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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その9
686 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/01/16(土) 16:02:13.09 ID:/1wI722o
〜南方、東の町〜

玄武娘「着いたですの」

魔道士「意外と大きい町ですねー!」

戦士「てか…ここも人多いなぁ…」

召喚士「そうだね」

玄武娘「こっちですの!」

タッタッタ

魔道士「あっ、待ってー!」

召喚士「俺らも行きましょう」

盗賊「…うん」

タッタッタッタッタ

玄武娘を先頭に、召喚士達は一つの大きな屋敷の前に着く。

戦士「ここ…か…?」

玄武娘「そうですの!」

戦士「まぁ…、セレブなご友人をお持ちで…」


687 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/01/16(土) 16:03:23.29 ID:/1wI722o
テクテクテク…コンコン

玄武娘「……」

カチッ…ガチャッ

玄武娘「朱雀嬢ちゃん!!」

朱雀嬢「あら、玄武娘…?」

玄武娘「朱雀嬢ちゃぁぁん!」

ガバッ!!

朱雀嬢「ちょっとっ!何よ、鬱陶しいわね!」

玄武娘「朱雀嬢ぢゃあぁぁん!!」

朱雀嬢「汚っ!なんなのよっ!もう…っ!」

ザッ…

朱雀嬢「…!?アンタ達は…誰?」

玄武娘「あっ、旅の恩人ですのー!」

召喚士「初めまして…」

朱雀嬢「……はぁ」


688 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/01/16(土) 16:04:15.64 ID:/1wI722o
〜朱雀嬢の家〜

朱雀嬢「ふぅん…そうなの」

玄武娘「そうなんですの…」

盗賊「……」

玄武娘「朱雀嬢ちゃああああん!」

朱雀嬢「うるっさいわね!分かったわよ!」

玄武娘「本当ですの!?」

朱雀嬢「いちいち嘘なんてつかないわよっ!」

召喚士「良かったですね!玄武娘さん!」

玄武娘「はいですの!」

朱雀嬢「あ、ちょっと待って」

玄武娘「…?」

朱雀嬢「アンタにはその分働いて貰うわよ」

玄武娘「…働く…ですの?」

朱雀嬢「当り前ですわ!タダで泊まろうなんて図々しいっ!」


689 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/01/16(土) 16:06:00.52 ID:/1wI722o


朱雀嬢「アンタも知ってるでしょ?カーニバルの事」

玄武娘「おぉ…カーニバルですの」

魔道士「…?」

戦士「何だそりゃ?」

玄武娘「南方のお祭りですの」

召喚士「へぇ、楽しそうですね…!」

朱雀嬢「召喚バトルフェスタに出るわよ!」

召喚士「召喚バトル…?何です?それ…」

朱雀嬢「世界中の召喚士達が集まるフェスタですわよ!」

戦士「聞いた事あるか?」

召喚士「いや…、初耳だね」

玄武娘「それがどうしたんですの?」

朱雀嬢「私達で出るのよっ!うふふーっ!」

玄武娘「そ、そうですの…」


690 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/01/16(土) 16:07:00.83 ID:/1wI722o


朱雀嬢「召喚フェスはね、1対1、3対3、5対5のブロックがあるの」

召喚士「なるほど」

朱雀嬢「アタシは強いから1対1にしようと思ったんだけど…」

盗賊「……」

朱雀嬢「3対3のがいい商品貰えるからね」

魔道士「そうなんですね」

朱雀嬢「アンタはバカだけど、魔力は来たい出来るわっ!」

玄武娘「ひどいですの…」

戦士「でも、二人しかいねーじゃんか」

朱雀嬢「あら、アタシは友人が多いんですわよ?」

戦士「そ、そりゃあ…良かったですね」

朱雀嬢「さぁて行くですわよ!」

玄武娘「どこへですの?」

玄武娘「決まってるじゃない!白虎嬢の所ですわ!」


691 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/01/16(土) 16:08:07.87 ID:/1wI722o
〜白虎嬢の家〜

白虎嬢「はい〜?」

朱雀嬢「召喚フェスに出るわよっ!」

白虎嬢「召喚フェスですかぁ〜?」

朱雀嬢「そうですわっ!」

玄武娘「私も出る事になったんですの」

白虎嬢「あらぁ?玄武娘さん。こんにちは〜」

玄武娘「こんにちは、ですの!」

朱雀嬢「とにかく3日後また来るから。じゃあね!」

白虎嬢「あ、あの〜…」

バタンッ!!

朱雀嬢「さぁ、楽しくなってきましたわ!」

盗賊「……」

戦士「なんか…付いていけねぇ。…年かな?」

召喚士「いや…、次元が違うっていうか…。ははっ…」


693 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/01/16(土) 16:09:10.71 ID:/1wI722o
テクテクテク

召喚士「朱雀嬢さんは朱雀属性なんですよね?」

朱雀嬢「そうですわ」

召喚士「お強いんですか…?」

朱雀嬢「そうね…。自分で言うのも何ですけれど」

玄武娘「朱雀嬢ちゃんは強いですの。尊敬するですの」

朱雀嬢「まぁね…。良い事言うわね!」

玄武娘「本当ですの!」

朱雀嬢「まぁ…アンタはアタシの弟子みたいなもんだし…」

玄武娘「そうですの!」

朱雀嬢「そうですわよ!うふふーっ!」

戦士「ダメだ…。やっぱり付いていけん…」

召喚士「……うん」

盗賊「…同意」

魔道士「…ですね」


695 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/01/16(土) 16:09:43.65 ID:/1wI722o
玄武娘「召喚士さんも凄いですの!」

朱雀嬢「…?そうなの?」

玄武娘「なんと全属性の召喚が出来るんですの!」

朱雀嬢「あらっ!本当?アンタやるじゃない!」

召喚士「ど、どうも…」

朱雀嬢「なら、貴方も一人で出たらいかが?」

戦士「おっ、良いんじゃねぇか?」

召喚士「でも…、なんだか召喚獣を利用して…」

朱雀嬢「それはとんだ誤解ですわっ!」

盗賊「…?」

朱雀嬢「召喚フェスは、皆がそれぞれの腕を研鑽する為のものですわ!」

召喚士「なるほど…」

朱雀嬢「ただ召喚獣をぶつけ合って、楽しんでるわけじゃないのですわ」

戦士「そんなら願ってもないんじゃねぇのか…?」

召喚士「研鑽…かぁ…」


696 :パー速民がお送りします [sage] :2010/01/16(土) 16:10:33.15 ID:wftKWx6o
子供のテンションの高さにはついていけないのは確か


697 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/01/16(土) 16:10:38.91 ID:/1wI722o
朱雀嬢「ま、自由参加ですから、お好きなように」

召喚士「はい。考えておきます」

朱雀嬢「あ、でもエントリー期限は今日までですわよ」

召喚士「えぇっ!?今日までですか…?」

朱雀嬢「そ。だって3日後ですもの」

戦士「エントリーだけしとくか?」

魔道士「そうですよっ!せっかっくですし」

朱雀嬢「当日出たくなければ棄権すれば良いだけの事ですわ」

盗賊「……」

朱雀嬢「特にペナルティがあるわけでもないですし…」

玄武娘「召喚士さんも出るですのー!」

召喚士「うーん…、そうですね…」

魔道士「まぁ…あまり無理はなさらず…」

召喚士「召喚士の集まりなんて…滅多にないですもんね!」

戦士「よっしゃ!応援すんぜぇ!!」


698 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/01/16(土) 16:11:37.40 ID:/1wI722o
魔道士「カーニバルってどこでやるんですの?」

朱雀嬢「この町と南の街ですわよ」

召喚士「広範囲ですね…。あっ、そっか…」

盗賊「…?」

召喚士「だから、どっちの町も…人が沢山…」

戦士「なーるほどな。そういう事か」

魔道士「カーニバルの為に集まってたんですね!」

戦士「魔物とか、大丈夫なのか?」

朱雀嬢「主催は国軍ですわ。警備も万全ですわよ!」

玄武娘「国軍さん達は、お祭り大好きなんですの!」

戦士「………あぁー」

召喚士「な、成程ね…。納得…」

玄武娘「…?」

朱雀嬢「エントリーはこの先の会場で出来ますわ」

玄武娘「行くですのー」


699 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/01/16(土) 16:12:31.11 ID:/1wI722o
〜カーニバル会場〜

朱雀嬢「……でお願いしますわ!」

係員「はい。エントリーを受付ました」

朱雀嬢「うふふーっ!楽しみですわぁ〜」

召喚士「あ、じゃあ…俺も…」

係員「はい。ではご記入下さい」

召喚士「えーっと…1人で、朱雀にマル印っと…」



係員「それでは当日12時に会場までお越し下さい!」

召喚士は係員より概要と地図を受け取る。

召喚士「あ、会場は南の街なんですね」

盗賊「…ほう」

朱雀嬢「それじゃ、当日またお会いましょう!」

玄武娘「皆さん!またですのー!」

召喚士「あ、はいっ!それでは…!!」


700 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/01/16(土) 16:13:38.19 ID:/1wI722o
〜食事処〜

戦士「急展開だな…」

魔道士「いいじゃないですか!たまにはこういうのも…!」

盗賊「…うん」

召喚士「そうですね。いい息抜きになるかと…」

戦士「まぁな!おい…召喚士……」

召喚士「ん?」

バシッ!!

戦士「客席からしっかり、応援してっからな!」

魔道士「頑張って下さいね!!」

盗賊「…頑張れ」

召喚士「いやいや…そんな期待されても…」

戦士「楽しみだなぁ!カーニバル!!」

魔道士「ですねー!エヘヘ!!」

盗賊「…うん」


701 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/01/16(土) 16:14:36.60 ID:/1wI722o
〜前日夜〜

朱雀嬢「はぁ!?聞いてないわよ!そんな事っ!」

白虎嬢「だってぇ〜、言う前に朱雀嬢ちゃん行っちゃったし〜」

朱雀嬢「アンタがいなきゃ出られないんですわよ!?」

白虎嬢「でも〜、夜中のうちに出ないといけないらしくて〜」

朱雀嬢「そんなの断りなさいよっ!!」

白虎嬢「大規模戦闘だから〜、そうもいかないらしくてぇ〜」

朱雀嬢「親だけ行って、アンタは残ればいいでしょ!!」

白虎嬢「で、でもぉ〜…」

朱雀嬢「参りましたわね……」

白虎嬢「ごめんなさい〜…」

テクテク

玄武娘「ど、どうしたんですの?」

朱雀嬢「国軍の要請で、北の戦闘に行くんですって」

玄武娘「えー?じゃ、じゃあ…明日は……」


703 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/01/16(土) 16:17:34.78 ID:/1wI722o
〜カーニバル当日〜

町並みは、人と賑やかな声で溢れかえっている。

戦士「おぉ!すっげぇな!」

魔道士「あっ、あれ美味しそう〜!」

盗賊「…ほ、ほんとだ」

テクテクテク…

召喚士「あ、着きましたよ」

魔道士「玄武娘ちゃーん!」

玄武娘「あ、皆さんですの…」

朱雀嬢「……」

盗賊「…?」

戦士「ん?泣いてる…のか?」

召喚士「どうしたんですか…!?」

玄武娘「じ、実は……」

盗賊「……」


704 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/01/16(土) 16:18:33.02 ID:/1wI722o


召喚士「そうでしたか…」

玄武娘「残念ですの…」

朱雀嬢「………」

魔道士「げ、元気出して下さい…」

朱雀嬢「…ひぐ…っ!……っ!」

盗賊「…」

召喚士「他に…代わりは?」

朱雀嬢「…いるわけ…ないですの」

戦士「だって友人、いぱいいんだろ?」

朱雀嬢「エントリーした名前と属性は…変更出来ませんわ…」

召喚士「そうか…。白虎属性の召喚士がいないとダメなんだ…」

戦士「誰かいたか?」

魔道士「あっ!白虎長さんとか…!」

召喚士「本国からでは…時間的に…」


705 :パー速民がお送りします [sage] :2010/01/16(土) 16:19:22.35 ID:Be4eXJ6o
ヒャッハー召喚獣盗み放題だァー


707 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/01/16(土) 16:21:21.17 ID:/1wI722o
盗賊「…棄権するしか…ないな」

朱雀嬢「……」

召喚士「仕方…ないですね…」

朱雀嬢「1年に一度の…お祭りなのに…ひぐぅ…っ!」

魔道士「朱雀嬢ちゃん……」

玄武娘「誰か…いないですの……」

魔道士「あ―――っ!!」

盗賊「!?」

魔道士「い…いました…!!一人…!!」

戦士「えっ?誰だ!?お前の知り合いか?」

魔道士は召喚士を指差す。

召喚士「はっ、はいぃ!?」

魔道士「ほら…、ここに白虎を使える召喚士が…」

召喚士「いやっ!で、でもエントリーは女…」

魔道士「……そうですよ。ふふふ…っ!」


708 :パー速民がお送りします [saga] :2010/01/16(土) 16:27:51.40 ID:/1wI722o
一旦ここまでにて…書き溜めてきます!ノシ
てか…手が痛い…寒い…ストーブ届かない…


710 :パー速民がお送りします [] :2010/01/16(土) 16:36:54.50 ID:FzeDpio0
そういえば召喚師って今何が召喚できるんだっけ?
教えてエロい人!


711 :パー速民がお送りします [] :2010/01/16(土) 16:41:35.06 ID:SJDaSBI0
朱雀-シルフ、コカちゃん
白虎-スフィンクス、ユニコーン
玄武-スキュラ、シービショップ
青龍-サラマンドラ
だよね?


712 :パー速民がお送りします [sage] :2010/01/16(土) 16:42:58.83 ID:pArIQ3Uo
>>711
各属性の基本の4種も使えるぞ、ノームとかウンディーネだっけか忘れちゃったけど。


717 :パー速民がお送りします [sage] :2010/01/16(土) 17:17:18.33 ID:BwtvKISO
ここでまさかの東方での化粧の伏線がw


729 :パー速民がお送りします [saga] :2010/01/16(土) 21:34:56.56 ID:/1wI722o
お待たせしました!書き溜めすぎたかな…?
一挙にいきます!あ、チェックはしてるんですが誤字はご勘弁を…↓続き


730 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/01/16(土) 21:36:28.24 ID:/1wI722o
〜南の街、召喚フェスタ会場〜

魔道士「ふふっ!お似合いですよ!召喚士さん!」

召喚士「……」

戦士「しかし…女装すると…こんなにも変わるもんかね…」

玄武娘「び…美人さんですの…」

テクテク

朱雀嬢「助かりましたわ!」

玄武娘「これでバッチリですの!」

魔道士「男だってバレないよう、気を付けて下さいね?」

戦士「バレたら全て台無しだぞ?あはは!!」

召喚士「戦士ー…、笑いすぎ…」

盗賊「…ふふ!」

召喚士「…うぅ」

魔道士「声はもっと高くっ!」

召喚士「はっ、はいぃ…!」


731 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/01/16(土) 21:38:25.26 ID:/1wI722o


戦士「先に3対3なんだな」

魔道士「5対5は明日みたいですね」

盗賊「……ここだ」

三人は会場の客席に座る。

戦士「さーて…楽しみだ!色んな意味で!」

魔道士「そうですねっ!エヘヘ!」

戦士「しかしお前もヒドイなー!」

魔道士「そんな事ないですーっ」

盗賊「…そ、そうか?」

魔道士「だって…朱雀嬢ちゃんの涙を見たら…」

戦士「まぁな…。1年に1回きり。折角のチャンスだしな…」

盗賊「…」

魔道士「勝ち負けはとにかく…出る事が楽しみなんですから…!」

戦士「まぁな…。出れないんじゃ意味ないもんな!」


732 :パー速民がお送りします [] :2010/01/16(土) 21:40:00.39 ID:C0GCpj6o
またコカさんに呆れられるぞww


733 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/01/16(土) 21:40:20.46 ID:/1wI722o
盗賊「…始まるぞ」

ザワザワザワ…

戦士「…あれ?アイツ見覚えが…」

テウテクテク…

南方参謀「レディースエーンド、ジェントルメェン!!」

魔道士「あの人…国軍の人…ですよね?」

戦士「……はぁ」

南方参謀「召喚フェスへようこそ!ウェルカーム!!」

ワーワー

南方参謀「さぁ、1年に1度のお楽しみ!召喚士達の肌と肌のぶつかり合い!」

盗賊「…?」

南方参謀「とくと見ていってちょーだいっ!」

ワーワー

南方参謀「まずは3対3の召喚バトルよぉ〜!」

魔道士「うわぁ…!楽しみーっ!」


734 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/01/16(土) 21:41:49.88 ID:/1wI722o
南方参謀「1回戦第1試合!召喚乙女組対隠居ーズの対決よっ!」

魔道士「あっ、出てきました!」

戦士「召喚乙女組…!?なんつうネーミングセンスだ…」

魔道士「えー?カワイイじゃないですかー!」

戦士「まさか…名付け親って…お、お前…」

盗賊「……」

テクテクテク…ワーワー

朱雀嬢「さぁ、チャッチャといきますわよっ?」

召喚士「は、恥ずかしい…」

玄武娘「行くですの!」

南方参謀「さぁ、両チーム入場よ〜!」

テクテクテク…ワーワー

南方参謀「まずはこちら…召喚乙女組!」

召喚士「……はぁ」

南方参謀「平均年齢15歳!でも実力は年齢を感じさせないわっ!」


735 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/01/16(土) 21:43:55.71 ID:/1wI722o
ワーワー

南方参謀「先鋒、若干13歳!玄武娘〜!!」

玄武娘「やるですの!!」

南方参謀「中堅、15歳の若き乙女!朱雀嬢〜!」

朱雀嬢「負けるはずがありませんわ!」

南方参謀「大将、18歳のまとめ役!白虎嬢〜!」

召喚士「……」

南方参謀「対するこちらは平均年齢68歳!隠居ーズ!」

戦士「大丈夫なんか…?」

盗賊「……どうだろう」

魔道士「凄い年の差ですね…」

戦士「死人が出なきゃいいがな…ははっ…」

南方参謀「先鋒前へっ!!」

玄武娘「はいですのー」

テッテッテ…


736 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/01/16(土) 21:44:50.97 ID:/1wI722o
南方参謀「いい事?召喚獣以外への攻撃は禁止よ?」

玄武娘「はいですの!」

青龍爺「ほっほっほ…こんな孫娘のような子とやるとはのう…」

南方参謀「それでは!開始っ!!」

青龍爺「お力を…、ワイバーン!」

玄武娘「おいで、スキュラ、ケルピー、レモラ!」



南方参謀「大将白虎婆、魔力切れにつき、玄武娘勝利〜!」

召喚士「す…凄い…一人抜き…!!」

朱雀嬢「まぁ、私達にかかればこんなモンですわ!」

テッテッテ…

玄武娘「やりましたですの!」

朱雀嬢「まぁまぁですわね!」

召喚士「お見事ですっ!!」

玄武娘「褒められたですのー!うふふー!」


737 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/01/16(土) 21:46:17.74 ID:/1wI722o
〜準決勝終了後〜

戦士「しっかしこうして見るとさー…」

盗賊「…?」

戦士「みんな凄いんだけどさ…」

魔道士「召喚士さんの凄さがよく分かりますよね…」

盗賊「…うん」

戦士「あれに見慣れてるせいで、イマイチ迫力にかけるっつーか…」

魔道士「皆さん、それなりの腕のはずなんですけどね…」

盗賊「…ああ」

戦士「召喚士ってやっぱり、凄いよなぁ…」

魔道士「凄いですよ。いっつも一人であれだけ…」

盗賊「…確かに」

戦士「俺らもさ…、もっと…頑張らないとな」

魔道士「…そうですよね…!」

盗賊「…うん!」



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