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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その23
837 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/01/10(月) 23:53:36.75 ID:4WNdGC2ho
カラーンカラーンカラーン…

戦士「おめでとうっ!」

盗賊「…おめでと!」

魔道士「おめでとうございますーっ!」

幼女「おめでと〜!」

弓使い「ありがとーっ」

白馬騎士「まこと、目出度き事よ!」

南方司令「うむ!末永く幸せにな!!」

召喚士「剣士さんっ、本当におめでとうございます!」

剣士「ありがとう、召喚士くん!」

ワアアァァッ!!

召喚士「…………」



――旅を始めて色んな事が、本当に色んな事があったけど、

今日ほど心から嬉しいと思った事はなかったんだ。


838 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/01/10(月) 23:55:41.32 ID:4WNdGC2ho
召喚士「行けっ!コカトリス!!」

    〜第三十一部〜


839 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/01/10(月) 23:56:28.24 ID:4WNdGC2ho
〜剣士の家〜

戦士「……」

魔道士「……」

南方司令「……」

幼女「……」

剣士「……弓使い…?」

弓使い「――っ」

剣士「あ、あの……」

弓使い「……何…言ってるのよぉ!」

剣士「えぇ!?」

弓使い「…こっ、こんな…お客様のいる中で…な、何言ってるのよ!?」

剣士「い、いや…っ……あの」

弓使い「――っ!」

スクッ…ダンダンダンッ…パタン

剣士「……あ、あのぉ…っ」


840 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/01/10(月) 23:56:57.34 ID:4WNdGC2ho


戦士「…おいおい、弓使いさん…出てこないぞ?」

魔道士「…怒らせちゃいましたかね」

剣士「女心は難しいですね……」

南方司令「……ああ」

戦士「全くだ」

魔道士(……この人たちは…)

幼女「私、呼んでくるよっ」

タタッ…

南方司令「…ま、まさかとは思うが」

戦士「…あん?」

南方司令「…振られ――」

剣士「やめて下さい!そんなわけ…ないですよ!」

戦士「そ、そうだよな……っ」

魔道士(……この人たちは…)


841 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/01/10(月) 23:58:14.25 ID:4WNdGC2ho
〜弓使いの部屋〜

コンコン…カチャッ

幼女「……弓使いお姉ちゃん…?」

弓使い「……幼女ちゃん」

幼女「剣士さん達…待ってるよ?」

弓使い「…うん」

幼女「……行かないの?」

弓使い「…うん」

幼女「……」

弓使い「……」

幼女「……あ、のね…」

弓使い「幼女ちゃん」

幼女「は、はいっ」

弓使い「…分かってるのよ。うん、分かってるの」

幼女「……」


842 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/01/10(月) 23:59:53.60 ID:4WNdGC2ho
弓使い「剣士が…言ってくれるの、ずっと待ってた」

幼女「…怒ってるの?」

弓使い「ううん、怒ってないよ。でもね…怖いの」

幼女「……」

弓使い「いざ、その言葉を聞いたら…色々考えちゃって……」

幼女「……」

弓使い「あ…っ、怒ってるわけじゃないのよ?」

幼女「うん…」

弓使い「いざとなると…その、いいのかな…って思うし…」

幼女「私は…早く結婚してほしいって思うよ」

弓使い「幼女ちゃん……」

幼女「二人はお似合いだもんっ。絶対結婚しないとだめっ!」

弓使い「……ふふっ、ありがとう。幼女ちゃん」

幼女「えへへっ」

弓使い「幼女ちゃんは小さいのにしっかり者ねっ!」


843 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/01/11(火) 00:02:17.39 ID:ifQaS/wio
カチャッ

戦士「…あ、出て来た」

ガタッ

剣士「……っ」

弓使い「……剣士」

シズシズシズ

剣士「弓使い…僕は……」

弓使い「……」

ペコリ

剣士「……!?」

弓使い「…ふつつか者ですが、どうぞ宜しくお願いしますっ」

剣士「――っ!!」

魔道士「……良…かった…!!」

戦士「いーよっしゃああぁぁ!!」

南方司令「はっはっはっは!!正義の勝利だぁーっ!!」


844 名前:GEPPERがお送りします [sage saga] 投稿日:2011/01/11(火) 00:12:47.48 ID:ifQaS/wio
出だしだけ投下ですみません。続きは夕方に…!
ご支援ありがとうございました!おやすみなさーい!ノシ

〜オマケ〜

皇太子「…結婚?別に急ぐ事もあるまい」

エリート「結婚…?まぁ、機会があれば。今はそれどころでは……」

天才「結婚だぁ!?はんっ、一銭の得にもなりゃしねぇわ!はーっはっはっは!」

魔法剣士「結婚…?興味ない」

賢者「結婚……ふぅ」

ジュニア「結婚なんて…ラヴァーの中から一人なんて選べんよ。ハッハ!」

左翼長「結婚ねぇ…。それどころじゃなかったしなぁ。もう年も年だしどうでもいいや」

バーテン「結婚…?俺は自由に生きる道を選んだんだ。縛られたくはねぇな」

隊長「結婚?ないない。今の職はいつ死ぬか分からん。してらんねぇよ」

火忍「結婚!?……したいです……ひ、姫と」

名代「結婚…。そうですね、良い人でもおれば考えたいところですな」

王子「結婚かぁ……まずは、誰にするかが問題だな!」

サモナー「結婚?…マーメイド以外には考えられないな。そうだ!マーメイド、僕達もけ(ry」

魔道士「え、えーと…以上、現場より独身男性の皆様によるご意見でした…っ」


845 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/01/11(火) 00:14:25.62 ID:8KB7INGYo
俺「結婚…?したいけど>>1さんは俺のことをどう思ってるか…///」


848 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/01/11(火) 00:22:03.48 ID:CT2g/ikGo
俺「べ、別に結婚なんて・・・チラッ >>1となんて、結婚したくないし・・・チラチラッ」


849 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/01/11(火) 01:18:36.10 ID:YyalFWfWo
主要人物未婚大杉!
魔王のあとは跡取り問題で国が乱れるんですね


851 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/01/11(火) 03:37:31.58 ID:hQLI2qDSO
剣士「行け!五虎将軍!!」

主役ついに結婚か。めでたいのう。ひょひょひょひょっ


861 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/01/11(火) 18:04:31.03 ID:c6abfZbho


剣士「……っ」

弓使い「……」

戦士「…な、何で沈黙なんだよ…ボソボソッ」

魔道士「し、知りませんよっ……ゴニョゴニョ」

剣士「……そ、そうだっ!」

戦士「!?」

剣士「弓使い、これを……」

スッ

弓使い「…?」

魔道士「おぉ…っ、エンゲージリングですね!」

剣士「…うん。随分前に買ったものだから安物だけどね…」

弓使い「そんな事……っ」

剣士「それに、どこに仕舞っておいたかも一瞬わすれてたよ…ははっ」

南方司令「金額など関係ない。気持ちがこもっておれば良いのだ!」


862 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/01/11(火) 18:05:58.69 ID:c6abfZbho


剣士「……」

弓使い「……」

剣士「…………」

弓使い「あ、あのさ…っ」

剣士「な、何!?」

弓使い「……村長の所へ…報告に行きましょ」

剣士「あ、あぁ…。そうだな」

ソソクサ

剣士「……すみません、ちょっと行ってきます」

弓使い「すぐ戻りますので、くつろいでいて下さい」

戦士「ういーっす」

魔道士「行ってらっしゃいっ」

テクテクテクテク…パタン

幼女「……はぁ」


863 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/01/11(火) 18:06:46.83 ID:c6abfZbho
戦士「……なんつぅか…空気が重い」

南方司令「うーむ……」

魔道士「仕方ないですよぉ…」

戦士「そうだけどよ、見てるコッチも気を遣うっつーか…」

南方司令「かける言葉が浮かばんな」

戦士「そうそう。ここは女性陣がパーっと…」

幼女「えぇ〜!?」

魔道士「押し付けないで下さいよっ!」

南方司令「では、二人が戻ったら男女に分かれてみるとしようか」

戦士「おぉ!ナイスアイディア!」

魔道士「じゃあ…私達は弓使いさんと料理でもしよっか!」

幼女「料理?うんっ、するするー!」

戦士「えっと……俺らは?掃除…?」

南方司令「腕立て伏せでもするか?」

戦士「……はい?」


864 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/01/11(火) 18:07:44.46 ID:c6abfZbho
〜村長の家〜

剣士「朝早くにすみません……」

村長「いやいや、それより二人揃ってどうしたのだ?」

弓使い「…え、えと」

剣士「……この度、結婚する事になりました」

村長「……!!」

剣士「まずは父代わりでもある、村長にご報告をと……」

村長「…そうかぁ。ようやく決心したか」

剣士「……はい」

村長「今か今かと心待ちにしておったのだぞ?」

弓使い「……すみません」

村長「しかしこれで、ようやく腰を据えた生活を送れるなぁ」

剣士「まぁ…はい」

村長「…それで、式の日取りはいつにする?1週間後で良いかの?」

剣士「……えっ?」

弓使い「…えぇ!?」


865 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/01/11(火) 18:08:22.59 ID:c6abfZbho
〜剣士の家〜

戦士「違うんだって、だから腕立てのコツはだな……」

カチャッ…テクテクテク

幼女「おかえりなさーい」

剣士「……」

弓使い「……」

戦士「…お、おい…ますます重い空気になってるぞ!?…ヒソヒソ」

魔道士「……ど、どうしたんでしょうか!?…コソコソッ」

南方司令「どうした?何かあったのか?」

剣士「い、いえ……」

弓使い「……あ、あのね…式をする事に…なったの」

戦士「…何だ、めでたい話じゃねぇか」

剣士「それが…1週間後に……」

魔道士「1週間後ですか!?」

南方司令「随分また、急な話だな…」


866 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/01/11(火) 18:09:53.24 ID:c6abfZbho
弓使い「…何でも、村長が心待ちにしてたって……」

剣士「いつでもいいように、予め準備してたんですよ…」

戦士「…へ、へぇ」

南方司令「我が子のように想っておったのだろうなぁ」

魔道士「…ですね。村長さんも楽しみにしてたんですよっ」

弓使い「それは嬉しいけれど…何もそんな急に…ねぇ?」

剣士「…うん」

戦士「まぁそんだけ楽しみにしてたんだろうなぁ」

魔道士「でも、参加者とか大丈夫ですか…?」

剣士「まぁそれは…。知り合いも多いわけではないし」

弓使い「親族だっていないしねぇ」

戦士「俺達は参加するぜ!」

魔道士「もちろんですよっ!」

剣士「…ありがとう!」

弓使い「……でも、召喚士くんと盗賊ちゃんは間に合うかしら?」


867 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/01/11(火) 18:10:36.45 ID:c6abfZbho


タッタッタッタッタ

戦士「…そりゃそうだよ!ノンビリしてる場合じゃねぇ!」

タッタッタ…ガバッ!!

南方馬「ヒヒーン!」

戦士「かっ飛ばすぜ!この馬なら山あいの町まで…すぐだろ!」

ドドッドドッドドッ…

……――

弓使い『……でも、召喚士くんと盗賊ちゃんは間に合うかしら?』

魔道士『……へっ!?』

戦士『あ……』

魔道士『どどど、どうしましょう!?』

南方司令『伝書を出せばいいのではないかな?』

戦士『それだっ!!魔道士、今すぐ書けっ!!』

魔道士『は、はいぃ!!』


868 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/01/11(火) 18:11:18.62 ID:c6abfZbho
剣士『弓使いっ!紙とペンを!!』

弓使い『山あいの町まで行けば、ワークショップがあるわっ』

魔道士『えぇと…レジスタンスの件は解決しました……』

戦士『前置きはいいから今すぐ来い!って書いとけ!』

魔道士『はいぃ!えっと…今すぐ剣士さんの村にきて下さい!…っと』

戦士『よしっ!そんじゃ行ってくる!』

剣士『一人で行くのか!?』

戦士『手紙出すだけだっ、行ってきます!』

幼女『気をつけてねーっ!』

――……

ドドッドドッドドッ…

〜山あいの町〜

戦士「……ふぃ〜」

テクテクテク…

戦士「この町もひっさびさだなぁ!」


869 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/01/11(火) 18:15:51.40 ID:c6abfZbho
かつて小さな依頼を重ねた村を、戦士は懐かしげに見回す。

戦士「確か…ワークショップはこの辺に……」

テクテクテク

戦士「…おっ?港かぁ…!!」

テクテクテク…

戦士「前はなかったのになぁ…」

スッ

女「最近出来たのよ。今は荷物の運搬のみだけど」

戦士「……はぁ」

女「いずれは人も往来可能になるみたいだけどね」

戦士「…そうか」

女「ほらっ、あの船なんかワークショップのものよ。もう出航するみたい」

戦士「――!?こーしちゃいらんねぇ!サンキュッ!」

ダッ!!

女「…………」


870 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/01/11(火) 18:17:20.21 ID:c6abfZbho
タッタッタ…バンッ

戦士「はぁ…はぁ…はぁ……」

店員「い、いらっしゃいませ…」

戦士「手紙を…頼む!」

店員「…は、はい」

戦士「出航する船にねじ込んでくれ。北行きだ」

店員「や、やってみます……」

戦士「頼む。金はここに置いとくぞ」

チャリチャリッ

店員「あ、ありがとうございました……」

テクテクテク…

戦士「ふーっ、間に合って良かったぜ…」

テクテクテク

男「…おや!?あ、あなたは…!!」

戦士「…?」


871 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/01/11(火) 18:18:17.71 ID:c6abfZbho
男「先日はありがとうございました!あなたは命の恩人だ!」

戦士「…は、はぁ」

男「今日は…朱雀先生はご一緒じゃあないのかな?」

戦士「ま、まぁ…。別行動っす」

男「名高いワーカーともなると、単独での任務もあるわけですな!」

戦士「は、はぁ…」

男「おっと、引きとめてしましましたな。それでは…!」

スタスタスタ…

戦士「…いやはや、朱雀先生も有名になったモンだよ。ほんと」

罰の悪そうな顔で頬をかく戦士は、男を見送ると南方馬の元へと進む。

戦士「結婚式…かぁ。そういや初めて参加するな…」

ピタッ

戦士「……」

クルッ…スタスタスタ…

戦士「…ちょっと…本でも買って勉強しておくか」


872 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/01/11(火) 18:19:06.46 ID:c6abfZbho
〜剣士の家〜

南方司令「…さて、私もそろそろ失礼しよう」

剣士「もうお帰りになられるのですか?」

南方司令「うむ。今回の報告書などもあげなくてはならんしな」

弓使い「す、すみませんっ。大したお持て成しも出来ず……」

南方司令「なに、お構いなく。……剣士くん」

剣士「はい」

南方司令「華国へ推挙の件、いかがするつもりだ?」

弓使い「……っ!?」

魔道士「そ、そういえば…どうするんですかっ?」

剣士「ご好意は大変感謝しておりますが、すぐには……」

南方司令「華国となると、本国の出入りも不自由になるからな…」

剣士「ええ…。当然、華国へ引っ越さねばなりませんし…」

魔道士「あ、そうでうよね……」

南方司令「近い将来、同盟が結ばれれば…それも緩和されるであろうが…」


873 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/01/11(火) 18:19:36.68 ID:c6abfZbho
剣士「現状は何かと制限されますしね…。難しいところです」

幼女「……何のお話?」

弓使い「しっ。後でね…」

南方司令「そこで、一つ伺いたいのだが」

剣士「な、何でしょうか?」

南方司令「我が司令部に来ないかな?」

剣士「…えっ!?」

弓使い「――っ!!」

南方司令「それならば制限もないし、華国へも助力出来る」

魔道士「おぉ…っ。そうですね!」

南方司令「どうだろう?悪い話ではないと思うのだが…」

剣士「しかし、僕のようなワーカーが宜しいのですか?」

南方司令「うむ。つい先日も数名のワーカーが入隊したところだ」

剣士「……」

魔道士「いいお話じゃないですかっ、剣士さん!」


874 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/01/11(火) 18:20:47.76 ID:c6abfZbho
剣士「…そうですね。考えさせて下さい」

南方司令「分かった。返事は急ぐ必要はない。枠があるわけでもないしな」

剣士「…ありがとうございます」

南方司令「では、失礼」

テクテクテク…パタン

剣士「……」

弓使い「……あ…あの、剣士。推挙…って?」

剣士「ごめんごめん、バタバタしてて言いそびれてたよ」

魔道士「華国の将軍にならないかって、白馬騎士さんに誘われたんですよね?」

剣士「そうなんだ。それに加えて国軍からも……」

幼女「よかったね!」

剣士「…うーん」

魔道士「お受けしないんですか…?」

剣士「今の生活もあるし、軽々とは決められないなぁ……」

弓使い「……そうね」


875 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/01/11(火) 18:21:45.47 ID:c6abfZbho


ドドッドドッドドッ

戦士「…おっ?」

南方司令「戻ったか」

戦士「もう帰るんですかい?」

南方司令「ああ。仕事が山積みでな」

戦士「そっか」

南方司令「済まんが後で知らせて貰えんか?」

戦士「ん…?」

南方司令「華国へは私が帰りがけに立ち寄り、伝える」

戦士「…ああ、そういう事ね。了解っす!」

南方司令「前日までに、司令部宛へ連絡をくれればいい」

戦士「了解っす!」

南方司令「頼む。ではまたな!」

戦士「お疲れっした!」



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