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女子騎士「魔王倒したしこれからは自分磨き頑張るぞ☆」
15 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/29(水) 17:53:00 ID:bA3o3QWM
女子騎士「キャハッ☆」キラキラ!

兵士5「………」

女賢者「………」

兵士3「ささ!座れよ!」ニコニコ

門番「どう言う事……」

伝令「あり得ないのが一人いるが……」

兵士3「いいだろ!魔王討伐した英雄と酒を交わせるんだぞ!光栄だろうがッ!」

門番「女賢者様と兵士5ちゃんが来るとしか聞いてないけど……」

伝令「右に同じく……」

兵士3「いいじゃんいいじゃんッ!今夜は飲み明かそうぜぇッ!」

門番「何でそんなにテンション高いんだよ……」

伝令「お前いいのか?奥さんいるんだろ?」

兵士3「女賢者様の前なら俺はいつだって独身貴族さ!」

伝令「うわ……」


17 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/08/29(水) 18:30:06 ID:SuORAT3c
魔王倒した英雄なんだからモテてもいいと思うんだけどな。


18 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/29(水) 18:37:21 ID:o9Xpxv/Y
やっぱ性格のせいだろうな


19 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/08/29(水) 19:05:33 ID:P0MAtQtk
勇者がいないのがきになる


20 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/08/29(水) 19:27:52 ID:p0mPbF22
まさかもう勇者は!   うっ!


21 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/29(水) 19:44:25 ID:bA3o3QWM
女子騎士 (オシャレにこだわる!流行りのラメラーアーマーアレンジで同僚賢者に差を付けちゃったぞ☆)

兵士5 (何であのオヤジがノリノリなんだよ!)

女賢者「あの……」

女子騎士「どうしたの?」

女賢者「……お城の晩餐会と聞いて来たのですが」

兵士5「………」

女子騎士「お酒飲むんだから同じ同じ!アダルトなショットバーじゃないけど大丈夫だよ!」

女賢者「………」

女子騎士「それに女賢者みたいな大人女子は色々恋活してかないと行き遅れガールになっちゃうぞ☆」

女賢者「はぁ……?」

兵士5 (無茶苦茶だなぁ……)


22 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/29(水) 19:54:02 ID:bA3o3QWM
女子騎士 (私の時代キター☆)

兵士3「………」

兵士5 (女子騎士様に頼まれた席順これで良かったっけ……)

伝令「さぁ!どんどん行きましょうッ!嬉しいなぁ女賢者様とこう言う感じでお話出来るなんて!」

女賢者「そうですか?」

門番「本当本当!俺達みたいな下の者じゃ女賢者様と話せる事なんか無いもんなッ!」

兵士3「……兵士5よ、これはどう言う事だ?」

兵士5「知りません……」

兵士3「……今すぐ席を代われ」

兵士5「出来ません……」

女子騎士「兵士3さぁん!飲んでますかぁ?」

兵士3「……………………はい」


23 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/29(水) 20:40:59 ID:bA3o3QWM
女子騎士 (この小悪魔メイクで常に上目遣いで攻めたらどんな草食系男子もイチコロかな☆)

兵士3 (なんで……なんで俺なんだッ!)

兵士5「………」

伝令「それでですね!女賢者様の活躍に皆一喜一憂してた訳ですよ!」

女賢者「まぁ……ふふ」

門番「本当本当!凄かったな!」

兵士3「……少し席を外します」

女子騎士「はい?」

兵士3「……お前ら」

伝令「なんだよ!今忙しいんだよ!」

門番「本当本当!お前なんかに構ってる暇は無いって。なぁ?」

兵士3「いいから来い……来ないならば……」

伝令、門番「ならば?」

兵士3「兵士6、7へ格上げして例の者に付かせるぞ?」

伝令、門番「………」


24 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/29(水) 22:14:42 ID:bA3o3QWM
伝令「さっき言ってたの……お前みたいなぺーぺーが出来る訳無いだろ!」

兵士3「それなんだけどな俺……今、兵士長やってんだよ」

門番「なッ!凄い出世じゃん!」

兵士3「だからお二人よ……席代われ!」

伝令、門番「………」

兵士3「な?頼むよ!俺だって女賢者様と話したいんだよ!」

伝令「……断る!」

門番「右に同じく!」

兵士3「ほう……いいのか?先程の……実行するぞ?」

伝令「俺、伝令だから関係無いし!」

門番「俺も門番だから関係無いし!」

兵士3「てめえら……」


25 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/29(水) 23:08:37 ID:SuORAT3c
ここまで嫌がるとは……容姿がよっぽどマズいのか……?


26 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/29(水) 23:22:21 ID:bA3o3QWM
女子騎士「ねぇねぇ!兵士3さんってどんな人がタイプなの!?」

兵士5「さぁ……」

女子騎士「もぅ!兵士5ちゃん使えなぁーい!」

兵士5「………」イラッ……

女子騎士「やっばりオシャPな艷女とかタイプなのかな!」

兵士5「聞いても良いですか?」

女子騎士「なになに?」

兵士5「何故……兵士3さん何ですか?」

女子騎士「んーあの落ち着いてる雰囲気って言うの?私がちょいワルマタニティーになっても慌てなさそうだから?……あのさ兵士5も狙ってんの?」チャキ……

兵士5「狙っては無いです……結婚してお子さんもいますからそんな感じだと思いますよ」

女子騎士「……え?」

兵士5「……?」


27 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/30(木) 00:57:29 ID:JPLV6kic
女子騎士「既婚なの……?」

兵士5「そうですけど?」

女子騎士「そうなんだ……つまんない……」

兵士5「………」

女子騎士「……後の二人は独身?」

兵士5「確かその筈ですが……」

女子騎士「そう……ねぇ!女賢者ぁ!」

女賢者「はい?」

女子騎士「良かったらなんだけど……席代わってくれない?」

女賢者「良いですけど……何故です?」

女子騎士「あのねハッピースピリチュアルマインド的に二人が座ってる席は良くないんだって!」

女賢者「はぁ……?」


28 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/30(木) 00:58:46 ID:8hkfgg7I
>>25
性格がムカつく上に うぜー とか言ったり思ってる事を見破られたら斬殺されるからじゃね?

既に犠牲者が3人出てるし


29 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/30(木) 02:15:54 ID:JPLV6kic
女賢者「何か席を代えなければ問題があるとかでフフ。女子騎士さんらしいですね」

兵士3「そぉぉぉぉおですねッ!はははははッ!」

兵士5「………」

伝令「………」

女子騎士「あぁん剣首が取れかかっちゃってるぅ!」ウルウル

門番「………」

兵士3「おい!これはなんだ!?どんな奇跡を起こしたんだ!」

兵士5「……既婚者は嫌だったみたいです」

兵士3「なるほど!神よ感謝します!クリスマスプレゼントをありがとうぉぉッ!」

兵士5「全然先じゃないですか……」

伝令「なにが……」

門番「どうなっていやがる……」

女子騎士「二人ともぉー!注目ぅ!」


30 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/30(木) 02:37:54 ID:JPLV6kic
女賢者「そうなんですか。ふふ」

兵士3 (ヒャッホゥゥゥゥウッ!!さ、最高だッ!)

兵士5「………」

伝令「……は……はは」

女子騎士「やだぁ!そんなにジロジロ見ないでくださいー!」

門番「いや……そんな……」

伝令 (これはヤバいッ!早いとこ何とかしないと……そうか……)

門番 (勘弁してくれ……)

伝令 (門番……すまん……。お前の犠牲は無駄にはしないぜ……)

門番「………」

伝令「ああッ!兵士5ちゃん!飲んでるぅ?ほら駄目じゃん!もっと行こうよッ!」

兵士5「はへ?は、はい?」

門番「なッ!」

女子騎士「どうしましたぁ?」プリプリ

門番 (伝令の野郎ッ!俺をスケープゴートに……)


31 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/30(木) 05:22:39 ID:JPLV6kic
兵士3、女賢者「わいわい……」

兵士5、伝令「がやがや……」

女子騎士「それでね!魔王をこうズバッーと!」

門番「そうなんですか……」

女子騎士「ねぇ!ちゃんと聞いてるの!」

門番「聞いてますよ……」

女子騎士「なら……私がさっき言った言葉言ってみて」

門番「え!?」

女子騎士「………」カチンッ……カチンッ……

門番 (や、ヤベェッ!全然聞いて無かった!)

女子騎士「あと十秒……」

門番「………」ダラダラ……


32 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/30(木) 05:57:45 ID:JPLV6kic
女子騎士「三秒……二秒……一秒……」

門番 (し、死んだぁぁぁぁあ!)

ズドムッ!!!

門番「ウゲェッ……ガァハッ……??」

女子騎士「………」

門番 (な、何故斬らなかったんだ???)ゲホッ!

女子騎士「お城じゃ無くて良かったね……」ボソ……

門番「はぁはぁ……あい……」

女子騎士「自分の首を持ちたく無かったら次からはちゃんと人の話を聞いてね……」

門番「………はい」

兵士3、兵士5、伝令「………」

女賢者「相変わらずですね女子騎士さんフフ」

門番、伝令、兵士3、兵士5 (笑えねぇ………)


33 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/30(木) 07:53:02 ID:JPLV6kic
女子騎士「それでラグジュアリーを演出してロイヤルジェンヌの仲間入りみたいな!」

門番 (お前はザンギャクジェンヌだろうがッ!)

兵士5「………」チラッ

伝令「あんまり向こうを見ない方がいいよ……」

兵士5「ですが……」

女子騎士「それでね!それでね!」

門番「……女子騎士様、聞いていいでしょうか?」

女子騎士「なぁに?」キャピ!

門番「何故斬らなかったんですか……?」

女子騎士「それは……女の子の話を遮ってまで聴きたい事?」

門番「はい……」

女子騎士「………」

兵士3 (門番……無茶するなよ……)


34 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/30(木) 09:53:19 ID:CAgBOPgI
ウゼエエエエ
でも面白


35 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/08/30(木) 12:05:46 ID:OlO1uWjA
これはこれで嫌いじゃない。
そんなだから変な女にばっかり絡まれるんだろうな俺。


36 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/30(木) 16:43:34 ID:8hkfgg7I
>>35
命は大事にしろよ


37 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/08/30(木) 16:47:50 ID:b5BQ1fI2
女子力上げたいんだったら手っ取り早い話、剣捨てろよ。
そしたらビビられることもないし、兵も斬られることもない。
みんなハッピーになるはず☆彡


38 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/30(木) 17:08:40 ID:JPLV6kic
女子騎士「……ここだと色々めんどくさいの。それだけ」

門番「……?」

女子騎士「わからない?やだぁそんなんだと小僧以上オヤジ未満だぞ☆」

門番 (早く言えボケッ!)イラッ……

女子騎士「ほら!お城だと治外法権なの!でもここだと違うじゃない?DA・KA・RA☆」

門番「そうなんですか……」

女子騎士「………」

門番 (な、なんだ?急に黙って……もう一撃来るのか!?)バッ!

女子騎士「………」

兵士5「………」

伝令「そんなに門番が気になる?」

兵士5「なりますよ……いつ真っ二つになるか……」

伝令「そう言う気になるか……」


39 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/30(木) 17:49:37 ID:JPLV6kic
女子騎士 (押しても駄目なら引いてごらんってね!ちょっとプチ鬱女を演出すればイチコロよ!)

門番 (スゲェ怖ぇぇぇえッ!もう一撃来ても絶対避けられねえよッ!)

兵士5、伝令「………」ゴクッ……

兵士3「いやぁ!お城でも凄い人気なんですよッ!」

女賢者「あらぁ、そうなんですか?」

兵士3「もうファンクラブとか出来ちゃうくらいなんですよッ!因みに私は会員ナンバー00000004でしてねッ!」

女賢者「ファンクラブですか」

兵士3「その美貌と聡明さが合わさってもうッ!もうッ!」

女賢者「そうですか……」

兵士3「……いかがなさいました?」

女賢者「………」

兵士3「……?」


40 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/30(木) 17:57:58 ID:JPLV6kic
女賢者「私は……人が言う程偉い人間ではございません……」

兵士3「そんな事はありませんよ!ええ!ありませんともッ!」

女賢者「……足りなくてもでしょうか?」

兵士3「何が足りないんです?」

女賢者「女子力が……」

兵士3「………」

女賢者「女子騎士さんのように女子力が高い方ならわかりますが……私などではとてもとても……」

兵士3「それは無くてもいいと思いますよ……」

女賢者「そうでしょうか……」

兵士3「………」

女賢者「………」

兵士3 (この人は女子力を何だと思ってるんだ……)


41 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/30(木) 21:29:26 ID:JPLV6kic
門番「………」

女子騎士「キャピ!」

門番 (俺……死期が近いのかな……女子騎士様のデコレーションアーマーが死を司る星の数々に見えるぜ……)

門番「………」フッ……

伝令「……?」

門番 (どうせ死ぬのならば……男として死ななければならない!)

門番 (なら……最後に咲かせてやるぜぇッ!男桜ってやつをなぁッ!!!)

門番「なぁ!そうだろぉッ!松ぅぅッ!!!」

女子騎士「松?」

伝令「……松?」

兵士5「松ってなんですか……?」

伝令「さぁ……でもあいつ何であんなやりきった顔してんだ……」

門番「ふんすっ!」


42 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/30(木) 21:32:02 ID:X0P6QK4Q
だれだ松


43 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/30(木) 21:51:14 ID:k8TcE61k
>>42
ライブアライブネタだぜオルステッドーー!


44 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/30(木) 21:51:39 ID:JPLV6kic
女子騎士「さっきのぉ松ってなんですか?」プリプリ

門番「あれですか!あれは私の心の師と仰ぐ鯛焼き屋さんの店主の名前なんですよ!はははッ!」

女子騎士「そうなんですか!鯛焼きと言ったら和スイーツですねぇ」

門番「ええ!そうですね!宜しかったら今度食べに行きましょう!」

伝令「ッ!」

女子騎士「まぁ嬉しい!」

伝令 (あ、あいつ何を……気でも違ったか!)

門番「お互い等身大の自分をさらけ出してね!はははッ!」

伝令「あいつマジか……」

兵士5「どうしちゃったんでしょうか……」

伝令「あいつ……女子騎士様と刺し違える気だ……」

兵士5「は?」


45 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/30(木) 22:18:35 ID:JPLV6kic
伝令「毒を喰らわば皿までってね……」

兵士5「それって……」

伝令「そう……門番やつ女子騎士様とな……」

兵士5「門番さん正気ですか!」

伝令「正気さ……」

兵士5「………」

伝令「門番のあの顔……覚悟を決めた男の顔だ。覚えておいた方がいい……」

兵士5「うぅ……」

伝令「………」

兵士5「門番さん……貴方の事は忘れませんよ……」

伝令「そうしてやってくれ……」


46 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/30(木) 22:27:34 ID:0smhKY7g
なんか良い話になってるww


47 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/08/30(木) 23:12:56 ID:b5BQ1fI2
良い覚悟だ


48 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/30(木) 23:43:05 ID:JPLV6kic
女子騎士「正直なところぉ騎士ガールじゃなくてキャンパスビューティー目指せば良かったかなって!」

門番「そうですか……」

女子騎士「女子騎士ちょっと後悔みたいな!」

門番 (大見得切ったのはいいが……めんどくさくなっちゃった……)

兵士5「あれは……?」

伝令「門番の馬鹿野郎……あれはめんどくさくなった顔だ。覚えておいた方がいい……」

兵士5「………」

門番「……あれ?」

女子騎士「なぁに?」

門番「女賢者様と兵士3がいません……」

女子騎士「えー?うそぉ……本当だ!」

伝令 (何ぃぃぃッ!)


49 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/30(木) 23:56:20 ID:JPLV6kic
兵士5「き、きっと御手洗いですよ!」

女子騎士「……二人揃って?」

兵士5「………」

伝令 (野郎ふざけるなよッ!美味しい所かっ拐いやがってぇぇッ!)

門番 (帰りてぇ……もう疲れちゃったよ……)

女子騎士「何かシラケちゃったね……」

兵士5「そうですか……なら!御開きにしましょう!」

女子騎士「そうね……」

伝令「………」

門番「………」

兵士5「では、皆さんお疲れ様でした!私はこれで……」

女子騎士「どこ行くの!貴方は私とこのあと女子会てしょ!」

兵士5 (えええぁぇぇ……)


50 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/31(金) 03:09:14 ID:9cKfIitc
伝令「終わったな……」

門番「終わったな……」

伝令「こんなスリリングな合コン初めてだな……」

門番「特に俺がスリリングだったな!……人に押し付けやがって!」

伝令「すまん……お前なら大丈夫かなって……」

門番「大丈夫だったからいいけどさ……」

伝令「今度さ……隣国のメイドさん紹介するから!」

門番「それ絶対だからなッ!」

伝令「おうするする!」

門番「それにしてもな……」

伝令「兵士3だな。野郎……国民のアイドルとどっかしけこみやがって……」


51 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/31(金) 03:19:37 ID:9cKfIitc
門番「………」

伝令「許さん……」

門番「なあ……」

伝令「なんだ?」

門番「……兵士3さ色々ヤバいんじゃないか?」

伝令「……そうだな」

門番「これがバレたらどうなるんだろうな……」

伝令「……離婚……は確実だな」

門番「そうじゃなくてさ……城にいられないだろ」

伝令「どうだろうな……皆から袋叩きにあうのは目に見えてるが」

門番「………」

伝令「……ん?お前それ何よ?」

門番「これ?」ペラッ


52 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/08/31(金) 08:38:47 ID:IeYs6IM2
今日、俺は本物の男達の姿を見たぜ


56 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/31(金) 14:35:12 ID:9cKfIitc
伝令「女子騎士様?」

門番「そう……何時でも連絡してって通信符くれたよ……」

伝令「へぇ……」

門番「何だか気に入られちゃったのかな俺……」

伝令「………」ペラッ

門番「………」

伝令「なんだかな……何か必死だよな」

門番「あれだけ地位も名誉もあるのにそこまで相手が見付からないもんかね」

伝令「そうだよなぁ。金だって唸る程持ってそうだし」

門番「それに美人だし」

伝令「……だがあれだもんな」

門番「女子力(笑)だろ?あれが無ければ女賢者様みたいに人気出たかもしれないのにな……」


57 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/31(金) 15:00:48 ID:G2HqC.ZQ
どう転ぶか楽しみだ


58 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/31(金) 17:40:41 ID:9cKfIitc
伝令「本当……あの帰還式典で全て台無しだもんな……」

門番「やめろよ……あれまだ夢に出てくるんだから……」

伝令「すまん……」

門番「………」

伝令「あーあ、兵士3の野郎今頃宜しくやってんのかなぁ……」

門番「宜しくって?」

伝令「……ん?わかんだろ?男と女がやる事なんか一つしか無いだろうが」

門番「そそそそそうだったね!あれしかないね!うん!ちょっと度忘れしてた!」

伝令「お前まさか……まだなのか?」

門番「………」

伝令「女子騎士様でいいから突っ込んでこいよ……」

門番「お前は快楽と引き換えに一生消えないトラウマを抱えて生きろって言うのか……」


59 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/31(金) 17:56:44 ID:9cKfIitc
女子騎士「お疲れちゃーん!」

兵士5「帰っていいですか……」

女子騎士「………」

兵士5「冗談ですよ!女子会初体験ですから掴みが大切かなと思いまして!」

女子騎士「やだぁ兵士5ちゃんそれ面白くないよ!」

兵士5 (真剣に帰って真剣に布団に入って真剣に横になりたいんだけど……)

女子騎士「はあ……今日の合コンさメンツが最悪だったね」

兵士5「……どの辺りがでしょうか?」

女子騎士「仮にも私は英雄だよ?あんな下っぱ連れて来るなんて……」

兵士5「………」

女子騎士「最低でも兵士長クラス以上な男子を揃えて欲しいものだわ」

兵士5 (それにしては結構ノリノリだったよね……)


60 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/31(金) 18:27:25 ID:9kjDHQho
帰還式典で何かやらかしたのか。
それなら印象は最悪だろうな。


61 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/31(金) 20:51:23 ID:1EndVDRc
何やったら美人で金持ってて魔王討伐成功したっていう事実が地に落ちるんだよ


62 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/31(金) 21:34:46 ID:9cKfIitc
女子騎士「何歳になっても幸せキラキラ女子心を持ってないといけないんだぞ☆」

兵士5「あの……」

女子騎士「なぁに?ああ!キラキラ女子心って言うのはね……」

兵士5「それはいいです……聞きたい事があるんですけど……」

女子騎士「うん?」

兵士5「怒らないで聞いてくださいね……女子騎士様は何か皆から避けられてるように感じるんですが……」

女子騎士「………」カチンッ……カチンッ……

兵士5「何か原因があるんですか?」

女子騎士「……知ってるんでしょ?」

兵士5「何をですか……?」

女子騎士「………」

兵士5「………」


63 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/08/31(金) 23:55:16 ID:9cKfIitc
女子騎士「避けられてる理由よ……」

兵士5「いいえ……知りません」

女子騎士「……貴女、お城に勤めてどれくらいになるの?」

兵士5「まだ一年ちょっとです。それまでは西の国にある村にいましたから」

女子騎士「そう……ならわからないか……」

兵士5「………」

女子騎士「聞きたい?……あんまりいい話じゃ無いけど」

兵士5「そうですね……」

女子騎士「えっとね……ハッピースピリチュアルモテカワマインドアドバイザー的に言うとね」

兵士5「普通でお願いします……」



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