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新ジャンル「居座り女騎士」
905 名前:1/4 [] 投稿日:2007/12/12(水) 08:06:25.19 ID:itcZlS5v0
騎「もぐもぐ(毎回、数えながら入れていたのだ。 間違えるはずは無い…)」

騎「もぐもぐ(やはり、間違っていて欲しいぐらいだが… 私は祖国の主と男どっちかを選ばなくては……)」

騎「もぐもぐ(祖国に帰れるだけの額が今ジークフリードの腹に貯蓄されているであろうことが判明した)」

騎「おかわり(恐るべし激安海外旅行パンフレット…… 伊達に飾られている訳ではないのだな…)」

騎「もぐもぐ(いままで、考えもしなかった。 こんなに祖国への帰還が容易な額だとは…)」

騎「もぐもぐ(やはり、ここに来た時に考えてた事が正しく。 私の修行の為だとしたら…)」

騎「おかわり(た、確かに私は忠誠を近い、女を捨て、この身を捧げると誓ってきたのだ)」

騎「もぐもぐ(例えここで我が友ジークフリードを失おうとも主の待つ祖国へ帰るべきではないのだろうか…)」

騎「もぐもぐ(ど、どうするべきなのだ…… くっ!? 胸が苦しい… 考えれば考えるほどまともに食事が喉を通らなくなってきた…)」

騎「お、おかわり」

男「五杯目か…… 我が家にもエンゲル係数といものがあってだな…」


906 名前:2/4 [] 投稿日:2007/12/12(水) 08:07:06.99 ID:itcZlS5v0
騎「もう、一宿一飯の恩義のレベルではない…… やはり、男にはキチンと話さなければならないだろう…」

騎「男はもうこの国での我が主といっても過言ではなくなってしまった…」

騎「こら、トリシュトラム…… 聞いておるのか? いや、違うか…」

騎「……そうだな。 命を張っているお前と対面すべきだな…」

騎「ジークフリードよ…… そんなに睨むでない…… 安心しろ私にはそんな勇気は無いのだ…」

騎「そう、私にはお前の命を捨て去る勇気など…… 私は好きな人々を守れる力が欲しいかった」

騎「愛する祖国、親しき人々、あふれる笑い声… いま手に入れてる温もり」

騎「しかし、例え主が呼んでいても… いまの私には捨てることなど…」

騎「いや、違う!? これを含めての忠誠心のテストなのだ… やはり、私は乗り越えなかればいけない!?
  成長しなければ!? もし、結論がジークフリードを消す事になっても… 男と離れることになっても…」

 ガチャッ!!

騎「!?」

男「……ただいま」


907 名前:3/4 [sage] 投稿日:2007/12/12(水) 08:08:15.59 ID:itcZlS5v0
騎「ど、どうした!? 帰ってくるのが早いではないか!!」
男「実は早くこれ見せたくてなw」
騎「なんだ?」

男「じゃっじゃじゃ〜ん!? 蓋が取れるタイプの貯金箱があったから買ってきたんだ。 どう??」

騎「……それがどうしたいうのだ?」
男「何だよ。 早く帰って来たことがそんなに不満なのか?」

騎「 (うるうる)…… お、お゙どご〜〜〜。 うわぁぁぁんん!!!! 」

男「な、なんだ!?」

 ギュ…

騎「ち、 違うのだ!? 違うのだ!? 私はおまえと…」
男「(なんだ!? なんだ!? この展開は…… う〜ん、ここは素直に受け入れるべきだよな…ゲヘヘヘ…)」

  ちょっと!? いきなり!? そんなに強くなんて!!
  いや!? ひっぐっ… だ、だめ!?
  やめて!! クスン… そんなに硬いもん押し付けないで…
  無理だよ!? も、もう… ら、らめぇぇぇ



男「よ、鎧で俺のアバラがぁぁぁぁ!!!!! (ギィシ…… メシバキボキ…)」


908 名前:4/4 [] 投稿日:2007/12/12(水) 08:09:24.12 ID:itcZlS5v0
男「お、お前なぁ… 治るまでは見舞いにきてくれよ」
騎「はは、すまぬ(い、いかん!? 結局、重要なことは話せずに男のアバラを折って病院まできてしまった)」

男「これが俺じゃなかったら「はは、すまぬ」じゃなくて訴訟問題だ」
騎「こ、今後きおつける(ふぅ、このような状態で話しても話半分になってしまうだろうな…)」

男「けど、そんなに嬉しかったなら大切につかえよ。 ジークさんだけじゃなくて新入りの貯金箱も…」
騎「(こやつ、気にしてないと思ったら……確かにこれならジークフリードを壊さずともすむ…)」

男「けど、ちゃんと貯まったらどっかうまいもん食いにつれてってくれ!!」
騎「(……何を悩んでいたのだ私は…)」

男「どうした?」
騎「そ、そんなこと貴様に言われなくても貯めてy……!?」

男「アイタタタ… やられた傷がぁ〜」

騎「だ、だ、だ、大丈夫か!?」
男「……えっ? じょ、冗談だよ。 なんだその反応。」

騎「 我 が 主 の 健 康 を 心 配 を し て 何 が 悪 い !! 」

男「……お、俺って本当にヤバイのか!? 死んじゃうのか!?
  フヒヒヒ、ビンビン感じるぜ!? これが死亡フラグというやつかッッッ!?」
騎「こら (ぽかっ!?) 冗談でも泣くぞ。 私の唯一の主なのだから」

男「……な、なんだその弱いツッコミは!? うわああぁぁぁ!?
  結局、俺は騎士のパンツ全てをクンカクンカする前に死んでしまうのかぁぁぁ!?」
騎「…… (バッカーンッッッッ!!!!!)」


912 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/12(水) 08:35:54.18 ID:ZWcxM3YOO

まさかな、ここまで来るとは思わなかった。100前で落ちそうな雰囲気あったのにな。


今更だが、金髪ロングで俺は想像してる。エロゲのアンジェリカとかジャンヌみたいな


915 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/12(水) 09:02:00.42 ID:QTyuXm3AO
男「今月の食費10万5000円」
騎「(∩゚Д゚)アーアーキコエナーイ」
男「電気代7万5000円」
騎「(⊃Д⊂)ナンニミエナーイ」
男「うち、ロデオボーイが大半を占めると思われる」
騎「( ゚Д゚)⊃オハシガオモーイ」
男「そして今月の給料23万7000円」
騎「ほう、決して多いとは言えないがなかなかやるな」
男「(くたばってしまえ)」


916 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/12(水) 09:05:51.83 ID:HNodIDmP0
>>915
多いwwwwwwww


918 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/12/12(水) 09:18:45.16 ID:OzVM3Nz/O
女騎士…?
アニエスしか思い浮かばない


924 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/12(水) 10:27:48.16 ID:I36KnCw20
敬語だとセイバーしか浮かばないw


925 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/12/12(水) 10:28:35.41 ID:IWRTYc5u0
アグリアスとセイバーを混ぜて
セイバーのだめにんげんを前に出した感じ


926 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/12(水) 10:37:09.15 ID:T1CyVjdSO
騎士型サイフォスが浮かぶ俺紳士。
ほしゅ


927 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/12(水) 10:43:49.41 ID:4z/7SDINO
落ちるのか…?


928 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/12(水) 10:53:01.37 ID:jzeD8MgI0
ここまで来たら1000いかせたいよな


930 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/12(水) 10:57:57.53 ID:HNodIDmP0
騎士をイかせたいだなんてそんな


935 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/12(水) 11:25:18.94 ID:P8DGAcTnO
男「1000が近いな・・・・これはレスを節約せにゃならんな」
騎「お、なんだなんだ?」
男「1000が近付いてるって話だ」
騎「そうか!それは頑張って節約しなければな!」
男「そうだな」
騎「時に男」
男「ん?」
騎「これを書くためにまた1レスも無駄に消費しているが、これは良いのか?」
男「( ゚д゚ )」


938 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/12(水) 11:50:18.69 ID:BTWLHLIfO
後日談 洗濯2

騎「私も遂に洗濯機を使いこなせるようになったぞ!!」
男「おお、ようやくお前にも労働意欲が・・・じゃあ早速たのもうかな?」
騎「ああ!まかせておけ!!」

騎「干し終わったぞ!まだ何か洗うものはないか?」
男「いや、もう無いぞ、ありがとうな」
騎「!・・・そうか、もう無いのか・・・せっかく覚えたのにな・・・」
男(っ!!・・・か、かわいい・・・何か洗わせてやるか!)
男「ああ!そういえば布団カバーを洗濯してなかったな!」
騎「!本当か!?よし、洗ってやろう!」


939 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/12(水) 11:52:20.66 ID:BTWLHLIfO
後日談 続・洗濯2

騎「終わったぞ!他には無いのか!?」
男「ああ、もう無いぞご苦労様」
騎「・・・そうか・・・」
男「!!どうせだからタンスの中の服、全部洗っちまうか!これは大仕事だが頼めるか?」
騎「おお、これは骨が折れそうだな!しかしまかせておけ!!」

騎「もう無いのか!?もう無いのか!?」
男「・・・もう流石に・・・」
騎「・・・」
男「・・・あっ!!服にジュースこぼしちゃったぜ!悪いが今すぐ洗ってくれ!!」
騎「貴様は本当に手のかかる奴だな!仕方ない!今すぐ洗って来てやろう!!」



騎「洗濯とは気持ちのよいものだな!」
男(やっと気が済んだか・・・よかった・・・俺パンツ一丁だけど)


944 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/12(水) 12:06:12.33 ID:2UfeD9xNO
今更だが騎士が処女である可能性が高い事に気付いたわけだが


946 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/12(水) 12:19:19.84 ID:BTWLHLIfO
後日談 続・洗濯2の後日談
この話のオチは選択式になっております・・・洗濯だけに、なんつっ亭☆

1・下ネタend
―――数日後
騎「ところで、お前の下着が数日おきにカピカピしてるのは何故なのだ?」
男「っ!!やっぱり明日から洗濯は俺がやる!!」
騎「貴様!私の数少ない仕事を取り上げるつもりか!?」

2・ダメ人間end
―――数日後
男「おーい、そろそろ洗濯物が溜まってきたぞ?」
騎「・・・洗濯など騎士の仕事ではあるまい!!貴様がすればよかろう!」
男(・・・飽きたのか・・・はぁ・・・)

3・アホの子end
男「馬鹿!洗濯機で鎧を洗う奴がいるか!!」
騎「身につけるものは全て洗えるのではなかったのか!?どうしよう!傷だらけになってしまっではないか!!」

4・気付かないところで怨みをかってるend
大家「あいつら・・・物干し台全て使いやがって!!FucK!!」


954 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/12(水) 13:26:31.18 ID:vQZFfcsT0
>>946
鎧なんて金属の塊洗ったら、洗濯機もただじゃ済まなそうだな…
それ以前に洗剤入れて大丈夫だったかとw

保守


957 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/12(水) 13:30:15.94 ID:QTyuXm3AO
シュー
男「ん?なんだこの音は」
騎「それに何か臭わないか」
男「まさか…」
ダダダ カチッ
男「危なかった。まさかガスを切り忘れるなんて」
騎「危機一髪だったな」
男「危機一発だろ」
騎「…………」
男「…?」
騎「…………ゆとり?」


959 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/12(水) 13:40:07.80 ID:OoYxKWpn0
落ちる前にオチをつけよう

■そう遠くない未来の初夏に

?「ねえママ、どうしてうちの五月人形はあんなにファンタジーなの?」
?「ああ、それはな……」

落ちたッ! 俺の話完!


965 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/12(水) 14:08:04.66 ID:lD5Df7F1O
セイバーのパクリかよ死ねよ


966 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/12(水) 14:15:39.59 ID:BzoiZBLVO
>>965
じゃあセイバーのパクりっぽくないの書いてくれ


967 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/12(水) 14:17:35.94 ID:bLkXE//pO
>>965
はいはい、月姫は文学FATEは文学
伝記だったら皆パクリ

これだから月厨は


968 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/12/12(水) 14:18:49.89 ID:0hZOHKP+0
月姫は原石、Fateはピカピカに磨いた石ころ

byとあるオタク


969 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/12(水) 14:19:31.44 ID:fbeA60+3O
ない文才でむりやりまとめてみる


騎「私は私の全てを賭けてお前を倒す!」
男「………? 今日は何も変わったものが無いな」
騎「正々堂々戦おうと言うのだ、受けろ」
男「……(竹刀vsブロードソードでは割りがあわんのだが……)」
騎「私が敗北した時はお前の命令を一つ、何でも聞こう」
男「……マジ? セクハラでも?」
騎「…………それだけの真剣だと言うことだ」
男「(故郷の話もしてたな……帰る口実が…欲しいのかもしれない」
男「(でも、アイツは日本が一番楽しいと言ってたな……)」
男「(……どうする?)」
男「…………そっか……なら俺も全力で行くか」

騎「頼む。……これが…最後の戦いだと…思う」


男・騎士「参る」


970 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/12(水) 14:20:36.78 ID:fbeA60+3O
まず騎士が先手を取り剣が重なった。
もちろん竹刀と西洋刀では話にならない。叩き折られるのが普通だ。
男は騎士の剣の衝撃を地面に流し騎士の後ろに回り込んだ。
今まで男と何度も戦った騎士だ。横を駆け抜ける男に素早く反応し反撃をする。
油断した、とは言えない。しかし彼女の放った拳は男の肩を捉えた。
騎士の怪力により男は体ごと吹き飛ばされたが、素早く受け身をし再び竹刀を構えた。
息をつく暇はない。仕掛けたの男が最初だ。
下段の構え。剣道の構えの一つだ。切っ先を下げ緩く構える。
素人から見れば隙だらけの構えだがどうだろう。まるで隙がない。
いや、騎士が見た限り詰みだ。下手に剣を振り被った瞬間に弾き飛ばされる。
敗北だった。先手、しかも一撃で倒せなかった事による敗北を、少し経ってから彼女は気付いた。


972 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/12(水) 14:21:59.76 ID:fbeA60+3O
騎「……私の敗けだ」
男「…………そうか」
騎「……好きにするといい」
男「…………」
騎「今まで私は恩を返す事が出来なかった。……恥ずべきだと思う」
騎「せめて……何か一つでもお前に何かしたい」
男「…………なんでもいいのか?」
騎「…………あぁ」
男「……じゃあ鎧脱いでくれ」
騎「……初めてだから……よく分からんが……」
騎士が鎧を脱ぐと、服に手をかけた。だが脱がれる前に男は騎士の手を押さえた。
騎「?! お前、なに――――」
言い出す前に男は騎士を抱き締めた。


973 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/12(水) 14:22:48.89 ID:fbeA60+3O
男「鎧がない方が抱きやすいな」
騎「ばっ、馬鹿! 離せ!」
男「(ここでキスでもすれば……無理だよな)」
男「……お前さ、日本楽しいとか言ってくれたじゃん? じゃあ日本にいろよ」
騎「…………」
男「今の時代、騎士とか流行んね―よ」
騎「…………」
男「お前には城よりもコタツの方が似合ってるっつーの」
騎「…………」
男「……だからさ、な?」
騎「……気の効いた事は言えんのだな」
男「まぁな」
騎「……食費増やしてやるぞ」
男「あぁ」
騎「生活費も増やしてやる」
男「あぁ」
騎「休日もどこかに連れてかせるぞ」
男「今とあんまり変わらないな」
騎「……迷惑も……かける…かも」
男「今までが最大だからそれ以上にはならないだろ」
騎「……っ! なんて奴だ!」
男「……どうすんだよ」
騎「約束は約束だ。……私は日本に居る。だけどこれは一つだけの命令で居るのだからな!」
男「それでいいよ」
騎「覚悟しろよ!」


984 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/12(水) 14:38:39.88 ID:Auw9KaN0O
第一部完!
面白かったよ、ちょっと寂しいな…


985 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/12(水) 14:39:46.43 ID:dUtYTYNVO
よしみんなの想いを>>1000にぶつけろ!


996 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/12(水) 14:46:22.15 ID:78X9MC6zO
1000ならパートスレ


997 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/12(水) 14:46:55.97 ID:jWZdinguO
>>1000なら
みんなに自分だけの騎士が現れて
一生を共にする


998 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/12(水) 14:46:56.93 ID:avHF8e3G0
>>1000なら俺が次スレたてる


999 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/12(水) 14:47:07.96 ID:eakHU3R60
>>1000なら
みんなにクリスマスプレゼントとして騎士が来る!


1000 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/12/12(水) 14:47:11.38 ID:FSU54CUX0
>>1000ならみんなのとこに女きしがくるんだぜ



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