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少女「匿ってください!」
822 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/03/17(土) 21:14:39.62 ID:/cBqIAhi0
男「のぼせた・・・」

妹「あ、兄さん」

男「卓球やってるのか」

妹「少女ちゃんたちと同じ反応乙です」

お母様「お前も参加しろよー」

男「はいはい、荷物置いてくるんで待っててください」

お母様「そうか、じゃあいくぞー」

幼馴染「はいー」

お母様「サー!」カッ

幼馴染(あ、この人本気だ)

お母様「シャァ!」


823 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/03/17(土) 21:18:46.32 ID:/cBqIAhi0
男「来たぞー」

少女「あ、来ました!」

男「みんな来てたのか」

妹「兄さあぁぁん!」

男「え、何?」

妹「あの人強いですー、強すぎですー」

お母様「よっす」

幼馴染「男なら勝てるよね?」

男「え、無理だr」

少女たち「(期待の眼差し)」キラキラ

男「い、いや、ちょ、待って」

少女たち「(期待の眼差し)」キラキラ

男「やってやるです」キリッ

お母様「おっ、かかって来い」


824 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/03/17(土) 21:27:33.13 ID:/cBqIAhi0
―――――――――――――――
――――――――――
―――――

男「敵うわけがなかった」

お母様「あぁ、それは当然だからまぁどうでもいいんだが」

男「良くねーよ!」

サイドポニー「仕方ないですよっ!」

長髪幼女「ないすふぁいと!」

背の高い子「お疲れ様です!タオル要りますか?」

男「あ、サンキュ」

僕っ子「男さん!次は僕と!」

大胆な子「なっ、私が!」

恥ずかしがり屋「あ・・・あの・・・、わ、わたし・・・」

モヒカン「俺たちだってやりたい!」

男「はいはい、ちゃんと順番決めてから来てね」

お母様(何ゆえ敗北して好感度があがってんだこいつ)

帽子男「よーし、多い勝ち!」パー

ショタ「あ、あれ?なんでみんなパーなの?」チョキ

ポニテ「暗黙の了解ってやつかな」パー

魔女子「しらなかった・・・」グー


825 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/03/17(土) 21:42:37.04 ID:/cBqIAhi0
男「いつでもいいよー」

猫耳妹「はい!行きます!」カッ

男「おぉ、上手い」コン

お母様「審判やるのはいいけどさ、何点で終わりにすんだ?」

妹「フルでやってたら時間的にきついですよね」

男「俺の体力的にもな!」コン

少女「待ってる人的にもです!」

お母様「じゃあ、5球勝負と行こうか」

男「了解!って!ああ!」

猫耳妹「やった!アウト!」



826 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/03/17(土) 21:58:44.57 ID:/cBqIAhi0
帽子男「よし、次は俺だ!」

男「よーし」カッ

帽子男「はっ!」コン

男「お、強い」

帽子男「卓球クラブ入ってますから!」

男「じゃあ俺も本気で行くかー」カン

帽子男「え、本気はマズいですって」カッ

ミツアミメガネ「男さんの本気!」ワクワク

厨二病「興味深いものだ」テカテカ

男「ほら、みんなもこう言ってるしね」

帽子男「」


827 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/03/17(土) 22:12:10.04 ID:/cBqIAhi0
男「まけた」

帽子男「よっしゃーっ!!」

背の高い子「次は私です!」

男「よし、来いっ」

背の高い子「本気でやって頂いていいですよ!」

男「マジで?よーし」

―――――――――――――――

背の高い子「・・・」

男「あ、あれ?」

背の高い子「本当に本気出すなんて酷いです卑怯です!!」

男「本気出していいって言ったじゃん!」

背の高い子「さっきは本気といいつつ手加減してたんですね!」

男「小学生相手だし!」

背の高い子「高校生には手加減してくれないんですね・・・」

男「逆に本気出さなきゃ失礼かな、って思ったんだよ!」


828 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/03/17(土) 22:39:12.37 ID:/cBqIAhi0
男「オワッタァァァ」

妹「流石にお疲れ様でした、兄さん」

ミツアミメガネ「疲れましたね!」

男「そうだなぁ」

恥ずかしがり屋「た、たしかに、疲れました・・・」

男「さっきのぼせたばかりなのになんで卓球なんて出来るんだか」

恥ずかしがり屋「き、気合です」

男「そこまでして卓球がしたいか・・・」

お母様「おうおう、まるで小説の主人公並みに鈍感だなお前」

男「SSですけど」

お母様「あげ足を取るな」

男「すいません」

大胆な子「と、こ、ろ、で、男さん!汗かきましたね!」

男「ああ」

大胆な子「もう一度温泉はいりましょー!」

男「ああ、疲れたから一人で入らせて・・・」

大胆な子「」


829 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/03/17(土) 22:58:43.56 ID:/cBqIAhi0
男「ふぅ、一人だとこんなに休まるのな、温泉って」

男「だが間が持たないな。スキップしてくれよ」

―――――――――――――――

魔女子「あ、男さん」

男「お風呂上がったとかなんとか」

魔女子「お部屋のお風呂どう?」

男「なかなかだったよ」

少女「そうなんですかー!」

背の高い子「あとで入ってみよ!」

ガチャ

妹「そろそろ晩御飯です」

男「じゃあ行くか!」

――――――――――――――――――――
温泉旅行編 さらに続く!


830 名前: ◆e2qiR6vDkY [saga] 投稿日:2012/03/17(土) 23:24:15.67 ID:/cBqIAhi0
またです。
結構書いたつもりだったのに。
長いようで短かったです。

今回も見てくださった方はありがとうございました!


832 名前:NIPPERがお送りします(京都府) [sage] 投稿日:2012/03/18(日) 00:41:53.94 ID:bgCg39EFo

温泉卓球と言えば浴衣のチラリズム。
この数相手だとそんな余裕も無さそうだなww


833 名前:NIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage] 投稿日:2012/03/18(日) 00:58:45.04 ID:EQnDyFUjo

あれなんでパー出すって決まってるんだろうな


834 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/03/18(日) 05:27:22.93 ID:jK6ObXnl0
>>832
すいません、チラリズムのことは全く考えてすらいませんでした!
そういう楽しみ方があるんですね・・・、でも鈍感な主人公は気付かないよね!うん。

>>833
よかった、パー出すのはうちの地域だけ、とかじゃなかった!


835 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2012/03/18(日) 22:09:42.82 ID:p33NADQIO
×どの地域でも
○>>833と>>1は同じ地域


839 名前:NIPPERがお送りします(東日本) [sage] 投稿日:2012/04/05(木) 01:35:01.57 ID://bKJm6Go
静岡はグーとパー


840 名前: ◆e2qiR6vDkY [] 投稿日:2012/04/12(木) 21:27:25.74 ID:QFOxeNdO0
ちなみに>>1は神奈川です。
だからこのSSの温泉旅館も箱根な雰囲気で見るといいかも!
行ったこと無いけど。

地域によって全然違うんですね、多い勝ちじゃんけん。
短いですけど続き行きます。


841 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/04/12(木) 21:36:18.45 ID:QFOxeNdO0
男「なかなか豪華な夕食だな」

幼馴染「すごいでしょー!」

男「まるでお前が作ったかのようなセリフだな」

幼馴染「そうじゃなくて、うちの近くでも評判の良い旅館なんだよ!」

男「そうなの?」

幼馴染「そうだよ!」

お母様「よーし、じゃあ喰うかー!」

妹「ほら兄さん、号令かけてください」

男「え?俺?」

妹「多分ここに居る人の大多数が兄さんにかけて欲しいと思ってるはずです」

男「ちなみにお前は?」

妹「私的にはヒロインにかけて欲しいですけど」

妹「そのヒロイン様はきっと兄さんにかけて欲しいでしょう」

妹「っていうか、こんなことでいちゃもんつけてる暇があったらさっさとかけてください」

男「はいはい・・・、じゃあ、いただきます!」

「いただきまーす!」


842 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/04/12(木) 21:47:39.96 ID:QFOxeNdO0
帽子男「やべぇ、うめぇ」

モヒカン「イケるな!!」

少女「すごいおいしいです!」

妹「兄さんのより美味しいですね」

男「そりゃあ敵わないって」

幼馴染「どう?美味しいでしょ?」

男「あぁ、すごい美味しい。」

幼馴染「予約とるの大変だったんだから!」

幼馴染「予算的にも」ボソッ

男「やっぱ高いのか」

幼馴染「有名だしね!」

男「やっぱ俺らの分だけでも出そうか?」

幼馴染「ダメだよ、お金は私じゃなくて上が出したんだから」

幼馴染「男さんたちも連れてってなー、って」

男「そっか」

幼馴染「どうしても払いたかったら寄付としてお願い!」

男「なるほどね」


843 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/04/12(木) 21:57:19.35 ID:QFOxeNdO0
男「ごちそうさまでした!」

「ごちそうさまでしたー!」

少女「さて、男さん!」

男「なんでしょう」

少女「お風呂にでもいきましょう!」

男「断る」

背の高い子「何故ですか!」

男「もう2回も入ったし」

ポニテ「でも折角の温泉旅館ですよ?」

男「それにほら、下の子達はもう眠いみたいだし」

魔女子「・・・」ウツラウツラ

長髪養女「ふぁぁぁ・・・」

ショタ「・・・?」

ショタ「あの、『下の子』といわれてボクを見るのやめて・・・」

モヒカン「見た目ほど幼くないぞ!」

背の高い子「じゃあ明日帰る前に絶対ですよ!」

男「うっ・・・ハイ・・・」

お母様「モテモテっすね」

男「そう、だな・・・」


844 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/04/12(木) 22:03:09.97 ID:QFOxeNdO0
妹「私もショタくんとお風呂入ってみたいなー」

モヒカン「俺らは大歓迎っス!」

妹「ショタくん以外は嫌です」

モヒカン「」

七三「」

帽子男「ですよねー」

幼馴染「それじゃあ今日はこれで解散です、保護者な人は部屋に布団を敷いてあげてくださいね」



845 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/04/12(木) 22:14:24.76 ID:QFOxeNdO0
―――少女たちの部屋―――

男「あぁ、疲れたー・・・」

背の高い子「疲れを癒すはずの温泉旅館でなんで疲れるんですかー?」

男「主にあなたたちのせいです」

背の高い子「すいません」

男「さて、布団布団・・・」ガラガラ

背の高い子「私もやります!」

男「サンキュー」

背の高い子「いえ、私ももう殆ど保護者サイドですし」

男「そっか」


846 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/04/12(木) 22:21:27.44 ID:QFOxeNdO0
男「よし!敷けた!」

背の高い子「1つやけに離れている布団がありますが・・・?」

男「気にしない」

背の高い子「いや、でも」

男「気にしn」バフッ

少女「お風呂はダメだと言われましたが、枕投げは禁止されてません!」

男「」


847 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/04/12(木) 22:28:48.05 ID:QFOxeNdO0
男「でもほら、眠そうな子が」

魔女子「・・・」キラキラ

男「眠そうな・・・」

魔女子「?」キラキラ

男「あっれー・・・?さっきまで眠そうにしてた子が居たはずなんだけどなぁ・・・」

魔女子「えいっ」

男「ふごっ」バフッ


848 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/04/12(木) 22:38:38.57 ID:QFOxeNdO0
男「もう10分も枕投げてるんだけど!」

少女「さすがに終わりましょうか」

背の高い子「じゃあ枕回収っ!」

魔女子「おー!」

背の高い子「完了!」

魔女子「あれ?」

少女「枕少ないなーって思ってたら、2つも隠し持ってたんだ」

背の高い子「戦略戦略♪」

男「よし、じゃあ寝」

少女「次は恋バナしますか!」

男「」


849 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/04/12(木) 22:40:04.28 ID:QFOxeNdO0
少女「じゃあ好きな人暴露!」

少女「暴露しちゃえ!」

背の高い子「少女からしなよ!」

少女「私は男さん!」

背の高い子「私も男さん!」

魔女子「男さん!」

男「」


850 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/04/12(木) 22:46:03.99 ID:QFOxeNdO0
少女「それで、男さんは?」

男「え!?このガールズトークに俺も参加なの!?」

背の高い子「男さんの好きな人は!」

男「誰かと指定するとけんかになるので指定しません!!」

背の高い子「意気地なし!」

男「これが俺のスタンスです」

少女「そういうところも好きですよ」


851 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/04/12(木) 22:54:56.57 ID:QFOxeNdO0
男「流石にそろそろ寝ませんか」

少女「そうだね、明日寝坊するといけないし!」

背の高い子「寝坊するとお風呂いけないかもしれないし!」

魔女子「ねましょー!」

男「・・・そういいながら、何故近づいてくる?」

少女「一緒に」

背の高い子「寝ましょう?」

魔女子「男さん?」

男「」

少女「こんなに布団が狭いのに」

背の高い子「楽しい夜になりそうですね」

男「長い夜になりそうです、はい」

――――――――――――――――――――
温泉旅行編 やっと1日目終わり!


852 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/04/12(木) 23:01:33.41 ID:QFOxeNdO0
ご覧になられた方はありがとうございます。

今回書いてる時は気付きませんでしたが、見返してみると
特 に イ ベ ン ト が 無 か っ た



853 名前:NIPPERがお送りします(京都府) [sage] 投稿日:2012/04/13(金) 00:10:32.02 ID:deobZZmao

長い夜になるんでしょ?イベントはこれからじゃないかwwww


854 名前: ◆e2qiR6vDkY [sage saga] 投稿日:2012/04/13(金) 00:30:49.63 ID:3xjI8kb+0
>>853
KENZENなSSですからね・・・
KENZENなイベントを考えなくては



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