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新ジャンル「常時笑顔」
- 1 名前:VIPがお送りします。 []
投稿日:2008/02/26(火) 01:07:47.86 ID:0PRf+wSi0
男「よっ!おはよ!」
女「おはよ」
男「相変わらず超笑顔なのにテンション低いなw変な奴w」
女「・・・悪い?」
男「怒ってんのかわからねw」
女「なに?馬鹿にしてるの?」
男「・・・(やべ・・・怒ったかな?)」
・・・
キーンコーンカーンコーン
男・女「!!!」
男「やばっ、走るぞ!」
女「うんっ!!!」
男「どっちかわかんね・・・」
- 3 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 01:13:34.99 ID:0PRf+wSi0
男「マラソンだるー。・・・ん、あそこにいるのは女?」
男「おーい、どうしたー座り込んで。お前いっつもトップあたりじゃん」
女「いや、ちょっと転んじゃって」
男「笑ってるなら平気か?」
女「この顔はいつも!」
男「冗談だよwほら立てよ。歩いてでいいからゴールしちゃおうぜ。一緒に行ってやるから」
女「いや、悪いからいいよー」
男「馬鹿だなー、付き添いを理由にさぼりたいんだよ!」
女「うわぁ、せっこ」
男「ほれ、行こうぜ」
女「うん」
- 4 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 01:19:08.50 ID:0PRf+wSi0
男「ゴール!」
女「・・・っーーー」
男「あ、痛いか?」
女「ちょっとね」
男「ま、結局ビリだったけど、ゴールできたしいいだろ」
女「うん、まぁ・・・ね」
男「お前いつだったか、マラソンリタイヤして泣いたことあったろ」
女「よく覚えてるね」
男「だから、今回泣かずにすんでよかったろ?」
女「///」
男「ほれっ、おぶってやるから保健室行くぞ」
女「い、いいよ!」
男「顔でわかる。けっこう痛いだろ?はやくしろよ」
女「・・・・・・・・・・ん」
- 5 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 01:23:11.24 ID:0PRf+wSi0
女(・・・生理がきつい・・・)
男「おーい、女!さっきの授業なんだけどさー」
女「後にしてよー」
男「まぁまぁ。ここなんだけど、よくわかんなくて」
女「後にして」
男「これってどういう意味なの?」
女「今度ね」
男「なー、聞いてるー?」
女「・・・」
男「・・・
男「ごめんんさい」
男(笑顔だけどキレてるのがわかる・・怖い・・・)
- 6 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 01:31:10.55 ID:0PRf+wSi0
A「女!好きなんです!付き合ってくれ!」
女「・・・あ・・・ありがとう・・でもn」
A「ホ、ホント!?いいの!?やったー!」
女「え!?いや、ち、ちが・・・」
A[ひゃっほーーーい」
女「いや・・・あの。。」
男(ん?あれは・・・・・・。またか・・・)
男「お取り込み中ごめんよ。」
A「わっ!なんだよ!」
男「喜んでるとこ悪いんだけど・・・お前、女は断ってる意味での『ありがとう』を言ったんだぞ」
A[えっ!?だ、だって笑顔で・・・]
女「ごめんなさい・・・こういえばよかったんだよね・・・ごめんなさい・・・」
男「女は生まれつき笑顔なの。女の子とよく知りもしないのに告白なんかするなよ」
A「・・・・・・・」
- 7 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 01:34:47.62 ID:0PRf+wSi0
女「男・・・ありがとね・・・毎度毎度・・・」
男「もう慣れっこだよ。お前の困った笑顔も辛そうな笑顔も最近すぐわかるぜ」
女「のわりには鈍感だけどね」
男「は!?なにがよ?」
女「さーあーねー」
男「なんだよー」
女「なーんでもない」
男「・・・これはまた良い笑顔で。ごっつあんです」
- 8 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 01:35:09.08 ID:0PRf+wSi0
さて・・・これ需要ないかな?
- 9 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/02/26(火) 01:36:02.82 ID:yXDAAXAdO
( ⌒,_ゝ⌒)
- 10 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 01:36:24.96 ID:0PRf+wSi0
だれか他に思いつきで書いてくれる人いねーかー
- 11 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 01:45:49.41 ID:0PRf+wSi0
女「ねぇ・・・男って好きな人とか・・・い、いるの?」
男「急だな」
女「いる?」
男「いるぜ!とびっきりのがな!」
女「!・・・ホントに・・・どんな・・・人?」
男「ちっちゃくて、わがままで、可愛くて、人のこと『犬』呼ばわりするけど、実は俺のことが超好きな奴」
女(私・・・ちっちゃくはないし・・・犬とも呼ばない・・・私じゃないんだ・・・)
男「ん?どうした?変な笑顔して」
女「んーん。なんでもない・・・」
女(私じゃ・・・ない)
男「ちょー可愛いよなールイズたん!ルイズたんは俺の嫁・・・てなんーんてなw」
男「?あれ???女いねーし。なんだよー」
- 12 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 01:55:12.07 ID:0PRf+wSi0
ティーチャー「じゃあ、次の問題を・・・女。やってみろ」
女「は、はい。えーと・・・」
ティーチャー「なんだ?お前ならいつもすぐ解けるだろ」
女(やばい・・・昨日夜にゲームしちゃってたから予習してない・・・)
ティーチャー「どうした」
女「え・・・と。すみません、わからないです」
ティーチャー「女!お前は先生を舐めとるのか!笑いながら『わかりません』じゃないだろう!」
女「え、えーと・・・ごめんなさい」
ティーチャー「まだわかっとらんようだな・・・。もういい、たっとれ」
女(そんなー;∧;)
男(あーあ)
- 13 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 01:57:47.05 ID:0PRf+wSi0
女(あぁ・・・足が疲れてきた・・・みんな見てるし・・・はずいー)
ティーチャー(あいつ・・・まだわらっとる!くそっ、笑ってる限り立たせてやる)
男「・・・・・zZZ」
- 14 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 02:02:34.45 ID:yNCDvvWu0
女「男く
ガツン
男「おい、今すごい音が鳴ったが……大丈夫か?」
女「うん、机に足ぶつけちゃってね、痛い痛い。」
男「それでもやっぱり笑顔なのな。」
女「それだけが私のとりえだからね。」
男「あ〜あ、赤くなってら……ほれ、保健室行くぞ。」
- 15 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 02:02:43.63 ID:0PRf+wSi0
男「ちょっとは格ゲーうまくなったか?」
女「ときどき一人でやってるんだよ?」
男「それは楽しみだ」
一時間後。。。
男「よっしゃ!これで俺の20連勝!」
女「むー」
男(まだ笑ってるし。もうちょいいけるかな?)
男「また勝ちー」
女「・・・」ブンッ
男「おわっ!コントローラー投げんな!」
男(くそー、表情読み違えた・・・わかりずれー;)
女「フンッ」
- 16 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/02/26(火) 02:06:48.09 ID:D2Q+RnMFO
一年前に俺が立てた
- 17 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 02:07:32.27 ID:0PRf+wSi0
>>16mjd?
- 18 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 02:18:30.49 ID:Gi3ulOLkO
泣きたくても泣けないのって、悲しいよね…
SS思い付いたけど…
「カコ啼」みたいになりそうだし、書かないでおく…
- 19 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 02:19:09.77 ID:0PRf+wSi0
男「一回女の笑顔以外の顔見たいな・・・」
ルルーシュ「任せろ」
男「なんだお前!?」
ルルーシュ「おい、女」
女「?」
ルルーシュ「(キュピーン)ルルーシュの名に(ry普通の顔をしろ!」
女「・・・?」
ルルーシュ「な!?変わらないだと!?そんなバカな!俺の力が・・・!くそっ!」
・
・
・
男「なんだったんだ、あいつ?」
女「・・・さぁ?」
なんか・・・ごめん
- 20 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 02:21:01.13 ID:0PRf+wSi0
>>18
一応俺の中では涙は流せる設定だぜ
まぁ設定は人それぞれ。是非書いてくれ。ネタがよくわからん方へいってきた
- 21 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 02:45:37.65 ID:0PRf+wSi0
だめだ・・・ネタが思い浮かばん・・・
誰か。頼む・・・
- 23 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 02:50:42.69 ID:yNCDvvWu0
少々支援
女「……」
ずずー
男「そのジュース、どう考えてもまずそうにしか見えないんだが。」
女「まずいよ。」
男「笑顔で言われても……ええい、男は度胸だ、飲ませてくれ。」
ばっ
女「あ……」
ずずー
男「!? げほっげほっ! 喉越し悪いし味も最悪……」
女「だから言ったのに……」
- 24 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 02:53:57.42 ID:4slUEFPNO
常時笑顔キャラは腹黒かトラウマ持ち。これテストに出るから
- 25 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 02:56:58.29 ID:7N2rLexb0
女「……お腹痛い。やっぱり、あの牛乳、だめだったのかな……」
男「おはよ、今日も元気そうだな」
女「おはよう。今日もいい天気……ん、ぅ」
男「どうした、きついボディもらったみたいな声出して」
女「なんでも……ちょっと、お腹の調子が悪いだけ」
男「顔真っ青で笑われても怖いぞ。本当に大丈夫か?」
女「うぅ、ちょっと駄目かも……えへ、トイレ行ってくる」
男「……なんか、無理矢理笑ってたな」
女「えへへ、おまたせ」
男「大丈夫か?」
女「平気平気。お腹壊しただけだし……」
男「だから、顔真っ青で笑われても怖いって」
女「あれ、おかしいな……やっぱり、朝食はちゃん、と……」
男「お、おい! ……まったく、肩貸すから、保健室までいくぞ」
女「う、うん、ごめん」
男「そんな顔で謝られてもな」
女「ごめん……えへへ」
男「なんか頬が緩んでないか?」
女「仕様です」
男「そうか」
女「えへへ、この顔でよかった」
男「ん?」
女「なんでもない」
- 26 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/02/26(火) 02:57:04.21 ID:D2Q+RnMFO
女「もう、ゴールしていいよね……?」
- 27 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 03:05:13.40 ID:TJzKEIChO
絵師がいてくれればイメージつきやすいんだがな〜
- 28 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 03:07:39.98 ID:7N2rLexb0
男「ふぅ……百均には魔物が棲んでいるな……む、あれに見えるは」
女「……う〜ん、どうしよう」
男「よう、休日に会うなんて珍しいな」
女「あ、男君。お買物?」
男「帰りだよ。で、なにしてんの?」
女「ちょっと、探し物。ここの河川敷、広いから大変だよ」
男「へぇ、楽しそうだな。なんなら手伝おうか?」
女「いいよ。両手に荷物じゃ、できないでしょ?」
男「こんなん、置いとけばいいし」
女「だめだよ。置き引きとか多いし。私、一人で平気だから」
男「そうか……じゃ、頑張ってな」
女「うん、ありがとう」
男「とはいえ……流石に心配だな。ん、雨か……まさかな」
女「ごめんね、猫ちゃん、見つからなかったよ。いっぱい探したけど、もうここには居ないみたい。またこんど、一緒に探そうね。うん、ごめんね」
男「……おい」
女「え、あ、どうしたの? よく会うね」
男「どうしたじゃないだろ。そんな服まで泥だらけになって……おまけにびしょ濡れじゃねえか」
女「ああ、これくらい平気。私、けっこうおてんばだったんだ」
男「なんで笑えるんだよ。そんな手までボロボロにして」
女「うん、こういう顔だから。それに、あの子、今にも泣きそうだったし……笑ってあげないと、泣いちゃいそうだったから」
男「……取り敢えず、タオルと傘。いつか返してくれよ」
女「え、あ、ありがとう……でも、これからまた汚れると思うから、やっぱいいよ」
男「まだ捜すのかよ」
女「うん」
男「……しょうがないな、まったく」
あんまり、助力は、出来ない、、、
- 29 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 03:08:36.99 ID:yNCDvvWu0
「であるからして――」
女「……」
男(こいつ……授業中でも笑顔でいられるとは……)
「男、何にやにやして女を見ているんだ?」
男「!?」
女「?」
男(なん……だと……? 無意識のうちに俺も笑顔に?)
男「な、なんでもないです。」
「そうか、んじゃ続き行くぞ――」
- 30 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 03:18:05.78 ID:Gi3ulOLkO
>>24
いや、無理矢理に整形されて、表情が動かなくなった奴も居るよ
- 32 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 03:24:01.49 ID:TJzKEIChO
女「ねえ男!」
男「うん?」
女「こうすれば笑顔じゃなくなるかな?」←手で思いっきり顔の形を変える
女「ほ、ほぅ?(どう?)」
男「・・・」
男「ぶぶぅwwwwwww」
女「ひょ、ひょっほぉ!ふぁらふぁひゃいへひょ〜!(ちょっと!笑わないでよ)」
男「むwwwwwwムリwwwwwwていうかねwwwwww」
女「?」
男「笑顔が一番いいんだから笑顔のままでいいんだよ。」
女「///」
女「ふぁ、ふぁか!///」
男「・・・そろそろ戻そうぜ?」
- 33 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 03:35:51.25 ID:yNCDvvWu0
男「どこかぶつけても笑顔、何をしていても笑顔……」
女「どうしたの?」
男「いやな、正直笑顔以外の表情も見たくなってきたわけだ。」
女「ふむ……」
男「どうやったら見られるかを俺なりに考えてみたんだが……」
ばっ
女「!?」
男「スカートめくりでもすれば変わるかと思っ
ばちん
男「笑顔で怒るわけね……」
女「知らない!」
- 34 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 03:37:13.61 ID:4slUEFPNO
女「ね、男、こっち向いて!」
男「ん〜?……!」
女「どうかな、お面((´-`)」
男「い、いいんじゃないか…w、それなら表情変えられるな…w」
女「あ、馬鹿にしてるでしょーもー!((´・ω・`)」
男「間違ってる間違ってる」
- 35 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 03:39:02.13 ID:WhMN0TOFO
よっぴー思い出す
- 36 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 03:40:59.04 ID:TJzKEIChO
男「俺も常に笑顔でいてみるよ!」
女「なんで?」
男「女が笑顔だから!一緒になってみる!」
女「///か、勝手にすれば!?」
男「・・・ニコニコ」
女「・・・ニコニコ」
男「・・・ニコニコ」
女「・・・ニコニコ」
男「・・・ニコニコ」
女「・・・ニコニコ」
男「・・・やめようか」
女「うん」
- 39 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 03:56:02.00 ID:yNCDvvWu0
男「……」
女「うう……ピーマン苦い……」
男「とか言いつつもやっぱり笑顔なんだな。」
女「嫌そうな顔したらお百姓さんに失礼じゃない。」
男「……確かにそうかもしれないが、苦手なものを食うときくらいはだな。」
女「苦手じゃないもん……ただ好きじゃないだけだよ。」
男「人はそれを苦手と言うんだ。」
- 40 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 04:01:38.83 ID:yNCDvvWu0
男「まあ苦手なものくらい誰にでもあるわな。」
女「だから苦手じゃないって言ってるのに。」
男「わかったわかった、飯も食い終わったんだしもういいだろ。」
女「むう……」
男「ほれ、口直しにこれ飲んでおけ。」
ひょい
女「ありがとう。」
ぷしゅー
女「!?」
男「あは……は、やっぱり笑顔で怒ってらっしゃる?」
女「当たり前だよ!」
男「やっぱり振ったコーラじゃなくてファンタにしておけば
女「そういう問題じゃないよ!」
- 41 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 04:11:04.05 ID:yNCDvvWu0
女「あ〜あ、制服濡れちゃったじゃない。」
男「傷ができちまったじゃないか。」
女「そっちが悪いんでしょ、自業自得だよ。」
男「ん……まあな。」
女「はあ……とりあえずジャージに着替えよ。」
男「そっか。」
女「で、何でついてきてるの?」
男「いや、女の成長っぷりをだな
女「見せません!」
男「というのは冗談で、着替えてるところを見られたらどういう表情に
女「同じじゃない……先に教室に戻っててよ。」
男「惜しいなあ……わかったよ。」
女「まったくもう……」
- 42 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 04:19:36.48 ID:yNCDvvWu0
女「着替えてきたよ。」
男「生着替えが見られなかったのは実に残念だ。」
女「……」
男「ジョークだジョーク。」
女「……」
男(こりゃあ本気で怒らせちゃったか? 笑顔ながらも怒りが滲み出てるぜ。)
「授業を始めるぞー」
男(気がついているのもどうやら俺一人みたいだな。)
- 43 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 04:27:23.44 ID:yNCDvvWu0
キーンコーンカーンコーン
「今日の授業はこれまで、気をつけて帰れよー」
男「そろそろ制服も乾いた頃じゃないか?」
女「……」
男「とっとと着替えて帰ろうぜ。」
女「……」
男「さっきはすまなかった、反省してる。」
女「本当……?」
男「ああ、天よりも高く地よりも深く反省している。」
女「ならいいよ、すぐに着替えてくるからここで待ってて。」
男「あいよ。」
男「こころなしか、いつも以上の笑顔に見えたな……」
- 44 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 04:41:13.08 ID:/tXJbqYm0
絵師降臨祈願しながら描かれなさそうなの描いてた>>19
ttp://www.vipper.org/vip749963.jpg.html 携
おやすみ
保守
- 45 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 04:45:56.76 ID:yNCDvvWu0
男「ほう、綺麗な夕焼けじゃないか。」
女「本当だね。」
男(……うん、哀しそうな顔で見られるよりか笑顔の方が断然いい。)
女「どうしたの? あ、また何かしようとしてたんでしょ?」
男「ち、違う、断じて違う!」
女「でもなあ、前例があるし……」
男「う……それを言われるとつらいが、違うんだっつうに。」
女「わかったよ。さ、暗くなる前に帰ろ。」
男「んだな。」
>>44
これはイイ!
乙!
- 46 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 05:07:57.59 ID:yNCDvvWu0
男「試してみたいことがある。」
女「な、なに?」
男「お前はざるそばを食べているな?」
女「そうだけど……なに?」
男「ここに取り出したるは練りワサビ。」
女「まさか……」
男「つゆにこれでもかという程ぶち込む。」
ねりねり
女「入れすぎじゃ……」
男「うっ、ここまでつーんとしたのが来るな……で、このつゆでそばを食うんだ。」
女「……やればいいんでしょ。」
つるつる
女「!? 辛い!」
男「当然。その時の顔はどうなるのか、それが見たかったんだ。」
女「けほっけほっ……水!」
ごくごく
女「ふう……」
男「だったんだが、やっぱり変わらなかったなあ。」
女「言いたいことはそれだけ?」
男「……ごめんなさい。」
- 49 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 05:19:57.90 ID:yNCDvvWu0
女「あー、まだワサビの余韻が……」
男「笑顔でも涙目、涙目でも笑顔か。」
女「ひどい目にあったよ。」
男「まあそう言うな、ワサビは体にいいんだぞ?」
女「そういう問題じゃないでしょ……おかげで喉が痛いよ。」
男「ふむ……こんなのはどうだね?」
女「それはのど飴?」
男「そう、ちょっと売店から拝借……いやいや購入してきたものだ。」
女「……」
男「まあ騙されたと思って舐めてみることだ。」
女「うん……」
もぐ
男「どうだ?」
女「すぐ効くわけじゃないんでしょ?」
男「そういうことだ、舐め続けなきゃな。」
女「わかった。」
- 50 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 05:24:40.30 ID:4piJ4RNf0
ハヤテに出てくるなんとかって娘思い出した
- 51 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 05:34:00.70 ID:yNCDvvWu0
「すなわちこうなる……ん? 女、何を食べてる?」
女「!?」
男「どうやら昼に食べたホタテが奥歯に挟まっているみたいです。」
「そうか……爪楊枝を使えよ、っと、次の問題だが――」
女「……ありがと。」
男「気にするない。」
女「でも学食でホタテはないんじゃない?」
男「なあに、メニューなんか気にしちゃいないだろ、黙ってりゃいいんだ。」
女「ふむ……」
男(急に声をかけられてびっくりしても笑顔……女、侮れん!)
- 52 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 05:44:14.73 ID:yNCDvvWu0
男「どうだ、喉の調子は。」
女「う〜ん、まだちょっとひりひりするけど、よくなった気がするよ。」
男「ほれ、のど飴全部やるよ。」
女「いいの?」
男「いいもなにも、元凶が俺自身だからな。全部やらないと逆に天罰が下りそうだ。」
女「そうだったね……」
男「さ、帰ろうぜ。」
もごもご
男「……」
もごもご
男「なあ……」
女「なに?」
男「やっぱり俺にも一つくれないか?」
女「? いいよ。」
- 54 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 05:53:24.80 ID:yNCDvvWu0
もごもご
男「……」
女「♪〜」
もごもご
男「……」
女「♪〜」
もごもご
女「♪〜」
男(そんなにのど飴の味が好きなのか、満面の笑顔を浮かべてる……)
- 55 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/02/26(火) 06:03:21.73 ID:yNCDvvWu0
男「んじゃ、またな。」
女「うん、じゃあね。」
男「明日になってもまだ喉が痛かったら言ってくれ、またのど飴買ってくるから。」
女「大丈夫だと思うよ。」
男「だといいがな。」
女「明日も同じことさせなきゃ、だけどね。」
男「ぐ……じゃあな!」
だっ
女「やっぱり考えていたんだね……」
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