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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その18
659 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/15(日) 19:36:30.98 ID:eHN4AzEo
ダダダッ…ヒョイッ…タンッ

マジシャン「は…早えぇ!さっすが特遊……!」

魔道士「それに…戦士さんも…っ」

召喚士「追いつけているのは…盗賊さんだけか…」

タタタッ…

盗賊「……」

青年兵「……ん…っ!?」

盗賊「……まずい!……火が…またっ!」

マジシャン「うおぉ!?やっべぇぞ、走れぇ!!」

魔道士「ど、どうします…っ!?」

召喚士「……っ!」

タタタッ…キョロキョロ

召喚士「…あそこっ!洞窟の穴が…!!」

マジシャン「おいっ!あの穴に飛び込めっ!」

魔道士「は、はいっ!!」


660 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/15(日) 19:37:09.44 ID:eHN4AzEo
タタタッ……ババッ

青年兵「……ふーっ」

マジシャン「…全員…無事か…?」

盗賊「…こっちは…大丈夫」

魔道士「はい…っ」

召喚士「しかし…また分断してしまいましたね…」

マジシャン「ま、あっちは特遊に戦士だろ?問題ないさ」

青年兵「南方魔道長と南方参謀がいらっしゃれば、森も大丈夫でしょうし…」

マジシャン「他人の心配も大切だが、今は自分達の心配せにゃなぁ…」

召喚士「……ええ」

盗賊「……この先…抜けられそうだな」

魔道士「行くしか…なさそうですね…」

召喚士「…ええ。…行きましょう」

マジシャン「退くも地獄、進むも地獄か…。難儀なモンだねぇ…ハッハ」

盗賊を先頭に、五人の男女は洞窟内を奥へと進んでいく。


661 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/15(日) 19:37:38.09 ID:eHN4AzEo
〜南の森〜

騎兵「怯むな!進めーっ!!」

ガキイィィンッ…ザシュゥ

ラクシャーサ「駄目だっ、これ以上は…ええい、退却!!」

南方参謀「魔物が退くわよっ!追撃は少数で左右からあたって!」

騎兵「了解っ!!」

ドドッドドッドドッ

南方参謀「……あら、無事終わったの?」

南方魔道長「…ああ。こっちも粗方…終えたみてぇだな」

南方参謀「敵が退いていくわ。……こちらも陣をふもとまで移しましょ」

南方魔道長「…大丈夫なのか?見通し良すぎるきもするが…」

南方参謀「森で奇襲に遭うよりマシよ…。それに援軍はないわ」

南方魔道長「……?」

南方参謀「援軍があるなら、退却なんてしないもの」

南方魔道長「……なるほどな。確かにそうだわな」


662 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/15(日) 19:42:03.87 ID:eHN4AzEo
南方参謀「…さぁ、陣を移すわよっ。準備に取り掛かって!」

騎兵「はは!」

南方魔道長「……街の方は…大丈夫かねぇ?」

南方参謀「まぁ、副司令の事だから上手くやってくれてると思うけど…」

南方魔道長「……まぁな」

南方参謀「東の町に弓長と青龍先生…それに、召喚士のみんな…

南方魔道長「司令部には副司令と、南方軍か…」

南方参謀「…ええ」

南方魔道長「押し込まれる事はないと思うが…背後がやや、手薄だな」

南方参謀「あとは…本部からの援軍……」

南方魔道長「司令も軍師も出張ってんだろ?有り得るのか…?」

南方参謀「来て貰わなきゃ困るわよっ」

南方魔道長「ま、そりゃあそうだわな……」

南方参謀「…頼むわよ…みんな」

祈るようにつぶやき、南方参謀は馬を転換させ、ふもとへと向かった。


663 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/15(日) 19:42:46.78 ID:eHN4AzEo
〜南方司令部〜

南方兵「配備、完了致しました!」

南方副司令「ご苦労。我らも街の南と東へ防備に当たるぞ」

門兵「しかし、これだけ少数で…大丈夫なのでしょうか?」

南方副司令「ここまで押し込まれれば、どのみち終わりだ」

南方兵「……」

南方副司令「東の町で食いとめてくれる事を祈るさ。それに…本部からの援軍が来れば…」

タッタッタッタ

伝令「本部より報告っ!援軍は出せず、との事です!」

南方副司令「何だとぉ!?……くそっ!」

伝令「北に不穏な動きがあり、南方へ回せる戦力がないとの事っ!」

門兵「こ、これでは…万が一の事があった時……」

タタタッ

伝令「西方司令部よりご報告っ!南方北部までは援軍を進めるとの事です!」

南方副司令「……分かった!下がれ」


664 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/15(日) 19:43:13.85 ID:eHN4AzEo
門兵「北部までが限界か……」

南方副司令「ないよりマシだ。西方に背中を任せて、兵を展開するぞ!」

南方兵「了解です!!」

南方副司令「先遣隊はもう到着した頃だろう。後は…託すしかないな…」

〜東の町〜

南方弓長「いい?町人の避難が優先だからね!」

ボス「…分かってる!」

親衛隊長「事はエレガントにフィニッシュしなくてはいけませんからね」

番長「さぁ、町へは一歩も通さんでゴワスよぉ!」

チンピラ「それじゃあ偵察に行ってくる!」

ボス「くれぐれも気を付けてな」

ゴロツキ「おうっ、ボス達もな!魔力全快じゃねーんだろ?」

番長「なぁに、お嬢がいる限り心配無用でゴワス!」

白虎嬢「頑張ります〜」

南方弓長「さぁ…来るなら来なさい!魔物達…っ!」


665 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/15(日) 19:43:40.03 ID:eHN4AzEo
〜火焔山、洞窟〜

タッタッタ…

マジシャン「この道であってんのかぁ!?」

召喚士「分かりません!さっきとはまた、違う所のようで…」

青年兵「でも、上へ進むのは間違いないですよね…!」

マジシャン「確かにな…。ひたすら上を目指せばいいってことか」

タッタッタッタッタ…

盗賊「……出口だっ!!」

魔道士「頂上…っ?」

召喚士「気を付けてっ!魔物がいるかもしれません!」

マジシャン「だよな…。いない事を祈るばかりだぜ…」

青年兵「抜けますっ!!」

タッタッタッタッタ

魔道士「ここは…っ!?さっきと同じ……」

召喚士「…あ……れは……っ」


666 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/15(日) 19:44:07.18 ID:eHN4AzEo
〜火焔山、頂上〜

隊長「この城が…敵のアジトか」

女隊員「でっかい城ッスねぇ〜」

男隊員「どうする?真正面から行くか!?」

隊長「…いや、ここは他の奴らの到着を待とう」

戦士「……」

女隊員「…誰か…来るッスよ…?」

ザッザッザ

男隊員「なんだ…アイツ…!」

ザッザッザ

隊長「人間…!?いやしかし、敵か…っ!?」

ザッザッザッザッザ

戦士「な…ならねぇんだよ!あっちゃ…ならねぇんだよっ!!」

ザッザッザ……ザッ

騎都尉「……」


667 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/15(日) 20:17:00.49 ID:eHN4AzEo
男隊員「おいっ、何だコイツは!知ってんのか…!?」

戦士「……」

隊長「ま…さか、コイツが……!?」

騎都尉「……戦…士?」

戦士「…っ!?」

騎都尉「……戦士…お前か…?」

ザッザッザ

隊長「来るぞっ!!」

女隊員「く…っ!」

ジャキッ

戦士「待てっ!!」

男隊員「……?」

戦士「…いい。ここは俺が行く」

女隊員「で…でも…っ」

戦士「いいから!!」


668 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/15(日) 20:17:33.79 ID:eHN4AzEo
ザッザッザ

騎都尉「……」

戦士「ここは…タイマンでやらせてくれ」

男隊員「おい!あのなぁ……」

戦士「……これは…俺の戦いなんだ」

隊長「……」

戦士「自分で…ケリを…!ケリをつけてやる!」

隊長「……分かった」

女隊員「隊長っ!?」

隊長「但し…お前が死んだら、後は俺らがやる。……いいな?」

戦士「……ああ」

ネクロマンサー「…おやおや、何を盛り上がっているのか」

フワッ……スタッ

戦士「……てんめぇ…っ!」

ネクロマンサー「…クッククク!」


669 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/15(日) 20:18:06.53 ID:eHN4AzEo
隊長「魔物…。こいつが元凶か」

ネクロマンサー「私の大切な人形です。そう易々と……」

チャキッ

隊長「邪魔はさせねぇぞ」

男隊員「……」

女隊員「……」

ネクロマンサー「……ふん。まぁいいでしょう」

戦士「……」

ネクロマンサー「今度の人形は今までとは…一味違いますよぉ?」

騎都尉「……」

ネクロマンサー「死して間もない良質の素材でしたからねぇ……」

戦士「…貴……様」

ネクロマンサー「体をそのまま利用する事によって…これまでの人形以上のポテンシャルを…」

戦士「……っ!!」

ババッ


670 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/15(日) 20:18:52.50 ID:eHN4AzEo
隊長「……待て!」

戦士「…っ」

隊長「相手を間違えるな。お前の相手は…アイツだろ!」

騎都尉「……」

ネクロマンサー「最初の人形では失敗しましたが、今回は完全体…ッ!」

騎都尉「……戦士」

ネクロマンサー「やりさない。私の……人形ッ!」

騎都尉「……は」

戦士「…何が人形だ…っ。何が……私の人形だぁ!!」

ゴゴゴゴゴゴゴ…

女隊員「な、なんて…威圧…っ!?」

ネクロマンサー「……ほぉ。怒りで力を増すとは…面白いっ!」

戦士「……騎都尉のオッサン」

ブンッ……パシィッ!!

騎都尉「……?」


671 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/15(日) 20:19:34.52 ID:eHN4AzEo
ネクロマンサー「クッククク!自ら敵に武器を投げ与えるとは…!!」

男隊員「何やってんだ!?テメェはよぉ!!」

戦士「あれは元々…騎都尉のモンだ。返しただけよ」

騎都尉「……」

戦士「来いよ。俺が…終わらせてやる…っ!!」

騎都尉「……戦…士」

ギュッ…

隊長「戟と刀じゃ間合いが……」

戦士「分かってる!……さぁ、来やがれっ!!」

チャキッ

騎都尉「……おぉ」

戦士「……」

騎都尉「……おおぉぉぉぉ!!」

戦士「うりゃああぁぁっ!!」

ガキイイィィンッ!!


672 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/15(日) 20:20:28.82 ID:eHN4AzEo
〜火焔山、洞窟〜

マジシャン「城の前に誰かいんぞ…?」

ザッザッザッザッザ

紅孩児「……ハァー、アンタらもしつっこいねぇ」

召喚士「瓢箪…。返して貰おうか」

紅孩児「だからさぁ……」

マジシャン「…いい。口で言っても分からん奴には…力ずくだ」

紅孩児「力ずく…?ハハハッ、俺相手に…?」

マジシャン「悪い子にはお仕置きしなくちゃあな」

紅孩児「ハァ…?ナメてんの?」

召喚士「マジシャンさん!相手は強敵です…油断は……」

マジシャン「ハッハ!強敵たって第一関門の雑魚みてぇなモンだろ?余裕余裕!」

紅孩児「……言葉に気を付けろよ?人間…!」

ズズズズッ…

マジシャン「ハッハッハ!」


673 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/15(日) 20:21:11.02 ID:eHN4AzEo
紅孩児「死ねぇーっ!!」

召喚士「盗賊さん!援護を!!」

盗賊「分かってる!」

火炎槍を手にした紅孩児jは、マジシャンめがけ真っ直ぐ走り寄る。

紅孩児「はあぁ!!」

ビュオォッ!!

マジシャン「っとぉ!!」

ドドオオォォンッ!!…ドジュウウゥゥ!!

青年兵「氷の…壁っ!」

マジシャン「おほぉ、すんげぇ力…!」

紅孩児「……ぬ…ぅ!!」

頭上に巨大な氷の壁を発生させ、紅孩児の火炎槍による一撃を防ぐマジシャン。

多量の水蒸気が二人を包み、徐々に白煙が周囲へと広がる。

シュウウゥゥ……ボシュッ!!

紅孩児「なに…っ!?」


674 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/08/15(日) 20:53:22.13 ID:Cl4VIgDO
展開が熱すぎる


675 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/08/15(日) 21:41:31.92 ID:pAkmsoAO
紅孩児jと言うことは、最低10匹は…((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル


676 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/15(日) 23:24:06.33 ID:eHN4AzEo
盗賊「はあぁっ!!」

ガキイィィンッ!!

紅孩児「…こ…んの…ぉ」

マジシャン「それを…止めるかいっ!」

盗賊「……っ!!」

マジシャン「だが…っ!!」

紅孩児「!?」

青年兵「出でよっ!ワイバーン!!」

シュイィィン

魔道士「…撃ちますっ!!」

召喚士「これで…終わりだぁ!行けっ!コカ…」

ドズウゥゥンッ!!

大鬼「さ…せるかああぁぁっ!!」

マジシャン「何…ぃ!?背後からっ!!」

召喚士「魔道士さんっ!!」


677 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/15(日) 23:24:32.70 ID:eHN4AzEo
魔道士「……!!」

青年兵「ワイバーン!!」

ワイバーン「おうっ!!」

青年兵の命により、ワイバーンは魔道士と大鬼の間に割って入り、大鬼を迎撃する。

ドシュンッ!!…ゴオオォォッ!!

紅孩児「こ…ざかしいぃっ!!」

ビキビキビキッ……ゴッ!!

盗賊「!!」

紅孩児が右手の火炎槍で放つ渾身の一撃は、轟音をあげ地面を粉砕した。

ゴシャアアァァッ!!…ズドドドドド…

マジシャン「うおぉ…っ!!」

盗賊「…くぅ…っ」

崩れゆく足元。盗賊は懸命にマジシャンへと鎖を伸ばし放つ。

盗賊「うあ…っ!!」

だが、無情にも鎖は届かず、盗賊もまた崩れゆく地面の奥へと消えていった。


678 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/15(日) 23:25:24.97 ID:eHN4AzEo
召喚士「魔道士さんっ!!」

ダダッ

召喚士「くっそぉ!足場が…!!」

火炎槍の一撃で分断された足場は、召喚士と魔道士達の行く手を遮る。

青年兵「なんとか…間に合った!」

足場を崩した魔道士を間一髪拾い上げたワイバーン。その姿に青年兵が安堵する。

大鬼「ぐあぁ!!」

青年兵「ワイバーン!右だ!!」

ドシュウッ!!

大鬼「ぬがああぁぁ!!」

召喚士「青年兵くん!!」

青年兵「こちらは大丈夫です!それよりも奴を…っ!!」

青年兵は城内へと走る紅孩児を指差し、大声で叫ぶ。

青年兵「奴を追って下さい!すぐに行きます!!」

召喚士「…わ、分かった!」


679 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/15(日) 23:30:16.18 ID:eHN4AzEo
タッタッタッタッタ

召喚士「はっ…はっ…はぁ…」

タッタッタ…ザザッ

紅孩児「……?」

召喚士「……はぁ…はぁ」

紅孩児「……ククッ…ハハハッ!」

召喚士「…………」

紅孩児「…ナメられてもんだ。君一人かい、召喚士…っ!」

召喚士「…お生憎様、そうみたいだね」

紅孩児「それで?まさか一人で俺の相手をしようってのかい?」

召喚士「…いや、無理だ。勝てないよ」

紅孩児「…ヘェ、じゃあ諦めてかい?それとも…俺の下で働きたいとか?」

召喚士「…お前の下につくぐらいなら…瓢箪に吸われて死んだ方がマシさ」

紅孩児「ハハハハハッ!言ってくれるジャン」

召喚士「……」


680 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/08/15(日) 23:34:52.31 ID:eHN4AzEo
紅孩児「そんじゃあ、お望み通り…瓢箪の中で極上の酒になるといいさ!」

召喚士「……その前に」

紅孩児「……ん?」

召喚士「君の名を聞かせてくれないか?」

紅孩児「…ああ、いいよ。俺の名は『紅孩児』…。よく覚えておくんだね」

召喚士「紅孩児…」

紅孩児「じゃあ念仏の時間はいいかい?いや、君の国だとお祈りかな?」

召喚士「必要ないよ。やるならやってくれ」

紅孩児「潔いジャン…。気に入ったよ!」

キュポッ

紅孩児「…それじゃあね、召喚士クン!」

召喚士「……ああ」

ギュルギュルギュルッ!!……キュポッ

紅孩児「……アッハハハ!あっけない、あっけなさすぎる!……ハハハッ!!」

瓢箪の中に吸い込まれた召喚士。それを見た紅孩児はあっけなく訪れた幕切れに、声高らかと笑った…。


681 名前:GEPPERがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/08/15(日) 23:42:01.05 ID:eHN4AzEo
お盆…というか週末がなかなか忙しくてすみません…
週休三日…いや、四日ぐらい欲しいですね!
それではご支援ありがとうございました!また明日!ノシ

〜オマケ〜

大軍師と別れた戦士父は、サルを追いつつも次の村へと向かう為、森を彷徨っていた…。

戦士父「あんのコソドロやろー、どこ行きやがった……」

ガサッ…ザッザッザ

戦士父「……なんだか…妙な感じだな」

キョロキョロッ

戦士父「魔物…か…?」

ザッザッザ……ピクッ

戦士父「……こっちか!?」

タッタッタ…ガサッ

戦士父「!!…ひ、人が倒れて……!?」

タッタッタ…グイッ

戦士「おいっ!立てるか!?しっかりしろ…!」

眼鏡「…………」

〜つづく?〜


685 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/08/16(月) 00:51:02.58 ID:I5P439so
コウガイジの前で名前呼びまくってるが大丈夫なのだろうか


686 名前:GEPPERがお送りします [sage] 投稿日:2010/08/16(月) 01:04:02.11 ID:o8h89gSO

自分で名乗った名前じゃないとダメなんじゃね?



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