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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その6
588 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2009/12/09(水) 12:46:29.64 ID:xxDrn6AO
〜大商人邸〜

召喚士「あった…ここだ」

戦士「しかしでけぇ家だなぁ…」

召喚士「今は商人の時代だから…」

魔道士「そうですかぁ?」

召喚士「ええ。海路が開拓されてからは特に…」

戦士「そうだなぁ…」

召喚士「ワーカーも増えて、襲撃も激減したしね」

盗賊「…なるほど」

魔道士「でも…それってワーカーのお陰ですよね?」

戦士「そりゃ…まぁ」

魔道士「なのに商人ばっかりお金持ちになって…ずるい…」


589 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2009/12/09(水) 12:54:39.48 ID:xxDrn6AO
召喚士「そうですね…。でも…」

盗賊「…?」

召喚士「商人さん達がいるから、俺達も食料や装備が手に入るんです」

戦士「…もちつもたれつ…ってやつだな」

魔道士「まぁ…そうなんですけどぉ…」

盗賊「…」

召喚士「とにかく、入りましょうか…!」

戦士「そうだな…!」


592 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2009/12/09(水) 13:53:24.86 ID:xxDrn6AO
コンコン…

メイド「…はい」

召喚士「あ、ワークショップの依頼で…」

ガチャッ

メイド「伺っております。どうぞ」

四人は家の中へ通される。

メイド「では、こちらの客間でお待ち下さい」

魔道士「ありがとうございます」

メイド「お飲み物は…」

召喚士「あっ、お構いなく…」

しばらくすると、客間のドアが開く。

ガチャ

大商人「おおっ、待たせたな」

召喚士「初めまして。召喚士と申します」

大商人「名前なんぞ構わんよ。さぁ、座ってくれたまえ!」

盗賊「……」


593 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/09(水) 15:17:34.01 ID:GqYwvEAO
なぜかこのキャラからは、嫌な奴のオーラを感じる


595 : ◆1otsuV0WFc [sage] :2009/12/09(水) 16:16:08.20 ID:xxDrn6AO
大商人「話はワークショップから聞いておるかな?」

召喚士「はい。伺ってます…」

大商人「こちらとしては早ければ早い方が良い」

戦士「それは助かるな…」

大商人「君らはすぐに動けるのかな?」
召喚士「はい。大丈夫です」

大商人「そうか…。ならば明日、早速輸送するか」

盗賊「…」

大商人「すまんな。では明朝また我が家に訪れてくれたまえ」

召喚士「分かりました…」


597 : ◆1otsuV0WFc [saga saga] :2009/12/09(水) 18:47:50.26 ID:xxDrn6AO


戦士「なんか…呆気なかったな…」

盗賊「……」

召喚士「ワーカーとクライアントだからね…」

戦士「そんなモンかぁ…」

魔道士「自分は戦いもしないのに…ほんと偉そうです!」

戦士「ま、代わりに金貰って戦うのが…俺達の仕事だ」

召喚士「そうだね…」

盗賊「……あぁ」


598 : ◆1otsuV0WFc [saga saga] :2009/12/09(水) 18:51:44.38 ID:xxDrn6AO
〜宿〜

戦士「明日からは宿無しだ」

盗賊「…だな」

戦士「今日のうちにしっかり休もうぜ!」

魔道士「そうですね!」

召喚士「……」

魔道士「召喚士さん…まだ落ち込んでるんですか?」

召喚士「い、いえっ。そういうわけでは…」

魔道士「じゃあ、楽しくご飯食べましょっ…?」

召喚士「は…はい!」


599 : ◆1otsuV0WFc [saga saga] :2009/12/09(水) 19:03:12.60 ID:xxDrn6AO
〜部屋〜

盗賊「…?」

魔道士「……」

テッテッテッ…

盗賊「…どうした?」

魔道士「あ…盗賊さん。ううん、何でも…」

盗賊「…寒くないか…?」

魔道士「…えっ?…大丈夫ですっ!」

盗賊「……そうか」

魔道士「…ありがとうございますっ」

盗賊「あ、ああっ!」

魔道士「ふふっ…。!!あ……」

盗賊「…?…どうした?」

魔道士「…やっぱり…ちょっと寒いです」

盗賊「は、早く寝よう!」

魔道士「寒いから一緒に寝ましょうーっ!」

盗賊「えっ!?い、いやっ…それは…」
魔道士「どーんっ!」

魔道士は盗賊をベッドに押し倒す。

ボフッ!!

盗賊「うわっ!!」

魔道士「ふふっ…!エヘヘヘッ!」

盗賊「ふふっ…ふふふ!」


600 : ◆1otsuV0WFc [saga saga] :2009/12/09(水) 19:06:44.79 ID:xxDrn6AO
〜次の日〜

戦士「準備よし!!」

召喚士「さぁ…行こうか」

戦士「しかし、改めて考えると…」

召喚士「…?」

戦士「盗まれたのが武器じゃなくて良かったよなぁ…」

召喚士「そうだね…」

戦士「今後はこういう事態にも…気をつけなきゃな…」

召喚士「……うん」

タッタッタ…

魔道士「おはようございますー!」

盗賊「…おはよう」

戦士「揃ったな…。んじゃ、出発ー!」


601 : ◆1otsuV0WFc [saga saga] :2009/12/09(水) 19:12:41.36 ID:xxDrn6AO
〜大商人の家〜

コンコン………ガチャ

メイド「お待ちしておりました」

召喚士「おはようございます」

メイド「しばらくお待ち下さい」



大商人「おぉっ、待たせたな!では行こうか。頼んだぞ?」

戦士「は、はぁ…」

ザッザッザッザッザ

大商人邸の裏口には、多数の荷馬車が並んでいる。

魔道士「結構な数ですね…」

召喚士「あれ…?あの人達は…?」

大商人「…ん?あぁ、私設の護衛だよ」

盗賊「……」


604 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/09(水) 19:42:12.24 ID:xxDrn6AO
戦士「私設護衛…?」

大商人「あぁ。私が揃えた、優秀なワーカー達だ!」

召喚士「…なるほど」

大商人「メインの戦闘は彼らが行う。君達はしっかり補助を頼むぞっ?」

盗賊「……」

大商人「なに…安心したまえ。彼らは強い!君らに被害は及ばんよ。わははっ!」

戦士「……そういう事か」

大商人「では出発しようか!おいっ、行くぞ!」

男「へへっ!行くぜぇ!」

一人の男の声に反応し、馬車が進み始める。

大商人「ほら、君らも後ろの馬車に乗りたまえ…!」

テクテク…

魔道士「…なんか、…やな感じ」

戦士「俺達はおまけだとよ…!けっ!」

召喚士「ま…まぁ、ほらっ…仕事だから…ははっ」

盗賊「…だな。…はぁ」


606 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/09(水) 19:47:43.38 ID:xxDrn6AO
パッカパッカパッカ…

戦士「優雅だなぁ…」

魔道士「そうですねぇ…」

召喚士「馬車に揺られて…。飲み物に軽食まで…」

盗賊「……モグモグ」

戦士「いいんかね?こんなんで…?」

魔道士「いーんじゃないですかぁ?どうせ護衛の人が戦ってくれますし〜」

召喚士「まぁ…楽出来るなら…良いんじゃないかな…」

しばらく進と、全ての馬車が停止する。

召喚士「…?」

男「食事とする!各自済ませよ!」

戦士「昼メシだってよ」

盗賊「…だな」


607 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/09(水) 19:55:46.15 ID:xxDrn6AO
召喚士(辺りが完全に見渡せる平地…)

盗賊「…馬鹿では…なさそうだな」

召喚士「えぇ…」

戦士「さて、昼は何だろうな」

召喚士(あれ…?今、声に出してたっけ…?)



男「休憩終了だ!出発するぞーっ!」

魔道士「えぇっ!?お昼は…?」

戦士「…なるほどな」

召喚士「……」

魔道士「えっ…えっ?」

盗賊「…厳しいな」
魔道士「…?」


609 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/09(水) 20:04:38.56 ID:xxDrn6AO


魔道士「つまり…他人の面倒までは見れないって事ですか?」

召喚士「…えぇ」

戦士「水や軽食は宿のおもてなしと一緒だって事だわな」

盗賊「…ここからは」

召喚士「食事も自給自足…か」

戦士「しか…ねぇな」

魔道士「そ…そんな…」

召喚士「途中に町でもあれば…軽食ぐらいは買えますけど…」

戦士「なんせ…金がなぁ…」

魔道士「はぁ…」

途中「…仕方…ない」

戦士「下着買ったんだから我慢しろっ!」

魔道士「分かってますよぉ〜!」

召喚士「……参ったな」


610 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/09(水) 20:07:30.46 ID:N3SbglUP
途中さん何紛れ込んでるんですかwwwwwwww


611 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/09(水) 20:07:51.48 ID:7CHC6b.o
盗賊って地味にすごいな
鍛えられてて忍術使えて頭まで回る
パーティ内で一番バランスがいい


613 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/09(水) 20:10:34.92 ID:R3DpQBYo
>>611
盗賊と名乗っちゃいるが中身は忍者だからな
これでクリティカルヒットが使えりゃ最強だろ


615 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/09(水) 20:23:46.75 ID:xxDrn6AO
〜夜〜

馬車は森の途中で足を止める。

男「本日はここまでとする!」

召喚士「…えっ!?」

戦士「おいおい…こんな森のど真ん中で…!?」

四人の馬車に男が近づいてくる。

男「…おい、降りろ」

魔道士「へっ?」

男「馬を休ませて、馬車を清掃する。早く降りろって」

盗賊「…」

召喚士「あ、すいません…!」

四人が馬車から降りる。

男「明日も早い。メシ食ってさっさと寝な」

ザッザッザ…

戦士「…なんだ…あの野郎」

魔道士「…て事は、…野宿ですかぁ!?」

召喚士「みたい…ですね…」


616 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/12/09(水) 20:25:46.33 ID:xxDrn6AO
予想変換のバカヤロウがっ…!
(´・ω・`)


617 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/09(水) 20:42:55.77 ID:Dh1cv.DO
予測変換「ご、ごめんなひゃい///」

ちがうか


618 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/12/09(水) 20:51:15.27 ID:xxDrn6AO
そう言われたら許すしかないか…
予測変換とお風呂入って、ご飯食べてきます!


623 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/09(水) 21:40:49.61 ID:xxDrn6AO
パチパチッ…

目の前の焚火が音を立てて燃えている。

盗賊「……」

召喚士「食材でも…獲りに行きましょうか…」

戦士「そうだな…」

ザッザッザッザッザ

男「…なんだ?お前ら文無しか?」

金髪「ひゃははっ!お気の毒〜」

長髪「さ、俺らは旦那の所でウマイ飯でも頂こうぜ!」

金髪「そうだなっ!ひやははっ!」

魔道士「…」

召喚士「あ…あの」
男「…?食い物ならてめぇで何とかしな」

長髪「そうだぜぇ?クック…!」

召喚士「いえ…そうではなく…」

金髪「あん?じゃあ何だよ?」


624 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/09(水) 21:53:12.11 ID:tOLPBuw0
絵に描いたような嫌な奴らだな


625 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/09(水) 21:53:21.70 ID:xxDrn6AO
召喚士「どうしてこんな危険な…森の中で休息を…?」

男「……?」

金髪「ひゃはははっ!」

長髪「お前ら!素人だろっ?クック!」

戦士「何が可笑しいんだよ…?」

男「よく聞けヒヨッコ。俺達はな、貴金属を運んでるんだ」

戦士「だから何だよ…?」

長髪「バカか?魔物が貴金属を襲うか?」

盗賊「…いや」

男「一番気をつけなきゃならんのは人間だ」

召喚士「だからわざわざ…こんな森で…」

金髪「そういう事!真夜中に物騒な森に来るか?」

魔道士「…来ないです」

長髪「もし居てもソイツは自殺願望者だな!クックック!」


626 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/12/09(水) 21:58:02.14 ID:VXiZ5QAO
嫌な奴のようで案外いい奴かもな
ただし大商人、てめーはダメだ


627 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/09(水) 21:58:49.38 ID:xxDrn6AO
召喚士「でも…強い魔物だって…」

金髪「あ?こんな国軍の領地にいるわけねーだろ!バカか」

魔道士「でも、魔王軍が攻めてきてるんですよね…?」

男「何の為に関があるんだか…」

盗賊「…」

長髪「まぁいいや。旦那がお待ちだ」

男「お前らと話してるヒマはねぇ。じゃあな!」

金髪「せいぜい草でも刈って食ってな!ヒャハ!!」

戦士「この…っ…」

長髪「…なんなら姉ちゃん達だけ頼んでやろうか?」

金髪「モチロン食後は…俺達がご馳走になっちゃうけどな!」

魔道士「け、結構ですっ!」


628 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/09(水) 22:01:07.41 ID:65u1Wt20
案外いい奴かと思ったら…長髪と金髪許さねー


629 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/09(水) 22:03:16.64 ID:1kTFT/2o
>>628
奴等、死亡フラグたてたよw


630 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/09(水) 22:04:00.99 ID:tOLPBuw0
あれか…嫌な奴だけど「こいつ…できる…!」って奴か


631 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/09(水) 22:05:19.41 ID:xxDrn6AO
金髪「カワイイ顔して気が強いな…たまんねぇや!ひゃははっ!」

長髪「そっちの姉ちゃん」

盗賊「…?」

長髪「お前、ノーブラで誘ってんじゃねーの?クック…!」

盗賊「くっ!」

男「外は冷えるからな…俺達が暖めてやるよ」

戦士「てめぇらなぁ…」

召喚士「いい…。放っておこう」

金髪「いつでも待ってるぜ!ひゃははは!」

長髪「そんな奴らより満足させてやるよ!」

ザッザッザ…

戦士「あいつら…!」

魔道士「と、とりあえず食材を集めに行きましょう…」

召喚士「……そうですね」


632 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/09(水) 22:12:31.83 ID:xxDrn6AO
〜森の中〜

魔道士「ほんと、頭に来ちゃいますねっ!」

召喚士「はい。でも…彼らの言う事も一理…」

盗賊「…戦い慣れているな」

戦士「あぁ。プロだな…」

召喚士「……」

戦士「ま、いちいち気にしてたら…気が持たねぇか…」

魔道士「そうですね…」

戦士「おっ…、これは食えるな」



召喚士「…こんなもんかな」

盗賊「…だな」

魔道士「じゃあ…早速ご飯にしましょうか!」

戦士「おうっ!任せたぜ!」

魔道士「はいっ!頑張ります!エヘヘ!」


633 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/12/09(水) 22:13:22.75 ID:VXiZ5QAO
チンピラかよw
雇い主含めて、後に「ひいいいい」とか言ってそうな気がしてならないんだが


634 :パー速民がお送りします [] :2009/12/09(水) 22:15:44.03 ID:egUwE4co
長髪「あヒィ… た、すけて…」ジョロジョロジョロ


635 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/09(水) 22:21:41.37 ID:xxDrn6AO


召喚士「いただきます」

戦士「…相変わらずお前の飯はウマイなぁ!」

魔道士「エヘヘーッ!ありがとうございます!」

召喚士「どこかで習ったんですか…?」

魔道士「…?習ってないですよ?家で母に教わったくらいです」

戦士「家でかぁ…。いい母さんだな!」

魔道士「いやっ、そんな事ないですよっ!」

召喚士「でもこれだけの食材で…味付けまで…」

戦士「そういや魔道士ってどこの生まれだっけか?」

魔道士「えっ…?」

盗賊「……」

魔道士「……大陸…です」


636 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/09(水) 22:30:12.40 ID:xxDrn6AO
召喚士「そういえばそうでしたね…」

戦士「大陸のどの辺りなんだ…?」

魔道士「…」

盗賊「…?」

魔道士「…港近くの…街です」

召喚士「えっ…?それって…」

戦士「おっさん探しの時…の…?」

魔道士「……はい」

召喚士「……」

戦士「何か事情があるんだな…?」

魔道士「…ごめんなさい」

盗賊「…」

魔道士「もう少し…。もう少し待って…下さい」

召喚士「……」

戦士「…」

パチパチッ

焚火が再び、音を立てて燃えた。


637 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/12/09(水) 23:11:46.80 ID:xxDrn6AO
うう…お腹が痛い…
すいません。今日は早退致しますorz
明日こそは…!ノシ


638 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/09(水) 23:13:26.26 ID:VeRs08Io
1「きゅ、急にハラがっ!?くそっ、本当は続きを書きたいのにこれじゃあ書けんっ・・・本当は書きたいのだ・・・!!」


640 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/12/09(水) 23:19:17.41 ID:xxDrn6AO
オマケ〜初日の宿にて〜

魔道士「…スーッ…スーッ」

盗賊「…ドキドキ」

魔道士「…スー…Zzz」

ゴソッ…ムニュッ

盗賊「…!!」

魔道士「う〜ん…」

ムニュムニュ…

盗賊「…っ///」

魔道士「…お姉…ちゃ…Zzz」

盗賊「!?……」

ナデナデ…

盗賊「おやすみ…」

では、おやすみなさい!ノシ


650 :パー速民がお送りします [] :2009/12/10(木) 01:10:14.82 ID:SWDuJuY0
あぁこの流れなんか見たことあると思ったら魔王スレだ・・・

誰か片付けAAも貼ってやれよ


656 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/10(木) 08:52:06.16 ID:HrDfM6AO


魔道士「…スー……Zzz」

戦士「…ぐうぅ…Zzz…」

召喚士「…」

パチパチッ…

召喚士は棒で焚火をかき混ぜる。

盗賊「……ピクッ」

バッ!!

召喚士「!!…ど、どうしました!?」

盗賊「…微かに…複数の気配が」

ノソッ…ザッ

戦士「……あの三人組か。…下衆が」

召喚士「えっ、…まさか」

戦士「…盗賊は魔道士と中心へ」

盗賊「…うむ」

召喚士「人間は…相手にしたくないんだけど…」

戦士「……身を守る為だ…仕方ねぇ」


658 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/10(木) 09:04:29.00 ID:HrDfM6AO
召喚士「…方向は?」

盗賊「…あっち…あれ?」

戦士「…ん?」

盗賊「…気配が消えた」

召喚士「……?」

戦士「大方、こっちの明かりと声に気付いて逃げたんだろ」

召喚士「魔道士さんは…?」

盗賊「…よく寝てる」

戦士「大した度胸だな…ははっ」

召喚士「さっきより厳重に見張ってるよ…」

戦士「あ、俺が見張るわ。どうせもうすぐ交代だしな…」

召喚士「…ありがとう」

戦士「おう、んじゃおやすみ」

盗賊「…おやすみ」

召喚士「おやすみ…」


659 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/12/10(木) 09:08:28.96 ID:HrDfM6AO
おはようございます!>>657さんもおはようっす!
昨日はすいません!お陰でかなり寝れましたwお腹は痛いですけど…
多数のご支援毎度感謝でございます!
雑談もお気にせずどうぞノシ



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