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猫「・・・ばーちゃん?」
- 134 名前:VIPがお送りします []
投稿日:2011/09/18(日) 00:41:54.87 ID:iuDXAJ+q0
男「俺と同じ食事とかって食べれるのか?」
猫「大丈夫だと思うが。」
男「食べながら多いとか少ないとか教えてくれれば、それで献立を考えるから。」
猫「フフン、新しいあるじ『も』やさしいな。」
男「ん?何か言った?」
猫「なんでもないさ。それよりちょっと膝を貸してくれないか?」 ゴロゴロ
- 137 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 00:43:18.82 ID:iuDXAJ+q0
男「というわけで、オムライスができました。」
猫「中身はともかく、周りの卵のところは命のにおいが濃いな。」
男「奮発して有精卵使ったからね。で、食べる前に約束があります。」
猫「どんな約束だ?」
男「こうやって手を合わせて『いただきます』っていうの。」
猫「それは何のためなのだ?」
男「料理を作った人と、料理の材料になったものに感謝するため。なのだ。」
男・猫「「いただきます」」
猫「しかし、なぜ今日に限って?いつもはやっていなかっただろう?」
男「いいところ見せたかったんだよ。」
- 138 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 00:43:56.12 ID:dm/B17Tm0
ワーーーーーーーフルッ!!!
- 141 名前:1 [] 投稿日:2011/09/18(日) 00:53:56.79 ID:iuDXAJ+q0
すまん。サルった。
- 144 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 00:55:01.88 ID:iuDXAJ+q0
猫「器用なものだな。ハシといったか?それで食べるのは非効率ではないか?」
男「そんなこと無いよ。てか、見てないで食べなよ。」
猫「そうしよう。」 クッ
男「待て、皿に顔をつけるな。手を動かすの。」
猫「手?うむー」 ワシッ
男「ダメダメ、そっちの手は皿を持つの。で、こっちに持ったスプーンですくって口に運ぶの」
猫「あーうー??」
男「ちょっと貸してごらん。こうやってすくって・・・はい、アーン・・・」
猫「あーん」
- 146 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 00:55:23.72 ID:2gjP9OcT0
支援足りなかったか…待ってるからゆっくり投下してくだしあ
- 149 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 00:57:18.21 ID:iuDXAJ+q0
男「んで、パクっと」
猫「はむっ・・・んんー!?」 ジタバタ
男「あれ・・・そんなに不味いか?」
猫「ケハッ、ケハッ・・・あぢゅい・・・」 んべー
男「ごめんごめん、ちゃんとフーフーして食べような。」
猫「『フーフー』?」
男「息を吹きかけて冷ますってこと。」
猫「うむ。フーフーして食べるぞ。」
- 152 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 00:59:39.29 ID:iuDXAJ+q0
男「言い忘れてたけど、食べ終わった後にも約束があるんだ。」
猫「いただきま・・・した?」
男「『ごちそうさまでした』って言うの。」
男・猫「「ごちそうさまでした。」」
猫「人間というのは面倒なものなのだな。」 ぽふぽふ
男「難しいんだ、人間は。」
猫「またそれか。私にもわかる時が来るのだろうかな?」 ムスー
男「わからなくてもいいんじゃない?急いでわかろうとしなくてもいいし。」
猫「私は迷惑になりたくないだけだ。」
男「ナツメはナツメだよ。気まぐれなところも含めて全部ね。」
- 155 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 01:01:56.58 ID:CbXxnyNC0
いただきましたw静岡w
- 156 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 01:02:18.73 ID:iuDXAJ+q0
男「牛乳買って来たけど飲む?」
猫「冷たいままでくれ。温めなくてもいいぞ。」
男「わかってるって。ハイ。」 コト
猫「?・・・器が小さくて飲みにくいな。」 ちょっぷりこ ちょっぷりこ
男「ん?」
猫「深すぎて舌が底まで届かんぞ。」 チロチロ
男「違う、カワイイけど違う。こっち見て。いいか?まずはこうやって持つ。」
猫「ふむ、こうか?」
男「次に、持ち上げて口をつける。」
猫「口をつける・・・こうだな。」
男「後はこう、コップを傾けて飲むの。」
猫「傾け・・・る・・・」 ンゴッ!ンゴッ!
猫「ヒグッ!」 ガシャーン
- 158 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 01:04:09.04 ID:iuDXAJ+q0
男「どうした!大丈夫か?」 ササッ
猫「うっく・・・うっく・・・おぼれりゅ・・・」 ガクガク
男「傾け過ぎだよ。コップを元に戻せば・・・って、抱きつくな。」
猫「息が・・・止まって・・ヒック」 ブルブル
男「・・・・・」 ギュッ
猫「ふぇぇえ・・・」 プルプル
男「怖かったね。大丈夫だよ、もう大丈夫。」 ポンポン
猫「ごめんなさい!ごめんなさい!」 フルフル
男「何も悪いことしてないだろ。な?コップ割れてて危ないから片付けるね。」
猫「待ってくれ!すぐに落ち着くから・・・もう少し、このままで」 ギュー
男「んー・・・わかった、落ち着くまで待つよ。」
- 159 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 01:04:40.97 ID:36+QE3l00
ちょっぷりこ 可愛い
- 160 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 01:05:34.79 ID:dm/B17Tm0
,..-─‐-..、
/.: : : : : : : .ヽ
R: : : :. : pq: :i}
|:.i} : : : :_{: :.レ′
ノr┴-<」: :j|
/:r仁ニ= ノ:.ノ|! _
/:/ = /: :/ }! |〕) ))
{;ハ__,イ: :f | /´
/ }rヘ ├--r─y/ シュッ
/ r'‐-| ├-┴〆シュッ ハ,,ハ シュッ
仁二ニ_‐-イ | | ハ彡( ゚ω゚ ),ハ
| l i 厂  ̄ニニ¬ ( ゚ω゚ )ミ( ゚ω゚ )
,ゝ、 \ \ __厂`ヽ.. と ミ つC
/ /\_i⌒ト、_ ノrr- } ⊂ 、 /
└-' ̄. | |_二二._」」__ノ ..し'
- 161 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 01:07:28.97 ID:iuDXAJ+q0
猫「取り乱してすまなかったな。もう平気だ。」
男「なんか、ごめんな。」
猫「どうしてお前が謝るのだ?」
男「俺が中途半端に真似させたというか、配慮が足らなかったというか・・・」
猫「私が無謀なだけだ。気に病むことはない。」
男「でも・・・」
猫「そんな顔をされると私の方が申し訳なくなる。」
男「わかった。」(でも、何か忘れてるような・・・)
猫「ベトベトになってしまったな。」
男「オウフ・・・牛乳が染みたらスゲー臭くなるんだった。」
- 162 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 01:08:12.78 ID:icKnNMv20
脱がせ
支援
- 164 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 01:09:54.50 ID:iuDXAJ+q0
猫「今日は恥ずかしい姿を見られてしまったな。」 フゥ・・・
男「耳元で囁くな。良からぬ気を起こしてしまう。ていうか、その姿で布団に入ってくるなと・・・」
猫「良からぬ気・・・とはコレのことか?」 ニギッ
男「フヌッ」
猫「私が来てから自慰も我慢していたのだろう?」 サスサス
男「なっ!?一体どこでそんな言葉を!?」
猫「うん?あの辞書に赤い印がつけてあったのだぞ?」 シュル
男「ヤバ、もういいから、その手を放せ。」
猫「ダ☆メ☆だ。恥かきついでにもっともっと恥ずかしいところを見せてやる。
それに、お前の恥ずかしい姿も見せてもらうぞ。それでおあいこだ。」 チュッ ペチャ
男「うっ・・・もう・・ああ!」 ビクンビクン
- 165 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 01:11:19.87 ID:dm/B17Tm0
まさかパンツを脱ぐことになろうとは
スレタイからは予想もつかなんだ
- 166 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 01:12:00.23 ID:iuDXAJ+q0
男「!?!?!?!?!?」 ベトー
男「あちゃ〜・・・中学生のガキか・・・俺は・・・」
猫「ふぁ〜〜〜あ・・・うにゃん!」 ボフン
男「起こしちまったか・・・悪い悪い。」
猫「今朝はやけに早起きだな。悪夢でも見たのか?」 ぼー
男「逆だよ逆、ちょっと粗相しちまったんで、シャワー浴びてくる。寝てていいよ。」 パサッ カラカラ
猫「!」 ピクッ
猫「・・・・・」 スンスン
>>165
脱がなくていいぞ
- 168 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/09/18(日) 01:14:09.34 ID:5yc2+Ri00
猫って乳糖分解する酵素持ってないからお腹壊すんじゃね
- 169 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 01:15:25.94 ID:iuDXAJ+q0
男(そういえばホント、あいつが来てからぜんぜん抜いてなかったしなー) ザーーーー
男(抑えつけてるつもりだけど、やっぱり願望とかはあるよなー) ザーーーー
男(でも、ばーちゃんの形見みたいなもんだし、やっぱり駄目だよなー) ザーーーー
猫「んふぅ・・・」 ペロペロ
男(普段から恥じらいとかないし、やっぱりそういう意識はもってないよな) ザー・・・キュッキュッ
猫「はぁ・・はぁ・・・」 ピチャピチャ
男「ん?」 カラカラ
猫「はふぅう・・・」 モジュルルルル
- 170 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 01:17:51.83 ID:XRZreC6E0
すまん>>1…お前のことを信じているぞ
脱いだ
- 171 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 01:17:56.91 ID:iuDXAJ+q0
男「何やってんだーーー!!」
猫「補給だが?」 チュポン
男「俺の下着にしゃぶりついてるようにしか見えんぞ!」
猫「客観視すればそうだろうな。」 ポワー
男「他にどんな解釈ができるんだよ!?」
猫「これに極上の精気が滾っていた。だから霧消する前に取り込んでいる。他に説明が必要か?」
男「・・・・・・・アー・・・ウン・・ナルホド、トテモ理ニ適ッテマス。」
猫「ああ、いい気分だ。体に染み入るとはこのことぞ」 スリスリ
男「でもお願い。やめて!やめたげてよぉ!」
- 173 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 01:18:26.56 ID:QFefONpF0
パンツ口に含んだ方がいい?
- 174 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 01:21:57.94 ID:iuDXAJ+q0
猫「つまり、夢精というものは恥ずかしい事で、人に知られるのは屈辱。と、」
男「ここでは粗相という表現を使って欲しい。」
猫「そして、奇しくも私がそれを強調した形になった。という事だな?」
男「だいたいそんなところです。」
猫「気に病む必要はないと思うのだがな。」
男「そういうわけには行かないもんなの。」
- 176 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 01:26:27.72 ID:iuDXAJ+q0
猫「迷い人や旅人をかどわかして精気を奪う。世が世なら私はそういう存在だ。」
男「それはそうだけど・・・」
猫「人を惑わしたり、夢に立ち入ったりする力も、もともとはそのためにあるのだしな。」
男「夢に立ち入るって、具体的にはどんなことができるんだ?」
猫「他人の見ている夢を覗き見することだな。あと、欲をかきたてるよう改変したり、悪夢を見せたりだ。」
男「じゃあ、もしや今朝の夢はお前の仕業だったのか?」
猫「いまいち話が見えんが、私は何もしておらぬよ。」
- 177 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 01:29:58.28 ID:iuDXAJ+q0
猫「そもそもあれは疲れるのだ。相応の見返りが無ければ使う気はない。」
男「そっか、ちょっと安心したわ。」
猫「しかし、見返りに関しては十分得られそうだし。今後は使うようにしてみるか?」 ニヤリ
男「全力で拒否する。フリスクとミカンの皮をバラまくぞ。」
猫「フフ、本気にするな。そもそも今朝の夢の内容が分からぬ事には再現できぬし、教える気も無いのだろう?」
男「でもまあ、俺から頼んだ時は使ってもいいよ。そんなことは絶対に無いと思うけど。」
猫「期待しないで待つとしよう。」
男「そうしてくれ。」
猫「フフン、難しいのだな。人間は。」
- 179 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 01:33:32.15 ID:icKnNMv20
脱いだ奴増えすぎワロリ
支援
- 180 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 01:34:52.05 ID:iuDXAJ+q0
・・・・・
男「そういえば、外に出たいとか思わないの?ナツメは。」
猫「出たいとは思わない。今まで考えたことも無かったがな。」
男「外の事とか気にならない?」
猫「私が不満を持っているかどうか知りたいということかな?」
男「うん、そんなところ。」
猫「猫は、必要に迫られなければ生活圏を広げようとは思わないものだ。」
男「どういう事?」
猫「なに、不安なようだから、それを取り払ってやろうと思ってな。まあ聞け。」
- 181 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/09/18(日) 01:38:24.70 ID:F3K5n8eI0
ナツメと言えば奇々怪界
- 182 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 01:38:48.10 ID:iuDXAJ+q0
猫「猫というものは停滞を好むのさ。むしろ環境が変化する方がストレスになる。」
猫「もっとも、私はもう猫ではないから、体調を崩すほどのストレスにはならないだろう。」
男「出られないわけじゃないけど、出たくはないってこと?」
猫「そういう事だ。ここへ来た時、外にも連れ出されていれば外も含めて自分の環境という認識をしただろうがね。」
男「悪い事しちまってたんだな。俺。」
猫「よしてくれ。人でも獣でもない、自分の立場というものは分かっているつもりだ。」
男「そんな言い方・・・」
猫「早とちりするな。自分を卑下しているわけではない。」
- 184 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 01:42:27.22 ID:iuDXAJ+q0
猫「外へ出ていたとすれば、他の人間の目がある。」
男「まあ、当然そうだな。」
猫「会う者すべてに私のことを説明して理解してもらうか?」
猫「それとも、出かける毎に隠れ蓑をまとうべきだったか?私が擦り切れてしまうぞ。」
猫「結果論だが、お前の無思慮こそが最良の選択だったという事さ。」
男「わかったような、わからんような・・・」
猫「それと最後に言っておく。私を可哀想だとか思うなよ?私はこの生活にこそ満足しているのだ。」
- 185 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 01:46:17.20 ID:iuDXAJ+q0
猫「もののついでだ。私について思っていることを聞かせてくれないか?」
男「漠然としすぎ。回答範囲の絞り込みを要求する。」
猫「なんでもかまわないのだがな・・・そうだな、私は重荷になってはいないだろうか?」
男「なってないよ。でも、まだ質問の意図が分からない。誘導を続行してほしいな。」
猫「常々私に対する葛藤のようなものを感じるからな。正直なところ不安なのだ。」
男「人間は難しい。というのは答えたことにならないよな・・・?」
猫「そうとしか答えられないのなら、葛藤の内容だけでも教えてもらいたい。」
男「・・・・・・」
- 186 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 01:46:55.29 ID:ppdKE4NU0
余裕でパンツ破り捨てた
- 187 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 01:47:38.34 ID:iuDXAJ+q0
猫「言葉を選んでくれるなよ。なるべく簡素な表現で頼む。」
男「ナツメを独占したいと思っている。でも、独占できたナツメはナツメじゃないと思う。」
猫「ふむ、よくわからないな。」
男「わかってほしいような、ほしくないような・・・」
猫「しかし、恥ずかしさをこらえての発言だということは分かる。そのことに感謝するぞ。」
- 190 名前:1 [] 投稿日:2011/09/18(日) 01:51:56.40 ID:ASKfZixd0
中編終わり
そしてさるった
- 193 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 01:56:53.84 ID:iuDXAJ+q0
補足が必要な箇所があれば受け付ける
- 194 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 02:00:59.66 ID:iuDXAJ+q0
無いようならラスト投下するけど、需要あるか?
- 195 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 02:01:11.07 ID:icKnNMv20
パンツ拾って来たけどどうすればいい?
あとどれぐらい続くの?
- 196 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 02:01:19.65 ID:QFefONpF0
今のところ無い。わかりやすい
もしかして今晩中に終わらせるつもり?
- 197 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 02:02:42.49 ID:iuDXAJ+q0
>>195
現時点で2/3まで来てるかな。
>>196
終わらせてから寝るつもり。てか、日を分けた方がいい?
- 198 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/18(日) 02:03:09.62 ID:XRZreC6E0
>>194
ありすぎてパンツが足りない
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