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姉「こらっ!バカ弟起きなさい!」
1 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/19(金) 11:47:27.87 ID:dc4AxZXh0
季節は秋。
湖の周りにうっそうと茂る森林が紅葉と変わりそれを見にくる観光客がピークを迎える季節でもある。
その湖の周りにある歴史ある神社に俺は住んでいた。

姉「こらー!!弟!どこ行くのよ!修行さぼっちゃだめじゃない!」

弟「知るかっての!俺はもう飽きたんだよ!そういうのは!」

神社の階段を降りながら姉から逃げる。

姉「そんなさぼってばっかいて霊力が弱くなってもしらないからね!」

弟「そんなもんいらねえってんだよ!なんの役にもたちやしねえ!」

姉「そんなことないわよ!絶対必要になるんだから!」

俺はそれを聞き終わらないうちに神社の森から外にでた


2 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/19(金) 11:48:51.87 ID:rzwwTl1b0
いきなりコテ


3 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 11:48:59.40 ID:Kku1V7xJ0
規制解けたのか
ずっと待ってたぜ


4 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/19(金) 11:49:18.46 ID:dc4AxZXh0
姉「あいつ〜!また修行さぼって〜!」
父「ふあああ。ねむいぜ・・」
姉「あ、お父さん!聞いてよ!あの馬鹿弟また修行さぼってんのよ!」
父「あ?知らないぜそんなの。さぼりたきゃさぼればいいさ」
姉「もう!お父さんが修行すればいいって言ったんじゃない!」
父「そんなこといったか俺?」
姉「言ったわよ!弟を次の神主にするんじゃないの?」
父「あー、まあどうでもいい話だな」
姉「・・・はあ・・お父さんやる気なさすぎ・・」
父「実際あいつが死のうが生きようがどうでもいい話だからな。」
姉「なんでお父さんはいつもそんなに冷たいのよ・・」
猫「そいつになにを言っても無駄じゃよ。なんも考えておらんからの」

神社の軒下にいた猫が喋りだす。

父「おう。こじろうまだ生きてたのか。」
こじろう(猫)「当たり前だ。少なくともお主よりは生きておるわ。」
父「とっととくたばれよ。この野良猫」
こじろう「お主がくたばれ」
姉「はあ・・掃除でもしよ・・・」


5 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 11:50:00.08 ID:D7slFXOcO
久々じゃんw


6 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/19(金) 11:50:02.67 ID:dc4AxZXh0
「あの・・・十和田神社というのはこの先でしょうか・・?」

弟「え?はい。そうですけど。」

「良かった・・ありがとうございます。それでは・・」

弟「・・・・待ってください。・・・何の用ですか?」

「・・・あの、除霊をお願いしたいと思いまして・・」

その人は中年の女の人で左肩をしきりに触っていた。

弟「やめたほうがいいですよ。あそこの神主はふざけてますし」

自分で自分の父親のことをふざけてるというのは少しおかしい気もしたがまあ本当のことだ。
「そうなんですか・・?」

弟「はい。ここの神社にくるくらいなら他のとこ行った方がいいですよ」

「・・・でも・・もう肩が・・・」

確かに肩には薄く誰かの手が乗っかっている。きっとこれがこの人の肩に異常をきたさせている原因だろう。・・・仕方ない

弟「・・弐の札でいいかな。」

俺は弐と刻印されたお札を空中に浮かせた。

弟「印!」

手から光が打ち出されお札を貫通する。


7 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/19(金) 11:53:17.32 ID:dc4AxZXh0
お札を貫通した光はその人の肩にあたりバシュッと肩の上に乗っかっている手が消し飛ぶ。

弟「どうですか?」

「・・・あら?なんか痛みが遠のいていきます・・」

弟「もう大丈夫ですよ。」

「ありがとうございます!なんとお礼していいか・・。」

弟「特になにかやったわけじゃないですよ。お大事に」

そう言ってその場から立ち去る。

そう。神社の親父の息子だけあって霊能力と多少の除霊はできるのだ。小さい頃に姉ちゃんから教わっているからだ。

弟「修行しなくたってこれくらいちょろいもんだ」

鼻歌を歌いながら町へと降りていく


8 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 11:54:12.00 ID:Kku1V7xJ0
しえん


9 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 11:57:03.37 ID:dc4AxZXh0
姉「紅葉が綺麗だなぁ・・・」

樹を見上げながらせっせとほうきで葉っぱを集める。

父「汚ねえ葉っぱが落ちてきてるだけだぜ」
姉「・・・お父さんにはわかんないよ。一生」
父「別にわからなくても困らないけどな」

姉「・・・・」

父「・・・・」

さわさわ

姉「・・・なにやってんの」

父「いや、娘の尻の成長ぐあいを・・ぶあっ!!」ばきっ!

姉「年頃の娘のお尻触ってんじゃないわよ!」
父「なにを言ってる!おまえが年とってから触ってもなにも楽しくねえじゃねえか!」
姉「その前に触るなっていってんの!汚い!」
父「なにっ!もう俺は加齢臭がするようになったのか!」

こじろう「なにを言ってるのだお主は」

姉「こじろう、丁度良かったわ。お父さんの相手しといて。邪魔だから。」

父「おいこじろう。おまえ邪魔だとよ」

こじろう「お主のことだ馬鹿者!」


10 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 12:00:05.03 ID:dc4AxZXh0
父「ふう・・・」

こじろう「お主少しは働こうとは思わんのか」

父「なんでんなことしなきゃなんねーんだよ」

こじろう「仮にもここの住職だろう。」

父「住職は働かなきゃいけないのか?誰が決めた?いつ?何時何秒地球が何回回ったときだ?」

こじろう「・・・お主はいつまでたっても子供だな」

父「俺は少年の心を忘れない男だ」

こじろう「別にそれは構わんが動かんといつまでたっても貧乏のままだぞ・・・」

父「俺の知ったことか」

こじろう「子供がいるのになぜそんなことを言えるのか理解に苦しむ」

父「あー暇だぜー」

こじろう「働けというに!!」


11 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 12:02:29.11 ID:dc4AxZXh0
弟「いらっしゃいませー。きりたんぽはいかがすかー」
俺はいつもここの観光客相手に売店でバイトをしている身だ。

店長「弟くんいつもよく働いてくれるねぇ」

弟「はは。まあそれほどでもないですよ」

店長「これからも頑張ってね。お父さんは元気かい?」

弟「ああ。いつも通り仕事もしないでグータラしてますよ。」

店長「はっは。相変わらずだねえ。でもやるときはやる人だと思うよ」

弟「どうですかねぇ。まともに働いてるの見たことないですからなんとも」

店長「ははは。自分のお父さんなんだから信じてあげなきゃ。お姉ちゃんはどうだい?」

弟「相変わらず修行しろ修行しろってうるさいですけど、十和田神社の仕事は全部姉ちゃんがやってくれてるから助かってるっちゃ助かってますね」

店長「いいお姉ちゃんじゃないか。見習わないとね」

弟「見習ったら俺ここにいないです」

店長「おっと、それはそれで困るね。でもたまには手伝ってあげるんだよ」

弟「うっす」


12 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 12:06:13.63 ID:Kku1V7xJ0
父かわいい


13 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 12:06:26.08 ID:dc4AxZXh0
弟「やっと帰ってきた・・」

神社の入り口にある狛犬を越え鳥居をくぐると神社の周りを囲っている鎮守の森からオレンジ色の日が差し込む。
そのまま社殿への参道を歩いていると姉が掃除をしているのが見えた。

姉「おかえり。」
弟「ああ。親父は?」
姉「さっきこじろうと遊んでた。」
弟「相変わらずだな親父は・・・」
姉「もうすぐご飯だからお父さんに言っておいてね」
弟「わかったよ。」
姉「ねえ」

弟「あん?」

姉「今日ちょっと霊力使ったでしょ」

弟「・・・知らないな」

姉「なーに嘘ついてんのよ。お姉ちゃんの目はごまかせないわよ!」

弟「・・・使った。」

姉「なんで嘘つくのよバカ」
弟「うっさいな!別にいいだろ!」
姉「もう!修行もしてないのに使うと寿命に影響するって何回言ったらわかるのよ!」
弟「・・・まあいいじゃん。」
姉「軽っ!あんた人生舐めてんじゃないの!?」
弟「じゃあ俺親父探してくるからっ」
姉「あっ!ちょっと待ちなさいよ!」


14 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 12:08:52.09 ID:dc4AxZXh0
神社への階段をかつかつと登っていく。
弟「・・・なんか臭いな・・。」

ふと空を見るともくもくと神社の方から煙が立ち昇っている

弟「えっ!?」
急いで階段を駆け上がる。
階段を駆け上がって神社を見てみるとなにも異常はない。
その代わりにすぐそばで父とこじろうが木の葉を焼いて焚き火をしていた

弟「なにやってんだよ・・」
父「見たままだろうぜ。もぐもぐ」

そりゃ確かにみりゃわかるよ。焚き火なのは

弟「・・なに食ってんだよ・・」
父「見てわかるだろうぜ」
弟「いや、それはわからんから」
こじろう「こやつが、いもを持ってきたのだが調理方法がわからんくてな」
父「まあとりあえず焚き火で焼いておけば大丈夫だろ」
弟「直焼きかよ!せめていもを銀紙に包めよ!」

こんな焼け焦げた真っ黒な芋よく食うな・・

弟「頼むからこじろうも止めてくれよ」
こじろう「こやつが私の言う事を聞くわけがなかろう。」
父「つまりそういうことだ。」

弟「なにがそういうことなんだよ!!」


15 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/19(金) 12:09:05.72 ID:eaVzM3ma0
こじろうお久ww


16 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 12:09:32.71 ID:dc4AxZXh0
姉「ほら。お父さんごはんできたよ。」

父「ああ。置いといてくれていいぜ。後で食う」

姉「そーじゃなくて、ごはんの時は皆一緒で食べなきゃでしょ?」

父「眠いんだ。後にしてくれ。」

姉「もう。1日なんもしてないのになんで疲れるのよ。」

弟「・・・困った親父だな。ほんとに」

こじろう「こやつは協調性に欠けておるからな。」

弟「子供かよ・・親父は・・」

まあいつものことなんだけどさ。でも時々俺は本当にこの親から生まれたのかと不安になる。


17 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 12:11:25.92 ID:dc4AxZXh0
姉「弟―?洗濯物置いておくよー?」
弟「おう。さんきゅー」

ぱたん

ばきっ

姉「きゃっ」
弟「な、なんだなんだ!?」
姉「廊下の床が抜けたの・・」
弟「またか・・ボロ家だからな・・この家・・」

こうして床が抜けたのは初めてじゃない。前から何回もあることだ。
障子の紙の部分も穴が空いてるし最近じゃねずみもよく見かけるようになった。

姉「もう・・せめてお父さんがちゃんと直してくれれば・・。」
弟「そりゃ無理な話だな。極度のめんどくさがりだから。」
姉「じゃああんたが直しなさいよ。」
弟「床が抜けたのは姉ちゃんが重かったからじゃ・・」
姉「・・なんか言った?」
弟「いや、聞こえてないならいいや。直すよ。」
姉「お願いね」
弟「ああ。・・・ぶっ」がすっ

去り際に俺の背中蹴って行きやがった・・聞こえてんじゃねえかよ・・


18 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 12:13:29.38 ID:dc4AxZXh0
どたばたどたばた!!

父「俺が先だぜ!」
こじろう「なんの!負けん!」

ばきっめきめきっ!!

弟「あっ!さっき直した床が!」
父「うっし!勝ったぜこじろう。さっさと腹踊りしやがれ」
こじろう「くっ・・別に食べてなかったから魚の一匹くらいいいではないか・・」
父「言い訳は見苦しいぜドラ猫。とっとと腹踊りしろ」

猫相手になにやってんだよ・・・

弟「おい親父なにやってんだよ!」
父「あ?俺のおかずをかけた徒競走だぜ。ついでに負けたら腹踊りだ。」
弟「どうでもいいよ!直したばっかの床が親父がどたばたしたせいでまた抜けちまったじゃん!親父直せよ」
父「こじろう任せた」
こじろう「な、なんだとっ!猫にやらせるとはなんと非常識な!」
姉「もー!うるさいなー!なにやってんのよあんた達!」
弟「親父が・・・
父「弟とこじろうがなんかどたばたやってたぜ」

弟・こじろう「ええええ!?」

姉「夜なんだから静かにしなさいよ!しかもまた床の穴増えてるじゃない!ちゃんと直しておいてよね!」
弟「・・・・はい。」

あのくそ親父・・・覚えてろよ・・


19 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 12:14:21.74 ID:dc4AxZXh0
姉「お父さん?もうみんな寝るみたいだから結界張るよ?」

父「ああ。」

弟「ったく。親父も姉ちゃんに任せてばっかじゃなくてたまには自分で結界張れよ。」

家の中で結界を張る理由は簡単だ。
丑三つ時になると霊達が自分の居場所を探して俳諧する時間だからだ。
結界が張られていると霊達は一切この家の中に入ってくることはできない。
別にそんなことしなくてもいいんじゃないかと思うだろうが、場所が場所。
かの有名な心霊スポットの恐山を知っているだろうか。
あそことこの十和田神社は二大霊場であの世に繋がっている入り口なのだ。
つまりこんな場所の丑三つ時になるってことは想像もできない程の霊達がやってくる。
色々な危険性を考えての結界ってことだ。

姉「印っ!」

床に緑色の光がにじみだし結界ができあがる。

姉「ふう・・まあこんなもんかな。」
父「さーて寝よう。」
弟「さっき寝たんじゃないのかよ親父は」
父「俺は何時間だって寝れるぜ」
姉「明日から私たち学校なんだから弟も早く寝なよ?」
弟「わかってるよ。おやすみ」
こじろう「うむ・・腹がへったのう・・」


20 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/19(金) 12:19:21.32 ID:B8tZ60SIO
やばい
これからバイトだわ


21 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/19(金) 12:20:22.61 ID:eaVzM3ma0
なんでこんな時間にたてたんだよwwww


22 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/19(金) 12:21:43.49 ID:B8tZ60SIO
いや最近忙しくて暇なかったからちょっとでも暇空いた時に立てようかなと


23 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 12:29:30.65 ID:Kku1V7xJ0
保守するぜ


24 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 13:00:30.39 ID:Kku1V7xJ0
ほしゅ


25 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 13:32:21.54 ID:j3NFe7uXO


26 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 14:57:56.67 ID:REYxVyYj0
保守


27 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 15:29:03.37 ID:Kku1V7xJ0
用事できちまったからあとは任せた保守


28 :米田 ◆YONE/zixE6 [] :2008/12/19(金) 15:59:03.19 ID:uJhW7vxFO
  _, ,_
( ・∀・)捕手
( ∪  @ J≡≡===-----
と__)__)

      _, ,_
     (・∀・;)
     ( ∪ ∪
J⌒Y⌒と__)__)


29 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 16:14:05.24 ID:iAVSfYxs0
>>28
ちゃんと捕れよぬくみずー!


30 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 17:08:36.24 ID:B8tZ60SIO
バイト中に保守


31 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 17:44:20.34 ID:B8tZ60SIO


32 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 18:05:50.07 ID:LO5+5ZqtO


33 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 18:24:25.70 ID:Kku1V7xJ0
合間保守


34 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/19(金) 18:25:58.87 ID:dc4AxZXh0


姉「こらっ!バカ弟!起きなさいよ!」

弟「・・・ん・・・ああ・・」

むにゅ

姉「なっ!」

ごぎん!

弟「・・・・おはよう姉ちゃん」ぷしゅうううう

姉「目は覚めたかしら?」

弟「・・頼むからもっとマシな起こし方してくれ」

姉「人の胸触っておいてよくそんなことがいえたわね」

弟「目覚ましかと思ったんだよ!寝起きなんだからちょっとくらい察しろ!」

姉「あんたなんかに触られたら殴りたくなっちゃうじゃない。それぐらい察してよ」

弟「・・・もういい。俺が悪かった・・。」

姉「わかれば良し。早く朝ご飯食べて学校行くわよ。」

弟「へい・・」


35 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/19(金) 18:27:35.04 ID:dc4AxZXh0
姉「いってきまーす!」
父「なんだおまえらどこに遊びに行くんだ。俺も連れて行け。」
弟「ちげーよ!学校だよ!のんき過ぎだろ親父!」
父「そんなこと言っておまえらだけでうまいもん食う気だろ。ずるいぞ」
姉「もう・・。冷蔵庫にプリン入ってるから食べていいよお父さん」
父「なんだ気が利くじゃねえか。おい。こじろう」
こじろう「取りにいかんぞ」
父「あ?おまえ俺の足が不自由なの知ってるだろが」
こじろう「思いっきり私を足で小突いておるではないか!」
父「3分以上は歩けないんだよ。早くしろドブ猫」
こじろう「インスタントラーメンかお主の足は・・」
姉「こじろう?ちゃんとお父さん見張っててね。なにするかわからないから。」

こじろう「うむ・・。可能な範囲でやらせてもらおう」

姉「じゃあもう行くから。じゃあね」

父「お土産は松坂牛でいいからな。」

姉「買わないわよっ!」

弟「親父もいい年なんだからもう少し落ち着いた発言しろよ・・」

父「だとよ。こじろう」

こじろう「お主だっ!!」

駄目だ、時間の無駄だ。とっとと学校へ行こう


36 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/19(金) 18:27:57.42 ID:dc4AxZXh0
姉「ちょっと弟。」

弟「なんだよ」

姉「言い忘れてたけどあんたの洗濯物と私の洗濯物混ぜないでって言ったでしょ?」

弟「は?いいじゃん別に。姉弟なんだから」

姉「・・・・」

弟「ったく。結局一緒に洗うんだからどうでもいいじゃんよ。」

姉「うるさいっ!」ばすっ

弟「いって・・。あ、おい!」

先にいっちまったよ・・・なんなんだよ・・・


37 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/19(金) 18:28:56.03 ID:dc4AxZXh0
十和田高校
女「やー弟っち!おっはー!」
弟「お、おう。おはよ」
姉「朝から元気ね女」
女「あははー!わたくしめは元気だけが取り柄なのだよ姉っち」
弟「宿題ちゃんとやったか?女」
女「あー!忘れたー!弟っち写させてー!」
弟「やだよ。自分でやれよ」
女「じゃあ姉っちでいいやー見せてー」
姉「でいいやーってなによ!」
女「あははーごめんよー姉っち見せてくりー」
姉「もう・・しょうがないわね・・」
弟「姉ちゃん俺には写させてくんなかったのに・・」
姉「当たり前でしょー?あんたなんかに甘えさせるわけないじゃない。私はお姉ちゃんなんだからしつけは厳しくしないと」
弟「なんだよ・・歳は違わないだろが・・ちょっと早く生まれたくらいで・・」
姉「べー。それでも私のほうが先に生まれたんだから私の勝ちよー」

親父みたいなこと言ってるな・・・

女「やー二人とも仲いいねー相変わらずー」

姉弟「どこが!」


38 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/19(金) 18:29:45.42 ID:dc4AxZXh0
十和田高校 お昼

女「おーい!弟っち!姉っち!ご飯食べよー?」
弟「へいへい・・」
姉「女今日は私の弁当食べないでよね」
女「えー、いいじゃまいかー姉っちのけちんぼー」
姉「やーよ。交換ならいいけど?」
女「それはいやでおじゃる」
姉「じゃあ嫌」
女「弟っちー弁当おくれー」
弟「俺だってやだよ。なんでそんな食いたがるんだよ」
女「だって二人の弁当って姉っちが作ったやつでしょー。ほっぺが落ちるんだもんー姉っちの料理―」
弟「そんなことないけどな。」
女「それはいつも食べてて舌が肥えちゃってるのだよー。ずるいー」
姉「あ・・!」
弟「どした?」
姉「お父さんの弁当持ってきちゃってる・・」
弟「マジかよ・・・今ごろ親父誰かに八つ当たりしてるぞ・・」

こじろう・・・ご愁傷様・・・


39 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/19(金) 18:30:11.34 ID:dc4AxZXh0
女「姉っちのお父上ってあの伝説の・・?」

弟「ああ、この学校の在校生だったころに色々やらかしてたらしいな」

バカなことやりすぎて何回も退学になりかけたが見事卒業したっていう伝説だ。
まあ退学っつっても夏休みでもないのに突然どこかにふらふらと旅をしにいって出席日数が足りなくなったりっていうのが多いが他にも色々やって教師達を困らせてたらしい・・・

女「すごいよー!なんでも喧嘩も無敗だったという噂じゃないかっ!」

姉「そんなに強いとは思えないけどね・・」

親父のおかげで俺と姉ちゃんは十和田町ではすっかり有名人だ。

女「ふむぅ・・わたしもあれくらいすごい人になってみたいものだよ」

めんどくさがりでいつもふざけてて行動が予測できないのが凄いのか?

姉「間違ってもお父さんだけは見習っちゃダメよ。グータラなんだから」

女「むぅ・・すごい人だと思うのになぁ・・」


40 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/19(金) 18:30:56.30 ID:dc4AxZXh0
女「そーだ!二人とも今日はなんか見えるのかいっ?」
姉「え?」
女「霊だよ霊っ!見えるの知ってるんだよっ!」

確かに俺たちは見ることが出来る。それは霊感が強い親父譲りのものだ。
今は教室を浮遊霊が2、3そこらでふわふわしているだけだ。

姉「・・・・なんも居ないわよ。」
女「えー?つまんないのー。凶暴な化け物の霊がそこら辺をはびこってると思ったのにー!」
弟「バカかお前」
女「ちぇー」

見えても言わない。これは霊能力を使うものにとっては最低限のルールだ。
そのことを口に出せば霊が自分のことを話題にされてると思い込んでその人の元にやってくる。
追い払ったりすることが出来る。もしくは意志が強かったりすると大丈夫だが。
わざわざ霊が今ここにいるなんてことを口に出して寄ってきた霊を除霊するなんていう面倒なのは正直疲れるからごめんだ。
なんも害がないなら放っておけばいい。それが我が家の普通だ。

女「もーらいっ!」ぱく

姉「あっ!ちょっと・・!」

女「おいしー!ありがとー姉っち」

弟「残念だったな姉ちゃん」

姉「あんたのよこしなさいよ!」

弟「やなこった。」


41 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/19(金) 18:31:41.04 ID:dc4AxZXh0
クラスメート「よお。楽しそうにしてるとこ悪いけどちょっと弟借りていいか?」
弟「あ・・」
姉「え?う、うん。いつもなにやってるの?」
クラスメート「男同士のバカな会話だよ!他愛のない話さ。」
姉「ふーん。いつも人気ね。バカのくせに」
弟「うるせーな。行って来るわ。」
女「早く帰ってくるのだぞー!弟っち!」
弟「わりーけど休み中は無理だな。じゃな」


そう・・

確かに俺は人気がある・・・

黙ってクラスメートの後を付いていき屋上に向う階段を登る。





・・・一つ言っとくが、俺には男の友達なんてクラスにはいない。

じゃあその友達でもないやつとなにを話すのかって?

さあ、なんだろうな。


42 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 18:32:18.26 ID:j3NFe7uXO
支援


43 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/19(金) 18:34:16.81 ID:dc4AxZXh0
ガシャン!!
屋上の金網に体がぶつかる。

弟「・・・」

クラスメート「昼から女はべらせて食事か?羨ましいねえ」
弟「・・・」

どうっ!!

弟「ぐっ・・!」
渾身の力を込められた拳が俺の腹に直撃する。
屋上で俺を囲んだ数人の男子クラスメートがニヤニヤしながら苦しむ俺を見る。

クラスメート「なに思いっきし調子乗ってんだよ・・!」

がすっ!!

弟「・・・って・・!!」
クラスメート「あーあ俺らも女はべらしてえわ」
弟「・・・」

がんっ!!

クラスメート「なに黙ってんだよ?ナメてんのか?」
こいつら・・さっきから体ばっか殴りやがって・・

不良男「おいおいおまえら。顔は絶対に殴るんじゃねーぞ?先公にバレたら面倒くせえからよ」

俺を囲んでるクラスメート達の後方からニヤニヤしながら注意してくる。こいつらを牛耳ってるリーダー格だ。


44 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/19(金) 18:34:59.49 ID:dc4AxZXh0
クラスメート「なに不良男のことガンつけてんだよ!!」

どがっ!!

後ろから蹴りを入れられそのまま地面に倒れ込む。
スイッチが入ったかのようにクラスメート達に蹴りを入れられる。
ある奴は腹に蹴りをある奴は思い切り踏みつける。
・・・・全身が痛い・・・

不良男「おい。そいつ立たせろや」

両脇を二人に掴まれ起き上げさせられる

弟「・・・」
不良男「てめーも伝説の親父のガキならなんかやり返してこいや」
弟「・・・」
クラスメート「おいっ!不良男が聞いてんだぞ!?」
不良男「まぁまぁ。待てや。俺はこいつに期待してんのよ。どうせ痛みで返事ができねーんだろ。俺は待つぜ。ほら、話せや」
弟「・・・」

弟「・・・昼飯がまだ途中なんだ。殴るんならいくらでも喰らってやるから早く食わせてくれ」

不良男の目がかっと見開いたと思った瞬間俺の視界はメコッという音と共に左に90度回転した。


45 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/19(金) 18:35:44.08 ID:dc4AxZXh0
左、右、左、右と世話しなく視界が早く移動する。
その度に不良男のごつごつした拳がアップで見え俺の鼻血が空中を舞う。

ラッシュが終わり鼻血で呼吸がままならない

弟「ぶはあっ・・!!」
呼吸を整えようと思い切り息を吐く。

メリッ!!!!

弟「ぐむっ!?」

不良男の膝蹴りが腹部を強く打ち付けた。
気が遠くなる程の痛みだ。さっきのクラスメート達のとは比較にならない。

両脇を掴んでいたクラスメート達が手を離し支えがなくなった俺は地面に倒れる。

弟「ぜえっぜえっ・・・」
不良男「・・・気にいらねえんだよ。てめえの親父。調子こいて伝説なんか残していきやがって、昔がどうだったか知らねえけどよ馴れ馴れしく町とか我が物顔でうろうろしてんじゃねえよ。うぜえ」
弟「はあっはあっ・・・」
不良男「・・・・っち。冷めたわ。行くぞてめーら」
クラスメート「顔殴るなとか言って自分でめっちゃ殴ってんじゃないかよw」

不良男「ああ。つい、手が出ちまった」

バタン

屋上の扉が閉まる。

俺は屋上の空を見上げながら呼吸を整えていた・・・。


46 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/19(金) 18:36:17.17 ID:dc4AxZXh0
弟「くそっ・・!」

口からペッと血の塊を吐き出す。

弟「今日はついに顔まで殴られちまったか・・。教室出れないじゃんかよ・・」

今まではバレない程度に体を殴ってきただけだったが不良男を怒らせてしまったみたいだな・・・


・・・・・・

あいつは不良だ。
不良なんだからワルで有名になるのがかっこいいと憧れているんだろう。
だからこそ伝説になった親父の存在が邪魔だと思える。自分を差し置いて学校に語り継がれるほどになった親父の伝説が。
伝説を越えられない悔しさが憤りが俺へのしわ寄せとなってきてるんだ。
なんせ俺はその親父の子供だからな。

・・でも俺は弱いんだよ。
とてもじゃないがやり返すことなんて俺には出来ない。仕返しされると思うと怖いから。

親父が原因だからと言って俺が親父を憎むわけじゃない。

だってそうだろ?結局は俺が弱いからやられるんだ。強ければなんの問題もない。だから親父は関係ない。


47 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 18:36:46.80 ID:eA3VhUKXO
いいぞもっとやれ


48 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/19(金) 18:36:57.73 ID:dc4AxZXh0
・・・さっきから霊達が俺の周りに集まってきている。
きっと俺と同じようにいじめられてたんだろう。
それを苦にして自殺したってところか。俺と同じような歳の顔だ。

同情の目で俺を見てくる。
だが同調してはいけない。仲間だと思われたら付いてこられた時に面倒だ。

胸ポケットからお札を取り出すと霊達は一目散に姿を消していく。
この程度で逃げるなら所詮は低級霊だ。構うこともなかったか。

弟「ったく。この顔じゃ教室いけねーよ・・。」

・・・帰るか・・・

俺は教室のカバンも取りにいかずに学校を後にした。


49 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/19(金) 18:38:56.33 ID:dc4AxZXh0
書き溜め終了www
もはや即興www


50 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 18:50:12.41 ID:j3NFe7uXO
わっふるわっふる


51 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/19(金) 18:54:44.54 ID:B8tZ60SIO
学校を出てから神社へ続いてる商店街を歩く

どたどた

弟「ん…?」

「じゃあこのみかんはもらっていくからな。」
「だめだよ!なにいってんだよ君!」
「大丈夫だぜ。皮はちゃんと剥いて食べるから安心しろ」
「そうじゃなくて金払えよ君!」

……なんだこの非常識なやつは…

父「なんだ。これただじゃないのか」

女の人「違うよ!ちゃんと値段書いてるだろ!?」

父「じゃあただにしろよ」
女の人「無理だよ!なに考えてんだよ!僕クビになっちゃうだろ!?」

………親父かよ………


52 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 19:02:18.14 ID:B8tZ60SIO
親父は八百屋の綺麗な女の人と掛け合いをしている。女の人は20代後半といったところだろうか

弟「おい親父なにやってんだよ」

父「あ?今親切な奴からみかんをもらったところだ」
女の人「あげてないよ!…ってあれ?君こいつの息子くん?」

弟「…はあ。まあ」

父「俺の息子であることを誇っていいぜ」

弟「なに言ってんだよ…」
女の人「君顔がすごいことになってるけど大丈夫?」
弟「え…あ、いやこれは…」

父「……」

女の人「中に入りなよ!手当てしてあげるから。」

そのまま中に引っ張られる


53 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 19:10:02.16 ID:B8tZ60SIO
女の人「はい。出来た」
弟「あ、どうも…」
女の人「まったく…息子くんは礼儀正しいのになんで君は…」

父「余計なお世話だぜ」
女の人「これ人に殴られた痕みたいだけど誰かにやられたの?」

弟「あ、いや…階段で顔から転んじゃって…」

女の人「……。」

さすがに苦しいか…?

女の人「君結構ドジなんだね。見かけによらず」

弟「はは…」

さすが親父の知り合いだ。ちょっと抜けてやがる

父「手当てが済んだんならとっとと行くぜ」

弟「あ、あぁ。うん」


54 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 19:14:27.54 ID:B8tZ60SIO
女の人「あ…息子くんにならお茶くらい出してあげても良かったのに」

父「いらないってよ。じゃあな」

言ってないぞ…

女の人「あ…うん。それじゃ…」

父「走れ!!」

弟「え!?」

女の人「あっ…こらー!!みかん置いてけー!!」

…そういうことか…泥棒じゃねえか…


55 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/19(金) 19:24:51.16 ID:lWRbgqpl0
おせーよカス


56 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 19:25:01.27 ID:B8tZ60SIO
「おっ父じゃねえか!相変わらず貧乏なんだろ?この魚持ってけよ」

父「悪いな。遠慮なくもらっていくぜ」

「父さんじゃないかい。ウチの肉も持っていきなよ!」

父「じゃあこっちの霜降りもオマケでつけてくれていいぜ」

「なにいってんだい!貰えるだけありがたいと思いな!このおバカ!」

父「っち。じゃあそれで我慢してやるぜ」

親父はこの町に長くいるせいか町の人と仲がいい。
いつもこうやってただでものをもらっている。
若い時はかなりの貧乏でここらでバイトしまくっていたらしい。


こうやって町を歩くのが不良男たちは気にいらないんだな…


57 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 19:26:46.04 ID:B8tZ60SIO
>>55
一応見てるやついてくれたんだな。d


メシ落ち


58 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 19:31:46.65 ID:Ibmzlhd3O
待ってるぜ!


59 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 19:52:43.50 ID:B8tZ60SIO
神社

父「おいこじろう見ろ。今日はこんだけ収穫あったぜ」

こじろう「おぉやるではないか。お主はやはりこじきの才能があるな」

父「金ないからな」

こじろう「…で、魚はもらえたのか?」

父「もらえたぜ。おまえにはやらないけどな」

こじろう「……」

父「あってめえなに袋漁ってやがる」

こじろう「いいではないか。腹が減ったのだ」

父「ペットは餌をもらう前になにか芸をするもんだぜ」
こじろう「…いいだろう。なにをすればいい」

父「腕立て腹筋背筋スクワット3セットやれ」
こじろう「猫にできるか!卑怯だぞお主!」


60 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 19:57:41.00 ID:j3NFe7uXO
支援


61 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 20:02:29.01 ID:B8tZ60SIO
夕方

姉「ただいまー…」

弟「おぅ」

姉「ちょっと弟!あんた今日授業さぼったでしょ!かばんも持って返らないで!なんでわたしが持ってこなくちゃ…」

弟「悪いな姉ちゃん」

姉「…あんたどうしたの?その顔の傷…」

弟「ん、まあ今日学校サボる時に慌てて階段から落ちちまったんだよ」

姉「…本当に?」

弟「ん…あぁ」
なんだ…真剣な顔して…

姉「ぷっ!ばっかじゃないのあんた!女だってそんなドジ踏まないわよ」

弟「慌ててたんだからしょーがねーだろ…」

姉ちゃんたちにはあいつらにやられてることは気付かせちゃいけない…

余計な心配させたくないからな


62 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 20:18:34.73 ID:B8tZ60SIO
姉「ねぇ弟。」

弟「ん…なんだよ」

姉「ちょっと電球古くなってるから替えてくれない?」

弟「今体中傷だらけで痛いから断る」

姉「むー…わかったわよ。じゃあわたしがやるからイス支えててよね」

弟「わかった。支えるくらいなら」

姉「よいしょっと…」

弟「ぶっ!」

姉「えっ?なに?どうしたのよ」

弟「い、いや…別に…」
(姉ちゃんスカート穿いてんだから高いとこに登ったらパンツ見えんだろ…)

弟「……///」
(いかんいかん!!なに姉ちゃんのパンツなんかで興奮してんだ!落ち着け俺!)


63 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 20:26:48.53 ID:B8tZ60SIO
姉「ん…も少し…」

弟(落ち着け落ち着け!たかが姉ちゃんのパンツだろ!ただの布切れだぞ!)

父「おお絶景じゃねえか」
弟「お。親父!」

父「おまえ姉のパンツ黙ってじーっと見るなんて強者じゃねえか」

姉「え!?」

父「なかなか家族サービス旺盛だな姉」

姉「あ、あんたら〜!!」
父「最初に見てたのは弟だぜ」

姉「最初も最後もあるか!そこに座りなさいバカ二人!!」


64 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 20:28:58.95 ID:B8tZ60SIO
うぅ…

どんなに需要がなくても最後までやりとおしてやる…


65 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/19(金) 20:31:15.26 ID:lWRbgqpl0
いいからさっさと書けよカス


66 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 20:31:40.81 ID:j3NFe7uXO
わっふるわっふる


67 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 20:32:06.29 ID:w+qOvA7DP
ふぅ…


68 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 20:39:54.11 ID:B8tZ60SIO
弟「あ。あの…姉ちゃん…」

姉「…なに」

弟「その…ご飯をもう少し多くよそおってくれれば嬉しいんですが…」

姉「…文句あるの?」ぎろっ

弟「…い、いえ…」
(さっきのことまだ根に持ってるよ…)

父「…俺なんてご飯と梅干しだけだぜ」

弟(親父は口が減らないからあの後黒いパンツを穿けとか言い過ぎて俺より怒らしたからな…)

こじろう「おお。今日はやけに豪華で嬉しいぞ!」

姉「こじろうはいっぱい食べていいからね」

こじろう「うむ。遠慮なくいただこう」

弟(お。俺のメシがこじろうの餌にいいい!)


69 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 20:52:36.06 ID:B8tZ60SIO
こんこん

弟「姉ちゃんか?」

がらっ

姉「……」

弟(まだ怒ってるみたいだな…)

姉「これ…」

弟「え」

姉「あんたいなかったから授業のノート写してないでしょ。使いなさいよ」

弟「あ、あぁ。サンキュー…」

ばたん

弟「んだよ…身内にパンツ見られたくらいで…」


70 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 20:55:08.00 ID:SAQKPPS00
わっふるわっふる


71 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 20:57:49.87 ID:B8tZ60SIO
かりかり…

弟「…あれ…?このはしっこのこの落書き…」

『あやまれバカ』

弟「……」

やれやれ…ノート写し終わったら行ってくるか…


72 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 21:07:43.98 ID:xRhGm361O
楽しませてもらってます
頑張ってください


73 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/19(金) 21:13:16.87 ID:AhESO4MB0
こじろう!! こじろうじゃないか!!


74 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 21:13:28.06 ID:B8tZ60SIO


弟「やべ…結局ねちまったよ…」

姉「おはよ。学校行くわよ」

弟「ん」
(あれ…そんな怒ってないな…まぁ怒ってないならいいか)

父「学校行くんだったらお土産買ってこいよ」

だから買わないって…


75 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 21:20:51.53 ID:DAj7FGAeO
保守


76 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 21:23:08.41 ID:7tp3vaCsO
あれ?結構面白いのに人気ないのな


77 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 21:26:45.33 ID:D7slFXOcO
私こじろうのファンですよ


78 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 21:31:00.81 ID:B8tZ60SIO
学校

女「おはよー弟っちー」

弟「ああ。おはよ」

女「ってのわっ!」

弟「なんだよ」

女「お、弟っちが妖怪を霊媒しているっ!」

弟「してねえよっ!怪我しただけだっ!」

姉「こいつ昨日学校サボろうとして階段から落ちたのよ。ほんとバカ」

女「むぅーさぼりはいけないよっ!弟っち」

弟「……まぁ多分もうしないよ」

女「そうかい?なら安心だねっ!昨日は弟っちがいなくて姉っちがそわそわしてたから」

姉「なっ!してないわよ!」

女「あははー照れなさんなー」

不良男「……」


79 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 21:40:53.48 ID:B8tZ60SIO
廊下

どんっ

弟「…って!」

不良男「おぅわりぃな。肩がぶつかっちまった」

弟「……」

こんなこと1年もやられればもうマンネリだ。
今更この程度のことでいちいち気にしたりしない


80 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 21:43:11.08 ID:w+qOvA7DP
DQNうざ


81 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 21:45:18.21 ID:kOaCltqa0
ちょww追いついたwwwww


82 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 21:49:28.04 ID:B8tZ60SIO
女「おーい弟っちー」

弟「なんだよ宿題なら見せてやんないぞ」

女「違うよー。次の時間室内プールだから女子着替えるんだよー」

弟「えっ?マジかよ!先に言え!そういうのは!」
教室でのんびりしてしまったじゃないか…

姉「まったく…空気が読めないわね」

悪かったな…


83 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 21:51:04.42 ID:REYxVyYj0
支援


84 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 21:56:03.26 ID:B8tZ60SIO
更衣室

がちゃ

今まで着替えてた奴らが一斉にこちらを向く…がすぐ視線を元に戻す

弟「……」
そのまま黙って着替える。
さっきまでガヤガヤ話していたのに全員が黙って着替えている

弟「……」

クラスメイト「おっわりい!」
途端に足元がすくわれひっくり返る

弟「っ!」

クラスメイト達「かっこわりーwwwwざまあwww」


大丈夫だ。このくらい何回もやられてきた。動じたりしない


85 :( 罪) ◆TUMIVeseaQ [] :2008/12/19(金) 22:02:11.75 ID:bgR8vL2c0
支援


86 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 22:03:33.48 ID:B8tZ60SIO
プール

クラスメイト「おいっ女子たちが来たぞ!」

クラスメイト「うほっ!水着姿!!!」

クラスメイト「キタ━━━━━━━━!!姉(あね)ちゃん!」

クラスメイト「姉ちゃんめっちゃかわいいよなぁ…水着姿マジ似合ってる…」

クラスメイト「俺姉ちゃんになら顔踏まれてもいい…」

なぜか俺の姉ちゃんはクラスの男共にかなりの人気を得てる、俺にはなにがいいのかわからないが。

クラスメイト「あれだろ?神社に行けば姉ちゃんの巫女姿が見れるんだろ?見てえよなあ〜」

クラスメイト「俺はいかねえけどな。あいつがいる限り。」

好き放題言ってくれるなほんと…

不良男「…」


87 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 22:14:19.34 ID:B8tZ60SIO
じーっ
姉「な、なによ」

女「姉っちずるい…そんなに胸大きくて…」

姉「うるさいわね!好きで大きくなったんじゃないわよ!」

女「うぅー返せー!わたしの胸を返せー!」

姉「とってないわよ!…ちょっ、ちょっと…触んないでよ!」

女「むにむにー」

クラスメイト「Gokuri…」
なにやってんだよ…


88 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/19(金) 22:16:10.80 ID:8KuE8mpf0
プールに出たら体の痣が!


89 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 22:19:10.72 ID:jRwdQta50
ゴクリ‥


90 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 22:25:18.50 ID:SAQKPPS00
双子なの?


91 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 22:26:50.79 ID:B8tZ60SIO
姉「やめなさいってば!」
どーん!

女「わぁっ」

ざばーん

姉「まったく…」

女「うおーなにするんだよー姉っちー」

姉「それはこっちのせりふ!」

女「まったくもう…」

姉「だからそのせりふもわたしのセリフだって」


92 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 22:35:56.51 ID:B8tZ60SIO
父「最近の女子高生は発育がいいじゃねえか…」

弟「ぶっ!なんでいるんだよ親父!」

父「あ?こじろうもいるぜ?」

こじろう「私は人間のメスに興味などない」

弟「いや、なんでいるのか聞いたんだけど…」

父「そこに女がいたら行くだろうぜ普通は」

弟「そうかよ…もうなにも言わんわ…」

クラスメイト「…ん?」

弟「やべ。親父隠れろっ!」

父「あ?っおい」

クラスメイト「…?」

弟「危なかった…」
うざがられてる親父がこいつらクラスメイトの前に出た日にゃ大非難だろうからな…

父「女のふとももは見に来たがおまえのふともも見るとは思わなかったぜ」


93 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 22:38:43.71 ID:B8tZ60SIO
弟「いいから早く帰れよ。いい迷惑だ」

父「ちっ…。まあいいだろうぜ。帰るぞこじろう。」
こじろう「うむ」

マジでなにしにきたんだ…

父「写真撮っとけよ弟」

弟「誰が撮るか!」


94 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 22:52:24.68 ID:B8tZ60SIO
国語の授業

先生「こら弟。おまえ昨日俺の授業さぼっただろ!」
弟「はあ。すいません。」
先生「ったく…そんなこっちゃおまえの親父みたいになっちまうぞ?まぁおまえは聞き分けがいい分大丈夫だと思うが」

弟「はあ…」

クラスメイト「……」

先生「その点あいつはまったく人の話を聞こうとしなかったからなぁ…オマケに喧嘩無敗とかバカなことまで…まぁすごいっちゃあ凄いがな」

不良男「っち!」

ガタン!

先生「あっ。おい不良男どこに…」

ピシャーン!

親父の話をされたからキレて出ていっちまったのか……?


95 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 22:53:22.74 ID:yKd2P3sp0
面白す
支援


96 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 22:58:47.41 ID:B8tZ60SIO


不良男「くそっ!面白くねえ!」

不良男はイライラしながら十和田湖の側を歩く

不良男「あ〜!イライラすんぜ〜!あいつの親父の話なんかよー!」

ふと見るとそこには十和田湖のシンボルである銅像、乙女の像が

不良男「ちょうどいいや。こいつでもぶっ壊して発散すっか!」

近くにある鉄の棒を掴む

ガスッ!ガスッ!

ガキン!バキバキ!

不良男「はぁ…スッキリしたぜ…」


………………


97 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 22:59:45.80 ID:REYxVyYj0
支援


98 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 23:10:18.44 ID:2BKBlC2S0
姉は同級生か


99 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 23:11:44.49 ID:B8tZ60SIO
弟「ちーす」

店長「おや今日はバイトしにきたのかい?」

弟「はい。稼ぎにきました」

店長「はは、言うねえ」

がちゃーん!

弟「!」

不良男「…う……ぐ……」
ドアを勢いよく開けたのは顔色が悪くなっていた不良男だった。

店長「ど、どうしたんだ?不良男!」

不良男「うるせぇな!!ほっとけよ!糞親父!」

どたどたと音を立てて二階へ上がっていく

店長「なんか具合悪そうだったねぇ…大丈夫なんだろうか…」

弟(今……確かに霊の反応があった…)

なにかあったのか…?


100 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 23:18:32.27 ID:B8tZ60SIO
弟「ちょっと…二階上がってもいいですか?」

店長「え…?うん。構わないよ。ちょっと息子の様子を見てきてくれ」

弟「…わかりました」

とたとたと階段を静かにあがり不良男の部屋の前に立つ。

物音がなにもしない。

とりあえずノックしてみる
こんこん

……………

もう一回

こんこん


……………


なぜなにも返事がないんだ?

こんこん


……………


101 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 23:18:55.40 ID:Q4asexXu0
【毎年】VIPで萌えな年賀状つくろうぜ【恒例】
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1229688438/l50


102 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 23:29:31.98 ID:yKd2P3sp0
あとはもうちょっと速度が早ければなぁ
支援


103 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 23:30:56.09 ID:B8tZ60SIO
……反応が全くないな

仕方ないこっちから開けるか……と思った瞬間

がちゃ

不良男「なんだよ?」

弟「あ…」

不良男「あぁ!?テメエかよ!?なに人の部屋入ろうとしてんだよ!?あぁ!?」

いきなり胸元を強く掴まれ苦しくなる

不良男「テメエがバイトでここに来るってだけでもイライラすんのによぉ?ムカつくんだよ!!」

弟「ぐ…」

不良男「なに?おまえいじめられたりねえの?なんか言ってみろよ!!」

弟「………!」

思い切り揺さぶられる

弟「…がう」

不良男「ああ〜?」

弟「俺は親父とは違う!!一緒にすんじゃねえ!糞野郎!」


104 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 23:36:51.75 ID:REYxVyYj0
支援


105 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 23:37:04.94 ID:E+lA65NPO
わくわく


106 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 23:40:08.08 ID:B8tZ60SIO
不良男「誰に口聞いてんだテメエ」

弟「うるせえっ!いつもやられてるだけだと思うなよ!」

不良男「面白れえじゃん。それは俺に喧嘩売ったってことだよな?」

弟「………!」
自分で言って後悔するがもう後には退けない

弟「そ、そうだ!」

不良男「へえ…じゃあやろうじゃん、どうせなら勿体つけてやろうぜ?」

弟「望むところだよ」
声が少し震える

不良男「逃げるんじゃねーぞ」


107 :VIPがお送りします [] :2008/12/19(金) 23:58:36.50 ID:B8tZ60SIO
しまった…!

勢いであいつと喧嘩することになっちまった…!

あいつは空手をやってるし喧嘩だって強いんだぞ…!
勝てるわけねーじゃねえか!絶対無理だ!

と、とにかく…喧嘩無敗だった親父に…色々聞いてみなきゃ…!

弟「親父!」ばーん!

弟「あれ…?いつもならここで寝てんのに…」

側に紙切れが落ちている

『旅に出てくる』

親父ーーーー!!


108 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/19(金) 23:59:28.25 ID:lgDhFmcnO
しかしなぜ十和田なんだ


109 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 00:07:39.11 ID:RxukxEVXO
姉「はぁ…もういつも勝手なんだからお父さんは…」
弟「そ、そうだな…」

姉「いきなり旅に出るのこれで何回目よ…」

弟「はぁ…」

姉「どうしたのよ」

弟「いや…なんでもない…」

あいつとマジでやり合うことになるなんて…
自分のせいとはいえ大変なことになった…


110 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 00:18:43.09 ID:RxukxEVXO
翌日 学校

女「おはよー弟っち」

弟「…あぁ」
昨日は眠れなかった…不安すぎて…

女「姉っちー?弟っちどうかしたの?」

姉「さあ?昨日帰ってきたらこんな感じだったのよ」
女「元気ないねーご飯あげてないからじゃまいか?姉っち」

姉「ちゃんとあげたのに食べなかったのよ。」

女「おお!それは常軌を逸してるね!」

俺がメシ食わないのがそんなおかしいかよ…

不良男「おい」

弟「!!」

不良男「今日の放課後十和田湖の浜で待ってるからな。逃げるなよ」


111 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 00:28:43.79 ID:RxukxEVXO
逃げることは許されない。
もう行くしかないんだ。

なんだよ。いじめられるのに慣れたとか強がってたくせにいざ喧嘩するとなるとびくつくのか?

どうせこれ以上ひどくなることなんてないんだ。

もう行くだけ行って砕けちまえ!


不良男「へっ。来やがったな…」

弟「…」


112 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 00:43:31.13 ID:CuGbZ0phO
いじめられるのを見ると同じチキンとしては歯がゆいのう…


113 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 00:53:59.96 ID:ywVsZshQ0
わっふるわっふる


114 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 00:58:29.76 ID:dzcrSgaJ0
おっせええええええええ


115 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 00:58:59.47 ID:IoQvEU3T0
ねっちゃったかな


116 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 01:19:03.49 ID:MoTcSuNgO
いつも書いてんだかなんだかしらねーけどよ。ぶっちゃけこのスレつまんなくね?保守しなくていいよなおまえら


117 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 01:33:39.00 ID:F/bSmS9f0


118 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 02:08:55.21 ID:dzcrSgaJ0
しのあき


119 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 02:26:48.56 ID:xte6Q4bZO
続きが気になる
ほしゅ


120 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 02:57:56.62 ID:j54IKm/E0
ho


121 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 03:25:57.76 ID:Mld/FFl70


122 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 04:04:28.53 ID:mCFONZiy0
保守


123 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 06:18:36.84 ID:BIHTFqwIO


124 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 06:30:33.87 ID:J8IgELspO


125 :米田 ◆YONE/zixE6 [] :2008/12/20(土) 07:06:30.96 ID:wzi0pPMGO


126 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 07:56:14.78 ID:lV/gSE8JO


127 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 08:45:20.90 ID:936NIsNy0
保守


128 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 09:07:09.11 ID:tALWH8C3O
弟死ね!


129 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 09:35:53.22 ID:yZwq9BZI0
>>1
おっせーーーーー


130 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 10:05:03.96 ID:GoR+kYIJO


131 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 10:32:52.74 ID:dzcrSgaJ0
mddsk…


132 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 11:01:17.32 ID:yZwq9BZI0


133 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 11:23:58.49 ID:nfq5GfE4O


134 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 11:45:38.72 ID:vByatIuA0


135 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [sage] :2008/12/20(土) 11:48:31.74 ID:RxukxEVXO
遅くなってスマン
かなり寝てた


136 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 12:06:08.10 ID:RxukxEVXO
ざっ…

無言でお互いを睨み付ける。

この時点で負けてしまったらもう負けたも同じだ。強気に出ろ!

弟「……」

不良男「……」

や、やっぱ怖ェ…!


137 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 12:13:20.31 ID:RxukxEVXO
こういう時に霊能力が役にたったらいいなと思うがそうはいかない。

そんなことを考えていると不良男がダッとこちらに走ってくる

弟「……!」

どがっ!!

顔に当たる前に腕でガードする。
休む暇なく次々と拳が襲ってくる

どがっどがっどがっ

不良男「おいどうしたァ!?ガードするだけかァ!?」

弟「くっ……」


138 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 12:19:48.23 ID:RxukxEVXO
俺からも反撃しなければ…!だがさっきからラッシュが止まらない

距離をとるため後ろにバックステップする

弟「…はぁ…はぁ…」

不良男「おいおい…やる気がねえのか?これじゃいつものいじめと変わらねーだろが」

弟「……」

…覚悟を決めるか…

俺は思い切り地面を踏んで不良男に殴りかかる

不良男「おお!?」


139 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 12:25:59.22 ID:RxukxEVXO
俺の拳が当たる前に腕よりリーチのある不良男のハイキックが俺の顔を捕らえた

無防備だった俺の顔は体ごと吹っ飛んでブザマに砂浜に転がる

弟「……うぅ…」


140 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 12:33:54.61 ID:RxukxEVXO
不良男「テメエ本当に弱えんだな。」

言いながら倒れていた俺にマウントポジションをとる

ヤバい……!

不良男「結局いつもと同じ状況だなァ。テメエが逆らった時はどうなるかと思ったがこんなもんか」

どがっどがっどがっ!!

弟「……って…!……ぐっ!」

このままじゃタコ殴りだ…


141 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 12:43:36.79 ID:RxukxEVXO
ガスッ!どがっ!!

抵抗も虚しく容赦なく拳が降ってくる。距離も近いせいか確実に顔にヒットさせる

視界が血に染まっていく…


142 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 12:52:35.38 ID:ip7PttrEO
遅いけど頑張って!
俺寝るから!


143 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 12:54:19.45 ID:RxukxEVXO
がさっ

姉「も、もうやめて!」

弟「!」

不良男「!」

どこから出てきたのか姉ちゃんが飛び出してくる

姉「どうしてこんなことしてるの…?もうやめてよ…!」

不良男「…あ……う……」

不良男がなぜか放心してる。

姉「…不良男くんもなんでこんなことするの…?」

不良男「……う…あ…」


…チャンスだ!

ガキン!

不良男「がふっ!?」

アッパーをかました後バランスを崩し倒れる


144 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 12:58:30.71 ID:RxukxEVXO
>>142
おやすみ


145 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 13:06:02.08 ID:nfq5GfE4O
おもしろい


146 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 13:06:43.76 ID:RxukxEVXO
すかさずマウントポジションを取り不良男を殴り付ける

ガスッ!ガスッ!

不良男「グッ……テメエ……!」

姉「弟!やめなさいよ!」

そんなことは無視して殴り続ける


147 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 13:15:21.20 ID:RxukxEVXO
俺がマウントポジションをとっているにも関わらず不良男は俺を殴ってくる

かなりの近距離でのお互いの殴り合いだ

姉「やめなさいってば!二人とも!」


148 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 13:24:52.46 ID:RxukxEVXO
突然なにか白い煙のようなものが不良男の中に入っていった

不良男「…………!………ぐあああああ!!」

弟「な!?」

姉「え!?」

不良男は一発で俺を払いのけ立ち上がる

不良男からはすさまじい霊気が漂い始める

弟「これが……昨日感じた霊気か…!」

姉「ど、どういうこと?なんで不良男くんから…」

不良男「くけ……きははははは!!」

もはやさっきまでの状態ではなくなっていた。きっとなにか強力な霊に憑依されているんだろう


149 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 13:31:20.82 ID:RxukxEVXO
喧嘩から一変してこの状況…

姉「と、とにかく!徐霊しなくちゃ!不良男くんの体が持たなくなるわ!」

弟「あ、あぁ…」

胸ポケットからお札を取り出す

不良男が脅える様子もない。間違いない。かなり上級の霊だ…


150 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 13:52:55.45 ID:qpeYj2vWO
弟「ぶるぁああああ」

不良男「!?」

ドドドドドドドドドドドド!!!

不良男「ぐ…は………ぁ」
弟「はぁっはぁ…やったぜ…」

クラスメート「おま……!!」
弟ギロリ
クラスメート「お…弟様…」


151 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 14:14:10.54 ID:y7qg55qc0
カタツムリの方が速いぞ


152 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 14:16:03.34 ID:51Ntv09UO
期待あげ


153 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 14:24:08.30 ID:0aQaOmX50
さげ


154 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 14:33:51.67 ID:4R5rSRXo0
>>150
糞にも満たないからやめてくれ


155 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 15:07:52.43 ID:mCFONZiy0
保守


156 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 15:13:43.35 ID:vByatIuA0


157 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 15:40:11.89 ID:DLuURuROO
ホセ


158 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 15:46:17.23 ID:0aQaOmX50


159 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 15:53:50.27 ID:6lm4ZQdn0
干される


160 :鍛え上げ [sage] :2008/12/20(土) 16:00:38.27 ID:0aQaOmX50
>>155


161 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 16:43:56.64 ID:6lm4ZQdn0
固守


162 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 17:00:20.30 ID:Q7jOUHWY0
ttp://kissho.xii.jp/1/src/1jyou58230.jpg
ttp://kissho.xii.jp/1/src/1jyou58231.jpg


163 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/20(土) 17:07:12.97 ID:RxukxEVXO
バイト終了〜

おお、保守されてるっ!正直自分でもつまらんと思ってるのになんで保守されてるんだwwwdクス


164 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 17:10:11.53 ID:IoQvEU3T0
おかえり!!


165 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 17:11:53.07 ID:OYDsKOSq0
>>163
つまらんとか思ってるとかセンスないなお前


166 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 17:12:35.05 ID:y7qg55qc0
文才の無さは否めないけどな


167 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 17:17:20.35 ID:4R5rSRXo0
zip!zip!


168 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 17:25:44.37 ID:RxukxEVXO
文才の無さは昔からっす

変に主人公の心理描写書くから粗が目立つのかな

まぁいいや書き始めよう


169 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 17:26:34.35 ID:2qmI2H120
今北飯美味


170 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 17:38:21.97 ID:jbXa492m0
ksk


171 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 17:42:08.62 ID:6lm4ZQdn0
待つ


172 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 17:43:28.43 ID:RxukxEVXO
念を込めてお経を唱える。そしてお札を叩きつけ

弟「印っ!!」


辺りに緑いろの結界が出来上がる。
これで不良男はこの結界から出ることは出来ない。

不良男「くけけけ………」
不良男がニタニタ笑っているが気にしない。

姉「弟、気をつけなさいよ!」

弟「あ、ああ…」


173 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 18:01:56.90 ID:RxukxEVXO
弟「四の札!」

札を拳に乗せて不良男へ大きくふりかぶる

がきっ

ぱぁぁぁぁん!

弟「は。弾かれた!?」

姉「きっと札の威力が足りないのよ!」

弟「そ、そうか!よし…!」

今度は六の札に念を込める…


174 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 18:06:35.53 ID:6lm4ZQdn0
紫苑


175 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 18:07:10.32 ID:RxukxEVXO
弟「印!六の札!」

同じように札を拳に乗せて殴りかかろうとする


ぱきっぃぃぃぃん!!

不良男を囲んでいた結界が崩れだす


弟「そ、そんなバカな…!結界まで破られるなんて!」

姉「もう!だからいつも修行しなさいって言ったじゃない!私に任せて!」

姉ちゃんは札を持ちながらお経を唱える

姉「印っ!」


176 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 18:23:41.94 ID:RxukxEVXO
俺のよりしっかりした淡い緑が綺麗に円を描いて結界が出来上がる

姉「行くわよ!八の札!」
札を手に乗せてビンタする
ぱちぃぃぃん!

不良男「くけっ!!くきゃああああ!!」

姉ちゃんの緑の手形がくっきりと不良男の体に残る。ダメージはあるようだ。流石は八の札だ。威力が最大なだけはある

弟「姉ちゃん!そのまま徐霊できるぞ!」

姉「うん。わかってるわ」
姉ちゃんは徐霊用の札の壱札を手に持つ


177 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 18:31:32.11 ID:6lm4ZQdn0
支援


178 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 18:39:00.35 ID:RxukxEVXO
姉「壱札解除。徐霊開始!」

壱札の光が不良男を包み込む。徐霊のお経を唱える


姉「……………印!」

ぱああああああ!!

白い光に包まれる


179 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 18:44:25.12 ID:BIHTFqwIO
支援


180 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 18:50:21.26 ID:RxukxEVXO
メシ落ち


181 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 19:09:27.08 ID:6lm4ZQdn0
捕手


182 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 19:16:17.40 ID:jbXa492m0
 


183 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 19:52:30.68 ID:UgvV7G3k0


184 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 20:15:16.07 ID:vByatIuA0


185 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 20:43:31.59 ID:mCFONZiy0
保守


186 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 21:01:38.52 ID:BIHTFqwIO
ほし


187 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 21:11:25.77 ID:FVI0919qP
いつまで飯食ってんだよw


188 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 21:19:45.86 ID:Vqs2sV4KO
保守


189 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 21:20:21.48 ID:RxukxEVXO
うあ…スマン

風呂まではいってゆっくりしてた


190 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 21:47:37.60 ID:GoR+kYIJO



 ドドドドドドド

↑斜め上に上がってくように見えね?


191 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 21:50:23.11 ID:RxukxEVXO
しゅうううう………


弟「や、やったのか…?」
煙で姿が確認できない

不良男「くけけけ…」

姉「そ、そんな……!」

俺より霊力の強い姉ちゃんでも無理となるともう打つ手がない。

それと同時にどれだけの霊なんだと悪寒すら覚える

弟「だめだ!姉ちゃん逃げよう!」

姉「だ、だめよ!不良男くんが…!」

弟「いいから早く!」

不良男「くきききき!!」

弟「うわっ!追ってきやがった!」


192 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 21:51:01.97 ID:HtI108ha0
>>190
これも見えるな
ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏
ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏
ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏
ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏
ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏
ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏
ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏
ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏


193 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 22:03:12.32 ID:RxukxEVXO
辺りはすっかり暗くなっている。

俺たちは神社に向かって夜の砂浜を全力で走っている

弟「はぁっ!はぁっ!」

姉「どこに向かってるの!?」

弟「神社だよ!あそこまで逃げればひとまず安心なはずだろ!」

ひゅんっ

ぼふっ

弟「うわっ!」

不良男が黒い球状の霊気を飛ばしてきたが間一髪で避ける

姉「あれに当たっちゃだめよ!」

弟「わかってるよ!」

不良男「くけけけ!」

不良男はどんどん距離を縮めてくる


194 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 22:13:48.79 ID:RxukxEVXO
弟「よし!あそこを曲がれば神社の山参道だ!」

ひゅんっ

ぼふっ

弟「うわっ!」どてん!

砂浜に黒い霊気があたりその爆風でバランスを崩す

弟「ってー…!」

姉「弟!後ろ!」

不良男「くけけけ…」

俺の前に不良男が立ちはだかる


195 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 22:21:13.06 ID:GoR+kYIJO
わくてか


196 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 22:22:59.36 ID:jbXa492m0
わっふる


197 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 22:27:45.58 ID:RxukxEVXO
がしっ
頭を手一つで持ち上げられ体が浮いた

めきめき

弟「ぐうっ……!」
不良男「くききき…」

めきめき!

弟「ぐあああああっ!」
頭が割られるような痛みだ。人間の力じゃない
姉「弟のバカっ!」
だだだだだ!
弟「ば、バカ……!こっちくんじゃ…ねえ!」
姉「印!八の札!!」
ぱちぃぃぃん!!
不良男「くけっ!!」
ぱっと手の力が緩み地面に落とされる

弟「ってえぇ…!」
姉「ほら!早く逃げるわよ!」
弟「あ、あぁ…」

がっ!

姉「きゃあっ」
姉ちゃんの髪の毛が不良男に捕まれる
弟「姉ちゃん!!」


198 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 22:38:27.50 ID:biSsJkicO


199 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 22:39:56.20 ID:RxukxEVXO
そのまま髪の毛ごと上に持ち上げられ姉ちゃんの体が浮く

姉「い、痛い…!離しなさいよ!!」

不良男「けけけけ…!」

弟「て、てめえ姉ちゃんを離せ!!…っあ」

どんっ!

俺の目の前に黒い霊気が発生してそれに3mほどふっとばされる

どっ!がっ!…ばす…

弟「いててて…くそっ!」

弟「…!」

ずずずずずず!!

遠くで姉ちゃんの口から霊気が出て不良男に吸い込まれるのが見えた。

姉「あ……あああ……」

どんどん姉ちゃんの顔が青ざめていく

弟「あんの野郎!!」


200 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 22:51:19.99 ID:Xnby6+WTO


201 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 22:51:33.42 ID:hmoZ0NgqO
支援


202 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 22:59:39.25 ID:RxukxEVXO
弟「印!八札!」

走りながら不良男に突っ込む!

不良男「くけ?」

ぱああああん!

弟「うあっ!」ドタン!

弟「くそっ!なんで弾かれるんだよ!」

姉「おと………うと…」

くそっ…!姉ちゃんがあんなに苦しそうなのに…!
助けてやれないなんて…

今ほど自分の無力を呪った日はない…
いや…日々の努力を怠った俺のせいだな…
はは…なにやってんだろうな俺は…

ぶんっ!……どさっ!

弟「姉ちゃん!」

姉ちゃんの霊気を吸い終わったのか砂浜にぶんなげられる

姉「………」
弟「そ、そんな……姉ちゃんが…」
『霊気を持つ者はなくなると寿命に関わる』


203 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 23:06:16.96 ID:v26AsxrQO
けねれす!けねれすけええいれれれいえええいけけけけれれれいねえいれれれれけえいれれれれるるるるけえいええいるるるるああああけえいれれれれ


204 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 23:08:01.43 ID:RxukxEVXO
不良男がこっちに近づいてくる…

ざっざっざっ

弟「く……」

どうする…俺にはあいつに対抗できる霊力なんてない。
頼みの姉ちゃんも完全に気を失っている

不良男「くけけけ…」

弟「………」

このまま……諦めたくねえ……

せめて…姉ちゃんだけでも…!


205 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 23:08:32.26 ID:MziY1yA2O
明日学校休みだしな


206 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 23:26:01.09 ID:biSsJkicO
ほしゆ


207 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 23:30:20.57 ID:RxukxEVXO
ざっざっざっ…

不良男が目の前に立つ

不良男「くけけけ…」
弟「……」

がしっ

また頭を持ち上げられる

弟「……」
不良男「くけけけ…」

ずずずずずず!!
弟「ぐうっ……!」

俺の口から霊気が出て不良男の口に吸い込まれ始める弟「今だ!印!八札!」

不良男の吸引口に札を乗せた拳をぶつける

不良男「ぐがががっ!!」弟「そこなら効くだろ!?」

…………にやり

不良男「くかかかか…」
弟「な…!少ししか効いてない…!」

だ、ダメか……


208 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 23:35:24.81 ID:RxukxEVXO
こ、今度こそ…ダメか…

霊力も今ので全部打ち尽くしちまった…


ごめん……姉ちゃん……


不良男「くけけけ…」

不良男が両手に黒い霊気を溜めだす。

恐らくあれで俺たちを殺す気なんだろうな、今までの比じゃない霊力だ

俺は目を瞑って最後を迎え入れた……


209 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/20(土) 23:43:20.13 ID:WpvSWe/30


オヤジ
最強フラグ


210 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 23:46:55.99 ID:WpiZ7DMbO


211 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 23:49:06.37 ID:Vqs2sV4KO
あ―


212 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 23:51:05.14 ID:RxukxEVXO
「おいこじろう」

「うむ。印っ!」

「参札!!」

ずがああっ!!

不良男「ぐぎゃあああ!!」
……なんだ?
声がするぞ……?

そっと目を開けてみる

父「まだまだだぜ!五の札!!」

ずがああっ!!

不良男「ぐぎゃぐぎゃあああ!!」
弟「お、親父いいい!!!」
父「よう」
こじろう「うむ。ただいま戻ったぞ」
弟「お、親父…、親父……!!」
父「目に涙溜まってて気持ち悪いぜお前」
弟「だ、だって…マジで死にそうに…!」
こじろう「まあなんだ。後は我らに任せろ」
父「だとよ弟」
こじろう「お主と私のことだっ!」

いつもふざけてる親父の背中がこんなに頼もしいなんて…


213 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 23:51:52.65 ID:RxukxEVXO
>>209
見事な先読みwwwww


214 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 23:55:09.52 ID:RxukxEVXO
まあ先読みされるくらいが丁度いいんだな。きっと

だいたいいつも書くとき先読みされるし


215 :VIPがお送りします [] :2008/12/20(土) 23:56:12.38 ID:6lm4ZQdn0
紫雲


216 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 00:10:52.73 ID:EEtStUz5O
父「さあて…」

父「後は任せたこじろう」
こじろう「な、なんだとっ!」

不良男「ぐぎゃぎゃぎゃ…」
こじろう「ほれ、まだ死んでおらんぞ!」
父「疲れた」
こじろう「ふざけるなお主っ!」

こんな親父を信じた俺がバカだった…
不良男「ぐぎゃあっ!」
ひゅん!
父「おっと!効かねえなっと」
黒い霊気を軽々しく弾き飛ばす
こじろう「こいつをやらんと飯にはありつけんぞ」
父「なにっ!それは困る、仕方ねえな」


217 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/21(日) 00:21:25.79 ID:rfBxHq+5O
支援


218 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 00:26:39.11 ID:EEtStUz5O
父「伍札くらいでいいか。」
こじろう「適当すぎるぞ」
父「そらっ伍の札だ!」

バリバリバリバリ!!
不良男「ぐぎゃあああ!!!!」
不良男に憑依していた霊が断末魔の叫びをあげる

しゅうううう……

父「あれ?死んじまったぜ?強すぎたか?」

こじろう「完全に霊の反応は消えたようだな…」

弟「す、すげぇ…!すげぇよ親父…!!」

父「あ?」
弟「あんなに強い化け物をこんな簡単に倒しちまうなんて…!」
父「はっはっ!まあな!もっと褒めていいぜ!」
こじろう「調子に乗るなよお主…」
俺のなかで親父の株が急上昇していた


219 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 00:26:45.69 ID:IT31/RN20


220 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/21(日) 00:39:01.97 ID:uHYpiUKh0
てか電話で書いてんのかよwww


221 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 00:42:03.23 ID:EEtStUz5O
神社
姉の部屋
姉「ん……」

弟「あ、大丈夫か?姉ちゃん」

姉「……!弟…!大丈夫なの!?」

弟「いや俺は大丈夫だけど…姉ちゃんこそ…」

姉「本当でしょうね?」

弟「ほ、ほんとだって!」
姉「そう…、さっきの霊は倒したの?」

弟「ん…まぁ親父がな。」
姉「………嘘」

弟「いや!マジだって!」
姉「絶対嘘よ!あんなぐーたらなお父さんがそんなこと出来るわけないじゃない!」

まぁ…今までの親父を見てたらそういう反応が普通だろうな…
俺だって信じられないくらいだ


222 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 00:42:05.28 ID:4blfPvGRO
追い付いちまった。。。


223 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 00:43:06.21 ID:4blfPvGRO
保守


224 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 00:56:29.92 ID:EEtStUz5O
同じく神社内

不良男「……はっ!」がばっ

弟「……よ、よう…」

不良男「……ここは」

弟「えぇと…まあボロいけど俺ん家だ。」

不良男「……そうか…」

弟「……」

不良男「……」

き、気まずい……

不良男「……俺が寝てるってこたぁ……俺ぁ負けちまったんだな……」

弟「え…」

不良男「そうか…テメエに気絶するほど殴られてこんな目にあっちまってんだな…」

はい…?あのーなにか勘違いを…?

不良男「…負けちまったらしょうがねえな…認めたくねえけどよ、テメエのこと…認めてやるぜ。」
あのー実際は勝っても負けてもいないんですが…
…まぁいいか……


225 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 01:04:34.35 ID:EEtStUz5O
不良男「あぁただしテメエの親父は認めねえけどな」
弟「そ、そうか」

がらっ

姉「あっ、不良男くん!起きた?」
どきーん!
不良男「あ!………あ、あ、……はい…」

姉「良かったー!もう起きないかと思って心配したわよー。」

不良男「……は、はいっ!じ。自分は大丈夫っ!」

弟「……」

姉「あ、さっき弟と喧嘩してたみたいだけどダメよ!あんなことしちゃ!」

不良男「は、はいっ!もう今後一切しませんっ!」

姉「そう!わかってくれたら嬉しいわ!」にこっ

ずぎゅーん!
不良男「は、はいっ…//」
……そういうことか…


226 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 01:18:24.39 ID:EEtStUz5O
夕食
姉「もうお父さんったらいきなり旅に出ますとかやめてっていってるじゃない!」

父「男は旅に出て大きくなるもんだぜ」

姉「そういう問題じゃ……はぁ…もういいわよ…」

弟「そういや帰ってくるの早すぎじゃないか…?」

こじろう「こやつ公園で寝ようとしたら補導されてな。家があるんだったら帰れとか言われたのだ」

弟(だせぇ…)

姉「今度こういうことしたらお父さんのご飯作らないからね!」

父「タチの悪い冗談だな」
姉「じゃあやめて。心配するじゃない」

父「いつもこじろうに誘惑されるんだよ」

こじろう「しとらんわ!!」


227 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 01:23:31.72 ID:pdTbSz/v0
紫雲


228 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 01:29:05.69 ID:R9DmOOxeO
うほ


229 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 01:36:14.43 ID:4blfPvGRO


230 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/21(日) 01:42:46.76 ID:bOSUorJ50
遅いので寝ます


231 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 01:43:24.65 ID:EEtStUz5O
弟「親父…」

父「あ?」

弟「正直今日…親父のこと見直したよ」

父「……」

弟「俺はあんたみたいになりたい。」

父「で?」

弟「そして俺がここの次期神主になる。だから明日から修行する。」

父「……好きにするがいいぜ」

姉「…ふふっ…やっとやる気になったのね」

そう…今はまだ弱いけど…いつかあんたを越えて見せる……!


232 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 01:44:11.67 ID:EEtStUz5O
>>230おやすみ


233 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 01:45:10.91 ID:pdTbSz/v0
紫雲


234 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 01:51:17.36 ID:nO8GDBY7O
お姉ちゃんの寿命は大丈夫なの!?ねえ!


235 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 01:52:56.84 ID:EEtStUz5O
>>234


236 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [みすった] :2008/12/21(日) 01:54:08.42 ID:EEtStUz5O
>>234
それは後から補足するから


237 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 01:56:26.26 ID:R9DmOOxeO
いいね〜


238 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 01:57:02.07 ID:EEtStUz5O
てゆうかこんな糞みたいなSSでも見てくれる人はいるんだな…dくす


239 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/21(日) 02:02:47.97 ID:uHYpiUKh0
わっふるわっふる


240 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 02:03:18.07 ID:EEtStUz5O
明日もバイトあるから寝る


241 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 02:03:58.10 ID:Im+La90lO
普通に面白いよ
ほしゅ


242 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 02:11:53.21 ID:R9DmOOxeO
保守


243 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 03:18:23.10 ID:EEtStUz5O
落ちたか


244 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 03:21:06.31 ID:JUhz+bd/O
話的には一区切りついちゃったよな


245 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 03:23:39.37 ID:EEtStUz5O
うん。
まあこのまま落ちてもいいけどね保守大変だろうし


246 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 04:00:48.08 ID:SDDOXx0R0
保守


247 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 05:19:38.28 ID:zneQawcj0


248 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 06:03:03.27 ID:Ll4bsbSEO
オレ的には普通におもしろいけど・・・


249 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 08:53:00.76 ID:jr/H69400
保守


250 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/21(日) 09:23:06.23 ID:9pZ4H9FD0
ヒマしてるヤシww
もろ違法wwwやり過ぎwwww(エロ)
高画質H動画集 ⇒ [ 入口 ] ⇒ 1位のサイトww(携帯厨のみ)
http://atto.s2.pf-x.net/cgi-bin/up/img/3176.htm


251 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 10:30:43.14 ID:nO8GDBY7O


252 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/21(日) 10:31:52.00 ID:rfBxHq+5O


253 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 11:10:43.72 ID:e4x9MYLN0


254 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 11:45:37.48 ID:pRnCbh0zO


255 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/21(日) 12:00:47.76 ID:EEtStUz5O
保守dくす。
バイト始まるがそれまで書く


256 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 12:11:50.60 ID:EEtStUz5O
どどどどど!

弟「うわっ…つめて〜!」

奥入瀬渓流の滝に頭から打たれる

姉「いいからお経唱えなさいよ!修行にならないでしょ?」

弟「わ、わかったよ…………………」

こうして滝に打たれながらお経を唱えることによって霊力を高めることが出来るのだ。

弟「…でもよ、時期が時期だろ!もう冬だぞ!」

姉「強くなりたいんだったら文句言わないの!」

弟「うへぇ…」

こりゃ思ったよりつらいぞ…


257 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 12:26:31.46 ID:EEtStUz5O
学校
クラスメイト「おっと…!」
どんっ!

弟「いて」
クラスメイト「わりぃわりいw」

不良男「おいなにやってんだテメエ」
弟「……あ」

クラスメイト「ざまあwww」

不良男「誰に断ってこいつにこんなことしてんだ?」
クラスメイト「…え?」

不良男「誰に断ってこんなことしてんだっつってんだよ!」
クラスメイト「え…?いや…不良…」
不良男「アァ?!」
クラスメイト「ひっ!わ、悪い!悪かった!」たたた…

不良男「ふん…。……大丈夫かよ」
弟「…ああ」

不良男「なんかやられたら言えよ」


258 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 12:33:54.46 ID:EEtStUz5O
女「よー諸君!元気にしてたかね?」

弟「なんだ女か」

女「なんだとはなんだよー!今日はちゃんと宿題やってきたのだよ?」

弟「いや…それ普通だから…」

姉「胸張れることじゃないわよ」

女「むーなんだよー。褒めてくれたっていいじゃまいか」

姉「女は甘やかすと調子に乗るからだーめ」

女「その調子に乗りたいのにー!」

弟「いつもその調子に乗ってるのは俺の気のせいか」


259 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 12:39:55.18 ID:EEtStUz5O
クラスメイト「おうい姉ちゃん!隣のクラスの奴が呼んでるよ!」

姉「あ…、うん」

女「おっ!告白かー!?告白なのかー!?」

弟「そんな物好きいないだろ…」

姉「うるさいわね!」

クラスメイト「おーい」

姉「あ。今行くから…」

女「いてらー」


260 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 12:48:51.76 ID:EEtStUz5O
姉「あの…用ってなんですか?」

「あ、来てくれたんだね。…えっと…」

姉「うん?」

「い、一年の頃からずっと好きでした!僕と付き合ってください!」

姉「え…」

「だ、ダメ…かな…?」

姉「えっと……ごめんなさい!」

「がーん!な、なんで!?他に好きなやつでもいるの!?」

姉「うーん…好きなやつっていうか……気になるやつなら…いるかな」

「そ、そうか…残念…」

クラスメイト「振られてやがんのwwwざまあwww」


261 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 13:28:12.92 ID:g1D9aQ3wO
ほす


262 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/21(日) 13:30:32.20 ID:uHYpiUKh0
教室で堂々とコクルヤシなんて居るのか?ww


263 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/21(日) 14:21:29.36 ID:rHP8uJIPO


264 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 14:25:56.42 ID:R9DmOOxeO
わくわく


265 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 14:52:55.99 ID:CKL4zX6r0
30分ぐらいがいいかな?ほ


266 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 15:21:19.86 ID:njKYJ6q0O
5時頃に戻ってまいります


267 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/21(日) 15:48:20.98 ID:rHP8uJIPO


268 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 16:22:48.04 ID:g1D9aQ3wO


269 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 16:52:05.31 ID:g1D9aQ3wO
しゅ


270 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 17:09:18.85 ID:njKYJ6q0O


271 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/21(日) 17:19:58.87 ID:EEtStUz5O
バイト終了ー

まだあったwww遅い上につまらんからもう見限られたかとおもたのにw

保守ありがと


272 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 17:23:00.11 ID:EEtStUz5O
>>262
いや教室じゃなくて校舎裏っす。説明足りなくてスマソ


273 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 17:34:34.93 ID:EEtStUz5O
女「実際姉っちはかなりモテるのだよ」

弟「…知ってるよ」

女「多分これで今年六人目くらいじゃあないかな」

弟「ほーん。女はどうなんだ?」

女「わたし?わたしは全然なのだよー」

弟「知ってるよ」

女「こらぁ!失礼だぞぅ!わたしだって女の子なんだからっ!」

弟「冗談だよ。そんな怒るなよ」

女も姉ちゃんほどではないが結構人気があったんだよな確か…

女「まったく失礼しちゃうよ!」


274 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 17:57:47.36 ID:EEtStUz5O
姉「ただいま」

女「おー姉っちおかえりーどうだったー?」

姉「え?なにが?」

女「告白だよーこ・く・は・く!ラブコールを受けたんだろう!?」

姉「…ひみつ」

女「なんでだよーいいじゃまいかー」

弟「まぁいいだろ。聞かなくても」
どうせどっかからそういう噂がくるんだろうから

女「むー、仕方ないかぁ……弟っちもモテればいいのにね!」

弟「余計なお世話だ!」


275 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 18:00:01.50 ID:NR/Y0L6H0
wktk


276 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 18:08:20.44 ID:EEtStUz5O
弟「そういやおまえらなんで告白受けてるのに付き合わないんだ?」

姉・女「え?」

姉「わ、私は別に……」

女「う〜ん…わたしにはまだ早いかなーなんて?」

弟「……よくわからん理由だな。付き合うだけ付き合ってみればいいのに」

姉「そういうのは相手に失礼じゃない?なんか」

弟「そんなことないだろ、付き合ってみて好きになるかも知れないだろ」

姉「……でもいいわやっぱり」

弟「……なんでだ?」

女「とうっ!」どんっ!

弟「いたっ!なにすんだよ女!」

女「ん?なんのことだい?」

弟「なんだよ一体…」


277 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 18:27:38.37 ID:EEtStUz5O
女「あ、そうだ!知ってるかいお二人さん!」

姉「なにを?」

弟「その言い方じゃなにを聞いてるかもわからんだろ」

女「ふふーん、この学校の生き字引と言われた私めが持ってる今最もホットな情報は…!」

姉「そ、それは…?」

女「下級生にめちゃんこ可愛い子が転校してくるのでーす!」

弟「…………なんだ」

女「おおっ?もっとびっくりしておくれよぅ!」

弟「ホットって言うからよっぽど熱い情報なのかと思ったのに」

女「十分ホットじゃまいかっ!情報の速さでは負けてないはずっ!しかーもこんな時期に転校なんて変わってるよ!」

姉「そ、それもそうよね…」


278 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 18:31:26.74 ID:g1D9aQ3wO
支援


279 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 18:47:54.63 ID:EEtStUz5O
弟「それで?いつ転校してくるんだ?」

女「む?今日だよ確か」

弟「おお、結構ホットじゃん」

女「だろうだろう!?」

姉「んー…でも確か朝にも先生がそんなこと言ってたような…」

弟「なんだよ。生き字引でもなんでもないじゃん」

女「うぉっ…そんなバカなっ…!」

姉「でもこの学校生徒少ないしどんな子なのかくらいは見てみたいわね…」

女「それだぁっ!」

弟「ん?」

女「今から見に行こう!」
弟「お、おい…」


280 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 18:57:46.83 ID:EEtStUz5O
女に連れられ一年の教室へとやってきた

姉「す、すごい人だかりね。」

弟「まさか皆その転校生目当てか?」
だとしたら相当暇な奴らだ
女「田舎の高校ってのはこんなもんだよ!うん」

弟「人だかりで全然見えないぞ?」

女「大丈夫だよ〜背伸びすれ…ばっ!」

弟「……ダメじゃん」

女「うぅ…お恥ずかしい…」


281 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 19:00:42.76 ID:PMS31CSl0
おお、買い物から帰ってきてみれば新展開の予感www


282 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 19:03:33.96 ID:LpoVeeGs0


283 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 19:07:54.78 ID:+LHXCKWI0


284 :鍛え上げ [sage] :2008/12/21(日) 19:09:48.57 ID:P3mCTU8n0


285 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 19:24:24.15 ID:EEtStUz5O
キーンコーンカーン

姉「あ、チャイムの音だわ戻らなくちゃ」

人だかりがなくなっていき教室の人だかりの中に一人の小さな髪の長い女の子が見えた

弟「…あ」

その子がこっちを向き目が合う

転校生「……」ぎろ

弟「……!」

姉「ほら、バカ弟!遅れるわよ!」

ぐっと引っ張られて教室へと戻った


286 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 19:35:09.69 ID:EEtStUz5O
キーンコーンカーン

女「ふぅー!やっと授業おわったぁー」
姉「結局どんな子か見れなかったわね」

弟「……」
あの子と目が合った時なんか睨まれたような気がするんだ…気のせいかな。

女「弟っちは見たのかい?」
弟「ん…まあ」
姉「え?どんな感じだったの?」

弟「んー確かに可愛いことには可愛いかったんだけど…なんか愛想がない感じがしたかな…」
女「おおー私も見たいぜっ!」
姉「愛想が悪いのはあんただったからじゃないの?」
弟「いや、それはわからんけど…ってどういう意味だよ!」
姉「やらしい目で見てたんじゃないの?」
弟「そんなことねえよ!」女「あーそれはわかるかもだねー」

おまえら……


287 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/21(日) 19:39:13.89 ID:zLAzTJ7O0
続けたまえ


288 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 19:44:54.59 ID:EEtStUz5O
弟「俺はいつもやらしい目なんてしてないぞ」
女「えー」
姉「まさか気付いてないの?」
弟「えっ…お、おい…」
姉「普段から私逹のことあんな目で見ておいて?」
女「気付いてないとでも思ったかっ!弟っち!」
弟「じょ、冗談…だよな?」
女「あっちゃこりゃ重症だね」
姉「女子の中でもムッツリそうな人ランキング一位はあんたよ?」
弟「えええ!?そんなバカな…」

普通の目をしていたつもりなのに…ということは元からそんな目をしていたということだ…
もう自分の顔に自信が持てない

弟「……」ずーん…
姉「ぷっ、冗談よ!」
女「こんなのに引っ掛かるなんてまだまだですなあ弟っち!」

先生…ここの女子共が僕をいじめます…


289 :sage [] :2008/12/21(日) 19:45:18.76 ID:z1FYYdlJ0
地元じゃねーか


290 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 19:59:40.05 ID:EEtStUz5O
学校帰り

弟「ちす。店長」

店長「やあ弟くん。今日も稼ぎに来たね」

弟「はい。がっぽりと」

店長「ははっ。結構だねぇ。お父さんは元気かい」

弟「えぇまぁ元気ですよ。変わらずぐーたらしてますが」

店長「ははっ。あいつは自分のやりたい時にしかやらないからねぇ」

弟「元同級生でしたよね親父と店長は」

店長「まあね。あいつには結構振り回されたよ」

不良男「お、弟じゃねえか。バイトしに来たのか?」
弟「ん、まあ。」

不良男「よ%8


291 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 20:01:05.78 ID:8EyIs2AxP
%8


292 :VIPがお送りします [文字切れた] :2008/12/21(日) 20:03:29.62 ID:EEtStUz5O
不良男「よっしゃ!俺も一緒に働いてやんぜ」

店長「お、いつの間にか息子と仲良くなっていたようだね」

弟「はは…」

不良男「おう!なんたって男と男の勝負をした仲だからなぁ!」

店長「うんうん。いいことだ。これからもよろしく頼むよ弟くん」


293 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 20:13:13.07 ID:EEtStUz5O
不良男「ところでよ…」

弟「ん?」

不良男「その…なんだ…あのー…おまえの…その…」

弟「姉ちゃんか?」

不良男「そ、そう!その姉ちゃんとやらはよー……その…」

弟「?」

不良男「い、今の時間帯とかってなにやってんだ?」

弟「……え?」

不良男「い、いや!別にな!気になるわけじゃねんだけどよ!………なんとなく…」

弟「んー…この時間帯は…メシでも作ってんじゃないか?エプロンつけて」

不良男「……え…エプロン……!」

弟「…それがどうかしたのか?」

不良男「いやっ!なんでもねえよ!ははは」


294 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 20:24:09.06 ID:EEtStUz5O
神社

弟「あのさ…不良男…」

不良男「男でいい」

弟「じゃあ男。なんで…」
姉「あら、おかえり弟。」
弟「あぁただいま」

男「……!」

姉「あれ?不良男くんじゃない?どうしたの?こんな遅くにウチまで」

男「いいいい、いやっ、僕!お、弟くんを家まで送っていこうと思いましてっ」
弟「……」

姉「えー?なにそれー?変なのーw」

男「はっ、はははは!」


295 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/21(日) 20:24:59.13 ID:uHYpiUKh0
紫煙


296 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 20:29:56.00 ID:EEtStUz5O
風呂落ち


297 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 20:53:34.18 ID:PMS31CSl0
保守


298 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 20:57:15.17 ID:EEtStUz5O
姉「あ、不良男くんご飯食べてく?せっかく来たんだし」

男「えっ!!い、いやっ!」

弟「遠慮することないぞ。どうせ姉ちゃんのメシだから」

姉「ちょっとそれどういう意味?」

弟「いや独り言だ」

姉「……後で覚えておきなさいよ」ぼそっ

姉「で、どうする?不良男くん?」

男「いやっ!ほんといいからっ!ほんとっ!腹いっぱいだから!」

姉「そーお?遠慮することないのよ?」

男「そ、それじゃっ!」だっ

姉「あっ…!」

弟「なんか見てて面白いなあいつ」

姉「…??」


299 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 21:03:39.03 ID:EEtStUz5O
父「腹減ったぜ早くしろ」
姉「もうお父さん何様よ!」

父「俺はお父様だ。今度からそう呼べよ」

姉「そういうことはまともに働いてから言ってよっ!」

こじろう「うむ…この魚はなかなか美味だの」

姉「こじろうもつまみ食いしちゃダメっ!」

弟「大変そうだな姉ちゃん」

姉「じゃああんたも手伝って」

弟「しょうがねえなぁ…」


300 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 21:14:31.99 ID:+LHXCKWI0
1日1支援


301 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 21:20:45.01 ID:EEtStUz5O
弟の部屋

しゃかしゃか
弟「〜♪」

どたどた

弟「うるせーな!なにやってんだよ!」がらっ

姉「え?」

姉ちゃんと親父とこじろうがトランプで遊んでいた

弟「なにやってんだよ…」父「見てわかるだろうぜ」
そりゃわかるけどさ

こじろう「七並べをして遊んでいたのだ」
姉「あっ、自分誘われなくて悔しいんでしょ、一緒にやる?」
父「今ならタダで入れてやるぜ」
弟「…やんねえよ」
姉「負けるの怖いんだ」
こじろう「とんだ腰抜けだの」
父「ま、雑魚は雑魚らしく寝てるがいいぜ」
弟「…な、なんだと?」


302 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 21:28:56.45 ID:+LHXCKWI0
猫がどうやって


303 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 21:32:04.69 ID:EEtStUz5O
くそっ……

姉「はいスペードの3」

父「ハートの5だぜ」

こじろう「ダイヤのクイーンだの」

誰がっ…誰が持ってるんだ…2を……!

姉「弟出さないの?」

弟「ぱ、パスだ…!」

なぜか俺の残った手札は1ばかりこれじゃ出せないだろ!

姉「あーがりっ!」

父「俺もあがりだぜ」

こじろう「私もこれであがりだ」

弟「くそおおお!負けだー!」

父「おまえ弱すぎだぜ」

姉「頭悪いんじゃない?」
こじろう「はっはっは。不様だの」

こいつらぁ…俺の手札細工しやがったな……


304 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 21:35:18.89 ID:e4x9MYLN0
しえん


305 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 21:38:18.36 ID:EEtStUz5O
姉「はい!私勝ったから負けた人に罰ゲーム!」

弟「え!?聞いてないぞ!」

父「常識だろうぜ」

姉「じゃあキスして」

弟「………え」どき

ま、まさか…まさか…勝った人にキスするって言う罰ゲームなのか…?つまり姉…

姉「弟の前に負けた人に」

こじろう「あ、私だの」

こじろおおおおお!!!


306 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/21(日) 21:39:27.66 ID:+P59rYmG0
支援


307 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 21:40:14.55 ID:lqpkLV5cO
スレタイが勃起なさいに見えた


308 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 21:45:10.85 ID:EEtStUz5O
姉「ほらキスだよ弟」
父「とっととしろカス」
こじろう「うむ。準備はいいぞ」
弟「うぅ……」

ぎゅっ

こじろうの顔を手で固定する

………

弟「あの……まじでやんなきゃダメ…?」
姉「ダメー!」
弟「うう…」
父「神主になる人間は猫とキスするくらいは日常茶飯事だぜ」

嘘つくなよ……

こじろうが目を閉じる

姉「ほらっ!いけっ!」

勢いよくこじろうに顔を近づけた

ぶちゅっ


309 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 21:46:14.74 ID:7OCGOlZo0
ぶちゅっwwwwww


310 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 21:46:32.76 ID:EEtStUz5O
>>307
前のスレでも言われた。ミギーかよって


311 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 21:54:31.16 ID:EEtStUz5O
弟「おえぇ……」(魚くせえ…)

姉「わー…ほんとにしちゃったのね…」

父「俺猫とガチでキスする奴初めて見たぜ」

弟「おまえらがやれって言ったんだろーが!」

姉「まさかほんとにするとは思わなかったわよ…ねぇ?」

父「まったく同感だぜ。空気嫁」

こじろう「なぜ人間の男に接吻などされなければならないのだ…」

じゃあどうすりゃ良かったんだよ…損したのは俺だぞ…

姉「ふふっ…やっぱり弟は楽しいわね」

父「くっくっく」

こじろう「なかなか傑作だったぞ」

弟「いや俺は全然楽しくねー!」


312 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 22:00:05.47 ID:oH5Ivy/QO
しえん


313 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 22:12:30.39 ID:EEtStUz5O


弟「うぅ…昨日はひどい目にあったぞ…」

姉「ほーら。うなだれてないで早く学校行くわよ」

父「おっ今こじろうと熱愛中の弟じゃねえか」

弟「なんだよそれ!」

父「事実だろうぜ。見せつけやがって」

弟「ち、違うって!あれは仕方なく…」

姉「相手にしないのよ。こじろうと熱愛中のバカ弟ー」

弟「……」

い、いじめだ…

こじろう「学校頑張ってくるのだぞ」

弟「い、いってきます…」
父「帰ってきたらこじろうとハネムーンだなっ!」

うるせえ!


314 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 22:17:04.08 ID:Qhk6F+rkO
wwww


315 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 22:24:59.21 ID:EEtStUz5O
十和田高校

男「よう」

弟「あ、おはよう」

姉「不良男くんおはよっ」
男「…!むぐ…う…おは…よう…」

女「おぅぅ?今日は男っちも一緒かいー?」

男「お、男っち…だと…」
弟「ま、まあとりあえず教室に行こう。」

かつかつかつ

すっ…

弟「……あっ…」

昨日の転校生がすれ違う


316 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/21(日) 22:30:02.98 ID:+P59rYmG0
支援


317 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/21(日) 22:31:22.36 ID:ymrRq6Ek0

なぁ…とらドラに似てないか?


女=みのりん
転校生=大河

弟=目つきがエロい竜二…


にしか…


318 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 22:32:21.66 ID:k2fUxrcy0
霊力とか好きになれないわw
支援


319 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/21(日) 22:33:20.98 ID:OJ7tSKs50
>>317
そういうのって思っても言わないでほしいんだよなぁ。



マジで


320 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 22:42:30.84 ID:EEtStUz5O
とらどらってなんだよ。名前しか聞いたことないぞw

俺的には女キャラは鶴屋さん的なイメージで書いてるが


321 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 22:45:16.16 ID:ac0Ry8SR0
>>320
俺も鶴屋さんだった


322 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 22:46:13.94 ID:IT31/RN20
>>320
やっぱりね。私もそれは薄々感じてましたよ


323 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 22:51:16.61 ID:pRnCbh0zO
俺が自信あるのは


姉→薫
弟→弥彦
女→鶴屋さん
こじろう→武田信玄(無双)

こんくらい


324 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 22:51:17.89 ID:+LHXCKWI0
作者公認でキャラ付けはやめるんだ


325 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 22:53:32.44 ID:8EyIs2AxP
さっさと書けよ


326 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 22:55:39.17 ID:EEtStUz5O
>>324
すまんかった


327 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 23:21:39.67 ID:EEtStUz5O
女「やっとお昼だぁー」

弟「今の国語寝そうになったし…」

姉「私も…あれならお経唱えてた方がマシだわ」

女「そうそう。」

弟「ん?」

女「昨日転校生の子としゃべったよっ!」
姉「え…どうやって…?」弟「どんな手を使ったんだよ」
女「んー別になにも」
弟「バカな」
女「なーんちゃって実は委員会で一緒になったのだよ!」
姉「委員会なんて入ってたの?」
女「入ってたみたいだねー転ちゃん」
姉「いや、女がよ」
女「私かっ!知らなかったの!?」
弟「俺は初耳だ。」
女「私真面目なイメージあると思ったのに…」

姉弟「それはない」


328 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 23:39:09.28 ID:EEtStUz5O
女「で、今日一緒にお昼ご飯食べようって約束したのだよ」

弟「ふーん。じゃあな」

姉「屋上で食べるの?」

女「いやいや!皆と食べるんだよっ」

弟「……は?皆って?」

女「弟っちと姉っち」

弟「知らない人と食べるのかよ!」

女「大丈夫だよっ大人しい子だからっ…」

「あの…」

女「あっ、きたっ!ようこそー!」


329 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 23:50:02.96 ID:EEtStUz5O
転校生「はじめまして。転校生です、よろしくお願いします」
姉「よ、よろしくね…」

淡々と棒読みのような感じで言い放たれた言葉に姉ちゃんが少しひきつる

弟(やっぱり昨日見た時と同じ愛想なしか)
転校生「……」じっ
弟「……!」
女「おっ、二人で見つめあってどうしたんだい?」
転校生「いえ、猿のようなお顔だったもので」

がたーん!

イスから転げ落ちる

姉・女「ぷっ…!」

こ、これは強者だ…
体勢を立て直しイスに座り直す
弟「ず、ずいぶん失礼だね…」
姉「でも言われてみれば…」
女「そうじゃまいか?」
弟「いやいや!似てないから!」


330 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/21(日) 23:51:38.47 ID:uHYpiUKh0
転入生うぜw


331 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 23:52:40.93 ID:g1D9aQ3wO
支援


332 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 00:09:11.02 ID:qYGXgb7bO
姉「そ、それにしても転ちゃんかわいい顔してるわね」

転「ありがとうございます。あなたもお綺麗ですね」
姉「あ。ありがと…」

女「転ちゃんクラスの子からも人気あるんだよっ。いいなあ私もなりたいなぁ」
転「そんなことはありません」

弟「で、でも確かにかわいいよね!」

転「………姉さんのお弁当かわいいですね」

えええ〜〜?無視!?

姉「そ、そお?ありがと」
女「姉っちは自分で作ってるのだよ」

転「すごいですね」


333 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 00:16:47.29 ID:dx2eQuQg0
追いついた支援


334 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 00:21:42.69 ID:qYGXgb7bO
弟「ほ、ほら!俺のも弁当同じだよ!転ちゃん!」

転「……あなたに転ちゃんと呼ばれたくありません」ぼそっ

弟「……」ずーん…

なあ…なんか俺にだけ冷たくないか…?

女「姉っちと弟っちは双子だから弁当が同じなんだよっ!」

転「え…可哀想ですね…」
どういう意味だこらあああ!!

姉「え……そ、そんなことはあるけど…」

肯定すんなよっ!

女「転ちゃんの弁当もかわいいじゃまいか!自分で作ったのかい?」

転「これは作ってもらったものです」

姉「お母さんが作ってくれたの?上手いわね」

転「まぁ…そんな感じです」


335 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 00:32:55.61 ID:nehwklAZ0
sien


336 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 00:33:18.41 ID:5yElOEEzO
なんという転入生・・・!弟はいい加減怒るべき


337 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 00:36:16.11 ID:qYGXgb7bO
めげずに話しかける

弟「そ、そろそろこっちの学校生活にも慣れたか?」
転「…まだ2日目です。」
弟「あぁ…そっか…」

あれ…?俺嫌われてんじゃね?

姉「それにしてもなんでこの時期に転校してきたの?」

転「色々と事情があります。言えませんが」

姉「そ、そうなんだ…。」
女「まぁなにはともあれ皆でおかずでも交換しようよっ」

姉「はい転ちゃん」

転「ありがとうございます。これを差し上げます」

姉「あ、ありがとう…」

女「じゃあ私はこれっ!」

うぅ…とても入っていけん…


338 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 00:45:43.11 ID:qYGXgb7bO
キーンコーンカーン…

女「あ、チャイムだっ」
転「…そろそろ教室に戻ります。」
姉「うん。ばいばい転ちゃん」
転「さようなら…。楽しい一時でした」

だからなんで棒読みなんだよ。

転「……」じっ
弟「あ、…じゃあな!」
転「……お猿さん…」ぼそっ

ばたん

弟「……」ずーん…
姉「ずいぶん無視されてたわね」
女「うんうん。あれは逆に見事だね」
弟「なんかフォローしろよおまえら!」
姉「面白かったからいいじゃない」

おまえらが見てる分にはな!!


339 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 00:52:20.49 ID:nehwklAZ0
紫煙


340 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 00:56:29.33 ID:nfoP2uul0



341 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 00:56:38.65 ID:qNxT7Sut0
んー 仕方がないんだがもう少しスピードを上げてくれな支援


342 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 00:58:12.03 ID:909oiGzy0
転校生よりも
姉の気になる人が気になって仕方がない


343 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 00:59:23.26 ID:E37J7eLs0
しえ


344 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 01:04:30.11 ID:qYGXgb7bO
神社

姉「で今日かわいい女の子が転校してきたのよ。」

父「どうでもいいぜ」もむもむ

こじろう「今日は魚がなくて残念だの…」

姉「弟なんて無視ばっかされて返事されたと思ったらなんか傷つくこと言われてるのよ。面白いでしょ」

弟「うるせーよ姉ちゃん」

父「そいつは傑作だったな弟」

ああそうだよ、あんたにとっては傑作だろうな

こじろう「うむ。この肉は魚より美味いかもしれん」

父「こじろうてめえそれは俺のだっ!」

こじろう「いいではないか」

父「吐き出させてやるぜ!」

こじろう「やめんかお主!」


345 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 01:10:03.27 ID:qYGXgb7bO
--就寝--

こつん。こつん。

父「がーがー」

こつん。こつん。

こじろう「おいお主、窓に小石が当てられておるぞ」
父「んあ?うるせえな、誰だ。こんな時間に…こじろう出ろよ」

こじろう「人任せにするでない」

父「っち…!外に出てこいってことか?用があるなら家に入って来やがれ」

こじろう「それはそれで問題だぞお主」

がらっ


346 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/22(月) 01:13:57.00 ID:7gGTRjeKO
追い付きました

このお話はシリーズもので、前作があるのでしょうか?


347 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 01:14:32.01 ID:zWPf9xlXO
>>342
ふつう分かるだろ


348 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 01:16:41.04 ID:qYGXgb7bO

父「おい誰だこんな時間に…非常識だぜ」

こじろう「お主に常識を説かれるとはな」

神社の屋根に一人のシルエットが月明かりに浮かぶ

「………百の札」

父「あ?」

ざざざざざざざ!!

辺りに百ほどの霊たちが父を囲む

こじろう「……敵のようだの」

父「あぁ。わざと丑三つ時を狙ってきやがった」

こじろう「印!」

父「上等だぜ!」


349 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 01:18:34.09 ID:qYGXgb7bO
>>346
一応ある。前作は
女「男さん起きてください」


350 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/22(月) 01:26:10.67 ID:7gGTRjeKO
>>349
把握、そしてありがとうごじゃります。
探して読んでみます


351 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 01:26:17.47 ID:qYGXgb7bO
ぱああああ!
父の手が蒼白く光る。

ばんっ!

地面に拳を叩きつける
父「七札!」

地面に叩きつられた霊気が拡散し上へと上昇する

ばばしゅっばばしゅっばばしゅっ!!

あっという間に辺りの霊たちが消え失せる

「………!」

父「さぁ…降りてきやがれ。お仕置きしてやるぜ」

こじろう「む…!」


352 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 01:36:14.13 ID:qYGXgb7bO
「………」

父「黙りか?降りてこねえなら降りて来させてやるぜ」

こじろう「印!」

父「参札!!」

霊気が直線上に伸びてシルエットの方まで飛んでいく
「………」

こじろう「む…!当たる気か!!」

「…零札…」

しゅううぅうん!!

父の放った霊気がシルエットに吸収される

父「…便利なもん持ってんじゃねえか…」

こじろう「…あれは……」


353 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 01:38:09.76 ID:nehwklAZ0
子音


354 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 01:48:20.59 ID:Za42fqOG0
ダメだ・・・いくら頑張っても父が                                  ちょっとワイルドになったそうじろうになってしまう・・・


355 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/22(月) 01:51:12.46 ID:xeAvTPWs0
sien


356 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 01:53:38.61 ID:qYGXgb7bO
「………」
父「なんの理由で襲って来てるかは知らねえが名前ぐらい名乗ったらどうだ?」「……零の封印者…」
こじろう「な、なんだと……!」
父「知ってんのか?」
こじろう「あやつは危険だ!今すぐ守護札を使うのだ!」
父「あ?」

「……零札開印……」

ぎゅおおおおお!!

父「なにっ!?」
こじろう「吸い込まれるぞっ!」
父「くっ……!!」

ぎゅおおおおお!!

すごい勢いで札の中に吸い込まれる

ぱたん…

「……零札閉印……」

ぴりりりり!(電話

ぴっ

「……任務遂行しました。そちらへ戻ります」


357 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/22(月) 01:55:46.73 ID:qYGXgb7bO
今日はここまで!
明日バイトだから寝るっ!


358 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 01:57:27.19 ID:LHLMJTdZO
>>357 乙!

毎回いいところで切りやがって


359 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/22(月) 02:00:34.47 ID:rJUO1nVgO
こじろう乙


360 :VIPがお送りします [いらんと思うが札の解説] :2008/12/22(月) 02:05:10.60 ID:qYGXgb7bO
弟・姉が使う札。
弐・四・六・八の札
数が大きくなるほど威力高くなる。
父が使う札(達人レベル
参・伍・七・九の札

?が使う札
零・百の札


壱札は徐霊用


361 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 02:08:43.93 ID:gItZ1dVaO
そろそろ日にち的に落ちるんじゃないか?金曜からだし


362 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 02:20:09.53 ID:909oiGzy0
>>361
3日ルールなくなったらしい


363 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 02:25:04.26 ID:qYGXgb7bO
一応前作も貼っておく
http://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/imo_bakani_okiro.html

一番下の
女「男さん起きてください」
暇潰しにでも読んでくれれば。


364 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 02:53:10.69 ID:eDZEM0lBO


365 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 03:17:11.51 ID:5yElOEEzO


366 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 03:55:41.74 ID:dA5JYQwe0
保守


367 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 04:39:37.83 ID:dA5JYQwe0
保守


368 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/22(月) 05:23:58.16 ID:SnAc0ZGw0
保守


369 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 06:25:35.29 ID:SnAc0ZGw0


370 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 06:52:53.25 ID:jxz946l5O
捕手


371 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 06:59:16.68 ID:qsDxu4ThO
>>363
うわあっ吸い込まれるう


372 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 07:06:45.66 ID:qsDxu4ThO
少し流し読みしてきたけど才能は無いね・・あと百回ぐらいSSスレを立てたらまぁ良くなると思う
保守


373 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/22(月) 08:18:41.39 ID:bqpFtdTJ0
>>372
またお前みたいなやる気を削ぐ様な発言する奴が沸いたか……書き込まなくてよくね?
なんなの?言ってやらないと気がすまないの?


374 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 08:20:08.10 ID:qsDxu4ThO
>>373
灰灰


375 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/22(月) 08:32:56.74 ID:bqpFtdTJ0
>>374
しね


376 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 08:46:17.39 ID:95IUX7rL0
あらあらうふふ


377 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 08:55:03.22 ID:eDZEM0lBO
続き気になる


378 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 09:00:37.23 ID:qsDxu4ThO


379 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 09:35:58.15 ID:qsDxu4ThO


380 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 09:37:53.41 ID:nehwklAZ0
保守


381 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 10:19:14.48 ID:TKMDg+nXO


382 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/22(月) 10:48:31.65 ID:qYGXgb7bO


弟「ふぁぁぁ…」
がらっ
姉「弟?」

弟「うわっ!なんだよ!いきなり入ってくんなよ!」

姉「あ、ごめん。お父さんとこじろう知らない?」

弟「いや…知らんけど…いないのか?」

姉「朝起きたらいなかったのよ」

弟「……また気まぐれでどこか遊びに行ったんじゃないのか?」

姉「うん…そうかも…だけどいつも書き置きぐらいは残して行くんだけどな…」

弟「大丈夫だ、腹が減ったら戻ってくるさ」

親父のことだから心配ないはずだ。なんたってあんなに強いんだからな


383 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 11:08:03.51 ID:kYk0eKikO
おはよー&支援


384 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 11:17:14.47 ID:qYGXgb7bO
十和田高校

女「おはよー諸君!元気だったかい?」

弟「昨日も学校で会っただろ」

女「あははっまあね!細かいことは気にしない!」

姉「あれ?女どうしたの?その手の傷…」

女「……!あ、あぁこれねっ!昨日ちょっと怪我しちゃってねっ!」

弟「女結構ドジだもんな」

女「そんなことないよぅっ!」

傷の痕はまるで猫に引っ掻かれたかのような傷だ

姉「猫…飼ってたっけ?」

女「う、うん!最近ちょっとねっ!」

弟「ふーん…」


385 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 11:21:12.81 ID:7gGTRjeKO
アラーっ


386 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 11:31:46.25 ID:qYGXgb7bO
体育の時間
女「とうっ!」だーん!

がったん!

女「だ、ダメだあ…跳び箱一段って逆に跳べないよ…」
姉「一段なのにそんな勢いつけるからじゃない!」
女「何事にも勢いは必要だと思うんだっ!」

なにやってんだよ…

男「よう弟誰見てんだ?」
弟「ん…あぁよう男」
男「へぇ…女か…。………………」

弟「…男こそ誰見てるんだ?」
見る先なんてわかってる。どうせブルマをはいた姉ちゃんだろう

男「……………//」

聞こえてないみたいだな。

……あれ?遠くからでよく確認出来ないが女の太ももらへんに黒い刻印みたいなものが見える


387 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 11:53:32.65 ID:vhU9HuHN0
しえん


388 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 11:59:24.93 ID:qYGXgb7bO
女「ふうーいい汗かいたっ!」
姉「体育の時間だけ妙に張り切るんだから…」
女「お!なに飲んでんの弟っち!私にもちょーだいっ!」
弟「あ、おいっ…!」
女「ぷはー!うまかったよ弟っち!」
弟「ああぁあ…ほとんど飲みやがって…」

……でもこれって間接キスじゃ…

弟「ごくり…」
の、飲んじまうか…?

姉「……」

弟「い、いやー暑いな〜…」とさりげなく飲もうとする
姉「ダメっ!」どんっ!
弟「おわっ…」

姉ちゃんに缶を取り上げられ全部飲まれる

あぁあぁ…

姉「…なに?なんか文句でもあるの?」
弟「い、いえ…」


389 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 12:06:19.03 ID:eDZEM0lBO
まだまだ長くなりそうだね


390 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 12:17:31.60 ID:KRM0OGftO
追い付いたぞ 支援


391 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 12:18:43.72 ID:qYGXgb7bO
俺のことだからいきなり打ち切りにするかも知れんがな


392 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 12:58:09.38 ID:TKMDg+nXO
…ほ


393 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 13:21:02.35 ID:pyj9wxfA0
ほほ


394 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 13:54:42.30 ID:dA5JYQwe0
保守


395 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 13:56:16.27 ID:jxz946l5O
>>391
そうはさせない保守


396 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 14:14:19.17 ID:eDZEM0lBO
保守


397 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 14:37:05.93 ID:Xkw+tXN6P
創作発表板
http://namidame.2ch.net/mitemite/
もよろしくです。


398 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 14:57:36.21 ID:KRM0OGftO
保守してしまう


399 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/22(月) 15:26:19.14 ID:NBgbbyT+O
続きはまだか保守


400 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 16:29:53.26 ID:vhU9HuHN0


401 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 17:06:16.51 ID:pyj9wxfA0
ほす


402 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 17:22:56.73 ID:hj2ihc9FO
双子姉弟は普通姉ちゃんとは言わないよね。
ソースは俺。

ほす


403 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/22(月) 17:26:13.93 ID:qYGXgb7bO
保守dくす

この保守環境に甘えさせてもらって悪いな。マジ感謝してます

もう少ししたらはじめます


404 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 17:35:25.18 ID:WKI15agp0
キタワァ*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*


405 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 17:51:55.35 ID:pyj9wxfA0
まってた


406 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/22(月) 18:09:06.68 ID:9DP6D5fG0


407 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 18:20:05.16 ID:qYGXgb7bO


女「ようし!行くぞ諸君っ」

弟「どこにだ?」

女「どこって転ちゃんのクラスだよ」

姉「え…なにしに…?」
女「ご飯を一緒に食べるためっ!」
弟「……とりあえず迷惑だろ常識的に考えて」
女「そんなことないっていってたよ?」

…そりゃ建前だろ…

弟「いやいや…流石に馴れ馴れしくしすぎじゃないか?」
姉「…じゃああんたは教室に残るのね?」
弟「…え」
女「そういうことになるねっ」

マジかよ…姉ちゃん行くのかよ…

女「じゃあね〜弟っち」

弟「……」


408 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 18:26:54.58 ID:qYGXgb7bO
一年の教室

ざわざわ…

「見てみて!二年の姉先輩よ!」

「きゃ〜かわいい〜」

姉「……な、なんか注目浴びてるわね…」
弟「…ああ」
女「気にしない気にしない!」
「…であの男の人誰?」
「ほら!姉先輩の片割れで落ちこぼれの!」

「え〜姉先輩可哀想…」
弟「……」

なんか最近俺こんなんばっかじゃねえか?

転「……あなたも来たんですか…」
弟「え…来ちゃダメだったか…?」
転「……」
弟「……」

返事しろこらっ!


409 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 18:37:57.04 ID:qYGXgb7bO
女「転ちゃん今日で学校3日目だね!どうどう?友達は出来た?」

転「……あなた達二人と友達になりました」

女「おお!もう友達公認かい!やったね!」

転「…はい…」

姉「ありがと」

あの〜二人ってことは俺は入ってないんですかね?

女「じゃあそろそろ気になる男の子も出来たころかなっ!」

姉「もう。調子に乗りすぎよ女!」

女「いいじゃんいいじゃん!女同士なんだしさっ」

あの…俺帰ってもいいですかねぇ?


410 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 18:46:20.41 ID:qYGXgb7bO
転「……」

女「ん?ん?どうだい?」
転「……男の方は嫌いです」

姉「……」

女「えっ…そうだったんだ…」

転「……」じっ

弟「……」

あれ?これって俺に帰れってこと?

転「…先輩方はいるんですか?」

姉「わ、私たち?」

転「そうです。」

女「いやーお恥ずかしながらいないねー!あははっ」
姉「そ、そう!全然いないわよ!」

弟「もぐもぐ」

シュウマイうめえな…


411 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 18:48:10.39 ID:vhU9HuHN0
しえん


412 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 18:58:33.21 ID:1TJp9CYH0
お前は今日から亀ろうだ


413 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 19:05:14.39 ID:qYGXgb7bO
学校帰りの道

女「それで運動とかは得意なのかい?」

転「…普通くらいだと思います」

女「部活でもやればいいと思うよっ!もっと友達増えるよ!」

姉「じゃあ私たちこっちだから、ばいばい二人とも」

女「あ、うん!ばいばい姉っち弟っち!」

二人に見送られ俺たちは帰路につく

姉「うーん…」

弟「どうしたんだよ」

姉「なーんかあの子不思議な感じがするのよねー」

弟「…転ちゃんか?」

姉「そう。よくわからないんだけど普通の人とは違うような…」

弟「なんだよそれ。気にしすぎじゃないのか?」

姉「うーん…」


414 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 19:15:16.49 ID:qYGXgb7bO
弟「そんなことより今は親父だな、」

姉「…そうね。どこ行ったのかしら?」

弟「案外もう家に帰ってきてたりしてな!」

「…知りたいですか?」

弟・姉「…えっ?」

目の前には転ちゃんが立っていた、いつの間に俺たちを追い越したのだろうか

転「あなた達のお父さまの行方…知りたいですか?」

姉「…な、なに言ってるの?」

なんだ…?これはどういうことなんだ…?なんで転ちゃんが…

弟「……親父のこと…知ってるのか?」

転「……」

弟「……」

くすっ…

転「もうこの世にはいませんよ」


415 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 19:18:24.15 ID:3f43oPLt0
支援


416 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 19:25:51.63 ID:qYGXgb7bO
弟「……は?」

なにを言ってるんだ…?こいつ…

姉「ど、どういうことなの…?転ちゃん…」

転「……私の名前は転ではありません。零の封印者と呼ばれています」

弟「…いや言ってることがよくわからないんだが…」

転「…依頼を受けて霊能者を消す仕事をしています、今回はその相手があなた方のお父様だった。それだけのことです」

淡々と冷たく言い放つ。

弟「……!そんな…バカな…」

姉「嘘……」

転「お話は終わりです。依頼人の希望により…あなた方も抹殺します」


417 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 19:35:36.17 ID:qYGXgb7bO
転「……零札開印……」

ぎゅおおおおお!!

姉「きゃっ!なに!?」

弟「す、吸い寄せられてる!?」

びゅんっ!

こじろう「守護札!!」

目の前に霊気で出来た障壁が現れる

弟「こ、こじろう!?」

こじろう「はぁ…はぁ…なんとか間に合ったようだの…」

転「…零札閉印…」

吸引が止まる

転「……馬鹿な猫さんですね………せっかく殺さないであげたのに」


418 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 19:37:20.60 ID:qYGXgb7bO
メシ落ち


419 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 20:10:15.84 ID:Xkw+tXN6P


420 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 20:24:54.61 ID:llLczv4sO
楽しみにしてる。
支援


421 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 20:28:36.07 ID:qYGXgb7bO
こじろう「……!」

こじろうがじっと転を見つめる

こじろう「お、お主……よく見たら……!」

転「……ようやく思い出しましたか?猫さん」

こじろう「あの時の……!」

転「……あの人がしたこと…絶対に忘れません」

こじろう「う…む…」

なんだ…?一体何の話をしてるんだ…!

こじろう「お主が…零の封印者だったとは…」


422 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 20:49:34.14 ID:qYGXgb7bO
転「もうこれ以上話すことなんてありません。死んでください」

こじろう「来るぞ!構えろお主ら!」

姉「…え?」

弟「か、構えろったって…」

こいつは…俺らの下級生だぜ…?

転「…参札…」

ずががががっ!!

姉「きゃあっ!」

弟「うわっ!」

全員が吹っ飛ぶ

弟「く……親父の…技…」

こじろう「なにをしておる!殺される気か!?」

転「……」


423 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 20:56:05.14 ID:TKMDg+nXO
支援


424 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 21:04:02.72 ID:qYGXgb7bO
転「…抵抗する気…ないんですね…」

弟「いって…」

転「楽でいいですけど…」

姉「待って!転ちゃん!」

転「……」

姉「なんでこんなことするの…!転ちゃんは本当は優しい子なはずでしょ!?やめようよ!」

転「……本当はあなたにも転ちゃんなんて言われたくないんです」

姉「…!」

転「それに…私のこと優しいとかわかったようなこと言わないでください。不愉快です」

姉「…で、でも…転ちゃんも友達って言ってたじゃない…」

転「…本気にしていたんですか?友達ごっこなんてうんざりです」

姉「……!!」

…こ、こいつ……!!


425 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 21:15:36.98 ID:qYGXgb7bO
弟「おまえっ!言っていいことと悪いことがあるぞ!」

転「……悪いことだったらどうするつもりですか?」

こいつ…!ずいぶんひねくれてやがる…

弟「…もう容赦しねえ!」

こじろう「印!」

弟「六札!!」

どひゅんっ!

俺の手から放たれた霊気が散弾となって四方から転に向かう

ばばばばば!

転「…零札…」

しゅううぅうん!

弟「なっ!」

全部吸収されてしまう

転「あなた程度の霊力の人の攻撃なんてたかがしれてます」

こじろう「む…ダメか…」


426 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 21:31:33.14 ID:qYGXgb7bO
転「…六札…」

ばばばばば!

弟「なっ!返してきやがった!」

こじろう「守護札!!」

障壁が現れ飛んできた霊気をガードする

ばしゅぅっ!

弟「姉ちゃんも手伝ってくれよ!殺されちまう!」

姉「……攻撃しちゃ…ダメよ…!」

弟「な、なに言ってんだよ!そんな場合じゃ…!」

転「……偽善者気取りですか?本当に殺しますよ」

姉「こんなことしちゃダメよ!転ちゃん!こんな仕事しなくたっていいじゃない!私たちと一緒に…学校生活送ろうよ…」

転「……なにか勘違いしていませんか」


427 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 21:33:42.46 ID:3f43oPLt0
支援


428 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 21:34:15.26 ID:qsDxu4ThO
なかなか面白い


429 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 21:42:15.29 ID:qYGXgb7bO
転「…これは依頼された仕事であると同時に私の復讐なんです」
弟「ふ、復讐…だって…」
転「個人的に私はあなた達家族を恨んでいます、ということです」

いや、なんで他人事みたいな説明口調なんだよ

姉「わ、私たちが…転ちゃんになにをしたって言うの…?」
転「……」
姉「お願い…もうこんなことやめて…!転ちゃんだって傷つくんだよ…?」
転「……」いらっ

しゅんっ

がちゃ

素早く姉ちゃんの後ろに回り自分の身の丈の二倍はある大鎌の刃の部分を姉ちゃんの首に当てる

姉「あ……」

転「憤りを感じます。今すぐ殺します」


430 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/22(月) 21:56:06.42 ID:lnHvln84O
支援


431 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 21:58:50.89 ID:qYGXgb7bO
姉「お、弟……」

弟「姉ちゃん!!」

転「動けば首を切ります」

弟「ぐ…汚いぞ…!」

転「なんとでも言ってください」

ぐっ…!

刃に力を入れ姉ちゃんの首からつーと血が垂れる

弟「や、やめろ!!」

転「……」にや

転が笑みを浮かべた瞬間背筋がぞくっとする

弟「…や、やるなら俺をやれよ、姉ちゃんに手を出すな!」

転「……」

弟「俺の…大切な人なんだよ…!」

姉「…!!」

転「…そうなんですか…」にや


432 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 22:06:31.38 ID:LHLMJTdZO
今日も終わりそうにないな


433 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 22:09:59.27 ID:qsDxu4ThO
ここで姉を殺したらどれくらい人が減るんだろうな


434 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 22:10:31.93 ID:95IUX7rL0
少なくとも僕は消えまうs


435 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 22:15:10.80 ID:qYGXgb7bO
転「いいことを思い付きました。今の言葉で」

弟「な、なんだと…!」

転「あなた達を殺す前に遊んであげます。今の軽々しい言葉を証明して下さい」

転「…零結界」

ぱーん!

姉「!!」

四角い箱の形をした結界の中に姉ちゃんが閉じ込められる

弟「な、なにする気だ!」
転「救いたかったら明日までに乙女の像前へ来てください、それ以上は待ちません。殺します」

弟「あ、待てっ!」

あっという間に姉ちゃんを連れて消える

こじろう「う…む…大変なことになったの…」


436 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 22:27:06.72 ID:95IUX7rL0


437 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 22:40:24.17 ID:E0DJkg0qO
おいついた

ワクワクテカテカ


438 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 22:44:40.83 ID:qYGXgb7bO
弟「くそっ!早く追わなきゃ…!」

こじろう「まぁ待て」

弟「なにいってんだ!今すぐ追わなきゃ殺されちまう!」

走ろうとする

こじろう「待てといっているのだぞ…?」

弟「…!」びくっ

今まで見たことのないこじろうの落ち着いてはいるが怒りを現した顔に動揺する
こじろう「今行ってあやつに勝つ自信があるのか…?」

弟「そ、それは…」

こじろう「あの大鎌からはお主の何倍も強い霊気が漂っていた。お主では絶対勝てん」

弟「じゃ、じゃあどうすれば…」

こじろう「安心しろ秘策がある」

こじろうの目が光った


439 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 22:48:39.02 ID:TKMDg+nXO
弟は覚醒したら強くなる?


440 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 22:52:46.06 ID:qYGXgb7bO
十和田神社 倉庫内

弟「げほっげほっ…」

何年ぶりに開けたのかは知らないが倉庫の中はほこりだらけだ

弟「なあこじろう?ほんとにこの中に秘策があんのか?」

こじろう「勿論だ、早く探せ」

弟「探せって言われてもなにを探せばいいかわかんないと無理だろ!ごほっ」

がさがさ

弟「ん…?本…?」

ぱらっ…

弟「……エロ本じゃねえかよ!」

こじろう「それではないわ馬鹿者!」

弟「そんなことわかってるよ!」
…親父のだな…多分…


441 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 22:54:03.15 ID:zDuQ2JFQ0
追いついた がんばれ


442 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 22:59:40.78 ID:qYGXgb7bO
エロ本の横に古いアルバムが置いてある。
弟「……」
この写真…親父と一緒に写ってる綺麗な人…誰だ…?
こじろう「余計な物を見てるんじゃないぞお主」
弟「こじろう…これは誰だ?」
こじろう「……お主の…母親だ…」
弟「……!」

これが母さん……

こんな顔だったのか…

いや…そもそもなんでいないんだ…?

まさか……

こじろう「姉殿が間に合わなくなるぞ」

弟「やべえ!!」

急いで立ち上がる

ごんっ!

弟「いってー!」

こじろう「馬鹿かお主は」
がたんっ!
なにか落ちてくる


443 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 23:02:36.12 ID:95IUX7rL0


444 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 23:08:40.63 ID:qYGXgb7bO
弟「な、なんだこりゃ…?」

古い刀が落ちて来ていた。禍々しいオーラを放っている

こじろう「…どうやら…見つけたようだな…」

弟「えっ?これ?かなりおんぼろだぞこれ!」

こじろう「馬鹿者…それは妖刀十和田と言ってな。昔十和田村にいた伝説の女剣豪の名刀だぞ」

弟「へ、へぇ…」

こじろう「これを使って戦うのだ。」

弟「こ、これをか…?」

こじろう「これを使えば霊力が10倍以上ははねあがる、ただし代償はあるがな」
ヤバい…なんかスゴくヤバそうなんだが…


445 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/22(月) 23:11:40.43 ID:7gGTRjeKO
んんっ……?

が、がんばれぇーっ!


446 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/22(月) 23:11:58.55 ID:E37J7eLs0
支援w


447 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 23:14:25.41 ID:dPqoESKyO
ああ女殿に出てきたやつか


448 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 23:16:10.68 ID:dxlvSHW4O
姉ちゃんが霊からピーッなことされる展開はありますか?


449 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 23:21:00.57 ID:qYGXgb7bO
こじろう「持ってみろ」

弟「あ、ああ…」

ぐっ…

ぎゅんぎゅん!

弟「うわっ!なんだこれ?力がみなぎるぞ!」

こじろう「お主の霊力を力に変換しておるからな」

弟「こりゃすげえ…」

こじろう「さぁ…もう時間がない。行くぞ」

弟「ああ…!」

待っててくれ!姉ちゃん…!


450 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 23:25:15.73 ID:zDuQ2JFQ0
ぎゅんぎゅん!!


451 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 23:27:51.18 ID:95IUX7rL0
きゅんきゅん!


452 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 23:29:39.58 ID:qYGXgb7bO
乙女像前

ざっ…

弟「来たぞ…」
転「逃げずにきましたね」
弟「当たり前だ。姉ちゃんは無事だろうな」
転「さあ?どうでしょうか?」
弟「…どういうことだ…!」
姉「はぁ…はぁ…」

不良男に霊力を吸われた時並みに青白い顔をしている
弟「その結界…!まさか…!」
転「霊力を吸われます、あと一時間もすれば死にますよ」くすっ

弟「おまえ…最低だな…!」
転「負け犬の遠吠えにしか聞こえませんね」
弟「この野郎……!」
こじろう「落ち着くのだ。冷静さを欠いたほうが負ける」
弟「くっ…」


453 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 23:34:39.19 ID:qYGXgb7bO
シャキン!
刀を構える
転「…なんですかそれ?ふざけてるんですか?」

弟「言ってろ」

鞘を抜くと刀身が青白く光っていた

弟「行くぞっ!!」

転も大鎌を構える

だだだだだだ!

弟「うおおおおお!!」

ガキィン!!!

刀と大鎌がギリギリと擦れ合う


454 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 23:35:14.19 ID:vhU9HuHN0
しえん


455 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 23:37:19.36 ID:95IUX7rL0
この霊気…?ふっ…近くに“遣う者”がいるのか…。
ああ、私だ。今すぐカノッサ機関に帰還する


456 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 23:40:13.38 ID:qYGXgb7bO
転「……」

転にヒットさせよう一度刀を離し違うところにふりおろす

ガキィン!

弟「まだだぁっ!」

今度は横に一閃入れる

しゅばっ!

転がジャンプし刀が空を切る

今度は上空に向かって切り上げる

ぱしっ!

弟「……!」

よしっ!かすったぞ!当たる…当たるぞ!

転が地面に着地しバックステップして距離をとる

転「……」

これなら…いける!


457 :VIPがお送りします [] :2008/12/22(月) 23:47:47.93 ID:qYGXgb7bO
弟「はぁ…はぁ…」

くすっ

弟「…!」

転「……がっかりです」

弟「な、なんだと…!」

転「どんな力を使ってくるかと思って期待していれば刀を振り回すだけですか。」

弟「……」

こじろう「挑発に乗るでないぞ」

弟「あ、あぁ…わかってるよ…」

転「…つまらないです、せっかく待っていてあげたのに…」

弟「……」

転「…もういいです死んでください…」


458 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 00:00:26.69 ID:F9r+UeULO
転「…百札…」

ずおおっ

辺りに何体もの霊が現れる
転「あの人を殺ってください」

ずおおっ

霊たちが襲いかかってくる
弟「ちっ!」

ずばぁ!

攻撃するがもう二、三体がその隙に攻撃してくる

どすどすっ

弟「ぐうっ!この野郎!」
攻撃してきた霊に刀で切り刻む

どすっどすっ!

弟「ぐああっ!」

か、数が多すぎる…!


459 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 00:05:33.89 ID:F9r+UeULO
弟「このっ!このっ!」

転「ふふ…カッコ悪いですね…」

姉「はぁ…はぁ…弟…」

転「あの人があなたのために戦ってくれてますよ。嬉しいですか?」

姉「はぁ…はぁ…」

転「ふふ…」


460 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 00:09:44.01 ID:G2fQAUCZ0
おさるさん


461 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 00:19:45.42 ID:F9r+UeULO
弟「だぁっ!!」
や、やっと全部倒した…
転「やっと終わりました?じゃあかかってきていいですよ」

だだだだだだ!

弟「うおおおおお!!」

びゅんっ!びゅんっ!

ひたすら斬り続けるが空を舞う

転「ふふ…滑稽ですね…女の子にこんなに馬鹿にされて…」

そんなことはわかってる…だけど…

弟「負けるわけにはいかねえっ!」

ガキィン!!!

転「そうやって距離を詰めると…」
転「…参札…」

ずががががっ!

転「吹き飛びますよ?」
弟「ぐっ…」


462 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 00:29:15.89 ID:BkJDrrOg0
しぇん


463 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/23(火) 00:31:30.00 ID:urlSrVX70
hayakukake


464 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 00:33:18.29 ID:F9r+UeULO
弟「くそっ…」

ざっ…

転「まだ立ち上がるんですか?しつこいです」

弟「あ、当たり前だ!」

転「……」

弟「はぁ…はぁ…。…………?」

転「……面白いです」

弟「……?」

転「面白い…と言ったんです」

弟「だから…なんだよ!」

黙ってすたすたとこっちへ歩いてくる

弟「……」

転「これ以上つまらない戦いをしてもしらけるだけです。条件を出しましょう」
弟「じょ、条件……?」

転「簡単なことです、私の下僕になるんです」


465 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/23(火) 00:33:46.13 ID:dZNpYhuy0
支援


466 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 00:37:14.18 ID:h7w59DhXO
下僕キターーー(゚∀゚)!


467 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 00:39:23.03 ID:G2fQAUCZ0
足で踏んでくださいぃぃぃぃいぃ…あああ ウッ


468 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 00:40:45.68 ID:F9r+UeULO
弟「げ、下僕…」

転「なれるならあなたのお姉さんを助けてあげます」

弟「……!」

転「あなたじゃ私には勝てません。絶対に」

ど、どうする…?俺が犠牲になるだけで姉ちゃんが助かる……!

姉「お、おと……うと……」

……姉ちゃん……!

転「さぁ…どうしますか?」

どうする……!

→なる
ならない

>>468


469 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 00:41:22.33 ID:W+p4a8tw0
そりゃないぜ


470 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/23(火) 00:41:25.48 ID:F9r+UeULO
再安価

>>472


471 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 00:41:39.70 ID:DyIEU3SO0
支援


472 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 00:43:04.38 ID:oBg8H0Qd0
なる


473 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 00:43:06.83 ID:snaCuHv+P
ならない


474 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/23(火) 00:43:50.04 ID:C4XS0tcC0
ちょwww


475 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 00:45:31.90 ID:G2fQAUCZ0
足でいってしまいますぅぅうあああ


476 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 00:47:26.30 ID:LxqYzLnNO
なるんかいwww
バッドエンドフラグwww


477 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 00:50:32.42 ID:F9r+UeULO
弟「な、……なる」

転「……はい?」

弟「おまえの下僕に……なる」

ぱんっ!

弟「いてっ!」

転「転様…です。呼び方に気をつけてください」

弟「て、転様…情けない俺をあなたの下僕にしてください…」

転「……仕方ないですね。じゃあ、ひざまづいて私の靴を舐めてください」

弟「……!……は、はい……」

これでいいんだ…俺さえ犠牲になれば……


478 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 00:54:42.93 ID:G2fQAUCZ0
ふぅ…
おい下僕なんてやめろよ


479 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 00:58:58.91 ID:F9r+UeULO
姉「お、弟……!あんた……そんなことした…ら……絶対…許さ…ない…わよ…」

弟「……!」

…ね、姉ちゃん……!

転「どうしたんですか?舐めないと主従関係が成立しませんよ?下僕」

……どうする……!
今ならまだ……!

→目を覚ます

下僕が気持ちいいのでこのままの世界に浸る


480 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 00:59:34.67 ID:F9r+UeULO
安価>>484


481 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/23(火) 01:00:43.60 ID:WGvfr0ETO


482 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 01:00:52.63 ID:NFqPPYW6O
この時間に安価とは


483 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 01:00:54.38 ID:oBg8H0Qd0
下僕が気持ちいいのでこのままの世界に浸る


484 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 01:01:10.11 ID:oBg8H0Qd0
下僕が気持ちいいのでこのままの世界に浸る


485 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 01:01:52.14 ID:ITtaSxhTO
目を覚ます


486 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/23(火) 01:02:00.79 ID:YeV4LXqZO
下僕のママ


487 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/23(火) 01:03:38.83 ID:snaCuHv+P
また安価かよ…


488 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 01:11:06.75 ID:F9r+UeULO
靴を舐めようと舌を出す

ばすっ

弟「ぐむっ……!」

頭に足を乗っけられ砂浜に顔を押し付けられる

転「ふふふ…本当に舐めようとするなんて考えられません…」

弟「…!」

転「言ったはずです。私はあなた達家族を憎んでいると」

ぐりぐりぐり

弟「ぐむむっ…!」

転「そんな人を下僕になんてするわけないじゃないですか」

弟「ぶはっ!おまえっ!姉ちゃんを助け……ぐむむっ!」ぐりっ

転「そんなの嘘です。くすっ…がっかりしました?」
弟「……」


489 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/23(火) 01:16:41.03 ID:C4XS0tcC0
寧ろ逆転フラグ化したww


490 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 01:17:17.94 ID:G2fQAUCZ0
息子が寝息を立て始めたようです


491 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 01:18:27.99 ID:F9r+UeULO
転「汚らわしいです、離れてください……参札…」

ずがががっ

弟「ぐうっ!」

思い切り吹き飛ぶ。

転「……」

俺は…本当に情けない…
勝てないからって…

あんな…あんなことまでしようとするなんて…

………


492 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 01:22:40.54 ID:LxqYzLnNO
どーなるんだ!


493 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 01:25:29.21 ID:F9r+UeULO
………

『……なんだ…情けない奴だな貴様は…』

……誰だ?
俺の心に話しかけてくるのは……

『まったく……こんな奴がわたしの刀を使っているとは…』

……まさか…この刀の持ち主か……?

『ふん。貴様が情けな過ぎて刀が泣いているぞ』

……頼む……俺に力を貸してくれ……

『貴様…そうやってなんでも人任せにして情けないとは思わないのか?』

……そうかもな……

『………今回だけだぞ…』
…助かる。

『わたしを憑依させろ』

…………!

ゴゴゴゴゴ!


494 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/23(火) 01:25:42.02 ID:vIEs1lBq0

金のオーラ
金髪化…だな
瞳はエメラルドグリーン…
弟はなるんだ…!


495 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 01:37:38.63 ID:F9r+UeULO
むくり

転「……まだ懲りないんですか?いい加減に…」
弟『くっくっく……久しぶりの現世だな……!』
転「……!」
弟『……貴様か……』
転「……頭がおかしくなりましたか?」
弟『ふん』

ひゅんっ!

転「何度来ても無駄です!参札!」

ずががが!

しゅんっ

大きく跳躍し転に刀をふりおろす!

ガキィン!!!

転「な……!」
弟『ふんっ!』
転のガードを無理やり力でねじ伏せる

キィン!

ずばああぁあ!!
転「っ!」


496 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 01:44:21.73 ID:F9r+UeULO
転「ど、どうしていきなり…!」

ひゅんっ!

どうっ!

蹴りで転を遠くへ吹き飛ばす

ずざざざざっ!

転「…あぅっ!」

さらに大きく跳躍し倒れたところへ刀をふりおろす

転「ちょ、調子に乗らないでください!零札開印!」
ぎゅおおおお!

弟『遅いわ!』

しゅぴん!!


497 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 01:45:54.33 ID:G2fQAUCZ0
なんというばいけん姉さん…


498 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 01:51:10.31 ID:F9r+UeULO
ひらっ…ひらっ…

ふぁさっ…

真っ二つに裂けた零札

転「あ……!」

零札の作用で今までかかっていた全ての効果が解ける
ぶぉん

姉「きゃっ」どさっ

ぶぉん

父「ぐおー…ぐおー…って!」どさっ

弟『ふん…役目は果たしたぞ…』

ぶぉん…

弟「………あ………」

転「あ…あ…」

姉「う……ん…」

弟「ね、姉ちゃん!」


499 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 01:51:14.78 ID:LxqYzLnNO
シャーマンキングを思い出した


500 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 01:59:38.42 ID:F9r+UeULO
弟「姉ちゃん!大丈夫か!?」

姉「…弟…」

ぎゅっ…

背中に手を回され抱き締められる

弟「ね、姉…ちゃん?」

姉「もっと……早く助けなさいよ…!あんな狭いところに閉じ込められて…苦しかったんだから…!」

弟「ご、ごめん…!」

姉「…でも…助けてくれて…ありがとう。かっこよかったよ…弟のくせに…」

弟「姉ちゃん…」


501 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 02:02:02.73 ID:G2fQAUCZ0
姉ちゃん…


502 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 02:06:04.09 ID:F9r+UeULO
姉「ねえ……」

弟「え…?」

姉「さっきの『大切な人』ってどういう意味…?」

弟「ははっ!そりゃ家族だから大切に決まってんじゃん!」

姉「………」
弟「姉ちゃん…?」
姉「なによ!あんたなんか知らないわよ!」
弟「は?なに怒ってんだよ!?」
姉「うるさいわね!あんたなんかずっとこじろうと愛し合ってればいいでしょ!」
弟「なんだよそれ!ってかまだそれを言うか!」

こじろう「なにをやっているのだあやつらは…」

父「ふぁ〜よく寝たぜ…」
こじろう「お主札の中でよく寝られるな…」


503 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 02:07:35.01 ID:L/yDkHskO
追いついた支援


504 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 02:13:27.33 ID:F9r+UeULO
転「認めません…!この私が……あなたごときに!」
弟「……!」

転「霊界で依頼成功率100%の私が……あなたなんかに…!」

弟「……」

転「……覚えておいてください…私は…絶対にあなた方を許しません!」

ふっ……

転はどこかへと消えていく…

姉「……」

弟「……」


505 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 02:21:02.04 ID:F9r+UeULO
姉「転ちゃん……なんで……」
弟「……」
こじろう「まぁ皆助かって解決だの。」
父「はっはっは、まあそういうことだぜ」
弟「いやいや!全然解決してねえよ!なんなんだよ!あの女の子は!」
姉「そうよ!なんで私たちあの子に恨まれなきゃならないの?」
父「……」
珍しく親父がだんまりになる
こじろう「うむ……それは私の口から言おう…」
弟「あぁ頼むよ」
こじろう「なにを言っても驚くのじゃないぞ」
姉「わかったわ」
こじろう「………あやつは……あの女は…………」

「お主らの腹違いの妹なのだ…」

湖の波の音がザァーと辺りに広がっていた…


506 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 02:22:38.65 ID:Y8AeD0Wb0
こんな時間までお疲れ様支援


507 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/23(火) 02:23:08.94 ID:F9r+UeULO
今日はここまで!

こんな遅くまで見てくれた人お疲れ

明日バイトだから寝るわー


508 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/23(火) 02:23:34.31 ID:vIEs1lBq0
otu



509 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 02:30:06.19 ID:G2fQAUCZ0
血縁者どうしではぁはぁネタに期待しようではないか


510 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 03:20:05.65 ID:G2fQAUCZ0
ほしゅしてやんよ


511 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 03:20:23.92 ID:Z56AoJNy0


512 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 03:29:19.82 ID:km3VRNJC0


513 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 03:31:35.89 ID:Tzg0nk9kO
マッキンほっしゅ


514 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 03:51:45.97 ID:WFe4uaWAO
なんと!妹キター――(゚∀゚)―――!!


515 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 04:19:10.84 ID:Z56AoJNy0
ほしゅ


516 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 05:11:21.38 ID:zUDXwjCf0
ふはははは、保守だ!


517 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 05:48:39.05 ID:T+PYM6ibO
ほしゆ


518 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 05:48:46.85 ID:VC6RhuhG0
追いついた…
ジックリ読んでたからこんな時間になってるわ
にしても長い文章読むの苦手な俺でも引き込まれてズイズイ読めたわ
かなり面白い、これからも頑張って
下僕になって適当に終わりじゃなくて本当によかった
続き楽しみにしてる


519 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 06:33:27.12 ID:T+PYM6ibO


520 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/23(火) 06:37:45.30 ID:v3x+Xt3a0
>>518
お前携帯小説好きそうだな


521 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 07:07:58.66 ID:JHd6NkGa0
>>518
コピペ?


522 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 07:44:30.86 ID:Y9DGIsegO
保守


523 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 07:47:17.00 ID:66Y0jcqPO
>>518
コピペと信じたい


524 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 08:26:09.98 ID:eOTWHtc1O
転フラグがたったような気がしないでもないそんな保守


525 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 08:40:19.99 ID:cGIYRoRq0
あー弟欲しい保守


526 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/23(火) 09:20:48.15 ID:WGvfr0ETO


527 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 09:51:59.85 ID:snaCuHv+P


528 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 10:37:44.49 ID:snaCuHv+P


529 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 10:45:58.00 ID:GMYTihylO
今沖田
保守


530 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 11:16:53.30 ID:abeQgQTs0
つかあれだな、他のSSも読んだが繋がるようになってるな。
女「男さん起きてください」の男は
姉「こらっ!バカ弟起きなさい!」親父でいいんだよな?



531 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 11:19:31.25 ID:9yVr9cwUO
>>530
abeさん乙


532 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 11:27:56.71 ID:abeQgQTs0
>>531吹いたwww
これでスレ建てて狂うううううう

それで妹「おいバカ兄貴起きろ」の幽霊の女は
女「男さん起きてください」の隣女の姉でいいんだよな。


533 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 11:28:16.04 ID:abeQgQTs0
>>531吹いたwww
これでスレ建てて狂うううううう

それで妹「おいバカ兄貴起きろ」の幽霊の女は
女「男さん起きてください」の隣女の姉でいいんだよな。


534 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 11:44:00.30 ID:9yVr9cwUO
こじろうはリアルに姉いるよ


535 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 12:03:47.31 ID:GMYTihylO
>>1遅いー


536 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 12:05:16.54 ID:LxqYzLnNO
こういうお姉ちゃん欲しい…
うちのいらね


537 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/23(火) 12:16:57.45 ID:F9r+UeULO
あぶねー寝坊した
バスに乗り遅れるとこだた
バスの中でちょっと書く


538 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 12:20:28.48 ID:ubgEZ9qU0
kttr


539 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 12:23:29.16 ID:F9r+UeULO


姉「弟っ!起きて!」

弟「ふにゃ…」

姉「起きなさいって言ってんでしょ!」がすっ

弟「いてっ…!なんだなんだ!?…叩くなよ…」

姉「そんなことより大変よ!」

弟「…なにが?」

姉「お父さんがまたいなくなっちゃったのよ!」

弟「え!?またかよ!」

姉「うん、この書き置きを残して…」

『しばらく戻らない』

弟「……」
一体今度はどういうつもりなんだ……?


540 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 12:31:28.78 ID:F9r+UeULO
学校

女「よー弟っち!おっはー」

弟「…おっはー」

女「なんだよもう!乗りが悪いぞ弟っち!」

弟「女のテンションが朝から高過ぎるんだよ」

女「そんなことないけどなぁ…これでも低いほうだよっ!」

姉「それで低いって…高くなったらどうなるのよ…」

女「んー…もうっ爆発するぐらいの勢いかなっ!マシンガンでダダダダダ!みたいな」

想像するだけで疲れそうだ…

たたたたた!

男「お、おい弟!大変だぞ!」

弟「……ん?」


541 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 12:41:19.17 ID:GMYTihylO
しんじられません…
堪えがたい文章ですね…読みにくすぎです…jkしかも遅いし…早くできないんでしょうか?
なんでVIPでやるんですか?


542 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 12:41:48.06 ID:F9r+UeULO
姉「あ、不良男くん!おはよう!」
男「え…!あ、う……お、おは…」
姉「うん?」にこっ
男「……あ、あ、……その……」
弟「で、なにが大変なんだ?」
男「そ、そう!それの話だがよ!その……昨日の深夜にちょっと十和田湖付近を散歩してたんだがよ…!」弟「……」
男「そしたら…十和田湖のほうから二人の声がしたんだよ…だから…なにかなと思って近づいたら…」

………まさか

男「そしたらおまえの親父と変な猫が喋ってたんだよ!」
弟「……いや、多分猫が喋ってたのは聞き間違え…」


543 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 12:43:14.85 ID:GMYTihylO
>>541ごめん罵ってw
斜め読み失敗した…


 え
 ん


544 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 12:45:02.40 ID:5PZUwBgU0
思案


545 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 12:48:43.77 ID:F9r+UeULO
男「いや!そんなことはどうでもいいんだよ!……まぁいいやって帰ろうとしたその時、十和田湖におまえの親父が入っていったんだよ!」

弟「……な!」

男「それでどんどん奥まで入っていって姿が見えなくなってってよ…」

弟「も、戻ってきたのか…?」

男「いや、それが一向に戻って来なくてよ…!何時間たっても!」

弟「!!」

男「なぁこれって入水自殺ってやつだよなぁ!?」

姉「嘘……」

親父が………自殺……?


546 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/23(火) 12:50:50.36 ID:F9r+UeULO
バイトいってきます


547 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 12:54:37.88 ID:gskDU56J0
>>1
面白い
完成度高い
バイトやりすぎ(字あまり)


548 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 13:25:41.09 ID:4aXQvlLA0
ho


549 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 13:35:43.24 ID:KWj6HNDt0
数時間ずっと見張ってたのか


550 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 13:59:25.23 ID:WFe4uaWAO
>>547
まだこんなレベルで面白いってるのか


551 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 14:38:00.32 ID:6w3KE4w9O
だが落とさん


552 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 14:50:50.58 ID:hszmXJVjO
昨日の2時に寝て今来たが、まだ残ってたのか保守


553 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 14:59:24.34 ID:VC6RhuhG0
>>550
ちなみに君はどのレベルで面白いんだ?


554 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 15:21:42.90 ID:T96L0r/UO
寝る前に読むのにちょうどいいぜえ
おやすみ保守


555 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 15:36:26.10 ID:gskDU56J0
>>550
「このスレはレベル高くないと発言する=自分のレベルが高い」
とか思ってるバカは目障りだから消えろ
どうせ何もできんくせに

そんなことをVIPのスレで声高に叫び続けても
お前がお望みの「実社会でお前を認めなおしてくれる奴」は出てこねーよw
残念だったなw


556 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/23(火) 15:52:30.38 ID:r9iBYf+b0
つまんねえwwwwww


557 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/23(火) 16:06:53.18 ID:VZ7zxsMT0
>>555
批評したら叩かれるって(笑
お前政治家を批判したりしないのかwwwあ、おこちゃまには難しすぎますねサーセンwwww


558 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 16:16:50.80 ID:VC6RhuhG0
>>557
どうしてそこで比較対象に政治家を選んだ理由も必要性も全く見当がつかない


559 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 16:21:24.41 ID:/oeMpJ4t0
  /\___/\
/ /    ヽ ::: \
| (●), 、(●)、 |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|  ,,ノ(、_, )ヽ、,,   |  < まーたはじまった
|   ,;‐=‐ヽ   .:::::|    \_______
\  `ニニ´  .:::/
/`ー‐--‐‐―´´\


560 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 16:34:25.91 ID:gskDU56J0
>>557
いや>>550がわざわざ俺に安価付けて言ってきてるんだからあれは批評じゃないだろww
都合よく判断して極論言ってても、お前の大好きな政治は良くならないんだぞ
国語の授業からやりなおしてきなさい


561 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 16:43:51.39 ID:VC6RhuhG0
ここに>>550の真意が分かる人間がどれだけいるかな


562 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/23(火) 16:44:06.94 ID:VZ7zxsMT0
授業をやりなおすとか俺教える側じゃないんで無理ですwwwサーセンwwww
国語の勉強からやりなおしてきなさいwwww


563 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 16:46:52.01 ID:WFe4uaWAO
>>553
見ている人をあっと言わせるような閃きやキャラが生かせてるかどうかとか
…あとキャラ間の関係の調和力の高さとかだけど、でもやっぱり読みやすい文章が書けるかどうかだな

(…あれ、以外と普通だな)って思う人も多いと思うけどこれが才能が「有る人」と「無い人」じゃ天と地ほどの大違い
評価も断然変わってくる、流石書き物は奥が深い
…まぁ、どんな人でも作品1つに時間をかなり裂けば神作品には成ることは成るんだけど…な


564 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 16:53:34.11 ID:VC6RhuhG0
>>563
いやVIPでうpされた作品の中でどれが君の言う事柄に該当しているのか知りたい
URL晒してくれ


565 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 17:06:47.52 ID:gskDU56J0
>>563
俺はVIPのスレで一般人が書いているってゆう査定と、
何日も時間を割いて書き続けてる>>1を励ますために褒め言葉を使ったんだぜ?
それのどこがいけなくて批判の的になったのか教えて欲しいんだけど


566 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 17:12:13.09 ID:VC6RhuhG0
保守
腹減った…


567 :565 [] :2008/12/23(火) 17:17:21.59 ID:gskDU56J0
>>563
あ、>>1が帰ってきたら俺にはレスしなくていいです><
話すのやめるんで


568 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 17:22:07.82 ID:RzL0mmI90 BE:544824353-2BP(32)
sssp://img.2ch.net/ico/hikky_mochi.gif


569 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 17:32:41.74 ID:gskDU56J0


570 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 18:00:20.96 ID:WFe4uaWAO
>>564
姉や妹スレのまとめでコテ付けてる奴のを適当に読んでみてくれ
なぜか姉や妹のSS関係ではコテ付けてる癖に文章力があって面白い作品を書く人が多いから違いがなんとなくでも分かるハズ
でも最近ではコテを付けてる方が珍しいから最近の作品に関してはなんとも言えないけど
>>565
なるほど、それは俺が読み違えてたようだ、すまんこ


571 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 18:04:15.42 ID:gskDU56J0
>>570
いや、こちらこそすまんこ
あとレスありがとう


572 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 18:26:41.34 ID:VC6RhuhG0
保守


573 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 18:40:23.14 ID:gskDU56J0
>>1まだー?


574 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/23(火) 18:48:21.27 ID:F9r+UeULO
バイト長引いたすまん

なんか色々言われてるけどストーリーに関しては面白いつまらないは人それぞれだと思う。
俺なりに早い・面白い・見易い文章を心がけて頑張っているつもりです

保守ありがとう。これから書くよ


575 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 18:52:23.66 ID:gskDU56J0
ktkr


576 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 18:55:50.97 ID:GMYTihylO
もしもし

>>1さん待ってましたwww

ガチャ


577 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 19:03:58.72 ID:F9r+UeULO
姉「弟…」

弟「……」
書き置きに残してたしばらく戻らないっていうのは自殺するってことだったのか…?

あのいつもヘラヘラしてる親父がか…?…考えられない…

姉「…まさか…転ちゃんのことが私たちに知られたから…?」

腹違いの妹がいるってことは親父が俺たちの母さん以外と関係を持って産まれたってことだ

そのことを今になって悔やんだのか…?……確かに親父は最低かも知れない

…だけど……


578 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/23(火) 19:12:27.69 ID:T4OFbhzX0
おかえり


579 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 19:14:57.93 ID:F9r+UeULO
女「んーなんの話だい?転ちゃんがどうかしたの?」

弟「い、いや…なんでもないよ」

女「んー…?」

姉「ほ、ほんとになんでもないのよ!」

女「…………そっか!わかったよ!でもなんかあったら相談するんだよっ!」

姉「うん。ありがとう女」
弟「……」

親父だけが湖の中に入っていったってことは、こじろうはまだ生きているってことだよな

そうだよ…

全ての鍵はこじろうが握ってるんだ…!


580 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 19:18:34.82 ID:Pz92E3DBO
支援


581 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/23(火) 19:18:49.52 ID:K3m/++Xm0
>>570
どうせあれだろ?野菜とかお菓子の奴だろ?ww


582 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 19:28:47.99 ID:F9r+UeULO
女「と、こ、ろでー」

弟「ん?」

女「今日は久しぶりに転ちゃんと昼御飯を食べようと思うんだけど…」

弟「げっ…」

姉「え……別に…私はいいけど…」

いいのかよ!どんだけ心広いんだよ!俺らはあいつのターゲットだぞ!

弟「えっと…あ!そう!今日はちょっと用事が入ってんだよ!行くぞ姉ちゃん!」

姉「えっ…!ちょっと…!袖引っ張らないで!」

だだだだ

女「?」


583 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 19:35:12.12 ID:F9r+UeULO
ごめんメシお茶


584 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 19:57:50.52 ID:oBg8H0Qd0
保守


585 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 20:11:49.35 ID:6w3KE4w9O
寸止めage


586 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 20:12:57.94 ID:F9r+UeULO
屋上

弟「ふぅ…なんとか逃げれたな…」

姉「わざわざ逃げなくても…」

弟「いや、今度はなにをされるかわかったもんじゃない。用心した方がいい」

姉「…でも…ほんとは優しい子だと思うな…」

やれやれ…あんなことされたのによくそんなこと言えるよな…


587 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 20:26:24.33 ID:F9r+UeULO
姉「……」

弟「……」

姉「…お父さん…死んでなんかいないよね…?」

弟「…大丈夫だ。親父が自殺なんてするタマかよ…」
姉「そう…だよね…」

弟「だいたいいつもあんなヘラヘラしてんのに死ぬわけねーじゃん!親父が死ぬなんて考えらんねーよ!」
姉「……」

姉ちゃんは少し元気がない。そりゃそうだ、いくら親父とはいえ家族だ
死んだとか言われて心配しないやつはいない

ぎゅっ

手を握ってやる

姉「……!」

弟「大丈夫だ。」

姉「…うん。ありがと。」


588 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 20:31:29.04 ID:HQ+ZjlIw0
しえん


589 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 20:36:24.78 ID:F9r+UeULO
教室

転「あ…」ばったり

弟「…げ」

今俺たちの教室から帰るとこだったのか…!タイミング間違えた…!

転「……」

すっと俺の横を横切ろうとする

ぎううう〜!

弟「いでででぇっ!足踏むなおまえっ!」


転「……負けませんから……絶対…!」

それだけ言うと去っていく

弟「あーいてぇ…!思いっ切り踏みやがって…!」

姉「転ちゃん…」


590 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 20:45:40.55 ID:KWj6HNDt0
そこからは始まるラブストーリー


591 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 20:54:16.44 ID:F9r+UeULO
神社

弟「ただいまー!こじろういるかー?」

…………

弟「…いないのか?」

まさかこじろうも一緒に湖の中に入っていったのか…?

姉「こじろう…」

そりゃそうかも知れない。こじろうはいつも親父と一緒だったからな…

こじろう「なんだ騒々しい」

弟「…なんだよ!いるんなら早く返事してくれよ!」
こじろう「む…すまんな。魚をどこに隠そうか悩んでいてな…」

のんきだなおい…

弟「…単刀直入に言う。親父はどこに行ったんだ?」


592 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 20:58:06.91 ID:F9r+UeULO
こじろう「……」

姉「……こじろう?」

こじろう「うむ…。」

弟「答えてくれ。こじろう」

こじろう「……あやつは…」

…………

こじろう「…もうこの世にはいない…」

弟「…な、なんだって…!!」

男の言葉を…信じたくなかった…


593 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 21:05:58.86 ID:F9r+UeULO
弟「い、一体どうして…!」

こじろう「今はなにも言えん」

姉「な、なんで…?心配なのよ!お父さんが…!」

こじろう「……」

弟「こじろう!!」

こじろう「……昔話をしようかの…」

弟「それは…親父に関することか…?」

こじろう「うむ…もちろんだ」

弟「わかった…聞くよ…」


594 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 21:10:20.17 ID:F9r+UeULO
悪い。ちょっと休憩


595 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 21:17:14.98 ID:JHd6NkGa0
しえんロン


596 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 21:42:46.95 ID:LxqYzLnNO


597 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 21:59:16.35 ID:BthqJ/cV0
支援


598 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 22:24:50.39 ID:5V7J4/BP0
ho


599 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 22:24:57.09 ID:pqJhnvKxO


600 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 22:39:39.99 ID:GGdSkQL2O
むぅ


601 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/23(火) 23:00:02.73 ID:684wYmfQO


602 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 23:03:10.83 ID:pqJhnvKxO
ほしゅ


603 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 23:11:16.62 ID:F9r+UeULO
こじろう「お主らに母のことを話そう。」

弟「……!」

母さん…!そんな話されるのは初めてだ…
何しろ物心ついた時からいなかったからいないものかと…

姉「お母さ…ん…」

こじろう「うむ、お主らの父は若いころからやんちゃでな。そこらをぶらぶら歩き回っておった。もちろん色んなところで徐霊をして回っていた」

弟「……」

こじろう「数年ぶりに家に帰ってきた時、住んでいたアパートの管理人がおった。その管理人がお主らの母だ。」

管理人…?


604 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/23(火) 23:12:44.53 ID:BthqJ/cV0
前作の・・・


605 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 23:18:37.98 ID:F9r+UeULO
こじろう「母はお主らの父にベタ惚れだった。最初は父は相手にしていなかったのだが…」

こじろう「あやつがいくらバカなことをやってもついてきて傍にいてくれている母の優しさに…父はいつの間にか惹かれていったのだ」

なんで親父がそんなモテてんだよ…

こじろう「だが…そこで問題が起きた…。……母は人間ではなかったのだ」

…………

弟「ええええ!?」


606 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 23:27:20.96 ID:F9r+UeULO
弟「ちょ、ちょっと待てよ…!人間じゃないって…!」

こじろう「別に妖怪だったとかではないぞ」

弟「でも!ちゃんとした人間だったぞ!写真で見たけど!」

こじろう「うむ…幽霊…だったのだ…実体化した」

姉「な、なんか…頭が痛くなってきたわ…」

弟「ええっと…元は人間…だったんだよな…?」

こじろう「もちろんだ」

………ここで当然の疑問が出てくる…

でもこれを聞いたら……俺たちは……


607 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 23:27:59.32 ID:HQ+ZjlIw0
しえん


608 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 23:41:05.41 ID:F9r+UeULO
弟「……あ、あのさ……」

こじろう「む…?なんだ」
なんだじゃねえよ

弟「……お、俺たちは…どうやって産まれたんだ…?」

い、言った…!言ってやったぞ!

こじろう「……」


609 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 23:43:01.44 ID:R7MSRaDb0
紫煙


610 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/23(火) 23:43:14.43 ID:BthqJ/cV0
C


611 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 23:52:05.01 ID:F9r+UeULO
こじろう「そもそも幽霊というのは実体化するのは霊界では許されていない。…だが…母は叶うはずのない願い…子供が欲しかったのだ…」

そりゃ…幽霊と…じゃなあ…?

こじろう「それを聞いた父は無理だと言った、母は残念そうに諦めるのだがその姿を見て父が行動を起こすことにしたのだ。」

姉「こ、行動…?」

弟「一体…なにをしたんだ…?」

こじろう「子供を作れと霊界に交渉したのだ。」


612 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 00:02:27.92 ID:6ObO4zJj0
四円


613 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 00:05:23.82 ID:5v/JT2ClO
おいおい…親父よ…流石に滅茶苦茶じゃないか…?

こじろう「霊能力者というのはうろうろさ迷っている霊を霊界に返す役割がある。霊界はいつも現世に残っている霊たちに手を焼いているのだ。いるべきところにいないからだの」

こじろう「だから、霊界の権力者たちは霊能力を持った父の願いを無下に断れなかったのだ。霊能力を持った者はたくさんいるが父はトップクラスの霊力。いつも通り父に霊界に霊を戻してもらわねば困るからの」
弟「なるほど…」
多分『子供作らなきゃ霊を徐霊してそっちに返してやらないぜ?』とでも言ったんだろう

姉「なんか…お父さんって昔から滅茶苦茶だったのね…」


614 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 00:07:34.73 ID:6ObO4zJj0
>>1携帯で打つのしんどいだろうけど、クリスマスも到来したけど、
頑張って!


615 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 00:19:11.90 ID:5v/JT2ClO
こじろう「だが霊界は騒然となり急遽ゴーストサミットが開かれることになった。」

まぁ…なるだろうな…

こじろう「そしてその結果…母を霊界に戻す代わりに子供を作るという結論に至ったのだ。」

……!

こじろう「父は苦渋に悩んだが結論など出なかった。子供が出来たところで母がいなくなってはなんの意味もないからの」

あの親父が…悩むことなんてあったのか…

こじろう「だが母は『元々私は死んでいるんですからっ!私の分も子供たちを…育ててください…私たちの愛の証を…』と言って霊界に戻っていったのだ。」


616 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 00:29:07.10 ID:5v/JT2ClO
弟「母さん…なんで…!」
こじろう「実体化した霊の寿命など長くない。だからずっとはいれないのだ。母はそれを知っていて、せめてなにか自分がいたという証が欲しくて子供が欲しいと言ったのだろう」

姉「そんな…」

弟「それが…俺たちだったのか…?」

こじろう「うむ…そして約束通り、母と父の遺伝子が組み込まれたお主らが届いたのだ。」

弟「……霊界からってことは…俺たちは…人間じゃないのか…?」

こじろう「…今のところは…な。霊界も霊を現世に出す訳にはいかぬ。だからハーフ霊を産み出した。」


617 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 00:37:11.91 ID:5v/JT2ClO
弟「は、ハーフ霊…」

こじろう「うむ。霊界もちゃんとした真人間を作ることはできぬ、だから現世に長くいることで完全な人間へと成長していくハーフ霊を産み出した」

姉「わ、私…霊…だったの?」

弟「一体いつ…!いつ人間になるんだ俺たちは!!」
こじろう「うむ…、17年…だの…」

弟「………俺たちは…12月の24日生まれだから……」

姉「あ、明日じゃない!」
こじろう「む。その通りだ、そして…お主らが気になっている転だがの…」

弟「…!」


618 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 00:43:02.86 ID:g2dCbegk0
保守。
見てるぜっ


619 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 00:49:30.96 ID:5v/JT2ClO
こじろう「霊界は霊能力者の増加を望んでいたのだ。父の遺伝子を手に入れていた霊界はもう一人作ることにした。もう死んでしまっている凄腕の女霊能力者と父の遺伝子をくっつけ最強の霊能力者を産み出したたのだ…」

姉「……それが……転ちゃん…?」

こじろう「そうだの。だから腹違いなのだ」

いや…なんか腹違いとは別のような気がするけど…

…でも…親父は二股なんてかけていなかった…あんなんでも…一人の女の人を愛し続けたんだ

こじろう「さて…」


620 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 00:54:53.31 ID:QVCbTSbG0


621 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 00:56:00.15 ID:mkGQPq2LO
おいついたww
頑張ってください


622 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 01:02:22.68 ID:5v/JT2ClO
こじろう「ここで問題になってくることがある」

弟「な、なんだよ…」

こじろう「ここ最近になってお主らが人間化しようとするのを阻止しようとする者が出てきている」

弟「え…」

こじろう「ここ最近の事件を覚えているだろう?あれだの」

姉「……不良男くんと…転ちゃん…」

こじろう「そうだの。その不良なんやらが出てくる前に私と父が旅に出たであろう?」

弟「そういえば…」

こじろう「あれはお主らを誘拐したから殺すという脅迫の手紙が父の部屋の窓に挟まっておったからお主らを探しにいっておったのだ」

姉「そ、そうだったの…」
こじろう「まぁその居ない隙を狙われて不良なんやらにお主らを襲わせておったのだがな…」


623 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 01:06:41.05 ID:i0Zl+Bd0O
秋田県民として、なにか嬉しいな。
頑張れよ!だが無理はするな、身体あっての物だからな・・・。


624 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 01:09:16.03 ID:xKdvhqZOO
季節は秋だった気が…


625 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 01:12:27.66 ID:5v/JT2ClO
こじろう「父と私は十和田湖の砂浜に異常な霊力のぶつかり合いを感じた。そこに行ってみるとお主らがやられているではないか。」
弟「だから…あの時助けにきてくれたのか…」

こじろう「うむ。そしてそれが失敗に終わったと思ったのか今度は転が出てきたの」

姉「……転ちゃん…」

こじろう「そして夜の内に邪魔な私と父を封じ込めお主らの命を狙った…」

………

こじろう「さらに転が言った言葉…依頼によりあなた方を抹殺…明らかな殺意を持った謎の依頼人…恐らく不良男の時と同じ犯人であろうな…」


626 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 01:14:26.57 ID:5v/JT2ClO
>>624
秋の終盤だから。
不良に襲われた時は秋の終盤

それから時間が経って冬に転が現れるでおk


627 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 01:19:38.29 ID:mkGQPq2LO
ばんがれー ばんがれー


628 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 01:20:07.42 ID:xKdvhqZOO
>>626 どうも

初日から読んでるから過去の細かい設定を忘れてきてる


629 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 01:23:31.80 ID:5v/JT2ClO
こじろう「その依頼人は絶対に私たちを知っている人物…なぜ人間化を阻止するのかはわからないが…」

弟「……俺たちが人間化するのは明日なんだろ?それなら…」

こじろう「今頃、依頼人は焦っているだろうな」

姉「じゃあ…殺しにくるなら……」

こじろう「23日の今日…だろう。」

弟「……!」

かなりヤバい状況にいることを思い知らされる

転の依頼人……!
一体……誰なんだ!


630 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/24(水) 01:27:55.64 ID:5v/JT2ClO
早いけど今日はここまで!

正直読んでる人がついてこれるかは不安だけど…

明日バイトあるのでこの辺で!


631 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 01:28:33.30 ID:pgWsZQ0Z0
乙。続き楽しみにしてるぜ!


632 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 01:28:34.40 ID:6i1PjkOv0
おつ


633 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 01:32:32.20 ID:UtCd0yiaO
乙アンドおやすみ〜


634 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 01:35:28.68 ID:mkGQPq2LO
お疲れ様でしたー
また明日も来ますよー


635 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 01:59:43.02 ID:KxGlRyrfO
おつ


636 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 02:32:09.06 ID:y3CCcxGaO


637 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 03:24:54.93 ID:wB3Ictbo0
保守るべきなのか!


638 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/24(水) 04:01:42.65 ID:wVp3N/bA0


639 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 04:12:09.63 ID:I2MCsgis0
ho


640 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 05:13:22.56 ID:Gw/dS/X50


641 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 06:08:07.24 ID:VvVucNW20
プール入ってなかった?室内か


642 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 06:12:11.76 ID:QVCbTSbG0
年中無休でスク水見れるなんて鼻血でる


643 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 07:18:13.14 ID:QVCbTSbG0


644 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 08:21:02.19 ID:EpApbiCGO


645 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 08:58:14.13 ID:cidVAIQ9O


646 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 09:28:02.63 ID:DY8Lu90xO
保守


647 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 10:09:29.63 ID:HLiB+b8s0


648 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 10:51:27.36 ID:922xVi5AO
今沖田保守派


649 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 10:52:54.93 ID:Hn6XRbn0P
ふぇ


650 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 11:28:06.34 ID:mkGQPq2LO
補習


651 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/24(水) 11:53:27.54 ID:G+3KN1XW0
猫はまだか・・・


652 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 12:28:34.56 ID:mkGQPq2LO
追撃の補習


653 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/24(水) 12:35:26.38 ID:5v/JT2ClO
すまんさっき起きた
バイトにいってくる


654 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/24(水) 12:38:16.34 ID:u4dTwUI+0
売奴ガンバレ


655 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 13:38:06.36 ID:Hn6XRbn0P


656 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 13:42:32.33 ID:6ObO4zJj0


657 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 14:03:11.51 ID:uy1jvXjO0


658 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 14:27:33.65 ID:922xVi5AO


659 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 14:58:56.83 ID:VvVucNW20


660 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/24(水) 15:05:26.05 ID:jWlc3dau0


661 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 15:25:34.47 ID:KbEay6naO


662 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 15:31:50.61 ID:1zTirQj10


663 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 15:39:14.60 ID:6ObO4zJj0


664 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 15:46:57.97 ID:922xVi5AO


665 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 15:57:16.13 ID:6ObO4zJj0


666 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 16:24:04.59 ID:UJqLtxyWO


667 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 16:39:56.13 ID:VvVucNW20


668 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/24(水) 17:16:40.90 ID:ZjFHitzxO


669 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/24(水) 17:24:10.43 ID:jWlc3dau0


670 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [sage] :2008/12/24(水) 17:28:54.16 ID:5v/JT2ClO
終わったー

も少ししたら開始


671 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/24(水) 17:37:28.01 ID:mz1YHazC0
wktk


672 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 17:47:20.04 ID:6ObO4zJj0
>>657-669
もうちょっとでサイドストーリーが完成しかけたなw


673 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/24(水) 17:48:29.86 ID:mz1YHazC0
>>672
ヒント:>>670の名前


674 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 17:53:27.27 ID:6ObO4zJj0
>>673
か、完成しているっ!!!
クリスマスの奇跡がVIPで発生するとはwwwwww


675 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 17:56:26.88 ID:UJqLtxyWO
おかえりー


676 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 17:57:56.15 ID:6ObO4zJj0
>>657-670
記念保守age


677 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 18:03:21.34 ID:1zTirQj10
>>657-670
これはwww


678 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 18:09:32.97 ID:Z9m4+/zzO
すげぇwww


679 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 18:22:59.41 ID:5v/JT2ClO
弟「今…何時だ…!」

姉「今は……21時よ…!」
こじろう「そろそろ来てもいい頃あいだの」

弟「くっ……!」

たたた

家から出て外を見渡す。

姉「ちょっと!危ないわよ!」

ひゅううう…

風がふき木々が揺れる

転「……こんばんわ……」

神社の屋根の上に転が立っていた


680 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 18:24:13.99 ID:6ObO4zJj0
ワクワクテカテカ


681 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 18:34:17.60 ID:5v/JT2ClO
弟「転……!」

姉「転ちゃん!!」

転「…今日で…あなたたちもおしまいですね…」

弟「……!」

転「一切手加減しません。殺します…」

姉「待って!転ちゃん!!」

転「……命乞いならお断りです」

姉「違うわ!……どうして…私たちを恨んでいるの…?」

転「……」

そうだ…親父は二股をかけていたわけじゃない
だから恨むなら勝手に転を作りあげた霊界の権力者たちだ…

転「……それを知ってどうする気ですか…?」

姉「謝ってすむことじゃないけど…!転ちゃんに償いをするつもり…」

転「……考え方が甘過ぎますね…そう…憤りを感じるくらいに…」

ゴゴゴゴ!


682 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 18:56:30.34 ID:STWhbnIUO
ほしゆ


683 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 19:12:50.04 ID:6ObO4zJj0


684 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 19:12:50.11 ID:5v/JT2ClO
転「……」

……あれ?来ないのか…?
転「そんなに知りたいのなら…死ぬ前に教えてあげます…」

姉「……!」

転「あなた達は…零の霊機関というものをご存じですか…?」

零の霊機関…?

弟「…いや…」

転「…私はそこで生まれました。」

零の霊機関って…なんだ?


685 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 19:13:29.56 ID:5v/JT2ClO
ダメだ…手がかじかんでうまくボタン押せん…


686 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 19:14:27.15 ID:6ObO4zJj0
どこで書いてるんだよww
新展開面白いぞー!


687 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 19:26:38.24 ID:Hn6XRbn0P
支援


688 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 19:35:05.95 ID:UJqLtxyWO
支援


689 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 19:40:42.27 ID:5v/JT2ClO
転「零の霊機関というのは…霊界直属の霊能者育成機関です」

こじろう「ふむ…名前は聞いたことがあるの」

転「私は物心ついた時から訳もわからず霊能力強化訓練を受けていました。……あなた達には想像もつかない苦しい訓練です」

弟「……」

転「…あまりにも苦しくて死のうとも思いました…でも…何年も何年も訓練は続けられました。」

死のうとするなんて…そんなにつらいのか…?

転「毎日毎日…なんで私は生まれてきたんだろう…なんで普通の女の子として生きられないんだろう…と疑問の日々でした」


690 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 19:52:33.75 ID:5v/JT2ClO
転「……そんな時…私の訓練を担当していた厳しい人から…あなた達の存在を聞きました」

こじろう「……」

転「『おまえはただの霊能力を使って霊界に霊を送り込む機械なんだよ!恨むなら子供を生むことを望んで今幸せに暮らしてる父達を恨むんだな!』」

弟「そ、そんな…」

転「…幸せそうにしていると聞いた私は…無性に憤りを感じました。私はこんなに苦しい思いをしているのに…あなた達は普通の生活をしてのんきに暮らしている…」

転「同じ兄弟なのにこんなに違う生活をしているのを許せないと思った私は…いつかあなた達を全員殺すという復讐心で訓練を頑張ってきました…」


691 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 19:56:17.13 ID:1zTirQj10
逆恨みかよw


692 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 20:02:12.11 ID:5v/JT2ClO
転「いつしか私は零の霊機関を代表する霊能力者となり…機関に寄せられる任務を次々とこなしていき…そして…最近になってあなた達の殺害依頼が舞い込んできました」

弟「……!」

転「今までのつらくて苦しい訓練も…普通の生活を出来ないのも…全部あなた達家族のせいです!!」

俺たちが生まれたから…転はそんな運命を歩んでしまうことになっちまったのか…!?

転「くすっ…そして今…念願の復讐のチャンスがきました…」

姉「……て、転ちゃん…」
転「…もう十分ですよね?………私の心を晴らすために……死んで下さい…!」


693 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 20:04:35.43 ID:5v/JT2ClO
メシお茶


694 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 20:21:13.08 ID:xKdvhqZOO


695 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 20:27:50.56 ID:Iol21n6AO
寝る前に読むのにちょうどいいぜえ
頑張れおやすみ


696 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 20:52:37.94 ID:r9TKm/+YO
続きを…


697 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 21:13:00.95 ID:5v/JT2ClO
弟「……つらかったんだな…」

転「あなたの想像もつなかいほどに」

がちゃ…と大鎌を構える

姉「……ひくっ……」

弟「…姉ちゃん…!」

泣いてるのか…?

姉「…ひくっ…転ちゃんに…そんな…そんなことがあったなんて…ひくっ…」

転「…はぁ…今度はそうやって同情してるふりをして私の気をひくつもりですか?」

姉「…ひくっ…だって…転ちゃんが…可哀想で…」

転「……!」いらっ

姉「…ひくっ…転ちゃん…つらかったね……」

転「そ、そういう態度が一番腹が立つんです!!私をそうやってバカにして!!」

弟「…違う…違うよ転…姉ちゃんはバカにしてるんじゃなくて…本当に可哀想だと思ってるんだよ…」


698 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 21:19:00.00 ID:5v/JT2ClO
姉「…ひっく…私たちの知らないところでそんな目にあってたなんて……ごめんなさい……知らなかったの…」

弟「転……!戦うなんてもうやめよう…!」

転「……あなた達に同情されたくなんかありません」
再びがちゃと大鎌を構える

ダメだ……!
転に想いは届かない…!

転「…行きます…覚悟してください」

やるしか……ないのか…


699 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 21:24:58.73 ID:5v/JT2ClO
びゅんっ!
屋根から勢いよく降りて大鎌をふりおろす

弟「くっ……!」

妖刀十和田を鞘から抜く

ギィン!!ぎりぎりぎり…
刃同士がぶつかり音が擦れ合う

弟「……頼む……!自分の妹を…傷付けたくない…!」

転「……なにを余裕ぶってるんですか?そんなことじゃすぐ死んでしまいますよ…?」

ぎりぎりぎり…

キィン!

刀でなぎはらいお互いに距離をとる


700 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 21:36:03.87 ID:QVCbTSbG0
ho


701 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 22:03:35.51 ID:QVCbTSbG0
アイアンメイデンで仕事が滞るがなんともないぜ保守


702 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 22:06:24.41 ID:QVCbTSbG0
って連続でスレ間違えててわろた
支援hage


703 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 22:21:09.38 ID:5v/JT2ClO
規制直ったかチェック


704 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 22:24:46.90 ID:5v/JT2ClO
弟「こじろう!守護印だ!」
こじろう「うむ。守護印!」
ひゅんっ!

かいん!かいん!

守護印が転の大鎌を弾く

転「身を守ったって私にダメージはありませんよ?」
当たり前だ…!ダメージなんて与えるつもりない…!

ぱきぃん!

守護印が破られる

弟「くっ…!」

ふぉん!ふぉん!

転の大鎌が空を切る

転「避けてばっかりですか?…そろそろ…参札…」
すがががっ!

弟「うわっ!」
ずざざざっ!

地面に叩きつけられる
姉「弟!」


705 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 22:29:37.58 ID:QVCbTSbG0
こっちも熱い展開になってきて仕事が滞る

だが構わん続けろ


706 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 22:31:41.82 ID:5v/JT2ClO
くるっ

ざっざっざ

姉「…て、転ちゃん…」

転「あなたが一番気に入りません」

弟「やめろ!」

転「参札…」

こじろう「守護印!」

ぱきぃん!

守護印が姉ちゃんを守る

転「……猫さんも邪魔です…参札」

ずがががが!

こじろう「む…」

こじろうはぴょんと大きく跳躍し避ける

転「……」

??「おいおい…手こずってるみたいじゃないか…」
…だ、誰だ……?


707 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 22:37:53.08 ID:5v/JT2ClO
店長「…なにをやってるんだい?」

弟「…て、店長!!どうしたんですかこんなとこまで!」

店長「やあ弟くん。」

転「……申し訳ありません…」

店長「ははっ…いいよいいよ」

なんで店長がこんなところに……?

店長「要は時間までに殺ればいいさ…」

転「はい…依頼主さん…」

弟「え………」

店長「というか、もう時間がないんだよね僕も手伝うよ」

転「そんなわけにはいきません…」

店長「いいからいいから」

今……店長のこと……依頼主って……言ったよな…?


708 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/24(水) 22:45:39.79 ID:IhyWgzr8O
私怨


709 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 22:46:47.84 ID:VvVucNW20
急展開w


710 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 22:50:50.10 ID:5v/JT2ClO
弟「て、店長!店長が依頼…したんですか…?転に殺害依頼を…」

店長「うん?そうだよ?それがどうかしたかい?」

こじろう「……!」

姉「店長……が?」

ずいぶんあっさりと言ってくれる

弟「な、なんで店長が……!」

店長「ははっ…何を驚いているんだい?」

そりゃ驚くだろう…
今まで親父の元同級生でバイト先のただの店長だったんだから…

店長「まあそんなことはどうでもいいよ。今日の零時までに死んでくれれば問題ないから」


711 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 23:03:45.21 ID:QVCbTSbG0


712 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 23:05:29.46 ID:5v/JT2ClO
店長「転くん。ちゃんと加勢するようにね」

転「はい。了解しました」

店長「……という訳だ。死んでほしい。魔の札」

しゅううう……

どくんっ!

弟「うわっ!」

姉「きゃあっ!」

体の中になにか入ってくる

どくんっ!どくんっ!

体の脈拍が早くなっていくのがわかる


713 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/24(水) 23:08:40.02 ID:Chi4+M4A0
しえん


714 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 23:11:39.14 ID:5v/JT2ClO
こじろう「お主ら!!」

弟「う……ぐ……!」

姉「あ……!うぅ……」

どくんっ!どくんっ!

店長「ははっ!倒れるのも無理はないよ。だってこの札は悪霊が宿ってるんだからね。君たちの中で暴れまわっているよ」

弟「ぐ……う…!」

こじろう「お主ら!自分に札を使うのだ!」

そうか…!悪霊なら札が効くのか…!

弟「に、弐札…!」

バリバリバリ!

弟「ぐうっ!」

店長「ははっ!そんな弱い札じゃ無駄だよ」


715 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 23:16:43.48 ID:yAlOFIOP0
店長…だと…?


716 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 23:22:53.98 ID:5v/JT2ClO
だ、ダメだ……!
体中が痛くて強い札が使えない…!

こじろう「諦めるなお主ら!」

姉「…そ、そんなこと言ったって……!」

弟「くっ……」

店長「もう終わりかい?……じゃ…転くん、頼むよ」

転「はい、」

かつかつとこっちに向かって歩いてくる

転「……不様ですね…」

弟「く……転………!」

店長「ははっ!そういえば君たち兄弟だったよねぇ?妹に殺されるのを見るのも一興だねぇ」

転「……」


717 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 23:27:45.81 ID:xKdvhqZOO
裏(ry


718 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 23:32:48.85 ID:W6yzE3Xx0
店長が来るとは・・・


719 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 23:39:27.69 ID:5v/JT2ClO
転「さようなら…」
こじろう「弟!妖刀の刃を握るのだ!」

刃の部分…!

店長「させるな転!」

ぎゅっ…

弟「っ!」

手のひらから血が出ると同時になにかが体から抜けていく

弟「……よっし!なおっ…」
ひゅんっ

転の大鎌が降ってくる

カキィン!!

間一髪で受け止める

弟「あ、危なかった…!こじろうサンキュー!」
こじろう「うむ。やはり刃の部分に浄化の力があったか…!」

むくりと起き上がる

店長「ううん…煩わしいねえ…」


720 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 23:52:17.53 ID:5v/JT2ClO
弟「大丈夫か姉ちゃん!七札!」

ぱああっ

悪霊が浄化されていく

姉「あ、ありがと…」
店長「ははっ!少しはやるようだね」
弟「店長…!なんでこんなことするんで…うわっ!」

キィン!ぎりぎりぎり…

店長「なんでこんなことをするかって?そんなの恨んでいるからに決まってるじゃないか」

ぎりぎりぎり…

弟「なんでだよ!恨む理由なんてないじゃないか!」
転「…参札…」

ずがががが!

弟「ぐうっ…!」

ずざざざっ!

店長「恨む理由ならあるさ。………僕は君たちの母親の兄だからね」
弟「…な、なんだって…」


721 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/25(木) 00:00:05.22 ID:L9T28TdcO
誕生日が終わる・・・そして・・・orz


722 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 00:02:52.65 ID:YYvZu2+KO
店長が…
母さんの兄……?

弟「う、嘘だっ!」

ひゅんっ

ざうっ!!

弟「ぐああっ!」

転の大鎌が腹に直撃する

店長「嘘じゃないさ。ちゃんと血の繋がりもあるよ」

弟「だ、だったら…どうしてその子供の俺たちを…!」

キィン!

店長「探求心旺盛だねぇ弟くんは…」

ぎりぎりぎり…

姉「転ちゃんやめて!」

転「……」

さっきから俺にひたすら攻撃を繰り出す転に姉ちゃんが叫ぶ

店長「いいさ…死ぬ前に教えてあげよう…」


723 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 00:03:16.88 ID:ggzcS+ZG0
俺の誕生日ktkr

しえん


724 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 00:06:01.04 ID:YYvZu2+KO
>>723
おめ


725 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/25(木) 00:07:13.70 ID:IoAUFMme0
>>723
おめでとう


726 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 00:16:27.34 ID:YYvZu2+KO
転「よそ見していたら死にますよ…」

ギィィィン!

店長「…君たちの母親は優しい妹だったよ…面倒見がよくてね…いつも世話になりっぱなしだった…」

転「…参札…」

ずがががが!

こじろう「守護印!」

弟「サンキュー!こじろう!」

店長「僕は…そんな妹が大好きだった…ずっと妹を見てきたんだ…」

キィン!

くそっ…避けてばかりで攻撃が出来ないからつらい…!かといって女剣豪を呼んだら必要以上に転を傷付けちまう…!

店長「聞いてるかい?弟くん」

弟「聞いてるよ!」

店長「だから僕は…妹に告白したんだ…」


727 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 00:21:20.55 ID:ojFzTVSJ0
てんちょおおおおおおおおおおおおおおお


728 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 00:26:14.76 ID:YYvZu2+KO
店長「しかし答えはNOだった…兄弟としか見られないと言われたんだ…」

弟「はぁっ…はぁっ…」

転「はぁ…はぁ…」

店長「もういい。少し休みなさい、話を聞いてもらおう」

転「……」

…この店長…なにを考えてるんだ…?よほど早く俺たちを殺す自信があるのか…?

店長「……僕は諦めきれなかった……だから…あらゆる手を使って妹を振り向かせようとした」

姉「……」


729 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 00:29:16.14 ID:ggzcS+ZG0
おまえらありがとうww

支援


730 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 00:31:51.42 ID:YkwD2Atb0
店長シスコンかよwww


731 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/25(木) 00:32:17.90 ID:iZGb53oU0
店長カスじゃねえかww


732 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 00:34:24.51 ID:YYvZu2+KO
店長「ある日…金で不良を雇って妹に怖い思いをさせようと思って襲わせた。…もちろんギリギリの所で僕が出ていって助ける…という算段だった」

姉「…最低…そんなことして振り向かせようだなんて…」

店長「それで妹が僕を好きになってくれればいいのさ、真実なんて知らなければ間違ったままさ」

弟「……」

店長「だが……!僕が出ようと思ったところで変な奴が出てきたんだ……!!」

弟「ま、まさか……」

店長「そうさ!!君たちの薄汚い親父だよ!!」


733 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 00:34:33.84 ID:qpbKTKXw0
店長wwwwwwwwwwww


734 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 00:36:14.94 ID:Rvux2M2XO
今日も終わりそうにないな

支援


735 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 00:39:14.48 ID:ojFzTVSJ0
親父いいところ取りばろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


736 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 00:47:38.94 ID:YYvZu2+KO
店長「そしてあろうことか妹は僕になびくどころかあの薄汚い奴を好きになりやがった!!」

弟「……いや、そりゃあんたが…」

店長「僕は絶対にそれが許せなかった!!妹があいつを見掛けた時の目は完全に恋する乙女の目!なんでそれが僕じゃないんだ!」

姉「……」

店長「僕はあいつに嫌がらせの手紙や電話を金で雇った奴にやらせ上履きやイスにも画ビョウを仕掛けたりもした…!」

店長「だけどあいつは……元々学校にあまり出席しないせいかまったく堪えた素振りを見せなかった!」

……この店長…マジで最低だな…


737 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/25(木) 00:55:59.11 ID:TYQQcngLO
姉弟が転を買収する展開マダー?


738 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 00:56:03.40 ID:gx17ShePO
店長の妹って死んでんの?


739 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 00:58:23.36 ID:ojFzTVSJ0
>>738
お前はもう一回>>1から全部読み返せ


740 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 00:58:42.32 ID:ggzcS+ZG0
>>738
男さん起きてください の姉


741 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 00:58:55.51 ID:YYvZu2+KO
店長「そしてあいつはいつの間にか旅に出て学校に来なくなった。僕にとっては嬉しい出来事だった。あいつがいなくなれば妹の気持ちも冷めるだろう…と」

店長「結局妹はあいつに話しかけることもなく卒業した。僕は諦めたんだと思ったよ。だから僕は一緒に住まないかと誘ったんだ…だが…」

店長「妹はあいつの住んでいるアパートで暮らしてあいつを待つと言った。諦めてなんかいなかったんだ妹は!」


742 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 01:07:12.68 ID:gx17ShePO
いや、この時点で幽霊なのかなーって


743 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 01:10:30.55 ID:dryubKxw0
人を呪わばアナル2つ


744 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 01:11:11.51 ID:ggzcS+ZG0
いや、アレに不良にからまれる下りあったろ。


745 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 01:11:16.33 ID:qpbKTKXw0
>>742 やっぱ>>1から読み直したほうがいいぞ


746 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 01:12:30.05 ID:YYvZu2+KO
店長「僕はなんとしてもあいつと妹が会うのを阻止したかった!……だから……じっくり一年間計画を練って……妹を殺したんだ…」

こじろう「ば、馬鹿な!!あれは事故だったのだぞ!!」

店長「ははっ!だから…計画を練った…と言ったろう?事故に見せかけたんだよ…妹がいつも買い物で通るルートを使って…金で雇った車の運転手…信号の先であいつに似せた人間も雇って…きっと妹なら信号が赤でも飛び出すと思ったよ」
弟「な、なんでだよ!好きだったんじゃないのかよ!」

店長「ははっ!………僕の物にならないならいらないんだよ…弟くん…」

弟「……!」

こいつ…腐ってやがる…!


747 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 01:16:50.26 ID:dryubKxw0
ナウシカの名言頂きました

店長がこれほどカスなら弟を殺してから姉と転を調教しようとするはず!
俺はひたすら耐えその時を待ち続けるっ・・・!


748 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 01:17:39.54 ID:gx17ShePO
解決した
色々すまんかった


749 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 01:19:49.28 ID:wOtqOpsAO
不良男が店長をどうにかするフラグ


750 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 01:22:25.82 ID:ojFzTVSJ0
ここで不良きたらかっけぇな


751 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 01:23:21.36 ID:qpbKTKXw0
転校生がぶち切れるフラグと見た


752 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 01:28:13.78 ID:YYvZu2+KO
姉「あんたが……あんたがお母さんを…!許せない!!七の札!」

札が最大出力の威力を出し直線上に霊気が店長に向かう

ずおおおっ!

転「…零札…」

しゅうううん!

姉ちゃんの七札が無力化される

店長「ははっ!無駄だよ無駄ぁ!」
弟「……転!お前まだそいつを援護するのか!」
転「…任務は任務です…」
姉「転ちゃん!」
店長「虚の札!」

ずががががががが!!

弟「うわあああ!!」
姉「きゃあああっ!」

思い切り吹っ飛び木に叩きつけられる

弟「く……強い……」
店長「せっかちはいけないなぁ…続きがあるのに」


753 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 01:29:14.55 ID:qpbKTKXw0
続き・・・だと?


754 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 01:29:32.92 ID:wOtqOpsAO
なんで店長、札使えるの?


755 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 01:37:22.13 ID:bREHnmVA0
>>754
妹が実体持った霊なぐらいだから家系的に霊力強いって解釈でいいんじゃね?


756 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 01:38:27.41 ID:dryubKxw0
>>754
零機関から転雇ってるぐらいだからこれからストーリーがあるだろ


757 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 01:39:58.22 ID:Rvux2M2XO
ジョジョでいうスタンド的な感じが札なわけだ


758 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 01:41:23.38 ID:YYvZu2+KO
店長「それから僕は泣いたよ。なんせ妹が死んだんだからね」

なにを言ってるんだ…?自分で殺したんだろうが!

店長「でもそれからしばらくして…僕の次女から電話があったよ…『お姉ちゃんが幸せになった。旅人と結ばれた』とね…」

姉「……!」

店長「僕はどういうことなのか全く理解出来なかったよ…なんせ殺したはずなのに幸せになった…なんて幽霊にでもならないと出来ないはずだ…」

店長「予想通り妹は幽霊になっていたよ…しかも本当にあいつと結ばれていてね。僕が恐れていた事態がもうとっくに終わっていたのさ…」

店長「なにかしようにも相手が幽霊なんだからなにもしようがない…。両方消すにはどうすればいいか考えたよ…」

店長「そこで出た答えが霊能力を身に付けることさ…それなら妹を徐霊出来るしあいつも殺すことができる…有名な寺に行って毎日血が滲むような修行を積んだよ」

店長「まあ…その間に妹はいなくなりいつの間にか子供まで出来ていたがな…」


759 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 01:48:09.46 ID:ojFzTVSJ0
転の出生にもかかわるシスコン


760 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 01:53:35.34 ID:YYvZu2+KO
店長「僕も霊能力者のはしくれになっていたからねぇ…霊界から君たちのことを聞き出したよ。17年たつと君たちは完全な人間になれるんだってねぇ…?」

弟「……!」

店長「妹がいない今一番あいつに屈辱を与えるのは…17年大切に育ててきた君たちを完全な人間になる直前に殺す…それが僕の考えた復讐さ…」

弟「……あんた……どこまでも最低だな…!!」

店長「ははっ!最初は手を汚さないで悪霊を憑依させた息子と転くんに殺させようとしたんだが……役に立たなかったみたいだねぇ…」

姉「不良男くんはあなたの息子じゃないの!?」

店長「ははっ…妹以外と出来た子供なんて子供として見ちゃいないよ」

姉「……最低……」


761 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 01:57:06.15 ID:dryubKxw0
姉に「最低…」言われるの2回目ww


762 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 01:58:10.50 ID:ojFzTVSJ0
そりゃグレて当然wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


763 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 01:58:23.85 ID:wOtqOpsAO
誰か絵師うpしてくれ
とりわけ姉の巨乳巫女を


764 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 02:04:43.02 ID:YYvZu2+KO
店長「さて……もう理由は全部話したし…もう23時だ…そろそろ死んでもらおうかな……」

弟「……!」

ぶぅん…!

身の丈ほどある古い槍が出てくる

店長「ここからが僕の本気さ…」

じゃきん!

店長が槍を向けた

弟「……?」

槍の先は…転に向いていた
転「なんの真似ですか…依頼主さん」


765 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 02:06:52.08 ID:q74n9j6J0
おっと!?


766 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 02:11:24.28 ID:wOtqOpsAO
お!!


767 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 02:12:16.00 ID:dryubKxw0
なっ、ん・・・だと?


768 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 02:13:50.91 ID:YYvZu2+KO
店長「転くん君は今迷っているね……?」

転「……!!」

弟「……!」

転が迷っている…?

転「…そんなことありません。私は今でもこの家族を憎んでいます」

店長「いいや!嘘だね…君はさっきから『私が思っていた事実とは違った…!この件の元凶はこの人だった…!』という気持ちがわかるよ」

転「!!!」

こじろう「…はっ!お主!背中に札が張り付いておるぞ!」

転「……あ……!」

店長「ははっ…やっぱり張り付けておいて正解だったよ…」

こじろう「読心術の札か……!こやつ……!もうそんな域まで……!」


769 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 02:13:52.84 ID:qpbKTKXw0
そうか・・・転も対象か


770 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 02:14:02.93 ID:Mamfi8WEi
なるほど
流れからするとそうなりますよねー


771 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 02:17:24.23 ID:dryubKxw0
俺の弟殺して姉と転調教フラグがぁぁぁあああああああっ!!!


772 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 02:19:52.82 ID:ojFzTVSJ0
とりあえず下はこうぜ


773 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 02:20:52.87 ID:dryubKxw0
>>772
風邪ひくもんな・・・ありがとう。


774 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 02:26:46.31 ID:YYvZu2+KO
店長「それに…君もあいつの子供だからねぇ…今の状態で生かしておくと遅かれ早かれ災いの芽になる…」
転「………」

店長「今の状態なら弟くんたちより君の方が厄介だ。殺すとしよう。」

転「……依頼人に裏切られました。ターゲットを切り替えます」

ギャリィン!

鎌と槍がぶつかり合い転が大きく後ろに跳躍し屋根に着地する

店長「無駄だよ。この槍は霊力で伸びるようになってる」

ギュイーン!

ガスッ!

槍の先端が転を捕らえる

転「…かふっ…!!」


775 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 02:34:38.29 ID:YYvZu2+KO
店長「…そして…槍を通して…虚の札!」

バリバリバリ!!

転「あぁぁぁあ!!!」

槍を伝って霊力が転に直撃する

店長「ははっ!どうだい?これが僕の人生をかけて手に入れた霊力さ。苦しいだろう?」

こいつ…!!もう見ていられない!

姉「や、やめてぇ!!」

ずがががが!
姉ちゃんの渾身の八札が炸裂し店長に当たる

店長「うっ…!」


776 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/25(木) 02:37:15.60 ID:JWWzbdBPO
店長かっけぇなwww


777 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/25(木) 02:40:08.19 ID:IoAUFMme0
こんな変態でもコミュ力があれば結婚できるのか・・・


778 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 02:41:51.95 ID:YYvZu2+KO
店長「ぐっ…姉ちゃん…やってくれたね…」

姉「あんたなんか絶対許さない!」

店長「ははっ!君から殺そうか…」

弟「おい」

店長「ん?」

弟「姉ちゃんに……近付くんじゃねぇぇぇぇ!!八札ぁぁあ!!」

札を拳に乗せ最大の威力で顔に叩き込む

店長「ぶっが…!」

転「げほっ…げほっ…あなた達…どうして…」

弟「どんなにお前に恨まれてようとお前は俺たちの妹だろ!?黙って見てられるかよ!!」

姉「そうよ転ちゃん!私たち………家族じゃない!」
転「………!」


779 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/25(木) 02:44:40.39 ID:o5Bsv78o0
ぶっが


780 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 02:45:12.85 ID:dryubKxw0
お姉ちゃんを殺しちゃらめぇぇぇええええええええ!!!


781 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 02:46:45.67 ID:ojFzTVSJ0
ついでに槍を奪いたいですね


782 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 02:52:27.95 ID:YYvZu2+KO
店長「痛いじゃないか……!」
弟「……!」
やべえ!勢いで拳で殴った時に刀置きっぱなしだ!

店長「今すぐ死ね!!」
槍が俺に向かってくる!もうダメだ!

ガキィン!!

弟「……て、転!!お前…!!」

転が鎌で槍をガードしてくれていた

ぎりぎりぎり…カキィン!
しゅたっと着地し全員距離をとる

転「……今だけです……今だけ…力を貸します」
姉「転ちゃん!」
こじろう「ほれっ!弟!」
ぱしっと投げられた刀を受けとる

店長「ははっ……!……三人でかかって来ようってかい?」

弟「形勢逆転だな」
三人なら怖くない…!!
17年の決着を今ここでつける…!!


783 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 02:54:03.73 ID:dryubKxw0
顔面パンチは札の威力関係なく効くもんな


784 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/25(木) 02:55:52.65 ID:YYvZu2+KO
今日はここまでー!
見てくれた人dくす

明日もバイトあるから寝るわ


785 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 02:56:43.77 ID:ojFzTVSJ0
ははっ…!なんというすん止め……! 乙


786 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 02:56:55.25 ID:dryubKxw0
>>1


787 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 03:27:46.08 ID:toc/9lBSO


788 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 04:18:24.46 ID:T/Hx1hhnO


789 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 05:05:28.96 ID:iHuZR+EX0
しゅごキャラナイトおわた保守


790 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 05:11:52.88 ID:AlAsgDSwO
まってますw


791 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 06:35:54.11 ID:iHuZR+EX0
保守


792 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 07:22:50.74 ID:pPT+QizmP


793 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 07:33:11.31 ID:9Arpy0ja0
ho


794 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 08:49:17.72 ID:RipNf7tFO


795 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 08:50:27.08 ID:Rw9zDtm50


796 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 09:11:22.18 ID:i8qjr6Qt0



797 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 09:41:44.26 ID:teZm80BdO


798 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 10:11:48.10 ID:ClJGd0Sfi


799 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 10:28:34.83 ID:Z6SCEAUq0


800 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 11:07:24.72 ID:pPT+QizmP


801 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 11:32:41.28 ID:qf0LINbYO


802 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 12:08:07.95 ID:pPT+QizmP


803 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 12:18:49.68 ID:Rw9zDtm50


804 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [sage] :2008/12/25(木) 12:20:31.04 ID:YYvZu2+KO
すまんまた寝坊だ。
バイトいってくる
明日はバイト休みだから恐らく明日でEND


805 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 12:33:43.56 ID:U1Qvr13P0
>>804
そうか、頑張ってこい


806 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 12:41:41.42 ID:teZm80BdO
いってら


807 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 13:00:41.52 ID:dryubKxw0


808 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 13:01:52.86 ID:mtxcP+s+0
なんだこれ・・・あらすじ教えろ


809 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 13:18:00.90 ID:/zXDQhfCO
女の、なんか猫の引っ掻き傷とかあの伏線っぽいのはどうしたんだ?
俺はてっきり女が依頼主かと思ったぞ。


810 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 13:22:37.99 ID:dryubKxw0
>>809
シーッ!俺もそれは思ったけど多分自宅で猫飼ってるんだよ。
階段でこけて足にアザができたり。


811 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 14:09:35.68 ID:pPT+QizmP


812 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 14:51:21.17 ID:pPT+QizmP


813 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 14:55:26.31 ID:dryubKxw0


814 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/25(木) 15:09:54.72 ID:CIXVvl060
>>811-813

つのだ自重ww


815 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 15:23:32.29 ID:dryubKxw0


816 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 15:32:03.50 ID:dryubKxw0


817 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 15:32:53.74 ID:AlAsgDSwO
ほし


818 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 16:12:18.06 ID:9Arpy0ja0


819 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 16:31:37.16 ID:wpkl1BjEO


820 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/25(木) 17:03:18.45 ID:otTUOsDS0


821 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 17:39:30.32 ID:WFbzrIZ9P


822 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 18:00:35.07 ID:c7yrlk4b0


823 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 18:02:25.50 ID:wOtqOpsAO
湖に入った父は霊界に行ったんだろうが
妹でも連れてくる気か?


824 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 18:25:47.59 ID:+xwZcoat0
>>823
十和田湖ってたしか名sy


825 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 18:42:30.29 ID:WFbzrIZ9P


826 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 19:03:28.43 ID:YYvZu2+KO
今バイト終了

残業とかありえん…

も少ししたら開始


827 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/25(木) 19:19:12.34 ID:8jIzAwPkP
wktk


828 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 19:38:19.96 ID:pPT+QizmP


829 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/25(木) 20:04:53.35 ID:8jIzAwPkP


830 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 20:07:19.84 ID:YYvZu2+KO
店長「ははっ!兄弟で仲良く僕を倒そうってかい?いいだろう。かかってきなさい」
こいつを倒すのは一人じゃ無理だ…だから…

姉「八札!!」

ずがががが!

店長「ぬんっ!効かないと言って…」
弟「甘ぇ!!」

姉ちゃんの霊気を振り払った隙に刀をふりおろす

ガキィン!!

店長「ははっ!…残念だったねぇ…隙を狙ったつもりかい…?甘い甘い」

ひゅんっ!店長の後ろに黒い影が舞い降りる

転「甘いのはあなたです」
ずばぁぁっ!
後ろから転の大鎌が店長を切り裂く

店長「ぐぬぅっ!!」
姉「やったわ!」

俺たちのコンビネーションで店長にダメージを与えたぞ!……これなら…いける!!
店長「ははっ……弟くんは囮かい……やるじゃないか…」


831 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 20:18:06.34 ID:YYvZu2+KO
メシお茶


832 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 20:18:30.25 ID:CJwvkQFTO
支援
毎日少しずつ読んでたのにとうとう落ち着いてしまった
正直おもしろい


833 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 20:27:18.25 ID:CJwvkQFTO
ほし
>>832
追いついてしまった
だった
予測変換でやってしまった


834 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 20:51:10.46 ID:AlAsgDSwO
ほしゅ


835 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 20:54:18.82 ID:KGfm/HK0O
がんばれ―


836 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 20:57:58.46 ID:YYvZu2+KO
姉「八札!」

店長「ははっ!同じ手は食わないよ!」

しかし姉ちゃんの札は発動せずヒラヒラと店長の前を舞う

店長「!?」

弟「行くぞ転!」

転「…馴れ馴れしいです…」

ずばんっっっ!!

姉ちゃんの札を切り裂き姉ちゃんの札の霊力が刀につき店長を目標に転と二人で交差切りする

店長「ぐぬああああ!!」

弟「よっし!今のはかなり効いたぞ!」

店長「こ、この……糞ガキ共がぁぁぁぁ!!」


837 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 21:03:41.09 ID:YYvZu2+KO
店長「やらせておけば……!!調子に…………!!………乗ってしまったようだね君たち」

弟「…!」

転「……」

店長「いやなに、落ち着きを取り戻せばどうということはない。三人での攻撃が意外にも強い……ということは三人じゃなくなればいいのさ」

転「……どういうことですか」

転「ははっ!…………こういうことだよ!!」


838 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 21:14:53.35 ID:YYvZu2+KO
店長「…この札がなにを意味するか……零機関に所属している君ならわかるよね?転くん…?」

転「……それは…!」

こじろう「あれは!!禁忌の札!!しゅ、守護…」

店長「覇の札!!」

すうっ……

弟「き、消えた……?」

一体……なにが起こったんだ?

姉「きゃあああっ!」

…姉ちゃん!?

ばたんっ!

姉ちゃんは倒れてがくがくと痙攣を起こしている

弟「だ、大丈夫か!?姉ちゃん!」

店長「ははっ!苦しんでいるようだねぇ…」

弟「……くっ!姉ちゃんになにをした!」


839 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 21:25:20.20 ID:dryubKxw0
>>837の最後はただの間違いか!
何かの技で転に店長が乗り移ったのかと思った


840 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 21:26:39.53 ID:YYvZu2+KO
店長「それは霊能力を持つ人間の霊気の流れを逆流させるものさ…あまりにも危険過ぎて機関が全部廃棄したくらいだ」

……なんだって!?なんでそんなものをアンタが…!
弟「霊気が逆流するとどうなるんだよ!!」

こじろう「う、うむ…人の霊気というものは元々正しく流れることによって霊能力を持つ人間は生きていることが出来るのだが…」

じゃあ…それが逆流するってことは…

転「…死んでいる状態と同じ……ということになります…」

弟「!!!」

店長「ははっ!一枚しかなかったから…もったいなかったかな…?」

弟「てめェ…!姉ちゃんを元に戻せ!」


841 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 21:27:47.40 ID:YYvZu2+KO
>>839
ごめん予測変換


842 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 21:29:03.19 ID:dryubKxw0
>>841
おK


843 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 21:36:27.06 ID:YYvZu2+KO
店長「もしかして…この札のことかい?」

あれが姉ちゃんを元に戻す札か…!!

だんっ!
大地を勢いよく蹴り店長に向かって刀をふりおろす

転「……だ、だめ……!」
こじろう「やめるのだお主!」

キィン!!

店長「ははっ…!残念だったねぇ…これは…虚の札さ!!」

ずががががががが!!

至近距離で札を喰らい吹っ飛ぶ

弟「ぐあぁあっ!!」

ばしんっ

木に叩きつけられそうになるところで受け止められる

転「……世話が焼けますね……」

弟「……くっ……どうやって……元に戻すんだ…!!」

店長「元に戻す方法かい?………そんなの……ないよ?」


844 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 21:37:11.10 ID:dryubKxw0
この外道があああああああああああああああ!!!


845 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/25(木) 21:38:12.52 ID:IoAUFMme0
C


846 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 21:38:55.42 ID:iHuZR+EX0
転ちゃんが無事ならいいや


847 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 21:46:26.74 ID:YYvZu2+KO
店長「なんで禁忌と言われてるのか知らないのかい?使ってはいけないからだよ?」

弟「……こ、こじろう…!」
こじろう「うむ……現世には……治す方法は…ない…」

転「……零札で……治せるかも知れません…」

弟「や、やってくれるのか!?」

転「……はい」

店長「ははっ!零札は放たれた霊力のみ無力化出来るのさ人の体内で逆流しているんだからなにをしても無駄だよ」

弟「くっそぉ!!姉ちゃん!!姉ちゃん!!」

姉「………」がくがく


848 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 21:56:14.64 ID:YYvZu2+KO
弟「……姉ちゃん……頼む……起きて返事をしてくれ……!」

姉「………」

ゆさゆさ

弟「姉ちゃん…!」

転「……」

こじろう「……弟……」

弟「姉ちゃん!姉ちゃん……!」

……前にも……こんなことがあった……

転にさらわれた時の……目の前が真っ暗になるような感覚……


849 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 22:04:50.36 ID:YYvZu2+KO
そりゃ…今まで一緒に過ごしてきた大切な家族を殺されそうになったんだから当然だろう……

姉ちゃんに大切な人ってどういう意味?って聞かれた時も…家族だから当然だろと言った…

……親父が死んだって言われた時も感覚がなくなっていくような錯覚に襲われた…

でも……それは……姉ちゃんが危ない目に会った時とは違う感覚だ……

……この違いはなんなんだ……?

ふと姉ちゃんの笑った顔、怒った顔、喜んだ時の顔が鮮明に思い浮かんだ

……まさか……気付いてないうちに……姉ちゃんが好きになっていたのか……?


850 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 22:05:50.37 ID:Rw9zDtm50
弟が確信に近づいてる!


851 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 22:07:13.30 ID:dryubKxw0
ッアーーーーー!


852 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 22:12:50.98 ID:YYvZu2+KO
店長「さて…湿った空気になっているところ悪いけどもう30分前だ…」

弟「……」むくっ

店長「お、やっと起き上がったかい?姉くんとやっと決別できたの?」

弟「……うるせぇ……」

店長「君…まさか姉くんのことが好きだったのかい?そいつはご愁傷さま」

弟「……うるせぇって言ってんだよ!!そうだよ!悪いか!!」

転「!」

こじろう「……」

店長「ははっ…!気持ち悪いねぇ姉弟で恋かい?」

弟「黙れ……!!」


853 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 22:14:42.51 ID:bSmGjrou0
>>825
お前もだろww


854 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/25(木) 22:17:07.80 ID:i8qjr6Qt0
店長ワロタww

お前もだろww


855 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/25(木) 22:26:25.36 ID:29dAmc6CO
店長「ははっ…!気持ち悪いねぇ姉弟で恋かい?」


wwwwwwwwwwww


856 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 22:36:32.31 ID:YYvZu2+KO
弟「てめえを絶対に許さねえ!」
だだだだだ!!

きぃん!かきかきかきぃん!

刀と槍でお互いに弾き合う
店長「そんなに力んだって無駄さ!」

ぱひゅっ!

俺の刀が吹っ飛ぶ

店長「死ね!」

キィン!

弟「……転……!!」
転「……」

ぎりぎりぎり…

店長「ははっ…君たちは本当に仲がいいんだねぇ…………鬱陶しいんだよ!!虚札!」
どがががが!!
がつんっ!

転「っ!」
弟「…ぐ…大丈夫か…転…」
ダメだ……こんなに怒りがあるのにまるで敵わないなんて…

店長「君たちは仲良く死ぬべきだよね…一瞬で全員殺してあげるよ…」


857 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 22:46:32.39 ID:ojFzTVSJ0
紫煙hage


858 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 22:47:17.88 ID:YYvZu2+KO
店長「この札でね…!…塵札!」

ずああああああっっ!

巨大な霊気が俺たちに向かってくる

こじろう「守護印!!」
俺たちの手前3Mに障壁が出来る
ぱりぃん!

威力がスゴいのかすぐに破壊される

ずああああああっっ!

……終わった………
……ごめん……姉ちゃん……

ずがあああん!!


859 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 22:52:22.43 ID:YYvZu2+KO
弟「あ………」

目の前に人影が立っているのが見えた

「そこまでだぜ…」

誰かが俺たちの楯になってくれたのか……?

店長「き、君は……!!いや………貴様はああああ!!」

父「久しぶりだな……店長さんよ…」

弟「お、親父!!」

転「……!」

父「よう。待たせたな」

こじろう「遅いのだお主は…」

店長「やっと………!やっと出てきたのか!諸悪の根源め!!」


860 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 22:53:30.88 ID:ggzcS+ZG0
死んだッ!!!第二部完ッ!!!










…ごめんなさい


861 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 22:53:56.45 ID:ggzcS+ZG0
諸悪根元はおまえだwwwww


862 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 22:55:03.30 ID:Ne2hZ5DRO
なんという…

親父おせーよwwww
もっとやれ


863 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 22:56:44.24 ID:OR69pHYr0
こっから反撃だろ!?wktkするぜ


864 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 22:59:16.58 ID:bSmGjrou0
親父キター


865 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/25(木) 23:00:46.17 ID:29dAmc6CO
店長いいキャラだなwwwwwwww


866 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 23:02:32.22 ID:YYvZu2+KO
店長「貴様さえ!!貴様さえいなければ!!僕は妹と結ばれていた…!!貴様さえ……いなければぁぁぁ!!」

父「そんなの知ったことじゃないぜ。」

親父が出てきて店長の熱が上がっていく

店長「妹を取られた僕の気持ちがどんな気持ちだったかわかってて言ってるのか貴様!!」

父「だから…知ったことじゃないぜ」

店長「それしか言えないのか貴様!…………くっくっく……いいさ…!その代わり貴様が知らない内に色んなことをやっておいたからなぁ!!」

父「詳しく聞かせろ」

店長「バカめ!誰が教えてやるものか!貴様が知らないだけで僕が貴様に関する奴はすべて不幸になってるのさ!あぁ気味がいい!!」

父「……」


867 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 23:11:12.79 ID:ojFzTVSJ0
店長「おぎゃwwwwwwwwぱしへろんだすwwwwwwwwwwwwww


868 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 23:13:57.84 ID:YYvZu2+KO
父「……」
親父はちらっと姉ちゃんの方を向く

弟「親父…!!姉ちゃんが…姉ちゃんが大変なんだ!」

父「……俺じゃこいつを治すことは出来ないぜ」

弟「そ、そんな…!親父が出来ないんじゃ…もう…!」

店長「ははっ!そいつももうじきに死ぬのさ!!残念だったなあ!貴様が関わったから!貴様から産まれたのが運の尽きなんだよ!くっくっく…どうだ?貴様の周りの奴がどんどん死んでいくのは…!!貴様は人を不幸にするんだよ!!」

……………

「そんなことありませんっ!旅人さんは人を不幸になんかしません!人を不幸にしてるのは……お兄さんですっ!」

だ、誰だ………?


869 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 23:16:03.37 ID:ggzcS+ZG0
旅人さん…
この呼び方は…!


870 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 23:20:32.58 ID:YYvZu2+KO
こじろう「うむ…久しぶりだの…」

父「どうだ店長?あんたの念願の妹だぜ?」

妹……?てことはまさか…
母「もういい加減にして下さいお兄さん!じゃないと怒っちゃいますよ!」

店長「あ………あ………妹………!」

母さん……なのか……?

母「こんばんわ弟ちゃん」

弟「か、母さん…?」

母「正解です。元気にしてましたか?」

弟「か、母さん…姉ちゃんを……姉ちゃんを助けてくれ……」

母「はいっ、もちろんそのつもりですっ!」

父「ったく…連れてくんの苦労したぜ…」


871 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 23:21:09.65 ID:OR69pHYr0
新展開が多くてすげぇ楽しいw


872 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 23:22:26.33 ID:ojFzTVSJ0
予想外すぎるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


873 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 23:28:04.00 ID:YYvZu2+KO
店長「そ、そんな馬鹿な…!現世には治す方法なんて……!」
こじろう「現世にはな。死んでいる実体化した霊は元々霊気が逆流しているから自分の霊気を逆流出来ない代わりに生きている人間の霊気を逆転することが出来るのだ」

母「えいっ!あら?左手はどっちですか…?」
弟「か、母さんそれ右手…」
母「ま、間違えましたっごめんなさいっ!」
母「えいっ!」

ぱあああああ

姉ちゃんの顔色がみるみる良くなっていく…

姉「………弟……?」
弟「姉ちゃん!」

姉「…それに…お父さんに………女の人……」
弟「姉ちゃん…この人が母さんなんだよ…」
姉「…!」


874 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/25(木) 23:35:17.20 ID:i8qjr6Qt0
驚きの新展開ww

母キター


875 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 23:36:16.30 ID:YYvZu2+KO
母「こんばんわ。姉ちゃん」

姉「お母…さん?」

母「そうです。お母さんですよー?」

姉「お母さん!」

ぎゅっと抱き締め合う

姉「お母さん……!私……ずっとお母さんに会いたかった……!」

母「ふふっ、私もですよ?………あら?」

転「……」

母「あなたが転ちゃんですね?こっちへいらっしゃい?」

転「……な、馴れ馴れしくしないでください…」

母「ふふっ。照れちゃダメですっ。お母さんわかってますよ?」

ぎゅっ

転「か、勝手に抱き締めないでください!迷惑です!」

でも振りほどこうとしない転


876 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/25(木) 23:40:15.29 ID:i8qjr6Qt0
あれ・・・転が可愛く見えてきた・・・・気のせいか・・・


877 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/25(木) 23:43:08.02 ID:1RCzEjYXO
>>876
おまえ……気は確かなのか?
もう一度冷静になって、転を見てみろよ……可愛いの一択だろ……?


878 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 23:43:20.79 ID:iHuZR+EX0
最初からかわいかっただろ


879 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/25(木) 23:44:17.42 ID:IoAUFMme0
初めから可愛いだろ


880 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 23:44:34.96 ID:YYvZu2+KO
母「あなたのこと…ずっと霊界から見てましたよ?今まで辛かったんですよね?」

転「……あなたが……子供が欲しいなんて言うから……!私はこんな目に会って…」

母「…ごめんなさい…。でもあなたは一人だったかも知れないですけど……もう転ちゃんには家族がいるんですよ?」

転「……!」じわっ…

母「これからは皆があなたの側にいますから……だからもう一人で泣かないでくださいね…?」

転「ひっく……泣いて……なんか…いません…」

母「もう……大丈夫ですよ…」

強く転を抱き締める

……そうか……
……転はただ恨んでいたわけじゃなかったんだ……

ずっと家族が欲しかったんだ…


881 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/25(木) 23:49:26.20 ID:KrelaAOx0
参考画像なし


882 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 23:52:26.44 ID:YYvZu2+KO
母「皆さんも同じ意見ですよねっ?」

姉「もちろんよ!こんな可愛い妹放っておくわけないじゃない!」

父「俺は別に構わないぜ。スキンシップはさせてもらうがな」

母「旅人さんそんなことしちゃダメですっ」

こじろう「私も文句などない」

あぁ……これが家族なんだな……

弟「じゃ、じゃあ俺も同意見で…」

転「あなたは気持ち悪いです」

…なんで俺だけ……

母「ふふっ。面白い家族ですねっ」

あんたもな!


883 :VIPがお送りします [] :2008/12/25(木) 23:55:35.66 ID:i8qjr6Qt0
で、店長どうしたん?


884 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 00:04:17.48 ID:YRg0WI1AO
がんっ!

神社の柱を殴る音がする

店長「なんなのかなぁ…?これは……見せつけてくれちゃってさぁ……」

父「なんだまだいたのか」

店長「………君は………僕が手に入れるはずだった幸せを……奪った…」

母「…それは違います。お兄さん…目を覚ましてください。私を殺して……もう十分ですよね?」

母さん……!知っていたのか…!

店長「ふざけるな!!自分たちだけ幸せになりやがって……!!貴様らの幸せ…!奪ってやる!!」

母「お兄さん!」

店長「うるさいっ!薄汚い奴の仲間め!」

父「……もういいだろうぜ…俺に任せろ…」

母「旅人さん…!」

父さんの目は落ち着きながらも確実に怒りを露にしていた


885 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/26(金) 00:05:58.90 ID:E4HbOd6L0
親父キター


886 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 00:07:45.65 ID:iEqVnlcd0
俺は母さんが一番この中で好きだ


887 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/26(金) 00:08:58.61 ID:BAQycmi+0
とりあえず転校生は貰っておきます


888 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/26(金) 00:10:44.22 ID:E4HbOd6L0
>>887
そうかそうかwwwだが、阻止!!


889 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 00:12:10.01 ID:YRg0WI1AO
父「勝負しようじゃねえか…お互いの決着をつけるために」

店長「ははっ!やっとその気になってくれたかい…一番……君を殺したかったんだよ…」

父「いいだろうぜ…こじろう。九の札を出せ」

こじろう「うむ…」

今まで使わなかった達人クラスで最強の札の九を使うのか…?親父…マジなんだな…

姉「お父さん負けないで!」

母「でも殺しちゃダメですっ!こらしめるだけにして下さいっ」

父「行くぜ…」

親父……頼りにしてる……!


890 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 00:16:11.01 ID:kTa3AoFZO
これなんだかんだ主役は親父さんだったんだな


891 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/26(金) 00:18:35.99 ID:7t33LrS4O
残念だが本当の主人公はこの俺様。


892 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 00:21:15.66 ID:kTa3AoFZO
>>891
…え?
君の役は確かクラスメートだろ?


893 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/26(金) 00:21:33.85 ID:E4HbOd6L0
>>891
そうかそうか
まあ、転校生は貰っておきます


894 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 00:23:07.53 ID:YRg0WI1AO
ひゅうううう……

父「…九札!!」

どずがあああああ!!!

そこらに強い突風が舞い親父が見たこともない赤い巨大な霊気を打ち出す

店長「ははっ…来たね…塵の札!!」

同じように巨大な霊気を店長が打ち出す

ずがあああん!!

二つの霊気は衝突し店長の霊気がぐぐぐと親父の霊気を押す

姉「そ、そんな…!お父さんの霊気が…!」

押し出された霊気がこっちに向かってくる

親父「ちっ…」

そんな…親父の霊気が…!
転「こっちに店長の霊気が飛んで来てます!」


895 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/26(金) 00:23:40.05 ID:DJObtegY0
こじろうゲットだぜ!


896 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 00:23:59.66 ID:nEcQA2EV0
>>893
ふざけんな


897 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 00:31:36.61 ID:YRg0WI1AO
母「大丈夫ですっ!旅人さんは…絶対に負けません!」

父「こじろう!アレをだせ!」

こじろう「うむ。ほれっ!」

こじろうが刀を投げ父がそれを受けとる

弟「……親父!それは!?」

父「黙ってろ!」

霊気が目の前に来る。親父が一歩前に出て刀を鞘から抜く

父「清流!!」

ざんっ!と霊気を切り裂く

しゅうううう……

店長「くっくっく……今貴様の霊気は私に負けた…!はっはっは!!もう僕は貴様の霊力を凌駕しているんだよ!!」

父「……」

弟「親父……!」


898 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 00:39:04.14 ID:/JZTQ8mtO
清流…だと…


899 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 00:40:16.78 ID:QFVDBXUQO
追い付いた


900 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 00:41:44.46 ID:YRg0WI1AO
父「さぁ…それはどうだろうぜ…」
こじろう「こやつはこの刀を持って初めて力を出せるのだ」
父「行くぜっ!」
たんっ!

店長「そんなものハッタリだ!!」

店長が槍を構える

父「遅いぜっ!清流!!弐太刀!」

しゅぴんっ

親父の一閃が店長を貫く

店長「がっ………!!」

店長が片膝をつく

父「どうした…?まぁお前なんてこんなもんだろうぜ」
店長「貴様舐めるな!!」
カキィン!カキカキカキィン!

店長が反撃するが圧倒的に父が押している

弟「あの刀…なんなんだ!」
母「旅人さんかっこいいですっ!」
父「まあな!もっと誉めていいぜ!」

前見ろ前!


901 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 00:49:20.07 ID:YRg0WI1AO
弟「こじろう…!あの刀は…?」

こじろう「うむ。その昔…江戸時代くらいの頃この十和田町にいた元幕府所属の侍の刀だの…。」

弟「え…?」

こじろう「お主が持ってるその妖刀十和田と相反する関係にある。その刀の持ち主の女剣豪と男の侍は好敵手だったのだ。」

弟「…で、なんでその刀を親父があんなに使えているんだ…?」

こじろう「うむ…。霊界で調べた結果その男侍はあやつの前世の者だったのだ…」

弟「は!?」


902 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 00:49:28.06 ID:Zq/jPfnyO
今日で一週間か


903 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 00:51:21.21 ID:8C4JMXHV0
殿のスレのネタか、見てたぞ


904 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/26(金) 00:58:50.75 ID:7t33LrS4O
>>892
スイマセン…、クラスメートの役に戻ります…。


905 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 01:01:01.59 ID:otv6hgoq0
俺は姉ちゃんのスク水の役でいいぜ


906 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 01:03:53.32 ID:YRg0WI1AO
店長「く、……くそっ!」

父「俺を凌駕したんじゃなかったのか?なんだうそか」

店長「嘘じゃない!!貴様……これを見てもまだそんなことが言えるのか?」

ぱっと札を見せつける

父「…なんだそれは。食べれるんだったらもらうぜ」

店長「ふざけるなっ!………ははっ!ふざけていられるのも今のうちさ…!」

店長は口の中に札を入れてムシャムシャと口を動かす

父「やっぱり食えるんじゃねえか嘘つき野郎」

ずずずずずず!!

父「……!」

店長「くっくっく……!みなぎる……力がみなぎるぞ……!!」

店長の体中から霊気が溢れだす


907 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 01:05:28.79 ID:iEqVnlcd0
親父おもしろいな


908 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 01:13:16.43 ID:YRg0WI1AO
24日まであと10分

店長「もう貴様に構っている時間などない!死ね!」
キィン!

父「そう簡単にはやられないぜ」(24日まであと少し…!)

店長「ははっ!霊気が強くなってる僕なら簡単さ!塵の札!」

どずかあああああ!!!

父「清流!!」

しかし弾かれる

父「くっ…」

そのまま巨大な霊気が親父に当たる

ずがあああん!!

弟「親父!」

姉「お父さん!」


909 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 01:22:04.32 ID:YRg0WI1AO
父「………っ…」

たった一発で親父はもうボロボロだった

父「……」むくっ

立ち上がるががくがくと足が震えている

弟「親父!もうやめろ!俺たちが戦う!」

姉「そうよ!足震えてるじゃない!」

こじろう「……それだけではない…。あの刀を使うと霊力がかなり吸い取られるのだ…」

しかし親父は刀を構える

店長「子供の前だからってかっこつけかい?残念だったね…」

父「……」

弟「親父!限界があるだろ!」

父「…限界を決めつけたら…そこで終わりだぜ…限界を越えるから…人はもっともっと上に行けるんだぜ」
…親父…!


910 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 01:27:02.12 ID:VZ1D51hpO
親父かっけー


911 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 01:29:56.19 ID:YRg0WI1AO
父「俺はまだまだ強くなるぜ…」

店長「ははっ!無駄だよ!もうおしまいさ!塵の札!」

どずかあああああ!!!

弟「くそっ!七札!」

姉「お父さんを助けるわ!七札!」

転「…零札…」

ずがっ!ずがっ!ずがっ!
全て弾かれる

転「ダメです…零札でも吸収出来ません…!」

ずがあああん!!

弟「うわあああ!」

姉「きゃああああ!!」

転「……っ!」

父「ぐっ………う!!」

全員吹っ飛び散り散りになる


912 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/26(金) 01:33:52.82 ID:Kv0VOfvK0
                          _. - ._             _
                      /. -−- \             l `i   __
                         //      ヽ          } ´ ̄ ´ '´ う
                     |{      /\  ____  j     /
      ( ヽ              '.l.   ___/    ヽ´  ー-=ニ.¨`7     r '
   r──’ `ヽ            .ゞ ' ´         '.       `丶、  /
 (´_ ̄       ヽ         /             |       \  \/
 ‘ー⊂.         \      /  ,    l  |    |、        ヽ‐-,ヽ
      ̄ ̄\     \.     /  /     !  ∧   ||ヽ__|     ∨ `
          \     \  /  /     | / '   ||'´ヽ l      l. ',
            \     \l  '    |  ,ィ´′ ∨ ハ. |   Nヽ.   |、 i
              \     \l.    |  /|/     / /       ',   |、ヽ!
                \     ヽ、.  | i       ∨    三三 ハ.  ! \    絵チャやったらたのしいよー!!
                  \.   /\ | | xィ彡        ・{ l. ∧ /
                /\ /   }'ヽ! "´       ,、_,   l |∨ ∨
                  / /   /   \     ‘7´  )   .ノ |     l
               {      /    ',\    、__,. ' ,/  |    /
                 \   /      ', ヽ----r ' ´ |   |  ./

         http://www.takamin.com/oekakichat/user/oekakichat3.php?userid=272000


913 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 01:40:44.42 ID:YRg0WI1AO
ぱらぱら…

そこらの木や灯籠が完全に壊れていた

店長「ははっ…五分前…か…。」

親父が完全にうつ伏せになって倒れている。親父を踏みつけた後店長がこっちに向かって歩いてくる。

母「旅人さん!!」
店長「くふっ……くっくっく………はっはっは!ついにこの時が来たよ!貴様らの前で子供が人間化する前にぶち殺すこの時がね!」弟「ぐ…」

ダメだ……立てない…

店長「ほら見なよ妹…今から三人一緒に殺してあげるから…」
母「い、いやっ!やめてください!」
店長「ははっ!今さら遅いよ!……ほら、貴様も見ろよ…!」

親父の胸ぐらをつかみ宙に浮かせる

店長「貴様らの子供の最後をなぁ……!」

立て……!今立って……!俺も限界を越えて…!強くなるんだ……


914 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 01:41:26.94 ID:RdtGHwlz0
親父と弟はまだしも姉と転まで傷つけやがって・・・!

許さんっ!
許さんぞこの虫ケラどもがあああああああああ!


915 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 01:45:08.82 ID:Z+r0uzEO0
やっぱりこじろうはストーリーの繋げ方がうまいな。


916 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 01:49:34.91 ID:LfXUtn1u0
 「 力 が 欲 し い か ? 」
って聞こえてきそうだな


917 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 01:50:30.42 ID:YRg0WI1AO
動けっ……!
頼む!足よ動いてくれ!!
店長「聞いてるのか貴様っ!」

がすっがすっ!

父「……」
親父は全く無反応だ…まさか…死んじまったのか…?
母「お願いします!もうやめて下さいっ!」

店長「元はと言えばお前が悪いんだ!!…………ははっ!もういいよ……とっとと殺してしまおう…」

母「やめて下さいっ!」

店長「どけっ!!」

ばきっ!!

母「きゃっ!!」

母さん……!

弟「うぐっ……!らぁっ!」
なんとか立ち上がる。

店長「さぁ……死ね……」
俺は諦めない……!限界を決めつけない……!


918 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 01:58:01.47 ID:YRg0WI1AO
店長「行くよー?君たち?」
店長「3」

な、なにかやるんだ…!

店長「2」

今こそ……!

店長「1!………塵の……!」

……………

「……くっくっく…」

店長「!?」

こじろう「はっはっは…!」
父「くっくっく…!」

弟「……?」
なんだ……?親父とこじろうが笑って…いる?

店長「な、なにがおかしい!!気でも狂ったか!!」こじろう「わっはっはっは…!」
父「へっ……この勝負……勝ったな……」
こじろう「そのようだの…!」


919 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 02:00:12.33 ID://1/P2Bq0
支援


920 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 02:08:41.29 ID:YRg0WI1AO
店長「ハッタリはよせ!貴様負けたくせに…!!」

父「へっ…誰がいつ俺がお前を倒すって言ったんだ?」

店長「ど、どういうことだ…!」

こじろう「父はお主を倒そうとなんてしていなかった…ということだ。」

店長「意味がわからん!」

父「頭の悪い奴は嫌いだぜ……つまり弟たちが人間化するまで時間を稼いだってことだぜ…」

店長「だ、だから!!貴様は負けて今時間が有り余って…!」

こじろう「……なぜ私たちが子供が産まれてからアパートではなくなぜこの神社で育てたのか……不思議に思わなかったのか…?」


921 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 02:10:35.92 ID:+33zJ3r80
まさか!?


922 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 02:14:46.79 ID:RdtGHwlz0
なん・・・だと・・・?


923 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 02:18:12.50 ID:YRg0WI1AO
父「俺がなんも知らないとでも思ったか?お前が俺たちのことを霊界から聞いていたように…俺も霊界から聞いてたんだぜ?」

こじろう「母からお主のことを聞いていた私たちは…その後お主が霊修行していると霊界から聞いた時…」

父「確実に俺たちになにかをやることは明確だと知ったぜ。」

こじろう「そしてお主が私たちに屈辱を与えるならこの日しかない…と考えた訳だ」

店長「だ、だからつまりどういうことだ!」

こじろう「お主が計画を立てていたように…我らも計画を立てたというわけだ」


924 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 02:22:50.88 ID:otv6hgoq0
一家に一匹こじろう


925 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 02:23:48.60 ID:vCAyyKgl0
眠いのに続きが気になって眠れないぜ・・


926 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 02:25:20.61 ID:+33zJ3r80
わかる


927 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/26(金) 02:26:50.24 ID:nj9FBSaL0
くっ・・・睡魔の野郎がもうだめdghkjlmkん


928 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 02:29:51.98 ID:YRg0WI1AO
父「そうだぜ…。そして子供が人間化する今日絶対来るだろうと思ってここに誘い込んだ…」

こじろう「お主が転や不良にやらせたが失敗してお主が焦ってここにきた。」

店長「ははっ…さっぱり意味が…ハッタリにしか…」

父「ここはな…霊が出入りする二代霊場の1つだ。だから…現世とあの世の境目ってことで…」

こじろう「……ここだけ3分時間が早いのだ」

店長「なっ!」
慌てて時間を確認する

23時57分

ぱああああああ!!

弟「……!」
体が……光に包まれる!!

こじろう「ハーフ霊は人間化すると本来の霊力を取り戻す……!」

父「つまり……お前はジ・エンド……だぜ」


929 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 02:31:39.99 ID:Z+r0uzEO0
寝るがんばれ


930 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 02:32:24.89 ID:otv6hgoq0
スレの消費具合を考えるとこのままゴールすべきです頑張れ


931 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 02:32:33.87 ID:RdtGHwlz0
姉・弟・転のハイパー化キターーーーーーーーーーーー!
ドッキングでさらにパワーUP!


932 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 02:33:21.79 ID:otv6hgoq0
転は年下なのでは


933 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 02:35:04.94 ID:RdtGHwlz0
>>932
あっ!その設定忘れてたww


934 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/26(金) 02:38:10.28 ID:1G+bWzSj0
今北産業


935 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 02:38:47.88 ID:vCAyyKgl0
姉・弟が人間化により覚醒


936 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 02:40:05.08 ID:otv6hgoq0
続編
偏愛
こじろう


937 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 02:42:14.36 ID:YRg0WI1AO
弟「すげぇ……力が………力がみなぎる……!」
姉「弟!」
弟「ああ!今なら……勝てる!」

八の札がいつの間にか達人クラスの九になっている

弟「行くぞ姉ちゃん!」
姉「行くわよ弟!」

ぱああああああ!!

手に光が集まる。

父「俺の力も貸すぜ」

九の札を投げ俺たちの手に吸い寄せられる

転「……後は任せました…」

百札を投げる

店長「そ、そんなっバカな!僕の完璧な復讐が!!」姉・弟「霊札!!」

ごおおおおおお!!

光が矢となって店長を襲う

店長「ぐおあああああああああぁぁあ!!!!」


938 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 02:43:23.37 ID:RdtGHwlz0
百いただきました


939 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 02:52:32.86 ID:YRg0WI1AO
店長はボロボロになりもう立てない状態だ。

店長「かはっ……な……ぜ……なんで……この方法を……選んだ……」

父「簡単なことだぜ。おまえが子供たちを人間化する直前を狙った復讐を考えていたなら」

こじろう「こっちはギリギリで弟たちを人間化させお主に出来なかった屈辱を与えようと逆手にとっただけの話だ。」

店長「ははっ………そんな………バカな………」

父「諦めろ。おまえじゃ俺たちは強大すぎたんだぜ」

店長「僕は……今まで……なにを……していたんだろう……」


940 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 02:58:28.71 ID:YRg0WI1AO
母「……お兄さん……」

店長「早く………殺せ……霊になって………実体化して……また……殺しにきてやる………今度は……もっとスゴいのを……考えて……」

母「それを聞いたら……なおさらダメです。」

父「……そうだろうぜ。今度はなにをされるかわかったもんじゃねえし…かと言ってこのまま生かしておくわけにもいかないぜ…」

弟「じゃあ…どうするんだよ…」

父「そこで…転の出番ってわけだぜ」

転「………私……ですか…」


941 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 02:59:23.36 ID:otv6hgoq0
支援


942 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 03:01:21.65 ID:Hf53brXs0
封印?


943 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 03:04:44.63 ID:RdtGHwlz0
殺して霊化したところを殺すんですね、分かります


944 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 03:04:49.18 ID:YRg0WI1AO
こじろう「お主の零札でこやつを閉じ込めるのだ」

転「……わかりました……」

店長「ま、待って……」

転「零札…開印…」

……ぱたん……

母「そこで反省してください!お兄さん!」

姉「これで封印しちゃうの…?」

父「……」

母「いつか……本当に反省したら出してあげませんか?」

こじろう「……」

父「……好きにするがいいぜ…」

母さん……あんた自分を殺した張本人なのに…どうしてそんなに優しいんだよ…


945 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 03:15:41.68 ID:YRg0WI1AO
父「……」ぐぅぅぅ

姉「ぷっ……!」

弟「なんだよ親父!緊張感なさすぎだろ!w」

父「腹が減るのは自然の摂理だぜ」

こじろう「お主は本当にアホだの…」

父「こじろうてめえ調子のんなよ」

姉「お父さんっていつもなんか抜けてるよねー!」

母「ふふっ…じゃあ私がご飯作っちゃいます…!」

姉「え?ほんと!?」

母「はい!腕によりをかけちゃいます!」


946 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 03:23:11.20 ID:YRg0WI1AO
弟「あれ…?おい転!」

転はこの場から去ろうとしていた

転「……今だけ力を貸すと言っただけです…勘違いしないでください…」
姉「なに言ってるの?転ちゃんも来なよ!家族でしょ?」
転「…あなたたちと家族になった覚えはありません…ちょっと力を貸したくらいで勘違いしないで下さい…」
父「なに言ってやがる。そんなこと言ってたら意地汚いこじろうがおまえの分食っちまうぜ?」
こじろう「誰がそんなことするかバカ者!」

母「転ちゃん……?いらっしゃい…?」

転「……!」ぴく


947 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 03:31:14.04 ID:YRg0WI1AO
転「……」
今、転が露骨に母さんの声に反応したぞ…

ぎゅっ

後ろから転を抱き締める

母「転ちゃん…?ほっぺたが落ちそうなくらいおいしいご飯……作っちゃいますから、」

転「……」

母「……ね?」

転「………」

母「ほーら?」
転「……し、仕方ありませんね…!そんなに言うなら…食べてあげても……いいです…」
母「ふふっ!じゃあお家に帰りましょ?」

手を引っ張られる転は目を反らし頬を赤く染めている
父「おい早くしろよ。腹減ったぜ」
母「もうっ!しょうがないですね旅人さんはっ!」


948 :男は黙って [sage] :2008/12/26(金) 03:31:18.53 ID:Bp4YGfgGO
支援。


949 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 03:35:09.13 ID:Hf53brXs0
父親のイメージが浦安鉄筋家族の大鉄にしかならないんだが


950 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 03:36:21.13 ID:RdtGHwlz0
>>949
おいっ!
・・・俺はうしおの親父しか出てこない


951 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 03:40:00.48 ID:otv6hgoq0
その二人差がありすぎだろ


952 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 03:43:52.00 ID:YRg0WI1AO
父「ふぅ〜食った食ったぜ」

姉「お父さん食べ過ぎー!」

母「旅人さんっ!久しぶりの私の料理いかがでしたかっ?」

父「まずまずだな」

母「うぅ……旅人さんひどいです…」

弟「そんなことねーよ!すっげー旨かったよ!」

姉「そうよ!お父さんいっつもまずまずだなっていうんだもん!でも…お母さん料理上手なんだね」

母「ありがとうございます!転ちゃんはいかがでしたか?」

転「……ま、まずくはなかったですね…」

母「そ、そうですか…次から頑張ります…」

転……おまえ一番親父に似てるよ……


953 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 03:50:13.46 ID:YRg0WI1AO
転「じゃ、じゃあ……私はこれで……」

父「どこいきやがる」

転「……ご飯食べたので帰ります…」

姉「なーに言ってんの?これから皆でトランプ大会よ?」

転「……興味ないです……」

母「転ちゃん?きっと楽しいですよ?」

転「……興味ないものは興味ないです……」


954 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 03:52:06.20 ID:YCQizmVmP
転がトラブルのヤミにみえる


955 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 03:55:21.62 ID:YRg0WI1AO
転「……勝ちました…」

母「うぅ……負けてしまいました…」

弟「母さんトランプ弱すぎだろ」

姉「はいっじゃあ罰ゲーム!転ちゃんお母さんに好きな罰を与えていいよ」

転「……え……」どき

母「うぅ……なにされるか怖いですっ…」

転「……な、なにもありません…」

父「それじゃ罰ゲームにならないぜ」

姉「うーん…。あ、そうだ!お母さんにキスしてもらうのは?」

転「……っ!//」どきんっ


956 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/26(金) 03:57:02.36 ID:Bp4YGfgGO
キス?お母さんが、こじろうと?


957 :( 罪) ◆TUMIVeseaQ [] :2008/12/26(金) 04:00:00.84 ID:LfXUtn1u0
あああぁぁあぁぁあぁぁああああああああ転校生かあいいよおおおおぉぉおおぉおおお


958 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 04:03:58.42 ID:YRg0WI1AO
母「そんなことでいいんですか?じゃあはいっ」
ちゅっ

転「〜〜!!///」

父「……」
姉「あれ?お父さん妬いてるの?」
母「そうなんですか?じゃあ、はいっ!」
ちゅっ

姉「お父さんとお母さん熱いねー//」

母「ふふっ//好きな人同士ですから」
父「別に俺は好きじゃないぜ、こいつが勝手にしてきただけだ」

母「う、嘘ですっ!旅人さんは私のこと好きなはずですっ!」

父「そういうのを妄想っていうんだぜ」

母「うぅ…ひどいですー!」


959 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/26(金) 04:10:01.48 ID:DJObtegY0
弟空気だなwww


960 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/26(金) 04:17:11.87 ID:YRg0WI1AO
なんだかんだで時間は過ぎていく……

母「じゃあ皆さん…また今度会いましょうね…?」

姉「お母さん…楽しかったよ…すっごく…」

弟「次はいつ会えるんだ?母さん」

母「わかりませんね…でもいつか必ず…またここに来ますっ!だから弟ちゃん姉ちゃん転ちゃん!その時まで……元気にしてて下さいね?」

父「……じゃあな…」

母「…旅人さん……愛してます…」

父「……さっさといけよ」
母「……はいっ!皆さん…お元気でっ!」

母さんは……霊界へと帰っていった…


961 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 04:30:01.69 ID:YRg0WI1AO
転「では……私はこれで……」

弟「えっおいおい!いっちまうのかよ!」

姉「転ちゃん!……一緒に…暮らそう…?」

転「そういう訳にはいきません……私はもう零の霊機関には戻りませんから…あなた方に迷惑がかかります…」

弟「だったら尚更だよ!俺たちが守ってやるからさ!」

姉「そうよ!転ちゃん!」
転「……お断りします。何度もいいますがあなた方とは家族でもなんでもありません………では…」

しゅんっ

一瞬にして消えてしまう

弟「%9


962 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 04:31:35.76 ID:YRg0WI1AO
転「では……私はこれで……」

弟「えっおいおい!いっちまうのかよ!」

姉「転ちゃん!……一緒に…暮らそう…?」

転「そういう訳にはいきません……私はもう零の霊機関には戻りませんから…あなた方に迷惑がかかります…」

弟「だったら尚更だよ!俺たちが守ってやるからさ!」

姉「そうよ!転ちゃん!」
転「……お断りします。何度もいいますがあなた方とは家族でもなんでもありません………では…」

しゅんっ

一瞬にして消えてしまう

弟「転…」


963 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 04:32:05.73 ID:YRg0WI1AO
ミスった


964 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 04:32:50.47 ID:RdtGHwlz0
>>963
おK


965 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 04:36:59.23 ID:k9qYIrx10
ビックカメラ終了です
ポイントの精算はお早めに
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/news/1230224159/

このレスを見た人はコピペでもいいので1人でも多くの人に教えてあげてください


966 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 04:40:33.12 ID:YRg0WI1AO
姉「やっぱりわかりあうことは出来てなかったのかな…」

弟「転……」

こじろう「……そんなことはないぞ…」

姉「…どうして…?」

こじろう「これを見てみるのだ。」

弟「……これは……!」

転が置いていった零札の裏にはこう書かれていた

『困ったことがあったら電話してください。09012345678』

姉「転ちゃん……!」

これが転なりの優しさだったのだろうか…
でも……俺たちの元にやってくる日がくるのだろうか…いつか…きっと…


967 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 04:47:47.16 ID:YRg0WI1AO
なんとなく俺たち二人は十和田湖の前にいた。

姉「……」

弟「……」

姉「ねぇ……弟?」

弟「……ん?」

姉「私たち…人間になったんだよね?」

弟「……そうみたいだな…」

姉「…なんか…実感わかないね…」

弟「……正直…俺もわかない…」

姉「ふふっ。そうだよね…」

あ…今の笑い方…母さんに似てた…

弟「……」

姉「……」


968 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 04:54:57.97 ID:YRg0WI1AO
姉「あの……さ。実を言うと……あの時……声は聞こえてたんだよね…」
弟「……あの…時?」
姉「……だから…私が死んでた時…」
弟「……!」

あああああっ!!忘れてたっ!あの時……確か俺はっ……!

姉「……///」

い、今すぐ死にたいっ!かなり恥ずかしいっ!!こんなことなら店長に殺されておけば……!!

姉「………私も……きだよ」

弟「……え?」

姉「だからっ!私もあんたのことが好きって言ってんの!!文句ある!?」

十和田湖が…ざばーざばーと俺の中で何回も響いていた…


969 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 04:57:52.71 ID:RdtGHwlz0
こじろうのフラグ回収力は素晴らしいものがある


970 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 04:59:07.57 ID:BNZLLlBdO
これまだあったのかw
乙、完結まで頑張れ


971 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 05:03:47.04 ID:YRg0WI1AO
エピローグ

姉「こらっ!バカ弟!起きなさい!」

弟「………なんだよ…うるさいな…」

姉「ほらっ!ちゃんと着替えも出して置いたから早く学校行くわよ!」
弟「へいへい…」

姉「いってきまーす!」
父「あ?お土産は松坂牛でいいからな」

姉「買わないわよっ!」
こじろう「バカかお主は…」
姉「じゃあね!ご飯は冷蔵庫に入ってるからね!」

父「……ああ」

こじろう「……お主…見たか?」

父「あ?」

こじろう「あの二人手を繋いでおったぞ…」

父「どうでもいいぜそんなこと…あー腹が減ったぜ…」
こじろう「のんきだなお主は…」


972 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 05:09:20.12 ID:otv6hgoq0


973 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 05:12:15.90 ID:YRg0WI1AO
学校

女「よー弟っち姉っちー!おっはー!」
姉「おっはー!」
女「おお?どうしたんだい一体そのテンション!?」
姉「あ、あのねっ…」

ごにょごにょ…

女「……な、なんとっ!めでたく!ご結婚を!?」
弟「してねーよ!」
姉「もう//やだなー女っちったら…そんなのまだ気が早いわよー//」
女「おぉお…姉っちが壊れてる…」
女「ふっふっふ…ではこのプレゼントも時期尚早ではなかったなっ!はいこれっ!」

弟「なんだ…?これ…」

女「お揃いの手袋だよっ!」

うわぁ…これ…かなり恥ずかしいぞ…


974 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 05:12:41.73 ID:MvFvkbmSO
(´;ω;`)うぅー はぴえんど


975 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 05:16:41.33 ID:xbnyz+lz0
今追いついた




アニメ化はいつ?


976 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 05:16:41.98 ID:YRg0WI1AO
姉「ね、弟!これ一緒につけて歩こう?」

弟「やだよっ!」

姉「なによーけちー」

女「おぉお…ラブラブですなぁ…」

この場にいられなくなって廊下に出る

姉「どこいくのよー!」

弟「トイレだよトイレ!!」

姉「私もいくー」

弟「来なくていいっ!」

意味ないだろそれじゃ!


977 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 05:17:58.99 ID:RdtGHwlz0
もはやスレタイで泣けてくる・・・


978 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 05:23:39.64 ID:YRg0WI1AO
弟「ふぅ……」

トイレから出て教室に繋がる廊下を歩く

弟「ったく…いくらオーケーしたからって姉ちゃんデレデレしすぎだろ…」
ぶつくさ文句を言いながら歩く

そして…

誰かとの廊下でのすれ違い様に呪文が聞こえた…

弟「………!」

な、なんだ……!?なにが起こった!!

体が……体が動かない…!!

目の前にヒラヒラと紙が舞いそれを俺の目が追う

……トランプだ……ハートのクイーン……

床に倒れ意識が消える寸前に見たものは…

どこかで見た刻印だった…


979 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 05:24:30.60 ID:xbnyz+lz0
女のヨカン


980 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 05:25:42.58 ID:RdtGHwlz0
ついに・・・


981 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 05:27:22.40 ID:otv6hgoq0
ここで回収するのか…


982 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/26(金) 05:29:00.59 ID:YRg0WI1AO
はい!これで終了〜!

俺は人が感じる「あ、これちょっと面白いな」「続きが気になる…」っていうたった一瞬の感情を感じたくてここまでSSを書いてきました。
ちょっとでも読んでくれた人にそれを思わせることが出来たらな…と思います。
良かったらhttp://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/part4vip/1212123854/
に感想とか書いてくれると嬉しいかな。批判とかでも全然おk

最後に保守してくれた人!読んでくれた人ありがとう!ではこの辺で


983 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 05:30:00.07 ID:nEcQA2EV0


984 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 05:31:18.82 ID:RdtGHwlz0
面白すぎてこじろうのファンになったわ!それにすごく読みやすかった!
途中で中傷してた奴にこの完成度見せてやりたいぜ!!
ほんとお疲れー!


985 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 05:31:26.62 ID:otv6hgoq0
パー速か
久しぶりに行って見るよ


986 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 05:42:35.48 ID:xbnyz+lz0




987 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/26(金) 05:45:11.19 ID:4F8GkWz80
乙!


988 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 06:04:30.52 ID:afdVC/1/O


989 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 06:08:08.42 ID:otv6hgoq0
ume


990 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 06:22:39.83 ID:02j3rHrwO
最後に追い付いた!
転が白石なごみで再生されてニヤニヤが止まらんww
激しく乙!


991 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/26(金) 06:30:00.65 ID:BNZLLlBdO
ぬるぽっ


992 :VIPがお送りします [] :2008/12/26(金) 06:31:31.95 ID:otv6hgoq0
ガッ


993 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/26(金) 06:31:39.54 ID:BNZLLlBdO
ぬるぽ


994 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/26(金) 06:32:54.69 ID:0akm0/lcO
>>991
ガッ
1000なら実は俺弟


995 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/26(金) 06:33:32.72 ID:uHPlpl5i0
ぬるぽ


996 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/26(金) 06:34:28.41 ID:BNZLLlBdO
ヌルポ


997 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/26(金) 06:37:24.10 ID:BNZLLlBdO
ぬるぽ


998 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/26(金) 06:37:40.47 ID:OVOkvY3S0
(*‘ω‘ *)


999 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/26(金) 06:38:32.65 ID:dSgFJAtk0
1000


1000 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/26(金) 06:38:48.04 ID:dSgFJAtk0
1000!!乙!



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