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医者「残念ながらあなたのお兄さんは長くはないでしょう」
45 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 16:54:28.82 ID:RxCkQR4K0
兄「くっ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

これはやばいな・・・
さっさと抜いておかないといろいろとヤバイぞ。
えっと、ティッシュはどこだったっけな。

コンコン

妹「兄さん、水もってってないだろうと思って水を・・・」

バーロー!わざわざもってくるな。
これだからお節介は・・・
・・・やべ

兄「あ、ああ、く、すりならもう飲んだから早く部屋に・・・」

妹「兄さん?だ、大丈夫ですか・・・?」

兄「いいから・・・はやく自分の部屋に!」

妹「は、はい。わかりました」

兄「いい・・・子だ・・・」


46 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 16:55:08.49 ID:UME+/Y6e0
パンツは履いたほうがいい?


47 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 16:55:10.61 ID:RxCkQR4K0
・・・
・・・・・・

―兄さんはどうしたんでしょう?
もしや、お医者さんのいってたことが
本当だとしたら今兄さんは・・・

妹「あう・・・」

あぶないところでした。
もしあのまま部屋に入ってたら・・・
兄さんに・・・
・・・ハッ!また私はこんなことを・・・

妹「もう寝よう・・・」

うん、今日はもう寝よう。
おやすみなさい、兄さん。

・・・・・・
・・・


48 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 16:56:13.46 ID:RxCkQR4K0
俺「パンツは履いてください。エロはまだ書いてないです」


―あぶねぇあぶねぇ。
あのまま部屋に入れてたらやばかったな。
あー・・・女の声聞いたせいで余計興奮してやがる。
あんのバカ・・・

兄「う!?体が・・・」

なんだこれ、体が勝手にドアのほうに向かってるぞ。
やばいってコレ、まじで。体は正直ですね
ってやかましいわ!・・・くそっ

兄「(シコシコ)」

おお、体が止まった。
さっさと抜いて寝よう・・・
おかずは・・・
・・・なんだ、妹のエロい妄想しか浮かばないぞ。
声を聞いたせいか・・・?

・・・
・・・・・・

兄「うっ・・・」


50 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 16:57:09.39 ID:RxCkQR4K0
目の前が真っ白になった・・・
って、どうみても精子です。本当に(ry
にしてもすげぇな。ティッシュを貫通したぞオイ。
しかもまだまだ元気だと・・・?
こんなにでてもまだ足りないのか・・・
あの糞医者め・・・まだ頭痛とかの副作用のほうがマシだ。

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・

-翌朝-

コンコン

妹「兄さーん?朝ですよー」

・・・あぁ、あいつの声が聞こえる
もう朝か。昨晩は最悪だったな・・・
3時間の間に5回も抜いてしまうとは・・・
しかも、量は終始変わらず・・・
半端ないな。あの薬・・・

兄「起きてるよー」

妹「起きてましたか、もうすぐ朝ご飯できるので降りてきてくださいね」


51 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 16:57:52.50 ID:RxCkQR4K0
・・・だが、不思議とダルくはないな。
しかも、気のせいだろうが。気分がいい。

兄「・・・って、臭!」

イカ釣り漁の船か!
海鮮市場か!
なんだこの生臭さは!
・・・泣きたい。

・・・
・・・・・・

―食卓―

兄「いただきます・・・はぁ」

妹「いただきます。ってため息なんてどうk・・・」

兄「・・・」

妹「いえ、なんでもないです(////)」

兄「うん、察してくれてありがとう(泣きたい」


52 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 16:58:40.76 ID:RxCkQR4K0
妹「あ、え、えと・・・昨晩はお楽しみでしたね!」

その言葉の使い方間違ってるだろ!
しかも楽しんでねぇよ。
っていうか、嫌味か!

兄「え、あ、うん・・・」

妹「ファ、ファイトですよ兄さん!」

兄「(死にたい)」

・・・
・・・・・・

―通学路―

妹「今日もいい天気ですねー」

兄「そうだね。でも、ちょっと熱いかな」

妹「そうですね。熱中症に気をつけてくださいよ?」

兄「うん、わかってる」


53 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 16:59:22.52 ID:RxCkQR4K0
タタタタタタタッ!
ガシッ!

兄「うわぁ!?」

兄友「よう!我が愛しの親友、兄よ!」

兄「痛いよ・・・」

兄友「悪い・・・はじめてだとh」

バコッ

妹「友さん?女の子がいる前で何を言ってるんですか?(ニコニコ」

兄友「いてて、とある名言があってだな・・・」

兄「はぁ・・・」

兄友「『ホモが嫌いな女の子なんていないよ!』」

バシッ

妹「(ニコニコ」


54 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 16:59:24.55 ID:UME+/Y6e0
ちょっと妹がうざくなってきた


55 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 17:00:08.31 ID:RxCkQR4K0
兄「(気のせいか?周りの女子のほとんどが頷いている気が・・・)」

兄友「すいませんでした」

妹「よろしいです」

兄「ははは、夫婦漫才みたいだな」

友妹「!?」

妹「やめてくださいよ。こんな人よりは兄さんのほうがいいです」

兄友「俺は兄・・・お前一筋だz」

妹「○ね」

兄友「死ぬかと思ったぜ!」

妹「チッ」

兄「まあまあ、二人とも落ち着いて。学校遅刻しちゃうよ?」

妹「わっ、もうこんな時間。急ぎましょう兄さん!」

兄友「ちょ、置いてかないでくれよー!」


56 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 17:01:19.01 ID:RxCkQR4K0
あ、ひとまずここまでです。
まだ8レス分残ってますが
書き溜めてきます。


60 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/29(水) 17:03:47.37 ID:FIe6rlCNO
水をわざわざ持っていくあたりからウザくなってきた


61 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 17:09:31.91 ID:qxYqlhbsO
対岸のホモほど面白いものはない


62 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/29(水) 17:10:03.10 ID:gSM402nXO
エロには是非欲しい天然ボケからのハプニングだろ
俺はこういうキャラは好きだ


63 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/29(水) 17:18:21.01 ID:DVbhhr0x0
絶対ちんこだと思って開いたのに・・・


66 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/29(水) 17:20:46.74 ID:Yz5lJvpj0
俺もちんこが短いのかと思って開いたら何コレwww


67 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 17:21:21.23 ID:RxCkQR4K0
>>3-4 >>30 >>63 >>66 その発想はなかったわ。

妹「どうにかならないのでしょうか?」

医者「お兄さんは小さいころから変わってないのは知ってますか?」

妹「ええ、よくお風呂で見ています」

医者「長年お兄さんの主治医をやってきましたが、こんなに小さいのはみたことありません」

妹「つまり、新種のペニスってことですか?」

医者「はい・・・、いままでいろんなペニスを診てきましたが、お兄さんは特殊なようです」

妹「そんな・・・」

兄「」


こうですか?わかりません><


68 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 17:25:26.90 ID:Ta+MVAK40
>>67
家に帰ったら妹が慰めて兄がピュッピュッ


よっしゃ脳内補完で抜いてくる


70 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 17:33:12.53 ID:Qohsf51W0
ちんこだと思って開いた


71 :VIPがお送りします [sage] :2009/07/29(水) 17:33:44.85 ID:07XtqIVPO
薬飲む前に短くないって言ってたのはちんこのことでFA?


74 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 18:01:07.77 ID:RxCkQR4K0
-キンコーンカンコーン-

3人「セーフ」

兄「ここからは歩いても間に合うね」

妹「そうですね、それでは私はここで」

兄「うん、頑張ってねー」

兄友「ハハハ、邪魔者は消えなさい」

妹「手ぇ出したらどうなるかわかってますよね?」

兄友「すいませんすいません」

兄「(やれやれ・・・)」

―教室―

兄友「昨日倒れたけど大丈夫だったんか?」

兄「ああ、なんとかな。いや、そうでもないか?」


75 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 18:02:04.19 ID:RxCkQR4K0
兄友「俺に聞き返されても困る」

兄「悪い、聞かないでくれ・・・」

兄友「まあ、よくしらんがドンマイ」

兄「サンキュ・・・」

こいつは俺の友人・・・
いや、親友の友だ。
偽りの仮面をつけずに
本当の俺を曝け出せる数少ない人物の一人だ。

兄友「いやぁ、妹君も最近嫉妬がひどくなってるね」

兄「みたいだな・・・面倒くさい」

兄友「贅沢なヤツだな。あんな美人なのに」

兄「はぁ・・・」

兄友「無視すんなって。妹君のスリーサイズいっちゃうぜ?」

兄「はいはい・・・」

兄友「体重以外全部いっちまうぜ?」


77 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 18:03:20.49 ID:RxCkQR4K0
兄「そーだな、そらすごいな」

兄友「163cm で上から85 59 86 だ。ナイスバディ!」

兄「おいコラ、なんだそのリアルな数字は」

兄友「リアルだからな」

兄「どうやら友人にする人間を間違えたようだ」

兄友「まあ、まてまて。まだまだ武勇伝は続くんだぜ?」

兄「武勇伝て・・・」

兄友「告白された回数は764人!断った回数も同じ!」

兄「全校生徒越えてないか・・・?」

兄友「成績は常にTOP10、料理から始まる家事全般得意!」

兄「たしかにあいつの飯はうまいな」

兄友「しかも性格の良さから男女とわず人気!」


78 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 18:04:22.42 ID:RxCkQR4K0
兄「だろうなぁ・・・」

兄友「俺が密かに集計した人気女子ランキングで1位を獲得済みだ」

兄「ひとまず、お前はなにをしているんだといいたい」

兄友「だが、欠点がある!それは!」

兄「それは?」

兄友「極度のブラコンであることだ!」

兄「あぁ、たしかにな」

兄友「そんな完璧超人に興味ないとは・・・」

兄「ホモじゃねぇぞ?」

兄友「なんだ、俺達ほもだt」

兄「死ぬか、死ぬか、死ぬか。特別に3択で選ばしてやる」

兄友「オーケイ、悪かった。落ち着け」

兄「はぁ・・・」


80 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 18:05:39.41 ID:RxCkQR4K0
兄友「なあ、わかってるんだろ?」

兄「なにが」

兄友「妹君の気持ちだよ」

兄「ああ」

兄友「気がないなら早めに振っとけ」

兄「・・・・」

兄友「それがお前と妹君のためだ」

兄「わかってる・・・」

兄友「ま、お前も容姿は俺並に良いんだからさ。かn」

兄「あぁ、そういうまどろっこしい手は嫌いなんだよ」

兄友「言う前に否定か。まあ、そういうとこお前らしいよ」

兄「あー・・・ほんと面倒だ・・・」


82 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 18:06:26.52 ID:RxCkQR4K0
―その頃

妹「(なにか寒気がしたような気がします)」

妹「おはよー」

妹友「おはよう妹ちゃん」

妹「はぁ、疲れました」

妹友「どうしたの?」

妹「いえ、また兄友先輩が兄さんにちょっかいを・・・」

妹友「!・・・そ、そうなの。兄友先輩が・・・」

妹「はい、まったく迷惑な人です」

妹友「そ、そんなことはないんじゃないかな?」

妹「いえ、私と兄さんの邪魔をする人は全て敵です」

妹友「あはは・・・ほんとに妹ちゃんは兄先輩のこと好きなんだね」

妹「!?え、あ、えと・・・(////)」

妹友「仲良しでいいね(私も・・・)」


83 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 18:07:49.09 ID:RxCkQR4K0
―兄さんは私のことを
どう思っているのでしょうか・・・
ちょっとブラコンな妹・・・?
・・・嫌だ。兄さんには私を見てほしい・・・
妹としてじゃなく、一人の女として――
ってそんな場合じゃないか・・・
今は兄さんが長生きできるかわからないのに・・・
でも、この気持ちを伝えないまま終わりたくない。
だって、こんなにも大好きなのだから・・・

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・

兄友「さて、お昼なわけだが」

兄「どうかしたのか?弁当ならやらんが」

兄友「あと8秒で妹さんがこの教室にくるぞ」

兄「そうか、サンキュ」

8,7,6,5,4,3,2,1
0

ガラッ


84 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 18:09:53.65 ID:RxCkQR4K0
妹「兄さーん!いっしょにお昼食べませんか?」

兄「あ、うん、いいよ。友もいっしょでいい?」

妹「(ピクッ)え、ええ、私も友人を呼んでるので」

妹友「ど、どうもはじめまして」

兄「こちらこそはじめまして。妹ちゃんの友達かな?」

妹友「はい、大親友なのです」

兄友「オー、あの妹君にこんなかわいくて性格良さそうな友人がいるなんt」

妹「な・に・か・?(ギロリ」

兄友「ナ、ナンデモナイネ!」

妹友「あ、あの。は、はじめまして!」

兄友「ん?こちらこそはじめまして。俺は兄の親友の兄友だ、以後よろしく!」

妹友「よ、よろしくです!」

兄「(これは・・・)」


85 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 18:10:36.92 ID:RxCkQR4K0
―屋上―

兄友「まあ、しかし、屋上とはベタな・・・」

妹「文句あるなら食堂でも教室でもいいんでどっか行ってください」

妹友「それは流石に言いすぎじゃ・・・」

兄「そうだよ妹ちゃん」

妹「うっ・・・」

兄友「ニヤニヤ」

妹「その顔やめてください!」

妹以外「はははは」

妹「妹友まで・・・もう」

兄「ところで、友。お弁当は?」

兄友「俺の飯はランチボックスよりもすごいぜ?」

妹「ほお、それはどういうものですか?」

妹友「(ワクワク、どんなものを食べるのかな?)」


86 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 18:11:21.53 ID:RxCkQR4K0
兄友「ジャーン!」

そういって友の手に掲げられたのは・・・
ヽ(友)ノ(ぶどうパン)


兄「ブドウパン?」

兄友「Oh,Yes! I Like ぶどうパン!」

妹「兄さん、今日のお弁当はけっこう頑張ったんですよ」

兄「え?あ、ありがとう」

兄友「おい、スルーしないでくれ」

妹友「メモメモ(ふむふむ)」

妹「いや、流石にどう反応すればいいのかわからなくて」

兄友「Why!?ブドウパンを俺に語らせたら3日はかかるぜ?」

兄「3日て」

妹「誰も聞きませんよ・・・」


87 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 18:12:06.98 ID:RxCkQR4K0
妹友「あの!ぜ、是非今度私に聞かせてください!」

兄妹「!?」

兄友「おー、いいのかいお嬢ちゃん?」

妹友「是非!」

兄友「そうか、いい心意気だ。気に入った、今度聞かせてあげようじゃないか」

妹「妹友?悪いことはいいません。やめておいたほうが・・・」

妹友「あの、日程とか聞きたいんでメルアドを・・・」

兄友「おう、いいぜ!」

妹「どうしてこうなったんですか・・・」

兄「(わかりやすすぎだろ・・・)」

・・・
・・・・・・

妹「それじゃ、兄さん。また後で!」

妹友「(ペコリ)」


88 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 18:12:49.95 ID:RxCkQR4K0
兄友「いやぁ、ひさびさに充実した昼食だった」

兄「いいのか?」

兄友「何がだ?」

兄「わかってるんだろ?」

兄友「ああ、実はけっこうタイプなんだ。」

兄「そうなのか、お前が女に興味を持つとはめずらしいな」

兄友「ま、お前と違って俺は未来があるし」

兄「そう・・・だな」

兄友「・・・ぶどうぱん食えよ」

兄「なんだ、まだ持ってたのか」

兄友「予備のだがな」

兄「・・・もらっとく」

兄友「おう」


89 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 18:12:58.20 ID:q9v9RohpO
医者「残念ながらあなたのおいなりさんは長くないでしょう」


90 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 18:13:35.69 ID:RxCkQR4K0
・・・未来か、
あの薬は効いている気が
しなくもないが、まだ
"生"への希望を持つのは早いだろう。
ぬか喜びだけはしたくないからな・・・

兄「さっさと教室もどるか」

兄友「おう」

・・・
・・・・・・

―放課後―

兄友「フフフ、とうとう放課後か」

兄「お前っていつも何かを楽しんでるよな」

兄友「ああ、欲求に素直なんでな」

兄「そうか、俺は先に帰ることにする」

兄友「おう、また明日な!」


91 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 18:14:32.75 ID:RxCkQR4K0
とりあえず、ここまで。
次軽くエロはいる予定です。
ってことで書き溜めてきます。


93 :VIPがお送りします [] :2009/07/29(水) 18:25:24.23 ID:eMHyCDJvO
医者「残念ながらあなたのお兄さんは長くはないでしょう」

俺「ィイヨおっシャアアぁ!!いつ死にますか!?いつですか!?」

葬式すれば親戚集まってくれるからいいよね



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