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新ジャンル食人嗜好
158 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 13:20:01.78 ID:m7Ab/uWE0
それから一年が過ぎた


妹はもう元に戻っていた
俺とは兄妹兼恋人として日々を過ごしている
最近になって妹が言った
妹「お兄ちゃん、外に出たい」

そう、友の事件以来家にずっと引きこもっていた妹が外に眼を向けはじめたのだ
兄「妹、家はもう飽きたのかい?」
妹「そういうワケじゃないけど…」
妹は俺を上目遣いに見つめながら言う

妹「もうあれから一年たったし…あの人ももういないよ、きっと」


159 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 13:26:56.98 ID:m7Ab/uWE0

例の犯人も今だに捕まっていなかった
ここ一年はこの辺りも平和なものだ

危ないな、と兄は思った
一年前の事件から妹の世界には俺しかいなかった
しかし外に出るとなると…
俺以外の誰かと接触することになる

俺以外の誰か……


妹よ、まだ気づかないのか
犯人はお前を狙っているのだ

友は殺された
お前はまだ生きている
これがどういう意味かわかっているのか?


危ないな、もう一度心の中で呟いた


160 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 13:41:41.85 ID:m7Ab/uWE0
お兄ちゃんは私が外に出るのが嬉しくないのかな?

妹はそれが疑問だった

おそらく、あの犯人はもういないような気がした
多分もう私の前には出てこない

妹は事件のことを思い出していた
あの時───私の腕を食べた後あの人は言ったのだ
痛みで気絶しようにもできない状況の中で聞いていた

「これで君と俺は一つだ。ずっと一緒なんだ」と

だから多分あの人は満足したはずだ

私は腕がなくなったけど…お兄ちゃんと一緒にいれる
何があってもお兄ちゃんが私を守ってくれる

私達はずっと一緒なのだから…



それが甘い考えであると妹は気づかなかった
それは……ただの甘い幻想であった


161 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 13:43:16.26 ID:wjq/nC0e0
wktk


162 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 14:11:50.61 ID:m7Ab/uWE0
それから数日

兄は一向に妹の願いを聞き入れなかった


妹「多分もう大丈夫だよ」
兄「いーや、お前はわかってない」

外にはコワイコワイ、ショクジンキがイるからな

妹「もうあの人はここにはいないよ」
兄「……」

ドウしてそこマでして外にでタイ?

兄「お前には俺がいる…それだけじゃ駄目なのか…?」
妹「…違う。違うよお兄ちゃん。私はただ…」

何故だ何故だ何故だ──!!


兄は妹の唇を奪っていた


163 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 14:21:02.95 ID:m7Ab/uWE0
兄は今だに妹に手を出していなかった

実の兄妹であったり何より…少しチガっている気がしたからだ

でも、もう躊躇わない。

妹は抵抗しなかった。最初は驚いたようだがもう安心しきった様子で兄に身をまかす

──お前の口から俺を拒絶する言葉が出るのは耐えられない

妹「お兄ちゃん…」

瞳を潤ませた妹が目の前にいる

一緒になろう。



二人は溶けていった


164 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 14:36:42.99 ID:m7Ab/uWE0
妹「私は…ただね、あの人はもう満足したからいないと思っただけなの」
兄「……」

ベッドの上に語り合う
体は既に疲れきっていた

しかし満足感が漂う
俺達は一つになれたのだから、と兄は微笑む

妹「でも私、お兄ちゃんのいうこと聞くよ。もう外に出たいなんて言わない」
兄「…そうか」

よかった
妹はもう俺を裏切ろうとはしない
本当によかった

兄「じゃぁもう寝よう。俺はもう眠い」
妹「…フフ、激しかったもんね」
兄「……馬鹿」

兄は満足気に眠りに落ちていった


165 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 14:47:56.88 ID:m7Ab/uWE0
妹が外に出たいと思ったのは他でもない。
ただ家の淀んだ空気ではなく、新鮮な空気を肺一杯に吸い込みたいだけだった

今は体力を使いきって気だるい

だから、余計新鮮な空気を体が欲している──

兄は寝ている───





隣で寝ている兄を見て一言呟く
妹「ちょっと…ほんのちょっとなら……」


妹は玄関に足を向けた


166 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 14:56:35.97 ID:m7Ab/uWE0
ちと休憩いれる


167 :VIPがお送りします [sage] :2008/10/11(土) 15:02:55.36 ID:l4eQSKsN0
新ジャンルスレには見えないwww


169 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 15:42:28.26 ID:m7Ab/uWE0
>>167
こんなはずではなかったことは確か


170 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 16:01:25.63 ID:m7Ab/uWE0
妹「わぁ……」

空は満天の星空だった
──あまり遠くには行かないでおこう

そう思いつつ深呼吸を繰り返す
ハァ……ハァ……
妹「…気持ちいい」

…お兄ちゃんはちょっと心配しすぎだよ

家からちょっと出るだけでこんなに気分がいい


──でも、今日だけにしよう
もうお兄ちゃんに従うと決めたのだから

深呼吸をひたすら繰り返す


そうして愛しい兄のことを考えながら玄関先でボーっと座っていた


171 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 16:05:29.73 ID:tDgJa5PG0
妹「とぉるるるるるるんん」

妹「どこかで電話が鳴ってる!」

厨房「うわっ! 俺のサイフに何すんだよォッ!」

妹「うるさいッ! お兄ちゃんから電話がきてんのよォォォッ!!!」

妹「もしもしお兄ちゃんッ!?」

妹「え? 今どこって? うん、今公園!」

妹「今くるの? 30秒後? 解った!」

厨房「テンメェ……このアマァッ!」

妹「おっと……」

妹兄「妹に手を出すのは」

兄「ゆるさねえぜ……」


172 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 16:10:19.34 ID:m7Ab/uWE0
期待


173 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 16:12:28.48 ID:t7WBEtlzO
>>172
いやいやいやいやいやいやいやいや(;゚д゚)


174 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 16:12:52.17 ID:wjq/nC0e0
>>172
いやいや中途半端にして投げ出すなよ


175 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 16:14:08.71 ID:tDgJa5PG0
>>172
いや単発ネタだから!
放棄するなよw


176 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 16:25:22.69 ID:m7Ab/uWE0
兄「ん……」
フと目が覚めた
兄「妹…?」

いるはずの妹がいない、隣の乱れたシーツには体温が存在していなかった

兄「……」
トイレか…?
家の中を見て回る

どこにもいない

兄「まさか……」

イヤなヨカンがシた
こんな夜中に…外に?

分かり合えた、一つになれたと思っていたのに…
──ともかく…妹を見つけねば





どこかで

どこかでまた風の声がした


177 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 16:36:29.10 ID:m7Ab/uWE0
ザッ

妹「え…?」

庭から足音がした

こんな夜中にお客さん…?
いや、泥棒か?

妹「……」

動けば気づかれる恐れがあった

ザッ

緊張が妹を包む

ザッ

ダメだ、足音はこっちに…

ザッ

月の光が地上を照らす

ザッ

そこにいたのは果たして───

妹「あ……あああああああああああああああああ」


178 :VIPがお送りします [age] :2008/10/11(土) 16:38:12.34 ID:VCvWttIu0
わたしです


179 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 16:51:04.81 ID:m7Ab/uWE0
記憶が蘇る

それは約2年前のこと…

世間を忍ぶように頭を隠した帽子

嫌がる私を見ていたサングラスの中の狂った瞳

くぐもった笑いを私の耳に届けた白いマスク


妹「ああぁあぁああぁぁぁああ」



ソレは記憶の姿と寸分も違わず目の前に存在していた


180 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 17:00:12.70 ID:m7Ab/uWE0
「ククク…」

くぐもった笑い声は私の脳を溶かす

なくなったはずの腕が疼く

妹「いやああああああああああああああ」

私は駆け出した

明かりがあるところはだめだ。

見つからないトコロへ、暗い方へ、暗い方へ


だが

──ザッ

「クハハハハハ」

……

恐怖で頭がどうにかしそうだった

妹「                             」


また一つ、妹にヒビが入った


181 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 17:06:00.47 ID:t7WBEtlzO
うわあああああああああ!!!!!


182 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 17:18:00.69 ID:m7Ab/uWE0
逃げる

逃げる

追いつかれる

足がもつれる

かまわずに走り続ける

絶叫をあげる

肺がきしむ

心臓が潰れる

頭が紫に染まる

地球が左回りを始める

星が落ちる



遠くで風の音がする

もう

わからない


183 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 17:25:58.04 ID:m7Ab/uWE0
鬼ごっこが終わりを告げる

苦しくも───そこはあの公園だった

妹「あ……ぁ……」

妹は動けなくなっていた

下半身を踏ん張る

しかし上半身は言うことをきかなかった

もう妹の脳は何の処理もしてくれない

立ち上がることすらできなかった

妹「…あああぁあぁっぁ……」


「フフ…もう終わりか?」

男は平然と公園の入り口に立っていた

妹は虚ろな瞳でソレを見る

「ククク…」

男は懐から布の塊をとりだした

月の光が包丁を照らしていた


184 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 17:51:07.51 ID:wjq/nC0e0
wktkgkbr


185 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 17:51:38.41 ID:m7Ab/uWE0
包丁を見た瞬間妹は覚醒した

妹「あぁあぁぁぁあああああああ!!!!!」

また逃げ出そうとする

しかし体は起き上がってくれなかった

「フフフ…」

食人鬼はかまわず妹の上に乗る

「今日はね、君の全てをもらいに来たんだ」

妹「いや!いやああああああ!!!」

「君の全てを、食べてあげる」

妹「ううううううううう!!!!」

妹は暴れたが上に乗られているから抵抗にすらならなかった


186 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 17:53:15.18 ID:wjq/nC0e0
兄まだかwktkgkbr


187 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 17:56:12.60 ID:zlBP/Hk90
兄はやく来い
この腐れ殺人鬼に天誅を


188 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 17:58:52.70 ID:zlBP/Hk90
いや・・・もしかしてこれは・・・


189 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 17:59:25.67 ID:wjq/nC0e0
手遅れ・・・なんてことないよな?


190 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 18:02:00.59 ID:m7Ab/uWE0
「片腕だけではだめだったんだ」

包丁が

包丁が、残った左腕に…

「だから…今度はもう全部もらうよ」

ズブリ、と

突き刺さった



脳が

振動した


妹「  」

痛みなぞ

ない

ただ、感触が気持ち悪かった



「さぁ、一緒になろう」


191 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 18:06:02.43 ID:m7Ab/uWE0

一緒になろう…

そういってくれた青年の顔が浮かぶ



お兄ちゃん……


お兄ちゃん!!


妹「助けて!!!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!!!!」

「ム…」

妹は力の限り暴れた

食人鬼がひるむ


妹「お兄ちゃん!!!!お兄ちゃん!!!!!!!!!」


公園に妹の絶叫が響いた


192 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 18:13:23.28 ID:m7Ab/uWE0
「……」


どれだけ叫んだろうか

喉はもう音を出してくれない


ずっと…傍にいてくれると言ったのに…


「終わりか?」

食人鬼は妹が叫ぶ間何故かうごかなかった

妹「ぁ…」


「じゃぁ続きだ」


左腕をザクザクと解体してゆく


「ククク…」



食人鬼は愉快そうに包丁を動かした


193 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 18:23:20.68 ID:m7Ab/uWE0
もう抵抗する気力も失せていた

ただ前回のように解体されていく左腕を虚ろに見ていた

「前のときも言ってたね、お兄ちゃんって」

食人鬼が喋る

ザクザク

妹「……」

「俺よりそのお兄ちゃんのほうがいいのか?」

ザクザク

妹「……お兄ちゃん」

ただ何となく呼んだ。愛しい彼の顔が脳をかすむ

「……そうか、お兄ちゃんのほうがいいか」


194 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 18:24:45.45 ID:zlBP/Hk90
まさか・・・いや、そんなはずは


195 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 18:25:02.88 ID:m7Ab/uWE0
「そいつは…」

食人鬼は作業をやめ、自らの顔に手を伸ばす


そしてサングラスとマスクを…………



兄「残念だ」







月と星だけが愛し合う二人を見ていた


196 :VIPがお送りします [sage] :2008/10/11(土) 18:28:40.40 ID:N3QHAG9HO
ええええええええ!!!?


197 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 18:29:09.33 ID:zlBP/Hk90
嘘だろ・・・嫌な予感が当たっちまった


198 :VIPがお送りします [sage] :2008/10/11(土) 18:31:56.11 ID:l4eQSKsN0
そんな予感はしていた


199 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 18:33:02.91 ID:N3QHAG9HO
俺は予想外だった。
早く続きを!!


200 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 18:39:38.35 ID:m7Ab/uWE0
妹「……………………え?」


兄「馬鹿だなぁ妹。外には出るなってアレ程いったのに…」


兄「でも安心しろ。今度は体も心も同じになろう」


兄「一緒になるんじゃない。一つになるんだ」


作業を再開する食人鬼

ザクザク

妹「お……兄ちゃ…ん……」

兄「ん?」


妹「助けに…助けに来てくれたんでしょ…」

兄は不思議そうな顔をし、クスッと笑った

兄「あぁ、そうだよ。助けにきたんだ」



そうしてしばし愛しい妹を切り刻んだ


201 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 18:45:11.13 ID:zlBP/Hk90
二重人格なのか・・・確信犯なのか・・・


202 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 18:47:55.89 ID:N3QHAG9HO
もはやバットエンドのみか


203 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 18:51:27.75 ID:m7Ab/uWE0
妹「そうかぁ…そうだよね、お兄ちゃんが助けにきてくれたんだぁ…」

兄はクスクス笑う

兄「あぁ、そうだよ」

そして兄はある物を取り出した

兄「妹、ちょっと揺れるけど我慢するんだぞ」

妹「え?」


ギャリギャリギャリ!


妹「ギ…ッッッ!!!」


チェーンソーが左腕を完全に切断した


兄「次は足かな?」


204 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 18:54:31.09 ID:OvP0bRCB0
マジかよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお


205 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 18:54:41.13 ID:Unr99OtbO
普通生きたまま腕切られたらショック死か失血死すると思うんだが


206 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 18:59:53.03 ID:N3QHAG9HO
wkwk


207 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 19:03:42.89 ID:m7Ab/uWE0

…………

周囲に散乱する両手両足

しかし妹はまだ生きていた

兄の手際の良さもあるだろう

しかしマトモな思考はもうできない

ボンヤリとした頭で、兄を見つめているだけだった




愛しい人の声が聞こえる

「妹、愛してるよ」


その言葉を聞いたとき、
もう血も残ってないだろう体が温かくなった気がした

妹「わ…私も………」



妹「愛し」
脳天にナイフが振り下ろされた


208 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 19:11:03.60 ID:N3QHAG9HO
正直グロは好きじゃないが最後まで読みたいスレ


209 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 19:12:39.73 ID:m7Ab/uWE0

絶命した妹を見下ろす

脳天にはナイスが刺さったままだった


兄「さて…」


そういって兄は散乱した砂がまじった妹の肉を集めた


兄「さぁ、今から一つになるんだ…妹、嬉しいだろう?」


ナイフがつき刺さった妹に優しく…優しくキスをした


210 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 19:17:27.88 ID:hU6eKTruO
くそっ、笑っちまったwww


211 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 19:24:00.00 ID:m7Ab/uWE0

夜が白んできた

兄「もう朝か…」

妹の体はもうなかった

残ったのは大量の骨


あとは兄の体の中だった


遠くからパトカーのサイレンの音がした


212 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 19:27:20.98 ID:Unr99OtbO
つまんね


213 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 19:29:20.20 ID:m7Ab/uWE0

チ、誰かに見られたか…


普通ならあわてるところだが兄は冷静だった



逃げるか。証拠もでまい



兄はその場を後にした


214 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 19:29:28.63 ID:OvP0bRCB0
>>212
お前はそうかも知れんが俺は面白いと思う


215 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 19:38:42.02 ID:Oel5PgRyO
期待


216 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 19:38:50.28 ID:m7Ab/uWE0
妹と一つになったことでもう恐れるものは何もなかった

だが家にはさすがに帰れないだろう

そう思った兄はその身のまま逃げた
……………





──数年後

兄はまだ警察から逃げていた

妹も一緒なのにそう簡単に捕まるわけにはいかない

兄「なぁ、妹…」

瞳を閉じれば瞼の裏に妹の笑顔がある

俺は、やっと手にいれたんだ

兄は逃げ続ける…

妹と作ったエイエンを自分の体に感じながら……



                              happy end


217 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 19:40:02.14 ID:tDgJa5PG0
まさかのはっぴぇんど


218 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 19:42:49.08 ID:zIqqjkigO
>>1乙!!
なんなんだぁ、この胸のモヤモヤわぁー!!??


219 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 19:43:35.61 ID:HUDYq5JY0
追いついた乙
友人の話の「チャーンソー」が誤字と分かりつつイクラちゃんを連想して笑ってしまった


220 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 19:45:40.67 ID:m7Ab/uWE0
というわけで終わり
見てくれた人ありがとう


221 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 19:47:27.27 ID:m7Ab/uWE0
ほとんど即興だったから誤字も多いな、すまん

あと俺は1じゃねぇw


223 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 20:01:22.02 ID:zlBP/Hk90
乙!!
結局兄は確信犯だったの?
それとも二重人格の悪化?


224 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 20:07:03.14 ID:HvMhu6DGO
即興の癖に凄すぎるだろ…


225 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 20:07:34.27 ID:m7Ab/uWE0
>>223
どっちと解釈してもいいけど俺は確信犯のつもりでやってた

一回目の食人は罪悪感がのこってた感じ


226 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 20:08:47.71 ID:OvP0bRCB0

また気が向いたらこういうスレ立ててくれよな!


227 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 20:18:00.17 ID:N3QHAG9HO
まったくなんてものを書いてくれたのだ…


228 :VIPがお送りします [] :2008/10/11(土) 20:23:44.85 ID:zlBP/Hk90
>>225

サンクス
確信犯・・・じゃあ友の事も兄の意思なのか(´;ω;`)


229 :VIPがお送りします [sage] :2008/10/11(土) 20:35:27.75 ID:iDQ1qMpYO
なんで兄はわざわざ家の外でしか解体作業をしなかったの?


230 :VIPがお送りします [sage] :2008/10/11(土) 20:42:21.01 ID:hU6eKTruO
即興にあまりつっこんでやるなよ・・・


231 :VIPがお送りします [sage] :2008/10/11(土) 21:22:45.46 ID:8xm7kTHTO


面白かったぜ


232 :VIPがお送りします [sage] :2008/10/11(土) 21:44:12.90 ID:uX31zTEci
家の中にいる限り殺すつもりなかったんじゃ??

妹が外に出たから食べて独占したくなったんだと自己補完



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