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召喚士「行けっ!コカトリス!!」
865 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/22(日) 12:18:04.30 ID:OviRlMEo
〜第七部〜

召喚士達は村を後にし、南東の町に戻っていた。

魔道士「えーと…東方の船は、こっちですね」

召喚士「えぇ。盗賊さんまずはどの辺りに…?」

盗賊「…うむ。…まずは…南の島から…本島へ」

戦士「お前の故郷は本島の方なのか?」

盗賊「…うむ」

召喚士「じゃあまずは南の島へ向かいましょう!」

魔道士「ですねー!」

戦士「なぁ…盗賊…」

盗賊「…ん」

戦士「ホントは…帰りたくないんじゃないのか…?」

盗賊「……」

戦士「前に…一人になりたいって言ってたよな…?」

盗賊「……」


868 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/22(日) 12:30:03.39 ID:OviRlMEo
戦士「無理して行く事はないぞ…?」

盗賊「……いや…大丈夫」

戦士「…ならいいけど」

盗賊「…・・あ…ありがっと」

戦士「ん…?お互い様だろ?はははっ」

ザッザッザ

盗賊「……」

〜船内〜

魔道士「おーっ!船内もデザインが違いますね〜!」

召喚士「東方のデザインはなんというか…渋みとかありますよね!」

戦士「分かるっ!刀なんて最高のフォルムだぜ!」

魔道士「また武器ですかぁ〜?」

戦士「いいじゃねーか!武器こそ至高のデザインと物欲をだな…」

召喚士「盗賊さん」

盗賊「……ん」

召喚士「良かったら、東方の話を聞かせてくれませんか…?」


870 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/22(日) 12:50:57.73 ID:6HdLkcDO
魔導師ちゃん和服装備でマッハ


875 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/22(日) 13:09:08.10 ID:m62QmKU0
戦士小学生みたいだwwww


882 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/22(日) 18:58:13.75 ID:OviRlMEo
盗賊「…東方…の?」

召喚士「えぇ!どんな所か…予め聞いておきたいなって…」

盗賊「……」

召喚士「…もちろん…良ければ、ですけど」

盗賊「い、いやっ…構わん…ぞ」

召喚士「……良かった」

盗賊「…東方は…狭いところだ」

召喚士「国が…ですか?…あ、町かな…」

盗賊「国も町も……人も…」

召喚士「……」

盗賊「…鳥篭のような…ものだ」

召喚士「……鳥篭」

盗賊「…行けば…分かる」

召喚士「……はい」

穏やかな海を進み、船は南の島へ到着する…。


883 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/22(日) 19:06:52.50 ID:OviRlMEo
〜東方、南の島〜

魔道士「おおおぉーっ!」

戦士「おぉーっ!」

魔道士「凄いですっ!!」

戦士「すげーです!!」

盗賊「……」

魔道士「戦士さん!ほらっ、あれ!!」

戦士「おぉっ!何だありゃ!?すげぇ!」

召喚士「あ、本当だ…!凄い!」

盗賊「……」

魔道士「凄い賑わいですねぇ!」

召喚士「えぇ。商人が多いようですね」

盗賊「…貿易…拠点だから」

召喚士「なるほど!!」

戦士「さぁ!メシだっ、メシ〜っ!!」

魔道士「メシメシぃ〜っ!」


884 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/22(日) 19:08:41.34 ID:6HdLkcDO
長崎かな?


885 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/22(日) 19:14:19.84 ID:OviRlMEo
〜食事処〜

召喚士「盗賊さん…まずは…?」

盗賊「…うむ。船で本島へ…渡る」

戦士「…ほほぅ」

召喚士「本島へ入った後は…?」

盗賊「……都を目指そう」

魔道士「……ミヤコ…?」

盗賊「……東方の…首都だ」

戦士「…なるほどな」

召喚士「…盗賊さんの家も…都に?」

盗賊「……いや」

戦士「先に行かなくていいのか?」

盗賊「……」

テクテク

店員「お待たせしました〜」


886 :パー速民がお送りします [] :2009/11/22(日) 19:20:48.45 ID:s46jEwAO
なんかちょっと嬉しい
ウェルコメトゥージパング


887 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/22(日) 19:27:57.56 ID:OviRlMEo
戦士「きたっ!上手そうな匂い!!」

召喚士「うんっ!…ん?こっちは何ですか?」

盗賊「……天ぷらだ」

魔道士「てんぷら?」

盗賊「……野菜や…魚介を…揚げたもの」

魔道士「へーっ!早速〜…」

戦士「これが東方の酒か。匂いは…かなり強いな」

召喚士「…モグモグ…ん!美味しい!」

魔道士「こっちも美味しい〜!んーっ!」

戦士「…くぁ〜っ!師匠酒の強力版て感じだな!旨いっ!」

魔道士「東方も美味しいものいっぱいですねぇ!」

盗賊「……そ、そうか?」

召喚士「えぇ。僕は好きですよ!…あ、これもうまい!」

盗賊「…そうか…それは良かった」

戦士「……へっ!少し元気出た・・か」


888 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/22(日) 19:36:21.98 ID:6HdLkcDO
ヘイ!テンプラ!テンプラ!


891 :パー速民がお送りします [] :2009/11/22(日) 20:21:23.24 ID:Ox6bAQSO
戦士、フンドシの良さに目覚める


戦士「さぁ、召喚士も!!」

召喚士「そーゆーのは僕のキャラじゃ……!!ちょ!!やめっ…てば!!……あぁん!!」



サービスシーン


893 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/22(日) 21:03:25.63 ID:OviRlMEo


戦士「食った食ったぁ〜!」

魔道士「盗賊さん、てんぷらの作り方知ってます…?」

盗賊「…多分」

魔道士「今度教えて下さい!作ってみましょうー」

召喚士「…本島へ行って…ますは都か」

戦士「影忍ってヤツらの事も分かるか…?」

盗賊「…本島には…将軍が…いる」

魔道士「将軍の手下…でしたよね?」

盗賊「…あぁ」

召喚士「…なら問題ないですね…!」

戦士「本島にも美味い物あるかな…?」

魔道士「最近食べ歩きになってませんかぁ?」

召喚士「ま…まぁ、観光がてら…いいんじゃないですか?はは…」

戦士「戦士の休息ってヤツよ!ハハハッ!」


894 :パー速民がお送りします [] :2009/11/22(日) 21:50:49.65 ID:Ox6bAQSO
あ、露天風呂もあるな


895 :パー速民がお送りします [] :2009/11/22(日) 22:05:10.54 ID:fNWThNM0
我慢できなくて描いた
所詮俺のオナニーだからなんと言われても気にしないもんね!

ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org385068.jpg


899 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/11/22(日) 22:14:30.80 ID:OviRlMEo
いいぞ、もっとやれ!大感謝です!
頂いた絵は全部保存してますよ〜ノシ

盗賊「ここ…こんなっ!カワイく…な、ないぞ!///」


900 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/22(日) 22:18:54.46 ID:OviRlMEo
〜東方、本島〜

魔道士「到着〜!」

召喚士「もうすっかり夕方ですね」

戦士「今日はここまでかな…?」

召喚士「都まではどのぐらいなんですか?」

盗賊「…そうだな…半日は…かからない」

戦士「途中に町は?」

盗賊「…小さい町が…幾つか」

召喚士「それじゃ途中の町まで進んで…」

魔道士「…宿ですね!」

戦士「そうすっか!」

盗賊「……うむ」

召喚士「では、ここから東を道なりに…!」

戦士「行きますか!」

魔道士「行きましょう〜!!」


901 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/22(日) 22:25:01.50 ID:OviRlMEo


戦士「すっかり日も暮れちまったな…」

召喚士「……道が二手に分かれてますね」

盗賊「…山沿いの獣道…こっちが町」

戦士「…・・魔物は?」

盗賊「…いる…はず」

魔道士「こっちの道は…?」

盗賊「…海に出る」

召喚士「獣道を行くしかないか…」

戦士「…だな。魔物に気を付けながら進もうぜ」

召喚士「そうだね…。結界石持ってくれば良かったなぁ」

戦士「盗賊、俺らが前衛だ。行くぞ」

盗賊「…うむ」

召喚士「それじゃ次の町まで頑張りましょう!」

魔道士「はい!」


902 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/22(日) 22:31:54.34 ID:OviRlMEo
ガサッガサ!!

盗賊「…いるっ!」

戦士「…みたいだな」

盗賊が短剣を、戦士が雷切を手に構える。

召喚士「…左だっ!!」

パーティーの前に巨大な蜘蛛が姿を現した。

盗賊「土蜘蛛っ!」

魔道士「ク…クモッ!…気持ち悪いぃ!」

盗賊「毒があるぞっ!警戒を!」

タンッ!!

盗賊が地を蹴り、木の枝につかまる。そのまま振り子の動作で宙返りし、土蜘蛛の頭上へ。

ザシュゥッ!!

盗賊の短剣が土蜘蛛の胴体部分をえぐる。

土蜘蛛「ギギッ…シュアァッ!!」

土蜘蛛は口から糸を吐き、盗賊の右手に絡み、動きを封じる。

盗賊「…くっ!!」


903 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/22(日) 22:36:55.55 ID:OviRlMEo
盗賊の腕へ伸びた糸に、雷切の閃光が走る。

ザンッ!!

戦士「飛べっ!」

盗賊「…すまんっ!!」

タッ!!

糸が切れると盗賊は後方に飛び、体制を立て直す。

戦士「りゃぁっ!!」

戦士は雷切を垂直に構え、精一杯の魔力を込める。

その時、土蜘蛛の身体が仰け反り、尾のような針が戦士を襲う。

シュッ!!

戦士「ちいっ!」

戦士は身を反転させ雷切を頭部に浴びせる…が、己も針を肩に掠める。

ザシュウッ…!!

戦士「くあっ…!!」

戦士は肩を抑え、その場に膝を落とす…。


904 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/22(日) 22:43:54.49 ID:3DUKd.ko
スライムとか蜘蛛の糸とか…
この>>1は俺を試しているのか…


905 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/22(日) 22:43:55.05 ID:OviRlMEo
土蜘蛛は頭部を斬られながらも、パーティーへ迫り来る。

魔道士「戦士さん!!」

盗賊「毒だっ!召喚士っ!!」

召喚士「はい!…行けっ!ユニコーン!!コカトリス!!」

シュイィィン

召喚士「おねがいしますっ!」

声と同時にユニコーンが地を蹴り、コカトリスが羽ばたいた。

魔道士「クモなら…火ですね!」

盗賊が走り、戦士を担ぐ。土蜘蛛の糸が拡散するが、身を低め掻い潜る。

盗賊「戦士…!さぁ、しっかり!」

戦士「ぐっ…!くうっ…」

召喚士「かすっただけで…かなりの毒だ…早くっ!」

戦士を肩に抱えた盗賊は後方へ下がる。

同時にユニコーンが合流し、戦士めがけ角が光を発する。

パアァァァ…

戦士の顔色が徐々に赤みを帯び、苦痛の呼吸が落ち着く…。


906 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/22(日) 22:48:24.34 ID:OviRlMEo
盗賊「…魔導士!!」

魔道士「はいっ!オッケーです!」

召喚士「コカトリス!!」

コカトリスは上空から土蜘蛛へ向けて急降下する。

そして、口を大きく開き息を吸い込む…。

魔道士「撃ちます!!」

盗賊「頼むっ!」

タタッ!!

地上からは盗賊が土蜘蛛めがけ、走り出す。

土蜘蛛「キシャアァッ!!」

盗賊がナイフを抜き、土蜘蛛めがけて投げつける。

魔道士「やぁっ!」

ドドンッ!!ゴオォォッ…!!

放たれたナイフが魔導士の炎によって激しく燃えさかる。

土蜘蛛「ギキィッ……!!」


907 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/22(日) 22:53:56.20 ID:OviRlMEo
しかし土蜘蛛は、宙で地面へ糸を吐き、身を縦に変える。

炎のナイフは土蜘蛛の下部にのみ被弾する。

ゴゴオォォ…

土蜘蛛「ギアアァァッ!!」

召喚士「今だっ!」

上空で隙を窺っていたコカトリスの口から冷たい息が吹きつけられる。

ゴオォォッッ!!

石化の息は土蜘蛛を飲みこみ、そのまま木に叩きつけた…。

ドドオォン・・・!!ズズウゥン・・・

戦士「…や…ったか…?うっ…!」

召喚士「大丈夫か!?」

戦士「あぁ…すまねぇ…!」

魔道士「はぁ……強かったぁ」

盗賊「…ふーっ。……完了」

パーティーは土蜘蛛を倒し、町へ辿り着いた…。


908 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/11/22(日) 22:57:45.22 ID:OviRlMEo
わーん、全然進まなかったー。すいません!
明日も夜になりそうです…。今日はこの辺で!ノシ


909 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/22(日) 23:00:00.78 ID:fv2ukEMo


妖怪だからいいんだけど、クモの毒は体毛と牙


911 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/22(日) 23:28:52.24 ID:OYYPaEDO

海外には毒液を飛ばす蜘蛛もならいるね


912 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 01:18:46.27 ID:2vISeoDO
この物語はフィクションで(ry


913 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 01:35:57.50 ID:qZBG2gDO
まあ突っ込むだけ野暮ってこったな


924 :パー速民がお送りします [saga] :2009/11/23(月) 16:30:39.59 ID:4jqABcDO
謎なぞでもやって>>1を待とうぜ。

ロウソクが10本燃えていた。そこへ風が吹いて2本は消えてしまった。またあとで見に行くとさらに1本消えていた。そこで風があたらぬように窓を閉めた。それからは残りの1本も消えなかったとして、最後まで残ったロウソクは何本か。


925 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 16:32:55.75 ID:ILtC7jAo
3


926 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 16:37:53.06 ID:vLRYbqgo
0


927 :パー速民がお送りします [] :2009/11/23(月) 16:41:58.66 ID:9iS4cygo
残りの一本だから1だろうか?

やる必要無くね?


928 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 16:52:03.97 ID:4jqABcDO
>>925(´・ω・`)正解だわ


929 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/11/23(月) 17:00:32.86 ID:r2muZ2Uo
>>924-928

魔道士「えっ…何で何で!?なんでですかぁー!?」

戦士「俺に聞くな」

盗賊「…聞くな」

魔道士「えー!全然分からない〜っ!!」


930 :パー速民がお送りします [] :2009/11/23(月) 17:02:48.00 ID:P2aIP12o
消えたの前に 火が っていれろ


931 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 17:02:54.58 ID:hsOONmoo
7本燃え尽きたから残ったロウソクは3ってことですね


935 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/11/23(月) 17:11:32.60 ID:r2muZ2Uo
召喚士「いいですか?残ったろうそく何だから、つまり火が消えたろ…」

魔道士「あー!分かったぁ!!」

戦士「おー!良かったな!」

盗賊「…うむ!」

召喚士「………あれ…?おかしくね?」


936 :パー速民がお送りします [] :2009/11/23(月) 17:15:10.08 ID:NWz9rqMo
>>924
ろうそくは最後まで残らない…っ!
じゃないの?



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