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妹「おにいちゃん朝ですよー!今日もお仕事がんばってね!」
1 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 07:18:00.39 ID:CKeGG7dv0
 


2 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 07:18:32.44 ID:4E29tQAW0
もっとやれ


3 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 07:18:53.90 ID:8iYd2q8u0
妹「おにいちゃん・・・お仕事は?」


4 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 07:19:08.99 ID:dHa449mr0
現実

妹「ああううう・・・・ああ!!! うおおおうおおあんあって・・・・・」


5 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 07:20:15.59 ID:ZNECX0cZO
>>3ぶん殴れ


6 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 07:24:55.47 ID:3gllQ2TEO
毎朝そうやって俺を起こしてくれていた妹は、
去年の今頃、不慮の交通事故で………


7 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 07:27:29.83 ID:6arQM5tpO
>>6
お前妹いたっけ?


8 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 07:30:07.22 ID:8iYd2q8u0
妹「おにいちゃん朝ですよー!今日もお仕事がんばってね!」

そう言って、俺の部屋のカーテンを開ける妹
歳が10も離れた妹、生意気だがやはり可愛いし気にかけてしまう
しかし妹はよく分かってない、俺が無職ニートって事を

俺「あぁ、ありがとう」

さっきネットを終え布団に入った俺には、睡眠妨害でしかないが
妹の気遣いに感謝の意を表す

妹「どういたしまして、そういえばおにいちゃんってさ」

俺「ん?」

妹「お仕事何してるの?」

突然の質問に、俺の脳は動きを止めた


9 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 07:32:34.16 ID:qNifSThEO
俺は・・・


1証券マン
2フリーター
3ニート


10 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 07:40:08.13 ID:JdF9GNMlO
>>9
安価は?とりあえず3


11 :VIPがお送りします [sage] :2008/10/08(水) 07:44:20.65 ID:UgHWxf5r0
4VIPPER


12 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 07:51:43.48 ID:3gllQ2TEO
>>8
続き書かないのかよ


両親と折り合い悪い俺を気遣って、わざわざ朝飯持ってきてくれたりとかしたなー
ま、名前呼び捨てにされてお兄ちゃんとか言われたことなかったけど


13 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 07:52:18.01 ID:1kME7qa3O
クソ…張りつきたいけどこれから仕事がはじまる


14 :VIPがお送りします [sage] :2008/10/08(水) 07:54:44.46 ID:I5xeDkTQO
2


15 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 08:01:48.35 ID:8iYd2q8u0
俺「え?」

妹「おにいちゃん、いつも私より遅くに仕事行くからさ、どんな事してるかしらないもん」

眠気が吹っ飛んだ

俺「いや・・・どうしてそんな事を・・・?」

妹「え?」

予想外の返答に、妹も少々唖然としている

妹「聞いちゃ・・・ダメだった?」

俺「いや、そういうわけじゃないが・・・」

しばしの沈黙


16 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 08:03:11.49 ID:/jlgL+J50
現実

「今日もどこもいかないの?本当情けないよね、生きてて恥ずかしくないの?どれだけ親に迷惑かけてるか分かってんの?
早く家出てってよ、本当邪魔だから」


17 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 08:07:46.01 ID:8iYd2q8u0
子供というのは、突然恐ろしい事を聞いてきたりする
赤ちゃんはどうやったら出来るのかとか、インディースDVDってどんなDVDなのかとか
これもきっとその類で、また俺にはもっとも攻撃力のある一言だ

妹「・・・お仕事、してないの?」

これはきつい
反射的に言葉を返す

俺「いや、仕事はしてるよ」

してねーだろ

妹「そうなんだ・・・ご飯、もう出来たって・・・」

俺「あ、うん、わかった・・・」

そう言い残して、俺の部屋を出て行く妹
心無しか、表情は曇っていた


18 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 08:08:56.27 ID:ZXCE/TlrO
一応支援


19 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 08:09:35.72 ID:3gllQ2TEO
まあ、結構きびしい奴だったよね。
時代を先取りするかのように「夢とかなさそうだよね」とか平気で言ってきたし。

ただ当時俺のハマってたセーラームーンの格ゲー一緒にやってくれたり、付き合いはいいやつだったなー


20 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 08:15:30.50 ID:8iYd2q8u0
実のところ、こんな風に起こされたのは初めてだ
その初めてで、突然職種や仕事の有無を聞かれた
そして、いつもはあっけらかんとしている妹が不安げな表情をした
一体何なんだ、どうしてこうも突然事が重なるのか

ベッドに腰掛け、眠気を忘れた俺はしばし呆然としていた
すると

ガチャリ

と、ドアの開く音、また妹だ

妹「おにいちゃん・・・?」

俺「どした?」

妹「私変なこと聞いた?」

俺「え?何で?」

妹「お母さんに聞いたら、謝って来いって言われた・・・」

なぜ謝らせるのか


21 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 08:18:14.78 ID:8iYd2q8u0
俺「いや、謝らなくてもいいよ」

妹「そうなの・・・?」

相変わらず表情は曇ったまま、ドアを開いた状態で固まっている妹


俺文才ねーから、誰かにタッチな


22 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 08:19:44.52 ID:UB8jaAInO
いやいや、十分おもしろいからよろしく


23 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 08:24:59.21 ID:3gllQ2TEO
>>21
もっと頑張ってみろよ!! 俺は読んでるぞ!!

あいつ親にひいきにされてたし、正直疎ましかったけど
愛嬌あって嫌いになれなかったなー
友達紹介してくれたりしてさ
フヘへ


24 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 08:27:00.88 ID:8iYd2q8u0
じゃあ、俺が続き書くわ

俺「・・・どうした?」

妹「うぅん、何でもないよ・・・」

何だかよく分からない
今日の妹は、どうしてこうも不安げなのか

俺「そうか?割に困った顔してるけど」

妹「困らないよ、困ってないけど・・・」

俺「けど?」

妹「・・・おにいちゃん」

俺「ん?」

妹「結婚したら、お仕事辞めないといけないのかな?」

何を言い出すかと思えば


25 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 08:32:59.84 ID:8iYd2q8u0
何だ、もうすぐ中学に上がるからってもう就職とか結婚後の話をしているのか
なんという先走り

俺「仕事は辞めなくてもいいけど、何で?」

妹「そうなんだ・・・なら、おにいちゃんは結婚しても仕事辞めない?」

俺の何ではスルーか
そしてまた、俺の職歴に関する話
こいつはどんなMでも耐え切れないぞ

俺「そうだなぁ、まぁ辞めたりはしないかもな」

妹「じゃあ、私と結婚してもお仕事辞めない?」

おやおや


26 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 08:42:37.66 ID:JdF9GNMlO
http://imepita.jp/20081008/312890


27 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 08:43:00.69 ID:3gllQ2TEO
休みで雨の日は俺の部屋でよくだらだらトランプしたなー
二人でババ抜きしながらくだらねーことくっちゃべるだけだったけど、
今となっては楽しかったのかな


28 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 08:44:02.91 ID:8iYd2q8u0
元々、俺と妹の二人兄妹だから昔から妹の面倒は俺がよく見てた
その頃は、好きだとか結婚したいとかも言われて嬉しかった記憶があるが
まさかその言葉を、時を経て今この瞬間聞く事になろうとは、誰が予測したであろうか

俺「結婚・・・?俺と?」

妹「・・・んーん、なんでもないよ」

といい、スっとドアから離れ部屋から出ようとする妹

俺「え、ちょっ・・・ちょっと待って」

慌ててベッドから立ち上がり、妹を呼び止める俺
歩みを止め、俺の方を振り返る妹
目には若干の涙を浮かべていた

俺「どうしたんだ?今日のお前は何か変だ」

そういうと、余計に涙ぐむ妹

妹「だって・・・」

次の言葉は出ず、涙がこぼれ落ちていた
俺はどうしていいか分からなかった


29 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 08:44:57.60 ID:8iYd2q8u0
妹居たら、俺ひょっとしたらしっかりしてたんじゃね?
と思うことが度々ある


30 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 08:45:30.59 ID:3gllQ2TEO
>>26
二次元の妹はこんなこと言わないッ!!
私を傷つけるようなこと絶対言わないもん!!


31 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 08:51:21.54 ID:3gllQ2TEO
妹いたってさ、姉さんいたってさ、
ダメなんだよな


32 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 08:53:42.18 ID:8iYd2q8u0
妹「私・・・おにいちゃん好きだから・・・」

俺「そんな事言ったって・・・」

妹の裸は、他と顔の違いの分からない赤ちゃんの頃から見てきた
風呂にも入れたしオムツも替えた
だから親心はあっても、妹に対する恋愛感情は全くと言っていいほど皆無だった

俺「とりあえず、部屋に入ろう」

コクリと頷いて、俺の部屋に戻る妹


33 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 09:01:37.08 ID:8iYd2q8u0
ベッドに二人座る
妹は相変わらず泣いている

俺「・・・何でいきなりそんな、結婚とか言い出したんだ?」

妹「いきなりじゃないよ・・・ずっと前から、好きだったもん」
「だからいつか聞かなきゃって・・・思ってた・・・」

そんなに前から好きだったとは、一緒に居ても全然気付かなかった

俺「でも、仕事どうこうって話は、一体なんだったんだ?」

妹「もしお仕事してたら、私と結婚したら辞めるのかなって・・・
してなかったら、私が働こうかなって・・・」

無職ニートである事を貶されると思っていた俺がアホのようだ


34 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 09:02:07.61 ID:8iYd2q8u0
眠いな、寝よう

誰かタッチな


35 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 09:05:53.41 ID:Puwsf9jWO
>>34
ふざけるな!と言いたい!


36 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 09:09:01.59 ID:3gllQ2TEO
俺には保守程度しかできん

学校でたまたま会うとニヤニヤしながら話しかけて来やがってさ
俺が友達といる時「また後でね」とか思わせぶりなことわざわざ言いにくんの
いや、ちょっと嬉しかったけどね


37 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 09:13:25.55 ID:UB8jaAInO
授業あるけどカキテが寝るなら保守作業にできる限り協力する


38 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 09:16:21.48 ID:+XK2U+NsO
おいいいいいい!!!!!!


39 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 09:19:46.38 ID:UbdOYTJsO
終わってるうううう


40 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 10:33:21.70 ID:3gllQ2TEO
妹は今日も立派に大学生
俺は一体何してんだろう
あーあ


41 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 10:40:05.77 ID:S59bYkYl0
>>40
じゃあ今日から何か始めろ。動け。


42 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 10:42:53.51 ID:3gllQ2TEO
パズルとかやってるんだけどね
ちょこちょこと


43 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 10:46:29.13 ID:w3t9FWoPO
ちょい 大学生の僕も見てるんだぞ


44 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 11:24:44.23 ID:hAzUXw/SO
保守しか…できないッ


45 :VIPがお送りします [sage] :2008/10/08(水) 11:26:51.20 ID:XYU9FK130
あのよ
今日一時限しか授業なかったから休んだのに

保守!


46 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 11:32:44.40 ID:3gllQ2TEO
結構他にもロム兄さんたちいるんだな

大学生か……
いいよな。妹も毎日楽しそうだよ


47 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 11:48:18.96 ID:8iYd2q8u0
俺「そうだったのか・・・」

ニートな自分を追いやるつもりは無い事に安堵したせいか
心の荷が降りるような感じがした

妹「おにいちゃんは・・・私のこと、好き?」

俺「そりゃ、好きだよ」

妹「ホント?」

俺「うん・・・」

好きである事に偽りは無い、ただそれは恋愛感情ではない
寂しいものだ

妹「嬉しい・・・くっついていい?」

俺「ん?いいよ」

俺に抱きつく妹
なんていうか、素直な子だな
妹の肩に手を廻し、その手で頭をなでる
嬉しい、嬉しいが不安でもある
正直、本気で結婚が出来るわけではない
ましてや俺がニートであるという事の重大さも、いまいち理解していない


48 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 11:48:41.79 ID:8iYd2q8u0
知らないからこそ、妹は俺を好いてくれる
思春期に入れば疎まれる事も仕方ないと思ったが、こんな風に好意を示されると
嫌われる事が怖くなる

泣いた疲れもあるのか、俺の隣で目を瞑り徐々に眠りに入っている妹

俺「・・・横になるか?」

妹「おにいちゃんも一緒・・・」

俺に体を預ける妹からゆっくり離れ、ベッドに寝かせる
俺もその隣で横になる、お互い同じ方向を向いて横になっている状態だ

俺「・・・学校は?」

妹「今日はお休み・・・なんか記念日だって・・・」

創立記念日か?こうも都合よく休みとはな

妹「おにいちゃん、お仕事してないでしょ・・・」

俺「・・・うん、知ってたのか」

妹「ふふ、知ってるよ・・・でも好きだよ」

妹が俺への好意を示せば示すほど、俺は何故か切なくなる


49 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 11:49:54.53 ID:8iYd2q8u0
俺「学校とかで、好きな男子とか居ないのか?」

妹「みんな、なんだか子供でさ、好きな人とか居ないなぁ」

俺「そっか・・・」

俺がブラコンにしちまったからなのか?
俺はそのつもり無かったけどな

妹「おにいちゃんは、好きな人とか居ないの?」

俺「好きな人もなにも、出会うきっかけ無いもんなぁ」

妹「私が居るよ」

俺「そうだな・・・お前が居ればいいよ」

妹「うん・・・」

そういって、俺の方を向いて抱きついてくる
俺も妹を抱きしめて、また頭を撫でる


50 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 11:49:57.43 ID:3gllQ2TEO
お、きたのか。よかった


51 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 11:50:21.95 ID:8iYd2q8u0
サラサラとしたミディアムのストレート
まだ染めたことも無い髪、いずれは染めるんだろうな
考えもきっと、俺以外の人間に染まっていくんだろう・・・

早く好きな同級生でも見つけて、真っ当な恋をしろ
変にお前に好かれたら、俺は今まで以上にお前が気になって仕方なくなる
俺なんて何でもない男なんだから・・

妹はすっかり寝息を立て、俺も徐々に眠気に誘われていた


52 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 11:52:27.94 ID:8iYd2q8u0
なんか保守とかされて、バックれようにもバックれられないから
とりあえず続き書いたよ

みんないい奴だな

また書き溜めたら書き込むよ


53 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 12:09:24.64 ID:hAzUXw/SO
続き来てたwww
wktkして待ってるぜwwwww


54 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 12:11:02.58 ID:UB8jaAInO
結局保守にまったく協力できなかったorz


55 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 12:33:10.97 ID:Ru3qbqzk0


56 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 12:35:15.50 ID:3gllQ2TEO
バイトとかまだたまにするんだけどさ
俺が稼いだ金でx-box買ったら妹がアイマス買ってくれた。
ちょっと前psp買った時もその少し後に出たギレンの野望買ってきてくれた。

甘ーい!!


57 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 12:37:32.10 ID:+6rJedJ+0
お前ら、しg


58 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 12:51:41.67 ID:eLtHywzHO


59 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 13:02:35.08 ID:QMclITKci


60 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 13:03:19.97 ID:3gllQ2TEO
俺が高1でおねしょしたときもこっそり洗濯してるの茶化さずに黙っててくれたなー


61 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 13:23:32.98 ID:Zwy18zsR0


62 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 13:29:06.53 ID:3gllQ2TEO
ふぅ……
この年になってもごきげんようが面白いとかんずる……

妹好きな奴とかいんのかな
恋愛感情はないけどちょっと気になるかもね

キラッ☆


63 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 13:39:58.25 ID:Zwy18zsR0


64 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 13:50:32.92 ID:3gllQ2TEO
じゃあ他のロム兄さんたち保守頼むぜ
俺はそろそろ寝るわ


65 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 13:59:49.54 ID:Zwy18zsR0


66 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 14:30:00.32 ID:Zwy18zsR0



67 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 14:56:49.37 ID:Zwy18zsR0
保守


68 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 15:26:08.35 ID:7JjQel7yO
保守


69 :VIPがお送りします [sage] :2008/10/08(水) 16:10:03.10 ID:XYU9FK130


70 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 16:27:36.16 ID:8iYd2q8u0
気がつけば昼の2時、妹は若干よだれを垂らしながら熟睡中
よっぽど寝心地がいいのか、いつもよだれダラダラなのか
掛け布団を妹に掛け直してやり、俺は起き上がり部屋を後にする

台所に行き、冷蔵庫を開ける
中には二皿の目玉焼きがあった
味噌汁の入った鍋を火にかけ、目玉焼きをレンジに入れる

俺「まさかだな・・・」

レンジの中をぼんやり見つめながら、独り言で呟いてしまう
それほど、俺には衝撃的だった
すぐにハッとし、電子ジャーの中を覗く
ご飯は1合あるか無いかって感じで、腹は結構空いていたが
妹の事も考え、ご飯を少なめによそう

一通りの準備ができ、それぞれのおかずの盛られた皿をリビングへ持って行く
もちろん、麦茶とコップも忘れずに

ソファーに座りテレビを点け、適当にザッピングする
この時間帯はワイドショーかサスペンスの再放送ばかりだ
適当なチャンネルに合わせ、ご飯を口にする


71 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 16:28:09.76 ID:8iYd2q8u0
こういう何でもない時間を過ごしている時、ふと頭をよぎるのがニートである自分への疑問と不安
もうすぐニートになって1年、きっかけは学校を中退した事だった
それ以来、将来へ向かって自分が歩を進めている感覚が全く無くなってしまった
無機質に繰り返される朝と夜に、半ば嫌気も差してた
元々、今までが適当に生きてきた
何かをしたい訳でもなく、何かになりたい訳でもなかった
いや、理想はあったんだろうけど、結局俺は投げてしまった
考えるたびに憂鬱になり、結局何もしたくなくなる
そして時間が過ぎていく事の恐怖、自分が逃げ込んでいる場所さえ
結局は現実の延長、その事が不安で仕方なかった
どうかしなければいけないという重圧と、どうしてもしたい事が無いという困惑
俺は・・・

と、こういう事ばかり考え
気がつけば顔がしかめっ面になっている事もしばしば
最近はいつもこんな風で、酷い時は死んだ方がいいのかも、という考えにも至ってしまう
正直、色々と辛い、楽だけど辛い


72 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 16:28:34.58 ID:8iYd2q8u0
妹「おにいちゃん、起きてたんだ」

少し崩れた髪をしたままリビングに姿を現す妹

俺「ん、あぁ。冷蔵庫に目玉焼きあるよ」

妹「うん、あ、麦茶ちょうだい」

俺「ほい」

妹「ありがと・・・」

麦茶を飲むと、俺のコップを持ったまま台所へ移動する妹
それを置いていけと
俺と同じようにレンジをし、味噌汁を少しだけ温め、ご飯を全部よそった
俺の隣に腰を掛ける

妹「お昼に起きるとかリッチだね」

俺「俺、いつも大体そんなもんだな」

妹「おにいちゃんが特別なんだよ」

少し笑った顔で妹が言う
ごもっともで
しかしこう、成人して社会に出てない事を何とも思われないというのは
とても気が楽でいい

妹がご飯を食べながらチャンネルを変えていると、火サスみたいなので手を止めた


73 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 16:28:46.58 ID:l7kzrgkw0
続きktkr?


74 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 16:29:52.92 ID:8iYd2q8u0
俺「これ見たいの?」

妹「だって何も見ないでしょ?」

ごもっともで

しばらく惰性でテレビを見ていると、犯人らしき人物と愛人の濡れ場のシーンになった
不意な濡れ場に、思わず目を逸らす妹
若いな

俺は先に食事を済ませ、その後に妹も食べ終えた

妹「下げるよー」

俺「お、どうもどうも・・・」

食器を重ね、台所へ持っていく妹
なんか世話の焼き方が女っぽくなったなぁ
食器を流しに置き、ソファーに戻ってくる妹

中途半端でごめんな?
今から友達来るかもだから、今日中は書けんかもしれぬ
こんな拙いSSを保守してくれてる人々に感謝


75 :VIPがお送りします [sage] :2008/10/08(水) 16:39:26.56 ID:aflk9O8yO
雰囲気がいいね
お疲れ様。
保守


76 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 16:40:02.90 ID:lVi+AmxdO
俺「はっ、夢か」


77 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 17:05:25.16 ID://rW2rWyO
保守


78 :VIPがお送りします [sage] :2008/10/08(水) 17:24:18.22 ID:hAzUXw/SO
ほしゅんしゅん


79 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 17:39:16.77 ID:+XK2U+NsO


80 :VIPがお送りします [sage] :2008/10/08(水) 17:58:31.87 ID:XYU9FK130
>>74
期待!!


81 :VIPがお送りします [] :2008/10/08(水) 18:16:52.38 ID:9xmmxl7aO
ほしゅーん



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