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妹「明日から両親は旅行、手元には睡眠薬」
1 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/19(日) 12:20:30.00 ID:sS6J6A3a0
 朝起きると、俺は妹の部屋にいた。
 椅子に縛られているようだ。
 
 股間の辺りを何かに触られているのを感じる。
 やけに心地のいい感触……。
 急速に眠気から覚醒する。
 視線を下に落とした。

 そこには黒い塊がいた。
 よく見るとソレには艶が有り、髪だと識別できる。
 時折動くお陰で、人だということが分かった。


2 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/19(日) 12:21:00.61 ID:UQ8br5ra0
>>1乙!感動した!


3 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/19(日) 12:24:14.42 ID:sS6J6A3a0
 そこには黒い塊がいた。
 よく見るとソレには艶が有り、髪だと識別できる。
 時折動くお陰で、人だということが分かった。

 見覚えのある長いストレートヘア。
 開いて紐で固定された俺の足の間に顔を埋め、
 内股の付け根、ほぼ睾丸際々へ舌を這わせていた。

 べろ、れる……じゅるじゅる……。
 粘液質に濡れた何かが俺の股間を這う。
 その粘液を吸い上げる音が室内に響く。

 俺はソレに向かって声を発しようとしたが、上手く声が出せない。
 口にガムテープが何重にも張られていた。


4 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/12/19(日) 12:25:04.67 ID:eO5Qi9wHO
次回作待ってるぜ!


5 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/19(日) 12:28:27.73 ID:sS6J6A3a0
 もごもご唸る俺に気付いたのか、そいつは名残惜しそうに、今まで舐めていたところにキスをする。

妹「ちゅ、ぷ」

 口を離して、妹が顔をあげる。
 ハンカチを取り出し、口の周りの涎を丁寧に拭う。

妹「兄さん、おはようございます」

 そう言って、笑顔を作る。
 今まで見たことのない、妖艶な笑みだった。


6 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/19(日) 12:33:29.43 ID:sS6J6A3a0
 妹はゆっくりと立ち上がり、俺を見下ろす。

妹「兄さんを調教する事にしたんです」

 意味が分からない。
 しかし、訴えようにも肝心の口が開かない。
 体も自由が利かなかった。
 全裸で椅子に後ろ手で座らされ、紐とガムテープを使い、拘束されている。
 恥ずかしさから必死に逃げようと試みるが、
 椅子自体も固定されているのか、微動だに動かない。
 どうあっても、抵抗出来そうになかった。


7 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/19(日) 12:38:15.07 ID:sS6J6A3a0
 妹は俺から離れると、ベッドの下からホームビデオカメラを持ち出す。
 親父が趣味で買ったヤツだ。 三脚に載せ、俺の丁度真横に設置する。
 俺の様子をカメラの液晶越しに見ながら、位置を調節している。

妹「こっそりお父さんの旅行カバンからくすねたんですが、悪いことをしましたね」

 言葉とは裏腹に、その口調に全く悪びれた様子は全くない。
 カメラのセットが終わったのか、俺の前に戻ってきた。

 改めて、妹の姿を見る。
 いつの間に部屋に入ったのか、俺のお気に入りのTシャツを着ており、大分ラフな格好をしていた。
 ただ、妹には大きいようで、左側に大きくズレていて左肩が丸見えになっている。
 頭には、小さな花の付いた白いヘアピンがついていた。


8 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/19(日) 12:39:33.11 ID:HYhCz7KhO
一人でオナニー小説を描いて恥ずかしくないの? ねえ恥ずかしくないの? デュフフフ


9 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/19(日) 12:42:20.99 ID:sS6J6A3a0
妹「じゃあ、始めましょう?」

 俺は大きくかぶりを振るが、妹は俺の意など無視して、その振る首にそっと指を添えた。
 ひんやりと冷えた指先。その冷たさと、今から始まるであろう「調教」とやらに俺の体は強張る。

妹「大丈夫です。酷いことはしませんから」

 その言葉が真実であるかのように、優しく俺の首筋を撫でる。
 妹の体温と俺の体温が徐々に融和する。
 しばらくして冷たさを感じなると、その指がゆっくり、ゆっくりと肌を這いながら下に降りてきた。

 首から鎖骨、胸、そして乳首。そこで止まる。
 乳首の上で止めた指を、弧を描くように滑らかに動かし始めた。


10 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/19(日) 12:47:41.12 ID:sS6J6A3a0
妹「兄さんは男の子ですから、ここはあまり感じないかもしれませんね」

 しばらく触ったあと、指を離して唇を寄せ、口に含む。

妹「あむっ……ん、ん」

 口の中で乳首を転がすように、そして時折、舌の腹で乳首を押さえつけるように、強く舐められる。

 俺は必死に抵抗を口にしてみるが、うー! うー! としか声にならない。
 その様子を見た妹は、気持ちいいんですか? などと、的外れな事を聞いてきた。
 そんなわけがあるか! こんな非日常的な状況で、まして妹の前で全裸にさせられ、
 乳首を吸われて……そんなことあるわけが、ない。


11 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/19(日) 12:53:07.22 ID:sS6J6A3a0
妹「なんだか赤ちゃんに戻ったみたいですね? バブー?」

 そう言って、えへへとはにかむ様に笑う。
 バカかこいつは。
 言ってやりたくとも、やはりその口からは正常な言葉は紡げなかった。

妹「でも今は、赤ちゃんがお母さんのを、ではなく……。女の子が男の子の乳首を舐めているんですよ?」

 妹は舌を突き出し、乳首の先をつつくように舐める。

妹「私が兄さんのを……ね? ちゃんと、見ていてくださいね?」

 嬉しそうに上目遣いで俺の顔を覗く。
 こんな光景、見たくない!
 俺は顔を逸らすと、眉間と目尻に皺が寄るほど強く閉じた。


12 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/12/19(日) 12:54:11.05 ID:iGTb7OG5O
ふう…………


13 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/19(日) 12:58:17.65 ID:sS6J6A3a0
 ちゅぷ、ぢゅぶ……ちゅ、ちゅ……!
 湿った音がすぐ下から聞こえる。
 俺の乳首は、妹の口で温められ、吸われ、何度も何度も舐め上げられる。
 いつしか、ピリピリとした、痺れるような感覚が乳首から感じられた。

 妹が唇を離した。
 顔を向け、視線を合わせる。

妹「気持ちよかったんですね?」

 そう言って、いやらしく笑う。
 こんな顔、見た事がない。
 少し大人びいて、エロティックで、それでも可愛いと思えてしまうような。
 妹も女である事を認識させられるような表情だった。


14 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/19(日) 12:59:17.22 ID:OmomcbOy0
これは>>30ぐらいで爆発するな


15 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/19(日) 13:04:03.36 ID:sS6J6A3a0
 突然に下半身から腰にかけて刺激が走った
 いつの間にか勃起してしまっていたペニスの裏筋を、妹の人差し指が撫で上げたからだ。

妹「兄さんは男の子なのに、乳首が感じるんですね?」

 嬉しそうにそう言い、今まで舐めていた乳首とは反対の乳首を口に含み、
 少し遠慮がちに、優しくねぶる。
 今舐め始めたばかりだというのに、先ほど感じた痺れるような感覚が、乳首から拡がっていく。
 自然と体が小刻みに震えてしまっていた。

 妹は俺のその様子を見て気を良くしたのか、
 口から水っぽい音を立てながら舌を上下に動かし、ワザとらしく声をあげる。


16 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/19(日) 13:10:57.84 ID:sS6J6A3a0
妹「れろれろれろー?」

 気持いですか? と言わんばかりに目で訴えてくる。
 俺は再び目を逸らす。
 妹の指がペニスに触れた。

妹「見てくれなきゃダメですよ? あむっ……ちゅ、ん……ん」
兄「ん、んー!」

 たまらず喉から声が出てしまう。
 妹で、感じてしまっている。
 その受け入れがたい事実に、再び目を強く閉じるが、
 またもや指でペニスに触れてくる。
 目を逸らしたり、閉じたりする度、触ってくるつもりのようだ。


17 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/19(日) 13:17:38.24 ID:sS6J6A3a0
 こんなことで感じてしまうくらいなら、まだ視線を合わせているほうがマシだ。
 そう思って、瞳を開けて妹と視線を交わす。
 妹はとても嬉しそうに、目を細めた。

妹「れろ、れろ……気もちいいですか? いいんですよね?」

 時折口を離しては、甘い声で囁く。
 妹のこんな声も聞いたことがない。
 小さな子供をあやすときのような、砕けて甘えるときのような、
 いつもより少しだけ声色を高く、なんだか安心して心を任せてしまう、蕩ける様な声。

 乳首舐められている事と、その声が気持ちよくて、頭がぼーっとしてしまい思わず頷いてしまいそうになる。
 ちゅっ! と、一際大きい音がして、乳首が思い切り吸われて、乳首が放される。
 その音ともに、少し我に返る。
 俺は、今何を思って……。


18 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/19(日) 13:18:32.27 ID:sS6J6A3a0
 妹は満足そうな顔をしていた。
 その顔が俺に近づくと、耳元へ唇を寄せた。

妹「私で感じるなんて、兄さんはエッチで、シスコンな、変態ですね?」

 先ほどとは打って変わって、声は低く、悪意を込めた声だった。
 それはなおも続く。

妹「兄として失格ですよ? 変態、変態……変態!」

 こいつが勝手にやった事なのに、どうして俺が責められているのだろう。
 本当に俺が悪いのだろうか? けれど、責められている事実は変わらない。
 ──辛い。胸が苦しい。でも、妹で感じてしまっている。だから、俺は変態なのか……。

 妹の言葉が槍となり、俺の心に突き刺さり、ヒビが入る。
 頭の中で、心が壊れる音が聞こえた気がする。


19 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/19(日) 13:21:34.51 ID:sS6J6A3a0
 俺は今、苦渋の表情を浮かべているだろう。
 逆に妹は、今までより嬉しそうな、満ち足りた表情をしている。

 俺は目を伏せて俯く。
 もう、妹の顔すら見ることが出来なかった。
 この場から逃げたい。消えてなくなりたかった。

妹「──でも」

 妹の否定の声が聞こえた。
 それはとても柔和な声で……
 言葉は続いた。


20 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/19(日) 13:23:30.80 ID:toy71W+M0
妹「私たちの戦いはこれからだ!」
ご愛読ありがとうございました。>>1先生の次回作にご期待ください


21 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/19(日) 13:25:05.00 ID:sS6J6A3a0
妹「私はそんな兄さんが好きです」

 その言葉に、何故かホッとする。
 そして、同時に嬉しかった。
 こんな俺でも好きでいてくれるんだ。

 妹の言葉でつけられた心のヒビは、妹の言葉で埋められる。

妹「兄さん? さぁ、もっと気持ちいことをしましょう?」

 おわり


22 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/12/19(日) 13:26:15.82 ID:CKMVSDhk0
えっ


23 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/19(日) 13:26:51.85 ID:bhfyDO1MO
は?


24 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/19(日) 13:27:02.18 ID:OmomcbOy0
爆発はっ…… 爆発はどうしたアァァッ!!!!


25 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/19(日) 13:37:39.07 ID:sS6J6A3a0
規制解除されたのが嬉しくて
2000行くらい書き溜めてたのを投下しようと思ったら
何故か見当たらなかった

違う内容でほんの書きかけのが残ってたから
微修正して終わったカタチにして投下した


26 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/19(日) 13:40:48.34 ID:4IcgrbF80
ちくそおおおおおおおおおおおおお


27 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/19(日) 13:56:53.02 ID:sS6J6A3a0
おぼろげに覚えている内容

冬の寒い日々が続く頃

妹は学校から帰ってきてから自室で勉強するのが習慣

ある日、珍しく妹がリビングで勉強をしている
聞いてみると部屋のエアコンが壊れたらしい

暇だったので隣に座って妹の勉強っぷりをみていると
フツフツとイタズラ心が湧いて、妹に少しエッチなちょっかいを出してしまう
勉強に集中できない! と怒っていたが、気が強い妹は決して逃げようとしなかった

翌日の夕方 妹の部屋のエアコンは直ったことを聞く
もうあんなことはできないなと思っていたが、
何故か妹はリビングで教科書とノートを広げていた

なぜかと問うと、
「別に、兄さんに勉強を見てもらったほうが捗るからです」

こんな感じで始まって、徐々にエスカレート
ちょろっと恋愛入った話だったのだが……
どこへ行ったんだ


28 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/19(日) 14:09:21.32 ID:F1rCFG8S0
>>27
今からでも遅くないんだよ
さぁ、書きたまえ


29 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/12/19(日) 14:27:46.44 ID:sS6J6A3a0
>>28
残念ですが、エロテンションはそうそう急にはきません
通常のテンションでは私には書けないのです


30 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/19(日) 15:24:39.64 ID:c/RE0TVg0
読みにくい文章だ


31 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/12/19(日) 16:02:43.16 ID:sS6J6A3a0
ありがとう
他人にも読みやすいよう
考えて書いてみる


32 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/12/19(日) 16:38:20.63 ID:iGTb7OG5O
>>31
待ってるぜ!


33 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/19(日) 16:58:22.32 ID:6Or3b55z0
おれは読みやすかったよ。


34 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/12/19(日) 17:07:22.29 ID:sS6J6A3a0
>>32
今書いてるけど
遅筆だから半端になるし
ここには落とさないんだぜ

>>33
ありがとう
人によりけりなのかね
でももっと考えて書く


35 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/19(日) 17:32:26.42 ID:1gky15Pe0
普通に読みやすい


36 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/12/19(日) 18:32:03.12 ID:oaA8+cpnO
ts


37 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/12/19(日) 20:05:06.59 ID:+isrGHwv0
よむほ


38 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/12/19(日) 21:20:09.12 ID:i75L9jz/0
まだ読んでないよ



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