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意地悪なメイド4
- 405 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage;saga]
投稿日:2010/11/24(水) 01:21:14.95 ID:0h3sf.I0
命、と呼ばれた少年はごく普通の人間だ。多少、他者よりも器量には優れていたがそれだけ。
異性との交遊も多く、確かに常人が歩む人生とは違ったかもしれないが、人間の生き方だ。
それが崩れたのは一人の女と知り合ってから。
委員長。そう名乗った彼女は女性としての魅力も、人間としての強さも、詰まらぬ人生からの脱却の可能性も見せてくれた。
だからその後に着いていった。今ある日常を捨てて。そして待っていたものは非日常だった。
獣の面をした人。明らかな人外との遭遇、そして狩り。
恐ろしいまでの血なまぐささ漂う中で、彼はひょんなことからその獣達と共に過ごすことになる。
その中で出会った少女の形をした雌の獣と、老いた獅子。
委員長の元を離れ、過ごした日々は平穏と言っても差し支えないものだった。
しかし、それを壊したのは委員長と自分。直接手を下したのは彼女だったが、きっかけは自分だった。
目の前で肉塊へと変わる恩人の姿に、初めて自分が恐ろしい場所にいることを自覚していく。
罪の意識を覚えながらも、なお生きることを決めた命。
今までのように委員長に守ってもらえない中、狩りを続ける彼女と共に知性ある獣を探す。
そうして再びまみえた少女の獣は、まさに委員長の標的たる存在だった。
これを知り、少女を守ることを誓った命。そうして始まった相対と交渉。
少女の世話役と、自身の全てを差し出すことで自分達の助かる選択肢を得ることに成功した。
そして、同時刻。元々の獣たちの巣では妖しく蠢く肉塊の姿があった。
- 406 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage;saga] 投稿日:2010/11/24(水) 01:22:16.62 ID:0h3sf.I0
「そう。……ええ、多少余計なものもあるけれど。十分でしょ、満足なさい」
結局あの命をかけた交渉から数時間。あっけないほどに事は進んでいた。
こちらが要求したのは自分たち二人の生命の安全、その保障。これから先も含めたもの。
また彼女を研究材料として扱う場合にはあくまで倫理観に則ったものであること。
大きくはこの二つがこちらからの要求だった。
対して委員長側はこれを部分的に承諾。前者についてはこの森を出るまでは確実に守る。
その後に関してもなるべくは順守したいと。けれどそれ以降に関して言えば、管轄外になるらしい。
要は狩りは仕事だがその先で狩った兎をどう扱うかに興味がないのが彼女達の立場らしい。
「ええ、それで構わないわ。二十時間後ね、いいわ。それで」
今もどこかへと連絡を取っているが、こちらへはその情報などは一切くれることはない。
断片的に拾った会話から察するにここからの脱出の算段だろう。
腕の中の少女は先ほどからずっとこちらにしがみついて警戒の色を消していない。
それはそうだろう。委員長の瞳にある色は気遣いなど一切ない、敵意すら感じさせないもの。
あくまでモノを扱うようにこちらを見てくる相手に誰が好意を持って接することができるものか。
それでも納得せざるを得なかった。彼女がここでの一番の決定力と力を持っているのだから。
「決まったわよ、命。時間はさっき聞いていたでしょう。それまでにこの森の端まで移動するわ」
「端? なんでそんな中途半端なところに。直接迎えをよこしてもらえばいいじゃねぇか」
「言ったでしょう。この森はちょっと厄介なのよ。本来足を踏み入れることが許された場所じゃないわ。だから帰りもドアを開けておいてもらうのよ」
つまり、元々俺が一人で逃げ出そうとしても無駄だったということか。
そして彼女を連れて逃げたとしても、同じことだろう。結局、最後までぬかりない。
「それじゃあ準備なさい。ある程度ここからは近いけれど半日は歩くわ」
準備をする暇なんて与えないくせに、そんな台詞を吐きながら彼女はこの小屋から出ていく。
「……付いていかなきゃいけないんだ。いいな?」
腕の中、こちらを見上げてくる少女の獣に優しく言い聞かせる。
彼女はわかったのかわかっていないのか。それでも命が立ち上がればそれに倣う。
「行こう。お前にとっては俺達が来たこと自体が不幸なことかもしれない。けど、これ以上の最悪にはしないから」
ぎゅっと手を握り、言い聞かせる。
言葉は通じていたかいないのか。それでも彼女は先ほどと違い小さく喉を鳴らし、こちらに頬を擦り寄せる。
途端にこみ上げる罪悪感に蓋をしながら、命は委員長の後を追うのだった。
- 407 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage;saga] 投稿日:2010/11/24(水) 01:23:08.30 ID:0h3sf.I0
道のりは決して楽ではなかった。
けれど初めてここを訪れ、観光気分で騒いでいたあの頃に比べれば何と違うことか。
一定のスピードを維持しながら、小走りに近い歩行でひたすらに彼女の後を追う。
当然のように隣に並ぶ少女はもちろんのこと、命もわずかに息をあげながら確実に距離を保つ。
そうして半日もたたぬ内、少し開けた視界。こじんまりとした空間で委員長は立ち止った。
「ここがそうよ」
そうして指さす場所は何のことはない。同じような光景が続く森の中だ。
けれど彼女が不意にポケットから取り出した紙切れをそこに投げ込めば、バチリと空間に紫電が走る。
「な!?」
「そういうこと。ここはこういう場所なのよ。行きはよいよい、帰りは怖い。なんてところかしら」
くすり、と嗤う姿に寒気が走る。
こんな空間に閉じ込められてよくもまぁ。そうは思うが、これくらいで驚いていても仕方ない。
冷静にそう言い聞かせ、腕の中で毛を逆立てる少女を宥めつつ、
「……で、ここが開くのが後何時間だって」
「十時間といったところかしら。思ったよりも貴方がついてこれたおかげで時間が多く余ったわ。喜んでいいのかしら」
「そうしておいてくれよ。じゃあ、後十時間は休んでいいんだよな」
「ええ、構わないわ。といっても、あなたが寝ている間にこのサンプルだけを持って私は外に出ているかもしれなけれど」
「構わねぇよ。俺はあんたのものだ。好きにしてくれ」
- 408 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage;saga] 投稿日:2010/11/24(水) 01:24:16.29 ID:0h3sf.I0
不貞腐れるわけでも、厭味でもない。純粋に、そう思ったからの台詞。
心から彼女に全てを捧げた。それは嘘でも偽りでもない。
きっと胸の内にさまざまな感情こそ生まれるが、その根本には忠誠がある。
それが、契約であり、自身の命を保つ方法なのだから。
「……。そう」
そんな命の態度に、どこかつまらなそうに委員長は呟くと、樹木に背を預け目と閉じる。
彼女も休むのだろう。倣うように対角線上の樹木の傍へと二人して座り込む。
「休もう。あと半日もすれば、また大変だからな」
彼女の頭部に銃を当てながら、そうつぶやく。
この保険をさっきの交渉でも使った。これからも休む時はこうしていこう、と命は思っている。
「大丈夫。何かあったら、俺も一緒だ」
そう、頬笑みかけ。わずかにまどろむ意識の中、少女が笑い返してくれたような気がした。
ずるずる。ずるずる。
地面を犯すように這いずり、進むものがある。
崩れ落ち、腐臭をまきちらしながら、それでも前へと。
赤黒いその巨体は、一直線に向かう。
ひと時の休息を得る三人のもとへ。
- 409 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/24(水) 01:48:41.36 ID:kuq3xIAO
メ「めいどさんや」
め「はい、メイド様」
メ「なんか名前ひとつ呼ばれるだけでケツ穴がむずがゆく。おっと淑女の発言ではありませんでしたね、ヲホホ」
め「それで御用向きは」
メ「あくまでスルーかよ!」
め「何故ヘッドドレスを叩きつけますか。そしてまた着けますか」
メ「世の中にゃ理由なんざねぇことが山ほどあんだよぉ! ちきしょぉおお!」
め「あの、めいど。暇ではありませんので御用がないなら行きますが」
メ「何この敗北感。くそ、居候のくせに生意気な! ほれ、手紙っすよ」
め「何かお気に障るような事をしてしまいましたでしょうか」
メ「気にせず。なんか私が悪い気しかしないんで。一方的に」
め「……では気にしないでいさせていただきます。手紙でしたね、ありがとうございます」
メ「もはや罪悪感すら生まれてできやがったぜ」
め「しかしめいどに手紙ですか。こちらに居候させていただかせてもらう事を知っているような方は……ぁ」
メ「おーおー、食い入るように読み出して。乙女よのぅ」
め「……ご主人」
メ(なんだ。無表情なりに笑えるんすね)
め「無駄な情報ばかりで困りますね、全く」
メ「嬉しいくせに」
- 410 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/25(木) 01:14:58.12 ID:q0uLcUAO
め「今更なのですが」
男「ん?」
め「お二人は夫婦なのでしょうか」
メ「それは冗談で言ってますか? 喧嘩うってますね?」
め「純粋な好奇心かと」
男「一応夫婦ではないかな」
め「一応とは?」
メ「この人が私のペットですのでいわゆる主従関係ですね」
男「なんだろ。確かに主従ではあるけどなんか俺の思ってたのとは違うぞ」
メ「人生とは、えてしてそういうものです」
め「ではこちらの方はお二人のお子様ではないのでしょうか?」
妹子「ぱぱー。えへー」
男「……その、まぁ。そのあたりは非常に難しい問題でね?」
メ「不貞の証です」
め「なんと。男様は真面目に見えてなかなかに大胆なお方ですね」
男「ぅ……」
メ「否定しなかっただけまだ許してやれますね。ここで違うなんざ言ってたら本気でぶん殴ってましたよ」
妹子「むー。ぱぱをいじめたらダメなんだよ!」
メ「はいはい。パパは悪いパパでしゅけどあなたにとっては大事なパパでしゅからねー。全く、私も何をむきになってんだか」
め「何やら複雑な家庭事情がおありですね」
男「悪いな。この話は基本禁止で。妹子の事は普通にうちの子として扱ってくれりゃいいから」
め「承りました。では妹子様、こちらで遊びましょうか」
妹子「……や! ぱぱと遊ぶ!」
男「パパもすぐ行くから。そっちのお姉さんと遊んでなさい」
妹子「ぅー。絶対だからね!」
め「では参りましょう」
メ「……」
男「……ありがとう」
メ「謝らなかったんで拗ねる程度で我慢します」
男「ん」
ぎゅっ
メ「そんな安上がりな方法じゃ誤魔化されないっすからね。ったく……」
男「……」
- 411 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/25(木) 01:27:48.99 ID:q0uLcUAO
メイド長「けほん」
二人「「のわっ」」
メイド長「お二人の大事なお時間を邪魔することは忍びないですが……あまり時間もありませんので」
男「お、おう。こっちこそほったらかしでごめん」
メ「割とアウトオブ眼中でした」
男「さらっと失礼だな」
メイド長「気にしませんので。さて、何から報告いたしますか」
男「とりあえずは……」
メイド長「あの方に関しては順調と言えますね。今後の動向もありますが概ね問題ないかと」
男「そっ、か……良かった」
メ「……」
メイド長「ではそれに関連しまして。現状問題となるしがらみを妹子様からは遠ざけました」
男「助かる。かなり無理してもらったみたいだな」
メイド長「言い付けでしたので。ただ将来的にいくつか布石を打たれた形にはなっております。そこをどう凌ぐかも考えつつ」
メ「要は目の前の問題だけ片付けたって事でしょ。あの子が大きくなった時、不便な思いだけはさせないようにしないと」
メイド長「……全力を尽くします」
男「頼む。もう俺達には頼れる相手が少ないからさ」
メイド長「承知しております」
メ「んじゃ次の話で。こっちの目の前の問題はどうなりそうなんすか」
男「めいどさん、か」
メイド長「相変わらず飼い主側が慎重でして。尻尾を掴ませませんね。こちらの組織規模が小さいこともありますがあちらもやり手です」
メ「ふむ。んじゃこっちの子は?」
メイド長「もっと不明ですね。全くと言ってよいほど情報が入りません」
男「なんか厄介な匂いだな」
メ「主様が絡むとだいたいこうなるから困る」
メイド長「確かに」
男「お、おれのせいじゃないだろ!」
- 412 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/25(木) 11:17:29.65 ID:KgIKfJc0
お題を出そうと思ったけど過去スレ見たら
考えてたやつ全部あって吹いたw
- 413 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/25(木) 14:23:49.53 ID:q0uLcUAO
全被りはすごいなww
同じでも大丈夫ですよ!
全く気付かず内容違うのを書いちゃいそうなんでww
- 414 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/26(金) 00:54:53.88 ID:IBQFicAO
男「とは言えほっぽりだす訳にもいかないだろ」
メ「ま、私が迷惑しない内ぐらいは多目に見ますよ」
メイド長「こちらからも出来る限りのことは」
男「あ、じゃあ一つ頼みが。前にあの子には学校に行かせるって話があったんでさ、ちょっと探してたんだよ」
メ「結局断ったんじゃ?」
男「断っちゃいなかったさ。その理由を聞かされて押し付けられて。なかば決裂みたいな形で引き取っただけだし」
メ「つまり学校へ行ってもらうつもりはあったと」
男「そういうこと。色々学ぶのは悪いことじゃない。今のところは料理学校にでもとは思ってるけど」
メイド長「そこで通う間の警護をといったところでしょうか」
男「話が早くて助かる。なんかきな臭いらしいのは本人から聞いた話からも分かるから」
メイド長「彼女自身が標的となる可能性も今では充分にありますしね」
メ「うちに直接来ないのは……」
メイド長「曲がりなりにもあの方の縁者です。下手な手出しは相応の覚悟をおっていただきます」
男「だからこそ離れる間はって事で……無理かな?」
メイド長「問題ありませんよ。元より依頼自体は外部ですが出してありますので。あまり頼りになりませんが」
メ「いきなり不安にさせてきましたね。私にとっちゃさっさと居候が消えてくれるなら願ったりかなったりですが」
男「お前な」
メ「けど。……ご飯は割と美味しいですし、勝手に居なくなられても目覚め悪いですから。よろしく頼みますよ」
メイド長「言われずとも」
男「……素直じゃねぇな」
メ「ふふ。その方が魅力的ってことで」
あ「ぶぇっきし! ……ずず。あー、なんかまた嫌な仕事が回ってくる予感。もとい悪寒」
- 415 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/26(金) 01:01:02.04 ID:IBQFicAO
め「これが料理学校。なかなか立派な設備ですね」
あ「全くですよね。高い料金払ってるだけある、と」
め「あや様もこちらに通われていたのですね。心強いかと」
あ「ははは。まぁ放り込まれただけですが」
め「今日からもよろしくお願いします」
あ「はいはいこちらこそ。……料理かぁ」
め「ふむ。このような調理法があったとは」
あ「飲み込み早いっすねー」
め「かくいうあや様もかなりの腕前かと」
あ「ああ、自分見た目だけなんで。味とか全然っすから」
め「確かにやたらと薄い時や濃い時が」
あ「へへ、自分、不器用ですから」
め「そうですか」
あ「あれー! 割と渾身のモノマネなのにー!」
講師「そこ、うるさいですよ」
め「すみません、よく言い聞かせますので」
あ「な、なんすかこの理不尽に湧き上がる怒りの波動は……」
- 416 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/27(土) 02:19:24.02 ID:NOkZoIAO
男「鍋は用意が楽でいいな」
め「その割には出汁には拘られたかと」
男「水炊きもしっかり味付けしないとだからな」
め「野菜のチョイスは任された通りに」
男「うむ、ご苦労」
メ「……なんすかこのアットホームさの中での孤立感」
妹子「パパがお姉ちゃんとばっかり喋っててつまんない!」
メ「端的に言うならそういう事ですね」
男「だってお前も妹子も料理手伝わねぇじゃん」
妹子「そういうのは料理する人に任せるもん」
メ「うちで言うとそこの人ですが」
め「勝手ながら勉強の成果を試したくお手伝いを」
メ「勝手なことはしなくていいんすよ! そこの従者役に全部任せれば!」
男「おい従者。ご主人様だぞ、こちとら」
メ「知るか!」
男「一喝された?!」
妹子「パパはご主人様なんだよ! もっと偉そうにしなきゃ」
男「む、意外なとこから助け舟が」
妹子「だからそっちの二人に任せてパパは私と遊ばなきゃいけないのっ」
め「それはそれで隷属化していますが」
妹子「パパは妹子のパパだもん! だからいいの!」
メ「理論的にいきましょう。なんとなくダメです、そんなのは!」
男「いきなり理論が破綻したぞ。っと、そろそろ煮えたな。食っていいぞ」
妹子・メ「「いただきます!」」
め「切り替えの早い……」
男「腹減って退屈だったんだろ」
- 417 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/27(土) 14:14:01.75 ID:NOkZoIAO
め「メイド様」
メ「なんすか」
め「ビッグです」
メ「非常にストレートなご感想をどうも」
め「何を食されればこのような魅惑的な体型に」
メ「んー。私偏食なんで割と食べものは関係ないかなぁとか」
め「では何か運動を?」
メ「生粋の引きこもりネトゲ廃人にある運動なんて呼吸くらいです」
め「つまり特別な呼吸法ですか」
メ「ないない。要は生まれつきなんすよ」
め「……世の中とはかくも不公平なものかと」
メ「いいからお風呂くらいのんびり入りません? 具体的には黙るとか」
妹子「でかちちー!」
メ「静かにしろって言った矢先に!」
め「ビッグバスト」
メ「ああもう。こんなん主様に意地悪する以外に使い道ないんすから気にしないでいいでしょ」
妹子「パパを誘惑するな!」
メ「あっちが勝手に欲情してるだけですって」
め「ビッグ……」
メ「あんたもさっきからそればっかりだな! ていうかめいどさんも充分あるじゃん!」
妹子「びにゅー!」
め「大は小をかねるといいますので」
メ「使い道絶対違うって私でも分かる……あと妹子もさりげなく何てセリフを」
妹子「パパが言ってた!」
メ「後でしめる」
男「ぶぇっきし! 風邪ひいたか?」
- 418 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/27(土) 19:36:18.12 ID:PGKTD1Ao
特別な呼吸法・・・
1ccも残さず吐ききれたり1秒に10回呼吸できたり10分吸い続け10分吐き続けたりできるのか
リサリサみたいに歳誤魔化してる疑惑ががが
ところでビニュー特選隊でググると結構ヒットするんだが・・・
- 419 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage;saga] 投稿日:2010/11/28(日) 20:05:17.88 ID:/UVcF5.0
メ「なんかそういう呼吸法が出来る気がしてきた……! かっこいいフレーズに弱いわたくし!!」
男「つまり年齢詐称か」
メ「波紋使いでサーセン」
男「いや、嘘だろ?」
メ「主様が欲情していた相手は実は50代でした。ふふ、この熟女専門め!」
男「いいけど、別に」
メ「へ?」
男「いいよ、お前がいくつでも。俺は」
メ「……。えぇと、あの」
男「というわけでよろしく」
メ「な、なんもよろしくしねーし! バカジャネーノ! バカジャネーノ!!」
男「でもこんな落ち着きのない大人は嫌だよなぁ」
め「ビニュー特選隊入りでしょうか」
メ「この際、せっかくなので結成しちゃいますか」
め「メイド様は無理かと」
メ「なぬ!?」
め「巨美乳はジャンルがまた別ですので」
メ「じゃあ誰と結成する気っすか」
女「あ、あはは。どうも」
め「どうでしょう」
メ「っく、納得の人選!!!」
- 420 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage;saga] 投稿日:2010/11/28(日) 21:06:38.94 ID:/UVcF5.0
メ「しかしですね。特選隊っつーんですから、さすがに二人はまずいでしょう」
め「至極ごもっともです」
女「あの、別に無理矢理ユニットにしなくても……」
め「いえ。ここはリクエストにお答えすべきだとめいど、判断します」
女「り、リクエストなのかなぁ」
メ「ククク、このままでは間違いなくビニュー特選隊の危機ですよ」
め「そこで必要とされるのがあまり大きすぎず、かつ小さすぎない人物」
メ「それは一体誰だってんですか!」
委員長「仕方ないわね、本来はそういうのって好きじゃないけど」
め「この人です」
冥友A「え? 何? いきなり呼ばれたんだけど」
メ「まさかのモブキャラ! でも確かに微……げふん、美乳キャラ! オッケーです、三人いればまだ格好はつきますので許す」
め「では改めて。ビニュー特選隊、出陣ですね」
冥友A「だから何なのこれ、ちょ、え?」
女「いいのかなぁ」
委員長「……」
ガチャ
妹「ま、待ってお姉ちゃん! それは凶器、割と人が死ねるくらいのレベルだから、落ち着いて、ね!?」
- 421 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/29(月) 00:41:20.18 ID:XPufRO60
いいんちょはどっちかと言うと無乳d
うぎゃぁぁぁぁぁぁぁ
- 422 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/29(月) 00:57:55.64 ID:W2ATKN2o
命編のイメージで普通にあると思ってた・・・
- 423 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/29(月) 01:13:03.09 ID:90SJosAO
委員長「あるわよ。Bよ、れっきとした」
妹「そうだよ! ほら見てお姉ちゃん、私なんかペッタンコ! こういうのが無乳だよね」
委員長「そうね」
妹(ぐっ! わ、我ながらそう仕向けたとは言えストレートに頷かれるとつらい)
委員長「大丈夫よ。あなたもすぐ大きくなるわ」
妹「そ、そうだね。あはは」
め「しかし説得力に欠けますね」
委員長「……」
妹「ちょ、ばっ!?」
め「どちらかと言われればA寄りですし。見事なまでの無い派からの助言では得られる安心感も高くはないかと」
妹「そんなことないよ! いやぁ、楽しみだなぁ。早くお姉ちゃんみたいになり……」
メ「たゆんたゆん」
委員長「……」
ミシッ
妹「あ、ああああ……もうおしまいだぁ……」
め「ではこの辺りで失礼します」
メ「右に同じく」
妹「まちなさいよ! お姉ちゃんも落ち着いて! ちょ、ちょっともうなんなのよこれー!?」
結論:女性は胸じゃない
- 424 名前:三日目東R59Aがお送りします [sage] 投稿日:2010/11/29(月) 01:20:45.37 ID:90SJosAO
そして命編の委員長を引き合いに出してもらえたのでお答えすると、そっちのはあります。
どれくらいかと言われるとDに近いCくらい。おおでかいでかい。
メ「人工的に?」
委員長「その胸の邪魔なもの、焼き切ろうかしら」
メ「ひっ!? で、でもいかなりそんな大きくなるわけないじゃないすか!」
委員長「それはそうね」
メ「じゃあやっぱりPADとかシリコンとか!」
委員長「天然モノよ」
メ「オカルトパワーで……」
委員長「ただ育っただけよ」
メ「たくさんの人に揉まれたとかで?」
委員長「……」
メ「え? ま、マジで?」
微妙に違いますが答えはいずれww
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