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既出ジャンル「真夏に雪女」
- 1 名前:VIPがお送りします。 []
投稿日:2007/08/28(火) 16:08:37.89 ID:/e/bfgda0
男「今日は一段と暑いな…。」
雪「見つけたぞ、そこの男!」
男「あ? なんだお前。なんか用?」
雪「忘れたとは言わさんぞ! 雪山で見逃してやった恩を忘れ…はぁ……ハァ……暑い…。」
男「…暑いし、ここじゃなんだから…俺の家行くか?」
雪「あ、はい…。」
男「ただし、俺の家にクーラーは無いがな。」
- 2 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 16:09:52.31 ID:l59Uttu30
男(これでクーラー使わずに済むかな…)
- 3 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 16:14:30.58 ID:/e/bfgda0
男「人の家に上がるなり、冷蔵庫に首突っ込むのは止めてくれ。」
雪「今時、クーラーの一つも無いなんて……。」
男「ほっといてくれ。扇風機一つありゃ十分だ。 それで、なんだって?」
雪「そうだ! 私の事を誰にも喋らないという約束を破ったお前の命を奪いに来たんだった!」
男「あー、そんな事もあったな。悪い、つい昨日怪談話で盛り上がってな。まさか、本当に来るとは思わなかったから。」
雪「真夏に思い出す事じゃないだろ!もう少し季節を考えろ。おかげで、クソ暑い中わざわざ山を降りてくる羽目になるとは…。
とりあえず、お前の命をいただいて、さっさとここから帰らせてもらう!」
ブツン
男「……ブレーカー飛んだな。」
- 4 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 16:20:03.24 ID:/e/bfgda0
男「まったく……冷蔵庫を開けっ放しにすると、どうなるか親に教わった事も無いのか?」
雪「はい……その、すみません…。」
男「うちも生活費大変なんだから、そこら辺踏まえてくれ。な?」
雪「あの、本当に申し訳ないというか…ごめんなさい。」
男「わかればいいんだ。とりあえず、麦茶でも飲んで。落ち着け。」
雪「あ、はい…。ありがとうございます…。私、本当に暑いの苦手でして…。」
男「飲んだら、もういいから。早く帰ってくれよ?」
雪「ほんと、ご迷惑おかけして…。おじゃましました。」
バタン
雪「なんですごすごと帰らなきゃならんのだ!」
男「……チッ。」
- 6 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 16:24:47.78 ID:/e/bfgda0
雪「悪いがお前の命を奪わせていただく! これもお前が約束を破った罰だ!」
男「ふーん。あ、そう。なら、俺にも考えがある。」
雪「な、なにをっ!」
ガラガラ
男「窓を全開にさせてもらった。さぞかし、いい熱風が入ると思うんだが?」
雪「……あの、すいません。つい出来心というか、許してください…。あの、ほんと、窓だけは閉めt…。」
- 7 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 16:29:34.42 ID:/e/bfgda0
男「じゃあ、帰ってくれるか?」
雪「あ、はい……。いえ、その…、外暑いんd……。」
男「なんだ?よく聞こえんなぁ…?」
雪「外暑いんで…、涼しくなるまでここに居させてもらえればなー、なんて思ったりなんかしちゃったりして…。」
男「………それくらい、いいが。夜になったら、帰れよ?」
雪(涼しくなれば、こいつを殺してさっさと山に帰ればいい! なんという妙案…!)
「あ、はい。その、お願いします…。」
TV「今夜も、熱帯夜となった訳ですが。暑さはこのまま続き……。」
- 8 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 16:35:16.82 ID:/e/bfgda0
男「…暑いな…。」
雪「……そうですね。」
男「……仮にも雪女なんだから、涼しくできないのか?」
雪「多少は…、あ、でも、疲れるからあんまりやりたくn…。」
男「なら、さっさとやってくれ。」
雪「あ、はい…。いきますよ。……えい!」
男「…おー、こりゃいいな。そのまま続けてくれ。」
雪「ハァ…はぁ……あの、私、疲れて…。」
男「おい、もっとしっかりやってくれ。」
雪「は、はい…っ…。ん…はぁ…、もう…ダメ…。」
男「…もうへばっちまったのか…。だらしねぇな…。」
雪(こいつ…絶対殺す…。)
- 9 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 16:38:56.68 ID:/e/bfgda0
雪「おい!大変だ!」
男「どうした?」
雪「冷蔵庫が動いてない!」
男「あぁ…、そうか。とうとう来たか。」
雪「なっ、ど、どういう事だ! このままでは、この部屋での唯一の涼が…っ!」
男「……電気代、払って無くてな。」
- 10 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 16:41:18.03 ID:5x41yTIaO
男貧乏なのかよ!!
そしてぬーべーを思い出した
- 11 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 16:43:25.00 ID:/e/bfgda0
男「困ったな……まぁ、電気くらい無くてもどうにかなるだろ。」
雪「ま、待て! 電気がないとダメだろ!扇風機も動かないんだぞ!?」
男「いや、だってなぁ…。お金無いし…。」
雪「何故だ! なんで、お金無いのか言え!」
男「…それはやっぱり、俺がニートだからじゃないか?」
雪(なんで、こんな所に来てしまったんだ…)
- 12 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 16:43:33.51 ID:1HnIsZ+mO
>>10
お前もかwww
もろ新型ゆきめだろ
- 14 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 16:48:25.41 ID:/e/bfgda0
雪「働け!今すぐ働いて、電気代のひとつでも稼げ!」
男「いやだ。」
雪「この甲斐性無し!穀潰し!額に汗流して働くくらいしたらどうだ!」
雪「あ、ハイ…。その、調子に乗っちゃったっていうか…。その、立場…そうですよね。ええ、はい…。」
- 15 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 16:52:19.87 ID:/e/bfgda0
男「……まぁ、確かに。このままじゃ餓死しかねないし、そろそろ貯金も無くなるし、働くか…。」
雪「ほ、本当か!? とうとうその気になって……、うう…。」
男「あぁ。これから、この家は飯代が、二人になるわけだからな。」
雪「え……、それって…(////)」
雪「あ、あの、スーパー○○ですか? パート募集してると聞いて…、ええ。はい…。」
- 16 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 16:54:30.12 ID:l59Uttu30
殺して帰ることなんかどうでも良くなっちゃってるな
- 17 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 16:58:44.43 ID:/e/bfgda0
雪「よくよく考えたら、外に出られる訳ないじゃないか!」
男「…使えないな…、お前は…。」
雪「う、うるさい! 外が暑すぎるんだ! 冬になったら目に物を言わせてやる!」
男「……それで、結局どうするんだ?」
雪「お前が働くしかないだろ!」
男「えー。」
雪「うるさい。黙って聞け! さっきパート募集で電話した時に、男性もオッケーだと聞いたからな。すぐ面接行って来い!」
男「働いた後、飯作るのめんどくさいし、お前はどうせ何もしないだろうしー?」
雪「ええい! 飯くらい私が作ってやる! さっさと行け!」
男「お、飯作ってくれんのかー。なら、面接行って来るか。」
雪(は、はやまったー!?)
- 18 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 17:01:17.50 ID:/e/bfgda0
>>16
書いてる内にすっかり忘れてたぜ
どうやって殺すか、考えるんだぜ
- 19 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 17:03:42.01 ID:1HnIsZ+mO
>>18
男が水風呂に入ってる時に殺ればよくね?
- 20 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 17:07:49.60 ID:/e/bfgda0
雪「男が貯金を削って電気代を払ったといえ…。ろくな食材が無い冷蔵庫だな…。」
雪「ああ、待てよ…。これがあれば、それなりに…。」
雪「うん。悪くない…。後は、男が帰ってくるのを待つだけ……。」
雪「な、なにを馴染んでいるんだ。私はっ! ええい!こうなったら、もうこの料理に毒を盛って毒殺してやれば……フフフ。」
男「いやー、採用してもらった上に、お総菜まで分けてもらっちゃって…。ほんと、すいません。」
- 21 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 17:08:43.01 ID:/e/bfgda0
>>19
じゃあ、水死させる方向で考えてくるぜ
- 22 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 17:11:29.11 ID:1HnIsZ+mO
雪「早くお前を殺して山に帰りたいのに…」
男「暑くて力が出ないか」
雪「うん」
男「アイス食うか?」
雪「食う…」
男「美味いな」
雪「うん。美味しい」
男「考え直さないか?」
雪「買収は受け付け無い」
男「ありゃりゃ」
- 23 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 17:11:44.56 ID:/Z/8QnsO0
>>21
オフロイベントwktk
- 24 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 17:13:52.24 ID:5x41yTIaO
>>21当然[ふたりで入ってる時に]だよな?
- 25 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 17:16:17.07 ID:/e/bfgda0
男「ただいまー。」
雪「ようやく帰ってきたな。待ちくたびれたぞ!」
男「なんだ。そんなに俺の帰りが待ち遠しかったのか?」
雪「! う、うるさい。それよりっ! 飯を作っておいたから、早く食べろ!」
男「あぁ、ほんとに作ってくれたのか。スーパーでお総菜貰ってきたんだが。お前も食べるだろ?」
雪「それも食べるが、まずは私の作った料理を食べてからにしてくれ。」
男「…どれどれ…。」
雪(早く食え!そして死ねい!)
男「………なんか、凄くまずそうな色してるし、腐臭が漂うんだが…。俺、お総菜でいいや…。」
雪「お前には、人の作った手料理に対する優しさとか、そういうものの欠片ひとつm…!」
- 26 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 17:16:35.63 ID:UNpa0y4KO
ふたなりに見えた
- 27 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 17:20:53.00 ID:/e/bfgda0
男「お前、料理下手なんだな…。」
雪「違う!断じて違うぞ!」
男「だって…なぁ…。料理にとまったハエが、2秒で動かなくなったし…。」
雪「………うぅ…。」
男「もう飯はいいから、風呂の支度してくれよ。」
雪(風呂! 風呂だと!? しめた!冷水に浸かった男なら、今の私でも氷浸けにできるかもしれない!)
- 28 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 17:21:52.34 ID:1HnIsZ+mO
雪「そうだ!クーラーがきいた場所で殺せばいいんだ!我ながら良いアイディア!」
雪「というわけでデパートに連れてって下さい」
男「金無い」
終了
- 29 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 17:27:32.33 ID:1HnIsZ+mO
雪「暑い…」
男「なんだ?俺を殺すんじゃないのか?」
雪「うぐぅ〜…なら!実力行使だ!!うりゃあ!」
男「なんの!」
雪「避けるな!そりゃ!」
男「はっ!」
十分後
雪「暑い…」
男「あーいい汗かいた!」
- 30 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 17:29:32.98 ID:/e/bfgda0
雪「風呂の支度ができたぞ! さぁ、さっさと入れ!」
男「なんだ、随分と早いな…?」
雪「ふ、風呂の準備を事前にしていたに決まってるだろ!」
男「………なんか、怪しいが、まぁいい。」
雪「ほら、さっさと行け!」
男「ふーん…。……じゃあ、お前も一緒に入って、背中流してくれよ。」
雪「え?」
男「ほら、早く。」
雪「え?え?」
雪「せ、せめてバスタオルくらい着けさせろっ!」
- 32 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 17:38:23.67 ID:/e/bfgda0
男「思ったより、出るところ出てんだな。」
雪「じろじろ見るなっ!」
雪(く…っ、この恥辱ももうすぐ終わる…っ。このまま冷水の中にお前は死ぬのだ…っ!)
男「ところで、雪女。」
雪「な、なんだっ!」
男「お前、うちの風呂は沸かすものだと知ってたか?」
雪「な、なにを?」
男「さっき風呂場に行く前に、ひとつスイッチを押しておいた…。わかるか?風呂釜のスイッチだ。
そして、それにより……、この風呂の温度は40℃に達している!」
雪「な、なんだと!?」
男「つべこべ言わずに、さっさと入れ!」
雪「や、やだああああああああああ!!!」
- 33 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 17:39:48.80 ID:XdHzyld30
今、雪女を幼女にしてた自分に気づいた
- 35 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 17:47:01.94 ID:/e/bfgda0
雪「………はひゅぅ……ひからが、はいらなひぃ……。」
男「ぬるま湯にしてやったのに、まだ文句をいうのか?」
雪「らってぇ……、らめぇ…。ふらふらふるよぉ…。」
男「はぁ……。冷水ぶっかけたら、ちったぁマシになるか?」
雪「はぁい……ふぅ……くらさぁい…。」
ザバーッ
雪「ハッ、な、なんで私はこんな所に!?」
男「……いやぁ、眼福眼福。」
雪「う、うわぁあああああああああ!!!!」
- 37 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 17:54:36.58 ID:/e/bfgda0
ゴウンゴウンゴウン
雪「鬼!悪魔!」
男「お前も似たようなもんだろ…。」
雪「最低男!死ね!今すぐ死ね!今すぐ殺す!」
男「まぁまぁ。シーツかぶりながら言っても、全然怖くないぞ?」
ゴウンゴウンゴウン
雪「と、ところでさっきからしているこの音はなんだ…?」
男「あぁ。お前の服洗濯してんだよ。汗くさかったし。」
雪「ふ、服が無いだと!?」
- 38 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 17:55:49.10 ID:WpNKmQy/O
wktkwktk
- 39 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 18:01:50.85 ID:/e/bfgda0
雪「ど、どうしてくれるんだ! 私の一張羅なんだぞ!」
男「洗濯機今から止めてもなぁ…。」
雪「なんとかしろ!すぐにだ!」
男「わかったわかった。俺の貸してやるから。そんなに言うな。」
雪「それならそうと、早く言えーっ!」
雪「な、なぁ。すーすーするんだが…、そ、そうか。この服は、ワイシャツにトランクスというのか…。」
- 42 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 18:08:13.12 ID:/e/bfgda0
雪「なぁ、男…。もう寝たか?」
男「……。」
雪「もう寝てしまったか……。」
男「……。」
雪「そうか、寝たか。………そっか………フフフ、ならば、このままお命頂戴!」
カチッ ゴオオオオッ
男「いきなり夜這いとは、勇気ある奴だな、お前は。」
雪「あ、熱いっ!らめ、ドライヤーはらめええええええっ!」
- 44 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 18:11:27.65 ID:l59Uttu30
いつの間にか電気供給再開されてる
- 45 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 18:14:36.44 ID:/e/bfgda0
男「おい、雪女。……寝たか?」
雪「……。」
男「悪かったな…。機嫌直せよな?」
雪「……。」
男「……水枕用意してやったから、これで少しはお前も楽になるだろ?」
雪「……。」
男「じゃあな。また明日な…。おやすみ。」
雪(な、なに急に優しくして…っ!!)
……カラン
- 46 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 18:22:51.86 ID:/e/bfgda0
ミーンミンミンミンミン…
雪「暑いな…。」
男「そうだな…。」
雪「なんとかしてくれ。」
男「なんとかしてください、男様 の間違いだろ?」
雪「………なんとかしてください。お、……男様。」
男「なんとかなるわけないだろ…。あちぃー…。」
雪「ば、馬鹿にしたな!このっ!絶対殺してやるっ!」
男「あんまり暴れるな…。熱くなるだけだぞ。」
雪「はぁ…ハァ…。ふぅ……。はい…。」
ミーンミンミンミンミン…
- 47 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 18:24:36.75 ID:L01wLjXFO
>>44
電池式のドライヤーってことにでもしとこーぜ
- 48 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 18:26:52.43 ID:/e/bfgda0
>>47
お前、頭いいな
自分で、電気復活させたつもりだったがそんなことはなかったぜ
- 50 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 18:29:46.61 ID:/Z/8QnsO0
ぬ〜べ〜的には姉さんのつららが来たけど、
こっち的には婚約者みたいなのが来たらいい弄りキャラに(ry
- 51 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 18:34:33.57 ID:/e/bfgda0
男「……何を見ているんだ?」
雪「電気店のチラシだ。」
男「……クーラー欲しいのか?」
雪「……。」
男「……うちにそんな金ないぞ?」
雪「で、でもこの暑さは無理だ! そもそもお前が甲斐性なしだから! 私がどれだけ苦労をしてると思ってるんだ!」
男「……。」
雪「お、男…?」
男「ちょっと出かけてくる。」
バタン
雪「……お、怒らせてしまった……か?」
- 52 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 18:42:48.44 ID:/e/bfgda0
雪「あ、あんな奴、怒ったって知るもんか! 出かけたついでに事故でもあってしまえばいいんだ!」
雪「だいたい…そう、だいたい。なんで、こっちが萎縮しなければならないんだ。まったく…。」
雪「まったく……、居なければ居ないで気になるし…、腹が立つし…!」
雪「ああ、もう。ふて寝だふて寝。昼寝しよう…水枕はーっと、あ、あった。」
雪「ふふ、これこれ。あー、冷たくて気持ちいい♪ これさえあれば、あいつなんて居なくてもいいな…♪」
雪「あいつなんて居なくても………、水枕…、嬉しかったな…。」
- 53 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/08/28(火) 18:43:45.21 ID:/e/bfgda0
…お腹減りすぎてお腹痛いから何か食べてくるんだぜ
- 54 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 18:46:44.74 ID:5x41yTIaO
そんなときは
つ[ヨーグルト]
- 56 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 18:49:48.05 ID:pPua9AZmO
ケフィア食え
- 64 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 19:11:00.89 ID:V/OgRE2SO
男「なぁ、お前そのカッコのまま寝るのか??」
雪「当たり前だろ、これが私のトレードマークなのだから」
男「ふ〜ん、まぁいいけど」雪「さっさと電気を消してくれ。眠れないだろ。」
男「うるさい奴だな……じゃ、おやすみ」
−次の朝
男「お〜い起きろ〜」
雪「ふに〜……」
男「さっさと顔洗って来いよ」
雪「…(こくり)」
雪「…………私、裸///!?おい、男!!」
男「ん??やっと裸ってことに気付いたのか??」
雪「お前、私が寝てる間に何をしt…」
男「お前、暑いって言いながら自分で脱いでたぞ。」
雪「えっ………///?」
男「そんな恰好で寝たら暑いに決まってるだろ」
雪「じゃあなんで言っt」
男「そんなカッコで寝るのかって聞いたよな??」
雪「うっ……」
男「…でいつまでそんなカッコでいるんだ??」
雪「////!!」
男「ほらこれ。」
雪「…はぃ……ありがとうございます…///」
こうですか??わかりません(>_<)
- 65 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/08/28(火) 19:12:53.97 ID:1HnIsZ+mO
男「なあ、なんで俺を殺そうするんだ?」
雪「お前が私の存在を喋ったからだ」
男「喋ったから殺すのか?」
雪「ああ、山の掟だからだ」
男「殺すっていうか消すって感じか…」
雪「まあ、そうだな」
男「じゃあ、教えてやる」
雪「え?」
ごにょごにょ
雪「え?鮫島がディズニーとセックスしたって!?」
男「うん」
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