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地味子「……」
- 372 名前:VIPがお送りします [sage]
投稿日:2011/06/05(日) 19:57:42.69 ID:irps99VXO
地味子(えええええ
わわわ、わ、私、何か悪いことしたかな?
こ、こここ、ここは先手必勝で先に謝っておいた方が)
女友「……これから何か用事あったりする?」
地味子「い、いえ、別に……」
女友「じゃあ、ちょっとコーヒーでも飲みに行かない?
いくつか話したいことがあるんだけど」
地味子「は……はい……」
女友「……取って食おうってんじゃないんだから、普通にしなよ。
少しお喋りしたいだけだから」ぽんぽん
地味子「は、……う、うん」
- 375 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/06/05(日) 20:04:14.87 ID:pN3JJwcX0
取って食われそうだな
- 376 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/06/05(日) 20:07:14.73 ID:urAtoVJw0
まさか百合ですか?
- 379 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 20:08:15.74 ID:irps99VXO
チリンチリーン、
「いらっしゃいませー
お好きなお席へどうぞ」
女友「ここ、いい店なんだよね」
地味子「……あの、……そうだよね」
女友「へー、知ってるんだ」
地味子「最近、来るようになったばっかりだけど……」
女友「今日さ、CD持ってる?」
地味子「え?」
女友「CD。何でもいいから」
地味子「えと……一応、何枚かは……」
女友「ちょっと見せて」
地味子「あ、はい……」ごそごそ
女友「……Vaselines、EUGENIUS、BMX Bandits、ねぇ」
地味子「……女友さんも音楽好きなの?」
女友「私はそんなに」
地味子「そ、そっか……」
女友「でも、男は音楽好きだよ。男友もだけど」
地味子「……え?」
- 380 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/06/05(日) 20:08:49.01 ID:zf05IaIj0
女友怖いよー
- 381 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 20:15:21.65 ID:irps99VXO
女友「話しかけりゃいいじゃん、男に。
音楽の話」
地味子「……」
女友「映画とか小説とか、何でもいいけどさ。
あんた、多分ばっちり趣味合うと思うよ、男と」
地味子「……いや、でも、あの……」
女友「ひょっとして、気後れしてんの?
女がいるから?」
地味子「……」
女友「別に好きなようにすればいいと思うけどさ。
一つ言っとくと、あんたそれ、かっこ悪いよ」
地味子「……っ」
女友「聴いてる音楽も、読んでる本も、観てる映画もかっこいいのに、
あんたがかっこ悪いまんまでどうすんの?」
- 382 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/06/05(日) 20:16:00.09 ID:4ICBaZ2p0
女友かっけぇ
- 383 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 20:16:20.60 ID:zXGfQXRS0
女友うぜえwwwwwwwww
- 384 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 20:19:00.86 ID:VE02mybq0
女友×地味子√かと思ったのに
- 385 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/06/05(日) 20:19:27.15 ID:lv+3fat40
これはいいお節介
- 386 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/06/05(日) 20:20:17.03 ID:7/0CFcQM0
>>382
>>383
意見が綺麗に分かれたな
- 387 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 20:20:24.71 ID:zf05IaIj0
女友は男と地味子の気持ちに気付いてるわけか
- 388 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 20:21:33.77 ID:irps99VXO
地味子「そ、そんなこと……言われなくても、わかってる……」
女友「そう?
じゃあ、自分の代わりに女がどんどん変わっていって、
男好みな感じになっていって、二人で上手く行くのを手伝って、
それで自分が満足した気になってるってのも当然わかってるんだよね?」
地味子「……」
女友「気に入らないのは、あんたが勝手に女を自分に置き換えてるところ。
だってそれって、すごい失礼じゃん。
友達なんでしょ? あんたら。じゃあそう言うのはまずいでしょ」
- 389 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/06/05(日) 20:22:28.41 ID:cTHeoHKS0
敵かと思ったら見方だったでござる
- 390 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/06/05(日) 20:24:17.58 ID:zf05IaIj0
女友は男が好きなのか?
- 393 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/06/05(日) 20:27:14.34 ID:nS4pJy5U0
女友は女を狙ってると思っていたのに
- 394 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 20:27:14.75 ID:irps99VXO
地味子「……」ぐっ
女友「……とまぁ、キツいこと言ってごめんね。
ここのケーキおごるからさ、許してやってよ」
地味子「……え?」
女友「ほんとはこんなこと言う気はなかったんだけどさぁ、
何というか……見てらんなくてね。
女に自分がいいと思ったCD貸したりしてるんでしょ?」
地味子「う、うん……」
女友「で、女はそれを返すときに、すっごい嬉しそうなわけだ。
いい音楽みつけたー、男に自慢できるーって」
地味子「……」
女友「なのに、貸した側のあんたがそんなつらそうな顔しててどうすんのよ」
- 395 名前: 忍法帖【Lv=2,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 20:28:24.76 ID:KzsMGTKJ0
女友は地味子が好きで応援したいんだよ
- 397 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/06/05(日) 20:30:19.45 ID:pN3JJwcX0
地味子も女もどっちも好きなんだろう
- 398 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 20:31:01.80 ID:zXGfQXRS0
うぜえなんて言ってごめんね?チュ…
- 399 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 20:32:37.53 ID:irps99VXO
地味子「え……そんな顔、してた……?」
女友「他にも、教室で女か男がノロケてるとかとかね。
世の終わりみたいな顔してるよ」
地味子「そ、そんなに……」
女友「まぁ、あんたなりに気を使って、
それもバレないようにしてるのはわかるけどね」
地味子「うぅ……」
女友「あ、チョコとショート、どっちがいい?」
- 400 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 20:33:55.33 ID:VE02mybq0
でもやっぱり男と女がくっついちゃって
女友「残念だったね…あたしが慰めてあげる…」
地味子「あ、お、女友さ…んっ」
みたいな
- 402 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/06/05(日) 20:38:19.98 ID:OHee04CU0
地味子は男と上手くいってほしいな
- 403 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 20:42:23.83 ID:irps99VXO
地味子「お、美味しい……」
女友「でしょ? コーヒーと合うんだわこれが。
ショートケーキだったら、こうやってちょっと生クリームを溶かしてみたりしてね」
地味子「うわぁ」
女友「今度試してみなよ」ずずっ
地味子「うん。
……でも、女友さんがやったらすごくお洒落で可愛くてかっこよくても、
私がやったらただ行儀が悪いだけみたいにならないかな……」
女友「前半はともかく、後半は取り消しなよ。
そんなのは気にしなくていいの。わかった?」
地味子「う、うん」
- 405 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 20:52:10.29 ID:irps99VXO
女友「で、あんたやっぱり男のこと好きなの?」
地味子「けほっ、けほけほっ!」
女友「わかりやすいなー」
地味子「けほんっ……そ、そんなことは……」
女友「別に今すぐアタックしろって言ってるわけじゃないのよ。
ただ、誰かを好きになるって無条件にいいことなんだよね。
その時が、自分を変えたりレベルアップさせるチャンスじゃん。
私の持論なんだけどさ」
地味子「……」
女友「せっかくなんだから、モチベーションがあるときに色々試そうよってこと。
どう? なんか異論ある?」
地味子「い、いや、確かに……」
女友「じゃあ、ちょっと今度、バイト代入ったら買い物付き合ってくれない?
一緒に服でも買いに行こうよ」
地味子「え……ええっ!
でも私、そんな女友さんが着るような服似合わないよ……!」
女友「あはは、ちゃんと地味子に合った服を見繕ってあげるよ。
あ、もう呼び捨てでいいよね?」
- 407 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/06/05(日) 20:54:44.42 ID:7CR82bWk0
女友うざいなー
- 408 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 20:55:53.08 ID:qX++Yz6i0
女友とくっついちゃえよ
- 409 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 21:01:34.51 ID:KzsMGTKJ0
女友(地味子とデートしたい!)
- 410 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 21:01:41.54 ID:irps99VXO
女友「わかってると思うけど、人間そう簡単には変わらないよ。中も外もね。
化粧したらそれなりに映えるけど、それは化粧が映えてるだけ。
元をいじるのは整形でもしない限り、無理なわけよ」
地味子「……」
女友「女みたいに素が可愛い一部を除けば、
大体みんな似たり寄ったりの顔してるってこと」
地味子「え……で、でも、女友さんは素でも可愛いよ……?」
女友「ありがと。でも、自分では色々とコンプレックスあるのよね。
……さておき、そう、服とか化粧とかって、要は身嗜みなんだよ。
単純に、寝癖ばっさばっさなのと、一応ちゃんとしてるのとどっちがいい?って話ね」
地味子「……」
女友「『私なんかがいくら化粧しても……』とか
『私なんかがいくら可愛い服着ても……』とか思ってない?」
地味子「……女友さんってエスパーなの?」
- 411 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/06/05(日) 21:03:28.39 ID:pVDjwgxd0
女友(地味子ちゃんとチュッチュしたい!)
- 413 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 21:08:19.56 ID:irps99VXO
女友「それは違くて、身嗜みは誰がしても誰に咎められることは無い、
って当たり前のことなんだけどね。わかるかな?」
地味子「り、理屈は……」
女友「普通に服をえらんで、普通に髪を整えて、普通に化粧すればいいの。
ちょっとこだわったり、個性を出したりするのは後で考えればいいわけ。
納得した?」
地味子「はい……」
女友「よろしい。
じゃあ家に帰ってもう一回考えて、それでやっぱり納得したら、
ここに電話掛けて来てね。その時に行ける日取り決めよ」かきかき
地味子「うん……わかった」
女友「どういたしまして」
- 414 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 21:10:26.23 ID:KzsMGTKJ0
女友(地味子にケーバン教えたったwwwwwww)
- 415 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 21:12:57.75 ID:irps99VXO
地味子(……なんか、思ってたよりすごい人だったなぁ、女友さん……
でも……いい人、なのかな。
多分、なんだかんだ言って、お節介なことしてるって、
自分が一番気にしてたと思うし……なんとなくだけど。
……挑戦するぐらい、別にいいよね。
女友さんの言うみたいに、誰かに気を使う必要なんか、ないんだよね)
カチカチ、カチカチカチ、……
……Prrrrrr、Prrrrrr、……
- 416 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/06/05(日) 21:14:50.96 ID:7msW+bs3O
女友かっこよすぎて濡れた
ぜひ地味子と女友にくっついて欲しい
- 417 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 21:21:44.23 ID:NZGNdzvb0
こういう子は一見かっこいいが実は自分のことは棚に上げてたりする
- 418 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/06/05(日) 21:27:30.97 ID:7lgBaO/00
気づいたら自分だけ彼氏いなかったりね
- 419 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/06/05(日) 21:29:08.83 ID:7/0CFcQM0
>>418
彼女なら出来るから問題ない
- 420 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 21:37:47.80 ID:irps99VXO
女友「と言うわけで、これが新生地味子だ!」バーン
地味子「……へ、変じゃない、かな……?」
女友「いやー、1日歩いた甲斐があったってもんよ。
二言目には『私、地味だから』、三言目には『私、地味だから』、
口を開けば『私、地味だから』……」
地味子「うぅ……だって……ほんとに私、地味だし……」
女友「地味って言うな、落ち着いてるって言え!」
地味子「えぇー……」
女友「大丈夫よ、ほら、よく似合ってるから」
地味子「ほんとに……?」
女友「うん、かっこいいよ」
地味子「……そうかな……えへへ」
女友「よし、記念にプリクラ撮って帰ろう、プリクラ」
地味子「えっ、しゃ、写真はいいよ……」
女友「女子はやたらプリクラ撮りたがるもんなのよ、諦めなさい、
サラダ記念日みたいなもんだから」
地味子「意味わかんないよ……」
- 421 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 21:40:37.72 ID:KzsMGTKJ0
女友「地味子から電話ないな・・・」
着信
女友「うはwwwキタコレwwwwど、どうしよwwwww」
女友「地味子とプリクラ!!一生の宝物wwwwwwww」
- 422 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 21:45:15.82 ID:irps99VXO
地味子「ねぇ、ほんとに撮るの……?」
女友「今更あとには退けないのよ、さぁ歩いた歩いた」
地味子「うぇー……あ」
女友「ん?」
男「えらいレコード屋で時間食っちゃったな」
女「女友と服買うのに比べたら全然だよー」
地味子「……っ」だっ
女友「え、あ、ちょっと!」
- 423 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/06/05(日) 21:46:01.61 ID:pN3JJwcX0
なんだ、ほんとに百合なのか
- 424 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 21:54:39.73 ID:irps99VXO
地味子(二人でレコード屋さん回って、
二人で喫茶店に入って、好きな音楽の話とかして、
二人で手を繋いで歩いて……
……女友さんの言う通りだ。
それ全部、『もし私が女ちゃんだったら』って考えてたことだ。
じゃあ、何でいま私は逃げてるんだろう?
……女ちゃんは女ちゃんで、私は私で、
男くんの彼女は女ちゃんだって、
自分が服を選んで髪を整えて化粧をしても、
私は私のままだって、今更、また、気付いたからだ。
……私、男くんのことが、どうしても好きだったんだ。
こんなに、逃げ出したいぐらい、大好きだったんだ……)
- 426 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 21:59:45.49 ID:irps99VXO
地味子(だから、女ちゃんと男くんが、
私の入る隙間なんか全然ないぐらいにもっと仲良くなったら、
諦められると思ったんだよね……
だから、女ちゃんにたくさん音楽聴いてもらって、
それで……私の代わりに、男くんとずっと一緒にいてもらおうと……
……これじゃ、女友さんに怒られるわけだよ……
最初からずっと逃げてばっかりなんだもんね……)
- 427 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/06/05(日) 22:01:23.87 ID:zf05IaIj0
ワクワク
- 429 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 22:04:02.05 ID:irps99VXO
女友「……はぁ、やっとこさ見つけたぞ」
地味子「……」
女友「漫画じゃないんだから、モールの端から端まで探させるとかマジ勘弁してよね」
地味子「……ごめんなさい」
女友「あーあー、化粧直さなきゃだねこりゃ」
地味子「……」
女友「ね、地味子。
今日のこれ、服とか髪とか、意味無かったと思う?」
- 430 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/06/05(日) 22:07:54.65 ID:7CR82bWk0
なんか西野カナっぽい
- 432 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 22:24:06.35 ID:irps99VXO
地味子「……」
女友「化粧はすぐ崩れるし、服は脱いだらそれまでだし、髪は寝て起きたらボサボサだし。
やっぱり、意味無かったって思うかな?」
地味子「……」こくり
女友「それね、ある意味正解なんだよ。
どんなに着飾ったって、地味子は地味子なんだもんね」
地味子「……」
女友「まぁ、そこら辺の解釈は自由なんだけどさー。
考え方による損と得はあると思うんだよ」
地味子「……損と得……?」
女友「自分を好きになるか嫌いになるかってこと。
言ったじゃん、誰かを好きになるのは無条件にいいことだってさ」
- 435 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/06/05(日) 22:32:59.05 ID:TAx+Jy6w0
いつの間にか百合な展開に・・・
- 437 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 22:59:32.00 ID:irps99VXO
地味子(『また遊ぼう』って言われて別れてきたけど……
……色々ありすぎて、何が何やらわかんないや。
自分を好きになる、か……
考えたこともなかったなぁ。
……これから、ゆっくり考えてみようかな……)
- 439 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 23:03:48.28 ID:irps99VXO
きーんこーんかーんこーん……
女友「それで、出た結論がそれだ、と。
いいじゃん、それ。めちゃくちゃかっこいいよ」
地味子「えへへ、そうかな……」
女友「うん、うん。
文句の付けようがないね」
地味子「……ただ、一つ問題があって……」
女友「ん?」
- 442 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 23:16:22.56 ID:irps99VXO
男「んー……どうするかなぁ」
男友「やっぱり、どっかのスタジオで」
バァン!
女友「二人とも、注目しろ注目」
男「うおっ! な、なんだ女友か」
男友「今は忙しいからまた後で……」
女友「いいから聞きなさい。
今日はあんたらに朗報を持ってきたのよ」
男「朗報?」
女友「バンドは組みたい、しかしギターが居ない。
二人とも素人だし、音楽の方向性を考えるとますます人を誘いにくい。
あーどこかに音楽大好きなギター初心者がいないかなー、
なーんていう贅沢な悩みを解消する人材を連れてきたわけよ」
男友「ま、……マジで?」ガタッ
女友「この女友が連れてくるのよ? 間違いないに決まってるでしょ」
男「だ、誰? 知り合い?」
女友「ほら、早くこっちに来なさいよ。
あっこら、今更怖じ気づいてるんじゃないのっ、もうっ」グイッ
ドンッ
地味子「うわぁっ!……っとと、……
……あの、えと、……じ、地味子です。
ギター買ったばっかりの初心者ですが、……音楽は大好きです。
もしよかったら……バンド、組みませんか!」
- 445 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/06/05(日) 23:18:14.00 ID:irps99VXO
Deep down Louisiana close to New Orleans
Way back up in the woods among the evergreens
There stood a log cabin made of earth and wood
Where lived a country boy named JohnnyB. Goode
Who never ever learned to read or write so well
But he could play the guitar just like a ringing a bell
Go go
Go Johnny go
Go
Go Johnny go
Go
Go Johnny go
Go
Go Johnny go
Go
JohnnyB. Goode……
終わり。
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