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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その23
- 253 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga]
投稿日:2010/12/28(火) 18:24:06.31 ID:YTHhJDEo
〜次の日〜
テクテクテク
召喚士「……あ」
盗賊「……あ」
召喚士「おはようございます」
盗賊「…おはようございます」
召喚士「……」
盗賊「……」
召喚士「……あのっ」
盗賊「……あのっ」
召喚士「…どうぞ」
盗賊「…いえ、どうぞ」
召喚士「……」
盗賊「……」
召喚士「あ…あのっ、昨晩はその…すみま……」
左翼長「……何してんだお前ら?」
- 254 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/28(火) 18:24:56.11 ID:YTHhJDEo
〜会議室〜
カチャッ
騎士長「朝っぱらからすまんな」
参謀「おはようございます」
召喚士「おはようございます」
左翼長「あれ、大軍師はどうした?」
参謀「朝から各司令部へ伝令やらで……」
騎士長「先に始めててくれってさ」
左翼長「そうか。んじゃ始めるか」
一同は着座し、参謀より手渡された資料に目を通し始める。
参謀「まず、概要を説明致します」
パラッ
参謀「今回の任務における目標はターゲットの捕捉、及び逮捕です」
盗賊「……」
参謀「ターゲットは『女侍』、それに『三人の手下』です」
- 255 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/28(火) 18:25:42.58 ID:YTHhJDEo
騎士長「手下との面識は?」
召喚士「…あります」
参謀「……続いて盗賊団の潜伏位置ですが、そちらの地図をご覧下さい」
左翼長「赤丸のこれか?」
参謀「はい。複数ある北の村の北西にあたる『廃墟の村』です」
召喚士「位置としては北の村から最北の村への途中で西へ…」
参謀「はい。道は未だにありません」
左翼長「見て分かんのか?」
参謀「何とも言えませんね。斥候の報告では難しくはないと…」
騎士長「魔物は?」
参謀「ちらほらいるようですが大した事なさそうです」
召喚士「他に行くとすればどんな道が…?」
参謀「北の港側から迂回すれば西より回りこめそうですが……」
左翼長「東側より険しい道のりになりそうだな」
召喚士「…なるほど」
- 256 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/28(火) 18:26:13.50 ID:YTHhJDEo
参謀「ですので、北の村経由で行かれるのが宜しいかと」
召喚士「分かりました。そうしましょう」
参謀「北の村には寝食出来る環境が整ってます」
盗賊「……ほぉ」
参謀「どうかご無理せず、活用下さい」
召喚士「ありがとうございます」
左翼長「時間や方法は全て任せる。とにかく奴らをとっ捕まえてくれ」
召喚士「…やれるだけの事は…頑張ります」
騎士長「頼んだぞ…!」
盗賊「…うん」
参謀「北の村までは大軍師が向かいます。ご一緒にどうぞ」
召喚士「わざわざどうも…」
左翼長「よーし、それじゃ解散」
騎士長「必要な物があったら言ってくれ。すぐに手配する」
参謀「斥候や兵も出せます。お気軽に申し付け下さい」
- 257 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/28(火) 18:26:45.69 ID:YTHhJDEo
召喚士「いえ…っ、お気遣いありがとうございます」
左翼長「あ、そうだ」
盗賊「…?」
左翼長「ないとは思うがくれぐれも……殺すなよ?」
召喚士「……」
左翼長「何か秘密を握ってやがる。吐かせる必要があるからな」
騎士長「もしどうしても殺る事になったら、手下の三人を始末してくれ」
盗賊「……」
左翼長「頭だけは何が何でも捕らえてくれ。んじゃ、頼むぜ」
パタン
召喚士「……」
盗賊「……行こう」
召喚士「ええ…」
盗賊「…大丈夫。誰も死なないから」
召喚士「はい」
- 258 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/28(火) 18:27:23.82 ID:YTHhJDEo
テクテクテクテク
大軍師「おや、もう終わってしまいましたか」
召喚士「大軍師さん…」
盗賊「…どうも」
大軍師「あ、そうそう朱雀先生」
召喚士「…?」
大軍師「ご返信なさるのならお早めに。もうまもなく伝令が飛びますよ」
召喚士「!?」
盗賊「…は、早く書こうっ!」
召喚士「そ、そうですね!」
タッタッタッタ
大軍師「終わったら、正門の詰所まで持参して下さーい!」
召喚士「ありがとうございます〜!」
タッタッタ…
大軍師「…やれやれ。……ふっふ」
- 259 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/28(火) 18:28:00.90 ID:YTHhJDEo
…
召喚士「……っと、出来た!」
盗賊「…うぅー」
召喚士「盗賊さん、まだ書いて――!?」
盗賊「…なかなか…纏まらなくて」
召喚士「何枚書いてるんですかっ!?」
盗賊「…もうすぐ…40枚」
召喚士「そ、そんな長くなくていいと思いますよっ!」
盗賊「……そうかなぁ」
召喚士「そうですよ!多くても3枚あれば戦士は大喜びです!」
盗賊「……中途半端だけど、これでいいか」
召喚士「……」
盗賊「…よいっしょ」
クルッ…キュキュッ…ドスンッ
盗賊「……お待たせ。それじゃ行こうか」
- 260 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/28(火) 18:28:26.80 ID:YTHhJDEo
…
伝令「はい。南方司令部の戦士さんに魔道士さんですね」
召喚士「国軍付けワーカーの二人です。不在の際は司令部の誰かに」
伝令「了解致しました。……えぇと、これは?重要文献か何かですか?」
盗賊「…手紙」
伝令「手紙…?とにかくお預かり致します。えぇと、これも同じ方にですね」
召喚士「それではお願いします」
伝令「では!失礼致します!」
パッカパッカパッカ…ドドッドドッドドッ…
召喚士「これでよし、と」
盗賊「…さて」
召喚士「いよいよですね。任務も久々だなぁ」
盗賊「…確かに…そうだな」
召喚士「頑張りましょう!」
盗賊「……ああ!」
- 261 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/28(火) 18:29:07.44 ID:YTHhJDEo
…
大軍師「お二人とも、乗馬は出来ましたよね?」
召喚士「はい」
盗賊「…問題ない」
大軍師「道が険しいので馬車ではなく、馬を使いましょう」
召喚士「はい」
北方兵「積荷、完了致しました」
大軍師「ご苦労様です。それでは参りましょうか」
グイッ…トスッ
盗賊「……」
左翼長「俺は北関やら壁の工事やらで行ったり来たりしなきゃなんねぇ」
騎士長「司令部には俺がいる。何かあったらすぐに連絡してくれ」
召喚士「はいっ!」
参謀「では、行ってらっしゃいませ」
盗賊「……行ってきます」
- 262 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/28(火) 18:29:39.09 ID:YTHhJDEo
ドドッドドッドドッ…
騎士長「……」
左翼長「…さーて。俺は午後から北関だ」
騎士長「あぁ。こっちは心配するな、任しとけ」
参謀「屯田の準備も進めておきます」
左翼長「おぉ、そうだったな。やっと演説も終わった事だし…」
騎士長「…二人で大丈夫かねぇ?」
左翼長「ん?アイツらの事か?」
参謀「顔見知りですし大丈夫ではないですか?」
騎士長「まぁそうだけどよ…」
左翼長「慎重と臆病を履き違えるなっ!」
騎士長「……っ!!」
左翼長「お前は心配性すぎるんだよ…。昨日といい今日といい……」
騎士長「自信と慢心を履き違えるなっ!」
左翼長「!?」
- 263 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/28(火) 18:30:34.60 ID:YTHhJDEo
騎士長「お前は無関心すぎだよ」
左翼長「……けっ」
テクテクテク
騎士長「そーいや、ここ最近タバコすってねーなぁ?」
左翼長「…ああ?そうかぁ?」
騎士長「やめたのか?」
左翼長「まっさか…。吸ってるところ見てねぇだけだろ」
騎士長「……あー、久々に吸いたくなってきた。1本くれよ」
左翼長「悪りぃな。さっき切らしちまったんだ…はっはは!」
ザッザッザッザ…
参謀「そういえば司令、しばらく吸ってらっしゃらないですね」
騎士長「あの野郎……。備えてるつもりだろ」
参謀「……備え?」
騎士長「あと2年。その刻まで残された時間は少ないからな」
参謀「……確かに」
- 264 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/28(火) 18:31:40.38 ID:YTHhJDEo
ドドッドドッドドッ…
大軍師「この丘を越えればもう間もなくです」
召喚士「ええ…」
盗賊「……」
〜北の村〜
青年「…おっ、大軍師様が戻って来たぞ!」
ヒゲの男「…ん?誰だありゃ」
屯田兵「見覚えがあるな……」
ドドッドドッ…パッカパッカパッカ
大軍師「皆さん、ご苦労様です。順調ですか?」
ヒゲの男「おうよ!見てくれ、降雪に備えて作物も手入れした!」
青年「今は全員で薪を割って、備えてるところでさぁ」
テクテクテク
ヒゲの男「お客人かい?新しいお仲間かな…?」
大軍師「いえいえ、彼らは優秀なワーカーですよ」
- 265 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/28(火) 18:32:06.96 ID:YTHhJDEo
屯田「アンタら、前の戦いの時にいなかったか?」
召喚士「え、ええ…いましたけど」
屯田「やっぱり!どーりで見覚えがあると思ったよ」
青年「…こ、こっちのカワイ子ちゃんもか!?」
盗賊「……」
コクン
青年「ひえぇ、たまげたなぁ…!」
ヒゲの男「俺らみてぇなはみ出しモンとは見た目から違げぇわな!がっはは!」
大軍師「何を言ってるんです。同じ人間でしょう?」
屯田「出たっ、大軍師先生の口癖!」
青年「はははははっ!」
大軍師「全く…。さて、こちらです」
召喚士「はい。失礼します」
テクテクテク
大軍師の案内で召喚士と盗賊は一件の民家へと入ってゆく。
民家と言っても本国などとは違い、簡易的な木材や石を積んだ、
とりあえず人の住めるような建物、というべきが正しい。
- 266 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/28(火) 18:32:39.32 ID:YTHhJDEo
ガチャッ…ギイィ
召喚士「お邪魔しまーす…」
盗賊「……」
大軍師「どうです?意外と綺麗なものでしょう…?」
召喚士「これ、一から作ったんですかっ!?」
大軍師「ええ。屯田兵の中には元大工や建築に携わっていた者もおりますから」
盗賊「……大したものだ」
大軍師「大半は現地調達で作り上げております」
召喚士「この家ですか…?」
大軍師「いえいえ、村全体ですよ」
盗賊「……!!」
大軍師「そうでなければ屯田の意味がありませんからね」
召喚士「なるほど……」
大軍師「もしこれが各司令部でも実施されれば……」
盗賊「…されれば?」
大軍師「例えば正規兵、彼らにとってはまず鍛錬にもなるでしょう」
召喚士「確かに、毎日働いて鍛えられますからね」
- 267 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/28(火) 18:34:01.07 ID:YTHhJDEo
大軍師「はい。何も毎日剣を振って、書物を読んだからとて強くなるわけではありません」
盗賊「…同意」
大軍師「そして作物や建物を作り上げる。これは大きな事です」
召喚士「自分の手で何かを作り上げるから…ですか?」
大軍師「それも大変素晴らしい事です。命を奪う立場の者が何かを生み出す」
盗賊「……」
大軍師「ですが、そこまで深く考える者は一部のみでしょうね…」
召喚士「…と、すると」
大軍師「実際、戦いが始まれば兵や陣は前線へと移動致します」
盗賊「……ああ」
大軍師「そこでこの経験が生かされる、というわけですよ」
召喚士「……あっ」
大軍師「…流石ですね」
召喚士「前線で陣を立てるのに、役立つわけだ…っ」
大軍師「その通り。一刻を争う陣立…そこに屯田の経験が役立つのです」
- 268 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/28(火) 18:34:39.43 ID:YTHhJDEo
盗賊「…兵糧も確保出来るしな」
大軍師「……これ、ご存知ですか?」
ゴソッ…ズイッ
召喚士「カブ…ですか?」
大軍師「ええ。秋の終わりに種を植えて、越年には収穫ですかね」
盗賊「…鈴菜だ」
大軍師「東方では『スズナ』と申すのですか?」
盗賊「…うん。鈴みたいだから鈴菜」
大軍師「言われてみれば…。成程成程」
召喚士「それで、カブが何か?」
大軍師「この蕪など、行軍時の食糧にもうってつけです」
召喚士「そうなんですか?」
大軍師「球根から葉まで食せますし、種は油も取れますからね」
盗賊「…そうなのか」
大軍師「家畜や騎馬の餌にもなりますしね」
- 269 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/28(火) 18:35:14.71 ID:YTHhJDEo
盗賊「……なるほど」
大軍師「まぁこれも、輪栽式農業の一環ですが……」
召喚士「輪栽式農業?」
大軍師「一年間、畑を休ませる事なく作物を作り続けるのです」
召喚士「そんな事出来るんですか!?」
大軍師「地力を回復させる栽培牧草をするんですよ」
召喚士「な、何です…それ?」
大軍師「ここでは今、春に大麦を植える予定でいます」
盗賊「…?」
大軍師「大麦の後にはクローバーを…そして秋口からは小麦を…」
召喚士「常に畑を稼動させるという事ですか?」
大軍師「はい。無駄なく効率良く収穫する事で地力を低下させません」
召喚士「一年間収穫があれば…かなりの量になりますね」
大軍師「そうです。そしてそれは兵糧、更には軍事費用へと変わります」
盗賊「……」
- 270 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/28(火) 18:35:41.66 ID:YTHhJDEo
大軍師「…おっと、話が長くなってしまいましたね。失礼」
召喚士「いえ…」
大軍師「今日よりここをお使い下さいませ」
召喚士「いいんですか?」
大軍師「暖炉もありますし、寝泊りは不自由しないと思います」
召喚士「……」
大軍師「…何か?」
召喚士「い…いやっ、何でもありません」
大軍師「ここからなら馬を飛ばせば廃墟の村まで1時間もかからないと思います」
盗賊「……馬なしだと?」
大軍師「おそらくですが、お二人なら2時間程度ではないでしょうか」
召喚士「…分かりました」
大軍師「数日前から降雪を観測しております。あまり無理なさらぬよう」
召喚士「はい。深夜になるまでには戻るようにします」
盗賊「…うん」
- 271 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/28(火) 18:36:08.51 ID:YTHhJDEo
大軍師「それでは、私はしばらくこの村に居るつもりですので」
召喚士「何かあれば連絡致します」
大軍師「お願いします」
テクテクテク…パタン
召喚士「……ふーっ」
盗賊「……」
召喚士「とりあえず、身支度を整えましょうか」
盗賊「……だな」
召喚士「寒くないですか?」
盗賊「…大丈夫」
召喚士「……い、一応…薪貰ってきますね!」
盗賊「…うん」
召喚士「……行ってきます」
タッタッタ…パタン
盗賊「……?」
- 272 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/28(火) 18:36:34.98 ID:YTHhJDEo
テクテクテク…
召喚士「二人っきりは流石に気まずい…ってか……」
テクテクテク
召喚士「あの1部屋しかない家に二人で泊まるの!?」
ヒゲの男「おーうアンチャン。どうした?」
召喚士「!?」
ヒゲの男「…おいおい、そんなに強面か?俺って…」
召喚士「い、いえ…っ、すみません」
ヒゲの男「大軍師様から話は聞いてるよ。何か必要かい?」
召喚士「あの、薪を分けて頂ければと……」
ヒゲの男「何だ、そんな事か。お安い御用だ!付いてきなっ!」
召喚士「はい」
テクテクテク…ザッ
ヒゲの男「……ここだ!」
召喚士「蔵…ですか?」
- 273 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/28(火) 18:37:06.28 ID:YTHhJDEo
ヒゲの男「おう。この中に薪やら炭やら入ってる」
召喚士「勝手に持って行ってしまって…いいんですか?」
ヒゲの男「んっ?……がっははは!!」
召喚士「…?」
ヒゲの男「アンチャン!ここは本国や港町とは違うんだぜ!」
召喚士「は、はぁ…」
ヒゲの男「誰の物でもねぇ。ここじゃ全てみんなの物だ!」
召喚士「みんなの……」
ヒゲの男「そう。競争も差別も争いも…ここにはなーんもねぇ!」
召喚士「……っ」
ヒゲの男「みんなで薪割ってみんなで収穫して、みんなで暖をとって飯を食うのさ!」
召喚士「なるほど…」
ヒゲの男「俺もな、昔はそりゃあ誰よりも負けたくねぇって思ってた」
召喚士「……」
ヒゲの男「でもよ、こんな生活してて…ほんっとよーく分かったよ」
- 274 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/28(火) 18:38:27.19 ID:YTHhJDEo
上空を見つめながら、ヒゲの男は一つ大きく背伸びをする。
ヒゲの男「こーんな生活が、本当は一番の理想なのかもしんねぇな〜」
召喚士「……ええ」
ヒゲの男「おっと、薪だったな!ちょいと待っててくれ」
召喚士「……あのっ」
ヒゲの男「んー?」
召喚士「何か…お手伝い出来ませんか?」
ヒゲの男「…?」
召喚士「タダで貰うわけにはいきません!仕事させて下さい!」
ヒゲの男「…がはははは!!面白いアンチャンだなっ!!」
召喚士「みんなの物ですから。……あははっ!」
ヒゲの男「…よーし、lそんじゃあ自分で薪割って持っていきな!」
召喚士「はいっ!道具お借りします!」
ヒゲの男「んじゃ、俺は戻んぜ。他に用があったら声かけてくれや!」
召喚士「ありがとうございますっ!」
- 275 名前:三日目東R59Aがお送りします [] 投稿日:2010/12/28(火) 18:40:05.07 ID:1Q7F2MDO
>>230と話が繋がらないんだが…
- 276 名前:三日目東R59Aがお送りします [] 投稿日:2010/12/28(火) 18:41:06.33 ID:1Q7F2MDO
あ、>>229か
- 277 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/12/28(火) 18:42:13.86 ID:YTHhJDEo
こんばんは。進んだと見せかけて全然進んでおりません…わはー
>>230-232
ありがとだぜー!感謝感謝!
>>233
明日まで頑張りまっする!
>>234
気付いてくれてよかったです…スルーされたらどうしようかとあわわ
そいでは、失礼致しますー!ノシ
- 278 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/12/28(火) 18:44:10.91 ID:YTHhJDEo
>>275-276
分かりにくくてすみません…
左翼はこれから南へ行こうとしたのですが、
そこへ南からの伝令で演説終わっちゃった。しかも右翼圧勝!
↓
左翼「ばっきゃろー。もういい西行こうぜ西。ゴーウエスト!」
右翼「ざまぁwwはよ帰れー!」
こんな感じです。
- 281 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage] 投稿日:2010/12/28(火) 20:14:14.40 ID:tKsPSGoo
1乙乙
このままだと四角関係に発展しそう
いっそもう一人参加させて恋愛五行発動!とか
- 284 名前:三日目東R59Aがお送りします [] 投稿日:2010/12/28(火) 23:23:21.17 ID:3qAgTYAO
この世界の理想は共産主義なの?
- 294 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/12/28(火) 23:54:38.37 ID:7fpkNkco
恋愛五行……恐るべき禁断の奥義……っ!!
共産主義と言うか社会主義というか…目指すべき道は民主主義なんでしょうけど
魔物との共存によって不安定な情勢があるのではないでしょうか…
すっげぇひとごとのように言ってますがまぁ、こまけぇ事うんぬん…
それでは、ご支援ありがとうございました!明日で仕事収めっ、頑張るぞー!ノシ
〜オマケ〜
カポーン
女剣士「……はーっ」
東方司令「……はうぅ」
女剣士「そういえば……」
東方司令「は、はひっ…何でしょおぉ?」
ボタボタッ…ツツーッ
女剣士「此処は女性が少ないですね」
東方司令「あ、あぁ…。なぜかすぐに異動されてしまってな」
女剣士「そうなんですか?寂しいですね」
東方司令「全くだ。スキンシップを図った矢先にいつも居なくなる…困る…」
女剣士「……はぁ」
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