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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その22
- 582 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga]
投稿日:2010/12/10(金) 17:46:50.22 ID:l3.is9wo
〜国軍本部、昼頃〜
国軍兵「…ご、ご苦労様ですっ!」
左翼官「うむ」
カツカツカツカツ…
男隊員「何だ、アイツら…?」
女隊員「経済機関から資料の調査がどうのって言ってたッスよ」
男隊員「…ふーん」
女隊員「隊長もしばらくいないし…何かあったんスかねぇ?」
男隊員「さぁな。俺らは言われた事をやる…そんだけだ。行くぞ」
〜資料室〜
左翼官「邪魔するぞ」
資料室長「こ、これはご苦労様です」
左翼官「…よし、始めよ」
左翼官の号令により、多数の者が資料を片っ端から物色を始めた。
資料室長「こ、これは一体……?」
- 583 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/10(金) 17:51:58.78 ID:l3.is9wo
左翼官「気にするな。持ち出したりはせん」
資料室長「は、はぁ…」
カツカツカツ…パラパラッ
左翼官「…在籍した者からトップクラスのワーカーまで……」
パタン
左翼官「よくもまぁ…これだけ集めたものだ」
資料室長「……」
左翼官「…どうだ、何か見つかったか?」
左翼兵「い、いえ…!」
左翼官「些細な事でも良い。とにかく情報を集めるのだ」
左翼兵「左翼官様、これなどいかがでしょうか…?」
左翼官「…どれ」
パラパラパラ…パラッ
左翼官「…あまり役には立たぬな」
左翼兵「…つ、次はあちらを調べてみます!」
- 588 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/11(土) 02:50:35.87 ID:R/RqOJko
…
左翼官「…こっちはワーカーか。とんでもない数だな」
パシッ…パラパラッ
左翼長「M-1031…天才。あぁ、功績ランク一位の…」
コトッ…パシッ…パラパラッ
左翼官「……S-44。再来の先代朱雀先生か」
タッタッタ
左翼兵「左翼官様っ!これを…!!」
左翼官「ん?何か見つかったか?」
パラッ…
左翼官「……妹?」
左翼兵「その妹は一般人らしく、資料はありませんでした」
左翼官「そうか」
左翼兵「しかしながらこれを…」
左翼官「……?王宮従者一覧?」
- 589 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/11(土) 02:51:51.60 ID:R/RqOJko
パラパラパラッ
左翼兵「あっ、この者です。生年月日が一致致します」
左翼官「同一人物と見て良さそうだな」
左翼兵「そして…この者が…」
ススッ…パラッ
左翼官「!?」
左翼兵「…間違いありません」
左翼官「…だ、だがこの程度なら左大臣様も存じておろう」
左翼兵「はい。当時の重鎮は左翼、右翼関係なく大混乱のようでしたので…」
左翼官「このような事が国民に知れては一大事だからな……」
左翼兵「そして、落胤ですが…ここで情報が途切れております」
左翼官「……この年に手放したとみて良いな。いつだ?」
左翼兵「今から21年前になりますかね」
左翼官「…よし、その年の女児に関する出生記録を全て洗い出すのだ」
左翼兵「はっ!」
- 590 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/11(土) 02:52:45.48 ID:R/RqOJko
カツカツカツ
左役人「失礼します」
左翼官「どうした…?」
左役人「左大臣様からの指示書です」
左翼官「指示書?まだ何か追加事項が…?」
左役員「詳しくは指示書をご覧下さい」
カサッ
左翼官「…!?な、何と…っ」
左翼兵「いかがなさいました?」
左翼官「東方にてヤマタノオロチを破ったそうだ」
左翼兵「っ!?」
左翼官「本部にてその裏を取れとご命令だ」
左翼兵「……なんと」
左翼官「仕方ない。調査は後日改める。司令室へ向かうぞ!」
左翼兵「はっ!!」
- 591 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/11(土) 02:53:28.02 ID:R/RqOJko
〜司令室〜
秘書官「…あ、どうも」
左翼官「司令はいらっしゃるかな?」
秘書官「…はぁ。何か御用でしょうか?」
左翼官「少しお聞きしたい事がありましてな」
秘書官「…しばしお待ちを」
テクテクテク…パタン
左翼官「……」
カツカツカツカツ
副司令官「…ん?左翼官か?」
左翼官「これは副司令官様」
副司令官「総司令に何か用か?」
左翼官「…ええ、まぁ」
カチャッ
秘書官「……どうぞ」
- 592 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/11(土) 02:54:36.43 ID:R/RqOJko
カツカツカツ…
左翼官「失礼致します」
司令官「…ん。副指令も一緒か」
副司令官「外でたまたま会いました」
司令官「それで、何の用?」
左翼官「実は、東方にてヤマタノオロチを討伐したとの噂が…」
司令官「…へぇ。それは凄いね」
左翼官「ご存知ないので…?」
司令官「…さぁ。特にまだ何も伺ってないが」
副司令官「実はまさに、その件についての伝書が……」
カサッ
司令官「隊長からか…。東方にいるんだね」
左翼官「……」
司令官「…だってさ。ほら」
一読した後、司令官は伝書をそのまま左翼官へ手渡す。
- 593 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/11(土) 02:55:54.16 ID:R/RqOJko
左翼官「失礼致します」
カサッ
左翼官「……っ」
司令官「良かったね。これで本国も危機が減ったよ」
副司令官「しかし油断はなりませんぞ」
司令官「そうだねぇ。完全に龍脈を封じたわけじゃないしね」
左翼官「……ありがとうございます」
カサッ
司令官「国民への発表は後ほど行うよ。各司令部にも早々に伝令を送る」
副司令官「手筈を整えておきます」
司令官「……ん」
左翼官「…それでは、失礼致します」
司令官「もう終わり?」
左翼官「そのご確認をさせて頂きたかったのみですので」
司令官「…そう。ご苦労様」
- 594 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/11(土) 02:56:55.12 ID:R/RqOJko
カツカツカツ…
左翼兵「いかがでした!?」
左翼官「やはり噂の通りであった。急ぎ、経済機関へ戻るぞ」
左翼兵「はっ!」
カツカツカツ
格闘家「……」
左翼官「……」
カツカツカツカツカツ
格闘家「……?」
無言のまますれ違う見慣れぬ文官らに、格闘家は首を捻りながら司令室へと向かう。
秘書官「格闘家さん。司令は今、副指令とお話中ですよ」
格闘家「…そうでしたか。ならば改めまする」
秘書官「もうじき終わるとは思いますけど…良いのですか?」
格闘家「…ええ。特に急ぎではないので」
秘書官「そうですか。一応、来られた事のみお伝えしておきます」
- 595 名前:三日目東R59Aがお送りします [] 投稿日:2010/12/11(土) 11:46:57.61 ID:UBE8TFU0
1乙
国王の子供ってことかな…?
- 598 名前:三日目東R59Aがお送りします [saga] 投稿日:2010/12/11(土) 20:39:07.06 ID:f.MAVYAO
こんな時期にそんな御飾りにしかならんものを探して擁立でもする気か?魔力信仰ウゼ
左大臣糞だな
皇太子がむばれー
- 599 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage] 投稿日:2010/12/11(土) 21:31:23.84 ID:2p/wWkko
ヤマタノオロチ討伐と偉業を成し遂げた東方の女帝のニュースは瞬く間に本国を駆け巡り
情報を重く見た女性誌は単独取材を敢行、国内を纏めたい東方側の思惑もあり
東方の女帝特集を本国、東方両国で発行する事に成功する
この特集は創刊史上類をみない程の売り上げとなり、東方市場の重要性を知らしめ
国家間流通の礎を気付く事となる
- 601 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/12(日) 03:09:18.37 ID:5LG0ME6o
〜司令室〜
副司令官「しかし…驚きましたなぁ…」
司令官「意外と早かったね」
副司令官「まさか…予言でご存知だった…とか?」
司令官「そんなわけないよ。事細かな予言なんて、都度聞かないとね」
副司令官「……なるほど」
司令官「それにしても……」
副司令官「ええ…。またも朱雀先生です」
司令官「……頼もしい限りだ」
副司令官「全くです。……しかし、宜しいのでしょうか」
司令官「んー?」
副司令官「あまりワーカーに頼りきりというのもどうかと」
司令官「まぁ仕方ないんじゃないの?国軍が頼りないからだろう?」
副司令官「…それはそうかもしれませんが」
司令官「国軍付など利用してこその存在だろう?……ふっふ」
- 602 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/12(日) 03:10:20.44 ID:5LG0ME6o
〜経済機関庁舎〜
左翼官「……」
左文官「……左大臣様…っ」
左大臣「やはり情報は確かであったかァ」
左文官「しかし、東方のみの力で倒せるものでしょうか…?」
左大臣「右翼が絡んでいる…そうもうしたいのだなァ?」
左文官「……はい」
左大臣「どうだろうなァ。東方の情勢などそれ程耳にするかえではないしなァ」
左翼官「左秘書官殿は東方へ向かわれたのですか?」
左文官「ああ。夜には到着するであろう」
左大臣「それで、もう一つの件はどうであったァ?」
左翼官「依然調査中です。進展は若干ですがございました」
左大臣「それは何より。調査を継続せよ」
左翼官「……はっ」
左大臣「焦る必要はないがァ…それ程時間があるわけでもない。互いになァ」
- 603 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/12(日) 03:10:47.13 ID:5LG0ME6o
〜東方、現在〜
エリート「そんな理由で今頃、左翼連中も慌しい事だろう」
召喚士「……なるほど」
隊長「何とか帰国までに打開策を練っておきたいところだな……」
戦士「出来る限りの協力はするぜ」
ザッザッザ
皇太子「それは助かる」
魔道士「殿下」
帝「皆の者、待たせたな…すまん」
盗賊「……いえ」
名代「城下町は如何でしたか?」
皇太子「非常に素晴らしいものを見させて頂いた」
名代「それは何よりで御座います」
皇太子「東方は良い国だ。改めてそう感じたよ」
帝「痛み入る。有難う」
- 604 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/12(日) 03:11:13.59 ID:5LG0ME6o
…
テクテクテク
皇太子「そうだ、そろそろ小腹が空かぬか?」
魔道士「え…?まぁ…確かに……」
召喚士「何かあるのですか?」
皇太子「大したものではないが、手土産を持参した」
戦士「手土産…?」
帝「それはわざわざ申し訳ないな」
皇太子「では夜食としようか」
魔道士「はいっ!」
ゴソゴソッ…ドサッ
名代「ず…随分な量ですね……」
皇太子「そうか…?」
魔道士「あっ!これ…パティシエのチョコレートじゃないですか!」
召喚士「有名なんですか?」
- 605 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/12(日) 03:12:01.86 ID:5LG0ME6o
魔道士「本国では有名なお菓子屋さんですよっ」
召喚士「へぇ〜」
盗賊「……これは?」
エリート「それはフィナンシェですね」
戦士「フィナンシェ?」
エリート「経済機関に代々伝わる軽食さ」
皇太子「日々多忙な彼らは食事をまともに摂る時間もない時がある」
召喚士「へぇ…大変だなぁ……」
エリート「そんな中で糖分の摂取と空腹を満たす為に作られたものだそうだ」
戦士「日々の生活の中で生まれた一品て事か…」
名代「日常の生活から新たな物を生み出す。素晴らしい事ですね」
帝「それでは折角のご好意だ。頂くとしようか」
名代「茶をお持ち致します」
帝「では皆、こちらへ……」
魔道士「はいっ!!」
- 606 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/12(日) 03:12:36.94 ID:5LG0ME6o
…
魔道士「いただきますっ!」
盗賊「……モグモグ」
帝「これが『ぱてぃしえちょこれーと』か……」
ドキドキ…パクッ
名代「い、如何ですか…?」
帝「……お、美味しい…っ!!」
皇太子「それは良かった。ならばこちらも……」
帝「えぇと…『ふぃなんしぇ』であったな」
パクッ
帝「……おおぉぉ」
戦士「こりゃうめぇな!どこに売ってるんです?」
エリート「病院の裏手にある小さな菓子屋かな」
召喚士「今度行ってみましょうか!」
魔道士「はいっ!美味しい〜えへへっ!!」
帝「はわぁ〜。美味しいのぉ〜!」
- 607 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/12(日) 03:13:13.89 ID:5LG0ME6o
召喚士「ほんと美味しいですね!」
魔道士「はいっ!えへへへ〜!」
帝「これは…?」
エリート「チーズスフレですね」
帝「……美味しいのう。では、これは…?」
皇太子「どれ…?おぉ、これは白桃のジュレだな」
帝「……おおぉぉっ、これも美味しい…!」
エリート「あとは…こちらが……うわぁ」
皇太子「パンナコッタだが…形が崩れてしまったな。これは無理に食べずとも……」
パクッ
帝「……ほおおぉぉ〜!」
皇太子「…はははっ!気に入って頂けたようで良かった!」
帝「うむ!うむっ!どれも素晴らしくて…まるで宝石箱のようだ」
皇太子「それは何より」
帝「…そうだ、折角なので東方の菓子も食べて頂くとしよう」
- 608 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/12(日) 03:13:41.08 ID:5LG0ME6o
…
コトッ
皇太子「…おっ、これは…!!」
帝「存じておられたか?」
皇太子「確か『アンミツ』ですな。食べさせて頂いた」
帝「そうであったか…。これは失礼……」
皇太子「いやいや、大変美味であった。土産に持ち帰ろうと思っていたところだ」
パクッ
皇太子「……うん。実に上品な味で素晴らしい」
名代「続いてこちらが羊羹です」
エリート「……『ヨウカン』ですか?」
名代「はい。よう噛んで食べるよう、そのなが付いたと言われております」
皇太子「…ほぉ」
パクッ…モグモグモグ
皇太子「…確かに…噛めば噛む程、味が広がるな」
- 609 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/12(日) 03:14:09.19 ID:5LG0ME6o
帝「茶に良く合う一品ですぞ」
皇太子「…確かに。これは茶が引き立ちますな」
魔道士「東方のお菓子も美味しいですねぇ!」
戦士「ああ。上品な味がするよな」
盗賊「…うむ。それが粋なところだ」
西方参謀「酒には合いそうもねぇなぁ……」
隊長「お前はほんと酒しかねーのか……」
名代「東方は酒の肴も豊富ですよ」
西方参謀「何っ!?それは是非、土産に買わなくては…!」
隊長「観光じゃねーっつの…」
皇太子「良いではないか。任務も終えたのだ。自由にしたまえ」
西方参謀「ほれっ、殿下のお墨付きだ。明日は帰国前に土産をば…」
隊長「…ったく」
帝「…ふふっ」
召喚士「はははっ!!」
- 610 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/12(日) 03:14:37.35 ID:5LG0ME6o
…
帝「いやはや、馳走になった」
皇太子「こちらこそ。大した物でもなく」
名代「まことに有難う御座いました」
エリート「こちらこそ」
テクテクテク…
家老「お、済みましたかな?それではお部屋にご案内致します」
エリート「恐れ入ります」
隊長「では殿下、また明日」
皇太子「お前らは泊まっていかんのか?」
西方参謀「いやぁ…既に宿を取ってしまっておりましてな…ははっ」
エリート「そうですか。それではまた明日」
隊長「失礼致します」
帝「うむ。今宵はありがとう。感謝する」
ザッザッザ
- 611 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/12(日) 03:15:05.84 ID:5LG0ME6o
魔道士「私達も行きましょうか」
戦士「だな」
召喚士「それでは俺らも宿を取っているので」
名代「はい。お疲れ様でした」
皇太子「うむ。また明日…頼む」
召喚士「はい」
盗賊「……では」
帝「ゆっくり休んでくれ」
魔道士「はいっ。ありがとうございます!」
テクテクテクテクテク
帝「……素晴らしい者達に恵まれておりますな」
皇太子「…ああ。勿体無いくらいだ」
帝「少し…羨ましいな」
皇太子「貴女の人望であれば、自ずと集まりますよ」
帝「…だと良いな。しかし失った時の辛さもある……か」
- 612 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2010/12/12(日) 03:15:32.02 ID:5LG0ME6o
…
テクテクテクテク
魔道士「何だかお腹いっぱいになっちゃいましたね!」
戦士「たらふく食って…太るぞ?」
盗賊「……うっ」
魔道士「それを言わないで下さいっ!今日だけです!」
召喚士「たまにはいいじゃないですか…っ。ははっ」
盗賊「…お、旅籠が見えてきたな」
戦士「わりっ、先に行っててくれ」
召喚士「どこか行くの?」
戦士「ああ、ちょっとな。すぐに戻るよ」
魔道士「気を付けて下さいねーっ!」
戦士「おーう!」
盗賊「……どこへ…行くのだろう?」
召喚士「きっと……」
- 613 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage saga] 投稿日:2010/12/12(日) 03:19:45.65 ID:5LG0ME6o
いやはや遅くなってすみません
一旦寝てまいります!また後ほど!!ノシ
>>599
これ……アリですね!なんだか絵が浮かびましたww
〜オマケ〜
ガラッ
隊長「たっだいまー!」
女将「あらあら、今日は遅かったですねぇ〜」
西方参謀「上様と大事なお話がありましてなぁ〜」
女将「それはそれは…お疲れ様でございました」
西方参謀「女将、これ……お土産です」
女将「何です?」
隊長「本国の菓子です。甘い物はお好きですか…?」
女将「あらまぁ!もちろん好きですわよ〜。それじゃお茶でも淹れましょうかっ!」
西方参謀「しかしですね……私が心から好きな物…ご存知ですか?」
テクテクテク…
西方参謀「そ、それは……貴女…っていねぇし!!」
隊長「おーい何してんだ〜?早く来いよ〜」
- 615 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage] 投稿日:2010/12/12(日) 06:54:28.06 ID:WGtyNOko
藤蔵の戦姫もセンター特集で取り上げられ
上様より身近な戦う女性として羨望の的となる
インタビューをカットされた魔道士は暫く盗賊と口を利かなかったという
まで妄想したけど抜けてた
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