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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その20
837 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/22(金) 17:31:50.22 ID:nLT0ZGco
〜次の日〜

戦士「こっちはオッケーだ」

召喚士「…こっちも大丈夫。それじゃ行きましょうか」

魔道士「はいっ!」

召喚士「それじゃ…行ってきます」

バーテン「おう、気を付けてな。そんじゃまた」

盗賊「…うん」

ガチャッ…パタン

魔道士「どうやって行きましょうか?」

召喚士「そうですね。陸路で捜索がてら進みたいところですが…」

盗賊「…海路で時間を短縮するか?」

召喚士「ええ…。早めに学園長さんのお話を伺いたいですね」

戦士「…なるほどなぁ」

召喚士「それに占い師さんも治るのなら、一石二鳥ですからね」

魔道士「じゃあ海路で一気に進みましょうか!」


839 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/22(金) 18:37:46.12 ID:nLT0ZGco
召喚士「じゃあチケットを取ってきます」

盗賊「…いいよ。私達が行くから」

戦士「え?俺もかよ!?」

召喚士「…じゃあお願いします。俺らはワークショップへ行ってきます」

魔道士「すぐに港へ向かいますねっ!」

召喚士と魔道士は二人と別れ、ワークショップへと向かった。

〜ワークショップ〜

店員「いらっしゃいませー」

召喚士「手紙…来てますか?」

店員「…えぇと、召喚士さん。……あ、一通ございますね!」

魔道士「誰からですか?」

召喚士「…青年兵くんですね!」

カサッ

召喚士「……」

魔道士「…良いお話ですか?それとも…っ」


840 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/22(金) 18:49:11.83 ID:nLT0ZGco
召喚士「……どちらも、といったところでしょうか」

魔道士「そうですかぁ…」

召喚士「やはり…考えは間違っていなかったかもしれません…」

魔道士「…えっ?」

召喚士「昨晩の話です。本国の皆も疑いを持ち始めているようで…」

魔道士「昨晩……あ、あぁ…っ」

召喚士「…?」

腑に落ちぬような表情を見せる魔道士に、召喚士は手紙を渡す。

魔道士「…えぇと」

状況が把握出来ぬまま手紙に目を通す魔道士。その顔がみるみる変わり始める。

魔道士「そんな…っ、嘘…戦士さんが……っ!?」

召喚士「ま、魔道士さん…!?」

魔道士「戦士さんはっ!戦士さんは無事なんですよね!?」

召喚士「…仮にそうだったとしても…あちらにとって殺すメリットはありません」

必死にしがみ付き涙を浮かべる魔道士に、召喚士は励ますように語りかけた。


841 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/22(金) 18:49:53.19 ID:nLT0ZGco
〜港〜

戦士「おう、遅かったな」

召喚士「ごめんごめん。お金下ろすのに手間取っちゃって」

盗賊「…行くか」

魔道士「あれ…?船はもう来てるんですか?」

戦士「定期便らしいから本数は多いみたいだぞ」

召喚士「へぇ。昔はそんな事なかったのに…便利になったなぁ」

船員「間もなく出航致します。お乗りの方はいらっしゃいませんかー?」

魔道士「じゃあ行きましょっか」

盗賊「…うん」

四人は急ぎ、船内へと駆け込んだ。

ボーッ…ボーッ

召喚士「魔道学校か…楽しみですね」

戦士「ああ…。無縁の場所だから興味あるぜ!」

魔道士「私も一年以上行ってないから…楽しみですっ!」


842 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/22(金) 18:50:50.19 ID:nLT0ZGco
〜本国、国軍本部〜

カツカツカツ…コンコン

格闘家「…おはようございます」

隊長「……一人足りねぇな」

女隊員「まだ寝てるッスよ」

隊長「ったく、あのバカは…」

格闘家「そう言え、と言われました」

隊長「……」

格闘家「男隊員さんは、一人で張りこみを続けています」

隊長「最初からそう言やいいものを…」

女隊員「恥ずかしいんスよきっと。真面目に働いてるとこ見せるの」

隊長「…まぁいい。そんで…警備が増えたとか聞いたが」

格闘家「はい。昨夜遅くに動きがありました。まるで人目を避けるように…」

女隊員「ワーカーで施設傭兵みたいッスよ」

隊長「……そうか」


843 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/22(金) 18:54:31.26 ID:nLT0ZGco
格闘家「…見解としては、あの屋敷に何かあるのではないかと」

隊長「…決まりだな」

女隊員「…?」

隊長「付いて来い」

格闘家「……?」

女隊員と格闘家は顔を見合わせ、隊長に続き部屋を出る。

ザッザッザッザ

女隊員「そこ行くんスか?」

隊長「…いいから付いて来い」

格闘家「……」

三人はそのまま本部を出て、街の路地へと場を移す。

女隊員「なんスか?こんな路地裏に…」

ザッザッザ…ピタッ

隊長「……ここだ。入れ」

女隊員「は、はぁ…。お邪魔しまッス」


844 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/22(金) 18:55:51.72 ID:nLT0ZGco
情報屋「……今日はまた、大人数だな」

隊長「例の件は…?」

情報屋「…ほれ」

隊長「…?」

情報屋「返信だよ」

カサッ

隊長「……なんと…っ!」

情報屋「あと数時間内には到着するだろ」

隊長「…すまない…助かった!」

情報屋は無愛想に右手だけ挙げ、再び新聞へと目を移した。

テクテクテク

女隊員「…いやぁ、感心したッス!」

隊長「…あ?」

女隊員「いや、まさか隊長が情報屋を抱えてるとは思わなかったッス!凄いッス!」

隊長「…あ、あぁ。まぁな……がはははっ!」


845 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/22(金) 19:06:04.67 ID:nLT0ZGco
ボーッ…ボーッ…ザザーン

船員「ターミナルへ到着致しました!お降りのお客様は……」

テクテクテク…スタッ

魔道士「到着〜!」

盗賊「…ここは?」

魔道士「ターミナルです」

召喚士「ターミナル…大型の船着場って感じですね」

魔道士「そうですっ。この辺には港も街もないので、ここに集約されてるんですよ」

戦士「へぇ…。なんか船がいっぱいで面白いな!」

召喚士「民間の船だけでなく、商船や軍船もありますね…」

盗賊「…他国へは行けないんだな」

召喚士「これだけ国内の船が集まってると、他国船は難しいかもしれないですね」

戦士「なーるほどなぁ」

魔道士「それじゃ行きましょうか!こっちです!」

召喚士「はいっ。右も左も分からないので魔道士さんにお願いしますね」


846 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/22(金) 19:07:06.72 ID:nLT0ZGco
テクテクテク

魔道士「ここが市場…と言うか、露店街みたいなものでしょうか…」

召喚士「近くに街がないので、こうして売買してるわけですね」

盗賊「…現地だと安い」

戦士「…?」

盗賊「…原価で購入出来るだろ?普通に買うより安いのだ」

召喚士「そういう利点もあるんですね」

魔道士「そうなんですよっ!しかもここでしか手に入らない掘り出し物とかも!」

戦士「……さすがというか何と言うか」

魔道士「あそこ見て下さい!」

召喚士「…?」

魔道士「あれは商人さん同士が直取引してるわけです!」

盗賊「…本当だ」

召喚士「そっか。ここで仕入れてそれを売るわけですね」

戦士「差し引きが利益ってわけか」


847 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/22(金) 19:07:42.88 ID:nLT0ZGco
魔道士「もちろん大商人になれば、直にワーカーを雇って狩りも出来ますけど…」

召喚士「小規模な場合はそこまで出来ないので、こういった方法でやる…と」

戦士「なるほどなぁ…。まぁ勉強もいいがそろそろ行かねぇか?」

魔道士「あ、すみません…。つい熱くなってしまって…」

召喚士「いえいえ、ありがとうございました」

盗賊「…それじゃ行こうか」

戦士「んで、こっからは歩きか?」

魔道士「馬車が出てますからそれで行くと楽だと思いますよ!」

召喚士「それではそうしましょうか」

テクテクテクテク

戦士「…すまん、魔道学校まで行けるか?」

御者「へい。お安い御用で!四名ですね…こちらの馬車へどうぞ!」

テクテクテク…ガチャッ

御者「お乗り下さい!入らないお荷物はこちらへ!」

召喚士「…んっしょ。大丈夫そうですね」


850 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/10/23(土) 09:00:15.55 ID:vkStCSo0
チラ裏
女隊員ちゃんにいきなり抱きつきたい
そして「うわっ!?や、やめるっスよ!」って言われたい
顔真っ赤にしてモジモジする女隊員ちゃんをナデナデしてあげたい
チラ裏


854 名前:GEPPERがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 22:57:27.09 ID:g0D7Oz6o
こんばんは!遅くなりました!
今週末はバタバタとしてまして…すみません↓続き


855 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 22:58:12.85 ID:g0D7Oz6o
ガタガタッ…ゴトン

戦士「うお…っと!」

召喚士「結構揺れますね…」

魔道士「ええ…っ」

御者「頭ぶつけないように気を付けて下さいねー!」

戦士「おーう」

御者「おっきな街の方は道も整備されてるんでしょうけど…この辺りはねぇ」

盗賊「…整備しないのか?」

御者「あははっ!それは国のお偉いさんに言って下さいよ!」

召喚士「…なるほど」

御者「便利な世の中になってきたけど…まだ魔物は多いですしねぇ」

魔道士「そうなんですよねぇ…」

御者「ま、私らが愚痴っててもしょうがないですがねっ!あはは!!」

召喚士「……ええ」

御者「もうしばらくの辛抱ですから!」


856 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 22:59:14.43 ID:g0D7Oz6o


御者「…おっ、見えてきましたよ!」

魔道士「あ…っ!本当だ!」

召喚士「あれが…魔道学校…!」

戦士「思ってたより随分でけぇ建物だなぁ…」

盗賊「…す、凄いな」

ガラガラガラッ…ゴトンッ

御者「…到着〜。すいやせん、お待たせしちまいました!」

召喚士「いえいえ、ご丁寧な運転で助かりました。ありがとうございます」

御者「へい!そいじゃこちらがお代です」

召喚士「…あ、すみません…大きいのしかなくて…」

御者「へいっ……あ、こっちも細かいお釣りがないなぁ…」

召喚士「あ、じゃあお釣りはいいです」

御者「へっ!?いやいやいやっ、こんなに頂くわけには…」

召喚士「いえ、タダというわけにはいきませんから…受け取って下さい」


857 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 22:59:52.04 ID:g0D7Oz6o
御者「……な、なんか申し訳ないですね。すんません…っ」

召喚士「いえ、こちらこそありがとうございました」

魔道士「それじゃ行きましょうかっ!」

盗賊「…うん」

戦士「そんじゃどーもな!」

御者「あっ、じゃ…じゃあせめてお名前だけでも…」

召喚士「はい。召喚士と申します」

御者「召喚士さん…。あっしは御者です!次の機会があれば無料でお送りしますんで!」

召喚士「あ、はいっ!ありがとうございます!」

テクテクテクテク

御者「若けぇのに立派な皆さんだなぁ。……よっと」

ゴトッ

御者「まぁ今日のところはありがたく頂戴して…感謝感謝」

女「すみません。ターミナルまでお願い出来るかしら…?」

御者「へいっ、ターミナルですね!お任せを!」


858 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 23:00:44.41 ID:g0D7Oz6o
テクテクテク…

魔道士「…着きました〜!」

召喚士「この門をくぐれば…」

魔道士「はいっ。いよいよ魔道学校ですよ〜」

盗賊「…それじゃ」

戦士「行くとすっかぁ!」

〜魔道学校〜

テクテクテク

戦士「…へぇ。何だか部屋がいっぱいあんだな」

魔道士「ここは教室ですよ。クラスに分かれて色々と勉強するんです」

盗賊「…教室」

召喚士「クラスというのは属性とか…ですか?」

魔道士「一部そういうのもありますけど…」

盗賊「……」

魔道士「基本的には資質で分かれます…かね」


859 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 23:01:34.60 ID:g0D7Oz6o
戦士「お前は上のクラスだったのか?」

魔道士「あ、いえ…っ」

召喚士「……」

魔道士「私はその……一番下の…」

召喚士「そ、そうなんですか…!?」

魔道士「え、ええ…。お恥ずかしながら…」

戦士「お前程の魔力でも下のクラスなのか…」

魔道士「魔道学校時代は五行とか付加とか…さっぱりでしたから…」

盗賊「…そうか」

戦士「何で急に出来るようになったんだ?」

魔道士「……師匠さんや…マジシャンさんのお陰ですよ」

召喚士「……」

魔道士「…えっと、学園長室はこちらです」

召喚士「あ、はい…」

魔道士の誘導に従って、召喚士達は廊下を真っ直ぐ奥へと進む。


860 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 23:08:17.48 ID:g0D7Oz6o
〜学園長室〜

コンコン…カチャッ

魔道士「失礼しまーす」

召喚士「お邪魔します」

魔道士「…学園長〜!」

魔道士が学園長と呼んだ先、一人の老女が椅子から腰を上げる」

学園長「…あら、貴女は確か……」

魔道士「魔道士ですっ!ご無沙汰してます!」

学園長「そうそう魔道士さん。お久しぶりね…元気?」

魔道士「はいっ!学園長もお元気そうで何よりです!」

学園長「…そちらの方々は?お客様かしら…?」

魔道士「あ、はい…ええと……」

召喚士「初めまして、召喚士と申します」

盗賊「…盗賊…です」

戦士「戦士だ。ヨロシク」


861 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 23:15:47.23 ID:g0D7Oz6o
学園長「…もしかして、パーティーの皆さんかしら?」

魔道士「そうです!えへへっ!」

学園長「あらあら…それならそうと言って頂かなくては」

ススッ…テクテクテク

学園長「応接室へ案内するわ。付いてきて頂ける?」

召喚士「あ…っ、お構いなく」

テクテクテク

教頭「…学園長、お客様ですか?」

学園長「そうよ。ほら、卒業生の魔道士さん。お茶の用意をして頂ける?」

魔道士「教頭先生っ!ご無沙汰してます…!」

教頭「これはこれは、では…すぐにお持ち致します」

〜応接室〜

学園長「…さぁ、入って頂戴」

戦士「失礼しまーす!」

応接室のソファーに腰を落とすと、しばらくの後に教頭が再び姿を見せる。


862 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 23:18:14.04 ID:g0D7Oz6o
コンコン…

教頭「失礼致します」

召喚士「…なんだか、すみません」

教頭「いえいえ。大したものでもありませんから」

教頭は口髭を上げ、にっこりと笑う。

教頭「…さ、それではごゆっくり」

学園長「ありがとう」

テクテクテク…パタン

学園長「確か…卒業してからここへ来るのは二回目だったわよね?」

魔道士「あ、そうですね…」

学園長「この前来られた時に、皆さんのお話を色々と聞かせて頂いたわ」

召喚士「そ、そうなんですか…!?」

戦士「…いつの話だ?」

魔道士「えっと…召喚士さんが師匠さんの所へ戻った、一ヶ月間…」

盗賊「…ああ、あの時か」


863 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 23:21:09.20 ID:g0D7Oz6o
召喚士「そういえば魔道学校へ行かれると言ってましたね!」

学園長「皆さんとてもお強いそうで」

召喚士「い、いえっ…そんな事は…!」

学園長「それで、今日はまた皆でどうなさったのです?」

魔道士「あ、実はですね……」

魔道士はこれまでの経緯を事細かに学園長へと伝える。

学園長「……」

魔道士「……と、言うわけなんです」

召喚士「…何とか…解決の糸口はありませんでしょうか?」

学園長「…ドッペルゲンガーに…能力の消失…ですか」

魔道士「学園長のお力で…何とか治せませんか?」

学園長「……」

戦士「……」

学園長「…構いませんよ」

召喚士「本当ですかっ!?」


864 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 23:28:02.28 ID:g0D7Oz6o
魔道士「ありがとうございますー!」

学園長「但し……」

盗賊「…?」

学園長「占い師さん…彼女が必ず治るとは限りません」

召喚士「心得てます」

学園長「それでも良い、というのであれば…診る事に関しては構いませんよ」

魔道士「やったぁ!ありがとうございます!」

学園長「他ならぬ魔道士さんの頼みならば断われませんわよ」

盗賊「…助かります!」

召喚士「良かったね戦士!」

戦士「お、おうっ!」

学園長「でもこちらから出向く事は出来ませんから…」

召喚士「はい。占い師さんに話して、再び魔道学校へ来させて頂きます」

学園長「…分かりました。いつでもお待ちしておりますよ」

召喚士「本当に…ありがとうございます!」


865 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 23:47:37.69 ID:g0D7Oz6o
学園長「魔道士さん、折角ですから皆さんに校内をご案内して差し上げれば…?」

召喚士「い、いいんですか!?」

学園長「ええ。お見せするような立派なものもありませんが…」

戦士「興味あるな!ぜひ見てみたいぜ」

魔道士「はいっ!それじゃあ案内しますね!」

盗賊「…うん。宜しく」

魔道士「じゃあ行ってきます!」

学園長「はいはい。あ、魔道士さん?」

魔道士「はいっ」

学園長「昔の様に廊下は走ってはいけませんよ…?」

魔道士「ちょ、ちょっと学園長…っ!」

戦士「ははっ!昔っからその辺は変わらずか…」

学園長「あら…今もお変わりないようですねぇ」

魔道士「戦士さんまで…もうっ!」

召喚士「あははっ!」



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