■戻る■ 下へ
妹「ホームステイに来ましたよ」
- 1 名前:1 []
投稿日:2010/11/12(金) 19:07:45.71 ID:2f8F2fgd0
【第1話 家屋】7/10(土)21:00 晴れ(26度)
ーー『ほぼ東京』にある、兄の下宿にて
妹「お兄ちゃん、お帰り〜♪」
兄「ただいまー。この家で『お帰り』って言われるの、初めてかな……」
妹「お先にお邪魔してま〜す」
兄「元気そうだな」
妹「うん。お兄ちゃんも元気そうだね。会いたかったよ〜」
兄「ごめんな。なかなか田舎に帰れなくって」
妹「お兄ちゃんいなくなっちゃってから、うちが寂しいよ」
兄「俺も一人暮らしは、ちょっと寂しい時あるけどな」
妹「ここ平屋だけど、結構広い家だよね。一人暮らしにはほんともったいないよね」
兄「そりゃ昔は、大家さん一家が住んでた家だからね。広さはあるよ」
妹「ほんと、まさに日本家屋って感じで、落ち着いちゃうね」
兄「あれ、母さんは?」
- 2 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/12(金) 19:09:02.92 ID:2f8F2fgd0
妹「今ちょっと買い物に出たよ。冷蔵庫に食べる物ないね〜とか言ってた」
兄「えっ、まだ食事してないの?」
妹「もう食べたよ。買い物は明日の朝食の分とかでしょ」
兄「何時ごろこっち着いたんだ?」
妹「二時間ぐらい前かな? 日暮れ前には東京に着いてたよ」
兄「だから、ここ東京じゃないから。『ほぼ東京』だけどさ」
妹「ここまで早かったよ、高速スイスイで。明日もこの調子だといいんだけどね」
兄「あれ、明日もう帰っちゃうんだ?」
妹「だってまだ学校あるもん。今日は大家さんにご挨拶するのと、この家の下見だけ」
兄「あのさ、夏休みさ、本当にここに1か月いるつもりなのか? 受験生なのに」
妹「うん。東京の予備校で夏期講習を受けたかったからね。もう申し込んじゃったし」
兄「で、夏期講習はいつからなんだ?」
- 3 名前:1 [sage] 投稿日:2010/11/12(金) 19:10:10.49 ID:2f8F2fgd0
妹「最初のコースは、夏休み入ってすぐぐらい。四日間コースの講座を4つ受けるの」
兄「じゃあ、7月中なんだな」
妹「うん。夏休み入ったら、すぐこっちに来るつもり。よろしくね、お兄ちゃん♪」
兄「あ、ああ……」
妹「ねっ♪」
兄「でもこの家さ、夏はだらけるかもしれないぞ。昭和の夏って感じでさ」
妹「自分のものがなくて気が散らないし、夏期講習でペースも掴めると思うから」
兄「俺がいて、気が散るかもしれないぞ」
妹「え〜、どうしよう〜」
兄「『どうしよう』じゃないだろ。俺と二人暮らしになるんだぞ」
妹「それってひょっとして同棲生活? それとも新婚?」
兄「何を言ってるんだ、受験生が」
- 4 名前:1 [sage] 投稿日:2010/11/12(金) 19:11:25.45 ID:2f8F2fgd0
母「ただいま〜」
妹「お帰りなさ〜い」
兄「お帰り〜」
母「あ、帰ってたのね。晩ご飯食べた? お母さんたちもう済ませちゃったけど」
兄「ああ、食べてきた。今日は臨時の家庭教師だったんだけど、いつも行く前に食べるから」
母「受験生見てるんだっけ?」
兄「うん。中3の男の子だけどね。終わった後、いつもケーキとか出されるんだ」
母「家庭教師つける家ってのも大変ね。うちの受験生はいらないみたいだけど」
妹「家庭教師って、一人で勉強するのとあんまり変わらない気がするし……」
兄「だけどいいの、母さん? 1か月も妹をこっちにやるなんて」
母「まあ、この子は言い出したら聞かないからね」
妹「エヘヘ」
- 5 名前:1 [sage] 投稿日:2010/11/12(金) 19:12:27.25 ID:2f8F2fgd0
母「それに、東京の予備校で揉まれてくるのもいい刺激になるでしょ」
妹「家で勉強するんじゃ、刺激がないしね」
母「だらけないように、ちゃんと面倒見てやってよ。どうせ暇なんでしょ?」
兄「バイトとかあるし、大学行ったりもするよ。そりゃ忙しくはないけどさ」
妹「お母さん大丈夫だよ、ちゃんとやるから。お兄ちゃんに迷惑かけないようにするし」
兄「ま、夏休み1か月だけだしな」
母「でも、この子が東京の大学入ったら1か月どころじゃないからね。お互い予行演習よ」
兄「確かに、ここに一緒に住むのが一番安上がりだからなあ」
母「だけどほんと、助かっちゃう。こんなにお家賃を安くしていただいちゃって」
兄「家賃が安い理由ってのはわかった? 部屋とか庭とかはもう見たかな?」
母「見たわよ、お庭。一面畑じゃない」
妹「大家さんって、農家なの?」
- 6 名前:1 [sage] 投稿日:2010/11/12(金) 19:13:42.95 ID:2f8F2fgd0
兄「いや、畑は単なる趣味なんだ。仕事は……何とか協会の役員だったかな」
母「いいわね。悠々自適みたいで」
兄「いい大家さんだよ、ほんと大らかで。たまに人使いが荒いけどね」
母「なにあんた、なんか働かされてるの?」
兄「そりゃもう、小作人だからね。畑の手伝いとかはさせられるよ」
母「へえ、畑仕事なんかしてたんだ。そんなことやる感じじゃなかったのに」
兄「まあ作業するのは殆ど大家さんだけどね。でも畑仕事するのは結構楽しいかな」
妹「ねぇお兄ちゃん、私が来たら、どこ使えばいいのかな?」
兄「あ、お前は隣の部屋な。今は俺の物置みたいになってるけど、片付けておくから」
母「奥の部屋は、ずいぶん物がいっぱいあるわね」
兄「あそこは、大家さんちの物置みたいになってるから」
妹「じゃ、奥の部屋は使っちゃいけないんだね」
- 7 名前:1 [sage] 投稿日:2010/11/12(金) 19:15:21.84 ID:2f8F2fgd0
兄「なんとなく、そういうことになってるな」
母「ここ、大家さんの息子さんの家になるとか言ってなかった?」
兄「そうそう。息子さんは有名なサッカー選手だってのは言ったよね」
妹「聞いたよ。すごいよね」
兄「今は地方のチームなんだけど、こっちに戻ってきたら新居を構えるつもりらしいよ」
母「そういう話だったのね」
妹「じゃあ、いつかはなくなっちゃうの、この家?」
兄「まあ、先のことだし、いつどうなるかは」
母「何年か居られれば御の字よ。こんな有り難い話はそうそうないから」
兄「ラッキーだったよ、ほんと。こんな掘り出しものの家に住めて」
母「夏はいい感じよね、この家。言ってるほどボロじゃないわよ」
兄「冬はね、ちょっと寒いんだよ」
- 8 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 19:21:12.43 ID:2f8F2fgd0
妹「縁側とかあって、サザエさん家って感じ〜」
兄「サザエさん家の方が、もっと現代的じゃないか? 二階とかあって」
妹「サザエさん家に二階はないでしょ。ドラえもんの家と勘違いしてる?」
兄「してるかもな。よく思い出せないや」
母「とにかくね、二人で仲良く、協力してやってくださいね」
兄「大丈夫大丈夫」
母「喧嘩しても、すぐ帰って来れるわけじゃないからね」
妹「喧嘩しないよ〜。居候だから、おとなしくしてるよ〜」
兄「でさ、母さん。大家さんに挨拶は済ませた?」
母「明日の朝行くつもりだけど。今日はもう遅いしね」
兄「時間、まだ大丈夫だと思うな」
母「そう?」
- 9 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/12(金) 19:21:39.78 ID:rV7hY+tJ0
え、爆発しないの?私怨
- 10 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 19:22:30.20 ID:2f8F2fgd0
兄「明日の朝、大家さんがこっちに畑仕事しに来るかもしれないし」
母「あらあら。ご熱心ね」
兄「そこで初対面で『あっ、お邪魔してます』でも気まずいだろ」
母「そうね。こっちから先にお伺いしないとね」
妹「大家さんちの場所わかってたら、さっさと行ったんだけどね」
兄「そうか悪かった。教えてなかったっけ?」
母「番地ぐらいはわかってるけどさ、行き方がわからないもの」
兄「確かにこの辺はわかりにくいからな。ここから歩いて3〜4分ぐらいなんだけど」
母「だから、あんたが帰って来ないと話にならないじゃない」
兄「うん、じゃ今ちょっと電話してみるからさ……」
母「はいはい」
兄「……こんばんは。今、家ですか? ……うちの親がこっちに出て来てまして」
- 11 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 19:24:27.45 ID:2f8F2fgd0
妹「あれっ?」
兄「今からご挨拶に行って大丈夫ですかね……はい……はい……」
妹「携帯にかけてるのかな?」
兄「わかりました。じゃあそのぐらいで……おやすみなさい……」
母「どこに電話してたの?」
兄「大家さんの娘さんだよ。例の大学の先輩。あ、大丈夫だってさ」
母「なんで大家さんに直接電話しないのよ」
兄「大家さんに直接だったら、都合悪くてもノーとは言いにくいだろ」
妹「今から行くの?」
兄「大家さん、今バタバタしてるみたいだ。言っておくから、10分ぐらいしたら来てだって」
母「じゃあ、少ししたら行きましょうね」
兄「寝てるところ起こしちゃったかなあ。悪いことしたな……」
- 12 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 19:26:35.70 ID:2f8F2fgd0
母「誰? 大家さん?」
兄「いや、先輩の方の話」
母「親しくしてるの?」
兄「うん、まあ。大家さんだし先輩だしね」
母「もう社会人なのかしら?」
兄「俺の2年先輩だから、今年卒業。旅行会社に勤めてる」
母「へぇー。お忙しいんじゃない?」
兄「まだ新人だし、内勤だからそんなに忙しくないみたいだけどね。じゃ、そろそろ大家さんちに」
母「そうね、そろそろ行きましょうか」
兄「手土産は持ってるよね? きっと野菜とか貰っちゃうだろうし、手ぶらはまずいな」
母「買ってきたわよ。毎度ワンパターンの地元土産だけどね」
兄「じゃあ、挨拶に行きましょう……」
【第1話 家屋】おわり【第2話 初物】に続く
- 13 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/12(金) 19:33:23.97 ID:ywEeQEbvO
うん
- 14 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/12(金) 19:33:35.29 ID:yOzQxK0K0
第二話のサブタイに期待
- 15 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 19:35:59.43 ID:2f8F2fgd0
【第2話 初物】7/21(水)19:30 晴れ(32度)
妹「こんばんは〜♪」
兄「おう、いらっしゃい」
妹「ホームステイに来ましたよ」
兄「ホームステイか。俺、英語とか喋らないとダメ?」
妹「ハロー、ナイストゥーミーチュウ!」
兄「オーケーオーケー」
妹「はぁ、やっと着いた……」
兄「お疲れさま。迎えにいかなくて悪かったな」
妹「ううん。いつ着くかわかんなかったから、いいの」
兄「ところでさ、今日遅かったな、こっち着くの」
妹「うん。言ったでしょ、お兄ちゃん。旅して来るからって」
兄「え、旅って? どこか寄ってきたとか?」
- 16 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 19:39:23.05 ID:2f8F2fgd0
妹「ううん。まっすぐ来てるんだけどね。青春18キップで」
兄「青春18キップ? なに、普通電車でずっと来たってこと?」
妹「そうだよ。結構楽しかったよ、旅気分満喫で」
兄「わざわざまあ。時間かかるのに」
妹「なんたって安いもん。それに、うちからここまでの距離を実感したかったし」
兄「新幹線ならあっという間だからな」
妹「でも、新幹線だってそんなに簡単には来られないんだよ」
兄「それもそうだな。で、晩飯は?」
妹「駅弁とかいろいろ食べてきちゃったから、今はお腹いっぱい」
兄「そう。じゃ、いらないのかな?」
妹「うん。いいや」
兄「じゃあさ、隣の部屋片付けたから、お前の荷物入れな」
- 17 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 19:41:48.21 ID:2f8F2fgd0
(一時間後)
妹「……ねぇ、お兄ちゃ〜ん」
兄「あ、着替えたのか。荷物の整理ついた?」
妹「うん、だいたいね。……ねぇお兄ちゃん、仲良くしようよ」
兄「なんだよ、いきなり」
妹「いきなりすぎたかな……」
兄「何か必要なものある? 机は二つあるし、空きタンスとかは使っていいんだぞ」
妹「うん、大丈夫だから。大丈夫だって」
兄「説明が足りなかったな。あと何だっけな……」
妹「お兄ちゃん、まずお話しようよ」
兄「お話? どんな話?」
妹「お兄ちゃんと1か月、同居生活を送るにあたっての抱負とかを述べたいのです」
兄「どうぞどうぞ」
- 18 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 19:45:39.19 ID:2f8F2fgd0
妹「とか言うと堅苦しくなっちゃうなぁ……」
兄「緊張するなよ」
妹「あ、わかった。お兄ちゃんが緊張してるんだ」
兄「え、俺? ……そうかもな」
妹「お兄ちゃんが緊張してるから、私も緊張がうつっちゃってるんだよ」
兄「俺のせいかよ。まあいいけど」
妹「じゃあね、お兄ちゃんの緊張を解くおまじない……ぴたっ♪」
兄「あはは。くっつくのかよ」
妹「くっついちゃうの。緊張解けた?」
兄「ちょっと暑い……かな」
妹「もうちょっと冷房の温度下げてもいい?」
兄「ああ、いいよ。梅雨明けてから、急に暑いよな」
- 19 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 19:47:57.95 ID:2f8F2fgd0
妹「お兄ちゃん、暑いの強くなかったっけ?」
兄「そうだけど、今日最高気温37度とかだぞ」
妹「へぇ〜。どうりで暑いと思った」
兄「お前も随分平気だな」
妹「電車の中は、冷房効いてたから。勉強もできたよ」
兄「よしよし、頑張ってるな」
妹「私ね、この夏休みの目標を立てたの」
兄「……述べたまえ」
妹「まずね、青春18キップで旅することでしょ……」
兄「目標クリアしたな」
妹「まだ片道だけだから。それから、夏期講習16日間は絶対休まない」
兄「それが一番最初だろ」
- 20 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/12(金) 19:49:37.77 ID:MuZ+zAGBO
巧妙なミルキィホームズスレ
- 21 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 19:49:54.85 ID:2f8F2fgd0
妹「順番に言ってるの。あと、夏期講習以外に毎日最低1時間勉強する」
兄「目標としては短くないか?」
妹「やらない日を作らないのが大事なの。勉強できるときはできるんだから」
兄「うん、一理あるな。それから?」
妹「私、マクドナルドでバイトしてるでしょ。それ、こっちでもやるの」
兄「へ? バイトするのか? 受験生なのに」
妹「今までもずっとやってるもん。社会勉強だよ」
兄「見知らぬ土地の見知らぬ店で、見知らぬ客を相手に……」
妹「大げさだよお兄ちゃん。マックはマックだし」
兄「バイト先を決めてる暇とかあるのか? もうすぐ夏期講習なんだろ?」
妹「もう入る店も決まってるんだ。駅前の店ね」
兄「え、いつ応募したんだ?」
- 22 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 19:52:30.50 ID:2f8F2fgd0
妹「ううん。向こうの店長さんから紹介してもらったの。そういう制度があって」
兄「へぇ〜。知らなかった」
妹「さっき来るとき、ちょっと覗いてきたんだ。感じ悪くない店だったよ」
兄「そうか。まぁ、やるならしっかりやれよ」
妹「うん。だいじょうぶ」
兄「ま、お前の計画はわかった。俺もできるだけ協力するからさ」
妹「お兄ちゃん、まだあるんだよ……夏休みの目標」
兄「なんだ?」
妹「お兄ちゃんと仲良くすること♪」
兄「うん。仲良くやってかなきゃな。お前も大変な時期だし」
妹「ほんとに? 仲良くしてくれる?」
兄「水くさいな。大事な妹ですよ」
- 23 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/12(金) 19:53:36.41 ID:U57/LMgN0
しーえん♪
- 24 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/12(金) 19:53:47.30 ID:C2Rt71g00
さるよけ
- 25 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 19:55:09.83 ID:2f8F2fgd0
妹「ねぇ、お兄ちゃんって、今彼女いないの?」
兄「なんだよ、いきなり……」
妹「前に付き合ってた彼女さんとは別れちゃったんでしょ?」
兄「こっちに引っ越して来る前に別れたよ。なんでそんなこと聞くんだよ」
妹「一緒に生活するんだから、その辺結構気をつかうところかなって」
兄「あぁ、そうかもな。……そんなわけで俺はこの1年半ぐらい何もないけど」
妹「私も何もないよ」
兄「え、そうなのか?」
妹「うん。彼氏とかいないし。お兄ちゃん、ホッとした?」
兄「う〜ん。ホッとしたような、しないような」
妹「今のところ私、彼氏とか作る気ないのです」
兄「まあ受験生だしな。でも、お前モテるだろ? 兄の欲目かもしれないけど」
- 26 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/12(金) 19:55:36.99 ID:C2Rt71g00
おさる
- 27 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 19:56:41.96 ID:2f8F2fgd0
妹「前はね、何回か告白されたこともあったけどね。今は全然かな」
兄「へぇ〜。どうして?」
妹「私が女の子と付き合ってるって、みんな知ってるから」
兄「ええっ?」
妹「仲のいい女の子がいるんだけどね」
兄「お前は、そっち方面なのか?」
妹「ん〜、そうじゃないんだけど、そうかもね」
兄「ますますよくわからないな」
妹「そう? わかりやすいでしょ?」
兄「なにが?」
妹「同級生の男子とかじゃ、子供っぽくて」
兄「そりゃ女の子の方が、精神年齢は上だろうな」
- 28 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 19:58:34.59 ID:2f8F2fgd0
妹「そうじゃなくって。私、ブラコンだから」
兄「年上が好きってことか。俺もシスコンだけどな」
妹「私のことが好きって意味?」
兄「あ、電話だ……ちょっとごめん」
妹「なんでむこう向いちゃうのかなぁ」
兄「……こんばんは。……はい。もう来てます。あ、いいですよ。……はい。じゃあ」
妹「ねぇ、今の電話誰からぁ? いい人?」
兄「大家さんの娘さんだよ。例の先輩」
妹「仲がいいんだぁ」
兄「お前の顔が見たいって。トウモロコシ持って来てくれるみたいだぞ」
妹「トウモロコシって? 庭の畑の?」
兄「そう。大家さんがちょっと穫ってったのを茹でたんだって」
- 29 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 19:59:48.08 ID:2f8F2fgd0
妹「へぇ〜。もう食べられる時期なんだ」
兄「先に植え付けた方のトウモロコシがぼちぼち実ってるみたいだな」
妹「どんな人?」
兄「えっ?」
妹「だから大家さんちの……」
兄「もうすぐ来るんだから、会えばわかるだろ」
妹「初めて会うんだからぁ、予習が必要でしょ?」
兄「ああ、ええとね、気さくで明るい感じの人」
妹「うんうん、それから」
兄「まあ、美人って言われてますね」
妹「うんうん、そうなんだそうなんだ。それで?」
兄「あ、もう来ちゃったみたいだ……」
- 30 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 20:01:08.09 ID:2f8F2fgd0
女「こんばんは〜」
兄「はい〜。どうぞどうぞ」
女「お邪魔しま〜す。こんばんは〜。初めまして」
妹「こんばんは。初めまして。お世話になります」
兄「今日、来日したばかりの妹です……」
女「えーーっ!」
兄「なんですか、『えーーっ』って?」
女「可愛い〜! アイドルみた〜い!」
兄「来日にツッコミはないんですか?」
女「びっくりしちゃった。想像と違って」
兄「どんな想像してたんですか」
女「もっとおっとりしてる感じかと思ってた。キラキラしてるじゃない」
- 31 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 20:02:31.58 ID:2f8F2fgd0
妹「あはは。キラキラしてるんですか?」
女「ごめんね、いきなり変なこと言っちゃって。こんな大家の娘ですが」
妹「兄がいつもお世話になってます……」
女「いえいえ、こちらの方こそ、いろいろお世話になっちゃてますよ」
兄「あ、夕方に水撒いておきましたから、って大家さんに」
女「はい。わかりました。……ってなに私、ザル持ったままなのかな」
兄「初物のトウモロコシですね。ちゃぶ台の上に置いていいですよ」
妹「お茶持ってきましょうか? 冷たい麦茶でいいですか?」
女「あ、いいよいいよ。すぐ帰るから」
兄「ちょっと持ってきて。三つな」
女「ああ、いいのにそんな。気つかわなくって」
兄「俺が飲むんですよ。トウモロコシ食べながら」
- 32 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 20:03:35.33 ID:2f8F2fgd0
妹「……麦茶ですけど、どうぞ」
女「ありがとうね。トウモロコシ、食べる?」
妹「遠慮なくいただいちゃいますね。ありがとうございます」
兄「なんだかんだ言って、三本持ってきてますよね」
女「別に私も食べるって意味じゃないからね。もう家で食べてみたし」
兄「それで、お味の方はどうでした?」
女「おいしい。柔らかくって甘いよ。早く食べてみて」
兄「じゃ、いただいてみます」
女「妹ちゃんも食べてみて。おいしいと思うよ」
妹「はい。いただきま〜す」
女「ん! 先輩、うんまいじゃないですか!」
妹「…………おいしい!!」
- 33 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 20:05:16.08 ID:2f8F2fgd0
女「そう、よかった。私もすごいおいしいと思った」
兄「お前、えらいスピードで食べてるな。腹減ってないんじゃなかったのか?」
妹「フルーツみたいに甘くて、サクサク食べられる〜♪」
兄「俺が育てたんだからな。水撒いただけだけど」
妹「一本食べ終わっちゃった……おいしかった♪」
兄「早いな。俺も丸一本食べられそうだ」
女「すごいね。あっと言う間に食べちゃったね」
兄「……なんで三人で残り一本のトウモロコシを眺めてますかね」
妹「じーーっ」
兄「お前、食べたいのか?」
妹「じーーっ……」
兄「先輩、どうぞ」
- 34 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 20:06:42.58 ID:2f8F2fgd0
女「あ、いいよ私は」
兄「ちょっとだけなんでしょ、食べたの?」
女「ほんとにいいから。ほら、妹ちゃん食べたがってるみたいだし」
兄「じゃあこうしましょう。半分に分けますから、二人で。なっ?」
妹「うん。いいよ」
兄「……よっ、と。じゃあ先輩、こっちどうぞ」
女「それじゃ、いただきま〜す」
兄「お前はこっち」
妹「ありがとう、お兄ちゃん」
女「ああ、おいしい。ほんとは丸一本食べて来ちゃったんだけどね……」
兄「美味いものには逆らえませんね」
妹「いくらでも食べられる〜」
- 35 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 20:08:07.98 ID:2f8F2fgd0
兄「……ごちそうさま。なかなかの逸品でした」
妹「ごちそうさま。こんなトウモロコシ初めて〜」
女「ごちそうさま。あぁ、おいしかった」
妹「あっはっはっはっは」
女「あっはっはっはっは。おいしいもの食べると、つい笑っちゃうよね」
兄「あはははは。なんだか可笑しいですね」
女「ねぇ、妹ちゃんって、受験生なんだよね?」
妹「はい。お兄ちゃんの大学が第一志望なんですけど」
女「そうなんだ。うちの大学に来てくれるんだ〜」
兄「一般入試だから、受からないと入れないですけどね」
女「大丈夫だよ。入った人はみんな受かったんだから」
兄「先輩それ、説得力ないと思いますよ」
- 36 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 20:09:25.69 ID:2f8F2fgd0
妹「嬉しいです。励みになります〜」
兄「それでいいのか、お前は」
妹「うん。受かると思って勉強してるから」
女「あ、それすごくいいんじゃない?」
兄「どういいんですか? 女性の感覚は難しいな」
女「あのね、『受かりたい』だけだと『受かりたい人』になっちゃうんだけどね」
妹「うんうん」
女「『受かる』って思ってるなら、『受かる人』になれるんだって」
兄「面白いですね。含蓄があるようなないような」
女「昔、高校の先生がそう言ってて、『そうかぁ』って思ったんだよね」
妹「そうかぁ」
兄「素直だな、お前も……」
- 37 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 20:12:00.48 ID:2f8F2fgd0
妹「あの、お姉さん、脚すごい綺麗ですよね」
女「え、私?」
兄「先輩しかいないじゃないですか。俺の足ですか?」
女「あ、こんなデニムのショートパンツで……暑いからね」
妹「お姉さん、すごいプロポーションいい〜」
女「えへへ〜。産んでくれたお母さんに感謝かな」
妹「プロスポーツ選手産んでるんですもんね。すごいですよね」
女「そういう妹ちゃんも、スレンダーで可愛いよね」
妹「そんなそんな。お姉さんにはかないませんよ」
女「キミもこんな可愛い妹がずっといたら……あっ、そうか」
兄「なにが『あっ、そうか』なんでしょう?」
女「うん、あのね、シスコンとかそういう類の言葉を丁寧に言おうと思ったんだけどね」
- 38 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 20:14:35.19 ID:2f8F2fgd0
話が長くなりそうですが
よろしければおつきあいください
2時間ほど中断します
- 39 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/12(金) 20:18:52.19 ID:hWggZ5Qi0
うむ、待っててやろう
- 40 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/12(金) 20:24:04.23 ID:RtpR3qNI0
よろしくってよ
- 41 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/12(金) 20:38:44.71 ID:RtpR3qNI0
アハァーン
- 42 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/12(金) 20:59:17.67 ID:RtpR3qNI0
/ , -一'´ / `ヽ、 \ヽ、:.:.:.:ヾヽ
_.. -―- 、 /⌒ヽ〃 ., -一' \ ヽヘ:.:.:.:.}. }
_. -=ァ‐ ¨ ̄` .:.`ゝ__ノ / \ }:.:./j/
. ´ // .:.:.:.:.:.:.:./⌒ヽ.:.:/ .:.:.:. 、 :.:... `ヽ ハ //
. / / .:.:.:.:.:.: /ト、__,イ /.:.:.:.:.: }\丶:.:.:.:. ヽ } !
| /! .:.:.:.:./.:/ |' !.: ∨.:.:.:.:.: リ \`ヾー弋:.:..}} :jリ
l/ | :.:.:.:.〃/ Vi.:.:.:l:.!:.:.:.:. j / / ヽ、`''ー∨ j/
l :.:.:./ {:.{ Vヽ:N:.:.:.: _/匕i` ,>‐!<
ヽ :.:.,' ヽ! ヽ f八:. ノ/イf_チ:::| ′ { ヾ
\:.{ `ゝ _V|i. r'_;ン /^i ノ`ヽ リ
ヾ、 `'|ト,、 f´ ̄/ /ハ′ レ′
, -‐<iヘ> 、. _ゝ イ // }∨ │
l \ヽヽ 了i| j〈 〈〉 l l
| ∨∧ー-、 :| l. ', ヽ
! ∨∧ _j | } ヽ
', V_ム-‐' 〉 } '  ̄`ヘ
ヽ \:::::::/ 人` |
\ ゙/ /:::::`ト 、 ___/
',\ /´ /::::::::::j
〉:::\ {. /:::::::::::∧
- 43 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/12(金) 21:11:24.06 ID:BUIrzI7NO
ま、まだかな
続きが待ちきれないよっ
- 44 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 21:18:57.08 ID:2f8F2fgd0
兄「言ってるじゃないですか、そのまんま」
女「目のやり場に困るのかなぁ……なんてね」
兄「あ、なんかこんないい加減な格好ですみません」
女「暑いからお互い様でしょ。……あっ、そうだ」
兄「今度は何ですか?」
女「うん。いいこと思いついちゃった」
妹「なんでしょう?」
女「フリマに出そうと思ってた服が家にあるのね」
兄「フリマって、フリーマーケットですよね?」
女「うん。ほとんど着てないような服ばっかりだから、もったいなくて」
妹「どんな服なんですか?」
女「ええと……いっぱい」
- 45 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 21:20:20.22 ID:2f8F2fgd0
妹「いっぱいあるんだぁ」
女「今度こっちに持ってくるから。妹ちゃんが好きなの、あげるね」
妹「え、いいんですか? 売り物じゃないんですか?」
女「商売でフリマやってるわけじゃないし。誰か好きな人に着て欲しいってだけだから」
妹「えー、なんか悪いですよ」
女「可愛いのが結構あるのね。妹ちゃんなら似合いそうだなぁって思って」
兄「お言葉に甘えてみれば? 服、そんなに持ってきてないだろ」
妹「うん。足りなかったらこっちで適当に買おうと思ってたから」
女「ほんとに気に入るのがあったらでいいけど、ぜひ着てみて」
妹「あ、はい。気を遣ってもらって、すみません」
女「そういうつもりじゃないから、ほんとに。妹ちゃんに着せてみたいなあって思っただけ」
妹「えー。どうしようどうしよう。ちょっと緊張しちゃう」
- 46 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 21:21:23.88 ID:2f8F2fgd0
女「うん。じゃあ整理して、近々持ってくるね」
妹「あ、ありがとうございます」
女「いいのいいのそんな。私の思いつきだから」
兄「先輩、ほんと、わざわざすみません」
妹「ほんとにお手数おかけしちゃって」
女「うん、じゃあ私そろそろね……」
兄「あ、ゆっくりしてけばいいのに」
女「私、明日も仕事だし。妹ちゃん来たばっかりなのに、お邪魔しちゃって」
兄「いえいえそんな。こちらこそ色々とどうも。トウモロコシ美味かったです」
女「それじゃね、お邪魔しました。おやすみなさ〜い……」
妹「ごちそうさまでした〜。おやすみなさ〜い」
兄「おやすみなさい。気をつけて……」
- 47 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/12(金) 21:22:16.14 ID:C2Rt71g00
サルサ
- 48 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 21:22:28.97 ID:2f8F2fgd0
妹「……なにお兄ちゃん、『一応美人だよ』みたいな言い方しちゃって」
兄「あ、先輩のこと? そんな風に言ったっけ?」
妹「すごい綺麗な人だったぁ。見とれてしまいましたよ」
兄「そうか。そりゃよかった」
妹「おまけにナイスボディだし。完璧じゃないですか」
兄「そうだな、うん」
妹「お兄ちゃん、あの先輩のこと、好きなんでしょ?」
兄「ん……そりゃ好きだよ」
妹「密かに狙ってたりしない?」
兄「そういうんじゃないよ。いい友達って感じ。年上だけどな」
妹「彼女にしないの?」
兄「大家さんの娘さんだし、先輩だし、年上の社会人だし、敷居高いよね」
- 49 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 21:23:29.34 ID:2f8F2fgd0
妹「やっぱり、相当意識してるんじゃない」
兄「いやさ、イケメンの先輩と卒業するまで付き合ってたのも知ってるしさあ」
妹「イケメン関係ないじゃない。お兄ちゃんがイケてないわけじゃないし」
兄「そうか? そりゃよかった」
妹「妹の欲目かもしれないけどねっ」
兄「兄の欲目に対抗しようとしてるな、さては」
妹「お兄ちゃん、私のこと好き?」
兄「大好きだよ」
妹「お兄ちゃん、前より素直にもの言うようになったね」
兄「お前も俺のこと、大好きなんだろ」
妹「なにそれ……そうだよっ!」
兄「なんか、顔真っ赤になってるぞ。照れた?」
- 50 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/12(金) 21:24:23.84 ID:RfWeWuzY0
C
- 51 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 21:24:30.10 ID:2f8F2fgd0
妹「調子狂っちゃったな……。今日はもう寝ちゃうね」
兄「うん。旅して来て疲れただろうから、早くお休み」
妹「うん」
兄「それから、障子の外カーテンも閉めときなよ。窓は開けといてもいいから」
妹「わかった」
兄「朝、大家さんが庭に来るかもしれないから。起こされないための合図な」
妹「はい」
兄「窓開けても網戸は閉めとけよ。蚊が入ってくるから」
妹「わかってる。じゃあね〜、おやすみ……」
兄「おやすみ〜」
妹「……のチュッ。お兄ちゃんおやすみっ!」
兄「あ……」
【第2話 初物】おわり【第3話 試着】に続く
- 52 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/12(金) 21:28:25.09 ID:BUIrzI7NO
久しぶりにwktkする妹ssだ
- 53 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 21:48:11.48 ID:2f8F2fgd0
【第3話 試着】7/22(木)21:30 晴れ(30度)
妹「お兄ちゃん、お帰り〜」
兄「ただいま〜。ああ、クーラー涼しい……」
妹「お兄ちゃん、今日は暑かったよね」
兄「暑かったあ。身体に熱がたまってるよ」
妹「ていうか、夜になっても暑いままだね」
兄「今年はいきなり暑いなあ。去年は夜にクーラーなんか使わなかったんだけど」
妹「ここの縁側で夕涼みするには、今日はちょっと暑すぎるな〜」
兄「そうだな。お前、縁側で夕涼みとかしたいのか?」
妹「うん。浴衣着て、花火見ながらスイカ食べるの〜」
兄「そうか。残念ながら浴衣もスイカもないし、花火は上がってない」
妹「うちの畑にスイカは埋まってないの?」
兄「お前さ、スイカって土に埋まってると思ってた?」
- 54 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 21:52:58.44 ID:2f8F2fgd0
妹「あれ、違うか」
兄「スイカはウリだろ。ツルにぶら下がってるんだよ」
妹「でも、あんな重いのがぶら下がってたら、落ちちゃうよ」
兄「だから、スイカは地面にごろごろ転がってるんだよ」
妹「なんとなく説得力があるなぁ」
兄「説得力とかじゃなくて、多分ほんとにそうだから」
妹「まあいいや。うちの畑にスイカはないってことね」
兄「そうだけど、スイカはウリだから、イモみたいに地中で育つわけじゃないぞ」
妹「わかったから、もう」
兄「ウリの話はいいけど、勉強はちゃんとしような」
妹「勉強はちゃんとしてるよ〜」
兄「夏期講習は、あさってからだっけ?」
- 55 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/12(金) 21:54:09.60 ID:v1CC+bPtO
しえん
- 56 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 21:54:53.23 ID:2f8F2fgd0
妹「そうだよ、あさってから」
兄「夏休みは待ってはくれないぞ」
妹「……ねぇお兄ちゃん、縁側の話をしてたんだけど」
兄「そうだっけ? ああ、そうか」
妹「縁側で浴衣着て、花火見ながらスイカ食べるには暑いね、って話」
兄「うん、じゃあもう少し涼しい日に、縁側でスイカ食べよう」
妹「そういうことじゃなくって、気分の問題って言うか……」
兄「花火がここから見えるかどうかなんて、俺にはわからないぞ」
妹「ねぇお兄ちゃん、暑くて頭がショートしてるんでしょ」
兄「ああ、ああ、そうかもしれない。すまん」
妹「シャワー浴びてくれば? 私はさっき浴びちゃったよ」
兄「わかった。浴びてくるよ」
- 57 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 21:57:04.24 ID:2f8F2fgd0
妹「……さっぱりした?」
兄「さっぱりした。湯上がり爽快!」
妹「よし」
兄「何だよ、『よし』って」
妹「お兄ちゃん、私、明日マクドナルドの面接行くことになったから」
兄「ほほう、いきなりですか」
妹「前々から話はついてたし、明日は店長さんと顔合わせしたりするだけだけど」
兄「駅前の店なんだろ? お前があそこでバイトするなんて、なんか新鮮だな」
妹「もう入る日も決まってるんだけどね」
兄「え、まだ面接にも行ってないのに?」
妹「それも、向こうの店にいるときに調整してもらったの」
兄「へぇー。で、バイトはいつからなわけ?」
- 58 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 21:58:57.73 ID:2f8F2fgd0
妹「日曜からだよ。週3回、火・木・日で夕方から夜のシフトにしたから」
兄「あれ、夏期講習もあるんだろ」
妹「夏期講習は午前だけだから。学校行ってるときと同じようなペースにしたの」
兄「俺が大学受験のときは、バイトなんかできなかったなあ。お前はすごいよ」
妹「そう? えっへん。胸張っちゃおう」
兄「……あのさ。なあ。昨日から気になってるんだけどさ」
妹「なあに?」
兄「お前さ、家ではブラしないのか?」
妹「そっか。お兄ちゃん、気になってたんだ〜」
兄「急に人が来たりしたら、困るだろ」
妹「お兄ちゃんが?」
兄「そうじゃなくって……」
- 59 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/12(金) 21:59:46.71 ID:1aax9YUU0
なんだこれ?中学生が書いてんのか?
- 60 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 22:02:38.35 ID:2f8F2fgd0
妹「だいじょうぶだよ。昼間はちゃんとつけてるから。でも暑い……」
兄「暑いのはわかるよ。だけどさ……」
妹「ほんとは違うよね。お兄ちゃんが個人的に気になるだけだよね?」
兄「えっ?」
妹「ブラしないのはお兄ちゃんの前だけだから〜」
兄「ま、いいけどな」
妹「それでいいでしょ? いいでしょ?」
兄「なんだよ、胸突き出して。アピール?」
妹「うん♪」
兄「……成長したよな」
妹「発育したんだよ。お兄ちゃんと離れてる間に」
兄「なんか前のイメージと違う。細い印象だったからな」
- 61 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/12(金) 22:05:05.32 ID:5w4x3u5vO
ホームステイといったら月のお姫様だろ
- 62 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 22:05:45.34 ID:2f8F2fgd0
妹「それじゃあお兄ちゃん……」
兄「ん?」
妹「ちゃんとイメージ修正しよっか?」
兄「なんだよ、イメージ修正って?」
妹「こうだよ。……ぱっ!」
兄「ちょっと見えたような……」
妹「えっ? 見えちゃったかな?」
兄「少し」
妹「もう見せないよ」
兄「えーっ」
妹「なんだ、やっぱり見たいんだ」
兄「いやいや」
- 63 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 22:09:43.31 ID:2f8F2fgd0
妹「なんでそんな嬉しそうな顔して、『いやいや』とか言うの?」
兄「なぁ、そんなに見せたいのか?」
妹「うん……だって……いい形になったでしょ?」
兄「いい形だな……」
妹「もっと見たい? よね? 可愛いよね?」
兄「ま、まぁな」
妹「お兄ちゃんがどぎまぎすると、うんと見せたくなっちゃう」
兄「え……」
妹「じゃあもう一回……ぱっ!」
兄「ほんとに可愛いな。美乳だな……」
妹「見て欲しかったんだよ。食べごろだし」
兄「食べごろ?」
- 64 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/12(金) 22:11:03.87 ID:BUIrzI7NO
よしパンツ脱いだ
- 65 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 22:14:02.53 ID:2f8F2fgd0
妹「うん。そう。食べごろだよ……」
兄「そんなこと言うとさ……」
妹「言うと?」
兄「あ、あ、電話だ……。先輩からだ」
妹「ん〜。いいとこだったのに」
兄「……はい。……えっ、もう?」
妹「もうもうもう!」
兄「……行きます行きます。はい」
妹「ちょっと、どこ行くのお兄ちゃん?」
兄「お前もほら。行くよ」
妹「だからなに? どこ行くの?」
兄「すぐそこだよ。家の前だよ……」
- 66 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 22:19:01.38 ID:2f8F2fgd0
女「……ごめ〜ん。車で来ちゃった。ダンボール箱、持ってってくれる?」
兄「はい。ええと、じゃ、お前これ持って」
妹「はい。え、これ何ですか?」
女「服〜。昨日言ってたやつね」
兄「じゃ、俺これ持ってくから」
女「ごめんね〜。車、ここにあんまり置いておけないから……」
妹「お兄ちゃん、家の中に運んじゃっていいの?」
兄「そうだよ。他にどこに持ってくんだ」
妹「よいしょ、よいしょ……」
兄「そんなに重くないだろ」
妹「とりあえず、こっちの部屋に置けばいいかな?」
兄「ああ、うん。とりあえずいいだろ。全部で三箱か……」
- 67 名前:やる夫 ◆yaruo..mWw [-・- ・・- --・ --- ・-・] 投稿日:2010/11/12(金) 22:19:15.12 ID:JofOSQOgO BE:862633793-2BP(8613)
sssp://img.2ch.net/ico/sii_folder.gif
支援
- 68 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/12(金) 22:23:44.96 ID:BgIG667zO
流石にこの時期に全裸はキツイな
支援
- 69 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 22:24:51.35 ID:2f8F2fgd0
女「……お邪魔しま〜す。昨日あれから整理してたら、三箱になっちゃって」
兄「わざわざすみません、ほんと」
妹「えっ、これ全部お洋服なんですか?」
兄「今ごろようやく気づいたのかよ。昨日の今日の話だろ」
女「妹ちゃん、箱の中、見てみて」
妹「はい……じゃ、開けてみま〜す」
女「どうぞどうぞ。気に入るお洋服、あるといいね」
妹「わぁ〜っ♪」
兄「あ、なんかテンションがいきなり変わったぞ」
妹「か〜わい〜い!!」
女「ねえ、その一番上に乗ってるショッキングピンクのTシャツなんか、どう?」
妹「すごくいい! お姉さん、なんでこれ着ないんですか?」
- 70 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 22:26:42.74 ID:2f8F2fgd0
女「大学1年の時買ったんだけどね、なんとなく似合わない感じがして」
妹「ちょっと試着してみていいですか?」
女「いいよ。着てみて〜」
妹「は〜い」
兄「うわっ、いきなり脱ぎ出すのかよ……」
女「うわぁ、お兄ちゃんの前で、なんて大胆……」
妹「着てみたよ。どうかな。似合う?」
女「あ、やっぱり……すごい似合ってる……」
兄「なかなかいいね。似合ってるんじゃないか?」
女「ピンク地にね、黒の大きい字でしょ。買った時は可愛いなって思ったんだけど」
妹「すっごい可愛いじゃないですか、このTシャツ!」
女「私、なんか着られなかったんだよね。キャラに合わないのか、服に負けちゃったのか」
- 71 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/12(金) 22:27:27.61 ID:sJ4SjS5oO
恐ろしく読みやすいなぁと思いました。
「敷居が高い」の使い方間違ってるだろボケカスとマジレスしえん
- 72 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 22:30:24.62 ID:2f8F2fgd0
妹「これ、ほとんど新品ですよね」
女「うん、今日持ってきたのは、ほんとに何回も袖通してないのばっかりだから」
妹「え〜。宝の山だ〜。嬉しいな」
女「持ってきてよかった〜。こんな可愛い子に着てもらえたら、服も幸せね」
妹「うわぁ〜っ。お姉ちゃんありがとう!」
兄「いきなり『お姉ちゃん』になったな」
女「私、末っ子だから、新鮮だけど照れちゃうな」
妹「ちょっと隣の部屋で、服広げてみてもいいですか?」
女「いいよいいよ。いる服だけ持ってって、後は奥の部屋に置いといてね」
妹「よいしょ……よいしょ……」
兄「お楽しみタイムだな、隣の部屋で一人ファッションショーか」
女「妹ちゃん、なんかもう身体からキラキラしたのが出てる感じよ」
- 73 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 22:35:15.76 ID:2f8F2fgd0
兄「ほんと、どうもすみません。妹もかなり気に入ってるみたいで」
女「うん。こっちこそ。あのピンクのTシャツね、ちょっと衝撃だな〜」
兄「服、惜しいんじゃないですか?」
女「ううん。似合う子が着ると似合うんだなあって。悔しがっちゃおうかな」
兄「だけど三箱も着ないのがあるなんて、衣装持ちですね」
女「高校生ぐらいからの、外れストックの歴史だから。夏物だけでこのぐらいにはなるよ」
兄「フリーマーケット、前にやってましたよね?」
女「まだ一回だけだけどね、面白かったな。涼しくなったら、またやってみようかなって」
兄「どこでやるんですか?」
女「公園とかだよ。フリマを主催している団体があって、そこに申し込むの」
兄「結構売れます? どんな感じなんですか?」
女「意外なものが売れたりして楽しいよ。お客さんと話するだけでもエネルギーもらえる感じで」
- 74 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/12(金) 22:36:28.85 ID:pBi6OAsN0
支援
- 75 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 22:38:16.85 ID:2f8F2fgd0
兄「へえ。面白そうですね」
女「今度フリマ出すとき手伝ってくれる? 一緒にやろうよ」
兄「あ、いいですよ。言ってください」
女「じゃあ、そろそろ私帰るね。車あんまり置いとけないし……」
兄「え、ああ、そうですか……。ほんとありがとうございます、妹のために」
女「じゃ、また遊びに来るからね」
兄「お〜い!」
妹「はぁ〜い!」
女「あ、呼ばなくてよかったのに。服に夢中みたいだし」
妹「じゃ〜〜ん!」
兄「また違う服だ。キラキラ系?」
女「ぎゃぁ〜〜っ。お姉さん即死ですよ。私が着るのと、服が全然違う〜」
- 76 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 22:42:16.36 ID:2f8F2fgd0
妹「夏期講習とかに着ていく服が、助かっちゃいました〜」
女「え〜、よかったぁ。すごい気に入ってくれたみたいで。嬉しいな」
妹「お姉ちゃん、好き好き。愛してる〜」
兄「なんて現金なやつなんだ、お前は」
女「あはは。妹ちゃん可愛いな。うちに連れてっちゃおうかな」
兄「いいですよ、持って帰っても。ほんのお礼です」
女「じゃ、今度そうしよう」
妹「お姉ちゃんと一緒に暮らす〜」
兄「やめなさいって」
女「あははは。じゃあね。おやすみなさ〜い」
兄「おやすみなさい。気をつけて」
妹「おやすみなさ〜い。ありがとうございました〜」
- 77 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 22:46:18.26 ID:2f8F2fgd0
妹「わ〜いわ〜い。わ〜いわ〜い」
兄「嬉しかったんだな。よしよし」
妹「うん。これはすごいラッキー。お姉ちゃん、服のセンスいい〜。ほぼ新品だし」
兄「そうかそうか。よかったな」
妹「ね、可愛いでしょ? 可愛いでしょ?」
兄「可愛い可愛い。頭なでなで」
妹「わ〜い。頭なででもらえた」
兄「可愛い可愛い。チュッチュツ」
妹「ちっちゃい時みたいにしてくれるんだ〜」
兄「うん。小さい頃からほんと可愛かったな」
妹「私の顔見ちゃうの? そんな目で?」
兄「見てるよ、お前のこと」
- 78 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 22:51:10.88 ID:2f8F2fgd0
妹「そんなに見られると、ちょっと恥ずかしいな」
兄「お前が可愛くてたまらないんだよ」
妹「私が新しいお洋服とか着てるの、お兄ちゃん好きだよね」
兄「そうだな。そうかもしれないな」
妹「お兄ちゃんが私の好きな感じになってきた……」
兄「え、どういうこと?」
妹「だから、そういう感じ……」
兄「俺さ、お前が想像してる以上に、お前のこと好きだからな」
妹「え、どういうこと?」
兄「なにそんな嬉しそうな顔で聞き返すんだよ」
妹「私が想像してる以上に?」
兄「ああ、そうだよ。これ見ろよ。俺の携帯……」
- 79 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 22:55:10.60 ID:2f8F2fgd0
妹「……あっ。これ、私が昔、写メで送ったやつ」
兄「そう。俺はお前を待ち受けにしてるんだよ」
妹「若〜い、これ」
兄「お前が高校1年のときのだからな。結構気に入っててさ」
妹「ちょっと……じゃないや、かなり嬉しい♪」
兄「どうだ。想像以上だろ」
妹「ちょっとドキドキしてきちゃった……」
兄「俺は落ち着いてきたぞ」
妹「え〜、なんで〜? さっきはお兄ちゃんがどぎまぎしてたのに〜」
兄「何でだろうな」
妹「でも、今がチャンスかもね」
兄「何のチャンスだよ」
- 80 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 22:57:36.36 ID:2f8F2fgd0
妹「ねぇお兄ちゃん、お願いがあるんだ……」
兄「なんだよ。言ってみなよ」
妹「今日こっちの部屋のお布団敷いて、お兄ちゃんと一緒に寝てもいい?」
兄「ああ、いいよ。こっち来なよ」
妹「仲良くする?」
兄「ああ。仲良く一緒に寝ようか」
妹「うん。じゃあお布団持ってきちゃうね!」
兄「手伝ってやるよ」
妹「……よいしょよいしょ」
兄「ここに並べて敷こうか。こっちのちゃぶ台片付けて」
妹「ここでいいの?」
兄「うん。いいよ」
- 81 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 22:59:42.89 ID:2f8F2fgd0
妹「ふぅ。横になっちゃおう」
兄「いいのか、その格好のままで?」
妹「キラキラのキャミだよ。部屋着でもいいでしょ?」
兄「そのまま寝ちゃうのか?」
妹「ううん。脱いじゃうよ。ほらっ」
兄「あぁ、脱いじゃった……」
妹「うんと仲良くしようよ、お兄ちゃん……」
兄「え? うんと仲良くって?」
妹「ほら、お兄ちゃんも脱いじゃって。暑いでしょ?」
兄「お前、それって……」
妹「裸で身体、くっつけるだけだよ。いいよね?」
兄「い、いいけど……」
- 82 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 23:02:07.98 ID:2f8F2fgd0
妹「胸、触ってもいいよ。確認してみる?」
兄「い、いいのか?」
妹「だって、イメージの修正が必要でしょ?」
兄「すごくエッチだよな、お前……」
妹「うん。私のエッチなとこ見て、いっぱい感じて欲しい」
兄「お前さ、女の子が好きじゃなかったのか?」
妹「女の子は好きだよ。でも一番仲良くしたい人はお兄ちゃんだから……」
兄「仲良くしてるじゃないか。こうやって」
妹「もっと仲良くするの。もっと」
兄「もっと?」
妹「こんな風に……。指と舌を使って……」
兄「あっ……はぁっ……舐めるのかよ……」
- 83 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/12(金) 23:03:50.21 ID:FNQ2kTkBO
おっ
おっ
ふぅ
- 84 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/12(金) 23:04:14.23 ID:odn4ylmy0
隊長!全裸支援の準備完了しました!いつでもシコシコできます!C
- 85 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/12(金) 23:04:52.22 ID:RfWeWuzY0
久々の良SSだ
- 86 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 23:05:19.50 ID:2f8F2fgd0
妹「お兄ちゃんも、すごく感じちゃうんだね、乳首……」
兄「あ、ああ……」
妹「気持ちいい? 結構上手でしょ?」
兄「気持ちいいよ……」
妹「お兄ちゃんが気持ちよくなったら、私も気持ちよくなるから」
兄「お前、女の子とこんなことしてたんだ」
妹「うん。気持ちよくする練習だったから」
兄「俺さ、我慢できなくなっちゃうぞ」
妹「我慢できなくなっちゃっていいんだよ」
兄「フフフフフフ……」
妹「なに笑ってるの、お兄ちゃん?」
兄「お前が来る何日か前にさ、俺、お前の夢見たんだよな」
- 87 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 23:10:17.22 ID:2f8F2fgd0
妹「どんな夢?」
兄「あ、つい言っちゃったな。教えない。秘密だ」
妹「だ〜め。言い出したんだから、内緒にしないでよ〜」
兄「う〜ん……」
妹「話して。話してよぉ。お兄ちゃ〜ん」
兄「う〜ん。あくまで夢の話だぞ」
妹「もったいぶらないでよ〜」
兄「この話をしちゃうとなぁ……」
妹「じゃあ、その夢に出てきた場所は?」
兄「ここ。まさにここ」
妹「私と仲良くしてた?」
兄「してた。まさにしてた」
- 88 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 23:13:55.06 ID:2f8F2fgd0
妹「あ、エッチなことしてたんだ〜」
兄「ああ。まあな」
妹「どんな風に?」
兄「恥ずかしいな。自分で言うのは」
妹「言って。言ってよ」
兄「俺が横になってた。多分裸なんだよな」
妹「わ〜い」
兄「それでお前がさ、俺に馬乗りになってた」
妹「んしょ。こんな風に?」
兄「そうそう。お前も裸らしかったんだけど、ぼやけてたんだよな」
妹「私の裸、知らなかったからかな?」
兄「本物は、こんなだったんだな」
- 89 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 23:19:06.19 ID:2f8F2fgd0
妹「じっくり見ちゃうの? 恥ずかしいよ」
兄「なんだよ、自分で脱いだくせに」
妹「それでお兄ちゃん、夢の話の続きは?」
兄「してたんだよな。お前と」
妹「してた……の?」
兄「何笑ってんだよ」
妹「へぇ〜、そうなんだ、って感じ」
兄「『お兄ちゃんが私のこと欲しがったから、こうなったんだよ』とかお前が言ってた」
妹「してる最中に?」
兄「そう。だけど夢の中で俺、『それ違うだろ、お前が欲しがったんだろ』って思ってたんだよな」
妹「お互い、相手のせいにしてるんだ」
兄「いや違うよ。絶対お前のせいだって確信してるんだ。俺の夢の中ではな」
- 90 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 23:24:14.08 ID:2f8F2fgd0
妹「ごめんね。ほんとに私のせいかも。その夢、いつ見たの?」
兄「いつだっけな。まだ一週間も経ってないぞ」
妹「私がお兄ちゃんと仲良くすること、想像してた日かなぁ……」
兄「それまで俺、お前とそういうことするなんて、一度も考えたことなかったんだぜ」
妹「一度も?」
兄「ああ、多分な。お前のことはずっと好きだったけど」
妹「でももう二人とも、心の準備できてると思うんだ」
兄「そうかな……」
妹「私はずっと準備してきたの。お兄ちゃんにあげられるように、って」
兄「いいのかそれで? 後悔するかもしれないぞ?」
妹「私、1か月かけてお兄ちゃん口説こうと思って、こっち来たんだから」
兄「本気なんだな」
- 91 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/12(金) 23:27:56.06 ID:UN8CHYcx0
もう我慢できません
- 92 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/12(金) 23:28:13.46 ID:BUIrzI7NO
わっふるわっふる
- 93 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 23:28:31.78 ID:2f8F2fgd0
妹「うん。お兄ちゃんしかいないの。ずっとずっと好きだったから」
兄「あ、こっち来てから初めて俺のこと好きって言った」
妹「あれ、言ってなかったっけ? おかしいなぁ……」
兄「全身で言ってた感じはするけどな」
妹「ごめんね。ちゃんと言えてなくて。お兄ちゃん好き。好き。好き。大好き」
兄「俺はほんとにお前のことが好きだぞ。大好きだぞ」
妹「どうしてそんなにサラッと言うの〜? 私、好きすぎてうまく言えなかったのに」
兄「あのさ、さっきの夢の話だけどさ……」
妹「続きがあるの?」
兄「すごい生々しかったんだよな、感触もリアルでさ」
妹「私としてる時? 私の中が?」
兄「そう」
- 94 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 23:31:48.50 ID:2f8F2fgd0
妹「それでお兄ちゃん、夢精しちゃった?」
兄「しねーよ! 夢精なんてそうそう起こるもんじゃないんだよ」
妹「そうなんだ。しちゃってたらちょっと嬉しかったかも」
兄「起きてから自分でしたけどな……」
妹「夢のことを、反芻して?」
兄「夢が気持ちよかったからさ。なんだかたまらなくなって」
妹「嬉しいな、私でオナニーしてくれたなんて」
兄「でもお前は俺にとってさ、プラトニックな存在だったんだよ」
妹「でも、もう意識しちゃってるでしょ?」
兄「あの夢を見てからは、お前がこっちに来たら何か変わるんだと思ったよ」
妹「簡単な話だと思うな……。正夢なんだよ」
兄「正夢か……。でも今日は、しないぞ」
- 95 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/12(金) 23:34:09.60 ID:EetjFCXmP
>>71
この作者には役不足なんだよ。あるいは確信犯かも。案外的を得てるかもしれない
ひとだんらくしたところで、落ち着いてSSを読むのはちょっと敷居が高いかな?
- 96 名前:1 [] 投稿日:2010/11/12(金) 23:35:51.56 ID:2f8F2fgd0
妹「どうして? もうここまで来ちゃってるのに?」
兄「うん……ちょっと今日は……」
妹「お兄ちゃんのここ、こんなになっちゃってるのに?」
兄「こらっ。だめだよ……ゴム持ってないし」
妹「な〜んだ」
兄「『な〜んだ』って、何だよ?」
妹「ゴムなら持ってきてるよ。ちょっと待ってね……」
兄「え、おい……」
妹「はいこれ。よろしくお願いします」
兄「わかりました、って……えぇっ」
妹「お兄ちゃん……うんと仲良くしてね」
兄「お前の『仲良くする』って、そういう意味だったのか」
- 97 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/12(金) 23:37:16.28 ID:g3ddeUSVO
>>95
賢者乙
さよけ
- 98 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/12(金) 23:52:25.87 ID:v1CC+bPtO
さる?
- 99 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/12(金) 23:52:39.32 ID:vuGyvbm90
( ;∀;)シエンー
- 100 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 00:00:16.40 ID:2f8F2fgd0
妹「そうだよ。お兄ちゃんの下も、脱がせちゃうからね」
兄「ま、待て。自分で脱ぐよ……」
妹「お兄ちゃんに添い寝しちゃおう。私も全部脱いじゃった……」
兄「なんか変な気持ちになるなぁ。こんないい女になって」
妹「まだ、女になってないよ。もうすぐだけどね」
兄「ドキドキさせること、言いやがって」
妹「お兄ちゃんの、すごい大きいね。格好いいね」
兄「そうか? 格好いいのか、これが?」
妹「なんか、たまらない気持ちになっちゃう。格好よくて」
兄「すっかり女になる準備ができてるんだな……」
妹「もう、待ちきれないの。お兄ちゃんと仲良くするのを」
兄「なんだろうこの、遊園地に一緒に行くみたいな感じは」
- 101 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 00:04:25.10 ID:kUiP3Pnm0
妹「楽しいね。わくわくしちゃうね」
兄「まだお前に引っ張り回されてる感じだけどな」
妹「お兄ちゃん、手つないじゃうよ」
兄「どこ連れてくつもりだよ」
妹「いやならいいよ〜だ。もうどっか行っちゃうもん」
兄「だめだろ、俺と一緒にいなきゃ」
妹「じゃあ、お兄ちゃんが連れてってよ」
兄「そうだな。お前、初めてだからな。俺が連れてかなきゃな」
妹「うん。お兄ちゃんに任せる」
兄「だったらもう、こっち行っちゃうぞ」
妹「お兄ちゃん……いっぱい連れてってくれるんだ」
兄「ああ。ちゃんと言うこと聞くんだぞ」
- 102 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 00:07:44.88 ID:kUiP3Pnm0
妹「うん。聞く。聞くと仲良くしてくれるの?」
兄「そうだよ。お前が可愛くてたまらないからな」
妹「身体くっつけちゃう……ね、お兄ちゃん、気持ちいいでしょ?」
兄「おっぱいがこんなにプルンとして……乳首がツンってなって……」
妹「おねだりしちゃっていい?」
兄「いいよ」
妹「キスして……」
兄「ああ……」
妹「…………んんっ……好きっ」
兄「…………はぁっ。好きだよ。好きだよ」
妹「あぁっ……いっぱい身体触られちゃう……あっ……んんっ……」
兄「こうして欲しいんだろ?」
- 103 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/13(土) 00:11:22.45 ID:FJ8GTGFs0
別にエロなくてもいいんじゃね?
- 104 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 00:11:35.63 ID:kUiP3Pnm0
妹「うん。うん。あっ……そんな風にいやらしく舐めちゃうの? あぁん……」
兄「ああ。もう我慢しないからな」
妹「いつでも食べていいよ。いつでも食べていいからね」
兄「こうだろ。こうだろ……」
妹「嬉しい……そう……そうなの」
兄「お前の肌が、吸いついてくる……」
妹「お兄ちゃんにいっぱい絡みついちゃうよ……」
兄「もう濡れてきちゃってるな」
妹「あぁ……そこ、触っちゃうの?」
兄「すごく感じるんだろ。指でなぞるよ」
妹「はぁ……あぁん……いぃよぉ……」
兄「もっと柔らかく……トロトロにしなきゃな」
- 105 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/13(土) 00:12:40.49 ID:unn8GiKh0
エロはいるんだよ!!!
- 106 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 00:15:39.91 ID:kUiP3Pnm0
妹「もう……もう……トロトロになっちゃうよ」
兄「ほら。割れ目が少しずつ開いてきた」
妹「お兄ちゃん……くれるよね? ね?」
兄「待ってな。ゴム着けるからな……」
妹「待ってる。待ってるから……」
兄「よし。いいな。あてがうよ。お前の入り口に」
妹「あああっ……お兄ちゃんの格好いいのが……入ってきちゃう……」
兄「ゆっくりな。最初は先の方だけだからな」
妹「あぁっ……あぁっ……ん……ふぅ……すごくやらしいよぉ……」
兄「感じちゃってるんだな。乳首がピンってしてる。舐めちゃうぞ」
妹「んんっ……そんなの……ああっ! もうグッて挿れて欲しい……」
兄「まだだよ。少しずつ、ゆっくり広げるからな……」
- 107 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/13(土) 00:19:11.83 ID:S35FRuKc0
ゆっくりC
- 108 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/13(土) 00:19:27.07 ID:yfj6Kf8DO
>>103
いるだろjk
- 109 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 00:19:36.71 ID:kUiP3Pnm0
妹「だいじょうぶ。入って来て。早く。ねぇ……」
兄「あっ、中の方が少し開いてきた。挿れるぞ……」
妹「お兄ちゃん、挿れて……挿れちゃって……」
兄「痛くないか? もう少し挿れていいか?」
妹「あぁぁっ! だいじょうぶ……痛くないから」
兄「ゆっくり、ゆっくり、奥に挿すぞ」
妹「ああっ……いぃっ!」
兄「震えちゃってるな。だいじょうぶか?」
妹「ねぇすごい……すごいよ……か、感じちゃってるの……」
兄「可愛いよ。お前の中、すごく気持ちいい」
妹「お兄ちゃん……嬉しい……嬉しいよ」
兄「全部……全部入った……」
- 110 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/13(土) 00:22:34.81 ID:dy+REG7Q0
エロ在っても無くてもいいけどエロ行く過程はもっとちゃんとして欲しかった
- 111 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 00:22:57.88 ID:kUiP3Pnm0
妹「あああっ……お、お兄ちゃんのが……中でいっぱい」
兄「感じるか? このまま、止めておくからな」
妹「あっあっあっ……い……いっ……」
兄「身体がのけぞってる。痛いか?」
妹「お兄ちゃ……あぁっ……す……すごいの……」
兄「イッちゃってるのか? 挿れただけなのに?」
妹「ああぁぁぁ……ぁ……ぁっ……ぁっ……」
兄「うぁっ、中がキュゥゥって……ヒクヒクしてる……」
妹「こんな……こんなに感じるんだね……」
兄「もう……動かすよ……突きたい」
妹「うん。うん。いいよ。お兄ちゃん……私でイッちゃって」
兄「いくよ。いくよ。いくよ……」
- 112 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/13(土) 00:24:59.35 ID:S35FRuKc0
>>110
たしかに。だがこれわこれでよい
- 113 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/13(土) 00:26:24.43 ID:9OqfjRp8O
>>105
まさか暴食シスターまでもが見てるとは・・・
- 114 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 00:26:35.15 ID:kUiP3Pnm0
妹「あっ……お兄ちゃん……あぁっ!」
兄「あぁっ……いいっ……もうイキそう……」
妹「お兄ちゃん……いいよ……あぁっあっあっあっ……」
兄「イクよ……イクよ……あぁイクっ!」
妹「あぁ〜っ……お願い……お願い……」
兄「出るっ! ああぁぁぁぁ〜〜っ! あぁ〜っ!」
妹「あぁ〜っ……あぁ〜っ……来た……」
兄「はぁ〜っ……イッちゃったよ……お前で」
妹「やった……やった……」
兄「俺さ、お前のこと、本当に好きだからな」
妹「ありがとう、お兄ちゃん……」
兄「だいじょうぶか? 痛くないか?」
- 115 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/13(土) 00:27:15.15 ID:FJ8GTGFs0
とりあえずエロ終わったら起こして
おやすみなさい
- 116 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 00:30:39.28 ID:kUiP3Pnm0
妹「わかんない……すごい感じちゃってるから……」
兄「抜こうか?」
妹「だめ……まだっ……そのまま」
兄「繋がってるな。離れないよ」
妹「こうしたかったの。お兄ちゃんと仲良くしたかったの」
兄「仲良くしちゃったな……」
妹「すごいよかった。こんな気持ちいいのが来るんだ」
兄「すごくなっちゃったな」
妹「初めてがお兄ちゃんで、ほんとよかった……」
兄「すごくよかったよ。お前も」
妹「この夏休み、うんと仲良くしてね、お兄ちゃん……」
兄「ああ。仲良くしような……」
【第3話 試着】おわり【第4話 笑顔】に続く
- 117 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/13(土) 00:44:40.78 ID:yfj6Kf8DO
これ何話くらいまでやる予定?
50話くらいやってやって!
- 118 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 00:52:33.14 ID:kUiP3Pnm0
【第4話 笑顔】7/27(火)22:00 晴れ(29度)
妹「お兄ちゃん、ただいま〜」
兄「お帰り〜。お疲れさま」
妹「ふぅ、あっつぅ〜〜い。あ〜早くシャワー浴びたい」
兄「うむ。そうするがよい」
妹「お兄ちゃんは浴びた?」
兄「うん。さっき浴びた」
妹「準備オッケーなんだ」
兄「何がだよ」
妹「晩ご飯はちゃんと食べた?」
兄「ああ、食べたよ。おかずが少し残ってるけど、食べる?」
妹「マックで済ませてきちゃったから、いいや」
兄「そうか。バイトしてるとタダで食べられるのか?」
- 119 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/13(土) 00:55:51.07 ID:HcP0ZyvC0
ふぅ
- 120 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 01:00:58.89 ID:kUiP3Pnm0
妹「タダじゃないんだな、これが。社員割引なんだよ」
兄「へぇ〜。ケチだな、あんなのタダでいいのに」
妹「あんなのとか言わない!」
兄「悪い悪い。じゃあ今度、店に行くから、サービスしろよ」
妹「うんいいよ。でもちょっと恥ずかしいな」
兄「じゃあさ、俺が客ね。店入った。カウンターに行った」
妹「ご注文はお決まりですか?」
兄「なんか照れるな。注文できないじゃないか」
妹「照れないでよ」
兄「とりあえず持ち帰りで」
妹「……シャワー浴びてくるね」
兄「どうぞどうぞ」
- 121 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 01:05:34.59 ID:kUiP3Pnm0
妹「……ふぅ、さっぱりさっぱり」
兄「お、湯上がり美人」
妹「あはは。惚れ直しちゃった?」
兄「真面目な話、お前は可愛いすぎるんだよ。しかもそんな格好で」
妹「バスタオル一枚だよ。これ取っちゃったら裸だね」
兄「ああ、そうだな」
妹「でも、無関心を装ってる?」
兄「うん」
妹「うつむいて、ニヤニヤしちゃって、無関心?」
兄「あ、そうだ、のど乾いた? カルピス飲むか?」
妹「えっ?」
兄「え、なんだよ。だからカルピス飲むか、って」
- 122 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 01:11:59.65 ID:kUiP3Pnm0
妹「ええっ?」
兄「正確に言えば、カルピスじゃなくてミルトンなんだけどな」
妹「え、ミルトンって? なに?」
兄「紙パックに入った乳酸飲料。薄めて飲むやつ。今日買ってきた」
妹「なぁ〜んだ」
兄「なぁ〜んだってなんだよ。変なこと想像したろ」
妹「……した。うまくできるかなぁって」
兄「やっぱりしたのか。俺も言っててヤバいなって思ったんだよ」
妹「して欲しいの? してあげよっか?」
兄「で、飲むのか? カルピス……じゃなくてミルトン」
妹「飲む〜♪」
兄「ミルトンの方だぞ」
- 123 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 01:17:46.53 ID:kUiP3Pnm0
妹「ねぇ、布団敷いていい?」
兄「いいよ。早いな」
妹「今日はもう、ゴロゴロするの〜」
兄「勉強は?」
妹「した。バイトの前に、自習室みたいなところで」
兄「予備校の?」
妹「そう。ザ・受験生って感じで」
兄「わかったわかった」
妹「ある時は受験生、またある時はマックのクルー、果たしてその正体はって感じで」
兄「頑張ったんだな。えらいえらい」
妹「ミルト〜ン!」
兄「わかったわかった。作ってくるよ……」
- 124 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 01:24:23.08 ID:kUiP3Pnm0
妹「……あぁ、おいしい。初恋の味?」
兄「そのキャッチコピーはカルピスの方だけどな」
妹「カルピスと全然変わらないね、これ」
兄「飲み比べるとちょっと違うんだよ。俺はこっちの方が好きなんだけどな」
妹「でもこういうの飲むと、夏って感じ〜」
兄「バスタオル一枚だしな」
妹「いいよ、いつ襲っちゃっても」
兄「機会うかがってるから」
妹「そうなんだ〜。じゃ、これ飲み終わったらね」
兄「でもお前もバイトでくたびれてるだろ?」
妹「今日は最初の時よりは楽だったよ。二回目だし」
兄「もう慣れたか?」
- 125 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/13(土) 01:27:58.23 ID:unn8GiKh0
C
- 126 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 01:30:41.65 ID:kUiP3Pnm0
妹「うん。やることは変わらないからね。店の感じもだいたいわかったし」
兄「向こうの店と違うところってある?」
妹「そうね、こっちのお客さんの方が注文とかキビキビしてるよ」
兄「へぇ〜」
妹「向こうのお客さんの方がカウンターでダラダラしがちかな」
兄「やっぱり地方は地方なのかね」
妹「やっぱりこっちは都会なんだな、って思ったな」
兄「変な客とかはいない?」
妹「ほとんどいないよ、うん」
兄「お前さ、告白されたり、メアド渡されたりはしないのか?」
妹「店じゃそういうの禁止だから。『いただけないことになってます』ってお断りするの」
兄「せっかく勇気出しても、いきなり玉砕なのか」
- 127 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 01:36:15.14 ID:kUiP3Pnm0
妹「『私はあなたに興味ありませんから』って言うよりマシでしょ?」
兄「そりゃそうだな。で、実際そういうことあった?」
妹「あったなあ、そう言えば。忘れてたけど」
兄「え、どんな話?」
妹「スーツ着た普通っぽい社会人の人が、メアドとかを書いた紙を渡そうとしたの」
兄「それでどうした?」
妹「『規則なので』って言って、受け取らなかった。ほんとに規則だけどね」
兄「もし何かもらったらどうする?」
妹「店長行き、かな? もらっても意味ないしね」
兄「マックの女の子に交際申し込みたかったら、店長を通さないといけないのか」
妹「規則ではそうなるのかもね。なんかヘンだけど」
兄「じゃあ俺も、これから店長に電話しないと」
- 128 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 01:41:47.52 ID:kUiP3Pnm0
妹「『兄ですけど、妹と仲良くしていいですか』って?」
兄「頭おかしいって思われるな、それ」
妹「お兄ちゃん、私に交際申し込んでくれるの? 仲良くしてくれるの?」
兄「なんだよ、そんなにニコニコしちゃって」
妹「スマイルスマイル」
兄「スマイル0円?」
妹「そうそう。今はメニューに載ってないけどね」
兄「スマイルを注文する人はいないのか?」
妹「一回だけあったよ。集団で来て、ギャグみたいな感じだったけど」
兄「『スマイルください』とか言われたのか?」
妹「そうそう。『いつもスマイルで頑張ってます』とかノリで答えちゃった」
兄「でも、お前のスマイルなら、注文したい人がいるかもしれないぞ」
- 129 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 01:47:19.23 ID:kUiP3Pnm0
妹「値段とかつけちゃって?」
兄「そうそう。一回100円とか」
妹「微妙な値段だな〜」
兄「そこはマックだから」
妹「サービス業って、難しいよね」
兄「なんだよ急に。仕事の悩みか?」
妹「お客様にサービスするのは当然だけど、ちゃんと受け取って欲しいとかね」
兄「サービスを?」
妹「サービスっていうか、気持ちっていうか。サービスの一方通行になると、ちょっとね」
兄「そうか。じゃあ俺がサービスしてやるよ」
妹「いいの。私がサービスするから」
兄「どんなサービスだよ」
- 130 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 01:52:23.63 ID:kUiP3Pnm0
妹「こんなサービス。感謝されるのが、一番嬉しいかな……」
兄「バスタオルをはだけるサービスだな。ありがとう」
妹「それだけじゃないよ。ほら」
兄「あっ……手でいきなりっ……」
妹「お兄ちゃんの格好いいのを触っちゃうサービスだよ」
兄「ヤバいだろ、もう」
妹「嬉しいな。感じてくれて。こんなになっちゃって」
兄「だってさ、お前の裸が目の前にあってさ、そんなにニコニコしててさ」
妹「じゃあ、もっとサービスしちゃおう」
兄「どんなサービス?」
妹「お口でするサービス♪」
兄「できるのかよ?」
- 131 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 02:01:31.90 ID:kUiP3Pnm0
妹「うまくできないかも〜。自信はないけど」
兄「無理しなくていいからさ」
妹「舌と唇と指を使うのは得意だけどね、うまく咥えられるかな〜」
兄「咥えたことないだろ?」
妹「イメージトレーニングはしてたんだけどね」
兄「どんなイメージトレーニングだよ?」
妹「私がね、舌でチロチロしてたら、お兄ちゃんにあそこ舐められちゃって……」
兄「それ、そういう想像でオナニーしてただけじゃないのか?」
妹「そうとも言うけど……」
兄「あとそれさ、シックスナインだろ?」
妹「そうかも」
兄「『そうかも』じゃなくて、そうだろ」
- 132 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 02:05:37.52 ID:kUiP3Pnm0
妹「じゃ、お口サービスしてみるね。練習で……」
兄「いきなり脱がすのかよ……」
妹「あっ、お兄ちゃんの、もうこんなに格好よくなってる……」
兄「そんなに格好いいか、これ?」
妹「うん。大好き。見ただけでジュンってなっちゃうよ」
兄「どれ。ジュンってなってるかどうか確かめるぞ……」
妹「あっ、だめぇ〜。お口サービスできなくなっちゃう」
兄「触られながらでもいいだろ」
妹「私のテクニックで、お兄ちゃんメロメロにさせたいんだもん」
兄「あっ……ほんとにお前の指づかい、上手いよな……」
妹「お兄ちゃんのために、トレーニングしてたからね」
兄「その舌の動きも……くぅっ……」
- 133 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 02:11:47.78 ID:kUiP3Pnm0
妹「ここの周りが感じるんだね……いっぱいチロチロしちゃうよ」
兄「手も絶妙だ……そんなうねるような動き……」
妹「うねうねしながら、包んじゃってるよ……かぽっ」
兄「あっ……く、咥えた……」
妹「チュパッ……チュポッ……チュゥ……ペロペロペロペロ……」
兄「あぅっ……そこ……あっ……軽くなのに」
妹「お兄ちゃん、気持ちいい? これ割と当たりかな?」
兄「あぁもう……そんなやり方なのに……感じるっ」
妹「イッちゃうのかなぁ。そうだといいなぁ……チロチロチロッ」
兄「あ……だっ……だめだもう……クンニしてやるっ」
妹「あっ……お兄ちゃん……急にっ……はぁぁっ!」
兄「ほらっ……クリトリス吸っちゃうぞ」
- 134 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/13(土) 02:13:01.39 ID:EyzjQVFE0
うーん…いまいち息子が反応せん
- 135 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 02:18:24.66 ID:kUiP3Pnm0
妹「はぁん! フェラが……できなくなっちゃうよ……あぁっ……」
兄「タラタラ溢れてきたよ。舐めとっちゃおうか?」
妹「お、お兄ちゃんに……やられちゃうぅ……」
兄「だってそうだろ。こんな風に弄られたりしたいだろ」
妹「あっ……あぁっ……ゆ、指入れちゃうの?」
兄「アナルの周りもな。感じるよな」
妹「ひ……ひゃあん……んんっ……んっ……あぁぁっ!」
兄「イッちゃうかな。イかされちゃうかな。クリトリスがいいかな」
妹「あ……あ……いぃ……いぃよぉ……あぁ〜っ」
兄「指と舌がいいみたいだな。こんな感じ?」
妹「は……あぅ……あっあっあっ……いぃ……いっ!」
兄「いいよ。イッちゃいな。イッちゃいな」
- 136 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 02:23:22.15 ID:kUiP3Pnm0
妹「はぁぁ〜〜ん! いくっいくぅ……いっちゃうよぉ……お兄ちゃん!」
兄「ああヒクヒクしちゃった。ブルブルしちゃったな。いい子だよ」
妹「あぁ……あぁっ……あっあっ……いいっ……ああっ……んん〜〜っ!!」
兄「クリでいっちゃったな。やっぱりすごく感じるんだな」
妹「んん〜っ……はぁん……やられちゃった……お兄ちゃんに……」
兄「よしよし。ペロペロ。ピンク色してて、可愛いよ」
妹「あぁっだめ……まだっ……まだだめなの……」
兄「イメージトレーニングどおりになったか?」
妹「いつも想像してたけど……こんなに……」
兄「よしよし。感じちゃったんだな。俺も嬉しいよ」
妹「あぁん……お兄ちゃん……エッチだよぉ〜」
兄「お前のせいだからな」
- 137 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 02:28:48.15 ID:kUiP3Pnm0
妹「私だけイかされちゃうなんて……ずるい……」
兄「ずるくないだろ。サービスサービス」
妹「だめ。私がサービスするって言ったのに〜」
兄「もう欲しくなっちゃった?」
妹「欲しい……けど……やっぱりお兄ちゃんイかせたい」
兄「う、どうしよう」
妹「そんなこと言ってると、しちゃうもん……ちゅぱっ」
兄「あぅっ……軽くされるのが……たまらない」
妹「うんと格好いいよ。透明なのがいっぱい出てきてるね……ぺろぺろっ」
兄「舌が……絶妙すぎるだろっ……あっあっ……ヤバいっ」
妹「格好いいのをよ〜く手でマッサージして……ぺろぺろ攻撃っ」
兄「速いっ……絡みついてくる……うぅ……あぁぁっ!」
- 138 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 02:34:47.65 ID:kUiP3Pnm0
妹「ぺろぺろぺろぺろっ……れろれろっ……つつつ〜……ちゅぅっ」
兄「あっ……いいっ……刺激が……」
妹「ぱくっ……ちゅぷっ……ちゅっちゅぱっ……べろべろべろ」
兄「うぁっ……イキそ……イキそうだっ」
妹「あっ……グーンって。お兄ちゃんの、パンパンになっちゃったね」
兄「あぅっああっはぁっ……もう……イクっ……もう……」
妹「お兄ちゃん、いいよっ……こっち見て。かぷっ」
兄「はああっ……イクっ! 出すよっ……飲んで……」
妹「んっんっんっんっ……んんっ……んんっ」
兄「んぐぁぁっ……はぁっ……出るっ……出る……」
妹「んーっ……んんーっ……ごっくん。フフ〜〜ン」
兄「はぁぁ〜〜〜っ……」
- 139 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/13(土) 02:39:12.28 ID:BLJmIGgpO
ふぅ
- 140 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 02:41:17.90 ID:kUiP3Pnm0
妹「ごちそうさまでした。おいしかったよ♪」
兄「あぁっ……何だよ、勝ち誇ったような顔して……」
妹「ぺろぺろぺろぺろ。綺麗にしましょ」
兄「うぅっ……イッたばかりだから……敏感で……」
妹「いっちゃっても、こんなに格好いいままなんだね。ふ〜ん」
兄「まだ硬いな……」
妹「サービス、ちゃんと受けてくれたね、お兄ちゃん」
兄「お前がこんなサービスしたら、軽く一回何万円とか値段つけられるな」
妹「やだな、お兄ちゃん、そんなこと考えてたの?」
兄「そういや女ってさ、値札がつく生き物なんだよな。男と違って」
妹「え、どういうこと?」
兄「男は逆に値札つけられないんだよな、一回いくらって相場がない」
- 141 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 02:48:12.35 ID:kUiP3Pnm0
妹「なんかちょっとやな感じ〜」
兄「ごめん。だってお前がスマイル100円とか言うから」
妹「100円って言ったのは、お兄ちゃんでしょ」
兄「まあそうだけどさ、スマイルの値段の話になったから……」
妹「なんか納得いかない……」
兄「納得いかない?」
妹「もっとする……」
兄「え、何がもっと?」
妹「だからぁ、もっと……」
兄「欲しいの?」
妹「サービスぅ……」
兄「サービス? どっちがどっちに?」
- 142 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 02:53:57.27 ID:kUiP3Pnm0
妹「どっちかなぁ?」
兄「頭なでなでサービス?」
妹「きゃあぃ」
兄「嬉しい?」
妹「お兄ちゃんに髪の毛なでられると、すごく嬉しいよ」
兄「そんなに嬉しそうな顔すると、俺も嬉しいぞ」
妹「ニコニコ〜」
兄「スマイル?」
妹「0円。スペシャルサービスだから」
兄「次はどんなサービス?」
妹「相互サービス……かな?」
兄「ゴム、着けちゃうぞ……」
- 143 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 03:00:33.75 ID:kUiP3Pnm0
妹「挿れてくれるの?」
兄「挿れさせてくれるのか?」
妹「今ならたいへんお求めやすくなっておりますよ」
兄「あ、もうお前の入り口が、開きかかってるな」
妹「や、や〜ん……。ねぇお兄ちゃん、私とするの、気持ちいい?」
兄「どうだったけかなあ。してみないとわからないなあ」
妹「そんなこと言う……」
兄「一昨日の二回目のときは、もう完全に良かったぞ」
妹「良かったよね、すごく」
兄「入ってく角度もいいし、中の締まりもすごくいいんだよな」
妹「そうなんだ〜。いいんだ」
兄「それからさ、お前が感じると、中で俺のペニスをクッって刺激するんだよ」
- 144 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 03:01:19.91 ID:kUiP3Pnm0
妹「え〜。きゃあ〜、エッチ〜」
兄「エッチだよ、お前の中」
妹「お兄ちゃんのせいだからね」
兄「お前はどうなんだよ。俺とするの、気持ちいい?」
妹「うん。触られるだけでも、女の子と全然感じ違うしね」
兄「そうなのか」
妹「中に入ってきたら、もうそれだけで光に包まれたみたいになっちゃって」
兄「すごいな、それ」
妹「それでね、お兄ちゃんの格好いいのが、中でグッって大きくなるんだよ」
兄「そうなると、お前がキュンキュン締めつけてくるぞ」
妹「あ、いっちゃうんだって思ったら、ぱぁ〜って感じてきちゃって」
兄「中でキュゥゥってなっちゃうんだな」
- 145 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 03:02:08.28 ID:kUiP3Pnm0
妹「もうだめ。そんなこと言われちゃうと……」
兄「仲良くしちゃおうか?」
妹「うん……もう……仲良くしなきゃだめなの……」
兄「だめだよな。こうするんだよな……」
妹「はぁぁっ……お兄ちゃんのが……入って来る……」
兄「あっ……あぁ……キツいのに……入りやすい」
妹「硬い……すごく硬いよ……格好いいよ……」
兄「中、すごいトロトロだ……ヌルヌルしてる」
妹「お兄ちゃん……身体合わせて……ギュッてして……」
兄「ああ。あっ……お前の肌、気持ちいいな」
妹「ひとつになってる……ひとつになってるよぉ」
兄「あぅっ……締まりがいいっ……奥まで突くからな」
- 146 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/13(土) 03:02:42.29 ID:unn8GiKh0
C
- 147 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 03:02:53.53 ID:kUiP3Pnm0
妹「お兄ちゃんが……どんどん奥まで来ちゃう……」
兄「ああ。もう溶けそうだ……」
妹「ねぇ奥が……奥が……感じちゃってる……」
兄「あぁっ……いいんだよ……奥で感じな……」
妹「あ……波が……んっんっあああっ……」
兄「うぉっ……のけぞるんだ……おっぱいがキュッって」
妹「お……お兄ちゃん……イッちゃうよぉ……」
兄「あぁすごいっ……ペニスに食いついてくる……」
妹「イクぅ……イッちゃう……あっあっあっあっ……」
兄「突くよ。突くよ。こうだよ。こう……」
妹「そう。そう。そう。お兄ちゃん……好きっ……」
兄「あぅっ……出そうだ……イこう、一緒にイこう……」
- 148 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 03:03:47.05 ID:kUiP3Pnm0
妹「うん。うん。お兄ちゃん……決めてっ」
兄「ああっ……キュッて……あ、イクっ……イクよ!」
妹「あぁん……いいっ……んんんっ……ああっ!!」
兄「ああああっ……うぅっ!! ああっ……出る……出るよ……」
妹「あぁ〜〜っ!! ああああああ……すごい……」
兄「ふっ……はぁ〜っ……お前の……中に……」
妹「おにぃ……ちゃん……動いてる……中で……」
兄「一緒に……イッたよ」
妹「あぁっ……大好き……」
兄「はぁっ……上手にイけたな。可愛いよ」
妹「お兄ちゃんも、上手にイけたね。可愛いね」
兄「なんだよ……可愛いなんて言って……」
- 149 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 03:04:51.52 ID:kUiP3Pnm0
妹「嬉しい……ちゃんと一緒にイけたよ」
兄「よかったよ。ぴったりだったな」
妹「どんどんよくなるぅ……お兄ちゃんが最高だよ……」
兄「ああ。身体がすごく合う」
妹「どうしよう。お兄ちゃんがこんなに良くって……」
兄「な。どうしような。こんな……」
妹「もっともっと欲しい……」
兄「ああ。俺も欲しいけど……」
妹「ずっと仲良くしてたいの……でも……」
兄「一緒にいられる間だけだからな、仲良くできるのは」
妹「うん。わかってる。わかってるよ」
兄「お前とこうしていられて、幸せだよ……」
【第4話 笑顔】おわり
- 150 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/13(土) 03:05:57.49 ID:HcP0ZyvC0
先輩を攻略して欲しい
- 151 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/13(土) 03:07:01.11 ID:HdjxeL20O
エロ描写下手くそすぎだろ…
もう書かなくていいよ。
- 152 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/13(土) 03:07:03.53 ID:unn8GiKh0
妹とだけでいいんだよ!
- 153 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 03:07:10.02 ID:kUiP3Pnm0
ここまで読んでくださった方ありがとうございます
寝落ちします
もしスレ残ってたら話を続けます
- 154 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/13(土) 03:10:36.75 ID:h/sf0+1l0
おつ
- 155 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/13(土) 03:44:45.04 ID:C1jzp4A40
先輩の方も興味ある
- 156 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/13(土) 04:30:32.12 ID:d45xVnEfO
何か違和感が…
なんなんだこれは
- 157 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/13(土) 04:43:17.54 ID:S35FRuKc0
う〜ん、確かに面白いんだがエロが多すぎるな
もっとふつうにイチャイチャしてるのを機体 C☆
- 158 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/13(土) 04:53:29.60 ID:BLJmIGgpO
この>>1、前にクリスマスとかなんかで書いてたヤツと文が似てる
- 159 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/13(土) 05:10:28.98 ID:PEUEhwZlO
なんていうか
目にハイライトが無いキャラを見ているような感じ
- 160 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/13(土) 07:27:20.96 ID:osmYZemw0
麻から息子に挨拶されたよ
- 161 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/13(土) 08:37:28.35 ID:PJKycE+CO
保守
- 162 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/13(土) 08:38:25.63 ID:xzHdLEIeO
段々と仲良くなってきていよいよ結ばれる…みたいな感じじゃないから感情移入しにくいよね
気がついたら「え?もう?」みたいになってた
後エロシーンの描写ってか会話がやたらと説明文くさい
状況だけ次々説明してる感じがする
- 163 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/13(土) 11:10:46.16 ID:YptWOrHzO
文句言うなよ
- 164 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/13(土) 11:32:31.77 ID:9OqfjRp8O
>>163
文句じゃなくて感想だろ
それとも黙って見てるか誉めるかしかしちゃいけないの?
- 165 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/13(土) 12:20:58.93 ID:YP2opUEg0
ほ
- 166 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/13(土) 14:07:10.72 ID:3+jiwCOI0
ん?
- 167 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/13(土) 14:11:18.52 ID:fUhgSZgw0
受けないからって慣れないエロに走っちゃダメダヨ
- 168 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/13(土) 14:16:56.17 ID:gdVsGCDqO
俺は好きだ。支援する
- 169 名前:やる夫 ◆yaruo..mWw [-・- ・・- --・ --- ・-・] 投稿日:2010/11/13(土) 15:05:19.71 ID:vBigb9mSO BE:383393434-2BP(8613)
sssp://img.2ch.net/ico/sii_folder.gif
ほ
- 170 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 15:27:46.89 ID:kUiP3Pnm0
保守ありがとうございます
自分でも失敗作だと感じますので
感想やご意見は非常に参考になります
スレ残ってれば続けると書いたので
もう1話だけ続けてみて
その後打ち切るかどうか決めたいと思います
- 171 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 15:30:09.70 ID:kUiP3Pnm0
【第5話 花火】8/07(土)18:30 晴れ(30度)
妹「お兄ちゃん、今ドンドンドーンって音が鳴ったよ……」
兄「ああ、そういや今日だったな。忘れてた」
妹「今日って?」
兄「花火大会。今のは予告だろうな」
妹「花火? どこでやってるの?」
兄「河原で打ち上げるんだ」
妹「川って、ここからそんなに遠くないよね。電車乗ったら、すぐ橋渡るもんね」
兄「ちょっと見に行く? あと1時間ぐらいで始まると思うんだけど」
妹「行きた〜い。連れてってくれるんだ〜」
兄「これから会場まで行くのはちょっと無理だろうけどな」
妹「じゃあどうするの?」
兄「この近所で、花火見物できるスポットがあるんだ」
- 172 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 15:32:49.57 ID:kUiP3Pnm0
妹「え、どこ?」
兄「ちょっと行ったところのコンビニ。普段行かない方」
妹「そこのコンビニから見えるの?」
兄「うん。コンビニの横に駐車場があって、そこから見えるんだ」
妹「なんでそんなとこ知ってるの、お兄ちゃん?」
兄「去年の花火大会の日に、たまたま通りかかったんだよね。そしたら花火が見えてさ」
妹「へぇ〜。一人で見てたの?」
兄「うん。まあそう」
妹「なにその『まあ』って?」
兄「行ってみればわかるから」
妹「いつ行く?」
兄「もう少ししたらな。開始時間、調べておくよ……」
- 173 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 15:36:23.53 ID:kUiP3Pnm0
(30分後)
妹「……ねえねえ、もうそろそろかな? 外、暗くなってきたし」
兄「うん。そろそろ行こうか」
妹「この格好でいいよね」
兄「いいんじゃない。近所に行くだけだから」
妹「浴衣とか持ってないしね」
兄「浴衣、着たかったのか?」
妹「う〜ん。わかんない」
兄「今日だったら、外は浴衣じゃかえって暑いだろうしな」
妹「何か持ってく物ある?」
兄「ん、一応敷物を持ってくけど」
妹「じゃ、早く行こうよ!」
兄「よし。行こう」
- 174 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 15:39:29.50 ID:kUiP3Pnm0
妹「……わーい。お兄ちゃんとデートだ。花火デート!」
兄「会場に行って見るわけじゃないから、そんなに期待しないでくれ」
妹「こっちの方向行くの、初めてだなぁ」
兄「ここをずっと歩いて行くと、川まで行けるんだよ」
妹「この辺にもだいぶ慣れたけど、まだまだ全然知らない所ばっかり」
兄「うちから駅の方向ぐらいしか、行く用事ないもんな」
妹「二人で旅行に来てるみたいだね。知らない街に」
兄「実際そうなんだけどな。二人で遠くに来てるんだよな……」
妹「フフ。いったいどこなんだろうね、ここ。灯りが少ないね」
兄「見知らぬ住宅街だな。見知らぬ誰かが住んでる」
妹「私が知ってる人は、お兄ちゃんだけ」
兄「意味深だな、それ」
- 175 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 15:41:59.89 ID:kUiP3Pnm0
妹「そう? そんなつもりで言ったんじゃないけど」
兄「あ、あそこの信号のある通りな。コンビニは右に曲がってちょっと行ったところ」
妹「うん。二人きりの短い旅も終わりを告げる時が来たんだね」
兄「どんな旅番組だよ、それ」
妹「ふぅ。明るい通りになった」
兄「こっちこっち……あ、あそこのコンビニだ」
妹「えっ、あっ、ちょっとにぎわってるよ」
兄「ここな。駐車場。やっぱり結構人来てるんだな」
妹「ここ、すっかり見物会場じゃない。店まで出てる!」
兄「出店は隣のコンビニのだよ」
妹「へぇ〜。隠れた穴場スポットなんだ。お兄ちゃん、さすが〜!」
兄「お前に花火見せようと思ってさ、去年から探したんだよ」
- 176 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/13(土) 15:43:56.38 ID:gVu5R64B0
これは暗い話にはならないよね?
- 177 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 15:45:16.88 ID:kUiP3Pnm0
妹「すご〜い。ありがとうお兄ちゃん! 一年かけて探したんだ!」
兄「そうそう。雨の日も風の日も、見物スポットを探して……」
妹「でも今日花火大会があること、忘れてたよね?」
兄「……ま、これだけ人いるってことでさ、ここから花火見えるってわかるだろ」
妹「うん。隣にコンビニもあって、すごい便利」
兄「まさにコンビニ。とっても便利」
妹「どこのCMですか、それは?」
兄「お前さ、すごい可愛いな、今日」
妹「今日だけ? 今日だけかな?」
兄「わかったよ。いつもだよ。いつも可愛いよ」
妹「キスしちゃう……チュ」
兄「あ……」
- 178 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 15:48:19.90 ID:kUiP3Pnm0
妹「ねえ、どこに座る?」
兄「ん……あ……じゃあ、この辺で。敷くよ」
妹「まだ時間あるよね?」
兄「まだもうちょっとあるな」
妹「コンビニでなんか買ってくるね」
兄「うん。俺にも食べるものを……はい、小遣い」
妹「わーい。お兄ちゃんありがとう。何買ってくる?」
兄「何でもいいよ。おにぎりとかパンとか」
妹「からあげとかチキンとか?」
兄「弁当とかでもいいや。何残ってるかわからないしな」
妹「オッケー。デザートとか私とかは?」
兄「最後のやつはどこにも売ってないと思うぞ」
- 179 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 15:51:18.82 ID:kUiP3Pnm0
妹「……食べるもの買ってきたよ。まだ始まってないね、花火」
兄「うん。まだだ。でも、あっちの集団はもう始まっちゃってるよ」
妹「すっかり出来上がっちゃってるね、あのおじさん」
兄「俺もビール飲むか。買ってくる」
妹「お兄ちゃん、はいビール♪」
兄「なんだよ……気が利いてるな」
妹「どさくさに紛れて、買えちゃった。未成年なのにね」
兄「俺のために、そんな危険を冒してまで」
妹「お兄ちゃんがどうしても飲みたいかなぁって思って」
兄「お前、さては俺を酔わせる気だな」
妹「ウチワも貰ってきちゃったよ〜」
兄「ここにいると、ほんとお祭りムードだな」
- 180 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 15:54:05.96 ID:kUiP3Pnm0
妹「……そろそろ?」
兄「そろそろ時間だな」
妹「わくわくしちゃうね」
兄「まだかな」
妹「まだかなまだかな」
兄「おっ」
妹「来たぁ〜!」
兄「一発目!」
妹「わ〜いわ〜い! はなびはなび〜!」
兄「ドンドンドンって来た!」
妹「すごいね。気前いいね」
兄「何千発打つんだったかなぁ。さっきチェックしたのに忘れた」
- 181 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 16:01:05.29 ID:kUiP3Pnm0
妹「……花火の色、綺麗だね。鮮やかだよね」
兄「あっ、キラキラして散っていった」
妹「昔より、ずいぶん進化してる感じ」
兄「そのうち、変わり花火とか打つんじゃないか?」
妹「変わり花火って?」
兄「ドラえもんとか」
妹「言ってる先から何か来たよ。あっ、土星だ」
兄「土星だ土星だ」
妹「あれっ、これは……顔? スマイル?」
兄「スマイルだな」
妹「お星さま〜! 星型のなんかもできるんだ〜」
兄「すごいねー」
- 182 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 16:07:15.85 ID:kUiP3Pnm0
妹「ほら、ハートだよ。ハート型」
兄「カップルは大喜びだな」
妹「こんな風に?」
兄「どんな風だよ」
妹「ほっぺに……チュッて……」
兄「ウチワでさ、隠そうよ」
妹「隠したら、こうなっちゃうよ」
兄「こうか?」
妹「見えないね、周りから」
兄「そんないたずらっぽい目、しやがって」
妹「そう?」
兄「チュッ……」
- 183 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 16:11:47.90 ID:kUiP3Pnm0
妹「あっ、今あそこのちっちゃい子がね、面白かった〜」
兄「なになに?」
妹「花火指さして『見て、見て〜』ってみんなに教えてたんだよ」
兄「あっはっは。みんな花火見てるんだけどな」
妹「そう。『見て、見て〜』って言ってる後ろで花火あがってるの」
兄「自分は見てないんだ」
妹「みんなに教えてる間は、見逃してるんだよね」
兄「うわぁ〜っ。大きいの来た」
妹「うわぁ〜っ。すごい響いたね、ドンって」
兄「綺麗綺麗」
妹「わ〜綺麗。空いっぱいだ」
兄「ああ、夏なんだなあ」
- 184 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 16:17:27.41 ID:kUiP3Pnm0
妹「……もうこれ、エンディングみたいだね」
兄「ラストスパートかけてるな」
妹「いっぱい花火見たから、もう私、花火酔いしちゃってるよ」
兄「俺もビール酔いしちゃってるよ、すっかり」
妹「酔っぱらい同士、くっついちゃってるね〜」
兄「くっついちゃってるね〜。暑いのに」
妹「お兄ちゃん、ほら、もう終わちゃうよ。見て、見て〜」
兄「見る。見る〜」
妹「すごいすご〜い」
兄「わ〜。すごいなこれ……でかい」
妹「あぁ〜。終わっちゃった〜」
兄「ああ、終わった〜」
- 185 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/13(土) 16:21:33.35 ID:/XBKcU7a0
sienta
- 186 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 16:24:14.47 ID:kUiP3Pnm0
妹「花火見た後って、ドキドキが止まらないよね」
兄「そうだな。頭の中でまだ花火が上がってるみたいだ」
妹「お兄ちゃん、なんか今日、すごい素敵だよ」
兄「今日だけ?」
妹「うん。今日だけ」
兄「今日だけかよ」
妹「うん。そう」
兄「いつもじゃないのか」
妹「いつもって言って欲しい?」
兄「いや、別にいいよ」
妹「このぉ。無理しちゃって」
兄「花火、良かったな」
- 187 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 16:28:47.68 ID:kUiP3Pnm0
妹「うん。お兄ちゃん、素敵だね……今日も!」
兄「……まあな」
妹「調子に乗っちゃってぇ。この酔っぱらい」
兄「そしてお前は、世界で一番可愛い」
妹「もう……ただでさえドキドキしてるのに〜」
兄「ほんとはお前に浴衣を着せたかったな」
妹「ほらね。私だって浴衣姿、お兄ちゃんに見せたかったよ〜だ!」
兄「来年は、お前に似合う可愛い浴衣を買ってやる」
妹「お兄ちゃん……好きだよ……」
兄「さあ、うち帰って、仲良くしようか」
妹「お兄ちゃんから誘ってくれるんだ」
兄「欲しいよ……」
- 188 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 16:35:39.00 ID:kUiP3Pnm0
妹「そんな大胆なこと言う……」
兄「照れてる?」
妹「恥ずかしいな……すごく……」
兄「どうしたんだよ」
妹「今ね、身体が先に、答えを言っちゃったみたいで……」
兄「何て?」
妹「お兄ちゃんに『欲しい』って言われた瞬間……こぼれて来ちゃった」
兄「えっ?」
妹「ちょっとだけタラ〜ッて。もう。もうもう。お兄ちゃんのエッチ!」
兄「なんで俺がエッチなんだよ」
妹「だって……だってだって……」
兄「ほら、帰るよ」
- 189 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 16:40:39.55 ID:kUiP3Pnm0
妹「あっ……また。そういう言い方すると、すごい反応しちゃう」
兄「で、誰がエッチだって?」
妹「だから、お兄ちゃんでしょ。わかったら、手つないで帰ろう。ねっ♪」
兄「ああ。ここなら、知ってる人に会うこともないだろうしな」
妹「わかんないよ。私のバイトの知り合いとかいたりして」
兄「見られたらどうする?」
妹「謎めいてていいんじゃない。あれ、あの男の人、誰だろうって」
兄「実は、兄でした」
妹「仲良しの兄妹ですね」
兄「そりゃあ仲良くしてますから」
妹「ねぇお兄ちゃん、うんと仲良くしてね……」
兄「うんとだぞ……」
- 190 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 16:47:03.03 ID:kUiP3Pnm0
(帰宅)
妹「……シャワー、一緒に浴びようか?」
兄「浴びようか」
妹「汗かいたよね。私がお兄ちゃんの身体洗ってあげる」
兄「じゃ俺も、洗ってやるよ」
妹「洗いっこしちゃうの?」
兄「エッチだな」
妹「私、今日すごいエッチかもね」
兄「ようやく認めたな」
妹「お兄ちゃんのせいだからねっ!」
兄「……ほら、早く来いよ。入るぞ」
妹「あっ、お兄ちゃん、もう脱いじゃってるぅ。裸だ」
兄「お前も脱げよ」
- 191 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 16:52:28.15 ID:kUiP3Pnm0
妹「えーっ。脱がされちゃう」
兄「『えーっ』じゃないだろ、シャワー浴びるんだから。脱がされたい?」
妹「うん……」
兄「じゃ、まずTシャツな」
妹「汗でべとべとだよ。張り付いちゃってるよ……」
兄「はい、両手を挙げて……よいしょ、よいしょ……」
妹「ふぅ、脱げた。あっ、お兄ちゃんのが、すごく格好よくなった」
兄「いいから。次はブラな」
妹「えーっ」
兄「ほら、もう外れたよ。ポロって。可愛いのが」
妹「隠しちゃう……」
兄「隠れてないよ。見えてるよ」
- 192 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 17:02:32.54 ID:kUiP3Pnm0
妹「隠しちゃう……ふりなの……」
兄「さあ、後はショーパンとパンツな」
妹「やぁっ。恥ずかしいよぉ」
兄「濡れちゃってるから?」
妹「もぉっ。自分で脱いじゃう」
兄「すっぽんぽーん。ほら、こっち来な」
妹「裸にされちゃった……」
兄「シャワー攻撃だぁ」
妹「ああ、気持ちいい。ふぅ……」
兄「俺も俺も」
妹「はい。汗流すよ。暑かったね、今日も」
兄「ほんとにずっと暑いよな。ああ、気持ちいい」
- 193 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/13(土) 17:07:03.57 ID:+at57tC20
C
- 194 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 17:07:06.21 ID:kUiP3Pnm0
妹「じゃあ、洗ってあげるからね」
兄「お願いします」
妹「私もボディソープをつけて……っと。胸でお兄ちゃんの背中洗っちゃう!」
兄「うぉ」
妹「気持ちいいよね? お兄ちゃんの、すごいピーンってなったよ」
兄「もうたまんないって……」
妹「私も……気持ちよくなっちゃうよ……」
兄「お前の胸、柔らかくて……弾力があって……」
妹「腕とか足も洗うね。それからお尻も綺麗にしましょ……」
兄「サービスいいな」
妹「お兄ちゃんの格好いいのも、いっぱい洗っちゃうからね」
兄「あぁっ……くっ……」
- 195 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 17:12:12.61 ID:kUiP3Pnm0
妹「念入りに洗いま〜す。下から上まで、きれいきれい」
兄「あぁ感じる……ヤバい……」
妹「すごく上向いちゃってるよ。あっ、糸引いてきちゃったよ。ほら……ねっ」
兄「なあ、もうギリギリだよ。イッちゃいそうだよ」
妹「出しちゃってもいいよ。どうする?」
兄「だめ。だめ。お前の中でイキたい」
妹「あーん、そんな言い方すると……欲しくなっちゃうよぉ」
兄「もったいないだろ、俺が今イッちゃうと」
妹「早く欲しいのに……ここじゃ……生じゃだめなのにぃ……」
兄「じゃあ、さっさとお前も洗って、上がろうか」
妹「うんっうんっ」
兄「まず背中な。ゴシゴシゴシゴシ」
- 196 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 17:17:55.84 ID:kUiP3Pnm0
妹「わーい。ありがとう」
兄「胸もな。ほら。こうすると感じるだろ?」
妹「あっ……んんっ……洗ってるんじゃなかったの?」
兄「腰が動いちゃってるぞ」
妹「だってぇ……指が……お兄ちゃんの指が……」
兄「ちゃんと洗わないとだめだろ?」
妹「こんなにじっくり洗われちゃうの?」
兄「そう。乳首がピンってなってるし」
妹「あーっ。やらしいよ……エッチだ!」
兄「よぉく洗ってるだけだよ」
妹「お兄ちゃんの硬いのが……お尻に当たってる……」
兄「お前のお尻、こんなにプリってなっちゃって」
- 197 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/13(土) 17:19:58.70 ID:gVu5R64B0
C
- 198 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 17:23:38.95 ID:kUiP3Pnm0
妹「あ……そこ……しちゃうの?」
兄「フェイントフェイント。足も洗わなきゃな」
妹「ん〜っ……」
兄「そうか、やっぱり大事なところも洗わなきゃダメか」
妹「ええっ……洗っちゃうの?」
兄「俺の硬いやつで洗うぞ」
妹「お兄ちゃんの格好いいので? 洗っちゃうの?」
兄「そう。こうやって挟んで……」
妹「だめ……危ないよ……ちょっと角度変えたら入っちゃいそう……」
兄「ああっ。すごいヌルヌルだ」
妹「だって……だってぇ」
兄「ああっ……ちょっとヤバいな……入りそうだ」
- 199 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 17:29:18.14 ID:kUiP3Pnm0
妹「ほんとにだめ……生じゃだめだから」
兄「そうだよな。じゃ、指で洗うからな」
妹「え〜っ……」
兄「ほら。ヌルヌルしてるところの周りを、こう……」
妹「ん……そんなとこ、いじっちゃうの……?」
兄「周りだけじゃないぞ。ここもクリクリって」
妹「ああっ……だめ……」
兄「だめじゃないだろ。好きなんだろ」
妹「お兄ちゃんの指が好き……あぁん、中に入ってきちゃう……」
兄「俺の指も、中が好きだってさ」
妹「あ……いや……あっあっ……」
兄「可愛いな。感じちゃいな。いっぱい感じちゃいな」
- 200 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 17:35:58.46 ID:kUiP3Pnm0
妹「いっぱい刺激する……うっ……んんっんっんっ」
兄「おっぱいも?」
妹「あぁあっ……いぃ……いぃ……イッちゃう……」
兄「イッちゃいな」
妹「イッちゃうよ……イッちゃう……あっあっあっあっ……あ〜っ!!」
兄「イッちゃった?」
妹「あぁん……はぁあん……もうだめ……もうだめ……」
兄「よしよしよしよし。ガクガクしちゃったな」
妹「あぁっ……お兄ちゃん……ちょっと意地悪……」
兄「もう意地悪しないから。仲良くしような」
妹「早く……もう早く上がろう……仲良くしよう……お兄ちゃん……」
兄「ああ。もう我慢できないよ……」
- 201 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 17:41:21.67 ID:kUiP3Pnm0
(風呂上がり)
妹「お兄ちゃん……抱っこして……」
兄「座り抱っこ?」
妹「うん」
兄「ちょっと待って。着けるから」
妹「うん。うん……」
兄「ほら。おいで。抱っこするぞ」
妹「うん。うん。お兄ちゃん……」
兄「このまま欲しい?」
妹「欲しい。欲しいよ。もうこのまま挿れちゃって……」
兄「行くよ……」
妹「はぁあっ……あぁああんっ!」
兄「あああっ! いぃっ!」
- 202 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 17:47:01.66 ID:kUiP3Pnm0
妹「はぁんはぁっはぁっ……おにぃ……お兄ちゃん……」
兄「ああすごい。締まってるっ」
妹「あっあっあっあっ……ふぅぅぅうん……」
兄「すぐイッちゃいそうだ……こ、こんなっ……」
妹「うん。うん。お、奥に……奥に来るよぉ……頭の芯まで……」
兄「最高。最高だよ」
妹「ねぇ……私……ヒクヒクしちゃってるよ」
兄「イッちゃってる?」
妹「もう……さっきから……ずっと……」
兄「ちょっと待とうか」
妹「うん。このまま。このまま。じっとして」
兄「キスするよ……」
- 203 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 17:53:14.92 ID:kUiP3Pnm0
妹「はぁっ……お兄ちゃん……好き……好き……」
兄「好きだよ……このおっぱいの弾力も……」
妹「ああっ……そんな……感じさせちゃうの?」
兄「そう。こうやって……手と舌を使って……」
妹「んっ……あぁっ……やっ……」
兄「やじゃないだろ?」
妹「もう……もうっ……」
兄「あっ……キュンって締めつけて来る……」
妹「気持ちいい? 気持ちいい?」
兄「いいよ。すごい気持ちいい……」
妹「あぁっ……お兄ちゃん……あっ!」
兄「突くよ。突くよ。もう……このまま……」
- 204 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 18:00:22.67 ID:kUiP3Pnm0
妹「いいよ……いいよ……いつでも出しちゃって……」
兄「好きだよ。好きだよ。好きだよ……」
妹「あっあっあっあっ……花火が……頭の奥で……」
兄「お前の中に……打ち上げたい」
妹「んんんんっ……来るっ……来ちゃうっ」
兄「イクよ……イクよっ……お前の奥でっ!」
妹「打って……お兄ちゃんっ……いっぱい……打ち上げて」
兄「ああ、もうっ……こ、こんなっ……」
妹「おっきくなってく……お、お兄ちゃぁ〜ん!」
兄「あイクっ……イキそうっ……すごい……」
妹「おっきぃ……いま……いまっ……今来てぇ!」
兄「あああっ……出るっ!」
- 205 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 18:01:21.04 ID:kUiP3Pnm0
妹「あああああん……イッちゃう……イッちゃうよぉ!!」
兄「はあああぅ……ああああっ……ああああああ!!」
妹「来たっ……来てるぅっ……あぁっあぁっあぁっ」
兄「あぁっ……あぁっ……出てるよ……出てるよ」
妹「うん。うん。うん。うん。んんんっ……」
兄「はあっ……こんなにいっぱい出る」
妹「すっごい……すっごい……おにぃ……ちゃ……」
兄「はぁ〜っ……は〜っ……は〜っ」
妹「ビクンビクンってする……あっ……まだ動いてる」
兄「お前も……身体中震えてる……」
妹「ねぇ。ねぇ。目の後ろの方で、花火が上がってるの」
兄「ああ。わかるよ。何度も繰り返し上がってるよ」
- 206 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 18:02:25.88 ID:kUiP3Pnm0
妹「ねぇお兄ちゃん、上に乗って……」
兄「このまま? 入れたまま?」
妹「こう。そう。あっ、抜けなかったね。このまま。身体重ねて……」
兄「中で、ぴったり食いついてるな」
妹「ぴったりだね。うんと仲良しだね」
兄「気持ちいいよ、すごく」
妹「お兄ちゃん……ずっと入れてて……」
兄「ああ。好きだよ。好きだよ」
妹「好き……好き……お兄ちゃん……」
兄「世界で一番可愛いよ……」
妹「このまま、寝ちゃおうか……」
兄「いいのか、寝ちゃって? 明日も夏期講習だろ?」
- 207 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 18:03:22.30 ID:kUiP3Pnm0
妹「だいじょうぶ。明日で3つ目のコースが終わりだし」
兄「それで帰っちゃうのか、明後日から……」
妹「でも一週間だけだし。またすぐ戻って来るから。ねっ♪」
兄「なんだよ、学校の用事って?」
妹「いろいろあるの。親にも顔見せなきゃでしょ?」
兄「兄妹仲良くやってます、ってか」
妹「荷物持って帰ったり、持って来たりもするしね」
兄「一週間か……」
妹「長いかな? 短いかな? でもすぐだよ、きっと」
兄「ふぅ……なんかぼんやりしてきた……」
妹「お兄ちゃんも、眠くなっちゃったみたいだね。おやすみ……」
兄「うん。おやすみ……」
【第5話 花火】おわり
- 208 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 18:04:55.51 ID:kUiP3Pnm0
ちょっと外出します
- 209 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/13(土) 18:05:59.99 ID:zjg6kHcRO
妹「お兄ちゃんの精子花火すごいの ハァハァ」
兄「あぁ…気持ち良かったな」
妹「そうだねハァハァ でもお父さんの方がおっきいかも…」
兄「!!!」
妹「お兄ちゃんごめんね…私、お父さんともズボズボしちゃってるの。感じすぎていつも濡れ濡れなんだよ」
兄「なん…だと!?」
父「そのとーり」
- 217 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 22:39:40.51 ID:kUiP3Pnm0
【第6話 兄妹】8/10(火)21:00 曇り(27度)
女「送信、……と」
兄「あ、メールだ……。先輩からか」
女《今日ちょっと行っていいかな? トウモロコシがあるんだけど》
兄「返事しよう……。いや、電話……と……」
女「もしもし?」
兄「もしもし」
女「はいはい」
兄「はい」
女「はいですか?」
兄「はい」
女「じゃあ行くね」
兄「はい」
- 218 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 22:41:03.65 ID:kUiP3Pnm0
女「……こんばんは〜。お邪魔します」
兄「こんばんは。どうぞどうぞ」
女「また、トウモロコシ茹でたやつだけど。食べるよね?」
兄「食べます食べます。大歓迎ですよ。美味しいから」
女「だよね〜。ほんと美味しいよね、トウモロコシ」
兄「今日はちょっとだけ涼しいですね」
女「え、そう? ずっと暑いからもうわかんなくなってるよ」
兄「やっとちょっと雨が降ったんですよ」
女「あ、そうだよね。久々に雨降ったって感じ」
兄「おかげで畑の水やりをサボることができました」
女「もう、すっかり日課だよね」
兄「小作人の勤めですから」
- 219 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 22:43:10.85 ID:kUiP3Pnm0
女「またそんなこと言う。でもほんとにありがとうね。お父さんも助かってるって」
兄「今年の夏は暑くて、全然雨が降らないですからね」
女「水やりは大事ね。このトウモロコシもキミのおかげだ」
兄「じゃあ、遠慮なくいただきますよ」
女「どうぞどうぞ。召し上がってください。今日着てるそれ、似合ってるね」
兄「あ、これ? 甚兵衛なんです。夏は涼しくっていいですよ」
女「陶芸家みたい。格好いいよ」
兄「先輩、いま暇なんですか?」
女「……座っちゃったよ。忙しそうに見える?」
兄「いえ」
女「今、キミは暇かな?」
兄「忙しそうに見えますか?」
- 220 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 22:45:39.30 ID:kUiP3Pnm0
女「フフ……見えない。じゃあさ、ちょっとお酒でも飲む?」
兄「おや」
女「え、何かヘン?」
兄「珍しいですね。そんな気分なんですか?」
女「そうね」
兄「いいですよ。と言っても、焼酎ぐらいしかないですけど」
女「うん、いいよ焼酎で」
兄「焼酎でいいんですか?」
女「結構好きよ。トウモロコシ食べながら飲もう」
兄「へえ、そうなんですか。ビールとかの方がいいかなって。夏だし」
女「あ、ビールも美味しいよね。夏は」
兄「買ってきましょうか、ちょっと」
- 221 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 22:49:11.66 ID:kUiP3Pnm0
女「いいよいいよ、わざわざ」
兄「酒屋の自動販売機かコンビニで、すぐ買って来ますから」
女「焼酎でいいよ。行かないでぇ〜」
兄「え。え。はい……。ひょっとして先輩、寂しいとか?」
女「……そういえば、妹ちゃん帰っちゃったんだね」
兄「昨日いったん田舎に帰りました。でもまた今週末に来ますんで」
女「わざわざ往復すると、電車賃とか大変じゃない?」
兄「じゃあ、焼酎持って来ますよ。ちょっと待ってください……」
女「ありがとう」
兄「……そうだ。焼酎を割るものがないんですけどー」
女「大丈夫。ロックで行こう!」
兄「豪快ですねー」
- 222 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/13(土) 22:54:03.58 ID:Nkvnb6s80
この展開は・・・
- 223 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 22:54:26.23 ID:kUiP3Pnm0
女「それとお水もお願い〜。別のコップで」
兄「……はい。これでいいですか?」
女「オッケー。サンキュー!」
兄「先輩、『青春18キップ』って知ってます?」
女「『青春18キップ』? ちゃんと知ってるよ。一応、旅行会社勤務ですから」
兄「あ、そうですよね。うちの妹、往復にそれ使ってるんですよ」
女「へぇ〜、面白いね。妹ちゃんって、『鉄子』だったりする?」
兄「そういうわけじゃないですけど。旅気分と節約のためとか言ってます」
女「5枚で1万いくらだから、片道2千円ちょっとかぁ。やっぱり安いよね」
兄「新幹線代とか考えると、安いですよね。高速バスよりも全然安いんじゃないかな」
女「でも、普通電車でしょ? 帰るのにすごい時間かかるんじゃない?」
兄「朝ゆっくりこっち出て、夕方には着いたみたいですよ」
- 224 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 22:56:52.89 ID:kUiP3Pnm0
女「そんなもんなんだ。案外近いんだね」
兄「近いような、遠いような……ですよ」
女「キミはお盆とかに帰省しないの?」
兄「ええ。九月の頭に地元の祭りがあって、そのときに帰るんです」
女「お祭りかあ。お神輿とか担ぐの?」
兄「いやあ、見るだけですけど。結構荒っぽい祭りで、血が騒ぐんですよね」
女「あぁ、焼酎おいしい。ちょっと血が騒いで来たかな」
兄「いいですよ、急に神輿とか担いでも。特別に許可します」
女「そうね、今日は『ぶっちゃけトーク』で行こうか。夏の夜だしね」
兄「別にいいですけど、ほんとに何かあったんですか?」
女「うん……ちょっとね」
兄「何なんです?」
- 225 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/13(土) 22:57:20.43 ID:49aXieDs0
うーん…
物書きとしてゆるせないんだが
何この幼稚な文章
- 226 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 23:00:47.45 ID:kUiP3Pnm0
女「まあ、そのへんは追い追い」
兄「気になるなあ」
女「キミも飲みなさい。ほらほら」
兄「はいはい」
女「トウモロコシも食べて。さあさあ飲みねぇ食いねぇ」
兄「先輩、ちょっと酔って来ましたか?」
女「普通普通。ぜ〜んぜん。ところでさ……」
兄「なんでしょう?」
女「私はキミのことが好きだよ」
兄「俺も先輩のこと、好きですよ」
女「……うん、じゃあ始めようか『ぶっちゃけトーク』。キミは前の彼女とどうして別れたの?」
兄「なんで俺からぶっちゃけなきゃいけないんですか!」
- 227 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 23:06:07.97 ID:kUiP3Pnm0
女「それはまぁ、成り行きってことかな」
兄「なんかちょっとヘンですよ、今日」
女「そんなことない。いいからほら。結構可愛い子だったじゃない、彼女」
兄「もうだいぶ経つから、忘れちゃいましたよ」
女「そんなこと言って。キミと初めて会った頃にあの彼女見て、なんか安心したんだから」
兄「何を安心したんですか? もう二年ぐらい前の話ですよね」
女「ああ、キミならうちに入居しても大丈夫、って思ったのね」
兄「どうしてそこに繋がるのか、全然わかんないですよ」
女「特に理由とかないよ。ただそう思っただけだから」
兄「でも俺、こっちに引っ越す前に、別れちゃいましたよ」
女「だからどうして別れたのかとか、ぶっちゃけちゃいなよ」
兄「大した理由なんてないですよ。結局お互い解り合えなかったというか……」
- 228 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/13(土) 23:11:09.59 ID:HcP0ZyvC0
先輩ルートきたか
- 229 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 23:12:34.00 ID:kUiP3Pnm0
女「うんうん」
兄「何ですか、『うんうん』って」
女「ただの相づちでしょ。いいからぁ」
兄「……好きだったんだけど、合わなかった気がします」
女「うんうん」
兄「最後会ったのが引っ越しする前で、この家に来てからはもう全然ですね」
女「ふられたの? ふったの?」
兄「キツい質問だなあ。ふられた方に近いんじゃないですかね」
女「自然消滅?」
兄「いえ、最後はちゃんと別れましたよ」
女「『別れよう』って言ったんだ?」
兄「はい……。『友達でいよう』って言われて、友達でいられるわけ、ないじゃないですか」
- 230 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/13(土) 23:13:35.63 ID:qbbnyB51O
雪菜桑原かと思ったら
- 231 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 23:18:30.09 ID:kUiP3Pnm0
女「あ、ヤバい。私と一緒だ」
兄「先輩もそう言われたんですか?」
女「言った方なんだけど……」
兄「…………。意外だったですよ、先輩が元彼さんと別れたのは。お似合いだったし」
女「ううん。お似合いとか周りに言われて、雰囲気で付き合っちゃった感じ」
兄「そうだったんですか。俺、付き合い初めとか知らなかったから」
女「ほんと、雰囲気カップルだったなあ。今思えば子供っぽくってやんなっちゃうな」
兄「子供っぽいって? 先輩が?」
女「私も彼も。優しい人なんだけどね、甘えん坊なんだよね」
兄「元彼さんが?」
女「どっちもかな。彼、お姉さんがいてね、結構重度のシスコンだったのね」
兄「ははは……姉コンですか」
- 232 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/13(土) 23:22:24.45 ID:OC7f6dJn0
台詞から感情が全く読み取れなくて
凄く違和感があるんだけど
- 233 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 23:25:14.14 ID:kUiP3Pnm0
女「かわい〜い人なのよ、彼のお姉さん」
兄「へぇ。知らなかったです」
女「柔らかくってふわふわした感じの人で、おっとりしてて」
兄「相当おっとりしてそうですね」
女「それでね、たぶん彼、私に姉を求めちゃってたんだよね。私、妹なんだってばだってばー」
兄「ああ。ははははは」
女「実は去年の今ぐらいにはね、もう彼とは関係は終わってたんだ。なかなか切れなかったけど」
兄「そうだったんですか」
女「好きになれそうな人、近くにいたのにな……」
兄「そういや俺の前カノも、姉だったんですよ。やっぱりどうもノリが合わないんですよね」
女「妹の方がノリが合う?」
兄「なんか俺、さっきから先輩の肩、抱いちゃってますよ」
- 234 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 23:31:43.37 ID:kUiP3Pnm0
女「うん。知ってる。私、寄り添っちゃってるし」
兄「こんな雰囲気で、いいんですかね?」
女「いいのだ。そしてこのまま、私の話を聞いてくれるのだ」
兄「うん、聞く聞く」
女「ごめんね、ちょっと背中さすってくれる……?」
兄「気持ち悪くなった?」
女「そうじゃないけど……胸の奥につかえてることを吐き出そうと思って」
兄「ほらほら。さすってあげるから」
女「あのね……」
兄「うん」
女「こないだうちのお兄ちゃんが、久々にこっちに帰って来たのだ」
兄「おや。全然知らなかった」
- 235 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 23:36:59.02 ID:kUiP3Pnm0
女「泊まらずに帰っちゃったから。スケジュール厳しいしね」
兄「シーズン中ですもんね」
女「移動の途中で家に寄ったみたいなの。それでね……」
兄「うん」
女「彼女を連れて来たんですよ。うちの両親にご挨拶ですよ」
兄「ご挨拶、的な話なんだ」
女「前からつきあってるのは知ってたけどね……近々婚約するんだって」
兄「そうだったんですか。ニュースですね」
女「ちょっとはニュースになるかもね。相手、モデルさんだし」
兄「へぇ〜。そうなんですか。美男美女カップル?」
女「そうなのよ。相手の人、すごい美人なのよ。もうそれはそれは」
兄「先輩だって美人じゃないですか」
- 236 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 23:42:26.61 ID:kUiP3Pnm0
女「全然意識が違うんだよね。彼女はまさに美人を生きてる、って感じなのね」
兄「ははは。先輩は美人を生きてないんですか?」
女「私、美人って言われるから、そう意識しなきゃな、とか思ってるけど」
兄「自分で美人って意識がない?」
女「なくはないけどね。自分の顔好きだし。だけどそんなに大層なものじゃ……って感じ」
兄「大層美人なんですけど。美人すぎて手が出ないぐらい美人なんですけど」
女「この手は? 手が出てない?」
兄「たまたま出てますね」
女「……お兄ちゃんの彼女ね、すごい女らしくって、もうほんとに美人の人って感じで」
兄「お似合いなんじゃないですか、お兄さんと」
女「そう。お似合いなんだ。こんな素敵な人を選んで、さすが私のお兄ちゃんだなぁって……」
兄「あれ。ちょっと泣いちゃってる?」
- 237 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 23:48:34.87 ID:kUiP3Pnm0
女「うん。ちょっと酔っぱらいだから」
兄「好きだったんですね、お兄さんのこと」
女「そうなんです。好きだったんです。お兄ちゃんが。とてもとても」
兄「取られちゃって悲しい?」
女「ううん。そういうんじゃないのね。そうじゃなくて……」
兄「うん」
女「言えなかったんだ。お兄ちゃんに、私の気持ちを。ただそれだけ……」
兄「うん……」
女「ほんとに嬉しいのにね。お兄ちゃんが彼女と結婚するのは」
兄「うんうん」
女「ただ私の気持ちを、ちゃんと伝えられなかったなあって」
兄「何て言ってあげたらいいですか、今?」
- 238 名前:1 [] 投稿日:2010/11/13(土) 23:53:56.57 ID:kUiP3Pnm0
女「いいの。聞いてくれただけで。キミに甘えてるだけだから」
兄「抱き締めていいですか?」
女「うん……」
兄「綺麗ですよ、すごく」
女「ありがとう……。いいの? こんなに甘えちゃって?」
兄「いいですよ」
女「大事な妹ちゃんとか、怒らない?」
兄「どうかなあ」
女「でも、ほんとにありがとう。こんなこと、キミにしか言えなかったから」
兄「お兄さんのこと、忘れたいとか?」
女「ううん、そういうことでもない。お兄ちゃんはお兄ちゃんだから」
兄「そう言われると、理由がなくなっちゃうじゃないですか」
- 239 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 00:01:12.58 ID:08o5Qhcm0
女「理由?」
兄「俺が今、こうやって先輩の胸に触ってる理由ですよ」
女「理由ならあるよ……」
兄「何ですか?」
女「夏だから……」
兄「暑いから?」
女「そう。暑いから」
兄「そんな理由でいい?」
女「どんな理由でもいいよ……」
兄「じゃあ俺、先輩のこと好きだったけど、ずっと言えなかったって理由にしますよ」
女「もう好きだって言ってくれてたじゃない、何回か」
兄「言いましたね」
- 240 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/14(日) 00:04:05.26 ID:xzwT+BdsO
ただ淡々と会話がなされてくだけで
台詞からまるで感情・状況が伝わってこない
とりあえず>>1はもっと本とかラノベとか読んだほういい
- 241 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 00:06:41.89 ID:08o5Qhcm0
女「素直すぎて、嬉しかった。ただ私のこと好きって言ってくれて、嬉しかった」
兄「先輩だって、俺に言ってくれたじゃないですか」
女「言った。頑張って言った。キミみたいな言い方するの、難しかったんだから」
兄「じゃあ、違う言い方しましょうか?」
女「こわいようこわいよう」
兄「抱きたい……」
女「あぁっ…………」
兄「力抜けちゃった?」
女「力、抜けちゃったよ……」
兄「こっち向いて。目を閉じて」
女「はい……」
兄「だめだ。笑っちゃう」
- 242 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 00:07:49.76 ID:s4exAmdh0
なんか暗い話になりそうだな・・・
- 243 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 00:12:04.70 ID:08o5Qhcm0
女「なに笑っちゃうの?」
兄「先輩が、やけに素直で可愛い顔してるから」
女「そんな恥ずかしいこと言わないでよ……」
兄「チュッ」
女「……んっ……んっ……んんっ……」
兄「……んんっ……こんなに激しいキスするんだ……」
女「実況中継しちゃうの?」
兄「可愛いな。信じられないぐらい」
女「上手だね、すごく……」
兄「え?」
女「キスが……」
兄「そう?」
- 244 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 00:18:28.95 ID:08o5Qhcm0
女「ごめんね。こういう言い方するの、可愛くないよね」
兄「可愛いですよ」
女「さっきから私のこと可愛い可愛いって言う〜」
兄「だって可愛いんだもの」
女「嬉しいよ。そういう風に言われるの」
兄「美人って言われるよりも?」
女「『美人ですね』とかって言われても、ほんとは内心『え、ポッカ〜ン』なのね」
兄「美人ですね」
女「こら。わざと気持ち揺さぶらないでよ」
兄「ポッカ〜ンですか?」
女「……抱かれたいじゃないか。すごく」
兄「どうしよう」
- 245 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/14(日) 00:19:33.20 ID:+uXpBm9rO
兄×妹だけでいいですよはい
- 246 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 00:20:04.58 ID:a9E/RvJx0
>>225
あんたは
2chでなに言ってんの?
- 247 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 00:21:36.06 ID:robB2S/YP
>>246
あんたは
コピペになに言ってんの?
- 248 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/14(日) 00:21:58.36 ID:m3z2WMaw0
>>246
このコピペに釣られてる奴久々に見たわ
- 249 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 00:24:09.53 ID:08o5Qhcm0
女「自分で言ったくせに」
兄「今までと、関係が変わっちゃうかもしれませんね」
女「関係? 関係ないよ」
兄「大丈夫ですか?」
女「私、もう大人だもん」
兄「大人だったり子供だったりしますね」
女「うん。中身は中学生ぐらいかもよ」
兄「外側は?」
女「持て余し気味かな」
兄「じゃあ、ちょっと分けてください」
女「おすそ分け?」
兄「襲いますよ」
- 250 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 00:31:28.15 ID:08o5Qhcm0
女「襲っちゃうの?」
兄「襲われちゃうの?」
女「あっ……シャツ脱がされちゃった……」
兄「先輩だって、今両手挙げてたじゃないですか」
女「ここから頑張るから。誘惑するから」
兄「なに言ってるんですか。こんなナイスボディーで」
女「私、みんなに色気ないってバレちゃってるし」
兄「そんなことないですよ。セクシーダイナマイトじゃないですか」
女「ほら、そういうの。すぐそういう言い方されるし」
兄「俺に、余裕持たせようとしてくれてます?」
女「私、ほんとに余裕ないんだから。すごいドキドキしてるんだから」
兄「ブラジャー外していいですか?」
- 251 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/14(日) 00:34:14.26 ID:+uXpBm9rO
誰得
- 252 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 00:36:53.03 ID:08o5Qhcm0
女「ほら来た。フロントホックだよ。外せるかな?」
兄「えっ……こう? こうかな?」
女「へへー。難しいでしょ」
兄「あれっ? どうなってるんだこれ……」
女「外れないでしょ……」
兄「外れましたよ」
女「もぅ〜! 外せないんでしょって言おうとしたのに!」
兄「ほんと、綺麗な胸ですよ……美術品みたいだ」
女「外れないよーって言おうと思ったのに。言おうとした瞬間に外すんだから!」
兄「鑑賞されてますよ、俺に」
女「『やーいやーい』って言おうと思ったのに〜」
兄「やーいやーい」
- 253 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 00:39:55.35 ID:krDxf2VG0
妹…
- 254 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 00:42:14.52 ID:08o5Qhcm0
女「もう嫌いだよ。キミのタイミング……」
兄「こんな風に、触っちゃってもいいんですか?」
女「聞く前から触ってる……」
兄「吸っちゃってもいいんですか?」
女「だぁめ。だめでしょ。はぁぁっ……」
兄「拒否してないですよね。ペロペロしますよ」
女「あっ……舌で……あぁっ……あぁっ……」
兄「美乳ですよ。感触もよくて。乳首もピンっとしちゃって」
女「気に入ってくれる? 可愛い?」
兄「余裕、あるじゃないですか」
女「余裕ないよ……自信はあるけど」
兄「身体、隠さないんだ」
- 255 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 00:46:16.67 ID:hiU9e1lcO
俺のiモナおかしいのかな?
同じレスが100レスごとに出てくる
- 256 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/14(日) 00:47:00.35 ID:QC72aDHJO
先輩はいらん!
- 257 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/14(日) 00:47:01.77 ID:a94e+lTg0
ダメだこの兄
まったく葛藤していない……
- 258 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 00:47:05.79 ID:08o5Qhcm0
女「見せちゃう。見て欲しいから」
兄「じゃあ、脱がせますよ。下も」
女「いいよ。キミも脱いで……」
兄「裸、最高ですよ……何もかも」
女「結構いいでしょ……キミに見せたかったんだよ」
兄「見とれちゃいますよ」
女「興奮しちゃって。ね?」
兄「ふーーっ。たまらないですよ」
女「たまらなくなってるの、わかるよ。伝わってくる」
兄「先輩も、たまらなくしちゃいたいんですよ。全身を愛撫して」
女「あ……あぁっ……指が……すごくやらしいよぉ」
兄「動いちゃっていいよ。もっと触るから」
- 259 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 00:47:38.95 ID:s4exAmdh0
妹カワイソス
兄ェ・・・
- 260 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 00:53:14.60 ID:Ju6ixI3I0
このスレデータ壊れてるな
- 261 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 00:54:26.76 ID:08o5Qhcm0
女「あっ……やっ……そんなに」
兄「腰のくびれが……この曲線が……プリっとしたお尻のラインが……」
女「んっ……ああぁっ……どんどんきちゃうの?」
兄「はぁっ……ほんと綺麗な脚ですよね」
女「あぁっ……んっ……すごい丁寧にするんだ……」
兄「こんな美脚だから。下から舐め上げないと」
女「あっあっ……だんだん上に来ちゃうの?」
兄「そう。もう太ももまで来ましたよ。もうすぐですよ」
女「は……んん……どうするの?」
兄「足、広げちゃうんですよ。こんな風に」
女「やっ……だめ……いやぁっ……そんな……」
兄「ああっ、もう濡れてきちゃったんだ……」
- 262 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 01:00:09.41 ID:08o5Qhcm0
女「見ないで……あぁぁぁん……や……や……」
兄「濡れて光ってる。開きかかってますよ。ぷりっとした綺麗な唇が」
女「あっ……あん……い、いじっちゃうの?」
兄「舐めちゃってもいいですよね?」
女「も、もう舐めちゃってるでしょ……あ……い……いいっ……」
兄「ぺろぺろぺろ……じゅっじゅっ……」
女「んあぁっ……そんなに……そんなにしちゃうの?」
兄「感じてるとこが見たいから。気持ちよくさせたいから」
女「ねえ、もう……もう……ちょうだい……」
兄「ちょっと待って、ゴム着けるから……」
女「ありがとう……ねえ、早く……」
兄「そんな顔して……欲しがるんだ……」
- 263 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 01:05:16.53 ID:08o5Qhcm0
女「うん。うん。うん。ね、ねぇ、もう来て……」
兄「うん。いくよ。挿れるよ」
女「うん。うん。そう……」
兄「ああっ……入った……んあああっ!」
女「はぁぁぁっ! 声出ちゃう……」
兄「おあああ……中すごい柔らかいのに……吸いついてくるっ」
女「い、いぃ……ねぇ……すごい硬いよ……」
兄「こんなの……こんな刺激……あり得ない……」
女「ね、気持ちいい?」
兄「すごい気持ちいい……ヤバい……」
女「んんっ……いいよ。来て。もっと……」
兄「ほんと、すぐイッちゃいそう……あぁぁ……」
- 264 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 01:06:59.02 ID:+uXpBm9rO
>>1お前もう寝ろ
- 265 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 01:11:02.68 ID:08o5Qhcm0
女「あぁっ……おっきぃ……どんどん来る」
兄「先輩の、すごくいいっ……もう……もう」
女「ほんと? ほんと?」
兄「こんなに……包んでくれて……」
女「あぁっ……はぁっ……あっ……ねぇ……」
兄「溢れてきてるよ……溢れてきてる……うぅっ……」
女「あっあっあっ……あぁっ」
兄「もうイッちゃう。もうイッちゃいそう。先輩!」
女「うん。うん。いいよ……あぁん……」
兄「あぁぁぁぁっ! イクよっ! イクよっ! イクっ!!」
女「うんっ……うんっ……あぁっああっ……んっ……んんっ!」
兄「あぁもう……あぁもう出ちゃった……はぁぁ〜っ!」
- 266 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 01:15:17.58 ID:08o5Qhcm0
女「んんっ……はぁぁん……あぁっ……」
兄「気持ち良すぎて……もうイッちゃった……」
女「あぁん……イッてくれた……嬉しい……」
兄「すみません……早くて」
女「ううん。すごくよかったよ」
兄「先輩、良すぎですよ……」
女「キミも……」
兄「ほんとですか?」
女「入ってきた瞬間、『あっ、いい』って思っちゃった……」
兄「よかった」
女「よかったよ。ありがとう」
兄「チュッ……」
- 267 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 01:20:04.91 ID:08o5Qhcm0
女「あっ……そういうの感じちゃうから」
兄「たまらなく可愛いですよ」
女「もう。もうもう。メロメロにさせようとしてるな」
兄「一度も言ってなかったけど、先輩のつけてる香水の香りが、大好きで」
女「ほんと?」
兄「柑橘系ですよね。近くにいると、いつもこの香りがして」
女「エヘヘ。どうしよう。すごく嬉しいんだけど」
兄「いつか言おうと思ってたんですよ、このこと」
女「そうなんだ」
兄「この香りを嗅げるだけで、嬉しいんですよ、俺」
女「うん、ありがとう……」
兄「こちらこそ」
- 268 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 01:25:04.66 ID:08o5Qhcm0
女「……ごめんね。私、もう家に帰らなきゃ」
兄「そうですよね。明日も仕事ですしね」
女「あっそうだ。業務連絡があったのをすっかり忘れてましたよ」
兄「何ですか?」
女「また今年も、うちの九十九里浜の別荘で『海の家』をやるつもりなんだけどね」
兄「あ、あれまたやるんですか。でも先輩、大学卒業しちゃったのに」
女「もう二年続けてやったしね。うちのサークルの後輩たちも楽しみにしてるみたいだし」
兄「それで、『海の家』はいつですか?」
女「今月最後の土日。今年のこの天気なら、海で泳ぐのも平気なんじゃないかな」
兄「去年も、お盆過ぎでしたよね。俺またお手伝いですか?」
女「できればね。あと、来週末に、九十九里の準備手伝ってくれないかな?」
兄「先輩の頼みとあれば、断れませんよ。都合は多分大丈夫です」
- 269 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 01:30:02.31 ID:08o5Qhcm0
女「妹ちゃんも誘ってあげて。海に行けるよ〜って」
兄「いいんですか? 妹の都合は聞いておきますけど」
女「妹ちゃん来るなら、泊まりにするよ。キミと二人だと、そうもできないしね、親の手前」
兄「泊まり、いいですね。日帰りだとしんどいですからね」
女「うん。じゃあこの話、よろしくね。また連絡するから。あ、焼酎引っかけてこう……」
兄「え、まだ飲みますか?」
女「酔っぱらって帰らないと……怪しまれちゃうかも」
兄「偽装するんだ」
女「そそ。トウモロコシ持ってきて、ついでに一杯やってただけだから」
兄「大家さんによろしく言わないでくださいね」
女「言わないよ。言うわけないでしょ。じゃね、おやすみ。好きだよ」
兄「はは。おやすみなさい……気をつけて」
【第6話 兄妹】おわり
- 270 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 01:31:37.27 ID:08o5Qhcm0
ここまでお読みいただきありがとうございます
寝落ちします
おやすみなさい
- 271 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 01:32:41.49 ID:Ju6ixI3I0
おつかれ
- 272 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/14(日) 01:33:00.07 ID:+Ztc9Da8O
最近米田って来てるの?
- 273 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 01:35:13.94 ID:OoLlmcp0O
ブーム君的雰囲気
- 274 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/14(日) 01:37:12.01 ID:s4exAmdh0
おやしみ ノシ
- 275 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/14(日) 01:57:01.97 ID:1o3Ec5CF0
妹?
- 276 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 02:18:08.64 ID:hiU9e1lcO
テスト
- 277 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 02:32:04.04 ID:s4exAmdh0
ねるほ
- 278 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/14(日) 02:40:43.65 ID:lFW06eoG0
セリフに統一感がない、妹や女のセリフを時々男が言ってるように感じる
口調がコロコロ変わるのもいただけない
しかし続けたまえ
- 279 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 02:42:16.57 ID:hiU9e1lcO
何か調子おかしい。
- 280 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 02:58:45.93 ID:BCKCWNIwO
兄がただの節操なし
リアルなら据え膳だしありなんだろうけど…
あとやっぱり
「○○しちゃいますよ」
「○○しちゃうの?」
がどうにもこうにも…
- 281 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 03:27:00.22 ID:o9ju30/C0
俺は好きだけどな
個性があって
- 282 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 04:02:38.66 ID:krDxf2VG0
∧_∧
/ ̄ ( ・∀・)⌒\
__ / _| | |
ヽヽ / / \ | | ,,,,,,,iiiiillllll!!!!!!!lllllliiiii,,,,,,,
\\| |____| .| | .,llll゙゙゙゙゙ 保守 ゙゙゙゙゙lllll,
\/ \ | | .|!!!!,,,,,,,, ,,,,,,,,,!!!!|
| ヽ_「\ | |、 | ゙゙゙゙!!!!llllliiiiiiiiiilllll!!!!゙゙゙゙ .|
| \ \――、. | | ヽ .| .゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ |
| / \ "-、, `| | ヽ | | 寝るガッ!!!
_/ / "-, "' (_ ヽ ヽ .| |
/ __ノ "'m__`\ヽ_,,,, ヽ | |
`ー― ̄ ヽ、__`/ー_,,,, ゙゙゙゙!!!!!!!lllllllliii| |
\゙゙゙゙゙゙゙!!!!!lllllllliiiii| |
\ ヽ | |
ヽ \ | |
| \.| |
`ヽ、,,_ノ| |
゙゙!!!,,,,,,,, ,,,,,,,,,!!!゙゙ ←>>277
゙゙゙゙!!!!llllliiiiiiiiiilllll!!!!゙゙゙゙
/.// ・l|∵ ヽ\
妹ぉ……カワイソ…
- 283 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 05:53:03.21 ID:hRJOa30m0
支援
- 284 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/14(日) 06:42:38.63 ID:cE5/Ecz60
まだ読んでないけど落ちそうだったので
- 285 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/14(日) 08:02:25.15 ID:bfGHy98aO
あ
- 286 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 08:42:00.80 ID:JsMoQl8G0
わりと好きだけどな
美男美女すぎるのはいまいちかも
- 287 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/14(日) 09:38:12.85 ID:NfHWCe83O
ほ
- 288 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 10:10:23.84 ID:rsm5mcA1O
なんかこう淡々と進むなぁ
あっさりし過ぎて味の無い料理食ってる感じ
- 289 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/14(日) 11:26:33.92 ID:cE5/Ecz60
あぶないあぶない
- 290 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 11:39:23.14 ID:tvHaQ9xh0
誰がなんと言おうと俺は好きだぜ
- 294 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 14:13:19.88 ID:My9Q0+nd0
悪くないと思うけどな
もどかしい感じが好きなのか?
- 295 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/14(日) 14:53:53.96 ID:F7ADmyGT0
この雰囲気がわからないヤツとか
一生エロゲに浸かってろ
- 296 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/14(日) 15:41:50.82 ID:71y7X0JP0
ここまで2ふぅ
- 297 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/14(日) 15:51:26.45 ID:patlCJZH0
正直下手くそだよね
- 298 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 16:14:35.50 ID:08o5Qhcm0
【第7話 枝豆】8/12(木)20:00 曇り(26度)
女「こんばんは〜。また来ちゃった……」
兄「来ちゃいましたね。こんばんは」
女「今日はね、枝豆持って来たから。それとビールね」
兄「お、いいですね。ビールに枝豆だ」
女「枝豆は、うちの庭で作ったやつだからね。今茹でたばっかりだよ」
兄「前に大家さんが枝豆も作ってるって言ってましたね。あ、ちゃぶ台に置いていいですよ」
女「……ふぅ。暑いね。一杯やろうよ」
兄「今日はちょっとだけ涼しいですよ。曇ってたし」
女「いいの。暑いってのは夏の挨拶だから」
兄「そうですね。暑いですよね」
女「じゃあ、ビールで乾杯ね」
兄「何に乾杯します?」
- 299 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 16:20:59.31 ID:08o5Qhcm0
女「ん〜、もう、やだなぁ……」
兄「まだ何にも言ってないじゃないですか」
女「じゃあ、夏に乾杯かな」
兄「夏の暑さに!」
女「かんぱ〜い!」
兄「乾杯!」
女「はぁ。仕事の後のビールは美味しいな。明日から夏休みだし♪」
兄「枝豆も美味しいですね」
女「今ね、うちの両親、別荘行っちゃってるんだよ」
兄「別荘って、九十九里浜?」
女「ううん。福島の方」
兄「え、福島? 大家さんはいったいいくつ別荘持ってるんですか?」
- 300 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 16:24:43.66 ID:08o5Qhcm0
女「今は九十九里と福島だけだよ。前に軽井沢にあったのを手放して、福島に買ったみたい」
兄「ああ、軽井沢にあるって言ってましたよね」
女「九十九里のと同じぐらい古いから、手入れが大変になっちゃったらしくて」
兄「今度のは、福島のどの辺なんですか?」
女「栃木に近いあたりかな。温泉が引けるんだって。私はまだ行ったことないけど」
兄「へえ、別荘で温泉ですか。優雅ですね」
女「ほんと、趣味だよね。福島の方で米やりたいとか言い出すし」
兄「米って? 田んぼってことですか?」
女「小さい水田でもやるつもりなんじゃない?」
兄「田んぼって、手入れが大変なんじゃないですか。草取りとか」
女「お父さんがね、なるべく手のかからない方法を考えてるみたい」
兄「ほんと、凝り性ですね」
- 301 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 16:28:43.40 ID:08o5Qhcm0
女「ほんとにね。お金はあんまりかからないんだけど、手がかかることばっかり」
兄「でも、収穫の楽しみは何ものにも代え難いですよね」
女「収穫戦略を考えてるときが、一番楽しいみたいよ」
兄「……先輩、今日なんかすごいニコニコしてますね」
女「あ、キミも言うんだ」
兄「キミも、って?」
女「キミだってニヤニヤしてる感じするなぁ」
兄「ニヤニヤ? してないですよ」
女「してるよ」
兄「そう言われるとニヤニヤしちゃうじゃないですか」
女「あのね、昨日会社で言われちゃったんだよね、私」
兄「え、なんて言われたんですか?」
- 302 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 16:33:55.50 ID:08o5Qhcm0
女「普段あまり喋らない上の人に『何かいいことありました?』って」
兄「ふっふっふっふ」
女「ほらぁ! ニヤニヤしてる!」
兄「で、なんて答えたんですか?」
女「もう、なんて答えたか覚えてないよ。うろたえちゃって」
兄「へえ〜。うろたえるんだ」
女「『夏だからちょっとバカになってて』とか適当に返したかな」
兄「バカになってるんですか?」
女「どう思う?」
兄「セクシーになってますよ」
女「来たな」
兄「ドキドキするじゃないですか」
- 303 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 16:42:01.49 ID:08o5Qhcm0
女「なによ、自分で言っておいて」
兄「ビールに枝豆、美味しいですね」
女「それ、さっきも言った」
兄「何か言わせようとしてます?」
女「いいよ、何も言わなくても……」
兄「じゃあ、キスしますよ」
女「うん……」
兄「…………」
女「…………」
兄「唇、柔らかいな……」
女「好き?」
兄「好きに決まってるじゃないですか」
- 304 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 16:46:00.54 ID:08o5Qhcm0
女「ふぅ。安心しちゃった」
兄「いいんですか、ほんとに?」
女「何が?」
兄「何がって、何ですかね」
女「何だろうね」
兄「小作人と地主の娘さんがこんなでいいのかなあ」
女「はっはっはっは。小作人ぶるの、結構気に入ってるんじゃない?」
兄「そうかも」
女「お父さんもキミのこと案外気に入ってるしね」
兄「ああ、大家さんに申し訳ない」
女「そんなこと、ほんとは思ってないでしょ」
兄「いや、今度会ったら、ちょっと緊張しますよ」
- 305 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 16:52:28.42 ID:08o5Qhcm0
女「いいよ、そんなこと思わないでも。何日かいないし」
兄「何日かいないのか……水やり忘れないようにしないとな」
女「あはは。業務連絡忘れてた。お父さんが『水撒きだけ頼む』、だって」
兄「水撒きだけですか。娘の方は頼んでないんですね」
女「あははははは。娘の方は自分で頼みに来ちゃった」
兄「何を?」
女「何を……ってそんな……」
兄「サマードレス、綺麗ですね」
女「嬉しい。なんでこんなに嬉しいんだろ」
兄「おっ、褒めどころがよかったみたいだ。はしゃいでますね」
女「はしゃいでる。なんでこういう時、もっと色っぽくできないんだろ」
兄「楽しいですよ」
- 306 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 16:57:19.29 ID:08o5Qhcm0
女「楽しいね。ほんと楽しい。もっと褒めてよ」
兄「そんな……褒めるとこしかないですよ」
女「そんな……ピンポイントで褒めてよ」
兄「先輩は褒められ慣れてると思うから、どこをどう褒めるか迷うんですよ」
女「このサマードレス褒めたのは、ヒットだよ。上手すぎて拍手喝采だから」
兄「見たまんま言っただけなんですけどね」
女「今日、たまたまこれ着てたわけじゃないんだからね」
兄「そうなんですか?」
女「キミに会いに行くのに、なに着ようかなあ、って思って……」
兄「たまたまそこにあったのが、このサマードレスだったと」
女「違う! 昨日、会社の帰りについ買ってしまったのですよ」
兄「たまたまそこに売ってたんですよ」
- 307 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 17:01:14.05 ID:08o5Qhcm0
女「そうですよ、もう! それでたまたま今日はこれを着てただけです!」
兄「あははははは」
女「笑われた……」
兄「ああ、楽しい」
女「泣いちゃうよ、もう。私、結構奥手なんだから……」
兄「今日は随分アップダウンしますね」
女「冷静に見ないでよ。ああ、もう、意地悪!」
兄「見ちゃだめですか?」
女「見て欲しいよ……」
兄「サマードレス?」
女「だけじゃなくて……」
兄「その中ですよね。見たいですよ」
- 308 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/14(日) 17:04:19.96 ID:F7ADmyGT0
こういうもやがかかったような
虚構の世界が好きなんだ
支援
- 309 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 17:06:26.06 ID:08o5Qhcm0
女「正直すぎて……エッチすぎるよ」
兄「俺だって時間かかってるんですよ、これ言えるまでに」
女「私だってそう……あっ、ねぇ、脱がせちゃうの?」
兄「ちょっと抵抗するんですね」
女「だって今日……そういうつもりじゃなかったから」
兄「あっ、ご、ごめんなさい」
女「そうじゃなくて……自分から誘惑するつもりだったのに〜!」
兄「えっ?」
女「サマードレスがね、ススススって……こんな風に脱げてきちゃうんだよ」
兄「先輩の存在だけで、誘惑なのに。俺、ずっと抑えてきたのに」
女「ねぇ、本気で言ってる? ちょっとからかってるでしょ?」
兄「結構本気ですよ。マジですよ」
- 310 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 17:10:26.55 ID:JsMoQl8G0
俺は上手いと思うなぁ
よくあるラノベ系とは一線を画してる
- 311 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 17:12:46.42 ID:08o5Qhcm0
女「黙らせちゃおう。……ほら。脱げちゃったよ」
兄「あああっ……ブラとショーツがスケスケだ!」
女「まだ全部脱いでないのにね。見えちゃってるのかな?」
兄「お、おかしいですよね。着てるのにね……」
女「どうしよう。たまたま今日こんなの着てきちゃった……」
兄「これじゃ、触られちゃいますよね」
女「……黙っておっぱい触られちゃう」
兄「乳首がこんなにピンってなって……」
女「指が……いやらしいよ……か、感じちゃうよ」
兄「すごいエッチな下着ですよね。勝負下着?」
女「だから、たまたま着てただけだから……」
兄「『よし、これだ』って言って着けて来たんですか?」
- 312 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 17:18:21.45 ID:08o5Qhcm0
女「そんな恥ずかしいこと言う……」
兄「好きだよ。すごく嬉しいよ」
女「あっ……抱き締めるんだ……」
兄「先輩のこういうところが、たまらなく可愛いいんですよ」
女「だめ。だめ。大人の女ぶって、一生懸命誘惑してるんだから!」
兄「一生懸命しなくたって、こんなに美人でセクシーなのに」
女「だめなの。全然余裕ないの」
兄「俺だって、全然余裕ないですよ」
女「全然余裕なくないよ。いつも飄々としてる」
兄「いや、もうほんとに余裕ないですから。ヤバいですから」
女「ヤバいの? どうヤバいの? ここがヤバいの? こんなに硬いから?」
兄「あっ……あぁ……逆襲されてしまった……」
- 313 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 17:24:10.46 ID:08o5Qhcm0
女「ねぇ、すごいおっきくなってるよ。……口でしちゃってもいい?」
兄「えぇっ?! そんなこと……」
女「いやじゃないよね?」
兄「い、いやじゃないですけど……」
女「一昨日のお返しだから……」
兄「あぁっ、いきなりっ……あああっ……咥えちゃうんだ……」
女「んっんっんっんっ……」
兄「き、気持ちいい……」
女「どう? もっとする?」
兄「もっと……」
女「んっんっんっ……じゅっじゅっじゅぽっ……」
兄「んあっ……う、上手い……上手いじゃないですか……」
- 314 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 17:30:49.88 ID:08o5Qhcm0
女「そう? レロレロしちゃうね」
兄「あぅっ……どこで覚えたんですか、そんなの……」
女「フフ……前カレの時ね、セックスするのが怖かったから」
兄「うぁっ……それでフェラを?」
女「そう。変な話でごめんね……いっぱいしてあげるから」
兄「こんなに……こんなに……あそこの中みたいに吸い付いてきて……」
女「飲んであげるから、出して……」
兄「マジでイかされそうですよ……あ……」
女「んっんんっ……んふぅっ……ん、んんっんっ」
兄「ああっ! いちばん根元までっ……」
女「吸っちゃうよ……じゅぅぅ……じゅっじゅっ」
兄「あっ……」
- 315 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 17:36:17.84 ID:08o5Qhcm0
女「下の方から、全部舐め上げちゃうね……ちゅちゅっ……ぺろぺろ」
兄「くぅっ……ピクピクして……イキそう……」
女「もうタラタラだね……ぱくってするよ」
兄「だめだ……もう限界……」
女「いいよ。イっちゃって。口の中に出していいからね……」
兄「あぁっ……うっ……」
女「こっち見て。よく見てね。私のこと見て、出しちゃって」
兄「ああっ……イクっイクっ……」
女「んっんっんっ……うんっ……」
兄「イクよ……イクよっ……出るっ……あっあっあっあっ……飲んで!」
女「うんうん……うんっ……うんっ……」
兄「はぁーーっ……はぁーーっ……」
- 316 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 17:41:01.37 ID:hiU9e1lcO
なんか表示がおかしいのは俺だけなのか?
- 317 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 17:42:01.08 ID:JmE/DiKP0
再読みこみしてみろ
- 318 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 17:42:33.39 ID:08o5Qhcm0
女「んふふ。ごっくん」
兄「はぁ〜〜っ……はぁ〜〜っ」
女「いっぱい出たね」
兄「飲んでくれた……」
女「おいしかったよ」
兄「え、まずくないですか? 苦かったりして」
女「ううん、そんなことない。ちょっと甘くて、生々しい味かな」
兄「そりゃ生々しいですからね」
女「あ、まだちょっと出てる。お掃除しなきゃ……」
兄「あっ……うぉっ……感じるっ……」
女「フフ、感じさせちゃった」
兄「勝負下着に……負けました」
- 319 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 17:49:34.25 ID:08o5Qhcm0
女「やった。勝った〜! 勝った勝った〜!」
兄「完敗です。悔いはありません」
女「あ、ワールドカップで日本が勝った日のこと想い出しちゃったよ」
兄「ああ、初戦の話ですか。ここで二人で一緒にテレビ見てましたよね」
女「今から想えば、あの日しちゃってもよかったな……」
兄「時間、遅かったじゃないですか。何時だったか忘れたけど」
女「そんなこと考えてたんだ。時間なんて関係ないじゃない」
兄「関係ありますよ。先輩、次の日仕事だったでしょう?」
女「それはまあ、そうだけど。じゃあさ……」
兄「何ですか?」
女「まだ遅い時間じゃなかったら、押し倒してたってこと?」
兄「ははは。押し倒されたかったんですか?」
- 320 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 17:54:24.10 ID:08o5Qhcm0
女「こっちが質問したんだからね〜」
兄「俺は決定力不足だな〜とか、ちょっと後悔しましたよ」
女「後悔したんだ。チャンスだったのにね」
兄「日本が勝った瞬間、ちょっと抱き合っちゃいましたよね」
女「覚えてるよ」
兄「『やっと勝った〜』とか言って」
女「うん……」
兄「でもその後は、自制しちゃったかな」
女「次の日、ちょっと寂しかったかも。でも日本勝ったから、まいっか、みたいなね」
兄「俺、自分じゃ手が届かないとか思ってたんですよ。先輩に」
女「手、貸して……」
兄「え、なんですか?」
- 321 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 18:00:31.56 ID:08o5Qhcm0
女「ほら、届いちゃったよ。手……」
兄「そうですね。もう俺の手の中に入りそうですね」
女「キミ、夏になってから調子いいよね。妹ちゃんが来たせい?」
兄「そうかもしれませんね。女っ気があるのがいいのかも」
女「男っぷりが上がったように見えるよ」
兄「先輩の女っぷりが上がったんじゃないですか?」
女「勝負下着だし?」
兄「ほら、自分で認めたじゃないですか」
女「だってさっきから、キミがそう言うから〜」
兄「すごくセクシーで、可愛いですよ」
女「あっ、急に可愛いなんて言う……」
兄「そう言われるの、嬉しいんでしょう?」
- 322 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 18:06:39.98 ID:08o5Qhcm0
女「嬉しくないよ」
兄「じゃあなんでこんなに抱きついてくるんですか?」
女「知らない」
兄「もう薄い布一枚だけで、押し当てちゃってますよ」
女「そんなことないよ……」
兄「腰、動いちゃうんですか?」
女「動いちゃうんじゃないの。動かしてるの。誘惑してるの……」
兄「誘惑されてますよ」
女「もう! もっとメロメロになってよ!」
兄「もうビンビンになってますけど」
女「くれるんだ……」
兄「待って。ゴム着けるから……」
- 323 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 18:12:20.78 ID:08o5Qhcm0
女「あ、手際いいんだ。どうしてかな〜」
兄「何か、勘ぐってます?」
女「うん、別にいいんだけど〜。妹ちゃんのこと、好きなんでしょ?」
兄「まあ、好きですよね。先輩には隠せません」
女「妹ちゃんと、エッチなことしちゃった?」
兄「仲良くはしてますけどね」
女「可愛いもんね。お兄ちゃんお兄ちゃんって」
兄「大家さんちの妹ちゃんも、可愛くて仕方ないですよ」
女「『お兄ちゃんお兄ちゃん』って、言って欲しい?」
兄「妹扱いして欲しい?」
女「フフ、もっと早くこうなっててもよかったかもね……」
兄「スケスケのショーツが、こんなに濡れてますもんね」
- 324 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/14(日) 18:15:55.56 ID:iqKWajzn0
女「うん、別にいいんだけど〜。妹ちゃんのこと、好きなんでしょ?」
兄「まあ、好きですよね。先輩には隠せません」
女「妹ちゃんと、エッチなことしちゃった?」
兄「仲良くはしてますけどね」
おい…兄www
- 325 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 18:18:23.96 ID:08o5Qhcm0
女「あっ、手……入れちゃうんだ」
兄「もう直接触っちゃった方がいいですよね。……ヌルヌルしてる」
女「んんっ……もう脱がせてよ……」
兄「ほらっ。だんだん脱げていきますよ……」
女「あ……余裕持たれちゃってる……出しちゃったせい?」
兄「先輩の作戦なんでしょ? 一昨日が早かったから、今日はじっくりって」
女「そんなこと言う……まるで私がすごくエッチみたいな」
兄「先輩は気づいてないかもしれないけど、本当はエッチなんですよ」
女「そうやって私をエッチにしちゃうつもりなんだ」
兄「嬉しそうな顔、してるじゃないですか」
女「だって……キミのことが好きなんだもん」
兄「俺いま、先輩とすることしか考えてませんよ。それでもいいですか?」
- 326 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 18:24:00.61 ID:08o5Qhcm0
女「『イヤ』って言って、怒ればいいの?」
兄「本当に怒ってるんなら、そうしてくださいよ」
女「ううん、もう流れに身を委ねてるから」
兄「うん……」
女「うん?」
兄「……先輩のことがずっと好きだった」
女「いきなりそれなんだ。で、過去形? 今は?」
兄「心を決めないといけないんですよね、二度目は」
女「決めてくれるの? フリーキック?」
兄「外れるかも……」
女「あっ……入ってきちゃった……あぁぁっ!」
兄「んんっ……ああっ……」
- 327 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 18:24:11.76 ID:s4exAmdh0
なんか兄が何をしたいか見えない
- 328 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 18:29:11.91 ID:08o5Qhcm0
女「あぁっ……これいい……キミの……すごくいい……」
兄「あああ先輩……これ……おいしい……」
女「んんっ……私が……食べてるんだから……キミの……」
兄「うぉっ……お、俺だって……味わってますよ……」
女「どうして……どうしてこんないいの?」
兄「先輩の中が、すごくいいから……」
女「うん。うん。いいね。こんなに……いいんだ……」
兄「いいっ……ずっと好きだった……」
女「あぁぁ……あっあっあっ……好き……好き……」
兄「んっ、す、吸い付くんだ……こんなに……吸い付くんだ……」
女「あああ……これで……こんないいので……突いちゃうんだ……」
兄「もう……口塞ぎますよ……」
- 329 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 18:34:40.05 ID:08o5Qhcm0
女「んっんっんっ………………」
兄「んんっ…………あぁっ……」
女「はぁ〜っ……あぁっあぁっあぁっ……」
兄「すごい気持ちいい。すごい気持ちいい」
女「すごい感じちゃう。すごい感じちゃう」
兄「こう。こう。こう。もっと……深く……」
女「お、奥に来る……お……ん……あっ……」
兄「そう。そう。そう。来る。来てるよ……」
女「も……もう……あああっ……ああああっ……」
兄「そ……そう……いいよっ……いいよぉっ……」
女「いぃ……ひ……いっ……はぁ……んんっ……」
兄「ああっあっ……俺も……俺も……一緒に……」
- 330 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 18:38:26.33 ID:08o5Qhcm0
女「あぁっ……こ……イクっ……イクっ!」
兄「ああっ……すごいよ……すごいよ……」
女「イッちゃう……イッちゃう……いいっいっ……」
兄「あぁっ、先輩っ!」
女「あっ………………あ………………」
兄「あぁぁっ…………あぁっ…………」
女「あぁっ………………………………」
兄「はぁっ…………はぁぁっ…………」
女「んんっ…………んっ……んっ……」
兄「あぁぁ〜〜っ……あぁぁ〜っ……」
女「はぁ…………真っ白だよ…………」
兄「ふぅ〜〜っ……はぁぁぁ〜っ……」
- 331 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 18:44:02.70 ID:08o5Qhcm0
女「……ねぇ、今晩、泊まってっていいよね?」
兄「え、びっくり。考えてもなかった」
女「大家命令」
兄「それじゃあ、従わざるを得ないですね」
女「……十何年ぶりかな、この家に泊まるの」
兄「すみませんね、占拠しちゃって。即刻立ち退きます」
女「行くあてないくせに〜。いいよ、私が泊めてあげるから」
兄「ありがとうございます。恩に着ます」
女「他にも、大家命令があるかもね」
兄「どんな命令ですか?」
女「教えない……」
兄「教えてくださいよ……」
【第7話 枝豆】おわり
- 332 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 18:46:05.21 ID:08o5Qhcm0
ここまでお読みいただきありがとうございます
お出かけします
帰り未定です
- 333 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 18:55:20.07 ID:s4exAmdh0
はい
- 334 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/14(日) 19:11:26.53 ID:NfHWCe83O
はい
- 341 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/14(日) 21:24:19.36 ID:t/hvepOHO
女は中古かよいらね
妹出せ
- 342 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 22:02:39.16 ID:s4exAmdh0
かい
- 343 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/14(日) 22:07:05.99 ID:F7ADmyGT0
処w女w厨wwww
- 344 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/14(日) 22:32:09.84 ID:JHFjK4BCO
ほ
- 345 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/14(日) 22:40:11.55 ID:M0+Eu2NWO
ふと思った
効果音が足らないんじゃないかと
- 346 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 22:47:28.25 ID:JQRNQszv0
処女厨こええwww
- 347 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 23:16:17.97 ID:s4exAmdh0
さい
- 348 名前:1 ◆Z1mcLeht3s [] 投稿日:2010/11/14(日) 23:30:14.66 ID:08o5Qhcm0
とりつけにきました
再開未定です
すみません
保守ありがとうございます
- 349 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/14(日) 23:32:19.45 ID:s4exAmdh0
はい
- 350 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 23:34:47.35 ID:08o5Qhcm0
【第8話 再来】8/14(土)19:30 曇り(28度)
妹「お兄ちゃん、ただいま〜♪」
兄「おう、お帰り」
妹「『お帰り』だけなの〜?」
兄「お疲れ。長旅、大変だったな」
妹「せっかく私が戻って来たのに、お兄ちゃんちょっと素っ気ない感じ〜」
兄「え、そうか?」
妹「普通にただいまって言わないで、もう少し凝った方がよかった?」
兄「どんなだよ」
妹「……あ、あの……この辺で迷っちゃったんですけど……」
兄「家出少女かよ」
妹「……ちょっと泊めていただけないでしょうか、とかね」
兄「それさ、確実にやられるよね」
- 351 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 23:37:32.28 ID:08o5Qhcm0
妹「えーーっ。やられちゃうんだ。行くところなくて困ってる子なのに?」
兄「もしお前が家出したくなったら、俺のところ来てもいいけどさ」
妹「……あの、どうしても、泊めていただきたいんですけど……」
兄「さっそく家出少女が来たか」
妹「見ず知らずの人に、こんなお願いしてすみません……」
兄「口調が丁寧な割には、非常識だな」
妹「もちろん、タダでとは申しません……」
兄「カニでも持ってきたか?」
妹「カニも、お金も持ってません……」
兄「皿洗いコースか」
妹「お皿を洗うのは得意じゃありません……」
兄「皿洗いに得意不得意があるのか。じゃ、何が得意なんですか?」
- 352 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/14(日) 23:42:31.29 ID:F7ADmyGT0
せx
- 353 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 23:43:29.39 ID:08o5Qhcm0
妹「お兄ちゃんノリが悪い! せっかく隙だらけの家出少女を演じてたのに!」
兄「やっぱり、そこでカニとか持ってなきゃダメだろ」
妹「なんでカニにこだわってるの? 食べたいの?」
兄「いや、別にそうじゃないけど。なんとなくシュールで面白いから」
妹「そりゃ面白いけど! 無意味にカニの甲羅とか被ってたら面白いけど!」
兄「だろ。やっぱカニだろ」
妹「私、お兄ちゃんに抱き締めて欲しかったのっ!」
兄「そうか。悪い悪い」
妹「抱き締めてくれる? 頭にカニ被ってるけど」
兄「あははは。ぎゅっ。お帰り、待ってたよ」
妹「ただいま……。また仲良くしてね……」
兄「ああ、うん……」
- 354 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 23:48:49.46 ID:08o5Qhcm0
妹「あっ、お兄ちゃん、女の人の匂いがする!」
兄「え、しないだろ?」
妹「冗談冗談。私がいない間に浮気してたりしないよね?」
兄「してたしてた」
妹「な〜んだ、してたのか。じゃ、しょうがないなぁ〜」
兄「何がしょうがないんだよ」
妹「せっかくお土産持ってきたのに、あげるのやめちゃおうかな」
兄「なんだよ、お土産って?」
妹「ここに取り出しました大きな袋……」
兄「ずいぶんでっかいな。でも、何も入ってないぞ」
妹「私がすぽっ! はい、お土産!」
兄「このお土産、中身が袋の中に入りきってないんだけど」
- 355 名前:1 [] 投稿日:2010/11/14(日) 23:54:17.84 ID:08o5Qhcm0
妹「袋から出られなくなっちゃった……」
兄「じゃこのまま、ちゃぶ台の前まで運んでいくからな」
妹「わ〜い。わ〜いわ〜い」
兄「よいしょ。よいしょ。重いお土産だなぁ……」
妹「わ〜いわ〜い。楽しい楽しい」
兄「今日の普通電車の旅はどうでしたか、お土産さん?」
妹「もう3回目だから、正直言ってちょっと飽きちゃったかな。やっぱり長いし」
兄「そりゃそうだよな。もう一往復半なのか……」
妹「でも今日、そんなに暑くなかったから、勉強がはかどったけどね」
兄「ああ、電車ってなんか集中できるよな」
妹「そうそう。適度な揺れがいいんだよね」
兄「知らない間に目的地に着いてたりするよな」
- 356 名前:1 ◆Z1mcLeht3s [] 投稿日:2010/11/15(月) 00:02:54.14 ID:08o5Qhcm0
妹「最初の往復のときは、すごい新鮮だったなぁ」
兄「その気持ちはわかる気がするな」
妹「お兄ちゃんも今度、やってみれば?」
兄「うん、やってみようかと思ってる。あのさ、考えがあるんだ」
妹「なに?」
兄「お前の青春18キップ、あと2枚残ってるだろ」
妹「うん。私が帰りに使ったら、1枚余っちゃうんだけどね」
兄「それを俺に譲ってくれ。1枚じゃなくて、2枚な」
妹「おっと」
兄「今度俺が帰るときに使うから。お前の帰りの分は、新幹線代を出してやるよ」
妹「ほほう。その話、乗っちゃおうかなぁ」
兄「俺もさ、お前がここまで往復した気持ちを味わってみたいんだ」
- 357 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 00:07:42.82 ID:YEaI9RUf0
妹「お兄ちゃん……」
兄「それとさ、俺も新幹線代が片道分浮くんだ。賢いだろ」
妹「頭なでていい?」
兄「え、いいよ」
妹「賢い賢い。なでなでなでなで」
兄「照れるなあ。そんなに誉めてもらって」
妹「キスしちゃお。チュッ」
兄「こら。ますます照れさせようとしてるだろ」
妹「違うよ……」
兄「なに顔赤くしてるんだよ……自分からキスしといて」
妹「だって……なんか……」
兄「なんか?」
- 358 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 00:14:10.51 ID:YEaI9RUf0
妹「なんかやっぱり好きなんだよね。うまく説明できないけど……」
兄「お前さ、帰ってる間になんかあった?」
妹「ううん、別に」
兄「そろそろ袋から出たら? お土産さん」
妹「袋から出しちゃったら、早めにお召し上がりにならないとだめなんだよ」
兄「そうか。じゃ、食べるときまでしまっとこう」
妹「え〜んえ〜ん。出してよ〜」
兄「出ればいいじゃん、自分で」
妹「引っ張り出してよ〜。これ、倒れないと一人で出られない〜」
兄「はいはい。わかったから……よいしょ」
妹「ふぅ。出られた。畳にごろ〜ん。すりすりすりすり」
兄「猫みたいだな、やってることが」
- 359 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 00:21:26.41 ID:YEaI9RUf0
妹「この部屋の畳、すごく気持ちいいんだよね」
兄「まだ新しいからな。俺が入ったときに替えてもらったんだ」
妹「家に帰って来た〜って感じ。うちからこっちに来たのにね」
兄「うち帰ってる間は何してた? 学校の用事だっけ?」
妹「クラスの映画を撮ってたりした。文化祭で上映するやつね」
兄「へぇ〜。出演してたってこと?」
妹「うん、そう。二日ぐらい撮影に付き合ったんだ。『東京から来た女の子』の役で」
兄「あっはっは。なんだそれ。どこの東京から来た女の子だよ」
妹「転校生なんだよね。ヒロインのライバル役で、名前が『都』っていうの」
兄「なんてまた直球な名前なんだ。だけどそれ、どういう映画?」
妹「聞いて驚け〜。青春ラブストーリーだ!」
兄「うわあああああ。なんか痒くなるぅぅぅ」
- 360 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 00:22:31.86 ID:YEaI9RUf0
ちょっと中断します
- 361 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/15(月) 00:25:34.29 ID:XeVkHvJ/0
だめ
- 362 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/15(月) 01:02:08.92 ID:aFKJITemO
駄目
- 363 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/15(月) 01:27:21.15 ID:XeVkHvJ/0
だむー
- 364 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/15(月) 01:28:33.89 ID:kXykioRrO
マジックリアリズムだな
- 365 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/15(月) 01:43:18.78 ID:seL9yoWQO
なんかiMONAの調子がおかしい。どのスレいってもレスの表示がアベコベ
入れ直したほうがいいかな
- 366 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 01:56:20.48 ID:YEaI9RUf0
妹「倒れないでよ。でもね、かなり面白い展開になってるんだよ。聞いて聞いて〜」
兄「はい。どう面白いんですか、その映画は?」
妹「タイトルがね、『青春ハンサム』っていうの。主人公が『ハンサム』っていう男子なのね」
兄「あはははは。どんな奴だよ、『ハンサム』って?」
妹「う〜ん、実際イケメンはイケメンなんだけど、滑りやすい三枚目っていうか」
兄「『ハンサム』が役名?」
妹「普段からそういうあだ名なんだけど、そのまま役の名前になっちゃって」
兄「なんとなく想像がつく奴だな」
妹「ヒロインの子は『ミホちゃん』って言うの。これもそのまんまなんだけどね」
兄「で、どの辺が面白いんだ?」
妹「まあ聞いてよ。そもそも『ハンサム』と『ミホちゃん』をくっつけちゃおうって企画でね」
兄「ああ、なんて内輪ノリなんだ」
- 367 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/15(月) 01:57:47.59 ID:XeVkHvJ/0
もうねもい
ノシ
- 368 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 01:58:51.99 ID:YEaI9RUf0
もうねもい
- 369 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/15(月) 02:03:35.65 ID:f4vbeCMm0
おやすみ
- 370 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/15(月) 02:34:15.23 ID:BDpgwXyLP
なんだろう
この人の文章はすごく読みやすいし
妹も先輩も可愛い
エロシーンも豊富だし
とても面白い要素は揃っている
でも、この違和感はなんなんだろう
もやもやする
- 371 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/15(月) 02:52:23.55 ID:aGAlveyV0
他の人と違うのは擬音を全く使わないとこだと思うの
- 372 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/15(月) 03:29:40.01 ID:kXykioRrO
ほ
- 373 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/15(月) 03:34:03.12 ID:LHlTGAxJP
ふぅ…
- 374 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/15(月) 03:56:08.74 ID:HthveMsL0
もうハッピーエンドはなさそうだな
- 375 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/15(月) 04:54:26.41 ID:GeONCy1l0
なんかこう…
- 376 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/15(月) 05:08:02.96 ID:PtxWe1k70
妹萌えとかキモイわ
- 377 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/15(月) 05:51:25.96 ID:GeONCy1l0
アイヤアイヤヤーヤヤヤ
- 378 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/15(月) 06:42:28.97 ID:Z30DgynTO
>>370
文章が読みやすすぎるからじゃね?
- 379 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/15(月) 08:04:20.36 ID:94mFKhAy0
掛け合いだな
- 385 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/15(月) 15:35:28.05 ID:V3BNuvgPO
兄の台詞がうざいAV男優にしかみえない
- 386 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/15(月) 16:21:34.76 ID:osTGQ1b70
兄のせりふがどうしても無感情に見える
- 387 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/15(月) 16:40:23.56 ID:1Dt5GXBw0
わざとだよ
兄に似せたアンドロイドだったってオチ
- 388 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/15(月) 17:00:38.14 ID:WNvc2LuR0
(^o^) <アレモー
∨( )
(^o^) <コレモ
∨( )∨
(^o^三^o^) <ミーケイーケン
∨( )∨
- 389 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/15(月) 17:59:48.02 ID:94mFKhAy0
村上春樹を彷彿とさせる流され具合だ
- 390 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/15(月) 18:35:00.23 ID:XeVkHvJ/0
かえり
- 391 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/15(月) 19:37:29.78 ID:XeVkHvJ/0
s
- 392 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 20:15:32.22 ID:YEaI9RUf0
また戻って来られました
今日は寒いですね
保守していただいて感謝しております
いましばらくおつきあいください
このお話しは、いま全体の三分の二ぐらいのところです
- 393 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/15(月) 20:17:00.34 ID:ZrzsS+t50
はよはよー
- 394 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 20:18:22.97 ID:YEaI9RUf0
妹「現実と物語をシンクロさせてるっていうか、素とストーリーが行ったり来たりっていう感じで」
兄「高校生の映画っぽいな」
妹「それで映画と一緒に、『ハンサム』と『ミホちゃん』の仲が微妙に進行中らしいんだよね」
兄「へぇ〜」
妹「二人とも奥手なんだけどね。でもなんとなくいい雰囲気で、周りみんなで楽しんじゃってて」
兄「なんかそれ、余計なお節介じゃないか?」
妹「『この後二人は初デートに行った』とか言って、勝手にデートに行かせちゃったりね」
兄「楽しそうではあるな」
妹「デートの後をつけてって、途中で二人にインタビューしちゃったりしてたんだって」
兄「で、物語はどうなるんだ。主人公とヒロインは?」
妹「どうなるのかなあ……フフフ」
兄「なんだよ、知らないのかよ」
- 395 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 20:22:08.01 ID:YEaI9RUf0
あ
>>355-357で
トリをつけた意味が全くなかったことに気づきました
>>356の時点で0時すぎてたのにIDが前の日のままでした
- 396 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 20:24:41.60 ID:YEaI9RUf0
妹「ラストシーンがまだできてないから。プランはいろいろあるみたいなんだけど」
兄「お前の出番はどんな感じ?」
妹「ハンサムに智恵を授けるふりをして、誘惑しちゃうの」
兄「あれだ、ストーリー的には悪者なんだ」
妹「そうそうそう。小悪魔ってやつ?」
兄「この小悪魔め」
妹「私とハンサムが二人で一緒にいるところをミホちゃんに見られちゃったりね、お約束で」
兄「なんてお約束なんだ。で、『都』のセリフとかは?」
妹「『ミホちゃんのことが好きなんでしょ。どうしたらいいか教えてあげる』みたいな感じ」
兄「えー。ベタだな」
妹「セリフはそんなにベタじゃなかったけど。その場で覚えただけだから忘れちゃった」
兄「お前、学校じゃそういうキャラなのか?」
- 397 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/15(月) 20:28:04.39 ID:LpiUvg9fO
がんばれ
- 398 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 20:30:40.08 ID:YEaI9RUf0
妹「う〜ん、どうかな。私が東京に行ってたの知ってて、そういう役にされたんだけどね」
兄「アテ書きみたいなものか」
妹「ちょっとだけ現実とずれてる感じ。夏休み入るまで、全然台本ができてなくて」
兄「ふ〜ん。行き当たりばったりだな」
妹「学校行ったら、『結構大事な役なんで』とか言われちゃって。ちょっと頑張っちゃったかな」
兄「何をどう頑張ったんだ?」
妹「『ハンサムって、女の子のこと、よく知らないでしょ?』とか言っちゃったりして」
兄「うわぁ〜。それでハンサムに迫るのかよ」
妹「あっ、そうだ……」
兄「なんだよ、急に服脱ぎ始めて」
妹「上半身裸になっちゃった。ケットにくるまってみましたよ」
兄「いきなり……」
- 399 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 20:40:38.97 ID:YEaI9RUf0
妹「お兄ちゃんもこっち来て、こっち。私の右側」
兄「え、こっち?」
妹「うん、そう。それでお兄ちゃんも上脱ぐの」
兄「え、なんだよなんだよ」
妹「こっちが『都ちゃん』で、そっちが『ハンサム』の位置ね。ベッドシーン撮ったの……」
兄「ええっ!?」
妹「こんな感じで、ケットで胸隠してたけど。一肌脱いじゃったってやつ?」
兄「おいおい、高校生の映画だろ?」
妹「高校生の映画だから、おとなしいもんでしょ?」
兄「ただそういうカットだけなんだろ? 別に何もしてないよな?」
妹「ベッドシーン自体は、この姿勢でセリフ言うだけだったけどね」
兄「それ以外に何かあったのかよ?」
- 400 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 20:45:35.75 ID:YEaI9RUf0
妹「気になるの、お兄ちゃん?」
兄「気になるよ、そりゃ」
妹「みんなが見てない隙に、私の胸をね、ハンサムだけにチラって見せちゃった……」
兄「えーーーーっ!! おい。おい。おい」
妹「こんな風に……ケットをちょっとめくって……チラってしたの」
兄「ちょっと……だけ?」
妹「ちょっとだけだよ。やっぱり見えちゃった?」
兄「見えちゃったよ……乳首の先まで……」
妹「役作り役作り。ハンサムもどぎまぎしちゃったし、映画の雰囲気出たんじゃないかな?」
兄「なんでそんな……」
妹「ま、それだけだけどね」
兄「わざわざ見せることないだろ。たかだかクラス映画のために」
- 401 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 20:50:22.99 ID:YEaI9RUf0
妹「別に裸が映ってるわけじゃないし。ノリね。ノリ」
兄「なんか許せないな。違うだろ、それ。だめだろ」
妹「あ、許せないんだ、お兄ちゃん。どうしたら許してくれる?」
兄「俺をからかうなよ」
妹「他の人に見せちゃったら、だめ?」
兄「だめ」
妹「お兄ちゃんのだから?」
兄「そう。俺のだから」
妹「お兄ちゃんだけが見ていいの?」
兄「そう。俺だけが見ていいの」
妹「お兄ちゃんだけが触れるの?」
兄「そう。触れるのは俺だけ」
- 402 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 20:55:30.48 ID:YEaI9RUf0
妹「あぁん……後ろから両手で? そんなに掴んじゃうの?」
兄「俺の手で、見えないように隠すんだよ」
妹「私、このまま襲われちゃう?」
兄「そう」
妹「押し倒されちゃう?」
兄「そうだよ」
妹「私のこと、欲しいの?」
兄「ああ。欲しいよ」
妹「いいよ。来て……」
兄「ちょっと待ってな……」
妹「あれ、新しいゴム買ったんだ?」
兄「あ、ああ。薄いのを試そうと思って」
- 403 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 20:59:32.66 ID:YEaI9RUf0
妹「もう何日かしたら、生でしていいよ」
兄「ほんとに?」
妹「うん……。たぶんもう大丈夫なんだけどね」
兄「危ないだろ」
妹「今日はやめとくけど……。お兄ちゃんに、初めてをとってあるの」
兄「いいのか?」
妹「うん……そうして欲しい……」
兄「俺も……そうしたいよ……」
妹「あっ、お兄ちゃんの、すごく格好よくなってるみたい」
兄「もうさっきから、ギンギンだよ、そりゃあ」
妹「ゴム、私が着けてみていい?」
兄「いいよ……」
- 404 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 21:05:45.05 ID:YEaI9RUf0
妹「脱がせちゃうよ……」
兄「脱がされちゃうのかよ」
妹「エヘヘ。お兄ちゃん、透明なのが出てきちゃってるね。ほら……」
兄「あぁ……先っぽが感じるっ……」
妹「ちょっと舐めちゃうね。こんなに膨れちゃってぇ」
兄「うぁぁぁ……いいっ……」
妹「お兄ちゃんがそんな顔すると、すごく感じてきちゃうな」
兄「俺が襲うはずだったのに、襲われてるじゃないか」
妹「じゃあもう、ゴム被せちゃうね。うまくできるかな……」
兄「……うん……そう……ちゃんと伸ばして……そう、上手上手」
妹「お帽子がぴったり! 格好いいよ、お兄ちゃん」
兄「もうさ、お前が欲しくてたまらないんだよ……」
- 405 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 21:10:44.11 ID:YEaI9RUf0
妹「お兄ちゃんあのね、さっきの話、続きがあるの」
兄「さっきの話って? チラってした話かよ……まだ何かあるのかよ」
妹「あのね、撮影の後でね、ハンサムと二人っきりになったの」
兄「どうして?」
妹「なんとなく。ハンサムがどぎまぎしてて、可愛かったんだよね」
兄「それで?」
妹「ちょっと仲良くしちゃった……」
兄「仲良くしたって、どういうことだよ!」
妹「だからちょっとだけ……」
兄「ちょっとだけ、どうしたって?」
妹「う〜ん。言うの?」
兄「言えよ」
- 406 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 21:16:41.51 ID:YEaI9RUf0
妹「今みたいに、ゴム被せちゃって……」
兄「えっ? ええっ!?」
妹「『女の子のこと、よく知りたい?』とか言って、上に乗っちゃった……」
兄「あっ……挿れるのかよ」
妹「こんな風に……おっきくなったのを……私の入り口に擦りつけちゃって」
兄「だっ……だめだろ……そんな!」
妹「それでね……あ、もう入りそうだよ……挿入しちゃった……」
兄「あぁっ……こんなにヌルヌルで……すごい締まるっ!」
妹「どう? 気持ちいい?」
兄「こんなにいいのを……あげちゃったら……だめだろ……」
妹「ほんとにちょっとだけだから……ハンサム、すぐイッちゃったから……」
兄「そういう問題じゃないだろ!」
- 407 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 21:20:37.63 ID:YEaI9RUf0
妹「あぁ……んっ……お兄ちゃん! すごいよ……激しいっ!」
兄「俺だけのだろ。なあ。このキュッとしてるのは……俺だけのだろっ」
妹「そうだよ。お兄ちゃんだけのだよ……ああああっ!」
兄「あぅっ……じゃあなんで……なんでだよ!」
妹「すごい……お兄ちゃん……いっぱい……突き上げてくるぅ!!」
兄「お前はイかなかったんだよな? イかされなかったよな?」
妹「ねぇ……もっと……もっとして……」
兄「もう俺が上になるからな。絶対イかせるからな」
妹「うん……うん……あっ……深いよっ」
兄「うぅっ……こうだろ。こうだろ。お前の好きなのは……くぅっ」
妹「すごい……奥まで……お兄ちゃん……あぁっ!」
兄「イクだろ? イクだろ? ああっ……ギュンギュンだ!」
- 408 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/15(月) 21:22:32.72 ID:osTGQ1b70
(゜д゜)
- 409 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 21:25:33.75 ID:YEaI9RUf0
妹「も、もうイッちゃう……イッちゃうよ……お兄ちゃん!」
兄「そうだろ。イッちゃうだろ。俺にイかされちゃうだろ」
妹「お願い……お願い……」
兄「出して欲しいんだろ? うあぁっ……中に欲しいんだろ?」
妹「欲しい……欲しいよ……お兄ちゃん……んんんんっ」
兄「突くよ。突くよ。突くよ。あぁっ……んあぁっ」
妹「あっあっあっあっあっあっ……も、もう……ああっ!」
兄「イクよ。イクぞ。出すぞ……ああああっ!!」
妹「あああああぁ〜〜っ! イクっ、イクぅ〜〜〜っ!!」
兄「あああああああ……あ〜〜〜っ!! あぁっあぁっあぁ〜っ……」
妹「いっ……いぃっ……あぁっ……あぁっ……ああぁっ!!」
兄「うぅっ……うぅっ……まだ出るっ……」
- 410 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 21:30:30.66 ID:YEaI9RUf0
妹「ビクンビクンって……お兄ちゃんが……奥で……」
兄「はぁ〜っ……はぁ〜っ……」
妹「すごいよ……飛んじゃうよ……」
兄「こうだろ……なあ……」
妹「そう。こうだったの……お兄ちゃんが欲しかったの」
兄「お前は俺のものだからな」
妹「あぁっ……お兄ちゃん……そうです」
兄「俺だけのものだからな」
妹「そう……そうだよ」
兄「俺はずっとずっと、お前のことを愛してるからな」
妹「うん。うん。うん。私も。お兄ちゃんだけだから」
兄「俺が一番いいだろ、なぁ?」
- 411 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 21:34:31.31 ID:YEaI9RUf0
あ、すいません
少々中断します
- 412 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/15(月) 21:47:03.69 ID:yOmCKVMZ0
女か妹か兄 どれか壊れそうだな
- 413 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/15(月) 21:49:58.05 ID:C8tX3sqyO
ビッチ
- 414 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/15(月) 22:06:57.50 ID:XeVkHvJ/0
はい
- 415 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/15(月) 22:07:16.89 ID:osTGQ1b70
鬱展開の予感!
- 416 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/15(月) 22:25:22.17 ID:kBVaPMhR0
兄ざまぁ
・・・な展開でもいい気がしてきた
- 417 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 22:30:41.56 ID:YEaI9RUf0
妹「お兄ちゃんが一番いい……」
兄「だめだぞ、もう」
妹「もうって……何が?」
兄「だから、そういうのは」
妹「そういうのって?」
兄「『教えてあげる』とか『知りたい?』とかだよ」
妹「私、そんなことしてないから……」
兄「チラっと見せたりもな」
妹「それも、嘘なの。全部嘘なの」
兄「え?」
妹「ごめんお兄ちゃん……ほんとに嘘だから」
兄「ほんとか? ほんとに嘘なのか?」
- 418 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/15(月) 22:32:32.81 ID:euXKpYQaO
よし
よし
- 419 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/15(月) 22:33:36.47 ID:XeVkHvJ/0
いい
- 420 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 22:35:19.62 ID:YEaI9RUf0
妹「嘘だよ〜ん……ほんとに嘘だよ〜ん……エーンエーン」
兄「嘘泣きはいいからさ。どこから嘘なんだよ」
妹「ベッドシーンから。そんなのクラス映画でするわけないでしょ」
兄「ほんとかよ」
妹「都ちゃんの役まではほんとなんだけどね」
兄「この〜。小悪魔め〜」
妹「お兄ちゃんのために、ずっと守ってきたんだから。私の勝手だけど」
兄「どうしようかな、俺。まだ頭に上った血がおさまらないぞ」
妹「ごめんね、お兄ちゃん」
兄「でもまあ、嘘かなって思ってたけどな」
妹「ほんとに?」
兄「お前がそんなこと、する筈ないよなって」
- 421 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 22:40:20.77 ID:YEaI9RUf0
妹「私がずっと好きなのは、お兄ちゃんだけだもん」
兄「でもお前、ハンサムにちょっとは気があったりするんだろう?」
妹「あはははは。ないよ。ないって」
兄「なさそうだな、その調子だと」
妹「ミホちゃんとハンサムが処女と童貞で結ばれた方が面白いし」
兄「面白いで片付けるなよ、人のことを」
妹「じゃあ『美しい』かな」
兄「その二人は処女と童貞なのか?」
妹「まぁ、間違いなくね」
兄「この先どうなるのかなあ、二人は」
妹「ほらね、やっぱり気になるでしょ?」
兄「結末を報告してくれ」
- 422 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 22:46:07.36 ID:YEaI9RUf0
妹「いつになるかはわからないけどね」
兄「そりゃそうだ。だけどさ、何でベッドシーンなんて嘘ついたんだよ」
妹「今日、電車の中でずっと考えてたんだよね〜。お兄ちゃん騙されるかなって」
兄「よくも俺の心をもてあそんでくれたな」
妹「ごめんね。ほんとにごめんなさい。許してくれる?」
兄「んーーー。許す」
妹「あれっ。やけにあっさり許してくれちゃうんだ」
兄「許して欲しくなかったのかよ」
妹「だって……お兄ちゃんがすごく激しくなったから……」
兄「それを期待してたのか?」
妹「言うかどうかは迷ったんだけどね」
兄「じゃ、何で言ったんだよ」
- 423 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 22:52:42.13 ID:YEaI9RUf0
妹「う〜ん、わかんない。何となく。思いついちゃったからかな」
兄「俺の気を惹こうと思ったんだよな。そういうとこ可愛いよな」
妹「そうだよ〜ん。お兄ちゃんが好きでたまらないんだよ〜ん」
兄「俺もお前のこと、一生好きでいられる自信はあるぞ」
妹「やった〜!」
兄「でも、この先、お前とどうなるかはな……」
妹「うん……私のわがままに付き合わせちゃったから……」
兄「いや、俺だって、抑えられなかったんだ……」
妹「ねえ、私が他の男の人と浮気したら、お兄ちゃんどう思う?」
兄「浮気とかって……俺が言えることじゃないし」
妹「じゃあ浮気じゃなくって、本気だったら?」
兄「お前の自由を尊重するしかないだろ」
- 424 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 22:58:49.67 ID:YEaI9RUf0
妹「口で言ってることと、さっきの反応が違う〜」
兄「そうだな。矛盾してるな」
妹「じゃあ質問を変えるね。私が他の男の人と付き合ったら、お兄ちゃん悲しい?」
兄「うん。悲しい」
妹「私、付き合ってる女の子がいるけど?」
兄「それは許せるな。結局、代償行為だろ?」
妹「そうとも言い切れないけど、でもそうなのかな」
兄「本能的に許せるんだよな。男の本能なのかもな」
妹「私ね、彼女をお兄ちゃんに抱かせたいっていう変な願望があるの」
兄「へぇ〜。それはどうして?」
妹「結局、好きなものをお兄ちゃんに捧げたいってことなのかな。自分捧げちゃったけど」
兄「その彼女はどんな子なんだ?」
- 425 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 23:04:19.84 ID:YEaI9RUf0
妹「あ、食いついてきた。でもお兄ちゃんには彼女捧げないからね」
兄「なんで?」
妹「彼女に最近彼氏ができたから」
兄「なるほど。それはわかりやすいな」
妹「そうじゃなかったら、お兄ちゃんに紹介したかもね」
兄「いいのか、それで?」
妹「いいんじゃないかな。お兄ちゃんも彼女も二人とも好きだから」
兄「俺がその子を抱いちゃうんだぞ」
妹「私が彼女をイかせちゃってからね」
兄「そんな想像をしてたことがあるんだな、さては」
妹「うん。そうなの。ヘンだって思う?」
兄「ヘンかもしれないけど、お前のことがだんだんよくわかってきた」
- 426 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 23:10:26.39 ID:YEaI9RUf0
妹「嬉しい。お兄ちゃんに私のこと全部見せたかったし、知って欲しかったの」
兄「お前がさ、ずっと俺の理想の女の子だったんだよ。ルックスも性格も」
妹「きゃ」
兄「可愛くて健気ってだけじゃなくて、ちょっとヘンなところもさ」
妹「全部受けとめてくれるのは、お兄ちゃんだけだよ……」
兄「シスコンとかそういうんじゃないんだ。ただお前が一番いいんだ」
妹「そんなに口説いてくれるんだ。もう、溶けちゃうよ……」
兄「なんでこんなにお前にマジになってるんだろう」
妹「あははははは。や〜いや〜い」
兄「ただ好きなんだ」
妹「すごくよくわかるよ。私もおんなじ気持ちだから……」
兄「この夏、お前と一緒にいられるのもあとちょっとなんだな……」
- 427 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 23:16:38.69 ID:YEaI9RUf0
妹「そうだね。でも、春になったら絶対戻ってくるからね」
兄「そうだ、海行きたいか?」
妹「海? 連れてってくれるの?」
兄「九十九里浜に大家さんの別荘があるんだけど、先輩が一緒にどうか、って」
妹「お姉ちゃんと行くの?」
兄「うん。別荘の掃除とかしに行くんだけど、海水浴もできるぞ」
妹「いつ?」
兄「来週の土日。もう夏期講習終わってるよな?」
妹「日曜は最後のマックのバイトがあるけど、土曜はだいじょうぶ」
兄「バイトは夕方だろ?」
妹「うん。いつもの通り」
兄「俺は去年行ってるんだけどさ、あそこの海はお前に見せておきたいって思って」
- 428 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 23:22:52.62 ID:YEaI9RUf0
妹「いいの、私も行っちゃって? 二人で行くつもりだったんじゃないの?」
兄「いや。二人だったら大家さんの手前、泊まりがけは無理だし、大変だ」
妹「箱入り娘だなあ、お姉ちゃん」
兄「だから息抜きに、ここ来たりするんだよな。昔の自分の家だしな」
妹「海かぁ……」
兄「太平洋だぞ。広いぞ」
妹「こっち最後だし、行っちゃおうかなぁ……」
兄「行こうよ。な。せっかくだから」
妹「うん、わかった。お兄ちゃんに私の水着姿、見せてあげるね!」
兄「水着か。持ってきてないだろ。買ってやろうか?」
妹「だめ。自分で買ってくるから。内緒にするの」
兄「楽しみにしてるよ、お前の水着姿……」
【第8話 再来】おわり【第9話 収穫】に続く
- 429 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/15(月) 23:44:07.82 ID:XeVkHvJ/0
?
- 430 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 23:46:55.26 ID:YEaI9RUf0
今ちょっと前にひょんなことでマタタビの粉を舐めてしまいました
ほんのひと舐めしただけなのですが
とても酔っぱらってしまっております
先ほどまで笑い上戸みたいな状態だったのですが
今はちょっとヘロヘロしています
第9話の導入部を少し続けるつもりですが
いつ果てるともわかりません
申し訳ありませんが酔っぱらいです
いやこんなにマタタビが効くとは
違法じゃないですよね
生きてるといろんなことあります
- 431 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/15(月) 23:51:16.25 ID:lMuftFof0
>>1はネコ科
- 432 名前:1 [] 投稿日:2010/11/15(月) 23:51:56.39 ID:YEaI9RUf0
【第9話 収穫】8/18(水)14:00 晴れ(34度)
女「こんにちは〜」
妹「はーい。あっ、お姉ちゃん。いらっしゃい」
女「ふぅ、あっついね今日も。ちょっと畑仕事しに来たんだ」
妹「暑いですね〜。今、お昼寝しちゃってたの」
女「起こしちゃってごめんね〜。お父さんに頼まれちゃって。私、今日まで夏休みで」
妹「お兄ちゃんは、大学に行ってますけど」
女「あ、そうなんだ。いたらちょっと手伝ってもらおうかと思ってたけど」
妹「すごいフル装備ですね。長袖のシャツに大きい帽子にタオル……」
女「軍手もあるよ。今日はね、私がトウモロコシを収穫するんだ」
妹「すっかり農家のお姉さんですねぇ。結構似合ってますよ」
女「あはは。似合う?」
妹「トウモロコシって、どれだけ穫るんですか?」
- 433 名前:1 ◆Z1mcLeht3s [] 投稿日:2010/11/16(火) 00:04:09.99 ID:wH+LLCtJ0
女「先に植えた方を、もう全部穫っちゃうんだって」
妹「え、植えてあるのの半分ぐらい?」
女「うん。50本ぐらいはあるかなって言ってた」
妹「えーっ。そんなにいっぺんに穫って、食べ切れるんですか?」
女「近所におすそ分けしたりするみたいよ」
妹「私もトウモロコシの収穫、やってみたいなぁ」
女「うん、いいよいいよ。でも勉強の方は大丈夫?」
妹「夜やるつもり。今日は午前中夏期講習だったし、バイトもないから」
女「じゃ、ちょっと手伝ってもらっちゃおうかな。すごい簡単だよ」
妹「このままの格好でいいかなぁ?」
女「そのままでいいけど、暑いから帽子とタオルね。軍手は貸してあげる」
妹「じゃ、準備して庭に行きま〜す」
- 434 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 00:14:11.02 ID:wH+LLCtJ0
女「……ひぇ〜っ。畑の方は、もっと暑いね。すごく蒸してる感じ」
妹「結構平気ですよ、このぐらい」
女「え、強いね。私もうさっきから、シャツの中に汗が溜まってるんだけど」
妹「終わったら、うちでシャワー浴びてきます?」
女「うん、ありがとう。そうさせてもらうかも。一応着替えも持って来たし」
妹「蚊取り線香も持ってきましたよ」
女「気が利いてるぅ」
妹「じゃあさっそく、始めますか」
女「ええとね、物置の中にナタがあるのね。それで根元をズバっとやるだけ」
妹「え、手でもぐんじゃないんですか?」
女「手でもげるけど、綺麗に切れないことがあるから」
妹「へぇ〜。さすがは農家のお姉さん」
- 435 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 00:32:40.07 ID:wH+LLCtJ0
女「……これがナタね。じゃあ見本を見せるから……んっ……こうやってザクっと!」
妹「あ、簡単そう! やってみていい?」
女「いいよ。手切らないようにしてね」
妹「……大丈夫ですって……トウモロコシを掴んでザクザクっと……」
女「そうそう。そんな感じ」
妹「ちゃんと切れたぁ」
女「それから外側の皮をちょっと剥いて」
妹「……こうかな。あっ、トウモロコシらしくなった!」
女「うん、じゃあ任せちゃうね。私は畑の雑草取りしてるから」
妹「どんどん穫っちゃっていいの?」
女「うん、こっち側のトウモロコシは、もうヒゲが茶色いからだいじょうぶ」
妹「はい。じゃあ始めま〜す」
- 436 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 00:48:16.79 ID:wH+LLCtJ0
(10分後)
女「ふぅ。暑いなぁ〜」
妹「ほんといい天気ですよね、いつもいつも」
女「ねぇ、休憩しない?」
妹「え〜。まだ始めたばっかりなのに」
女「だって暑いんだもん」
妹「やっぱり暑いですよね」
女「脱水しちゃうよ。のど乾いちゃった」
妹「何か飲みます?」
女「ごめんねー。いろいろ持ってきたんだけど、飲み物持ってくるの忘れちゃって」
妹「冷たいジャスミン茶でいいですか?」
女「うん、ありがとう。ジャスミン茶好き〜」
妹「じゃあ、持ってくるね……」
- 437 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 00:56:29.09 ID:wH+LLCtJ0
女「……はぁ。冷たくっておいしい。おいしいね、このジャスミン茶」
妹「うん。水出しパックのだけど、結構気に入ってるんだ」
女「妹ちゃんは、ほんと可愛いね」
妹「え、何ですか急に。あれ、私、縁側に座ってこんなことするの、初めてかも」
女「私も子供のころ、こうやってここに座ってるの、好きだったなぁ」
妹「落ち着きますよね、なんか」
女「この庭でうちのお兄ちゃんが、サッカーの練習してるのをね、ぼんやり見てたんだ」
妹「へぇ〜。選手物語だ。人に歴史あり!」
女「ここだけじゃなくて、どこにでもボール持ってって、練習してたんだけどね」
妹「お姉ちゃんは、練習相手とかはしなかったの?」
女「年がちょっと離れてるし、全然相手にならないよ。お邪魔になるだけだから」
妹「見てるだけだったんだ」
- 438 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/16(火) 01:08:34.78 ID:pih7ta2e0
しーえん♪
- 439 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 01:11:42.43 ID:wH+LLCtJ0
ごめんなさい
この辺でダウンします
マタタビがほんとにまだ効いていて抜けません
ちょっと調べたんですが
マタタビ酒とか漢方薬とかになるらしいんですが
とにかくこんなに効くヒト科の動物がいるとは
たいへん失礼いたしました
- 451 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/16(火) 10:57:49.25 ID:TJSMsb4q0
トウモロコシ…だと…?貴様まさか…
ほし
- 457 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/16(火) 14:51:37.31 ID:aNVYeJYd0
>>451
とうもろこし、いる?
まさか>>1が猫だったとは・・・
- 465 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 20:25:27.62 ID:wH+LLCtJ0
今日も一日皆さんお疲れさまです(でした)
いろんなことがあったりなかったりした一日だと思います
私はと言えば、ややマタタビ酔いの後遺症(二日酔い?)があった一日です
またこのぐらいの時間に戻って来られましたことを感謝します
ゆるゆると始めますが今日は難航しそうです
もうふうふう言ってます
目標は第9話終わりまでです
- 466 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 20:27:00.41 ID:wH+LLCtJ0
女「そう。お兄ちゃんの試合、見に行ったりね」
妹「そういう話聞くと、うらやましいなぁ。身内にスター選手がいるなんて」
女「お母さんは、結構大変だったと思うよ。いろいろサポートすること多かったから」
妹「そうだよね。スポーツやってる子の親は、送り迎えしたり、お弁当作ったり……」
女「そうそう。家族みんなでお弁当持って、お兄ちゃんの応援に行ったなあ」
妹「いい思い出ですね」
女「お兄ちゃんがゴール決めた後、こっちに向かってVVとかやるんだよ」
妹「きゃー、素敵!」
女「もう格好よくって、嬉しくって……言葉にならないんだよね」
妹「いいなあ、そういうの」
女「それでお兄ちゃんはね、サッカーの有名校に入って、レギュラーになって……」
妹「スターへの階段を?」
- 467 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 20:35:16.97 ID:wH+LLCtJ0
女「試合会場が大きくなってくから、観客席からグラウンドがどんどん遠くなるんだよね……」
妹「うーん……」
女「そのうち、手の届かないところに行っちゃった……」
妹「その気持ち、わかりますよ」
女「妹ちゃんもブラコンだもんね。フフ」
妹「あ、急にそんなこと言う……まぁそうだけどぉ」
女「……あのね、うちの兄がね、もうすぐ婚約しちゃうんだ」
妹「おめでとうございます……なのかな?」
女「ありがとうね。うん」
妹「寂しい?」
女「嬉しいんだよね、相手が素敵な人で」
妹「そうなんだ」
- 468 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 20:42:55.06 ID:wH+LLCtJ0
女「やっぱり私のお兄ちゃんは格好いいな、よかったな、って……」
妹「うんうん」
女「でもね、やっぱりちょっと……」
妹「すごい好きなんだね、お兄さんのこと」
女「そうだね。うん……」
妹「お兄さんに、あげちゃいたかったとかは?」
女「あはははは。すごいこと聞く〜。う〜ん、一度ぐらいはって思ってたかも……」
妹「過去形なんだ」
女「難しいね。そんな気持ちもあったってことかな」
妹「わかりますよ。でも彼女ができるのは止められないし……」
女「そうね……」
妹「その人が素敵な人なら……いいですよね」
- 469 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 20:54:11.21 ID:wH+LLCtJ0
女「ねえ、妹ちゃんはお兄ちゃんのこと、すごい好きなんでしょ?」
妹「え、私の話?」
女「うん」
妹「そうだよ。わかってるでしょ?」
女「いいよね、一緒に暮らせて」
妹「お兄ちゃんが大学に入ってから、ずっと離れてたし……」
女「くっつきたくなっちゃったんだぁ」
妹「会いたかったんだよね、ずっと」
女「わかるよ」
妹「それから、仲良くしたかった……」
女「うんうん」
妹「あの……、お姉ちゃんは、うちのお兄ちゃんと付き合ってるんですか?」
- 470 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/16(火) 20:55:48.08 ID:JQqBA63V0
いいえ
でもやりますた///
- 471 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 21:04:29.68 ID:wH+LLCtJ0
女「付き合ってるって……まだそういうのじゃ……」
妹「『まだ』って言った」
女「あ、『まだ』って言っちゃった……」
妹「好きなんだ、やっぱり」
女「好き……だよ」
妹「どういうとこが?」
女「一緒にいて落ち着くんだよね……自分でもこんなに好きだなんて思ってなかった」
妹「ふ〜ん。じゃあお姉ちゃんに貸してあげるね」
女「貸してくれるの?」
妹「私のだけど。お姉ちゃんも好きだから」
女「やっぱり妹ちゃんのだったんだ!」
妹「うん、私のなの。……なんてね」
- 472 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 21:12:55.47 ID:wH+LLCtJ0
女「あのね、妹ちゃんは、彼氏いるの?」
妹「いないよ。ずっと」
女「えーっ。信じられない……」
妹「彼女なら、いるかもね」
女「ええーっ、彼女? 女の子が好きなの?」
妹「う〜ん、綺麗な子は好きだよ。憧れちゃうから」
女「そうなんだ」
妹「お姉ちゃんもね」
女「……ねぇ、彼女って?」
妹「クルー仲間っていうか、バイトの友達なの。同い年なんだけどね」
女「高校生の子なんだ」
妹「うん。お互い年上の男の人に片思いで、慰めあってるうちにね……しちゃったんだ」
- 473 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/16(火) 21:58:00.35 ID:aHB+3e5m0
C
- 474 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 21:59:32.53 ID:wH+LLCtJ0
女「しちゃった……の?」
妹「うん。結構エッチなこと、ね」
女「すごいな、妹ちゃん。お姉さんドキドキしちゃうじゃない……」
妹「自分ではすごく普通だと思う。特別なことじゃなくって」
女「そうだね。特別なことじゃないのかもね」
妹「あ、お姉ちゃんに服のお礼、してなかったね」
女「いいのに、そんな。着てくれてるだけで嬉しいんだから」
妹「これがお礼だよ……チュッ……チュッ」
女「あっ……」
妹「よかった。お姉ちゃん、ちゃんと受けてくれた……」
女「唇、柔らかいんだね……」
妹「うっとりしちゃってるよ、お姉ちゃん」
- 475 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 22:05:20.95 ID:wH+LLCtJ0
女「びっくりしちゃった……」
妹「ごめんね……」
女「ちょっとびっくりしちゃっただけだから。エヘヘ」
妹「お姉ちゃん可愛い。ほんとに可愛い」
女「妹ちゃんは可愛いのに、すごくエッチだ……」
妹「ううん。全然エッチじゃないよ」
女「私のこと、こんなにドキドキさせて……」
妹「女の子どうしはね、素直になるとすごく伝わりやすいって思うの」
女「うん、それはわかるかも」
妹「女の子と付き合ってみて、よくわかっちゃった」
女「いつもその彼女と、こんなことしてたの?」
妹「うん。でもね、二人ともこの夏、男の人としちゃったんだよ」
- 476 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 22:13:55.13 ID:wH+LLCtJ0
女「え、ほんと?」
妹「うん」
女「妹ちゃんも?」
妹「うん」
女「お兄ちゃんと?」
妹「うん」
女「やっぱり」
妹「やっぱりって?」
女「とぼけてたんだよね〜。うちの小作人さんは」
妹「お姉ちゃん、お兄ちゃんから聞きだそうとしたんだ」
女「そうじゃないけど……」
妹「どんな気持ち?」
- 477 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 22:20:19.59 ID:wH+LLCtJ0
女「どんな気持ちって?」
妹「お姉ちゃんはどんな気持ち?」
女「妹ちゃんの気持ち、わかっちゃうだけに……」
妹「私のわがままだから、気にしないで。でも、まだ……」
女「まだ?」
妹「お兄ちゃん取ってっちゃ、やだかも……」
女「うん……」
妹「ねえ、お姉ちゃんはもう、お兄ちゃんとしちゃったの?」
女「え、そんな風に見える?」
妹「なんかのはずみでしちゃったけど、進んでないのかなぁって」
女「ないしょ……」
妹「なんで内緒?」
- 478 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 22:26:09.46 ID:wH+LLCtJ0
女「内緒だから」
妹「私、お姉ちゃんとお兄ちゃんが仲良くしてるの見るの好きだよ」
女「そうなんだ」
妹「二人でまったり話し込んでたりするの、すごくいい雰囲気で〜」
女「あはは。なんかまったりしちゃうよね。この家のせいかもね」
妹「まったり仲良くしちゃったんでしょ〜」
女「あはは……」
妹「あっ、否定しないんだ〜」
女「じゃあ、そろそろ作業再開しようか」
妹「あ、とぼける気なんだ〜。私は告白したのに〜」
女「うん。とぼけちゃう。ささ、仕事仕事」
妹「ずる〜い。大人ってずる〜い……」
- 479 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 22:33:11.35 ID:wH+LLCtJ0
(30分後)
妹「お姉ちゃん、だいたい穫り終わったけど。見て」
女「うん。いいんじゃないのかな、もう」
妹「いっぱい収穫した〜! 嬉しいね、やっぱり」
女「ありがとね、全部任せちゃって。う〜ん、文字通りのゴールドラッシュ!」
妹「ゴールドラッシュって?」
女「言ってなかったっけ? このトウモロコシの品種だよ」
妹「ふ〜ん、ゴールドラッシュって言うんだ。収穫したお宝は、縁側に積んだままでいい?」
女「うん、いいよ。後で持ってくから」
妹「じゃあ、ナタを片付けて来ま〜す」
女「私も終わりにしよっと。手伝ってくれて、ありがとね……」
妹「うち上がって、お茶飲んでってくださいね〜」
女「は〜い。遠慮なく」
- 480 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/16(火) 22:34:17.60 ID:Pkdc8K1d0
はい
- 481 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 22:42:37.48 ID:wH+LLCtJ0
妹「……お姉ちゃ〜ん。こっちクーラーかけたよ〜」
女「ふぅふぅ。外からお邪魔しま〜す」
妹「どうぞどうぞ。」
女「あ〜、ありがとう。なんて気が利く妹ちゃん」
妹「今、お茶持って来ますね〜」
女「あっ、あんまりこのままここにいると冷えちゃうな」
妹「そうですね」
女「汗びっしょりだからね」
妹「シャワー浴びます?」
女「うん。そうしようかな」
妹「水道代は大家さんもちなので、遠慮なく」
女「じゃ、浴びさせてもらうね〜。お借りしま〜す」
- 482 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 22:48:18.49 ID:wH+LLCtJ0
妹「……そそそそっ」
女「あぁ、シャワー気持ちいい……」
妹「……じーーっ」
女「あっ、妹ちゃん。なに覗いてるのよ〜!」
妹「お姉ちゃんのヌード……」
女「それはわかってるけど……びっくりしたぁ」
妹「お姉ちゃん、やっぱりすごいプロポーションいい。綺麗すぎる……」
女「ありがとうね。ほんとは裸見られても全然平気なんだけど」
妹「ヌードデッサンとかしたくなっちゃう感じ……」
女「ねぇ、妹ちゃんも汗かいちゃったでしょ。水風呂に入らない?」
妹「水風呂? 私も裸にしちゃう気だな、さては?」
女「あはは。こんな暑い日には、ほんとに気持ちいいんだから」
- 483 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 22:53:16.73 ID:wH+LLCtJ0
妹「いいよ。入る。冷たくないの?」
女「今、水張ってるんだけどね、シャワー足してプールぐらいの温度にするから」
妹「お風呂プールなんだ」
女「小さい頃ね、真夏によく私のお兄ちゃんと水風呂に入ったんだよ」
妹「水鉄砲とかしちゃったりして」
女「そうそうそう。水ばしゃばしゃとかしてね」
妹「うちもそういうこと、したことあるな〜」
女「あ、もういい感じになってきたから、先に入っちゃうね」
妹「……お邪魔しま〜す」
女「わー。妹ちゃんの裸だ。これでおあいこかな」
妹「お姉ちゃんの前だから、ちょっと恥ずかしいよ。シャワー浴びるね……」
女「キュートでスマートな感じなのに、服着てるときよりもグラマーなんだね」
- 484 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 22:58:55.58 ID:wH+LLCtJ0
妹「シャワーかけちゃう。水鉄砲だ!」
女「わっ。やめてやめて。可愛いんだなあ、ほんと」
妹「なにをおっしゃる。フフフフ」
女「私が男だったら、こういう子を狙っちゃうんだろうな、きっと」
妹「私が男だったら、もうお姉ちゃん口説き落としちゃってるかもよ」
女「ほんと? 私、口説かれるの下手だからな……」
妹「口説くのは得意なの?」
女「それも下手だよ。ていうか、奥手なんだってば」
妹「ふ〜ん。ふ〜ん」
女「できるなら、妹ちゃんとちょっと代わってみたいぐらい」
妹「あの、それは贅沢って思いません? こんな美人で、ナイスバディーなのに」
女「それ、口説いてる?」
- 485 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 23:08:42.70 ID:wH+LLCtJ0
妹「そうかもよ。じゃ、お風呂入りま〜す」
女「おいでおいで」
妹「向き合う形でいい?」
女「いや〜ん。いいけど」
妹「うわぁ〜っ、お姉ちゃんおいしそう。人食い人種なら真っ先に食べちゃうね」
女「あはははは、変な褒め方する〜。でもその感じわかるな」
妹「自分で見ても、おいしそうって思う?」
女「ときどき、ガブッとかしたくなっちゃったりするよ」
妹「結構、筋肉質なのかな? 柔らかい感じなのに」
女「筋肉が柔らかいの。つくづく、スポーツ向きの身体だと思う」
妹「お姉ちゃんは、スポーツ選手にはならなかったんだね」
女「気持ちがね、向いてないんだよね。ぶつかり合うのとか好きじゃないし」
- 486 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 23:15:36.73 ID:wH+LLCtJ0
妹「おっぱい触っちゃう……」
女「きゃあ!」
妹「ふ〜ん。こんななんだ〜」
女「やだ、妹ちゃん、エッチっぽい触り方する〜」
妹「すごいいい肉質。この大きさと弾力、いいな〜」
女「手が……やらしいよ〜」
妹「だってお姉ちゃんのおっぱいが美味しそうなんだもん」
女「そんなこと言ってると、触っちゃうぞ」
妹「そんなこと言ってると、指でツンってしちゃうよ」
女「あっ……ダメ。もう〜」
妹「お姉ちゃん、可愛いな。もっとしたくなっちゃう」
女「もう、いいでしょ、ねぇ。先にお風呂上がっちゃうよ……」
- 487 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/16(火) 23:17:45.09 ID:aFp5wVFXO
無駄をもっと省いて書けたら良作になるよ…。
- 488 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 23:20:52.17 ID:wH+LLCtJ0
妹「……ああ、水風呂気持ちよかったぁ」
女「ふぅ。温度差でちょっとだる〜くなっちゃったね」
妹「プールの後みたいだよね」
女「ちょっと休ませてね。いいかな?」
妹「はいはい。お布団にゴロンでもいいですよ」
女「ごめんね〜。ちょっとだけ横になっちゃう。バタ〜ン」
妹「すっごい無防備。バスタオル一枚だけで」
女「襲っちゃだめだよ」
妹「そんなこと言われたら……バスタオルめくっちゃう」
女「あ……やだ……妹ちゃん……」
妹「いいでしょ。さっきまでずっと一緒に裸だったんだからぁ」
女「私の裸、見たいの?」
- 489 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 23:29:20.62 ID:wH+LLCtJ0
妹「うん。だって綺麗なんだもん」
女「別に見てもいいけど、ヘンなことしないでね」
妹「ヘンなことって? こういうこと?」
女「あっ……だめって言ってるのに……」
妹「お姉ちゃんの裸、そそるんだもん。触りたいんだもん」
女「エッチにしようとする……あぁっ……」
妹「ね。感じちゃうでしょ。皮膚が敏感だね、すごく」
女「あ……や……だめっ……だめでしょ」
妹「だめじゃないよ。お姉ちゃん。気持ちよくしちゃうよ……」
女「ええっ?! ほ、本気?」
妹「肌合わせると、気持ちいいでしょ? ねぇ、お姉ちゃん?」
女「すごく変な気持ちになっちゃうよ……」
- 490 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 23:37:27.96 ID:wH+LLCtJ0
妹「愛撫しちゃうね。食べちゃうね。好きだよ……お姉ちゃん」
女「ねぇ……そんなことしちゃうの?」
妹「触っちゃう。舐めちゃう。はぁっ……興奮してきちゃった……」
女「どうしよう……どうしよう……あぁっ……」
妹「可愛い。背中もすごく感じちゃうんだね。仲良くしちゃおうよ」
女「妹ちゃんの指が……はぁっ……はぁん!」
妹「お姉ちゃんが感じてるから……私も感じてきちゃうよ」
女「女の子って……すごく柔らかいんだね……」
妹「お姉ちゃんのヒップ、プルッとして素敵。こういうことされるの初めて?」
女「うん……」
妹「男の人には? いっぱいされたの?」
女「そっちも、全然……」
- 491 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 23:44:20.77 ID:wH+LLCtJ0
妹「うちのお兄ちゃんには? されたんでしょ?」
女「えぇっ……」
妹「こんな風に、指先で太ももをツツツーとかいっぱいされちゃった?」
女「あぁっ……そ、そうだよ……」
妹「いっぱいされちゃったんだ。感じちゃったんだ」
女「うん。うん……すご、すごく感じちゃう……」
妹「クリトリスも吸われちゃったんでしょ……ちゅぱっちゅぱっちゅっちゅっ」
女「ふ……ふぅん……はぁん……いっ……いぃ……」
妹「こんなにトロトロになっちゃって、ペロペロされちゃったんだよね?」
女「エッチ……エッチ……いっ……あぁっ……」
妹「こんなに可愛いと、お兄ちゃんに挿れられちゃうよね?」
女「挿れさせちゃった……いっぱい挿れさせちゃったよ」
- 492 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 23:50:11.49 ID:wH+LLCtJ0
妹「もう挿れちゃう。お姉ちゃんに指挿れちゃうから」
女「あぁっ……抵抗できなくなっちゃう……」
妹「もう絶対イかせちゃう。お姉ちゃん私のものにしちゃう」
女「えぇっ……イかされちゃうの? あっ……だめ、感じちゃうよ……」
妹「委ねちゃって。一緒に感じちゃおう。ねっ。私にも触って……」
女「こ、こう? 抱きついちゃっていいの?」
妹「いいよ。お姉ちゃん好きよ……。ねぇ、すごくいいでしょ?」
女「すごくいい……あぁっそこ……イッちゃう!」
妹「こんなにのけぞっちゃうんだね。可愛い。可愛いね」
女「イかされちゃう……妹ちゃんに……あぁっ」
妹「お姉ちゃん……感じちゃうよ……イッちゃって……イッちゃって」
女「あぁっ……いっ……ああん……んっんっ……あぁぁぁっ!!」
- 493 名前:1 [] 投稿日:2010/11/16(火) 23:57:23.47 ID:wH+LLCtJ0
妹「お姉ちゃん……イッちゃったね。綺麗。すごく綺麗」
女「はぁっ……すごく不思議な気持ち……」
妹「ねぇ、私もイッちゃっていい? ここ触って……お姉ちゃんの指で」
女「こ、こう? いいよ。気持ちよくなっちゃって……」
妹「うん。うん。お姉ちゃん……そう……そうなの」
女「感じちゃうんだね……すごくキュートなのに、エッチなんだね」
妹「うん……いぃ……いいよお姉ちゃん……好きっ……」
兄「ただいま〜」
妹「あぁっ……お兄ちゃんだ!!」
女「え、帰ってきちゃったの!?」
兄「ただいま〜。えええええええっ!! な、な、な、なにがっ!!」
女「お、お邪魔……してます……」
- 494 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 00:02:59.26 ID:wphImD7p0
兄「先輩! な、なにを、どどどどうして、ええっ?」
女「ト、トウモロコシを収穫に来たんだけど……」
兄「あの、二人とも、裸で、裸です」
妹「お姉ちゃんと仲良くしちゃってるの」
兄「いつからそんな……」
妹「さっきから」
兄「え、ど、どうして?」
女「どうしてって……お風呂入って横になってたら……」
妹「ねえ、お兄ちゃんも仲良くしよう……」
兄「ええっ?」
妹「お兄ちゃん……全部……ばれてるから」
女「ばれちゃってるよ」
- 495 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/17(水) 00:06:07.54 ID:N4sZ/xt40
あらまあ
- 496 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 00:08:37.21 ID:wphImD7p0
兄「先輩……」
妹「お姉ちゃんと……しちゃったんでしょ?」
女「妹ちゃんとしちゃったんでしょ?」
兄「はい……。あの……二人で……しちゃってるんですか?」
女「妹ちゃんに……されちゃって……しちゃってる」
妹「ねえ、お兄ちゃん……仲良くしてよ……いま……」
兄「えっ、仲良くしてって……」
妹「お兄ちゃん……裸になって……来て……来て……」
女「してあげて、妹ちゃんに。決めちゃって」
兄「先輩……、い、いいんですか?」
女「まだイッちゃってないから。ちゃんとイかせてあげて」
妹「お兄ちゃん……欲しい……欲しいよ……」
- 497 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 00:16:23.31 ID:wphImD7p0
兄「もう俺、何が何だかわからないぞ」
女「お願い……このままじゃ途中だから……」
兄「先輩、なんでそんな目してるんですか……」
女「妹ちゃんのこと、好きなんでしょ。ちゃんと決めてあげて」
妹「お姉ちゃんごめんね……お兄ちゃん……ねぇ……」
兄「わかった。今、欲しいんだな。脱ぐぞ……」
妹「お兄ちゃんの格好いいのを……ちょうだい……」
女「あぁっ、大きくなってる……早く」
妹「お兄ちゃん……そのまま……生でして!」
女「え、ほんとにっ?」
妹「うん……今日、だいじょうぶだから……」
兄「行くよ。いいんだよな……」
- 498 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 00:23:37.81 ID:wphImD7p0
女「あっ……そのまま挿れちゃうんだ……」
妹「あぁぁぁぁっ……すごくいい!」
兄「あああああっ! うぉっ! 締めつくっ!」
妹「味わって……私の中……味わってね」
兄「ああ。お前も……。直に感じるだろっ?」
妹「お兄ちゃんの形が……はっきり……」
兄「うぁあっ……キュッキュッて……締めつけてくる……わかるか?」
妹「うん……お兄ちゃんが……グングンってなってる……」
女「見てるだけで……すごい……すごい感じちゃう」
兄「あああああ……もっと……もっと……突くぞっ……」
妹「そう。そう。離さない……掴んじゃう……」
兄「溢れてくるっ……いっぱい……」
- 499 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 00:29:44.21 ID:wphImD7p0
女「あぁっ……すごい激しい!」
妹「お姉ちゃん……見てて……イッちゃうから……」
女「うん。うん。見せて」
兄「あ……あっ……うっ……俺も……出そう……」
妹「お兄ちゃん……中に……中にちょうだい……」
女「あっ……腰に……足絡めちゃうんだ……」
兄「出すよ……もう抜けないもんな……うぅおぉっ」
妹「出して……出して……」
女「いっぱい……いっぱい……挿される……」
妹「好き……お兄ちゃん……キス……キスしてっ……」
兄「んんっ……んっ……んっ」
女「感じちゃう。感じちゃうよ。だめ。だめ」
- 500 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 00:36:46.16 ID:wphImD7p0
妹「あぁっ……お兄ちゃん……そこだよ……そこ……」
兄「中が……キスしてるっ……出るっ!」
妹「イッちゃうよ……イッちゃう……あ……」
兄「イクっイクっ……イクよぉ!」
妹「はぁぁ〜〜ん!! あぁぁぁぁっ!!」
兄「ふぉぉぉぉっ……あぁぁぁぁっ!!」
妹「あっあっあっあっ……お兄ちゃ……お兄ちゃ」
女「ああああ……」
兄「あぁぁっ……あぁぁっ……あああっ!!」
妹「ビクビクって……出てるよぉ……」
女「あぁっ……出されちゃった……」
妹「ビクって……ビクって……何度も……出してるよぉ!」
- 501 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/17(水) 00:38:04.57 ID:N4sZ/xt40
あああ
- 502 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 00:43:59.48 ID:wphImD7p0
兄「はぁっ……はぁっ……はぁっ……」
妹「んんっ……んんっ……はぁっ……」
女「おかしくなっちゃう。おかしくなっちゃうよ……あぁん」
兄「先輩……俺……」
女「そう。キミがいけないの。全部……」
兄「ごめんなさい……」
妹「お姉ちゃん……ちょっと待って……もうちょっと」
女「うん。もう欲しい……もう欲しいよ……」
兄「えっ……」
女「すごい変な気持ち……たまらないの」
妹「今度はお姉ちゃんの番だから……」
女「妹ちゃん……貸して……貸して」
- 503 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/17(水) 00:44:12.28 ID:BuHJ1JjUO
3Pじゃないのか…
- 504 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 00:51:13.75 ID:wphImD7p0
兄「いいんだな……」
妹「うん……」
兄「またな……」
妹「うん。お姉ちゃんをいっぱいイかせてあげて……」
女「妹ちゃん……ありがとう」
兄「先輩……。今日、すごくエッチな匂いがする……」
女「もう、わかんなくなっちゃってるから……」
兄「いいんですか?」
女「早く……早く……」
兄「すごい。こんなに溢れちゃってるんだ」
女「だって……だから……」
妹「お兄ちゃん、挿れなきゃ」
- 505 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/17(水) 00:56:49.03 ID:BuHJ1JjUO
すまん、訂正
- 506 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 01:00:05.24 ID:wphImD7p0
女「そのまま来て……そのまま……」
男「生で……?」
女「うん……。私も大丈夫だから……」
妹「挿れて……お姉ちゃんに挿れて……」
女「もう……こうだから……自分で挿れちゃうから……」
男「あっ……導かれる……」
女「は……はぁぁぁぁん……お……おいしい……」
男「あぅぅぅぅ……まとわりつくっ……舐めてるんだ……」
女「硬い……嬉しい……こんな硬く……」
男「あぁっ……イッたばかりなのに……また……」
妹「あっ……お姉ちゃん、奥まで咥えこんじゃった……」
女「腰動いちゃう。腰動いちゃうよ……」
- 507 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 01:08:50.64 ID:wphImD7p0
男「いい。いいっ……う……あああっ……痺れる……」
女「も……もう……ずっと……イッちゃってるよぉ……」
男「お……俺……先輩のこと……好きだから」
妹「お兄ちゃん……私もお姉ちゃん好きだよ」
女「あっあっあっ……ヘンなっちゃう……ヘンなっちゃう」
男「あぁっ……欲しがるんだ……吸い込まれるっ」
女「出して……絶対……出して欲しい……」
兄「おぅぅ……あっ……発射……しそう」
女「はぁぁっ……あっあっあっあっあっあっ……」
妹「私も……私も……一緒にイッちゃう……んっ……」
兄「先輩……出ちゃうよ……出ちゃうよ……」
女「もうだめ。もうだめ。もうだめ……」
- 508 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 01:19:23.02 ID:wphImD7p0
兄「あ……イクっ……うっ……くぁぁぁぁ〜っ!!」
女「あぁっ……あっ……熱い……のが……来た……」
兄「ふぉぉぉ……おおっ……ああっ……ああああああっ!!」
女「あっあっ……んん……ん……ん……ん……」
妹「あああ……」
兄「ああ〜っ……ああ〜っ……あ〜っ……」
女「んっ……あぁ……はぁ……」
妹「すごいの。すごいの。すごくいいの……」
兄「あぁぁぁぁぁぁ……」
女「んんっ………………」
兄「出しちゃった……」
女「出されちゃった……」
- 509 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 01:24:28.33 ID:wphImD7p0
妹「お姉ちゃん……くっついていい?」
女「うん……」
妹「こうしたかったの」
女「こんなに……されちゃうんだ……」
妹「すごく綺麗だよ、お姉ちゃん」
女「はぁっ……あぁっ……感じちゃう……」
妹「お姉ちゃん……お兄ちゃんのを飲みこんでくれた……」
女「一緒に……一緒に出させちゃった」
妹「そう。そうなの。一緒なの」
女「全部……全部中におさめちゃうから……」
妹「お姉ちゃん……大好き……愛してる……」
女「妹ちゃん、すごく可愛い。すごく可愛いよ……」
【第9話 収穫】おわり【第10話 海辺】に続く
- 510 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 01:27:29.47 ID:wphImD7p0
本日はこの辺で失礼します
おやすみなさい
- 511 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/17(水) 01:29:20.22 ID:N4sZ/xt40
はい
- 512 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/17(水) 01:29:34.83 ID:EgJ4lBNi0
おやすみ
- 513 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/17(水) 01:46:41.41 ID:aldp1o2dO
登場人物全員頭おかしいです
何考えてんだかわからん
会話自体の不自然さと相まって微妙に狂った雰囲気を醸し出してる
有り体に言って気持ち悪い
- 514 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/17(水) 02:22:54.45 ID:Fyn/PpE80
おもしろい
でもリアリティが全くない
それがいいのかもしれないけど
- 515 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/17(水) 02:40:52.55 ID:VLiyIaOIO
リアリズムをことさらに強調した設定から
徐々にリアリティが崩れていく様が
なんとも怖い
- 516 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/17(水) 04:29:46.76 ID:VLiyIaOIO
と言いつつ保守
- 517 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/17(水) 06:29:39.94 ID:3tsbM6nJ0
出社前保守
- 518 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/17(水) 07:23:33.45 ID:xkgamap0O
狂気か…
それ踏まえて読むとありな気がしてきた
- 519 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/17(水) 07:48:02.17 ID:edzUYhaeO
はい
- 520 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/17(水) 08:05:39.72 ID:WUe/evs3O
妹「ホームスチールに来たよ!」
- 529 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/17(水) 14:32:14.84 ID:kik5rACqO
最初と雰囲気が全然違うな
- 538 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 19:52:48.55 ID:wphImD7p0
「今日こそはスレが落ちてるかも」と思いつつ
残っているのを意外に思ったり安堵したりしている毎日です
いろいろなご意見とか「はい」とか「頑張れ」とかありがたく思っています
修行の励みになります
このおはなしの終わりが見えて来ました
投下に先行しつつ書き進めていたのですが
どうやらあと88個分になりそうで、80個ぐらいまで書きました
これを二日か三日に分けて投下できればいいと思っています
よろしくおつきあいください
- 539 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/17(水) 20:05:25.61 ID:6sqMHUYuP
分けなくて良いから全部投下しろ
- 540 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 20:06:08.19 ID:wphImD7p0
【第10話 海辺】8/21(土)08:00 晴れ(28度)
女「おはようー」
妹「お姉ちゃん、おはよー!」
女「二人とも、出発の準備はオッケー?」
兄「大丈夫ですよ。今日は畑にたっぷり水も撒いたし」
妹「特に必要なものってないですよね。水着と着替えぐらい?」
女「そうね。他に要るものがあったら、向こうで買えばいいから」
兄「じゃ、行きましょうか。あぁ、今日も暑そうだな」
妹「うみ〜! たいへいよう〜!」
女「妹ちゃん、すご〜く太平洋だからね、九十九里浜は」
兄「ですよねー。あの水平線は、ほんと見ておいた方がいい」
妹「うみ〜! たいへいよう〜! すいへいせ〜ん!」
兄「家の鍵閉めるよ。はい、早く出て」
- 541 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 20:15:26.46 ID:wphImD7p0
>>539
うーん、考えてみましたが
あと10時間ぐらいはかかるんですよ
- 542 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 20:16:30.20 ID:wphImD7p0
妹「夏期講習終わった〜! うみ〜! うみ〜!」
女「ええと、どっちが助手席乗る?」
兄「あー、どうしましょうか」
女「二人で後ろ乗ってもいいよ」
妹「じゃあ私、助手席乗る〜」
兄「じゃ、俺が後ろで」
妹「レッツ、ドライブ〜!」
女「それじゃ、しゅっぱ〜つ!」
妹「しんこ〜!」
女「九十九里浜まで2時間もかからないからね」
妹「結構近いんだね」
女「今日の予定を言っとくね。まず、午前中は働いてもらいます」
- 543 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 20:21:17.36 ID:wphImD7p0
妹「ちゃきちゃき働きますよ〜」
女「それから午後は海ね。お昼は海の家で食べよう」
兄「わかりました」
妹「……ねえ、今夜はまた三人でしちゃうのかな?」
女「えぇっ? 何のことかな?」
兄「…………」
妹「何のことかなぁ? お兄ちゃんは黙ってるしぃ」
女「夜は……晩ご飯はカレーでいいよね?」
兄「あ、いいですね。キャンプみたいだ」
女「うちで採れた野菜も少し持ってきたから。夏野菜カレーにしましょ」
妹「オッケー!」
兄「今日は随分テンション高いな……」
- 544 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 20:29:02.18 ID:wphImD7p0
(九十九里道路)
妹「……あっ、あれ、海? 太平洋?」
女「ちょっと見えてきたね。もうすぐだからね」
兄「早かったなあ。全然2時間もかかってない」
女「今日、土曜なのに道が空いてたね。猛暑のせいかもね」
妹「暑いから、動きたくないのかなあ?」
女「暑すぎて観光客の少ない行楽地もあるみたいよ」
妹「へぇ〜、そうなんだ」
女「でも天気いいから、全体じゃプラスなのかな」
兄「さすが旅行会社」
女「そりゃもう。お仕事ですから……」
妹「大家さんちの人って、みんな旅好きなんだね」
兄「そう言われてみれば、そうだな」
- 545 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 20:33:54.26 ID:wphImD7p0
女「でも旅好きで畑好きって、ヘンだよね」
兄「常に新しい土を求めてるんじゃないですかね?」
女「う〜ん、面白い説。あ、到着しちゃったよ〜」
妹「着いた〜! 別荘!」
兄「ああ、一年ぶりだ」
女「お客様、あの防風林の向こうがビーチになります」
妹「海は見えないけど、もうすぐそこなんだね」
女「ここから徒歩2分ぐらいかな」
兄「そんなもんですね」
女「とりあえず、家に入りましょうか」
妹「は〜い。お邪魔しま〜す」
兄「お邪魔します」
- 546 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/17(水) 20:35:35.44 ID:0g6kzGA70
80もあるのか・・・
付き合ってやんよ!
- 547 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 20:40:24.53 ID:wphImD7p0
女「別荘って言っても、こんなボロでごめんね……」
妹「そんなそんな。新しくないだけじゃないですか」
兄「何を言ってるんだ、お前は」
妹「あっ、ここ、うちに似てるよね〜。お兄ちゃん家に」
兄「え、そうか?」
女「うん。間取りがね、あっちの家と殆ど同じなんだよね」
兄「あ、なるほど。言われてみれば」
女「建った時代も、多分一緒ぐらいなんじゃないかな」
兄「当時の建築様式なんですかね」
女「そうね、きっと」
妹「でも、畑はないよね」
女「お父さんも、さすがにここまでは手が回らないから」
- 548 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 20:47:21.63 ID:wphImD7p0
兄「部屋、そんなに汚れてるって感じじゃないですね」
女「ちょっと埃がたまってるぐらいかな」
妹「綺麗に掃除しますよ。楽しい夜のために」
女「そうね、お泊まりだもんね」
兄「じゃ、さっそく仕事しましょうか」
女「うん、じゃあまず窓を全部開けて、外の物干しに布団を干します」
兄「はい」
女「その後は部屋の掃除をお願いね」
妹「は〜い」
女「私は水回りの掃除して、買い物に行くから」
兄「わかりました」
妹「サクサクやりま〜す」
- 549 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 20:51:17.60 ID:wphImD7p0
(2時間後)
女「……ただいま〜。いろいろ買い込んで来たよ〜」
妹「お姉ちゃん、お帰りなさ〜い」
女「もう掃除の方はいいみたいね」
妹「終わりました〜!」
女「お布団の方は、と……」
兄「……あ、お帰りなさい。もう布団取り込み始めてますよ」
女「じゃあ、布団入れ終わったら、海に行く支度しよっか」
妹「わ〜い! うみ〜!」
兄「よいしょ。よいしょ……はい、これで布団終わりです」
女「お疲れさま。じゃ、こっちで水着に着替えて行くからね」
妹「お兄ちゃん、お兄ちゃん!」
兄「ん?」
- 550 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/17(水) 20:51:21.97 ID:N4sZ/xt40
はい
- 551 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 20:57:13.27 ID:wphImD7p0
妹「着替えるところ、見たいの?」
兄「あ、ごめん。向こう行くから」
妹「見たいか見たくないか聞いてるんだけど」
兄「難しい質問だな」
妹「でも、着替え終わるまで見せないよ〜」
女「じゃ、こっち女子更衣室にするから、隣の部屋で着替えてね」
妹「お兄ちゃん、しっしっ……」
兄「俺、『ちぇ』とか言わなきゃいけないのかよ……」
妹「うわぁ〜、お姉ちゃん!」
女「うわぁ〜、妹ちゃん!」
妹「……とか言ってると、絶対覗きたくなっちゃうんだろうね」
女「覗いたらどうしようか?」
- 552 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/17(水) 21:13:13.41 ID:iQCRHkxn0
はい
- 553 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/17(水) 21:15:18.45 ID:FEazUn7H0
剃毛
- 554 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/17(水) 21:37:41.49 ID:BuHJ1JjUO
おい、どうした
- 555 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/17(水) 21:39:27.77 ID:Bx6ZRIYT0
女「覗いたらどうしよっか」
妹「んーとねー」
俺「悪戯しちゃおっか☆」
俺「それはナイスアイディアだねっさすがおねえちゃん♪」
俺「ソローッ…」
俺「ちょっと俺くん?」
俺「ヤベッ!見つかった!」
- 556 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/17(水) 21:52:24.37 ID:N4sZ/xt40
はい?
- 557 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 22:03:01.79 ID:wphImD7p0
失礼しました。再開します
- 558 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 22:04:38.24 ID:wphImD7p0
妹「罰を与えなきゃね」
兄「覗かないよー! 覗かないって言ってるだろー!」
妹「あっ、隣の部屋から何か聞こえた」
女「うわぁ〜、妹ちゃん。水色の紐ビキニなんだ〜」
妹「へっへー。いいでしょ」
女「色が鮮やかですごい似合ってる。ナンパしたくなっちゃうな」
妹「今日のために買って来たんだ〜♪」
女「ねえねえ彼女、一緒に遊ばない?」
妹「うん、遊ぶ〜。そういうお姉ちゃんも、白ビキニがとってもセクシー」
女「ちょっとこれ、シンプルすぎるかな?」
妹「またまた〜。大胆なカットで、谷間を強調しちゃって〜」
女「……もういいよ〜。こっち来ても。着替え終わったから〜」
- 559 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 22:10:49.24 ID:wphImD7p0
妹「あっ、お姉ちゃん、お兄ちゃんに見せつけようとしてる〜」
女「うん。でも今日は日焼けするから、すぐフル装備ね」
兄「審査委員長が来ました」
妹「どうですか、審査の方は?」
兄「二人とも満点です。とてもよく似合っています」
女「なんだか素っ気ない反応ね。シャツ着ちゃおう」
兄「なるべく透明な気持ちで、美術品を見るように鑑賞しています」
妹「もっと悩殺されちゃってよ〜。ドキドキしちゃってよ〜」
兄「男には男の事情があるのです」
女「いろいろ大変なのね」
兄「時には抑制が必要な場合もあって……」
女「わかったわかった。じゃ、海行こう!」
- 560 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 22:18:09.34 ID:wphImD7p0
妹「あっ、ビーチサンダル忘れてきちゃった。って言うか、買い忘れた……」
兄「ビーサンなら、海の家で買えばいいさ」
女「とりあえずうちのサンダル履いてく?」
妹「うん。じゃあそうするね。サンダル、お借りします」
女「じゃ、行くよ。うみ〜〜!」
兄「先輩もちょっとはしゃいでますね」
女「だって今年の初海水浴だもん。妹ちゃんの真似したの〜」
妹「うみ〜! うみ〜!」
兄「暑い。焼けるように暑い」
妹「うみ〜! あつい〜! かいすいよく〜!」
女「あっつぅい。まぶしいね。サングラスかけちゃおう」
妹「あっ、大人の女を演出してる〜。ずる〜い」
- 561 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 22:25:13.61 ID:wphImD7p0
女「……妹ちゃん、ほら、待望の海だよ」
妹「あっ。うわぁ〜。砂浜がこんなにずっと真っすぐなんだ……」
女「こちらが九十九里浜になりま〜す」
兄「な、すごいだろ」
妹「すご〜い。お兄ちゃんが作ってくれたんだ〜」
兄「そうそう。あの水平線も、俺が作った」
妹「水平線が、丸いよ……地球って丸いんだね……」
兄「どうだ。俺が作った地球はすごいだろ」
妹「すご〜い。お兄ちゃん。私のために地球作ってくれてありがとう」
女「大変だったでしょ? これ作るの」
兄「先輩まで……いえいえ。一週間もかかんなかったですよ」
女「聖書の創世記だ」
- 562 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 22:33:45.24 ID:wphImD7p0
妹「地球って、象とか亀とかが支えてるんだよね?」
兄「そうそう。背中に乗ってるんだ」
女「あと、大蛇とかもなかったっけ?」
兄「そんなのありましたっけ?」
女「水平線の先が崖で、そこから滝になっちゃうんだよね」
妹「船が水平線の向こうに行ったら、落ちちゃったりね」
兄「遠くに見える船も、いずれ真っ逆さまなんだな」
女「ずいぶん危ないね、地球って」
兄「すいません。俺の設計ミスです……」
妹「だめじゃない、お兄ちゃん」
兄「次はうまく作るからさ」
女「じゃ、海の家にご飯食べに行きましょう……」
- 563 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 22:39:56.10 ID:wphImD7p0
(海の家)
妹「……わ〜い。お兄ちゃんにビーチサンダル買ってもらっちゃった!」
女「よかったね、妹ちゃん。買ってもらえて」
妹「お姉ちゃんも、お兄ちゃんに支払い押しつけてくれてありがとう!」
兄「最初から俺が払うつもりだったよ、全部」
女「さあ、じゃあこの辺にビーチテントを置こうか」
兄「ベースキャンプの設置ですね」
妹「土曜の午後なのに、ほんとに混んでないよね」
女「ここはね、穴場なのよね。駐車場の大きい海水浴場の方が混むみたいで」
兄「よいしょ。はい。テントです」
妹「わ〜い。できたできた。簡単だね、このテント」
兄「それにしても、砂が熱いなあ。焼けるようだ」
女「ビーサン脱いだら、走って海に入らなきゃね」
- 564 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 22:44:53.24 ID:wphImD7p0
妹「じゃあさっそく、泳いできま〜す」
兄「あ、ちょっと待って。今、腹いっぱいだし」
女「日焼け止め、ちゃんと塗らなきゃ……」
妹「もう〜。二人でいちゃつく気だな。いいよ、一人で行っちゃうから」
兄「このビーチマット、持ってくか?」
妹「うん。持ってく〜。波乗りしてきちゃおう」
女「引き波が強いから、気をつけてね。すぐ沖の方に流されちゃうよ」
妹「そして崖の下に真っ逆さま……きゃ〜!」
兄「ブイがあるだろ。あそこまでだよ」
妹「それじゃ、行って来るね〜」
女「ナンパされないように気をつけてね。人そんなにいないけど」
妹「あっ……足、あっつぅい。あちちっ……」
- 565 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/17(水) 22:50:19.43 ID:N4sZ/xt40
はい
- 566 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 22:50:46.90 ID:wphImD7p0
兄「……いきなり泳いでくな、あの娘は」
女「あっ、妹ちゃんこっち向いて手振ってるよ。は〜〜〜い!」
兄「だいじょうぶかなあ、一人で」
女「だいじょうぶだよ、ビーチマットあるし。心配なら行ってくれば?」
兄「いいや。寝っ転がって海を眺めてよう」
女「テンション低いね、今日」
兄「そうですか? 太陽が眩しいだけですよ」
女「なにそんな詩人みたいなこと言っちゃって。さてと……」
兄「あ、泳ぎに行くんですか?」
女「シャツを脱ぐのでした。ほらっ」
兄「わお。いきなりそのビキニだと、ちょっと反応してしまいます」
女「ちょっとテンション上がったかな? トップレスにしちゃおうか?」
- 567 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/17(水) 22:51:43.56 ID:AMcpxjLZ0
FKK!FKK!
- 568 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 23:01:16.65 ID:wphImD7p0
兄「ここ、そういうビーチじゃないでしょ」
女「嘘嘘。後でね。ねえ、日焼け止めの乳液、塗ってくれる?」
兄「トップレスにしてから?」
女「トップレスにしなくていいから。背中だけ。はいこれ」
兄「はい。真面目に塗りますよ」
女「肩から背中が一番焼けるから、ベタベタ塗っていいよ」
兄「目の毒だなあ、水着からこぼれそうな胸が」
女「ちょっと誘惑しちゃってるかな」
兄「欲しいなあ。ちょっと股間がヤバくなりました」
女「欲しいでしょ」
兄「誘惑しまくりですね。テンション高いじゃないですか」
女「妹ちゃんのテンションが、ちょっとうつっちゃったかな?」
- 569 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 23:07:03.27 ID:wphImD7p0
兄「このビーチ、ほんと隠れるところないんですよね」
女「ずーーっと砂浜で、岩場とかないからね。林の中には隠れられないしね」
兄「隠れられるのは、海の中ぐらいですかね」
女「魚のような話ですね」
兄「ずいぶん向こうの方に、ビーチマットが浮いてますね」
女「水色のビキニの女の子が、マットの上で寝てますね」
兄「のどかですね」
女「そろそろ、泳ぎに行こうか」
兄「ああ、夏の海、夏の海」
女「俳句?」
兄「ひねもすのたりのたりかな」
女「春の海じゃなかったっけ?」
- 570 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 23:12:52.82 ID:wphImD7p0
妹「……おーい! 泳ごうよ〜」
女「あ、行く行く〜。ちょっと浮き輪買ってくるから待ってね〜」
妹「お兄ちゃんも!」
兄「向こうから砂浜走って来ると、可愛いな」
妹「あっちに走って行ったら、可愛いくないの?」
兄「わかった。泳ぐから」
妹「わ〜い。一緒に泳ごう」
兄「そのビーチマット浮かせて乗りたい。さっきお前がしてたみたいに」
妹「すごい気持ちいいよ。極楽マットだよ」
兄「よし。海に飛び込むか〜!」
妹「うみ〜!」
兄「うわっ……しょっぱい」
- 571 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 23:19:02.49 ID:wphImD7p0
妹「……ブイブイ! ブイ到着〜」
兄「結構怖いな、ここまで来ると。砂浜があんな遠くに見える」
妹「私はもう慣れちゃったよ。溺れてもお兄ちゃんが助けてくれるし」
兄「俺も溺れたらどうする?」
妹「いいよ、私の魅力に溺れちゃっても」
妹「抱きついちゃおう!」
兄「やめろ、ほんとに溺れる」
妹「お兄ちゃんが溺れたら、私も溺れるよ〜」
兄「俺はマットの上で寝転がるから、溺れないぞ」
妹「ふ〜んだ。私一人で溺れちゃおう」
兄「……ああ、極楽極楽。空は広いな大きいな」
- 572 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 23:25:19.64 ID:wphImD7p0
女「お〜〜い!」
妹「あ、お姉ちゃんが浮き輪で泳いで来た!」
兄「あー、でっかい浮き輪ですね」
女「この浮き輪の上にも乗れると思うよ……よいしょ!」
妹「あ、楽しそう。私も乗ってみた〜い」
女「いいよ。じゃ私、マットに乗るね。はいキミ、降りて降りて」
兄「えーっ。気持ちよかったのに」
女「大家命令だから」
兄「わかりましたよ。降りますよ。よっ……と」
女「抱きついちゃおう!」
妹「あ、私とおんなじことやってる〜」
兄「嬉しいけど、結構怖いんですよ……」
- 573 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 23:30:34.90 ID:wphImD7p0
(夕方)
女「妹ちゃん、砂で何作ってるの?」
妹「地球の上半分。大蛇の背中に乗ってるの」
兄「海水浴ってだいたいそのうち、砂遊び始めますよね」
女「それから次に誰か埋められちゃうんだよね」
妹「えいっ。お兄ちゃん埋めちゃえ」
兄「あっ、俺かよ」
女「砂風呂とか砂療法ってあるんだよ。身体の毒を出すの。えいっ」
妹「お兄ちゃんの毒も出しちゃえ。えいっえいっ」
兄「わ。いきなり動けなくなってきた」
女「フグの毒にあたった時も、砂浜に埋めて毒出しするんだって」
妹「あ、それ聞いたことある〜」
兄「うう……。結構、砂って重いんですね……」
【第10話 海辺】おわり【第11話 別荘】に続く
- 574 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/17(水) 23:35:27.36 ID:VLiyIaOIO
きてた
- 575 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 23:36:50.73 ID:wphImD7p0
【第11話 別荘】8/21(土)21:00 晴れ(26度)
兄「星、綺麗だったな」
妹「あんなにいっぱい星が見れたの、久しぶり」
兄「こっちはさすがに空気が綺麗だ」
妹「カレーも食べたし、海辺で花火もしたし、後はなにする?」
女「あっ、今ね、枝豆ゆで始めたところだから。食べるよね?」
兄「食べますよ。ビールも買ってあることだし」
妹「さては、宴会する気だな?」
女「まったり一杯やるだけだよ。枝豆食べながら」
妹「今日はちょっと涼しくて気持ちいいね。扇風機だけで十分だし」
女「こっちの方が冬暖かくて夏涼しいんだよ。うちの方、内陸でしょ」
妹「あれっ、お鍋がグツグツ言ってない?」
女「いけない。もうそろそろザルに上げなきゃ……」
- 576 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 23:43:53.06 ID:wphImD7p0
女「……はい、枝豆できたよ。今、ビール持ってくるからね」
兄「やった! 枝豆ビールタイム!」
妹「いいなぁ、大人は……」
女「妹ちゃんはジュース飲むよね?」
妹「飲む〜」
女「じゃ、ちょっと待ってね」
兄「ではさっそく、枝豆を食してみましょう」
妹「いいの、お姉ちゃん待たなくても?」
兄「うん、塩加減がちょうどよくて美味しい」
妹「私もつまんじゃおう……あ、おいしい!」
兄「どうだ、俺の育てた枝豆は美味いだろう?」
妹「育ててないくせに」
- 577 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 23:49:25.41 ID:wphImD7p0
女「は〜い、ビールだよ。ジュースだよ〜」
兄「おし来た。待ってました」
妹「お姉ちゃん、ありがとう〜」
女「あっ、もうフライングして食べてる〜」
兄「すみませんすみません」
女「美味しくできてた?」
兄「ええ、もう、絶妙ですよ」
妹「美味しいよ、お姉ちゃん。じゃあ、乾杯しよっか?」
女「そうね、何に乾杯しようか?」
兄「それじゃ、この夏の収穫を祝って……乾杯!」
妹「かんぱ〜い!」
女「かんぱ〜い!」
- 578 名前:1 [] 投稿日:2010/11/17(水) 23:54:46.50 ID:wphImD7p0
妹「ふぅ……」
女「妹ちゃん、くたびれちゃったかな?」
妹「うん。ちょっと……」
女「だいじょうぶ?」
妹「ごめん、私、ちょっと横になるね」
兄「いいよ。横になってな」
妹「うん。大人は飲んだくれてていいからね……」
兄「わかったわかった。飲んだくれてるから」
妹「今日、いっぱい太陽にあたったせいかな……」
女「最近、結構忙しかったんじゃない?」
兄「昨日夏期講習が全部終わったばかりだしな」
妹「うん。じゃ、おやすみ……じゃないけど……」
- 579 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/18(木) 00:01:24.67 ID:N4sZ/xt40
うん
- 580 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/18(木) 00:01:45.93 ID:vAjHVkDhO
さる
- 581 名前:1 ◆Z1mcLeht3s [] 投稿日:2010/11/18(木) 00:14:51.70 ID:NrQEcT8d0
女「あ、あっちのお布団に行っちゃった……」
兄「先輩も今日は朝から運転して、疲れたでしょう」
女「ん、そうでもない。気が張ってたからかな」
兄「肩でもお揉みしましょうか?」
女「いいからいいから。飲んだくれてなさい」
兄「はあ。ビール、旨い。なんか落ち着いた」
女「この枝豆、美味しいよね」
兄「塩加減が上手なんですよ」
女「割と上手くいったかな。でも豆がツヤツヤしてて、プリプリでいい感じ」
兄「豆、いい出来ですよね。一粒しか入ってないサヤが殆どない」
女「目が肥えてきたね〜。そう言われてみればそうだね」
兄「来年は、うちの方の畑で枝豆やるかもしれませんね」
- 582 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 00:19:26.76 ID:NrQEcT8d0
女「え、どうして?」
兄「枝豆は土地が痩せてる方が、育ちがいいんですよ」
女「そうなの?」
兄「って、大家さんが言ってました。受け売りです」
女「あはははは。色々言うよね、お父さん」
兄「『土はな、よく練った方が虫がつかないんだよなこれが……』」
女「畑に水いっぱい入れて、すっごいドロドロにしてかき混ぜてたよね、春先」
兄「『トウモロコシはな、肥料っ食いなんだよなこれが……』」
女「あはははは。へぇ、そうなんだ」
兄「トウモロコシの後は土が痩せるんで、だから次は枝豆かなって」
女「なるほど〜。さすが小作人」
兄「地主には逆らえません。たとえ酔っぱらいでも」
- 583 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/18(木) 00:23:03.01 ID:CO9AhPQMP
男誘ってるな
- 584 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 00:25:31.07 ID:NrQEcT8d0
女「……あれ、妹ちゃん、寝ちゃったみたいよ」
兄「ほんとだ。もうスースー寝息立ててる」
女「どうしよう。イタズラしちゃおうかな」
兄「先輩って結構そういう人ですよね。やめときましょうよ」
女「はぁい。お兄ちゃんの言うことには、逆らえないな」
兄「なに急に妹みたいになってるんですか」
女「だって、妹だもん、私も……」
兄「それ、誘ってます?」
女「んー、そういうつもりじゃなかったけど」
兄「可愛いがって欲しい?」
女「来たな」
兄「その『来たな』って言うの、クセですか?」
- 585 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 00:30:20.74 ID:NrQEcT8d0
女「……部屋ちょっと暗くしようか。妹ちゃんも寝ちゃったし」
兄「じゃちょっと消しますよ……よっ……これでいいかな」
女「暗くなると、急に静かになった感じするね」
兄「そうですね。そう言えば、海辺なんですよね、ここ」
女「今ごろ気がついた? 波の音は聞こえないけどね」
兄「さっきまで、海で泳いでいたような気がします」
女「それ、事実のような気がしますよ」
兄「先輩が、たまらないビキニを着てた気がしますけど」
女「お互い、ずっと裸に近い格好だった気がしますね」
兄「その格好で、抱き合ったりしてたのは気のせいでしょうか?」
女「今朝、妹ちゃんに『三人で』って言われてから、ずっと意識しちゃってた」
兄「俺も。どうなるんだろう、って」
- 586 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/18(木) 00:34:58.84 ID:a1JYJzE20
ねるほ
- 587 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 00:35:16.81 ID:NrQEcT8d0
女「それもいいかな、って思ってたけど……」
兄「枝豆とビールって、俺へのサイン?」
女「考えてなかったけど、そうなのかな」
兄「ビーチテントの中で、二人で横になってましたね」
女「続きがしたい?」
兄「よいしょ……横にしちゃいましたよ」
女「妹ちゃんを差し置いて、いいの? 文句言われない?」
兄「文句言われてもいいですよ」
女「妹ちゃん、ごめんね……お姉ちゃんはちょっとたまらないの……」
兄「ほんとにぐっすり寝てるな」
女「ねぇ、もう向こう見ないでよ。こっち見て……」
兄「あ……脱いじゃうんですか?」
- 588 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 00:41:00.89 ID:NrQEcT8d0
女「こっち見てると、いいことあるかもよ。ほら……」
兄「そんなポーズ見せてくれるんだ。良すぎ。最高……」
女「もうヌードだよ。全部見せちゃってるよ」
兄「あぁ……昼間はずっと水着だったから、刺激が強い」
女「フフ。水着の内側が見たかったよね?」
兄「男って、単純だよなあ」
女「でも、そこが格好いいんだよ」
兄「もう俺、こんなですよ」
女「あぁ……すごい大きくなってる」
兄「あっ……ちょっと……触られるだけで……」
女「妹ちゃんが『格好いいの』って言ってたよ、これ」
兄「もう……そんなにされると……たまらない」
- 589 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 00:45:13.14 ID:NrQEcT8d0
女「どうする? ねえ、どうする?」
兄「挿れさせろ」
女「あぁん……命令されちゃった……はい……」
兄「素直ないい子だ。もうこんなに濡れてるし」
女「生で来ていいよ。好きなようにして。いいなりになるから」
兄「挿れるよ。挿れるよ……」
女「はぁああああん……す、すごい……」
兄「うぁぁあああ……くぅっ……こんな……ぴっちり……」
女「もっと。もっと。好き。好き。好きぃ」
兄「ずっと好きだったから。ずっと……好きだったから」
女「うん。うん。うん……あっ……ああっ」
兄「うっ……欲しかった……欲しかったよ……」
- 590 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 00:49:34.38 ID:NrQEcT8d0
女「んんっ……欲しかったよね……今日……ずっと……」
兄「うん。うん。突くよ。突くよ!」
女「あ……んっ……すごい……素敵……」
兄「もう……ううぅっ……いつでもイッちゃいそう」
女「あぁっ……もっと……もっと……」
兄「こんなに……こんなに欲しがるんだ……」
女「そう。そう。中で……イかせちゃう……」
兄「先輩も……一緒に……あああっ」
女「あぁっ……そう……おっきくなる……」
兄「一緒にイこう。一緒に。はぁぁっ、おっぱいがこんなに……」
女「うん。うん……見て……見てね……」
兄「出して……いいんだよね……」
- 591 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/18(木) 00:51:52.96 ID:8ezAUxiZ0
シエンヌ
- 592 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 00:54:00.10 ID:NrQEcT8d0
女「うんっ……出して欲しい……出して……」
兄「一番奥にっ?」
女「一番奥に……出して……欲しいの……」
兄「あぁっ……深く入るっ……導かれるっ……」
女「お、奥に当たるぅ……か、感じる……」
兄「も、もう……出る……出しちゃうよっ……」
女「キスして……キスして……もう……」
兄「愛してる……愛してる……んんっ……」
女「んっ……んんっ……はぁん……あっあっあっ……」
兄「イクよっ!」
女「うんっ」
兄「うっ……うあぁっ……ああああっ……あああああっ!!」
- 593 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 00:58:48.22 ID:NrQEcT8d0
女「あっあっあっあっあぁ〜〜っ!! あぁ〜〜ん!!」
兄「ああ〜っ……ああ〜〜っ……ああっ……」
女「あぁっ……いっぱい……いっぱい……」
兄「出しちゃったよ……いっぱい……」
女「うん。うん。よかった……すごくよかった……」
兄「はぁ〜〜〜っ……最高。最高だ……」
女「キスされると、こんなに感じちゃうんだ」
兄「ぴったり締まってて、抜けないですよ、もう」
女「フフ……抜かせないから。中に飲み込んじゃうから」
兄「前戯もなしで、いきなりしちゃったのに……」
女「今日一日、ずっと前戯だったじゃない」
兄「先輩の身体、欲しくて欲しくて……」
- 594 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 01:03:12.18 ID:NrQEcT8d0
女「私の身体だけが目当てだったんでしょ」
兄「そうそう。もう身体だけが目当てで……抱きたくて……」
女「今そう言われると、なんだかすごい嬉しい」
兄「あっ、またキュッって……」
女「だって……今日水着姿いっぱい見られちゃって……」
兄「ああ、また出したくなっちゃうな」
女「いいよ。いっぱい出して……。全部、中に受け止めたいな」
兄「来週も、あのビキニなんですか?」
女「ううん。来週はもうちょっとおとなしいやつね」
兄「こぼれそうなやつじゃないんだ」
女「あれは今日だけだから。サービスしたんだよ」
兄「海水浴場の全てのお客さんに?」
- 595 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 01:08:20.36 ID:NrQEcT8d0
女「そうそう……ってキミぃ。でも視線感じた方が、女を意識できるかな……」
兄「意識してないと、女を忘れちゃうんですか?」
女「そうじゃないけど、私、色っぽくないからね」
兄「何をおっしゃる。こんな色っぽい身体だし、中もすごいいいし」
女「中って? こうかな? きゅっきゅっ……」
兄「あ、あ、押し出された……」
女「あ〜。いなくなっちゃたぁ〜」
兄「先輩、名器すぎ」
女「え、そうなのかなあ?」
兄「そうじゃないかと思いますよ」
女「う〜ん、キミがいいって言うならいいや」
兄「最高ですよ、ほんと」
- 596 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 01:13:09.89 ID:NrQEcT8d0
女「こんなにエッチになっちゃうのも、キミのせいだからね」
兄「夏のせいじゃなかったんですか?」
女「ううん、キミのせい」
兄「そんな真面目な顔で言わないでくださいよ」
女「あ、そうだ」
兄「また何か思いついたんですか?」
女「キミに写真を撮って欲しいな、って思ってたんだった」
兄「え、写真ですか? どんな写真?」
女「うん。私のヌード写真」
兄「燃えますよ、それ」
女「じゃあ今度撮ってね。いろいろ想像してるんだから」
兄「今じゃないんですね。いつどこで撮りたいですか?」
- 597 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 01:18:47.00 ID:NrQEcT8d0
女「うーん、家がいいかな。キミの家で」
兄「うちか……自分の生家で撮りたいってことですね」
女「そういうことかな。あんまり意識してなかったけど」
兄「人間、生まれてくるときは裸ですしね」
女「あはは。じゃあキミの前で、何回も生まれ変わってるんだ、私」
兄「ははははは……。じゃあヌード撮影も生まれ変わりの儀式ですか?」
女「うん、そうかもね……。今の自分の記念にって思ってただけなんだけどね」
兄「新しい自分のスタートってことかもしれませんよ」
女「キミの前で生まれ変わりたかったのかもね、撮って欲しいって思ったのも」
兄「俺にうまく撮れるかなあ」
女「うまく撮ろうなんて思わなくっていいよ。でも上手に撮ってね」
兄「どう違うんですか、それ。難しいじゃないですか」
- 598 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/18(木) 01:20:17.31 ID:L8Q2B8kBO
…ふぅ…ふぅ…
- 599 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 01:23:38.54 ID:NrQEcT8d0
女「だから、難しく考えないで。いつもしてるみたいに」
兄「いつもって? 今みたいな状態?」
女「そう。キミが私のことを脱がせていくの」
兄「結構先輩が自分で脱いじゃってますよ」
女「それだって、キミに脱がされてるんだから……」
兄「あ、服着てる状態から始めたいですね、写真撮るなら」
女「サマードレスとか着ちゃって?」
兄「いいですね、そういうの」
女「だんだん厚着してったりね」
兄「それもいいんじゃないですか。いろんな服着て」
女「で、いっぱい着たところで、いきなり全部脱いじゃうの」
兄「結局、自分で脱ぐんですか?」
- 600 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 01:28:43.27 ID:NrQEcT8d0
女「そこはカメラマンの腕でしょ」
兄「撮影よりも技術が要りますね」
女「だいじょうぶ。モデルが従順だから。それで、こんなポーズしちゃったり」
兄「うおっ」
女「キミの前だから、こんな恥ずかしいポーズもできちゃうよ」
兄「ああっ。たまんない……」
女「四つんばいになって、お尻突き出しちゃったり……」
兄「欲しい……」
女「欲しいの?」
兄「挿れたい……」
女「挿れて……」
兄「挿れるよ……挿れるよ……」
【第11話 別荘】おわり【第12話 朝日】に続く
- 601 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 01:33:57.27 ID:NrQEcT8d0
早朝6時に第12話を再開します
最終話(第13話、第14話)は明日(本日)の夜の予定で
おやすみなさい
- 607 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 05:49:50.07 ID:NrQEcT8d0
【第12話 朝日】8/22(日)06:00 晴れ(24度)
女「おはよう?」
兄「あ、おはようございます……。起きてたんだ」
女「ううん、ちょっと前に目が覚めたところ。起こしちゃったかな?」
兄「いえ、俺は寝てるのです。今何時?」
女「まだ6時前だよ」
兄「早いですね」
女「妹ちゃんがいないの……」
兄「えっ? いないということは、起きたんだな」
女「あんまり頭働いてないみたいね」
兄「起きて、どこか行ったんですかね」
女「家出しちゃってたりしたら、どうしよう」
兄「寝てる間にUFOにさらわれたのかも」
- 608 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 05:51:42.90 ID:NrQEcT8d0
女「冗談じゃなくて」
兄「大丈夫ですよ、そんな」
女「もしかして、怒って帰っちゃったのかも……」
兄「きっと、散歩とかですって」
女「散歩にしては、朝早すぎない?」
兄「先輩、妹の荷物、あそこにあるじゃないですか」
女「あれ、ほんとだ……」
兄「あんまり頭働いてませんね?」
女「だって……まだうっとりしてるし……」
兄「そんなこと言われると、ムクムクっと……」
女「どれどれ……」
兄「こらこら」
- 609 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 05:53:52.22 ID:NrQEcT8d0
女「あれあれ……格好よくなってるね」
兄「男の朝なので」
女「夜も格好よかったよ……」
兄「よかったですよ」
女「うん」
兄「うん」
女「チュッ」
兄「あ、玄関の音が……」
女「ほんとだ」
兄「帰ってきたかな?」
女「帰って来たみたいね」
兄「ほら、心配するまでもなかったでしょ」
- 610 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 05:55:12.67 ID:NrQEcT8d0
女「……おはよう〜。お帰り」
兄「おはよう」
妹「おはよう……起きてたんだ、二人とも」
兄「寝てるけどな」
女「散歩してたの?」
妹「うん。ちょっと浜辺まで」
兄「家出したかと思って、心配したぞ」
女「うそ。心配してなかったくせに」
妹「あはは。朝日を見に行ってたんだよ。日の出の朝日を」
女「な〜んだ」
妹「私、今ちょっと、頭ぼーっとしちゃってるかも」
兄「どうした?」
- 611 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/18(木) 05:55:33.19 ID:iS9cjZmCO
…ふぅ
- 612 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 05:56:16.06 ID:NrQEcT8d0
妹「丸い水平線から太陽が昇って来てね、地球も宇宙の一部なんだなー、って」
兄「そう言えば、地球だったよな、ここ」
女「実は私も、ここで日の出は見たことないんだよね」
妹「お兄ちゃんと一緒に、初日の出とか見に来ればいいんじゃない?」
女「ちょっと怒ってる?」
妹「え、怒ってないよ。仲良くしちゃってたんでしょ?」
兄「うん」
妹「二人とも裸だね」
女「ごめんね。ちょっと恥ずかしいよ」
妹「ううん。今ね、生まれたままの姿なんだなぁって思ったの」
兄「生命の神秘を悟ったみたいだな」
妹「私も裸になっちゃう。仲良しに割り込んでいい?」
- 613 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 05:58:01.87 ID:NrQEcT8d0
兄「いいよ。おいで」
妹「お兄ちゃんとお姉ちゃんの間に入っちゃうね……」
女「おいでおいで」
妹「……ここ、空気感違うね。なんか漂ってる」
兄「お前も、不思議な空気感だな」
妹「ほんわりしちゃってるかな? 私、お姉ちゃん抱き締めちゃうんだ」
女「あ〜ん。妹ちゃん可愛い……」
妹「お姉ちゃん。好きだよ。すごい好き……」
女「ねぇ、抱き合ってるだけなのに、すごく感じちゃうよ……」
妹「ね。感じちゃうでしょ。お姉ちゃん、綺麗だよ。すごい綺麗」
女「妹ちゃん、素敵……。とても柔らかい……」
妹「ゆうべね、もう私寝ちゃいそう……って思ったときね」
- 614 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 05:59:16.93 ID:NrQEcT8d0
女「うん」
妹「私、お姉ちゃんになってお兄ちゃんに抱かれてたんだ……」
女「こんな風に? いっぱい撫でられて?」
妹「そう。手のひらで、身体じゅうこうやって撫でられて……」
女「あぁっ……大好き。大好き。ねぇ、いっちゃいそうだよ……」
妹「可愛い……可愛いよ……お姉ちゃん……んんっ」
女「あぁ……んんっ……こんな気持ち……」
妹「キスしちゃうよ……お姉ちゃん……」
女「んっ……んっ……あぁっ……いっちゃう……いっちゃう」
妹「いいよ……あぁぁぁぁっ……あっ……はぁぁっ!」
女「あっあっあっあっ……んんっ……ああああっ!」
妹「あぁぁっ……いっしょ……いっしょに……なっちゃった!」
- 615 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 06:03:07.16 ID:NrQEcT8d0
女「はぁっ……はぁっ……は〜っ……はぁ〜っ」
妹「はぁ……はぁ……はぁ」
兄「すごいな……二人とも」
妹「お姉ちゃん……好き。好き。好き……」
女「妹ちゃん……好きよ。ねぇ。こんなに好き……」
妹「お姉ちゃん、すごく感じやすくなってて可愛い……」
女「妹ちゃんが……可愛いからだよ……」
妹「お兄ちゃんも、感じちゃってるよね」
兄「すごい感じてるよ。伝わっちゃってる……」
妹「今度はお兄ちゃんのこっち側に来ちゃうね」
女「あ〜ん、妹ちゃん、そっち行っちゃうの?」
妹「ほら、お兄ちゃん。真ん中に挟まれちゃったよ」
- 616 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 06:06:05.93 ID:NrQEcT8d0
兄「お前……今日、女神みたいだな……」
妹「そうだよ。太陽の女神だよ」
女「あぁっ、すごく格好よくなってる」
妹「ビクンビクンって脈打っちゃってる」
女「いかせてあげなきゃ……」
妹「お兄ちゃん、いかせてあげるね……」
女「一緒にいっちゃおう。私の指、気持ちいい?」
兄「うぅっ……あ……両方から……指が……」
妹「大きいよ。お兄ちゃん。好きだよ」
兄「あっ……いいよ……うぅ……すごく気持ちいい……」
女「ねぇ好きよ。感じて。いつ出しちゃってもいいからね」
兄「ん……く……あぁ……」
- 617 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 06:09:21.49 ID:NrQEcT8d0
妹「お兄ちゃんにキスしちゃうよ。ディープキスだよ」
兄「ん……んんっ……んぁぁぁっ……」
女「今度は私の番ね。大好きよ。愛してる」
兄「あ……ん……んっ……」
妹「好き? 好き? 身体絡めちゃうよ」
兄「好き。好き。いいっ……いいっ!」
女「もう口でしちゃうね。私が飲んであげる……」
兄「あぁぁっ……んっ……んっ……んんーっ……」
妹「お兄ちゃん、もういっちゃうよね? ね?」
兄「ああああああっ!!」
妹「あぁいっちゃう。お兄ちゃん。そう。そう」
兄「ああっあぁっあぁっあぁっ……はぁぁっ……」
- 618 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 06:12:58.17 ID:NrQEcT8d0
(二時間後)
女「おはよう……二度寝しちゃったね」
兄「もう結構明るいですね……8時?」
妹「おはよう! 起きてるよ〜!」
兄「あれ、元気だな、お前」
妹「だって私が一番寝てるもん」
兄「そうだな」
妹「お腹空いちゃったから、食事用意するね」
女「あ、ありがとう。私ももう起きるから」
兄「俺も腹減ったな……」
妹「冷蔵庫のナンをフライパンで焼いて、カレーの残り温めればいいよね?」
女「そうね、お願いしちゃおうかなぁ」
妹「オッケー。ちょっと待っててね……」
- 619 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 06:18:00.56 ID:NrQEcT8d0
(朝食後)
兄「天気いいですね。今日のスケジュールを考えましょう」
妹「私、夕方からバイトだ〜」
女「妹ちゃんにあわせて、昼ぐらいにはここ出る感じにしよう」
兄「そうですね。それまでどうしましょうか?」
女「妹ちゃんと二人で、また海に行って来なよ」
妹「お姉ちゃんは?」
女「私は片付けしたり、ゴロゴロしたりかな」
妹「やっぱり、くたびれちゃった?」
女「帰りの運転もあるし……ちょっと休ませてね」
兄「そうですか。なんか妹の都合にあわせてもらってすみません」
女「あとね、私、さっき始まっちゃって……」
兄「えっ? 運転とか、大丈夫なんですか?」
- 620 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 06:21:30.56 ID:NrQEcT8d0
女「それぐらいは全然平気だから」
兄「もし調子悪かったら、運転代わりますから」
女「うん、だいじょうぶだから。お昼にここ出て、『海ほたる』でご飯食べよう」
兄「東京湾アクアラインですか。遠回りじゃないですか?」
女「そんなに時間変わらないから。帰りは観光ドライブね」
兄「至れり尽くせりですみません」
女「いえいえ。旅行のプロですから。そんな感じでいいかな?」
兄「いいですよ」
妹「じゃあ今から海に行って、11時ぐらいに戻って来るね」
女「短い時間だけど、二人で楽しんでおいで」
妹「あはは。お姉ちゃんありがとう……」
兄「いいですよ」
- 621 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/18(木) 06:22:54.74 ID:P0tGTJiBO
頑張ってるな
- 622 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 06:24:42.13 ID:NrQEcT8d0
(砂浜)
妹「またまた来ちゃった。これで4回目のビーチ!」
兄「今日も暑いな……。太陽がまぶしい……」
妹「朝見た太陽が、もうあんなに高いところにあるんだ」
兄「そうか。あの太陽が昇ってくる時から見たんだもんな」
妹「なんかね、朝日と全然別物みたい。同じ太陽なのにね」
兄「お前も、朝と別人みたいだぞ。朝が別人だったのかな」
妹「そう? 惚れ直しちゃった?」
兄「可愛いな、お前」
妹「エヘヘ……」
兄「ほんとにその水着、よく似合ってるよ」
妹「そうだ。お兄ちゃんにケータイで撮ってもらっちゃおう……」
兄「よし、じゃあそこに立って。撮るよ〜。はい!」
- 623 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 06:28:33.87 ID:NrQEcT8d0
妹「どう? うまく撮れたかな?」
兄「じゃ今度は、あり得ないポーズしてみて」
妹「なにそれ〜? あり得ないポーズなんてあり得な〜い」
兄「いいから、なんかポーズとってみろよ」
妹「う〜ん。じゃあねぇ、うみ〜!」
兄「いいねいいね。撮るよ〜。はい。撮れた」
妹「次は、そら〜!」
兄「いいよいいよ。そのままそのまま。せ〜の、はい!」
妹「すいへいせ〜ん!」
兄「頑張れ頑張れ。いくよ〜。はい!」
妹「撮れた〜?」
兄「撮れたよ〜」
【第12話 朝日】おわり【第13話 終夜】に続く
- 624 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 06:35:43.38 ID:NrQEcT8d0
眠いです
ではまた
- 625 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/18(木) 06:39:47.15 ID:xoxhVCiO0
ナンとカレーで別の妹スレを思い出しちまった
- 649 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/18(木) 20:25:15.07 ID:foBB4P0JO
1です
遅くなってすみません
22時過ぎからになりそうです
- 650 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/18(木) 20:34:11.73 ID:a1JYJzE20
はい
- 651 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/18(木) 21:02:06.10 ID:tlHuuJ270
がんばれ
- 652 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/18(木) 21:11:32.70 ID:L8Q2B8kBO
>>651
同じスレ回ってるなーとは思ってたんだがww
はい言うなよwwwww
- 653 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/18(木) 21:40:33.01 ID:a1JYJzE20
はい
- 654 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 22:08:15.75 ID:NrQEcT8d0
【第13話 終夜】8/23(月)21:00 晴れ(29度)
妹「お兄ちゃん、ただいま〜」
兄「え? どこ行ってたんだ?」
妹「今、コンビニで荷物送って来たんだよ」
兄「あれ、いつの間に? てっきり畑でも見てるかと思ったよ」
妹「そっかぁ。ここの畑とも、明日でお別れなんだね」
兄「思い出深いか?」
妹「う〜ん。ウフフフフ……」
兄「何笑ってんだよ」
妹「思い出し笑い。いろいろ思い出しちゃったから」
兄「またあのトウモロコシ、お前も食べられるといいな」
妹「そうだね。ほんとにおいしかったなぁ」
兄「荷物出すんだったらさ、言ってくれれば一緒に行ったのに。重かったろ?」
- 655 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 22:13:34.49 ID:NrQEcT8d0
妹「ううん、そんなには。ほとんど服だからね」
兄「いっぱいもらっちゃったな」
妹「いっぱいもらっちゃったね。お姉ちゃんにもお兄ちゃんにも」
兄「またそんなこと言う」
妹「ありがとう」
兄「どういたしまして。こちらこそ」
妹「いっぱいくれたから、いっぱい想い出ができたよ……」
兄「ああ、もう帰っちゃうんだなあ」
妹「帰って欲しくない?」
兄「うん」
妹「そんな簡単に『うん』って言っちゃだめでしょ。ほんとに帰れなくなっちゃう」
兄「そうだな。すまん」
- 656 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/18(木) 22:14:03.86 ID:a1JYJzE20
はい
- 657 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 22:18:16.72 ID:NrQEcT8d0
妹「それでなくても、帰る日を一日延ばしたのに〜」
兄「昨日もお前、くたびれてすぐ寝たんだから、今日ぐらいはゆっくりで良かったろ」
妹「そうね。慌ただしく荷物の整理しても、いいことないしね」
兄「もう荷造りは済んだのか?」
妹「後はもう、キャリーバッグに身の回りのものをしまうだけだよ」
兄「他にやることは?」
妹「気持ちの整理かな」
兄「勉強は?」
妹「さすがにこの三日間は勉強できなかった〜。夏休みってことで、いいか」
兄「ま、帰ったらしっかりやれよ」
妹「うん。だいじょうぶ」
兄「じゃあさ、今からスイカ食うか?」
- 658 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/18(木) 22:19:59.54 ID:aQFehNWM0
は〜あ、あ、あくびしちゃったwwwwwwwwwww
- 659 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 22:23:14.57 ID:NrQEcT8d0
妹「え? スイカがあるの?」
兄「さっき買ってきたんだよ。冷蔵庫に入ってる」
妹「わーい! スイカだスイカだ!」
兄「今まで忘れてたんだよ、スイカというものの存在を」
妹「そういえば、こっちで全然食べなかったね」
兄「前にさ、縁側で浴衣着てスイカ食べながら花火見たいとか言ってたろ」
妹「言ってたような気がする〜」
兄「縁側が暑いせいで、スイカが食べられなかったじゃないか」
妹「暑いのは私のせいじゃないからね」
兄「俺のせいでもないぞ」
妹「フフフ。じゃ、スイカ切って来ようか?」
兄「あ、じゃあお願い……」
- 660 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 22:28:21.20 ID:NrQEcT8d0
妹「……切ったよ。畑に埋まってたスイカ」
兄「だから、スイカは埋まってないっての」
妹「どうかな、味は」
兄「どれ……うん。良いね」
妹「うん。おいしい。スイカの味がする」
兄「縁側に持っていって食べなくていいのか?」
妹「暑いよ。もう8月の下旬なのに〜」
兄「しかし今年は、いつになったらクーラー止められる日が来るんだろう」
妹「来年の夏は、もうちょっと涼しいといいなぁ」
兄「そうだなぁ。暑いのが好きな俺でもそう思うよ」
妹「やっぱり今年、おかしいよね」
兄「全てを夏の暑さのせいにできるぐらい、おかしいな」
- 661 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 22:35:46.67 ID:NrQEcT8d0
妹「暑かったせいにする気なんだ、全部」
兄「うん。暑かったからなあ。ああ、スイカ美味しい」
妹「じゃあ私も、昨日のあれ、暑さのせいにしちゃおう」
兄「何だよ、昨日のあれって?」
妹「昨日の朝ね、私、砂浜に行ったでしょ?」
兄「うん」
妹「その時にね、実はね、ナンパされて……しちゃったんだ……」
兄「えっ、何を?」
妹「何をって……だから……すごく仲良しみたいなこと……」
兄「お前はまた、すぐそんな嘘をつく」
妹「嘘じゃないもん」
兄「嘘だってことは、すぐわかるって」
- 662 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 22:40:19.53 ID:NrQEcT8d0
妹「嘘なら嘘って思っててもいいよ。そう信じたいんだよね」
兄「え? だからさあ……」
妹「じゃあ、これからする話を、本当の話だと思って聞いてね」
兄「はあ。どうぞ。スイカ最後の一切れ、俺食べるぞ」
妹「うん。日の出を見に砂浜に行くつもりだったのね。それはほんとなんだけど……」
兄「ん?」
妹「そしたら砂浜にサーフボードを持った男の人が一人いたのね」
兄「はいはい」
妹「その人がちょっとお兄ちゃんに似てるって思ったのが、間違いの始まりだったかな」
兄「そうだねぇ」
妹「よく見ると、あんまり似てないんだけどね」
兄「そうですか」
- 663 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 22:45:07.50 ID:NrQEcT8d0
妹「それでその男の人に、『一人?』ってベタな聞き方されちゃって〜」
兄「ベタだね」
妹「その時私一人だったでしょ。だから私も『うん、一人』とか気やすく答えちゃって」
兄「ああ……」
妹「『どこから来たの?』って聞くから、私、『東京』とか嘘言って」
兄「ははは」
妹「『今ここ、誰もいないよね』なんて言われて……」
兄「うん」
妹「ちょっと……ドキドキしてしまったのだ」
兄「そう……」
妹「それからちょっと間があった。私、目をそらしてた。そしたらね……」
兄「そしたら?」
- 664 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 22:50:36.10 ID:NrQEcT8d0
妹「『何してるの?』だって」
兄「『何してるの』……か」
妹「それ、聞く順番とかタイミングおかしいよ、とか思ったりしたんだけど……」
兄「うん」
妹「そう言われたら、自分で何してるんだかよくわからなくなって……」
兄「…………」
妹「その人と見つめあって、笑ってしまったのだ」
兄「ん……?」
妹「ああ、うまくつけこまれてるな、とか思って、ボーッとしてたら……」
兄「してたら?」
妹「いつの間にか私、髪の毛撫でられてるのね」
兄「そうか……」
- 665 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 22:55:14.80 ID:NrQEcT8d0
妹「しばらくそのままの姿勢で、一緒に朝日を見てたんだけど」
兄「だけど?」
妹「急に『いいよね』って言われて……」
兄「言われて?」
妹「思わずコクンってうなずいちゃったんだ……」
兄「え」
妹「ごめんね、お兄ちゃん」
兄「ええっ」
妹「私も何が『いい』なんだかわからなかったけど……」
兄「おいおい」
妹「気がついたら、裸にされてて……」
兄「…………」
- 666 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 23:01:17.62 ID:NrQEcT8d0
妹「……すごく……仲良くしちゃってたんだ」
兄「ん……。それでその……嘘ばなし、終わり……?」
妹「あれ、まだ嘘だと思ってる?」
兄「だからさ、嘘だろ、なあ?」
妹「じゃあ、証拠見せるから」
兄「ええっ、証拠なんかあるのかよ!?」
妹「ちょっと待ってね……」
兄「なんだよ、証拠って……」
妹「……全部脱いじゃった」
兄「なんで服脱ぐんだよ。証拠は?」
妹「だから、私の身体に」
兄「ええっ、どこに?」
- 667 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/18(木) 23:02:25.86 ID:RJWxlHkf0
最悪の気分だわ
絶対に許さない
- 668 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 23:06:59.39 ID:NrQEcT8d0
妹「探してみてよ」
兄「え、どこだよ……どこだよ」
妹「く、くすぐったい……」
兄「なんだよ証拠って……どこなんだよ」
妹「いっぱい探さないと、見つからないかもよ」
兄「髪の毛? じゃないよな。だったら脱がないもんな」
妹「私、結構日焼けしちゃってるね」
兄「そうだな。ビキニのあとがくっきりだ。それがヒント?」
妹「ヒントかもね……あっ……感じちゃう……」
兄「胸のところ、白く焼け残ってて、やらしいじゃないか」
妹「おっぱいだけ白くって、可愛いよね」
兄「とりあえず吸っちゃうぞ……」
- 669 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 23:12:34.22 ID:NrQEcT8d0
妹「はぁぁん! ああっ……」
兄「ビクンってしたな。証拠はどこだ?」
妹「印を刻みこまれちゃったんだよ……」
兄「どこに? どこに? そんなの許せないよ」
妹「あっ……そこ……そこっ……感じるよぉ」
兄「お前はそれでいいのかよ……指でこんなこととかされて……」
妹「ああっ……あっ……だめっ……だめ」
兄「足広げられてさ……可愛く濡れちゃってるとこ見られて……」
妹「可愛い? ねぇ……可愛い?」
兄「ここだけ肌が白くって……こんなにピンクで可愛いところを……」
妹「舐めちゃうの? 舐めちゃってるの? はぁん……あぁん……」
兄「そうだよ。そうだよ。お前のあそこをペロペロ舐めてるよ」
- 670 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 23:19:02.45 ID:NrQEcT8d0
妹「あぁん……ねぇ……ねぇ……わかった?」
兄「わかった。わかったよ。もうたまらないんだよ、俺も」
妹「んんっ……印、刻みこんでくれる?」
兄「ああ。今な。行くからな……」
妹「そのまま……直接……お願い……」
兄「いくよ……生でいくよ……」
妹「うん。うん。来て……来て……あぁぁぁっ!」
兄「あああああっ……すごい締まるよっ!」
妹「はぁぁぁぁっ! お兄ちゃん……お兄ちゃん……」
兄「刻み込むぞっ……俺の形をっ……」
妹「んんっ……硬いよ……お兄ちゃんの……すごいよ」
兄「も、もう爆発しそうだ……あぁ……うくっ……」
- 671 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 23:24:59.29 ID:NrQEcT8d0
妹「離さないから……ギュッってしちゃうから……」
兄「くっ……こんなに……欲しがるんだ……」
妹「お……お兄ちゃんのこと……ずっと……欲しかったんだ」
兄「ああああっ……お前の奥が……欲しがってる……うううっ」
妹「はぁっ……ん……そっ……そう……いっぱい……いっぱい」
兄「もうイクっ……イクよイクよっ……中に出すよ!」
妹「あっあっあっあっ……出して……ああっ!」
兄「あああっあああっ……出る……出る……出てるっ」
妹「あぁぁぁん……熱いのが……」
兄「あああっ……あああっ……あああっ……」
妹「んんっ……いっぱい……奥に……」
兄「はぁっ……はあっ……うあっ……いい……いいよ」
- 672 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 23:31:10.26 ID:NrQEcT8d0
妹「キュンキュンして……止まらない……」
兄「感じるっ……締め付けてくる……」
妹「あぁぁぁぁぁっ……まだイッちゃうよ……」
兄「はぁ〜っ。はぁ〜っ。はぁ〜っ」
妹「もう全部……お兄ちゃんのだよ」
兄「好きだよ。可愛いよ。好きだよ……お前が」
妹「お兄ちゃん……お兄ちゃん……好きっ……好きぃ……」
兄「よかったよ。最高……」
妹「やった……やった……またもらえちゃった」
兄「ああ。こんなにいっぱい出るなんて……」
妹「全部……飲み込んじゃう……こぼさないから……」
兄「俺のを……刻み込んだぞ……」
- 673 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 23:37:22.98 ID:NrQEcT8d0
妹「……お兄ちゃん、興奮しちゃった? 私がナンパされちゃったから?」
兄「なぁ、嘘だろ。俺を煽るためのさ?」
妹「まだちょっとは信じてるのかな? 実は真っ赤な嘘でした〜」
兄「なんだ、やっぱり嘘だったのか」
妹「や〜い。引っかかった引っかかった」
兄「引っかかってないって。引っかかってなかっただろ?」
妹「どうかなぁ」
兄「でもお前さ、ナンパされたりとか、そういう願望あるのかよ?」
妹「あるかもね……あるよ」
兄「あるのかぁ」
妹「いろんなシチュエーションで、エッチな想像しちゃったりね」
兄「むぅ」
- 674 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 23:43:08.50 ID:NrQEcT8d0
妹「でも最後は、相手が全部お兄ちゃんになっちゃうんだなぁ」
兄「なんだ。やっぱりブラコンなのか」
妹「なによ、シスコンのくせに〜」
兄「ほんと、お前が妹じゃなかったらなあ」
妹「そうだね……。でも妹じゃなかったら、出会えなかったかもよ」
兄「それもやだな」
妹「私は妹の特権を有効活用してるんだよ〜だ」
兄「どんな特権だよ」
妹「お兄ちゃんにいろいろ教えてもらう特権。甘える特権。おねだりする特権」
兄「お安いご用だな。俺だって、お前が妹ってだけで特権だよ」
妹「ありがとう。お兄ちゃんがお兄ちゃんで、ほんとによかった……」
兄「どういたしまして。お前が妹で、俺もほんとによかったよ……」
- 675 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 23:49:00.26 ID:NrQEcT8d0
妹「……あれ、お兄ちゃん、なにケータイ見てニヤニヤしてるの?」
兄「お前の水着写真。昨日ビーチで撮ったやつだよ」
妹「そう言えば、よく見てなかった。見せて見せて〜」
兄「ほら。ちゃんと写ってるだろ。可愛いだろ」
妹「ほんとだ。すごい可愛いね、この子」
兄「だろ。俺の妹なんだぜ。いいだろ〜」
妹「羨ましいな、こんな可愛い妹がいて」
兄「こんな可愛い妹がいるの、世界で俺だけなんだぜ」
妹「『すいへいせ〜ん』のポーズだよね、これ」
兄「そう。両腕と水平線がぴったり平行になってるんだ」
妹「私にも送って。これ、一生ものだ〜」
兄「ほんとこれ、ベストショットだよ……と、送信完了」
- 676 名前:1 [] 投稿日:2010/11/18(木) 23:54:56.14 ID:NrQEcT8d0
妹「……どれどれ。わー。私、この子好き。自分じゃないみたい」
兄「でもこれもお前なんだよ。俺もこの子、大好きだな」
妹「涙出てきちゃった。嬉しくて。楽しくて」
兄「楽しかったよな。この夏休み」
妹「うん。自分でもよく頑張ったと思う」
兄「よく頑張ったよ。いい子いい子」
妹「うわぁ〜い。お兄ちゃんに頭なでてもらえた」
兄「こんなに喜ぶんだったら、もっとなでておけばよかったな」
妹「そうだ。あのね、お兄ちゃん。お願いがあるの」
兄「なんだろう」
妹「この写真、お兄ちゃんのケータイの待ち受けにしてくれる?」
兄「いいよ。待ち受けのお前をリニューアルだ」
- 677 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/18(木) 23:57:14.33 ID:RJWxlHkf0
よかったお
- 678 名前:1 [] 投稿日:2010/11/19(金) 00:00:08.22 ID:l0e0x7ZJ0
妹「私が大学に合格するまで、ずっと待ち受けてて欲しいんだ」
兄「うん。いいよ、もちろん」
妹「私の願かけなんだ。これだけはお願いしちゃうんだから」
兄「わかった。絶対守るよ」
妹「そうだ。もう一つだけ、お願いしちゃおうかな〜」
兄「なんだよ。言ってみな」
妹「お兄ちゃん、今夜一晩中、本気のセックスしよう」
兄「じゃあ今までのは本気じゃなかったのかよ?」
妹「うん。な〜んてね……まだしてないこと、教えて欲しいの」
兄「ああ。いっぱい教えるぞ。あんな体位とか、こんな角度とか……」
妹「今夜は絶対寝かさないからな」
兄「あ、先に言われた。お前、先に言うなよな……」
【第13話 終夜】おわり【第14話 帰郷】に続く
- 679 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/19(金) 00:02:46.06 ID:1OYnv2Er0
はい
- 680 名前:1 [] 投稿日:2010/11/19(金) 00:03:05.88 ID:l0e0x7ZJ0
【第14話 帰郷】8/24(火)14:00 晴れ(36度)
妹「暑い〜! ただひたすら暑い〜!!」
兄「今日は暑いなあ。いや、今日もか……はぁ」
妹「なんで新幹線のホームってこんなに暑いの? お兄ちゃん!」
兄「なんでって……少なくとも俺のせいじゃないな」
妹「ふぅ……暑いよ暑いよ。暑い〜!」
兄「ホームが高いところにあって、日がいっぱい射すからだろうな」
妹「理由なんかどうでもいい〜! 暑い〜!」
兄「九十九里の焼けた砂浜よりも暑いな」
妹「ううん、あっちの方が暑かったと思うけど」
兄「なんだ、急に冷静だな」
妹「私のセンサーが今、冷気を感知しました!」
兄「え、どっか涼しいとこある?」
- 681 名前:1 [] 投稿日:2010/11/19(金) 00:05:56.66 ID:l0e0x7ZJ0
妹「こっちこっち。ほら。ちょっと冷気が吹き出して来てるでしょ」
兄「ほんとだ。はぁ。少しだけ涼しくなった」
妹「ふぅ〜っ。新幹線、早く来ないかなぁ」
兄「せっかくしんみりと見送りムードに浸ろうと思ってたのにな」
妹「しんみりしたかった? 半月もしたらまた会えるのに?」
兄「まあ、ちょっとはな」
妹「新幹線、来なくてもいいなぁ」
兄「なんだよそれ」
妹「それはそれ。これはこれ。でしょ?」
兄「家出少女は、早く家に帰りなさい」
妹「やだやだやだやだ。そんなこと言われるとやだやだ言っちゃう」
兄「じゃあ、ずっとうちにいなさい」
- 682 名前:1 [] 投稿日:2010/11/19(金) 00:09:44.22 ID:l0e0x7ZJ0
妹「バカ」
兄「なんだよ」
妹「バカ……」
兄「なんだよ……」
妹「大好きだよ……」
兄「やめろよ。泣きそうになるだろ」
妹「別に、永遠のお別れじゃないのにね」
兄「永遠のお別れだったら、俺、気狂うな」
妹「狂っちゃうんだ」
兄「くるくるくるくる」
妹「あれ、もう狂ってない?」
兄「いや、大丈夫」
- 683 名前:1 [] 投稿日:2010/11/19(金) 00:12:47.18 ID:l0e0x7ZJ0
妹「……お兄ちゃん、夏休み楽しかったね」
兄「絵日記かよ」
妹「勉強しに、こっちに来たんだけどね」
兄「勉強、してただろ」
妹「うん。いろいろ勉強した。一生忘れない夏休みだと思う」
兄「学校の課題は終わってるのか?」
妹「だいたいね。あともうちょっとだから大丈夫」
兄「……俺もさ、忘れられない夏だったよ」
妹「あ、忘れてるよ、お兄ちゃん」
兄「なにを?」
妹「キスするのを」
兄「しょうがないなぁ……チュッ」
- 684 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/19(金) 00:15:05.26 ID:1OYnv2Er0
はい
- 685 名前:1 [] 投稿日:2010/11/19(金) 00:15:40.20 ID:l0e0x7ZJ0
妹「エヘッ……」
兄「どうしてそんなに可愛いんですか?」
妹「その質問には、答えない……」
兄「顔、見てていいか?」
妹「……いいよ……恥ずかしいけど」
兄「そのTシャツ、可愛いな。絵がいろいろ描いてあって」
妹「ちょっとアメコミみたいだよね。これもお姉ちゃんにもらったのだけど」
兄「そうか。今まで着てなかったよな?」
妹「うん。昨日、荷物整理してるときに見つけて」
兄「初めて着るんだ」
妹「そう。お姉ちゃんが着ても似合うと思うのにね」
兄「そうかな? お前の方が似合うぞ、それは」
- 686 名前:1 [] 投稿日:2010/11/19(金) 00:18:40.10 ID:l0e0x7ZJ0
妹「子供っぽいから?」
兄「そんなに子供っぽくもないだろ」
妹「大人にしてくれた……」
兄「えっ?」
妹「想像してたより、もっとずっとよかった。ずっとずっと……」
兄「俺も……」
妹「止められなくなっちゃったね」
兄「ごめんな」
妹「なんで謝るの? 私が望んだことなのに」
兄「いや……」
妹「ねえ、お祭りのとき帰ってきたら、また仲良くしようよ」
兄「いいのかなあ」
- 687 名前:1 [] 投稿日:2010/11/19(金) 00:21:43.26 ID:l0e0x7ZJ0
妹「いいの。だって、それからしばらく会えないと思うし……」
兄「そうだな……」
妹「いいんだ、わかってたから。お兄ちゃんは、お姉ちゃんと仲良くするのかな……?」
兄「そう……かな?」
妹「いいよ」
兄「いいんだ」
妹「うん……。私の中の、お母さんみたいな人が言うのね」
兄「何て?」
妹「お兄ちゃん、絶対お姉ちゃん逃しちゃだめだよ。逃したらきっと後悔するよ、って」
兄「…………」
妹「でもね、私の中の、中学生ぐらいの子がこう言うの。お兄ちゃんは私の……って」
兄「……じゃあお前は?」
- 688 名前:1 [] 投稿日:2010/11/19(金) 00:24:43.43 ID:l0e0x7ZJ0
妹「フフ……。勉強頑張らなきゃなって」
兄「そうか……。応援してるからな。お前なら絶対大丈夫」
妹「うん。ありがとう」
兄「でさ、お前が大学入れば、こっちで一緒に暮らせるんだからな」
妹「仲良く?」
兄「うん。仲良く」
妹「……あ、新幹線来ちゃった。じゃあ私、もう行くね」
兄「行っちゃいな」
妹「バイバイ。行っちゃうよ〜」
兄「バイバ〜イ」
妹「バイバ〜イお兄ちゃん〜。夏休みのホームステイ楽しかったよ〜♪」
兄「バイバ〜イ、またなー。またなー」
<完>
- 689 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/19(金) 00:27:46.41 ID:1OYnv2Er0
はい?
- 690 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/19(金) 00:28:01.11 ID:+bu2hC1U0
乙
- 691 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/19(金) 00:30:35.99 ID:1Y6+BZsvO
終わり・・・だと
- 692 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/19(金) 00:52:50.24 ID:c2aVlayR0
妹との大学生活希望
- 693 名前:1 [] 投稿日:2010/11/19(金) 00:54:57.21 ID:l0e0x7ZJ0
約一週間にわたる長らくのご愛読をありがとうございました。
この暑かった夏の話(実話)はひとまずこれで終わりです。
羞恥プレイにお付き合いいただきまして、本当に感謝しております。
別の言葉で言えば、ここまで読んですごいな、という感じです。
「今年は百年に一度の猛暑」という言葉が出てきたのは9月になってからでしょうか。
今年の秋を感じる時間は短く、この数日、急にめっきり寒くなってきた感じがしています。
今日、道行く人を観察していたら、楽しげに見える人と寒そうにしてる人と
二通りにわかれているように見えました。
楽しげに見える人は最近のこの寒さに慣れたような気がしたのです。
寒そうにしている人は、寒そうという顔をしていました。
この一週間、私もスレの外でいろいろなことがありました。
1時間に10個しか書けないので、SSの投下を優先してきましたが
本当はもう少しレスとかしたかったと思いつつだったのですが。
ご質問等あれば、全て回答しますので(誇張)、何なりとどうぞ。
私ももう少し書きたいことがあるので(話の続きではなく)
まだこのスレにいると思います。
- 694 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/19(金) 00:57:08.86 ID:1Y6+BZsvO
>>693
実話だと・・・
事情が変わった。
よろしい。話を続けたまえ
- 695 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/19(金) 00:57:42.41 ID:vNJ3Bfj40
おつんつん、良SSでした
って実話ってSSになるのかな?
- 696 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/19(金) 00:57:43.45 ID:fXB38ICW0
じ…つ…わ……だ…と…?
- 697 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/19(金) 01:03:59.63 ID:c2aVlayR0
創作だとおもったから続編希望って書いちゃったけど来年のこの時期に来年の夏のこと書いてください
- 698 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/19(金) 01:07:14.73 ID:NJTWubut0 BE:778667472-BRZ(11060)
sssp://img.2ch.net/ico/yukiusagi.gif
実話の話をしてください><
- 699 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/19(金) 01:17:01.04 ID:BJ0HU/jF0
実話だと……
まぁ深くは追求しない
しかし>>678の辺りをもっとくやしくいやらしく
- 700 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/19(金) 01:17:38.08 ID:1OYnv2Er0
はい
ねる
- 701 名前:1 [] 投稿日:2010/11/19(金) 01:58:14.89 ID:l0e0x7ZJ0
たまたま今日からなんですが、新しいプレイを開始する運びになりました。
どのようなプレイかと言えば、
「どんなことをしていても5分に1回、30秒〜1分間、あることについて考える」
ということで、日常生活の最中、どんなことをしていてもこれを実践するのです。
「あること」というのは秘しますが、言うなれば楽しげなことです。
今日はこのプレイのおかげで、時間感覚が狂うわ、ミスが多いわで
調子狂いまくりだったんですが、しかしかなり楽しげに過ごすことができました。
ここにこのプレイの話を書くのは、案外誰にでも応用可能なんじゃないかと
思ったからです。人は集中しやすいか飽きやすいかのどちらかに傾きやすくて
またどっちもそれなりのデメリットを秘めている感じがします。
応用方法は以下の通りです。
「好きなこと、楽しいこと」(A)をまず一つ想起します。
それからなるべく忙しい日とか、Aに全く関係ない事柄でやることのある日を選びます。
そして「5分に1回、30秒〜1分間、Aについて考える」を実行します。
最初は2〜3時間を目標にします。
かなり心穏やかに過ごせると思いますよ。是非お試しあれ。
- 702 名前:1 [] 投稿日:2010/11/19(金) 02:04:03.28 ID:l0e0x7ZJ0
(実話)に釣られてる人多すぎなんですけど
ここほんとに2chなんですか?
すみません、嘘をついてしまいました
- 703 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/19(金) 02:22:27.83 ID:K1ZYF/ZmO
乙
一昔前の官能小説みたいな文体だったな
>>1は三十代近くと見た
- 707 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/19(金) 09:09:24.32 ID:HokIcLRzO
>>1乙!!
- 708 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/19(金) 09:43:21.19 ID:3/4pK5Hd0
実話だと
- 709 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/19(金) 09:47:43.85 ID:WkUrRs/A0
細部は違うけど自分の体験談みたいでワロタ
女の立場だけど
- 710 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/19(金) 10:25:46.76 ID:3/4pK5Hd0
>>709
詳しく書けお願いします。
- 711 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/19(金) 10:37:13.26 ID:alaHOSPwO
面白い
- 712 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/19(金) 10:49:04.12 ID:Kuc71I260
お疲れ楽しかったよ
- 713 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/19(金) 11:32:05.70 ID:WkUrRs/A0
>>710
東京じゃなく大阪
旅行会社じゃなく化粧品会社
中古じゃなく新品
- 714 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/19(金) 14:41:24.19 ID:dJ/Sg0eUO
>>713
鏡見ろブス
- 715 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/19(金) 16:07:38.21 ID:FVttAsbGO
≫709
1ですけど
よかったらもう少し詳しく
スレ余っちゃったし大丈夫だから聞きたいな
どんな経験だったんですか?
- 716 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/19(金) 16:43:52.22 ID:FJdeJCAh0
乙
釣りに全力で釣られるのが俺のモットーです
- 717 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/19(金) 17:10:28.04 ID:5sRWjBgu0
大層乙であった
- 718 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/11/19(金) 19:00:15.02 ID:/4PzNkWQO
あ
- 719 名前:1 [] 投稿日:2010/11/19(金) 19:26:11.37 ID:l0e0x7ZJ0
もどり
まだスレ残っててなによりです
今朝、流れ星を2個見ました
2時に寝て、眠りが浅くて5時すぎに目が覚めたんですけど
そろそろこのスレも落ちるな〜とか思いつつ何も書かず見送って
獅子座流星群スレをチラと覗いて
あ、流れ星見ようと思い立ちました
何となく無根拠に見れる確信があったので
目標は高くと思って「あっという間に3個見る」と設定して
表に出たら何となく逆さまになってる北斗七星が目について
そういえばスレに北斗七星なんたらって書いてあったのをうっすら思い出して
北斗七星を眺めていたら、2分ぐらいで「ハ」の字の左の形でスッと落ちる流れ星が
もう2〜3分経ったときに、近い位置で全く同じようにもう一個流れ落ち
3個目を、と思ったのですが明るくなってきて断念、残念
個人的達成度は3分の2でした
明けの明星が綺麗でした
流星群のピークは木曜朝だったらしく、そのスレでは悲観論が満ちていたのですが
ピーク予想は確率みたいなものですから、前後2日ぐらいは余裕で見れる気がしてます
- 720 名前:1 [] 投稿日:2010/11/19(金) 19:48:23.52 ID:l0e0x7ZJ0
数え間違いでなければ、SSに360個投入してるのですが
当初から350ぐらいと予想してて、スレに入るかどうかギリギリだと見てました
こんなに余るとは
勢いないのに落ちないのが不思議です
完全にtwitterモードです
- 721 名前:1 [] 投稿日:2010/11/19(金) 19:57:25.50 ID:l0e0x7ZJ0
今日、たまたまブックなんとかに寄って
なんか本買おうかな〜とか思ってたら
絵本のコーナーに吸い寄せられてしまって
50円で「月のてんし」という絵本を買ってしまいました
http://www.amazon.co.jp/dp/4522018800
いわゆる「かぐや姫」もので
おじいさんが川で矢ガモを拾って家に連れ帰って手当して
そしたらカモが美少女になって月の天使だったっていう
ブルガリア民話なんですが
ところどころ豪快で腹を抱えて笑ってしまったので
なんとなく兄妹SS形式で模写を始めてしまっております
ああ、明後日が満月なのか
戻る 上へ