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触手「・・・・・・拾われた」
157 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 20:13:19.91 ID:b1oOpuBi0
鬼「オマエ、ナントナクダガテンシノニオイスル」

触手「ははは、俺はそこらに居る下級魔物ですよ」

女「まぁ、私のペットだからな」

鬼「ウソダナ、ヘンゲシタリニンゲンニチカラヲアタエタリ」

鬼「オマエハアヤカシノイキヲコエテイル」

鬼「ソレヨリモスマナカッタ、カンシャシテイル」

女「ま、普通ならあそこで微塵切りにしていたわ」

女「触手に感謝する事ね」

触手「・・・・・・はい、女さん、ぶつけた所を治しましたよ」

女「上出来、後が残ってないわ」

委員長「あ、あの・・・・・・あの・・・ひぃっ!?」

委員長「お、お、お、女さんんん」

女「落ち着きなさい、この鬼は敵ではないわ」

委員長「お、鬼ぃ!?」

触手「はぁ・・・・・・面倒な事になりそうだ」


159 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 20:16:59.09 ID:b1oOpuBi0
委員長「これが・・・・・・鬼・・・・・・」

鬼「サッキハスマナカッタ」

鬼「マサカニンゲンノガッコウギョウジデ、キテイトワ」

女「一応、話は通じるわよ」

女「まぁ、人の言葉の扱いは慣れていないみたいだけど」

女「うちの所の鬼どもはペラペラよ」

鬼「オマエラノスンデイルトコロニモイルノカ?」

女「まぁね、ゴマすってるだけのやらしい奴らだけど」

委員長「・・・・・・そ、それよりもその人は?」ガクガク

女「あぁ、そうね紹介がまだだったわ」

触手「男と言います」

女「?貴方の名前はしょ――」

触手「だー!!これから宜しく」ニコ

委員長「は、はい///」

女「・・・・・・」ニヤニヤ


161 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 20:20:51.19 ID:b1oOpuBi0
女「委員長、その人が崖から落ちた委員長を助けてくれたのよ」

委員長「え///有難うございます///」

触手「・・・・・・」ジロ

女「・・・・・・」ギロリ

触手「うわー」

鬼「ソレヨリモ、ナゼコンナトコロニキタ?」

鬼「フダンナラメッタニニンゲンハコナイゾ?」

鬼「ソレガニンゲンノコドモがナゼ?」

触手「いやー、これこれこういうわけでー」

鬼「・・・ソウカ、フウンダッタナ」

鬼「イヤ、コノヤマニキタヘンナヤツノセイカモシレナイ」

女「可能性は有るわね、さっきから人の視線を感じるもの」

女「嘗め回すように・・・・・・正に視姦ね」

委員長「し?しかん?」

触手「だからそういう表現は止めろと・・・・・・」


162 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 20:26:38.63 ID:b1oOpuBi0
鬼「ソレニキニナルコトガモウヒトツ」

女「何かしら」

鬼「ナゼコレホドキョウダイナチカラガアルヤツガ」

鬼「ヒトニシエキサレテルノダ?」

触手「恩人だからね」

鬼「オンジン?」

女「捨てられて途方に暮れているちっちゃなコイツを私が拾ったの」

女「それ以降は私の雑務係件ペットよ」

鬼「・・・・・・ソウカ」

触手「ま、まぁ気にするな」

鬼「オレハナカマヲアツメテヘンナヤツヲタオス」

鬼「オマエラハモトニイタバショニモドレ」

触手「それが――」


鬼「ソウカ、アノドウクツデヤリスゴストイイ」

鬼「オマエラノナカマガココニクルヨウニシテヤル」


163 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 20:30:45.35 ID:Va3c+DBk0
鬼さんいい人ww


165 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 20:33:52.64 ID:b1oOpuBi0
鬼「サキホドノワビダ」

鬼「ソレデハナ」


委員長「なんだか見た目は怖いけど良い鬼でしたね」

女「まぁ、どうせ私の気迫に負けたんでしょうけど」

女「ところで触手」

触手「雑用すか」

女「そうよ、幸い川が近くにあるから魚を取ってきなさい」

触手「・・・・・・へいへい」

女「委員長と私は火起こしでもしましょう」

委員長「キリモミ式ですね」

女「そう」

――

触手「あーあ、魚取るのはラクチンだけど疲れるなこれ」

触手「何匹獲ればいいんだろう、もうちょっと多めかな」

触手「・・・・・・」


166 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 20:36:53.25 ID:b1oOpuBi0
触手「ふわぁーあ、眠みぃ・・・?」

触手「あー!!逃げたー!!!」

〜〜

女「それでたった3匹だけだと」

触手「あの後もう一度獲ろうとしたんですけど魚が逃げてしまって」

委員長「い、いいじゃない!一人一匹で!!ね!!」

女「ま、そんなにがっついたって仕方ないか」

触手「お、焼けた」

女「さて喰うか」

委員長「ど、どんな味するんだろう」

パク

委員長「・・・・・・に、苦い」

女「そりゃぁ塩付いてないしねぇ」ムシャムシャ

委員長「女さんは平気なの?」

女「喰える物は全て喰うわ」


168 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 20:39:26.32 ID:Zt6hxeIQ0
カタカナ結構読みにくいな


169 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 20:41:47.69 ID:b1oOpuBi0
触手「・・・・・・もう日も下がってきたな」

女「この山を降りられるのは明日かもね」

触手「委員長は色々ありすぎて眠っちゃったか」

女「襲う?」」

触手「んなわけあるか!!!」

ギュルル

女「・・・・・・」

触手「腹減ってるのか?」

女「別に」

触手「・・・・・・ほら、俺別に平気だから食べろよ」

触手「別に何もかじってないぞ」

女「そこまでお腹は空いてないわ」

女「それにペットのエサを主人が食べるのもどうかと思うのよ」

触手「ペ、ペットですか」

女「ペットよ」


173 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 20:50:37.19 ID:b1oOpuBi0
ガサガサ!!

触手「!?」

小鬼「てえへんだーてえへんだー!!!」

小鬼2「どしたぁ!?」

小鬼「山に着てた変な奴が暴れだしおったわい!!!」

小鬼「んじゃとぉ!?親方が心配だ!いくッペ!!」

ガサガサ

触手「・・・・・・なんだか大変そうですね」

女「・・・・・・オークが騒ぐ程の事態って事ね」

触手「外国の表現ですか」

女「気になるわね」

触手「まさか調べに行こうなんて言わないよね!!」

触手「委員長を一人にするのだって危ないし!!」

女「・・・・・・行くわよ」


174 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 20:51:58.26 ID:jambGrGVO
意外とおおぐらいさん
いや運動というかバトルしたからか


179 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 21:00:26.51 ID:b1oOpuBi0
女「別に委員長は平気よ、人は寄り付かないと言っていたし」

女「鬼のお陰で迎えも来るらしいしね」

触手「だからって」

女「主人命令」

触手「は、はい」

女「そうと決まったら今度はパワードスーツ化なんてどう?」

触手「パワードスーツ?」

女「貴方が外装になるって事、足とかに弾力性のある場所を作って」

女「ジャンプが高くなったりとか、腕力を上げたりとか出来るでしょう」

触手「ま、まぁ魔法使えば・・・・・・」

女「よしならさっさとやれ」

触手「無茶言うなよ!!」

女「無茶をやってこその触手だろうに」

触手「わかったよ!やればいいんだろやれば!!」

触手「外装の形状はどうするんだよ?」


181 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 21:02:15.97 ID:8VPrnhtp0
最強の武器・触手


182 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/20(月) 21:03:42.09 ID:Li80X36XO
鳳凰戦姫舞・・・はっ!殺気!


183 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 21:03:46.39 ID:b1oOpuBi0
女「出来るだけ軽い感じで」

女「そうね、騎士っぽい感じが好みかしら」

ニュルルル

女「合格点、今日は褒めてあげるわ」

触手「金属化ってのもあったんだ・・・・・・」

―――

ザッザッザッ

女「この歩くたびにジャラジャラ言う感じが中世っぽくて良いわね」

女「ジャンヌ・ダルクみたいな」

触手「・・・・・・エロゲ?」

女「淫堕のジャンヌならあるわよ」

触手「そっちじゃねーよ!!!」

女「それじゃぁ早速人外の運動性能を見せつけてみなさいな」

触手「飛びますよ」

グワッ!!


184 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 21:03:55.35 ID:zTZNgfCv0
なんか某エロゲーみたいだな


185 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/20(月) 21:05:30.76 ID:Qn9vpSng0
オルトロスが頭から離れない
たすけて


186 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 21:07:13.41 ID:b1oOpuBi0
女「良いわね、凄く良いわ」

女「っていうかこれなら帰れるんじゃない?」

触手「森が小さく見えるぜ!!」

女「まさか此処までのジャンプ力とは・・・サイヤ人並みね」

触手「って女さん、あれじゃないの?」

女「おー、おー、七色に光る弾幕が・・・・・・」

女「こっちに着たわね」

触手「ちょおおおお!!!」

女「何か無い?空中で姿勢制御できるとか」

触手「ないですよ!盾作りますから反動に備えて!!」

触手(イメージ・・・イメージ・・・イージスの盾だ・・・イージスの・・・)

チュドン!!

女「・・・・・・ッ!!!」

触手「ふ、防げた!!!」

女「触手、右手に前の鬼戦の際の剣を、左手はその盾で行きましょう」


187 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 21:07:49.14 ID:nv5xJcJVO
姫騎士リリアで(ry


188 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 21:08:01.24 ID:Vx0CcEXM0
高性能な触手だな


189 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/20(月) 21:08:47.70 ID:3pLP5eyl0
一家に一匹ほしい触手だな


190 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 21:08:59.52 ID:Li80X36XO
さすがイージスだ何ともないぜ


191 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 21:09:23.66 ID:tUifvjNKO
>>185
俺はミギーのフォルムが離れない


192 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/20(月) 21:09:37.29 ID:FIQRuxxD0
いま触手分裂してる?


193 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 21:11:51.56 ID:b1oOpuBi0
触手「俺は便利な道具っすか」

女「そうね、ただ道具という表現よりも従順な使い魔って所かしら」

触手「そういえば翼で出来るのかな・・・・・・」

女「あら、できないんじゃないの?」

触手「いえ、やった事が無いので・・・・・・」

女「やってみなさいよ、出来たら随分とラクチンじゃない」

触手「やってみます」

触手「・・・・・・無理っすね」

触手(堕天使じゃぁ無理か)

女「仕方ないわ、このままあの山壁に足を叩き付けてその反動で行きましょうか」

触手「無駄に戦闘知識豊富っすね」

女「これくらい16年生きてりゃ当然よ」

触手「その短い期間に一体何があったんだ・・・・・・」

女「行き追いつけるわよ」グィイン!!

触手「うわああああああああ!!!」


194 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 21:13:04.70 ID:T2CV8mS+O
>>192
盾と剣が鎖で繋がっているのってかっこいいよね


195 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 21:16:39.06 ID:b1oOpuBi0
>>192 体全体を覆っているのでなんの問題も(ry

鬼「コ、コイツ!!!」

山主「陰陽の術を喰らっても尚立つか」

山主「式神!!シキオウジ!!!」

ドガン!!!

鬼「!!!!」

小鬼「お、親方!!!」

鬼「ナニヲヤッテイル!ニゲロ!!」

ズドン!!

山主「ふん、妖怪は邪悪だからな、徹底的に根絶せねばならん」

鬼「ぐわああああ!!」

女「鬼を甚振って笑っているなんてとんだ変態ね」

シュルル!!!

山主「なんじゃ貴様ら!!!」

女「今日ここに林間学校で来てる生徒の一人よ」


196 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 21:21:07.64 ID:b1oOpuBi0
女「貴方、うちの学校の生徒拉致ってるでしょ」

触手「マジかよ!!!」

女「可愛そうに・・・きっと怪しげな術で底の見えない快楽に身をくねらせてるでしょうに」

山主「な、何故解った!!」

触手「えぇ!?マジなのかよ!!!」

鬼「オマエ・・・・・・」

女「先に逃げなさい、此処は私の出番よ」

鬼「ダガ・・・・・・」

女「ゲームを邪魔されるのって、嫌いなのよね」

触手「こ、ここはおとなしく言う事を聞いてあげてください・・・・・・」

鬼「ワ、ワカッタ」

女「で?触手責め?式神とやらに異種姦させてるのかしら」

山主「そんなアブノーマルな事はせぬわ!!ただ、人質なのは変わらぬがな」

女「変態ね」

触手「オマエの思考はどうなってるんだ!!」


197 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 21:25:11.04 ID:b1oOpuBi0
山主「べ、別に」

山主「お前らを探し当てる為に片っ端から捕まえてたらだんだんムラムラっと」

山主「今からお楽しみだったのに邪魔しおって!!」

触手「ま、まぁ未遂に終わってよかったな」

山主「フヒヒwww最近の若い子はいいからのうwww」

女「↑とか言い出して私にも変な事をしてくるかもって思ってたのに」

女「何よ、とんだムッツリスケベじゃない」

山主「黙れい!!シキオウジ!!」

ドガン!!

女「蚊が止まったようね」

触手「俺に痛みが解ってたらそうとう痛いだろうな・・・・・・」

女「どうせ頭の中でコイツを倒したら犯しつくして俺の雌奴隷にしてやるーとか考えてるんでしょ?」

女「まったく良い年してロクな事考えないのね、ド変態」

山主「うぬぬぬ!!シキオウジ!!」

チュドン!!


198 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 21:28:30.15 ID:b1oOpuBi0
山主「貴様らの様な力がある奴は邪魔だ!!」

山主「だから死ね!!」

ドン!

女「これさっきの鬼の方が強いんじゃない?」

触手「まーそれもあるかもですね」

女「とりあえず間接の伸縮性を上げて」

女「機動力を上げて頂戴、突っ込むわよ」

触手「了解」

山主「ええい!喰らい!!喰らえい!!」

ドン!!チュドン!!

女「まったく、なれない事してるから当たらないのね」

ゴチン!!

山主「おぶげぇっ!?」

女「なんだ、大した事ないわね」

触手「本当一瞬だった・・・・・・」


202 :VIPがお送りします [] :2009/07/20(月) 21:32:47.65 ID:b1oOpuBi0
女「あら、こんなところに山小屋が」

ガシャン!!!

生徒達「・・・・・・?」

女「さっさとみんなの所に戻りなさい」

女「もう子供は帰る時間よ」

触手(・・・・・・)

女「様子からするに誰もレイプはされてないようね」

女「つまらない」

触手「つまらねーのかよ!!!」

――

女「さて、私達もやる事やったし洞窟に戻って救助を待ちましょう」

触手「帰らないのか」

女「あの子一人にしたらかわいそうでしょ」

触手「はいはい」

触手(・・・・・・また力を使いすぎたな)


203 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/20(月) 21:35:28.34 ID:+989zDjz0
パワードスーツってあれかウィッチブレイドか



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