■戻る■ 戻る 携 下へ
召喚士「行けっ!コカトリス!!」
- 934 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]
:2009/11/23(月) 17:08:16.55 ID:r2muZ2Uo
〜山の町〜
魔道士「こ…こんばんはー」
戦士「ホントにここで合ってるのか…?」
盗賊「…た、確か」
寂れた通路から人影が近づいてくる。
老婆「……いらっしゃい」
召喚士「あ、あのー…宿に…泊まりたいのですが…」
老婆「そうですかそうですか!さぁ…どうぞ…」
戦士「…だ、大丈夫なのか?」
盗賊「……分からん」
召喚士「でも他に宿はなさそうだしなぁ…」
魔道士「き、きっと大丈夫ですよっ!」
パーティーは二階の部屋へ案内される。
ギシギシ…ミシ…ッ
戦士「か、階段…壊れたりしねぇだろうな…」
魔道士「だ、大丈夫ですよ!……多分」
- 937 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 17:17:29.67 ID:r2muZ2Uo
老婆「さぁ、こちらの部屋にどうぞ…」
召喚士「ひ、一部屋ですか!?」
老婆「複数が宜しかったですか…?」
召喚士「まぁ…出来れば…」
老婆「でもあいにく…ここしか空いてなくてですねぇ…」
戦士「えっ!?こんなんでも繁盛してるってのか?」
老婆「いえね…他の部屋はもう何か月も未使用なもんでね…」
戦士「…そ、そっちか」
老婆「これでも昔は繁盛してたんですよぉ…ひっひ…」
召喚士「あっ、す…すいません」
老婆「いえいえ…ではお風呂と食事の準備をして参ります」
老婆は襖を閉め、階段を下りて行く。
戦士「し、仕方ない…寝るだけの辛抱だ…」
召喚士「野宿よりは…全然良いよ…ね…?」
魔道士「そ、そうですよ!も〜戦士さん、失礼ですよー?」
- 938 :パー速民がお送りします [] :2009/11/23(月) 17:22:42.00 ID:Ktdsg2AO
イーヒッヒッヒ!
- 940 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 17:27:32.78 ID:r2muZ2Uo
…
ギシッ…ミシミシッ…ギシ…コンコン
老婆「失礼します…お風呂の準備が出来ましたよ」
戦士「じゃ、じゃあ…いってくるか!」
召喚士「…う、うん!」
カポーン
戦士「おーっ!露天!!」
召喚士「これは…想像してなかったなぁ!」
戦士「んーっ!いい湯だ!なんかこう…」
召喚士「東方の湯は体に良さそうだね!内から温まるというか…」
カラッ…
魔道士「わーっ!盗賊さんっ、露天ですよー!」
盗賊「…だ、だなっ」
戦士「……え?」
召喚士「……えぇっ!!」
- 942 :パー速民がお送りします [] :2009/11/23(月) 17:29:40.33 ID:XLwt0QDO
けしからん
もっとやれ
- 943 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 17:35:38.22 ID:r2muZ2Uo
出入り口付近の、湯気の先から聞きなれた声が聞こえてくる。
魔道士「うわぁ〜木に囲まれて…あっ星もすごーい!」
盗賊「……だな」
召喚士「なななななんでっ!?…ボソボソッ」
戦士「ここ…こちいが聞きてぇよ!…ボソボソ」
召喚士「こういう時っ、どど…どーすんの!?…ボソボソ」
戦士「知るかっ!…あ、そうだ!……ボソボソ」
盗賊「ん…!気配っ!?」
戦士「あーいいゆだなぁー!!っとー」
魔道士「きゃあぁーっ!!」
盗賊「え、えっ!?」
召喚士「!!…い、いいゆだねーっとー!」
戦士「しょうかんしくんー。いいゆだねー!」
召喚士「そ、そうだねー!せんしくんー!」
魔道士「この声…召喚士さんっ!?戦士さん…!?」
盗賊「ななっ、なんでっ!?///」
- 944 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 17:43:03.69 ID:r2muZ2Uo
戦士「あ、あれぇ?その声は…盗賊!?」
召喚士「…と、魔道士さんっ!?」
魔道士「な、なんで女湯にいるんですかっ!」
戦士「いや!男湯から入ったぞ!お前らこそなんで男湯に…?」
召喚士「……も、もしかして」
盗賊「…あっ、な…中は…一緒!?」
戦士「…す、すぐ出るっ!」
ザバァッ!!
魔道士「きゃあっ!!」
盗賊「ちょっ…ちょっと!」
魔道士「わ、私たちが…でますからっ!」
盗賊「ここ、こっち!…見るっ…なっ!」
テッテッテッテ…カラカラッ…ピシャッ
召喚士「……」
戦士「………」
- 946 :パー速民がお送りします [] :2009/11/23(月) 17:43:31.55 ID:wR0AowAO
昔繁盛してた理由だな
- 948 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 18:02:40.94 ID:r2muZ2Uo
戦士「しかし…ビックリしたな…」
召喚士「あぁ…東方では当たり前なのかな?」
戦士「盗賊も…驚いてた気がするけどなぁ」
召喚士「ところで戦士…。これってどうやって着るの?」
戦士「ん?……さ、さぁ…」
…
魔道士「でも…ビックリしましたねぇ…」
盗賊「…あ、あぁっ」
魔道士「東方では混浴って当たり前なんですか?」
盗賊「まま、まさかっ!!」
魔道士「…で、ですよねー…エヘヘ…」
盗賊「…う、うむ!」
魔道士「…もう、出たかな?」
盗賊「……多分」
カラカラッ…
- 949 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 18:09:07.67 ID:r2muZ2Uo
魔道士「いない…ですね…よいしょー」
盗賊「……すごい…増えたな」
魔道士「えぇ、西方で色々と買いこんだらこんなに…えへっ」
盗賊「……そ、そうか」
魔道士「盗賊さんも使って下さい!」
盗賊「へっ!?…いやっ、よ…よく…分からない」
魔道士「これがー、クレンジング。こっちが洗顔にトリートメントに…」
盗賊「…あ、ありがと」
魔道士「いえいえ〜。エヘヘッ!!」
盗賊「…え、えと…?」
魔道士「まずはこれ〜。泡立てて顔を洗うんですよ〜」
盗賊「…う、うむ…ワシャワシャ」
魔道士「女の子は、身だしなみが大事なんですから」
盗賊「……う、うむ……うぁっ!め、目に…っ!」
魔道士「はわっ!…お、お湯…!は、はいっ!!」
- 950 :パー速民がお送りします [] :2009/11/23(月) 18:09:47.58 ID:Ktdsg2AO
王子「お姉ちゃんのおっぱいおっきいー!」
- 951 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/11/23(月) 18:12:34.22 ID:r2muZ2Uo
>>950
全盛期の師匠「久し振りにキレちまったぜ…ちょっと屋上へ来な!」
そろそろ次スレ立て…ですかね?本人?安価?スレタイ?
- 952 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 18:19:26.95 ID:r2muZ2Uo
盗賊「はぁ…ビックリした」
魔道士「大丈夫ですか!?」
盗賊「…うん」
魔道士「ふふっ…!」
盗賊「…ん?」
魔道士「だって、普段は凄い魔物と戦って、怪我してるのに…ふふっ」
盗賊「……」
魔道士「痛いなんて言わないのに…洗顔の泡でっ…ふふふっ!」
盗賊「だっ、だって!…い、痛かったし…///」
魔道士「いつもありがとうございます!」
盗賊「き、急に…何っ!?」
魔道士「だって…また傷が増えちゃった…」
魔道士は盗賊の傷痕を指でなぞる。
盗賊「……べ、別に…そのっ」
魔道士「盗賊さん……」
- 953 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 18:24:49.94 ID:r2muZ2Uo
盗賊「な、なん…でしょう…?」
魔道士「………」
盗賊「はわっ…!…あ、あのっ…?」
魔道士「また…大きくなりましたぁ?」
盗賊「えっ、あ…ふ、太…った!」
魔道士「えー!どこがですかぁ〜!」
盗賊「さ、最近…鈍ってて…そのっ」
魔道士「太ももとか引き締まってるしー!」
ツンツン
盗賊「ちょ、ちょっと!!」
魔道士「私なんて…ほらぁ…」
ムニッ…プニッ…
盗賊「…そ、そんな事ないぞ!…た、体脂肪率は…正常」
魔道士「そうですかぁ…?なら、いいですけど…」
盗賊「……う、うんっ///」
- 954 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 18:29:05.16 ID:r2muZ2Uo
魔道士「でも…ほんとに奇麗ですよねぇ…」
盗賊「へっ!?」
魔道士「なんか…同性から見ても…えっと///」
盗賊「えっ、えと…っ、えっ…?」
魔道士「ドキドキ…しちゃうって言うか…」
盗賊「あ、あぁ…上がろうかっ!」
ザバッ
魔道士「は、はい…」
テッテッテッテッテ
魔道士「あの、盗賊さん…」
盗賊「な、何?」
魔道士「これ…なんですか…?」
盗賊「…ゆ、浴衣だ」
魔道士「浴衣…?東方のパジャマですか…!?」
盗賊「そ、そう…!」
- 955 :パー速民がお送りします [] :2009/11/23(月) 18:32:31.73 ID:Ktdsg2AO
次スレは本人にたててもらえるとありがたいな
5ペニ目とか入れときゃいいんじゃね
パー速なんだし
- 956 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 18:34:10.56 ID:r2muZ2Uo
魔道士「ど…どうやって着るんですか?」
盗賊「あっ…き、着させて…あげる!」
魔道士「本当ですかっ?ありがとうございますー!」
シュッ…シュルッ…シュッ…キュッ
盗賊「…出来た」
魔道士「上は…中に何も着ないんですね」
盗賊「…う、うん」
魔道士「へぇ〜…なんか…変な感じですねぇ。エヘヘ」
盗賊「…な、慣れれば…心地…良いぞ」
魔道士「なるほどー!」
盗賊「…さ、さぁ…行こうか」
魔道士「はい!お腹減っちゃいましたねぇ!」
盗賊「そ、そうだなっ!」
魔道士「ご飯ご飯〜っ!!」
盗賊「ま、魔道士っ!…こ、これ忘れてるっ…!」
タッタッタッタッタ…
- 957 :パー速民がお送りします [] :2009/11/23(月) 18:35:26.42 ID:YaxcY6DO
魔導師ちゃんと一緒に洗いっこしたいよぉぉぉ
- 958 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 18:49:25.68 ID:r2muZ2Uo
トテトテトテ…
召喚士「あ、来ましたね」
戦士「お〜っ遅かっ…」
魔道士「お待たせしました〜!」
二人は、魔道士と盗賊の浴衣姿に沈黙する…。
盗賊「…浴衣…間違えてるぞ」
魔道士「盗賊さん、直してあげて下さいよ。ふふっ」
盗賊「なっ!?私っ…?」
魔道士「だって、盗賊さんしか浴衣着れないじゃないですかぁ」
盗賊「うぅ〜、……せ、戦士っ!」
戦士「は、はいっ」
盗賊は襖を開け、戦士を通路へ呼び出す。
盗賊「……ジッと…して」
盗賊は慣れた手つきで、戦士の浴衣帯を締め直す。
シュルッ…シュッ…シュ…キュッ
- 959 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 18:57:31.59 ID:r2muZ2Uo
手際の良さに戦士はふと、下の盗賊を見る。
チラッ!!
戦士「…!!!」
盗賊「…んっ?」
戦士「なんでもないっ!!」
盗賊「……?」
戦士(…師匠…ジーサン…それからえーとえーと!)
盗賊「…終わり」
戦士「お、おうっ!召喚士呼んで来るっ!」
召喚士「あ…次は俺か…」
戦士「いいか…?下は決して見るな!」
召喚士「…下!?」
テクテク…
盗賊「…じっと…して」
召喚士「…あ、はいっ!…すいません」
- 960 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 19:03:08.51 ID:r2muZ2Uo
シュルルッ…シュッ…ササッ
召喚士「早いですねぇ!」
盗賊「そ、そうか?」
チラッ
召喚士「っ!!……谷!」
盗賊「…谷?」
召喚士「な、何でも…!ないです…!」
盗賊「…?」
召喚士(3.14159265358979323846264338327950288419716939937510582097494459230781640628620…)
盗賊「…終わり」
召喚士「あっありがとうございます!」
タタッ!!
魔道士「さぁ、ご飯食べましょう〜!」
召喚士「すまん…見てしまった…二山と…谷…」
戦士「…だから言ったのに。…でも…耐えたか」
- 961 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 19:04:56.20 ID:nkpzh/co
頂は!?お山の頂は見てないんだろうな?!!??
- 962 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 19:10:24.44 ID:qjfMgBko
召喚士何桁まで言えるんだよwwww
- 967 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 19:50:20.66 ID:r2muZ2Uo
魔道士「見て下さい!お魚に…あっ天ぷらだ!」
戦士「凄い量だな…!
盗賊「…茶碗蒸し!」
老婆「よいしょ…さ、どうぞ…おかわrもありますからね」
召喚士「で、では…いただきます!」
魔道士「いただきま〜す!」
戦士「あ、バーサン…フォーク一本くれ」
魔道士「盗賊さん、コレなんです?」
盗賊「これは…茶碗蒸しだ」
召喚士「茶碗蒸し…?」
盗賊「と、とても美味い!」
戦士「ほーっ…食ってみるか」
魔道士「茶碗蒸し、好きなんですか?」
盗賊「だっ、大好き…だ!」
召喚士「…熱っつ…!けど…美味しいっ!!」
- 968 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 19:56:58.45 ID:r2muZ2Uo
戦士「これも美味いぞ!ほらっ!」
魔道士「いただきますー!…よっ」
盗賊「…ふむ、おひたし…か」
戦士の差し出す小鉢に箸を伸ばす魔道士と盗賊。
戦士「!!」
召喚士「…!!」
魔道士「…よいしょっ…あーん…モグモグ」
盗賊「……うむ!…味がよく…染みて」
召喚士「わざとだろっ!!…ボソボソ」
戦士「ち、違うっ!不可抗力だ!…ボソボソ」
魔道士「…どうしました?」
召喚士「えっ!?あ、戦士!酒が空だぞっ!」
戦士「だなっ!バ、バーサン!お酒〜!」
老婆「はいはい…只今お持ちしますよ…ひっひ」
盗賊「……?」
- 969 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 20:01:41.97 ID:r2muZ2Uo
魔道士「ご馳走様でしたー!!」
盗賊「…美味かった」
老婆「お粗末様で…では片付けますね…」
召喚士「お婆さん一人でやってるんですか…?」
老婆「えぇ…昔は沢山いたんですがね…よっこらせ」
魔道士「……お婆ちゃん!手伝います!」
盗賊「…わ、私も!」
タタッ!!
老婆「いやぁ…お客様にそんな…!」
魔道士「いいからっ!さ、運びますよ〜!」
老婆「すみませんねぇ…ひっひっひ」
テッテッテ
戦士「…盗賊の谷も凄かったけど」
召喚士「魔道士さんは隙間が開き過ぎて…危ない」
戦士「破壊力が凄まじいな…どっちも…」
召喚士「…浴衣って……凄いんだね」
- 970 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 20:07:14.87 ID:r2muZ2Uo
ジャアァァァ
老婆「もう十年近くも前になりますかねぇ…」
盗賊「……ゴシゴシ」
老婆「一匹の土蜘蛛が住みついて…この山を荒らしてるのです」
魔道士「土蜘蛛!?」
老婆「えぇ…夫婦で住みついて…子を大量に生んで…今じゃ山全体が巣ですじゃ」
盗賊「…先程倒したのは…子か」
老婆「雄の土蜘蛛はもう何年か前に…旅の方が成敗して下さったんじゃが…」
魔道士「まだ…メスが?」
老婆「えぇ…子と交配して…仲間を増やしておりまする…」
盗賊「……」
老婆「そのせいか、生んだ土蜘蛛は親ほど強くはないのですが…数が数じゃ…」
魔道士「それで…この町も…宿も…」
老婆「十年前は本当に賑やかで…栄えておった…それが今じゃ…」
盗賊「…そう…だったのか」
- 971 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 20:12:10.71 ID:r2muZ2Uo
魔道士「私たちで…なんとか出来ませんかね!?」
盗賊「…うむ!」
老婆「…?」
魔道士「お婆ちゃん!こう見えても私たち、強いんですよ!…多分」
盗賊「…巣は…どこに?」
老婆「いけません…!ヤツらは人を攫って食うのじゃ…!」
ザッザ
戦士「そんな事聞いちまったら…見捨てておけないよなぁ?」
召喚士「…あぁ!力ある者が、困っている者を助ける…!」
魔道士「そうですよ!私たち、やれるだけやってみます!」
盗賊「…うむ!!」
老婆「旅の方……な、なんと…うぅっ…」
戦士「明日の朝、早速…土蜘蛛討伐だ!!」
魔道士「よーし、明日に備えて今日は寝ましょう!!」
召喚士「…同意!」
- 974 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 20:24:12.03 ID:r2muZ2Uo
〜二階の部屋〜
召喚士「そうだっ!一部屋しかないんだった…!!」
魔道士「何だか…四人で寝るのって…いつ以来ですかね?」
戦士「…最初の頃の船…か?」
召喚士「部屋だと…そうなりますね…」
戦士「あの頃は金無かったもんなぁ…!」
盗賊「…うむ」
召喚士「みんな色んな物を売って…工面しましたもんね!」
魔道士「懐かしいですねー!今や…そんな事もなく…」
戦士「贅沢になったよなぁ…!はははっ!」
魔道士「それだけ頑張ってきた、って事じゃないですか…?」
召喚士「そうですね!ははっ!」
戦士「さ…寝るか。明日は早めに起きよう…」
召喚士「そうだね…、それでは…!」
魔道士「おやすみなさいー!」
盗賊「おやすみなさい…!」
- 975 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 20:25:56.79 ID:vLRYbqgo
ばっちゃん意外と苦労してたんだなwwwwww口調からして山姥か何かと思ってたのにwwwwwwww
- 976 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 20:37:40.05 ID:r2muZ2Uo
〜深夜、外〜
召喚士「……うぅ…冷えるなぁ」
盗賊「…召喚士…?」
召喚士「盗賊さん…寝れないんですか?」
盗賊「…ま、まぁ」
召喚士「東方…いい所ですね」
盗賊「……そうか」
召喚士「お婆さんも…助けてあげたいですね!」
盗賊「…うむ」
召喚士「……冷えますし…戻りましょうか」
盗賊「…あ、あのっ」
召喚士「…はい?」
盗賊「…え……えと」
召喚士「何です…?」
盗賊「…やっぱり…せ、洗顔とかっ…!した方が…いいか?」
召喚士「………へっ!?」
- 977 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 20:42:35.55 ID:r2muZ2Uo
盗賊「…いやっ!…男は…その」
召喚士「あ、あまり…気にしなくても…いいかと」
盗賊「…は、肌とかっ柔らかくて…そのっ」
召喚士「ははっ!大丈夫ですって!」
盗賊「…そ、そうかな?」
召喚士「戦士は、そういう事…気にする人じゃないですよ!」
盗賊「…そ、そうか」
召喚士「盗賊さんは盗賊さんのままで充分、魅力的です」
盗賊「……///」
召喚士「あっ!す、すいません…!」
盗賊「…いや…その…あ、ありがとう…!」
召喚士「いえいえ…が、頑張りましょう」
盗賊「じゃ、じゃあ……寝ようか!」
タッタッタ…
召喚士「ちょっとずつ…近付いては…いる…かな?」
- 978 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/11/23(月) 20:50:43.57 ID:r2muZ2Uo
〜次の日〜
戦士「さて…土蜘蛛を蹴散らしてやるか!」
召喚士「お婆さん、土蜘蛛の巣は…?」
老婆「…山頂の洞窟ですじゃ。本当に…大丈夫ですか?」
盗賊「…任せろ」
魔道士「よーし、頑張りましょう!」
老婆「そうじゃ…!ちょっと待って下され…」
老婆は一本の小太刀を手に戻ってくる。
老婆「雄の土蜘蛛を成敗して下すった方が置いて行ったものですじゃ…」
盗賊「…小太刀か」
老婆「良ければ…何かのお役に…!」
戦士「助かるぜ。コイツは…盗賊向きだな!」
盗賊「…うむ!…頂戴する!」
老婆「それでは……お気を付けて」
召喚士「はい!…必ず、土蜘蛛を…!!」
四人は山頂の洞窟目指し、宿を後にした…。
- 979 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/11/23(月) 20:52:12.45 ID:r2muZ2Uo
キリいいので、次回からは次スレに投下します!
ってか、スレ立てて来ないとですね…えーと…5スレ目かな?
- 980 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 20:55:12.21 ID:pKFABcAo
土蜘蛛って聞くと…
ミミミミミミミミミミミミミミミミ
- 981 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/11/23(月) 20:57:28.05 ID:r2muZ2Uo
盗賊「……つ、次スレだぞっ!!」
魔道士「http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1258977379/」
- 982 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 21:08:35.45 ID:uMp.JIDO
>>1乙!
スレ建て乙!!
土蜘蛛との戦いワクワクするな
- 983 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 21:09:07.19 ID:1mtNeao0
浴衣っていいよな…
- 984 :パー速民がお送りします [] :2009/11/23(月) 21:53:12.74 ID:4w0WLoAO
【装備】
浴衣(女性)
守備+28
色気+95
- 986 :パー速民がお送りします [] :2009/11/23(月) 22:08:52.58 ID:ZQoGPgSO
うまそにみえてもくろてはならぬ、くろたら一生生き地獄…………
- 987 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 22:14:48.10 ID:Jl6dif.o
土蜘蛛に幼女は居ないのかなっ!!
ハァハァハァ・・・
- 988 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 22:19:41.01 ID:NhfTKl.o
糸プレイ
- 989 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 22:22:46.61 ID:NjbzXWoo
このスレに足りない唯一の存在は絵師か。
だが賛否わかれるだろうからこっそりペニススレのほうにでも・・・欲しいな。
- 990 :パー速民がお送りします [] :2009/11/23(月) 22:27:45.42 ID:ZQoGPgSO
ああ……俺に画力さえあればこのイメージを形に出来るのにッ!!
- 991 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 22:28:23.88 ID:d/izX4Uo
絵師とか他でやってね^^
- 992 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 22:33:49.02 ID:X7eqC2AO
こっそりペニスレにでもと書いてあるのに以下略
- 993 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/11/23(月) 22:34:10.89 ID:r2muZ2Uo
絵師の皆様は、同一IDが暴れてる下品なスレがパー速に(ry
>>1000なら新キャラでツンデレ女戦士登場
- 997 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/11/23(月) 23:26:21.86 ID:r2muZ2Uo
たまには別シリーズをvipにでもたてようかな…?
うめ
- 1000 :パー速民がお送りします [sage] :2009/11/23(月) 23:31:00.76 ID:s/fLnoDO
がんばれー
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