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召喚士「出でよ!!可愛い獣娘!!」
- 784 名前:深夜にお送りします [sage]
投稿日:2012/11/23(金) 22:59:43 ID:./V6N1fQ
ーー
蒼頭「……ここからなら城の周りが見渡せるかと」
剣士「おうおう居るなぁおい。あの数じゃ見廻り……なんて事は無いよな」
喚起士「それにあの装備やらですからね……」
姫宮「………」
ジノ「お姫様大丈夫だって!」
姫宮「うん……」
召喚士「……マジでやるの?」
ネメア「そうだ」
召喚士「……イタタタッお腹痛い!だからッ!」
ネメア「やめるか?私は構わんが……お前は喚起士や剣士、蒼頭、お嬢を見てそんな事を言えるのか?」
召喚士「………」
ネメア「覚悟を決めろ。もうここまで来たら止まる事は無いのだからな」
- 785 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/11/23(金) 23:06:34 ID:./V6N1fQ
召喚士「あああ……」
剣士「召喚士よ……」
召喚士「何?」
剣士「………」
召喚士「……?」
剣士「手を見せてくれよ」
召喚士「良いけど……」パッ
剣士「………」パシッ
召喚士「………」
剣士「こんな人を殴った事も無いような手で……俺より強えんだもんな……」
召喚士「………」
剣士「見てくれよ俺の手を。こんなゴツゴツしてよ……まだ弱えんだぜ?」
蒼頭「剣士よ……」サッ
剣士「………」
- 786 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/11/23(金) 23:17:41 ID:./V6N1fQ
蒼頭「某はお前の手……好きだぞ」
剣士「………」
蒼頭「努力を積み重ねた綺麗な手だ。某はそう思う」
剣士「………」
蒼頭「某の手は……」
喚起士「蒼頭さん……」サッ
蒼頭「………」
喚起士「蒼頭さんの手……白くて細長くて綺麗な手ですね」
蒼頭「………」
喚起士「この手から素早い刀撃を繰り出すのですから……本当凄いです……」
蒼頭「………」
喚起士「………」
ジノ「ほら!お姫様も手を乗っけて!」
姫宮「え?あ、うん!」サッ
剣士、蒼頭、喚起士、姫宮「………」
- 787 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/11/24(土) 01:19:08 ID:H6wLQv6g
召喚士「おお……あえうぅ?」
ネメア「皆、お前の言葉を待っている。気のきいた言葉をかけてやれ」
召喚士「………」
剣士、蒼頭「………」
喚起士、姫宮「………」
召喚士「あ、あのさ……頑張ろう……」
ネメア「なんだそれは。他に言いようが
召喚士「ごめん……ちゃんとやるから」
ネメア「………」
召喚士「はぁ……よし」
ネメア「………」
召喚士「みんなさ……俺と約束してくれるかな……死なないって……」
召喚士「もしかしたら……これから痛い思いをするかもしれないけど……」
召喚士「………」
- 788 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/11/24(土) 13:40:46 ID:H6wLQv6g
召喚士「その時は俺が絶対助けに行くから……」
召喚士「ごめん……俺じゃこれくらいしか言葉が出てこないや……」
剣士、喚起士、蒼頭、姫宮、傭兵「………」
召喚士「本当ならもっと格好いい事言った方がいいと思うんだけどさ……」
剣士「いいぜ召喚士!」
蒼頭「その約束……守らねばな」
喚起士「………」
剣士「行くか……なぁッ!」
喚起士「そうですね……召喚士さん」
召喚士「……はい?」
喚起士「………」ジッ……
召喚士「ああの……?」
喚起士「行って来ます。そちらもお気をつけて」
召喚士「は、はい!」
- 789 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/11/24(土) 13:48:40 ID:H6wLQv6g
ー
召喚士、ネメア「………」
召喚士「はぁぁぁぁぁ帰りたい……」
ネメア「うるさいッ!いい加減にしろ!」
召喚士「だってさ……この数どうすんの?ひい……ふう……かなりの人数が城の広場にいるけど……」
ネメア「そうだな……取り合えず騒ぎを起こし、こちらへ意識を移さねばな」
召喚士「………」
ネメア「あれで全ての兵では無いだろうが……出来るだけ城門の外へ誘き出したい」
召喚士「どうすんの?」
ネメア「あの門番を殴れ。それからだな」
召喚士「はぁぁぁぁぁ……」
ネメア「………」
- 790 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/11/24(土) 23:14:52 ID:H6wLQv6g
ー
たたた……
門番右「……ん?」
門番左「なんだ貴様」
召喚士「おはようございます!門番さん達お勤めご苦労様であります!」えへっ!
門番右、門番左「………」イラッ!
召喚士「ではッ!」シュタッ!
門番右「待て待て!普通に通り過ぎようとするな!」
門番左「なんだこいつは……」
召喚士「ちょっと用事があるんですよぉ」
門番左「で?」
召喚士「だから通りますね。ではッ!」
門番右「ふざけるな!通せる訳無いだろ!」
召喚士「ケチだなぁ……」
- 791 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/11/24(土) 23:24:43 ID:H6wLQv6g
門番右 (なんだろう……こいつ激しくムカつくな……)
召喚士「どうしても駄目?」
門番左「駄目だ!帰れ!」
召喚士「可愛い笑顔見せてあげるからぁ!」えへっえへっ!
門番右「それのどこに可愛いさがあるんだ……」
門番左「………」
門番右「今日はお前みたいな奴を相手にしてる暇は無いんだ。早くこの場から離れろ」
門番左「そうだぞ。……門番右、こいつは多分アレだ」
召喚士「……?」
門番右「ああアレか。なら仕方無い」
召喚士「アレって何?」
門番左「頭の可哀想な奴なんだろ?ここから逆に行けば保護してくれる人がいるから」
- 792 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/11/24(土) 23:28:39 ID:H6wLQv6g
門番右「気を付けて帰れよ」
召喚士「………」
門番左「………」
門番右「………」
召喚士「ふは……」
門番右、門番左「?」
召喚士「ふははははッ!我を誰だと思っているッ!」
門番左「もうそう言うのいいから」
門番右「ほれ、行った行った」
召喚士「え?ちょっ」
門番左「あんまここら辺いるなよぉ!」
門番右「危ないからなぁ!」
召喚士「………」
- 793 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/11/25(日) 03:11:58 ID:9OWiBAEE
ー
召喚士「クッ……この国の門番達……中々やりおるわ……」
ネメア「馬鹿か……」
召喚士「どうしよう……」
ネメア「問答無用で殴ればいいだろうが!」
召喚士「ん……あのさ……」
ネメア「なんだ?」
召喚士「あの人達……いい人そうだよね……」
ネメア「………」
召喚士「操られてるとか敵意剥き出しとかならさ……良かったんだけど……」
ネメア「ならばどうするのだ?」
召喚士「………」
- 794 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/11/25(日) 07:08:11 ID:rMI8s2OM
召喚士はいい奴みたいにみえるけど、傍から見るとただのヘタレやな
- 795 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/11/25(日) 12:52:58 ID:9OWiBAEE
ネメア「仕方が無いな……召喚士、私がやり過ぎたら止めろ。いいな?」
召喚士「な、何するの?」
ネメア「いいから……」
召喚士「……殺したりしないよね?」
ネメア「そうならぬよう止めろ」
召喚士「………」
ネメア「お前がやらぬのなら私がやらねばならんだろ」
召喚士「………」
ネメア「わかったな?」
召喚士「……でもさいい人そうだし」
ネメア「それでも今は敵だ。行くぞ」
召喚士「うん……」
- 796 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/11/25(日) 13:05:27 ID:9OWiBAEE
ー
ネメア「………」
門番右「また来たのか……」
門番左「困ったな。いい加減にしてくれないとオジサン達怒られちゃうよ?」
門番右「取り合えずここにいると危ないからな」
ネメア「………」裏拳ッ!
ズキャァァッ!ズザザザ……
門番左「………」
ネメア「お前もこうなりたいか?」
門番左「………」
ネメア「命を刈られたく無いのならば……兵を集め私を止めよ……」
門番左「………」
ネメア「………」バッ!
門番左「ひぃぃッ!敵襲!敵襲だぁッ!」
召喚士 (凄い回転して吹っ飛んでったけど……あの門番さん死んで無いよな……)
- 797 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/11/25(日) 23:48:05 ID:9OWiBAEE
ー
ワアァァァァ………
剣士「始まったか……くぅ見てえなぁ……」
蒼頭「姫様足元に気を付けなされ」
姫宮「うん。こんな所があったなんて……」
喚起士「………」
ジノ「喚起士……大丈夫?」
喚起士「大丈夫です……」
ジノ「………」
剣士「暫くここで待機か」
傭兵「そうだな。まだ城の中にわんさか兵がいるだろうからな」
剣士、蒼頭、喚起士、姫宮、ジノ「ッ!?」
傭兵「……なんだ?」
蒼頭「何故いる……」
傭兵「最初からいただろ。何を言ってるんだ」
- 798 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/11/26(月) 00:04:41 ID:2CYtvUWM
剣士「……い、いたか?」
喚起士「全然気付きませんでした……」
傭兵「………」
蒼頭「本当に某達の後を付けて来たのではなく……?」
傭兵「いた……」
姫宮「一体いつからいたの……?」
傭兵「最初からだって言ってるだろ!相手が女王でも怒るぞ!」
喚起士「ジノは気付かなかったんですか?」
ジノ「全く……」
傭兵「おいおい……いい加減にしてくれよ……」
剣士、蒼頭「………」
傭兵「喚起士って言ったっけ?と女王は一緒に寝たじゃないか」
喚起士、姫宮「は?」
傭兵「可愛い寝顔で
シュパンッ!
- 799 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/11/26(月) 06:35:13 ID:2CYtvUWM
傭兵「」ドサッ……
蒼頭「峰打ちだ……」
剣士「のびた後に言っても意味ねえだろ……」
喚起士「……蒼頭さん」
蒼頭「礼はいりませぬ故」
喚起士「駄目ですよ気絶させては……」
蒼頭「……え」
喚起士「ちゃんと意識を保たせたままいたぶらないと私達に何かしたのか聞き出せないじゃ無いですか……」
蒼頭「そ、そうですな……某うっかり……」
喚起士「まだ城に突入するまで時間はありそうですから、起きたらしっかり聞き出しましょうッ!」
蒼頭「………」
剣士 (おっかねぇ……)
- 800 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/11/27(火) 07:11:46 ID:Ij1t68U6
ー
召喚士「グハハハハッ!愚かなり人間どもッ!」
ネメア「………」
囲めェーッ!ワアァァァァ……
召喚士「浅はかな行動は死ぬものと思えぇぇぇッ!」
ネメア「おい……」
召喚士「何やってんだよネメアッ!休んで無いで一緒にやれよッ!」
ネメア「あ、ああ……」
相手は一人だぁ怯むなッ!
召喚士「ヌハハハハハァッ!緩い!緩いぞぉッ!」
ネメア「ぐははは……」
召喚士「ゆっくりはスムーズ!スムーズは早いんだァァァッ!」
ネメア「………」
- 801 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/11/27(火) 13:29:45 ID:Ij1t68U6
ー
ワアァァァァギャァァァァ……
蒼頭「頑張ってるみたいだな」
剣士「そうだな……あ?」
姫宮「盗賊止めなよ……」
盗賊「………」ツンツン
傭兵「」
剣士「姫さんよ……盗賊と並んでくんねえか?」
姫宮「え?いいけど?」
剣士「………」
姫宮、盗賊「……?」
剣士「盗賊デカくなってねえか……?」
姫宮「え!?」バッ……ポスッ
盗賊「………」
姫宮「本当だ……」
- 802 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/11/28(水) 08:12:52 ID:O5cHx5/Q
剣士「お前、化物なんだからそのままじゃねえのか?」
ジノ「あれだよ。質のいい魔力の素を摂取したから?かな」
剣士「へぇ……よくわかんねえけど」
ジノ「………」
剣士「お前そんなの食ってたんだな」
盗賊「………」
姫宮「ジノ、魔力の素って何?」
ジノ「お姫さまにはまだ早いよ……」
姫宮「何で?」
ジノ「……耳貸して」
姫宮「……?」
ジノ「ゴニョゴニョ……」
姫宮「………」カァ……
- 803 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/11/28(水) 08:40:39 ID:O5cHx5/Q
ー
召喚士、ネメア「………」
殺せぇぇッ!何としてでも奴の首を取るんだァァッ!オオォォォォッ!
召喚士「ごめん……」
ネメア「………」
我ら人間の世界の為にィィッ!平和の為にィィィィッ!
召喚士「………」
ネメア「これを言うのは何度目かな……」
召喚士「本当……ごめん……」
ネメア「馬鹿か貴様はッ!魔王などと名乗ったらこうなる事ぐらいわかるだろうがッ!」
召喚士「………」
ネメア「もうこいつは……」
召喚士「自分でも信じられないくらい調子に乗ってたと思うよ……」
ネメア「………」
召喚士「………」
- 804 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/11/28(水) 13:04:40 ID:46K3eoxA
魔王ww
お前達が悪になってどうするww
- 805 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/11/28(水) 13:49:46 ID:O5cHx5/Q
ー
剣士「そろそろか……」
蒼頭「剣士、某から出るぞ!」
剣士「ああ。姫さん、蒼頭よ……お前らの仲間かもしれねえ奴等を斬るぜ」
姫宮「………」
蒼頭「……姫様」
剣士「蒼頭行ってくれ」
蒼頭「わかった……」
剣士「姫さんよ……恨んでくれてもいいからな」
姫宮「………」
剣士「………」
タタタ……
喚起士「こんな時に……」
姫宮「喚起士いいの……こうなるかもしれないって思ってたし……」
喚起士「………」
- 806 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/11/28(水) 19:44:02 ID:O5cHx5/Q
ー
蒼頭「………」
剣士「なんだこりゃ……誰もいねえぜ」
蒼頭「それに静か過ぎる……」
剣士「召喚士、そんなに上手く誘きだしたのか?」
喚起士「もしそうだとしても……おかしいと思います……」
蒼頭「何故で御座ろう?」
喚起士「戦闘に加わらない兵達もいる筈です……」
剣士「そうだな。いくら戦争するからって城を空っぽにするなんて事はねえだろうし」
蒼頭「なるほど……」
喚起士「それに城に従事する方達の姿も無いみたいですね……」
蒼頭「………」
剣士「蒼頭よ、ここは城のどこら辺になるんだ?」
- 807 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/11/29(木) 20:12:59 ID:v77t6wCI
蒼頭「城の一階の広場の隅になる。あの門より中庭へ、こちらの階段から上へと言う感じだな」
……「ようこそ。お待ちしておりました」
喚起士「ッ!」
剣士「………」
蒼頭「誰だ貴様はッ!」
……「御嬢さん方、お初に御目にかかります。坊っちゃんはお久し振りで御座いますね」
蒼頭「坊っちゃんは……?」
剣士「……俺の事だ」
……「お懐かしゅう御座います……」
剣士「……そうだな」
……「ささ!どうぞお通りください。上で坊っちゃんと女王様を御待ちになっていますよ」
姫宮「………」
剣士「行くぞ……」
- 808 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/11/29(木) 20:20:26 ID:v77t6wCI
……「………」
剣士「何故行かせる?……お前が俺らを始末
……「滅相も御座いません。それに……必要だそうで御座いますから」
剣士「何が必要だと?」
……「ふふふ……」
剣士「答えろッ!」
……「………」
剣士「………」
……「坊っちゃん……コソ……」
剣士「………」
……「お願い致します……」
剣士「それはアイツの願いか?」
……「私めも望んでおります……どうか……」
剣士「………」
- 809 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/11/30(金) 06:18:10 ID:iPQx.AVA
姫宮「………」
剣士「チッ……」
……「………」
喚起士、盗賊「………」
蒼頭「………」
……「おっと……貴女様はここまでで」
蒼頭「……御老人、何故だ?」
……「貴女様の役目はここまでで御座いますから」
蒼頭「役目?」
……「はい。女王様を監視し、またここへ連れてくる事で御座います」
蒼頭「ふざけるなッ!某はそのような!」
……「現にこうしてここにいらっしゃいます」
蒼頭「それは姫様が国を取り戻す為にッ!」
剣士「やめろよ爺……」
……「………」
- 810 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/11/30(金) 14:12:12 ID:.Va2qF72
剣士「蒼頭、悪りいけどよ……ここで待っててくれや」
蒼頭「それでは某は姫様を御守り出来ぬ!」
剣士「……頼む。俺も盗賊もいるから大丈夫だって」
蒼頭「………」
剣士「………」
蒼頭「わかった。なら某は後から追う。それでいいな?」
剣士「……無理だ」
蒼頭「あ??そんな事は!」
剣士「いいから大人しく待っててくれッ!」
蒼頭「………」
剣士「……悪りい。爺、こいつ以外は通るぜ」
……「どうぞ」
剣士「………」
タタタ……
- 811 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/11/30(金) 23:00:07 ID:.Va2qF72
ー
剣士「………」
喚起士「何故蒼頭さんを置いて来なければいけなかったか……お聞かせ願いますか?」
剣士「………」
姫宮「そうだよ……それにあの人見た事が無いし何者なの……」
剣士「あれは俺んちの執事だ……」
姫宮「……俺んち?……え」
剣士「まさかいるとは思わなかった……アイツが通さないって言ったら絶対なんだ。だから蒼頭を置いてきた」
喚起士「絶対って……そんなに危険な人には思えませんでしたが……」
剣士「あれはヤバイんだ……」
喚起士「………」
剣士「召喚士でも勝てねえかもしれねえんだよ……」
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