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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その8
- 273 : ◆1otsuV0WFc [saga]
:2009/12/28(月) 20:22:51.77 ID:7fpkNkco
…
DQN女「来た…っ、来たよぉ!!」
ザッザッザ…
DQN男「リーダー!?リーダー!!」
ザッザッザ…
リーダーは震える両手で剣を構える。
リーダー「……っ」
袋小路の一本道より、複数の魔物が姿を表す。
DQN男「…ココッ、コボルトだっ!!」
コボルト「ウオォォンンッ!!」
鍛冶娘「……ど、どうするの!?」
DQN女「ちょっとぉ!リーダー!!」
リーダー「くっそ…、くっそぉ…っ!」
コボルト「ウオォォォ…」
コボルトが四人の近くへ、ゆっくりと歩み寄る。
- 276 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/28(月) 21:01:33.52 ID:dPIcT2Yo
ところで召喚師は何故急に魔翌力が無くなったんだ?
- 278 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/28(月) 21:10:29.00 ID:NF.70xoo
>>276
精神的な問題かそれともコカトリスに乗って直接魔翌力を注ぎ込むなんて無茶をしたからかどっちか。
といっても昨日の今日で明らかになってないけどな。
- 279 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/28(月) 21:11:11.64 ID:0mddujgo
女っ気が足りないから
- 314 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/29(火) 10:23:19.99 ID:2UAFZNgo
ザッ…ザザッ…
鍛冶娘「出口が…っ!?」
コボルト「…ウオオォォ」
リーダー「あぁっ…うわあぁぁっ!!」
ザシュッ!!…ドサッ…
リーダーが正面のコボルトに斬りかかる。
DQN女「…やった!倒した、倒したよっ!」
リーダー「はぁー…はぁ…っ!」
DQN男「まだ来る!早く!早くーっ!!」
コボルト「ウガアァッ!」
ビシュッ!!
リーダー「…え…っ」
二匹目のコボルトがリーダーの左腕に剣を突き刺す。
DQN女「きゃあぁっ!!」
ズズズ・・・ブシュッ…ドサッ
- 315 :パー速民がお送りします [] :2009/12/29(火) 10:27:00.35 ID:qVYPR2SO
リーーーダアアアアア!!!!
- 316 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/29(火) 10:37:20.81 ID:2UAFZNgo
リーダー「ぎゃあぁぁっ!!…うぅ…っ!」
コボルトが剣を振り上げると、リーダーの左腕が地に落ちる。
鍛冶娘「……っ!!」
DQN男「うわあぁっ!もうっ、もうだ、ダメだぁ!!」
リーダー「うぅ…ちくしょおっ!!」
ガスッ!!
リーダーは片手で剣を振り回し、前方のコボルトを斬りつける。
致命傷には至らないが、コボルトは斬られ、後方に下がっていく。
リーダー「はぁ…っ!…はぁ、はぁ」
鍛冶娘「…血が…っ!止血しないと…!!」
リーダー「はぁっ……はぁ…っ!」
鍛冶娘「リ、リーダー…!?」
リーダーは更に前方へ足を進め、コボルト達に近づく。
コボルト「…ウウゥゥゥッ」
バシュッ!!…ドッ…ゴロゴロ…
- 318 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/29(火) 10:45:05.38 ID:2UAFZNgo
突如背後からの一閃により、コボルトの首は体より離れ落ちる。
ザッザッザ…
背後の道より二つの姿が現れる。
一つは剣を手にしたコボルト、もう一つは黒いローブの姿。どちらも魔物である。
リッチ「…なにやら血の臭いがすると思えば…」
コボル「俺様に黙って楽しそうな事してるじゃねぇか…!」
DQN男「う、うわあぁっ!また…来た…っ!」
リッチ「ほぅ、人間デスか…!これは甘美な…」
周囲のコボルトが後方に退く。
コボル「おう、今度は俺様が相手だ。ほれかかって来い」
リーダー「…うぅ…っ!!」
コボル「そんなに震えるなよ。いたぶりたくなるだろ…」
リーダー「…う、うわあぁっ!!」
リーダーは勢いよく、コボルに斬りかかる。
シュッ……ザンッ!!…ドシャアッ…
- 319 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/29(火) 10:53:18.00 ID:2UAFZNgo
リーダーの一撃をいとも簡単にかわしたコボルは、
ガラ空きの喉元を一閃し、リーダーは地に伏せた…。
鍛冶娘「…うぅ…っ!!」
コボル「さーて、食っていいぞお前ら」
コボルの一声で、コボルト達が一斉にリーダーめがけ飛びつく。
ガツガツッ…グシュッ…ベキッ!!…
DQN男「…っ…うげぇ…っ!!おえっ!」
リッチ「あと3人…男は餌に、女は……」
コボル「……嬲ってから俺様が食ってやるよ」
DQN女「…は、はははっ!……はっ…はっ!」
鍛冶娘「…くっ!……はぁ…はぁ…!」
リッチは鍛冶娘の元へ近づく。
ガシッ!!
リッチの腕が鍛冶娘の首を掴み、持ち上げる。
鍛冶娘「……っ!」
- 320 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/29(火) 10:58:03.96 ID:NVmXx0Io
リーダーあっさり死んじゃったな・・・
- 321 :パー速民がお送りします [] :2009/12/29(火) 11:07:47.04 ID:z5q7Xgc0
おいwwwwwお前らがあんまりDQN氏ねっていうからあっさりリーダー氏んじゃったぞwww
ざまぁwwwwwwwww
- 322 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/29(火) 11:09:02.69 ID:2UAFZNgo
リッチ「……生娘か。これは…なかなか」
鍛冶娘「くぅ…っ!!」
鍛冶娘はリッチの腕を両手で掴む。
リッチ「それに…器量も良さそうデスね…フフフ」
パッ…ドサァッ!!
鍛冶娘「う…っ!!」
リッチ「命乞いでもしたらどうデス?フフフ…!」
リッチは地面に倒れる鍛冶娘めがけ言い放つ。
鍛冶娘「……だ、誰が…っ!!」
リッチ「思った通り…器量もいいデスね。楽しめそうだ」
言い終えると、リッチは背後を振り向く。
DQN女「お願いしますっ!助けて…っ!助けてぇ!!」
DQN男「どうか…!命は…っ!!お願いします!仲間になりますぅ!」
コボル「ぎゃははは!なんだコイツら…?助かると思ってんの?」
- 323 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/29(火) 11:17:55.24 ID:2UAFZNgo
ドグッ!!
DQN男「うげぇ…っ!!」
コボルは腹部を蹴り飛ばし、頭を掻く。
コボル「つまんねーなぁ……。もういいや」
コボルは周囲のコボルトに手で合図を送る。
コボルト「ウオオォォッ!!」
コボルトが二人へ一斉に飛びかかる。
DQN男「うわあぁっ!!うわあぁぁ!!」
バリィッ!!……ザスッ…バッ…
DQN女「やだぁ!!いや…っ!いやああぁぁっ!!」
コボル「ぎゃははは!食えっ!犯せっ!ぎゃはははっ!!」
リッチ「……立ちなサイ」
鍛冶娘「……」
呆然と座り込む鍛冶娘へ、リッチが顔を近づけ話しかける。
鍛冶娘「……………」
- 324 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/29(火) 11:17:57.85 ID:tbIj/DQo
戦士早く
ツンデレがヤンデレ進化してしまう
- 325 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/29(火) 11:21:45.17 ID:9oxM4AEo
「〜デスね」って喋り方のせいでリッチがタラヲに見えてきた
- 326 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/29(火) 11:25:33.51 ID:2UAFZNgo
リッチ「仕方ないデスね」
リッチは立ち上がり、壁に向け両手を伸ばす。
ドンッ!!…ベキベキィ…ビキィッ!!
リッチの魔法により、壁より蔓のような土が、無数に伸びる。
土の蔓は、鍛冶娘の全身にまとわり付き、壁に括りつけられる。
鍛冶娘「くぅ…っ…!!」
リッチ「さぁ…目を開いてよく御覧なさい…」
ガシュッ…ドスッ…ドズゥッ…
リッチ「お友達が犯され…生きたまま餌となる光景を…」
DQN女「ひっ…!ひぐぅ…っ!……っあ!!」
DQN男「は…はははっ!!あははああぁっ!!」
リッチ「…次は…貴方の番デス♪」
シュバッ!!…ドスッ!!
リッチ「……!?」
ザッザッザッザッザ…
- 327 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/12/29(火) 11:26:58.37 ID:2UAFZNgo
>>325
おいやめろ。真下に書いちゃったじゃないデスか
- 328 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/29(火) 11:32:20.25 ID:2UAFZNgo
真横からの突然の剣撃に、リッチは吹き飛ばされる。
リッチ「…・・・何者デス?」
眼鏡「……」
眼鏡は鍛冶娘と後方のコボルト達を見る。
眼鏡「……畜生共め」
コボル「…あん?なんだアイツ?」
ザッザッザ…
コボル「新たなお客さんか?」
リッチ「そのようデス。始末しなサイ」
コボル「言われなくても」
コボルは剣を構え、眼鏡の前へ歩み寄る。
眼鏡も右手で剣を構え、コボルを睨む。
鍛冶娘「……っ!!」
コボル「ひゃはっ!!」
シュオンッ……ザシュゥゥ…
- 329 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/29(火) 11:35:05.74 ID:LX/ckgDO
土のカオスktkr
てか眼鏡意外にカッコいいぞ
- 330 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/29(火) 11:39:41.84 ID:2UAFZNgo
コボル「………!?」
眼鏡「……」
眼鏡は剣に付いた血を振り払う。
コボル「ちぃ…!」
コボルは脇腹をこすり、血を拭う。
眼鏡「お前…弱いね」
コボル「な、なんだとぉ…!?……うらあっ!!」
ザシュッ!!……ボトボトッ…
コボル「…あ…あぁ…っ!!」
眼鏡「両腕の次は…両足にしようか?」
コボル「……お、おい…リッチ!!」
コボルが声をあげた瞬間、眼鏡の剣が振り下ろされ、
コボルを両断した後、炎に包まれた…。
チンッ……ドシャアッ…ゴオオォォ…
眼鏡「……」
- 331 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/29(火) 11:41:46.01 ID:VnDRgIDO
火属性の人きたー
- 332 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/29(火) 11:46:08.54 ID:2UAFZNgo
リッチ「…そこまでデス」
眼鏡「その子を離せ」
リッチ「離すと思いマスか…?」
眼鏡「お前の感情は聞いてないよ」
リッチ「……」
ドドンッ!!…ゴゴゴゴゴゴ…
眼鏡「!?」
リッチが地面に手をかざすと、地響きと共に床が抜ける。
眼鏡「しまっ…」
鍛冶娘を抱えたリッチが穴の中へ落ちていく。
眼鏡「……」
眼鏡は後方のコボルトと二人を見る。
コボルト「ハッ…ハッ…ハッ、ハッ!!」
DQN女「…うっ…うっ…っ…」
ザシュッ!!…ドスッ…バシュウゥ!!…ザンッ!!
- 333 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/29(火) 11:49:15.21 ID:tbIj/DQo
さすがソロ強い
- 334 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/29(火) 11:51:11.00 ID:2UAFZNgo
眼鏡はコボルト達を一気に葬り去ると、剣を鞘に納めようとする。
眼鏡「……」
DQN女「…っう……うぅ…っ」
DQN男「………あ…ぁ……ぅ」
眼鏡「………っ」
ザシュ!!バシュッ!!……ゴオォォォ…
眼鏡は胸に手を当て、剣を鞘に納めた。
タタッ!!……ザッ!!
盗賊「…!?」
召喚士「眼鏡……さん!?」
戦士「…こ、これは!?」
眼鏡「やぁ、君達か!」
召喚士「何で…眼鏡さんが!?」
眼鏡「ちょっと心配になってね。手助け出来ないものかと…」
召喚士「そうでしたか…!」
- 335 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/29(火) 11:53:58.37 ID:NVmXx0Io
DQN男女はトドメさされたのか?
- 336 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/29(火) 11:56:09.23 ID:2UAFZNgo
眼鏡「君達だろ?地面に目印を残してくれたのは」
召喚士「え、は…はい」
眼鏡「君らの逆を辿ったお陰で辿り着けたよ」
盗賊「…」
召喚士「助かりました。ありがとうございます!」
戦士「そ、それより……これは!?」
眼鏡「……人間…だったものだ」
盗賊「!?」
戦士「ま…まさか…っ!鍛冶娘…はどこに!?」
眼鏡「まだ…生きている。急ごう」
眼鏡は地面に空いた穴を見つめる。
召喚士「この下か……」
眼鏡「罠かもしれないよ?」
戦士「……行くしかねぇ!!」
召喚士「うん!!」
- 338 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/29(火) 12:00:24.00 ID:/hlsrFc0
生かして苦しませるより、楽にしてやったのか・・・
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