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男「甥と暮らすことになった」
- 1 名前:VIPがお送りします []
投稿日:2011/08/07(日) 23:41:09.92 ID:CMEgkbaP0
男「どうだ、学校は慣れたか?」
甥「んーどうだろ、でも仲いい奴は出来たよ」
男「何だって……すごいなお前」
甥「伯父さんぼっちだったの?」
男「いいから早く食べなさい」
甥「可哀想……」
男「やめろ!」
甥「あははっ! でね、今度その友達連れてきてもいい?」
男「くそっ早くもモテモテなのか」
甥「ちゃんと伯父さんとも遊んであげるから」
男「俺女の子と遊びたい」
甥「男の子で我慢してよ」
男(ま、楽しそうで良かったか……会った時とは大違いだ)
男「いいけど、お前が掃除しろよ」
甥「むー」
- 2 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/08/07(日) 23:45:33.02 ID:CMEgkbaP0
甥「あ、おはよ」
甥友1「よ」ナデナデ
甥「やめー髪の毛ぐしゃぐしゃになる」
甥友1「ははっ悪い悪い」
甥「てかつむじ押したでしょ」
甥友1「ちっちゃいままの方が可愛いくていいと思って?」
甥「死ね死ね縮めっ」
甥友1「キャーコワーイ」
甥「キャーキモーイ」
甥友2(今日も微笑ましいなあ……)
甥友1「あれー届かないねー? どうしたのかな? ほら甥ちゃんつむじにタッチだよタッチ!」
甥「う゛うう゛ううう」
キーンコーンカーンコーン
甥友1「あらら、また後で遊ぼうねー」ヒラヒラ
甥友2「甥君も早く席に着いたほうがいいと思いますよ?」
- 3 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/08/07(日) 23:49:59.42 ID:CMEgkbaP0
甥「ぶー」
先生「ほれほれ、授業始めんぞー」
キリーツ レーイ チャクセーキ
先生「知ってる人もいると思うが、今度職場体験がありまーす、、、」
甥「(むかつく……いつか絶対足スライスしてやる…………あ、そいえばおはよ)」
甥友2「(お、おはようございます)」キュン
* * *
先生「はい注目。まとめんのとかすげえ面倒臭いんだが、学年会で決まったことだから俺は逆らえませんでした。というわけで、宿題配るぞー」
甥「ん……?お仕事インタビュー?」ペラッ
先生「今日話した職場体験の事前学習ってことだ。ご家族にインタビューして書いて来い」
甥友1「えー、俺親父と話したら口がもげちゃうんですけどー」
先生「お前の無駄口が減ったら先生嬉しいわ、いっそもいで来い」
甥友1「やだーそしたらもう先生とちゅー出来ないよー」
先生「おえええええええ」
甥友1「ひでええええええ」
- 4 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/07(日) 23:51:58.28 ID:OXydlcFsO
ノリスケやんけ
- 5 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/08/07(日) 23:52:24.39 ID:CMEgkbaP0
先生「とにかく、お母さんでもいいから締め切りだけは守ってくれよ、以上」
甥「……」
甥友2「甥君、どうかしたんですか?」
甥「な、何でもない……」
甥友2「?」
- 6 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/08/07(日) 23:54:40.50 ID:CMEgkbaP0
男「おーい、これ明日学校で使うんだろって、……もう寝てるのか」
甥「…………」スヤスヤ
男「……妹そっくりだな」
男(可愛い…………っておいおいおい)
甥「んぁ……」
男「お、どうした?」
甥「やっ……お……かあさ……」
男(普段は全然寂しそうにしてねえけど)
甥「ふ……うっ……」
男「甥、」
男(そうだよなあ、まだまだガキだもんなあ)
甥「ひっ……ひっ……」ポロポロ
男「よしよし」ギュウ
男(明日、目が赤くなんないといいが)
男「お休み」
- 7 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/08/07(日) 23:58:04.34 ID:CMEgkbaP0
―――
―
白い足と涙の筋が光る赤い頬が見える
傍らに転がる箱がグシャリと音を立てて潰れた
『……ん、や……だあ!……こんなっ……!』
今日はお祝いだ
男「!」ガバッ
甥「うわ! びっくしりた!」
男(あ……久々に見た)
甥「……ねえ」
男(セリフ付きとは悪趣味だな……)
甥「ねえ聞こえてます?」
男「え?……あぁ、おはようございます」
甥「反応が薄い」
男「おおおおおはよおおおおお」
- 8 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/08/08(月) 00:00:07.94 ID:oYKc7As80
甥「わざとらし過ぎ」
男「俺のサービス精神が……あー、朝飯作ってくるわ」
甥「その前にトイレ行って来なよ」
男「まだおしっこ平気だもん」
甥「そーれ」サワッ
男「いやん!……っておい嘘だろ」
男(完勃ち、だと……)
甥「朝からお元気ですねー」ニヤニヤ
- 9 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/08/08(月) 00:02:53.84 ID:oYKc7As80
男・甥「「いただきます」」
甥「変態さん変態さん」モグモグ
男「伯父さんと呼びなさい」モグモグ
甥「変態伯父さん?」
男「……何でしょうか」
甥「なに、ムチムチお姉さんに刺されたの?」
男「は?」
甥「状況証拠から推理したの」
男「んー……まあそんなところだ」
男(勃ったのは初めてだけどな)
甥「伯父さんって気持ち悪いね」
男「お前言っとくが俺と血繋がってるからな忘れんなよ」
甥「僕はニートになんかならないですしー」
男「違いますうフリーターですう」
甥「似たようなもんですう」
- 10 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 00:04:58.86 ID:oYKc7As80
男「あーあー、昨日の夜はあんなに可愛かったのになー」
甥「へ?そういえば何で隣に寝て……」
男「一人にしちゃ可哀想かと思ってえー、てか目真っ赤だし腫れてるからな、冷やしたほうがいいぞ」
甥「っ……!」バタバタ
男(あ、耳も真っ赤)
* * *
男「お前そろそろ遅刻すんぞー」
甥「ま、まだ目腫れてない?」
男「んー、大丈夫大丈夫」
男(てかまつげ長いな)
甥「良かったー、じゃあ行ってきま!」
男「おう行ってらー」
ガチャッ バタン
男「さて……掃除でもするか」
- 11 名前: 忍法帖【Lv=28,xxxPT】 [sage] 投稿日:2011/08/08(月) 00:06:46.79 ID:gEYlTQgZ0
ほう
- 12 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 00:07:09.78 ID:oYKc7As80
男「なんだこれ……お仕事インタビュー?」ペラッ
男「ご家族にお仕事についてインタビューして来て下さい、提出は……今週末か」
男「俺フリーターなんですけど……あー、どうすっかな……」
男(だから昨日泣いてたのか?)
男「あ、バイト遅刻」
- 13 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 00:09:43.84 ID:oYKc7As80
店長「お仕事インタビュー?」
男「何か宿題みたいなんですけど」ペラッ
店長「お仕事で大変なことは何ですか、だって」
男「これフリーターが答えてもいいんですかねえ」
店長「仕事は仕事だろ」
男「そうなんですけど、やっぱまわりの子の目線を気にする年頃じゃないですか」
店長「なら就職しろよ」
男「俺を認めてくれる所がないんですよね」
店長「お前、心がニートだよな」
男「生きていけるならとっくにニートしてます」
店長「こんな駄目人間が子供育てちゃだめだと思うぜ」
男「そんなこと俺も分かってますって……昨日の夜も泣かれちゃったし、俺はどうしていいのやら」
店長「なにそれ可愛い」
男「まあ……顔は可愛いですけど」
店長「オレが慰めてあげるよって言っておいて」
- 14 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 00:12:32.15 ID:oYKc7As80
男「嫌ですこのホモ野郎」
店長「ひゃんっ」
男「気持ち悪い声出さないで下さい、プレート押し付けますよ」
店長「それだけは勘弁して下さい」
男「いいから早くこれ、5番テーブルです」
店長「オレ店長なのに」
* * *
男「ん、着信入ってる……甥から?」
店長「オレ電話したい!」
男「絶対ダメです……もしもし?どうした」
甥『あ、あのね』
男「んー?」
甥『鍵無くした』
男「おお……マジか」
甥『ご、ごめんなさい』
- 15 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 00:15:35.05 ID:oYKc7As80
男「まあ無いもんな仕方ないさ……それで? 今どこにいるんだ、飯は?」
甥『家の前に座ってる、あと食べてない』
男「うん、ならこっちおいで」
甥『いいの?』
男「店長も会いたがってるしな……そこまで会わせたく無いが」
甥『も、もっと怒られるかと思った』
男「これくらいじゃキレねえよ、俺若者じゃないですし」
甥『良かったぁ……うん、じゃあ行くね』
男「うい」ピッ
店長「えっえっえっ、甥ちゃん来んの?」
男「まあ仕方なくですよ」
店長「しゃああああああああ」
男「プレ、」
店長「すいません注文取ってきます」
- 16 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 00:17:57.60 ID:oYKc7As80
甥「伯父さん!」
男「あ、いらっしゃいませ」
甥「い、いらっしゃいました」
店長「初めましてー甥ちゃん」ナデナデナデナデ
甥「こ、こんにちは」
店長「うっ」
店長「何これ可愛い可愛い可愛い可愛い」
男「漏れてる漏れてる」
店長「はっ」
男「お前あんまりこの人に近づくなよ、掘られるぞ」
甥「彫る……?」
店長「いいきなりそそそそんなことしねえよ」
男「動揺しすぎです」
甥「……あははっ」クスクス
店長「キュン!」
- 17 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 00:20:07.34 ID:oYKc7As80
男「……甥、あっちの席座ってろ」
甥「はーい」パタパタ
店長「どうしよう胸のときめきがヤバい半端じゃない」
男「まー、わからなくもないっすけどね」
店長「少女のような可憐さを纏わせつつそれでいて少年独特の体つきと声、そしてあの笑顔……お前の血縁者だとは思えねえな!」
男「俺の妹の息子ですよ……多分」
店長「は? 多分?」
男「でも顔は生き写しレベルに似てるんで合ってると思いますよ」
店長「なにそんなドロドロしてんの?」
男「あー、ちょっと事情がありまして」
店長「?」
男「まあ、機会があったら説明しますよ」
男(実は俺もあんま覚えて無いんだが)
店長「ほー、で、妹ちゃんは今何歳なんだ?」
男「俺の1つ下ですね……生きてたらの話ですけど」
- 18 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 00:22:42.96 ID:oYKc7As80
* * *
店長「なあ、甥ちゃんドリンクバーしか頼まなかったぜ」
男「マジですか?金なら心配しなくていいのに」
店長「ハッ……そんなんだからお前には彼女がいねえんだよ」
男「店長独身じゃないですか……ああ、ホモかホモだからか」
店長「どっちにしろ独り身だよクソが甥ちゃん寄越せよ」
男「俺も一緒でいいなら養っ、」
店長「セット販売やめて下さい」
男「じゃあいいですー……あー、ちょっと俺甥のとこ行ってきます」
店長「てかあれだ、お前もうそのまま上がっていいから」
男「え、別にいいですよ、まだ時間じゃないし」
店長「夕飯なのに一人じゃ可哀想だろ……本当お前駄目な」
男「成る程……すいません」パタパタ
店長「何だかんだで一番可愛いと思ってんのあいつだろ……本当ずるい奴」
- 20 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 00:25:32.07 ID:oYKc7As80
男「おーおー、伯父さんもここで食うわ」
甥「本当? 仕事はいいの?」
男「もう上がりだ」
甥「じゃあ僕ハンバーク食べよー」
男「俺チキンー」
店長「はーいハンバーグがお一つですね」
男「えっチキンも下さい」
店長「ご注文を繰り返します、ハンバーグがお一つ、以上でよろしいですか?」
甥「はーい」
男「伯父さん悲しい」
- 21 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 00:27:51.19 ID:oYKc7As80
甥「美味しかったー」
男「おー、それは良かった」
甥「店長さん面白い人だね」
男「頭おかしいだけだろ」
甥「そうかな? 優しい人だったよ」
男「……お前あんま懐くなよ、心配だから」
甥「?」
男「……あ、そうだ」
甥「なにー?」
男「これ、宿題なんだろ」ペラッ
甥「……バレた?」
男「たまたまな……でも伯父さんじゃあれだもんなあ、しかも定職じゃねえし」
甥「……」
男「なんなら俺の知り合いに聞いてこようか?普通の会社員しかいねえけど」
甥「そ、そうじゃなくてね」
- 22 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 00:30:28.59 ID:oYKc7As80
男「ん?」
甥「母さんに会いたいなあって」
男「……」
甥「それとね……父さんはどうして僕を捨てたんだろうって」
男「っ……」
甥「ごめんね、こんなこと言っても仕方ないのに」
男「甥……」
甥「ちょっと思っただけだから、大丈夫だから」
男「……なあ」
甥「……なに?」
男「今日は伯父さんと一緒に寝ようか」
甥「!……えー、伯父さん臭いからどうしよっかな」
男「えー」
甥「あはっ冗談だよ」
男(俺は何をしてやればいいんだろうか)
- 23 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 00:32:34.02 ID:oYKc7As80
ピンポーン
甥「あ、来た」
甥友1「甥くーん、こーんにーちはー」
甥友2「遅れてすみませーん」
甥「はーい、今出るよー」
男「っておいおいおい」
甥「え?」
男「いやいや、伯父さん友達来るなんて聞いてないから」
甥「そうだっけ? 昨日言うの忘れてた」
男「伯父さん服着てないだろ、せめてもうちょっと待って、」
ガチャ
甥友1「お、開いた……あ」
甥友2「す、すみません!」
バタン
- 24 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 00:34:49.82 ID:oYKc7As80
甥「あちゃちゃー」
男「あちゃちゃー、じゃねえよ!」
* * *
男「悪いな、初対面なのに」
甥友1「いや、俺らも勝手に入っちゃってすいませんっした」
甥友2「すみません」
男「いやいや、俺は大丈夫なんだがな」
男(1君はやんちゃ系だな……2君は真面目君か)
男「えーと、甥がどこまで話してるのか知らないんだが、えっと」
甥友1「あぁ、伯父さんと暮らしてるってことだけは聞いてます」
甥友2「男さん、ですよね」
男「あ、そうなんだ」
甥友1「まあ理由までは知らないっすけど……」
甥友2「(ちょっと、2君!)」
甥友1「あっ、す、すいません」
- 25 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 00:37:53.24 ID:oYKc7As80
男「気になるのも当然だろうさ……ま、甥が自分から言うまで待っててやってくれ」
ガチャッ
甥「ただいまー!……なになに、三人でなに話してたの?」
男「なんでもねえよー」
甥「えー、せっかくジュース買って来てあげたのに」
男「さ、後はお若いのだけで遊んでな」グシャグシャ
甥「むー」
甥友1(あいつは敵か)
甥友2(今日も可愛いなあ……でも、ちょっとずるいです)
男「ほ、ほら、俺は出かけてくるから」
甥「行ってらっしゃーい」
バタン
男「うっわー、ガン見かよ……」
- 27 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 00:40:15.05 ID:oYKc7As80
男「ただいまー」
ワイワイガヤガヤ
男「あ、そうか」
男(友達が来てるんだったな……ちょっと危険な匂いのする)
甥「お帰りなさーい」
甥友1「お邪魔してまっす」
甥友2「長居してすみません」
男「いえいえ」
男(変なことしてないだろうな、こいつら)
甥「お土産はー?」ドンッ
男「うわっ、お前離れろ苦しい」
甥「チョコー僕のチョコー」
男(暖かいなあ……でもチョコなんて持ってないわ)ムニッ
甥「いひゃいよ!」
男(あ、涙目)
- 28 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 00:42:25.33 ID:oYKc7As80
甥友1「お、おい、俺持ってんぞ」
甥友2「あ、ボクもです」
甥「何ですって!? わーい」スタスタ
男「え、餌付け……」
甥友1「ふふっ」チラッ
男(こええええええええ)
* * *
男「あれ、二人は?」
甥友2「性懲りもなくまたコンビニ行きましたよ」
男「あ、そうか」
甥友2・男「……」
男(き、きまずい)
甥友2「あ、あの」
男「な、何だい」
甥友2「違ったら申し訳ないんですけれど」
- 29 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 00:44:54.61 ID:oYKc7As80
甥友2「甥君のお母さんは……亡くなっているんでしょか」
男「……何で?」
甥友2「いえ、何となーく、ですけれど……」
男(この子は、勘が良いんだろうか)
男「そっか……俺が言ったって言わないでくれよ」
甥友2「あ……はい」
男「あいつの母親、まあ俺の妹なんだが」
甥友2「……」
男「去年の春ごろかな、死んだんだ」
甥友2「……そうだったんですか」
男「ま、恥ずかしい話だが、その辺俺も詳しくは知らないんだよ。葬式も行ってない」
甥友2「え……?」
男「家出したんだ、16歳のあいつの誕生日にメモだけ残して。それ以来、行方知れずだった」
甥友2「でしたら、甥君はどうして此処に?」
男「電話があったんだよ、甥から」
- 30 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 00:47:19.14 ID:oYKc7As80
『もしもし……もしもし?』
『もし、もしっ……』
『あの、どちら様ですか』
『ううっ……ひっ…ひっ』
『はぁ?……切りますよ?』
『や、ま、待って下さっ!』
『……なに?どうしたの?』
『お願い、しますっ……助けて』
男「妹は家出してすぐ結婚して、しばらくして甥を産んでたみたいだ」
甥友2「……」
男「でもさ、その結婚した男がまた薄情で、妹が死んですぐ他の女と結婚したらしいんだよ。だから甥はたらい回しにされてたらしい」
甥友2「そんな……」
男「妹は家族の話を一切しなかったみたいで、当然俺のとこに連絡も来なかった……まあ、親父もお袋も随分前に死んでるんだが」
- 31 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/08/08(月) 00:50:12.89 ID:Gjs4H1kS0
続きが大変気になるけど、もう寝ないと不味いんだ
残念だよ
- 32 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 00:50:46.71 ID:oYKc7As80
甥友2「甥君は、どうやって男さんの電話番号を知ったんですか?」
男「妹の電話帳に入ってたんだと。……お兄ちゃん、って」
甥友2「成る程……でも良く番号変わってませんでしたね」
男「まあな、ずっと機種変だし……でも、変えてなくて良かったよ」
甥友2「……はい」
男「初めて甥に会ったときはさ、全然喋らないし、ちっちゃいし、それに俺フリーターだしで、一体どうしようかと思った……でも、もう俺しかいないんだよな」
甥友2「甥君は、男さんがいて幸せだと思いますよ?」
男「俺なんかまだまだだよ……でも、俺なりにはこれが精一杯だ」
甥友2「……男さんは、甥君のことどう思っているんですか?」
男「……今一番、大切だ」
男(妹の形見だからか、それとも)
甥友2「そうですか……すみません、変なことまで聞いてしまって」
男「い、いや、俺も悪かったな。遊びにきたのにこんな話して」
甥友2「……でも、よく似ている気がします、甥君と男さん」
男「……」
- 33 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 00:53:08.87 ID:oYKc7As80
男「……」
甥友2「……男さん?」
男「え?あぁいや、何でもないよ」
* * *
甥友1「お邪魔しましたー」
甥友2「お騒がせしてすみませんでした」
甥「また学校でねー」
バタンッ
甥「ふひー、行っちゃった」
男「ムサ苦しいったらないな」
甥「でも楽しかったー」
男「ん、そっかそっか」
甥「いい人でしょ、どっちも」
男(あの子は、どこまで気が付いただろう……)
甥「ほら、二人がこれ持ってきてくれてね……伯父さん、ねえ聞いてる?」
- 35 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 01:02:13.51 ID:oYKc7As80
* * *
甥友2「……」
甥友1「おい、なに黙りこくっちゃって」
甥友2「はい?いえ、何でもありませんよ?」
甥友1「お前……あれだ、先に目つけたの俺だからな」
甥友2「はいはい」
甥友2(僕は身を引きましょうかねぇ……でも)
甥友2「まさか……まさかねえ」
- 37 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 01:13:52.71 ID:oYKc7As80
甥「いってきまー」
男「いってらー、っておいおいおい、ちょっと待ちなさい」
甥「なにー」
男「いや、その首元どうしたの」
甥「! な、何が? 僕遅刻しちゃうんだけど」
男「いやだからさ……そのネクタイ、どうしたんだよ」
甥「……おしゃれでしょ?」
男「あぁ、可愛い蝶々だな……結び方わかんないの?」
甥「うん」
男「はあ……こっちおいで」
甥「だから昨日二人に制服届けて貰ったんだよ、今までは僕だけ学ランだったし」
男「はいはい」シュルッ
男(またあいつらの話か)
甥「むー」
男「うし、できた」
- 40 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 01:41:46.10 ID:oYKc7As80
甥「あ、ありがとう……」
男「……いいえ」
甥「な、何か恥ずかしいね」
男(キュン……いや待て待て)
甥「そ、それじゃあほんとに行ってくるから」
男(やめろ、やめろやめろやめろ)
男「……ち、ちょい待って」グイッ
甥「な、なにっ!」
男「……」チューッ
甥「やぁっ!? ひゃ、離してっ」
男「んっ……あ、すまん」パッ
甥「いいいいってきます!」
男「い、いってらー」
ガチャ バタンッ
- 41 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 01:46:43.07 ID:oYKc7As80
甥(な、何だ、さっきピリッってした……!)
男(どうしたんだ俺……)
* * *
甥友1「おはー」
甥「お、おはよっ」
甥友1「どうした、何かキョドってね?」
甥「そんなことないよっ」
甥友1「ふーん?まあいいか……それっ」
甥「ひっ、やめてよ手つめたっ」
甥友1「ふふ、首あったけー」
甥友2「あ、おはようございます」
甥「お、おはよっ、た、たすけてっ」
甥友1・甥友2「あ」
- 42 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 02:06:59.61 ID:LGWyTPr90
ちょっと確認したいんだが
女性キャラは今のところ妹ぐらいなんだよ…な?
- 43 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 02:08:45.26 ID:bPtjjMc40
>>42
ああ・・・
- 44 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 02:11:37.29 ID:f65ky+/D0
ホモ祭り
- 46 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/08/08(月) 02:19:37.04 ID:oYKc7As80
もう落ちたかと
- 47 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 02:22:48.45 ID:XPasOWP1O
続きお願いしますん
- 49 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 02:31:57.50 ID:oYKc7As80
甥「え?……あ、今のうちだっ」バタバタ
甥友1「…………あー、何だあれ、あてつけ?」
甥友2「さあ……でもどうしましょうね、あれは隠したほうが……」
バタッバタタッ ガチャドンッ
甥「やだっ先生やめて離して!」
先生「えー先生もつけたーい」
甥「やだー!」
甥友2「ほらさっそく釣れました」
甥友1「……はぁ」
- 50 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 02:32:49.65 ID:oYKc7As80
店長「ふひひ、溜め息付いてるー幸せ逃げてるーオレ食べるー」スウッ
男「…………はあ」
店長「反応無いのは寂しいんだぜ」
男「ああ、すいません……はあ」
店長「はあはあうるせーよ変態」
男「変態、か。はあ、そうなんですよ俺変態なんです」
店長「お前……言ってみろ、ポリスに電話するのはその後だ」
男「は……え?」
店長「男がレイプ犯になるなんてな……胸が熱いぜ」
男「いやいやいや、違いますって」
店長「え、違うの?」
男「いやだからですね、その……お、甥に、その」
店長「あ?」
男「いえ、その……キ、キスマークをですね……」
店長「……」
- 51 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 02:33:18.56 ID:oYKc7As80
男「反応無いのは困るんですが」
店長「どんな反応して欲しいんだよ……てかなに、チューしたんじゃないの?」
男「そんなことしてないですよ」
店長「お前……変な方向に変態じゃね」
男「だから困ってんですよ……」
店長「何でそんなことしたんだよ変態」
男「うっ」
男(何かその、衝動的というか対抗心というか思い出したというか)
店長「所詮お前もこっち側だったってことか……」
男「ち、違いますよ」
男(どっちにしたって不純だが……)
店長「いやちょっと待てよ、甥ちゃんがホモに目覚めてくれたらそれはそれで……」
男「ちょっと何を言ってるのか分からないですね」
店長「男……ハメ撮りよろし、ぐぅっ」
男「ファミリーレストランに相応しくない発言は控えて下さい」
- 52 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 02:33:51.08 ID:oYKc7As80
店長「あーあーあー、もうやだお前の自給下げてやるむしろただ働き同然にしてやる」
男「いや甥が困るんで」
店長「くそっ」
男「それより俺の身の振り方を考えてくださいよ」
店長「てかよ、意識し始めた時点でもう終わってんだろ……むしろ初めからそう思ってたんじゃねえの」
男「! そ、んなことないです」
店長「うへ、マジか」
男「あああ最悪……これからもうどうすれば」
男(初めから可愛いと思ってるけども! 色んな意味で!)
店長「ようこそ、虹色の世界へ」
男「その笑顔止めて下さい……」
- 54 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/08/08(月) 02:43:19.56 ID:Dv7pGZgF0
箸休め
ttp://livedoor.3.blogimg.jp/sugumiru18/imgs/d/4/d48187ae.jpg
ttp://livedoor.3.blogimg.jp/sugumiru18/imgs/b/8/b86ac5c9.jpg
ttp://livedoor.3.blogimg.jp/sugumiru18/imgs/a/8/a8307b7f.jpg
- 55 名前: 忍法帖【Lv=1,xxxP】 [] 投稿日:2011/08/08(月) 02:44:34.13 ID:hfi46I4C0
すげえ何これ
- 56 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 02:46:52.33 ID:XPasOWP1O
甥かわいい
- 57 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 02:47:54.61 ID:oYKc7As80
甥「た、ただいまーっ」
男「おう、お帰り」
男(平常心だ俺頑張れ)
甥「伯父さんっ、あの」
男「な、なにかな?」
甥(来るか……やっぱ来るか)
甥「今日ね、皆にね」
男「は、はい……」
甥「あの、首のとこっ」
男「た、大変申しわけなく思っております!」
甥「……皆が誰につけられたんだって……その、エ、エッチしたのって聞くから」
男(あちゃー)
甥「お、伯父さんは……何でこんなことしたの……?」
男「そ、それはですね……」
男(いやいや言えないだろ……)」
- 58 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 02:48:43.00 ID:oYKc7As80
甥「僕ね……何でかなって考えたんだけど」
男「何でしょうか」
甥「お、伯父さんは、僕が好きなの……?」
男「!」
甥「あ……そんなはずないよね、ご、ごめんね変なこと言って」
男「お、甥、」
甥「僕、お風呂入ってくるねっ」ダダッ
男「……やばいだろ、これは」
男(心臓がもたない……)
* * *
甥「あ……良かったらお風呂どうぞ」
男「あぁ、ありがと」フイッ
男(直視できないとか、俺童貞か)
甥「そっち行ってもいい?」
男「おお……」
- 59 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 02:49:22.94 ID:oYKc7As80
甥「へ、えへへ」ギュー
男「な、何だよ?」
甥「あのね、僕もつけてあげるね?」
男「は?……ちょ、お前やめっ」
甥「んー」アムッ
男「イっ……お前、噛んでどうすんだよ」
甥「あれー出来ない」
男「いいからそろそろ離れなさいっと」
甥「えー」
男(もう限界です勘弁してください)
甥「じゃあね、チューしよ?」
男「!」
甥「駄目?」
男「いやいや……お前風呂で何があったんだよ」
甥「何にもないよ?……でもね、ちょっと嬉しくなったの」
- 61 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 03:03:50.38 ID:oYKc7As80
男「へ?」
甥「その……伯父さんなら、良いかなあって……」
男「っ……」
甥「お、おかしい、かな」
男(あーあ)
甥「お、伯父さん?」
男「……」グイッ
男(こんなの、おかしいのは分かってるさ)
甥「……んっ!」
男「ん……はっ」チュッ
男(やべ……止まんらない)
甥「ふっ……あ、ンー!」クチュッ
男「……んんっ……っあ」ベロッ
甥「ふあっ……はあっはあっ、んっ」ビクッ
男「……なあ、いいか?」
- 62 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 03:04:21.71 ID:oYKc7As80
甥「な、なにが、ひっ」ドサッ
男「よいしょっと」
甥「え、ちがっ……チューだけでいいのっ、や……ひゃあっ!」
男「んぅ……ちゅっ、ちゅっ」
甥「っ!……ふっ…ふぇっ」ポロポロ
男「ごめん……痛くしないから、そんなに泣かないで?」ペロッ
甥「ひうっ!……やっ、も、無理っ……」
男「ごめん、ごめんな」
甥「……んっ、や……だあ!……こんなっ……!」
男(あ……)ズキッ
男「……俺は、」
甥「や、やあっ!」ドンッ バタタッ
男「何だ今の……」
男「じゃ、じゃなくて!」
男「甥、甥!」
- 63 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 03:04:40.40 ID:oYKc7As80
甥「うっ……ひっ……ひっ……」
男「甥……」
甥「やっ、来ないで!」
男「……ごめん」
男(俺は馬鹿だ)
男「くそっ」
男(でも好きなんだ、多分本気で)
男「……頭痛い」
- 64 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 03:07:27.72 ID:oYKc7As80
* * *
男(俺はなんて馬鹿なことを)
男「……」
男(くそっ……頭痛も治まらないし)
店長「どうした、いつにも増して無口だぞ」
男「いつも通りですよ、俺はつまんない男なんで」
店長「面白い冗談だな」
男「……すいません」
店長「いいからさっさと白状しやがれ」
男「い、嫌です」
店長「通報すんぞ」
男「……俺、捕まるんですかね?」
店長「うっっっわー、遂にか……」
男「これ以上人生詰んだら生きていけない……いやいっそ死ぬべきか……」
店長「そしたら甥ちゃんどうすんだよ」
- 66 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 03:16:45.62 ID:oYKc7As80
男「俺なんかと暮らすよりはマシでしょうよ」
男(あー、頭ガンガンする)
店長「甥ちゃんはどうしてんの?」
男「俺が起きたらもう学校行ってました」
店長「どうせ泣かせてそのままなんだろ?」
男「そう、です……」
店長「お前最低だわ」
男「わかって、ます」
男(やば、頭が)
男「イっ!」
店長「おいどうした?」
男「いえ、ちょっと頭が……痛く、て……」ドサッ
店長「おい!おい……」
男(視界が細くなって……何だろう、声が聞こえる)
- 68 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 03:21:21.18 ID:oYKc7As80
―――
―
白い足と涙の筋が光る赤い頬が見える
傍らに転がる箱がグシャリと音を立てて潰れた
『……ん、や……だあ!……こんなっ……!』
こんな趣味の悪い指輪も、ネックレスも妹に似合わないのに
妹はもう汚れてしまった、だってもうこんなに白くなってしまった、だから上書きしてるだけなんだ
精液とチョコレートの混じった匂いが満ちてきて、俺は脱力する
真っ暗な視界が落ちてくると、頭が鈍く疼き始めた
『嘘っ……あっ……おねが……んっ……やだ、離してっ!……お、』
- 69 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 03:27:14.71 ID:oYKc7As80
男「うわああああああっ」ガバッ
男「はあっ、はっ……はっ、はっ……あぁ」
男「やっと思い出した……」
男(薄々は気づいていたんだ、でもこれで……もう逃げられない)
男「俺はあの日、妹を犯したんだ」
- 70 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 03:27:57.74 ID:oYKc7As80
男「うわああああああっ」ガバッ
男「はあっ、はっ……はっ、はっ……あぁ」
男「やっと思い出した……」
男(薄々は気づいていたんだ、でもこれで……もう逃げられない)
男「俺はあの日、妹を犯したんだ」
* * *
店長「あ、起きたか」
男「……甥は」
店長「電話して、友達の家に泊まるように言ってあるよ」
男「良かった……」
店長「病院連れてこうかと思ったけど、普通に息してるからやめた」
男「適当ですね……でも、ありがとうございます」
店長「どんな夢みてたんだよ?甥君にでも刺された?」
男「!」
男(あ、勃ってない……)
- 71 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 03:29:01.57 ID:XPasOWP1O
俺得
- 72 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 03:37:07.91 ID:oYKc7As80
店長「お前なあ、オナニーならせめてトイレで」
男「ち、違いますって」
店長「てかどうする?一応病院行くか?」
男「いえ、大丈夫です……それより、店長に話があります」
店長「なんだよこんな真夜中に……まさか告白?」
男「それ罰ゲームにしちゃ重すぎでしょう……まあヘビーではありますが」
店長「甥ちゃんのことか?」
男「そうです、この前、今度説明するって言ってた」
店長「あぁ、あれか」
男「それに加えて……さっき、ようやく思い出したんですよ」
店長「……?」
男「順を追って話しますよ……あー、でも、これは始めに言って置いたほうがいいか」
店長「なんだ?」
男「俺ですね、妹が好きだったんですよ」
店長「へー、まあお前変態だしな、シスコン野郎とか超お似合い」
- 73 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 03:39:04.52 ID:oYKc7As80
男「もちろん性的な意味でなんですけど」
店長「!」ブッ
男「うわっきたな!でもまあこれは前提なんで」
店長「告白のほうがマシだぜ……」
男「ある意味俺の告白ですよ、ほぼ懺悔ですけど」
店長「……なんで俺に話すんだよ」
男「ワンクッション無いと俺の心が持たないんですよ」
店長「まあいい、続けろ」
男「はい、それでですね……」
- 75 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 03:41:48.95 ID:oYKc7As80
妹の誕生日、俺はケーキを買って帰った。妹の好きなチョコレートケーキだ。
こんな日でもどうせ両親は帰ってこない。二人だけのささやかなお祝いだ。
家に入ると、やけに静かだった。まだ妹は帰ってきていないのだろうか?俺はひたひたと廊下を歩き、妹の部屋を目指した。
『妹―?いないのか?……っ!』
聞こえてきたのは、妹のあえぎ声だった。
男「知らない野郎に妹が抱かれてるわけですよ、まあ何にもおかしいことなんか無いんですけど。でも、俺の頭は真っ白になりました」
男が帰るまで、俺は自分の部屋に篭った。
俺のほうがずっと好きだったのに、こんなにも愛しているのに、どうしてだろう、どうしてだろう。
男「後はまあ、無理やり妹を抱いたんです。いわゆるレイプ、かつ近親相姦です
- 78 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 04:00:21.53 ID:0ohCb1Ymi
続きまだー?
- 79 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 04:13:53.01 ID:XPasOWP1O
まさか寝おち?
- 100 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 10:01:32.06 ID:xpDO/uy5O
ノリスケ「カツオくんっ!」
ノリスケは覆い被さるようにしてカツオの自由を奪った
カツオ「なにするのさノリスケおじさん!?」
カツオの目は驚きと恐怖で引きつっている
ノリスケ「ハァハァ、僕は前からキミの事が好きだったんだ・・・・・もう我慢できない」
ノリスケは立ち上がりざまにズボンをおろす
そして振り返るやいなや膨張したペニスを強引に口へ流しこんだ
カツオ「やめへえ!ノリスケおひはーん!」
ノリスケ「興奮するなあ処女のお口なんてwwwじゅるじゅる」
涎をなびかせながらノリスケは笑った
- 101 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 10:02:03.57 ID:xpDO/uy5O
すいません誤爆
- 102 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 10:17:41.51 ID:XdLQRd2gi
ワロタ
- 103 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/08/08(月) 10:37:36.27 ID:LhrZgbEn0
保守
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