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新ジャンル「伸びずに落ちたた新ジャンルスレの無意識集合体」
115 :VIPがお送りします [] :2009/01/12(月) 16:19:27.19 ID:MPZtsz3PO
今日もパソコンをする僕の隣にいる見知らぬ女性は笑っている。
嘲笑だ。
嘲笑は僕に精神的余裕を奪うが、決定打にならない。
罵倒して欲しい。もうこんな事しても意味ないのだと悟らせて欲しい。
僕は学ばない。日に日に濃くなる彼女の影に怯えながら、彼女を抽象から具体に少し、また少し書き換える。
ベランダに出る。
どんより曇った頭上のうち僅かに見える輝く空。
恐らくあれが僕の生命線。
あの輝きが忘れられないから僕はまた僕の中の少女を引き裂く。
僕が首をくくるのが先か、彼女が僕を狂わせるのが先か。
どうやら後者だった。
彼女が近づいてくる。
僕はベランダから乗り出した。
僕は怖かった。
どす黒いアスファルトが僕に手招きしている。
あのアスファルトを赤く染めよう。
それが僕のこの子達にできる償いなのかもしれない。
糞スレをたてて、ごめんなさい。


116 :VIPがお送りします [sage] :2009/01/12(月) 16:22:20.21 ID:1vB6XD2RO
?「よっ女」

女「あっうんおはよう」
学校の帰り道誰かに声を掛けられた。身長が高い男性だった。
誰なんだろうと振り替えるともういない

?「ああ女殿久し振りでござる」

女「ああ、はい久し振りです」
侍のような男に声を掛けられた、誰なのか分からないけどとりあえず挨拶は返した

女「ただいま〜って誰も・・・」

?「おかえりお姉ちゃん」

?「ああおかえり女」
?「今日はハンバーグだよ」

私に家族なんて・・・・いたのかな?
ぼやけた風景でぼやけた家族とぼやけた食事をしてその日は睡眠についた
・・・・・・・・・・


117 :VIPがお送りします [] :2009/01/12(月) 16:27:09.44 ID:1difIG5v0
男「で、スレ開きましたと。次は?」

女「開いたからには、他の人にも書いてもらわないと伸びません」

男「ま、そりゃそうだ」

女「でも、何もない状態で『あと任せた』って言われても困ります」

男「たまにあるけどな、それ」

女「ありますけど、それは後ほど。で、どんなスレなのかのガイドが必要になるわけですよ」

男「要するに、最初に>>1に書くSSって事か」

女「そうです。これがまた難しいんですね」

男「設定細かいところまで考えて書いたのに、あっさり落ちたとかあるぞ」

女「最初から色々設定作ったら、>>1以外書きにくくなるのは当たり前です」

男「ダメか」

女「ダメとは言いませんけど、>>1がいるうちは他の書き手は来ないと思ったほうが良いです」


118 :VIPがお送りします [] :2009/01/12(月) 16:33:50.68 ID:1difIG5v0
女「有名な台詞じゃないですけど、逆に考えてみるんです」

男「自分が>>1以外の場合ってこと?」

女「何となく気になって新ジャンルスレ開いて、書いてみようかなと思うスレって、どんなのです?」

男「長編っぽいやつの真っ最中だと、割り込んで書いたりはしないな」

女「それ以外では?」

男「テンプレ系とかはやりやすいかもな。あるいはそれに近いやつ」

女「そういうのだと、気軽に書き安いですよね。遡ってスレの流れ把握したりとかしなくてもいいし」

男「気軽にふらっと入っても参加できる雰囲気がいいな」

女「そういう1レス完結型だと、感想とかツッコミも入れ安いですよね」

男「確かに、続き物だと、面白くても読み入って感想付け辛かったりする」


119 :VIPがお送りします [] :2009/01/12(月) 16:34:27.81 ID:51uK+4P10
 ヘ○ヘ
   |∧    荒ぶる鷹のポーズ!
  /


120 :VIPがお送りします [sage] :2009/01/12(月) 16:34:42.49 ID:SGXqMkRJO
物置にある
新ジャンル飽きたって奴読んでみ


121 :VIPがお送りします [] :2009/01/12(月) 16:40:37.85 ID:1difIG5v0
女「つまり、そういうスレを立てれば良いんです」

男「簡単に言うけどな」

女「ま、出来なかったからこうやってここにいるんですけどね、私も」

男「そうだったな」

女「そうなんです」

男「……それで?」

女「え? 終わりですけど?」

男「もっと、こう、前向きな話とかさ」

女「How toスレじゃないんですから」


122 :VIPがお送りします [sage] :2009/01/12(月) 16:41:10.78 ID:1vB6XD2RO
?「起きてください先輩〜」

女「えっどな・・・」
?「先輩を起こしに来たのにテンション低い〜」

馴々しいランドセル背負った女子小学生がいた

?「ららんらんランドセルは〜」

女「ててんてん天使の羽〜」

いつもの空気いつもの道いつもの朝、どこも変わらないいつもの世界
ただ一つ気掛かりなのは話し掛けてくる人がとても多い事

?「よっ女」

女「ああ、おはよう」


123 :VIPがお送りします [] :2009/01/12(月) 16:45:34.87 ID:RiKleyKIO
汚物ヒートは!?汚物ヒートはまだなの!?


124 :VIPがお送りします [sage] :2009/01/12(月) 16:46:41.51 ID:SGXqMkRJO
>>123
お前は何を期待してるんだwww


125 :VIPがお送りします [] :2009/01/12(月) 16:47:35.90 ID:1difIG5v0
同じスレタイでも、書き方はそれぞれってのが
よく分かるな


126 :VIPがお送りします [sage] :2009/01/12(月) 16:49:12.68 ID:1vB6XD2RO
あれ?ちょっと待って毎朝起こしにくる後輩が女子小学生ってどこかで見た事が・・・・
昨日の侍風の男もたしか学校の先生だったような・・・・

?「先輩?どうしたんですか?」

女「あなたってまさか・・・・新ジャンルの」

?「・・・・・・やっと気付きましたね」



127 :VIPがお送りします [] :2009/01/12(月) 17:00:43.91 ID:51uK+4P10
あげ(・∀・∩)


128 :VIPがお送りします [sage] :2009/01/12(月) 17:04:50.53 ID:1vB6XD2RO
?「そうです私は女さんが立てた新ジャンルのキャラクターです・・・・・
まあ世間には駄スレとして残りどの新ジャンルまとめサイトにも載っていませんが」

確かにそうだが駄スレと言われると傷付く

?「私は毎朝起こしにくる後輩、女子小学生でロリ系
しっかりしてるけどちょっと淋しがり屋、友達は・・・・の所で落ちました。」

女「じゃああなた」

?「そうです、淋しがり屋にも関わらず私には友達が一人もいません。あなたを起こして学校行ってそれからずっと一人です」

そういえばこの子の事を書いたスレはレス数60もいかず散々既出と言われ落ちた


129 :VIPがお送りします [] :2009/01/12(月) 17:10:46.47 ID:MPZtsz3PO
「むっ!!きた!!電波キャッチしたぞ!!これはのびる!!」
新ジャンル「汚物ヒート」
翌朝になりました。
「男君んんんんん!!!!おはよぅぅぅうぇおぷぁぁぁ」
「ぎゃあああああ!ふ、布団が、布団がぁ!」
「マジふざけんなよ男ぉぉぉぉ!!誰得だよこんな新ジャン…げぇぇぇぇ!!!」
ちょ、薄黄色い液が顔かかった!臭っ!胃液の酸っぱい臭いが!
「あ、後、昨日から急にスカトロに興味がうぼぇぇぇぇ!!!男君んんゲロ飲んでぇぇ!!」
ベチャ、ゴックン、男は死んだ。汚物(笑)
次の日は本気で殺されかけた。


130 :VIPがお送りします [sage] :2009/01/12(月) 17:20:35.54 ID:crrQ52310
あれ?趣旨変わってない?


131 :VIPがお送りします [sage] :2009/01/12(月) 17:29:26.67 ID:g2mGe5L1O


女「私にはこの一文字を入れるだけで精一杯だよ……はぁ……死にたい」
男「でもそんな地道な事も此所では大切だよな」


132 :VIPがお送りします [] :2009/01/12(月) 17:38:54.48 ID:51uK+4P10
あげ(・∀・∩)


133 :VIPがお送りします [sage] :2009/01/12(月) 17:40:44.09 ID:1vB6XD2RO
>>128
?「いったい私はなんていう名前なんですか」
女「それは・・・・ちょっと待ってて」
私は急いで帰りパソコンの電源を入れ新ジャンル『淋しがり屋の女子児童』を立てた
毎朝起こしにくる子供の言っている事が本当か確かめる為に

その女子児童は友達が多く心配性、動物に好かれて成績優秀過ぎる出来た子・・・・
一時間後設定厨乙と書かれレス数6の無残な結果で終わった

児童「名前が決まりましたありがとうございます駄スレ製造機先輩」

女「そんな名前つけないで」


134 :VIPがお送りします [sage] :2009/01/12(月) 17:46:57.39 ID:1vB6XD2RO
>>133
児童「駄スレ製造機先輩待ってください」

女「うっうっ・・・・そんな名前じゃないもん」

スレを立てた後児童に新たな性格が追加された
あるレスに『ちょっとSで先輩の気を引かせようとする子なら最高』と書かれていた

児童「ねー駄スレ先輩なに笑ってるの?」

女「笑ってないわよ・・・・」

児童友「おはよー学校行こう」

児童「うん行こう!じゃあね駄スレ先輩〜」

まあ友達が出来たようなのでいいか


135 :VIPがお送りします [sage] :2009/01/12(月) 17:52:01.83 ID:1vB6XD2RO
>>134
?「女殿・・・・」

女「うわっ!」

?「どうか拙者にも!拙者にも素敵な名前を!!」

女「あなたは・・・・・」

この侍口調な人物は新ジャンル『三年武士組侍先生』
くの一先生が好きな武士ティーチャーといった設定だったがこれも長い夜を保たず落ちたスレだ


136 :VIPがお送りします [] :2009/01/12(月) 18:02:31.94 ID:51uK+4P10
あげ(・∀・∩)


137 :VIPがお送りします [sage] :2009/01/12(月) 18:10:53.30 ID:1vB6XD2RO
>>135
?「女ー誰かいらっしゃってるの?」

女「何でもない!」
家族の母親らしき人物が話し掛けてきたが構ってる暇はない
すぐに新ジャンル『新・三年武士組侍先生』を立てる
名前は侍口調は武士、VIP高校数学教師あだ名は『歴史オンチ』
そこそこ伸びたがやはり数時間で落ちた

侍「礼をいうでござる女殿」
腰に日本刀が差さっている、誰かのレスの影響だろう


138 :VIPがお送りします [sage] :2009/01/12(月) 18:18:59.00 ID:1vB6XD2RO
その後も私の家族、町の人、各教科の先生ありとあらゆる新ジャンルを立て続け私の周りは私だけが知っている人物となる

民族妹「お姉ちゃららららららんぽっぽー」

邪気眼母「今日の夕飯はデスプレス・・・・お好み焼きだ」

嘘霊感父「ああっ母さんの後に妖怪が!!」

駄スレ製造機と呼ばれる自分が作っただけあって家族は正直失敗だと思う、ここにはいないけどロボ兄貴を立てた時は酷かった

?「よう女」

女「ああおはよう」

ただこの人だけ何を書いても名前がつけられない


139 :VIPがお送りします [sage] :2009/01/12(月) 18:30:31.93 ID:1vB6XD2RO
>>138
女「あの・・・・」

?「え?」

女「あなたは・・・・?」

?「・・・・・・」
人物が口を閉じる

女「男友達でもない彼氏でもない女装子でもない親戚でもない兄妹でもない・・・・あなたは」


児童「先輩だめ!!」
女「あなたは誰ですか?」

その瞬間児童は消えた


140 :VIPがお送りします [sage] :2009/01/12(月) 18:41:58.59 ID:1vB6XD2RO
児童だけではない、いつもの店、いつもの道、いつもの空、いつもの風景が塵となり消えた

?「俺はスレを立てた張本人、書き手だ」

女「書き手って・・・・それは私」

?「そもそも新ジャンルってのはな色々な人が話を書いて楽しむんだよ
お前はなんだ?駄スレを立てては逃げ、盛り上がったら帰って来る
消えたキャラクターには見向きもしない」

女「それは他の人の食い付きが悪いから・・・・」

?「だから俺は考えた、いっその事そんな人々を新ジャンルに取り入れたらどうだと」

女「じゃあ・・・・私は・・・・・」

?「消えていった新ジャンルの無意識集合体キャラクター、女だ」


141 :VIPがお送りします [sage] :2009/01/12(月) 18:53:49.86 ID:1vB6XD2RO
?「じゃあな」

女「じゃあなって・・・・」

?「もうこの新ジャンルの世界も終わりなんだよ」

女「私が作るから!」
?「パソコンは消したぞ、家もない歩く道もない、話し相手も行きたくない学校も朝昼晩がわかる空もない・・・・・そんな世界だぞ」
女「でも・・・・」

?「もしお前がこれまで消えていったキャラクター全てを忘れないというのならば考えてやるがな」

女「・・・・・忘れない、忘れないようにするから」








児童「何一人で熱く語ってるんですか先輩」
女「あ、あれ?」
そこには無の空間ではなくいつもの世界が広がっていた



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