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既出ジャンル「真夏に雪女」
- 508 名前:VIPがお送りします。 []
投稿日:2007/08/30(木) 18:46:46.04 ID:aDFhdaIXO
雪女の料理の作り方
雪「さて、そろそろ準備するか」
湯船に水を張り、ありったけの氷を入れる。
バシャアァ!
雪「ふぅ〜。氷水の冷たさが身に染みる。今ならできる!」
フゥゥゥゥゥゥゥ
雪が息を吹き掛けると浴槽いっぱいの水が凍っていきシャーベット状になる
雪「ああ、久しぶりだこの感覚。今なら一瞬で男を氷の彫像にできる、……殺す、か。………ブクブクブクブク(私に出来るのだろうか)」
雪「…たまには温かいもの、だったな。やってやろう!」
ザパァァ!!
雪「鍋は、この家に無い。シチューはまぁ夏だしな。焼き魚、魚を買いに行けたら私はここに居ない。……野菜炒めか」
雪「先は、材料を切る、か」
シュタタタタタッ!
雪「このくらいならいくらでも出来る。次に。フ、フライパンを火にかけあ、油を引く。」
雪「フライパンに火が通ったら肉を入れる」
ぱらぱら
ジュぅゥゥゥッ!
雪「ひぃ!い、ぃやぁ。あっ!油らめぇ、んっ、ふぁっ、あ!熱いのそんなとこ飛んじゃらめなのぉぉ!」ビクビクッビクン!
雪「はぁ、はぁ、つ、次に根菜を入れて…」ぽとぽと
ジュワアァァァァッッッ
雪「ら、らめぇ〜!あ、油やぁ〜、あ!あふん・
- 528 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/30(木) 20:47:31.22 ID:o0WTnoBp0
雪「男さん。ついに暑さを克服しましたよ!!」
男「マジで?」
雪「ほら、こんなに熱いカレーも作れたし、材料も自分で買ってきたんですよ!!」
男「おお、やったな!これで普通の食生活が……」
男「……」
雪「男さん?」
男「え、いやそれはそれで物足りないって言うか」
雪「そんなぁ〜」
- 529 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/30(木) 20:50:04.70 ID:o0WTnoBp0
雪「男さん。ついに暑さを克服しましたよ!!」
男「マジで?」
雪「ほら、こんなに熱いカレーも作れたし、材料も自分で買ってきたんですよ!!」
男「おお、やったな!これで普通の食生活が……」
男「……」
雪「男さん?」
男「え、そんなこと言われても今冬だし」
雪「それじゃあスレ違いになっちゃいますよ男さん。」
- 530 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/30(木) 20:55:27.07 ID:FVGBD/Rx0
雪「男さん。ついに暑さを克服しましたよ!!」
男「マジで?」
雪「ほら、こんなに熱いカレーも作れたし、材料も自分で買ってきたんですよ!!」
男「おお、やったな!これで普通の食生活が……」
男「……」
雪「男さん?」
男「シーフードカレーなんてカレーじゃない!」
雪「え、なんでですか?おいしいのに」
- 533 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/30(木) 21:12:05.17 ID:o0WTnoBp0
あ、>529は熱いカレー作れてたらだめぢゃん……
>528の派生
雪「せっかく都合のいい設定で暑さも平気になったのに、男さんは何が不満なんですか?」
男「雪。お前はわかっていない。
雪女が暑さにあたふたしながらも頑張ってる姿が萌えるんだよ!
そんなんじゃ雪女って設定にまるで意味が無くなるじゃないか!!」
雪「……わかりました。そこまでいうのならわたしにも考えがあります。」
男「突然改まってどうした雪。
キャラを変えてもお前にもうアイデンティティはないぞ?」
雪「雪女は『暑さに弱い』という設定の他にも、もうひとつ設定があるんですよ
お・と・こ・さ・ん?」
男「服を脱ぎながら迫ってくるんじゃない。
お前そんな展開に耐えられるような性格してたか?」
雪「男さんの欲望をい、いってきのこらずし、しぼ……
うわーんやっぱり無理ですごめんなさーい」
男「よしよし、別に雪女っぽくなくてもうちに置いてやるから泣くんじゃない」
- 537 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/30(木) 21:30:28.30 ID:o0WTnoBp0
気温30度突破
ちなみにクーラーはない
男「さすがに暑いな。雪とか着物残して解けてんじゃないか?」
雪「あははは」(TV観てる)
男「雪ー。俺でも暑いのにお前は暑くないのか?」
雪「んー?えんぜん暑くないほ?」(まんじゅう食べながら)
数分経過
男「雪ー。ところで手から冷気を出す雪女っぽいのはまだできるのか?」
雪「んーできるけど、突然どうしたの男さん」
男「ならすまないが、この部屋をちょっと冷やしてくれないか?」
雪「うーん、男さんのお願いならしてあげるけど、
クーラーみたいなものだし体に悪いからやめたほーがいいよ。
わたしでも全然平気だし」
男「なんだこの敗北感」
- 540 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/30(木) 21:46:21.77 ID:o0WTnoBp0
男「雪、風呂が壊れたから銭湯に行くぞ(ウソ)」
雪「はーい」
男「じゃあ40分後にロビーで待ち合わせな。
風呂を上がった暁にはここで売ってるのをなんでも買ってやろう」
雪「ほんと?やったー」
男「ふー疲れがとれる。ふむ、ここはそれなりにいい銭湯だが、記憶の通り水風呂がない。
これなら雪も今頃耐え切れずにロビーに引き返しているはず」
雪「おとこさーん!ごめんね遅くなって。つい気持ちよくってうとうとと……」
男(く、風呂でもだめだったか)
雪「サウナで」ボソッ
男「なにぃぃぃぃぃぃ!?」
雪「さー男さんのおごりだーうれしいなーなににしよー」
- 541 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/30(木) 21:51:39.88 ID:tzlJ1Ugx0
強敵www
- 542 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/30(木) 21:53:14.92 ID:60E6w9Bj0
続きwktkwwwww
俺も頑張って投下
- 544 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/30(木) 21:58:25.01 ID:o0WTnoBp0
男「暑くて眠れん。でも雪は今頃ぐっすりなんだろうな。
しかし、21時に寝て6時に起きるなんてどこの健康優良児だ」
コンコン
雪「男さーん。まだ起きてる?」
男「起きてるが、どうしたこんな時間に。雪も暑くて眠れないのか?」
雪「そんなことないよ。でも男さんが眠れないだろうなあって思って」
ゴソゴソ
男「うわ、入ってくるな。くっつくと余計寝苦しい……む?」
雪「あれ?わたしの体温は雪女のままなの知らなかったっけ?」
男「仕方ない、そんなに一緒に寝たいなら寝てやろう」
雪「わーい」ぎゅー
男「zzz」
雪(もー男さんは変なとこで素直じゃないんだから。でもそこがかわいかったり。
あー寝顔もこんなにかわいいのに)ちゅっ
- 546 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/30(木) 22:03:24.12 ID:o0WTnoBp0
>543
男「とりあえず保守してるの全部消したら?」
雪「男さんそんな言い方はだめだよー。
今までみんなが保守してくれたからわたしたちが生まれたのに」
男「別に俺は昔からいたぞ?
保守がなかったら存在がなかったのはお前だけだったな雪」
雪「そんなぁ〜」
- 547 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/30(木) 22:06:27.32 ID:60E6w9Bj0
雪「起きろ!もう朝だぞ!」
男「……朝から元気いいな…。」
雪「昨日からの雨で、今日は涼しいからな!絶好調だ!」
男「どうりで…。じゃあ、もう一眠り……。」
雪「こらーっ! 寝るな!ほら、起きろ! せっかく涼しいのに、お前が寝てちゃ暇なのだ。」
男「むぅ……。じゃあ、目が覚めるような事でもしてくれ。」
雪「我が儘だな…。たとえばなんだ?」
男「おはようのちゅーとか。」
雪「な…っ! す、するわけないだろ!」
男「……。」
雪「……。」
男「……ぶ。うわははは。なに、硬直してんだ。冗談だよ、じょーだん。」
雪「ま、また馬鹿にしたなっ! このっ、本当に殺すからな!」
男「はいはい。」
男(………そうか。もう、夏も終わりなんだな…。)
- 550 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/30(木) 22:17:21.18 ID:o0WTnoBp0
夏といえば海
雪「わはー」バシャバシャ
男(く、意外に速いッ!山育ちじゃなかったのか!?)バシャバシャバシャバシャ
夏といえば山
男「ふー、ここが雪の生まれ故郷か。そろそろ帰りたい頃なんじゃないか?」
雪「えーそんなことないよ。男さんといるの楽しいし」
男「そうか、別に無理に帰したりしないから安心しろ。
しかし、俺だけ汗だくなのはお約束か」
男「今年の夏は満喫したか雪。楽しかったならまた連れてってやるからな」
雪「ええええー。男さんひどいよ〜そんな露骨に話をシメようとするなんてっ。
夏が終わっちゃったらスレ違いでここにはいられなくなっちゃうよ?」
男「いいんだよそれで。ネタ的にもそろそろ限界だ」
雪「そうだっ!夏が終わったら夏休みが終わっちゃうよ男さん!!」
男「痛いところを突くな雪。仕方ない、もう少し夏でもいいことにするか」
- 551 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/30(木) 22:24:18.29 ID:60E6w9Bj0
男「ただいまー。」
雪「う、うわ! 急に帰ってくるな!ノックくらいしろ!」
男「俺の家なんだから、そんなの関係ないだろ…。ところで、そのでかい氷の塊はなんだ?」
雪「こ、これはだな。その…なんというか、だな…。」
男「もしかして、お前が作ったのか?」
雪「ふ、ふふん。そうだ! これで、お前が私を恐れ敬うように、雪女の力をとくと見せてやろうと思ったのだ!」
男「そうか。……いや、でも、良かったじゃないか。調子戻ったみたいだし。」
雪「ま、まぁな。そんな所だ。」
男「…ま、とりあえず、飯にしようぜ。」
雪「わかった。すぐ支度する。」
男「また流水麺か…。」
雪「冷たくてうまい。文句あるか?」
男「いや、ただ、女なんだからもう少し料理のレパートリーというものをだな…。」
………
……
…
TV「…夏の暑さも峠を越し、これから涼しくなっていきます。今夜は気温も下がり…。」
- 552 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/30(木) 22:24:59.33 ID:o0WTnoBp0
男「と思ったが、やっぱやめた」
雪「ええええー」
男「>1が戻ってきた。俺たちの役目は終わった」
雪「あー>1さんやっほー」
男「ということで寝る。おやすみ」
雪「って男さーん?待ってー明日スレが落ちてたら続きが読めないよー?」
男「大丈夫だ、雪が夜通し保守してくれる」
雪「そんなぁ〜」
- 553 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/30(木) 22:26:11.14 ID:60E6w9Bj0
>>552
気にせずどんどん書いてくれていいんだぜw
俺一人でここまで来たわけじゃないしww
- 554 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/30(木) 22:28:04.99 ID:kKQ7Vpog0
雪「・・・・・・すごいのじゃ、まだ残っておるぞ、男殿」
男「ディスプレイ買って最初にやることはVIPですか、雪さん」
雪「べつにいいじゃろう!気になったんじゃぁぁぁぁっ!」
- 555 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/30(木) 22:29:22.34 ID:foGkYM3iO
右手にエクスカリバーを握って読んでるのは俺だけでいい
- 556 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/30(木) 22:33:47.28 ID:60E6w9Bj0
男「あー、うまかった。ごちそうさん。」
雪「文句いいつつも、しっかりと食べるんだな…。まぁ、残されても困る。」
男「さて、さっさと片づけるか。」
雪「あー、いい、いい。私がやろう。仕事して疲れてるのに無理するな。」
男「んじゃ、お言葉に甘えて。」
ジャー………カチャカチャ…
男「……。」
雪「……。」
男「……俺の覚悟はできてるからな。いつでもいいぞ。」
雪「…あ、なんか言ったか? 水の音で聞こえなかった。」
男「…いや、なんでもない。」
ジャー……
- 559 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/30(木) 22:43:43.24 ID:o0WTnoBp0
>553
雪「ほらほら、>1さんもこうやって言ってくれてるよ?」
男「雪がそんなに遊びたいならもう少し遊んでやらんこともない」
雪「うん。男さんともう少し遊びたいなー」
男「仕方ないな、少しだけだぞ」
雪「わーい」
(あーもうかわいいなぁ。
そういえば男さんみたいな人のことってなんか呼び方があったような。
あ、あれだツンデレ!)
雪「男さんみたいな人のことなんていうか知ってる?」
男「またどうした突然」
雪「あのねぇ、ツンd……」
男「低温で植物の生長可能期間が短いため樹木が生長できない地域(wikipedia参照)とでもいいたいのか?」
雪「え?」
男「いやなんでもない。先読みしすぎただけだ」
雪「いくらわたしでもそんなべたべたなことは言わないってー。
でも男さんがそう言うってことは自覚があるの?」
男「雪、まさかお前俺が本当にツンデレだと思ってないよな?」
雪「え?」
- 560 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/30(木) 22:44:03.57 ID:60E6w9Bj0
男「風呂も入ったし、そろそろ寝るか。」
雪「…そうだな。寝るか。」
男「じゃあ、おやすみ。」
雪「…おやすみ。」
雪「……この着物に袖を通すのも、随分と久しい気がするな。」
雪「………さて、と。」
雪「……おやすみ、男。…永遠に。」
ヒュオオオオオオオ………
- 561 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/30(木) 22:47:02.67 ID:o0WTnoBp0
>559
雪「男さんそれってどういうこと?」
男「wktk」
雪「って>560見てるΣ」
雪「わくわく」
- 563 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/30(木) 23:00:35.11 ID:60E6w9Bj0
ヒュオオオ……オオ………オ……
男「……懐かしいもんだな…。この感覚。」
雪「男!…起きてたのか…?」
男「ずっとな。で、途中で止めて…どうした? もうへばったのか?」
雪「う、うるさい!これからだ!」
男「まだ、霜が張り付いた程度じゃないか。…あの時はこんなもんじゃなかっただろ?」
雪「……。」
男「あの時…、初めて出会った山小屋の中で…俺の命を奪おうとした時の話だ。」
男「なぁ、どうしてあの時、俺を見逃したんだ?」
雪「……それは、お前の…、お前の生への執着を見たからだ。」
男「……。」
雪「あの時のお前は、生きる事に必死だった。必死でもがいて、生きようとしていた!」
雪「なのに、何故だ! 何故、今は、すんなりと死を受け入れようとする! 何が覚悟だ、馬鹿!」
男「……。」
- 570 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/30(木) 23:19:01.13 ID:60E6w9Bj0
男「それは、俺が約束を破って…。」
雪「嘘をつくな! そんなもので、諦められる筈があるか!」
男「……。」
雪「…はぁ……ハァ……。」
男「……お前が居なくなるのが嫌だったんだ。」
雪「……。」
男「涼しくなって、お前がもうここにいる理由が無くなれば…、いつか居なくなるだろ。
だから、そうなる前に…、お前の手にかかって死ぬのならば…、そう思ったんだ。」
雪「馬鹿だ!お前は、ほんとに…っ。どこまで大馬鹿なんだっ!」
男「……。」
雪「居なくなる訳が…ひくっ…。まだ、お前を殺してないから…っ。…ぐすっ…。」
男「……そうか。」
雪「…ぐす……うわあああああん…。」
男「……雪女の癖に…、お前はこうも暖かいんだな…。」
- 574 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/30(木) 23:29:42.51 ID:60E6w9Bj0
男の子「おとーさん!おとーさん!大変だよ!」
???「どうした、そんなに雪まみれで…。ははぁ、さては、またスキーで転んだんだろ。」
男の子「ちがうよ!ぼくね、雪女に会ったんだよ!」
???「へぇ、そりゃ驚いた。」
男の子「…なんだ、全然驚いてないね、おとうさん。」
???「そりゃなぁ…。ところで、雪女はこのこと誰にも喋っちゃダメだって、言ってなかったか?」
男の子「………あ!」
バタン
???「こらーっ! 誰にもいっちゃダメっていったでしょお! やくそく破っちゃ、めっですよお!」
- 575 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/30(木) 23:32:05.11 ID:o0WTnoBp0
>559
男「俺がツンデレっぽい発言をした後に雪の顔がにやけるのが面白くてつい、な」
雪「えー。そ、それじゃあまさか……」
男「そう、デレっぽい発言は全て俺の策略だ。
そういえば勝手にキスまでしてくれたな雪。
これが男女逆なら雪は遥か彼方まで殴り飛ばされていたところだったな」
雪「うー、男さんは絶対ツンデレだと思ってはぁはぁしてたのにー」
男「許せ。それに雪女のお前より俺のほうが暑さに弱いという設定に理不尽を感じていたというのもある」
雪「ひどいよー男さん。そんなこと言うならもう一緒に寝てあげない!!」
男「そうか。じゃあおやすみ」
雪「おやすみっ!!」
雪「……ってあれ?」
コンコン
男「どうした雪。一緒に寝ないんじゃなかったのか?」
雪「やっぱり一緒に寝る」
男「無理しなくていいぞ?」
雪「男さんと一緒に寝るのー。もう変なことしないからー」
男「はいはい、ほらこっち」
雪「わーい」
雪(うう、キスとかはぁはぁとか華麗にするーされた……まあいっか男さん最後はやさしーし)
- 577 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/30(木) 23:40:20.83 ID:60E6w9Bj0
男の子「うわわ…、お、おとーさん。どうしよ!?」
男「やあ、よく来たね。ま、座んなさい。」
雪女(小)「ちょ、調子が狂う人間です…。怖くないのですか?」
男「ぜんぜん。怖くないね。いや、怒ると怖いか。うちのカミさんみたいに、角生えてさ。」
雪「余所の子の前で、何言ってるんだ!お前は!」
男「痛たたた。殴るなって…。」
雪女(小)「こ、この人間達…おかしいです…。とっとと逃げるです!」
雪「ああ、待って待って。」
雪女(小)「な、なんですか…。」
雪「約束守らない男は、とことん懲らしめてやんなさい。一生涯かけても、懲らしめるのよ。いい?」
雪女(小)「……え。」
男の子「……え。」
男「おお、怖。」
- 579 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/30(木) 23:48:14.86 ID:60E6w9Bj0
男の子「また来るって、言ってたね、あの雪女。」
男「結構可愛かったじゃないか。良かったなー、モテて。」
男の子「そそ、そりゃ…可愛かったけど。」
男「おお、いっちょ前に照れてやんの。母さんの若い頃を思い出すなぁ…。」
雪「…それ以上言ったら、どうなるか…。わかってるんだろうな!」
男「うわ、母さんが怒った。逃げるぞ!」
男の子「わーい!」
雪「こら待て! 男っ! 絶対殺してやるっ!」
真夏に雪女 −了−
- 580 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/30(木) 23:50:02.08 ID:feSl1hsG0
>>579
乙
なかなか面白かったー
- 581 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/30(木) 23:50:57.32 ID:60E6w9Bj0
>>500のエンドが良すぎて、さてどうしたものかと悩みに悩んだ末がこれでした
新たな雪女と少年が出会ったというところで、筆を置かせて頂きます
3日間、ご静聴ありがとうございました
この後は、スレをどうぞ好きに使ってくれなんだぜ!
- 582 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/30(木) 23:51:43.08 ID:QfWkIniUO
先生、連載お疲れ様です!
- 583 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/30(木) 23:54:09.56 ID:JRIinHUf0
いやぁ、初期からずーっと張り付いてた甲斐があったぜ。
楽しませてもらったっす。乙でした!
- 584 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/30(木) 23:55:34.61 ID:IDhtKCDMO
混乱してんだが男と雪女の子供が少年ってことでおk?
- 585 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/30(木) 23:56:48.94 ID:foGkYM3iO
面白かったー
乙乙
- 586 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/30(木) 23:57:32.91 ID:pD/2BMjZ0
面白かった!ありがとう!
- 587 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/30(木) 23:59:15.72 ID:dxWX+xobO
乙です
良スレだったGJ
- 588 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/30(木) 23:59:47.54 ID:60E6w9Bj0
>>580,>>582-583
d。
>>584
それでおk。時が吹っ飛んだ所からエピローグだと思ってくれ
雪女伝説は諸説あるが、子を成したパターンが好きなのでそれに準じた
あの話のラストは、雪女が居なくなってしまうパターンなので、そこは路線変更したけど
- 589 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/31(金) 00:03:02.15 ID:FjPXyK+9O
>>588
なるほど
面白かったです!乙!
- 590 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/31(金) 00:03:48.64 ID:KtdJ1YApO
>>588
乙、そしてGJ
良いスレだった
- 593 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/31(金) 00:08:35.08 ID:TPypxk1c0
>>585-587,>>589-590
お疲れさまでした
超絶飽きっぽい人間の俺が、ここまで書けたのも保守人と、他の書き手
あと、>>16の的確なツッコミとか、他のネタふりしてくれた人のおかげです
以後、ROMに戻るので
それでは、また
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