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新ジャンル「意味不メイドと百合」
- 852 名前:VIPがお送りします。 []
投稿日:2007/06/19(火) 22:15:52.83 ID:ucHPdjqX0
さて、ここらで言いますね
スレ主の権限を乱用して、言います・・・・・・!
最終話、できました。でも、すげぇ長いです。
レスにして、25くらい。とにかく、20は超えます。エピローグも長くて・・・
だから、>>890になったら、連続投下させてくださいっ・・・!
これは、わがままです。でも、それを承知でお願いします
後日談とかどんどん書いていいです。
でも、最終話だけは書きたいです。勿論、これは俺の独善です
でも、〆たいんだよお・・・・・・! すまんが、協力してください・・・・・・!
- 856 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/06/19(火) 22:17:12.28 ID:dvFmvJ9G0
>>852
さる注意。くらったらケータイから頼むぞ
- 859 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/06/19(火) 22:18:43.75 ID:LVbdCe7r0
>>852 wktkしてるぜ!
- 860 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 22:18:54.57 ID:L3mNVbANO
このスレ見てると姐御先生を思い出す
>>852
とうとう最終話か…
- 863 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/06/19(火) 22:21:37.13 ID:iIb0Fw260
百合かもーん!
- 864 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 22:24:35.29 ID:ucHPdjqX0
あ、最終話は、宣告ぐらいはするからね?
冥土「常々、思うのですが。日本人は、限定、という言葉に踊らされすぎです」
女「ああ、それは分かるわ。限定のポッキーとか、ついつい買っちゃうもの」
冥土「会社の卑怯な心意気に、心動かされし駄民が。ペッ」
女「・・・・・・まあ、それはそうとして」
女「刹那的なものを希求するのは、人間の特権じゃない?」
冥土「いつかなくなる。それを考えると、不安感に襲われますから」
女「そうね。いつも見てたものがなくなるのは、なんか悲しいものね」
冥土「・・・・・・私がいなくなると、お嬢様は」
女「や、やめてっ!」
冥土「!?」
女「お願い、お願い、それだけはっ・・・・・・!」
冥土「・・・・・・お嬢様。今だけ、私の胸で、泣いてください」
女「ごめんなさい、ごめんな・・・・・・」
冥土「いいえ、私も浅慮でした」
冥土「(この人を、庇護してあげなくては)」
女「(この人がいなくて、私は成り立たない)」
冥土「お嬢様・・・・・・」
女「・・・・・・あったかい。あなたの、からだが」
冥土「・・・・・・私だけは、あなたの、あなたの・・・・・・」
女「うん。分かっているから。大丈夫、だからっ・・・・・・!」
- 865 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 22:25:13.34 ID:2nUAWRyk0
>>860
奇遇だな俺もだあれ以来百合という言葉に反応してしまう・・・
- 866 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 22:25:31.50 ID:bAtb6BcXO
ちょksk自重しろ
他にもつづきもの書いてる書き手いるだろ
レス数足りなくなるかもしれん
- 867 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 22:25:36.95 ID:yGnUnhdc0
>>1にはヴェルダースオリジナル300年分を送りつけてやりたい
- 872 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 22:31:34.80 ID:lOI8PtkS0
お嬢「ともかく、彼女とはただの友達で、何でもないんだからね?」
冥土「あら、それは残念です」
お嬢「だから貴方が心配するような事は、・・・って、今『残念』って言った?」
冥土「言いましたが、何か?
もしかして、私が嫉妬しているとでも思いましたか? うふふふ」
お嬢「む〜、悔しい。
そうよ。ちょっとくらい嫉妬されてると思ってたわよ! 期待したわよ!」
冥土「あら、珍しく素直。
でも良く考えてみて下さいよ。
お嬢様が彼女とお付き合いすれば、メイドの私は可愛らしい主人が2人に増えるのですよ。
あぁ、もぅ、想像するだけで身悶えしそう」
お嬢「貴方の性癖って本当、特殊よね?」
冥土「百合趣味のお嬢様がそれを言いますか。自分は棚上げですか」
- 873 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 22:32:24.47 ID:ucHPdjqX0
冥土「電子辞書、ありますよね?」
女「うん。便利よね。あんな平べったくて、色々な機能が」
冥土「まるで貧乳のくせに萌え要素満載のお嬢様のようで」
女「テメェはその発想の着目点が、尋常ならざるそれだな」
冥土「でも、電子辞書って、学校で電池が切れたら」
女「終わりね。もう、耐えがたい苦痛よ」
冥土「まるでお嬢様の胸のよう・・・・・・ぷぷっ。クライマックス貧乳」
女「ああああああ! こいつ、本当に殴りたい!」
冥土「やーだプー」
女「トカレフって、どこで売っているっけ?」
冥土「ま、それはともかくとして。頼りになる存在が消失した瞬間って、悲しいですよね」
女「才能を見限った人間が、自殺するように?」
冥土「才能って、『自分自身』なんです。つまりはアイデンティティ。それが消えるとなると」
女「自分、というものに、矜持がもてなくなるのね」
冥土「そうです。だから、少しぐらいは傲慢になった方が、人間はやりやすい」
女「うん・・・・・・」
冥土「でも、お嬢様の貧乳は・・・・・・ぷぷっ。自慢しても無様なありさまで」
女「ああ、最後までコイツはウザいわ」
- 874 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 22:37:04.71 ID:ucHPdjqX0
冥土「お嬢様。またアニメを見やがっているんですか」
女「い、いいじゃない。ゴールデンタイムなんだし。深夜じゃないし」
『アンタって人はぁー!』
冥土「・・・・・・そういえば、この主人公(?)をやっている声優さんは、大変でしたよね」
女「ああ、自由の翼を破壊した瞬間、嫌がらせレターが飛来飛来」
冥土「オタクバッシングは、そういったところからはじまるのでしょうね」
女「オタクが皆、社交性がないわけじゃないのになあ・・・・・・」
冥土「ま、いいんです。基本的に人間って、叩きやすい存在を見つけたがっているだけですから」
女「ん、まーね」
冥土「ああ、いつから人間はこのようになってしまったのでしょう。
自分のやることはさも正しいと信じているくせに、他人のすることにはやたらとくちばしを突っ込みたがる。
自己をかえりみないんですよね。自分のやっていることこそが正義と信じて。
そりゃそうですよ。だって、人間って自己愛が激しいですもの。自分が正義と信じて当然なんですよ。
でも、そりゃ駄目です。馬鹿です、そりゃ。ばーかばーか。
まったく、少しぐらいは巨視的観点を持てと。もっと多角的に物事を見ろと。
そんなんだから他国に馬鹿にされているんですよ。人間も、国家も」
女「あ、あの、その・・・・・・」
冥土「申し訳ございません。使用人とて、たまには愚痴をぶっ放したい時もあります」
『キラ・トマトぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!』
女&冥土「オレはポテトだ!」
- 875 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 22:46:04.79 ID:ucHPdjqX0
冥土「あーあー、もう在庫がないですねー」
女「ま、いいんじゃない?」
冥土「最初から最後まで?」
女「クライマックス、ですから」
冥土「あんまし、しゃっちょこばらないでいいんですよー」
女「>>890は、あくまで予告。そこらへんあたりでやるってことだから」
冥土「ちゃんと警告はします」
女「やってやるんだぜ!」
- 877 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 22:47:05.84 ID:6eYd40CT0
839>>スレが終わりそうだったので急いで描いた
http://www-2ch.net:8080/up/download/1182260567249812.GauoMq 携
- 878 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/06/19(火) 22:47:46.83 ID:dvFmvJ9G0
>>877
水月krkt
- 879 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 22:47:48.23 ID:yOfNCd4C0
冥土「お嬢様、事件です」
女「ちょっと懐かしいフレーズね、それ。で?何があったの?」
冥土「邸内の給湯設備にレベル3のダメージ!今夜のお風呂は絶望的です!」
女「レベル3がどれくらいか解らないけど、お風呂は入れないの?今日はけっこう汗かいたんだけど・・・」
冥土「大丈夫。私はその香りでご飯3杯はいけます!」
女「なんの慰めにもなってない!」
冥土「私は安易な慰めなどしません。お嬢様を慰みにはしますが」
女「金輪際するな!ってそれよりお風呂どうしよう・・・タオル絞って拭くだけで我慢するかな・・・」
冥土「ご安心めされーい!私が全て舐めとってあげますゆえ・・・いえ、もちろん嘘です。日本刀はないないしましょ?」
女「はぁ・・・なんかさらに無駄な汗かいた気がする」
冥土「そうですか。それじゃそろそろ行きましょうか」
女「は?行くってどこに?」
冥土「スパですよ。ほら、駅の方にあるでしょ?」
女「うん、あるね。確かにあるね。でも、もう少し順序立った説明があってしかるべきだと思わない?」
冥土「あーゆう場所って水着持って行ったほうがいいんでしょうか?」
女「会話してくれぇーー」
- 880 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 22:48:46.64 ID:XaAMWm3E0
記念カキコ1/2
冥途「あら、お嬢様。机に向かうなんてめずらしいですね。」
女「うん、明日、世界史の小テストなのよ。」
冥途「そうですか、夏の新刊は阿部ミハで行きますか。」
女「同人原稿じゃNEEEEEEEEE!!!!!私そんな世界しらないから!」
冥途「アニメ化されたとは言え、おお振りってジャンル的にどうなんですか?」
女「話を聞けって・・・。勉強よ、勉強!!明日テストだって言ってるでしょ!」
冥途「お嬢様が勉強だなんて・・・今頃地球の反対側は滅びてますよ。」
女「どういう意味よっ!ってか邪魔するなら出てってよね!」
冥途「やーだプー」
女「(ああああああああああ!殺したいぃぃいぃいい!!!!)」
- 881 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/06/19(火) 22:49:09.42 ID:Z9j/2Gcw0
>>877
GJ!GJ!ちょうGJ!!
- 882 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 22:49:25.20 ID:c8oAuHx/0
>>874
ちょwww 腹筋壊れたwwww
- 883 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 22:50:23.91 ID:v47qPHW1O
>>877
モエスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
冥土・・・・(´・ω・`)別れてもなんて寂しいこというなよ・・・
- 884 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 22:50:28.19 ID:XaAMWm3E0
2/2
冥途「・・・ふーん、範囲は近代史ですか・・・。少しお付き合いしましょうか?」
女「いいわよ!もう静かにしててくれる?」
冥途「あら、つれないですわね。ベルサイユ条約締結は何年ですか?」
女「え?本当に勉強に付き合ってくれるの?」
冥途「私、世界史は得意でしたのよ。で、ベルサイユ条約は?」
女「え?うーん・・・1917年?」
冥途「残念。ではキューバ革命は?」
女「ぐ、くそー。まだそこまで行ってないよ・・・。」
冥途「あらあら、お嬢様、勉強不足ですよ?ばーかばーか。」
女「うぜええええええ!!!いいから答言えよ!!」
冥途「ベルサイユ条約は1919年。キューバ革命は1959年、カストロによります。」
冥途「ベルサイユ条約は『パリでイクイク(1919)・ベルサイユ』、キューバ革命は『ゴックン(1959)スカトロ』と覚えてください。」
女「結局シモ方向の流れなのね・・・。」
冥途「お嬢様にはぴったりの覚え方かと・・・。」
女「出てけえええええ!!!!!」
冥途「うふふ。あとで珈琲でもお持ちしますね。」
- 885 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 22:51:08.81 ID:lOI8PtkS0
冥土「なるほど。どうしてもあのご学友を虜にする気はありませんか。
このいたいけなメイドの願いを聞いてはくれない、と」
お嬢「聞かないわよ。 全く、どこがいたいけよ。変態丸出しじゃない」
お嬢「・・・・・」
冥土「・・・・・」
お嬢「・・・・・・・」
冥土「・・・・・お嬢様、もしかして不機嫌ですか?」
お嬢「そんなことないわよ・・・」
お嬢「いえ、はっきり言うわ。不機嫌よ」
冥土「あら、それはまたどうして」
お嬢「分からないの? 分かるでしょう!?
貴方が他の女と付き合えなんて言うからよ!」
冥土「え? あの、ちょ、あれは冗談みたいなもので。私がお嬢様をからかうのは、いつもの
お嬢「私は貴方だから何でも言うの。 貴方だから、いじめたり、バカにしたりするの。
貴方意外を恋人だなんて呼びたくないのに・・・、
それを貴方は、貴方は、貴方はっ!!」
冥土「お嬢様。何と言うか、とにかく泣かないで下さい。
私を叩くのは、一向に構わないですから。どうか、泣くのだけは」
- 886 名前:1/2 [sage] 投稿日:2007/06/19(火) 22:53:51.98 ID:c/CHK+s30
女 「喉乾いたわねぇ……」
冥土 「ここでちょうどいい具合にオレンジジュースがあったりするわけですが」
女 「ありがとう、いただくわ」
冥土 「はい、どうぞ」
女 「(ぶふぉー!!!!!!)」
冥王 「あらお嬢様ったら、ビッグベアの裏の顔だなんてはしたないですわよ」
女 「古い上にわかりにくいわ。……っていうか、これお酒じゃないの!!」
冥土 「Exactly(その通りでございます) いわゆるスクリュードライバーという奴です。
昔、技師が喉を潤すためにウォッカをオレンジジュースを割り、その時にマドラー代わりに
ドライバーを使ったことでこの名が付いたわけですが、飲みやすい割りにはどうしてなかなかアルコールが強く」
女 「ご託はいいわよ。みせいにぇんにいんしゅさせてどうするつもりらろよ…」
冥土 「それはもちろん呂律が回らないお嬢様を堪能するためです。そして酔った勢いでその扁平なぼでぃを豊満な体にうぇるかむ!!!」
ぽふっ
冥土 「え……?え?えええ?」
女 「ふぁー、やーらかーい。ふかふか〜」
冥土 「お、おぜうさま?」
女 「もうつっこむ気力もないから、今日はこのままだきまくらになりなはい。きょひはみとめないわひょ」
冥土 「わ、わかりました……(近!顔近!!っていうか抱きつかれてる!抱きしめられてる!!死ぬ!死ねる!!)」
続く
- 887 名前:2/2 [sage] 投稿日:2007/06/19(火) 22:55:20.73 ID:c/CHK+s30
続き
翌朝
女 「うー、あたまがいたいー……えーっと、なんだっけ?
たしか駄冥土に酒飲まされてそれから…」
冥土 「お目覚めになられましたか?」
女 「うわう!?近!!顔近!!って、な、なに!?なんなの一体!!?」
冥土 「酷いですわ。夕べはあんなに激しく(強く抱きしめられていたのに)」
女 「待てぃ!!な、なに!?私何しちゃったの!!?せ、説明しなさいよ!!!」
冥土 「私の口から言わせるつもりですか?…私、一睡も出来なかったんですよ?」
女 「そ、それって……まさか……い、言いなさい!!私が潔白であることを証明なさい!!」
冥土 「やーだプー」
女 「この期に及んでこのアマァァァァァァ!!!」
冥土 「ええ、もう私は完全にお嬢様に染められてしまいました(ぽ)」
女 「わざとらしくシナを作るな!!演技だろそれ!ってうか何から何まで!!」
冥土 「あら、珍しく見抜かれましたね。」
女 「貴様という奴はぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
冥土 「バーカバーカ」
女 「斬る!今日という今日こそはたたっきってやる!!そこに直れ!!」
冥土 「あらいけない。朝の掃除をしなくてはならないのでこれにて失礼」
女 「うざ!!うざすぎる!!!!」
冥土 「(……でも、ずっとドキドキして眠れなかったのは、本当なんですよ?)」
- 888 名前:お館様 [] 投稿日:2007/06/19(火) 22:57:39.92 ID:OIb9+ySi0
>>886
毒霧ktkrwww
- 889 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/19(火) 22:58:38.45 ID:yOfNCd4C0
>>879の続き
女「おおー、いろんなお風呂があるんだねぇ」
冥土「薬湯も種類がたくさんありますね。効能は肩こり腰痛リュウマチ冷え性打ち身捻挫・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
女「あなた、どこか悪いところあったの?」
冥土「お嬢様、悲しいお知らせです・・」
女「なによ?」
冥土「残念ながら貧乳に効くお風呂はありませんでした」
女「ああ!!残念!!!・・・とでも言うと思ったのかコラ!」
冥土「私は心底ホッとしております」
女「チックショーー!なってやる!絶対大きくなってやる!!!」
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