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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その18
- 913 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga]
投稿日:2010/08/23(月) 17:44:55.48 ID:JYlnCCco
タッタッタッタッタ
羅刹女「はぁ…はぁ…はぁ…っ」
大鬼「フゥ…フゥ……」
天才「魔物じゃねーか、バカッ!!」
青年兵「いや…っ、後ろ…!!」
ザザッ
盗賊「!?」
戦士「おいおい…あれがボスか!」
魔道士「だ、大丈夫ですか!?」
召喚士「……」
牛魔王「新手…?」
タッタッタ
羅刹女「アンタ!」
牛魔王「おぉ、良いところに来た!」
大鬼「……?」
- 914 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/23(月) 17:46:34.58 ID:JYlnCCco
羅刹女「見とくれよ…コレ。召喚獣に石化されちまってさぁ…」
牛魔王「……」
羅刹女「アンタ……?」
牛魔王「紅孩児はどうした?」
羅刹女「…え!?こっちにいないのかい…?」
戦士「紅孩児なら退いたぜ」
羅刹女「なんだって!?」
牛魔王「……そいつは残念だ」
召喚士「……」
牛魔王「奴がいれば…完璧だったんだがなぁ…」
羅刹女「そうそう!私ら親子が揃って負けるわけ」
ガシッ
羅刹女「きゃっ!?」
突如、羅刹女を掴み抱える牛魔王。反対の手で大鬼も同時に掴みあげる。
大鬼「牛魔王様…っ!?」
- 915 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/23(月) 17:48:19.75 ID:JYlnCCco
牛魔王「ま…これだけでも良し、とするか…」
グアァッ!!
羅刹女「…っ!!」
大鬼「う…わああぁぁ!!」
パクッ…ゴシャッ…ボリッ…ボリッ…
魔道士「う…っ!!」
隊長「食って…やがる…っ」
天才「編制いぃーっ!!」
羅刹女と大鬼を貪る牛魔王の姿に呆然とする一同。その折、天才の怒声が響き渡る。
青年兵「っ!?」
南方司令「隊長と女隊員、戦士と男隊員、盗賊と魔道士!固まれ!!」
魔道士「え…?え…っ!?」
男隊員「…来い!」
戦士「お、おう…っ!」
戦士は慌てて男隊員の元へと駆け寄る。
- 916 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/23(月) 17:49:54.24 ID:JYlnCCco
タタッ…ザッ…
南方司令「召喚士二名は奴が攻撃に転じる隙に、牽制を頼む」
召喚士「…分かりました」
南方司令「…一瞬でもいい。とにかく時間をくれ」
青年兵「畏まりました!!」
南方司令「…これでいいよな?」
天才「……ああ」
ググッ…パアアァァ
南方司令「…!?」
天才「最後の気休めだ。ないよりマシだろ?」
天才は南方司令の傷を治癒しながら隊長の元へと向かう。
スタスタスタ…パアアァァ
隊長「…!!」
天才「てめぇもだ。しくじるなよ…?」
隊長「…コッチの台詞だ」
- 917 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/23(月) 17:51:40.78 ID:JYlnCCco
牛魔王「……ウオオオオォォォォーッ!!」
ゴゴゴゴゴゴ
戦士「なんつう…威圧…!!」
天才「さぁ、おいでなすったぜ。あちらも本気モードだ」
隊長「まさか…仲間を食ってパワーアップとはな。恐れ入ったぜ」
南方司令「正義の欠片も無い輩だ。…正してくれるわ!」
男隊員「お前、雷切あったよな?」
戦士「…?」
男隊員「こちらは雷で行く!」
女隊員「隊長はどうするッスか!?」
隊長「お前の得意な…そうだな、氷でいい」
天才「こっちゃあモチロン…火だ!!」
魔道士「じゃ、じゃあ風ですね!」
盗賊「……頼むぞ」
二人四組。総勢八人が一列に横並び、その後方に召喚士と青年兵が備えた。
- 918 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/23(月) 17:53:14.20 ID:JYlnCCco
ザッ
青年兵「召喚士さん、どうします?」
召喚士「…召喚出来てあと一回。それで魔力はほとんどなくなる…」
青年兵「ええ。それ以降は基本精霊程度しか……」
召喚士「じゃあ…ワイバーンでいこうか」
青年兵「……なるほど!アレ、ですね」
召喚士「…修行の成果、見せてやろうっ!」
青年兵「はい!!」
ズズッ…ズズズズ…
魔道士「!?」
南方司令「せっかくやった左腕が…綺麗に治ってやがる…!」
牛魔王「グオオアアァァァァ!!」
グググググッ…ズズンッ!!
男隊員「更に巨大化すんのかよ!?」
女隊員「本当に…うまくいくッスかぁ!?」
- 919 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/23(月) 17:54:18.08 ID:JYlnCCco
大きな雄叫びをあげながら一回りも二回りも巨大化する牛魔王。
城の天井と床を破壊しながら、更に大きさを増している。
南方司令「ど…どうすんだよコレ!!」
天才「やるしかねぇ!!」
隊長「…突撃いぃーっ!!」
隊長の号令で八人が一斉に前へ走り出す。
牛魔王「…こ…ざかしいぃ!!」
巨大化する牛魔王。その両腕で先程までの剣をナイフのように持ち、振りかぶる。
召喚士「今だっ!!」
青年兵「出でよっ!ワイバーン!!」
召喚士「行けっ!ワイバーン!!」
シュイィンッ!!……ゴウゥッ!!
牛魔王「ガアアァァァァ!!」
隊長「前衛…突撃いいぃぃ!!」
隊長の二度目の号令。それにより後衛の四人が立ち止まり、
前衛の四人が一気に左右へと分かれ更なる前進を始める。
- 920 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/23(月) 17:55:00.23 ID:JYlnCCco
戦士「うおりゃああぁぁ!!」
盗賊「……はあぁ!!」
戦士と盗賊が刀を構えながら、左右より高く跳躍する。
その中央を通過し、牛魔王へ一直線に向かうワイバーン。
ゴゴウッ!!
ワイバーン「はああぁぁ!!」
牛魔王「召喚士一匹で…何が出来るかぁ!!」
ブオンッ!!…ドシュウゥゥッ!!
ワイバーン「……ぐ…ぅ…!!」
牛魔王の剣に呆気なく一刀両断されるワイバーン。
青年兵「……ぐっ!」
グラァ…ドサッ
召喚士「青年兵くん!後は…任せて!!」
真っ二つに消えゆくワイバーンの中から、再びワイバーンが姿を現す。
牛魔王「……な…に…!?」
- 921 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/23(月) 17:55:55.10 ID:JYlnCCco
召喚士「誰が…一匹だなんて言ったあぁ!!」
隊長「一匹の下にもう一匹隠して伏兵とは…。やってくれんじゃねーか!」
牛魔王「なんと…!!」
振り下ろされた牛魔王の両手をめがけて突撃するワイバーン。
それは突撃とは言い難く、両腕をかち上げる為の特攻である。
ズガガアアァァンッ!!
牛魔王「……!!」
召喚士「あ…とは……」
ガクンッ…ドサッ
天才「一瞬どころか……上出来!!」
消えゆくワイバーンと同時に倒れる召喚士。それを見て天才は呟く。
南方司令「後衛いぃーっ!!」
男隊員「おらよぉ!!」
女隊員「頼んだッス!隊長っ!!」
ドドドドオオォォォォンッ!!
- 924 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/23(月) 18:03:32.22 ID:JYlnCCco
魔道士「…撃ちますっ!!」
天才「おーらよっ!!」
ドドドドオオォォォォンッ!!
四人が放つ魔法がそれぞれ前衛四人の得物へと付加する。
ヒュイイィィン…
上空の戦士が握る雷切へ、男隊員の雷が到達する。
バシィッ!!
その右方に飛ぶ盗賊の薄緑へ、魔道士の放つ風が刀身を包み込む。
ゴオオォォ!!
地で構える隊長の長剣めがけ、女隊員の水行…氷の刃が付加する。
ギキイイィィンッ!!
南方司令が勇ましく構えた二本の腕。その両拳が、天才の火行により激しく燃え盛る。
ボオオォォッ!!
天才「…ぶちかませぇ!!」
総勢八名による四行の一撃。それは同時に、牛魔王の巨大な四肢を捉えた。
- 925 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/08/23(月) 18:05:32.49 ID:q7mQU2AO
巨大化は敗北フラグ
- 927 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/23(月) 18:20:32.88 ID:JYlnCCco
ドッグオオォォォォンッ!!……ズガアアァァッ!!
戦士「くおぉ…!!」
盗賊「っ!!」
けたたましい轟音と共に吹き飛ぶ戦士と盗賊。
牛魔王「ガアアァァァァーッ!!」
南方司令「下がれっ!倒れるぞ!!」
魔道士「は、はいっ!!」
グラアァッ……ドッズウウゥゥンッ!!
女隊員「……」
男隊員「やった…のか……?」
徐々に全身が真っ白に変わりゆく牛魔王。
天才「……はぁ」
隊長「あー…シンドかった……」
戦士「……きっつ…ぅ」
魔道士「召喚士さんっ!」
- 928 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/23(月) 18:23:40.58 ID:JYlnCCco
タッタッタ
魔道士「だ、大丈夫ですか!?」
召喚士「…魔道士さん…終わりましたか?」
魔道士「ええ!皆さんの力で…終わりましたよ!!」
戦士「…ほれっ」
青年兵「ありがとう…ございます…っ」
グイッ…ガシッ
盗賊「…長かったな」
戦士「ああ。これでようやく……」
ゾクゥ
盗賊「…!!」
戦士「な…んだよ……これっ!!」
隊長「まだだっ!!全員下がれ!!」
天才「――っ!!」
真っ白な姿に成れ果てた牛魔王のその体は、再び膨らみ始め巨大化していた。
- 931 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/08/23(月) 20:39:22.43 ID:9M4KvNIo
こうなったら五行だ!は死亡フラグ
- 938 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/23(月) 23:54:50.89 ID:Mbgd4yIo
ズッ…ズズズッ…ズズッ…
男隊員「ここまでやって…冗談じゃねぇぞ!!」
ダッ!!
天才「無茶すんじゃねぇ!!」
突如巨大化の早まる牛魔王。阻止の為に近寄る男隊員が、
巨体を支えきれず崩れる城の瓦礫へと飲み込まれる。
ググッ…グオオォォッ!!
男隊員「こんの…程度おぉーっ!!」
タンッ…タタッ…
男隊員「――っ!!」
瓦礫をかわし飛ぶ男隊員の目の前に、巨大な拳が迫る。
バキィッ!!……ベキベキベキィッ!!
男隊員「ぐ…っは…!!」
隊長「バッカヤローッ!!」
牛魔王の拳を受け、吹き飛ぶ男隊員。更なる追撃の一撃が迫る中、隊長が走る。
- 939 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/23(月) 23:55:29.87 ID:Mbgd4yIo
ダンッ!!
隊長「おおぉぉぉぉ!!」
ブオォッ!!…ズドンッ!!……パキイイィィンッ!!
隊長「!?」
ゴッシャアアァァッ…ドドオオォォ…
女隊員「隊長ーっ!!男隊員ー!!」
南方司令「これ以上は危険だ!後退するぞ!!」
戦士「盗賊っ、急げ!」
盗賊「う、うん…っ!」
ググググッ…
青年兵「一体…どれだけ巨大化するんだ!?」
タッタッタ
魔道士「も、もう…城の大きさと変わりませんよ!?」
盗賊「……急いで下山しよう!」
召喚士「!?」
- 940 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/23(月) 23:56:02.89 ID:Mbgd4yIo
盗賊「マジシャンが言っていた!この山の中身はほとんどが空洞だ!」
召喚士「そうか…!重さと衝撃で下手したら……!」
青年兵「…まずいですね」
南方司令「お前らは早く行けっ!!」
女隊員「!?」
天才「俺とコイツであの二人を救出する!任せとけ!」
召喚士「……」
天才「早く行けぇ!!」
召喚士「…わ、分かりました!お願いします!」
タッタッタッタッタ
南方司令「さーて…間に合うかねぇ…」
天才「……知るか」
南方司令と天才は、巨大化を続ける牛魔王の横たわる身体を見上げる。
天才「ノンビリしてる暇はねぇぞ!」
南方司令「おうっ!!」
- 941 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/23(月) 23:56:29.12 ID:Mbgd4yIo
タッタッタッタッタ…
戦士「召喚士…」
召喚士「……ん?」
戦士「何か…あるか?」
召喚士「……四行でも無理…どうしようもないよ」
盗賊「……」
戦士「……」
召喚士「残るは…五行、か」
青年兵「…前のように召喚士がいるわけでもないですしね」
召喚士「五行なんて到底……」
魔道士「……私」
召喚士「え…っ……?」
魔道士「私なら……五行…撃てますよ!」
戦士「…馬鹿な事言ってんじゃねぇよ」
召喚士「魔道士さんの言う通りかもしれません…」
- 942 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/23(月) 23:56:57.60 ID:Mbgd4yIo
戦士「召喚士!!」
召喚士「でも……それは間違ってます!」
魔道士「……」
召喚士「誰かが犠牲になって勝ったとしても…それは本当の勝利ではありません…」
青年兵「青龍先生も…仰ってましたね…」
盗賊「…召喚士の言う通りだ」
戦士「それならどうす……」
ズズウウゥゥンッ!!
女隊員「…!?」
背後を振り向く一同は、ただただ唖然とする。
巨体はとうに城を押しつぶし、山の頂上からはみ出し始めていた。
戦士「冗…談だろ……っ!?」
ボコォッ……ゴトゴトッ
盗賊「まずいっ!!やはり…山が…!!」
召喚士「亀裂が大きい!とにかく一気に降りましょう!!」
- 943 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/23(月) 23:57:48.58 ID:Mbgd4yIo
ドゴオオォォォォ…
魔道士「きゃあぁ!!」
青年兵「くぅ…っ!!」
戦士「もう駄目だ!!飛べぇーっ!!」
ドドドドドドオオォォォォ…
女隊員「…………っ」
盗賊「……う…ぅ」
ゴトッ…ドシャアアァァッ…
召喚士「……みんな…大丈夫…?」
青年兵「なんとか…っ」
魔道士「……はい…っ」
ザッ
戦士「……おいおい…嘘…だろ…っ」
召喚士「こんな事が……っ、こ…こんな……」
崩れゆく山の奥より、再び同等の大きさを模した影がゆっくりと浮かび上がった。
- 944 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/24(火) 00:00:59.76 ID:WgCIuYko
盗賊「…や、山じゃ…ないのか…!?」
女隊員「隊長達は……?」
正面を呆然と見つめる女隊員の瞳に、二つの人影が飛び込んでくる。
女隊員「っ!!」
青年兵「司令っ!!」
召喚士「天才さん!!」
タッタッタッタッタ
天才と南方司令は、隊長と男隊員を抱え懸命に走り、一同の元へと合流する。
天才「……ふー」
ドサッ
南方司令「これは……どうすればいいのだ…」
召喚士「…ええ。どう…しましょう」
天才「五行しかねぇだろ。俺が行く…」
南方司令「待ってくれ!そうはいかん!」
天才「…あ?てめぇは俺に指図出来る立場か?」
- 945 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/08/24(火) 00:02:24.31 ID:VpQam2ko
どんなデカさだよ…
同じ牛繋がりでミノタウロス思い出したけど…あの時以上の絶望感だな…
- 946 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/24(火) 00:05:10.21 ID:WgCIuYko
青年兵「ちょ、ちょっと…!揉めてる場合ではありませんよっ!!」
女隊員「そ、そうッスよ!」
牛魔王「ゴアアアアァァァァッ!!」
バキバキバキィッ!!
戦士「ぐあぁ!!」
青年兵「声の衝撃波だけで…じ、地面が…っ!」
南方司令「ここでもまだマズイ!もっと退がるぞ!!」
女隊員「隊長っ!大丈夫ッスか!?立てるッスか!?」
隊長「……ああ」
天才「剣が折れただけで済むなんぞ奇跡だよ」
南方司令「こっちもアバラと右腕やられてるが…命に別状はない」
男隊員「…まだ…まだぁ、こんなところで…終われ…っかよぉ!」
召喚士「よし、一旦崖の方向へ……」
盗賊「っ!!」
戦士「マ…ジかよ…っ、嘘だろ……っ!!」
- 947 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/24(火) 00:10:44.59 ID:WgCIuYko
天才「……ゲームセットだ。動ける奴だけとにかく街へ逃げろ」
崖の上にずらりと並ぶ魔物の大軍。それを見て天才は絶望的に口を開いた。
南方司令「ゴブリンにワーウルフにオーク、トロルやガーゴイルまで……」
隊長「魔物の博覧会だな。最後にふさわしいこった」
青年兵「僕は…最後の最後まで戦いますよ!」
戦士「……ああ!」
男隊員「…最後にパーっとやってやろうじゃねぇか!」
女隊員「…そうッスね!!」
牛魔王「フッハハハハ!!これは素晴らしい!!」
ドズズウウゥゥンッ!!
召喚士「く…っ!!」
牛魔王「我が同胞よ!さぁ…宴の最後を飾るが良い!!」
牛魔王の一声により、魔物達は一斉に弓と剣を構え、戦闘態勢に入る。
魔道士「召喚士…さん…っ」
召喚士「大丈夫…。魔道士さんは決して…死なせません!」
- 948 名前:GEPPERがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/08/24(火) 00:17:32.11 ID:WgCIuYko
では寝ます…多数のご支援ありがとうございました!
それでは、おやすみなさい!!ノシ
>>945
Wikiによると【本相(正体)は体長1000丈(3330m)、体高800丈(2666m)の白牛。】
だ、そうです!!
うへぇ、もう>>950だ…。このまま本編続けます!
しかし、レスは気にせず節約不要ですので!!どうぞ!!
〜オマケ〜
小さな村を去った戦士父は北の港へと来ていた…。
店員「では、小さな村への救助ワーカーを一名派遣…ですね?」
戦士父「…頼んだ」
ガチャッ
男「聞いたか?また魔王軍が迫っているそうだぞ」
商人「本国の商人に聞いたが、今…南でも戦闘が起きているらしい」
男「どこもかしこも物騒な事だよ…全く」
商人「平和な世界は訪れないものかねぇ……」
戦士父「……」
〜続く!!〜
- 949 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/08/24(火) 00:21:44.19 ID:VpQam2ko
>>1乙
やりやがった!ドSのことだからもしやとは思っていたが、本当にやりやがった!!
この展開でお預けとか…>>1は真性のドSだな…
ていうか牛魔王どうやって倒すんだよ……
- 956 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/08/24(火) 05:05:45.65 ID:lrt3J6DO
牛魔王「酸素ウス…シヌ…」
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