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妹「兄さんのなでなで、気持ちいいです……」
- 1 名前:VIPがお送りします []
投稿日:2013/04/09(火) 01:47:43.08 ID:3ZpCB2TO0
- 2 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/04/09(火) 01:48:17.31 ID:W3yKaWJi0
最近
- 3 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/04/09(火) 01:49:07.44 ID:ZuxKXV6W0
風呂あがりに残ってたら 書く
- 6 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/04/09(火) 01:53:52.23 ID:Rnu48Pip0
いもスレは文化
- 7 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2013/04/09(火) 02:06:06.90 ID:ckz3na+JO
兄「ふーん」
兄(これって気持ちいいもんだったのな)ナデナデ
妹「……」
兄(確かに目がトローンとしてる)ナデナデ
兄(……だが)ナデナデ
兄「疲れてきた」
妹「もっと」
- 8 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/04/09(火) 02:06:35.77 ID:ZuxKXV6W0
残ってた
- 9 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/04/09(火) 02:07:19.59 ID:ZuxKXV6W0
用済みだった
- 10 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/04/09(火) 02:08:39.01 ID:BUeiEuiS0
いいからかけよ
- 11 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/04/09(火) 02:10:28.07 ID:ckz3na+JO
>>9
お願いします
- 12 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/04/09(火) 02:16:00.37 ID:ZuxKXV6W0
兄「変なこと言うなよ……少し恥ずかしくなってくるだろ」
妹「えへへ」
兄「そうか……、今日は少し元気そうで安心したよ」
妹「うん、でも始業式には間に合わないかも……」
兄「大丈夫さ、きっと良くなる」
妹「……桜」
兄「ん?」
妹「桜、散っちゃったね」
兄「先日の雨と風の所為だろう、天候が悪かったな」
妹「少しだけ、残念……かな」
兄「……」
- 13 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/04/09(火) 02:16:50.02 ID:Sw29tFde0
DCかよ
- 14 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/04/09(火) 02:23:27.08 ID:ZuxKXV6W0
妹「前は、お花見がしたいなーって話してたよね」
兄「そうだな、最近寒かったからタイミングを見てたらこれだ」
妹「久し振りに外に出られるかと思ってたんだけど、やっぱダメだったね……」
兄「ごめんな」
妹「ううん、兄さんは悪くないよ」
兄「来年は一緒に行こうな、花見に」
妹「兄さん……あのね――」
看護婦「はーい、そろそろ時間ですよー」
妹「ん……」
兄「どうした?」
妹「ううん、また明日にでも!」
兄「わかった、じゃあまた明日な」
- 15 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/04/09(火) 02:25:05.08 ID:sEYktglP0
有情破顔拳で妹が爆発すると思ってたのに……
- 16 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/04/09(火) 02:28:38.67 ID:ZuxKXV6W0
看護婦「お兄さん、ちょっとちょっと」
兄「はい、なんでしょう?」
看護婦「外に連れ出すのはダメよ?」
兄「まだ、ですか?」
看護婦「ああ見えて体調悪いのよ、心配かけないようにしてるんだろうけど」
兄「……」
看護婦「食事もできない日があるし、困ったもんだわあ」
兄「そうですか……」
看護婦「お兄さんも心配だろうけど、今は無理させないのが一番だからネ」
兄「わかりました、ありがとうございます」
- 17 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2013/04/09(火) 02:28:44.47 ID:xbKVHPsuT
ほほう
- 18 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/04/09(火) 02:31:32.13 ID:ZuxKXV6W0
妹(……兄さんの背中が見える)
妹(また明日も会えるってわかってるのに……)
妹(こんなに切ない)
寂しいよ……
苦しいよ……
妹(ずっと一緒に居たいよ……)
妹「兄さん……」
- 19 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2013/04/09(火) 02:33:35.87 ID:xbKVHPsuT
ふむふむ
- 20 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/04/09(火) 02:39:46.30 ID:ZuxKXV6W0
妹の体調は良くならない
医者は精神的なものが理由と言っていたが、妹は昔も今も変わらない
何が原因なんだ、何が……
兄「……」
兄「くそがっ!」
兄「何で俺は何もしてやれねーんだよ!」
兄「このまま黙って見守ってるだけしかできねーのかよ……」
兄「くそ……くそっ……」
- 21 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2013/04/09(火) 02:40:48.02 ID:xbKVHPsuT
C
- 22 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/04/09(火) 02:44:59.99 ID:ZuxKXV6W0
―Pipipipi
兄「…っ、落ち着いたほうがいいな」
兄「はい」
「はぁぁぁぁぁぁぁい!愛しのマイダーリーーン!」
兄「……」ピッ
―Pipipipi
兄「はい」
「何で切るんすかあああああああああああああ」
兄「……」ピッ
―Pipipipipi
兄「はい」
「すみません、ぼくがわるかったです」
兄「わかればいい」
- 23 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/04/09(火) 02:46:20.08 ID:ednn3BSW0
∧,,∧
( `・ω・) ?
/ ∽ |
しー-J
- 24 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2013/04/09(火) 02:50:50.81 ID:xbKVHPsuT
C
- 25 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/04/09(火) 02:51:24.91 ID:ZuxKXV6W0
兄「お前がこんな時間に電話してくるなんて珍しい」
「何言ってんだよー!シンユーって奴じゃん?俺等!将来を誓い合ってるじゃん?」
兄「俺の友達はこんな絡みっ気の多い奴いなかったと思うから人違いだな」
友「待て、落ち着けよ切るな!切るなよおおおおおお」
兄「あーもう、うるせぇな何だよ」
友「いや、病院行くって聞いてたからさ」
兄「それがどうかしたか?」
友「辛そうだったからさ、お前」
兄「……ごめんな」
友「だから俺が元気付けてやろうと思ったわけよ!」
兄「うるさいだけだったけどな」
友「そう言うなよー……、まぁ突っ込む元気あるなら大丈夫そうだな!」
- 26 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/04/09(火) 02:58:13.88 ID:ZuxKXV6W0
兄「お前にも心配かけてすまない……」
友「妹ちゃんの様子はどうだったよ?」
兄「今日も……今日も笑ってたよ」
友「そうか……、まだ時間かかりそうなのか?」
兄「ああ、さっき看護婦にも注意されたくらいだからな……」
友「おばんだろ?あの看護婦ぜってー独身だからイチャイチャしてるのが気に食わないだけだよ」
兄「お前は面白いな、でも病状が悪化してるのも事実だから大人しくさせておくのがいいのかもな」
友「でもよ、妹ちゃんが今一番楽しみにしてるのはお前と会うことだぜ!だから行くのを止めるような事はするなよ?」
兄「俺が行って少しでも元気になればいいんだけどな……」
- 27 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2013/04/09(火) 02:59:05.35 ID:xbKVHPsuT
C
- 28 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/04/09(火) 03:04:03.39 ID:ZuxKXV6W0
友「ほら、なんだっけか……?あのー……病はなんちゃらとかいうの?」
兄「病は気から、か」
友「そーそー!だからお前行って元気付けてあげるのが一番の薬だと思うぜ!」
友「一人だとどうしても寂しかったり切なかったりするからさ」
兄「それはそうだが……」
友「俺も前に寮で風邪ひいた時心細かったわー!お前が居てくれたらなーってずっと考えてたよ」
兄「その気持ち悪い考えは風邪と一緒に治ったんだよな?」
友「いえっす!ばっちり治ってないぜ!」
兄「お前も病院行ったほうがいいな、確実に」
友「ま、そういうこった!周りは面会時間絞ってるだろうけど、お前は時間の限り妹ちゃんの傍に居てやれ!」
兄「ありがとうな……」
- 31 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/04/09(火) 03:14:28.76 ID:ZuxKXV6W0
友「それじゃまたガッコ始まったらよろしくな!」
兄「色々心配かけてすまんな」
友「いいってことよ、じゃな!」
兄(あー……)
兄(俺はバカか……)
友人にまで心配かけて――――待て
俺が心配そうな顔してるから俺を元気付けた?
ということは妹も……俺を見るたびにそう感じて……
だからずっと笑ってた、俺を心配させないために
兄(ほんと、何やってるんだろうな、俺は)
兄(元気付けるどころか、元気付けられてるなんてな……)
兄(笑えねぇ……)
- 32 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2013/04/09(火) 03:19:03.42 ID:xbKVHPsuT
C
- 33 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/04/09(火) 03:21:36.77 ID:ZuxKXV6W0
兄「ただいま」
「おや、遅かったじゃないかい?」
兄「叔母さん、今日は早かったんですね」
叔母「はっは、私だって早く帰りたい日もあるさ」
兄「この前残業するのが生き甲斐って……」
叔母「飯、できてるから食っちまいな」
兄「僕の当番なのにすみません」
叔母「なーに、若い時は色々あるからね!たまになら私がやるさ」
兄「ありがとうございます」
叔母「それと……」
- 34 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2013/04/09(火) 03:27:55.96 ID:xbKVHPsuT
C
- 35 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/04/09(火) 03:31:57.62 ID:ZuxKXV6W0
叔母「何かあったん?」
兄「何か、といいますと?」
叔母「いつもの100倍増しで辛気臭い顔してるからさ」
兄「やっぱ、そう見えますか……」
叔母「妹ちゃんに何かあったのかい?私のほうに連絡は……」
兄「いえ、これは僕自身の問題なので……」
叔母「ほーう!話してみたまへ!おねーさんが聞いてあげるわ!」
兄「毎日心配そうな顔で会いに来る僕が、妹の負担になってるんじゃないかって……」
兄「何もしてあげられないのに、元気付けられてたのは僕だったと気付いたら、遣る瀬無い思いだけが残って……」
叔母「それで?」
兄「どうするのが妹にとって一番良いか、わからなくなってきたんです……」
叔母「……馬鹿野郎」
- 36 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/04/09(火) 03:33:25.45 ID:cssolR7b0
叔母→姉にエンコードする作業が始まりました
- 39 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/04/09(火) 03:40:10.38 ID:ZuxKXV6W0
叔母「そのままのお前でいいじゃない」
兄「でも、それだと妹が心配して……」
叔母「えーっとな…、お前が無理に笑ってたら妹ちゃんはどう思う?」
兄「…っ」
叔母「そうだよ、さらに心配させることになるんだよ」
叔母「100%見抜かれない演技だったとしても、ハラん中で何考えてるかわからなくなるから不安になってくる」
叔母「特に今までの心配性なお前を知っていたら尚更」
叔母「だから無理すんな、以上」
兄「はい……」
叔母「っつーか腹から声だせ!なよなよすんな!」
兄「はい!」
叔母「ったくもー、何時になったら私が惚れ惚れするような男になってくれるんだい?」
兄「精進します……」
叔母「よろしい!」
- 40 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/04/09(火) 03:48:38.79 ID:ZuxKXV6W0
叔母「あんなー」
兄「はい?」
叔母「お前は深く考えずに妹ちゃんの傍に居てあげな」
叔母「私にも、他の誰にもできないことだから、さ」
兄「ありがとうございます」
叔母「あ、洗い物終わったら風呂沸かしといてー、その間にビール冷やしといてー」
兄(料理する時に冷蔵庫入れたらよかったんじゃないか、これ?)
叔母「料理する時に入れるの忘れたんだよー」
兄「あ、あれ……?僕今喋ってました……?」
叔母「日常生活でお前の考えてることくらいお見通しさね、にっしし」
兄「あはは、叔母さんにはかないませんね……」
- 41 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/04/09(火) 03:49:26.41 ID:ZuxKXV6W0
寝
る
- 42 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/04/09(火) 03:52:31.07 ID:NsNRf3kXO
は?
- 48 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/04/09(火) 06:47:08.81 ID:QIhGYa710
ナデナデシテー
- 49 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/04/09(火) 07:16:43.80 ID:ujEZe6A2O
ほ
- 50 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2013/04/09(火) 07:17:28.57 ID:LAGXQbWT0
>>48
.ナデナデ ナデナデ ナデナデ
ナデナデ ナデナデ
∧_∧
.∧_∧( ・ω・)∧_∧
( ・ω・)U)) .(・ω・ )
⊃)))( ・ω・)(((⊂
.∧_∧∩))((∩∧_∧
( ) .( )
ナデナデ ナデナデ ナデナデ
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