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新ジャンル「ロリ霊」
- 59 名前:VIPがお送りします。 []
投稿日:2008/03/14(金) 01:36:23.25 ID:SNVvxm/R0
女「おはよー、男君」
男「うっす。1限目からはめんどーだな」
女「霊ちゃんは?」
男「ああ、ここにいるよ。周りに沢山人がいるのが恥ずかしいんだと」
女「霊ちゃん、私にも姿見せてくれる?」
霊「ごめんなさい。おとこさんだけにみせる、ってゆーのはできるんだけど、ふたりだけって、できないみたい」
女「あ、そうなんだ」
霊「ごめんね」
女「いいよ、いいよ。そうだ、後で三人でご飯食べに行こうか」
霊「え?いいの?いきたい!!」
女「何が食べたい?」
霊「えっとね、あのね、うーんと」
生徒A「おい、あれ」
生徒B「え?どういうこと?」
生徒C「男と女と、それとちっちゃい子供・・・」
男「霊っ!姿見えてるぞ」
女「え?」
霊「あ、あれ、おかしいな?どうしちゃったのかな」
女「ご飯のことで興奮しちゃって、姿消すの忘れちゃったのかな」
男「この、状況は・・・」
- 61 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/03/14(金) 01:42:42.51 ID:whqobsAmO
ラストシーン
男「これが………霊の過去なのか…………」
霊「これでやっと………成仏できます…………」
fin
- 62 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/03/14(金) 01:42:57.39 ID:ERG/WF55O
男をとり殺して霊にさせて遊ぼうとするとか
- 63 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/14(金) 01:45:48.40 ID:SNVvxm/R0
講師「で、男君の従姉妹さんを連れてきてしまったと、そういうことだね?」
男「はい。この子の両親がちょっと、その。それでウチであずかってるんです」
講師「おとなしくしてくれているようだから、まあいいけど。今度からは講義の前に言ってくれ」
男「すみませんでした」
霊「ごめんなさい」
女「でもよかったね、これで毎日、霊ちゃんもここに来れるね」
霊「おとこさん、ありがとう」
男「まあ、いいけどさ。でも周りの目、疑ってるぞ」
女「いいじゃない。別に、気にしなければさ」
女「そうだ!いっそのことさ、霊ちゃん、男君と私の子供にならない?」
男「っ!!な、なに言ってんだよ、おまえ」
霊「!!!!いいの!?」
女「いいよー。私、霊ちゃん大好きだからさ」
男「おまえなー」
霊「いいの、いいの?」
男「はぁ、わかったよ。いいか?霊、ちゃんと本当の両親を探すんだ。それで、どうしても、どうしても見つからなかったら、そんときは、オレが面倒みてやるから」
女「ほんとは霊ちゃんに、ずっといてもらいたいくせに」
男「ううう」
霊「うう、ううう、うえぇぇぇぇん」
男「どうした?泣くなよ」
女「どうしたの?霊ちゃん。泣かないで」
- 64 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/14(金) 01:54:02.34 ID:SNVvxm/R0
霊「ぐすっ、ぐすっ、ずっとひとりだったから」
女「そっか、寂しかったんだ」
霊「うん。わたし、おとーさんも、おかーさんも、だれだかわからないし」
霊「すがたけしたら、だれもきがついてくれないし、すがたみせたら、こんどは、けーさつのおじさんに・・・こわかったし」
男「霊。おまえ、どうしてオレの部屋の前にいたんだろうな」
霊「わかんないの。だけど、なんとなくなんだけど、ここがいい、っておもったの」
男「分かったよ。ずっといればいい。オレはいなくなったりしないからさ」
霊「いいの?わたし、おばけなんだよ?」
男「いいさ。オレにとっては、消えたり飛んだりできるだけの、普通の女の子にしか見えないし、な」
女「いいよー、男君、そういう所。かっこいー」
男「無責任にたきつけるな。女も、責任とれよ?」
女「・・・どういう意味、かな?」
男「そういう意味だよ。でもまあ、オレら学生だし。まだまだ先の話だな」
霊「???」
- 65 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/14(金) 02:00:15.99 ID:SNVvxm/R0
男「なにやってんだ?」
霊「ん?にっき、つけてるの」
男「へー、日記か。字、書けるんだ」
霊「おんなさんにおしえてもらってるんだよっ」
男「えらいな。どれ、見せてみろよ」
霊「いいよー」
霊『きょうは、おとこさんとおんなさんと、さんにんでうみにいきました』
霊『わたしはおばけだから、うみのなかでもへいきだけど、おとこさんは、くるしそうでした。およげないのかな?』
霊『そのあと、さんにんで、にっこうよくをしました。おんなさんは、おふろでせなかがいたい、っていってました。なんでかな』
霊『うみは、とってもひろくて、おおきくって、きれいで、すっごくたのしかったです。またさんにんで、うみにいきたいです』
霊『ずっとずっと、おとこさんとおんなさんと、いっぱいたのしいことをしたいです』
男「・・・霊」
霊「どうしたの?」
男「あんまし、泣かせるなよ」
- 66 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/14(金) 02:05:37.59 ID:5mjaREieO
+(0゜・∀・)+wktk+
才能あるのがうらやましい
- 67 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/14(金) 02:09:01.72 ID:SNVvxm/R0
男「どうだ?ここらへんは」
霊「うーん、わかんない」
女「そっか」
男「ここんとこで町中回ってみたけど、記憶の残ってる場所はない、か」
霊「ごめんね」
女「気にしなくていいんだよ。しかたないんだからさ」
霊「・・・」
男「いいさ。なんとなくなんだけど、そんな気がしてたんだ」
女「なんか分かるの?」
男「大した理由じゃないよ。たださ、オレがアイツを必要としてて、アイツがオレを必要としたから、こうなったんじゃないか、って」
男「そんな気がしてたんだ。それとさ、オレだけじゃなくて、女もその中にいたような」
女「何となく、分かる気がする。霊ちゃんはどう思う?」
霊「むずかしいこと、わかんない、ごめんね。だけどね、わたし、おとこさんと、おんなさんといっしょにいるの、だいすきだよ」
男「オレもだよ。三人でいるの、オレも好きだぞ」
女「そうだね。私も」
霊「そっかー、みんなだいすきなんだ。よかった」
- 68 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/14(金) 02:09:54.68 ID:SNVvxm/R0
>>66
リアルタイムの即興は、さすがに、きついぞ
- 70 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/14(金) 02:16:14.85 ID:5mjaREieO
>>68
オレはジャンルを理解しきれず40レス程度で惨めにまだ落ちてないんだぜ?
- 71 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/03/14(金) 02:20:59.40 ID:3VNNpeDt0
>>70
一度書きためてから、一晩くらいおいて見直してみるといいと思うよ
- 73 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/14(金) 02:22:43.98 ID:PbA1h0iAO
女「ありがとうごさいました……」
男「これで今日から安心して眠れます」
神主「いえいえ。では」
神主「はぁ。霊なんているわけないのにねー」
巫女「ボロい商売ね」
神主「全くだ。ん? お嬢ちゃん、どこから入ったんだい?」
霊「……」
神主「ほらほら、黙ってちゃわからな……」
巫女「神主」
神主「ん?」
巫女「怖がらせようとするならもう少しましな方法がいい」
神主「へ?」
巫女「誰もいないところに喋りかけるとか古典的すぎ」
神主「だ、誰もいないって……」
霊「……」
巫女「じゃ、掃除いくから」
神主「ぁ」
バタン
神主「……」
霊「……」
神主「えぇと。うん、つかれてるんだ。そうに違いない! 第一話しかけてくる訳でもな……」
霊「おとうさん」
神主「!!?!?」
- 74 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/14(金) 02:23:10.02 ID:SNVvxm/R0
男「ただいま」
霊「ただいまー」
パーン、パーン!!
霊「うえ、うわ?え?」
女「メリークリスマース!!」
男「メリークリスマス」
霊「え、なに、どうしたの?」
女「霊ちゃん、今日はクリスマスだよ」
霊「くりすます、なんだ。そっかー」
女「男君と外に出ててもらってた間、準備してたんだよー」
霊「あ、これ、すごいー」
男「おっきいケーキだぞ。女が作ったんだ」
霊「すごい。おんなさん、けーきもつくれるんだ!!」
女「照れるな。美味しくないかもしれないけど、ほら、食べよう」
霊「やったー、けーきだ、やったー」
男「それとだな、これは、オレ達からのプレゼントだ。ほら」
霊「え?ぷれぜんと?いいの、いいの?」
女「もちろんだよ。開けてごらん」
霊「これ。てぶくろ?」
男「うん」
女「そうだよ。ほら、もう寒いからさ」
霊「ありがとう。でも、わたし、さむいとか、そういうの、よくわかんない」
男「・・・知ってるよ。でも、な、つけてみな」
女「そうだよ。私と男君の心がさ、ちゃんと入っているから、必ず温かいんだよ」
霊「うん、つけてみる」
- 75 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/14(金) 02:31:50.40 ID:PbA1h0iAO
神主「えーと。話を整理しよう」
霊「……」
神主「つまり君はさっきの夫婦の水子でずっとついてたのに私にはがされて行き場がなくて困ってる、と」
霊「……(こくん)」
神主「でも何故私が君の父呼ばわりされネバーランド!?」
霊「……?」
神主「す、すまない。高度なギャグだったみたいだな、謝ろう。謝るからそんな目で見ないで?!」
霊「おとうさん」
神主「だからお父さんではない! というか恥ずかしながら私は子供ができる行為すらしたことないんだぞ!」
霊「……?」
神主「詳しく説明するのは諸々の事情と私の羞恥心が玄界灘に沈められかねんので省く!」
霊「……(こくん)」
神主「まぁつまり何が言いたいかというと出ていきなさい、ということだ。わかったね?」
霊「……おとーさん」
神主「わかってNEEEEEE!!!」
- 76 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/14(金) 02:32:29.27 ID:SNVvxm/R0
女「どう?」
霊「よく、わかんない。ごめんなさい」
男「いいよ。気にすんな」
霊「でも、うれしい。すっごくうれしい。ありがとう!!」
女「よかった。よく似合ってるよ」
男「そうだな、よく似合ってる。あげてよかった」
霊「ねぇ?」
男「どうした?」
霊「あした、このてぶくろして、さんにんでおさんぽしたい」
女「いいよ。もちろんだよ」
男「そうだな、三人で歩こう」
女「よかったね。喜んでくれて」
男「プレゼント、選んでくれてありがとうな」
男「それとさ、コレ、女にオレから・・・」
女「指輪?」
男「・・・」
女「ありがと。嬉しいよ」
男「・・・前に話した、霊の両親になるって話、冗談か?」
女「さて、どうでしょう」
男「ずるいな、相変わらず」
女「ふふーん」
男「オレは、それでいいって思ってるぞ」
女「・・・もっと、はっきり」
男「霊のこと、好きか?」
女「うん、大好きだよ」
男「オレのことは?」
女「聞くな」
男「オレは女のこと、好きだぞ。これから生涯ずっとやっていきたいくらい、好きだ」
- 77 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/14(金) 02:40:09.23 ID:SNVvxm/R0
女「よくできました」
男「なっ、そういう返事の仕方するのかよ」
女「私らしいでしょ?いいよ。一緒にこれから生きていこう」
男「女・・・」
女「ほら、4月からはお互い社会人なんだし、霊ちゃんひとり養うくらい、二人で一緒なら、ね」
男「ありがたい返事だと思うことにするよ。ありがとう」
女「どういたしまして」
男「こういう場合、子は鎹、っていうんだっけ?」
女「ばかね。順番が完全に逆になってるよ」
男「ははっ。そうだな」
- 78 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/14(金) 02:43:20.60 ID:PbA1h0iAO
神主「とにかく私は君を養う理由も意義も甲斐性もない! やりたくてこんな仕事してないんだ!」
霊「……」
神主「どうしてもというなら成仏したまえ。それっぽい儀式ならやってやるから」
霊「や」
神主「うんうん、人間も霊も素直がいちば……頷いてよ?! まさかの拒否だよ!」
霊「やぁ!」
神主「嫌って言われても……だったら私にどうしろと?」
霊「おとーさん」
神主「つまり家族ごっこをやれというのか? ……くだらない。私は協力せんよ」
霊「……」
神主「ただでさえ親から見合いの話やら何やらで家庭なんて面倒なものを押し付けられかけているんだ」
神主「君の親だってそうだろ。一時の気の迷いで子供を作り、しかし金もないから中絶。馬鹿げた話だ」
神主「生まれくる命に罪もなければ悪いところなどない。その点では君に同情しよう。だが、それだけだ」
霊「……」
神主「所詮君はこの世ならざるもの。さっさと成仏せねばただの魂のみが残りただひたすらに害をなす……」
ぐすっ
神主「ん?」
霊「おと……さん、ひぐ」
神主「な、何を泣く?! 私はそんな手で籠絡など……」
霊「ぐす、えぐ」
神主「ぬ、ぅぅ」
- 79 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/14(金) 02:43:49.62 ID:5mjaREieO
がんばれ
オレはネタが浮かんだ、練ってくるぜ
- 80 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/14(金) 02:47:54.73 ID:SNVvxm/R0
翌朝
女「霊ちゃん、霊ちゃん」
霊「うー、うーん、あ、おんなさん、おはよう」
女「おはよう、霊ちゃん。朝ごはん作るから、男君起こしてくれる?」
霊「うん。おとこさん、おとこさん、おきてー」
男「う、うう、もう少し」
全員「いただきまーす」
霊「おいしー」
男「うん、美味しい」
女「では、食事の最中ですが、霊ちゃんに重大な発表があります!」
男「ここでかよ!!」
霊「なに?どうしたの?」
女「ほら、男くん」
男「お、おう。霊、オレは、おまえのお父さんになることにした」
女「そして私が、霊ちゃんのお母さんになるの」
霊「え?え?」
男「その、あれだ、オレと女が霊のお父さんとお母さんだ。これからずっと一緒に生活するんだ」
霊「おとうさん?おかあさん?」
女「そうだよ。おかあさんって呼んでごらん」
霊「おかあ、さん?」
女「はい。霊ちゃん」
霊「おとおさん?」
男「そうだよ。霊」
霊「おとうさん!!おかあさん!!」
男「どうした?霊」
女「霊ちゃん」
- 81 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/14(金) 02:55:44.23 ID:PbA1h0iAO
神主「む、無駄だ! 古来より霊は人の情に訴え黄泉比良坂より常世の国へと連れ立った! だからそんな見え透いた……」
霊「えぅ……ぅぅ」
神主「見え、透いた……」
霊「ぐしゅ」
神主「……ああああああもう! これで涙をふきたまえ!」
霊「……?」
神主「霊にそんな概念があるかはしらないがね! ほら、さっさとしたまえ!」
霊「……ずびー!」
神主「な?! は、鼻をかめとは誰もいってないだろう!?」
霊「……えへへ」
神主「……! あああああ! だ、騙されるな私! 気を強くもつのだぁぁああああ!!」
ガラッ。スパーン!
神主「へぶっ?!」
巫女「神主、うるさい」
神主「ま、前から言おうと思ってたけど、君、バイトのくせに態度でかいよ?!」
巫女「うるさい」
スパーン
神主「へぶらい?!」
霊「くす……あはは」
神主「笑うなよ!?」
スパーン!
神主「れみりあ?!」
巫女「笑ってない」
神主「君じゃなくて!?」
- 82 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/14(金) 02:56:35.46 ID:SNVvxm/R0
半年後、ちょっと奇妙な結婚式がありました。
若い新郎新婦の間に、小さな女の子。
もちろん眉をひそめる参列者も、それはいたことでしょう。
だけど、新郎さんも新婦さんも、そして女の子も、それはもう嬉しそうな結婚式でした。
そしてさらに1年後
霊「おかあさん、だいじょうぶ?」
男「霊、お母さんは大丈夫だよ。霊の妹が生まれるんだ」
霊「いもうと?」
男「そう、妹だ。霊はお姉さんになるんだよ」
霊「わたし、おねえちゃんなの?」
男「そうだよ」
霊「そうかー、私おねえちゃんになるんだ」
男「今までは三人だったけど、明日からは四人になるんだ。家族が増えるんだぞ」
霊「そっか、わたしうれしいな」
男「そうだね。お父さんも嬉しいぞ」
霊「たのしみだなー」
- 83 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/14(金) 02:59:29.94 ID:SNVvxm/R0
つーわけで、自分の分、終わり
霊ネタの場合、昇天エンドや生まれ変わりエンドが多いから、あえてこうしてみた。
即興は辛いわ
神主ネタさん、がんばって
あと>>79さんもネタ出し、たのっます
- 84 名前:市長側近 [] 投稿日:2008/03/14(金) 03:01:39.94 ID:cs1xd6LeO
草木も眠る丑三つ時ですが、まったくネタが頭にこない
書きたいのに…
- 86 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/14(金) 03:04:48.45 ID:5mjaREieO
>>1
お疲れさま
- 87 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/14(金) 03:08:20.53 ID:SNVvxm/R0
あ、繰り返しになるけど、自分>>1じゃないからね
- 88 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/14(金) 03:08:42.40 ID:cs1xd6LeO
むしろお憑かれ様
- 89 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/14(金) 03:09:27.97 ID:5mjaREieO
>>87
オレの心の>>1はお前だけだよ
- 90 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/14(金) 03:09:31.17 ID:PbA1h0iAO
神主「まぁとにかくだ。……君の父親をやるつもりはないが、捨て置くと誰かに悪さをしかねん。私の監視のもと、成仏を目指しなさい」
霊「おとーさん、たんこぶいっぱい」
神主「ははは、私は時々こうして顔面が変形する病気なんだ。決して女性相手に負けた訳ではないぞ。後おとーさん違う」
巫女「……ごめん」
神主「ほぅ、そういう殊勝な態度、嫌いではないよ」
巫女「虚空に話しかけちゃうような精神に異常をきたすほど殴って」
神主「可哀想なものを見る目?!」
巫女「せめて安らかに逝けるように一太刀で……」
シャラン……!
神主「ひぃぃ?! モノホンのポン刀じゃない! ってそれ倉にしまってた刀!? 危ないから気軽に触っちゃダメー?!」
巫女「ふむ……何故か無性に斬りたくなってくる」
神主「ひぃぃ! だ、誰か助けてー!?」
霊「……!」
ばっ
神主「え? き、君……私を守ってくれるのかい?」
霊「おとーさん、いじめちゃ、だめ!」
ばちっ! ……カラン。
巫女「っ! あ、あれ……私」
神主「い、今のうちに回収きゃーっち!! ふぅ……危ない危ない」
巫女「ん? 何遊んでんですか、神主」
神主「むきぃぃぃ!? 何この子! 斬り倒ちゃおうかしら!?」
霊「おとーさん、のまれてるのまれてる」
- 91 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/14(金) 03:11:55.80 ID:PbA1h0iAO
>>83
遅ればせながらお憑かれ様
ちゃんと塩で体清めてからおやすむといいかも
ウェルカムなら改めて霊を思い浮かべながら水を飲んで寝てねっ
とりあえず俺も適度に保守がてら書いてくわ
- 92 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/14(金) 03:21:47.83 ID:PbA1h0iAO
神主「で、掃除してて飽きたから勝手に倉に入って持ち出した、と」
巫女「いえーす」
神主「反省の色をもうちょっと見せなさいよ?! フランクすぎるだろ常識的に考えて!」
巫女「フレンドリーな中にも礼節が見え隠れ」
神主「隠れっぱなしだけどね!? とにかくこれは私が返しておくからさっさと掃除に戻りなさい」
巫女「ら〜じゃ」
神主「全く……」
霊「あはは」
神主「笑ってくれるな。と、礼がまだだったね。ありがとう」
霊「?」
神主「君のおかげで難を逃れた。助かったよ」
霊「……♪」
神主「ぬぁ、ちょ、こら! 落ち着きなさい?! そんなベタベタひっつかない!」
霊「おとーさん♪」
神主「さっきのは助かりましたがそれとこれとは話は別です?! とにかくおとーさんって呼ぶなぁぁぁあああ!!」
- 93 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/14(金) 03:36:58.88 ID:/jrhtnc9O
わっふるわっふる
- 94 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/03/14(金) 03:44:30.22 ID:PbA1h0iAO
意識飛んでた
ちょっと寝てくる。おやすみなさい
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