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妹「クソッ! クソッ! 畜生ッ!」
1 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 15:09:37.55 ID:RTmsTiJw0
姉「オイオイ〜… どうしたんだよォ〜
  壁に拳打ち付けてんのか? 何があったんだァシスタァ〜」

妹「うぉぉぉぉおおン! 聞いてくれよォォ!! 
  アタシィ… 恋しちまったんだ… 恋
  そんで、来る日も来る日も 恋焦がれる殿方が
  頭の中から離れねぇんだ… 完全にドップリって感じだぜェ」

姉「おいおい いいじゃんいいじゃん 素敵じゃんッ!
  恋してるっつゥ〜事はよォ いい事だぜェ
  物凄く素敵な事じゃねぇか シスタァ〜
  それで どうして壁に拳打ち付けてんだ?
  恋してるヤツは壁に八つ当たりなんかしねェぜ普通ゥ」

妹「そ、それがよォ…
  その恋した相手が… その相手が…
  "実の兄貴"なんだよォ!
  もうどうすりゃいいんだこの気持ちッ!
  何でだよ! よりにもよって何で
  兄貴なんかに惚れちまったんだ クソッ! クソッ!」

姉「なんてこったァ!
  血の繋がった家族に惚れちまったのか!
  何てかわいそうなヤツなんだシスタァ…
  辛れぇだろうなァ… 苦しいだろうなァ
  私ァこんな事ぐらいしかしてやれねぇが…
  その苦しみ 今ひと時癒してやるよ」

妹「お、おい! 姉貴ッ! 何すんだ!
  お… おおお! ちょ… ちょっと待てよッ! そこは… ああ!」


2 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 15:10:34.48 ID:KT3ec7AdO
ふーん、玄米ビスケットがあるのにね


3 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 15:11:33.05 ID:l1LUdPhG0
豆乳バナナサンドも出たよ


4 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 15:11:47.01 ID:W7rRhrMzO
アバッキオとナランチャで脳内再生された


5 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 15:12:08.79 ID:c8r5Obv60
百合ですねもっとやれ


6 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 15:12:37.39 ID:2+8sePSU0
>>2
これ、大豆ですから


7 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 15:12:51.01 ID:zXY3Ze+wO
若本ボイスでお送りいたします


8 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 15:16:35.15 ID:sa30lYIfO
だめだってヴァ!!


9 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 15:19:34.27 ID:RTmsTiJw0
兄「何してんの」

姉「お帰りなさい」

妹「今日、帰るの早いね」

兄「うん、部活無かったんだ ご飯、ある?」

姉「確か、レバニラ作ってあったよ」

兄「そう」


妹「ああッ! 畜生ッ!! なんてこったァ!
  兄を眼前にしちまうと いつもうこだぜッ!
  もっと女らしく 可愛げに振舞えばよォッ!
  それだけでひょっとしたら好かれるかもしれねぇのにッ!
  なんで何にもできねぇんだアタシってヤツはッ!」

姉「可愛そうだッ! なんて可愛そうなんだッ! お前ェってヤツはッ!
  畜生、お前の辛い気持ち 内臓裏返るほど伝わるぜッ!
  素直になれねぇってのは… こんなにも悲しい事なんだなァ…
  だからよォ… 今だけは… 甘えてもいいんだぜ さぁ」

妹「お、おいッ! 冗談じゃねぇ… ああッ! いッ…
  ダメだぜ姉上ッ!! 女ッ!! アタシは女ッ! アンタと同じ女なんだッ!」

姉「イイんだよいいんだよォ… そんな事はどうでも 甘えりゃいいじゃねぇかよ」



11 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 15:26:40.94 ID:G78wDDUS0
>>1
おまえをどこかで見たことあるが思いだせん


13 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 15:33:01.60 ID:RTmsTiJw0
妹「よ、よしッ! 決心したぜッ!! 断腸の思いってヤツだッ!
  アタシ、兄貴にこの胸のうちをさらけ出してやるぜッ!」

姉「お、おいおいィ… シスタァシスタァ〜 ダメだぜェ
  告白とかしようとしてるんならよォ… そいつァ ダメだぜェ
  いいか 私達は血が繋がった家族 つまり肉親ってワケだぜェ
  そんなのが突然 "好きです"なんて言ってきてもよォ…
  戸惑うだけだと思うぜェ 相手に迷惑ってヤツだなァ」

妹「じ、じゃあ… どうすりゃいいんだ
  このまま張り裂けそうな恋心
  そっと胸に 抱きしめておけって言うのかよォ…」

姉そんなこたァ 言ってねぇぜ いいかいシスタァ
  相手が戸惑っちまうのは"突然そんな事を言われる"からだぜェ
  つまり、相手をその気にさせとけば 万事OKじゃねぇかァ
  両想いってヤツならよォ 相手も困りゃしねぇってワケよ」

妹「な、なるほどッ! やっぱ姉貴は頭いいぜッ!
  相手をメロメロのバターにしちまえば
  こっちの物ってワケだなァ!!」

姉「そうそう 分かってるじゃねぇかァ そうだよそうだよォ
  そこでよ ちょいといい服持ってんだが着てみろよ
  これ着りゃ 兄貴も発情期間違いなしだぜェ」

妹「な、何ィ〜ッ!! 見せてくれよッ! どんな服だァ!?」

姉「よぉし 見せてやっからよォ
  ちょいと私の部屋にきなよ 早速試着だぜェ〜」


14 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 15:44:43.81 ID:RTmsTiJw0
妹「お、おい姉貴ィ… こいつァ その… なんて言うか
  露出度高すぎるんじゃねぇかァ?
  こんなのギャルでも着ないんじゃねぇの?」

姉「ンな事ァねぇよォ〜 男ってヤツはなァ
  そういうエロエロチャイナドレスに心躍るんだぜェ
  チラリズムが重要なのよチラリズムがァ」

妹「で、でもよォ… アタシ、肌そんなに白くねぇし…
  足だって 姉貴より太いしよォ… に、似合わねぇんじゃねぇのかァ?」

  ガチャ

兄「借りてたCD返…
  ん? なんで妹がいるんだ」

姉「ねぇねぇ見てよ見てよ カワイクない? この格好」

妹「!」

兄「ああ 似合ってるね すごい可愛いと思うよ」

妹「恥ずかしいから出てってよッ!」

兄「はいはい わかりましたわかりました」

  バタン

妹「な、なんてこったッ! なんて悲劇的なんだッ!!
  見られちまったぜ恥ずかしい格好をよォッ! クソッ!クソッ!!」


16 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 15:49:53.10 ID:RTmsTiJw0
姉「おいおいィ… 何も泣くこたァ ねぇだろうがよォ
  兄貴のヤツァ 可愛いっつってたぜェ〜」

妹「そ、そんなのはよォ! ノリで言ったに決まってるぜッ!
  ああ畜生ッ! 青の濃すぎる深海へ 重りを付けて潜りたいッ!
  心も身体も青に溶け 誰にも見えなくなればいいッ!!」



18 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 15:58:43.40 ID:RTmsTiJw0
姉「今更よォ… 悔やんだってどうしようもねぇぜェ
  そんな事よりもよ ちょいと気付いたんだが
  お前ェ なかなかいいスタイルしてんじゃねぇかァ…」

妹「な、何言ってんだよ ブラックベルトの姉貴の方が数段上じゃねぇか
  アタシなんて真っ白しろすけ 白帯だぜ」

姉「いやいやァ… なかなかムッチリしててよォ…
  肌も赤みがかった乳白色
  これだけで男はみんな狂いもだえるぜェ〜〜
  女のアタシでさえ 排卵しちゃいそうだってのによォ…
  兄貴だって黙っちゃいねぇさァ〜〜」

妹「で、でもよォ!!
  さっき兄貴はなんとも無い様子だった!
  とてもアタシに気があるような素振りじゃァ 無かったぜェ…」

姉「シスタァ〜〜 ンな事ァねぇよォ〜〜
  きっとよォ 素っ気無いフリしてるだけだよォ〜〜
  心の中じゃ 心臓バクバクなハズだぜェェ
  辛抱たまらんハズなんだぜェ… 私がそうであるように」

妹「お、おいッ! や、やめてッ… おおッ!!
  こ、コラッ! そ、そこは汚ねェ… ううッッ!!」


19 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 16:04:01.57 ID:PLX3OWWfO
姉「うんこ!うんこ!畜生!」


20 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 16:10:39.48 ID:gTRoaypn0
なんか以前見た覚えがある文体デスね


21 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 16:12:41.63 ID:RTmsTiJw0
母「はい1リットル」

兄「俺 ミラじゃねぇし」

妹「も、もう学校 行くの?」

兄「朝練なんだ 早めに行かなくちゃ」

妹「あ、あの… 一緒に…」

兄「悪いけど 急ぐから」


妹「ああ畜生ッ! 断られたぜッ!! スッパリ切り刻まれちまったッ!
  やはり昨日の事だぜッ! 昨日アタシの変な姿見たから
  アタシと一緒に居たくないんだッ!! アタシをキライになったんだッ!」

姉「そォ〜〜ンな事ァねぇってばよォ〜〜
  きっと兄貴も意識しているだけなんだぜェェ
  妹であるアンタが"女である"ことに対してよォ…
  だから、一緒にいると被った仮面が剥がれちゃいそうで
  ちょいと恐怖感じたんだなァ きっとォ
  "女に興味ないオトナの男"演じてるだけだぜェ兄貴はァよォ〜〜」

妹「で、でもよォ!! たとえそうだとしても
  兄貴と一緒にルンルン気分味わうチャンスが
  減りつつあるのは変わり無いじゃねぇかよォッ!!」

姉「そりゃぁ仕方ねぇさァ 耐えるんだよォ今だけは… そのうち兄貴も動き始める…
  今は耐えるんだぜェ もしも耐えられないのなら… 私が慰めてあげるよォォ〜…」


22 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 16:13:17.38 ID:c8r5Obv60
姉wwwww


23 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 16:15:21.62 ID:dl/56jXdO
虹村兄弟女体化


24 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 16:16:44.67 ID:zOdRnECLO
またお前か


25 :VIPがお送りします [sage] :2008/07/08(火) 16:19:01.21 ID:qGwDM7Fa0
俺は・・・支援する。


26 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 16:20:08.05 ID:q+tWay8CO
ギアッチョみたい


28 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 16:25:35.62 ID:RTmsTiJw0
女「もし 良かったらだけど」

男「俺と?」

女「うん… あ、好きな人とかいるんなら
  それで私、諦めがつくし… 全然 私大丈夫だから」

男「か、考えさせて」

女「…明日、返事ください」





姉「こ、こいつァ… なんという偶然ッ!!
  学校の昼下がり とんでもないものを見ィィちまったぜェェッ!!」

妹「クソッ!クソッ!畜生ッ!
  なんでこんな壁が立ちはだかるんだッ!
  アタシは純粋に兄貴が好きなだけなのにッ!!
  こんな事態が起こるとはァッ! なんてこったクソッ!
  "兄貴が見知らぬ女に告白されたッ!!"先を越されたッ!」

姉「落ち着け… おいおい落ち着け〜〜ッ!!
  まだ兄貴がOKサイン出したわけじゃねぇんだ!!
  つまりよォ まだ付け入る隙はあるんだぜェ?
  完全なる敗北ってヤツはよォ… まだ早いんじゃねぇのかァ?」

妹「うう… 姉貴ィィ、そうだけどよォ… 不安だよォォ〜〜〜…」


30 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 16:28:26.08 ID:zOdRnECLO
こんな姉妹が欲しい


32 :VIPがお送りします [sage] :2008/07/08(火) 16:30:49.86 ID:abwzaZ79O
脳内でジョジョキャラが再生されて萌えねえ
オクヤスうぜぇ


33 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 16:32:00.34 ID:5t2v5m5y0
最初はギアッチョネタかと思った


35 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 16:42:21.01 ID:RTmsTiJw0
姉「いいかァ? まず状況ってヤツを整理するぜェェ
  1.お前ェは兄貴が好き 2.兄貴は素っ気無い 3.兄貴に女が告白してきた
  つまりよォ 現状ではたしかにお前ェはピンチってワケだ
  兄貴が家族であるお前になびいてる可能性はゼロに近い
  だけどよォ〜〜 そんな時はアレだぜェ〜 とっておきの切り札ってヤツ
  そいつを使っちまうんだよォォ〜〜 思い切ってなァ〜〜」

妹「な、なんだよォ 姉貴ィッ! 勿体ぶるなよォッ!
  なんなんだその"とっておきの切り札"ってヤツはよォッ!
  それは 2番と3番の問題を確実に解消できる
  モノスゴク便利な手段なのかァ〜〜ッ!!?」

姉「その通りだぜェ よし、いいか耳貸せよホラ」  妹「?」

姉「"大人の付き合い"ってヤツをヤっちまえばよォ…
  もう、女が付け入る隙は無くなるぜ… 今晩勝負決めるんだよォ…」ヒソヒソ

妹「そ、それって!! まさかセッ… セッ…ッ!!?」

姉「おおっとォォ!! みなまで言うなよなァ〜〜
  どうだァ? 簡単だろう? これで2、3の問題点は帳消しだぜェ〜〜」

妹「何言ってんだ姉貴ィィッ! アタシらまだ中坊じゃねぇかァァッ!!」
   . . .
姉「だからだろ? ここで"愛"ッてヤツを確実なものにしちまえば
  未来永劫永遠の幸せが築けるってモンだろう…
  もしも不安なら私が練習してやるからさァ…」

妹「バ、バカッ! ここは学校… ちょ!!
  どこに手を入れて… ああッ!!」


36 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 16:47:03.19 ID:T4NgkXqm0
>アタシらまだ中坊じゃねぇかァァッ!!」
ワラタ


38 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 16:54:45.89 ID:RTmsTiJw0
妹(いろいろ大変な事になったが
  姉貴のおかげで勇気ってヤツが沸いてきたぜェェ!
  いまなら奥歯も凍る寒空の廃墟でも 私の心は灼熱だッ!
  親はいるが今日しかないッ!
  今日自宅にてケリをつけてやるぜ兄貴ィィッ!!)

兄「ただいま」

母「おかえり」

妹(来たぜッ! 兄貴の野郎が今、帰ってきやがったッ!!
  私はこのまま兄貴の部屋で待ち構えるぜッ!!
  入ってきた瞬間 油断しきったその心を グサリだッ!
  姉貴が新調したこの"新しい服"で思春期の犬のように
  お尻フリフリ原始人へと退化させてみせるぜェェェッ!!)

兄「ちょっと待ってて 部屋、散らかってるから」

男「気にすんなよ」

姉(ッ! ヤバイッ!! 予想外だぜッ!!
  兄貴が友達引き連れこの部屋へ侵入するつもりだッ!!
  まずいッ!! 兄貴1人だと決め込んでこの部屋で待っていたが
  この格好のまま兄貴が部屋へ入ると 兄貴の連れてきた男に
  "お前の妹は変なヤツだッ!!"と馬鹿にされるかもしれないッ!!
  兄貴に迷惑がかかるッ!! クソッ! 部屋を脱出しなければッ!)

兄「それもそうだな 飲みもんとってくるから部屋で待ってて」

男「おう」


39 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 16:58:07.16 ID:udZ3Gk760
いいぞ
もっと俺を笑わせろ


41 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 16:59:18.88 ID:qnndckFyO
一昨日辺りの奴と八割方一緒じゃん


42 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 17:08:28.06 ID:RTmsTiJw0
妹(畜生… アタシの人生っていつもそうだ…
  やる気を出したらいつもカラまわり…
  アタシは本当についていない女…
  だがッ! そんな事はどうだっていいッ!!
  今重要な事はッ! "私と兄貴の即製事実"ッ!!
  過程や方法などは問題ではないッ!!
  いざとなれば殺害もやむを得ないと思っているッ!
  入ってきた男を気絶させ部屋の何処かへ隠し
  何食わぬ顔で兄貴を誘惑してみせるッ! 妥協は何一つ許されないッ!)

姉「たくよォ… しょォ〜〜がねェ〜なァァ〜〜…」 妹「ッ!」


男「おっ、思ったより綺麗じゃん」

兄「そうか? まぁ座れよ」


姉「シスタァシスタァ Ohシスタァ〜… 無茶な事考えてたろォ?」

妹「た、助かったぜ姉貴ィィ…
  姉貴が窓から救ってくれなきゃ アタシはどうなってたか…」

姉「覚悟すんのはいい事だぜェェ だが無茶はダメだァ
  また一緒に対策を練ろうぜェェ」

妹「わ、分かったぜ姉貴ィィ   とりあえずここから降りよう…  ッ!!
  な、何すんだ姉貴ッ!! ここは屋根の上… んッ… んん…」

姉「まずは頭を冷やすんだぜェェ こういう事してよォォ」


43 :VIPがお送りします [] :2008/07/08(火) 17:10:43.99 ID:vFO31cSlO
荒木先生なにしてはるんですか



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