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【オリジナル】SS深夜秋の短編祭【部門1】
- 116 名前:深夜にお送りします [sage]
投稿日:2012/10/07(日) 00:35:06 ID:/vnqgK5U
投下しまーす
- 117 名前:>>116 [] 投稿日:2012/10/07(日) 00:35:58 ID:/vnqgK5U
タイトル
釣り人「・・・zzZ」亀娘「・・・zzZ」
釣り人「・・・」
釣り人「・・・釣れないな」
釣り人「・・・」
ウキ「」ピク
釣り人「!」グイッ
釣り人「・・・まず一匹っと」バシャッ
釣り人「・・・」シュッ
ウキ「」ポチャ
釣り人「・・・」
- 118 名前:>>116 [] 投稿日:2012/10/07(日) 00:36:52 ID:/vnqgK5U
釣り人「・・・」
釣り人「・・・」
釣り人「・・・zzZ」
ウミネコ「クーックックックック」バサバサ
ウミネコ「(こんなところにカモがおるで)」
ウミネコ「(お、ちょうど釣れているじゃないか)」
ウミネコ「(貰ったれ)」パク
ウミネコ「(いやー、儲けたわー)」バサバサ
釣り人「・・・zzZ」
- 119 名前:>>116 [] 投稿日:2012/10/07(日) 00:37:40 ID:/vnqgK5U
亀娘「・・・」ノッソノッソ
亀娘「・・・お腹減ったです」クゥー
亀娘「・・・」ノッソノッソ
亀娘「・・・釣り人さんがいます」
亀娘「お魚、分けてもらえるかもです」ノッソノッソ
釣り人「・・・ぐごぉ・・・」
亀娘「・・・寝てます」
- 120 名前:>>116 [] 投稿日:2012/10/07(日) 00:38:43 ID:/vnqgK5U
亀娘「・・・お魚さん、釣れてないです」
釣り人「・・・zzZ」
亀娘「・・・釣れたら貰えるでしょうか」
釣り人「・・・zzZ」
亀娘「・・・起きるまで待ちます」
釣り人「・・・zzZ」
亀娘「・・・」
釣り人「・・・zzZ」
亀娘「・・・」
釣り人「・・・zzZ」
亀娘「・・・zzZ」
- 121 名前:>>116 [] 投稿日:2012/10/07(日) 00:39:45 ID:/vnqgK5U
ウキ「」ピク
釣り人「・・・む」パチ
釣り人「・・・よっと」バシャ
釣り人「これで二匹目・・・あれ」
釣り人「さっき釣った魚がいない・・・」
亀娘「・・・zzZ」
釣り人「!?・・・」
亀娘「・・・zzZ」
釣り人「・・・」
- 122 名前:>>116 [] 投稿日:2012/10/07(日) 00:40:38 ID:/vnqgK5U
釣り人「・・・」
亀娘「・・・ぐぅ・・・」
釣り人「・・・こいつが食べたのか?」
亀娘「・・・zzZ」
釣り人「・・・」
釣り人「・・・よいしょ」
亀娘「・・・すぴー・・・」
釣り人「この甲羅、なかなかの座り心地だ」
亀娘「・・・zzZ」
釣り人「・・・」シュッ
ウキ「」ポチャ
- 123 名前:>>116 [] 投稿日:2012/10/07(日) 00:41:21 ID:/vnqgK5U
亀娘「・・・zzZ」
釣り人「・・・」
亀娘「・・・zzZ」
釣り人「・・・」
亀娘「・・・zzZ」
釣り人「・・・zzZ」
ウミネコ「クーックックックック」バサバサ
ウミネコ「(お、また一匹おるで、いやーやりますな)」
ウミネコ「(そんじゃ、貰っていきましょ)」パク
ウミネコ「(ごっそさーん)」バサバサ
釣り人「・・・zzZ」
亀娘「・・・zzZ」
- 124 名前:>>116 [] 投稿日:2012/10/07(日) 00:42:00 ID:/vnqgK5U
釣り人「・・・zzZ」
亀娘「・・・寝てしまいました」
釣り人「・・・zzZ」
亀娘「・・・なんでこの人、背中に乗ってるんですか」
釣り人「・・・ぐかー・・・」
亀娘「・・・お魚、釣れてないです」
亀娘「・・・」クゥー
釣り人「・・・zzZ」
亀娘「・・・ひもじいです」
亀娘「・・・」ウトウト
釣り人「・・・zzZ」
亀娘「・・・zzZ」
- 125 名前:>>116 [] 投稿日:2012/10/07(日) 00:42:46 ID:/vnqgK5U
カー カー
釣り人「・・・ぶえっくしょい!」
釣り人「ズズー・・・あー、もう夕暮れか」
釣り人「最近寒くなってきたなぁ・・・」
亀娘「・・・zzZ」
釣り人「・・・やっぱりこいつが食べたのか」
釣り人「今日はもうやめるか」
釣り人「あぁ〜あ、今日は0匹かー、釣れたのに食われたもんなーこいつに」コンコン
亀娘「・・・むにゃ」
釣り人「・・・おはよう」
亀娘「あー・・・おはようございます?」
- 126 名前:>>116 [] 投稿日:2012/10/07(日) 00:44:00 ID:/vnqgK5U
釣り人「・・・」
亀娘「・・・釣れましたかー?」
釣り人「食べた本人がそれを言うのか」
亀娘「えー?、食べてないですよ」クゥー
亀娘「あっ・・・」
釣り人「・・・まだ食べ足りないのか」
亀娘「だから食べてないですー」
釣り人「・・・もう俺は帰るぞ」
亀娘「あー、待ってくださいぃー」
亀娘「朝から何も食べてないんですぅー、恵んでくださいー・・・」グゥー
亀娘「あぅ・・・」
釣り人「・・・」
- 127 名前:>>116 [] 投稿日:2012/10/07(日) 00:45:09 ID:/vnqgK5U
・・・
亀娘「ごちそうさまでした」ケプ
釣り人「お粗末さん」
釣り人「(まさか釣りに行って亀を持ち帰るはめになるとは思わなかった)」
釣り人「じゃあ食器片づけてくるわ」スタスタ
亀娘「はーい」
亀娘「・・・」
娘「・・・よいしょっと」スポッ
娘「最近涼しくなってきたとはいえ、ずっと甲羅に入ってるとやっぱり蒸れますー」
釣り人「そうだ、お前この後どうす」
娘「あっ」
釣り人「え?」
- 128 名前:>>116 [] 投稿日:2012/10/07(日) 00:45:56 ID:/vnqgK5U
娘「・・・」
釣り人「・・・」
娘「・・・いやんっ」カァー
釣り人「いや、下シャツ着てスパッツ穿いてるから見えてないやん」
- 129 名前:>>116 [] 投稿日:2012/10/07(日) 00:47:02 ID:/vnqgK5U
・・・
釣り人「(あの後、どうなったかというと)」
亀娘「せ、責任とってくださいぃー///」
釣り人「(なんてことを言われ、俺の家に棲み付いてしまうらしい)」
釣り人「(で、今風呂に入ってる。甲羅取ったら人間と変わりないやん)」
釣り人「バスタオル置いておくぞー」
娘「はーい」
釣り人「・・・」
甲羅「」
- 130 名前:>>116 [] 投稿日:2012/10/07(日) 00:47:52 ID:/vnqgK5U
釣り人「・・・」ヒョイ
甲羅「」
釣り人「・・・」ゴクリ
甲羅「」
釣り人「・・・」
亀釣り人「・・・」カポッ
亀釣り人「・・・おぉ・・・」
亀釣り人「・・・落ち着くというか何というか・・・」
ガラッ
娘「あのー、シャンプー切れて」
亀釣り人「あっ」
娘「えっ」
おしまい
- 131 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/10/07(日) 00:49:01 ID:/vnqgK5U
以上、ほのぼのを目指したSSでした
ちなみに釣りはゲーム以外やったことない
- 132 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/10/07(日) 00:56:48 ID:jijx/40U
>>131乙
まさかのノコノコ方式w
って事は、この亀娘は上から踏みつけたら…… ゴクリ
- 133 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/10/07(日) 07:22:03 ID:CzP5IplQ
不覚にもワロタwww
- 134 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/10/07(日) 11:03:24 ID:l0wK1ySA
投下します。
- 135 名前:>>134 [] 投稿日:2012/10/07(日) 11:05:25 ID:l0wK1ySA
男「よお」
男友「おう」
男「…………」
男友「…………」
男「暇だな」
男友「暇だな……」
男「…………」
男「喫茶店で、だべるか?」
男友「おう、だべるべ〜」
- 136 名前:>>134 [] 投稿日:2012/10/07(日) 11:06:14 ID:l0wK1ySA
カラン カラン… イラッシャイマセー
男「コーヒー。 ブレンドで」
男友「アールグレイ。 ホットで」
カシコマリマシター
男「お前は、ギャラ○シー級の艦長か」
男友「個人的には、最初の声優さんの方が好きだ」
男「俺は、麦○派」
男「…………」
男友「…………」
- 137 名前:>>134 [] 投稿日:2012/10/07(日) 11:06:55 ID:l0wK1ySA
男友「そういや」
男「おう」
男友「最近、女ちゃんとは どうよ?」
男「…………」
男友「男?」
男「……フラレた」
男友「…………」
男友「……いつ?」
男「…三日……いや、もう四日前か」
男友「……エイプリルフールって可能性は、無しか」
- 138 名前:>>134 [] 投稿日:2012/10/07(日) 11:07:50 ID:l0wK1ySA
男友「でも、あの女ちゃんが? 信じられん……」
男「俺もだよ……。 何が悪かったのか……」 ハア…
男「そりゃ……『完璧だ』とは言えないけど」
男「電話も出来るだけ出たし、俺なりに大事にしてたんだけどな」
男友「…………」
男「お前は今どうなの? 女友ちゃんと付き合ってんだろ?」
男友「……実を言うと……俺もフラレた」
男「……マジ?」
男友「くしくも お前と同じ日にな」
男「うわっ……何? この嫌な偶然……」
男友「俺も正直、ないわ……って思った」
- 139 名前:>>134 [] 投稿日:2012/10/07(日) 11:08:33 ID:l0wK1ySA
男友「……でもまあ、俺の場合は フラレた理由、たくさん思い浮かぶ」
男「……当ててやろうか?」
男友「言ってみ」
男「普段から女友ちゃんに『やらせろ〜』って言いまくってたからだろ?」
男友「愛情表現なのに」
男「明らかに セクハラレベルだっつーの。 女も引いてたわ」
男友「言った瞬間に 龍○乱舞 食らわされてるから、差し引きゼロだろ?」
男「お前のその発想が、キモイって気づけ!」
- 140 名前:>>134 [] 投稿日:2012/10/07(日) 11:09:12 ID:l0wK1ySA
男「……う〜ん、後は」
男「あれだ、ガノタ決め台詞」
男友「かっこいいのに」
男「だから、普段の会話で使うなって」
男「いきなり『勝利の栄光を君に!』とか言われても 引かれるだけだろ……」
男友「勝負事での使い勝手は最高なのに……」
男「気持ちは 分かるけど、キモいだけだから、な?」
- 141 名前:>>134 [] 投稿日:2012/10/07(日) 11:09:56 ID:l0wK1ySA
男「……後は……う〜ん、それくらいか?」
男友「甘いな、男女の付き合いは非常さ……そのくらいの事は考えてある」
男(あえて突っ込まんぞ……)
男友「まあ、強いて挙げるとすれば」
男友「デートをすっぽかした事かな」
男「……それは真面目に 理由として挙げられるな」
男「でも、事情を話せば 許してくれんじゃね?」
- 142 名前:>>134 [] 投稿日:2012/10/07(日) 11:10:46 ID:l0wK1ySA
男友「ああ俺もそう思って、話したんだけどな……」
男友「何故か、ガンプラを作ってて忘れてたって正直に言っ」
男「俺、お前と友達なのが 嫌になってきたわ」
男友「なんでだよ。 限りある時間を割いて、作ってたのに!」
男「どう考えても彼女だろ!? 彼女、優先しろよ!」
男友「ええーい、これだけ言っ」
男「ガノタは止めろ!」
オキャクサマー……オシズカニ……ア、スミマセン
- 143 名前:>>134 [] 投稿日:2012/10/07(日) 11:11:31 ID:l0wK1ySA
男「お前のせいで怒られた……」
男友「俺は、とばっちりだな」
男(耐えろ……俺……)
男「まあ……そんなお前でも 付き合ってくれてた、女友ちゃんだったけど」
男「とうとう堪忍袋の緒が切れた、と」
男友「だろうな……」
男「自覚があるのなら、直せよ……」
男友「ガンプラは、止められん」
男「……お前のどこに惚れたんだろうな、女友ちゃん」
男友「やっぱり……この甘いマスク?」 キラン☆
男「俺、本気で お前の友達止めたい」
- 144 名前:>>134 [] 投稿日:2012/10/07(日) 11:12:13 ID:l0wK1ySA
男友「……けど」
男「うん?」
男友「少なくとも俺は、原因がはっきりしてて 改善できるけど」
男友「お前は……深刻だな」
男「…………」
男「……言っただろ? フラレたって」
男友「俺は、『もう限界! 別れる!!』だったけど」
男友「お前は、なんて言われた?」
男「……『もう別れましょう』ってだけ」
男友「……は? ……それだけ?」
男「ああ……」
- 145 名前:>>134 [] 投稿日:2012/10/07(日) 11:13:05 ID:l0wK1ySA
男友「会話の流れを 誤解したんじゃねーか?」
男「それは無い……真っ直ぐな目で、はっきり言われたから」
男友「……ふーん」
男友「で? どうすんだよ?」
男「……?」
男「どうするって、何をさ?」
男友「それでいいのかよ?って事だよ」
男「いいのかよっつっても……」
男「女にもう気持が無いのなら、しょうがないんじゃね?」
男友「……あー」
男「何だよ?」
男友「俺、なんとなく 女ちゃんの気持ち、わかったわ」
- 146 名前:>>134 [] 投稿日:2012/10/07(日) 11:13:44 ID:l0wK1ySA
男「は?」
男友「でも教えてやらない」
男「別にいいよ……」
男友「…………」
男友「……さて、と」 ガタッ…
男友「俺、そろそろ行くわ」
男「おー」
男友「もう一度……女友に会って、話をしてみる」
男「いきなりだな?」
男友「まあ……お前見てたら、なんとなくな」
- 147 名前:>>134 [] 投稿日:2012/10/07(日) 11:14:18 ID:l0wK1ySA
男友「ほい、俺の勘定ここに置いとく」 ジャラ…
男友「じゃあな」
テク テク テク… アリガトウ ゴザイマシター
男「…………」
男「…………」 ズズッ…
男(うへぇ……冷めたコーヒー、まっじいな……)
男「……はあ」
男(まあ、悪いのは俺だけど)
- 148 名前:>>134 [] 投稿日:2012/10/07(日) 11:15:02 ID:l0wK1ySA
男「…………」 ゴソゴソ…
男(……この映画のチケット)
男(無駄になっちまったな……)
男(…………)
男(……俺、楽しみにしてたのに)
男(本当は この連休、ずうっと女と過ごしているハズだったのに……)
男(…………)
男「すみませーん。 勘定、お願いしまーす」 ガタッ…
テク テク テク… ハーイ…
- 149 名前:>>134 [] 投稿日:2012/10/07(日) 11:15:58 ID:l0wK1ySA
男「…………」
男「……さて、どうすっかな」
男「…………」
男「適当にプラプラする、か……」
テク テク テク…
……10月にしては 強い日差しの中、俺は、目的なく
賑やかな休日の街を歩き出した。 何もかもが、眩しく思えた。
10月07日 おしまい
- 150 名前:>>134 [] 投稿日:2012/10/07(日) 11:19:49 ID:l0wK1ySA
こんなのは反則かな?でも次(明日)で終わるので許してくれ。スマソ。
なんか>>72書き終わった後、思いついてもうた。
- 151 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/10/07(日) 17:03:45 ID:aV1SxR4s
>>134
乙
まあ次で終わるならいんじゃね
- 152 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/10/07(日) 20:10:08 ID:BpdnKFtI
>>134
人少ないし、その辺こだわる人いないんじゃない?
次、やります。投下します。
- 153 名前:>>152 [] 投稿日:2012/10/07(日) 20:15:20 ID:BpdnKFtI
タイトル 少年「やった!ついにねんがんのロボが完成したぞ!」
少年「や、やっと完成したぞ・・・・・・」
ロボ「・・・・・・」
少年「なつやすみのほとんどをかけて作ったロボキット(税込み29.800円)がついに・・・・・・」
ロボ「・・・・・・」
少年「さぁ、起動スイッチを・・・・・・」ドキドキ
「えいっ」ポチッ
ロボ「キドウシマス!キドウシマス!」ういいいいん!
少年「やった!成功だ!これで、クラスのやつらにじまんできるぞ〜!」キャッホーイ
ロボ「ごしゅじんさま!おはようございます!ごしゅじんさま!(美少女声)」
少年「は?」
ロボ「ごしゅじんさま〜(はぁと)メイドはメイドはごしゅじんさまのためなら〜えへへ///」テレテレ
少年「」アゼン
「なんで、こんな事に・・・・・・あ、まさか!」
ダダダダダ
ロボ「あっ、ごしゅじんさまぁまって〜」うい〜んがしょん、うい〜んがしょん
- 154 名前:>>152 [] 投稿日:2012/10/07(日) 20:16:30 ID:BpdnKFtI
姉「ふんふん♪今日はアニメ何やってるかなぁ〜」ゴロゴロ
姉「あ、このアイスおいし」はぐはぐ
ダダダダダガチャ
少年「ねえさん!ボクのロボにいたずらしただろ!」
姉「あ、弟。ドア、勝手にあけちゃダメっていつもいってるでしょ。」
「ちゃあんとノックしなさいよ」
「おねえちゃんきがえ中だったらどうするの?」
少年「あ、ごめん」
姉「んふふ。素直でいい子ね。それで、なぁに。ゲームでもする?」にこっ
少年「う〜んどうしよっかな。・・・・・・あ、違うよ!ロボ!」
姉「ろぼ?お姉ちゃん、ロボのゲぇムはあんまり好きじゃないんだけど・・・・・・」
少年「そうじゃないよ!ボクのロボにいたずらしただろう!」
姉「あ、どうだった?」
少年「どうだった?じゃないよ!なんだよあれ!ヘンな女の声になってるじゃないか!」
姉「ヘンな声ってひどい!おねえちゃん弟のためにガンバったのに・・・・・・」
少年「え、あの声ねえさんなの?」ビックリ
姉「そんなわけないじゃない。声優さんの声よ」
- 155 名前:>>152 [] 投稿日:2012/10/07(日) 20:19:19 ID:BpdnKFtI
少年「もう!からかわないでよ!」プンスカ
姉「うふふ、ごめんごめん。でもカワイイでしょ?オトコの子の大好きなメイドさんよ」
少年「しらないよ、そんなの!もとに戻してよ!」
姉「あれ、メイドさん知らない?お茶とかオカシとか持ってきてくれたり、朝起こしてくれる」
「キュートな女の子よ?」
少年「しらないし、どうだっていいよ!いいから戻してよ!」
姉「あら残念ね。あ、でもICチップとりかえるには一度バラバラにしないと・・・・・・」
少年「え?すぐできるよね・・・・・・?」
姉「組みたてなおすのに、二週間くらいかかるかな〜」テヘヘ
少年「・・・・・・え」
「じょ、ジョーダンでしょ・・・・・・?」じわぁ
姉「あ、あはは・・・・・・(あ、これヤバイな)」
少年「ひどいよぉ!!なつやすみ全部つかって作ったんだぞ!もう台無しじゃないかぁ!」ウワーン!
姉「ご、ごめんね、おねえちゃんもうちょっと喜ぶと思って・・・・・・」オロオロ
少年「そんなのしらないよぉ!もうサイアクだよ!!!」
「おねえちゃんなんて、だいっキライだよぉ!」ワーンワーン!
姉「だ、だいっキライ!?」ガーン
- 156 名前:>>152 [] 投稿日:2012/10/07(日) 20:20:30 ID:BpdnKFtI
ういーんがしょん、ういーんがしょん、ういーんがしょん
ロボ「ごしゅじんさまー、やっとみつけました〜。もうメイドはくたくたです〜」
ういーんがしょん
弟「みてよ!この声ぇ!!ボクのロボかえしてよぉ!!」ワーン
姉「ど、どうしよう。あ、そうだ!メイドさん、め・い・どさ〜ん」
ロボ「ピピピ・・・・・・はい、どうしましたごしゅじんさま〜何でもどうぞ〜」
姉「め・い・どさん。お・と・う・とをな・ぐ・さ・め・て〜」
弟「?」グスッ
ロボ「ピピピ・・・・・・はい、弟様。世の中にはつら〜い事が山のようにございます。」
「繊細な弟様のはぁとは傷ついてしまうのをとうぜんです。」
「しかし、それにめげてばかりもいられません!」
「さぁ、メイドがやさ〜しくなぐさめてあげます」
うい〜んがしょん。うい〜んがしょん。うい〜んがしょん。
- 157 名前:>>152 [] 投稿日:2012/10/07(日) 20:22:04 ID:BpdnKFtI
弟「すごい!このロボ会話できるの!?」
姉「ふふん、どう?すごいでしょ、高かったんだからこの簡易AI(大きい人向け。32.800円)。」
うい〜んがしょん。うい〜んがしょん。
弟「うん!スゴイスゴってうわ!」
ぎゅ〜
ロボ「なぐさめてあげます〜弟様。なぐさめてあげま〜す」うい〜んがしゃん
弟「な、ちょっとはなしてよ、ゴツゴツして、いたっ!角がささってるよ!!
「ちょ、ねえさんとめてよぉ!」バタバタ
姉「あ、ちょっストップストップ!!め・い・どさ〜ん。す・とっ・ぷ!」
ロボ「はい、リョーカイで〜す。ごしゅじんさま〜」ういーんがしょん
弟「もうやだ・・・・・・」ゲッソリ
姉「あはは、まぁまぁ、会話できるんだし。ね?」
弟「こんなんじゃガッコにもっていけないよぉ・・・・・・」シクシク
姉「お、おねえちゃんがまた別のやつ買ってあげるから・・・・・・キゲン直して、ね」
弟「ホントぉ?ゼッタイだよ・・・?」グスッ
姉「うんうん」
(あぁ、またバイト始めなきゃお金が・・・・・・)
- 158 名前:>>152 [] 投稿日:2012/10/07(日) 20:23:51 ID:BpdnKFtI
数日後
ガチャ
姉「・・・・・・」そぉーっと
弟「め・い・どさん。ほめて〜」
ロボ「ピピピ・・・・・・はい、ごしゅじんさま〜。ごしゅじんさまはだれよりもかっこよくて〜」
「だれよりもかしこい!メイドはそんなごしゅじんさまが大好きです!」うい〜んがしゃん
弟「・・・・・・///」
姉「弟〜」ニヒヒ
弟「ね、姉さん!ノックしてよ!」
姉「どうして〜?お楽しみの最中だったから〜?」ニヒヒ
弟「ち、ちがうよ!!///そんなんじゃないってば!」
姉「いいのいいの!おねえちゃんそのために弟にかってあげたんだから!」
「存分にメイドさん風ロボと遊びなさい!あ、新しいの届いたけどもういらないわね〜」スタスタ
弟「え!ちょっと、いるって!ねえさん!ゴカイだよ!ちょ、おねえちゃ〜ん!!」タタタタ
ロボ「ピピピ・・・・・・はい、ごしゅじんさま。」
「ゴカイは環形動物門多毛綱に属する動物の一種のにょろにょろです」
おわり。
- 159 名前:>>152 [sage] 投稿日:2012/10/07(日) 20:26:25 ID:BpdnKFtI
おわりです。深夜には姉が足らない気がする。
いくらなんでも1resに詰め込みすぎかも・・・・・・。気をつけます。
- 160 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/10/07(日) 20:40:11 ID:I5MHhcvI
乙乙
確かに詰め込み過ぎかもね、個人的には非常に読みづらい
- 161 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/10/07(日) 22:26:58 ID:n01Go4eg
>>152
乙、俺はそうでもなかった
大きい人向けワロタ
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