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妹「…廃墟…好きなんです」
- 117 :VIPがお送りします []
:2009/05/15(金) 18:29:49.03 ID:bB6gRZeQO
兄「ふぅ…すっきりした…」
サバ男「なかなかいい湯でしたな」
兄「うん。…あれ?」
ぱしゃっ!ぱしゃっ!
大広間に知らない女の子がデジカメで写真を撮っている
サバ男「あの方知り合いですか?」
兄「いや、僕は知らないけど…」
??「いいねーここ。最高だよ」ぱしゃっ
兄「……誰だろう」
- 118 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/15(金) 18:31:23.48 ID:bsK/EchZ0
やっと追いついた 支援
なんといわれても書くのは>>1だから>>1の自由でいいとおもう
ただあんまり過激なエロはやめて欲しいな
- 119 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 18:39:31.54 ID:bB6gRZeQO
兄「あの…」
??「はい?」
サバ男「一体なにをしているんですか?」
??「写真…撮ってますケドー?」
兄「…いや、一応持ち主に許可を取った方がいいんじゃないかな?」
?女「……?ここ廃墟じゃないの?」
サバ男「この格好みて下さい」
?女「うわぁ…パンツ一丁だね…」
サバ男「……羞じらいがないから失格ですね」
?女「えっ…なんの?」
サバ男「普通は男の裸姿見たらもうお嫁に行けないっ!とか言いません?」
?女「はあ」
兄「そんなの現実で言ってる人見たことないんだけど…」
- 120 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 18:44:57.39 ID:9FRmD7OE0
こじろうは今回やけにレス返すな。いや別にいいけど
- 121 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 18:45:54.56 ID:CoVQue070
裸エプロンを思い出した
世界にはこんなにも妹が溢れているのに
どうして俺は一人っ子なんだろうと考えてしまう全ての人のために
- 122 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 18:50:43.45 ID:bB6gRZeQO
写女「初めまして!写女です!写真…いいですかー?」
少女「……」
写女「…あれー?無視されました?私」
兄「まだ付き合いは浅いけど人見知りする方だと思うよ」
写女「あー、そうなんですかー!じゃお近づきの印に…」
すっと写真を渡す
少女「…??」
写女「私の趣味写真ですー皆さんもどうぞー」
兄「……」
うわ…廃墟の写真ばっかりだ…
サバ男「これは……軍艦島ではないですか!」
少女「……」きらきら
あれ…こういうの好きなんだ…
- 123 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 18:56:11.69 ID:bB6gRZeQO
写女「廃墟って素晴らしいですよねー!特にこの昔生活感があったようなところとかもう!」
少女「……」こくこく!
うん!わかるわかる!と言わんばかりの相づちだ
サバ男「軍艦島を撮っているとはなかなかやりますね」
写女「あそこは廃墟マニアの聖地ですよー!行かないわけないですよ!」
なんだろうこの疎外感は…
- 124 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 19:03:17.00 ID:bB6gRZeQO
写女「あなたもわかりますかー?」
兄「う、うん。この大広間の光が射し込んでるのとか…いいよね」
写女「………」
やば…外したかな…
写女「わかってますねー!流石!」
合ってた!
写女「と…いう訳で撮ってもいい?」
少女「……」こく
写女「…あれはOKってことですよね?」
兄「う、うん。多分」
写女「やったぁ!撮りまくろー!」てててて!
少女「…あ」
兄「元気な人だね」
サバ男「若いですねぇ」
…君もね…
- 128 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 19:20:43.67 ID:jdlYHR/WO
軍艦島マジで行きたい
- 129 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 19:23:45.34 ID:yWdbUYVgO
>>128
こないだ行ってきた(`・ω・´)
- 130 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 19:27:30.27 ID:bB6gRZeQO
写女「おーここは病院だったんですねー!なるほどー」
ぱしゃっ
写女「なるほど。瓶にいっぱい薬が入ってますね〜ラベルが古くさくてポイントが高い!」
ふと目をやると隣には手術室が
写女「おぉ…なんか凄そうなところが…ちょっと見てみよ…」
少女「…そこはダメですよ…」
写女「うわぁっ!びっくりしたぁ〜!」
少女「……」
写女「もーいきなり背後に立たないでくださいよー。で、なんでダメなの〜?」
少女「ダメだからです」
写女「えーケチくさいなぁ…」
- 131 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 19:32:18.03 ID:bB6gRZeQO
写女「昔どんな手術台でやってたかとか気になるでしょー?」
少女「……」
写女「あれ?気にならないかなぁー」
少女「…とにかくここはダメです」
写女「けちですね〜!…でも見るなと言われたら見たくなっちゃいますよー!」
がちゃ
写女「鍵かけちゃった〜…」
少女「違うところならいいですよ」
写女「わかりましたよぅー」
- 132 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/15(金) 19:41:13.84 ID:bsK/EchZ0
何か秘密があると見た
- 133 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 19:41:54.34 ID:bB6gRZeQO
夕方
写女「それではお邪魔しましたー」
兄「帰るの?」
写女「そうです。私ちゃんと家ありますから」
サバ男「帰れるといいですね」
写女「えっなにそれこわい。帰れないんですか〜?」
少女「……」
兄「まぁ行けばわかると思うよ」
写女「……?とにかく帰りますーまた来ますんで〜」
兄「じゃあね」
てててて!
……………
写女「と見せかけて裏口から侵入しちゃいますよー」
そろそろ…
写女「手術室…なんとしても見たいですからねー」
がちゃ
- 134 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 19:41:56.46 ID:jdlYHR/WO
>>129
ええのお〜ええのお〜
ちょっとだけでもうpしてくれない?
- 135 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 19:46:55.58 ID:bB6gRZeQO
写女「あれー?なんか開いてるよ?まぁいーやラッキーだってことで」
とことこ
写女「真っ暗で何も見えないなぁー、ま、フラッシュたけばいっか!」
ぱしゃっ!ぱしゃっ!
写女「……」
ぱしゃっ!ぱしゃっ!
- 136 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 19:46:58.57 ID:7ks4SqrtO
…で、妹っていつ出てくんの
- 137 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 19:52:34.20 ID:bB6gRZeQO
サバ男「それにしてもわざわざ写真取りにこんなとこまでとはご苦労ですねぇ写女さんは」
兄「君だってサバゲーしにきたじゃないか。」
サバ男「ま、結構いい場所ですからねここ。雰囲気もいいし。相当な物好きじゃないと来ませんし」
兄「……」
サバ男「どうしたんですか?兄さん」
兄「……おかしい…」
サバ男「え?」
兄「僕は……僕は……」
なにをしにここに来たんだ?
- 138 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 19:58:35.99 ID:bB6gRZeQO
兄「なにか…なにかしにきたはずなんだ…!」
サバ男「兄…さん?」
兄「………」
思い出せ……
『言い忘れてたけどあんたに いるから──』
兄「……」
空白にはなにが入っていたんだろうか……
全く思い出せない…
僕の記憶力も大分落ちてきたな…
- 140 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 20:06:59.78 ID:bB6gRZeQO
ぱしゃっ!ぱしゃっ!
写女「ふぅ…これだけ撮れば十分でしょー」
写女「後でデジカメ見よっと!楽しみは後にとっておかなきゃ〜!」
写女「〜♪」
出口に向かい歩を進める。
バターーーン
写女「えっ」
扉が勢いよく閉まる
写女「ちょ、ちょっとー!入ってまーす!」どんどんどん!
ぎぎぎぎぎぎぎぎぎ
手術台の方から不気味な金属音がする
写女「ちょ、ちょっと…」(や、やめてよ…冗談は…!)
- 142 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 20:13:59.21 ID:bB6gRZeQO
夜
サバ男「写女さん普通に帰れたみたいですね」
兄「まぁこっちに戻って来ないってことはそうなんじゃないかな」
少女「……」
サバ男「でももしかしたら倒れてるかも…」
兄「…サバ男くんはいきなり人を不安にさせてくれるよね」
サバ男「念のためいっときます?」
兄「うん。行こうか少女ちゃんもくる?」
少女「……」こく
- 143 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 20:21:32.78 ID:bB6gRZeQO
屋敷を出ていつもの暗い獣道。
兄「ライトでもあれば違うんだけどなぁ…」
サバ男「ですよねぇ。」
兄「ところでそのハンドガンの銃口の下に付いてるのはなに?」
サバ男「これですか?これはバッテリーですよ。電動ハンドガンは電力の持ちが悪いんですよね」
兄「…ライトの形に見えるけど?」
サバ男「そりゃ元はライトですもん」
兄「……」
少女「……」
兄「なんで使わないの?」
サバ男「あーそうでしたね。バッテリー代わりに使ってましたから気が付きませんでした、ははっ」
ぱっ
- 144 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 20:27:15.54 ID:bB6gRZeQO
兄「ずいぶん違うじゃない」
サバ男「パワーありますからねこのライト」
ぱっ!ぱっ!
少女「……あ」
兄「……!」
サバ男「……」
今確かになにかが見えた。
肌色のなにかが…
兄「やっぱり帰れなかったんだね…」
サバ男「えぇ連れて帰りましょう」
写女をサバ男が背中にかつぐ
- 145 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 20:34:08.75 ID:bB6gRZeQO
屋敷
兄「おーい…」
写女「ふぁ?」
サバ男「やっと起きましたか」
少女「……」
兄「じゃちょっと水持ってくるよ」
サバ男「じゃあ小生はトイレに…」
……ばたん
写女「……」
少女「……」
あまり喋ったことのない二人に気まずい空気が流れ始める
写女「あ、あのー」
少女「…入りましたか?」
写女「…え?」どきっ
少女「入りましたよね」
写女「な、なにが……?」
少女「……手術室…」
- 147 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 20:39:55.96 ID:bB6gRZeQO
少女「入ってはいけない。そう言いましたよね」
写女「あ、あはは…ごめんね…つい…ね」
少女「中を見ましたか?」
写女「み、みてないよ!暗くてよく見えなかったし!」
少女「そうですか…」
写女「ほっ…」
少女「写真」
写女「……!」ぎく
少女「渡してください」
写女「な、なんのこと?」
少女「貴方なら撮るはずです。写真」
写女「……」
少女「今返せば許します」
写女「……はい」
後で見るとデジカメのデータは全消去されていた
- 148 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 20:51:21.14 ID:bB6gRZeQO
写女「たはー…『い』の部屋お借りします…」
少女「…はい」
写女「勝手に撮ってすみませんでした…」
少女「…はい。私が止めなかったらあの部屋のトラップで死んでいましたよ」
写女「もう近付きません…」
兄「……どうしたの?」
少女「…いえ」
サバ男「なんだか賑やかになってきましたねぇ…」
兄「そうだね…明日も誰か来るんじゃない?」
サバ男「…次はなにがきますかね」
兄「変なのが来ないことを祈ろう」
- 152 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 21:29:52.05 ID:bB6gRZeQO
展開に困ってきたから酒注入してきた
- 153 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 21:37:17.19 ID:bB6gRZeQO
朝
兄「……もうこの汚なさにも慣れてきたなぁ…」
良くない傾向だ。
がちゃ
少女「あ…」
兄「おはよう少女ちゃん」
少女「…あ、はい。おはようございます」
兄「…?」
なんで僕の部屋の前にいたんだろ…
兄「なにか用事があったの?」
少女「…あ、いえ…」
もじもじしている
兄「遠慮なく言っていいよ。僕をお兄ちゃんだと思って」
少女「は、はい…ではお兄さん。」
兄「うん。なに?」
少女「私の部屋に…来て頂けますか?」
……?なんだろう…
- 155 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 21:43:13.94 ID:bB6gRZeQO
少女の部屋
兄「それでどうしたの?」
少女「あの…これが…」
ベッドの上に立ち上がり壊れかけの窓を開ける
そしてその物を指差す
兄「…あー。これは怖いね」
少女「……」こくこく
スズメバチの巣ってどうやって処理するんだっけ?
兄「とりあえず皆に相談しよう。なにか知っているかも知れないし」
少女「…はい」
- 156 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 21:49:13.47 ID:bB6gRZeQO
食堂
サバ男「な、なんと少女さんの部屋にスズメバチの巣が!?」
写女「えー写真撮りたい!まだ取らないでね〜!」
サバ男「では小生も一緒に写りますよ。スズメバチと一緒に写真撮るなどなかなかないですからね」
僕なら絶対に経験したくない…
兄「そうじゃなくて取るのを手伝って欲しいんだけど」
少女「……」こくこく
サバ男「それなら小生に任せてください!」
兄「え?ほんと?」
サバ男「小生はハチ退治のスペシャリストですから!」
兄「頼もしいね」
- 158 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 21:56:13.41 ID:bB6gRZeQO
裏庭
サバ男「あそこが少女さんの部屋の屋根部分ですか。確かにデカデかとありますね」
兄「うん。じゃ頼んだよ」
写女「はしご使う〜?」
サバ男「そんなもの小生には不要ですよ。…なぜなら…」
じゃきっ!と電動ガン
ま、まさか…
兄「み、皆逃げろー!」
ズダダダダダダ!!
少女「きゃー!!」
ぶぅぅ〜ん!ぶぅぅ〜ん!
写女「わぁああぁ!!」ぱしゃっ!
サバ男「うおおお〜〜!!ハチが〜〜!」
ぶぅぅ〜ん!ぶぅぅ〜ん
- 159 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 22:00:29.28 ID:7PfbL3gL0
biohazard <ドゥ-ン
- 160 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 22:03:48.96 ID:bB6gRZeQO
サバ男「…なぜこんなことに…」
兄「いやいや、なって当然の結果でしょ」
写女「あれはハチだって怒るねー」
サバ男「爆竹とかで気絶させた方が良かったですかね」
兄「直接取りに行くのもなんか危ないしね」
サバ男「やっぱり遠距離からですかね」
少女「…あ、あの…」
写女「どうしたの?少女ちゃん」
少女「はいっ…ハチの巣のぶら下がり部分だけを撃って落としたところをキャッチすればいいんじゃないでしょうか…」
全員「……」
- 161 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 22:10:04.88 ID:bB6gRZeQO
兄「少女ちゃん」
少女「は、はい…」
兄「そのキャッチする役…誰がやるの?」
少女「…え」
サバ男「し、小生は銃を撃つからちょっと…」
写女「わ、私は写真撮るから無理だよ!」
兄「じゃあ…残るは…」
少女「……うぅ」うるうる
兄「……」
兄「…わかったよ。僕がやるよ…」
サバ男「流石兄さん!」
写女「流石男だねー!」
少女「あ、ありがとうございます!」
兄「い、いいよ別に…」
こうなる予感はしてたから…
- 162 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 22:20:25.77 ID:bB6gRZeQO
少女「あ、あの…ゴミ箱持ってきましたからこれで…」
兄「…あ、ありがとう。蓋つきなんだね」
少女「はい。ハチの巣をゴミ箱にシュートされたら蓋を閉めれば安全だと思いまして…」
サバ男「兄さん。撃ちますよ」
兄「くれぐれも落下点には注意してよ」
サバ男「……それは未来のことだからなんとも…」
兄「ちょ、ちょっと…怖いこというなぁ…」
写女「でもミスったら兄さんの頭に直撃ってことですからね。」ぼそ
サバ男「聞こえてしまいますよ!」
兄「もう聞こえてるよ…」
- 164 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 22:28:19.42 ID:bB6gRZeQO
サバ男「行きますよー」
ズダダダダダダ!!
ぶぅぅ〜ん!ぶぅぅ〜ん!
兄「うわっ!本体に当たってる当たってる!こっちにハチ来るって!」
写女「兄さんVサイン!」
兄「なんで今なのさ!」
少女「…が、頑張ってください…」
ズダダダダダダ!!
ころんころん!
BB弾がすごく頭に当たるんだけど…
ぶちっ!
サバ男「取れました!今です!」
兄「よしこい!」
- 165 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 22:36:23.04 ID:bB6gRZeQO
ひゅうぅ…
落下点に合わせてゴミ箱をずらす
兄「……と、と…」
ドスンッ!
見事シュート!
蓋を閉めよう!
がこんっ!
兄「…………ふぅ〜」
写女「…!」ぱしゃっ!
サバ男「おおお!やりましたね!!」
少女「…すごい…です!」
兄「なんとかなったみたいだね…」
…中でかなりブーンブーン音がするけど気にしないでおこう。
- 166 :VIPがお送りします [haruhi.sos.group@xrh.] :2009/05/15(金) 22:37:12.80 ID:yZUqigs/0
>蓋を閉めよう!
wwwwwwwwwwwwwww
- 167 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 22:45:23.12 ID:bB6gRZeQO
夕食
サバ男「なんだかんだで上手くいきましたね」
兄「そうだね。僕は相当精神をすり減らしたけど」
写女「なんかハプニングがあれば面白かったですよねー」
兄「それは見てる分にはでしょ、他人事みたいに」
少女「…で、出来ました。カレーです」
兄「なんか久しぶりにマトモなもの食べた気がするよ…」
サバ男「小生も…」
サバ男くんは涙まで流している
写女「ほんとだね、美味しい!」
その後カレーの中にハチミツが入っていたとわかったのは台所にハチの巣の切断部分を見掛けたことからだ
- 168 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 22:52:40.31 ID:bB6gRZeQO
深夜
こんこん。
こんな時間に誰かの訪問のようだ。
兄「…誰?」
がちゃ
少女「わ、私です…」
兄「ど、どうしたの?」
少女「あの…なんかまだハチが居るような気がして怖くて…」
兄「眠れないんだ?」
少女「…はぃ」
夕食にはハチミツを入れたくせに…とも思ったけど枕を抱き締めて懇願してくる姿に負けてしまった
兄「…いいよ」
少女「はぃ…お邪魔します…」
兄「あ、じゃあ僕床で寝るよ」
少女「…い、いえっ!い、一緒に…」
- 169 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 23:00:31.75 ID:bB6gRZeQO
兄「いや、それはまずいんじゃ…」
少女「…で、でも床は汚いので…」
兄「わ、わかったよ。そこまで言うなら…」
少女「…はい…」
もぞもぞとベッドの中に潜り込む。
兄「………」
少女「………//」
兄「せ、狭いね…」
少女「は、はい…」
兄「……」
しまった…。この子基本的に無口だから話しかけないと間が持たない…
なんて話かけよう…
そう考えていると
少女「あ、あの…」
- 170 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/15(金) 23:02:49.11 ID:vkXHmkuG0
ふう
- 171 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 23:03:06.55 ID:jyRpNmiLO
今北
これ実在の色んな廃墟混ぜてる?
松尾とかS診とか摩耶とかか?
- 172 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/15(金) 23:03:24.50 ID:e6yDEr9f0
はえーよ早漏
- 173 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 23:10:50.56 ID:bB6gRZeQO
少女「今日は…ありがとうございました…」
兄「あ、うん。あれくらいならどうってことないよ」
少女「嬉しかったです…私のために…」
兄「あ、うん…」
少女「…前も助けてくれましたよね」
兄「迷彩服の人達のこと?」
少女「はい…あの時は言えなかったですけど…とってもカッコ良かったです」
兄「あ、ありがとう…今日はよく喋るね…」
少女「自分でもびっくりしてます…」
兄「……」
少女「……」
- 174 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 23:19:38.22 ID:bB6gRZeQO
少女「……これからお兄さんって呼んでいいですか?」
兄「うん。別にいいけど…」
少女「お兄さん…」ぎゅっ
兄「少女ちゃん…」
目と目が合う。
少女「……私…唇と唇つけるやつやりたいです…」
兄「…うん…」
僕は優しく少女に唇をよせた
- 175 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/15(金) 23:24:50.18 ID:y5rjAJwF0
少女「……私…唇と唇つけるやつやりたいです…」
兄「…うん…」
少女「レロレロレロ!!チュピチュパー!!」
兄「解けるー!!なるほどーなるほどー!!!」
- 176 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 23:29:00.77 ID:yZUqigs/0
バカスwww
- 177 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 23:30:24.53 ID:Ud6s9/vbO
>>175
俺のニコチン返せww
- 178 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 23:32:07.39 ID:bB6gRZeQO
朝
少女「起きましたか?」
兄「ん…おはよう」
少女「おはようございます。お兄さん」
なんか…前より明るくなった?
いい傾向だ。このまま廃墟から一緒に出ていくいい機会にもなる
少女「じゃあ待っててくださいね!ご飯作ってきますので!」
兄「うん。なるべくハチミツはやめてほしいな」
少女「はーい」
本当に明るくなったなぁ…
- 179 :VIPがお送りします [] :2009/05/15(金) 23:33:02.28 ID:sWZPSUR/0
事後か
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