■戻る■ 下へ
姉「こらっ!バカ弟起きなさい!」
539 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 12:23:29.16 ID:F9r+UeULO


姉「弟っ!起きて!」

弟「ふにゃ…」

姉「起きなさいって言ってんでしょ!」がすっ

弟「いてっ…!なんだなんだ!?…叩くなよ…」

姉「そんなことより大変よ!」

弟「…なにが?」

姉「お父さんがまたいなくなっちゃったのよ!」

弟「え!?またかよ!」

姉「うん、この書き置きを残して…」

『しばらく戻らない』

弟「……」
一体今度はどういうつもりなんだ……?


540 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 12:31:28.78 ID:F9r+UeULO
学校

女「よー弟っち!おっはー」

弟「…おっはー」

女「なんだよもう!乗りが悪いぞ弟っち!」

弟「女のテンションが朝から高過ぎるんだよ」

女「そんなことないけどなぁ…これでも低いほうだよっ!」

姉「それで低いって…高くなったらどうなるのよ…」

女「んー…もうっ爆発するぐらいの勢いかなっ!マシンガンでダダダダダ!みたいな」

想像するだけで疲れそうだ…

たたたたた!

男「お、おい弟!大変だぞ!」

弟「……ん?」


542 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 12:41:48.06 ID:F9r+UeULO
姉「あ、不良男くん!おはよう!」
男「え…!あ、う……お、おは…」
姉「うん?」にこっ
男「……あ、あ、……その……」
弟「で、なにが大変なんだ?」
男「そ、そう!それの話だがよ!その……昨日の深夜にちょっと十和田湖付近を散歩してたんだがよ…!」弟「……」
男「そしたら…十和田湖のほうから二人の声がしたんだよ…だから…なにかなと思って近づいたら…」

………まさか

男「そしたらおまえの親父と変な猫が喋ってたんだよ!」
弟「……いや、多分猫が喋ってたのは聞き間違え…」


545 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 12:48:43.77 ID:F9r+UeULO
男「いや!そんなことはどうでもいいんだよ!……まぁいいやって帰ろうとしたその時、十和田湖におまえの親父が入っていったんだよ!」

弟「……な!」

男「それでどんどん奥まで入っていって姿が見えなくなってってよ…」

弟「も、戻ってきたのか…?」

男「いや、それが一向に戻って来なくてよ…!何時間たっても!」

弟「!!」

男「なぁこれって入水自殺ってやつだよなぁ!?」

姉「嘘……」

親父が………自殺……?


546 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/23(火) 12:50:50.36 ID:F9r+UeULO
バイトいってきます


547 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 12:54:37.88 ID:gskDU56J0
>>1
面白い
完成度高い
バイトやりすぎ(字あまり)


549 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 13:35:43.24 ID:KWj6HNDt0
数時間ずっと見張ってたのか


550 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 13:59:25.23 ID:WFe4uaWAO
>>547
まだこんなレベルで面白いってるのか


553 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 14:59:24.34 ID:VC6RhuhG0
>>550
ちなみに君はどのレベルで面白いんだ?


555 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 15:36:26.10 ID:gskDU56J0
>>550
「このスレはレベル高くないと発言する=自分のレベルが高い」
とか思ってるバカは目障りだから消えろ
どうせ何もできんくせに

そんなことをVIPのスレで声高に叫び続けても
お前がお望みの「実社会でお前を認めなおしてくれる奴」は出てこねーよw
残念だったなw


557 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/23(火) 16:06:53.18 ID:VZ7zxsMT0
>>555
批評したら叩かれるって(笑
お前政治家を批判したりしないのかwwwあ、おこちゃまには難しすぎますねサーセンwwww


558 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 16:16:50.80 ID:VC6RhuhG0
>>557
どうしてそこで比較対象に政治家を選んだ理由も必要性も全く見当がつかない


560 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 16:34:25.91 ID:gskDU56J0
>>557
いや>>550がわざわざ俺に安価付けて言ってきてるんだからあれは批評じゃないだろww
都合よく判断して極論言ってても、お前の大好きな政治は良くならないんだぞ
国語の授業からやりなおしてきなさい


561 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 16:43:51.39 ID:VC6RhuhG0
ここに>>550の真意が分かる人間がどれだけいるかな


562 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/23(火) 16:44:06.94 ID:VZ7zxsMT0
授業をやりなおすとか俺教える側じゃないんで無理ですwwwサーセンwwww
国語の勉強からやりなおしてきなさいwwww


563 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 16:46:52.01 ID:WFe4uaWAO
>>553
見ている人をあっと言わせるような閃きやキャラが生かせてるかどうかとか
…あとキャラ間の関係の調和力の高さとかだけど、でもやっぱり読みやすい文章が書けるかどうかだな

(…あれ、以外と普通だな)って思う人も多いと思うけどこれが才能が「有る人」と「無い人」じゃ天と地ほどの大違い
評価も断然変わってくる、流石書き物は奥が深い
…まぁ、どんな人でも作品1つに時間をかなり裂けば神作品には成ることは成るんだけど…な


564 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 16:53:34.11 ID:VC6RhuhG0
>>563
いやVIPでうpされた作品の中でどれが君の言う事柄に該当しているのか知りたい
URL晒してくれ


565 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 17:06:47.52 ID:gskDU56J0
>>563
俺はVIPのスレで一般人が書いているってゆう査定と、
何日も時間を割いて書き続けてる>>1を励ますために褒め言葉を使ったんだぜ?
それのどこがいけなくて批判の的になったのか教えて欲しいんだけど


570 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 18:00:20.96 ID:WFe4uaWAO
>>564
姉や妹スレのまとめでコテ付けてる奴のを適当に読んでみてくれ
なぜか姉や妹のSS関係ではコテ付けてる癖に文章力があって面白い作品を書く人が多いから違いがなんとなくでも分かるハズ
でも最近ではコテを付けてる方が珍しいから最近の作品に関してはなんとも言えないけど
>>565
なるほど、それは俺が読み違えてたようだ、すまんこ


574 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/23(火) 18:48:21.27 ID:F9r+UeULO
バイト長引いたすまん

なんか色々言われてるけどストーリーに関しては面白いつまらないは人それぞれだと思う。
俺なりに早い・面白い・見易い文章を心がけて頑張っているつもりです

保守ありがとう。これから書くよ


577 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 19:03:58.72 ID:F9r+UeULO
姉「弟…」

弟「……」
書き置きに残してたしばらく戻らないっていうのは自殺するってことだったのか…?

あのいつもヘラヘラしてる親父がか…?…考えられない…

姉「…まさか…転ちゃんのことが私たちに知られたから…?」

腹違いの妹がいるってことは親父が俺たちの母さん以外と関係を持って産まれたってことだ

そのことを今になって悔やんだのか…?……確かに親父は最低かも知れない

…だけど……


579 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 19:14:57.93 ID:F9r+UeULO
女「んーなんの話だい?転ちゃんがどうかしたの?」

弟「い、いや…なんでもないよ」

女「んー…?」

姉「ほ、ほんとになんでもないのよ!」

女「…………そっか!わかったよ!でもなんかあったら相談するんだよっ!」

姉「うん。ありがとう女」
弟「……」

親父だけが湖の中に入っていったってことは、こじろうはまだ生きているってことだよな

そうだよ…

全ての鍵はこじろうが握ってるんだ…!


581 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/23(火) 19:18:49.52 ID:K3m/++Xm0
>>570
どうせあれだろ?野菜とかお菓子の奴だろ?ww


582 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 19:28:47.99 ID:F9r+UeULO
女「と、こ、ろでー」

弟「ん?」

女「今日は久しぶりに転ちゃんと昼御飯を食べようと思うんだけど…」

弟「げっ…」

姉「え……別に…私はいいけど…」

いいのかよ!どんだけ心広いんだよ!俺らはあいつのターゲットだぞ!

弟「えっと…あ!そう!今日はちょっと用事が入ってんだよ!行くぞ姉ちゃん!」

姉「えっ…!ちょっと…!袖引っ張らないで!」

だだだだ

女「?」


586 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 20:12:57.94 ID:F9r+UeULO
屋上

弟「ふぅ…なんとか逃げれたな…」

姉「わざわざ逃げなくても…」

弟「いや、今度はなにをされるかわかったもんじゃない。用心した方がいい」

姉「…でも…ほんとは優しい子だと思うな…」

やれやれ…あんなことされたのによくそんなこと言えるよな…


587 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 20:26:24.33 ID:F9r+UeULO
姉「……」

弟「……」

姉「…お父さん…死んでなんかいないよね…?」

弟「…大丈夫だ。親父が自殺なんてするタマかよ…」
姉「そう…だよね…」

弟「だいたいいつもあんなヘラヘラしてんのに死ぬわけねーじゃん!親父が死ぬなんて考えらんねーよ!」
姉「……」

姉ちゃんは少し元気がない。そりゃそうだ、いくら親父とはいえ家族だ
死んだとか言われて心配しないやつはいない

ぎゅっ

手を握ってやる

姉「……!」

弟「大丈夫だ。」

姉「…うん。ありがと。」


589 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 20:36:24.78 ID:F9r+UeULO
教室

転「あ…」ばったり

弟「…げ」

今俺たちの教室から帰るとこだったのか…!タイミング間違えた…!

転「……」

すっと俺の横を横切ろうとする

ぎううう〜!

弟「いでででぇっ!足踏むなおまえっ!」


転「……負けませんから……絶対…!」

それだけ言うと去っていく

弟「あーいてぇ…!思いっ切り踏みやがって…!」

姉「転ちゃん…」


590 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 20:45:40.55 ID:KWj6HNDt0
そこからは始まるラブストーリー



次へ 戻る 上へ