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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その25
- 195 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga]
投稿日:2011/02/09(水) 18:13:24.79 ID:Z7DbUmGbo
〜北方司令部〜
騎士長「……挨拶は済んだのか?」
召喚士「……ええ」
騎士長「そうか。案ずるな、こちらで丁重に葬るとしよう」
召喚士「ありがとうございます」
騎士長「……幸せそうな顔だったじゃないか」
召喚士「……」
騎士長「彼はきっと、今日という日を心待ちにしていたのだろう」
召喚士「……」
騎士長「既に死んだ身…。最後に一目、外の世界を拝みたいとな」
召喚士「……都合のいい解釈ですよ」
騎士長「そうかもしれんが、己の責任と感じるも都合の良い解釈だ」
召喚士「……」
騎士長「死人に口なし。自分の行動に自信を持て。お前は間違ってなんかない」
召喚士「……はい」
- 196 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 18:13:57.37 ID:Z7DbUmGbo
ザッ
召喚士「あの、荷物は?」
騎士長「戦士が持っていったぞ」
召喚士「戦士が!?それで、戦士は今どこへ…?」
騎士長「バーテンの店で皆を待つと行っていた」
召喚士「皆…?そうか、やはり皆、散り散りに……」
騎士長「昨日届いた奴からの手紙だ。読むか?」
召喚士「…拝借します」
カサッ
騎士長「魔道士、盗賊とは合流したようだ」
召喚士「……よかった」
騎士長「魔法剣士は依然、行方知れずだとさ」
召喚士「……」
騎士長「すぐに行ってやれ。皆…待っている」
召喚士「……はいっ」
- 197 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 18:14:27.13 ID:Z7DbUmGbo
…
召喚士「では、お世話になりました」
騎士長「おう」
召喚士「…左翼長さんや参謀さんは?」
騎士長「左翼長は北の村。左大臣の視察へ青年兵とお供だ」
召喚士「青年兵くんとですか!?」
騎士長「大軍師の依頼でな。参謀はその兄上の命で本国へ行ったよ」
召喚士「……そうでしたか。皆様にも宜しくお伝え下さい」
騎士長「おーう、お前も気を付けてな」
召喚士「はい」
騎士長「……墓が出来たら、また来てやれ」
召喚士「……必ず」
ザッ…
召喚士「では、失礼します」
騎士長「おう」
- 198 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 18:14:57.86 ID:Z7DbUmGbo
ザッザッザッザッザ
召喚士「…………」
お爺さんは、はたして幸せだったのだろうか?
召喚士「…………」
脱出出来ても、死んでしまっては何の意味もないじゃないか……。
召喚士「……」
でも、あのまま死ぬまで閉じ込められているより……良かったのか?
召喚士「……」
死人に口なし……か。答えは誰にも分からないよなぁ……。
召喚士「……」
俺が同じ立場なら……どうしただろうか。
召喚士「……」
バシッ
召喚士「女々しいぞっ、召喚士!」
己で叩いた頬が意外にも痛く、召喚士は苦笑した。
- 199 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 18:15:28.39 ID:Z7DbUmGbo
召喚士「行けっ!コカトリス!!」
〜第三十六部〜
- 200 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 18:15:58.12 ID:Z7DbUmGbo
遡る事、数日前……。
〜西方、南の砂漠〜
ジャリッジャリッジャリッ…ザッ
玄武娘「……朱雀嬢ちゃん〜っ、ちょっと休むですの〜」
朱雀嬢「こんな所で休んでいても、仕方ありませんわ」
玄武娘「お腹空いて動けないですの〜」
朱雀嬢「情けない事言わないで欲しいですわっ」
玄武娘「せめて水を〜」
朱雀嬢「先程、ガブ飲みしたのはどこの誰かしらっ!」
玄武娘「……うぅ」
朱雀嬢「……あら?」
ザッザッザ…ザザッ
玄武娘「何ですの!?食糧ですの!?」
朱雀嬢「……いえ、人が倒れていますわ…っ」
玄武娘「えぇーっ!?こんな所で何で……っ!?」
魔法剣士「…………」
- 201 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 18:16:30.35 ID:Z7DbUmGbo
ザッザッザ…ジャリッ
朱雀嬢「……男の人ですわ。ワーカーかしら?」
玄武娘「い、生きてますの……?」
ツンツン
魔法剣士「…………」
朱雀嬢「……死んでますわね」
玄武娘「……ひああぁぁ…っ」
朱雀嬢「ご愁傷様…。さて、行きましょ」
玄武娘「こ、こうはなりたくないですの……っ」
ザッザッ
魔法剣士「……う」
玄武娘「!?」
朱雀嬢「どうしたの?」
玄武娘「い…今っ、喋ったですの!」
朱雀嬢「喋った…?まさか……」
- 202 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 18:16:58.73 ID:Z7DbUmGbo
ザッザッザ…ツンツン
魔法剣士「……うぅ」
朱雀嬢「ひゃわわわっ!」
玄武娘「ゾゾ、ゾンビですのーっ!」
魔法剣士「……っく、はぁ……はぁ」
モゾッ…ヨロヨロッ
玄武娘「どどどっ、どーするんですのっ!?」
朱雀嬢「し、知らないですわ!よぉし…こうなったら……」
ズンズンズン
朱雀嬢「……かっ、覚悟するですわっ!私達…いえっ」
ズイッ
朱雀嬢「この子が相手になってやるですわっ!」
玄武娘「ええぇぇーっ!?」
魔法剣士「……何だ…お前らは?」
玄武娘「……え、えぇ…っ?」
- 203 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 18:17:29.58 ID:Z7DbUmGbo
…
玄武娘「……どうぞですの」
魔法剣士「何だこれは?」
玄武娘「ウェハースですの。美味しいですのっ!」
魔法剣士「…いや、遠慮しておく。それより水はないか…?」
朱雀嬢「残念ながら。私達も飲みたいくらいですわ……」
魔法剣士「……ここは…どこなのだ?」
朱雀嬢「…さぁ」
玄武娘「知らないですの。私達、迷子ですの……」
魔法剣士「…………」
朱雀嬢「貴方こそ、何故こんな所で行き倒れて…?」
魔法剣士「……さぁ。俺も分からん」
玄武娘「記憶喪失ですの!?」
魔法剣士「そういうわけではないんだが…面倒なのでそれでいい」
朱雀嬢「……はぁ」
- 204 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 18:17:56.35 ID:Z7DbUmGbo
…
朱雀嬢「…へぇ、つまり魔物と戦っている最中に……」
玄武娘「ここへ飛ばされたんですの?」
魔法剣士「そういう事になるな。しかし、ここが西方と分かって安心だ」
朱雀嬢「西方のどの辺りかは分からないけれどね」
玄武娘「困ったですの……」
朱雀嬢「困った?……誰のせいだと思っているのかしらっ」
玄武娘「朱雀嬢ちゃんだってぇ……賛成してたですの〜」
朱雀嬢「この……方向音痴っ!!」
玄武娘「朱雀嬢ちゃんのっ、わからずやーっ!」
魔法剣士「……」
玄武娘「あっ、そうだー!!」
朱雀嬢「――っ!!耳元で大きな声、出さないで欲しいですわ!」
玄武娘「水……水ですのっ!」
朱雀嬢「はい?」
- 205 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 18:18:32.91 ID:Z7DbUmGbo
…
玄武娘「ではでは、参りますの!」
朱雀嬢「いいですわ。少し離れましょ、えぇと……」
魔法剣士「……魔法剣士だ」
朱雀嬢「魔法剣士さんですわね。私は朱雀嬢、宜しくですわ」
玄武娘「むぅーっ……おっと、その前に準備体操ですの」
朱雀嬢「…それで、あれが玄武娘。二人で旅してますわ」
魔法剣士「…二人共…召喚士なのか!?」
朱雀嬢「ほーっほっほ。まずは見ていて下さいですわっ」
玄武娘「よし…っ!おいで、リヴァイアサン!!」
魔法剣士「何っ!?」
シュイイィィン…ゴゴオオォォッ!!
玄武娘「そーれっ、水ですのーっ!!」
ゴゴゴゴゴゴ
朱雀嬢「ば、ばかぁーっ!!多すぎですわよおぉぉーっ!!」
- 206 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 18:19:00.05 ID:Z7DbUmGbo
ゴゴゴゴゴゴ
玄武娘「へ……っ?」
魔法剣士「――っ!!」
ザッパアアァァァァン!!
玄武娘「ひゃああぁぁーっ!!」
ドドオオォォォォ…
玄武娘「…ごほごほっ、けほっ!」
魔法剣士「……く…うっ!」
玄武娘「朱雀嬢ちゃんっ!?大丈夫ですの!?」
朱雀嬢「……っ」
玄武娘「はぁ〜良かったぁ!でも、たっくさん水浴び出来ましたの!」
朱雀嬢「…………っ」
ズカズカズカズカ
玄武娘「……へっ?」
ゴチンッ!!
- 207 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 18:19:31.09 ID:Z7DbUmGbo
…
玄武娘「……うぅ」
魔法剣士「…大丈夫か?」
玄武娘「痛いですの…。たんこぶ出来たですの…」
朱雀嬢「自業自得ですわ。全く……」
玄武娘「だってぇ〜、水が……」
朱雀嬢「加減ってものがあるでしょうっ!?」
玄武娘「……うぅっ」
朱雀嬢「…はぁ〜あ。お洋服もびしょ濡れですわ……」
玄武娘「すぐ乾きますの」
朱雀嬢「風邪引いたらどうするのかしら?それにベトベトで…いやですわ」
玄武娘「着替えなんてないですの……」
朱雀嬢「仕方ないですわね。……魔法剣士さん」
魔法剣士「……?」
玄武娘「……ほえ?」
- 208 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 18:20:04.45 ID:Z7DbUmGbo
…
モゾッ…ゴソゴソッ
朱雀嬢「絶対にこっちを見ないで欲しいですわ」
魔法剣士「誰が見るか」
朱雀嬢「あーら、本当かしら…?」
玄武娘「朱雀嬢ちゃん、気にしすぎですの」
朱雀嬢「殿方の前ですわよ!?普通気にしますわっ」
魔法剣士「…何でガキの裸なんぞに…ブツブツ」
朱雀嬢「大体、貴女はレディの嗜みが出来ていないですわ」
玄武娘「嗜み…ですの?」
ピクッ
朱雀嬢「そうですわっ。いずれは社交界においてそれはもう……」
ゴゴゴゴゴゴ
玄武娘「そんなの面倒ですの……」
チラッ
- 209 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 18:20:35.53 ID:Z7DbUmGbo
魔法剣士「――っ!?」
朱雀嬢「あぁーっ!?やっぱり見てるですわっ!!」
玄武娘「変態ですのーっ!!」
魔法剣士「違うっ!!背後を見ろっ!!」
玄武娘「え……っ?」
ズバアアァァッ!!
朱雀嬢「きゃああぁぁーっ!!」
玄武娘「なななっ、何ですのー!?」
魔法剣士「サンドワームだ!下がれっ!!」
ザッ
朱雀嬢「玄武娘っ、召喚いくですわよっ!」
玄武娘「待つですのっ!あと…パンツを履くだけ……」
サンドワーム「グオオオォォーッ!!」
魔法剣士「ちぃっ!」
砂中より巨大な蟲の姿とも言うべきような魔物が、数匹その姿を現す。
- 210 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 18:21:01.29 ID:Z7DbUmGbo
サンドワーム「キシャアアァァ」
朱雀嬢「気持ち悪…っ。まだかしら!?」
玄武娘「今……履き終わるですのーっ!」
ザッ
魔法剣士「はぁーっ!」
三人を取り囲むように、砂上と砂中を這うサンドワーム。
その一点めがけ、突破口を開くべく魔法剣士は飛びかかる。
ジャキッ…チャキッ
朱雀嬢「二刀流…!?」
魔法剣士「……魔法剣…三行!!」
ヒュイイィィン…ボウッ!!
朱雀嬢「炎!!」
ガギギィ…
玄武娘「左の剣は……氷ですの!」
魔法剣士「はぁっ!!」
- 211 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 18:21:28.69 ID:Z7DbUmGbo
ザシュウゥゥ!!…ズバアアァァ!!
サンドワーム「ギギャアアァァーッ!!」
朱雀嬢「やった!?」
魔法剣士「まだだっ!砂の中へいる限り有効な攻撃は与えられん!」
朱雀嬢「いつまでチンタラしているのっ!?」
玄武娘「パンツの中に…砂が入っちゃって……」
朱雀嬢「――っ」
ザッ
朱雀嬢「出て来い、グリフォン!!」
シュイイィィン
朱雀嬢「魔法剣士さんっ!」
魔法剣士「!?」
朱雀嬢「退がってですわ!」
魔法剣士「……っ」
朱雀嬢「さぁグリフォン!行くですわ!!」
- 212 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 18:21:58.94 ID:Z7DbUmGbo
ゴォッ……ドシュウゥゥ
朱雀嬢「突風を……巻き起こせですわっ!!」
サンドワーム「……ッ!?」
ドゴオオォォォォ…ズガアアァァッ!!
魔法剣士「なんという威力か…っ」
朱雀嬢「まだまだ……ですわぁーっ!!」
ギュオオォォッ!!…ズッガアアァァッ!!
グリフォンを中心に舞い上がる砂塵。その両翼から繰り出された竜巻が、
それを一気に宙へと吹き飛ばしているのであった。
朱雀嬢「早く……パンツ履きなさいよぉ!!」
玄武娘「お待たせしましたですのっ!」
ザッ
玄武娘「おいで、リヴァイアサン!!」
シュイイィィン
魔法剣士「こ…れはっ!?」
- 213 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 18:22:29.01 ID:Z7DbUmGbo
グリフォンの起こす竜巻が、徐々に水気を帯び始め、
巨大な水流を含んだ竜巻となってサンドワーム達を攻め立てる。
サンドワーム「ギ……イイィィ……!!」
ドボオォッ!!
地面は突風と水に流された影響により、砂は無くなり地肌を見せる。
それと付随するように、サンドワームの群れもその身を宙へと投げ出した。
朱雀嬢「これで……どうかしらっ!」
玄武娘「あとはお願いするですの!」
魔法剣士「……任せろっ!」
ジャキッ
魔法剣士「はああぁぁーっ!!」
ザシュウウゥゥッ!!…ズガアアァァッ!!
サンドワーム「ギイイアアァァァァ!!」
魔法剣士「次ぃ!!」
サンドワーム「グゴアアァァァァーッ!!」
- 214 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 18:22:59.24 ID:Z7DbUmGbo
ドシュウウゥゥッ!!……ズザザアァ
魔法剣士「……っ」
ドドッ!!…ドッズウウゥゥンッ
玄武娘「やったですのーっ!」
朱雀嬢「お見事ですわ」
魔法剣士「……」
チャキッ…スタスタスタ
魔法剣士「大したものだな」
朱雀嬢「魔法剣士さんこそ、やるじゃない」
玄武娘「凄いですの!」
魔法剣士「グリフォンにリヴァイアサンか……」
スチャッ
魔法剣士「これ程の召喚士と出会ったのは、彼以来だな」
玄武娘「……彼?」
魔法剣士「……ああ。朱雀先生と呼ばれている男さ」
- 215 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 18:23:31.01 ID:Z7DbUmGbo
…
魔法剣士「…そうか、彼とも知り合いであったか」
玄武娘「はいですの!召喚士さんは凄い方ですの!」
朱雀嬢「そうね…。あの方は尊敬に値するですわ」
玄武娘「朱雀嬢ちゃんは召喚士さん――」
朱雀嬢「何かしらっ!!」
玄武娘「……何でもないですの」
朱雀嬢「とにかくっ、町か村を探しましょ!」
魔法剣士「そうだな。この辺りは魔物も多そうだ」
玄武娘「でもぉ、どこをどう進んだら……」
魔法剣士「空を見れば良かろう」
玄武娘「空……ですの?」
魔法剣士「今は分からんが、夜になれば星の位置で方角は掴める」
玄武娘「お、おぉーっ!凄いですのー!!」
魔法剣士「……冒険者の…基本だろう」
- 216 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/02/09(水) 18:24:07.02 ID:Z7DbUmGbo
…
朱雀嬢「だいぶ星が見えてきましたわね」
魔法剣士「ああ。月も満月に近いお陰で…判別が楽だ」
玄武娘「それで、方角は分かりそうですの…?」
魔法剣士「現在位置は分からんが、あっちが北だな」
朱雀嬢「と、いう事は……あちらを目指して進めば……」
魔法剣士「北に出るはずだ」
玄武娘「やったやったですのーっ!!」
魔法剣士「北へ向かえば、町や村も幾つかあるだろう」
朱雀嬢「魔法剣士さんがいて助かりましたわ」
玄武娘「本当ですの!ありがとうですのー!!」
魔法剣士「いや、だらか基本……」
朱雀嬢「貴女は反省しなさいですわっ!」
玄武娘「ずるいですのっ!朱雀嬢ちゃんも同罪ですのー!」
魔法剣士「……何なんだ…一体」
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