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新ジャンル「年上ショタと年上ロリ」
840 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 21:41:53.47 ID:s8qrGP7QO
ロリ「耳寄りなお話が」
男友「ほほう、その話しとやら!聞かせて貰いましょうか!」
ショタ「何をやってるんだ?」
 
 
男友「好みのタイプを教えてくんろ」
男「一体どうした?」
男友「イイカライイカラ」
男「そうだな…姉御肌なんだけど可愛い感じ良いな」
男友「そうかそうか!じゃあの」
男「匂うな…」
 
男友「ロリさん、姉御肌なのに可愛いと言うのが男の好みみたいです」
ロリ「でかしたぞ、例の物はそこの袋にある。持っていけ」
男友「ショタさんの使用済み靴下クンカクンカ」
ショタ「ロリ、男友…覚悟は出来てるんだろうな」
ロリ・男友「なぜだ…計画は完璧だったはずだ!!」
ショタ「男君から気をつけて下さいと、連絡があってね。」
ロリ・男友「ち、ちくしょう…」
 
ロリの喋り方が変ですね…。


841 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 21:42:15.94 ID:qTHoqq13O
男「ロリさん、このゴボウ笹掻きにしてください」

ショタさんの家の台所に立つ男!

ロリ「はい、もうやっときました♪」

まるで夫婦のような息の合いよう!

男「じゃあこんにゃくを手綱にするからこっちにパスして」
ロリ「はい、どうぞ♪」
バチッ
男・ロリ「「痛っ!!!」」

二人の間に恋の電撃が走るっ!!




ショタ「何してんだ?」
男友「実況です」
ショタ「ふーん…で、なんで俺の家に居るんだ?」


842 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 21:46:37.61 ID:GZSA69R/O
秋葉原編1
ロリ「わぁー、人がいっぱいだねぇ。」
ショタ「だな。」
男「まぁ世界でも有数の観光スポットの1つですからね。」
ショタ「にしても変わったなぁ。昔は電気店だけだったのに今ではオタクやらメイドやらでいっぱいだ。」
ロリ「昔はなかったのにねぇ?それに昔はよく2人でレコード買いに来たよねぇ?」
ショタ「懐かしいなぁ。」
男「…レコード…聞かなかったことにしよ。」
ロリ「あ、見てみて!!あの子の服可愛い!!」
男「あぁ、あれは…。」
ショタ「ハルヒだな!!」
ロリ「へぇ、ハルヒちゃんって言うんだ?」
男「…ショタさん、詳しいですね…。」
ショタ「当たり前だ。初音ミクに歌わせてるぞ?ハレ晴レやGod knowsを。」
男「ショタさんが…俺の中でのショタさんが崩れてく…。」
ロリ「じゃじゃーん♪男君、どう?似合う?」
男「え…?って、うわ!!ハ、ハルヒのコスプレ!?い、いつの間に着替えたんですか!?」
ロリ「へへぇん♪秘密。」
男「あの…ここであなたみたいな人がコスプレをすると大変なことがー」


843 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 21:47:31.20 ID:GZSA69R/O
秋葉原続き
オタ1「あ、あのぉ!!」
ロリ「はい?」
オタ1「しゃ、写真1枚撮らしてもらってもいいですか!?」
ロリ「え?」
オタ2「あ、こっちもお願いします!!」
ロリ「え?え?」
オタ3「あの、こっち向いて上目遣いで『お兄ちゃん、大好き』って言ってください!!」
ロリ「ふぇ…。」
男「あの、ここがどこだかわかってますか?」
ロリ「…。」(フルフル
オタ4「じゃあ俺は『遅刻したら死刑だから!!』でお願いします!!」
男「考えてみてください…聖地、秋葉原ですよ…。」
ロリ「こ、この人達怖いよーっ!!」
男「御愁傷様。」
ショタ「秋葉原も変わったなぁ。」
オタ5「あ…あのぉ。」
ショタ「ん?」
オタ5「あの写真撮らせてください。あと、上目遣いで『お兄ちゃん…僕男の子だよ?』って言ってくれませんか?」
ショタ「…。」
オタ6「あの…僕にも『男の子同士だよ?』って言ってください!!」
ショタ「…男君よ。」
男「はい…。」
ショタ「世も末だな…。」
男「…はい。」
男友「あの、僕にも!!」
ショタ「あ、もしもし警察ですか?変態がいるんですがー」
男友「ちょww」
駄文失礼


844 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 21:54:40.42 ID:+GjX+AfW0
>>842-843
こういうのもいいなw


846 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 21:58:29.19 ID:aDvXgcXxO
さて、ネタが尽きてきた!
他の人のが面白いからもういいよね…


847 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 22:06:29.12 ID:qTHoqq13O
男「ロリさんロリさん」
ロリ「ん?」
男「左を見てください                                        こっちは右です」
ロリ「…騙された」
男「不死身の猫って十回言ってみてください」
ロリ「不死身の猫不死身の猫(中略)不死身の猫、はい!」
男「ルパン三世のライバルは?」
ロリ「甘いね男くん!峰不二子!!」
男「外れ。銭形警部です」
ロリ「うぅ…私をいじめてたのしいか!?」
男「結構ww」
ロリ「男くんのサド!!」
男「じゃあ次はまず俺と同じ名字にしてください」
ロリ「もうやらないよ!馬鹿!」





ロリ「って最後の何それ!!!!??」


848 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 22:12:47.56 ID:qTHoqq13O
脳内キャラ表

男←まじかるストロベリィの耕太
ロリ←年上の彼女
ショタ←エアギアの顎


850 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/12/11(火) 22:20:50.99 ID:/gbTMQSy0
ロリってこんなイメージ
http://up2.viploader.net/pic2d/src/viploader2d280433.jpg


851 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 22:22:04.35 ID:XfelY7pR0
ラクガキ、ウpシテモ、イイ?


852 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 22:22:21.10 ID:aDvXgcXxO
男友「ねぇねぇショタさんwww」
ショタ「何だ?」
男友「世界で俺とふたりきりだけになったらどうするっすかwww」
ショタ「舌噛んで死ぬ」
男友「ちょwww」
ショタ「冗談だ。…で、どういう前提なんだ?」
男友「だから世界でwww」
ショタ「だからそれは他の動物や植物はいるのか?それとも全ての生命が死滅しておれとお前だけなのか?」
男友「い、いやそこまでは…」
ショタ「もし核なりなんなりだったらおれら二人だけ残れとかないから、間違いなく全滅だ」
男友(まさかこんな難しく返されるとは!!!)


853 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 22:22:46.13 ID:qTHoqq13O
ロリ「男くんの好みってどんなの?」
男「俺ですか?まずメインは胸(肉)ですね。でもやっぱ牛が一番好きですが」
ロリ「へぇ…牛(みたいな胸)がいいんだ」
男「あ、けど最近は健康指向ですね」
ロリ「ふーん…(活発な女の子が好きなんだ)」
男「新鮮で瑞々しいのを最近口にして目覚めちゃいましたw」
ロリ「……(つまり若々しい女の子を手込めにしたってこと?それで年下にしか…)」







男「あの、ロリさん?」
ロリ「何かしら」
男「なんだか怒ってません?」
ロリ「別に」
男「いや、明らかに」
ロリ「怒ってませんよ」


854 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 22:23:17.76 ID:aDvXgcXxO
>>851
大歓迎


856 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/12/11(火) 22:25:20.33 ID:XfelY7pR0
http://up2.viploader.net/pic2d/src/viploader2d280434.jpg
シアゲテルト、スレガ、ナクナッチャイソウ、ダカラ


857 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 22:25:20.26 ID:+GjX+AfW0
>>853
なんかいろいろと・・・w


858 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/12/11(火) 22:27:44.94 ID:/gbTMQSy0
>>856
いいなぁ。と言うことで次の作品に移る作業に移るんだ。


859 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 22:30:16.68 ID:0h8TZsPX0
>>853
終わりのクロニクル思い出したwwww


861 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 22:38:02.25 ID:aDvXgcXxO
>>856
うめぇ


862 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 22:38:09.46 ID:qTHoqq13O
男「ショタさん、誕生日プレゼントです」
ショタ「お、…マジで?これハバナじゃん!!しかも箱で……いやまじありがとう」
男友「ショタさんw誕生日プレゼントwwwどうぞw」
ショタ「怖いからあとでな」


男「ショタさん、ケーキ自作ですが…」
ショタ「え?マジ?店屋物より旨いよ男くを……」
男友「ショタさん!俺が買ってきたチキンです!!」
ショタ「まずお前が食ってみろ」


男「後片付けしますねー」
ショタ「何から何まで悪いな」
男友「俺も手伝わせてもらいま」
ショタ「お前は座ってろ」



男友「俺、そんなに信用ないみたいですね」
ショタ「……」
男友「普段が普段ですしね……」
ショタ「わかったよ!!で、開けていいんだな?」
男友「はい」

[ブーメランパンツ]

ショタ「ゴルァ!!…逃げやがった。信じた俺が馬鹿だったな」


864 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 22:47:39.63 ID:aDvXgcXxO
なにかこう
なにかネタください


866 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 22:52:27.82 ID:uX63Z2t60
>>658
お前まさか樽商じゃないだろうな


867 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 22:52:44.10 ID:/gbTMQSy0
>>864
つ「ロリの好みのタイプ」


868 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 22:57:14.70 ID:4j1zpI4w0
ショタ「うぅ〜ん…」
男「あ〜あ〜、そんなに強くないのにまた飲んだんですか?ほら、ベッドまで送りますよ」
ロリ(何で私は全然酔えないの…?)
男友「男ォ!!」シュタッ
男「うおっ!お前どこでそんな動きを習得した…?」
男友「んなことはいい!さあ、ショタさんを俺に渡せ!俺が部屋まで送る!」ハァハァ
男「なんか色々と心配なのでこt(プスッ)」ドサッ
男友「吹き矢ってすげえ…おっと、そんなことよりショタs(プスッ)」ドシャッ
ショタ「う〜…」ドサッ グーグー
ロリ「お兄ちゃんって酔っぱらうと手くせが悪くなるんだよなぁ…」


869 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 22:57:23.58 ID:qTHoqq13O
PM9:00
ショタ「男くんおやすみー」
男「おやすみなさい」

ショタ「最近仕事が……ふぁ、……もう寝るか」





ショタ「………」パチ
ショタ「まだ暗いのに起きちまった…今何時だ?」

AM5:00

ショタ「………」
ショタ「俺ももう年だな」


870 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 23:04:23.08 ID:IL9s/NTYO
勝手にショタとロリのイメージ
http://imepita.jp/20071211/828020

昨日からずっとROMってたけど面白いなこのスレ
応援してる


871 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 23:06:50.04 ID:4j1zpI4w0
>>870ショタのイメージが俺と完璧に一致してるんだが


873 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 23:08:34.06 ID:aDvXgcXxO
>>867

男「ロリさん、結局俺が好みだってことですか?」
ロリ「やだもぅそんな今更!」
男「正直、ロリさんくらい可愛いなら俺みたいな平凡な男…年下好きなら、犯罪になりそうだけど友弟とか」
ロリ「友弟くんはおにいちゃん好きらしいし、それにやっぱり犯罪になるし!」
男「まぁ…そうですけどね」
ロリ「それにね、最近わかったの」
男「何がですか?」
ロリ「年下とか好みとか関係なくわたしは男くんが大好き!」
男(これは…まいったなぁ)


874 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 23:10:53.73 ID:qTHoqq13O
ショタ「仕事だりぃ…」カタカタカタ
ショタ「…腹減ったしロリになにか作ってもらうか」
ショタ「よっこら、」

ロリ「男くん痛いっ!!」

ショタ「……」

ロリ「ちょっと!無理やりやると血が…痛っ!!」
男「すみませんが、我慢してくださいって!」

ショタ「…あの馬鹿。丸聞こえだっての///」

ロリ「痛い痛い痛い!!!」
男「もうすぐ出ますから!!」
ロリ「傷口がひろがっちゃう!!」
男「我慢してください!!」

ショタ「……やっと静かになったか」





ショタ「男」
男「はい?」
ショタ「別にするなとは言わんが少しは声抑えろ」
男「…?」
ショタ「だから、さっきのだよ////」
男「トゲを抜いてただけですよ?でっかいの」


875 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 23:16:33.85 ID:1A9PQ+ViO
あぁ、やっともやもやがわかった
ロリ=よしこまちこ先生で変換してる


876 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 23:19:43.56 ID:Qd0hOIMKO
年齢的に
つ『ギックリ腰』


877 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/12/11(火) 23:25:39.95 ID:blJRJ58V0
ショタ「ふう・・・」
男友「お疲れみたいですね。肩でもmギャー!」
ショタ「触れるな近づくなあっち行け」
男友「まーまーそう言わずに」
ショタ「何をする離せ・・・(ん、普通にうまいな)」
男友「どうです。なかなかのもんでしょ?」
ショタ(なんか釈然としないものはあるがこれはなかなか・・・。なんか頭痛も治まったし)
男友「なかなか凝ってますね」
ショタ「こういうのも悪くはないな、ってどこさわっとんのじゃー!」
男友「ぐはっ、不意打ち作戦失敗・・・」

ショタ「やっぱこいつはただのバカだ・・・」


878 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 23:27:02.78 ID:+GjX+AfW0
レスも850超えたことなんで、自分でひとつのストーリーを終わりにしようと思います。(明日になったら多分1000行っていると思うので・・・)

皆さんはどうぞ続けてください。



「男君〜!」
 玄関を思いっきりあけて、飛び込んできた少女――ロリさん――は俺に飛びついた。
「うわ! どうしたんですかロリさん」
 手をついて姿勢を保つ俺。
「えっとね、今日も泊まりにきました! ――って、あれ? やけに部屋が寂しくない?」
 俺の部屋を見渡してロリさんはそう言った。
「今晩言おうと思ったんですけどね。俺、実家に戻ることになったんですよ」
「え?」
 ロリさんの表情が氷ついたのを、俺は見た。こっちまで切なくなってしまいそうになる。
「実は母親が倒れてしまいましてね、それで俺が戻ることになったんですよ」
「そ、そうなんだ……。男君、戻っちゃうんだ……」
 がっくりと肩を落とすロリさん。表情が曇っているのは見ずともわかる。
 とても簡素な部屋が雰囲気をかきたてていた。
「そう暗い顔をしないでくださいよ。またいつか来れる日はありますって」
 ロリさんの様子は変わらなかった。むしろ悪化していた。ヒックヒックと声を上げていた。
「ねえ、男君。私……私、男君の事、好き、だよ?」
「はい、わかってます」
 俺はロリさんの頭をなでた。
 こうすることによって何がどうなるわけでもなかった。だけど、せめて俺がやってあげれることはこれしかないし、他にどうすればいいかわからなかった。


880 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 23:27:55.89 ID:+GjX+AfW0
 ――どれくらいの時間が経過しただろう。
 ロリさんはいつの間にか、スースーと規則正しい寝息を立てながら寝てしまっていた。
「やっぱり子供ですね」
 俺はそう言って、ロリさんを抱きかかえた。
 そして、この話をするついでにロリさんを運んであげることにした。




 ――午前8時。俺はショタさんと一緒に駅のホームにいた。
「しばらく会えないのか?」
 ショタさんはいつもどおりにそう言った。どこか寂しげな様子も無く、いつものショタさんだった。
「そうですね、安定するまでは相当な時間がかかると先生は言っていました」
 俺とショタさんは目を合わせることなく、向こう側のホームを向きながら喋っていた。
「男友は良いのか?」
「ええ、彼には先に言っておきました。『ショタさんとロリさんとお前の3人だけで別れてくれ』と言ってくれました」
 そう言えば、奴ともこれで最後になるかもしれない。
 また来れる時があるかもしれないと言っても、実際のところ来られない可能性もある。
「男友か、案外いい奴なんだな」
 確かにそうだった。最後の最後でいいところ見せやがって。
「ロリさんはどうしたんです?」
 昨日は悲しい思いをさせてしまった。せめて最後に会って、話をしたかった。
「寝てるよ。男君に会わせるために起こそうとも思ったんだがね、逆につらいと思ったんだよ」
「そうですか、それじゃ、よろしく伝えておいてください」
「ああ」
 駅の放送がホームに響き渡った。
 実家へと帰るための特急列車が到着する合図だった。
 そしてその瞬間――


881 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 23:29:42.68 ID:+GjX+AfW0
「お、男君っ!!」
 俺は思わず振り向いた。
 誰かなんて声を聞かなくてもわかっていた。来てくれると、そう思っていた。
「ロリさん……」
 ロリさんは息を切らしていた。顔は真っ赤になっていた。
 必死にここまできてくれたのだと思うと、とても切なくなった。
「本当に行っちゃうんだね」
 特急列車が俺の背中を通った。発生した風はだんだんおさまっていった。
「はい、今まで本当にお世話になりました。本当に楽しい日々を過ごすことが出来ました」
 俺はおそらく初めてであろうお辞儀を2人にした。
 当初では考えられない行動だった。
 そして、後ろで空気音がした。
 お辞儀から直った俺は車内へ乗り込み、ドア付近に立った。
「男君! 最後に、最後に! 私は男君が好きでした!!」
 ああ、何回目だろう。ロリさんから聞いた『好き』は。
 発車ベルが鳴り始めた。
 ロリさんの目には見てわかるほどに涙を溜めている。
 ショタさんは相変わらず普通だった。
 そして、ベルは鳴り止んだ。
「――はい、俺もロリさんのことが、大好きでした」
 俺は自然と笑顔になっていた。
 鏡こそ見ていないが、多分今までで最高の笑顔だったと、自分でわかった。
 そして、ロリさんは驚いたと見えた刹那、大声を出して泣いていた。
 ドアが閉まってしまった。


882 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 23:29:48.69 ID:bw/KBj3GO
追いついた。

つ「珍しく酒で酔ったロリさんが男を襲うが何故かすぐ酔いが治り失神。」


883 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/12/11(火) 23:30:31.83 ID:+GjX+AfW0
 走り出す列車、走り出すロリさん。
 しかし、だんだんロリさんは引き離されていった。
 ロリさんは叫んだ、俺の耳にはっきりと届いていた。
 その言葉を聞いた途端に、俺は我慢をしていた涙が一気に溢れ出した。
 『大好きでした』。意味はそのままだった。俺は、ロリさんのことが好きだった。愛していた。ロリさんにはどういう意味で伝わったかはわからない。
 俺が最初にロリさんとショタさんを見た時、とても驚いた。
 でも、そんな環境にだんだんと慣れていった。
 高校では友達もたくさん出来た。ロリさんとショタさんと、一緒に買い物にも行った。
 いろいろあった思い出、俺の頭の中に一気によみがえった。
 俺は席に座らず、ずっとドアのところで泣きじゃくっていた。
 俺は子供だった、ロリさんも子供だった。
 今だから思う、なんでこの気持ちに気付かなかったのだろう。
 流れる風景を見て思った。
 俺が今度この町に戻ってくる時は、最後にロリさんの言ってくれたことを受け入れようと思う。
 だから待っていてほしい。ロリさん、俺、もっといい男になって来るよ。だから、待っていてほしいんだ――。




 170はあるだろう長身に、スタイルのいい身体。Eカップと称された胸。
 1年後、ロリと名乗るそんな女優が男と言う人との結婚記者会見をしたのだが、それはまた別の話になる。 


駄レスすみませんでした。どこかのブログに載ったらまたニヤニヤしようと思います。



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