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既出ジャンル「真夏に雪女」
72 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 19:47:57.01 ID:/e/bfgda0
男「ただいまー。」

男「……寝てるのか。…氷枕は抱えて眠るもんじゃないだろうに…。」
男「おーい…、もしもーし…、生きてますかー?」
雪「ん…んぅ…。」

がしっ

男「お、おい…。なんで急に抱きつk……寝ぼけてるのか?」
雪「…むにゃ……ん…、あぁ…、おかえりぃ……。」
男「……あー…ただいま…。」
雪「………。」
男「………。」
雪「〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」


男「…いや、展開読めたけどさぁ…、なにも思いっきり殴る事はないだろ…。」


73 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 19:55:34.21 ID:/e/bfgda0
雪「し、死ね!今すぐ死ね!この色情狂!破廉恥漢!」
男「俺が悪いんじゃないし、だいたいお前が寝ぼけて抱きついてきたって、さっきからそう何度も言ってるだろ?」
雪「知るか! わ、私がそんな事するもんかっ!」
男「まぁまぁ。」
雪「だいたいだな、お前が帰ってくるのが遅いから、こっちは心配s…もがっ!?」


男「パート先でアイスキャンデー買ってきたんだ。うまいか?」
雪「はむぅ……ほいひぃろ…。」


74 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 19:56:13.25 ID:uL41xX1y0
お帰り


75 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 20:04:42.89 ID:WpNKmQy/O
おかえり


76 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 20:08:39.79 ID:/e/bfgda0
雪「…暑いな…、今夜は…。」
男「あぁ…、そうだな…。」
雪「ちょっと風呂入ってくる……。」
男「あー…水道代節約しろよ? お湯を水で埋めすぎるなよ?」
雪「ケチくさい男だな…、なら…その、いっしょに…はいるか?」
男「へぇ…、お前がそういうこと言うとは思わなかった。」
雪「べ、別にっ! 水道代が勿体ないならまとめて入ればいいと思ってだなっ!」
男(水道代とは関係無い気がするが…)
男「ま、いいか。じゃあ、風呂に入るか。」
雪「さ、最初に言っておくがっ! 変な気起こすなよな!!」


雪「お、お湯はらめ…っ…。 …はひゅん………。」


77 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 20:09:07.72 ID:/e/bfgda0
>>74-75
ただいまだぜ

雨凄すぎワロタ


80 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 20:20:40.73 ID:/e/bfgda0
男「それじゃぁ、仕事行ってくる。」
雪「はいはい。とっとと行け!」

バタン

雪「さて…、男が居なくなったし、今日こそは、男を殺す算段をつける!」
雪「思えばこれまで、なんだかんだでほだされて風呂に入る事になったり、気が付けば抱きついていたり…! だが、今日こそはそうはいかないのだ!」
雪「では、どうするか? 風呂場での水死は失敗…! 毒殺は失敗…! なにかいいアイデアでもあれば…。」
雪「………!」


雪「………この包丁で一突きすればいい話の事じゃないか! ふふふ、今に見ていろ、男ぉ!!」


84 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 20:30:12.67 ID:/e/bfgda0
男「ただいまー。」
雪「おかえり。突然だが、男よ。死ねぇ!」

ザシュッ

男「ぐ…っ、ぁ…。お、おい…なにを…っ!」
雪「約束を破った罰を! 身をもって知れ! そしてそのまま朽ち果てろっ!」
男「う…ぐ…っ…、そんな…、俺は…お前さえいてくれ、れば…。ほかに…なにも…。」
雪「な、なんでそんな事を急にっ! わ、私だって…約束さえ破られなければ…っ! 私だってっ…男っ!」
男「雪女…、愛してる…。」
雪「お、男ぉーーーっ!」


雪「……これだ、この路線!」
男「なーにが、これだって?」


85 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 20:35:18.90 ID:/e/bfgda0
雪「ハッ! お、男いつの間に!?」
男「包丁持って、にまにましてる所からだな。」
雪「!! こ、殺してやるっ! 今すぐ死ねっ!!」
男「まぁ、待て。落ち着け。」
雪「なんだっ! め、冥土のみやげに話くらい聞いてやる!」


男「包丁で刺すとか、雪女がやる殺し方じゃないだろ…。常識的に考えて…。」
雪「あ………。」


88 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 20:44:49.28 ID:/e/bfgda0
雪「じゃ、じゃあ!! じゃあじゃあ!どうすればいいって言うんだ! 暑さでたいした力も扱えないこの私がお前を殺すのは!」
男「知るか。」
雪「う…うぅ…うわぁあああん…。」
男「まぁ、俺は逃げたりしないから。ていうか、ここ俺の家だし。」
雪「うう…ひぐっ…う…、うん…。」
男「そんな泣くな。ほら、こっち来い。アイスキャンデー買ってきたから。好きだろ? アイスキャンデー。」
雪「ん…ひくっ…うん…。」


雪「はむ…。ぜったい…殺すからな…? 涼しくなったら…、覚えてろよ…?」
男「…はいはい。」


89 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 20:44:49.74 ID:l59Uttu30
月が見たいぜほす


91 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 20:52:14.19 ID:1HnIsZ+mO
男「あのさ、言うけどさ」
雪「何?」
男「秋か冬に来れば良かったんじゃね?涼しいし」
雪「………」
男「………」
雪「あ!」
男「あ!…じゃねぇよ」

雪「あー。違うんだ。夏じゃないと駄目なんだよ」
男「なんで?」
雪「秋は紅葉狩りや梨狩りだし、冬はスキーとかで…」
男「え?関係無くね?」
雪「ガイドやインストラクターのアルバイトしてるから」
男「え!?」
雪「山も山で大変なんよ」


93 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 20:59:52.26 ID:/e/bfgda0
男「図書館にくるのも久しぶりだな…。雪女の伝説調べてみれば、あいつの対処法が見つかるかもしれん。」
男「アレはアレで可愛い所があるんだが、流石に刃物を持ち出すまで思い詰めてるとはな…、と、これか。」
男「ラストだけでいいな。…なになに、雪女と約束破った男は、雪女との間に子供を作っていたため、雪女は子供のために男を殺すのを止める…、これだ!」


男「なぁ、雪女。今から、俺とセックスしy…。」
雪「死ねええええええええええええ!!!」


95 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 21:08:10.40 ID:/e/bfgda0
男「じゃあ、この案はパス。」
雪「じゃ、じゃあってなんだ! じゃあって!」
男「ご飯たく奴。…あれ、面白くない?」
雪「面白いわけあるかっ! だいたいそんなことを軽々しく口にするお前がおかしいんだっ!」


男「とりあえず、お前が凄く意識してるのはわかったな。」
雪「なっ!ば、バカにするなっ!」


100 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 21:22:19.90 ID:/e/bfgda0
雪「と、とりあえず! この話はもう終わりだバカっ!」
男「あー、はいはい。ごめんごめん。」
雪「……。」
男「……。」


雪&男(……急に気まずくなったな…。)


102 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 21:29:09.64 ID:/e/bfgda0
男「……さ、そろそろ寝るか。」
雪「あ、ああ!そうだな!」
男「……。」
雪「……。」
男「じゃあ、電気消すぞ。」
雪「……ああ。」

男「…あー、この…なんだ。急に変な話してすまん。」
雪「……バカだからな。お前は。」
男「…悪ぃな…。」
雪「……今まで、何日もこうして寝てたのに…、変なもんだな。」
男「……そうだな。急に、な。」
雪「……その、男が……その、なんだ……。したい…というなら、その…考えてもやらんというか、だな…。」
男「……。」
雪「……………お、男?」


雪「ね、寝るなバカっ!」
男「痛ぇっ!」


105 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 21:33:33.41 ID:d7Jc1ZFqO
プールとか海なら凍らせられるんじゃね?


106 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 21:34:06.60 ID:/e/bfgda0
男「暑いな…。テレビも面白いのやってないしな…。」
雪「待て、男。なんだあれは。」
男「あぁ、プールか。泳ぐの涼しくて気持ちいいだろうなぁ…。」
雪「よし決めた。 男!行くぞ!今すぐ行くぞ!」
男「でも、お前暑いから外出れないって言ってたじゃん。」
雪「………うぅ…。」


男「…………ふむ。」


109 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 21:45:41.94 ID:/e/bfgda0
男「なぁ…、そんなにプール行きたいか?」
雪「……もういい。」
男「拗ねるな。夜になったら、多少涼しくなるから、そうしたら近くの市営プールでも連れていってやるよ。」
雪「ほ、本当だろうな!やくそくだぞ!今度は破るなよな!!」
男「ぐさっとくるなぁ…。はいはい、まぁ、今夜試してみるか。」

男「んで、行けそうか?」
雪「………日差しが無い分マシだが、正直適わん…。」
男「じゃあ、今日は止すか。」
雪「やだっ! 行くぞ! 少しぐらい我慢するっ!」


男「案の定、気絶するとは…。」
雪「………ふひゅぅ…。」


110 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 21:48:04.92 ID:1HnIsZ+mO
24時間やってるプールとかあるだろ


112 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 21:51:29.88 ID:d7Jc1ZFqO
外出れないのによく男の家までたどり着いたな


113 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 21:52:30.51 ID:/e/bfgda0
ザッパーン

雪「ぷはっ! な、なにを…あれ、ここは?」
男「プールだよ、プール。」
雪「おお!到着したのか!やったな!」
男「あんまり大声出すな。ばれる。」
雪「…す、すまん。」
男「気絶したお前を担いでプールに放り込むの、結構大変だったんだぞ?」
雪「ぐ、ぐぅ…。」
男「ま、好きなだけ泳げ。」
雪「わかった。……ところで、このぴったりした紺色の服はなんだ?」


男「男のロマンさ。」


114 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 21:53:29.60 ID:OuJ8RHKF0
>>113
脱がしたのか


115 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 21:53:37.67 ID:Zs3gSLib0
>>113
(*´д`)コノ ロマンチストー!!


116 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 21:55:29.45 ID:1HnIsZ+mO
雪「暑い…」
男「おーい。フリーズレディー!!」
雪「英語で呼ぶな!しかも間違ってる臭い。なんだ?」
男「今日、良い物を買った」
雪「なんかのお土産か?」
男「これからの夏に最適な味方だよ」

雪「これは…」
男「全自動かき氷機」
雪「………」
男「これなら、安心だぜ!」
雪「いくらした?」
男「分割12ヶ月で9500円」
雪「返してこい。私が切れる前に返してこい」


117 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 21:55:35.04 ID:/e/bfgda0
>>112
そういえばそうだ。ネタ考えてくる


風呂入ってくるんだぜ


118 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 21:59:20.82 ID:WpNKmQy/O
>>117
逝ってらっしゃいノシ


119 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 21:59:30.54 ID:1HnIsZ+mO
>>117
いてら

雪「暑い…」
男「暑い…」
雪「暑い…」
男「お前はそれしか言えないのか?」
雪「………」
男「ん?」
雪「松井…」
男「あらら。暑さでヤバくなってんな」


129 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 22:33:58.65 ID:/e/bfgda0
雪「ふふふ。あーもう、気持ちいいぞー♪」
男「あーもう、あんまり騒ぐなって…。一応不法侵入なんだからさぁ…。」
雪「むぅ〜。わかった。大人しくするから、もうちょっとな。」
男「はいはい…。そういえば、お前雪女なんだから、ここの水くらい凍らせられたりするのか?」
雪「これをか?…暑いから、無理だ。冬になれば、そりゃ湖の一つを凍らせるくらいは出来るがな。」
男「へぇ、やるじゃん。」
雪「へへー。冬になったら見せてやる!」
男「おう。楽しみにしてる。」


男(………こいつ、自分で言ってる意味わかってんのかね。)


133 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 22:46:11.28 ID:/e/bfgda0
雪「………ぷしゅぅ…。」
男「……帰りもこれか…。ほら、着いたぞ。起きろ。」
雪「もうらめ…ひからはいんない…。もうらめぇ…。」
男「とっとと湯船に浸かってこい。もう冷めてるだろうし。」
雪「……はぁい…。」

雪「…ふぅ…、生き返った。」
男「早かったな。……ところで、どうして水着のままなんだ?」
雪「な、べ、別にいいだろっ。着てちゃおかしいか?」
男「いやいや。いいよいいよー。水着超いい。GJ!」
雪「そ、そうか? ふふん。それならいいが。」
男「そんなに気に入ったのか?」
雪「そそ、そんな訳じゃないぞ? ただ、お前がくれたもんだから…。な、何を言わせるんだっ!」


男(スク水を着てこんなにも喜んでもらえるとは…。これは、はじまったな!)


136 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 22:55:18.98 ID:/e/bfgda0
男「そういえば、なぁ。お前暑いの苦手なのに、どうやってここまで来たんだ?」
雪「それは、だな。」

−雪女襲来 前日−

男友「で、他に誰か怪談あったりしないわけー?」
女「あーもうやだやだ。さっきの話凄く怖いんだもん。」
女友「女ちゃん…、怖い話、苦手だもんね…。」
男「そういえば、俺、昔に雪女にあった事あってさー。」
女「えー。なにそれ。こんな暑いのに雪女の話?」
男友「うそくせー。」
男「いや、マジだって。俺が高校生の時の話なんだけどさ。田舎にスキーに行ったんだけど…。」


雪女「……へっくし。」


138 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 23:03:30.43 ID:yVVWe6Ha0
男「おまえ…普段は濡れてないんだな?」
女「な、ななな、何を言い出すんだお前は」
男「いやさぁ、おまえ普段結構低温なのに結露してないよな。それっておかしくないか?」
女「な、なんだそういう意味か。てっきり私は−」
男「除湿でもしてるのか?」
女「エアコンじゃないだぞ、できるわけなかろう」
男「だよなぁ。じゃあ、今かいてる汗はなんなんよ」
女「そ、それは…空気中に一番多い気体が」
男「えっ?じゃあ今触ったら俺の手の皮ビッタリですか?」
女「てへっ♪」
男「ちょっ!?笑顔で寄ってくるなーっ!!」


141 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 23:09:48.60 ID:/e/bfgda0
雪「うー……なんだ。あ……、あああ! あ、あの男、今、私の事喋ってるな!?」
雪「うわ…、どうしよ。こういう時どうするんだ。だいたい、セオリーとして、雪女の目の前で、雪の日に雪女を見た話を思い出してするのが普通だろ!」
雪「それが、だいたいなんだ! こんな真夏に………!」
雪「……だけど、これも掟だし…。掟に従わなければ、私自身の存在が危うくなるし…。」
雪「……よし、行こう! 幸いな事に、こういう不測の事態の時に備えて、男の居場所はわかる様になってるし、大丈夫!」
雪「あとは……問題は、どうやって男の元へ行くかだけど…。」
雪「………。」


雪「そういえば前に国道沿いで見かけた、宅急便を使えば…!」


143 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 23:15:17.38 ID:5x41yTIaO
テラクール宅急便wwww


144 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 23:16:03.89 ID:/e/bfgda0
雪「ふふふ。このクール宅急便とやらは、なかなか快適。話に依れば、このまま男の部屋にこの荷物が置かれて…、男が開けた途端、息の根を止めてくれるわ!」

ぴんぽーん…。ぴんぽーん。ぴんぽぴんぽぴんぽぴんぽぴんぽーん

運送屋「もしもーし、男さん。お届けものですけどー。」
雪「ふふふ。早くだ。早くしろ。もうすぐ…!」
運送屋「……不在か。不在伝票っと…。この荷物やけに重いから、持って帰るの大変なんだよな…。」


雪「な、なんだと!?」


145 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 23:19:16.47 ID:9R/GCi7H0
ID:yVVWe6Ha0 マジうざいから他所でやってくんね


147 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 23:23:39.71 ID:/e/bfgda0
雪「……ここは、どこだ…? なにかの…倉庫?」
雪「私はいったいどこに……、いや、待てよ。男は、思ったより近くにいるぞ?」
雪「……こうなったら、一か八か、一気に男の元まで突撃!」

男「今日は一段と暑いな…。」
雪「見つけたぞ、そこの男!」


雪「っていう所でだな。」
男「へぇ…。ところで、お前、俺を殺した後、くそ暑い中どうやって帰るつもりだったんだ?」
雪「………あ。」


148 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 23:25:16.74 ID:l59Uttu30
さすがだスノーマンレディ…


149 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 23:32:11.32 ID:/e/bfgda0
男「それじゃ、仕事行ってくる。」
雪「ああ。さっさと行って来い。アイスは買って来いよ?」
男「へいへい。」
雪「さて…、暇だな……。たまには、掃除でもして、この私がどれほど役に立つ存在かということを思い知らせてやる!」

雪「そういえば、この戸棚は開けたことがなかったな…。いったい何が入ってるのやら…。」


雪「こ、これは……、男め…。こんなものを隠し持っていたとは…。」


154 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 23:41:19.38 ID:/e/bfgda0
男「ただいm…。」
雪「!! 男っ! おそいぞぉっ、もう、ずっとまってたんらから!!ばかばか!」
男「うわっ…酒くせー…。あ、てめっ、もしかして、秘蔵の日本酒飲みやがったな!?」
雪「そうれーしゅ♪ ふふふふ、男ぉ…。」
男「よ、酔ってらっしゃいます?」
雪「れんれーん、よってまひぇんよおー?」
男「…こいつもうダメだ…。早くなんとかしないと…。あー、もう、こんなに散らかして…。」
雪「ねぇねぇ、男ぉ…♪」
男「なんだよ、さっきk…むぐっ!?」
雪「……ふぅ。」
男「……その、今、なにを…?」
雪「ちゅー。もっと。」
男「いやいやいや、やめてよしてやめてよしてやめてアッー!」


男「……ようやく寝たか…。危険すぎる…。」


157 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 23:46:41.07 ID:YXEVJe2oO
>>148
雪だるま女?


159 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 23:53:58.64 ID:/e/bfgda0
雪「……あー…頭が、がんがんする…。……な、なんだこれは…。お、おいっ男!」
男「あー…起きたか、おはよう…。」
雪「起きたかじゃないっ! なんだ、この部屋の散らかりようはっ! 昨日、人が折角部屋を掃除してやったというのに!」
男「………。」
雪「な、なんだ。その目は…。」
男「ここに、写真があります。」
雪「なんだそれは…。見せて………!!」
男「他に言うことは?」


雪「………嘘だっ!」


162 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 23:56:58.34 ID:1HnIsZ+mO
男が最強の一般人に見えてくる


164 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/29(水) 00:01:07.78 ID:kdR3iJh50
男「嘘なものか。昨日は大変だったぞー?」
雪「嘘だ嘘だ!」
男「酒飲んで酔っぱらって、大暴れして、そして俺が帰ってくるなりいきな……あー、しまった。」
雪「な、なんだ。気になるような事をいうなっ! わ、私が何をしたんだ?」
男「言えるかっ!」
雪「言えっ!」
男「本当に言っても良いんだな!?」
雪「うぐ…っ…。い、いいぞ!」
男「昨日いきなり、お前が俺にキスしてきたんだよ。」
雪「…………ば、馬鹿な!なに言ってるっ!」
男「だから、言いたくなかったんだ…。」


雪「今すぐその記憶を消せえええええええええええ!」


165 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/29(水) 00:02:29.44 ID:i8IefuoQO
雪女要素が無くなってきたな…


166 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/29(水) 00:05:01.77 ID:kdR3iJh50
>>165
そういえばそうだ。なんとかしてみるか

流石に眠いし明日仕事だから落ちる。後は好きにしてくれ
ID:1HnIsZ+mOのとか続きwktkなんだぜ


179 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/29(水) 00:25:08.32 ID:i8IefuoQO
この投下で寝るわ

男「うわああぁ!!雪女が溶けてるぅぅぅ!!!」
雪「暑過ぎて…」
男「待ってな!今、氷を…」
雪「待って…」
男「え?」
雪「ん〜。ポン!」
男「雪だるまになった!!」
雪「ぷはぁ。すっきりした〜」
男「お前はゆきめか……ああ…部屋がビショビショだ…」
雪「え?美少女?」
男「黙れ」



ノシ



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