■戻る■ 戻る 携 下へ
召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その14
- 958 :GEPPERがお送りします [sage]
:2010/05/26(水) 18:47:33.29 ID:LVG0uXQo
>>1乙
四年後っていうことはまだ先は長いな
それに百部まで後八十六部だしな・・・
- 959 :GEPPERがお送りします [sage] :2010/05/26(水) 19:36:45.02 ID:OcJc0wYo
>>1おつ
16部は未だかつてない脅威だった
最後のほうはちゃんと読めたんだが途中挫折するかと思った
- 960 :GEPPERがお送りします [sage] :2010/05/26(水) 19:49:57.23 ID:2dVd4OI0
乙!
第1章完結まであと4年か
- 961 :GEPPERがお送りします [sage] :2010/05/26(水) 20:08:36.57 ID:/4GAG.DO
>>1乙!
アニメ化はいつですか?
- 962 :GEPPERがお送りします [] :2010/05/26(水) 21:16:52.91 ID:VH1pQEAO
>>1乙!
アニメは俺も見てみたいwwww
いや漫画でもいいんだ!
- 964 :GEPPERがお送りします [] :2010/05/26(水) 22:11:08.88 ID:j7VkZXw0
乙!
マジシャン子供いたのか…
なんかFE聖戦のレヴィンとセティ親子なイメージで固まってしまった
まだ子供が男か女かもわからんのに
- 965 :GEPPERがお送りします [] :2010/05/26(水) 22:53:26.42 ID:1VanXKko
マジシャンのこどもって魔道士じゃね?
- 966 :GEPPERがお送りします [sage saga] :2010/05/26(水) 23:16:52.27 ID:4ARHoNco
15スレ目になりました…これからも宜しくお願い致します!ノシ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1274882847/
>>958-960
百部ぐらいはなんとかなるかもしれませんが…
第1章は流石にネタが続かないっすww
>>961-962
こういうもので客観的に見てみたいってのはありますねー
>>964-965
はてさて…適当な伏線で放置かもしれませんよ…?
残りは雑談でも質問でも何でも…な感じでいいですかね?
オマケとかちょくちょく挟んで埋めていくとします
- 967 :GEPPERがお送りします [sage] :2010/05/26(水) 23:44:30.53 ID:fs1PwsIo
そんなことより20になった魔道士ちゃんのおっぱいのカップ数が上がったのかどうかが問題だ
参考:>>818-819
- 968 :GEPPERがお送りします [sage] :2010/05/26(水) 23:57:24.29 ID:plg0L6AO
>>1乙
今までのどの戦闘よりも絶望感溢れる章だったぜ……さようなら、最愛の君
おどりゃ召還士めぇ…、召還士めぇええええええ
てか7人の魔王を一気に、ってのはいくらなんでもどんな考えなんだ国軍のやつは…残り4年足らずで強い召喚獣全属性揃えて黄金に光れば魔王なんて楽勝なのか…
今で初期召喚獣全属性喚んだら何分くらいもつんだろうな?これってトリビアになりませんか?
- 969 :GEPPERがお送りします [] :2010/05/27(木) 01:23:17.86 ID:cjVrL6AO
>>1乙です
魔道士の誕生日が発覚したわけだが…
召喚士・戦士・盗賊の誕生日もあるんだろうか?
- 972 :GEPPERがお送りします [sage] :2010/05/27(木) 04:47:05.16 ID:jsHvqISO
>>1乙
もはやここに来るのが日課になった。寝る前に読むのを楽しみに毎日働いてるwwww
…………あれ?俺寂しくね?
- 977 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/05/27(木) 17:46:07.87 ID:zfTOLE2o
ホーッ…ホーッ…
流れる雲の隙間から、ぼんやり浮かぶ三日月が、
ちらりちらりと見え隠れ、木々の隙間を照らし出す。
カサッ…ヒュバッ…タタタタタッ
闇夜に掛ける黒い影、人の姿を成すものの、
風か獣か物の怪か、疾風怒濤のものたるや。
スタッ…
名を、雷忍――。
雷忍「カカカッ!!」
〜都より西の山中〜
雷忍「本当に人が住んでるのかねぇ…」
真っ暗に染まる森を、ほぼ手探りで雷忍は進んでいく。
雷忍「あの村人……憚ったのではなかろうな…?」
ガサッ…ガ゙サッ…ガサッ…
しばし進むと、やがて森の隙間より塀のようなものが見え始める。
- 978 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/05/27(木) 17:46:34.47 ID:zfTOLE2o
雷忍「ようやく……見つけた!」
スタッ
雷忍「こんな山中に…これまた随分立派なお屋敷だ事…」
カサッ
雷忍「!?」
背後の物音に、雷忍は慌てて距離を取り、腰の短刀をゆっくり抜く。
老人「…それは、藤蔵も同様ではないのかね…?」
雷忍「……カカカッ。それはご尤もにて」
老人「藤蔵が何の用じゃて…?」
雷忍「失礼だが、貴殿は…?」
老人「剣聖家を御守りする…使い番じゃ」
雷忍「ほほう。同業であったか…失礼をば」
雷忍は背筋を伸ばし、短刀を鞘へ納める。
老人「それで、一体どなた様の差し金かね…?」
雷忍「………」
- 979 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/05/27(木) 17:47:01.98 ID:zfTOLE2o
〜数ヶ月前〜
御館様「…ふむ」
雷忍「…と、いうわけにて」
土忍「…急だな」
風忍「仕方あるまい…帝の護衛は火に任せよう」
水忍「城の警護は奴に代わり私が…」
侍女(この二人で大丈夫かしら…)
雷忍「では、しばし留守と致しまする」
御館様「頼んだぞ」
雷忍「ははっ!」
テクテクテク…
風忍「しかし…お主もすっかり帝の物だなぁ」
雷忍「そうか?カカカッ!」
水忍「何故そこまで尽くせるのだ?」
侍女「そりゃあ東方の頂点にいらっしゃる方ですもの。当たり前…」
- 980 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/05/27(木) 17:47:33.68 ID:zfTOLE2o
雷忍「…んー、まぁ…それもあるがなぁ」
土忍「……」
雷忍「…好き、なんじゃないかな?カカカッ!」
水忍「………」
土忍「……」
風忍「そういう趣味か…」
雷忍「うぉい!そうじゃなくってぇ…」
風忍「いや良かった。姫に対する候補が一人減った」
水忍「雷忍。衆道に走り候補から脱落…と……」
雷忍「だから違うっ!あのなぁ……」
土忍「……頑張れよ」
風忍「こちらの事は我ら四人で…」
水忍「東方一の使い手…。どのような者なのか…」
侍女「ご武運を…っ!」
雷忍「…ま、いいか。行ってくらぁ!カカカカッ!!」
- 981 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/05/27(木) 17:48:24.86 ID:zfTOLE2o
その後、雷忍は都にて『剣聖』なる人物の情報を得る。
雷忍「剣聖…?」
茶屋「ええ。何でも先の帝より『国士無双』の称号を賜ったとか…」
雷忍「…ほぉ。して、その者どちらに…?」
茶屋「さぁ…。そこまでは……」
主人「この2間先にある、庄屋の旦那がお詳しいですぞ?」
雷忍「そいつは助かる…!ありがとよ」
テクテクテク…
茶屋「今の行商、何なんでしょうね?」
主人「さぁ…?」
…
庄屋「剣聖…で、ございますか…」
雷忍「ご存知と伺いまして。して…所在は…?」
庄屋「私めも…都でしかお会いした事は御座いませぬ故…」
雷忍「……そうか」
- 982 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/05/27(木) 17:48:55.13 ID:zfTOLE2o
庄屋「御住まいは西とは伺っておりますが…」
雷忍「西…。有難う御座る…かたじけない」
庄屋「いえいえ、滅相も。お役に立てず…」
雷忍「では…失礼……」
雷忍は深く頭を下げ、笠を被り、庄屋を後にする。
庄屋「………剣聖…ね」
〜西の街〜
街人「剣聖…?聞いた事も在りませぬなぁ」
〜西の町〜
町人「……さぁ、知りませんなぁ」
〜西の港〜
漁師「剣聖?誰だいそりゃ…?」
雷忍「あぁ!くそぉ…。どうなってんだ…」
苛立ちながら、手にする地図を見つめる。
雷忍「残るは山あいにある小さな村…か」
- 983 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/05/27(木) 17:49:22.98 ID:zfTOLE2o
〜西の村〜
村人「剣聖…?」
雷忍「ああ。知らんよなぁ…」
村人「知ってるだ」
雷忍「やっぱりなぁ…あんがとよ…カカッ!?」
村人「剣聖様、知ってるだ」
雷忍「ほっ、本当か!?一体どちらに…!?」
村人「あそこに住んどる…」
村人は正面にそびえる山を指差す。
雷忍「あ・・・あんな山中に…!?」
村人「んだ」
雷忍「…そうか。カカッ!ありがとうよ!」
ギュッ…ジャラジャラッ
村人「…?」
走り去る雷忍を見つめた村人の手には、押し付けられた小判が溢れていた。
- 984 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/05/27(木) 17:49:48.35 ID:zfTOLE2o
〜現在〜
老人「成程…。左様であったか」
雷忍「早速、剣聖様にお目通りを願いたい」
老人「……構わんよ」
雷忍「カカッ!…話が早いっ!」
老人「付いて参られよ」
ザッ
雷忍「…?お、おいっ…そっち…」
屋敷の脇を進む老人を、慌てて雷忍が追いかける。
テクテクテクテクテク…
老人「………剣聖様じゃ」
雷忍「……!?」
老人は小さな石碑の前で足を止める。
雷忍「……そん…な」
雷忍は石碑…剣聖の墓前に屈み、がくりと肩を落とした。
- 985 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/05/27(木) 17:50:44.14 ID:zfTOLE2o
…
老人「もう、何年経つかのう…」
雷忍「……」
老人「都に於いて、大規模な賊の襲撃があってのぅ…」
雷忍「ああ…聞いた事あるなぁ」
老人「その首領が……剣聖様であった…」
雷忍「はぁ!?そんなはず…」
老人「無論、断じて違う!しかし……」
雷忍「……」
老人「襲撃された庄屋が顔を見たと…」
雷忍「……庄屋?…待てよ…?」
老人「それが……剣聖様であったと…」
雷忍「完全に濡れ衣ではないか…!」
老人「じゃが…剣聖様と庄屋は懇意にしておってな…」
雷忍「……」
- 986 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/05/27(木) 17:51:22.52 ID:zfTOLE2o
老人「結局疑惑も晴れず、切腹を仰せつかったのじゃ…」
雷忍「でも、何もそこまで…」
老人「剣聖様には男子が居らずのぅ…」
雷忍「まさか…御家断絶…か!」
老人は無言でこくりと頷く。
雷忍「東方一と謳われた者だったのだろう!?何故そのような…」
老人「分からん…。しかし断絶やら奉公構やらも多々あったからのう」
雷忍「……」
老人「先帝が無くなられ…老中が君臨してからというもの…」
雷忍「安心しな…」
老人「…?」
雷忍「もうそんな思いはしなくて済む」
老人「そうだと…良いがのう…」
雷忍「帝がきっと……」
雷忍は言いかけた言葉を飲み込み、剣聖の墓前に両手を合わせ目を瞑った。
- 987 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/05/27(木) 17:51:49.22 ID:zfTOLE2o
雷忍「…さて、結局振り出しに戻ってしまったか…」
老人「……」
雷忍「剣聖は一人身だったのかね?」
老人「いや…奥方は早くに亡くなり…ご息女が二人…」
雷忍「娘じゃ仕方ないわな…」
老人「元気になされておるだろうか……」
雷忍「今はどちらに居られるのか?」
老人「東方には住めず、二人で大陸へ…」
雷忍「そうかい…。女手じゃあ大変だろうね」
老人「お二人とも剣の腕は一流じゃ…。その辺りは心配ないのだが…」
雷忍「……剣の腕は…一流…!?」
老人「あ、ああ…。そりゃあ剣聖の跡を継げるぐらいに……」
雷忍「……名は!?」
雷忍は老人の両肩を掴み、顔を近づける。
老人「お、女侍様…と、女剣士様…じゃっ」
- 988 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/05/27(木) 17:52:23.20 ID:zfTOLE2o
…
老人「どうか、お二人に何卒…!」
雷忍「ああ!」
老人「ありがとう…本当に…!」
雷忍「こちらこそ…。世話をかけた!」
深く頭を垂れる老人に一礼し、雷忍はその場を後にする。
雷忍「……庄屋…ねぇ」
その後、雷忍は本国へと渡り、女侍と女剣士の捜索に費やす。
女侍には断られたものの、女剣士の元を訪れた雷忍は事の顛末を伝えた。
女剣士「……そう」
雷忍「…了承頂けますかな?」
女剣士「金…」
雷忍「は、はぁ…」
女剣士「それと…父上の名誉回復。それが条件だ」
雷忍「……カカカッ!毛頭そのつもりで御座る!」
- 989 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/05/27(木) 17:53:14.99 ID:zfTOLE2o
〜東方、都〜
ザッザッザ…
雷忍「よう!元気でやってるかい?」
鬼「ん〜……雷忍!雷忍だ!」
雷忍「当たりっ!やっと覚えたか!」
鬼「ガハハハ!同じ雷使いだかんな!」
雷忍「そうか!カカカッ!」
鬼「後はあのデカイ奴しか分からん。土忍だったかなぁ…」
雷忍「早く五人覚えろよー?」
女剣士「…ま、魔物!?」
鬼「魔物じゃねぇ!!鬼だ!!」
雷忍「あ…悪い、後でちょっくら手伝ってくれないかい?」
鬼「…後でいいのか?」
雷忍「ああ…。さて…帝がお待ちです。行きましょう」
女剣士「鬼とは…。都も変わったものだ…」
- 990 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/05/27(木) 17:53:56.65 ID:zfTOLE2o
…
家老「……」
帝「………」
雷忍「…と、いうわけで。こちらがご息女の女剣士様に御座いまする」
女剣士「この度は重大な任を仰せ仕り…恐悦至極にて…」
帝「うむ…。こちらこそ宜しく頼むぞ」
女剣士「…ははっ!」
帝「では、下がれ。明日改めて決めようぞ」
家老「さぁ、お部屋へ案内致しまする」
女剣士「はい」
ススッ…テクテクテク…
帝「……雷」
雷忍「はっ」
帝「ご苦労であった。礼を申すぞ」
雷忍「…カカカッ。帝の為に御座いますれば…」
- 991 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/05/27(木) 17:54:24.91 ID:zfTOLE2o
帝「そうじゃ、褒美を取らそう。何が良いか…」
雷忍「…さすれば、一つ」
帝「申してみい」
雷忍「接吻を」
帝「接吻…?」
雷忍「帝より接吻を賜りたいと…」
帝「……阿呆か己は」
雷忍「世は広しと言えど、帝の接吻を賜った者など居らぬでしょう」
帝「そ、それはそうだが……」
雷忍「ですので、是非にて」
帝「………そんなもので良いのか?」
雷忍「ちと高価すぎますかね…カカカッ」
帝「……近う寄れ」
雷忍「失礼致しまする」
ススッ
- 992 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/05/27(木) 17:55:05.84 ID:zfTOLE2o
帝「………」
雷忍「……」
帝「しかし…いざとなると…照れてしまうものだな」
雷忍「ならば…」
雷忍は右手を帝の前へと差し出す。
帝「…?」
雷忍「本国などでは手の甲に接吻する儀式があるそうです」
帝「儀式?」
雷忍「挨拶…と言ったところでしょうか」
帝「…う、うむ。それならば」
スッ…チュッ…
帝「こ、これで良いのか?」
雷忍「有難き幸せ!力も溢れまする!」
帝「そんなものか…?」
雷忍「そんなものに御座いまする!カカカカッ!」
- 993 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/05/27(木) 17:55:38.11 ID:zfTOLE2o
〜都〜
鬼「んで、なんだってんだい?」
雷忍「今から一仕事かます。外を見張っててくれ」
鬼「おうっ!」
雷忍「誰も近づけるな。そして他言無用」
鬼「分かった。任せておけ!」
雷忍は庄屋の塀を飛び越え、屋敷の中へと姿を消す。
ヒュッ…スタッ…
雷忍「……」
寝室とおぼしき部屋の襖を開けると、一人の男が床に就いている。
雷忍「……」
ザッ
庄屋「……んん?」
雷忍「お目覚めですかな…?」
庄屋「な、何者…っ!むぐっ!」
- 994 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/05/27(木) 17:56:09.14 ID:zfTOLE2o
雷忍「お静かに…」
雷忍は左手で庄屋の口を塞ぎ、ゆっくりと右手を腰の短刀へ回す。
雷忍「貴様の屋敷を襲ったと言われる賊の襲撃…」
庄屋「…っ!!」
雷忍「懇意ながらも、賄賂を断った剣聖を口封じにし…」
庄屋「…んんーっ!」
雷忍「己が地位を築くと共に、財を失ったと吹聴し…」
庄屋「……ん…っぐ!」
雷忍「その借り入れを帳消しとした。老中を通してな…」
チャキッ…
雷忍「お間違いなかろう?大罪人…?」
庄屋「…んっ……んんーっ!!」
雷忍「明朝、追って沙汰があるが…貴様には自ら命を絶って頂く」
庄屋「…うぅ…む…ぐぅ!!」
雷忍「……御免!」
- 995 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/05/27(木) 17:58:27.84 ID:zfTOLE2o
…
鬼「おーう、終わったか?」
雷忍「……いやはや助かった」
鬼「血生臭いと色々面倒じゃないのか?」
雷忍「すぐ風呂に入るよ」
鬼「じゃあ俺は戻るぜ!またなっ!」
雷忍「おう。カカカッ」
スタスタスタ…
雷忍「どちらが鬼…なのかねぇ…」
流れる雲の隙間から、ぼんやり浮かぶ三日月が、
ちらりちらりと見え隠れ、木々の隙間を照らし出す。
雷忍「……カカカッ!」
闇夜に掛ける黒い影、人の姿を成すものの、
風か獣か物の怪か、疾風怒濤のものたるや。
名を、雷忍――。
- 996 :GEPPERがお送りします [sage] :2010/05/27(木) 18:03:46.39 ID:ze.5G.SO
鬼って鬼丸の事?
- 1000 :GEPPERがお送りします [sage saga] :2010/05/27(木) 18:14:21.41 ID:zfTOLE2o
やべえ…鬼丸でした!ごめんね、鬼丸…
日課にして頂いている方が結構いらっしゃるようで、
嬉しい限りで御座いますねぇ!
>>972
寂しいなどおっしゃらず!毎日書いてる奴がいると思えば気も楽…あれ?
では次スレも引き続きよろしくお願い致します!
ありがとうございました!感謝!ノシ
1000ゲット!!
次へ 戻る 戻る 携 上へ