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少女「私、幽霊なんです」 少年「…」スルー
1 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:02:10.30 ID:10bbp7FK0
昨日の続き

元スレ

http://blog.livedoor.jp/hibinanchara/archives/4536542.html


2 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:02:40.78 ID:guWMYs7l0
くっさ


3 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:05:22.50 ID:10bbp7FK0
第二章 花火





8月2日


少年「………zzz」

少年「………zzz」

少年「………zzz」

少年「………」

少年「……」

少年「…」

少年「…」

少年「…」

少年「…朝か」


4 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:06:18.85 ID:tlG6sylO0
ひどいなこりゃ


5 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:06:38.65 ID:10bbp7FK0
コンコン

少年「おーい少女、朝だぞ起きろ」

『………』スヤスヤ

少年「…」

少年「おーい…」

『………』スヤスヤ

少年「…」

少年「入るぞ」

ガチャ

少年「お、お邪魔します…」


6 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:07:47.86 ID:ePnrkLy50
少年よ〜旅立つのなら〜


7 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:09:31.64 ID:10bbp7FK0
少女「………」スヤスヤ

少年「…」

少女「………」スヤスヤ

少年「パジャマのボタン外しすぎだろ…」

少女「………」スヤスヤ

少年「あ、なるほど。妹のだからか」

少女「………」スヤスヤ

少年「む、胸元はだけてるぞ。おい」

少女「………」スヤスヤ

少年「ちょいと胸を拝借―――

ガッ

少年「あぐぁっ!」


9 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:11:45.32 ID:10bbp7FK0
少女「うーん…」ムク

少女「………」

少年「お、おはよう」

少女「おはよう…ございます」

少年「…」

少女「…」キョトン

少年「…」

少女「…」

少女「って何で部屋に入ってきてるんですか死ねぇ!!」ガッ

少年「」チーン


10 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:13:06.80 ID:10bbp7FK0
朝食後―――

少年「妹」

妹「ん、何?」

少年「今日は少女と出掛けてくるから」

妹「え、デ、デート!?」

少年「言ってないだろ」

妹「じゃあ何なのさ?」

少年「フッ、闇の儀式を行う道具の調達に…」

妹「ご、誤魔化しても無駄なんだからねっ。私もついてくんだからっ」

少年「ダメだ。お前は受験生なんだからちゃんと勉強しとけ。じゃないと俺の高校に受からないぞ」

妹「ぐぬぬ…」


11 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:14:23.40 ID:10bbp7FK0
少年「留守番は任せたぞ妹よ」

妹「…はーい」シブシブ

少年「よろしい」

タッタッタ

少女「着替え終わりました」

少年「そうか。じゃあ行くとするか」

少女「ええ」

妹「少女ちゃん。お兄ちゃんには気を付けて。何かされたら報告してね」

少女「了解しました」

少年「ねぇ俺可哀想すぎない?」


12 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:15:29.84 ID:10bbp7FK0
バタン ガチャ

少年「で。どこ行くんだ?」

少女「駅前の薬局まで」

少年「ああ、あそこか。よしわかった」

少女「それでは行きましょう」

少年「ちなみに何を買うんだ?」

少女「えーと…秘密です」

少年「まさかあの薬局にとんでもない秘薬が!?」

少女「ど、どうでしょうね…」

少年「はぁ…とりあえず行くか」

テクテク


13 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:16:42.19 ID:10bbp7FK0
少年「今日は暑いな…」

少女「はい。セミの鳴き声が鬱陶しいですよね」

少年「まあ夏ってこういうもんかねぇ」

少女「ですね…」

少年「…」

少女「…」

少年「そういえばさ…」

少女「何でしょう?」

少年「少女は何歳で死んだの?その見た目からして早死にっぽいけど…」

少女「15歳です。中学三年生でした」

少年「一体何があったんだよ…」

少女「あはは…内緒です」


14 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:17:36.10 ID:10bbp7FK0
少女「ちなみに質問の意図は?」

少年「何となく気になっただけだよ」

少女「へ、へぇ…」

少年「…」

少女「年下の女の子は嫌いですか?」

少年「嫌いって言ったらどうなるんだ?」

少女「べ、別にどうともなりませんけど?」

少年「…まあもちろん嫌いじゃない。ってかむしろ年下の方が好みかな」

少女「ふ、ふーん…」

少年「何で嬉しそうなんだ?」

少女「き、気のせいですっ」


15 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:17:56.72 ID:uD8oVWFSi
あとがきの段階になったら呼んで


16 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:18:45.06 ID:10bbp7FK0
駅前の薬局にて―――

少女「ここです」

少年「おう」

少女「…」スタスタ

少年「あ、おい…」

少女「えーと」キョロキョロ

少年 (何探してんだろ…)

少女「あ」

少年「…?」

少女「見つけました」


17 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:19:42.55 ID:10bbp7FK0
少年「どれどれ?」

少女「これです」ヒョイ

少年「こ、これは…」

少年「ただのシャンプーじゃねぇか」

少女「ただのシャンプーです」

少年「ついでに言うと俺が使ってるのと同じやつじゃねぇか」

少女「確かに昨日使わせていただいたシャンプーもこれでしたね」

少年「で、このシャンプーが儀式とやらの役に立つと?」

少女「ええ。そのはずです」

少年「念のために聞くがマジで言ってんだよな?」

少女「はい。もちろん」

少年「…」

少女「では少年さん。支払いお願いします」

少年「…わけわからんが了解した」


19 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:21:49.77 ID:10bbp7FK0
少年「さて…と。他にはあるか?」

少女「今日はとりあえずこれだけで」

少年「そうか。じゃあついでに近くのスーパーで買い物していいか?」

少女「………」

少年「ん、どうした?」

少女「その…本当に少年さんが家事担当なんですね」

少年「何かおかしいか?」

少女「いえ、家庭的で良いと思います」

少年「そりゃどうも」

少女「…」

少年「よし、向かうぞ」スタスタ

少女「あ、待ってください」


20 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:23:10.92 ID:10bbp7FK0
―――――――――

――――――

―――

少年「んじゃ色々買えたしそろそろ帰るか」

少女「そうしましょう」

少年「っとその前に何か食ってかないか?」

少年「そこにサーティーワンあるしせっかくだからアイスでも奢ってやるよ」

少女「あ、どうも。暑いので丁度冷たいものでも食べたいと思ったんです」

少年「二人分買ってくる。ダブルまでで勘弁してくれ」

少女「じゃあチョコとキャラメルで」

少年「オッケー。ちょっと待ってろ」


21 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:23:56.01 ID:10bbp7FK0
帰り道―――

少年友「お、少年じゃん!!」

少年「ん?少年友か!。よぉ」

少年友「おう」

少年「今から部活か?」

少年友「そうそう。いや〜こんなクソ暑い中部活とかホント勘弁してほしいよ」

少年「大変だな。さすが野球部」

少年友「それに引き換えお前は羨ましいな」

少年「何が?」

少年友「とぼけんなって。こんな可愛い女の子とアイスを食べ歩きって…もう完全にデートじゃん。いや〜目が眩むねぇ」

少年「あーいや、これはだな…」

少女「え、あの…//」


22 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:24:46.03 ID:10bbp7FK0
少年友「でも彼女ができたんなら報告ぐらいしてくれたって良かったんじゃないの?つれないねぇ」

少年「勘違いしているようだがこいつは俺の彼女じゃない」

少年友「またまた〜」

少年「いや、ホントに…なぁ少女?」

少女「あ…はい」

少年友「隠すなって。まあ見てな少年」

少年友「僕だっていつかは飛びっきり可愛い彼女を連れてお前のとこに報告行くからさ」

少年「待て待て…」

少年友「とりあえず高校では部活に専念するけどね」

少年「いや、だから違うっつぅの!!」

少年友「…マジ?」

少年「マジだって…」


23 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:25:42.06 ID:10bbp7FK0
少年友「じゃあこの子とはどういう関係なわけ?」

少年「そりゃあ…」

少年 (困ったな…何て言えばいい?)

少年 (幽霊だということは伏せておいた方がいいだろうし…)

少年 (そうだな…家出してきたとかいう少女の嘘でごまかそう)

少年友「おやおや、答えられないのかな?」

少年「…少年友。こいつ実は今家出中なんだ」

少年友「何!?」

少女「…」


24 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:26:22.97 ID:10bbp7FK0
少年「しかも財布を家に置いて飛び出してきたそうだ」

少年「とまあ色んな経緯を経て暫くの間俺の家に泊めてやることになったんだよ」

少女「そ、そうなんですよ。その関係で食料品やらを買いに来てたんです」

少年友「なるほどね…」

少年「おう」

少女「…」

少年友「ん?ちょっと待って。ってことは同棲してんの!?」

少年「い、一応そうなるな。妹もいるが」

少年友「ははーん」ニヤ

少年 (クソっ。やっぱりこうなるか…)


25 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:27:12.17 ID:AhxyGSFG0
高二って少年って年でもなくね?


26 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:27:19.15 ID:10bbp7FK0
少年友「年頃の…男女が同じ屋根の下で…ねぇ」ニヤニヤ

少年「…よし帰るぞ少女。今のこいつすげー面倒臭い」グイ

少女「あ、ちょっと、引っ張らないでくださいっ」

少年友「おい、待―――

少年「走るぞ!!」

少女「し、失礼します」

ダダダダダ

少年友「あー行っちゃった…」

少年友「割と仲良さげだったと思うけどねぇ」

少年友「…」

少年友「さてと。部活行くか」


28 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:29:04.44 ID:10bbp7FK0
ガチャ

少年「ただいま」

少女「ただいま〜」

少年・少女「「あー涼しいー」」

妹「お帰り〜。結構早かったね」

少年「ちょっと買い物しただけだからな」

少女「暑かったですね…」

少年「そうだな。まだ正午にもなってないのに汗だくだくだ」

少女「私も…結構汗かいちゃってます」

少年「よし、シャワーだけささっと浴びるか。ほら、入るぞ少女」

少女「ノリで何でも通ると思ったら大間違いですよ」


30 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:31:03.89 ID:10bbp7FK0
妹「お兄ちゃんお腹すいたー」

少年「冷蔵庫のカレーレンジで温めて食べとけ」

妹「この暑さの中でカレーは無理だよぉ」

少年「家の中はクーラーガンガンに効いてるじゃねぇか…」

妹「でも雰囲気的に暑いんだよ〜」

少年「なんだその理屈は」

少女「あの…私シャワー浴びてきますね」

少年「ああ、構わんぞ」

少女「じゃあ入ってきます」

スタスタ

少年「…よし、カレー温めるか」

妹「とほほ…」


31 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:32:02.24 ID:10bbp7FK0
少年の部屋にて―――

少年「で、このシャンプーはどうするんだ?」

少女「とりあえず少年さんの部屋で保管しておいてくれませんか?」

少年「はぁ…。つーかこれが…何だ?霊的な力を秘めてるのか?」

少女「それは…8月31日までのお楽しみということで」

少年「最後まで待てと…。まあいいけどさ。他にあと何個ぐらいあるんだ?」

少女「あと3つです」

少年「以外と少ないな」

少女「ええ、まあ」

少年「明日も買いに行くのか?」

少女「明日でもいいんですけど…時間に余裕があるので。というか暑くて外出たくないです…」

少年「スタミタ無さすぎだろ…」


32 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:32:26.89 ID:7V/KQoe20
いもスレは文化


33 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:32:58.73 ID:10bbp7FK0
ガチャ

妹「入るよー」

少年「何だ妹?」

妹「スマブラやろっ」

少年「…お前ホントゲーム好きなのな」

妹「わ、悪い?」

少年「別に暇だからいいけど」

少女「いいですよ。受けて立ちましょう」

少年「何かお前すげー燃えてないか?」

少女「気のせいです」

妹「じゃあ下でセットしとくよ〜」


34 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:33:45.84 ID:10bbp7FK0
少年「気付いてしまった。少女、お前実は超ゲーマーだろ?」

少女「そ、そんなことは…ないです」

妹「…怪しい」

少年「これはダウト」

少女「うぅ…」

少年「どう見ても初心者の動きではないよな」

妹「ボタンのプッシュ音も激しいし」

少年「そして終点アイテムなし固定」

妹「しかも―――

少女「も、もう許してくださいよぉ」

―――――――――

――――――

―――


35 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:34:30.74 ID:10bbp7FK0
少年「…」ボー

少女「…」

少年「…」

少女「…」

少年「チャンネル変えるか」ピッ

少女「…」

少年「…プッ。懐かしいなこの芸人」

少女「あ、あの…」

少年「ん、どうした?」

少女「いや…やっぱりいいです」

少年「何だよ…」


36 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:35:22.21 ID:10bbp7FK0
少年「…」

少女「…」

少年「飽きたな」ピッ

少女「…」

少年「…」

少女「…」

少年「あ。もしかして退屈なのか?」

少女「そ、そんなことはないですよ?」

少年「あー悪い悪い。じゃあちょっと俺の部屋に来いよ」

少女「え、いや、私は別に…」

少年「いいからいいから」

少女「あ、ちょっと」


37 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:36:30.79 ID:10bbp7FK0
少年「これが俺の本棚な。テキトーに好きな漫画読んでいいぞ」

少女「ど、どうも」

少年「つってもまあ…お前の趣味に合うかわかんないけど。少年漫画とかは読むか?」

少女「ええ。生前は結構読んでました」

少年「じゃあ大丈夫かな。あとは…あ、そうだ」

ゴソゴソ

少年「ほら、PSP貸してやるから」

少女「いいんですか?」

少年「ああ。もうあんまり使わねぇし」

少女「ありがとう…ございます」

少年「UMDはここに全部あるぞ。あと妹からも借りていいから」

少女「私のために気を遣ってもらってすみません、少年さん」

少年「気にすんな。じゃあ俺はテレビ見てるから」

少女「あ、はい」


38 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:37:28.17 ID:10bbp7FK0
少年「…」ピッ

少年「…」

少年「…」

少年「…」

少年「…しかしあいつ。やっぱりどう見ても普通の女の子だよな」

少年「…」

少年「普通の可愛い女の子。うん、これ」

少年「…」

少年「つーか元の生活に戻っても支障ないんじゃね?」

少年「…」

少年「よし、あとで言及してみよう」


39 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:38:07.26 ID:10bbp7FK0
少年「…」

少年「…」

少年「あ」

少年「そういえば本棚にこの前買ったエロ漫画が巧妙に隠してあったような…」

少年「気が…する」

少年「…」

少年「だ、大丈夫だよな?」

少年「…」

少年「心配だな。ちょっと見てくるか」

ダッダッダ

少年「…頼む。神様」


40 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2013/07/29(月) 13:38:46.07 ID:eC/g+4wl0
スレ貼るときはタイトルだけにするか元のURLにするかログ速にするかどれかにしとけよ


41 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:41:14.64 ID:10bbp7FK0
>>40
すまん
そうする

http://www.logsoku.com/r/news4vip/1374961873/


42 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:41:16.69 ID:bTl68Uxr0
面白味を無くす才能ありすぎ


44 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:42:45.40 ID:10bbp7FK0
ガチャ

少年「や、やあ少女」

少女「ああ。丁度いいところに来ましたね、少年さん」

少年「と、と、と言うと?」

少女「とある漫画について聞きたいと思いまして」ニコ

少年「ど、どれどれ?」

少女「えーとですね…」

ゴソゴソ

少女「これです」バンッ

少年「」

少女「タイトルは『変態教師のスク水女子小学生凌辱―――

少年「腹痛いからトイレ行ってくる!!」

少女「ダメです」ガシ

少年「いや、あの…」アセリ


45 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:44:03.99 ID:10bbp7FK0
少女「あの…少年さんってロリコンなだったんですか?」

少年「いや、断じて違うぞ」

少女「…怪しい」ジトー

少年「ホ、ホントだって!!もしそうなら俺は今頃妹と結婚してるはずだろ?な?」

少女「その弁解はどうかと思いますが…」

少年「と、とにかくだな。これは単なる気の迷いでつい手を伸ばしてしまったものであって決して俺にそういう性癖があるわけじゃないんだ」

少女「…」

少年「ホントにマジ。大マジです」

少女「…」

少女「…じゃあ」

少女「信じますよ?」

少年「お、おう」


47 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:45:54.76 ID:10bbp7FK0
妹の部屋では―――

妹「…」グデー

妹「…」

妹「…」

『もしそうなら今頃俺は妹と結婚してるはずだろ』

妹「!?」

妹「何!?何の話!?」

妹「お兄ちゃんが私と結婚!?」

妹「え、えぇ!?」

妹「まさかお兄ちゃんって私のこと…//」

妹「…」

妹「いや、そんなわけないか」


48 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/07/29(月) 13:46:55.12 ID:10bbp7FK0
少女「全く…妹さんに見られたら引かれるんじゃないですか?」

少年「はは…そりゃ間違いないな」

少女「というか隠すの下手すぎません?」

少年「基本妹は勝手に俺の本棚を漁ることはないからな…」

少女「はぁ…」

少年「も、もうこの話は終わりにしよう。そんじゃ俺シャワー浴びてくるわ」

少女「…」

少年「んじゃ」

バタン

少年「…ふぅ」

少年「死ぬかと思った」



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