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淫魔「いっぱいエッチなこと……しよ?」
- 55 名前:VIPがお送りします []
投稿日:2010/10/29(金) 14:57:51.57 ID:Cwv8dEoM0
淫魔「卒業試験は一週間で7人の人間とエッチしなくちゃいけないの。
その一人目の人間は、自分の理想の相手って決まってるの。
それ以外の人間じゃだめなの」
男「はぁ……。じゃ、じゃあ俺がその理想の……」
淫魔「そんなわけないでしょ!!」
男「ひっ!」
淫魔「多分あんたと同じ名前のコウイチっていう別人。
昔ちょっとあってね。その人に憧れてたの。学校の先生に、その人が良いって
申請したら、間違ってあなたが選ばれたわけよ……。
ああもう、ちょっとあたしが可愛いからって……嫌がらせじゃないの……」
何がなんだかわかりません。
ただ一つ言えることは、俺とセクロスするのかしないのか、
お願いですからあなたに童貞をささげさせてくださいと、それだけです。
- 57 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 14:58:51.52 ID:Cwv8dEoM0
男「つ、つまりその、俺とセクロスしないと……卒業試験?
だ、だめになるってこと……?」
淫魔「……そうだけど。ああもう、こんな豚っ、ブサイクっ!
おまけに話し方キョドってるし! 嫌よ嫌! エッチしたくない!」
男「ひ、ひどい……そこまで言うか……」
淫魔「まあ別にちょっと我慢すればいいだけだし、留年して経歴に傷が
つくぐらいなら、あんたとエッチするのもやむを得ないけどさ……」
男「じゃ、じゃあ是非っ!」
淫魔「でも、あんたはコウイチ違いである可能性がひじょーーに
高いわけで、というかこんな豚がコウイチなわけないわけで、
やっぱりあたしの初めてはコウイチがいいわけで……」
男「え……は、初めて?」
- 58 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/10/29(金) 14:59:46.43 ID:ldAJt/Hb0
わっふるわっふる
- 59 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 15:00:51.17 ID:Cwv8dEoM0
淫魔「そうよ。最初は憧れの人がいいじゃない」
男「ふ、ふうん……初めて、ね……」
この子のトンデモな言い分を信じるならば、この子は淫魔であって
デリヘル嬢でないわけで、つまり処女であって……。
ああ、なんか胸のもやもやがスッキリしたというか、
こんな美少女が色んな男に抱かれてるって考えたら、悔しいよな。
そうか処女か、ふ、ふふふふふ……。
男「そ、その……俺も初めてだし、童貞だから、えっと、お、お互い頑張ろう!」
淫夢「はい? 童貞とか見ればわかるし。あたし童貞クンとかNGですからー。
イケメンならともかく……」
男「な、なんだよ……しょ、しょ、処女のくせに……」
淫夢「処女? 誰が? あんたのアナルのこと?」
- 61 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 15:02:33.66 ID:Cwv8dEoM0
男「いや……君が……だだだって、初めてなんでしょ?」
淫魔「人間とはしたことないけど、悪魔とエッチしまくりだけど?
処女なんてねー、淫魔学校はいる時に校長先生に破ってもらうんだけど」
男「はっ……? 校長先生?」
淫魔「それがねー、もう結構な歳なんだけどすっごいエッチうまいの!
ダンディだし体は若いし、初めてなのにイカされちゃった」
男「……」
淫魔「それに淫魔って人間を気持よくさせるのが仕事だからさ、
実技の授業でエッチしまくるんだよね。先生とかー、インキュバスの生徒とかー。
おかげで純情だったあたしもエッチな子になっちゃいました。きゃはっ」
男「……」
- 62 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 15:03:57.52 ID:Cwv8dEoM0
淫魔「週一回乱交の授業があるんだけどさ、友達の子と、男の子何人イカせたか
競争したりしたよー。イケメンのインキュバスの子が顔赤くしてヒィヒィ言ってるの
って超〜可愛い! って、やだ、あたしの話聞いて勃てちゃったの? キモっ……」
男「……」
ビッチ
なんという 淫 売 。
はい、想像して勃起しましたよ。しましたけども……。
なんだろうこの、敗北感。こんな可愛い子がやりまくってる世界あるんですね。
悪魔の世界ってのはよくわかんないけど、現実だってこういうのあるよね。
アイドルとか女優がやりまくってるとかって噂を聞いた時の敗北感。
自分とは縁遠い世界なんですね。自分とは絶対関係ないんですね。はぁ……。
- 63 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 15:04:00.87 ID:FV2U8Ox70
わっふるわっ
糞スレ乙
- 64 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 15:04:38.97 ID:Q9EkbjlXO
イケメンインキュバス編も希望ッ…
- 67 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 15:07:22.31 ID:Cwv8dEoM0
淫魔「なに? もしかして泣いてんの? 気持ち悪い……。
ねえちょっと、喉乾いた。カルピス買ってきてくんない?」
男「は……カルピス? なんで俺が……」
淫魔「飲みたいんだけど。ねえさっさと行ってきて。
さっきからやらしい目であたしの体ジロジロ見てる見物料」
男「みみみ、見てない。見てないっ」
いや見てたけど。思いっきり視姦してましたけど。
なんで俺買いにいってんの。あんなビッチのヤリマンのために……。
ヤリマン……ヤリマン……くそっ。勃つなヴォケ。
淫魔「どうもありがと。えーカルピスウォーター?
これ薄いんだよね。あたし白くてドロっとした濃いの飲みたかったんだけど」
- 68 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 15:08:20.88 ID:Cwv8dEoM0
男「あの……なんで飲み口んとこ吹いてるんすか……」
淫魔「だって舐めてそうだし」
男「舐めてないし!」
舐めるのは飲み終わったあとだし。
淫魔「ふーおいし。ねえ座布団とかないの? 畳のあとついちゃうよ」
男「そんな短いスカート履いてるからじゃないの……」
淫魔「ねえちょっと、パンツ見ないでよキモい!」
ヤリマンのくせにマンコ見せまくってるくせに。
ヤリマンのくせにマンコ見せまくってるくせに。
ヤリマンのくせにマンコ見せまくってるくせに。
- 69 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 15:09:34.40 ID:mxUoIylqO
わっふる わっふる
なわけねーだろksg
- 70 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 15:11:02.36 ID:wD64WYEfP
もしもし多いな
- 71 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 15:11:06.14 ID:Cwv8dEoM0
淫魔「そこのクッションとって。それでガードする」
男「ヤリマンのくせにパンツぐらい見せろヤリマンのくせにパンツぐらい見せろ
ヤリマンのくせにパンツぐらい見せろ……はっ、思わず声に出てた……」
淫魔「死ねば? なにこれ、女の子の絵が描いてあるけど、
こういう子が好きなの? これアニメ?」
男「あずにゃんも知らないの……情弱」
淫魔「知らない。ねえこれ、抱き枕?
なんかシミとかついてんだけど……ちょっと、えっ、
なんかカピカピしてる……いやああああああっ!」
男「お、俺の嫁を投げるな……」
- 72 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 15:11:25.30 ID:FV2U8Ox70
回復してきた、さっきは糞スレとか言ってごめんなさい、続き頑張ってください
- 73 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 15:13:07.79 ID:veTtxlXcO
わっふる
- 74 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 15:13:31.11 ID:OO6V17YsO
わっほぅわっほぅわっほぅわっほぅ
- 75 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 15:14:21.72 ID:Cwv8dEoM0
淫魔「信じらんない……キモすぎ……。いくら女とできないからって
ありえない……あーもうキモいキモいキモいキモい!」
男「う、う、うるさい! そんなにキモいなら出てけよ、出てけ!」
淫魔「えー。そうしたいのは山々だけどさー、
コウイチとエッチしないと帰れないんだよねー」
男「えっ、あの、そ、そうだった、ね……」
淫魔「だ・か・ら……」
あああ、そんな目で見つめないでください。
そんなキラキラした瞳で見られたら、あああ。
淫魔「コウイチ探し手伝って! ね?」
男「あの、コウイチならここに……」
- 76 名前:VIPがお送りします [sage] 投稿日:2010/10/29(金) 15:15:10.54 ID:ldAJt/Hb0
そうきたか
- 77 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 15:18:01.17 ID:Cwv8dEoM0
淫魔「あんたじゃなくて、本物のコウイチ!」
まるで俺が偽者みたいに言うなよ……ヤリマンのくせに。
というか、この子の話が確かならば、本物とやらが見つからなかったら
俺とセクロスしなければいけないわけで。
イコール俺的には見つからないほうが良いわけで。
男「こ、断る」
淫魔「そんなこと言わないでよぉ。ねぇ、もし見つけてくれたら
なんでもひとつ言うこと聞いてあげるよ?」
男「なんでもっ、て……?」
淫魔「な・ん・で・も、だよっ。ねえ……おねがぁい……」
- 78 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 15:19:00.96 ID:Cwv8dEoM0
男「……わかったよ。協力しますよ……」
淫魔「うふっ。ありがとう豚ちゃん」
男「あの、豚って呼ばないでもらえるかな……」
俺にはちゃんと名前がだね……」
淫魔「だってぇ。あんたをコウイチって呼ぶのやだもーん。
コウイチはあたしのコウイチだけ! 豚ちゃんは豚ちゃんでいいの」
男「ブツブツ……ヤリマン死ね……ブツブツ……」
淫魔「なんか言った? あたしはメリッサ。
あ、呼び捨ては馴れ馴れしいからやめてよね。
"さん"付けでよろしく」
男「……ブツブツ」
- 81 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 15:21:18.47 ID:Cwv8dEoM0
淫魔「明るくなってきたし寝ようかな〜。
ねえちょっと、布団出して。綺麗なやつね」
男「え……寝ようかなって……。布団ひとつしかないけど」
淫魔「はっ? マジで言ってんの? あの変な汁が染みてそうな
きったない布団で寝られるわけないじゃない」
男「いや汚いとか以前に俺の寝床だし。
確か使ってない毛布ならあるけど……」
淫魔「あーじゃあそれでいいから貸しなさいよ。
今日のとこはそれで我慢してあげるから。
これ、本当にあんたの汁ついてないよね?
くんくん……臭いは大丈夫ね。んじゃ、おやすみー」
男「……」
- 82 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 15:23:44.61 ID:Cwv8dEoM0
普通こういう展開って、しょうがないなあとか言いつつ
一緒に寝るもんじゃないんですか。
男「……」
男「……」
男「……」
淫魔「なににじり寄ってきてんの、キモい。
寝てる間に変なことしたら殺すから。
溜まってんならエロ本でも見て一人で処理してよね」
男「は、はいっ……」
顔にぶっかけてやろうかこのヤリマン……。
あ……もうこんな時間だ……こいつのせいでまともに寝れなかった……。
男「仕事……いかなきゃ……」
- 84 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 15:25:27.05 ID:Cwv8dEoM0
寝不足の体で派遣先の工場でせっせと働く。
頭にちらつくのはあのヤリマンの顔。
男「はぁ……」
同僚A「お前溜め息なんかついちゃって、恋でもしてんの?」
同僚B「ブーちゃんが恋とか、相手はどんな化けもんだ?」
男「……」
職場ではブーちゃんと呼ばれているが、別に可愛がられてるわけではない。
どちらかというと空気的存在で、今日の昼休みもいつものように
食堂の端で仕出し弁当を食べる。耳に入ってくる会話は
オンナ、クルマ、ギャンブルの話ばかり。
- 87 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 15:27:30.62 ID:Cwv8dEoM0
同僚A「グリーで引っ掛けた女と会ったんだけどよ、高三なのに
ホテルいくの恥ずかしがってたから、聞いてみたら処女だったんだよ。
めんどくせえんだよなあ、処女って」
同僚B「でも結局やったんだろ? お前小学生でも平気で食う鬼畜だもんな」
同僚A「小学生はねーって。でその女がよ、付き合ってくれとか言ってくるし
今メールブッチしてんだけど」
同僚B「その女イケてる? 可愛かったら俺に回せよー」
同僚A「いーけど、お前また嫁さんにバレんじゃねーの?」
同僚B「あれから10人食ってっけどまだバレてねーし。
結構鈍感なんだよ、あいつ」
男「……」
- 88 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 15:28:34.18 ID:mxUoIylqO
加藤か
- 89 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 15:29:31.05 ID:Cwv8dEoM0
俺の心の内、中二病的な独白をさせてもらう。
いつからだろうか。『向こう側』の人間と『そうじゃない自分』の差を
はっきりと感じだしたのは。当たり前のように身近に『セックス』がある
人間が居て、自分はそういったものから縁遠い存在なのだという現実を、
今まで何度も見てきた。
中学校の時に、物凄く好きだった学校のアイドル的
女子のSさんが、ヤンキーであるNと付き合っていることを知ったときは涙がこぼれた。
Nが教室で仲間にSさんとやった内容を語っているのを聞いたあのとき、
俺は気が遠くなった。「そんな世界があるんだ」って思ったね。
そして、その『世界』が別段特別でもなく、そこらにあり触れたものなのだと
わかっていくうちに、どうして自分は『世界』の外にいるんだと、悔しさを覚えた。
俺は『向こう側』に行きたかったんだ。だけれど、世界から外れたまま時間が過ぎ去り、
中学高校も大学でも、世界の内にいる人々が当たり前のように体験する恋愛という
イベントを迎えることなく、先月28歳の誕生日を迎えた。
- 90 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 15:32:07.01 ID:Cwv8dEoM0
青春というものがぽっかり抜け落ちた俺の代替物は、二次元だった。
アニメや漫画、ゲームのキャラクターのなんと愛らしいこと。
もうリアルの女なんてイラネって思ったね。
可愛いし、優しいし、処女だし、俺を避けないし、裏切らないし、
三次元の女よりよっぽどいいじゃん。金と時間と気使って醜いビッチの
相手するなんて馬鹿じゃないの? 俺って『向こう側』の人間より
よっぽど『生き方』ってのを知ってる情強だって悟った気でいたね。
だけど、本当は気づいてたよ。いや気づきたくなかっただけなんだよな。
それがただの逃避行動でしかないってことに。
俺は世の中のキモヲタ同士達、そして自らに問いたい。
「本当はリアルの女とセクロスしたいんだろ?」、と。
- 91 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 15:33:14.05 ID:Cwv8dEoM0
「リアルの女なんて興味ないし」というのが俺たちのお決まりの回答だけどさ、
正直なところ、したくないわけがないんだ。ああ、したいよ。セクロスしたいよ。
それも飛びっきり可愛くて性格の良い美少女とチューしたりペロペロしたり
パコパコしたいよ。デートしたりイチャイチャしたり一緒にゲームとかしたいよ。
人恋しいから、愛が欲しいから、代償行為として二次元に走るんだよ。
飢えてんですよ、俺たちは。
じゃあ頑張って彼女作れよ、と言われても困る。
開き直りだとは自覚しているが、そんなものは無理だ。
それは俺の生きてきた年月が証明している。
高望みするから彼女ができないんだと言われれば、
はい、高望みしてます。それが何か? と答えよう。
- 92 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 15:37:05.96 ID:Cwv8dEoM0
『向こう側』の人間には理解できないだろうが、今さらレベルの低い女で
妥協することなど出来ないのだ。というかレベルの低い女、イコール我々の
女版であるルサンチマンを抱えた女たちも、俺たちのようなレベルの低い男は
お断りなのである。長年の不遇な環境により、自尊心は増大し理想は果てしなく高くなる。
心はやせ細ってシワシワだ。そんな所に汚水を注ぎこむのは許されないのだ。
俺の心が満たされるには、『向こう側』の人々と肩を並べられるほどの
一発大逆転が起きなければならない。恋愛経験0の俺でも、スーパー美少女と
付き合えれば、今までのマイナスがチャラになるはずだからだ。
……実際は、美少女の彼女が出来ようと過ぎ去った時間は戻らない。
そもそも出来るはずもない。ありえない。そんなことは俺の妄想の中でしか起こらない。
だから俺は、世界の外側で、アニメキャラを俺の嫁と称し愛で、毎夜抱き枕相手に
愚息を擦りつけ、性欲を発散する。それにより俺は『向こう側』に行きたいという
欲求を抑えつけ、事実恋愛だのセックスだのというものに、感心が薄れつつあった。
そう、昨日までは。
- 95 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 15:40:41.08 ID:Cwv8dEoM0
昨晩、あの女と出会ってしまったことにより、俺の意識は急速に
世界のあちら側にぶれた。眠っていた欲望が、目を覚ました。
可愛くて、色気がたまらなくて、どこか非現実的で……まあ、悪魔というのを
信じるのならば非現実極まりないのだが、オタクの俺にとっては些細な問題、
むしろソソる属性であり、とにかくあんな美少女はお目にかかったことがない。
難点はヤリマンということなのだが、俺はそれを嘘であってほしいと
願っている。悪魔は信じてヤリマンは信じないというのはおかしいが、
俺の妄想内では、ビッチぶってるけど本当は純情で処女の
悪魔っ子(もちろん俺にベタ惚れ)ということになっている。そうであってほしい。
もう一つ問題を述べるなら、あのDQNな性格だが、あれはいわゆるツンデレというやつで、
本当は優しくて甘えん坊な悪魔っ子(もちろん俺にベタ惚れ)なのだ、きっとそうだ。
そんなことを考えているうちに、アパートの前についた。
この中にあの子がいるんだと思うと、ドキドキしてきた。いや、本当にいるだろうか。
もしかして帰ってしまったんじゃないだろうか、そんな考えが頭をよぎると
少し胸が痛くなる。
- 96 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 15:41:29.83 ID:UslEwLQpO
28キモオタ童貞とか俺とカブってるからやめろ
- 97 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 15:41:34.12 ID:Cwv8dEoM0
ああ、俺は恋をしてしまったんだな。
なんだか甘酸っぱくてほろ苦いよね、
なんて28歳童貞が考えるには痛々しいフレーズが浮かぶぐらい、
あの子に惚れてしまった。
このドアを開けたら、なんて言おう。「ただいま」と飾らずに言えばいいか。
お腹は空いてないだろうか。近くのファミレスに一緒に食べにいこうか。
あそこはチョコレートパフェが美味しそうだったな。
やっぱり女の子だから甘いものとか好きだよな。喜んでくれるかな。
帰ったら一緒にゲームでもしたいな。悪魔ってゲームするのかな。
ああ、わくわくしてきた。よし、開けるぞ。開けるぞ……。
- 98 名前:VIPがお送りします [] 投稿日:2010/10/29(金) 15:41:50.19 ID:9r7PgSn0O
(´;ω;)
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