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【オリジナル】SS深夜秋の短編祭【部門1】
- 72 名前:深夜にお送りします [sage]
投稿日:2012/10/06(土) 20:42:21 ID:a4ZvTS/A
行ってみます。ネタわからん人は置いて行く!
- 73 名前:>>72 [] 投稿日:2012/10/06(土) 20:43:33 ID:a4ZvTS/A
男「よお」
男友「おう」
男「…………」
男友「…………」
男「暇だな」
男友「暇だな……」
男「…………」
男「カラオケにでも行く?」
男友「行くべ行くべ〜」
- 74 名前:>>72 [] 投稿日:2012/10/06(土) 20:44:25 ID:a4ZvTS/A
男「何 歌うかな?」
男友「…………」 ピッピッピッ
男「はえーな」
男友「一発目はこれって決めてるから」
〜 心は○プシー 〜
男「いきなりアニソン、しかもEDか」
男友「いいだろ、別に。 エンジン始動にちょうどいいんだ」
〜♪ 〜♪ 〜♪ 〜♪
男「いいねえ〜。 やっぱ80年代のアニソンEDは、神だわ」
男友「だよな」
男友「でもケーシー・ランキンさん、亡くなったんだよな……」
男「マジか? 今知ったわ……」
- 75 名前:>>72 [] 投稿日:2012/10/06(土) 20:45:52 ID:a4ZvTS/A
〜 い○もあなたが 〜
男友「おめーもアニソンEDじゃねーかwwww」
男「すまんすまんwwww」
〜♪ 〜♪ 〜♪ 〜♪
男友「う〜ん……やっぱりいいねえ」
男「俺は、OPも神曲だと思ってる」
男友「禿同」
〜 真っ赤なス○ーフ 〜
男「こ れ は wwwww」
男友「中二病全開だが、神曲だ!」
〜♪ 〜♪ 〜♪ 〜♪
男「いいねえ……心にくるわ〜」
男友「だな」
- 76 名前:>>72 [] 投稿日:2012/10/06(土) 20:46:40 ID:a4ZvTS/A
〜 今日もどこ○でデビ○マン 〜
男友「う は wwwwww」
男「兄貴を出さねばなるまいwwwwww」
〜♪ 〜♪ 〜♪ 〜♪
男友「この歌もくるなぁ……」
男「ロマン満載だよな」
〜 夢光○ 〜
男「宇宙船サジ○リウスか」
男友「アニメの内容は忘れたんだが……この歌は、すげえ記憶に残ってる」
〜♪ 〜♪ 〜♪ 〜♪
- 77 名前:>>72 [] 投稿日:2012/10/06(土) 20:47:21 ID:a4ZvTS/A
男「いいねえ……響くわぁ……」
男友「名曲だよな」
〜 ときめ○メモリアル 女々○い野郎どもの詩 〜
男友「やwwwめwwwろwww」
男友「……つーか、本気で止めてください」
男「いいじゃねえか……たまにはよう……」
〜♪ 〜♪ 〜♪ 〜♪
男友「俺の心にクリティカルヒットです……」
男「俺も自爆だったわ……」
- 78 名前:>>72 [] 投稿日:2012/10/06(土) 20:48:27 ID:a4ZvTS/A
〜 The e○d оf the world 〜
男「や め て く れ !」
男友「し か え し じゃ !」
〜♪ 〜♪ 〜♪ 〜♪
男「どうせなら最初のEDにしろよ……」
男友「おう……今、はげしく そうすれば良かったと思ってる……」
〜 ガン○ーラ 〜
男友「今の俺達の気分にぴったりだな……」
男「俺もそう思ってな……」
〜♪ 〜♪ 〜♪ 〜♪
男「行きたいわ……ユートピア……」
男友「真面目に泣きたくなってきた……」
- 79 名前:>>72 [] 投稿日:2012/10/06(土) 20:49:05 ID:a4ZvTS/A
〜 奴らの足音の○ラード 〜
男「これもしんみりするよな……」
男友「俺個人には、癒しの歌」
〜♪ 〜♪ 〜♪ 〜♪
男友「……そろそろ締めるか?」
男「そうだな」
男「じゃあ……俺はこれで行こう」 ピッピッピッ
- 80 名前:>>72 [] 投稿日:2012/10/06(土) 20:49:45 ID:a4ZvTS/A
〜 少○期 〜
男友「お前、俺を泣かす気だな? そうなんだな?」
男「どんだけ涙腺 弱いんだよ……」
〜♪ 〜♪ 〜♪ 〜♪
男友「ドラ○も〜ん!!」
男(うぜぇ……)
男友「じゃあ……俺の締めは、と……」 ピッピッピッ
男「嘘泣きかい!」
- 81 名前:>>72 [] 投稿日:2012/10/06(土) 20:50:31 ID:a4ZvTS/A
〜 め○りあい 〜
男「ガノタ、キター!」
男友「何とでも言え」
〜♪ 〜♪ 〜♪ 〜♪
男「……くそう、歌詞が……今の俺にクリーンヒットすぎる……」
男友「俺にもブーメランだった……」
アリガトウ ゴザイマシター
男「歌ったなー」
男友「歌ったなー」
男「…………」
男友「…………」
- 82 名前:>>72 [] 投稿日:2012/10/06(土) 20:51:31 ID:a4ZvTS/A
男「帰るか……」
男友「俺も帰れる所に帰るわ……」
男「じゃーな」
男友「おー……」
テク テク テク…
この日、西暦2012年 10月06日……
この二人の男どもは、彼女にフラれて、三日目だった……。
おしまい
- 83 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 20:53:41 ID:0gWkISZ.
乙
少年期はあかん泣く
- 84 名前:>>72 [] 投稿日:2012/10/06(土) 20:54:56 ID:a4ZvTS/A
若い連中ガン無視のネタでスマソ。
SSなんて、オ○ニーなんだよ!オ○ニーして、悪いかよ!!
- 85 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 21:17:16 ID:cInbKmsI
おい、冒険者たちのバラードが入ってねぇぞ
- 86 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 21:25:20 ID:.t6r4ngo
乙
のほのほしてんなこいつらww
- 87 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 21:57:19 ID:LkUrZ0D6
投下いきまーす
- 88 名前:>>87 [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 21:59:27 ID:LkUrZ0D6
タイトル:エレベーター
男「……動かねえ。」
友「……閉じ込められて二時間くらいか?」
男「………暑いな」
友「……あぁ暑い」
幼女「あ、あの…」
男「あぁ水かい?いいよ全部持っていきな」
幼女「ありがとうございます」
友「お、おいっ!」
- 89 名前:>>87 [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 22:00:15 ID:LkUrZ0D6
友「なんで貴重な水をなんでガキにやるんだよ」
男「な〜に。管理会社には連絡が付いてる救助はそのうちくるさ」
友「で、でもっ!」
男「よく考えろ、暑いからってあんだけ水分を摂ればどうなる?」
友「……まさか」
男「しかもここは密室だ、逃げ場は無い」ククク
友「……おまえは神か!」
- 90 名前:>>87 [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 22:01:05 ID:LkUrZ0D6
男「ほら、見ろよ」
友「おぉ…頬をほんのり染めてモゾモゾしだしたぞ!」
男「………来たな」
友「あぁ来た」
男「おっと幼女の一番搾りは俺がもらうぜ!」ククク
友「お前…まさかそこまで考えてたとは!」
幼女「………あ、あの……」
おっさん「う○ちしたい」
男「………」
友「………」
幼女「………」
神は死んだ
おわり
- 91 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 22:11:34 ID:a4ZvTS/A
おいwwwwwww
- 92 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 22:13:24 ID:hSnx2oAo
神が死んだなら仕方ないな
- 93 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 22:14:10 ID:t7xFiv9o
理由があるんだろうけど、企画の期間がやや短くね?
- 94 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 22:31:38 ID:r/hp.yPc
投下します、ご注意ください
- 95 名前:勇者「おなか痛い…」 [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 22:37:18 ID:r/hp.yPc
<魔王城>
魔法使い「この扉を抜ければ魔王がいるはずだ…」
狩人「あらま、とうとう着いちゃったわけか」
狩人「長かったねぇ全く、どんくらい俺たち歩きまわってたわけ?」
神官「半年といったところでしょう…」
狩人「っへぇ、半年ねぇ、この半年でかなり年取った気がするわ」
魔法使い「狩人、お前緊張感というものがないな」
狩人「ヘラヘラしてるくらいがベストコンディションなんだよ、ほっとけ」
魔法使い「その面のまんま死ぬなよ、気味が悪い」
狩人「死ぬときはイケメンスマイルで死んでやらぁ」
狩人「まぁでも、勇者強いからなー、俺らがまごついてる間に倒しちゃったりして」
勇者「……」フルフル
狩人「ん?どったの?」
勇者「…おなか痛い」フルフル
狩人「んんん!?!?」
- 96 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/10/06(土) 22:38:18 ID:.NP6PzMc
>>87
乙、まさかのおっさんww
>>94
期待しえん
- 97 名前:>>94 [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 22:38:56 ID:r/hp.yPc
神官「恐らく緊張からくるものでしょう…」
勇者「うぅ…」ブルブル
狩人「マジか、勇者でも緊張するときあるんだなぁ」
勇者「今までもたくさん緊張してたし…」ブルブル
狩人「そうだっけ?相棒」
魔法使い「…知らん」
神官「恐らく私たちに知られないように表に出していなかったのでしょう…」
狩人「へぇ〜、えらいな勇者」
勇者「…生まれそう」ブルブル
狩人「へ?やばくね??」
狩人「おい!相棒!勇者に力が増す補助魔法かけてやれよ!!」
魔法使い「なぜだ?」
狩人「こう…なんつうか…踏ん張る力が増すかもしれねぇだろ!?」
魔法使い「よし、心得た」
- 98 名前:>>94 [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 22:40:09 ID:r/hp.yPc
勇者「ごめんなさい、みんな…」フルフル
狩人「謝罪はいいからそっちに集中しといたほうがいいよ」
勇者「うん…」フルフル
魔法使い「どうする、これではこの先に進めないぞ」
神官「私の回復魔法で楽になるでしょうか…?」
勇者「おねがい…」フルフル
神官「わかりました…」コォォォ…
神官「…どうですか…?」
勇者「ありがと…痛みはだいぶ楽になった…」フルフル
狩人「でも大元が引っ込んでないんだよなぁ」
勇者「う、うん…」フルフル
- 99 名前:>>94 [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 22:41:42 ID:r/hp.yPc
魔法使い「斯くなる上は出してしまうしかないのではないか?」
勇者「…!」ブルブル
狩人「おいおい相棒、お前見たいからってそんな…」
魔法使い「誰が見たいと言った!!」
魔法使い「…神官が付き添えばいいだろう、行って来い」
神官「…そうしましょう、さあ、勇者さん」
勇者「…だめ」フルフル
神官「? なぜでしょうか…?」
魔法使い「一刻の猶予も無いのだろう?」
勇者「お城は汚せないよ…」フルフル
狩人「おお…あなたは聖人ですか…」
- 100 名前:>>94 [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 22:43:16 ID:r/hp.yPc
魔法使い「どの道これからの戦いで汚れてしまうだろうに…」
勇者「だめ…ここまで何もしないで通してくれたんだから…」フルフル
魔法使い「やらかしてしまったら結局一緒ではないか!」
狩人「相棒、そんなに必死になるなって…」ポンッ
魔法使い「お前は黙っていろ…!」
神官「お手洗いを探せばいいのでは…?」
魔法使い「ここに至るまでに用をたすような場所は見当たらなかった…」
神官「入ってない場所もあります」
魔法使い「しかし探している暇などありそうに無いだろう」
勇者「……」フルフル
魔法使い「この有様ではな…」
狩人「…お、いいこと考えた」
魔法使い「何だ?言ってみろ」
- 101 名前:>>94 [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 22:44:57 ID:r/hp.yPc
ゴツンッ
狩人「っってぇ!あにすんだよぅ!!」
魔法使い「お前がどうしようもなくバカだから修正してやったんだ」
狩人「どこがバカなんだよ!城汚れないうえに勇者もスッキリできるだろ!」
狩人「ついでにお前もいいもの拝めr」
ゴツンッ
魔法使い「殴る方も痛いんだ。あまり戯けたことを抜かすな」
狩人「痛い……」
勇者「…それでいいと思う」フルフル
神官「勇者さん…」
魔法使い「なんだと!?誰ができるか!!」
勇者「背に腹は代えられないよ…」フルフル
魔法使い「だとしても出てくるモノを凍結させるなんてことが私にできるわけがない!!」
- 102 名前:>>94 [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 22:45:50 ID:r/hp.yPc
狩人「氷魔法使えんじゃん。よかったな、頑張って習得しておいて」
魔法使い「あれは氷魔法しか効かない特異な魔物を討伐するために習得したんだ!」
魔法使い「それに私には狩人のような性癖もない」
魔法使い「だから私にはできない。絶対にだ」
狩人「相棒、それ言ったら俺が変態みたいだよ」
魔法使い「自覚がないのか。恐ろしいな」
勇者「でも、それしかないんだよね…?」フルフル
魔法使い「勇者には悪いが、どれだけ頭を下げられてもそれだけはできない」
魔法使い「悪いな」
勇者「うぅぅ…」フルフル
- 103 名前:>>94 [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 22:46:43 ID:r/hp.yPc
勇者「…わかった」フルフル
勇者「…ガマン…する、だから、早く魔王倒そ…」フルフル
魔法使い「ダメだ。皆が集中できないだろう」
狩人「おい、注文が多いぞ相棒」
魔法使い「当然のことを言っただけだろうが」
勇者「大丈夫…絶対大丈夫だから…」フルフル
勇者「スゥー…ハァー…」
勇者「…行こ、みんな」
神官「…わかりました、頑張ってください」
魔法使い「正気なのか?まったく…」
狩人「俺は今の勇者、冴えに冴えてると思うよ」
- 104 名前:>>94 [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 22:47:53 ID:r/hp.yPc
<玉座の間>
バタン
魔王「ほう…?貴様が勇者か…」
勇者「……」
魔王「元気な者かと思えばそうでもないのだな、これは意外だった…」
魔王「聞けば我輩の部下、四天王の内が一人、火の魔人を西の洞窟にて破りし時は…」ペラペラ
勇者「……」
魔王「そして南の洞窟に到達する時分には新たな仲間を従え…」ペラペラ
勇者「……」フルフル
狩人「…おい、思いの外魔王の話が長くて勇者がやばいよ」
魔法使い「大丈夫だ。勇者は大丈夫だと言っていた」
狩人「でも勇者顔真っ青だよ」
魔法使い「…信じてやれ、信じるしかないだろう」
神官「……」
- 105 名前:>>94 [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 22:49:36 ID:r/hp.yPc
魔王「そして我輩の領土に侵入してからも獅子奮迅の限りを極め…」ペラペラ
勇者「……」ブルブル
狩人「もう話し始めて10分くらいたつんだけど」
狩人「勇者泣きそうだよ、どうにかしてやれないの?俺らさぁ」
魔法使い「残念だが何もしてやれない。共に魔王の話を聞いてやるのが精々だ」
狩人「でも絶対今魔王の話耳に入ってないよね」
勇者「……」グググ
魔王「ほう、今の話がそれほど憎らしいか?」
魔王「まぁ、正義の塊である貴様にとってしてみればそうに違いない…」ニヤリ
狩人「勇者可哀そう。我慢してるのを勘違いされてるよ」
魔法使い「耐えてくれ、勇者…」
- 106 名前:>>94 [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 22:50:50 ID:r/hp.yPc
勇者「……」グスッ
狩人「だめだよ、もう限界だよ勇者」
狩人「相棒、お前氷魔法打つ準備しとけ」
魔法使い「そうダメな方に考えるな。勇者もここまで頑張ってるんだ」
魔法使い「勇者はやると決めたら最後まであきらめない、そういう奴だろう?」
狩人「そうだけどさぁ、あれは生理的な問題なわけじゃない」
魔法使い「生理的にしろ何にしろ、勇者はやり遂げてくれるはずだ」
神官(魔法使いさん…まるで自分に言い聞かせるかのように…)
魔王「…と、我輩は悪逆の限りを尽くして来たのだ!!」バッ
勇者「…!」パアァ
魔王「…であるからして」
勇者「うぅぅ…」フルフル
- 107 名前:>>94 [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 22:52:13 ID:r/hp.yPc
狩人「うわぁ…あれはショックだぁ…」
狩人「わかる、わかるよ、打ちのめされてるってのが後姿からでも伝わってくるよ」
狩人「どうしよう、俺見てたら力入って肩こってきた…」ソワソワ
魔法使い「おい、ソワソワせずにちゃんと話をk」
魔王「おい、そこの貴様」
狩人「なんですかね?」
魔王「我輩の話がまともに聞けないのか?」
狩人「あ、そんなわけじゃないんですがね」
魔王「そんなわけじゃないだと?現にソワソワしておいてそんなわけじゃないなどと…」クドクド
狩人「うひゃあ…」
魔法使い「…言わんこっちゃないな」
勇者「……」フルフル
狩人(なんだろう…勇者の目線から憎しみが俺の体を通して伝わってくる…)
- 108 名前:>>94 [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 22:53:36 ID:r/hp.yPc
魔王「…というわけだ。よいか?貴様ら、準備はできているのだろう?」
勇者「…!」パアァ
狩人「勇者は既に達成感を味わっちゃってると思うんだよね、俺は」
魔法使い「それに関しては私も同感だ」
神官「勇者さん…あなたは頑張りました…」
魔王「しかし」
勇者「はっ、早くやろうよ!!」アセアセ
狩人「ガマンを通り越してバーサーカーモードに突入した瞬間でしょうか」
魔法使い「違う…焦っているんだ、勇者は…」
魔王「そう言うな。貴様の国を憂える心情はよく理解しているつもりだ」
狩人「魔王お前は何にもわかっちゃいないよ…」
- 109 名前:>>94 [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 22:54:26 ID:r/hp.yPc
魔王「そうだな…取引といこうではないか」
勇者「要らない!」アセアセ
魔王「ほう、我輩の出す条件も聞かずに撥ねつけるか」
魔王「だが、聞いてしまえば気が変わるかもしれないぞ?」
勇者「じゃあ何さ!!」アセアセ
狩人「話が進まなさそうだから何って聞いちゃったよ」
魔法使い「大丈夫だ、勇者に任せておけ」
魔王「何か…そうだなぁ」
魔王「何だと思うか?勇者」
狩人「焦らし始めた、腹が痛くなくてもウザいな」
魔法使い「同感だ」
勇者「わかんないから早く言ってよ!!!」ガーッ
狩人「あ…多分勇者切れた」
- 110 名前:>>94 [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 22:55:32 ID:r/hp.yPc
魔王「我輩が貴様の力と引き換えに出すもの、それは…」
魔王「世界の半分だ」
勇者「いらない!!」
勇者「それより!!早く勝負!!!」
狩人「あれは限界を越えつつあるんじゃないんですかね」
魔法使い「暴走しつつあるようだ…」
魔王「待て、本当に我輩は貴様の力が惜しいのだ」
勇者「アンタが私に勝てると思ってるの???」
魔王「我輩は当然勝つ。それ故に譲歩してやっているのだろう?」
勇者「決めつけんな!!!」ガーッ
狩人「あんなに凶暴な勇者初めてなんだけど…」
- 111 名前:>>94 [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 22:56:22 ID:r/hp.yPc
魔王「ふん。先ほどよりは元気が良い様だが、所詮は人間。我輩には敵うまい」
魔王「そこで…我輩からの最大の譲歩だ、心して聞け」
勇者「聞いたげるから早くぅ!!!」
魔王「なんでも一つ願いをかなえてやる。どうだ?」
勇者「!!!!!」
狩人「これは…叶えると言っておいて反故にする安い手だね」
魔法使い「勇者にはそれくらいの分別はあるはずだ」
神官「勇者さん…どうか…」
勇者「…わかった、その要求飲むよ…」
魔王「おお!」
狩人「なんだって!?」
魔法使い「おい!何を言っている!」
神官「勇者さん…!」
勇者「だから…」
- 112 名前:>>94 [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 22:56:54 ID:r/hp.yPc
勇者「今すぐトイレ貸してくださいぃぃ!!!」
一同「 」
-end-
- 113 名前:>>94 [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 22:57:26 ID:r/hp.yPc
はい
- 114 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 23:16:26 ID:LkUrZ0D6
すぐにいっといれ
- 115 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/10/06(土) 23:18:05 ID:o1lHrdmU
乙wwww
そりゃそうだwwよく耐えたよww
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