■戻る■ 下へ
猫「ご主人様、起きて下さい」
638 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 15:32:43.91 ID:6mXtwxShO


友「おー!人間になれんのか!良かったなぁ、チロル」ニカッ
猫「はいっ!でも…さっき話した通り、記憶が無くなっちゃうのです」

猫「また…お二人のことを忘れてしまいます」シュン


友「なら、また友達になれば良いだけの話じゃね?」
猫「え…?」

親「友の言う通りだよ。また皆でホットケーキ焼いて食べたりしようね」ニッコリ
友「今度はちゃんと綺麗に焼いてみせっからな!」

猫「親さん…、友さん…っ」ジーン


友「あ、じゃ今度こそはご主人様って呼んでもらおっかなー」
猫「駄目なのです!ご主人様だけの”特別”ですからっ」
友「ちぇ」
親「あははっ」


642 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 15:42:41.37 ID:6mXtwxShO


幼「え?記憶が消えるって今まで全部?」
猫「はいっ」
初「私達のことも…?」

猫「はい、ごめんなさい初ちゃん…」シュン


初「じゃ、またチロルちゃんが困ってたら助けに行かなくちゃ!」
猫「ほぇ?」
初「そして、またお友達になれば良いんだもの」ニッコリ

猫「初ちゃん…っ」


幼「俺とも、仲良くしてくれる?」
猫「もちろんです!」


猫「ありがとうっ、私は…私は本当に幸せ者です」ニッコリ


643 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 15:43:04.08 ID:5RJIpCD10
猫と主人が力を合わせて、女に制裁を〜

shu←猫がウンコをヒリ出してる図


644 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 15:47:55.06 ID:OmxndgJK0
>>624,643

やめろwwwww


645 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 15:48:51.42 ID:uYinMnL80
>ho ←マーキング


646 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 15:49:16.51 ID:6mXtwxShO


猫「…完全に迷子です」アワワ

猫「ど、どうしましょう…。あとお一人だけ…」


女「道のど真ん中で突っ立ってちゃ駄目でしょ」

猫「!いましたーっ」ジーン

女「な、何!?」ビクッ


猫「あ…あの…っ」

猫「(!この女の人は、私が猫だったことを知らないんでした…っ。)」


女「…もしかして、男君との惚気話でもしに来たの?」
猫「ちっ、違います!」

女「ふん。ま、良いけど。あたしだって良い男捕まえてやるんだから。その時は自慢しに行ってやる!」プンプン

猫「!ぜひお願いしますー!私に話掛けて下さいねっ」
女「はぁ!?普通は嫌がるとこでしょっ」アセアセ


648 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 16:09:34.11 ID:HNgLwYzz0
女がハルヒで再生されるのは俺だけか


650 :VIPがお送りします [sage] :2009/12/31(木) 16:17:50.40 ID:3iqUxVzw0
>>648
お前だけだよ再生厨


651 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 16:22:33.14 ID:rWmhgbx10
ここで猫の性格がDQNになったら神展開


653 :VIPがお送りします [sage] :2009/12/31(木) 16:23:49.46 ID:1rvQrOLh0
性転換まで果たしたら手がつけられない


655 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 16:29:41.42 ID:6mXtwxShO
猫を寝に変換してたのに書いてる途中で気付いて、あ、こりゃやべーな。と思い、仮眠を取ってました orz
続き書きます


657 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 16:46:09.73 ID:6mXtwxShO


ザァァァ…

男「はぁ…三者面談なんて、いらないのに」

スタスタ…

猫「うみゃぁ」

…ピタッ

男「…猫?」


猫「みゃー、みゃー」
男「捨て猫…だ。一人ぼっちじゃないか」

男「(…俺と一緒だ)」


猫「にゃあ…」
男「(これからもっと雨が強くなりそうだし…風邪引いちゃうだろうな)」


男「…俺と、一緒に住もうか。そしたら、お互い一人ぼっちじゃなくなるね」

猫「みゃぁ」



658 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 16:47:50.22 ID:pKz0uMrUP
うわ
泣きそう


659 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 16:47:59.54 ID:6mXtwxShO
男「…あ、あれ」

シーン…

男「…はぁ、夢か…」モゾッ


男「(いつのまにか、寝ちゃってたんだな…)」


ガチャッ


猫「ただいまですー!」

男「あ、帰ってきた」


660 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 17:01:12.33 ID:6mXtwxShO
男「おかえり」
猫「途中で迷子になっちゃったのですが、女さんに助けてもらったのでちゃんと帰ってこれました!」ニッコリ


男「(いつの間に仲良くなってたんだ…)」


猫「お名前をずっと聞くことができなかったんですけど、最後に…ちゃんと…」

男「大丈夫だよ。俺がまた教えてあげるから」
猫「!ありがとうございますっ」ニッコリ


665 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 17:44:03.92 ID:6mXtwxShO


猫「にゃあ」
男「ま、待って!ちゃんと拭かなくちゃ風邪引いちゃう」

ゴシゴシ…

猫「にゃ…」

男「珍しいなぁ。水、全然怖がらなかった」

猫「ふみゃぁ」
男「あははっ、気持ち良さそうだね」

猫「みぃ」


男「水は怖がらないし、気持ち良さそうな顔はするしで…何だか人間みたいだ」クスクス



666 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 17:46:15.92 ID:nIWO6K1M0
せつねー


669 :VIPがお送りします [sage] :2009/12/31(木) 18:13:58.40 ID:S5wHHHJN0
がんばれーー!!


671 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 18:19:18.42 ID:6mXtwxShO
男「…ル、チロル!」ユサユサ


猫「ん…。あ…あれ…」

男「疲れてたのか、あの後すぐ寝ちゃったんだよ」
猫「あ…そうなのですか…」


猫「…夢、を見ました」
男「へぇ、どんな?」

猫「猫と…男の子がお風呂に入ってる夢を…」


男「…え…?」


672 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 18:21:31.01 ID:6mXtwxShO
猫「どう…なされました?」


男「…チロル、俺を呼んで」
猫「は、はいっ!…えっと…」
男「…」


猫「あの…私は、なんてお呼びしていましたっけ?」

男「…っ」


男「(本当に、少しずつ色々なことがチロルの中から消えちゃってる…。大丈夫、落ち着け…落ち着くんだ)」


675 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 18:29:34.59 ID:xHXnjjBD0
切ないな・・・


685 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 19:41:47.70 ID:6mXtwxShO
男「…」

猫「あ、あの…」


男「…ご主人様、って呼んでくれてたよ」ニッコリ
猫「あぁ!そうでしたそうでしたっ」

男「(良かった…。まだ思い出せないところまでには到達してなかったんだな)」


男「自分の名前は、言える?」
猫「はい!私はチロルですっ。”ご主人様”が付けて下さったんですよね」ニコッ

男「…うん、そうだよ」


686 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 19:44:57.89 ID:6mXtwxShO


男「今日で、全ての記憶が無くなるんだ…」


”猫ちゃんが眠りについた時点で終わりよ。目が覚めた時には、ずっと人間でいられる権利が与えられているわ


男「…目が覚めた時には、記憶も無くなってるんだ」


猫「あ、あのっ」
男「ん?何?」

猫「この写真に写ってる、可愛らしい猫のお名前を教えて欲しいのですが」ニコッ

男「…」


687 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 19:47:03.64 ID:6mXtwxShO
猫「え…えと、駄目ですか?」オロオロ

男「!あぁ、ごめん…。ちょっとボッとしてた」


男「この子はね、”チロル”っていうんだ」
猫「私と同じお名前なのですね!」
男「…うん」

猫「どんな猫さんだったのですか!?」
男「明日、教えてあげる」


男「今、教えたって…意味がないからね…」ボソッ


688 :VIPがお送りします [sage] :2009/12/31(木) 19:49:48.32 ID:qMWt1d3P0
なんか目から汗が出てきた・・・

紅白のせい・・・か


689 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 19:50:33.71 ID:6mXtwxShO
猫「あ、あの…。このお菓子、食べてもいいですか?」

猫「えっと…その…」



男「(とうとう、”ご主人様”が消えた…)」


男「大丈夫大丈夫…。今日さえ我慢すれば、チロルとずっと一緒にいられるんだ…っ」


猫「あの…」
男「…どうしたの?」

猫「何だか…眠いのです。おやすみしてもよろしいですか?」


男「!」


691 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 19:51:05.03 ID:+EwqhkEI0
(;ω;)


692 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 19:53:10.78 ID:6mXtwxShO
男「…」

猫「な、何だかすごく眠くて」グシグシ


男「…って…」

猫「へ?」


男「待って…お願い…」ヨロ…


ギュッ…


猫「ど、どうしたのですか!?///」ドキドキ


男「まだ、まだチロルの中から消えたくないんだ…っ。お願いだから、もう少し待って…もう少しだけ、我慢して…っ」


693 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 19:54:44.00 ID:IXekVUVx0
(´;ω;`)


696 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 19:56:06.17 ID:6mXtwxShO
男「ごめん、ごめん。わがままでごめんね…」

猫「あ…えと…」オロオロ

ギュッ…

男「頑張って、心の準備するから…だからそれまでは寝たりしないで…。側に居て、チロル…」

猫「…分かりました」



男「チロル…」

猫「そんなお辛い声を出されている方を、チロルは放っておけるわけがないのです!お傍にちゃんと居ますからねっ」ニコッ

男「…ありがとう」


697 :VIPがお送りします [sage] :2009/12/31(木) 19:57:29.80 ID:vnHFukotP
>初「落ち着いて、チロルちゃん。そういう時は男さんとの楽しかった時のことを思い出せば良いんだよ?」

…。


698 :VIPがお送りします [sage] :2009/12/31(木) 20:00:48.84 ID:qMWt1d3P0
>>697
(´;ω;`)ブワッ


699 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 20:01:27.74 ID:KN4wWjhyO
>>697
おいやめろ


700 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 20:02:42.18 ID:6mXtwxShO
男「あ、はは…何泣いてるんだろう。男なのに」
猫「…」

…チュッ

男「…チロル?」
猫「…きゅ、急にしたくなっちゃいました///」


”こ…こうすれば、元気が出ると思って…”


”私、気付いたんです。心臓が爆発しそうになるのも、苦しくなるぐらい、心配しちゃうのも、チュッてしたくなったり…ギュッてしたくなるのも…


ご主人様が、大好きだから…っ”


男「チロル…」


701 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 20:04:08.16 ID:/sI875aP0
居ても立っても居られなくなったから猫さわってくる

いつかはお別れしなきゃならんのだよなorz


702 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 20:05:28.79 ID:6mXtwxShO
猫「め…迷惑…でしたか?」

男「…ううん、むしろ…すごくうれしかった。ありがとう、元気が出たみたいだ」
猫「!それは良かったですっ」ニパッ


男「(俺がくよくよしててどうするんだよ…。ちゃんと支えてやらなきゃ)」


男「さ、ホットケーキでも焼いて食べようか」
猫「わ!嬉しいです」ニッコリ


707 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 20:09:28.02 ID:6mXtwxShO


猫「…むぅ」コクコク

男「(限界、だな…)」


男「チロル」
猫「…」
男「(…あぁ、そっか)」

トントン

猫「?」
男「もうそろそろ寝ようか。布団に入ろう」

猫「あ、はいっ」


709 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 20:34:42.92 ID:Vi62so590
パソコンから書き込みます


713 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 20:42:00.82 ID:C+SZgNJGP
鯖復活で落ちてるスレが多いな
ここは落とさんせ!


717 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 20:45:32.18 ID:Vi62so590


男「寝る前に、ちょっと聞いてくれる?」
猫「はいっ、喜んで」


男「君の名前はチロルっていうんだ」
猫「可愛らしいお名前ですね。誰が付けて下さったのですか?」
男「もちろん俺だよ。センスあるでしょ?」

猫「はいっ」ニッコリ


男「(大丈夫。記憶が消えたって、こうやってまた話してあげれば良い話なんだ
から)」



721 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 20:50:54.59 ID:Vi62so590


猫「あははっ、”チロルちゃん”はおてんばさんだったのですねー」
男「こらこら。チロルは君だから」
猫「あっ、そうでした」クスクス

猫「他には、何か面白いエピソードってありますか?」
男「んー、色々あるからなぁ」
猫「じゃ、一番印象に残ってるもので!」

男「印象…に残ってるもの…」


725 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 20:54:55.43 ID:Vi62so590


男「今日はね、チロルにプレゼントがあるんだ」
猫「みゃぁ」

チャリ...

男「鈴もちゃんと付いてるんだよ。これで、どこに行ったかすぐ分かると思って」
猫「にゃー」

男「ピンク、気に入ってくれたかな?チロルに似合うかなーって考えながら選んだんだ」
猫「にゃ、にゃっ」
男「そっか、良かった良かった。今付けてあげる」ニッコリ


男「…よし!付いた」
猫「みゃー」
男「あ、やっぱり似合ってるよチロル。これで、正式に俺の家族になったね」

猫「にゃ、にゃ」スリスリ

男「あはは、くすぐったいよ」



727 :VIPがお送りします [sage] :2009/12/31(木) 20:56:10.87 ID:sqMmxGnW0
回想・・・(´;ω;`)


728 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 21:01:37.94 ID:Vi62so590
男「…」

猫「…?ど、どうかしましたか…?」
男「あ、ううん。何でもない」


男「(…泣くな泣くな。また心配させちゃうだけだ)」


猫「あの…今度は、私から色々お話したりしてもよろしいですか?」

男「え?い、いいけど…」


734 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 21:29:25.29 ID:Vi62so590
猫「…私、あなたのことが好きです」

男「え…?」
猫「色んな事を忘れていますが、あなたを”好き”っていう思いはちゃんと…今でも心の奥底にあるちゃんとした気持ちです」

男「チロル…」


猫「あなたと同じ人間として、ずっと傍に居ることが私の何よりのお願いだったのです」
男「うん…」


猫「どうか、覚えていて下さい。私が忘れていても、私があなたを好きだったってことをきちんと思い出させて欲しいのです。”ご主人様”」

男「い…今俺のこと…」

猫「約束、して下さいますか?
男「…うん、約束するよ。約束するから…っ」


739 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 21:31:42.98 ID:Vi62so590
猫「…もう、瞼が重いです…」

男「うん、頑張ったね。目を閉じても大丈夫だよ」
猫「おやすみなさい」
男「おやすみ、チロル」


猫「…今度はちゃんと、”恋人同士”になれたらいいなぁ」ポツリ



男「良い夢見てね。チロルの願い事は俺が必ず叶えてあげるから、安心してゆっくりおやすみ」


740 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 21:34:29.03 ID:qSkiE/5+0
泣いた


741 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 21:35:25.55 ID:Vi62so590


猫「わ…ここはどこなのでしょう」


猫「にゃー」
猫「わっ、可愛いのです!猫さんなのです!」ナデナデ


男「チロル」
猫「!にゃぁ」トテトテ

猫「あ…行っちゃいました…」


男「…?ほら、何してるんだよ。君もおいで」
猫「え?私も…ですか?」

男「だって、君も”チロル”だろ?」


猫「私も…?」



742 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 21:35:28.68 ID:ltXawZVL0
(´;ω;`)


743 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 21:35:46.97 ID:fJm+By0bO
わぁぁぁぁあ。・゚・(ノД`)


744 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 21:42:47.78 ID:Dg9vQvcx0
ヽ(`Д´)ノウワァァァン


745 :VIPがお送りします [sage] :2009/12/31(木) 21:43:44.62 ID:7fXca1hj0
はっはっは
飼い猫がもうすぐ亡くなりそうなんだ・・・


お願いだから最高のハッピーエンドに!


747 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 21:46:35.87 ID:YwvC4Dmh0
>>745
きっとその子は幸せだったよ


749 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 21:48:38.95 ID:Vi62so590


猫「わ、私は…記憶がないのです」
男「あぁ、そうなんだ」
猫「ご…ごめんなさい」


男「じゃ、俺がもう一回君に名前を付けてあげる」


猫「お名前を…下さるのですか?」
男「うん。忘れないでいて欲しいから」
猫「じゃ、私”チロル”が良いです!」
男「良いの?前と同じもので」

猫「はいっ、私は”チロル”ですから」


男「じゃ、君は今日からも、今日までも”チロル”ってことで」
猫「はい、ありがとうございます!」
男「忘れないでね。自分の名前」

猫「絶対に、絶対に忘れないのです!」



755 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 22:17:57.42 ID:Vi62so590


男「…ル、チロル」

女「ん…」
男「チロル、そろそろ起きて」

男「(大丈夫。ちゃんと、覚悟は出来てる)」



女「…」
男「おはよう。もうお昼だけどね」


女「…誰、ですか?」

”…!ご主人様、大好きですっ”


女「あの…ここはどこですか?」

”なぜ、お布団が2つあるのですか?いつもは1つでしたよ?”


男「…」


”…私、あなたのことが好きです”


757 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 22:18:47.63 ID:Jdzjug9b0
女だとwwwwwww奴と被るwwwwwwwwwwwwww


759 :VIPがお送りします [sage] :2009/12/31(木) 22:20:25.10 ID:sqMmxGnW0
うわああぁぁぁぁぁぁぁぁ
(´;ω;`)


760 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 22:21:59.61 ID:9UVXgir40
チロル…(´ω`。)


763 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 22:27:52.77 ID:Vi62so590
男「…」
女「あ、あの…」


”…今度はちゃんと、”恋人同士”になれたらいいなぁ”


男「初めまして。俺は男っていうんだ。君の、恋人だったんだよ」

女「私の…恋人…?」
男「うん。両想いだったんだ」
女「私と、あなたが…?」
男「そうだよ」

女「…そう、なのですか」


男「びっくりしちゃったよね、急にこんなことを言われて」
女「少し…だけ。でも…」
男「?」

女「なんだか、懐かしい感じがします。このお部屋…。そしてあなたも」
男「…」


女「初めまして、男さん。私の名前は”チロル”って言います」


End.


764 :VIPがお送りします [sage] :2009/12/31(木) 22:28:45.63 ID:xRTTsiTi0
よかった。ありがとう


765 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 22:29:16.87 ID:fJm+By0bO
素晴らしかった(´;ω;)


766 :VIPがお送りします [sage] :2009/12/31(木) 22:29:22.74 ID:FFZLy6q90
おおう。。。お疲れ様


768 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 22:29:43.28 ID:1+SqspSCO
せつねぇよ・・・・


769 :VIPがお送りします [sage] :2009/12/31(木) 22:29:49.60 ID:HD7+QpU80
>>1乙です

おや目から塩水が…


770 :VIPがお送りします [] :2009/12/31(木) 22:29:52.03 ID:Q/fRorXN0
おつ!最後にいいSSを見れたよ



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