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兄妹小説「伝えたいこと」
- 1 名前:1 ◆nvHRXDRbXY []
投稿日:2008/04/23(水) 01:01:13.86 ID:cehIczbB0
test
- 2 名前:1 ◆nvHRXDRbXY [] 投稿日:2008/04/23(水) 01:04:26.87 ID:cehIczbB0
えっと、クソやろーです。適当に長いのが出来たので毎日この時間帯にちまちまうpしていきたいと
思います。落ちたら適当になんかします。では始めます。
これを開いて不愉快になった方すいませんOTZ
vipでやんなカスとか言う方が大勢いる事は分りきってるんですがすいません。ここでしたいので・・
まぁ一人の馬鹿がアホなことやってらぁ程度にスルーして下さい。
- 3 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/23(水) 01:04:57.78 ID:6ui85CnG0
ひさびさー
- 4 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/23(水) 01:05:16.62 ID:9aKculsw0
前に姉小説書いた人?
まあ頑張ってくれ
- 5 名前:1 ◆nvHRXDRbXY [] 投稿日:2008/04/23(水) 01:06:18.30 ID:cehIczbB0
ピピピピピピ・・・・
毎日午前7時きっかり。毎日決まった時間に俺を起こすというお仕事を遂行してくれている相棒にチョップを叩きこみ目を覚ます。
「はええな。もう朝かよ・・」
一人暮らしになって早2年。独り言を言ってもたいして気にならなくなってきた。
酒のせいでガンガンと痛む頭を枕から上げて体全体を起こす。
近くに置いてあるテレビのリモコンをとり、つける。朝のニュースをやっている。メディアコーナー(というのかな?)になり、
日本のフィギュアスケートが世界で大活躍しているという記事を綺麗な女性アナウンサーが時々かみながらしゃべっている。
そういった様子を横目で見ながら顔を洗い、服を着る。朝食は食べない。節約のためだ、お金ないしな・・・
ネクタイをしめてスーツ姿がなんとか人様に見られても大丈夫な状態になり、時計を見ると7時20分。
「やべ・・バス出ちまう。」
あわてて忘れ物がないかを確認して玄関のドアを開ける。
- 6 名前:1 ◆nvHRXDRbXY [] 投稿日:2008/04/23(水) 01:07:26.80 ID:cehIczbB0
>>3
どもノシまた恥さらしにきました。
>>4
あなたがいたからって名前の奴書いてたアホな低脳ヤローですOTZ
- 7 名前:1 ◆nvHRXDRbXY [] 投稿日:2008/04/23(水) 01:08:46.15 ID:cehIczbB0
「いたっ!」
開いたドアが急にしゃべった。・・・じゃなくてドアの向こうに人がいた。
「はぁ〜なんでこうタイミングの悪い時にここ通るかなオメーは」
ドアに鍵をかけながら横を見ると
そこに鼻を手で押さえている細身の女の子が尻もちをついてこちらを涙目で睨んでいた。
「うるさいわね!!誰があんたのタイミングなんかに合わして横切るのよ!アホ兄貴!」
大きな瞳を怒りで細めて喚く。
「・・どうでもいいがパンツ見えてるぞ」
「――――――ッ!」
一気に顔が真っ赤になる。ちょっと可愛い。
「あーあw・・うわっバスがくる!じゃな!!」
そう言って俺はすぐにまわれ右をし、後ろを見ずにそのまま駈け出した。
- 8 名前: ◆nvHRXDRbXY [] 投稿日:2008/04/23(水) 01:10:56.79 ID:cehIczbB0
「もう!アホ兄貴!!しね!」
何かしゃべっていたのは分かったがもう俺の耳には入ってきていなかった。
なんとかギリギリでバス停から出発寸前のバスに乗り込む。
ぎゅうぎゅうとまではいかないがそれなりに混んでいるバスの中で吊革につかまりながら思う。
「はぁ〜、間に合った。そういやあいつと会ったの1週間ぶりだな。」
バスは俺の勤め先へけっこう揺れながらゆっくりと近づいていく。
揺れながら俺は久しぶりに過去の記憶の扉をノックしていた・・・
こっからさっそくちょと回想入ります。すいません前と似た感じでOTZ
- 9 名前: ◆nvHRXDRbXY [] 投稿日:2008/04/23(水) 01:12:40.64 ID:cehIczbB0
俺は20歳、高校を卒業したら町でも結構名前の通るY商事に奇跡の就職w今年で2年目だ。
まだまだ安月給だが独り暮らしなのでそれほど困ってはない。なんとかやってるって感じだ。
こんな俺だが一応家族がいる。昔は4人家族だった。親父、母さん、俺、そして妹だ。
ただし結構家庭の事情は複雑だった。
俺は親父が見知らぬ女との間に作った息子だ。
父親と息子の二人で4年間暮らした、と言っても俺はほとんど覚えていないがいろいろと苦労したようだ。
そして俺が4歳の時、親父は親父の同僚の紹介で母さんと再婚した。
母さんは子持ちでそれが当時1歳だった妹だった。
- 12 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/23(水) 01:14:55.16 ID:u+kWBbzn0
糞と聞いて
- 13 名前: ◆nvHRXDRbXY [] 投稿日:2008/04/23(水) 01:16:36.75 ID:cehIczbB0
俺たちは4人で楽しく過ごした。親父も優しかったしお袋も俺の事をとってもよくしてくれた。
俺は妹を自分の宝物の様に大事にして、その熱意も伝わったのか妹もよくなついてくれていた。
でも幸せな時間は長くは続かなかった。ってまぁドラマみたいな言い方だがその通りで俺が14歳、妹が11歳の時に親父と母さんは離婚。
俺は母さんと、親父は妹と暮らし始めた。
その際、親父、母さん、俺の3人で一家最後の家族会議が行われた。
親父と母さんが再婚した時1歳だった妹は俺と血が繋がってないのを知らなかった。
その事を妹に今から伝えるかこれからもずっと伝えずに過ごすかどうするかについての話し合いだ。すぐに俺が言った。
- 14 名前: ◆nvHRXDRbXY [] 投稿日:2008/04/23(水) 01:19:30.27 ID:cehIczbB0
「このまま知らせないほうがいいよ。」
俺は親父似、妹は母親似だ。
家族として世間から怪しまれないし、妹も疑問には感じないだろう。
そして何よりも妹に他人として接してこられる事への恐れ。
そんな事を当時明確に思っていいたわけではないだろうな・・でも俺はそうはっきりと親父と母さんの目をはっきり見て言った。
2人とも何か俺の勢いに押されたのかは知らないが別に知らせなくてもちゃんと生活していけるし、という事で俺の意見に同意した。
>>12
はい、クソですサーセンOTZ
てかちょっとマジでくそ行ってきます。前の書いた時からずっとお腹の調子が悪くて悪くて
なので今も妹は俺と血がつながっていない事を知らない。
- 15 名前: ◆nvHRXDRbXY [] 投稿日:2008/04/23(水) 01:21:28.28 ID:cehIczbB0
ああ一番下の一文は本文ですすいませんOTZうぉお・・・腹いてえ
- 16 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/23(水) 01:25:15.94 ID:efUrlc9UO
このgdgd感…貴様か
もっとやれ
- 17 名前: ◆nvHRXDRbXY [] 投稿日:2008/04/23(水) 01:25:21.31 ID:cehIczbB0
俺たちは別れて生活を始めた。
親父は俺が高校を卒業するまでの4年間は生活費を出してくれるという事だったが
その約束は3年後、俺が17、妹が14の時に破られた。親父がリストラされたわけだ。
まぁリストラされたっつっても別の会社へ行って平社員に逆戻りしたって事だけど。
当時部長までいってた親父には相当キツかったらしい。
それから親父は変わった。
暴力的になった。それも俺に対してだけ。
- 19 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/23(水) 01:28:45.41 ID:eYmDOhAs0
人に一切安価しないほうがいいよ。
ただ坦々と晒すのが吉
- 20 名前: ◆nvHRXDRbXY [] 投稿日:2008/04/23(水) 01:31:10.10 ID:cehIczbB0
>>16
はい。今回のgdgd感は前回の2倍はあるかもしれないのでご容赦ください(:_;)
しかも2時近くに寝なければならないというアホっぷりも追加されていますOTZ
いっそ殺してくだしああ・・・
近くに住んでたから親父は酒が入ると
俺と母さんが住んでいるアパートまできて
「おまえがいるから俺はリストラさせられたんだよ!クソガキ!!」
と言って俺を殴った。何回もだ。
今までされたことの無い暴力の嵐に最初戸惑うことしかできなかった俺も次第に親父を憎む様になった。
やっていい限度を超えているのはガキながら分かっていた。
親子でもこれはやりすぎだろ?俺が何をした?なんでリストラを俺のせいにするんだ??
出所のわからない苛立ちが俺を支配していった。
生憎親父は昔空手をしていたとかで一般人どころか
まだ高校生だった当時の俺にはとても力で反抗すること等無理だった。
あと、「せめて母さんに暴力をふるうのは避けさせなきゃな」って思いもあって結局手を出せずじまいだった。
- 21 名前: ◆nvHRXDRbXY [] 投稿日:2008/04/23(水) 01:35:07.59 ID:cehIczbB0
>>19
でもそういうの失礼じゃないっすか?読んでくださってるのにこのクソ小説をOTZ
悩む(:_;)
そんな日々が続いて1年後。さらなる不幸が俺を襲った。
俺がY商事に内定が決まった1週間後に、母さんが交通事故で死んだんだ。
外見の怪我はかすり傷程度だったが頭の打ちどころ悪くてそのまま・・・
一生懸命俺の為に仕事をしてくれていた母さん。
最初病院から電話があったときは信じられなかった。
しかし病院で白い布をかけた母さんの姿を見た途端俺の中の何かが決壊し、
次の瞬間には俺は病院で大声で泣いていた。
葬式に・・・親父は来なかった。
そこで俺ははっきりと憎しみを親父に対して湧いた。
なんで来ないんだよ!!仮にも家族だった・・そうだろ!?
そう思った。
- 22 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/23(水) 01:38:33.93 ID:u+kWBbzn0
晒しと安価をレス分けするのも一つの手
- 23 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/23(水) 01:39:13.98 ID:6ui85CnG0
さる
- 24 名前: ◆nvHRXDRbXY [] 投稿日:2008/04/23(水) 01:39:51.57 ID:cehIczbB0
親父は来なかったけど妹はきた。
俺が喪主で忙しかったので受付を買って出てくれたんだ。
俺と同様に涙を終始流していたが、葬式が終わって俺がお礼を言うと、
「うるさい!今日はお母さんのお葬式に来たの!あんたと話しに来たんじゃないのよ!馬鹿兄貴!!」
開口一番そう言った。
受付を頼んだ時は無言で頷いただけだったし、いままで妹にそんな態度を取られたことなかった
俺はその言葉に一瞬固まった。
「え?・・・」
「え?じゃないわよ!馬鹿兄貴!お父さんに普段暴力振るってるらしいじゃない!!」
「な、なに言って?」
「聞いてたわよ!お父さんから!!お母さんに生活費を渡しに行った時、いっつもあんたに殴られてたって!なんでそんなにお父さんに辛くあたってるのよ!」
頭の中で疑問符が次々と湧いてくる。
どういうことだ?生活費なんてもうずいぶん前に止まったままだし、殴られてるのは俺の方だ・・・
そこまで考えて俺は悟った。
ああ、親父は全部逆に伝えてるんだ。妹が俺の事嫌う様に俺の悪口をずっと言ってたんだな。ってな。
- 25 名前: ◆nvHRXDRbXY [] 投稿日:2008/04/23(水) 01:41:45.41 ID:cehIczbB0
>>22
なるほど!わかりました。そうさせて頂きます。
>>23
それ前のSSの時も書かれてたOTZなんか連続で書くと規制入るんでしたっけ(:_;)
- 26 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/23(水) 01:45:29.13 ID:6ui85CnG0
>>25
そう
短い間隔で長文を連投すると死ぬよ
- 27 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/23(水) 01:46:13.76 ID:u+kWBbzn0
さるさるされない程度の連投ってどんなんなんだろうな・・・
- 28 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/23(水) 01:46:38.12 ID:JgJVBF6F0
>>1
腰が低いことは悪いことじゃないが流石に媚びすぎwwwwwwwwww
全レス(笑)でもあるまいし書くなら慣れ合わないでSSだけ書いちまえ
- 29 名前: ◆nvHRXDRbXY [] 投稿日:2008/04/23(水) 01:47:13.61 ID:cehIczbB0
しばらくしゃべれなかった俺に対して妹はまるで
今まで貯めてきた気持ちをぶつけるかの様にしゃべり続けた。
「私はあんたとお母さんと別れてからお父さんにとってもよくしてもらってる。
お父さんは私に家事を任せて一生懸命働いてくれて、私も一生懸命家事を頑張ってる。
それで私も満足できる生活を送れてる。ちょっと貧乏だけどそれでも普通の生活は出来てる・・それを何!?
あんたはお金を稼いでくれる優しいお父さんが家に来たら殴ってるんでしょ?
何様のつもりよ!!・・・お母さんにも何か暴力してたんじゃないでしょうね!!」
「そんな事してた訳ないだろ!」
俺も語気が荒くなる。
「いーえ!わかんないわ!!お母さんは頭の打ちどころが悪くて死んじゃったってお医者さんが言ってたけど・・
お父さんは違うって言ってた。あんたがやったんじゃないかってね!」
「な!!」
「だってそうでしょ!?普段お父さんに暴力をふるう兄貴が母さんに振るわない保障なんてなかったもの!
その暴力がつのって・・・って考えが浮かぶのは当り前よ!!」
「ちょっと待てよ!!」
俺は気づいたらものすごい形相でしゃべっていた。
今まで妹にこんな顔を見せた事なんてなかった。
- 30 名前: ◆nvHRXDRbXY [] 投稿日:2008/04/23(水) 01:52:15.18 ID:cehIczbB0
>>26
ですねw前回も結構死にました。
>>27
まさか・・・普通に扱ってくれてるのか?(..)
>>28
おk。じゃあもうこれでよっぽど気になる事以外は辞めるわw
てか腰は低くなるw自分のアホっぷりを見られてるしなwww
しかも2時過ぎに寝なきゃならんので申し訳なさもあいまってって感じでレスしてしまった。
とりあえずこれから2時ちょいすぎまで4、5個連投して今日は終わります。明日の夜またきます。
と先に書いておきます。では続けます
- 32 名前: ◆nvHRXDRbXY [] 投稿日:2008/04/23(水) 01:55:12.56 ID:cehIczbB0
「ッ!」
一瞬ひるんだ妹に向ってしゃべる。
「母さんにそんなことするわけないだろ。」トーンは戻して続ける。
「俺がどんだけ母さん大事にしてたかしらねえだろ・・・あんなに優しかった母さんだ、仲良く暮らしてたよ。」
「じゃあなんでお父さんには暴力振るうのよ!!」
目を真っ赤に腫らして妹が叫ぶ。
「お父さんだってとっても優しいじゃない!」
違うんだよ・・・もう昔の親父じゃないんだ俺にとっては。
ここで下手に親父の嘘をバラすと今度は親父が妹に手をだすかも知れない。
今んとこ俺だけですんでるみたいだし。
妹の傷のない白く奇麗な足を見ながらそう思う。
そして少しの葛藤の後に決めた。
「あいつは別だよ・・・」
隠そう・・と。
「ほら!!やっぱりそうだったんだ!!お父さん殴ったりして!
そんな事していいと思ってんの!?この馬鹿兄貴!」
「ちょっとは何か別の事があるんじゃないかって思ってたけどやっぱりその通りだった!
ひどいよ・・・兄貴・・・なんでそうなっちゃったの?」
妹の目が昔の仲が良かった俺への目に一瞬変わる。
- 34 名前: ◆nvHRXDRbXY [] 投稿日:2008/04/23(水) 01:59:03.61 ID:cehIczbB0
このまま何も言わないのは俺の親父への完全敗北を意味するしな。
妹にそう思われ続けて生活するのも嫌だった俺は一応最低限妹に感づかれない様に言った。
「いろいろあるんだよ!俺と親父にも!!」
「いろいろって何よ!?」
「とにかくいろいろだ!とにかくこの事を親父に聞いてみろ!お前も殴るぞ?」
ちょっと語気を荒げて言った。
「・・・・」
妹は混乱している様だった。
まぁ妹を殴る俺なんて想像もできなかったんだろう。
俺も当然するつもりなかった、昔はいっつも一緒に遊んでて仲良かったからな、今も大事な妹だ。
でもここでは妹を本気で怯えさせる感じで言った。
「と、とにかく!これ以上お父さんを殴らないで!!」
「・・・分かった。」
「あ、あと!・・・わ、私とももうあんまりしゃべんないで!!」
「――――ッ!?」
「い、嫌だもん!こんな馬鹿兄貴とか!最低限の事は話すけどお父さんとの事を話してくれない限り私は兄貴を嫌うから!!」
「・・・・」
今度は俺が混乱する番だった。
親父の事を言うわけにはいかない、だから妹とはもう普段(と言っても最近はたまに電話で連絡を取るぐらいだったが)のようには話せないって事だ。
やっとそれが分かった時にはすでに妹が
「もう!馬鹿!!最悪!!!」
と言い放って走り去っていた。
- 36 名前: ◆nvHRXDRbXY [] 投稿日:2008/04/23(水) 02:03:59.56 ID:cehIczbB0
それから数日後、俺はY商事の上司の人から今のマンションを勧められた。
マンションの目の前にバス停があり、そこから出るバスはY商事前で必ず停まるからだ。
母さんと二人暮らしをしていたアパートより家賃も安かったのが決め手となった。
もう親父からの援助もないし母さんは死んでしまった。自分の稼ぐお金で生活していかなくちゃいけねえんだ。
そういう実感はこの頃湧いてきた。でも後というかすぐに後悔した。
俺のマンションの部屋の隣に親父と妹が暮らしていたからだ。
母さんが死んで上司の厚意に甘えて決定したので周りが見えてなかった。
引っ越しの日、俺は部屋を勧めてくれた上司と一緒に荷物を運んでいた。
その時不意に隣の部屋のドアが開いた。中から親父がパジャマ姿で出てきんだ。
財布を持っている事からたばこでも買いに出かけるつもりだったのだろうな。
俺と上司の姿を見るや否や飛びかかってきた。
上司に・・
「おい!!長谷川!!どういうつもりだテメー」
「ああ・・・君か・・」
「なんでこんな所にいやがる!!」
「いやいや我が社の新入社員君が私の勧めた部屋に越してくるというので手伝ってあげてたんだよw悪いかい?」
「こいつが・・・新入社員・・だと?」
親父が俺をギロッと睨みつける。
「そうさ。彼は高卒ながら中々優秀でね。まぁ大変だろうが仲良く頑張っていく事にしたんだw」
「てめぇ・・・」
「親父!失礼だろ長谷川さんに!!」
そう言ったとたん親父に殴られた。
- 40 名前: ◆nvHRXDRbXY [] 投稿日:2008/04/23(水) 02:10:58.75 ID:cehIczbB0
「グェ!・・」
「うるせえよ!俺はこいつのせいで会社クビになった様なもんなんだよ!」
「え?」
思わず長谷川さんの方を見る。
「あれ?知らなかったのかい?君のお父さんはY商事に勤めていたんだよ。
しかし彼が私の企画の最中に先方の企業の社長さんの機嫌を損ねてしまってね。
企画が台無しになってしまったんだ。我が社は結構な額彼の所為で損をしたんだよ。」
事実を知っておいた方がいいだろ、という感じで俺に淡々と話してくれた。
「あれはお前が俺に無理やり沢山のノルマを与えたからだろうが!!」
親父はすでに激昂していた。
「いや普段の君の仕事ぶりならば簡単な量だったはずだ。」
冷静に答える長谷川さん。
俺はなんか妙に居心地が悪くなった。
親父がY商事に勤めていたなんて・・しかも長谷川さんに迷惑をかけて会社を辞めされたれたなんて知らなかった。
- 41 名前: ◆nvHRXDRbXY [] 投稿日:2008/04/23(水) 02:11:17.03 ID:cehIczbB0
とにかく親父をこの場から離したくなった俺は親父に早口で言った。
「とにかく!もう俺ここで契約しちゃったから文句いうな!
長谷川さんのご厚意を無駄にしたくない!!長谷川さん。さっさとすませちゃいましょう。」
「そうだね。私もこの後会議があるし・・」
「親父はどっか行ってろ!」
そういうと俺と長谷川さんは作業にとりかかった。
親父はしばらく俺と長谷川さんを交互に物凄い形相で睨みつけていたがそのうち
「・・・・ッケ!バーロー。」
と舌打ちをかましてどっか行った。
では落ちます。またきますすいません(:_;)ノシ
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