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スト2のリュウが娼館で働くようです
176 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 00:50:53.33 ID:EZzgrZDv0
夜―――

リリー「さー、今日も頑張って稼ぎますか」

ロック「店主の野郎、今日はどう虐めてやろう」

アニー「ヴィラちゃん、新入りちゃんは?」

ヴィラ「マダムと話してる」

アニー「そう。じゃあヴィラちゃん。今日はお疲れ様。お料理おいしかったわ」

ヴィラ「うん。おやすみ」

娼婦たち「「「おやすみ」」」


179 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 00:52:06.62 ID:EZzgrZDv0
女主人の部屋―――

女主人「さて、まあいまさら説明する事もないけど、あんたは受付の奥で待機してもらうよ」

リュウ「了解だ」

女主人「事前にやばそうな客を見定めておくれ。それと部屋で何かあったら電話で呼び出す」
     「娼婦たちにどこどこの部屋ににこういう客がいるからつまみ出せ。と言われたらその通りにするんだ」

リュウ「わかった」

女主人「けど、まだ宵の口だし、給料日前だから今日は静かなもんだと思うわ。なんだったら寝ててもいいよ」

リュウ「いや、平気だ」

女主人「あ、そうそう。騒いだ客を間違っても殺さないように。後々面倒な事になるからね」

リュウ「心得た」


181 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/07/25(日) 00:52:37.07 ID:Ecrlx8db0
キャプテンサワダ…、


182 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 00:53:02.36 ID:EZzgrZDv0
娼館のネオン看板が輝きだす。
玄関ホールに娼婦たちがきらびやかで扇情的な姿で並んでいる

女主人「さあ、女ども。今日も男のタマ握って、金を落とさせな。相手を昇天させれば堕ちてくる見返りもデカイよ」

娼婦たち「「「はい、マダム」」」

ガチャ

客「リリーをお願いしたいんだが」

女主人「リリー! お客だよ」

リリー「はーい。あら、また来てくれたの? 嬉しいなぁ!」

ガチャ

店主「あのぅ、うほぅ、女王さ、ろ、ロックさまをお願いしましゅぅぅ」
ヴィーンヴィーン

女主人「ロック、お着きだよ」

ロック「あいよ。来たか豚。先に部屋に行ってろ。タバコ吸ってくるから」

店主「はいぃぃ、よろこんでぇぇぇぇ! あひゃう」


183 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 00:54:06.06 ID:EZzgrZDv0
ガチャ

老人「すまないが、アニーさんはいるかね?」

女主人「いますよ。ミスター。アニー、案内して差し上げて」

アニー「はい、マダム。さあ、ミスター手を取って。段差があるから気をつけてください」

老人「ああ、ありがとう。アニーさんはいつ見ても美しいねぇ」

アニー「ありがとう、ミスター」

次々と客はやってくる。


185 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 00:55:00.68 ID:EZzgrZDv0
リュウ「繁盛してるんだな」

女主人「当たり前さ。うちはこの界隈じゃあ優良店なんだ」

客「マダム、リリーはいるかい?」

女主人「ごめんよ、リリーはもう上さ。待つ? それとも別の娘を紹介しようか?」

客「なんだよ、くそ。一足遅かったか。どうしようかねぇ」

女主人「あの娘なんてどう? オッパイはリリーより小さいけど、テクニックなら保障するよ」

客「ほうほう」

女主人「舌が長くてね。絡みつくよ」
女主人の目配せに、娼婦がいやらしく舌なめずりする。

客「やってみようかな」

女主人「毎度あり。ほら、行って」


187 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 00:56:07.83 ID:EZzgrZDv0
リュウ「商売も上手いようだ」

女主人「娼館なんて、しょせん夢物語さ。客たちは一夜の愛を買いに来る。代用可能な、気軽で便利な愛」
     「なければ代わりを紹介してやるまでさ」

リュウ「……」

女主人「もちろん、あの娘たちもそれを分かってる」
    「ベッドの中でいくら愛してるといわせるのが仕事。しかし言われても、あの娘たちはなびかない」
    「だから、あんたが気に入られるのさ。女に手を出さず、黙って守る」

リュウ「俺は金を稼ぐ為にやっている」

女主人「そういう男ほど落としたくなるのが女よ。あんた、結構女泣かせてきてるんじゃない?」


190 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 00:57:10.52 ID:EZzgrZDv0
リュウ「……」

女主人「あ、鈍感だから分からないか。ダサッ!」

リュウ「客が来たぞ」

女主人「ん? あー、あれは私の客じゃない。あんたの客だ」

ゴロツキ「おい、女を寄越せ!」

女主人「女ねぇ。どんな女?」

ゴロツキ「胸がでかくて尻がでかくて大人しい女だ!」

女主人「ちょっと待ってね。あーあの子は胸をお尻も小さいし、あの子はお尻は大きいけど胸がちょっとね」
    「ああの娘は胸もお尻も大きいけど、やんちゃだから駄目ね」


191 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 00:57:27.09 ID:b1lkJWh+0
ダメだ…どうしても女主人をイメージしようとすると銀魂のあのババアが浮かんでくる


193 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 00:57:44.58 ID:EZzgrZDv0
ゴロツキ「まて、胸も尻もでかいんならあいつで良い」

女主人「大人しいのが良いんでしょう? あの子と寝ると、あんたの尻に尻尾が生えるよ。ふふふ」

ゴロツキ「てめぇ! なめてんのか!」

女主人「リュウ」

リュウ「…お引き取りください」

ゴロツキ「うるせぇ! 俺は客だぞ!」

リュウ「騒ぎを起こされては困ります。お引取りください」

ゴロツキ「うるせぇ! どけっ!」

ボカッ

リュウ「お引き取りください」


194 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/07/25(日) 00:57:44.73 ID:n38cZLmiO
支援
猿避けは他のスレ書き込みでも良かったような


196 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 00:58:27.44 ID:EZzgrZDv0
ゴロツキ「この!」

ドカッ!

ゴロツキ「きいてねえのか…」

リュウ「これが最後です。お引取りください」

女主人「…」

ゴロツキ「…けっ! 二度と来るか!」

ガチャ、バタン!

女主人「あんた大丈夫!?」

リュウ「問題ない」


198 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/07/25(日) 00:59:03.67 ID:zYzomRaz0
渋い


199 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 00:59:30.31 ID:EZzgrZDv0
女主人「思いっきり殴ってたわよね、あいつ」

リュウ「そうだな」

女主人「なんか冷やすもの持ってこさせるわ」

リュウ「必要ない。本当になんともないんだ」

女主人「ちょっと見せなさい」

リュウ「……」

女主人「少し赤くなってる」

リュウ「その程度ならすぐに消える。問題を処理した。ちゃんと給料に入れておいてくれ」


201 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/07/25(日) 01:00:34.82 ID:AAs9/SJG0
かっこいいなぁおい!


202 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 01:00:40.33 ID:EZzgrZDv0
女主人「でも、なんで? あんたならパンチ一発だろうに」

リュウ「殴ればまた元用心棒みたいな事になるかもしれない。自分で帰らせるのが一番良い」

女主人「だからって」

リュウ「用心棒は初めてじゃない。倒すだけが用心棒の仕事じゃないんだ」
    「それにしても、あんたこそなんで用心棒の身体を心配する?」

女主人「は? 当たり前でしょう。初日で使い物にならなくなられちゃあ困るのよ!」

リュウ「そうか。しかし、あの程度なら大丈夫だ。もう心配しなくて良い」

女主人「そうするわ」
     (言われてみれば、なんで心配してるんだろうね。あたし…)


203 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 01:01:18.71 ID:qCtNEOHA0
まあ電気ショックとか火球とかよく解らん衝撃波食らっても体力ある限りは耐えられるからなリュウは


205 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 01:01:38.26 ID:EZzgrZDv0
深夜―――

リリー「ありがとう! また来てねー!」
ガチャ

リリー「ねえ、マダム。リュウは?」

女主人「暇すぎて奥で寝てるよ」

リリー「寝顔を拝見…」

女主人「リリー」

リリー「はぁい、分かってますよ」
タッタッタ←部屋に戻るリリー

ロック「延長しまくりやがって、この豚! どんだけ好き物なんだよ!」

店主「ああすいません。許してください。けどもっと罵ってぇ!」

ロック「うわっ、キモッ。死ねばいいのに」

店主「最高でしゅうう!」

ロック「さっさと帰って、店の準備でもしてろ、クソ犬!」

ガチャ、バタン


206 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/07/25(日) 01:01:48.23 ID:d4flQoV4O
立った!立った!フラグが立った!


209 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/07/25(日) 01:03:02.43 ID:j1EvRZ/2O
殴られて何とも無いとかw
さすがリュウw


210 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 01:03:26.88 ID:EZzgrZDv0
ロック「リュウは?」

女主人「奥で寝てるよ」

ロック「どれ、間抜けな寝顔を拝んでやるか」

女主人「ロック、さっさと戻って部屋を片してくるんだよ」

ロック「えー! 豚の相手でもう俺へとへとだよぉ」

女主人「なら疲れきっちまう前にもう一仕事しなきゃね」

ロック「強欲ババァ! 守銭奴! 俺は奴隷じゃないぞ!」

女主人「うるさい、アバズレ。無駄口叩けるなら、さっさと部屋もどれ! もう、フフフ」

ロック「あはは、分かったよ。マダムにゃかなわねえな」


211 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 01:04:39.23 ID:EZzgrZDv0
アニー「今日はお疲れ様。また来てくださいね」

ガチャ、バタン

アニー「マダム」

女主人「リュウなら奥で寝てるよ」

アニー「クスッ、皆彼に夢中なのね」

女主人「あんたもだろ」

アニー「そうね、新入りちゃん可愛いから」

女主人「あたしからしてみれば、結構な事だよ。皆張り切って仕事してる」
     「だから正直にいうと、前のやつを雇ったことを謝りたいんだけどね」

アニー「あら、ラブ。弱気なこというのね」


213 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 01:05:24.52 ID:EZzgrZDv0
女主人「なんだかんだであたしも女よ。細腕一本じゃ支えきれなくなる時だってあるわ」

アニー「……ごめんなさいね。あなた一人にまかせちゃって」

女主人「良いんだよ。自分で買って出た事だもの」

アニー「ラブ…大丈夫?」

女主人「アニー、あたしは大丈夫だよ。さあ、部屋に戻って、客はまだ来るよ」

アニー「わかったわ、マダム」

リュウ「……」

女主人「起きてんでしょ」


214 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/07/25(日) 01:05:40.34 ID:WXA/Q8xb0
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1050066.jpg


216 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 01:06:45.92 ID:EZzgrZDv0
リュウ「気づいてたのか」

女主人「元娼婦よ。男の狸寝入りに気づかないわけないでしょう」

リュウ「すまない。盗み聞くつもりはなかった」

女主人「私も聞かせるつもりはなかったわよ」

リュウ「……」

女主人「……用心棒のあんたには関係ないことよ」

リュウ「ああ、そうだな」

女主人「あんたはあんたの仕事をして頂戴」

リュウ「わかってる」
ガチャ、バタン
女主人「いらっしゃい、どんな子をお探し?」


219 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/07/25(日) 01:08:45.76 ID:We/qg4rZ0
あの巨体で重力無視して水平に突進してくるんだからすごいな本田


220 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 01:08:50.86 ID:EZzgrZDv0
早朝、店じまい―――

アニー「じゃあマダム。お疲れ様」

ロック「あーつっかっれったっなっと。マダム、おやすみ」

リリー「マダム。リュウは?」

女主人「地下だよ。もう仕事がなさそうだから休ませた」

リリー「ねえ、仕事終わったんだから、行ってもいいでしょう?」

女主人「好きにしな。望み薄だろうけどね」

リリー「わぁーい。いってきまーす!」


221 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/07/25(日) 01:10:33.27 ID:0MfnisS60
俺の股間がEX昇竜拳


222 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 01:10:34.96 ID:EZzgrZDv0
地下―――

リュウ「358…359…360…」

ガチャ
リリー「おじゃましまーす」

リュウ「361…362…」

リリー(ワオ! 片手で腕立てしてる)
    「リュウ! リリーが来ましたよー」

リュウ「なんのようだ?…365」

リリー「リュウの顔を見に来た」

リュウ「じゃあなんでコンドームを持ってるんだ。…367」


223 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 01:11:43.53 ID:EZzgrZDv0
リリー「ばれたか…休まないの?」

リュウ「これが終わったら、休む。…370」

リリー「なるほど。ちなみにあと何回やるの?」

リュウ「500回だ」

リリー「もうすぐヴィラが起きてくるよ。寝る暇あるの?」

リュウ「睡眠ならさっきとった。三時間も寝れば十分だ」

リリー「タフねぇ。これは期待できそうだわ」

リュウ「用は済んだか? ならさっさと行ってくれ。集中したい」


224 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 01:12:01.70 ID:b1lkJWh+0
>>214
ttp://up3.viploader.net/pic/src/viploader1198363.jpg


225 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 01:12:19.91 ID:EZzgrZDv0
リリー「うー、わかった。邪魔しないからもう少しここにいてもいいでしょう?」

リュウ「なんでだ?」

リリー「仕事のを疲れを好きな人を見ることで癒しちゃ駄目?」

リュウ「……好きにしろ」

リリー「ふふーん」

リリー、ベッドに腰掛ける。

リュウ「401…402…403…」

リリー「ねえ、リュウは世界中を旅して回ってるの?」

リュウ「邪魔しないんじゃなかったのか?」


228 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 01:13:01.10 ID:EZzgrZDv0
リリー「ブーブーブー!」

リュウ「405・・・406…407…」

リリー「…」

リュウ「……430…431…432」

リリー「あー退屈!」

リュウ「なら戻ればいいだろう」

リリー「あーリュウといると自信なくしちゃうなぁ。あたしって魅力ないのかな?」

リュウ「さあな。たがリリーの客は皆良い顔をしていたぞ。満足していたようだ」

リリー「本当?」


232 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 01:14:04.88 ID:EZzgrZDv0
リュウ「お前を指名して待ちぼうけを食っていた客もいた。まあ、マダムが他の娘をあてがっていたが」

リリー「あはは」

リュウ「たが、俺のことは諦めろ」

リリー「ちぇっ。喜んで損した」

リュウ「だがお前は必要とされている。俺とは違う」

リリー「えー! あたしはリュウが必要だよ。抱いて欲しいもん!」

リュウ「なぜそこまで俺にこだわる?」

リリー「なんでって、好きだからだよ?」

リュウ「……」

リリー「きたねー、その目。冗談よ。わかってるって」
    「なんでかなぁ? 今まで会った事無いタイプだったからかな?」


235 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 01:14:56.04 ID:EZzgrZDv0
リリー「あたしさ。兄弟がいるのね。あたしが長女で、他は皆男の子。私含めて五人兄弟なんだ」
    「まあ貧乏よね、そんな家。しかも両親は借金だけ残して消えちゃうしさ」

リュウ「441…442…443」

リリー「ちょっと人が話してるときくらいシュギョウはやめたら?」

リュウ「ちゃんと聞いてる」

リリー「なら良いけど。ま、後は想像つくでしょう。兄弟養うために身体売って生活してたんだ」
   「道端に立って、精一杯にお洒落な格好して、男が声をかけてくれるのを待つ」
   「何度も怖い目にあった。けど馬鹿だからその方法いがい思いつかなかったんだ」
   「そんな事してたら、ある日マダムが声をかけてくれたの」
   「あたしの店で働きなって。借金も代わりに払ってくれた」

リュウ「そうなのか」

リリー「まあ給料に関してはシビアだけどねぇ。けど感謝してるんだ。おかげで弟たちはちゃんと学校通えてるし」
   「あたしも勉強教えてもらえたし。馬鹿だとお客がつかないとか言われてね」


240 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 01:17:16.18 ID:EZzgrZDv0
リリー「えーと何の話してたんだっけ? あ、そうかリュウが好きな理由か」
    「ま、あたしを見る男の目は皆オッパイなわけ」
    「おかげでご飯食べれてるから文句言う筋合い無いんだけど」
    「でも、リュウはさ。違ったんだよね。そういう男たちとは違う雰囲気があった。そりゃときめくじゃん?」

リュウ「さあな」

リリー「そのそっけなさも好き。私のオッパイじゃなくて、中身を見てるからそっけないんだよね」

リュウ「500っと。話は終わったか?」

リリー「うん。終わった。で、どう? かわいそうなリリーちゃんの半生を聞いて思わず抱きしめたくは…」

リュウ「ならないな。だが、見直した」

リリー「本当?」

リュウ「ああ、苦労したんだな」
ポン←リリーの頭に手を置く
リリー「あっ…」


242 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/07/25(日) 01:18:34.45 ID:zYzomRaz0
あたし男だけど濡れたわ


243 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 01:18:39.65 ID:EZzgrZDv0
リュウ「ふう、じゃあシャワーを浴びるから…」

リリー「いいい、一緒に入る!」

リュウ「何言ってるんだ?」

リリー「やばい! これはやばい!」

リュウ「おい、落ち着け」

リリー「リュウゥ!」

コンコン

ヴィラ「リュウ、おはよう。仕事の時間…」

リュウ「もうそんな時間か。待ってくれ。シャワーを浴びたらすぐに行く」

ヴィラ(汗だくのリュウ。興奮したりリー。シャワー…)
    「あのっ…私も少し早く来すぎて、だから…時間なら、まだ…」


245 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 01:19:12.89 ID:EZzgrZDv0
リュウ「? いや、すぐに行く。ここで待っててくれ」

ヴィラ「え、でも」

リュウ「すぐに済む」
ガチャ、バタン、キュッキュ、サー

ヴィラ「……」

リリー「くそぅ、逃げられた」

ヴィラ「……したの?」

リリー「まさか。ガード固いよ、リュウは」

ヴィラ「そう……良かった」

リリー「ん?」

ヴィラ「リリーも早く寝ないと、起きれなくなるよ」


246 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 01:19:50.46 ID:EZzgrZDv0
リリー「うーん、そうね。そうする。仕方ない。リュウの臭いが染み込んだパンツを持って帰るか」

ヴィラ「ちょっと…それは……」

リリー「よいしょっと、じゃあね。ヴィラ、おやすみ」

ヴィラ「おやすみ、リリー(本当に持って行った)」

サー

ヴィラ「……」
   (お客を待ってる間ってこんな感じなのかな?)


248 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 01:20:43.49 ID:EZzgrZDv0
キュッキュッ

ヴィラ(終わった)

リュウ「ふー」

ヴィラ(! パンツ一丁! 凄い体…)

リュウ「すまない。着替えがヴィラの尻の下に…」

ヴィラ「あ、う、うん、ごめん! はいこれ」

リュウ「よいしょっと…よし、行くか」

ヴィラ「う、うん」



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