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妹 「うわぁっ…!」
- 588 :VIPがお送りします []
:2008/08/08(金) 22:19:27.34 ID:/yuoNdGZ0
兄 「それにしても困ったな……」
妹 「何がですか?」
兄 「実は、さっきの300円で財布がすっからかんだ」
妹 「それは心細いですね」
司会者 『さぁ、今年もやってきました! 水着自慢コンテスト! 優勝賞金は10万円です!!』
兄 「これまた古典的なコンテストだな…」
妹 「10万円……」
兄 「そう言われてみれば派手な水着の人が集結しているな」
妹 「10万円……」
- 600 :VIPがお送りします [] :2008/08/08(金) 22:22:49.81 ID:/yuoNdGZ0
妹 「おにいちゃん。喜んでください」
兄 「? どうした?」
妹 「立ったいま10万円を稼ぐ方法を見つけました」
兄 「10万円って……舞、まさか」
妹 「ちょっと優勝してきます」
兄 「いや、いくらなんでもその水着じゃ…」
妹 「スク水は最強だ。おにいちゃんがそう言っていました」
兄 「確かに言ったけど……」
妹 「では行ってきます。ブイッ」
兄 「ブイッ……って…」
妹 「ビクトリーです」
- 612 :VIPがお送りします [] :2008/08/08(金) 22:26:20.65 ID:/yuoNdGZ0
司 「続いてはエントリーナンバー5番 舞さんです」
妹 「よろしくおねがいします」
司 「これは……スクール水着ですか?」
妹 「スクール水着です」
司 「えっと……」
他 「クスクス、可愛いけどアレはねぇ〜…」
妹 「スク水は最強です! ブイッ!」
審査員 「105点」
司 「おーっと! 出ましたまさかの100点越え!!」
審査員 「ちょっとトイレ行ってくる」
- 635 :VIPがお送りします [] :2008/08/08(金) 22:30:34.18 ID:/yuoNdGZ0
妹 「やりました、おにいちゃん。10万円ゲットです」
兄 「すごいな…舞」
妹 「スク水は最強と教えてくれたおにいちゃんのおかげです」
兄 「そうか……俺の教育は間違ってなかったんだな」
妹 「はい。おにいちゃんは間違っていませんでした」
他 「なによ。ちょっと小さくて可愛いから選ばれただけでしょ? 子供を出すなんて卑怯よ」
兄 「ちょっ、おい、お前ら――」
妹 「いいんです。嫉妬なんて痛くも痒くもありません。むしろ哀れです」
兄 「そうか…?」
妹 「焦っているんですよ。あの人たちに来年はありませんから。年齢的な意味で…」
他 「!!!!!!」
- 639 :VIPがお送りします [] :2008/08/08(金) 22:31:26.35 ID:/yuoNdGZ0
ごめん、お父さん帰ってきたからちょっとご飯作ってくる。
15分ほどで戻ってくる予定です
- 665 :VIPがお送りします [] :2008/08/08(金) 22:46:57.20 ID:/yuoNdGZ0
ただいも。急いで作ってたら手を火傷した(´・ω・`)
- 674 :VIPがお送りします [] :2008/08/08(金) 22:50:02.73 ID:/yuoNdGZ0
妹 「さて、10万円ゲットした訳ですが」
兄 「おう! これで結構贅沢出来るぞ!!」
妹 「何を言っているんですか? これは私がゲットしたんですよ?」
兄 「え……? じゃあどうするの?」
妹 「もっと私を崇めてください。称えてください」
兄 「もちろん! 舞様、ありがたやありがたや!」
妹 「うむ、良いでしょう。ではこのお金の使い道はおにいちゃんに任せます」
兄 「俺に?」
妹 「はい。私には大金すぎますから」
- 680 :VIPがお送りします [] :2008/08/08(金) 22:53:11.75 ID:/yuoNdGZ0
兄 「とは言え…こんな大金どうしようか?」
妹 「そうですね……えっと、あれですね…」
兄 「…?」
妹 「だから、その……おにいちゃんが行きたいと言っていた…」
兄 「俺が??」
妹 「ほら、なんていうか……お金が無いから断念した…その……」
兄 「?」
妹 「ラ…ララ…………テルに…」
兄 「ラララってる??」
妹 「な、なんでもないです!!」
- 691 :じゃがいも ◆HhGf8jwqok [] :2008/08/08(金) 22:56:27.52 ID:/yuoNdGZ0
兄 「しかしプールも飽きたな」
妹 「もう飽きたんですか?」
兄 「お金も出来たことだし、ちょっと街をぶらっとしてみるか」
妹 「それは良いですね。私もたまには市内を歩いてみたいです」
兄 「そうと決まれば早速ここを出よう」
妹 「――――はい、出ました」
兄 「早いな……」
- 698 :VIPがお送りします [] :2008/08/08(金) 22:59:30.06 ID:/yuoNdGZ0
妹 「少しお買い物をしたいです」
兄 「おー、いいぞ。どんどん買いなさい」
妹 「おにいちゃん、どこへ行くんですか?」
兄 「ドコって…子供服売り場?」
妹 「私は子供じゃありません!」
兄 「でも、舞に合う大人の服なんてあるか?」
妹 「いえ、私が買いに来たのはこれです」
兄 「靴屋? これまた微妙な所だな」
妹 「サンダルが欲しいんです。ビーサンが」
兄 「なるほど」
- 713 :じゃがいも ◆HhGf8jwqok [] :2008/08/08(金) 23:03:37.69 ID:/yuoNdGZ0
妹 「これなんてどうでしょう?」
兄 「少し変わってるな」
妹 「そうですね。なんだかフワフワします。素材に秘密があるんでしょうか?」
兄 「(!! 舞、しゃがんだらパンツが見えてるぞ……兄ちゃんは黙って見ているが…)」
妹 「ふむふむ……低反発なんでしょうか?」
兄 「(白……真っ白…)」
妹 「どうですか? 私はこれが可愛いと思うのですが」
兄 「あぁ、真っ白は男のロマンだな」
妹 「? あの…ピンク色なんですが」
兄 「!! そ、そうか! よし、じゃあそれを買おう!」
- 733 :じゃがいも ◆HhGf8jwqok [] :2008/08/08(金) 23:07:13.98 ID:/yuoNdGZ0
妹 「おにいちゃんは何か買わないのですか?」
兄 「うーん…別に欲しいものは無いかな」
妹 「無欲なんですね。さすがです」
兄 「しいて言うなら舞が欲しい……なんちゃって…」
妹 「…………ばか…」
兄 「?! (あれ? なんだこのリアクション…)」
妹 「さっさと次に行きますよ。今日の夜には旅行からお父さんたちが帰ってくるんです」
兄 「あぁ、そう言えばそうだったな」
妹 「今度はあっちの方へ行ってみましょう」
- 737 :じゃがいも ◆HhGf8jwqok [] :2008/08/08(金) 23:10:31.00 ID:/yuoNdGZ0
兄 「あっちとは一転して、こっちは淋しいもんだな」
妹 「ですね。なにやら怪しい雰囲気が漂ってます」
兄 「ん? なんだココ?」
妹 「とにかく入ってみましょう」
兄 「これは…!!!」
妹 「ジョークグッズですね」
兄 「しってるのか?!」
妹 「もちろんです。大人なら当たり前ですよ。こっちはハイブであっちはローラーです」
兄 「(惜しい! だが違う!!)」
- 746 :VIPがお送りします [] :2008/08/08(金) 23:14:21.39 ID:/yuoNdGZ0
兄 「で、何に使うのか知ってるの?」
妹 「……そんな事は気にしなくていいです」
兄 「(知らないのか…何だか知らなくて少しホッとした…)」
妹 「とりあえず適当に買いましょう」
兄 「適当にって…あっ、こら、」
妹 「手錠とか珍しいものもありますね」
兄 「そんな……」
妹 「目隠しですか。これで安眠間違い無しですね」
兄 「…………すみません、かごの中身全部下さい」
店 「ありがとうございます」
- 761 :じゃがいも ◆HhGf8jwqok [] :2008/08/08(金) 23:19:05.18 ID:/yuoNdGZ0
兄 「(これは今度、いつか家で試そう……)」
妹 「…………(クイッ」
兄 「ん? どうした?」
妹 「あれ……」
兄 「あれ? ……ッ!! あ、あれは……ラブホテル?!」
妹 「おにいちゃんがどうしてもって言うなら…その、…わ、私はいいですよ……」
兄 「どうしても!!!!!!!」
妹 「では……行きましょうか」
兄 「……と、その前に、舞は止められちゃうかもしれないから。ダッシュで入るぞ」
妹 「ラージャーです」
- 776 :じゃがいも ◆HhGf8jwqok [] :2008/08/08(金) 23:23:37.54 ID:/yuoNdGZ0
兄 「ハァ…ハァ……適当な部屋を選んだ訳だが…結構広いな」
妹 「ですね。ベッドも凄く大きいです」
兄 「(…まさかこんなに早くグッズを使う日が来るとは……)」
妹 「お風呂も凄く大きいですね。早速お湯をためましょう」
兄 「そ、そうだな」
妹 「所でこれは食べていいんでしょうか?」
兄 「お菓子? 良いんじゃないか?」
妹 「では遠慮なく……もぐもぐ…」
兄 「おいしいか?」
妹 「普通です」
- 784 :VIPがお送りします [] :2008/08/08(金) 23:25:48.60 ID:/yuoNdGZ0
妹 「お湯がたまりました」
兄 「そ、そうか!じゃあ早速――――」
妹 「そんなに楽しみだったんですか?」
兄 「そりゃもう!!」
妹 「ではお先にどうぞ」
兄 「……え? (一緒じゃないのか…)」
妹 「どうしたんですか?」
兄 「いや、なんでも……じゃあお先に」
- 797 :VIPがお送りします [] :2008/08/08(金) 23:28:34.45 ID:/yuoNdGZ0
兄 「結局一人で入ってしまった……」
――――ガサガサッ
兄 「ッ!!! あのシルエットは…」
妹 「おにいちゃん、失礼してもいいですか?」
兄 「お、おお。いいぞ…」
妹 「では失礼します」
兄 「!!!! 舞、それ……」
妹 「スク水は最強です。ブイッ」
兄 「いや、お風呂にまで着てこなくても……」
妹 「ダメでしたか……?」
兄 「すごくそそります」
- 817 :VIPがお送りします [] :2008/08/08(金) 23:32:29.54 ID:/yuoNdGZ0
妹 「背中を洗いますね」
兄 「うん、お願いします」
妹 「おにいちゃん……」
兄 「??」
妹 「こっち向いてください」
兄 「? どうし……ッ (半脱ぎだと?!)」
妹 「私、その…お風呂を出るまで我慢できそうにありません…」
兄 「そ、そうは言っても…(グッズは外に……)」
妹 「このマットを使いましょう」
兄 「じゃ、じゃあちょっと待っ――――」
妹 「もう…少しも待てないです……早く…」
- 838 :VIPがお送りします [] :2008/08/08(金) 23:37:11.31 ID:/yuoNdGZ0
兄 「(落ち着け、ここにゴムは無い。挿入は無理だ…軽く手であしらって外で本番を…)」
妹 「う……んんっ、あっ…は、早く……」
兄 「えぇ?! あの、まだ触っても無いんだけど……」
妹 「だって…ずっと我慢してたから……それにこんな姿見られて恥ずかしいです…」
兄 「恥ずかしいと感じるの?」
妹 「そ、そう言う意味では……ふぁッ、んんっ、そこはちがっ……そこは胸です……」
兄 「じゃあどこを触ってほしいの?」
妹 「それは、その……んっ…」
兄 「どうして足を開いたの?」
妹 「……いじわる…」
- 851 :じゃがいも ◆HhGf8jwqok [] :2008/08/08(金) 23:40:32.09 ID:/yuoNdGZ0
兄 「ちゃんと言って」
妹 「……舞の…恥ずかしい所をさわってください…」
兄 「恥ずかしい所?」
妹 「だから……えっと、な…名前なんて知らないです!」
兄 「じゃあ教えてあげる。ここはね――――」
妹 「…………」
兄 「さぁ、言って」
妹 「…ま……こ…」
兄 「聞こえないかな」
妹 「おま……ん…こ……さわってください……」
- 867 :じゃがいも ◆HhGf8jwqok [] :2008/08/08(金) 23:45:06.47 ID:/yuoNdGZ0
兄 「うん。良く言えました。……」
妹 「ひっ…・・あっ、んんっ! おにいちゃ…ゆっくり……」
兄 「ここが反応いいかな?」
妹 「や…あぁっ、そこ…なんだかダメです、体が……熱い……」
兄 「ココ、なんだか硬くなってきた…気持ちいの?」
妹 「んっ、あぁっ! ヤッ……つまんじゃダメです…っ!」
兄 「じゃあ――――」
妹 「んんっ、ふぁ……な、なに…何かヌルヌルして……んぁ…」
兄 「こうやって舌で舐めた方がいいかな?」
- 880 :じゃがいも ◆HhGf8jwqok [] :2008/08/08(金) 23:49:30.76 ID:/yuoNdGZ0
妹 「おにいちゃ……ダメ、なんか……出ちゃいそう…」
兄 「何が出そうなの?」
妹 「分からないです…でも、んっ! あっ、おしっこ出そうかもです……」
兄 「お風呂だし出しちゃってもいいんじゃない?」
妹 「そんなっ、ダメです、おにいちゃんの前で恥ずかしいです!」
兄 「でも恥ずかしくて感じるんだよね?」
妹 「それは……あぁっ! やっ、だめ、もう我慢できません! で、でちゃ……んぁぁっ!!!!!」
兄 「うわっ……っと、これは……」
妹 「ヤダ……見ちゃダメです…見ないでください……うぅ…恥ずかしいのに…止まらないよ……」
- 901 :VIPがお送りします [] :2008/08/08(金) 23:53:50.76 ID:/yuoNdGZ0
兄 「うん、何か知らんがいっぱい出たな」
妹 「んっ、あっ、そんな……んんっ!」
兄 「舞? 大丈夫か?」
妹 「はい……なんだか波の様なものが来て……んっ、まだ余韻が…」
兄 「(賢者タイムみたいなもんか?)」
妹 「おにいちゃん……こっち着てください」
兄 「どうした?」
妹 「順番がバラバラになったけど…キスして欲しいです」
兄 「そ、そう言えばまだだったな。よし……」
妹 「どうぞ…………んっ…んん……」
- 912 :じゃがいも ◆HhGf8jwqok [] :2008/08/08(金) 23:57:21.84 ID:/yuoNdGZ0
兄 「これでいいか…?」
妹 「はい…でも、ちょっとのぼせちゃいましたね」
兄 「そうだな。もうお風呂から出るか」
妹 「はい」
兄 「……どうした?」
妹 「すみません…足がガクガクして力が入らなくて……」
兄 「ほら、背中でおぶってやるから乗って」
妹 「ありがとうございます……よいしょ…」
兄 「!!!(ナマチチktkr!!!)」
- 926 :VIPがお送りします [] :2008/08/09(土) 00:00:43.31 ID:2ZOobXyJ0
妹 「そろそろ5時ですか…もうすぐお父さんたちが帰ってきてしまいますね」
兄 「な、なんだってー!!!」
妹 「義理とは言え兄妹でこんな所にいては怒られてしまいます」
兄 「確かに……怒られるだけで済めばいいけど……」
――――PiPiPi
兄 「このノーマルな着信音は!!」
妹 「お母さんですね」
兄 「なんとタイミングのいい…………もしもし」
母 「もしもーし。現在旅行中の母でーす」
- 937 :VIPがお送りします [] :2008/08/09(土) 00:04:59.28 ID:2ZOobXyJ0
兄 「してるよ。母さんのはノーマル着信音だから」
母 「あっそう。…で、舞ちゃんは元気にしてる?」
兄 「あぁ、元気すぎて困ってるよ」
母 「あんた、舞ちゃんが可愛いからって変な事してないでしょうね?」
兄 「!!!? ななな、何言ってんだよ! 俺達一応兄妹だぞ!!」
母 「何慌ててんの? 怪しいわねぇ……」
兄 「そ、そんな事より何のために電話して来たんだよ!!」
母 「あっ、そうそう。母さん達渋滞に巻き込まれてね、帰るのが遅くなりそうなのよ」
兄 「はぁ?」
母 「だからついでにもう一泊して帰るわ。じゃーよろしくぅ〜♪」 ブチッ
兄 「(延長戦だー!!)」
- 952 :じゃがいも ◆HhGf8jwqok [] :2008/08/09(土) 00:08:34.11 ID:2ZOobXyJ0
兄 「ご、ごほんっ……あー…えっと、母さん達帰ってくるの明日なんだって」
妹 「……そうなんですか」
兄 「ど、どうしようか?」
妹 「おにいちゃんは満足なんですか?」
兄 「へ…?」
妹 「私は……まだ全然足りません」
兄 「足りない…?」
妹 「まだ中が熱いの…治らないんです」
兄 「じゃあ泊って行くか?」
妹 「…………仕方…無いですね…」
- 963 :じゃがいも ◆HhGf8jwqok [] :2008/08/09(土) 00:11:57.26 ID:2ZOobXyJ0
兄 「よし、じゃあ早速続きを――――」
妹 「その前に……」
兄 「?」
妹 「さっきは随分いじわるしてくれましたね」
兄 「!! お、おこってる…?」
妹 「怒ってはいません。……でも、された分はやり返させてもらいます」
兄 「うぇ? あっ、こら!」
妹 「観念してください。……ほら、もうこんなに大きくなってるじゃないですか」
兄 「それは、舞がそんな格好してるから……」
妹 「スク水は最強ですからね」
- 980 :VIPがお送りします [] :2008/08/09(土) 00:14:35.18 ID:2ZOobXyJ0
兄 「あの……これは何?」
妹 「手錠と目隠しですね」
兄 「それは分かるんだけど……なんでベッドの頭の所に両手を手錠でつないだの?」
妹 「抵抗しない為にです」
兄 「どうして目隠しするの?」
妹 「面白そうだからです」
兄 「えっと……何も見えないんだけど…」
妹 「ですね……では、」
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