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少女「そこを退け、人間」
- 136 名前:VIPがお送りします []
投稿日:2010/08/21(土) 15:50:36.53 ID:sKoWWxzO0
男「今日は少女のやつ来てないな、珍しい」
男「待つか…」
男「…」
僕「今晩は」
男「!」
僕「今晩は」
男「こんばんは」
僕「ふふ」
男「少女の知り合いの方?」
僕「ええ、以前から僕と少女は親しかったのですが、ここ最近少女が会いにきてくれなくて」
男「…」
僕「後をつけてみるとあなたにたどり着いた、こういう次第です」
男「な、なるほどなー」
- 137 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 15:53:20.21 ID:sdNwt7zC0
修羅場
- 138 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 15:58:04.00 ID:sKoWWxzO0
男「あなたは…」
僕「男か女かって?ふふ、どちらに見えますか?」
男「そこじゃなくて、……そちら側の人なの?」
僕「そうですね、僕はそちら側のモノです」
男「…」
僕「僕もあなたに非常に興味がある」
男「俺というか…俺の血だろ」
僕「ふふ、お察しがいい」
男「…」
僕「あんなにおいしそうに飲まれては…飲みたくならないという方がどうかしている」
男「左様で」
僕「もちろんタダで、とは言いませんよ?僕の身体を好きにしてもらって構わない」
男「!」
- 139 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 16:05:12.26 ID:sKoWWxzO0
僕「この通り見た目は幼いですが、僕は人間ではない」
男「そうだけど…」
僕「あれですよ、合法ロリってやつです」
男「…」
僕「あなたは何も気に病むことはないのです」
男「魅力的なお誘いだけど…」
僕「…」
男「やめておく」
僕「…なぜ?」
男「そんなことしたら人間じゃなくなってしまう気がする、とかなんとか」
僕「面白い考えですね」
男「そうかな」
僕「先ほどの質問をした人間は、100人中99人は僕を手篭めにしようとしました」
男「…」
僕「綺麗に折りたたんで、片付けましたがね…」
- 140 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/08/21(土) 16:05:39.44 ID:SglBrLNeP
アッー?かと思ったら女か
- 143 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 16:12:34.57 ID:sKoWWxzO0
僕「人間も中々に面白い、僕はあなたにとても興味がある」
男「う、動けないのですが」
僕「僕の趣味です、無理矢理にでもあなたの血が欲しくなりました」
男「左様で」
僕「ご安心ください、無作法な少女と違って、僕は殿方の喜ばせ方も心得ています」
男「!」
僕「ふふ、あなたも楽しませてあげる、と言っているのですよ?」
男「やめ…」
僕「あまり僕の嗜虐心を刺激しないでください、手加減できなくなってしまう…」
男「あ……」
僕「…ふふ」
- 144 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/08/21(土) 16:20:23.73 ID:N19RV+380
ボクっ娘なのか♂なのかどっちだ
- 145 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 16:25:41.48 ID:qxZyTVJIO
>>144
本人がロリって言っているから女だろう
- 148 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 17:28:34.43 ID:sKoWWxzO0
僕「すごいとび蹴りだったね、人間だったら頭がぐちゃっといってたよ?」
少女「貴様が悪い!」
男「…」
僕「ふふ、楽しみを独り占めする君もね」
少女「貴様と親しくなった覚えはないぞ!」
僕「つれないことを言わないでほしい、僕たちは友達だろう?」
少女「手紙で呼び出しておいて、姿を見せず…こんな暴挙に出た友人などいらぬ!!」
僕「ふふ、ごめんよ」
男「あの…」
僕「ほら、男君も戸惑っているじゃないか」
少女「男も男だぞ!私以外のやつに身体を許すなど!」
男「いや、抵抗しようにもできませんし…」
僕「僕が無理矢理組み敷いたからね?ふふ、今度続きをしましょう…」
少女「私が許さん!!」
- 149 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 17:34:19.80 ID:sKoWWxzO0
男「えっと、僕も俺と友達になりたかった…んだよね?」
僕「そうです、その契約として血を吸うのは僕たちには当たり前のことで」
男「そう…なの?」
僕「ええ、人間で言うところの握手みたいなものですよ」
少女「嘘をつけ!男!こいつに騙されるな!!」
男「…友達になるぐらいなら構わないけど」
僕「男君とはぜひともお近づきになりたいと思っていたのですよ、…見も心も」
少女「させぬと言っておろう!」
男「……少女も僕とは昔からの付き合いなんだろ?」
少女「そうだが…」
男「なら、3人仲良くしよう」
少女「むぅ」
男「襲われそうになったら少女が助けてくれればいい」
- 151 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 17:45:12.98 ID:sKoWWxzO0
僕「さすがは少女の見込んだ人間のことはある、お友達になれてとても嬉しいですよ、男君」
男「どうも」
少女「あー!もういい!好きにしろ!」
僕「ふふ、少女も認めてくれたことだし、晴れて僕たちはお友達というわけです」
男「仲良くしようね」
少女「こいつの態度次第だな!」
僕「努力するよ……さて、頭を再生したらなんだかお腹が空いてきたよ」
少女「私も最近吸ってないな…」
男「!」
僕「どうだろう?ここはお友達になった記念に一杯?」
少女「ふん!貴様にしては悪くない提案だ」
男「あの…」
少女「今日ばかりは多めにみてくれないかな…いっぱい我慢したよ?」
僕「男君も2人を相手するのは初めてでしょう?とても貴重な経験ですよ、ふふ」
男「……あぁ」
- 152 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 17:48:14.14 ID:UBAOhltu0
猫スレからか?
- 153 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 17:57:10.85 ID:sKoWWxzO0
男「こんばんは」
僕「今晩は」
男「少女はどうしたの?」
僕「さぁ?何か用事でもあるのでしょう」
男「君も…俺の膝の上に座るんだね」
僕「でも、こうして向かい合っては座らなかったでしょう?」
男「うん」
僕「照れているのですか?……顔が赤いですよ」
男「そうかな」
僕「誤魔化してもだめです、僕たちは夜目が利きますからね」
男「そっか」
僕「はい、…ふふ」
- 154 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 18:04:22.54 ID:sKoWWxzO0
男「僕は普段どんなものを食べているの?」
僕「こう見えて人間と同じ食べ物を食べているのですよ」
男「もっと生々しいものを食べていると思ったよ」
僕「臆することなく言うのですね、僕はあなたのそういうところに興味を魅かれる」
男「左様で」
僕「しかし、以前吸わせていただいたあなたの血液ですが…とても美味でした」
男「恍惚とした表情で言われましても」
僕「それほど美味だった、といことです」
男「…」
僕「ところで魔眼といものをご存知ですか?」
- 156 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 18:20:05.65 ID:sKoWWxzO0
男「なんとなく」
僕「相手の身体の自由を奪ったり、魅了したりと色々あります」
男「…動けない理由がよく分かった」
僕「無理矢理力でねじ伏せるのもいいですが、無抵抗の相手をいいように甚振るのも…ね?」
男「…ん」
僕「身体が敏感になっているでしょう?その手の魔眼なので、男君もしっかり楽しめますよ」
男「そういう問題では…」
僕「細かいことは気にしない……ですよね、ふふ」
男「…」
警官「ピッピー!また貴様かぁ!」
- 157 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/08/21(土) 18:23:01.45 ID:SglBrLNeP
警官自重www
- 158 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 18:23:30.52 ID:qxZyTVJIO
警官逃げてー!!
- 159 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 18:25:08.09 ID:sKoWWxzO0
僕「何ですか、あれは」
男「警官ですね…」
僕「すぐに始末します」
男「それはちょっと」
僕「なぜですか?」
男「……その綺麗な服が汚れちゃうし」
僕「…」
僕「ふふ、そうですね、……なら逃げますよ!」
男「!」
警官「と、飛ぶな!今すぐ降りないと撃つぞ!バーンバーン!!」
僕「射撃の腕前はいまいちですね」
男「(あんなに簡単に発砲していいのか…心なしか嬉しそうに撃ってるし…)」
- 160 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/08/21(土) 18:28:09.65 ID:kSzZJI590
警官www
- 161 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 18:31:14.73 ID:sKoWWxzO0
警官「クソ!また逃げおって!」
警官「…」
警官「しかし、私のジャッカル(拳銃の名前)を軽々避けるとは」
警官「しかもあの跳躍………あれは人間ではないな!!」
警官「…くく、平穏な日常に飽き飽きしていたところよ!」
警官「嗚呼、次の夜が待ち遠しい……」
警官「早く、早く…」
警官「harry! harry! harry!」
- 162 名前:自動保守 [] 投稿日:2010/08/21(土) 18:39:30.24 ID:Sry4k0Xm0
30分毎に勝手に書き込まれます。
- 163 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 18:40:04.22 ID:LirQ0amrO
なんかアレだな
ヘルシングみたいになってきた気がする
- 164 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 18:45:34.61 ID:sKoWWxzO0
僕「ここまでくれば大丈夫でしょう」
男「そうだね」
僕「……」
男「…続きをするの?」
僕「ふふ、そう構えないでください……もうその気はありません」
男「そっか」
僕「ええ、こんなにドタバタしたのは久しぶりですね……」
男「…」
僕「あなたといると退屈しない」
男「手荒なのは勘弁してもらいたい」
僕「ふふ、たまにちゅーちゅーしちゃいますよ?」
男「週一で頼む」
僕「畏まりました…ふふ」
- 165 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 18:46:13.90 ID:X1H5CujF0
なにこれおもしろい
ラノベにしたら売れるのに
- 167 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 18:54:50.21 ID:sKoWWxzO0
少女「おっとこ〜」
僕「おや」
少女「む」
僕「ふふ、今晩は」
少女「ふん!」
僕「男君はまだ来てないよ」
少女「見れば分かるわ!」
僕「しかし、…僕も嫌われたものだな、昔はよく2人で乳繰り合ったじゃないか」
少女「そ、そんなことしておらん!…ハンバーグを一緒にこねこねはしたが」
僕「そうだったかな?……少女の作ったハンバーグ、とてもユニークな形をしていたね」
少女「いらんことはよく覚えているのだな…」
僕「……でも、おいしかった」
少女「…」
僕「…」
少女「ありがとう…」
- 168 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 18:58:40.37 ID:sKoWWxzO0
少女「…男のやつ遅いなぁ」
僕「今日はもうこないのかもしれないね」
少女「そうか…」
僕「寂しいね…」
少女「…そんなことはないぞ!一日くらい男に会えずとも平気だ!」
僕「一日以上は耐えられないのかい?」
少女「!」
僕「ふふ、答えなくてもいいよ?顔に出ているからね」
少女「うぅ!」
- 169 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/08/21(土) 19:05:57.32 ID:Sry4k0Xm0
寝ていたら再開していたでござる
何個か自動保守重なっていたみたい
申し訳ない
- 170 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 19:09:04.09 ID:xI1Cu44o0
ナイス保守だった。
ワクワクが止まらない。支援
- 171 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/08/21(土) 19:31:08.35 ID:W4+RyWoyO
唇からという案は却下されたの?
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