■戻る■ 下へ
魔法使い「え…攻撃魔法いらないの?」
1 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:01:44.34 ID:U/tca6s+0
酒場のお姉さん「ええ、さっきの人は戦士と武闘家と僧侶を連れて行ったわ」
女魔道士「うそーん…」
勇者「あ…あのぅ」
酒場のお姉さん「あら、もしかしてあなた、今日で16歳になったっていう…」
勇者「は、はい!えっと、一応勇者です!」
女魔道士「え…?(勇者…?)」
酒場のお姉さん「ごめんなさいね、さっきの勇者さんが戦士とかを…」
女魔道士「私、行きます!」
酒場のお姉さん「ええ、いいの…?」
女魔道士「はい!是非!」
酒場のお姉さん「そう、じゃあ、いってらっしゃーい」
女魔道士「え、あの、二人?」
酒場のお姉さん「戦士とかはねぇ、勇者が皆選んでく上に戦死してるから…。あ、今のダジャレじゃないわよ」
女魔道士「そ、そんなぁ…」
勇者「よ、よろしくお願いします!」
女魔道士「う…(か、可愛い…)」


2 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:03:54.51 ID:XS51t1xGO
戦死ワロタ
期待


3 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:06:53.17 ID:U/tca6s+0
勇者「勇者っていっぱいいるんですね」
女魔道士「あー、うん。16歳から勇者候補すれば誰でもなれるから」
勇者「ええ…」
女魔道士「ただ、大体は16歳でいきなりなんてことないんだけどなぁ…」
勇者「お母さんなんで…」
女魔道士「まあ、可愛い子にはなんとやら、とりあえずしばらくこの辺で特訓しよっか」
勇者「特訓…?」
女魔道士「この辺はかなり弱い、木の棒とかでも倒せるモンスターがいるからね。」
勇者「そっか、僕は勇者だもんね、よし…!」


4 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:08:18.15 ID:coov2gL8O
わっふる私怨


5 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/18(火) 20:08:19.25 ID:N+h+fGzBO
読みにくい
ゴチャゴチャすぎて誰のセリフか分からん


6 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/18(火) 20:09:28.81 ID:Ns7/tezG0
台詞と台詞の間を1行あけたらどうだろうか


7 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:13:20.01 ID:U/tca6s+0
勇者「女魔道士さんは凄いね!僕もそういう魔法使えたらなぁ…」

女魔道士「へへん、凄いでしょー。まあ初歩的なもんばっかだけどね」

勇者「でも凄いよ!かっこいいなぁ…」

女魔道士「そ、そうかな…あはは(まずい、照れる…)」

勇者「あ、そろそろ暗いね。」

女魔道士「そうだね、街もどろうか」

そして、勇者は実家へと向かったが…。

勇者「魔王討伐するまで帰ってきたらダメだって…」

女魔道士「き、鬼畜過ぎる…」

勇者「でも、出発前にお金は沢山もらえたから宿屋いこー」

女魔道士「え、私お金ない…」

勇者「僕が出すんだよ。王様が『仲間の面倒は勇者が見るのじゃ!』って」

女魔道士「そっか、ありがと」


8 :のんちゃん ◆nononjiFW2 [sage] :2009/08/18(火) 20:14:53.99 ID:dVKHDyA/0 BE:3337524689-2BP(1151)
sssp://img.2ch.net/ico/nono_hakoiri.gif
セックスの特訓はまだですか?


9 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:15:37.36 ID:coov2gL8O
書き溜めてある?


10 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:16:23.60 ID:tqEjpfzZO
昨晩はお楽しみでしたね状態か


11 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:17:36.93 ID:U/tca6s+0
宿屋にて、就寝時間

女魔道士「ねえ、勇者はさ、夢とかあった?」

勇者「お父さんみたいになること」

女魔道士「そうなんだ、お父さんどんな人?」

勇者「王宮戦士だよ、別の勇者が昔に連れて行って、負けちゃったみたいだけど、凄く強い戦士だったんだ」

女魔道士「負けちゃったって、まさか…」

勇者「帰ってこないんだ。あれから2年」

女魔道士「そっか…」

勇者「僕眠いや…くーくー」

女魔道士「…私も寝よう」


12 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/18(火) 20:19:39.10 ID:f3m2rWag0
よし

続けろ


13 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:20:13.55 ID:G2lhiHvI0
16歳で僕とかいう男って


14 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:20:46.73 ID:kic0ZFk6O
勇者は女勇者なんだと俺は脳内補完している


15 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:21:20.98 ID:YFqAo97sO
>>13

きっと甘えん坊なんだよ


16 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:21:22.47 ID:U/tca6s+0
勇者「おはよう、女魔道士さん!」

女魔道士「えへへ、勇者は可愛いなぁ…もう…ぐーぐー」

勇者「…え、え?」

女魔道士「ん…あ、おはよ」

勇者「お、おはよう…」

女魔道士「どしたの?」

勇者「な、なんでもないよ」

女魔道士「ふーん、そう?」

勇者「う、うん。あ、そうだ!今日は僕、武具屋に行きたいな!」

女魔道士「そうだねー、うん、銅の剣じゃちょっと厳しいしね」


17 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:22:14.95 ID:coov2gL8O
>>13
この世界での16歳はまだガキなんだよ、きっと


18 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/18(火) 20:24:37.10 ID:Ns7/tezG0
>>13
とーちゃんが僕だったから今でも僕って言ってるな

ネットで書き込んだりするときは俺って使ってるけど


19 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:24:58.45 ID:uaCKAGfq0
>>14
俺は勇者は男の娘で読んでるんだが


20 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:25:22.42 ID:U/tca6s+0
武具屋のオッサン「おう!いい武器がそろってるぜ!」

勇者「女魔道士さん、僕これがいいな」

女魔道士「ふーん、どれどれー?鋼の剣かぁ、持てるの?」

武具屋のオッサン「おー、良い目をしているな坊主!」

勇者「よし、これにする!女魔道士さんは?」

女魔道士「え、私も?」

勇者「そんな木の棒じゃダメだよ!」

女魔道士「木の棒…(杖なのに…)」

武具屋のオッサン「仲間を思いやる心、気に入ったぜ坊主。2本持っていきな!」

女魔道士「2本てまさか…」

勇者「やったね!2人分だよ!」

女魔道士「…マジかよ」


21 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:28:25.83 ID:U/tca6s+0
女魔道士「結局、装備してしまった。むりやり」

勇者「今日から本格的に旅に出よう」

女魔道士「え、というと…」

勇者「地図で言うとこの街かな」

女魔道士「じゃあ、もうここへはしばらく戻らないってこと?」

勇者「うん、そうなるよ。寂しいけど、僕も頑張るんだ」

女魔道士「大丈夫、この女魔道士様がいれば寂しくないぞ!」

勇者「うん!」


22 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:30:08.99 ID:tqEjpfzZO
序盤から鋼とか無双


23 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:33:36.28 ID:U/tca6s+0
女魔道士「剣重い…ぜぇ…ぜぇ…」

勇者「大丈夫ー?少し休もうかー?」

女魔道士「だ、大丈夫…はぁ…はぁ…」

勇者「休もうよ。」

女魔道士「うん、休みます…」

勇者「さっき道具屋でポカリ…癒しの水買ってきたんだ。飲んで」

女魔道士「あ、ありがとう…」

勇者「今、この辺かなぁ?」

女魔道士「多分この森は…うん、そうだと思うよ」

勇者「よし、じゃあもう少しだね!」


24 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:38:29.35 ID:U/tca6s+0
男1「おいおい、こんなところでデートか?」

男2「ほう、魔道士じゃねえか、それも良い女だ。連れて帰るか」

男3「こっちのガキはどうしますかアニキ!」

男2「殺れ」

女魔道士「なっ…山賊!?」
勇者「僕が女魔道士さんを守る!」

山賊A、B、Cが現れた!

山賊Aは力を込めて勇者を蹴り飛ばした!
勇者に102のダメージ!勇者は気を失った…。

山賊Bは力を込めて女魔道士を蹴り飛ばした!
女魔道士に131のダメージ!女魔道士は気を失った…。

山賊B「よし、連れて行け!」

山賊たちは女魔道士を連れ去ってしまった!

勇者「お、女魔道士…さん…」


25 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:41:33.39 ID:YFqAo97sO
まさかの急展開


26 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:42:55.41 ID:kic0ZFk6O
山賊強すぎw


27 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:43:30.96 ID:U/tca6s+0
謎の男「おい、おい、しっかりしろ!」

勇者「う…」

謎の男「やっと目が覚めたか」

勇者「お、女魔道士さん!!」

謎の男「連れか…?見たところ、もう一人いた形跡があるが…」

勇者「僕の仲間なんだ!僕が守ってあげないと…!」

謎の男「なるほどな…その心意気、城から来た勇者か」

謎の男「俺は男剣士、助太刀しよう。」

勇者「え…?」

男剣士「お前の連れを取り戻しに行くぞ」

勇者「え、でも…」

男剣士「何を不思議そうな顔をしている?さっさと行くぞ、さらったのが女となれば何をされるかわからん」


28 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:44:02.64 ID:Js/JXU7w0
勇者が死なないってのはどんな保険入ってるんだ?


29 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/18(火) 20:44:05.09 ID:ylk8RqyL0
ロリ勇者だよな


30 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:45:20.72 ID:G/bE7e570
この急展開は打ち切りフラグ


31 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:47:26.91 ID:U/tca6s+0
色々とあって山賊のアジト

山賊B「いい女だなぁヘッヘッヘ」

女魔道士「や、やめろ…!ファイア!」

山賊B「うおおおあづあああああああ!!!!!!!!!」

山賊A「てめぇ何してやがる!」

ドゴォッ!

女魔道士「ぐふっ…あ…う…」

山賊C「ヘッヘッヘッ、あまり調子こいてっとお前も殺っちまうぞぉ」

山賊B「バカ野郎!こんな良い女だ、俺たちで楽しんだ後は売ればいいだろうが、高値がつくぞ」

女魔道士「うっ…うう…」


32 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:50:14.19 ID:BYWfX6BMO
いろいろあってwww


33 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:53:56.84 ID:U/tca6s+0
男剣士「いいか?やつらはオオヤマイヌというでかい山犬を使役している。」

勇者「そ、それってどんくらいの…」

男剣士「そうだな、戦士が3人がかりでやっと倒せるようなもんだ。まあ俺は1人で倒せるが」

勇者「そっか、じゃあ安心だね!」

男剣士「そうだな、まあ道が分岐していなければ、の話だが…」

オオヤマイヌ「ガルルルルル…」

男剣士「さっそくお出ましだな…」

オオヤマイヌが現れた!

勇者の攻撃!ミス!攻撃があたらない!
男剣士は目にも止まらぬ速さでオオヤマイヌに連続で斬りつけた!
オオヤマイヌに256のダメージ!
オオヤマイヌをやっつけた。
オオヤマイヌ「チートだ…」

男剣士「何か聞こえた気がするが、それは大人の都合と言うやつで聞こえない」

勇者「凄い!その技どうやんの!?」

男剣士「使おうと思っているのか?やめておけ、常人ではこなせん」

男剣士「先を急ぐぞ!」


34 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:54:51.07 ID:coov2gL8O
男剣士つえええええええええええええええええええええええええええええええええええ


35 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/18(火) 20:57:00.05 ID:Igqv1nnFO
チートとか言いだして萎えた。
なんで
ちょっとすごいもの=チート
みたいになってんだろ。


36 :のんちゃん ◆nononjiFW2 [sage] :2009/08/18(火) 20:57:03.54 ID:dVKHDyA/0 BE:927090645-2BP(1151)
sssp://img.2ch.net/ico/nono_hakoiri.gif
女魔道士寝取られろ


37 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:57:33.07 ID:tqEjpfzZO
どこぞのメタルマックスかとw


38 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 20:59:35.59 ID:U/tca6s+0
山賊のアジト本部

山賊C「あ、アニキー!あのクソガキが変なロン毛の男を連れてきました!」

山賊B「用心棒というわけか、よし、迎え討つぞ」

勇者「はぁっ…はぁっ…長いなぁ…」

男剣士「それも大人の都合だ。漫画やアニメなら…おっとこれ以上は消される」

山賊A,C「待ちな!」

勇者「お前は!女魔道士さんを返せ!」

山賊A「俺たちを倒して行くんだな!」

山賊A,Cが現れた!

山賊Aはおしゃべりをしている!
山賊A「今頃あの女はアニキとお楽しみタイムだ」
山賊Cはおしゃべりをしている!
山賊C「グヘヘ、ここの山賊の中で唯一の両斧使いの俺に勝てるかな?」
男剣士は乱れ斬りを放った!
山賊A、Cにそれぞれ172のダメージ!
敵は全滅した。


39 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/18(火) 21:02:05.12 ID:q0H1GCdL0
>>1
お前飽きてきただろ


40 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 21:03:00.21 ID:ejEaA89OO
意味がわからない


41 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 21:03:57.45 ID:coov2gL8O
これはもうダメかも試練


42 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 21:06:11.61 ID:U/tca6s+0
男剣士「無駄なお喋りは身を滅ぼす」

勇者「い、いいのかな…」

男剣士「いいんだ。」


山賊のアジト本部

山賊B「このたいまつ、何に使うかわかるか?ん〜」

女魔道士「そりゃあたいまつは暗いところを照らすために」

山賊B「へっへっへ、お前の服を燃やすためだ」

女魔道士「火傷するわ!」

山賊B「それもそうだ…」

勇者「見つけたぞ!」

男剣士「あいつは…勇者よ。あいつはかなりの腕をもっている」

勇者「え?」

男剣士「どうやら、俺がついて行けるのはここまでのようだな」


43 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 21:07:53.34 ID:U/tca6s+0

勇者「どういうこと?」

男剣士「あの女を助けたら二人で逃げろ、俺が足止めをする」

勇者「えええ、強いのに…また会えるよね?」

男剣士「ふっ、そうだな、よし、では剣を交換しよう。男同士の約束だ。剣に誓おう」

勇者「この剣は…」

男剣士「疾風の剣だ。俺がさっきの技を繰り出せたのもそいつのおかげだ。さあ…」

男剣士は短刀を女魔道士のロープめがけて投げつけた。

女魔道士「ロープが…!」

男剣士「走れ!」

山賊B「お前…!」

男剣士「余所見はするな、技が使えずとも俺の腕は鈍らん…!」

ぶつかりあう金属音を背に二人は山賊のアジトを抜け出した。


44 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 21:09:00.56 ID:0q89CaBg0
つまんね


45 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 21:09:12.17 ID:coov2gL8O
どんだけ盗賊B強いんだよwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


46 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 21:11:22.59 ID:U/tca6s+0
女魔道士「はぁ…はぁ…ここまでくれば」

勇者「うん、よかった。無事だったんだね。」

女魔道士「うん、ギリギリ…それにしてもあの人だれ?」

勇者「男剣士さんだよ!凄く強いんだ!」

女魔道士「そっか、うん、とにかくありがとう!」

そして二人は目的の街へ到着した


47 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 21:20:44.53 ID:ejEaA89OO
>>24から>>46の下から二行目までいらなくね?


48 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 21:23:18.74 ID:U/tca6s+0
疲れたから寝る


49 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 21:36:42.14 ID:Ghk7DOGnO
敢えて紫煙


50 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 21:37:35.97 ID:kic0ZFk6O
俺もしえん


51 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 21:46:39.60 ID:toLmSEAEO
おんもしるぇえwwwwwww
支援の剣だ


52 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 22:05:28.24 ID:j8DbLlUaO
支援

早く起きろ!!


53 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 22:15:22.59 ID:kic0ZFk6O
しえんしえん


54 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 22:21:05.77 ID:19r77YHW0
あれ、なんか途中から内容薄くねww


55 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 22:28:24.99 ID:19r77YHW0
うーん、途中から無理矢理剣もたされてたから、けっきょく剣の腕だけ達者になっちゃって、魔法いらなくね?って話しになるのかと思ったww


56 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 22:37:40.71 ID:63Wp2M9MO
>>1
才能無いから辞めれば?
支援してる奴らも同様
お前等みたいなのがVIPのSSをスポイルしていることに
いい加減気づけ


57 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 22:46:31.44 ID:7VkoTZxEO
どうしてこうなった


58 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 23:00:12.98 ID:19r77YHW0
なんという……見捨てられた雰囲気


59 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 23:14:24.87 ID:19r77YHW0
まあ、いいか。>>1が帰ってくるまでの余興だ。久しぶりに、遊ぼうかな。


魔法使い「はぁ、待ち合わせの勇者ご一行さまは、来れないと?」

女将「そうなのよ。遠征帰りに、戦力の補充をしたかったって話だけど……文が届かなくなって、もう一ヶ月になるし……」

魔法使い「困りましたね。こちらの滞在費用も底を突きましたし、借りていた部屋も引き払ってしまって……」

女将「そういわれてもねぇ……」

魔法使い「では、別のパーティを紹介してくれたりは……?」

女将「今のところ、そんな話は聞かないねぇ。それに、言いにくいんだけど、アンタ駆け出しだろ? それに、なんだか」

魔法使い「頼りないですか」

女将「う、うーん……」

魔法使い「はは、よく言われます。こういう事態を想定していない時点で、冒険者向きじゃないのかも。はぁ、薬でも売りますかね。調合は得意じゃないけどブツブツ……」

勇者「あ、あのー、女将さん、居られますか……?」

女将「おや、乾物売りンとこの勇者ちゃんじゃないかい! どうしたんだい、そんな格好で!?」

勇者「いや、その……色々ありまして、なにやら旅に出よと……母さんとかも、ノリノリでして」

女将「はぁ……アンタも16になったんだねぇ。まったく、あの鼻垂らしたガキが勇者サマねぇ……」

 という話を妄想してみた。早く帰ってこないかなぁ


60 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/18(火) 23:16:13.17 ID:1vhDGrkHO
>>59
かまわん、続けろ


61 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 23:24:33.82 ID:19r77YHW0
では、>>1が帰ってくるまで。


女将「で、王様にお目通りしたあと、金貰って道楽の旅かい。いいご身分になったもんだ」

勇者「いやまぁ、資金はいただいたんですが、道楽という訳では……僕も気乗りはしないんですが、母が武勲を立てねば家を継がせないと言い出しまして」

女将「無茶苦茶だね。そんなにあの店が好きなのかい?」

勇者「姉も職人さんに嫁いで、父ももう居ませんから、僕はなんとしても店を継ぎたいんですよ」

女将「でもねぇ、そんな細っこいナリで、剣なんて使えるのかい?」

勇者「一応、少しだけ王国の方に稽古はつけていただきました。自信は無いですけど……だから、旅慣れた頼りになりそうな人を仲間に、と」

女将「なるほどねぇ、で、ここに来たって訳かい……しかし、生憎だけど、今は予定の空いてる旅人なんて……」

魔法使い「……ぶつぶつ」

女将「……う、うーん」

魔法使い「……ぶつぶつ……は、私に御用ですか? まさか、先刻の方々と連絡が?」

女将「ええと、その……ちょっと頼みたいことがあるにはあるんだがねぇ……」

魔法使い「何でそんなに、歯切れが悪いんですか?」


62 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/18(火) 23:35:06.84 ID:19r77YHW0
魔法使い「なるほど、事情は飲み込めました。宿とご飯さえ都合していただけるなら、私は構いませんよ」

勇者「ほ、本当ですか!? で、でも、僕は正直言って、商人の息子ですから……強くないですよ?」

魔法使い「貴方は勇者様に選ばれました。それは名誉な事です。道が定まれば、それを嫌わない限り、いずれ必要な事が身につくはずです」

勇者「そ、そうでしょうか?」

魔法使い「そうあらんと欲すれば、必ず。それと、どうでもいいことですが、勇者さまがそんなオドオドしてはいけませんよ。もっと胸を張って」

勇者「え、えと、すいません。慣れないもので……」

魔法使い「まずその口調です。私はただのしがない魔法使いです。そんな風にかしこまる必要は無いんですよ」

勇者「駄目ですよ! 魔法使いさんは、年上じゃないですか。それに、口調なら、魔法使いさんだって」

魔法使い「これは性分ですから。あと、それほど歳は離れていませんよ。まだ未成年です。だから、もっと楽に」

勇者「は、はい……わかった。楽に、だね」

魔法使い「その調子です。では、まずは、支度ですね。付き合いますから、色々まわってみましょう。ついでに町の案内も頼めますか?」

勇者「わかりま……わかった。この町のことなら、何でも聞いて」

魔法使い「ふふ、頼りにしてますよ」


63 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 23:42:51.78 ID:19r77YHW0
魔法使い「いいですね。よくお似合いです」

勇者「けっこう重いんだね。ほとんど革なのに」

魔法使い「慣れてくれば、そう感じなくなるはずですよ。私には無理ですけど」

勇者「そういえば、魔法使いさんは、何も買わなくてもいいんですか? 僕ばかり装備を買ってますけど」

魔法使い「ここに来るまでの貯えもありましたから。それである程度は。いずれ、勇者さまを頼ります。今は平気です」

勇者「そ、そう……」

魔法使い「大丈夫です。勇者さまは、私が守ってさしあげますから、そんな顔をしないで」

勇者「え、あ、いや、不安そうな顔、してたかな?」

魔法使い「仕方ないですよ。まだ16歳なんですから」

勇者「……ううん、そんなこと言っていられない。僕が魔法使いさんを守ってあげなきゃ」

魔法使い「無理はしないでくださいね」

勇者「はい」

魔法使い「口調、戻ってますよ」

勇者「あ、ええと……」

魔法使い「ふふ」


64 :VIPがお送りします [] :2009/08/18(火) 23:50:07.91 ID:19r77YHW0
魔法使い「さて、いよいよですね。取り敢えず、まずは経験を積んで、実践になれることですね。まぁ、私も戦闘は得意じゃないですけど」

勇者「うん、魔法使いさん。これ」

魔法使い「? これは、ショートソードですか。私に?」

勇者「僕は、まだよわっちいから、魔法使いさんを守りきれないかもしれないから。できれば、使うことが無ければいいけど……心配、だから」

魔法使い「解りました。貰っておきます。宝物にしますね」

勇者「は、ぇ!? な、なんで?」

魔法使い「だって、使わなくてもいいようにするのでしょう? だったら、いいじゃないですか」

勇者「いや、でも、安物ですよ?」

魔法使い「守ってくださいね。こういうものに、値段なんて関係ないんです」

勇者「……わ、わかってる」

魔法使い「私も精一杯、戦いますから」

勇者「うん、よし! 目指すは、山一つ向こうの村だね」

魔法使い「出発進行」


65 :VIPがお送りします [] :2009/08/19(水) 00:00:42.24 ID:PXnHaQp+0
勇者「たぁっ! せいっ! ……ふぅ、ふぅ……」

魔法使い「大丈夫ですか?」

勇者「平気だ。まだ、僕は……」

魔法使い「少し休憩にしましょう。私も疲れました」

勇者「……やっぱり、魔法使いさんは、戦いなれてるな。僕は、自分の周りだけで精一杯だったのに」

魔法使い「いいえ、勇者さまは頑張ってますよ。私一人では相手に出来ませんでした」

勇者「それでも、何度も僕の周りの敵を魔法で攻撃してくれたよね? 僕が無傷でいられたのも、そのお陰だよ。そうだろ?」

魔法使い「味方を助けるのは、当然の事です」

勇者「でも!」

魔法使い「ゆっくりでいいんです。少しずつ、覚えていくしかないんですよ。どうか落ち込まないで……っ」

勇者「あ、魔法使いさん!?」

魔法使い「いえ、疲れただけですから……少し、使いすぎましたかね」

勇者「……僕が、僕が」

魔法使い「体調管理は……冒険者としての、最低条件です。駄目ですね、私は」

勇者「……」


66 :VIPがお送りします [] :2009/08/19(水) 00:07:29.37 ID:PXnHaQp+0
勇者「……っ! っ! くっ……まだまだ、もう一セット!」

魔法使い「……」

勇者「僕が、僕が強くならなくちゃ……」

魔法使い「……(そんなに頑張ると、明日が辛いですよ)」

勇者「二度と、魔法使いさんが、あんな事にならないように……!」

魔法使い「……(これは、悪い傾向かもしれませんね。私、頼りないのかなぁ)」

勇者「女の子を守れないヤツは、最低だ! くそ、まだ、やれる……」

魔法使い「……(言うだけなら、可愛いんですが……)」

勇者「畜生、畜生……ぐすっ」

魔法使い「……頑張れ、勇者さま」

勇者「? お、起こしちゃったかな……」

魔法使い「すーすー」

勇者「気のせいか……」


67 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/19(水) 00:11:11.70 ID:PXnHaQp+0
辛くなったら、いつでもやめていいんだよね……


68 :VIPがお送りします [] :2009/08/19(水) 00:17:33.58 ID:PXnHaQp+0
勇者「はぁ、はぁ……つ、次は……?」

魔法使い「皆逃げたみたいです。お怪我は大丈夫ですか?」

勇者「そっか……僕は平気。魔法使いさんは?」

魔法使い「ありません。怪我の手当てをしましょう」

勇者「平気だ。これくらい、なんともない」

魔法使い「傷口が膿んだら、大変です」

勇者「大丈夫だって! 魔法使いさんは、自分の心配をしなよ」

魔法使い「……さっきの戦い、よくなかったです」

勇者「四匹倒した。一回の戦闘では、最高記録だよ」

魔法使い「……あんな集団に飛び込んで、危険とは思わなかったんですか? 密集した相手なら、私の魔法で一掃するほうが効率的です」

勇者「うるさいな! 勝ったんだから!」

魔法使い「……」

勇者「……いいじゃないか、怪我が無かったんだから……」

魔法使い「はい、つまらぬ事を言いました。申し訳ありません」

勇者「……」


69 :VIPがお送りします [] :2009/08/19(水) 00:26:10.15 ID:PXnHaQp+0
勇者「っ、敵か!? 数が多いな……」

魔法使い「撤退しましょう。今退けば逃げられます」

勇者「いや、僕が飛び込んでかく乱する!」

魔法使い「あ、待って! ……仕方ないですね。でも、あの魔物は」

勇者「くっ、この虫、硬い……だが、力を込めて打ち込めば!」

魔法使い「足を止めないで! 後ろ!」

勇者「え、うわっ!?」

 ばりっ

魔法使い「あ、ぐ……ここで、この剣が役に立ちますね」

 どすっ

勇者「ま、魔法使いさん!?」

魔法使い「この虫は……前足に麻痺毒が……気を、つけて……」

勇者「そんな、魔法使いさん……くそ、くそぉ! こいつらぁ!」


70 :VIPがお送りします [] :2009/08/19(水) 00:36:38.69 ID:PXnHaQp+0
魔法使い「う、ん……ここ、どこですか?」

勇者「あ、起きた、魔法使いさん。まだ山の中だよ」

魔法使い「そう、ですか……お怪我は、ありませんか?」

勇者「平気だよ。それより、魔法使いさんのほうは? 言われたとおりの薬を飲ませたし、傷の手当も……でも、すごい熱だったし、うなされていたし」

魔法使い「そんな顔をしないで。まだ痺れて、身体がうまく動きませんが……」

勇者「ごめん……僕が、魔法使いさんの忠告を聞いていれば……」

魔法使い「過ぎた事ですよ。私も未熟でした。いち早く、あの魔物の事をお知らせするべきでしたし、私まで飛び込むべきではなかった。自分の得意技を忘れるなんて、どうかしてました」

勇者「僕の所為だ。僕の……」

魔法使い「私は、大丈夫ですから……あまり、その、気にしないで」

勇者「魔法使いさん、辛いの!?」

魔法使い「少し、だるくて、もう少し、寝ててもいいですか?」

勇者「……う、く……二度と、こんなことにならないようにって……短剣を使わせないようにって……言ったのに、約束したのに……う、うう」


71 :VIPがお送りします [] :2009/08/19(水) 00:44:31.88 ID:PXnHaQp+0
魔法使い「……はぁ、はぁ……」

勇者「魔法使いさん!? う、すごい熱だ……くそ、どうすれば……そうだ。なにか栄養のあるもの」

 ・ ・ ・

勇者「くそ、どうかしてる。一人にしておくのは、駄目だろ普通……でも、他に方法も……!? あ、あれは、ウサギ? いや、角がある」

勇者「でも、確かあれは、ちゃんと食べられる。あれなら……」

 がさがさ

勇者「? 逃げない? 今なら、捕まえられるかもしれない……静かに、静かに……」

 がさがさ

勇者「……ごめんよ、でも、君を殺さなければ、魔法使いさんが」

 がさがさ

勇者「……お、親子、なのか……う、く、駄目だ。ここで見逃したら。いや、でも、親を失ったらこの子はどうやって……くそ、どうすれば……」


勇者「ごめん、ごめんよ……」

 ざくっ


72 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/19(水) 00:57:16.86 ID:PXnHaQp+0
魔法使い「……ん、ふぅ……ご面倒をかけました。もう大丈夫みたいです」

勇者「本当に? 無理はしてない?」

魔法使い「もうすぐ次の村でしょうから、何かあっても平気だと思いますよ」

勇者「……平気なんだね?」

魔法使い「はい。もう、勇者さまのお手を煩わせるようなことは」

勇者「いや、今回のは僕の責任だ。僕はもっと、慎重になるべきだった。それでいい」

魔法使い「強引ですね。今に、そんな事では、割り切れなくなってきますよ」

勇者「僕は僕のやりたいようにやる。イヤかな?」

魔法使い「好ましい事だと思いますよ。勇者さまのそういう甘いところは、私は好きです」

勇者「ありがとう。さ、行こうか。肩を貸すよ」

魔法使い「え、そうですか……では、お言葉に甘えて」

勇者「やっぱり、魔法使いさん、軽いや」

魔法使い「……たった数日しかたってないのに、勇者さまの肩、なんだか大きいですね」

勇者「まだまだ、先は長いよ」


73 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/19(水) 01:00:06.87 ID:PXnHaQp+0
うん、もういいや。眠くて仕方ないので、消えるよ。落書き帳にさせてもらった。さらだばー


74 :VIPがお送りします [] :2009/08/19(水) 01:33:02.61 ID:eSPehWNJO
はっ
アニメを見てるうちにまた打ち切りに…


75 :VIPがお送りします [] :2009/08/19(水) 01:35:05.73 ID:1wX0LH1WO
ホニャララ先生の次回作にご期待ください




戻る 上へ