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冒剣士「…冒険酒場で働くことになった」
1 名前: ◆qqtckwRIh. [sage] 投稿日:2013/08/07(水) 11:39:52 ID:yZ57Y7Cc
 
【少年剣士シリーズ】
少年剣士「冒険学校に入学します!」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1370948694/l50
少年剣士「冒険学校で頑張ります!」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1371177620/l50
少年剣士「冒険学校の休暇です!」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1371707458/l50

【幼剣士シリーズ】
幼剣士「待っていて下さい・・僕が・・必ず・・!」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1372216047/
幼剣士「僕には夢が出来ました」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1373284710/
青年剣士「運命ということ・・」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1374051127/l50


上記作品のシリーズものですが、シリーズを読んでない方でも楽しめる作品(新シリーズ)でスタートします。


2 名前: ◆qqtckwRIh. [sage] 投稿日:2013/08/07(水) 11:42:49 ID:yZ57Y7Cc
 
冒険者というのは名ばかり。

実際は"冒険学校"を卒業しても、軍へと配属され、処理をさせられるだけ。

でも、そんな中で…英雄と呼ばれた男は、本当の"冒険"をしたという。


それが嘘か本当かは知らない。

小さい頃に、本の片隅に小さく乗っていた…わずかな記憶だけを頼っただけ。


3 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/07(水) 11:43:20 ID:yZ57Y7Cc
 
現実を見ている僕は、有数国家である…中央国の有名な冒険学校への推薦を断った。

 
最近、冒険酒場と呼ばれる…宿も完備した初心者向けのクエストを配属してもらえる集会所があるらしい。


だから…僕は"冒険酒場"へと足を運んだ。

ここが僕の…スタートラインだと思うから…!


4 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/07(水) 11:44:09 ID:yZ57Y7Cc
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

……ガチャッ…ガランガラン!!!


店員「はい!…いらっしゃいませ」

冒剣士「…こんにちわ。ここが…冒険酒場ですか?」


店員「そうですよ。お客様…お若いですね、そのお歳で冒険者に?」


冒剣士「…えぇ。自分で言うのもなんですが、まだまだ子供だと思います」

店員「いえいえ、あなたのような冒険者の方も沢山おります。まずは、お掛けになってください」

冒剣士「はい…」


…スッ……ガタンッ


5 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/07(水) 11:45:20 ID:yZ57Y7Cc
 
店員「…それで、お泊りですか?」

冒剣士「いえ…あの…、ここに来れば宿やクエストの面倒を見て頂けるって聞いたんですが…」

店員「あー…やっぱりそういう口ですか」

冒剣士「そういう…口?」


店員「専属冒険者、って知ってます?」


冒剣士「いえ…」

店員「やっぱりか…、"冒険酒場"が近年、世界各地に増えてきたのは知ってますよね?」

冒剣士「はい」


店員「冒険酒場の役割は、本来…軍で処理されるクエストまたは、国から出るクエストの中継です」

冒剣士「はい」

店員「で、その制度のせいで…軍が最近、人不足なんです。それを危惧した世界が、自由なクエスト受諾は禁止にしたんです」


6 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/07(水) 11:45:50 ID:yZ57Y7Cc
 
冒剣士「なっ…」

店員「そこで登場したのが、専属冒険者、またその許可証っていうわけです。その酒場に対し、一定人数までしか冒険者を登録を出来ないようになりました」


冒剣士「ち、ちょっと待ってください。それだと…ていの良い、小さな軍みたいなもんじゃないですか!」


店員「はは…そう言われるとそうなんです」

冒剣士「そ、それじゃクエストは…?」

店員「うちは見ての通り、小さな酒場ですので。宿は同時経営してないし、登録人数も3人。それもイッパイです…申し訳ない」


冒剣士「わかりました…」ハァ


店員「あ、ここより東に行った所に、大型の冒険酒場があるので行ってみたらいかがでしょう?」


冒剣士「………どうも!」


…ガチャッ!!!!
……ガランガラン!!!


店員「うひゃっ…乱暴な人だ。全く、きちんと国も説明しないから…ああいう若者が増えるんだ…」


7 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/07(水) 11:46:25 ID:yZ57Y7Cc
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


…トコトコ…トコトコトコ…

 
冒剣士(一体どうしたらいいんだろう。どうせ大型の所いっても…無理だろうし…)ハァ


…トボトボ……


冒剣士(実家には大口叩いて出てきたし…帰れる訳ないもんなぁ…どうしよ本当…)


…ゴツッ…!!


冒剣士「うわっ!」ベチャッ!!!


…ベトベト……


冒剣士「転んで…昨日の降った水溜りに突っ込むし!最悪だぁぁぁぁぁっ!!!!」


8 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/07(水) 11:47:07 ID:yZ57Y7Cc
 
…ザワザワ……
ナニ?アノコ……、シッ!ミチャイケマセン!!…


冒剣士「…」ハァ


???「大丈夫?」


冒剣士「…え?」

???「君だよ君。どうしたの…大丈夫?」

冒剣士「あ…」



…フワッ……

冒剣士「わっ…綺麗な人…」

???「えっ?」


9 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/07(水) 11:47:39 ID:yZ57Y7Cc
 
冒剣士「あ、いえ!なんでもないです…あはは…」

???「ふふ、ありがとう。私の家、近くなんだ。夫も丁度…家にいるだろうし、その濡れた服、乾かそう?」

冒剣士「あ…、は、はい…」


…トコトコ……


冒剣士「あ…、あなたの名前は?」


吟遊詩人「私は吟遊詩人。こう見えても冒険者の1人なの…よろしくね」ニコッ


10 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/07(水) 11:48:22 ID:yZ57Y7Cc
 
…ガチャッ

吟遊詩人「ただいまーっ聖剣士!」

聖剣士「お帰り…って、その子は?ドロドロじゃないか…」


吟遊詩人「そこの水たまりで転んじゃって…、家も近くだったし連れてきたの」

聖剣士「そっかそっか、いらっしゃい…えーと…」


冒剣士「あ、冒剣士といいます」


聖剣士「そっかそっか、ゆっくりしていくといいよ」ヨイショ

冒剣士「…ありがとうございます」


…キョロキョロ


冒剣士(居間に飾ってある防具、剣…、どれも本で見たことある高級品だ。もしかしたら凄い冒険者なのかな…?)


11 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/07(水) 11:48:55 ID:yZ57Y7Cc
 
…タッタッタッタッタ……


吟遊詩人「はい、タオル。服は上だけ脱いで置いといて。乾かしておくから…ね?」

冒剣士「あ…何からなにまで…」

吟遊詩人「困った時はお互い様だから。気にしない気にしない」

冒剣士「…はいっ」


…ヌギヌギ……パサッ


冒剣士「…」



…トコトコ…

聖剣士「よし…よいしょっと、そこに座って冒剣士クン。これ、僕が作った新作のスープ。飲んで休んでよ」

冒剣士「…新作?」


12 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/07(水) 11:49:27 ID:yZ57Y7Cc
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


…ゴクッ……ゴクゴクッ…

冒剣士「…わっ!美味しい!」

聖剣士「そうでしょー?魚介をふんだんに使って、西の港の鰹を贅沢に使った特製スープ!」

冒剣士「…体が温まります……本当に美味しい…」ホウッ


聖剣士「はは、そこまで喜んで貰えると嬉しいな。コストダウンさえ出来れば新作メニューにも出来るんだけど…うーん」


冒剣士「新作…メニュー?」

聖剣士「うん、僕は冒険酒場の料理を作ってるんだ。軍にも所属してるから、いつも…という訳にはいかないけどね」アハハ

冒剣士「冒険酒場…」


聖剣士「あれ?冒険酒場知らない?」


13 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/07(水) 11:50:11 ID:yZ57Y7Cc
 
冒剣士「いえ…知ってますが…」ハァ

聖剣士「…どうした?」


冒剣士「いえ…、冒険酒場に夢を見て中央国に足を運んだのですが、どこもかしこも専属入りを断られてしまって…」

聖剣士「君…今いくつ?」

冒剣士「13歳です」

聖剣士「冒険学校のほうには入学しなかったの?」


冒剣士「いや何ていうか、結局は軍に入れられて、色々な処理ばかりさせられて、冒険という冒険が出来ないのが現実と聞いて…」


聖剣士「…」

冒剣士「だから、本当は特待学校に誘われていたのですが、それを蹴ってココへ訪れたのですが…」


14 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/07(水) 11:50:42 ID:yZ57Y7Cc
 
聖剣士「うーん…、それは理屈であって、現実じゃない」

冒剣士「え?」

聖剣士「君は軍へ入った事があるのか?冒険学校を体験したのか?冒険というものは、何を意味するか分かっているのか?」


冒剣士「…い、いえ」

聖剣士「そうだろう。何もかも、食わず嫌いように体験もせず…愚痴を言い、夢ばかり見て足元をすくわれたんだ」

冒剣士「…」


聖剣士「だけどさ…、君は…もしかした強運を持っているかもしれないね…」

冒剣士「…えっ?」


15 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/07(水) 11:51:13 ID:yZ57Y7Cc
 
タッタッタ…パサッ


吟遊詩人「はいっ、乾かしておいたからね♪」

冒剣士「あ、ありがとうございます」


聖剣士「あ、吟遊詩人。うちの冒険酒場って、何人か穴あったっけ?」

吟遊詩人「えー…どうだったかな。先週、1人が遠征部隊に参加するからって抜けたかも…」

聖剣士「なるほど…。じゃ、兄さんに頼んで、この子を専属にしてもらおうかな」


吟遊詩人「?」


冒剣士「……へっ?」


16 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/07(水) 11:51:45 ID:yZ57Y7Cc
 
That's where the story begins!
――――――――――――――――――
【冒剣士「…冒険酒場で働くことになった」】
――――――――――――――――――


17 名前: ◆qqtckwRIh. [sage] 投稿日:2013/08/07(水) 11:53:45 ID:yZ57Y7Cc
一旦終了です。
諸事情で本来書けなかったのですが、時間を得たので再び再指導致しました。
前ほどの更新速度はないかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。


18 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2013/08/07(水) 12:15:09 ID:fs7xDJtI
聖剣士…偉くなったなー

支援


19 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2013/08/07(水) 13:24:22 ID:j/Vr/172
題名でまさかとおもったら…待機しておく!乙!


20 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2013/08/07(水) 13:30:22 ID:DosZAOlk
楽しみにしてたおつ

>>18
義兄とその父親は英雄で義姉は龍族の女王でって考えると
義兄の事だけでも聖剣士になるまでに疎まれたり嫉妬されたりで相当苦労してそうだよね


21 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2013/08/07(水) 13:40:52 ID:Mw7rJ88M
だが嫁が吟遊詩人なので超勝ち組である


22 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/07(水) 16:16:08 ID:0A5yKA.2
これは番外編ではなくて第3シリーズ?
今後が楽しみです。

聖剣士の新作スープのんでみたいw


23 名前: ◆qqtckwRIh. [sage] 投稿日:2013/08/08(木) 07:41:52 ID:IvlXpwtk
皆さんありがとうございます。
>>22 一応第3シリーズにあたります(A´ω`)


24 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/08(木) 07:44:15 ID:IvlXpwtk
  
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
……コンコン

???「はーいどうぞー」


……ガチャッ

聖剣士「あ、兄さん…、いたいた。よかった」

オーナー「…ん?聖剣士じゃないか…今日は休みだろ?どうした?」

聖剣士「いやー…実はこの子なんだけど…」


冒剣士「…ど、どうもです」


オーナー「お?誰だ?」

聖剣士「…ほら、先週さ、遠征部隊に参加するから1人抜けたっていったでしょ?その後釜の推薦」

オーナー「あー…そうだね。って、推薦…?聖剣士、その子の知り合いなのか?」


聖剣士「知り合いっていうか、知り合った」

オーナー「…?」


25 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/08(木) 07:44:54 ID:IvlXpwtk
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


聖剣士「…というわけ」

オーナー「なるほどね、そりゃ災難だったね冒剣士クン。俺はこの酒場のオーナー。そのまんまオーナーって呼んでくれればいいよ」


冒剣士「あ…は、はい」


聖剣士「何とかならないかな?」

オーナー「うーん…、何とかならないこともないけど…」

聖剣士「何か?」

オーナー「うちは宿も経営してるし、武器や防具、料理酒場、クエストも何でも請け負ってるけど…小規模でしょ?」

聖剣士「あー…まあ」


オーナー「人数によっていっぱいいっぱいで、手が空かなくなることも多かったから、専属人数1人減らそうかなって思ってたんだよ」


26 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/08(木) 07:46:04 ID:IvlXpwtk
 
冒剣士(やっぱり…だめか)


聖剣士「じゃあ、クエストがない時は経営の手伝いしてもらえば?住み込みでもそれなら出来るんじゃない?」

オーナー「なるほど。それなら問題ないかな…?」


冒剣士「!」


オーナー「専属冒険者になって、住み込みでうちの手伝い。クエストが回れば一部回して、月払いで給料。休みの日は自由に冒険…ってのはどうだろ?」

冒剣士「…ほ、本当ですか!?ぜひお願いします!!」

オーナー「そんなに喜ばれるとは…はは、いいよ。ただし忙しい時は手伝いに集中してもらう事になるけど…いいかな?」


27 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/08(木) 07:46:38 ID:IvlXpwtk
 
冒剣士「ぜ、全然大丈夫です!宿なし、先もなし、このまま泣きながら実家に帰るより…全然いいです!お願いします!」

聖剣士「よかったね」ニコッ

冒剣士「ありがとうございます!!」



オーナー「じゃ、宜しく!」

冒剣士「宜しくお願いしますっ!」


28 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/08(木) 07:47:10 ID:IvlXpwtk
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


冒剣士「…基本業務は結構あるんですね」

オーナー「今日みたくさ、お客が少ない日はいいんだけど…基本的には、室内清掃、お客対応…、色々やってもらうよ」


冒剣士「沢山ありますね…、大変だ…」



聖剣士「時間があるときは、僕の厨房のお手伝いもしてもらおうかな。料理はできて損がないよ〜」

冒剣士「は…はい」

オーナー「そうだね、料理だけは覚えといて損はないと思う。厨房担当は基本的に2人で賄ってるから」

冒剣士「2人?聖剣士さんだけじゃないんですか?」


29 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/08(木) 07:47:44 ID:IvlXpwtk
 
オーナー「今は出かけてるけど、俺の嫁さんもここで働いてて、厨房も担当なんだ。吟遊詩人さんはたまに来て酒場のほうの接客をしてる」

冒剣士「へ…へえ…、いっぱい人がいるんですね」

オーナー「小規模だけど、業務だけは詰め込んでるからね…正直、人が増えてくれるのは嬉しいよ」

冒剣士「頑張ります」


聖剣士「あ、専属冒険者のことに関しては?」


オーナー「あ…そうそう。専属冒険者はうちの規模で6人。僧侶戦士、武道家、聖剣士、吟遊詩人、筋肉僧侶さんていう人と、君」

冒剣士「へえ…吟遊詩人さんも、聖剣士さんもですか?」


聖剣士「一応ね。軍にも所属してるっていったけど、自由業に近い軍役のほうだから。メインはこっちでやってるんだ」

冒剣士「なるほど…」


30 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/08(木) 07:48:19 ID:IvlXpwtk
 
オーナー「と、まあ色々詰め込んだけど大丈夫?」

冒剣士「大丈夫です。とりあえず、清掃と接客、厨房の手伝いですね」

オーナー「とりわけではそんな感じ。あと、うちは1級だから…専属じゃなくても、うちを訪れた冒険者にクエストをお願いすることはあるかな」

冒剣士「…え?専属じゃないとクエストって受けられないんじゃ…」


オーナー「え?それは2級酒場のところ。うちは1級酒場だから、俺が自由に冒険者にクエストを渡すことが出来るんだ」


冒剣士「は…?」

聖剣士「…ん?」


オーナー「…どうしたの?」キョトン


31 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/08(木) 07:49:32 ID:IvlXpwtk
 
冒剣士「いえ、最初に行った酒場で、クエストは基本的に専属の証がないとダメだから自由は禁止だとか…」

オーナー「…いやいや、1級酒場なら自由契約できるよ?」

冒剣士「な…」


聖剣士「え、冒剣士くん、専属断られたって言ってたから、てっきり専属志願なのかと…」


冒剣士「な、なななな…」


オーナー「何やら食い違いがあったようだけど…、ま!これからよろしくね」ニコッ


冒剣士「なんでぇぇぇぇぇ!」



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