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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その6
392 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/07(月) 15:57:37.05 ID:dzFRQYoo
船上からは東方が彼方に見える。

戦士「……」

デッキより外を眺める戦士の後ろから、召喚士が近づく。

隣に並び、戦士に酒の入った瓶を手渡す。

召喚士「…はい」

戦士「ん…サンキュ」

召喚士「……大変だったね」

戦士「あぁ…」

召喚士「アバラ…平気かい?」

戦士「ん、ユニコーンのお陰で痛みもないし…」

召喚士「…」

戦士「日も結構、経ったからな…!」

召喚士「そっか……」

戦士「盗賊の里帰りだったんだけどなぁ」

召喚士「最初はね…」


393 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/07(月) 15:58:53.82 ID:dzFRQYoo
戦士「これで…終わりってワケじゃないよな?」

召喚士「もちろん…!」

戦士「…良かった」

召喚士「今は…動けない…」

戦士「…?」

召喚士「老中って人、北へ逃げたって言ってた…」

戦士「…ああ」

召喚士「つまり北には、今回以上の脅威がある…」

戦士「可能性は…高いな」

召喚士「俺達じゃ、まだまだ力不足だ…」

戦士「身に染みてるよ…最後、俺らはみんな役立たずだった」

召喚士「……うん」

戦士「力があれば…武士さんも救えたかもな…」

召喚士「…幸い時間はある」

戦士「…?」


394 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/07(月) 16:00:48.23 ID:dzFRQYoo
召喚士「魔王軍だって、立て直すには相当の時間がかかるハズだ」

戦士「そうか…?」

召喚士「それに奴らは本気で攻めてはこない気がする…」

戦士「…つまり?」

召喚士「他の地域もそうなんだ。もし本気なら…」

戦士「!?…そうだな…確かにそうだ…!」

召喚士「うん。西方も北も大陸も…魔王軍に侵攻されているはずだ」

戦士「ヤツら…、本気じゃない…!?」

召喚士「うん。待てよ…、何かを…待ってるのか…?」

戦士「何を待ってるんだ…?」

召喚士「何だろう…?でも、何か引っ掛かるな…」

戦士「まぁとにかく、東方への侵攻は可能性として低い…!」

召喚士「数年かけた計画が、全て崩れたしね…」

戦士「次は1年後か数年後か…はたまた数十年後か…」

召喚士「魔王軍が攻めてくる。その事実は変わらないよ…」

戦士「だな…!」


395 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/07(月) 16:02:12.18 ID:dzFRQYoo
船上からはいつの間にか、東方がなくなり、水平線が広がる。

戦士「なんか…謎ばっかりだなぁ」

召喚士「うん…」

戦士「あのジーサン、影だったんだよな?」

召喚士「みたいだね」

戦士「なんで俺達を殺さなかったんだろう…」

召喚士「…?」

戦士「だってよ、ずっと一緒に行動してたんだぜ?」

召喚士「…確かに」

戦士「殺そうと思えばいつでも……!」

召喚士「殺す気はなかった…」

戦士「あれ…?でも地下で……」

召喚士「あっ!なんだっけ…ナントカ鬼ってのを…」

戦士「アイツやったのジーサンだよな!?」

召喚士(己の身を守った…?いや、巫女殿を…?)


396 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/07(月) 16:04:35.10 ID:dzFRQYoo
戦士「ジーサンから仕掛けたのか、はたまた…」

召喚士「攻撃されての防衛か…ダメだ、分からなくなってきた…」

戦士「巫女さんも無事だといいな…」

召喚士「うん…。早く意識が戻ると良いけど…」

戦士「…そうだな」

デッキの二人に冷たい風が吹き抜ける。

戦士「…うぅ、冷えてきたな…!」

召喚士「うん。戻ろうか…」

戦士「本国まで三日…。ゆっくり休もうぜ!」

召喚士「そうだね…ふあぁ〜…」

戦士「俺も眠いわー…酒入ったら余計に…」

召喚士「少し寝よう…先は長いよ」

戦士「そうすっか…」

船は本国へ向けて、ゆっくりとさざ波を進み、

パーティーは船上で、しばしの休息を楽しんだ…。


397 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/07(月) 16:08:12.95 ID:dzFRQYoo
〜数日後、都〜

大通りは夜を迎え、灯りと賑わいに溢れている。

トクトクトクッ…

女将「珍しいわね。一人で来られるなんて…」

名代「ちょっと飲みたい気分だったのでな…」

女将「…武士様。…残念でしたわね」

名代「…敬語でなくて…いいよ」

女将「この前…久々に来てくれたのよ」

名代「……そうか」

女将「辛いわね…」

名代「……あぁ」

名代はお猪口の酒を一気に口へと放る。

障子の向こうからは、町の明かりがぼんやりと照らし出されている。

女将「…どうぞ」

女将が促すと、名代はお猪口を突き出し、再び酒で満たされていった。


398 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/07(月) 16:09:11.71 ID:dzFRQYoo
〜城〜

帝「雷、居るのであろう…?」

帝は床の間で書物を閉じ、呟く。

帝「構わぬ。傍へ」

シュタッ

雷忍「カカカッ!さすが上様っ」

帝「よい。…なぁ、雷?」

雷忍「…?」

帝「私は…なんと無力なのだろうな」

雷忍「……」

帝「傀儡となり…ろくな意見も述べられず…」

雷忍「…」

帝「またも優秀な家臣を…失ってしまった」

雷忍「それが、家臣の務めで…」

帝「務めも何もあるかっ…!」


399 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/07(月) 16:10:22.69 ID:dzFRQYoo
雷忍「!?…カッカッ!ご尤も」

帝「私の為に…命を惜しむなどあってはならぬのだ」

雷忍「…上様は将軍です」

帝「身分など関係ない!」

雷忍「…あります」

帝「人は人だっ!命は平等であろう!?」

雷忍「上様の存在自体が、東方の民の命となるのです」

帝「…?」

雷忍「上様が居るからこそ…皆が頑張れる」

帝「…象徴…か」

雷忍「いかにもっ」

帝「生まれながらの運命か…」

雷忍「ご自身で変えられれば良いではないですか」

帝「…!?」

雷忍「もう、上様を縛る者はおりませぬ!」


400 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/07(月) 16:12:02.81 ID:dzFRQYoo
帝「…そうか…そうだな」

雷忍「出すぎた真似でしたなっ、カカカッ!」

帝「構わぬ。お前のそういう所が、私は好きだ」

雷忍「…カッカッカ!!」

帝「よし、決めた。明日より私は立ち上がるぞ」

雷忍「……お助け致しまする!」

帝「すまんな。剣の腕もまだ未熟だ…」

雷忍「上様はまだ齢11…しかしながら…」

帝「指南役が欲しいな……。そうだ、雷…」

雷忍「…はっ」

帝「東方一の使い手を連れて参れ」

雷忍「…はっ?」

帝「その者を当家の指南役とする!」

雷忍(これまた急な…)

帝「善は急げじゃ!頼んだぞ!」


401 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/07(月) 16:13:41.44 ID:dzFRQYoo
雷忍「…かしこまりましたっ!」

シュバッ

帝「元服まであと5年…まだ時間はある…!」

〜西門〜

風忍「…どうした?」

雷忍「上様の命で明日、都を離れるわ」

風忍「…そ、そうか」

雷忍「充分…強いんだけどなぁ」

風忍「…?」

雷忍「何でもねぇっ…カカッ!!」

風忍「…」

雷忍「城内の事、よろしく〜」

風忍「…分かった」

シュバッ

風忍「相変わらず…よく分からん奴だな」


402 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/07(月) 16:15:20.94 ID:dzFRQYoo
〜旅籠〜

名代「そろそろ行くよ…」

女将「…ありがとう」

名代「…?」

女将「慰めに来てくれたんでしょ?」

名代「…」

女将「いや…慰められに来たのかしら」

名代「……都一の太夫も、立派な女将になったものだ」

女将「あら…、弱虫陰陽師も立派になったわよ?」

名代「……」

女将「弱虫侍も…立派にお勤めしたわね…」

名代は懐より辞世の句を出し、女将へ手渡す。

女将「……本当…立派っ…に」

名代「あぁ…立派であった」

女将は顔そむけ、辞世の句を名代に返した。


403 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/07(月) 16:30:53.09 ID:dzFRQYoo
〜次の日、城〜

家老「おぉ、名代殿」

名代「家老殿。いきなり評定とは…!?」

家老「私も急に聞かされてな…」

名代「…?」

家老「上様直々の召集じゃ…」

名代「…な、なんと!」

〜本丸〜

名代と家老が着くと、一同が既に座っている。

名代(…!!御庭の御館様!?)



宮仕「上様の御成である。面を下げよ」

スッスッスッ…

帝「面を上げよ」

名代(……上様)


404 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/07(月) 16:32:18.88 ID:dzFRQYoo
帝「本日、皆を呼んだのは他でもない…」

家老「……」

帝「皆も存じておると思うが、北の内乱についてじゃ」

御館様「……」

帝「無事鎮圧されたが、それについては…名代」

名代「はっ…お伝えさせて頂きまする」

名代は帝を含めた面々に、詳細を報告する。

家老「なんと…そのような事であったのか…!」

帝「……心苦しいのう」

名代「…此度は、私の勝手なる行動…まことに…」

帝「構わぬ…東方を思っての行動じゃ。咎めはせぬ」

名代「…!!」

帝「また…陰陽頭亡き今、お主が頭を務めるが良い」

名代「…!?わ、私には…」

家老「私からも推薦させて頂きまする」


405 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/07(月) 16:33:10.56 ID:dzFRQYoo
御館様「…他に変わりはおるまい」

帝「…頼んだぞ、……陰陽頭!」

名代「…ははぁ!謹んで承り申し上げます!」

帝「次いでは旗本家のお家復興じゃ」

家老「…なんと!!」

帝「武士の縁戚に当主を移せ」

宮仕「御意に」

帝「…武士の奉公構も解く」

名代「!!」

帝「武士は我が旗本へ…帰参とする」

名代「…う、上様」

帝「直参に相応しき立派な墓を建てよ」

宮仕「ははっ…」

帝「…家老」

家老「ははぁっ!」


406 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/07(月) 16:34:26.56 ID:dzFRQYoo
帝「老中がいなくなってしまった…」

家老「い…いかにも」

帝「お主が本日より、老中を勤めよ」

家老「え…!?」

帝「私の片腕として…政を頼んだぞ!」

家老「…ははぁ!!」

帝「最後は…御庭よ」

御館様「…ははっ」

帝「影は…誰が纏め上げるのか?」

御館様「…今は…当主不在かと」

帝「分かった。では御庭が影を纏めよ」

御館様「…畏まりました。もうしばらくお時間を…」

帝「…?構わぬ。宜しく頼むぞ」

御館様「…ははっ!」

帝「北の大名は、既に亡骸となっておろう」


407 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/07(月) 16:36:29.60 ID:dzFRQYoo
名代「…はい」

帝「領地は将軍家預かりとする」

家老「それが宜しいかと」

帝「赴任の沙汰は追って伝える」

一同「ははっ!!」

帝「…以上を以て、評定を終了と致す!」

ババッ!!…スッスッスッ…

帝「…どうだ?私の初評定は?」

帝は背後の壁に寄りかかる雷忍に語りかける。

雷忍「…お見事!カカカッ!」

帝「そうだろ?…ふふ…ふふふっ!」

雷忍「では、行って参りますっ!」

帝「うむ。気をつけてな」

雷忍「勿体なきお言葉!…では!」

シュバッ!!

帝「私も…頑張らねばな…!」


408 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/07(月) 16:38:07.73 ID:dzFRQYoo


名代「いや…しかし驚かされましたな」

御館様「大変優秀であられる…」

名代「そのようですな…」

御館様「老中という邪魔の居なくなった今…」

名代「本当の上様が…動かれるか…」

御館様「五年後がいよいよ…」

名代「元服…それまで間に合うかどうか…」

御館様「奴らも今すぐには動けぬ…今すぐには、な」

名代「…ところで、影は…」

御館様「影の実権は副頭領が握っておった」

名代「その副頭領亡き今…」

御館様「影も内部より分裂し…消えるやもしれぬな」

名代「影全てが…妖怪や老中に手を貸していたわけでは…」

御館様「ないだろうな。その証拠に…」


409 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/07(月) 16:39:30.63 ID:dzFRQYoo
名代「副頭領が妖怪に襲われていた…!」

御館様「左様。あわよくば混乱に乗じ、始末を企んでおった」

名代「影は利用されていただけか…」

御館様「真の敵は…」

名代「老中と…その背後にいる…妖怪か」

御館様「お主の所の巫女…」

名代「…まだ、意識は戻っておりませぬ」

御館様「影が執拗に追っておった…」

名代「…何かありまするか?」

御館様「使役の出来る生娘…それ即ち…」

名代「…?」

御館様「…とにかく気を付けられよ」

ザッ

名代「…御庭様?」

御館様「家老にでも国書を見せて貰うが良い」


410 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/07(月) 16:41:50.01 ID:dzFRQYoo
名代「国書?あのような昔話を…」

御館様「唯の作り話と思うな…」

名代「!?」

御館様「……では」

名代「……」

〜本丸〜

名代「家老…いや、老中殿」

家老「まだ家老で結構じゃよ。何か…?」

名代「国書を…拝見致したく…」

家老「国書…?はて、構わぬが…」



家老「待たせた」

家老は国書を名代に手渡す。

パラパラッ…パラッ…

名代「……!?」


411 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/07(月) 16:45:15.44 ID:dzFRQYoo
名代はしばらく、国書を見つめている。

名代「ヤマタノ…オロチ…?」

家老「…?」

名代は国書を勢いよく閉じる。

バンッ!!

名代「……龍脈!!」

名代は国書を家老に返す。

家老「…名代殿…?」

名代「…失礼致します」

ザッザッザ…

門番壱「名代様っ!!」

門番弐「武士様は…本当に…!?」

名代「……すまぬな」

門番壱「ちくしょう…ちくしょう…!!」

名代「お主らも…ご苦労であった」

門番弐「…うぅっ!…武士様ぁ!」


412 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/07(月) 16:47:55.21 ID:dzFRQYoo
〜都〜

大通りは夜を迎え、相変わらず賑わいに溢れている。

名代(北の地より抜け…魔王の…下へ)

名代の横を歩く町人の声が聞こえてくる。

町人「しかし…大したモンだよなぁ」

店主「お前…武士様はな、ウチのメシを食って…」

町人「立派なお侍様だぁ」

店主「言って下されりゃ、たらふくタダメシ食わせたのになぁ」

名代「……」

店主「ともかく武士様のお陰で、都は救われたんだ」

町人「俺も倅に聞かせてやるとするよ!」

〜大橋〜

橋の隅に、巨漢の僧侶が刀を手に佇んでいる。

男「おい!見ろアイツ…!!」

女「何?あれ、お坊さん…!?」


413 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/07(月) 16:50:26.20 ID:dzFRQYoo
男「いや、なんと鬼らしいぞ!」

女「まぁ、鬼だなんて…」

男「袈裟を着て、僧侶の格好なんだけどよ」

女「うん」

男「頭巾から覗く目が、鬼のようだって…!」

女「でも…人間なんでしょう?」

男「妖怪や人間を食ってる姿を見た奴もいるそうだ」

女「おそろしやぁ。ウチらも気をつけないと…」

男「でも悪い妖怪や罪人ばっかり斬られてるらしいぞ」

女「じゃあ良い人なのかしらね…?」

男「触らぬ神になんとやらだ…さぁ、行こう」

女「触らぬ鬼ってところかしら。ふふふっ」

スタスタスタ…

名代「……頑張っておるようだな」

鬼丸「おう旦那!グハハッ!見ろよこれ!」


414 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/07(月) 16:51:56.35 ID:dzFRQYoo
鬼丸の背中には、無数の刀が背負われている。

名代「…凄い数だな。奪い取ったのか?」

鬼丸「悪党は殺す。怪しい奴は没収だ!グハハ!」

名代「……あまりやりすぎるなよ?」

鬼丸「もうすぐ100本ってとこかな・・・1000本でやめとくか!」

名代「い…いや、そういう事では…」

鬼丸「さて、今日もハリキってやってやるぜ!グハハ!」

名代「……まぁ、しっかりな。頼んだぞ」

鬼丸「おうよっ!!」

名代「気にせず、たまには屋敷に顔を出せよ」

鬼丸「意外と橋下暮らしも快適でな!グハハッ!それに…」

名代「……」

鬼丸「迷惑かかるからな。そのうち行くわ!!」

テクテクテク…ピタッ…

名代は大通りをしばらく歩き、ゆっくりと振り返り、目を瞑る。


415 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2009/12/07(月) 16:53:45.08 ID:dzFRQYoo
―――

名代「おいっ!早く来いって…!」

武士「待ってくれって…」

名代「もう通っちまうぞ!この隙間から…入れば…」

商人「いてぇな!押すんじゃねぇっ!」

武士「す、すいません…!」

町人「おぉ!来たぞ!太夫のお通りだ!」

シャン…シャン…シャン…

名代「……美しいなぁ」

武士「…あぁ」

女将「……ふふ」

名代「!!」

武士「…!!」

名代「お、お前ももう16なんだろ…?」

武士「だ、だから何だよ!?」

名代「俺はもう18だし…」

武士「知ってるよっ」

名代「い…行ってみるか…遊郭…」

武士「も、勿論!全然問題ないし…!」

―――

名代が目を開けると、二人の少年が元気に駆け抜けて行った…。


418 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/07(月) 17:18:58.23 ID:gcZTzEAO
>>1
すまん
帝と将軍って別じゃないのか?


419 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/12/07(月) 17:31:20.82 ID:dzFRQYoo
きぃー!仕事が増えてきたぁー!

>>418
すいません。立場的には征夷大将軍なんですが、
国軍の将軍とかとカブリそうなので、便宜上「帝」としております


420 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/07(月) 17:37:22.20 ID:URe/3oSO
殿とか若とかならわかりやすいかもとか言ってみる


421 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/07(月) 17:42:02.20 ID:n6uo7igo
鬼・・・よかったなぁ・・・


422 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/07(月) 17:48:53.21 ID:gaX0DAAO
>>402の太夫もが太ももに見えた
さっきまであっちの読んでたせいだなww


423 :パー速民がお送りします [] :2009/12/07(月) 17:49:05.85 ID:485fF.SO
>>1 無理すんなよ!

それにしても…同じ11歳で帝と王子のこの違い………
いかに王子が甘やかされて育ってきたかってのが分かるな
そんなバカ王子の下に就く家臣や民が可哀相だ


424 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/07(月) 17:50:49.05 ID:rI0AWLAo
鬼=弁慶とな
しにそうにねえなwwww良かったよかった


427 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/12/07(月) 18:37:06.18 ID:dzFRQYoo
excelウザイです。次の投下は帰宅後になりそうです
本日もご支援ありがとうございます!ノシ

さぁーはたらくぞー(^p^)ノシ


437 :パー速民がお送りします [] :2009/12/07(月) 22:42:36.62 ID:0xqZcIg0
追いついた
それにしても>>395の
>召喚士(己の身を守った…?いや、巫女殿を…?)
なんか召喚士が殿とかつけてると、違和感ある……俺だけ?


438 :パー速民がお送りします [sage] :2009/12/07(月) 22:44:31.90 ID:rI0AWLAo
んなもん自分で補完してりゃあいいだろうが


440 :パー速民がお送りします [sage saga] :2009/12/07(月) 23:04:49.47 ID:v5y8Mp6o
た、ただいま…ご飯も済ませたぜウボァー
新ストーリー書く気力がないのでおまけでも…orz
ホントごめんなさい!明日から本気出します!

>>437
本当だ…どういう事だろう…す、すいません!



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