■戻る■ 下へ
新ジャンル「意識するほど鉄壁」
- 57 名前:VIPがお送りします。 [sage]
投稿日:2008/05/01(木) 18:30:56.27 ID:onNuRlOX0
男友「おし、そろそろクリスマスプレゼントでも交換しようぜ!」
女友「待ってました!」
男「それじゃあ、この紐を各自引いて…。」
女「私は、えっと…これかなっ。」
男「お、それ。 俺が用意した奴だよ。」
女「ほんと!? 嬉しいよっ! あ、これ…コーヒーカップ!」
女友「へぇ…。 男にしては、洒落たもの用意したのね。」
男「前に遊園地行った時のことをふと思い出して、それでな。」
女「ありがとう! 私っ、大事にするねっ!」
男(5周した後は思い出したく無いがな…。 うっぷ…。)
- 59 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/01(木) 19:12:03.24 ID:onNuRlOX0
女友「女。 男くんの事好きなんだよね?」
女「ななっ、なに急に言い出すのっ!?」
女友「ストップ、ストーップ!! ダメダメ! そこでガチガチになっちゃったら、どうするのよ。」
女「え?」
女友「『え?』 じゃない! この先、男くんと一緒にいる間中、ずーっとそうして鎧になっちゃうつもり?」
女「そ、それは…。 そう、なりたくないけど…。」
女友「でしょ? そうでしょ? なら、なんとかならないの?」
女「だって…どうしたらいいか、わかんないよっ!」
男「おーす、二人でなに話してんだー?」
女(お、男くんっ! だめだめだめ、鎧にならない様にって、話したばかりなのにっ…でもぉ…っ!)
女友(こりゃ、どうにかしないといけないわよねぇ…。)
- 60 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/01(木) 19:38:07.91 ID:iKBrRXL90
CV釘宮だな
鎧的な意味で
- 61 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/01(木) 20:12:50.17 ID:onNuRlOX0
女(剣道やってる男くん。 かっこいいなぁ…。)
男友「あー、剣道の授業かったるいなぁ。」
男「防具とか、臭いんだよな。」
男友「そうそう。 あ、女ちゃんいるじゃん。」
男「ほんとだ。 おーい、女ー。」
女(お、男くんが手振ってる!? み、見てたの気づかれたかなっ! は、恥ずかしいよっ!)
男「剣道の防具がでかく…? いや、あれは…。 ビッグ・ザ・武道…。」
- 62 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/01(木) 20:25:48.32 ID:eAEQQRwZO
>>61
キン肉まん世代なのか
- 64 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/01(木) 20:58:25.68 ID:onNuRlOX0
女友「女っ! 気合い入れていくわよ!」
女「うんっ! だって今日は!」
女&女友「「新春大バーゲン!!」」
女「とはいっても…すごい人混みだよっ!? どうするの?」
女友「私に考えがあるわ。 まずは、なんとしてもワゴン側まで辿り着くの。」
女「う、うんっ。 それで?」
女友「そしたら、女。 あんたはそこで男くんの事でも考えて、鎧になるの!」
女「そ、そっか! そうしたら、人混みが押しのけられるもんね!」
女&女友「「突貫!!」」
女友「鎧を担いでレジに持ってかれるとは予想外だったわ…。」
- 65 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/01(木) 20:59:56.75 ID:0i7oI1A00
なんという主婦パワーww
- 66 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/01(木) 21:00:52.23 ID:oxdj4nuB0
オバタリアン、恐るべしww
- 67 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/01(木) 21:09:56.95 ID:t5jd2Duu0
これはいいギャグ漫画
- 68 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/01(木) 21:12:46.03 ID:y71jBa/wO
ビック・ザ・武道wwwww
- 70 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/01(木) 21:38:20.54 ID:onNuRlOX0
女友「女。 あんた、チョコ用意してきたんでしょうね?」
女「う、うんっ! バレンタインデーだもんねっ!」
女友「いい? あの鈍感男にびしっと本命だとわからせてやるためにも気合い入れたの忘れないでよ?」
女「そそ、そんなに言わなくてもわかってるよっ! 手作りして頑張ったもんっ!」
女友「よっし、女っ。 いってこーい!」
女「男くん。これっ!」
男「おお、バレンタインデーのチョコか。 ありがとな。 食べていいか?」
女「う、うんっ。 そ、その…頑張って、手作りしたんだよ…っ!」
女(うぅ…。 昨日台所でずっと男くんの事考えてたなんていえない…っ!)
男(…鉄の味がする。)
- 71 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/01(木) 21:40:04.04 ID:eAEQQRwZO
身体に悪いwwwww
- 72 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/01(木) 22:03:03.80 ID:onNuRlOX0
女「お、おはようーっ!」
女友「おはよう。 おおっ! あんた髪切った?」
女「うんっ。 に…似合う、かな?」
女友「似合う似合う! 可愛いじゃない。 早速、男に見せてやんないと! おーい、男ーっ!!」
男「おーす。 お、女。 髪切ったのか。 似合うじゃん。」
女(男くんが気づいてくれたっ! 嬉しいっ、嬉しいよっ!! 意識しちゃだめなのわかってるけど、これ、すっごく嬉しいよっ!!!)
男(ヘルメットの形も若干変わってる気がする…。)
- 73 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/01(木) 22:10:19.22 ID:eAEQQRwZO
絵師の降臨はまだか
- 75 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/01(木) 22:35:56.09 ID:Y7fqV0G9O
女「ヒース兄さん…」
- 77 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/01(木) 22:55:29.12 ID:onNuRlOX0
男友「男ー。 今度の期末テスト、マジやべぇよ。 俺、全然わかんないんだけど。」
男「ちゃんと勉強すれば、なんとかなるだろ。」
男友「そういうけどさぁ〜。 女ちゃんもなんとかいってよ。」
女「ええ!? え、えっと…。 じゃ、じゃあ、みんなで勉強するとかっ!」
男友「それだっ! 放課後、男の家に集合な!」
男「なんで、俺の家なんだよ…。 まぁ、いいけど。」
女(男くんの家!?)
女(ここが男くんの家…。 男くんが毎朝出かける玄関、男くんが男くんが男くんが…っ!!!!)
女「痛たた…。 意識しすぎて、鎧が玄関につっかえちゃったよ…。」
- 78 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/01(木) 22:55:45.58 ID:4/AKl79XO
>>53
やってみるお
女「いつでも来なさい」
男「押忍ッ!お願いします!」
女「お、男男男男男男男男男男男おとコォォォ!」
男「い、息吹…ボソッ(しかし隙だらけ)セイッ!」
女「…『好き』だと…ウォォォーキワーミ!」
男「アーッ!」バタッ
老師「快哉快哉…攻撃は最大の防御じゃ…
しかし煩悩まみれの拳じゃな…」
スレ汚しスマン
- 79 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/01(木) 23:11:18.48 ID:onNuRlOX0
女友「女、遅いじゃない。 あっ、男くん押さえてて。」
男友「任せろ! 今の内に男のエロ本を探すんだ! きっとあるはず!」
男「やめろって! お前ら勉強しにきたんじゃないのかよ!」
女「や、やめたほうが…っ。」
女友「おー、あったあった。 男くん、こんな趣味がねぇ…。 あ、これ、女ちゃんに似てるっ!」
男「やーめーろーっ!」
女(わ、私にそっくり…!? 男くんが持ってたエッチな…っ! わわ、私に私にっ!!!)
男友「意識しすぎて、鎧化するのは予想してたが…。 まさか、男の部屋の天井突き抜けるとは…。」
- 80 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/01(木) 23:16:00.36 ID:sDjXhaWO0
てっきり、
男「あー、女さんって可愛いよなー。」
友「な。あの人って彼女いんのかな?」
男「どうだろ。でも、あの人俺らが話しかけてもかなり冷たい態度とってんじゃん。」
友「そうなんだよなー。でも、あのむっとした顔で返されるのがたまらん!よし、話しかけてみようぜ。おーい、女さーん。」
女「…何?」
男「今、何してんの?」
女「別に、あなたには関係ないよ。」
男「そ、それもそうだけど…」
女「用はそれだけ?…プイッ」
男「あ、そっぽむいちまった…」
友「たーまーんーねーなー!」
男「……こりゃ、付き合う奴もできないよな…」
休み時間
男「カリカリカリカリ…」
女「何?宿題やってんの?」
男「え…(ノートを見ながら)そうだけど…カリカリカリ…」
女「あ、ここ間違ってるよ。ここはね…」
男「え…へー…そうやるんだ…」
女「うん。できてるよ。それじゃ宿題がんばってね。」
男「え、あ、ありが…あれ?今の…女さん?」
少し分かりにくいか。
- 81 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/01(木) 23:35:26.03 ID:7gdbAFRNO
男「女……好きだ!付き合っt…」
男「あ、あれ?何で俺壁に話しかけてるんだ?」
こんなのかと思った
- 82 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/01(木) 23:37:44.60 ID:onNuRlOX0
男「おーす。 新学年になっても、この面子か。」
男友「まぁ、腐れ縁ってやつと思えばいいだろ。」
女友「そうそう。 喜びなさいって。 女なんか、クラス分けわかった後から、ずっと鎧のままなんだから!」
女(男くんと、また一年一緒でよかったよっ! よかったよーっ!!)
男(また一年、退屈だけはしなさそうだな…。)
- 83 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/01(木) 23:45:19.83 ID:onNuRlOX0
一区切りっぽいものを付けたので、落ちます。
後は好きにしてください。スレが残っていたら明日にでも書きます
それでは、また。
- 88 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/02(金) 01:47:55.08 ID:HcRRMgBYO
女は防一返かなやっぱり
- 97 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/02(金) 09:12:23.51 ID:WvO3ok8l0
水乃小路飛鳥のことですね
- 98 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/02(金) 09:54:18.89 ID:zsIhQbwW0
ほにほに
- 100 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/02(金) 11:21:40.50 ID:vcGDDqQT0
保守していただいていたので、続きを書かせて頂きます
何もネタがありませんがのんびりと
- 101 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/02(金) 11:28:28.84 ID:t/cgctjuO
その昔「じぃくふりぃと」という
幼女が
…なんでもない
- 102 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/02(金) 11:30:31.23 ID:AxLqJTK5O
>>101
やれよ
- 103 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/02(金) 11:38:12.81 ID:vcGDDqQT0
男友「おーす、男。 ちょっといいか?」
男「どうした?」
男友「放送部の奴に頼まれてさ、校内新聞に載せるネタ探してるんだけど、面白い話知らないか?」
男「特に思いつかないけど…。 お前もいろいろやってるんだな。」
男友「まぁな。 しっかし、そうかぁ…。 なかなか、ネタなんか無いよなぁ。」
女友「横から割り込ませてもらうけど、七不思議なんてどう?」
男友「おおっ! 女友、それいただきっ! それで、うちの学校の七不思議ってどんなのなんだ?」
女友「ないわよ。」
男友「ないのに七不思議とか言ってんのか!」
女友「無いなら、作ればいいじゃない。 ネタはひとつ思いついてるの。 題して、『深夜の校舎に出現する鎧武者の亡霊』ね。」
男「捏造…だと…?」
- 105 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/02(金) 12:03:05.19 ID:vcGDDqQT0
男友「おーす。 遅れてすまんすまん。」
男「遅い。 言い出しっぺが遅れてどうすんだよ。」
女「よ…夜の学校ってどきどきするねっ!」
女友「問題は、どうやって校舎内に忍び込むかって事よね。」
男友「その点はご心配なく! バッチリ1階の教室の窓開けておいたからよ。 そこから行こうぜ。」
女「すごいねっ! 男友くんっ!」
男友「なにせ俺は、小さい頃からやればできる男と評判ですから。」
男&女友「「うるさいよ。」」
- 106 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/02(金) 12:23:38.08 ID:vcGDDqQT0
男「それじゃ、さっさと終わらそうぜ。」
女友「あ…っ! ちょ、ちょっと待って。 女、ちょっと着いてきて!」
女「う、うんっ。」
男「どこ行くんだ?」
男友「どうせトイレかなんかだろ。」
男「あぁ…。 ところで、カメラの準備はオッケー?」
男友「バッチリ。 あとは、女ちゃんが鎧を着て、廊下の向こう辺りから…。 おっ、きたきた。」
男「おお、落ち武者みたいになってるぞ。 雰囲気出てる出てる。 うまいな!」
女&女友「「お待たせー。」」
男「おう。 今、撮影してるk……鎧が二体…?」
- 107 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/02(金) 12:42:20.39 ID:vcGDDqQT0
男「ほ、本物のおばけっ!? お、男友っ!」
男友「わかってる! 激写激写激写ぁ!」
男「ばっ、違ぇよ! 逃げるんだよ! お前らも早く!」
女「う、うんっ!」
男「こ、校庭まで逃げてくれば大丈夫だろ…。 はぁ…。」
女友「はぁ…。 しかし、二人とも男なのに、だらしないわね。 あんた達には『たたかう』ってコマンドが存在しないの?」
男友「無理いうな! あんなの相手にどうやって立ち向かうんだよ!」
女「ま、まぁまぁ…。」
男「とりあえず、写真は撮れたんだ。 今日の所はお開きにしようぜ。」
女友「しっかし、男君も情けないわね。 女の前でいい所見せようとか、思わないのかしら…。 これじゃ頑張ったこっちが…。」
女「女友ちゃん、そんなに言わなくても…。 それより、大丈夫かな…。」
女父「いや、用務員さん…。 違うんですよ、子供達の保護者として…。 いえ、その通報とか、止して…。 ええ…。」
- 108 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/02(金) 13:00:21.47 ID:vcGDDqQT0
女友「っくし…。 うぅ…。」
男「なんだ、風邪でも引いたのか?」
女友「花粉症よ、花粉症。 今まで平気だったのに、今年から始まっちゃって…っしょん…っ。」
女「おはよう〜…。」
男「おーす。 なんだ、元気ないな。」
女「花粉症で、体調悪くって…。 へっくし…。 んんっ…。」
男「辛そうだな。 大丈夫か? ほら、無理しないでゆっくりしてろよ?」
女「あ、ありがと…。」
女(男くんが、気遣ってくれてるっ! 優しいな…。 うぅ…嬉しくて意識して…意識して…っ…ふぁ…っ…!)
女「へっくちっ!」
男(よ、鎧の中が凄い事になってそうだ…!)
- 109 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/02(金) 13:12:12.49 ID:vcGDDqQT0
男(暇で図書館にでも来てみたけど、あんまり面白そうな本が無いな…。 ん…?)
男(世界の防具大全? へぇ…鎧って、こんなに種類があるのか。)
男(プレートアーマーの重量約…40kg…!?)
女「男くん、おはようー。」
男「おーす。 おはよう。」
女「ど、どうしたの? 私の事じろじろ見て…。 な、なんか顔についてたりする?」
男(この身体のどこにそんな筋力が…。)
- 110 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/02(金) 13:35:45.42 ID:vcGDDqQT0
女「校外実習って、楽しいよねっ!」
男「保育園で子供達相手に遊んであげるってのも、疲れるもんだな…。」
女「まぁまぁ、頑張ろうよっ! 私、子供大好きだから、保母さんになるのもいいなぁ…。」
男「さっきから、子供達に大人気だもんな。 女なら、いい保母さんになれると思うぜ。」
女「そ、そうかなっ! えへへ…。」
女(男くんに褒められたの凄く嬉しいよっ! 男くんがパパで、子供ができたらこんな感じって…うぅ、だめだめだめ…っ!!)
男「おー。 鎧になっても、大人気だな。 たかられとるたかられとる。」
- 111 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/02(金) 13:53:01.09 ID:vcGDDqQT0
男「いやー、テスト勉強してたら、すっかり遅くなっちまったな。」
女「ほんと、もう真っ暗だもんね。」
女(男くんと、二人きりで夜道帰るのって、すごくどきどきするよっ! 心配して家まで送ってくれるっていうし…もう、嬉しくてっ!!!)
警官「あー、そこの君たち。 ちょっとちょっと。」
男「あ、はい。 なんですか?」
警官「夜遅いから、早く家に帰るように。 それと最近、この辺りに不審人物が彷徨いてるっていうから、気を付けてね。」
女「はーい。」
男(この鎧は、オッケーなのか…。)
- 116 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/02(金) 16:28:50.55 ID:vcGDDqQT0
女友「今度のスポーツ大会! 絶対優勝するわよ!」
男「なんか、張り切ってるなぁ…。」
男友「なんでも、隣のクラスと賭けしてるらしいよ。」
男「いいのかよ、それ。 ところで、サッカーやるんだろ? キーパーが女って、大丈夫なのか?」
女友「私に秘策があるわ。 それで、その秘策の為に、男君の協力が必要なの。」
男「俺の?」
女友「今から、10の質問するから、『好き』か『嫌い』で答えてね?」
男「ああ、わかった。 しかし、こんなの録音してなんに…。」
女友「いいの。 じゃあ、いくわよ。 第一問 『あなたは、ジュースが好きですか?』」
男「好き。 これでいいのか?」
女友「じゃあ、続けて……。」
女友「これで、優勝はもらったわね!」
- 118 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/02(金) 16:41:49.76 ID:vcGDDqQT0
女「それで? キーパーやるのに、ゴールの前で座ってればいいの?」
女友「そうよ。 それと、このヘッドフォン付けててね。 試合始まったら、この再生ボタン押すこと。」
男「おい、それって…まさか…。」
女友「そのまさかよ。 昨日録音した音声をちょっと編集して、女ちゃん好き好きファイルを作ったの。」
男「なにやってんだ!」
女友「ゴール中央で、極度に意識して、鎧ごと膨れあがれば、蟻の子一匹通る隙間も無くなるわ! まさに、鉄壁の守護神よ!!」
主審「ぴぴーっ。 退場ーっ!」
- 121 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/02(金) 18:08:22.38 ID:vcGDDqQT0
男「…なぁ、女友、ちょっといいか?」
女友「なに? どうしたの?」
男「ちょっと、聞きたいことがあってな。 ここじゃなんだから、屋上かなんかでだな。」
女友「それで? なんの話?」
男「いや…、ずっと不思議に思ってたんだがな。 女がさ、鎧状態になるだろ?」
女友「うん。」
男「それって、どういう条件なのかずっと考えてたんだけどさ。 嬉しいことがある時とか、大体そういうのは予想ついてたんだけどさ…。」
女友「それで?」
男「いや…その、なんていうかだな。 その条件って、ひょっとすると…俺なのか? 俺があいつに何かして嬉しいとっていう…。」
女友「…いつ気づいたの?」
男「…この間のスポーツ大会の時の音声データ。 女ちゃん好き好きとか言ってたアレ。」
女友「アッー!」
- 122 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/02(金) 18:27:40.30 ID:vcGDDqQT0
女友「…確かに、あんたの察しの通り。 女は、あんたの事が好きなのよ。 好きすぎて仕方ないの。」
男「……。」
女友「私が言ったなんて、言わないでよね。」
男「…わかった。」
女友「それで? あんたはどうなの?」
男「正直わからん。」
女友「はぁ? なんなのよそれ。 じゃあ、嬉しいの? 嬉しくないの?」
男「そりゃ、嬉しいけどさ…。」
女友「じゃあ、なによ。」
男「……わかんないんだよ。」
- 123 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/02(金) 18:39:38.20 ID:HcRRMgBYO
勝手に続>>122
女友「分からないって…」
男「……俺は…」
男「西洋鎧の女なのか東洋鎧の女なのか鎧が好きなのか分からないんだよ」
女友「まず、最後は違うだろうよ」
男「……俺もそう思いたいさ…でも!」
男「歴史資料館に行く度に胸がときめくんだ!!」
女友「しらねーよ」
保守
次へ 上へ 戻る