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妹「妖怪の倒し方を教える」狼男「はい。」
1 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:01:49.98 ID:dET0StzA0

「ちょっと、ふたりともそこに正座して。」

狼男
「はい・・・・・。」

淫魔
「・・・・・・。」


「お兄ちゃん狼男だよねぇ。」

狼男
「はい。」


「なんでそのへんの妖怪にやられてんの?」

狼男
「いや、あの、満月の夜以外は普通に人間なんで・・・はい。」


2 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:02:17.45 ID:dET0StzA0

「お兄ちゃんはこないだまで人間だったとしても、
淫魔ちゃんにいたっては上級悪魔だよねぇ。」

淫魔
「え、だって、おばけ怖いじゃないですか!」


「は?」

淫魔
「いや、はい、すいません。」


「とにかく今から妖怪の撃退の仕方教えるからよく見てて。」

淫魔 狼男
「・・・はい。」


3 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:02:56.42 ID:dET0StzA0

「とりあえず、このテレビを見て。
ほら、飛び出して見えるでしょ??」


貞子
「うおー」


狼男 淫魔
「やあああああああああ!!」



「はい。貞子ちゃんお疲れ。」


貞子
「えへへ、妹さんのお願いならいつでも言って下さい!!」


4 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:04:04.72 ID:dET0StzA0
狼男
「なんで悪霊をてなづけてるんだ…」

淫魔
「これがプロの自宅警備員・・・。
ほんとに警備してる・・。」


「・・・てかお前結構胸おっきいな。死ねよ。」

貞子
「え!?」



「てか、お前濡れてるし臭いんだよ。両生類かよ。」

貞子
「えー!?でてきていきなりそんなぁ・・・」


5 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:06:08.85 ID:dET0StzA0

「っていうかなんで濡れてるの?
あの井戸のなかで泳いでたの?
そんなに広いの?てかなんで井戸の中に居たの?
カエルかよ」

貞子
「うーん、いや、カエルではないんですけど・・・。」


「ほら、とにかく風呂貸してやるから入ってこい。」

貞子
「わー!?いいんですか??やったー!!」


「胸揺らしてんじゃねーよ!髪の毛パッツンにするぞ!」

貞子
「まぁ実際、鬱陶しいですしこの髪。」


6 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:07:07.40 ID:dET0StzA0

「胸がでかい件は水に流してやるから、
その無駄な胸も風呂で洗い流して来い。」


貞子
「ちょっセクハラですよぉー・・・・
とにかく行ってきますね。」



「ざっとまぁこんな感じだから。わかった?お兄ちゃん」

狼男
「う、うん、わかった。」

淫魔
(正座つらい)


7 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:07:54.17 ID:dET0StzA0
貞子
「あ、おふろいただきましたー。」


「所定の位置に戻れ!そこ!テレビ!」
貞子
「あ、はい」

妹の携帯
『ピピピピピピ』


「はい。何?」


8 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:08:23.75 ID:dET0StzA0
『私 メリーさん。今ゴミ捨て場に居るの』


「私 ミズキさま。自宅がゴミ捨て場みたいなの。」

淫魔
「対抗してどうするんですか!?」

狼男
「それ以前に部屋が汚い事を自慢するな。」


「ほれ貞子。ケータイ通って脅かしてきて。」

貞子
「いやいや、無茶言わないでください!小さすぎですよ!」


9 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:10:20.96 ID:MIGTlhpe0
狼男が魔王やってる話の続きか何か?


10 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:10:44.40 ID:dET0StzA0

「このスマホ僕の指が届かないくらい画面でかいけど。」

貞子
「そういうレベルの問題じゃないですから!!!」


「小さくなれよコレだからバブル世代は。」

貞子
「なんで知ってるんですか。
見た目年齢変わってないはずなのに・・・。」



「メリーさん、そこから少し北にいった茶屋で
限定のお菓子予約してあるんだけど」

メリーさん
「なによ・・・」


11 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:11:46.69 ID:dET0StzA0
>>9
覚えてくれてる人が居たとは・・・・。感謝。そうなんだ。今回はガラっと全然違うジャンルで投稿してみてる。


12 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:12:01.12 ID:rA/EXeyw0
セリフ改行してんじゃねぇよ
読みにくすぎ


13 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:14:13.25 ID:dET0StzA0
>>12
あ、ごめん、次以降の分を修正してくる


14 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:15:04.63 ID:dET0StzA0

「お金はもう払ってあるから、取りに行ってくれたら一個あげるけど」


メリーさん
「・・・。べ 別にお菓子が食べたくて取りに行くわけじゃないんだからね」

ガチャ!

ツー ツー 

「よし。」

淫魔
「いやいや、良くないです!!  メリーさんって得体のしれない人形ですよ!? 捨てられた元の持ち主の家に戻ってくるんです。何度捨てても。」


「つまり、自宅にテレポートするのに使える。コレで僕が帰宅部のエース。」

淫魔
「いや、そういう問題じゃないですから!! メリーさんをなにに使うつもりなんですか!!」


15 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:16:01.75 ID:dET0StzA0
ピピピピピピっ


「もしもしーメリーさん?」

メリーさん
「私めr って先に言わないでください!」


「すぐに分かるように電話帳登録しといたから」

淫魔
「もうあなたが理解できません・・・。」



「で、お菓子もらえた??」


16 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:17:41.93 ID:dET0StzA0
メリーさん
「もらったけど、迷っちゃいました・・・。 ここどこですかぁ・・・?」


「は?テレポートでここに来ればいいだろグズ。」

メリーさん
「テレポート??なんですかそれ・・・?」


「・・・・。ゴミが。」
ブチっ!!


「死ね。」

淫魔
「いや、態度変わりすぎ!!!!」


17 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:19:14.19 ID:dET0StzA0
見てる人いるんかなぁ・・・。


18 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:19:40.91 ID:MIGTlhpe0
>>17
出来れば話者と 「 との間の改行を取ってくれるともっとうれしい


19 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2013/01/24(木) 00:19:55.41 ID:2nlalnlO0
いっから書け


20 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:20:01.75 ID:CfxdnYJXO
いる
はよ


21 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:22:17.79 ID:dET0StzA0
>>18 了解した
ピピピピピピ
[着信 メリーさん calling calling]

妹「・・・・・。」

淫魔「いいんですか・・・・?」

妹「うるさい。」

淫魔「いいんですか、お菓子。」

妹「そうだった!!」

メリーさん『うわああああん! ここどこですかぁああ! たすけてくださいぃ!』


22 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:23:11.09 ID:dET0StzA0
妹「泣くな、お前は誰だ?」

『わたし メリーさん…』

妹「だったら、大丈夫だ、自信を持て!落ち着け。」

メリーさん『ありがとうございます…』

妹「おかししっかり持ってろよ…迎えにいってやるからな」


・・・・・・・・。


メリーさん『おかし 食べちゃいました』


妹「は?」


23 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:25:16.83 ID:dET0StzA0
メリーさん『ごめんなさい…おいしそうだったから…』


妹「おい、お前、そこうごくなよ…」


淫魔「どうするんですか…?」

妹「ぶっ殺す。」

淫魔「怖!外出るんですか?自宅警備じゃないんですか??」

妹「おい、おきろ一反木綿!」

カーテン「なに?」

淫魔「カーテン!?」

妹「飛べ。」

一反木綿「はぁ? なんで俺なんだよ!」


24 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:26:59.17 ID:dET0StzA0
妹「カーテンのくせに生意気言ってんじゃねえよ布!!燃やすぞ。」

狼「まて、ちょっとまて、いつからウチのカーテンは一反木綿になってたのか教えてくれ。むしろ気づかなかった俺が悪かった気がしてきた。」


一反木綿「なんでてめぇ乗せて飛ばねえといけねえんだ!」

妹「紙飛行機にされてえのか?あ?」

一反木綿「いや、え、はい、ごめんなさい、飛びます。」

妹「淫魔ちゃん 一緒に来て。」

淫魔「え、は、はい。あ、ちょっとま、、、足しびれて立て、な・・・あ。。」


25 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:28:39.77 ID:dET0StzA0
一反木綿「え!?二人?ってか淫魔さん羽ありますよね?」

妹「黙れペッタンコ。」

狼男「お前もじゃん。  痛い痛い痛いいたいって!!!」

妹「いくぞ」

狼「行ったか・・・。やべ、足しびれて立てねぇ・・・。」

妹「もしもし 今お前の半径300ヤード 上空500フィート以内にいる」

メリーさん「えええええ!? ごめんなさいごめんなさい!!」

ブチっ

淫魔「怖ええええ!」


26 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:29:39.99 ID:dET0StzA0
メリーさん「逃げないと!」
たっ

妹「塗り壁!!」

ゴゴゴゴゴゴ

メリーさん「なに・・これ・・・・」

[calling 妹]

ピッ

妹「今 あなたの後ろにいるの」

!?


27 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:30:23.41 ID:dET0StzA0
妹「動くな。手をあげろ。ケータイを捨てろ。 誰と通話していた!?」

メリーさん「あなたです!!」
妹「あ、そっか。」


「来い。帰るぞ。」

メリーさん
「ひええええ!!拉致されるー!」


28 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:31:43.32 ID:dET0StzA0
狼男「おー、お帰り・・・。」

メリー「あ、部屋汚いですね。」

淫魔「あ、言っちゃうんだ、みんな気を使って黙ってたのに。」

妹「おい」

メリー「はい…」

妹「ちょっとそこに正座。」

メリー「はい・・・。」


29 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:32:59.22 ID:dET0StzA0
妹「お前、これから、このうちの掃除係な。」

メリー「えーっと…」

妹「お前、捨てられたんだろ」

メリー「・・・・・・・・・。」

妹「ここに住んでいいって言ってるんだ。」

メリー「・・・・・・・・。」

「わかったら早く掃除始めろ。」


メリーさん「…はいっ!」


30 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:34:05.64 ID:dET0StzA0
淫魔「優しいんですね。」
妹「気まぐれ。ちょうど掃除道具も揃ってるし。」

数十分後

メリーさん「終わりました!」

妹「よし。」

淫魔「すごーい!きれいになりましたねー!」

狼男
「おい、カーテンは!?」

雑巾「ここだよ!!今度は雑巾かよ! ってか俺、仮にも木綿なんだけど!もめん!」


31 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:34:46.53 ID:jU3ALCCC0
新章は近々始めますが、それにあたって作者からお願いがあります。
といっても、単に「作品の連載中、読んでる人は随時コメントをして欲しい」という、それだけです。
連載が終わってから纏めて、とかではなくて、“連載中に”コメントが欲しいのです。

ここでもmixiのコミュニティでも再三言ってることですが、私はSSの作者として、
「SSとは読者とのインタラクションの中で作っていくものである」というポリシーを持っています。
つまり、読者からの声がなく、作者が淡々と書いて投下しているだけという状況では、全く意味がないということです。
それなら「書かない方がマシ」といっても大袈裟ではありません。

特にこの都道府県SSは、本来3年前に終わっている作品を、需要があると言われて新たに書き続けているものです。
投下しても1件2件しかコメントが付かないのでは、その「需要」があるのか否かさえ曖昧になります。

全ての読者にレスを求めるのは酷な事だと思いますが、出来る限り「ROM専」というのはやめて下さい。
少なくとも、一夜投下する度に10〜20件くらいのレスは付いてほしいです。
この数字は、私の考える、SSが正常に連載の体裁を保てる最低限度のレス数です。

連載を続けるにあたり、そのことだけは、皆さんにお願いします。


32 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:35:30.09 ID:dET0StzA0
妹「あ?」

雑巾「いや、なんでもありません」

狼男「絶対服従なんだな…」

雑巾「逆らわない方がいいんだ」

妹「態度もおっぱいも小さければモメないってこと。」


妹「………。」

淫魔「あ、上手いですね。」


狼男「自分で言って自分で落ち込むなよ。」


33 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:38:42.42 ID:IWDtZABN0
つまんね


34 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:38:52.01 ID:dET0StzA0
あ、終わりです。読んでくれた人ありがとうございました。

妹「態度もおっぱいも小さければモメないってこと。」(⇐今回のオチはココ)

練習がてらに書いたギャグ回のストックがあるので数日中にまた投下します。


35 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 00:48:44.42 ID:Fo96761x0


36 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 01:03:08.52 ID:0Mm+Jh+wO
香ばしい


37 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2013/01/24(木) 01:10:42.71 ID:QNAkhwRP0
なかなかだぁね
何がとは言わないが



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