■戻る■ 下へ
妹「二人きりだね、兄貴」
201 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 16:33:01.97 ID:7RB1xRBy0
兄「支流に到着」
妹「あと少しだね…ん?」
兄「どうした? 今回は、俺は何にも気付いてないから安心して教えてくれ」
妹「はいはい。ま、そのうち気が付くと思うよ? 私たちの進行方向上にあるし」
兄「妹は目がいいな。俺は遠くが見えないから素直に羨ましい」
妹「そろそろ見えない?」
兄「んー…………お!」
妹「気付いた? あれ、明らかに人工の建物だよね」


202 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 16:43:44.49 ID:7RB1xRBy0
兄「家…いや、倉庫か?」
妹「木を上手く加工して作ってある。ちゃんとした知識と、それなりの人数がいないとこんなの作れないよね」
兄「やっぱり、人のいる可能性は結構高いかもな」
妹「だと、いいけどね」
兄「とりあえず、開けてみよう」
妹「え! いいのかなぁ…?」


204 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 17:00:56.82 ID:7RB1xRBy0
兄「臭っ! うっわ、目にしみる匂いがする。妹の汗の匂いならいくらでも嗅いでられる俺も、これは不可だ」
妹「嗅ぐな。それにしても、なんか漬物の匂いに似てるような」
兄「多分妹の正解だ。これは漬物だろうな。魚の干物らしき物もある。どちらも、賞味期限は何年も前にオーバーしてそうだが」
妹「保存食を作れる人が、保存期限を知らないってことは無いよね?」
兄「つまり、飯を食う必要ななくなったって可能性が高いな」


205 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 17:01:44.99 ID:Bb/aTyfJ0
白骨化


206 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 17:05:24.52 ID:7RB1xRBy0
兄「ここが山で見た場所か。いい予想と悪い予想、両方当たったな」
妹「人間の住んでいた村、だよね」
兄「過去形なのが悲しいけどな」
妹「でも、寝床は確保できたね」
兄「…意外と前向きだったんだな、妹」
妹「ちゃんと前を向いてないと、兄貴からどんなセクハラ受けるか分からないからね」
兄「は、その通りだ。分かってるじゃないか」


208 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 17:14:19.75 ID:7RB1xRBy0
兄「しかし、立派な村だな」
妹「兄貴兄貴! こっちにまだ食べられそうなのあったよ!」
兄「俺の目の前にも、食べごろの妹がいる」
妹「真面目な話、何かの干し肉みたいだった」
兄「人の肉だったりしてな」
妹「……」
兄「あー冗談だ。悪かったから半べそになるな。ごめんごめん、妹がグロいのだめなこと、また忘れてた」


209 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 17:17:57.21 ID:Bb/aTyfJ0
一線を超えないのがいいんです


210 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 17:18:46.59 ID:npk6Q0KTO
妹かわいすぎだな


211 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 17:22:48.48 ID:7RB1xRBy0
兄「おや?」
妹「どしたの?」
兄「いや、気のせいかな? 今人影が見えたような気がしたんだ」
妹「一応探してみようよ。もし、人がいたらすごいことだよ?」
兄「そうだな、妹と二人きりではなくなってしまう。いっそ海に沈めるか」
妹「そういう意味じゃない!」


212 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 17:25:32.73 ID:6LCiQIS60
どきどきこわくて
それがまたいい感じ…!


213 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 17:27:46.16 ID:49ZyIzgP0
シリアスでも!ずっとノーパンのターン!!


216 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 17:37:56.91 ID:7RB1xRBy0
兄「だって、無人島で妹と二人きりだぞ? これ以上の天国が何処にある。介入する他者は死すべし」
妹「後から来たのは私たちじゃん」
兄「この島に日本の法律はいらんだろ。オールオッケー。そして天国と言ったのを妹が否定しないので俺は嬉しい」
妹「突っ込む余裕が無かっただけだよ!」
妹「兄貴、もし兄貴が人を殺したら、私は兄貴を嫌いになるよ」
兄「分かった。殺さない」
妹「回答はやっ! …へへ、嬉しいけどね」


222 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 17:45:00.33 ID:cWab1O4+0
年端もいかない兄妹が無人島に流れ着いて生活していくうちに
自然とセックスを覚える映画を思い出した


227 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 17:48:59.64 ID:pmpG2caFO
>>222
青い珊瑚礁だったか?ジェニファーなんとかが出てた…はず。


229 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 17:52:03.59 ID:7RB1xRBy0
兄「おーい、誰かさんやーい! 何もしないから出ておいでー!」
妹「兄貴、それ逆に怪しくない?」
兄「何故か俺は本当のことを言うと疑われるんだよなぁ」
妹「こっちかな? 誰かいませんかー」
兄「俺を無視しないでくれ、孤独死するぞ。爆発して死ぬぞ。
  死体からO−エチル−S−(2−ジイソプロピルアミノエチル)メチルホスホノチオラートとか分泌するぞ」
妹「分かったから、探し終わったら構うから」
兄「本当だな?」
妹「しつこい! さっさと探せ!」
兄「わん!」


231 :VIPがお送りします。 [sage] :2008/06/05(木) 18:00:30.76 ID:ZTlhEmEe0
一線を越える超えないとか、物語り関係無いところで語られると萎えるな
登場人物が自然に動いた結果、どうなるかが決まるべきだろ
と思う


234 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 18:11:40.26 ID:7RB1xRBy0
妹「兄貴! いた!」
兄「俺も発見した。いい女じゃねぇか!」
妹「ほんと、綺麗な女の人だね。歳は、兄貴と同じくらいかな?」
兄「ちょっと待て、何か様子がおかしい。何かしてるみたいだぞ」
妹「踏み台に登って、太い木の枝にロープをくくりつけてるね」
兄「今度は木から垂れたロープで輪っかを作ってるぞ」
妹「輪っかを首にかけて」
兄「踏み台を蹴り飛ばした」
兄妹「!!!!!!!」

妹「早まっちゃだめー!」
兄「死ぬ前に一発ヤらせろ!」


235 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 18:12:22.23 ID:iR5knfQ20
兄貴wwwwwww


236 :VIPがお送りします。 [sage] :2008/06/05(木) 18:17:05.65 ID:x8QFZR1V0
ダメだこの兄貴…早くなんとかしないと


239 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 18:26:28.76 ID:7RB1xRBy0
兄「よし、ロープは外した!」
妹「兄貴、この人息してないよ!」
兄「脈は!?」
妹「ひっく、とまって、ぐす、る、よぉ」
兄「くそ、妹のならともかく、普通の死体相手に勃つ自信はねぇな」
兄「心臓マッサージと人工呼吸だな。妹、手伝え」
妹「じ、人工呼吸は私がやる」
兄「…まぁいいか。やり方はわかるな?」
妹「うん、この前学校でやったばっかり」
兄「じゃ、頼む。まずは人工呼吸二回からだ」
妹「うん!」


240 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 18:29:30.42 ID:iR5knfQ20
まさかここで新たな登場人物とは


242 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 18:31:23.58 ID:OSDnJHVT0
妹以外に欲情する兄を見たくなかった・・・


243 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 18:38:53.99 ID:7RB1xRBy0
兄「ふう、何とか息を取り留めたか」
妹「うううう」
兄「どうしたんだよ。助かったんだから喜ぼうぜ?」
妹「それはそうなんだけど、この人痛そうだなあって」
兄「あばら骨のことか? 仕方ないだろ、体重入れて心臓を刺激しなきゃいけないんだから」
妹「折れる音が耳に残って離れないよ…」
兄「ああ、ボキっていうよりボグって感じの音だったな」
妹「うわぁ! 言うなー!」
女「うう…」
兄「あ、起きたか。騒がしくて済まないね」


245 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 18:45:04.49 ID:7RB1xRBy0
女「自ら命を捨てようとしていながらこう言うのもおかしな話でしょうが、有難うございました」
男「感謝の気持ちは身体で払え」
妹「兄貴は少し黙れ。えっと、女さん?」
女「はい、何でしょう」
妹「何であなたは死のうとしていたんですか? もし、よかったら教えてください」
女「寂しかったからです。孤独に耐え切れず、私は命を絶とうとしました」


246 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 18:45:54.77 ID:7RB1xRBy0
食事を作って食べてきます
時間がかかるかもしれません


264 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 20:10:43.17 ID:7RB1xRBy0
ただいま戻りました
魚の煮付けは時間がかかりますね


266 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 20:11:54.37 ID:7RB1xRBy0
兄「つまり、昔此処には俺たちのように漂流してきた人たちが多数暮らしていたと」
女「その通りです。そして、私はその人たちの最後の生き残りなんです」
妹「なんで、他の人たちは死んじゃったんですか?」
女「最初に来たとき、漂流者は二人の男性と三人の女性だったそうです。彼らは数を増やしました」
兄「読めてきたぞ」
女「恐らく男さんの予想通りでしょう」
妹「え? どういうこと?」
女「私たちが滅んだのは三世代目が集落をまとめていた時です。流行病で、一気に」
男「近親の交配が続いたせいだろ」
女「はい。世代を重ねるごとに、私たちの身体には欠陥が増えていったのです」
妹「そんな…」


267 :VIPがお送りします。 [sage] :2008/06/05(木) 20:12:09.50 ID:vQh8Aie3O
ワクワクテカテカ


269 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 20:17:45.65 ID:7RB1xRBy0
兄「何故、女は生き残ったんだ?」
女「私にも分かりません。運が良かったとしか言いようがないでしょう」
妹「女さん、大変だったんですね。それで一人になって、寂しくて」
兄「ま、そんなことは実はどうでもいいんだ」
妹「兄貴!?」
女「と、いいますと?」
兄「なんでもいいから一発ヤらせろ。寂しさも忘れるぞ?」
妹「あんた、人として最低だ…!」


271 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 20:18:45.31 ID:iR5knfQ20
男・・・!?


272 :VIPがお送りします。 [sage] :2008/06/05(木) 20:19:10.55 ID:x8QFZR1V0
通常では発現しにくい劣性遺伝子ですね分かります


273 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 20:28:26.49 ID:7RB1xRBy0
女「まぁ、一発でも百発でも好きになさって構いませんが」
妹「ちょ!? 女さん!?」
兄「もう脱衣済です!」
女「でも、私の趣味といたしましては、そこの可愛い妹さんのほうと交わりたいのですが」
兄「…………」
妹「…………」
女「どうしました?」
兄「俺から妹を引き裂くものは誰であろうと、潰す」
妹「黙った末の結論それ!?」
女「引き裂きなんてしませんよ。私は男女どちらも大丈夫ですので、お二人と仲良くできればそれで構いません」
兄「そうか、なら問題なし。怒って悪かった」
 あくしゅっしゅ
女「ふふ、これからよろしくお願いいたします。お二方」
妹「うう、見た目まともな人だから油断してたけど。この人も十分変だ…」


276 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 20:39:00.62 ID:49ZyIzgP0
骨は…折れたままだと…?


277 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 20:44:19.59 ID:7RB1xRBy0
女「お二人は何処で寝泊りを?」
兄「川のもう一つの支流を下っていったところを拠点にしてた。出来れば、屋根のあるところで寝たい」
女「でしたら、この集落をお使い下さい。私の使っている家なら、雨漏り一つしません」
妹「ありがたいけど、それって女さんも一緒に住むってことだよね?」
女「そうなりますね」
妹「大丈夫かな? もうばれてると思うけど、兄貴はこんなケダモノ以下だし」
女「私は襲われてもそんなに困りませんので、気にしません」
兄「むしろ、一緒にいたほうが安全かもな」
女「抜け駆け防止と、牽制を同時に行えますからね」
兄「全くその通り」
 ふふふふふふふふふ
妹「(びくっ)あ、あの、ふたり一緒がいいなら私は別の所に…」
女「それは」
兄「却下だ」
女「妹さんは」
兄「俺たちの」
兄女「真ん中で一緒に寝ようじゃないか(ありませんか)」
妹「二人とも、なんか怖いよぅ…」


278 :VIPがお送りします。 [sage] :2008/06/05(木) 20:44:27.63 ID:oyP+kTZSO
>>276
肋骨とか以外と弾力あるから折れてなかったんじゃね?


280 :VIPがお送りします。 [sage] :2008/06/05(木) 20:49:03.52 ID:x8QFZR1V0
肋骨って良く折れるんだよねw まあ気付かないまま直ってたりするんだけど


284 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 20:56:59.00 ID:7RB1xRBy0
女「とりあえず、今日はもう結構な時間ですし眠りませんか?」
兄「そうだな。妹、腹とか減ってるか?」
妹「ううん。今日はいろいろあったから、驚き疲れて早く寝たいよ」
女「では、お布団を敷きましょう」
兄「藁布団か。至れり尽くせりだな」
妹「やっぱり、私真ん中?」

兄「おお、結構寝心地いいもんだ。ありがとうな、女」
女「今まで地面で寝ていたせいでしょう。たいしたものがなくて申し訳ないくらいです」
妹「そんなことないよ。本当に有難う、女さん」
女「妹さんに褒められると嬉しいですね。思わずイってしまいそうです」
兄「その気持ちは分かる」
妹「もう嫌だこの人たち」


285 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 21:03:57.09 ID:7RB1xRBy0
兄「zzz」
妹「zzz」
女「zzz」
兄「女、起きてるか?」
女「はい、妹さんに向かって鎌首をもたげる煩悩と対決しておりました」
兄「大丈夫。慣れればその我慢すら快感に変わるから」
女「兄さんがそう言うと、心強いですね」
妹「zzz…うーん、こわいよぉ〜…zzz」


286 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 21:16:06.30 ID:rwu0ePMQ0
妹可愛い


287 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 21:18:56.26 ID:7RB1xRBy0
兄「妹は起きてるか?」
妹「zzz」
女「完全に寝てますね。…可愛い寝顔」
兄「なあ、女」
女「何ですか? 男性経験ならありませんよ。男性は」
兄「それは良い事聞いた。まぁ、それはともかく」
兄「お前って、痛みに鈍いか? それとも我慢してるのか?」
女「はい? えっと、どういう意味でしょうか」
兄「肋骨だよ、肋骨。心臓マッサージの時、バキバキに折っちまっただろ」
女「! そうでしたね。確かに痛みます。肺に刺さって大変です」
兄「肺になんて刺さってたら会話不能だし、今頃彼岸行きだ。なぁ女」

兄「お前、人間?」


288 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 21:21:07.64 ID:UMHAS0QjO
こええwwwww


289 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 21:21:16.50 ID:iR5knfQ20
展開が読めなくて面白いな


291 :VIPがお送りします。 [sage] :2008/06/05(木) 21:22:14.27 ID:8AkerrvN0
これは・・・急展開!?


294 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 21:29:12.76 ID:gUbJlCaKO
たしか保存食にも手つけてないんだよな
早く続きをくれ
パンツあげていいものかどうか悩む


297 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 21:36:03.45 ID:7RB1xRBy0
女「…何故、そんな質問を?」
兄「いや、ただの冗談だよ。気を悪くしたなら謝る」
女「怒ってはいませんが…そうですね。バケモノだ、と応えたら貴方は驚いて下さいますか?」
兄「いや別に? 気持ち良くなれる穴があるなら、何でもいいよ」
女「ふふふ。素敵な答えですね」
兄「お前の答えも素敵だな。きっと妹とは正反対の言葉なのに、温かい」
女「妹さんは妹さんですから」
兄「それもそうだな」
女「今晩のことを妹さんに言いますか?」
兄「言わない。どうでもいいからな」
女「有難うございます」
兄「いや、俺も女が気の合いそうなヤツだとわかって嬉しかった。親愛の証に、妹の尻を愛でても許してやる」
女「頂きます」
兄「胸はまだ許さんぞ…って聞いてないな。ま、いいや」
妹「zzz…ん…………ふぁっ…!…zzz」
女「ハアハア」
男「(バケモノでもお化けでも、妹のことが好きなら、俺はお前の敵にならないよ。独り占めしたら殺すけど)」


298 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 21:38:07.52 ID:iR5knfQ20
最後の「男」ってのは何だ・・・?


302 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 21:42:12.53 ID:7RB1xRBy0
>>298
兄です。打ち間違えました
ご指摘有難うございます


303 :VIPがお送りします。 [sage] :2008/06/05(木) 21:44:09.67 ID:vQh8Aie3O
兄「びり…びりり…」
男「へへ…やっと2人を頂けるぜ…」(ペロペロ)


304 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 21:50:05.98 ID:OSDnJHVT0
兄が「男」になった瞬間ってことだろ?


305 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 21:52:29.33 ID:7RB1xRBy0
兄「新しい朝が来た! 希望の朝だ!」
妹「真面目なトーンで叫ぶと、結構意味深な言葉に聞こえるよね」
兄「ところで妹、昨日変な夢見てなかったか? 妙に艶かしい寝言を言っていたんだが」
妹「う、うそ!?」
女「本当ですよ。私なんか思わず濡れてしまいました」
妹「そ、そんな。確かにあんな夢は見たけど……あ」
兄「心当たりありか。俺に変態とよく言えたものだ」
妹「黙れ真性の変態! いっぺんシメるぞ!」
女「妹さん!」
妹「女さん、離してください!」
女「ずるいです! お仕置きするなら私にも下さい!」
妹「うううううう! この二人が揃うといつの間にかペース握られる…!」


309 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 22:10:04.84 ID:7RB1xRBy0
兄「では、今日の食料調達行ってみよう!」
妹「おー!」
女「私は何をしましょうか」
兄「そうだ。女はいままでどうやって食料を得ていたんだ?」
女「畑とかですね。後は今まで備蓄された保存食など」
兄「畑があるのか」
妹「女さんが耕してるの? すごいね」
女「ご案内します」


311 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 22:21:45.33 ID:7RB1xRBy0
女「ここが私の畑です」
男「結構雑草が多いな」
女「一人ではなかなか取りきれなくて」
妹「これからは私たちも手伝うよ」
女「有難うございます。やっぱり、優しいですよね妹さん。食べていいですか?」
妹「お断りします」
兄「きゅうりにナス。比較的育て易い野菜だな」
女「まだ時期的に早いですけど。今日取りに来たのはあそこの小屋の中身です」
妹「何があるの?」
女「とれた野菜を漬物にして保存する小屋なんです。確か、大根くらいなら去年のあまりがあったはず」
兄「俺は釣りに行ってくる」
妹「あ、私も行く」
女「では、漬物を持って先に家へ行っていますね」
妹「うん、後でね」

女「さて、畑に転がってる骨でも片付けますか。妹さんを怖がらせてはいけませんからね」


312 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 22:23:53.45 ID:FxTpSNZJ0
      ∧∧
〜′ ̄(◎Å◎)ちょ骨ってwwこわああああいわんちゃ
  UU ̄U U


313 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 22:24:09.07 ID:lUkR881hP
女…(((゜д゜;)))


314 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 22:24:18.34 ID:7RB1xRBy0
また男が出てきてしまいました
紛らわしいと思いますが、男と表記されているのは全て兄です


315 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 22:29:27.18 ID:Bb/aTyfJ0
どうやったら間違えるんだ…?


316 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 22:30:39.58 ID:iR5knfQ20
兄の秘めたる「男」がたまに暴走するんだろ


318 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 22:36:33.20 ID:ULjn9zG70
流行り病は実は女だったんだよ


319 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 22:37:45.71 ID:7RB1xRBy0
女「お帰りなさい。火をつけておきましたよ」
妹「うわ、すごい! どうやったの? 女さん」
女「この集落には二箇所、種火があるんですよ。落雷などを火種に、火を保ってきたんです」
男「生魚には飽きていたところだ。これは素直に嬉しいな」
妹「女さん、有難う。なんだか今日は、女さんに感謝してばっかりだね」
女「喜んでいただけたなら私も嬉しく思います。私も兄さんも、妹さんが大好きですからね」
妹「女さんが言うと、慣れてないからすごい恥ずかしいよ」
女「遠慮なさらず恥ずかしがってください! それこそ最大の褒美です!」
妹「これさえなければホント、いい人なのになー…」
兄「何はともあれ、俺のペリカンもこれで廃業か」
女「ペリカンとは?」
妹「兄貴、言うな! 言ったら間違いなく面倒なことになるから!」
兄「だそうだ。俺としても妹との秘密を人に教えたくないので勘弁してくれ」
女「しかたありませんねぇ…。残念です」
妹「この二人、本当に心臓に悪い…」


320 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 22:39:05.57 ID:iR5knfQ20
おいィ?妹可愛すぎて悶え死ぬんだが?


321 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/05(木) 22:41:32.37 ID:7RB1xRBy0
アイディアが枯渇してきたので、今日のところは一旦落ちます
もしスレが残っていれば、また明日書きたいと思います


353 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 00:30:48.90 ID:HZcYQYfx0
今日もVIPが平和でありますように、保守!!


354 :VIPがお送りします。 [sage] :2008/06/06(金) 00:33:27.94 ID:mkeqbFonO
ほっしゅ♪ほっしゅ♪にしてやんよ〜♪
最後の一撃!!!
世界を揺さぶる究極の

保守!!!!!!!!!!!!!!!!


356 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 00:43:49.87 ID:HZcYQYfx0
このスレの皆に幸せが訪れますように、保守!!



次へ 上へ 戻る