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妹「あたし達、おまんこF1GPに参戦するの?」
- 522 :VIPがお送りします []
:2008/10/18(土) 08:44:24.36 ID:qQi7mL7YO
新聞1「まさかの悲劇!『センズリの貴公子』ケンがブリッジに激突!重態!」
新聞2「最悪の結末!ケン[ベントウハウス]、ブリッジに激突、マシンは粉砕!昏睡状態か」
新聞3「笑顔なきチャンピオン、マネ『ちっとも嬉しくないっス…』」
新聞4「墜ちたニートの星、兄の悪質なブロックがクラッシュの原因か?」
新聞5「『ライバル』クラフト沈痛『せめて生きていて欲しい』」
妹「……ある事ない事書かれてるなあ…」
加藤「…気にするなよ、あいつらは新聞が売れれば何でもいいんだからさ」
ユリ「…お兄さんはどうされたの?」
妹「多分、昨日のレース中に、空港から帰っちゃったと思う…連絡つかないし」
ズツキ「事故に絡んだのがよっぽどショックだったんだねえ…
ま、うちのチームはコンストラクターズチャンピオンにはなったが
祝うムードではないよね、正直…」
加藤「ケンの見舞いにいっても、面会謝絶だったからね…俺たちも帰国するしかないか」
兄「……はぁ……」
報道陣1「あ!兄選手!ぶつけたのは故意ですか!?どうなんですか!?」
報道陣2「『事故原因は兄選手の悪質なブロック』との報道がなされていますが」
報道陣3「ケンさんへの見舞いにも行かずに、早々と帰国、どういうお気持ちですか?」
兄「…………………」
報道陣4「渦中の兄選手、沈黙を守っています…彼の話し振りからすると、やはり故意の事故だった気がします」
キャスター「はい…現場の4さんでした…あの様子では、どうやら、やはり故意にぶつけた、と…」
スポーツキャスター「スポーツマンシップのカケラもありませんね…失望しました」
- 523 :VIPがお送りします [] :2008/10/18(土) 08:54:02.27 ID:3IwmPoGq0
たとえ話の中だとしても
やっぱマスゴミって人間のクズ連中だったんだなぁ・・・
- 524 :VIPがお送りします [] :2008/10/18(土) 08:55:35.31 ID:6u1mriCE0
失望しましたでワロタ
- 525 :VIPがお送りします [] :2008/10/18(土) 09:00:52.39 ID:qQi7mL7YO
父「…話し振りも何も…何も喋ってなかったじゃないな…なあ?」
母「…さっきから電話が鳴りやまなくて…そのうち、マスコミが家に押し掛けて来ないかしら…心配だわ」
兄「ガチャ…ただいま」
母「兄!心配したわよ…!そうだ、ご飯は…」
兄「いい……ここにいたら、マスコミの馬鹿でもが押し寄せて来るだろ…
今まで年俸とか賞金とかもあって、財布に余裕あるから
しばらくはそこらへんプラプラしとくわ…
…さようなら、父さん、母さん…ガチャ」
母「兄!ちょっと!!」
父「…働いてくれたのは嬉しかったが…まさかこんな事になるとはね…」
新聞1「やはり故意にぶつけた!?兄、スーパーおまんこライセンス剥奪危機も?」
新聞2「以前から評判悪かった兄のレースマナー マッチャ『学習しろ』」
新聞3「バラン・クラフト『あれはアクシデント』の見解には疑問符」
新聞4「よくよく考えたら、近親相姦してる変態野郎」
マッチャ「…こんなの、半年以上前の喧嘩じゃないか…今更蒸し返して」
加藤「お、マッチャ…同じ便かい…おまんこ共和国経由で帰国かな」
マッチャ「ああ…しかし酷いもんだな、マスコミってのは…こんな事言ったの半年以上前だよ?」
加藤「そんなもんだよ…気にしてたら身が持たないよ…
俺や兄がどうなろうと困らない、第三者の無責任な意見や妄言なんて、1%でもきいてりゃ十二分さ」
マッチャ「ああ、連中は無責任だから、言いたい放題だね
…兄、また来年、戻って来ないかな」
- 526 :VIPがお送りします [] :2008/10/18(土) 09:13:10.80 ID:qQi7mL7YO
妹「…ポケー…」
母「…帰国してから、ずっとあの調子ね…」
父「兄は行方不明、妹はまたニートに逆戻り…というか、以前よりひどくなってないか?」
妹「…ポケー…」
ありさ「…ケンくん…焦らないでね…右手…掴めないかな」
ケン「無理でイグッス…どうせ元の身体には戻らないよイグッス」
ありさ「あきらめちゃだめ…それとも…イライラしたの?」
ケン「ありさ…チンチンを鎮めてくれイグッス…」
ありさ「…このリハビリが終わったらね…もっかい、この本、掴んでみよ?」
クラフト「…失礼する…ケン!良かった、意識が回復したってきいて駆け付けたぞ!」
ハンセル「あら、偶然だなクラフト…おい、ケン!意識が戻ったときいて、エロ本を山ほど持って来たぞ」
マネ「…失礼するっス…おおお、ケン!ケンが目を覚ましてるっス…!!」
ありさ「…してなくてよかったね…ふふふ」
ケン「う…みんな…バラン、ヤンデル、マネ…来てくれたのかイグッス」
クラフト「当たり前じゃないか…お前がいないと、テストしててもやり甲斐がないんだよ」
ケン「…テスト!?チーム決まったのイグッス?」
クラフト「ああ、またディジェにお世話になる事になった…お前の復帰…待ってるからな!」
ケン「あ…あり…ありがと…うぅ…頑張るよ…俺…イグッス…」
ハンセル「じゃ、また時間ができたら来るからな!」
マネ「…生きてたのは嬉しいけど…あの様子じゃあっス…」
ハンセル「…ああ…復帰は無理だろうな」
クラフト「うう…ケン…もう、お前と走れないのか…」
- 527 :VIPがお送りします [] :2008/10/18(土) 09:15:20.57 ID:zqo52VI0O
老師〜
- 528 :VIPがお送りします [] :2008/10/18(土) 09:19:34.46 ID:CYXJVYCEO
ライセンスが欲しい・・・
老師と同じ時代に生きる事ができて心の底から嬉しい
- 529 :VIPがお送りします [] :2008/10/18(土) 09:24:28.09 ID:qQi7mL7YO
妹「ポケー…」
メカニック「…フグリさん、開幕戦に妹さん連れて来たはいいけど…邪魔ですよ、妹さん」
エンジニア「そうですよ…しかも、来る可能性が無いに等しい兄をエントリーさせて…」
ズツキ「…俺はあの兄妹を信じるよ」
加藤「兄が帰ってくるまで、俺達が頑張るしかないな」
メカニック「おい、なんかベントウハウスの記者会見が始まるってさ」
エンジニア「どうせ撤退会見だろう…なにもこんな開幕直前にやらなくてもなあ」
ズツキ「…まあ観てなよ…ふふふ」
弁当屋「本日お集まり戴いたのは、他でもありません…
我々、ベントウハウスは…2年目のおまんこF1…
おまんこF1に、今年も参戦します!」
報道陣「おおおお!!」
ジャーナリスト「…で、ドライバーは誰を器用しますか」
弁当屋「…二人とも、出て来いよ」
報道陣「……おおおお、うわああああ!!!パチパチパチパチパチパチ」
ケン「…どうも…今年もベントウハウスのドライバーを務めさせて戴く…ケンです」
報道陣「パチパチパチパチパチパチパチパチパチ」
クラフト「パチパチパチパチパチパチ」
ハンセル「うわぁぁん、ケンーー!」
マネ「うぅ…ケン…まさか本当に…」
ケン「皆様には、大変なご心配をお掛けしました…
この場を借りて、ある人に伝えたい事があります…
…おい、兄!…観てるか!?…観てるなら、話をきいてほしい!」
- 532 :VIPがお送りします [] :2008/10/18(土) 09:39:23.16 ID:qQi7mL7YO
ケン「…兄、お前にはあの事故の責任は、全くない
完全に、その前のシケインでミスして…焦った俺の操作ミスだった…だから、兄、お前は悪くないんだ
うちの監督と仲がいいスーパーフグリのズツキ代表や、バラン達に…今のお前の状況を聞いたよ…むしろお前の方が被害者だな
俺がこうやって話をした所で、お前を取り巻くバッシングが簡単に消えるとは思わない
だが、そうやって逃げてばかりで、どうなる?
お前は去年…あの最終戦のブリッジの下の、あの瞬間まで…居並ぶ36人の中でも、最高のドライバーだったんだぞ?
ズツキさんには、ピットで妹さんが待ってると聞いた…マシンだって完璧に整備して、お前を待ってるそうだ
…おまんこ共和国内開催の開幕戦だ、今からだって明日の開幕には間に合うはずだろ?
もしこれを観てるか聞いていたら、今すぐ、このサーキットに来い!…兄に言いたいのは、それだけだ…
最後に、関係者の皆様に…心からお礼を申し上げます…そして俺は…今年はセンズリック・システムを採用せず…
この、ありさをエンジンにする事も表明します!今年も応援、宜しくお願いしますイグッスイグッスイグッスイグッスイグッス!」
報道陣「…パチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!」
警備員「おい、そっちの会見場に、ルンペンが走ってったぞ!捕まえろ!」
ルンペン「はぁ…はぁ…はぁ…ケンさん…離せ!」
警備員「おとなしくしやがれ、このルンペンめが!」
ケン「……?…あれ、そのルンペン…もしかしたら、兄じゃないか?イグッス」
- 533 :VIPがお送りします [] :2008/10/18(土) 09:59:09.37 ID:qQi7mL7YO
兄「…ケンさん…よかった…回復したんだな…抱きっ」
ケン「兄!その声はやっぱり兄か!……く…くさっ!コイツくせえイグッス!!!!!」
ハンセル「…お前、とりあえずケンから離れて…風呂入って、髪切って、髭剃って
それから着替えて来やがれ!!ほらっ…うわっ!!ホントに臭えな!」
兄「あうう、ケンさん、ホントによかった…」
妹「お…お兄ちゃん!どうしたのその格好!どっかの数学者なの!?くさっ!」
メカニック「おう、マシンもしっかり整備…くせぇぇぇぇ寄るなテメエ!」
兄「妹…スタッフのみんな…心配掛けたな…とりあえず身嗜みを整えてきます…」
NEW兄「きりりっと生まれ変わって参りました!ビシッ」
ズツキ「…お前、一体なんなんだ、さっきの異臭は…」
NEW兄「…マスコミを避ける為に、家を飛び出したのはいいものの…通帳やカードは全て妹が持っている事に気付き…
リアルに、山奥で蕨と霞だけを食べて…なんとか生き延びて参りましたっ!」
加藤「…もう、お前に勝てる奴はいないわ…」
妹「…クンクン…よし、臭わなくなったね…」
マーシャル「間もなくコースオープンですよ〜」
ズツキ「…よし、早速だが、フリー性交して来い、いざ行け」
NEW兄「ちょ…3日くらい何も食ってな…」
エンジニア「ほら、タフマンが宣伝してるハイポトニック飲料を飲め」
NEW兄「ごくっごくっ…うん…力が沸いて来たぞ!…妹!しような!久々セックス!」
妹「うん、お兄ちゃんのルンペンチンポ、たっくさん、ちょうだいねっ!」
〜 完 〜
- 534 :VIPがお送りします [] :2008/10/18(土) 10:04:49.15 ID:jGis8cDCO
終わりやがったwww
老師様乙ですwwwwww
- 535 :VIPがお送りします [] :2008/10/18(土) 10:07:22.62 ID:CDcAhqDA0
お疲れ様でしたー
楽しませて貰いましたww
- 536 :マネ老師 ◆FwgYLcavRc [] :2008/10/18(土) 10:13:05.30 ID:qQi7mL7YO
も〜、こんな駄目な作品を読んでくれた方、本当にありがとう!
こんな読みづらい、変な作品を読んで戴いて…「ありがとう』としか言えません!
本当にありがとう!
…自分では、何個か気に入ってる投稿以外は
『あー、こりゃ駄目だ!』
と思いながら書いてました
最終戦直前以降はラストはかなり押し気味でしたが
最後まで書けて、本当に良かったです
保守して下さった方のお陰!!
前々回は『エロと戦争』を書いたので
今回は『エロとスポーツ』を書きたいと思いw
細かく下書きや書き溜めまでして始めました
その割にはかなり微妙で申し訳ない…そこらへんが自分の実力の無さです
万が一、この作品が初見で「気に入った」という方は
もしよかったら>>401のリンク先の過去作品をどうぞ
今回、恐らく今までで一番毛色の変わった作品でしたが、もっと普通の話が書けるように頑張りたいと思います
何回も言いますが、1行でも読んで下さった方、本当にありがとう
次はもっと良いの書きたいです
では
- 537 :VIPがお送りします [sage] :2008/10/18(土) 10:13:46.62 ID:sQ0NvCU/O
毎回楽しい物をありがとう
おつかれさまです!
- 538 :VIPがお送りします [] :2008/10/18(土) 10:15:13.09 ID:6u1mriCE0
おつかれー。おもしろかったよ
- 539 :VIPがお送りします [] :2008/10/18(土) 10:18:18.28 ID:GXNnROGEO
お疲れ〜長丁場だったけどしっかり読んだよ♪
- 540 :VIPがお送りします [sage] :2008/10/18(土) 10:19:33.48 ID:qQi7mL7YO
【登場する人物・団体などは全て架空のものです】
念の為
- 541 :VIPがお送りします [] :2008/10/18(土) 10:21:00.83 ID:aHqkMzuYO
乙。次回作も期待するよ
- 542 :VIPがお送りします [sage] :2008/10/18(土) 10:22:29.92 ID:PSqPEZF7O
乙
面白かったぜ
- 543 :VIPがお送りします [] :2008/10/18(土) 10:24:25.06 ID:qrP75DZNO
ぜひ次回もきがくるっとる作品を頼む!
ジークおまんこ!!!
- 544 :VIPがお送りします [] :2008/10/18(土) 10:27:34.23 ID:3IwmPoGq0
長々とお疲れ様でした
次回策も楽しみにしてるぜ!
- 545 :VIPがお送りします [] :2008/10/18(土) 10:33:40.02 ID:98xT/boo0
ジークおまんこ!!
- 546 :VIPがお送りします [] :2008/10/18(土) 10:56:09.89 ID:zqo52VI0O
乙でございました。
ジークおまんこ!!
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