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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その34
- 88 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga]
投稿日:2011/11/27(日) 22:55:19.75 ID:oriGYG7oo
ドドドドドドオオォォ…
盗賊「……くっ」
ザシャッ
戦士「あの姿になってから、近づく事すら困難だぞくそ……っ」
天才「だがデカくなったって事は、そんだけ力も拡散してるって事だ」
西方司令「どういう意味だこらああぁぁ!! はっきり言わんかいいぃぃ!!」
西方参謀「煙みてぇな存在なら、デカくなれば密度が薄くなるってこった」
戦士「なるほどな……」
魔道士「でもっ、近づけないんじゃ……どうするんですか!?」
格闘家「どうするんです?」
天才「召喚士連中も頑張ってる事だし、アレでいくか」
魔道士「アレ……ですか?」
天才「そう。伝説の奥義と言われるアレだ」
女隊員「……っ」
西方司令「いいじゃねぇかああぁぁ!! ドンと来いやおらああぁぁぁぁ!!」
- 89 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/11/27(日) 22:56:44.84 ID:oriGYG7oo
…
男隊員「……んで、何だこれは?」
天才「何だって、国軍でもやんだろ。前へ〜ならえっ! ってやつだよ」
隊長「分かってるよそんな事は。それが何の意味だって言ってんだ」
天才「簡単だろ。前から順番に盾だよ盾」
戦士「はぁ!?」
盗賊「前って……魔道士や西方魔道長……が?」
天才「いいか? 敵に近づけば近づくほど攻撃力は増す」
女隊員「ま、まぁ……そうッスね」
天才「最初は魔法でイブちゃんの風やら炎を防いで特攻する」
男隊員「やれやれ……シャレにならんわこりゃ……ヒャハハ!」
天才「んで中軸、ギリギリまで進んで、殿の前進をサポート」
盗賊「……分かった」
格闘家「やれる限りやってみます」
天才「んでいよいよ殿。開いた道を真っ直ぐ突っ込んで……あとはやるだけだ」
- 90 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/11/27(日) 22:57:23.53 ID:oriGYG7oo
戦士「おう」
西方司令「任しとけやああぁぁ!! てめぇらが死んでも俺様は生きる!!」
天才「そんじゃ行くぞ。縦1列、1歩も横にはみ出すんじゃねぇぞ」
西方副司令「はみ出すなって……」
魔道士「先頭は、私達魔道士ですか……」
西方参謀「みてぇだわな……ヒック」
西方魔道長「そんな最前列だなんて、あたしゃ嫌だよ」
男隊員「……ちっ、しゃーねえ。先頭は俺が行くよ」
隊長「中軸は俺達か」
格闘家「ならば、その先頭は俺が」
盗賊「……いや、私が行く」
女隊員「私が行くッス!」
隊長「いや、ここは俺が行こう」
一同「どうぞどうぞ」
隊長「!?」
- 91 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/11/27(日) 22:57:58.69 ID:oriGYG7oo
戦士「んで、ケツの俺らは?」
天才「俺様が真打ちだな」
西方司令「はああぁぁ!? 俺様だろうがああぁぁ!!」
戦士「どっちでもいいよ……」
天才「テメーは最後の盾役だ。分かってんな?」
戦士「ああ。ハナっからそのつもりだ」
西方司令「謙虚じゃねぇか!! いい心がけだぞ脇役!!」
戦士「まぁな。俺にしか出来ねぇ仕事だ」
天才「ハーッハッハ! かっこいいぜお前。そんじゃ並ぶぞー」
ザッザッザ
魔道士「うー前衛なんて初めてで……緊張します……っ」
隊長「召喚士連中の攻撃が止んだ隙に仕掛けるぞ。タイミングを間違えるなよ」
戦士「なぁ、伝説の奥義って……そんなに凄げぇのか?」
天才「知らん、初めてだしな。成功すりゃ伝説にでもなんだろ……ハーッハッハ!」
戦士「何ぃ!?」
- 92 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/11/27(日) 22:58:42.03 ID:oriGYG7oo
ズアァッ!!
召喚士「いっけぇーっ!」
青年兵「りゃああぁぁーっ!!」
ドッドオオォォォォン!!
イブリース「甘い甘い甘い甘いいーッ!! この程度の召喚獣でええぇぇ!!」
隊長「今だぁ!!」
天才「いくぞおらあぁ!!」
ザッ…ダダッ!!
召喚士「な、何だ……っ!?」
サモナー「特攻……!?」
天才「いいかぁ、分かってると思うがもう1度言う。油断したら死ぬからな!」
縦1列に並んだ一同の先頭を走るのは男隊員。
男隊員「くらええぇぇーっ!!」
撃ち放たれる魔法は火。彼の得意魔法の1つである。
イブリース「何だそれはぁ!! そんなものが炎かッ、打ち消してくれるわ!!」
- 93 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/11/27(日) 22:59:23.81 ID:oriGYG7oo
魔王の放つ地獄の業火、イフリート。当然ながら男隊員の炎など容易くかき消される。
西方参謀「ご苦労さん……ヒック」
男隊員の魔法は効かぬと分かっていて、あえて出したもの。魔王の炎を引き出す為に。
イブリース「再び炎か!! 幾ら放とうと無駄な努力よ!!」
西方参謀の放つ炎は2つの意味を持つ。1つはイブリースの炎を計る為。
青年兵「駄目だっ、やはり一瞬でかき消されたっ!」
もう1つは、自身とその前を駆る男隊員の逃走経路を作る為。
西方参謀「引き出しは開けた。あとは頼んだぜ……ヒック」
男隊員「もういっちょオマケだ!!」
ドドオオォォォォン!!…ガカアアァァ!!
互いの炎がぶつかり合う煙幕と、雷魔法で破裂する地面の岩石が2人の逃走を可能にする。
西方魔道長「さぁ、次はうちらだよっ」
魔道士「はいっ! 撃ちます……っ!」
ドッドオオォォォォン!!…ゴアアアァァァァ!!
コカトリス「凄まじい風だな……っ」
- 94 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/11/27(日) 22:59:58.16 ID:oriGYG7oo
ワイバーン「1度、上空に避難するか」
ゴッゴオオォォォォ!!
イブリース「炎を押そうてかぁ!! させんぞオオォォ!!」
魔道士「やあぁーっ!」
イブリース「多少はやるようじゃあないか。だがな……」
魔道士「やああぁぁぁぁーっ!!」
ゴッゴオオォォォォ
イブリース「何……ッ!?」
盗賊「魔王が怯んだっ!」
戦士「押し切れええぇぇ!!」
イブリース「……この程度でぇ、粋がるなああぁぁ!!」
隊長「来るぞぉーっ!」
イブリース「暴風ううぅぅ……ジンッ!!」
ドッゴオオォォォォン!!
魔道士「くあぁっ!」
- 95 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/11/27(日) 23:00:34.32 ID:oriGYG7oo
西方魔道長「2人がかりなのに……なんて魔法の威力だい……っ」
天才「中軸ぅ!!」
隊長「行くぞ!」
ズザッ…ザザザザッ
隊長「はあぁーっ!」
ドドオオォォォォン…ボゴォッ!!…ズズズズズズッ
サモナー「土の壁で暴風壁を! うまい……っ!」
イブリース「小細工を……ッ」
隊長「さぁ行けぇ!!」
格闘家「正面から全力の一撃を……」
イブリース「ハァーッハッハッハ! ここまで届くと思うてかああぁぁ!」
格闘家「……放つ!」
グアッ…バッゴオオォォォォン!!
イブリース「地面……だとぉ!?」
盗賊「そうだ。私達の仕事は次へ繋ぐ事」
- 96 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/11/27(日) 23:01:24.61 ID:oriGYG7oo
女隊員「後ろの仲間達を信じるッスよぉ!」
グイィッ…ドッズウウゥゥン!!
召喚士「地面だけを徹底的に……っ」
盗賊「これだけやれば……体勢もくずせるであろうっ!」
ジャラジャラッ…ビュオッ!!
イブリース「甘いわこの非力がああぁぁ!!」
盗賊「何っ!?」
ガシィ…ブンッ!!
盗賊「……っ!!」
戦士「盗賊!!」
コカトリス「ちぃっ」
バシュウウゥゥゥゥ…ドサッ
コカトリス「……間に合ったか。無事か?」
盗賊「あ、ありがとう……っ」
ドッズウウゥゥゥゥ
- 97 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/11/27(日) 23:02:15.42 ID:oriGYG7oo
イブリース「ブハァ!! もう手は尽きたか!」
戦士「アホかっ、こっからが本番だ!」
青年兵「道はほぼ開けましたっ、行けますよ!」
イブリース「だったらまた……塞ぐのみよ!!」
ドッドオオォォォォン!!…ゴアオオォォォォ
戦士「だから何度も言わすな! こっちは炎の盾なんだっつーの!」
シュゴオオォォォォ…ゴガアアァァァァ
イブリース「炎の盾だか何だか知らんが、そのまま焼き殺してくれるわ!」
戦士「ぐお……っ、流石は魔王……」
ゴオオォォォォ
戦士「けどなぁ、そう簡単に殺されてたまるかよぉ!!」
天才「よく言った」
西方司令「耐えたなああぁぁ、盾ええぇぇ!! 死んでも褒めてやんぜええぇぇぇぇ!!」
戦士「だから死んでたまるかってんだよおぉ!」
ガシィッ!!
- 98 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/11/27(日) 23:02:51.18 ID:oriGYG7oo
サモナー「あれは……っ!?」
召喚士「ゾディアック!!」
戦士「切り裂けええぇぇぇぇ!!」
ググッ……バッシュウウゥゥゥゥ
イブリース「――――ッ!?」
ズグッ…ドズン
戦士「……ぐっ、よぉし……っ」
イブリース「な……ん……」
天才「真打ち譲ったんだ。決めなかったら腹切って詫びろよ!」
西方司令「うーるせええぇぇぇぇ!!」
イブリース「この……程度でええぇぇぇぇ!!」
天才「五行……聖!」
キュイイィィィィ
西方司令「来た来た来た来たああぁぁぁぁ!!」
天才「残り少ねぇ五行なんだ。無駄にすんなよ」
- 99 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/11/27(日) 23:03:42.66 ID:oriGYG7oo
ズッシイイィィン
西方司令「任しとけやああぁぁ!!」
ググッ
イブリース「な、何だこの槍は……抜け――」
西方司令「くたばれこの腐れボケカスがああぁぁぁぁ!!」
ヴヴヴヴヴヴ…グアッ!!
イブリース「――――ッ!!」
ゴワッシャアアァァァァ!!
男隊員「いった……ぁ!!」
女隊員「やったッス!」
イブリース「グ……グク……ッ」
ズドッ…ガクン
西方司令「ざまぁみろやハーッハッハッハ――」
イブリース「ヌ……ウゥッ、ハーッハッハッハァ!!」
西方司令「!?」
- 100 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/11/27(日) 23:04:40.49 ID:oriGYG7oo
ガシッ
イブリース「……良い。実に良い一撃であったわぁ」
西方司令「こるぁ!! 俺様の剣にふれるんじゃね――」
イブリース「ウオオオオォォォォーッ!!」
ガシュッ!!…バッキイイィィィィン!!
戦士「んなっ!?」
隊長「あの剣を……へし折っただとぉ!?」
西方司令「ガアアアアァァァァーッ!!」
バッゴオオォォォォン!!…ドシャアアァァ
天才「ぐ……っ」
西方副司令「し、司令……っ」
西方司令「し……死ん……だっ」
西方参謀「大丈夫、生きてるわ……ヒック」
召喚士「あの攻撃を食らっても……何ともないのか……っ」
魔道士「……っ」
- 104 名前:NIPPERがお送りします(新鯖です)(関西・北陸) [sage] 投稿日:2011/11/28(月) 01:38:54.92 ID:FYrYmH8AO
>>1乙
司令の武器、速攻壊れてしまったな…
- 105 名前:NIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都) [] 投稿日:2011/11/28(月) 04:43:39.68 ID:+9q8XGf50
いちおつ
西方副司令は攻撃に参加してないね
- 106 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/11/28(月) 18:02:55.96 ID:BmSSuEqbo
ズズッ…シュウウゥゥゥゥ
男隊員「あ、あれだけの攻撃で……」
隊長「化物が……っ!」
イブリース「……クッ、ククッ……ククク……ッ」
召喚士「!?」
イブリース「ハァーッハッハッハ!!」
戦士「余裕かましやがって」
天才「いや、違う。今まで纏ってた空気と別モンだ」
戦士「……?」
イブリース「無傷……無傷か。そう思えるなら、貴様等……己を過小評価しているぞ」
西方参謀「何ぃ?」
イブリース「いや恐れ入ったわ。やはり人間は徒党を組むと厄介。まぁそうでなくば手応えもないがな」
サモナー「何か……嫌な予感がする……っ」
青年兵「ええ……っ」
召喚士「……っ」
- 107 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/11/28(月) 18:03:29.78 ID:BmSSuEqbo
ザッ
イブリー-ス「龍脈が途切れ、魔力の流れが乏しいからなぁ。温存の為にと思ったが……」
ググッ
イブリース「攻撃を食らって魔力を消費してるんじゃあ意味ねぇわなぁ!」
ブシュウウゥゥゥゥ!!
西方魔道長「何事だいっ!?」
盗賊「……縮んでいる」
天才「いよいよか……っ」
戦士「何がだよ!?」
天才「考えてみろ。デカイ分、密度は薄く力は分散してた。まぁその分、魔力はセーブ出来てた」
戦士「……っ」
天才「だが、形状を縮めれば密度は濃く、魔力消費も大きいが力もグンと増す」
戦士「まさか……っ!」
シュウウウゥゥゥゥ
天才「魔王イブリースの……真の姿ってとこだろうな。くそっ!」
- 108 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/11/28(月) 18:03:58.45 ID:BmSSuEqbo
〜西方、最西端〜
傭兵「っりゃああぁぁ!!」
ザシュウウゥゥ
親衛隊「さぁ来いサンドワーム共! ここから先へは1匹たりとも進ませぬぞ!」
サンドワーム「グルウウゥゥゥゥ」
傭兵「にしても、流石に数が多くなってきやがった」
親衛隊「風が収まったからな。再び集まってきたのだろう」
西国兵「本国の魔道兵も疲労が激しいみたいですね」
魔道兵「はぁはぁ……っ、くそっ」
サンドワーム「ゴアアァァァァ!!」
親衛隊「くっ!」
ザシュッ!!
傭兵「大丈夫かぁ!?」
親衛隊「かすり傷……と言いたいところだが、なぁに……まだいけるさ!」
西国兵「お、おいっ! あれは何だ……!?」
- 109 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/11/28(月) 18:04:30.80 ID:BmSSuEqbo
傭兵「……ん? 人影が見えるが……援軍か!?」
親衛隊「王子が戻ってきたかっ!」
ザッザッザッザッザ
踊り子「居たわよっ!」
ダンサー「ちょっとぉ! 戦闘中じゃないの!?」
傭兵「女ぁ!? な、何だアイツらは……っ」
タタッ…ザッザッザ
親衛隊「おいっ! こんな所で何をしてる!?」
踊り子「アタイ達も手伝いに来たのさっ」
西国兵「手伝いだぁ!? バカヤロー! 一般人が戦場に出るなんて自殺行為だぞっ!」
踊り子「バカにしないでよねっ! アタイ達にだって出来る事……あるんだから!」
傭兵「はぁ!?」
踊り子「見てなさいっ、アタイ達の踊りを!」
ダンサー「いくわよぉーっ!」
〜♪
- 110 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/11/28(月) 18:05:20.46 ID:BmSSuEqbo
傭兵「踊りだぁ……? んな事してる場合か!!」
親衛隊「いや待てっ! 魔物の動きがおかしい……っ」
傭兵「!?」
サンドワーム「……グウウゥゥゥゥ」
西国兵「ターゲットが変わった……?」
親衛隊「しかしあれでは踊り子連中が危うい……」
傭兵「だが魔物も戸惑ってる。殺るなら今がチャンスだぞ!」
西国兵「本国連中は動けない、西国軍だけでやりましょう!」
ザザッ
西国兵「……えっ?」
魔道兵「な、何だこれ……っ。魔力が戻って……いやっ、流れ込んでくる!?」
傭兵「どういう事だぁ!? 急に魔道兵どもが元気になったぞ!?」
親衛隊「……お、俺もだ」
傭兵「あ?」
親衛隊「傷はともかく、痛みが薄れていってる……っ!」
- 111 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/11/28(月) 18:06:52.47 ID:BmSSuEqbo
〜♪
踊り子「さぁどうだっ! アタイ達の踊りにはパワーがあるのよっ!」
ダンサー「何たって、陛下のお墨付きだからねぇ〜♪」
親衛隊「よ、よく分からないが……彼女らの踊りにはやはり特殊な何かが……っ」
傭兵「ともかくっ、考察は後でいい! 魔物を蹴散らすぞ!」
魔道兵「魔法援護は任せておけ!」
西国兵「魔道隊がいりゃあ話は別っ! 一気に殲滅するぞぉ!」
ドドオオォォォォン!!…ザシュウウゥゥ!!
サンドワーム「グッギャアアァァァァ!!」
傭兵「テメェら、今のうちにこっちきやがれ!!」
踊り子「はいなっ!」
親衛隊「痛みさえ消えれば、剣を振るって戦える!」
西国兵「いっけぇ! 押し出して、陣形を立て直すぞぉ!」
踊り子「アタイ達の踊り、役に立った……?」
傭兵「……ああ。大したもんだ。だがな、二度とこんな危険な真似はすんなよ!」
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