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うわあ・・・将太の寿司のエロ小説を書いてしまったなり・・・
346 名前: ◆6T4IJnuB7g :2005/08/08(月) 10:46:57 ID:ONv/hE0u0
「聞こえなかったか?決着(ケリ)にしようと言ったんだ。」
神経節をか細い電流が走る。シナプスにアセチルコリンが満ちる。
――まだ動く。三分後には動かないかもしれないが、僕の体はまだ動く。
「貴様あ!調子に乗るな!」
切島由太。その修羅が牙を剥いている。
「秘奥義!瞬殺乳首!」
針で貫く。乳首を貫く。光よりも速く。日本刀よりも鋭く。
「弾む…!はじゅむ…!いきていりゅ…!おおおおおおおお!り…輪廻っ! 」
この瞬間将太の魂は六道輪廻を駆け巡った。同時に、由太も最後の奥義のモーションに入っている。
「兄さん…これ、最後の技です。」
針を構え深い呼吸を一度。危険な技だ。しかしリスクを抱え、前に。
「300年間…外国人相手に寿司を握ってきた『きりしま』の、これが答えだ!」
突き刺した。針を。己の息子に。
途端、由太のペニスは怒涛の勢いで膨張してゆく。
この大きさ、この太さならば確かに外人も納得だ。
「兄さん…兄さんならできたはずの技だ…!」
異常な膨張。腰をグラインドさせるたび、炎で焼かれるような激痛が由太自身を襲う。
「ディック!ジョンソン!ジュニア!オオオオオオ!ボナンザアアアアア!」
「どうだ!俺は帝王だ!ナポレオン・ボナパルトですよ。私がだ!」

漆黒。
もう届かない。この男には敵わない。このペニスには敵わない。
絶望が、傷つけられた将太の脊髄に深い影を落とした。
――皮肉な事に、その影が将太の探すかすかな光を際立たせた。



347 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 10:48:29 ID:j4RgfTHl0
再 降 臨 !

348 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 10:54:20 ID:F55/OI3oO
うはwwきたwwwww

349 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 10:55:31 ID:kus8OiMzO
ペタワロスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

350 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 10:58:43 ID:2hYiF/4rO
乙!朝からすげぇよww

351 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 10:59:10 ID:d0dQtVqm0
クソワロスwwwwwwwwあらゆる要素がゴッタ煮wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

352 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 11:00:51 ID:1hH+BwGsO
> 三百年間・・・外国人相手に寿司を握ってきた

ねーよwwwwwwwwwwwwwww

353 名前: ◆6T4IJnuB7g :2005/08/08(月) 11:03:00 ID:ONv/hE0u0
甘い。甘い。甘い。
切島由太の心は、遠く長崎の出島へと飛んでいた。
この味は――カステラ。ポルトガルから来ました。
お母さんは行っちゃった。異人さんに連れられて行っちゃった。
あの日からお父さんは変った。幾度と無くペニスに針を突き刺した。膿んで、歪んでいくペニス。
その歪みは、まるで父さんの心を映しす水面のようだった。

煙。
由太の驚愕も無理は無かった。
ペニスにかつて無い快楽を感じた瞬間、己のペニスからモクモクと煙が吹き出していたのだ。
「―――な!何だあああああああ!これはあああああああああ!」
「真に美味なる快感に出会えば、人はただチンモクあるのみじゃ。」
突如現れた老紳士が言う。どうやらこの船の船長らしい。
チンモク。
古代中国、三国時代。
魏志に曰く、曹操、男ヲ愛シ、感ズルト御子息カラ発煙スルヲ以ッテ可トス。
読者諸氏にも経験があろう。快感が閾値を越えれば、チンチンは自ずとモクモク煙を発する。
「全て見させてもらったよ。少年、君の勝ちだ。」
轟音。傾斜。
氷山が将太達の目の前で船にめり込んでゆく。
「――しまった!君たちに夢中になって見張りを忘れとった!」
切島由太。最後に残された力で老紳士の喉笛を貫いた。

354 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 11:07:00 ID:j9VSW3Aw0
これはひどいwwwww

355 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 11:11:27 ID:nEaLr0C/0
>読者諸氏にも経験があろう。快感が閾値を越えれば、チンチンは自ずとモクモク煙を発する。

あるあr…ねーよwwwwwww

356 名前: ◆6T4IJnuB7g :2005/08/08(月) 11:15:27 ID:ONv/hE0u0
>>336
しまったマライアじゃ無かったのか。

沈む。水の上にはもう船首しかでていない。
将太はまるで映画の一シーンのように、由太を後ろから抱えていた。
「すまない…。俺のせいで。」
「…セ・ラ・ヴィ。」
――これも人生。
関口将太の寿司の温もりが、切島由太の凍てついた心を溶かした瞬間だった。

ジムキャリーの歌声が、二人を包む。
沈み行く船。抱き合う二人。
世界の全ては二人だけで、だからこそ無限だった。

「お前は、生きろ。」
切島由太は最期の力で、己の息子を強く、強くこすった。
発射。マグナム。
飛び出した精子、人知を超えたその運動エネルギーは関口将太を天高く持ち上げ、土佐は桂浜まで吹き飛ばした。
「人の心を…幸せにする寿司か。生まれ変わったら俺もそんな寿司を握る職人になるよ。」
再び、波。
朝日が瀬戸内を照らした時、切島由太の姿は何処にも無かった。




357 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 11:17:04 ID:jTuGE6W60
おまwwwwwwwwwwwwwwジムキャリーってwwwwwwwwwwwwwwwww

358 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 11:19:20 ID:Xvx7GmvfO
船長wwwwwwwwwwwwよそ見するなよwwwwwwwwwwwwww

359 名前:LAWがお送りします :2005/08/08(月) 11:20:11 ID:9HA8hJFN0
◆6T4IJnuB7g はどこのほめ子ですかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

360 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 11:20:19 ID:j4RgfTHl0
>「…セ・ラ・ヴィ。」
>――これも人生。

マジで爆笑しちまったwwwwwwww

361 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 11:30:36 ID:kKpr7AZ30
桂浜まで吹っ飛んだら体が砕け散ってるだろうがwwwwwwwww

362 名前: ◆6T4IJnuB7g :2005/08/08(月) 11:39:34 ID:ONv/hE0u0
かもめ埠頭。午前十時。
たこ焼きの臭いで切島由太は目を覚ました。
「…俺は、生きているのか…。」
三度、咳き込んだ。血の味のする海水が、肺腑の奥から湧き出す。その味が、生命の確かな感触を由太に伝えた。
「おう、目ぇ覚めたか。」
細い目。太い声。ニヒルながらも愛嬌を感じさせるその笑み。
由太の雇い主――笹木剛司だった。
パンツ一丁。ぐしょぐしょになったミッソーニのスーツが、カラマツの木にぶら下がっていた。
「すまない…。関口を倒せなかったばかりか、こんな事まで。」
「良いって事よ。職人(おめえ)の体は経営者(俺)の財産(宝)だからな。ほら、喰え。熱いぞ。」
たこ焼き。ハフハフ。熱い。思い出す、母の笑顔。
「…この味を、忘れていた。いや、思い出さないようにしていたんだ。思い出すのが辛いから。」
――あいつは、全てを抱えて戦っていた。辛い思いを、流した涙を。己の体を通り抜けていった全ての男たちを。
「俺は、負けるべくして負けたんだな。」
「ああ、みっともねえくらいに。気持ち良いくらいに負けたな。」
「――これから、どうすれば良いと思う?」
問うた。笹寿司との契約には、関口将太の打倒という条項が入っていた。契約を破った以上、この男の下にいられない。
「何を言ってやがる。おめえはウチの看板職人じゃねえか。」
「――な。」
「あの関口とあそこまでやれる奴は他にはいねえよ。ウチでまた修行を積んで、今度はあいつをぶったおしてやんな。」
涙。
何故気がつかなかったのだろう。この男の微笑。その限りの無い暖かさに。
切島由太。修羅の涙。
笹木剛司。慈母の微笑。


363 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 11:41:21 ID:Xvx7GmvfO
いい話wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

364 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 11:42:25 ID:9HA8hJFN0
>>362
>「良いって事よ。職人(おめえ)の体は経営者(俺)の財産(宝)だからな。ほら、喰え。熱いぞ。」

やたらにルビ振ってるのが何故かツボったw

365 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 11:43:57 ID:j4RgfTHl0
感動したwwwwww

366 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 11:45:39 ID:HhG9ErA5O
ちょwwwwなにココwwwwwwww

367 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 11:53:58 ID:q5ZYhELS0
沈 越 以 御 曹
黙 閾 発 子 操
自 値 煙 息 男
發 快 可 感 愛



368 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 11:59:11 ID:d0dQtVqm0
うはwwwwwwwwwwなぜか感動系wwwwwwwwwwwwwwwwww

369 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 12:03:17 ID:iuGA2z49O
バスガスワロスwwwwwwwwww
マジで腹痛いwwwwwwwwwwwww

371 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 12:26:57 ID:jBwu/ZE90
>>367
漢詩にするな、バカwwwwwwwwwwwwwwwww

372 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 12:34:28 ID:uA7+UFlb0
>>367
素晴らしく無駄な労力wwwwwwwww最高wwwwwっうぇw

374 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 13:04:06 ID:9JCnIPAjO
やっぱりすげえwwwww

375 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 13:06:25 ID:yfblpMt1O
頼むwwwwwwww誰かまとめサイト作ってくれwwwwwwwwwwwwwwwww
マリオも掲載してなwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

377 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 13:12:59 ID:yfblpMt1O
>>376
携帯でwwwwwwwwww作れるのか?wwwwwwwwww
作れるの?

378 名前: ◆6T4IJnuB7g :2005/08/08(月) 13:20:25 ID:ONv/hE0u0
閑話休題。

約400レス。
いよいよ将太の旅も終わりに近づいてきました。
皆さんのワロスが無ければここまで書く事はできなかったと思います。
そのことにお礼を言わせてください。ありがとう。

レスを見返すと、やはり大年寺に千手握りをさせてやれなかった事が悔やまれます。
テンポよく話を進めるため、展開に邪魔なエピソードは削らざるをえません。断腸の思いで彼がその後尼になった話も削りました。。
ごめんな大年寺。尼寺で千手握りを好きなだけやってくれ。

一言だけ、言わせてください。
――お父さんお母さん、ごめんなさい。



379 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 13:34:26 ID:TWJ63X2+O
ワロスwwwwwwwwwwwwwww

380 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 13:35:20 ID:jTuGE6W60
変な裏話出してくるなよwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
期待しちゃうだろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

381 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 13:49:52 ID:B0hx0bmR0
どぅはwwwwwwwwwサイドストーリーにも期待wwwwwwwwwwwwwwwww

382 名前: ◆6T4IJnuB7g :2005/08/08(月) 13:57:03 ID:ONv/hE0u0
小樽。曇天。
しかし関口将他の心にかかった雲に比べれば、日本晴れも同然であった。
関口源二が巴寿司の厨房で、肛門にニガウリを挿したまま倒れているのが発見されたのは前日の午前七時。
以来、源二の意識は戻らない。
美春。溢れる涙をぬぐおうともしない。
「お父ちゃん、お兄ちゃんに負けられないって…。毎日毎日深夜まで…。」
厨房に転がっていた無数の食材。
葱、胡瓜、大根、人参、牛蒡、セロリ。
病んだ体に鞭打って、菊門を鍛えたり、セロリが好きだったりしたのだろう。
父が腸液を滲ませてズボンを下ろす姿、将太にははっきりと見えた。
「父ちゃん…父ちゃんが死んじゃったら僕はどうしたら良いんだ!」

その夜。夢を見た。
朝もやの林道。
父は将太に張型を渡し、言った。
「これは、父ちゃんと母ちゃんがプレイに使ったバイブだ」
静かに震える命のバトン。
受け取ったのは命。父の生きた証。
託されたのはバトン。今度は僕が命を刻んでゆく。
道。伸びてゆく。どこまでも。

朝。肛門に大漁旗を刺したままの鶴丸に、将太は静かに言った。
「東京に戻る。僕の戦場に。」




384 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 14:03:56 ID:q5ZYhELS0
セロリが好きだったり
その割古風なとこあったりするのねw

385 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 14:04:06 ID:B0hx0bmR0
セロリが好きだったりwwwwwwwwwwwwwwwwワロスwwwwwwwwwwwwwwwwww

386 名前:名無しにかわりVIPが :2005/08/08(月) 14:07:09 ID:nIbMtnTk0
飲んでた伊右衛門吹いた

387 名前: ◆6T4IJnuB7g :2005/08/08(月) 14:13:09 ID:ONv/hE0u0
佐治。
待っていた。一人静かに。
時計の針、午後一時までは後何分も無い。
しかし――
「将太は間に合わぬかも知れん。」
しかし――
針が12時59分を示す。後1分で、関口将太の不戦敗が決まる。
だが、しかし――
「奴は来ます。絶対に。」

果たして、将太は来た。
引力。
佐治安人と関口将太。
巨大な惑星と惑星の間に働くもの。
二人が今日この場で合間見えることは、宇宙創生のビッグバンの刻より定められていた、超天文学的運命だったに違いない。

二人。
「さぁ――始めようぜ。これがオレとお前の…最後の勝負だ!」
「――はい!」
黙示録の戦いが、始まろうとしている。



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