■戻る■ 下へ
少女「マ、マッチいりませんか…?」
383 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/19(金) 23:39:51.90 ID:LjPff2tX0
>>360の続きということで

がちゃ
少女「お帰りなさい!」

女「あ、あぁ、ただいま…」

少女「夕ごはん、すぐ作りますか?あ、お風呂先に入りますか?」

女「いや今日は…仕事で疲れてな、すまないが先に寝る…夕食は軽いものならもう作れるだろう?」

少女「そ、そうですか、お疲れならしょうがないですよね…
   あ、でもお風呂には入った方がいいですよ、すぐに沸かしますから!」

女「あぁ、ありがとう…」

少女「その…お風呂は、一緒に入っていいですか…?」

女「…すまない、少し考え事をしたいんだ…」

少女「す、すいません、お仕事いそがしかったんですよね、馬鹿なこといってごめんなさい…
   お風呂沸かしてきますね!」

女「私は、どうすればいい…」


384 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/19(金) 23:47:51.75 ID:LjPff2tX0
少女「女さーん、もう朝ですよー」

女「うぅ…もう少し…」

少女「女さーん、お仕事に遅れますよー」

女「今日は、腹痛が痛いから休みだ…」

少女「なんですか、学校を休む子供みたいな言い訳は…」

女「とにかく、今日は休む…」

少女「明日、仕事先の人に怒られてもしりませんからね」


385 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 23:49:05.04 ID:RD7C2v+yO
姦りたいように姦ればいーじゃん\(^O^)/


386 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/19(金) 23:55:32.83 ID:LjPff2tX0
少女「そろそろお昼なのに、女さん起きないなぁ…
   やっぱり、昨日何かあったのかな…帰ってきてから調子悪そうだったし…」

ドンドンドン

少女「あれ、お客さんかな」

ドンドンドン

少女「女さん、お客さんですよ?女さーん!」

女「Zzz…」

少女「どうしよう…、出てもいいかな…」

ドンドンドン

少女「はいはーい、今あけますから待ってくださーい」

ガチャ

男「こんにっちはー」


387 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 00:00:47.16 ID:RC/qIIo/0
男「いやーやっぱり少女ちゃんはかわいーなぁ、おじさんの家にこない?」

少女「あはは…ありがとうございます、でも私は女さんに買われたので…」

男「お金なら出すよー、おじさんはこいつの上司だからねー」

少女「い、いえ、お金の問題じゃなくて…私は、その、女さんが好きだから…」

男「健気なところもまた可愛いなぁ」

少女「その、男さんは、孤児だった女さんを買ったんですよね…?」

男「あいつ、そんなことも話したのか
  うん、僕が孤児だったあいつを拾ったんだ、何か僕のことを言っていたかい?」

少女「その…悪人面で近寄りがたいって…」

男「恩人に言う言葉じゃないよねー、まぁ顔のことは自覚してるんだけど」


388 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 00:06:14.60 ID:RC/qIIo/0
女「お、男!ここで何をしている!?」

少女「あ、女さんおはようございます」

男「やっと起きたな、このねぼすけは
  連絡も無しに仕事を休むからな、育ての親としては心配で見舞いに来たんじゃないか」

女「そんなことは頼んでいない!早く帰れ!」

男「冷たいなぁ、君は、少女ちゃんも心配してたんだよね?」

少女「そ、そうですよ、折角お見舞いに来て下さったのに…ほらメロンをいただいたんですよ」

男「女も起きてきたし、みんなで食べようか!」

少女「私、切ってきますね!」


389 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 00:06:31.40 ID:x1ns39HPO
うはwwww


390 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 00:08:56.16 ID:ktuvjyPX0
こ、これは・・・!
俺の苦手な展開ktkr


391 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 00:12:04.05 ID:RC/qIIo/0
女「貴様、少女に何を吹き込んだ…」

男「別に何も吹き込んじゃいないさ、それより、彼女に過去の話をしたんだね」

女「聞かれたから話しただけだ、話して良いことと悪いことくらい分かる」

男「それならいいんだけどね、あ、メロン来たよ!」

少女「お待たせしました、男さんも女さんもどうぞ」

男「うん、ありがとう、少女ちゃんも遠慮しないで」

少女「はい、いただきます」

パクパク

少女「お、おいしい…メロンてすごいおいしいんですね…」

男「うん、これは甘くておいしいね、さすが僕の選別眼だ」


392 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 00:18:28.16 ID:RC/qIIo/0
男「いやぁ、随分と長居して悪かったね」

少女「いえ、わざわざお見舞いに来て下さってありがとうございます」

男「半分は生少女ちゃんを見たかったからなんだけどねー、メイド服似合ってるよ」

少女「あ、ありがとうございます」

男「それじゃあ、ちょっと女と仕事の話があるからお留守番よろしくね」

少女「はい、いってらっしゃってください」

女「いいか、すぐに帰ってくるからな、私が帰ってくるまで絶対にドアを開けるなよ」

少女「はい、気をつけていってきてください」


393 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 00:23:28.62 ID:RC/qIIo/0
男「君が留守のうちに少女ちゃんをさらったりなんてしないよ?」

女「ふん、万が一でも強盗に入られて商品に傷がついたらまずいだろう」

男「それもそうだね、さすが女だ」

女「それで、なんの話だ」

男「うん、少女ちゃんなんだけど、まだ正式に売り出していないのに早く売れって要望が多いんだ」

女「調教だって終わっていない、まだ売りにはだせないだろう」

男「今日の様子を見る限りじゃ、かなり出来た娘だと思うけどね
  なぜあんなに良い娘が孤児だったのか、分からないほどだよ」


394 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 00:23:40.94 ID:+gWbRE0BQ
いいか?絶対だめだぞ!
絶対絶対だめだからな!?
ぜっっったいダメだよ!?


395 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 00:28:28.86 ID:RC/qIIo/0
女「それでも…あいつはまだ処女だ、そちらの事については無知もいい所だぞ」

男「最近は、そんな初心な娘を好む方もいるようだぞ、場合によっては、そっちの方が値がつくくらいだ」

女「しかし…それでもだな…」

男「やはり、お前に商品を預けるのは早かったかな…」

女「そんなことはない!」

男「お前は冷静で機転もきく、だから売らずに残した、それを分かっているだろう」

女「くっ」

男「売りに出すのはもう少し待つ、それまでどう暮らすかは勝手だが、あまり入れ込みすぎないことだ」


396 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 00:31:47.95 ID:qpeYj2vWO
少女買いますね


397 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 00:32:49.11 ID:RC/qIIo/0
少女「あ、女さんお帰りなさい!」

女「…」

少女「夕ごはん、パスタですけど作っておきました」

女「…」

少女「女さん、まだ具合が悪いんですか…?」

女「おい、ちょっとベッドまでこい…」

少女「どうしたんですか…きゃっ」

ドサッ


398 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 00:34:09.20 ID:qpeYj2vWO
早くしろ。こっちはパンツ下げて待ってるんだ。


399 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 00:36:14.51 ID:RC/qIIo/0
少女「ど、どうしたんですかいきな…んっ…んん〜」

女「ん、んはぁ、キスは初めてか?」

少女「な、なんで…」

女「女同士だ恥ずかしがることはない、お前は私が好きなんだろう」

少女「そ、それはそうですけど…なんで…」

女「私はお前を買った、お前をどうしようと私の勝手だろう」

少女「でも、こんな…はむ、んん…」

女「ん…はむん…」

少女(舌が…んん…)


400 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 00:38:27.74 ID:qpeYj2vWO
ふぅ……早く寝ろよ


401 :>>400早すぎワロタ [sage] :2008/12/20(土) 00:40:12.66 ID:RC/qIIo/0
少女「はぁ、はぁ…うぅっ…」

女「最近は肉付きもよくなってきて、初めて風呂に入った時はあんなに痩せ細っていたのにな」

少女「うっ…女さん、痛いです…」

女「すぐに気持ち良くさせてやる…」

少女「うぅ…女さんやめてください…」

女「ん、下の方は少し濡れて来ているじゃないか…」

少女「そんなことないです…女さんどうしちゃったんですか…

女「どうもしないさ、私は初めからこんなことをするために君を買ったんだ」

少女「そんな…」


402 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 00:44:24.64 ID:RC/qIIo/0
少女「うっ…あぁ…あっ…」

女「感じ始めてきたか、気持ちよくなってきただろう?」

少女「女…さん…あぁ…うっ…」

女「快楽に身を任せてしまえ、そのほうが君のためだ」

少女「わ、私を…好きにしてください…」

女「そうだ、それでいいんだ…」

少女「女さんが、辛い時は…私はどんなことをされても…いいです…」

女「…なっ」

少女「だけど、だけど明日になったら…いつもの女さんに…戻ってください…」

女「君は…」

少女「私はどんな女さんでも大好きです…
   でもいつもの凛々しくて可憐で、優しい女さんが一番好きなんです…」


404 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 00:52:43.16 ID:qpeYj2vWO
な……まだ息子が…






続きマダー


406 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 01:08:31.88 ID:blXB8viU0
まだかよ


407 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 01:15:06.38 ID:RC/qIIo/0
少女「だから、どんな女さんでも受け入れますから…最後にはいつもの女さんに戻ってください…」

女「あ、あぁ……」

少女「女さん…?」

女「う、うぅ…ううぅ…すまない…」

ぎゅっ

少女「女さん、温かいです…ぎゅってされるのもいいですけど、するのもいいですね…」

女「ぅぅ…」

少女「今夜は、ずっとぎゅってしてますから…」

女「…」

少女「おやすみなさい…女さん…」


408 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 01:25:09.69 ID:RC/qIIo/0
数日後
男「あいつの家にはもう誰も居ないだって?」

部下「家具は残ってるんですが、衣類等は全部無く、生活感が感じられませんでした」

男「はぁ〜やられた…やっぱりあいつには早すぎたなぁ」

部下「今から追わせますか?」

男「それより先に、お客様に何ていえばいいかなぁ」

部下「一刻も早く捕まえましょう、それまで待っていただいては…」

男「あいつは頭が回る、そうそう簡単には捕まらないだろうよ」

部下「しかし…」

男「少女ちゃん、良くも悪くも人気がありすぎたからね
  ここで無様に逃げられました、なんていったら、信用ガタ落ち、もしかしたら吊るされちゃうかも…」

部下「そ、それでは…」

男「僕たちもとっとと逃げ出したい状況なんだよね」

部下「そ、それではいつでも出られる準備だけはしておきます!」

男「よろしくねー」


男「まったく、親不孝な娘だよね、元気でやっていけばいいんだけど…」


409 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 01:31:00.90 ID:RC/qIIo/0
数年後

男の子1「おかあさん、お腹すいたー」チンチン!

女の子1「お行儀わるいんだー、おねえちゃんに怒られるよ!」

女「もうそろそろ出来る頃だろうから静かに待っていろ、食事時のあいつは怖いぞ…
  あとお母さん言うな」

女の子2「おかさんは…おかあさんて呼ばれるの…きらい?」

女「いや、嫌いってわけではないんだがな…まだそんな歳ではないというか…」

男の子2「おかーさんもうすぐ30だろ!」

女「その数字を出すな、まだ25だ、次その数字をだしたら縊り殺すぞ」

少女「はいはーい、遅くなってごめんね」


410 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 01:38:26.55 ID:RC/qIIo/0
女「ふう、何とか話はつきそうだ…」

少女「どうしたんですか?最近お仕事多いみたいですが」

女「よく分からん物好きがいてな、こんな小さな孤児院に寄付してくれるんだと」

少女「すごい話じゃないですか!きっと向こうの方も子供がお好きなんですよ!」

女「そうだといいがな、とりあえずこれで当面の資金問題は何とかなりそうだ」

少女「ふふ、良かったですね」

女「子供達はどうした?」

少女「もうみんな寝てますよ」

女「…そうか、それじゃあ今日は久しぶりに2人で寝るとしようか」

少女「えぇ!み、みんな起きちゃいますよ!」

女「なんだ、みんなが起きるようなことをしようと思っていたのか?」

少女「そ、そんなこと…な、なくはないけど…」

女「ふっ相変わらずだな君は、こっちに来なさい」


411 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 01:45:14.07 ID:RC/qIIo/0
女の子2「おねえちゃん…きのうどこにいたの…?」

少女「え!?い、一緒に寝てたよ!?」

女の子2「よる…おトイレ行こうとしたら…おねえちゃんいなかった…」

女の子3「うん、いなかったよね、代わりに私が起こされちゃったもん」

少女「そ、そうだったかなぁ…あはは…」

女「…」

男の子2「おかーさん、くまできてるぞ!寝不足か?」

男の子3「なんとなくゲッソリしてますね、具合悪いのですか?」

女(この私が上に乗られるなどと…ましてやリードされるなどと…)

女の子1「お、おかあさん少し怖い…」


413 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 01:53:20.94 ID:RC/qIIo/0
少女「ふふっ」

女「どうした、ニコニコして」

少女「女さんと、こうして暮らしていけることが嬉しいなぁって」

女「よく面と向かってそんな恥ずかしい言葉を言えるものだな…」

少女「恥ずかしくなんてないですよ、嬉しいことですから」

女「君は昔からそうだったな」

少女「たまにですけどね、これは夢なんじゃないのかなって思うときがあるんです」

女「夢?」

少女「私はまだあの頃のマッチ売りのままで…マッチが売れずに路地裏にへたり込んでて…
   寒さをしのぐために、売り物のマッチに火を付けているんです」

女「…」

少女「ここは、そんなマッチの火が見せている夢なんじゃないかって思うんです」


414 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 01:59:25.76 ID:RC/qIIo/0
女「こっちへこい」

ぎゅうっ

少女「女さんはいつも温かいです」

女「そうだ、私は温かい、君も温かい、これはマッチの火なんてくらべものにならないような温かさだ」

少女「はい…」

女「私はここにいる、君を抱いてここにいるんだ、そんな悲しい想像はやめろ」

少女「はい、もうそんなことを考えるのはやめます…」

女「それでいい、君は、幸せになることだけを考えてればいいんだ」


少女「私は、女さんが大好きです」

女「あぁ、私も君が大好きだからな」


415 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 02:02:04.65 ID:RC/qIIo/0
とりあえず、これでおしまいです

なんとか終わらせようとがんばった結果、こんな形になってしまいました
SS書くのって妄想だけじゃダメなんだな…
スラスラかける人すげぇ

こんな素人が書いた文を読んでくれてありがとうございます


418 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 02:14:21.37 ID:IDoJdExD0
さっき来て一気読みした
乙!いいはなしだたよー


419 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 02:18:51.71 ID:oH8QZlI6O
AルートもBルートも面白かったよ!どっちも乙


420 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 02:31:50.30 ID:VyXESyQxO
ABともに乙 早くまとめる作業に入るんだ


421 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 02:56:12.50 ID:5sUfRaXFO
乙どした
レズエンドも悪うないどすなぁw


422 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 03:04:37.80 ID:x1ns39HPO
感動した 大胆かつ繊細に


423 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 03:24:28.11 ID:RVJHTEoJ0
やぁ。一応の完結をみせたようで


本当によかった






本当によかった


429 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 06:59:24.37 ID:vZ9X8u16O
>>408

男の裏話が見たいです

コイツも情が映って売らなかったんだろ



戻る 上へ