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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その8
797 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/04(月) 15:50:57.29 ID:oPA8Kgco
〜次の日〜

戦士「どうだった!?」

召喚士「召喚出来たよ…!」

魔道士「やったぁ!良かったですね!」

召喚士「ありがとうございます!」

戦士「…どした?」

召喚士「あ、実は……」

盗賊「…?」



魔道士「ユニコーンさんが…?」

戦士「どういう事なんだ?」

召喚士「分からない。でも…あれは今までのユニコーンとは違った…」

戦士「あれじゃねーのか?スフィンクスん時みたいに…」

召喚士「いや、神官さんはユニコーンを会得してなかったし、それに…」

盗賊「……?」


798 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/04(月) 15:52:03.72 ID:oPA8Kgco
召喚士「召喚してみたけど…やっぱり代わってた…」

魔道士「そうですかぁ…」

召喚士(確かにあの時のユニコーンの言葉…)

魔道士「…?」

召喚士(頑張れよ…これからも…、か。別れのような…)

魔道士「召喚士…さん?」

召喚士「あ、すいません」

戦士「まぁ、ひとまずは復活だな!」

召喚士「うん。お騒がせしました」

盗賊「…気にするな」

魔道士「ほんと良かった…!エヘヘ!」



召喚士「お世話になりました」

魔道士「また来ますね!!」

女王「もうしばし、ゆっくりとされたら良いのに…」


799 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/04(月) 15:53:37.98 ID:oPA8Kgco
王女「そうですよ…遠慮などせずとも…」

召喚士「えっと、いやまぁ……」

盗賊「……」

戦士「なかなかゆっくりもしてられなくて…!」

召喚士「そうそうっ!」

女王「左様ですか…」

神官「またいつでもお立ち寄り下さい」

王女「いつでも歓迎致しますわ!」

魔道士「ありがとうございますー!」

召喚士「では、失礼します」

テクテクテク…

王女「……王子も残念でしたわね」

女王「全く……」

神官「そうですね…でも…」

女王「…?」


800 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/04(月) 15:57:00.33 ID:oPA8Kgco
神官「今の王子はまだ会わない方が良かったかもしれませんね」

王女「そう…ですか…?」

神官「今は一人で頑張ってらっしゃいます…」

女王「…ええ」

神官「気が緩むと、決心も揺らぎかねませんからね」

女王「そう…ですね……」

〜街〜

戦士「さーて、後は土産に酒を買って、と…」

魔道士「またお酒ですかぁ?」

戦士「いいじゃねぇか!そんな飲んでないだろっ!」

魔道士「飲んでますよ!ねぇ、盗賊さん!」

盗賊「え…あ、うん」

魔道士「…盗賊さん?」

召喚士「あ、ワークショップでお金を下ろして来ます」

戦士「はいよー、置引きに気をつけてなっ!」


801 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/04(月) 15:58:28.71 ID:oPA8Kgco
召喚士「戦士……」

戦士「冗談だよ!冗談っ!!」

召喚士「……もう」

魔道士「えへへっ!!」

盗賊「……」

〜ワークショップ〜

召喚士「お願いします」

店員「はい。少々お待ち下さいませぇ」

召喚士「ふー…」

パラパラパラッ…

召喚士「!!?」

店員「お待たせ致しましたぁ」

召喚士「あ、すいません」

店員「あと依頼完了の報告が一件届いております」

召喚士「あ…っ!ありがとうございます」


802 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/04(月) 15:59:41.41 ID:oPA8Kgco
店員「またのご利用、お待ちしておりますぅ」

テクテクテク…

魔道士「お帰りなさーい!」

召喚士「お待たせしました」

戦士「ん?何だそれ…?」

召喚士「ああ、依頼してたワーカーからの報告書だよ」

盗賊「…依頼?」

召喚士「サモナーさんへ手紙が届いたって事ですね」

戦士「おぉ!せっかくだから行ってみるか?」

召喚士「いや…」

召喚士は紙を広げ、三人に見せる。

召喚士「サモナーさんも忙しいみたいだし、また報告してくれるってさ」

戦士「そっか…」

魔道士「それじゃ報告を待ちましょうか!」

盗賊「…だな」


803 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/04(月) 16:02:01.05 ID:oPA8Kgco
召喚士「さて、じゃあ帰りましょうか!」

盗賊「…うむ」

戦士「おう…!次はどこ行くんだ…?」

召喚士「俺は特に…」

盗賊「……私も」

戦士「魔道士、何かあるか?」

魔道士「もし良ければ…ですけど…」

召喚士「…?」

魔道士「バーテンさんの所へ…」

戦士「…?」

召喚士「そ、それは構いませんけど…?」

魔道士「ありがとうございます!」

盗賊「…何か…あるのか?」

魔道士「えっと…」

召喚士「…?」


804 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage] :2010/01/04(月) 16:46:50.94 ID:kXln.3U0
召喚士の安定感は、今までのユニコーンに支えられていたと言っても過言ではない
だけど…これじゃ安定しなくなったな…


809 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/04(月) 17:44:56.02 ID:oPA8Kgco
〜バーテンの店〜

カチャッ…チリチリン…

魔道士「こんばんはー」

バーテン「おう…。お…っ!?」

召喚士「どうも…」

戦士「お久しぶりっす!」

盗賊「…おひさしぶりっす」



バーテンがグラスに酒を注ぐ。

バーテン「なるほどな…無事解決したみたいだな」

魔道士「はい。ありがとうございました!」

バーテン「……」

コトッ

召喚士「ありがとうございます」

魔道士「あ、あのっ…!」


810 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/04(月) 17:45:50.28 ID:oPA8Kgco
バーテン「ん…?」

魔道士「マジシャンさんから…何か伝言がありませんか?」

バーテン「伝言はねぇな…」

魔道士「そう…ですか…」

バーテン「占い師の奴が持ってきたツケ代の中に…」

盗賊「……?」

バーテン「こんなモンは入ってたけどな…」

バーテンは魔道士宛の手紙を差し出す。

魔道士「これ…!?」

バーテン「あのバカからだよ」

魔道士「ありがとうございます…っ!!」

カサッ…ペラッ…

召喚士「どうです…?」

魔道士「しばし待て……って」

戦士「しばし待て!?なんだそりゃ…」


811 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/04(月) 17:46:59.30 ID:oPA8Kgco
魔道士「さ、さぁ……」

バーテン「まぁ、近いうちにプラっと顔を出すだろうよ」

盗賊「…?」

バーテン「アイツにゃ優秀な占い師が付いてるからな…」

召喚士「そっか…。これも予想済みって事か…」

バーテン「あんまり急いても仕方ない。たまには羽を伸ばすのもいいぞ」

戦士「まぁ…そうだな」

魔道士「はいっ!じゃあ待ってましょう!」

盗賊「…ああ」

召喚士「それじゃ、宿の手配を……」

魔道士「私達行ってきますよ!」

召喚士「いや、大丈夫ですよ!」

魔道士「いいですからっ!のんびり飲んでて下さい!」

戦士「悪りぃな」

魔道士「エヘヘ!じゃ、盗賊さん行きましょうか!」


812 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/04(月) 17:48:08.22 ID:oPA8Kgco
盗賊「…うむ」

魔道士「それではまた後で!」

バーテン「おう」

ガチャッ…チリチリン…

バーテン「せっかくの気遣いだ。ゆっくり飲みな…」

戦士「うっす」

召喚士「あ、戦士…」

戦士「ん…?」

召喚士「ちょっと…相談なんだけどさ…」

戦士「…?」

〜外〜

テクテクテクテク…

魔道士「盗賊さんっ」

盗賊「…ん?」

魔道士「西国でどうしたんですか…?」


813 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/04(月) 17:49:07.87 ID:oPA8Kgco
盗賊「…いや…別に」

魔道士「だって……」

盗賊「…気にしなくて…いいから」

魔道士「……でも」

盗賊「……」

魔道士「盗賊さん…元気ないから…」

盗賊「……ごめん」

魔道士「…私も…悲しくなっちゃいます」

盗賊「!?」

魔道士「なんだか…心配で…っ」

盗賊「げっ、元気!…ほ、ほらっ!」

魔道士「……うぅー」

盗賊「わ、あぁ……え、えと!」

魔道士「本当に大丈夫ですか?」

盗賊「…う、うんっ!」


814 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/04(月) 17:50:12.24 ID:oPA8Kgco
魔道士「本当に?」

盗賊「ほっ、本当!」

魔道士「本当?」

盗賊「本当っ!!」

魔道士「なら…いいですけど…」

盗賊「……なんだか」

魔道士「?」

盗賊「…く、口下手…だからっ」

魔道士「……」

盗賊「み、皆と…こう、も…盛り上がったり」

魔道士「…盗賊さん」

盗賊「おっ、お喋り出来なくて…その…っ」

魔道士「……大丈夫ですよ!!」

盗賊「へ…っ?」

魔道士「盗賊さんのそういうとこ、ちゃんと分かってます!」


815 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/04(月) 17:51:04.05 ID:oPA8Kgco
盗賊「……う、うぅ」

魔道士「二人もきっと…分かってますから…!」

盗賊「…魔道士」

魔道士「だから無理しないで下さい!」

盗賊「う、うん…」

魔道士「東方の家にいた時の盗賊さん…」

盗賊「…?」

魔道士「凄いお話したましたよ?」

盗賊「そ、そうかな…?」

魔道士「はい。それに前に比べれば…いっぱいお話してます!」

盗賊「……」

魔道士「だから少しずつ、頑張りましょう!!」

盗賊「…う、うん」

魔道士「エヘヘ!さぁ、行きましょー!!」

テクテク…


816 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/04(月) 17:53:48.45 ID:oPA8Kgco
盗賊「…ま、魔道士っ!」

テクテク…ピタ

魔道士「はいっ?」

盗賊「……あ、ありがと」

魔道士「…エヘヘッ!!」

〜バーテンの店〜

戦士「何だそりゃ…?」

召喚士「変なんだよ…」

戦士「ユニコーンってもっと無口でなんつーか…」

召喚士「そうなんだよ!!」

戦士「うーん…?何なんだろうな…」

召喚士「ただ、もっと問題なのが……」



戦士「処女……だぁ!?」

召喚士「…う、うん」


817 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/04(月) 17:58:35.13 ID:oPA8Kgco
戦士「なんか…めんどくさいな…」

召喚士「…うん」

戦士「てか、俺…怪我出来ねぇな…」

召喚士「…うん」

戦士「し、死ぬかも…しれないな…」

召喚士「…う、うん」

戦士「……どうすんだよ!?」

召喚士「わ、分からないよっ!どうしよう…!」

戦士「参ったなぁ……」

召喚士「手段は三つ…」

戦士「…?」

召喚士「一つは…ユニコーンに何が何でもお願いする…」

戦士「は、はぁ…」

召喚士「二つ目は…ユニコーン以外の回復召喚獣を会得する!」

戦士「それだ!それしかねぇ…!!」


818 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage] :2010/01/04(月) 18:01:20.02 ID:EqwoMGcP
戦士「尻は処女だぜ」


819 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/04(月) 18:01:34.80 ID:oPA8Kgco
召喚士「でも…回復召喚獣なんて知らないし…」

戦士「おいっ!ダメじゃねーか!」

召喚士「み、三つ目…」

戦士「なんだ…?」

召喚士「プリーストを…仲間にする」

戦士「……なるほど」

召喚士「い、一番現実的かなぁ…と」

戦士「…アテは?」

召喚士「戦士の知り合いでいる?」

戦士「いない」

召喚士「俺も……」

戦士「だぁー!ダメじゃねぇか!」

召喚士「ぼ、募集して…来ないかな?」

戦士「0じゃないけど…まぁ、難しいだろうな」

召喚士「……そっか」


820 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage] :2010/01/04(月) 18:02:56.86 ID:cuv0rwDO
ユニコーン(初代)「えっ」


821 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage] :2010/01/04(月) 18:04:28.59 ID:B1FuyhIo
名前わすれたけど召喚士はゲイコーン習得させてもらってこいよww


822 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/04(月) 18:04:36.56 ID:oPA8Kgco
戦士「組み初めならともかく…」

召喚士「…」

戦士「ワークショップにもそこそこ名前が出ちまってる」

召喚士「うん…」

戦士「そんなパーティーに後から入ろうなんて、なかなか出来ないぜ?」

召喚士「確かに…そうだね」

戦士「それに…今の四人が凄い良い形でハマってる」

召喚士「うん」

戦士「そこに一人増えたら…吉と出るか凶と出るか…」

召喚士「……そうだよなぁ」

バーテン「難しい問題だな」

召喚士「うーん…」

バーテン「最悪、傭兵ってテもあるぜ?」

戦士「おぉ!そうか…!」

召喚士「……傭兵」


823 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage] :2010/01/04(月) 18:06:14.06 ID:kXln.3U0
回復専門の召喚獣をなんとしてでも会得してもらわねば…
あんな腐れユニコーンなんぞ、もう見たくないわ!


824 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage] :2010/01/04(月) 18:07:32.32 ID:uADxXhMo
やはり初代のイケメンユニコーンさんじゃないと駄目だ……ッ
なんとかして戻ってきてもらうしかないぞ!


825 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/04(月) 18:08:16.83 ID:oPA8Kgco
バーテン「ああ。臨時でパーティーに入ってもらうってワケだ」

召喚士「なるほど…!」

戦士「ちょっと手こずりそうな時は、それもいいかもな」

召喚士「うん」

バーテン「しかしプリーストの傭兵なんていんのかね?」

召喚士「……」

戦士「……おっさん?」

バーテン「いや悪い。自分で言っといて何だが…」

召喚士「いる…かな…?」

戦士「いる…かも…」

バーテン「………まぁ、飲め」

コトッ

召喚士「とりあえず…二人にも聞いてみよう…」

戦士「おう。それがいい……はぁ…」

カラッ…ゴクッゴク…


840 : ◆1otsuV0WFc [saga sage] :2010/01/04(月) 21:47:54.54 ID:ndjYa8Uo
〜食事処〜

魔道士「プリースト…ですか?」

召喚士「はい」

魔道士「知りませんねぇ」

盗賊「…うむ」

戦士「そっか…」

魔道士「あ、でも……」

戦士「知ってるのか!?」

魔道士「いや…賢者さんなら…」

召喚士「賢者!?」

戦士「それでもいいんじゃないか…?」

召喚士「うん…」

魔道士「あ、でも…居場所とかは分からないですね」

召喚士「そうですか…」

戦士「知り合いなのか?」


841 : ◆1otsuV0WFc [saga sage] :2010/01/04(月) 21:56:24.70 ID:ndjYa8Uo
魔道士「いえ、そういうわけでは…」

召喚士「…?

魔道士「ちょっと前に助けて貰っただけです…ふふっ」

戦士「そっか…」

召喚士「そうなるとやはり…傭兵かもしくは…」

戦士「新たな回復召喚獣を増やすのが良さそうだな」

召喚士「そうだね」

魔道士「でも、回復召喚獣ってどんなのなんでしょうか?」

盗賊「…聞いた事もないな」

召喚士「そうなんですよねぇ…」

戦士「だれか詳しい奴はいないのかねぇ?」

召喚士「いるにはいそうだけど…」

盗賊「…?」

召喚士「サモナーさんか…青龍先生…」

戦士「……だよなぁ」


850 : ◆1otsuV0WFc [saga sage] :2010/01/04(月) 23:12:10.23 ID:ndjYa8Uo
召喚士「当面は……土下座しよう」

戦士「何だそりゃ?」

召喚士「いや、なんとかユニコーンに頼んで…」

魔道士「きっと大丈夫ですよ!」

戦士「お気楽に…」

魔道士「…?何です…?」

戦士「何でもねぇ」

召喚士「まぁ、まずは魔道士さんの修行が優先って事で…!」

戦士「おうっ」

魔道士「なんだか…すいません!」

召喚士「いえいえ」

盗賊「…気にするな」

魔道士「ありがとうございますー!ふふっ!」

戦士「とりあえずはマジシャンのオッサンだな…」

召喚士「うん…。マジシャンさんに会おう!」


851 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [saga sage] :2010/01/04(月) 23:38:48.73 ID:ndjYa8Uo
ダメだ…なんだか頭が働かず文章が稚拙すぎる\(^o^)/
今日は寝ます…すいません。ほんとに…orz
ご支援ありがとうございました!ではでは、また明日!ノシ


852 : ◆1otsuV0WFc [saga sage] :2010/01/04(月) 23:48:21.49 ID:ndjYa8Uo
〜オマケ〜

魔道士「盗賊さんて早口言葉とか苦手そうですよね!」

盗賊「そ、そんな事っ…ない!」

魔道士「本当ですか…?」

盗賊「ほっ、本当!!」

魔道士「生麦生米生卵!!はいっ!!」

盗賊「な、生麦生米なっ、生卵!!」

魔道士「赤パジャマ青パジャマ黄パジャマ!」

盗賊「赤パッ、パジャマ青パジャマッ、黄パジャヤッパッ、パジャッマ!」

魔道士「ふふ…っ!…クスクスッ!」

盗賊「ち、違っ!!」

魔道士「竹垣に竹立てかけた!」

盗賊「たっ、竹垣に…っ竹かっかけたけっ…はうぅっ!!」

魔道士「ふふーっ!!」

盗賊「ちょ…っ!も、もうっ!///」


866 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage saga] :2010/01/05(火) 14:15:08.15 ID:2SvNj6co
おはようございます!第十部は語りばっかでスイマセン
たまにはほのぼのって事でお許しを…↓続き


867 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/05(火) 14:16:33.53 ID:2SvNj6co
〜風呂〜

魔道士「ふ〜ふ〜ふふん♪」

盗賊「……」

ヌギヌギッ

魔道士「あ、ちゃんとブラジャーつけてますね!」

盗賊「…ちょっと…窮屈だけど」

魔道士「……」

盗賊「…えっ?な、何…?」

魔道士「えいっ」

パチンッ…ブルンッ……パサッ

盗賊「……あ」

魔道士「ブラジャーの跡が残っちゃいましたね…」

盗賊「…うん」

魔道士「この差は…何だろう…」

盗賊「…ん?」

魔道士「何でもないでーす!さぁ、入りましょうっ!」


868 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/05(火) 14:17:56.85 ID:2SvNj6co
カポーン

戦士「……」

召喚士「…」

戦士「ふうぅ〜…」

召喚士「戦士…」

戦士「んー?」

召喚士「身体…また傷が増えたね…」

戦士「毎度の事だ。気にもしてねぇよ…!」

召喚士「そっか。勲章だね」

戦士「ははっ!かもな…!てか…召喚士…」

召喚士「ん?」

戦士「お前こそ、だいぶ筋肉付いてきたな…」

召喚士「そ、そうかな…ははっ…」

戦士「召喚士……」

召喚士「戦士……」


869 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/05(火) 14:20:03.07 ID:2SvNj6co
カポーン

魔道士「悩みがあったら、ほんと言って下さいね…!」

盗賊「…ありがとう」

魔道士「自分に正直になる事ですよっ」

盗賊「…?」

魔道士「私、今まで無理してました…」

盗賊「……」

魔道士「でも、自分の正直な気持ちを信じて…飛び出しました」

盗賊「…そっか」

魔道士「そしたら…凄いスッキリしました!エヘヘ!」

盗賊「…正直に…か」

魔道士「はいっ!自分でずっと抱えてても…ツライだけですもの」

盗賊「…そうだよな」

魔道士「そうですっ!ふふっ…エヘヘ!」

盗賊「…うん。…ありがと」


870 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/05(火) 14:21:29.88 ID:2SvNj6co
カポーン

召喚士「あの…気にしないで聞いて欲しいんだけど…」

戦士「んー?」

召喚士「ワークショップ行った時さ、功績リスト見たんだ」

戦士「んー」

召喚士「眼鏡さん……ランク2位だった…」

戦士「………そ…っか」

召喚士「鉱山の魔物も、きっと眼鏡さんが…」

戦士「……ま、いいじゃねぇか」

召喚士「戦士…?」

戦士「俺は俺、彼らは彼ら。もう気にしてねぇよ」

召喚士「そっか…」

戦士「しかし…上位ランカーほとんど知り合っちまったな…」

召喚士「うん…。ラッキーなのかなんなのか…ははっ…」

戦士「俺達はノンビリ行こうぜ…!背伸びしてもしょうがねぇ…」

召喚士「…そうだね」



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