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姉「何?彼女がほしいだ?この軟弱ものが」
- 1 名前: ◆PiqUzW26Xw []
投稿日:2013/11/06(水) 11:04:45.01 ID:yuLTWbc/0
男「俺だってもう高校生だし・・恋人の一人くらいほしい」
姉「高校生になったらどうして恋人が欲しくなるんだ?」
姉「私はそんなものいないし、できたこともないぞ?」
男「う・・それは姉さんがおかしい」
姉「私が何だって?」ギロ
男「・・・なんでもない」
姉「ふん・・思ったことも言えないのかお前は」
姉「臆病者が」
男「ううう・・・」
- 2 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 11:05:36.85 ID:J2J76ELI0
たまには完結までもってけよ
- 3 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 11:08:55.70 ID:yuLTWbc/0
男「ああくっそ」
妹「兄さん兄さん!どうでした?」
男「駄目だった・・・彼女なんて軟派な物作ったら駄目だって」
妹「やっぱろそうですか・・」
妹「やはり私が直接言ったほうがいいですね」
妹「兄さんと私の交際を認めなさい!」
男「俺は彼女を作りたいのであって」
男「お前と、どうこう。というわけではないんだよ」
妹「・・・」
妹「そうだったんですかぁ!!!」
男「・・・そんなにびっくりするな」
- 4 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 11:11:22.80 ID:vj86pKZPi
妹「やっぱり早漏ですか…」
- 5 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 11:11:36.60 ID:yuLTWbc/0
妹「そうですか」
妹「てっきり私と交際をしたいがたいめに」
妹「最近彼女が欲しいとか、騒いでるのかと思ってました」
男「違うよ。何で妹とそんな関係にならなきゃいけないんだ」
妹「良いじゃないですか。近親相姦上等」
男「俺は嫌だよ」
妹「へたれですね。知ってましたけど」
男「へたれとかじゃなくて、別にそういう関係にもなりたくないんだよ」
妹「え・・・?」
男「なんて顔してるんだ」
- 6 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 11:13:55.82 ID:yuLTWbc/0
妹「姉さん姉さん」
姉「ん・・?」
姉「妹か。何だ?」
妹「はい。質問がありやってきました」
妹「どうしてあの愚兄は彼女を作ったらだめなんです?」
妹「別に恋人なんて、今時高校生なら普通じゃないですか」
姉「妹から質問があると言うから何かと思ったら」
姉「男のことか。相変わらず仲が良いな」
妹「いえいえ。それほどでも」
- 7 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 11:14:50.69 ID:RGNgTVB00
逃げんなよ
- 8 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 11:16:36.40 ID:OTVRzJQB0
酉付きは完結しない
- 9 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 11:18:19.20 ID:yuLTWbc/0
姉「質問の答えだが」
姉「恋人などいつでも作れる」
姉「だが学校生活には限りがあるだろう?」
妹「ふむふむ」
姉「そんな限りのある学生生活を恋人と過ごして終わり」
姉「なんて退廃的じゃないか」
姉「学生である内は、心身ともに鍛えるべきだ」
妹「まぁ言いたいことは分かりました」
妹「でもそれは決め付けでは?」
姉「・・・・正直そうかもしれなお」
妹「?」
- 10 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 11:19:51.04 ID:5fjzXhK80
鉄乙女さん!
- 11 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 11:21:40.01 ID:yuLTWbc/0
妹「決めつけなんです?」
姉「私は男のことが心配なんだ」
姉「あいつはだらしないからな」
妹「・・・つまり彼女を作るのに反対なのは姉の愛情と?」
姉「都合よく言えばそうだ」
姉「私は目の前にいる人間が怠惰していくことが嫌だ」
姉「さすがに第三者にまで、私の考えを押しつけることはしないが」
姉「弟である男にはな」
姉「立派な奴になって欲しいという勝手な願望も少しはあるんだ」
妹「ふーん。なるほど。そうですか」
- 12 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 11:22:38.46 ID:N9sRaN510
おねいちゃん
- 13 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 11:24:14.04 ID:yuLTWbc/0
妹「まぁ確かに」
妹「兄さんは少し怠惰なところがありますからね」
妹「うんうん」
妹「分かりました納得しました」
姉「・・・ところで妹」
姉「これから何をするんだ?」
妹「へ?」
妹「いえ、さっきコンビニで買ってきた雑誌を兄さんの部屋で読もうかと」
姉「寝ろ。何時だと思ってる」
妹「・・・・」
- 14 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 11:24:56.72 ID:OTVRzJQB0
お姉ちゃん最低だな妹ちゃんのファンのままでいます
- 15 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 11:26:16.85 ID:yuLTWbc/0
妹「・・・」
妹「はーい」
妹「・・・ケチばばぁ」ボソ
姉「何か言ったか?」ギリギリ
妹「わかりました。痛いです。やめてください。」
姉「だれがババアだってぇ?」グリグリ
姉「私はまだ高校生だ・・・」
妹「ああああ!!!」
妹「ミシミシ言ってる!!」
- 16 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 11:28:09.25 ID:yuLTWbc/0
妹「兄さんのせいで怒られた」
男「俺は何にもしてない」
妹「何もしなくても兄さんは私に被害を与えるんですね」
妹「まさに公害」
男「は?」
妹「でもいいんです・・・」
妹「私はそれをも包み込む包容力を持つ女」
妹「私の巨大な存在感の前に惚れました?」
男「巨大って」
男「お前身長140センチじゃん」
- 17 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 11:30:16.65 ID:yuLTWbc/0
妹「とう」バキ
男「こ、股間を蹴るのはやめろ・・・」
妹「なんだか嫌な感触」
妹「ささ、寝ましょうか」
男「・・・」
男「ほい寝よう」
妹「はい」
男「・・・」
妹「?」
- 18 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 11:31:54.34 ID:yuLTWbc/0
妹「兄さん?」
男「いや、寝なよ」
男「自分の部屋で」
妹「それは嫌ですねぇ」
妹「もう寝ちゃいましょう!二人で」
男「えー」
妹「いいじゃないですか」
妹「ほらほら布団はちょうど良い大きさです」
男「ん・・・本当だ」
男「一人用なんだけどお前が小さいからちょうどいいわ」
妹「・・・」ピキピキ
- 19 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 11:33:20.34 ID:yuLTWbc/0
妹「ふふ」ギュ
男「痛い痛い!!鷲掴みにするな!」
妹「兄さんのそういう顔を見ると痛快ですよ」
男「なんて女だ」
妹「でも感触は気持ち悪いですねぇ」
妹「何とかしてください」
妹「あれ?少し堅く・・・」
男「なってません」
姉「おい、うるさいぞ」ガラ
- 20 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2013/11/06(水) 11:35:07.27 ID:j2FZO92i0
いいぞ
- 21 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 11:35:54.10 ID:yuLTWbc/0
妹「あ」
姉「おい妹?もう高校生だろ?なぜ男と寝ている?」
妹「こ、怖い夢を見たんです」
妹「お兄ちゃんー」
男「・・・」
姉「まぁ・・野暮なことを言うつもりはない」
姉「寂しくて妹が兄の部屋で添い寝くらいは」
姉「私もとやかく言うつもりはないんだ」
妹「そうですかよかったお休みー」
姉「だが。駄目だ。一人で寝ろ」
妹「え?何で」
姉「妹は寂しくて兄の股間をわしづかみにはしないだろう?」
妹「あ」
- 22 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 11:37:50.78 ID:yuLTWbc/0
朝
姉「男起きろ」
男「ん・・・」
男「まだ眠いよ」
姉「朝に眠いのは当たり前だぞ」
姉「ほら朝の体操をするぞ。起きろ」
男「ね、眠いよぉ・・・お姉ちゃん」
姉「ん・・・そうか・・ならもう少し」
男(ちょろいぜ)
姉「なんてなると思ったのか?」
姉「女々しく甘えてないで起きろ」
- 24 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 11:41:11.79 ID:yuLTWbc/0
姉「それとも私のグリグリを食らいたいか?」
男「またそうやって乱暴に・・・」
姉「私だって乱暴なことはしたくないんだ」
姉「だけどここで寝坊させてしまったら結局男に悪い」
姉「そんなこと男もわかるだろう?」
男「う・・・」
姉「それに」
姉「さっき妹にグリグリしたばかりでキレと威力はましてる」
男「・・・」
男「わかったよ・・・起きるよ」
- 25 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 11:44:00.16 ID:yuLTWbc/0
〜学校〜
男「おはようー」
男友「おっすおっす」
男友2「な男ー」
男「何?」
男友2「姉先輩か妹さん、男のほうから俺に紹介してくれない?」
男友「あ!それなら俺も」
男「だからそういうことはしないって」
女友「男子必死すぎ」
女友2「さわやかじゃないよね」
男友3「男!おはよう」
- 26 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 11:45:58.31 ID:PDF+l6pH0
アイテムなぞ使ってんじゃねぇ!の人かと
- 27 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 11:46:03.49 ID:yuLTWbc/0
男「お、おう・・・」
男友3「どうしたんだよ?距離開けて」
男友3「俺らの中じゃん。もっと近寄ろうぜ」ジリ
男「あ、あはは・・・」
男友3「笑顔も可愛い奴」
男「本当・・・ちょっとどこか行って・・」
男友「おいおいホモ。男にまたちょっかいかけてるのか?」
男友3「まぁね」
男友2「相変わらずだなお前は」
わっはっはっは
- 28 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 11:47:32.05 ID:3sXys1Az0
わっはっはっは
- 29 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 11:48:17.40 ID:yuLTWbc/0
昼休み
男「やっと昼か」
男友「一回長いなって思うともう延々に終わらないような気がするよ」
男友2「昼食うか」
男友「そだな。男は?」
男「ああ、俺も」
女友3「あ、あの!男君!!」
男「ん?何?」
女友3「その・・話が・・あるんだけど」
男「話?」
- 30 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 11:52:42.46 ID:yuLTWbc/0
女友3「う、うん・・・」
女友3「これからD教室に来てくれないかな?」
男「え?い、今から?ここでは駄目なの?」
女友3「うん・・・ここでは恥ずかしいっていうか・・」
男友「はぁ?何あの感じ?」
男友2「男にはかわいい姉妹がいるのにくっそ」
男友3「・・・・」
男友3「先にロックオンしたのは俺なんだが」
男友3(男君何やかんや僕の気持ちをわかってくれているはず・・・)
男友3「大丈夫だよな」
- 31 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 11:55:55.37 ID:yuLTWbc/0
D教室
女友3「ずっと見てました!好きです!付き合ってください!」
男「え」
男「・・・」
女友3「・・・」
男「・・・あの」
女友3「はい」
男「これって本当?」
女友3「もちろん。本当だよ」
女友3「あはは・・私告白とかは初めてだから少し緊張しちゃって」
男「い、いやいいよ」
- 34 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 12:00:18.26 ID:yuLTWbc/0
女友3「私今日のために美容院行ってきたんだけど気づかなかった?」
男「え・・そうだったんだ」
男「ご、ごめん」
女友3「・・・」
女友3「お化粧だっていつもより気合い入れてるんだけど」
男「へ、へぇ」
男(た、確かにいつも化粧なんてしてるかわからなかったけど)
男(今日ははっきりわかるほど、化粧が濃いかも・・・)
女友3「ま、まぁ男君、興味ないよね」
女友3「私のことなんて・・・」
男「そ、そういうわけじゃないよ・・・」
- 35 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 12:03:29.72 ID:yuLTWbc/0
女友3「・・・」
男「・・・」
女友3「そ、それで・・あの」
男「?」
女友3「答えは?」
男「ん・・・」
男(どうしようかな・・女友3さん)
男(顔は結構可愛いし)
男(でも付き合うなんて駄目って姉さんに・・・)
男(でも・・・・)
男(できた後なら認めざる終えないかな?)
- 36 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 12:05:06.93 ID:yuLTWbc/0
男「・・・」
男「いいよ。わかった」
女友3「!!」
女友3「え、え!!」
男「付き合おう俺たち」
女友3「い、いいの?本当に?」
男「うん」
女友3「や、やった・・・やった!」
女友3「じゃあこれから・・その・・」
女友3「よろしくね」ニコ
男「おう。よろしく」
男(笑った顔結構かわいいな)
- 37 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 12:07:40.79 ID:yuLTWbc/0
男「ふぅ・・・」ガラ
女友「おめでとー」
女友2「女友3やるじゃん!!」
女友3「う・・うん」
男「は?なんだこりゃ」
女友「メールで聞いたよ〜男、女友3と付き合うんだって?」
女友2「良い子だから幸せにしてあげなよ?」
女友3「し、幸せって!みんなやめてよ!」
女友3「は、恥ずかしいなぁ・・もう」
男友3「・・・」
男友3「お幸せに」
- 38 名前: ◆PiqUzW26Xw [] 投稿日:2013/11/06(水) 12:08:32.28 ID:yuLTWbc/0
お昼食べるから少し待って
- 39 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 12:11:44.12 ID:5fjzXhK80
ふぇええ
- 40 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 12:12:02.01 ID:RGNgTVB00
逃げんなよゴミ屑
とっとと書け
- 41 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 12:15:17.54 ID:+qEevcCL0
C
- 42 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 12:16:24.55 ID:Cqj1XF+q0
食いながら書け
- 43 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 12:17:30.70 ID:xlDxrJps0
男友3…
- 44 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2013/11/06(水) 12:18:42.27 ID:GXfjHxMf0
支援
- 45 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 12:21:06.83 ID:m7tou8Wpi
男友3のフラグもう終わったの?
- 46 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 12:24:10.51 ID:TjRB/16Ii
なぜホモフラグの方が人気なのか
- 47 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 12:35:28.77 ID:o2O9R28i0
ホモ…(´;ω;`)
- 48 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2013/11/06(水) 12:42:09.88 ID:GXfjHxMf0
┌(┌ ^o^)┐!?
- 49 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 12:55:20.97 ID:yuLTWbc/0
男友「お前な〜抜け駆けするなよ」
男友2「お前に彼女できて何で俺にできないんだよ」
男「人徳人徳」
男友「何が人徳だよ」
女友「ねーねー詳しく聞かせてよ?」
女友「女友3って、どんな告白のしかたしたの?」
女友2「あー私も気になるー!」
女友「女友3ったら全然教えてくれなんだもん、男教えてー」
男「ええ・・・」
女友3「ちょっと・・やめて!」
- 50 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 12:59:17.37 ID:yuLTWbc/0
女友3「ほら、授業始まるよ!」
女友3「みんな自分の席戻って・・・・」
女友「あー女友3、今の絶対嫉妬でしょ?」
女友3「え?」
女友「私たちが男に話しかけたから」
女友2「えー?」
女友2「男ー愛されてるじゃーん」バシバシ
男「い、痛いよ」
女友3「そ、そんなんじゃないから」
- 51 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 13:02:56.18 ID:yuLTWbc/0
放課後
女友3「男君」
男「ん?」
女友3「あのさ・・・今日一緒に帰ろうよ」
男「え」
女友「おおーさっそく、やってるやってる」
女友2「お熱いお熱い」
女友3「み、みんな!男君が困るから本当にやめてよ」
女友「あーごめんごめん」
男友3「・・・」
- 52 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 13:05:53.56 ID:yuLTWbc/0
女友3「そ、それで、どうかな?」
男「んあ・・・一緒に帰るのは良いんだけど」
女友3「ん?」
妹「誰ですあなたは?」
男「ああ、この人は・・・」
女友3「私から言うよ男君」
男「んそうか?」
妹「何か嫌な感じですね」
- 53 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 13:11:12.25 ID:yuLTWbc/0
男「まぁ聞いてくれよ」
妹「はぁ」
女友3「私、男君の彼女になりました女友3です」
妹「ああ、そうですか」
妹「彼女彼女」
妹「ってええええええええ!!」
妹「か、か、彼女?」
女友3「うん」
妹「兄さん!何して脅したんですか!」
妹「この一家の恥め!!!」
男「なにもしてねいよ。妄想するな」
- 54 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 13:11:15.43 ID:+qEevcCL0
はよ
- 55 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 13:16:45.37 ID:yuLTWbc/0
女友3「あはは妹さん?」
女友3「私の方から告白したの」
妹「はい?」
女友3「実は・・・ずっとその・・」
妹「・・・・兄さん」
男「ん?」
妹「我が家は恋愛禁止だったはずですが」
男「なんだそら」
妹「女友3さん」
女友3「ん?なにかな?」
- 56 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 13:19:20.39 ID:yuLTWbc/0
妹「と、いうことですので」
妹「兄さんとは別れてください」
女友3「ええ?」
男「お前な、それは失礼だぞ」
妹「承知した上で言ってるんです」
妹「我が家は恋愛禁止ですから」
女友3「でも・・私が告白したとき男君は・・・」
妹「はい。これは姉さんが決めたことですから。ええ」
妹「いやはや・・・私にはどうすることもできなくて」
男「・・・・」
- 57 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 13:24:53.14 ID:yuLTWbc/0
男「女友3気にしないで?」
男「別に恋愛禁止とかそんなんないから」
女友3「そ、そうなの?」
男「うん。こいつ我勝手に言ってることだ」
妹「あ、あー姉さんに逆らうんだー」
女友3「お、男君の姉ってあの美人で有名な姉先輩だよね・・・」
女友3「でも怖い人だとも聞いたけどそんな人が・・・」
妹「言ってやろ!言ってやろ!」
男「ちょっと黙って」
妹・・・」
- 58 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 13:31:06.82 ID:yuLTWbc/0
女友3「お、男君・・・・」
男「ん?」
女友3「も、もしかして・・私・・男君と付き合わない方がよかったのかな」
男「そんなことないって」
女友3「でも・・・」
男「俺告白されて嬉しかったからさ」
男「なぁ?別に駄目じゃないよな?妹」
妹「ガルルル」
男「・・・・」
女友3「・・・・」
- 59 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 13:36:54.54 ID:hf92uOju0
あくしろよ
- 60 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 13:39:36.08 ID:yuLTWbc/0
家
姉「聞いたぞ。彼女を作ったんだってな」
男「はぁ・・・耳の早いことで」
妹「ベーっだ」
男「・・・」
姉「前言わなかったか?」
姉「彼女なんて。ふしだらだ」
妹「そうだそうだ」
男「・・・でもさもう作っちゃったし」
- 61 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 13:43:01.66 ID:+qEevcCL0
まってる
- 62 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 13:44:15.18 ID:yuLTWbc/0
姉「で?」
男「え?」
姉「その彼女さんは私にとって赤の他人でしかない」
姉「男の方が何倍も可愛いいんだ」
姉「だから、本当は私もこんなことは言いたくないんだ」
姉「だけど・・・別れろ」
男「は、はぁ?」
妹「・・・・」
男「で、でもさ・・・俺女友3さんに告白されて」
男「それで良いって言っちゃたんだよ?」
- 63 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 13:48:03.38 ID:o2O9R28i0
ヤンデレキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
- 64 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 13:49:51.39 ID:yuLTWbc/0
姉「たしかに可哀想かもしれない」
姉「だけど、このまま男が怠惰になっていくのを私は我慢ならないんだ」
姉「えっと・・・妹」
妹「はい」
姉「その、男の彼女の写真とかはあるのか?」
妹「はい。学校の友達の手を借りて手に入れました」
男「凄い行動力だ」
妹「当たり前です」
妹「早く兄さんに別れてほしいんで」
男「・・・そうかよ」
- 65 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 13:52:48.91 ID:yuLTWbc/0
姉「これがそうか」
姉「それで?この女のどこに惚れたんだ?」
男「え・・・いや惚れたとか・・」
男「まだそういうのはさ・・・」
姉「お前は惚れてもない女と付き合うのか?」
男だからそれは付き合ってから・・・」
姉「不純じゃないか」
姉「せめて付き合うなら。この人と決めた相手と交際しろ」
男「い、今時そんなのさ」
姉「さっきから言い訳がましいぞ」
姉「罰として走ってこい」
- 66 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 13:57:13.08 ID:yuLTWbc/0
男「ええ!何で俺が」
姉「文句があるのか?」
男「うう・・・」
姉「ふん軟弱者」
妹「へへ!ざまぁ見ろ!」
姉「妹?聞いたぞ」
姉「お前男の彼女の前で私のことを馬鹿にしたんだって?」
妹「え?別に馬鹿にした訳じゃあ」
姉「お前も走ってこい」
妹「・・・」
- 67 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 13:58:58.81 ID:yuLTWbc/0
男「はっはっは」タッタッ
妹「ふっふっふ」タッタ
男「・・・」
男「なぁ・・・」
妹「はい?」
男「姉さんのことだけど」
妹「・・・」
妹「変でしたね」
男「あ、やっぱりお前も思った?」
- 68 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 14:00:40.10 ID:+qEevcCL0
C
- 69 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 14:01:31.45 ID:yuLTWbc/0
妹「はい。正直認めると思ってました」
妹「付き合ってしまったのなら責任をとれ。と」
男「俺も」
男「つか分かってて姉さんに相談したの?」
妹「わずかな可能性にかけたんです」
妹「安心してください」
妹「もし駄目だったら力ずくで兄さんを取り戻すつもりでしたから」
男「どこに安心を?」
妹「でも結果オーライですね♪」
妹「あーランニングがはかどる」
男「人の不幸を食う悪魔」
- 70 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 14:04:24.12 ID:yuLTWbc/0
姉「男に彼女か・・・」
姉「・・・・」
姉「駄目だそんなものは認めらない」
姉「男はまだまだ軟弱なんだ」
姉「あんな奴が女を守っていけるわけないんだ」
姉「いつだって私の陰に隠れるから私が守ってやっているんだ」
姉「そんなやつが・・・」
姉「・・・」
姉「何だこの写真」
姉「私の方が可愛いじゃないか」
- 71 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 14:10:05.17 ID:HkpcYsoy0
姉可愛い
- 72 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 14:15:30.10 ID:yuLTWbc/0
女友3「男君と・・・付き合える」
女友3「ん・・・んん・・・」クチュクチュ
女友3「んあ・・・」クチュ
女友3「はぁ・・はぁ・・・・」
女友3「やったよぉ・・・」
女友3「嬉しい・・・告白して良かった・・・」
女友3「ずっとずっと好きで男君のことみてたんだもん」
女友3「ふふ・・・あはは・・・」
女友3「あ・・・もうちょっとしよ・・・」
女友「ん・・・」クチュクチュ
- 73 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 14:16:28.08 ID:yuLTWbc/0
朝
女友3「男君」
男「え?女友3さん」
女友3「うん。家まで来ちゃった」
女友3「一緒に学校行こう?」
男「ああ・・・うん」
妹「あれあれあれ?昨日言いませんでした?」
男「や、やめろ」
男「お前は余計なことを言うな」バ
妹「もがもが」
- 74 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 14:18:53.25 ID:57oj2lqT0
女友3もメンヘラ臭いな
- 75 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 14:20:45.26 ID:yuLTWbc/0
姉「ん・・・何だ?男の友達か?」
姉「見覚えがあるんだが」
女友3「あ、姉先輩!私男君の彼女の」
姉「彼女?」
女友3「はい。そうです。昨日から付き合うことになった」
姉「・・・」
男「あの女友3さん!」
女友3「もう・・・男君?」
女友3「私たち付き合ってるんだよ」
女友3「さん付けはやめて?」
- 76 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 14:25:29.56 ID:yuLTWbc/0
男「・・・ちゃん」
女友3「うん」
女友3「私も君付けだし。それでいいよ」
男「・・・」
女友3「じゃあ行こう?」
妹「あ、待った待った!」
妹「兄さんは私と・・・」
姉「妹。私と行くぞ」
妹「へ?」
- 77 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 14:29:00.48 ID:yuLTWbc/0
男「迎えに来てくれたってていってたけど」
男「女友3ちゃんさ、家とか真反対じゃなかった?」
女友3「そうだよ」
女友3「でも・・・ふふ」
女友3「男君の顔。朝から見たくてそれで」
男「そっか・・・」
男「でも苦労するだろうから、次からは良いよ」
女友3「え?迷惑だった?」
女友3「もしそうならごめんなさい」
男「そういう意味じゃないんだ」
- 78 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 14:30:46.08 ID:yuLTWbc/0
男「単純に心配しただけだよ」
男「女の子の方にわざわざ遠回りさせてしまって」
女友3「男君・・・」
女友3「私のこと心配してくれたの?」
女友3「私嬉しい・・・」
男「そか」
女友3「うん。こんなに優しくしてくれなかったもん前の人は」
男「ん・・・?」
男「前の人?」
女友3「あ、ううん。何でもないよ」
- 79 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 14:31:37.20 ID:yuLTWbc/0
妹「ちょっと姉さん・・・?」
姉「・・・」
妹「姉さん!兄さんの交際には反対だったのでは?」
姉「・・・」
姉「やっぱり」
妹「?」
姉「やっぱり・・なんていうか、こう」
姉「それは違う気がするんだ」
姉「私が口を出して良いことではないような気がする」
妹「い、今頃になってそんな」
- 80 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 14:36:33.72 ID:yuLTWbc/0
姉「元々、私のわがままみたいなところがあったのは自分でわかってるんだ」
姉「別に普段の生活がきちんとできているなら問題ない」
姉「あまりに怠惰であれば。そのとき注意すれば良い」
妹「・・・」
妹「良いんですか?」
妹「私はこれからも兄さんの交際には反対なんですけど」
姉「ああいいんだ」
妹「・・・」
妹「そうですか」
姉「ああ」
- 81 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 14:40:02.75 ID:yuLTWbc/0
女友3「学校。もうすぐつくね」
男「うん。そうだね」
女友3「・・・」
女友3「ねぇ?男君」
男「何?」
女友3「昨日はね?許したけど」
女友3「私の彼氏になった訳でしょ?」
女友3「だから・・その」
男「ん?」
女友3「私以外の女と親しく話すのはもう、やめて欲しいって言うか」
- 82 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 14:41:15.37 ID:8NBEuDah0
これはメンヘラの予感
- 83 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 14:44:34.74 ID:dX84jGKP0
むしろ普通と呼べるのが居ない
- 84 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 14:44:58.23 ID:yuLTWbc/0
男「親しく?」
女友3「うん」
女友3「昨日話してたじゃない。女友ちゃんとかと」
男「う、うん」
男「でもそれはさ」
女友3「わかってるよ」
女友3「うん・・あれは交際の報告だよね」
女友3「だから・・もうああいうのは終わり」
男「お、終わり?」
女友3「うん。あんまり話さないでね?」
女友3「私嫌だから」
- 85 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 14:45:14.87 ID:+qEevcCL0
漂うメンヘラ臭
- 86 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 14:47:54.86 ID:yuLTWbc/0
学校
男「おはよー」
男友「おっはよー」
女友「おおー仲良く登校してるじゃん」
女友「いいなぁ!幸せ分けてよ!」
男「そんな大げさな」
女友「大げさじゃないよ。私ずっと彼氏いなし」
男「そうなの?以外だね」
女友「そう?そう見える?」
女友3「・・・・・・・・・・・・・・・」
男(う・・・女友3がめっちゃ睨んできてる)
- 87 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 14:50:42.16 ID:yuLTWbc/0
休み時間
女友3「男君?ちょっといいかな?」
男「うん・・・」
女友「ひゅーひゅー」
女友2「呼び出しだねーうらやましいー」
男友「あー彼女作ったらこんなに変わるのかよー」
男友3「・・・」
女友3「も、もう・・みんなやめてよ」
- 88 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 14:55:05.06 ID:yuLTWbc/0
女友3「・・・ねぇ?私言ったよね?」
女友3「全然わかってないじゃない」
男「い、いや・・学校来てるんだよ?」
男「日常会話を完全にシャットダウンなんて」
女友3「できる!言い訳しないで」
女友3「何?浮気するつもりなの?元彼君みたいに・・・」
女友3「わ、私のこと裏切るんだ・・・」
男「お、落ち着け!」
男「俺はそんなことしないから」
女友3「じゃあ、さっきのアレは何なの!」
- 89 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 14:55:57.52 ID:T0bdk+Rj0
まともなのがいない
- 90 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 14:57:11.75 ID:yuLTWbc/0
女友「男?ごめん・・・教科書忘れちゃった」
男「ん?そうなの」
女友「うん。よかったらみせてくんない?」
男「おっけ・・・」
女友3「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
男「・・・」
男「ごめん、その俺さ」
女友「は?なに?」
女友2「こら、女友。無神経すぎ」
女友「あ・・・そっか!なるほど!ごめんね〜」
男「・・・うん」
- 91 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 14:58:43.50 ID:yPw6wUXgi
元カノが割とこれに近かったんだけど、メンヘラだったのか…
- 92 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 15:01:53.09 ID:yuLTWbc/0
妹「少し調べたんでルけど何ですかこの女」
男「何ですかって言われてもさ」
妹「なにやら去年。だから兄さんの同じクラスになる前に彼氏にこっぴどく振られて」
妹「それからは、軽い男性恐怖症だったんですって」
男「そうなの?」
妹「今すぐ別れたほうが良いですね。こんな根暗女」
男「いや・・・でもさ、普通振られたらショックだろうし、これくらいの嫉妬くらい普通じゃあ」
妹「普通?」
妹「そんなわけないでしょう」
男「そういうお前誰かと付き合ったことあるの?」
妹「ないですけど」
- 93 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 15:04:52.71 ID:yuLTWbc/0
妹「でも好きな人は居ますから」
男「え?そうなの?」
妹「知りたいです?」
男「うん」
妹「そ・れ・は」
妹「兄さんですー」
妹「わーよかったですねー」
妹「これで私に乗り換えれば万事解決ハッピーエンド」
男「はぁ・・・」
- 94 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 15:06:29.87 ID:yuLTWbc/0
妹「ねーねー姉さん」
姉「何だ?私は今晩ご飯を作っている最中だ」
妹「姉さんも思いますよね」
姉「何が?」
妹「だから、兄さんの彼女ですよ」
妹「明らかにおかしくありません?」
姉「私が知るか」
姉「男が選んだ女だ勝手にしろ」
妹「もー意地張って」
- 95 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 15:07:08.40 ID:yuLTWbc/0
女友3『何でメール返してくれないの?私のことシカとしてるの?』
女友3『ねぇ!もうメール三〇分も待ってるよ?早くメール返信してよ』
男「「い、いや俺今勉強してて」
女友3『勉強?勉強してるから無視したの』
女友3『ひ、酷い・・・私はずっと待ってたのに』
男「いや、気づかなかっただけだよ」
女友3『嘘つかないで・・・うう・・ク゛ス』
女友3『悲しいよ・・私はこんなに愛してるのに』
男「お、俺だって・・・」
女友3『嘘だぁ・・・』
男「・・・・」
- 96 名前: ◆PiqUzW26Xw [sage] 投稿日:2013/11/06(水) 15:07:38.94 ID:yuLTWbc/0
少し休憩
- 100 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 15:23:59.95 ID:o2O9R28i0
メンヘラワールドですか
- 103 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 15:39:25.77 ID:HJ/f5dRc0
メンヘラしかいないじゃん(絶望)
- 107 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 16:04:55.20 ID:yuLTWbc/0
妹「兄さんはずいぶんとやばい女に目を付けられましたね」
男「お前、電話聞いてたのか?」
妹「ええ。聞いてました」
妹「私と兄さんは一心同体。何時でもお守りしますから」
男「なんだそら」
妹「真面目な話ですよ兄さん」
妹「私はこのまま兄さん達を野放しにするつもりはありません」
男「野放しって・・・」
妹「少し時間をおいて遠くから見てましたが、やはり異常ですね」
- 108 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2013/11/06(水) 16:05:22.75 ID:GXfjHxMf0
読んでたらなんか鬱になってきた...
- 109 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 16:07:01.52 ID:yuLTWbc/0
男「異常?」
妹「はい。そうです」
妹「もうさすがに、お馬鹿な兄さんでもわかるでしょ?」
男「・・・」
妹「正直好きですか?女友3さんのこと」
男「それは・・・」
妹「なし崩しで付き合っての結果ですもん」
妹「もう、顔が可愛いから。では済まされないレベルですよね?」
妹「毎日毎日何十回とメールと電話してきて」
男「・・・そんなことは」
- 110 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 16:08:53.35 ID:yuLTWbc/0
妹「あるでしょう?」
男「・・・」
妹「兄さん。私の大事な兄さん」
妹「私は兄さんが好きなのと同じくらい心配です」
妹「最近元気がないですし」
男「・・・」
妹「ほら。だからあの時に言ったんですよ。今更そうやって後悔しても遅い」
妹「自分が恨めしいでしょう?なんで俺は妹と交際しなかったんだろう・・って」
男「いやそれは思ってないから」
- 111 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 16:09:38.68 ID:+qEevcCL0
C
- 112 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 16:10:39.43 ID:yuLTWbc/0
男「・・・」
妹「突っ込みにキレがないですよ」
男「んあ?そうだった?」
妹「はい」
男「・・・」
ppp
男「あ・・メール」
妹・・・「兄さん。元気出して」
妹(これは・・・私が何とかしないと・・)
ppp
男「わかってる・・から・・そんなにメール送るな・・・」
- 113 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 16:11:42.54 ID:yuLTWbc/0
男「姉さん」
姉「ん?何だ?」
男「うん・・・その・・・相談があって」
姉「・・・」
姉「彼女のことか?」
男「わかった?」
姉「ああ、最近元気がないからな。お前」
姉「いつも考え事もしてるようだ」
姉「どうやら眠れてもいないみたいだな」
男「なんでそんなことわかるの?」
- 114 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 16:14:07.82 ID:yuLTWbc/0
姉「わかるさ」
姉「何年お前のお姉ちゃんをやってきてると思ってるんだ?」
男「・・・」
姉「うっすらクマができてる。本当にうっすらだけどな」
男「よ、よくわかったね・・・こんなの」
姉「私はいつもお前のことが心配で気にかけているんだ」
姉「お前はおっちょこちょいで失敗ばかりするから」
姉「それに」
姉「愛してもいるしな」
男「そっか・・・・」
姉「ああ」
- 115 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 16:15:16.79 ID:T0bdk+Rj0
愛してもいるしな(性的に)
- 116 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 16:18:24.72 ID:+qEevcCL0
姉フラグくるか
- 117 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 16:19:04.45 ID:ecjJlwxVi
なんで俺に姉ちゃんいないんだろ
- 118 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 16:19:57.47 ID:0jfq1ncl0
おもしろい
- 119 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 16:20:31.86 ID:yuLTWbc/0
男「はぁ・・・」
姉「・・・」
姉「こっちに来い。男」
男「ん・・・」
姉「お姉ちゃんが元気をやろう」
男「は?」
姉「抱っこしてやる」
男「え・・・いいよ・・・何言ってるのさ」
姉「いいから。来い」
男「はぁ・・なんで」
- 120 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 16:21:42.05 ID:yuLTWbc/0
姉「心配なことがあるならお姉ちゃんに言ってみろ」ギュ
男「あ・・・」
姉「私はお前の味方だ」
姉「本当に困ったら私が何とかしてやるからな」
男「で・・でも・・これは俺が頼んでいいことなのか」
姉「・・・いいんだよ」
姉「私はお前が軟弱物だって事は知ってるんだから」
姉「せめて私には甘えてくれ」
姉「ふふ。軟弱者はその後に私が鍛えるとしよう」
男「姉さん・・・」
- 121 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 16:24:36.17 ID:yuLTWbc/0
女友3「どうしたの?こんな所に呼び出して」
男「うん」
女友3「呼び出すのは良いんだよ?でもなんで姉先輩までいるの?」
姉「こいつはヘタレだからな」
姉「受験会場に親同伴で来てると思ってくれても構わない」
男「話があるんだ」
女友3「だった男君。私と貴方2人で良いじゃない」
女友3「姉先輩。男君と私二人で話しますから」
女友3「お引き取りを」
姉「いや。それはできない」
女友3「はい?」
- 122 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 16:26:09.68 ID:yuLTWbc/0
男「あのさ」
女友3「ん?」
男「別れて欲しいんだ」
女友3「はぁ?」
男「なし崩しでお前と付き合ったけど」
男「ごめん。俺はお前を支えてやれるほどの度量はない」
女友3「ちょっと・・・なんで?」
女友3「冗談でしょ?結婚の話もしたじゃない」
女友3「それに私のこと好きとも愛してるとも言ったでしょ?嘘だったの?」
男「言ったけど・・・だから」
女友3「なんでよ!!!!」
- 123 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 16:28:00.48 ID:yuLTWbc/0
女友3「え?え?」
女友3「ごめんわからない・・・わからない」
女友3「男君は私の傷ついた心を・・・」
姉「お前のそういう所が嫌がっているんだ男は」
女友 3「え?」
姉「お前は男が好きなのか?それとも元彼君が好きなのか?」
姉「言っておくがな」
姉「男はお前が元彼君との間に追った傷を癒やすために」
姉「心を病む義理はない」
女友3「はぁ?さっきから何?・・・あんた」
女友3「あんたが・・・あんたが!!あんたが男君になんか言ったんでしょ」
- 124 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 16:29:41.28 ID:yuLTWbc/0
女友3「私と男君はうまくいってたのに」
女友3「そうなんだよね?」
女友3「何か言われたんだよね?」
女友3「それでしょうがなくそうしてるんだよね?」
男「・・・それは」
姉「男。答えなくて良い」
女友3「っく!!」バ
男「うわ!姉さんに物投げつけてるなよ」
姉「・・・」
- 125 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 16:30:56.17 ID:yuLTWbc/0
女友3「おかしいよ!みんなおかしい!」
女友3「何?何なの?」
女友3「私と男君との間に」
女友3「あのね?姉先輩?これは私と男君の問題なの」
女友3「親族である貴方には関係ないの」
女友「大体男君も男君!」
女友3「こんな大事な話に親同伴で話し合い。みたいなことして」
姉「私は男とただの親族関係ではないぞ」
女友3「はぁ?」
姉「・・・・」
姉(男すまん)
チュ
- 126 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 16:32:28.53 ID:yuLTWbc/0
女友3「な・・・な・・・・・」
男「ね、姉さん!!?口に?」
姉「こ、こ、この通りだ!!私と男は愛し合ってる!」
姉「だから、お前の出る幕は・・・ない」
女友3「お前ぇ・・・よくも・・・よくも・・・」
女友3「よくも男君の唇に!!」バ
男(は、はさみで姉さんに突っ込んで・・)
男「姉さん危ない!」
姉「大丈夫だ」ヒョイ
- 127 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 16:33:35.63 ID:yuLTWbc/0
姉「そんなことをしても私には当たらない」
女友3「くっそぉ・・・」
女友3「・・・」
女友3「・・・ねぇ」
女友3「男君」
男「何?」
女友3「私と別れるって本当の話なの?」
男「・・・うん。ごめん」
女友3「そっか」
女友3「じゃあ」バ
姉「!!!」
姉(今度は男に突っ込んで)
- 128 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 16:35:04.58 ID:+qEevcCL0
あ
- 129 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 16:35:21.79 ID:yuLTWbc/0
男「あ・・・」
女友3「あ・・・」
男「ね、姉さん!!!」
姉「う・・ううう・・・」
ドクドク
女友3「あ・・ああああ!私は私は悪くない」
女友3「悪いのは・・・悪いのはあんた達だ!!」
男「どけ!」ドカ
女友3「キャ!」ドサ
男「ね、姉さん!大丈夫痛い?」
姉「ん・・・男か。怪我してないか?」
男「うん、うん大丈夫」
- 130 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 16:35:24.12 ID:shqy1fMw0
意外な展開
- 131 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 16:37:35.77 ID:OIZKQCMh0
すげぇ…迫力が全然無い…
- 132 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 16:44:08.68 ID:P9yB3f7B0
男友3がホモって他でも見たな
- 133 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2013/11/06(水) 16:50:13.48 ID:UU0iSOF40
なんでハサミもってた
- 134 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 16:53:28.59 ID:Gb6pdLQRO
>>131 何か淡々と話が進んでるからね〜
- 135 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 16:58:01.50 ID:+qEevcCL0
ほ
- 136 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 17:04:03.14 ID:yuLTWbc/0
姉「そうか・・私の方も大丈夫だ」
男「ね、姉さん・・でも・・お腹が」
姉「あはは・・大丈夫。私は鍛えているんだ」
姉「こんなもの・・・軟弱なお前にとっては痛く見えるかもしれないが」
姉「私にとってはな。痛くはない」
男「う・・・うう・・」ポロポロ
姉「・・・泣くな。」
男「ね、姉さん・・ごめん」
姉「・・・だから泣かないでくれ」
姉「私はこう見えて嬉しいんだ」
- 137 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 17:04:52.63 ID:yuLTWbc/0
男「う、嬉しい?」
姉「ああ」
姉「わ、私は・・何時だって・・お前を心配して」
姉「気にかけて・・・愛していたのに・・・」
姉「結局いつも私は」
姉「お前にそれを上手く伝えることができなかった」
男「姉さん」
姉「だからな・・・お前を守るために私の体が役立ったんだ」
姉「姉冥利につきる」
男「な、なに言ってるの?」
- 138 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 17:05:52.91 ID:yuLTWbc/0
姉「・・・元々は、お前のために鍛え始めた体だ」
姉「お前はいつも私の陰に隠れていたからな」
男「う・・ごめん」
姉「ふふ謝るな・・そんなお前を守ってやりたかった」
姉「だから今、私はそんなに嫌な気持ちではないんだ」
姉「お前を守れたから」
男「ね、姉さん今、救急車読んだからね?」
姉「そうか・・帰ったらお前の軟弱さをしかってやらないとな」
姉「ふふ・・楽しみだ」
姉「」
- 139 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 17:06:34.46 ID:yuLTWbc/0
妹「やはり私も行くべきでした」
男「・・・」
男「本当にごめん」
妹「・・・兄さんがあやまってどうするんですか」
妹「姉さんは、自分のやりたいことを最後にできたんです」
妹「だから、姉さんに謝ったら。それこそ失礼というものです」
男「・・・でも」
妹「姉さんは、私と同じくらい兄さんが好きでした」
男「え?」
妹「昔、好きな人の言い合いっこしたとき」
妹「姉さんはそんな奴いない。といっていましたが」
妹「嬉しそうに兄さんの話をしていましたよ」
男「姉さんが?」
- 140 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 17:07:59.60 ID:yuLTWbc/0
妹「ええ」
妹「姉さんは今回のことがショックだったんですよ」
妹「自分で決めたことがぶれて、ぶれて」
妹「結果的に兄さんとの交際を許してしまった」
妹「それが原因で兄さんがどんどん衰弱していきましたから」
男「・・・」
妹「そして私も同じ気持ちです」
男「え?」
妹「もう兄さん相手に手加減はしません」
男「手加減って?」
妹「兄さんは私が生涯守り続けます」
〜end〜
- 141 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 17:08:22.77 ID:HJ/f5dRc0
???
- 142 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 17:09:26.92 ID:shqy1fMw0
うーんあきた?
- 143 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/11/06(水) 17:10:04.04 ID:Gb6pdLQRO
は?姉ルートは?
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