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少女「それは儚く消える雪のように」 2
731 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:33:55.76 ID:pjq4rUFZ0
絆は何とか立ち上がろうとして失敗し、
またもんどり打って地面に転がった。

泥水まみれになりながら、
彼は大恒王の脚部にしがみついて、
ずるずると体を引きずりながら上体を起こした。

そしてミサイルに銃をえぐり込んで叫ぶ。

「近づくな! 本当に撃つぞ!」

「射撃は待て。あいつは生け捕りにしたい」

絃が鉄のような声で言って、周囲を制止する。

そして彼は銃を構えながら、
絆に向けて近づいてきた。

「撃ちたいなら撃てよ絆……どうした? 
俺には引き金が引けるのに、
ミサイルに対しては引き金が引けないのか!」


732 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:35:47.20 ID:pjq4rUFZ0
じりじりと距離を詰めてくる絃を睨みながら、
絆は指先に力を込めようとして、
しかし体の感覚が完全に麻痺している
事実に気がついた。

腹を撃たれたのが最後だったらしい。

――死。

俺は死ぬのか。

このまま、こんなところで。

動悸を無理矢理に抑え、荒く息をつく。

そして彼は、コクピットに向けて怒鳴った。

「今だ雪! 逃げろ!」

「何……?」

一瞬絃が緊張する。


733 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:36:19.74 ID:pjq4rUFZ0
しかし、数秒間置いても何も起こらなかった。

「どうした、雪! 早く逃げろ!」

「……雪ちゃんは覚醒してるのか……
成る程、流石天使に一番近いバーリェだ。
まがいものとは格が違うな」

絃の表情が変わった。

彼は周囲に指示をすると、
絆に銃を向けながら一気に距離を詰めてきた。

「雪!」

必死に叫ぶ。

まさか、まだ体が動かないとでも言うのか。

こんなところで……。

こんなところで、自分も、雪達も、
みんな殺されてしまうのか。


734 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:36:50.71 ID:pjq4rUFZ0
死んで、しまうのか。

しかし、絆の予想はまた圧倒的に
裏切られてしまった。

ドシャ、と音がして、コクピットから
何か小さなものが落ちてきた。

それは地面を指で掻いて立ち上がると、
訳の分からない声を上げて、
絆の頭に銃を突きつけていた絃にぶつかった。

「雪……!」

それは雪だった。

見えない目をいっぱいに見開き、
彼女は地面にどうと倒れた絃に覆いかぶさるように、
その場に転がった。

「待て、撃つな!」

絃が怒鳴った瞬間だった。


735 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:37:32.70 ID:pjq4rUFZ0
彼の近くにいた新世界連合の一人が、
小銃の引き金を引いた。

連続した射撃音が響き渡り、
雪の小さな体が跳ねた。

そして彼女は、殴りつけられたかのように
その場で膝を折り、
力なく絆の方に倒れこんできた。

「…………」

唖然として、声が出ないまま雪を抱きとめる。

「お……おい……」

ゴボッ、と明らかに危ない量の血を吐いた雪を、
絆は慌てて揺さぶった。

「雪! おい雪! 何やってんだ、
何やってんだお前!」


736 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:38:12.44 ID:pjq4rUFZ0
「絆……」

雪は微笑んで、そしてかすれた声で続けた。

「……私、ちゃんと絆を助けられた……?」

「ま、待ってろ、
今血を止めてやる……血を……」

震える手で、ぐちゃぐちゃになった
雪の胸を押さえる。

「止まらねえ! ……止まらねえよ!」

後から後から血が流れだしていた。

「おい! 何見てる! 何見てんだ! 
助けてくれ! 俺のバーリェが
……雪が! 雪が死んじまう!」

新世界連合の人間達に、気づけば絆は哀願していた。

「誰か……誰か! 雪が! ……雪が!」


737 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:38:42.35 ID:pjq4rUFZ0
金属音がした。

周囲の新世界連合の人間達が、
無言で銃をコッキングして絆に向けていた。

「……大丈夫だよ……私は……大丈夫だから……」

雪は手をふらふらとさせて絆の頬につけ、
咳をしてから、それを前方に向けた。

「……ジャンクション」

雪がそう言った途端だった。

彼女の体が、もやのように淡い白色に光り始めた。

それにともなってブゥン、と音がして
大恒王の電源が入り、鈍重な機械兵器は、
雪がしているように手を持ち上げた。

「第一ロックを解除。第二ロックを解除。
遠隔操縦プログラム起動。
全てのシステムをニュートラルヘ……」


738 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:39:13.89 ID:pjq4rUFZ0
雪は呟くようにそう言うと、
段々と体温がなくなっていく
体を無理矢理に動かした。

新世界連合の人間達が、
一斉に銃の引き金を引いた。

瞬間、大恒王が立ち上がり
両手を広げて雪と絆を包み込んだ。

銃撃から自分達を守った
大恒王の肩と足の装甲が開き、
中のキューブ体が高速回転を始める。

「何をする気だ……? 
雪……お前、何してる……?」

呆然と呟いた絆に笑いかけて、雪は言った。

「……お別れだね」

「え……」


739 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:39:55.22 ID:pjq4rUFZ0
「今迄、一緒にいられて嬉しかった
……私は、あなたに会えて……
本当に良かった。
あなたに好きになってもらえて、
本当に良かった……」

「何言ってんだ……お別れ……? 
お別れって……どういう意味だ……?」

「ここで終わりにしよう? 
何もかも全て……終わりにしよう? 
もう充分頑張ったよ。
絆は偉いね……
みんなも、きっとあなたを褒めてくれる。
だから悲しくないよ……
つらくないよ。泣くことは……ないんだよ」

大粒の涙を流している絆の頬からそれを拭い、
雪は顔を上げた。


740 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:40:30.94 ID:pjq4rUFZ0
「絆あああ!」

手近な死星獣が戦劫王の姿に変化し、
乗り込んだ絃と二体のバーリェが、操縦桿を握る。

絃が怒鳴り、戦劫王の中で天使一号をかざした。

「お前は……やはり殺しておかなければならなかった! 
俺達の理想郷に、お前の存在は不要だ! 
俺とお前はもう分かり合うことはない!」

戦劫王の目の前に、金色の球体が浮かび上がる。

「全てを一旦ここでリセットする! 
我々が消えても、新世界はやがて訪れる。
お前達の力では何も変わらない、変えられない!」

「……変えてみせる……!」

雪がそう言って、か細い声を張り上げた。


741 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:41:09.37 ID:pjq4rUFZ0
「私達は変えてみせる、変わってみせる! 
だからあなたの言う新世界も、
理想郷も、私達には必要ない! 
私達は、ただ生きていたかっただけなのに! 
ただ好きな人と一緒に、生きていたかっただけなのに!」

絃が動きを止めた。

一瞬後、彼は激昂して操縦桿を握りこんだ。

「やかましいいい! 小娘がああああ!」

しかし、膨張している金色の球体を抱えたまま、
戦劫王はその場に停止した。

「何だ! 何故動かない!」

絃がガチャガチャと操縦桿を動かす。

しかし戦劫王は空中に浮遊したまま、
ピクリとも動かなかった。


742 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:41:46.34 ID:pjq4rUFZ0
二体のバーリェが、操縦桿を握りこんで
歯を強く噛んでいる。

その後ろ姿を見て、絃はハッとして、
小さく呟いた。

「……桜……?」

「どれだけバーリェを犠牲にしようと! 
どれだけ人間を殺そうと! 
新世界なんて訪れない……
そんなものはどこにもない! 
死んでしまった人はもう生き返らないし、
世界はそれでも回っていくんだから!」

雪が悲痛とも言える声で叫ぶ。

戦劫王の金色の球体が徐々に膨張していく。

大恒王を囲んでいた新世界連合の人間達が、
歪み始めたその空間に吸い込まれ始めた。

絶叫しながら消えていく人影を見ながら、
雪は絆に支えられながら声を張り上げた。


743 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:42:15.91 ID:pjq4rUFZ0
「天使一号と共に消えなさい!」

「ブルフェンヲ使用シマス」

AIの声が大恒王の中から響く。

接続もされていないのに。

雪は、大恒王を動かして立ち上がらせた。

そして両手を戦劫王に向ける。

大恒王も広げた両手を戦劫王に向けた。

悲鳴のような声を上げ、雪は膨張し続ける
金色の球体向けて、
真っ白なホワイトホールを放った。

周囲にリング状の衝撃波が広がり、
戦劫王を絃ごと巻き込んで、それは消えた。

一瞬後、戦劫王の姿がぐんにゃりと歪んだ。


744 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:42:51.06 ID:pjq4rUFZ0
異形のAADはしばらく歪む空間に
抵抗していたが、
やがて渦に巻き込まれて小さく
圧縮され潰れ始めた。

絆の目に、コクピット内で絃が、
諦めたように操縦桿から手を離すのが見えた。

一瞬後、絃ごと戦劫王が
ビー玉程の大きさに圧縮され、そして消える。

光が収まった。

パラパラと白い灰が降ってきていた。

まるで「雪」のように。

バーリェの少女は、絆の体にぐったりと
寄りかかると、手を伸ばして彼に触れた。

「ああ……」

小さな声で雪は呟いた。

「みんながいる……」


745 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:43:22.56 ID:pjq4rUFZ0
そして彼女は、ぐったりと脱力した。

絆は、だいぶ長い間雪を抱いていた。

灰が体に降り積もっても、尚雪を抱いていた。

空から幾万もの粒子が舞い落ちてくる。

もう動かない亡骸を抱いて、絆はその灰の中、
ただ呆然と空を見上げた。

帰る場所なんて、どこにもない。

戻る場所なんて、もうどこにもない。

ここから基地に帰還できるかどうかも分からない。

軽く自嘲気味に笑って、
ボロボロの体で彼女にそっと呟く。

「帰ろう……」

動かない彼女。

鼓動を止めた彼女に、絆は静かに言った。


746 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:43:58.67 ID:pjq4rUFZ0
「帰ったら……みんながいるんだ。
みんな、帰りを待っててくれるんだ。
だから……一緒に帰ろう。家に」

「…………」

「目を開けろ……一緒に帰るんだろう? 
一緒に帰れるんじゃ、なかったのか?」

その問いに答える声はなかった。

いくら待っても、帰ってくるのは
漠然とした沈黙だけだった。

この子が、何であろうと構わない。

たとえそれが、存在することが
許されないものであったとしても、
俺はそんなことを問題にはしない。

これからも、きっと気にはしないだろう。

それを、ただ伝えてやりたかっただけなのに。

もう、彼女は動かない。


747 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:44:37.20 ID:pjq4rUFZ0
亡骸をそっと地面に置いたところで、
体中の力が抜けた。

泥水の中にうつぶせに倒れこむ。

もう、体を動かすことが出来なかった。

……ごめんな。

お前達を、十分に愛してやることが
できなくて、ごめんな。

ただ、守りたかっただけなんだ。

ただ、お前達と一緒に暮らしたかっただけなんだ。

でも、それは。

何よりも難しいことで。

何よりもつらいことだったんだよ。

襲ってくるのは自責の念。

狂気の感情。


748 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:45:06.10 ID:pjq4rUFZ0
そこに飛び込むことも出来た。

出来たが、それは適わないことだった。

俺はここで死ぬ。

何もかもが終わったここで、
俺はもう役目を終えるんだ。

だからもう、苦しい思いはしなくていいんだよ。

もうお前達のように、
つらい思いをする子はいないんだ。

だから帰ろうよ。

一緒に、戻ろう。

……手を握られた気がした。

無理矢理に顔を上げたその先に、
みんなが笑っているのが見えた。

絆は、彼女達に手を引かれ――。


749 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:45:45.40 ID:pjq4rUFZ0


「絆特務官様、どうかされましたか?」

問いかけられ、絆は顔を上げた。

コクピットの中、彼は小さく笑って、
こちらを見ていた純に返した。

「いや……何でもない」

「まだ体調が万全ではないのでは? 
お休みになっていた方がいいですよ」

「そうです、マスター……
フォロントンから六ヶ月経ったといえ、
重症だったのです。
まだ戦闘は早いと思います」

純の隣に座っていた霧もこちらを見て口を開く。


750 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:46:15.82 ID:pjq4rUFZ0
絆は、しかしギプスがとれた腕で
頭を掻いて肩をすくめてみせた。

そして操縦桿を握って言う。

「テイクオフだ。集中しろ」

「はい……」

「了解しました!」

純と霧が返事をする。

背後の席で、渚が小さな声で言った。

「……本当に良いのですか? 
もう一度この機体に、
あなたが乗りたいと言ったと聞いたときは、
嘘かと思いました」

絆は黙って大恒王の操縦桿を握りこんだ。


751 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:46:47.71 ID:pjq4rUFZ0
フォロントンでの戦いから、
すでに半年が経過していた。

体の怪我は殆どが完治していた。

まだ若干指先に障害が残るものの、
今の医療技術には舌を巻かされるばかりだ。

――死星獣は、いなくならなかった。

フォロントンの拠点を撃滅したといえ、
新世界連合の残党も、
いなくなったわけではなかった。

世界中に散らばり、
今度はスラムの人間と結託して戦争を起こしている。

死星獣も変わらず出現はしていたが、
絃が天使一号を使ってやったような
極端な出現は、もうなかった。


752 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:47:23.37 ID:pjq4rUFZ0
空を飛ぶ大恒王が、雲を抜けて青空の真下に出る。

『絆特務官、お体の調子はどうですか?』

通信が入り、椿の顔が映し出された。

「ああ、問題はない。また一緒に戦えて嬉しいよ」

絆の声を聞いて、椿が安心したように息をつく。

フォロントンで絆を救ったのは、椿だった。

撃墜された瞬間に脱出ポッドを起動させて
外に出ていたのだ。

度重なる大恒王の攻撃は、
生き残ったバーリェ達のエネルギーで
耐えていたらしい。

倒れた絆達を見つけて、基地まで運んだ命の恩人だ。

『今回も勝ちますよ! 私達が揃えば負けはありません!』

大恒王の脇に、同型機の椿が乗っている
機体が浮かび上がる。


753 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:47:54.39 ID:pjq4rUFZ0
「ああ……そうだな」

小さく呟く。

一連の大恒王の戦果により、
元老院はその凍結を無理矢理に解いてしまった。

絆は脳検査などをされたものの、
勲章を授与されて不問の扱いだった。

「……ハッチを開けてくれ」

そう言った絆に、怪訝そうに渚が口を開いた。

「え……?」

「外の空気を吸いたいんだ」

「分かりました」

純がそう言い、高度を下げて、
空気を抜いてから大恒王のハッチを少し開く。

絆はそこで、服に取り付けられていた数々の
勲章を全てむしりとり、空中に投げ捨てた。


754 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:48:29.23 ID:pjq4rUFZ0
「あ……な、何をなさるんですか!」

慌てて立ち上がろうとした渚に、
絆はハッチをボタンで閉めてから言った。

「こんなものあっても、みんな帰ってこないからな」

「…………」

黙り込んだ渚に、
絆は軽く笑いかけてから操縦桿を握った。

生き残ってしまった。

また、死なずに俺は生き残ってしまった。

そしてきっと、これからもずっと。

生き残っていってしまうのだろう。


755 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:48:56.34 ID:pjq4rUFZ0
ならば。

ならば俺は。

戦ってやるさ。

死星獣と、新世界連合と、
そして、この世界を牛耳っている元老院と。

バーリェが俺達の害になるのなら、
一緒に生きて、いつか害にならない日まで暮らそう。

これからもずっと。

俺は、この子達と生きていこう。

そして、いつかきっと。

あの場所に行くんだ。

みんなが待っている、あの場所に。


756 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:49:27.42 ID:pjq4rUFZ0
「さぁ……戦闘だ!」

短く言って、操縦桿を握りこむ。

高速で動き出した大恒王の中、
絆は軽く目をつむった。

手を差し出したみんなの顔が、
そこにあった気がした。

「重力子指数増大、死星獣、来ます!」

渚の声がする。

絆は息を吸い、目を見開いて――。


757 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:50:02.37 ID:pjq4rUFZ0
少女「それは儚く消える雪のように」 結


758 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:52:17.59 ID:pjq4rUFZ0
お疲れ様でした。

今まで頂いた数々のご支援、心から感謝いたします。

そして沢山のご感想をくださったみなさんにも、
重ねて心から感謝の言葉を述べさせてください。

本当にありがとうございました。

これだけ長い期間書き続けることが出来ましたのも、
ひとえに皆様のおかげです。


759 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2012/04/27(金) 18:55:46.10 ID:xg2hjVPH0
乙ぅぅぅぅぅぅぅぅぅ


760 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:56:17.90 ID:pjq4rUFZ0
このお話はここでお仕舞いですが、
まだまだいろいろ書かせていただきたいと思っています。

ツイッターやここで、ご意見やご感想など
ございましたら、お気軽に頂けますと更に嬉しいです。

また、別スレでも違うお話を書かせていただいています。

少女「ずっと、愛してる」
1スレ目:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1327234326/
2スレ目:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1328684504/

こちらは魔法使い系のお話です。

お暇な方は気が向かれましたら、
足を運んでいただければ幸いです。


761 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/04/27(金) 18:57:42.15 ID:pjq4rUFZ0
それでは、失礼させて頂きます。

全ての皆様の健康と、健やかな毎日を願いまして。

ありがとうございました!!


767 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2012/04/27(金) 23:24:19.19 ID:AUMb/2Fgo
やっぱ初期メンは全滅しちゃったか…


最初から最後まで独自の世界観を楽しませて貰いました。
お疲れ様!


769 名前:NIPPERがお送りします [sage saga] 投稿日:2012/04/27(金) 23:30:24.37 ID:EOMlUHwDO
我等が知ることが出来るのはここまで。
でも、それでも彼等の世界は続くのでしょう。
彼等の未来に幸多からんこを…


772 名前:NIPPERがお送りします(長屋) [sage] 投稿日:2012/04/28(土) 15:04:10.71 ID:NdanK43co
本当に乙でした


773 名前:NIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage] 投稿日:2012/04/28(土) 17:45:40.44 ID:YhcHyLIAO
乙!
すごい面白かった。
殿堂入りさせようよこれ。


774 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2012/04/29(日) 10:26:51.70 ID:ZzrQW+JIO
久しぶりに、熱いロボットものを見た
某エ●ァとも並ぶレベル
なんとなんと魅力的な作品だろう
世界観、人物、メカ、どれをとってもセミプロだ

個人的には陽月王が最も好きなデザイン


775 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2012/04/29(日) 20:24:18.98 ID:E6qHp42Co
元老院戦は無かったか
全てを語って解決してしまうよりこの作品にあってるのかな
お疲れ様でした
雪が解けて春が来るように、彼らの生きる世界が変わっていくよう祈ってます


777 名前:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY [saga] 投稿日:2012/05/04(金) 13:38:40.26 ID:NNs5Kzip0
こんにちは。

ツイッターやなどでも沢山のご感想をいただきました。

本当にありがとうございました!

楽しんでいただけてとても嬉しいです。

一週間ほど経ちましたので、HTML化依頼を出させて頂きました。

このスレは近くHTML化していただくことになると思われます。


次回作としては、前書かせていただいていました

少女「ずっと、愛してる」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1328684504/

の方に移動させて頂きます。

合わせてお楽しみいただければ幸いです。


それでは、何かご意見やご感想がありましたら、
遠慮なさらずにコンタクトを頂けますと嬉しいです。

事後報告になってしまいましたが、これからも宜しくお願い致します。



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