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銀ジャンル「アルミホイル」
192 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/05(土) 19:44:18.40 ID:Ch3jpGPC0
タンガロア神「アルミホイル VS バナナの葉」

タンガロア神「レディー……」

タンガロア神「ファイッ!」



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アルミホイル「……」

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バナナの葉「……」



女「まぁた変な勝負おっ始めやがった」

豚「わたしは……わたしは…………っ」

豚「勝った方の愛に、包まれます!」

女「なぜここで豚さんが……」

女「あー。南洋名物バナナの葉の包み焼きか!」


193 :VIPがお送りします [] :2010/06/05(土) 19:52:48.89 ID:5RfIsv1e0
後2時間で・・・


194 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/05(土) 19:55:17.22 ID:Ch3jpGPC0
アルミホイル「うらない!」

一休さん「……!」

アルミホイル「……」

一休さん「……」



一休さん「こんにゃく!」

アルミホイル「……!」

一休さん「……」

アルミホイル「……」





女「いったい……どうすればいいんだ……こいつらは……」

http://www.toyoalumi-ekco.jp/katei/cooking_goods/blackfoil_potato.html「困りましたねえ本当に」


195 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/05(土) 20:05:40.99 ID:Ch3jpGPC0
アルミホイル「どこかの板にいる創作の女神さまは金髪だか銀髪だかだそうです」

女「金と銀じゃぜんぜん違うじゃん。将棋の駒だってポケモンだって別物だよ」

母恵夢三重包装紙中の銀紙「きっとわたしみたいな人なのね〜」

女「どこかの板には母恵夢みたいな創作の女神がいるのか……2ちゃんねるは広いなァ」

母恵夢三重包装紙中の銀紙「母恵夢じゃなくって、母恵夢の包装紙よ〜?」

女「うわひっで……」

アルミホイル「いや案外フィンガーチョコの金銀包装紙みたいな人かも知れません」

女「うわやっす……」

アルミホイル「私はどっちでも構いませんがね」

アルミホイル「どうせ銀紙には違いないんですから」

女「アルミホイルでできた女神……」

アルミホイル「アルミホイルの無限の可能性を擬人化すれば、無限に創作し続ける神となる」

アルミホイル「なにもおかしなことはありません」 キリッ


196 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/05(土) 20:15:10.80 ID:Ch3jpGPC0
小器用な人「というわけで黄金の創作神像を造ってみた」

男「すげえ! 夢殿観音みてえだ! 乾漆像?」

小器用な人「んにゃー。母恵夢三重包装紙中の銀紙四百五十六枚」

男「またこいつは技術の無駄遣いを……」

ビックリマンチョコ「中の母恵夢は……中の母恵夢はどうしたァ! まさか捨てたのかァッ!?」

小器用な人「あとでスタッフが美味しくいただきました☆」 

男「ぜんぶ食ったのか! 胃袋まで無駄にハイスペックだな!」

小器用な人「ごちそうをあっという間に平らげる系ヒロインのことを思い浮かべながら食べてたら何とかなった」

男「そんな程度で何とかなるんだ!?」

導師クレフ「そうだ。このセフィーロでは、信じる心が力になるのだ」

小器用な人「そういうことらしい」

男「ここ日本。誰この人?」


197 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/05(土) 20:25:13.32 ID:Ch3jpGPC0
>>196
後日談

小器用な人「黄金の創作神像が怪盗に盗まれた……」 ションボリ

男「母恵夢三重包装紙中の銀紙なんか、どこの物好きな怪盗に盗まれたんだ」

小器用な人「怪盗とんちんかん……」

男「あー……とんちんかんなら仕方ないなあ」



198 :VIPがお送りします [] :2010/06/05(土) 20:34:22.56 ID:cnJLhbZw0
あげ(・∀・∩)


199 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/05(土) 20:35:44.59 ID:Ch3jpGPC0
アルミホイル(人形体)「やあ。今日もいい天気ですね」

女「また来たよこのアルミホイルこねこね人形……」

源頼光「昨日斬ったときより多少形が歪になっておるような……」 スチャ

アルミホイル(人形体)「山科疏水のあたりに緑でも見に行きませんか?」

源頼光「……」 ヒュッ

アルミホイル(人形体の首部分)「お?」

 ……カサッ

源頼光「手応えは完璧」

源頼光「頸椎骨と頸椎骨の間をよどみなく斬り裂いた」

女「いや無いから骨。これ百パーセントアルミホイルだから」

源頼光「さすがは源家の宝刀 "鬼切" 。魔を裂いてますます切れ味が増したかのようだ」 ウム

女「いやアルミホイルを重ねてハサミで切ったのと同じ原理なだけだから」


200 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/05(土) 20:37:52.85 ID:Ch3jpGPC0
>>199

翌日「やあ。今日もいい天気ですね」

アルミホイル(人形体)「文化博物館に冷泉家展でも見に行きませんか?」

源頼光「なぜだ! なぜこやつは何度首を斬り落としても甦るのだ!?」

女「広げてもっぺんこね直してるからじゃないっスかね」

源頼光「しかも甦るごとに人の形から離れていっておる!」

女「そりゃ何度もぶった斬ってりゃ、ばらけないようにくっつけてこね直すにも少々テクがいるっスよ」

安倍晴明「方位のよいとこに引っ越しますか? 南南東あたりがお勧めですよ」 

女「なにが哀しゅうてアルミホイルがウザいだけで狭いながらも楽しい我が家を捨てなきゃならんの!?」

女「まったく! 腕に覚えあるコンビと聞いて仕事を頼んでみたのに役に立たない!」

源頼光「……面目ない」

安倍晴明「……すいません」

アルミホイル(人形体)「大江山の鬼退治コンビも、色の道にはお手上げというわけですね」

女「色でも怪でもねえよぶっちゃけていえばてめえはただたんにアルミホイルだよ」


201 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/05(土) 20:49:11.61 ID:Ch3jpGPC0
女「ふう。どうしておまえはわたしが何度言っても聞き分けないのかなあ」

アルミホイル「その秘密は私のボディにあります」 ペラッ

女「えっ? 性格がおかしいからじゃなかったの!?」

アルミホイル「身体にあいたごく微細な穴に音がぶつかることで、
         その摩擦が熱エネルギーとなって吸収されるんですよ」

アルミホイル「つまり私はあなたの声を聞けば聞くほど、身体が火照り愛を噛みしめるのです!」

女「……」

神戸製鋼所「あ、あ、それ、俺が開発した!」

神戸製鋼所「 "アルミ箔エコキューオン" ! すげえだろ? な、な?」

女「…………」



女「………………」 ギリギリギリギリ

神戸製鋼所「いたいいたいいたいいたい! やめて! 俺がなにしたの? ね、ね!?」


202 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/05(土) 20:59:20.63 ID:Ch3jpGPC0
女「……んげっ!?」

魔道士エイボン「どうした」

女「包装のアルミ箔ごとフィンガーチョコ食っちまったwwwwww」

魔道士エイボン「ちゃんとぜんぶ剥いてから食えばよいものを」

魔道士エイボン「卑しくがっつくからだ」

女「口の中きめぇwwwwww噛んで飲んで二度きめぇwwwwwwww」

女「何か腹の中に変に溜まっちゃいそうwwwっうぇwwwwwww」

女「やっべwwwマジ口ん中と腹がきめぇwwww魔法で何とかしてよぼっさんwwwwww」

魔道士エイボン「……やれ、やれ」

魔道士エイボン「放っておけばよい」

女「そwんwなwwwwwwww」

魔道士エイボン「アルミニウムはそなたほど軽はずみではなかろう」

魔道士エイボン「何の価値もないものの中に留まろうとしたがるとでも思うのかね」

女「そりゃそのまんま出てくだろうけどwwwwわたしが無価値だからっスかwwwwwww」


203 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/05(土) 21:08:57.64 ID:Ch3jpGPC0
アルミホイル「もうじき尽きると思ってじゃあ全部使い切ろうと思い切り引き出したアルミホイルが
         じつはまだ微妙に残っていてウボァとなる現象に名前をつけましょう」

創作家「そのためにはもうじき尽きそうでじつはまだ微妙に残っているアルミホイルを
     何度も、何度も引き出す必要がある」

女「雨上がりに傘で柵をカンカンカンと鳴らして歩く行為に名前つける方がまだ建設的だね」

創作家「そのためには雨上がりによそ宅(← 重要)の柵を傘で
     幾度も、幾度もカンカン鳴らして歩く必要がある」

女「そんなことせんでも便所でクソしながらでも創れるっしょ。こんなもんの名前ぐらいパパッと」

創作家「は、は」

創作家「創作とは無より出でるが如く見えて、その実、体験を演繹することでしか生まれないのだよ」

弟子「……」

弟子「そんな中途半端なアルミホイルを大量に用意しろ、と?」

創作家「そして傘カンカン(仮)の命名については、おまえへの課題としよう」 

弟子「さらに家の人に怒られろと!?」

創作家「師匠に虐めらることなく大成した弟子の存在などわたしは未だかつて聞いたことがない」 シレッ

弟子「修羅……この人は創作の修羅よ!」 サメザメ


204 :VIPがお送りします [] :2010/06/05(土) 21:15:59.04 ID:cnJLhbZw0
ttp://img.5pb.org/s/10mai453205.jpg


205 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/05(土) 21:17:36.94 ID:Ch3jpGPC0
アルミホイルの萌え擬人化をまじめに考える会「新ジャンル「お菓子を個別に包装しているアルミ箔が幼女」」

女「そんな趣旨のスレを立てて、しかも途中で飽きそうな奴に、約一名心当たりがあるわ」

アルミホイルの萌え擬人化をまじめに考える会「食べようとしたら
                             『はいおにいちゃん、あーん』って言ってくる!」

VIPに蝟集するものの道理もわからぬゆとりども「ょぅι゙ょ! ょぅι゙ょ!」

アルミホイルの萌え擬人化をまじめに考える会「大袋を開けると中には幼女とお菓子がいっぱい!」

VIPに蝟集するものの道理もわからぬゆとりども「ょぅι゙ょ! ょぅι゙ょ! ょぅι゙ょ!」

女「軽く薄く、結果としてサイズの軽量・小型化につながり、輸送コストも削減できる……
  そんなアルミ箔の利点を殺しといて萌えもへったくれもねえだろうに」

アルミホイルの萌え擬人化をまじめに考える会「現実から逃げずに、何が萌えですか!」

VIPに蝟集するものの道理もわからぬゆとりども「ょぅι゙ょ! ょぅι゙ょ! ょぅι゙ょ! ょぅι゙ょ!」

アルミホイルの萌え擬人化をまじめに考える会「ちなみに妹でも可ですね」

VIPに蝟集するものの道理もわからぬゆとりども「いもうと! いもうと! いもうと! いもうと!」

女「……」

アルミホイル「放っておきなさい。私たちは道理のわかる大人同士で恋をしましょう」 キリッ

女「わたしから見りゃあんたも十分こいつらと同類だよ」


206 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/05(土) 21:29:39.78 ID:Ch3jpGPC0
ナポレオン三世「なにも余の如き大人物になれとは言わん」

ナポレオン三世「やれアルミカップだ、アルミホイルだ、レンジパネルだ……」

ナポレオン三世「付加価値によっては多少値が張るが、なに、
          けして眼の玉の飛び出るような値になることはない」

ナポレオン三世「だのにわずかな銭を惜しみ、常に安物買いの銭失いとなるとは……」

ナポレオン三世「それは実に哀しい金銭の欠乏であり、もしくは心に染みついた卑しさゆえなのだ」

ナポレオン三世「用途にもっとも適したアルミ箔製品を、
           金銭的にも心のゆとり的にも、いつでもためらいなく買えるぐらいになりたまえ」

ナポレオン三世「ボナパルト家の一員たる余が言うのもなんだが、それが人間、
          偉すぎもせず貧乏すぎもしない、身も心も、丁度よいくらいのところなのだよ」

女「うるっさいなおまえも山岡もッ!」

女「なんのアルミ箔製品使って結果どうなろうとわたしの勝手だろッ!!」


207 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/05(土) 21:39:28.91 ID:Ch3jpGPC0
ウェスタ女神「アルミホイル VS 鉛の食器」

ウェスタ女神「レディー……」

ウェスタ女神「ファイッ!」


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アルミホイル「……」

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鉛の食器「……」


女「もうこいつらがなんの勝負をしてるのか、わたしにゃ理解できん!」

週刊金曜日「どっちも有害! どっちも有害! 排除! 排除! 排除! 排除!」

女「ああ。そういう勝負か」

女「アルミの鍋でなんか溶け出るんなら、うっすい箔ならもっと出るだろうしね……」

詩人ウェルギリウス「まあどっちも確たる根拠はなく、どうともいえないんですがね」

週刊金曜日「もっと安全な代用品あるで! みんなもっとそっち使おうや!」

女「おまえその商法好きだねー」


208 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/05(土) 21:46:20.66 ID:Ch3jpGPC0


アイロン台にはアルミホイルを (2006/06/06 10:09)
        _
     /::::::::`ヽ.
     ,'::::::::::::;::-‐i
      {::::i^;、ノ -、 }
     ';:::ヽ.  `' 〈
     !;;;ノ   、/´
      i^ヽ<_‐' n  ∫∫∫
      ! `r-'ニニ゙_ヨ
    _ノ_|____/三'、__
   / i二ニ二ニ二i メi;;;;;;;;;;;ゝ>
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   ̄"'ii―――‐'´      ii

アイロン台にアルミホイルを敷いておくと熱が冷めにくく、
アイロンの効果も上昇する。



209 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/05(土) 21:56:44.50 ID:Ch3jpGPC0
博士「こちらがニュー速VIPからたった今仕入れてきたばかりの新鮮なものの道理もわからぬゆとりどもです」

VIPに蝟集するものの道理もわからぬゆとりども「ゲヘヘヘヘヘヘゲェヘヘヘヘヘヘヘ……」 ダラダラ

博士「彼の脳を外なる邪悪な電波から護るため、アルミホイルを巻いてみましょう」

 グルグル

博士「さあ、これでものの道理もわからぬゆとりどもはまともになるでしょうか?」

VIPに蝟集するものの道理もわからぬゆとりども「ゲヘヘヘヘヘヘゲェヘヘヘヘヘヘヘ……」

VIPに蝟集するものの道理もわからぬゆとりども「ゲヘ…………」

VIPに蝟集するものの道理もわからぬゆとりども「………………グハァッ!」

博士「おや、おや。どうやら死んでしまったようですね」

博士「アルミホイルは、二次だのニコ動だの憂国だのの悪電波から護ってくれなかったのでしょうか?」

弘法大師「いや、いや。確かに外部よりの誘惑は防いでおるよ。だが」

弘法大師「内部の煩悩の方がアルミホイルによって乱反射、増幅し、
       肉体の器が耐えきれんようなってしまったのだよ」

弘法大師「こうなってしもうては理趣経の教えをもってしてももはや救えぬ」 ナム

博士「なるほど……以上、塵芥処理場より生中継で実験をお送りいたしましたー」


210 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/05(土) 22:06:52.33 ID:Ch3jpGPC0
守敏大徳(おのれ空海……)

守敏大徳(貴様が水請いを大成功させたおかげで、失敗したわしの面目丸つぶれよ)

守敏大徳(その命、奪わでおくべきか!) キリキリ

守敏大徳(喰らえい!)

必殺の矢「ひゅんっ!」



アルミホイル「あぶない!」 サッ

弘法大師「!?」

 パスッ

弘法大師「突き抜けた!?」

アルミホイル2「なんのぉー!」 サッ

 パスッ

弘法大師「突き抜けた!?」

アルミホイル3「こなくそぉー!」 サッ

  ・
  ・


211 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/05(土) 22:07:17.04 ID:Ch3jpGPC0
  ・
  ・

アルミホイル「たしか二千枚目ぐらいで止まったんでしたっけ」

弘法大師「うむ。まったくあの時は驚いたよ」

弘法大師「破れたアルミホイルを供養のため集め重ね丸めて地蔵尊をこねたのだが
       いつしか戦乱で失われ、今ある石の像がかわりに造られたらしい」

女「……矢取り地蔵ってそんな縁起だったっけ?」

アルミホイル「お大師さまを失うは
        日本国最大の萌えアイドルにしてヒーローを失うに等しいことですからね」

アルミホイル「あの時は私も必死でしたよ」

女「つかなんでおまえがあの時代にいたんだよ!」

アルミホイル「時代・場所・物がごった煮になっているのは、むしろ聖人伝説の常じゃないですか」

弘法大師「聖人、か。は、は。それは持ち上げすぎだ」

弘法大師「まだ、まだ、アルミ箔ほどにも世の役に立っておらん、ただの愚禿よ」 ペチッ

女「おーおーいいかげんな生き物同士が馴れ合ってんなー」


212 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/05(土) 22:17:28.39 ID:Ch3jpGPC0
三宝荒神「アルミカップ VS バラン」

三宝荒神「レディー……」

三宝荒神「ファイッ!」



  ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

アルミホイル「……」

  ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

バラン「……」



たまごやき「バランで手軽に仕切るか、アルミカップでしっかり小分けるか……」

からあげ「これは弁当箱を二分する世紀の一戦の予感!」

女「馬鹿馬鹿しい。用に応じて使い分けりゃいいだけじゃん」

凍らせた麦茶「嬢ちゃん。男にゃあわかっていても白黒はっきりさせなきゃならねぇ時があるんだわさ」

友「カッコつけたいのよ。愛する人の前で」 クス

女「え。どこにいるのあいつの恋人?」 キョロキョロ


213 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/05(土) 22:27:51.50 ID:Ch3jpGPC0
アルミホイル「昔の書物に見られる "銀箔" という表記を
        すべて "アルミホイル" と読み替えなければ、
        日本の真の歴史は見えてこないと思うのですよ」

女「ねーよ」

アルミホイル「きっと邪馬台国の所在地だってわかるはずです」

女「所在地よか、とても本土とは思えないあの奇っ怪千万な習俗の方が気になるね」


214 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/05(土) 22:31:26.39 ID:Ch3jpGPC0
       にしのくに         アルミ    きらぎら 
欽明天皇「 西  蕃のたてまつれる 銀 の箔、端 厳し」

蘇我稲目「端厳し」

ナポレオン三世「端厳し」

物部尾輿「端厳し」

中臣鎌子「端厳し」

女「……仏教は」
       もは              つく
欽明天皇「 全 らいまだかつてあらず。製るべきやいなや?」

蘇我稲目「可なり」

物部尾輿「可なり」

中臣鎌子「可なり」

アルミホイル「日本にアルミホイルが伝わった、日本史でもっとも美しいシーンの一つですね」

女「……仏教公伝はどうしたァ!!!!」 ドンッ

蘇我稲目「……銀の箔端厳し」 ニヤニヤ

物部尾輿「……銀の箔端厳し」 ニヤニヤ

中臣鎌子「……銀の箔端厳し」 ニヤニヤ


215 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/05(土) 22:42:59.70 ID:Ch3jpGPC0
女「おなかすいた……」 チラッ

弘法大師「坊主に逆托鉢、略して逆鉢か」

栄西「そうおっしゃるものではありませんぞ大師……娘よ、これを売って食べ物を買いなさい」 スッ

http://www.asahi-kasei.co.jp/saran/products/cookper/items/fryingpan.html「気分は捨身飼虎!」

女「25p×3m百九十八円……」

弘法大師「よいのか? それは仏像に貼るアルミ箔であろう」

栄西「餓え死にしそうな衆生には箔どころか仏像そのものを与えたところでかまいますまい」

栄西「その咎で地獄に堕ちようと、なんの、悔いることのありましょうや」 ニヤ

弘法大師「ふ、ふ。今の世の坊主どもに聞かせてやりたい言葉よ」

女「…………」



女「三文芝居はその辺にしといてもらえませんかね。マジ腹減っていらついてるんで……」 イラッ

弘法大師「はっはっはっ」

栄西「すまん、すまん。まあ茶でも一杯飲んでおちつきたまえ」

http://www.asahi-kasei.co.jp/saran/products/cookper/items/fryingpan.html「お茶っぱが湿気てるときはフライパンに私を敷いて軽く炙るといいですよ」


216 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/05(土) 22:54:03.61 ID:Ch3jpGPC0
女「あー……マジ腹減った……」 

女の腹「きゅるるるる」

弘法大師「ふむ」

女「お大師さま、井戸湧かし放題なんでしょ?」

女「広げたらホイル焼き出放題のアルミホイルとかそういうのはできないの?」

弘法大師「その当時アルミホイルがあったなら、そういうこともしたろうな」

女「今からでもいいじゃん! とにかくまずやってみなきゃ!」

女「広げた上に焼き菓子が出現するアルミホイルでも可!」

女の口「だらだらだら」

弘法大師「ふむ。そこまでいうならやってみるか」 ガサゴソ

女「YAHHH! 南無大師遍照金剛!!」

弘法大師「む……うまくいかんな」

アルミホイル「すいません。私を広げても、出てくるのはこの人への溢れんばかりの愛だけなんです」

弘法大師「そうか。ならばやむを得まい」

女「お大師さま弱ッ! 密教の秘法役立たずッ!!」


217 :VIPがお送りします [] :2010/06/05(土) 22:54:43.74 ID:cnJLhbZw0
あげ


218 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/05(土) 23:03:21.21 ID:Ch3jpGPC0
天照大神「あんたもさー」

大気都姫「はい?」

天照大神「おケツやお口から食い物じゃなくって、アルミホイルとかラップとか出してりゃー
      素戔嗚にボコられずすんだのにねー」

大気都姫「出すとこ一緒なら結果は変わらなかったと思いますがね」

天照大神「そか……」

天照大神「……」

天照大神「……で、出せないの? あれって食い物に限りなく近しいシロモノじゃーん?」

大気都姫「そういうのは金物の神にいっていただかないと……」 チラッ

金山媛「で、出ませんよ!」

天照大神「じゃあ社団法人日本アルミニウム協会はいったい誰を祀ればいいってのさ……」 ガッカリ

金山媛「なんですか! だったらあなたは太陽を尻から出すんですか? あ?」

天照大神「……え?」

大気都姫「……え?」

金山媛「…………え?」


219 :VIPがお送りします [] :2010/06/05(土) 23:06:08.53 ID:kbQLRQN+0
支援


220 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/05(土) 23:06:59.36 ID:m8kOhcHdO
支援



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