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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その9
105 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/08(金) 13:31:36.91 ID:/xWLy82o
〜師匠の家〜

召喚士「さて、と…再開するかな」

盗賊「…手伝うぞ」

召喚士「ありがとうございます」

戦士「力仕事は俺に任せとけ!」

召喚士「悪いね。助かるよ!」

戦士「気にすんな…って。よいしょお!」

戦士は複数の箱を軽々と持ち上げ、玄関へ運び出す。

召喚士「ははっ、流石だね!」

戦士「おうよっ!」

盗賊「……」

玄関に置かれた箱を、盗賊が外へ運び出す。

戦士「ワークショップで引越しの手伝いとかあればいいのにな!」

盗賊「…ふふっ」

召喚士「そうだね。なんか楽しそう…!」


106 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/08(金) 13:37:43.99 ID:/xWLy82o


戦士「さて、ひとまずはこんなもんか…」

召喚士「奥と棚の上はまた後で出そう…」

戦士「いっぺんにやっちまうとすげぇ量になるもんな」

盗賊「…だな」

戦士「しかし何が入ってるんだか…」

戦士は手前の箱を開ける。

パチンッ…カチャッ

召喚士「……ドレスだ。…女物の」

戦士「盗賊、いるか?」

盗賊「い、いらぬっ!!」

戦士「そっか」

召喚士「これはあんまり関係なさそうだね…」

戦士「んじゃこっちに置いといて…次はこれ…」

召喚士「宝探しみたいでワクワクするなぁ」


107 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/08(金) 13:42:18.02 ID:/xWLy82o
パチンッ…カチャッ

盗賊「…本だ」

戦士「…っていうより…日記か?」

ペラペラペラ…

召喚士「師匠の字だ。あ…でも相当昔のだね…」

戦士「師匠の生い立ちとか分かるかもな!」

召喚士「興味…ある…?」

戦士「んー…まぁ、別にいっか」

盗賊「……」

戦士「なになに?…ふーん。胡散臭せぇなぁ…」

召喚士「…?」

戦士「なんか北でドラゴンを五匹沈めたとか…」

盗賊「…」

戦士「アマゾネスの村で人助けして…大変感謝された、とか…」

召喚士「……信憑性薄い日記だね…はは」


108 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/08(金) 13:46:25.88 ID:/xWLy82o
戦士「ま、これも暇なら目を通すって事で…」

召喚士「そうだね。少しは役に立つ事も載ってそうだし…」

戦士「パーティー組んでからはほとんど書いてないな…」

盗賊「……」

召喚士「……それじゃ、次はこれ」

パチンッ…カチャッ

召喚士「……!!」

戦士「…どうした?」

召喚士「きた…っ!これは…!?」

盗賊「…!?」

召喚士「師匠の師匠…朱雀先生からの流派にまつわる文献です!」

戦士「なにっ!?これは役に立ちそうだな…!」

盗賊「…ああ!」

召喚士「えーっと…」

召喚士は紐を解き、文献を読み始める。


109 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/08(金) 13:53:28.65 ID:/xWLy82o
戦士「どうだ…?」

召喚士「これ…凄いよ…!」

盗賊「…?」

召喚士「朱雀に纏わる…ほとんどの情報が記載されてる…」

戦士「マジかよ!?なら…召喚獣も…?」

召喚士「うん!沢山載ってる。能力から、どの流派の人が持ってるか、まで…」

盗賊「…凄いな」

戦士「肝心の回復召喚獣はいるのか!?」

召喚士「ちょっと待ってね……」

召喚士は文献のページをめくり、召喚獣の能力に目を通す。

召喚士「まずは…カラドリウス…あっ!戦士の雷切の…!」

盗賊「千鳥…か!」

戦士「縁起いいな!そいつは手に入りそうか…?」

召喚士「……高等召喚獣だね。コカトリスと同じぐらい…」

盗賊「…手強そうだな」


110 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/08(金) 13:59:24.34 ID:/xWLy82o
召喚士「カラドリウスは徳の良い者の目を見つめ…治療する…」

戦士「どういう事だ?」

召喚士「つまり…いい人か見極めて治療するって事じゃないかな?」

戦士「ふーん。悪さ出来ねぇな…」

盗賊「…」

召喚士「回復能力はかなりのものみたいだね」

戦士「ぜひ欲しい召喚獣だな!!」

召喚士「うん!」

盗賊「…他には…いるのか?」

召喚士「ええとですね……」

盗賊「…」

召喚士「あ…いた、フェニックス。……!?」

戦士「何だ?」

召喚士「朱雀召喚獣の中でもトップクラス…だってさ…」

戦士「……今は難しそうだな」

召喚士「……うん」


111 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage] :2010/01/08(金) 14:04:49.63 ID:1wwS9iI0
フェニックスはどんな傷でも癒せるんだろうか?


112 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage] :2010/01/08(金) 14:12:45.37 ID:h2Yi00Io
召喚士「行けっ!ペニックス!!」


113 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/08(金) 14:26:22.21 ID:/xWLy82o
戦士「ちなみに…能力は?」

召喚士「死亡、及び持病による病以外の治癒…ほんとに…!?」

盗賊「…凄い」

戦士「使いこなせりゃ、医者いらずだな…ははっ…」

召喚士「プリーストの回復並に治療が出来るって事か…」

戦士「その分、使いこなすのも苦労しそうだな」

召喚士「そうだね…。まぁこれは…ちょっと無理かな…」

盗賊「……」

召喚士「後は…と」

パラパラパラ…

召喚士「あとはフェアリーとか…これは普通の召喚獣みたい」

戦士「そっかぁ…」

召喚士「回復能力は低そうだね…」

戦士「てか、ユニコーンの回復能力がどの位置なんだろうな…」



114 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [] :2010/01/08(金) 14:32:27.59 ID:muKFgYAO
おかえり

舞ってました


116 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage] :2010/01/08(金) 15:22:11.06 ID:hl.HEQAO
尾とか羽とかでも生き返らせられるんだから
フェニックスそのものを召喚すれば死者の復活なんてなんて事ないように思うんだが

ホイホイ生き返らせてもアレだからそうしたのか?


118 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [] :2010/01/08(金) 16:09:34.72 ID:vFLqPsDO
ゲームや他の作品の設定をさも一般常識のように語る人って…


120 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/08(金) 16:29:59.16 ID:/xWLy82o
召喚士「消費する魔力から考えると、そんなでもないと思うけど…」

戦士「それであんだけの効力なら優秀だな!」

召喚士(…?言われてみれば確かにそうだな…)

戦士「ま、この文献は持って行く事決定だな」

召喚士(初期の頃から使えたし…効力も変わってないよな…)

盗賊「…じゃあ次」

パチンッ…カチャッ

盗賊「うわっ!!」

戦士「どうした!?」

召喚士「これ…凄い…!」

戦士「宝石にネックレス…この袋は砂金だな…!」

盗賊「も、貰ってもいいのかな…っ?」

召喚士「い、いいんじゃないですかね」

盗賊「う、うん!」

戦士「……変なところだけ盗賊な性格なんだよなぁ」


121 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage saga] :2010/01/08(金) 16:33:00.65 ID:/xWLy82o
>>114
踊り子の方ですね。ありがとうございます!

>>116
まぁ難しいところですよねぇ…
ちなみに伝承だと涙で病を癒し、血を飲むと不老不死とか…


125 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/08(金) 16:43:21.67 ID:/xWLy82o
〜マジシャンの別荘〜

魔道士「はぁ…はぁ…はぁ…っ!」

マジシャン「うーん…少しずつ形にはなってきてるけど…」

魔道士「……っ…はぁ…はぁ」

マジシャン「本人がそろそろキツイかな…」

魔道士「まだ…っ、大丈夫です…!」

マジシャン「無理してもしょうがないよ?もう休もう」

魔道士「……でも」

マジシャン「別に焦ってやる事じゃない」

魔道士「……」

マジシャン「それに強引に続けたからって、効果が上がるモンでもないよ」

魔道士「はい……」

マジシャン「よし!今日はここまで!!」

魔道士「…はい。ありがとうございます」

マジシャン「よっしゃ!んじゃ、メシ食ってゆっくり休もう!」


126 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/08(金) 16:53:22.86 ID:/xWLy82o
マジシャン「ふー…、悪いな。先に風呂入らせて貰っちゃって…」

魔道士「あ、気にしないで下さい〜!エヘヘ!」

マジシャン「むっ!?」

魔道士「あ…分かります?」

マジシャン「これは……シチュー!!」

魔道士「はいっ!」

マジシャン「俺シチュー大好きなんだよね!いただきます!」

魔道士「今日で2日目…」

マジシャン「んー!エクセレント!うめぇ〜!」

魔道士「ありがとうございます!ふふ!」

マジシャン「順調だな。明日で補助の総仕上げといこう」

魔道士「はいっ!」

マジシャン「今日はゆっくり休んで…魔力と体力の回復だ」

魔道士「ですねっ!!」

マジシャン「明日も頑張るぞーっ!」

魔道士「おーっ!」


127 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/08(金) 17:03:07.44 ID:/xWLy82o
〜次の日〜

戦士「さー、今日も頑張りましょう〜!!」

召喚士「おーっ!」

盗賊「おー」

戦士「んじゃ物置からまた運び出すか…」

召喚士「そうだね」

戦士「まぁあの文献があれば、それなりに問題なさそうだな」

召喚士「昨日じっくり読んでみたけど、まぁ…」

盗賊「……」

召喚士「朱雀属性は結構万能なのかもね」

戦士「ほう…」

召喚士「空中戦も間接攻撃も回復も…割と揃ってる」

盗賊「…」

召喚士「まぁ、他の属性もそうなのかもしれないけど…」

戦士「でも、青龍ってのは龍がメインなんだよな?」


130 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/08(金) 17:07:51.04 ID:/xWLy82o
召喚士「そうだね。それで白虎は獣、玄武は水にまつわる召喚獣…」

盗賊「…だな」

召喚士(玄武は…水……?)

戦士「悪りぃ、そこ通るぞー」

召喚士「え、あ…ごめんっ!」

ドンッ!!

戦士「おわ…っ!…っとぉ!」

召喚士「!!」

ドサッ!!…ガッシャアァァッ…

戦士「あー…やっちまった…。すまんっ!」

召喚士「いや…っ、俺こそボーっとしててゴメン!」

戦士「ちゃっちゃか片付けるかぁ…」

召喚士「うん…」

盗賊「……?」

盗賊は戦士が運んだ背後にあったキャンパスに目をやる。


131 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/08(金) 17:14:22.18 ID:/xWLy82o
盗賊「…戦士」

戦士「んー?」

ガチャガチャ…

盗賊「…戦士だ」

戦士「何だよ…?」

召喚士「しかし…ガラクタばっかりだね…」

盗賊「だから、戦士…」

戦士「何だよ?片付け終わるまで待てって」

盗賊「戦士がいる」

二人は振り向き、盗賊の指差すキャンパスを見つめる。

召喚士「…?上手い絵ですね…。集合像かな?」

戦士「!!」

召喚士「ホントだ…戦士ソックリ!はは…って、てか…これ…」

戦士「………」

召喚士「……真ん中の……し、師匠!?」


132 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/08(金) 17:18:39.23 ID:/xWLy82o
戦士「…なっ、なん……で」

召喚士「!?…師匠の隣…マジシャンさんだ!!」

盗賊「……あ」

盗賊が右上の軍人を指差す。

召喚士「バーテンさんっ!?」

戦士「…っ!!」

召喚士「これって…!昔の…!?」

盗賊「…み、みたいだな」

召喚士「でも…この戦士そっくりの軍人は…?」

戦士「………親父だ」

召喚士「えぇっ!?」

盗賊「…!!」

戦士「…間違いない」

召喚士「戦士の親父さんて軍人だったの…!?」

戦士「いや……俺も初めて知った…。聞いた事もない…!」


133 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/08(金) 17:24:59.03 ID:/xWLy82o
盗賊「……」

戦士「それに…この軍人…」

戦士はバーテンの横にいる軍人を指差す。

召喚士「あれ…?この人どこかで……」

戦士「北関であった…隻眼のおっさんだよ」

召喚士「あぁ!!そうだ…っ!」

戦士「何がどうなってるんだ…!」

盗賊「…この二人…は?」

盗賊は師匠とマジシャンの前にいる男女を指差す。

召喚士「あ…前に言ってた再来の二人…ですかね」

戦士「これが…」

召喚士「でも…こんなに似てるなら、なんでみんな気付かなかったんだろ…」

戦士「俺が物心ついた頃にゃ、髭も髪もボサボサだったしな…」

盗賊「…」

戦士「俺も親子で…しかも似てなきゃ、これが親父だなんて気付かないぜ…」


134 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/08(金) 17:30:12.94 ID:/xWLy82o
召喚士「中央の四人が再来で…右脇の人がバーテンさんと左翼長さん…」

戦士「んで左脇が親父と…軍人がもう一人…」

盗賊「…いつの頃だろう?」

戦士「俺の歳から考えると…25年以上は前だな…」

召喚士「師匠達の歳から考えても…多分そのくらいだと思う…」

盗賊「……」

召喚士「みんな…笑顔で生き生きしてるね…」

戦士「あぁ……」

盗賊「…うん」

召喚士はキャンパスを手に取り、埃をはらう。

召喚士「これは……あっちに飾っておこう」

盗賊「……だな」

戦士「……」

召喚士「戦士?」

戦士「あ…そ、そうだな…っ!」


135 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/08(金) 17:50:18.62 ID:/xWLy82o
〜マジシャンの別荘〜

ドンッ!!ドドドドド…ボシュッ

マジシャン「だいぶ良くなってきたぞ!」

魔道士「は、はいっ!」

マジシャン「ゆっくりでいいぞ。無理に今日で終わらせようとするな」

魔道士「はいっ」



魔道士「ふぅ…っ!」

マジシャン「お疲れさん」

魔道士「やっぱり…難しいですね…」

マジシャン「こればっかりは経験よ、経験」

魔道士「賢者の皆さんは…これに回復まで行うんですよね…」

マジシャン「まぁ、そうだな…」

魔道士「…凄いなぁ」

マジシャン「……」


136 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/08(金) 17:55:40.74 ID:/xWLy82o
魔道士「あの…」

マジシャン「ん?」

魔道士「回復って…難しいんですか…?」

マジシャン「難しいね…」

魔道士「そうですか…」

マジシャン「俺もそっちはサッパリだからなぁ…」

魔道士「なるほど…」

マジシャン「気になるなら、修道院でも訪ねてみな」

魔道士「はい」

マジシャン「まぁ、無理に賢者を目指す必要もないよ」

魔道士「そうなんですか?」

マジシャン「やっぱり一つの事を突き詰めてこそ…」

魔道士「……」

マジシャン「得られる物もあるしね…」

魔道士「……そう…ですよね」


137 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage saga] :2010/01/08(金) 18:23:48.38 ID:/xWLy82o
まだ帰れないのですがここまでにて…
今日もご支援ありがとうでした!ノシ

>>122
いえいえ。討論は大切ですよー
基本は自分勝手にやっちゃいますが、
なるべく皆様のご意見も取り入れたいと思ったりしちゃいますから…


140 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage] :2010/01/08(金) 19:58:16.84 ID:y.3nEUw0
戦士の親父ってまだ生きてるとしたら…
あの人だろうな…
てか皆特別な人物になっちゃったら…
リア充ばっかで、読むの辛くなっちまうぜ…

あー、>>1乙


142 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [] :2010/01/08(金) 20:18:12.22 ID:/B0uJYDO
俺はあの人とはまた別の誰かだと思っているぜ。


144 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage] :2010/01/08(金) 20:32:01.99 ID:CW4Et52o
>>140
>>142
誰?


145 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage] :2010/01/08(金) 20:46:17.66 ID:79qtzwDO
>>144
師匠たちとかつて一緒にいて今も生きてるのは…


146 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [] :2010/01/08(金) 20:47:11.74 ID:gq9yYCYo
あの場にいた人物が絵に複数いるし、あの人だと思うのが自然だけど


155 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/08(金) 23:21:50.90 ID:Ef8rptUo
〜師匠の家〜

召喚士「結構片付いたなぁ」

盗賊「…うん」

戦士「とりあえず収穫は…」

召喚士「この文献と…」

盗賊「…宝石」

戦士「それは違うだろ…」

召喚士「まぁあんまり持ち出しても、荷物になるだけだしね…」

戦士「必要最低限だけでいいな」

盗賊「…うむ」

戦士「お前はとりあえず、その砂金袋を置いてから言え…」

盗賊「……」

召喚士「ははっ、それじゃ食事にしようか!」

戦士「おうっ!頼むぜ!!」

召喚士「魔道士さんも頑張ってるかな……」


156 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/08(金) 23:22:51.83 ID:Ef8rptUo
そして日は流れ、1週間が過ぎた…。



召喚士「よいっしょ…っ」

ドサッ!!

召喚士「何だかんだ、結構な荷物になりましたね…」

盗賊「…うん」

テクテクテク…ドサッ

戦士「よしっ、準備オッケー……どうした?」

召喚士「……んー」

盗賊「…?」

召喚士「やっぱりこの絵…ここには似合わないなぁ…」

戦士「まぁ確かに…浮いてる感じはあるな」

召喚士「……持って行こうか」

盗賊「……どこへ?」

召喚士「もちろん………」



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