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新ジャンル「常連客」
367 名前:VIPがお送りします。あと815,037秒 [] 投稿日:2008/02/01(金) 19:45:15.70 ID:rrCNBBc4O
投下〜投下〜



ガラララララ
今日もまた店のくぐる一人の女。

女 「こんばんわ」
店主 「・・・・・・いらっしゃい・・・・・いつもので?」
女 「ええ」
半ば儀式化したいつものやり取り。いつもの様に用意する店主。
店主「・・・・・お客さん」女 「え?何?」
いつもとは違って今日は店主から女に声をかけたのだ。珍しい事に女もきょとんとした顔を見せる。
コトッ
そして料理を置きながらの一言
店主 「・・・・明けましておめでとうございます・・・・」
女 「え?ああ、そうね。おめでとう」
そう言って微笑み返す女。そう。あれから季節は一回り。また肌寒い1月がやって来た。
料理に目を向けてみれば『いつもの』煮込み・煮物の二種盛り。それにくっついて、少し遅れた正月料理。豆に鰤の照り焼き、伊達巻。それだけでも豪華だというのに今日は簡単なお造りが添えられていた。
女 「え!?ちょっと、お兄さん!?」
さすがに女もこれには狼狽えた。いくら常連で彼の『気紛れ』でも、今回はサービスの域を超えている。
店主 「・・・・・いいんですよ・・・・・今日は・・・記念日ですから・・・」
女 「え?記念日?」
記念日とは何だろう。特に今日は歴史的なめでたい日でも何でもないというのに。


368 名前:VIPがお送りします。あと815,037秒 [age] 投稿日:2008/02/01(金) 19:45:42.40 ID:BXK89GetO
男「このスレも活気付いてきたな」


369 名前:VIPがお送りします。あと814,796秒 [] 投稿日:2008/02/01(金) 19:46:06.27 ID:rrCNBBc4O
店主 「・・・・お客さん・・・・今日で・・一周年ですよ・・・・」
女 「一周年って・・・・もしかして私が来て・・・?」
それに微笑みながらゆっくりと首を縦に振る店主。
女 「でもこんなに・・・・・さすがに悪いわ・・・」
店主 「・・・・・・いいんですよ・・・・気紛れですから・・・」
いつものセリフを吐き、笑顔を見せる店主の様子に、とうとう女は胸が締め付けられるような思いがした。
女も決して悪い容姿では無い。むしろ美人の部類に入るだろう。だがクールな性格の彼女は今まで一度も誰かと恋仲になったことはないし、同時に心を満たされるような男に出逢うことも無かった。
それがどうだろう。今目の前で静かに佇んでいる店主は自分に安らぎを与えてくれる。彼の気遣いのおかげで涙が出そうになるのをぐっと堪え、僅かながら震えた声で疑問を口にした。
女 「・・よ、よく覚えてたのね。日にちまで」
店主 「その日だけは・・・・自分でも忘れられないんですよ」
女 「え?」
店主 「・・・・・・1月・・・13・・・私の誕生日なんです・・・・」
ちょうど誕生日。おかげで店主の頭に女の記憶が残っていたのだ。
女 「ふふふ。誕生日ね」
いきなり小さく笑い出す女。
女 「それならお兄さんの記念日でもあるじゃないの」
そう言って僅かに身を乗りだし、
女 「ねぇ、せっかくだから一緒に飲みましょうよ」
共に酒を飲めと切り出した。
店主 「・・・・・そういう訳にも・・・」
渋る店主ではあったが、内心嫌そうでも無かった。しかしあくまで彼は店側の人間なのだ。
女 「いいじゃない。もう少しで閉店の時間じゃないかしら?」
時計を見てみれば、確かに閉店も近い。一人で切り盛りしてる分、閉店時間も早い。女からしてみれば、暖簾畳んで相手しなさいということだろう。


370 名前:VIPがお送りします。あと814,796秒 [] 投稿日:2008/02/01(金) 19:46:38.86 ID:rrCNBBc4O
店主 「・・・・・・・」
そんな彼女の意図に気付いたのか
店主 「・・・・分かりました・・・・今畳んできますよ」
折れた。
手早く暖簾を畳み、奥に戻してきて彼女の隣に座る。勿論、女が文句など言うはずがない。店主の手には、日本酒とグラスがあった。
女 「あら、渋った割りには用意が良いじゃない。もしかして期待してたとか?」
上機嫌の女の言葉に
店主 「・・・・・・・どうでしょうね」
肩をすくめてはぐらかした。
そんな店主の様子に顔を膨らますものの、すぐに笑顔に戻り、
女 「まぁ、いいわ。お兄さんも用意しなさいよ」
店主のグラスに酒を注いでやる。これでは立場が逆だ。
店主 「・・・・・すいません」
それに気が付いたのか苦笑いしながら平謝り。
二人の酒が用意出来たところで、
女 「お兄さんいくつになるの?」
店主 「・・・・・・28です」
女 「あら、私と同じじゃない。知らなかったわ」
驚いた様子を見せた後、
女 「お誕生日おめでとう・・・・それじゃ、乾杯」
カチーン

女の笑顔に、店主は珍しく顔を赤に染めていた。
女 「もしかして、照れてるの?」
店主 「・・・・・・・どうでしょうかね・・・・」


まだまだ寒い冬の夜。しかしこの店は、今日も暖かかった。


372 名前:VIPがお送りします。あと813,502秒 [] 投稿日:2008/02/01(金) 20:05:14.69 ID:4qtj+wvL0
>>367-370
いいな。
なぜか雪国で変換された。


373 名前:VIPがお送りします。あと813,273秒 [] 投稿日:2008/02/01(金) 20:10:46.51 ID:UQGiBminO
ちょっと荒っぽい居酒屋店主

女「店主さんって休みの日何してるの?
  ってか、休み有るの?」
店主「一応、第一第三水曜定休日なんだが…」
女「アレ?でもこないだ開いてたよね?」

下っ端「やる事なくて暇だからっつって店開けてんスよw
    休みのはずの俺まで引っ張って…」
店主「ちゃんと給料払ってんだからいいだろうが!」
下っ端「それに、たまに休んだと思ったら新メニュー作ってたりして…店長暇人っスねwww」
店主「今月の給料明細楽しみにしとけ…」

女「ふ〜ん…暇なんだ…」
下っ端(お…)
女「じ、じゃあさ、今度…その…///」
店主「ん?」
下っ端(おぉ!)
女「し…新メニューできたら教えてよ」
下っ端(なんじゃそら!!)
店主「おう!期待しといてくれ!いの一番に食わせてやるよ!」
女「ん…楽しみにしてる///(誘えなかった…)」



下っ端(やれやれ、もうちょっとかかりそうっスねぇ〜…)


374 名前:VIPがお送りします。あと812,885秒 [] 投稿日:2008/02/01(金) 20:15:05.00 ID:rrCNBBc4O
もう無理だ!明日の試験のためには今日は打ち止めだ!

読者サンクス。こんなに一気に話書いたのはトレーズ様以来だぜ。


375 名前:VIPがお送りします。あと812,937秒 [] 投稿日:2008/02/01(金) 20:20:16.15 ID:UJ/XXciRO
男「昨日はあの人来なかったな…」
ガラ
女「あ…いつもn…いや,カルボナーラ」
男「…はい,カルボナーラですね」

女「モグモグ…あの,最近よく見掛ける常連さんって…」
男「え,あ〜常さんですね?僕としては常連さんが増えて嬉しいですよ」
女「あ,いや,そうじゃなくて店長さんとはどんな関係なのかなって…」
男「え?常連さんですよ?」
女「いや,だからその,付き合ってたりとか…」
男「えぇ!?そ,そういう関係ではないですよ」
女「え,だって名前で…」
男「そう言うように言われただけですよ」
女「…あの,おかわりに,いつもの下さい!」
男「あ,はい!喜んで〜」


387 名前:VIPがお送りします。あと805,859秒 [] 投稿日:2008/02/01(金) 22:10:50.54 ID:4qtj+wvL0
寒空でぼーっとしてたら
男=店員 女=内気な常連客 という構図が思い浮かんだ。

ガラガラ
男「いらっしゃい。」
女「あ……どうも。」
男「今日もいつものかい?」
女「いえ……はい。」
男「あいよ。」

男「お待たせ。」
女「あ……ありがとうございます。」

もぐもぐ
女(いつものことなんだけど、二人きりは気まずい……)
男「おいしいかい?」
女「!? あ、はい。おいしい……です。」
男「そうかい。作り画意があるってもんだ。
  いやあ、お客さんくらいだよ、うちに来てお酒飲まないのは。」

女(うう……緊張して味もわからないよ……)


あれ?


388 名前:VIPがお送りします。あと806,184秒 [] 投稿日:2008/02/01(金) 22:11:03.10 ID:Tq3zmDyO0
男「マスター、いつもの」
マ「かしこまりました」

マ「お待たせしました。当店オリジナルカクテル『保守』でございます」


394 名前:VIPがお送りします。あと803,949秒 [] 投稿日:2008/02/01(金) 22:48:49.25 ID:Tq3zmDyO0
男「マスター、保守追加だ……」
マ「飲みすぎだよ、今日はその辺にしておかないと」
男「マスターの口調が違う時って、本気で心配してる時なんだよね。知ってるんだ俺……」
マ「あぁ、もう。グラスも持ててないじゃないか」
男「書き手が来るんだよ……だから、もう一杯保守を……」
マ「……薄めに作ったの一杯だけだよ」


395 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/01(金) 22:56:19.41 ID:4qtj+wvL0
しばらくwktkしながら待たせてもらうんだぜ保守。


397 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/01(金) 23:08:10.75 ID:Tq3zmDyO0
男「……保守、保守」
マ「それは私がやっておくから。君はもう休んだほうがいいよ」
男「マスター……書き手は……書き手は来るよな? 俺の保守、無駄じゃないよな?」
マ「保守してる君が信じなくてどうするんだい?」
男「励ましてくれる時は結構辛口なんだよね、マスターは」
マ「なんだ、まだ元気そうじゃないか」
男「もうちょっと待ってみるさ。ということでもう一杯」
マ「続けて飲みすぎだよ。ノンアルコールカクテルで我慢するんだ」


399 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/02/01(金) 23:20:44.54 ID:gusD6MO+0
女「よ、やってるかい」
男「あぁ女さん、今日は早いですね」
女「ちょっと仕事が楽だったんでね。いつものたのむよ」

保守を。


401 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/01(金) 23:29:12.07 ID:04N0ixnx0
何故か携帯から書き込めない・・・?

女「こんばんは〜」
下っ端「お、女さんいらっしゃ〜ぃ」
女「あれ?店主さんは?」
下っ端「あぁ、店長今みりん切れたんで買い出しにいってるっス」
女「あ…そうなんだ…」

下っ端「…残念そうっスね」
女「あ、いや、別にそんな…///」
下っ端「照れなくてもいいじゃないっスかww俺はもう気付いてるんスからww」
女「!?」

女「えっと…あの…もしかして…店主さんも…?」
下っ端「まさかwあの鈍感バカ店長が気付くわけないじゃないっスかww」
女「そ、そっか(ホッとしたような…残念なような…)」
下っ端「あの鈍感を振り向かせようと思うならもっと積極的にならなきゃ!」
女「でも…きっかけが…さ…」
下っ端(……)

下っ端「あ〜…そういえば…」
女「え?」
下っ端「再来週店長誕生日っつってたっけなぁ〜」
女「!?」
下っ端「あと、最近寒くて買い出しが辛いとかもいってたなぁ〜」

女「…下っ端君…ありがと」
下っ端「何言ってんスか?ただの独り言っスよww」
女「フフッ…」


404 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/01(金) 23:31:50.65 ID:zsPdsgtF0
男「らっしゃーい」
女「よー。いいの入った?」
男「もちろんよ、常連さん用に多めにとっといたぜ!」
女「常連ってそんなに多いの?」
男「え、あんただけだよ?」
女「太れっての?」
男「はははははは」
女「はい、笑って誤魔化さない。で、今日は何よ?」


保守というよりかいてみたかったんだぜ


405 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/02/01(金) 23:32:03.22 ID:gusD6MO+0
>>401
下っ端に萌えてしまったwww不覚www


406 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/01(金) 23:34:31.90 ID:4qtj+wvL0
>>401
下っ端www
男のひどい言われように不覚にも吹いてしまったw


407 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/01(金) 23:42:04.35 ID:4qtj+wvL0
男「いらっしゃい。」
女「……こんばんは。」
男「いつものだね。ちょっと待ってな。」
女「あ……あの!」
男「ん? 今日は別のにするかい?」
女「いえ、その……お酒、ください。」
男「あ、ああ……珍しいね。」
女「今日はそんな気分……なんです。」


女「店員さん、お酒おかわり〜。」
男「お客さん、そんなキャラだったっけ?」
女「いいからはやく〜、ほらほら店員さんも飲も〜。」
男「……しかたない人だ、付き合うよ。」


女「す〜す〜……」
男「眠っちまったか……まさかお酒飲むと性格が変わる人だったとは。
  まあ、新しい一面が見られてよかったかもしれないなあ。」
女「す〜す〜……店員さん……もっと……」
男「夢でもまだ飲んでるのか……風邪引くといけないし、毛布をかけてあげるか。」


こんな設定も思い浮かんだんだぜ。
まあなんだ、ちとやり過ぎた。


408 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/01(金) 23:43:42.09 ID:04N0ixnx0
さぁ・・・今から仕事だ・・・
終わるまで残っていれば続きも書きたいと思いまする

駄文だけど、読んでくれてる人いて・・・嬉しいな・・・・


409 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/01(金) 23:49:38.21 ID:Tq3zmDyO0
>>407
そして次の日何も覚えてなくてからかわれると


412 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/01(金) 23:59:35.76 ID:4qtj+wvL0
>>409
ちょっと肉付けしてみるぜ。

ちゅんちゅん

女「う? 朝……?」
男「おはよう、目が覚めたかい。」
女「!? 店員……さん、どうして……?」
男「ああ。夕べは酒を飲んで寝ちまったからねえ。
  叩き起こすのもかわいそうだし、そのまま寝かせておいたんだよ。」
女「……ごめんなさい。」
男「気にすることはないさ。こっちこそ、ありがとうと言わせてもらうよ。」
女「……え?」
男「いやあ、お客さん、酒飲むと性格が変わるんだねえ。知らなかったよ。」
女「あqwせftgb!? いたたた……」
男「二日酔いかい。今味噌汁温めるから待ってな。」
女(あ……う、なんてことを……恥ずかしい……)


413 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/02(土) 00:08:54.77 ID:oNvM+s4Z0
>>412
良い
お客さんじゃなくて女さんの方が常連感が強くなる気がするのは俺だけかな


417 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/02(土) 00:31:07.72 ID:HmmpBySJ0
男「はい、味噌汁。」
女「あ、ありがとう……」
男「まあ、あれだけ飲めば潰れてもしかたない……か。」
女「……ご迷惑をおかけしました。」
男「いいって。こういう商売をやってるとそういう人もいるんでね。」
女「あう……」
ずずー

男「二日酔いにはシジミの味噌汁がいちばんだ。なんでも肝機能を高めてくれるんだと。
  あとは……熱いシャワーを浴びるのも効果的らしいが、浴びるかい?」
女「!? ごほっごほっ……」
男「おっと、大丈夫かい?」
女「は、はい……」


419 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/02(土) 00:47:31.17 ID:oNvM+s4Z0
男「いらっしゃい。今日も遅かったですね」

女「仕事がちょっと多くて疲れました」

男「お疲れ様です。あんまり頑張り過ぎて体調崩さないようにね」

女「私はちょっとくらい頑張らないとついて行けないから、あはは」

男「そうやって強がる所はちょっと心配ですよ。はい、おまたせ」

女「ありがとうございます。美味しそう……これだけが楽しみで今日残業してたんですよ」

男「……最近ずっと帰り遅いじゃないですか。本当に無理はしないようにしてくださいね」

女「ここによれば元気出ますから多少の無理はきくんですよ。だから大丈夫です!」

男「なんだか複雑です」


420 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/02(土) 00:48:48.99 ID:oNvM+s4Z0
「いつもの」もいいけど、何も言わなくてもいつものが出てくるのも良いと思うんだ


422 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/02(土) 00:51:54.84 ID:HmmpBySJ0
>>420
なるほど……ツーとカーの間柄か、親密でいいな。
wktkさせてもらうんだぜ。


424 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/02(土) 01:03:32.26 ID:oNvM+s4Z0
男「いらっしゃい。今日は早かったですね」

女「えへへ、やっと仕事の山越えたんですよ」

男「だから嬉しそうなんですね。はい、お待たせ」

女「ありがとう……ん? 冷酒が付いてるけど……?」

男「珍しい焼酎が手に入ったんで。私からお祝いの代わりです」

女「なんか気を使わせちゃいましたね」

男「まぁまぁ。飲んでみてください」

女「頂きます。――ストレートなのに飲みやすいですね」

男「それ、『魔王』って名前なんですよ」

女「へぇ〜。とてもそんな名前のお酒とは思えないな」

男「気に入ってもらえたら今度から出しましょうか」

女「あんまり手に入らないんでしょ?」

男「だから女さん用に、ということで」


427 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/02(土) 01:11:57.08 ID:HmmpBySJ0
ガラガラ
男「いらっしゃい。」
女「ど、どうも。こんばんは……」

女「あ、あの……この間は、すみませんでした……」
男「気にするない。人生長けりゃあんな日もあるもんさ。」
女「で、でも……」
男「いいよ。また飲みたくなったらいつでも付き合うぜ。
  と、いつものだね?」
女「あ……はい。」

女(店員さん……いい人、だな……)


428 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/02/02(土) 01:12:56.98 ID:CWzgB9mt0
>>424
ちょっwww 鹿児島県人でも手に入らないものじゃないかwww


429 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/02/02(土) 01:15:53.82 ID:avbLTHLj0
>>413
名前呼びのほうが親しいからだろうね。そして妄想

女「こんばんは」
男「お、もう女さんが来る時間だったか。いけないな、ついつい話し込んじゃって。
  ご注文はいつもので?」
女「……お願いします」
男「はい。いつもより少し時間かかるよ。……すまないね」
客「もしかして常連さんで?」
男「ええ。女さんが来たら店じまいの準備を始めることにしているんですよ」
客「ほほう。そりゃもしかしてこれですかい?」(小指立てる)
男「からかわないでくださいよお客さんw」
客「ああ、でもたしかにもういい時間だ。それが終わったら会計お願いできるかい」
男「はい分かりました」
 
 


430 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/02/02(土) 01:16:06.52 ID:avbLTHLj0
客「初めて入ったが気に入ったよ。また来ることにするわ」
男「ありがとうございます」
客「今度はもう少し早めにしとくかね。お邪魔になんないように」
男「お客さん、だからt……ってもう出て行かれたか」
女「……」
男「……」
女「……にぎやかな人でしたね。いいな。楽しそう」
男「そうだね。話題が豊富な人で面白かったよ」
女「私もっと色んな話できたらなあ」
男「?」
女「ほら、私そんなに話上手じゃないですし、男さんも楽しくないかなって……」
男「そんなことないな」
女「え?」
男「女さんが居るとなんとなく気分が華やぐしね。僕は今のほうがいいなあ」
女「……褒めても、何も出せません」
男「ははは。女さんはお客さんだからしなくてかまわないよ。
  むしろお客さんに出されたら僕は店を畳まなきゃ」
女「それは嫌っ」
男「……大丈夫。女さんが閉めろというまでは開けておきますよ」

女(り、リップサービス、これは多分リップサービスなのよ女!落ち着け私!)


431 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/02(土) 01:19:58.61 ID:HmmpBySJ0
>>424
魔王……ごくり。
ちょっと焼酎買ってくるわ。

>>429-430
客がいい引き立て役になってて、いいんだぜ。


432 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/02(土) 01:20:48.91 ID:oNvM+s4Z0
男「――どうしました? 作ってるところじっと見て。もうすぐですよ」

女「もー、私はそんなに食いしん坊じゃないですよ。ちょっと参考に、と思って」

男「参考?」

女「はい、家でも作ってみようかと思って」

男「あ、じゃあ見せられませんよ」

女「え〜」

男「女さんすぐ作れそうだから、ここに来なくなりそうじゃないですか」

女「ふふ、冗談です。ちょっと興味があっただけですよ。ここがある限り来ますから」

男「それを聞いて安心しました。はい、お待たせ」

女「まったく同じの作れても、自分が作ったのと男さんが作ったのじゃ違いますよ、やっぱり」


433 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/02(土) 01:22:13.26 ID:oNvM+s4Z0
>>428
実は近所に普通に売ってるw

>>431
美味いけど高いぞw


438 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/02(土) 01:35:03.47 ID:HmmpBySJ0
>>433
そうか……清酒で我慢するわ。

女「……」
もぐもぐ

「今晩の○○地方の天気は大雨。そりゃあもうバケツをひっくり返したような大雨です。
 ですがそれも一時的で、日付が変わる頃には小降りになっているでしょう。」
男「ほー……って、これだけ音がひどけりゃあわかってるんだけどな。」
女「……」
ずずー

女「ごちそうさまでした。」
男「お客さん、今出て行ったらずぶ濡れになるぜ? ちょっと雨宿りしていきなよ。」
女「あ、はい……」
男「しかしここに来る頃はまだ弱かったよなあ。」
女「はい……」
男「まあ一時的だって言ってるし、通り雨なんだろうさ。」

女(それまで二人きり……ど、どうしよう。)


440 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/02(土) 01:40:30.78 ID:049J5D2dO
深夜に何というラブラブ連作祭り
静かに悶えるって苦しいわ…
そして支援しえーん
>>370 http://imepita.jp/20080202/043360
おにゃのこ変えてみた

>>435 おつー!
期待以上の供給品に病院のベッドでのたうったwww
書き手さん達みんな乙なんだぜ!!


441 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/02(土) 01:51:21.61 ID:HmmpBySJ0
>>440
お前さんの絵は発想を掻き立てられる感じがして好きなんだぜ。GJ!



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