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意地悪なメイド2
- 808 :【意地悪なメイド オルタネイティブ】 [sage]
:2008/07/08(火) 00:22:10.73 ID:nszl/XQ0
第零話 「始動/死胴」
重厚な金属音が響く。それは力強いはずの駆動音。
しかし、それもここではあまりに貧弱に思える。
ここにはもうやつらがほぼ居ないとわかっていても、次の瞬間には柱の影から、穴の中から出てくるのではないか。
そんな潜在的な恐怖が、心を蝕む。
実際、先ほどCPから入った連絡に、他のチームが戦闘に入ったというものもあった。
このα隊を任されるリーダーは毒づく。
(G弾を投入しても、破壊しきれず、全滅すらさせられねぇなんて……)
「……ダー、αリーダー」
「あ、ああ。すまん。こちらαリーダー。異常はない」
「集中力を欠かないでください。この地に与えたG弾の影響も記録していただかなければなりません」
「そういわれても、投入される前なんてこっちはしらねぇよ」
「こちらα4、前方に空洞が見えます、リーダー」
「CPよりαチームへ、そのまま潜行してください」
「了解」
できることなら今すぐにでも引き返したい。
そんな弱音を吐くわけにはいかず、ひたすら歩を進めていく。
きっと引き返したところで、第二の自分や、第三の自分になるやつが送られるだけ。
だったらこんな役目、ここで終わりにしてやらなければならない。
暗く、しかし視界を確保できないほどではない。
床から光を放つような、ありえない構造物。
ハイヴと呼ばれるそれの中を進む中隊はじわりじわりと、しかし確実に進む。
そして、ソレを見つける。見つけてしまう。
「なんだ、あれ……柱……?」
「こちらαリーダー。何か柱状のモノが天井に向かって伸びたものが無数に存在している」
「中尉、見てください! 最大望遠で! こ、これ!!」
「あわてるな、αリーダー、最大望遠で確認……な、んだ、これは」
「こちらCP。αリーダー、メンタリティが極度の緊張状態に達しています。報告を」
「あ、ああ……」
「CPよりαチームへ! 現状の報告を! 繰り返す、報告を!」
「何てこった……くそったれ!!」
「人間だ……」
「何!? 生存者がいたのか! 報告を!」
――人間の、脳だ!!
- 809 :パー速民がお送りします [sage] :2008/07/08(火) 00:24:03.19 ID:nszl/XQ0
何だかメイドのほうが意識してるみたいですね! 俺の中で、っすけどww
でも何だかんだで普段は相変わらず何で安心してね!
……いや、安心なのかどうかはさておきですがww
今日は十一話の更新予定!
あとお題も一緒に〜。
- 810 :【意地悪なメイド オルタネイティヴ】 [sage] :2008/07/08(火) 03:32:56.53 ID:nszl/XQ0
第十一話 「過去からの警鐘」
あれから一週間近い時間が流れた。訓練そのものは順調だ。
そして最初はどうしても空きかけていた溝が埋まり始まている。
そう、まったくをもって順調そのもののはずだ。
なのに……俺の中には焦りが生まれ始めていた。
理由は分からない。分かるはずがない。
何故なら俺は今の状況がいいと感じているはずなのに。
頭痛も今までのような鋭い痛みじゃない。鈍痛が続いていた。
それはまるでじわりじわりと心を冒す病にも似て……
「大丈夫? 男くん」
「あ、ああ。ありがと、女さん。別にどうってこと……」
「その割には最近食欲がないみたいだけどな。何だ? 体調管理もできねぇのかよ」
「あら、よく見てるのね、妹は」
「な!? ち、ちげぇよ!!」
「でもその意見は同感ね。何かあったら言いなさい。チームとして、黙られてもプラスにはならないわ」
「ああ。それもそうだな。あー、まぁ何つーか、とりあえず大丈夫だ」
理由が原因不明の頭痛だなんて言えるはずもないし、言うつもりもない。
どうせほうっておけばなんとでもなる。俺はそう思っていた。
訓練は順調と言っていたが、実際俺へのわだかまりが解けたおかげでみんな積極的に質問をくれるようになった。
また、俺の教えもすんなり受け入れてもらえる。
正直、このことでみんなの技術の底上げになっていたのは確かだ。
だが燻る焦燥の火は消えない。
何故なら、最近は夢を見るようになった。悪夢といっても差し支えのないもの。
- 811 :パー速民がお送りします [sage] :2008/07/08(火) 03:33:42.54 ID:nszl/XQ0
悲痛な面持ちのバカ妹。あいつは笑いながら泣いて、俺に縋る。
理由は簡単。俺たち人類が負けたのだと彼女は言う。救えなかったのだと叫ぶ。
俺はただそれを受け入れるしかなかった。たった10万の人間を逃して、10億の人間による負け戦に挑んだ。
そして、俺は……いや、俺たちは、結局……。
夢は続く。誰か大切な人を見送ることを決めた。
だが生き延びなきゃいけないやつが、もう一人いて……。
暗い部屋、青白い光、小さな身体、揺れる瞳。
俺はイドを連れ出そうとして、
――ここから離れたら、私がいなくなります
瞬間フラッシュバックする光景。彼女の言葉。
――わからなくなるのが怖い
――守らないと、なくしてしまう
イドは、何かに怯えていた。
言葉の意味も分からず、しかし流れ込んでくる言葉たち。
――主様にはわからない!
「……!?」
飛び起きる。汗でぬれたシャツが気持ち悪い。
誰かの名前を叫んだような、そんな気になる。
でも、実際にはただ張り裂けんばかりに鼓動を繰り返す心臓を押さえるだけ。
「くそ、何なんだよ!」
ガン! と壁を殴りつける。
痛みとやるせなさでため息が出た。と、そこで初めてベッドのすぐ脇に気配を感じる。
- 812 :パー速民がお送りします [sage] :2008/07/08(火) 03:34:16.76 ID:nszl/XQ0
「……?」
見れば驚いた顔で硬直しているイドの姿がある。
手にはマジックを持っている。……まさかとは思うが。
「お前、俺の寝顔に何か書いたか?」
ぷるぷる。
「じゃあ書こうとしてたとか?」
……ぷるぷる。
「こんにゃろ、人様の寝込みを襲うとはいい度胸だ!」
逃げようとするイドを捕まえて抱き寄せる。
相変わらず腕の中にすっぽり納まるサイズだ。
「さて、毎度ながらおしおきだ。覚悟しろよ」
ぷるぷるぷるぷる!
「……反省してるか?」
こくこく!
「本当か?」
こくこくこく!
「だったら何でまたやろうとしたんだよ」
そう、彼女はここ数日、何故か俺の寝起きを狙っていたずらを仕掛けてくる。
笑って済ませられるものが大半だが、熱湯をかけられたときだけは本当に死ぬかと思った。
沈黙を返す彼女の頭をぽかり、と優しくたたく。
「まぁいいや、おかげで緊張感のある朝を迎えられる。さて、イド。おはよ」
「……おはようございます。……痛いです」
「おしおきだからな。痛くなかったら意味がない」
「……」
「とりあえず俺は早朝トレーニングに出るから。またな」
「はい」
腕の中から開放してやると、ぺこりと一礼し部屋を去っていく。
何だかんだで日課になっているこれに、どこかデジャヴを感じる。
最近はとにかく既視感が強くなっている。これも頭痛の増進に拍車をかけている。
自分の身体に起こっている異変。それが何であるか分からないまま、俺は早朝のグラウンドへ向かった。
- 813 :パー速民がお送りします [sage] :2008/07/08(火) 03:35:00.52 ID:nszl/XQ0
「さて、今日あなたを呼んだのは他でもありません」
夕刻が過ぎた頃、俺は副司令室へ呼び出されていた。
ただし肩書きは長官。基地の最高指令ではないのに長官。
今更になってその違和感を感じられるほど余裕が出てきたわけだが突っ込むと薮蛇な気がするおでやめておく。
そして毎度なら簡潔に訓練の報告などをするだけだったが、今日は昼から呼び出されあらゆる検査がなされていた。
「あなたの身体データを前々から取らせていただいていました」
「そうだったのか」
「はい。前より少しずつでしたが、今回はある程度データがそろいましたのでその確認作業を行っていました」
「確認、っつーとあれか、前相談してた頭痛の悩みを解決できそうなのか?」
「ええ。それも今回のお話に関係してきます。そして……あなたという人物が本当にこの世界の住人ではないこと」
「……信じてなかったのかよ」
「そして、私たちの未来を切り拓く、人類を救う鍵のひとつになりえると、確信しました」
「え……」
ドクン、と心臓が強く震える。
- 814 :パー速民がお送りします [sage] :2008/07/08(火) 03:35:59.21 ID:nszl/XQ0
「あなたの脳を中心に身体のデータを取った結果、面白いことがわかりました」
ぺらり、と専門的な文字が並ぶ書類を渡される。
自分の名前がかろうじてわかる以外はドイツ語で書かれている。
おそらくカルテのようなものなのだろう。それにしちゃやたらと専門的な内容だが。
「そこに書いてあるとおり、あなたの申告した年齢と実際の肉体、脳の年齢が違います」
「そう、なのか?」
正直、データとやらを見せられても何もわからない。
「そうです。あなたは自分が思っているより三年は年齢を重ねている状態です」
「三年……?」
ザザ、とノイズが走る。何かが俺の奥底に触れる。
「そしてあなたは平行世界の住人だと言った。ですが私はそれ以上の存在だと思えます」
「どういう、ことだよ」
「……これは仮説ですが、あなたはもしかすると、時間移動すらも行っているかもしれません」
時間移動、それはすなわち、
「我々にとっての未来から、あなたは来た事になる。そう考えられるのです」
「は、はは……冗談だろ? おい、何言って……」
「言ったはずです、あくまで仮説だと」
ですが、と彼女は続ける。
「その可能性にいたれるほどのデータはあるという事実、それは認めてください」
「……仮にそうだとして、それが人類を救う鍵になるのか?」
「はい。何故ならば、未来における技術が我々の……いえ、私の現状の問題を解決できるかもしれないからです」
「現状の問題?」
「それについては今は詳しく話すことは出来ませんが、これをご覧ください」
大型ディスプレイに表示される何やら難解な公式。
いや、公式と呼ぶことすらおこがましいほどに羅列された単語や式。
それを見つめている内に、再びノイズが走る。
「……っ!」
「反応あり。いいですよ、がんばってください。そして我々にヒントを」
「確か、それは……」
めまぐるしく変わる場面たち。その中でそれに見合うものがあったかもしれない。
そんな感覚が俺の中に確かに芽生えている。
あれでもない、これでもない。アルバムをめくるように場面が切り替わっていく。
「さぁ、思い出してください!」
「ぐ、ぁぁ……!!」
あと少しで手が届く。
そんな感覚がした次の瞬間、俺の意識のブレーカーが落ちた。
- 815 :【クサレ脳みそ】 [sage] :2008/07/08(火) 03:40:41.71 ID:nszl/XQ0
男「……だから何度言わせるつもりだ」
メ「だって納得いかないんですもん」
男「もう一度言うぞ、時給がこれだけ、それで実働時間がこれだけ、それにかけることの日数だ」
メ「ええ、そうですね」
男「だから結果として、給料はこれだけだ」
メ「はい、200万ですね」
男「だからどこをどう計算したらそうなるんだよ! いい加減にしやがれこの……」
メ「……」
男「何を期待した目で見てんだよ」
メ「い、いいですからほら! さっさと続きを!」
男「え、あー……とにかくちゃんと計算は合って……」
メ「ちがあああああああう!」
びくぅ
男「な、何が?!」
メ「そうじゃなくて、いい加減にしろこの、の後ですよ」
男「それがなんなんだよ」
メ「これによって主様が文庫版派か原作派か別れる重要なファクターなんです!」
男「何を力説してんだお前は……」
メ「いいから! さぁ!」
男「じゃあ、えっと……この、豚野郎」
メ「違うだろうがこのド低脳がああああああああああああああ!!」
男「何故こんなにきれられてるんだ、俺は」
- 816 :【未来予知】 [sage] :2008/07/08(火) 03:43:28.07 ID:nszl/XQ0
委員長「最近思うの。未来が見える気がするって
妹「さ、最近お姉ちゃんがどんどんおかしな方向に!?」
委員長「たとえば見て、ここに私は男と挨拶をするって書いたの」
妹「日記だよね、いわゆる」
委員長「そうしたら本当に挨拶ができたわ。すばらしい未来予知よね」
妹「どうがんばってもおねえちゃんの行動力の勝利だと思うけど」
委員長「そしてこの調子で順調に予知し続ければ、来月には私、お母さんになれるの」
妹「恐ろしいほど飛躍してるよ!?」
委員長「でも、怖いわ。未来が決まってるなんて……何だか、味気ない気もするし」
妹「私はお姉ちゃんが怖いよ」
- 817 :【圧迫祭り】 [sage] :2008/07/08(火) 03:48:18.31 ID:nszl/XQ0
男「圧迫祭りか」
メ「ええ、祭りですね。ちなみに私はできます」
姉「わたしも〜!」
母「一応ね」
女「ぎ、ぎりぎりがんばれば……!」
男「なるほど、さすがの面子だな。そして……」
妹嬢「何か?」
委員長「いいたいことがあるならはっきりいうべきよ?」
妹「もちろん、口に出した瞬間生きてることを後悔させるけどね」
男「……。何でこうも武闘派手段に限ってないんだろう」
妹嬢「ないんじゃないです! 慎ましやかなだけです!」
委員長「あればいいってものじゃないの」
妹「ま、私は成長期だし望みはあるけど」
メ「大丈夫ですよ、みなさん」
男「菩薩のような笑みを浮かべながらお前がとんでもない爆弾を投下するのを俺は知ってる」
メ「胸がだめなら尻でいきましょう、原作みたいに」
男「それはいわゆるけつがでかいと宣告してるようなも……お、おい、なぜ俺を睨むんだ! 俺は何も悪くな……う、うわぁぁぁああ!」
姉「おとちゃんてばデリカシーが足りないなぁ」
女「あは、あはは……」
- 818 :パー速民がお送りします [sage] :2008/07/09(水) 06:38:45.06 ID:.hUySHgo
クサレ脳ミソは作者なりの反抗だよな
さて今日のお題お題っと♪
【寂しがり屋】
【幼稚園バスジャック】
【バカップルぶりにみんな我慢の限界】
- 819 :パー速民がお送りします [sage] :2008/07/09(水) 12:25:59.43 ID:LhPfkMAO
なんか最近夜中の鯖落ちが多くて泣きそうな中の人です。
生活サイクル的に一番モチベと書き込める時間帯に落ちてることが多くて……
これも一種のメイドからの意地悪なんだと思うことで乗り切ってます。
ん? 一日一話の公約?
乗り切れてないですね! すみません……
とりあえずお題を消化!
でもって一つだけ聞きたいので質問。
いじメイ続けて大丈夫すかね? なんか自分の文章力ではみんな飽きてきてないかなぁ、と。
- 820 :パー速民がお送りします [sage] :2008/07/09(水) 12:31:59.43 ID:.hUySHgo
妹嬢と友に陵辱されて委員長に首チョンパされた挙句姉さんの食料になりたいのなら辞めればいいと思うよ
続けてください、ぜひお願いします
NGはネタ切れっぽいです
- 821 :【早く大人になりたい】 [sage] :2008/07/09(水) 12:34:52.97 ID:LhPfkMAO
妹「はぁ……私もお姉ちゃんみたいに綺麗になりたいな」
委員長「何か欲しいものでもあるの?」
妹「お世辞じゃないってばぁ」
委員長「だったらやめた方がいいわ。こんな無愛想な女になろうなんて」
妹「クールでかっこいいよ!」
委員長「スタイルだってあまり良くもない」
妹「グラマーじゃないかもだけどスレンダーで綺麗じゃん!」
委員長「趣味のひとつもないのよ」
妹「でも家事はしっかり出来るしいいお嫁さんになれるよ!」
委員長「……」
妹「私はお姉ちゃんみたいな大人になりたいの」
委員長「妹……」
妹「お姉ちゃん……」
委員長「身体、貸せばいいのかしら?」
妹「そうじゃなくて?!」
- 822 :【もいちど子供に戻ってみたい】 [sage] :2008/07/09(水) 12:42:46.13 ID:LhPfkMAO
メ「しかしアルバムの中の主様ってば無邪気の塊ですね」
男「そうかぁ?」
メ「はい。今が邪気の塊なんでよくわからます」
男「お前にだけは言われたくないぞ……」
メ「でもこのくらいの子供はいいですよね〜。学校も行かなくていいし働かないでいいし遊んでばかりで」
男「……」
メ「なんですか?」
男「いや、自分で言ってて気付かないかなぁと」
メ「変な主様ですね」
男「俺か!? 俺が変なのか?! つっこんだら負けな気がするぞ!!」
- 823 :【ファンタジー】 [sage] :2008/07/09(水) 12:50:43.41 ID:LhPfkMAO
メ「メルヒェェェエエエン!!」
男「うぉあ?! なんだ、いきなり!」
メ「ちょっと若本のモノマネです」
男「……またわかりにくそうな素材を起用したな」
メ「あれも立派なファンタジー大作です。nitro+万歳!」
男「ファンタジーねぇ……主に俺の周りにはそういうの多いよな」
メ「主様が女装大好きとか?」
男「ファンタジーでも無けりゃ好きでもねぇよ!? 捏造すんな!」
メ「え〜」
男「え〜、じゃねぇよ! いいんちょ姉妹とか、一応うちの姉妹とか……」
メ「そして実は魔法使いな私とかですね!」
男「お前のはただの邪気眼だ」
メ「く、み、右腕がぁぁ……!!」
- 824 :パー速民がお送りします [sage] :2008/07/09(水) 12:55:30.06 ID:gHRPUAAO
>>819
あんたの文章力で飽きるだと?
バカ言っちゃいかん、もっとやってくれ
- 825 :【妹嬢は本当はふたなりなのだが隠してる】 [sage] :2008/07/09(水) 13:04:13.83 ID:LhPfkMAO
妹嬢「……もはやどう弁明しても信じてもらえぬならいっそ開き直ります」
男「つまり認めるのか」
妹嬢「認めなくても言い続けるじゃないですか!」
メ「何もそんな涙目にならなくても……」
妹嬢「泣いてません!?」
メ「あ、じゃあこうしましょう」
男「ろくな提案じゃないだろうな」
メ「失敬な」
妹嬢「聞かせてください」
メ「はい、今この場で脱いで見せてください、あるかないか」
二人「「……」」
メ「ね、簡単でしょ?」
男「な? ろくなことじゃなかったろ? ……って、おい、どした?」
妹嬢「兄さんになら……兄さんになら……兄さんになら……」
男「お、おい! 何を脱ぎはじめてんだ! メイドも止めろ!」
メ「いやでも生えてるか生えてないか気になりますし」
男「それとこれとは別問題だ?! いいからお前も服を……っ、なんつぅ力だ?!」
メ「ふぅむ。見た目陵辱ゲーで兄が妹を襲ってるみたいですが実際逆に服を着せようとするとは。面白い」
男「何を冷静に考えてんだ?!」
妹嬢「兄さんに証明するんだ……兄さんに証明するんだ……兄さんに証明……」
男「お前も目を覚ませ!?」
メ「あと一枚! あと一枚!」
男「煽るな!? っていうか誰かなんとかしてくれぇぇぇえ!!!」
- 826 :パー速民がお送りします [sage] :2008/07/09(水) 13:06:00.60 ID:LhPfkMAO
うぅ……良かった。
いずれ書き直すつもりとはいえ、かなり雑だから……
とりあえず二人でも見ててくれるようなので続けさせていただきます。
- 827 :【男「夜の営みを頼む」の最中はどうなっていたのか】 [sage] :2008/07/09(水) 13:28:01.16 ID:LhPfkMAO
メ「主様。肩の力抜けよ、初めてなんだろ?」
男「なんか後ろのほうがむずがゆくなるからその言い方はやめろ」
メ「やめろ?」
グイッ
男「あ、ぐ……」
メ「今がどういう状況かおわかりですか?」
男「……っ、悪かった、すまない」
メ「はい。分かればいいです。従順にしてる間は可愛がってさしあげますよ」
さわさわ……
男「あ、ぅ……」
メ「ほら、我慢せずに。声、出してください」
男「っあ、はぁ……メ、イド!」
メ「ふふ。そんな切ない目で見ないでください。もっといじめたくなります」
男「……っ」
メ「あら? 何を期待しているんですか? もっといじめてほしいんですね」
男「ち、違……」
メ「安心してください。ここからが本番ですから」
男「……ごく」
メ「さぁ、私に身を委ねてください」
男「……」
メ「では」
こしょこしょ
男「?!」
メ「そ〜れ」
男「なっ、ちょ、あは、あははは?! や、やめ……ぎゃはははは!?」
メ「続いて足の裏」
男「は、ひ! あひゃひゃ!? な、なんでこうなんだよ!」
メ「残念、エロスなんてありえませんから」
男「ち、ちくしょおおお! あはははははは?!」
- 828 :パー速民がお送りします [age] :2008/07/09(水) 16:48:50.96 ID:Zy76v.DO
>>826
ほう、昼間は忙しい俺に対する侮辱だな
ケツ出せよ、掘り尽くしてやるから
- 829 :パー速民がお送りします [sage] :2008/07/09(水) 18:50:57.11 ID:.hUySHgo
中の人は妹さんたちからは逃げられたのに>>828に陵辱されるのか・・・
- 830 :パー速民がお送りします [sage] :2008/07/09(水) 20:10:21.56 ID:W6XhrISO
しかしこのスレ、とことんガチムチだな
- 831 :パー速民がお送りします [sage] :2008/07/09(水) 21:55:05.31 ID:.hUySHgo
ただでさえ薄い友の影がますます薄く・・・
- 832 :パー速民がお送りします [sage] :2008/07/10(木) 11:14:34.55 ID:OthCiEAO
おはようございますごめんなさい。
ていうか本当にこのスレはガチムチっていうかケツ気盛んというかww
俺のローアイアスにゲイ掘る具は堪忍してください!
友「あとボクはそういう趣味はないってば!」
いじメイは帰宅後、深夜あたり更新で。
お題を先にいってみよう!
- 833 :【メイドと本番寸前まで】 [sage] :2008/07/10(木) 11:22:48.45 ID:OthCiEAO
男「緊張するな」
メ「はい。私も珍しく手に汗握ってます」
男「でも俺達なら大丈夫だ」
メ「ですね」
男「……」
メ「とはいえ何かしら緊張をほぐしておかないと」
男「出来れば苦労しないって」
メ「全く。地方のローカル番組なんだから気楽にいかないと」
男「そうは言っても本番前だし……」
メ「別に本番ってもエロいことの本番に比べりゃマシでしょ」
男「ベクトルが違うわ?!」
メ「それともここでシます?」
男「……」
メ「何一瞬マジで考えてんすか、この変態」
男「う、うるせぇ?!」
メ「ともかくその調子でお願いしますよ」
男「ぁ……お、おう!」
AD「本番入りまーす」
メ「はぁい! んじゃいきますか」
男「うし!」
メ「……ところで主様」
男「ん?」
メ「なんだか私、謝らないといけない気がします」
男「珍しく同感だ……なんか期待をばっちり裏切った感じがする」
メ「……」
男「……」
メ「ま、怒られるのは私じゃないですし」
男「多分誰かが純ケツを散らすぐらいだろ」
二人「「あはははは」」
- 834 :パー速民がお送りします [sage] :2008/07/10(木) 13:47:55.35 ID:OHluQH.o
友「さすが男、勘の良さには定評があるね」
妹嬢「それでこそ私たちの愛した兄さんです」
男「え?何言っているの」
妹嬢「あらあら、まだ覚悟が出来ていないと見えます」
友「怖がらなくてもいいよ、確かに最初は痛いけど、目覚めれば」
妹嬢「ショッキングピンク、桃色の明日が待っています」
男「い、嫌ぁぁ!ショッキングな明日なんか見たくないぃぃ!!メイドも何とか言えぇ!!」
メ「大丈夫です、主様が思っているほど恐ろしい世界ではありませんよ」
男「そうでした、こいつが俺の味方をするはずがありませんでした・・・」
ずるずるずるずる
ほらほら主様の主様、主様が掘られちゃいますよ
- 835 :パー速民がお送りします [sage] :2008/07/10(木) 14:46:58.64 ID:S/nvuMAO
主の主「」
ぽむ
主の主「ん?」
阿「おいおい、最近出番が無くて寂しかったんだぜ?」
主の主「!」
阿「こないだいいトイレを見つけたんだ。さ、行こうか」
主の主「いやあ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁ」
主様の主様はそれどころではないようです
- 836 :【メイドに花束】 [sage] :2008/07/10(木) 16:07:13.83 ID:OthCiEAO
男「豚に真珠、だな」
メ「何です? いきなり」
男「あーいや、なんでも」
メ「ふむ。とりあえず私に言ってるならその喧嘩、買いますよ?」
男「毎度あり」
メ「む……全く、それを言うなら主様に私、ってなもんですよ、もったいない」
男「いや、それはぴったりだろ」
メ「え……?」
男「あ、いや。……ま、まぁいらんだろうが、ほら」
メ「花、ですか?」
男「ん、その、なんだ。綺麗だったから」
メ「……」
男「や、やっぱいらないよな! 花なんて金にもならんしつまらんし!」
メ「ありがとうございます、主様……」
男「……っ?!」
男(なんでそんな顔すんだよ! もっとこう、いつもみたいに……)
メ「〜♪ ……って何ほっぺつねってんです。ドMっすか」
男「……何でもない」
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