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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その20
- 866 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga]
投稿日:2010/10/23(土) 23:53:34.23 ID:g0D7Oz6o
…
魔道士「まず…こちらが一般教室です!」
戦士「…お、授業が始まってるみたいだな」
魔道士「はいっ。今は教科書を元に講義を受けてるみたいですね」
盗賊「…どんな事をするんだ?」
魔道士「そうですね。ここは高等部の一年生だから…魔法の基礎あたりでしょうか」
召喚士「五行とかそういう事ですか?」
魔道士「ええ。まずは知識を付けて、それから実践に入るんです!」
戦士「…ほぉ。俺も基礎を学べば魔法使えるようになるのかな?」
召喚士「まぁ資質によるところもあると思うけど…可能なんじゃないかな」
戦士「ふぅん。まぁ俺はややこしい事より剣振りまわしてる方が性に合ってるわな」
盗賊「…同意」
召喚士「俺も…召喚術の方が楽でいいかな」
魔道士「それじゃ次に行きましょうか」
戦士「おうっ!」
- 867 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/24(日) 00:01:07.16 ID:ExGij1ko
…
召喚士「ここは何ですか?」
魔道士「ここが実践室ですね。…あ、あっちの教室で授業中のようです!」
テクテクテク
魔道士「…見えます?丁度二行合体の練習をしてるみたい…」
盗賊「…成程な」
魔道士「流石に五行は教わりませんでしたけどね…」
召喚士「確かに危険なものですからね。学校では教えないんでしょうね…」
魔道士「師匠さんもそんな事を仰ってましたね…」
召喚士「ええ。でも、それが正しい事なんだと思いますよ」
盗賊「…命を犠牲にしてまで得るものはない…か」
魔道士「あと…こっちが魔法研究室ですね」
戦士「研究?」
魔道士「ここは先生方がメインなのですが、新たな魔法を考案したりしてます」
召喚士「…へぇ」
- 868 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/24(日) 00:07:30.03 ID:ExGij1ko
テクテクテクテク
召喚士「研究って何をしてるんですか?」
――「例えば同じ火の魔法でも、火の玉や火柱や…色んな形状や用途があるじゃろ?」
魔道士「あっ!火の先生!!」
火の先生「ひょひょ…お主は確か……」
魔道士「魔道士です!ご無沙汰してます!!」
火の先生「そうか…魔道士かぁ。何年ぶりかの?」
魔道士「えぇと…卒業してからだから…二年ぶりくらいですかね?」
火の先生「そうかそうか。して、こちらの者は?」
召喚士「パーティー仲間の召喚士と申します」
火の先生「そうか、ワーカーになったのか…。頑張っておるか?」
魔道士「はいっ!何とか頑張ってやってます!」
火の先生「それは何よりじゃ」
魔道士「火の先生は火行を得意とする魔道学校でも優秀な先生なんですよ〜」
盗賊「……ほぉ」
- 869 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/24(日) 00:13:59.50 ID:ExGij1ko
戦士「研究もやってんのか?」
火の先生「そう、今申したように色んな用途があるじゃろ?その研究をしておる」
召喚士「なるほど…。大切な事ですもんね」
火の先生「流石に魔法は古代からあるの。ある程度はもう確立されておる」
魔道士「それでも、まだまだ色々な使い方があるはずですもんね!」
火の先生「そうじゃ。人間探究心を失ったらそれまでじゃよ」
盗賊「……だな」
戦士「何か研究の成果はあるんですかい?」
火の先生「そうじゃの…。今考えておるのは…」
ヒュイイィィ…ドドオォンッ…ズゴゴゴゴ
魔道士「これは…火と土の合体魔法…?」
火の先生「そうじゃ…。そして…これをこうして…」
ギュオオォォッ……ゴトンッ!!
召喚士「こ、これは…っ!?」
火の先生「…壺じゃ」
- 870 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/10/24(日) 00:15:11.70 ID:Wbmk//.o
陶芸wwwwwwwwww
- 871 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/24(日) 00:17:07.42 ID:ExGij1ko
戦士「……壺?」
魔道士「え、えぇと…これを…どうするんです?」
火の先生「…うむ。その先はまだ考えておらん」
召喚士「土の形状を変え、高温で焼き…壺を作りだしたと…」
戦士「……実用性ねぇな」
火の先生「…あのな、さっきも申した通り探究心……」
パチンッ…ドドオオォォンッ!!…ザザアアァァッ!!
盗賊「!?」
魔道士「つ、壺の中に…水が…!?」
火の先生「誰じゃ!?」
テクテクテクテク
水の先生「壺に水を入れておけば…貯水は出来ますね」
火の先生「水の…貴様か」
水の先生「火の先生は相変わらず怒りっぽい。少し水で頭を冷やしたらどうです…?」
火の先生「なんじゃとぉ!?この青二才がっ!!」
- 872 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/24(日) 00:20:11.62 ID:ExGij1ko
召喚士「あ、あの…こちらは?」
魔道士「水の先生…。水行を得意とする若いけど一流の先生ですよ」
水の先生「魔道士、久し振りだな」
魔道士「水の先生もお元気そうで!」
火の先生「水のっ!ワシの話を聞かんか!」
水の先生「火の先生。ですからそんな壺だけでは役立たずだと…」
火の先生「ワシが役立たずじゃとぉ!?まだまだ若いモンには負けんわいっ!」
戦士「……仲、悪そうだな」
盗賊「…火と水って…どこも仲が悪いのかな?」
魔道士「…二人とも…もう止めて下さいよっ!」
火の先生「えぇい五月蠅い!黙っておれ!」
水の先生「魔道士、ここはいいから他へ行きなさい」
魔道士「……は、はいっ」
召喚士「そ、それじゃ行きましょうか」
戦士「……だな」
- 873 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/24(日) 00:22:55.38 ID:ExGij1ko
テクテクテク
魔道士「…あの二人は昔からいっつも喧嘩してるんですよ」
召喚士「まぁ喧嘩する程、仲が良いともいいますから…」
戦士「そうそう。あんぐらい元気じゃねーとな!ははっ!」
盗賊「…次は?」
魔道士「そうですね…あ、この先は屋上ですね」
召喚士「屋上…」
魔道士「昔はよく、屋上でウィッチちゃんとお弁当食べたりしましたねぇ…」
召喚士「せっかくなんで行ってみましょうか」
魔道士「……そうですね!」
テクテクテク…カンカンカン
魔道士「ここが屋上ですー!……あれ?」
戦士「…誰かいるな」
召喚士「…あれ?……あの人…っ」
屋上の手すりに腕を乗せ、外をぼーっと眺める一人の男。
- 874 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/24(日) 00:27:49.04 ID:ExGij1ko
盗賊「……知り合いか?」
召喚士「確か…北の港で詩人さんの歌を聞いていた時…」
――「……ふぅ」
魔道士「!!」
タッタッタ
魔道士「け、賢者…さんっ!?」
男の元に駆け寄る魔道士。賢者と呼ばれたその者がゆっくりと顔を向ける。
賢者「…ふぅ。君は……えぇと」
魔道士「以前お世話になった…魔道士ですっ!」
賢者「……あぁ、魔道士さん……ふぅ」
召喚士「確か、北の港にいらっしゃいましたよね…?」
賢者「北…?あぁ、よく行くからね……ふぅ」
魔道士「賢者さんは魔法も回復も出来る凄い人なんですよ!」
戦士「世話になったって言ってたな?」
魔道士「はい…。あの一ヶ月の時に助けて貰ったりしたんです」
- 875 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/24(日) 00:31:13.68 ID:ExGij1ko
召喚士「あ…っ、そういえば賢者に知り合いがいるって…」
魔道士「…はい。それがこちらの賢者さんです」
賢者「……よろしく…ふぅ」
魔道士「でも、賢者さんが何故ここに…?」
賢者「元々僕はここの出身でね。臨時講師をしてるのさ……ふぅ」
盗賊「…成程」
召喚士(…そうか。だからあの時…魔力に詳しかったわけだ)
賢者「…ふぅ、もう休憩も終わりか…失礼」
テクテクテク
魔道士「あ…っ」
賢者「…何か?」
魔道士「いえっ、あの時はお礼も言えず…ありがとうございました!」
賢者「気にしないで。僕は自分の事以外全く興味がないから…ふぅ」
テクテクテクテク
戦士「…変わった奴だな」
召喚士「…う、うん」
- 876 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/10/24(日) 00:34:43.54 ID:MPgAvcAO
賢者ってそっちかwwww
- 879 名前:GEPPERがお送りします [] 投稿日:2010/10/24(日) 01:08:08.89 ID:Aw83Jrk0
1乙
賢者はナルシストか…
天才の方がすごそうだけど
- 880 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/10/24(日) 01:19:10.75 ID:.rJJgoA0
そういや最初の投降からぼちぼち一年か
なんだか胸が熱くなるな
- 881 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/10/24(日) 01:54:44.91 ID:p1iyqGco
>>879
最近の天才ってそこまでつよくな……いやなんでもない
- 882 名前:GEPPERがお送りします [] 投稿日:2010/10/24(日) 03:52:01.61 ID:sEKeU6DO
つまり土と水と火でオナホができるわけだ
- 883 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/24(日) 21:21:26.41 ID:ExGij1ko
テクテクテク
魔道士「大体、主要所はこんな感じですかね」
召喚士「色々勉強になりました。ありがとうございます」
魔道士「良かったです…えへへ!」
テクテクテク
生徒「さようなら〜」
魔道士「はーい、さようなら〜」
盗賊「……元気だな」
召喚士「これからの国軍や未来を支える卵達ですね」
戦士「そういう事になるんだなぁ」
魔道士「とりあえず一旦、学園長室に戻りましょうか!」
召喚士「そうですね」
戦士「時間も結構遅くなっちまったしなぁ」
盗賊「…だな」
四人は校内の見学を終え、再び学園長室へと戻った。
- 884 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/24(日) 21:22:02.54 ID:ExGij1ko
〜学園長室〜
魔道士「ただいま戻りました〜」
学園長「おかえりなさい。いかがでした?」
召喚士「はい。色々と勉強させて頂きました」
学園長「それは何よりです」
召喚士「今日はお世話になりました」
学園長「あら…?もうお帰りになられるのですか?」
盗賊「…?」
魔道士「この辺りには宿もありませんし…早めに戻らないと…」
学園長「今から戻られても何かと大変でしょう。今日はお泊りになられたら?」
戦士「そうは言っても野宿はちょっとなぁ…」
学園長「まさか、お客様にそこまでさせませんわよ」
召喚士「……?」
学園長「私の家で宜しければ…」
召喚士「そ、そうはいきませんよ!」
- 885 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/24(日) 21:22:30.53 ID:ExGij1ko
魔道士「そうですよ…っ!わざわざ学園長の御屋敷にだなんて…」
学園長「どうせ一人の身ですし、旅のお話でもお聞かせ頂けないかしら?」
盗賊「…い、いや…っ」
魔道士「ど、どうします…?」
召喚士「…そこまで言われては…お断りするのも逆に失礼ですね」
学園長「…ふふっ。礼義の出来た方ですね。良かった」
戦士「そんじゃ…お世話になるとすっか!」
魔道士「学園長…何だか、本当にありがとうございます」
学園長「気になさらないで。これも私の楽しみなのよ?…ふふっ」
ガタッ…スタスタスタ
学園長「それでは参りましょうか」
魔道士「…はいっ!」
盗賊「…お世話になります」
学園長「言えはすぐ傍にありますから、馬車ですぐですわ」
召喚士「何から何まですみません…」
- 886 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/24(日) 21:23:06.97 ID:ExGij1ko
ガラガラガラッ…ドドッ
学園長「…見えてきましたね、あれが我が家です」
戦士「…立派な屋敷じゃねぇっすか!」
学園長「そんな事はないわ」
召喚士「あんな大きな屋敷にお一人で…?」
学園長「身の回りの世話をしてくれる者が一人おりますが」
盗賊「…そっか」
ドドォ…ガチャッ
学園長「さ、どうぞ」
魔道士「はいっ、失礼致します!」
召喚士「よっと…」
テクテクテクテク
学園長「戻りましたわ」
カチャッ
メイド「…お帰りなさいませっ!…あら?お客様ですか!?」
- 887 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/24(日) 21:24:04.51 ID:ExGij1ko
学園長「ええ。卒業生とそのパーティー仲間の方々よ」
メイド「あらあら、それでは急いで準備しなくては…!」
召喚士「あ、お構いなく…!」
メイド「奥様も事前に仰って頂ければ良かったのに〜」
学園長「ごめんなさいね。急だったもので」
魔道士「何だかすみません…」
メイド「良いんですよ。さぁお上がり下さい!こちらですわ」
盗賊「…お邪魔します」
テクテクテクテクテク
メイド「さ、どうぞ」
戦士「ういっす。失礼しまーす」
学園長「適当に寛いで頂戴。荷物はその辺りにでも…」
召喚士「はい。失礼します」
メイド「奥様、紅茶で宜しいですか?」
学園長「ええ、お願いね」
- 888 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/24(日) 21:25:01.41 ID:ExGij1ko
…
学園長「それでね、魔道士さんたら…」
魔道士「も、もうその話はやめて下さいよっ!」
戦士「あははは!」
テクテクテク
メイド「お待たせ致しました!お食事の準備、整いましたよ〜」
学園長「ありがと。それでは食卓に参りましょうか」
召喚士「あ、はい…!」
スタスタスタ
戦士「おぉ〜!いい匂い!!」
メイド「大した物でもありませんけど…お口に合うかしら…?」
トスッ
盗賊「…いただきます!」
戦士「……んおっ!うんめぇ〜!!」
メイド「本当っ!?良かったぁ〜!」
- 889 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/24(日) 21:25:51.71 ID:ExGij1ko
…
学園長「…南東国まで!?」
召喚士「そうなんですよ!そこでは後継者争いをしてまして…」
…
魔道士「それで、盗賊さんてば東方のお姫様だったんですよ〜!」
学園長「まぁ…!それは素敵…っ」
盗賊「そ、そんな大したものでは…ないのだ!」
メイド「いいなぁ〜お姫様かぁ…!」
…
戦士「んでだ、でけぇ牛の化物で牛魔王ってのがだな…」
召喚士「そうそうっ!山の様に大きくて…」
…
魔道士「北からの帰りに怪盗黒マントが現れてですね、その正体が…」
召喚士「!?……あっ!!」
学園長「……?」
- 890 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/24(日) 21:26:44.78 ID:ExGij1ko
召喚士「…そ、そういえば……学園長さんは昔から魔道学校にいらっしゃるんですよね?」
学園長「え、ええ…。そうね…もう随分長い事お世話になってるわ」
召喚士「あの…っ、師匠とマジシャンという二人はご存じですか…?」
学園長「……」
召喚士「やっぱり…知らな…」
学園長「勿論存じているわ。問題児の二人でしたからね」
魔道士「やっぱりご存じなんですか!?」
学園長「先日の新聞で拝見したわ。……マジシャン…亡くなったそうね」
盗賊「……」
召喚士「…はい」
学園長「問題児ではあったけれど、二人共素晴らしい素質の持ち主だったわ」
戦士「…ああ。凄い二人だった」
学園長「仲も良くて…。師匠もさぞ、嘆いた事でしょうね……」
召喚士「あ、いえ…。師匠は……」
学園長「……?」
- 891 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/24(日) 21:27:34.63 ID:ExGij1ko
召喚士「マジシャンさんより前、一年以上前に…亡くなりました…」
学園長「!?……そうだったの」
召喚士「…はい」
学園長「…惜しい二人を亡くしたわね。まだこれからという時に…っ」
召喚士「師匠は…俺の師匠なんです」
学園長「…まぁ!そうだったの」
召喚士「はい。朱雀先生として…立派に全うされました」
学園長「では…貴方が今の…?」
召喚士「はい。名ばかりですが…朱雀先生を引き継がせて頂きました」
メイド「…朱雀先生って…あの伝説の…ですよね!?」
学園長「若いのにご立派だと思ったら…。やはリ只者ではなかったのですねぇ」
召喚士「そんな事は…」
魔道士「四人共、自信をお持ちなさい。その若さで立派にやってらっしゃるのですから」
魔道士「…はい!学園長に言って頂けると…自信が付きます…えへへ!」
盗賊「…うん」
- 892 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/24(日) 21:28:20.71 ID:ExGij1ko
…
メイド「お風呂のご用意が整いましたよ〜。いつでもどうぞ!」
学園長「宜しければお先に入ってらっしゃいな」
魔道士「…あ、じゃあ学園長も一緒にどうです?」
学園長「構いませんけど…狭いお風呂だから大丈夫かしら…?」
召喚士「あ、先に入って下さい。俺らは後で構いませんから」」
学園長「それじゃ先に失礼しましょうかね」
盗賊「…は、はい」
魔道士「行きましょう!」
テクテクテクテク
メイド「お二人はお酒などお飲みになられますか?」
戦士「…是非!!」
メイド「ふふっ。すぐにお持ち致しますね〜」
召喚士「あ、ありがとうございます」
戦士「いやぁ…至れり尽くせりですみません!…ははっ!!」
- 893 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/24(日) 21:28:50.94 ID:ExGij1ko
カポーン
魔道士「……ぜ、全然広いじゃないですかっ!」
盗賊「…すご」
シズシズシズ
学園長「それでは入りましょうか」
盗賊「!?」
魔道士「が、学園長…!お綺麗ですね!!」
学園長「そうかしら…?もう歳には勝てないわよ」
魔道士「いえいえ!肌のハリとか…凄ぉい!!」
盗賊「…ほんと…お幾つなんですか?」
学園長「…ふふっ。幾つに見えるかしら?」
魔道士「…知ったら驚きますよ…っ」
盗賊「…え、じゃ…じゃあ……50…くらい?」
学園長「そう見える?」
盗賊「…い、いやっ!あの…ごめんなさい!」
- 894 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/24(日) 21:29:26.47 ID:ExGij1ko
学園長「…ふふっ、違うの。そんな若く見えるという事」
盗賊「…も、もっと…上!?」
学園長「もう80よ」
盗賊「はちじゅう!?」
魔道士「…全然見えないですよね」
学園長「もう歳の話はやめましょう?貴女達が羨ましくなってしまうもの…」
盗賊「…み、見えない」
魔道士「若さの秘訣か何か…あるんですか?」
学園長「そうねぇ…。特に何もしてないけど…常に魔力を意識してる事かしらね?」
魔道士「…魔力…かぁ」
盗賊「…魔法…習おうかな」
魔道士「私も頑張ろ…。うん」
学園長「さぁさぁ、身体が冷えてしまいますわよ?浸かりましょう」
魔道士「あ、はいっ!!」
盗賊「…魔法…魔法」
- 895 名前:GEPPERがお送りします [] 投稿日:2010/10/24(日) 22:01:30.56 ID:QeKVf9.o
じ、熟女のサービスシーンだと…!?ゴクリッ
今日は寝るか
- 897 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/10/24(日) 23:21:05.98 ID:.RgYC.Uo
戦士はメイドともフラグをたてるのか
ギギギ・・・
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