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のび太「でも、僕は……」
- 160 名前:VIPがお送りします。 []
投稿日:2008/05/15(木) 01:29:30.55 ID:UetgMigH0
たどりついた先は、都内では逆に目立たなくなるくらい高層のインテリジェントビルだった。
のび太「こんなところが……」
雷「ひとつは地下で……もう片方は雲の上だ」
ジャイアン「よくこんな金があるな」
雷「日本を独立させたいと思っている団体はたくさんある。
かつての圧力団体とか。そういうところがスポンサーになってくれてるんだ」
最上階。エレベーターで向かった先。
エレベーターが開いた瞬間、僕は何者かに抱きつかれた。
ジャイ子「のび太さんっ!」
のび太「うぁああ!」
ジャイアン「ジャイ子!」
- 162 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 01:30:33.76 ID:UtefbXSK0
将来の嫁ktkr
- 163 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 01:31:02.57 ID:4tGruobn0
不覚にも吹いた
- 164 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 01:31:47.16 ID:dPsTUN3AO
ジャイ子wwwwwwwwww
- 166 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 01:33:12.88 ID:5ovZifolO
ベレー帽wwwwwwww
- 167 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 01:33:56.70 ID:UetgMigH0
一瞬でもみくちゃにされた。
やめろへんなところさわるな顔がちかい助けてジャイアンうあああああ。
ジャイアン「ジャイ子!なんでお前がここに!」
んなこといいからはやく助けああああ。
ジャイ子「いいじゃない!私も正義の味方になりたいの!
のび太さんの助けになりたいのよ!」
ジャイアン「わ、わかった。でもとりあえずのび太から離れろ。な?」
ジャイ子「はぁーい」
のび太「ぷはぁ……はぁっ」
???「大丈夫、のび太さん」
のび太「ん。ああ、大丈夫」
誰かに差し出された手を握って立ち上がる。
……この感触。
のび太「……しずかちゃん」
しずか「えへへ。実は私も」
- 169 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 01:35:48.37 ID:xHP0kD390
しずかちゃんキターwwwwww
- 171 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 01:38:10.63 ID:D4W4vooTO
これなんて二十世紀少年
- 172 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 01:39:23.26 ID:UetgMigH0
驚くことに慣れすぎてしまった。
この流れで、しずかちゃんがいないわけないよなそりゃあ。
のび太「やっぱり……」
しずか「ごめんね。黙ってて」
そういって笑うしずかちゃんはやっぱりかわいくて、僕は思わずため息を漏らしてしまった。
しずか「どうしたの?あたしがいて、うれしくないの?」
のび太「そうじゃない。そうじゃないんだ」
二回繰り返して、咳払いをして、ごまかした。
しずか「?」
のび太「……あえて、うれしいよ」
しずか「ふふふ」
雷「さ、話すことがたくさんあるんだ。そのへんで、終わりにしてもらえるかな」
はっとして見渡すと、そのフロアには僕ら以外にもたくさん人がいた。
- 175 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 01:46:22.14 ID:UetgMigH0
雷「同士さ。まだまだいっぱいいる、これだけじゃないぞ」
なるほど。そして僕らもこの中にはいって、日本独立のために戦うわけだ。
これだけで映画が出来そうだ。海底鬼岩城とか、ピリカとか。そういう夢のあるステージではないけれど。
雷「とりあえず、我々のこれからについて話そう」
雷さんはそういって、みんなを回りに集めた。
ずらっと見渡す限りでも知った顔がいる。
先生とか。
しずかちゃんのママとか。
先生「雷さん、第一基地のほう、手はずどおり爆破しておきました」
雷「ありがとう。……つらい役回りを、すまないね」
先生「そんなことはない」
- 177 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 01:49:41.92 ID:UetgMigH0
雷「とにかく、ありがとう。列に戻ってくれ」
そして、雷さんは続けた。
雷「我々は見てのとおり窮地に立たされた。ドラミを失った今、もう対抗できないのかもしれない。
だが、こころづよい仲間を三人も得た。これだけで十分じゃないか。
我々は負けない。いつか自由を手にするときまではな!」
雷さんは叫び、そして僕らを手招きした。
雷「心強い、仲間だ!」
歓声と、拍手と。
ジャイアン「へへへ。わるくねぇな」
スネオ「だねぇ」
のび太「うん」
なんとか、やっていけるかも。
そんな気が、してきたんだ。
- 178 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 01:50:17.76 ID:UtefbXSK0
いや無理だろ
- 182 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 01:56:49.58 ID:UetgMigH0
外はすっかり暗くなっていた。
おまけにおなかもすいていたから、夜食をとろう、といわれたときは僕らみんなよろこんだ。
しずか「はい、のび太さん」
渡された菓子パンを受け取り、僕は封をきった。
のび太「はぐっ。ああ、うまい」
しずか「よかった」
しずかちゃんは自分用に持ってきたパンをちぎって口にはこんだ。
上品に食べる。やっぱりしずかちゃんはかわいい。
しずか「……ドラちゃん、どうしてるかしらね」
のび太「わからない。よくわからないよ。でも、きっとなんとかやってるよ。それに……」
しずか「それに?」
のび太「絶対、僕が助け出す。だから、大丈夫」
しずか「そう、そうよね」
僕の腕を両手でつかんで、しずかちゃんは言った。
もたれ掛かった頭が肩に触れ、僕はどぎまぎしてしまった。
しずか「絶対、助けてあげてね」
- 183 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 01:58:35.32 ID:fHj/QJs0O
欝だ…
- 187 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:02:08.35 ID:UetgMigH0
しずかちゃんのその言葉に、僕は大きくうなずいた。
しずかちゃんは微笑み、僕の首に手を回して僕の髪に口をつけた。
そうして、僕らはお互いの心の隙間を埋めあっているのだと、思った。
あてがわれた部屋は勝手は悪くなかった。というより実際の僕の部屋よりも立派だった。
しかし僕は本当に疲れていたので、部屋にはいるなりベッドに飛び込んで寝てしまった。
体はひどくおもく、沈み込んでいくようだった。
突然、
爆音が響いたのは、その二時間ほどあとだった。
- 189 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:03:14.97 ID:fHj/QJs0O
なに?!
- 192 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:05:15.74 ID:UetgMigH0
思わず飛び起きた。
小学生のころの僕だったら布団をかぶったまま震えていただろう。
だが、僕はもう小学生じゃない。
のび太「しずかちゃん!」
今、一番すべきことをすぐに実行に移していた。
しずか「のび太さん!」
のび太「これは、いったいなんだろう!?」
しずか「わからない……でも」
のび太「でも?」
しずか「よくないこと、だってことはわかるわ!」
のび太「……僕もそう思ってたところだよ!」
二人で手をつないで駆け出した。
のび太「ジャイアン!スネオ!」
- 196 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:08:46.99 ID:y24AwYQfO
これ前にどこかでよんだんだけど
- 197 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:09:47.85 ID:e8QmaidU0
な? 携帯だろ?
- 198 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:10:00.33 ID:UetgMigH0
ジャイアン「よう、ずいぶん賑やかな目覚ましだったな!」
スネオ「マァマァああああ!!!」
のび太「とにかくビルを出よう!」
みんな「おお!」
爆発音は、まだ響いていた。
同時に、ビル全体が振動している。
エレベーターが危ないことはわかりきっていたから、僕らは階段を使ってビルを下っていった。
しかし最上階近いところにいたので、下まで降りるのは本当に苦労がかかる。
ジャイアン「なんなんだろうな、これ!」
しずか「わからないわ!しゃべってると舌かむわよ!」
僕らは必死で下っていく。
- 199 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/15(木) 02:11:12.95 ID:kNaIsEQeO
のび太がジオン兵のお話は完結しないの?
- 200 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:11:34.41 ID:fHj/QJs0O
えぇーい! みなの衆、静まれー!!
- 202 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:15:20.25 ID:UetgMigH0
広いフロアに出た。
ビルの中間あたりだ。
そこは前面ガラス張りで、外の様子が丸わかりだった。
のび太「何かみえるかい?!」
スネオ「……音は聞こえるな」
僕らは窓から距離をとりながら外の様子を伺った。
ジャイアン「!」
のび太「あれは!」
一瞬、大きくなる爆音。
スネオ「ヘリコプター!?」
ヘリコプターだった。
米軍の、軍用ヘリ。
ジャイアン「これはだめかもわからんね……」
ジャイアンがぼんやりとそう言う横で、僕はそのヘリコプターを凝視して、その中に知っている顔がいることを発見した。
のび太「あそこ!出木杉がいる!」僕はさけんだ。
- 204 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:16:35.81 ID:1fm1zCzsO
ジャイアンwwwww
- 205 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:16:55.11 ID:fHj/QJs0O
出木杉ぃぃぃぃ!!
- 206 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/15(木) 02:17:21.44 ID:jmxMc59cO
これはだめかもわからんねwww
- 208 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:20:14.59 ID:UetgMigH0
そこにいたのは、間違いなく出木杉だった。
ヘリコプターのハッチから体を出し、バズーカ砲のようなものを担いでいる。
ジャイアン「出木杉!てめえ!」
ジャイアンが叫ぶが、その声は聞こえるはずもなく。
しずか「逃げるのよ!早く!」
しずかちゃんの一声で、みんな駆け出した。
走り始める僕らの後ろのガラスが轟音とともに吹きとんだ。
ジャイアン「うおおおおおお!?」
のび太「うあああああ!」
たっていられるわけもない。僕らは全員床に倒れこんだ。
のび太「……ぐ」
早く、逃げないと。
そうは思っていても、体が動かない。
- 209 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/15(木) 02:21:01.16 ID:0TeSw/sP0
これはだめかもわからんねww
- 210 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:21:45.02 ID:fHj/QJs0O
\(^O^)/オワタww
- 213 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:23:44.93 ID:NsOtq0OV0
ジャイアンだけ二代目で再生されるのはなんでだ
- 214 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/15(木) 02:24:29.96 ID:3gRMp9E+0
>>213
きっと今のジャイアンの中の人が上手いからじゃあないか?
俺もジャイアンだけは何故か違和感がないんだ。
- 215 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:24:35.01 ID:Ah0omumLO
RPGー!!
- 217 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:24:57.33 ID:UetgMigH0
雷「うおおおおおおお!ドカン!」
そのとき、雷さんの声が響いた。
と、同時に響く爆音。聞いたことのある音だ。
空気砲だとわかったのは、その数秒後のこと。
雷さんが発射した空気砲――狙いはまさに完璧だった――は、出木杉の担ぐバズーカ砲を打ち抜き空中に吹き飛ばした。
のび太「雷さん!それは!?」
雷「ドラミが用意してくれた道具のスペアだ!君たち、早く逃げろ!」
ドカンドカン!
と雷さんは怒鳴る。
危険を感じたらしくヘリコプターは一度距離をとった。
ビルから離れ、上昇していく。
- 219 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:26:33.10 ID:k//mE7v6O
かっけぇーーっ
- 220 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:26:55.75 ID:1fm1zCzsO
何故かドカンで吹いたw
- 221 名前:VIPがお送りします。 [sag] 投稿日:2008/05/15(木) 02:27:10.93 ID:iHOhLBHOO
新ジャンル「ドカンドカン」
- 222 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/15(木) 02:27:50.61 ID:NsOtq0OV0
「ドカン!ドカン!」
僕は死んだ。できすぎ(笑)
- 224 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:28:39.58 ID:ixyb4TXRO
雷さんつえぇぇ
- 225 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/15(木) 02:28:47.66 ID:3gRMp9E+0
>>222
いや俺は嫌いじゃないぞ
- 226 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:28:51.00 ID:wRCx5bFP0
>>222
- 227 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/15(木) 02:29:02.15 ID:0TeSw/sP0
>>222がみえない
- 229 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:29:27.20 ID:N79DKr7tO
空き地の土管との懸詞ですねわかります
- 230 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:30:59.67 ID:UetgMigH0
雷「いまだ!それ走れ!」
雷さんは叫び、僕らを急かした。
僕らは階段に向かい一直線に走る。
そう、僕らだけ。
雷さんは、その場を動かない。
再び高度を下げてきたヘリコプター。その銃座にはやはり出木杉がいた。
雷「君たち、これを!」
僕たちに向かって、雷さんはなにかを投げた。
黄色くて、ちいさいなにか。
のび太「雷さん!」
スネオ「だめだ、もう間に合わない!」
雷さんがもう一度ドカンと叫ぶのと、出木杉がミサイルを打ち出したのはほぼ同時だったと思う。
しかし、空気がミサイルにかなうはずもなく、ミサイルは雷さんの真下に直撃した。
のび太「雷さーーーん!!」
叫んでも、もう届かない。
- 232 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/15(木) 02:31:41.52 ID:3gRMp9E+0
かっ、雷さんの・・・真下、だと・・・?
- 233 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:31:51.96 ID:ddW/3N9vO
うわぁあぁあああああ
- 234 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:32:17.08 ID:N79DKr7tO
雷さん・・・
- 235 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:32:53.74 ID:ixyb4TXRO
雷さああああん!!!!!!!!
- 236 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:33:23.37 ID:pJWkjU780
雷さん・・・!
- 237 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/15(木) 02:33:46.05 ID:0TeSw/sP0
ドカンドカン!
雷は死んだ、ドカーン(笑)
- 238 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:33:50.20 ID:fHj/QJs0O
うわああああああああああああ!!!
- 239 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/15(木) 02:34:08.54 ID:3gRMp9E+0
>>222は許せるが>>237はなんか許せない
- 240 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:34:24.79 ID:dPsTUN3AO
何故に空気砲・・・
もっとマシな道具があったろうに 雷さん、、、
- 241 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/15(木) 02:34:39.03 ID:kNaIsEQeO
嘘だと言ってよ雷
- 242 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/15(木) 02:36:05.85 ID:myHPfCmb0
雷「Back come on!!!」
- 243 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/15(木) 02:36:42.21 ID:0TeSw/sP0
>>239
ごめん
- 246 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:38:14.61 ID:UetgMigH0
床に落ちた黄色いなにか。それが爆風で飛ばされて、僕らの足元に落ちた。
タケコプターだった。
しかし、僕はそれをひろえない。
拾う気が、起きない。
しずか「なにやってるの!早く拾って!走って!」
しずかちゃんに急かされて、僕はそれをようやくひろうことが出来た。
手を引かれながら、階段を降り、三階下のフロア、そしてヘリコプターと正反対の場所から僕らは飛んだ。
久しぶりの感覚だった。
タケコプターって、こんなに不安になる道具だったのか。
しずか「北に飛んで!南は駄目!」
ヘリコプターに見つからないよう高度を低くとりながら、僕らはしずかちゃんが言うように北へ向かって飛んだ。
しずかちゃんが北を選んだのは横須賀と厚木を避けるためだということを、僕は一瞬送れて理解した。
風は冷たかったが、目頭は熱かった。
それはたぶん、みんながそうだった。
- 247 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:38:46.76 ID:iHOhLBHOO
>>222の人気に嫉妬
- 248 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:39:29.05 ID:fHj/QJs0O
これは素晴らしい心理描写
- 249 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:39:50.99 ID:2cItYSi7O
つまり始めはロシア戦ですね。わかります。
- 250 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:39:54.06 ID:zsiPE5650
80km/h飛行
- 256 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:45:35.93 ID:UetgMigH0
寝ながら飛んでいた時間も、おそらくあったと思う。
しずかちゃんは、榛名山の山頂、榛名湖に降りるよう言った。
そこまで離れれば大丈夫だろうということだったがロシアとの国境も近い。油断は出来ない。
しずか「フランカーが飛んできたら終わりね」
しずかちゃんは言った。
しずか「でも、この場合フランカーじゃなくてもなんだって危ないわね」
と彼女は続けた。
深夜の榛名湖に人気はなく、降りるのに苦労はなかった。
地面に足がつくと、僕は心底ほっとした。
ジャイアンが買ってきた熱いコーヒーを飲むと、体が生き返るようだった。
しずか「いよいよ、もう駄目かもしれないわね……」
コーヒーを飲み干すと、しずかちゃんがつぶやいた。
- 258 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:46:22.78 ID:ey2NZpaw0
押井守版ドラえもんと聞いて
- 259 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:47:02.74 ID:fHj/QJs0O
しずかちゃん詳しいwwww
- 261 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:47:07.57 ID:yCFI2CId0
何でフランカーが来ると危ないんだろう。意味が分からない
- 264 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/15(木) 02:47:46.87 ID:Xf7+93No0
素人が書く小説に文句つけるなよ
- 265 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:48:04.84 ID:fHj/QJs0O
>>261
いや、普通にヤバいだろjk
- 267 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:48:35.08 ID:zsiPE5650
フランカー Su-27
http://ja.wikipedia.org/wiki/Su-27_%28%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F%29
榛名湖(はるなこ) 群馬県
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A6%9B%E5%90%8D%E6%B9%96
- 269 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:51:00.34 ID:UetgMigH0
みんな、押し黙っていた。
あきらめるわけにはいかない、そうは思っていても、何も手がなかった。
ジャイアン「みんな死んじまったのかな……」
スネオ「……あの火の上がりようじゃあ……」
しずか「……」
僕らは、どうすればいいんだろう。
何か、状況を打開する方法は?
人気のないと思っていた榛名山だったが、タイヤのスキール音が聞こえてきたあたり、走り屋でも走っているようだ。
しずか「……落ち着きましょう、まず」
たぶん、しずかちゃんが一番落ち着いてない。
僕はそう思った。
- 271 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:52:04.57 ID:p3s+ckXH0
じゃいこどこいったwwww
- 273 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/15(木) 02:53:05.10 ID:El2fr9OL0
>>271
かませで終わる人生ワロタ
- 274 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/15(木) 02:53:13.16 ID:REiw8tou0
ジャイコwwww
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