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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その6
69 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/04(金) 14:10:34.46 ID:NIutBbQo
〜北の城、門外〜

ドドッ・・・ドドッ・・・ドドッ・・・

武士「見えて来たっ!北の城でござる!」

召喚士「…門が開いている…!?」

武士「開いている…というより…壊れて…!?」

魔道士「も、門の中に人がっ!」

ドドッ…ザザァ…

門内には倒れている女性と老人の姿がある。

召喚士達は下馬し、二人に近づく。

召喚士「ど、どうしました…?」

老人「ほっほ…いや何、城へ来てみれば何やら人が倒れておってな…」

武士「……巫女殿!?」

武士は巫女を抱え起こす。

巫女「…っう……ん」

武士「巫女殿…!しっかり!!」


70 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/04(金) 14:19:44.68 ID:NIutBbQo
老人「知り合いかね…?」

巫女「…っ!!」

武士「気付いたか…!良かった」

巫女「武士…様!?…そ、それにお爺さんも…!?」

召喚士「…!?」

武士「何があった!?聞かせて下されっ!」

巫女「…は、はいっ」

巫女はこれまでの経緯を召喚士達に話す。

召喚士「なるほど…戦士がその鬼と…」

武士「そして…御庭の姫君が…!」

召喚士「黙っていて…すみません」

武士「いえっ、お気にせず。話せない事もあるでしょう…」

召喚士「それで…巫女さんは名代さんの…?」

巫女「はい。間者として使わされ…途中で戦士さん達と…」

武士「…そうであったか」

巫女「お爺さんは…何故!?」

老人「この城に用があって、訪れたらお主が倒れておったのじゃよ」

巫女「無事で良かったです…」

召喚士「戦士…無事であってくれよ…!」


71 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/04(金) 14:50:56.83 ID:NIutBbQo
テクテク

召喚士「戦士は…この下か」

巫女「はい…助けたかったんですが…」

魔道士「戦士さん…」

テコテコ

座敷「おー!木綿〜!」

一旦木綿「なんじゃ、座敷か…!」

座敷「元気そうで何よりだなっ!」

武士「巫女殿…!地下への道は…?」

巫女「いいえ…地下なんて聞いた事も…」

召喚士「飛び降りるしか…ないか」

武士「皆で…行くか…」

魔道士「盗賊さん達も心配ですね…」

召喚士「魔道士さんと武士さんは先へ…!」

武士「大丈夫で…ござるか…?」

召喚士「はい。盗賊さん達を助けてあげて下さい!」


72 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/04(金) 14:55:24.86 ID:NIutBbQo
巫女「私も戦士を助けに…行きます!」

召喚士「いやっ…!でも…」

巫女は一旦木綿を、ロープのように床穴に垂らす。

巫女「これに掴まって降りれば大丈夫です!」

武士「…分かり申した。それでは先を急ぎまする!」

魔道士「召喚士さんっ、気を付けて下さい!」

召喚士「ありがとうございます!」

タッタッタッタッタ

召喚士「お爺さんは…、早く城を…」

老人「ワシも行くよ…何、安心せい…ほっほっほ」

召喚士「……」

巫女「このお爺さんは険しい山道も苦としないんですよ」

召喚士「お爺さん…何が目的なんです?」

老人「大名に招かれとったんじゃが…これでは無駄骨やも知れぬの」

召喚士「……危険だと思ったら、すぐに退いて下さい」


73 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/12/04(金) 14:56:37.40 ID:NIutBbQo
>>72
おいこら巫女、いつから呼び捨ての仲になったんだゴラァ

×巫女「私も戦士を助けに…行きます!」
○巫女「私も戦士さんを助けに…行きます!」


75 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/04(金) 15:21:38.69 ID:NIutBbQo
〜地下〜

戦士「っく!……いってぇ…!!」

鬼「まさか、床が抜けるとはなぁ」

戦士「…暗くて何も見えねぇ」

ザッザッザ…

戦士「牛頭のヤロウには気を付けねぇとな…」

鬼「あぁ、それなら任せろ」

戦士「あん?」

鬼「妖怪なら妖気で察知出来るぜ!」

戦士「ほー…頼もしいな」

鬼「任せとけや、相棒!」

戦士「誰が相棒だっ!馴れ馴れしい!!」

ザッザッザ

戦士達の前にうっすらと灯りが見えてくる。

戦士「松明…?誰だ…!?」


77 :パー速民がお送りします [] :2009/12/04(金) 15:28:59.51 ID:TFLXvIAO
占い師の言ってた老人はこっちなのか…?


78 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/04(金) 15:30:59.78 ID:NIutBbQo
鬼「!?」

戦士「…し、召喚士!?」

召喚士「…!?」

戦士「待ってたぜ!この野郎〜!」

召喚士「戦士!?無事で良かった…!」

ザッザッ

召喚士「…はっ!?」

戦士「…ん?あぁ、コイツは魔物だが味方…」

シュバッ…ドゴオォォ…!!

戦士が言い終える前に、鬼の棍棒が召喚士を叩き潰す。

戦士「…!!バカヤロウッ!味方だ!」

鬼「……けっ!」

召喚士「……う…うぅ」

戦士「人間には手を出すなと言ったろ!大丈夫か!?召喚士!」

鬼「あぁ!約束したぜ…!」


79 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/04(金) 15:43:11.15 ID:NIutBbQo
戦士「…はぁ?」

鬼「さっき言ったろ、妖気で分かるって…」

戦士「…まさか・・・この召喚士…!?」

鬼「クセェ妖気がプンプン漂ってやがるぜ!」

戦士「クセェってお前もそうだろ…」

鬼「おらっ、正体現せ!」

鬼は倒れる召喚士を蹴飛ばす。

バキィッ…ドスンッ…ドッ…ボゥン!!

煙と共に召喚士の姿が猫のような妖怪へ姿を変えた。

鬼「コイツは化猫、人間をマネて襲うのが得意な卑怯モンだ」

化猫「…なんで…おま…」

ガスッ!!

鬼「な…?人間は殺さねぇって言ったろ?」

戦士「……す、すまねぇ」

鬼「妖怪は人を騙すのが大好きだ。だがな、鬼は絶対に嘘をつかねぇ!」


80 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/04(金) 15:47:50.73 ID:NIutBbQo
召喚士「行けっ!サラマンダー!!」

シュイィィン

サラマンダー「なんやねん…」

召喚士「あ、結界を…」

サラマンダー「んなモンシルフにでも頼みぃー」

召喚士「いやいや!サラマンダーさんの結界がいいなぁって…」

ピクッ

サラマンダー「ほ、ほぉ…?」

召喚士「お願い出来ませんかね…?」

サラマンダー「ええわ、やったる!ようやっと分かってきたな、お前!」

召喚士「お、恐れ入ります…じゃあ、とりあえず降りましょう!」

サラマンダー「おっしゃあ!いくでぇ!」

召喚士「で、では先に降ります…」

シュルシュル…シュルッ……

召喚士に続いて、巫女と老人も地下へ降りて行く。


81 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/12/04(金) 15:51:11.24 ID:XgH22gAO
>>79
俺の中で鬼銘柄が急成長してる件


82 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/04(金) 15:55:37.23 ID:NIutBbQo
スタッ

巫女「暗くて何にも見えない…」

サラマンダー「嬢ちゃん!ワシが照らしたるわ!」

召喚士「さっすがサラマンダーさん!!」

座敷「さっすがさらまんだーさんっ!」

サラマンダー「そやろ!?ワハハハハ!おっと…」

召喚士「!?」

サラマンダー「…結界張ろか」

召喚士「!?…あ、結界はまだ…大丈夫かなぁ…」

サラマンダー「そか?」

召喚士「とりあえず…待機してましょう、待機!」

サラマンダー「?…まぁええわ。今日は気分がえぇ。一緒に居てやるわ!」

ザッザッザッザッザ

戦士「…灯り?召喚士!?」

召喚士「戦士!?…と、だ…誰…?魔物!?」

鬼「……んーコイツは人間だな!グハハッ!」


83 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/04(金) 16:01:36.55 ID:NIutBbQo
戦士「コイツは鬼。魔物だが、まぁ…仲間…かな」

鬼「よろしくな!俺はコイツの相棒だ!グハハッ!」

戦士「いい加減にしろ!」

召喚士「な、仲良さそうだね…はは」

戦士「なんか…んっ!?…巫女さん!」

巫女「戦士さん!ご無事でしたか…!」

戦士「あぁ…すまねぇ。盗賊と水忍さんは?」

巫女「私が気を失ってる時には…もう。おそらく先へ進んだかと…」

戦士「そっか…そりゃ仕方ね……!!」

老人「ほっほっほ」

戦士「ジーサン!アンタまで何で!?」

巫女「気を失っていたところを助けてくれたようで…」

召喚士「大名に呼ばれたそうだ」

戦士「ふーん…そうか」

鬼「んー…皆、人間みてぇだな」


84 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/04(金) 16:07:59.70 ID:NIutBbQo
戦士「んで、サラマンダーと一緒のチビッコは?」

召喚士「ん?あぁ…実は…」



戦士「なるほど…名代さんか…」

巫女「私の主です」

戦士「なかなか色モノパーティーになってきたな!ハハハッ!」

鬼「全くだわ!!グハハッ!」

戦士「お前が言うなっ!」

召喚士「ふふっ…あははっ…!」

鬼「お前何モンだ?嗅いだ事ないな…」

サラマンダー「あん?召喚獣ナメてるといてまうぞ?コラ!」

座敷「式神もだぞ、こらーっ!!」

鬼「式神みてーなモンか?ま、俺とは真逆の存在だわな」

座敷「おう!鬼ー、ヨロシクなー!」

老人「ほっほっほ…不思議な連中じゃ」


85 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/04(金) 16:18:08.40 ID:NIutBbQo
鬼「…!来やがった!!」

戦士「…まさか」

鬼「正真正銘…人を食い散らかした、臭せぇ妖気だ!」

召喚士「…っ!!」

戦士と召喚士が前に立ち、巫女は老人と後方へ移動する。

ドズン…ドズン…

鬼「…一匹じゃねぇな!」

戦士「…まずは…牛頭を叩く」

戦士は松明を拾い上げ、雷切りを右手に持つ。

召喚士「サラマンダーさん!」

サラマンダー「任しとき!」

サラマンダーが召喚士達の上に移動し、辺りを照らす。

ドズゥン…ドズゥン…

戦士「…来やがった」

パーティーの前に首のない牛頭が、再び立ちはだかる。


88 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/04(金) 16:53:39.23 ID:NIutBbQo
召喚士「く、首がないのに…生きてる!?」

戦士「どういう仕組みになってんだよ…アレ」

鬼「知らねぇ。俺もそうなのかもな!グハハハ!」

巫女「座敷っ!おいで」

座敷「はいよーっ!」

鬼「牛頭の後ろにもう一匹。んで、あと一匹いるな…どこだ?」

牛頭の背後から地鳴りのような声が響き渡る。

金鬼「ヌワハハハ!鬼と人間が手を組んでおるのか!?」

戦士「…これまた厄介そうなのが来たな」

鬼「アイツは金鬼、頑丈で刀を受け付けねぇぞ」

召喚士「それなら…俺の出番だな」

戦士「頼んだ。牛頭は俺とコイツで倒す!」

召喚士「…頼む!」

鬼「さーて…俺もようやく暴れられるぜ!!」

ダッ!!

鬼は牛頭の元へ一気に走り出し、戦士がその後に続く。


89 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/04(金) 17:00:17.49 ID:NIutBbQo


水忍「地下への通路はありませんね…」

盗賊「…あぁ」

水忍「…先へ…行かれますか?」

盗賊「…奴らもヤワではない…大丈夫だろう」

水忍「…御意に」

シュバッ!!…タッタッタッタッタ…

〜北の城、二の丸〜

盗賊「!?」

水忍「!!」

タタタッ…ザッ

風鬼「我が名は風鬼…!」

馬頭「何をしておるのだ…下階の奴らは…」

盗賊「…強いな」

水忍「馬頭と牛頭は対なる妖怪。同等と見て宜しいかと」

馬頭は巨大な薙刀を振り回し、身構える。


90 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/04(金) 17:23:06.07 ID:zNCM3IAO
???巫女は…どっちが…?


91 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/04(金) 17:26:22.58 ID:NIutBbQo
水忍「さて…どうしたものか」

風鬼「たった三人で…人間にしちゃ頑張ったな!」

水忍「姫…水遁は覚えておられますか?」

盗賊「…あぁ」

水忍「巫女殿はお下がりくだされ…」

巫女「は、はい…!」

シュバッ…タタッ

水忍「姫っ!同印をっ…!!」

盗賊「承知した!」

風鬼と馬頭の周りを駆けながら、盗賊は水忍の印を追い、

自分もまた同じ印を両手で結ぶ。

馬頭「…?」

盗賊「…いけるぞ!」

水忍「水遁…大渦潮!!」

ドドォン!!…ドドドゴオォォォ…!!

両者の後方から現れた、津波のぶつかり合いにより、

巨大な渦が出来上がり、風鬼と馬頭は飲み込まれていく。


93 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/04(金) 17:36:42.18 ID:NIutBbQo
巫女「…!」

風鬼「はぁっ!!」

風鬼の一喝により、渦の中心より竜巻が起こる。

渦潮は上空と四方へ吹き飛ばされ、霧となって降り注ぐ。

盗賊「…!?」

水忍「風か…相性が悪いな…」

ズダァンッ!!

竜巻の中より、馬頭が飛び出し、宙より水忍を狙う。

馬頭「ふんっ!!」

水忍「…むっ!?」

ドゴアァッ!!…ガラガラッ…ドシャァ…

間一髪左へよけ、再び印を結ぶ。

しかし馬頭の脇より、風鬼が再び竜巻を放つ。

ビュオォォ…!!…バシイィ…!!

竜巻に巻き上げられ、水忍は後方へ吹き飛ばされる。

水忍「…くぅっ!……ごほっ!!」


95 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/04(金) 17:40:51.49 ID:KIT7w7ko
忍術とか式神とかややこしくなってきたな


97 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/04(金) 17:49:30.94 ID:NIutBbQo
盗賊「水っ!!」

水忍「…構わず!」

盗賊は水忍の一言により、走る向きを風鬼に変える。

風鬼「さぁ、お前も吹き飛ぶがいいわっ!!」

風鬼の放つ竜巻が盗賊に迫る。

だが盗賊は容易くかわし、更に間合いを詰める。

盗賊「…やっ!」

盗賊が斬りかかる瞬間、もう一つの竜巻が直撃する。

風鬼「おいおい…このぐらい考えろよな!ギャハハッ!」

ゴオォォッ…バシュゥ…バシャッ…

竜巻に飲み込まれた盗賊が弾け、水となり…散る。

風鬼「なにぃ!?」

盗賊「…水遁…霧隠れ」

水忍「……お見事!」

盗賊の蜘蛛切が風鬼を、背後から一刀の下に切り伏せた…。


98 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/12/04(金) 17:50:53.20 ID:NIutBbQo
>>95
すいません…多分東方終わったら激減しますので…


100 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/04(金) 17:55:46.57 ID:YpYdXVwo
>>98
いいと思うけど、うまいこと関連性など風呂敷を綺麗に畳めたら尚いいね


101 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/04(金) 17:59:34.95 ID:QnsWFQgo
>>100
なんで高層ビルから見下ろしてるような発言なんだ
一体何様だよw


102 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/04(金) 17:59:53.61 ID:NIutBbQo
ドシャアァッ

盗賊「…次っ!」

馬頭「……いい腕だ」

ヒュバッ!!

馬頭が薙ぎ払うが、盗賊はしゃがみ、攻撃をかわす。

続けて馬頭は、薙刀を頭上から振り下ろす。

ドズウゥン…

馬頭「!?」

盗賊は、振り下ろした薙刀の柄に乗り、馬頭めがけて走る。

タタタッ…ザシュッ…ドシュゥ

盗賊「…やはり浅いか」

馬頭「速さはあるが…非力だな」

ブォン!!…ギキィン…キィン…ガキィィンッ…キィン…

盗賊と馬頭は激しい火花を散らしながら、刀身を打ち合う。

水忍「……姫…っ」


103 :パー速民がお送りします [] :2009/12/04(金) 18:00:14.26 ID:cVCyvnI0
あまりこういうことは言いたくないが…

盗賊は 何 故 いままで術使わなかったのか


104 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/12/04(金) 18:02:00.49 ID:NIutBbQo
>>103
盗賊は奥義書ないから、覚えてても使えなかったのです
今は水だけ拝借したから水遁は使えます


105 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/04(金) 18:02:21.03 ID:caLVlEEo
おっぱいに忍術分の栄養を取られたのだよ。

って言うのは冗談で藤倉の家を飛び出したもんだから
極力忍術は使いたくなかったんじゃないか?
悟られないように。


106 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/04(金) 18:03:11.66 ID:YpYdXVwo
>>101
いや、希望を言っただけなんだけどそんなに上から目線だったか?
そう見えてたらすまん、ほんとに謝る


107 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/04(金) 18:03:41.15 ID:iUuPvESO
>>96俺の式神:カセイホウケイを式神:ズルムケカリダカと交換してください


108 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/12/04(金) 18:06:41.78 ID:NIutBbQo
>>105
おぉ、それもあるかもしれませんなw

>>106
お気にせず!見事キレイに回収したらカッコイイだろうなぁorz

>>107
魔道士「ふふっ…この式神、カワイイですねー!」


110 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/04(金) 18:12:30.92 ID:NIutBbQo
盗賊「…くっ!……ふっ!」

馬頭「…押されておるぞ…?どうした?」

水忍「巫女殿…!」

巫女「…は、はいっ!」

水忍「……?い、いやっ…もっと後方へ!」

巫女「あ、は…はいっ」

水忍は馬頭の横へ回り込むと、印を結び、

両手から無数の手裏剣を飛ばす。

水忍「水遁…水手裏剣!」

馬頭「…むっ!!」

盗賊「今だっ!」

タンッ…

馬頭が一瞬目を離した隙に、盗賊が懐から斬り上げる。

だが、馬頭は笑いながら目もくれず盗賊に呟く。

馬頭「かかったな…バカがっ!!」

馬頭から放たれた落雷が、盗賊の頭上に降り注いだ…。


112 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/04(金) 18:26:10.03 ID:NIutBbQo
盗賊「うあぁぁぁっ!!」

水忍「ひ、姫っ…!!」

ドサッ…

馬頭「愚かなな奴だ…クックク…!」

馬頭は左手で盗賊を吊り上げる。

盗賊「ぐぅっ…!」

馬頭「さて、楽に首を斬り落とすか…それとも…」

ザシュッ……チンッ…ドサッドサァ…

馬頭の左腕と盗賊が地面に落ちる。

水忍「姫っ!!」

タタッ

水忍は盗賊を素早く抱え上げると、後方へ離脱する。

馬頭「…!?な…何が…っ!?」

ザッザッザ…

武士「…拙者が相手を致す。掛かって参れ…!」


114 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/04(金) 18:29:01.28 ID:caLVlEEo
奥義書はCOMPで知識はヒロエモンやデビルアナライザーのようなモノだったのか・・・。
というわからない人にはわからないネタ。

>>107
それだけを交換するとなると式神:ズルムケカリダカは無理ですね・・・。
式神:フタナリダカラを足すと式神:コンギョクフグリをおまけして交換してあげましょう。


115 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/12/04(金) 18:32:13.79 ID:NIutBbQo
そういえばこの前、女神転生SJがセーブ中フリーズして、
電源入れなおしたらデータが吹っ飛んだヤシがいるので、
メガテンの話題を避けるといいって式神が言ってた


116 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/04(金) 18:41:24.97 ID:NIutBbQo
馬頭「…くっ、こ…のっ…!」

武士「大丈夫でござるか…!?」

水忍「姫っ…!息はあるっ!」

馬頭「貴様ァ……ゆ、許さんぞ!」

武士「…こちらの台詞だ」

武士はゆっくりと正面を向くと、鞘に手をかける。

チャキッ…

水忍「…居合いか…!?」

馬頭「片腕だろうがなぁ…この程度ぉぉ!!」

馬頭は右腕で薙刀を振り回し、武士に迫る。

武士「……」

馬頭「喰らえぇっ!!」

キィン…ザシュウゥゥ…

馬頭「……なん…で…」

国綱を鞘に収める武士の背後に、馬頭の首が転げ落ちた…。


117 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/12/04(金) 18:45:12.40 ID:NIutBbQo
さて、では失礼致します!ノシ
夜は予定がアレなんですが、来るようにしたいです
本日も多大なるご支援、ありがとうございました!


120 :パー速民がお送りします [] :2009/12/04(金) 20:50:20.55 ID:5/dMkkSO
東方編は登場キャラが全員かっこよすぎだろ……


123 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/04(金) 21:49:18.32 ID:F04nucDO
今更だけど奥義書と術ってFF9の装備品とスキル(?)の関係みたいだな
スキルのゲージ貯まるまで極めないと
その装備なしでスキル使うってことが出来ない感じ

9ってそんな感じじゃなかったっけ?
何となく王道な感じの9が好きだけどやったの何年も前だからな……


124 :パー速民がお送りします [] :2009/12/04(金) 21:51:18.55 ID:AuDr5AAO
鬼と武士がいい味出しすぎててファンになった


125 :パー速民がお送りします [sage sage] :2009/12/04(金) 22:26:26.10 ID:ItltnD.o
西国編と人気が違いすぎわろす



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