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青年剣士「運命ということ・・」
- 201 名前: ◆qqtckwRIh. []
投稿日:2013/07/22(月) 12:02:09 ID:eBCluwfE
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
――――【それから4日目】
幼剣士「・・・やったぁ!!」
・・・ワァァァ!!
アナウンス「大勝利ぃ!青年剣士、千年騎士を破り3回戦進出!!」
青年剣士「はぁ・・・はぁ・・・」
千年騎士「さすが・・・英雄騎士殿だな・・・。我が槍術が見破られるとは・・・・」
青年剣士「いえ・・・俺も危ないところでした。いい試合でした!」
- 202 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/22(月) 12:02:39 ID:eBCluwfE
アナウンス「次の対戦を発表するぞーーー!!・・・おっと、ここで何か情報が入ったようだ。ちょっとだけ待ってくれ!」
・・・ザワザワ
王傭兵「よくやったな!次の試合は俺だ・・・、確か王国兵士だったはずだな?」
酒場の兵士「王国兵士なら過去に手合わせしてるし、余裕だろ?」
青年剣士「はぁはぁ・・・・、王傭兵さんも頑張って下さい!」
王傭兵「当たり前だろ!」
アナウンス「ここでトラブルがあった模様だ!そこで、急遽トーナメント内容を変更するぞ!」
王傭兵「なに?」
- 203 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/22(月) 12:03:14 ID:eBCluwfE
アナウンス「本来予定されていた、王傭兵と王国兵士の戦いだったが・・・王国兵士がここで対戦のキャンセルをしたようだ!」
・・・ザワザワ・・・ドウスルンダ・・・?
王傭兵「・・・キャンセル?」
酒場の戦士「何かあったのかね」
アナウンス「・・・予定されていた数人が突如キャンセルをしているようだ!そこで、対戦の繰上げや変動が施される!」
青年剣士「繰上げ・・・変動・・・・」
幼剣士「どうなるんだろう」
赤髪少女「・・・?」
アナウンス「変更され、次の試合は・・・・・、"不沈艦"王傭兵・・・対、"連覇"白竜人だぁぁぁ!!!」
青年剣士「・・・・・!!」
- 204 名前: ◆qqtckwRIh. [sage] 投稿日:2013/07/22(月) 12:03:58 ID:eBCluwfE
ちょっと面倒と思われるような会話パートも多かったですが、ここで本日は終了です。
ありがとうございました。
- 205 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2013/07/22(月) 12:21:30 ID:QXT4N25w
乙乙
毎日楽しみにしてるよー
- 210 名前: ◆qqtckwRIh. [sage] 投稿日:2013/07/23(火) 11:13:19 ID:q/IejV1k
皆様ありがとうございます
- 211 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/23(火) 11:13:55 ID:q/IejV1k
王傭兵「はは・・・、いきなりボスの登場かよ」
青年剣士「お、王傭兵さん!」
王傭兵「どうした?」
青年剣士「そ、その体でその相手は・・・・!」
王傭兵「大丈夫、無理だけはしねえよ」
青年剣士「・・・・」
酒場の戦士「いや・・・本当に気をつけろよ」
王傭兵「俺には医聖者もいる。大丈夫だ」
- 212 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/23(火) 11:14:28 ID:q/IejV1k
アナウンス「それでは中央に入り、準備をしてくれぇ!」
王傭兵「・・・行ってくる」
酒場の戦士「・・・おう」
青年剣士「気をつけてください」
赤髪少女「おじちゃん頑張れぇぇ!」
幼剣士「いけーー!おっさん!!」
王傭兵「やれやれ・・・モてる男は辛いねぇ」
- 213 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/23(火) 11:15:01 ID:q/IejV1k
・・・・・ワァァァ!!!
観客「どっちも本気でやりやがれよー!」
観客「いい試合が見れればそれでいいぜーー!」
白竜人『・・・』スタッ
王傭兵「久しぶりだな・・・白竜人」スタッ
白竜人『再起不能になったと聞いていたが・・・、この間の試合、楽しんで見れたぞ』
王傭兵「そいつはどうも。再起不能になったのは誰かさんのせいだけどな」
白竜人『・・・』
王傭兵「こうしてまた、手合わせする日が来るなんて思わなかったぜ」スッ
白竜人『全くだ。お前が相手では、俺も本気を出せるというものだな』スッ
- 214 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/23(火) 11:15:34 ID:q/IejV1k
青年剣士「・・・」
酒場の戦士「お互い、技量も高く、魔力も高く、精神力がある。ただ・・・体力の差が・・・、大きすぎる・・・」
青年剣士「信じましょう・・・」
酒場の戦士「当たり前だ。俺らがの信じる心も、あいつの力になってるんだ」
青年剣士「はい、もちろんです」
アナウンス「さぁ・・・いくぜ!試合・・・・開始っ!!!」
・・・ワァァァッ!!!
- 215 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/23(火) 11:16:06 ID:q/IejV1k
王傭兵「・・・」ジリッ
白竜人『・・・』ジリジリ・・
アナウンス「さあどうした!試合は始まっているぞ!お互いの距離を徐々につめあっているのかーっ!」
王傭兵(くそ・・・黙れ・・、一瞬の油断が命取りになるんだ・・・・)
白竜人『・・・』ジリッ・・
王傭兵「・・・」
白竜人『この感じられる覇気・・・、あの頃よりも重い・・・・』
王傭兵「当然だ・・・こちらからいくぞ!」
・・・・ダダダダッ!!!
青年剣士「先に仕掛けた!」
- 216 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/23(火) 11:16:37 ID:q/IejV1k
王傭兵「でやぁぁっ!」ビュッ
白竜人『何の変哲もない上段蹴り・・・・・』
・・・スッ・・・・・・ビュッ!!
白竜人『・・・を寸止めし、そこからの下段への足払い。相変わらず変わらぬ攻撃だな』ガシッ!
王傭兵「近接だけじゃないな、この距離からの・・・・大炎刃魔法っ!」ボワッ!!
・・・スパッ!!!
白竜人『ぬぅっ!かすったか!』
王傭兵「まずは腕を切り裂き動きを制限させてもらうぞ!連弾!!」ビュビュビュッ!!
白竜人『ぬうぅぅあああ!』
- 217 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/23(火) 11:17:10 ID:q/IejV1k
アナウンス「おーー!?序盤から王傭兵の連続攻撃が光る!!」
青年剣士「いけええ!」
酒場の戦士「休む暇を与えるな!」
王傭兵「・・・・」キッ
白竜人『ぐぬ・・・・・』
・・・ポタ・・・ポタポタ・・
王傭兵「両腕の腱を切り裂いた、多少だがこれで動きが重くなるだろう」
白竜人『・・・果たしてそう上手くいくかな・・・・?』
王傭兵「何?」
・・・ユラッ・・
- 218 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/23(火) 11:17:40 ID:q/IejV1k
青年剣士「なっ・・・!」
酒場の戦士「やられた!そいつは分身だ!本物は・・・後ろだ!」
白竜人『・・・もらった!』ビュン!
王傭兵「・・・わかってるっつーの!おらぁっ!」ヒュッ
・・・ガキィィン!!!
白竜人『ぬぅぅぅっ!』ビリビリ
王傭兵「ぐううっ!」ビリビリ
白竜人『前はこの一撃で流れが変わったというのに・・・、腕をあげたな・・・ぐぬっ・・』ググッ
王傭兵「思い上がりがなくなっただけだ・・・ぐぅぅ・・・」ググッ
- 219 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/23(火) 11:18:21 ID:q/IejV1k
アナウンス「な、なんという試合だ!重く、緊張感の漂う中で、見る者が目を奪われる素晴らしい試合が始まった!」
・・・・ウワアアアアッ!!!
観客「す、すげえ!」
観客「一瞬の流れだったけど、レベルが高いのは分かるぜ!」
白竜人『・・・・』ググッ
王傭兵「・・・くっ、これ以上の力比べは不利だな・・・・悪いが・・・、大火炎刃魔法っ!」ボワッ!!
・・・・ビュッ!!
白竜人『っち!』ヒュッ
王傭兵「大水円魔法っ!」ギュゥゥン!!!
- 220 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/23(火) 11:19:00 ID:q/IejV1k
アナウンス「観客席を覆うような水が、生き物のように弧を描いていく!」
王傭兵「・・・収束!」ギュッ
白竜人『ぐううっ・・・閉じ込められ・・・・!』ブシャァァッ!!!
王傭兵「水の牢獄だ!いくらお前でも、この大きさでは脱出できないだろう!」
白竜人『・・・・』ブクブク・・
青年剣士「水の中に閉じ込めた!」
酒場の僧侶「あれではさすがの白竜人でも・・・!」
酒場の戦士「いや・・・待て、何か唱えてるぞ!」
白竜人『・・・特火炎魔法・・・、大雷撃魔法・・・・』
- 221 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/23(火) 11:19:47 ID:q/IejV1k
王傭兵「いっ!?」
カッ・・・・ドッゴォォォォォォン!!!!!
・・・・グラ・・・・グラグラグラ!!!
アナウンス「ど、どうしたぁぁ!?水に閉じ込められていた白竜人が・・・大爆発!!」
青年剣士「な・・・なんだ!?」
酒場の僧侶「分解と合成か・・・・!錬金技術だ・・、原子や元素とか・・そういう事ができるっては聞いたことがある」
酒場の戦士「博学すぎるだろ・・・」
・・・・スタッ
白竜人『・・・』
王傭兵「あそこから無理やり脱出するとはな・・・」
白竜人『知識というものは幾らあっても無駄にはならないものだろう』
王傭兵「ああ・・・まったくだ・・やっぱり強いよお前は・・」
- 222 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/23(火) 11:20:32 ID:q/IejV1k
???「どうしたんだ!!早くそいつを殺せ!!」
青年剣士「・・・なんだ?」
酒場の戦士「あ・・・、あいつは!」
エリート魔法使い「早くしろ白竜人!何をもたついてんだ!!」
青年剣士「ま・・・また・・」
酒場の僧侶「・・・まさか、今回の大会を裏からイジりやがったのか!?」
青年剣士「え?」
酒場の僧侶「突然の内容変更、どう考えても・・おかしいと思った。おそらくアイツの仕業だ・・」
青年剣士「あいつ・・・!」
- 223 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/23(火) 11:21:05 ID:q/IejV1k
王傭兵「ご主人様が・・・騒いでるぜ白竜人」
白竜人『ふん・・・』
王傭兵「じゃあ早速・・・ご期待に応えまして、肉体超鉄化!」ビキビキ・・
白竜人「・・・ではこちらもそろそろ・・本気でいくぞ。極魔力増大魔法・・・」
王傭兵「・・・」ググッ
白竜人「・・・」ググッ
・・・ゴゴゴゴゴゴ・・・
観客「・・・!」
青年剣士「・・・来る・・!」
- 224 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/23(火) 11:21:36 ID:q/IejV1k
王傭兵「極・・・・衝撃波ぁぁぁっ!!」
白竜人「極・・・竜波動っっ!」
・・・ドォォォォォッ・・・!!!!!!
・・ドゴォォォォォォッッッッ!!!!!!!!!
グラグラグラ・・・・・ビリビリビリビリ・・・・
観客「うわああああっ!」
観客「だ、大丈夫なのかこれ!!」
観客「息が・・・できない・・・!!」
アナウンス「こ・・コロシアムだけじゃない!この街全体が揺れ動くほどの爆音と衝撃波ぁぁ!」
- 225 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/23(火) 11:22:10 ID:q/IejV1k
青年剣士「くっ・・・・!」
酒場の戦士「光と音で何も見えない!」
酒場の僧侶「大丈夫なのか、王傭兵っ!!」
・・・ゴォォォッ・・・・・・・
・・ユラッ・・・・
アナウンス「おお!?誰かが立ってるぞ!!どっちだぁぁぁ!!」
青年剣士「お・・・王傭兵さんに決まってる・・・・!」
- 226 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/23(火) 11:22:41 ID:q/IejV1k
王傭兵「・・・・へ・・」ビキッ・・
青年剣士「王傭兵さんだっ!」
酒場の戦士「や、やりやがったぞあの野郎!!」
酒場の僧侶「マジかよ!!」
アナウンス「こ、これは王傭兵が立っている!白竜人は・・・・・!?」
白竜人『・・・』
アナウンス「・・・倒れている!!白竜人はその場で倒れている!!」
王傭兵「ごほっ・・・当たり前だぜ・・・」
- 227 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/23(火) 11:23:15 ID:q/IejV1k
アナウンス「ということは・・・、王傭兵のしょう―――・・・」
白竜人『油断・・・したか』
・・・・ドシュッ
王傭兵「・・・がっ・・」
・・・ズルッ・・・ポタッ・・・ポタポタ・・・
アナウンス「―――は?」
青年剣士「なっ・・・・!」
酒場の戦士「お、王傭兵!!」
酒場の僧侶「っっ・・・・!!!」
- 228 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/23(火) 11:23:45 ID:q/IejV1k
王傭兵「ばかなっ・・・、それじゃそこに倒れ・・・・ている白竜人は・・・・」
白竜人『・・・』パチンッ
・・・サァァッ・・
王傭兵「霧・・・・、分身か・・ここで・・・・・・・・」
白竜人『あの頃よりもずっと腕をあげていた。思い上がりもなかった。だが・・・油断の癖はなくならなかったようだな・・・』
王傭兵「・・・ちっ・・」
・・ドサッ・・・・・
- 229 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/23(火) 11:24:19 ID:q/IejV1k
アナウンス「・・・・!!こ、今度こそ・・・白竜人の勝利ぃぃぃ!!!」
青年剣士「そんな・・・あと一歩だったのに・・」
酒場の戦士「だめ・・だったか・・・・」
酒場の僧侶「くそっ・・・」
アナウンス「ではこれで本日の第二試合はしゅうりょ・・・」
エリート魔法使い「待てっ!!!!」
アナウンス「・・・?」
- 230 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/23(火) 11:25:30 ID:q/IejV1k
青年剣士「あいつ・・・、本部の実況の場所に・・・何をする気だ・・・」
エリート魔法使い「白竜人・・・トドメを刺せ」
白竜人『・・・何?』
エリート魔法使い「そいつは俺の両腕を奪った!どれほどの痛みか・・・、そいつに分からせてやれ!!」
白竜人『だがしかし・・・、王傭兵は既に動けない!腹部を貫通させた一撃で・・・これ以上は・・・・』
エリート魔法使い「・・・逆らうのか?」
白竜人『・・・・!』
エリート魔法使い「別にいいんだぜ?逆らっても」
白竜人『・・・』
- 231 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/23(火) 11:26:13 ID:q/IejV1k
王傭兵「へ・・・へへ・・・、やれよ・・・。それもまた・・・一興だろうよ・・・」
酒場の戦士「ダメだ!やめろ!!」
青年剣士「やめてください!!」
酒場の僧侶「王傭兵も落ち着け!!!」
王傭兵「・・・ごほっ・・、あのなぁ・・・実はな・・、さっきの攻撃の打ち合いで・・・体中のいろんな部分イっちまったみたいなんだよ・・・」
青年剣士「それは!医聖者に頼めば治ります・・・だから!」
酒場の僧侶「・・・・っ!」
王傭兵「それに・・・ここの掟の1つは・・・、死んでも文句をいうな・・・だろ・・・?」
白竜人『お前・・・』
- 232 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/23(火) 11:26:45 ID:q/IejV1k
観客「・・・さすがにひどすぎないか?」
観客「確かに試合中なら殺しもあるが・・・、トドメを刺せってのは・・・なぁ・・・?」
・・・ザワザワ・・
青年剣士「み、みんなも同意している・・・」
酒場の戦士「よし・・・」
観客「そうだぞー!エリート家がなんだ!それはないだろ!」
観客「引っ込めー!!」
観客「負けた腹いせとか情けなすぎるぞーーー!!」
・・・ブーブー!!
エリート魔法使い「ぐっ・・・・」
- 233 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/23(火) 11:27:33 ID:q/IejV1k
側近「静まれぇぇぇい!!」
観客「!」
青年剣士「あれは・・・・王の側近・・・」
酒場の戦士「やっぱりいたのか・・・あそこの一番上の特等席だ・・・」
王様「・・・みなのもの、静かにしろ!」
観客「・・・・」
・・・シーン
王様「このコロシアムのルール・・・忘れたのか・・・・?」
青年剣士「・・・・!」
王様「敗者は勝者を受け入れなければならぬ。それがいかに辛かろうと。それが・・・この大会のルールであろう!」
- 234 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/23(火) 11:28:04 ID:q/IejV1k
青年剣士「・・・・だめだ・・・」
王様「白竜人はエリート家の従者。では、エリート家のいうことも頷ける。そうであろう?」ニタリ
エリート魔法使い「はっ!ありがたき・・・お言葉!」
王様「白竜人!・・・殺れ」
白竜人『ぐっ・・・・・』
王傭兵「・・・白竜人、ちょっとだけ屈め。耳を貸すんだ」
白竜人『何を・・・』
・・・ボソボソ・・
・・・・・・・・・・・・・ボソッ・・・
白竜人『・・・っ』
王傭兵「・・・」ニカッ
- 235 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/23(火) 11:28:34 ID:q/IejV1k
エリート魔法使い「何をしている!さっさとやれぇぇ!」
酒場の戦士「だめだ!止めるぞ!!」
酒場の僧侶「いくぞ!」
青年剣士「はい!赤髪少女らはここで待ってるんだ!」
赤髪少女「うっ、うん!」
幼剣士「わ・・わかった」
・・・ダダダダダッ!!
- 236 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/23(火) 11:29:05 ID:q/IejV1k
白竜人『・・・わかった。お前の言葉だ・・・信じよう・・』
王傭兵「ありがとよ・・・」
・・・ダダダダッ!!
王傭兵「あいつら・・・来たか・・・」
青年剣士「王傭兵さん!!」
大会兵士「これ以上は通さぬ!」ガシッ
大会兵士「王様のルールを汚すな!従え!!」
青年剣士「離せ・・・・大ざ・・」チャキッ
王傭兵「やめろっ・・・!」
- 237 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/23(火) 11:30:17 ID:q/IejV1k
青年剣士「・・・王傭兵さん・・」
酒場の戦士「だめだ!お前を失うわけにはいかないんだ!」
王傭兵「もういい・・・もういいんだ。お前らがここで暴れたら・・・全部が・・無駄になる・・・」
青年剣士「・・・」ハッ
王傭兵「・・チャンスを・・逃すな・・・・」
青年剣士「・・・くっ、くそっ・・・」ポロッ・・
王傭兵「泣くのか・・・俺のために・・」
青年剣士「俺の師匠・・・俺を教えてくれる人・・・、目の前で消えていくのは・・・もう・・・」
王傭兵「それを・・・強さに変えろ・・・」
青年剣士「・・・」
- 238 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/23(火) 11:30:49 ID:q/IejV1k
エリート魔法使い「なぁぁにやってるんだぁぁ!!!早くしろよぉぉ!!!!」ビリビリ
王傭兵「うっせぇなぁ・・・ビリビリと・・・、さっさと白竜人・・・やってくれ・・・」
白竜人『・・・分かった』スッ
王傭兵「・・・一緒にまた戦えなくて悪かったな。みんな、今までありがとうよ・・」
青年剣士「王傭兵さぁぁんっ!!!!」
酒場の戦士「王傭兵っ!!!!」
酒場の僧侶「やめろおおおおっ!」
赤髪少女「おじちゃんっっ!!」
幼剣士「おっちゃぁぁん!!」
白竜人『また・・・会おう・・』
・・・ビュッ・・・・
- 239 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/07/23(火) 11:31:31 ID:q/IejV1k
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
- 240 名前: ◆qqtckwRIh. [sage] 投稿日:2013/07/23(火) 11:32:31 ID:q/IejV1k
ここまでで終了です。ありがとうございました(A´ω`)
- 242 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/07/23(火) 13:27:57 ID:/6chkS9c
正直にいってシリーズで一番好きになった
これが最終章って前作でいってたけどもっともっと読みたくなってくる。
作者さん乙です。
- 243 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2013/07/23(火) 13:34:20 ID:TNtpTjLk
乙。金がかかってでも読みたくなりそうだな…
- 244 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/07/23(火) 17:37:42 ID:vpvWazYw
おつです!毎日楽しみにしてます!
- 245 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2013/07/23(火) 19:09:43 ID:tYdGDkCI
こういうの、リアルタイムで追い付いて更新まちするの初めてです。それくらい好きで待ち遠しい!がんばってくださいー
- 246 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/07/23(火) 23:05:48 ID:6RKhZOWM
乙乙。次も期待してます
- 247 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2013/07/24(水) 00:31:08 ID:T2bxu3hE
嘘だろ?。・゜・(ノД`)・゜・。
- 248 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/07/24(水) 01:49:28 ID:fai8Dgl2
おつ。コメントしないけどいつも見てます!更新頑張ってください。
- 249 名前: ◆qqtckwRIh. [sage] 投稿日:2013/07/24(水) 09:12:40 ID:hvUgY9zc
皆様ありがとうございます。非常に励みになります(ノω`。)ウッ
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