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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その30
- 378 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga]
投稿日:2011/07/01(金) 18:21:45.89 ID:QgPRf5l6o
〜次の日、本国〜
戦士「……」
ジーサンには悪いが、正直ホッとしちまったのは確かだ。
戦士「……」
こんな折れた刀じゃ話にならんし、ましてや……。
ガシッ…グイッ
左腕は順調に回復してる。寝る前にやった500回の腕立ても翌朝には影響なし。
戦士「……」
でも、盾は扱えず、戟も今しばらくは右手1本で振り回す事になろうだろうな。
テクテクテク
盗賊「……おはよ」
戦士「……おう」
盗賊「横、座ってもいい?」
戦士「ああ」
そう言うと戦士は、腰に巻いたおいたマントを自らの横へ広げて置く。
- 379 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/01(金) 18:23:01.98 ID:QgPRf5l6o
盗賊「……ありがと」
戦士「おう」
盗賊「……」
戦士「……」
盗賊「雷切、折れちゃったね」
戦士「ああ。流石は魔王ってとこか」
盗賊「うん……」
戦士「まぁ完璧な武具なんてないさ。仕方ない」
盗賊「直りそう?」
戦士「一応おやっさんに聞いてみたけど、難しそうだなぁ」
盗賊「……そっか」
戦士「直せるなら、専門家に打ち直して貰う必要があるわな」
盗賊「専門家……鍛冶屋じゃなくて?」
戦士「東方によ、刀匠っていただろ? 刀専門の作り手だよ」
盗賊「それなら……」
- 380 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/01(金) 18:24:15.75 ID:QgPRf5l6o
戦士「ああ。東方に行って、腕のいい刀匠を探すしかない」
盗賊「……」
戦士「前に一度、刀匠にあったよな?」
盗賊「……うん」
戦士「でもあの人は死んじまった。他にいればいいんだが……」
盗賊「それしか方法はないの?」
戦士「あとはおやっさんでも出来る方法があるらしいんだが……」
盗賊「……?」
戦士「条件がハンパない。雷切と同等かそれ以上の刀が必要になる」
盗賊「つまり?」
戦士「それを母体に、残りを移植して1本にするんだとさ」
盗賊「……」
戦士「ドワーフの爺さんがとてつもない腕前の鍛冶屋だからなぁ」
盗賊「並大抵の刀では駄目……か」
戦士「そういう事」
- 381 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/01(金) 18:25:07.08 ID:QgPRf5l6o
盗賊「……とにかく、頑張ってみよう。出来る限りの手伝いはするからっ」
戦士「ああ、サンキュ」
盗賊「……うん」
戦士「さて、と。もう稽古は終わったのか?」
盗賊「うん」
戦士「それじゃホテルに戻るとすっか。そろそろ朝メシだろ」
盗賊「そうだね……」
スクッ
盗賊「……私、頑張るから」
戦士「バーカ。俺だって片手で戟くらい扱えるっつーの」
盗賊「……うん」
戦士「騎都尉から譲り受けた戟……。そういや偽者も頑張ってっかなぁ」
盗賊「……うん、きっと頑張ってる」
戦士「俺達も負けてらんねーな! さて、行くぞ!」
盗賊「あ、うんっ!」
- 382 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/01(金) 18:27:07.69 ID:QgPRf5l6o
〜ホテル〜
玄武娘「お腹空いたですのー!」
朱雀嬢「……」
召喚士「げ、元気になったみたいで良かったですね……」
魔道士「え、ええ」
朱雀嬢「全く。昨日のあれは何だったのかしら?」
玄武娘「だってぇ〜昨日の昼から何も食べてないですのー!」
朱雀嬢「自分のせいですわっ!」
玄武娘「もう大丈夫ですの! 悲しんでたら青龍先生も報われませんの!」
朱雀嬢「まだ生きてますわよっ! 失礼ね!」
召喚士「は、はは……あ、戦士と盗賊さんが戻ってきましたよ!」
戦士「お待たせ。んじゃメシにしようか」
玄武娘「はいですの〜くふふーっ!」
盗賊「……?」
魔道士「と、とりあえず万事オッケーですね……えへへ」
- 383 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/01(金) 18:28:26.71 ID:QgPRf5l6o
〜国軍本部、司令室〜
コンコン…カチャッ
秘書官「大軍師様、お見えです」
天才「おーう」
カツカツカツ
大軍師「なんだか久々のような気がします」
天才「そうか? まぁ確かに……元副司令葬ったとき以来か」
大軍師「視察の件ですが、まずは南方という事で宜しいでしょうか?」
天才「はいはい、宜しいですよ」
大軍師「畏まりました。それでは本日夜間より出発し、明朝、南方入りとします」
天才「おーう」
大軍師「……それでは、失礼致します」
カツカツカツ…パタン
秘書官「ご苦労様です」
大軍師「司令、お疲れのようですね」
- 384 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/01(金) 18:30:05.69 ID:QgPRf5l6o
秘書官「……ええ。連日の軍務で、少々お疲れのようです」
大軍師「支えてあげて下さい。ここに居るうちは……ね」
秘書官「そのつもりです」
カツカツカツ
青年兵「あっ、おはようございます」
大軍師「おはようございます。作戦は明後日だそうで」
青年兵「ええ。明日の午前中までに支度を整えます」
大軍師「後ほど、緊急時の資料をお渡しします。目を通しておいて下さい」
青年兵「ありがとうございます。それでは」
カツカツカツ
秘書官「青年兵様、副司令になられたそうですね」
大軍師「ええ。彼は正直で真っ直ぐで、いい指揮官ですよ」
秘書官「……ええ」
大軍師「では、失礼」
秘書官「あ、はいっ」
- 385 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/01(金) 18:31:02.14 ID:QgPRf5l6o
〜司令室〜
コンコン…カチャッ
青年兵「失礼致します」
天才「おう。日程は決まったみたいだな」
青年兵「はい。承認を……」
天才「承認? お前、副司令なんだから承認の権限あんだろ」
青年兵「あ……っ」
天才「全くよ、頼むぜ……ハーッハッハ!」
青年兵「失礼致しました……っ」
天才「分かってると思うが、青龍のジジイはこれで死ぬ」
青年兵「……はい」
天才「次世代を担うのはお前らだ。しっかりと技術と意思を継げ」
青年兵「今回の件に推薦して頂き、本当にありがたく思います」
天才「残り2日。存分にジジイ孝行してやれよ」
青年兵「……はっ。心得ております」
- 386 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/01(金) 18:33:41.49 ID:QgPRf5l6o
〜本国、大通り〜
戦士「食った食った〜」
玄武娘「食った食った〜ですのー!」
魔道士「このあとはどうします?」
召喚士「本当は青龍先生と過ごしたかったんですが……」
魔道士「都合がつきませんでしたか……?」
召喚士「今日は打ち合わせと、夜は召喚隊のみんなと過ごすそうで」
朱雀嬢「残念ですわね」
玄武娘「どこ行くですのー?」
盗賊「……どうしよう」
魔道士「それじゃあ久々に、本国を離れてみましょっか!」
召喚士「どこへ行くんです?」
魔道士「バーテンさんの所に行きましょうーっ!」
戦士「おぉ、そうだな。火山の時の件もあるしな」
召喚士「それじゃ、そうしましょうか」
- 387 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/01(金) 18:35:00.74 ID:QgPRf5l6o
〜港〜
玄武娘「おぉーっ、船で行くんですの?」
盗賊「……陸路でもいいけど、早いからな」
朱雀嬢「そういえば、本国より北へ行くのは初めてですわね」
魔道士「そうなの?」
朱雀嬢「あ、ワーカーになってからは……って事ですわ」
戦士「そういや朱雀嬢って家族とか大丈夫なのか?」
朱雀嬢「へっ!?」
戦士「いや、玄武娘は一人身だからあれだろうけどうよ」
朱雀嬢「……別に……大丈夫ですわ」
召喚士「……」
朱雀嬢「そんな事より早く船の手配をしないと、出てしまいますわよっ」
魔道士「あっ、大変!」
召喚士「それじゃ手配してきます!」
魔道士「私も行きますっ!」
- 388 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/01(金) 18:36:16.39 ID:QgPRf5l6o
ボーッ…ボーッ
船員「出航致します。甲板にお出でのお客様は十分にお気をつけ下さいませ」
玄武娘「うーみーはひろいーな〜ですのー!」
魔道士「玄武娘ちゃん……歌上手いんだね」
玄武娘「そうですの!? うへへぇ〜嬉しいですの!」
朱雀嬢「あんまりそうは見えないのに……不思議なものですわ」
玄武娘「失礼しちゃうですの!」
盗賊「ふふっ」
玄武娘「それじゃ、みんなで合掌するですの!」
朱雀嬢「嫌ですわよ」
玄武娘「朱雀嬢ちゃんだって上手いですの!」
朱雀嬢「そうじゃありませんわよっ! いい年して恥ずかしいって言ってるのよ!」
玄武娘「恥ずかしい!? は、恥ずかしい事なんですの……?」
魔道士「そ、そうですよ〜。歌なんて人それぞれ! ねっ、ねっ?」
盗賊「……あーあー。んんっ、あ〜あ〜」
- 389 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/01(金) 18:37:04.83 ID:QgPRf5l6o
…
召喚士「戦士、左腕の調子はどう?」
戦士「あー割かしいいぜ。数日中には治るだろ」
召喚士「そっか、良かった」
戦士「しばらくは戟で戦わんといかんし、意地でも治すさ」
召喚士「……ごめん」
戦士「召喚士のせいじゃないって言ったろ? お前のレイピアこそ……」
召喚士「いや、レイピアはいいんだ」
戦士「……?」
召喚士「せっかく鍛冶屋さんに頂いた武器だけど、使う頻度も減るだろうから」
戦士「そうなのか?」
召喚士「召喚術の使い方が大きく変わってるからね。指揮する頻度が……ね」
戦士「確かに言われてみればそうだなぁ」
召喚士「やっぱり一番大きいのは、直接乗るって事かな」
戦士「確かに。前はそんな事なかったよな」
- 390 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/01(金) 18:38:05.77 ID:QgPRf5l6o
召喚士「うん」
戦士「それに、無言での瞬時召喚とか」
召喚士「そうそう。レイピアで指揮するロスタイムがないからね」
戦士「だよな。一瞬の油断がなんちゃらって話だ」
召喚士「やっぱり、召喚獣と心を通わせるのって大切だよ」
戦士「……だな」
召喚士「青年兵くんのお陰で、国軍も変わりつつあるしね」
戦士「だな。新しい時代の到来って感じか!」
召喚士「ははっ、それは魔王討伐がおわってからじゃない?」
戦士「それもそっか……はははっ!」
召喚士「あははっ!」
船員「間もなく、大陸港の町に入港致します。お降りの方は〜」
戦士「おっと、もうすぐ到着か。降りる準備しておくか」
召喚士「うんっ。俺はみんなを呼んでくれるよ」
戦士「おう!」
- 391 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/01(金) 18:38:35.23 ID:QgPRf5l6o
〜国軍本部、会議室〜
青年兵「青龍先生?」
青龍先生「ん〜? 聞いとるよ」
青年兵「それでは、青龍士官のプラン通りで宜しいですね?」
青龍先生「うむ。任せるよ」
青龍士官「……」
青龍先生「最早、召喚隊はお主らの管轄じゃ。好きにするが良い」
青龍士官「そうは言っても、未だに青龍先生の名は……」
青龍先生「欲しけりゃくれてやるわい。ひょっひょ」
白虎長「先生、あんまり戯れないで下さい」
青龍先生「すまぬすまぬ。ひょっひょっひょ!」
青年兵「では青龍士官、君のプランで進めてくれ」
青龍士官「了解した。……それでは早速、失礼します」
カツカツカツ
青年兵「私も、午後の準備を進めてきます」
- 392 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/01(金) 18:39:19.53 ID:QgPRf5l6o
カツカツカツ…パタン
青龍先生「……」
白虎長「先生も、ご満悦なんじゃないですか?」
青龍先生「んー?」
白虎長「あんな頼もしい後継者が……しかも2人も」
青龍先生「そうじゃのぉ。嬉しい誤算じゃよ」
白虎長「本当に、託して……」
青龍先生「これでも長く生き過ぎた。お主もこのぐらい頑張れよ?」
白虎長「……出来る限りは」
青龍先生「少なくとも後継者が……いや、結婚するまではの。ひょっひょ」
白虎長「……余計なお世話です……っ」
青龍先生「儂がもっと若ければ、娶ってやったんじゃがのぅ」
白虎長「最近はデートのお誘いもセクハラもなくて寂しい限りですよ」
青龍先生「言ってくれるわ! ひょっひょっひょ!」
白虎長「……っ」
- 404 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/03(日) 21:20:27.14 ID:b5FEIZn4o
〜大陸港の町〜
魔道士「着きました〜!」
玄武娘「着きましたですのー!」
朱雀嬢「へぇ、なかなかのどかで、素敵なところですわね」
盗賊「おーい、行くぞ」
魔道士「あっ、は〜い!」
テクテクテクテク
戦士「そんじゃ早速、バーテンさんのとこに行くか」
召喚士「先に行ってて。ワークショップで金の手配してくる」
戦士「おーう。あ、俺も包帯買っておくか」
盗賊「巻き直す?」
戦士「んーそうだなぁ」
盗賊「それじゃ一緒に……行くよ」
召喚士「魔道士さんは2人と一緒に、バーテンさんの所へ行ってて下さい」
魔道士「分かりました」
- 405 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/03(日) 21:30:27.33 ID:b5FEIZn4o
テクテクテク
魔道士「それじゃ行こっか!」
玄武娘「はいですの!」
朱雀嬢「どんな所なのかしら?」
魔道士「んーとね、お酒飲むところなんだけど、ご飯も食べられて〜」
玄武娘「ご飯!? 素敵ですのっ!!」
朱雀嬢「はいはい、そうですわね」
テクテクテクテク
魔道士「あっ、ほら……見えてきたよ〜」
玄武娘「おぉ!」
朱雀嬢「ほんと、なかなかオシャレな構えですわね」
魔道士「上はね、ホテルなんだよ。その一画にあるんだ〜」
玄武娘「早速行くですの! ご飯ご飯!」
朱雀嬢「ご飯はまだですのっ!」
魔道士「あはははっ!」
- 406 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/03(日) 21:30:53.83 ID:b5FEIZn4o
カチャッ…チリチリンン
魔道士「こんにちは〜」
バーテン「!?」
朱雀嬢「お邪魔しますわ」
魔道士「……あれ? ジュニアさんいらして――」
バーテンと向かい合いカウンターで酒を嗜む見覚えのある後姿。
スッ…カタン
魔道士「……」
クルッ…カツカツカツ
魔道士「あ……あ……っ」
――「魔道士ちゃん、元気そうだね。ハッハ!」
バーテン「……ったく、こんな早く来るとはなぁ」
魔道士「――っ!!」
タッタッタ…ギュウゥ!!
魔道士「マジシャンさぁん!!」
- 407 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/03(日) 21:31:32.57 ID:b5FEIZn4o
マジシャン「ハッハ! どうしたどうした?」
魔道士「どうしたじゃないですよぉ! ひっくひっく……!」
マジシャン「いやぁ、悪い悪い……ハッハ」
魔道士「うぐ……っ、本当に……良か……」
マジシャン「まぁ、俺自身も生きようと思っての事じゃなかったからな」
玄武娘「……何ですの?」
朱雀嬢「さ、さぁ……」
カチャッ…チリチリン
戦士「ういーっす」
マジシャン「……おう」
盗賊「――!?」
戦士「オ……オッサン!?」
マジシャン「元気そうだな。何よりだ」
盗賊「なな……なんで……っ」
魔道士「マジシャンさん……生きてたんですよぉ!!」
- 408 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/03(日) 21:32:16.65 ID:b5FEIZn4o
戦士「でも……何で」
マジシャン「いや、それが全くの偶然なんだよなぁ」
盗賊「……偶然?」
戦士「いやいやいや! 詳しい話は召喚士が来てからにしようぜ!」
魔道士「あっ、そうですよ! きっと驚きますよ〜!」
マジシャン「あー召喚士はな……」
戦士「どんな反応するか楽しみだな!」
魔道士「私なんて号泣しちゃいましたもん……」
マジシャン「だ、だからアイツはだな……」
カチャッ…チリチリン
魔道士「帰ってきた!!」
マジシャン「おう」
召喚士「あれ? マジシャンさんいたんですか?」
魔道士「え……っ?」
戦士「……は?」
- 409 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/03(日) 21:32:44.08 ID:b5FEIZn4o
…
召喚士「……ごめんなさい」
魔道士「いや、まぁ……そういう事情であれば仕方ないですけど……」
戦士「何も俺らにまで秘密にする事ねーじゃんかよ」
召喚士「だって……」
マジシャン「すまんな。俺としてもまだ隠しておいて貰いたかったんでな」
盗賊「……」
召喚士「俺だっていち早く伝えたかったんだよ、本当に!」
戦士「分かってるって。悔しいからちょっと冷やかしただけだ」
召喚士「も〜っ!」
朱雀嬢「あのー」
魔道士「あぁっ! 放置しちゃってごめん……っ!」
朱雀嬢「いや、別に構いませんけど……」
バーテン「とりあえずよ、全員に分かるよう説明してやれよ」
魔道士自社b「ああ、そうだな」
- 410 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/07/03(日) 21:33:44.09 ID:b5FEIZn4o
…
盗賊「……っ」
戦士「なるほど、そういう事だったのか」
召喚士「うん。俺も無我夢中だったからうろ覚えだったんだけど……」
バーテン「いやいや、まさに執念が生んだったやつだな。見事だ」
魔道士「ほんと良かったですよぉ……ぐすっ」
戦士「それで、戦線には復帰すんのか……?」
マジシャン「そのつもりではいる。だが……」
盗賊「……まだ、万全ではないと?」
マジシャン「ああ。肉体もだが魔力が全く戻ってねぇからな」
魔道士「……っ」
戦士「まぁ、俺が言うのも何だが、焦る事はないっすよ」
召喚士「うん……」
マジシャン「だな。せっかく生き返って即、お陀仏じゃお前らにも申し訳ねぇや」
魔道士「……」
- 412 名前:NIPPERがお送りします(福岡県) [sage] 投稿日:2011/07/03(日) 22:44:12.65 ID:Yn08vArCo
召喚士「も〜っ!」
可愛い
- 413 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/07/03(日) 22:49:11.08 ID:P4vobJeho
戦士相手のときに出る子供モードだな
- 415 名前:NIPPERがお送りします(福岡県) [sage] 投稿日:2011/07/04(月) 02:36:18.24 ID:YaxbP+9Eo
盗賊がなんか甲斐甲斐しくなってきてるな
キュンキュンする
- 416 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/07/04(月) 04:49:49.66 ID:QD3rbPPDO
>>1乙
いろいろ身震いしたけど自社でふいた
どうやって変換間違えたんだあれw
- 418 名前:NIPPERがお送りします(関西・北陸) [] 投稿日:2011/07/04(月) 06:59:19.86 ID:X/FTQXvAO
マジシャンって打とうとして
ま→魔道士
じしゃ→自社
ん→aに打ち間違い
を一瞬で妄想した
誤字るのは1乙のチャームポイント(キリッ
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