■戻る■ 下へ
ノコギリクワガタ「恩返しに来ました」Part 2
- 53 :VIPがお送りします []
:2008/09/20(土) 23:28:33.78 ID:crA6C6ktO
こっすー「上がったぞー」
こっすー「・・・って・・・何やってんだお前等・・・」
吉田「見ての通り!Wiiのスマブラです!」
くっすー「すごい・・・絵が動いてる・・・!」
吉田「今日こそ男さんにリベンジするんですから!!」
こっすー「・・・また負けるのがオチだぞ・・・」
吉田「そんな事ありません!!今日と言う今日は勝って見せます!!」
男「フ・・・吉田ぁ!そのセリフはもう聞き飽きたわ!!」
男「お前がゲームで俺に勝とうなんざ・・・百年早い!!!」
吉田「なんのぉ〜!」
- 55 :VIPがお送りします [] :2008/09/20(土) 23:56:25.34 ID:crA6C6ktO
吉田「ま・・・参りましたぁ〜〜」
男「まだまだだな!特にガード!隙が有り過ぎるぞ!!」
吉田「少しは手加減してくださいよぉ〜・・・」
男「手加減なぞ愚か者のする事!さぁ次の挑戦者は誰だ!?」
吉田「く・・・くっすーさん・・・これで・・・私の仇を・・・」ガクッ
くっすー「え・・・?わたし・・・?」
こっすー「やってみたいか?」
くっすー「・・・・うん」
こっすー「そうか!じゃあ操作方法を教えてやるから私の手の動きをよーく見てろよ!」
男「次はこっすーか・・・相手に取って不足は無い!」
- 56 :VIPがお送りします [] :2008/09/21(日) 00:08:43.20 ID:kpHNFNiFO
こっすー「ま・・・負けた・・・・」
男「筋は良かったが・・・・俺には及ばなかったようだな!!」
こっすー「ぐ・・・くそぉ・・・」ミシミシ
男「さぁ!最後の挑戦者は君か!?」
くっすー「あ・・・うん・・・」
男「・・初心者がこの俺に勝てるハズがないがな!かかって来なさい!!」
- 57 :VIPがお送りします [] :2008/09/21(日) 00:23:27.98 ID:kpHNFNiFO
男「・・・アレ・・・?」
吉田「男さんに・・・勝った・・・だと・・・?」
こっすー「す・・・凄いじゃないかくっすー!!」
くっすー「え・・・うん・・・」
男「ちょっと待て 最後の方手が滑ったわ もう一回やろう」
- 59 :VIPがお送りします [] :2008/09/21(日) 00:43:10.59 ID:kpHNFNiFO
男「・・・・・・・・」
吉田「い・・・一度ならず二度までも・・!」
男「ま・・・・参った・・・」
こっすー「流石私の妹と言った所だな!」
くっすー「え・・・エヘへ・・」
男「く・・・戦利品だ・・・持ってけ・・・」
くっすー「・・・・・?」
こっすー「ヨーグルトか よかったじゃないか!」
くっすー「・・・・・・・」
こっすー「・・・人から何かをしてもらった時には・・・『ありがとう』って言うのが常識なんだぞ」
くっすー「え・・・あ・・・ありがとう・・・」
男「ど・・・どういたしまして」
- 63 :VIPがお送りします [] :2008/09/21(日) 02:10:31.46 ID:kpHNFNiFO
モグモグ…
くっすー「・・・おいしい・・・」
男「気に入ったみたいだな」
こっすー「そうか!じゃあこれからは毎日姉ちゃんが買ってきてやるぞ!」
男「誰の金でだよ」
くっすー「んぅ・・・ねむい・・・」
吉田「知らない間にこんな時間になっちゃいましたね・・・」
男「そういや俺・・・明日もバイトだった!」
吉田「明日に備えて今日はもう寝ますか?」
こっすー「・・・くっすーの寝床はどうするんだ・・・?」
くっすー「・・・ジー・・・」
こっすー「よしよし・・・今日は姉ちゃんと一緒に寝ようなー」
男「・・・・・・・・」
- 66 :VIPがお送りします [] :2008/09/21(日) 02:58:21.52 ID:kpHNFNiFO
夜――
吉田「こっすーさん・・・こっすーさん・・・!」
こっすー「む・・・こんな夜中に何の用だ・・・?」
吉田「シーッ!くっすーさんが起きちゃいますよ!」
こっすー「・・・?」
- 68 :VIPがお送りします [] :2008/09/21(日) 03:33:34.39 ID:kpHNFNiFO
吉田「こっすーさんは・・・くっすーさんのあの能力についてどう考えてるんですか?」
こっすー「・・・・・・・・」
吉田「普通・・・クワガタの精霊は頭の角を刀に変えて・・・それを武器にして戦いますよね?」
吉田「なのにくっすーさんは・・・腕の骨から直接刃が出てきました・・・」
吉田「他にも・・・熱や傷を一瞬で治した自己再生能力・・・」
吉田「やっぱり・・・精霊界で何かあったんじゃ・・・」
こっすー「分かってるよ・・・」
こっすー「・・・でも・・・くっすーが事を話してくれない限り・・・下手に深入りすることはできない・・・」
吉田「で・・・でも・・・!」
こっすー「くっすーが心を開いてくれるまで・・・今は焦らずに待て」
吉田「・・・・・・・」
- 69 :VIPがお送りします [] :2008/09/21(日) 03:52:13.42 ID:kpHNFNiFO
限界が来てしまった
寝落ちします><;
- 70 :VIPがお送りします [] :2008/09/21(日) 04:03:58.39 ID:6GoyDC8yO
くっすーの為に保守するだけであって別に>>1の為じゃ無いんだからねっ////
さっさと起きて続き書きなさいよねっ
- 1文字保守 くっすーこっすーは変態吉
- 83 :VIPがお送りします [] :2008/09/21(日) 11:08:00.66 ID:kpHNFNiFO
こっすー「わ・・・・私は変態じゃなぁぁぁい!!!」
吉田「ど・・・どうしたんですかこっすーさん!?」
こっすー「え・・・いや・・・なんでもない(何を言ってるんだ私は・・・・)」
吉田「明日は買い物当番も無い事ですし・・・くっすーちゃんを連れてどこか行きませんか?」
こっすー「そうだな・・・・人間用の服も買ってやりたいから・・・デパートとかに連れて行ってやりたいな!」
吉田「フフ・・・じゃあ明日の為に今日はもう寝ましょう!」
こっすー「おう!」
吉田「(人間嫌いのこっすーさんが自分から・・・・・)」
吉田「(妹さんに会えて・・・ホントに張り切ってますね♪)」
くっすー「・・・・・・・・」
- 84 :VIPがお送りします [] :2008/09/21(日) 11:39:58.25 ID:kpHNFNiFO
朝――
男「なぁぁぁぁぁああああぁぁあぁあぁぁぁい!!!」
一同「!!??」
男「あれだけ買い溜めしてあったヨーグルトがない・・・そんな・・・どうして・・・!?」
こっすー「朝から元気過ぎるんだよお前・・・」
くっすー「・・・ぅ・・・えっと・・・」
男「!?・・・まさか・・・くっすー・・・・お前が・・・?」
くっすー「ぁぅ・・・・ご・・・ごめんなさい・・・」ポロポロ
男「・・え・・・・」
吉田「泣いちゃいました・・・」
こっすー「い・・・妹を泣かすなぁぁぁ!!!」ゴスッ
男「ふぶごぉっ!!!」
- 85 :VIPがお送りします [] :2008/09/21(日) 12:10:13.72 ID:kpHNFNiFO
男「そ・・・そうだったな・・・くっすーはこっちのルールをあまり知らないんだっけ・・・」
くっすー「う・・・うぅ・・・」ポロポロ
男「いいか?人の物を勝手に取ったり奪ったりするのはいけないことなんだ」
くっすー「う・・・うん・・・」
男「これからは食べたくなった時に俺に一言言ってくれよ?」ポンポン
くっすー「う・・・うん・・・!////」
こっすー「な・・・なんだか複雑な気持ちだ・・・」
- 86 :VIPがお送りします [sage] :2008/09/21(日) 12:17:25.31 ID:oDjOvQ4v0
ヨーグルトキノコでも栽培するか
- 87 :VIPがお送りします [] :2008/09/21(日) 12:59:42.11 ID:kpHNFNiFO
男「バイト遅れるから俺はそろそろ行くぞ」
吉田「いってらっしゃーい!」
吉田「・・・私達もそろそろも行きましょうか!」
くっすー「・・・・・・?」
こっすー「今日はお前に人間界の事をたっくさん教えてやるぞ!」
くっすー「う・・・うん・・!」
- 88 :VIPがお送りします [] :2008/09/21(日) 13:04:22.06 ID:9o+OLOpdO
へんたい【変態】
[意]異常な形態。ふつうでない状態。形態を変えること。
[例]変態性欲・昆虫の完全変態・変態ホルモン。
違うのか?
- 89 :VIPがお送りします [] :2008/09/21(日) 13:28:55.31 ID:kpHNFNiFO
デパート――
こっすー「どうだー?広いだろー!?」
くっすー「・・・・・・・」ポカーン
吉田「精霊界にはこんな広い物売り場はないですからねー!」
こっすー「お?この服なんて似合うんじゃないか?」
吉田「ちょっと着てみて下さいよー!」
くっすー「あ・・・・うん・・・」
- 90 :1 ◆i.cQs2ulxc [] :2008/09/21(日) 14:18:19.33 ID:S5Fj3FQi0
PCに復帰
- 91 :1 ◆i.cQs2ulxc [] :2008/09/21(日) 14:27:12.59 ID:S5Fj3FQi0
こっすー「おおおおおおおおおおおおお!!! 似合ってるじゃないか!!!!」
くっすー「にんげんのふく・・・ヘンなかんじする・・・」
吉田「その内慣れてきますよっ! じゃあコレはお買い上げですねー♪」
くっすー「あ・・・・ありがとう・・・」
こっすー「待てぇ!! この服も見逃せんぞ!!!!」
吉田「えぇ!!1着じゃ無いんですかぁぁ!?」
こっすー「ああ・・・全部似合ってしまうから困るなぁ・・・」
吉田「(聞いてませんね・・・)」
- 94 :1 ◆i.cQs2ulxc [] :2008/09/21(日) 15:11:14.37 ID:S5Fj3FQi0
くっすー「つ・・・つかれた・・・・」
吉田「こっすーさん・・・コレはいくらなんでも買いすぎじゃぁ・・・」
こっすー「いいや!これくらい買わないと私の気が済まない!!」
吉田「ちょ・・・ちょっと休憩しましょうよぉ・・・」
こっすー「・・・むぅ・・・仕方ないな・・・」
くっすー「おねえちゃん・・・あの・・・」
こっすー「ん? どうした?」
くっすー「・・・・・・・・////」
こっすー「あ・・トイレか! そこを右に行けばあるから言って来い!」
くっすー「う・・・うん・・・」
- 95 :VIPがお送りします [sage] :2008/09/21(日) 15:16:41.97 ID:y42gw70t0
こっすーのキャラえらく変わってるなw
- 96 :1 ◆i.cQs2ulxc [] :2008/09/21(日) 15:32:57.02 ID:S5Fj3FQi0
男『うっ・・・』
くっすー『ぁん・・・・ん・・・ふぅ』チャプチャプ…
男『や・・・止めろ・・・それは食べ物じゃぁ・・・くっ・・!』
ビュッ・・・ビュルルッルル・・・・
くっすー『・・っぷあっ!・・・あついよぉ・・・・』
くっすー『ん・・・このヨーグルト・・・にがい・・・シャンプーみたい・・・』
男『く・・・くっすー・・・・ぅっ・・!!』
- 97 :1 ◆i.cQs2ulxc [] :2008/09/21(日) 15:34:16.23 ID:S5Fj3FQi0
バイト女「―――男くん?」
男「ん・・・・どどどどどおっどどどうした!!!??」
バイト女「なんか顔がへヴン状態になってたけど・・・大丈夫・・・?」
男「な・・・ななっなな何が!!?? つーかへヴン状態って何だよ!!??」
バイト女「変な妄想してたんじゃないでしょうね・・・・」
男「しっ・・・ししししっしてねーし!!!!! 妄想なんかしてねーし!!!!!」
バイト女「ならいいんだけど・・・バイト中にボーっとするのは止めようね・・・?」
男「・お・・・・おう・・・・」
男「・・・・・・・・・・・」
男「(・・・アイツがあんな事するから・・・・・)」
- 98 :VIPがお送りします [] :2008/09/21(日) 15:48:30.99 ID:wNhJ/69/O
川 ゚ -゚)久し振り
- 99 :1 ◆i.cQs2ulxc [] :2008/09/21(日) 15:49:41.74 ID:S5Fj3FQi0
ジャー・・・・
くっすー「ふぅ・・・・」
くっすー「・・・・・・・・」
くっすー「(・・みんないいひと・・・たのしいなぁ・・・)」ニコッ
??「・・・・随分とふぬけた表情じゃないか・・・」
くっすー「!?・・・だ・・・だれ・・・?」
??「これで逃げられたとでも思ったのか? 俺の情報網を甘く見るな」
くっすー「・・あ・・・・あぁ・・・・・・」ガタガタ
??「さっさと戻れ・・・俺だって面倒な事は避けたい・・・」
くっすー「い・・・いや・・・はなして・・・」
くっすー「もう・・・あそこにはいきたくない・・・いきたくないよぉ・・・!!」
- 100 :1 ◆i.cQs2ulxc [] :2008/09/21(日) 16:06:10.13 ID:S5Fj3FQi0
こっすー「遅いぞくっすー・・・何してるん・・・・?」
くっすー「う・・・お・・・おねぇちゃん・・!!!」
??「・・・ほぉ・・・・こいつがあの問題のパラワンねぇ・・・・」
こっすー「キサマ・・・・何者だ・・!! 妹から離れろ!!!!!」チャキ…
??「喧嘩っ早いとは聞いていたが・・・刀を向ける相手は考えた方がいい・・・」
くっすー「やめてぇ!!!!!! おねえちゃんはゆるして!!!!!」
??「邪魔が入ったな・・・今日は撤収してやる・・・」
こっすー「待て!! 名を名乗れ!!!」
??「名はギラファ・・・俺が何者かは・・・いずれ分かるだろう・・・・」スゥ・・・
こっすー「・・・な・・・なんだ・・・アイツ・・・」
くっすー「・・・う・・・ぅぅ・・・う・・・・」ガタガタガタ
- 101 :VIPがお送りします [] :2008/09/21(日) 16:09:05.38 ID:6GoyDC8yO
これは・・・・・・・
- 102 :1 ◆i.cQs2ulxc [] :2008/09/21(日) 16:39:47.92 ID:S5Fj3FQi0
男「ただいまー」
くっすー「う・・・あ・・・ぁぁっ・・・!!」ガタガタガタ
男「ど・・・・どうした!?」
こっすー「し・・・しっかりしろ!大丈夫だ!お姉ちゃんが付いてるぞ!!」
くっすー「おねぇちゃん・・・・どこにもいかないで・・・いかないで・・・!」ガタガタ
こっすー「アイツは何者なんだ!? お前は今まで何処に居たんだ!?」
くっすー「こわい・・・・こわいよぉ・・・う・・うわあぁぁぁ・・・!」
ぎゅう・・・・
くっすー「・・・・・・・・・?」
こっすー「怖かったな・・・・ごめんな・・・お姉ちゃん何もできなくて・・・」
こっすー「頼むから・・・全部私に話してみてくれ・・・・な・・・?」
くっすー「・・・・・・・・・・・・」
- 103 :1 ◆i.cQs2ulxc [] :2008/09/21(日) 16:57:29.39 ID:S5Fj3FQi0
くっすー「・・・あのせいれいかいからつれだされて・・・・まっくらなところにとじこめられた・・・」
くっすー「おとしかきこえないせかいで・・・むりやりたたかわされたり・・・からだをいじられたり・・・いろんなことされた・・・!」
くっすー「わたしのからだ・・・それからヘンになった・・・」
くっすー「・・・おねえちゃん・・・わたしをひとりにしないで・・・・おねがい・・・・」ポロポロ…
男「・・・・・・・・・」
吉田「・・・こっすーさん・・・!」
こっすー「・・・男・・・明日はバイト休みだったよな・・・?」
男「あ・・・明日は一応空いてるぞ・・・」
こっすー「頼む・・・精霊界に繋ぐ門の所まで・・・連れて行ってくれ・・・!」
- 104 :VIPがお送りします [] :2008/09/21(日) 17:01:06.09 ID:xMLBSW5JO
とりあえず我が家のオオクワ置いておきますね
http://imepita.jp/20080921/609520 携
- 105 :1 ◆i.cQs2ulxc [] :2008/09/21(日) 17:23:03.20 ID:S5Fj3FQi0
夜――
くっすー「おねえちゃん・・・おきてる・・・・?」
こっすー「どうした・・・・? 眠れないのか・・・?」
くっすー「・・・うん・・・まだこわいの・・・」
くっすー「みんな・・・みんなずっといっしょだよね・・・?」
こっすー「あ・・・ああ・・・・・」
くっすー「そう・・・よかった・・・・」
スゥ・・・スゥ・・・
こっすー「・・・・・・・・・・・」
次へ 上へ 戻る