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新ジャンル「意味不メイドと百合」
- 778 名前:VIPがお送りします。 []
投稿日:2007/06/19(火) 18:33:32.89 ID:OIb9+ySi0
メ「お館様。お出かけですか?」
男「ああ、ちょっと散歩だよ」
メ「……」
男「なんだ?」
メ「先ほどお屋敷のお掃除は終了いたしました。夕餉の下ごしらえも済んでいます」
男「……ふ。一人で散歩は心細いかもな。ちょっと、付いてきてくれないか?」
メ「よろこんで。 あっ……私、この格好では」
男「いいさ。別に急いでいないから、支度しておいで」
メ「はい、申し訳ありません…… そうそう、お館様」
男「ん?」
メ「お館様は牡丹と薔薇、どちらがお好みですか?」
男「なんだそれ……そうだな、牡丹のほうがまあ。薔薇だときついだろ、いや、なんだ」
メ「かしこまりました。少々お待ちくださいませ」
男「で、結局百合の髪飾りか」
メ「お館さまは百合が大好物でございましょう?」
男「もう突っ込まないけどな」
メ「そうだお館様! 一緒にスキップいたしません?」
男「なんでやねん。 ……はっ!」
メ「ふふふ。こうしていると、幼少のころ私がお館さまの下着を盗んだことを思い出しますわ」
男「もっと他にあるだ……なにぃ! なんつうことしてたんだお前はッ!」
- 779 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 18:37:12.61 ID:ucHPdjqX0
冥土「ん、メイドセンサーが反応しています。ぴぴるぴるぴる」
女「そのネタはさすがにコアだからやめろ」
冥土「はい、やめます。・・・・・・しかし、センサーには反応が残存・・・・・・?」
女「なんでこういう時はちゃんと言うこと聞くんだ?」
冥土「というわけで、私の野性的勘を活用し、ネズミをつかまえました」
女「うわ、無駄にすごいわ」
冥土「とりあえず専用のケージに入れておきますね」
女「どこかに逃がさないの?」
冥土「いえ、実験用のマウスに。どーせ逃がしても、どこかで死にますし。ペッ」
女「またテメェは妙にリアリストぶった言を・・・・・・」
女「しかし、実験用、って、何の?」
冥土「睡眠薬と、媚薬と」
女「なんか黒い電波がゆんゆん見えるのは気のせい?」
冥土「気のせいです、気のせいです。それに」
女「?」
冥土「大切な人に、わけの分からん薬をぶち込むわけないじゃないですか」
女「(だから無表情のままに殺し文句言うなっつーの! 恥ずかしいわ!)」
冥土「私はあなたの従者。この骨肉も、血潮も、心も、すべてあなたのもの」
女「久しぶりに出たあぁぁぁぁ! そしてこれで嬉しく思っちゃう私がいるぅぅぅ!」
冥土「・・・・・・なんか私のキャラ、誤解されてるような気がします。敗北感ありありです」
女「あ、アンタにはじめて勝てたかも」
冥土「私のはじめてを奪うなんて、お嬢様、ひどいっ」
女「テメェ、シモネタを止めろと何度言ったら」
冥土「やーだプー」
女「チクショー! やっぱこっちの負けかよ!」
- 780 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 18:46:03.21 ID:+CuQJ7UY0
なんというハイクオリティ。
しかしもはや新ジャンルとかいう枠じゃないな
- 781 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 18:51:11.02 ID:OIb9+ySi0
設定ちがうのを間に挟んで悪いな
適当に名前欄入れることにするよ
- 782 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 18:52:06.07 ID:lOI8PtkS0
>>738
お嬢「ただいま・・・」
冥土「おかえりなさいませ。あら、どうしました? しょんぼりなさって。
ははぁ、さては向かいに住む小学生より胸が小さいと気付いてしまいましたね?」
お嬢「友達と喧嘩しちゃったのよ・・・。はぁ、なんであんな下らないことで・・・」
冥土「むぅ・・・、ツッコミがない。よほど重症のようですね」
お嬢「ねぇ、貴方。貴方、ソフトクリームとアイスキャンデーどっちが好き?」
冥土「まぁ、唐突なご質問。さては、それが喧嘩の原因ですか?」
お嬢「うん・・。私、ソフトクリームのコーンの感じとかが苦手なのよね。
それに、アイスキャンデーはどこでも売ってるし、冷蔵庫にも入れておけるし」
冥土「そうですねぇ。確かにソフトクリームは保存が難しく、賞味期限が短いですからね。
家庭で食べるアイスキャンデーには親しみ易さで劣るかもしれません」
お嬢「・・・・・ねぇ、貴方はどっちが好きなの?」
冥土「どちらかと言えば、ソフトクリームですか。でも私とは喧嘩しないで下さいよ?」
お嬢「・・・・・・・」
冥土「・・・・・・・」
お嬢「・・・・・・・・・・」
冥土「・・・・・・・・・・」
冥土「ヒドイっ! お嬢様のその射抜くような視線。
『まぁ、お前だって賞味期限ギリギリなんじゃねぇの?
はっ、ソフトクリーム? お前にお似合いだよ。 ぺっ!』
と、そう仰りたいのですね?」
お嬢「それ、なんて一人相撲?」
- 783 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 18:58:33.68 ID:ucHPdjqX0
色々な人が投下してれると、>>1 はドタマ振って喜びます。ふひー。
冥土「なんか気分は罪と罰」
女「またコイツはわけの分からんことを・・・・・・」
冥土「今日は女の子の日で、いらいらしているのです。ゆえにカオスもいつもに増してゆんゆんです。あらゆんゆん」
女「いつもより酷いのかよ・・・・・・」
冥土「しかし、静かな夜ですね。なんというか、絢爛っていうのか。ぷぷっ、淫乱に語呂が似てますね」
女「確かに脈絡ないな! というより、キャッチボールしようよ、会話のさ!」
冥土「やーだプー」
女「そこの辺りはしっかりしてんのな・・・・・・!」
冥土「ま、つまりはアレですね。お嬢様の顔を見ると、沈魚落雁の風情というのか」
女「なんじゃそりゃ」
冥土「魚とか鳥も恥じらって逃げるほどに美しい・・・・・・」
女「え・・・・・・?」
冥土「というのはタテマエで、本当は、いっくら美人でも魚や鳥は反応なんてしねぇんだよバーロー、みたいな意味でして・・・・・・ぷぷっ」
女「あげてから落とすなよ! テメェどこまでもうざってぇな!」
冥土「いっつ、ノーマン・マクラレーンっ。あなたと私はおとなり同士」
女「隣人同士が最終的に殺し合いまでする映像作品を作ったやつの名前出すんじゃねぇ!」
冥土「はいはーい、説明ありがとさん、雷電さーん。知ってたんですか、ペッ」
女「この女、生理になるとウザさが6割増しだよ! マジでどっか行ってほしいよ!」
冥土「やー・・・・・・だプーーーーーーー」
女「溜め撃ちしやがったああぁぁぁぁぁぁ! このロックマン、うぜええぇぇぇぇぇ!」
- 784 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 19:05:25.82 ID:bYHHczAG0
冥土「お嬢様。突然ですがマッサージなどいかがでしょう」
女「本当に唐突ね。そして絶対に裏があるでしょ」
冥土「いえ、この前ネットで豊胸に効くツボというものを発見しまして……」
女「……どう考えてもガセネタじゃないそしてそれを私にやるってどういうことだテメェ」
冥土「そのままの意味ですが何か」
女「よーしいい度胸だそこに直れ」
冥土「別に何か買わされるわけでもないのですし、タダなら何でも試してみたほうが」
女「…………まぁ、どうしてもってなら試されてあげなくもないけど…………」
冥土「では早速」
もみもみ
女「……はぁん!」
もみもみ
女「んぅ……ふっ……」
もみもみ
女「はぁ……はぁ……ぅ……んっ」
冥土「どうですかお嬢様」
女「どぅ…って言われても……あいたたたたたたた!!」
冥土「あ、すみません。頭に効くツボをおしてしまいました。
しかし、このツボで痛がるということは……おかわいそうに」
女「だぁーーーー!やってられるかぁぁ!!!はったおす!!!」
冥土「やーだp。言われなくてもスタコラサッサだぜー」
夜
女「やだぁ……なんでぇ……疼きが止まらない……はぁ……んっ……」
冥土(性感のツボが見事に効いてますね……お嬢様ハァハァ(*´Д`))
- 785 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 19:11:53.40 ID:bAtb6BcXO
書き手いっぱいになったな。良いことだ
>>782
俺あんたのなんか好きだー
>>1のとは微妙に違うがこんなコンビも萌える
- 786 名前:お館様 [] 投稿日:2007/06/19(火) 19:14:59.83 ID:OIb9+ySi0
男「……花屋?」
メ「はい。よろしいですか?」
男「いいよ。どこへなりとお供いたします」
メ「ふふふ。ありがとうございます」
メ「ほら、お館さま。この子可愛らしいですね」
男「ふぅん、なんか豹みたいだなぁ。これはなんていう花?」
メ「オニユリです。Tiger-lilyですから、むしろトラさんですわね」
男「さん……」
メ「どうかなさいました? この花はお館様にお似合いなんですよ」
男「どうして?」
メ「花言葉は『富と誇り』」
男「……そ、そうか」
メ「ほほほ。お気に召しましたなら、ご夕食にひと束ほど」
男「ははは。ぜっったい買わん!」
メ「ご安心を。お屋敷の花壇にたんまりと」
男「花屋。助けてくれないか」
花屋「うふふ、滅相もない。オニユリ、お連れ様にもお似合いですね」
男「は?」
『愉快』『軽率』
- 787 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/06/19(火) 19:19:50.04 ID:c8oAuHx/0
>>786
なんか花屋がかっこいいんですけど…!
- 788 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/06/19(火) 19:22:31.84 ID:3YguyE78O
お館様GJ
- 790 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 19:28:00.98 ID:ucHPdjqX0
長編は嫌ですか?
『お嬢様の悩み』
朝日に照らされた通学路を歩きながら、私は盛大な溜息を吐いた。
雲ひとつない空。涼やかなる風はそこここを通り、私の頬を軽く撫でる。
そんな、気持ちの良い朝なのに、私の体はどこぞによどみがあるかのように疲れていた。
その疲れの要因たる存在は、勿論のこと、私の専属使用人であるあの女だ。
彼女は、とかくその行動原理が分からない。言動はもっと分からない。
いつもいつも鉄面皮でいて、表情どころか感情もほとんど変えないような女性。
だのに行動そのものは稚気(ちき)に満ち満ちていて、こちらの体にすんばらしい疲労感を提供してくれやがる。
黙っていればものすごい美人なのに、口を開けばただの変人だ。高級料理にハチミツをぶちまけるような・・・まあ、そんな感じだ。
でも、時折、彼女は微笑を浮かべることがある。それはとてもとても綺麗で、思わずこちらが赤面してしまうほど。
しかもその際に殺し文句のようなことを言われるのだから困りもの。変なところで素直すぎる。
彼女と話した際、たまにそういうことを言われると、恥ずかしすぎて毛穴という毛穴が開きそうになる。
茶色がかった黒髪を伸ばしに伸ばして、エプロンドレスをぴちりと着こなしたその姿は、私の貧相な語彙では表現出来なかった。
目鼻立ちの整いようなど、言うに及ばず。どこぞでモデルでもやっていた方がいいんじゃないのか、素直にそう思う。
そんな美人さんの彼女が、何故に私などにそこまで入れ込んでいるのかは謎だが。
これはこれで悪い気はしない。なんだかんだ言って、私は彼女のことが嫌いじゃないから。
- 791 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 19:29:09.25 ID:ucHPdjqX0
私は通学路を歩く。電車の行き交う音、人々が奏でる靴音、それらをバックグラウンドミュージックにして。
高校、という教育機関は嫌いじゃないけれど、やっぱり勉強は好きになれない。
そんな考えをしているから、いつまで経っても授業が退屈に思えちゃうんだろうけれど。
道を歩きながら、私は彼女との会話を思い出す。
無遠慮な一言が、人を傷付ける場合がある。
彼女はいつも変なことを言うけれど、こちらが本当に本当に不快になった瞬間、ぱっと悪口をやめてくる。
なんか、ずるい。
アントワネットだって、いらん一言で民衆をブチ切れさせたのに。
あいつは人の一番触れてはいけないところだけ、ちゃんと避けていく。
ずるい。けれど、それが嫌と感じない自分がいる。
彼女は確かに、口が悪くて料理が苦手で、人を怒らせるのだけはやたら才能がある駄目メイドだけれど。
筋だけは通っている。だから私は、彼女をつき放せないんだろう。
だから、私は、彼女と一緒にいて楽しいのだろう。
- 792 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 19:30:14.14 ID:ucHPdjqX0
そういえば、彼女と初めて出会ったのはいつだったろうか?
忘れっぽい私は、過去の出来事に思いを馳せることなどほとんどない。脳味噌が覚えていないからだ。
幼少期に彼女との邂逅を果たしたような気もするが、そこの辺りは定かではない。
気付けば、彼女はいつも私のそばにいた。
姉のようでもあったし、手のかかる大きい妹のようでもある。
果たして、私にとっての彼女はどういう存在なのだろうか?
そう考えもしたが。
「関係、ないわね。好ましく思うだけで充分なんだから」
私は、あのひとが、嫌いじゃない。
それだけで充分なんだ。
いつの間にか、学校へ行く足取りは、軽くなっていた。
(おわり)
- 794 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 19:44:41.89 ID:L3mNVbANO
何だかんだでお嬢様は冥土が好きなんだな
GJ!
- 796 名前:お館様 [] 投稿日:2007/06/19(火) 19:54:48.71 ID:OIb9+ySi0
男「ん〜〜〜……っ!」
メ「あらあら。大きな背伸びですこと」
男「おっと。 庭の手入れかい? ご苦労様」
メ「ありがとうございます。お館様、この頃根をお詰めになり過ぎではありませんか?」
男「そうかな。でも、そろそろ親父から継いだ仕事にも慣れてきたしね」
メ「だからこそ。お館様にはお体をご自愛していただかないと」
男「まあね。俺が倒れたらなんにもならないか」
メ「私は……ただ、心配で……」
男「! あ、ああ……そうだな。俺は」
メ「このように球根をお薬にしてみました」
男「またかよ」
メ「なんと! 旦那さまの溺愛なさるオニユリは生薬にもなりまして」
男「ふーん」
メ「あらつれない。それなら、昔のように口移しで飲ませて差し上げましょうか?」
男「ちょっとまて。そんな覚え……いや、まさかあの時! いやそれともあれの時か!?」
メ「ほほほ」
- 797 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/06/19(火) 19:59:06.97 ID:JGeb4dgv0
冥「お嬢様、私の知り合いに医者が居ますので手術代は安くなります」
女「別に安くする必要なんてないじゃない。そもそも、何の手術よ」
冥「お嬢様、そんなだから頭が悪いといわれるのですよ。私はお嬢様のことを考えていますのに」
女「それで、何の手術なの」
冥「豊胸手「だまりなさい」
冥「やーだぷー」
女「何でこんな性格になったのか知りたいわね」
冥「教えてやんないよ じゃん、と言いたい所ですが今回は教えましょう」
女「あら、珍しいわね」
冥「それは、毎晩お嬢様に心も体も乱されていくからです」
女「私がバカだったわ」
冥「やーいやーい、ばーかばーか」
女「こんなメイドもぅ嫌ァァァァァァ!」
- 798 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 20:05:29.87 ID:ucHPdjqX0
冥土「あら、お嬢様。何を飲んでいやがるので?」
女「はい、ラベル見て」
冥土「ペプシコーラ、きゅーかんばー。・・・・・・ああ、キュウリ味のペプシですね。私はまだ飲んでいないんです。お味は?」
女「薬品くせぇ。匂いだけキュウリ風味の、炭酸砂糖水」
冥土「あら、それはいかにも不味そうな」
女「私の口には合わなかったわ。アンタはどうか分からないけれど」
冥土「や、不味そうなので買います」
女「買うのっ!?」
冥土「だって、こんなアホ商品、存在自体がネタでしょう? 製作者がどう考えているのかは知りませんが。ネタにはネタで」
女「だからそのバッシング必至な言はヤベェからやめろと・・・・・・」
冥土「やーだプー」
女「ええと、あの日本刀は確か倉庫に・・・・・・」
冥土「しかし、キュウリ味の炭酸飲料なんて、普通は考えませんよね」
女「そのうち、マグロガムとか出そうよね」
冥土「残飯シチューの味とか」
女「まだ闇市ネタを引きずっていんのか。敗戦国の味はやめれ」
冥土「今も日本はアメリカのいいなり、権力の走狗。ペッ」
女「こ、この発言はヤバすぎてフォローできねぇ・・・・・・!」
冥土「ヤバいのはお嬢様のナイムネっぷり。ペッ、ブラジャー代いらずかよ」
女「さすがに換えたりはしてるっつーのおおおおおぉぉっ!」
- 800 名前:お館様 [] 投稿日:2007/06/19(火) 20:14:41.76 ID:OIb9+ySi0
男「こんなに綺麗なのになぁ……」
メ「〜♪」
男「昔から容姿は抜群ではあったけど」
メ「あら、元気がないわね。お水が足りないのかしら」
男「いかんいかん、相手はメイドだぞっ。しっかりしろおr」
メ「きれいにそだつのよ。 あ」
べしぃっ!
男「!?」
メ「ご覧になった?!お館様! 毛虫畜生の分際でお館様の百合に纏わり付いて!」
男「あー」
メ「この蟲野郎!蟲野郎!ムシヤロウがッ! ほほ、見て!毛虫がゴミのようですわ!」
男「ひとつお願いがあるんだ」
メ「はぁ、はぁ……なんなりと」
男「泣いていいかな?」
メ「まあ。あのお館様のベッドでお漏らしして罪をなすりつけた夜を思い出しますわ」
男「お前いつの間にもぐりこんだんだ!あの時散々怒られたんだぞ馬鹿ッ!」
- 801 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/06/19(火) 20:24:04.62 ID:8t/NSQO70
冥「あなたの思い出だ〜け〜わ〜消えたり〜しなぁ〜い〜」
女「ふ、古いわね」
冥「ところでお嬢様、写真ですけど」
女「えらく飛んだわね。せめて題名に写真が入ってる歌を歌いなさいよ」
冥「お嬢様は好きな人の写真を持ち歩いていますか」
女「べ、別にアンタの写真はそんな意味で持ってるんじゃないわよ!」
冥「ジャジャーン私持ち歩いてますよ、お嬢様の写真」
女「えっ・・・・・・って、アイコラじゃねぇか!」
冥「これを見ながら毎晩・・・・・・ほうっ」
女「だせ、没収」
女「これで全部でしょうね」
冥「私の政治家並の記憶力では」
女「し、信用ならねぇ・・・・・・」
ピラ
冥「あっと・・・・・・」
女「おいコラ、今の出せ」
冥「・・・・・・」
女「出せ」
冥土「や、やーだプー」
女「(うわ、うっぜぇ・・・・・・)」
冥土「(あ、あぶなかった・・・・・・)」
- 802 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 20:28:24.59 ID:+T9h5lKqO
俺「百合エロ分が足りなくて死んでしまいます、お嬢様」
>>1「よしよし、ネチョネチョにエロいのを書いてしんぜよう」
俺「ありがとうございます」
- 803 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 20:30:21.95 ID:ucHPdjqX0
百合か・・・・・・あんまりベタベタなのは、かえってむずかしいよね? ・・・・・・よね?
冥土「時空を超えて 俺、参上っ」
女「日曜の朝から元気だな、このメイドは・・・・・・!」
冥土「お嬢様をからかってもいいよね? 答えは聞いてない!」
女「アンタは普段から人の受け答えを聞いてねぇだろうがああぁぁぁっ!」
冥土「今回の主役は、正直な話、好きですよ」
女「あんな風になよっとしたのが? まあ、優しいけれどさ」
冥土「うっふぅ、いじり甲斐がありそうで・・・・・・」
女「結局はそこに帰結すんのな。このサディスティックアルティマニア」
冥土「ああいう、保護欲を誘うタイプはいいですね。ぶっちゃけ、萌えです」
女「ふーん、そう」
冥土「あれれ? 反応が、淡白ですね? 淡白ですね? たんぱく質ですね?」
女「三連続はやめれ」
冥土「もしかして・・・・・・嫉妬してるんですかー?」
女「っ!? べ、別に嫉妬なんてしてないんだから! ただ、ちょっと気になっただけで・・・・・・!」
冥土「ご安心ください。私のすべては、お嬢様のもの。私が真の慕情を寄せるは、お嬢様のみ」
女「う、あうあうあう・・・・・・」
冥土「私がお嬢様以外の人を好きになるなど、ありえません」
女「(ち、ちくしょー! この瞬間だけ、コイツが本気で格好良いと思ってしまった!)」
冥土「お嬢様。・・・・・・愛しています」
女「か、からかうのやめなさいよ!」
冥土「やーだプー」
女「こ、この女は・・・・・・!」
冥土「(やっぱり、冗談だと思われていますね。・・・・・・寂しい、です)」
- 804 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 20:39:08.60 ID:juM04tWUO
冥土「決め手は女の子 更新! 日々最新の眺め」
http://imepita.jp/20070619/292260 携
- 806 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 20:41:35.38 ID:L3mNVbANO
>>804
もしかして極上生徒会?
- 808 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 20:48:25.97 ID:hJjGmbTJ0
冥「どうです? お嬢様。こんな風に乱暴に扱われて。ふふっ、そんなに口をパクパクさせるものではありませんよ?」
冥「ああ、はしたない。口を開けっ放しで硬直するなんて……」
冥「奥まで入っていますよ……うふふふ」
女「……何やってんのよ、それ」
冥「え、パペットですけど。こうして手を入れて操って……ぁぁーもう、このメイドうぜぇぇ、って」
女「…………」
冥「何です? その冷ややかな、家畜を見るような目は。――そういうのも嫌いじゃありませんけど」
女「君、少し、黙れ」
- 809 名前:お館様 [] 投稿日:2007/06/19(火) 20:50:32.17 ID:OIb9+ySi0
このスレきのこ分たけぇ・・・
- 810 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 20:52:39.86 ID:kBw0iVzXO
この先生きのこる
- 811 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 20:55:33.90 ID:ucHPdjqX0
冥土「うーん、やっぱりおこわは好きになれませんね」
女「どうして? もち米、美味しいじゃない」
冥土「容器のはじっこに、潰れたお米が」
女「ああ、何か罪悪感をあおるわね、それは」
冥土「あやまれ! 七人の神様に、あやまれ!」
女「・・・・・・またコアなネタを。でも、お米の重要性を、日本人は忘れているような気がするな」
冥土「確かにそうですね。めん類、パン類、それらが日本に入ってきたことで、米の地位は低下気味。ペッ」
女「カップラーメンとか好まれているしね。本当、お米は軽視されがち」
冥土「カップラーメンといえば、お嬢様、また食べやがりましたね?」
女「げぇっ!? 関・・・・・・じゃなくて、ばれてるっ!?」
冥土「お嬢様は私のすべてですから・・・・・・行動などこちらの手中にて」
女「(突っ込みたい! でも、こいつの微笑が美しすぎて出来ない! クソ、マジで可愛いなああぁぁぁ!)」
冥土「おかげで体重がまた1キロほど増加・・・・・・ぷぷっ」
女「ま、またすぐ減らすわよ!」
冥土「できるんですか? できるんですか? できるんですか?」
女「出来るから、その態度をやめろ。殴ってもいいよね? 答えは聞いてな」
冥土「やーだプー」
女「・・・・・・もしもし。あ、メイド長? うんそう、柳刃包丁を借りたいの」
冥土「ノ、ノーモア家庭内殺人事件っ」
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