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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その11
418 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/02/06(土) 17:48:31.83 ID:ZlwCBSUo
┏━ ノ ー‐  j  ji       |l|     _,,,,,_    ji     ji     i  i!  ,_,,xz   .|l| |l|   ┃
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                . ̄

                         〜第十三部〜


419 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/02/06(土) 17:48:47.98 ID:ZlwCBSUo
〜船上〜

戦士「どうだ?初めてだろ?」

オーク「海…!すげぇです!!」

オークは甲板から海を眺め笑顔を見せる。

魔道士「…暖かくなってきて…気持ちいいですねぇ!」

盗賊「…うん!」

召喚士「幼女ちゃん大丈夫?」

幼女「うん。海は好きだよ!」

召喚士「そっか。良かった!」

戦士「もうすぐ大陸だ…!」

オーク「大陸…!オラ、楽しみです!」

魔道士「着いたらバーテンさんの所でご飯食べて…」

召喚士「船を乗り継いで、南の港ですね」

盗賊「…南は初めてか?」

幼女「…うん」


420 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/02/06(土) 17:49:05.01 ID:ZlwCBSUo
〜大陸の港〜

魔道士「着きましたー!」

オーク「おぉ…!に、賑やかです!」

戦士「おう!俺達のホームってカンジだな!」

召喚士「うん!そうだね…!」

魔道士「早速行きましょうかっ!」

盗賊「…そうだな。おいで」

幼女「うん」

テクテクテク…

〜バーテンの店〜

カチャッ…チリチリンッ

戦士「うおーっす!!」

バーテン「おう。来たか…!」

魔道士「こんばんはー!」

オーク「……ふえぇー」


421 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/02/06(土) 17:49:22.92 ID:ZlwCBSUo
オークは店内をキョロキョロと見渡す。

バーテン「お…おい!?そいつもしかして…!」

召喚士「オーク…です、ははっ…」

バーテン「ははって…。……くっ…ははは!」

盗賊「……」

バーテン「本当に不思議な奴らだな!ははははっ!」

魔道士「それって褒めてますー?」

幼女「……」

召喚士「とりあえず…食事をしましょうか…!」


422 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/02/06(土) 17:49:32.22 ID:ZlwCBSUo


バーテン「ふーん…。成る程ねぇ…」

バーテンはタバコを燻らせ一同の話を聞く。

戦士「そうなんだよ…」

魔道士「おかわりいる?」

幼女「大丈夫…」

盗賊「…遠慮…しなくていいぞ?…モグモグ」

バーテン「……」

召喚士「どうしました…?」

バーテン「…いんや」

戦士「…?」

オーク「これ…なんです?」

戦士「酒だ!旨いぞぉ!飲んでみなっ!」

オーク「は、はぁ…。んぐっ…ぷはっ!うめぇです!」

戦士「はははっ!だろ?飲め飲めっ!!」


423 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/02/06(土) 17:49:54.88 ID:ZlwCBSUo


召喚士「それじゃ、お邪魔しました」

バーテン「おう、気をつけてな!」

オーク「う、うはぁ…目が回るです……!」

魔道士「大丈夫ですかぁ?オークさん?」

幼女「いっぱい飲んでたから…」

盗賊「…船も…来たみたいだな」

盗賊は汽笛の音に耳をすませる。

召喚士「では…失礼します」

バーテン「あ、そうだ…」

戦士「…?」

バーテン「親父の行方…知ってるか?」

戦士「前も言ったが…生きてるかも分かんねぇよ…」

バーテン「ん…そうか」

戦士「んじゃ…またな…!」


424 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/02/06(土) 17:50:05.54 ID:ZlwCBSUo
カチャッ…チリチリン…

バーテン「…きっと生きてるよ。…アイツは」

バーテンは微笑み、グラスの酒を一気に飲み干した。

テクテクテク…

オーク「南…ですか」

召喚士「うん。そしたら港から東へ歩いて…」

戦士「剣士さんの村だな」

幼女「……」

魔道士「いい人達だから安心してね!」

幼女「…うん、あ、あの……」

盗賊「…?」

幼女「お、お土産とか…いらない…かな?」

戦士「!!…はははっ!しっかりしてるなぁ」

召喚士「そうだね!じゃあ何か買って行こうか!」

幼女「うん!」


429 :GEPPERがお送りします [sage] :2010/02/06(土) 19:13:43.39 ID:OQqKcVQo
>>411
お前がそんなこと言うから弓使いが気になってきたじゃないか…


ところで占い師がマジシャンに「生きてた」って言ってるけど
マジシャンは今回の戦いで死亡するのが正史だったんだろうか
未来が変化した原因はオークの存在でおk?


433 :GEPPERがお送りします [saga] :2010/02/06(土) 19:52:24.60 ID:ZlwCBSUo
弓使い人気再熱…!絵師の皆様、よろしくお願い致します!
占いについてはそんな感じですかね…まぁこの先の話で
きっと色々と分かるのではないでしょうかと思っております

>>427
魔道士「大丈夫です!自分を信じて頑張れば…きっと良い事ありますよ!エヘヘ!」


434 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/02/06(土) 19:52:40.75 ID:ZlwCBSUo
〜南の港〜

魔道士「眠い…うぅ…」

幼女「…大丈夫?」

戦士「船でたっぷり寝てただろ…」

盗賊「…どうする?行くか?」

召喚士「途中、山あいの街へ寄りましょう」

盗賊「…?」

召喚士「ちょっと…ワークショップへ…」

〜山あいの街〜

戦士「しかしこの辺りも全然魔物が出なくなったなぁ…」

魔道士「狩りしてた頃が懐かしいですね!」

戦士「俺らが倒した魔物にも…いい奴いたのかな…」

魔道士「あ…っ…」

召喚士「深く考えない方がいいよ……」

戦士「……だな」


435 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/02/06(土) 19:52:53.06 ID:ZlwCBSUo
〜ワークショップ〜

店員「いらっしゃいませ」

召喚士「報酬の受け取りと出金を…」

店員「かしこまりました」

スタスタ…

戦士「さーて…何位になってるかなぁ?」

魔道士「ドキドキしますね!」

オーク「…?」

パラパラッ…パラッ…

盗賊「……65位」

魔道士「徐々に上がってきましたね…!」

戦士「功績だけだけどなぁ…」

魔道士「もっと依頼受けましょうかね…」

スタスタ…

店員「お待たせ致しました」


436 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/02/06(土) 19:53:06.24 ID:ZlwCBSUo
店員は報酬を召喚士に手渡す。

召喚士「じゃあ…これは入金で」

店員「はい。ありがとうございます」

召喚士「あの…後ですね……」

店員「…?」

召喚士「魔法剣士と言う方と…お父と言う方のリストを…」

盗賊「…?」

店員「はい。かしこまりました」

幼女「……」

召喚士「ちょっと待っててね」

幼女「……」

しばらくして、店員が戻ってくる。

店員「こちらですね」

召喚士「……うん。大丈夫だ」

戦士「んー?」


437 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/02/06(土) 19:53:13.99 ID:ZlwCBSUo
召喚士はリストを戦士に見せる。

戦士「…!!…これ」

召喚士「魔法剣士さんが言ってたから…」

盗賊「……」

召喚士「報酬は幼女ちゃんにって…」

リストには魔法剣士からお父への報酬引き継ぎが記されている。

召喚士「幼女ちゃん」

幼女「…う、うん」

召喚士「ここにサインを」

幼女「……」

幼女はペンを握り、書面にサインをする。

召喚士「これで…いいですね?」

店員「こちらは幼女様ですね。はい…登録を確認します」



幼女「……」


438 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/02/06(土) 19:53:23.05 ID:ZlwCBSUo


店員「…では、こちらが報酬です」

店員は報酬を戦士へと手渡す。

魔道士「行きましょうか」

戦士「おう」

召喚士「では、よろしくお願いします」

召喚士はお父の死亡申請と、

幼女のワーカー解除申請の書類を店員へ渡す。

店員「はい。ありがとうございました」

テクテクテク…

幼女「本当に…いいの?こんな…大金…」

召喚士「魔法剣士さんからのお願いだから…」

戦士「ありがたく受け取りな。これkらの生活費に…」

幼女「……うん」

召喚士「さ、お土産買って…先を急ごうか」


439 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/02/06(土) 19:53:30.57 ID:ZlwCBSUo
〜南東の町〜

幼女「…うわぁ!きれい〜!」

オーク「すげぇです!!」

戦士「この先だっけか?」

召喚士「ああ!あの美味しい食事処?」

盗賊「…確か…そこ」

戦士「寄っていこうぜ!」

魔道士「すっごい美味しいんだよ!行こう?」

幼女「うん!…盗賊さんも!」

盗賊「えっ、あ…うん!」

タッタッタ…

戦士「女同士で盛り上げてくれて、助かるな!」

召喚士「うん」

戦士「やっぱ女性ってのはそういうとこがあんのかもな」

召喚士「そうだね。俺もそう思うよ!ははっ…!」


440 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/02/06(土) 19:53:40.15 ID:ZlwCBSUo


幼女「美味しかったですぅ〜」

戦士「だお?いい所だよなぁ…」

召喚士「うん」

魔道士「さ、宿に行って今日は休みましょう〜!」

召喚士「うん。行ってらっしゃい」

魔道士「召喚士さんは行かないんですか?」

戦士「男どもは野宿だよ。ほら」

戦士はオークをちらりと見る。

オーク「オオラなら気にせず……」

召喚士「そうはいかないよ」

戦士「ああ。仲間…だもんな!」

オーク「…!!」

魔道士「いいんですか…?なら、私達も…」

召喚士「いえ、気にせず。幼女ちゃんもいますし…」


441 : ◆1otsuV0WFc [saga] :2010/02/06(土) 19:53:48.25 ID:ZlwCBSUo
盗賊「…分かった。行こう」

魔道士「はい…」

幼女「じゃあ…また明日」

召喚士「うん。おやすみなさい」

魔道士「おやすみなさいっ!」

テクテクテク…

オーク「ごめんなさい…オラなんかのために…」

戦士「気にすんなって!こっちはこっちで楽しくやろうぜ!」

召喚士「うん。酒も買ってあるしね。ははっ!」

オーク「ありがてぇです…!!」

〜宿〜

魔道士「さー、久々にゆっくりお風呂ですよ〜!」

盗賊「…幼女ちゃん…おいで」

幼女「はぁい」

テッテッテ…カチャッ…パタンッ


443 :GEPPERがお送りします [sage] :2010/02/06(土) 20:04:57.06 ID:FiYR6sDO
今日の戦士はちょっとおかしいww


444 :GEPPERがお送りします [saga] :2010/02/06(土) 20:09:02.08 ID:ZlwCBSUo
すいません。ちょっと外出してきます!
確かに戦士が錯乱してるwwなぜ戦士だけ…すいません!ノシ


449 :GEPPERがお送りします [sage] :2010/02/06(土) 21:34:31.21 ID:3BEwXQso
从'ー'从「美味しかったですぅ〜」

( ^ω^)「だお?いい所だよなぁ…」

('A`)「うん」

ζ(゚ー゚*ζ「さ、宿に行って今日は休みましょう〜!」


450 :GEPPERがお送りします [sage] :2010/02/06(土) 21:57:03.05 ID:ZhaazVQ0
やる夫が戦士になるようです


454 :GEPPERがお送りします [saga] :2010/02/07(日) 01:25:04.12 ID:sn5Q/5Io
そんなリア充じゃないですやい。ただいまです!ノシ
オマケ書いてあっちの更新少しして寝たいと思いますです。すいません…

>>449
召喚士ww
     ____
   /      \
  /   _ノ ヽ、_.\
/    (●)  (●) \  なぜ俺はあんな事を口走ったんだお?
|       (__人__)    |
/     ∩ノ ⊃  /
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ /
     【戦士】


455 :GEPPERがお送りします [sage] :2010/02/07(日) 01:28:11.74 ID:/1S9TIDO
ここにきてついに本性を表したか戦士…
前から怪しいとは思ってたぜ


459 :GEPPERがお送りします [saga] :2010/02/07(日) 02:22:46.77 ID:sn5Q/5Io
〜オマケ(10スレ>>982)〜

盗賊(…非常にマズイ)

魔道士(ト…トイレに行きたい…っ!!)

戦士「ん?どうした二人してソワソワ…」

魔道士「!!」

盗賊「へっ!?あ…いや…敵!敵だっ!」

戦士「何っ!?」

ガサガサッ!!

召喚士「大丈夫…ゴブリンだ!この程度なら俺一人で…」

盗賊(こんな時にくそ〜っ!…あ、そうだ!)

魔道士(逆手に取れば…さりげなく…)

ズイッ…

盗賊「…私がやる」

魔道士「私も…!!」

召喚士「!?ど、どうしたんですか…!?」

戦士「二人して…すげぇ殺気だ…!」

タンッ!!

盗賊「はあぁーっ!!」

ザシュズバビシッ…ポイッ…ピューンッ!!


460 :GEPPERがお送りします [saga] :2010/02/07(日) 02:29:18.52 ID:sn5Q/5Io
盗賊「遠くに飛んでった!くそー待てー!」

タタッ!!

戦士「待てってお前今自分で投げ…」

魔道士「二人ともごめんなさい…っ!えいっ!」

ドドンッ!!…ゴオオォォッ!!

ゴブリン「ぎゃあぁっ!!」

召喚士「熱ちっ!火に囲まれた!?」

魔道士「すぐ戻りますからっ!」

タッタッタッタッタ…

戦士「バカ!俺達まで殺す気か!あちっ!!」

召喚士「消化消化!そうだ!レイピアで…」

ゴブリン「熱いよー助けてそこの人ー!」

召喚士「ちょっとぉ!邪魔っ!邪魔だからっ!」

タッタッタ…ヌギッ…シャアアァァ…チョロチョロ…

盗賊「……ふぅ…危なかった…」
魔道士「漏らしてしまうところでした…はぁ…」

戦士「早くしろ!召喚士ーっ!!」

召喚士「あぁーっ!レイピアが火の中にいぃぃ!おい、離せってばーっ!」

ゴブリン「助けてー!あついよー!」

〜この物語はフィクションです〜


462 :GEPPERがお送りします [sage] :2010/02/07(日) 02:48:57.54 ID:ZqTJNQAO
ゴブリン可愛い


471 :GEPPERがお送りします [sage] :2010/02/07(日) 12:28:11.27 ID:hZxQ1Eso
どうでもいいが小便のたびにこんな目にあったらたまらんな


472 :GEPPERがお送りします [sage] :2010/02/07(日) 14:53:40.68 ID:2lF5gwDO
>>471
だよな!
興奮するよな!



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