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少女「祭囃子をつかまえて」
- 56 名前:VIPがお送りします []
投稿日:2013/08/27(火) 04:31:06.57 ID:cgUpZggd0
次の日、私は昨日と同じ時間にお祭りが行われている広場にいた。
日はもうすっかりとくれて、櫓に繋がれた提灯の灯り一つ一つがパッとつきだした。
今日もお祭りの始まり……そしてこれがこのお祭りが終わる日だ。
しばらくぼーっと、昨日とあまり変わらない風景を眺めていると後ろから肩をポンと叩かれた。
僕「ごめんね、待った?」
彼だった。
女「ううん、お祭りだから退屈せずに待ってたよ」
僕「そっか……今日も行けるかな、あの場所」
女「……どうだろうね。時間はこれくらいでいいはずだけれども。あ、お守りちゃんと持ってる?」
僕「もちろん。ほら、これ」
シャン、とまた鈴が鳴く。
私たちはお守りを確認するとまだ賑やかな広場を後に本堂の方へと向かった。
道は相変わらず暗い。
- 57 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/08/27(火) 04:34:16.13 ID:ieuBhByWO
つかまえての人懐かしいな
- 58 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/08/27(火) 04:37:54.74 ID:cgUpZggd0
本堂に向かう途中の道で私は彼に話をした。
女「そのお守り、あの空間に入ってから手に入れた物だよね?」
僕「まあそうだけど……」
女「それがあの場所に行くための鍵なのかな?」
僕「うーん……あくまでも勘というか、思った事なんだけどさ」
僕「なんだか、最初の火の玉もそうだけど呼ばれたような気がして」
女「……やだ、幽霊の話?」
僕「違う違う、だってあんな居心地のいい空間に幽霊って考えにくいじゃん?」
女「居心地よすぎてかえって気になるよ……それにあの女の子だって」
どこか不思議な雰囲気を持つ、キツネのお面の少女。
とても怪しい存在だが、悪意は感じなかった。
だからこそ余計にひっかかる、あの場所がどこで少女がどういった存在なのかが……。
- 59 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/08/27(火) 04:44:55.53 ID:cgUpZggd0
僕「あの子は不思議だよね。悪いような気はしなかったけど……幽霊なのかな?」
感じる事はやはり一緒らしい。
女「それを確かめるためにも……」
私たちは本堂の前に辿り着いた。
もう、随分前から私たちの目にはあの火の玉が揺られているのが見えている……。
あの、橙の炎が昨日と同じように私たちを呼んでいる。
僕「触れるよ」
彼は迷いなくその炎に触れた。
そうするとまた、昨日と同じようにパアっと空間が広がっていくのが見えた。
今度は最初からはっきりと見える。
光が拡散するのと同時に、櫓と屋台、そして遠くに神社の本堂が形を成していくのがうつった。
そして背後からは……。
少女「いらっしゃい、お二人さま」
昨日と全く同じ声が聞こえた。
- 61 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/08/27(火) 04:49:30.88 ID:cgUpZggd0
姿も、あのキツネのお面も相変わらず顔を覆っているので表情は見えないが。
それでも、少女は笑っているのだと私には感じとれた。
僕「やっぱり、夢じゃなかったんだよね……」
彼の瞳がまたキラッとしたのも私には見えた。
しかし、次は少女がお面の向こうで声を曇らせた。
少女「あのね」
少女「おまつりは、今日で終わりなの」
えっ、と私たちは顔を見合わせた。
女「終わりって……どうして?」
どうして、と聞いた自分が変だった。
祭りは終わるものだと昨日自分で考えておきながら、私はそれを少女に問うた。
少女「……」
- 62 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/08/27(火) 04:53:52.45 ID:cgUpZggd0
少女はなんだか、私の方を見つめているような気がした。
そして、暗い声で一言。
少女「お祭りは、終わるものって思っている人がいるからだよ」
女「え……!」
それだけ言うと、少女は走り去ってしまった。
長い黒髪と可憐な帯が揺れながら、本堂の方へと消えていってしまった。
女「……いまの、どういう事?」
僕「どういうって……」
彼は戸惑った様子で私を見ている。
僕「お祭りの終わりって、気持ち一つで変わるものなのかな」
女「それって私の気持ちって事?」
僕「……あの子の言い方だとそうみたいだけど」
- 63 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/08/27(火) 04:56:34.11 ID:cgUpZggd0
女「……」
なんだか気になる答え方だった。
私は率直な疑問を彼にぶつけた。
女「ねえ、僕ちゃんはどう思っているの?」
女「このまま、ずっとお祭りが続いていけばいいって思ってるの?」
少しの間があった後。
僕「そんなの……現実逃避しているだけの考えだよ」
彼はそう答えた。
- 64 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/08/27(火) 05:02:49.43 ID:cgUpZggd0
僕「だからこそ、今の時間を楽しもうよ。終わるなら、それまで思い切り遊べばいいだけだし……」
どこか歯切れの悪い答えのようにも聞こえた、が。
彼の手から鈴がシャンと鳴り、それに応えるようにまた祭りの「音」が聞こえ始めた。
僕「さ、いこうよ。お祭りを楽しもう」
彼は自然に、屋台の方へ歩みを進めていく。
どうせ終わるなら楽しもう……私の胸にも、そんな気持ちが浮かんできたのはやはりこの楽しげな雰囲気のせいだろうか。
ここにいると子供の心を思い出す。
何をするにも楽しみで仕方がなかった毎日、イベントでいちいち大はしゃぎしていた昔……。
この場所はそれを思い出させてくれる。
私は彼の後に続いて、また屋台を巡る小さな冒険に出たのだった……。
- 65 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/08/27(火) 05:09:08.86 ID:cgUpZggd0
僕「……はあ、疲れたよ」
女「昨日以上に歩き回ったもんね」
屋台を三回りくらいした後、私たちは神社の本堂にある階段に腰掛けて休憩をしていた。
僕「……祭り、終わっちまうのかあ」
彼の気の抜けた声が漏れる。
女「仕方ないよ、そういうものだもの」
それはきっと、この場所も例外ではないのだ。
楽しい時間は永遠ではない。
それが当たり前なんだ。
僕「……だよな。じゃ、そろそろ帰ろうか」
そういう彼の横顔はどこか元気が無いように見えた。
しかしそれでも彼は私たちがこの場所に「入ってきた」であろう場所に向かいだした。
その途中、彼がある屋台の前で足を止めた。
- 66 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/08/27(火) 05:11:09.81 ID:6rsxR10V0
細かいこと言うと神社建築だと本堂じゃなく本殿なんよ
- 67 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/08/27(火) 05:12:02.20 ID:cgUpZggd0
女「どうしたの?」
私は疑問に思って聞いてみた。
僕「ここに、お面屋なんてあったっけ?」
指差す方向を見ると、そこには確かにお面屋があった。
おかしい。
女「え、でも屋台はさっき何度も見て回ったから……」
しかも、このお面屋にあるのは全部……。
僕「これあの女の子のお面と同じ……?」
一面に飾られているのは、あの白いキツネのお面だった。
その全ての瞳が私を見つめているような、ちょっとした寒気を覚えた。
寒気……?
そういえば、この場所に来てから暑さを感じただろうか?
汗を一滴もかいてないことに、いまさらながら気付く。
女「ね……は、早く帰ろうよ」
私は急に怖くなって、彼の腕を引っ張った。
- 68 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/08/27(火) 05:14:43.91 ID:cgUpZggd0
僕「いや、でも……これ何だか気になるんだよな」
彼はお面屋の前で立ち止まったまま進もうとしない。
「いらっしゃい、一つどうだい?」
お面屋の主人が声をかけてくる。
その顔には、あのキツネのお面……しかし、店主はすぐにそのお面を顔からはがしてニコッと笑ってくる。
普通のおじさんの顔が、人懐っこい笑いを見せていた。
僕「あの、これ一つください」
そんなおじさんを横目に、彼は無造作にお面を一つ選び取った。
「まいど、お兄さんこのまま付けてく?」
僕「んー、あ、袋に入れて下さい」
「あいよ」
さすがにちょっと付けるのは恥ずかしくてね、と彼は小声で私に笑いながら言ってきた。
これで、終わる。
- 69 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/08/27(火) 05:16:51.93 ID:cgUpZggd0
お面は紙袋に包まれ、覆おう感じの包装として彼の手に渡された。
私たちはそのまま歩いて入り口の辺りまで戻ってきた。
僕「さて、そろそろお別れかな」
女「……そうだね帰ろうか」
少女「帰りたいの?」
私の声を合図にしたかのように、あの少女がまた私たちの前に現れた。
僕「……残念だけど帰るよ。今日でお祭りは終わりなんでしょ?」
少女「終わらないよ、終わらない。終わらないって思う人がいれば」
少女は、今度は彼の方に向かって話をしていた。
僕「……」
その言葉を受けて、彼は何か考え込んでしまった。
- 70 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/08/27(火) 05:19:15.09 ID:cgUpZggd0
少女「帰りたいの?」
次に少女は私の方に向き直って、疑問を投げかける。
女「……帰るわよ。お祭りは、いつか終わるものだもの」
当たり前の返事を私はした。
少女「そう……」
当たり前のはずなのに、少女はとても悲しそうだった。
その姿はお祭りが終わった後の子供そのものだ。
もう、楽しい時間は終わり。
おうちにかえって、おふろにはいって。
まだのこっているなつやすみのしゅくだいをして……またがっこう。
そうした季節をくりかえしてやがて大人になっていった。
夏の終わりは悲しかった。
でも、時間は進んでいくんだから……。
- 71 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/08/27(火) 05:21:37.94 ID:6rsxR10V0
祭りが有名な地域に住んでるんだが、祭りをやってると本当に「祭りが終わらない」から困る
十数年やってるがいつ次の年の祭りになってるのかがさっぱりわからん
- 72 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/08/27(火) 05:22:47.50 ID:cgUpZggd0
次の瞬きの時には、もう景色は真っ暗闇の神社に戻っていた。
僕「……」
私たちは帰ってきたのだ。
女「……」
最後に少しだけ恐怖を感じたあの空間も、無くなってしまえばなんだかとても虚しい。
そして。
「ばいばい」
どこからかそんな声が聞こえたような気がした。
私たちは黙ってその場所から逃げるように帰っていった……。
- 74 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/08/27(火) 05:25:03.11 ID:cgUpZggd0
歩いて通りへ出る途中、私はある違和感に気付いた。
視線に入ってくるはずの、広場の灯りが今はもう消えている。
広場は真っ暗で、櫓はあるもののもう祭りはとうに終わったような雰囲気だった。
私は少し慌てて携帯電話を取り出してみる。
電源が入ると、真っ先に画面に現在時刻が表示された。
AM02:04……とそこにはあった。
昨日は時間はほとんど進んでなかったのに……。
少なくとも私たちが広場についてからもう六時間は経っている事になる。
これはどういうことだろう?
疑問に思いながらも、私の足は帰り道に向かっている。
前を歩く彼の足も昨日と同じ方向へ向かう……はずだった。
しかし……。
僕「ねえ」
- 75 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/08/27(火) 05:27:33.22 ID:cgUpZggd0
急に彼は歩みをやめ、その場に立ち尽くした。
こちらを向かず、帰り道の方向を一点に見つめている。
女「……どうしたの?」
私は恐る恐る尋ねてみた。
なんだか彼の次の言葉を聞くのがとてもこわかった。
僕「……あのさ、僕あの場所に戻ろうと思うんだ」
女「戻るって、もうお祭りは終わったんだよ? あの女の子だって私たちを帰した……」
だから、と言葉を続けようとした瞬間。
僕「うん。でもさ、聞こえない? ほら……」
耳をすますと、夜風にのってどこからか……聞こえてくる。
女「笛の……音?」
聞きなれた旋律、それは先ほどまでいた光の広場でずっと鳴り響いていた祭りの「音」だった。
- 76 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/08/27(火) 05:31:06.35 ID:cgUpZggd0
女「……」
私は思わず、かたまってしまった。
僕「昨日話した噂ってさ」
背中から聞こえるお囃子と、彼の手元のお面を包んだ紙がカサカサと音をたてている。
僕「もしかしたら、今この時の事なんじゃないかなって……はっきりと聞こえるあの音が噂の真相なんだって思って」
ああ。
背後からは、とても楽しげな音がずっと聞こえる。
懐かしい。
いつか、子供の頃に聞いた祭囃子だ……。
『祭囃子が聞こえたら、振り返ってはいけないよ』
僕「……僕には、これから起こる事がなんとなくわかるよ」
彼は口調を早めどんどん語り出した。
私は、相変わらず金縛りにあったように身動きが出来ない。
頭でも何も考えられていないでいる。
- 77 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/08/27(火) 05:34:57.34 ID:cgUpZggd0
僕「でもさ、いいんじゃないかな。たまには、そういう夢みたいな事があっても」
だめ、と言いたかったが私の声は声にならない。
僕「……実をいうとさ、あのお面の子。当時僕が好きだった子に似てるんだ」
僕「綺麗に浴衣を着こなして、長い髪の毛が素敵で……なぜか、そういう思い出はよく覚えているんだ」
僕「当たり前だよね、お祭りって言ったらとても大きなイベントだもの」
僕「好きな子の事、夜の闇の中探して……橙色の光に照らされたその子を見つける。それだけで昔は……」
まるで私ではない誰かに話しているようだった。
僕「昔は……すごくドキドキしたよ」
僕「現実逃避な考え、なんて言ったけどさ。一番思い出に甘えたいのは今の僕なのかもしれないね」
その時背後から、少女の透き通った声が聞こえた。
「まつりばやしがきこえたら ふりかえってはいけないよ
- 78 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/08/27(火) 05:39:26.57 ID:cgUpZggd0
僕「……」
そのまま彼は、私の方を振り向いてそして……地面にこぼれ落ちた鈴のお守りが一度だけ、シャンと鳴った……。
もう目の前には誰もいなくなっていた。
持ち主を無くしたお面はその包み紙から半分顔を露出し、キツネの面(おもて)を覗かせていた。
それは私の事をじーっとを見つめているようにも見えた。
私は怖くなり、それからは一目散に家に帰った。
あれからの記憶は、あまり無い。
- 79 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/08/27(火) 05:42:40.53 ID:cgUpZggd0
ただ次の日に神社に行くと広場では祭りの後片付けが始まっていた。
解体される櫓、おろされる灯り……一つの夏が終わったのだ。
そして本堂に向かう道を歩いてみるも、あのお面とお守りがあったはずの場所なのに何もない事に気付く。
確かに地面に落ちていたはずのお守りも、お面もそこには何もかもが彼と一緒に消えてしまった。
……そのひと夏の終わりから、何年の時が過ぎただろう。
あれから数年が経った夏の日、私はまた一人で同じ祭りにやってきていた。
少しだけ見て、帰ろうと思い歩き出した瞬間……本堂にまた火の玉が浮いた。
あれは、また誰かを呼んでいるのだろうか。
- 80 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/08/27(火) 05:45:42.66 ID:cgUpZggd0
そして反射的に、消えてしまった彼の事を思い出す。
彼はあの光の向こうで祭囃子に包まれながら暮らしているのだろうか、それとも……。
広場の灯りと本堂の灯り、二つを背に帰ろうとした瞬間……聞こえた、あの祭囃子が。
そして、祭囃子だけじゃない。
その音にはいやにはっきりと……鈴の音が混じっている事に気づいた。
以前の記憶では無い音だった。
『祭囃子が聞こえたら 振り返ってはいけないよ』
私はスウッと一呼吸すると、楽しげな音が響く神社を後にした。
暗くなった空を見上げると……そこには小さく見えながらも満月が浮かんでいる。
数ある夏の中で、私はその一度だけを生きていく。
私はそう決めたのだ。
振り返ってはいけない。
- 81 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/08/27(火) 05:51:25.45 ID:cgUpZggd0
どんどんお囃子が遠くなる……そして聞こえる、少女の。
「ばいばい」
という声と……。
「あげるね」
という、あのお面のせいでくぐもった声が聞こえた……。
少女は今も、あの神社で思い出のお祭りの中にいるようだった。
もし、現世に疲れたら私もまたあの場所を訪れてみようか……。
そう思ったのは、私の手にいつのまにか握られていた……ううん、少女がくれたというべきか。
手のひらの上で、鈴の付いたお守りがシャン、と一回だけ嬉しそうに鳴いた……。
いつかの夏、私は祭囃子に消えてしまうかもしれない。
また来年も、夏がくる……次も、その次の夏も……私はどこにいるのだろう。
それは、この鈴が飾られたお守りと真っ白いキツネのお面、そしてあの少女だけが知っている……。
終
- 82 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/08/27(火) 05:52:23.96 ID:6rsxR10V0
乙
面白かった
- 83 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/08/27(火) 05:52:37.69 ID:cgUpZggd0
終わりです。
本殿の指摘ありがとうござい、以後気をつけます。
読んでくれた方ありがとうございました。
- 85 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/08/27(火) 05:55:40.45 ID:PpgnUxiq0
つかまえてシリーズの人かと思ったけど違ったか
- 86 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/08/27(火) 05:59:22.73 ID:o3DdqnCP0
乙
この時間まで起きてた甲斐あったよ
- 87 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/08/27(火) 06:57:15.05 ID:M5pqynaKO
お疲れ
- 88 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/08/27(火) 07:36:02.32 ID:eEVnHqmq0
大層乙であった
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