■戻る■ 下へ
女「それじゃあ、行ってくる」
1 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/20(月) 13:26:20.39 ID:vU0MekO70

男「……あぢー、クーラー点けるか」 ピッ

男「ふー、生き返るぜこの冷風」

ピンポーン

男「んぁ?受信料なら払ってるぞ……ったく誰だよ」

ガチャッ

男「はぁい、何す…か」

女「………」

男「……ど、どちら様で?」

女「あなたが、名前は男という人ですか?」

男「え?は、はぁ…」

女「それでは、よろしくお願いです」

男「え?なに!?え!?」

ツカツカツカ

バタンッ



2 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 13:27:48.03 ID:bNf7EzMXO
ふぅ


3 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 13:28:27.11 ID:NHAs0FTqO
以下自分のチンコの長さを言うスレ↓


4 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 13:30:18.48 ID:8dhHbpohO
これがあねどきの影響力か……


5 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/20(月) 13:31:03.02 ID:vU0MekO70
男「な、なんなんだお前は!いきなり人の部屋に」

女「え?……よろしくお願いしますと言ったけど?」

男「なにをだよ!」

女「え、と……あれ?知らない、です?」

男「? お前の事なんか知らないぞ、初対面だろ」

女「初対面……あ、初めて会う人」

男「そうだろ?」

女 コクッ

男「……で、マジでなに?」

女「あ……と……あ!」

男「うぉ!な、なんだよ」

女「えと……あなたの……あなたを生んだ男の人!(に聞けば大丈夫と教わったんだった)」

男「俺は男から生まれたんかい!親父の事?」

女「おやじ……その人と、話をさせてくだれ」




6 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/20(月) 13:36:55.40 ID:vU0MekO70
男(所々日本語おかしくね?この子……でも見た目日本人だし)「話と言っても…なぁ、電話しろって事?」

女「でんわ……でんわ?」

男「これだよ、知らないわけじゃないだろ?」

女「え?ああ!も、もちろん!……でんわ、えっと……それで話をさせてくだれ」

男「くだれ、じゃなくてください、じゃねぇのかよ。それともくれ、か?」

女「!…え、と……話をさせてくれ」

男「そっちかよ……はぁ……(なんなんだこいつは……ちょっと頭がやばい奴なんじゃねぇの?)」

プルルル 

男「あ、もしもし?」

父「もしもし、男か。どうした?」

男「どうしたもこうしたもねぇよ、何か女の子が俺の部屋に突然来てだな……」

父「女の子?……もしや……ちょっとその子と代わりなさい」

男「え?ああ、なんかこの子も親父と話したいって……代わるわ。ほらっ」

女「うわ……え、えーと」




7 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 13:40:49.33 ID:EmxWczNl0
ふむ


8 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 13:44:58.69 ID:mAqtIcRyP
様子見だな


9 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/20(月) 13:48:11.12 ID:vU0MekO70
父「もしもし?」

女「あ……え……と」

父「……もしかして305の子?」

女「あ!……と、309で…す」

父「あー309か……そうかそうか……ついに俺の息子がねぇ……」

女「あ、と……その」

父「俺は昔289の子だったんだよ」

女「あ!そ、その289にはお母さんとお父さんが」

父「!そうか……君はもしかしたら……うん。そうだね、そいつが選ばれたって事はそうに違いない」

女「……多分、はい」

父「分かったよ。……頑張りなさい」

女「は、はい」

父「それじゃあ男に代わってくれるかな?」

女「わかります…た」

父「そこは分かります。ね、ははっ、まだやはり言葉は難しいようだね」


10 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/20(月) 13:54:56.34 ID:vU0MekO70
女「え…と……これ」

男「代わるのか? もしもし、親父ーこの子一体」

父「えーその子はお前が暫く世話をしなさい」

男「は?」

父「いいね。絶対途中で家から追い出したりしない事。服とかは母さんに適当に買ってもらってそっちに送るから」

男「待て待て待て!この子はなに!?あははっ!もしや親父の隠し子みたいな?」

父「えーまぁそんな所だ」

男「……冗談だよな?」

父「冗談だ」

男「おい」

父「まぁとにかく、お前はその子と一緒に生活をすればいいんだよ。分かったな?」

男「……全然わからん」

父「仕送りは3倍とかにしてやるから、な?」

男「よくわかった!じゃ!」 ピッ

父「現金な奴め、誰に似たんだか。しかし……そうか……あの子達が来たのもこの季節だったな……」


11 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 13:57:41.61 ID:+R5/cDPDO
期待支援


12 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/20(月) 14:01:33.58 ID:vU0MekO70
男「と、いうわけで……」

女「……」ジー

男「あー。えっと……俺と、暮らす…の?」

女「……そう…でした」

男「そうです、な? ったく、日本語まともに喋れねェのかよお前」

女「ご、ごめん」

男「あ、いや……あ、あれだ!日系アメリカ人とかかい?

女「アメリカ?」

男「アメリカ」

女「……アメリカってなに…ですか?」

男「!?  いかん…これはいかんぞ」

女「?」

男(何かやっかいな子を招き入れてしまった。しかも親父のおすみつき……)

女「??」




13 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 14:02:49.88 ID:+R5/cDPDO
紫炎


14 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/20(月) 14:11:54.07 ID:vU0MekO70
男「取り敢えず……じゃあ自己紹介?かな」

女「はい」

男「敬語じゃなくていいけど。まぁいいや、俺の名前は男、齢は20」

女「はい、知ってる」

男「……そういやなんで知ってたんだ?」

女「え……えっと……!お、お父さんに」

男「ああ親父から聞いたの?まぁいっか……じゃあお前の名前と年齢を教えてくれ」

女「名前は……女で、年齢は……1…」

男「え?いち?」

女「!……あ、と……えと……16!16歳……だ」

男「丁寧語やらそうじゃないのやらごっちゃに使って喋らないの、てかそうか……16か、まぁそれ位だよな」

女「あ……そ、そうだ」








15 :VIPがお送りします [sageた方が良い?] :2009/07/20(月) 14:14:30.35 ID:+R5/cDPDO
私怨


16 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/20(月) 14:21:18.05 ID:vU0MekO70
男「ん!?……待て待て、もしかして……未成年と一緒に生活ってこれは……」

女「?」

男「ま、まずい気が……色々と」

女「もしかして……迷惑…です?」

男「いや、別に大丈夫だとは思うんだよ。親父も公認だし……そう!親父公認だしいいよな、うん」

男「えーそれじゃ、高校生?」

女「こうこう…せい」

男「え?まさか高校知らないとか……言うなよ?」

女「えっと……あ!し、知ってる!勉強をする所、です」

男「えー……中卒?」

女「?」

男「……もういいや、とりあえずメシ食うか、昼メシ」

女「めし……あ、ご飯」

男「そうそう(普通の常識があるのかないのかわかんねぇなこの子……)」

女「ご飯……食事……食べるんです?」


17 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/20(月) 14:22:58.47 ID:+R5/cDPDO
支援


18 :VIPがお送りします [age] :2009/07/20(月) 14:30:47.04 ID:vU0MekO70
男「うん、お前も食べるだろ……と、そうだ」

女「?」

男「年齢は聞いたけど、名前は?」

女「あ、名前……私の名前は……女」

男「……ふーん、それじゃ女」

女「え?うん?」

男「炒飯でいい?」

女「ちゃーはん?」

男「了解了解、作って見せた方が早いな、待ってろ。えーと卵あったっけ…」 ゴソゴソ

女「……」

カサカサ

女「?……あ!」

男「ん?……ちょ!!おい!女!ゴキブリ手づかみすんな!!」





19 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 14:32:22.13 ID:+R5/cDPDO
文字なのに寒気がする


20 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/20(月) 14:40:17.14 ID:vU0MekO70
女「あ、ごめんなさい」

男「お、おぞましい……早く窓から外へ投げろ!」

女「え?……(あ、そうか、人はこれを食べない)」

男「早く!」

女「……えい」 

男「うわぁ……お前凄いな……マジで」

女「?」

男「普通女の子でゴキブリ手づかみ出来る奴なんてそうはいないぞ、俺でも無理なのに」

女「……普通じゃ、ない?」

男「ああ」

女「……ごめん」

男「え?いや、別に謝らなくてもいいよ。というかむしろこっちが感謝すべきだし」

女「かんしゃ?」

男「ああ、ありがとうって事だ。ゴキブリ追い出してくれて」

女「……ありがとう、か」


21 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 14:41:42.93 ID:+R5/cDPDO
早く手を洗えw


22 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/20(月) 14:45:39.01 ID:vU0MekO70
男「そんな事より早く手を洗え!」

女「え?ああ……えっと、水は」

男「ほらっ、こっちだ!」

ジャーーー

女「!……こんな所から水が…」

男「はい?」

女「い、いや……何でも……何でもです」

男「とにかく!洗いなさい、丁寧にキッチリと石鹸使って」

女「せっけん?」

男「これで泡立てるんだよ!わかった?」

女「は、はい」

男「はぁ……んじゃ俺は炒飯を作るか、洗い終わったら水止めてベッドにでも腰掛けといて」

ジャー

女「……あ、と……これどうやって、止める?」

男「……はぁ……」


23 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 14:48:33.48 ID:+R5/cDPDO
紫炎


24 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/20(月) 14:54:56.98 ID:vU0MekO70
男「んじゃ、いただきます」

女「……いただきます?」

男「(なんでこいつは何も知らないんだ?)…食べる時はいただきます。食べ終わったらごちそうさまだ。わかった?」

女「し、知ってる!」

男「(うそつけ)はい、いただきます」

女「……・いただきます」

男「……」モグモグ

女「……」パクッ モグモグ

男「どう?」

女「おいしい……です」

男「そりゃよかった」

女「本当に、おいしいです」

男「大げさだなお前は」

女「……これが……人間の食事」 ボソッ

男「え?なに?」


25 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 14:57:00.61 ID:+R5/cDPDO
私怨


26 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 15:02:52.16 ID:bHsMxyCsO
こいつぁ猫だな


27 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/20(月) 15:03:57.76 ID:vU0MekO70
女「え?いや……なんでも」

男「なんでもない?」

女「そ、そう……なんでもない」

男「ふむ……あのさぁ」

女「な、なにですか?」

男「なんですか、ね。何と言うか……親父も知ってるって事は怪しい奴じゃないんだろうけどさ」

女「……」

男「女だっけ……お前、何者?」

女「え……な、何者……私は、人間」

男「それは分かってるけど、なんかな……違和感が」

女「え……」

男「うーん……じゃあいつか教えてくれるとありがたいな。その違和感の正体、これから暫く一緒に暮らすんだろ?」

女「………分かった」

男「よし、へへっ、まぁとにかく!日本語の勉強とか常識とかを教えなくちゃな」



28 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 15:07:12.33 ID:+R5/cDPDO
        ∧∧
       ヽ(・ω・)/   ズコー
      \(.\ ノ
    、ハ,,、  ̄


29 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/20(月) 15:09:53.94 ID:+R5/cDPDO
貼るスレ間違えた…


30 :VIPがお送りします [ズコー] :2009/07/20(月) 15:13:36.09 ID:vU0MekO70
3時間後

男「よし、それじゃ言ってみろ」

女「私の名前は女で、年齢は16歳。男と一緒にここで暮らす事になった」

男「おお!普通に言えてるな、てか学習スピード半端ないな」

女「男、私の口調は変じゃないか?大丈夫?」

男「ああ、この3時間でかなりよくなった。もう大丈夫だろ」

女「よかった」

男「しかしあれだ。お前ホントに常識知らないんだよな、なんでだろ」

女「そ、それは……」

男「今までどうやって生きてきたんだよ、水道しらねェって中々だぞ」

女「う、うーん……説明が、難しいんだ」

男「まぁなぜ水道を知らずに16になるまで現代日本で生きられるのかって、説明しにくそうなのは何となく分かる」

女「……そ、そういう事で」

男「ははっ……でもいつか説明してもらうからな、キッチリと」

女「……ふふっ、わかった」


31 :VIPがお送りします [サーセンw] :2009/07/20(月) 15:16:05.20 ID:+R5/cDPDO
私怨


32 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/20(月) 15:21:21.18 ID:vU0MekO70
男「お、笑った」

女「え?」

男「ここに来て初めて笑ったなぁと思って」

女「笑う……」

男「こういう顔になる事だ」ニコッ

女「あ……こう?」ニコッ

男「そうそう」ニコー

女「…ふふっ、笑うというのは……面白い」ニコッ

男「そうか?」

女「面白い」ニコッ

男「変なやつ、ははっ。テレビでも見るか」

女「てれび?」








33 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 15:22:46.84 ID:+R5/cDPDO
紫炎


34 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/20(月) 15:23:38.02 ID:Pg/1ZWUP0
(・∀・)


35 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/20(月) 15:30:55.89 ID:vU0MekO70
男「これ」 ピッ   [それでは次のニュースです]

女「!?……ひ、人がいる……」

男「はい?」

女「男、この中に人がいる!なんで?」

男「……マジか」

女「え?」

男「あれは遠い場所にいる人間を写してる機械とでも考えてくれ、そのうち慣れるから」

女「? わかった」

男「はぁ……暫くは色々説明しながら生活する羽目になりそうだな」

女「男、怒った?」

男「いいや、別に?」

女「……ほんと?」

男「ほんとだ。いちいち怒らないって、ま、慣れて行こうぜ。
   少なくともこの部屋の中のもの位は理解しないとまずいだろお前も」




36 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 15:37:52.36 ID:+R5/cDPDO
支援


37 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/20(月) 15:43:27.08 ID:vU0MekO70
2時間後

男「大体説明終わったかな、使い方とかも」

女「うん」

男「あーつっかれた……というかエアコンいつのまに切れてたんだ……暑い」

女「暑い」

男「女は暑いの苦手か?」

女「うん、暑い」

男「じゃあ先に風呂でも入ってこいよ、エアコン効かせといてやるから。な?」

女「ふろ?さっき説明してくれた?」

男「そうそう、冷たい水で体を洗ったりお風呂に使って疲れを取ったりするんだよ。まぁ今日はシャワーだけでいいだろ、暑いし」

女「わかった……えっと、これは脱いだ方が?」

男「風呂は基本裸だろ」

女「わかった」 シュルッ

男「!! お、おい!」

女「え?なぁに?」 プルン


38 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 15:47:24.17 ID:+R5/cDPDO
私怨


39 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/20(月) 15:58:32.35 ID:vU0MekO70
男「なぁにじゃねぇよ!前を隠せ!というかここで脱ぐな!」

女「なんで?」

男「なんでってお前……おっぱい見えてるぞ」

女「え?」

男「……え?」

女「見えちゃ駄目なの?」

男「駄目だ!さぁさっさとシャワー浴びて来い!」

女「?……わかった」

男「……美乳だった」

女「……確かこれをひねる」

シャアアアアア

女「きゃっ!……ビ、ビックリする……な」

男「なんであいつには羞恥心がねぇんだ……」


40 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 16:00:28.61 ID:+R5/cDPDO
紫炎


41 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/20(月) 16:10:07.21 ID:vU0MekO70
夜にまたあったら来るわ。>>40なんかどうも


42 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/20(月) 16:12:34.42 ID:u2geQYRi0
設定的に支援の予感


43 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 16:16:16.94 ID:+R5/cDPDO
保守などたやすい


44 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/20(月) 16:22:19.31 ID:Pg/1ZWUP0
保守時間の目安
00:00-02:00 60分以内
02:00-04:00 120分以内
04:00-09:00 210分以内
09:00-16:00 120分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内


45 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 16:25:43.85 ID:+R5/cDPDO
休日夏休み補正でも少し早めで
スレ番みてやれば堅い


77 :VIPがお送りします [] :2009/07/21(火) 01:57:57.76 ID:Nnc1TIH/0
>>1がこない・・・・


87 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 07:43:47.05 ID:shnY18N/0
すまんちょっと待ってて


91 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 09:55:32.31 ID:shnY18N/0
20分後

男「あいつちゃんと体とか洗えてるかな……いや、教えたしなぁ……」

女「きゃぁ!!」

男「!? どうした!」

女「ちょ、ちょと……来てほしい」

男「なんなんだよ……えっと、風呂場の前まで来たぞー、どうした?」

ガタっ ガララ

男「え?」

女「た、助けて……」

男「だ、抱き付くな!やめろって!……お、おま…」

女「あ、熱い水が出て、止まらなくて……熱い、熱くて」

男「落ち着け!ああ、熱湯の方の蛇口捻ったんだろ」

女「?」





92 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 10:01:01.02 ID:shnY18N/0
男「こっちの方を捻ると熱いのが出るんだよ、教えて無かったっけ?」

女「お、教えてもらってないと、思う」

男「というかこっちが冷たいならこっちは熱いのは普通だろ」

女「ふつう……」

男「わかった?こっちとこっちの蛇口の捻り加減で水の温度を調節するんだ、理解できる?」

女「……」

男「……わかった?」

女「わか…た……」 ガクッ

男「! げ……のぼせたか…って全裸のままじゃねぇか!服どうしよ…」

女「ん………」

男 ゴクリッ

男「……いや!俺はロリコンじゃねぇ!!服服!!」 ガサゴソ

女「……ぅぅ……ん」





93 :VIPがお送りします [] :2009/07/21(火) 10:02:59.23 ID:Fby3iWcQO
仕事中だけど支援


94 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 10:05:20.81 ID:shnY18N/0
女「………ん?……うーん」 パチッ

男「お、目覚めたか、大丈夫か?」

女「え?あ……あ!?」ババッ

男「え?ど、どうした?」

女「ふ、服が……」

男「あ……い、いやな?だ、だってお前突然裸で倒れたんだ。そ、その……しょうがねぇだろ!だって」

女「ま、前の服は……どこ?」

男「え?」

女「わ、私が着ていた服……」

男「ああ、えっと洗濯機で今洗ってるけど」

女「……せんたくき」

男「教えただろ?洗剤で洗う奴だ」

女「……捨ててない?」

男「なんでそうなんだよ。まぁ確かに少し汚かったけど」



95 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 10:06:35.05 ID:GASlt6r90
sienn


96 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 10:09:36.74 ID:shnY18N/0
女「捨てられると……困る」

男「だから、捨ててない。何なら見るか?歩ける?」

女「……」


男「ほらっ、今ここで現れてるのが女がさっき着てた服」

女「……」

男「綺麗になってる最中だ。これで納得か?」

女「……よかった」

男「俺がそんな着ていた服をすぐ捨てる様な人間に見えるかよ、ったく」

女「ご、ごめんなさい」

男「いや、いいんだけどなまぁ……この服、大切な服なのか?」

女「……うん」

男「ふーん」

女「これがないと……帰れなくなるから」

男「ん?」

女「だから、大切な服」


97 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 10:16:24.78 ID:shnY18N/0
男「どっか帰るのか?」

女「! あ、いや…」

男「まぁいつまでも一緒に暮らすわけでもねぇからそりゃそうか、どこに帰るんだ?」

女「……」

男「?」

女「えっと……家に」

男「実家かなんかか?」

女「そう」

男「ふーん……ところで、大丈夫か?」

女「え?」

男「顔が赤いんだが」

女「……そういえば、少し…暑い」 フラァ

男「ちょ! ったく……ベッドに連れ戻しますので、よろしい?」

女「よろしい……ごめんなさい」

男「まだのぼせたまんまかな、もしかして。ほら、 お前軽いな」 


98 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 10:19:02.57 ID:GASlt6r90
私怨


99 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 10:25:12.75 ID:shnY18N/0
ゴーーーーー

女「……やわらかい」

男「そりゃベッドだからな」

女「……でも暑い」

男「マジか、まだ?冷房20度にしてんだぞ?」

女「ごめんなさい」 シュンッ

男「いや、謝るなよ……そうだな……そうだ!」

女「?」

男「確か冷凍庫に氷枕が  あったあった」

女「それは……?」

男「ほれ」 ピトッ

女「あ……冷たい」

男「な」ニコッ 






100 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 10:32:05.51 ID:OHdpPqVMO
私怨


101 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 10:32:27.63 ID:shnY18N/0
女「……気持ちいい」

男「よかったよかった、これでもう暑くないか?」

女「うん」

男「よし、それじゃあ今日はもう遅いしなぁ、寝るか?」

女「寝る……あ、そうか……人間は夜に寝るんだ」 ボソッ

男「はい?」

女「あ、なんでも…ない」

男「あんまり夜遅くまで起きててもなぁ、やる事ねぇし」

女「……私は、どこで寝ればいい?」

男「今お前が寝てるベッドで寝ていいよ、俺は床でも寝れるから」

女「!?」

男「え?」

女「床で寝る?……ありえない」

男「あり得ないって……じゃあどうしろと?」




102 :VIPがお送りします [] :2009/07/21(火) 10:35:28.23 ID:rMMrSJNfO
夜行性の生き物かな?


103 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 10:42:15.48 ID:shnY18N/0
男「……えーと……」

女「え?」

男「マジ?この状況」

女「え?な、何か私……おかしい?」

男「おかしいというか、何と言うか、16なら恥じらいとかそういうのは?」

女「一緒に寝る事って……恥ずかしい?」

男「なに!? お前……どんな世界で生活してきたの?」

女「え、えっと……」

男「あーお前は親や友達と寝る時いつもひっついて寝てたのか?」

女「うん」

男「マジか……」

女「……だから、恥ずかしいというのが、分からない」

男「…………」

男「……えー、全国の皆様。私はロリコンじゃないので大丈夫です……よし」



104 :VIPがお送りします [] :2009/07/21(火) 10:44:21.79 ID:gPja5jlB0
俺「……えー、全国の皆様。私はロリコンですので大丈夫です……よし」  


105 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 10:46:53.18 ID:dYstI5xeO
>>104
了解した


106 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 10:50:57.06 ID:shnY18N/0
男「まぁ……じゃあ寝るか」

女「うん」

チッチッチッチッチッチッ

男「あー……えっと……なんか悪いな。体がかなり当たってるけど」

女「え?どうして謝る?」

男「あーいや……いい」

女「?」

男「………」

女「………」 ゴソッ

男「えー、まだ起きてるか?」

女「起きてる」

男「んと……寝ろよ?」

女「うん」

男「……暑いか?」

女「大丈夫、暑くない」


107 :VIPがお送りします [] :2009/07/21(火) 10:54:21.09 ID:Qh3phThIO
男……じゃなくて>>1はロリコンなんだ、ふーん……へーぇwww

見てるぞ、楽しみだ
ロリコンな>>1がwww


108 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 10:59:49.79 ID:shnY18N/0
男「そっか……」

女「……男は、暑い?」

男「いや、むしろ寒い位で……あ!いやあれだぞ?
  別にだからってエアコン切るとかはしないから安心してくれ」

女「……寒い」

男「あーえっと……うわっ!おい!!」 ギュッ

女「え?」

男「いいから!抱き付くな!(や、柔らか…)」

女「だって、寒いって」

男「あー……いや、とにかく大丈夫だから」

女「大丈夫?」

男「おう」

女「……でも、これ……何か……気持ちいいかも」

男「はい!?」

女(昨日まで、皆でぎゅうぎゅうしてたから……かな)



109 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 11:10:44.81 ID:shnY18N/0
男「気持ちいいとか……お前、あのなぁ」

女「え……何かおかしい事を?」

男「いや、そういうのじゃないけど……」

女「……くっつくのは、だめ?」

男「いや、駄目じゃないけどだな。何というかその……」

女「?」

男「えーと、こういうのは好きな人とならいいんだよ」

女「すき?……すきって何?」

男「……」

女「男?」

男「ま、いいや。とにかく寝よう。な?(こいつ、すきが分からない?)」

女「?  うん」

男(……ま、まさか人間じゃない……いやまさか…人間だしな、え?…………?)






110 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 11:19:57.39 ID:OHdpPqVMO
支援


111 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 11:24:09.80 ID:shnY18N/0
男「……んぁ……んぁ?」パチッ

女「……」スースー

男「!? だ、誰……ああそうか」

女「……」スースー

男「おいー、起きろー」 ペチペチ ムニムニ

女「……んー…」 パチッ

男「起きた?」

女「誰?」

男「おい」

女「あ……ご、ごめんなさい」

男「いいよ、というかだな。一緒に暮らすんなら一々謝るな」

女「……ごめんなさい…あ」

男「……とにかく、ごめんなさい禁止。悪いと思ったら…そうだな……」

女「?」

男「俺の服でも引っ張ってくれれば、意志表示してくれてる事にするから」


112 :VIPがお送りします [] :2009/07/21(火) 11:28:39.19 ID:gPja5jlB0
C


113 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 11:29:10.19 ID:OHdpPqVMO
先が予想出来るようで出来ないな


114 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 11:34:59.36 ID:shnY18N/0
女「……」

男「わかった?」

女「わかった」

男「精々俺の服を伸ばさない様にな、ははっ」

女「……ふふっ」

男「んじゃまぁ……メシだな」

女「めし……昼めし?」

男「んにゃ、今は朝だから朝メシ……何が食べたい?」

女「……男は?」

男「え?」

女「男が食べたいものでいい」

男「だったらまた炒飯になるぞ?ははっ」

女「私、炒飯好き」ニコッ

男「お(かわいい)」

女「炒飯でいいよ」


115 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 11:42:38.56 ID:shnY18N/0
メシ


116 :VIPがお送りします [] :2009/07/21(火) 11:56:17.55 ID:Wg5lbzNJ0
    ,.、,、,..,、、.,、,、、..,_       /i
   ;'`;、、:、. .:、:, :,.: ::`゙:.:゙:`''':,'.´ -‐i
   '、;: ...: ,:. :.、.∩.. .:: _;.;;.∩‐'゙  ̄  ̄
    `"゙' ''`゙ //゙`´´   | |
        //Λ_Λ  | |
        | |( ´Д`)// <エビフライでも食え
        \      |
          |   /
         /   /
     __  |   |  __
     \   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   \
     ||\            \


117 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 12:26:23.79 ID:shnY18N/0
悪いちょっと外す。あんまり見てる奴もいねぇが見てる奴悪いね


118 :VIPがお送りします [] :2009/07/21(火) 12:31:39.05 ID:scX8jDqp0
待ってるよ


119 :VIPがお送りします [] :2009/07/21(火) 12:34:16.21 ID:zMn9Y4Jy0
悪いと思ったらマッハで帰って来い


120 :VIPがお送りします [] :2009/07/21(火) 12:35:10.79 ID:rMMrSJNfO
俺も見てる

SSスレでは一人のカキコミがあったら30人は見てると思え


121 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 12:42:40.53 ID:GASlt6r90
某スレみたいに無駄な書き込みが多いより断然いい


122 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 12:42:52.76 ID:NOv9Sx7LO
ふむ


123 :VIPがお送りします [] :2009/07/21(火) 12:42:59.50 ID:ONXG0d6z0
見てるぞ


124 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 12:53:54.38 ID:OHdpPqVMO
ROM多いのな


125 :VIPがお送りします [] :2009/07/21(火) 12:56:38.45 ID:K4aRWA7b0
俺の家にも突然こんな女の子がきてkおや?だれか来たようだ


126 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 13:07:53.21 ID:Nnc1TIH/0
俺はずっとROMってたぞ
続き期待


127 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 13:28:36.62 ID:OHdpPqVMO
本当に某スレ馬鹿ばっかりだな…


130 :VIPがお送りします [] :2009/07/21(火) 14:03:00.93 ID:scX8jDqp0
>>120

なんかゴキブリみたいだな


133 :VIPがお送りします [] :2009/07/21(火) 14:31:13.85 ID:6KJ1b9K/O
>>127
それはここに誤爆した奴がいる某スレの事だな?


134 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 15:00:20.06 ID:OHdpPqVMO
ズコーのスレの事なら違うよ


135 :VIPがお送りします [] :2009/07/21(火) 15:02:42.31 ID:ZNQDJ7YT0
王女だろ
保守間隔の狂った人の集まったスレ


152 : [sage] :2009/07/21(火) 20:05:17.56 ID:shnY18N/0

男「りょうかいー、それじゃ、作るか!」

女「……あ…えっと」

男「ああ、女はベッドの上にいてもいいしテレビ見ててもいいよ」

女「……私、手伝う」

男「え?」

女「何か、手伝うのは、だめ?」

男「でも卵入れて冷やメシいれてフライパンで焼く位だけどなぁ」

女「?」

男「うーん……よし!んじゃわかった。手伝って」

女「うん!」

男「冷蔵庫を開けて、右の上にある卵を2個取ってくれ」

女「卵ってこれ?」

男「そうそう」

女「……私が食べた事のあるのより大きいな」

男「はい?」


153 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 20:12:22.91 ID:shnY18N/0
女「え?あ……なんでも」

男「ない?」

女「なんでもない」

男「りょうかい。フライパン熱したから冷やメシ投入っと」 ジャー

女「音がなってる…」

男「焼いてるんだよ、炒めてるっていうか……卵貸して」

女「あ、はい」

男「よっと」 カッ カッ ジュー

女「あ、うわ!色が変わった?」

男「変わったっていうか?これ。ははっ、昨日も食っただろ」

女「すごいすごい!」

男「ぴょんぴょん飛ぶなって、ほら、そこの味塩こしょうとって」

女「え?」

男「それそれ」

女「あ……はい」


154 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 20:14:29.77 ID:GASlt6r90
私怨


155 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 20:21:44.21 ID:shnY18N/0
男「つー事で炒飯が出来ました!」

女「うん!」

男「食べよう!」

女「うん!えっと……いただきます!」

男「お、覚えた?」

女「え?……こ、これは元から覚えてる」

男「そういう事にしたいならそうしとくけどさ」

女「ぅ……」

ポンポン

女「え?」

男「お前かわいいな」

女「かわいい……かわいいって何?」

男「え?かわいいとは……かわいいって…何て説明すればいいんだ?」

女「?」



156 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 20:21:54.98 ID:sbq4UTtt0
女……
まさかGだったりして・・・な


157 :VIPがお送りします [] :2009/07/21(火) 20:26:20.17 ID:Qh3phThIO
>>150->>152
ガッ


158 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 20:27:28.91 ID:shnY18N/0
男「うーんとだな……かわいいっていうのは」

女「男は私にかわいいって言った」

男「おう、言ったけど……えー何と言うか、仕草が愛らしい時に言う言葉かな?」

女「あいらしい?」

男「げ、そっちもか……あーもうめんどくせぇ!」

女 ビクッ  グイッ

男「え?なんで服ひっぱって……ああ」

女「……」

男「怒ってねぇよ、ごめん驚かせて」

女「その……教えて欲しい、私に言ってくれた言葉の意味」

男「うーんまぁ、簡単に言えば好きって事だな」

女「すき?」

男「俺の好きな仕草だったというか、そんな感じ。好きは分かるんだろ?」

女「わかる……えへへっ」

男「うん、かわいい」


159 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 20:41:39.78 ID:shnY18N/0
男「ごちでした!」

女「ごちでした?」

男「ああ、ごちそうさまでしたって事」

女「……ごちでした」

男「別に真似しなくてもいいんだぞ?」

女「真似しちゃだめなの?」

男「いやまぁ、いいけど」

女「?」

男「……あーえっと。女」

女「なに?」

男「ちょっと言っておきたい事があるんだけど」

女「なぁに?」

男「んーとだな……」

ピンポーン

男「ん?……ちょっと待って、こんな朝っぱらからなんだ?」


160 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 20:43:57.64 ID:dYstI5xeO
支援


161 :VIPがお送りします [] :2009/07/21(火) 20:50:54.98 ID:y0AUVqJ2O
>>156
Gはないだろ…
普通は同族を投げ捨てるような事はしない…よな?
だよな?


162 :VIPがお送りします [] :2009/07/21(火) 20:51:34.42 ID:Qh3phThIO
ぬぅ……書き溜めてるのかな?
来るといつも1つレスなんで、落ちないか心配だ……
まあぽとにかく、応援してるぜ


163 :VIPがお送りします [] :2009/07/21(火) 20:53:45.60 ID:y0AUVqJ2O
>>163
ガンバッて書いてるんだろ
マッタリ待とうぜ


164 :VIPがお送りします [] :2009/07/21(火) 20:54:05.27 ID:4wjf8NvY0
久しぶりにSSスレきたけど、これは良スレの予感


165 :VIPがお送りします [] :2009/07/21(火) 20:56:27.42 ID:y0AUVqJ2O
>>163>>162へのレスだぜ
自分にレスしてどーすんだ…
吊ってくる


166 :VIPがお送りします [] :2009/07/21(火) 20:57:55.92 ID:Qh3phThIO
悔しいけど、>>163、惜しいなwww


167 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 20:58:51.71 ID:shnY18N/0
女「?」

男「どちらさm…」 ガチャッ

ギュウウウウウウウウ

男「うわあ!?ちょまってまって!なに!?」

「おっとどっけものでーす♪」

男「宅配には見えねェぞゴラァ!!!」

女「あ!」

男「え?」

「あ、い・た♪」

男「はい?」

女「姉様!?」

男「さ、さま?」

女「あ、いや……お姉ちゃん?」

「ふふふー♪」




168 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 21:05:52.32 ID:OHdpPqVMO
支援


169 :VIPがお送りします [] :2009/07/21(火) 21:09:20.83 ID:K4aRWA7b0
>>156
な、なにいってんだよ?こんな可愛い子がGなはず・・・ないよな?


170 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 21:13:53.04 ID:shnY18N/0
男「あんた、女のお姉さん?」

「そうですねー」

男「マジ?」

「マジもマジ。大マジなんですよこれが♪」

女「う、うん」

男「……そ、それで、女のお姉さんが一体何……あ!もしかして!」

「もしかして?」

男「女が来たのは昨日なんだけど……ま、まさか実は捜索願いの出されてる少女でそれを偶然お姉さんが今発見と……そういう事じゃ」

「あ、いやそれは違うよ。私はここに女がいる事分かってたから」

男「あ……そ、そう(よかった…)…って……それで?」

「んー?」

男「えー、色々聞きたい事が出てきたんだけど」

「ふふっ、そうでしょうそうでしょう!私もあなたに言いたい事があるし」

女「? お姉ちゃん?」

「ああ大丈夫大丈夫。批判とかそういう系の事じゃないから、言ってる意味わかる?女。大丈夫って事」


171 :VIPがお送りします [] :2009/07/21(火) 21:16:31.58 ID:wHVVYo98O
姉登場wwww


172 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 21:21:08.67 ID:shnY18N/0
女「大丈夫……わ、わかる!それぐらい!」

「あらそう、ふふっ……1ヶ月前まで分からなかった癖に……相変わらず凄い学習スピード」ボソッ

男「え?」

「ああいやこっちの話……えっとーそれで…じゃなかった。それじゃあ!」

男「え?あ、はぁ……」

女「?」

「女、あんたはこの家から暫く出てなさい。家の前に公園があったわね。そこで待ってて」

女「え?」

男「ん?なんで女を?」

「ふたりっきりでお話したいじゃない?うふふ♪」

男「お、おおう……マジっすか(姉妹……うん、こっちも可愛いというか美人)」

「マジっす、さ。女、急いで。用事が終わったら呼びに行くから」

女「……わかった……男」

男「ん?」




173 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 21:23:02.08 ID:OHdpPqVMO
私怨


174 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 21:33:11.03 ID:shnY18N/0
女「その…お姉ちゃんが失礼な事を言っても、怒らないで」

男「ん?」

「あんたがそれを言うかそれを!」 グィィ

女「お、おねえひゃん……いひゃい…」

「とにかくー、出た出た!」

男「まぁよく分からんが、多分大丈夫だから、取り敢えず出といて(怒ったら逆にこっちが危なそうだわ)」

女「……うん」 ガチャッ

男「さてと……」

「ふたりっきりだね♪」

男「まぁそうなんだが……えー、何から聞けばいいか…」

「んーそうだねぇ、その前にちょっとお電話……借りていい?」

男「え?ああ、いいけど…携帯でいい?」

「うんうん♪助かるぅ!少しある人に電話しなくちゃいけなくて、これが終わってからお話しましょ」ニコッ

男「りょうかいーほら」

「……」 ピピピッ プルルルー  ガチャッ


175 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 21:34:38.93 ID:OHdpPqVMO
支援


176 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 21:41:52.47 ID:shnY18N/0
「あ、もしもし……私です。307の12です。はい、今現在人間の方の電話をお借りして電話をしています」

男「!?」

「ええ、大丈夫です。309の12は無事男様の部屋に到着していました、男様のお父様の方とも連絡がとれました、はい」

男(309って……なんだ?12?親父とも連絡が取れてる?)

「はい……えーと、電話を介してですか。はい、ご報告させて頂きます。

 私、307の12は今日からしばらく309の12の保護観察を行います、これでいいでしょうか?あ……録音したんですね、はい」

男「???」

「では私はこれから男様に状況の簡易説明を行います。よろしいですか?

 はい、そこは伏せた方がいいですね。まぁそのうち気付いてしまわれそうですが、男様のお父様の様に……ええ、では」 ピッ

男「………」

「はーい♪あ・り・が・と♪」

男「ありがとじゃねええええ!!」

「うわわ!どしたの?そんなに叫んで」

男「どうしたもこうしたもねぇだろ!!なんじゃい!今の会話は!」

「だーから、説明しますから。説明」


177 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 21:44:57.35 ID:OHdpPqVMO
隠す気が有るのか無いのか…


178 :VIPがお送りします [] :2009/07/21(火) 21:45:54.04 ID:shnY18N/0
風呂とメシいってくる


179 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/21(火) 21:47:08.82 ID:drQhNh0v0
ほっしゅほっしゅ


180 :VIPがお送りします [] :2009/07/21(火) 21:54:42.29 ID:scX8jDqp0
姉=外に投げ捨てたG


184 :VIPがお送りします [] :2009/07/21(火) 23:05:39.06 ID:6TZgT1DC0
>>169
な、なにいってんだよ?こんな可愛いGが(ry


193 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 01:03:30.55 ID:9OQTQycT0
おもしろそうだから寝る前にほしゅ


197 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 01:42:14.89 ID:d1jSWZoNO
いや、落とさせないよ?


198 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 01:43:34.53 ID:kwaX8ynTO
>>197
お前ははやく巣に戻って続きを書くんだ


199 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 01:47:12.63 ID:1WQt14pC0
保守感覚おかしいヤツが現れたな


200 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 02:04:14.85 ID:4k33MIm00
命の賢者・ホッシュ


206 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 03:28:38.98 ID:UD/gwW13O
さっきからお前は何がしたいんだ?


207 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 03:32:36.01 ID:GHGmMPdf0
保守に代わる文字を考えた結果これになっただけ
もう保守しねぇ


208 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 03:35:14.42 ID:UD/gwW13O
文字はどうでも良いけどもう少し間隔を考えような


209 :固定ハンドルネーム ◆OAlbYGERv2 [sage] :2009/07/22(水) 03:35:27.28 ID:e6PsApaO0
感覚が短かったから勘違いされたんだろ
頑張れ


224 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 10:08:29.53 ID:qbHPQu6e0
日食見てるwごめん後でくる


228 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 12:52:27.41 ID:0UZZ7ztuO
日食見えたねー


229 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 13:30:54.18 ID:znfHVTGDO
ほ?


230 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 13:45:15.59 ID:j2z5j83d0
ぽーぽーぽぽぽぽぽ


231 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 13:54:53.76 ID:+lEIdi8sO
なんでこの女がステルス桃ぽいと思うんだろうか不思議でしょうがない


245 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 19:14:00.01 ID:qbHPQu6e0
「えっと、じゃあまず何聞きたい?」

男「……お前と、あの子。人間じゃないのか?」

「人間に決まってるじゃん、見てわかんないの?」

男「そりゃ今は人間っぽいけど……さっきの会話からして」

「んー、まぁね。えーとですね、私はここ最近はずっと人間です。というかここ1年位はずっと」

男「それで?女は?」

「あの子は昨日から♪」

男「!?」

「だから、あの子は昨日から人間」

男「意味がよく理解できないんだが?あいつは16歳って言ってたぞ!」

「それは私の入れ知恵。体の見た目と年齢をあわせなくちゃあ疑われるでしょ?」

男「今言ったら意味ないんじゃないのか?」

「それはまた別のお話、昨日あの子があなたに会う時に本当の年齢がバレなければOKだったの」ニコッ

男「本当の女の年齢は?」

「んーと……たしか1年と4ヶ月」


249 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 19:41:28.24 ID:qbHPQu6e0
男「あー……おっけー、冗談だろ?」

「冗談の方がよかった?」

男「……まぁな」

「あ、でも私達はオスは3年、メスは5年生きるって事になってるからそういう意味でも人間で言うと16歳ぐらいよ?ふふっ」

男「そういう問題じゃねぇと思うんだが……え!?もしかして…」

「なぁに?」

男「じゃあ、あいつ……あと3年ぐらいすれば…」

「ああ大丈夫。死なないと思うからそれは」

男「死なないと思うって、えらく曖昧だなおい」

「うーん。やっぱり最初っから順序立てて説明した方が早そうね、うんうん」

男「出来るだけ早く理解したいとは思ってるよ、この状況」

「おっけー、じゃあ物語風に説明するから!聞いててくれたまえ♪」

男「……どうぞ」

「おほん、それじゃあだね……えっと……」



250 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 19:49:19.97 ID:qbHPQu6e0
「ある所に、とても多くの○がいました」

男「○ってなんだよ?」

「残念ながら私たちが元々何だったかは言えないの。だから○で代用、続けるよ?」

男「なんじゃそりゃ」

「とても多くの〇の中には毎年10匹だけ、とても頭の発達した○が生まれます。その○は人間の知能と同等と言われています」

男「なんという世紀の大発見だよ、国立研究所とかに差し出せば凄い事になりそう」

「あははっ、まぁね。って!口を挟まないで聞いてなさいよ」

男「突っこみたい所がありすぎるからついな、まぁいいや。続けて」

「もう……それで、その選ばれた○とでも言いますか。

 その子達は、ある時期になると人間社会に適合出来るかどうかのテストを行う事ができます」

男「?」

「ジ○リの映画の平成タ○キ合戦ぽんぽこって映画、知ってる?」

男「あーあれね……え?……もしや……!お前らタヌキかよ!!」

「ちがーう!話最後まで聞いてってば!もう!」




251 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 19:54:30.80 ID:UD/gwW13O
やっと来たのか支援


252 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 19:58:15.95 ID:qbHPQu6e0
男「む」

「私がその映画の名前を出したのは、その映画の内容を知ってたらニュアンスがつかみやすいと思って」

男「たしかタヌキが住み処を追われて人間に化けて人間社会に適合して生活していくって奴だろ?……あ」

「そういう事……私達もそれと同じ事をしてるわけ、ただしこっちは人間に化けるんじゃなく、ホントに人間になるんだけどね」

男「…………んなアホな」

「信じる信じないは勝手だけど、説明は続けさせてもらうわ。とにかく、人間と同等の知能を持って生まれた○達は
 
 たかが3〜5年で寿命を迎えるなんて耐えられなかった。なので、とある所にお願いして、人間社会に適合出来る者は

 人間として人生を送れるという決まりができたの」

男「その決まりを作ったのは?まさか神様?」

「ま、そこらへんの事含め、どうやって人間になれるのかという事は、あなたには説明できないんだよねーこ・れ・が♪」

男「そこが一番気になる所だろうが!」

「だって、実際に真実をあなたに話した所で、あなたたち元から人間の人達は絶対に信じないから」

男「それは……まぁ、信じないだろうけどさ」

「でしょ?ふふっ、だったら説明しても時間のムダ。そうでしょ? 

 まぁ、どっちみちこっちの決まり事で口に出しちゃ行けないってなってるから説明は出来ないのよ。ごめんね、ふふっ」


253 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 20:06:00.02 ID:UD/gwW13O
3〜5年て何だろ?知能高いとかだとイルカとかだろうが違うし


254 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 20:08:48.63 ID:qbHPQu6e0
男「はぁ……まぁいいや、ファンタジーを聞いてるつもりで聞いてやる。続けて」

「ひどいなぁ……まぁいっか。それで、今言ったでしょ?人間社会に適合できたら、人間になれるって」

男「言いましたね確かに」

「ポイントはそこ。人間社会に適合できたら……分かる?」

男「ん?……適合できたら……できなかったら?」

「人間にはなれない。元の○に逆戻りー♪」

男「え!?だ、だって○から人間になったら、元には戻れないんじゃねぇのかよ!」

「ある期間、人間の姿を借りてるとしたら?」

男「はい?」

「ある期間。つまり適性試験の間みたいなもんね、その間は、ある所から人間の姿を借りて、人間社会で生活してみる。

そして人間社会で生活出来ると判断されれば、晴れて!人間としてそのままそに肉体で人生を謳歌する事が出来ると……そういう事なの」

男「………」

「大体理解できた?あの子の今の状況」

男「……あいつは今、というか昨日から適合試験を受けている状態になってる……わけね」

「そゆこと……まぁすでに昨日の時点で、あの子は第一試験は突破してる事になったわけだけど」


255 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 20:11:08.08 ID:UD/gwW13O
私怨


256 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 20:13:54.53 ID:fa9NBzXb0
やっぱりごきb・・・・・
ん?誰か来たようだ


257 : ◆GOKIwLu74Y [sage] :2009/07/22(水) 20:16:31.14 ID:Q5F5V8xn0
こいつか?


258 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 20:17:24.59 ID:UD/gwW13O
知らないけどGって何年も生きるもんなのか?
人の姿してても元が虫とか嫌だな…


259 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 20:18:06.29 ID:laxhNXFDO
予想はほどほどにしとこうぜ


260 :有難いけど11時位まで支援しなくていいや。マターリやるんで、d [sage] :2009/07/22(水) 20:26:00.78 ID:qbHPQu6e0
男「第一試験ってなんだよ?」

「ん?パートナーの家に入って一晩過ごすっていう試験だけど」

男「パートナー……初耳なんだが、なんだそりゃ?」

「○が人間になる時にね?1人で人間生活をいきなり始めるのはムリだから。

 パートナーとなる人間を探して、取り敢えず一先ずその人間とある期間一緒に暮らしてみるって事をする訳」

男「それが適性試験の内容って事か?」

「ご名答ー!という事で、まずはパートナーの家に上がり込めなきゃ元も子もないでしょ?」

男「……そうだな」

「だからそれが第一試験って事、パートナーに怪しまれずに、上手く自分の力だけで家に上がり込めれば試験突破♪」

男「なるほどねぇ、だから怪しまれない為に16歳って言ったわけか、そして試験を上手く突破したと……」

「そゆこと♪大抵の子は結構ビビっちゃって、試験が始まって3,4日はパートナーの家の周りをウロチョロしちゃうのが恒例なんだけどね。

 あの子は1日も経たずにすぐあなたの家に上がり込めた。これって凄い事なのよ?」

男「それだけ俺がお人好しって事じゃねェの?と自負してみる。というか実は親父から電話でだな……!!」

「ん?どうしたの?」

男「さぁここからが問題だ。さっきあんた親父とも連絡とれたって言ってたよな……説明願おうか」


261 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 20:27:59.25 ID:UD/gwW13O
底の方でマターリやるのも良いよね


262 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 20:32:15.27 ID:hU56jdxnO
深く静かに沈降せよ(性的な意味で)


263 :VIPがお送りします [たまーにageるがね] :2009/07/22(水) 20:37:50.37 ID:qbHPQu6e0
「うん、えっとね。基本的に第一試験はパートナーに声をかけるまでが主な試験内容といっても過言じゃないの」

男「?」

「だからー、適性を判断する方もそこまで鬼じゃないって事!

 ちゃんとパートナーになる人間は古くから私たち○と繋がりのある一族の人間になってるのよ」

男「え?じゃあ俺も?」

「そうそう♪その証拠にあなたは女を受け入れたでしょ?ま、お父さんの助言ありきでだったかもだけど」

男「……えーと、もしかして親父も昔?」

「うん!あなたのお父さんは私と女のお母さんが適性試験を受けた時のパートナーだったって聞いてるわ♪」

男「!!……衝撃の事実だぜ……あの野郎……」

「まぁ適性試験のパートナーにあなたが選ばれるまではあなたには試験の存在を知る必要もなかったわけだからなぁ。

 お父さんは別に教えなくてもいいかと思ってたんじゃない?ふふっ」

男「なるほどね……ようやく親父がすぐに事態を理解してた事に合点がいった。……えっと、それでお前と親父は」

「ええ、さっき話したわ。というかほらっ、荷物預けられちゃった。

 ふふっ、女の衣服とか色々……中々の太っ腹ね。 ま、だから最初私は宅配便として登場してみたというわけなんですよ♪」

男「お節介な所あるからなぁあの親父……というか、宅配には見えなかったけぞお前………あーあとだな。もうひとつ」


264 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 20:39:45.11 ID:UD/gwW13O
それもまた良し


265 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 20:54:21.39 ID:qbHPQu6e0
「ん?まだ分からない事ある?」

男「女が昨日親父と話してる時に言ってた309ってのはなんだ?

 さっきお前も電話で自分の事307の12とか女の事309の12とか言ってたけど……」

「あああれね、コード番号とでも言えばいいのかな?えっと……

 あの子は309回目の適性試験のランク12って事かな……だから309の12」

男「ふーん……ん?ランク12?」

「人間社会を実際に体験する今回の適性試験。この試験を受けるまでにも○の時に

 色々な試験をするの、それでランクを決めて。そのランクの値に応じて適性試験での

 難易度を調節するってわけ」

男「ふーん……なんかめんどくさいんだな適性試験って」

「でも、もし人間になれたら3〜5年の寿命が何十年にも長くなるのよ?
 
 死にものぐるいで試験に臨みたいと思う気持ちも、分からなくはないでしょ?」

男「ふむふむ……大体理解したよ、何となくだけどな。ちなみに女のそのランク12ってのはどれ位なんだ?」

「一番上よ。12段階のランク付けなの……あの子はトップでこの適性試験を開始したの」

男「……あれでトップか?」ボソッ


266 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 20:58:09.46 ID:UD/gwW13O
流れ早いな25分も持たなそうだ


267 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 21:03:28.25 ID:qbHPQu6e0
「というと?」

男「あいつ言葉とか全然知らないんだけど」

「でも会話は全然出来るでしょ?」

男「まぁ…・・あ、でも昨日3時間ぐらい教えてやったんだぞ?俺が」

「それはそれは♪ま、ランク付けっていうのは何も語学力だけじゃないからね。

 行動の積極性とか、急な困難な状況に対する対応の速さとか。人間として生きて行く上で

 ○の内に鍛えられる感覚を総合的に判断して下されるものだから、あの子。積極性はあるでしょ?」

男「ま、そういう事になるのかな……試験開始すぐに俺の家に来たってのは凄い事なんだろ?」

「分かればよろしい♪ じゃ、もう聞きたい事はない?」

男「結局俺はなにすりゃいいんだよ……あ!てかお前さっき電話で保護観察するとか何とか言ってなかったか?」

「あなたはあの子に人間として暮らすにあたって色々教えてあげて。それがあの子にとって試験になるから

 私? 私はあの子の姉であり、適性試験に合格した人間として、あの子を保護観察する為にここいるのよ。簡単でしょ?」

男「あ、そうかお前も……」

「そ、私も2年前に適性試験を受け、そして合格。今はあなたと同じ人間よ♪

 現在のあなたの状況を理解し、尚且つ協力も出来る数少ない人間って事ね」


268 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 21:07:59.44 ID:UxIN43Z+0
C


269 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 21:11:57.96 ID:qbHPQu6e0
男「協力って?」

「そりゃ勿論。あなたがあの子と暮らす上で、何か困ったら私に連絡していいって事!

 試験の妨げになる事以外ならなんだって協力しちゃうわよ?ふふっ」

男「なーる。……理解しましたよっと…それで?お前が今日来たのは」

「女のパートナーであるあなたに私の存在を教え、試験の事を教え、状況を

 理解してもらう事が目的……あと配達♪」

男「……」

「あと、あなたへの説明は終わったけど、女へも説明する事があるの」

男「んじゃそろそろ女に説明してくればいいんじゃねぇか。取り敢えず追い出さないから安心してくれ」

「ふふっ、ありがと……でも、あの子には言わないでね?私があなたにすべて教えたこと」

男「え?」

「うーん……簡単に言うと、試験期間中のカンニング防止の為……とでもいいますか

 あなたは昨日までと同じ様に、とりあえず人間の女の子がいきなり居候にやってきた。

 って感じであの子を接してくれると助かるわ。あの子にもあなたが試験の存在を知っている事は教えない」

男「な、なんでだよ?いいんじゃねぇの?別に俺が試験を知っていようが知っていまいが人間社会に適合できればいいんだろ?」


270 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 21:14:57.89 ID:UD/gwW13O
女の姉?には名前つけないの?


271 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 21:22:13.90 ID:qbHPQu6e0
「うんまぁそうなんだけど。人間社会に適合するというのは、そんなに簡単な事じゃないのよね」

男「?」

「社会に適合って言うのはそれこそ、周りにいる自分の本当の存在を知らない人たちの中に

 自分を溶け込ませるって事なのよ。つまり、あなたが試験の事を知ってると、女が知ったら

 女はあなたに試験を有利に進める為に、何かを頼るかもしれない。それは社会適合試験にはあってはならない事なの」

男「………」

「まぁ、別に教えてもいいんだけど。その時はあの子にあなたを頼らないと誓約させないといけない」

男「頼るっつったって……人間ってお互いを頼って生きてるじゃねぇか。みんな」

「そういう頼るじゃないの……そうね、試験をパスするために縋ってしまうと言った方が正しいかもしれない」

男「よく分かんねぇけど……じゃあまぁ……とにかくあいつが困るんなら、言わないよ」

「助かるわ♪ それじゃあ、そろそろあの子に説明して、私は帰ります」

男「了解……あ、そうだ。最後にひとつ」

「?」

男「試験っていつまでなんだ?俺はいつまで女と暮らすんだ?」

「それは、あの子が人間社会に適合出来ると上が判断すれば……逆も然り」


272 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 21:24:55.85 ID:UD/gwW13O
紫炎


273 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 21:32:52.49 ID:qbHPQu6e0
男「逆?」

「これは試験なの。合格する子もいれば不合格する子もいる。あの子が不合格と判断された時もまた、あなたとの生活は終わる」

男「ああ、そういう事ね……」

「これ、電話番号とメアド!何かあったら連絡よろしく♪まぁこっちからも連絡するかもだけど」

男「おう……」

「ねぇあなた」

男「なに?」

「あの子……女の事、どう思う?」

男「え?……どう思うって、昨日会ったばっかりだからなぁ。なんとも」

「じゃあ、好きか嫌いかで言うと?」

男「第一印象でか?……別に。一生懸命な子は嫌いにはならないだろ」

「……ふふっ、じゃあまた!あの子に説明してきます。

 私はそのまま帰るから、あの子も説明が終わればここに戻るでしょう。ではでは♪」 ガチャッ バタン

男「………あー、疲れた……が、頭の中で整理しなきゃならんなこれは……はぁ……」


274 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 21:36:39.54 ID:UD/gwW13O
支援


275 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 21:40:57.68 ID:qbHPQu6e0
公園

女「あ!」

「……」ツカツカ

女「姉様…」

「こっちではお姉ちゃんと呼ぶのよ。教えたでしょ?」

女「あ……うん、お姉ちゃん」

「さてと……ちょっと切り替えて話すわよ。いいわね?」

女「うん……あ、はい…」

「307から309への報告。307は309が無事パートナーの家で生活を始めたことを視認、パートナーへと接触。

パートナーの人間性確認。良と判断、これをもって、309は人間適性第一試験を突破したと認める」

女「……」

「なお、これからの第二試験の内容を告知する。今から言う事を記憶する様に。いいか」

女「はい」

「第二試験の内容は……


276 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 21:42:23.26 ID:UxIN43Z+0
わっふるわっふる


277 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 21:42:33.16 ID:UD/gwW13O
ゴクリ…


278 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 21:45:47.39 ID:qbHPQu6e0
女「え?」

「以上である。質問があれば答える、質問はあるか?」

女「……あ、いえ」

「受け答えは迅速にしろ」

女「は、はい。ごめんなさい」

「……以上で307の保護観察第一報告確認を終わる、第二報告確認はまたいづれ行う事とする、いいか」

女「はい!」

「……よーし。切り替え終わり、姉妹モードへ移行ーふふー」

女「あ、えっと……」

クシャクシャ

「ま、とりあえずよくやったね。309の中じゃトップだよ」

女「ほ、ほんと!?」

「ほんとほんと、但し」

女「但し」?

「ちょおっと語学力に難ありっぽい……かな?」


279 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 21:48:06.86 ID:UD/gwW13O
焦らすのが上手いな…


280 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 21:51:08.38 ID:qbHPQu6e0
女「ぅ……だって」

「だってじゃないの。男君あんたに3時間位教えてあげたって言ってたわよ?」

女「う、うん」

「はぁ……まぁ語学力は実際に人間と一緒に生活するにあたり、もっとも効率よく能力向上が見込めるから

 ……あんたなら大丈夫でしょ」

女「うん、多分……男…さんは、やさしいから」

「ふぅーん♪」

女「な、なに?」

「男君の事……好きになった?」

女「好きが……まだ分からないの」

「あはは、そうね。今のあんたに聞いても人間の言葉じゃ表せないか」


281 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 21:55:29.72 ID:UD/gwW13O
私怨


282 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 21:56:52.40 ID:qbHPQu6e0
女「でも……多分、嫌いじゃないと、思う。それは言える」

「……ふふっ」

ナデナデ

女「お姉ちゃん?」

「頑張りなさいよ。男君には試験の内容を悟られない様にね……悟られたら面倒よ。色々……分かってるわね?」

女「……うん、分かってる」

「ま、安心しなさい。彼のお父さんは私たちのお母さんのパートナーだった人だから」

女「え!?……そうだったの?」

「なにあんた、知らなかったの?だから試験の前にまず男君のお父さんに連絡を入れなさいって言ったじゃない」

女「そういう事……だったの」

「なんだと思ったわけ?」

女「わ、分かんないけど……試験の時には1人だけ試験の事を知っている人間に助言を乞えるって聞いてたから、それかと」

「ま、間違ってはないけどね……とにかく、大丈夫そうでしょ?

 私たちのお母さんのパートナーの体験談、聞いてるよね?」

女「うん……とても優しい人だったって……お母さん言ってた……昨日の電話の人が……」


283 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 22:03:18.43 ID:UD/gwW13O
支援


284 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 22:07:58.35 ID:qbHPQu6e0
「ま、とにかくそういう事だから……いい?もう一回言っとくけど」

女「うん?」

「……頑張りなさい。これに合格すれば、あんたは人間になれる」

女「はい」

「でも、もちろん合格出来るとは限らない。不合格だった場合は……分かってるわね」

女「……はい」

「まぁ合格するにしても不合格になるにしても、辛いかもしれないわね」

女「え?」

「ううん、なんでもない……それじゃあ私は帰るから」 ニコッ

女「分かった」

「あんたも男君の所へ帰りなさい。そろそろお昼だし、食事とったりするでしょ……あ、あとあんたの服の試着会とか……ふふっ」

女「?」

「まぁいいわ……それじゃあね?」

女「うん……またね姉さm……お姉ちゃん」


285 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 22:08:36.47 ID:vhP0aib60
しえん


286 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 22:14:39.91 ID:BNh1R9lMO
人間になれた○の子供が女や姉なんだよな
じゃあ、最初に女や姉が生まれてきた時は〇と人間どっちなんだろ
試験受けて子供が完全な人間になるってことは親は子供つくる時は一旦〇に戻ってんのかな
なんにしろこれからにwktk


287 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 22:16:42.31 ID:qbHPQu6e0
ガチャッ

男「お、お姉さん帰ったか?」

女「うん」

男「こっち来いよ、親父からお前の服、送られてきたんだ」

女「え?」

男「ほら、なんか色々あるから好きなの選べよ……ご、ご丁寧に下着とかも揃ってるから……

 後でどうやって用意したのか問い詰める必要ありだなこりゃ」ボソッ

女「……わぁ!」

男「かわいいだろ?」

女「かわいい?……かわいいは、こういう時もかわいい?」

男「服がかわいらしいって感じでも使うんだよ。あとは、そうだな……お前が着た所を想像してかわいいって言うとか、そんな感じ」

女「そんな感じ……」

男「そう、そんな感じ」ニッ

女「……わかった」ニコッ

男「それじゃ!何かいつのまにか昼だしな、お姉さんとも挨拶したし!メシにしよう!」


288 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 22:19:19.64 ID:UD/gwW13O
私怨


289 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 22:22:40.49 ID:qbHPQu6e0
「ふー……あー疲れた……説明って本当に疲れるわね……」

プルルル

「ん? はいもしもし……あ、はい!307の12です!はい。309の12は無事第一試験を突破した事をご報告します」

「はいそうです、パートナーの人間性も良と判断しました。また、協力者として309の12の助言者となりうる者には

 過去、289の11のパートナーの経験を持つ人間に決定致しました。はい………あ……」


「………ええ、保護観察管……いえ、試験管として、いくら姉妹であろうと。公平に判断を下す事を誓います」


「では……」


ピッ


「……あの子、私が試験管なの……知らないんだろうなぁ………まぁしょうがないけど」

「女がもし、不合格なら……そしてもし合格したとしても……」

「………頼むから、パートナーに惚れちゃだめよ、女………辛いわよ」


「……………寝よう」


290 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 22:26:28.80 ID:QgKc5FZl0
試験管?試験官?


291 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 22:26:39.30 ID:UD/gwW13O
鬱フラグだと…orz


292 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 22:28:39.33 ID:qbHPQu6e0
寝るわ。悪いね、別に落ちたらサイトで続き載せるんでよろしく

というかUD/gwW13O、そんな俺がレスする度に支援しなくても猿にはならんぞ?
いや嬉しくは思ったけど正直そんなにレスいらん。1時間に1回程度でおk



>>286
どうせこの設定は使わんだろうから言うけど人間になってある期間以上経ったら○に戻って出産するか人間のまま出産するかが
選べる事になってる。だから母親は出産する時は○に戻ってる。そのあと再び人間に戻って生きているかそのまま○のままで寿命を全うしたのかは謎。
書く気はない。まぁどうして○にわざわざ戻って出産したかというと……惚れた男が○だったって事。

ちなみに散々言われてるが○はGじゃねぇ。


じゃあね


293 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 22:29:35.11 ID:qbHPQu6e0
ミスった試験官orz

誤字脱字はご愛嬌と言う事でここはひとつ。

じゃ


294 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 22:29:58.17 ID:UD/gwW13O
まてサイトのヒントぐらい教えてくれ


295 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 22:31:10.96 ID:1WQt14pC0
とりあえず乙


296 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 22:31:27.87 ID:qbHPQu6e0
黒歴史置き場
最近更新してないけど週末に更新する予定

じゃ


297 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 22:36:20.85 ID:BNh1R9lMO
>>292
わざわざ丁寧に答えてもらえるとは思ってなかった嬉しい
マジthx!!


298 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 22:37:27.88 ID:Duffb9J+O
面白かったのにいきなりなにこれ


299 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 22:39:25.25 ID:F44W2Y410
パー速から来ましたwwwwwwwwwwwwwwwwwww


300 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 22:39:45.40 ID:laxhNXFDO
とりあえず乙


301 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 22:43:52.70 ID:pHr9OjSf0
パー速から来ましたwwwwwwwwwwwwwwwwwww


302 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 22:47:43.59 ID:UD/gwW13O
パー速?なんのスレ?


303 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 22:52:31.28 ID:YYv+F8gU0
ttp://wiki.livedoor.jp/sss9991/
そのサイトってここでいいのか?


304 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 22:58:48.43 ID:j/WIzd9CO
>>303
違う


305 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 23:09:30.77 ID:+sjQ2QQXO
なら落とさせん

保守


306 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 23:09:59.91 ID:UD/gwW13O
良く分からんな…スレ残すしかないな


307 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 23:12:47.32 ID:F44W2Y410
ID:UD/gwW13Oってこの前姉スレで一人で延々と支援し続けて、怖いって言われたのに相変わらず支援し続けてるんだなwwwww


308 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 23:18:11.30 ID:qziZVFh5O
パー速から(ry


309 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 23:21:07.15 ID:UD/gwW13O
>>307 ごめん知らんけどさるの基準連続投稿数と思ってたが時間なのね


310 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 23:22:39.15 ID:1WQt14pC0
>>309
ggrks


311 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/22(水) 23:25:06.68 ID:UD/gwW13O
自分がさるかかるわけじゃないからめんどかった
まあ見てくるわ


312 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 23:43:44.99 ID:UD/gwW13O


313 :VIPがお送りします [] :2009/07/22(水) 23:59:59.54 ID:UD/gwW13O
保守


314 :VIPがお送りします [] :2009/07/23(木) 00:18:09.10 ID:I5vvl7zIO
残さねば


315 :VIPがお送りします [] :2009/07/23(木) 00:34:46.13 ID:sPf2JyC60
鬱エンドは回避してほしい.....



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