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妹「二人きりだね、兄貴」
506 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 15:45:35.37 ID:hDdb7d+20
 その夜
兄「zzz」
女「zzz」
妹「(むくり)」
兄「どうかしたのか?」
妹「あ、起こしちゃった? トイレ行ってくるだけだよ」
兄「大きいほうか?」
妹「小さいほう。…って、何言わせんの」
兄「暗いから気をつけろよ?」
妹「仕方ないとはいえ、トイレは外にあるんだよね…」

妹「きゃ!」
兄「! どうした!」
妹「って、何トイレまで来てんの!」
兄「妹が悲鳴を挙げたから急いできたんだ。見事に浴衣がはだけて、大開脚だな」
妹「み、見るな!」
兄「なら閉じろ」
妹「腰が抜けてるんだよー…」
兄「どうしたんだ? 一体」
妹「さっき、蛇が出たの。どこに行ったかはわかんない」
兄「ああ、蛇の心配は要らない」
妹「え? なんで?」
兄「恐らくお妹が見たであろう蛇は、今俺の腕を噛んでいるからな」
妹「うわー!」


507 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 15:47:01.46 ID:qbzSMQdH0
兄貴かっけえwwwwwwwwwwwwwww


509 :VIPがお送りします。 [sage] :2008/06/06(金) 15:49:50.80 ID:vmLek3gv0
なんという超絶兄貴www


512 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 15:56:14.34 ID:PP7kVTwiO
兄貴冷静すぐるww


516 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 16:05:53.52 ID:hDdb7d+20
妹「あ、兄貴、大丈夫なの!? 毒とかあるんじゃ…」
兄「良く見ろ、蛇の頭が丸っぽい形をしてるだろ? 毒のある蛇は大抵三角っぽい形をしてるもんだよ」
妹「じゃ、毒は無いんだ」
兄「しまった、毒があるといえば傷口にちゅーしてもらえたか。この俺一生の不覚」
妹「はぁ…。ま、無事ならいいか」
兄「俺に血を流させるとは不届きな蛇め。俺の血は一滴残らず妹の為にあるというのに。夜食に食ってやる」
妹「兄貴、悪いけど元気なら肩貸して。まだ力入らないや」
兄「肩とは言わず背中を貸そう。ほれ、負ぶされ」
妹「ちょっと、恥ずかしいって」
兄「そのまま開脚を続行するのとどっちが恥ずかしい?」
妹「うー」


517 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 16:08:12.32 ID:qbzSMQdH0
ノーパンで開脚状態が持続してただと?

けしからん、もっとやれ


519 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 16:12:38.04 ID:hDdb7d+20
妹「兄貴、重くない?」
兄「全く。むしろこの島では体重が落ちてしまうことの方を心配しろ。生命に直結する」
妹「あ、そっか」
兄「ところで妹」
妹「何?」
兄「この歳になって毛が生えてないというのh」
妹「この眼か? 邪な光景を見たのはこの目か?」
兄「ああああ! 目がぁ! 目がぁぁぁぁ!」


520 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 16:13:33.02 ID:qbzSMQdH0
無毛…だと…?


521 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 16:13:38.47 ID:k5GJkfsK0
兄貴いいいいいいいてめぇえええええ


523 :VIPがお送りします。 [sage] :2008/06/06(金) 16:16:19.91 ID:I6LJyO/60
ちくしょおおおおおおおおおおおおお
何かよくわからんけどちくしょおおおおおおおおおおお


524 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 16:22:06.07 ID:WZYCqGEL0
こんだけやっといてセクロス描写なし
真性のドSだな>>1
もっとやれ


526 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 16:31:16.62 ID:hDdb7d+20
 次の日
兄「なー、妹ー」
妹「何?」
兄「エッチしよー?」
妹「寝言は永眠してから言え」
兄「なー、女ー」
女「何ですか?」
兄「エッチしよー?」
女「いいですよ」
妹「ちょっとまて!」
兄「ん? やっぱり妹も混ざる?」
妹「ンなわけあるか! 突然何を言い出すんだ!」
兄「いや、昨日の夜食のせいか妙にムラムラしてな」
妹「夜食…蛇か! ていうか、本当に食べたのか!?」
兄「そういうことだ。女、ヤろうぜ」
妹「だめー!」
兄「だめか?」
妹「当たり前でしょ! 女さんも簡単にオッケーしないでよ!」
女「私は相手が兄さんなら本当に構わないのですが。ま、妹さんがそう言うのなら」
兄「仕方ないな。妹には逆らえん」
妹「ぜーはー、ぜーはー」
兄「では妹」
妹「な、何?」
兄「せめて胸を揉ませてくれ」
妹「だめに決まってるだろー!」


528 :VIPがお送りします。 [sage] :2008/06/06(金) 16:32:35.13 ID:vtBIJ70b0
蛇で看病フラグか


529 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 16:33:00.35 ID:WZYCqGEL0
ひとつ質問なんだが
こういうの書いてる時
自ら欲情しちゃうことはあるのかしら


530 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 16:34:59.28 ID:hDdb7d+20
>>529
私の場合、特に欲情はしませんよ


531 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 16:36:19.58 ID:kFmlMHPIO
>>530は女なのか?


532 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 16:36:20.01 ID:9rcdvKJv0
>>1って女じゃね?
性別的な意味じゃなく


533 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 16:38:06.83 ID:hDdb7d+20
さぁ? どうでしょう
どちらでもいいですよ


535 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 16:41:40.87 ID:hDdb7d+20
兄「性欲は動いて発散しよう。我ながら健康的だな」
妹「今日も女さんと私で一班ってことで。兄と一緒にすると危ないし」
女「子供が出来れば島民が増えますよ?」
妹「…一番危ないのって、もしかして女さん?」


539 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 16:47:13.84 ID:hDdb7d+20
女「今日は畑の手入れをしようかと思います」
妹「雑草を抜いたり?」
女「そうです。草刈鎌がどこかにあるはずなんですが、何処の小屋か忘れてしまいました」
妹「鎌なんてあるの?」
女「石を削って作ったんです。すみませんが、手分けして探してもらえますか?」
妹「了解。私はこっち側探すね」


541 :VIPがお送りします。 [sage] :2008/06/06(金) 16:55:31.41 ID:ZSS90JyFO
ちょいと蛇の辺りでマジレスすると、蛇は熱を感知して獲物をとらえるから温度が高い方に向かい易い
だから女性が不用意に外で小用を足したりすると、比較的温度が高い大事な処に噛み付かれることもあるらしい


542 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 16:58:58.51 ID:28OSCUNbO
>>541
そ、そういうときはどうすればいいんだ!?


543 :VIPがお送りします。 [sage] :2008/06/06(金) 16:59:55.30 ID:I6LJyO/60
>>542
吸い出すしかないだろう!


544 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 17:00:09.53 ID:KFQvOmMk0
>>543
鬼才現る


545 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 17:02:31.33 ID:WZYCqGEL0
>>543
逆に考えるとしゃがんで小便してればチンコを噛みつかれる訳だから…


546 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 17:03:09.52 ID:hDdb7d+20
妹「ここは小屋じゃなくて家か。次の小屋に行こ」
妹「あれ? この壁に書かれてる文字って…日記?」
壁「ついに私が最後の島民となって一年が経過した。
  もう耐えられない。この孤独はどんな化け物よりも恐ろしく、どんな刃物よりも痛みを与える。
  祖先や親には謝っても謝りきれない。恐らく私は根の国に流れてゆくのだろう。先人に謝ることすら出来ないのが、唯一の心残りだ
  さあ、首を括るとしよう。女」
妹「女さんの名前? これてって女さんが死のうとした時の遺書?」
妹「日付がある。…え?」
妹「この日付って…五十年以上前だ」


547 :VIPがお送りします。 [sage] :2008/06/06(金) 17:06:30.30 ID:vmLek3gv0
急転直角


548 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 17:06:41.62 ID:pxyIvjoP0
>>545
ドMにはたまらんって事だな


549 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 17:07:12.59 ID:hDdb7d+20
ちょっと病院にいってきます
食事も取ってきますので、再開は夜になると思います


550 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 17:07:17.61 ID:KFQvOmMk0
>>548
ヒント:吸出し


561 :VIPがお送りします。 [sage] :2008/06/06(金) 17:15:33.92 ID:28OSCUNbO
>>549
乙ー

妹が蛇に噛まれれば俺は妹を吸うことができる…
しかし、蛇に噛まれるということは、妹は痛い思いをするということ…
しかも、もし毒蛇だったら大変なことに…
それは嫌だ…


563 :VIPがお送りします。 [sage] :2008/06/06(金) 17:16:55.24 ID:64sNSEQ00


次は違う人の番かな?


564 :違う人 ◆HeMtzKUQww [] :2008/06/06(金) 17:19:54.98 ID:bQN5Z5u40
続き書きたいけど時間がないから適当に番外編



>>436NGシーン1
前略

兄『どうだって? よくないさ』

兄『おうおうおう! なんだなんだ? 高々十五かそこらの女の子を、男がよってたかってフクロたぁふてぇやろうどもだ!』

ヤン2『はぁ!?』

兄『そんな不埒な輩にゃぁ、くれてやりましょ正義の鉄槌!』

ヤン2『な、なんなんだ、お前!』

兄『俺かい? 人呼んで、仕置き屋兄貴たぁ、あ、おーれーのーこぉとーよ!!』

ヤン2『あ、あの有名な!?』



兄「…そんなわきゃねーよな」


565 :違う人 ◆HeMtzKUQww [] :2008/06/06(金) 17:22:46.05 ID:bQN5Z5u40
>>436NGシーン2
前略

兄『どうだって? よくないさ。なぜなら、』

兄『妹をいじめていいのは俺一人だからなあああああああああああああ!!』

べしゃっ、どっ、ガンッ! べしゃっ!!

兄『何人の楽しみ取り上げてんだ下等生物の分際で!」
兄『貴様らのようなのが跋扈するから妹と俺の力関係が逆転するってのがわかんねーかなぁタァコ!!』
兄『そんな役立たずは人類に顔と認識できない顔に整形してやらぁ!!』

べきっ、ぐしゃっ。




兄「…うん、俺そんな趣味ねーわ」


567 :違う人 ◆HeMtzKUQww [] :2008/06/06(金) 17:26:18.06 ID:bQN5Z5u40
>>436NGシーン3
前略

兄『…まあいいや。ところでこんな話を知ってるか?』
兄『古代ギリシャにて、閃光・轟音と共に現れまたたくまに家を破壊する化け物がいた』
兄『現代科学においてそれは雷だったということだ』
兄『だが、もしそれが本当に存在するんなら、』

兄『こんな姿だったと、思うけどな?』

ゾン。がるるるるる

ヤン2『右手が、三つ首の犬の顔に!?』
ヤン3『まさか、いま噂の、』

『『ケルベロス!?』』



兄「…厨2? それともDQN?」


568 :違う人 ◆HeMtzKUQww [] :2008/06/06(金) 17:29:58.21 ID:bQN5Z5u40
>>464 外で魔法使いと兄が口論中

デパート内部

妹「猫さん猫さん、スタイルいいねー」
猫「そりゃーマスター好みになるよう努力しましたから!」
妹「いいなー…努力してどうにかなるのって」
猫「?」
妹「私なんか、どんなに頑張っても大きくならいんだもん…」
猫「そー言うときは、えいっ!」

むにゅっ

妹「うひゃぁ!?」
猫「おや〜? 意外と弾力がありますねぇ。こぶりながら潜在能力は…」
妹「ちょっ、あ、やめっ、んうぅっ!?」

むにゅむにゅ


569 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 17:30:58.76 ID:qbzSMQdH0
俺の中の黒歴史が反応している!


571 :違う人 ◆HeMtzKUQww [] :2008/06/06(金) 17:33:27.84 ID:bQN5Z5u40
妹「はふぅ…?」くたっ
猫「耳年増さんですねぇ…口じゃいろいろ言ってるけど体は正直ですねぇ。初初しいったら」
妹「あうぅぅぅぅ…」

猫「でも腰の細さは負けますねぇ」

つーっ

妹「っ!?」ぞくっ
猫「あ、こっちも高感度。ふふふふ…少し調教してさしあげましょーか?」
妹「ひゃっ、ひやめっ…」

猫「おーあずけっ!」

妹「…え?」


572 :違う人 ◆HeMtzKUQww [] :2008/06/06(金) 17:35:36.74 ID:bQN5Z5u40
猫「今は私たちお使い中ですものね。途中で寄り道するとあにさんもマスターもかわいそうですから」
妹「ふやぁ…? あ、う、うん…」
猫「ちゃっちゃと選んで、ご飯作ってもらいましょう。おいしいんでしょうねぇ」
妹「…あ、そりゃあ、もう! だって兄貴だもんね!」
猫「それは楽しみですー!」

猫「続きは、後で」ぼそっ

妹「…///」


573 :違う人 ◆HeMtzKUQww [] :2008/06/06(金) 17:39:41.79 ID:bQN5Z5u40
俺の妄想回路が暴走して(ry

とりあえず俺もここまで。またそのうち機会があれば。
次はまじめに本編続けるので。



次回予告

「どうよ水着。あの二人が並ぶと」
兄「すごく、まぶしいです…」

妹「雪ー!」
兄「っつーか吹雪っー!!」

妹「ねぇ、兄貴」
兄「どうした? 次はお前の番だぞ?」

妹「…好き」

お楽しみに!


574 :VIPがお送りします。 [sage] :2008/06/06(金) 17:41:08.87 ID:64sNSEQ00
いつごろ再開するの?


575 :違う人 ◆HeMtzKUQww [] :2008/06/06(金) 17:42:32.90 ID:bQN5Z5u40
>>574
多分明日。あんまり断言は出来ないけど


577 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 17:53:10.30 ID:KIW83bxHQ
お前ら生殺し大好きだな


592 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 20:00:43.95 ID:hDdb7d+20
妹「兄貴、今時間ある?」
兄「妹の為なら時間とて止める」
妹「その、ちょっと相談したい事があるんだけど」
兄「女のことか?」
妹「!?」


597 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 20:10:57.91 ID:hDdb7d+20
妹「この壁の字なんだけど、これを見てどう思う?」
兄「すごく…大きいです…」
妹「いや、ふざけないで」
兄「ま、妹が気にしてるのは日付だろ?」
妹「うん。明らかに最後の島民って書いてあるのに、こんな昔の日に書かれてるってことは」
兄「で? 妹は何がしたいんだ?」
妹「何が、って?」
兄「女の正体を知りたいの?」
妹「う、うん」
兄「正体を知ってどうすんの?」
妹「そ、それは、考えてないけど」
兄「もし正体が気に食わなかったら、どうするつもりなんだ?」
妹「兄、貴?」

兄「生かすのか殺すのかと聞いている。俺はどちらでも良いぞ。妹の望むままに動こう」


598 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 20:14:28.49 ID:CheKNcaQ0
あわわ・・・


599 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 20:20:45.50 ID:B8zxU1vx0
ら、らめーー兄さんらめー


603 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 20:27:11.75 ID:hDdb7d+20
兄「ああ、女を殺すのはきっと簡単だぞ? あの華奢な首、正面からでもきっとへし折れる」
妹「兄貴、何を言って…!」
兄「危険なのは殺せない生き物だった場合か。その場合は四肢を引きちぎり、ばらばらに埋めよう」
妹「兄貴!」
兄「ははは! 残った胴体は犯し放題だな! 俺としては最幸の処置かもしれん。女がそんな面白い生き物だったらいいなぁ?」
妹「ひっく、兄貴、もうやめてよぉ!」
兄「どうした妹。何故泣いている」
妹「女さんは!」
兄「ん?」
妹「見ず知らずの私たちに食べ物とか、着るものとか分けてくれて! 私たちに優しくしてくれてんだよ!」
妹「女さんの正体が何であっても、絶対に殺さないし、殺させないし、酷いこともさせない。絶対に!」
兄「そうか。で? 相談はもう終わりか?」
妹「え?」
兄「覚悟が決まってるなら、女に直接尋ねればいいだろ。同席くらいはしてやる」
妹「いい、の?」
兄「妹の立ち位置は決まったんだろ? 俺の立ち位置は昔から決まってる。なら、後はやりたいようにやると良い。面倒は全部引き受けてやる」
妹「兄貴、もしかして私に女さんを殺さないって言わせたくてあんなことを…?」
兄「さ、そろそろ帰るぞ」


605 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 20:32:57.13 ID:x8M2vV7Z0
変態という名の紳士の兄貴に惚れた


606 :VIPがお送りします。 [sage] :2008/06/06(金) 20:34:50.68 ID:NmvrVvVd0
抑制のきく変態ほどカッコイイものはない


607 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 20:40:21.75 ID:Opwz4vL4O
このカッコよさは既に罪のレベル


608 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 20:44:52.28 ID:hDdb7d+20
 その日の夜、夕食後
妹「女さん、聞きたいことがあるの」
女「一月における自慰の数ですか? 一日二回ですので、日にちかける二ですね」
妹「外れのほうにある小さな家で、最後の島民の遺書があったよ」
女「…隙を見て消しに行こうと思っていたのですが」
妹「教えてくれる? 女さんのこと」
女「兄さんも同意ですか?」
兄「面白ければ聞く。つまらない話なら寝る」
女「兄さんの言葉には、本当に勇気をいただけますね」

女「明かしましょう。この島のことを、そして私のことを」


609 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 20:49:02.46 ID:B8zxU1vx0
まぁ兄さんはいい人だかんな
でわくわくどきどき


610 :VIPがお送りします。 [sage] :2008/06/06(金) 20:50:22.04 ID:vmLek3gv0
まずいな・・・ナウシカ始まるってのにw


616 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 20:54:22.36 ID:x8M2vV7Z0
今回のナウシカはポロリあるかな?


618 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 21:02:46.92 ID:2dYCH2uHO
>>616
あるあ…ねーよwwwwwwwwww


619 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 21:04:50.50 ID:hDdb7d+20
女「まず始めに、お詫びすることがあります。この島を脱出する手段は、実は残されているのです。黙っていて申し訳ありませんでした」
妹「怒りはしないけど、なんで黙っていたの?」
女「貴女方を島から帰したくなかったのです」
妹「そんな…」
女「この島最初の五人は、船の事故から流されてきたそうです」
女「三人のりの小船に五人が乗って、命からがら生き延びた彼らはこの島で生活を始めました」
女「小船は当初壊れかけていましたが、五人は力を合わせて修理しました。これは現存しています」
女「しかし新たな問題が。小船は三人乗り、人は五人。来るときの短距離すら危うかったというのに、海原を長時間かけて本土に帰るは至難でした」
女「結局、三人の女が帰ると言い張りました。人数はぴったりですしね」
女「でずが、男二人は面白く思いませんでした」
女「男二人はこう思ったのです。そんなに国に帰りたいのなら、この島を国にしてやる。と」
女「男二人は三人の女を犯し、孕ませました。やがて子が生まれると、女たちも島を出ようと思わなくなりました」
女「交配はその後も続き、だんだん奇形の子や病の子が目立つようになり、最後には、流行病で死に絶えました」
女「それが、この島の歴史です」

妹「何で、男の人たちは女の人たちを返さなかったのかな? 助けを呼んできてもらえばいいのに」
兄「疑心暗鬼になっていたんだろ。それに、同性だけ残ることに、種の存続危機が警鐘を鳴らしたのかもしれない」
兄「どうせなら、男女ペアで船旅に出せばいいのにな。移動中にエロいことできるし、残った方も孕ませ放題」
妹「バカ」
女「次は、私についてですね」


620 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 21:06:55.21 ID:/yG6CW2vO
妹とナウシカみはじめた俺はどうなる?


621 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 21:07:52.59 ID:N0u0NwI1O
無人の島のイモウト


622 :VIPがお送りします。 [sage] :2008/06/06(金) 21:08:37.89 ID:vmLek3gv0
>>620
大変だな!>>1風に言うなら理性か邪念か選んでくれ!


623 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 21:10:53.23 ID:Yii7ulARO
近親相姦し続けると寿命の長い人が生まれるらしいけど女はそれか?


627 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 21:22:55.25 ID:hDdb7d+20
女「私は、何といえば良いのでしょう。一番近い概念は、やはり幽霊でしょうか」
男「だが、俺たちは女に触れるぞ? この前、尻を揉んだら予想外に可愛い反応もあったし」
妹「いつの間に何してたんだバカ兄貴!」
女「その件は忘れてください。話を続けます」
妹「幽霊ってことは、やっぱり最後の島民の?」
女「いいえ、確かにあの人物の多くの影響は受けていますし、姿はそのままですが、本質は違います」
兄「と、いうと?」
女「言うなれば、私は全ての死者の意思を束ねて生まれた存在なのです」
女「生への渇望と、押しつぶされるような寂寥感。それに集落を守るという使命感が私を生み出したのです」
妹「女さん」
女「何ですか?」
妹「寂しかった?」
女「はい」
妹「ちょっと、ごめんね」
 ぎゅ
女「あ…」
妹「ごめんね、私にはこんなことしか出来なくて」
女「もっと自分を誇ってください。貴女はこんなに暖かいのだから。…そう、涙が出るほどに」


628 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 21:28:00.92 ID:xLb7dUXe0
つまり女が兄と妹どっちもおいしくいただけるのは
前島民の男と女の両方の意思が集合したからか


629 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 21:31:31.77 ID:hDdb7d+20
>>628
あたりです。良く推察してくださいました
ちなみに、身体は普通の女性のものです


630 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 21:33:40.62 ID:GSTlFqX/0
でもなんで妹が好きなんだ


631 :VIPがお送りします。 [] :2008/06/06(金) 21:35:15.61 ID:hDdb7d+20
兄「女はいつまで成仏できないんだ?」
女「この島がある限り。私の身を形作る力は、この島を碇とすることで安定しているのです」
兄「つまり、この島から離れるのもマズイのか」
女「おそらく、良くて普通の幽霊のように物に触れられなくなるか、最悪は消えます」
妹「そんな」
女「私は、今妹さんに抱きしめられて決めました」



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