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意地悪なメイド4.5
258 名前:【四コマ風 リターンズ】 [sage] 投稿日:2011/04/04(月) 01:41:45.61 ID:NQJaJY+AO
【注意喚起】

女「せくはら?」

男「そ、セクハラ。なんか今年の体育教師が噂じゃすげぇセクハラ野郎なんだって」



男「例えばじっと下半身ばっかり見てたり」

女「うわわ」



男「他には馴れ馴れしく話し掛けてきたり肩触ったりとかなんだと」

女「はわわ」



女「それは怖いね……男くん、気をつけてね?」

男「おう! ……ん? あれ?」




【全盛期の姉さん伝説】

妹嬢「姉さんのことですか? そうですね……一度質量を持った残像を出されてましたね」



メイド長「鉄製の扉を目の前で破られた姿を見せられた時は危うくアンチマテリアルライフルを構えましたね」



メ「一度銃弾の雨の中を小脇に抱えられて連れまわされました。二回くらいちびりましたね」



男「姉さん? んー、すごく可愛い人だったかな。大人っぽいのに面倒見なきゃって感じで」

妹嬢(見事に騙しきっていたのもある意味すごい事なんですかね)



【スク水】

姉「えへへ〜」

メ「これは破壊力ありすぎなぱっつんぱっつん……!」


妹「な、なんだよ」

メ「いや、さすが本職だなと」



妹嬢「な、何ですか!! その哀れむような目は!?」

メ「いや、その歳でぴったり似合うのもどうかと。あと股関あたりがモッコリ……」

妹嬢「付いてませんからね?!」



メ「そして最後は」

男「着ないからな!?」

女「準備出来てるよ〜」

男「嘘ぉ!?」


259 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/04/05(火) 00:06:00.15 ID:YkEjmekmo
サポーターとかあるからそこまでもっこりしない・・・はず

つまり妹嬢さんのスク水見たいです


260 名前:NIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage] 投稿日:2011/04/05(火) 00:37:35.07 ID:Yvm6z1pAO
妹嬢「どうせ私の発育の悪さで盛り上がるに決まってます! だから絶対に着ません!」

メ「わざわざサポートとかのアドバイスまでしてくれてるのにそんな邪険な扱いはどうかと」

妹嬢「むむ……。で、ですが今までずっとそのような扱いでしたし」

メ「私の知る限り妹嬢さんの発育がどうだといじられた方はほぼおられませんよ」

妹嬢「少しはいるんですね」

メ「大半が中の人が発端ですよ」

妹嬢「……た、確かに言われてみれば」

メ「ですから気兼ねなく着替えみてはいかがでしょう。旧、新、競泳に白スクとそれなりに用意はしました」

妹嬢「何故そんな用意が良いんですか」

メ「男子ちゃん用ので用意してたんで」

妹嬢「すざましい勢いで納得させられる身内の存在とはいかがなものなのでしょうね……」


261 名前:NIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage] 投稿日:2011/04/05(火) 00:48:00.46 ID:Yvm6z1pAO
メ「……むぅ」

妹嬢「分かってます。どうせ発育が悪いですからね。ぴったりですみませんね!」

メ「いや、ぶっちゃけると似合うのは似合うんすけど」

妹嬢「言いたい事ははっきり仰られたらどうですか」

メ「エロいなぁ、と」

妹嬢「は、はい?」

メ「前回は勢いでごまかしてましたけどかなりムラムラきますよね。妹嬢さんのスク水姿」

妹嬢「またそうやってからかって」

メ「いやいやマジですよ。なまじ身体のラインに余分なとこがないから生地の質感と相まって素肌よりエロいんすよ」

妹嬢「あ、ぅ。ここはお礼を言うところなのでしょうか」

メ「いえ、礼には及びません。ここからはメイド長さんと交代しますので」

妹嬢「それが何故、礼が必要ないことに?」

メ「今日はリミッターカット状態になられてますので理性がぶっ飛ばれてまして。とりあえずあれだ。ふぁいと!」

妹嬢「理性? ファイト? 一体何を……」

ゴゴゴゴ

妹嬢「……? なんですかこの威圧感は」

メイド長「お嬢様。そのようなご格好を……私といえどこれ以上は」

妹嬢「すみません、確かにはしたないですね。すぐに着替えます」

メイド長「はい。存分に他のものに着替えましょう。私が直々にお手伝い差し上げますので」

妹嬢「あの、何故息を荒げて……メイド長……さん?」

メイド長「久々に本気を出します。悪しからず」

妹嬢「え、ちょ、きゃぁぁあああ!?」






ドタバタドタバタ

メ「愛されてんなぁ」

男子「全くだな」

メ「あ、スク水の変態だ」

男子「……好きで着てんじゃねえよ」


262 名前:NIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage] 投稿日:2011/04/05(火) 00:58:14.56 ID:Yvm6z1pAO
冥「ふんふふ〜ん。ね、パパ」

男「ん〜?」

冥「えんこーっていうのがしてみたい!」

ガタン

男「……what's?」

冥「えんこーっていうのをしてみたいです!」

男「やめときなさい。ついでにそれを教わった子にもやめるように言いなさい。聞かないなら友達やめなさい」

冥「えー。やだよー。パパもやってたんでしょ?」

男「やるかい?! 誰が言ってたそんなこと!」

冥「ママにえんこーのこと聞いたらパパが経験者だから聞きなさいって」

男「よし。ママには後から俺が地味だけどすげぇ痛い間接技とかして言い聞かせとくからお前は今すぐその嘘を忘れなさい」

冥「あい! でもみんなにはパパが経験者だから相談するって言っちゃったからみんなにも言わないとだね」

男「お前はパパをナチュラルに貶めるな。って、なんか携帯にメールが」

『私、おじさまとなら遊んでみたいです! お金はあんまり要らないです! 冥友A』

男「……いや、これまず返事に困るし何でこっちのプライベート携帯のアドレスばれてんだ」

冥「あぅ? パパの携帯のアドレスっていつもの以外教えちゃダメだった?」

男「すごくダメだったな。これで一つ賢くなれたのは喜ばしいがそろそろそれくらいわかるようになろうな」

冥「あい!」

男「返事はよし。く……本当にあのバカ息子といい、こっちといい。俺らはどれだけ育児がへたくそなんだ。責任はだいたいうちのバカの気がするけど」

冥「えへへ〜」

男「いや、違うな。この笑顔で全部許してきた俺も悪いんだよな。……はぁ」


263 名前:NIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage] 投稿日:2011/04/05(火) 22:00:37.16 ID:+HrKXY67o
実は「付いてる」のは妹嬢じゃなくメイド長なんじゃないのか?ww
ところで男はメイド相手にえんこーしてたと言えなくもないような


264 名前:NIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage] 投稿日:2011/04/06(水) 00:28:17.14 ID:br49eRCAO
メイド長「お嬢様が望まれるのであればその役目、謹んでお受けしますが」

メ「私情も兼ねて一石二鳥っすね」

メイド長「何が言いたいかわかりかねますね」

メ「意外と男に生まれたかった状態なのかと」

メイド長「お嬢様の周囲に蔓延る邪悪を全てはねのけるだけの力があれば性別は関係ありません。ちなみにあなたも邪悪の一部ですよ」

メ「さらりと宣戦布告されてません、これ。でも結局メイド長さんってお嬢様ラブなんでしょ?」

メイド長「そのような恐れ多い考えには至りません」

メ「ならメイド長さんって生涯独身とか?」

メイド長「この身はただ一振りの剣であればいい。人並みの幸せなど必要ありません」

執事長「んー。それはそれで困るんだけどな」

メ「げ、出た」

執事長「やぁ、自称専属メイドさん。今日も元気にサボりかな? サボりなら管理職としては色々とお話があるんだよね」

メ「さーて主様の面倒みてくるかー。退散っ!」

執事長「全く、逃げ足だけは早いね」

メイド長「……」

執事長「ん? 何?」

メイド長「困られても、……私も困ります」

執事長「そっか。うん、今はその答えで充分かな。あとなるべく君も付いてない方で頼むよ」

メイド長「善処します」

執事長「頼むよ、本当」







妹嬢「くしゅん! ……おかしいですね。身に覚えのない謂われを受けている気がします」


265 名前:NIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage] 投稿日:2011/04/06(水) 00:34:01.14 ID:br49eRCAO
男「や、別に援交してた訳では」

メ「全く一切? 本当に何ら下心なく接してました?」

男「……一応、その。はい」

メ「制服だと言い張ってメイド服やらランジェリーを付けさせたのも一切私情が絡まないものなんですね」

男「……」

メ「私が色々迷惑かけても給料出し続けて追い出さないでいたのは有用だから何ですね」

男「……」

メ「最終的に手を出したのも」

男「わかった! 悪かった! 下心はあったよ、正直。……お前、その、……いから」

メ「はい?」

男「お前が可愛いから期待しない訳ないだろ! 途中から働かなくても給料出してたのもどっか行ってほしくなかったから! ……これでいいか」

メ「……主様」

男「なんだよ」

メ「やっぱえんこー経験者なんじゃないっすか」

男「そこか! 今ここでそれなのか!?」


266 名前:NIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage] 投稿日:2011/04/06(水) 00:37:36.27 ID:k6j0YyW4o
まぁそうなるとメイドもえんこー経験者なわけで・・・


267 名前:NIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage] 投稿日:2011/04/06(水) 00:42:53.32 ID:br49eRCAO
メ「久しぶりにおぱーいネタでも」

男「期待したらダメなのに胸が熱くなるのは野郎の性だよな」

メ「では問題です。私の谷間に今挟まってるのは何でしょーか!」

男「無闇やたらに胸を突き出すと思ったらそんな状態だったのか! む、難しいな」

メ「ヒントは胸で隠れるサイズのものです」

男「ヒントの幅が広いな。もうちょい何かないのか」

メ「主様がいつも口にしてるものです」

男「む……卵か」

メ「ぶー。正解は空気でしたー」

男「何だろう。登ってもない山から転げ落ちた気分だ」

メ「残念賞は妹嬢さんの前でちっぱい音頭を踊るか男子ちゃんのデカパイ作戦としてシリコン注入の二択です」

男「謹んで前者で」

メ「決意が早かった。さすが男の中の男な主様。危うく男の娘でしたが」

男「……さて。命がいくつあれば帰ってこれるかな」










逆に泣かれて違う意味で帰ってこれなくなりました。


268 名前:NIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage] 投稿日:2011/04/06(水) 00:47:16.11 ID:br49eRCAO
メ「ザ・えんこー夫婦!」

男「すっごい不名誉?!」

冥「パパとママみたいになりたいから私もえんこーしてみたい!」

メ「冥。ダメですよ」

男「なぬ?! 思わぬ場所から正論が出ようとしている」

メ「ママはバカだけどそれなりに自制が効いて金の匂いがする相手を判別出来たから許されたんです。冥は出来ないでしょ」

冥「ぅー、出来ない」

メ「だからえんこーは相手を見つけてママに報告してからにしなさいね? しっかり玉の輿を狙うように」

冥「あい!」

男「すごい勢いで前言撤回しないとうちの娘の未来が危ない」


269 名前:NIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage] 投稿日:2011/04/06(水) 21:27:52.11 ID:k6j0YyW4o
そういやメイド長、付いてなければ善処する必要がないわけで、つまりは付いてるってことじゃ・・・
妹嬢の前でギンギンにおっ起てて先走りまで滴らせながらも
サラシかなんかでギチギチに締め上げて膨らみを誤魔化し
表情だけは理性で抑えつけて涼しい顔、って事か
えろいな・・・爆発しないように妹嬢は定期的にケアしてあげないとだ


270 名前:NIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage] 投稿日:2011/04/07(木) 00:38:24.27 ID:DNJB0j9AO
メ「定期的にケアどころか毎日生殺しですよね。おお可哀想に」

メイド長「そのような情念は持ち合わせておりませんので」

メ「なら何で妹様ハァハァしてるんすか」

メイド長「身に覚えはありませんが」

メ「うわ、きったね! 今までのあれやこれやを無かった事にしにきてるし!」
メイド長「無かった事ですから」

メ「そんなご都合主義に好き勝手やらせるもんすか! だったら妹嬢さんと私で風呂とか入っ……」

ドスッ

メ「……ナイフって壁にこんなに深く刺さるもんなんですね」

メイド長「人肉程度なら貫通もしますが」

メ「串焼きどころかつくねとは。ご勘弁願いたいので前言撤回で」

メイド長「良い心がけで」

メ「しかし何で長さんてば妹様ラブなんすか? 昔何かフラグ立てられたとか?」

メイド長「その名で呼ばぬように。次はありませんので」

メ「刃物の威圧感やべぇ……」

メイド長「私がお嬢様にお仕えする理由はただ一つ。この身全てを捧げても惜しくないと感じたからです」

メ「でも長さ……はい、メイド長さんが妹様に仕え初めたのって子供時代からっすよね?」

メイド長「赤子であらせられる時からですね」

メ「その頃から今みたいに?」

メイド長「いえ。ですがあの方が三度目の誕生日を迎えられた時に全ては決まりました」

メ「あれっすか。今流行りのKill Love(殺し愛)みたいな展開とか?」

メイド長「……よく分かりました。概ね正解です」

メ「マジで?!」

メイド長「正確には暗殺の危機にただ一人で残り我々を逃そうとされました。義務感のみで仕えてきたはずがあちらはそうでは無かったのです」

メ「ほうほう」

メイド長「我々を唯一の家族と呼んでくださいました。当時、その場にいた少ない数の者達ではありましたが……今でも我々は忘れていません」

メ「唯一の家族っすか。主様ハブられてやんの。ぷーくす」

メイド長「……忌々しい事にあの方については唯一の肉親であり憧れであり、心を頂いた方だと仰られたのが数日後でしたが」

メ「すごい三歳児っすね」

メイド長「幼くして聡明であらせられましたから」

メ「あの人今では微塵もないけどやっぱりハイスペックっすなぁ」

メイド長「今でも、ですね?」

メ「刃物の使い方を新しく覚えましたよ、私。相手に頷かせる便利だったんすね……ひぃ!?」


271 名前:NIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage] 投稿日:2011/04/07(木) 00:48:58.73 ID:DNJB0j9AO
メ「で、それからゾッコンラブな訳っすか」

メイド長「というよりも心からの忠誠を誓いましたね。義務や責任ではなく魂の盟約として」

メ「重たい単語が並ぶ並ぶ」

メイド長「それだけの意味を見いだしていましたから。それからはお側で過ごさせていただく内に自然と……」

メ「恋しちゃった、と」

メイド長「違います。ええ、違いますとも」

メ「今更隠さなくとも!」

メイド長「……。恋とは違うのです。存在に、在り方に惹かれたと言いますか」

メ「愛しちゃったんですね」

メイド長「ですからそういったものとは……まぁいいでしょう。この感覚はあなたには分からないでしょうから」

メ「すまんちん。や、すいませんって。刃物はダメですって」

メイド長「ですが確かにお嬢様が望まれるのならば私は身体も心も全て捧ぐつもりではあります」

メ「イエス枕で枕元にティッシュ状態っすね。先にシャワー浴びてきました感!」

メイド長「意味は分かりませんが意味合いだけはかろうじて。ですが私から何かをお嬢様に求める事はありませんよ」

メ「前回なんかリミカして迫ってたような」

メイド長「あくまで楽屋ネタですので」

メ「きったね! こういうメタと中身を使い分けるのって一番良くないのに!」

メイド長「何と罵られようが気にしませんが。お嬢様の幸せが私の全てですので」

メ「これだけ愛されてんだから妹嬢さんも抱かれてあげればいいのに」

メイド長「出来れば希望としては女として扱われたく」

メ「生えてる設定追加の予定は?」

メイド長「お嬢様が望まれれば」

メ「主体性を作らんと!」

メイド長「主体はお嬢様ですので」

メ「むむぅ」


272 名前:NIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage] 投稿日:2011/04/07(木) 01:04:57.73 ID:DNJB0j9AO
メ「てな話なんすよ」

執事長「珍しく君から来ると思えば。出歯亀は良くないよ」

メ「んー。なんつーかメイド長さんも同じ女の子なんだし幸せになってもええのかなぁって」

執事長「君らしくないね。でもまぁ、そういう部分が坊ちゃんを射止めたのかもしれないな」

メ「あ、主様は関係ないでしょ。今回のだって暇つぶしですしおすし!」

執事長「そういう事にしておこうかな。さて、じゃあ君は彼女に何をしてあげたいのかな」

メ「ぶっちゃけると執事長さんがメイド長さんを娶ればええのんかな、と」

執事長「根拠は?」

メ「メイド長さん、執事長さんにだけなんか態度がやわこいというか女の子っぽいというか」

執事長「そうかな」

メ「そっすよ。なんか全体的にまんざらでもなさそうだし。執事長さん側も」

執事長「ふむ。まぁ彼女は僕の娘みたいなもんだからね」

メ「えらい歳の近い娘さんで。もしかして若作り? 緋天御剣流?」

執事長「よく分からない部分を飛ばして答えるなら、あの子にメイドの基礎や技術を教えたのは僕だって事」

メ「いたいけな幼女に奉仕とは何ぞやと……アグネスの予感!」

執事長「そんな経緯があるからね。昔から知ってただけに家族みたいなものでさ。少しくだけて接するのも仕方ないかな」

メ「スルースキルたっけぇ」

執事長「でも、個人的に彼女が成長して綺麗になってく中で思う部分がなかったと言えば嘘になるかな」

メ「ロリコンやないすか」

執事長「うちは歳を取りにくい家系でね。問題ないよ」

メ「無くはないでしょうに。まぁいいや。じゃあやっぱり気はあるんじゃん!」

執事長「まぁね。けど彼女は今の立場、忠義、要約するなら生き方が完成しちゃってるから僕の入る隙間もない」

メ「ふむ……」

執事長「だから精々彼女の負担を陰から日向から支えるしかないんだよね」

メ「なかなかに回りくどい」

執事長「自覚はしてるさ。ま、気長にやるつもりだよ。悪かったね、解決策になれなくて」

メ「いえいえ。っかし、妹嬢さんは絶対こんな事情に気付いてないんだろうなぁ」

執事長「いや、知ってるよ? むしろ縁談にしようかって言われたくらいだし」

メ「マジっすか?! でもじゃあ何で関係が進んでないんすか!」

執事長「簡単だよ。本人が誰から想われてるか気付いてないから話が進まなかったのさ」

メ「ああ、なんかすごい納得してしまった」


273 名前:NIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage] 投稿日:2011/04/07(木) 18:48:47.90 ID:vf8ICOexo
あーあ、メイド長ってば自分が付いてる事にしておけば妹嬢の疑惑が晴れたかもしれないのに・・・


275 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/04/07(木) 18:58:36.33 ID:et9C69ONo
つまりふたなりはお嬢様一人だけではないですよ、と

泣けるな


278 名前:NIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage] 投稿日:2011/04/08(金) 00:27:29.87 ID:VPICgrEAO
妹嬢「最終的に私が生えてる事に変わりないじゃないですか!」

メイド長「お嬢様、落ち着いてください」

妹嬢「落ち着いていられますか! あなたまであらぬ疑いをかけられているんですよ!」

メイド長「私の事はどうかお気になさらず。むしろ私がそうでありお嬢様は違うと認識されるならばそうなるべきです」

妹嬢「いけません! またそのような自己犠牲的な考え方……私に取って貴女達は大事な家族だといつも言っているでしょう!」

メイド長「お嬢様……」

妹嬢「その家族が不名誉な疑いをかけられているのを黙って受け入れられますか。私は断固として戦います」

メイド長「分かりました。お嬢様がそう仰るならば私も最後まで真実を貫き通しましょう」

妹嬢「その意気です」

メ「じゃあいい話になったとこで妹嬢さんのスカートの中でもチェックしますか」

妹嬢「させるものですか!?」

メ「大丈夫です。主様ネタを使えば下着の上からでもふくらみで確認できますし」

妹嬢「ふくらみません!!」

メ「まぁまぁそう言わず読者サービスとでも思って」

サクッ

メ「サク? って、のおおぉぉああ?! 刺さってる、刺さってるよ、ナイフ!?」

メイド長「たかだか果物ナイフです。身体強度が常人と比べるべくもないあなたからすれば大した傷でもないでしょうに」

メ「いやいやいや! 痛いもんは痛いから!」

メイド長「だからと言って自身の主に不埒な真似をされて黙っているほど間抜けではありませんので。次は脚にしましょうか」

メ「ひ、ひぃい?!」

妹嬢「あ、あの。さすがにこれはやりすぎでは」

メイド長「お嬢様。我々の地位を色物とやらから脱却する為には容赦は不要です。勝ち取りましょう、望まれた地位を」

妹嬢「は、はい」

メ「つまりメインヒロインになりたい的な願いを実現へ?」

メイド長「では席を空けていただきましょう」

メ「ひぃぃい!!? コンバットナイフて?!」

妹嬢「お、落ち着きなさい? ね?」

メイド長「お嬢様、私一人が手を汚すことを今だけはお許しください」

メ「ぎゃぁぁあああ!? 何が可愛くなってきただよ! めちゃくちゃバイオレンスじゃんかぁぁあああ!!」


279 名前:NIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage] 投稿日:2011/04/08(金) 00:33:36.38 ID:mmiMbwF9o
>メ「大丈夫です。主様ネタを使えば下着の上からでもふくらみで確認できますし」
>妹嬢「ふくらみません!!」
ふくらまないならチェックさせれば疑いも晴れたものを
一時の感情でチャンスを逃すとは・・・


280 名前:NIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2011/04/08(金) 00:35:40.81 ID:Z0Q0Y2BYo
まだコツカケ覚えてないんだろ


281 名前:NIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage] 投稿日:2011/04/08(金) 00:38:44.50 ID:VPICgrEAO
メ「うぅ、ひどい目にあった」

男「よく生きて帰ってきたな」

メ「途中から意識をお姉さんに全引き渡しで逃げの一手でしたから」

男「そういや姉さんはメイド長さんとは微妙に相性良かったっけ」

メ「『せいかくにはいっぽうてきにならないだけ〜』だそうですが」

男「ふむ。分からん」

メ「厨二設定があるんだそうで。気にしたら負けですよ」

男「しかしまぁ何で懲りずに毎回からかいにいくかね」

メ「だってどっちも可愛いじゃないっすか。完璧超人なくせにああも俗っぽい反応してくれるんだから」

男「昔は完全にお嬢やってたけどな。変わるもんだ」

メ「誰のせいなのか」

男「だいたいお前のせいだぞ」

メ「つまり私がプロデュースしたから今の妹嬢さんフィーバーが!」

男「完全に乗っかってるだけよな、お前」

メ「最初に商標登録したもん勝ちなんすよ」

男「誰もしてないような」

メ「登録したら“ふたなり妹なお嬢様”でストーリー書く権利が!」

男「誰が欲しがるんだそれ。というか既に市場に散々出回ってそうなブランドだし」

メ「たまには中古車もいいですよ?」

男「中古車はいいけどその権利はいらん」

メ「差別だ!!」

男「いやそれも違うくないか」

メ「妹嬢さんがどんな姿でも受け入れられる心を!」

男「受け入れぐらいはするけど本人否定してるからな?」

メ「主様のケツ処女が予約されてしまった」

男「その受け入れはしてません」

メ「ちっ……」

男「お前は俺がそんな目にあっていいのかよ!」

メ「はい。面白いし」

男「お前はそういう奴だった」



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