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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その9
157 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/08(金) 23:23:44.01 ID:Ef8rptUo
〜バーテンの店〜

ガチャッ…カラカラン…

召喚士「こ、こんにちはー…」

バーテン「おう」

戦士「魔道士とオッサンはまだか…」

バーテン「今日で1週間。もう戻ってくるだろ」

盗賊「……」

バーテン「しかし…随分な荷物だな」

召喚士「あっ…そうだ、これ…」

バーテン「…ん?」

ガサガサッ…コトッ…

バーテン「…!!」

召喚士「これ…お店に飾るなんて…どうかなって…」

盗賊「……」

バーテン「……へっ。アイツ、こんなモン取って置いてたのか」


158 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/08(金) 23:24:46.50 ID:Ef8rptUo
バーテンは懐かしそうに絵を眺める。

戦士「あ、あのよ……」

バーテン「…ん?」

ガチャッ…カラカランッ…

魔道士「戻りましたー!!」

マジシャン「おっ、お前らも戻ってたか!」

召喚士「お帰りなさい!」

盗賊「…おかえり」

魔道士「皆さん、お待たせしました!」

召喚士「修行の成果はどうですか…?」

魔道士「……」

マジシャン「……ほらっ」

マジシャンは魔道士の背中をポンと叩く。

魔道士「…バッチリですっ!エヘヘ!!」

魔道士は右手でVサインを作り、笑顔で答えた。


159 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/08(金) 23:25:48.77 ID:Ef8rptUo


マジシャン「ふーん…。あのバカがねぇ…」

バーテン「懐かしいもんだよ。まったく…」

戦士「あ、あのさ…」

マジシャン「ん?」

戦士「この人…なんだけど…」

マジシャン「んー?…これ、誰だ?」

バーテン「おいおい…国軍一の槍使いを忘れたのかよ…」

マジシャン「あーっ!アイツかぁ…!てか、何でこんなナリしてんだ?」

バーテン「…あれ?これ……戦士くんに…!?」

戦士「それ…俺の親父です」

マジシャン「!!」

バーテン「ほ、本当か…!?」

魔道士「戦士さんの…お父さん!?」

戦士「間違いないっす。この人、北関であったし…」


160 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [] :2010/01/08(金) 23:25:57.82 ID:2KVqwA20
そういえば召喚士は朱雀先生になったけどそれを証明できる物とかがあるわけでもないし魔道士の父のときみたいに名乗っても信じてもらえないから何か証明できる物があったほうがいいな


161 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage saga] :2010/01/08(金) 23:31:54.98 ID:Ef8rptUo
>>160
大丈夫っす!


162 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/08(金) 23:33:28.79 ID:Ef8rptUo
戦士は左翼長を指差し、二人に話す。」

バーテン「待てよ…?って事は、あお赤ん坊が…お前?」

マジシャン「左翼長なんて北関にいたか?」

召喚士「いましたよ?」

マジシャン「そうだっけか…?見れば分かるけどなぁ…」

バーテン「アイツは群れるのが苦手だからな…」

戦士「眼帯してたし…気付かないかも…」

バーテン「眼帯…?目をやられちまったのか…」

マジシャン「んで…親父は元気なのか?」

戦士「いや…それが行方不明で…」

バーテン「……そうか」

マジシャン「アレも変わった奴だったからなぁ…」

バーテン「ま、みんな個性的だったわな」

召喚士「戦士の親父さんて、どんな人だったんですか?」

バーテン「んー…とりあえず国軍一の槍使いだったな」


163 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/08(金) 23:34:22.23 ID:Ef8rptUo
マジシャン「髭も髪もボッサボサで小汚ねぇ野郎だったな…」

魔道士「ボ、ボサボサ…?」

バーテン「そうだな」

マジシャン「しかし…中身はなかなかの男前だったんだなぁ」

盗賊「……」

マジシャン「何でこの時はちゃんとしたナリなんだ?」

バーテン「アレだろ、結婚式直後だったから」

マジシャン「あー…そうだっけか」

バーテン「こん時ぐらいだろ。マトモな格好してたのは…」

召喚士「す、凄い人だったんですね…」

バーテン「腕も凄かった」

戦士「…!?」

バーテン「コイツは常に一番槍で最前線に突っ込んで行ってなぁ」

マジシャン「そうそう。フォローが大変なんだ…また」

盗賊「……誰かに…似てるな」

戦士「……うっせ」


165 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/08(金) 23:35:29.17 ID:Ef8rptUo
魔道士「これって…バーテンさんですか?」

バーテン「ああ、そうだ」

マジシャン「コイツもこう見えてだな…」

バーテン「あー、俺の話はいい」

召喚士「真ん中の四人が…再来のパーティーですよね…?」

マジシャン「……そうだ」

戦士「じゃあ、この二人が、剣士とプリースト?」

バーテン「ああ」

魔道士「……」

バーテン「前も話したっけな。2mものツヴァイハンダーを…」

マジシャン「いい」

バーテン「…?」

マジシャン「古い話だ。別に言う程のモンじゃねぇだろ」

バーテン「…自分は言おうとしたクセに」

戦士「あっ、あと一人…この人だけ分からねぇんだけど…」


167 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/08(金) 23:39:08.60 ID:Ef8rptUo
マジシャン「あーこれか。ほら、お前ら海峡で会っただろ」

召喚士「えっ!!まさか…!?」

マジシャン「そっ。将軍」

魔道士「ぜ、全然違いますよっ!?」

盗賊「…や、痩せてる」

マジシャン「まぁ臆病な戦いしてると…人間変わっちまうのかもねぇ」

バーテン「……」

召喚士「そっか…。将軍さんが…」

マジシャン「まぁアイツも可哀そうな奴だよ」

盗賊「…?」

マジシャン「2代目のプレッシャーに潰されちまった…」

バーテン「国軍大元帥の息子なんだ。こいつ」

召喚士「!?」

戦士「大元帥……」

マジシャン「仕方ないけどな…。親父の面子に周囲の期待…」


169 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/08(金) 23:41:13.76 ID:Ef8rptUo
バーテン「あいつも無能じゃねぇんだけどな」

召喚士「そんな…事が…」

マジシャン「それで以上8人。もういいか?」

召喚士「あ、ええ…。ありがとうございます」

戦士「……」

バーテン「親父…無事だといいな」

マジシャン「おっ死ぬようなタマじゃねぇよ!ハッハ!」

魔道士「きっと…会えますよ。戦士さん」

戦士「ん、ああ……」

盗賊「……」

バーテン「ほらっ、とりあえず再会の乾杯だ」

バーテンは各自に酒とジュースを差し出す。

マジシャン「それじゃ…無事の再会を祝して…」

召喚士「乾杯!!」

魔道士「カンパーイ!!」


170 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage saga] :2010/01/08(金) 23:48:15.76 ID:Ef8rptUo
なんかとても重いですね…。キリもいいしここまでにしておきます!
本日もご支援ありがとうございました!!ノシ

〜オマケのリクあったら下さい〜

召喚士「……」

戦士「…マ、マジかよ…」

召喚士「か、身体でお礼を…して貰った…?」

戦士「アマゾネスの村って…どこにあんのかな?」

盗賊「…何をしてる」

戦士「うわぁ!いつの間に…っ!」

召喚士「ナ、ナニってしし師匠の日記を読んで…」

盗賊「…ふーん」

召喚士「は、ははっ…」

戦士「へ、へへっ…」

盗賊「…おやすみ」

テクテクテク…バタンッ!!

戦士「…お、怒った…かな?」

召喚士「ど…どう…だろ…?」

盗賊(……身体でお礼って…な、何?///)


178 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage] :2010/01/09(土) 00:29:23.10 ID:ihHIYN2o
盗賊は宝に目がないようだけど何に使ってんだろ
パーっと使うって感じじゃなさそうだし


185 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage] :2010/01/09(土) 04:18:42.12 ID:6x2GDiIo
今どのくらいお金持ってるのかもうちょっと正確に知りたい


186 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [] :2010/01/09(土) 08:16:40.31 ID:J1xsZIDO
盗賊のキャラが変わってきてると感じるのは俺だけ・・・?


187 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [] :2010/01/09(土) 08:24:25.52 ID:5W130JE0
人、それを成長と言う


188 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [saga] :2010/01/09(土) 08:55:57.49 ID:bIrqj.DO
今度のオマケは盗賊が集めた金銀財宝を愛でてる様子をkwsk


190 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage] :2010/01/09(土) 13:47:44.65 ID:lIbCKYDO
おまけのリクしていいですかね

飲食店で働く4人が見てみたい


194 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage saga] :2010/01/09(土) 19:30:06.85 ID:Q7BDWN.o
こんばんは。今日はお出かけしてました…すいません
ちょっと頭が頭痛で痛いので、休み休み投下します…ごめんなさい
偏頭痛つらいのぅ><↓続き


195 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/09(土) 19:30:59.87 ID:Q7BDWN.o


バーテン「んで、ちゃんと仕上げたのか?」

マジシャン「モチロンよ!ハッハ!」

バーテン「才能あるからな」

マジシャン「まぁな!ハッハッハ!」

バーテン「お前じゃねぇよ…」

召喚士「ど、どんな感じで…?」

魔道士「土行と…補助を……」

戦士「!?」

マジシャン「もう、バッチリだ…!」

魔道士「バッチリです!!」

マジシャン「なんならコイツらに見せてやれ!」

魔道士「あ、はいっ!」

盗賊「……」

バーテン「やるなら外でやってくれよ…?」


196 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/09(土) 19:33:55.88 ID:Q7BDWN.o


魔道士「ではまず…土の魔法を…!」

盗賊「…」

召喚士「…ゴクッ」

ドンッ!!…ドドドドドォ…ボゴオォン!!

戦士「おぉ!すげぇっ!」

召喚士「お見事っ!」

魔道士「ありがとうございます!エヘヘ!」

マジシャン「さぁて…、お次は…」

魔道士「補助…行きます!」

マジシャン「さぁ見とけよ…?」

バーテン「……」

ドンッ!!…ドドドドド…

戦士「うおぉ!?」

召喚士「か、壁が…っ!」


197 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/09(土) 19:35:25.83 ID:Q7BDWN.o
ピョロッ

盗賊「…?」

戦士「…ち…ちっさ」

魔道士「あ、あれぇ…?何で…っ!?」

マジシャン「ハッハ!気持が抜けたな?」

魔道士「……うぅ」

盗賊「…い、一応出たし」

召喚士「かっ、かわいらしい壁ですね…はは」

マジシャン「ま、本番になりゃ大丈夫だろ…」

戦士「……不安だな」

バーテン「…ああ」

魔道士「……が、頑張ります!」

召喚士「でも、この短期間で…凄いです!」

盗賊「…ああ。…頑張ったな」

魔道士「ありがとうございます!!」


207 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage saga] :2010/01/09(土) 21:40:47.70 ID:Q7BDWN.o
魔道士「受験生の皆さん!頑張って下さいね!」

盗賊「うむ!が、頑張ってっ!」

魔道士「でも、終わるまでここには来ちゃダメですよ?」

盗賊「…学業は…大切」

魔道士「スレは逃げませんからねっ!後でまとめ読みして下さい!」

盗賊「わ、私たちも…っ、お…応援してるぞっ!」

魔道士「受験生ファイトッ!エヘヘ!!」

↓続き


209 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/09(土) 21:42:00.61 ID:Q7BDWN.o
〜バーテンの店〜

マジシャン「お前らも大丈夫なんだよな?」

バーテン「……」

バーテンは煙草をくわえ、火をつける。

召喚士「一応これを…」

マジシャン「…?」

召喚士は朱雀の文献をマジシャンへ手渡す。

マジシャン「…これは?」

召喚士「師匠の家にありました…」

マジシャン「…なるほど。朱雀属性の文献か」

召喚士「ええ」

魔道士「色々と、細かく載ってますね」

召喚士「ええ。これで歴史や、新たな召喚獣や…」

盗賊「…分かる」

召喚士「はい」


210 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/09(土) 21:43:30.45 ID:Q7BDWN.o
マジシャン「んで…?次はどうするつもりだ?」

召喚士「特に…まだ決めてないです」

バーテン「まぁ、たまにはゆっくり過ごすのもいいさ」

魔道士「そう…ですね」

召喚士「個人的には…召喚獣を増やしたいな、と…」

戦士「俺は故郷に戻ってみようかと思う」

盗賊「…!?」

召喚士「親父さん…?」

戦士「ああ。まだ荷物なんかはあるはずだ」

バーテン「そうなのか?」

戦士「前に訪ねた時、親父と親しい人が…」

マジシャン「そっか」

魔道士「どっちも重要ですね…」

盗賊「…二手で行くか?」

召喚士「いや、今後は極力四人で行動した方が良いと思います」


212 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/09(土) 21:45:13.33 ID:Q7BDWN.o
戦士「それは賛成だな」

マジシャン「ああ。お前らのパーティーは攻撃特化型だからな…」

盗賊「…」

マジシャン「攻撃は最大の防御。極力分散しない方がいいぞ?」

召喚士「…はい」

戦士「んじゃ、先に本国へ行こうぜ」

召喚士「…いいの?」

マジシャン「本国?あぁ…ジジイか」

召喚士「召喚獣なた青龍先生が一番かと…」

マジシャン「あのジジイが素直に教えてくれっかね…?」

バーテン「まぁ…今は召喚士としちゃ対等の立場だ」

マジシャン「んー?あ、そっか。お前朱雀先生だっけかな」

召喚士「ま、まぁ…一応ですけど…」

バーテン「…紋章は?」

召喚士「な、何です…?それ…」


213 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/09(土) 21:47:34.83 ID:Q7BDWN.o
バーテン「あのバカ…!そんな事も教えず…」

マジシャン「まぁ…どっかに置きっぱなしになってんだろ」

召喚士「えっ、何か重要な…!?」

バーテン「紋章ってのは、四人の先生がそれぞれ持つ証だよ」

マジシャン「なんか金ピカなコインみてーで…ネックレスになってるやつ…」

召喚士「そ、それがないと証明にならない…」

バーテン「そういう事だな」

召喚士「そ、そうですか…」

魔道士「まずいじゃないですか…っ!」

召喚士「いや…でもすぐ必要ってわけではないですし…」

戦士「でも、せっかく近くまで来てるんだし…」

盗賊「…!!」

ゴソゴソ…

盗賊が宝石を入れた荷袋から、金貨の付いたネックレスを取り出す。

盗賊「……こ、これ?」


218 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/09(土) 22:38:37.90 ID:Q7BDWN.o
召喚士「!?」

盗賊「…ん」

盗賊は召喚士へ紋章を手渡す。

マジシャン「あー…多分それだ…」

召喚士「こ、これが…紋章…?」

バーテン「よく持ってきてたな…!」

戦士「お前の物欲が功を奏したな!」

盗賊「……い、いや」

召喚士「ありがとうございます」

魔道士「お手柄ですねっ、盗賊さん!」

盗賊「…あ…うん」

召喚士「…?」

盗賊「なんだか…大切そうな物…だったから」

召喚士「……盗賊さんは目利きが良いですね…!」

マジシャン「見る目がいいんだろうな…。物も…人も…」


219 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage] :2010/01/09(土) 22:50:49.14 ID:sQck/bso
>戦士「お前の物欲が功を奏したな!」
いやそれ褒めてないからw


220 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage] :2010/01/09(土) 23:04:42.36 ID:CgwBvxYo
盗賊「・・・きっと高値で・・・」
召喚士「えっ」


221 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage saga] :2010/01/09(土) 23:07:08.87 ID:Q7BDWN.o
途中ですが、ここいらで失礼致します
ご支援&オマケリクありがとうございました!参考にさせて頂きます!
そして、受験生の皆様、本当に頑張って下さいね!ノシ

〜オマケ〜

チャラチャラ…チャリッ…

盗賊「……ジーッ」

魔道士「…盗賊さんて、本当に宝石が好きですよねぇ」

盗賊「…うん」

魔道士「何でですか?やっぱり宝物だからですか…?」

盗賊「……かわいい」

魔道士「へっ?」

盗賊「…か、かわいい…から」

魔道士「かわいい…?」

盗賊「……うん」

魔道士「そ、そうです…か」

盗賊「…へっ、変かな…!?」

魔道士「あ…いえ、人…それぞれですからっ!」

盗賊「……」


243 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/10(日) 18:59:28.78 ID:wvSBhCko
戦士「これがあれば先生の証明になるのか?」

バーテン「みたいだな」

召喚士「これが……」

召喚士は手にした紋章を見つめる。

マジシャン「証明ったって、所詮…人が決めた肩書きだ」

盗賊「……」

マジシャン「それを持ってるからって偉いなんて事はねぇ」

召喚士「その通りだと思います」

戦士「肩書きではなく…自分の力…か」

マジシャン「そう。常に精進し、己の力を鍛えな」

魔道士「はいっ」

マジシャン「そうすりゃ自然と身につくもんよ…。肩書きなんてな…!」

召喚士「そうですよね…!」

バーテン「みんなまだ若い。頑張れよ…」

魔道士「はい!ありがとうございます!!」


246 : ◆1otsuV0WFc [sage] :2010/01/10(日) 23:03:08.97 ID:BOQYUsAO
マジシャン「さーて、んじゃ行こうかね」

召喚士「はい」

バーテン「たまには立ち寄ってくれな」

戦士「もちろん!」

マジシャン「困った時の集合場所だからな。ハッハ!」

バーテン「またそうやってだな…」

魔道士「ありがとうございました!」

召喚士「ほんとに…お世話になりました」

盗賊「…また」

戦士「んじゃ…いざ、本国へ…!」

召喚士「行きましょう!」


バーテン「旨い酒用意して待ってるぜ…!」

戦士「楽しみにしてるぜっ!」

召喚士「また、必ず…!」

マジシャン「楽しみだな!!」

バーテン「てめぇは自腹だ…!」


247 : ◆1otsuV0WFc [sage] :2010/01/10(日) 23:07:27.60 ID:BOQYUsAO
ガチャ…チリチリン…

マジシャン「ま、なんかあったらまた言ってくれ」

魔道士「…はい!」

マジシャン「次の課題用意して待ってるよ。ハッハ!」

召喚士「ありがとうございました」

マジシャン「お前もそれ…、無くしたりすんなよ?」

召喚士「あ、はい…」

召喚士は紋章を強く握り締める。

戦士「オッサンはどこへ…?」

マジシャン「さぁな〜。流れは気ままに旅するだけさ」

盗賊「……」

召喚士「マジシャンさんも気をつけて下さい」

マジシャン「ありがとよ…。んじゃな!」

魔道士「はいっ!それでは…」

盗賊「……また」


248 : ◆1otsuV0WFc [sage] :2010/01/10(日) 23:36:38.67 ID:BOQYUsAO


召喚士「前に言ってたよね……」

戦士「ん…?」

召喚士「剣士さんがさ…、人の力って…」

盗賊「……ああ」

召喚士「最近特に思うんです…」

戦士「人の力の強さを…、か」

召喚士「…うん」

魔道士「確かに…助けて貰ってばかりですね…」

戦士「いや…、そうでもないぞ?」

魔道士「…?」

召喚士「俺達の力で助けられた人達も…」

盗賊「…いる」

魔道士「あっ…、そうか…!」

戦士「みんな支え合いながら、生きてるってこった」

召喚士「うん。そうだね……」

盗賊「…これからも…そうありたい」

魔道士「そう…ですね…!」

戦士「ああ」

召喚士「……行きましょうか」

召喚士達四人は、人の力を実感し、

再び本国へと旅立つのであった…。


249 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage] :2010/01/11(月) 00:38:19.77 ID:KADSQG.o
これって一番最初の時点からどれ位時間が経過したっけ。
半年くらいか?


250 : ◆1otsuV0WFc [sage saga] :2010/01/11(月) 01:03:00.31 ID:0LQF2mEo
ただいま!ノシ
とりあえず第十部、完って感じです

>>249
そのくらいで宜しいかと思いますよー
途中からワンピースのように、ザ・ワールドとなりました
ちなみにお話は5年ぐらいで完結ですかね…
リアルタイムで5年じゃないですからね


251 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [] :2010/01/11(月) 01:08:02.06 ID:rESLUE60
ということは、残り4.5年分あるのか……


253 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage saga] :2010/01/11(月) 01:12:46.56 ID:0LQF2mEo
どうでしょうかね…?既に時間停止してますし、
キングクリムゾンすれば要点のみにも出来ますし…
需要と要望でうまく調整していきたいと思いますです!ノシ


260 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage saga] :2010/01/11(月) 02:46:28.72 ID:0LQF2mEo
ありがとうございます!
皆様の応援ある限り、全力で頑張ります!

〜次回予告〜

占い師「新たな召喚獣を求め、本国と旅立つ召喚士達…」

占い師「そこで知る、新たな召喚士術の秘密とは…!?」

占い師「動き出した運命の歯車は、更に加速する…」

占い師「次回、第71話【四人目の適格者】」

占い師「この次も、サービス、サービスゥ!」


262 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage saga] :2010/01/11(月) 03:45:46.63 ID:0LQF2mEo
〜オマケ〜

風忍「姫っ!成人おめでとうございます!」

盗賊「別に…嬉しくないし…」

侍女「きゃーっ!晴れ着姿カワイイ…ッ!」

ガシッ…ギュウゥッ!!

盗賊「ちょ…っ!く、苦しー…」

火忍「姫も成人かぁ…そろそろ俺と結婚…」

水忍「いやいや…私と結婚…」

雷忍「カカカッ!俺と結婚…」

土忍「何を言っている…私が結婚…」

御館様「……ゴホン」

火忍「…さーて、任務任務…」

風忍「あ…俺も…」

コソコソ…

御館様「おい、こんな物が落ちていたぞ」

盗賊「…!?これ…かんざしと扇子と…帯と、それから巾着に紅まで…」

御館様「き、きっと祝いの品を誰かが落としたのだなっ!うむ…!」

盗賊「お、同じく成人のみんな…!…おめでとうなっ!」


267 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage] :2010/01/11(月) 16:10:28.58 ID:WnEA4gDO
VIPのとあるスレでこのスレの話題が出てたけど見ているスレってけっこう被るんだな


279 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage saga] :2010/01/11(月) 19:15:36.55 ID:0LQF2mEo
こんばんは!ノシ
何か話題になっていたようで…。何かやらかしちゃいましたか…?うぅ
VIPからの方も新規の皆さまもどんどんレス下さいね!↓続き



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