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少年剣士「冒険学校で頑張ります!」
修正 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 16:46:10 ID:cZOaEZ7M
>>118色々脱字したり、抜けてるのでコチラが本来の書き込みです申し訳ないです
 
――――――10時間後・病院の廊下

女錬金師「昨日はお疲れ様だったよね」

少年剣士「凄い怖かったけど、凄い楽しかった」

二流僧侶「そ・・そうか・・」
      「俺は俺自身もやられてしまったと思ったけどな・・」

少年剣士「・・・中級魔道、大丈夫かな?
       もう病室に入って30分だよ・・・」

女錬金師「大丈夫って言ったのは君だろ」コツン
      「信じてよう」ニコッ

・・・ガラッ

少年剣士「!」
      「中級魔道・・どうだった?」


中級魔道「あ・・・皆さん・・」
      「騎士のやつ、俺に感謝してるっていいましたよ・・」
      「命を救ってもらっただけで価値がある・・と」

少年剣士「当たり前だよ・・・!」


119 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 16:40:22 ID:cZOaEZ7M
 
女錬金師「・・良かったね」

中級魔道「・・・はい」ニコッ

二流僧侶「それで、最上官の話は?」

中級魔道「今、正式な書類を剣士教官に貰いました。
       騎士が状況を話ししたことで、一気に評価が上がったらしいです」


少年剣士「凄いなあ・・」

中級魔道「ふふ、少年剣士くんもすぐに追いつけますよ」ナデナデ

少年剣士「・・・もちろん!すぐに追いつくよ!」

中級魔道「ああ、あと・・。君たちの働きが評価されるらしいですよ」
      「当然といえば当然ですけどね」

女錬金師「よしっ!」グッ

二流僧侶「俺は何もしてないけどな・・」

少年剣士「やったね!」


120 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 16:41:18 ID:cZOaEZ7M
 
――――――2時間後・下官教室

剣士教官「おっす・・っていっても4人だけだな」

女錬金師「あはは・・・、皆入院してますしね・・」

少年剣士「うー、寂しい・・」

中級魔道「来週までですからね僕もここにいるのは・・」

二流僧侶「そうなると4人か・・」


剣士教官「あ、あー・・いやその事に関してなんだけどな」

女錬金師「?」

剣士教官「ほら、少年武道家?とかっていうやつがいただろ?」
      「あいつと一緒で、全員が上官クラスを受けないかって話が出てる」


全員「えっ?」


124 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 16:49:16 ID:cZOaEZ7M
 
少年剣士「ど、どういうこと・・?」

剣士教官「他の奴らは最低でも1ヶ月のケガを負ってる。
       1ヶ月も下官クラスとはいえ、4人以下じゃ色々と不便だ」


女錬金師「ちょっと待ってくれ・・・、確かに不便だけどさ・・・
       アタシとかは上官を受ける資格はないし、実力はないし・・・」


剣士教官「これはお前らに与えられたチャンスだぞ?」
      「というか、資格はあるし実力はある」

二流僧侶「資格が?」

剣士教官「まずは下官が全滅しかけた中で無傷に近い状態で
       生存し、かつ同士を守れた。異種オーガの討伐もでかい」

女錬金師「でもそれは・・・、結局アタシらじゃないし・・」

剣士教官「あの相手で生き残った時点で評価される。
       結果的に仲間、同士を生存させ帰還させたのにも等しい」

中級魔道「そうですね、どんな状況だったとしても・・
       結果は結果です。それに皆さんが上官に上がるなら僕はうれしいですよ」


125 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 16:50:10 ID:cZOaEZ7M
 
剣士教官「回答は急いでいる。今すぐにでもほしい」
      「受けるやつはすぐにでも申請してやる。自分から言うんだ」

二流僧侶「その期間は1ヶ月なんですか?」


剣士教官「今回はサービスだ。上官の一般的な結果を残せれば・・
       お前らは上官として以後残ることが出来るようになる」

中級魔道「破格の条件ですよ皆さん・・。これを受けない手立てはないはずです」


少年剣士「・・・僕は、行きたいです」

二流僧侶「お、おいマジかよ・・・」

少年剣士「・・・二流僧侶、もう忘れちゃったの?」
      「劣等魔法使いの言葉・・・、チャンスを捨てるなってさ」


二流僧侶「あ・・・・」


127 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 16:53:46 ID:cZOaEZ7M
 
少年剣士「・・・」

二流僧侶「・・・そうだった。運も実力・・と思うか・・」
      「分かっ・・・た、俺も行く」

少年剣士「そうこなくっちゃ!」

女錬金師「・・・あーもう!2人が行くならアタシも行かなくちゃ、だろ!」


剣士教官「これで全員めでたく、仮ではあるが上官クラスなわけか」フッ




4人「宜しくお願いします!」


128 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 16:54:34 ID:cZOaEZ7M
 
――――――6日後・上官教室

剣士教官「お前らの新たな仲間になる3人を紹介する」


女錬金師「宜しくお願いします」

二流僧侶「・・よろしく」

少年剣士「よろしくっ!」


ザワ・・・
アンナ・・コドモガ・・トロールヲ?
ウソダロ・・?ナンデ・・?
カエンギリトカマジデ?


129 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 16:55:40 ID:cZOaEZ7M
 
剣士教官「あー静かにしろ」
      「とりあえず、上官クラスは今までと一筋縄にはいかん」

少年剣士「・・・」

剣士教官「あとな・・・少年剣士と二流僧侶」

2人「?」


剣士教官「今日からは俺らには敬語を使え。敬うというのを覚えろ」

少年剣士「うん!」

剣士教官「おい」

少年剣士「あ、は・・はい!」

二流僧侶「・・・はい」

剣士教官「よろしい。では、お前らの席はあそこ・・だ。座っておけ」

3人「はい」


130 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 16:56:21 ID:cZOaEZ7M
 
剣士教官「さて、先日とった要望書についてだ」
      「新しい3人も既に書いて提出したと思うが・・」

少年剣士(実践が勉学のやつ・・かな)
 

剣士教官「それに関しての明日からの演習内容が決まった」
      
二流僧侶(俺は勉学だな・・)

女錬金師(アタシはもちろん実践♪)

少年剣士(どっちでもいいって書いちゃった・・)アセ


剣士教官「書いた事と逆のことをしてもらう」
      「実践希望者は勉学、またはその逆だ!」

全員「・・・」シーン

 
 
二流僧侶(ま・・マジ・・か・・・)

女錬金師(べ・・勉学・・・アタシが・・・!?)


131 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 16:57:05 ID:cZOaEZ7M
 
少年剣士「あの・・僕は・・・」


剣士教官「・・・ああ、そうだ。一部、"どちらでもいい"とあった」
      「そいつらは独断で決めておいたからな」


マジデー!!
ナンデダー!!ヤッチマッター!!



剣士教官「それぞれの演習内容を書かれたものを配布する」
      「名前が呼ばれたら取りにこい」


・・・・・・・・・・


132 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 16:57:38 ID:cZOaEZ7M
 
少年剣士「・・・!」ペラッ

女錬金師「君は何になったんだ?」

少年剣士「えっと・・、僕は・・実践みたい・・」

女錬金師「へえー良かったじゃないか」

二流僧侶「俺も実践だよ・・まったく・・」


女錬金師「アタシは勉学・・授業だよ・・」ハァ


コンコン・・ガラッ


少年武道家「遅れました」

剣士教官「おう。今は要望書の結果配布してたところだ」


133 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 16:59:06 ID:cZOaEZ7M
 
少年剣士「あ、やっほー」

少年武道家「お・・話は聞いてたぜ。凄いなのな・・・」
        「で、お前はどーせ実践だろ?」
 
 
少年剣士「どっちでもいいにしたんだけど・・」
      「剣士教官にお前は実践にしろってなったみたい・・」

少年武道家「あの人が・・?」

少年剣士「明日は休みで、明後日からすぐに演習かー・・」

少年武道家「ちくしょー、俺も早く実践したいぜ・・」

少年剣士「腕の調子はどうなの?」


134 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 16:59:46 ID:cZOaEZ7M
  
少年武道家「意外と調子が良いらしくて、
        あと半月もあれば完治できるってよ」ウズウズ

少年剣士「そっか、良かった・・」

二流僧侶「まあまだ無理はするなよ」

少年武道家「当たり前だろ」


剣士教官「では今日はこれで解散する。
       質問や、何かあるなら教員室まで来い」

全員「はい!」

剣士教官「では解散!」


135 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 17:00:18 ID:cZOaEZ7M
 
―――――午後6時・喫茶店

ギィ・・ガランガラン

マスター「いらっしゃい・・、なんだ女れんきn」

女錬金師「もうそれはいいっての!」
      「それより今日は何か美味しいもの作ってよ」

マスター「どうしたんだ?いいことでもあったか?」


少年剣士「えへへ、上官の授業に出れることになったんだ」

マスター「は、はや!」

女錬金師「色々とトントン拍子にいってね。
       仮だけど、アタシとかこの子らも上官の候補だよ」アハハ

マスター「へえーついに女錬金師ちゃんも上官か」ニコッ


136 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 17:00:49 ID:cZOaEZ7M
 
少年武道家「ここが喫茶店か」キョロキョロ

マスター「おや、新顔か」

女錬金師「まあ皆の友達だね」

マスター「ふむ・・・」
     「じゃあ、お祝いに腕によりをかけようか」

少年剣士「楽しみだー!」ワーイ


137 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 17:01:25 ID:cZOaEZ7M
 
・・・・・・・・・
 
マスター「はい、お待たせ」ホカホカ

少年剣士「わーー!何これ!」

マスター「フィレステーキとライスだよ」
     「安い肉だけどね、美味しいと思うよ」ハハ


カチャ・・モグッ

少年剣士「おいしい!」モグモグ

女錬金師「あ・・美味し・・」ムニュ

二流僧侶「肉が柔らかい・・」モグモグ

少年武道家「ウマすぎんだよちくしょー!」ダバー

マスター「あっはっは、そこまで喜んでもらえりゃ
      オジサンもうれしいよ」


138 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 17:02:20 ID:cZOaEZ7M
 
少年剣士「そういやマスターは、 ずっとここで働いてるの?」

マスター「そうだなあ、ここに来たのが20代の頃だったし・・」
     「それまでは世界を歩いて料理を勉強してたよ」


少年剣士「冒険者!?」キラキラ

マスター「うーん?確かに素材を求めて冒険はしてたから・・」
     「君たちがいう冒険者でもあるのかもな?」

女錬金師「でもマスター、大型魔獣とか倒したことあるんだよね?」

マスター「あれは討伐隊に参加しただけだよ。
      サイクロプスの肉がどうしてもほしくてね・・若かった」アハハ

二流僧侶「ぶっ、サイクロプスって」

少年武道家「すげえな・・実はマスターも強い?」

マスター「まさか、討伐隊では後方で料理だけ作ってたよ」ハハ

少年剣士「それでも参加できただけ凄い・・」キラキラ


139 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 17:03:23 ID:cZOaEZ7M
 
ガチャン!
ガランガランガラン!!


マスター「なんだ!?」

エルフ「た、助けてください!」ハァハァ

少年剣士(わ・・キレイな人)


女錬金師「あんたはエルフだね?」

女エルフ「私は女エルフといいます・・
     奴隷に売られそうなところを・・逃げてきました・・」ハァハァ


・・・ガチャッ
ガランガラン!

奴隷商人1「おいおい」
奴隷商人2「待ってくれよ」
奴隷商人3「おとなしく捕まってくれよ」

少年剣士(な、なんかきた!)


140 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 17:05:17 ID:cZOaEZ7M
 
マスター「・・・あんたらは?」

奴隷商人1「そのエルフは俺が拾ったんだ」
奴隷商人2「高値で売れる」
奴隷商人3「俺らが奴隷の心得を教えてからな」グフフ


女エルフ「嫌ですっ!」

マスター「お前ら、この子を誘拐してきたのか?」
     「・・・嫌がってるじゃないか、やめておいたほうがいいんじゃないか?」

奴隷商人1「エルフは高値で売れる」
奴隷商人2「大人しく道具になってればいいんだ」
奴隷商人3「いいから心得を教えてやるよ」グフフ

マスター「エルフの奴隷化はすでに条約で禁止されているが?」

奴隷商人1「知ったこっちゃねーよ」


141 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 17:05:59 ID:cZOaEZ7M
 
エルフ「あの・・お願いします・・助けてください・・」ウルッ

マスター「嫌がってるし、やめてあげてくれないか?」ハハ

奴隷商人1「やめられるかよ!」
奴隷商人2「どうしてもソイツをかばうなら・・」
奴隷商人3「こうしてやるぜ!」ゲシッ

ダァン!
ガチャン!!

女錬金師「ああ・・テーブルと窓が・・」

奴隷商人1「暴れてやってもいいんだぜ?」

マスター「・・・め・・」

奴隷商人2「ああーん?聞こえねえーよ」


142 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 17:07:30 ID:cZOaEZ7M
 
マスター「てめ・・人の店を・・・」ワナワナ

奴隷商人1「ああーんきこえねえなあー?」ガスッ
奴隷商人2「大人しく渡せや!」ドンッ
奴隷商人3「おらあ!」バンッ

ダァン!ガチャン!!ガチャン!!

マスター「こらぁ!」ヒュッ

奴隷商人達「へっ?」

バキィ!バキィ!バキィ!


奴隷商人達「ふぐっ・・・」グラ・・

ドタリ


143 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 17:08:28 ID:cZOaEZ7M
 
少年剣士「ま、マスター強い!」

マスター「あ・・ご、ごめん大丈夫か!」
     「つい怒って殴っちまった!」

女錬金師「気絶してるよ・・防衛隊呼んでくる・・」

マスター「ああ・・すまない頼む」
     「女エルフ・・だったか?大丈夫か?」

女エルフ「大丈夫です・・・」
      「助けてくださってありがとうございます・・」

マスター「いいよいいよ。っていうか、
      あんたどっから来たんだ?その格好は・・」
 
 
女エルフ「南にある太陽の国です・・」

マスター「そんな遠いところから!?帰る手立てはあるのか?」


144 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 17:09:03 ID:cZOaEZ7M
 
女エルフ「気絶させられて奴隷商船に乗せられて・・・」
      「いえ・・どうしていいか・・、ゆっくり探してみます・・・」

マスター「・・・うーん」ポリポリ

二流僧侶「?」

少年剣士「ねえマスター、ここで働かせちゃだめ?」

マスター「うちで?んー・・うーん・・」

女エルフ「そんなこと・・」

マスター「いうほど儲けはないし・・
      賃金は安いし・・、寝泊りする場所もないしなぁ」


145 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 17:09:37 ID:cZOaEZ7M
 
女エルフ「大丈夫ですよ・・お気持ちだけで結構です」ニコッ

マスター「・・・」ポリポリ

少年剣士「何とかならないかな?マスター」

少年武道家「何でお前そんなに必死なんだー?」
        「さては女エルフに惚れたな?幼馴染が泣くぞ」クックック

少年剣士「そ、そんなことないよ!」
      「幼馴染は関係ないでしょ!」


146 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 17:10:11 ID:cZOaEZ7M
 
・・・・・・・・・・
幼馴染「?」ゾクッ

少女僧侶「どうしました?」

幼馴染「いや・・何か悪寒がしたよーな」アハハ

少女僧侶「風邪には気をつけてくださいね?」

幼馴染「うん、気をつける・・」
・・・・・・・・・・・


147 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 17:12:06 ID:cZOaEZ7M
 
マスター「あー、寝泊りするのは、このまま俺の家になるが・・
      しばらくの間、どっか安定するまではうちで面倒見ようか?」

少年剣士「!」パァァ

女エルフ「そこまで迷惑をかけるわけには・・」
 
マスター「そこの少年剣士って子に真剣な眼差しで言われちゃなあ・・
      それにここに来たのも何かの縁だろうし、迷惑ってこともないさ」

女エルフ「自分で言うのもなんですが、素性すら分からない私ですし・・」

マスター「俺は眼を見ればそいつがどんなヤツか分かるんだ」
     「だから大丈夫だ、世話くらいなら見てやる」

女エルフ「・・・」

少年剣士「・・女エルフさん!良かったね!」

女エルフ「あ・・。うふふ、ありがとうございます少年剣士さん」ナデナデ

少年剣士「えへへ・・」カァァ


148 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 17:12:57 ID:cZOaEZ7M
 
 
・・・ガチャッ・・ガランガラン!

女錬金師「こいつらです・・」

防衛隊「わかりました、連行します。ご協力、感謝します!」

女錬金師「はいよ」

 
 
少年剣士「えへへ」

少年武道家「まあ良かったんじゃないの」

二流僧侶「まったく・・」

女エルフ「よろしくお願いします」ペコッ

マスター「そんなかしこまらなくてもいいさ」ハハ


女錬金師「・・・?」


149 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 17:13:50 ID:cZOaEZ7M
 
―――――次の日・喫茶店

ガチャ・・ガランガラン


マスター「いらっしゃい、おや少年剣士か」
     「今日は1人か」

少年剣士「あ・・・うん」

マスター「今日は女エルフはいないぜ?」
     「一応長旅だったし、精神的にもきてるし、寝室で寝てるぜ」

少年剣士「そ、そっか」ショボン

 
マスター「あ、あとな」
     「これ、もし今日来たらお前に渡してくれってさ」チャリ

少年剣士「・・・ネックレス?」

マスター「良かったな。エルフからの贈り物っていうのは
      幸運を呼ぶっていわれてるんだ。折角だから受け取っておけ・・」

少年剣士「・・・うんっ!」チャリ

マスター「何か食ってくか?」カチャカチャ


150 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 17:14:30 ID:cZOaEZ7M
 
少年剣士「うーん・・ステーキ!」

マスター「朝っぱらから肉かよ」ガクッ
     「軽いもんだけ食っとけ・・胃にクるぞ」

少年剣士「じゃあお任せで」アハハ

マスター「はいよ、目玉焼きとハムでも焼いてやろう」ジュワー

少年剣士「うん、お願いっ」

マスター「そういや明日から演習だって?」ジュウジュウ

少年剣士「あれ、何で知ってるの?」

マスター「喫茶店の親父はな、何でも知ってるんだよ」ハハ


151 名前: ◆HhIFXGIog2 [sage] 投稿日:2013/06/17(月) 17:15:03 ID:cZOaEZ7M
 
少年剣士「凄いなー」

マスター「気をつけろよ。
      この間みたく上手くいくとは限らないからな」デキタ

少年剣士「うん、もちろんだよ」オイシソウ

マスター「いいネックレスも貰ったし、何とかなるだろ」ハハ

少年剣士「そうだね!」モグモグ


マスター「食ったら今日は休んで明日にしっかり備えることだ」

少年剣士「うん!」


・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・


152 名前: ◆HhIFXGIog2 [] 投稿日:2013/06/17(月) 17:16:55 ID:cZOaEZ7M
はー、今回は色々書き込みミスをしてしまいすいませんでした(´・ω・`)
とりあえず一旦はここまでです。
読んでくださった方々、ありがとうございます。


153 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/06/17(月) 17:18:12 ID:nuJoCwkY
w・)つ乙 女エルフの出番に期待



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