■戻る■ 下へ
イザナギ「これ、島じゃないよね」
44 :VIPがお送りします [] :2009/04/25(土) 23:48:24.42 ID:Rdi/OLD50
〜何年か後〜

因幡を歩く神様の集団。彼らは全員スサノオの子孫だった。

スサノオが黄泉国へママに会いに行ってからというもの、スサノオのスの字も出ない平和な時間が流れていたのだが・・・。


神様A 「ふぅ〜、緊張してきた。ヤガミヒメってどんな人なんだろうなぁ」

神様B 「そりゃベッピンさんに決まってるでしょう」

神様C 「兄さんたちには悪いけど、ヤガミヒメは僕が貰ったよ」

神様D 「はっはっは。お前には無理だ」

神様E 「ところで何で俺たち名前がないんだ?」


そんな神様の集団の少し後方を歩く男がいた! これもスサノオの子孫だった!

オオムナチ 「ドゥンッチ! ドゥンドゥッチッ! ズンダッ! ズンズッダッ! ひゅー、俺今日も決まってるゥYes!」

神様A 「おい! オオムナチ! さっさと荷物運べ!」

神様B 「遅れたらお前のせいだかんな!」

オオムナチ 「ドゥンッチ! ドゥンドゥッチッ! そんなに焦んなって、ひゅー!」


45 :VIPがお送りします [] :2009/04/25(土) 23:49:29.68 ID:/UZNlT2SO
九龍妖魔学園記でもやったのか?


46 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/25(土) 23:51:14.33 ID:Q0IYIaVwO
そういえばアマテラスとスサノオの騒ぎの時ツクヨミは何やってたんだ?

教えてエロい人


47 :VIPがお送りします [] :2009/04/25(土) 23:51:57.33 ID:10mMC4to0
確か80人だったか?


49 :VIPがお送りします [] :2009/04/25(土) 23:55:05.72 ID:Rdi/OLD50
神様A 「まったく、なんであいつはいつもああなんだ・・・ん?」

ウサギ 「いたいよーいたいよー」

神様B 「なんだこの丸裸の兎」

ウサギ 「うえーん。和邇を騙したら皮を剥がれたんです〜。助けて下さい〜」

神様たち (なんと言う自業自得)

神様A 「・・・それじゃあこれをこうしてああしてこうすればいいぞ」

ウサギ 「ありがとうございます〜」


オオムナチ 「ドゥンッチ! ドゥンドゥッチッ! ん?」

ウサギ 「死ね! 氏ねじゃななくて死ね! ファック! ファッキンジャップ! っくそぉ〜マジいてぇ〜! 嘘の治療法教えやがった・・・!」

オオムナチ 「Heyウサギちゃん何か困ってるトゥギャザー?」

ウサギ 「あっ。うえーん、私悪い神様にいじめられたんですぅ〜」

オオムナチ 「ひゅー。雰囲気変わりすぎてムナチちょっと困惑トゥーナイト」


50 :VIPがお送りします [] :2009/04/25(土) 23:57:36.90 ID:K/MBopWS0
うぜえ


51 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/25(土) 23:59:21.64 ID:B6dbIq2T0
>>46
ツクヨミは出生時以外出番全くといっていいほどない


52 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 00:01:40.71 ID:ZEgVMmzrO
血は争えないうざさ


53 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 00:01:41.22 ID:7fLYwA7V0
オオムナチ 「兄貴たちも中々スリリングなことしまくリングなんだね。ほら、これでバッチグーだぜ」

ウサギ 「ありがとうございますぅ〜。おかげでもとの白兎になりました〜」

オオムナチ 「お礼なんてノーセンキューノーリターン。んじゃ、俺先を急いでるからSee You」

ウサギ 「あの、きっと、ヤガミヒメはあなたを選んでくれますよ!」

オオムナチ 「当然」


ヤガミヒメ 「・・・」

神様たち 「ドキドキ・・・」

ヤガミヒメ 「私・・・オオムナチさんと結婚します」

神様たち 「な、なんだってー!?」

オオムナチ 「兄貴たちおまたー。ん? 何か緊急事態のトラブルシューティング発生?」


54 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 00:02:01.85 ID:GA8+tGX+0
どうでもいいけど、ナムチだ


55 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 00:03:23.26 ID:qw3hUs23O
キャラが孔雀王で再生される


56 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 00:05:41.96 ID:sEu7ey4XO
孔雀王も最初期は良かったんだが、なんであんなことに……


57 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 00:06:47.68 ID:7fLYwA7V0
神様A 「オオナムチ、ちょっとこい」

オオナムチ 「?」

神様B 「この坂の上に何があるか見えるか?」

オオナムチ 「ひゅー。なんかめがっさデンジャラス的なファイヤーボールが見えるぜ兄貴」

神様C 「よし、今からあれを転がすから受け止めるんだ」

オオナムチ 「ジョーキングきついぜ兄貴。あれ受け止めたら俺確実にデス&ダイするぜ?」

神様D 「あれをヤガミヒメの愛だと思えオオムナチ」

オオナムチ 「愛・・・Love? Ok、それなら話は違うぜ兄貴。俺、Loveを受け止める!」

神様E 「そう言ってくれると信じてたよ。じゃ、さよなら」

ゴゴゴゴゴゴ・・・!

オオナムチ 「カモン! Big Love! 俺の全身全霊をもって受け止めてやるぜ!」


オオナムチ 【死去】


59 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 00:10:46.76 ID:jHtTmTxbO
馬鹿な…


61 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 00:13:51.60 ID:7fLYwA7V0
母 「おぉ我が子よ。死んでしまうとは情けない」

オオナムチ 「うぉっ! My おかん! 俺はいったいどうしたっていうんだ?」

母 「お前は意地汚い異母兄弟の策略に引っ掛かり一度死んだんです。ですが母が懸命に天の神様にお願いをし、生き返らせてもらいました」

オオナムチ 「! 兄貴たちが言ってたのは嘘だったのかシット! 俺マジでベリーショッキングだぜ!」

母 「ナムチ、お前は今からご先祖様のスサノオ様に会ってきなさい」

オオナムチ 「スサノオ! それヒアリングしたことあるぜ!」

母 「そうです。スサノオ様はその武勇を恐れられ父からも天界からも追放され、しかし志を決して捨てる事なく生き、

   地上の人々を助け、多くの子を残し、そして最後にはひっそりと去って行った伝説の神様なのです」

オオナムチ 「パネェ・・・」

母 「さぁ行くのですオオナムチよ! スサノオ様は今別の世界におられる! きっとあなたの助けになってくれるはずですよ!」

オオナムチ 「OK! 任せろよおかん! スサノオに会って、いろいろティーチングしてくるぜ!」


64 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 00:15:59.65 ID:LfYwdYi30
何かに似てると思ったら藤竜の封神演義だ


65 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/26(日) 00:16:11.60 ID:HJbt/xfB0
ティーチングじゃなくてラーニングだろうと


66 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 00:17:11.24 ID:jHtTmTxbO
>>65
いや馬鹿だし


68 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 00:18:34.95 ID:dpQ1w7260
また草gスレかよ


69 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 00:18:36.32 ID:7fLYwA7V0
〜ここは根の国〜

オオナムチ 「こんな所に住んでるなんて、スサノオも中々ギャンブラーなんだな、ひゅー」

女 「あの、ここになにか御用ですか?」

オオナムチ 「おっと、ベリーナイスタイミングで第一村人発見的な。実は俺オオナムチってんだけど、スサノオ探してんの」

女 「! す、スサノオは私のパパだけど・・・」

オオナムチ 「ひゅー。マジで? ありえね! すっげー偶然ミラクルドッキンじゃね? 君、名前は?」

スセリヒメ 「スセリ・・・スセリヒメと言います」

オオナムチ 「やっべ、惚れた。今すぐウェディングしようぜ?」

スセリヒメ 「へ?」


70 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 00:25:03.80 ID:7fLYwA7V0
??? 「おいスセリヒメ何やってるんだぜ!?」

スセリヒメ 「あ! パパ!」

オオナムチ 「パパ? てことはあれが・・・ひゅー、スサノオかよ」

スサノオ 「ん? お前誰なんだぜ? 俺をスサノオと知ってここにいるのかだぜ?」

オオナムチ 「知ってる知ってるもう知ってる。実は俺はオオナムチ。あんたの子孫なわけだけどヨロピコウェルカム」

スサノオ 「俺の子孫? それがなんでここにいるんだぜ? まさか俺の娘を貰いに来たとかじゃないんだぜ?」

オオナムチ 「それもあるけど・・・」

スセリヒメ 「あるんですか」

スサノオ 「・・・まぁとりあえず中に入るんだぜ。今日はゆっくりと休むといいんだぜ」

オオナムチ 「センキューセンキューセンノリキュー。じゃ、お言葉にシュガーの様に甘えちゃうぜ」


スサノオ (ママだけでなく娘までとられるわけにはいかないんだぜ・・・。あの小僧、絶対に殺すんだぜ・・・)


71 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 00:27:14.24 ID:XHvtjKcM0
この時点で既にスサノオとオオナムチは5世代くらい違うわけだが


72 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 00:29:02.73 ID:7fLYwA7V0
〜その夜〜

オオナムチ 「んが・・・なんかモゾモゾしてスリーピングできない・・・ってWHAT!?」

いつの間にか岩戸に閉じ込められ、辺りにはムカデやハチがわんさかいた!

オオナムチ 「なんぞこれ! ヘルピング! 誰かヘルピング!」

スセリヒメ 「これを使ってください!」

オオナムチ 「ハニー! こ、この布を使えばいいんだな! センキュー!」

オオナムチは事なきを得た。


73 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 00:34:24.97 ID:7fLYwA7V0
〜次の日〜

スサノオ 「近くの草っぱらでビックリマンシール落としたんだぜ。探してきてほしいんだぜ」

オオナムチ 「OK、俺にだって一宿一飯の恩があるからな。サーチ&デストロイしてくるぜ」


オオナムチ 「───そうは言ってもどこをサーチングすればいいのか分からないぜ。ひゅー・・・ん?」

なんと周囲が燃えだした!

オオナムチ 「WHY!? 予想外の出来事にナムチ混乱フェスティバル! いったいどうすりゃ───」

鼠 「ハーイ! ボク、ミ●キー! お兄さん、あそこの洞窟に隠れるといいよ!」

オオナムチ 「センキュー! これでまたナイン死にワン生をゲットしたぜ・・・」


スサノオ (むむむむ・・・)


75 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 00:39:41.49 ID:7fLYwA7V0
スサノオ 「オオナムチ、なんか俺頭がかゆいんだぜ。ちょっと頭にいる虱を取ってほしいんだぜ」

オオナムチ 「俺モンキーじゃないぜ・・・」

オオナムチは虱をとることにした。

オオナムチ (最近の虱はなんだか百足みたいな形してるんだぜ・・・ん?)

スサノオ 「zzz・・・」

オオナムチ 「・・・ハニー、ハニー」

スセリヒメ 「は、はい。なんですか?」

オオナムチ 「今すぐここからランナウェイだ!」

スセリヒメ 「え───きゃぁっ!」

オオナムチたちは逃げ出した!


76 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 00:40:51.17 ID:LfYwdYi30
> ナイン死にワン生
これはない


77 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 00:45:10.24 ID:7fLYwA7V0
スサノオ 「うふふ・・・だめなんだぜぇママぁ・・・みんなが見てるんだぜぇ・・・」

ガクンッ!

スサノオ 「ハッ。しまった寝てたんだぜ! あれ!? 二人がいないんだぜ!? まさか逃げられたんだぜ!?」

スサノオは慌てて追い出した!


スサノオ 「逃げ出した勇気は認めるんだぜ! だけど高天原で大暴れし、さらにヤマタノオロチを退治した俺の体力からは逃げれないんだぜ!」

オオナムチ 「うわ! ベリーはえぇあの筋肉!」

スセリヒメ 「パパは筋肉だけがとりえだから・・・」

オオナムチ 「こ、このままじゃ追いつかれる・・・あれ?」

オオナムチ達は立ち止まり振り返った。スサノオは道端にうずくまっていた!

スサノオ 「わ、脇腹が・・・痛いんだぜ・・・」

オオナムチ 「・・・」

スサノオ 「こ、これからお前はオオクニヌシと名乗るといいんだぜ・・・。うぉぉ・・・ママぁ・・・」

オオナムチ 「・・・行こうぜハニー!」

スセリヒメ 「はい!」

オオクニヌシの冒険は始まったばかりだ!


79 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 00:51:17.17 ID:P3I8iqCLO
しぇん
座敷童……


80 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 00:51:55.20 ID:Wj59F0U+O
コノハナサクヤヒメは俺の嫁


81 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 00:52:24.36 ID:GA8+tGX+0
イワナガは俺がもらった


82 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 00:56:59.85 ID:7fLYwA7V0
オオクニヌシ 「これから俺がこの地上を統治ングするんだよな。ひゅー、パネェ。マジパネェ」

小人 「おい」

オオクニヌシ 「また奇想天外な物体がウェルカムしてきたな。これ以上俺を困惑ドリームさせないでほしいぜ。お前誰だ?」

小人 「いい態度だな。そんな奴に名乗るものか」

オオクニヌシ 「おいおいおい。俺、オオクニヌシ。この地上の支配者。お前、小人。スモールマン。俺の方が偉いOK?」

小人 「NOだボケ」

オオクニヌシ 「口の悪いスモールマンだぜ。仕方ないから物知りの案山子にティーチングしてもらおう」


クエビコ 「あーあぁー。あの小人ねー。うーん。しってるよー。名前はねー。んーとねー。んー」

オオクニヌシ 「は、早く! ハリーハリーハリー! 早く言ってくれ! OK?」

クエビコ 「カミムスビのねー子のねー。えーとースクナビコナかなー」

オオクニヌシ 「センキュー!」


オオクニヌシ 「というわけでスモールマン改めてスクナビコナ。国造をヘルピングしてくれよ」

スクナビコナ 「・・・チッ」

オオクニヌシ (何で俺の周りには性格ベリーバッドな奴しかいねぇんだよ)


83 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 00:58:57.77 ID:ZOoVri99O
類友誕生の瞬間である


84 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/26(日) 01:01:20.92 ID:k9d+OYejO
国津神の奴らは終わってんなwwwwww


85 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/26(日) 01:01:41.67 ID:M2ATETPLO
メガテン3のオオクニヌシは超イケメンだっなぁ…


86 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 01:02:55.94 ID:7fLYwA7V0
〜しかし、それからしばらくして〜

オオクニヌシ 「あのスモールマン勝手にゴートゥーホームしやがった・・・。これからどうすればいいんだ。クニヌシ不安にプレッシングされそうだぜ・・・」

男 「安心しろ、私がいる」

オオクニヌシ 「・・・誰?」

オオモノヌシ 「私の名前はオオモノヌシ! お前を助ける為にやってきた!」

オオクニヌシ 「マジで、でジマ。マジでジマか!? 名前かぶってっから最初うわって思ったけど、お前グッドっぽいな!」

オオモノヌシ 「ただし東の山に私を祀ればの話だが」

オオクニヌシ 「今すぐゲットバックヒァ」

オオモノヌシ 「ちなみに祀らないと国造は終わらないという特典付き」

オオクニヌシ 「・・・く、くやしいぜ。でも祀っちゃう」


こうしてスクナビコナ、オオモノヌシの協力を得て、オオクニヌシは国づくりを完成させたのです。


87 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 01:05:29.45 ID:LfYwdYi30
めでたしめでたし


88 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 01:07:36.93 ID:7fLYwA7V0
〜その頃〜

アマテラス 「うふふ。うふふふ」

女 「アマテラス様、今日はご機嫌がよさそうですね」

アマテラス 「あら、ごめんなさい。私ったら・・・恥ずかしいところを見せてしまいましたね」

女 「いえ、そんな。それで、何かいいことでも?」

アマテラス 「はい。地上がとても栄えているのです」

女 「それはいいことですね。やはりオオクニヌシ様の統治が上手いのでしょうね」

アマテラス 「あらあら、違いますよ。オオクニヌシは地上を統治していません」

女 「え? でも馬鹿筋肉(スサノオ)様のご子孫であるオオクニヌシ様が統治しているんじゃ・・・」

アマテラス 「可愛そうな弟はお父様によって一度地上を追放されています。つまり弟に地上を統治する権利はありませんよ。当然その子孫にもです」

女 「は、はぁ。ではアマテラス様は地上は誰が統治していると・・・?」

アマテラス 「あらあら、うふふ」

女 「う・・・」


89 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/26(日) 01:11:07.08 ID:RzjdHdPB0
国津神にげてぇー


91 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 01:16:05.16 ID:7fLYwA7V0
アマテラス 「───というわけですので、地上の統治者は私の子供、アメノオシホミミこそが相応しいと私は思います」

アメノオシホミミ 「ですが母上。先程地上を見ましたけど、とてもじゃありませんが僕は・・・」

アマテラス 「あらあら。でしたら先に使者を送りましょう。誰か適任はいないでしょうか?」

オモイカネ 「アメノホヒなどどうでしょう」

アメノホヒ 「はっ! 私めにお任せ下されば、この鉄の意思を貫き通し、オオクニヌシから地上を譲らせましょうぞ!」

アマテラス 「あらあら。頼もしいですね。それではお願いします」

アメノホヒ 「ははっ! この私の実力を天から見ていてくだされ!」


〜三年後〜

アメノホヒ 「いや〜オオクニヌシさんかっけーっす! マジパネェっす!」

オオクニヌシ 「そんなに褒めても何もナッシングだぞ」

アメノホヒ 「なに言ってんスか! 俺はオオクニヌシさんの舎弟に慣れただけでも十分っすよ」


アマテラス 「あらあら」

アメノオシホミミ 「どこだよ鉄の意思って・・・。こんにゃくじゃん・・・」


92 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 01:17:56.62 ID:+DT0UXNc0
ちょっと古事記読んでくる


93 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 01:22:31.92 ID:7fLYwA7V0
オモイカネ 「で、でしたら次はアメノワカヒコを向かわせましょう」

アメノワカヒコ 「僕に任せて下さいアマテラス様。必ず地上をあなたに差し上げますよ」

アマテラス 「期待していますよ」

アメノワカヒコ 「・・・」


アメノワカヒコ 「というわけで使者として高天原より参りました」

オオクニヌシ 「ウェルカムだな」

アメノワカヒコ 「・・・あの、オオクニヌシ様の隣におられるのはもしかして」

オオクニヌシ 「俺の娘、いわゆるスイートハニー、シタデルヒメだ」

シタデルヒメ 「よろしくねっ、ペロッ☆」

アメノワカヒコ (これだ!)


95 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 01:27:35.55 ID:7fLYwA7V0
シタデルヒメ 「あ、あの、急に二人で散歩しようだなんて、どうしたんですかペロッ☆」

アメノワカヒコ 「ごめん。でも僕、君みたいな美しい人初めて見たからさ。ちょっと興奮しちゃったのかも」

シタデルヒメ 「美しいだなんてそんな・・・恥ずかしいですペロッ☆」

アメノワカヒコ 「ヒメ」

シタデルヒメ 「なんですk───きゃっ!?」

アメノワカヒコはシタデルヒメを抱きしめた!

アメノワカヒコ 「ご無礼をお許しくださいヒメ。ですが僕はこのままだと・・・」

シタデルヒメ 「あ、アメノワカヒコ様・・・ペロッ☆」


アメノワカヒコ (計画通り・・・!)

アメノワカヒコ (地上を統治しているオオクニヌシ。その娘と結婚すれば次の統治者はこの僕だ!

          こんなバカ女、僕の趣味じゃないが・・・まぁいい。結婚すれば後はどうにでもできる! そう僕は新地上での神となる!)


96 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 01:27:49.62 ID:rY/ll2vo0
良スレじゃないか
古事記を読みたくなる


102 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 01:37:07.11 ID:7fLYwA7V0
アメノワカヒコ (くっくっく・・・。ここまでくればあと一押し───)

ナキメ 「アメノワカヒコ様! アメノワカヒコ様! タカムスビ様からの伝言ですよ!」

アメノワカヒコ (! こんな時に煩い雉だ!)

アメノワカヒコ 「・・・姫、今夜は雉料理なんてどうでしょうか。ヒメの作る料理を食べてみたいです」

ナキメ 「そ、そんな! なにを言って───ケンッ」

アメノワカヒコ (雉も鳴かずば撃たれまいとはよく言ったものだ・・・くくく)


アメノワカヒコ 「それじゃあヒメ行きましょ───」

プスッ

シタデルヒメ 「きゃぁぁぁぁ! アメノワカヒコ様、矢が! 矢が刺さっていますぅぅぅペロッ☆」

アメノワカヒコ 「タカムスビぃぃぃ! 馬鹿野郎! 誰を撃ってる! ふざけるなぁぁぁ・・・ゲフッ」

シタデルヒメ 「アメノワカヒコ様ぁ! ペロッ☆ペロッ☆ペロッ☆」


タカムスビ 「任務を蔑ろにした罰だぴょ〜んだ」

こうしてアメノワカヒコの野望はあと一歩の所で潰えた。



103 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/26(日) 01:40:14.95 ID:tCvroDHPO
おもろいwwww

古事記をっ!

頭ではなく心で理解したっ!


104 :VIPがお送りします [sage] :2009/04/26(日) 01:41:21.96 ID:h+6OOwZA0
さて前に大学で使ったこの古事記翻訳書どうしよう


105 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 01:42:33.35 ID:7fLYwA7V0
アマテラス 「あらあら・・・」

女 (うぅ、大御神ならぬ、アマテラス大怒り・・・)

オモイカネ 「で、で、で、で、でしたら、こ、こ、こ、今度は、た、た、タケミカヅチと、あ、あ、アメノトリフネを!」

タケミカヅチ 「へへへ。アマテラス様が出るまでもありませんよ」

アメノトリフネ 「この私に任せて下さい。ふふふ」

アマテラス 「うふふ。お願いますね」

男 (これで失敗したらアマテラス様また引き籠るんだろうな)

女 (それですめばいいけど・・・)


106 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 01:43:38.26 ID:rY/ll2vo0
簡単な解説があればもっと良かった


107 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 01:46:18.69 ID:23zg0ltDO
>>106
わかりやすくね?
なかなかの才能だと思うわ


109 :VIPがお送りします [] :2009/04/26(日) 01:47:54.21 ID:rY/ll2vo0
>>107
逆に面白いからもう少し詳しくって感じだ
自分で調べるのが速いんだろうけどさ



次へ 戻る 上へ