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新ジャンル「常時笑顔」
134 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 17:09:30.45 ID:yNCDvvWu0
とは言ったものの、過疎るのはやはり寂しいよな。

男「今日はラーメンか。」
女「だめ。」
男「まだ何もやろうとしてないだろ?」
女「やろうとするんでしょ?」
男「ご明察、コショウで反応を
女「却下します。」
男「まあまあ、遠慮せずに〜」

ぱっぱっ

女「は……は……くちゅんっ!」
男「お前……くしゃみ可愛いな。」
女「そんなこと、くちゅん! どうでも、くちゅん!、いいから、くちゅん!」
男「そうだった。だがやはり笑顔が崩れないようだ。」
女「くちゅん! くちゅん! くちゅん!」


136 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 17:28:17.07 ID:yNCDvvWu0
「で、この文なんだが
女「くちゅん!」
男「……」

「……んん、こういう時の作者の心境は
女「くちゅん!」
男「……」

「……女、くしゃみがうるさいぞ。」
女「す、すみませ、くちゅん!」
「これじゃ授業が度々中断され兼ねん。男、とりあえず保健室に連れて行け。」
男「うぇ!? 俺ですか?」
「お前以外に誰が適任がいるというんだ、寝ているだけだろうに……反論は許さん。」
男「ぐ……わかりました、ほら行くぞ。」
女「う、うん、くちゅん!」

「……さ、続けるぞ――」


137 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 17:30:32.07 ID:7AULsk5Q0
センセwwwwwwww


138 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 17:36:02.53 ID:yNCDvvWu0
男「というわけで保健室まできたわけだが、保険医がいないときたもんだ。」
女「どうするの? くしゅん!」
男「くしゃみに効く特効薬なんてあるもんかよ。」
女「ええ〜、くしゅん!」
男「とりあえず、鼻うがいでもしてみりゃいいんじゃないか?」
女「それしかなさそうだね、くしゅん!」

ジャー

男「すっきりしたか?」
女「うん、もう大丈夫。」

キーンコーンカーンコーン

男「ちょうど授業も終わったし、とっとと荷物取りに戻ろうぜ。」
女「そうだね。」

男(くしゃみで涙目になっている女の顔も見られなくなるのはちと惜しい気も……)


139 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 17:38:03.33 ID:gbyJGVE/O
ジ「なんでもいような事が〜♪」
男「唾飛んでる。後、笑顔が気持ち悪い」
ジ「……………」











ごめん


140 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 17:38:58.60 ID:7AULsk5Q0
笑顔でくしゃみ…。
結構すごそうwww


141 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 17:45:29.45 ID:TJzKEIChO
とりあえず>>1が戻るまで保守る

男「女、バイトする気ない?」
女「バイト?」
男「そう。その笑顔を武器にしてな」
女「なんのバイト?」
男「マクドナルドだ」
女「なんでマクドナルド?」
男「スマイル0円などとあるが、お前の笑顔なら金取れるぜ!」
女「///いやぁ、でも接客は…」
男「申し込みならしておいた」
女「えええ!?」


142 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 17:46:03.24 ID:7AULsk5Q0
ちょwww男www
保守がんばれwww


143 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 17:46:35.09 ID:yNCDvvWu0
黙々と保守するしかあるまい。

男「結局今日も失敗だったか……」
女「何をされても笑顔は保ち続けるからね。」
男「う〜む、どうすれば……」
女「もう考えるのは止そうよ。」
男「そうか……考えるな、感じろだな?」
女「え?」

こちょこちょ

女「うひゃっ!」
男「ほれほれ。」
女「や、やめ、あはははは!」
男「ほれほれ。」
女「くすぐられたら、あははは! 笑うしか、あははは! ないじゃない、あははは!」
男「!?」
女「……ふう、助かった。」
男「俺としたことが……愚かなり。」
女「うん、否定しない……」
男「だから笑顔でそういうこと言うなというに、余計凹むだろうが……」
女「ごめん。」


144 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 17:51:42.06 ID:TJzKEIChO
女「いらっしゃいませー」
男 ガー
女「!」
女「ご、ご注文をどうぞぉ(ボソッ)」
男「え?聞こえないよ?」
女「ご注文をどうぞ///」
男「ハンバーガー一個とスマイル下さい。」
女「スマイルならしていますよ」
男「いや、もっと心からしてもらわないと」
女「#」
男「ほら、早くスマイルスマイル〜」
女「・・・お待たせしました。ハンバーガーで!す!」ブンッ
ベチャ
男「ぶっ!」←顔にヒット
店長「・・・」
女「・・・あっ」


クビになりました


145 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 18:02:07.68 ID:Gi3ulOLkO
男が意識不明の重体になったら泣くんじゃないかと小一時間


146 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 18:02:25.59 ID:yNCDvvWu0
男「……」
女「……」
男「わかったよ……」
女「え?」
男「諦めが肝心ということだな。」
女「……」
男「明日からは無理矢理見ようとしない、だから安心してくれ。」
女「男くん……」
男「……」
女「……」
男「ちっ……」
女「?」
男「たまにはこういうしんみりとしたムードにすればと思ったんだがなあ……」
女「それって……」
男「また失敗だったぜ。」
女「……」

男「女? おーい、女、待てって〜」


147 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 18:10:30.08 ID:o0T1utPYO
書きたい書きたいとは思うんだけど、どうしても頭の中の方向性が鬱一直線になっちまう・・・。


148 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 18:12:56.91 ID:7AULsk5Q0
>>145
策士www

明日残ってたら、俺も作品貢献したいなあ…ww

残せよwwwwww


149 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 18:17:15.24 ID:yNCDvvWu0
男「おはようさん。」
女「……」

男(うわ、また逆鱗に触れちまったみたいだな……
  こりゃあしばらく作戦は放棄せざるを得ないな。)

「授業を始めるぞー……どうした、女。今日は笑顔に光がないようだが?」
女「!?」
男「なん……だってーーー!!!」

「うるさいぞ男、廊下で立ってろ。」
女「私も……一緒に立ってます。」

「……そうか、じゃあ一緒に立ってろ。」

ガラガラ

女「……」
男(……一体どういうことなんだ? はっ、まさか外でフルボッコに!?)


150 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 18:27:28.08 ID:yNCDvvWu0
女「……」
男「……」

男(気まずい……な、なにか話題を!)

男「と、隣に囲いの塀が出来たんだってね?」
女「……?」

男(しまった! 動揺しすぎてオチを言ってしまった!)

女「どうしたの?」
男「……へ? 怒ってるんじゃ、それで笑顔が一瞬だけ
女「そんなことないよ、男くんの性格はよく知ってるからねえ。」

男(絶対怒ってる! なんとか、なんとかしなければ!)

男「そ、そうだ。最近美味いクレープ屋が出来たんだってな、あとで一緒に食いに行くか?」
女「本当? うん、行こうよ。」

男(ふう……なんとか持ち直したみたいだぜ……)

ガラガラ

「お前ら、廊下でもうるさいんだな……もういい、入ってよし。」
男「すんません。」
女「はい。」

男(あれ? 女が廊下に出た理由、わからず終いだったな……まあいいか。)


151 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 18:41:55.14 ID:yNCDvvWu0
女「おいしいね、これ。」
男「だろ?」

男(だがしかし……時間差で辛さが襲い掛かってくるとは思うまい!)

もぐもぐ

女「これは癖になりそうだね。」
男「あ、ああ……」
女「食べる手が止まってるけど、どうかした?」
男「い、いや……べ、別に甘い物が苦手とかじゃないんだからなっ!」
女「なにそれ……?」
男「……なんでもない。」

男(おかしい……そろそろ襲撃してきてもいいはずなんだ……が! ぐあ!)

男「げほっげほっ!」
女「きゅ、急にむせて、大丈夫?」
男「あ"、あ"あ"。」
女「やっぱりね……こっそりすり替えておいて正解だったよ。」
男「読まれていたとは……」


152 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 19:03:56.06 ID:yNCDvvWu0
男(五感全部試してすべて失敗となると……もうだめなんだな。)

女「いつになく真剣に考え込んで、どうかしたの?」
男「いや、真剣に笑顔以外を見ようとするのをやめようと考えていたんだ。」
女「そっか。私は賛成だよ、危害を加えられるのは勘弁だからね。」
男「んだな、俺の手には負えないこともわかった。」

ばっ

男「俺はここに宣言する! 女にいろいろ試そうとするのをやめると!」

「どうでもいいから机から降りろ、阿呆。」
男「……すみません。」
女「ふふ……まったく、しょうがないなあ。」


153 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 19:28:55.65 ID:yNCDvvWu0
男「とは宣言したものの……やはり笑顔以外は見てみたいな。」
女「聞こえてるよ。」
男「うおっ!」
女「驚きすぎ、どうしてもみたいの?」
男「そりゃあそうだ。」
女「しょうがないなあ……後悔しない?」
男「するかよ。」
女「こ れ で も ?」
男「!?」





男「という夢を見たんだが……」
女「もう、そんなことあるわけないじゃないの。」
男「そうだよな、夢はただの夢だよな。」
女「本当しょうがないなあ、男くんは。」


157 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 20:16:05.73 ID:yNCDvvWu0
男「で、実のところどうなんだ?」
女「どうなんだって何が?」
男「お前の笑顔以外のことだよ。」
女「もう、またそんなこと言って、私は笑顔を崩しません。」
男「じゃあなんでこの間は一瞬崩したんだ? 俺は見ていなかったが。」
女「それは……」
男「ん、こっそりおじちゃんに話しちまえよ。」
女「おじちゃんて……」
男「お兄ちゃんと呼んでくれてもいいんだぜ?」
女「はあ……こんなだから笑顔でいようと思ったのになあ。」
男「あん?」
女「なんでもないよ。」


158 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 20:35:57.04 ID:yNCDvvWu0
男「さあ、饅頭を買ってきた。」
女「……」
男「安心しろ、一つだけワサビが入っているロシアン的な要素はまったくない。」
女「別に聞いてないけど、自分から言い出すのは怪しいねえ。」
男「な……信じてくれ。」
女「わかった、私が選んだ物を食べてくれたら信じるよ。」
男「う、うむ。」

男(大丈夫だ……どれがどれかは把握している。)

すっ

男(それも安全だな。)

すっ

男(!? まずいっ!)

ひょい

女「はい、これ。」
男「う……ああ、俺も男だ食ってやる!」

もぐ

男「あ"ーーーーーっ!!!」
女(顔に出るからわかりやすいんだよねえ……諦めたんじゃなかったの?)


161 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 20:47:27.07 ID:yNCDvvWu0
男「まったく、ひどい目にあったじゃないか。」
女「自業自得だよ。」
男「だから笑顔で(ry」
女「それも自業自得。」
男「……」
女「男くん?」
男「ちくしょおおお!!!」

だっ

女「泣きながら走って行っちゃった……」

どうやら今回は女の防衛成功だったようである。

これ以上続けるとgdgdになりそうだからやめておくぜ。
笑顔で言われると凹むようなことってあるよな。


162 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 20:50:25.86 ID:7N2rLexb0
援護する。


男「そういや、お前の泣いたところ見たことないな」

女「そうだねぇ。まぁ泣き顔なんて見られたくないけど」

男「取り敢えずコショウでも用意するか」

女「ちょ、やめてよ」

男「いっつも笑っててバリエーションが無い。ちょっとは楽しませてくれ」

女「か、勝手だよそれ!」

男「安心しろ。コショウは無い。仕方ないから実力行使に出る」

女「じ、実力?」

男「お前、脇腹弱いか?」

女「え、な、なんのこと? わひゃっ!?」

男「さぁ、涙を流すほど悶えるのだ」

女「ひゃん、あはは、いや、やめ……くふっ」

男「……ええい、不穏な声を出すな」


164 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 20:58:51.75 ID:7N2rLexb0
女「ん、今日のお弁当、甘い匂い」

男「おお、どうやら母さんが手を抜いたみたいでな。婆ちゃんとこから貰ったおはぎが大量に」

女「おいしそう」

男「欲しけりゃやるよ。こんなに食えないし」

女「わーい……あ、おいしい」

男「それはよかったな。ていうか、普通の弁当食ってるんじゃないのか、お前は」

女「甘いものは別腹なの」

男「甘いも辛いも両刀使いだな」

女「うっ……これは……」

男「どうした。喉にでも詰まらせたか?」

女「苦い……」

男「おお、忘れてた。婆ちゃんはお茶目なところがあるからな。たまーにハズレを作ってるらしい。この前は縫い針が突き出てたから驚いたのなんの」

女「うう……ひどいよぉ……」

男「泣いて喜んでるようにも見えるな。便利な顔してる」

女「違うのに……ぐすっ」


166 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 21:05:53.73 ID:7N2rLexb0
男「ううむ……成績落ちたな。もうちょっと真面目に勉強するか」

女「どうしたの?」

男「ん、ああ、実力テストの結果がどうもなぁ」

女「大丈夫だよ。君なら直ぐに取り戻せるって」

男「その根拠の無い自信はなんなんだ……」

女「大丈夫大丈夫」

男「むぅ……そんな顔されると、意地でも大丈夫なようにしなきゃならんように思えてくるなぁ」

女「へ? どういう意味?」

男「なんでもない。ともかく、ありがとうよ」

女「? えへへ、よかったよかった」

男「ったく……」

女「……ふぇえ、赤点で補習だよ……」


167 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 21:09:38.67 ID:TJzKEIChO
>>166
萌えた


168 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 21:09:52.15 ID:7N2rLexb0
ふぅ、充電してからまた来る。


169 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 21:16:45.16 ID:4slUEFPNO
女「ふぅやれやれ、笑顔って疲れる」
女「こんな顔男には見せられないねー、まるで別人」
男「お、あそこにいるのは女か。あ…あれ……?」
男「人違いだな。女はあんな顔しないもの」


170 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 21:23:30.84 ID:TJzKEIChO
これってやろうとすれば笑顔以外も表情できるの?
そしたら「常時笑顔」じゃなくね?


171 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 21:28:15.21 ID:yNCDvvWu0
>>170
そこのさじ加減が非常に難しいんだ。
話の流れ上やらざるを得ない場合もあったりするだろうしな。
う〜む、書き手さん次第ってことだよなあ。


175 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 22:03:25.00 ID:/tXJbqYm0
>>162
ttp://www.vipper.org/vip750376.jpg.html

保守


176 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 22:07:19.00 ID:7N2rLexb0
女「あ、ちょっとまって」

男「ん?」

女「ボタン取れてる」

男「お、ホントだ。まぁ、目立たないところだし、平気だろ」

女「ちょっと貸して」

男「え、お前、できるの?」

女「実は得意なのよ、これが……っと、いたた、刺しちゃった」

男「大丈夫かよ」

女「できたできた。これでいいね」

男「指大丈夫か?」

女「なめとけば平気平気」

男「ん、そうか。まあそれならいいけど……ありがとな」

女「なんのなんの。気にしないで」


女「ふええ、まだとまんない」


177 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 22:16:21.59 ID:7N2rLexb0
 「ああ、女〜購買行くならついでにコーヒー買ってきて〜」

女「うん、わかったー。三つでいい?」

 「ごめんね〜」

女「いいっていいって」

男「俺も付き合う」

女「え、なんで? 君も頼んできたのに」

男「別に。一人じゃそう何本も持てないだろ」

女「え、わざわざそれで?」

男「いいんだよ、それで」

女「ふふ、ヘンなの」

男「お前、笑ってばっかでよくわかんないからさ」

女「? なにが?」

男「だから、いいんだって別に」

女「そう? ありがとう」


178 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 22:25:09.47 ID:7N2rLexb0
>>175
わざわざありがとうよ


女「今日は何か、寒いなぁ」

男「そうか? 暖かいほうだと思うけど」

女「冷え性なの。ほら、手が冷たい」

男「あつっ……お前、これのどこが……ちょっとデコ触らせろ」

女「わわっ、あ、冷たい。気持ちいい」

男「熱あるな。寒気がするのもそれか」

女「あー、ちょっとボーっとするかも」

男「なんでそんなニコニコしてるんだよ」

女「これはしょうがないよ。そういう顔なんだから」

男「ったく、少しはダルそうな顔とかしてればいいだろ」

女「嬉しいの。こういうの」

男「はぁ?」


179 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 22:32:56.58 ID:7N2rLexb0
なんだ、一気に淋しくなったではないか


男「よう」

女「おはよう」

男「法事だったらしいな。皆心配してたぞ」

女「うん、参っちゃうよね。ノート取ってる? よかったら貸してくれないかな」

男「……平気か?」

女「なにが? 私はいつも通りだよ」

男「そうか」

女「そうそう」

男「……」

女「あ、もー、ここ文字が汚くて読めないよ。焦って書きすぎ」

男「ああ、わるい……どうでもいいけどさ。化粧、もっと巧くなれよ。それじゃ、生活指導に止められるぞ」

女「あ……うん、そう、だね」


 何かを感じてくれればいいや


180 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 22:34:51.71 ID:TJzKEIChO
保守!
書きたいけど今書けない!


181 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 22:35:10.59 ID:yNCDvvWu0
ネタは尽きたがROMってはいるんだぜ?


182 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 22:46:14.78 ID:7N2rLexb0
正直もう疲れた。死にたい。


男「おい」

女「どうしたの?」

男「顔がむくんでて、見れたモンじゃない。早退だ早退」

女「ちょ、ひどっ、なんてこというの」

男「お前の鉄面皮でも、目元の腫れとかは誤魔化せないんだな」

女「そ、そんなことないもん」

男「じゃあ、化粧で隠す事も無いよな」

女「う……ちがうもん」

男「あれから何日、そんな調子だ?」

女「なんでもないのに……ほら、いつもどおり、ちゃんとしてるでしょ?」

男「ちゃんと? ちゃんと笑えてるって?」

女「うん、ちゃんと、笑えて……あ」

男「それがもうおかしいんだよ」


183 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 22:56:12.24 ID:7N2rLexb0
男「お、おい、何急いでるんだ? 早退する奴がそんな早足だったら、怪しまれるぞ」

女「いいのいいの……それにこのほうが、ちゃんと喋れる気がするし」

男「……顔、見られたくないのか?」

女「見飽きたでしょ、私の顔なんて」

男「人の顔に飽きる事なんてあるのか?」

女「……私ね、泣けなかったんだ。お通夜のときも、燃やすときも、ずっと笑ってた。おかしいよね」

男「……でも、お前」

女「うん、誰も居なくなってから、ボロってね……もう信じられないくらい。きっと緊張してたんだろうね」

男「でも、ずっと腫れっぱなしはおかしいだろう」

女「いつもは平気なんだよ。でも、夜一人になると、もう止まらなくて。ときどきやばいんじゃないかって、思うようになって……」

男「……」

女「ねえ、今日はちゃんと笑えてたかな? ときどき、自分でも信じられなくなるの。笑えてるのか、おかしな顔になってないかって」

男「……笑いたいのか?」

女「わかんない。でも、笑わなきゃ、きっとみんなおかしくなるから、笑ってなきゃ駄目かなって……」


184 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 23:04:23.18 ID:7N2rLexb0
女「ねえ、私、おかしな顔してないかな? ちゃんと笑えてるかな?」

男「おかしな顔してたら、笑ってやる。盛大にな」

女「ふふ、ありがとう……」

男「今のお前は、ちゃんと……そう、ちゃんと泣けてるから、安心しろ。誰も笑えない」

女「うん……ありがとう。こういうとき、こうすればいいんだね……」

男「ついでに言えば、近場に付き合いのいい奴が居るなら、そいつに頼ってみてもいいと思うぞ」

女「……でも、迷惑じゃないかな?」

男「もし俺なら、気にしないよ」

女「うん、じゃあ、ちょっとだけ……あ、でも、顔は見ないで。恥ずかしいから」

男「わかった」

 それからしばらく、彼女の泣き顔も嗚咽も無かった事にしておいたら、いつのまにか静かになっていた。

女「帰ろっか」

 次に見せた彼女の笑顔は、今までのどの笑顔よりも綺麗に見えた。


 おすまい


185 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 23:05:33.71 ID:7N2rLexb0
お腹すいたから無理矢理終わらせてみたぜ。さらばだ、ドロン


186 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 23:33:06.82 ID:7N2rLexb0
あれ、このまま落ちる勢い?ww


187 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 23:35:23.28 ID:TJzKEIChO
いや、保守る



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