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神「こんばんは。君、魔法使いになりたいの?」
- 1 :VIPがお送りします []
:2009/05/08(金) 20:26:30.35 ID:/0M/CSve0
神「こんばんは。君、魔法使いになりたいの?」
男「だ、誰だよあんた」
神「あ、いきなり現れてごめんね」
男「だから誰だよ」
神「神」
男「どうでもいいから帰れよ……」
神「だから神だって」
男「わかったから…帰れよ」
神「まぁ聞きなさいよ」
男「聞いたら帰ってくれんの?」
神「うん、君は魔法使いになりたいの?」
男「あぁ」
神「なんで?」
男「なんていうかもう、女とかどうでもよくなってきた」
神「なるほど、何かあったんだね」
- 2 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 20:28:08.10 ID:/0M/CSve0
男「つーか俺みたいな奴はモテないわけ」
神「俺みたいな奴って?」
男「キモオタで運動神経が悪くて何のとりえもないってこと」
神「なるほど」
男「だからお前神なら魔法使いにしてくれよ」
神「試験に受かったらいいよ」
男「なんだよ」
神「明日一日一瞬でもリア充になりたいって思わないこと」
男「軽すぎるな」
神「大丈夫かな、これにパスした人いないんだけどな」
男「まぁ、他のやつらとは意気込みが違うからな俺は」
神「そっかそっか、じゃぁ期限は12時から明日の深夜12時まできっちり24時間ね」
男「それが出来たら魔法が使えるんだな?」
神「うん、ディスプレイからいろんなキャラクターを出せるよ」
男「マジか?」
- 3 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 20:28:31.58 ID:rZPxHjCNO
携帯だと…
- 4 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 20:28:33.38 ID:llFvHJo4O
支援しますぞ
- 5 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 20:30:23.01 ID:q10hhjjyO
SHIEN
- 6 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 20:31:15.03 ID:5CGEu9//0
ふむふむ
- 7 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 20:31:59.99 ID:kva4O9ZKO
wktk
↑こ、これはワカチコなんだからね////
- 8 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/08(金) 20:32:26.56 ID:q5eRvQ3+O
つまり童貞になれと
- 9 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 20:32:40.25 ID:/0M/CSve0
神「うん、誰かパソコンに表示してごらん?」
男「あ、あぁ」カチカチ
神「えいっ」
女「わ、すごいっ!三次元ですぅ〜」
男「おいマジかよ」
神「ちなみに彼女に触れられるのは魔法使いだけだよ」
男「すげぇ」
神「とりあえずいろんなことが出来るけど魔法使いになったら教えてあげる」
男「絶対に魔法使いになってみせるぜ」
神「じゃぁ私はもう消えるね、明日の12時に結果を教えてあげるから」
男「わかった」
神「あ、そうそう明日は君にとってすっごいラッキーな日になるよ」
男「なんでだよ…って、消えやがったか…」
>>3 実はこれパソコンなんだ、本当に。
- 10 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 20:37:47.13 ID:/0M/CSve0
男「……寝るか」
男(ってか俺30歳じゃないのにいいのかな?)
男(あ、俺明後日15歳の誕生日じゃん)
男(そういうことか…ってかそろそろ日付変わるな)
パソコンの内蔵時計が午前0時をお知らせします。
男「今からスタートか」
男「……」
男「……」
男「そんなにすぐ何か起こるわけないわな」
男「とりあえず寝るか」
男「はぁ…今日も学校かよ…」
母「タカシー、遅れるわよ〜」
男「はいはい行ってきます」
- 11 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 20:44:32.66 ID:XQ8RMxraO
遅い
- 12 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 20:44:57.80 ID:/0M/CSve0
男「友達いないし学校行きたくないんだけどな…」
幼女「うぇ〜ん、うぇ〜ん、お兄ちゃ〜ん」
男「え?お、俺?」
幼女「お姉ちゃんがどっか行っちゃったよ〜」
男(あれ?こいつどっかで見たことある……奴だっ)
幼女「おねえちゃんおべんとうわすれてどっかいっちゃったよ〜」
男「じゃぁ俺と一緒にお姉ちゃんのところまで行こうな」
幼女「つてれってくれるの?」
男「あぁ」
幼女「うわぁ〜。お兄ちゃんありがとう〜」
男「まぁどうせ行き先同じだしな…ん?」
幼女「お手て」
男「あぁ、はいはい」ギュゥ
幼女「お兄ちゃんお姉ちゃんと同じ学校なの?」
男「うん、そうだよ」
- 13 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 20:47:48.27 ID:CpSCCxb2O
何やら恥ずかしい>>3がいると聞いて
- 14 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 20:48:04.09 ID:/0M/CSve0
幼女「お兄ちゃんもおべんと?」
男「うん」
幼女「お姉ちゃんと一緒に食べてるの?」
男「いや、俺は一人だけど」
幼女「一人でご飯食べるの?」
男「うん」
幼女「寂しくないの?」
男「慣れっこだからな」
幼女「なれっこ?」
男「もうずっと一人だから寂しくないんだよ」
幼女「ずっと一人?」
男「うん」
幼女「お友達いないの?」
男「(グサッ)そうだよ」
幼女「じゃぁわたしとお友達しよ」
- 15 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 20:52:37.26 ID:/0M/CSve0
男「えっ?」
幼女「お兄ちゃんとお友達」
男「あ…ありがとう」ウルッ
幼女「お兄ちゃん泣いてるの?」
男「ないてねぇよ」
幼女「ないたらいい子いい子したげる」
男「ありがとうな」
幼女「うん、お友達だもん」
男「そっか…やべっ、急がないと遅刻するぞ」
幼女「ちこく?」
男「よし、お兄ちゃんがおんぶしてあげよう」
幼女「わーい」
男「ちょっと走るわ」
幼女「わーいわーい」
男(やべぇ、急がないと遅刻する)ダダダダダダダッ
- 16 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 20:53:26.56 ID:MEXKOONC0
SSの幼女キモイ
- 17 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 20:57:14.45 ID:/0M/CSve0
男「ふぅ、どうやら間に合ったようだ」
人「何あれ、小さい子おんぶして登校してやんの
人「なにあいつきめぇ」
女「あ、幼女…」
幼女「お姉ちゃんっ!!」
女「どうしたの?」
幼女「おべんとー」
女「あ、忘れてた」
幼女「お兄ちゃんが教えてくれたの」
女「あ、男君ありがとう」
男「どうも」
幼女「それでね、お兄ちゃんとお友達になったの」
女「へぇ」
幼女「それからお兄ちゃんにおんぶしてもらったの」
女「男君って意外と優しいんだね」
- 18 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 21:01:44.39 ID:/0M/CSve0
男「いや、そうでもないけど」
先生「は〜い席について〜、おい、それは男と女の子どもか?」
人「ハハハハハハハッ」
女「いえ、私の妹です」
幼女「おべんとーきたの」
先生「お弁当を届けに来たのから、えらいな」ナデナデ
幼女「えへへ」
先生「じゃぁこれから自分で帰れるかな?」
幼女「ううん、お兄ちゃんにつれて来てもらったの」
先生「お家にお母さんは居る?」
幼女「ううん、いないよ」
先生「仕方ない、とりあえずお昼までは先生達と一緒に居ようね」
幼女「いやっ、お兄ちゃんとお友達だから一緒にご飯食べるのっ」
先生「男はだいぶ好かれてるみたいだな、仕方ないからお前がなんとかしろよ」
男「えっ?」
- 19 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 21:05:41.50 ID:/0M/CSve0
先生「昼休みに家へ帰らせるとしてそれまで面倒みてろよ」
男「いやそれは女の仕事じゃ…」
先生「男ちょっと」
男「なんでしょう」
先生「まぁここで株上げとけって」コソッ
男「…わかりました」
先生「はいはいというわけでみんな一時間目の準備しろよ」
人「は〜い」
女友「ねぇ、ほんとに女の妹なの?」
女「うん」
女友「へぇ、可愛いね」
女「そ、そうかな?」
女友「それにしても男君がこの子背負ってきた時は誘拐したのかと思ったわよ」
男「そんなことしねぇよ」
ごめんちょっとお風呂入ってくる。つまらんと思ったら落としてくれ。
- 20 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/08(金) 21:08:03.75 ID:PBrOiuU30
魔法使い乙
- 25 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 21:25:53.27 ID:/0M/CSve0
女友「冗談よ、冗談」
男「しかしこの子どうすんの?」
女「んー」
幼女「お兄ちゃんと一緒にご飯食べるー」
男「ありがとう」
ガラッ
先生「はい起立、礼、着席」
女「幼女は黙って男君の膝の上に座っててね」
男「おれかよ」
幼女「わかった」チョコン
男「まぁ、いいけど…静かにしててね」
幼女「うん」コクッ
先生「はい授業始めます…で、あるからして…で、あるからして」
--------------昼食時
- 26 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 21:29:29.12 ID:/0M/CSve0
幼女「お兄ちゃんもうご飯?」
男「そうだよ、やっとご飯だよ」
幼女「わーい」
男「はい、これどうぞ」
幼女「え、お兄ちゃんのは?」
男「俺おなかすいてないからいいわ」
幼女「おべんとくれるの?」
男「うん、おなかすいてないからな」
幼女「これおにいちゃんがつくったの?」
男「そうだよ」
幼女「わーい、おねえちゃ〜ん」
女「どうしたの?」
幼女「お兄ちゃんにおべんともらったー」
女「よかったね」
幼女「これお兄ちゃんが作ったんだって」
- 27 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 21:34:24.88 ID:/0M/CSve0
女友「え?マジで?男すげぇww」
幼女「でもお兄ちゃんおなかすいてないんだって」
女(意外といいとこあるんだ……)
女友「ちょっと男集合」
男「ん?」
女友「これあんたが作ったの?」
男「あんまり見せびらかすなよ」
女友「で、あんたおなかすいてないわけ?」
男「あぁ、別に空いてねぇけど」
女友「まぁとりあえずそこ座れって」
男「はいはい」
幼女「お兄ちゃん卵焼おいしいよ」
男「そうか、それは良かった」
女友「男って意外といいとこあるよね、それともただのロリコン?」
男「いや、ロリコンじゃないけど」
- 28 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 21:40:06.46 ID:/0M/CSve0
女友「とりま私のパンちょっとあげるって」
男「いや、別にいいって」
女「男君も食べないと午後持たないよ」
男「ホント大丈夫だから、どうせ本読んでるだけだし」
幼女「お兄ちゃんから揚げあげるー」
男「幼女ちゃんが食べていいんだよ」
幼女「ホント?」
男「あぁ」
幼女「ありがとう」
女「ホントに大丈夫?」
男「うん、大丈夫だから。もう行っていいかな?」
女友「あぁ、うん」
女「ホント、男君大丈夫なのかな…」
女友「あれあれ?気になるの?」
女「そ、そりゃ妹の世話をしてくれたわけだし…」
- 29 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 21:40:09.23 ID:OkHGtWTRO
俺?ロリコンだけど?
- 30 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 21:43:08.35 ID:FqK1BxL6O
奇遇だな、俺もだ
- 31 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 21:43:43.29 ID:TmAf5gJQ0
気が合うな、俺もだ
- 32 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 21:44:01.71 ID:+rPSnCed0
まさかお前も?
- 33 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 21:46:43.22 ID:/0M/CSve0
女友「そういえば前にもなんか男に助けてもらってなかった?」
女「そうそう、私が教室の花瓶倒したときだったよね」
女友「たぶんあんたのこと好きなんじゃないかな?」
女「え?」
女友「あいつシャイだからたぶん自分から言わないだろうけど」
女「そうなのかな?」
女友「あんたはどうなのよ、なんだかんだいってこのクラスで一番男と仲がいいのはあんただし」
女「そうかな?」
女友「ま、その気があるなら誘ってみなさいよ」
女「…ありがとう」
幼女「ご馳走様」
女「あ、このお弁当箱返さないとね」
女友「ちゃんと洗って返しなさいよ」
女「あ、うん」
幼女「お兄ちゃ〜ん、一緒に遊ぼ〜」
- 34 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 21:47:30.26 ID:BthtTamWO
(ショタコンは俺だけ・・・)
- 35 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/08(金) 21:50:24.62 ID:tetzapDV0
俺はただ子供が好きなだけだからお前たちとは違うな
- 36 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 21:51:16.45 ID:/0M/CSve0
男「え?あぁうん」
幼女「お兄ちゃん何読んでるの?」
男「児童学習心理学入門」
幼女「面白い?」
男「え、まぁまぁ」
幼女「お兄ちゃん絵本読んで」
男「ごめん、絵本持ってないんだ」
幼女「そっかぁ…」
男「じゃぁこのシャーペンを見ててごらん」
幼女「うん」
男「じーっと見ててね」プルプル
幼女「わー」
男「ね、曲がって見えるでしょ?」
幼女「すごいっ、お兄ちゃん魔法使いなの?」
男(魔法使い…やべぇすっかり忘れるところだった)
- 37 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 21:55:13.54 ID:vfmpSpcmO
なるほど。だから俺は名ばかり魔法使いなのか。
リア充なりたい(´・ω・`)
- 38 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 21:56:47.66 ID:/0M/CSve0
男「そうだよ、お兄ちゃんは魔法使いだよ」
幼女「もっとやってー」
男「よーしじゃぁ人差し指と中指をこういう風にクロスさせてみて」
幼女「したよ」
男「じゃぁ目をつむって」
幼女「つむったよ」
男「じゃぁ今シャーペンは何本あるかな」スリスリ
幼女「二本」
男「じゃぁ幼女ちゃんが目を開けた瞬間に一本消してあげよう、目を開けてみて」
幼女「パッ、あれ?一つしかない」
男「そうだよ、今一本だけ魔法でけしたんだよ」
幼女「わー、お兄ちゃんすごいね」
女「幼女、楽しそうだね」
女友「意外に家庭的だったりして」
女「そうかも…」
- 39 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 21:59:22.95 ID:kva4O9ZKO
少し仲のいい女友達がいる時点でもうね…
- 40 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 22:02:13.25 ID:/0M/CSve0
女友「あれ?意外とタイプなんじゃないの?」
女「そ、そんなことないよ」
男「うーん、暇だし折り紙しよっか」
幼女「うん」
男「はいどうぞ」
幼女「この折り紙線が入ってて真っ白だね」
男「これがノートっていうんだよ」
幼女「これでお勉強するの?」
男「そうだよ」
幼女「へぇ〜」
男「幼女ちゃんは何折れるの?」
幼女「つゆ〜」
男「鶴かな?」
幼女「うん」
男「へぇ〜、すごいね。じゃぁ鶴折ってくれる?」
- 41 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 22:07:33.51 ID:/0M/CSve0
幼女「うん」
男(そういえば幼女ちゃん昼休みに帰すんじゃなかったっけ)
幼女「つゆ出来たー」
男「すごいね幼女ちゃん」
幼女「うん」
キーンコーンカーンコーン
男「幼女ちゃん後少しだけ俺の膝の上で静かにしててね」
幼女「うん」
----------放課後
男「さ、幼女ちゃん帰ろ…あらら寝てるわ」
女「幼女寝ちゃった?」
男「そうみたい、俺おぶって帰るわ」
女「え、あ、うん」
男「でもそういうことしたら女に迷惑だよな」
女「そ、そんなことないよ」
- 42 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/08(金) 22:09:22.78 ID:l9saZsn2O
最初からフラグたってたのにリア充もくそもないじゃないか……
- 43 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 22:12:16.34 ID:OkHGtWTRO
間違いなく俺の方が魔法使いの資格あるわ
- 44 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 22:14:43.49 ID:/0M/CSve0
男「じゃぁそうするか」
女「うん」
女友「なんか家族みたいね」
女「そ、そんなことないってば」
男「しー、幼女ちゃんがおきるだろ?」
女「ごめん」
女友「なんかあんたらほほえましいわね」
女「さ、早く帰ろっか」
男「そうだな」
--------女宅
男「じゃぁ俺帰るわ」
女「あ、お茶でも飲んでいく?」
男「いいのか?」
女「まぁ男にはいろいろしてもらったからね」
男「そうか」
- 45 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/08(金) 22:16:07.43 ID:gyMM2pnR0
これは試練か俺に対する試練か
リア充いいなぁ・・・
- 46 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 22:17:19.87 ID:Ve5gtGoSO
あれ?これ不合格なんじゃね?
- 47 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 22:17:45.20 ID:0vK1c+FYO
これのどこがキモオタなんだよ
- 48 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 22:18:26.52 ID:TmAf5gJQ0
リア充じゃねえか!
- 49 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 22:18:30.58 ID:/0M/CSve0
女「ほら、だってあの時も」
男「あの時?」
女「花瓶のこと」
男「あぁ、あれか」
女「なんであの時罪を被ってくれたの?」
男「なんとなくかな?」
女「へぇ」
男「そのことは忘れろよ」
女「なんで?」
男「まぁいいから」
女「ねぇ、女友がいってたんだけどさ」
男「ん?」
女「私のこと好きなの?」
男「あぁ」
女「えっ」
- 50 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 22:20:20.52 ID:FqK1BxL6O
リア充死ね
男死ね
- 51 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 22:21:52.60 ID:/0M/CSve0
男「ん?何が?」
女「私のこと好きなんでしょ?」
神(ここでうんと言えばリア充とみなしますよ)
男「……」
神(どうします?)
男「……うん」
女「そ、そうなんだ…」
男「なんかごめん」
女「い、いいよ……ちょっと嬉しい」
男「そ、そうか」
神(時よとまれっ)
男「あれ?女どうしたの?何とまってんの?」
神「今時間を止めたんだ」
男「そうなのか」
神「ほんと、あんたの女運を最大まであげてみたんだけどこんなことになるとはね…」
- 52 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 22:25:18.99 ID:/0M/CSve0
神「本当の魔法使いなら最大にしても女性に話しかけられる程度なのよ」
男「そうなのか」
神「あんたは十分リア充よ、他の人にあやまりなさい」
男「……」
神「よくその程度で魔法使いになりたいなんていったわね」
男「……」
神「もっとあれな男性が世の中にはたくさんいるのよ?」
男「すみません」
神「もうこれ以上付き合う必要はないわね」
男「えっ」
神「ま、あんたは女運なくて十分やっていけるんじゃない?」
男「神様…それを気付かせるために」
神「もうあんたには失望した、じゃぁね」
ドロン
女「ねぇ…男君って彼女いるの?」
- 53 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 22:28:18.48 ID:/0M/CSve0
男「ううん、いないよ」
女「じゃ、じゃぁ…付き合ってくれる?」
神「はぁ…なんだよあの偽魔法使い志望は」
神「これ299件目だったんだ」
神「はぁ…早く見つけないと…」
神「300件目…行ってみるか…」
- 54 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 22:28:39.62 ID:CpSCCxb2O
期待したが鬱展開っぽいな
- 55 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 22:28:46.44 ID:wHFvH/LX0
SSにまで嫉妬むき出しのお前らって・・・
しえん
- 56 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 22:38:08.02 ID:/0M/CSve0
男「わっ、なんだよお前」
神「あんたを魔法使いにしてあげるから試験を受けなさい」
姉「男ー、一緒にケーキ食べよー」
神「……うわ…なにこれもうフラグ立ってる…」
男「あ、うん」
神「しかも無視か…もうだめだな」
男「あ、今日俺の誕生日だっけ」
神「はぁ、300使い切ったか…」
女神「使い切ったみたいですね」
神「300人のうち一人でも魔法使いを見つけられればなんて…無理だって」
女神「もう一度チャンスをあげましょうか?」
神「くれるのか?」
女神「その代わり一人だけですよ」
神「女性と付き合ったことがない男性……」
女神「もちろん一日だけ女運をすごくあげて検査してもらいますよ」
- 57 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 22:48:00.85 ID:/0M/CSve0
神「もう…いいや」
女神「え?」
神「300人探している間に考えたんだけどさ」
女神「はい」
神「別にもうお前とセックスしなくてもいいやって思ってな」
女神「悟りでも開いたのですか?」
神「いや、世の中の男性はみんなモテる要素ってあるんじゃないかな?」
女神「と、いうと?」
神「つまり多少のきっかけさえあればみんなフラグ立てられるんだよ」
女神「ふぅん」
神「だからさ、そういう奴らにきっかけを与える仕事をやろうかなって」
女神「なかなか素敵な仕事じゃない?」
神「あぁ、がんばるわ」
- 58 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 22:51:46.78 ID:r/ucTNBL0
どういうことだ
- 59 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 22:54:31.56 ID:RWNwfRxsO
このやだこの神
- 60 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 22:59:45.52 ID:/0M/CSve0
神「さてと、じゃぁ初仕事としてあいつをターゲットにするかな」
男「ってかもうそろそろ俺魔法使いジャン」
神「そうでもなさそうだぜ」
男「お前誰だよ」
神「神だな、お前をモテるようにしてやる」
男「え?」
神「まぁ、あんまり考えずに生活すればいいから」
男「なんかわからんけど」
神「ま、そういうことだから」
男「ふぅん」
---------翌日
男「ってかこもるだけなんだけど」
神「外出しろよ」
- 61 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 23:02:10.75 ID:F2tOrz710
いい展開
- 62 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 23:03:55.06 ID:DhW1GBrZO
なんかいい雰囲気だ
- 63 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 23:04:44.83 ID:DPsPmXuq0
きれいなシュートフォームをもっていた
- 64 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 23:08:00.77 ID:bXenob7SO
軽い気持ちで覗いたら
支援
- 65 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 23:12:49.67 ID:/0M/CSve0
男「めんどくせぇ」
神「いいから外出しろよ」
男「だからめんどくさい」
神「外でたら絶対モテるから」
男「別にそういうのいいから」
神「まぁいいからいけって」
男「お前うぜぇ、もう寝るわ」
神「ちょ、おま…」
神「はぁ、結局メチャモテタイム終わったじゃん」
女神「どうやら301人目で達成したようですね」
神「え?」
女神「約束したじゃないですか」
神「あぁ、そうだっけ」
女神「では、やりましょうか」
- 66 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 23:14:35.08 ID:zQIJuXuBO
篭ってるとかww
そりゃ魔法使いになるわwww
- 67 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/08(金) 23:14:56.36 ID:l9saZsn2O
パンツ脱いだ
- 68 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 23:17:27.26 ID:bXenob7SO
ちょっと待て、
最後の男は知らないうちに魔法使いになってるって事か!?
家は何処だ!
- 69 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 23:17:59.34 ID:7ysKcN1aO
俺イケメンだけど魔法使いなれると思う
- 70 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 23:20:29.25 ID:wHFvH/LX0
>>69
つ鏡
- 71 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 23:23:06.35 ID:/0M/CSve0
神「いや、もういいし」
女神「約束は約束ですからね」ガバッ
神「もういいんだって」
女神「そうはいきませんよ」ヌギヌギ
神「やめとけって、うん」
女神「早く脱いでください」
神「やめろって」
女神「でもここはもう立ってますよ」
神「ちょ、さわんなって」
女神「いいじゃないですか、300人の男性を幸せにした御褒美です」
神「そ、そうか」
女神「パクッ」
神「ちょっ」
女神「んっ…んちゅっ…んんっ…」
神「やめろって…」
- 72 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 23:28:46.25 ID:bXenob7SO
神ですらリア充になれたのにお前等ときたら…
- 73 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 23:31:36.85 ID:/0M/CSve0
女神「んちゅっ…んんっ…ンッ・・・」
神「あ、すまん」
女神「ん、いいよ」
神「よくかんがえたら俺のみた300人の男もこれやってるんだな」
女神「そうでしょうね」
神「あれだな…俺いいことしたのかもな」
女神「じゃぁ本番いきますね」
神「えっ」
女神「ヌプッ」
神「うっ」
女神「あっ…あんっ…うぅっ…あぁんっ…」
神「ちょっ…」
女神「うっ…イクっ…イクっ…うっ」
神「うっ…俺も…」
女神「あぁぁぁん」
- 74 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/08(金) 23:35:06.34 ID:l9saZsn2O
もうやだこの神々
- 75 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/08(金) 23:36:20.20 ID:7nM1YN8X0
神充wwwwwwwwwwww
- 76 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 23:37:56.80 ID:/0M/CSve0
神「はぁ、はぁ」
女神「これが300人の男を幸せにしてきた分のほんの少しです」
神「そ、そうか」
女神「だからまたいろいろしてあげますよ」
神「あ、ありがとう」
女神「どういたしまして」
神「あれ?俺ももしかして女運上がったのかな?」
女神「300人分ですね」
神「そうなのか」
女神「そうですよ」
神「じゃぁ300回ぐらいヤれるってことか」
女神「そういうことですね」
神「なかなか神って仕事も捨てたもんじゃないだな」
女神「そうですね」
--終わり
- 77 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/08(金) 23:40:37.31 ID:l9saZsn2O
乙
- 78 :VIPがお送りします [] :2009/05/08(金) 23:43:11.12 ID:gchl0o5j0
乙かれ〜
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