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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その34
838 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/12/16(金) 15:55:54.31 ID:v+t3krXWo
〜西の武家屋敷〜

鬼丸「…………」チャキッ

戦士「……どこだ、どこから来る」ジリジリッ

ピクッ

戦士「後ろかっ!?」

コウモリ「……」バサササッ

戦士「ちっ」

ぬらりひょん「まぁまぁ、そう警戒するでない。ひょっひょっひょ」テクテクテク

戦士「出やがったな。何が目的だ!?」

ぬらりひょん「此方の台詞よ。妖と人間が手ぇなんぞ組みおって」

鬼丸「ジジイ、てめーぇなんぞに用はねぇ。もっと大物が居るはずだ」

ぬらりひょん「さっきから貴様は儂を小馬鹿にしおって……」

鬼丸「実際、知らねーんだからしょうがねーだろ。グハハッ!」

ぬらりひょん「えぇい、もう許さん! 先生、お願いします!」

戦士「……?」


839 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/12/16(金) 15:56:45.53 ID:v+t3krXWo
ゴゴゴゴゴゴ…

戦士「――っ!!」

ぬらりひょん「どうじゃどうじゃこの力っ! 貴様ら、もう謝っても許されんぞぉ!」

戦士「鬼丸っ!!」

鬼丸「分かってらぁ。とんでもねぇ威圧だな……っ」

ズズズッ…ズシャアアァァ

鬼丸「……な、何だコイツ……っ」

戦士「……鬼丸」

鬼丸「あん?」

戦士「こいつは、東方のモンじゃねぇ! 魔物だ!」

鬼丸「魔物? まぁ人間みてぇな姿だが、気配は妖……じゃねぇな。妖に近いが別モンだ」

ザッザッザッ…ザッ

アスタロス「…………」

戦士「てめぇ、何もんだ」

アスタロス「……我が名はアスタロス」


840 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/12/16(金) 15:57:22.57 ID:v+t3krXWo
〜不死の山、影富士〜

召喚士「つ、つまり……魔王マーラを倒してこい……と?」

山本「ま、そういう事になるかのぉ」

召喚士「し、しかしっ! 出来ればその前に会得しておきたいのですが……っ」

山本「そうしてやりたいんだがなぁ、そうもいかんのよ」

召喚士「……?」

夫人「わらわが召喚士と契るには、満月の夜でなくばいかぬからの」

召喚士「あっ、そ……そうか!!」

山本「次の満月までまだ、半月以上ある。何とかなるじゃろ」

召喚士「……っ」

山本「魔羅も強いが、他の妖にも気ぃ付けぇよ」

召喚士「ええ。分かっております」

山本「側近の夜行なんぞ、相当に厄介な相手じゃぞ」

夫人「あと、何だったかの。西の妖で強いのが……ぬらりひょんだったかのぅ」

山本「ぬらりひょん? あんな者は偉そうにしているだけの小者よ。それよりも恐ろしいのは……」


841 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/12/16(金) 15:58:05.08 ID:v+t3krXWo
〜西の武家屋敷〜

ぬらりひょん「やっちゃって下さい、先生――」

バスッ…ゴロゴロゴロッ

ぬらりひょん「へっ――」

グシャアアァァ!!

戦士「!?」

鬼丸「仲間とも思ってねぇみてーだな。あっさり殺しやがった」

アスタロス「我が主、ベルゼブブ様の命により……」

ザッザッザッ

アスタロス「……邪魔者は殺す」

戦士「ベルゼブブだとぉ!?」

鬼丸「何モンだ?

戦士「北方の魔王だよ。何でベルゼブブの配下が東方に……っ」

アスタロス「……」

鬼丸「とにかく、やるしかねぇみてーだな」


842 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/12/16(金) 15:58:33.96 ID:v+t3krXWo
戦士「ちっ、まさか東方に来てまで、北の魔物と戦う事になるとはなぁ」

鬼丸「相棒よぉ、ハナっから全力でいくぞ」

戦士「当たり前だ! でなきゃ……勝てる相手じゃねぇ!」

ダンッ!!…ビュオッ!!

戦士「っりゃああぁぁ!!」

鬼丸「うおらああぁぁぁぁ!!」

ヒュンッ!!……スタッ

戦士「ちぃっ、早いな……っ!」

鬼丸「ま、逃げ足は上等みてぇだな。グハハッ」

アスタロス「……」

ゴゴゴゴゴゴ

戦士「ヤバそうな雰囲気満載だな……っ」

鬼丸「いーや、アイツどうも……こっちじゃ勝手が違うみてーだ。うまく力を出せてねぇ」

戦士「何!?」

鬼丸「こりゃあ幸運かもなっ。慣れる前にブチ殺しちまおうぜ!」


843 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/12/16(金) 15:59:12.78 ID:v+t3krXWo
アスタロス「……排除」

戦士「いくぞっ!」

鬼丸「おう!!」タンッ!!

アスタロス「……」

ガキイイィィィィン…ガキイィンッ!!

鬼丸「!?」

戦士「前後からの同時攻撃を……防いだだとぉ!?」

アスタロス「死ね」

バギャッ!!

戦士「鬼丸っ!!」

ズシャアアァァァァ…ザザッ

鬼丸「……大丈夫だ。やっぱりうまく力を発揮出来てねぇみたいだな」

アスタロス「……」

鬼丸「さぁて、相棒! この隙に――」ピクッ

戦士「……どうした?」


844 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/12/16(金) 15:59:58.13 ID:v+t3krXWo
ゴゴゴゴゴゴ

鬼丸「こ、これだ……っ」

戦士「……!?」

鬼丸「最初に屋敷へ入った時に感じた気配だ……っ」

戦士「お、おいおい……っ!? こいつ以外にもう1匹いるってのかよ!?」

鬼丸「違うな。コイツが割り込んできたんだ。本命はずっと見てやがったんだ……っ」

ズゴゴゴゴゴゴ…

――「いやぁ、北のお客人。此処はウチらの東方でっせぇ」

ザッザッザッザッザッ

アスタロス「……」

――「ちょいと部外者は黙ってて貰いましょか」

アスタロス「……我が主、ベルゼブブ様の――」

――「命令かどうか分からへんけどなぁ、好き勝手するようなら……殺すぞ?」

戦士「に、人間……!?」

鬼丸「……いや、人の皮を被ったバケモン……間違いなく妖だ!!」


845 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/12/16(金) 16:00:40.23 ID:v+t3krXWo
〜富士の山、影富士〜

山本「最も恐ろしい相手はなぁ、神野悪五郎って奴よ」

召喚士「……シンノ……アクゴロウ?」

山本「そうそう。こいつがまたとんでもなく悪い奴でなぁ」

夫人「ああ、思い出した。神野悪五郎さんも魔王だったわよねぇ?」

召喚士「えぇっ!?」

山本「何をぬかすかっ! あんな奴、魔王でも何でもないわい!」

召喚士「え、えっと……」

夫人「山本五郎左衛門さんと神野悪五郎さんはね、昔からとっても仲が悪いのじゃ」

召喚士「……っ」

夫人「だから山本五郎左衛門さんは神野悪五郎さんを倒して欲しいのじゃろ?」

山本「まぁ否定はせんが、あやつが居るから妖が悪事を働く。あやつが消えれば妖も……」

召喚士「自然と……消える?」

山本「そう。本来あるべき姿に、そしてあるべき世界に戻るじゃろうて。ひょひょひょっ」

召喚士「……なるほど」


846 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/12/16(金) 16:01:26.13 ID:v+t3krXWo
〜西の武家屋敷〜

鬼丸「おいてめぇ、何モンだ? ただの妖じゃあねーのは分かってんぜ」

――「ほお、あんさん……わいの力量に気付くとは、いい眼しとるわぁ」

鬼丸「うるせぇ。ま、この鬼丸様のが百倍強いがな! グハハッ!」

――「粋の良いだけじゃあ、長くは生きられへんで」

戦士「……っ」

――「北の眷属はん、もうええやろ? ここはウチの庭や。わいに任しとき」

アスタロス「……」

――「あんさんはさっさと、魔羅でも助けてやったらええねん」

アスタロス「……御意」フッ

戦士「き、消え――」

――「さぁ、続きはわいが相手したる。かかってきぃな」

戦士「ちぃ……っ」

鬼丸「何モンだって聞いてんだよ!」ドガァ!!

――「なんや短気な奴やなぁ。ま、ええやろ……わいの名は神野悪五郎や。覚えとき」


847 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/12/16(金) 18:02:43.72 ID:v+t3krXWo
〜不死の山、影富士〜

召喚士「じゃあ、そのシンノという妖を倒せばいいんですね?」

山本「魔羅を倒しても神野が健在ならば、結局は同じ事じゃわ」

召喚士「……っ」

山本「別に手ぇ組んでるわけじゃないがのぉ。どっちが残っても厄介じゃ」

召喚士「……?」

山本「どちらかが滅びれば、その一方が吸収しようと手招いておる」

召喚士「そ、そうか……っ。今は互いがうまく牽制しあう形に……」

山本「そう思うとるかは知らん。お互い、興味なさそうだしのぉ」

召喚士「仲間、ではないんですね?」

山本「人間からしたら害なす妖である事には違いないがの」

召喚士「……どこに居るんです? その……神野という妖は」

山本「儂は知らん。あいつ、大っ嫌いじゃからのぉ」

夫人「確か西に居るはずじゃ。わらわも会った事はないがの」

召喚士「西……」


848 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/12/16(金) 18:03:12.91 ID:v+t3krXWo
〜西の武家屋敷〜

戦士「く……っ」ズザッ

鬼丸「……神野……?」

神野「どうした? 続き、せぇへんのか?」

戦士「鬼丸っ! 間合いを取れっ、狙われるぞ!」

鬼丸「神野……悪五郎……?」

神野「何や、ぼーっとして。hな、こっちから行こか?」

戦士「ちいっ!!」

鬼丸「相棒おおおおぉぉぉぉ!!」

戦士「!?」

神野「な、何や……?」

ガシッ

鬼丸「逃げんぞっ!!」

戦士「お、おいっ!?」

鬼丸「いいから来い!! 早くしろ!!」


849 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/12/16(金) 18:03:40.13 ID:v+t3krXWo
ダダッ…タッタッタッタッタ

神野「……」ピキッ

タタタタッ…ダンッ!!

戦士「お、おいっ! 何だってんだよ……!?」

鬼丸「逃げるって言ってんだよ!」タッタッタ

戦士「はぁ!?」タッタッタ

鬼丸「二人じゃ勝てねぇ。仕切り直しだ!」

戦士「……っ!」

鬼丸「さっき居た奴のがよっぽどマシだぜクソ……ッ」

戦士「お前、今の奴……知ってんのか?」

タッタッタッ…ピタッ

戦士「……鬼丸?」

鬼丸「ありゃ、とんでもねぇ妖だよ」

戦士「……?」

鬼丸「魔羅にも引けを取らねぇ……バケモンだ」


850 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/12/16(金) 18:04:09.20 ID:v+t3krXWo
〜不死の山、影富士〜

山本「さーて、だいたい事情は分かって貰えたかのぉ?」

召喚士「……あの、山本さん」

山本「何じゃ?」

召喚士「山本さんや夫人は、マーラや神野とは……違うんですよね?」

夫人「わらわをあんな野蛮で下品な妖と同格にするなっ!」

山本「儂らはそうじゃのぉ、言ってみりゃあ中立みたいなものかのぉ」

召喚士「……そうですか」

山本「元は一つであった妖が、いい奴等、悪い奴等に分かれて、そこから更に分裂した」

召喚士「それが、今の姿……」

山本「その中でも異端児が儂らみたいな半端者よ」

夫人「わらわは特別な存在じゃからの。半端などではないわ」

召喚士「神野とは戦わないんですか……?」

山本「儂は戦いたくとも動けんのじゃ。此処があるからのぉ」

召喚士「……?」


851 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/12/16(金) 18:04:41.04 ID:v+t3krXWo
夫人「此処はね、山本五郎左衛門さんが無理矢理こじ開けた穴なの」

召喚士「――っ!?」

夫人「召喚士が言ってた、召喚界ってやつかしら?」

山本「普通、人間なんぞ来られる所でもなければ、仮に踏み込んだとしても死んじまうがのぉ」

召喚士「そういう……事かっ」

山本「塞げば地上へ残った連中も帰れなくなるし、かと言って儂が動けば穴は塞がっちまう」

夫人「しかもこの山の頂上に、人間が変な建物建てたお陰で、結界が張られてるのじゃ」

召喚士「結界……? あっ、総本山の事か!!」

山本「あのクソ坊主、忌々しい奴じゃわ」

夫人「何千年恨んでるのよ……」

山本「そういう事情でな、神野を八つ裂きにしてやりたいところだが、出来んわけよ」

召喚士「なるほど……」

山本「それで丁度、こういう機会が訪れたまでじゃ。信じて貰えたか?」

召喚士「……分かりました。信じます、山本さんや夫人の事」

夫人「召喚士……っ」キューン

山本「ひょひょひょっ、儂らと理解するなんざぁ、やっぱり変な奴じゃのお前は」


852 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/12/16(金) 18:05:11.97 ID:v+t3krXWo
召喚士「それじゃ、今日はこれで失礼します。まだまだ色々と聞きたいところですけれど……」

山本「おうおう。満月の夜に待っとるぞ」

夫人「その時は召喚士、た〜っぷり楽しもうぞなっ♪」

召喚士「……っ。で、では失礼します!」

ササッ…タッタッタッタッタ

夫人「……うぶで面白い奴じゃ。くふふっ、良い玩具が出来たのぅ」

山本「これこれ。あまり人間をからかうと、痛い目に合わされるぞ?」

夫人「わらわが? ふふっ、馬鹿馬鹿しい。それより、よく手を貸す気になったの?」

山本「あやつ、此処へ単身で乗り込んで来おった」

夫人「そういえばそうね」

山本「お前や儂への配慮じゃろ。まぁ思うていても、そう簡単に出来るものではないがのぉ」

夫人「勇気を認めたって事かしら?」

山本「じゃな。それに召喚士ならば、世界を元の形に戻す事が出来るやもしれん」

夫人「……」

山本「そんな期待を込めての事じゃ。ま、出来ねばまた何百、何千年と待つさ。ひょひょひょっ」


853 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/12/16(金) 18:06:16.82 ID:v+t3krXWo
〜西の武家屋敷、門外〜

戦士「バ、バケモンて……」

鬼丸「!? ちっ、追ってくんのかよ!!」バッ!!

ダァンッ!!…ズザザザアァ

神野「わいを無視して逃亡たぁ、いい度胸やないかいっ!」

戦士「うっせぇ!!」ビュオッ!!

鬼丸「やめとけバカ!!」

神野「なんや、殺る気あるんやないか。ほないくでぇー」

 戦士の居合いが恐るべき速さで神野悪五郎へ向け、放たれた。

 が、鬼丸が声を発した頃には既に、戦士は武家屋敷から遠ざかっていた。

ドザァッ!!…ゴロゴロゴロ…

鬼丸「バカ! だから言っただろうがっ!」ダッ

戦士「い……っつぅ」ポタポタポタッ

鬼丸「立てるか!?」グイッ

戦士「ああ、ちょいと……口ん中が切れただけだっ」


854 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/12/16(金) 18:06:53.54 ID:v+t3krXWo
ザッザッザッ

神野「そっちの妖、鬼丸とか言うたか? あんさんもかかって来ぃや」

戦士「なめんじゃねぇ!!」

鬼丸「相棒!!」ハッ

 ここにきてようやく鬼丸は気が付いた。勇猛果敢な戦士とは言え、ここまで愚かではない。

 鬼丸の助言を聞き、逃走手段を考えているのではないか、と。

戦士「さぁて、今度のはかわせるかなぁ?」

鬼丸「……相棒!!」

戦士「しつっけぇな! 逃げるんならさっさと――」

鬼丸「俺も手伝うぜ」ザッ

戦士「!?」

神野「ほぉ、やーっと殺る気にんってくれはったかぁ」

鬼丸「相棒っ、全力……でいくぞ!!」

戦士「おうっ。全力、だな!」

神野「やってみぃ。ズタズタにして百鬼夜行の餌にしたるわ!」


855 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/12/16(金) 18:07:24.07 ID:v+t3krXWo
ダンッ!!…タッタッタッタッタ

神野「…………」ピキキッ

鬼丸「振り返るなよぉ!! 全力で逃げろおおぉぉ!!」タッタッタ

戦士「分かってるっつーの! さっきよりは距離も離れただろ!?」タッタッタ

鬼丸「お前、その為にわざとぶん殴られたってのかよ!?」タッタッタ

戦士「それもあるし、単純に力量を計ったってのもある」タッタッタ

鬼丸「んで、どうだった?」タッタッタ

戦士「ありゃ物理攻撃で何とかなる相手じゃねぇ。召喚士や魔道士の協力がいる!」

鬼丸「さっすが! それでこそ相棒だ……グハハッ!!」

ピクッ

戦士「しつっけーなぁ!!」

鬼丸「振り向くなって!!」

ダァンッ!!

神野「ナメくさりやがって……このダボがぁ!!」グワッ

戦士「うお……ぉ!?」


856 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/12/16(金) 18:08:54.40 ID:v+t3krXWo
バッゴオオオオォォォォン!!

鬼丸「当たってたまるかバカ!!」

戦士「確かにこいつは魔王級だな……っ」

神野「じゃかあしぃ!! 死ねや!!」

バゴオオォォォォ!!

戦士「鬼丸っ、二手に別れんぞ!」

鬼丸「おうよ!」

シュバッ…ザザザザッ

神野「………………」

ビキビキビキィ

神野「鬼の分際で鬼ごっこたぁ……冗談にもならへんでぇー」

ギュバッ…ザンッ!!

鬼丸「コッチ来やがったかぁ!!」

神野「まずは鬼退治や!!」

鬼丸「鬼以外の何に見えるんだよバーカ! グハハハッ!」


862 名前:SS速報でコミケ本が出るよ [sage] 投稿日:2011/12/16(金) 20:06:17.98 ID:XvdriQTxo
東方は実質魔王×2倒さないといけないってことか・・・
厳しい戦いになるな


866 名前:SS速報でコミケ本が出るよ [sage] 投稿日:2011/12/16(金) 22:22:37.32 ID:wWEzVrsbo
天才と魔法関係の魔導師と
召喚関係の召喚士が主で
あとは要所でサブキャラが光ってるけど
戦士と盗賊がいいとこ全然ないな
活躍を期待する
五行でないと倒せないってのが前衛組が活きないとこだね


867 名前:SS速報でコミケ本が出るよ [sage] 投稿日:2011/12/16(金) 22:38:31.74 ID:e4Q0kzOIO
満月の夜に契る…
…ふぅ


868 名前:SS速報でコミケ本が出るよ [] 投稿日:2011/12/17(土) 01:26:04.22 ID:wvoC4FMc0
いちおつ
魔王二体に夜行・ヤタガラス・アスタロス……
戦えるのか…?



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