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妹「私がクリスマスを倒すよ・・・」
- 1 :VIPがお送りします []
:2008/10/26(日) 02:55:19.98 ID:M7ptC2WX0
最初に謝っておくね。ごめんなさいお兄ちゃん。
でもこんな方法しか私には思いつかなかったんだ。
12月が近づくたびにだんだんと優しかったお兄ちゃんが壊れていくのに私は耐えられない。
最近の蒟蒻ゼリーが製造停止になったニュースって知ってる?
お兄ちゃんはパソコンばかり見てるけどいくらなんでも知ってるかな。
そう。蒟蒻ゼリーを喉に詰まらせて死んだ子供が出たからって話題になったあれだよ。
・・・もう分かっちゃったかな?私のしようとしてること。お兄ちゃんはそういう所だけは鋭いからなぁ。
そう。私は今からクリスマスを喉に詰まらせて死ぬよ。
こんなに憎まれてるものだから、いつかは誰かが、もしかするとお兄ちゃんがやったのかもしれないね。
でも私はね。そんなことが起こっても素直に喜べないんだ。他人の不幸の上にしか幸福がないって言うのを認めたくない。
馬鹿だよね。知ってるよ。でもそこがお兄ちゃんが自慢にしてる私の一番良い所だってお兄ちゃんも思うでしょ?
さよなら。優しくてしてくれてありがとう。ありがとう。本当にありがとう。
・・・・日記はこの日で途切れている。
- 2 :VIPがお送りします [sage] :2008/10/26(日) 02:56:04.06 ID:G2QinGMJ0
なんか諦めてるやつにむかって
どんな夢でもかなえる魔法 それは続けること
苦しみ 悲しみ その先見える光 自分の道
ずっとずっとコンティニュー
君はまだ 自分の可能性 試してないだ you know I'm saying?
せっかく生まれてきたなら もう少し頑張ってみな
時にバカにする奴もいるだろう ならば見せてやれ悔し涙を
そして笑え むしろチャンス
言ってやりなよそいつに 「サンキュー」
- 3 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 02:56:46.17 ID:qkUPBoov0
3時10分までに1000いったらオッパイがうpされるかもです!
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1224956321/
- 4 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 02:56:46.49 ID:cUdN+hh10
そして妹はクリトリスになってしまった。
- 5 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 02:59:06.73 ID:k+Blswj20
今でも……クリトリスを見ると妹のことを思い出す。
なぁ、俺はまだお前の好きなお兄ちゃんでいれてるかな?
- 6 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 02:59:23.09 ID:DxAtYcN80
俺こういうスレ見るたびに思うんだ
ああ
まともな暮らししようって
- 7 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 03:02:17.84 ID:/HAGYLNJO
泣いた
- 8 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 03:31:31.51 ID:M7ptC2WX0
ガラガラ!
妹「・・・ただいま。」
兄「お帰り。」
妹「うー寒いぃ・・・コタツコタツ・・・」
兄「・・・で?クリスマスは?」
妹「・・・なんか心がカラカラになって涙は出てきたけど喉には詰まらなかったよ・・・
あの悪魔は私達を殺してすらしてくれないんだ・・・
惨めに虫けらみたいに地面を這ってる私達を見てほくそ笑んでるんだ・・・。」
兄「ふーん・・・じゃあその包みは。」
妹「毎度お馴染み売れ残りケーキだよ。」
兄「またお前と二人きりのクリスマスケーキか・・・。」
妹「ふ・・・幸せだね。」
兄「・・・不幸せだねって大人しくいえよ。」
- 9 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 03:38:07.48 ID:eSfeqkZ00
支援
- 10 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 03:40:01.83 ID:1QumzIxGO
妹よ
お前がいてくれればオレはクリスマスに耐えられるんだよ…
- 11 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 03:45:04.26 ID:zvGNN3rG0
妹「ぱくっ はむはむもぐもぐ」
兄「あいかわらず食い方汚いな。
ほら、ほっぺにクリームついてるぞ」
妹「え?/// ちょ、ちょっと! 自分で取るから」
兄「なに照れてんだよ、こっちまで照れるじゃねーか」
妹「・・・じゃ、お願い」
兄「ほいっと、、、ってクリーム取った指をしゃぶるなよ!」
妹「むー 照らされたバツ 思い知るがよい」
兄「ったく、そんなの彼氏にやれ・・・・」
ガラガラ
妹「!!!」
兄「!」
客「夜分遅くに申し訳ないですねえ」
兄「だ、だれだお前は!」
客「おやおや、この格好を見ても分かりませんか?」
「私は、サンタクロース。つまりあなた方の 敵 ですよ」
- 12 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 03:45:31.63 ID:W7MpnLFm0
完璧超人クリスマッスル
- 13 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 03:51:32.99 ID:M7ptC2WX0
後は任せたぜ・・・
- 14 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 03:53:37.68 ID:W7MpnLFm0
そんな急に任せられても・・・・・・
- 15 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 04:00:05.39 ID:M7ptC2WX0
妹「ねぇねぇお兄ちゃん。例えばさ。今私がこの苺をお兄ちゃんにあげたとしよう。」
兄「あざーっす」
ザク
兄「ぎいにゃああああ」
妹「例えばって言ってんだろうよ、この泥棒猫。
そしたらさ。世界のバランス的に考えて私にはいいことが起こると思うんだよね。」
兄「全くその通りだな。じゃあ・・・」
ザク!
兄「・・・・」
妹「同じ所を二度刺しは痛いでしょ?言葉もでないでしょ?」
- 16 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 04:01:44.07 ID:wK9wHc/U0
「名は三田といいますノート欲しいですか?」
- 17 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 04:06:11.90 ID:eSfeqkZ00
もう寝るけど良スレの予感
どうか朝まで残っていてくれますように
- 18 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 04:09:27.88 ID:M7ptC2WX0
妹「だが私は苺を失うことで確実に不幸になる・・・なんなのこれは。
なんで私たちは不幸をくぐりぬけないと幸せになれないの?」
兄「俺はお前の気まぐれのせいで何にもしてないのに不幸なんだが。」
妹「やっぱりあれだね。うん。クリスマスは倒さなきゃ。
あれこそ少数の幸せ者共のために多数の罪もない人達が地獄の業火に焼かれる原因だもの。」
兄「・・・お前はさっきそれに失敗してきたんだろうが。」
妹「私はまだ死んでいない。だからケーキの様に甘ったるくて胸糞悪いあいつらに味合わせてやらなきゃならない。
手負いの獣ほど恐ろしいものはいないって!」
兄「・・・ちなみにお前ケーキのどこが好きだ?」
妹「甘い所。」
- 19 :VIPがお送りします [sage] :2008/10/26(日) 04:11:23.16 ID:T09GIoW2O
良スレage
- 20 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 04:16:16.72 ID:zvGNN3rG0
妹「伏せて!!! 兄ちゃん!」
驚いて後ろを振り返ると、座布団の下に手を伸ばした妹の手には、
拳銃が掴まれている。妹の手には幾分大きめに映るその拳銃は、
妹の初めて聞く緊張した声を聞く限り、とてもおもちゃの銃には思えなかった。
「パンパンパン」
考えるより前に体が動き、反射的に頭を抱えて伏せた俺は、
頭上に響く炸裂音を3度聞いた。
ケーキの甘い香りを押しのけて鼻腔に侵入してきた
硝煙の臭いを嗅いだ時も、ここが戦場であることを俺は理解していなかった。
そう、、妹がスローモーションのように
仰向けに倒れゆく姿を、ただ呆然と見ている時でさえ。
- 21 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 04:22:00.29 ID:M7ptC2WX0
妹「大体においてさ。もう魂の堕落だよね。クリスマスなんて只の生産者側の消費者騙しだっての。
それなのに無神論者共がこの日に限って馬鹿みたいに騒いじゃってさ。」
兄「・・・お前これクリスマスケーキだぞ・・。」
妹「だから何さ。」
兄「騙されてるじゃん。しかも無神論者共より相当寂しい理由で。」
妹「・・・・」
兄「しかもお前クリスマスが敵ならこれ敵の配給物じゃん。パクパク食べて
妹「理論武装で責め勝ったと思うなバカタレ!」
ザク!
兄「みすちる!!」
- 22 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 04:23:09.68 ID:4vejUgmHO
平行世界展開中か
いいぞ、もっとやれ
- 23 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 04:28:09.44 ID:NNgRNHrfO
何故かNHKにようこそを思い出すな
- 24 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 04:32:07.52 ID:pR4NHT4e0
しえん
- 25 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 04:33:28.72 ID:M7ptC2WX0
妹「やっぱりやらなきゃだよ。よろしいならば戦争だ、だよ。」
兄「すまんがコタツに篭って漫画読んでる暇があったら皿洗ってもらえないか?」
妹「嫌だよ。断るね。断固拒否する。」
兄「・・・お前が綺麗にスポンジを食い残してるせいで汚いし。」
妹「嫌だって。確か給湯器壊れてたじゃん。真冬の凍てついた水道水にか弱い妹の手をつけさせる気なの?」
兄「いやお前が壊れてる壊れてる騒いでたけど普通にお湯出たぞあれ・・・。」
妹「やったねお兄ちゃん。これで暖かいお湯で皿洗えるよ。」
兄「・・・・さっきの手の怪我で水に染みて痛いし・・・。」
妹「愚図だなぁ。どこでそんな傷つけたのさー。」
兄「・・・・はぁ」
- 26 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 04:40:02.87 ID:XyGBaqNbO
この冬、待望の超大作がついに日本上陸
――世界の命運はたった二人の兄妹に託された
「お兄ちゃんと一緒なら…きっと大丈夫だよ」
――兄に隠された心の闇とは
「どうしてそんなこと言うの?お兄ちゃんっ!」
――世界を変えるため、愛する兄を守るため妹は立ち上がる
「私…私がクリスマスをやっつけるね」
「どうして…どうして私じゃダメなの……お兄ちゃn
―――ザシュッ
この時はまだ誰も気付いていなかった…
――この事件が始まりに過ぎなかったことを
Coming Soon...
- 27 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 04:40:36.47 ID:M7ptC2WX0
シャー・・・
妹「はい。」
兄「?なんだ。今皿洗ってる最中だぞ。後にしろ。」
妹「絆創膏だよ。手怪我してるんでしょ?貼って来なよ。」
兄「ああ?いいよ後で。今貼っても水ですぐふやけちゃうだろ。」
妹「だーかーらー。残りは私がやっとくから貼ってきなよって言ってるの。
はい、どいたどいた。」
シャー・・・
兄「・・・・お前もしかして今更罪悪感沸いたの?」
シャー・・・
妹「・・・反省しない奴は猿以下さ!これでいい?」
兄「はいはい・・。」
- 28 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 04:42:07.46 ID:M7ptC2WX0
頑張ったけど限界です。眠い。寝るわ。
- 29 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 04:44:08.48 ID:pR4NHT4e0
>>28
乙
こんな良スレが埋もれてしまうのは悲しいぜ
- 30 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 04:47:50.19 ID:7o085vWzO
保守あげ
- 31 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 04:48:13.52 ID:4vejUgmHO
>>28
乙
楽しめたのに残念だ
- 32 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 04:57:53.43 ID:KD4fDDQu0
つまりあれだな。とりあえず期待保守。
- 33 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 05:07:32.70 ID:pR4NHT4e0
おやすみほ
- 34 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 05:31:09.84 ID:zvGNN3rG0
妹「兄ちゃん、お兄ちゃん! おにーちゃーーん!!」
耳に響く呼び声と、ソファに横たわっていた俺を引きずり落とす勢いで
揺らす手が、その主が妹であることを認識させた。
妹「もう、昨日モニタ見たまま寝ちゃったでしょ! まったく
もう真冬だってのに! 風邪引くよ?」
そこで自分が毛布に包まっていることに気が付いた。
いつのまに寝てしまっていたのだろうか。家周辺の監視モニタを眺めていたら、
睡魔に襲われたようだ。なにか夢を見ていたような気がするが思い出せない。
妹「あたしのセンサーに対人反応は無かったよ?
それに前から言ってるじゃん、あたしの体内センサーは24時間稼動なんだから
兄ちゃんは寝ていても大丈夫だよって!」
以前はセンサーとか聞く度にドキッとしていたものだが、
今では妹との会話の中に入る普通の用語として定着してしまった。
妹の体内に埋め込まれているセンサーは
アクティブだかパッシブだか分からんが、とにかく周囲50mの稼動物を
察知出来る優れものらしい。
聞きかじった知識で、レーダーはマイクロウェーブが出て、
近くに居る人は体内血液が沸騰することを妹に話したら、
「そんなことになったら、私電子レンジ代わりになれるね」
と笑いながら答えていた。
- 35 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 05:31:46.41 ID:zvGNN3rG0
笑い話で済んでいるのだから、実際に何ら問題は無い。
そもそも今の妹の体の仕組みを理解する為には、俺の頭では足りないようだ。
そんなことを考えていた時、ふと先ほどまで見ていた夢の内容が鮮烈に蘇って来た。
去年のクリスマス。あの悪夢のような出来事の後に起こったさまざまな出来事。
そして妹が死地を彷徨った後に今の体になるまでの事。
緊張したのが伝わったのか、妹が俺の手をそっと握りながら言った。
妹「大丈夫、もう負けない」
握った手を一点に見つめるその表情には、妖艶すら感じられた。
笑みを返しながら、妹もこんな表情が出来るようになったんだなと独りごちる。
今年のクリスマスがもうすぐやって来る。俺たち兄弟にとっては
あのクソサンタとの決着の時になるだろう。
妹「負けない」
妹の口から再度言葉が漏れた。俺は手に力を込める。
ただ、握られた妹の手が、氷のように冷たかったのが悲しかった。
最終兵器妹 完
- 36 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 05:33:29.92 ID:zvGNN3rG0
タイトルは「最終兵器妹 戦場のメリークリスマス」でした。
おそまつさまです。
- 37 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 05:37:15.64 ID:+D2tlppd0
続編希望age
- 38 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 05:38:11.74 ID:3xjVjFo6O
クリスマス始末してきた・・・
____
: / / # ;;\
/⌒;# ;;⌒::\ :
:/-==、 (●):::|
|:⌒(_人_)⌒ :::|:
|#;; レニ| _::/
丶;//;`ー′;#|丶:
>;;:. ;;| |_:
:/ / (__|
:| (__|
- 39 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 06:28:41.35 ID:eSfeqkZ00
ほ
- 40 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 08:28:18.07 ID:eSfeqkZ00
ほ
- 41 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 09:46:29.14 ID:eSfeqkZ00
ほ
- 42 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 09:46:49.33 ID:rfclENLR0
kurauスレかと思った
- 43 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 11:23:04.42 ID:eSfeqkZ00
ほ
- 44 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 11:25:45.35 ID:IVY3K347O
>>38
おい・・・う、後ろ・・・
- 45 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 12:36:39.18 ID:Uk6JbyKq0
妹「さて、皿洗いも終ったわけですが。」
兄「ほとんど終らせたの俺だけどな。後お前はお湯垂れ流しにせずにためて洗えよ勿体無い。」
妹「そんな自慢にもお洒落にもなれないエコするわけないでしょ。」
兄「・・・エコとお洒落は両立しないだろ常識的に。これがエコ(笑)か」
妹「私をそこらのエコバック持ったりマイ箸出してりしてるだけの阿呆な売女と一緒にしないでよ。」
兄「じゃあ何?エアコンの温度設定でも下げてるのか?」
妹「ふ・・・過剰な装飾、過大なイルミネーション、それによって自分を勘違いして美化する売国人共・・・
クリスマスを倒してやるんだよ!地球のために!集えよ同士!」
バッ!
兄「・・・とりあえずお前が地球の敵であることだけは分かった。その突き出された手を下げろ。」
妹「・・・この突き出された手の行方をどうしてくれるんだよー!」
ボギャッ!
兄「うぼふ!!・・・何で殴った。」
妹「とりあえず。ごめんなさい・・・。」
- 46 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 12:47:52.66 ID:w0/xhYKZO
深イーイ話♪
- 47 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 12:50:07.24 ID:Uk6JbyKq0
妹「じゃあお兄ちゃんは地球のために何してるって言うのさ。」
兄「別に何も気にはかけてない。あれは一種の流行だと思ってるからな。俺。」
妹「うわぁ・・・うわぁ。」
兄「二度言うなよ・・・。」
妹「本当は二回程度じゃ私の気持ちは伝えられてないけどね。
それに開き直るのが格好良いと思えるのは中高生までだよ。
・・・あ、でもそうか!お兄ちゃんはあれを節約してるよ!」
兄「何だよ!」
妹「ゴム!」
兄「・・・・・・・」
妹「いやーだって性なる夜だってのに・・・・・・ごめん。本当にごめん。」
兄「ちくしょう・・・ちくしょう・・・」
- 48 :VIPがお送りします [sage] :2008/10/26(日) 13:14:57.29 ID:PhQi28kY0
妹「ところで何故 サンタはプレゼントをクツ下に入れるんだろう」
兄「幼女の部屋に侵入してクツ下にそっと愛情を忍ばせて去っていく…
ある意味のロマンだな」
妹「別にサンタはちいさな女の子にターゲットをしぼってるワケじゃないよね?」
兄「男とブスの家はトナカイの担当だ」
妹「うわ…それならトナカイさんに来てほしいなぁ」
兄「サンタは予算を自由に使えるがトナカイは100円ショップのみ」
妹「それは迷うね。本当に迷うね。」
- 49 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 13:19:16.22 ID:Uk6JbyKq0
妹「お兄ちゃん・・・。」
兄「何だね妹よ。」
妹「そうへそ曲げないでさ。クリスマス倒しに行こうよ。」
兄「うるさいな。お前一人で行けよ。今度こそちゃんと死んでこい。」
妹「そうしたいのは山々なんだけど・・・ドジっちゃってコタツに下半身バックリ持っていかれてさ・・・。」
兄「コタツ出たくないなら大人しくみかんでも食ってろ。」
妹「こうやって・・・今年もクリスマスが暮れていくのであった・・・。」
兄「後半に続く。」
妹「・・・うううう〜。」
兄「泣くな。余計に虚しくなる。」
- 50 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 13:46:00.75 ID:Uk6JbyKq0
ガラガラ!
妹「ただいま・・・。」
妹→姉「おやおやこれはこれは勝利国であるはずの私の妹。どうしたの?戦争の夜はまだ明けていないよ。
むしろこれからが性争の
兄「帰りぬけにセクハラかますなよお前は・・お帰り。でも本当どうしたんだ?
たしか今日は彼氏と・・・」
姉「セクハラじゃないね。これは嫉みさ。人間の7つの咎の一つさ。」
妹「・・・・フラレタ。」
兄「・・・・。」
妹「クリスマスに。聖夜に。しかも『雪の降る聖夜』にバッサリきられた・・・。」
兄「・・・妹・・。」
姉「おいお兄ちゃん。ボォッとしてないで飲み物!」
兄「ああ、そうだな。とりあえず落ち着いてお茶でも。」
- 51 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 13:52:24.55 ID:yAWUo4lu0
素敵に駄目なファミリー
- 52 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 13:54:31.08 ID:Uk6JbyKq0
姉「何言ってんの?コーラだよ。」
兄「は?」
姉「You'll be back・・・言っただろう。妹よ。プフフー!」
妹「・・・・・テメー・・」
姉「お帰りなさい!お帰りなさい!この愚者の国に!3ヶ月の脱国期間はいかがだった!?
ほらお兄ちゃん。パーティだよ!コーラが今日の酒さ!」
妹「コノヤロー!!!」
兄「お前ら止めろ!コタツの中で暴れるな!」
- 53 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 14:10:21.08 ID:Uk6JbyKq0
閑話休題
妹「ぐすぐす・・・・」
姉「ほらほら泣くなよ。コーラだ。暖まるぞ。」
兄「キンキンに冷えてるけどな。」
妹「・・・私炭酸飲めない・・。」
姉「うん。10年以上前から知ってるよ。」
兄「・・・・」ゴン!
姉「・・・すいません。」
兄「なぁよかったらでいいだけど話してみないか?ほら。こういうのは誰かに言うと
姉「さすがお兄ちゃん!心の二度刺しして自分の好奇心も同時に満たそうってんだね!むしろ抉ってるかな。」
兄「」ゴンッ!
姉「本当に申し訳ございません。」
- 54 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 14:21:17.34 ID:Uk6JbyKq0
妹「えぐ・・・待ち合わせ場所に・・・知らない女の子つれてきたの・・・。」
姉「ほうほうそれでそれで」
兄「真面目に聴け。」
ヒュッ サッ
姉「私にそんなテレフォンパンチが二度も当るとでも思ったの?」
兄「かわすな。そしてこれは三度目な。」
妹「それでね・・・お前とは遊びだったんだって・・・。」
姉「あれはお遊びだよ。本気だしてればかすりすら・・・
ゴス!
姉「いたい!」
兄「・・・・まともに入ったぞ・・・今」
妹「お前ら聞けよこのバカヤロー共。」
兄姉「「重ねて謝罪を申し上げる次第です。」」
- 55 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 14:23:29.33 ID:eSfeqkZ00
支援
- 56 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 14:24:19.30 ID:t8evg1HY0
妹がいればクリスマスを越えれる気がする
- 57 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 14:38:51.18 ID:Uk6JbyKq0
妹「私がどういうことって問い詰めたんだけど・・・全然相手してくれなくて・・」
兄「・・・・」
妹「・・・泣いて帰ろうとしたら・・後ろから雪球ぶつけられちゃった・・・」
姉「・・・・」
- 58 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 14:39:27.96 ID:Uk6JbyKq0
妹「ぐす・・・馬鹿だな私。なんであんな男好きに
姉「ねぇそいつはいまどこいんの?」
妹「え・・・駅前で待ち合わせだったから・・・多分まだそこら辺に。」
姉「おーいお兄ちゃん。」
兄「分かってる。車の鍵持って来る。」
ダンダンダン
妹「・・・何?何するの・・・?」
姉「私のやることは変わらないよ。クリスマスを倒すのさ。」
兄「ただ少々小規模にはなりそうだけどな。行くぞ。」
妹「え?え?」
姉「よいしょ・・・私とコタツの仲を裂いた罪は重いよ・・・。さぁおっ始め様じゃないか。征くよ。妹。」
- 59 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 14:45:35.46 ID:Uk6JbyKq0
妹「ねぇねぇ何!?何なの!?」
姉「あの子は本当に人の選び方が下手糞だ。」
兄「まぁお人よしが過ぎるよな。」
姉「本当にろくな奴と付き合ってたためしがない。」
姉「許さない。私達の大事な家族をよくも!私達の大事な妹をよくも!」
兄「ああ許さない・・・コーラ出したお前が言うのは何だと思うがな。」
姉「所有権は絶対権・・・人の大事な大事な所有物に疵物にした罪分からせてあげるんだよ・・・。」
兄「・・・ふぅ」
- 60 :VIPがお送りします [] :2008/10/26(日) 14:47:05.13 ID:Uk6JbyKq0
出かける。もし残ってたら続きでも考える。
- 61 :外郎 ◆uiro.dm/ss [] :2008/10/26(日) 15:08:52.80 ID:gtSMv8PY0
ほしゅなんですわ
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