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女子騎士「魔王倒したしこれからは自分磨き頑張るぞ☆」
- 1 名前:以下、名無しが深夜にお送りします [sage]
投稿日:2012/08/29(水) 02:29:56 ID:bA3o3QWM
女子騎士「と、言う訳なの」
兵士1「はあ……」
女子騎士「先ずはぁ……この甲冑ね☆」
兵士1「………」
女子騎士「春色フルーツカラーを配色して王道スタイルを演出するの!」
兵士1「………」
女子騎士「これでデキる自分を投影しつつ恋の引力をダシちゃうぞ☆」
兵士1「………」イラッ……
女子騎士「この甲冑で見た目年齢も下がってぇツンデレ系でカレの気を引いちゃえばカンペキね!」
兵士1「………」イラッ!
女子騎士「サスガ私!流行予報的中でぇすぅみたいな!キャハッ☆」
兵士1「………」ブチッ!
女子騎士「……?」
兵士1「うわあああああぁぁッ!」チャキンッ!
ザンッ!!!
- 2 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/29(水) 02:30:20 ID:bA3o3QWM
兵士2「兵士1が女子騎士様に斬られたらしいな……」
兵士3「えええ!なんで!?」
兵士2「理由はわからんが……余程な事があったんだろう……」
兵士3「………」
兵士2「……うぁぁ」
兵士3「どうしたんだ……?」
兵士2「次に女子騎士様に付くの俺なんだよ……」
兵士3「そうなのか……」
兵士2「行きたくねぇ……」
兵士3「女子騎士様の機嫌を損ねないように気を付けてね……」
兵士2「ああ……」
兵士3「………」
- 3 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/29(水) 02:30:48 ID:bA3o3QWM
女子騎士「貴方が新しい人?」
兵士2「はい……よろしくお願いたします……」
女子騎士「もっとぉ!上品レディ世界の住人でモテカワワーキングビューティーな兵士さんが良かったんだけどな☆」
兵士2「………」
女子騎士「仕方無いね!プンプン!」
兵士2「………」
女子騎士「兵士ってさ!愛され上手で恋愛体質な私とナチュラルスイーツ出来ちゃう人?」
兵士2「……多分違います」
女子騎士「なぁんだぁつまんない。ハッピースピリチュアルでニュースタンダートな私とは合わないかな☆」
兵士2「………」ブチッ!
女子騎士「……?」
兵士2「ふざけるなぁぁぁぁあッ!」ジャッ!
ザンッ!!!
- 4 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/29(水) 02:32:08 ID:bA3o3QWM
兵士3「兵士2……安らかに眠ってくれ……」
兵士4「女子騎士様……パないっすね……」
兵士3「なあ……兵士4よ」
兵士4「なんすか?」
兵士3「次に女子騎士様の所へ行くの俺なんだ……」
兵士4「ガンバッス!」
兵士3「……代わってくれないか?俺には妻と幼い息子が
兵士4「嫌ッス」
兵士3「頼むッ!まだ死ぬ訳にはいかないんだッ!」
兵士4「………」
兵士3「ぐうぅ……なぁ!頼むッ!息子が成人するまでは生きたいんだッ!」
兵士4「仕方無いッスね……今回だけッスよ?」
兵士3 (すまねぇ……すまねぇ……うぅ……)
- 5 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/29(水) 02:44:43 ID:bA3o3QWM
兵士4「チィース!」
女子騎士「……何かチャラいね」
兵士4「そんな事ないッスよ」
女子騎士「ふぅん……ねぇ!このふわモテカールとぷっくりリップどう思う?」
兵士4「ヤバいッスね!」
女子騎士「ハンサムビューティーで自分らしさを演出してみたんだけど!」
兵士4「ヤバいッスね!」
女子騎士「………」
兵士4「………」
女子騎士「あんたさ……女子力なめてんの?」
兵士4「そんな事ないッスよ!」
女子騎士「じゃあ、ヨクバリージョの討伐ガールな私ってどう?」
兵士4「スイーツ(笑)」
女子騎士「………」シャァッ!
ザンッ!!!
- 6 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/29(水) 03:55:53 ID:bA3o3QWM
兵士3「うぐあぁぁぁ……兵士4んんんッ!」
兵士5「………」
兵士3「俺のせいで……お前がこんな事にぃぃぃ……」
兵士5「………」
兵士3「………」
兵士5「………」
兵士3「兵士5よ、お前は女だな?」
兵士5「それが何か……」
兵士3「……ならばお前が行くべきだ」
兵士5「絶対嫌ですよ!」
兵士3「女だから大丈夫だッ!女だから大丈夫だッ!女だから大丈夫だッ!」
兵士5「……わかりましたよ」
兵士3「三回言ったかいがあったよ
……」
- 7 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/29(水) 04:48:19 ID:PMugLWCc
BBA騎士.....
UZEEEEEE
- 8 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/29(水) 05:26:55 ID:bA3o3QWM
女子騎士「おお?やっと女の子だ!」
兵士5「よよよよ宜しくお願いします!」ガタガタ……
女子騎士「貴女の何歳?」
兵士5「こ、今年で17になります!」
女子騎士「へぇ……そう……」カチンッ……カチンッ……
兵士5 (剣をいじるのやめて欲しいな……怖いよぉ……)
女子騎士「いいなぁ……私がその歳の時は魔王討伐の為に鍛練鍛練……」
兵士5「………」
女子騎士「キャリモテ狙って騎士になったのにさ……もうアラサーよ」
兵士5「……立派な事をされたと思いますが」
女子騎士「それは否定しないけど。はぁ……パラダイスイケメン男の子牧場だと思ったのになぁ……」
兵士5 (この人は何を言っているんだろ……)
- 9 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/29(水) 05:37:49 ID:AZ8CzaHM
(クソババア……)
- 10 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/29(水) 08:17:46 ID:adqtlvxo
こんなのに魔王が倒されたのかと思うと…
- 11 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/29(水) 08:48:36 ID:M1Fpy9YM
アラサーといっても25-35まで幅広い!28までならおk!
- 12 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/29(水) 15:41:44 ID:bA3o3QWM
兵士5「………」
兵士3「おおお!兵士5無事だったかぁッ!良かった……本当良かった……」
兵士5「………」
兵士3「……どうした?」
兵士5「何か……女子騎士様に気に入れられちゃって……」
兵士3「そうかッ!それは良かった……本当に良かった……」
兵士5「良くないですよ……こっちの身にもなってください……」
兵士3「いやぁ、やはり御付きは同性に限るな!ははは!」
兵士5「………」
兵士3「殺されなかったんだからいいじゃないか。問題無いだろ?」
兵士5「そうですけど……」
兵士3「……まぁ、頑張ってくれ。これ以上死人を出さないようにな……」
兵士5「………」
- 13 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/29(水) 17:18:55 ID:bA3o3QWM
女子騎士「でね、岩盤浴とホットヨガでスローライフを過ごそうかなって!」
兵士5「はぁ……」
女子騎士「くつろぎインテリアなんかある隠れ家的お店で女の子だけで楽しんで?」
兵士5「はぁ……」
女子騎士「輝け!明日の私みたいな!」
兵士5「そうですか……」
女子騎士「ちょっとぉ!兵士5ちゃん!」
兵士5「なんでしょうか?」
女子騎士「さっきから何?女ヂカラ足りてないぞッ☆」
兵士5「………」イラッ……
女子騎士「ん……そうだ!」
兵士5「………?」
女子騎士「今度ね女子会開きましょう!うん、それがいいよ!」
兵士5「女子……会?」
女子騎士「魔王討伐して平和になったんだからね!もうそろそろ自分へのご褒美あげまくってもいいかなって!……でもその前に」
- 14 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/29(水) 17:31:43 ID:bA3o3QWM
兵士3「……ふざけるな」
兵士5「断れませんでした……」
兵士3「百歩譲って合コンはいいとしよう……何で俺まで頭数に入っているんだッ!」
兵士5「女子騎士様が名指しで指名して……」
兵士3「俺は既婚者だぞ……」
兵士5「………」
兵士3「ああああ……どうにかならないものか……」
兵士5「男性は後二人用意しろとの命令もありますから……」
兵士3「二人?……俺、お前、女子騎士様と男が一人じゃないのか?」
兵士5「女賢者様も来るらしいです……」
兵士3「なん……だと……?」
兵士5「ですから……」
兵士3「それはあれかッ!あの容姿端麗頭脳明晰焼肉定食四捨五入な女賢者様が来るのかッ!」
兵士5「恐らくその女賢者様だと……」
兵士3「……わかった。全力で力になろう!」
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