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女「…お嬢様と呼ばないでください」
- 1 :VIPがお送りします []
:2009/07/31(金) 00:37:08.98 ID:FRdG05Vv0
男「お嬢様、今日はどこに行きます?俺はお嬢様と一緒ならどこでもいいですよ」
女「何か約束してましたか私たち…というか、お嬢様と呼ばないでください」
男「なんでですか、お嬢様」
女「私、お嬢様じゃないですし、そこら辺に転がってる普通の家庭の普通の娘ですし」
男「お金持ちかとか貴重かとかそういうことじゃないんですよ」
女「じゃあ、どういうことですか」
男「いまどき黒髪のストレート、長めのスカートの女の子を、お嬢様と以外なんと呼べと」
女「よくわかりませんが名前でお願いします」
- 2 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 00:38:10.30 ID:OAvVRg7/0
これは名作武侠小説の予感
- 3 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 00:39:25.85 ID:TWrS1VNjO
女「というかあなた誰ですか?」
- 4 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 00:42:05.23 ID:FRdG05Vv0
男「ところでどこに行きます?」
女「これは断っても無駄なんでしょうね…」
男「お嬢様はお利口ですね」なでなで
女「馬鹿にしてるんですか」
男「いえ全く」なでなで
女「・・・ ・・・まあいいです、じゃあ、買い物とk
男「動物園ですね?わかりました。デートといえば動物園ですよね、流石お嬢様です。
すぐ近くのバスが動物園行きです、乗りましょう」すたすた
女「…」
とぼとぼ
- 5 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 00:42:20.69 ID:IRhiVhNtO
支援だけして読まない予感
- 6 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 00:48:45.00 ID:FRdG05Vv0
男「あっほら、お嬢様!ペンギンです!」
女「そうですね、ペンギン。絵では散々青と白なのに・・・イメージ壊れました」
男「お、お嬢様、あちらに白熊が!」
女「白熊、あんなに毛が汚れて茶熊じゃありませんか」
男「お嬢様、イルカのショーです!参加しましょう!」
女「テレビで散々見ましたし、水が跳ねますよ」
男「・・・つまらないですか」
女「楽しいです」
男「あ、お土産屋さん」
女「早速行きましょう」
男「・・・」
- 7 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 00:50:58.68 ID:jV7rrH6Q0
様子見だな50ぐらいまで
- 8 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 00:53:05.63 ID:FRdG05Vv0
女「わあ、かわいいです、ペンギンのストラップ
ピンクと青・・・うーん・・・」
男「あ、本当だ、かわいいですね。
それ、俺が買いますよ」
女「! わ、私が気に入ったんです!これは私のものです!」
男「いやいやそうでなく、お嬢様に買ってさしあげますよ」
女「だ、だめです」
男「ここは男に甘えてほしいんですが」
女「だめなんです!ほらあっち、おっきいライオンのぬいぐるみ!」
男「じゃあそっちを買いましょう」
女「・・・」ビシ
男「ねふだ・・・? ・・・ ・・・ さ、お嬢様、次行きましょう」
女「はい」ニコニコ
- 9 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/31(金) 01:00:06.36 ID:kpnpxx+80
普通の家庭なのに容姿がお嬢様とか俺のツボの斜め四十五度を突いてるんだが。
ストーリー次第では俺のツボを真っ直ぐ押すことがあるかもしれん。
何が言いたいかと言うとようは期待しているって事だ。
- 10 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 01:00:11.56 ID:FRdG05Vv0
男「お、ここは爬虫類のコースですか」
女「・・・別に見なくていいと思うんです」
男「まあまあ、せっかく来ましたし」
女「別に見なくて・・・ひっ」
男「お、ブラーミニメクラヘビ」
女「帰ります!帰りますっ!!」
男「苦手なんですか?爬虫類」
女「爬虫類が好きな女の子なんていません!」
男「俺の前の彼女は爬虫類好きでした」
女「知ったことじゃありませんっ!!」スタスタ
- 11 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 01:05:50.91 ID:FRdG05Vv0
カラコローンカラコローン
男「ん? ああ、5時ですか。なんだかんだ言って結構時間経ちましたね」
女「そうですね、ああ、まだ明るいのに・・・」
男「名残惜しいんですか?」
女「いつのまにか、夏になったなあと思っただけです」
男「夏は虫が活発になr
女「帰りましょう」
男「そうですね。ちょうどバスも来ました」
女「タイミングいいですね、毎度」
男「ん・・・まあ、俺、すごいんで」
女「はいはい」
スタスタ
- 12 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/31(金) 01:07:40.63 ID:/DpbELFQ0
>>1
書きためてる?
- 13 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 01:11:11.46 ID:FRdG05Vv0
>>12
少し
ブロロロロ
女「・・・」ウトウト
男「お嬢様、疲れてませんか?」
女「ん・・・別に、大丈夫ですよ・・・。男さんは?」ウトウト
男「・・・むしろ元気になりました。今。」
女「? そうですか・・・」
男「はい」ニコニコ
女「んー・・・」すやすや
男(胸元ゲットォオオオォォ)
- 14 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 01:16:56.40 ID:FRdG05Vv0
女「ふう、バスって結構疲れますね」トテトテ
男「降りてから3度目です、それ。酔いやすいんですか?」
女「排気ガス吸うと一発で気持ち悪くなれる程度の能力を持ってます」
男「誇れませんよ、それ。
と、いうか、皆そうですよ」
女「ですよねー・・・え、そうなんですか?」
男「あんなものモロに吸って平気な人は超人です」
女「そ、そうだったんだ…!」
- 15 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 01:21:32.72 ID:FRdG05Vv0
女「じゃあ、家、すぐそこなんで。送ってもらっちゃってすみません」
男「男として当然です。今日は楽しかったですよ」
女「こちらこそ、楽しかったです。・・・爬虫類は嫌いですけど」
男「いや、あの、すみません」
女「・・・ゆるすん。」
男「・・・」
女「あ、そうだ、これ。」ゴソゴソ
男「うん?」
女「あげます。」
男「あ・・・これ、あのときのペンギンのストラップ」
女「おそろいです。私は青で男さんがピンク」
男「っえ、おそろいって、あの、」
女「要らなかったら捨ててください。一応、今日のお礼です
それじゃ、おやすみなさい」
男「あ、あ、はい」
男「・・・」
- 16 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 01:22:19.59 ID:FAs6FEjZO
面白い
- 17 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 01:28:59.38 ID:FRdG05Vv0
女「ふう、お風呂はいいなあ、命の洗濯だね」
ペピロッポンペリリリ
女「ん?メールだ」
今日はいきなりだったのに付き合ってくれてありがとうございます
明日、お話したいことがあるので、放課後エニグマまで来てくれませんか?
from 男
女「話したいこと・・・?」
ポチポチ
女「よし。」
- 18 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 01:31:25.62 ID:FRdG05Vv0
ピピルピルピルピー
男「返信きたっ!」
明日は部活が遅くまであるので無理です
今日はお疲れでしょうし、早く寝たほうが良いですよ。
おやすみなさい。
from 女
男「・・・ お嬢様は帰宅部」
女「zzz・・・」
- 19 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 01:33:20.60 ID:FAs6FEjZO
撲殺天使〜
ネタに走りやがった
- 20 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 01:36:49.35 ID:FRdG05Vv0
女友「じゃ、またなー」
女「うん、またねー」
男「お嬢様!」がばっ
女「え、男さん?ここ、3年校舎なのに・・・」
男「お、おじょうさまが怪我したって聞いて!!」
女「ああ、コレかな?かすり傷ですよ」ぺろん
男「ちょ、血、血出てます!!」
女「え、あれ?ああ、これは、 ・・・」バタン
男「うあああああ!?お嬢様あぁああ!!死んだらダメです!!
俺、まだお嬢様に言わなきゃならないことg
女友「はい保健室運ぶからどこうな」
男「はい」
- 21 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 01:41:36.06 ID:1Tbbz6zl0
FF9のガーネットだな
- 22 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 01:41:50.02 ID:FRdG05Vv0
保険医「栄養失調。」
男「はっ?」
保険医「とりあえず点滴しとくから、目が覚めたら家帰って良いよ
俺このあと保護者と不倫なんだわ。あと頼むな。」
女友「はいどうもありがとうございました」
ガラガラピシャ
男「ふり・・・
女友「じゃ、私も帰るから。女のこと頼んだよ」
男「あ、ありが・・・」
ガラガラピシャン
女「・・・zzz」
男「もしかして俺ってかっこ悪い…?」
- 23 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 01:44:34.62 ID:FRdG05Vv0
男「この御時世に栄養失調・・・」
女「・・・」
男「まさか、ダイエット・・・?いやまさか!!
お嬢様のぷにぷにの二の腕が細くなるなんてありえない・・・!」
女「誰がぷにぷにですか」ピトッ
男「うひゃいっ」ビクッ
保険医「いやあの旦那さん、お気持ちは察しますが
それは俺じゃなくて奥さんが迫ったって言うかいやあの、あっ・・・///」
- 24 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 01:46:24.28 ID:helwqte6O
くそう、明日早いから寝ようと思ってたのに…
- 25 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 01:48:03.15 ID:FRdG05Vv0
男「もう大丈夫ですか?」
女「ええ、もちろんです。ついうっかり2日連続でご飯抜いたのがたたりました」
男「何やってんですか・・・」
女「うっかりです、うっかり。」
男「そういえば怪我、大丈夫なんですか?」
女「このくらいで騒いでちゃ生きていけませんよ、ほら。」
男「血が!血が出てますって!」
女「・・・男さん」
男「お、おじょうさま、血!」
女「かさぶたって知ってます?」
男「え?」
- 26 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/31(金) 01:48:27.60 ID:9XvVoTrL0
どんどん続けて
- 27 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 01:51:46.41 ID:FRdG05Vv0
女「なんだか、お世話になっちゃいましたね」
男「いえいえお嬢様のためなら(ほとんど女友さんですけど)」
女「じゃ、行きますか」
男「え?」
女「エニグマです。パフェでもおごります、お礼に」
男「・・・お嬢様は帰宅部が忙しいんじゃないんですかー。」
女「根に持たないでくださいよ
さ、行きましょう」
男「・・・わかりましたよ、お嬢様はしかたないですねぇ」
女「別に行かなくても私は
男「さっさと行きますよ」
- 28 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 01:59:32.34 ID:FRdG05Vv0
女「で」
男「ふ?」
女「なんでこんなに頼んでるんです」
男「もへ、はまいものほはふひなんへふ」
女「そうですか」
男「あ、もひはひへおはねないへふは?」
女「・・・あります、このくらい。」
男「・・・ンゴックンッ。 マスター、パフェもうひとつ追加d
女「 コ ー ヒ ー ひ と つ ! 」
男「・・・」しゅん
- 29 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 02:02:34.23 ID:FRdG05Vv0
女「・・・よく食べましたね」
男「はい!甘いものは幸せになれますね!」
女「それはなによりです」
男「あ・・・すみません。このぶん、ちゃんと自分で払うんで」
女「いいですよ、お金は本当にありますし、お礼させてください」
男「・・・なんだか怒ってます?」
女「え、いえ、そんなことないです」
男「どうしたんですか?顔色が・・・あ、おなかすきました?」
女「・・・さっきナポリタン食べました。まずかったけど・・・」
- 30 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 02:04:44.34 ID:FRdG05Vv0
男「じゃあ、俺、食べ過ぎました?空気読めて無かったとか・・・」
女「いえ、男さんのせいじゃないです。
弟のことを思い出してました」
男「弟さんですか?」ゴクゴク
女「そうです。男さんと名前が一緒なんですよ
それで甘いもの好きだから、つい、重ねて見ちゃいました」
男「そ、それは・・・傷つきますね・・・男として見られてないというか」
女「何を今更」
- 31 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 02:08:00.67 ID:FRdG05Vv0
からんころん
女「本当におごってもらっちゃっていいんですか?
今日のお礼のはずなのに」
男「いいんですよ、俺食べ過ぎましたし。
お礼なら次にお願いします」
女「次ですか・・・まったく。わかりました、覚悟しておきます」
男「ありがとうございます、お嬢様」
女「それじゃ、おやすみなさい 男さん」すたすた
男「・・・」
男「あ、そうだお嬢様」
男「なんです?」
男「す・・・好きです、付き合ってください」
男「実は私も好きでした」
男「お嬢様・・・!」
男「男さん・・・」
男「・・・・ 帰ろう」
とぼとぼ
- 32 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 02:10:26.40 ID:FRdG05Vv0
男「お嬢様・・・ハァ」
男「そうだ、今日は水族館に行こう」
男「せっかくの休日の朝なのに、家で腐ってるなんて勿体無いな」
男「早速メールだ・・・と」
ぽちぽち
ピピルピルピルピー
男「お、今日は早いな、返信」
男「・・・」
男「・・・」
男「そうですか・・・朝練ですか・・・」
- 33 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/31(金) 02:13:39.50 ID:VGrwmj+ZO
女いいな
- 34 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/31(金) 02:49:11.08 ID:VGrwmj+ZO
寝たのか……
- 35 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 02:55:56.43 ID:GfAtbd3y0
>>1、見てくれてる人がいるんだ
ここは続けるべきだろう!
- 61 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 17:50:36.96 ID:ygjj3QIWO
女「男さん」
男「なんですか、お嬢様」
女「なにしてるんです?こんなところで」
男「見てわかりませんか?」
女「…ただ同じ場所に座って、定期的に発言している」
男「その通りです」
女「わかりません」
男「守っているんですよ、お嬢様」
女「何を、誰から?」
男「それがわかるようになったら一人前です」
女「…わからない…」
男「ほしゅ…と」
- 75 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/31(金) 21:47:58.99 ID:FRdG05Vv0
女「ね、寝てしまいました」
男「心配しましたよお嬢様ァアアァァ!!」
女「メール、着信、100件以上・・・ストーカーですか男さん」
男「違います、紳士な態度とはこういうものです!」
女「・・・げほっ」
女友「男、下がれ。移るぞ」
男「? どうなさったんです?」
- 76 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/31(金) 21:50:48.58 ID:FRdG05Vv0
女友「風邪か、インフルエンザじゃないか。扁桃腺がはれてる」
男「え、え、い、いんふる・・・?なんだかわかりませんが、大変なんですね!!?」
女「げほっごほごはゲホォ!!!」バッターン
男「!? 死んじゃダメですお嬢様ああああ!!」
女友「落ち着けよ馬鹿」
男「はい」
女友「というわけで女が急な発熱だ。
お前ら、保守してくれてたところたいっへん申し訳ないが、このまま落としてくれ。
多分数日寝込む。
…と、女が言ってる」
男「・・・お嬢様はもっと女の子らしいプリチィな口調です」
女友「悪かったな。」
- 77 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/31(金) 21:54:21.43 ID:FRdG05Vv0
女友「お前がやればいいだろ、まったく。私は帰るぞ」
女「ゲホッゴホゴホゴホ寒い喉かわいた暑い喉痛い」
男「えっ、か、帰るんですか?俺、病人の看病なんてしたこと無いですよっ!?」
女友「・・・お前はいったいどういう家庭で育ったんだ」
男「す、すみません・・・」
男「あの・・・ごめんなさい、保守嬉しかったです。魔女の宅急便見てキキにハァハァしてください。
いつか私の悩殺ボディでお詫びいたしますね、それじゃ、アデュス★
・・・と、お嬢様g
ゴッ
男「」
女友「あー・・・あー・・・・・それじゃ、さいなら。」
女「ゲホゴフッゲハァ」
女友「喋るなつばが飛ぶ」
女「」
- 78 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 21:56:31.74 ID:G8Iizu7q0
なん・・・だと・・・?
- 79 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 21:59:23.49 ID:3G22zaHh0
↓嘘ですのAA
- 80 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 22:00:00.43 ID:G8Iizu7q0
* *
* + うそです
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
- 81 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/31(金) 22:03:59.91 ID:UAki7ZBI0
オイオイこれじゃ……
Meの負けじゃないか!
- 82 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 22:18:16.76 ID:wmZpcdC2i
うえーんお嬢さま〜
- 83 :VIPがお送りします [] :2009/07/31(金) 22:31:07.09 ID:tXUCZmxF0
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