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新ジャンル「ロリ死神」
1 :VIPがお送りします [] :2008/08/16(土) 22:03:57.43 ID:0SIcTP9l0
「あんたにお迎えが来たわよ!」
男「…誰?」
「死神。」
男「ということは…あの世から…お迎え!?」
「さあ、時間よ…この翼であの世まで一直線よ…!」
男「うおっ!掴むなって!」


「…重くて飛べない。」
男「…良かった。」


2 :VIPがお送りします [] :2008/08/16(土) 22:04:36.62 ID:7PFEX9zlO
しにバラ


3 :VIPがお送りします [] :2008/08/16(土) 22:08:01.02 ID:0SIcTP9l0
「どうせいるのは魂だけだし…。」
男「か…鎌ッ!」
「ブッた切る!」



「…重い」
男「使った事無いのか…」


4 :VIPがお送りします [] :2008/08/16(土) 22:12:05.15 ID:0SIcTP9l0
「…くそ、どうしたらあの世に連れていけるのよ…。」
男(…どうしたらあの世行きを防げるかな…まだ死にたくないし…そういえばこの娘小さいな…お菓子はどうかな?)
男「…お菓子食べる?」
「え…?食べる食べる食べる!」
男「本当に効いた…」


5 :VIPがお送りします [] :2008/08/16(土) 22:16:26.65 ID:0SIcTP9l0
「美味しい!このお菓子なんて言うのー?」
男「ああ、それかっぱえびせんって言うんだけど…。」
「この丸い宝石みたいのは?」
男「飴って言うんだ、飲み込まずに舐めるんだ。」
「あ…この棒みたいのは?」
男「うまい僕っていうんだ、スポンジじゃないぞ。」
「えーっとこの変な液体は…確かねるねるねるねって言ったよね?美味しいんだよねー、これ。」



男「ねるねるねるねは分かるんだ…」


6 :VIPがお送りします [sage] :2008/08/16(土) 22:27:14.85 ID:LgQB6dg30
本当は死神が来たから死ぬんじゃなくて
死ぬから死神が来るんだけどね


8 :VIPがお送りします [] :2008/08/16(土) 22:34:21.21 ID:VdhfDWEMO
僕のうまい棒はスポンジですがお一ついかがか


10 :VIPがお送りします [] :2008/08/16(土) 22:41:20.10 ID:W9remd790
男「とは言っても完全に追い払えた訳では無いしなぁ…。」
「飴って…美味しいなー。」
男「…なあ死神…もう夜の10時だぞ…帰らなくて良いのか?」
「私はまだ帰る訳にはいきませんー。」


男「どうしよう…。」
男「…可愛いな、あの娘…。」
男「…それにしても…眠い、…寝るかな。」

男「ZZZ…」


「男…あ…寝てる…。」
「連れて行くチャンス!」

「…布団かけてあげよ。」


11 :VIPがお送りします [] :2008/08/16(土) 22:51:42.83 ID:W9remd790
男「…朝か。」


男「…夢だったんだな…焦ったぜ…。」

男「何か布団の中に誰か居る…?」


男「そういえば1週間前に友人から○ッキーのぬいぐるみ貰ったんだっけ、あれ貰っても困るよな…。」
男「…かっぱえびせんでも食うか」


(布団の中)
「…ZZZ…」


12 :VIPがお送りします [] :2008/08/16(土) 22:56:01.34 ID:W9remd790
男「おかしいな…?ここに確かにしまった筈だぞ…。」
男「…ん…?」

男「さっきは寝ぼけて気づかなかったけど…机の上にうまい棒や飴、ねるねるねるねのパックが…かっぱえびせんもある。」



男「…夢じゃなかった…?」


14 :VIPがお送りします [] :2008/08/16(土) 22:59:47.51 ID:W9remd790
「ふぁーあ…、朝だね…。」


「…男が居ない?」
「…ドア越しから声がする…。」

男(あれ、じゃあ布団の中の誰かは…死神!?)
「…この部屋に向かって歩いてくるわね。」


「…驚かしてみよ…。」


16 :VIPがお送りします [] :2008/08/16(土) 23:07:51.78 ID:W9remd790
男「布団の中は…」

男「…?…居ない。」



(…透明になって…と、後ろから…。)
男「…不思議だな、オカルト板にでも
「よっと!」
男「痛い痛い痛い痛い」
「えへへへー。」


男「…後ろから髪引っ張るなよ」
「…作成せいこー。」


18 :VIPがお送りします [] :2008/08/16(土) 23:15:35.80 ID:W9remd790
男「・・・しっかし、今になっても信じられない・・・俺の目の前に死神が・・・(しかも幼女)。」
「夢じゃないよー、なんならもう一回髪を・・・。」
男「いや、信じるから・・・。」

男「そういえば、布団敷いてくれたのって・・・お前?」
「・・・・悪い?」
男「・・・ありがとうね。」
「・・・どういたしまして。」

男「ところでさ。」
「うん?」
男「いつまで居るの?」
「・・・帰って欲しいの?」
男「・・・そういう訳じゃなくてさ。」
「この世界って、結構楽しいから・・・まだこの世界に居る予定♪」




男「・・・つまりここに居座る訳か。」


19 :VIPがお送りします [] :2008/08/16(土) 23:17:09.45 ID:tjQARRKM0
書くの遅いぞ>>1…。


20 :VIPがお送りします [] :2008/08/16(土) 23:20:31.79 ID:W9remd790
「朝ご飯作って−。」
男「目玉焼きできたよー。」

「昼ご飯作って−。」
男「そうめん作ったぞー。」

「そこら辺でも飛んでくる−。」
男「暗くならない内に帰れよ。」

「夕食はまだー?」
男「今作るよ。」

「・・・一緒に寝て良い?」
男「良いけど。」




男「・・・子供を持った気分だ。」


21 :VIPがお送りします [sage] :2008/08/16(土) 23:21:00.70 ID:CmV/FjR+0
数分で書いてんだから速いほうだろ……


22 :VIPがお送りします [] :2008/08/16(土) 23:23:56.91 ID:tjQARRKM0
>>21
そうかな…。
とりあえず保守


23 :VIPがお送りします [] :2008/08/16(土) 23:24:05.81 ID:QAC+E/3JO
まほけん民?


24 :VIPがお送りします [] :2008/08/16(土) 23:25:06.47 ID:UoE7JUbN0
普通はある程度書き溜めてからスレをたてるものです


25 :VIPがお送りします [] :2008/08/16(土) 23:25:38.27 ID:W9remd790
「ねーねー。」
男「何?」
「公園って何?」
男「・・・連れて行ってやろうか?」
「行きたい!」


「・・・何か複雑そうな機械ね・・・。」
男「それはブランコって言うんだ、機械じゃないぞ。」
「このこんぴゅーたーみたいなのは何?」
男「滑り台っていうんだ、一緒に滑る?」
「うわぁ!こんな所にからふるな設計図が!」
男「それはジャングルジムといって、サルみたいに捕まって上るんだ。」





男「・・・死神の世界って結構サイバー化してるのか?」


26 :VIPがお送りします [] :2008/08/16(土) 23:34:47.26 ID:W9remd790
「ねぇ、昨日言った『こーえん』とかいう所に行ってもいい?」
男「遅くならない内に帰れよ。」


「・・・へぇ、人の子供達がいっぱい遊んでるのねー・・・。」
子供「・・・あ!あんな所に飛んでる女の子が居る!」
子2「ばーかwwwそんなの居る訳が・・・本当だー!」
「まずい!姿を消し忘れた!」
子供「撃ち落とせ!」

「・・・子供って結構好戦的なのね・・・。」
子供「食らえ!野球のボール攻撃!
「・・・これが噂の『べーすぼーる』とかいう奴?でも私には当たらないわね!」
子2「食らえ!石ころ乱れ投げ!」
「避けにくそうだけど、こっちまで届いてないわね・・・。」
子3「必殺!エアガン連射−!」
「うお!銃向けてきた!うわっ!地味に痛い!」



「中々面白いわね、この攻撃を避ける遊び。」


27 :VIPがお送りします [] :2008/08/16(土) 23:37:27.59 ID:InLrciklO
魔が堕ちる夜・・・いや、なんでもない


28 :VIPがお送りします [] :2008/08/16(土) 23:38:05.81 ID:4pE0ZAkJO
天おとみてぇだな
ほのぼの支援


29 :VIPがお送りします [] :2008/08/16(土) 23:40:23.73 ID:W9remd790
「ほーらほーらこっちだよー!」
子供「何を−!3!エアガン貸せ!」
子3「嫌だよー!俺の武器だよー!」
子供「うるせーなー!俺の武器ったら俺の武器なんだよ!貸せよ!」
「・・・こら、喧嘩は良くないわよ!」
子2「今低い所に居る!チャンスだぜ!食らえ石ころ乱れ投げスペシャルッ!」
「Σ しまった!」

子供「よっしゃー!あいつを撃ち落としたぞ!」
「・・・頭に当たって・・・クラクラするわね・・・・。」
子3「てめぇー!俺達を散々おちょくりやがって!」
「や・・・やめなさいよ!蹴らないで!」
子供「黙れ!今俺達はイライラしてんだよっ!」
「・・・よ・・・容赦を知らないわね・・・この子達。」


30 :VIPがお送りします [] :2008/08/16(土) 23:46:08.90 ID:W9remd790
子供「死ねっ!」
子3「子供、そろそろ時間だぜ?」
子供「やっべ、母ちゃんに怒られる!」
子2「今日はこの辺で勘弁してやる!だが次現れたらもっとぎたんぎたんにしてやる!この悪魔め!」


「・・・帰ったわね・・・。」

「しかし・・・至る所が・・・痛いわ・・・・人の子とはいえ・・・三人連続で攻撃されたら・・・。」
「今度会ったら・・・八つ裂きにしてやる・・・ていうかあんなんだけでリンチって・・・人間って・・・短気・・・ね・・・。バタン」


男「・・・遅いから何かあったのかな・・・。」



男「おーい!死神−!」
男「お・・・居たぞ・・・何か凄い傷だらけだ・・・連れて帰らなくちゃ。」


31 :VIPがお送りします [] :2008/08/16(土) 23:51:06.38 ID:W9remd790
「・・・ここは・・・。」
男「目が覚めたみたいだな・・・。」
「・・・男?」
男「何があったんだ?傷だらけだったんだぞ?」
「・・・・何でもない。」
男「・・・でも
「だから何にもないって!」
男「・・・そうか、夕飯・・・食べるぞ。」
「・・・分かった。」

(人間の子供ごときにやられたなんて・・・恥ずかしくて到底言えないわ・・・。)
「・・・それにしても・・・何か・・・至る所が今度は・・・痛みとは違う痛さというか・・・。」
男「あぁ、消毒液を塗ってあるから染みるんだな・・・。」
「それって・・・毒?」
男「それは傷の中に入った菌を消す薬だから、我慢してくれ。」
「・・・分かった。」


32 :VIPがお送りします [] :2008/08/16(土) 23:53:03.44 ID:9rkqCscg0
なぜか脳内CV釘宮


34 :VIPがお送りします [] :2008/08/16(土) 23:54:48.33 ID:W9remd790
男「おはよう、死神。」
「おはよう、男。」
男(もう家族みたいに馴染んで来たな・・・そういえば俺っていつあの世に連れて行かれるか分からないんだよな・・・)

「・・・ごちそうさまでした。」
男「・・・お前朝ご飯良く食べるな。」
「・・・ねぇ、公園・・・行っちゃ・・・ダメ?」
男「・・・怪我するなよ?(もうしてるけどさ)」

「行って来ます」
男「行ってらっしゃい。」


男「・・・心配だし、ついて行ってみるか。」


35 :VIPがお送りします [] :2008/08/17(日) 00:01:40.45 ID:G91x6p3u0
(あの公園・・・いつみても『はくぶつかん』とか『みゅーじあむ』とかいう奴に似てるわね)

「・・・。」
子供「あ、あの悪魔!」
「ふふっ、撃ち落としてごらん!」
子2「今回も撃ち落としてやるぞ!」
子3「俺のエアガンを甘く見るなッ!」
「・・・。」



男「・・・デンジャラスな遊びだな・・・。」


子供「だーかーらー!3、エアガン貸せっつってんだろ!」
子3「子供は野球一筋だろ?」
子供「うるせーな!エアガン二丁あるんだから一丁貸せーっ!」
子3「ぐはっ!」
(・・・あいつ・・・3とか言う奴を殴りやがった!)
子3「い・・・いてーよ・・・。」
子供「バーカwww涙目になってやんのwwwww弱虫にはもったいねぇな、エアガンは全部俺がもらう!」
子3「そ・・・そんな・・・。」
「・・・あいつ・・・頭に来るガキね・・・、文句言ってやる。」


子2「・・・真面目に撃ち落とそうとしてる奴って俺だけじゃね?」


36 :VIPがお送りします [] :2008/08/17(日) 00:06:32.87 ID:G91x6p3u0
「こら!人の物を殴ったりして取るのって、それ泥棒って・・・!」
子3「・・・!」
子供「・・・やかましいんだよこのブスが!」(死神を殴る)
「・・・ぐふっ!」
子供「丁度良いぜ!3も一緒にリンチしようぜ!」
子2「バーカ!この弱虫と悪魔!お似合いだなwwwww」
子供「一緒に地獄に行けや!」
「・・・がはっ!」
子3「・・・ぐふっ!」

男「おい!お前ら!」
子供「チッ!大人に見つかっちまった!」
子2「逃げろ!」


37 :VIPがお送りします [] :2008/08/17(日) 00:13:33.93 ID:G91x6p3u0
「ごめんなさい・・・男・・・。」
男「もう二度とあんな奴ら相手に・・・。」
子3「グスッ・・・グスッ・・・・」
男「・・・大丈夫か、君?」
子3「・・・なぁ、お前さ−。」
「何よ。」
子3「俺達はお前を虐めた筈なのに、何で俺を庇うんだよ!仕返しなり見捨てるなりすれば良いのに!」
「・・・呆れるわ、人間って。」
子3「ていうかお前、悪魔だよな?」
「死神よ。」
男「俺は違うけど。」
「単にあんたからそんな暴力振るってまでその銃を奪うあいつが腹に来ただけ・・・。」
子3「・・・ごめんなさい、死神さん。」
「・・・別に謝らなくても良いわ、それより銃を奪われたあんたの方が可哀想ね・・・。」
男「・・・死神・・・。」
「男、あんた人間よね?人間から見て、私の言っていることって間違ってるの?」
男「・・・間違ってないよ、多分。」


38 :VIPがお送りします [] :2008/08/17(日) 00:16:25.89 ID:G91x6p3u0
(自宅)
「・・・復讐しに行くつもりだったけど、何かあいつら見てたらバカらしくなってさ・・・。」
男「・・・お前、結構優しかったんだな。」
「て・・・照れるわね・・・。」
男(死神って、大人っぽくなったな・・・。)

男「かっぱえびせん食べるか?」
「あ、食べる食べる−!」





男「子供だな。」


39 :VIPがお送りします [sage] :2008/08/17(日) 00:20:40.58 ID:Dw/IQ7Vo0
一瞬真紅っぽくなったような気がするがそんなことはなかった


40 :VIPがお送りします [] :2008/08/17(日) 00:22:12.49 ID:qivqIsWw0
死神の脳内風貌は子供化リューク


41 :VIPがお送りします [そろそろネタが尽きてきた・・・] :2008/08/17(日) 00:23:41.76 ID:G91x6p3u0
男「たまには外食するか・・・。」
「おすしって奴が食べたい!」
男「・・・寿司屋行くか。」


「何か美味しそうな物がいっぱい回ってるわね・・・。」
男「好きに取って良いぞ。」
「じゃあー、あの黄色いの食べようかな。」
男「卵か、美味しいぞ。」
「よし、取った。いっただっきまーす。」




男「・・・寿司だけじゃなく皿も取らなきゃいけないんだぜ。」


42 :VIPがお送りします [] :2008/08/17(日) 00:26:29.72 ID:G91x6p3u0
「今度はお皿も取るわよ・・・。」
男「頑張れ・・・お、ヒラメか。固いから良く噛んで食べろよ。」
「・・・な・・・何これ・・・!」
男「おい、何で涙目なんだ?もしかして悪魔には口に合わないのかな?」





男「しまった、回転してる奴はワサビついてるの忘れてた。」


43 :VIPがお送りします [] :2008/08/17(日) 00:31:11.42 ID:G91x6p3u0
男「大将、ワサビ抜きのマグロ下さい。」


男「来たぞ。」
「・・・辛く無いよね?」
男「あぁ、ワサビは抜いてもらってる。」
「・・・・なかなか美味しいわね。」
男「良かった、口に合う様だな。」
「・・・でも外見はグロテスクね。」
男「言われてみればそうだな・・・これはマグロって魚の肉をご飯に乗せたものなんだ。」
「・・・『さかな』ってなに?」
男「あぁ、海を泳いでる生き物だよ。海に行くより『水族館』って所に行った方が良く見れるけど。」
「それじゃあ、今度すいぞっかんって所行こうよ!」
男「あぁ、今度な。」


44 :VIPがお送りします [] :2008/08/17(日) 00:35:37.74 ID:G91x6p3u0
友達「・・・なぁ、男。」
男「うん?」
友達「・・・その娘、誰?」
男「・・・えーと。」
「私の事?私は・・・。」
男(死神とか言っても信じないよな、常識的に考えて。うまくフォローするか。)
男「えーっと
「男さんの従兄弟の子供です、いま男さんの家に預けてもらってるんですよ。)
友達「へぇー。」




男(意外とフォローうまいな!)


46 :VIPがお送りします [] :2008/08/17(日) 00:41:18.14 ID:G91x6p3u0
友達「よし、お兄さんが服買ってあげるよ!」
「本当ですか?ありがとうございます。」
男「・・・何処でボロが出るかな・・・。」
友達「どうかしたのか?」
男「ん?いや別に。」

友達「しかしあれだな。」
男「何?」
友達「あの娘、失礼だけど死神みたいな格好してるな・・・お前が着せたのか?あの服。」
男「いや、風呂は入るけど・・・着替えないんだ、服出しても。」
友達「・・・じゃあやっぱ服いらないじゃん・・・。」
男「うん、買わなくても別に良いよ。」
「何ひそひそ話してんの?」
友達「いや、別に。」






男「まさか本当に死神だなんて言えないよな・・・。」


47 :VIPがお送りします [sage] :2008/08/17(日) 00:42:57.00 ID:GSNcEeoT0
下着だ!! 下着を買うんだ!!


48 :VIPがお送りします [] :2008/08/17(日) 00:46:08.78 ID:d6UQERISO
カボチャぱんつ


49 :VIPがお送りします [眠い] :2008/08/17(日) 00:46:53.05 ID:G91x6p3u0
男「水族館に行くぞ−。」
「やったー!」



「・・・何か変な乗り物の絵が描いてあるわね。」
男「それはイルカっていう海を泳ぐ生き物なんだ、魚みたいだけど、魚じゃないぞ。」
「じゃあ今から見る『さかな』っていうのは、『いるか』って乗り物みたいな生き物に似てるんだね?」
男「そういう事だな。」
「楽しみだなー。」


51 :VIPがお送りします [] :2008/08/17(日) 00:50:33.68 ID:gqesQrhN0
しにがみのバラッドというのが……

いや、続けろ。


52 :VIPがお送りします [] :2008/08/17(日) 00:52:43.56 ID:G91x6p3u0
「あ!『いるか』だ!」
男「でっかいだろー?」
「・・・ちょっと気持ち悪いわね。」
男「・・・。」

「この薄暗い水の中に居る気持ち悪い白い生物は何?」
男「ベルーガっていうんだ。」

「この菱形の目の出っ張った魚は?」
男「カワハギだ、美味しいぞ。」
「不味そう・・・。」
男「・・・。」

「うわ!何か毒々しい模様の魚がいっぱい居る!」
男「チョウチョウウオの仲間達だな。」
「気持ち悪い・・・次行こう?」




男「・・・印象最悪だな。」


53 :VIPがお送りします [] :2008/08/17(日) 00:58:35.25 ID:Ay/dXmOcO
新ジャンルじゃないと言おうと思ったが…




面白いので続けてください


54 :VIPがお送りします [] :2008/08/17(日) 00:59:03.03 ID:G91x6p3u0
「この透明で幽霊みたいなのは・・・魚?」
男「クラゲって言うんだ、綺麗だろ?」
「気持ち悪い・・・。」
男「・・・。」

「何か武器持ってるよ!あの底を歩いている魚!」
男「あれはエビだ、魚じゃないんだな・・・これが。」
「美味しい?」
男「あぁ、美味しい。」

「何か重そうなの背負ってる魚が居るよ!」
男「あれはウミガメだ、生まれつき甲羅を持っているんだ。こいつも魚じゃ無いぞ。」

「・・・何か色鮮やかなのに地味な魚が居るわね。」
男「あれは巻き貝の仲間だな、中身は結構グロテスクだぞ。」

「何か凶悪な顔の魚がいる・・・。」
男「あれはサメだ、確かに気性は荒いな。」

「うわー!にょろにょろしてる!気持ち悪っ!」
男「あれはタコだ、お前も寿司屋で食った事があるぞ。」
「う・・・うえっ・・・。」




男「水族館、来なかった方が良かったかもな。」


55 :VIPがお送りします [] :2008/08/17(日) 00:59:59.17 ID:7NFef73ZO
は?新?


56 :VIPがお送りします [] :2008/08/17(日) 01:04:32.63 ID:G91x6p3u0
「何か白くて細長いタコみたいなのは何?」
男「あれはイカだ。」
「まるで帽子みたいね・・・。」

「うわ!たくさんの魚が渦を巻いている!」
男「鰯だ、集団でこうして集まって身を守っているんだ、一匹一匹が小さいからな。」

「ふれあい広場・・・?」
男「あぁ、魚を近くで見たり触ったりできるんだ。」

「この星形の生き物は?」
男「海星だ。」

「このトゲトゲしてる奴は?」
男「ウニっていうんだ、美味しいぞ。」
「でもこのままじゃ食べれそうにないわね。」

「やった!すばしっこい魚一匹ゲット!」
男「多分、キスの仲間かな。」



「もぐもぐ」
男「食うなよ。」


57 :VIPがお送りします [sage] :2008/08/17(日) 01:12:16.01 ID:l7t0aRl30
>>56
食うなよ
じゃねーよwかなり問題だぞw


58 :VIPがお送りします [] :2008/08/17(日) 01:14:44.08 ID:G91x6p3u0
「この棒が三つ並んでる記号みたいなのは何?」
男「『川』って読むんだ、ここからは淡水魚の仲間達だな。」

「猫みたいね、この魚。」
男「ナマズって言うんだ。」

「地味な魚ね。」
男「あれはコイだ。」

「ちっちゃくて可愛い!」
男「メダカだな、これは。」


59 :VIPがお送りします [] :2008/08/17(日) 01:16:30.15 ID:G91x6p3u0
「・・・ここから何か暗くなって来たわね。」
男「深海だ、展示数は少ないが・・・怖いぞ?」
「・・・ここまで来たんだから引き返せないわね。」
男「よく言った、先に進むぞ。」

「このでっかい魚は?」
男「チョウチンアンコウだ。」
「それにしても格好いいわね。」

「このサングラスかけてるみたいな魚は?」
男「ボウエンギョだ。」
「渋いわね。」

「この魚長いわねー!」
男「リュウグウノツカイって言うんだ。」
「綺麗ね!写真撮ってもいい?」




男「深海はびびると思ったが案外好印象だったな。」


60 :VIPがお送りします [] :2008/08/17(日) 01:21:51.09 ID:G91x6p3u0
「楽しかったわね・・・。」
男「あぁ、楽しかった。」
「そろそろご飯食べようよ!」
男「じゃあ近くにあるシーフードレストランで食べるか・・・。」

「・・・この料理、美味しいわね・・・。」
男「それはエビを使った料理だ。」
「・・・・・・・。」



男「固まるなよ。」
「・・・こ・・・この料理も美味しいわね・・・。」
男「だよな、タコを使った料理だってさ。」
「・・・・・・・・。」



男「固まるなよ。」



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