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意地悪なメイド2
337 :【薬草】 [sage] :2008/05/13(火) 03:24:04.97 ID:1FyBwxY0
メ「主様、時に思うんです」
男「まぁ聞かないと拗ねるだろうから聞いてやるよ。何だ?」
メ「薬草って飲むとHP回復するじゃないですか、大抵のゲームって」
男「そうだな」
メ「でも草ですよ?」
男「草、だなぁ」
メ「よしんば薬だとしますよ? 漢字としてはついてますし」
男「うん」
メ「飲んでそんなすぐ傷が癒えるもんなんですかね!?」
男「その世界ではすごく即効性のある薬品効果のある草が生えてるってことだろ」
メ「じゃあ百歩譲ってそうだとしますよ!? ……草、飲むんですか!?」
男「不思議のダンジョン系では飲んでるじゃん」
メ「草なのに! 草のくせに!」
男「お前はそこまで草を目の敵にしなければならない何かがあったってのか」
メ「いや、さっき通信対戦で草ポケモン使いの人にフルボッコにされて」
男「……逆恨みもいいとこじゃねぇか」


338 :【友達】 [sage] :2008/05/13(火) 03:32:43.12 ID:1FyBwxY0
メ「そういえば気になったんですけど、主様の交友関係ってどうなってるんですか?」
男「珍しいな、お前が俺の学校生活に興味を示すなんて」
メ「いやだって、主様って滅多にお友達と遊んでくるとかしないじゃないですか」
男「まぁな」
メ「寂しい奴だなぁって思って」
男「うるせぇよ。寧ろお前こそ交友関係が閉鎖的すぎるくせに」
メ「ネット勇者たる私に対して何て口の利き方!」
男「それが閉鎖的だというておろうに……」
メ「ええい! 私はいいんですよ! で、主様のお友達ってのはどれくらいいるんです?」
男「えーと、いいんちょだろ? 女さんだろ? 友だろ? 後、えっと……」
メ「後は?」
男「……く、クラスメート」
メ「少な!?」
男「う、うるせぇよ!」
メ「しかしいくらなんでも少なすぎるでしょ! 高校生活何やってたんですか!」
男「世話のかかる馬鹿の面倒みてたんだよ!」
メ「何という疫病神……友達を作る機会を犠牲にしてまで主様は一体どんな苦労をされていたのか」
男「……てめぇがそれを言いやがるのか」


339 :【迷彩】 [sage] :2008/05/13(火) 03:39:41.27 ID:1FyBwxY0
妹嬢「ねぇ兄さん?」
男「ん? どうし……ぶふぅ!? な、何だその格好は!」
妹嬢「あ、すみません。こんな格好で。訓練の帰りに直接寄らせていただいたので」
男「く、訓練? 一体何の……いや、言わなくていい! 何か聞いちゃまずい気がする!」
妹嬢「そんなことないですよ? ただの野戦の模擬戦闘訓練を……」
男「シャラーップ! お前の妄想話もここまで来ると現実味すら帯びる! という訳で禁止!」
妹嬢「はぁ。まぁ兄さんがそこまで言うならばやめておきますが」
男「そうするといい。それよりほら、顔とかこんな汚して……」

ふきふき

妹嬢「これはフェイスペインティングで……あ、あう」
男「せっかく綺麗な肌してるんだから、大事にしろよ」
妹嬢「そ、そんな、綺麗だなんて……そりゃ毎日兄さんに見られていいように努力は怠らないようにしていますが」
男「はいはい。そうだな。俺のためだもんなー、っと。ほれ、これでよし」
妹嬢「何ですかそのなげやりな! 私は本気なんですよっ」
男「うんうん、わかったから。ほら、さっさとその物騒な格好から着替えてこい」
妹嬢「……もう、兄さんったら」

バタン

男「ったく。サバゲーとかにでもはまってんのかねぇ。やたら煙くさかったし」
メ「硝煙だったりして」
男「ばーか、んなわけあるかっつーの」
メ(……いや、あの妹さんだからこそありえると思うんですが)


340 :【○○王子】 [sage] :2008/05/13(火) 09:34:18.41 ID:l43km6AO
メ「最近流行ってますね、なんちゃら王子みたいなのが」
男「確かにな」
メ「マスコミは流行れば何でもいいと思ってるから困る」
男「事実流行ったけどな」
メ「そう考えてくと主様は変態王子ですね。寧ろ王子ですらないのでただの変態とか」
男「……それが言いたいだけじゃねーか」
メ「ちなみに私は金持ちの王子様がいいです。成金王子」
男「それを自称すんのか。どう考えても不名誉だろ」
メ「赤貧王子よりいいでしょ」
男「せめて清貧とかにしようぜ? まぁどっちにせよお前は生物学的に王子はないけどな」
メ「全く、話するくらいならいいじゃないですか。夢なし王子ですね」
男「お前が普段バッシングしてるマスコミのような流されやすさだな、おい」


341 :【変換】 [sage] :2008/05/13(火) 09:42:14.89 ID:l43km6AO
メ「最近の携帯ってすごいですよね。予測変換だけで文章作れますもん」
男「出来た文章が大概アニメかゲーム関連なお前の携帯に魅力は感じないけどな」
メ「失敬な。だったら主様がやってみてくださいよ。最初の文字は……ね、で」
男「ん。えーと……げ」
メ「何ですか? さてはど変態王子復活な内容ですか!」
男「いや、その……」
メ「ええい、まどろっこしい! 見せなさい!」

バッ

男「あ?!」
メ「ふふ〜ん、なになに?」



『姉さん今日も綺麗だったよ』

メ「……」
男「い、いや、その……な? た、たまたまだって、たまたま!」
メ「ふぬぅ!」

バキィ!

男「な?! お、お前!」
メ「すみません。最新機種は反対側に折れると思ったんで」
男「んな訳あるか?! 思いっきりふぬぅとか言ってただろ!」
メ「そうでしたか?」
男「あーもう、どうすんだよこれ! あ〜あ〜……」
メ「……ふんっ」


342 :【プレミア】 [sage] :2008/05/13(火) 12:42:22.75 ID:l43km6AO
メ「プレミアってつまり権利を有するためのお金とかですか?」
男「プレミアムの略ってんならな。その場合でもまた違う意味もあったりするが」
メ「ふむ。ともかくまぁ、主様はラッキーですね」
男「……何となく分かるけど聞くぞ。何がだ」
メ「そりゃもちろん、こんなプレミアメイドを雇えてる事ですよ〜」
男「おかしいよな。プレミアって最近の社会的に見るとつくと嬉しいもののはずなのにな」
メ「泣いて喜んでください」
男「泣く事についてはすぐにでも出来る自信があるわ」
メ「やっと主様も私の価値がわかってきたようですね」
男「お前のポジティブさはもはや病気の域だな」
メ「わかっててやってますけどね」
男「こっちもわかってて言ってんだよ!」


343 :パー速民がお送りします [] :2008/05/13(火) 20:05:39.56 ID:wuFvN6DO
>>325>>326>>333GJ
てか女久しぶりに見たな


344 :パー速民がお送りします [sage] :2008/05/13(火) 20:15:55.81 ID:5O209bgo
やっぱりやきもちを妬くメイドは可愛いなあ


345 :パー速民がお送りします [sage] :2008/05/13(火) 20:16:37.76 ID:3DKdxUSO
>>326
凄く・・・イイです・・・

GJでしたわー
ところで最近スレが活気付いてきたじゃないかと思うのだが
住人としては嬉しい限りです


346 :パー速民がお送りします [sage] :2008/05/13(火) 22:17:01.91 ID:PFgiu.AO
>>345
俺もそう思う

実質主様の主様で成り立ってるスレだから助太刀したいんだけど、やっぱりキャラの把握が難しいな……


347 :パー速民がお送りします [sage] :2008/05/13(火) 22:19:46.32 ID:96j7XOEo
>>346
同感。メイドの台詞回しには特に気を使うよな。
あの飄々としてて嫌味な口調出すのは苦労する


348 :パー速民がお送りします [sage] :2008/05/13(火) 23:16:30.68 ID:l43km6AO
メ「私ってば知らぬ間にヴェンタースオリジナル」
男「爺って事だな」
メ「もしかするとクリーミーという意味かと!」
男「だとしたらどんな意味合いなんだと小一時間問い詰めたい」
メ「お肌がスベスベ?」
男「それは前からだ」
メ「……えっち」
男「そこは流すかツッコめよ! 触った事ねぇだろ!」
メ「と言いつつ夜な夜な私を自らの欲望のはけ口にしてるのは誰ですか!」
男「少なくとも俺じゃねぇよ」
メ「確かに」
男「つまりまぁ、何が言いたいかっつぅと」
メ「別に私は何ら特別な事はないという事ですね」
男「ああ。大事なのは>>336で言ってるように好きにするのが一番って事だ」
メ「まさにあなたもヴェンタースオリジナル」
男「あなたのメイドもまた特別なメイドなのです」
メ「つまり私特別!」
男「思いっきり下方修正な感じだけどな」


349 :【むしむしQ】 [sage] :2008/05/14(水) 14:55:05.10 ID:cbBi/AAO
メ「メイメイD!」
男「もはや原型ない上にクイズとすらわかんなかったぞ」
メ「わかってるじゃないっすか」
男「帰ってきたら居間がクイズ番組よろしく改装されてりゃ嫌でも察するわ」
メ「三桁万ほどかかりました」
男「この大バカ野郎!」
メ「残念、女郎です」
男「そういうこっちゃなくて……」
メ「ほらほら! それよりクイズです!」
男「まぁいいけど」
メ「では失礼」
男「おお? なんでアイマスクなんだ?」
メ「いや、触って何の毒虫か当ててもらおうと思って」
男「セット関係ねぇ?! つぅか毒虫限定なのかよ!」
メ「当たったら解毒剤です」
男「回答を全力で断る!!」
メ「あら、いいんですか?」
男「何がだよ!」
メ「もう刺されますよ?」
男「へ?」

チクッ

男「……」
メ「……がんば!」
男「ぎゃぁぁああああああああああ!!!!」


350 :アエイオウ [sage] :2008/05/14(水) 15:19:02.99 ID:cbBi/AAO
メ「タイトルが疑問です。おしえてせんせいさん!」
男「誰が先生だ、誰が」
メ「よ! 歩くwiki!」
男「誉めてんのかそれ?」
メ「当たり前田のクラッカー」
男「てめぇのが長生きしてそうだな、おい」
メ「わかるあたり主様も充分あれですね」
男「……。とりあえず簡単だ。英語での母音の並びだよ」
メ「……ボイン?」
男「……」
メ「今どこ見てました〜?」
男「ええい! ニヤニヤしながら近づくな! 暑苦しい!」
メ「んふふ、ウブですなー」


351 :【ジーンダイバー】 [sage] :2008/05/14(水) 15:24:46.78 ID:cbBi/AAO
男「バーチャルアニメ三部作の中では一番好きだ」
メ「DVD発売した時は思わず手が出ましたしね」
男「未だに小学生向けとは思えない良さだからな」
メ「私も時間を遅くするやつ欲しいです!」
男「お前は酸素ボンベなしでやれ」
メ「何というドS……」
男「つぅかあれは周りのあらゆるものの速度を1/1000だからな。予測だが光すら遅くなる」
メ「つまりビームも回避!」
男「それより俺は状況によっては光量足りなくて暗かったんじゃないかと思うわ」
メ「空想科学乙」
男「じゃあ言い出すなよ」
メ「私は主様と違って夢がありますから」
男「夢ばっかで中身ない奴が何言ってんだ」
メ「胸はあります」
男「それは知ってる」
メ「……えっち」
男「じゃあ言うなっての」


352 :パー速民がお送りします [sage] :2008/05/14(水) 15:28:25.15 ID:UTVyaN6o
>アエイオウ
プチプチアニメにそういう名前のがあってだな

確かバイオリン魔法を使っていろいろ解決する奴だったはずだ
俺も数回しか見ていないが


353 :パー速民がお送りします [sage] :2008/05/14(水) 17:10:24.53 ID:cbBi/AAO
外国ので全13話くらいのだってのは知ってる。
ただ胸ネタに逃げたけど!
でも名前の由来は確か母音の並びだったはず。……ボイン……


何故かユニコーンの大迷惑が浮かぶ


354 :パー速民がお送りします [] :2008/05/14(水) 18:40:58.95 ID:Cz3P8gSO
>>340-342
毎度毎度乙で〜す

ではでは
つ【〇〇事件】
【ノンシュガー】
【スケート】


355 :パー速民がお送りします [sage] :2008/05/14(水) 21:37:21.26 ID:CsPm8cSO
毎日乙ですぜ

メイドの攻めている時と主様に反撃された時のギャップがたまらんww


356 :パー速民がお送りします [sage] :2008/05/14(水) 23:20:55.15 ID:XHsmwP20
みんなのレスが俺の動力源!
一言一言が嬉しいぜ。ありがとう!


ちなみに普段はこんな明るいのじゃなくて真っ黒ドロドロなのばっか書いてる。
だからここで書いてると何というか少し心が軽くなるというか何というか。
……め、メンヘラじゃないよ!ww
だが内容が大体において不道徳的な件について。……俺破滅願望でもあるんだろうかww
さておきさくさくやってこう!


357 :【がんこちゃん】 [sage] :2008/05/14(水) 23:35:10.87 ID:XHsmwP20
メ「どんどんずずん!」
男「メイドさん!」
メ「って誰が太ってんだと!!」
男「別に誰もそうは言ってねぇだろう!」
メ「ならいいんですが」
男「では改めて……」
メ「どんどんずずん!」
男「メイドさん!」
メ「だぁーかぁーらぁ!」
男「大丈夫、太ってない太ってない」
メ「……うぅ」
男「どんどんずずん!」
メ「いいんちょう!」



ガラッ




男「いや、本当すみませんでした……」
メ「出来心だったんです、もう絶対言いませんから、はい、はい」


358 :【このまちだいすき】 [sage] :2008/05/14(水) 23:46:28.74 ID:XHsmwP20
男「なぁ、メイド」
メ「はい?」
男「たまにゃ、外ってのも……いいな」
メ「はい」
男「……」
メ「……」
男「なぁ」
メ「はい」
男「この景色も悪くないな」
メ「はい」
男「……」
メ「……」
男「なぁ」
メ「はい」
男「膝枕、疲れないか?」
メ「はい」
男「なら良かった。もうちょっとお願いしたかったからさ」
メ「はい」
男「……」
メ「……」
男「な、メイド。この町、好きになれたか?」
メ「はい」
男「じゃあ、ずっとここに居てくれるか?」
メ「はい」
男「……」
メ「……」
男「ありがとう。嬉しいよ」
メ「はい」
男「それが嘘でも、な」
メ「……はい」
男「……。メイド」
メ「はい」
男「俺、お前のこと……」



ドサッ



男「……。夢、か。……くぁ!!! お、俺は何て恥ずかしい夢を!!!!」


359 :【ストレッチマン】 [sage] :2008/05/15(木) 00:05:04.41 ID:cLSVSNI0
男「ストレッチマンにならってストレッチしようか」
メ「……」
男「さぁ遠慮するな」
メ「では何故手をわきわきさせてるんでしょうか」
男「そりゃ勿論ほら、何だ。揉むから?」
メ「警察呼びますよ」
男「ははは、大丈夫だ。痛いのは最初だけだから」
メ「今すごい痛いですよ、主様」
男「気にするな。自分でも何故こうなってるのかわかんないから」
メ「今ならまだ引き返せますよ」
男「だが男に二言はない!」
メ「この人最低だ!」
男「何とでも言うがいい! という訳で早速ストレッチを!!」



ガラッ


男「何を人の声真似して遊んでるんだコラ」
メ「っち、バレたか。これを妹嬢さんとか委員長さんに送りつける予定だったのに」
男「頼むからやめてください」


360 :【ニャンちゅう】 [sage] :2008/05/15(木) 00:12:11.41 ID:cLSVSNI0
男「おい、マジで大丈夫なんだろうな」
メ「大丈夫ですって! 心配しすぎっすよ、私だって料理の一つくらい出来ますから」
男「……いや、もう何つーかタマゴの片手割りとか……」

クシャ!

メ「……ほ、ほら! 大丈夫だったでしょ!」
男「ギリギリっぽかったように見えたぞ、おい」
メ「いやいや、大丈夫ですって本当!」

カチャカチャ

メ「さて、混ぜ混ぜ〜」
男「……」
メ「そして投下ー」
男「って、あ、おい……!」

デローン……べちゃぁ

メ「あ」
男「ちょ、ば! 半分以上こぼれ……これはひどい」
メ「え、っと、ほら! 完璧すぎると愛嬌がないじゃないですか!」
男「……もういいから」
メ「いやでも、こうやってランチマットで……」
男「拭くなよ!? あーもう!!!?」


361 :パー速民がお送りします [sage] :2008/05/15(木) 00:12:39.60 ID:cLSVSNI0
ニャンちゅうと聞いてこれが浮かぶあたり俺はちょっと危ないww


362 :パー速民がお送りします [sage] :2008/05/15(木) 00:20:45.87 ID:nZJsUsAO
>>352
言語がほぼ全部おっおーのやつかwwww


363 :パー速民がお送りします [] :2008/05/15(木) 00:33:51.44 ID:XXff8UDO
なんという活気の良さ
書き手GJといわざるを得ない


364 :パー速民がお送りします [sage] :2008/05/15(木) 10:05:57.55 ID:zcbVqgAO
>>361
みんなそれを期待してた筈だから安心してくれwwwwww


365 :【勇気のパン】 [sage] :2008/05/16(金) 03:40:50.16 ID:qZV82j.0
メ「何という伝説」
男「何がだよ」
メ「じゃパンに並ぶまさかの逸品を見つけてしまったわけですよ」
男「よし、少しずつ修飾語が増えてるがそういうこっちゃねぇ、守護を話せ」
メ「いやね、コンビニいったらまさかの勇気のパンが売ってたわけですよ」
男「そんなにすごいのか?」
メ「ええ、そりゃもう伝説ですから!」
男「よく買えたな」
メ「そこは庶民派なんですよ、きっと」
男「庶民派の伝説って……」
メ「ちなみに主様の分はないのであしからず」
男「いや、俺は最初からそんなの頼んでないし」
メ「ふふん、悔しがっちゃって。でもあげませんよー!」
男「はいはい。それより頼んでおいた調味料は買ってきたのか?」
メ「え?」
男「……。え、じゃねぇよ!? 何の為にコンビニまで行ったんだよお前は!!」
メ「えっと……お手伝い?」
男「寧ろ出費を増やしてる時点で阻害してるじゃねぇか! あーもう!」
メ「こ、今度こそちゃんとやりますって!」
男「……いまいち信用ならん」


366 :パー速民がお送りします [sage] :2008/05/16(金) 03:45:48.03 ID:hopJnb6o
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!


367 :【知恵の缶詰】 [sage] :2008/05/16(金) 03:53:05.37 ID:qZV82j.0
メ「ただいまもどりもうした」
男「おかえりもうした」
メ「じゃじゃん!」
男「おー! ……って、何だこれ」
メ「知恵の缶詰です。いやぁ、まさかこれまで置いてるとは。あそこは本当に伝説ですね」
男「何の説が伝わってたかは知らんが少なくとも美味さにおいての説ではなさそうだな」
メ「まぁパッケージについては仕方ないでしょう。ですが! それすらもこうしてみると神々しい!」
男「禍々しく、かつ毒々しい気がしてきた」
メ「失敬な」
男「とりあえずすごいのはよくわかったよ、うん。……で」
メ「でっていぅ」
男「じゃなくて」
メ「……何でしょう?」
男「あからさまに目が泳いでるぞ」
メ「い、いやぁーそのー」
男「調 味 料 は ?」
メ「……か、買ってきます! 今度こそ買ってきますって!」
男「ありがとう。心意気で充分だから貴様は今日そのパンと缶詰だけ食ってやがれ」
メ「ノゥ?!」


368 :【ミス・ダイヤモンド】 [sage] :2008/05/16(金) 03:59:10.92 ID:qZV82j.0
男「んー、この娘、可愛いな」
メ「な!? あ、主様!?」
男「何だよ、大声出して」
メ「そりゃ驚きもしますよ! だって主様がこんな芋臭いアイドルごときに好評価だなんて!」
男「いや、芋臭いかどうかはさておき俺は普段どんな評価を世のアイドルの方々にしてるんだっての」
メ「気に入らないアイドルが出るたびにブラウン管を犠牲にしてきたじゃないですか」
男「そんな出費のかさむ真似をしてたまるか」
メ「でも本当に珍しくないですか? 主様がアイドルに興味持つなんて」
男「まぁな。そんなテレビとか見ないし、俺」
メ「ですよねー。で、どの娘です?」
男「この娘。真ん中後ろの」
メ「髪の長い娘でおだんご作ってるツインテの?」
男「そうそう、それそれ。いいなぁって」
メ「んー、特別可愛いって感じしないですけど」
男「でも何つーかさ、知り合いに似てるような気がして……」
メ「まさかそんな〜」
男「だよな。っと、もう出番終わりか。残念」





?「へっきし! っ〜、誰か私の噂か? ま、せっかくテレビデビューしたんだ。誰かしらファンはつくってことだな、うん」


369 :【君も大人になる】 [sage] :2008/05/16(金) 04:11:05.29 ID:qZV82j.0
妹「っていきなり言われても……」
委員長「ライバルは早めに摘み取ったほうがいいでしょう?」
妹「ライバルって何よ、ライバルって」
委員長「最近気付いたけれど男は幼児体型には興味がないようなの」
妹「はじめからあいつ、おっきい方が好きっぽかったじゃん」
委員長「……。だから、逆に今はあなたの成長が怖いのよ」
妹「成長って……ああ、胸とか? そだねぇ、DNA的にはいつ変異してもおかしくないし」
委員長「そうなの。お母さんがああでしょう? だから……お姉ちゃんがいい人を紹介するからその人になさい」
妹「なさい、って言われても困るってば! 別にお兄ちゃんに手を出すつもりもないし!」
委員長「……っ! それ、なのよ」
妹「?」
委員長「年下で、しかし豊満な体つき、極めつけはお兄ちゃんという呼び方……あなたの未来が怖い」
妹「私は今のいつもと違いすぎるお姉ちゃんが怖いってば」


370 :【男の余命が2ヶ月】 [sage] :2008/05/16(金) 04:19:49.04 ID:qZV82j.0
メ「嘘、ですよね?」
男「……かも、しんないぞ」
メ「じゃ、じゃあ……私も、嘘つきます」
男「……」
メ「私、じ、実は主様のこと大大大好きなんです。大好き……なんです」
メ「こんな奴だけど、でも、主様のこと、一番好きで……だから、そんなの困ります」
メ「一人で暮らしていくのも無理だし、一人で稼いだりとかもできないし、何より……主様がいない世界なんて、私生きていけないです!」
男「……嘘、だよな?」
メ「かも、です。……でも、主様の言ってることが本当なら、私の言ってることだって本当です」
男「だったら、本当って言いたいなぁ。そうすりゃ、相思相愛になれると思うし」
メ「……っ! でも、ダメです」
男「……? 何でだ?」
メ「だって、その話が本当なら、私の話も本当で……だから、私も、死にます」
男「なっ」
メ「言ったじゃ、ないですか。私、主様が居なきゃ、生きてけないんです。だから、死んじゃいます」
男「……。はは、あー……困ったな」
メ「はい、困っちゃいました」
男「……」
メ「……」
男「なら、もうちょい、頑張ってみるか」
メ「はい。どこまでもお供します」
男「ああ。お前を絶対に死なせない。そのためにも、俺は……死なない。[ピーーー]ない」
メ「主様……」
男「これからも、ずっと一緒だ」










男「とかそういう展開ないかな?」
メ「さっさと死んで私に遺産みたいなの残しててくださいね? 一生遊んで暮らせるだけの」
男「……。くっ! 分かってたはずなのに! こいつがこういう奴だと!!」



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