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妹「妹ちゃん・・」
537 :VIPがお送りします [] :2008/11/13(木) 01:05:45.80 ID:ORV2drgK0
「隊長、準備ができましたっ!」

女「そうか…では、今回の作戦を説明する」

「はっ!」

女「まず…この子を見通しのよい…競技場の真ん中に置く…」

女「そして、マル被が現れ…隙を見せた瞬間に狙撃部隊が一斉にマル被を狙撃する」

女「普通なら、その時点で終わりなのだが…終わらなかった場合は何としてでも制圧する…」

「はっ!」

女「今回はマル害を使うため、通常弾を使用する事はできない…その代り、この麻酔弾を使う」

女「といっても、対猛獣用であるため…普通の人間であるなら、眠りと共に死んでいるが……」

女「最後に…マル被はいつ現れるかは分からない…下手したら長期戦になる…」

女「先にそれを考慮してもらいたい…いいなっ!」

「はっ!」

女「よし!では、配置につけっ!」
「はっ!!!」
幼兄「ホットカルピスだ〜甘くて〜おいしいな〜」
「ごくっ……」


538 :VIPがお送りします [sage] :2008/11/13(木) 01:08:23.62 ID:QdlRSi+4O
俺のホットカルピスもやるよ


539 :VIPがお送りします [] :2008/11/13(木) 01:13:32.06 ID:ORV2drgK0
………

妹「はぁ〜、妹ちゃんの匂いが…だんだん、近くなってきた…」

妹「妹ちゃんの匂いを頼りに…走ってきたら……世田谷区まで…きちゃった」

妹「うんっ……強く…強くなってきた…あぁ……」

妹「いいよぉ……やっぱり…妹ちゃんの匂いは…別物だよ〜」

妹「どうしようもないよぉ……はぁ…早く…妹ちゃん……」

妹「の……匂いを…直に…嗅ぎたいよぉ……」

妹「それだけじゃないよ……唇を…優しく触れて……肌を…抱きしめて…」

妹「全身で……妹ちゃんを……確かめて……」

妹「ずっと……一緒に…暮らすんだ……待っててね……」

妹「お姉ちゃん……もう少しで…つくから……」


540 :VIPがお送りします [sage] :2008/11/13(木) 01:17:19.18 ID:Zk24Xusu0
>>512
俺の1レスで展開予想が減って>>1が書きやすくなるならいい
無駄にレスするのは前スレみたくなって欲しくないからだ、この調子で行けばこのスレ内で終わりそうだが


541 :VIPがお送りします [] :2008/11/13(木) 01:20:27.82 ID:ORV2drgK0
友「つまらない事を聞くが、いいか?」

女「なんだ…作戦は始まっているんだ…手短にな」

友「妹を捕まえられたとしよう…そしたら、兄をどうするつもりなんだ?」

女「……自分の妹にする」

友「……それはどういう…意味だ?」

女「自分と暮らしてもらう、ただそれだけのことだ」

友「私心をなくして言っているのか?」

女「とっ、当然だろ!?どうせあの子には両親がいないのだからな」

友「……なぁ」

女「なっ、なんだ?」

友「お前…兄に……」

友「魅了されているだろ?違うのか?」


544 :VIPがお送りします [] :2008/11/13(木) 01:27:45.22 ID:ORV2drgK0
女「……」

友「みたいだな…ではなければ、奴の人格を壊すか…閉じらせたりはしないだろう」

友「もし、この作戦を前提に行ったのであれば…純粋に奴の許可をとればいいだけのこと」

友「それなのに敢えて奴の人格まで破壊したのは…自分だけを見てほしかった……」

友「奴を支配したかった…しかも、そのやり方を知っている…だから、やった…」

友「妹を殺した後の事を考えてやった…ったく、公務員は昔から変わらんな…」

友「自分が正義だと思い、正義だと断定して行動し、走っていく…悪い癖だな」

女「…ふふっ……ははははっっ!」

友「なっ、何が可笑しい?」

女「あぁ、全部お前の言う通りだっ!わざとやった!」

友「なっ……!」

女「だが、お前でもあの子を元に戻す方法は分かるまい…パスワードがわからなければな…」


545 :VIPがお送りします [sage] :2008/11/13(木) 01:28:33.96 ID:IucPbCNOP
ちょ、馬事公苑近いぞ
TSUTAYAいてくる!


546 :VIPがお送りします [sage] :2008/11/13(木) 01:30:17.49 ID:U01xLrQ70
>>1よ。今までこの板に張り付いてた絵描きだがグランドフィナーレを用意しているぞ。


547 :VIPがお送りします [] :2008/11/13(木) 01:31:25.09 ID:LCXrbKVX0
暗示かあ、それは想像して無かったなあ
さあ、盛り上がってまいりましたwwwwww


548 :VIPがお送りします [sage] :2008/11/13(木) 01:31:34.58 ID:lcfvQcH4O
>>545
夜道と幼女に気を付けてな


552 :VIPがお送りします [] :2008/11/13(木) 01:36:25.60 ID:ORV2drgK0
友「ぱっ、パスワードだとぉ!?」

女「そうだ…はんっ…どうせ分かるまい」

友「そっ、それは…」

ガチャッ

女「公務執行妨害だ…奴を連れてけ…」

友「てっ、てめえぇっ!!!」

「はっ!」

友「くそっ!ふっ、ふざけるなぁぁああっ!はっ放しやがれっ!!!」

女「はははっ!貴様と自分とでは…立場が違うんだよっ!」

女(あの子は自分のものだ…絶対に他人なんぞにやるつもりなどない…)

女(そうだ…あの子は自分の妹として…変わったんだ…妹としてな)

女(後は…妹というやらを処分すればいいだけ…そうすれば…ずっと共にあることができる…)

女(あぁ…楽しみだな…これからがな…)


553 :VIPがお送りします [] :2008/11/13(木) 01:38:31.74 ID:ehfGCIdf0
つーか友さ幼兄に手だしたから刑務所いきじゃねーの?


554 :VIPがお送りします [] :2008/11/13(木) 01:38:32.37 ID:MoBeDehT0
毎回思うけどなんでこういう人達は元に戻すための方法を残すのかね?

完璧にやっちまえば良いのに


555 :VIPがお送りします [] :2008/11/13(木) 01:40:50.57 ID:aKVDX9JZ0
だからこういうスレでは脳内補正と細かいことを気にするなとあれほど


556 :VIPがお送りします [] :2008/11/13(木) 01:41:25.19 ID:7xrDyTK5O
>>553
それなら妹も女も刑務所行きだろw


557 :VIPがお送りします [] :2008/11/13(木) 01:43:31.03 ID:ehfGCIdf0
>>556
ソンナノカンケイナイヨ?


558 :VIPがお送りします [] :2008/11/13(木) 01:45:38.10 ID:ORV2drgK0
女(パスワードとはいったが…具体的にどういうものかはわかるまい)

女(それに…暗示にはこういった隙をつくらねば、逆に完全にかけられん)

女(完全をきするためには、同時に脆い場所もつくらねば…完全とはいえぬのだ)

女(それは人の心は脆いが故にな…だから、余地を残しておく…それが希望か、前兆かはわからないがな…)

「隊長っ!」

女「なんだっ」

「半径二キロ以内に、発見しました!」

女「そうか、思ったより早かったな…では、自分も位置につくとするか」

「はっ!」

女「じゃあ、妹ちゃん」

幼兄「うん〜なぁに〜?」

女「お外にでよっか」

幼兄「うんっ!ブランコにのるぅ〜!」


559 :VIPがお送りします [] :2008/11/13(木) 01:51:17.97 ID:ORV2drgK0
妹「うううんっ…ここだっ…ここに…妹ちゃんがいるっ!」

妹「この壁の向こう側にっ!妹ちゃんがいるっ!」

妹「ふぅぅぅっ…せやぁぁぁっっ!!!!!」

妹「ふぅ…乗り越えられたな……さて…どこにいるんだろ?」

 ………

幼兄「うわぁ〜すっごく広いお砂場だね〜」

女「そうだね…すごく広いね…」

幼兄「ねえねえっ、お姉ちゃん!ここって何をする場所なのぉ〜?」

女「ここでね…お馬さんが走るんだよ…」

幼兄「そうなんだ〜お馬さんって大きいの〜?」

女「うん…とても大きいんだよ…」

幼兄「へえ〜そうなんだ〜、私も見てみたいな〜」


560 :VIPがお送りします [sage] :2008/11/13(木) 01:54:35.37 ID:U01xLrQ70
ついに妹と対峙か・・・。


562 :VIPがお送りします [] :2008/11/13(木) 01:58:33.18 ID:ORV2drgK0
女「妹ちゃん」

幼兄「ほぇっ?なぁに、お姉ちゃん」

女「ちょっと…ここで待っててね…すぐ戻るから」

幼兄「ええっ〜待っててねって、ここはお砂場の真ん中だよ〜?」

女「うん…ごめんね…すぐ戻るから」

幼兄「…うんっ!わかった!待っているからねっ!」

女「ありがとう…ちょっと待っててね」

 ………

妹「あっ!あれは…妹ちゃんっ!」

妹「よっ……よかった…生きていたんだ……生きてたんだね……」

妹「そしたら……また…二人で一緒に……生活できるね……」

妹「今度は……二度と……放さない……から……ね……」


564 :VIPがお送りします [] :2008/11/13(木) 02:05:36.97 ID:ORV2drgK0
幼兄「ん〜、お姉ちゃん…遅いなぁ〜早くブランコに乗りたいのに〜」

妹「妹ちゃんっ!」

幼兄「えっ!おっ、お姉ちゃん!?」

 ギュッ

妹「よかったぁ……このぬくもり……妹ちゃんだぁ……妹ちゃんっ……」

幼兄「いやっ!やめてっ!」

妹「えっ!?」

幼兄「私をいつもいじめる人っ!大っきらいっ!来ないでぇっ!!!」

妹「えっ……ちっ…違うよ…違うったら…ぼっ…僕そんなことしたことないよ…」

幼兄「いやっ…ちっ近づかないで!お姉ちゃんっ!たすけてぇぇぇっっっ!!!」

妹「だっ…だって…いっ…妹ちゃんのお姉ちゃんは…僕で…僕以外に…いない……」

幼兄「きらいっ!大っきらいっ!しっ…しんじゃえええぇぇぇえええっっ!!!」

妹「えっ……」

 タタターンっ……


567 :VIPがお送りします [] :2008/11/13(木) 02:12:54.10 ID:ORV2drgK0
妹「うぐぁぁっっ………!!!!!!!!」

幼兄「ひっ……」

女「……」

女「妹ちゃん…」

幼兄「あっ、お姉ちゃんっ!こっ、怖かったよぉぉっっ!!!」

女「よしよし…もう平気だからね…怖い人はいなくなったからね…」

幼兄「うんっ!お姉ちゃん、ありがとうっ!」

妹「てっ……てめえぇ……ぼ……僕の妹に……」

女「すごいな…猛獣用の麻酔弾を八発食らっているの…まだしゃべるきがあるとはな…」

妹「ぼ…僕の…妹を……離せ……さもないと………こ………ろ……………」

女「……完全に静かになったようだな…さぁ、撤収だ……こいつに特殊服を着させ」

女「完全に動けない状態にしろ……何をしても…動けない状態にな……」


568 :VIPがお送りします [] :2008/11/13(木) 02:12:57.44 ID:94AMpBc+0
女の暗示強すぎるな・・・


570 :VIPがお送りします [] :2008/11/13(木) 02:18:58.19 ID:ORV2drgK0
女「今日は……どうだった?」

幼兄「うんっ!怖いお姉ちゃんが来たけど…あのあといっぱい遊んでっ、楽しかった!」

女「そうか…それはよかった」

幼兄「ねぇ、お姉ちゃん?」

女「ん…なんだ?」

幼兄「何で私…あのお姉ちゃんを怖く感じたんだろう?」

女「さぁな…いじめられたからじゃないのか?」

幼兄「そうなのかもしれないけど…それよりも前から…知っている気がするんだっ」

幼兄「何か、もっと小さいころに…一緒だったきがするの…」

女「それは…気のせいだ」

幼兄「そうかなぁ〜」

女「今日は…妹ちゃんが好きなカレーだよっ、お家に帰ったら一緒に作りましょうね〜」

幼兄「うんっ!」


572 :VIPがお送りします [] :2008/11/13(木) 02:28:35.16 ID:vEiw/mP6O
幼兄が崩壊して友以外殺してBADENDしてくれないかな


573 :VIPがお送りします [] :2008/11/13(木) 02:29:34.16 ID:ORV2drgK0
友「だから、俺は何もしちゃいないって!」

警察「だといってもねぇ、ここに来るやつってみんなそういうんだよね」

友「もし、俺が邪魔をしたというなら…証拠を出してもらわないと話にならないんです!」

警察「まぁ、時間はじっくりあるから…詳しくきかせてもらいましょうか」

友「ええっ、だったら先に弁護士を呼ばせてもらえますかっ!それから話をしましょうっ!」

警察「弁護士っ?ええ、いいですよ…それでお話をじ〜っくり聞かせてもらえるならね」

友「だったら、電話を貸してくださいっ!専任の弁護士がいますのでねっ!」

 ………

幼兄「お姉ちゃん!私も手伝うよっ!」

女「いい…お姉ちゃんが全部するから…」

幼兄「だぁめっ!お姉ちゃん、疲れているんでしょ!皮むきぐらい…つっ…」

女「あぁ…だからいったのに…ほらっ、手を出して」

幼兄「うっ…うん」

女「ちゅっ……ちゅぴっ……あとは、消毒して…おしまい」


574 :VIPがお送りします [] :2008/11/13(木) 02:31:48.95 ID:yK096dW20
安全な皮むきで練習しようぜ


576 :VIPがお送りします [] :2008/11/13(木) 02:35:47.28 ID:ORV2drgK0
妹「…ううっ…ここはどこだ……」

「……」

妹「はっ…いっ、妹ちゃんはどっどこっ!?」

「…起きたようだな」

妹「てっ……てめえは!?」

「名乗る必要もあるまい…お前はこれから、座間から本国に行くんだからな」

妹「ほっ、本国!?」

「それにしても…異常に丈夫な体をしているな…あの危険な麻酔弾を八発食らって生きているとはな」

妹「くっ、くそっ!ぼっ、僕は妹ちゃんを……」

「妹?はははっ…二度とこの島に戻れないというのに…妹か…笑い話だな」

妹「ぼっ、僕をどこに連れていく気だっ!?」

「答える必要はない…大量殺人鬼さん…ただ、本国にいって…君を研究させてもらう…」

「そして、二度と戻ってくることはない…それだけだ…」

妹「くっ、くそっ!くそぉぉぉぉっっっ!!!!!」

<一応、終り>


577 :VIPがお送りします [] :2008/11/13(木) 02:36:59.80 ID:yK096dW20
ロアナプラへ行くんですね、わかります


578 :VIPがお送りします [sage] :2008/11/13(木) 02:37:26.99 ID:U01xLrQ70
い、妹!?


580 :VIPがお送りします [] :2008/11/13(木) 02:37:56.09 ID:lwlRcbp9O
続きが気になるがとりあえず乙


581 :VIPがお送りします [] :2008/11/13(木) 02:38:17.49 ID:LCXrbKVX0
まて!友人は!友人はどうなるんだ!


582 :VIPがお送りします [] :2008/11/13(木) 02:38:23.66 ID:ORV2drgK0
一応の終りは無限ループ回避です…すいません

終りはしましたが、あと400近くあまってますね…

まぁ、淡々とつづけますか…


583 :VIPがお送りします [sage] :2008/11/13(木) 02:41:26.41 ID:U01xLrQ70
んむ、>>1乙!
ttp://2sen.dip.jp/cgi-bin/upgun/ga1/src/1226511633781.jpg

どういうラストか分からなかったからやんわりとぼやかしたぜ。
これでゆっくり寝れる・・・おやs。


584 :VIPがお送りします [] :2008/11/13(木) 02:41:36.01 ID:aKVDX9JZ0
別ルート開始ってことか?



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