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メイド「は? 家出?」
1 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 19:06:12.69 ID:hnmewkMV0
主人「もうこんな暮らしは真っ平だ・・」
メイド「そりゃ確かに退屈そうですけど」
主人「父さんや母さんの言いなりなんて御免だ!!」
メイド「どーせお金の無い生活になんて耐えられずに戻ってくるでしょう。さー、どうぞ行ってらっしゃいませ」
主人「む・・。僕がそんなにへなちょこだと思うのか!」
メイド「へなちょこ中のへなちょこだと思ってます」
主人「ええい!! そこまで言うならやってやる!! 二度と戻って来ないからな!!」
メイド「どうぞどうぞ」


2 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 19:09:08.59 ID:YzNevPbvO
うむ。続けたまえ


3 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 19:10:34.71 ID:hnmewkMV0
主人「そう言って飛び出して来たは良いけど・・」
主人「行くあても無いし・・どーすん・・」

主人「・・お? なんだこの張り紙は・・」
主人「世界征服しませんか・・だと・・」
主人「・・・・」
主人「・・これだ!!」
主人「父さんと母さんを見返してやれるぞ!!」
主人「さて・・どこに行けば世界征服に参加出来るのか・・住所は・・割りと近いな・・」


4 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 19:15:17.33 ID:hnmewkMV0
主人「ここか・・」
主人「・・秘密基地・・と書いてあるが・・」
主人「どう見てもダンボールハウスだ・・」

女「・・ん? なんだチミは」

主人「びくぅ!?」

女「・・なんだ、その驚き方は」
主人「い、いや、背後から突然声をかけられたら誰でもびっくりするって」
女「ふむ・・。チミの言う通りかも知れんな」
主人「ああ・・」
女「とにかく退けてくれないか? 家に入れない」
主人「ああ、すまない・・」

がさっ

主人「・・・・」
主人「・・・・」


5 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 19:18:01.98 ID:hnmewkMV0
ぱりぱり

主人「・・?」

ぱりぱり

主人「なんだこの音は」

ばさっ

女「なんだ、外から声が聞こえてくると思ったらチミか」
主人「ああ、すまない」
女「何か用か?」
主人「え? あ、いや・・何の音かと思って・・」
女「食事中だ。・・チミも食うか?」
主人「え? 何これ」
女「チキンラーメンだろ? 知らんのか?」
主人「ラーメン? ラーメンってあれだろ? スープに麺が入ってる・・。これは塊じゃないか」
女「チキンラーメンはお湯に入れずに食べるものだぞ? 知らんのか、チミ」
主人「そうなのか・・。知らなかった」


6 :VIPがお送りします [sage] :2009/06/05(金) 19:20:07.79 ID:PZxVerkV0
主人公のキャラがよくわからんね


7 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 19:21:20.22 ID:hnmewkMV0
女「まあ一口分くらいチミにやろう。ほれ、食ってみると良い」
主人「ああ、ありがとう・・ぱりぱり・・」
女「ぱりぱり・・」
主人「しょっぱいな・・」
女「水もあるぞ」
主人「エビアン以外の水は飲めんのだけど・・」
女「エビアン? なんだそれは。まあ飲むと良い。近くの公園で汲んで来た水だから衛生面は問題ない」
主人「そうなのか・・。公園で水が配布されてる何て話しは聞いた事がなかったが・・ごくごく・・」
女「ああ。あそこの公園は、蛇口に花火のカスが突っ込まれてる事も無いし、安全だ」
主人「ほお・・ごくごく・・」
女「ぱりぱり・・」
主人「しかししょっぱいな・・」

・・・・

女「ふー・・。食った食った」
主人「ごちそうさま」
女「そう気を使わなくても良いぞー。・・ところで、チミは私にご飯をたかりに来たのか?」


8 :VIPがお送りします [sage] :2009/06/05(金) 19:21:37.75 ID:oWf9S74IO
期待期待


9 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 19:22:26.08 ID:4RCpqsfrO
昔あった姉が世界征服するやつ思い出した


10 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 19:26:33.64 ID:hnmewkMV0
主人「え? いや・・ああ、そうだ」
女「?」
主人「世界征服しないかって言う張り紙を見てここに来たんだ」
女「・・お!」
主人「?」
女「そうかそうか・・。ふむふむ・・」
主人「?」
女「チミも我が組織に入ろうと言うのか・・」
主人「組織?」
女「良いだろう!! では入団テストをする!!」
主人「・・テスト?」
女「そうとも。自分の身すら守れぬようでは、我が組織には不要だからな。テストさせてもらう」
主人「ああ・・」
女「覚悟は良いか?」
主人「あ、ああ・・僕にはもう帰る場所も無いしな・・!!」
女「うむ・・よろしい。・・ではテストを発表する!!」

ばっばっばん!!

女「こいつを倒してくるのだ!!」


11 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 19:32:32.04 ID:hnmewkMV0
主人「・・男?」
女「この写真の男を倒す事が出来たら、入団を認めようではないか」
主人「・・殺し屋か何かか?」
女「ん? んー・・まあそんなところだ・・」
主人「そんなところだ?」
女「実はな・・。何と言うか・・私を狙う暗殺者みたいなもので・・」
主人「な・・!? そんな奴を倒せと!?」
女「安心しろ!! チミにも武器を授けよう!!」
主人「武器・・?」
女「さあ!! 選べ」
主人「・・? 何これ、木彫りの像?」
女「きっとチミを助けてくれるだろう。うむ」
主人「えーと・・良くわかんないけど、この女の子っぽい奴で」
女「それを選ぶとは中々見所のある奴だな」
主人「ああ、良く分からんけど、これがマシかと思って」
女「では行って来るのだ!! きっとこの男はどっかその辺で私の命を狙っているハズ!!」
主人「ああ、どっかその辺か・・良し分かった」


12 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 19:35:51.32 ID:hnmewkMV0
主人「・・・・」
主人「・・いや、どっかその辺じゃ分からんよ」
木彫「焦るなって」
主人「・・?」 きょろきょろ
木彫「こっちこっち」
主人「・・!!」
木彫「まあ驚くのも無理ないか・・」
主人「お腹が・・痛い・・!!」
木彫「・・・・」
主人「くぅ・・!!」
木彫「驚いた訳じゃないのか・・」
主人「そ、そんな事よりトイレは・・!?」
木彫「・・案内するよ。とりあえず手から降ろしておくれ」
主人「あ、ああ・・頼む・・」
木彫「・・よし、こっちだ」

スタコラサッサ


13 :VIPがお送りします [sage] :2009/06/05(金) 19:38:07.11 ID:iEMsaAxpO
咲世子さん


14 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 19:40:46.02 ID:hnmewkMV0
主人「ふー・・」
木彫「ちゃんと拭いたか?」
主人「ばっちりさ」
木彫「良かったな、紙が無かったりしなくて」
主人「・・!!」
木彫「ん?」
主人「木彫の像が動いて喋って踊ってるだとッ!?」
木彫「・・お腹痛いの直ったからって驚き直さなくても良いんだけど」
主人「・・いや・・そう? そう言えば驚いて欲しそうだったなあ、と思ってやって見たんだけど」
木彫「気持ちだけもらっておくよ」
主人「うん。・・で? 何なんだ、君は」
木彫「木彫りの像だよ。それ以外は自分でも良く分からない」
主人「そうなのか・・」
木彫「そうなんだ」
主人「・・まあ良い。テストをクリアしたらあの人に聞いて見よう」
木彫「そうだね・・。あの人も分かってるのかどうか怪しいけれど」
主人「そうなのか? っていうか、君は彼女に作られたのか?」
木彫「うーん・・。作られたのかな?」
主人「僕に聞かれても困るわ」
木彫「そうだよね。まあ、とにかく、気が付いたらあの人の手の中だったんだけど」
主人「そうか・・」


15 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 19:43:13.96 ID:wdBBKxIaO
主人は僕っ娘ですねわかります


16 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 19:45:05.80 ID:hnmewkMV0
木彫「どうなんだろうね」
主人「ね」

男「・・今日こそあのダンボールハウス壊してやるぜ」
子分「オヤビンならきっと出来ますですぜ!!」
男「ぐっふふふ、泣き叫ぶ女の顔が浮かんで来るワイ」
子分「そうですね!!」

主人「・・あいつ」
木彫「倒せって言われた男だね」
主人「・・君が戦うのか?」
木彫「まさか。掴んで投げ飛ばされて終わりでしょ」
主人「だよね・・。どうする」

男「・・お?」
子分「見かけない奴ですね! オヤビン!!」
男「へへ、ちょうど良い。まずは肩慣らしと行こうか」

主人「・・幸か不幸か、向こうから戦いを挑んでくるみたいだけど」
木彫「喧嘩強いの?」
主人「運動は苦手だ・・ははは・・」

男「おい!! そこのお前!!」
主人「・・なんだよ」


17 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 19:45:31.22 ID:0L2T+diYO
ふむふむ。それでそれで?


18 :VIPがお送りします [sage] :2009/06/05(金) 19:46:54.07 ID:vAOFo6Ig0
わくわく


19 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 19:49:52.44 ID:hnmewkMV0
男「ちょっと面貸してもらおうか? ぐふぇふぇふぇ・・」
子分「オヤビン!! 顔がいやらしいっす!!」
主人「・・・・」
木彫「・・どうするのさ」
男「おおわ!?」

子分「に、人形が喋って動いて踊ってるですぜ!! オヤビン!!」
木彫「・・さっきも言おうと思ったけど、別に踊ってないよ・・」
主人「・・そうなんだ」
男「へへへ、珍しい物もってるじゃねーか・・これ、俺にくれよ」
木彫「・・・・」
主人「・・断る、と言ったら」
子分「おおっと!! まさかオヤビンに歯向かうとは予想外の展開だーっ!!」
男「ちょっと・・便所で話し合おうか? なっ?」
主人「・・っ!」 
主人(なんて馬鹿力だ・・)
木彫「・・ごめん、私のために」
主人「ははは・・どの道テストには受からなくちゃいけないからね・・」
男「おらっ!! とっとと歩け!!」
子分「とっとこハム太郎でさえ、とっとこ歩くでやんすよ!!」


20 :VIPがお送りします [sage] :2009/06/05(金) 19:50:45.91 ID:vAOFo6Ig0
これは性別によっては・・・


21 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 19:57:44.78 ID:hnmewkMV0
男「さてと・・」
木彫「ナチュラルに女子トイレに入って来たけど、何考えてるのさ・・」
子分「オヤビンは何も考えてないですぜ!!」
男「うるせぇ!!」 ごつん
子分「ぎゃふん!!」
主人「・・・・」
主人(・・なんとかしないと・・!!)
男「さあてと、拳で語り合おうか・・?」
主人「・・それも良いかも知れないけど、こんなのはどうだい?」
男「ふへへへ、体でも差し出そうってのか? あーん?」
主人「・・君と僕では体格差があるからね・・掃除用のモップで戦おうじゃないか」
男「ほーお?」
主人「見たところ、長いの短いのがある、これでリーチの差は埋まる。どうだい?」
子分「けっ! 馬鹿な奴でやんす! わざわざお前に合わせる奴がいるですか!!」
男「ぐふぇふぇふぇ、そうだ」
主人「僕に負けるのが怖いのかい?」
男「・・今、何つった」
主人「ぼ、ぼぼ、僕に負けるのが、こ、こわいのか・・!?」
男「あああぁっ!? んだとぉゴルアァァァッ!!」
主人「ひっ・・」
男「良いだろう!! やってやろうじゃねーか!! ただしてめぇが負けたら舌で便所掃除させてやっからなぁあああぁ!!」


22 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 19:57:55.70 ID:H8jlcwFEO
とりあえず 文と文の間は改行してくれ

読みにくい


23 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 19:58:42.81 ID:qMZN/G6I0
は?東出?


24 :VIPがお送りします [sage] :2009/06/05(金) 19:59:49.61 ID:vAOFo6Ig0
携帯やめてPCで読めよ


25 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 20:02:38.67 ID:hnmewkMV0
主人(・・ど、どうしよう・・)

木彫(どうすんのさ・・怒ってるよ、あいつ・・)

男「ぐふぇふぇふぇ・・!!」

子分「オヤビンを怒らせるなんて、馬鹿な奴ですね!! オヤビン!!」

主人(ど、どうしよう、どうしよう・・)

木彫(そんな事今更言われても・・)

バタンッ!!

一同「!?」

子分「個室から誰か出てくるでやんす!!」

メイド「その勝負・・私が受けて立ちましょう!!」

主人「め、メイドぉ・・?」

木彫「な、なんでパンストを頭に被って・・」

メイド「メイドではないのです!! メイド仮面なのです!!」

主人「いや、でもどう見てもメイドだし・・」

メイド「いいからブラシを寄越してください!!」


26 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 20:03:55.90 ID:YzNevPbvO
パ…パンストだと…


27 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 20:04:42.18 ID:hnmewkMV0
メイド「・・・・」

男「けっ・・なんだかふざけた野郎だ・・良いだろう、まずはてめぇからぶっ飛ばしてやらぁ!!」

メイド「・・・・」

男「きええええええっ!!」

メイド「・・・・」

ピタッ

子分「お、オヤビン・・?」

男「もがっ・・!?」

木彫「い、いつの間に・・!?」

主人「メイドは一歩も動いていないのに、ブラシが男の口に・・」

メイド「さらばだ!! また会おう、諸君!!」


28 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 20:08:06.79 ID:hnmewkMV0
女「・・え?」

主人「いや、だからメイド・・本人はメイド仮面と名乗ったんだが、パンストを被ったそいつがだなあ・・」

木彫「見事に男をやっつけたの、うん」

女「意味が分からんが・・。っていうか、木彫の像が喋って動いて踊ってるのは何でだ・・」

木彫(どこか踊ってるように見えるんだろう・・)

主人「え? 君も知らないのか・・」

女「ああ・・チミが腹話術か何かしてるのかと思ったけど、動いてるし・・」

木彫「・・・・」

女「いや、しかし、まあ良い。合格、合格にしよう」

主人「そ、そうか!! ありがとう・・!!」

女「いや、これからよろしく頼むぞー。握手だ握手」

主人「あ、ああ・・これからだよな・・、うん、よろしく」

木彫「私は・・」

女「チミも組織に入れてやろう、喜べ!! 万歳三唱だ!」

木彫「・・ばんざーい」


29 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 20:11:40.11 ID:hnmewkMV0
バサッ

子分「て、てめーら・・良くもオヤビンを・・!!」

女「お前は・・男の手下か・・」

子分「オヤビンは・・オヤビンは・・川の下に捨てられていた俺をここまで立派に育ててくれたんだ・・!!」

主人「立派か・・?」

木彫「モヒカンだし・・立派とは言わないような気が・・」

子分「オヤビンの仇だ! ちねええぇぇええぇ!!」

女「うるせえええぇぇぇ!!」

バギシッ

子分「ぎゃふん!!」

女「耳元で叫ばないでくれないか」

子分「すびばせん」

木彫「弱いね・・」

女「とにかく出て行ってくれ、しっしっし」

子分「すびばせん」


30 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 20:13:06.99 ID:wxTj1OAX0
渚のセリフをぱくりましたね
keyに謝罪と賠償を


31 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 20:15:33.17 ID:hnmewkMV0
女「ふー・・」

主人「君、強いな・・」

女「こう見えてもちびっこ空手道場で鍛えていたからな」

木彫「何年前の話しさ、それ」

女「10年くらい前だな・・ふむ」

主人「ま、まあ、良いじゃないか。子分を吹っ飛ばしたんだし」

木彫「そうだけど・・納得行かない・・」

女「よし、とにかく次だ、次。せっかく組織に入ったのだし、君たちにも家を与えよう」

主人「家?」

木彫「・・どうせダンボールハウスでしょう」

女「ダンボールを馬鹿にする者はダンボールに泣く。そう決まっている!!」

ずぼっ

主人「・・勢い余って立ち上がったら、天井突き抜けたじゃないか」

木彫「・・しょせんダンボールって事だよね」


32 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 20:19:02.89 ID:hnmewkMV0
近所のスーパー

女「とにかく材料の収集な」

主人「ここがスーパーか・・初めて来た・・」

木彫「初めて来たって・・あんた何人?」

女「・・その前に腹ごしらえか」

主人「え?」

木彫「・・何か買うの?」

女「チキンラーメンを買ったから金はもう無い」

主人「お金が無くてもご飯が食べれるのか?」

女「こっちだ!! 付いて来い皆の者!!」

木彫「声でかいって、みんな見てるよ・・」

主人「・・君が物珍しいってのもあると思うんだが」


33 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 20:21:18.70 ID:LDsrvYrDO
メイドがゾイドに見えた


34 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 20:21:29.88 ID:hnmewkMV0
◆試食コーナー

女「むしゃむしゃ・・」

主人「ぱくぱく・・」

木彫「・・人間って良いね」

女「むしゃむしゃ・・なかなか・・むしゃむしゃ・・美味いハムだ・・」

主人「ぱくぱく・・すごいな・・スーパー・・」

木彫「胃袋ある奴なんてみんな死んでしまえー!!」

女「むしゃむしゃ・・こっちは・・むしゃむしゃ・・漬物か・・」

主人「漬物か・・初めて見るな・・どれどれ・・ぱくぱく・・」

女「うまい・・むしゃむしゃ・・」

木彫「あああぁああぁああぁぁ!! くそったれえええぇぇ!!」


35 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 20:24:23.46 ID:hnmewkMV0
女「よし、満腹だ」

主人「よかった、これで食事には困らないな」

木彫「食べたい・・私だってご飯食べたい・・」

女「さて、次はいよいよ材料調達だ」

主人「木彫の嘆きはスルーするのか・・」

女「仕方ないだろう、こればっかりは」

主人「まあ、そうだな」

木彫「きえええええぇぇぇいぃぃい!!」

女「どんなに叫んでも食えない物は食えないからなあ」

主人「で、材料とやらはどこに?」

女「こっちだ!! 皆の者!!」

主人「・・その台詞好きだな、君」


36 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 20:26:40.35 ID:hnmewkMV0
女「よーし、ちゃんとダンボール持ったか?」

主人「もった」

木彫「・・もったよ」

女「じゃあ帰ろう・・私達の家に・・!!」


                      完


37 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 20:28:10.77 ID:i37YrkRaO
>>36


38 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 20:28:32.72 ID:r7+jIEvDO
えっ


39 :曳光弾フェチ ◆slJfQfG2uc [] :2009/06/05(金) 20:29:03.86 ID:aRR7W6xr0
これはひどいwwwwww今までROMってた俺のwktk返せよwwwwwwwwwwww

下手な釣りよりダメージでかいZEwwwwwwwwww


40 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 20:29:09.53 ID:hnmewkMV0
え? あれ? 人居ないと思ってたんだけど・・


41 :VIPがお送りします [sage] :2009/06/05(金) 20:29:42.18 ID:oWf9S74IO
イイハナシダッタナー


42 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 20:30:41.68 ID:YTifH4A4O
ケータイ厨はわきまえてROMに徹してんだよぉぉぉぉぉおおおおお


43 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 20:31:07.57 ID:quCPsIio0
メイド「私の出番を増やしてくれないと困ります」


44 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 20:32:19.34 ID:SNSO9n/VO
>>42
なんかお前好き


45 :VIPがお送りします [sage] :2009/06/05(金) 20:33:04.08 ID:vAOFo6Ig0
おれのわくわくをかえせ


46 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 20:33:28.71 ID:i37YrkRaO
いいからもっと書きやがれ


47 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 20:36:51.45 ID:hnmewkMV0
第2部とかやっちゃっても良いのか?

女「こっちがチミの家で、こっちがチミな」

木彫「私の家、ダンボールそのままじゃない・・」

主人「身長的に仕方ないだろ」

女「チミの方は取り合えず作ったが、これから自由に改築してくれ」

主人「ああ、まだ材料も余ってるからな」

木彫「・・まあ、悪くはないけどさ」

女「さてと・・それじゃあ少し休憩しようか」

主人「そうだな・・何だか疲れた」

木彫「私はぜんぜん平気だけど」


48 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 20:38:58.71 ID:hnmewkMV0
女「・・あれ? 寝たのか?」

木彫「相当疲れてた見たいだね」

主人「すー・・すー・・」

女「そうだな・・。っていうか、チミは一体何者だ」

木彫「なんだろうね」

女「悪魔とか天使とか、そう言う類かね」

木彫「かも知れないし、全然違うかも」

女「ふーむ・・」

木彫「あ、他の像はどうなの?」

女「ホレ、この通り、チミのような奴は一つも無い」

木彫「みたいだね」

女「ふーむ・・」

木彫「あなたが私を彫ったの?」


49 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 20:41:54.52 ID:k04cGBQB0
なにそれこわい


50 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 20:42:44.95 ID:hnmewkMV0
女「いや、見知らぬおっさんから預かった。いつかチミを助けるだろうって」

木彫「なるほど・・。っていうか、見知らぬおっさんて・・」

女「そっちにいる奴みたいに、突然やって来て三つの像を押し付けるように去っていったんだ」

木彫「ほうほう、・・君はいつからここに住んでるのさ」

女「5年くらい前だな。奴らが攻めて来てから・・」

木彫「奴ら?」

女「・・いずれチミも分かるさ。もう遅い、明日に備えて眠るんだ」

木彫「むっちゃ夜っぽい台詞だけど、まだ昼間・・」

女「あー・・しかしな、することがないんだ。分かるか」

木彫「普段何してんのさ」

女「寝てたり、武器作ってたり、訓練してたりだ」

木彫「・・何が目的なのさ」

女「世界征服だぞ」


51 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 20:45:33.26 ID:7C9e7iNI0
女がフリクリのハル子っぽいな


52 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 20:46:18.95 ID:hnmewkMV0
木彫「・・到底世界征服を目論んでるようには見えないけど」

女「それはそうだろ、目立ったら消されてしまう」

木彫(誰に・・)

女「ああ・・そうだ、ならこうしよう」

木彫「え?」

女「君についての調査をしよう」

木彫「お、それ名案」

女「よーし、待ってろ、今探偵を呼ぶから」

木彫「探偵・・?」

女「もしもし」

木彫「・・紙コップに向かって話しかけてどうするんだよ」

女「電話も知らんのか? 世間知らずな像だ」

木彫(糸電話じゃん・・)


53 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 20:50:53.97 ID:hnmewkMV0
紙コップ「はい、こちらVです」

女「調査を頼みたいのだが」

木彫「Vって名前なのかな・・」

紙コップ「名前です」

木彫「うおひっ!? 聞こえる範囲広すぎるんじゃない!?」

紙コップ「調査ですか。まあ代金さえ払って頂ければ、お受けしますが」

女「んむ、きちんと払おう。魚肉ソーセージ5本で」

紙コップ「分かりました。すぐにそちらに向かいます」

木彫「向かいますって・・」

女「外に出て迎えるぞ」

木彫「え? うん。っていうか、糸電話どこにつながってるのさ」

女「外に出れば分かる、行くぞ!! 皆の者!!」


54 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 20:54:48.11 ID:hnmewkMV0
木彫「・・ああ・・なるほど」

女「うむ」

木彫「その探偵は木の上にダンボールハウス作って住んでるのね」

女「うむ。私より先にそこに住んでいたぞ」

探偵「んしょ、よいしょ」

木彫「・・すごく降りるの大変そうだね」

探偵「んしょ・・んっ、んあ−!!」

ずてーん

女「大丈夫か?」

探偵「・・この程度で怪我をしているようでは探偵は務まりません」

木彫「むっちゃ腕擦りむけて痛そうだよ・・」

探偵「うおー!? 木の像が動いて踊って喋ってる!?」

木彫「・・もうそのネタは良いよ」

女「この木彫りの像に関して調べて欲しいのだ。・・ああ、ほら、魚肉ソーセージ」


55 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 20:58:41.99 ID:uSVs7QOOO
支援


56 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 20:59:56.34 ID:hnmewkMV0
探偵「むしゃむしゃ・・そうですか・・しかし、喋る像とは・・」

木彫「なんなんだろうね」

探偵「本人も分からないのか・・うーむ・・」

主人「ん・・んん・・ああ、寝てたのか・・」

女「お。おはよう、良く眠れたか?」

主人「背中と肩が痛い・・」

探偵「この人は?」

女「新入りだ。つい中々見所のある奴だぞ。パンスト被ったり」

探偵「パンスト被るのですか」

主人「え? いや、それはメイド、メイド仮面の話しで・・」

女「まーまー。そう照れるなって。パンスト被ってパワーアップするんだろう?」

木彫「・・まあそう考えた方が合理的だよね、メイドが個室から出てきたなんて意味分からないし」

主人「そうだろうけど・・凄くいやだな」


57 :VIPがお送りします [sage] :2009/06/05(金) 21:00:18.34 ID:oWf9S74IO
>>55
中々かっこいいIDだ


58 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 21:03:53.18 ID:hnmewkMV0
主人「っていうか、この人は?」

探偵「ああ、挨拶がまだでしたね、探偵です、よろしく」

主人「はあ・・探偵・・」

探偵「そこの木彫の像に関する調査を頼まれまして」

女「そう言うことだ」

木彫「そこの木の上に住んでるんだって」

主人「よ、良く分からないけど、よろしく・・」

探偵「ああ。・・さて、私は事務所に戻って調べ物を始めるよ」

女「ああ、任せたぞ」

探偵「んしょ、よいしょ、よいしょ」

主人「登る時の掛け声かわいいな・・」

木彫「ん? なにこれ」


59 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 21:09:35.51 ID:hnmewkMV0
木彫「メモ帳・・?」

女「それは探偵の極秘ファイルではないか」

主人「極秘なのに落としたのか・・」

木彫「・・ごくり。一体何が書いてあるんだろう」

女「どれどれ」

ぺらっ

主人「見て良いのかよ・・」

これまでの調査で分かったこと。
・チロルチョコはまとめて買わずに一個ずつ買う。そうすれば消費税無効化
・うんちしたあとはお尻をきちんと拭いた方が良い。じゃないと後からかゆくなる。
・猫を抱っこする時は服に毛が付くことを覚悟しないと、泣くことになる。
・道端に落ちていたエロ本を小学生に売りつけると、PTAに怒られる。
・電信柱と何かの間を通るときは、チョップしてから通る。・・くもの巣があるかも知れない。
・ダンボールハウスは水に弱いので、木の上が一番快適。

主人・女・木彫「・・・・」

女「見なかった事にしよう」

木彫・主人「そうだね・・」


60 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 21:13:16.78 ID:hnmewkMV0
女「これから何しようか」

木彫「砂場で遊ぶ?」

主人(・・今頃父さんと母さん慌ててるだろうなあ・・してやったりだ)


◆主人の自宅

父「母さん、久しぶりに良いだろ」

母「そんな・・昼間っからあなたは・・」

父「あいつもどっか出かけた見たいだし、良いだろ・・」

母「んもうっ・・んっ・・」

押入れの隙間に目が一つ!!

メイド(家政婦は見ている・・!! のです・・!!)


61 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 21:17:11.86 ID:hnmewkMV0
女「おわー!! 穴掘ってたら犬の糞を発掘してしまったじゃないか!!」

木彫「スコップで持ち上げて投げつけて来るな!!」

女「だからって投げ返して来て良いと思うなー!!」

木彫「人がせっかくでっかいトンネル作ってると言うのに・・まったく・・」

主人(もしかして警察に連絡してたりして・・)

◆主人の自宅

父「はぁっ・・はぁっ・・」

母「・・あの子、びっくりするわよ、妹か弟が出来た。なんて言ったら」

父「よろしい、ならば二回戦だ・・!!」

母「ちょ・・あっ・・んっ・・」

押入れの隙間から目が一つ!!

メイド(何が、よろしくて、どうすれば、ならば二回戦だ、って言う結論になるのかわかんねー!! です)


62 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 21:21:44.99 ID:hnmewkMV0
木彫「トンネル出来たー」

女「今日からそこに住んだらどうだ」

木彫「え? それはさすがに・・」

主人「・・君たちはさっきから何をしてるんだ」

女「訓練だ、訓練。チミも参加したまえ」

木彫「訓練だったんだ」

女「ああ、そうだ。たった今思いついたわけじゃないぞ」

主人「絶対今思いついただろ・・。最初に木彫が砂場で遊ぶ? って聞いてたし」

女「ま、まあ過ぎた事は良い。訓練するぞ、訓練」

木彫「って言ったって、なにするのさ」

女「ふーむ・・。よし、犬の糞を・・」

主人・木彫「却下」

女「まだ最後まで言ってないじゃないか」


63 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 21:25:58.40 ID:hnmewkMV0
ずががががががっ!!

主人「ん? なんの音だ」

女「・・敵襲だ」

木彫「敵襲?」

ずがががががががっ!!

木彫「トラクターが道路走ってる音・・?」

女「奴が来る・・!!」

主人「ま、またさっきの男みたいな奴か・・?」

ずががががががががっ!!

おっさん「こりゃー!! がきどもぉおぉぉ!! 人の家の庭でなにやっちょるかああぁぁ!!」

女「来たか・・!!」

主人「誰かの家の庭だったのか・・ここ・・」


64 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 21:30:30.32 ID:hnmewkMV0
おっさん「今日と言う今日はゆるさねぇえぇえじょぉおぉぉぉ!!」

女「くそっ・・!! どうする・・!!」

主人「どうするって・・君は今までどうしてたんだ・・」

女「・・犬の糞で」

木彫「・・・・」

◆主人の家

メイド(・・はっ!! ご主人様に危険が迫っているっぽい虫の知らせ的な物が!!)

バタンッ

父「うほっ!?」

母「!?」

メイド(どうしよう。勢い余って普通に出てきちゃいましたが・・)

父「な、なぜお前がそんなところに・・」

母「そ、そうよ!! まさか覗いていたの!?」

メイド「・・・・。・・よっこらせっくす、っと」

父・母「・・・・」


65 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 21:32:12.89 ID:AttdL0mRO
なんか子供学級思い出した

しえ


66 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 21:35:32.11 ID:hnmewkMV0
女「え、ええい!! 取り合えず食らうが良い!! 犬の糞!!」

ちゅどーんっ!!

木彫・主人「あわわわっ・・」

おっさん「もうその手は食わんわ!!」

女「い、犬の糞をロケットランチャー(?)で爆撃しただと・・!?」

おっさん「さーて!! 観念して出て行ってもらおうかぁあぁぁ!! うえっひひひ!!」

主人「な、なんかヤバイんじゃないか・・? 涎垂らしてるし正気じゃないし、ロケットランチャーだし」

木彫「絶対絶命って奴だね・・どうするのさ」

女「む、むぅ・・もはやここまで・・」

おっさん「ひひひっひっ・・!」

?「その勝負、私が引き継ごう!! とうっ!!」


67 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 21:44:01.89 ID:hnmewkMV0
主人「メイドか!?」

メイド「メイドじゃありません。メイド仮面です!!」

木彫・女(なぜこの人は靴下を縛って目隠ししてるんだ・・)

おっさん「なんじゃああぁぁ!! われえぇぇ!!」

メイド「ふっ・・雑魚に名乗る名はありません!!」

おっさん「雑魚とはなんじゃああぁぁ!!」

ちゅどーん!!

主人「メイド・・!!」

メイド「ふっ・・。ロケットランチャーを使えるのがあなただけ、だとでも?」

おっさん「何・・!?」



68 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 21:47:35.44 ID:hnmewkMV0
女「なあ・・肩に乗せられてるの、人じゃないか?」

主人「ああ、どう見ても人だな」

メイド「島田もれお・・39歳・・童貞・・無職・・!!」

木彫「意味がわからない」

メイド「さあ!! もう一発裁きの放屁を受けなさい!!」

ちゅどーん!!

おっさん「ぐあああああぁぁ・・!!」

女「・・死んだ!!」

木彫「ええ!? 死んだの!? っていうか、どこで判断を」

主人「殺人罪で捕まるぞ・・メイド・・」


69 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 21:48:45.05 ID:hnmewkMV0
メイド「・・・・」 スタスタ

女「ん?」

メイド(スクッ) おっさんの肩を持ち上げて

メイド「や、やあ、僕おっさん(裏声で)」

主人「・・・・」

メイド「駄目ですか?」

女・主人・木彫「・・駄目だろ」


こうして、彼らの戦いは続くのであった!!


70 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 21:49:07.88 ID:vAOFo6Ig0
おれのわくわくをかえしてください


71 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 21:50:42.02 ID:hnmewkMV0
え? やっぱりつまらんかった?


72 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 21:51:34.30 ID:vAOFo6Ig0
逆に聞こう
面白いと思って書いたのか?


73 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 21:53:45.08 ID:hnmewkMV0
え・・?
ああ・・すいませんでした、何にも考えずに・・書いてた・・
ごめんよ


74 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 21:55:09.94 ID:i5nu8Lic0
じゃあ暇だから代わりに書くよ!


75 :VIPがお送りします [sage] :2009/06/05(金) 21:58:02.47 ID:vAOFo6Ig0
頼んだよ!


76 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 21:58:56.60 ID:i5nu8Lic0
SS書いたことないです・・


77 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 22:02:17.84 ID:7C9e7iNI0
>>76
             /)
           ///)
          /,.=゙''"/
   /     i f ,.r='"-‐'つ____   こまけぇこたぁいいんだよ!!
  /      /   _,.-‐'~/⌒  ⌒\
    /   ,i   ,二ニ⊃( ●). (●)\
   /    ノ    il゙フ::::::⌒(__人__)⌒::::: \
      ,イ「ト、  ,!,!|     |r┬-|     |
     / iトヾヽ_/ィ"\      `ー'´     /


78 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 22:10:47.48 ID:i5nu8Lic0
メイド「ご主人様ご主人様ご主人様・・・」

メイド「はっ!私ったら何を考えてたのかしら・・・仕事仕事っと」

母(よっぽど心配なのね)

====

女「君確かチラシを見てここに来たって言ってたよね」

主人「ええ、世界征服とやらに惹かれて来たんだけど・・・」

女「あれね、真っ赤な嘘なんだ」

主人「えっ?」

女「募集してたホントの内容はね・・・それは・・・」


79 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 22:24:08.71 ID:i5nu8Lic0
メイド(キュピーン)「はっ!なんだかご主人様の貞操が危ない気がする!」

メイド「ご主人様今参りますわー!!」

1、メイドxご主人様
2、女xご主人様
3、探偵xご主人様

>>83


80 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 22:25:13.04 ID:oTec+ndN0
無難に2


81 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 22:28:18.65 ID:7C9e7iNI0


82 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 22:28:59.44 ID:7C9e7iNI0


83 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 22:29:51.08 ID:oTec+ndN0


84 :VIPがお送りします [sage] :2009/06/05(金) 22:30:19.90 ID:oWf9S74IO


85 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 22:37:58.16 ID:i5nu8Lic0
女「募集してたホントの内容はね・・・それは・・・」

女「・・・」

主人「な、何なの?」

女「お偉いさんのお坊ちゃんを売り飛ばすための罠だったのよ!!」

主人「キャーイヤー!」

女「さあ覚悟せんかい痛いようにはせえへんさかいにゲヘヘ」

木彫(なんで関西弁やねん・・・)

女「の、前にぃー・・・君可愛いから先に味見しちゃおっかな?」

主人「あ、味見って何だよぉ!ってか売り飛ばすって・・・お金持ちの人じゃなかったらどうしてたのさ!」

女「まぁー身分はどうあれ人身売買って結構儲かるんだよねぇ・・。
   味見が何かって?そんなのチョメチョメに決まってるじゃん」

主人「チョメチョメイヤァアアー!」

女「さあさあ大人しくして・・・」

メイド「そこまでよ!悪党!」

木彫「何奴!?」

女(なんでそこでアンタがでしゃばってくんのよ・・)


86 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 22:47:28.02 ID:i5nu8Lic0
メイド「退きなさい木偶の棒!」ゴスッ

木彫「ドゥブッハァ」

女(ドゥブッハァ・・・)

主人(ドゥブッハァ・・・)

メイド「ふん!さてそこの悪党鼠娘!私のご主人様に何しようとしてるの!」

女「鼠とは失敬ね。何って、ナニするに決まってるでしょー
   イイところなんだから邪魔しないでよね?」

メイド「黙って見過ごすとでも思ってるのかしら」

女「もう、めんどくさいなぁ・・・まとめて食べちゃおうかな?」

メイド(・・・なんか寒気が・・・いやいや!)ブンブン

メイド「とにかく、ご主人様は返して頂きます」

女「暴力沙汰は嫌なんだけどねー・・・まあ、ちょっと大人しくしてもらおっかな」ゴソゴソ

メイド(・・・!?・・・何がくる?)

女「おーこれこれ。えいっ」

メイド「っ!?」


87 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 22:59:40.35 ID:i5nu8Lic0
メイド(何これ・・・瞼が・・・重くな・・)ドサッ

女「ひゅー、闇市場で安売りしてた怪しい薬、眠り薬だったかーしかも粉末製で使いやすいのなんの!まー助かったわ」

女「さぁーて、キミは何処に行こうとしてるのカナー?」

主人(ビックゥ!)「だだだれの事で御座いましょうか」

女「ふふん、キミの他に誰がいるの?まあ、キミに仕える家政婦はぐっすりで邪魔者もいないし」

女「早速頂きましょーかーねー」

主人「あのぉ・・・チョメチョメがよく分からないけど、痛いのは嫌だよ」

女(まだチョメチョメ気にしてたのか・・・)「・・・可愛いヤツ。まあリラックスしてなよ、リラックス」

主人「ひぃ〜・・・」

女(くすっ・・・初々しいねー)


88 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 23:07:25.82 ID:i5nu8Lic0
女「ほーらこっち向いて!」ぐいっ

主人(ゴキッ)「・・・なんか嫌な音がなって更に首が痛いんですけど」

女「き、気のせーよ・・・じゃあ、味見味見っと」

主人(何されるのかなぁ・・・僕もこのまま眠らされて、起きたらぐつぐつ煮えたぎる釜鍋の中とか!?ひー)

女「ん・・・ちゅ」

主人(!?!?!?)「むー!んーむー!」

女「っぷは。ちょっとー大人しくしてなさいよう」

主人「だ、だっていきなり何を」

女「味見って言ったじゃん?ほらもっかい・・・ん」

主人「んちゅ・・・」(なんか甘い味がする・・・薬の味ってこんなのなんだっけ?)

女「・・・」

女「ぷは。あのぉー別に薬盛ろうとか思ってないですからね?」

主人「え?」


89 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 23:17:21.62 ID:i5nu8Lic0
女「んーちゅ・・・ぴちゃ・・・んっんー」

主人(わっわー舌が舌がが)

女「んー・・・ぷはっ。まーまーかな?」

主人(なんだろう・・・頭がぼーっとする感じ)

女「ふふ、気に入った。売り飛ばすのは勿体無いかな?」

主人(はっ!そうだ、逃げないと)

女「んーでも住ませるにしても狭いしお金ないしどうしようか・・・ブツブツ」

主人(今のうちかな・・・。あっでもメイドをほったままじゃいけないな、どーしよー)オロオロ

探偵「・・・」

主人「・・・ん?」

探偵「・・・」ちょいちょい

主人「・・・こっちに来いって?で、でもメイドが・・・」

探偵「・・・良いから来い。」

主人(わっ・・・わー!)


女「うーん良い策が浮かばないな・・・ってアレ?いない・・・」


90 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 23:18:50.21 ID:i5nu8Lic0
まず、ところどころ性格や口調を変えてごめんなさい。
あと遅いわ日本語でおkやらでごめんなさい。
出来合いで突っ走ってるのでちょっと休憩くださいごめんなさい。

後続けていいのかこれ・・


91 :VIPがお送りします [sage] :2009/06/05(金) 23:20:34.71 ID:XKxZdExf0
グリーンだよ


92 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 23:21:13.95 ID:oTec+ndN0
>>90
読んでるから大丈夫、続けておくれ


93 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 23:44:25.76 ID:i5nu8Lic0
主人「はーはー・・・い、いきなり過ぎだよ〜」

探偵「ここなら見つからんだろう」

主人「そ、そっか・・・ありがとう」

探偵「・・・」

主人「・・・」(なんだかやりにくい人だな)

探偵「探偵だ」 主人「えっ?」

探偵「・・・名前」

主人「あ、探偵さんって言うんですか、僕は・・・」 探偵「主人だろ」

主人「!どうして分かったんですか?」

探偵「見てたからな」

主人「・・・何をいつからどこまで?」

探偵「接吻を初めから中断させるまで」

主人「あーあーうわーお」ぐるぐるぴろにょん

探偵(・・・ユニーク)


94 :VIPがお送りします [] :2009/06/05(金) 23:58:30.25 ID:i5nu8Lic0
主人「ふぅ・・・ところでどうして助けてくれたんですか?」

探偵「B以上は私的に好ましくないと判断し主要人物であるお前を連れ去っただけだ」

主人(なんのこっちゃ・・・そうだメイドを連れ戻さないと)「あ、あのー。うちのメイドも助けてくれないでしょうか」

探偵「助ける必要がない」

主人「ソンナ!」

探偵「あれ程の手馴れなら気が付き次第脱出するだろう」

主人(手厳しい・・・)「というかあの剣幕の状態で中断してたから、起きたらまたやりあいそうだなぁ・・・どうしよう」

探偵「・・・ジーッ」 主人「あ、あの」

主人「どうしても、うちのメイドを連れ出すのを手伝ってほしいんです。お願いします!」

探偵「あのメイドはお前にとってそれほど大事な人間なのか?」

主人(えっ?)「と、当然ですよ!ずっと迷惑かけっぱなしでお世話になりっぱなしですもん!」

探偵「そういう意味で聞いたんじゃないんだが・・まぁいいか」メモメモ

主人「何メモってるんですか・・・」 探偵「つい仕事柄の癖が」


95 :VIPがお送りします [] :2009/06/06(土) 00:11:08.42 ID:0+Ple4My0
探偵「さてどうするかな」

主人「お願いします、僕に出来る事ならなんでも・・・」 探偵「なんでも?」

主人(うっ!)「は、はい。出来る限りのことはシマス・・・」

探偵「・・・なら接吻」 主人「え"っ!?」

探偵「何でもするんじゃあないのか」 主人「う・・・いや、しかし」

探偵「私としては、女に汚されたお前の唇を清めるのも含めて口直ししてやろうと思ったんだがな」

主人(この臭いセリフを真顔で言われるとすごくシュールだ・・・)

探偵「答えが無いということは肯定ということだな」 主人「え・・・っちょ」

探偵「んっ・・・はふ・・・ちゅ・・・。ふぅ」 主人「んんっ!!・・あう」

探偵「ご馳走様」

主人「もうお婿にいけない・・・」


96 :VIPがお送りします [] :2009/06/06(土) 00:17:59.39 ID:WhCW3QG+0
うむ


97 :VIPがお送りします [] :2009/06/06(土) 00:23:48.00 ID:0+Ple4My0
訂正 主人(この臭いセリフを真顔で言われるとすごくシュールだ・・・)→(この恥ずかしいセリフを真顔でサラリと言うか・・・)

主人「っていうかなんで貴方までキスし出すんですか!キス魔ですか、タコですか!」

探偵「別に軟体生物ではないが・・・君が可愛いから、それ以外に理由はいらんだろう」

主人「納得いかないよ!理由にもなってないよ!」

探偵「ヒステリーを起こすなよ」 主人「誰がヒステリーだ!」

探偵「まあ、これで貸し借りはチャラだな」 主人「え"っ!?」

主人「ちょ、ちょっとどういうことですか!約束が違いますー!!」

探偵「君を助けた貸しを先の接吻で返してもらっただけだが」

主人「詐欺だ・・・」

探偵「手伝ってほしいなら、もう一回言うことを聞いてもらわないとな・・・」

主人「詐欺だー!!」


98 :VIPがお送りします [] :2009/06/06(土) 00:24:45.16 ID:0+Ple4My0
気晴らしに絵描いてクマー


99 :VIPがお送りします [] :2009/06/06(土) 00:27:18.88 ID:ZrkaWBZ80
本職はお絵かきか


100 :VIPがお送りします [] :2009/06/06(土) 00:30:27.74 ID:ykMsRFPOO
>>1の方が結構面白かったな…もうお気に入りからも外して立ち去るか


101 :VIPがお送りします [] :2009/06/06(土) 00:37:15.11 ID:0+Ple4My0
やっぱり勢いで始めたのは無理があったな。駄文ごめんなさい
自分のは詐欺ENDということで・・・お付き合いありがとうございました
もっと自信がついたらスレでも立てます
>>1さん、勝手に乗っ取ってすみませんでした。後はお任せします


102 :VIPがお送りします [] :2009/06/06(土) 00:51:06.47 ID:WhCW3QG+0
俺は好きなんだが



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