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女商人「やっと私の出番ね」ルイーダ「あ、登録しただけよ」女商人「えっ?」
- 178 名前:NIPPERがお送りします [saga]
投稿日:2013/01/10(木) 16:23:19.09 ID:UhTBKY0AO
革命発生より約40日
ホープバーク 教会の裏の畑
商人「よいしょっ!」ザクッ
商人「よいしょっ!」ザクッ
商人「ふう〜、こんな感じかな〜。だいぶいい感じになってきたね。」
尼僧「商人ちゃ〜ん!そろそろお茶にしましょう!こっちへどうぞ!」
商人「あ、おばさんありがとうございます!」
尼僧「お疲れさま〜!まあ〜若いから仕事が早くて助かるわぁ〜!」
商人「いえいえ。今の私にできることを精一杯やるだけですから。」
尼僧「ふ〜ん、頑張ってるんだね。えらいえらい!」ジー
商人「な、なんですか?じーっと見つめて。なにか顔に付いてます?」
尼僧「そうじゃないのよ〜!あの頃の商人ちゃんと顔が全然違ってるな〜と思ってねぇ。」
- 179 名前:NIPPERがお送りします [saga] 投稿日:2013/01/10(木) 16:35:10.30 ID:UhTBKY0AO
商人「え、顔ですか?」
尼僧「アナタが町長をしていた時と比べて、よ。あの頃のアナタはなにかにとり憑かれたような険しい顔だったからね。」
商人「そうですよね...あの頃は自分を完全に見失ってたような気がします。とにかく利益になるためになんでもしようとしていました。」
尼僧「私はアナタが革命で牢屋に入れられちゃった時は心配もしたけど、安心もしたのよね」
商人「安心?」
尼僧「そう、あのまま革命も起きずにいたらアナタは今どうなってるんだろう、って考えたらよかったんじゃないかってね〜」
商人「そうですね、私も考えるとすごい怖いですね。」
尼僧「でしょう?だからアナタが釈放されて、町の皆のために働くって言ってたのを聞いて。強い子だね〜!って感心しちゃった!」
- 180 名前:NIPPERがお送りします [saga] 投稿日:2013/01/10(木) 16:43:54.88 ID:UhTBKY0AO
商人「私も牢屋から釈放された時に、あの革命を起こした人たちがすでに町から追放されていたのはびっくりしました。」
尼僧「あの男達がいい事を言っていたのは最初だけさ。完全に詐欺まがいの奴らだったわね!」
商人「カジノを完全に私物化しようとしていたそうですね。税金も私の頃のさらに倍以上を町の皆さんから取っていたとも聞きました。」
尼僧「とんでもない奴らよね。結局、アナタの資産をただ横取りして追放されたけど。」
商人「…………」
- 181 名前:NIPPERがお送りします [saga] 投稿日:2013/01/10(木) 16:51:17.55 ID:UhTBKY0AO
尼僧「あの時に町のみんなの先頭にたってあいつらを追放しようと、頑張ってたのが、おじいさんと青年くんね。」
商人「もう私はあの二人には一生頭が上がりません。本当に感謝してもしきれないくらいに。」
尼僧「そうよ〜!感謝しないとねぇ。あっ、この後は青年くんのところでお手伝いでしょ?」
商人「はい、しっかり働いてきます!」ニコ
- 182 名前:NIPPERがお送りします [saga] 投稿日:2013/01/10(木) 17:06:44.56 ID:UhTBKY0AO
商人が牢屋から釈放されてから2週間。商人はこれまでの愚行を町の皆に詫びると共に、毎日町のいたるところで仕事を請け負い、働くことで失った信用を再び得ようと必死だった。
日に日に、その商人の誠実な仕事ぶりを見て、町民からも以前のように、話掛けられるようになり、その度に嬉しさで涙を流した。
商人のあと、ホープバークを仕切っていた男達はすぐに馬脚を現し、さらなる重税を課したり、カジノを私物化するなどやりたい放題だった。
そんな中、スーより戻った老人と宿屋の青年が先頭になり、男達を追放することに成功した。その時に商人の蓄えていた資産を半分持ち去られてしまったが。
この資産は商人が町長時代の利益分を密かに蓄えていたもので、本来は不正だが、商人の意思により町のために使用されることとなり事なきを得ていた。
- 183 名前:NIPPERがお送りします [saga] 投稿日:2013/01/10(木) 17:15:02.85 ID:UhTBKY0AO
ホープバーク 宿屋
ガチャ!
商人「はあ、はあ。遅くなっちゃってごめんなさい!」
青年「ああ、商人さんお疲れさま。来てくれてありがとう。」
商人「今日はなにをすればいいですか?」
青年「ええとね〜じゃあ各部屋のお掃除を頼むかな。僕も一緒にやるから。」
商人「わかりました!じゃあ私、着替えてきますね。」タッタッタ
青年「うん、じゃあ僕は先に始めてるね。」ニコ
- 184 名前:NIPPERがお送りします [saga] 投稿日:2013/01/10(木) 17:26:50.98 ID:UhTBKY0AO
ホープバーク 宿屋 客室
商人「ええと、こことここかな、汚れがまだ残ってる。」キュッキュッ
青年「商人さんは手際がいいな。僕は掃除ってのはどうも苦手で。いつもはお手伝いさんがいるんだけど、今日は風邪引いちゃったみたいでね。」
商人「そんな〜、普通ですよ。私は料理は好きだけど掃除は苦手な方です。」ニコ
青年「へぇ。商人さん、料理得意なんですか?」
商人「いつかな、勇者達4人にも振る舞いましたよ!大絶賛でしたよ、えへ。」
青年「いいなぁ。僕も商人さんの手料理食べたいな〜、なんて。ははは。」チラッ
- 185 名前:NIPPERがお送りします [saga] 投稿日:2013/01/10(木) 17:38:04.74 ID:UhTBKY0AO
商人「へ?そんなんでよければいつでも言ってください。作りに来ますよ!」
青年「えっ?ほ、ほんとに。」
商人「はい、青年さんには感謝しきれないくらいなんだから。そのくらいのお返しはさせてもらわないとね。」
青年「(はぁ〜そういう意味でか...)」ガクッ
商人「? あっ、青年さん!水溢れてるよー!」
青年「へ?うわっあ!」
バシャー!
青年「やっちゃったなぁ...」
商人「あはは、気を落とさないで。またやり直せばいいんだから、ほらほら。」せっせせっせ
青年「ありがとう(やっぱり商人さん可愛いな...)」
- 186 名前:NIPPERがお送りします [saga] 投稿日:2013/01/10(木) 17:57:37.09 ID:UhTBKY0AO
ホープバーク 宿屋 ロビー
青年「商人さん、今日はありがとう。助かったよ!はい、これどうぞ。」
商人「力になれて私も嬉しいです。わあ、ジュースですか、ありがとう。いただきますー。」ゴクゴク
青年「そうだ、商人さん。少し相談があるんだけど、」
商人「いいですよ、どうしたんですか?」
青年「実はおじいさんから、この町の町長にならないか。と言われているんですが。」
商人「!?」ゴクゴク
- 187 名前:NIPPERがお送りします [saga] 投稿日:2013/01/10(木) 18:05:32.01 ID:UhTBKY0AO
商人「青年さんが?町長に?」
青年「はい。お前ならしっかりとやれる。大丈夫だ!と。どうですか?」
商人「いいじゃないですか!まさに青年さんなら新しい町長にピッタリだよ!」
青年「そうかなぁ。あまり自信がないんだけどな。」
商人「ううん、適任だと思うな。青年さんは真面目だし、優しいし、町民とも仲がいいし。」
商人「なにより、町民の先頭に立って、みんなをまとめていたんでしょ。町のみんなも大賛成だと思いますよ。」
- 188 名前:NIPPERがお送りします [saga] 投稿日:2013/01/10(木) 18:13:57.95 ID:UhTBKY0AO
青年「商人さんにそう言ってもらえると自信が出てきますよ。なにしろ初代町長で一から町を作った人だし。」
商人「ううん、私なんか。途中で失敗しちゃってるんだからだめ。私も青年さんが町長になったらすっごく嬉しいもの!」ニコ
青年「よかった、商人さんに聞いてみて。自分でもじっくり考えてみるよ。」
青年「(よし、なんかやれそうな気がしてきたぞ。)」
商人「あ、じゃあ私はそろそろ帰りますね!ジュースごちそうさま〜!営業頑張ってたくださいね!」
青年「はい。またいつでも来てくださいね。お疲れさまでしたー!」
ガチャ
バタン
- 191 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2013/01/10(木) 21:36:07.31 ID:rdRNfkxAO
乙。
今言うのは、まだ早いかもだが
予想しうる最大の鬱シーンを
上手い方向に持ってってくれたなぁ、って感じで良かった。
- 192 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2013/01/11(金) 09:26:27.18 ID:bnSn3bzLo
>>191に同意
びくびくしながら読んでたぜ
- 194 名前:NIPPERがお送りします [saga] 投稿日:2013/01/11(金) 10:53:55.13 ID:UF4lwD7AO
ありがとうございます。中編ももう少しで終わります。読みにくくお見苦しいところもあると思いますが、引き続きよろしくお願いいたします。
- 196 名前:NIPPERがお送りします [saga] 投稿日:2013/01/11(金) 11:05:46.89 ID:UF4lwD7AO
ホープバーク 老人の小屋
コンコン
ガチャ
商人「こんばんはー。おじいちゃんいる?」
老人「おう、商人か。どうしたもう夜だぞ。」
商人「ううん、なんとなくおじいちゃんの顔が見たくてね。あれ?夕御飯は食べたの?」
老人「今からじゃ、なにか適当に作ろうかと思っとった。」
商人「そっか。……ねえ、私も夕御飯今からなんだけど私が作ろうか?」
老人「お前が?そういえば料理得意と言ってたな。」
商人「うん!じゃあ決まりね!」
- 197 名前:NIPPERがお送りします [saga] 投稿日:2013/01/11(金) 11:20:11.27 ID:UF4lwD7AO
食事後
商人「ごちそうさまでした〜!」
老人「ふむう、みんな絶品だったわい。馳走になったな。ありがとう商人。」
商人「うふふふ、どういたしまして。全部食べてくれてありがとね。」
老人「おぬしは、故郷に父親がいるんだったな。この前の手紙もあったが。」
商人「そうだよ。パン屋兼道具屋をやってるんだ。」
老人「母親は、おらんのか?」
商人「うん、まだ私が子供の頃に流行り病で死んじゃった。だから料理は私の役目だから得意になったんだよ。」
老人「そうだったか...」
- 198 名前:NIPPERがお送りします [saga] 投稿日:2013/01/11(金) 11:37:21.11 ID:UF4lwD7AO
商人「そういえば、おじいちゃんはスーに家族はいないの?」
老人「ワシは今の今までずっと独り。遠い親戚に商人より上くらいの男の子いるが、行方知れずなんじゃよ」
商人「そうなのね...寂しくないの?」
老人「何十年も独りだったからな。もう慣れたよ。それにの、今はお前が孫みたいなものだと思ってるから、寂しくないわい。」
商人「え?孫?わ、私が?」
老人「ワシにもし孫がおればお前みたいなかわいいおなごなんだろうのう、ほっほっ。」
商人「か、かわいいだなんて。照れるよ、おじいちゃん。」カァ
- 199 名前:NIPPERがお送りします [saga] 投稿日:2013/01/11(金) 11:57:06.42 ID:UF4lwD7AO
老人「ほっほっ、なに照れてる?お前らしくない。」
商人「んー。でもありがとう。でも私もおじいちゃんっていなかったから、ほんとのおじいちゃんみたいに思うよ、えへへ。」
老人「そうかそうか、嬉しいのう。」ポロ
商人「(おじいちゃん泣いてる?)」
老人「お前が、町長になって牢屋に入れられるまで、ずっとヒヤヒヤしとったぞ。心配させおって....」ポロポロ
商人「あ、………本当にごめんなさい。おじいちゃんは私の事をずっと心配してくれてたのに、気が付かないで。」
商人「ううん、気が付いていたはずなのに、目先の事ばかりにとらわれてて気が付かないフリをしてたのね。」
老人「ズズ..でも....いい。もう過ぎたこと。今こうしてお前と話ができるだけで満足だよ。」
- 200 名前:NIPPERがお送りします [saga] 投稿日:2013/01/11(金) 12:03:38.72 ID:UF4lwD7AO
商人「おじいちゃん。肩叩きしてあげるよ!」
老人「ん?そうか。ではお言葉に甘えようかの。」
商人「はいはい、じゃあ失礼しますよ〜。」
とんとんとん
とんとんとん
とんとんとん
………………
商人の一日が終わった。
- 201 名前:NIPPERがお送りします [saga] 投稿日:2013/01/11(金) 12:39:25.90 ID:UF4lwD7AO
それから2週間後
世界中に嬉しいニュースが駆け巡った。
勇者達一行が、ネグロゴンドの奥にある城にて、魔王バラモスを倒したという。ついに世界に平和が訪れることになった。
それとまったく時を同じくして、商人の町ホープバークでも新しいなにかが始まろうとしていたのだ。
- 202 名前:NIPPERがお送りします [saga] 投稿日:2013/01/11(金) 12:53:31.88 ID:UF4lwD7AO
ホープバーク 入口
勇者「いや〜やっと着いたね!船旅はのどかでいいや。」
僧侶「………んぐ」ジロ
勇者「あ、ごめんね僧侶。」
賢者「魔王を倒しても、船には弱いよね、大丈夫?」
武闘家「商人は元気にしてるかな〜?早く行ってみよー。」
僧侶「それもだけど、ど、どこかで少し休ませて...」グタッ
勇者「よし。じゃあとりあえず宿屋に行こうか。」
- 203 名前:NIPPERがお送りします [saga] 投稿日:2013/01/11(金) 13:02:13.32 ID:UF4lwD7AO
ホープバーク 宿屋
賢者「着きましたね。あれっ?」
武闘家「賢者、どうしたの〜?」
賢者「ドアに張り紙が....『本日休業いたします。ご用の方は町長の家においでください』ですって。」
勇者「お休みなんだー。じゃ仕方ないね。僧侶大丈夫?」
僧侶「ええ、だいぶマシになってきたから大丈夫よ。」
武闘家「なら、とりあえず町長さんの家に行ってみよか。」
賢者「そうですね。」テクテク
- 204 名前:NIPPERがお送りします [saga] 投稿日:2013/01/11(金) 13:35:56.54 ID:UF4lwD7AO
ホープバーク 町長の家
商人「では、青年さん。あなたを今日付けでホープバークの新しい町長に任命します。」
青年「はい!一生懸命頑張らせていただきます。」
老人「うむ。お前なら立派な町長なれる。ワシが保証する!」
商人「青年さん、頑張ってね!この町をもっと良くしていってね。」
ガチャ
勇者「失礼しまーす。ってあれ?商人だ〜!」
商人「えっ?勇者じゃない?どうしてここに。」
勇者「アリアハンに戻って、王様に世界中の皆に直接知らせてきなさいって言われてね」
賢者「こんにちは!みなさん、お元気ですか?」
僧侶「あら、みんな揃ってるのね。」
武闘家「我ら魔王バラモスをやっつけた勇者ご一行だぞ〜!」ドヤッ
商人「みんな!無事だったのね?よかった〜、魔王討伐お疲れさま!」
- 205 名前:NIPPERがお送りします [saga] 投稿日:2013/01/11(金) 13:46:49.16 ID:UF4lwD7AO
青年「みなさん!お帰りなさい。わざわざ来ていただいて、町長としてお礼申し上げます。」ペコリ
勇者「え。町長って、青年さんが町長さんになったんですか?」
老人「そうじゃよ。今日からまたこのホープバーク新しく始まる。とても嬉しいこと。」
武闘家「町長さんか〜青年くん、凄いね!カッコイイ〜!」ピーピー
賢者「この度は就任おめでとうございます。頑張ってくださいね!」
僧侶「そう。これからはおじいさんと商人が青年さんは支えていくのね。」
商人「あ、あの、そのことなんだけどね。実は...」
- 206 名前:NIPPERがお送りします [saga] 投稿日:2013/01/11(金) 16:13:46.79 ID:UF4lwD7AO
商人「私はもうこの町を出ようと思うんだ。」
青年「……………」
老人「……………」
武闘家「町を出る?」
賢者「ど、どうしてですか?」
僧侶「あなたはもう罪人ではないのよ。町のみんなからも許してもらって認められてるんでしょう?」
商人「うん。私もたくさん反省して、町のみんなのために働こうと一生懸命やってきた。だけど。」
勇者「…………」
商人「このホープバークという町には、立派な町長がいる。私の役割はすでに終わっているの。」
- 207 名前:NIPPERがお送りします [saga] 投稿日:2013/01/11(金) 16:28:41.35 ID:UF4lwD7AO
商人「1年にも満たない時間だったけど、たくさん勉強をさせてもらった町作りに感謝しています。」
武闘家「商人....いっぱい考えたんだね。えらいよ。」
商人「これからは青年さんとおじいちゃんとで素晴らしい町に発展させていってくれると信じてます。」
老人「お前がいなくなるのはあまりにも寂しいが、お前の決めた事、ワシは止めないよ。」
青年「僕も寂しいけどこれまで商人さんが必死に作ってくれたこの町をしっかり受け継いでいきます!」
商人「二人とも後はよろしくお願いね。勇者、私は一旦アリアハンに帰るね、そこで今後なにができるか考えてみるつもりよ。」
勇者「そっかぁ、よくわかったよ。私達もまだいくつか回らないといけない国や町があるから。」
- 208 名前:NIPPERがお送りします [saga] 投稿日:2013/01/11(金) 16:39:57.79 ID:UF4lwD7AO
賢者「じゃあ商人さんもひとまずお疲れさまですね。アリアハンでまた会いましょうね。」
僧侶「また、あなたのお店の美味しいパンが食べたいものね。」
商人「そうだね、また遊びにきてね。パンもサービスしちゃうよ。」
武闘家「おじさんとも久々に会えるね!いっぱい甘えてあげなよね、へへへ」
商人「私は子供じゃありませんよー。べー、だ。」プイ
商人「ねえ勇者。もし機会があればだけど、私をまた仲間にしてくれる?」
勇者「もちろん!大歓迎さ!」
商人「...ありがとう。」ニコッ
- 209 名前:NIPPERがお送りします [saga] 投稿日:2013/01/11(金) 16:48:09.52 ID:UF4lwD7AO
世界に平和が訪れた。そんな中、ホープバークていう町が新たな道を歩んでいくことになった。町作りに携わった商人は、新しい町長の誕生を見届けて自らは町を去った。
勇者達一行も各地を回り、魔王討伐と世界平和の実現を報告し、故郷アリアハンに戻っていった。
しかし、まだ目に見えぬ新たな闇が刻一刻と確実に迫っているのを誰も知らなかった。
中編 おわり
- 210 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2013/01/11(金) 16:49:50.27 ID:bnSn3bzLo
中編乙!
商人がどう次なる冒険に絡むか今から楽しみです
- 211 名前:NIPPERがお送りします [saga] 投稿日:2013/01/11(金) 16:54:32.73 ID:UF4lwD7AO
中編終了時における各キャラのレベル
勇者♀
Lv.40
武闘家♀
Lv.41
賢者(元僧侶)♀
Lv.37
僧侶(元魔法使い)♀
Lv.39
商人♀
Lv.7
- 212 名前:NIPPERがお送りします [saga] 投稿日:2013/01/11(金) 17:02:53.05 ID:UF4lwD7AO
中編終わりました。読んでくれた方、ありがとうございます。商人は頑張っていたんだな、と思います。
後編は、実際に私がドラクエ3をプレイした状況を小説化しようと思います。アレフガルドでのお話になります。気長にお待ちください〜
- 214 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2013/01/11(金) 17:17:15.94 ID:TE7LQSnfo
戦士より武闘家のほうが可愛いから使ってたけど6みたいな特技がないから死んでるんだよな
- 216 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2013/01/11(金) 17:55:15.97 ID:vMY4HKhAO
>>214
いやいや…女武道家なら、戦士より強い女性専用防具を装備できるし
会心の一撃をバンバン出してくれるからすごく役に立ったよ!
終盤は賢者の石を持たせておけば、敵よりも早く回復してくれるし…
- 218 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2013/01/13(日) 06:58:01.73 ID:lihQ++Lto
>>214
素早さが防御力に関係してなかったっけ?
なんかそんな理由で俺は初期パーティにいれてた気がするんだけど
戦士より早くて会心の一撃がありそれなりにかたいし
- 219 名前:NIPPERがお送りします [saga] 投稿日:2013/01/13(日) 09:06:24.93 ID:2hCwnZ4AO
作者です。戦士と武闘家談義が盛り上がってるようですが。どちらかといえば私も武闘家が金もかからないうえに会心の一撃をよく出してくれるのでよく使いますよ。
ちなみに後編は週明けにまた書きはじめます。
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