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女「私を妹にしてください!!」
- 1 :VIPがお送りします []
:2009/04/02(木) 00:36:51.95 ID:aVYPhkPJ0
女「(きょろきょろ・・・・・・」
女は何かを探しているようだ。
男「……なにか探しものかい?」
女「!!」
女(ジーッ・・・・・・)
男「どうしたの?べつに怪しくなんかないけど・・・・・・ただ手伝おうかなーって」
女(ジ〜〜〜〜〜〜・・・・・・)
男(なんなんだこいつ……)
女(ニパッ!)
男「な、なにか俺の顔にでもついてるのかい??」
女「見つけました!!」
男「はい??」
女「ついに見つけました!」
男「え・・・と・・・探し物?」
女「はい!」
男「じゃ、俺は急いでいるからお先に失r…(ガシッ」
女「見つけました!」
- 2 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 00:38:06.86 ID:aVYPhkPJ0
男「・・・え?」
ぐいぐい・・・・
男「えーと・・・どういうことかな・・・」
女「だから、見つけました!」
男「あえて聞くけど、なにを見つけたのかな・・・」
女「あなたをです!!」
男(あちゃぁ・・・・・・)
女「私をあなたの妹にしてください!!」
男「うわぁ・・・・・・」
- 3 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 00:39:14.62 ID:wT0kg2bS0
続けたまえ
- 4 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 00:39:18.42 ID:dAbKYnHm0
期待
- 5 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 00:40:43.96 ID:WA9nDRZMO
葵
- 6 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 00:40:52.48 ID:aVYPhkPJ0
俺初めてだからあんま気にすんなよ。まったりでいくぜ
男「だが断る」
女「!!」
男「じゃ、俺いそいでるから」
女「絶対に逃がさない。あきらめません!」
男(きこえないきこえない・・・)
- 7 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 00:41:17.22 ID:kZM3QW1l0
ねーよ
- 8 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 00:45:00.59 ID:aVYPhkPJ0
三日後
女「見つけました!!」
男「だきついてくんな!!」
女「捕獲完了です!!」
男「いた・・・あれ?君は・・・?」
女「はい!あなたの妹です!」
男「嘘だろ・・・・」
女「いつでも戸籍を帰る準備はできてます!」
男「いやいやいやいやそんな簡単に戸籍とか変えれないから」
女「むぅ〜・・・」
- 9 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 00:47:09.94 ID:pn3fx+4KO
だが断るの使い方が間違ってる時点で出直してこい
- 10 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 00:49:31.45 ID:aVYPhkPJ0
女「じゃ、じゃあこれをお願いします!」
男「アンケート?」
女「そうです!!」
男「君って・・・もしかしてなんかの勧誘?」
女「違います!」
女「あなたによる私のためのアンケートです!」
男「あぁそうかい」
女「というわけでコレをお願いします!」
男「悪いけど今度でいいかな」
- 11 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 00:53:11.39 ID:aVYPhkPJ0
女(・・・・・・いっちゃいました)
女(でも、一歩前進です!)
男(忘れよう忘れよう・・・)
10日後
男(またこの道を通ったけど、なにかを忘れているような気がする)
ジー・・・・
- 12 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 00:55:01.51 ID:IKmeBALJ0
>>9
はげどう
皆どうせジョジョ読んだことないんだろ
- 13 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 00:57:46.78 ID:aVYPhkPJ0
女「また見つけました!」
男「なんか突っ込んできてっ・・・ぶッ!」
女「どうしました?」
男「見れば分かるだろ頭うったんだよ。お前が抱きついてきたせいで」
女(シュン・・・・)
男「・・・べつにいいよ。今日はなんのよう?」
女「!!?????」
・・・・・
女「あの・・・覚えてないんですか?近所で有名になるほど有能なあなたの妹ですよ?」
男「・・・・」
女「また今度っていってくれたじゃないですか」
男(・・・思い出した。けどどうしよう。このちっこいのはかなりいま怒っている気がするぞ)
- 14 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 00:58:25.37 ID:cHRH4YZuO
パワポケ乙
- 15 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 00:58:36.26 ID:Pi8t9nyZ0
紫煙
- 16 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 01:00:14.89 ID:Fe8qXU6gO
非エロで続くなら読む
- 17 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 01:02:49.74 ID:aVYPhkPJ0
男「だがな」
女「?」
男「俺はお前を妹と認めたわけじゃないし、近所ってどこだよ。ここは公園があるだけで、周りは商店街だぞ」
女「その・・・肉屋の娘っていうか・・・その・・・」
男「べつにそんなことはどうでもいいんだがな。もっと他に言いたいことがある」
女「?」
男「離れろ。抱きついたままだと目立つ。ホラ、あそこの見るからに10円ハゲの男の子なんかこっちを見向きもしないじゃないか」
女「いいえ離れません!たとえミサイルが降ってきても私は離れません!」
男「冗談はそれくらいにして。な?」
女「わかりましたです」
- 18 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 01:04:42.93 ID:aVYPhkPJ0
>>14
まさかこんなに早く見破られるとは。だが続ける。
- 19 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 01:08:02.07 ID:67GrqBL+O
妹とは女と未から為る。
つまり未だ女では無いのだ。
その膨らみかけの蕾を自分の手で開く。
そこに魅力を感じる。
- 20 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 01:10:05.54 ID:aVYPhkPJ0
男(だけどなぁ・・・アンケートなんて知らないしなぁ・・・)
女「あの、いま持ってますよ?」
男「え?」
女「ほらこんなに」
男「嘘だろ・・・ってことは前のは元ので、全部コピー・・・」
女「ぜんぶ手書きです」
バサッ・・・・
男「嘘だろ・・・」
- 21 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 01:14:39.32 ID:aVYPhkPJ0
女「愛情と情熱です。つまり愛情熱がこもっています」
男「なんかイヤな名前だなぁ・・・うなされそうっていうk・・」
女「それでですね」
男(・・・・・・)
女「紙はあるのですが、私の時間がもうないんです・・・」
男「・・・え?それはどういう意味?」
女「これからバイトがはいってまして」
男(なんだそんなことか・・・)
女「でもそれだと今からアンケートに答えられないじゃないですか」
男「じゃあ俺はお先に」
女「同じ手はくいませんよ?」
(がしぃ・・・・
- 22 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 01:17:10.91 ID:uvF3AlQSO
彼女はなにを失ったのかしらね
- 23 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 01:21:34.93 ID:J7p3Bzu+0
>>9
俺からすればおいしいシチュ
- 24 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 01:21:52.80 ID:aVYPhkPJ0
男「離してくれ」
女(フルフル・・・・)
男(・・・・・)
女(この人をここで逃がしたらもう会えない気がする)
男(こいつといると何か大変な目にあうような気がする)
グググググ・・・・・。
男「離してくれ」
女「いやです!」
- 25 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 01:21:54.35 ID:frt7xJFv0
>>22
?
- 26 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 01:23:02.86 ID:aVYPhkPJ0
>>22
ネタバレはよしてくれないか
- 27 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 01:29:32.63 ID:aVYPhkPJ0
男(強い・・・なんか、どこぞの原住民と綱引きしているような気がする)
女(この人を逃したら絶対にダメ!!死んじゃう!!)
ググググググググ・・・
子供「ママー」
男(やばい、人に見られてる・・・)
女「やっと諦めてくれましたか」
男「あのなぁ!!」
女(うるうる・・・)
男「・・・・・・まぁいいか」
女「?」
男「えっと・・・なんだ、俺が悪い。全面的に俺が悪い」
女「私、悪いことしたですか・・・」
男「いやしてないんだけど・・・、お詫びなんだが、なんか欲しいものあるか?」
女(・・・・)
男「おい?」
女(これは夢でしょうか。いや絶対に夢です。夢じゃなかったら世界が崩壊します。あ、分かりました、嘘ですね)
(今日は例の嘘が何でも許される日ですね!そうに違いありません!私はそんな嘘になんか・・・!)
女「今日は4月1日です!」
男「4月2日だけど・・・」
女(!!!!!)
- 28 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 01:37:30.00 ID:aVYPhkPJ0
グググググ・・・・
男「なに頬つねってんだ」
女「こんなことが夢じゃないはずがありません。いまこの時点で、私は現実に戻ります!アディオス!」
男「・・・・・」
女「あれ?」
男「えー、と、なんか欲しいものはあるか?」
女「焼き芋!」
男「・・・」
女「嘘です。ほんとは欲しいものはないのですが・・・あっ、愛情なら欲しいです♪」
男「えーと・・・・じゃあ、何か、してほしいことはあるか?」
女(これは夢でしょうか。いや絶対に夢です。夢じゃなかったらftdyふんjm、。rcvbyんm・・・・
男(また考え込みやがった・・・やっぱ大変な目にあうのか)
女「裏の裏です!!」
男「??」
女「私がしてほしいことをあなたにします!」
男「おまえひょっとしてバカだろ。意味ないジャン」
女「むぅ〜」
男「・・・・」
女(!ピコーン)「じゃあ私を妹にしてk」
男「言わせない」
- 29 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 01:40:11.72 ID:aVYPhkPJ0
女「最後まで言わせてくれないです」
男「いや言ってることは分かってたから」
女「でも言わせてくれないです」
男「で?」
女「いっしょにご飯たべにいきたいです」
男「つまり、俺に奢れってことか?」
- 30 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 01:44:21.44 ID:T+16DvwFO
ほぅ……続けてみなさい……
- 31 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 01:45:23.59 ID:aVYPhkPJ0
女「そうですけど・・・だめですか?」
(この人ヤッパ怖い・・・やめればよかったかなぁ・・・)
男「それぐらいなら構わない」
女「本当ですか!」
男「あぁ」
女「よかったです!!」
男(何か報われたようなそうでもないような・・・)
「ところで」
女「?」
男「今からは無理なんだろ?」
女「はい・・・残念ながら・・・」
男「じゃあ携帯の番号かなんかない?連絡とるから」
女「私、携帯とかもってないです」
- 32 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 01:47:35.21 ID:aVYPhkPJ0
男「そうか、じゃな」
ピコンッ
女(また逃げる気だ・・・・)
ガシィイイイイイイイイ!!
男(・・・・)
女「私いつでもここにいますから!いつでもこの公園にいますからね!!」
男「・・・・あぁ」
- 33 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 01:51:31.50 ID:aVYPhkPJ0
一ヵ月後
男(流石に放置しすぎた・・・)
女(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)
男「あ、あれー・・・」
(なんかすっごい怒っているような・・・)
ピコンッ
女(あの人の気配がする・・・!)
- 34 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 01:59:01.26 ID:aVYPhkPJ0
男「なんかキョロキョロしてるぞ・・・もしかして気づいたのか?かなり遠いんだが・・・まさかな」
女「ジーッ」
男「うわ!?いつの間に!」
女「私の先祖は超能力者だったとまことしやかに伝説となっています」
男「お前、元気すぎるだろ・・・」
女「はい!!今日も元気です!!」
男「うむ、いい返事だ。えーと・・・」
女(ハァハァ・・・)
男「メシ食いにいくんだったっけかな」
女(メシ・・・・・)「ご飯のことですか?」
男「そうだが?」
女(♪)
- 35 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 02:01:33.42 ID:nO9gIsL80
【レス抽出】
対象スレ: 女「私を妹にしてください!!」
キーワード: 妹「私を女にしてください!!」
抽出レス数:0
- 36 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 02:04:12.06 ID:aVYPhkPJ0
男「じゃあいくとするか」
女「あ!!」
男「どうした?」
女「忘れ物です!!」
男「う〜ん、まぁいいか、家は近いんだろ?」
女「とってきます!」
男「あ、ちょっ・・・」
・・・・・・
男「さて、その間に携帯でスr」
女『お待たせしました!!!!』
男「!!!」
女「待たせました?」
男「いやいやいやいやいや待ってない舞ってない待っていない」
(むしろ早過ぎるだろ常識的に・・・20秒もたっていないハズ・・・)
- 37 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 02:07:19.61 ID:aVYPhkPJ0
トコトコトコトコ・・・・
男「なんか食べたいものとかあるか?」
女(ポケ〜・・・これは夢です!!ぜったいにこれは夢で今日は4月1sdfgかghjkltgvhb・・・・
男「おい・・・・」
女「fgyへっ!!??」
ゴンッ
男「あぁ・・・電柱があると言おうとしたそばから」
- 38 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 02:15:12.52 ID:aVYPhkPJ0
女「痛いです・・・これはすごく痛いです・・・」
男「だいじょうぶか?」スリスリ・・・
女(でもラッキーです!ケガをしてもラッキーです!!悪いことが起きたのに幸せだなんてこれはえdxcrftvgbhんj・・・
男(やっぱ大変な目に遭っている気がするぞ・・・)
男「どこに食べにいこっか?」ビキビキ・・・
女「え、えぇ!?怒って・・・ますか・・・?」
男「全然?」ビキビキビキ・・・
女「えとえっーと、えと・・・・、じゃあアレです!」ビッ
男「喫茶店・・・?」
女「はふせdrft、いや私は・・・」(ラーメンとか食べたかったなぁ・・・)
男「ほんとうにアレでいいのか?」
女(一度いったことは曲げない!)「いやでも、これは奢ってもらうとかそういうのが目的じゃなくてですね・・・」
男「もっと高くてもいいんだぞ?」
女「その、一緒に食べることが・・・目的なんです・・・」
男「で、俺にどうしろと?」
女「ふつつつかものでありますがよろろしくお願いします!」
男(・・・・どうしよう)
- 39 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 02:20:56.12 ID:aVYPhkPJ0
チリンチリーン……
男「本当に喫茶店でよかったのか?」
女「はい!!十分です!!」(一度いったことは曲げない!)
男「遠慮しなくてもいいんだぞ」
(なんか謙虚というのか大胆というのか・・・)
女「私はいま!とっても楽しいです!それにこれおいしいです!」
男「焼き芋・・・」
女「とっても楽しいですし、おいしいです!」
- 40 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 02:24:36.48 ID:aVYPhkPJ0
男「俺に奢られるのがとっても楽しいだと?」
女「むぅ〜。それじゃあ私が悪者のように聞こえます!」
男(むしろ詐欺といってもいい)
女「おかしいです!嫌な子です!」
男「・・・・・・・」
女「そうじゃなくて・・・ですね・・・、誰かと食事することが楽しいんです」
男「・・・え?」
- 41 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 02:25:32.68 ID:aVYPhkPJ0
眠い
- 42 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 02:28:40.18 ID:OivdbnPlP
見てるから頑張れ・・・と言いたいが、眠いなら寝た方がいいぞ
- 43 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 02:38:01.31 ID:aVYPhkPJ0
女「そうです・・・ずっと憧れてました、誰かとご飯たべること」
男「??」
女「そりゃ、いつもハラペコですけど・・・、一人で食べるご飯はそれ以上に辛いです」
男「お前・・・それじゃあいつも一人みたいに聞こえるじゃないか」
女「そうかも・・・しれないです。ずっと一人かも、しれないです」
男「・・・・・・・」
女「だから今は、楽しいですよ?」
男「・・・・・・・」
女「・・・いっしょにご飯を食べてる人を見ると辛いです」
男「・・・・・・・」
女「でもそれは幸せです。私はその人から幸せを分けてもらってます」
男「・・・・・・・」
女「私も、そんな人と同じ、幸せそうな顔をしてご飯を食べるんです」
男「・・・・・・・」
女「そうすると少しだけ幸せな気分になるんです」
男「・・・・・・・」
女「だけど少し、寂しかったです」
男「・・・・・・・」
女「すいません。私のせいで焼き芋がまずくなってしまいました・・・」
男「・・・・・・・」
女「でもいまはとても楽しいです!」
男「・・・・・・・」
女「すいません・・・すいません・・・」
- 44 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 02:39:24.64 ID:aVYPhkPJ0
ちょっと頑張ってみる
- 45 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 02:44:32.86 ID:aVYPhkPJ0
男「本当にたまにだけど・・・」
女「私のせいで、せっかくの楽しい食事が、悲しく切ないブルーランチになってしまいました!
むぅ〜これでは大変です。若き日の苦々しい思い出になってしまいます!
数年後、辛くて思い出せません!」
男(俺がせっかくいい事をしゃべろうとしてるのにこの女って奴ぁ・・・)ビキビキビキビキ・・・
女(なんか怒っているような気がする。あれ、もしかして私のせい・・・かなぁ・・・)
- 46 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 02:47:35.23 ID:aVYPhkPJ0
男「本当にたまにだけど俺と一緒にまた今度、食事でm」
女「すいませんすいませんすいませんすいません」
男(・・・・・・・・こいつ)
女「すいませんすいませんすいませんすいません」
男「俺に遠慮はいらんぞ。本当にたまにだからな。ただそれだけだ」
女「?」
男「とぼけるフリするな。どうしてお前はそう下手に謙虚なんだよ。抱きついてきたり大胆なクセに」
女「ぅ・・・・」
- 47 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 02:50:19.02 ID:TlwxsAj2P
風子で脳内変換される
- 48 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 02:51:33.72 ID:aVYPhkPJ0
男「俺と一緒に、たまには食事でもどうだ?」
女「・・・いいん・・・ですか?」
男「あぁ、もちろんだ」
女(もしかしてこれは夢では・・・)
男(こいつ病院にいったほうがいいのかな。たまに魂が抜けたような表情をするぞ・・・)
女(ハッ!?また向こうの世界に・・・)「ありがとうございます!」
男「ほんとうに・・・たまに、だからな」
女「それでも十分です!」
男「あぁ」
チリンチリーン・・・。
女「また公園であいましょう!」
- 49 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 02:55:12.78 ID:aQKLmitLO
>>47
お前の中の風子はどんなキャラなんだよwwwww
- 50 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 03:01:35.06 ID:aVYPhkPJ0
俺「今日もきたわけだが・・・あいついるかな・・・」
女「呼びました?」
俺「!!」
女「私の先祖は超能力者っていったじゃないですか♪未来予知くらいたやすい御用ですよ♪」
・・・
女「ところで、どんなようですか?」
男「いや、別に要はないんだがな」
女「え・・・!?もしかして私に会いにきてくれたんですか!?」
男「そうだ、遭いにきたんだ」
女「私のために外出までしてくれるなんて!!しかも服まできて逢いにきてくれるなんて・・・」
ポカーン・・・
男(こいつには一種の才能があるみたいだ。幽体離脱とかもできるかも・・・)
女(ハッ!!)
- 51 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 03:04:24.69 ID:aVYPhkPJ0
男「そうだなぁ・・・さいきん体が鈍っているから走ろうかな」
女「じゃあ私は応援してます!」
男「いや恥ずかしいからやめて」
女「むぅ・・・・じゃあ帰ってくるのを待ってますね!!」
男「おk」
タッタッタッタ・・・
- 52 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 03:07:02.37 ID:aVYPhkPJ0
男「あれ?アイツいないぞ?帰ったのかな・・・」
女「お疲れ様です!これでも飲んでください!」(120円もした・・・)
男「あ、あぁ・・・」プシュッ
ゴクゴクゴク
女「あ、あぁ・・・」(いいなぁ・・・)
男「ありがとな、おいしかったよ」
女(・・・幸せです!!)
- 53 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 03:14:04.49 ID:aVYPhkPJ0
翌日
男「さて、今日もきたわけだが・・・。まさかあいつまたいたり・・・」
女「なんか用ですか?」
男「・・・おまえ公園に住んでるのか」
女「?」
男「まぁいいか、今日も、その・・・元気か?」
女「元気です!今日はどうしたんですか??」
男「えぇと・・・」
女「ま・さ・か?
ついに私めと義兄妹の契りを交わしてくれる気になったんですかキャー!!」
男「だ・・・残念だがそんな気はない」
女「むぅ・・・なかなか壁は高いです。まったく低くなりやがりません
いつになったら崩壊するのかなぁ・・・」
男「でもお前くらい元気な妹なら欲しいかも・・・」
ピキッ
女(心の壁に亀裂が!!!いまがチャンス!!アタック!!人生には当たって砕けてなんぼって言葉があります!)
女『お兄ちゃん!!』
- 54 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 03:19:31.09 ID:aVYPhkPJ0
偽妹「私はいつでも妹ですヨ!!」
俺「サラッと挨拶の如く言ってくれるな・・・」
偽妹「そこは『今日も俺の妹しているな!!兄はとってもうれしいよ!!』って言ってくれないと、
困ります・・・・・・」
俺「そこで頬を染めるな」
偽妹(まだまだ大変そうです。でも心の壁に亀裂が入っただけ良しとしておくのです)
俺「そこで本題だ。背筋を伸ばせ」
偽妹「はい!」
俺「またご飯につれてってやろうと思ってな」
偽妹「本当ですか! ・・・・ぁ」
俺「どうした?」
偽妹「大変言いにくいことですが・・・、今日、実はバイトがあるのです・・・」
- 55 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 03:20:43.63 ID:WODhlaWv0
妹「私を女にしてください!!」
スレタイはこっちの方がよかった
- 56 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 03:22:42.24 ID:aVYPhkPJ0
すまん一人称が男→俺になってた。訂正。
男「そうか、すまんな。じゃあサヨナr」
ガシィイイ・・・
偽妹「ご飯を食べに行ってゆっくりしてる時間はありませんがこうして少し話している分にはなにも問題ありませんよ?」
ニコニコ
男(なんか・・・毎回こうなっているような・・・)
- 57 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 03:24:09.11 ID:aVYPhkPJ0
>>55
それもそうだけどまた腹筋にしたくなかった
- 58 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 03:28:47.60 ID:aVYPhkPJ0
女「ですからすいません。私がいけないんです」
男「だったらこの手を離してくれないか?」
女「私がバイトを入れているから悪いんです!」
男「・・・」
女「だから気にしないでください!」
男「だから離して・・・」
女「はい・・・でも・・・」
男「でもじゃない!離すんだ!」
女「イエッサー!」
男(やっと離してくれた・・・)
女「ワクワク・・・」
男「えっと、その、いい返事だ」
ナデナデ・・・
女「はい♪」
- 59 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 03:30:23.97 ID:o71mx8Cc0
おk
今から公園行ってくる
- 60 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 03:32:32.27 ID:EYlCKSTVO
勝平「アカネちゃんのおっぱいは僕のものだ!」
- 61 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 03:32:33.87 ID:axnh4ZiEO
追いついちまった…
頑張れー
- 62 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 03:33:00.78 ID:aVYPhkPJ0
女「ところでですね」
男「ん?」
女「前から渡そうと思って、取り置きしていた、とっっってもおいしいお菓子があるんです!!」
男「あぁ、くれるのか」
女「だから素早さレベルMAXのダッシュで家から取ってきますです!」
男「それがとてつもなく早いことは分かる」(まぁいままでのこともあったし・・・)
女「はい?」
男「ところで、前から一つだけ気になっていたことがあるんだが、訊いてもいいか?」
女「いいですよ」
男「おまえの家はどこだ?」
- 63 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 03:34:10.16 ID:npPXLFsS0
(´;ω;`)ブワッ
- 64 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 03:34:37.99 ID:aVYPhkPJ0
やばい夜更かしがばれたら強制退去させられるかもしれん
- 65 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 03:36:10.08 ID:zD1vQ5bQO
>>64強制退去って
どこに住んでんだよ
- 66 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 03:36:51.62 ID:aVYPhkPJ0
女「私の家がきになりますか」
男「あぁ」
女「私のことが気になりますか?」
男「あぁ」
女「私の秘密が気になりますか!」
男「ちょっとまて」
女「女の子の秘密がそんなに気になりますか!!」
男「お、おい・・・」
女「私の全てを知ってください!!」
- 67 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 03:37:22.77 ID:VTZy7Hl+O
よし来た
- 68 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 03:38:54.05 ID:aVYPhkPJ0
>>65
いや・・・最近どうも遊ぶことが多くてな、親の目がきつい。ついでに後ろで妹が寝てるんだがうpはしない。
とりあえず書けるだけ書く。4時あたりが限界かなぁ・・・
- 69 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 03:43:02.59 ID:aVYPhkPJ0
・・・・・・・・・・・・・・・
女の家はすごかった。公園の中央の噴水、からかなり離れたトイレの裏の茂みの奥にあった。
主にダンボールで作られていた。屋根も一応ついているが、どことなく萎れ、崩れそうだった。
窓もあるのだが、ガラスの間にところどころ縫い合わせのようにプラスチックの破片が埋め込まれていた。
男「いやぁ、お前の家はメルヘンチックだなぁ!」
女「・・・」
男「この家には妖精が住んでいるんじゃないか??」
女「さすがに・・・そんなこといわれたら、照れちゃいますよぅ・・・」
- 70 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 03:43:36.39 ID:npPXLFsS0
(´;ω;`)ブワッ
- 71 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 03:48:06.65 ID:aVYPhkPJ0
男「はははHAHAHAHAHA・・・ってなんだよこれぇええええええええええええぁああああああああああああああああああああ!!!!」
女「!!?」ビクッ
男「すまん・・・」
女「いきなりでビックリしました。ででも!これが私の家です!」
男「いやいやいやいやいやいやいやいや」(これ何回言ったんだろ・・・)
女「へ?」
男「コ、コレ、イエジャナーイ。ダンボール、ダンボール・・・」
女「日本語で話してください」
男「これ家じゃねぇよ!!ダンボールだから!!」
女「そんな・・・ロコツに言われたら私・・・ぐすん」
男「あ・・・ごめん」
女「名づけてアカネハウス12号です!!!」
男「・・・・・・」
- 72 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 03:53:36.06 ID:aVYPhkPJ0
女「ちなみに1から10号までは雨にも風にも負けて無残な姿になってしまいました・・・」
男「おい11号が抜けてるぞ」
女「11号はいいんです。誰かが使ってくれていますから」
男「誰だよ・・・」(こんなボロいものを使うなんて・・・)
女「誰かは分からないんです。バイトからいつものように帰ったら、無くなってました」
男「?」
女「冬のことです。たぶん、心優しい誰かが寒さに震えていたのでしょう!ア○ネハウス11号は立派に役に立っているでしょう!!」
男(いや、それたぶん撤去されただけだから。撤去されただけだよ多分)
女「あぁなんていいことでしょう!いまでも多分、誰かが有効活用していることでしょう!」
男「なんか金髪で怒りっぽそうな人が前ここにいたような気がしたけど、まさか・・・」
女「何かいいました?」
男「なんでもないデス。たぶん幻聴デス」
- 73 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 03:59:04.06 ID:aVYPhkPJ0
男「いや、でもこれ・・・」
(本気のようだ)
男「すごくないか? ちゃんと塗装もされてるし・・・窓もあるじゃねぇか」
女「ハイ。こう見えても家庭科、技術、美術の成績はとってもいいんです!」
男「すげぇ・・・。うわ、なんか美術の教科書で見たような彫刻まで・・・」
女「それはあまっていたイモを彫ってつくりました。あと数日で、かびますよ・・・」
男「いや、それでもすごいよ。目立たないの?」
女「ハイ。外国の方が写真を撮ってるのはなぜなんでしょう?」
男「それはすでに芸術の域まで達しているからだヨ・・・」
- 74 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 03:59:31.59 ID:npPXLFsS0
(´;ω;`)ブワッ
- 75 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 03:59:32.48 ID:c2oSkvowO
(´;ω;`)ブワッ
- 76 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 04:00:34.53 ID:aVYPhkPJ0
誰か・・・保守を頼めるものはおらぬか・・・。
- 77 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 04:01:38.99 ID:axnh4ZiEO
皆泣くの早くね?w
元ネタ知らんからwktk
- 78 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 04:02:00.36 ID:FknxrMrq0
んん
- 79 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 04:02:56.52 ID:FaTlkouJ0
支援
- 80 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 04:04:29.16 ID:aVYPhkPJ0
女「えっ!?そんなことないですよ!」
男「いや、日本の新しい文化と勘違いしているんじゃないのか」
女「私ごときが日本文化なんて重過ぎます!
男「こんなところに住んでることが重いわ!」
・・・
男「そうだ、フロとかはどうしているんだ?」
女「えーっと、水泳部のシャワーを勝手に使わせていただいてます!これでもちゃんと学校にはいってるんですよ?」
男(あそこに噴水があるのに勿体無い)
- 81 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 04:07:54.20 ID:aVYPhkPJ0
男「トイレとかはどうしてるの・・・?」
女「そこにあるじゃないですか。なにバカなこと聞いてるんですかお兄ちゃん」
男(初めてバカって言われた・・・)「いや、お兄ちゃんとか言わないでくれ」
女「ちぇ」
男「えっと、洗濯は?」
女「溜めてコインランドリーで一気に」
男「で、金はバイトだと・・・」
女「お金は大切です♪」(120円…。
男「えっと・・・」
男『サバイバル過ぎるだろ』
- 82 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 04:09:58.21 ID:aVYPhkPJ0
女「人間の適応能力は計り知れません♪」
男「間違いなくお前だけだ。普通の人間にそこまでサバイバルスキルはない」
(というか・・・)
男『すぐに家に帰れ!!』
- 83 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 04:10:24.48 ID:TwLKYXLO0
支援
- 84 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 04:12:53.86 ID:oCVVYrMVO
支援
- 85 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 04:14:26.68 ID:aVYPhkPJ0
女「へ?ここが私の家ですよ?」
男「分かってるくせに、ワザとらしくトボけるんじゃない!」
女「ひぅ・・・」
男「未成年のお前がこんなところで生活をしていいわけないだろ!」
女「そんなこと・・・言われたくないです・・・」
男「親はなにも、言わないのか?」
女「あの人は何も言ってきません」
男「アノ人?」
女「お父さんです」
男「お母さんは?」
女「いないです。私が小さいときに旅立ちました」
男「そうかそうか、冗談が好きな奴だ。この後に及んでまだそんなことがいえr」ビキビキビキ・・・
女「天国に・・・逝きました」
男「・・・」
- 86 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 04:20:31.39 ID:aVYPhkPJ0
女「お父さんはやることやっていれば、私が何をしていてもいいんです」
男「・・・」
女「たとえ、私が家から出て行っても・・・・・・・」
男「おまえ・・・」
女「私はでも、ここの生活が気に入ってるんです!」
男「・・・」
女「それにここにいれば貴方が逢いに来てくれます」
男「・・・」
女「・・・それだけで、十分なんです。だから、心配してくれなくて、いいんですよ?」
男「・・・」
女「あんな場所に戻るくらいならこっちのほうが・・・あっ!」
男「どうした?」
女「もうこんな時間です。バイトに遅刻しちゃいそうです」
男「あ、あぁ」
女「それでは貴方の妹はバイトに行かなければなりません!それじゃ!」
男「あ・・・あぁ。」
女「♪」
男「気をつけろよ」
女「ハイ!お兄ちゃん♪」
タタタタタタタタタっ・・・
- 87 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 04:21:17.14 ID:TwLKYXLO0
支援
- 88 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 04:23:42.48 ID:mSdzn4xI0
なんかもう見てて泣きたくなって来た><。
- 89 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 04:24:10.74 ID:aVYPhkPJ0
男(あいつ・・・、あいつが俺の妹になりたいのは、
家族の愛が欲しいからなのか? あいつは、それを求めているのか?
なんで俺なんだ。なんで俺みたいな奴に・・・、だけど俺は・・・。
あいつのお父さんは、なんで家出している娘を放っておけるんだよ・・・!!)ビキビキ・・
女(・・・・)
男(だが、お兄ちゃんだけはやめて欲しかった)
- 90 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 04:26:06.28 ID:aVYPhkPJ0
やる気が2下がった!不眠症になった!
はぁ・・・こんなんでいい選手が作れるとは思わないがな。そもそも一章がクリアできなければこれは続かないような
続かせてみせる
- 91 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 04:28:39.40 ID:aVYPhkPJ0
数日後
男「あいつ大丈夫かな・・・」
「バイトに行く直前は無理していたようにも見えたし・・・」
「とりあえずあいつを探さないと・・・」
- 92 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 04:31:33.95 ID:aVYPhkPJ0
男「だめだ・・・公園のどこにも見当たらないぞ・・・」
「もしかしたら・・・」
「いや違う、学校にいるんだろう。そうに違いない。夕方だしな」
「だけど、もし学校から帰っていて、そして・・・」
(早く探さないと・・・)
- 93 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 04:32:24.17 ID:npPXLFsS0
(´;ω;`)ブワッ
- 94 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 04:33:20.22 ID:aVYPhkPJ0
男「いや、まだア○ネハウス12号を見ていない!!」
「だけど・・・」
(嫌な予感がする・・・)
タッタッタ・・・
- 95 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 04:34:38.50 ID:TwLKYXLO0
支援
- 96 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 04:35:03.47 ID:aVYPhkPJ0
>>93
お前何回泣くんだよ・・・
- 97 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 04:39:38.12 ID:aVYPhkPJ0
男「あいつ・・・」
・・・・
男「これ・・・だよな?二度目にしてなお信じがたいが、ここにあいつは住んでいるんだよな?」
女「ぅ・・・・・・・・」
男「!?」
(この声はまさか・・・)
男「おい!しっかりしろ!しっかりしろ!」
女「へ?」
男「なんだ、ただ・・・、顔が、色が変だぞ」
女「そんなこと・・・ないですよ・・・えへへ」
男「おい・・・どうして体が冷たいんだ」
女「今日は寒いですね」
男「いや、夏も近いはずだ」
女「えへへ、そうでし・・・t・・・」
男「おい!!」
(救急車を呼ぶか・・・)
- 98 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 04:41:04.88 ID:13K0R6ClO
パワポケであった気がすると思ったらやっぱりか
ホームレスだっけ?
- 99 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 04:41:18.93 ID:2pULRg1hO
(´;ω;`)ブピッ
- 100 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 04:42:08.99 ID:aVYPhkPJ0
女「こ・・・こ・・・は・・・?」
男「病院だよ。過労だってさ。心配かけんなバカ」
女「バカって、いわれました。私はバカです。バカ妹です」
男「妹じゃねぇだろ・・・」
- 101 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 04:43:39.75 ID:aVYPhkPJ0
もう寝る。母が起きてきた。早いよ。誰か保守頼む。
- 102 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 04:44:41.38 ID:npPXLFsS0
(´・ω・`)がんばってやんよ
- 103 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 04:50:53.99 ID:npPXLFsS0
|:|:.:.:.:.:.:.:.:.:... | | | | |:.
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※※※※※※◎ |:|´⌒`ヽ | | | 監視されています
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- 104 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 04:52:09.19 ID:npPXLFsS0
今までsageてるの気づかなかったわ
- 105 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 05:00:26.54 ID:npPXLFsS0
ほ
- 106 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 05:05:12.03 ID:SO8IDk9sO
さて、もちろん>>1はバッドエンドに持っていくよな?
何月に(ry)とかそういう描写を入れてないもんな?
- 107 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 05:06:28.51 ID:Zs/EDqK/0
ほ
- 108 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 05:08:53.42 ID:E050vc5n0
誰にも言ってないけど、この子がどんな女よりも好きだ
- 109 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 05:21:16.37 ID:dhJWdMnZO
風子がんばれ!
- 112 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 05:52:43.95 ID:vSyKLOnqO
こんな子をこれ以上悲しませるなんて出来ないよな>>1?
- 113 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 06:03:00.10 ID:orSlpn1vO
☆
- 114 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 06:09:56.44 ID:DG6GeZ2s0
妹「私を女にしてください!!」かと思ったのに
- 117 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 07:23:24.06 ID:0EfoEZ58O
なかなかどうしてゆとりに優しいスレだね
保守するぜ
- 118 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 07:33:28.37 ID:XAMmDxFD0
ほ
- 119 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 07:47:42.64 ID:pBzxsEHwO
スタメン野手9人中7人に奪力つけて野球マスクを3回くらいでバテさせるとかやってたなぁ
- 122 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 08:40:28.96 ID:aQKLmitLO
野球マスクは進なのよ
- 123 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 09:18:24.83 ID:ZgCGMUFQ0
ほ
- 124 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 09:36:14.26 ID:npPXLFsS0
上の部屋から音がするKOEEEEEEEEEEE!!!!!
- 125 :1 [] :2009/04/02(木) 10:22:04.64 ID:aVYPhkPJ0
いま起きた。あと少ししたらまた書き出す
- 126 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 10:22:08.94 ID:acpV42EWO
すまんがみのりんと竜児で再生している
- 127 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 10:25:24.11 ID:7UbzLFUkO
パワポケ5のアホ緑毛娘じゃねぇかw
懐かしい
- 131 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 11:16:38.72 ID:acpV42EWO
ところでパワポケって何?
ググってもパワプロ関連しか出てこなかったんだが、パワプロのこと?
- 132 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 11:20:51.15 ID:7jTgHmmHO
>>131
パワプロくんポケット
パワプロのGBA版
パワプロよりファンタジー要素重視の奇抜な話が多い
- 133 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 11:32:45.64 ID:p1BcJhkO0
ほ
- 134 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 12:01:37.89 ID:aVYPhkPJ0
ほす
- 135 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 12:03:28.20 ID:acpV42EWO
>>132
トン
パワプロ知らないけどおもしろいな
- 136 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 12:10:49.21 ID:aVYPhkPJ0
復活した。いまから書き出す。
描写をもう少し描写、いれたほうがいいのかな。
あと俺は投手か野手どちらでいくべきなんだ?
- 137 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 12:13:16.03 ID:aVYPhkPJ0
女「えっと・・バイトいかなきゃ」
男「俺がお前の家を漁って連絡いれといた」
女「え??私の家の中を漁ったんですか・・・?」
男「悪いか?」
女「いえ、あなただったら別に・・・」
- 138 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 12:13:17.95 ID:fSdFgWvEi
投手だろ
- 139 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 12:14:36.61 ID:aVYPhkPJ0
>>138
把握
- 140 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 12:17:20.93 ID:aVYPhkPJ0
男(??)
女「えっと、すいません。ですけど、ほんとにすいません」
男「いや、別にいいよ」
女「でも早くでなきゃ。入院費とか私、払えないですし」
男「いいよそんなの俺が出しておく」
女「でも、保険証ももってないですし・・・」
男「いいから」
女「でもでも・・・」
男「だが一つだけ訊かせてもらいたいことがある」
女(?)「別にいいですよ?なんでもきいてください」
男「学校に連絡を入れた。兄として・・・な。そしてらお前、学校に最近はいってないそうじゃないか」
女「えっ・・・」
- 141 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 12:18:22.42 ID:kWUbOCdI0
9は神ゲーだよな・・・あと他のエピソードもうp期待。豪力の人がいい。
- 142 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 12:23:07.75 ID:aVYPhkPJ0
男「どういうことだ?」
女「それは・・・」
男「おまえ、学校にいつもはいってるんじゃないのか?」
女「それは・・・あまりいいたくないです」
男「どうしてだ?お前は学校とかバイトにいってるから倒れたんだろう?」
女「・・・いいたくないです」
男「そうか、ならいいよ」(あれ・・・、ア○ネハウスがそういえば変わっていたような・・・)
女「でも、少しだけいいます」
男「ん?」
女「あなたのせいですよ」
男「おいおい、それはないだろう」
女「なんでって・・・、決まってるじゃないですか。もしあなたが来たときに私がいなかったら、
さびしいでしょう?」
男「・・・つまり、俺がいつきてもいいように、バイトのとき以外は公園で待っていたのか」
- 143 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 12:26:03.24 ID:fSdFgWvEi
支援
- 144 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 12:27:18.33 ID:aVYPhkPJ0
女「はい」
男(なんて奴なんだ・・・)
・・・
男「そうだ。もう一つだけある」
女「なんですか」
男「お前のお父さんとだけは、連絡とれなかった。スマン・・・」
女「べつにいいですよ。むしろいいほうです」
男「そうなのか?」
女「ハイ♪邪魔者は不要ですから」
男(コワイコワイ・・・)
女「私は、いますぐにでもここを出たいのですが・・・やっぱりバイトとか」
男「あいつは働きすぎだから1週間は休んでもいいぞっていってた。いい店長だな」
女「・・・ぅ」
男「まぁ2、3日ゆっくりするんだな」
女「・・・・ハイ」
- 145 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 12:32:47.76 ID:aVYPhkPJ0
結局、女は病院で少しだけ療養することとなった。医師からは少しだけ精神に異常があると言われた。
・・・・。
男「・・・・」
トゥルルルルル トゥル・・
姉「もしもし?」
男「姉貴?俺だよ」
姉「あら久しぶりね。こんな昼間にかけないでしょ。寝てるんだから」
男「お前なぁ・・・少しだけお願いがある」
姉「クライアント(客)として?」
男「あぁ」
姉「わかったわ」
男「それでな・・・・(省略)」
姉「それくらい、お安い御用よ、3日でいいかしら」
男「あぁ、頼む」
ピッ
男「さて、どうするか・・・」
- 146 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 12:35:32.23 ID:fSdFgWvEi
wktk
- 147 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 12:38:41.73 ID:aVYPhkPJ0
看「お見舞いですか?」
男「あぁ」
看「お名前は」
男「え・・・と、アカネだと思います」
看「かしこまりました。ではこの部屋にいってください」
・・・
男「また来ちまったな・・・」
ガチャ、
女「あ・・・あなたは。そういえば名前を聞いていませんでしたね」
男「え?俺の名前?どうしよう・・・(知られちゃいけないのに)」
女「ないことはないですよね??」
男「えーと・・・う〜ん。VIP・・・でいいかな・・・?」
女「それはないですよね・・・」
男「でもなぁ・・・。それでお願いできるか?」
女(もしかして私、いまお願いされてるですか!ならばこれは・・・夢であってfgvbhんjkm)
男「?」
女「ハイ!!分かりました!!!」
- 148 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 12:45:39.38 ID:aVYPhkPJ0
女「えぇと・・・」
男「VIPって呼んでくれていいよ」
女「お兄ちゃん!!」
男「その脊髄反射的な反応はやめてくr」
トゥルルルルルル・・・
男「もしもし?」
姉「出来上がったわ」
男「早いな・・・」
姉「あの子は有名すぎるわ。だから早くできたの」
- 149 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 12:51:09.36 ID:fSdFgWvEi
wktk
- 150 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 12:51:16.17 ID:aVYPhkPJ0
男「で?いつならあえるんだ?」
姉「そうねぇ、いまからでもいいんだけど、もしかして女といるの?」
男「勘がいいな」
姉「電話に出たときの声が少し釣りあがっていたわ。なに顔赤くしてんだか。姉として恥ずかしいわ」
男「たしかに恥ずかしいな。じゃあ少しあとでいいか。市内の病院にいるから、できれば出口あたりで待っててくれ」
姉「わかったわ」
ピッ
女「あの・・・?」
男「ん?」
女「いまの女性、誰ですか・・・?」ビキビキビキ・・・
男「え?え〜と。う〜ん。俺の姉だよ」
女「なんで濁ってるんですか。嘘言わないでください!」
男「いやいやいやいや!嘘じゃないから!!」
女「じゃあ何なんですか・・・」
男「参ったな・・・。いまは黙ってていいか?」
女「はい♪」(??なんでだろ・・・)
男(まさか、義理の姉だとは言えないしなぁ・・・)
- 151 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 12:57:55.53 ID:HpQFu++pO
わっふるわっふる
- 152 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 13:01:06.79 ID:aVYPhkPJ0
女(なんだか分からないですけどライバル登場の予感がするです!!!要注意です)
男(また魂が抜けたように・・・確かに精神に異常があるようだな・・・)
女(ハッ!!)「そ、そういえばあなたが病院まで運んでくれたんですよね?そのときのことハッキリと覚えています!あの広い背中!優しい匂い!柔らかな感触!そして体が密着しているという雰囲気!まさにそれh」
男「・・・」
女「しかも人工呼吸なんてされるものですから私・・・私はぁ」
男「病院まで運んだのは救急車だし人工呼吸はやり方を知らないんだが」
女「・・・・・・」
- 153 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 13:04:31.71 ID:yoqaZZalO
これパワポケ8じゃないか
- 154 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 13:09:27.97 ID:aVYPhkPJ0
男「えーと、、じゃあ俺はお先に失r」
ガシィイイイイイイイイ!
男(なんだ、変な呪文なのか、だから捕まれるんだな)
女(あれ、手が勝手に・・・)
男「・・・離して?」
女(なんだろう離したくない気がする)
「あの、さっき話してたお姉さんのところにいくのですか?」
男「あぁそうだ。だから、離してくれないか?」
女「え、い、いやです・・・」
男「明日もくるから」
女(♪)
パッ
男「じゃあな」
女(ニコニコ・・)
- 155 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 13:14:08.05 ID:aVYPhkPJ0
・・・・・・。
姉「ずいぶんと溺愛してるのね?」
男「あぁそうだな」
姉「1年ぶりの再会だってのにつれないじゃないの。もっと愛想良くしなさいよ」
男「俺にそんなことはできん。あくまで客として、だ」
姉「わかったわ。で、これが頼まれていたものね」
スッ・・
男「なんだ。俺は一枚だけかと思ってたぞ。一人だけに調べろって頼んだはず・・・」
姉「サービスよ。それとも私の好奇心とも呼ぶわね」
- 156 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 13:17:47.37 ID:8TPTrpS7O
>>1みただけで8の茜ルートとわかってしまった
- 157 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 13:21:30.46 ID:aVYPhkPJ0
調査書は二枚あった。
一方は男の頼んだもの。もう一方は頼まれていないもの。
頼んだものとは、女の父親についてだった。
高坂 章正(46歳)
某有名大学理工学部を卒業。その後、某有名企業に入社。
27歳で結婚。30歳で、アカネという子供をもつ。
アカネを生んだ母親は、アカネが3歳であるときに死別、逝去。
もう一方は、アカネのほうだった。
- 158 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 13:23:11.24 ID:ZiK9a2SvO
wktk
- 159 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 13:25:16.49 ID:3Y5f1uFrO
これはパワポケ8やな
- 160 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 13:25:27.26 ID:lTREZgvQO
>>156
同士よ
- 161 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 13:26:44.74 ID:aVYPhkPJ0
高坂 茜(16)
四女。アカネの母親は3度流産している。一度目は結婚直後。結婚の理由はいわゆる、できちゃった婚というものだった。
その後、2度流産。
茜は待望の子供、だったはずだった。
生まれつき、両手利きだった。4歳時でのIQ測定は、175だった。医師曰く、「幼いから補正もかかっているが、まだ伸びるでしょう」ということだった。
- 162 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 13:33:08.81 ID:SMz3JjJ3O
良作の予感
支援
- 163 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 13:36:04.47 ID:aVYPhkPJ0
5歳のときに文字の読み書きを覚える。
6歳でPCの扱いを覚える
7歳で小学校過程の算数を終え、同時期に中学の数学を終える。
8歳で数学I.2を終える。そのとき、アメリカで英語を学ぶ。
9歳で古典物理学を学ぶ。
10歳において、量子論に興味を示す。
11歳。このときにはIQは190にまで達していた。
12歳。ここから学ぶということができなくなる。章正が茜の才能を畏れたからだった。
章正は努力の男だった。どう見ても、茜の数倍は努力しているような、まさにそんな男だった。
12歳の小娘に、章正は唯一のとりえである頭脳でさえ、その名誉が取られたのだった。
章正は茜の勉強意欲を無視し、隔絶することにする。
13歳、一般の中学校に入学。茜はそれでも、勉強することをやめようとしなかった。
茜はそれまで、多忙の章正と食事を取ることもなく、周りと違う頭というだけで苛められ、
一人となった。
- 164 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 13:38:47.48 ID:aVYPhkPJ0
姉「天才とは、得てしてなにを失うものだわ」
男「なにがいいたい」
姉『彼女は何を失ったのかしらね』
>>22
- 165 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 13:44:18.83 ID:EONeGnxX0
しえん
- 166 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 13:46:36.72 ID:aVYPhkPJ0
姉「しってる?天才だけを集めた団体ってのがあるらしいわ。名前は忘れたけどね」
男「あぁ、この前テレビにでてたな。まるで、自分が天才とでもいいたいようじゃないか」
姉「彼らたちは、なんでそんなところを作ったのでしょうね」
男「さぁ?」
姉「答えを言うわ。一種の差別よ。天才と普通の人間は相容れない部分があるわ。不器用な天才ってのは、会話が飛ぶらしいわ」
男「不器用な?」
姉「会話を予測できないのよ。茜ちゃんはまさにその典型で、『あなたは何歳?』と訊かれたら、その場で考え込んだりする癖があるの」
男(確かによくある・・・)
姉「要は、考えが他の人より加速してるのよ」
男(俺はよくわからなかったがなぁ・・・)
姉「まぁいまはどうかしらないけど。それでね、興味深いのはその次」
某有名な高校に入学。それだけ
男「あぁそうだな」
姉「これがなにを意味するかわかる?」
男「分からん」
姉「いわゆるセレブ高校って奴よ。この子はあんたみたいな一般人とは違うの。普通だったらあうことさえないわ」
男「そうか・・・」
姉「そう。バイトをする必要もないってこと。おかしいわね。なんでバイトなんてする必要があるのかしら」
男「あぁ、まだ言ってなかったな」
姉「どういうこと・・・?」
男「彼女は、家出少女なんだ」
姉「ブフッ・・・」
- 169 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 13:52:18.34 ID:aVYPhkPJ0
男「お前に仕事を頼んだのには裏があるんだ」
姉「へ?」
姉はポカーンとしている。
男「お前、新しい妹はいるか?」
姉「あなたは殺されたいのかしら?」
男「いや、そういういみじゃなくブッ」
男は殴られた。頭を打った。病院の出口なので、周りの目が集中する。
姉「これぐらいで許してあげる。で?本題は?」
男「あぁ・・・いや、まだやめておく。また今度だ」
姉「あらそう。そのときはまた、殴られるのを覚悟していてね?」
男(おおコワイコワイ・・・)
- 170 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 13:56:44.16 ID:aVYPhkPJ0
(おまけ)8月末
はっぴばすでぇーとぅ〜ゆ〜。
はっぴばすでぇーとぅ〜・・・・
男の誕生日は寮の奴らと寂しく祝ったのだった。パワビタDを貰った。
- 171 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 14:00:11.42 ID:aVYPhkPJ0
保守頼みますね。遅ければ10時30分くらいにまた書きます
- 172 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 14:05:31.50 ID:KsCGy4Bg0
焦らしプレイですね、わかります。
仕事中だけど保守しといてやんよwww
見積もり作るのだりぃ・・・
- 173 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 14:07:26.24 ID:oCVVYrMVO
ああああ
- 174 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 14:13:52.22 ID:C5yyKZCR0
今北産業
- 175 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 14:25:29.07 ID:aVYPhkPJ0
もうちと頑張る
- 176 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 14:25:57.77 ID:aQKLmitLO
野球しろよ
- 177 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 14:27:25.50 ID:rVQXcyNdO
し え ん !
- 178 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 14:30:43.01 ID:aVYPhkPJ0
それからしばらく。
男「おい。もう大丈夫か?体調はいいのか?」
女「はい♪おかげさまで。どこにも異常はありませんです!」
女は退院し、すっかり元気になっていた。ア○ネハウスも新しくなっていた。
男「えーと・・・これはア○ネハウス何号かな??」
女「12,13,えーと14号です!!」
男「かなり飛んだな・・・前は12号だったんだろ?」
女「はいおかげさまで」
男「なにがあったんだ一体・・・」
女(あんなこと言えない・・・)
- 179 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 14:41:56.83 ID:aVYPhkPJ0
女が倒れた理由は男には明かさないから、事実としてここに記しておく。
実は、強制退去命令があったのだった。
女が倒れたのはそのため。女は反対することもできず、女が強制退去しない代わり、ア○ネハウス12号が強制退去させられたのだった。
女はア○ネハウスをもう一度作った。夜通しで。寝る場所がないからだ。家具も一切を奪われた。
さすがに、これはサバイバルが得意な女でもきつかった。結局ア○ネハウスをその夜中で作り上げることはできなかった。
異常な精神状態。そして朝にはコンビニのバイトが入っていた。
夕方は、よく男が来る時間帯だった。公園で待っていた。
結局こなかった。それでもめげなかった。
夜、まだ作り終えていなかったア○ネハウスを完成させることにする。
幸い、ア○ネハウス13号作りかけは強制撤去させられていなかった。
その夜中、女は家を作り続けた。寝床を完成させるために。それまで睡眠をとることは許されなかった。
彼女のプライドなのか、野宿はできなかった。
いつしか彼女の精神状態、肉体は常軌を逸した状態にあった。
そして、ア○ネハウス13号は完成した・・・。既に徹夜で、計算だと3日は寝ていないということになるだろう。
夕方に完成したのだった。それと男が公園にくるのは寸分違わない差であった。
男がア○ネハウスに訪れるそのとき、女は倒れた。
- 180 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 14:43:23.68 ID:C5yyKZCR0
しえn
- 181 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 14:46:48.04 ID:aVYPhkPJ0
13号は完成した。だがその直後の入院で・・・お亡くなりになった。
女は「また、だれか貧しい人が有効活用しているに違いないです!」思っている。
ただ悲しみとしては、この冬をともに乗り切った相棒、12号との別れだった。
目の前で撤去されたのだった。撤去していた人は「これも仕事だから・・・」といっていた。
女はその人を恨めなかった。なぜなら女もバイトをしている。仕事をしているからだった。
だが、相棒、12号との別れだけは悲しかった。
それだけが心残りだった。そして、とても悲しい。涙は出なかったが、かわりに体が雪のように冷たくなった。
そのことを男にいうことは躊躇われた。女はもう思い出したくないと願った。
- 182 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 14:49:58.04 ID:aVYPhkPJ0
これが事実だった。そういうわけで、ア○ネハウス12号、13号は壊れた。
いまは14号だ。退院直後に作った。だが、家具はほとんど消えた。服も。下着も。
女「今日も私は元気です!!とっても、、元気です!!」
- 183 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 14:55:14.86 ID:aVYPhkPJ0
男「あぁ、そうだな。お前はいつも元気だ」
女「はいでしゅ」
男「?」
女「です!」
男「もっと体調には気をつけろよ」
女「いえっサー!わかりましたd・・」
女の父(章正)「アカネ」
女「!?!?」
- 184 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 14:55:30.57 ID:mSdzn4xI0
もう一緒に住めよ;;
- 185 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 14:56:19.71 ID:aVYPhkPJ0
>>184
物語の設定上、住むことはできません
- 186 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 14:58:49.46 ID:zD1vQ5bQO
>>185そこを…なんとか…
- 187 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 15:03:32.78 ID:YvpHpXzn0
>>185
なん…だと…
- 188 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 15:06:09.49 ID:aVYPhkPJ0
女の父「アカネ。久しぶりだな」
女「・・・・ど、どうして?」
女の父「あぁ」
女「あなたにきいてません!どうしてですか!どうしてこの人を呼んだんですか!?」
男「・・・・」
女「私が迷惑だからですか!迷惑をかけたからですか!!」
男(・・・・子供は、やっぱり親の下にいるべきなんだ。わかってくれ)
女「どうして・・・!」
男「いいか?このまえ、お前は倒れただろう?俺はそのとき、偶然に通りかかった。偶然なんだ」
「もしあのままだったら、どうなってた?」
女「・・・・」
男「家族がいるなら、戻ったほうがいい。自分から一人になる必要はないじゃないか?わざわざ家出する必要はないんじゃないか?」
「俺はなんでお前が家出なんかしたのかは分からない。だが、子供は親の元が一番だと、俺は思う」
女「違います・・・・あの人は・・・・アノ人は・・・!」
女の父「アカネ!!」
女「は、はい!」
- 189 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 15:10:45.76 ID:aVYPhkPJ0
女の父「倒れた・・・らしいな」
女「は・・・い・・・」
女の父「私にあれだけ迷惑をかけるなと、言っただろう!」
渇いた音がした。それは、女の父(章正)がアカネを平手打ちした音だった。
女の頬がかすかに色づいた。赤く、だがそれは痛みで赤くなっていただけだった。
男(!!!)
女「す、すみません・・・」
- 190 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 15:16:36.90 ID:aVYPhkPJ0
女「すみませんすみません・・・」
女の父「そのせいで、俺のところに電話がかかってきた。迷惑だ」
パシンッという平手打ちの音がまた聞こえた。
男(謝っているのに、いきなり平手打ち?それに、迷惑だといわなかったか?普通は、心配の間違いじゃないのか??)
女の父「お前のせいで、私は仕事の途中でここにこなければならなくなった。わかっているのか?その意味が」
パシンッ
渇いた音だ。短く、甲高い。まさしく渇いた音だった。空き缶が床に落ちるのと、少し似ている。
女「すみまs・・・」
女の父「謝ればいいと思っているのならそれは間違いだ。もともと謝るようなことをしなければいい」
女「すみまs・・・」
パシンッ
女の父「ふ・ざ・け・る・な!」
- 191 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 15:20:49.02 ID:aVYPhkPJ0
それから・・・平手打ちは続いた。
女の父「最近、学校にいってないらしいな?」
パシッパシン・・・。
女の頬を張る音が公園内に響く。
男(・・・・・)
公園の中は、雰囲気のせいか、人はほとんどいなかった。
女の父(章正)は、なんども女(アカネ)をぶった。平手打ちをしたのだった。
侮蔑の言葉を込めて。
男(叩きすぎだろう・・・常識的に考えて・・・)
とにかく、酷い行いだった。
男は後悔した。
- 192 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 15:21:46.30 ID:YvpHpXzn0
男止めろよwwwwwwwwwww
- 193 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 15:24:31.21 ID:aVYPhkPJ0
そのうち、女の瞳に意識はなくなっていった。
ただの、ぶたれるための人形と化していた。
男(俺は間違っていたのか・・・?)
(もし、あいつが、幼いときからこんな風に、考える前に手を上げられていたら、あいつの心は壊れて・・・)
(いまみたいに、人形みたいに・・・)
(だがこれは家族の問題・・・俺が口を出していいものか・・・)
- 194 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 15:27:30.36 ID:zD1vQ5bQO
男止めてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
- 195 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 15:28:35.80 ID:/YsAiIRFO
>>193
とにかく叩かれているのを止めれww
- 196 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 15:31:16.02 ID:aVYPhkPJ0
男「止めてはいけない。これが本当は、実は、あいつにとっても・・・」
(ダメだ。考えてはダメだ。こうしている間に、コクコクとあいつの心は壊れて・・・)
そして男は考えるのをやめた。頭の中の色々な考えを取り払ったのだった。
男「アカネェぇええええええええええええええええッ!!」
女の父「!?」ビクッ
女(ハッ・・・私・・・)
「はい・・・?」
- 197 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 15:33:11.69 ID:R4FHFUIH0
どうして?目から汗が・・・
- 198 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 15:34:33.01 ID:+jGBHBVSO
どうアレンジすんのかと思ったら殆どポケ8そのまんまじゃないか、それか途中からオリ展開?
- 199 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 15:36:11.30 ID:aVYPhkPJ0
>>198
ポケ8にはそういえば18禁要素はまったく無かった気がする。そうだよな?
そうだった気がする。ならば・・
- 200 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 15:38:15.93 ID:+jGBHBVSO
>>199
直接的な描写はないな
たまに直接より酷い描写されるけど
- 201 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 15:40:17.85 ID:aVYPhkPJ0
女の父「なんだね君は。君が私に連絡してきたのではないかね」
男「あぁそうだ」
女の父「ならば、なぜ邪魔をする」
男『俺は家族がいるなら戻ったほうがいいと思っていた』
「無理して一人になる必要はないが・・・あんたを見てて気づいた」
「あくまで過去のこと。家族がいるなら戻ったほうがいいはず、ねぇだろ」
女の父「??」
男「先にいっておく。俺はあんたが嫌いになった。これは最後まで変わらない」
女の父「??なにをいってるんだね君は」
- 202 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 15:41:40.38 ID:aVYPhkPJ0
>>200
「ハッ!危うく向こうの世界にいくところだった」
- 203 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 15:42:57.64 ID:wI0FutBN0
しえn
- 204 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 15:44:10.92 ID:aVYPhkPJ0
男「あいつは・・・アカネは、あんたと一緒にいてはいけない」
女の父「フン、勝手なことをほざきおって。お前とアカネは赤の他人だろう?」
男「確かにそうだな」
女の父「アカネは私にとって邪魔な存在だが、それでも家族なのだよ」
女の父「家族ではないお前が、口を挟まないでいただこうか?」
男「・・・・・」
- 205 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 15:44:54.37 ID:C5yyKZCR0
まんまだったらスレたてる意味がまるでないな
- 206 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 15:48:15.33 ID:vSyKLOnqO
まあ確かに
- 207 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 15:51:36.64 ID:/YsAiIRFO
>>205
GBCまでしか持ってなくて野球ゲーに興味ない俺には意味がある
続けてくれ
- 208 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 15:56:32.87 ID:V1UubvSdO
てか今のパワポケはこんな話があんのかwwwwww
野球ゲー興味無いけどストーリー目当てで買ってしまいそうだwwww
- 209 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 15:59:14.00 ID:aVYPhkPJ0
男「いや、口は挟む。そして俺もいいたくないことがある。俺はそれをできればいいたくないんだ。だから、帰って欲しい」
女の父「は、なにを今更」
男「嫉妬だけで娘を苛めるなゴミクズが」
女「!!」
- 210 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 16:00:48.25 ID:C5yyKZCR0
パワポケは何気に重い話多いよなw
- 211 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 16:02:11.39 ID:V1UubvSdO
今日は帰りにパワポケ大人買いしてくるわ
今どんだけ出てんの?
教えてえろい人
- 212 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 16:04:51.55 ID:TZG7jPCLi
パワポケ買えばこの女の子は救えるの?教えてエロい人
- 213 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 16:06:36.57 ID:+jGBHBVSO
>>211
ナンバリングは11作、それに移植+甲子園系
ギャルゲ的プレイがしやすいのは6、7、8、9辺りかな?
ぶっちゃけ1の頃から彼女関係はギャルゲみたいなもんだけど
- 214 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 16:09:10.92 ID:V1UubvSdO
今わかった
>>1はコンマイの回し者だ
>>213
ありがとう
ちょっくら女の子達救ってくるわ
- 215 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 16:09:33.35 ID:aVYPhkPJ0
男「できればいいたくないことだ。俺はお前の多くの秘密を知っている」
女の父「だからなんなんだよ・・・」
男「少しだけ雑学を教えよう」
女の父「?」
男「彼女の母は、三度も我が子を失ったようだな」
女の父「!・・・それは、やめてくれ。悲しいことでもある」
男「実の娘を苛める親に、そんな感情が残されているのか?」
女の父「・・・」
男「いいからきけ。ほんとにいらない知識だ。いいか、彼女が天才なのは、理由があるんだ」
女「どうしてそれを知って・・・」
男「その兆候は、彼女にも現れているだろう。彼女は両手利きだ。つまり、人とは明らかに利き手の違いがある」
「そして、根本からの差も・・・な。左利き、両手利きについてだ。利き手については、あまり遺伝が影響しないと、知られている」
女の父「だからどうなんだ」
男「理由は、彼女が生きているからだ。本来、両手利きはほとんど存在しない。だが唯一、いまでも分かっていることがある」
女の父「?」
男「それは母体に負荷がかかった時の出産。そのとき、左利き、両手利きの割合がもっとも大きいということだ」
女の父「まったく意味がわからないな」
男「あいつは、ただ生まれたにしろ、危険があった。生きているということ自体が稀なことじゃあないか?」
「そうだ・・・俺は知らないが、もしかしたら女の母が死んだのは、体が弱いからじゃなかったのか?」
- 216 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 16:13:08.59 ID:aVYPhkPJ0
男「あんたは間違っている・・・。苦労してまで生きようとする人の意思まで潰すのか?」
「そして・・・体の弱い彼女の母が、彼女に願ったことはなんだ」
「もう、わかって、いるだろう?」
女の父「・・・・さぁ」
男「彼女に生きていて欲しいことだ。せめて、安全に。危険な目にあって欲しくないと願ったはずだ」
女「・・・」
- 217 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 16:19:40.30 ID:aVYPhkPJ0
男「彼女の母が自分の命と引き換えにしてまで産んだのに、あんたはそれを虐げるのか?」
女の父「・・・だが、それでも家族だ。お前には関係ない」
男「これだけはいいたくなかった・・・」
女の父「??」
男「ならば、俺はアカネと家族になる。血縁はない。だが、それでもいい。互いを家族だと思えばいいだけだ」
女の父「なにをいうかと思ったら。そんなことか。知った風な口を訊くな!」
「もういい、帰るぞアカネ。家に帰って、話の続きをする」
女「え・・・ぁ・・・」
グイッ
- 218 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 16:22:29.05 ID:TZG7jPCLi
紫煙
- 219 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 16:23:28.51 ID:EzHFBnqI0
え?これって本当にパワプロクンポケット8なの?
やべ買ってくるわ
やきう全然関係なくね?何モードなの??
- 220 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 16:24:11.16 ID:aVYPhkPJ0
女の父「どうしたアカネ。いくぞ」
グイッ・・・・
男「お前が選べ、それが本当に、お前の望むものか」
女「わ・・わたしは・・・わたしは・・・」
(これ以上、一緒にいたら迷惑がかかるかもしれない・・・だけど・・・)
- 221 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 16:24:12.60 ID:acpV42EWO
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
どうなるんだああああああああああああああああああああああああああああああああ
- 222 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 16:28:31.53 ID:aVYPhkPJ0
女の父「さっさと行くぞ! 父親の言うことを聞かんか!」
女「私は・・・私は・・・」
男「どうした!俺は、お前を認めてやる。家族だと、『妹』だと!!」
女の父「さぁ、はやくこい!」
グイッ
女「私は!」
パシン・・・
女(アカネ)は、女の父(章正)の手を払った。
女「私は貴方と一緒に帰りたくはありません!!!」
- 223 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 16:31:26.83 ID:V1UubvSdO
>男「どうした!俺は、お前を認めてやる。家族だと、『妹』だと!!」
何故かルルーシュで脳内再生された
- 224 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 16:31:41.83 ID:aVYPhkPJ0
女「私は、私を大切にしてくれる場所にいます。本当に家族だと考えてくれる人の近くに、います!」
女の父「なッ・・・!?」
女「口先だけの男はあなたです。知った風な口をきいているのも、あなたです。私も、言いたくないことがありました」
女の父「ぁぁぁぁぁぁああああああああああ」
女「あなたは、私を一度も家族だと思ってくれたこと、ないじゃないですか」
- 225 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 16:35:22.34 ID:aVYPhkPJ0
女「私は、あの人を、家族だと認めます。一度でも一緒にご飯を食べてくれたアノ人を、家族だと認めます!」
女の父「どうして・・・」
女「あなたは血は繋がっていても家族じゃない!」
女の父「なんだと貴様・・・、お前は、誰に向かって」
男「もうやめろ。話はついている」
- 226 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 16:36:16.50 ID:TZG7jPCLi
紫煙
- 227 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 16:36:34.91 ID:lWc9D1Bg0
11の裏サクセスでアカネちゃんでてきたよな
- 228 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 16:43:45.71 ID:aVYPhkPJ0
女の父「アカネの父は・・・もういい。何があっても、私は助けんぞ!!」
女の父「勝手にしろ!!」
女「ぉ・・・・とうさん」
女の父(章正)は公園から歩いて、車道にとめた車にのった。そして、消えた。後には名残惜しそうに、砂埃だけが舞っただけだった。
章正(これでいいんだよな。アカナ・・・)
アカナとは、アカネの母。名前が似ていた。
章正(本当に、これでいいんだよな・・・)
アカネの母、アカナは最期に、こんなことを言い残した。
アカナ『どうか、あの子を大切な人とめぐり合わせてください。あなたみたいな、とっても優しい人に』
『少し乱暴でもいいから、あの子に大切な人を見つけさせてください。私みたいに弱くない・・・とっても力強い子供にさせてください。少しくらい悲しくてもいいから、もっと大きい幸せを、見つけさせてください』
- 229 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 16:46:22.26 ID:w7MEnm/+0
(´;ω;`)シエン
- 230 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 16:47:20.88 ID:TZG7jPCLi
オヤジ…
- 231 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 16:48:16.98 ID:aVYPhkPJ0
章正(あぁ・・・確かにそうだな。これが一番だ。あいつには、おそらく友達というのは一人もできないのかもしれない)
(明らかに、人と違うのだから・・・)
(だけど、これが一番いい。少しくらい悲しいが、名残惜しいが、もう俺はアカネに会わないほうがいいのだろうな・・・)
運転手「泣いてるんですか?」
章正には、専属の運転手がいた。金だ。章正のまわりでは金ばかりが大きく動いている。
元から、情なんてこれっぽっちもなかったのかもしれない。
章正「あぁ。俺も初めて泣いたのかもしれない」
- 232 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 16:49:40.14 ID:+v1fVLfn0
お・・・おじや・・・
- 233 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 16:55:00.65 ID:+hdoOtQrO
妹「私を女にしてください!!」
- 234 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 16:56:34.03 ID:bbS7ElVyO
>>233
援交フラグ
- 235 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 16:57:53.11 ID:w7MEnm/+0
【レス抽出】
対象スレ:女「私を妹にしてください!!」
キーワード:「私を女にしてください!!」
抽出レス数:4
- 236 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 16:58:32.62 ID:aVYPhkPJ0
運転手「泣くのはいいことですよ。私もあなたの傍でずっとこんなことをやってきた」
「だが、泣いたことは一度もなかったなぁ・・・。どうしてでしょう。新聞に載るようなパッシングをされても、あなたは顔色一つ変えなかった」
「まるで血も涙もない・・・石?・・・いや、ただ笑うだけの、人形ですね。ただ、表情だけの笑顔・・・」
章正「あぁ、そうかもしれんな」
運転手「私がこんなことをいっても、あなたは決して怒ることはなかった」
「私が唯一、あなたが怒るのをみたのは、アカネちゃんが中学1年生の入学式の日でした」
章正「それを言うな・・・」
運転手「ただ一つ。勉強するなと。もう勉強する必要はないと、あなたは言いましたね。それは、ある意味だと嫉妬のように聞こえるのですけど・・・」
「あなたは勉強がお嫌いでしたよね。たとえ勉強なんてしても、彼女は報われないと、分かっていたんですね」
章正「そうかもしれん」
運転手「ですから、泣く事はいいことです。怒ることもいいことでしょう」
章正「だが、これっきりだ」
運転手「あなたって人は・・・、また、人形に戻るのですか?」
章正「あぁ、そうだな・・・。だがやはりアカネにはもう会わない。それが一番だ」
運転手「そうなのですか・・・惜しいですね」
- 237 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 17:04:39.18 ID:aVYPhkPJ0
女「あのぅ・・・」
男「あ?」
女「妹にしてくれるって・・・」
男「あぁ。ただし俺はお前にとって良き兄になれるかどうかはわからない。不器用だからな」
「あと、一緒に住むことも、常に一緒にいる事なんてできない。でも、俺はお前の誕生日を祝ったり、初詣にいったり・・・」
「お前が悪いことをしたら叱ったり、楽しいことがあったとき、話をすることならできる」
「そんなことしかできないけど・・・いいか?」
女「十分です!!とってもうれしいです!!私の小さな胸はドキドk(省略)と言っています!」
- 238 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 17:04:41.21 ID:dhJWdMnZO
トウチャン(´;ω;`)
- 239 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 17:07:23.79 ID:YvpHpXzn0
おやじに惚れた
- 240 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 17:12:41.35 ID:aVYPhkPJ0
書き忘れていたことがある。ログにもあるとおり、女は偽妹になったんだな。
結果というものを書き忘れていた。だから書いておく。
女は偽妹になりました!
・・・。
女「新しい未来ができたことが、とっても!うれしいんです!」
男「アカネ・・・」
女「ですから、あなたに迷惑をかけないように頑張ります。叱られないように、努力します」
男「それは・・・お礼のつもりか?」
女「いえ・・・お礼ならまた、どんどんしていきます!!」
「こんな私ですけど・・・これからもよろしくお願いします」
男「あぁ。俺もよろしくな」
女「ハイ!!お兄ちゃん!!」
偽妹は、妹になりました!
- 241 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 17:17:28.57 ID:aVYPhkPJ0
第一部完
続いて第二部は
妹「私を女にしてください!!」
となります。今日はおそらく書けませんが、土日では書くかもしれません。
新しいスレになったらみんなこれ忘れちゃうかなぁ・・・。
- 242 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 17:19:27.14 ID:w7MEnm/+0
乙でした
次スレ立てたときここのURLでもdatでも張ってくれれば一発で思い出すよ
- 243 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/02(木) 17:21:01.33 ID:KsCGy4Bg0
URLもしくはdatだな。
>>1が面倒じゃなければ初見の人のために頭から書いていくのもいいかな
- 244 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 17:22:57.88 ID:aVYPhkPJ0
ちなみに、これはパワポケ8での茜ルートです。
夢を壊すようですが・・・章正さんはこんなにいい人ではないようです。
設定もけっこう追加してあります。少しだけアレンジもしました
あと、アカネハウスは何度も壊れません。ツンデレのあの人が撤去することはあっても、
他の人が撤去することはたぶん・・・ないです。
- 245 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 17:28:57.24 ID:aVYPhkPJ0
datが何か分からない・・・。
URLかもしくは、頭から書いていきますね。
スレタイ 妹「私を女にしてください!!」
- 246 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 17:40:34.52 ID:UOuJ8pxwO
できればdatで頼む
専ブラ使ってるなら、ログを保存で出来たはず
- 247 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 17:42:45.35 ID:aVYPhkPJ0
それが分からない。メモ保存したから一から貼っていく。二部のスレタイだけど。
区切れを分かるようにしておきます
では
- 248 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 17:43:43.91 ID:w7MEnm/+0
もう一度乙でしたー
- 249 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 17:45:40.55 ID:YvpHpXzn0
最初から貼るよりhttp://www.23ch.info/のdat落ちスレッドURL変換を使うほうがいいと思う
- 250 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 17:54:20.94 ID:aVYPhkPJ0
>>249
サンクス
- 251 :VIPがお送りします [] :2009/04/02(木) 18:01:43.52 ID:C5yyKZCR0
>>1乙
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