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少年剣士「冒険学校で頑張ります!」
- 262 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage]
投稿日:2013/06/19(水) 15:47:48 ID:1CmI8lBg
・・・・・・・・・・・・・
少年剣士「・・・・ハッ!」ガバッ
筋肉賢者「よう、起きたか」
少年剣士「あ、あれ?筋肉賢者さん?」
筋肉賢者「落ち着け。ここは病院だ」
少年剣士「あの・・えっと・・」
筋肉賢者「・・・混乱するのも無理ねえ。
あれからもう4日たってるからな」
少年剣士「・・・!」
「ば・・バンシーは!」
- 263 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/19(水) 15:48:22 ID:1CmI8lBg
筋肉賢者「しっかりとお前が倒してたよ、たいしたもんだ」ハハ
少年剣士「僧侶戦士と上級忍者さんはどうなりました・・?」
筋肉賢者「俺は見ての通り入院だ。僧侶戦士は怪我はしていない」
少年剣士「上級忍者さんは・・・」
筋肉賢者「あいつにゃ入院は必要なかったよ」
少年剣士「・・・良かった!無事だったんですか!?」
筋肉賢者「・・・」フルフル
少年剣士「ま・・・、まさか・・・・・・・」
筋肉賢者「・・・」
少年剣士「・・・僧侶戦士っ!」ガバッ
- 264 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/19(水) 15:48:54 ID:1CmI8lBg
筋肉賢者「あ、おい!どこに行く!まだ病み上がりだぞ!」
少年剣士「僕は大丈夫です!それより僧侶戦士の様子を見てきます!」ガラッ
姉エルフ「きゃっ!あ、少年剣士くん目、覚めたんだ!良かった・・」
少年剣士「あっ・・、姉エルフさん!ちょっと宿に行ってきます!」タッタッタ
姉エルフ「で、でもっ・・・」
筋肉賢者「ったく・・若いってやつなんですね」ハハ
姉エルフ「そうですね・・・、でも元気で良かった・・・」
筋肉賢者「本当に・・・」
- 265 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/19(水) 15:49:36 ID:1CmI8lBg
・・・・・・・・・・・・・
僧侶戦士「・・・」
・・・コンコン・・ガチャッ
少年剣士「入るよ・・僧侶戦士」
僧侶戦士「お・・少年剣士。目が覚めたのか?」
少年剣士「う、うん・・」
僧侶戦士「お前は無事で良かったよ・・」
少年剣士「・・・聞いたよ」
僧侶戦士「上級忍者さんの・・・事か?」
少年剣士「・・・」コクン
- 266 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/19(水) 15:50:06 ID:1CmI8lBg
僧侶戦士「あの時、取り乱しまくってさ・・・
自分でもあんま記憶がねーんだ。情けない話だろ・・?」ハハ
少年剣士「・・・」
僧侶戦士「だけど、そんな時・・剣士教官にさ・・・こう言われたんだ・・」
・・・ガチャッ
剣士教官「お前がしっかりしないと、その背負った命を抱えて生きていけねえだろ?」
少年剣士「け、剣士教官!」
僧侶戦士「どうしてここに!」
剣士教官「お前の知り合いのエルフにな、
目が覚めてお友達のところに走っていったから、一応心配だから見て来いっていわれたんだよ」
- 267 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/19(水) 15:50:58 ID:1CmI8lBg
少年剣士(姉エルフさんだな・・・)
僧侶戦士「あ・・あの節はありがとうございました!
少しだけですが・・ショックが和らいで・・自分を取り戻せた気がします・・・」
剣士教官「・・・お前らはまだガキだ。だが、立派な一介の冒険者、総じていえば戦士でもある」
少年剣士「・・・」
剣士教官「だが、責任もある。それは今回だけじゃなく、
これからもお前らはこうした事が何度もあるだろう」
僧侶戦士「・・・」
剣士教官「俺も沢山あった。お前らの先輩と呼べる人らは、全員経験してることだ」
- 268 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/19(水) 15:52:31 ID:1CmI8lBg
少年剣士「・・・」
剣士教官「あー・・何て言えばいいかわからんが・・・
冒険者や、軍、戦士として生きる俺らは人よりも人を背負って生きていく事になる」
僧侶戦士「人よりも・・人を・・」
剣士教官「だからこそ、お前らがしっかりして、
その背負った命と責任、そして未来を見据えて生きていくことが大事なんだ」
少年剣士「背負い・・未来を見据えて・・・ですか」
剣士教官「悪いな・・俺も何ていえばいいかわからないが、元気付けようと
思った通りに言ってみただけだ気にするな」ハハ
僧侶戦士「いえ・・ありがとうございます!」
剣士教官「今日の午後6時から宿の1階でミーティングがある。遅れるなよ」
2人「はい!」
- 269 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/19(水) 15:53:18 ID:1CmI8lBg
・・・・・ガチャッ・・バタン
僧侶戦士「・・・」
少年剣士「なんか・・剣士教官がいて・・良かった」
僧侶戦士「・・ああ。俺もそう思う」
少年剣士「それで・・・上級忍者さんは・・どこに?」
僧侶戦士「今は・・・病院の霊安・・室」
「多分、今日のミーティングはそのことも・・・だと思う」
少年剣士「・・・そっか。僕は一回病院に戻っておくね」
「皆に心配かけちゃってるしね・・はは」
僧侶戦士「それがいいだろうな、また後でな」
少年剣士「・・・うん」
- 270 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/19(水) 15:53:49 ID:1CmI8lBg
・・・・・・・・・・・
――――――午後6時・宿1階
剣士教官「突然集まってもらったのは・・・知っている人もいると思うが・・・」
僧侶戦士「・・・」
剣士教官「我が・・・クラスの上級忍者が亡くなった」
ザワザワ・・・
ナンダッテ・・!?サイキンミネエトオモッタラ・・
少年剣士「・・・」ギュッ
剣士教官「・・静かにしろ。だが、あいつは最後まで人を守り、 立派に戦った」
- 271 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/19(水) 15:54:25 ID:1CmI8lBg
僧侶戦士「・・・」
剣士教官「仲間として、敬意を表して、1分間の黙祷を捧げる」
全員「・・はい」
剣士教官「・・・黙祷!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
剣士教官「・・・止め!」
全員「・・・」
- 272 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/19(水) 15:55:08 ID:1CmI8lBg
剣士教官「それと、今後の予定だ。
本来、5日目にバンシーを討伐する予定だったが・・・」
少年剣士(バンシー・・)
剣士教官「少年剣士、筋肉賢者、僧侶戦士、上級忍者のパーティが
たまたま遭遇し、既に討伐した。だから明日は特別に自由時間だ」
バンシーヲ!?
スゲエ・・!モシカシテジョウキュウニンジャッテ・・
ジユウジカンカ・・
剣士教官「だから静かにしろっての・・・」ハァ
全員「・・・」
剣士教官「それじゃこれで解散するが、少年剣士と僧侶戦士は俺の所へこい。
では解散!」
全員「はい!」
- 273 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/19(水) 15:55:58 ID:1CmI8lBg
僧侶戦士「何でしょうか?」
剣士教官「上級忍者の遺体は親御さんのもとに送られることになった。
明日の朝方前には出発する。その前に・・・別れの挨拶、するか?」
2人「お願いします」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
ギィ・・・バタン
剣士教官「・・・」
僧侶戦士「上級忍者さん・・・」
少年剣士「・・・寝ているだけみたいですね」
僧侶戦士「・・・」
剣士教官「最後の挨拶だ、しっかり伝えてやれ」
- 274 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/19(水) 15:56:41 ID:1CmI8lBg
僧侶戦士「本当に・・・短い間でしたが・・お世話になりました・・・
自分にとっては、兄貴が出来たようで・・うれしくて・・・」
少年剣士「・・・」
僧侶戦士「自分の道を見つけれたのも・・上級忍者さんのおかげです・・・。
いつか、上級忍者さんのように、立派な人を目指します・・・見守っていてください!」
少年剣士「・・・上級忍者さん。ありがとうございました・・・」
「僕も、貴方のように人を守るという信念を貫いて生きていきます・・・!」
僧侶戦士「ありがとうございました!」ペコッ
少年剣士「ありがとうございました!」ペコッ
剣士教官「・・・終わったか?」
2人「はい!」
剣士教官「・・・わかった」
- 275 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/19(水) 15:57:11 ID:1CmI8lBg
少年剣士「僕は一旦病院に戻ったほうがいいのでしょうか?」
剣士教官「あー・・いや。お前の病状は極端なマナ切れによる衰弱だったからな。
今日の時点で退院許可は出ている」
少年剣士「わかりました」
剣士教官「明日の朝には筋肉賢者も部屋に戻ってくるはずだ」
「ゆっくりしろ。明日は特別な休みだ」
少年剣士「わかりました。ありがとうございました」
僧侶戦士「俺も・・早く部屋に戻って今日は寝るよ」
少年剣士「うん、そうだね・・」
剣士教官「うむ、ではな」
- 276 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/19(水) 15:57:56 ID:1CmI8lBg
・・・・・・・・・・・・・
――――――次の日・朝
・・ガチャッ
少年剣士「あ・・・筋肉賢者さん!」
筋肉賢者「よう!」ムッキーン
少年剣士「もう体のほうは大丈夫なんですか!?」
筋肉賢者「当たり前だ!それより、今日は休みなんだろ?」
少年剣士「ええ。だから、姉エルフさんのところいってみようかなと・・」
筋肉賢者「そうだな・・・、僧侶戦士も誘って行ってみようか」ムキッ
少年剣士「そうですね!」
- 277 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/19(水) 15:58:27 ID:1CmI8lBg
・・・・・・・・・・
コンコン・・・
姉エルフ「はーいっ!」
ガチャッ
姉エルフ「あ・・少年剣士くん!」
少年剣士「えへへ、体調も戻ったし遊びに来ちゃいました」
姉エルフ「歓迎するわよ。どうぞ」ニコッ
- 278 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/19(水) 15:59:08 ID:1CmI8lBg
筋肉賢者「いやーここのお茶は美味しいですね!」ムキッ
姉エルフ「うふふ、ありがとう」
僧侶戦士「あ・・・美味しい」
少年剣士「ネックレス、指輪、色々と助けられました」
姉エルフ「幸運の偶然とでも言うのかしら・・」
筋肉賢者「はは、偶然というのは然るべきで偶然となるのです。
だから、運命という言葉があるのですよ」
少年剣士「・・・そうですね」
僧侶戦士「それで、これからどうするんです?」
筋肉賢者「今日は宿のチェックイン時間の夜11時までは暇だからな」
「町でも練り歩いてみるか?」
姉エルフ「それじゃ、私が案内しますよ」ニコッ
- 279 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/19(水) 15:59:46 ID:1CmI8lBg
・・・・・・・・・
少年剣士「こっち側来たことなかったけど、商店街があったんだ」
姉エルフ「ここが一番の賑わいどころなのよ。何か欲しいものとかあるカナ?」
筋肉賢者「良いプロテインとか売ってないですかね?」
姉エルフ「そ・・それはちょっと分かりませんねゴメンなさい・・」
僧侶戦士「俺もこのネックレスのような太陽の鉱石品が欲しいんですが・・・」
姉エルフ「うーん・・これはエルフ族の特別なものだから・・
知り合いの加工職人さんに私からお願いしてみようかしら」
僧侶戦士「あ、そこまでしていただかなくても・・・」
姉エルフ「この位はさせて、ね?」ポン
僧侶戦士「あ・・はい」
- 280 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/19(水) 16:00:25 ID:1CmI8lBg
・・・・・・・・・・・・
職人エルフ「なるほどね、姉エルフちゃんのお願いか」
姉エルフ「何とかならないでしょうか?」
職人エルフ「何とかならないこともないんだが・・素材がなくてな」
姉エルフ「素材・・・ですか?」
職人エルフ「ここ最近、ゴーレムの動きが激しかったからな・・・
それのせいで鉱夫が掘りにいってないんだ」
姉エルフ「そうですか・・・」
- 281 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/19(水) 16:01:07 ID:1CmI8lBg
少年剣士「あ、あの。これとか使えませんかね・・・?」キラッ
筋肉賢者「ああ・・・ゴーレムの涙か」
職人エルフ「ゴーレムの涙だと!良いモン持ってるな兄ちゃん!」
姉エルフ「わあ・・久しぶりに見た」
少年剣士「そ、そんなに珍しいものなんですか?」
職人エルフ「滅多に出回らない品だよ!
太陽の鉱石と類似した性能があるんだ、それがあれば作れるぞ!」
少年剣士「じゃあお願いします。作ってあげてください!」
職人エルフ「よしきた!」
- 282 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/19(水) 16:01:44 ID:1CmI8lBg
・・・・・・・・・・・・・
――――――午後6時
少年剣士「色々食べたし、色々楽しかったです!」
姉エルフ「それは良かった」フフ
筋肉賢者「そろそろ加工職人さんのところに行ってみますか」
姉エルフ「そうですねっ」
- 283 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/19(水) 16:02:19 ID:1CmI8lBg
・・・・・・・・・・・・・・
職人エルフ「お、来たか。出来てるぞ」キラッ
僧侶戦士「指輪・・・!ありがとうございます」
職人エルフ「エルフ族の加護がありますように、と願っておいたぞ」ハハ
僧侶戦士「ありがとうございます」
職人エルフ「それと・・・兄ちゃん」
少年剣士「へ?ぼ、僕ですか?」
職人エルフ「姉エルフのために色々してくれたらしいじゃねえか」
姉エルフ「・・・」ニコッ
- 284 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/19(水) 16:02:59 ID:1CmI8lBg
少年剣士「あ、いや・・・」
職人エルフ「お前さんには特別だ。その剣を明日までに預けちゃくれねえか?」
少年剣士「剣をですか・・・?」
職人エルフ「俺が新たな力を吹き込んでやるよ!・・・どうだ?」
少年剣士「あ、ぜひお願いします!」チャキ
職人エルフ「うむうむ!明日の朝方、また来てくれ」
「姉エルフから聞いたんだが、明日には中央に帰るんだろう?」
少年剣士「そう・・ですね」
職人エルフ「明日の朝早く来てくれれば作っておく!」
少年剣士「わかりました。よろしくお願いします!」
- 285 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/19(水) 16:03:29 ID:1CmI8lBg
筋肉賢者「それじゃ、俺らはそろそろ戻っておくか・・」
姉エルフ「今日一日、久々に楽しかったです。ありがとうございました」
筋肉賢者「それはこちらこそですよ」ムッキ
少年剣士「ありがとうございました!」
- 修正 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/19(水) 22:23:12 ID:1CmI8lBg
・・・・・・・・・・
―――――午後9時・宿
筋肉賢者「今回の演習、お疲れサン」カンパーイ
少年剣士「お疲れ様でした!」カンパーイ
筋肉賢者「色々あったが・・・」グビ
少年剣士「そう・・ですね。やっと終わるんですね」グビ
筋肉賢者「お前も成長してるだろうよ」ハハ
少年剣士「成長できてればいいんですけどね・・」ハハ
筋肉賢者「俺から見たらうらやましい才能してるぜ」
少年剣士「才能、ですか?」
- 修正 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/19(水) 22:23:57 ID:1CmI8lBg
筋肉賢者「ああ。剣技、魔法、勇気。どれをとっても、お前の歳じゃ一級品だ」
少年剣士「色々・・ありすぎたのかもしれません」
筋肉賢者「トントン拍子気味だったってこともあるが・・・それもまた運命だろう」
少年剣士「そう・・なのかもしれません」
筋肉賢者「それにしても、お前の今回は評価がとんでもなく高いだろうな・・・」グビ
少年剣士「・・・そうなんですか?」
筋肉賢者「そりゃそうだろう。間接的に絡んだのは俺らで
直接討伐したのはお前だけだしな」
少年剣士「そんな・・・こと」
- 修正 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/19(水) 22:24:32 ID:1CmI8lBg
筋肉賢者「あと、お前に足らないのは自覚と自信だな」ワシャワシャ
少年剣士「うう・・」
筋肉賢者「バンシーを討伐ってのは相当だ。仮にも魔物だしな」
少年剣士「うーん、魔獣の上が魔物なんですよね?」
筋肉賢者「そうだな」
少年剣士「魔物の上っているんですか?」
筋肉賢者「魔獣、魔物、神獣。これが今における段階だな」
「厳密には大型やら異種やら振り分けが異なるが、基本はこうだ」
少年剣士「なるほど・・・」
- 修正 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/19(水) 22:25:45 ID:1CmI8lBg
筋肉賢者「魔獣と魔物の差は大きいが、魔物と神獣の差は更にでかい」
少年剣士「使徒って何か有名なものいますか?聞いたことないです」
筋肉賢者「バジリスク、イフリート、タイタン、バハムート。聞いたことあるだろ?」
少年剣士「あります・・・ね」
筋肉賢者「神獣クラスは古来より災害をもたらす元凶と言われてきた」
「その分、この世界に確認されることが少ないがな」
少年剣士「あ、それは教科書で見たことがあります」
筋肉賢者「神獣は過去に、英雄らがを討伐した事しか記録がない」
少年剣士「魔王・・でしたっけ?魔界の王率いる魔獣の軍が現れて・・・」
- 修正 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/19(水) 22:26:17 ID:1CmI8lBg
筋肉賢者「世界大陸を巻き込む、大陸戦争に発展。
こちらは英雄剣士率いるパーティが魔王を討伐し、世界は平和になった」
少年剣士「だけど残された魔獣たちが世界で暴れているんですよね」
筋肉賢者「そこで作られたのが軍と俺たち冒険者学校ってわけだな」ハハハ
少年剣士「色々・・・がんばらないと」
筋肉賢者「そうだな!俺もまだまだ筋肉に磨きをかけるぜ」キリッ
少年剣士「あはは・・・」
筋肉賢者「よし、そろそろ寝ておくか。明日は早く職人のところに行かないといけないしな」
少年剣士「そうですね、おやすみなさい」パチッ
筋肉賢者「おう、おやすみ」zzz
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