包丁の使い方から、でしょうか」

妹「・・・冗談です」トントン

少女「うん、大丈夫そうですね」

妹「じゃあニンジン行きますか」

少女「皮むけますか?」

妹「皮をむく!?」

少女「そ、そんなに動揺しなくても」

妹(卑猥なこと考えたなんて言えない)


478 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2011/09/20(火) 23:43:59.93 ID:tZLr1Szo0
少女「包丁が苦手なら・・・、あ、これです、ピーラー!使ってください」

妹「あ、どうも」シャー

少女「むいたらそれもみじん切りです」

妹「はい」

妹「・・・ふぅ、出来ました」

少女「最後に玉ねぎですねー」

妹「目が痛くなるあれですね」

少女「これもみじん切りですけど、コツがあります」

妹「なんですと」

少女「最初に縦横に切れ目を入れれば簡単です」

妹「包丁が切れなさ過ぎて横に切りにくいです」

男「そういえばだいぶ前から磨いでません」

少女「苦手な人にとっては危なくなくていいかもしれませんけどね」


479 名前:NIPPERがお送りします(長屋) [sage] 投稿日:2011/09/20(火) 23:48:51.99 ID:WQhzQp88o
切れない包丁は、人間の手だけ怪我させて食材は切れてないという悲劇が起きうる


480 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2011/09/20(火) 23:59:43.03 ID:tZLr1Szo0
男「・・・ちょっと包丁磨いで来る」

妹「せめて料理終わるまで待ってくださいよ」トントン

妹「・・・・・・よし、何とかなりました」

妹「何とかなりましたが涙が出ます」

少女「換気扇回してください・・・」

妹「手が玉ねぎ臭いです・・・」

少女「玉ねぎ切ったならそりゃあ玉ねぎ臭くなっちゃいますよ?」

少女「さて、今回はお手軽にウインナーを入れましょう」

妹「ウインナー!?」

少女「ど、どうかしましたか?」

妹(卑猥なこと考えたなんて言えない)

妹「・・・さてと、これは簡単に切れました」

少女「じゃあ炒めましょう」


481 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2011/09/21(水) 00:04:18.71 ID:vOZbuVzq0
少女「さぁ、炒めちゃってください!焦がさないで下さいねー」

妹「はい、師匠」

少女「じゃあご飯入れましょう」

妹「は、はい」

少女「妹さんは混ぜてくださーい」

妹「は、はい」

少女「ケチャップ入れますよー」

妹「は、はい」

少女「ひょっとして混ぜるだけでいっぱいいっぱいですか?」

妹「は、はい・・・あ、はい。」

少女「で、ですよね・・・」


482 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2011/09/21(水) 00:07:20.24 ID:vOZbuVzq0
少女「チキンライスが出来上がりました」

妹「チキン一切使っていませんけどね」

少女「今回はこの上に卵焼きを載せることにします」

妹「包むのは難しいですか」

少女「慣れれば出来ますけど、慣れてる暇がありません」

妹「なるほど」


483 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2011/09/21(水) 00:08:00.02 ID:vOZbuVzq0
少女「あぁ、それじゃあ焼きすぎです、硬くなっちゃいました」

妹「に、兄さんにちょうどいいです」

―――――――――――――――

少女「それも焼きすぎです!」

妹「に、兄さんに2枚重ねの大サービスです」

―――――――――――――――

少女「な、生過ぎませんか?」

妹「わ、私が責任を持って処理します」

―――――――――――――――

少女「うまく行きましたね!」

妹「少女ちゃんの分がうまく出来てよかった・・・(遠い目」


484 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2011/09/21(水) 00:14:39.03 ID:vOZbuVzq0
―――夕食―――

男「流石に少女ちゃんのには劣るけどおいしいぞ、妹」

妹「そうですか、ありがとうございます」

男「で、なんで卵焼きが二つ乗っているんだろうか?」

妹「出血大サービスです」

男「まぁ、焼きすぎたーとかだろ?」

妹「上手に焼けましたー」

男「俺は上手に焼いたのが好きだけど。二人は生焼けが好きなんだろ」

妹「生焼けってなんか嫌な響き」

ピンポーン

男「はーい」

猫耳妹「こんにちはー」

男「いらっしゃい。夜だけどな」

猫耳妹「これ、作ってきました!」

男「な、なんだ?」

猫耳妹「まぁ、中に入れてくださいよ」

男「お、おう」


485 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2011/09/21(水) 00:19:00.78 ID:vOZbuVzq0
少女「あ、来たー」

猫耳妹「来たよー」

男「で、これは何ですか・・・?」

猫耳妹「爆弾です」

男「なら窓から投げ捨てないとな」ガラガラ

猫耳妹「あっ、だ、ダメ・・・」アタフタ

妹「兄さんもつくづく意地悪ですねぇ」

猫耳妹「空けてみてください」

男「おー、ケーキだ」

猫耳妹「作ってみました」

男「手作りだと!」

妹「これはすごい」

猫耳妹「もちろん毒なんか入ってませんよ毒なんか」

男「なんか逆に入ってる気がしてきた」

猫耳妹「入ってませんよぉ?」

男「入ってるなら窓から投げ捨てないとな」

猫耳妹「あ、うー・・・」

男「嘘です嘘」ガラガラ…ピシャ

少女「皆で食べましょう!」


486 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2011/09/21(水) 00:22:10.80 ID:vOZbuVzq0
―――食後―――

男「ケーキうめぇ」

妹「すばらしいです」

少女「すっごくおいしかった!」

猫耳妹「ふふふ、ありがとう」

妹「ケーキを食べている間にお風呂が沸きましたが」

少女「男さん」

男「はい」

少女「私には『そんな展開は無い』とか言いながら他の子たちとは入ったらしいですね!」

男「誤解しないで・・・強引に、強引にだったんだよぉ」

少女「私もそれくらい強引に押すべきでした・・・」

男「えっ」

少女「さぁ、入ってくれますね?」

男「ハイ・・・」


487 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2011/09/21(水) 00:24:37.45 ID:vOZbuVzq0
―――お風呂―――

少女「ずっと男さんとお風呂入りたかったですー」

猫耳妹「お背中流しましょう」

少女「私は腕を〜」

猫耳妹「やっぱり私のお兄ちゃんより男っぽいです・・・」

男「あ、ありがと・・・」

猫耳妹「この広い背中にキュンっときちゃいますよ」

男「へぇ・・・」



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