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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その29
- 316 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga]
投稿日:2011/05/27(金) 19:03:44.69 ID:gSwgGnaDo
タッタッタ
玄武娘「何の騒ぎですの?」
朱雀嬢「えっ!? あの倒れているのって……」
盗賊「……勝ったぞ」
玄武娘「本当ですの!? 流石朱雀……朱雀……?」
朱雀嬢「貴女、何者かしら?」
召喚士「……え、えぇと」
白虎嬢「この人は朱雀――」
魔道士「えーっと、とにかく勝ったからいいじゃないですかっ! ねっ?」
召喚士「え、えぇ……」
朱雀嬢「朱雀先生は?」
魔道士「……っ!!」
朱雀嬢「確か、いらして……何か話をしてらっしゃいましたわね」
魔道士「ですからえぇと、それは……」
アマゾネス「…………ん」
- 317 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/27(金) 19:06:26.94 ID:gSwgGnaDo
ムクッ
色黒「長っ!?」
アマゾネス「ここ……は……」
おさげ「無事で良かったぁ〜」
アマゾネス「そうだ、確か召喚子と戦って……意識が……」
召喚子「……」
アマゾネス「まさか、負けた……のか?」
白虎長「ええ、あなたの負けよ」
アマゾネス「……っ」
召喚子「約束どおり、皆さんを解放して頂けますね?」
アマゾネス「召喚子」
召喚子「……はい」
アマゾネス「一体、何をした?」
召喚子「へっ?」
アマゾネス「ハーピーの能力ではない。一体どんな力を使ったのだ!?」
- 318 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/27(金) 19:07:50.21 ID:gSwgGnaDo
召喚子「それは……言えませんわね」
アマゾネス「く……っ」
召喚子「とにかく、約束どおり皆さんを解放して下さい」
アマゾネス「……分かっている。約束は約束だ」
玄武娘「やったですのー!!」
アマゾネス「それにワルキューレの伝授もだったな」
召喚子「……」
アマゾネス「頭がクラクラする。少し待ってろ」
テクテクテク…フラッ
ポニテ「あっ、長ーっ!!」
魔道士「やりましたねっ、これでワルキューレもゲットですよ!」
召喚士「はい、ありがとうございます」
朱雀嬢「あなたも、朱雀召喚士なのかしら……?」
召喚士「えっと……それは……」
青年子「……っ」
- 319 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/27(金) 19:09:08.98 ID:gSwgGnaDo
ドンッ!!
青年子「貴女が召喚子さん。噂は伺っておりますわよ」
ドンッ!!
召喚士「そ、そうなのっ。光栄ですわ……」
ドドンッ!!
青年子「貴女、朱雀のようですけれど……召喚士さんとはどういう関係なのかしら?」
召喚子「か、関係っ!? 関係なんて何もありませんわ! 無関係です!」
朱雀嬢「朱雀先生とも面識が……?」
玄武娘「ところで肝心の召喚士さんはまだ戻らないんですの?」
召喚子「えっと、いやあのその……っ」
青年子(召喚子さん……謎多き方だけど、何というか相変わらず……)
召喚子(ひえぇ、面倒な事になってきたなぁ……)
白虎長「全然、状況が理解出来ないんだけど……」
盗賊「……何か……泥沼化してないか?」
魔道士「そ、そうでしょうか……は、ははっ」
- 320 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/27(金) 19:09:55.23 ID:gSwgGnaDo
朱雀嬢「朱雀先生とはどういう関係なのかしら……?」
召喚子「いや、別に関係ないといえばないですし一心同体とも言えますか……ははっ」
朱雀嬢「あっ、まさか先程魔道士さんが仰ってた……朱雀先生の想い人って……」
玄武娘「そうなんですのっ!?」
青年子「まさか……召喚士さんと……!?」
召喚子「いぃ――っ!?」
盗賊「……魔道士」
魔道士「えっとえっと……召喚子さんっ!!」
召喚子「は、はいっ」
魔道士「確かこのあとご用があるんですよねっ!? 早く行かないと……っ!!」
召喚子「そ、そうでしたわっ! ほほほっ!」
魔道士「そ、それじゃさようなら〜! ありがとうございましたー!」
召喚子「は、はぁい!」
朱雀嬢「あっ、ちょっと!!」
青年子「召喚子さんっ!」
- 321 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/27(金) 19:10:58.52 ID:gSwgGnaDo
タッタッタッタッタ
玄武娘「行っちゃったですの……」
朱雀嬢「何なのかしら……。ワルキューレも伝授してないというのに……」
白虎嬢「そう言えばそうね〜」
魔道士「た、多分……召喚士さんに譲るって事じゃないでしょうかね?」
白虎長「ふぅん」
青年子「……」
盗賊「……青年兵……子?」
青年子「朱雀……? 何か……おかしい」
盗賊「……?」
青年子「だって召喚フェスでは――!!」
バッ!!
青年子「ま……まさか……っ」
盗賊「……まずい」
青年子「まさか召喚子さんの正体は……」
- 322 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/27(金) 19:13:51.07 ID:gSwgGnaDo
魔道士「!?」
盗賊「……ちっ!!」
タタッ
盗賊「通すわけには――」
青年子「出でよっ! ワイバーン!!」
盗賊「しま……っ」
バシュウウゥゥゥゥ
盗賊「……あーあ」
魔道士「……」
白虎嬢「仕方ないですねぇ」
玄武娘「ほえー?」
朱雀嬢「な、何? 何なのかしら……もうっ!」
白虎長「駄目だわ。全然事情は把握出来ないんですけど……」
盗賊「……もう……諦めよう」
魔道士「……はい」
- 323 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/27(金) 19:14:59.32 ID:gSwgGnaDo
タッタッタッタ
召喚子「とりあえず良かったっ! あとはさっさと……」
ザザッ…ヌギヌギッ…バシャッ!!
召喚士「化粧ってなかなか落ちない――」
バシュウウゥゥゥゥ…スタッ
召喚士「げぇっ!?」
青年子「召喚子さん、顔を見せて下さい」
召喚士「……」
青年子「いや、あなたは召喚子さんではない!」
ビシィッ!!
青年子「召喚士さんっ、あなたですねっ!?」
召喚士「……っ」
ガクッ
召喚士「……仕方……なかったんです」
青年子「何故、このような真似を……?」
- 324 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/27(金) 19:15:47.23 ID:gSwgGnaDo
召喚士「うぅ……っ。思えば……思え……あれ?」
青年子「……」
召喚士「思えば俺、何でこんな事になったんだろう……」
バサッ…ポイッ
青年兵「……召喚士さん」
召喚士「青年兵くん、君は何でこんな事を……?」
青年兵「僕だって……あれ、何でだっけ?」
召喚士「青年兵くん……」
青年兵「召喚士さん……」
召喚士「……」
青年兵「……」
召喚士「俺達って……」
青年兵「一体……」
キラーン
男二人、零れそうになる涙を堪えようと顔を上げると、夜空に流れ星が走ったのであった。
- 325 名前:NIPPERがお送りします [sage saga] 投稿日:2011/05/27(金) 19:19:57.86 ID:gSwgGnaDo
それではここまでにて!ご支援本当にありがとうございます!
もうちょいでこの部も終了となります
久々にドタバタしたくてこうなちゃいましたが、ご了承という事で…
では失礼致しますー!!ノシ
- 328 名前:NIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage] 投稿日:2011/05/27(金) 20:35:15.23 ID:8uf57SWT0
>>1乙
玄武娘と朱雀嬢は召喚子と面識なかったっけ?
- 330 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/05/27(金) 21:25:49.03 ID:95rAL2SIO
>>328
むしろ召喚子初登場の時そばにいたな
- 331 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/05/27(金) 21:48:12.03 ID:cv+7fUpto
男ふたりカワイソス
- 333 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/05/27(金) 22:50:40.69 ID:HfZzK5vDO
>>1乙
まさかのギャグ落ちw
- 334 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/28(土) 01:26:49.19 ID:MEXOaLKBo
…
ザッザッザ
アマゾネス「……ん? あの女はどうした?」
玄武娘「帰ったですの」
アマゾネス「何ぃ!?」
魔道士「い、色々と忙しいみたいですよ〜」
アマゾネス「ワルキューレは無用とでもいうのか……」
魔道士「それは、朱雀先生に伝授して欲しいと……」
アマゾネス「朱雀先生に?」
朱雀嬢「全く、どんな関係なのかしら……」
盗賊「……噂をすれば」
テクテクテク
召喚士「た、ただいまー」
魔道士「召喚士さんっ!」
召喚士「も、戻りましたー」
- 335 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/28(土) 01:27:26.88 ID:MEXOaLKBo
アマゾネス「……おい」
召喚士「は、はいっ?」
アマゾネス「あの女はどうしたのだ?
召喚士「か、帰りましたね……はははっ」
青年兵「ええ、そうそう。はははっ」
アマゾネス「ふぅん」
朱雀嬢「朱雀先生」
召喚士「は、はい!?」
朱雀嬢「召喚子さんとは、どういう関係なのかしら?」
召喚士「い、いやぁ……一心同体というか……」
朱雀嬢「一心同体ぃ!?」
召喚士「あ、いや……っ! 他人とは思えないというかその……」
朱雀嬢「他人とは思えないぃ!?」
アマゾネス「……」
召喚士「は、ははっ。いやはや困った困った……ははは……っ」
- 336 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/28(土) 01:28:30.82 ID:MEXOaLKBo
アマゾネス「……分かった。ならば最後に一つ聞かせてくれ」
召喚士「な、何でしょうか?」
アマゾネス「あの睡眠の効果、あれはどのようにやったのだ?」
召喚士「で、ですからあれは秘密でして……」
アマゾネス「……ほぉ〜」
召喚士「あ……」
魔道士「あ……っ」
青年兵「――っ!!」
アマゾネス「秘密、か。では何故それを朱雀先生が知っているのかな」
盗賊「……馬鹿……っ」
朱雀嬢「えっ、え……っ?」
玄武娘「ど、どういう事ですの……?」
白虎長「……えっ、ちょっとまさか!! えっ!? 嘘……っ」
魔道士「召喚士さああぁぁん……っ」
召喚士「……は、はははっ」
- 337 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/28(土) 01:29:33.54 ID:MEXOaLKBo
…
アマゾネス「……いつまで土下座しているつもりだ?」
召喚士「……」
盗賊「……なんで……青年兵まで」
青年兵「同罪ですので……」
召喚士「すみませんでした。全く許される事ではないと思います……」
アマゾネス「……
召喚士「でも、他の方に罪はありません。どうか罪は俺一人で……」
朱雀嬢「まさか召喚子さんと朱雀先生が同一人物だったなんて……」
玄武娘「び、びっくりですの……」
朱雀嬢「ん、ちょっと待って……あなた、知っていたの!?」
白虎嬢「うん」
朱雀嬢「呆れた。それで朱雀召喚士だって言ったのね」
白虎嬢「だって、召喚フェスの時に白虎だったからぁ〜」
玄武娘「そうだったんですの〜」
- 338 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/28(土) 01:30:49.85 ID:MEXOaLKBo
白虎嬢「お陰で、戦い辛くなってしまいましたけどねぇ」
朱雀嬢「だから言ってくれれば、協力したですわっ」
玄武娘「そうですのー!」
白虎嬢(うーん……それが不安だったんだけど……まぁいいか〜)
玄武娘「でもほんと、全然気付かなかったですの……」
朱雀嬢「そりゃあ一緒にフェスでやって以来、5年ですものね」
白虎長「本当にビックリよ……」
召喚士「とにかく、どうかお許しを。償いなら俺が……」
アマゾネス「……」
ザッザッザ
アマゾネス「……」
召喚士「……っ」
アマゾネス「……ふーっ」
盗賊「……もう、いいんじゃないのか?」
召喚士「……?」
- 339 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/28(土) 01:31:59.29 ID:MEXOaLKBo
盗賊「……もう、偽る必要もあるまい」
アマゾネス「やっぱり、気付いていた?」
盗賊「……まぁな。途中からそんな気はしていた」
魔道士「あ、あのぉ……?」
盗賊「……元より、何もするつもりはないのであろう?」
召喚士「えっ!?」
盗賊「……差し詰め、腕を試したかった……というところか?」
アマゾネス「それもあるけど、外の世界を味わってみたかった……かな」
召喚士「……」
アマゾネス「ごめんなさいね、朱雀先生……っ」
召喚士「い、いえっ! 俺らの方こそ……」
アマゾネス「謝る必要はありません。お互い様、という事」
召喚士「アマゾネスさん……っ」
アマゾネス「青年兵さんも、ごめんなさいね」
青年兵「いえいえっ、えぇと……結果オーライという事ですかね……は、ははっ」
- 340 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/28(土) 01:32:59.95 ID:MEXOaLKBo
…
アマゾネス「さぁ、食事は無くなってしまったけれど、好きなだけ楽しんで下さいな」
召喚士「いただきます」
魔道士「いやぁ、めでたしめでたしですねっ、えへへ!」
盗賊「……お前という奴は」
朱雀嬢「それにしても、あれからもう5年も経つんですわね……」
玄武娘「そうですの!」
朱雀嬢「朱雀先生も随分お綺麗になられましたわねぇ……ぐびっ」
召喚士「やめて下さいよ……もうっ」
アマゾネス「うふふっ」
白虎長「しっかし……あなた達がねぇ……へぇ〜」
青年兵「にやにやしないで下さいよ……」
白虎長「だってぇ、朱雀先生と次期大元帥候補が……ねぇ?」
青年兵「あの……怒りますよ?」
召喚士「悔しいけれど、何も言い返せない……」
- 341 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/28(土) 01:34:31.15 ID:MEXOaLKBo
魔道士「でも、どうして外の世界を?」
アマゾネス「ええ、この手紙……」
魔道士「あっ、確か師匠さんの……」
召喚士「師匠の!?」
アマゾネス「父は、古いしきたりになど囚われず、自分の好きなように生きろ……って」
盗賊「……」
アマゾネス「自分で外の世界を見て、歩いて、そして感じろ……って」
召喚士「そうですか……師匠が……」
アマゾネス「母も言ってた。あなたがこの村に、新しい風を入れなさいって」
召喚士「そうでしたか……」
アマゾネス「ずっと、今日のような日を待っていたのかもしれませんね」
召喚士「……どうでした?」
アマゾネス「皆さんと話して、そして戦って……もっと外の世界を見たいと思いました」
ニコッ
召喚士「ええ、もっと見ましょう! そして変えましょうよ!」
- 342 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/28(土) 01:36:46.81 ID:MEXOaLKBo
アマゾネス「女性だけで生きていくなんて、古風な事はもうお終い」
魔道士「アマゾネスさん……っ」
アマゾネス「朱雀先生?」
召喚士「はい」
アマゾネス「宜しければ、私達も皆様の末席に加えて頂けませんか?」
召喚士「え……っ?」
アマゾネス「そしてそのっ、宜しければ……どうか、朱雀先生の種子を……」
魔道士「そっ、それは駄目ですよっ!」
召喚士「種子!? えぇ……っとぉ……」
盗賊「……代々、朱雀先生の子を生んでいるんだとさ」
召喚士「――っ!?」
アマゾネス「ひ、一晩だけでも……」
召喚士「いやっ、あの……それはちょっと……」
アマゾネス「駄目……ですか?」
魔道士「駄目ですーっ!!」
- 343 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/28(土) 01:38:23.14 ID:MEXOaLKBo
アマゾネス「……残念」
召喚士「は、はは……っ」
アマゾネス「どこかに、素敵な朱雀召喚士がいらっしゃれば良いのだけれど……」
白虎長「朱雀召喚士なんて少ないからね〜。とっ捕まるかしら……きゃははっ!」
青年兵「……酔ってます?」
青年兵「でも僕らは今、魔王を倒す為の大事な任務中でして……」
アマゾネス「邪魔は致しません。協力出来る事はもちろん致しますわ」
青年兵「……そうですか」
アマゾネス「そして、外界で朱雀召喚士の殿方を……」
召喚士「みつかるといいですね」
アマゾネス「……ええ」
…
同門「ぶぇーっくしょん!」
ムズムズ
同門「風邪か? いや、まだ完治していないしな……くそっ」
- 344 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/28(土) 01:40:26.00 ID:MEXOaLKBo
…
白虎長「まだ飲むぞぉー!!」
白虎嬢「従姉さん、もう寝ましょう……?」
アマゾネス「それでは皆様、ごゆっくりお休み下さいな」
魔道士「ありがとうございますっ。お休みなさいー!」
玄武娘「むにゃむにゃ……」
朱雀嬢「ほらっ、行きますわよ」
テクテクテクテク
盗賊「……寝ないのか?」
召喚士「もうじきしたら寝ます」
盗賊「……そうか。お休み、お疲れさん」
青年兵「お休みなさい」
スタスタスタ…
召喚士「……疲れた」
青年兵「疲れましたね」
- 345 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/05/28(土) 01:42:52.04 ID:MEXOaLKBo
召喚士「青年兵くんもお疲れ様」
青年兵「召喚士さんこそ、お疲れ様でした」
召喚士「……何だったんだろう」
青年兵「ええ」
召喚士「結果的に、丸く収まった気はするけど……」
青年兵「何だか、濃厚すぎる数日でした……」
召喚士「……お互い、大変だね」
青年兵「本当ですね」
召喚士「そして、女装する意味はあったんだろうか……?」
青年兵「最大の疑問点ですね」
召喚士「…………」
青年兵「…………」
召喚士「……寝ようか」
青年兵「……そうしましょうか」
男二人、零れそうになる涙を堪えようと顔を上げると、夜空に星は流れなかった。
- 349 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/05/28(土) 08:09:49.37 ID:Wds8XdQDO
>>1乙っす
白虎嬢って何げにしっかりしているというか頭の回転が速いんだな
- 350 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/05/28(土) 12:52:13.24 ID:bfZeYxLgo
同門逃げてええええええええええええ
- 351 名前:NIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage] 投稿日:2011/05/28(土) 12:58:13.61 ID:Ahbw4nXAO
いやいや、大歓迎だろ
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