■戻る■ 戻る 携 下へ
召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その28
- 503 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga]
投稿日:2011/05/02(月) 18:31:32.46 ID:ZZoSIhZto
〜火山、西側〜
サルワ「グルアアァァァァ!!」
ドッゴオオォォォン!!
男隊員「ちっきしょぉ! どうやって倒すんだよ!」
隊長「知るかっ! 時間稼ぎしか言われてねぇ!」
戦士「んだよそれっ!」
女隊員「直撃っ、与えられないッスよぉ!」
サルワ「ゴアアァァァァーッ!!」
バッギャアアァァァァ!!…ドドオオォォォォ
隊長「……しっかし、そうも言ってらんねーわな」
男隊員「このままじゃ地形変わっちまうぞ!?」
隊長「司令や大軍師の事だ、何か切り札あんだろうが……っ」
サルワ「グガアアアアァァァァ!!」
ドッグオオォォォォン!!
隊長「早くしてくれえぇ!!」
- 504 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/02(月) 18:32:47.92 ID:ZZoSIhZto
〜火山、中央〜
ザリチュ「……」
格闘家「……」
盗賊「……」
ザッ…スススッ
盗賊「やぁっ!!」
ジャララッ…ビュオッ!!
ザリチュ「……単調」
盗賊「まだだっ!」
鎖をかわすザリチュめがけ、盗賊のクナイが3本程放たれる。
うち1本は炎、1本は雷、そして最後の1本は爆薬付きのものである。
ザリチュ「……?」
カッ!!…ズズウウゥゥンッ!!
ザリチュ「……無傷」
格闘家「はぁ!!」
- 505 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/02(月) 18:33:32.37 ID:ZZoSIhZto
シュバッ…バキイイィィッ!!
ザリチュ「!?」
格闘家「でやああぁぁ!!」
バキィッ…ズガッ…ドゴォッ!!
ザリチュ「……軽傷」
スタッ
格闘家「……はぁ……はぁ」
ザリチュ「……疲労」
格闘家「……?」
スウゥ
格闘家「毒ならば、我らには効か――」
ザリチュ「……違う」
盗賊「……かは……っ」
格闘家「……ぐ……ぐぐっ」
ザリチュ「……待つ……忍耐……勝機」
- 506 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/02(月) 18:34:12.64 ID:ZZoSIhZto
周囲の空気を奪われた盗賊と格闘家は、膝をつきもがき苦しむ。
ザリチュ「……継続」
グググッ…ヨロッ
ザリチュ「……?」
格闘家「……ぬ……ぐ……っ」
ザリチュ「……仰天」
呼吸困難ながら起き上がり、ザリチュを睨みつける格闘家。
格闘家「…………っ」
そして、格闘家が目の光を失い、倒れこむと同時に、ザリチュが発火に見舞われた。
ゴアァッ!!…ゴゴオオォォォォ!!
ザリチュ「――ッ!?」
盗賊「がはぁっ!! かは……っ」
ザリチュ「……何者?」
盗賊「ごほごほっ、ま……っ」
魔道士「盗賊さんっ!! 大丈夫ですかっ!?」
- 507 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/02(月) 18:35:14.31 ID:ZZoSIhZto
タッタッタッタッタ
盗賊「私より……っ、あいつ……」
スッ
大軍師「格闘家殿!?」
ザリチュ「……油断」
ジュニア「黙ってろい!」
ドドオオォォォォンッ!!…ガカアアァァァァッ
賢者「……回復するよ……ふぅ」
大軍師「……い、いやっ。これは……っ」
ジュニア「心音が止まってる!?」
賢者「……蘇生は無理だよ……ふぅ」
ジュニア「だったら……っ!!」
バリッ…パチパチパチッ
ジュニア「微量だけど刺激は強い。我慢してくれよっ!」
ドォン!!…ガカアアァァ!!
- 508 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/02(月) 18:35:45.21 ID:ZZoSIhZto
格闘家「――っ!!」
ジュニア「よっしゃあ! 心音確認っ!!」
大軍師「大丈夫ですか!?」
格闘家「……がはっ、ごほごほっ」
賢者「……怪我はないみただねぇ……ふぅ」
大軍師「あれが……ザリチュですか?」
盗賊「……ああ」
魔道士「……っ」
大軍師「毒と渇き。距離を置いた方が良さそうですね」
ザザッ…スタッ
天才「その通ーり」
魔道士「天才さんっ!!」
天才「待たせたな! さて、ちゃっちゃと片付けようじゃねーか」
大軍師「……他は無事なのですか?」
天才「知らん」
- 509 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/02(月) 18:36:13.42 ID:ZZoSIhZto
ジュニア「知らん……って……」
天才「おい、馬鹿弟子とニンジャ」
格闘家「……し、師匠?」
天才「まだ動けるな?」
盗賊「……無論だ」
天才「西が手薄だ。行ってやれ」
格闘家「了解です……っ」
グググッ…スタスタ
格闘家「行けるか?」
盗賊「……ああ」
魔道士「お二人ともっ、気を付けて……っ」
盗賊「……魔道士もな。行ってくる」
ババッ…ザザザザッ…
大軍師「西が手薄……。まだ、来ないのですか?」
天才「もう半ば諦め気味だよ。ったく……」
- 510 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/02(月) 18:36:44.16 ID:ZZoSIhZto
ジュニア「おいっ! どうすんだよ!?」
天才「サルワとは言え、まぁ死人は出ないと思うけど……」
大軍師「予言、ですか?」
天才「予言もだし、アイツらの実力からみてもだな」
ジュニア「だから、どうすんだっての!!」
大軍師「ただ、サルワ討伐には至りませんよ?」
天才「今回の目的はタルウィとソレだし、どうしようかねぇ」
ジュニア「聞いてんのかよっ!?」
天才「うるせーなぁ……」
ヒュバッ…ズガアアァァァァンッ!!
ザリチュ「グハ……ッ!!」
天才「……ほれ、早く五行の準備しろや」
ジュニア「……っ」
天才「最初の撃破は、俺達の手柄かな。ハーッハッハッハ!」
ザリチュをいとも容易く大剣で地面へ叩きつけ、天才は大声で笑った。
- 511 名前:NIPPERがお送りします [sage saga] 投稿日:2011/05/02(月) 18:38:57.74 ID:ZZoSIhZto
おしゃー!それではここまでにて帰ります!
ご支援ありがとうございます!失礼しますっ!ノシ
明日からまた連休なのでGWモードでお送りします!
- 519 名前:NIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage] 投稿日:2011/05/02(月) 23:31:17.51 ID:zSPeW0OAO
サルワを検索したら剛拳みたいの出てきたが、あんなの鬼の形相で走ってこられたら怖くてたまらんな
- 524 名前:NIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage] 投稿日:2011/05/03(火) 05:48:43.19 ID:2n8bYWjAO
南方弓長には是非とも幸せになって貰いたい!
- 526 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/05/03(火) 10:25:25.85 ID:FpesM7k2o
こういう作風で言うのもなんだが…人間側が都合よく進み過ぎてる感
なにはともわれ乙
- 527 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/05/03(火) 10:43:06.90 ID:YpnYR5dDO
大局的には予言に沿って行動してるからじゃないかな
そして多くの犠牲を払う事になるであろう一年戦争は今始まったばっかりだしね。
- 530 名前:NIPPERがお送りします(埼玉県) [sage] 投稿日:2011/05/03(火) 13:33:47.09 ID:cJlFfoMR0
本当に五行で魔王倒せんのか不安になってきたぜ……
- 531 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/05/03(火) 13:36:16.97 ID:z5VHaJWDO
セブンセンシズが駄目なら阿頼耶識を使えばいいじゃない的な
- 533 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/04(水) 01:08:52.66 ID:8rW6FzV1o
〜火山、東側〜
タルウィ「な……っ!?」
ドドドドドドド…
金色の召喚獣が4体と式神が1体。タルウィをぐるりと取り囲む。
召喚士「終わりだっ、タルウィ!!」
タルウィ「――ッ!!」
5体の金色は、更なる光を発し、その身を一つへと集合させる。
青年兵「僕達の……勝ちだ」
玄武娘「いっけえぇですのーっ!!」
パアアァァァァ
タルウィ「この……俺がっ、俺が……負けるなどと……」
ゴアッ!!
タルウィ「我が主に仕える身として、あってはならんのだああぁぁ!!」
窮地に陥るタルウィは、マーマンへと打ち放つ炎の閃光を更に強め、
また、己の身をもその閃光の中へと取り込んだ。
- 534 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/04(水) 01:09:24.47 ID:8rW6FzV1o
神官「何だ……っ!?」
タルウィ「俺は炎!! 炎さえあらばっ、この身は自由自在いぃ!!」
ドッボオオォォォォンッ!!
名代「しまった!! 地中に……っ!!」
召喚士「逃がすかぁ!!」
ハヌマーン「マーマン! 避けろぉ!!」
応酬が途切れ、疲労を見せるマーマンを、ハヌマーンが突き飛ばす。
マーマン「――ッ!!」
その瞬間、地中より火柱が上がり、それは空高くへと昇る。
蛇のようにうねる炎は、更に隙を見せず、再び地中へと向かい急降下を始めた。
ハヌマーン「しまっ――」
玄武娘「朱雀嬢ちゃん!!」
朱雀嬢「――――っ!!」
召喚士「……っ」
炎の蛇は、朱雀嬢の頭上へと一気に迫りその身を飲み込もうと接近した。
- 535 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/04(水) 01:10:12.71 ID:8rW6FzV1o
ガオオォォォォ!!
召喚士「く……っ!!」
金色のコカトリスは他の召喚獣の傍を離れ、朱雀嬢の元へと急速に向かう。
ギュオオォォォォ!!
タルウィ「グルアアアアァァァァァァ!!」
召喚士「コカトリスーッ!!」
コカトリス「おおうっ!!」
ドドオオォォォォンッ…ゴオオォォォォ!!
朱雀嬢の前に張られる石の壁。その分厚い防御壁が炎の行く手を遮る。
しかし、タルウィの全身全霊とも言えるその熱量は、コカトリスの石をもわずかのうちに、
そして瞬時に溶かし、更に降下を止める事はなかった。
召喚士「くっそおおぉぉ!!」
コカトリスは朱雀嬢の前方へ急降下すると、その身を挺してタルウィの炎を受ける。
そして同時に走りこむ召喚士は、朱雀嬢を抱え、腕の中の彼女を青年兵へ放る。
コカトリスが炎に包まれ消失すると同時に、主もまた炎に巻き込まれその場に倒れた。
- 536 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/04(水) 01:10:45.76 ID:8rW6FzV1o
ガオオォォォォンッ!!
朱雀嬢「――!?」
名代「召喚士殿ぉ!!」
ドサッ…ブスブスブスッ…
召喚士「…………」
青年兵「召喚士……さん……っ?」
ガオンッ!!…ゴオオォォォォ
玄武娘「ひっ!!」
タルウィ「……」
炎の眷属は、再びその身を人間のように模し、倒れた召喚士をじっと見つめる。
タルウィ「……ククッ」
ハヌマーン「何という事だ……っ。彼の者が倒れては……」
マーマン「バカヤロウ……ッ」
タルウィ「これは思わぬ収穫」
名代「……っ」
- 537 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/04(水) 01:11:16.76 ID:8rW6FzV1o
タルウィ「コカトリス使いが庇って、自ら自滅するとはな」
神官「貴様……ぁ」
タルウィ「これでその、妙な技も使えまい……クハハッ!」
朱雀嬢「朱雀先生……っ、朱雀先生っ! 何故……っ!」
タルウィ「放っておいて攻撃すれば、俺を消滅出来たものを……」
玄武娘「そんなっ、そんな……っ」
青年兵「……許さんぞ……貴様ぁ!!」
タルウィ「許しを乞う必要がどこにある? 戦争なのだぞ?」
ボッ…ボボボボボォ
タルウィ「強者が生き残り、敗者はただ塵芥となるのみ。……このようにな」
ゴアッ…ゴオオォォォォ
青年兵「――――!!」
タルウィ「ハーッハッハッハァ!! 火葬の手間が省けたであろう? 感謝せよ!」
燃え盛る召喚士の身体。その光景を見て、タルウィはほくそ笑む。
しかしその表情は、燃え尽きぬ召喚士の姿を見て徐々に硬直へと変わった。
- 538 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/04(水) 01:11:45.96 ID:8rW6FzV1o
ゴオッ!!
タルウィ「何だ……」
ザッザッザ
タルウィ「何かが……おかしい……っ」
ザッザッザ…ザッ
タルウィ「この炎……俺のものでは……ない!?」
――「……瘴気を嗅ぎ取って来てみれば」
タルウィ「何者だ……っ!?」
――「不死鳥は何度でも……蘇る」
召喚士を包む炎は、徐々に彼の身体を癒し、やがてその目を開く。
召喚士「あ、あ……なたは……」
タルウィ「小癪なあぁ!!」
同門「……フェニックス!!」
ガウンッ!!…ゴオオォォォォ
同門「その程度の炎、我がフェニックスの炎で相殺してくれるわ」
- 540 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/04(水) 02:07:16.51 ID:8rW6FzV1o
〜火山、西側〜
隊長「ぬっりゃあぁ!!」
ザシュッ!!…ガリガリガリッ
女隊員「おい……っしょおおぉぉ!!」
グアッ…ドッゴオオォォンッ!!
男隊員「ちまちま削っても、こっちの体力が限界来ちまうぜ」
戦士「ああ……っ」
サルワ「蝿のように目障りな連中だ! 嫌なものを思い出させるわ!」
グアァッ……ズッガアアァァァァンッ!!
サルワ「喰らええぇぇぇぇい!!」
男隊員「来るぞっ!!」
隊長「まずいっ!!」
サルワの咆哮と共に、強大な津波が巻き上がる。
大津波は壁のようにそびえ立ち、鋭い針のように棘を為し、頭上より降り注ぐ。
隊長「水だっ、退避しろーっ!」
- 542 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/04(水) 02:08:24.17 ID:8rW6FzV1o
ズゴゴゴゴゴ…ドドオオォォォォ!!
女隊員「間に合わないッスよおおぉぉ!!」
戦士「ち……っきしょぉ!!」
下唇を噛み締め、戦士は3人の前に立ち、左腕を前方へ構えた。
戦士「もってくれよおおぉぉ!!」
男隊員「馬鹿……っ」
ズッドオオォォォォンッ!!
戦士「ぐ……っ、ううぅぅーっ!!」
炎の盾はミシミシと音を立て、その周囲の大津波を一身に受け構える。
隊長「火行で援護しろぉ!!」
男隊員「ちぃっ!」
女隊員「やあぁ!!」
ドドオオォォンッ!!…ゴアオオォォォォ!!
戦士「ぐ……く……っ!!」
サルワ「アアアアァァァァ!!」
- 543 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/04(水) 02:09:03.66 ID:8rW6FzV1o
ズシャアアァァァァ…
サルワ「……」
女隊員「無事……?」
男隊員「お、おい……っ!?」
タタッ
戦士「へ、へへ……っ。防いでやったぜ……」
隊長「馬鹿野郎がっ! 無茶しやがって!」
戦士「今のうちに……体勢整え……」
グイッ
戦士「うぐ……っ!!」
男隊員「左腕死んでんじゃねーか! お前こそ退け!」
戦士「……誰が、防ぐんだよ」
男隊員「……?」
戦士「じゃあ、誰があれ……防ぐんだよ」
正面を見据える戦士の目に、大津波の第2波が飛び込んだ。
- 544 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/04(水) 02:09:32.73 ID:8rW6FzV1o
ドドドドドドド
男隊員「ま……たかよ……っ!」
隊長「全員退け」
女隊員「!?」
隊長「ここは俺が受け持った。戦士担いで一旦、南西砦まで退け」
男隊員「馬鹿言えっ! どうやって防ぐんだよ!?」
隊長「為せば為る」
戦士「なるわけねーだろ」
隊長「……」
戦士「俺の盾があれば、なんとか凌げる」
隊長「じゃあ、そいつを俺に貸せ。次は俺の番だ」
戦士「そりゃ無理な話だ。こいつは俺の……俺達の一部なんだ」
女隊員「……っ」
戦士「さぁ、きやがれ! クソ野郎っ!」
サルワ「ガアアァァァァッ!!」
- 545 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/04(水) 02:10:14.55 ID:8rW6FzV1o
大津波は再び、鋭い棘を見せながら、4人の元へと襲い掛かる。
戦士「右腕1本ありゃ、剣は振るえるんだよぉ!!」
――「よく言った」
戦士「!?」
隊長「……っ!!」
ザッザッザ…ザッ
戦士「……親父……!?」
戦士父「しばし支えろ」
戦士「言われなくとも――」
戦士父「お前は、俺が死なせん!」
戦士「……っ」
ズゴゴゴゴ…ドグシャアアァァァァッ!!
隊長「火でも風でもいいっ! 戦士を全力で援護しろおぉ!!」
女隊員「了解ッス!!」
男隊員「死なば……もろともだあぁ!!」
- 546 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/04(水) 02:11:20.23 ID:8rW6FzV1o
ドドオオォォォンッ!!…ゴアオオォォォォ!!
サルワ「死ね死ね死ね死ねええぇぇぇぇ!!」
戦士「ぐあぁ……っ!!」
サルワ「さっさと死ねええぇぇぇぇーっ!!」
戦士「死んで……たまるかよぉーっ!!」
戦士父「強くなったな、戦士」
戦士「……っ」
戦士父「俺は……誇りに思うぞ」
戦士「!?」
ザッ
戦士父の右手に握られた長得物。その名はゾディアック。
まだ未完成とはいえ、既に数本の合成を得たそれは、膨大な力を持つ。
戦士父「う……おおぉぉぉぉーっ!!」
ズザッ……ビュオオォォォォ!!
その手より放たれたゾディアックは、光となりてサルワの津波を切り裂いた。
- 547 名前:NIPPERがお送りします(東京都) [] 投稿日:2011/05/04(水) 05:09:08.24 ID:+AyW5TbV0
1乙
えっこんなとこで…ゾディアック…
- 548 名前:NIPPERがお送りします(東海) [sage] 投稿日:2011/05/04(水) 05:36:42.85 ID:s9GhfihAO
>>547
未完成だから使っても即死はしないんだろ多分
- 550 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/05/04(水) 07:00:56.20 ID:bQCfOpqSO
5行も必ずしも死ぬってわけじゃないからなぁ
一人で放つと死ぬけど
- 552 名前:NIPPERがお送りします(関西地方) [] 投稿日:2011/05/04(水) 12:56:28.96 ID:RIBB3EzX0
胸厚
ピンチの時に現れるかつてのライバルたち!
王道こそ思考の道よ!
次へ 戻る 戻る 携 上へ