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意地悪なメイド4.5
- 490 名前:NIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]
投稿日:2011/05/30(月) 00:51:55.68 ID:oGClKNtAO
委員長「二人して何を拗ねてるの」
命「拗ねてねぇよ」
妹「私だって」
委員長「昨日は少し遊びすぎただけじゃない。気持ちを切り替えなさい」
妹「……でも」
命「言い返すだけ無駄だろ。それより何でいきなりあんな事」
委員長「最後のタブーに触れたから、かしら」
命「何だよ、まだ知らされてないタブーにペナルティはないはずだろ」
委員長「あれはペナルティではないわよ。実際、まだ何も状況自体は変わっていないでしょう」
妹「ん……それは、まぁ」
命「なら改めて聞くが、なんで昨日はいきなりあんな事を」
委員長「あなた達が仲良くしてたから、かしら。最後のルールはね、あなた達二人が一定以上仲良くしない事。それだけよ」
命「仲良く? そんな事、あったか」
妹「ないわよ。誰があんたなんか」
委員長「昨日は初めて私に命が髪を届けたわよね。ちょうど半月めかしら」
命「それが何だよ」
妹「ぁ……」
委員長「私が見てないと思ったのかしら」
妹『はン。しつこさだけは一級品ね』
命『言っ、てろ。けほっ』
妹『そんなにご飯にありつきたいのかしら。浅ましい畜生ね』
命『飯なんざ、どうでもいい。ただ……あいつに認めさせるんだ。俺が、居てもいいって』
妹『……』
妹『(居ても、いい。傍に居たい、か。こいつも同じなのかな)』
命『だから、俺は……』
妹『ふん。勝手になさい。私は行くから』
ふぁさ……すたすた
命『くそ……待て! ……なっ、これは』
委員長「あなたらしくないわね。施しを与えるなんて」
妹「ち、違う。別にそんなつもりは……」
委員長「この子の顔が良かったの? それとも憐れみ? 何にせよ、この子はバカだから施しだと考えもなしに持ってきたわ」
命「……、っ」
委員長「私はね。そんなどうでもいい結果は欲しくなかったの。分かった? 次はないわ。覚えておきなさい」
妹「……はい」
命「……」
- 491 名前:NIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage] 投稿日:2011/05/30(月) 23:56:16.89 ID:oGClKNtAO
男「だぁっ!! だから俺はこの面子で麻雀やりたくねぇんだよ!」
メ「はいはい。御託はいいからさっさと脱ぐ」
妹嬢「兄さん。ルールはルールですよ」
女「あ、あはは……」
男「何が悲しくて一人脱衣麻雀やってんだ俺は」
メ「主様が言い出したんじゃないっすか。やるならペナルティ付けろって」
男「別に脱衣じゃなくてもいいだろ」
妹嬢「ですが最終的に頷いておられたではないですか」
男「ぐ……浅はかだった自分が憎い。脱衣麻雀に設定された事で俺が狙い打ちされるのは明白だったのに!」
女「で、でもほら。救済措置が」
男「女装させられて脱がされてを繰り返すだけのこれが何の救済だっていうんだ」
女「えぇと……目の保養?」
男「俺のMPがひたすらガリガリ削れるだけだよ!」
妹嬢「いいじゃないですか。楽しんでますよ、私達は」
メ「つまり3対1で民主主義な我々日本人はゲームの続行を提言します」
男「ぐ、ぬぬ。お前はさっきからドンジャラ状態で麻雀の読みあいゼロじゃねぇか!」
メ「人聞きの悪い。手作りで大物手しか狙わない事の何が悪いのやら」
男「危険牌バンバン切りやがって……他の二人がスルーしてなきゃお前なんか!?」
メ「今日はやけに犬が吠えますね。おお負け犬負け犬」
妹嬢「彼女なりの流儀で楽しまれているんですからいいではないですか」
男「黙れ諸悪の根元! 見えてるかのように人のツモ順やら全部ずらしやがって! お前は漫画の世界の住人か、近代麻雀か!」
妹嬢「ただ私なりに河から推測し最適解を出しているだけですが」
男「それが毎回出来れば麻雀は誰でも負けねぇよ!」
女「あはは……」
男「そして毎回マイペースにプラスマイナスゼロ付近で敵を作らない女さん……何気に恐ろしい」
女「私は、別にそんな」
男「だぁもう! とにかく終わり! こんな面子で打ってられるか。普通のを読んでこい、普通のを!」
妹嬢「では変わりますか? メイド長」
メイド長「はい」
メ「んじゃ私は中のお姉さんに」
女「あぅあ。えと……」
妹嬢「構いませんよ。もう一人は私が手配します。それなりに得意な方を」
女「あぅ。ありがとう」
男「何だろう。暗黒微笑系某会長が浮かぶんだが。ってなんか面子が変わっただけで俺のピンチは継続の悪寒!!」
当然のように男子ちゃんファッションショーでした。
- 492 名前:NIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage] 投稿日:2011/05/31(火) 00:07:11.55 ID:Kfy98VkAO
め「レズ☆ハッピー」
あや「!?」
め「なる単語を見かけまして。時代の最先端を行くあや様ならば意味を知っておられると確信の上でご質問をば。どういう意味ですか」
あや「いや、その……女の子同士、一定以上の意味で仲がよろしい様子かと」
め「では更に詳しく」
あや「絶対知ってて聞いてるよこの人!? いやだから、その……女の子同士で好きあってたりとかラブラブってる状態ですよ!」
め「うわぁ」
あや「本当に言っちゃったよこの人みたいな顔するのはやめて?! ていうかいきなり何ですか!」
め「あや様が最近異様にめいどにご執心な気がして」
あや「自意識過剰も大概にしてください」
め「でもあや様。あや様は何かとめいどを異性のように扱われますよ。お風呂はまだしもプールや寝所でさえも」
あや「そりゃ、まぁ……お互いプライベートな部分ですし」
め「めいど、あや様の事はご主人以外で唯一と言えるほど信頼しております。間違いなどあろうはずがないではないですか」
あや「や、それはそうなんですがね」
め「さぁ。やましい事がないのであれば共にスパワールドなるアミューズメントに参加しましょう。あや様の貧乳を楽しむ会がお待ちしております」
あや「地味にその流れにしたいだけじゃ?! 何よりそっちからアプローチかけてるじゃないすか!」
め「ご安心を。めいどのは悪戯心です。完全な嫌がらせにして意地悪ですので」
あや「本人を前にそこまで言い切るか」
- 493 名前:NIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage] 投稿日:2011/05/31(火) 00:17:21.47 ID:Kfy98VkAO
主「で、行ったの」
あや「連れてかれましたよ、ええ。とにかく人目が気になって死にそうでした」
主「ご愁傷さん。で、わざわざ県外に連れてったんだから何か動きはあったかって質問かな」
あや「未だにあの人が価値を持ってると考えてる奴らはいるんでしょ」
主「貴重なオリジナルシリーズだからね。いやでも目を引くさ」
あや「厄介な遺産ですよ。あの天才は自分の事情だけ考えてたんでしょうが」
主「おこぼれがあまりに価値を持ちすぎだな。さておき、尻尾は掴んだよ。しばらく泳がせてた甲斐があった」
あや「なるべく早くお願いしますよ。そろそろこっちもしんどいんで」
主「早く終わりにしていいのものなのかね」
あや「どういう意味っすか」
主「政の深部に関わってたあの子。未だにちゃんと話もしてないんだろ」
あや「それが何か」
主「気持ちは分からんでもないがね。うちの子犬もそんな風に扱われるのかな、ってさ」
あや「元の居場所に戻るだけでしょう。そして自分は新しい仕事につくだけ。何の不都合があるんすか」
主「アンドロイドは電気羊の夢を見るのか」
あや「……」
主「さて。これ以上は野暮だね。また次の連絡まで」
あや「見ませんよ」
主「……」
あや「自分はロボットじゃないから分かりませんがね。きっと見ないでしょう」
主「そうかい」
あや「でもあの人は違います。だから……」
主「……。いずれ、かな」
あや「あなたはそうやって……!!」
主「んじゃね」
あや「待っ……く。ああ、もう!」
- 494 名前:NIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage] 投稿日:2011/05/31(火) 00:22:23.81 ID:Kfy98VkAO
メ「ナースのお仕事」
男「もう改名しちまえよ。何ら名残がねぇよ、侍女として」
メ「お注射しますよ」
男「太すぎるだろ、針が! ショック死するわ!」
メ「ご安心を。下のお口にぴったりサイズです」
男「よりショック死だわ!?」
メ「わがままな。そんなんじゃ治りませんよ」
男「どこも悪くねぇよ!」
メ「頭が悪いじゃないすか」
男「ならお前も下の口からぶっとい注射の必要があるって事だな」
メ「はい、今の台詞の録音完了です。すぐに妹嬢さんあたりにこんな脅しを受けてますと相談をば」
男「止めてくださいお願いします。あいつは冗談を冗談と受け止められな……」
plll...
メ「すみません。その部分だけ生中継でした」
男「ノー!!?」
- 495 名前:NIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage] 投稿日:2011/05/31(火) 00:32:07.68 ID:Kfy98VkAO
会長「〜♪」
男子「あの、ご機嫌なところ申し訳ないのですが」
会長「何か?」
男子「何故私が絵のモデルなのでしょうか」
会長「私が描きたいからです」
男子「……。百歩譲ってそれは理解しましょう。何故裸なんですか!」
会長「見たいからですが?」
男子「背中からだからまぁセーフな感じはありますけど、もし人が来たらどうすんですか!」
会長「一緒に並んでモデルをお願いするのもいいですね」
男子「がっ、ぐ……」
会長「さぁさ。お互いそれなりのリスクを背負った賭事の結果ですからそう嫌がらず」
男子「……はぁ」
会長「あら。アンニュイな表情も素敵ですわ。あとヒップラインが」
男子「み、見ないで!?」
会長「そこまで隠されると私としては正面からシーツなしをデッサンさせていただくしか」
男子「分かりました、分かりましたから! ……うぅ」
会長「くすくす。では始めますね。疲れた時は仰ってください。休憩の時間も考えますので」
男子「……はい」
会長「頑張ってくださるご褒美に私の姿をデッサンしていただいて構いませんので」
男子「ぶ!? け、結構です!」
会長「あらあら、残念です」
男子「ああもう、この人は……」
- 496 名前:NIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage] 投稿日:2011/06/01(水) 00:17:23.61 ID:X/3i3PxAO
メ「フルーチェってなんでこうエロいんですかね」
男「そう感じるお前側に問題あると思うわ、俺は」
メ「だって白濁しててプルプルで微妙に水っぽいあたりどう見ても」
男「ありがとうございました。言いたい事は分かるけどそれを口に出すのはやめようか」
メ「何今更カマトトぶってんすか。周りのスレでも濡れ場やら隠語やらバンバン出てんすから」
男「ものすごい偏見をメタ視点で持ち出すのはどうかと思うぞ。確かにここだって一時期あれな話があったけど」
メ「全くエロくなくうまくもなかった以外は概ねアウトな内容でしたね」
男「時々お前の言葉が我がことのように胸に鋭利に突き刺さるわ」
メ「事実は事実。オブラートから多少はみ出るくらいがちょうどいい」
男「苦味だだ漏れじゃねーか。しかしさぁ」
メ「何すか」
男「美味しく作ろうと頑張ってんだからそんな食い方は止めようぜ」
メ「エロく食べて何が悪いんですか。ちゅるちゅる」
男「悪かねぇけど……いや食材に悪いけど」
メ「要は主様の気の持ちようですよ、きっと。フルーチェはエロくない!」
男「最初にエロいとか言い出したのお前だからな」
- 497 名前:NIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage] 投稿日:2011/06/01(水) 00:31:06.42 ID:X/3i3PxAO
女「冥ちゃんや命ちゃんってさ」
男「うん?」
女「本当に男くんとメイドさんの子?」
男「ぶふっ?!」
メ「これはまた核心に迫る質問が飛び出した。我らがハー・レム男さんの返答やいかに」
男「確実に俺らの子だよ?!」
メ「いやいや。もしかすると私に産んだ記憶が曖昧なあたり実はみたいな」
女「あ、えと、そういうんじゃなくて、ね? 二人とも、夫婦みたいじゃないなぁって」
メ「実際違いますからね」
男「そうだよ!? 根本の否定はやめようよ!」
女「冥ちゃんたち、聞いてなくて良かったね……言い出したのは私だけど」
メ「ガキンチョどもはガキンチョどもなりに楽しんでるんで良しとしましょう。こちらは家裁の予感な話で楽しみつつ」
男「だからぁ!?」
女「あはは……えとね、何ていうかね。二人ってずっとこうでしょ?」
男「こうって?」
女「んと、仲良しだけど、全然ベタベタしてないというか」
メ「ぶっちゃけ濡れ場が想像出来ないと」
女「そうそ……はわっ」
メ「さすがむっつり系。常に発想がエロス」
女「はうあう……」
男「んでも実際そういう空気は皆無だしなぁ」
メ「きっと私が何かミミズ的体質で勝手に産んだんすよ」
男「何故か嘘だろうと言い切れない何かがある」
メ「おい、否定しろよ」
女「だ、だからね? 本当に二人の子なのかなぁって。もしかして男くんの家族さんとかの……」
男「違う」
女「あぅ」
男「ん。悪い、ちょっと感情入った言い方になった」
メ「メンチ切ってましたしね」
男「重ねてごめん。けど、本当にこいつとの間にやっと授かった子なんだ。これだけは絶対の真実」
メ「……ま、不本意ながら若気の至りで襲われた際に抵抗できず」
男「合意の上だ」
メ「何かポロッと出来ちゃいまして」
女「そうなんだ……ねね、メイドさん。その時ってやっぱり優しくされたの? それとも普段の我慢が爆発して激しく?」
メ「いや、あの」
女「もしかしてもしかして男子ちゃんを逆シチュエーションで!? あわわ、いいないいな。やっぱり良かった? すごかった?」
メ「あ、主様!」
男「俺、冥や子女ちゃんの様子見てくる」
メ「な!? 逃げた!」
女「ねえねえ、教えてよ〜。最初はじっくり? それとも……」
メ「ひ、ひぃぃ」
- 498 名前:NIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage] 投稿日:2011/06/01(水) 00:45:44.21 ID:X/3i3PxAO
め「あや様は超ド級のマゾですからやはり服の下は亀甲縛りになっているのでしょうか」
あや「はいそうですと答える人類は地球全体見渡してほぼゼロに近い数値ですよ」
め「つまりあや様は人類から外れた存在なのですね」
あや「遠まわしに違いますって答えてるの!」
め「では拝見してもよろしいでしょうか」
あや「嫌に決まってんでしょうが!」
め「見せられないという事はやはり……」
あや「嫌な論法だな! 大体人前で脱ぐなんて非常識な事はしません」
め「なるほど。環境の問題ですか。ではあちらへ」
ぐいぐい
あや「ちょ、ちょっと。何する気ですか」
め「大丈夫です。問題ありません」
あや「何が!? ねぇ、何が?!」
『好きなフレームを選んでね』
め「では改めまして。レッツ、ストリップ」
あや「今時プリクラで脱がせるとか場末のAVでもしませんよ! 何だこの企画モノ!」
め「めいど、単語単位で意味を察するにあや様はやたらと性知識が豊富なのだとだけ分かりました」
あや「ぐ、今のはこちらに非がある」
め「さぁ、あや様。全部とは言いません。下着と靴下のみでいきましょう」
あや「そういう趣向は最近多いけど!」
め「お詳しいですね」
あや「……聞かないでください」
め「了解しました。ではめいどめが脱衣の手伝いをば」
あや「ちょ、まっ、本当にダメ! ダメダメダメ!」
め「嫌よ嫌よも何とやら」
あや「やぁの、やぁの! そういうの、やぁの!」
め「……何故でしょう。涙目のあや様を前にすると嗜虐心が激しく揺さぶられるのは」
あや「揺さぶられないでー?!」
声でバレて店員さんに叱られました
- 499 名前:NIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage] 投稿日:2011/06/01(水) 01:06:51.45 ID:X/3i3PxAO
メ「……」プシュー
女「〜♪」ホクホク
男「無言なのに大体どうなったか分かるのってどうなんだろう」
メ「この人……エロスの権化ですよ」
女「そんな事ないよぉ。でも意外だったなぁ、メイドさんの弱い部分が……」
メ「だぁぁああああ!? 何さらっと暴露しかけてんすか!!」
男「ほほう。せっかくだから言ってやってくれてもいいよ」
女「かく言う男くんも背中とか首筋……」
男「ぎゃぁぁああああ!! わぁぁあああああ!?」
メ「主様! ダメです、この人ナチュラルに人の弱い部分をえぐってきやがります!」
男「ここは一時休戦して何とかやり過ごすぞ」
メ「うす」
女「でも二人とも着たままが……」
男「女さん!!!」
女「ふぇ?」
メ「女さんの最近のお仕事ぶりとか聞きたいな!」
男「ナイス!」ビッ
メ「ふ」ビッ
女「最近? あ、実はそんな二人にぴったりの仕事してたの!」
ヒラヒラ スケスケ
女「見て見て〜、せくしー下着だよっ。こういうのもデザインしてみたかったんだよね〜」
メ「ソ、ソウナンスカー」
男「スゴイナー」
女「だからいつも前戯で……」
男「だわらっしゃぁあぁぁあああ!!」
メ「もぺきょ・
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