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幼女「ふぇー大きいお兄ちゃんがいるよ」
- 1 名前:VIPがお送りします []
投稿日:2011/07/24(日) 00:32:03.40 ID:GSsE1Bf+0
幼女「オギャー」
そこはとある森の中・・・
男「今日はムシムシ大漁獲得だぁ!」
モブ「おぉ!」
幼女「またきたっ・・・」
- 2 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 00:35:20.02 ID:GSsE1Bf+0
男「しかし、まだ今年はいってから」
男「カブトムシみないなぁ」
モブ「仕方ないよね都市化すすんでるもん」
幼女「おぃ!!」
男「それにしても暑いな」
モブ「帰ったらガリガリ君くおうぜ」
幼女「・・・っおとうしゃん!」
- 3 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 00:38:35.19 ID:GSsE1Bf+0
蛾父「なんだい幼女」
幼女「あいつらなたきたよ」
蛾父「・・・ほうっておきなさい」
幼女「おとうしゃんっのいくじなし!」
ッテテテテ
蛾父「まちたまえ!!」(まずい・・・)
- 4 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 00:41:00.28 ID:5Blc6wo40
wktk
- 5 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 00:41:34.49 ID:GSsE1Bf+0
幼女「ぅぁああ!このぉ」シュタッ
男「でさぁ、遊戯王kぉおおちょw!」
そこには一匹の毛虫が首元にはいっていくようであった・・・
モブ「‼?」ゾゾッ
男「っとってくれよ」ゾゾッ
幼女「てぃ!!」
- 6 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 00:45:41.18 ID:GSsE1Bf+0
男「うぐぁああ」
毛虫はたちまち丸くなり
背中をかけぬける・・・
モブ「ひぃい」
幼女「外だっ!」ポトッ
幼女「どうだまいってぐぁああっ」
男「この糞毛虫があああああ」
モブ「しねこらああ」
そこには一般的な普通の風景がながれていた
幼女「いだぃぉ・・・」
蛾父「いわんこっちゃない」
幼中たち「ぅむ」
- 7 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 00:47:54.00 ID:GSsE1Bf+0
一命をとりとめることもなく
幼女はしめりけの土に埋れ死んで行くのであった
男「毛虫って毛ってところがまじでしてキモい」
モブ「ちょwそれってパイパン!?」
男「おまっw馬鹿野郎ロリコンじゃねーし」
- 8 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 00:52:01.91 ID:GSsE1Bf+0
一方
幼女はどうしてこうなったのかわからず
死んで行ったことで
この世に未練をのこした
よくある毛虫が首にはいるやつは
理由があったのだ
住処を人に奪われ厳しい世の中で生き抜く
動物たちしかし一方ニートたちは
2ちゃんをみて生きている
そういう不可思議におもった
- 9 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 00:52:36.41 ID:X2+izwe/O
ふぇぇ…死んじゃったの?
- 10 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 00:53:40.52 ID:GSsE1Bf+0
そこへ 神は幼女を
人の子へと生まれ変わらせた・・・
幼女「ふぇーありがと神さま」
その頃一方
- 11 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 00:56:36.24 ID:GSsE1Bf+0
男「だぁっしゃあああ」
男「カブトムシ 500円でかってきたぜえw」
モブ「シャーねーよなwこのご時世」
男「そういうお前んちのかーちゃん」
モブ「あー、そそ盆休みだけここに預けられるんだ.明日迎えくるんだって」
- 12 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 00:59:20.90 ID:GSsE1Bf+0
男「これやるよ!」
そこには、一匹のカブトムシの幼虫が
モブ「ありがと!いいの?」(うぇきめー幼虫)
男「いいよw親友だろそだったら対決しようぜ」(幼虫だけどなw)
男「おっそろそろだ」
- 13 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 01:03:16.11 ID:GSsE1Bf+0
母「モブくんお迎えきたわよ」
モブ「はい」
男「じゃぁな」
モブ「ありがとう!さよーならー」
男「ばいばい!またこいよ」
母「また来てねこんどはおばちゃん
特製野菜たっぷりカレーつくるからー」
男「はぁ・・いっちゃったな」
- 14 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 01:08:50.96 ID:GSsE1Bf+0
男「へへ・・ゲームでもすっか」
母「宿題しなさいよ!?」
男「カブトムシ自由研究だもん」
母「そういえばお隣の妊婦さんそろそろ生まれるんだって」
男「へー」
母「妊婦さん私たちと同じ時に引っ越してきて長い付き合いなのよ?ちゃんと男も
生まれたらいこうね」
男「ほーい」(近所付き合いババアが)
- 15 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 01:11:45.98 ID:GSsE1Bf+0
カチャカチャ
男(女の子かなぁ)
カチャ・・・
男(女の子・・・)
あの時
モブがいったことを思い出していた
男だった・・・
男(パイパン!?うひょぉ最高)
バヒュンテレレッテレ・・・・
男「あああセーブしてめーのに!)」
- 16 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 01:14:48.04 ID:GSsE1Bf+0
その頃
幼女こと幼虫だった
毛虫の幼女は
幼女「・・・生まれる赤ちゃんってなんで丸まってるんだろぅ」
幼女「もしかしてぇ・・・幼虫さんだったのかなぁ」
幼女「でもみんなどうしてるんだろうか」
- 18 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 01:19:15.00 ID:GSsE1Bf+0
けむじい「幼女はどこだったかな」
けむこ「もう死にましたよ」
けむじい「ほっほそうじゃったか」
けむこ「ほんと忘れんぼうなんだから」
けむじい「はてワシらはいつ蛹になるんじゃ」
・・・
そうみんなみんな生きているんだ
友達なんだーーー
このように世界中のどこで一人
一匹死のうがかわりはいるのである
そしてそれが
星であろうとも
- 19 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 01:22:01.99 ID:GSsE1Bf+0
そして月日はながれ
男「うっひょぉおお」
幼女「・・・」
男「幼女ちゃんぷにぷに」
幼女「ビクン」(この人あのときの・・・)
男「どうしたの?」
幼女「ふぇーままぁ」
- 20 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 01:24:46.30 ID:GSsE1Bf+0
男「ッチ」(現実そうあまくないか)
幼女「ぅ・・・」
男「そうだ!」
男「カブトムシとりにいかない?」
幼女「ふぇっ虫?いくー」
- 21 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 01:28:49.89 ID:GSsE1Bf+0
男「ちょっと用意するね」
(そのうちにっと)
ピッ prrrr
モブ「久しぶりデュフフ」
男「ちょっとパーリーしにいこうぜ」
モブ「おkやりますなぁおまいら君も連れていくよ」
男「おここ」
一方
幼女「やっとみんなにあえるょおお」
幼女「ふぇー・・・」グスン
幼女(みんな元気にしてるかなぁ)
- 22 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 01:32:49.90 ID:GSsE1Bf+0
森の中・・・
男「もうちょっとでカブトムシデスよぉ」
幼女「ふぇーつかれりゅ」
男「おんぶしてあげるよ」
幼女「いいぉもう少し」
(そろそろ巣にかえれるよ)
男「そろそろだね でてこいよ!」
幼女「ふぇ!!」ビクッ
モブ・おまいら「うひょ男きちくっすねっw」
- 23 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 01:33:05.59 ID:n/z+ECZs0
ふむ
- 24 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 01:35:15.25 ID:n/z+ECZs0
これは、男共が虫に食われる展開
- 25 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 01:38:05.47 ID:GSsE1Bf+0
幼女「ふぇー大きいお兄ちゃんがいるよ」
この星もまたその一つ・・・
男「さぁ、パーリーの始まりだ」
そして同じく弱者は強者に・・・
幼女「なにするのっ」びくびく
食われるのだ
幼女「緑の人!なにしてりゅん・・・」
ズシャーーーーーー
モブ「ぐぴゃぶぇ」
???「おい貴様ら」
- 26 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 01:40:43.61 ID:GSsE1Bf+0
うぇ!?
そこには緑色の触覚
それに長い爪
目つきはするどく
人ではない風貌であった
男「おまぇ!?」
おまいら「こ・これは夢だとっzひぇ」
幼女「ピッコロしゃん」
- 27 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 01:42:24.45 ID:n/z+ECZs0
お前、飽きただろwwwwwwwwwww
- 28 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 01:42:51.94 ID:GSsE1Bf+0
そう
あくまで
世界は広いなにがいてもおかしくはない
宇宙人は存在したのだ
男「!?」
男「なにこれDB!?」
幼女「ふぇ・・・もしかしてっ」
ピッコロ「そう私は青虫だ!!」
- 29 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 01:44:17.92 ID:n/z+ECZs0
ナメクジじゃないのか
- 30 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 01:45:40.49 ID:GSsE1Bf+0
男「なにこれ酷くね」
男「俺ついていけんわ帰る」
幼女「だよね、かえりゅ」
そこには凄まじい匂いが充満していた
汚物が産卵していたから
散乱と産卵てましてやピッコロ・・・
これはファンタジーの話
- 31 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 01:51:34.64 ID:GSsE1Bf+0
幼女「わたちわかったきがしゅる」
男「ん?」
幼女「行動の読めない生き物はきもちわえうい」
男「そうだな」
幼女「わたち行動する・・・」
男「ん?」
幼女「ちねええ!!」THEシュ
〜fin〜
s「尺取虫でございます」
s「まことにもうしえわけありません」
s(長いこと尺をとらせていただきました)
s「さぁ・・私と一緒にID腹筋だ!!」
- 32 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 01:55:30.21 ID:yjFjdeY4O
待て
待て
- 33 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 01:58:21.51 ID:GSsE1Bf+0
>>32
なんだ
見てる人いないだろうに
だから途中から路線バスが出向した
- 34 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 01:59:31.79 ID:n/z+ECZs0
じゃあ、俺が書く
- 35 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 02:01:07.57 ID:GSsE1Bf+0
>>34
マジか
お願い申す!!
- 36 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 02:02:38.39 ID:5Blc6wo40
ふぇ・・・一生懸命みてたのにい・・・
- 37 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 02:02:46.41 ID:XFjfSpnN0
このスレこわいよぉ
- 38 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 02:05:29.99 ID:n/z+ECZs0
ここは、とある森の中……
少年「どっちが多く蝉捕まえられるか勝負しようぜ!」
モブ「負けないからな!」
幼女「また来た……」
- 39 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 02:06:11.48 ID:GSsE1Bf+0
マジかそれはすまなかった
処女作にして
駄作をつくったのかと
おもい断念しやした
すまなかった
- 40 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 02:06:36.66 ID:apEtBE/t0
ふえぇ・・・腹筋するよぅ
- 41 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 02:08:29.29 ID:Kt9C6nvr0
>>39
駄作って部分はあってる
- 42 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 02:09:01.61 ID:n/z+ECZs0
え、俺、書いちゃってていいのか?
- 43 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 02:09:15.25 ID:GSsE1Bf+0
>>40
ふぇー
こんどはちゃんとかくよぉ
僕の特技は夢みれるんだよー
ランダムだから夢日記つけてるんだよぉ
今回ん
- 44 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 02:09:44.02 ID:GSsE1Bf+0
>>42
いいのだよ
- 45 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 02:12:55.01 ID:n/z+ECZs0
少年「モブー、今年に入ってからカブトムシ見ないよなぁ」
モブ「仕方ないよ。都市化がすすんでるし」
少年「それにしても暑いな……」
モブ「帰ったらガリガリ君食おうぜ」
少年「そういえば、この前の当たり棒は?」
モブ「無くしたー」
少年「バカだなー」
- 46 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 02:16:20.95 ID:n/z+ECZs0
幼女「がのおじいちゃーん!」
蛾爺「なんだね幼女?」
幼女「あいつら、またむしとっていったよ!」
蛾爺「……放っておきなさい」
幼女「おじいちゃん!」
蛾爺「幼女よ。わしら虫は、人間から逃げる事しかできないんだよ」
幼女「……」
- 47 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 02:20:00.96 ID:n/z+ECZs0
蛾爺「逃げそびれた虫は、死ぬ」
幼女「むしは、にんげんにかてないの?」
蛾爺「それが自然界というものなんだよ」
幼女「うー?」
蛾爺「分からなくてもよい。ただ、余り人間に近寄ってはいかんよ」
幼女「でも、わたし、にんげんゆるせないよ!」
蛾爺「それは、わしもこの森に住む全ての虫がそうおもっとる。虫だけじゃない、植物もだ」
- 48 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 02:24:33.21 ID:GSsE1Bf+0
ほんわかしてていいSSであーる
- 49 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 02:25:38.46 ID:n/z+ECZs0
蛾爺「この森全てが人間を許せないんだよ」
幼女「じゃあ、にんげんをやっつけちゃえばいいよ!」
蛾爺「さっきも言っただろう。それは、無理なんだよ」
「いや、できない事も無い」
幼女「え!」
蛾爺「誰だ?」
- 50 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 02:27:02.56 ID:GSsE1Bf+0
私だ
- 51 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 02:29:23.39 ID:n/z+ECZs0
少年「ガリガリ君うめーな」ガリガリ
モブ「また、当たらないかな?」ガリガリ
モブ母「モブも少年君も夏休みの宿題はどう?」
少年「あ」
モブ「う、ま、まだ……」
モブ母「最後の日に溜め込んじゃわないようにね」
モブ「はーい」
少年「宿題、一緒にやろうぜ」
- 52 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 02:32:27.92 ID:bJIyocSl0
>>50
お前だったのか
- 53 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 02:33:31.68 ID:n/z+ECZs0
暇を持て余した
- 54 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 02:35:21.09 ID:n/z+ECZs0
モブ「観察日記かぁ。なに観察する?」
少年「どうせ、みんなアサガオだし、それじゃ面白くないよな」
モブ「あ、じゃあ、さっき捕ってきた蝉は?」
少年「蝉は、すぐ死んじゃうだろ」
モブ「じゃあ、観察する虫また捕りに行こうぜ」
少年「そうだな!」
- 55 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 02:35:33.51 ID:GSsE1Bf+0
神々の遊び
- 56 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 02:39:30.00 ID:n/z+ECZs0
一方、森
幼女「あなただれ?」
「私か?」
精霊「私は、この森一番の大木に宿る精霊だ」
幼女「せーれー?」
蛾爺「あの、大木に宿るお方ですか」
精霊「ああ、そうだ」
蛾爺「で、さっきの言葉は?」
- 57 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 02:45:21.03 ID:n/z+ECZs0
精霊「幼女」
幼女「はい!」
精霊「君に私の力、この森の全ての精霊の力を宿す」
蛾爺「なんと!この、幼女にですか!?」
幼女「せーれーのちから?」
- 58 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 02:48:31.14 ID:n/z+ECZs0
精霊「その力で君を虫の妖精にしよう」
幼女「よーせい?」
精霊「ああ、人の姿にするんだよ」
蛾爺「そんな事ができるのですか!?」
精霊「できるんだよね。これが」
幼女「よーせいになって、なにすればいいの?」
- 59 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 02:53:14.47 ID:n/z+ECZs0
精霊「人間の感情を森を守るように動かせばいい」
蛾爺「この幼女にできますかな……?」
精霊「精霊の力を宿す時に知識も宿す」
幼女「ちしき?」
精霊「頭がよくなるんだよ」
蛾爺「それなら、この子でも……。ですが、何でこの子なんですか?」
- 60 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 02:57:37.61 ID:n/z+ECZs0
精霊「こんな人間と戦おうとする子、他にいるか?」
蛾爺「……」
精霊「お爺さん、あなたは、人間に歯向かおうとしたかい?」
蛾爺「……うむ」
蛾爺「あの子に任せましょう」
幼女「ふぇ?」
蛾爺「幼女よ。この森を頼むぞ」
幼女「うん、わかった!」
- 61 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 03:01:49.54 ID:n/z+ECZs0
少年「うーん、虫いないなぁ」
モブ「そっちは、虫見つかったー?」
少年「見つからなーい!」
モブ「カブトムシとかいたらいいんだけどなぁ」
少年「カブトムシなら、デパートで500円で売ってたぞ」
モブ「あ、じゃあ、そっち育てる?」
少年「でも、虫一匹に500円だぜ?」
モブ「お小遣い足りるかな?」
- 63 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 03:05:58.46 ID:n/z+ECZs0
少年「カブトムシー!出てこーい!」
「お兄ちゃん、呼んだってカブトムシは、出てこないよ」
少年「え?」
幼女「カブトムシは、朝とか夜にご飯を食べに木に集まるの」
少年「……」
幼女「だから、こんな昼間は、隠れてるの」
少年「どこに隠れてるの?」
幼女「教えてあげないよー」
- 64 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 03:08:24.93 ID:n/z+ECZs0
モブ「少年ー、誰かと話してるのかー?」
少年「あ、モブ」
モブ「誰?その女の子」
少年「さっき、会った子。虫について凄く詳しいみたい」
モブ「へえー」
幼女「へへー」
少年(可愛い……)
- 65 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 03:12:35.45 ID:n/z+ECZs0
モブ「ねえねえ、カブトムシどこにいるか分かる?」
幼女「教えてほしい?」
少年「教えてくれるの!?」
幼女「何で、おにいちゃんたちは、カブトムシを捕まえたいの?」
モブ「育てて観察するんだよ」
少年「そう、夏休みの宿題なんだ」
- 66 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 03:14:45.11 ID:n/z+ECZs0
幼女「カブトムシを虐めたりしない?」
少年「虐めないよ。なあ」
モブ「そうそう、虐めたりなんかしない」
幼女「本当?」
少年「本当」
幼女「約束?」
モブ「約束するよ」
幼女「……分かった」
- 67 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 03:17:40.64 ID:n/z+ECZs0
幼女「カブトムシさんたちー!」
少年・モブ「え?」
バサアアアァァァァァァァ!!!!!!!!
少年「……」
モブ「……」
声が出せない……。
カブトムシ……。大量のカブトムシ……。
あはは……。モブ、おしっこちびってる……。
あ、俺もだ……。
- 68 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 03:26:14.71 ID:n/z+ECZs0
幼女「あれ?おにいちゃんたちどうしたの?」
少年「」ジョバー
モブ「」チョバー
幼女「おしっこでてるよ?」
カブトムシA「はしたねぇ、子供だなぁ」
カブトムシB「お前だってあの人間の事言えねぇだろwwwwwwwww」
カブトムシA[ちょwwwwwwwおまwwwwwww言うなやwwwwwwww」
- 69 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 03:27:01.96 ID:n/z+ECZs0
少年「……う」
モブ「……あ」
少年・モブ「うわああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダダダダダダダッッッッッ!!!!!!!!!!!
幼女「行っちゃった」
幼女「行った!」
幼女「わーい!人間に勝ったぁ!」
カブトムシA「流石っす!嫁にしたいっす!」
- 70 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 03:36:47.08 ID:n/z+ECZs0
蛾爺「なんと!?人間を追い払った……」
精霊「うむ」
蛾爺「信じられん……」
精霊「これがあの子の力って事」
蛾爺「わしは、間違っていたのか……」
精霊「間違ってないさ。あの子が虫の妖精になるまでは」
- 71 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 03:38:53.73 ID:n/z+ECZs0
モブ「母ちゃん!母ちゃん!」
モブ母「どうしたの?モブに少年君?って、おしっこもらしちゃってるじゃない!」
少年「えっと!えっと!も、森!」
モブ「か、かぶとむしっ!」
モブ母「カブトムシ?まあ、二人とも落ち着きなさい……」
モブ「はふーぅ……。はふーぅ……」
少年「へふぅー。へふぅー」
- 72 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 03:43:20.56 ID:n/z+ECZs0
モブ母「で、何があったの?」
少年「えっと、森に行ったんです」
モブ「観察日記の虫を捕りに」
モブ母「それで?」
少年「カブトムシ探してたら、女の子に会って」
モブ「女の子がか、か、か、かぶとむしのいる場所し、しってるいうから!」
モブ母「モブ、落ち着いてー。深呼吸よ」
モブ「はふーぅ……。はふーぅ……」
- 73 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 03:46:40.28 ID:n/z+ECZs0
少年「カブトムシは、呼んでも来ないって言って」
モブ「それで、カブトムシの場所教えてもらおうとしたら」
少年「その子が『カブトムシさんたちー!』って叫んで」
モブ「そしたら、たくさんのカブトムシがバサァーーーーー!って!」
モブ母「それで逃げてきたの?」
少年・モブ「」コクコク
- 74 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 03:51:14.28 ID:n/z+ECZs0
モブ母「呼んでも来ないって言いながら、その子が呼んだら来たの?」
少年「……そういえば」
モブ「どうした?」
少年「あの時は突然で『お兄ちゃん、呼んだってカブトムシは、出てこないよ』って 聞こえたけど」
少年「あの子、『お兄ちゃんが呼んだってカブトムシは』って、そう言ってた」
モブ母「二人とも、おもらししちゃったのは分かったから」
モブ「違うよ!」
- 75 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 03:53:42.27 ID:n/z+ECZs0
モブ母「はいはい。二人とも将来は、俳優かもね」
モブ母(いや、今から子役としてデビューさせるべきか!?)
モブ母(最近、有名な俳優なんかも子供時代から、やってるのよね)
モブ母(うーむ……)
モブ母「二人ともー、お芝居とかー」
モブ母「あれ?いない?」
- 76 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 03:55:54.78 ID:n/z+ECZs0
少年「さっき、俺たち本当に見たよな!?」
モブ「見たよ!」
少年「何だったと思う?あれ?」
モブ「カブトムシ!」
少年「あの、女の子は?」
モブ「女の子!」
少年「見間違いじゃないよな?」
モブ「しゃべっただろ!」
- 77 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 03:58:23.35 ID:n/z+ECZs0
凄く怖かった。心臓が今にも飛び出そうだ。
だけど、俺は、あの女の子にもう一度会って、
また、話しをしたいと思っていた。
また、会いたい。
モブ「おい」
また、話をしたい。
モブ「おい!」
少年「は!」
- 78 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 04:02:43.97 ID:n/z+ECZs0
モブ「なあ、少年……。お前、またさっきの女の子に会いたいとか思ってるんじゃないか?」
少年「お、思ってないよ!」ピクッ
モブ「うそつき」
少年「……!」
モブ「少年は、嘘をつくと毎回、眉毛がピクッって動くんだよ」
少年「……」
モブ「俺だって、あの子にもう一度会いたい……」
少年「え?」
モブ「あんな可愛い子、初めて会った……」
- 79 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 04:06:00.10 ID:n/z+ECZs0
少年「また、行こうぜ」
モブ「でも、やっぱり怖い……」
少年「じゃあ、ショタとガキも誘おうぜ!」
モブ「え?」
少年「何人かいたら怖くないだろ?」
モブ「いいや、二人で行こう!」
少年「怖くないのか?」
モブ「怖いけど、大丈夫!」
- 80 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 04:10:08.59 ID:n/z+ECZs0
蛾青年「爺さん!幼女ちゃん!さっきの子供がまた来てるぞ!」
幼女「また?どうする?蛾のお爺ちゃん」
蛾爺「わしは、幼女に任せるよ」
精霊「私もな。虫の妖精とは言ったが、元が虫だからそう言っただけだ」
精霊「お前は、この森全ての精霊の力が宿っている。森の妖精と言った方が正しいだろ」
幼女「森の妖精……」
精霊「この森は任せたぞ。森の妖精さん」
幼女「はい!」
- 81 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 04:15:36.98 ID:n/z+ECZs0
少年「いないな……」
モブ「カブトムシもね」
幼女「お兄ちゃんたち、また来たの?」
少年・モブ「!」
来た……。
- 82 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 04:17:49.28 ID:n/z+ECZs0
あの女の子だ。
少年「え、え、え、えと!」
何を言えばいいんだ?
何を……。
少年「えっと!な、名前!」
幼女「ふぇ?」
少年「名前、君の名前はなんていうの?」
幼女「なまえ?」
- 83 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 04:20:04.29 ID:n/z+ECZs0
幼女「名前……」
幼女「私の名前は、幼女」
少年「お、俺の名前は、少年!」
モブ「俺はモブ!」
幼女「……少年、モブ?」
少年「そう!少年君でいいよ!」
幼女「少年君、モブ君?」
- 84 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 04:21:57.30 ID:n/z+ECZs0
モブ「名前も教えあったし、俺たち今日から友達だよな!」
幼女「ふぇ?と、友達?」
少年「そうだな!幼女ちゃんと俺たちは友達だ!」
幼女「少年君とモブ君と私は、友達……」
モブ「そう!友達」
幼女「友達……」
少年「あれ?どうしたの?幼女ちゃん」
幼女「」ダッ!
少年「幼女ちゃん!」
- 86 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 04:25:41.18 ID:n/z+ECZs0
幼女「蛾のお爺ちゃぁぁぁん!!!!!!」
蛾爺「幼女……」
幼女「ヒグッ、どうすればいいか……、ウグッ、分かんないの……」
精霊「……」
カブトムシA「友達っスか……。人間と……」
少年「幼女ちゃーん!」
精霊「お爺さん!一時的にあんたを人間化させる!」
蛾爺「なんと!」
精霊「お爺さん、がんばれ!」
- 87 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 04:29:06.02 ID:n/z+ECZs0
少年「あ、幼女ちゃんここにいたのか」
蛾爺「あ、ああ、君達か、幼女のお友達になってくれたってのは」
モブ「え、あ、はい」
少年「幼女ちゃんのお爺ちゃん?」
幼女「うん、私のお爺ちゃんだよ」
蛾爺「すまんな。幼女には、友達がいままでいなくてな」
蛾爺「突然のことに戸惑ってしまったみたいなんだよ」
- 88 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 04:32:35.82 ID:n/z+ECZs0
少年「幼女ちゃん、友達いなかったの?」
幼女「……いるよ」
モブ「え?」
幼女「カブトムシにクワガタムシ、蛾も蝶もバッタもトンボもアリもハチも土の中の蝉も、皆、私の友達だよ」
少年「……」
モブ「虫……?」
- 89 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 04:39:56.83 ID:n/z+ECZs0
幼女「そうだよ。この森の虫たちは皆、友達」
幼女「虫だけじゃない。この森の植物たちも私の友達。そう、この森が私の友達なの」
蛾爺「……」
少年「幼女ちゃん……」
モブ「……」
幼女「私は、人間が嫌い……。森の木を切り倒す、虫たちの居場所を奪う。それで嬉しそうな顔をしてる」
幼女「少年君もモブ君も嫌い。嬉しそうに森の虫たちを捕まえていく」
少年「き……」
モブ「……」
- 90 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 04:43:00.36 ID:n/z+ECZs0
幼女「少年君やモブ君以外にも、いっぱい人間が入ってきて虫たちを捕ってった」
幼女「捕まった虫たちの中で無事に森に帰ってきた子たちは、数えるほどしかいない」
幼女「帰ってくる途中に死んじゃった子もいた……」
蛾爺「幼女……」
幼女「……」
少年「お、俺……。そんな事、考えた事無かった……」
モブ「俺も……。虫も森も生きてるんだよね……」
- 91 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 04:47:48.85 ID:n/z+ECZs0
幼女「あのね……。私、毛虫だったの」
少年「え?」
モブ「毛虫……?」
蛾爺「幼女!」
幼女「蛾のお爺ちゃん、お願い言わせて……」
蛾爺「……。分かった。森は、お前に任せたんだからな」
幼女「ありがとう、蛾のお爺ちゃん」
- 92 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 04:48:39.04 ID:n/z+ECZs0
蝉が鳴き出した……
- 93 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 04:51:55.14 ID:n/z+ECZs0
幼女「少年君、モブ君、真剣に聞いてね」
少年「……うん」
幼女「私、毛虫だったの」
幼女「ずっと、見てた。蝉たちが少年君たちに捕まるのを」
幼女「でも、私は、何もできなかった……」
幼女「その事をお爺ちゃん、蛾のお爺ちゃんに話したの」
幼女「お爺ちゃんは、『わしら虫は、人間から逃げる事しかできない』、『逃げそびれた虫は、死ぬ』」
幼女「それが自然界なんだって教えてくれた」
幼女「そして、この森全てが人間を許せないって事も」
- 94 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 04:58:10.75 ID:n/z+ECZs0
幼女「そしたらね、この森の精霊さんが力を私に宿してくれたの」
幼女「そして、私は、この人間の姿の虫の妖精……、いや、森の妖精になったの」
モブ「幼女ちゃんが……毛虫で妖精……?」
幼女「そして、さっき少年君たちが来たとき、カブトムシたちと一緒に二人を追い払った」
幼女「虫は、人間から逃げる事しかできない……。でも、勝ったの!」
幼女「立ち向かえば人間に勝てたの!凄く、凄く嬉しかった」
少年「……」
- 95 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 05:00:18.72 ID:n/z+ECZs0
幼女「そしたら、二人は、また来て、二人と友達になった」
幼女「私、分からなくなっちゃって……」
幼女「さっき、追い返した敵……。その敵と友達だよ……」
少年「昨日の敵は今日の友!」
幼女「ふぇ!?」
少年「っていうことわざがあるんだよ。よく意味は知らないけど、多分、言葉どおりだと思う」
幼女「昨日の敵は今日の友……」
少年「敵でも友達になったっていいじゃない!」
- 96 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 05:03:24.03 ID:n/z+ECZs0
幼女「でも、森の虫を虐めてきたでしょ!」
少年「うっ……」
モブ「でも、俺は、虫好きだよ!」
幼女「え?」
モブ「虫が嫌いだったら、森まで来て虫捕らないよ」
幼女「好きだから捕るの?」
モブ「好きだから、捕るんだ」
- 97 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 05:05:10.66 ID:n/z+ECZs0
モブ「だから、嬉しい顔するんだよ」
幼女「でも!虫は!」
モブ「それは、本当にごめん……」
少年「お、俺もごめん!」
幼女「……」
少年「俺たち、何も知らなかった……」
モブ「幼女ちゃん、ありがとう……。俺たち、虫とか森とか大好きなんだ!」
モブ「でも、大好きだけど、俺たちのする事は、森は嫌だったみたいだね……」
少年「俺たち、どうすればいいかな?」
- 98 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 05:06:51.43 ID:n/z+ECZs0
幼女「森に来るのは、いいよ……。でも、生きているの」
幼女「だから、大切にして……ね」
その後、俺たちは、幼女ちゃんと約束をして帰った。
約束は、この事を誰にも言わない事。
俺たちは、夏休み後、学校で皆に呼びかけた。森を大切に。
森だけじゃない、海も、自然を大切にと。
自由研究は、もちろん森について、
観察日記は、カブトムシの観察、
カブトムシは、観察したら森に帰した。
- 99 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 05:08:33.92 ID:n/z+ECZs0
俺とモブは、毎日のように森へ行く。
幼女「あ、少年君!モブ君!」
幼女ちゃんの肩には、蛾がいつもとまっている。
あの時のお爺さんらしい、幼女ちゃんが通訳してくれるので、
お爺さんとも他の虫たちとも会話ができる。
この事は、この森と俺とモブだけの秘密。
- 100 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 05:10:44.46 ID:n/z+ECZs0
いつか、俺たちも虫と会話できるんじゃないだろうか。
会話できたら、友達がもっと増えるだろう。
それは、きっと、幸せ。
幼女ちゃんもニッコリ笑う。
精霊さんに頼んだら、俺も虫と会話できるようになるかも知れない。
今度、頼んでみよう。
- 101 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 05:14:50.10 ID:n/z+ECZs0
幼女ちゃんのお腹が大きくなってきた。
そろそろ、なのだろう。
モブと俺は笑顔で見守る。
お爺さんに見せてやりたかった。
今、この場にいたら、あの方の事だ確実に号泣するだろう。
もちろん、良い意味でだが、
ここ何年か俺たちは、家に帰っていない。
帰る必要もない。
だって、俺たちは……。
- 102 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 05:16:08.99 ID:n/z+ECZs0
―終―
幼女「ふぇー大きいお兄ちゃんがいるよ」 >>38ver でしたー。
もう、逆に眠く無くなったわwwwwwwwww
- 103 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 05:20:16.73 ID:n/z+ECZs0
最後まで見てた人いたのかな?
- 104 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 05:42:55.12 ID:yuEDLHDU0
おもしろかったー
- 106 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/07/24(日) 05:49:11.75 ID:P83UgTUr0
他板で24時すぎてから初カキコしちゃうと忍者レベルって上がらないの?
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