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スライム(女)「ボクは悪いスライムじゃないよ」
- 108 :VIPがお送りします []
:2009/05/14(木) 14:30:26.13 ID:RyBD9xrt0
>>1は学校かな?保守
- 113 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 15:36:34.47 ID:ilvIllIvO
>>108
学校だった
スライム「まだかな〜…」ボーッ
スライム「まさかこのまま別れるなんてことないよね」
スライム「………」
スライム「うん、あの勇者さんに限ってそれはないよ」
スライム「あ、あの雲アイスクリームみたい」
スライム「――暇だよ〜、早く帰ってきて勇者さーん!」
- 116 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 15:40:57.62 ID:ilvIllIvO
同時刻
勇者「おおっ、フルハウス! よっしゃ、このままダブルアップチャンスで」
カジノの人「出た数字は9です。次はこの数字より大きいと思いますか? 小さいと思いますか?」
勇者「うーん。小さいほうだ!」
カジノの人「残念、10です」
勇者「ですよねー」
勇者「あ〜あ、コイン無くなっちまったし、情報でも集めっかなぁ」
- 118 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 15:44:04.00 ID:ilvIllIvO
2日後
勇者「おぉ……」
スライム「遅いよ勇者さ〜ん…。ボクの体こんなに縮んじゃったじゃないかぁ」
勇者「悪い。てかスライムって小さくなるんだな…」
スライム「なりますよ! というか女の子にそんなこと聞かないでよ…えっち」
勇者「あぁ……、俺今えっちな事聞いたんだ…」
- 119 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 15:47:29.59 ID:ilvIllIvO
勇者「で、どうやったら元のサイズに戻るんだ?」
スライム「とりあえず水を掛ければ大丈夫かな」
勇者「それだけでいいのか? 醤油あったかな」
スライム「調味料は入れないで…」
勇者「冗談だ。そら、かけるぞ」
ダバダバ
スライム「あーっ、生き返るぅ。――あれ? なんだか甘い香りが」
勇者「ん? おお、サイダーかけてた」
スライム「!」
- 120 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 15:51:02.30 ID:RyBD9xrt0
体液の中に直に炭酸入れたら…
- 121 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 15:51:28.98 ID:ilvIllIvO
スライム「体中がシュワシュワしてる…」
勇者「やっちまったZE! ハハハ」
スライム「ハハハじゃないよ! ボクの体がぁぁぁああ」
勇者「まぁ気にするな。誰にだって失敗はある」
スライム「それはボクが言うセリフだよ…。もう、次の目的地は泉にしてね」
勇者「あいよー。そうだ、これお土産」
スライム「え、あ、ありがとう!」
- 122 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 15:51:31.05 ID:PMoDm71Y0
無毒バブルスライム・・・
- 123 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 15:57:17.96 ID:ilvIllIvO
スライム「スライムピアスは分かる。分かるんだけど…」
勇者「なんだ、俺のお土産に不満か」
スライム「もう一つのお土産に毒針はびっくりするよ」
勇者「だってお前攻撃力ないから毒針くらいじゃないと釣り合いがとれんからな」
スライム「まぁ受け取っておくけど。とりあえずありがとうね」
勇者「おう。じゃとりあえず炭酸落としに泉行くか。面倒だけど」
スライム「誰のせいだと…っ」
- 124 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 16:18:58.49 ID:ilvIllIvO
勇者「てなわけで泉発見。はよ入ってこい、臭いハンパないぞ」
スライム「ああ、これで蟻さんがボクの後ろをぞろぞろ付いてくる生活が終わるんだね…っ!」
勇者「2日目がピークだったな」
スライム「本当に危なかった…。じゃあこれから入ってくるけど、見ないでよ」
勇者「お前の裸なんざ興味ない。だったらがいこつ剣士の入浴見たほうがマシだ」
スライム「骨じゃない…」
- 125 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 16:24:59.41 ID:ilvIllIvO
勇者「見るなとか言ったくせに近くにいろとか、アホか」
スライム「いる〜?」
パチャパチャ
勇者「いるよ。水分取りすぎて太ましくなるなよ」
スライム「ならないよっ! それよりこっち向いちゃダメだからね」
勇者「分かってるっつの。ガキかお前は」
スライム「〜♪ やっぱり水浴びは楽しいなぁ」
- 126 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 16:27:02.94 ID:PMoDm71Y0
人型なのか水滴型なのかアメーバ型なのか・・・
- 133 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 18:04:08.95 ID:ilvIllIvO
スライム「ぅ〜ん! さっぱりしたぁ」
勇者「おう、やっと上がったか。にしても面白い体だな」
スライム「そうでもないよ。雨の日とか、水の他にも色々吸い込むし、春にも大変だし」
勇者「春に? なんでまた」
スライム「花粉でボクの体が黄色くなるの…」
勇者「――あぁ」
- 134 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 18:10:03.43 ID:ilvIllIvO
スライム「たぁっ!」
ブスッ
勇者「お、一撃で倒したか。急所を狙うとは、お前もえげつないな」
スライム「毒針って一撃必殺なんだね…」
勇者「おう」
スライム「……勇者さん、覚悟!」
勇者「じゃあここでお別れか。短い旅だったな…」
スライム「感動的なセリフ吐きながら、戦闘体制とらないでよ……」
勇者「癖だ」
- 135 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 18:15:17.47 ID:ilvIllIvO
勇者「お、新しい技覚えた」
スライム「いいなぁ〜。なに覚えたの?」
勇者「ライデイン。これで勇者っぽくなってきたな」
スライム「あ、ボクもレベル上がった」
勇者「そんなバカな…」
スライム「むぅ、ボクだってやるときはやるんだから!」
勇者「で、なにか覚えた?」
スライム「ううん…」
勇者「ステータスも素早さだけアップか。なんだ、ダーマにでも行ってくるか?」
スライム「その優しさが逆にツラい…」
- 136 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 18:19:17.28 ID:ilvIllIvO
勇者「この洞窟さえ攻略すれば、お前が来たっていう大陸に行けるぞ」
スライム「! 本当!?」
勇者「嘘ついてどうする」
スライム「じゃあ早速攻略しよう! それ〜!」ピュー
勇者「そうしたいのは山々なんだが、この奥には――ってもういねぇ」
勇者「やれやれ…、手が焼けるやつだ」スタスタ
- 137 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 18:22:47.71 ID:ilvIllIvO
勇者「そこのスライム! 止まれ、止まらなければ撃つぞ!」
スライム「? 撃つってなにを――」クルッ
勇者「ラ・イ・デ・イ・ン」
スライム「ってもう撃ってるじゃない!」
勇者「すまん、口が滑った」
スライム「そういうのは口が滑ったって言わないってぇ! きゃぁー!」
勇者「お〜、焦げとる焦げとる」
- 138 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/14(木) 18:24:33.36 ID:wO0hQo+vP
ライデインに耐えるとはw
- 140 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 18:50:05.86 ID:ilvIllIvO
勇者「ライデインに耐えるほどのHP、誉めてやるぞ」
スライム「それはどうも…」
勇者「出来れば俺も使いたくは無かった。人の話を最後まで聞かないお前が悪い」
スライム「話?」
勇者「おう。この洞窟の最後では、隣の大国の兵士がいるんだ」
スライム「!? じゃあ通れないの?」
勇者「お前はな」
スライム「え……またこの展開?」
- 141 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 18:53:20.80 ID:ilvIllIvO
勇者「いや今回は助けてやる。隠された道もないしな」
スライム「じゃあどうやって兵士の目を盗んで洞窟を抜けるの?」
勇者「決まってる」
スライム「?」
勇者「スライム、お前の色仕掛けだ」
スライム「へぇ、ボクの色仕掛けかぁ」
勇者「――あれ? 突っ込まんのか」
スライム「何を――って、そんなの無理だよ!」
勇者「(反応遅っ)」
- 145 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 19:19:08.82 ID:ilvIllIvO
スライム「モノは試しだ、なんて言われたから頑張るけど、絶対怪しまれる…」
スライム「でもやるしかない。ねぇお兄さん達、遊ぼーよ」
兵士A「お、おおっ…!」
兵士B「な、なんと…!」
スライム「(あれ、意外といい反応? もしかしたらボク才能が――)」
兵士AB「モンスターだ!」
スライム「ですよね〜」
- 146 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/14(木) 19:21:30.87 ID:TTqkgiqv0
ですよね〜
- 147 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 19:25:48.93 ID:PMoDm71Y0
ですよ〜
- 150 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 19:49:37.37 ID:ilvIllIvO
勇者「HAHAHA」
スライム「そ、そんなカタコトの笑い方してないで助けてぇぇえ」
兵士A「バイキルト!」
兵士B「せいしんとういつ!」
スライム「何か唱えてきたぁ〜」
勇者「おぉ、なぜか懐かしい感じがするコンボだな」
兵士B「ばくれつけ――」
勇者「ライデイン!」
スライム「なんでボクまで巻き込むのぉ!?」
勇者「なんとなく」
- 152 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 19:56:40.81 ID:ZvJPCulV0
http://parumezan.sakura.ne.jp/enikki-39.jpg
- 154 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 20:08:03.73 ID:ilvIllIvO
勇者「おお、洞窟でたぞ」
スライム「…やっと、帰ってこれた」
勇者「俺も久々に来たなぁ。――にしても、あの兵士達経験値たっぷりくれたな」
スライム「モンスターじゃないのに経験値入るんだ…」
勇者「こうなったらあの兵士達が回復したらまた不意打ちして経験値稼ぐか」
スライム「勇者としてそれはどうかと思うよ」
- 155 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 20:12:58.03 ID:ilvIllIvO
勇者「とりあえずだ、これからどうするんだ?」
スライム「へ?」
勇者「お前が望んだ大陸には来たんだ、もう別行動しても問題ないだろ」
スライム「そっか…そういえばそうだよね」
勇者「俺が行く場所はお前の住んでた場所とは違うだろうし、お前が決めてくれ」
スライム「………」
勇者「……」
スライム「……る」
勇者「ん?」
スライム「勇者さんとまだ旅するっ!」
- 156 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 20:17:27.19 ID:ilvIllIvO
勇者「――そうか」
スライム「うんっ。またよろしくね勇者さん」
勇者「おう」
スライム「ところで、勇者さんはこれからどこに行くつもりだったの?」
勇者「スライム格闘場」
スライム「……へ?」
勇者「いや一攫千金を狙って行こうかな、と。でもお前が来るとなると、モンスターに挑戦することだって出来るな」
スライム「もしかして戦うのって…」
勇者「お前以外に誰がいる」
スライム「――やっぱりお家に帰っていい?」
勇者「ダメだ。行くぞ」
スライム「えぇ〜!」
- 158 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 20:42:48.71 ID:PMoDm71Y0
人工少女ですね
- 159 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 20:57:48.86 ID:aXnn9Ae+0
つまりリョnいえ、なんでもないです
- 163 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 21:47:42.08 ID:HfRjuOf+O
SSを読みながら女の子に擬人化したスライムを思い浮かべているのは俺だけじゃないはず
- 164 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 21:56:44.98 ID:aXnn9Ae+0
半透明の女の子で
- 165 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 21:58:13.82 ID:qVeyRdv20
擬人化しないと萌えられないヤツは初心者
- 166 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/14(木) 22:01:54.17 ID:5B4eKWUX0
勇者の頭の上でプルプルしてる
という妄想
- 167 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 22:02:46.08 ID:lxsrkjuy0
スライムそのまんまでも十分可愛い
- 170 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 22:29:57.56 ID:HfRjuOf+O
状況によって擬人化したりしなかったりしてる
- 171 :VIPがお送りします [] :2009/05/14(木) 22:36:38.22 ID:HkN7RkPDO
どう想像してもウィンディーネ
- 174 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/14(木) 23:31:57.72 ID:6Dsmc9xSO
ドラクエのじゃ萌えられないから
目口無しのスライムで妄想してます
- 178 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 00:30:52.48 ID:4ZMso0HUO
勇者「おぉ、いっぱいスライムいるな」
スライム「わぁ、キングさんやナイトさんがいる。カッコイいな〜」
勇者「でもあれだ、チャンピオンってノーマルスライムだよな」
スライム「うん。ん? ということはボクも頑張れば勝てるってことだよね!」
勇者「他人にも出来たんだ、きっと出来るさ」
スライム「よし、やる気出てきたよ」
- 179 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 00:33:28.65 ID:4ZMso0HUO
勇者「というわけで選手登録してきました」
スライム「ランクは?」
勇者「最初ということでEクラスだ」
スライム「ならボクでもいけるかも。それじゃ控え室に行ってくるね!」
勇者「おう、気をつけてな〜」
スライム「ボクの戦闘、ちゃんと見ててね」
勇者「――まぁ、この闘技場はEクラスが最強クラスなんだがな」
- 180 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 00:40:47.11 ID:4ZMso0HUO
スライム「さぁ、最初に戦うのは誰かな〜」
レフェリー「それじゃあ相手選手の入場です!」
キラーマシーン×3「よっ」
スライム「………え?」
キラーマシーンA「いやまさかスライムが戦いを挑んでくるとは」
キラーマシーンB「しかし加減して戦ったら失礼だし」
キラーマシーンC「全力でいきましょう」
スライム「全力で逝くことになるよ…」
- 182 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 00:46:46.92 ID:4ZMso0HUO
勇者「おぉ、さすがスライム。逝くことだけは防いだか」
スライム「お花畑は見えかけたけどね…」
勇者「対戦相手を選ぶべきだったな」
スライム「勇者さんが勝手に登録したんじゃない!」
勇者「毒針があるから大丈夫だと思った。反省はしていないし後悔もしていない」
スライム「ダメじゃない…」
- 183 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 00:54:07.35 ID:4ZMso0HUO
勇者「じゃあここはもう出るか」
スライム「え、もう?」
勇者「だってお前がEクラスに勝てないんだったら意味ないし」
スライム「あんな最強クラス、誰だって勝てないよ!」
勇者「チャンピオンがいるじゃな――」
観客「ああっ、チャンピオンがDクラスの一回戦で負けた!」
勇者「……行くか」
スライム「……うん」
- 184 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 01:02:46.92 ID:4ZMso0HUO
勇者「次の町はどこかな〜っと」
スライム「何か用事でもあるの?」
勇者「特に無いけど、定期的にツボとかを調べないと落ち着かないんだ」
スライム「へぇ」
勇者「人の家のだとなお良し」
スライム「強盗じゃない…」
勇者「一モンスターに言われるとは心外だな。きちんと断りはいれてるぞ」
スライム「了承してくれるんだ、その人たち…」
- 185 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 01:07:46.18 ID:4ZMso0HUO
勇者「ふ〜ん、商業の発達した町か」
スライム「この町にもモンスターいっぱいいるね」
勇者「本当だ。じゃあ一旦別行動するか」
スライム「? なんで?」
勇者「俺と一緒に一軒一軒ツボ探ししたいなら話は別だが」
スライム「――別行動しよう」
勇者「あいよ。あそだ、なんか買いたいもんあったらこれで買え」ポイ
- 186 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 01:12:28.18 ID:4ZMso0HUO
スライム「え、こんなに!?」
勇者「ああ。気にするな、俺のおじさんの遺産だから…」
スライム「重いよ…」
勇者「冗談だ。それはお前が今まで倒してきたモンスターの金だから心置きなく買え」
スライム「そうなんだ! ボクもなかなか稼いでるね」
勇者「その金、俺によこせばカジノで儲けて二倍になって返ってくるぞ」
スライム「いやだよ」
- 187 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 01:16:07.91 ID:/Gb+l3H5O
タイ焼きみたいに型にいれてはさみたい
- 188 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 01:22:47.79 ID:4ZMso0HUO
スライム「と言われてもなぁ、今まで買い物したことないから何が必要なのか分からないや」
スライム「うーん…」
店主「おっ、珍しいお客さんだね。どうだい、この腕輪買ってかない?」
スライム「腕輪? でもボクのサイズじゃ…」
店主「じゃあマスターにプレゼントしてあげなよ!」
スライム「プレゼント……」
店主「そ、いつもお世話になってますって」
スライム「――一つ、ください」
店主「毎度っ」
- 189 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 01:26:44.15 ID:4ZMso0HUO
スライム「――なにやってるの?」
勇者「バカお前、声かけんな! 見つかるだろ!」
スライム「そんなタルの後ろに隠れなくても。なにかしたの?」
勇者「別になにも。ちゃんと断り入れて家宅捜査してたのに、急にブチ切れられただけだ」
スライム「それが原因だと思うよ…」
勇者「何をいう。勇者ならその特権があるのが常識だろ」
- 190 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 01:30:34.09 ID:4ZMso0HUO
スライム「(こんな人のためにプレゼント買っちゃったのかぁ…。なんか失敗した気がする)」
勇者「――よしアイツらはいなくなったな。ふぅ、しつこかった〜」
スライム「自業自得じゃない」
勇者「るっさいなぁ。それよりもう買い物終わったのか?」
スライム「あ、うん。はいこれ」
勇者「? なんだこれ、腕輪?」
スライム「今までお世話になってたから、ボクからのプレゼント!」
- 191 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 01:39:15.83 ID:URZ5/k8Z0
♀ならもうなんでもいいのかよ
- 192 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 01:43:55.47 ID:XhkHwIUlO
このスライムにはオスメス関係なくペット的可愛さがある
- 193 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 01:46:44.73 ID:byTA5VArO
>>191
この際穴があれば何でもおk
- 194 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 01:59:36.14 ID:+FTs/ykBO
スライムかわええ
- 202 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 07:26:44.25 ID:+N/SdG+YO
ここのスライムは世界一可愛いぜ
頑張ってくれだぜ
- 205 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 08:27:30.38 ID:4ZMso0HUO
勇者「星降りの腕輪…! お前よくこんなの買ってこれたな」
スライム「ふっふーん。見直した?」
勇者「どこを見直したらいいのか分からんが、見直した」
スライム「……全然誉めてないよ」
勇者「俺的にはかなり誉めてる」
スライム「まぁいいや、突っ込んだら時間がなくなりそうだし」
勇者「――ありがとな」ボソッ
- 206 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 08:31:38.56 ID:4ZMso0HUO
スライム「――え?」
勇者「……」
スライム「なにか言った?」
勇者「転売しようかなって言った」
スライム「ううん、もっとなんか違うこと言った!」
勇者「言ってない」
スライム「言ったよ」
勇者「言ってない」
スライム「むぅ…、聞く時間はいっぱいあるんだからね。これからもいっぱい聞くんだから」
勇者「残念だったな、俺は口が固いんだ」
スライム「ボクもしつこいよ」
勇者「はぁ…、まぁ」
スライム・勇者「これからもよろしく」
終わり
- 207 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 08:34:33.32 ID:2hlWwLvQO
さらっとオワタ
乙
- 208 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 08:35:05.90 ID:4ZMso0HUO
エピローグ
勇者「おい」
スライム「ん?」
勇者「お前の故郷に来てからしばらく経つけど、俺はなんでここに居座ってるんだ」
スライム「居心地がいいんじゃないかな?」
勇者「――まいっか、魔王も他の勇者倒すだろうし」
スライム「なんで勇者さんは勇者になれたんだろう…」
勇者「なにか言ったか?」
スライム「ううん。それよりご飯出来たよ〜」
勇者「あいよー」
スライム・勇者「いただきまーす」
エピローグ終わり
- 209 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 08:39:05.80 ID:Py4BcD6U0
おいエロシーン忘れてるぞ!
- 211 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 08:39:30.20 ID:4ZMso0HUO
本当はもっと続けたかったけど今日はもう書けないから、放置よりはと思って急遽終わらせた
すまん
とりあえず幼稚な文に付き合ってくれたモンスターっ娘萌えの人たち、ありがとう!
じゃあの
- 213 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 09:05:45.93 ID:olYi9HhQO
>>1先生の次回作に期待!
- 236 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 18:58:12.49 ID:7az81k/w0
スライム「トランスフォーーーッム!!」
- 237 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 18:58:54.05 ID:DpxuhgffO
おもしろかた
むうむうの虫の人か?
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