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少女「や、やめてください!!」 男「犯すぞゴラァ!」
- 1 名前:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ []
投稿日:2012/01/17(火) 16:37:15.51 ID:IcJk3Mxd0
- 6 名前:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ [] 投稿日:2012/01/17(火) 16:39:24.98 ID:IcJk3Mxd0
ある街、昼下がり。
一人の汚い身なりをした少女が、道に蹲っている。
若くして、両親を亡くし親戚中たらい回し。
ちょっとキレたら、捨てられてしまってホームレス。
少女「……今日のご飯、どうしよう」
お金を集める術はない。
せいぜい自販機の下を覗くぐらい。
だから、食事は残飯だけど、どうも最近感づかれたらしく、その残飯すら見つからない。
チャラ男「あれ〜? あそこの子かわいくなーい?」
チャラ男2「ホントだ、てかあれじゃね? この辺にいるっていうホームレス少女!」
チャラ男「マジで!! じゃあちょっと飯でもあげればほいほい付いてきそうじゃね?」
チャラ男2「いやいや、あれは金で釣れるタイプっしょ。ちょっと引っかけようぜ」
チャラ男「いいねー」
- 10 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 16:42:10.82 ID:ZqFwig9Pi
おんなにょこが可哀想
- 11 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 16:42:48.58 ID:IcJk3Mxd0
少女「……眠い……」
チャラ男「ねねー、お嬢ちゃん暇? てか暇っしょ!?」
少女「え、あ、え?」
チャラ男2「ほーら、びびってるじゃん! 大丈夫だよ。キミ、この辺じゃちょっと有名だしね」
少女「……私が……?」
チャラ男「そうそう、超美少女でホームレスってね!」
チャラ男2「ストレート過ぎだっての。それでちょっとさ、お金あげようと思って」
少女「……ホントに……?」
チャラ男「ホントだってー。俺ら嘘つきそうに見える?」
正直に言えば、見える。
だけど、もう疑っていけばきりがないし、何しろもう選り好み出来る身分ではないことはわかってる。
少女「……どうすれば、良いの?」
チャラ男2「見返りなんて求めないって。ただ、ちょっと眠そうだね。何処かで寝ていく?」
少女「……うん」
- 12 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 16:44:08.10 ID:ZqFwig9Pi
処女のおにゃのこが・・・
- 13 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 16:50:04.22 ID:IcJk3Mxd0
書き溜? ねーよんなもん。
チャラ男「よーしいこっか!!」
チャラ男2「うるさい。黙れ」
男「……? あれは……」
―路地裏―
チャラ男2「へ、まんまと付いて来やがって!」
チャラ男「世間知らずも良い所だなぁ、お嬢ちゃん。ま、金はちゃんとやるから安心しろや」
少女「え……あ……」
こうなることは、わかってた。
わかってた。人は信用出来ないなんてことは。
わかってた。見返りを求めない行為なんて不自然だって。
わかってた。わかってた。わかってたわかってたわかってた。
- 14 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 16:51:21.95 ID:mYHr+d0L0
少女とチャラ男の同居生活が…!
- 15 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 16:53:43.77 ID:dz05cny30
ふぅ。
- 19 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 16:57:22.55 ID:IcJk3Mxd0
チャラ男「じゃー俺最初行っちゃおうかなー」
チャラ男2「良いだろう、最初に見つけたのはお前だしな」
……私、こんなでも貞操だけは守ってきたのにな……。
私が守ってきた物なんて、こんなにも脆く崩れる物なんだ……。
――――理不尽だ。
チャラ男「いきまーす!」
少女「や、やめ」
チャラ男「ん? なんだって?」
少女「や、やめてください!」
……そういえば、こうやって怒ったのって久しぶりだな……。
怒ったら、また場所を移される。また疎まれる。また虐められる。
だから、怒らないようにしてたのに……。
男「おい、こんな所にいたのか! いい加減にしろ! 何度抜け出せば気が済むんだ! いい加減犯すぞゴルァ!!」
いきなり現れて、いきなり大きな声を出すって、なんて人なんだろうと言うのが、最初の印象だった。
直感でわかる。この人は、悪い人じゃない。
- 20 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 17:02:32.47 ID:IcJk3Mxd0
チャラ男2「あれー? お兄さんだれ?」
男「コイツの雇い主だ。ちょっと前に館を抜け出したと思ったらこんな所で男どもに色目使いやがって、そんなに俺の家が嫌か? あぁ?」
男の人は、饒舌に語る。よくもまあ、そこまでぽんぽんと嘘が吐ける物だ。
少女「え……あ……ご、ごめんなさい……」
男「帰るぞ」
少女「……はい」
そういうと、男の人は私の手を握る。
その手は、大きくて、堅くて、とても温かい。
あぁ、温かい物に触れるなんて、いつぶりだろう。
とても……気持ちいい……。
男「ぁ゛ー! 怖かったぁああ! マジ怖かったぁあああ! 何で俺あんな事したんだろう、バカバカバカ!」
少女「あ、あの……えっと、ありがとう……ございます……」
- 24 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 17:06:16.99 ID:3kqdQI6Z0
うわあぁぁぁぁあああレイプスレかと思ったら純愛系だったああああああああああああああああ
俺は死んだ
- 25 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 17:07:53.16 ID:fZ3Csbkz0
つまんね
- 26 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 17:08:06.99 ID:nfQZAoZt0
素晴らしいと思うぞ
- 28 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 17:09:50.21 ID:IcJk3Mxd0
男「いやいや。あのまま見ておく訳にも行かなかったしね。すっごい怖かったけど」
少女「どうして、私なんか……」
男「何となく。見かけたから助けただけ。運が良かったね」
少女「運なんて……最悪だよ」
男「そっか……」
少女「それじゃあ……私はここで。ありがとう……」
男「ちょっと待って。君、ホームレスなんでしょ? うちに来なよ」
少女「…………」
悪い人ではない、とは思う。
思うんだけど……付いて行って、大丈夫……かな。
男「――そっか、さっきあんな事があったんだもんね。信じられないか……」
付いて行く……?
↓5
- 33 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 17:13:24.97 ID:VvQUG0+10
突いて逝くに決まってんだろ!
- 37 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 17:15:18.18 ID:kKXNrqWf0
解散だな
- 38 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 17:15:59.88 ID:mYHr+d0L0
まて!
ふたなりかもしれないぞ!?
- 39 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 17:16:45.34 ID:kKXNrqWf0
>>38
もっとねーよwww
- 40 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 17:17:48.62 ID:2a/1dLxB0
せっかく面白そうだから安価だけはやめていただけないでしょうか(切実)
- 41 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 17:19:12.08 ID:OfqLaknEO
安価とかないわ
解散
- 42 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 17:20:32.72 ID:mYHr+d0L0
そう焦るな包茎共
まだ>>1のバトルフェイズは終了してないぜ?
- 43 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 17:22:30.98 ID:IcJk3Mxd0
少女「……うん。行く……」
男「そっか、良かった。ちょっと待ってて」
そういうと、男の人は携帯電話を取りだして何処かへ連絡を始めた。
一言、二言。それだけで連絡は終わり。
男「ごめんね。もうちょっとで迎えに来ると思うから」
少女「……タクシー?」
男「いや、家から迎えが来る。こう見えても、本当に家政婦を雇ってるんだ」
少女「……へぇ……」
まあ、正直見えない。
年の頃は、20代前半から半ば。
見た目は、ちょっと肥えてる。
>>40-41
安価は俺自身が方向性を決めかねて居たからなんだぜ
基本しない と思うよ
- 44 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 17:25:57.45 ID:ZjvEy7GJ0
少女を幸せに導いてあげてください
- 46 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 17:30:17.98 ID:IcJk3Mxd0
男「君、名前は?」
少女「少女……」
男「良い名前だ。僕の名前は男。会社を経営してる、ちっちゃいけどね」
会社……か。お父さんも、経営してたっけ……。
執事A「お迎えに上がりましたよ。どうぞ、お乗りください」
少女「うわあ……」
大きな、黒い車。勿論3ナンバー。
良く分からない長いアンテナとか付いてて、なんか、ゴキブリみたい。
男「ささ、乗って」
少女「……おじゃま……します」
- 47 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 17:39:36.36 ID:IkQaA2yi0
黒のセリカか確かにゴキブリのようだな
- 48 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 17:41:51.67 ID:IcJk3Mxd0
革張りのシートは、ちょっと堅い気もするけど、コンクリートにダンボールをしいて寝るのと比べれば、まるで天国だ。
少女「ふぁぁ……」
男「眠い?」
少女「……ちょっと……」
男「寝てても良いよ。着いたら起こしてあげるから」
少女「うん……」
あぁ……こんなに楽に寝られるのは、久しぶりだなぁ……。
――男視点――
男(……もう、僕の事なんて覚えてないか……)
男(ま、仕方ないよな。大分昔のことだし)
男(少女のお父さんが死んで、もう7年か……)
男(こんな所で、再会するとは、思ってなかったよ)
- 49 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 17:50:57.43 ID:IcJk3Mxd0
執事A「男様。先ほどν速社から連絡がありまして」
男「……またか……」
執事A「まあ、内容はどうという事はなかったのですが、嫌がらせもここまで来ると流石に」
男「……仕方ないさ。成功すれば、妬まれる。出る杭は打たれる社会だからね。あの人も、そうだったじゃないか」
執事A「そうですね……」
男「少女ちゃんは、僕が守るよ。杭を打つ人間から、僕が守る」
執事A「……あまり、お気を張らずに」
- 51 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 18:01:57.33 ID:IcJk3Mxd0
肩を、優しく揺すられる。
もう、着いたんだ……。
少女「ん……ありがとう……」
目を開けて、ビックリした。
とても、大きな家。
壁は、とても白く、私の薄汚くなった服とは対照的だった。
男「ここが、僕の家だよ」
少女「すごい、ね」
男「そんな事無いよ。実はここね、お爺さんが建てた家なんだ。もう居ないけどね」
少女「へぇ……」
それにしても、こんなに綺麗な場所に来るのはいつぶりだろう。
あの最後の家で捨てられる前だから、3ヶ月ぐらい前……?
男「玄関はこっち……何見てるの?」
少女「花を……ちょっと……」
男「花、好き?」
- 52 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 18:11:42.71 ID:IcJk3Mxd0
少女「……うん。好き。花は、裏切らないから。水をあげれば、ちゃんと花を咲かせてくれる」
だから、逆を言えば、人間は嫌い。
良いことをしても、疎まれるから。
悪いことをしても、それで良いと言われるから。
男「……そっか。とりあえず入ろう。寒いでしょ?」
少女「……うん」
玄関のドアを、男さんが開けた瞬間、大きな声が一斉に放たれた。
家政婦A・B・C「お帰りなさいませ!」
男「やめて、って何回言えばいいかなぁ……」
家政婦A「しきたりですので」
男「はあ……何度言っても聞かなくてね。驚いたかな?」
少女「別に……すごいって思ったけど」
男「だってさ。良かったね」
家政婦A・B・C「有り難き幸せ!」
少女「ふふっ」
- 53 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 18:12:31.38 ID:wIsynGwF0
何時に来れば書きあがってますか?
- 54 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 18:15:21.69 ID:IcJk3Mxd0
>>53
知らん! 遅筆だ、すまんね
- 57 名前:ルール議論中@ [sage] 投稿日:2012/01/17(火) 18:22:06.93 ID:yzAbJ4PF0
お腹減った
- 59 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 18:25:21.24 ID:IcJk3Mxd0
家政婦B「男様、お電話で言っていた採寸は」
男「うん。この子のサイズ計ってあげて。それと、お風呂と食事も」
家政婦A・B・C「承知しました!」
男「それじゃあ、後はこの人達がやってくれるから。悪い人たちじゃないからね。僕はちょっと用事をしてくるよ」
少女「わかった……」
家政婦B「それじゃあ、ついてきてくださいねー」
言われるがままに、家政婦さんの後を付いて行く。
……広い家……。足下の絨毯はふかふかで足音も出ないし。
家政婦B「ここでーす」
少女「……はい」
ここは、脱衣場……?
家政婦B「服脱いでね−。採寸するから」
- 60 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 18:30:45.52 ID:IcJk3Mxd0
少女「なんのために……?」
家政婦B「なんのためって、そりゃあ服のサイズを合わせるためだよ」
少女「……そこまでして貰っちゃ……」
家政婦B「いいのいいの。ご主人様は物好きだから」
少女「へぇ……」
家政婦B「身長計乗ってねー」
少女「はい……」
家政婦B「えっと、153センチだね」
ちょっと、伸びてる。
嬉しいな。
家政婦B「次、バストはー……74センチ。ウエスト……53センチ。ヒップ……76センチ!」
少女「こっちは全然変ってない……」
家政婦B(Eカップ)「大丈夫、大丈夫! まだ大きくなるって!」
少女「あなたに言われても、説得力無い。ていうか、屈辱感しかない」
- 61 名前:ルール議論中@ [] 投稿日:2012/01/17(火) 18:31:13.75 ID:IcJk3Mxd0
>>57俺もおなか減った
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