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従妹「わ・・・私を、お兄ちゃんの恋人にしてくださいっ・・・」
145 :VIPがお送りします [] :2009/11/18(水) 06:15:28.96 ID:7sUCaH7S0
とりあえず、家を出なくちゃいけないという事は曲げようの無い事実だ。
引っ越しの時に使ったダンボールを引っ張り出し、衣類を詰める。
ボストンバッグには3日分の着替えを入れておいた。
通帳を確認するが50万ほどしか入っていない。こんなんで一人で生活していけるのか。
カメラバッグからカメラを出し昨日撮った写真を確認する。地蔵塔を見上げる従妹、しばらくはこんな表情を見れないのか、いや会う事すらできないのか、
そう思うと悔しさで涙が抑えられなくなってきた。

一通りの作業を3時間ほどかけて終え、姉貴の部屋の前でノックする。

「おう、入りなー。」

「悪かったなこんな騒ぎになって。」

普段とは打って変わって姉貴も落ち着いていた。

「まぁ、あんたがあっこまでオトンに言うとは思ってなかったわ。正直見なおした。でもな、最低なんは従妹に手ぇ出したとかそんなんじゃない。
 従妹ちゃんを泣かせたことや。絶対迎えに行けよ。従妹ちゃん今朝早くにうちの部屋来てお前のこと信じてるって言ってたぞ。
 っていうかお前らヤってる時の声でかすぎ。」

姉貴はそう言いながらにやにや笑っていた。やっぱり家中に聞こえてたか。それにしても姉貴がこちらの味方とは、昔から色恋沙汰には熱い人だったからな…。
半分面白がってるようにしか聞こえないが。

「まぁ選別、ちょっとしかないけど持っていき。」

そう言って紙袋を手渡された。


147 :VIPがお送りします [] :2009/11/18(水) 06:30:26.01 ID:7sUCaH7S0
そう言って紙袋を手渡された。

ちょっとと言う割にはえらく分厚い。中身を本人の前で確認するのは失礼だろう。この姉貴を前に礼儀と言う言葉が通じるのかは別として。

「あ、そうそう。これも渡しとくわ、あんた名古屋に住む事になるっぽいからな。うちのツレ紹介したるわ。後で電話しとくさかい。」

走り書きで何かメモ書きをしかけたがグシャッと丸めて「メールにしとく、さっさと行け。」と追い出されてしまった。
部屋でボーっとしているとノックもなしに親父が入ってきた。

「おい、ここに行け。交通費くらいは出してやる。」

勘当の割には至れり尽くせりで、もうどんな反応をすればいいのかわからない。
親父からもらった住所は本当に姉貴が言った通り名古屋だった。
『愛知県名古屋市天白区○-○ グリーンハウス201号室』

これが親子の最後の会話なんだと思いながら親父の横を通り家を出た。
俺が準備をしている間に従妹は駅まで送り届けられたらしい。携帯はつながらない。

出かける時にいつも使っていた丹波口のホームから住み慣れた町を見渡した。
夕暮れ時のホームには近くの市場のおやじ達の声や子供達の遊ぶ声が聞こえる。
京都駅から新幹線に乗り名古屋へ向かう。誰かが見送りに来ない旅路なんて初めてだ。
名古屋には1時間もかからず到着した。駅員に住所を見せ最寄りの駅を教えてもらった。
地下鉄にのり最寄りの駅へ行く。『塩釜口』。
着いてから気付いたが同い年くらいの学生がたくさんいる。駅のすぐ傍には大学があった。
つい最近までは自分もあの学生たちのように、馬鹿な話をしながらそこらへんをブラついていたのだ。


148 :VIPがお送りします [] :2009/11/18(水) 06:34:55.63 ID:eNEZiwn1O
普通に考えて親がいるのにセックルなんてしねーよwwwwwwww


149 :VIPがお送りします [sage] :2009/11/18(水) 06:35:49.48 ID:bH1ETl/FP
おおうwwまさかこの展開にするとは思わなんだな


151 :VIPがお送りします [] :2009/11/18(水) 06:47:40.57 ID:7sUCaH7S0
交番で道を聞きながら、メモの住所に着いた、そんなに古くないアパートだ。
川の傍にある。如何にも学生が下宿している感じの建物。

管理人室に挨拶に出向くと初老の男性が迎え入れてくれた。目元の皺が優しそうな風貌を醸し出している。

「ああ、君が1君か。お父さんとは前の会社で同期でね。」

「父の知り合いですか。」

「うんうん…。私の方が年は4つほど上だけどね。突然連絡をよこしたかと思うと息子が世話になると言いだすからびっくりしたよ。」

「すみません。親子の縁を切られました。」

「そうかい…。何があったかは…詳しくは聞かないよ。家賃をちゃんと払って、隣人の人に迷惑をかけさえしなければ私は何も文句を言うつもりはない。」

実に落ち着いた、ゆっくりした口調で優しく話してくれる。
会社で父とどんな関係だったか気になるが、こんな優しそうな人だ。きっと父にも良くしてくれていたに違いない。

「じゃぁこれ、鍵ね。合いカギと2つ渡しておくから。もう1つは私が預かってるからなくしたりしたらいらっしゃい。」

「ありがとうございます。お世話になります。」

鍵を受け取って部屋に入る。何も無い。当り前か。そう言えば荷造りしたダンボールそのまんまだ。何やってんだ俺。
そんな事を思っていると携帯が鳴った。姉貴からだ。
『うちのツレの店の住所と番号。私の弟だって言ったらたぶんよくしてくれるから、頼りな。馬鹿な弟が世話になるよって言っといてやったさ。
 ああ、あと母さんがあんたの荷物宅配で送ったって言ってたよ。ほんとバカだねー。まぁ頑張んな。」

何も考えずに欲しくて欲しくてたまらないものに手をのばしたせいで、家族に見捨てられた。と思ったが見捨てられてなんかいなかった。結局守られていた。
俺はまだ本当に一人じゃ生きていけないちっぽけな人間なんだ。


152 :VIPがお送りします [] :2009/11/18(水) 07:02:51.59 ID:7sUCaH7S0
今日はもう遅いから明日にでも姉貴のツレの人に連絡をして、この辺りの事を調べて…
色々心配はあったが、まだ仕事がなければ義務もない、不安があっても不自由もないのだ。あれこれ考えてもしょうがないので眠りについた。

翌日、俺は姉貴のツレという人がやっている店に電話をした。

ガチャッ『はいっ、こちらイトーコ食堂!』

「あ、俺、いや僕はアネの弟の1という者ですが。」

『おう、待ってたぞアネゴの弟君か!よしうちの店おいで。場所は天白川沿いにゴニョゴニョ』

「はい…伺います。」

『かたっくるしいなぁーっ、まぁいい、はやくおいで!待ってるからな!』ガチャッ

やけに元気の良い人だ。食堂という割には威勢が良いな。
イトーコ食堂までは歩いて10分といったところだ。やけに目立つ看板だと思ったら、居酒屋だった。
扉をあけると「すいませーん!まだ営業前なんですよー!」と威勢の良い声が聞こえてきた。

「あ、1ですが。」

と言うと店員らしき人間が奥に向かって「てんちょー!あねごの弟さんいらっしゃいましたー!」と叫んだ。

そういえばアネゴアネゴって姉貴名古屋で何やらかしてんだ…。


153 :VIPがお送りします [] :2009/11/18(水) 07:04:40.89 ID:Y8PN6IOnO
お前らそんなに近親相姦したいの?


154 :VIPがお送りします [] :2009/11/18(水) 07:12:16.17 ID:7sUCaH7S0
「お、来たなロリコンプレイボーイ!」

ロリコンプレイボーイ…どんな説明したんだよ。あらかた間違っちゃいないけど。

「とりあえず腹減ってるだろ、なんかゲッソリしてるぞ。食ってけ食ってけ。」

そう言って奥の店員に合図をしていた。

「それにしても近親相姦か、燃えるなぁ。」

この人はなんとなく苦手だと悟った。細かい事を話していると料理が運ばれてきた。
店で出しているものというよりは『まかない』といった感じだった。
前日から何も口にしていなかったため、遠慮なしに口の中に一気に掻き込んだ。

「おし、食ったな!じゃぁとりあえずこれ着て!」

そう言って前掛けと店の制服と思しきものを差し出された。

「え…。ここで働かしていただけるんですか。」

「最初からそのつもりだったんだけど?あねごから何も聞いてないのか?」

もっと詳しくメールに書いとけよ馬鹿姉貴。

「まぁそういうことだから、仕事の内容はそこの坊主にでも聞いてくれ。」

「よろしく1君。副店長任されてます坊主です。」

坊主頭のお兄さんが丁寧に挨拶してくれた。
その後坊主さんに軽く仕事の内容を説明された。俺はホール担当になるらしい。


155 :VIPがお送りします [sage] :2009/11/18(水) 07:20:26.81 ID:O45AmzQ7O
気が付いたらギャルゲのルート入った直後の展開になってて焦ったでござる。


156 :VIPがお送りします [] :2009/11/18(水) 07:27:34.39 ID:7sUCaH7S0
その日1日みっちりと仕事を教えられ、開店17時から本格的に客が入り翌朝5時の店閉めまで坊主さんについて仕事を学んだ。

途中で個別の座敷を借りてまかないを食べさせてもらえたが、後はほとんどビールやら料理を運んだり注文を取ったりで、足を休める暇がなかった。

帰り間際に

「明日はとりあえず休んでこの辺散歩でもしてみな。明後日から本格的に入ってもらうから。」

と告げられ帰された。

アパートに着いた時は6時半を回っていて、もう何もする気が起きず泥のように眠った。明後日から本格的にって今日のはどういうことだ…。

翌朝、朝じゃなかった。起きたら14時を回っている。なんとなくこれからの生活リズムが読めた気がした。

とりあえず外に出て散策してみた。少し歩けば近所にはコンビニが2件。本屋やカラオケ店、居酒屋が多く立ち並んでいる。

近所に自転車屋さんがあったので、1万前後の高校の通学に使っていたのによく似た自転車を買った。

書店では民法辞典と名古屋市の地図を買った。さながらRPGの主人公気分。と言うわけにはいかなかった。

まずは金を貯めていつでも従妹を迎えに行けるようにする。どんな段取りを踏もうにもまず金を貯めないと何も始まらなかった。

金で思い出したが、姉貴からもらった封筒を開けてみると札束と思いきやお米券が5万円分、図書券が5万円分とあとは現金が10万ほどだった。

お米券は良いにしろ図書券って小学生の小遣いか…。

そう言えばまだ従妹の携帯には連絡がつかない、伯父さんが止めているのだろう。


157 :VIPがお送りします [] :2009/11/18(水) 07:55:34.70 ID:7sUCaH7S0
翌日からの居酒屋での仕事はまさに地獄だった。
1日に覚える仕事量が半端じゃない。開店準備から閉店後の売上の計算まで、開店2時間前から入り帰りは結局翌朝7時。
徐々に仕事に慣れていき、そんな生活が体に染みついた。
そうして迎えた最初の給料日。

「ほい、これ1カ月ご苦労さん。よく辞めなかったね。」

そう言って給与明細を手渡された。

「ありがとうございます。他に行く宛が無いし、せっかくの恩を仇で返す様なまねはしたくありません。」

家に帰って確認してみると31万円強、週6で入れば意外といくもんだ。社員と同じようにシフトに入れてもらえているのも大きい。

2月も送別会シーズンで忙しかった、そんなある日。携帯に公衆電話から着信があった。

「…お兄ちゃん!」

「従妹か、携帯止められてた?」

「うん、お父さんが携帯隠したの…。でも昨日見つけてね、電話かけられなかったけどお兄ちゃんの番号だけでもメモしてきたの。
 私いっぱい考えたけど、やっぱりお兄ちゃんが好き。お兄ちゃんと暮らしたい。だから、高校にも行かなくていいから…迎えに来て。」

「わかった。絶対に行くから、信じて待ってて。」

-----------------------
今日は限界ですorz

もうコースアウトしてんじゃないですかこれ…。
おやすみなさい。


161 :VIPがお送りします [] :2009/11/18(水) 08:18:05.62 ID:NuyyfTkOO
グリーンハウスかぁ 数年前ユニーが近くになかったかそこ? いや間違いならいいんだがな


162 :VIPがお送りします [] :2009/11/18(水) 08:34:48.70 ID:5Uy+N2aJO
まさかの名城wwwwww


163 :VIPがお送りします [sage] :2009/11/18(水) 08:35:59.20 ID:6CSKkxTM0
というか17時開店でその2時間前の15時に出勤、翌朝5時に店閉めて片付けとか翌日の仕込み等で残って朝7時終了
7〜15時の8時間を睡眠に当てて24時間になるのかな
15〜22時の7時間が自給A、22〜5時の7時間がA+25%、5〜7時の2時間がAとして、
(9*A+7*1.25A)円×6日×4週=手取り31万+税金α
目安として50万/月は稼いだ計算じゃないと合わないわけだが、これだと自給Aが1000円以上ないと合わない計算なんだネ
でもって名古屋で自給1000円超えるバイトなんてあるもんなの?
というか月収50万てことは年収600万なわけでブラック企業より給料よすぎだねwwww


164 :VIPがお送りします [] :2009/11/18(水) 09:04:58.29 ID:UDdulFjJ0
当然、経験が無いから分からんけど、従兄弟同士でこういう仲になったら
ガチで互いの両親はこういう措置を取るの?


165 :VIPがお送りします [sage] :2009/11/18(水) 09:46:58.54 ID:bH1ETl/FP
世間体気にする親なら当然反対するだろ
放任主義なら法律違反でもないし好きにしろってなるんじゃね?


166 :VIPがお送りします [] :2009/11/18(水) 09:51:50.47 ID:Mff+BcpiO
>>164
普通取らなくね?
まあ14歳ってとこが唯一問題と言えば問題だが

何が悪いのか正直さっぱりです


167 :VIPがお送りします [sage] :2009/11/18(水) 10:04:07.96 ID:rQ6IvNPHO
>>164

相手次第だと思うが、恐らく長い付き合いだろうと思われる親戚相手に対する仕打ちじゃないな

親父もこれしきで縁切りするのは沸点低いとしか言い様がない


168 :VIPがお送りします [] :2009/11/18(水) 10:19:51.86 ID:F1DpODG5O
>>167
なんかこの親父の縁切り発言はちょっと悪ぶりたいリア中くらいの子供が家出をするときにノリで言っちゃう「両親と縁を切る」と似た匂いがする


169 :VIPがお送りします [] :2009/11/18(水) 10:20:21.09 ID:Mff+BcpiO
>>165
いとこ同士で結婚するって世間体悪いのか?


170 :VIPがお送りします [sage] :2009/11/18(水) 10:28:04.91 ID:bH1ETl/FP
>>169
世間体気にする人って身内っていうだけで断固反対するよ
俺も子供の頃に従兄妹どころか、親父の親友の娘との結婚すら断固として反対された記憶ある
子供のおままごと程度の将来結婚しよーねーに真顔で反対だぞw


171 :VIPがお送りします [] :2009/11/18(水) 10:30:35.68 ID:IeliHJt40
>>170
親友の娘ってほんとはお前の親父の種だったんじゃね?


172 :VIPがお送りします [] :2009/11/18(水) 10:39:31.37 ID:UDdulFjJ0
>>171
昼ドラかよww

「従兄弟同士で肉体関係」ってのは、法的にはセーフでもモラル的にはアウト、って事なのか?


173 :VIPがお送りします [sage] :2009/11/18(水) 10:45:37.51 ID:bH1ETl/FP
>>171
それはねーよww

>>172
そういうことだろうな
相手方にも申し訳ないって思うんだろ


174 :VIPがお送りします [] :2009/11/18(水) 10:48:04.57 ID:Mff+BcpiO
>>170
ええ…人様の親を悪く言うのもなんだが
なんの権限があって誰々と息子を結婚させないとかいってんだろうね


175 :VIPがお送りします [] :2009/11/18(水) 10:55:50.98 ID:CrUcJ+FYO
ゲーオタキモオタの俺に10歳の従妹がすげえ懐いてきてくれるんだけど、
大きくなったらやっぱりキモがられるのかな
正直嬉しいけどそれを考えると鬱だ


176 :VIPがお送りします [sage] :2009/11/18(水) 10:58:48.50 ID:/l0IQ7WiO
そうなんだ・・・
俺も1歳年下の従妹と4歳〜25歳まで一緒にいたけどな。
家族的にも問題無くて、お互いの家に行っては一緒に風呂に入ったり、一緒に寝たりしてた。


178 :VIPがお送りします [] :2009/11/18(水) 11:24:16.45 ID:/ZsoeBIh0
娘と甥(兄の子)がいる俺が言わせてもらうと
甥は俺に懐いていて可愛いけど
娘が14で甥にやられたら殺意湧くよ
きっと縁が切れるだろうな
ただ当人同士が成人で自立していたら話は別


179 :VIPがお送りします [sage] :2009/11/18(水) 12:17:13.33 ID:bH1ETl/FP
ほす

まあ成人した後ならまだしも、未成年、それも義務教育すら終わってない年齢だもんな
反対しなかったら逆に危ない親だな


185 :VIPがお送りします [] :2009/11/18(水) 14:43:34.95 ID:LphEQz8dO
離婚だの別れただのを考えると、身内は避けた方が良いだろ?


199 : ◆cJWfn1.4nQ [] :2009/11/18(水) 19:02:22.42 ID:ULEU8sHgO
やっと授業終わりました。
友人宅に泊まるので携帯から書きます。


201 :VIPがお送りします [] :2009/11/18(水) 19:38:01.27 ID:ULEU8sHgO
「うん…。」

お互いの近況を報告し切った。

それにしても、これじゃ一方的に従妹からの連絡を待つしかないじゃないか。
今の給料ならもう1台契約することもできるか…。

その日も6時には上がり、家に着いた。日付も変わった、今日は定休日だ。

考えた結果現在使っている携帯は解約し、IP携帯を2台契約することにした。これが一番安上がりだ。
問題はどうやって従妹の手元に渡すか…。一応案はあった。

数日後の昼に従妹から電話があった。

「従妹、信用できる友達の家に携帯を送るから。できたら住所を教えてもらって。」

「わかった。…せっちゃんっ…。――――。」

要件を話している声が受話器ごしに聞こえる。
どうやら良い返事がもらえたようだ。

「住所言うね。―――――。」

走り書きでチラシの裏にメモをした。これで連絡は取れる。

その日のうちに、コンビニから郵送の手続きをした。

あとは迎えに行くタイミングと交通手段だ。


205 :VIPがお送りします [sage] :2009/11/18(水) 19:52:30.25 ID:ghTOuelC0
おかえりー
投下は有り難いけど友人も構ったげなよww


206 :VIPがお送りします [] :2009/11/18(水) 19:52:48.87 ID:vl2X5zV2O
国会議員で親戚同士で結婚した人いなかったっけ


207 :VIPがお送りします [] :2009/11/18(水) 20:01:03.99 ID:ULEU8sHgO
今の状態で車を買うのは不可能だ。従妹の卒業に合わせて電車でか…。
翌日の仕事上がりに店長に相談を持ち掛けた。

「店長、3月に例の従妹を迎えに行くんで、19日から3日間お休みをいただけませんか。」

「お、とうとうか。迎えに行ってこっちで一緒に住むのか?」

「そのつもりです。」

「こんな仕事じゃ一緒の時間もあまり持てないかも知れないぞ。」

「店長にこれ以上は御迷惑をかけるような事はしません。お店にもちゃんと出ます。だから、お願いします。」

「わかった。1君は元気もあるし、店に活気がつくから俺としても手放すつもりはないからね。
 応援してるよ。頑張れ。」

そう言って水仕事で荒れた大きな手で肩を掴み、激励してくれた。

「ありがとうございます。」

本当に良い人だ。こっちに来てから知り合いが居なくても、寂しい思いをしなくて済んだのは、この人のおかげだったな、と再確認した。

相変わらず忙しい毎日だったが、従妹を迎えに行けると思うと程よい緊張が体に残り、仕事も頑張れた。


208 :VIPがお送りします [] :2009/11/18(水) 20:05:14.71 ID:ULEU8sHgO
プレゼンの準備してる友人待ちながら書いてました。
これから合流するので隙を伺って自己保守します。

支援本当にありがとうございます。


209 :VIPがお送りします [sage] :2009/11/18(水) 20:06:02.57 ID:bH1ETl/FP
従妹って中3だったっけ?
14歳だからてっきり中2だと思ってたんだがな


222 :VIPがお送りします [sage] :2009/11/18(水) 23:19:33.42 ID:6CSKkxTM0
規制でもしもしだらけ、糞スレばっかりでVIP人口も減ってるのに20分も経たずに落ちるわけないだろうよい



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