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新ジャンル「意味不メイドと百合」
289 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 15:50:56.62 ID:gWXlRmar0
ま、まだ残ってた・・・・・・! 保守してくれた人、感謝します
んだば、投下開始しますね


290 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 15:52:57.57 ID:gWXlRmar0
冥土「日本の創作料理は、素敵だと思います」
女「いきなり何を?」
冥土「たらこスパゲティとか、あるじゃないですか。あれ、美味しいですよね」
女「ま、そうだけどね。クリームとたらこの塩味が、絶妙よね」

冥土「あとは焼きソバパンとか」
女「あ、あれは美味しいわね。私は大好きよ」
冥土「東洋と西洋の文化を合成させれば、良い結果になることもあるのでしょう」
女「そうね。いがみ合ってばかりじゃ、駄目なこともあるわよね」

冥土「結束の力、というのはことに重要なものです。人はひとりでは生きられない」
女「・・・・・・うん」
冥土「お嬢様も、進んでみてはいかがですか? ・・・・・・そうすれば」
女「うん・・・!」

冥土「そうすれば、私と愛の二人三脚をば。互いに互いの体を因数分解」
女「なんでテメェはそういうネタばっか豊富なんだ、コンチクショー!」
冥土「ワシのシモネタは108式まであるぞ」
女「二番煎じはやめろおおおおおおお!」
冥土「やーだプー」
女「マジでほんっっっっっとにムカつくわ、その科白」


291 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 15:59:03.17 ID:6KDt3FLgO
キタ━━━\(T▽T)/━━━!!


292 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 16:03:59.78 ID:hWaUvZsIO
ktkrwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


293 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 16:04:32.15 ID:cLwahAa40
>>1
汚れ役になってまでおまえを待ち続けてくれたID:GHlicsv7Oに何か言うことはないのかね?


294 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 16:07:23.15 ID:gWXlRmar0
冥土「たられば、という言葉があります」
女「うん。もしも〜なら、という話のそれでしょう?」
冥土「それ、後悔のあらわれですよね。人は、行動すればそれでその瞬間を生きているんです」
女「まぁね。後悔は先に立たないもの。常に『最善』を選ぶ。それが私たち、人間じゃない?」

冥土「人間は、今を生きるしかないのです。今があってこそ、自我を確立出来るのです」
女「アンタにしては、珍しく良いこと言うわね。まあ、確かに、過去は変えられないわね」
冥土「王は、人の気持ちが分からない・・・!」
女「きのこ乙。Fateは結構面白かったけどな」

冥土「ああ、私も自分の秘所というソケットにエクスカリバーを・・・・・・!」
女「テメェは尻にゲイボルグが似合いだ」
冥土「その処女、もらいうける・・・・・・!」
女「あなたはランサーというより、夜のランサーね」
冥土「ふふ・・・・・・恥ずかしいです」
女「照れんなよ!」
冥土「やーだプー」

女「テメェのドタマにカラドボルグ」
冥土「いやぁん、ケルトの走狗は疲労のあまりに痩躯痩躯」


295 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 16:11:10.49 ID:hWaUvZsIO
家の父さんはよくたらの話は北海道っていう


296 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 16:21:04.24 ID:gWXlRmar0
冥土「お嬢様は」
女「ん?」
冥土「お嬢様は、お嬢様ですか?」
女「何をいきなり」

冥土「人は、歳を重ねると薄情になります。お嬢様もそれは例外ではないかと。そしていつか私を捨てそうに」
女「・・・・・・まあ、前の方の文は否定しないけど。でもね」
冥土「・・・・・・?」
女「あなたは、私の家族だから。私の心がどんなに荒んでも、私はあなたの家族だから」
冥土「!?」
女「絶対、ぜったい、見捨てないわ。・・・・・・だって、家族なんだから」

冥土「お嬢様、私は・・・・・・」
女「あはは、ごめんね。なんか恥ずかしいね」
冥土「お嬢様」
女「さ、さあ! たまには一緒にゲームでもしましょう?」


冥土「(お嬢様は、相変わらず。でも・・・・・・)」
女「うっぎゃああぁぁぁ! ディアブロス、うっぜぇぇぇぇ!」
冥土「(ふふ・・・・・・いいんですよね。この、平和で怠惰的な日常が)」
女「クソ、またブチ切れやがった! せ、閃光玉を!」
冥土「(大好きですよ、お嬢様・・・・・・)」


299 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 16:22:08.76 ID:GCn9+cRj0
冥土がデレデレになってきた
だがそれがいい


300 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 16:36:05.76 ID:gWXlRmar0
冥土「あれ、お嬢様。珍しくジャージなんて着て」
女「最近、ちょっとウエストがね。早朝ジョギングよ」
冥土「そうですか。せいぜい頑張りやがってください。・・・・・・ケーキ食べれば全てが終わり、ぷぷっ」
女「本当、コイツうぜぇな・・・・・・」

冥土「ま、スタイル気にするのは女性の特権ですから。死なない程度にどーぞ」
女「いちいち、紡ぐ言葉のひとつひとつが癇に障るな・・・! まあ、頑張るわよ」
冥土「はいはーい。スポーツドリンクと、栄養吸収が良いものを用意しておきますから」
女「え?」
冥土「がんばってください、お嬢様」
女「う、うん(ち、畜生ぉぉぉ・・・! こういうところではやたら献身的なんだから・・・!)」



女「はぁ、はあぁ・・・・・・! 久しぶりの運動はきついわ」
冥土「大丈夫です、毎日やれば慣れますよ」
女「あ、アンタにしては珍しいアドバイスね」
冥土「ふふ、お嬢様がスタイル良くなれば、私も良い気分で・・・・・・」
女「ゑ?」
冥土「良い気分で・・・・・・うふふ、うふふ、うふふ」

女「ちょ、なんか言ってよ! ちゃんと言ってよ! そして嘘だと言ってよバーニィー!」
冥土「うふふふふふふふふふ」


301 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 16:36:20.97 ID:zhoDFESsO
和むよな
こんな感じが好きだな


302 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 16:40:05.12 ID:6JbT3f0rO
女が誘拐されそうになるのを半ギレで助ける冥土、
とか見てみたいんだZE!


303 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 16:40:08.68 ID:MJ9StJte0
>>300
やっぱり良いわぁ つかネタ豊富だなwww


304 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 16:47:42.05 ID:gWXlRmar0
>>302
あ、それ考えてたんだけれど、邪気眼ストーリーになっちゃったから、
脳内ゴミ箱に捨てちゃったんだぜ! 怒っちゃやだぜ! ごめんねだぜ!


305 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 16:50:53.14 ID:gWXlRmar0
冥土「思ったのですが」
女「ん?」
冥土「コンビニのサンドイッチは高すぎです。舐めてんのか、オレを、クソックソッ」
女「ま、ギアッチョはスルーして。確かにコンビニのそれは高いわね」

冥土「パンと具を挟んだだけのくせして、その値段。暴利暴利、ペッ」
女「う・・・・・・ま、まあ確かにそうだけれど。そんな発言、バッシングのもとになるわよ?」
冥土「消費者のニーズにこたえられないで、何が店ですか。ちゃんちゃらおかしいです」
女「うーん、正論のような、感情論のような・・・・・・」
冥土「根掘り葉掘りってなァ、葉っぱ掘ったら、裏側へつきぬけちまうじゃねーかー」

女「それよりか、私はあなたのサンドイッチが」
冥土「私は料理、嫌いです。お願いです、あまりいじめないでください・・・・・・」
女「ご、ごめん(だから上目づかいはやめろ! お前、自分が美人だって知らないだろ!)」
冥土「基本的に、人に自分の料理は食べさせたくないですね」
女「うぅ・・・・・・食べたいのに」


冥土「あれ? お嬢様、鼻血が」
女「こんなの平気よ。あなたは仕事に戻って(やべー、また出たよ・・・・・・!)」
冥土「平気ですか? ・・・・・・体調が悪いのなら、ベッドメイキングをば」
女「(なんでこんな時に限って優しいのよおおおおお!?)」


306 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 16:51:09.14 ID:6JbT3f0rO
>>304
謝んな!
邪気眼ストーリーって単語が気になって仕方無いがな!!

ならアレだ、女に財産目当てで言いよってくるウザ坊っちゃんとかさ!!


307 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 16:53:46.55 ID:Q8dePhm/O
冥土「…………」パチ
女「きゃあ!って、いきなりブラのホック外さないでよ!」
冥土「…小さい」
女「!」


308 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 16:57:18.15 ID:XOEjkbbC0
この空気そして百合・・・姐御先生を思い出さざるを得ない


311 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 17:05:17.78 ID:gWXlRmar0
冥土「そういえば、コンビニのサンドイッチで思い出したのですが」
女「う、うん(やっと鼻血とまったわ)」
冥土「コンビニおにぎりは、無駄なくらいに気合入れてますよね」
女「そうね。もう色々な味を網羅しようとするきらいすら感じられるわ」

冥土「この前は、焼き鮭ハラミ、などというものがあってびっくりしました」
女「名前だけなら匠の領域じみたそれだものね・・・・・・」
冥土「しかし、食べてみればあまり普通の鮭と変わらぬ出来ばえ。ペッ」
女「その口の悪さ、どうにかならない? 改善する気は?」
冥土「やーだプー」
女「やっぱりかよ・・・・・・」

冥土「まあ、変わらないものがある、というのはいいことかもしれませんが」
女「場合によるわね。新しいものを重視する、というのが人間の基本コンセプトだし」
冥土「・・・・・・過去の栄華に思いを馳せぬ、愚にもつかぬ驕慢に身をやつした、知識足らずの奴原が。ペッ」
女「あなた、芸術方面になると、やたら苛烈よね」


冥土「私とお嬢様も、このコンビニおにぎりのようであればいいですね」
女「ごめん、その言葉、全然ロマンチックじゃねぇ。それ以前に意味分からん」


316 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 17:20:08.64 ID:gWXlRmar0
冥土「ストナー、サーン、しゃいーん」
女「今度はスパロボか・・・・・・。アンタ、仕事してんの?」
冥土「私がやるよりも、他の人がやった方が良い出来なので。素晴らしきかな、処世術」
女「駄目だこいつ・・・・・・はやくなんとかしないと・・・・・・」

冥土「ま、お嬢様の部屋と、私の部屋だけは、ちゃんと掃除しておきましたから」
女「掃除の腕は普通なのよね、あなた・・・・・・。面倒くさがり、という点を除けば」
冥土「それも一種の萌えポイント」
女「自分で萌えとか言うなや。つーか、アンタに萌えとかあんのか?」

冥土「ンなこたぁどうでもいいです。むしろ、鋼鉄ジーグを育てるかどうかが」
女「ジーグブリーカー! 死ねぇ!」
冥土「いたたたた、ごめんなさい、ごめんなさい。仕事しますから締めないで」
女「ハニワメイドめ、まいったか!」
冥土「ええ。まあ」
女「よし」

冥土「それにしても、お嬢様がジーグブリーカーすると、その凹凸のなさが顕著に・・・・・・」
女「貧乳で悪いか、コンチクショー!」


317 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 17:24:54.67 ID:IeZc+cBRO
ハニワメイドでカスミンを思い出したのは俺だけのはず


319 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 17:34:19.35 ID:gWXlRmar0
冥土「おや、中間テストの勉強ですか」
女「うん、そうなのよ。分からないところはないけれど、暗記ものはさすがにこたえるわね」
冥土「化学式とか、生徒にとっては拷問にも近しき苦労と聞きました」
女「あながち間違ってないわね。テメェ、ヘリウムとか肉眼で見れんのかよ、とか思ったりもするし」
冥土「言いたいことはなんとなく分かります」

女「数学は公式覚えて、英語は単語と熟語、化学は言わずもがな・・・・・・。勉強って、暗記が基本よね」
冥土「ま、妥協してください。かようなクソ教育を受けて、人間成長するんですから」
女「え、ええ。そうね・・・・・・」
冥土「今は耐え忍ぶ時です。それなりに頑張ってください。骨は面倒なので拾いませんが」
女「だからテメェはいつも一言多いんだよ」

冥土「ま、適度に気合入れてください。なんなら、夜食でもつくりましょうか?」
女「え?」
冥土「いや、だから、夜食でも、と」
女「アンタが料理をををををッ!?」


冥土「冷凍に決まってるじゃないですか。手料理なんて食わせますか。ばーかばーか」
女「ちっくしょう・・・期待した自分が馬鹿だった・・・! それは認める。でも、最後の言葉はマジムカつく・・・・・・!」


320 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 17:45:00.45 ID:GHlicsv7O
あげ


321 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/06/18(月) 17:49:22.63 ID:cLwahAa40
なんだいたのかおまえ


322 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 17:51:20.96 ID:gWXlRmar0
女「たずねたいんだけれど」
冥土「はい」
女「どうやったら、そんな胸おっきくなるのよ?」
冥土「気合と運命と遺伝と・・・・・・人格でしょうか?」
女「うん。ここまで説得力ない言葉があるとは、夢にも思わなかったわ」

冥土「でも、胸の大きさなんて些事ですよ? 子供つくればすぐに大きくなりますし」
女「そりゃ、そうだけれどさ。なーんか、小さいと負けた気分になるのよ」
冥土「大は小をかねる、ですか。分からなくはないんですけれど」
女「そうなの?」
冥土「大抵の男性は、巨根願望があるといいます。ことさらに性を認識させる部位は、立派でいたいんですね」

女「へえ・・・・・・」
冥土「でも、人格が第一ですよね。だからお嬢様も、身体的些事にとらわれないでください」
女「う、うん」
冥土「お嬢様は、素敵な女性です。私が保証しますから」
女「ありがとう・・・・・・」


冥土「特にその寝顔といったら、もうエロいったらなくて」
女「テメェは話を綺麗にまとめられねぇのかよおおおおおお!」
冥土「綺麗にまとめる? やーだプー」
女「うっああああああ! あいっかわらずマジうぜえぇぇぇぇぇぇぇ!」


323 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/06/18(月) 17:52:39.36 ID:wOeUezUV0
「やーだプー」にしろ「バーカバーカ」にしろ
>>77の表情が頭から離れない


324 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 17:53:53.00 ID:zW9oYgHBO
女「……これは何?」
冥土「なまこ」
女「なまこ?」
冥土「なまこ。なまこったらなまこ」
女「なんかムカつくわねなまこ。
なまこは分かったけど、何に使うの?」
冥土「お嬢様のペットに」
女「……喧嘩売ってる?」
冥土「へいてんせーるでさんぜんえーん。いまならなまこもついてくるー」
女「いらんわ!毎度毎度腹立つぅぅぅう!!」
冥土「残念です。ヤフオクでこんなに落札したのに」
女「出品者の住所教えて。釘バットは何処?」
冥土「無理です。既にハワイに高飛び中」
女「ダンボール一杯のなまこ出品者にどんな事情が!?」
冥土「サラ金からの取り立てに困り銀行強盗で八人射殺、それを咎めた妻子をナタで八つ裂きにして捕まった後3日で脱獄、なまこを大量虐殺後今に至る」
女「本当!?今すぐ捕まえに……」
冥土「ぴこーんぴこーん。嘘っス。ぴこーんぴこーん」
女「うぜぇぇぇえ!
話し方もなまこもこいつの全てがうぜぇぇぇぇぇぇえ!!!!!111」


325 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 17:54:24.73 ID:NfQFDqh+0
wktkがとまらねーじゃねえかあああ>>1のバカ!カス!


326 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/06/18(月) 17:57:03.17 ID:seMRrdNy0
女「常日頃から思ってる事言っていい?」
冥「断る」
女「あんたどうやって採用されたの? 今までどうやってご飯食べてたのよ」
冥「(おお、お嬢様も結構慣れてきたなぁ)」
女「聞いてる?」
冥「聞こえません」
女「聞こえてるじゃねえか」
冥「お嬢さまの様な甘い主人を狙ってるので、いっつも」
女「ほんとクビにするぞ」
冥「言うだけなんだろ? 私無しではいられない身体のくせに」
女「……うぜぇ」


328 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 18:07:43.90 ID:gWXlRmar0
冥土「向田邦子の作品は、面白いですね」
女「意外ね。あなたは、剣術小説でも読むかと思っていた」
冥土「そちら方面は、あまり。・・・・・・静かな狂気とか、日常の中にある違和とか、そういうのがいいんです」
女「へぇ・・・・・・」
冥土「ゆっくり、それでいていつでも読めるようなのが好きですね」

女「そういや、前はなんか、やたらぶ厚い本を読んでいたじゃない? 読破したの?」
冥土「ええ。意外に早く終わりまして」
女「読書家なのね。・・・・・・その本の内容、どんなの?」
冥土「とある屋敷に、病弱な少女がいまして」
女「うんうん」

冥土「少女は突然の来訪者に手篭めされ、毎日のように器具を用いてのプレイを強いられ」
女「官能小説かよおおおおおっ!?」
冥土「いつしかその苦痛がMの快楽に」
女「話を続けんのやめろぉぉぉぉっ!」
冥土「やーだプー」
女「このタイミングで入れるな、テメェェェェェェ!」
冥土「その刹那的な悦楽の素晴らしさたるや、まさに歯車的砂嵐の小宇宙・・・・・・」
女「もうヤダァァァァァァァ!」


329 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 18:09:49.04 ID:ApkdRkx5O
ヨーロレイッヒー


331 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 18:16:17.56 ID:h/lMe8Hu0
女の口の悪さも相まってこのコンビは世界を取れる


333 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/06/18(月) 18:28:04.68 ID:seMRrdNy0
女「? あんたが読書してるのも珍しいわね」
冥「資格試験の為に勉強中なのです」
女「へぇ、一体何の資格取るの? っていうか、今の状態で資格必要なのかよ」
冥「危険物取り扱いに関して少々」
女「……うちに危険物なんてないけど」
冥「まぁ、メイドとして様々な危機に対応できねば、と思いまして」
女「珍しく殊勝な意見ね」
冥「……いずれ巻き込む予定なので」
女「何にだ!?」


334 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 18:33:23.73 ID:gWXlRmar0
冥土「カルボナーラ、ナポリタン、マルガリータ」
女「? 食べたいの?」
冥土「いえ、なんか、RPGの用語に使われるのも分かると思いまして」
女「ああ・・・・・・。語呂、いいもんね」

冥土「古文とか、そういう『言葉の流れの美しさ』が顕著に表れるものは、皆が着目します」
女「人間だからね。美を愛するのは必然なんでしょう」
冥土「しゃべりやすい、というのは、結構なセールスポイントだと思います」
女「ポケモンも、そういった面をちょっとぐらいは内包しているのかもね」

冥土「散華、という言葉も、どこか心惹かれます」
女「まあ、なんか古雅(こが)なたたずまいを想起させられるわね。いやがうえにも」
冥土「散りゆく花、というと、桜を思い出しますから」
女「ああ、それば一理あるわね」

冥土「されど、散らされた華、というフレーズにぞくぞく来るのはこの私っ・・・・・・」
女「テメェは本当にいい雰囲気を台無しにするよな!? 弁護士の九頭先生かよ!」
冥土「華なんて、いつかは散ってしまうんですよ」
女「うっわぁ、悟ったような言葉がマジうぜぇ。その声色やめれ!」
冥土「やーだプー」

女「そろそろ、私のこの手が光ってうなるよ・・・・・・?」


336 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 18:46:25.69 ID:8xf4DY0bO
このセリフだけでこんなにも人をときめかせられる文は非情に参考になる


337 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 18:48:16.83 ID:Kh0dW3CUO
なんだかんだと言いながら手を出さない冥土、へたれ過ぎw


339 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 18:51:59.32 ID:82AbOfTEO
お父様「冥土は昨日の内に首にした、もっと良いメイドを雇ってやる」
女「え?、………うそ………」

な展開がいつか来てくれやしないかとwktkしてる俺


340 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/18(月) 18:53:09.81 ID:zW9oYgHBO
>>337
R指定になっちゃうかや文章に興されてないだけで、夜は百合百合ですよ兄貴

ヤバい。お嬢様が三千院ナギにしか見えない



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