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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その26
- 538 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga]
投稿日:2011/03/09(水) 18:05:24.35 ID:1fxioGFCo
…
双子姉「へぇ〜っ、そうなんですかぁ!」
盗賊「…うん。墨で書くから…味が出る」
双子妹「そうそうっ!あの奇跡の逆転フォールで――」
魔道士「あったあった!あのツームストーン・パイルドライバーは――」
召喚士「何だか、盛り上がってて…良かったね」
戦士「……そうだな」
双子姉「今度、是非拝見したいですー」
盗賊「…恥ずかしいよ…っ」
双子妹「やっぱり何だかんだチャンプが――」
魔道士いーえっ、チャンプの時代は終わりましたよ!」
召喚士「……」
戦士「……」
召喚士「……戦士って何か趣味ある?」
戦士「……筋トレ……かな」
- 539 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/09(水) 18:06:14.10 ID:1fxioGFCo
〜西端の町〜
双子姉「ここが」
双子妹「西端の町?」
魔道士「そうですよ〜」
戦士「こっから更に、あの山を登って行く」
双子姉「あんな所に」
双子妹「住んでる人が?」
召喚士「…ええ。いるんですよ」
戦士「しかしもう夕方か。時間も中途半端だな」
盗賊「…今日はここで一晩過ごすか」
召喚士「そうですね。この時間からだと着くのも夜遅くになっていしまいますし」
双子姉「私達は」
双子妹「お任せしますっ」
魔道士「それじゃ、一泊しましょうっ」
召喚士「ええ、そうしましょう」
戦士「……盗賊?どうした?」
盗賊「……ん、いや」
- 540 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/09(水) 18:07:33.90 ID:1fxioGFCo
ジーッ
盗賊「……まさか」
魔道士「盗賊さーんっ」
戦士「ほれ、呼んでるぞ」
盗賊「……うん」
クルッ…スタスタスタスタ
盗賊が見つめていた建物と建物の影から二人の少女が顔を出す。
朱雀嬢「……ばれては、いないようですわね」
玄武娘「で、ですのっ!」
朱雀嬢「今日はここで一泊するようですわね」
玄武娘「それじゃ私達も……」
朱雀嬢「そんなお金…ないですわ」
玄武娘「えぇ〜っ!?」
朱雀嬢「誰のせいだと思っているのかしらっ、この大飯食らいっ!」
玄武娘「ひっ、ひえぇ……!」
- 541 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/09(水) 18:08:46.39 ID:1fxioGFCo
〜ホテル〜
召喚士「それじゃ、宜しくお願いします」
フロント「はい。ごゆっくりどうぞ」
戦士「さて、そんじゃ飯食いに行くかね」
魔道士「はいっ!」
戦士「そこいらの飯屋でいいよな?」
双子姉「私達は」
双子妹「お任せしますっ」
盗賊「…何かあったら…言ってくれて構わんのだぞ?」
双子姉「いえいえっ」
双子妹「お気遣いなくっ」
盗賊「…はぁ」
戦士「そんじゃ、荷物預けたら行くぞー」
魔道士「はーい!行きましょ、盗賊さんっ」
盗賊「…うん」
召喚士「俺も荷物置いてくるね」
- 542 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/09(水) 18:09:42.50 ID:1fxioGFCo
…
朱雀嬢「あっ!出てきましたわ!」
玄武娘「……ねぇ、朱雀嬢ちゃん」
朱雀嬢「しっ!」
玄武娘「こんな事してないで、堂々と合流したらどうですの〜?」
朱雀嬢「……貴方の為にやっているんじゃない」
玄武娘「私の為…ですの?」
朱雀嬢「……鈍感っ!」
玄武娘「ええぇぇ!?」
ピクッ
盗賊「……」
キョロキョロ
召喚士「盗賊さん……」
盗賊「……左後ろの建物の影。勘付かれるなよ」
召喚士「!?」
- 543 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/09(水) 18:11:14.52 ID:1fxioGFCo
ソローッ…チラッ
盗賊「……あの二人だ」
召喚士「っ!!」
盗賊「…どうする?」
召喚士「……」
戦士「おーい、どうした?」
召喚士「ここまできて、隠せないか……」
魔道士「…?」
盗賊「どうする?」
召喚士「下手に逃げられると面倒ですね」
盗賊「……仕方ない」
召喚士「お願いします」
盗賊「…うん」
魔道士「え、えっとぉ……?」
戦士「何が起きてんの?」
- 544 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/09(水) 18:12:13.82 ID:1fxioGFCo
タタッ…ヒュンッ
朱雀嬢「……!?」
玄武娘「盗賊さんがどっか行っちゃったですの」
朱雀嬢「……まさか、気付かれて?」
玄武娘「そ、そうなんですの!?」
朱雀嬢「…いやっ、そんなはずないですわ」
スタッ
玄武娘「あーっ、食事処に入っていくですの」
朱雀嬢「私達も行くですわ」
玄武娘「やった!ご飯……」
朱雀嬢「そんなお金はないですわ」
玄武娘「えぇ〜っ!?」
朱雀嬢「だから、貴方は少し……」
ツンツン
朱雀嬢「……?」
盗賊「……」
- 545 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/09(水) 18:14:05.65 ID:1fxioGFCo
朱雀嬢「うわぁ!!」
玄武娘「ひゃああぁぁ!?」
盗賊「…何…してる」
朱雀嬢「えっとえっと、散歩!散歩ですわ〜!」
玄武娘「私はお土産を探してるですのー!おほほー!」
盗賊「……」
朱雀嬢「さて、そろそろ失礼しようかしら〜」
玄武娘「さようならですのー」
スタスタスタ…グイッ
盗賊「……つけていたな?」
朱雀嬢「まま、まさかーっ!」
玄武娘「そ、そうですのー」
盗賊(分かりやすい二人だなぁ……)
朱雀嬢「つけるだなんて人聞きの悪い……」
玄武娘「そっ、そうですのー」
- 546 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/09(水) 18:15:12.12 ID:1fxioGFCo
〜食事処〜
朱雀嬢「…………」
玄武娘「…………」
朱雀嬢「貴方がほいほい白状するからっ」
玄武娘「だってぇ、ご飯奢ってくれるって……」
朱雀嬢「台無しですわっ。ふん!」
玄武娘「うぅ……っ」
召喚士「ま、まぁまぁ。とにかく…後をつけてきたわけですね?」
朱雀嬢「……ごめんなさい…ですわ」
玄武娘「ごめんなさい…ですの」
召喚士「いえっ、別に謝る必要は……」
朱雀嬢「……それもそうですわね」
玄武娘「へっ?」
朱雀嬢「元はと言えば、隠し立てしていた皆さんが悪いんですわ」
召喚士「――っ!!」
- 547 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/09(水) 18:16:18.56 ID:1fxioGFCo
朱雀嬢「朱雀先生、知っていましたわね?」
召喚士「……そ、そのぉ」
朱雀嬢「ならば一言、教えてくれてもいいのに……」
戦士「いや、ちょっと待ってくれよ。俺らだって事情が……」
朱雀嬢「お陰で私が、どんな目にあったか……」
ゴゴゴゴゴゴ
朱雀嬢「玄武娘の付き添いであんな事もこんな事も……」
魔道士「おっ、落ち着いて!ねっ、朱雀嬢ちゃん……」
召喚士「ご、ごめんなさい……っ」
朱雀嬢「さぁ、吐いて貰いますわよ!」
盗賊「……」
朱雀嬢「サモナーさんの居場所を!」
玄武娘「……えっ」
朱雀嬢「いえっ、同行させて貰いますわよっ!」
玄武娘「……ええぇぇぇーっ!?」
- 548 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/09(水) 18:18:37.30 ID:1fxioGFCo
…
魔道士「ごめんね玄武娘ちゃん。騙すつもりはなかったの……」
朱雀嬢「だから言ったじゃない、鈍感だって……」
玄武娘「…………」
召喚士「明日、俺らはサモナーさんの所へ行きます。一緒に行きますか?」
戦士「おい、召喚士……」
召喚士「ここまできたら仕方ないよ。いずれは分かる事だし……」
盗賊「……」
召喚士「どうします?玄武娘さん……」
玄武娘「……行く…ですの」
召喚士「……分かりました」
魔道士「サモナーさんい会えるんだから、元気出してっ!ねっ!」
玄武娘「……明日になれば治るですの。今日は…食欲もなくなったですの……」
戦士「……そらこんだけ食えばなくなるだろうよ……」
盗賊「…いつもより、気持ち少ない…?」
- 549 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/09(水) 18:19:24.25 ID:1fxioGFCo
〜ホテル〜
召喚士「えっ!?」
フロント「申し訳御座いません。満室でして……」
魔道士「どうしましょう……」
朱雀嬢「お構いなく、私達なら結構……」
戦士「なぁ、二人なんで一緒に泊まってもいいだろ?」
フロント「……うぅん」
戦士「もちろん料金は払うからな。なっ?」
フロント「……仕方ありませんね。それで宜しいですか?」
召喚士「もちろんです、ありがとうございます」
魔道士「良かったね!」
玄武娘「ありがとうですのー!」
朱雀嬢「何だか…申し訳ないいですわ」
双子姉「これにて」
双子妹「一件落着」
盗賊「……だな」
- 550 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/09(水) 18:21:57.83 ID:1fxioGFCo
…
召喚士「それじゃ、また明日。おやすみなさい」
魔道士「おやすみなさーい!」
双子姉「明日もまた」
双子妹「ヨロシクですわ」
玄武娘「久し振りにゆっくりねられるですの〜」
魔道士「そうなの!?」
朱雀嬢「食費だけで……素寒貧ですわ……」
盗賊「…な、なるほど」
魔道士「よーし、それじゃみんなでお風呂入りましょうかっ!」
双子姉「いいでしょう!」
双子妹「望むところですわ!」
盗賊「……何を!?」
玄武娘「久し振りのお風呂ですのー!」
朱雀嬢「お風呂は久し振りじゃないですわっ!」
玄武娘「あ、そうでしたのー」
- 551 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/09(水) 18:23:08.71 ID:1fxioGFCo
カポーン
魔道士「広〜いっ!!」
双子姉「本当にー」
双子妹「広いですねー」
プルンッ…プルンッ
魔道士「……」
朱雀嬢「お風呂でのんびり出来るのも久々ですわ〜」
プルンッ
玄武娘「ですのー!!」
タユンッ
魔道士「……っ!!」
盗賊「……はぁ」
ボイイィィーン
朱雀嬢「おーっ」
玄武娘「おーっ」
双子姉妹「おーっ」
魔道士「……秘訣はよく食べる事、と」
- 552 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/09(水) 18:24:13.56 ID:1fxioGFCo
…
玄武娘「はぁ〜っ。さっぱりしたですのー」
朱雀嬢「たまには大人数でお風呂と言うのも、良いですわね」
盗賊「…たまにはな。たまには」
双子姉「それではすぐに」
双子妹「お伺い致しますね」
魔道士「へ…っ?」
双子姉「女子が集まる」
双子妹「夜と言えば…」
双子姉妹「ガールズトークです!」
玄武娘「ほ、ほえぇ…。大人ですのー」
朱雀嬢「ば、馬鹿ねっ。レディなら当たり前ですわっ」
盗賊「……寝て…いい?」
双子姉妹「駄目ですっ!」
盗賊「……はぁ」
魔道士「は、はは……っ」
- 553 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/09(水) 18:25:41.72 ID:1fxioGFCo
〜部屋〜
双子姉「ずばり」
双子妹「お聞きします」
盗賊「…いきなりっ!?」
双子姉妹「皆さん、好きな人はいますかっ?」
魔道士「!?」
玄武娘「サモナーさんですの」
朱雀嬢「貴方は気楽でいいですわね」
双子姉「そういう」
双子妹「朱雀嬢ちゃんは?」
朱雀嬢「えぇっ!?」
玄武娘「朱雀嬢ちゃんは召喚士さんじゃないんですの?」
朱雀嬢「ち、違いますわよっ!私は修行の身、もっとレディを磨いてから……」
双子姉「それでは朱雀先生は」
双子妹「構わないのですね?」
プシュウウゥゥ
朱雀嬢「そ、それは……駄目ですわ……っ」
- 554 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/09(水) 18:27:03.11 ID:1fxioGFCo
玄武娘「あっ、でも…召喚士さんには魔道士さんがいるですの」
朱雀嬢「……っ」
双子姉妹(この子……直球ね……)
玄武娘「ねっ、魔道士さん」
魔道士「……うーん」
盗賊「…?」
魔道士「別に、何もないですよ」
朱雀嬢「……っ」
魔道士「でも私、改めて…やっぱりなぁって気付いた事があります」
玄武娘「何ですの?」
魔道士「私、召喚士さんの事……本当に好きなんだなって思いました」
朱雀嬢「……」
双子姉妹「お、おぉーっ」
盗賊「…あのー、魔道士…さん?」
魔道士「私……召喚士さんが大好きです」
- 555 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/09(水) 18:28:45.24 ID:1fxioGFCo
盗賊「……」
双子姉妹「…………」
朱雀嬢「……」
玄武娘「……おぉ」
魔道士「…あっ、でも…今は別にそのお付き合いしたいとかそういう事ではなくっ」
盗賊「……」
魔道士「やっぱり、しなくちゃいけない事をしっかり終わらせてからですよ」
玄武娘「何ですの?」
魔道士「もちろん、悪い魔物を倒して平和になる事…ですかね」
双子姉妹「……っ」
魔道士「……ご、ごめんなさいっ。私…変な話しちゃった…?」
玄武娘「そんな事ないですの!かっこいいですのー」
朱雀嬢「……そうですわね。これは……敵わないですわね」
魔道士「え…っ?」
朱雀嬢「何でもないですわ」
双子姉「魔道士さん」
双子妹「ご立派です」
魔道士「そ、そうですか?……へへっ」
双子姉「それならば」
双子妹「盗賊さんは?」
- 556 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/09(水) 18:29:21.92 ID:1fxioGFCo
盗賊「わ、私…っ!?」
玄武娘「盗賊さんは戦士さんですの」
盗賊「お、おいっ!」
玄武娘「違うんですの…?」
盗賊「……ち、違うよっ」
双子姉妹「……ふぅん」
朱雀嬢「てっきりそうなのかと思ってましたわ」
盗賊「……し、知らぬっ」
双子姉「本当に」
双子妹「違うんですか?」
盗賊「…し、しつこいな!違うったら違うっ!」
魔道士「盗賊さん、ここは素直に……」
盗賊「しつこいっ!!」
バフッ…ポトッ
魔道士「……やったなぁ〜?この〜っ!」
玄武娘「おぉっ、枕投げ開始ですのー!!」
- 557 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/03/09(水) 19:52:11.74 ID:6+ers4+DO
いやあーかしましくて大変良いことですなあ
- 559 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/10(木) 00:27:32.52 ID:ktjpYluEo
〜バー〜
戦士「お疲れさん」
召喚士「お疲れ〜」
チィンッ
戦士「今頃女どもは…騒いでそうだわなぁ」
召喚士「ははっ、本当だね」
戦士「まぁ、たまには賑やかなにも良しとするか」
召喚士「うん」
戦士「しかしこれでハーピーもうまくいけば入手出来そうだな」
召喚士「どうかなー。まぁ、お願いはしてみるつもりだけど…」
戦士「うまくやれよ?」
召喚士「えっ?」
戦士「ほら、レディの嗜みってのを…紳士的にだな…」
召喚士「あ、ああー」
戦士「男の見せ所だな!」
- 560 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/10(木) 00:28:33.24 ID:ktjpYluEo
…
戦士「これでサモナーさんに話も聞けて、召喚術は順調だな」
召喚士「うんっ。戦士はどうするの?」
戦士「うーん……」
召喚士「あと半年切ってるからねぇ」
戦士「まぁ、欲を言えば防具だな」
召喚士「防具?」
戦士「ああ。色々考えてみたんだが……」
召喚士「うん」
戦士「五行の鉱石を一つの斧に付加するのは危ないんだろ?」
召喚士「鍛冶屋さんはそう言ってたよね」
戦士「て事はだ。一つの武具に一つ、鉱石を付けりゃいいんじゃないか?」
召喚士「!?」
戦士「盾に炎だから……あとは、鎧と籠手と具足と……」
召喚士「兜?」
- 561 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/10(木) 00:29:39.41 ID:ktjpYluEo
戦士「視界が遮られるから、個人的には付けたくないんだよなぁ」
召喚士「まぁとにかく、5つの武具に鉱石をそれぞれ……」
戦士「そういう事。そうすりゃうまく合体魔法みたいな攻撃が出来るんじゃないか?」
召喚士「でも、危なくない?」
戦士「俺の魔力なんてたかがしれてるし、五行使わなきゃいいんだろ?」
召喚士「まぁ、そうだけど……」
戦士「結局は鍛冶屋さんが出来るか出来ないか次第なんだけどな。それに……」
召喚士「それに?」
戦士「それだけの鉱石がゲット出来るかってのも重要だな」
召喚士「あぁ、確かにそうだね」
戦士「まぁ、火の時ですらあんなばかでかい鉱石があったわけだから……」
召喚士「確かに。破片であれだけの量だもんね」
戦士「仮に全部持ってきたら、軽く10人分は賄えるぞ?」
召喚士「そうだね……」
戦士「場所も存在の有無も分からねぇけどな」
- 562 名前: ◆1otsuV0WFc [sage saga] 投稿日:2011/03/10(木) 00:31:09.32 ID:ktjpYluEo
召喚士「でも、俺はあるって思うなぁ」
戦士「そうか?」
召喚士「うん。火の鉱石が火山にあったわけだし……」
戦士「もしかして、関係するような地域にあんのかな?」
召喚士「その可能性は高いと思う」
戦士「……なるほどな」
召喚士「色々と調べてみる価値はありそうだねっ!」
戦士「ああっ!ちょっくら平行して調べてみっか!」
召喚士「うんっ!」
戦士「…さーて、そろそろ部屋に戻ろうぜ」
召喚士「そうだね」
戦士「明日はいよいよ……」
召喚士「サモナーさんの所へ……」
戦士「……面倒な事にならなきゃいいけどな」
召喚士「……う、うん」
- 564 名前:NIPPERがお送りします [] 投稿日:2011/03/10(木) 10:33:27.00 ID:d1G9agyu0
1乙
何か玄武娘の胸が成長してるような音だったな
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