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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その40
- 73 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga]
投稿日:2012/07/03(火) 17:25:44.89 ID:YS6yjHGBo
…
召喚士「あーヒドイ目にあった……」バシャバシャ
青年兵「本当ですよ……って落ちないし」
召喚士「これ使うといいよ。クレンジングオイル」ヒョイ
青年兵「あ、そうでしたね。その後に洗顔……」
召喚士「……妙に詳しくなってるし……俺達」
青年兵「……」
召喚士でも、何となく収まってくれたみたいで良かったよ」
青年兵「でも大変ですね。変な約束までさせられてしまって」
召喚士「召喚士フェス? そうだよなぁ……また召喚子として出なきゃいけないのかなぁ」
青年兵「でも、羨ましいですよ」
召喚士「え?」
青年兵「流石に大元帥ともなると、参加するわけにはいきませんから」
召喚士「……変装して出たらいいんじゃない? それこそ青年子――」
青年兵「召喚士さんっ!」
- 74 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2012/07/03(火) 17:26:14.22 ID:YS6yjHGBo
…
美女「はぁ!? あんた達も召喚士なワケ!?」
玄武娘「はいですの!」
朱雀嬢「そうですわよ。ちなみに青年子さんも青龍召喚士ですわ」
美女「!? ちょっと勝負してくる」ザッ
白虎長「こらこら、後にする約束でしょ?」グイッ
美女「……っ」
大軍師「どうです? 思ったより集まったのではないですか?」
青龍士官「青龍が3名、白虎が2名、朱雀が2名、玄武が1名か」
大軍師「五行の事を考えると、3名ずつは欲しいところですね」
青龍士官「青龍はいいとして、白虎はと朱雀嬢があと1名ずつ。玄武が2名か」
大軍師「白虎は何とかなりそうですが、朱雀と玄武はどうでしょうかね」
青龍士官「そういえばあの、フェニックスの男はどうでしょうか?」
大軍師「同門殿ですか、それが一向に連絡がつかず……」
青龍士官「彼が居れば、朱雀先生を浮かせられるんだがな……」
- 75 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2012/07/03(火) 17:26:43.16 ID:YS6yjHGBo
召喚士「お待たせしました」テクテクテク
青龍士官「どこへ行っていたのだ?」
青年兵「えっ!? あ……ちょっと個別の打ち合わせを」
大軍師「ではまず、ここに居るメンバーに概要をご説明致しましょう」
白虎長「サタン討伐は既に知っての通り、地上で戦うものではないわ」
玄武娘「そうなんですの?」
朱雀嬢「……いいから黙って聞いてなさいですわ」
大軍師「一部とはいえ我々は、魔物の本土である地獄へと向かいます」
アマゾネス「……っ」
大軍師「まず注意事項ですが、召喚士の皆様には警戒して頂きたいという事」
南方参謀「それってどういう事?」
青年兵「召喚獣は地獄では召喚出来ないんです」
南方参謀「そうなのっ!? それじゃどうやって……」
大軍師「サタンについては結界石内なので召喚可能です」
南方参謀「あ、そっか。つまり結界石より外に出なければいいって事ね」
- 76 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2012/07/03(火) 17:27:13.97 ID:YS6yjHGBo
大軍師「我らも無論そうですが、特に召喚士の方々は攻防手段を失いますので」
青年兵「地獄は瘴気が凄まじく、平静を保つ事すらやっとです」
戦士「ああ。何もしてないのに押しつぶされそうな、そんな感じだったぜ」
盗賊「……」
大軍師「スーパーノヴァの懸念もありますし、短期決戦を仕掛けたいと考えております」
召喚士「五行……ですか?」
大軍師「はい。あらゆる限りの五行を打ち込みます」
魔道士「っ!!」
青龍士官「その為には召喚士の数が必要です。朱雀先生、あなたには……」
召喚士「分かってます。1人で五行を、ですね?」
青龍士官「現在、青龍が大元帥、美女、そして私の3名」
美女「……うえぇ」
白虎長「白虎が私と白虎嬢」
青年兵「そして朱雀が召喚士さんを除けば、アマゾネスさんと朱雀嬢さん」
朱雀嬢「ですわね」
- 77 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2012/07/03(火) 17:27:50.52 ID:YS6yjHGBo
大軍師「最後に玄武が玄武娘のみ」
青年兵「白虎は軍にもワーカーにも多数おりますし、心配は無用かと思いますが……」
美女「召喚子でいいじゃない」
召喚士「!?」
大軍師「召喚子殿と青年子殿は残念ながら、別働隊を担って頂きます」
美女「そうなのっ!? じゃあ私もそっちがいい」
大軍師「本当に宜しいのですか?」ゴゴゴゴゴゴ
美女「へっ!?」
大軍師「いやぁ、想像を絶する死地なものですから志願者が少なくて。助かります」
美女「……や、やっぱこっちでいいわ」
召喚士「白虎なら心配はいらないよ。西国の陛下がいる」
青年兵「なるほど……っ! 確かにそうですね」
魔道士「朱雀も同門さんがいますよっ!」
大軍師「それが、彼とは音信不通でして……」
魔道士「そうなんですか!?」
- 78 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2012/07/03(火) 17:28:20.72 ID:YS6yjHGBo
青年兵「当日まで間に合えば良いのですが……」
アマゾンネス「あの、ベルゼブブの時にいた、朱雀召喚士はどうだろう?」
召喚士「……」
青年兵「……彼は、その……っ」
召喚士「きっと来ますよ。来ますけど……五行召喚に参加するのは難しいと思います」
アマゾネス「知っている……のですか?」
召喚士「……。きっとあれですよ、同門さんが来てくれるはずですから大丈夫ですよ!」
占い師「本当に来るのかしら……」
召喚士「来ますよ。そういう人ですから」
戦士「あとは玄武か」
召喚士「サモナーさんの容態はどうです?」
朱雀嬢「あまり、良いとは言えませんわね」
召喚士「……そうですか」
朱雀嬢「出来れば、無理して欲しくないというのが、素直な感想ですわ」
召喚士「……」
- 79 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2012/07/03(火) 17:29:23.72 ID:YS6yjHGBo
青龍士官「彼はどうだ? 特遊に新しく加わった……」
大軍師「ボス殿ですか。ふむ、確かに」
戦士「変に偏ってっから、こういう時にメンドくさくなるんだよな」
大軍師「今思えば、あえてアンバランスにしたのかもしれませんね」
白虎長「どういう事?」
大軍師「内通者ですよ。国軍に青龍と白虎だけを普及させて……」
青龍士官「使い勝手が良いと言うのも、事実だとは思いますけれどね」
青年兵「ああ。それに先代の青龍先生あたりは、あえて黙認したような雰囲気もあるし」
白虎嬢「黙認、ですかぁ?」
青年兵「召喚獣との会話を禁じたり、他属性との交流機会を皆無にしたりと……」
召喚士「たぶん合体召喚みたいな負荷の高い召喚をさせない為の配慮だったんですね」
青年兵「私はそう信じております」
大軍師「ともかく、本日夜間の出発までに、何とか揃えたいところですね」
青年兵「手分けして出来る限りをしましょう」
召喚士「うんっ」
- 80 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2012/07/03(火) 17:30:12.19 ID:YS6yjHGBo
大軍師「もう数時間もすれば他の方々も集うでしょう」
青年兵「それまでは待機なさってて下さい」
ゾロゾロゾロ……
召喚士「はぁ……」
戦士「ほんと悪かった……っ。この通り!」
召喚士「もういいよ。一応、解決したわけだし、なんだかリラックスも出来たしね」
戦士「ああ。これからサタンとの戦いがあるってのに、ビックリするくらい落ち着いてるよ」
盗賊「そうだな」
魔道士「私も、召喚士さんと各地を巡って、緊張が解れましたっ」
戦士「ほーっ。そいつは良かったなぁ」
魔道士「!?」
盗賊「ふふっ」
魔道士「そっ、そっちこそ! 2人で楽しんだんじゃありませんか?」
盗賊「!?」
召喚士「はは……っ」
- 81 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2012/07/03(火) 17:31:03.00 ID:YS6yjHGBo
…
魔道士「けけっ、け……結婚!?」
盗賊「……うん」
魔道士「戦士さんてば……大胆……っ」
盗賊「びっくりしたけど、何でか……すんなり受け入れられた」
魔道士「……」
盗賊「たぶんそれが、戦士の覚悟なんだな、って思って」
魔道士「盗賊さん……」
盗賊「だから聞き返しもしないし、全て終わったら受け入れようと思う」
魔道士「2人とも、強いですね」
盗賊「そうかな?」
魔道士「こんなタイミングでさらっと言えるなんて、強いですよ」
盗賊「……」
魔道士「それを受け入れられる盗賊さんも……強いです」
盗賊「悟り」
- 82 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2012/07/03(火) 17:31:51.67 ID:YS6yjHGBo
魔道士「……?」
盗賊「多分、それはそういう事なんだろうな」
魔道士「悟り、ですか」
盗賊「死ぬつもりなはい。死を受け入れた上での生」
魔道士「難しいですね……」
盗賊「自然と皆、そういう形になっている。魔道士もな」
魔道士「そう、ですかね」
盗賊「ウィッチ相手に見せた覚悟はそれに近かった」
魔道士「……」
盗賊「ありのままを受け入れて、認めて、そして前に進んだんだから」
魔道士「……そう、だといいですね」
盗賊「大丈夫。今は負ける気がしないから」
魔道士「はいっ。絶対に勝ちます。負けたりなんかしません!」
盗賊「みんあで帰っていて、そしてまた……美味しい物たくさん食べよう!」
魔道士「はいっ! えへへ!」
- 83 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2012/07/03(火) 17:33:12.97 ID:YS6yjHGBo
夕刻から夜にかけて、続々と討伐メンバーが国軍本部へと集結する。
男隊員「特殊遊撃強襲隊4名、サタン討伐に向け、帰還致しました」ザッ
大軍師「ご苦労様です」
青年兵「大戦後だというのに、宜しいのですか?」
男隊員「この期に及んで何を言っているのやら」
女隊員「そうッスよ。今やらないでいつやるんスか!」
青年兵「ありがとうございます」
格闘家「五か年計画の完遂は、師匠の夢でもありますから」
ボス「どこまで役に立てるか分かりませんが、尽力します」
青龍士官「君には召喚隊として、私の指揮下に入ってもらう」
ボス「了解!」ザザッ
大軍師「他の3名は護衛としてスタンバイして頂きます」
女隊員「護衛ッスか?」
大軍師「はい。サタン討伐の外を固めて頂く事となります」
格闘家「外ですか?」
- 84 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2012/07/03(火) 17:34:20.16 ID:YS6yjHGBo
青年兵「具体的には現地を確認してからでないと申し上げられませんが……」
大軍師「魔物の増援なども無いとは言い切れませんからね」
男隊員「なるほどな」
スタスタスタ
ジュニア「ハッハ! みんな揃ってんな。待たせちまったか?」
魔道士「ジュニアさんっ!」
大軍師「まだですよ。功績トップランカーの参戦、非常に頼もしい限りです」
ジュニア「だからそれはやめろっての」
戦士「おっ! ナンバー2も登場だ!」
魔法剣士「……?」スタスタ
召喚士「魔法剣士さん」
魔法剣士「メンバーはこれだけか?」
青年兵「ご参加ありがとうございます。まだ来ると思いますよ」
魔法剣士「そうか」
召喚士「……あれ?」
- 85 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2012/07/03(火) 17:35:53.54 ID:YS6yjHGBo
魔法剣士「どうした?」
召喚士「魔法剣士さん、剣……増えてません?」
魔法剣士「死んでいった仲間を背負っている」
召喚士「見覚えがあります。これは眼鏡さんの長剣。それに……」
男隊員「隊長のナマクラだ。つーか1人で4本も携えてどうすんだよ」
魔法剣士「どうもしない。あるがままだ」
男隊員「ヒャハハ。そらご苦労なこって」
国軍兵「ご報告致しますっ! 軍港に東方からの船、入港致しました!」
大軍師「来ましたか」
盗賊「上様だ」
ジュニア「おいおい、東方の女王まで参戦すんのかよ。守りきる自信はねーぞ」
盗賊「上様はそんなに弱くはないよ。それに、私が守り抜いてみせるから」
ジュニア「盗賊ちゃんにそこまでの覚悟見せられたんじゃ、頑張るしかねぇか。ハッハ!」
青年兵「入港後こちらへ誘導して下さい」
大軍師「畏まりました」
- 86 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2012/07/03(火) 17:36:35.74 ID:YS6yjHGBo
…
国軍兵「西国陛下、ご到着なさいました!」
青年兵「おぉ……っ!」
王子「先の戦いではご苦労であった」
大軍師「此方こそ。体調は……よろしいようですね」
王子「万全さ。失敗は許されぬのんであろう?」
青年兵「はい。宜しくお願い致します」
王子「……」チラッ
召喚士「……ふふっ。王子もバッチリみたいだ」
名代「召喚士殿」スタスタ
召喚士「名代さん、どうですか?」
名代「法力は全快、とまではいきませんが、心配は無用ですよ」
召喚士「良かった。名代さんの力がなければ、五属性召喚は出来ないですからね」
名代「この一戦に己の全てを、陰陽道の全てを尽くしてみせますよ」
召喚士「頼もしい限りです」
- 87 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2012/07/03(火) 18:01:14.23 ID:YS6yjHGBo
王子「上様」
帝「また共に、戦う事となりましたな」
王子「ええ。互いに王である身、無理は出来ません」
帝「……」
王子「などとは申しませんよ?」
帝「うむ。分かっておる」
王子「全力を尽くして全力をもって生き延びてみせる。そうですよね?」
帝「私も同様の気持ちじゃ。貴方とはやはり気が合うようだ」ニマッ
王子「……」
帝「……どうした? 顔に何か、付いておるか?」
王子「い、いえいえ。西国と東方も、近くなったなと思いまして」
帝「……?」
王子「私は必ず、大海原を越えて貴女の元へ馳せ参じてみせましょう」
帝「それは楽しみだ。期待しておこう」
王子「はははっ!」
- 88 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2012/07/03(火) 18:04:54.70 ID:YS6yjHGBo
…
魔道士「ええぇぇぇぇ!?」
水の先生「やっぱり君達に任せっぱなしには出来ないからね」
火の先生「そうじゃ。若いのが頑張ってるというのに休んでられるかい」
召喚士「賢者さんまで……」
賢者「……ふぅ」
大軍師「しかしこれは頼もしいですね。召喚士はともかく魔道士は不足してましたから」
召喚士「確かにそうかも――」
ザッザッザッ
剣士「お待たせしました」
弓使い「いよいよ、最後の戦いね」
魔道士「幼女ちゃん!?」
幼女「魔法使える人、少しでも多い方がいいよね?」ニコッ
大軍師「やれやれ。本当に有り難い事ですね……ふっふっふ」
召喚士「きっと来てくれるって……思ってましたよ!」
- 89 名前:NIPPERがお送りします [sage saga] 投稿日:2012/07/03(火) 18:13:08.78 ID:YS6yjHGBo
キリよくないけどここまでとします
本日もご支援ありがとうございました!
たまたま目に飛び込んできたのですが、かぎまとめ様
超迅速なまとめありがとうございます!ビックリしました!
そしてななばつ様も本当にありがとう!たまには感謝の意を。では!ノシ
- 91 名前:NIPPERがお送りします(石川県) [sage] 投稿日:2012/07/03(火) 18:20:01.38 ID:JHCrfz+oo
>>1乙!
俺はある秘密に気づいちまった・・・
ある出来事に話を合わせたな?
- 92 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2012/07/03(火) 21:08:15.65 ID:wd7dJYSDO
>>1乙
王子はそろそろもげろ
- 100 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2012/07/04(水) 18:00:24.82 ID:Dkcj8sLlo
…
大軍師「同門殿はやはり連絡がつかないようです」
青年兵「仕方ありませんね。討伐隊は以上で締め切るとしましょう」
大軍師「それでは編成にうつりたいと思います」
青年兵「今回、我らが考える編成は2つのチームに分かれる、ただそれだけです」
大軍師「1つはサタン討伐……これをAチームとしましょう」
戦士「もう1つは? サタン討伐には参加しねーのか?」
大軍師「先程も申し上げた通り、サタン討伐の邪魔が入らぬよう護衛へ回って貰います」
盗賊「……なるほど」
青年兵「五行を使える者、合体五行を担える者はAチームへ所属していただきます」
剣士「つまり僕らはBチームで、幼女はAチームか」
弓使い「そういう事になるわね」
大軍師「一旦、AチームとBチームへ分かれてみましょうか」
青年兵「それではAチームはこちら、私の元へ」
大軍師「Bチームは特遊隊長の元へ集まって下さい」
- 101 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2012/07/04(水) 18:01:00.97 ID:Dkcj8sLlo
…
青年兵「Aチームは西国陛下、名代さん、召喚士さん、戦士さん、魔道士さん、
盗賊さん、ジュニアさん、魔法剣士さん、賢者さん、美女さん、幼女さん、
火の先生、水の先生、アマゾネスさん、朱雀嬢さん、玄武娘さん、青龍先生、
白虎先生、白虎嬢さん、ボスさん、大軍師さん、そして私。以上の編成です」
大軍師「Bチームは、東方陛下、剣士殿、弓使い殿、男隊員、女隊員、格闘家ですね」
戦士「ずいぶん偏った編成だな」
男隊員「別にいいんじゃねぇの? サタン倒すのがメインなわけだし」
白虎長「それにしてもアンバランスよ〜。少し補充したらどう?」
青年兵「かといって中途半端な人員は招集出来ませんよ?」
大軍師「実力はいざ知らず、精神的にもタフでなくばいけませんからね」
召喚士「……限られますね」
大軍師「ところで、一番槍は参戦なさらないので?」
戦士「知らん。しばらく会ってない」
青龍士官「ベルゼブブ討伐戦には参加してたよな?」
青年兵「確か」
戦士「来ないとは思えねーけどな。バーテンの所にでもいるんじゃないのか?」
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