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妹「おい///……」
- 357 :999 ◆zbZ9V999Yk [sage]
:2008/09/03(水) 23:46:54.20 ID:XJjP2qwo
>>259の続きから
〜海水浴場〜
兄友「ついたぜえええいいい!! おっしゃああ!」
兄「うわぁ、やっぱここは綺麗だなぁ……な」
妹「うん……まぁ確かに(お兄ちゃん……嬉しそうにしちゃって)」
妹友「兄友さんはしゃぎす!!……ふふっ、まぁ気持ちは分かるけどね」
ユミ・女「ほぉぉ……」
女「ってユミちゃんはよく来るんでしょ? 別荘があるって聞いたよ?」
ユミ「い、いえ…別荘はありますが毎回来るたびに稽古をするだけなので……
海へはあまり来ないんです……ですから…綺麗ですねェ」
女「なるほど、……うーん、蒼いなぁ……すごい(ハワイの海よりも綺麗かも)」
娘「うむうむ♪ 皆気に入ってくれたみたいだね! んじゃ! さっそく各自水着に着替えましょお!!」
兄「了解! おっしゃあ! 行くぞ兄友!!」
兄友「おっし! ……んで? 男子の更衣室はどこだよ?」
兄「あそこだ! 女の子達は娘について行ってな! ……んじゃ!」
ザクッ!!!
兄「このビーチパラソルの所に着替えたら集合って事で!!」
兄友「おっしゃあ! 行くぜ!!」
兄「おう!!」
ダダダダダダ
- 358 :999 ◆zbZ9V999Yk [sage] :2008/09/03(水) 23:50:11.78 ID:XJjP2qwo
妹「……あ、あっという間に行っちゃった」
ユミ「ですね……(兄先輩…楽しそうだったなぁ///)」
妹友「……まぁそれはそれとして……女ちゃん?」
女「ふふっ……娘さん、女子更衣室はどこですか?」
娘「はいはーい♪ こっちこっち!! あの建物だよ」
女「了解です。 それじゃあ私たちも着替えますか……ふふっ」
娘「おっし! ここだよ〜意外と広いんだよね!」
女「ふむ……十分ですね……それでは…………執事男!」
執事男「はっ! おい! 用意しろ!!」
「「「「「「はっ!」」」」」」
ガチャガチャガチャ……チャッ……ガタンッ
執事男「それでは我々は一端外へ」
女「はい。御苦労様。……さぁ皆さん! この中から皆好きなのを選んで下さいね☆」
妹「な……これ…ええ!?」
ユミ「!!………す、すごいですね(100着ぐらい……あります)」
妹友「うむむぅ……分かってたけどやっぱりいざ見てみると……壮観って感じ?w」
娘「うわぁ!! すごいね! この中から選んでもいいの!?」
女「はいっ! えへへ……兄さんと兄友さんをビックリさせちゃいましょう!!」
妹友「やったぁ! よーし! じっくり選ばせてもらおうじゃないの!!」
娘「私も♪」
ガチャガチャガチャ
女「あははっ……じっくり選んでね!」
妹「……え、えっと女ちゃん?」
女「ん?」
- 359 :999 ◆zbZ9V999Yk [sage] :2008/09/03(水) 23:52:56.92 ID:XJjP2qwo
妹「わ、私自分で持って来た水着があるんだけど」
ユミ「わ、私も海水浴に行くと聞いていたのでスクール水着を持ってきてるんですが……」
女「んー……まぁまぁ! 今日はせっかくの屋久島の海だし私にまかせて♪
コーディネートしちゃうから! ね?」
妹「う、うーん……で、でも(どれも……結構派手なのばっかり///)」
ユミ「ふぬぅ……(確かに皆さんがこういう水着の中私だけスクール水着というのも……うーむ)」
女「大丈夫大丈夫! 二人ともプロポーションいいんだから! 私に任せといて♪」
妹「う……うん(こんなに目輝かせながら言われたら断れないよぉ)」
ユミ「よ、よろしくお願いします」
〜30分後〜
兄友「妹友ちゃんたちまだかな?」
兄「うーんもう少しでくるんじゃね? それより準備体操でもやっとくか!! な!」
兄友「男二人でかよ……はぁ」
兄「いいからやろうぜ! あのなぁ…海に入る前にちゃんとやっとかないと
もし海の中で足つったらどうすんだよ」
兄友「へいへい」
兄「おっし! ……んじゃはい! いっちに! いっちに!」
兄友「いっちに! いっちに!」
娘「お♪ 二人とも偉いね!」
兄「いっちに! いっち……に!?///」
兄友「………うわぁ!!///」
- 360 :999 ◆zbZ9V999Yk [sage] :2008/09/03(水) 23:57:00.42 ID:XJjP2qwo
娘「んふふ♪ どう? お気に召されましたかぁ?」
兄「……(み、水色ビキニかよ……そ、それにしても)」
兄友「な、なんという神々しいまでのボン! キュッ! ボン!」
兄「言うな馬鹿野郎!!」
ゴンッ
兄友「あてっ! で、でもなぁ……いやぁ娘さんすげぇわ…モデルさんみてぇ」
娘「ありがと♪ でも私よりもはるかに可愛い子が……ほらっあそこ!」
兄友「え?……あ///」
妹友「兄友さん……良かったですね娘さんのビキニ姿が見れて、私も思い切って
ビキニにしたんですけどどうせ娘さんの後で見てm……」
兄友「妹友ちゃん可愛い!!」
妹友「え?///」
兄友「すっげぇ! その水着似合ってるわ! ……いい感じいい感じ♪」
妹友「(ボォォ)ちょ、そ、そんな……わ、私///」
兄「いや、確かにめちゃくちゃ似合ってるよ! 兄友の目は正しい」
妹友「あ、兄さんまで///……わ、私よりも……他の人の方が」
兄友「私よりもとか関係ねぇよ! 妹友ちゃんは妹友ちゃんだしな! うん! 妹友ちゃん最高!」
妹友「え?/// い、いやあの/// ……あ、兄さん?」
兄「ん? なに?」
妹友「あ、兄友さんってこんなキャラでしたっけ?」
兄友「おい! どういう意味だっての!!」
兄「うん、こんなもんだよこいつはww」
妹友「……そうですか……ふふっ///」
- 361 :999 ◆zbZ9V999Yk [sage] :2008/09/03(水) 23:58:39.39 ID:XJjP2qwo
兄友「な、なんだよ?///」
妹友「別にー?」
兄友「と、とにかく! 準備体操だ!」
妹友「えー……ふふっ! はいはい」
兄友「おいっちに! さんし!」
妹友「ごーろくしちはち!」
兄「くくっ」
娘「いい感じだねぇ♪」
兄「だな」
女「こっちもいい感じですよ兄さん!」
兄「へ? ……うお!」
ユミ「あ、兄先輩……どうですか?」
妹「……な、何とか言えよ」
兄「あ……ぅ……そ、その…」
- 362 :999 ◆zbZ9V999Yk [sage] :2008/09/04(木) 00:00:38.74 ID:GPXBedko
女「どうですか? ふふっ! 私が選ばせてもらっちゃった♪
妹ちゃんとユミちゃんの水着!」
兄「い、いやその…可愛いよ……すごく」
妹「ふ、ふん! ま、まぁ女ちゃんが選んでくれたしな」
兄「い、いやそういう意味じゃなくってその……」
妹「!!///……ま、まぁありが…とう」
ユミ「ありがとうございます! 兄先輩!」
女「うんうんいい感じいい感じ♪
(白ビキニと黒ビキニだもんね……すさまじい破壊力ですよね兄さん、くくっ)」
兄「女ちゃんも可愛いね! 似合ってるよ!」
女「え!?……あ///……え、えっと……その」
兄「?」
娘「あらら♪(顔真っ赤にしちゃって……可愛いなぁ)」
兄「そ、それじゃあ皆準備体操しようぜ! な!///」
妹「わ、わかってるよ!///」
ユミ「了解です」
女「あはは///」
娘「くっくっく」
兄友「いっちに! いっちに!」
妹友「いっちに! いっちに!」
- 363 :999 ◆zbZ9V999Yk [sage] :2008/09/04(木) 00:03:31.09 ID:GPXBedko
兄「おっし! みんな準備体操終わったな! んじゃ! なにする!?」
兄友「まずは泳ごうぜ!」
妹友「兄友さんに賛成! せっかく屋久島のこんなに綺麗な海に来たんだもん!
泳がなくちゃ損だよね」
兄「んじゃそうすっか! 他の皆もそれでいい?」
女「いいと思いま〜す♪」
娘「右に同じ♪」
妹「賛成」
ユミ「は、はい……賛成…です」
兄「?(ユミちゃん何か微妙な反応?……ま、まぁ)おっし!
じゃあ今から2,3時間泳いだり色々すっか!……って兄友!?」
兄友「ふぉ?」
兄「もうビーチボール膨らましてんのかよ……こういう事に関しちゃ行動速いなお前」
兄友「そ、そりゃ女の子と遊ぶのにこういう道具は必要不可欠なもんであってだなぁ」
兄「くくっ 別にあわてなくてもいいだろ」
妹友「何か子供みたいって言われた気がして恥ずかしくなったんですよね! 多分w」
兄友「!……フーッフーッ」
女「あははっ兄友さん顔真っ赤ですよ」
娘「図星ってわけね♪」
妹「妹友ちゃんって……兄友さんの事よく分かるんだね」
妹友「え!?///……ま、まぁ勘だったんだけどね、勘……なんとなく」
ユミ「ああ、なるほど……妹友さんと兄友さんはつk…」
妹友「わあああ/// そ、そんなんじゃないからユミちゃん!!///」
兄友「………フーッ///フーッ!!///」
- 364 :999 ◆zbZ9V999Yk [sage] :2008/09/04(木) 00:05:50.02 ID:GPXBedko
兄「今度は妹友ちゃんが真っ赤だな」
妹友「あ、兄さんまで」
兄友「よ、よし! ビーチボール完成!!
さぁどんどん膨らませてほしいもの持ってこい!(皆してなんなんだよ///)」
女・娘 ニヤァ
娘「じゃあ兄友君! この浮き輪もお願い♪」
女「兄友さんこのバナナ型の浮き輪もお願いしま〜す!」
兄友「お、おう……ま、まかせとけぃ!!」
妹「あーあ」
兄「ははっ いい様に使われてら」
妹「助けてあげれば? 友達だろ?」
兄「助けるも何も自分でやつって言い出したんだからあれでいいんだよ、くくっ」
妹「楽しんでるなぁ……お兄ちゃんは」
ポン
妹「!///」
兄「楽しまなきゃ損損! お前も可愛い水着着てるしな!
お兄ちゃんは嬉しいわけだよ!! 美人な妹がいて」
妹「な、なな!?///なにイキナリ変な事言ってんるんだ?///わわ、私///」
兄「とにかく行ってきな! 俺ちょっと荷物まとめたりするから!」
妹「……急に…ぃぅんだもんなぁ///」
兄「あ?」
妹「何でもない!」
- 365 :999 ◆zbZ9V999Yk [sage] :2008/09/04(木) 00:07:40.65 ID:GPXBedko
妹友(さっきは焦ったなぁ///……ま、悪い気はしなかったけど。
というか兄さん……はぁ、妹ちゃんが不憫になってきた)
ユミ「あ、あの妹友さん?」
妹友「ん? なに?」
ユミ「そ、その……なんといいますか、すいません私勘違いしちゃったみたいで」
妹友「あ、ああ///……いいのいいの! 気にしないで!」
ユミ「はぁ」
妹友「……///」
兄友「おらおら! 俺のストレートスマッシュ受けてみろ!」
妹友「なんのなんの! 女ちゃん! パス!」
女「おっけぃ! 娘さんパスパス!」
娘「はいはーい♪……そりゃっ!」
兄友「な、なに!? ト、トライアングルフォーメーション……だと!?」
妹友「えっへっへっ……それ!」
兄友「あて!」
女「やったぁ!」
娘「これで10対3ね♪」
兄友「う、うーむ……まだまだぁ!!」
妹友「あははっ 兄友さん頑張らなきゃ!」
- 366 :999 ◆zbZ9V999Yk [sage] :2008/09/04(木) 00:11:12.38 ID:GPXBedko
妹「楽しそうだなぁ……でもあれじゃあ兄友さんが負けるの分かりきってるじゃん」
兄「まぁあいつはあれで楽しんでるんだからいいんだよ」
妹「確かに楽しそうだけど……お兄ちゃんは行かないのか?」
兄「ん? ああ俺もここ整理したら行くよ。ここにシートひいといて
後で皆がちゃんと休憩出来るようにしとかないとな!!」
妹「…………」
兄「ん? どした?」
妹「……手伝う///」
兄「いいよ、お前は皆と先に楽しんでこい。俺もすぐ行くから」
妹「い、いいから手伝わせろ!」
兄「!?……お、大声出さなくても…ビックリさせんなよww」
妹「お兄ちゃんだけがそういう……裏方みたいな事するのってなんか……いやだ///
(な、なに言ってんだ私はああ//////)」
兄「いやでもまぁ……この旅行は俺が皆を誘ったんだからさ、当然だろ」
妹「だったら私もお兄ちゃんと同じ立場のはずだろ!? と、とにかく手伝う!」
兄「…………」
- 367 :999 ◆zbZ9V999Yk [sage] :2008/09/04(木) 00:12:53.09 ID:GPXBedko
妹「な、なんだよ! さっさと済ませるぞ!///」
兄「最近ってかお前……」
妹「だから何!?」
兄「優しくなったよな」
妹「!?///」
兄「うん……何か優しくなった気がする」
妹「そんな事は……ない」
兄「そっか……くくっアガァ」
妹「笑うな!!」
兄「な、殴んな……うんにゃ! んじゃ手伝ってくれるんならこのシート
あそこにひろげてくれるか?」
妹「……わかった///」
兄「おう!(やっぱこいつは優しくなったな……)……ところでユミちゃんは?」
妹「あ、ああトイレだって」
兄「了解(さっきの様子だと……聞いた方がいいな)」
妹「あ、戻ってきた」
ユミ「すいません込んでまして……あ、私も手伝います」
兄「いいっていいって! もう終わるし……それよりもさ」
ユミ「はい?」
- 368 :999 ◆zbZ9V999Yk [sage] :2008/09/04(木) 00:16:26.16 ID:GPXBedko
兄「ユミちゃんってさ……もしかして泳ぎ苦手だったりする?」
ユミ「!!……あ……ぅ…」
妹「へ? そうなの?」
ユミ「は、恥ずかしながら……」
兄「いや別に恥ずかしがらなくても、泳げない人いっぱいいるし」
ユミ「で、でも私……海水浴のお誘いってわかってて……その、泳げないのに」
妹「………(お兄ちゃんと……一緒だから……とかかな)」
兄「海水浴っつっても泳ぐだけじゃねぇって! あそこで兄友を皆で
イジったりすればそれだけで楽しいしな! 大丈夫大丈夫!!」
ユミ「そ、それは……そうですね」
兄「うん、さっき様子がちょっと変だったから」
ユミ「え?」
兄「だから聞いてみたんだけどね、んじゃ今日は海辺で水掛けでもしますか!!
ははっ それでも海綺麗だしギリギリ歩ける所からならサンゴ礁とかも見れるよ!
十分楽しめるぜ! な? そうしようユミちゃん!」
ユミ「あ……は、はい!///」
兄「そんなにかしこまらなくても大丈夫だって」
ナデナデ
ユミ「ふぇ!?」
兄「せっかく来たんだしな……一緒に楽しもうぜ?」
ユミ「……ぁ……ぅ///」
妹「ほ、ほら! 準備できたぞ! 皆の所行こう!!」
兄「え? ああおっけ!(怒って…ないよな?) ありがとな!んじゃ行こうぜ!」
ユミ「はい! 兄先輩(相変わらず……優しい方ですね)」
妹「………うぬぅ」
- 369 :999 ◆zbZ9V999Yk [sage] :2008/09/04(木) 00:20:44.41 ID:GPXBedko
兄友「兄おっせぇぞ! 何やってんだよ!」
兄「うるせぇよ! お前こそ手伝いにこいっての!」
兄友「お前が自分でやるから先に遊んでてって言ったんだろうが」
兄「そりゃ女の子達にだよ! お前にじゃねぇっての」
兄友「ああそりゃすいませんでした」
兄「こんにゃろ!!」
兄友「あっはっは」
女「なんか合流したらいつのまにか……」
妹友「……二人のボールの投げ合いになってるね」
娘「兄の奴……相変わらず猪突猛進な感じなのね」
妹「昔のお兄ちゃんもあんな感じだったんですか?」
娘「うん! 私とここでしょっちゅう水泳の競争してたもん
……いっつも私が勝って兄が悔しそうに黙るのがお決まりだったけどね♪」
妹「へー……お兄ちゃんは……本当に悔しい時は何も言いませんよね」
娘「うん。本当に悔しかったリ悲しかったりすると……彼は黙っちゃうね。
自分で解決しようとするんだよ」
妹「…………」
女「…………」
ユミ「…………兄先輩らしいですね」
娘「お♪ ユミちゃんもそう思う?」
ユミ「はい、昔弓道部で私に関するちょっとしたトラブルがあったんですけど、
私が兄先輩に相談しないうちに兄先輩はもう私の事に気づいてくれていて……
解決してくれたんです。 私に言わないで解決してくれました…
最後には私に教えてくれましたけど……」
- 370 :999 ◆zbZ9V999Yk [sage] :2008/09/04(木) 00:24:13.05 ID:GPXBedko
娘「多分ユミちゃんに出来るだけダメージを少なく終わらせ様と努力したって所かな。
……昔からかっこつけだったからなぁあいつ♪……それよりさっきはいい感じだったね!」
ユミ「な!?///……べ、別にそんな事は!」
娘「どうかな〜? 妹ちゃんとユミちゃんの反応を私たちがニヤニヤしながら見てた
の気付かなかった?」
女「うんうん」
ユミ・妹「「!?」」
妹友「え? 二人ともそんなの見てたの?」
娘「妹友ちゃんは兄友君に夢中だったもんね♪」
妹友「!……///」
娘「まぁとにかく……兄がめちゃくちゃな女たらしになってる事が分かって
私はもう面白くって面白くってww」
女「しかも天然ですからね! ふふっ 貴重ですよあの人は」
娘「うんうん。まったく罪な奴ですねぇ♪」
妹(娘さんは……小さい頃のお兄ちゃんも知ってるんだ……はぁ)
ユミ「…………」
兄友「おりゃああ!!!」
バンッ
兄「なんのなんのぉ!!」
妹友「どうする? ほっとく? あの二人」
娘「それがよさそうだね♪ そのうち飽きるでしょ。
私たちは兄と妹ちゃんが用意してくれたシートの上で休憩でもしとこうか」
女「だってさ! 行こ! 妹ちゃん! ユミちゃん!」
妹「う、うん」
ユミ「はい」
- 371 :999 ◆zbZ9V999Yk [sage] :2008/09/04(木) 00:26:06.65 ID:GPXBedko
〜30分後〜
兄友「俺スイカ割りがしたいな!」
兄「おお! ってお前なぁ……さっき俺らが女の子達ほっといて遊んで、
んでそのうちに女の子達が海の家に行くまで俺らは気付かず!
さらにその海の家でもすれ違いつつって感じで……
やっとこのビーチパラソルの所で合流できた直後だってのに反省の色なしかよ!!」
娘「それはあんたもでしょ! 何よその手に持った目隠し用のハチマキ」
兄「あ……こ、これはだな…その……」
妹「お兄ちゃんも全然反省の色なしって事だな」
兄「ち、違うって!…………でもスイカ割りって聞いたら手が勝手にだな///」
ユミ「兄先輩その理屈はおかしいです」
兄「まぁ…そうだな」
兄友「まぁまぁ! ……んで? スイカはあんのか?」
娘「ぬかりはないですよね? 女さん?」
女「はい! ここにあります♪」
ドンッ
兄「おわ! い、いつのまに……」
女「ふっふっふ♪」
- 372 :999 ◆zbZ9V999Yk [sage] :2008/09/04(木) 00:28:21.15 ID:GPXBedko
妹(あ、執事男さんが一瞬)
ユミ(執事の方が持ってきてくださってたんですね)
兄友「おーし! じゃあまあやるかぁ!」
兄「おう! いいよな?」
妹「な、なんで私に聞くんだよ!」
兄「いやぁお前こういうの好きだろ?w」
妹「ぅ……ま、まぁ嫌いじゃないけど」
兄「な! だから確認! ユミちゃんも! いいよね?」
ユミ「え!?(わわっ、顔が近いです)は、はい私も好きですよこういうの」
兄「?ユミちゃん顔赤いけど……大丈夫?」
ユミ「へ?/// だ、大丈夫です!」
兄「ならいいけど……おっし! じゃあ兄友! 準備準備!!」
兄友「おっしゃ!」
ユミ(な、なんなんですかもう私ったら///)
妹「……………………」
妹「……なんで私の周りにはああ!!(お兄ちゃんに好意持ってそうな人しか
いないのよぉぉぉ!!……はぁ///)」
ユミ「え?」
娘「はーいお二人さん?♪」
ダキ
妹「ひゃ!?///」
ユミ「うわわっ!?///」
- 373 :999 ◆zbZ9V999Yk [sage] :2008/09/04(木) 00:31:02.69 ID:GPXBedko
娘「スイカ割りに使う棒! あそこの海の家から借りてきて!
貸してくれるから……おっけい? ふふっ」
妹「わかりました」
ユミ「了解です」
娘「うんお願いね♪」
ザッザッザッ
女「あ、あの……娘さん……その」
娘「うん! ユミちゃんもあれはやられちゃってる寸前かもw」
女「え、えっと…それは?」
娘「うん! 兄にね♪」
女「……」
娘「大変だねェあいつも♪ ま、気づいてないから持ってる様なもんかもねぇ」
女「……うむむ」チラッ
兄友「おっしそっち持て兄!」
兄「よしきた!」
妹友「スイカぐらい一人で持てないの? 兄友さん」
兄友「い、いやこれマジで重いんだって」
兄「ぐぅ……た、確かに……でけぇだけはあるな」
兄友「だろ?」
妹友「ふーん……あははっ」
女「………確かにあの人は鈍いですよねぇ……告白するまで全然気付かなかったし///」
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