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冒剣士「僕は最高の冒険者になる」
315 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/29(木) 09:48:06 ID:jNEObuSE
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
――――【豪火山・頂上】

…パチパチ……ゴォォォ…


孤高騎士「うっぷ…!」

女メイジ「今までの非じゃない…何この熱さ…焼ける…」

冒剣士「…抵抗魔法!」ピカッ


孤高騎士「…お?」

女メイジ「…!」


316 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/29(木) 09:48:47 ID:jNEObuSE
 
冒剣士「これで少しはマシになったかな…」

女メイジ「な、なーんか…私より魔道士っぽい魔道士なんだけど…」ジロジロ

冒剣士「あ、あはは…」


女メイジ「あーあ、私も宝玉を使って強くなるかなー!」

孤高騎士「はっは…って、お前宝玉はどうした?」


冒剣士「あ…、そうだ、紅少女に預けました。紅少女ー…?」


…シーン


317 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/29(木) 09:49:43 ID:jNEObuSE
 
冒剣士「く、紅少女は!?」

女メイジ「え…あ、あそこに!」


紅少女「…」


孤高騎士「何してるんだ…?」

紅少女「皆さん…まだ、山は下りませんか…?」


孤高騎士「…?」

女メイジ「また…?どうして、そんなに下りてほしいの!?」


318 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/29(木) 09:50:19 ID:jNEObuSE
 
紅少女「出来れば…やさしい皆さんを…、そして…あの方を…守ってあげたかったんです」


冒剣士「ど、どういうこと!?」

紅少女「ですが…宝玉があった事で、考えが変わりました」

冒剣士「…」


孤高騎士「口調が変わった…」


319 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/29(木) 09:51:11 ID:jNEObuSE
 
紅少女「すいませんでした。遅すぎた」

冒剣士「…?」


紅少女「…プロメテウス様」

…ドゴォン!!!!

…グラッ…グラグラグラ!!!


冒剣士「なんだ!?」

孤高騎士「あの巨岩が割れるぞ!」

女メイジ「今度は何!?」


320 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/29(木) 09:51:49 ID:jNEObuSE
 
…バキバキッ……ドォォン…


紅少女「…お目覚めになりましたか」

プロメテウス『…』


冒剣士「な、何だあれ!?」

孤高騎士「頭いてぇぜ…。二度あることは三度あるってよく言ったもんだ」

女メイジ「あれは…なんですか?」


321 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/29(木) 09:58:41 ID:jNEObuSE
 
孤高騎士「プロメテウス…火族の精霊の最高位…」

女メイジ「…なんで、そんなやつが紅少女ちゃんと…?」

孤高騎士「…わからん」


紅少女「…」スッ

プロメテウス『…オマエは…』

紅少女「プロメテウス様の魔力で、私たちは再びこの地へ蘇ることが出来ました」


322 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/29(木) 09:59:24 ID:jNEObuSE
 
プロメテウス『…』

紅少女「あなたが眠りになっていた間の事、お覚えになってますか?」

プロメテウス『…』

紅少女「…」


プロメテウス『…なぜ人間のスガタをシテイル?』

紅少女「…こ、これは……」チラッ


冒剣士「…?」


323 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/29(木) 10:01:40 ID:jNEObuSE
 
紅少女「…分かりました」

…パァァッ……


サラマンダー『…これで、宜しいでしょうか』


冒剣士「!」

孤高騎士「あいつ…サラマンダー…だったのか…」

女メイジ「…そんな…」


324 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/29(木) 10:02:24 ID:jNEObuSE
 
プロメテウス『ワガ復活の前、何がアッタ。なぜ、ワレの中にヒトの魔力が宿っている?』

サラマンダー『…』

プロメテウス『…』


サラマンダー『…お覚えになっていませんか。軍の調査部隊が訪れ、我らがその調査隊を拘束しました』

孤高騎士「…」

サラマンダー『その軍人らが命乞いし、プロメテウス様は代わりに地元の町の人間を捧げるように…』


孤高騎士「…な」


325 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/29(木) 10:02:55 ID:jNEObuSE
 
サラマンダー『軍はそれを快諾し、調査隊が戻った後、軍は町を閉鎖。そこにプロメテウス様の部下が向かいました』

プロメテウス『成るホド。その時のマリョクを我がカラダに宿し、目覚めた…という訳か』

サラマンダー『…そうです』


孤高騎士「軍が……裏切りやがったのか…また!」ドクン

冒剣士「信じられない…」

女メイジ「そんな…」

孤高騎士「そのクソ共が裏切らなければ…、あの町人は…あの子供は…死ななくて…済んだ…ということか…!」ドクン


326 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/29(木) 10:03:33 ID:jNEObuSE
 
サラマンダー『…』

プロメテウス『……所デ、あそこにイル、人間ドモは何だ。我の食事か?』

サラマンダー『!』


冒剣士「…!」チャキッ

孤高騎士「…」スチャッ

女メイジ「!」スッ


サラマンダー『い、いえ…違います!プロメテウス様の復活を…お手伝い下さった人間です!』


327 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/29(木) 10:04:07 ID:jNEObuSE
 
プロメテウス『我が目をミロ』

サラマンダー『…』

プロメテウス『キサマ、イツから我に嘘をツクようになった?』

サラマンダー『そ、そんなことは…!』


プロメテウス『ならば、コロセ』

サラマンダー『…はっ?』

プロメテウス『コロセ。それでキサマの真実を、証明してミセロ』


328 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/29(木) 10:04:55 ID:jNEObuSE
 
サラマンダー『…』チラッ

冒剣士「…」


プロメテウス『…』


孤高騎士「…来るか?」スチャッ

冒剣士「紅少女…」


サラマンダー『わ…私は…』


329 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/29(木) 10:05:49 ID:jNEObuSE
 
プロメテウス『…』

サラマンダー『貴方と…、一緒に無事に魔界へと帰りたかっただけです…』


プロメテウス『…』

サラマンダー『ただでさえ今は人間の天下。暴れれば、今度は貴方は封印ではなく、殺されてしまう…!』


プロメテウス『…』

サラマンダー『お願いします…帰る手立ては見つかりました…だから、事を荒立てず…一緒に、帰りましょう…』


330 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/29(木) 10:06:42 ID:jNEObuSE
 
プロメテウス『…オマエの気持ちはワカッタ』

サラマンダー『そ、それじゃ…!』ホッ


プロメテウス『その様な魔族、部下にすらいらん』

サラマンダー『!』


…ズバァッ……ドシャッ…

サラマンダー『…プ…プロメテウス…様…』


冒剣士「く、紅少女!!」

女メイジ「紅少女ちゃん…!!」


331 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/29(木) 10:08:02 ID:jNEObuSE
 
…ボトッ…ドサッ……

…コロコロ………キラッ


冒剣士「…っ!」ダッ

女メイジ「あっ、待って!」


冒剣士「紅少女、なんで……!」

サラマンダー「…ごほっ」

冒剣士「…」

サラマンダー「…」


332 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/29(木) 10:09:22 ID:jNEObuSE
 
女メイジ「なんで…一体あなたは…何であそこにいたの?町を襲ったのはあなただったの?」

サラマンダー「違う…」

女メイジ「…」

サラマンダー「私の予想では…静かに事を運ぶつもりだった…」ゴホッ


孤高騎士「ふん、結局お前らは人を殺してるだろうが!」

サラマンダー「そんなつもり…なかった。軍人を拘束したのも…、すぐに帰すつもりだった…」

孤高騎士「…」


333 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/29(木) 10:11:44 ID:jNEObuSE
 
サラマンダー「軍人が勝手にしゃべりだして…、それを聞いた他の魔族は勝手に暴れて…止める事ができなかった…」

孤高騎士「あ?さっきはプロメテウスが脅したと…」

サラマンダー「貴方の心は軍を恨んでた……だから、できる…だけ、傷を負わせたくなかった…」

孤高騎士「…」


334 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/29(木) 10:12:23 ID:jNEObuSE
 
冒剣士「紅少女は…なぜあそこに…?」

サラマンダー「他の魔族を止めに…そして、出来るだけ…助けようとした…だけど…遅かった…」


女メイジ「紅少女ちゃん、ヒールして!自分を治すのよ!!」

サラマンダー「…それは出来ない……」

女メイジ「なんで!!」


プロメテウス『ふっ…私には逆らえる訳がないからな。そのまま死ぬがいい、愚族が」

サラマンダー「…プロメテウス…様…」


335 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/29(木) 10:13:03 ID:jNEObuSE
 
冒剣士「だめだ!死んだら何にもならないよ…生きて!」

サラマンダー「…あなたのせい…」

冒剣士「えっ…僕の…?」

サラマンダー「あなたの言った…助け合いって…いうの…かな…?長い間、眠ってて……優しさと会えて…嬉しかった…」


女メイジ「それはプロメテウスに対しての裏切りじゃないの!?だったら、ヒール使ってよ!!」


336 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/29(木) 10:14:57 ID:jNEObuSE
 
サラマンダー「…ありがとう…」ニコッ

冒剣士「…紅少女!!」


サラマンダー「…」


女メイジ「…あ……」

冒剣士「紅…少女……」

孤高騎士「…」


337 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/29(木) 10:16:05 ID:jNEObuSE
 
冒剣士「…」ブルブル

プロメテウス『さて…私は腹が減っている。そこの人間共、私の胃袋に納まるがいい』

冒剣士「…なぜ、殺した」


プロメテウス『む?…部下には必要ないと思ったからな。あのような愚族、いらぬ』

冒剣士「…お前…」

プロメテウス『ふはははは!』


338 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/29(木) 10:16:55 ID:jNEObuSE
 
冒剣士「…」ギリッ

プロメテウス『なんだその眼は?人間は我の力の前に、ただただ悲鳴をあげればいいのよ!』

冒剣士「…」

プロメテウス『人間の悲鳴は、いつ聞いても気持ちいいものだ…。サラマンダーのは笑えただけだったがな?』


冒剣士「…」

プロメテウス『…さあ、お前らはどんな声で鳴いてくれるのか…聞かせてもらおうか?』


339 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/29(木) 10:17:27 ID:jNEObuSE
 
…コロコロ…

冒剣士「…宝玉……!」

スッ…

……ドクン…ドクン……ドクンッ!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
勝ちたいか?教えてやろう…もう1つの鍵を…力を…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ゴォォォッ…!!!


冒剣士「…」

女メイジ「な、なんて魔力…!」

孤高騎士「…冒剣士」


冒剣士「お前を…倒す!」


340 名前: ◆qqtckwRIh. [sage] 投稿日:2013/08/29(木) 10:18:24 ID:jNEObuSE
本日は終了です。ありがとうございました。


341 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/29(木) 10:20:05 ID:Tf7lWYj2
毎日乙です
日々の楽しみだわここ


342 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/29(木) 10:38:03 ID:riEhNp2U
乙です
これだけ面白いものが毎日更新で読めるのは嬉しい限り


344 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2013/08/29(木) 12:28:15 ID:9OqviSRQ
更新おつ

孤高は今の感情のまま中央国の冒険酒場帰ったら
英雄剣士のオーナーに罵詈雑言浴びせそうだな


345 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/29(木) 14:09:32 ID:BU2wI3TU
毎日更新楽しみにまっています
これからも頑張ってください


346 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2013/08/30(金) 07:09:02 ID:Yw7/ciLk
ふうー追いついたー
一睡もせず読んでましたーw
すごく面白かったです
続きが気になります!
更新待ってますー


347 名前: ◆qqtckwRIh. [sage] 投稿日:2013/08/30(金) 08:35:10 ID:TeWV/MUM
皆様ありがとうございます、´。(´ω`)`、。+


348 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/30(金) 08:35:47 ID:TeWV/MUM
 
プロメテウス『う、うははは!貴様のような人間のガキに、私を倒す事など出来るものか!』

冒剣士「どうかな…やってみなければ…分からない!」


…ダダダダッ!!

プロメテウス『ほう、中々の早さだな…だが…極火炎魔法…!』


ピカッ…ゴォォォォッ!!!!ドゴォォォォォン!!!


プロメテウス「我が紅蓮の炎に焼かれるがよい!』


349 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/30(金) 08:36:18 ID:TeWV/MUM
 
…ゴォォォ…

女メイジ「ぼ…冒剣士…」

孤高騎士「いや…まだだ…」

 
冒剣士「こんな程度…じゃ、僕は倒せない…」

プロメテウス『な、何!?』

冒剣士「極氷結魔法!』


…カキン…カキン!!カキン…キキキキキィン!!!

冒剣士「あああああっ!」

プロメテウス『なんという魔力…、くっ…極抵抗魔法!』


350 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/30(金) 08:37:15 ID:TeWV/MUM
 
……カキィィン………ボトッ…

冒剣士「…」

プロメテウス『ぐ…』

冒剣士「…やっぱりね。全体で効くとは思わなかったから、腕だけ狙わせてもらったよ」


プロメテウス『き、貴様ぁ…』

冒剣士「…やっぱりその程度じゃ…"俺"は倒せないよ?」

プロメテウス『…』


351 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/30(金) 08:37:51 ID:TeWV/MUM
 
女メイジ「こ、孤高さん、冒剣士…大丈夫なんでしょうか。様子が…」

孤高騎士「…宝玉に飲み込まれているのかもしれないな…」


冒剣士「さあ、次だ。立ち上がって、彼らの痛みは"こんなもの"じゃないよ」

プロメテウス『人間風情が…しねえぇ!』

冒剣士「遅いよ…」


…ズバァッ……ドサドサッ


プロメテウス『がああああっ!』

冒剣士「へえ…、魔族も体は人間に近いんだね。これ…何?」グイッ


352 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/30(金) 08:38:24 ID:TeWV/MUM
 
ドリュッ…

プロメテウス『ぬああ…!』

冒剣士「…切ってみようよ」

…ズバッ…ドシュッ……ポタポタ…


プロメテウス『…ぐ……あ…』


女メイジ「…も、もう…やめて…」


冒剣士「じゃ、次はこうしよう」

プロメテウス『や…め…』

…ドスッ…


353 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/30(金) 08:39:07 ID:TeWV/MUM
 
女メイジ「お願い!もうダメ…、冒剣士、そこまでにして!」ガシッ

冒剣士「…女メイジ、ダメだよ。こいつはたくさんの人を殺した。だから、その報いは受けてもらわないと…」

女メイジ「…だめ!そんな事ばっかりしたら…あなたが…堕ちてしまう…」

冒剣士「…だから?僕は、死んだ人たちの気持ちを表して…」


…ギュッ…

女メイジ「だめ…なの。だめなの…冒剣士、お願い。正気に戻って」グスッ

冒剣士「…」

女メイジ「…冒剣士…」


354 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/30(金) 08:39:58 ID:TeWV/MUM
 
パッ……コロン…コロンコロン…

冒剣士「…女メイジ?」ハッ

女メイジ「…冒剣士!」


冒剣士「ど、どうしたの…泣いて…」

女メイジ「う、ううん……いいの、いいから…気にしないで…」


冒剣士「…ってプロメテウス!?な、何これ!?」

女メイジ「…」グスッ


孤高騎士「やれやれ…一件落着なのか…?」ハァ


355 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/30(金) 08:40:29 ID:TeWV/MUM
 
…オイ

孤高騎士「…ん?」

…ダヨ…オマエダヨ…


孤高騎士「どこだ…?誰だ?」

…ココダヨ

孤高騎士「ここって…」チラッ


…コロコロ…キラッ


356 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/30(金) 08:41:03 ID:TeWV/MUM
 
孤高騎士「宝玉…?」

…オレヲ、ヒロイアゲルンダ


孤高騎士「何でだ」

…アノショウネンデハ、ワタシヲ、ツカウコトハ…デキナカッタヨウダ

孤高騎士「…」

ニクシミガ…タリヌ…


孤高騎士「…」

サア…ヒロイアゲロ…チカラヲヤロウ…!!


……スッ


357 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/30(金) 08:42:09 ID:TeWV/MUM
 
冒剣士「…女メイジ…ありがとう」

女メイジ「ううん…いっつも助けてくれてばっかで…少しは役に立てた…のかな?」

冒剣士「もちろん…うん」


女メイジ「よかった…」エヘヘ

冒剣士「…あれ?宝玉は?」


女メイジ「さっきそっちに転がって…あ、孤高さんが持ってる」

冒剣士「孤高さーん!」


358 名前: ◆qqtckwRIh. [] 投稿日:2013/08/30(金) 08:42:39 ID:TeWV/MUM
 
孤高騎士「…」


冒剣士「…孤高さん?」

女メイジ「な…何、この感じ…」ゾクッ

孤高騎士「…」


冒剣士「…孤高さん……?」



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