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( ^ω^)ブーン系小説シベリア図書館のようです★9
801 :/ ,' 3 新ジャンル千夜一夜のようですζ(゚ー゚*ζ 13/24 [sage] :2010/05/14(金) 22:40:17 発信元:59.135.38.149
(´・ω・`)「……王様、ただいま兵士どもと巡回しましたが、どうやらこの場に敵の潜兵などはいないようでございます」

( ФωФ)「当然よ。もし必要とあれば、ここにいる十の兵だけで貴様らを打ち破ることも、可能なのだからな」

/ ,' 3 「聞こえよがしにそのようなことを言うな。いらぬ波風を立てることになるぞ」

(´-ω-`)「ははっ、申し訳ございません」

/ ,' 3 「では早速、議論に移ろうか」

/ ,' 3 「余が提案したいのは、一貫して戦避けるべしとし、和平を望む道のみである」

/ ,' 3 「そのためには貴国への物資援助も惜しまぬし、強調関係も崩したくはない」

/ ,' 3 「ここまでは、使者を遣わして申した通りであるが、そなたはこの案に何か不服でもあるのか?」

( ФωФ)「大有りだな、シャハリヤールよ。それではわしの心は微動だにせんわ」

/ ,' 3 「そなたが激しい気性であるのは知っておる。しかし、これは我らに益も所以もない戦。言うなればそなたの独りよがりだ」

/ ,' 3 「かような戦で、我らが臣民を疲弊させる訳にはいかぬ。そのためには、どのような手でも八方に尽くそうと思うが、どうか?」

( ФωФ)「貴様は、我らが一族の心底を知らぬ。基より我らは略奪を倣いとし、他を蹂躙することで糧を得てきた民族よ」

( ФωФ)「なれば形だけの和平なぞ、大火にそよぐ軟風ほどのこともないわ」

/ ,' 3 「国の規範たる王の言葉とも思えぬな」

( ФωФ)「貴様とは出自から違うのだ。一緒くたにするでない」


802 :/ ,' 3 新ジャンル千夜一夜のようですζ(゚ー゚*ζ 14/24 [sage] :2010/05/14(金) 22:43:55 発信元:59.135.38.149
( ФωФ)「……とはいえ、わしも鬼の子ではない。貴様の再三の要求に免じ、わしも少しは譲歩しようではないか」

/ ,' 3 「……何?(あの蛮王が、譲歩だと……?)」

( ФωФ)「サッバーダ、例の物を読み上げい!」

( <●><●>)「ははっ!」

( <●><●>)「『我らが国との和平成れるために、甲国は乙国へ、支援物資の他奴隷百名を差し出すべし』」

/ ,' 3 「なんだとっ!?」

( ФωФ)「それがわしの望む和平への条件じゃ。どうだ、悪い話ではなかろう?」

(;´・ω・`)(な、なんと無体な……! 奴隷百名なぞ、呑めるはずがないではないか……!)

/ ,' 3 「ならん! 奴隷百名の譲渡など、そちに隷従すると言うようなものではないか!」

( ФωФ)「呑めぬというか。ならば、この和平案は破棄せざるを得ぬな」

/ ,' 3 「何がどうあっても、戦へ持ち込むつもりか……!」

( ФωФ)「わしは最大限の譲歩をしたぞ。それが呑めぬとあらば、後に残されたのは戦の道しかあるまい」

( ФωФ)「わしのような弱小国が遅れを取らぬためには、多少の蛮行も必要なのだ。理解されよ、シャハリヤールよ」

/ ,' 3 「……これは思った以上に、和平への道は険しそうだな……!」


805 :/ ,' 3 新ジャンル千夜一夜のようですζ(゚ー゚*ζ 15/24 [sage] :2010/05/14(金) 22:50:33 発信元:59.135.38.143
/ ,' 3 「……大臣。お前より何か、進言することはないか?」

(´・ω・`)「さすれば申し上げますが、これなる王の案は、無理難題をふっかけ、我らを戦に差し向ける手練に相違ございません」

(´・ω・`)「耳を傾けるに値せぬ戯れ言でございます。どうか、我らの抱く大義をお忘れになりませぬよう……」

( ФωФ)「シャハリヤールよ。貴様の重臣は阿呆なのか?」

(;´・ω・`)「なっ……わ、私を愚弄するかっ!?」

( ФωФ)「そうも言いたくなる。見よ、シャハリヤールの顔を」

/ ,' 3 「……」

(;´・ω・`)「お、王様……?」

( <●><●>)「アルマハード殿。貴殿の王は、暗に我々への打開策を提示するよう促したのではござらんか?」

( ФωФ)「しかし、貴様の言ったことは王も察したことをただ繰り返したばかり。それでは落胆するのも当たり前だ」

/ ,' 3 「……残念ながら、シュッドーダナ王の申した通りだ、大臣よ」

(;´・ω・`)「う、うぅっ……」

( ФωФ)「執政の要たる大臣がその様では、最早話し合う必要もあるまい」

( ФωФ)「帰るぞ、サッバーダ。そして戦の準備に取りかかるのだ」

/ ,' 3 「待たれよ、シュッドーダナ王。まだ話し合いは終わってはおらぬ!」


806 :/ ,' 3 新ジャンル千夜一夜のようですζ(゚ー゚*ζ 16/24 [sage] :2010/05/14(金) 22:56:57 発信元:59.135.38.144
( ФωФ)「これ以上、何を話し合うことがあるか! それとも貴様には、わしの和平案を呑む用意があるとでもいうのか?」

/ ,' 3 「佐用なことは申さん。しかし、このまま貴殿を帰しては、我らの国益を損なうことになりかねん!」

(;´・ω・`)(まさか……王は先手を取って、剣を抜かれるおつもりか!?)

( ФωФ)「ほう……どうやら、臣下はへぼでも王は多少気骨があるようだな」

/ ,' 3 「……納得なぞ永劫すまいが、そちが血を流す覚悟なら、後でも今でもそうは変わるまい」

( ФωФ)「来るか、シャハリヤールよ!」

ζ(゚ー゚*ζ「お待ちください、両王よ」

/ ,' 3 「ぬっ……」

( ФωФ)「何じゃ、小娘。貴様は引っ込んでおれ!」

ζ(゚ー゚*ζ「殿方は息が荒くていけません。ここは会見の場であって、戦の場ではないのですよ?」

/ ,' 3 「……そうであったな。余は少し冷静さを欠いていたようだ」

ζ(゚ー゚*ζ「どうやら議論は硬直し、進展は望むべくもないご様子」

ζ(^ー^*ζ「なればここは一つ、私の知る戦のお話をして、皆様のたぎった血をお沈めしたく思います」


808 :/ ,' 3 新ジャンル千夜一夜のようですζ(゚ー゚*ζ 17/24 [sage] :2010/05/14(金) 23:02:06 発信元:59.135.38.148
【サンタ】

( ФωФ)「わしは小娘の話に傾ける耳なぞ持っておらんぞ!」

ζ(゚ー゚*ζ「小娘、小娘とおっしゃいますが、佐用な小娘に大声を出されては、王の器も知れてしまうかと……」

( #ФωФ)「ぬぅっ……小癪な娘めが……」

/ ,' 3 「ふっふっ……なればシェエラザードよ、そちの知る戦の話とやら、余とシュッドーダナ王へ話してみせよ」

ζ(゚ー゚*ζ「はい……これなるは、我らが国よりはるか北方の、東風吹く寒い国のお話です」

ζ(゚ー゚*ζ「そこでは毎年冬のある時期になると、人々の脅威とも言える、サンタと呼ばれる怪物が現れるのです」

/ ,' 3 「ほう。それは、いかなる怪物か?」

ζ(゚ー゚*ζ「はい。見目形は人のそれなれど、力は人に倍し、アカハナと呼ばれる猛獣を従えた、まさに魔人と呼ぶべき者なのです」

( ФωФ)「おい、シャハリヤール王よ。この娘は何を喋っておる? わしは作り話に付き合うつもりは毛頭ないのだぞ?」

ζ(゚ー゚*ζ「作り話と見紛われるも詮なきことでしょう。ですがこれは、遠き遠き地において、現実に起こったことなのです」

( ФωФ)「なんだと? 馬鹿馬鹿しい。貴様の話はあまりに荒唐無稽が過ぎるわ」

/ ,' 3 「まぁ、そう言うな。余も初めこそそう思ったが、娘の話は全て真実の響きを持って語られるのだ」

ζ(゚ー゚*ζ「続けても、よろしゅうございますか?」

/ ,' 3 「良い、続けよ」


810 :/ ,' 3 新ジャンル千夜一夜のようですζ(゚ー゚*ζ 18/24 [sage] :2010/05/14(金) 23:08:05 発信元:59.135.38.146
ζ(゚ー゚*ζ「その怪物に立ち向かう者は、たちまちに蹂躙され、殺められて行きました」

ζ(゚ー゚*ζ「そして恐るべきことに、サンタに捕まった者は、自身もサンタとなってしまうのです」

/ ,' 3 「なんと……!」

( ФωФ)「何じゃそれは。まるで謎かけではないか」

ζ(゚ー゚*ζ「サンタに捕らわれた者は、自らも人々を蹂躙するサンタにされてしまうのでございます」

(;ФωФ)「ますます意味が分からん。人が魔人に化けるとでもいうのか?」

/ ,' 3 「分からんなら分からんなりに聞いておればよい。して、続きは?」

ζ(゚ー゚*ζ「はい。人々は恐れおののき、絶望し、サンタと戦うべき兵士の中からも、逃亡者が出るほどでした」

ζ(゚ー゚*ζ「しかし、彼らは負けると分かっていても、毎年毎年、サンタの現れる時期になると、サンタへ挑み続けるのです」

ζ(゚ー゚*ζ「さて、隣国の王シュッドーダナ様」

( ФωФ)「……ぬ? 何じゃ」

ζ(゚ー゚*ζ「なぜ彼らが、そのように恐ろしい敵から逃げず、毎年戦っているか、分かりますでしょうか」

( ФωФ)「知るか。おとぎ話の中の者の心情なぞ、汲み取れてたまるものか」

ζ(゚ー゚*ζ「では、私が教えてさしあげましょう。それは、彼らには大義があったからです」

( ФωФ)「大義? さっきそこの大臣が言った、大義とやらか?」


814 :/ ,' 3 新ジャンル千夜一夜のようですζ(゚ー゚*ζ 19/24 [sage] :2010/05/14(金) 23:14:21 発信元:59.135.38.149
ζ(゚ー゚*ζ「その者らがサンタから逃げなかったのは、まさしく先ほど大臣の申しました、大義あったればこそなのです」

(;´・ω・`)「し、シェエラザード……(こやつ、先ほど無様を晒した私を擁護しているのか……!)」

( ФωФ)「では、貴様らの言う大義とは何であるか?」

ζ(゚ー゚*ζ「それは、戦う理由と言い換えても宜しいでしょう」

ζ(゚ー゚*ζ「北方の彼らは、戦友のため、家族のため、正に命を賭した戦いを演じたのです」

/ ,' 3 「それならば、余も理解出来るぞ。愛する祖国や者物のためなら、この命いくら安く買い叩かれても構わん」

ζ(゚ー゚*ζ「そうですね。逆に言えば、大義なき戦は徒に兵を疲弊させ、国力を落とすばかりになるかと存じます」

ζ(゚ー゚*ζ「シュッドーダナ王様。果たしてあなたの提唱する戦に、大義はおありですか?」

ζ(゚ー゚*ζ「私には、我らとあなた様が戦わねばならない理由が、見えてこないのです」

( ФωФ)「小娘ごときに、戦政治の深奥は理解出来ぬわ。でしゃばるな!」

ζ(゚ー゚*ζ「小娘ごときに説明出来ぬことを、国民にどう説明するおつもりなのですか?」

/ ,' 3 「シュッドーダナよ。我らが娘の質問、答えてはくれぬか」

(;ФωФ)「ぬ、ぬぅぅ……」


815 :/ ,' 3 新ジャンル千夜一夜のようですζ(゚ー゚*ζ 20/24 [sage] :2010/05/14(金) 23:18:24 発信元:59.135.38.147
( ФωФ)「……貴様らの遣り口はよく分かった」

( ФωФ)「要するにその作り話に乗せて、わしを論破せしめようとする魂胆か」

(;´・ω・`)「そ、そのようなことは……」

ζ(゚ー゚*ζ「シュッドーダナ王様に磐石の理がおありなら、我らのかような策が、いかほどのものでございましょう」

(;´・ω・`)「シェエラザード! お前、隣国の王になんたる暴言を……!」

ζ(゚ー゚*ζ「これなるは隣国の貴人ではございません。明らかな、我らの政敵にございます」

/ ,' 3 「大臣。お前の気持ちは察するが、少しばかり静かにしていてくれぬか」

(;´・ω・`)「う、うぅぅぅ〜……承知、しました……」

( ФωФ)「わしを敵というか。ならば、答えようではないか、小娘よ」

( ФωФ)「戦に臨むは兵なれば、その士気を挫くは己の弱さよ」

( ФωФ)「なれば、戦において全ての基盤となるは兵士の強さ。大義の有無などでは断じてない!」

ζ(゚ー゚*ζ「所以なき戦なぞ、誰がしたいと思いましょう。そのような姿勢では、いずれ王は求心力を失い、潰え果てるでしょう」

( ФωФ)「ならばそれが潰え果てる前に、貴様らの国の灯火を消してくれようぞ!」

ζ(゚ー゚*ζ「ここは、売り言葉に買い言葉をする場所ではございません。そのような容易き挑発では、私はたなびきませぬ」

( ФωФ)「……くくっ、以外に冷静ではないか。小娘風情が」


817 :いやあ名無しって [] :2010/05/14(金) 23:19:52 発信元:222.149.135.78
kakkee


819 :/ ,' 3 新ジャンル千夜一夜のようですζ(゚ー゚*ζ 21/24 [sage] :2010/05/14(金) 23:25:40 発信元:59.135.38.149
( ФωФ)「何を持って戦に臨み、何を思って戦うかなぞ、全ての兵に普遍とさすのは不可能であろう」

ζ(゚ー゚*ζ「全ての兵には無理でも、兵を率いる王の心構えにさえそれがあれば、自然と皆に伝わりまする」

( ФωФ)「なれば何故、貴様らの王は戦わぬ!? その大義とやらを掲げて、我らの国へ攻め入れば良いではないか!」

ζ(゚ー゚*ζ「大義は、万民に取って納得のゆくものでなければなりませぬ。それにシャハリヤール王は先ほども申した

      通り、此度の戦を無用の戦と断じ、兵や臣民に負担がかかるのを避けようとしているのです」

( ФωФ)「王ならば、万民を説得し、あるいはねじ伏せるだけの力強さを持っておらねばならないのではないか!?」

ζ(゚ー゚*ζ「それはあなた様の強さでしょう。シャハリヤール王の、戦を避けようとする強さとは、表裏一体を成せど違うものにございます」

( ФωФ)「わしにはそれは強さとは写らん。それは間違うかたなき腰抜けの理屈よ!」

ζ(゚ー゚*ζ「そうではありませぬ。その二つの根幹を成すは同じもの。即ち、生きるということに根差した二つの側面に過ぎないのです」

(;´・ω・`)「……何やら、侃々諤々の様相を呈してきましたな」

/ ,' 3 「これはこれで興味深いが、しかしどのように止めればよいものか……」

( <●><●>)「あいすまぬ、王に変わり非礼を詫びよう」

(´・ω・`)「あっ……あなたは、サッバーダ殿……」

( <●><●>)「我らがシュッドーダナ王は、蛮族出という劣等感からか、人と口舌を戦わせて負かすのが好きなのだ」

( <●><●>)「此度の娘は久方ぶりの論敵故に、血が昂っておるのだろう。諌めるは某にお任せ下され」


821 :/ ,' 3 新ジャンル千夜一夜のようですζ(゚ー゚*ζ 22/24 [sage] :2010/05/14(金) 23:32:08 発信元:59.135.38.143
( <●><●>)「シュッドーダナ王様、シュッドーダナ王様」

( ФωФ)「何じゃサッバーダ、今わしはこの娘に物の道理を教えておるところじゃ。引っ込んでおれ!」

( <●><●>)「しかしながらこの議論、此度の和平という目的からは、いささか論旨がずれているように思われるのでござるが」

(;ФωФ)「ぬっ……」

( <●><●>)「それに娘様よ。あなたにも某は一言物申したい」

ζ(゚ー゚*ζ「……何でございましょう」

( <●><●>)「先ほどあなたは、大義とやらの話をされてござった。某は娘様のその理屈も、よく理解できまする」

( <●><●>)「しかしながら、我らは元より、信心も義心も持たぬ野蛮なる民族の者でござった」

( <●><●>)「それに土地という基盤を与え、国という体裁を整えたのは、このシュッドーダナ王に他ならないのでござる」

( <●><●>)「ならば我らが、シュッドーダナ様のお言葉に逆らう道理はない」

( <●><●>)「父なる王のために死に、父なる王を生かすために戦に赴く。それが我らの理なのでござるよ」

ζ(゚ー゚*ζ「それは、民の一人一人においてもそうなのでございますか?」

( <●><●>)「無論。我らは大義など掲げなくとも、父王にこの一身を捧ぐ覚悟は、とうに出来ておるのでござる」

ζ(゚ー゚*ζ「……それもまた、国というものの在り方の一つではございます」

( <●><●>)「分かっていただけたか」


822 :いやあ名無しって [sage] :2010/05/14(金) 23:34:19 発信元:124.146.174.10
ふむふむ


823 :/ ,' 3 新ジャンル千夜一夜のようですζ(゚ー゚*ζ 23/24 [sage] :2010/05/14(金) 23:38:48 発信元:59.135.38.147
(´・ω・`)「なんと……あの議論に割って入り、それを収めるとは……」

/ ,' 3 「しかも、サッバーダ殿自らが申し出たおかげで、彼らに取って有益な点は損なわずにすんだ訳だ」

(´・ω・`)「誠に、切れ者でございますね……」

/ ,' 3 「他人事のように言っているが、本来なら我が国のその役目は、お前が負わねばならぬのであるぞ?」

(;´・ω・`)「あっ……」

/ ,' 3 「……まぁ良い。そちにそこまでの期待をしては、可哀想だ」

(´;ω;`)「……」ブワッ

ζ(゚ー゚*ζ「……なれば、やはり奴隷百名をそちらにお渡しせねば、和平を結ぶことはならぬと?」

( ФωФ)「そうなるな」

( <●><●>)「致し方なきことにござる」

ζ( ー *ζ「佐用でございますか……なれば私は、とっておきの最後の手段に打って出るしかなくなるのですね……」

( ФωФ)「最後の手段……?」

(;<●><●>)(よもや……暗殺!?)

ζ( ー *ζ「私の持ちたる最後の手段……それは……」

/ ,' 3 「それは、何じゃ? 答えよ、シェエラザードよ」


825 :/ ,' 3 新ジャンル千夜一夜のようですζ(゚ー゚*ζ 24/24 [sage 今回は ここまで] :2010/05/14(金) 23:41:42 発信元:59.135.38.142








ζ(^ー^*ζ「……皆様に、楽しい手妻を見せて差し上げることにございます!」



(;<●><●>)(;ФωФ)「「「「はぁっ!?」」」」 /; ,' 3 (´・ω・;`)





829 :/ ,' 3 新ジャンル千夜一夜のようですζ(゚ー゚*ζ [sage] :2010/05/14(金) 23:45:29 発信元:59.135.38.150
以上、投下終了。皆さんの支援のおかげで、さるくらわずに最後まで書けました
多分、次回か次々回で最後になると思います。それまでお付き合い願えれば吉かと

・参考新ジャンル

新ジャンル「サンタ」…http://gxc.google.com/gwt/x?client=ms-kddi_blended-jp&u=http%3A%2F%2Fwww.h3.dion.ne.jp/~gdwin/matome/santa.html&wsi=700b382c0598c7eb&ei=sTLtS_rDEZ7AtAKv-MzFBQ&wsc=tw


……それと、今回のお話は、以下の作品に多大なる影響を受けて書かれました

・涅槃の王
・蒼天航路
・楽園の魔女たち
・新・ゴーマニズム宣言!
・ブーンがアルファベットを武器に戦うようです

商業作品の名前を出していいのか分かりませんが、念のため

シュッドーダナ王の名前は、涅槃の王に出てくるゴータマ・シッダルタの父の名前からそのまま引用してたりします

聞き覚えあると思った方は、どうか見逃して下さい

それでは、また次回お会いしましょう

ノシ



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