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夏「あっつう……」 男「あなたが原因でしょう」
100 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga] 投稿日:2011/08/14(日) 13:06:31.60 ID:rvXchvxWo
どうもこんにちは。夏も半分が過ぎましたね。
決戦に向かわれた人が倒れないよう祈っています。
キャラもある程度出たので、簡単な説明を。

夏:馬鹿

男:ロリコン眼鏡

母:今作のヒロイン。天然ろりきょぬーBBAという伝家の宝刀を携えた最強無敵の存在。
  世の中に数多ある「属性」の中で、この昨今減り続けるBBA枠に警鐘を鳴らすためここに爆誕。
  古くは、八◯くんの家庭の事情などに始まった「可愛い母親」という、現実にあったら
  キツいものを、二次元という世界に入れて昇華させ、目にも心にも優しいものにしてみました。
  この暑い夏の一時の清涼剤として、お一ついかがでしょうか?

女:電波的な他人


では、携帯に保存している分をぺとぺと投下して、以降は即興でPCからだらっと投下します。
夜にでも覗いてみていただければと思います。


101 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga] 投稿日:2011/08/14(日) 13:08:09.02 ID:INGVaVJIO
夏「あー、部屋は最高だなぁ!」

男「なんですかいきなり」

夏「いや、こう言っとかないと、今あたしがお風呂入り終わって部屋にいるって読者に伝わんないでしょ」

男「暑いですしね。できれば人に迷惑をかけない生き方をしてくれるならそれでいいですよ」

夏「おい、その笑顔やめろおい。あたしの頭は正常だコラ」


102 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga] 投稿日:2011/08/14(日) 13:08:56.95 ID:INGVaVJIO
夏「さて、じゃあさっきのアレに関して話を掘り下げようか」

男「あなたの頭についてですか?」

夏「ちげえよ。あたしじゃねえよ。あの電波ミサイルおっぱいの事だよ」

男「あぁ……とは言え、あれ以上に何も言う事はありませんが」

夏「この家に遊びにきたりすんのあの子?」

男「まさか。何度か聞かれましたが、その度にはぐらかしてきましたし」

夏「なるほどな。さて、フラグが立った訳だが」

男「は?」

ピンポーン

男「え?」

夏「ですよねー」


103 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga] 投稿日:2011/08/14(日) 13:11:56.10 ID:INGVaVJIO
女「フランソワーズ、ごきげんよう」

夏「自分がやられるとキツいもんがあるわね、これ」

男「でしょう?」

女「ああ……これがこちらの世界のレオンの部屋の香り……」

夏「うお、すげえ。めっちゃ吸ってる。鼻の穴全開にして吸ってる」

男「さり気なく、名前も馴れ馴れしい形に変化してますね。いやはや気持ち悪い」

女「いやだわレオン、照れますわ……あまり見ないで」

夏「鼻の穴だけ別の生き物みたいだ。すげー」


104 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga] 投稿日:2011/08/14(日) 13:12:46.62 ID:INGVaVJIO
男「ところで副委員長、こちらには何の御用で? 要件が無ければ、今日の所はお引き取りを……」

女「嫌ですわレオン。いつものようにマリーとお呼び下さい」

夏「どこの錬金術師だよ。つうか、いつも呼んでんのあんた?」

男「その『いつも』がいつなのかは私の記憶にありませんしって、ちょっと! 抱き付かないで下さい副委員長!」

夏「REC」

男「やめろおおおっ!!」


105 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga] 投稿日:2011/08/14(日) 13:13:51.95 ID:INGVaVJIO
男「…………」ビクッビクッ

女「ふぅ……」

夏「ムチムチに触られたらじんましん出るとか、どこのブラボーな主人公だよ。あ、ちなみにR18的な事は無かったですはい」

女「誰に話してますの? ところでフランソワーズ」

夏「……7000」

女「5000!」

母「6500!!」

夏「売ったぁ!!」

女「一生の不覚……っ!」

男「…………」ビクン……


106 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga] 投稿日:2011/08/14(日) 13:15:16.50 ID:INGVaVJIO
母「ふえぇ……痛いぃ……」

女「うう……ひりひりしますわ……」

男「ゲンコツで済ませるだけ感謝して下さい。というか、いつから見てたんですか母さん」

母「最初からずっと見てたよぉ」

男「息子があの状態で、何とも思わなかったんですか?」

母「かわいかったよぉ」

男「母さんに期待したのが間違いでした。全く……」

女「あの、よろしいかしら?」

男「何ですか?」

女「見るも無残なフランソワーズだった物から白い何かが……」

夏『身体が軽い……もう何も怖くない』

男「どうせ次には元通りだから気にしないで下さい」

女「次?」

母「ギャグって便利ねぇ」


107 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga sage] 投稿日:2011/08/14(日) 13:16:14.36 ID:rvXchvxWo
書き溜めここまで。
残りはsage進行でだらっといきます。


108 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga sage] 投稿日:2011/08/14(日) 13:24:26.38 ID:rvXchvxWo
夏「復活オッスオッス」

女「あらまあ。本当にあっという間ですのね」

夏「この商売、身体が資本ッスよ」

母「じゃあ、おかーさん下に戻ってるからねぇ」

女「はい。ごきげんようお母様」

母「きゃー! お母様なんて照れちゃうよぉ」びっしびっし

男「さり気に人の母親を自分の身内に加えないように」

母「もー、そんなこと言っちゃ駄目だよぉ」

女「うふふ。楽しいお宅ですわ」

男「全く……」



夏「おーい……『びっしびっし』の部分でブッ叩かれて死にかけてるあたしは無視ですかー……おーい……」


109 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga sage] 投稿日:2011/08/14(日) 13:29:02.68 ID:rvXchvxWo
夏「再度復活オッスオッス」

女「あら? これは……」

夏「ん? あんたゲームとかやるの?」

女「はい。RPGや格闘ゲームなどを少し」

夏「ほほう。対戦する?」

女「よろしいですわよ。何になさいます?」

夏「GG2とかどうよ?」

女「それ、格闘ゲームと言えるのでしょうか……」

夏「メーレーアクションは世界一ぃぃいいっ!!」

男「(そろそろ掃除でもしましょうかね)」


110 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga sage] 投稿日:2011/08/14(日) 13:37:05.22 ID:rvXchvxWo
夏「図に乗るなルーキー。磁力の力を見せてやろう」

女「潰して差し上げますわ……障害!!」

男「(おや? この本、こんな所にあったんですか)」

夏「バーンバッバッバーン!!」

女「大砲用意」

男「(ふむ……おっと、掃除の続きをしなくては)」

夏「ズェアズェア」

女「これが痛み……」

男「あの、今回、全くついてこれない人が続出しそうなんですが」

夏「これが蒼の力だ……」

女「そんなことよりアルカナしませんこと?」

男「おーい」


111 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga sage] 投稿日:2011/08/14(日) 13:44:42.93 ID:rvXchvxWo
夏「強制ストップが入ったため、対戦終了」

女「残念ですわ……」

男「何事もほどほどが一番です」

夏「しかしあんたやるわね」

女「フランソワーズこそ、なかなかの腕前でしてよ」

男「ゲーム……全く理解できません。いったい何が面白いんですか?」

女「説明するのは難しいですわね」

夏「だね。ほれ、これやってみ。あんたにはぴったりかもよ」

男「ふむ……では少しだけ」

1時間後

男「くっ! ターッチ! じゃないとはどういうことですか!?」

夏「あの……そろそろ戻ってきてくれませんかね?」

女「これが処理という名の洗脳なのですね。恐ろしい……」


112 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga sage] 投稿日:2011/08/14(日) 13:45:57.63 ID:rvXchvxWo
うーむ、ゲーム方向に進むと駄目ですねどうも。
少し頭を冷やしてきます。夜にでも再開予定。
それでは。


113 名前:NIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage] 投稿日:2011/08/14(日) 13:50:19.62 ID:U28dMQzAO
ぶる○じ大好きな俺に死角はなかった!ハードコアハードコア!
>>1乙


114 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/08/18(木) 10:03:59.23 ID:ytLf/b2IO
母がメインヒロインか…

いいね


116 名前:NIPPERがお送りします(関西地方) [sage] 投稿日:2011/09/03(土) 18:26:33.06 ID:TNKYICPP0
終わってしまった夏休み
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/


119 名前: ◆Vcef9xkjaI [sage] 投稿日:2011/09/05(月) 06:06:15.74 ID:QezUWsjIO
もうほんとすんません
近い内に完結まで持っていきますんで、もうしばらく残暑としてお付き合い頂ければと思います


120 名前:NIPPERがお送りします(岐阜県) [sage] 投稿日:2011/09/06(火) 02:18:21.20 ID:nLN1XbVbo
おっしゃあ来たぁ!
秋になっても暑いぜぇ!


121 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga] 投稿日:2011/09/14(水) 09:09:27.84 ID:VPrQcVNSo
随分と遅くなりましたが最後の夏となります。
最後の暇つぶしにでも見ていただけたら幸いです。


122 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga sage] 投稿日:2011/09/14(水) 09:09:54.40 ID:VPrQcVNSo
男「涼しくなりましたね」

女「もう9月ですから」

男「そうですね……」

女「……寂しかったりしますか?」

男「え……?」

女「フランソワーズ……いいえ、夏の妖精さんの事を思い出していたのでは?」

男「……正直、あまりいい思い出はありません。それだけは間違いなく」

女「では、どうしてそんなに……辛そうな顔を?」

男「……何故でしょうかね」

女「…………」

男「夏が終わりますね」

女「はい。秋が来ます」

男「そして冬が来て」

女「春が来て」

男「そして……」


123 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga sage] 投稿日:2011/09/14(水) 09:10:19.90 ID:VPrQcVNSo
8月30日

夏「ねえヒョロ眼鏡」

男「なんです馬鹿妖精」

夏「あんた欲しい物とかある?」

男「ふむ」

夏「無いなら無いで構わないけど、あるなら言ってみ」

男「そうですね。でしたら……」

母「ふえぇ……キングボンビーになっちゃったぁ……」

女「お母様、確かリニアカードお持ちですわよね? フランソワーズが近くにいますから、なすりつけて遠くに逃げましょう」

母「あ〜、そっかぁ。やったぁ」

女「ちょうどうんちカードもありますし、フランソワーズのいるハワイを封鎖してしまいましょう」

夏「ざっけんな!! マジざっけんなよお前ら!?」

男「静かな部屋が欲しいですかねぇ……」


124 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga sage] 投稿日:2011/09/14(水) 09:10:47.45 ID:VPrQcVNSo
夏「はは……独走1位から一気に最下位……」

男「なにも泣かなくても」

母「あ〜面白かった。じゃあおかーさん飲み物もってくるねぇ〜」

女「ではお手伝い致しますわ」

母「ありがと〜。えへへ〜、お嫁さんみたいだねえ」

女「レオンとは今世もそうなれると信じていますわ」

母「レオン〜?」

男「さっさと行って下さい。副委員長、余計なことは言わないように。この人は馬鹿なんですから、言われたことを信じる傾向があります」

母「う〜……息子がいじめるよぉ……」

女「反抗期ですわお母様。今は我慢の時です。さあ、ご一緒に」

母「は〜い」

男「全く……どっちが子供やら……」

夏「そんで? 決まった?」

男「はい? 何がですか?」

夏「あんたの願い事」

男「はい?」


125 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga sage] 投稿日:2011/09/14(水) 09:11:13.56 ID:VPrQcVNSo
男「なんですか突然?」

夏「あー、ほれ。今日は何日よ?」

男「8月30日ですが何か?」

夏「時間切れなのよ。明日でお別れさよーならー」

男「ああ……なるほど。把握しました。というか、本当にそのつもりだったんですね」

夏「まあねー」

男「こちらとしては、充分に資料も作成できましたし、何も問題ありません」

夏「あっそ」

男「ふむ。それで『願い事』ですか」

夏「そういうこと」

男「案外、義理堅い生き物だったんですねあなた」

夏「はぁ!? あたしは昔から義理堅いって近所でも評判だったわよ!」

男「引きこもりなのに?」

夏「わたくし、嘘をついておりました」

男「土下座の速度、早くなりましたね」

夏「お陰さまで」


126 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga sage] 投稿日:2011/09/14(水) 09:11:43.71 ID:VPrQcVNSo
男「…………」フフッ

夏「なんで笑うのよ」プフッ

男「失礼。ははっ」

夏「……あんたもそういう笑い方すんのね」

男「失礼ですねあなた」

夏「笑い顔でくんなよこええよ!?」

男「あなただって笑ってるでしょ」

夏「あー、まあねー」

男「……最後なんですね」

夏「……うん」

男「どうにもなりませんか」

夏「うん」

男「……そうですか」

夏「……ごめんね」


127 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga sage] 投稿日:2011/09/14(水) 09:12:10.37 ID:VPrQcVNSo
男「謝るのは筋違いです。あなたは悪いことをした訳では……いや、悪いことはしていましたが」

夏「え? そこ言い直すの?」

男「一切迷惑をかけていなかったと?」

夏「あー……すんません」

男「食費、光熱費、その他諸々の迷惑費。計算したらいい金額になりそうですね」

夏「んー……願い事はお金にしとく?」

男「やめておきましょう」

夏「そっか。じゃあ……」

男「明日。あなたが帰る前には決めておきますよ」

夏「ん……了解」

部屋の外

女「うぐぅ……ふらんぞわーずぅうう……」

母「なっぢゃぁん……ざみじいよぉ……」

部屋の中

『ひっぐ……ひっぐ……』『あうぅ……ぶえぇ……』

男「……なんだか身内や友人がすいません」

夏「いやあんたが悪いわけじゃないし。ってうお!? なんか部屋のドアの下からすっげえ水漏れてる」

男「飲み物なのか涙なのか両方なのか。どちらにせよ掃除が面倒です」


128 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga sage] 投稿日:2011/09/14(水) 09:12:53.37 ID:VPrQcVNSo


男「今日はアニメいいんですか?」

夏「あー、うん。録画してるし」

男「生で見てこそのアニメじゃないんですか?」

夏「そんな時期があたしにもありました……」

男「じゃあ電気消しますね」

夏「あいよー」



男「一ついいでしょうか」

夏「んー?」

男「昼に言っていた『願い事』ですが、どんなものでも大丈夫なんですか?」

夏「明らかに世界がヤバい!って内容でない限りは叶えようかなーと」

男「そうですか」

夏「そうですよ」

男「では寝ます」

夏「おやすみー」

男「おやすみなさい」

男「(願い……か)」


129 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga sage] 投稿日:2011/09/14(水) 09:13:23.27 ID:VPrQcVNSo
8月31日

夏「じゃあ行ってくるね」

母「ふぐぅ〜……なっぢゃああああああん……やだあぁ〜」

夏「あはは……ありがとねママさん」

女「……フランソワーズ」

夏「最後までその名前かよ」

女「これがわたくしの個性ですから」

夏「そっか。そだよね。うん、あたしは結構好きだったよその個性」

女「……ありがとうございます」

夏「うん。さってとー!」

男「『願い事』ですね」

夏「そだね。さあ元気よくいってみよー!」

男「……はい! 私の願いは……」


130 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga sage] 投稿日:2011/09/14(水) 09:13:51.64 ID:VPrQcVNSo
男「全世界の女性の成長を12歳で止めて下さい!!」

夏「えっ!? あたしにずっとここへ残れって!?」

男「えっ?」

夏「えっ?」


131 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga sage] 投稿日:2011/09/14(水) 09:14:46.10 ID:VPrQcVNSo
男「なんですかそのクソみたいな願い事は?」

夏「あ? あの流れだと普通はあの願いが筋やろがコラ。やんのか? やんのかタココラ?」

男「来なさい。偉大なる野望の為です。本気でいきますよ」

夏「危険な性癖なんて捨ててかかってこいよロリ眼鏡」

男「…………フッ!」シュッ

夏「うおおお!? パンチが見えねうごああああっ!? 負けるかよおおおっ!!」シュシュッ

男「…………」タタンタン

夏「フットワークだけでかわした……だと?」

男「30秒です。30秒でアスファルトを舐めさせましょう」

夏「クソがあああっ! 当たれぇっ! 当たれよおっ!!」ブンブン

男「大振りな攻撃……だが、当たらなければどうということはない」スッスッ パパン

夏「ぐおっ! チクショウ……これで終わるのか……あたしの悠々自適なニート生活はここで終わるのか……」

男「懺悔なさい。これで終わりです」ヒュッ

夏「ちくしょおおおおおっ!!」


女「……ドカポンでもやりますお母様?」

母「……そうだねぇ。あ、ケーキあるよぉ」

女「いただきますわ」

母「おいでぇ〜」


132 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga sage] 投稿日:2011/09/14(水) 09:15:14.71 ID:VPrQcVNSo
「そこまでっ!!」

男「!?」

夏「こ……この声は!?」

?「お久しぶりです姉上」

?「よっ。久しぶり夏」

夏「春に冬ねえ……どうしてここに……」

男「……敵ですか? 味方ですか?」スッ

春「動くな人間。次は撃つ」カチャッ

冬「おうおう、やるな兄ちゃん。こりゃまたこっぴどくやられたな夏」

夏「まさか……助けに……」


冬「んなわけねえだろ。目盛り操作どんだけ地獄だったか」

春「今まで甘やかしたのが間違いだったと認識しました。姉上をミンチにするのは我々の役目です」

夏「デスヨネー」

春「止める為とは言え、脅すような真似をしてすまなかったな人間」

男「いえ。あなた方も存分に恨みを晴らして下さい」

春「感謝する」

冬「よーし、覚悟しろよ夏! 向こうで留守番の秋の分まで合わせてフルコースいくかんなー!」

夏「弁護士を要求する!! 金か! 金ならいくらでも出すぞおおおおっ!!」


133 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga sage] 投稿日:2011/09/14(水) 09:15:50.84 ID:VPrQcVNSo
こうして、私の夏は終わった。

夏「隙を見て逃げるぜとうっ! はーっはっはっは。さらばだ明智君!」パタパタ

冬「撃て」

春「サーイエッサー」パンパン

夏「あーれー……」ヒュー……

この夏の中で、私が失ったものは多く、そして大きい。

男「(幼女王国の夢が……)」ハァ

冬「ボコれボコれ」

春「サーイエッサー」

夏「やめてくださいしんでしまいます」

だが、私の中で彼女も、彼女の思い出も永久に生き続ける。

冬「ほれ回復。それー。よしボコれボコれ」

春「サーイエッサー」

夏「らめえっ! そこはそんなに曲がらない関節なのおっ!!」

ありがとう夏の夢。さようなら夏の夢。できれば二度と出会うことがありませんように。

男「じゃあ家に戻りますんで、後はよろしくお願いします」

夏「てめえ覚えてろコラァ! ぜってー復讐してやっかんな!! ぜってーだ!!」

冬「おーまだ元気だな。やったれやったれ」

春「サーイエッサー」

夏「ぎゃああああああっ!!!!」


134 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga sage] 投稿日:2011/09/14(水) 09:16:23.82 ID:VPrQcVNSo
そして現在


135 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga sage] 投稿日:2011/09/14(水) 09:17:02.72 ID:VPrQcVNSo
自宅

男「ただいま戻りました」

女「お邪魔しますわ」

母「おかえりー」

夏「チョリーッス」

春「任務ご苦労」

冬「おーっす」

男「えっ」

夏「えっ」


136 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga sage] 投稿日:2011/09/14(水) 09:17:28.44 ID:VPrQcVNSo
おしまい


137 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga sage] 投稿日:2011/09/14(水) 09:20:39.00 ID:VPrQcVNSo
以上で終了となります。
もう遅くなりすぎて&グッダグダな感じで土下座するしかないです。すんませんしたぁ!!

それではまたどこかで。
ではでは。


138 名前:NIPPERがお送りします(神奈川県) [sage] 投稿日:2011/09/14(水) 09:34:09.66 ID:+V8hZ7+Z0
乙、
おもしろかったです


139 名前:NIPPERがお送りします(愛知県) [sage] 投稿日:2011/09/14(水) 10:39:37.49 ID:XAHTR9y4o

どんな形であれ簡潔はいいことだ


140 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/09/14(水) 11:49:44.42 ID:YLjipddAO

男の性癖の原因の一端は、もしかするとママさんにあるんじゃね=つまりマザコンでもある
ってところまで妄想した

1の他に書いたものを、良かったら教えて欲しい


141 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/09/14(水) 12:36:54.50 ID:mkcDSmiSO
俺のメルヘンの定義は間違っていたようだ



142 名前:NIPPERがお送りします(東海) [sage] 投稿日:2011/09/14(水) 23:14:26.47 ID:nG3gUE3AO

そういえば四姉妹が出てくる作品を聞くのを忘れていた


143 名前: ◆Vcef9xkjaI [saga sage] 投稿日:2011/09/15(木) 01:26:26.75 ID:r2nmCYkCo
こっそり

見ていてくれてた人が考えてたよりも沢山で凄く嬉しかとです。
ここで前に書いたのは 勇者「魔王倒したし帰るか」 ですね。
前に書いたのは 新ジャンル「風紀委員」 です。そちらは春がベースの話になっとります。

次は何を書こうかなあ。
今度こそではでは。


144 名前:NIPPERがお送りします(中国地方) [sage] 投稿日:2011/09/15(木) 19:27:00.76 ID:v1HzbMG1o
一気に最後まで楽しませてもらいました
次回作は最初から読めるよう期待してます
さて過去作がすぐ見つかるといいなぁ・・・



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