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新ジャンル「難易度別四つ子姉妹」
- 141 名前:VIPがお送りします。 [sage]
投稿日:2008/05/04(日) 18:34:35.17 ID:hh50to8M0
長女「久々に帰ってきた我が家だ」
男 「一日空けただけじゃねえか」
長女「晩飯の支度をしろ。肉料理が食いたい」
男 「…」
次女「心の洗濯になったわ」
男 「んだな」
次女「そうね、今日は中華の気分かな。よろしくー」
男 「…」
三女「ただいま」
男 「ただいま、そしておかえり」
三女「丼物なんてどうかな」
男 「…」
四女「疲れたー」
男 「俺が一番疲れた」
四女「お夕飯は簡単なものにしましょ」
男 「こうも意見が分かれると考えるのをやめたくなる」
- 142 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/04(日) 18:42:30.31 ID:hh50to8M0
長女「肉はどうした」
男 「んなもんねえよ」
長女「契約違反は命を以て代償を払う、という言葉は知っているか?」
男 「知るか!」
次女「うどん?」
男 「俺も疲れてるんだ、勘弁してくれ」
次女「まあいいわ、明日に期待しておく」
男 「考えておく」
三女「確かに丼ね」
男 「器がな」
三女「好きだからいい」
男 「さようで」
四女「簡単なものといったらやっぱりこれよね」
男 「作る気力がなかったんだよ」
四女「それでもありがとうね」
男 「どういたしまして」
- 144 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/04(日) 18:57:55.70 ID:hh50to8M0
長女「もう少し迅速に行動できなかったのか」
男 「持ってきてやったんだからそれくらい目を瞑れ」
長女「上の人間に忠実に従うのは下の人間として当然だろ」
男 「な…ん…だと…?」
次女「遠くまでよく来たわね」
男 「置き傘くらいなかったのかよ」
次女「ないこともないけど…穴が空いてたの。それを私に使えと言うのね?」
男 「俺が悪かった」
三女「男」
男 「なんで揃いも揃って傘を忘れるんだ」
三女「ありがとう」
男 「じゃあな。まだ次が残ってる」
四女「あ、男くーん。待ってたよ」
男 「おう」
四女「さ、帰ろう」
男 「お、おい! 俺の傘に入ってくるんじゃない!」
- 145 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/04(日) 19:06:07.40 ID:X3EhShexO
男が失踪した時の反応が見たい
- 146 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/04(日) 19:10:29.25 ID:IxhtqC5aO
男「遠出したいな…」
長女「免許取りなさい」
男「足確定かよ」
次女「バイクなら」
男「電車にします」
三女「…青春18切符」
男「ありがと」
四女「外は怖いの…」
男「何があった」
- 147 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/04(日) 19:14:15.81 ID:hh50to8M0
長女「私に本を読めだと?」
男 「読んでいるところを見たことないからさ」
長女「節穴が。お前が心配する必要なんかこれっぽっちもない」
男 「わかったわかった。だからむきになるな」
次女「本? 雑誌くらいなら読んでるわ」
男 「そういう類の本じゃ」
次女「社会人には時間がないのよ。貴方たちが羨ましいわ」
男 「なんかごめん」
三女「本…」
男 「聞くまでもなかったか」
三女「辞書は読破したことない」
男 「したヤツがいたら見てみたい」
四女「新聞くらいなら読んでるよ」
男 「どうせテレビ欄と四コマ漫画だろ?」
四女「失礼な。天気予報も見てるよ!」
男 「自信満々に言うことでは…」
- 148 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/04(日) 19:26:06.55 ID:IxhtqC5aO
長女「パソコン教えなさ〜い」
男「俺もあんま詳しくないのに」
次女「容量足りな〜い」
男「増設して下さい」
三女「メモリ買っておいたよ?」
男「助かるよ」
四女「……静電気」
男「頼むから本体に触らないでくれ」
- 149 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/04(日) 19:33:58.41 ID:hh50to8M0
長女『土産を忘れるなよ』
男 「手持ちが少ないんだ、買って帰れねえ」
長女『金額・品物は問わん、何か一つ買ってこい。これは命れ
男 「どうしてああも高圧的なんだ、あの悪魔は!」
次女『姉さんのように何か買ってこいとは言わないわ』
男 「察しがよくて助かる」
次女『期待してないからね』
男 「これはお約束ってやつか?」
三女『お茶』
男 「自分で淹れろよ」
三女『茶葉がない』
男 「そういうことね、了解」
四女『どこをほっつき歩いてるの?』
男 「いつもの帰宅コースを歩いている最中だ」
四女『ちゃんと明るいところを歩いて帰ってくるのよ? 男とはいえ安全とは限らな
男 「切れた…姉さんの心配性にも困ったもんだ」
- 151 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/04(日) 19:54:04.34 ID:IxhtqC5aO
男「もうすぐ子供の日ですね」
長女「そうかそうか」
次女「今更子供の日っていう年でもないでしょ!」
男「いや、俺じゃなくて」
三女「柏餅!柏餅!」
男「ちゃんと用意するからね」
四女「柏の葉は子孫繁栄」
男「俺は手伝わないからな」
- 152 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/04(日) 19:54:35.13 ID:hh50to8M0
長女「天気悪いな」
男 「あんたの機嫌も悪いな」
長女「どうにかして止ませろ。それが無理なら髪を剃れ」
男 「どちらもお断りだ」
次女「洗濯物が乾かなくて困るわね」
男 「干すのは俺の役割だけどな」
次女「乾燥機でも買おうか。男ちゃんのお金で」
男 「俺の!?」
三女「雨」
男 「土砂降りだな」
三女「今日は冷えるわ、お茶を」
男 「はいはい」
四女「雨だねー」
男 「外に出ようとすんな」
四女「こう、気分が高揚してこない?」
男 「あそこの不機嫌な暴君を見て言えるんなら大したもんだ」
- 153 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/04(日) 20:05:35.22 ID:IxhtqC5aO
長女「マッサージして」
男「マッサージチェアを使って下さい」
次女「やっぱり、人肌よねー」
男「俺の労力は無視ですか」
三女「終わったら、あたしがしてあげる」
男「ありがと、気持ちだけもらっとくよ」
四女「終わったら、ボクがしてあげる」
男「針は勘弁」
- 154 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/04(日) 20:11:23.94 ID:hh50to8M0
次女「私は塩を」
長女「醤油と相場が決まっている」
四女「味噌にしようかな」
三女「とんこつ…」
長女「他の味はいわば邪道。王道は醤油さ」
次女「聞き捨てならないわ。塩も美味しいのよ?」
長女「日本人なら醤油を食す、これに尽きる」
次女「相変わらず頭が固いわね」
四女「塩バターコーンも捨てがたいな」
三女「とんこつ…」
長女「姉に向かってその暴言は許すまじ、覚悟はできているな?」
次女「たかがラーメンでむきにならないでよ」
長女「ラーメンを笑う者はラーメンに泣くぞ!」
次女「聞いたことないわよ!」
四女「牛乳ラーメンというのもあるのかー」
三女「とんこつ…」
「あの…お客さん?」
男「すみません、後で呼びますんで。談義はいいから早く決めろよ!」
- 156 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/04(日) 20:26:12.34 ID:IxhtqC5aO
男「風邪をひきました」
長女「カロリーメイト」
男「喉が渇きます」
次女「麦茶」
男「助かります」
三女「りんご」
男「実が殆どありません」
四女「雑炊」
男「自分の血を隠し味にしないで下さい」
- 157 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/04(日) 20:27:04.20 ID:hh50to8M0
長女「まずは光物から食うのが常識だ。だよな?」
男 「それは個人の好みで
長女「だ よ な ?」
次女「それぞれ好みがあるのよ。押し付ける真似は見苦しい」
長女「人が老婆心で言ってやってるんだ、聞き入れな」
四女「んと…」
次女「姉さんのやっていることは価値観の押し付けに過ぎないわ」
長女「人前に出しても恥ずかしくない食べ方を教えているだけだ!」
男 「周りのお客さんに迷惑だろうが。少しは静かに
四女「みんな、楽しく…ね?」
男 「ったく…美味いか、玉子」
三女「美味しい」
男「はあ…二度とこいつらと一緒に外食なんかするもんか」
- 158 名前:山川 [] 投稿日:2008/05/04(日) 20:32:44.08 ID:YlIe4RY40
三女とだけいってこい
- 159 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/04(日) 20:33:13.65 ID:IxhtqC5aO
男「回転寿司にきました」
長女「まずはトロを」
男「高いのは控えて下さい」
次女「それじゃイクラ〜!」
男「控えて下さい」
三女「はい、お茶…」
男「ありがとうございます」
四女「プリンを所望する!!」
男「せめて寿司を頼んで下さい」
- 160 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/04(日) 20:35:57.06 ID:hh50to8M0
長女「私はサメのところに行ってくる!」
男 「勝手な行動をとるんじゃない」
長女「あ? 私の行く手を遮るつもりか? 水槽に浮かばせるぞ」
男 「どうぞ、シャークウォッチングに精を出してください」
長女「わかればいい」
男 「勝手なやつだ」
四女「また後で合流すればいいよ。私たちも見て回ろ」
男 「ああ。で、もう一人の姉さんはどこに?」
四女「さっきまでいたんだけど…いた」
三女「…」
男 「ペンギンに釘付けだな」
四女「そっとしておきましょ」
男 「だな」
次女「今頃楽しんでるのかしら」
「何を呆けているのかね?」
次女「は、はい、すみません」
次女(損な役回りだわ…)
- 163 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/04(日) 21:04:45.85 ID:hh50to8M0
次女「じゃあ今日の報告をしてもらいましょうか。まずは男」
男 「四女姉さんと一緒に見て回った」
四女「イルカのショーも見たよね」
次女「次、三女…は聞かなくても予想つくからパス」
男 「ずっとペンギンの前にいたな」
四女「ペンギンの抱き枕買って帰ったくらいだからね」
次女「最後は姉さん」
長女「私が最後? 四女は?」
次女「男と一緒だったからこれもパス」
長女「私はずっとサメと睨み合いしていた」
男 「重要なところが抜けている」
長女「あ?」
男 「俺をプラニアの水槽に投げ込もうとしたろ。あれは本気で怖かった」
次女「…」
長女「なあに、ちょっとした度胸試しさ」
次女「行かなくてよかったわ。まったく…恥ずかしい」
- 164 名前:山川 [] 投稿日:2008/05/04(日) 21:09:29.33 ID:YlIe4RY40
プラ…ニア?
いやすまない。知識レベルが割と低くてな
- 165 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/04(日) 21:10:31.77 ID:qfSUFlYJ0
ピラニアですね
わかります
- 166 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/04(日) 21:11:07.95 ID:hh50to8M0
×プラニア
○ピラニア
ここはいいからとっとと戻れ
- 167 名前:山川 [] 投稿日:2008/05/04(日) 21:15:13.90 ID:YlIe4RY40
うぃ。では戻ります
- 168 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/04(日) 21:21:31.49 ID:hh50to8M0
長女「…」
三女「ここにいたの」
長女「涼しくて月が綺麗に見える夜だ」
三女「本当」
長女「この景色を見ながらのタバコも乙なもんだ」
三女「それはどうだろ」
長女「ふん」
男 「熱! タバコをポイ捨てすんな!」
長女「うるさい。灰皿が喋るな」
男 「なんだと!?」
長女「興が削がれた。冷え過ぎないうちに寝るとするか」
三女「おやすみ」
長女「あんたも程々にしておきな」
三女「わかってる」
- 169 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/04(日) 21:27:29.92 ID:GeeCJRVtO
4女「おにぃ〜あっそぼ!」
3女「兄さん、数学を教えてちょうだい」
次女「弟っち〜○△×●◇●?」
長女「!?…††¨\$⊂?」
今のレベルではここまで…
上の姉2人の言葉は今の俺には聞こえない…
みたいなのかと思った
- 170 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/04(日) 21:28:30.22 ID:hh50to8M0
男 「あんのド外道め。屋根の上からタバコをポイ捨てしやがった」
次女「見事命中したわね」
男 「まだ俺でよかったよ」
次女「え?」
男 「火事にでもなったらどうするつもりだ」
次女「そういうことね」
四女「ねえねえ、こうしてると花火やりたくならない?」
次女&男「それはない」
四女「む…」
次女「いくらなんでもまだ早過ぎるわよ」
男 「花火は嫌いだ」
四女「それは残念…」
- 172 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/04(日) 21:35:09.28 ID:/MvNsdkcO
次女「私の戦闘力はヤジロベー並です」
男「切った…だと!?」
- 174 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/04(日) 21:47:56.87 ID:hh50to8M0
三女「…」
男 「おーい」
三女「?」
男 「そろそろ降りてこいよ」
三女「…」
男 「渋いお茶を淹れてやるからさ」
三女「わかった」
- 180 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/04(日) 22:32:18.85 ID:qfSUFlYJ0
なんという過激保守
- 183 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/04(日) 22:58:36.36 ID:hh50to8M0
ずずー
次女「たまには緑茶も悪くないわね」
ずずー
長女「また温い茶か。進歩しないやつだ」
ずずー
三女「…おいしい」
ずずー
四女「温まるね」
ずずー
男 「なあ、なんで俺たちは屋根の上で茶を飲んでるんだ?」
三女「月」
男 「ん?」
三女「月見…茶」
長女「月見酒ならぬ月見茶、か。それも悪くない」
- 185 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/04(日) 23:10:48.09 ID:hh50to8M0
男 「平和が訪れた」
男 「かの悪逆非道の暴君が風邪でダウンしたという」
男 「もう一度言おう。平和が訪れた」
次女「気持ちはわかるけど、病気を喜ぶもんじゃないわ」
三女「自業自得」
四女「屋根の上で寝ちゃうんだもん」
男 「誰も起こそうとしなかった事実に驚きだ」
四女「だって…」
次女「寝起きの悪さは男ちゃんも知ってのとおりでしょ」
三女「触らぬ神に崇りなし」
長女「お前ら…好き勝手言ってくれるじゃないか…」
- 187 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/04(日) 23:20:33.93 ID:hh50to8M0
次女「ということで、今日は静かにね」
三女「騒々しいのは長女姉さんだけ」
全員「…」
次女「と、とにかく! …いつもどおりに、ね」
男 (そうか、厄介なヤツが一人減っただけか。まだまだ気は抜けないな)
次女「男ちゃん、お薬がなくなっちゃったんだけど」
三女「バナナも」
四女「水分補給にスポーツドリンクがあった方がいいよね」
男 「俺が買ってくればいいんだろ。いつもどおりに、な」
- 188 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/04(日) 23:25:53.03 ID:hh50to8M0
男 「薬は買った。スポーツドリンクも買った。あとは…」
四女「バナナだよ」
男 「そっか。あれ、なんでここにいる?」
四女「心配になって後をつけてきたんだよ」
男 「俺はガキじゃねえんだからさ」
四女「財布忘れてる」
男 「…サンキュ」
次女「んじゃ、私は仕事に行ってくるから。姉さんのこと任せたわ」
三女「わかった」
- 189 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/04(日) 23:33:17.20 ID:hh50to8M0
四女「買い忘れはないね、うん」
男 「早いとこ帰ろうか。姉さんも待ってるだろうし」
四女「なんだかんだ言って男くんは優しい子だね」
男 「まあ…アレでも一応姉だからな」
四女「素直じゃないなあ」
男 「うるせ。置いてくぞ」
四女「待ってよー」
長女「ったく、この私が風邪ごときで倒れるとはね」
三女「人間だったのよ」
長女「ふん」
三女「タバコはだめ」
長女「いいだろ少しくらい」
三女「だめ」
長女「う…わかったよ、ちっ」
- 190 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/04(日) 23:36:53.26 ID:hh50to8M0
男 「帰ったぞ」
三女「おかえり」
四女「長女お姉ちゃんは?」
三女「寝てる。それよりバナナは?」
男 「ちゃんと買って
三女「ちょうだい」
三女「美味しい」
男 「ただ単にあんたが食いたかっただけか」
三女「…食べる?」
男 「食いかけを寄越すな」
- 192 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/04(日) 23:43:20.49 ID:hh50to8M0
男 「おい」
長女「弱っているところを討ちに来たのか?」
男 「俺はあんたじゃねえ」
長女「ふん」
男 「病人セットを一通り揃えた。勝手に使え」
長女「…」
男 「じゃあな」
長女「男」
男 「なんだ」
長女「…ありがとう」
男 「…」
長女「なんだその間抜け面は」
男 「あんたからそんな言葉が聞けると思わなかった」
長女「一等の宝くじ並のレアものだ、遠慮せずにとっておけ」
男 「はいはい」
- 195 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/04(日) 23:55:07.63 ID:hh50to8M0
長女「逃がすか!」
男 「やめ…お、おい、その鉄アレイ投げねえよな?」
長女「それは神のみぞ知り得る」
男 「理不尽だ!」
四女「病み上がりに動き回ると毒だよ」
次女「これはなんなの?」
三女「完全復活」
次女「へ?」
長女「狙いは外さない。せいぜい無様に逃げ回ってろ」
男 「目がマジだ…なんで俺がこんな目に会うんだよ!」
長女「熱のせいとはいえ、私に恥ずかしいことを言わせたからだろうが!」
男 「それはあんたが勝手に…振りかぶるんじゃねえ!」
四女「二人とも、長女お姉ちゃんを止めて」
次女「…いつもに戻ったってことね」
三女「そうね」
四女「う、う〜ん」
長女「ファイア!」
男 「うわああああ!!!」
- 196 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/05(月) 00:01:37.04 ID:DDjK2UFsO
長女「布団しけー」
男「はいはい」
次女「はいは一回!」
男「はーい」
三女「手伝うよ」
男「ありがと、シーツお願い」
四女「手伝うよ」
男「YES・NO枕を置くな」
- 197 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/05(月) 00:06:24.69 ID:GGUplYxb0
>>196
Noにした状態で、男がトイレにいくものの、四女がYesにこっそり変えるんですね
わかります
- 199 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/05(月) 00:19:58.83 ID:DDjK2UFsO
>>197
男「ったく…NOに決まってんだろNOに…」
ぱたん
四女「………」
男「さて、トイレ行ってくるか」
四女「………」
ぱたん
男「ふーさて、寝るか」
四女「ふつつかものですが、よろしくお願いします…」
男「何でだよ!」
四女「だってYESにするんだもん…」
男「いやいや、してないし」
YES
四女「ほら」
男「いやいやいやいやいや」
四女「……くすん」
長女「女に恥掻かせるなんてさいてー」
次女「そーだそーだ!」
男「あぁ、もう!!」
- 200 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/05(月) 00:26:42.66 ID:DDjK2UFsO
長女「下着洗っといて」
男「へいへい」
次女「ついでによろしく〜!」
男「うぃーっす」
三女「あ、あたしは……自分で洗うから…」
男「柔軟使うときは言えよー」
四女「………」
男「俺のを嗅ぐな」
- 201 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/05(月) 00:31:33.79 ID:DDjK2UFsO
男「飲みすぎた…頭いてぇ…」
長女「ぼぇ〜」
男「痛い痛い痛い」
次女「吐いてきなさい!すっとするよ!」
男「う〜ん……」
三女「はい、お水」
男「……ありがと」
四女「はい、お水」
男「それはウォッカです」
- 203 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/05(月) 00:36:34.44 ID:NZH6Ad0v0
長女「きゃっ!」
次女「あー!も〜お姉ちゃんまた料理こぼしたー!」
長女「えへへ…ごめんね…こんなお姉ちゃんヤダよね…男くん…?」
男(長男)「そ、そんな事ない!長女お姉ちゃんはそこがいい所なんだから…」
長女「男くん…///」
次女「イラッ …ほら、お姉ちゃん!一緒に片付けるの!」
長女「あ…は〜い」
三女「…」
男「三女、お前も手伝ってくれよ」
三女「…拒否」
四女「ばぶ!」
- 204 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/05(月) 00:38:17.92 ID:y7cGJ2Vi0
長女「お前に話がある」
男 「なんだよ、改まって」
長女「私たちはお前の姉だ」
男 「目を瞑りたいけど変えようがない事実だ。特にあんた」
次女「どうして敬わないのか、ということらしいわ」
男 「敬うべき存在とは到底思えねえ。特に暴君」
四女「三女お姉ちゃんはどう思う?」
三女「興味ない」
次女「そうね。あたしも特に拘らないわ」
四女「弟に変わりないからね」
長女「…」
- 205 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/05(月) 00:42:27.95 ID:LNJRPZdHO
>>200>>201
四女いいなああああああ
- 206 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/05(月) 00:46:32.34 ID:ZzgBpSW1O
四女が美羽に見えてきた
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