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新ジャンル「殺されないためにショタのふりをするロリ蚊」
1 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 02:48:23.00 ID:6Cp+u9XP0
プーン・・・
男「この音は蚊かー・・・嫌な季節だなー」

蚊(ふふ・・・まだ居場所はばれていない・・・・このまま、吸うッツ!!)

男「お、めーっけ」

蚊「な、なん、だと!?」

男「昔から蚊を見つけるのだけは得意だったなー・・・唯一の特技だっつうのが悲しいが」

蚊「く、こうなっては仕方あるまい、ひとおもいに殺せ!」

男「ってなんだ、胸が無いってことはオスか。なら吸われること無いし無駄な殺生はよくないな」

蚊「・・・・え?」

男「ほーらお逃げー」

蚊(本来ならば真実を打ち明け殺されるのが蚊道・・・しかしこの雪辱を晴らすまで死ぬにしねぬ!)


2 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 02:49:32.95 ID:yTM2FN+b0
ヒント:血を吸うメスは非処女


3 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 02:49:33.37 ID:JOsEczcKO
男「やっぱこーろそ♪」


4 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 02:49:47.59 ID:lDChB/GxO
新しい道を発見できそうだ
続けろ


5 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 02:53:17.25 ID:6Cp+u9XP0
男「・・・ん? なんか急に黙っちゃったけど、もしかして違った? メスだったりする?」

蚊「いや、わ・・・ボクは男だ。血なんか吸わない」

男「だよなー。こんな色気もへったくれも無い蚊がメスなわけないか、アハハ」

蚊(コロスコロスコロスコロスコロスコロス)


8 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 02:59:12.10 ID:6Cp+u9XP0
男「しっかしメスの連中とかどうにかならないのかねぇ。せめて痒くないようにとかできないもんなの?」

蚊「あえて敵に痒みと敗者の屈辱を与え、勝者の愉悦と再戦の真剣さを極める蚊道が何故分からぬ!?」

男「・・・って、そんなことメスの蚊が言ってたのか?」

蚊「そ、その通りだ」

男「くだらないことに拘る連中だなー、まったく」

蚊(蚊道まで馬鹿にされた・・・この屈辱、一箇所や二箇所の吸血で済むと思うなよ・・・!!)


9 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 03:06:57.04 ID:6Cp+u9XP0
男「しっかし暑いなー・・・」

蚊「む、たしかにそうだな」

男「ちょっとシャツ脱いでいい?」

蚊「んな、は、恥を知れ!!」

男「べつにいいじゃんよー、男同士だし」

蚊「・・・そうだな、別に上半身くらいなら脱衣を許可する」

男「堅苦しいやつだなー・・・ってかキミも暑くないの? そのボーダーのシャツ」

蚊「ななな、脱げと申すのか! 不埒もの!!」

男「だからいちいち大げさな・・・それとも脱げない理由があるとか?」

蚊「・・・いや、特には暑くないだけだ」


10 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 03:15:38.25 ID:6Cp+u9XP0
男「いやさっき暑いって言ってたじゃん」

蚊「言っていない」

男「いや言ってたって」

蚊「だから言っていない! むしろ涼しいくらいだ、お前が軟弱なんじゃないのか?」

男「・・・ふーんへーえそう」

蚊「うむ、納得したようだな」

男「そうねー。ところで今度はすこし寒くなってきたから窓閉めてもいい?」

蚊「え・・・」

男「涼しいんだろ?」

蚊「・・・そうだ。早く閉めろ」


11 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 03:18:58.46 ID:6Cp+u9XP0
男「いやー上半身裸だとちょうどいいなー」

蚊「そうか」

男「んー? なんか顔赤くない?」

蚊「ない」

男「汗もかいているような・・・」

蚊「気のせいだろう」

男「いやかきまくりじゃん。シャツ透けてるし」

蚊「・・・! バカ、見るな変態! むこう行け!」


13 :VIPがお送りします [sage] :2008/08/04(月) 03:21:18.18 ID:7YWppUlq0
でかいのか?


15 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 03:24:55.47 ID:6Cp+u9XP0
男「言うことに欠いて変態だと・・・もう頭にきた」

蚊「な、なんだよ・・・こっちに来るんじゃない・・・くるなってば」

男「むりやり脱がせてやる!!!」

蚊「うわおま、や、やめろ! やめろよー!」

男「フゥハハー、夏の密室は地獄だぜぇー! おとなしくしろ!」

蚊「ふ・・・」

男「ふ?」

蚊「ふええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」


16 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 03:26:10.54 ID:Pjie+Del0
早くも男がwwwwwwww


17 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 03:28:11.07 ID:Pjie+Del0
絵描きは居らんのかぁぁぁぁぁ!


18 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 03:32:22.72 ID:6Cp+u9XP0
男「なんだよ、あれくらいで泣くなよ・・・男?」

蚊「・・・」

男「そんなに脱ぐのが嫌だなんて思わなかったんだって」

蚊「・・・」

男「悪かったって、反省してるよ」

蚊「・・・」

男「ほらこれ、お詫びのしるしにジュースやるから」

蚊「・・・100%か?」

男「ああ、正真正銘100%のりんごジュースだ」

蚊「・・・ほんの少しなら近づくことを許さないでもない」


19 :さっきの一行目「・・・男?」→「・・・男だろ?」 [] :2008/08/04(月) 03:40:51.73 ID:6Cp+u9XP0

男「しっかし何で泣くかなぁ・・・」

蚊「・・・お前の目と手つきが完全に性犯罪者のソレだったからだ」

男「性犯罪者って・・・変態からレベルアップかよ。っていうかさすがの俺も男に欲情なんてしないってば」

蚊「・・・どうだかな。男とは言えど可愛すぎるわ・・・ボクに思わず劣情を来たしての行動じゃないのか?」

男「ないないwwwwお前に劣情とかwww笑わせんなwwwwwww」

蚊(イラッ)


20 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 03:46:51.55 ID:UJm1077G0
プーンっていう時点でメスじゃなかったっけ?


21 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 03:51:38.46 ID:/OWGcrjF0
血をすおうとしてる時点で出産準備だけどな


23 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 03:55:06.68 ID:XnB7hZLQ0
蚊と会話している・・・
なん・・・だと・・・


24 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 03:55:07.30 ID:6Cp+u9XP0
蚊「・・・実は可愛いと思っているだろう?」

男「いや、だからんなわけないだろっつの」

蚊「わかった、恥ずかしくて正直に可愛いと言えないのだな。まったくお前は子供だな」

男「え、何もしかして俺に可愛いって言われたいの? その歳で同性愛に目覚めるのはおにいちゃんどうかと思うぞー?」

蚊「そ、そんなわけないだろう! この痴れ者!」

男「どーだかなー」


25 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 04:03:05.50 ID:6Cp+u9XP0
蚊「だいたいだな、お前は蚊に対するデリカシーが足りなさ過ぎる」

男「・・・はぁ」

蚊「初対面のときから人のことをオスだメスだと、お前自分がオスメス呼ばれたら腹が立つだろう!」

男「いや、オレ ニンゲン オマエ カ」

蚊「蚊道のことも馬鹿にした! 蚊の信念をそう簡単に踏みにじりおって!」

男「別にいいじゃん、蚊道の当人がいないんだし」

蚊「極まっては先ほどの愚行だ! さすがのわたしもほんの少し怖かったんだぞ!」

男「・・・『わたし』?」

蚊「・・・あ」


26 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 04:12:54.71 ID:Pjie+Del0
この蚊は人間台の大きさなのか


27 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 04:14:01.58 ID:6Cp+u9XP0
男「・・・・・・」

蚊(くっ・・・しまった。つい激昂して地が出てしまうとは・・・不覚)

男「・・・あぁ、なるほど。そういうことか、へぇ・・・」

蚊(・・・気づかれてしまった、か。仕方あるまい、これも運命だ。潔く死のう)

男「自分のことを可愛く思わせるために一人称まで変えたのか。いやぁ、モテるってのは罪だなー」

蚊「・・・・・・・・・へ?」

男「いやいや、前言撤回するよ。なかなか可愛いところあるじゃないか」

蚊「・・・! バ、バカ、やめろ! 恥ずかしいこと言うんじゃない!」


28 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 04:19:47.46 ID:TICar7wq0
蚊と話してる姿を想像するとやばいな


30 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 04:23:55.52 ID:6Cp+u9XP0
蚊(しかし、どうやって復讐をすべきか・・・)

蚊(この部屋はいわば奴のホーム・・・圧倒的にわたしには不利だ)

蚊(ならば奴が外出した際、一旦物陰に隠れ・・・仕留める。うむ、これだな)

蚊「おい、男」

男「ん? どうした」

蚊「お前は今日外に出る予定はあるのか?」

男「オソトコワイ」


31 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 04:33:30.42 ID:6Cp+u9XP0
蚊「・・・は?」

男「すまん、取り乱した」

蚊「い、いや、別にかまわんが・・・で、外には出ぬのか?」

男「うむ・・・こんなのはどうだ?」

蚊「?」

男「実は俺、皮膚が異常に弱いんだよ」

蚊「ふむ」

男「夏は太陽光が強いだろー? だから直射日光を浴びると皮膚がただれてしまうんさ」

蚊「なるほど・・・お前も大変なのだな」

男「気にするな。ま、そんなわけで外には出ないぞ」


32 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 04:35:45.76 ID:e5K3oPGcO
お前、ゴキブリでスレ立てなかったか?


33 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 04:37:18.69 ID:5eAwZJku0
やっつけ。
http://www.vipper.org/vip891100.jpg


34 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 04:37:52.58 ID:6Cp+u9XP0
蚊「ところで・・・」

男「んー?」

蚊「今、話の最初に『こんなのはどうだ?』とか言っていなかったか?」

男「さーてどーだったーかなー」

蚊「・・・皮膚が弱いという話、本当なんだろうな」

男「そーそーぉ、まじもおーまじ、ほーんとーうよー」

蚊「胡散臭すぎる。ソレとその話し方は苛つくから止めろ」

男「んー」


35 :VIPがお送りします [sage] :2008/08/04(月) 04:39:45.43 ID:O/uYzA1W0
>>33
あらまあ


36 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 04:45:34.07 ID:6Cp+u9XP0
ひとやすみひとやすみ

>>32 人違いです
>>33嬉しくて俺涙目www


41 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 04:59:56.44 ID:6Cp+u9XP0
蚊「男、お前ちょっと試しに外に出てみろ」

男「なんだと・・・この鬼め!」

蚊「だれが鬼か! とにかく本当かどうかわかる位でいいから行け!」

男「うわ馬鹿、押すな! おまえ俺が日光に当たると具体的にどうなるのか分かってるのか!?」

蚊「・・・どうなるんだ?」

男「まず一瞬で皮膚が赤黒くなる。その後数秒で表皮が裂け始める」

蚊「・・・そ、それで?」

男「毛穴という毛穴から血が滲み出し!その周辺に水疱が出来!その中から膿がでてきて赤と黒と黄が・・・」

蚊「わ、わかった。わかったからもうやめろ・・・やめろってば。やめろよぅ・・・」

男「そしてその間から何本も触手が出てきて空は割れ地は荒れ海は轟き・・・ってわかってくれたか。」

蚊「うむ。絶対にお前に日光を当てないことを約束しよう」

男「おー、部屋の中で遊んでやるから我慢するんだなー」


42 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 05:00:38.18 ID:PVV33T8O0
蚊可愛すぎだろwwwwww


43 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 05:02:34.96 ID:XuueUUsn0
かわえええええ


44 :VIPがお送りします [sage] :2008/08/04(月) 05:05:24.33 ID:OEh+CpgO0
想像もここまでくると病気だなww

物凄く面白いけどwwww


45 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 05:08:56.32 ID:BgKS50Sz0
もう蚊をころせなくなっちゃったじゃないか


47 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 05:12:20.69 ID:6Cp+u9XP0
蚊「む、勘違いするな。別に遊びたかったわけではない」

男「んー、そうなん? さっきまで部屋の隅のほうでブツブツ言ってたからてっきり暇なのかと」

蚊「な・・・お前、聞いていたのか!?」

男「んーにゃ。なになに、なんか秘密の独り言でもしてたの? おにいちゃんにうちあけてごらんよーう」

蚊「そんなんじゃない! ・・・それでまず、何をして遊ぶんだ?」

男「え、結局遊ぶんですかい?」


48 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 05:14:36.94 ID:YvG/kfmw0
ゴキロリたん思い出した


50 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 05:28:18.91 ID:6Cp+u9XP0
蚊「お前が遊びたがっている様子だったのでな、仕方あるまい」

男「いや、べつにおれはそうでもないんだけど」

蚊「でも、お前は先ほど室内でなら遊ぶと言っていただろう・・・?」

男「そんときゃお前が暇だったと勘違いしてたからなー。俺もいろいろ仕事ならあるし」

蚊「そ、そうか・・・。仕事なら仕方ないな・・。ボク色々も忙しいから気にせず仕事をしろ・・・・・・」

男「りょーかいー」

蚊「・・・」

男「・・・」

蚊「・・・・・・・・・」

男「・・・」

蚊「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

男「あー、でもなんだかここのところ仕事ばっかやってたから疲れたかも。すまんが息抜きにつきあってくれんかのうー?」

蚊「本当か!? いや、ボクも忙しいんだが仕方ないから付き合ってやらんことも無い。仕方なくだぞ!!」

男「へーへーありがとーごぜーますだー」


52 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 05:32:28.78 ID:Pjie+Del0
可愛いすぎだこのやろう


53 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 05:40:15.38 ID:6Cp+u9XP0
蚊「で、何をして遊ぶのだ? 言っておくが複雑なものは分からんぞ」

男「胸を張って言うんじゃない。しっかし薄い胸板だな。もっと筋肉を付けろ筋肉を」

蚊「やかましい。それにこれはスレンダーの美学というものだ」

男「男にスレンダーの美学も糞もあるかね・・・ん、これなんてどうよー。オセロっつーんだが」

蚊「ふむ・・・これは何をするものなのだ?」

男「この駒をこの盤のマス目の中に一つずつ置ける。同じ色で挟むとその色に変わって最後に多かったほうが勝ち。いっつざ・しんぷる」

蚊「なるほど・・・これならわ・・・ボクもできそうだ。特に駒の色が気に入った」

男「やっぱりそのシャツ趣味だったのか。ま、細かいルールはやりながら教えるとして始めますかねー」


55 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 05:55:59.91 ID:6Cp+u9XP0
蚊「・・・まぁ一戦目だしな。負けても仕方あるまい、うむ」

男「そそ、こんなん気にすんなー。んで、もいっちょやるかいね?」

蚊「当然だ! 今度はルールも完璧に把握したから簡単に勝てると思うなよ!」

男「んー、さえずるねい。そんでは二戦目いきますかい」


蚊「あ、だめ! 今のなし、角をとるんじゃない!」

男「だ が 断 る。現実は非常だにゃー」

蚊「く・・・たしかにお前のほうに一日の長があるのは認めよう。しかし! すぐにお前など追い抜いてみせよう!!」

男「すぐに・・・ってもう20戦めですよおきゃくさーん?」





57 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 06:12:36.69 ID:6Cp+u9XP0
蚊「なぁ」

男「なんだねマイブラザー」

蚊「誰が兄弟だ。それでだな、お前。やたらと強すぎないか」

男「褒めるなよ。それとも精神攻撃か?」

蚊「違う。終盤で一気に巻き返したり。さっきなんて四隅以外全部お前の駒だぞ」

男「ふうむ、散々ネットリバーシで鍛えましたからのう。人呼んでちゃぶ台返しの男」

蚊「お前、オセロを持ち出したの偶然じゃないのではないか?」

男「てへりこ」

蚊「いいさ、かまわん。それでこそライバルにふさわしい。もう一戦だ」

男「またっすか。もうそろそろ三桁っすよ。っていうかテンションあげれ。淀んだ目をするな」


58 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 06:33:56.62 ID:6Cp+u9XP0
蚊「む・・・もうこんな時間か」

男「そうですもうそんなじかんですからおせろはやめたりなんかするってていあんはどうでしょう?」

蚊「もとよりこんなもの時間つぶしのつもりだったからな。おい男、外に行くぞ」

男「いや、だから外は駄目だってばよ」

蚊「何をいっておる。太陽なんかとうの昔に沈んだわ」

男「その設定まだ覚えていたのかー」

蚊「・・・設定?」

男「なんでもなか。むー、仕方ないかー。でもその前に夕飯食ってからな。何食う?」

蚊「ジュース。果汁100%でないものはジュースの呼称は許されんからな、誤るなよ」

男「へーいへいへい。それじゃ俺はお湯を入れて三分の魔法のグルメにでもするかね」


59 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 06:35:41.57 ID:XuueUUsn0
やべぇwwもう蝦ころせねぇwwww


60 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 06:39:55.57 ID:UJwS03Co0
いま俺の腕に止まっているコイツはアウト?


62 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 06:46:23.85 ID:6Cp+u9XP0
蚊(とうとう・・・とうとう外に連れ出した! これで復讐が・・・)

男「わはーい、久しぶりのお外だー。新鮮な空気が気持ち悪ぅーい」

蚊「・・・一体お前、どのような生活を送っておったのだ」

男「そりゃぁもう奥さん、聞くも涙、語るも涙の全米が泣いた物語が・・・っておーい」

蚊「む、すまん。なぜかあの光を見ていると近寄りたくなってな」

男「人が一世一代の身上話しようってときに夢遊病発動するんじゃありません。あとあの青い光は見るな。死ぬぞ」


63 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 06:48:02.15 ID:UJwS03Co0
すげぇ音するよなアレ


64 :VIPがお送りします [sage] :2008/08/04(月) 06:53:13.72 ID:sct0+n0RO
この蚊はシマカだな


66 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 07:00:31.39 ID:6Cp+u9XP0
蚊(なんとか男の隙を突いて一旦物陰に隠れたいのだが・・・)

男「おー・・・・・・おぉー・・・」

蚊「・・・何を先ほどから見回しているのだ」

男「いやさぁ・・・ホント家の外なんて久しぶりなんで、珍しいやら懐かしいやらでなー」

蚊(ううぅ・・・タイミングがつかめぬ)

男「これがTASPOかぁ・・・すげー、科学すげー」


67 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 07:05:26.72 ID:XuueUUsn0
鬱エンドは無いよな?


68 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 07:11:58.35 ID:6Cp+u9XP0
蚊「ん、人が来るな」

男「・・・!!」

蚊「何を隠れておる。ボクの体の影にお前が入れるわけが無かろう・・・ほれ、通り過ぎたぞ」

男「ふ、はぁ、はぁ、は・・・おまえなぁ、知らんのか、人間は怖いんだぞ」

蚊「それは散々思い知らされたわ・・・当のお前にな。しかし通りすがりの何が怖いのだ」

男「そうか、教育者冥利に尽きるのう。いやだってホラ、今だって嫌なものを見るような視線を向けたりしてきたじゃん?」

蚊「だれが教育者か。そしていきなり息を荒げて子供の後ろにしがみつく大人にならその視線は向けてもよいものだ」



70 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 07:19:47.93 ID:UJwS03Co0
もうちょい早く投下できないものかのう?


71 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 07:22:53.96 ID:aJHGToFJO
蚊の声が凶華様で脳内再生される


72 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 07:23:20.42 ID:6Cp+u9XP0
男「しかしお前さん、紳士をこんな夜中に連れ出してどこに行くつもりだね?」

蚊(・・・まずい、考えていなかった。疑われる前に適当に答えなくては・・・)

男「この辺で遊べるところとかそんなにないぞ・・・あ、確か昔近くに公園があったな」

蚊「そ、そうか! ではそこに行くとしよう。案内しろ」

男「おいおいそんなに興奮するなよジョニー。いくら俺と遊べるのが楽しみだからってそのままじゃ高血圧で倒れちまうぜ?」

蚊(今はこいつの戯言にも我慢、我慢だ・・・公園ならヤブもたくさんある・・・好機を狙えるはず・・・)

男「んー・・・だいぶ昔の記憶だからなー・・・・・・こっち、だったかなー?」


73 :VIPがお送りします [sage] :2008/08/04(月) 07:24:30.94 ID:IFJlohvA0
んん?
この蚊は人間っつーか子供と同じくらいの大きさもってんだろ?
だったらヤブにまぎれるなんてできなくね?


75 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 07:34:17.51 ID:6Cp+u9XP0
蚊「着いた・・・」

男「・・・・・・」

蚊(公園の規模が小さい・・・ヤブが無い! 使えそうな物陰は滑り台くらい、か)

男「・・・・・・」

蚊(入り口からはすこし遠いな・・・・・・何とか付近に誘導をするしかあるまい)

男「・・・・・・」

蚊「どうした? 早く中に入るぞ」

男「あぁ、メンゴメンゴ。なつかし、くてな・・・・・・」


77 :VIPがお送りします [sage] :2008/08/04(月) 07:37:20.73 ID:7buUPVMI0
(*´Д`)/ヽァ/ヽァ
新境地開拓完了


78 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 07:41:45.23 ID:6Cp+u9XP0
蚊(一旦物陰に隠れ・・・男がわたしを見失ったところで、背後を取り・・・刺す!)

男「シーソー・・・」

蚊(あと三メートル・・・)

男「ブランコ・・・」

蚊(あと2メートル・・・)

男「砂場・・・」

蚊(1メートル・・・)

男「滑り台・・・」

蚊(・・・・・・! 0メート、・・・?)

蚊「朝、日・・・・?」


79 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 07:57:16.80 ID:6Cp+u9XP0
男「う、あ・・・・・・」

蚊「ちょ、男、お前、皮膚がただれて・・・!」

男「ぁあ゛・・・、ふぐ、ぅあ・・・・・・」

蚊(返事が、出来ない? ・・・そういえば、激痛とか言っていたような、え、本当の?)

男「・・・・・・ぃぎ・・・あ・・・・・・・・」

蚊(・・・・・・しかし、これは最大のチャンスでは)


80 :VIPがお送りします [] :2008/08/04(月) 08:03:30.77 ID:6Cp+u9XP0
蚊「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ええい!」

男「・・づぁ・・・ぐ・・・・・・・・・・・・・、これ、は?」

蚊「わたしのシャツだ! 頭と腕くらいなら隠せるだろう!」

男「しかし・・・それじゃ・・・・・・おまえが・・・」

蚊「かまわん! 帰りの道ならば覚えておる、私が引っ張る方向へ走れ、帰るぞ!」

男「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・すまん」



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