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イトコ「お兄ちゃん、ちょっと部屋入るよ」
67 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/08(木) 04:33:35.71 ID:6JAQ0SY/0
続けるともう一時間くらい伸びるけどいいの?


68 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/08(木) 04:34:58.70 ID:5No6t4120
構わん続けたまえ


69 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/08(木) 04:37:03.22 ID:6JAQ0SY/0
んじゃちょっと書き溜める


72 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/08(木) 05:06:57.06 ID:6JAQ0SY/0
続き―――数日後
イトコ「お風呂、先にいただいたから」

おにい「おー」

イトコ「すぐに入るでしょ?」

おにい「そうだな、そうしようか」

イトコ「これでお兄ちゃんは合法的に私が入った後のお風呂に入れるわね」

おにい「妙な言い方するな」

イトコ「やったねお兄ちゃん、残り湯飲めるよ」

おにい「おいやめろ! ていうか飲まねえよ! そもそも元ネタ知ってるのか!?」

イトコ「そう言いつつストローとタッパーを持って入るお兄ちゃん、いやらしい」

おにい「どっちも持って入らないから。それとなんでタッパー?」

イトコ「残り湯を入れて売るんでしょ?」

おにい「売るの!? いや売らないけど! そもそも売れないだろ!?」


73 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/08(木) 05:07:35.90 ID:6JAQ0SY/0
イトコ「私のじゃないけど、近くの自販機で売ってたよ?」

おにい「それは絶対に嘘だろ、流石に分かるよ・・・・・・」

イトコ「自分の目で確認してないのにその存在を否定するの?」

おにい「え?」

イトコ「使用済み下着の自販機だって存在するのにどうして残り湯がないって言い切れるの?
    全メーカーに確認したの? それとも業者に知り合いがいてそういう話でもしたの?」

おにい「い、いや、してないけど・・・・・・」

イトコ「自分の狭い認識で物事を即断するのは、駄目だと思う」

おにい「あ、うん、そう、だな・・・・・・? え、なに、本当にあるの?」

イトコ「あるわけないじゃない、何を言ってるの?」

おにい「ちくしょう!!」


74 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/08(木) 05:08:18.44 ID:6JAQ0SY/0
イトコ「それじゃ、私もシャワー浴びようかな」

おにい「は? 今入ってきたんだろ?」

イトコ「お兄ちゃんのせいで変な汗かいたから流そうかと」

おにい「俺のせいかよ……まあ、別にいいけど」

イトコ「何してるの?」

おにい「え? 読書の続き、だけど」

イトコ「今からお風呂に入るんでしょう?」

おにい「え、おまえが入るんだろ?」

イトコ「もう脳が老化してるの? ふざけてないで健忘症の人に土下座したら?」

おにい「ふざけてるのおまえだろ!? というか、またシャワー浴びるんだろ?」

イトコ「そうだけど、それがどうかした?」

おにい「いや、我が家に風呂場は一つしかなかった筈だけど」

イトコ「そうね、一緒に入ればいいじゃない」

おにい「本当に何言ってるのこの子!?」


75 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/08(木) 05:09:13.97 ID:6JAQ0SY/0
イトコ「昔はそれこそ、毎日一緒に入ってたじゃない」

おにい「昔は昔だろ……そんな子どもの時の話を――」

イトコ「舐める様な視線で、無垢な私を舌で文字通り舐め回してたじゃない」

おにい「してないよそんなこと! そもそもそんな視線を向けたことはない!」

イトコ「思い出は美化されるものだから、欲に塗れた記憶は隠しフォルダに封印したんでしょ」

おにい「そんなことないから! 全部覚えてるよ俺は!」

イトコ「毎晩記憶を再生して自慰に耽っていたってことね、いやらしい」

おにい「そんな都合のいい機能俺にはないから!」

イトコ「もう脳の機能が劣化してるのね、介護が必要だったら面倒……」

おにい「もうやだこの従妹!」

イトコ「仕方ないからお風呂で優しく介護してあげる」

おにい「結局そこに繋げるのか!?」


76 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/08(木) 05:10:19.36 ID:6JAQ0SY/0
イトコ「何、私の介護じゃ不満なの?」

おにい「そういうことを言ってるんじゃなく、この年齢で一緒にっていうのが問題であって……」

イトコ「大人でも一緒に入るじゃない、問題ないでしょ?」

おにい「それができる関係とできない関係っていうのがあるんだよ」

イトコ「なら、家族だからいいよね」

おにい「いや、でも、問題が……」

イトコ「家族が疲れを癒してあげたいって思うのは問題なの?」

おにい「あ、いや、そう言われるとあまり問題では……」

イトコ「ちゃんとローション仕込んでおいたから」

おにい「明らかに癒す目的じゃないよな!?」

イトコ「癒してるじゃない、性的な意味で」

おにい「そんな癒しはいらん!」


77 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/08(木) 05:11:43.27 ID:6JAQ0SY/0
イトコ「え、お風呂プレイが嫌いになったの?」

おにい「そもそも好きってわけじゃないから……」

イトコ「でも、最近増えた蔵書には浴場のシーンが多かったけど」

おにい「っ!?」

イトコ「浴場で欲情、泡々特集! とかいう頭の悪いタイトルだっけ」

おにい「な、何故それを……」

イトコ「私が気付かないとでも思ったの?」

おにい「まず気付くような場所には置いてなかったぞ……」

イトコ「お兄ちゃんの部屋にあるもので私が知らない物があるはずないじゃない」

おにい「ストーカー発言きましたー!」

イトコ「最近aviフォルダが充実してきたよね」

おにい「パソコンの中も検閲済み!?」


78 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/08(木) 05:12:49.71 ID:6JAQ0SY/0
イトコ「まあ、それは置いておいて」

おにい「(……パスワード、滅茶苦茶長いものに変えよう)」

イトコ「無駄だし入力疲れるだろうから止めておいたほうがいいよ」

おにい「心を読むな!」

イトコ「顔を読んだんだよ?」

おにい「内心がもろバレ!?」

イトコ「まあ、それも置いておいて」

おにい「(なにこれ怖い)」

イトコ「お風呂プレイが好きなお兄ちゃんは私とお風呂に入るんでしょう?」

おにい「入らないに決まってるでしょう?」

イトコ「ちゃんとマットも用意したよ?」

おにい「用意するなよ! ていうかなんで用意した!?」


79 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/08(木) 05:13:48.18 ID:6JAQ0SY/0
イトコ「泡踊り好きなお兄ちゃんの為に奮発しました」

おにい「意味分かんないし!」

イトコ「意味なんて考え出したら人生終了だよ」

おにい「おまえが人生を語るな」

イトコ「語るほどの人生が後にも先にもない人に言われても」

おにい「そこまで酷いのか俺の人生!?」

イトコ「そんな貴方に人生の清涼剤、自宅のお風呂で泡踊りー」

おにい「清涼剤じゃなくて催淫剤だろ、それ……」

イトコ「それでもいいけど、乱れまくるよ?」

おにい「み、乱れる?」

イトコ「主にお兄ちゃんのジュニアが」

おにい「ジュニア言うな! というか流れがヤバイ方向に進んでるぞ!?」


81 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/08(木) 05:14:39.52 ID:6JAQ0SY/0
イトコ「何を今更。お兄ちゃんは私と一緒に風呂場へ行くしかないんだよ?」

おにい「待て、どうしてそうなる」

イトコ「そして私のシャワーシーンに興奮したお兄ちゃんはローションも使わず私をマットに――」

おにい「はいはい妄想ストーップ」

イトコ「それを妄想で終わらせないのがお兄ちゃんでしょ?」

おにい「俺の妄想じゃないだろそれ!」

イトコ「これからそうなるとは思わないの?」

おにい「そこまで堕落してないから!」

イトコ「おかしい……普通ここまで言われたら堕ちるんじゃないの?」

おにい「いや、家族に言われても冗談としか……」

イトコ「冗談じゃないよ?」

おにい「………………え?」


82 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/08(木) 05:15:33.35 ID:6JAQ0SY/0
イトコ「冗談だと思ってたの?」

おにい「え、その、イトコ?」

イトコ「だとしたら、私、傷付いたな」

おにい「え、あ、え?」

イトコ「この傷は、ガリガリ君ソーダじゃないと癒せない……」

おにい「安過ぎだろおまえの傷の治療費!」

イトコ「食べたいんだけど」

おにい「…………ハァ、まあ、いいよ。風呂上りにコンビニ行ってくるから」

イトコ「優しいお兄ちゃん、好きだよ」

おにい「へいへいそりゃどーも。で、結局おまえはシャワー浴びるの?」

イトコ「一度お風呂入ったのにまたシャワーとか、馬鹿なの?」

おにい「その発想はおまえのだろうが……まったく」


83 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/08(木) 05:16:49.02 ID:6JAQ0SY/0
イトコ「お兄ちゃん」

おにい「んー?」

イトコ「もし、冗談じゃなかったら、どうしてた?」

おにい「え?」

イトコ「もし本気で、一緒に入りたいって言ったら、入ってくれた?」

おにい「…………イトコ?」

イトコ「……ごめん、忘れて」

おにい「……イトコ」

イトコ「早く入ったほうがいいよ。お湯、冷めるから」

扉(バタン)

おにい「…………またこのパターンか」

おにい「……なんだかなあ」


84 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/08(木) 05:18:01.37 ID:5No6t4120
兄、鈍感過ぎだろww


85 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/08(木) 05:18:56.94 ID:6JAQ0SY/0
イトコ「鈍いのか、誤魔化されてるだけなのか、分からないね」

イトコ「…………誤魔化してるのは、私か」

イトコ「……まあ、もう暫くはこの関係でもいいかな」

イトコ「結婚できない関係じゃないんだし」


風呂場にて
おにい「……………………おいおい」

おにい「ホントにマット敷いてあるし……」

おにい「しかも洗面器の中のこれ……ローション?」

おにい「…………これ片付けるの、俺か?」

おにい「…………………………どうしよう」


そして夜は、更けていく――――

眠くなったので、終わり
エロい展開?それはまたいつか


86 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/08(木) 05:20:16.66 ID:HMkH3qqhP
寝ておきたら書くんだよな?


87 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/08(木) 05:27:15.22 ID:6JAQ0SY/0
>>86
今晩仕事だってw


88 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/08(木) 05:32:09.44 ID:5No6t4120
ええー…


89 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/09/08(木) 05:55:54.67 ID:uHx8aC380
俺は期待してる
頼む書いてくれ


90 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/08(木) 05:57:25.21 ID:AXxUsGJk0
早起きして仕事前に書いてくれると信じてる


97 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/08(木) 07:37:53.82 ID:6yHp8NPX0
ふぅん保守してやんよ、べ、別に落ちるのが嫌だから保守するんじゃないんだからな勘違いするなよ


100 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/08(木) 08:18:38.34 ID:vdqsrgtD0
面白いけど男がいいように振り回されてるのは何かイライラする


102 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/08(木) 08:29:26.09 ID:olw3EazS0
エリオ「イトコ、ちょっと部屋入るよ」に見えた


109 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/08(木) 09:54:46.51 ID:bZh8ZL630
間隔表を!


111 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/08(木) 10:37:34.05 ID:58AiA35b0
>>109
新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

ただし、あくまで目安だから油断しているとたまに落ちる罠


114 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2011/09/08(木) 10:57:28.89 ID:9N6HQ4YH0
イトコとなら結婚は出来る
私が知っている限りでは


116 名前: 【12m】 [] 投稿日:2011/09/08(木) 11:29:33.74 ID:C4UZWrPGi
なにこのラノベテイスト
保守



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