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意地悪なメイド
94 名前:パー速民がお送りします [] 投稿日:2007/12/02(日) 19:49:59.88 ID:Wghigw.o
メ「ちわー。三河屋ですー」
男「間に合ってます」
メ「酷いわ! 私と言う女がありながら他の女と!」
男「いや、何だその返しは。っていうか何か用か?」
メ「夜食なぞお持ちしました」
男「頼んでないが。っていうか歯磨いたし寝ようかと思ってたんだが」
メ「ふふふ、そう思ってわざわざこんな時間に持ってきたのさ。けけけ」
男「後で食うから」
メ「今日中に食わないと溶けて無くなっちまうぞ。しかも賞味期限も今日までだ。くははは」
男「色々良いたいことはあるが、とりあえずそのキャラは何だ?」
メ「冷静にそこ突っ込まれるとちょっとこちらも困るんですが」
男「そもそもなんだよ。……生チョコじゃないか。寝る前にこれを食えってか」
メ「捨てたらマスターのエロ本全部私のヘアヌード写真に変えますからね」
男「それあんまり脅しになってな……っと何でもないぞ」
メ「……え?」
男「……え〜い、食えば良いんだろう食えば!」
メ「物分りの良いマスターで助かります。それ冷蔵庫の隅にあって邪魔だったんですよ」
男「やれやれ、行ったか。せめてもうちょっと早く持ってくれば」
男「……これ手作りじゃないか。ん? なにやら紙が」

来月、期待してますよ。三倍返し宜しく。

男「そうか、今日は2月14日か。お返しねぇ……」


97 名前:パー速民がお送りします [] 投稿日:2007/12/02(日) 20:24:22.05 ID:Wghigw.o
>>94の続き

男「さて、今日中に渡さないとホワイトデーが終わるんだが……どうもネタがな」
男「普通にお返しだって渡したらなんかすげぇ馬鹿にされそうだし……」
男「……ダメだ。風呂でも入ってネタ考えるか。最悪あいつと同じネタでいくしか……」

メ「……」

男「あー、結局考え付かなかった。どうしようか……あれ? ないぞ?」
男「置手紙……あいつの仕業か」

誰に渡すプレゼントかは知りませんが、私が頂きました。
返して欲しくばわっふるわっふると唱えてください。

男「何がわっふるわっふるだ。包装にあいつの名前書いて置いてあったのに、
  誰に渡すも何もないだろう」

メ「おはようございます。人生で最後の一日、悔いの残らぬようお過ごしください」
男「勝手に殺さないでもらおうか。お、その服早速着たのか」
メ「さて、何の事でしょう。この服は以前私が借金の形に頂いただけですが」
男「誰がお前に借金した。中々似合ってるじゃないか」
メ「サイズがぴったりなあたりがちょっと怖い感じです」
男「メイド服と同じサイズなだけだから」
メ「まぁ汚れ仕事する時くらいには使えそうな服ですよ」
男「スカート姿で汚れ仕事するのかお前は」


98 :パー速民がお送りします [sage] :2007/12/02(日) 20:39:22.33 ID:107eOKc0
>>95
クリスマスイブは知ってるけどクリスマスは知らんな

24日誕生日の俺乙


99 :パー速民がお送りします [sage] :2007/12/02(日) 21:50:18.09 ID:dLm1HJso
何と言う作品の嵐
もう俺見たいなド素人の出る幕じゃない
>>94
バレンタインベイビー乙


102 :【真・ロリんちょ覚醒】 [sage] :2007/12/03(月) 06:36:47.16 ID:EKlbjYc0
ぴんぽーん

男「ん? こんな時間に誰だ?」
メ「とりあえず出てくださいよ。もしかしたら私宛への通販の何かかもしれないんで」
男「かもしれないって何だよ、把握してねぇのか」
メ「買いすぎて、はい」
男「……くそ、その金の出所が自分だと思うと無性に悲しい」
メ「ほら、きりきり働く」
男「せめてお前が出ろよ」
メ「私できないことはできないと言う勇気、持ち続けたいなと思ってまして」
男「お前のそういう正直さがもっとプラス方面ならなぁ」

ぴんぽーん

男「っと、さすがにこれ以上待たせられんな」
メ「いてらしゃいましー」

ガチャ

男「はーい、どちらさまで……ん? 誰もいない?」
ロリ「ここよ、ここ!」
男「ん? って、うぉ! どしたの、お嬢ちゃん。ひとり?」
ロリ「一人は一人ね」
男「うん、で、うちに何か用? もしかしてどっかのお宅からお使いかな?」
ロリ「違うわ、あなたに用があったの」
男「俺に? うぅん、でも君みたいな可愛い子に知り合いはいないしなぁ」
ロリ「可愛い……やっぱり、男は小さい子のほうが」
男「ん? 何か言った?」
ロリ「いえ、何でも。それより私、今夜泊まるところがないの。泊めてくれない?」
男「は? 何で」
ロリ「……こんなちっちゃい子、外に放り出すの?」
男「いや、それは……」
ロリ「……お願い……」

きゅっ

男「う、ま、まぁいいけど」
ロリ「ありがと、おにいちゃん!」
男「う、うん」



ロリんちょ(やはり男はこの属性に弱いのね……これはいける!?)





どうやら俺も委員長も頭の螺子が数本抜けてるかも試練


103 :パー速民がお送りします [sage] :2007/12/03(月) 06:38:44.28 ID:EKlbjYc0
後、お題はまだまだ募集中。
同時に俺以外に書いてくれる人をもっともっと募集wwwwww

ついでにたたきでも何でもいいからどんどん喋ってねww
何気に自分の中では風船がすごい好きだけどみんなどういうなのがいいかとか聞きたいし!


104 :パー速民がお送りします [sage] :2007/12/03(月) 08:19:43.27 ID:sUxuHxko
メイド「おはようございます、ご主人様」
男「Z……Zzz……」
メイド「ご主人様ー、朝ですよー」
男「Z……Zzz……」
メイド「あらあら、せっかくたまにはメイドらしい事を使用と思ったのに
    おきやがりませんわね、この野郎は」
男「んー……」
メイド「……なんだかムカツクほどに良い顔で寝てますわね。
    くやしいから顔に油性マジックで落書きでもしておきましょう」


105 :パー速民がお送りします [sage] :2007/12/03(月) 12:25:43.06 ID:L1L0T66o
>>103
風船みたいな話俺も結構好きだ
最後は男もうちょっと感極まって抱きつく位しても良いんじゃないかと思った

上で書いてた時にあえて触れなかったクリスマスネタ思いついたから帰ったら書くわ
同じお題で複数の人が書くって言うのも中々良いものだと思うがどうよ?


106 :パー速民がお送りします [sage] :2007/12/03(月) 17:37:00.20 ID:EKlbjYc0
寧ろもうお題からでもそうじゃなくても全然好きなように書いてほしいんだぜww
という訳で俺も何か書く。


107 :パー速民がお送りします [sage] :2007/12/03(月) 17:52:20.03 ID:EKlbjYc0
男「時にメイドよ。魔法とか使えない?」
メ「さようなら昨日までの現実、いらっしゃいませ妄想の世界」
男「いや、ごめん。今のは聞いた俺が悪かった」
メ「しかしまた何で急にそんな厨二病発言を」
男「……いやな、明日何か抜き打ちでテストらしいんだわ」
メ「抜き打ってないですね、バレてる時点で」
男「それがさ、いいんちょが何か情報横流ししてくれて。その代わり今度パフェおごることになったけど」
メ「後半は聞かなかったことにするとして何で委員長さんが情報流してくれたんでしょうね。後どこのお店いくんですか」
男「思いっきり聞いたことにしてるだろ、てめー。シークレットだっつぅの」
メ「まぁそれは追々催眠術か何かで聞くとして」
男「お前今何さらっと怖いこと言ったよ」
メ「それとどこが魔法につながるんで? メルヘンさん」
男「ごめん、もう二度とそういう発言しないからその呼び方は勘弁して。いやさ、時間とか止まらないかなぁと」
メ「それで必死こいて勉強すると?」
男「精神と時の部屋みたいな」
メ「あー、昔よく思いましたよ、私も。後時間よまきもどれ、とか」
男「あるあるある。んで、やり直しがきけば、とか探し物がすぐ見つかる、とかさ」
メ「あるあるあるある。……でもですね」
男「ん?」
メ「今の場合、勉強しなくてもテスト余裕になりますように、じゃない?」
男「……うむ、正論だ」
メ「この会話自体が論じるに値しないものですので正論ともいいがたいですが」
男「改めて言うが正論だ」
メ「で、今晩は中華がいいです、シュウマイとか肉まんとか」
男「そりゃ蒸篭だ」
メ「という訳でお願いしますよ」
男「一連の会話の中でお前には俺に少しでも悪あがきをさせてやろうという慈悲は浮かばなかったのか」
メ「ミクロ単位で」
男「予想通りの解答をどうも。まぁいいや、息抜きがてら用意するか」
メ「あぁん、ご主人様のそういうところ大好きですぅ」
男「さっさと自分の部屋に戻りながら言う台詞じゃねぇから、それ」



男「ほい、どーぞ」
メ「いただきまぁす」
男「ふぅ。……マジでどうすっかなぁ」
メ「テスト?」
男「おう」
メ「ふぅん」
男「あーあ、マジで魔法とか使えたらなぁ」
メ「使えるけど?」
男「……は?」
メ「いや、使えないって言った覚えないし。使えるよ?」
男「……」
メ「……」
男「よし、明日は成績は捨てていい、病院行こう、な?」
メ「この野郎」


108 :パー速民がお送りします [sage] :2007/12/03(月) 19:08:04.77 ID:EKlbjYc0
男「よーし、じゃあそこまで言うなら使ってもらおうじゃねーか」
メ「ん、いいですよ。目を瞑ってください」
男「おし、どんとこい、どんと。嘘だったらお仕置きだからな」
メ「そこはかとなくR18な響きですね。よっこいしょ、と」

ガタッ……スタスタ

男「よっこいしょ、ってお前、じじくさいぞ」
メ「ばばくさいの間違いでしょ。そんな年でもないし」
男「まぁな。……ん? もしかしてすっごい近くにいる?」
メ「……」
男「おーい、メイ……」

ぎゅっ

男「!?」
メ「目、あけちゃダメですよ?」
男「……っ」
メ「……主様」
男「!!!?」
男(こ、こいつ、俺の耳たぶを!!!? はうあああ!?)
メ「……」
男(うぉぉおああおああ!!! な、なななな、ただ撫で回されてるだけなのにめちゃくちゃ恥ずかしい!!!)
メ「主様、おいしい……食べちゃおうかな」
男(お、おおああああああ!!!!!!)
男「メイドおおおおおおおおお!!」

ガバッ……スカッ

男「お、っと、っとととと!?」

ドシャッ

男「いっ痛つつつ……って、な、何したんだよ、おま……」
メ「続き、してほしかったら明日のテスト、全部満点とってくださいね」
男「え、あ……」
メ「んじゃ、ごちそうさまっしたー」


スタスタ……バタンッ


男「……」
男「た、確かにこれは魔法だわ……冗談抜きで勉強したくなった」
男「よし、いっちょ本気出すか」



メ(……うわぁぁぁあああ!!! ど、ドキドキしたあああああああ!!!)
メ(な、何やってんだ私は、馬鹿か! 馬鹿か私はあああ!!!)
メ(ほ、本当に満点なんて取らないよな……うぅぅ、恥ずかしい)


109 :パー速民がお送りします [] :2007/12/03(月) 22:03:54.71 ID:hvbqQEMo
昼に>>105で書いたんだが、同じお題で複数の書き手が書くっていうのは、
色々面白くて良いもんだぞ
読み手の反応が無くても他の書き手の作品見れば
いつも以上に参考になるしな


110 :パー速民がお送りします [] :2007/12/03(月) 22:04:29.79 ID:hvbqQEMo
しまった、またageた……


111 :パー速民がお送りします [sage] :2007/12/03(月) 22:36:20.72 ID:hvbqQEMo
【クリスマス】

男「クリスマスは家でゆっくり過ごすもんだよな」
メ「外はカップルだらけですしね。焼き払いたいくらい」
男「腐ってやがる……。早すぎたんだ」
メ「そんな二人がなぜ」
男「クリスマスの繁華街を歩いているんだろうな」
メ「もてないマスターが人並みにクリスマスを楽しみたいとか言うから」
男「お前が炊飯器のスイッチ入れ忘れなければ、
  こうやって外に飯食いに出る必要もなかったんだが」
メ「まったく、あれほど入れ忘れるなと釘を刺したのに」
男「俺がそう言ったことは覚えている訳だ」
メ「しかし、なんかこう、落ち着きませんね」
男「カップルだらけだしな。ん? それ去年のバレンタインで俺があげたやつか」
メ「借金の形に頂いたものです。こんな膝より丈の短いスカートなんて、
  こうやって外出する機会でもなければ着ませんからね」
男「……」
メ「何ですか急に黙っちゃって。……あ、まさか照れてるとか」
男「そんな訳あるか」
メ「気の利いた返しがないということは図星ですか。ふ〜ん」
男「あ、このやろ何する。腕組むな」
メ「こうやってカップルみたいに歩いてるところ知り合いに見られたくないんでしょう」
男「それはお前も同じはずだぞ。よ〜し、俺なんかお前の肩抱いちゃうもんね」
メ「あ、開き直った。その程度で私は動じませんよ。こっちは更に胸押し付けちゃいますもんね
  ほ〜ら前傾姿勢前傾姿勢。くやしいのう、くやしいのう」
男「むぅ、それなら最終手段……お」
メ「あ……雪ですね……明日雪掻きかぁ」
男「もうちょっと嘘でも良いから乙女な台詞は吐けんのか」
メ「そういう台詞はマスターに任せてありますから」
男「誰が乙女だ。まぁ何はともあれ、メリークリスマス」
メ「ありがとうございます」
男「いや違うだろ。お前も返せよ」


112 :パー速民がお送りします [sage] :2007/12/03(月) 22:39:54.41 ID:DQakPpUo
やばい、この頃急に作品が増えて嬉しい

とりあえずお題投下
【ビームサーベル】
【ライトセイバー】
【エネルギーブレード】


113 :パー速民がお送りします [sage] :2007/12/03(月) 22:55:38.93 ID:hvbqQEMo
>>112
意地悪と合わせずらいネタばっかりだなおいww


114 :パー速民がお送りします [sage] :2007/12/03(月) 22:59:45.03 ID:DQakPpUo
分かった。じゃあこれで
【おかゆ】
【ぞうすい】
【おじや】


115 :パー速民がお送りします [sage] :2007/12/03(月) 23:12:12.12 ID:1V9fs8.o
>>110
別にage禁止とかないと思うぜ?この板平和だし。上がってると嵐とか広告が来たりすることないし。
ついでにお題。気が向いたら使ってくだしあ。
つ【自白剤】
 【白ギター】
 【アルゴリズム】

見覚えがあったらたぶん気のせいじゃない。


116 :パー速民がお送りします [sage] :2007/12/03(月) 23:39:19.53 ID:hvbqQEMo
【ビームサーベル】【ライトセイバー】【エネルギーブレード】

男「ガンダムのビームサーベルってあるだろ。あれ不思議に思ったことない?」
メ「あります、あれどうやってあの形にしてるんでしょうね?」
男「あれはな、Iフィー」
メ「IフィールドでE-PACから供給されるメガ粒子を閉じ込めてるんですよね」
男「ぐっ……鍔迫り合いh」
メ「鍔迫り合いは、相手のIフィールドとこちらのメガ粒子とが干渉し合う事で
  発生するんじゃないですか?」
男「ライトs」
メ「ライトセイバーでは不活性パワー絶縁体がIフィールドにあたるんですかね?
  でもあれサーベル部分の凝縮光エネルギー閉じ込めてる訳じゃないから、
  ちょっと違いますかね。エネルギーブレードなんてのもありますけど、そっちは
  色々な作品で使われてますからね。原理もそれぞれみたいですけど、
  エネルギーを放出して、何らかの形で収束させてるんでしょうね」
男「お前なんか……お前なんか嫌いだぁ!」
メ「行っちゃった。……ちょっとやりすぎたかな」


117 :【ビームサーベル】 [sage] :2007/12/03(月) 23:49:00.97 ID:EKlbjYc0
男「……メイドさん、それは何ですか?」
メ「何いきなり敬語使ってんすか、似合わねぇ」
男「ぶち[ピーーー]ぞ」
メ「ほほぅ、いいんですか。今の私にそんな事言って。このビームサーベルがうなりますよ」
男「あ、ビームサーベルだったのそれ。握るとこだけ持っててもわかんねぇよ」
メ「ふふ、しかもこれ、ただのビームサーベルに在らず!」
男「kwwsk」
メ「これね、持ち主の煩悩に比例して伸びるんすよ」
男「という脳内設定な訳ね」
メ「そういう訳です」
男「……」
メ「……だ、だからって出ないとは限らないでしょう! ほら、こっちこないで! 何か目が怖い!」
男「いやほら、有言実行って言うじゃん? それにビームサーベルあるんだろ? という訳でいっぱつ叩かせろ」
メ「でぃ、でぃーぶい反対! 女の子に優しく! ご、ごめんってばぁぁぁああ!!!」



メ「うぅ……私の純潔が……」
男「でこぴん一発でそこまで凹むなよ」
メ「デコ処女とられたんですよ、凹みもしますよ。親にもぶたれたことないのに」
男「きっとびっくりするくらい放任されてたんだなぁとは思う」
メ「……ま、親とかどうでもいいんすけどね」
男「ん。ところでさっきのビームサーベルやばそうだな」
メ「何がっすか?」
男「いや、お前の中じゃ煩悩に比例して伸びるんだろ? お前が使えば際限なく伸びるんじゃね?」
メ「ハハハ、何を仰います。主様にゃ負けますって」
男「何を根拠に」
メ「ゴミ箱の中のティッシュの数で判断してます」
男「……お前は見ちゃいけねぇもんを見たようだ」
メ「え? もしかして怒ってます? ちょ、ちょっと、ごめんってば!」
男「問答無用」
メ「ひ、ひぃぃ! で、出ろ、ビームサーベル! く、でもこれは演出でピンチ=助かるフラグで……あぁぁぁああ!?」


べちん


118 :パー速民がお送りします [sage] :2007/12/03(月) 23:50:15.43 ID:DQakPpUo
さすが職人!
おれにあしらえない無茶振りを
平然とあしらってのけるッ
そこにシビれる!あこがれるゥ!


119 :パー速民がお送りします [sage] :2007/12/03(月) 23:52:05.30 ID:hvbqQEMo
【おかゆ】【ぞうすい】【おじや】

メ「私って結構料理上手ですよね」
男「唐突に何を言い出すんだお前は」
メ「今月ちょっと出費が厳しいんですよ」
男「賃上げ交渉か。一つテストをしようか」
メ「何でしょう。受けて立ちましょう」
男「お前が作った料理を俺が作れたら賃上げは無し。
  作れなかったら特別手当の形で給料に反映させてやる」
メ「うぉ、本当ですかそれ? マジでやりますよ」
男「その代わり献立や味に不満があったら容赦なく差っぴくぞ」

メ「はい。これです。これと同じものを作ってみてください」
男「おかゆか。舐められたもんだな。ちょっと待ってろ」
メ「ごゆっくり。……ふふふ」

男「よし、出来たぞ。残念ながら賃上げはなしだな」
メ「いいえ、これは私の作ったものとは違いますよ」
男「何でだ? 炊飯器のご飯をちゃんと洗って、ダシで……」
メ「じゃあ雑炊じゃないですか」
男「何ぃ? ちょ、ちょっと待ってろ! もう一回だ!」

男「出来た! 今度は洗わなかったぞ!」
メ「おじやになっちゃいましたね。私はおかゆを作ったんですよ?」
男「んぁああ何だよそれ、反則だろ! てかおかゆってどうやって作るんだ?!」
メ「ふふふ、特別手当ヨロシクです」


120 :パー速民がお送りします [sage] :2007/12/03(月) 23:52:59.86 ID:DQakPpUo
ところでせっかくのIDなんで
【ひのきのぼう】
【ガーターベルト】
【ぱふぱふ】


121 :【ライトセイバー】 [sage] :2007/12/03(月) 23:54:00.16 ID:EKlbjYc0
メ「リベンジにきました」
男「ほほぅ、またデコに傷痕を残したいわけか」
メ「ふふ、今日の私は一味違います……これが何かわかりますか」
男「ビームサーベルだろ?」
メ「馬鹿め! これはライトセイバー! ジェダイの騎士にのみ許されたビームサーベルだぜ!」
男「ビームサーベル言うとるがな」
メ「まぁまぁ、大事なのはここから。ジェダイの騎士と言えば、これだけが武器じゃないっすよ」
男「あー、何かこう、超能力的なあれな」
メ「いえーす。私のフォースの力が唸るぜ! という訳で覚悟を」
男「おう」
メ「おや? 意外と素直ですね……ふふ、では遠慮なく!」
男「遠慮なくどうすんだよ。ライトセイバーは出てないわ、さっきから構えちゃいるが何も起こってねぇぞ」
メ「ば、ばかな、私のフォースがかき消されてる!?」
男「のようだな。という訳で……」
メ「ひぃぃ! まさかの逆襲の主様!? いーやぁー!!」


べちん


122 :【エネルギーブレード】 [sage] :2007/12/03(月) 23:58:04.19 ID:EKlbjYc0
メ「もうこうなりゃ意地ですよ、意地」
男「うん、お前のそういう頑張りを何故社会的貢献な方向へもってけないかな」
メ「自分……不器用ですから」
男「渋さ全くないから」
メ「いやいや、でも今回はマジっすよ。男さんはエネルギー保存の法則って知ってるでしょ」
男「ああ、今物理でやってる。それがどうした」
メ「つまり私の運動エネルギーとか熱エネルギーをブレードに変換してですね」
男「エネルギーブレード、と」
メ「ほほう、察しているということは覚悟もできたということですね」
男「……」
メ「ではいきます。せいやああああああああ!!」

べちん

メ「ひでぶ!?」
男「全然ブレードでとらんがな」
メ「な、なぜ!?」
男「いや、エネルギーを凝縮なりして物質化する技術って今んとこ地球上の技術にないから」
メ「は! つまりこの武器はオーバーテクノロジー!!」
男「さっき気付いたけどお前の持ってるそれ、ただのダンベルだからな」



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