■戻る■ 下へ
魔王「世界の為に、お前を倒す!」勇者「面白い。やってみろ!」
1 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 20:13:25.08 ID:J1JNfQikO
後は任せる


2 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 20:13:57.38 ID:s3Ahjchh0
がはは、グッドだー


3 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 20:14:24.56 ID:ZLmxQHTI0
勇者「あ、負けました。」


4 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 20:15:06.78 ID:aMw0m2e9O
>>2
感動した


5 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 20:15:10.33 ID:E4nwCeXd0
勇者「ゴォォォォォド…ラ・ムゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!」
魔王「グゴゲェー!」



6 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/06(月) 20:16:25.34 ID:0MbCbjwBO
乙!また書いてくれよ!


7 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/06(月) 20:17:09.20 ID:WCWA7rtfP
魔王「くらえ!なんかすごい技!!」

勇者「フン、なんかよくわからないけど凄まじい技!」

ドカーン

魔王の戦いは始まったばかりだ!!


8 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 20:19:45.02 ID:rm2KmAjIO
今日魔王スレ立ちすぎじゃないか?


10 :源泉徴収票 ◆IM.RhdmmmE [] :2009/04/06(月) 20:29:17.42 ID:ieOvyg+eO BE:1418175959-2BP(2590)
sssp://img.2ch.net/ico/anime_shii02.gif
泣いた !


11 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 20:31:57.12 ID:Afc4NQz50
>>2
納得


12 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 20:33:00.84 ID:iaN2CEGPO
ガッシ!ポカ!あたしは死んだ(笑)


13 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 20:36:17.09 ID:BEZ9fI7ZO
勇者「うらぁぁぁあ」
魔王「ぐわぁぁあぁぁ」
ドッゴォォン。テレレレーン。魔王は倒れたスイーツ。
こうして世界は平和になりました、めでたしめでたし。
しかしよく考えてみよう!魔王は必ずしも悪で勇者は必ずしも正義なのか?
誰もが厨二の頃一度は考えたと思うんだけどね。


14 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 20:37:22.45 ID:lGvQ08ROO
泣いた


15 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 20:43:05.56 ID:BEZ9fI7ZO


神様「というわけで、魔王と勇者を入れ替えてみたんだぜ!」

魔王「ふざけるな!なんで私が魔王退治など…」
勇者「えー、おれ魔王なん?姫さらったり民困らせたり悪いことしなきゃいかんの?」
神様「お互い立場を交換していろいろ体験してきてくだしあ!」

こうして魔王改め勇者(Lv999・Job:魔王)は旅に出ることとなった。



16 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/06(月) 20:43:09.07 ID:hK9v5hgc0
現代の勇者はとても勇者と呼べるようなものではなかった
勇者の立場を利用し、まさに酒池肉林
魔王が手を掛けるまでもなく王国は廃れていった。

そんな勇者を快く思わない人物が居た。

うんこ
誰か続きを


17 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 20:47:00.85 ID:BEZ9fI7ZO
街の人「ここはナントカのまちっぽいです」
勇者「ああ知ってる」
街の人B「ぶきはそうびしないといみがないっぽい」
勇者「そのくらい知っておるわ!」

勇者「あーなんかイライラする…勇者の奴はこんな冒険をしてきたのか」


18 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 20:51:23.54 ID:BEZ9fI7ZO
勇者「まずは武器を買うために雑魚狩りだ」
あっ、しげみから野性のぬこが飛び出してきた!
勇者「…初期のモンスターは大抵可愛いからな…。倒しにくい」
ぬこ「クドリャフカ」
勇者「こんな幼気なぬこを殺して駄賃を手に入れるのも大人気ないな。やめよう」
勇者は逃げ出した!


19 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 20:52:21.58 ID:EMloZG4J0
スプートニク2号と聞いて


20 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 20:55:10.39 ID:GaKx55L+O
勇者「どうした?かかってこいよ、魔王ちゃん?」
魔王「くっそぉ、くらえ」
勇者「おせぇwくらえ火炎ぎり」
魔王「きゃあっ!」
勇者「おいおいw手加減してやってんだぜ
………きゃあ?」
魔王「うぅ…アタシのマントが焼けちゃった…」
勇者「おまw女かよw」
魔王「女が魔王でわるいかっ!」
勇者「つか、その格好、尻餅ついてM字開脚状態だぞ」
魔王「え…きゃあぁぁぁっ!」
魔王は恥ずかしさのあまり全魔力を解き放った!
勇者「ぐぐぐっ…はぁはぁ…
…お前…ここまでしたからにはわかってんだろうな…!」
魔王「ビ…ビクビク!(魔力も使い切っちゃったし、どうしよう…)」


21 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 20:58:21.24 ID:BEZ9fI7ZO
こうして勇者な魔王は初期装備のまま序盤の可愛いモンスターの巣食うエリアを切り抜けた。
勇者「魔王だから理不尽なまでに強いし、よく考えれば裸で十分であった」
ぬこ「エビグラタン」
勇者「いかんいかん、逃げねば」

そのうち街にたどりついた。
街の人「ここはハナダのまちっぽいです」
勇者「ポケモンの世界にきたおぼえはない」
街の人C「勇者だ!勇者だ!」
街の人E「きゃー勇者様よ」
街の人K「葱がたりない」
勇者「…ここは勇者を歓迎しているようだな」


22 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/06(月) 21:01:42.74 ID:EjLAC2QMO
nice boat.


23 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 21:03:44.82 ID:BEZ9fI7ZO
勇者「なにがあったのだ」
街の人P「じつはかくかくしかじかでして」
街の人U「森の木が魔王に切られていって大変なんです」
街の人M「犯人は魔王に雇われた盗賊」

勇者「…よかれと思って派遣労働者を使って間伐してたのに余計なお世話だったとは」
勇者「反省しなければ」


24 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/06(月) 21:07:19.61 ID:dBXVx1E20
魔王「我を倒す為と嘯いての悪行三昧! 最早捨て置けぬ!」
勇者「ごちゃごちゃ煩い奴だな。気に食わないならこいよ」
魔王「ならば容赦はせん! ぬぅぅぅぅぅぅ!!!!!」
勇者「うはははは! 魔王も墜ちたモンだな!」

映研部員「……これ、大丈夫なんスか」
映研部長「当たり前でしょう! 今までにない斬新な切り口! 勇者なんてのはね、世界の為とか言いながら人の家の物盗む大悪党なのよ!?」
映研部員「そういう問題ッスか……」


25 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 21:07:53.64 ID:BEZ9fI7ZO
その頃の魔王な勇者

魔王「なにこの城!暗いし怖いし寂しい」
部下「魔王さま紅茶がはいりました」
魔王「部下は可愛くないし!」
部下「…ごめんなさい」
魔王「でもパソコンとかPS3とかフィギュアとかあるから退屈しないな」
魔王「勇者はうまくやってるかな」


26 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/06(月) 21:08:01.87 ID:nxjdUcb+O
>>16
魔母「起きなさい、起きなさい……私のかわいい魔王や」

魔王「目の前に座っておろう」

魔母「今日は貴方の2000歳の誕生日。
   そう、旅立ちの日です」

魔王「うむ、妾に任せろ」

魔母「今では魔族は絶滅寸前。
   貴方が最後の希望なのです」

魔王「なんとか人間に恩を売ってなんとか生かしてもらうのだな」

魔母「いえ、今こそ魔族再興の時。
   現在世界を支配している勇者を斃して実権を奪うのです」

魔王「魔王が勇者に勝てるわけがなかろう」

魔母「そう……から今日から貴方は勇者となるのです!!」

魔王「勇者なぞ嫌じゃ!!」

と、設定考えてここまで書いたら他のが始まっていた


27 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/06(月) 21:14:05.74 ID:dBXVx1E20
魔王「見よ! 我に寄せられたこの苦情の手紙を!」
勇者「あー、これ姫を助けた礼に百万奪った国の王だわ。お、こっちは伝説の武具持ってたから貰ってきた町の町長か」
魔王「貴様、どれだけ人に迷惑をかければ気が済むのだ!」
勇者「お前が言うなよ」
魔王「我はただ魔物達の住みやすい国づくりを目指しているだけよ!」
勇者「まぁ、いいけど」

映研部員「……結構無理ありません?」
映研部長「何言ってるの。魔王も頑張ってるのよ?」
映研部員「じゃあ、なんで外歩けば魔物が襲ってくるんですか」
映研部長「あなた、それはサバンナでライオンに『お前に俺を食う権利があるのか』と言うようなものよ?」
映研部員「いや……もういいです」


28 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 21:15:20.10 ID:BEZ9fI7ZO
勇者「盗賊を倒したぞ」
街の人たち「助かりましたありがとう!」
勇者「…いえいえ」
街の人「よかったらわが村の魔術師を連れていってください!きっとお役にたつはずです」
勇者「いやいや仲間とかいりませんよ危険な道ですし!(びびって敬語になってる)」
魔術師「そうですか…なんて勇敢な方なのでしょう!」
勇者「(死なれて慰謝料を請求されては困るからな)」
魔術師「どうか勇者様が無事でありますように」
勇者はフラグを折った!


29 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/06(月) 21:17:58.94 ID:mXUC1SdH0
美少女魔王が勇者から世界の秩序を取り返す為に勇者を討伐する旅に出るんですね
結局最後はイケメン外道勇者にレイプされて性奴隷にされちゃうんですね


30 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/06(月) 21:19:09.26 ID:dBXVx1E20
魔王「いいか!? 貴様のしている事は『不良に絡まれない為に俺達が守ってやるから上納金払えよ』といっているヤの人と一緒なんだぞ!?」
勇者「だいぶ違うだろ」
魔王「ならば、我を倒すために無償で貰ったもの全て返して来るがよい! それが人の道というものだ!」
勇者「いや、お前倒せばオールオッケー、契約成立だろ」
魔王「ならば何故真っ直ぐ我を倒しにこぬ!」
勇者「冒険が続くからこの好待遇があるんじゃねぇか。少しは考えろ」
魔王「その曲がりきった性根、叩きなおしてくれるわ!」

映研部員「……魔王って人じゃないですよね?」
映研部長「勇者も人じゃないわよ。道外れてるんだもの」
映研部員「あー……そうですか?」
映研部長「普通の人なら悪なのに、勇者なら悪じゃないのよ!? これはもはや人とは呼べないわ!」
映研部員「なんでそう極端に走るんスか……」


31 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 21:21:14.56 ID:BEZ9fI7ZO
ハナダの街の人に見送られながら魔王の城に向け旅を続ける勇者
勇者「なんだかたくさん感謝されて金やら装備やらもらってしまった」
勇者「これが冒険というものか…」
ぬこ「事務用消しゴム」
勇者「げっまたおまえか」

勇者「そういえばはじめてドラクエをプレイしたときもこんな気持ちになったな」
勇者「…」


32 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 21:31:42.77 ID:BEZ9fI7ZO
山間の村に着く勇者
勇者「疲れたからあの宿に入ろう」

街の人「ようこそ」
勇者「シングルひとつ」
街の人「80000円になります」
勇者「…そういえばこのあたりの村は太陽光発電パネルの購入義務のため莫大な借金をしているという」
勇者「エコを考えた法律のつもりだったが住人を苦しめていたとは…」


33 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 21:35:25.90 ID:BEZ9fI7ZO
その後も世界を旅しつつ自分の無神経で一方通行な悪政を思い知り反省する勇者

魔王「あーパンヤおもしれー」
魔王「…でもネトゲでしか遊び相手いねーよ、魔王って」
魔王「魔王も寂しかったんだろうな…」


34 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/06(月) 21:35:29.57 ID:nxjdUcb+O
>>26
魔母「何故です!?」

魔王「勇者とは民家に忍び込んで盗みを働き、無抵抗の者を亡き者とする……そう聞いておる!!」

魔母「前者に関しては致し方ありません」

魔王「なんと……母上は妾にそんな真似をさせるつもりか!?」

魔母「旅とは得てして路銀が必要なものです」

魔王「働いて稼げばよかろう!?」

魔母「そんなことをしていたら何年掛かりますか」

魔王「しかし、そんなことは妾の良心が許さんぞ!」

魔母「馬鹿っ!!」

バチン――

魔王「母……上……?」

魔母「貴方は仮にも魔王なの! そんなことで良心を痛めていてどうします!?」

魔王「しかし母上は妾に勇者になれと」

魔母「それとこれとは関係ありません」

魔王「…………」


35 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/06(月) 21:39:09.07 ID:hK9v5hgc0
魔王良い奴


36 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 21:40:24.69 ID:BEZ9fI7ZO
やがて魔王の城にたどりつく勇者
勇者「…自己嫌悪だらけの旅であった」
魔王「おっせーよ勇者!目つぶってスペランカー全クリしちゃったじゃん」
勇者「やりこみの方向がおかしい」

魔王「つーか魔王って寂しいな!同情しちゃったよ」
勇者「勇者も大変なことがわかった」


37 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 21:47:15.00 ID:BEZ9fI7ZO
ばぼーん。
神様「二人とも乙!」
魔王「あっ神様」
神様「どうだったかい?」
勇者「…魔王がどんなに悪いことをしていたのかよくわかった」
神様「やったね大成功!」
魔王「おれも魔王がどんなに可哀想かわかったぞ」
神様「スレの主旨的にはそっちも成功かなっ☆」

こうして歴史は反省された。


38 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 21:50:01.48 ID:MbHxwr1TO
魔王「うーん…っ、と。最近暇だなー」

勇者「そうか? 平和になったんだからいいじゃないか」

魔王「それはそうだけどさ。まさか僕が君とこうして並んでるなんて」

勇者「当時は考えられなかったけどな。まぁこんな生活もいいもんだ」

魔王「うんっ。――ねぇ、暇だしさ、私が勇者役の話やろうよ!」

勇者「面倒。やだ。断る」

魔王「えー…」

勇者「…分かった、分かったからそんな顔すんな」

ってストーリーが思い浮かんだが、書き手がいっぱいいるので去る


39 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/06(月) 21:50:55.92 ID:nxjdUcb+O
>>34


魔王「うぅ……結局追い出される形で勇者討伐の旅に出ることになってしまった……」

魔王「お小遣いも銀貨三枚しかないぞ……」

爺「そ、そこのお嬢さん……」

魔王「ご、ご老体! どうされた!?」

爺「お金がなくて……銀貨三枚もあれば……」

魔王「では、妾が何か勝ってきてやろう!」

爺「そこまでお嬢さんの手は煩わせられんよ」

魔王「そうか……では、少ないがこれを」

爺「すまんのう……」

魔王「気にするでない。助け合うの人として当然のことじゃ!
   では妾はこれで失礼するぞ」

爺「す、すまんのう」


爺「……さてぁ、タバコ買いに行くか」


40 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 22:00:49.47 ID:nxjdUcb+O
>>39
魔王「所持金が0になってしまった……」

魔王「家に帰っても説教の後にまた追い出されるだろう……どうすればいいのじゃ……」

魔王「……あ」

爺「あ」

魔王「ご老体! 元気になられたか!」

爺「あ、そうじゃったのう……お嬢さんの御陰でな」

魔王「それはよかった!」

爺「……お嬢さん、もう辺りも暗い。危ないからお家へお帰りなさい」

魔王「それが出来たら苦労はない……事情があって家には帰えれないのじゃ……」

爺「……じゃあこれをやろう」

魔王「こ、これは……!!」

テレレレー

魔王「新聞紙を手に入れたぞ」

爺「それに包まれば寒さは凌げよう」

魔王「ご好意感謝だ! ご老体!」


41 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 22:08:18.22 ID:nxjdUcb+O
魔王「フフ……外で寝るのもまた一興!」

魔王「…………」

魔王「クシュン……」

魔王「空腹じゃ……」

魔王「お、おお……こんぺいとうが……」

魔王「……星か」

魔王「こうなったら睡眠という名の現実逃避だ!」

魔王「おやすみなさい」

魔王「すー……すー……」


42 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 22:13:00.53 ID:nxjdUcb+O
チュン……チュンチュン……

魔王「ううむ……朝か……」

魔王「母上ー! 妾は空腹……そうだったたな……」

魔王「む、ここは薪小屋だったな。誰か来る前に離れないと、不法侵入で捕まってしまうではないか」

魔王「どうしたらいいのじゃ……町の外に出ようにも装備がない……」

魔王「とりあえずお水を飲めるところを探すか」


44 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 22:16:20.22 ID:MbHxwr1TO
魔王「とは言ったものの、配役が魔王と勇者だけじゃダメだよね」

勇者「物語としては人物が少ないよな」

魔王「部下は旅行に行っちゃったし…」

勇者「俺の知り合いもなぁ…、色々忙しいだろうし」

魔王「どうしよっか」

勇者「とりあえず出来るところまでやってみるか」


45 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 22:23:02.67 ID:MbHxwr1TO
魔王「ところで、勇者って僕の城に来るまでどんなことしてたの?」

勇者「ん? そうだな…、基本的に前王とかの命を聞いてそれに従ってたって感じかな」

魔王「あぁ…、前王って変な親父かぁ。まさかあんなこと要求してくるとは思わなかったよ」

勇者「俺もだ。まさかあんな親父にいいように利用されてたとはな」

魔王「でもその王も今はいないし。現王に取り合ってくれた君には感謝してるよ」

勇者「部下を抑えたお前にも感謝してるよ」


46 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 22:23:34.90 ID:nxjdUcb+O
ぐび……ぐび……

魔王「ぷはぁー! やはり公園の水は美味じゃ!」

子供A「ブランコ貸ーしーてーよー」
子供B「やぁーだぁー」

魔王「……世界はこんなにも平和ではないか」

ぐー……

魔王「ひ、ひもじいぞ……そうだ、ポケットに!」

魔王「何か、何かないのか……飴やガムなぞ……」

魔王「こ、これは……!!」

テレレレー

魔王「携帯電話を見つけたぞ!」

魔王「……食べられるのか?」


47 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 22:23:52.68 ID:imkYJeFFO
魔王「レッドさ〜ん!」


48 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 22:26:38.78 ID:w9BOaoCtO
魔族娘(妊娠中)「あれ?勇者様ー!勇者様ー!?」


49 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 22:27:47.77 ID:MbHxwr1TO
勇者「じゃお前は俺が来るまでなにしてたんだ?」

魔王「僕? 別段やること無かったから、メイド長と毎日お茶してたかなぁ」

勇者「――身分的な差で仕方ないとはいえ、なんか理不尽だ」

魔王「そうかなぁ。あ、でもたまにメイド長が僕の顔をじっと見ながら鼻血だしてたことあったよ」

勇者「(絶対危ないメイド長だ…)」


50 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/06(月) 22:30:58.13 ID:nxjdUcb+O
魔王「うぅ……歯が……」

魔王「フッ……携帯は所詮携帯か……」

魔王「……そうだ! これは名案じゃぞ!」

魔王「ブックマークにいって……ニュー速VIP、と……」

魔王「よし、今日は魔王スレが沢山立っているぞ……!」

魔王「魔王たる妾のちょっとした質問くらいな快く答えてくれるであろう……」

魔王「妾、魔王だけど、旅に出たら、まず、どこへ、いけば、いいの? っと」

魔王「フフッ……これでよし……!!
   レスが返ってくるまで遊んでいるか」


51 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 22:36:24.46 ID:MbHxwr1TO
勇者「っと、話がズレたな。やるならやるで早くしようぜ」

魔王「そうだね。えーっと、世のため人のため、勇者の野望を打ち砕く魔王! この魔法のマントの輝きを恐れぬのなら、かかってこい!」ペカー

勇者「(魔王っぽくっていうと…)面白い。やってみろ!」

魔王「いくぞ!」

勇者「こい!」

メイド長「ただいま〜」


52 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 22:46:17.31 ID:nxjdUcb+O
魔王「アーッハッハッハーッ!」

子供「お姉ちゃんすごーい!」

魔王「極限まで漕いだブランコからのジャンプなぞ妾には造作もない……」

魔王「そろそろレスが返ってきていてもいい頃合いだな」

魔王「何々……」

48 VIPがお送りします 2009/04/06(月) 09:27:47.77 ID:MAO
妾、魔王だけど旅に出たらまずどこへいけばいいの?

49 VIPがお送りします 2009/04/06(月) 09:30:27.37 ID:VIP
>>48
嘘乙

50 VIPがお送りします 2009/04/06(月) 09:31:48.17 ID:ABE
>>48
ハッテン場

51 VIPがお送りします 2009/04/06(月) 09:27:47.77 ID:BUKIYA
>>48
武器屋

魔王「…………」


53 :VIPがお送りします [] :2009/04/06(月) 22:53:45.76 ID:nxjdUcb+O
魔王「武器屋はお金がないからいけんぞ……」

魔王「ハッテン場……?」

魔王「ダンジョンというものだろうか?」

魔王「しかし装備もない故……」

魔王「武器がないんだけど、どうしたら、いいですか? っと」

魔王「下手に出てやったぞ……!」

魔王「よし、ベンチにでも座ってレスを待つとしよう」



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