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新ジャンル「字数制限」
911 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 15:33:22.95 ID:Yrqvo9y7O
遅ればせながら絵師さん有難う(スイーツ(笑)雑誌のです)。


女「きめた」
男「はとや?」
女「やせる」
男「さいですか。」
女「めざせ」
男「目指せ…!?」
女「ひくご」
男「で今は…」
女「ひみつ」
男「そうだな…その身長ならズバリ50…」
女「ばか!」
男「これは失敬…なら35…」
女「えう…」
男「いや、やっぱり間の42イテッ!」
女「…ばか」
男「…今ぐらいで良いと思うけどね、俺は。」
女「えっ」
男「じゃっ帰りにアイスクリーム屋寄ってこ!」
女「おごり」
男「ですよねー。」
女「わーい」


912 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 15:35:26.68 ID:fqstPH5I0
>>905
思わず(*´∀`*)ニマニマしたくなる・・!

女「おわち」
男「そうだな、終わりが近づくと寂しくなるな」
女「おとこ」
女「にあえ」
女「てよか」
女「つた!」
男「それはこっちの台詞だぜ。」


913 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 15:46:08.74 ID:JHk54yJM0
友「結局クマ取っちまったんだな」

ばごすっ

友「やっぱり殴られるのはなんでだぜ……」
男「雉は鳴かなきゃ撃たれないんだぜ?」
友「……」
男「さ、女帰ろうか」
女「うん」

友「俺……雉だったんだな」

男「ちゃんと内側につけてくれたんだな、ありがとう」
女「やくそく」
女「だからね」
男「!?……そうだったな」


はあ、もっと早くこのスレに来ていれば……

>>905
GJなんだぜ!


915 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 15:56:23.19 ID:8brBq6nn0
もうそろそろか。どうも今回は波長が合わない感じで絵も描いてもらえなかったが・・・
それでも楽しかったなあ・・・っつかかわEなあww字数制限wwww


916 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 16:01:35.70 ID:Yrqvo9y7O
絵師さん、にゃーきゃーの奴も有難ございまする。素晴らしいです



女「ぴこっ」
男「女さんや」
女「ぴこっ」
男「なにゆえさっきから僕の頭をピコピコハンマーで叩いてらっしゃ」
女「ぴこっ」
男「勉強中なんですが…理由を言」
女「ぴこっ」
男「がおー!」
女「きゃー」

男「…ふう。どっか行ったか。」
女「ぴこっ」


917 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 16:03:14.72 ID:8brBq6nn0
女「こほっ」
男「どうした?風邪か?」
女「きつい」(コク
男「ああ、今日は早く帰って寝ろ」
女「苦しい」(コク
男「『気持ち悪い』の3Kってかあw?」
女「K・Y」
男「え?ちょ、え?なにそれ?え?」
女「言って」
男「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
女「みただ」
男「」
女「け」
男「そーか」


918 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 16:08:07.69 ID:CohQYvXMO
女が男に依存してるのが素敵すぎて萌えすぎる・・・


919 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 16:11:19.69 ID:8brBq6nn0
>>916
ワロタw

男「あれ、女から留守電はいってる・・・」
 録音が三件あります
 ピー
女『きた』
 次の録音を再生します
 ピー
女『みた』
 次の(ry
 ピー
女『かた』



男「やったんだな・・・やったんだなっ!!カエサル!!!」
男友「ちょwwwww何がおこたwwwww」


920 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 16:15:13.01 ID:8brBq6nn0
>>919
男「倒したんだよ!!女が!!○ろゆきと狐を倒して!!字数制限を限定解除したんだ!!!」

男友「ほ、ホントか!?やった!!やったな!!」

男「おう!!やったんだ!!俺達はやったんだよ!!」
女「やた」
男友「やったあああああああ!」



――――――――――――――――はっ
男友「なんだ・・・夢か・・・」


921 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 16:15:35.63 ID:SlJPcY1XO
男「そろそろ行かなきゃな」
女「いくの?」
男「もう時間ねぇしな」
女「つかれた」
男「歩くの無理そう?」
女「もう無理」
男「しょうがねぇなぁ〜おぶってやるよ」
女「ありがと」
男「さっきまで元気だったのになんでまた」
女「りゆう」
男「理由が?」
女「がない」
男「ないのかよw」
女「とだめ?」
男「ああ〜…そゆこと?」
女「うんうん」

男「俺のほうこそありがとな」

微妙にスレ違いだがこういうのもアリかなと
見にくかったらごめんね


922 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 16:17:51.62 ID:JHk54yJM0
男「おはようさん」
女「おはよう」
男「そうか、二文字規制解除されたんだったっけ」
女「そうだね」
男「昨日は急に四文字になったから驚いたぞ」
女「わたしも」
男「本人が驚いてどうする……」
女「きせいが」
女「変わるの」
女「いつかは」
女「わからん」
男「……やっぱり不便なんだな、口調がグダグダになってる」
女「ふべんね」


923 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/02/24(日) 16:23:50.15 ID:cYkbw9tx0
女「イミフ」
男「うはwwww」
女「おkw」

女「これの」


925 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 16:31:57.19 ID:utoLa8eG0
ttp://meynohinannjo.mad.buttobi.net/Mayfiles/1000.jpg

中の人「2時間でこれか」
女「」(なでなで)
中の人「俺の女は描けなかったw」
女「」(Σ('ω'ノ)ノ)
中の人「神絵師はすげーな」
女「」(コクコク)

&ラスト保守っ
仕事がなきゃ最後を生で見届けたかった
絶対落とすなよ! 後は任せたぞ!? ヽ(`Д´)ノ


926 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 16:32:42.93 ID:VLJZFGyd0
最後に改めて多米感謝御礼!
絵にしてみたくなるSSと出会うって素敵ですわー

全住人に超GJ!

またどこかのスレで!!

http://up2.viploader.net/pic/src/viploader586196.jpg



929 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/02/24(日) 16:35:14.97 ID:D3ygtdnF0
ま。


930 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 16:35:46.95 ID:jVdeLepf0
ま。


931 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 16:35:51.90 ID:sqFzerInO
ま!


933 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 16:37:47.18 ID:+Gq/KyZMO
ま〜


935 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/02/24(日) 16:39:37.44 ID:r5sh5XkYP
どっかで見た文体だな

「黒歴史が多すぎる」の>>1か?


936 名前:1ぺーじめ [] 投稿日:2008/02/24(日) 16:41:31.32 ID:M6779u3+O
昔むかし、あるところに言葉をあまり話せない女の子がいました。
一息で言える文字の数が決まっているのです。
今日は、2文字。
今日は、5文字。
今日は、3文字。
女の子は、決められた文字の数の中で自分の言いたいことを伝えるため、いっしょうけんめいでした。
しかし、限られた文字数では、意味を分かってくれない人もたくさんいます。
かなしい、と女の子は口をへの字にゆがめます。
何で、こんなに話せないんだろう?
何で、わたしだけ?
こんな時は、目から涙がぽろぽろとあふれてきます。

分かってくれない人がいれば、分かってくれる人もいます。
文通友だちの男の子です。
男の子は、女の子が行った事もないような遠いところに住んでいました。
あなたの自転車では行けないくらい遠いのよ、と女の子のお母さんが言っていました。
女の子がポストに手紙を入れると、1週間後に手紙がとどきます。
女の子は、文字のいっぱい書かれた男の子の手紙が大好きでした。


937 名前:2ぺーじめ [] 投稿日:2008/02/24(日) 16:43:04.01 ID:M6779u3+O
きょう きゅう しょく かれー だった よ。
おいし かった よ。

ぼくの学校は今日コロッケだったよ。
ぼくもカレー食べたいな。

わた しは おば けが きら いな の。
おと こく んは すき です か。

ぼくもおばけはきらいだよ。
おばけがにげていくおまじないを見つけたから、書いておくね。


手紙なら、女の子も何とか自分の言いたいことを書くことができます。
つらいこともかなしいことも、手紙に書くと、みんなきえていくようだと思いました。
女の子は、学校に行くときと家にもどったとき、ゆうびんうけをどきどきしながら、かくにんします。
ピアノのがくふも、男の子からの手紙に見えてきます。
女の子は、男の子の手紙を首をながくしてまっていました。

男の子がポストに手紙を入れると、1週間後に手紙がとどきます。
男の子は、女の子のかわいい手紙と字が大好きでした。
手紙が届くと、グローブとバットをほうりだして、手紙をあけます。
そして、お返事を書きはじめます。
グローブとバットのことなど、もう頭にのこっていません。
男の子も、女の子からの手紙を首をながくしてまっていました。


938 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 16:43:32.34 ID:AIKn9Ei+0
>>921
今気づいたんだけど
それ縦読み?偶然だったらすげぇwww


940 名前:3ぺーじめ [] 投稿日:2008/02/24(日) 16:45:24.20 ID:M6779u3+O
ある日、男の子がゆうびんうけを見ると、1週間後に来るはずの女の子からの手紙がとどいていませんでした。
おかしいな、と男の子は思いました。
男の子はばんごはんまで、ゆうびんうけのとなりで、ずっと手紙をまってみました。
けれど、手紙はやっぱりとどきません。
ゆうびんやさんは通るのに、男の子の家には手紙をくれません。

ピアノのれんしゅうがたいへんなのかな。
友だちとあそんでいるのかな。
びょうきになったのかな。
男の子はばんごはんを食べながら、いろんなことを考えました。
その日は、大好きなハンバーグをのこしてしまいました。

男の子が女の子からの手紙をまちつづけて、2週間がたちました。
女の子の手紙は、まだやってきません。
今日もばんごはんまで手紙をまちましたが、今日もゆうびんやさんはいじわるです。


941 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 16:45:37.18 ID:8brBq6nn0
女「ま。」
通訳「彼女は『またね。皆。このスレはもうすぐ終わるけど、どこかでまた会えるよね?きっと
   絵師さん、SS師さん。かいてくれてありがとう。読み専、ROM専、保守の人たちもお疲れ様
   この三日間。夢みたいに楽しかったよ。
   また、また・・・あえ、あえあえ、会える、といいよ・・・ね。』

男友「そ、その一文字にそんな長い意味がっ
   ・・・・・・ってかホントにそう言ってんの?」

通訳「さあ?どうでしょう?」

男友「ちょwwwなんだwwwwその悪戯っぽい笑みはwww
   そうなのか?女?そんな事、本当に思ってんのか?」

女「も」






男友「 わ     か     る     化アアアアアあああああああああああああああああああああああ!!!!!」


943 名前:4ぺーじめ [] 投稿日:2008/02/24(日) 16:45:44.81 ID:M6779u3+O
男の子は、また手紙を書いてみることにしました。
くよくよなやんでいてもしょうがないし、女の子のことが気になるのです。


お手紙がおそかったので、また手紙をだしてみました。
元気ですか。ぼくは元気です。
なんで、お手紙をくれないんですか。しんぱいです。
おへんじください。まってます。


ちゃんととどくように、手紙をポストにていねいに入れました。
おいのりもしてみました。
女の子から手紙がとどくように。
女の子が元気でいますように。

男の子が手紙を書いた次の日、女の子から手紙がとどきました。
男の子は返事がすぐに来たことがうれしくて、すぐに手紙を開けました。
ひさしぶりに見た、女の子のかわいい手紙と字。
でも、ないようは字とまったく大ちがいでした。


ことばがでな
てがみはも
かけない
ごめん
ばい


944 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 16:45:52.24 ID:dB2m7w3NO
>>935
私のことかな、もしそうなら。
新ジャンルにはチマチマ参加してるが、確かに黒歴史も立てました。わかるもんなんだな。
ともかく、私の立てたスレがここまで伸びたのは初めてです。
皆さん、ありがとう。


946 名前:5ぺーじめ [] 投稿日:2008/02/24(日) 16:47:40.22 ID:M6779u3+O
男の子は、おどろきました。
手が、ふるえていました。
頭とむねがいたくなってきました。
女の子がたいへんだ。それだけは男の子にも分かりました。

すぐに、男の子は返事を書きはじめました。
字はぐちゃぐちゃで、ないようも考えてないけれど、早く女の子に届けたかったのです。
男の子は手紙を書きおえましたが、手紙にふうをするのをやめて、走ってげんかんにむかいました。
くつをはいて、家を出ても、まだまだ走りつづけます。


女の子は言葉を言うことも、書くこともできなくなっていました。
もう、だれとも話すことがないのです。
男の子への手紙を、力をふりしぼって書いたあとは、ずっとないていました。

おばあちゃんが、女の子にこんなことを教えてくれました。
よのなかには、コトダマのエイキョウをうける人が、昔からいるんだよ。
ニッポンはコトダマのシアワセの力でできた国。
エイキョウをうけやすいタイシツの人がときどきいるんだよ。
女ちゃんもその一人。
ヒトビトがアクイを持った言葉をつかうと、女ちゃんのしゃべれる言葉が少なくなるの。
今はみんな、アクイをもってしまっているから、話せなくなっちゃったんだろうねえ。
だいじょうぶ。しばらくすれば、また話せるようになるよ。

ないている女の子には、おばあちゃんの言うことの意味がほとんどわかりませんでした。
でも、また話せるようになると聞いて、少しあんしんしました。


947 名前:6ぺーじめ [] 投稿日:2008/02/24(日) 16:49:33.77 ID:M6779u3+O
女の子が言葉をださなくなって、なきつづけて1週間後。
ゆうびんやさんが手紙をとどけにきました。
男の子からの手紙です。
女の子はなみだのついた手で、手紙を開けました。


女さん
ぼくは女さんのことが大好きだよ。
女さんが字を書けなくても、大好きだよ。
しゃべれなくても、大好きだよ。
ばいばいなんて、かなしいこと言わないで。
おとなになったら、ぼくがきみをまもるから。
わるいやつとか、びょうきとか、ぜんぶおいはらってあげるから。
ぼくがぜったいに女さんをしゃべれるようにしてあげるから。
だから、今はなかないで。


女の子の目からは、またおおきなおおきななみだがたくさん出てきました。
ふうとうの中からは、手紙の他にクローバーが出てきました。
よつばのクローバーが、10本。
今、女の子は幸せでむねがいっぱいでした。


949 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 16:53:11.03 ID:M6779u3+O
とりあえず、出来てるのはここまで。
残りも急いで書くけど、間に合わなかったらごめんなさい。


950 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 16:54:31.83 ID:8brBq6nn0
>>947
(`;ω;´)ブワッ

な、泣いてなんかないんだからね!


951 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 17:00:35.63 ID:Lj8wRnQiO
くそう
泣いた


952 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 17:01:54.54 ID:JHk54yJM0
ぬう……してやられたぜ。
これはもうおとなしく投下を待つしかできないじゃないか。
こんなことになるんだったら、とっとと吐き出しておけばよかった。


953 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 17:03:19.88 ID:5tUWKEkV0
正直神絵師待ちであんまりスレ読んでません
ごめんなさい


954 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 17:03:21.85 ID:Yrqvo9y7O
男「醍醐味は、表現の凝縮と、想像力だよ。」
女「ぴこっ」
男「サッカーって、あるだろ。何故人間が一番利きやすい手を禁じるスポーツが世界的な人気を誇るのか。」
女「ぴこっ」
男「それは我々が、制限を受ける中での人間の活動に本能的に惹かれてしまうからだ。何せ、制限されているから、表現に対する集中が、凝縮されているからね。無限の可能性が際だって、陶酔してしまうんだ。」
女「ぴこっ」
男「ミロのヴィーナスって、あるだろ。何故手の無い像があれ程までに称賛されているのか。」
女「ぴこっ」
男「それは、そこには何が有る筈だったんだろう、という人間の想像力が鍵を握っているのさ。もし腕が新たに付けられたならば、100%以上の物が無い事に、人間は落胆してしまうだろう。」
女「ぴこっ」
男「だから字数制限にも、強い魅力を感じる。つまり女は二文字でも三文字でも無い、無限なんだ。」
女「むげん」
男「まあ、もう終わりだけどね。」
女「またね」


960 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 17:15:55.05 ID:TmLY2KCOO
うおおおお!!良かったよ!!
全部良かったよ!!字数制限!!111

本当にありがとう。


961 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/02/24(日) 17:16:09.15 ID:2ko6wOvo0
みん
あり
また


966 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 17:25:30.00 ID:JHk54yJM0
女「ゆめみた」
男「夢? どんなのだ」
女「おわるゆめ」
男「何だか深いな……」
女「ふたりだけ」
女「のこったの」
男「……」
女「わたしと…」
女「おとこくん」
男「俺と女二人だけ……そっか」
女「でもふしぎ」
女「ふたりでも」
女「こわくない」
女「なぜだろう」
男「……さあ、何でだろうな」


969 名前:7ぺーじめ [さよなら!] 投稿日:2008/02/24(日) 17:27:36.05 ID:M6779u3+O
1週間後。
男の子のところに手紙がとどきました。
女の子からの手紙です。
ふうを開けてみると、そこには1まいの写真と、1まいの木の葉っぱが入っていました。

写真には、みどりの葉っぱをいっぱいつけた、大きな木が写っています。
その木の前で、一人の女の子が立っています。
両手で手紙と10本のクローバーを持ち、
目の下に、少しなみだをうかべ、
はずかしそうに、でもとてもおだやかに笑っている女の子が。
男の子は、葉っぱのにおいをかいでみました。
つやつやした葉っぱのひょうめんからは、やわらかくあたたかい、お日さまのにおいがしました。
男の子も女の子のえがおを見て、くすっとわらいました。
目の下には、少しなみだがうかんでいました。

昔むかし、言葉を話せなくなってしまった女の子がいました。
でも、言葉はすぐに、女の子のところにもどってくるでしょう。
ひとびとが、ぜんいを持った言葉を使うならば。
相手を大切に思い、しあわせをねがうならば。
それに、もう女の子には、まもってくれる男の子がいるのだから。


おわり


978 名前:7ぺーじめ(うら) [] 投稿日:2008/02/24(日) 17:41:17.88 ID:M6779u3+O
女「ふふ」

男「…何一人で笑ってるんだ?」
女「ひみ」
男「教えろよー気になるじゃんかー」
女「やだ」

男「ん、何それ?手紙?」
女「うん」
男「随分古いな。引っ越して来る前の奴か? …どうせ、初恋の王子様とかだろー」
女「うん」
男「え…マジかよ」
女「まじ」
男「……」

女「でも」
女「いま」
女「おと」
女「いる」
男「女……」

男「で、この手紙、何で俺の名前が書いてあるんだ?」
女「え?」
男「ん?」


…おわり?


979 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/02/24(日) 17:43:45.74 ID:0OwKEnhF0
こう…少ない言葉で理解する男もいいけど、
女が全部言い切るまで待つ男もいい…


991 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 17:48:51.16 ID:W6IB1zHkO
みんな
おつー
またね
どっか


996 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 17:49:57.24 ID:M6779u3+O
女「みな」

女「あり」

女「そろ」

女「……」

女「ぐす」

女「おし」

女「ひぐ」

女「あい」

女「らぶ」

女「ゆー」
男「スケサンタマリア」


すみませんでした。
ありがとうございました。
皆さんの今後際限の無い幸せを願って。


997 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 17:49:59.29 ID:JHk54yJM0
男「……」
女「…」
男「今日は無口なんだな」
女「ん」
男「そっか、今日は一文字規制なんだな」
女「ん」

男(なんだかんだいって、俺も結構理解してきたもんだな)


彼らのこの先の人生には、字数制限という名の制限が纏わり続けることになる。
規制完全解除となる日はいつになるのか……それは誰にもわからない。
だが案ずること無かれ。

これでも一応コミュニケーションは測れるのだから……


新ジャンル「字数制限」
一先ず閉幕!


女「ま。」


998 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 17:50:08.75 ID:QNPyc3Sb0
>>1000なら字数制限解除1


999 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 17:50:09.97 ID:7BTP4m8+0
女「1000」
女「みん」
女「なあり」
女「がと」


1000 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/24(日) 17:50:12.92 ID:IRtWqCueO
1000なら書籍化



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