■戻る■ 下へ
新ジャンル「夜のメール」
- 168 名前:VIPがお送りします。 []
投稿日:2008/01/13(日) 22:20:31.77 ID:+xp/22Ob0
−翌日 大学構内−
男友「よお男。お前なんだよ昨日、いきなりキレやがって」
男「ああおはよう。昨日は…その、すまん。ちょっと動転してたんだ」
男友「まさか昨日の意味不明な話はホントなのかよ」
男「…信じてくれないかもしれないが、本当だ」
- 169 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 22:23:10.01 ID:+xp/22Ob0
男友「ふーん、てっきり女の気を惹くために邪鬼眼に走ったのかと」
男「あほか。そこまで落ちちゃいねえよ。
ったく、何で俺が濡れ衣で嫌われなくちゃならねえんだよ」
男友「…ところでさ、女のことはいつから好きなんだ?」
- 170 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 22:25:37.36 ID:+xp/22Ob0
男「半年前に飲み会で行った居酒屋でバイトしてたんだ、女。
一目惚れした。で、偶然同じ大学」
男友「いいねえ。遠くて近くから片思いか。
で、邪鬼眼でガッついて振られた、と」
男「違えって言ってるだろ」
- 171 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 22:27:02.85 ID:+xp/22Ob0
男友「まあまた進展あったら言ってくれよ」
男「あ、ああ。そうだな」
男・男友「じゃな」
- 172 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 22:28:40.39 ID:+xp/22Ob0
−その日の夜 自宅−
ブブブブブブブブブブブブッ!!!
男「今夜も来たよ。やっぱり23時前後なんだな」
女メール『すみません!昨日…メールくれって言われたから』
- 174 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 22:31:05.62 ID:+xp/22Ob0
男メール『本当に真に受けて送ってくれたんだな。
つくづくワケの分からんいたずらだ。
女メール『すみません』
男メール『なあ、なんで女の携帯なんだ?なんで23時ぐらいなんだ?
なんで俺の携帯にメールをくれるんだ?』
女メール『すみません』
- 175 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 22:32:50.90 ID:+xp/22Ob0
男メール『すみませんばっかりか。答える気はないんだな』
女メール『すみません』
男メール『もういいや。結局女には嫌われたし、今となってはこのいたずらがなんて、な。
ったく、ひどい振られ方だ』
- 176 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 22:35:55.76 ID:+xp/22Ob0
女メール『どういう意味ですか?』
男メール『お前がいたずらしてる携帯の持ち主は俺の好きな人だった。
で、このいたずらを利用して近づいたら、振られた。それだけだ』
女メール『よく分からないですけど、その男さんの恋は私のせいで…。
すみません』
男メール『俺の名前知ってるのか?』
- 178 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 22:39:52.82 ID:+xp/22Ob0
女メール『すみません。今日はもう無理です。
失礼します』
男「………また、いきなり逃げるのかよ」
男メール『お前が何者でもいい。目的もいい。
ただお前は間違いなく女の携帯からメール送ってきている。
それだけで俺は少し…分からない喜びがある。
また、明日もメールくれ』
- 179 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/01/13(日) 22:39:58.81 ID:SGdDMqldO
男友メール『 』
- 180 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 22:43:50.14 ID:+xp/22Ob0
−翌日 大学構内−
男友「相手、お前の名前知ってたのか?」
男「ああ、なぜだか」
男友「じゃあ…知り合いか」
男「かもな…あ、あそこに女がいる」
- 181 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 22:48:06.72 ID:+xp/22Ob0
女「ここんとこずっとバイトばっかりだよー」
女友「あそこの居酒屋きついよね。私も夏の連チャンはやばかった」
女「うん、アタシここんとこ連日18時〜2時。辛いのなんの」
女友「うわ、それきっつ。私もそのうちシフト入れて女助けるからさ」
女「うん、ありがと」
- 182 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 22:50:38.30 ID:+xp/22Ob0
男友「なあ、今聞こえた話だとさ。
女の携帯ってその時間バイト先の居酒屋にあるんじゃね?」
男「それっぽいな。ってことは居酒屋から送られてくる…のか?」
男友「よかったな。相手、人間かもしれないぜ?」
男「ったりめーだ。人間に決まってるだろ」
- 183 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 22:53:03.95 ID:+xp/22Ob0
−その日の夜 自宅−
男「……俺が女に一目惚れしたあの居酒屋、か」
ブブブブブブブブブブブブブブブッ!!!!
女メール『今日も送ってしまいました』
男メール『やっぱり23時前後なんだな。几帳面なやつだよ、お前』
- 184 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 22:54:47.72 ID:+xp/22Ob0
女メール『几帳面というか…すみません』
男「カマ…かけてみるか…」
男メール『居酒屋はその時間になんかあるのか?』
- 185 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 22:54:49.60 ID:+b59tzjxO
なんとなく見えてきたかな…
- 189 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 22:57:07.86 ID:+xp/22Ob0
女メール『すみません!今日はこれで失礼します』
男「…いつもながら唐突なやつだ。しかし…これはストライクじゃないのか?」
男メール『頑張れよ。また明日もよろしく頼む』
- 190 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 22:59:38.91 ID:+xp/22Ob0
−翌日 大学構内−
男友「居酒屋説は有力だと?」
男「ああ、そんなリアクションだった」
男友「ふーん、じゃあお前を知っていてあの居酒屋に関係あるのは…」
男「女友、しかいねーだろうな」
- 191 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/01/13(日) 23:03:55.59 ID:+xp/22Ob0
男友「でも昨日の感じじゃ女友はここんとこバイトいってない感じだったが」
男「それだよなあ…そこが謎だ」
男友「………なあ、居酒屋に23時くらいに行ってみたら分かるんじゃないか?」
- 192 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/01/13(日) 23:06:23.78 ID:+xp/22Ob0
−その日の夜 居酒屋−
男友「変装してるからばれねえって。お前渋りすぎだろう」
男「いや、それでもこええって。女にばれたら本格的にストーカーじゃねえか」
男友「まあまま…あ、女がいるぞ」
- 193 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/01/13(日) 23:10:14.55 ID:+xp/22Ob0
男「ホントだ。しかし女友はやっぱりいねえな」
男友「いや、分からんぞ」
男「そろそろ23時…あ、女がどっか入ったぞ」
男友「従業員の控え室じゃね?…しかし女友はおらんな」
ブブブブブブブブブブブブブブブフッ!!!!!!
- 194 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/01/13(日) 23:12:19.74 ID:+xp/22Ob0
男「おい…メールが…来た」
男友「えっ!マジかよ!!」
女メール『今日も送ってしまいました』
男「じゃあ…今メールしてるのは…」
男友「女…?」
- 195 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 23:14:53.62 ID:+xp/22Ob0
男友「と、とりあえずメール返せよ」
男メール『あのさ、間違ってたらごめん。でも…聞きたいことがある。
お前は女、なのか?』
男「なんなんだ?女だとしたら何が目的なんだ?」
- 202 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 23:26:01.88 ID:+xp/22Ob0
女メール『すみません。女という人ではないんです』
男「いや、しかしタイミングからして女としか…」
男友「お、おい!控え室から女出てきたぞ!」
男「何っ!?」
- 204 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 23:27:48.79 ID:+xp/22Ob0
女「いらっしゃいませえ、ありがとうございまーす」
男友「じゃ、じゃあもう返信こないのかっ!?」
男「女がやったんならそうだけど…いつもは失礼しますって来るはず…」
ブブブブブブブブブブブブブッ!!!!!
- 205 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 23:29:41.43 ID:+xp/22Ob0
女メール『すみません途中で送信してしまいました。
女さんという方の携帯は使ってます。でも女さんではありません。
すみません』
男「………」
男友「………」
男「誰なんだよ…今メール打ってるやつ…」
- 206 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 23:33:03.51 ID:+xp/22Ob0
男「と、とりあえずメールしろって!」
男メール『そうなんだ。もう1つ聞きたいんだけど…居酒屋にいてるよね?』
男友「いや、女友が控え室にいるかもしれん…」
ブブブブブブブブブブブブッ!!!!!
- 207 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 23:34:38.67 ID:+xp/22Ob0
女メール『すみません。それはちょっと』
男「っち!何なんだよ」
男友「おい!あれ見ろ!」
- 208 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 23:37:12.24 ID:+xp/22Ob0
女友「やっほー女!頑張って働いてるねえ」
女「ありゃま、女友今日はお客さんなんだねえ。
シフト入れてないんだから売り上げに貢献しなさいよ!」
女友「ういっす。任して!」
- 209 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 23:39:40.98 ID:+xp/22Ob0
男友「………」
男「………」
男友「…誰なんだよ、このメール打ってるやつ…」
男「…知るか。何なんだよ、これ」
- 210 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 23:42:10.54 ID:IjmuydETO
読めない展開だ
支援
- 211 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 23:43:13.30 ID:+xp/22Ob0
男友「しかしこれ以上店にいると俺らバレそうだな」
男「女友もいるしな」
男「………」
男メール『なあ、本当にお前は誰なんだ?』
- 212 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 23:43:54.05 ID:7xTqz/FeO
女メール『私はメリーさん』
- 213 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 23:45:14.37 ID:+xp/22Ob0
ブブブブブブブブブッ!!!!
女メール『すみません。今日はこれで失礼します』
男「っち、やっぱりそうくるのかよ…」
男友「とりあえず出るぞ、男」
- 214 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/01/13(日) 23:46:41.06 ID:fKPdvh0jO
メール『私はメリーさん、今貴方の後ろにいるの』
だけど貴方の上にいる人だあれ?
- 215 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 23:47:28.35 ID:MsAnPobXO
うわああああ超怖えぇぇぇ
- 216 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 23:47:45.32 ID:+xp/22Ob0
−居酒屋からの帰路−
男「女はない。俺らの前でバイトしてる時にメールきたからな」
男友「女友もねえよ。友達と一緒にいたし、女に話しかけてたし。
あの時こっそり携帯触ってるそぶりもなかったしよ」
- 218 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 23:51:02.55 ID:+xp/22Ob0
男「そもそも女の携帯は居酒屋の中にあったのか?」
男友「分からん。普通はバイト先にも携帯を持ってきていると思うが…」
男「…なあ、女は確か2時までバイトだよな?」
男友「…なるほど、確かめてみるか」
- 219 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 23:52:07.01 ID:0GWywDviO
展開が読めない
- 220 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 23:52:27.59 ID:+xp/22Ob0
−居酒屋前 午前2時過ぎ−
女友「お疲れさまー」
女「お疲れでーす」
女友「今日もよく働いた働いた」
- 221 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 23:53:41.41 ID:7xTqz/FeO
高校生なら労働基準法違反な時間だな
- 223 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 23:53:59.18 ID:+xp/22Ob0
男友「おい出てきたぞ!」
男「シッ!大きな声出すとバレるっつの」
女「女友、ちょっと待って電話するから」
女友「あいよっ」
- 224 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 23:56:28.92 ID:+xp/22Ob0
女「あ、もしもし?今出たからさ。30分で家に帰るよ。
それにしても体調大丈夫?無理しないでよね。じゃね」
男「………」
男友「………」
男「やっぱり居酒屋にあったんだな…携帯」
- 225 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/01/13(日) 23:57:40.54 ID:NNGDqlmtO
女の双子の妹とか
- 226 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/13(日) 23:58:57.56 ID:+xp/22Ob0
−翌日 大学構内−
男「なあ、どうしたらいんだろうな」
男友「もうわかんねえ。お前の名前知ってるから知り合いだと思ったんだが」
男「やっぱさ…幽霊かなんかなのかな」
- 227 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/14(月) 00:01:41.31 ID:UbxOKxDw0
男友「わかんね。また夜のメールを待って、相手の出方見るしかないんじゃないか?」
男「…それしかねえな」
男友「また進展あったら教えてくれよ、じゃな」
男「分かった、じゃな」
- 228 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/14(月) 00:02:21.48 ID:VEGTpan/O
なりすましメールか
- 229 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/14(月) 00:02:29.97 ID:X/1HMVuNO
成人の日。
- 230 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/14(月) 00:03:29.00 ID:UbxOKxDw0
−その日の夜 自宅−
男「もうすぐ23時かあ、そろそろだな」
男「………」
男「何でこんなことになったんだろ…」
男「………」
- 232 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/14(月) 00:05:02.04 ID:UbxOKxDw0
−3時間後−
男「………」
男「………こねえ。」
男「………」
男「………どこまで意味不明なんだよ、なあお前?」
- 234 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/14(月) 00:07:11.45 ID:UbxOKxDw0
−翌朝 大学構内−
男友「昨夜は来なかったのか?」
男「ああ、こなかった。初めてだよ」
男友「なんなんだろうな…幽霊にも都合の悪い日があるのか」
男「知るかよ…」
- 236 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/14(月) 00:08:51.19 ID:UbxOKxDw0
−その日の夜 午前3時過ぎ−
男「………」
男「4時間経ったが…今日も来ねえのか」
男「………」
男「…なんか寂しいじゃねえか」
- 237 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/14(月) 00:11:19.64 ID:UbxOKxDw0
−翌朝 大学構内−
男友「昨日も来なかったのか?」
男「ああ、なんか来ないとそれはそれで寂しいな」
男友「まさかお前、変態幽霊に傾きかかってのか!?」
男「おい!んなことねえよバカ!そんなんじゃなくてだな…」
- 238 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/14(月) 00:12:59.35 ID:UbxOKxDw0
男友「そんなんじゃなくて?」
男「そんなんじゃなくて…解決の目処が立たねえってこった」
男友「ふーん、まあいいけどさ。あ、女と女友いるぞ」
- 242 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/14(月) 00:15:51.27 ID:UbxOKxDw0
女「そんな感じで2日ほどバイト入れてないんだわー」
女友「仕方ないって。3日前まで必死で働いてたからちょうどいい休みじゃん」
女「まあねえ。アタシも体調崩しそうだわ、さすがに」
- 246 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/14(月) 00:18:16.80 ID:UbxOKxDw0
男「…どうやらやっぱりあの居酒屋のバイトと連動してそうだな」
男友「確かに。…また行くか?」
男「…もはやそれしかないだろうな」
- 247 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/14(月) 00:20:04.29 ID:380XovSnO
友達良い奴だな
- 248 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/14(月) 00:21:13.81 ID:UbxOKxDw0
−その日の夜 居酒屋−
男友「実際さ、お前は女のどこに一目惚れしたんだ?」
男「半年前にサークルの合コンでこの居酒屋に来たんだ。
その時に俺、ビールこぼしてさ。服ぐちゃぐちゃになったんだよ」
男友「ふむふむ。で?」
- 249 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/14(月) 00:23:02.76 ID:HNwB4sJFO
ふむふむ。で?
- 250 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/14(月) 00:24:13.42 ID:UbxOKxDw0
男「トイレで服しぼってとりあえず応急処置。で、トイレから出たところでバッタリ」
男友「いい出会いじゃないか。何か話したの?」
男「女が大丈夫ですか?って。俺がすぐ乾きますよって答えたら向こうも配膳中にこぼした経験あるって。
生乾きいやですよねーって。ただそれだけ」
男友「なんという普通の会話だ…で、惚れたと」
- 251 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/14(月) 00:24:34.14 ID:sTNVLz3IO
なんか、今週はGANTZやってるかなぁーって毎週木曜日にヤンジャン開く時の気持ちに似ている
- 252 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/14(月) 00:26:32.61 ID:UbxOKxDw0
男「なんとなく気になった。あとはじわじわ、と」
男友「ありがちだな。お、女今日はバイトにいるみたいだな」
男「ホントだ。てゆーか大学では体調悪そうだったけど、大丈夫かな」
男友「優しさアピールですか、男君よ」
- 255 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/14(月) 00:28:00.70 ID:UbxOKxDw0
男「とりあえず23時まで待つか?」
男友「ま、そうだな。もうしばらく時間あるし…あ、やべ女こっちくる」
男「うお!マジかよやべっ!」
- 256 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/14(月) 00:29:04.49 ID:UbxOKxDw0
男「とりあえずうつむけ、男友」
男友「おう」
男「………」
男友「………」
- 257 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/01/14(月) 00:29:50.14 ID:BHKPeKC10
なんという挙動不審
- 259 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/14(月) 00:30:29.43 ID:UbxOKxDw0
男「行った…か?女どこいった?」
男「………!」
女「………男君?」
- 262 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/14(月) 00:32:32.24 ID:UbxOKxDw0
男「あ!ああ、いやそのなんだ!た、たまたま男友と飲みにきててさ」
男友「そうそう!ここイカの焙りうまいから!好きなんだよね!!あはは」
女「…?ああ、そうなんだ」
- 264 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/14(月) 00:35:18.56 ID:UbxOKxDw0
男「いや、あのさ、前の話はもうしないから!別にそういうのではないんだよ」
男友「おい!お前いらんこと言い過ぎだろ」
女「前の…?ああ、メールの話ね!もういいよ。気にしてないから」
男「そ、そっか。あはは。じゃあバイト頑張って」
女「あ、うん。じゃあね、男君」
- 269 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/14(月) 00:37:49.93 ID:UbxOKxDw0
男友「…ひゅー、びびった。お前いらんことしゃべり過ぎだろ」
男「………」
男友「…?どうした?」
男「いや、なんか今、すごいドキッとしたんだけど…」
男友「そりゃそうだろ。俺もびびったわ」
男「いや、そういうのじゃなくて…」
- 274 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/14(月) 00:39:41.13 ID:UbxOKxDw0
男「なんか…驚きというよりも嬉しい感じだった」
男友「はあ?そりゃお前、久々好きな人と喋ったんだからそうに決まってるだろうよ」
男「………」
- 275 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/14(月) 00:40:23.37 ID:sTNVLz3IO
エンドレスくせぇ
- 277 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/14(月) 00:41:51.47 ID:UbxOKxDw0
男友「なんなんだよ、お前。お前までおかしくなったのかよ。
お、そろそろ23時だぞ」
男「………ない」
男友「は?」
男「たぶん……今日も来ない」
- 279 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/01/14(月) 00:43:25.41 ID:p3TDQy5O0
男が何かつかんだ (゚∀゚)!
上へ 戻る