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新ジャンル「自傷癖ストーカー」
1 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 20:17:30.10 ID:t5nsDCtM0
男(・・・・・・不快だ)
男(ただただ不快だ)
男(これで四日連続)
男(誰かにつけられてる・・・)
男(なんなんだよ・・・いったい)
男(家まであと少しだが・・・)
男(走るか・・・)
ダッ

女「・・・・・・・・・」
女「・・・・・・・・・」
女「・・・・・・・・・」
女「んっ・・・・・・」
女「逃げられちゃった・・・」
女「これで、手の傷四本目・・・」
女「明日は、うまくいくかな」
女「ふふふ・・・」


3 :VIPがお送りします [sage] :2008/09/05(金) 20:17:58.37 ID:5D6bTXIO0
どこ新?


4 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 20:21:11.08 ID:t5nsDCtM0
既出ですね。既出ですよ。

〜翌日〜
男「・・・今日は月曜日だ」
男「学校面倒くさい・・・」
男「サボるか・・・」

学校
女「・・・今日は彼、いないみたい」
女「わざわざ二つ隣の教室から見に来てるのに」
女「来てないだなんて」
女「まぁ、しょうがないよね」
プツッ
女「ん・・・・・・」
女「血・・・」
女「ふふふ・・・」


5 :VIPがお送りします [sage] :2008/09/05(金) 20:23:27.22 ID:mvSyV7NcO
じゃあパー速か創作発表でやれ


6 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 20:26:45.99 ID:t5nsDCtM0
男「今?家だよ」
男「サボったんだって」
男「最近多くないかって?」
男「まぁ、いろいろあるんだよ」
男「じゃ、切るぞ。お前次、授業だろ?」
ピッ
男「・・・ストーカー被害」
男(誰かに、正直に打ち明けるべきなのか?)
男(外に出ても、最初は視線を感じない)
男(でも気がついたら、誰かに後を追われているんだ)
男(いったい、誰がこんなことを?)
男(分からないな・・・)

女(男くんは私にたどり着けない)
女(だってあなたは、私を知らないもの)
女(でも私は、男くんのこといっぱい知ってるよ)
女(そう。いっぱい知ってるの)
女「ふふふ・・・」


7 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 20:31:23.64 ID:t5nsDCtM0
男「・・・ストーカーだ」
男友「はぁ?いきなり何を言い出すんだ」
男「ストーカーなんだよ」
男友「お前がか?」
男「違う!!こっちは被害者だっての」
男友「へぇ。お前のストーカーがいるのか。人気者じゃないか」
男「冷やかすなよ」
男友「それで、俺にどうしろっていうんだ?」
男「探偵志望の友には、ストーカーをストーキングしてほしいんだ」
男友「はぁ?俺がお前のストーカーを、ストーキングするのか?」
男「そうだ。相手のことが何も分からないんじゃ、どうしようもない」
男友「少しでも、情報がほしいわけだ」
男「そういうこと」
男友「・・・しかし、なぜ俺が?」
男「この間貸した三千円、まだ返してないよな?」
男友「ちっ・・・。引き受けてやるよ・・・」


8 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 20:32:27.97 ID:t5nsDCtM0
男「・・・ストーカーだ」
男友「はぁ?いきなり何を言い出すんだ」
男「ストーカーなんだよ」
男友「お前がか?」
男「違う!!こっちは被害者だっての」
男友「へぇ。お前のストーカーがいるのか。人気者じゃないか」
男「冷やかすなよ」
男友「それで、俺にどうしろっていうんだ?」
男「探偵志望の友には、ストーカーをストーキングしてほしいんだ」
男友「はぁ?俺がお前のストーカーを、ストーキングするのか?」
男「そうだ。相手のことが何も分からないんじゃ、どうしようもない」
男友「少しでも、情報がほしいわけだ」
男「そういうこと」
男友「・・・しかし、なぜ俺が?」
男「この間貸した三千円、まだ返してないよな?」
男友「ちっ・・・。引き受けてやるよ・・・」


9 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 20:36:48.09 ID:t5nsDCtM0
女友1「女ってさ、すっごいかわいいよねー」
女友2「何したらそんな綺麗になれるの?」
女友3「もしかして、彼氏でもできたー?」
女「うん。そうかもね」
女友1「でもさ、あんたの手ってどうしてそんなに傷だらけなの?」
女友2「よく階段で転んでるじゃない」
女友3「それにしても、そんなにはっきり傷がつく?」
女「うん。そうだよね」

女(男くんは、まだ私の事を知らない)
女(できるだけひっそりと過ごしてきたのだから)
女(男くんは私のこと、好きになってくれるかな?)
女(きっと、好きになってくれる・・・)
女「・・・っ」
女(ナイフ。これを彼に、渡して)
女(彼に傷つけてもらいたい・・・)
女「ふふふ・・・」


10 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 20:44:21.64 ID:t5nsDCtM0
男友「なんでお前ん家の住宅街って、こんなに複雑に入り組んでるんだよ」
男「何回も来てるだろうが・・・」
男友「本当にこんなとこに、ストーカーが来るのか?」
男「さぁ。でも、ここ一週間で、ストーカーの気配を感じなかったことはなかったな」
男友「マジかい・・・」
〜一時間経過〜
男友「腹減ったな・・・」
男「正直家の前で待ち続けるってのは、失敗したな」
男友「本当だよな。わざわざ来るわけないじゃないか」
男「・・・でも、きっとそいつは来る」
男友「・・・なんか買ってくるわ」

男友(ストーカーなんて、本当にいるのかよ・・・)
男友(こんな平和な住宅街に、ストーカー?)
男友(あいつの、被害妄想じゃないのか?)
男友(まぁ被害妄想でも何でも、自分のストーカーがいるのは、誇らしい気がするけどな)
男友「・・・・・・?」
男友(今、何かいたぞ?)
男友「・・・・・・あ」
男友(誰かが角にいる・・・)
男友(髪を三つにくくってて、黒い服、スカート。白と黒のストライプの靴下・・・)
男友(・・・可愛いな)
男友「そうだ、飯飯」


11 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 20:45:47.35 ID:OVXGT6MxO
続けろバカヤロウ
長風呂だけど帰ってきたらちゃんと投下してたかチェックするからなバカヤロウ



がんばってね?


12 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 20:50:21.35 ID:t5nsDCtM0
男「・・・八時か」
男「日課の散歩がこの時間にスタートだ」
男「冷えてきたな・・・」
男「・・・俺のストーカーか」

女(・・・男くん)
女(いつも男くんのこと見てるよ)
女(今日もいろんな男くんが、見たいな)
女(あ、そうだ、ナイフ・・・)
女(これ持ってなきゃ、落ち着かないや)
女(こうやって、両手でしっかり包み込むの・・・)
女「・・・う」
女(痛い。けど・・・)
女(気持ちいい・・・)
女(男くんにやってもらったら、きっともっと気持ちいいよね)
女「ふふふ・・・」


13 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 20:57:22.57 ID:t5nsDCtM0
男友「肉まん買ってきたぞ」
男「ああ、悪いな」
男友「で、首尾はどうだ?」
男「お前がいない二十分、何もなかったな」
男友「そうか。こっちは、女の子を見たぜ」
男「・・・女の子?」
男友「すっごく可愛い女の子だ。うちの学校に、いたかもしれないんだ」
男「・・・それって、ストーカーじゃないのか?」
男友「ばっか、あんな可愛い子が、ストーカーなわけないだろ」
男「そうか。そうだよな。俺明らかに、調子に乗ってたな」
男友「まぁ、がんばれよ。俺はもう、帰るからな」
男「ああ、そうか。悪かったな。こんなのにつき合わせて」
男友「ストーキングにいたらなくてよかったぜ」
男「本当だよな」
男(本当に・・・)
男友「じゃあな」


14 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 21:03:47.86 ID:t5nsDCtM0
男(どうしてだ)
男(なぜ、視線が・・・?)
男(視られている)
男(外から、俺を見ているのか・・・?)
シャッ
男(・・・誰も、いない)
男「ちっ・・・。何なんだよォ」
男「音楽でも聴くか・・・」
♪傷つくことを避けるたびに〜優しいやつだと思われる〜
男「うむ、やはりT.M.Rは最高だな。ただ、このはいぷれ、アンカバなんだよな」
ピロロロロ・・・
男「・・・メールだ」
男「・・・・・・・・・誰からだ?」


15 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 21:03:59.66 ID:gk4hJvOr0
なんか中二くさいぞ・・・


16 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 21:06:56.00 ID:t5nsDCtM0
「てぃいえむれぼりゅうしょん
 はいぷれっしゃーを
 あなたはきいている
 ぜんぶしっている
 ぜんぶきこえている」


18 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 21:09:25.50 ID:t5nsDCtM0
男「・・・・・・・・・は」
男「何だよこれェェェ!!」
シャッ
男「誰だ!!どこに隠れてるんだ!!」
ピロロロロ
男「またメール・・・!!」

「はいぷれっしゃーのつぎは
 ほわいとぶれす
 あなたのごばんめに
 すきなうた
 ぜんぶしっている」

男「・・・うぁぁあああ!!」


19 :VIPがお送りします [sage] :2008/09/05(金) 21:10:49.32 ID:MTdqrJCdO
怖いね〜ワクテカだね〜


20 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 21:11:17.94 ID:ZKULs4wL0
>>15 たぶん厨二だな


21 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 21:12:56.69 ID:t5nsDCtM0
♪凍えそうな季節に君は愛をどーこー云うの?

男「は・・・はぁ、はぁ・・・」
男(ストーカー・・・!!)
男「そうだ、メールを送り返せば・・・」

「今すぐ消えろ!!」

ヴィーっ、ヴィーっ・・・
女(メール・・・)
女(・・・今すぐ、消えろ・・・)
女(あはっ)
女(やっと男くんが、私に気がついてくれたんだね)
女(それにしてもこの曲、いいわ)
女(男くんの好きな曲を、彼の部屋から流れている曲を、聴いている・・・)
女(せっかくだから、メールを返してみよう)

「あなたのへやに
 とうちょうきをしかけた
 ぜんぶでよっつ
 すきだらけ」


22 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 21:18:41.05 ID:t5nsDCtM0
厨二だって、いいじゃないですか。

男「・・・・・・・・・・・盗聴器」
男「ありえない」
男「そんなものが、本当に存在して」
男「俺の部屋に置かれているだと?」
男「しかも、四つも・・・?」
男「・・・うっ」
男「げほっ・・・」
男(・・・駄目だ。狂ってる・・・)
男(早く、ここから離れないと・・・)
男(ヤツはここに、侵入していた・・・!!)
男「くそ・・・こそこそ隠れやがって・・・」


23 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 21:20:31.43 ID:8BlqU7V6O
俺は好きだぜ


24 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 21:21:02.66 ID:t5nsDCtM0
女「ふふふ」
女「ふふふふふ・・・」
女「あははははははは!!」
女「そうだよ。そう。私は、あなたの部屋に入ったのよ!!」
女「やっと、やっと気づいてくれたんだね?」
女「私の痕跡を、見つけ出してよ」
女「ねぇ・・・?」
プツッ
女「あはは・・・」
女「気持ち、いい・・・」


25 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 21:28:17.21 ID:t5nsDCtM0
〜翌日〜
男「・・・・・・駄目だ、駄目だ。外に出たら、駄目だ・・・」
男「・・・怖い。怖い。誰だ?誰が、こんなことしてるんだよ・・・」
男「盗聴器は、この部屋に隠されてるんだよな・・・?」
男「・・・・・・なら、やってやる」

男「本棚の裏。机の足元。ベッドの下。CDプレイヤーのコンセント・・・」
男「こいつ、バレるの目的でつけてるとしか思えない・・・」
男「だって、字が・・・」

「わたしは」
「あなたを」
「ずっと」
「みている」

男「・・・・・・『みている』?」
男「まさか」

女「・・・男くん、私の盗聴器、全部見つけられたかな?」
女「もしも見つかったら、今度はもう一仕事、してもらわなくちゃ」
女「カメラ、探してもらわなきゃね・・・」
女「ふふふふふ・・・」
教師「おい女。なに笑ってるんだ?」
女「なんでも、ありませんよぉ」
教師「お前はクラスのトップなんだから、そのトップが授業に集中してないで、どうするんだ?」
女「はい、すいません。ふふふ・・・」


26 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 21:31:17.89 ID:ZKULs4wL0
訂正 もう中二の域超えてるwwwww

そして支援


27 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 21:33:13.03 ID:t5nsDCtM0
男(・・・そんな、そんなこと、あるわけがない)
男(俺は、見られているのか・・・?)
男(音を拾われているだけじゃなくて、行動も監視されている・・・?)
男(嘘だろう?)

女(男くん。早く私にたどり着いてよ・・・)
女(必ず、私と一緒にいることになるから・・・)
女(ふふふ。男くんのこと、何でも知ってるよ)
女(三日前のオカズは、彼のクラスメイトの委員長さん・・・)
女(声に出しながらしてるんだもん。そんなに、彼女のことが好きなのかな?)
女(でも、絶対に私のことが好きになるわ)
女(絶対にね・・・)


29 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 21:37:05.71 ID:t5nsDCtM0
男「・・・カメラは、どこにあるんだ?」
男「今回は、そう簡単には見つからなそうだな・・・」
男(・・・もう、正気じゃいられなくなりそうだ)
男「ちょっと、横になろう・・・。頭が痛い・・・」
男「・・・・・・あ」
男「電気の端に、何かがついてる・・・」
男「そうか、これが、カメラか・・・」
男「ははははは・・・。ははは」
男「あははははははは!!」
男「そうか、お前は天井から俺を見下ろしていたんだな!?」
男「ははははは!!」
男「絶対にお前を見つけ出してやるからな・・・」
男「絶対にだ!!」


30 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 21:42:10.59 ID:t5nsDCtM0
女友1「ねぇ女。一緒に弁当食べない?」
女「ううん。私はいいよ。友2ちゃんと、友3ちゃんと一緒に食べてて?」
女友1「そう。分かったわ」
女「また明日、誘ってくれるかな?」
女友1「もちろん」

女(ふふふふふ・・・今日は、男くんが学校に来てるぅ・・・)
女(男くん、いつも弁当持ってこないで、購買で買ってるよね)
女(どんな顔してるのかな?疲れて、やつれちゃったりしてないかな?)
女(ふふふ)
女(ずっと、見ていたい。あなたの、顔を・・・)
女「・・・痛っ」
女「そして、その唇で、私の首筋を、傷口を、舐めるのよ・・・」
女「その日は、必ずやって来る・・・」
女「ふふふ」


31 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 21:48:44.92 ID:t5nsDCtM0
男「焼きそばパン、ひとつ・・・」
男「それと、お茶も・・・」
男「・・・・・・ああ、まただ」
男「見られている・・・」

男友「・・・お」
男友「おーい。男ぉ・・・」
男「見られている・・・見てる・・・誰かが俺を、見てるぅ・・・」
男友「あ・・・?どうした、男」
男「見てる見られている俺は見られている誰かが見てる」
男友「おい、男。男!!」
男「みてるみられているみられているだれかがおれを」
男友「男!!」
男友「秘儀、男友クロスチョーップ!!」
ばこー
男「った・・・。お、男友か・・・」
男友「お前大丈夫かよ。ぶつぶつ呟いてたぞ?」
男「・・・はぁ、そうだ。見られているんだ。俺は」
男友「・・・件のストーカー?」
男「・・・たぶん」
男友「・・・・・・屋上行くぞ」


32 :VIPがお送りします [sage] :2008/09/05(金) 21:52:27.78 ID:wV5JjUldO
面白い
支援


33 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 21:54:23.66 ID:t5nsDCtM0
男「・・・ここに来るの、初めてだよ」
男友「そうか。俺もだ」
男「ここなら、ストーカーも来ないってわけだな」
男友「一人で来ることは、少なくともないだろう?」
男「なぁ、俺は、どうすればいい?」
男友「・・・さぁな」
男「お前、なにか、犯人のヒントとか持ってないのかよ」
男友「俺が持ってるわけないだろう」
男「・・・どうすれば、いいんだよぉ・・・?」
男友「・・・・・・それじゃ、またお前んとこよってってやるよ」
男「・・・本当か?実はお前がストーカーだったりしないよな?」
男友「冗談言うな。お前のストーカーなんか、頼まれてもやらないぞ」
男「そうか。ああ、悪い。それじゃ、付き合ってくれるか?」
男友「望むところだ」


34 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 21:58:23.56 ID:t5nsDCtM0
女「・・・男くん、屋上に行っちゃった」
女「あの男が、連れて行った」
女「さて、どうしようかな」
女「まずは、邪魔なものを、排除しなくちゃ」
女『徹底的に』

男「でも、また前みたいに失敗に終わるんじゃないのか?」
男友「いや、今回は、失敗じゃ終わらせない」
男「そうか。ああ、そうだよな」
男友「最悪、オールで見張っててやるよ」
男「・・・ありがとう」
男友「俺が、そいつを探し出してやるよ」
男友『徹底的に』


35 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 21:59:22.92 ID:nZYXvkR60
俺の性癖を読んだかのようなスレ


36 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 22:05:08.96 ID:t5nsDCtM0
男「YO!」
男友「SAY!!」
男「夏が」
男友「胸を刺激する」
男「ナマ足魅惑の」
男友「マーメイド」
男「よし。なんか、いけそうな気がしてきた」
男友「HOTLIMIT歌ってると、なんかもうトベるよな!!」

女(そもそもどうして彼は男くんをかばうんだろう)
女(どうして私の邪魔を、するんだろう)
女(いらない)
女(邪魔は、いらないわ)
女(殺してやる・・・)


37 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 22:11:21.71 ID:t5nsDCtM0
男「俺は、どうすればいい?」
男友「お前は、中に入ってればいいよ」
男「いいのかよ?」
男友「別に、俺ひとりでも何とかなるだろ」
男「・・・それならいいけどな」
男友「なんかあったら、すぐにメールするからな」
男「ああ。分かった」
男友「さて。ここからだな・・・」

女(殺す。殺す。私と男くんの邪魔をするなら、生かしておく理由もない)
女(そして私は、男くんに、傷つけてもらうの)
女「楽しみだなぁ・・・」


38 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 22:18:37.09 ID:t5nsDCtM0
男友「寒い。寒いぞ。上着かなにか、着ておけばよかった」
男友「男の上着を、借りることにしようか」
プルルルル
男「どうした?」
男友「いや、寒いんだ。上着、貸してくれないか?」
男「なんだよ。そんなことか・・・ちょっと待ってろ。どこにあるか、覚えてないからな・・・」
男友「おいおい・・・頼むぞ?」

女(・・・隠すつもりはなかったんだよ?)
女(男くんの部屋にあった盗聴器は、四つじゃなかったの)
女(もうひとつ、念のために用意しておいたんだよ)
女(だから、ごめんね)
女(上着を渡す相手は、いなくなっちゃうね・・・)

たたたたた
男友「お?誰か来た・・・?」
男友「・・・え」
女「死んでね」
男友「・・・!!」

女(ナイフってやっぱり、すばらしいわ)
女(男くんとおなじぐらい、大事なもの)
女(この男は、もうゆっくり死んで行くだけ)
女(じゃあね)
女「ふふふ」



39 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 22:20:48.78 ID:t5nsDCtM0
男友(・・・ストーカーだったんだ)
男友(俺はあいつを、すでに一度見ていた)
男友(なのに、ストーカーじゃないと思い込んでいたんだ)
男友(ちくしょう。まさかいきなり刺されるとは、夢にも思わねぇよ)
男友(男・・・に、伝えるんだ。あいつは、あいつは・・・)
男友(・・・だれだっけ?)


40 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 22:21:32.59 ID:M2cVXm/wO
男友ォォ!!!


41 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 22:25:10.59 ID:t5nsDCtM0
男「おーい。友。上着もって来たぞ」
男「・・・あれ?」
男「おーい。どこだよ・・・」
男「・・・・・・・・・・え」
男(友?)
男「おい。おい!!お前、何やってんだ!!」
男友「ひゅう、ひゅう」
男「おい!!どうしたんだよ。なんで、血ぃ出てんだ!!」
男友「お、とこ・・・すと、カーだ・・・」
男「え・・・?」
男友「黒髪で、黒いジャケットを羽織っていて、黒いスカート、黒と白のストライプ・・・」
男「え?え・・・?」
男友「性別は、女だったんだ」
男「おい、おい、おい!!」
男友「あと、すこしだぞ。あとは、お前がやるんだ」
男「なぁ、何を言ってるんだよぉ!!」
男友「さ、むいなぁ・・・・・・」
男「友・・・?」
男「友・・・」
男「友!!」


42 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 22:26:41.71 ID:t5nsDCtM0
女(あはっ)
女(死んじゃったね)
女(そんな悲しそうな顔しないでよ)
女(彼の言うとおりだよ?)
女(私とあなたが結ばれるのは、これからだからね?)
女(待ってるよ)


43 :VIPがお送りします [sage] :2008/09/05(金) 22:26:59.45 ID:ZWvesfah0
面白いな、がんばれ


44 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 22:28:18.61 ID:t5nsDCtM0
続きは、また今度・・・。
とりあえず、一度区切りをつけて、再開しようと思います。


45 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 22:31:49.26 ID:PyFh+EFjO


続きも期待してる


46 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 22:34:40.33 ID:qRdgiQOH0
期待しつつ乙


47 :VIPがお送りします [] :2008/09/05(金) 22:35:04.13 ID:t5nsDCtM0
また一週間後ぐらいかな?
待っててくださいね
第一章 END



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