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幼剣士「僕には夢が出来ました」
- 135 名前: ◆qqtckwRIh. []
投稿日:2013/07/12(金) 10:49:11 ID:efmY3cqY
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・ユサユサ・・
幼剣士「むにゃ・・・」
・・・・・ユサユサユサ
幼剣士「んー・・・・」パチッ
吟遊詩人「朝だよ!今日は買い物・・・付き合ってくれるんだよね・・・?」
幼剣士「あ、そうだ・・・」
・・・ガバッ
幼剣士「おはよう・・・」
吟遊詩人「うん、おはようっ」
- 136 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/12(金) 10:49:41 ID:efmY3cqY
・・・・ガチャッ
幼剣士「おはようございます・・・」ムニャ
女エルフ「おはよう」ニコッ
吟遊詩人「ほら、朝ご飯食べて早く行こうっ!」
幼剣士「うん〜・・・」
女エルフ「そんな急かさなくても、時間はあるわよ」クスクス
吟遊詩人「・・・そ、そうですよね・・」
幼剣士「・・・」モグモグ
吟遊詩人「・・・」ジー
- 137 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/12(金) 10:50:41 ID:efmY3cqY
幼剣士「・・・」モグモグ
吟遊詩人「・・・」ジー
幼剣士「・・・」モグモグ・・ゴクッ
吟遊詩人「・・・」ジー
幼剣士「ぎ、吟遊詩人・・・そんなに見つめられると食べずらいっていうか・・・」
吟遊詩人「そ、そうだな!ごめん!」
幼剣士「ん〜・・・そういや童子騎士は?」
吟遊詩人「お前らのデ、デデ・・・デートを・・・邪魔するつもりはないって・・・一人でどっか行った・・・」
- 138 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/12(金) 10:51:13 ID:efmY3cqY
幼剣士「うーんそっか・・・・」モグモグ
吟遊詩人「うん・・・」
幼剣士「・・・」モグモグ
吟遊詩人「・・・」
幼剣士「って、デート!?」
女エルフ「そうよ〜♪男女二人で買い物とか、デート以外ないじゃない♪」
吟遊詩人「よ・・・幼剣士は二人っきりは嫌だった・・・?デートっていうのは嫌だった・・・?」
幼剣士「・・・ううん?凄い楽しみなのは変わらないよ〜」ニヘラッ
吟遊詩人「そ、そうか良かった・・・」
- 139 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/12(金) 10:51:44 ID:efmY3cqY
幼剣士「よし・・・ご馳走様でした!」
女エルフ「お粗末さま〜。それじゃ、2人とも行ってらっしゃい!」
吟遊詩人「行ってきます!」グイッ
幼剣士「わわっ、引っ張らないでまだ装備が・・・・あ〜っ!」
・・・・ガチャッ!!
女エルフ「若いって・・・いいなぁ〜・・」
・・・コンコン
女エルフ「・・・よく最近はお客が来ますねぇ・・・どうぞ〜」
・・・・ガチャッ
???「・・・・どうも」
女エルフ「・・・あなたは?」
- 140 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/12(金) 10:52:15 ID:efmY3cqY
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・トコトコ・・
吟遊詩人「えーと、行きたい場所があるんだ」
幼剣士「どこ?」
吟遊詩人「女エルフさんの紹介なら、装備を鍛錬しなおしてくれる鍛冶場があるんだって」
幼剣士「へえー・・・」
吟遊詩人「あった・・・あそこかな?」
幼剣士「加工場・・・、か。どんなとこなんだろう・・・」
- 141 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/12(金) 10:53:07 ID:efmY3cqY
・・・・・・・・・・・・
職人エルフ「・・・」カーン!!カーン!!
幼剣士「あの・・・」
職人エルフ「・・・あぁ?」チラッ
幼剣士「女エルフさんの紹介で来たんですが・・・」
職人エルフ「あ・・・あぁ!君が少年剣士の弟の・・・幼剣士か!」
幼剣士「あ、はいっ」
職人エルフ「そうかそうか、まぁそこに座ってくれや!そこの彼女さんもな!」
幼剣士「わかりました」
吟遊詩人「か・・彼女・・・!わかりましたあっ!」
職人エルフ「げ、元気がいいねえ・・・」
- 142 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/12(金) 10:53:56 ID:efmY3cqY
幼剣士「えーと・・・用事があるのは吟遊詩人です」チョコン
職人エルフ「・・・何かしてほしいことはあるのか?」
吟遊詩人「あ、えっと・・・私なんですけど・・・。サブで持ってる銀の短剣を精錬してほしくて。あと何かいい装備・・あればなって」
職人エルフ「ふむ。うちで売ってるのは剣、斧、槍、盾、指輪、ネックレス、イヤリング、防具…」
幼剣士「・・・凄い!」キラキラ
職人エルフ「お?なんだ幼剣士、興味あんのか?」
幼剣士「もちろんですっ!」
職人エルフ「ふむ・・・。ちょっとその剣見せてみな」
幼剣士「え?あ、はい・・・」チャキッ
- 143 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/12(金) 10:54:57 ID:efmY3cqY
職人エルフ「はっは、懐かしいぜ。少年剣士の剣もこうやって見てやったっけな」
幼剣士「・・・」ワクワク
職人エルフ「ふむ、こりゃ子供用の剣過ぎるな。どうだ?新しい剣に乗り換える気はないか?」
幼剣士「・・・うーん・・」
職人エルフ「どうした?」
幼剣士「その剣、お兄ちゃんに買ってもらった思い出の品だから・・・できればずっと持っていたいなって・・・」
職人エルフ「あー・・・なるほどな。それじゃ、地金を打つか?」
幼剣士「地金?」
- 144 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/12(金) 10:55:43 ID:efmY3cqY
職人エルフ「おうよ。地金を打てば、基本はそのままで屈強な剣になる」
幼剣士「お、お願いできますか?」
職人エルフ「任せろ!銀の短剣と、思い出の剣、確かに預かった。夕方また来てくれ」
幼剣士「はいっ!」
・・・チャリチャリ
吟遊詩人「あ、あのー・・・この"共鳴の指輪"って何ですか?」
職人エルフ「それは特殊な鉱石と魔力が打ち込まれた指輪でな。持ってる同士の居場所を伝えるっていう指輪だ」
吟遊詩人「・・・へえ」
職人エルフ「それぞれ同じものは数個しか作れねぇ。だから、仲間や大事な人同士で持っているってのが一般的な使い方だ」
- 145 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/12(金) 10:58:30 ID:efmY3cqY
吟遊詩人「2つ、欲しいです。いくらでしょうか・・・?」
職人エルフ「本来なら30万ゴールドだが、鉱石仕入れ、魔法仕入れ値段の10万ゴールドでいいぜ。高いか?」
※平均収入は10万G
吟遊詩人「け、結構値段張りますね・・・」
職人エルフ「そうか・・・?じゃあ5万ゴールドでも・・・」
吟遊詩人「あ、いえ・・・、10万ゴールドで買います。これで・・・、金貨でいいですか?」チャリン
職人エルフ「おう、毎度あり!」
吟遊詩人「はい、幼剣士」チャリッ
幼剣士「?」
吟遊詩人「私からのプレゼント・・・受け取ってよ、ね?」
幼剣士「いいの?」
吟遊詩人「2人の指輪で買ったんだから・・・いいの」ニコッ
幼剣士「うん、じゃあ遠慮なく・・ありがとうっ!」
- 146 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/12(金) 10:59:03 ID:efmY3cqY
職人エルフ「熱々だねぇ・・・」ニヘラッ
吟遊詩人「そ、そんな・・・」
幼剣士「・・・ぷれぜんと〜♪」キラキラ
職人エルフ「よっしゃ、それじゃしばらく時間もあるし、これからどっか行くんだろ?」
幼剣士「・・・どうだろ、吟遊詩人はどこか予定があった?」
吟遊詩人「うん・・・色々とグルメ旅ってわけじゃないけど・・・、ちょっと行きたいカフェみたいなのもあったり・・・嫌かな?」
幼剣士「ううん?おいしいものかぁ・・・、楽しみっ!行こうっ!」
吟遊詩人「う、うん!」パァァッ
職人エルフ「はは・・・いってらっしゃーい・・」フリフリ
・・・・コソッ
???「・・・・どうも」
職人エルフ「あぁ・・・?」
- 147 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/12(金) 11:01:26 ID:efmY3cqY
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
幼剣士「ここ?」
吟遊詩人「うん、ここで食べられる料理は絶品なんだって」
幼剣士「へぇ〜・・・楽しみ!」
・・・・ガヤガヤ・・
幼剣士「やっぱり結構人いるんだね〜」
ウェイター「いらっしゃいませー・・・お二人様でよろしいですか?」
吟遊詩人「あ、はい」
- 148 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/12(金) 11:01:58 ID:efmY3cqY
ウェイター「あちらの窓際のお席が空いているので、どうぞ〜」
幼剣士「ありがとうございますっ」
・・・トコトコ・・・
・・ストン
幼剣士「えっと・・・何頼めばいいんだろ」
吟遊詩人「メニューは・・・、フール、レンズスープ、ターメイヤ…難しいね」
幼剣士「・・・豆料理じゃないかな?」
吟遊詩人「え?」
幼剣士「たぶん、フールは干した空豆のスープ、レンズスープはレンズ豆のスープ。ターメイヤはそら豆のコロッケだと思う」
吟遊詩人「そうなの・・・かな?」
幼剣士「大聖堂で、乙女僧侶さんっていう人が母親代わりなんだけど、結構・・・料理が上手いんだ。そのお手伝いで覚えたんだ」
- 149 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/12(金) 11:04:26 ID:efmY3cqY
吟遊詩人「そうなんだ、それじゃこのシューカっていうのは?」
幼剣士「トマトソースとひき肉、とき卵をオーブンで焼いたのだったかな」
吟遊詩人「へええ、じゃあここの中で幼剣士がオススメできるのはある?」
幼剣士「んーとね・・・」
ペラッ…ペラッ…
幼剣士「お魚は大丈夫?」
吟遊詩人「一応好き嫌いはないから大丈夫♪」
幼剣士「それじゃ・・・ウェイターさん!」
ウェイター「はーいただいま!」
・・・・タッタッタ・・
- 150 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/12(金) 11:05:02 ID:efmY3cqY
幼剣士「ゴズバレイヤと、バズブーサを2つずつ、お願いします」
ウェイター「バズブーサは食後で?」
幼剣士「それで・・・大丈夫です。お願いします」
ウェイター「少々お待ちください〜」
・・・タタタタッ
吟遊詩人「今頼んだのはどんなの?」
幼剣士「ゴズバレイヤは、新鮮な白身魚を油で揚げて、トマトソースをかけた後にオーブンで蒸し焼きにした料理で・・・・」
吟遊詩人「ふむふむ、おいしそう・・!・」
幼剣士「バスブーサはココナッツにミルクと砂糖、ヨーグルトと微量なサラダ油を入れて焼き上げたデザートだよっ」
吟遊詩人「何それ凄いおいしそう!」
幼剣士「確か、蜂蜜とかシロップを自分でかけて楽しめるんだ〜」
- 151 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/12(金) 11:07:53 ID:efmY3cqY
吟遊詩人「凄いなぁ・・・物知りなんだね・・・」
幼剣士「料理は嫌いじゃないし、乙女僧侶さんの手伝いをするうちに色々覚えたんだ」
吟遊詩人「私もがんばらないと・・・」ボソッ
幼剣士「え?」
吟遊詩人「あ、あはは、いや何でもないよっ」
幼剣士「そ、そっか」
吟遊詩人「でも、いいところだよね。みんな笑顔で、みんな優しくて・・・」
幼剣士「だね・・」
吟遊詩人「食べたら、まだまだ行きたいところがあるんだ!お付き合いお願いします♪」
幼剣士「うん勿論っ!」
- 152 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/12(金) 11:10:31 ID:efmY3cqY
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
――――【夕方】
職人エルフ「お・・・おう、来たか」
幼剣士「できてたの出来ましたか?」
職人エルフ「出来てるぜ・・・ほら、銀の短剣もな」チャキッ
幼剣士「わぁ・・・剣身が伸びてる」
吟遊詩人「凄い磨きがかかってる!ありがとうございます!」
職人エルフ「おう・・・」
幼剣士「どうしたんですか・・・元気ないですね?」
職人エルフ「あ、いや?そんなことねーぞ!?」
- 153 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/12(金) 11:13:52 ID:efmY3cqY
吟遊詩人「・・・・?」
幼剣士「本当ですか?」
職人エルフ「あたぼうよ!」
幼剣士「それならいいんですけど・・・」
吟遊詩人「いけない!結構時間たっちゃってた・・・女エルフさんに怒られちゃう!」
幼剣士「あ・・・!職人エルフさん、ありがとうございました!」
職人エルフ「おうよ!またこいよ!」
吟遊詩人「失礼しますっ!」
・・・・タタタタタッ
・・・・・・・・・・・・・・
- 154 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/12(金) 11:14:27 ID:efmY3cqY
職人エルフ「・・・」ハァ
???「・・・感謝します」スッ
職人エルフ「・・・いたのか」
仮面の男「・・・・」
- 155 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/12(金) 11:17:12 ID:efmY3cqY
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・ガチャッ!!
幼剣士「ただいまっ!」
吟遊詩人「遅れて申し訳ないですっ!」
女エルフ「・・・あ、お帰りなさい・・」
吟遊詩人「・・・・?」
幼剣士「・・・女エルフさん、眼が赤いよ・・・、泣いてたの?」
女エルフ「え?あ・・・う、ううん?ちょっとタマネギを切ってたから・・・」
幼剣士「そ、そうなんだ・・・」
- 156 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/12(金) 11:18:14 ID:efmY3cqY
・・・ガチャッ
童子騎士「はぁ〜疲れた・・・ただいま」
幼剣士「あ、おかえりなさい!」
吟遊詩人「おかえり」
童子騎士「デート楽しんだか?」ッチェ
幼剣士「すっごい楽しかったよ!」
吟遊詩人「・・・」テレッ
童子騎士「・・・はぁ。俺は修行一人でこなしてきたぜ」
- 157 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/12(金) 11:20:44 ID:efmY3cqY
女エルフ「みんな、ご飯は出来てるから座って座って・・・♪」
吟遊詩人「やっぱり何か変だよね女エルフさん」ボソボソ
幼剣士「何かあったんだろうけど、あまり聞かないほうがいいかもね・・・」ボソボソ
童子騎士「うおー!腹減った!」
女エルフ「いっぱい作ったからたくさん食べてね!」
幼剣士「うんっ!いただきますっ!」
- 158 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/12(金) 11:21:18 ID:efmY3cqY
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
- 159 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/12(金) 11:23:44 ID:efmY3cqY
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
―――【寝室】
・・・・ホーホー・・・
幼剣士(一体、どうしたんだろう女エルフさん・・)
童子騎士「・・・」フゴーーー!!!
幼剣士(気になるな・・・)
・・・ホー・・ホー・・
幼剣士(明日、聞いてみようかな・・・)
・・・・・・・・・
幼剣士(・・・・)
- 160 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/12(金) 11:24:28 ID:efmY3cqY
・・・・・・・・・
幼剣士(あれ?なんか急に静かに・・)
・・・ァァァ・・・・・・
幼剣士(・・・遠くで、人の・・・声?)
コンコン!!・・・ガチャッ!
女エルフ「大変!童子騎士くん、幼剣士くん!おきて!!」
幼剣士「・・・女エルフさん?」
- 161 名前: ◆qqtckwRIh. [sage] 投稿日:2013/07/12(金) 11:26:06 ID:efmY3cqY
久々にちょっとだけ更新量を増やしました。
本日はここまでです、お疲れ様でした
- 169 名前: ◆qqtckwRIh. [sage] 投稿日:2013/07/13(土) 05:40:46 ID:QVk5H/xs
皆さん大量の乙コメありがとうございます!書くのが進みます!
- 170 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/13(土) 05:41:58 ID:QVk5H/xs
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
女エルフ「・・・」ハァハァ
・・・タッタッタッタ・・
吟遊詩人「・・・・!」ハァハァ
・・・・タッタッタッタッタ・・・
幼剣士「一体どうしたの!?」
女エルフ「とにかく・・・逃げないと!」
童子騎士「と、突然起こされて逃げるとかワケわからないですよ!どうしたんですか!」
幼剣士「ほかの人たちも慌てて丘のほうに逃げてる・・・どうしたの!?」
- 171 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/13(土) 05:42:31 ID:QVk5H/xs
・・・・・・アァァァァァァ・・・
女エルフ「あの、うめき声みたいなの聞こえる?」
童子騎士「はい・・・かすかに」
女エルフ「祭壇のほうから、アンデッド達が町に向かって進行してるみたい!」
幼剣士「あ、アンデッド!?」
女エルフ「とにかく皆パニックになってる・・・、急いで丘に登って!」
吟遊詩人「町に襲ってきてる・・・?」
女エルフ「こんなの初めてだけど・・・・、中央軍や民間軍が町の外で守ってるから大丈夫だとは思う・・・」
- 172 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/13(土) 05:43:29 ID:QVk5H/xs
幼剣士「・・・まるであの時みたいだ・・」
・・・キャアアア!!ニゲテー!!!
ワタシノコドモハ・・・ソッチハアブナイゾ!!!
女エルフ「とにかく、逃げないと!」
軍人「パニックにならず、速やかに丘の避難所のほうに逃げてください!軍が防衛にあたっています!」
幼剣士「・・・!」ゴクッ
吟遊詩人「急ごう!」
幼剣士「う、うん!」
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