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少女が旅をするお話です
1 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 19:22:34.68 ID:tK/hMvwS0
少女「・・・・・・・・・・こんにちわ」

竜「・・・・・・・・・・え・・・あ・・・はい。こんにちは」

少女「・・・・・・乗せてもらえます?」

竜「えっ?・・・のっ・・・・・・はい?」

少女「はい。・・・・・・背中に乗りたいんですけど・・・」

竜「・・・・・・いや・・・それはちょっと・・・えーと・・・遠慮?・・・して頂くと嬉しいんですが・・・」

少女「ヤです」

竜「そっ・・・そうですか・・・困りましたね・・・w」


6 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 19:26:04.03 ID:tK/hMvwS0
少女「・・・乗るだけですよ?別に何にもしませんし。あたし体重もそんなには・・・」

竜「いや、体重とかそういう問題じゃなくてですね・・・人一人くらいなら100kgでも別に・・・」

少女「なら大丈夫です!その半分もありませんから!」

竜「・・・・・・いや、ですからwwそうじゃなくてですね?・・・あのぉ・・・ww・・・何て言えばいいかー・・・ww」

少女「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

竜「・・・そのぉ・・・そんな簡単に乗せれるモンじゃないって言うか・・・ww・・・ははっww・・・ね?ww」

少女「じゃあ、どうすれば背中に乗れます?」

竜「・・・えっ?・・・・どうっ・・・どうすればいいんですかねっ・・・?ww・・・はは・・・ww」


7 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 19:27:15.65 ID:tK/hMvwS0
少女「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・勝手に乗りますね」

竜「えっ!・・・ちょっ・・・困りますって!・・・勘弁してくださいっ!」

少女「あいたっ・・・・・・・・・・・・いたたた・・・」

竜「あっ!すっすいませんっ!!大丈夫ですか!?」

少女「・・・・・・・・・いったー・・・お尻打った・・・」

竜「ごっ・・・ごめんなさいっ!・・・ちょっと動いただけなんですけど・・・・・・怪我・・・してないですか!?」

少女「・・・・・・はい・・・多分・・・」


8 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 19:27:56.21 ID:7RX4rr9u0
それにしても唐突な場面から始まったな
少女が竜の子供を生む話ですね、わかります


9 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 19:28:27.49 ID:tK/hMvwS0
竜「あー・・・よかっっっ・・・たぁぁ・・・はぁぁぁ・・・怪我させちゃったらどうしようかと思った・・・ww」

少女「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

竜「いやーww人間、怪我させちゃったらとんでもない事になっちゃうんでwwwはぁぁぁぁぁあwww」

少女「・・・・・・でも・・・お尻にアザができちゃうかも・・・」

竜「えっ!?!?ホントですかっ!?」

少女「・・・・・・多分・・・」

竜「ええぇぇぇぇぇ!・・・・・・・・・大変!・・・これは大変だっ!・・・どうしようっ・・・!」

少女「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


10 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 19:29:30.27 ID:7RX4rr9u0
このあと少女が竜を倒してクエスト終了ですね、わかります


11 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 19:30:08.45 ID:tK/hMvwS0
竜「とっ・・・とりあえずっ!・・・お医者さんって所に行かないとっ!・・・何か・・・えと・・・病院?ですっけ!?」

少女「・・・・・・はい・・・病院であってる・・・」

竜「ほらっ!・・・あのっ・・・その病院って所に行けば何とかっ・・・ここは薬草とか何にもないんで!」

少女「・・・・・・でもお医者さんに聞かれたら?・・・竜さんに怪我させられたって言えばいいの?」

竜「それはもっと困るなぁ!!どうしよう!!・・・・・・・・・黙っといてもらえるとぉ・・・そのぉ・・・有難いんですがぁ・・・」

少女「わかりました・・・・・・その代わり背中に乗せてくれます・・・?」

竜「えぇ??・・・・・・・それもこまっ・・・困るなぁ・・・」


12 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 19:31:26.69 ID:tK/hMvwS0
少女「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

竜「わかっわかりました!乗せますっ!!乗せますって!!!」

少女「やた!ww」

竜「ちょ・・・ちょっとだけですよ?・・・少しの間だけですからね?」

少女「・・・んしょ・・・んんしょ・・・っと!・・・ふぅ!!」

竜「・・・・・・・・・・・・え・・・そこ首なんですけど・・・」

少女「え?」

竜「いや、だから。背中じゃなくて首です・・・そこ・・・」

少女「ここでいいです」


14 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 19:33:10.83 ID:tK/hMvwS0
竜「ちょっ・・・ちょっと!約束が違いますよっ!!・・・背中でしょ!?乗りたいの!!」

少女「同じでしょ?」

竜「全然違いますよっ!首は結構疲れるんですから!!あんまり動けないし!!」

少女「もうっ・・・わかりました・・・ちょっと待ってください。移動しますから」

竜「きっ気を付けてくださいよっ!・・・落ちないようにっ!・・・・・・あっそこは」

少女「え?何ですか?」

竜「あっ・・・ちょっ・・・そこっ・・・くすぐったいっ・・・ww・・・あっ・・・」

少女「???・・・んっしょ・・・んんしょ・・・」


16 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 19:33:58.82 ID:7RX4rr9u0
あ、アナルに入りましたね・・・、わかります


17 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 19:34:42.36 ID:tK/hMvwS0
竜「あぁっ・・・うふんっ・・・ww」

少女「・・・ふぅっ・・・ここでいいですか?」

竜「・・・・・・・・・あ・・・はい・・・そこでいいです」

少女「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

竜「・・・・・・・・・・・・・・・・・・あのぉ・・・」

少女「はい?」

竜「・・・・・・どうです?・・・乗り心地・・・」

少女「良くはないです」

竜「そっ・・・そうですか・・・」


18 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 19:36:25.24 ID:tK/hMvwS0
少女「カッチカチですね」

竜「・・・え・・・まぁ・・・竜ですから・・・」

少女「やっぱり人を乗せるの嫌ですか?」

竜「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

少女「・・・・・・・・・・・・・・何か怒ってます?」

竜「おっ、怒ってなんていませんよっ!」

少女「怒ってますよ」

竜「怒ってません!」

少女「・・・・・・・・・・・・・・・」

竜「・・・・・・・・・・・・・・・・」


19 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 19:37:31.76 ID:tK/hMvwS0
少女「・・・・・・・・・・・乗り心地は良くないですけど・・・想像通りで嬉しいです」

竜「!!!!!!!!」

少女「・・・・・・凄く強そうで・・・かっこいいです」

竜「そっ・・・そうですかっ・・・///」

少女「はい」

竜「それは良かった!ww」

少女「はいww」


20 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 19:38:51.59 ID:tK/hMvwS0
竜「・・・・・・・・・・・・・・・」

少女「・・・・・・・・・・・・・・・」

竜「・・・ちょっ・・・ちょっとだけ飛んじゃったりしてみ・・・ます?・・・この山、一周とか・・・」

少女「ホントですかっ!?」

竜「あっ・・・はい・・・嫌なら・・・はい・・・別にいいんですけど・・・ww」

少女「是非お願いしますっ!」

竜「そっ・・・そうですかっ!///・・・じゃあ・・・ホントにちょっとだけですけど・・・ww」

少女「はいっ!凄く嬉しいです!!一生の思い出にしますっ!!!」


21 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 19:40:02.62 ID:tK/hMvwS0
竜「そうですかっww一生ですかっwwそんな大層なモンでもないんですけどっ///ww」

少女「いえっ!一生です!!死んでも忘れませんっ!!ww」

竜「そっそこまで言ってもらえるならちょっと張り切っちゃおうかなっww」

少女「はいっ!ww」

竜「じゃっ・・・じゃあ飛びますねっwwシッカリ掴まっててくださいwww」

少女「はいっ!!」

竜「ほっ!!」


22 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 19:41:16.04 ID:tK/hMvwS0
ひゅうっ・・・・・・・・・・・・・・バサッッッ!!!


少女「わあああああああああああああああああああああああああああああああwwwwwww」

竜「どうですかあああああああああああああああああああwwwwwwww」

少女「すごいすごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおいwwwwwww」

竜「こおおおおおおおおおおおんな事もやっちゃおうかなああああああああああああwwwwww」


24 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 19:42:25.70 ID:tK/hMvwS0
ぐりん!ぐいんっ!!びゅううううううううううう!!バサッッッ!!!


少女「うわああああああああああああああああああああああwwwwwww」

竜「あっはっはっはっwwwwwwwwwwwww」

少女「カアアアアアアッコイイイイイイイイイイイwwwwwwww」

竜「ああああああああああああっはっはっはっはあああああああwwwwwwww」

少女「わああああああああああああああああああああいwwwwwwwww」


25 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 19:43:14.48 ID:tK/hMvwS0
ぴゅううううううううううううう・・・バサッ・・・バサッ・・・・・・・バサ・・・・・・・・・・


少女「はぁっ!はぁっ!はぁっ!・・・・・・・はぁぁぁぁぁぁぁぁwwwwwwww」

竜「どうでした?wwwwwww」

少女「すごかったですっ!すっっっごく楽しかったっ!!wwww寒かったけど!!www」

竜「そうですかwwそれは良かったww飛んだ甲斐がありましたよwww」

少女「とおおおおおおっても楽しかったwwありがとう竜さん!www」

竜「いえいえwwこちらこそ久しぶりに楽しく空を飛べましたwwありがとう!ww」

少女「あー楽しかったwwじゃあ旅の帰りにでもまた寄りますww」


26 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 19:44:07.27 ID:tK/hMvwS0
竜「はいwwいつd・・・・・・・・・帰りっ!?!?!?」

少女「はいwwまだ旅の途中なのでww」

竜「・・・えっ・・・いや・・・途中って・・・」

少女「???ダメですか?」

竜「ダッ・・・ダメではありませんけど・・・そんな何度も来られても・・・」

少女「大丈夫ですww次はワガママ言いませんからww」

竜「いやっ・・・ワガママっていうか・・・そのぉ・・・そっとしといてほしいかなー・・・なんて・・・ww」


28 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 19:45:32.47 ID:tK/hMvwS0
少女「・・・・・・・・・・そうですか・・・」

竜「いっいやっ!・・・ほらっ・・・何て言うかそのぉ!・・・嫌とかじゃなくっ!・・・はいっ!・・・いつでもっ!!」

少女「よかったwwじゃあまたwww」

竜「・・・・・・は・・・はい・・・また・・・」

少女「・・・・・あっ・・・忘れてました。これ」

竜「はい?何です??・・・・・・・あっ!これ下の砂漠の蠍さんからじゃないですかっ!!」

少女「はい。蠍さん言われて竜さんに会いに来たの忘れてましたww」

竜「・・・・・・・・・・・あの蠍さんがよく教えてくれましたね・・・」


29 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 19:46:48.54 ID:tK/hMvwS0
少女「はいww蠍さんの背中に乗って砂漠越えて来ましたしww」

竜「ホントですかっ!?!?・・・それは凄いなぁ・・・あの蠍さんがねぇ・・・」

少女「意外と優しかったですよ?」

竜「・・・・・・・よく食べられませんでしたね」

少女「あ。それ蠍さんにも言われました」

竜「へっ?????」

少女「蠍さんに会う前は西の森の白蛇さんに道案内を頼んだので」

竜「はいぃ!?!?!?・・・・西の白蛇って・・・あの大蛇のっ!?!?!?!?!?」

少女「?????・・・はい」


30 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 19:47:56.04 ID:tK/hMvwS0
竜「・・・・・・・・・・・・・・・・」

少女「・・・・・・・・・・・・・・・・」

竜「・・・・・・・・・・・・その前は?」

少女「はい?」

竜「その前は誰かに会いました?」

少女「??・・・特には・・・」

竜「・・・・・・・・・そうですか」

少女「はい。向こうの山で天馬さんに怒られたくらいですかね・・・?」


31 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 19:48:45.26 ID:tK/hMvwS0
竜「!!!天馬って・・・あのペガサスっ!?!?!?!?」

少女「はいwwすごく綺麗な天馬さんでしたよww白くはなかったですけどww」

竜「なっ何て怒られたんです!?」

少女「んんー・・・私達にあんまり近づいちゃいけないでしょって・・・」

竜「・・・・・・天馬さんに怒られたのに白蛇さんに近づいたんですか!?」

少女「??はい。でないとわかりませんし」


32 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 19:49:49.89 ID:tK/hMvwS0
竜「わからないって・・・何がです?」

少女「不死鳥さんの居所です」

竜「不死っ・・・・不死鳥ってフェニックスの事!?・・・東のっ!?!?!?」

少女「はいww探してるんですww・・・あっ竜さん知りませんか?どこに住んでるか」

竜「いや・・・細かな場所まではちょっと・・・」

少女「・・・・・・そうですか・・・じゃあ別の方に聞いてみますw」

竜「べっ別っ!?別の方って!?!?」

少女「??はい。別の神獣さん方ですけど・・・」


34 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 19:51:03.64 ID:tK/hMvwS0
竜「そっそれは止めといた方がいいんじゃないかなー!!・・・危険ですし・・・!!」

少女「そうですねww気をつけますww」

竜「いやっ・・・気をつけるとかじゃなくて!・・・もう帰ったほうが・・・ね?・・・ww」

少女「不死鳥さんに会ったら帰りますw」

竜「やめっ・・・やめといた方がいいんじゃないかなー・・・ww・・・不死鳥さんは・・・ww」

少女「なんでです?」

竜「不死鳥さんはほらっ・・・忙しいっていうか・・・ww・・・ははっ・・・ww」

少女「じゃあ暇になるまで待ちますw」

竜「・・・・そっ・・・そうですかっ・・・待ちますかっ・・・ww」


35 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 19:52:27.40 ID:tK/hMvwS0
少女「はいww」

竜「じゃっ・・・じゃあ・・・お元気で・・・」

少女「はいwwありがとうございましたww」

竜「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 「・・・・・・あっあの!!」

少女「・・・はいー??」

竜「こっこれをっ!!」


36 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 19:56:48.15 ID:tK/hMvwS0
竜「山を下りたらそれを狼さんにっ!!」

少女「狼さんー?」

竜「はいっ!大きな狼さんが麓に居ますから!それを渡せば話くらいは聞いてくれると思いますっ!!」

少女「わかりましたーwwありがとー!www」

竜「きっ気をつけてーっっ!!!!!」

少女「はぁーい!!ww」

竜「・・・はぁ・・・大丈夫かな・・・まだ子供なのに・・・・・・心配だなぁ・・・」


49 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 22:21:56.92 ID:tK/hMvwS0
少女「・・・・・・・・・こんにちわ」

狼「うえっ!!なっ何!?誰っ!?」

少女「誰ってワケでもないですけど」

狼「ななななんだお前っ!!!ににに人間が何しにきたっ!!!」

少女「あ。はい。狼さんに会いに来ました」

狼「おおおお俺にっ!?何でっ!?」

少女「何でっていうか・・・とりあえず疲れたんで一緒に寝ません?」

狼「寝っ・・・寝る!!??何でっ!?」

少女「だから疲れたんで。結構歩いたんですよ」


50 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 22:23:40.99 ID:tK/hMvwS0
狼「知らないよそんなのっ!!かっかえれっ!!今すぐ帰れっ!!」

少女「ヤです」

狼「ヤッ・・・!・・・俺がイヤだこのバカっ!!」

少女「もうっ・・・静かにしてください。眠れません」

狼「ちょっ!なに傍で寝る気になってんのっ!?・・・ちょっと!!寄っ掛かるなってっ!!オイっ!!!」

少女「・・・・・・ぐぅ・・・すぅ・・・」

狼「・・・・・・えぇーえ・・・マージでぇーえ・・・?」


51 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 22:25:36.61 ID:tK/hMvwS0
__________________

少女「・・・・・・んん〜・・・んん・・・」

狼「おっ・・・起きたか・・・?」

少女「・・・・・・え?・・・誰?」

狼「だっ!・・・こっちの台詞だこのやろう!!」

少女「・・・・・・・あ。狼さんか」

狼「そうだよ!狼だよっ!!食っちまうぞっこのっ!」

少女「おはようございます」

狼「あ・・・おはようございます」


52 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 22:26:15.70 ID:tK/hMvwS0
少女「・・・・・・・・・・・・・・・・」

狼「・・・・・・・・・・・・・・・・」

少女「・・・・・・・・よく眠れました?」

狼「寝てねーよっ!!お前のせいでっ!!!!!」

少女「そうなんですか?」

狼「そうだよっ!突然やってきたと思ったら!そのまま寝るんだもんっ!!心臓バクバクだよこっちはっ!!!」

少女「・・・狼さんの毛ってフカフカでサラサラですねww暖かいしwww」

狼「えっ・・・そ・・・そう?///・・・いやwwいやいやいやww・・・毛並みには気を使ってるしww・・・へへっww」

少女「とおおおっても気持ちよかったww」


54 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 22:27:50.37 ID:tK/hMvwS0
狼「そっそんな事言われちゃったら・・・え?・・・触る?・・・触りたいの?もうwwしょうがないなぁww」

少女「あ。もういいです。十分触りましたし」

狼「なっ!こっこのやろうっ!!サラサラなんだぞ・・・!・・・フカフカなんだからなっ!!」

少女「??はい。知ってますよ?」

狼「!!!!!!・・・・・・もういいっ!!」

少女「・・・・・・・・・・・・・・・」

狼「・・・・・・・・・・・・・・何だよ」

少女「・・・なんで怒ってるんですか?」

狼「おこっ怒ってねーよ!!」


55 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 22:29:12.55 ID:tK/hMvwS0
少女「怒ってますよ」

狼「怒ってない!!」

少女「・・・・・・・・・・・・・・・」

狼「・・・・・・・・・・・・・・・」

少女「・・・狼さんが羨ましいです。あったかいお毛けがいっぱいで」

狼「!!!!!!!!!」

少女「あたしたちは服を着ないと寒いもの」

狼「・・・・・・いいじゃないか・・・暑い日は脱げるんだから・・・」

少女「でも寒い日に服がなかったら死んじゃいますよ?・・・狼さんは暑いと死んじゃいます?」


56 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 22:30:29.87 ID:tK/hMvwS0
狼「しっ・・・死にはしないけど・・・」

少女「ほらwwだったら狼さんの方がいいwwサラサラでフカフカだしww」

狼「・・・・・・そう?・・・ホントにそう思う?」

少女「はいww」

狼「だっ・・・だったら別にいいけど///・・・でっでももう触らせてやんねーぞ!!」

少女「はいww大丈夫ですww他の方に自慢しときますからww狼さんはサラサラでフカフカなんだぞってww」

狼「・・・ほっ・・・他の方って???」


57 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 22:32:00.62 ID:tK/hMvwS0
少女「竜さんとか蠍さんとかww白蛇さんと天馬さんにも伝えておきますww」

狼「えっ!!そんなにっ!?!?!?」

少女「はいww・・・あ。忘れてました。これ」

狼「あ!これ山の竜のじゃないか!!」

少女「はい。竜さんに教えてもらったの忘れてましたww」

狼「・・・・・・・・・・よく食べられなかったな」

少女「あ。それ竜さんにも言われました。蠍さんにもww」

狼「・・・すごいなぁ・・・みんなとお話してきたなんて・・・」


58 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 22:33:15.41 ID:tK/hMvwS0
少女「蠍さんはあのおっきなハサミであたしを挟んで砂漠を越えてくれましたよ?」

狼「えぇ!?!?!?」

少女「竜さんは背中に乗せて飛んでくれましたww」

狼「うっそだぁ!!」

少女「ホントですよ?ww」

狼「信じらんないな!そんなの話はっ!!」

少女「お空はとっても寒いのwwだけど狼さんなら大丈夫かもしれないですwwサラサラでフカフカだものww」

狼「・・・・・・ホ・・・ホントなの?」

少女「はい?」


59 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 22:34:38.23 ID:tK/hMvwS0
狼「・・・ホントにあの竜の背中に乗って空を飛んだの?」

少女「はい」

狼「・・・・・・ど・・・どうだった・・・?・・・空」

少女「とおおおおっても!楽しかった!!ww一生の思い出にしますねって竜さんと約束しましたww」

狼「・・・い・・・いいなぁ・・・」

少女「え?」

狼「!!!なっ何でもないっ!!」


60 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 22:36:06.04 ID:tK/hMvwS0
少女「狼さんのサラサラでフカフカなお毛けで寝たのも一生の思い出にしますねっ!!ww」

狼「えっ!?いいよそんなの!!しなくていいっ!!」

少女「いいえ!!一生の思い出です!!死んでも忘れません!!」

狼「・・・・・・ホントに?」

少女「はい!ww」

狼「・・・・・・空を飛んだのに?」

少女「はい!ww空を飛んだ事もサラサラでフカフカも!!ww蠍さんのハサミも忘れません!!ww」

狼「そっ・・・そっか///・・・あいつらと同じかっww・・・そっか・・・ww」


61 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 22:37:29.39 ID:tK/hMvwS0
少女「はいww全部忘れませんww」

狼「なっ・・・なぁんだww・・・空なんて飛べなくてもいいんだww・・・へへっww」

少女「すううううううっごく!!気持ちよかったですよ!狼さんのお毛け!!ww」

狼「なんだっ!wwならいいや!ww俺にはハサミも翼もないけどww・・・そっかそっか!!ww」

少女「はいww」

狼「へへっww」

少女「じゃあ帰りにまた寄りますね!」

狼「あぁwwまたn・・・帰り!?!?」


62 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 22:39:02.08 ID:tK/hMvwS0
少女「はいwwまだ旅の途中なのでww」

狼「途中って・・・どこ行くの!?」

少女「あ。不死鳥さんのところです」

狼「不死鳥ってフェニックスの事でしょ!?」

少女「はい。あ。狼さん、不死鳥さんがどこにいるか知りません?」

狼「どこって・・・このまま東に向かえば会えるかもしれないけど・・・」

少女「じゃあ東に向かいますww」

狼「えぇ!?危ないぞっ!?!?」

少女「はいww気をつけますねww」

狼「きっ気をつけるとかじゃなくてさっ!・・・この先は崖になってるんだ!!」


64 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 22:40:20.50 ID:tK/hMvwS0
少女「・・・崖?」

狼「あぁ!だから反対側には行けないんだよ!!帰った方がいいって!!」

少女「じゃあ遠回りしますねww」

狼「とおっ!・・・えぇ!?・・・本気!!??」

少女「??はい」

狼「・・・・・・ホントに行くの・・・?」

少女「はいwwありがとうございましたww」

狼「あ・・・うん・・・気をつけてね・・・」

少女「・・・またねー!!」


65 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 22:41:40.95 ID:tK/hMvwS0
狼「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 「・・・ちょっちょっと待って!!」

少女「・・・はいー??」

狼「これをっ!」

少女「わっ」

狼「それをこの先で巣を張ってる大蜘蛛に見せれば何とかしてくれるかも!!」

少女「蜘蛛さんー??」

狼「あぁ!もしかしたら反対側に行けるかもしれない!!」

少女「わかりましたーwwありがとーww」


66 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/11(火) 22:42:51.95 ID:tK/hMvwS0
狼「気を付けろよー!!」

少女「はぁーい!!ww」

狼「・・・・・・大丈夫かな・・・まだ子供なのに・・・心配だなぁ・・・」



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