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従妹「にぃにぃ久しぶりっ!」
791 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/06(水) 08:20:21.70 ID:J3pGO6No0
とまあ、一応、一段落したわけで。
ただ1000まで少し残りがあるんで、もう少しだけ続けようかな。
ただ、エロを期待している人には悪いですが、露骨なのは無いです。
その辺だけはごめんなさい。


792 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/06(水) 08:24:25.52 ID:bOKnbpVp0
>>791
とりあえず乙
男が漢に成長すればおk
淡いエロがあればそれだけで結構です
むしろ従妹ください


793 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/10/06(水) 08:25:23.46 ID:k53w+637O
わかりました


全裸でわっふる


800 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/06(水) 09:23:38.58 ID:J3pGO6No0
男「……とまあ、そういう感じで」

母親「…………」

男「……何か、言いたいことある?」

母親「言いたいことっていうか、今更気付いたわけ?」

男「……は?」

母親「そんなの前から分かってるわよ。従妹ちゃんがあんたのこと好きってことぐらい」

男「マジで?」

母親「見れば分かるじゃない。どう見ても、あれは恋してる顔でしょ」

男「……気付いてなかったのは俺だけか……」

母親「で、どこまでいったの? もしかして、やった?」

男「……どこまでって……」

母親「私、前に言ったわよね。手出したら、殺すって」

男「…………」

母親「あの子が毎日、あんたの部屋に行ってるのは知ってる」

母親「だから、聞くの。どこまでいった?」


801 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/06(水) 09:25:43.01 ID:I6AjWTXNO
男終了のお知らせ


802 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/06(水) 09:27:39.47 ID:J3pGO6No0
男「……うぅ……」

母親「別に殺したりはしないわ。あれは、半端な気持ちで手を出して欲しくなかったから」

母親「あんたがその気なら、特に何もいわない」

男「……おい、それって……」

母親「大体、従妹ちゃんを預かる時に、佐智子さんからそれっぽいことは言われてたの」

母親「『従妹、今回は完璧に男くんのこと落としにいくと思うんで』みたいな」

男「……はぁー」

母親「実の兄妹でもないし、反対みたいなのはしないわ」

母親「男が真面目に付き合うつもりがあるならだけど」

男「…………」

母親「しっかり考えなさい。他所の場合とは全然違う」

母親「何たって従兄妹同士よ? 別れたらそれでおしまいってわけにはいかないんだから」

男「おう……」


803 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/10/06(水) 09:28:39.78 ID:94aIMQSw0
そこはゆずらないのか母(´Д`)


804 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/06(水) 09:31:47.47 ID:J3pGO6No0
母親「それにね、従妹ちゃん、相当優秀みたいよ」

男「…………」

母親「あんたの大学なんて、すかしっぺみたいなもん」

男「す、すかしっぺって……」

母親「それだけ好きなんでしょ。こんなに一途な子なんて普通いないわよ?」

男「…………」

母親「恵まれすぎね。だから、あんたももう少し変わらないと」

母親「何で、従妹ちゃんが好きになったか、ぐらい思い出しなさい」

男「……そんなのあるのかよ……」

母親「これ以上は手助けしないから。あとは自力で頑張れ」

男「……分かった」

母親「……私の子なんだから、期待してるわよ」

男「…………」


805 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/06(水) 09:35:18.52 ID:J3pGO6No0
男(理由ねぇ……俺のことを好きなる理由……)

男(んー……思い出せねぇ……なんかあったっけ?)

男「あーだめだ……」

男「考えても仕方ねぇか……」

男(なんかの弾みで思い出してくれるといいだがな……)

男(……昔か……昔……)

男(……何だっけ……)

男(……んー……)

男「……駄目だ……何も浮かばない……」

男「…………」


806 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/06(水) 09:39:09.53 ID:J3pGO6No0
従妹「にぃにぃ、おはようっ」

男「……うっす」

従妹「あれ、元気ないね。あっ……目の下にクマ出来てる」

男「ちょっと昨日は眠れなくてな……」

従妹「……もしかして、私のせい?」

男「んにゃ、ちょっと違うな」

従妹「ふーん……でも、夜更かしは身体に良くないよ」

男「おう、分かってる」

従妹「…………」

男「ん? 朝のキスでもして欲しいのか?」

従妹「ちょっ……い、今はだめっ!」

たたたたっ。

男「何なんだいったい……」


808 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/06(水) 09:50:24.21 ID:J3pGO6No0
もぐもぐ……。

母親「……聞いたわよ、従妹ちゃん」

従妹「……へっ?」

男「…………」

母親「よく頑張ったわね、えらいわ」

従妹「……あ、はい……どうも……」

父親「ん、何の話だ? お父さんも参加させてくれ」

男「……いいから黙ってろよ」

父親「うるさいわバカ息子」

男「……はぁー……」

母親「今日の二人の予定はどうなってるの? 久しぶりの休日だけど?」

父親「ははっ、待ちに待った休日だなっ」

男「……ええと、まだ考えてない」

従妹「にぃにぃと一緒です」

母親「あら、そうなの」


809 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/06(水) 09:54:15.26 ID:J3pGO6No0
父親「実は、前々から考えてることがあってなっ」

トゥルトゥルトゥル……。

男「おっ……携帯が鳴ってる」

従妹「にぃにぃ、誰から?」

男「んと……先輩だな……」

従妹「あ、こないだ会った大学の人?」

男「おう……もしもし」

父親「えっと、前から考えたんだがっ、どうだ、キャンプにでも……」

男「あ、はい……え、今日ですか」

父親「みんなで行ったら、楽しいと思うん……」

男「分かりました、飯食べたら向かいます」

従妹「にぃにぃ、何だって?」

男「いや、大学に来いってさ」

従妹「え……なんか、用事でもあるの?」

男「捲し立てられてよくわからんかった……」


811 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/06(水) 09:57:38.90 ID:J3pGO6No0
父親「えっ……キャンプは?」

男「これから大学行かないと駄目だから俺は無理だ」

母親「あら、それは残念ね」

父親「まあ、男は運が無かったってことで仕方ないな」

父親「悪いが、俺と母さんと従妹ちゃんは今日でかけて……」

従妹「あっ、私もにぃにぃについてく」

男「ん? どうせ、暇だぞ?」

従妹「でも、一緒にいたいし。別に構わないよ」

男「ならいいけど……まあ、邪魔はすんなよ」

従妹「うんっ」

父親「……はい……じゃあ、そういうことで」

母親「お父さん……元気出して……」

父親「せ、折角の……休みなのに……うぅ……」

父親「仕事中なのに……必死に色々考えてたのに……ぐすっ」

男「いや、仕事しろよ……」


832 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/06(水) 13:06:33.01 ID:7Onz8PkVO
鈍感男ほど苛立たせるものはない


833 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/06(水) 13:28:21.90 ID:p/AV7BmSO
鈍感よりもヘタレっぷりに苛立ちを感じる。


855 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/10/06(水) 18:54:33.52 ID:Y4GZo6R60
あすみんかひよっちかで読むたびに従妹の声がぶれていたが



美奈子ちゃんに落ち着いた


883 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/06(水) 23:05:00.34 ID:n1avtD3N0
先輩も幸せにしてくれ・・・


884 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/10/06(水) 23:07:40.82 ID:gTJ6PyuTO
なんで埋めてんの?


892 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/07(木) 00:18:49.20 ID:BKGilZsL0
よし、今から完結まで突っ走るぞっ
遅くまで付き合える人は付き合ってね


893 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/07(木) 00:20:39.14 ID:rKYdrY5Y0
>>892
意訳すると「パンツ脱いで待ってろ」って事ですね?


894 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/07(木) 00:23:52.44 ID:BKGilZsL0
ガチャ。

男「ちっーすっ」

先輩「おっ、来たくれたかっ」

男「先輩、急な用って何ですか? 電話では何にも聞けず仕舞いだったんですが」

先輩「ちょっと話があって……そうだ、こないだの彼女さんは?」

男「えっ……あ、はい」

従妹「ど、どうも……」

先輩「……よ、よしっ……うっしっ!」

男「せ、先輩?」

先輩「気持ちが急ぐあまり、彼女さんを連れて来てくれって言い忘れてしまったんだ」

先輩「でも、これでOK。男君、ナイスだよ」

男「えっと……こいつが何か話に関係あるんですか?」




897 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/10/07(木) 00:26:52.79 ID:b04cIf2gO
くだらんレスで埋めるなと…


899 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/07(木) 00:30:40.03 ID:BKGilZsL0
先輩「僕はね……あの後、ずっと考えてたんだ」

男「はぁ……」

先輩「『にぃにぃ』って呼ばれる彼氏がいるのかどうか……」

先輩「一日中……それも、夜の間もずっと眠らないで、考えてたんだ」

男「……えっと……」

先輩「ここまで僕を唸らせた命題も……大学受験以来だ……」

先輩「紙に書いては消し、必死に考え尽くしたっ」

先輩「そして……遂にっ、今日の朝、その真理に辿り着いたんだっ!」

男「…………」

先輩「ズバリ断言しようっ! 男君っ!」

先輩「『にぃにぃ』がまかり通る仲の男女に、恋愛関係などないっ!」

男「…………」

男(……こいつバカだ……)

先輩「ははっ、驚きのあまり言葉も出ないか」


900 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/07(木) 00:34:58.75 ID:BKGilZsL0
男「それで……先輩はどうしたいんですか?」

先輩「どうしたいもなにも、君は僕を欺いたんだよ? まずはその謝罪が聞きたいな」

男「謝罪ですか……」

先輩「それと、そうしなければならない理由」

先輩「そ、そして……そこにいる、じょ、女性の本当の紹介をして欲しいっ」

従妹「…………」

男「……ちょっと時間下さい」

先輩「構わない。十二分に話しあってくれ」

男「……従妹、ちょっとこっちこい」

従妹「う、うん……」

とことことこ……。

男「で……どうする?」

従妹「やっぱりあの人……変な人だね……」

男「俺も今までは真面目な人だと思ってたんだが……どうやら、病にかかってるらしい」

男(完全に、恋の病だと思うがな……)


902 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/07(木) 00:38:16.82 ID:BKGilZsL0
従妹「にぃにぃ……どうするの?」

男「……とりあえず、俺に任せろ」

従妹「……信じてもいい?」

男「ああ……昨日の俺とは違うところを見せてやる」

従妹「……にぃにぃ」

先輩「話はそろそろ終わったか?」

男「……はい」

とことことこ……。

先輩「……で、どうなったんだ?」

男「初めに、確かに先輩に嘘をついてたことを認めます」

先輩「ははっ、やっぱりそうだろう。僕を騙そうなんて、君も思い切ったことをする」

男「それは、本当にすみませんでした」

先輩「まあ、いいよ。それで……そ、そこの、女性は一体……?」


903 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/07(木) 00:42:33.03 ID:BKGilZsL0
男「こいつは俺の従妹で、夏休みの間だけ家で預かってます」

先輩「そ、そうか……従妹なのか……」

男「ただ、先輩」

先輩「……と、なると……ぼ、僕がアプローチしても問題は……」

男「──あるんです」

先輩「……えっ?」

男「こないだ、この子に告白されまして」

先輩「こ、告白……?」

男「今は保留中ですが、正直、他の野郎に渡すつもりは更々ありません」

従妹「……っ」

先輩「そ、そんなっ! 従兄妹同士なんだろっ!? 男君、また君は嘘をついて……」

男「残念ですが、嘘じゃないです」

先輩「う、嘘だっ! 僕は騙されないぞっ!」

男「……だったら、証明してみせますよ……」

従妹「にぃにぃ……?」


904 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/07(木) 00:45:06.99 ID:BKGilZsL0
ぎゅっ……。

従妹「……あっ……」

先輩「なっ……抱きしめて何を……」

男「先輩には申し訳ないと思ってます……でも」

先輩「……ま、まさか……」

んちゅ……。

男「……ん」

従妹「……あん」

先輩「くっ……躊躇いもなく……目の前でっ……」

男「……んんっ」

男(今日はかなり激しくいくぞっ……)

ぎゅっ。

従妹「……んっ……あっ……」

男「んん……」

先輩「……あっ……なんて熱いんだ……この二人……くっ、くそっ」


906 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/07(木) 00:50:22.23 ID:cXimyo/I0
素晴らしい


907 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/10/07(木) 00:50:35.49 ID:4+JwmE+z0
壁が壊れた


908 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/07(木) 00:50:57.23 ID:BKGilZsL0
男(抱きしめてわかるけど、こいつの身体ってほんと柔らかいな……)

従妹「はっ……んっ……」

男(しかも、必死に俺の強烈なキスについていこうとしてるし……)

従妹「……んっ……あ……んっ」

男(……声も生々しい……やべぇ……ちょっと興奮してきた)

男(俺も負けてられないぞ……唾液を流し込んでやるか……)

にゅちょ……にゅるん……。

従妹「んっ! は……ん……」

男「……んん……」

先輩「……うぅ……なんだよ……こ、こんなの……」

先輩「……はつ、初恋だったのに……これは……キツい……」

従妹「……あっん……ん……」

男「……んっ……」

先輩「……で、でも何だろう……この胸の高まりは……」

先輩「……も、もしかして……自分は……ああ……うっ……」


909 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/07(木) 00:51:46.37 ID:HJAio9960
変態www


910 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/10/07(木) 00:54:26.25 ID:bFbEJhwMO
俺「くっそ!!くっそ!!」


912 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/07(木) 00:56:02.06 ID:BKGilZsL0
従妹「…………」

男「どうした、さっきから黙り込んで」

従妹「……いや、にぃにぃが凄い猛烈だったから……」

男「なんだ、意外だったか?」

従妹「予想外だよぉ……あ、あんな……人の前で……」

男「前だってやってるだろ?」

従妹「で、でも……こんなにす、凄いのじゃなかったし……唾液だって……」

男「は、ははっ……あれはかなりやばかったな」

従妹「う、うん……新発見だよ……頭、くらくらしたもん……」

男「また、帰ったらやるか?」

従妹「にぃにぃ……」

男「ん?」

従妹「絶対だよっ! 約束だからねっ!」

男「ははっ、勿論だっ」

男(しかし、帰る直前、先輩が解放された顔だったのが気になるな……何だったんだあれ)


913 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/07(木) 01:01:45.35 ID:PPGj+J8XO
壁と拳が砕けた。


914 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/07(木) 01:05:25.65 ID:uLNS2D9H0
男が一瞬にして俺の敵となった


915 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/07(木) 01:05:46.92 ID:rSJlvsq50
★壁殴り代行始めました★
ムカついたけど壁を殴る筋肉が無い、壁を殴りたいけど殴る壁が無い、そんなときに!
壁殴りで鍛えたスタッフたちが一生懸命あなたの代わりに壁を殴ってくれます!
モチロン壁を用意する必要もありません!スタッフがあなたの家の近くの家の壁を無差別に殴りまくります!
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  _,,-‐'"ヽ.         ∧ _∧
 ノ \ ヽ ト、       /∧´・ω・)   
{ 、 ヽ. ヽ_(⌒)  _,,.. -‐'"ノ /ノ >‐个 、._
 ヽー'.ー' `7⌒/'フ  >,ノ--―‐‐' ̄ ⌒`ヽ、        壁殴り代行では同時にスタッフも募集しています
   ∀ ー {  ∨    ∨   >ミ λ二ヽ、_ )ヽ__      筋肉に自身のあるそこのアナタ!一緒にお仕事してみませんか?
   \  〉ー {     {     __ミ∧__,,.-''`ヽ `ヽ    壁を殴るだけの簡単なお仕事です!
     ー―-ヽ、  ノ  _,,.. ‐'"´彡 'Y   `ヽ i  ̄ヽ、
          { ̄´》丶 ー- <ノ__\     {  / ∧
             { 7⌒/⌒ー-' ノ彡/∨ ノ >、._ノ  ,'  _∩
          !〉ー、―-、,ゝ┴ン ノ/ ノ  { レ ´ ヽi
          {ヽ.__,、___  '  / (´_ /  _,,..×   ヘ〈 ハ |
             /ヽ Y    '/´´    }  (_,,..、_ハ   , ノ }
          〉ミミと=‐- ┴―――〈      > ノ / .!
         ノノ  ', ̄ ̄ ̄ 不TT7´     ゝク´ ,  /
        / ' ∧   彡=  ′ ハ     ⊂´_ノ  /
         ノ   ハ   / ′     λ     `ー‐-'′
      /    {   、/        ハ



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