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姉「ねえ弟、ちょっとこの薬飲んでみて」
601 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 19:50:08.28 ID:51eNaKMC0
姉「弟が生まれる少し前、私を生んでくれた母は交通事故で死んだ。それは弟も知っているでしょう?」
弟「・・・」
姉「実はね、死んだのは母だけではなかったの」
弟「え、どういう」
姉「死んだ母のおなかには、命がやどっていたのよ」


602 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/06/01(日) 19:51:36.68 ID:H6Porc3F0
なんという急展開wktk


605 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/06/01(日) 19:54:21.35 ID:ha/TTbbp0
もしかして…
とか言ってみる


606 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 19:55:42.13 ID:51eNaKMC0
姉「母が死ぬ前、私はずっと弟が欲しいって言ってたの。でもそれはかなわなかった」
姉「母とはいろいろ話しをしたわ。生まれてくる弟とやりたいこと、行きたい場所、そのほかにもたくさん―。」
姉「でもそれらはかなわなった。6月の雨の降る日、学校から帰ってきたら父さんがいて泣いていた。」
弟「・・・」


607 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 20:00:50.39 ID:51eNaKMC0
姉「あの日のことは鮮明に覚えている。私は泣いて泣いて泣いたわ。涙がかれてもまだ泣いて」
姉「お葬式が済んでからも、私はしばらく学校に行けずずっと家でメソメソしていたわ」

姉「7月のある日、久しぶりに学校に行ったわ。でも今まで友達だった人たちはなんだかよそよそしくなって、私に近寄らなくなって。いつも一人ぼっちだった」


612 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 20:04:41.19 ID:51eNaKMC0
姉「しばらくしてから父は今の母と再婚したわ。私は別にそのことにはなんの反対もしなかった。今の母はとてもいい人だもの」
姉「そして母は一人の男の子を連れていた。それが弟、あなただった」


613 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 20:07:33.52 ID:51eNaKMC0
母「へっくし!」
父「母さん、どうしたね。かぜでもひいたか?」
母「ただのクシャミですよ父さん。それより弟たちはどうしてるのかしらね」
妹「もしかしたら船が難破して遭難して、挙句の果てには無人島なんかにいたりしてね」
父母「ハハハ、まっさかねぇ」


615 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 20:14:44.19 ID:51eNaKMC0
姉「私はあなたを初めて見たとき、戸惑ったわよ。血はつながってないけど、弟であることに変わりはない」
姉「死んだ母と交わした会話がよぎって、またふさぎこみそうになってしまった」
姉「でも母はこんな悲しい私を見て、天国で喜べるはずがない。そう思ったわ」


617 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 20:19:37.74 ID:51eNaKMC0
姉「私が一人ぼっちであったように、あなたも一人ぼっちだった」
姉「幼いあなたは私が話しかけても関心も興味も示さず、ずっと一人で遊んでいたわ」
姉「家族なのに孤立しているっていうのも、変な話よね」


618 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/06/01(日) 20:20:33.38 ID:9h+fu+7nO
wktkwktkwktkwktkwktkwktkwktkwktkwktkwktk


619 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/06/01(日) 20:21:04.16 ID:29DLPdCz0
でも、それは普通のこと


620 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/06/01(日) 20:22:31.34 ID:9E5K8v900
ほほうそういう展開か


623 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 20:26:03.65 ID:51eNaKMC0
姉「ある日を境に、あなたは私を見ると避けるようになった。無理やり接近した日には泣き出されて私は困ったわ」
姉「父にも母にも相談したけど、人見知りが激しくなったという一言で片付けられてしまった。それ以上、私の知ってることだけではどうにもならなかったのよ」
姉「なんとかあなたとお話がしたくて、図書館で専門書を借りては勉強した。毎晩、寝る間も惜しんでね」


624 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/06/01(日) 20:26:52.42 ID:KLQg9F+4O
姉が好きだっちゅーの


625 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/06/01(日) 20:27:41.90 ID:yU+ulXDJ0
姉かあいいよぉ


626 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/06/01(日) 20:32:14.07 ID:ha/TTbbp0
オモチャを作ってあげていた子って…


627 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 20:33:14.18 ID:51eNaKMC0
姉「ある日私は知育トイというものがあることを知り、作ってみようと思い立った。」
姉「市販のおもちゃをあげようとしてもあなたは泣き喚くばかりだったから、手作りなら喜んでくれるんじゃないかと思って。」
姉「少ない全お小遣いを握り締め、ホームセンターに行って材料と工具を買ったわ。欲しいマンガもあったけど、あなたのためなら我慢できた」


628 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 20:40:10.66 ID:51eNaKMC0
姉「工作はもともと得意ではなかったけど、絵はそれなりにうまく書くことができたから製作は順調に進んだわ」
姉「製作を始めてから2週間くらいかしら、初めて手作りのトイができたの。転がすとパラパラマンガみたいなアニメーションがでてきて、
転がす速度を変えたり、違う角度から見ると別のアニメーションが写るような仕掛けになっているの」


630 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/06/01(日) 20:42:14.30 ID:f3eWvIiP0
姉SUGEEEEEE


632 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/06/01(日) 20:44:35.70 ID:iUXkCuRb0
いい話だな…


633 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 20:45:45.35 ID:51eNaKMC0
姉「あなたの部屋に入ると、あなたはまるで怪物でも見るかのようなまなざしで私を恐れた」
姉「今思えば私自身、あなたとどう接していいのかわからなかっただけなのかもしれない」
姉「でも私は必死になって”怖がらなくていいよ”ってあなたをなだめながら、近づいてトイを渡したわ」


635 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 20:50:01.16 ID:51eNaKMC0
姉「それでもあなたは私を拒んだ。小さい手足と大きな泣き声で、私を威嚇し、遠ざけ、そして助けを求めた」
姉「差し出した私の手は弾かれ、トイが床に落ちて転がったそのときだった」
姉「あなたはそれに興味をしめしてくれたわ」


636 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 20:54:42.58 ID:51eNaKMC0
姉「転がるトイを見た瞬間、あなたはとたんに泣き止んだ」
姉「そして目の前に転がるトイに夢中になりはじめて、笑い出したの」
姉「あの時の笑顔は今でも忘れられないわ」


637 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/06/01(日) 20:59:58.79 ID:7mtWby23O
弟の反応が無いのが気になる


638 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 21:03:22.63 ID:51eNaKMC0
姉「その日のあなたはずっとトイに夢中だった。」
姉「私のことはほとんど眼中になかったみたいだけど、私はそれで十分満足だった」
姉「遊びつかれて眠くなった頃、あなたは私に向かってこう言ったわ」
姉「”ありがとう”って。それが私たち姉弟の一番最初の会話だった」


639 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/06/01(日) 21:04:41.22 ID:29DLPdCz0
でも私は必死になって”怖がらなくていいよ”ってあなたをなだめながら、近づいてトイレを渡したわ
差し出した私の手は弾かれ、トイレが床に落ちて転がったそのときだった
そして目の前に転がるトイレに夢中になりはじめて、笑い出したの
その日のあなたはずっとトイレに夢中だった。


640 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/06/01(日) 21:06:13.27 ID:oSxdg0lwO
ちょwwwwトイレwwwwwww


641 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 21:07:33.35 ID:51eNaKMC0
>>639
誤:トイレ
正:トイ

ごめん、すっごくがまんしてたからつい・・・


643 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 21:13:39.75 ID:51eNaKMC0
姉「その日から私は弟のためにトイを作り続けた。立体パズル、飛び出す絵本、ピタゴラスのマグネット・・」
姉「どれもあなたは喜んでくれたわ。あなたの笑う顔がただみたくて、私はトイを作り続けた」
弟「まさか、この前話してくれた発明のきっかけって―」

姉「ぷ、今更気がついたの?あいかわらず鈍感なんだからー。」


644 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/06/01(日) 21:14:05.46 ID:QPSIv4ROO
これは間違いなく名作


645 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/06/01(日) 21:17:12.30 ID:ha/TTbbp0
>>644
たしかに…、電車男についで映画化されるかも…。


646 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/06/01(日) 21:17:20.78 ID:7dFjdUqh0
ねぇちゃん・・・


647 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 21:21:56.56 ID:51eNaKMC0
姉「それからあなたは今までとは見違えるように変わった。幼稚園でも友達がたくさんできるようになった」
姉「私はあいかわらずネクラで一人ぼっちだったけど、あなたが幸せなら私も幸せだったわ」
姉「あなたの友達が大勢うちに来たときは本当に驚いたわよ。あんなに人見知りしていた弟にこんなに友達がいたなんて予想もしていなかったもの」


648 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/06/01(日) 21:22:15.42 ID:oSxdg0lwO
>>645
ねーよwwwwww


649 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/06/01(日) 21:24:05.39 ID:ksCOUXEF0
これ、誰かまとめサイトつくりなよ


652 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 21:30:43.45 ID:51eNaKMC0
姉「そして幼稚園を無事に卒業して、4月からはいよいよ小学生」
幼馴染「そんな時ちょうど、私が引っ越してきたのよね」

弟「お、幼馴染・・・」
姉「幼馴染ちゃん、どうして・・・」


654 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 21:33:01.04 ID:51eNaKMC0
幼馴染「弟君も姉さんもいないから、探し回っていたの。」
幼馴染「そしたら声がして案の定姉さんと弟君、何か大事な話をしているみたいだと思って」
幼馴染「盗み聞きするつもりはなかったの、でも全部聞いちゃった。ごめんなさい」


658 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 21:39:19.30 ID:51eNaKMC0
幼馴染「引っ越してきて間もない私は、やっぱり一人ぼっちだった」
幼馴染「前いた田舎と違って、新居は都会ってこともあり、車の走る音や雑踏といった些細なことでさえ、幼い私にはストレスだった」
幼馴染「そういったことから私は軽い精神疾患を患い、入院することになった」


659 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/06/01(日) 21:39:39.52 ID:KnUCuX51O
幼馴染カワイソス


661 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 21:45:32.59 ID:51eNaKMC0
幼馴染「病院には当たり前のように気心のしれた人もいない。夕方や休日に来てくれる家族のお見舞いだけが、私の唯一の楽しみだった」
幼馴染「病院のご飯はおいしくないし、マンガもテレビも飽きて、それに友達と呼べるひとは近くにはいなかった。隣のベッドのおばあちゃんや、向かいのベッドの高校生くらいのお兄ちゃんは
私に良くしてくれた。でも数日もしないうちに退院していった。4つもベッドのある部屋で私は一人ぼっちだった」


663 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 21:49:10.47 ID:51eNaKMC0
幼馴染「そんな私に転機が訪れたのは、確かG.Wの初日」
幼馴染「お見舞いに来てくれたのは大好きなパパとママ、それと見知らない男の子が一人だった」


664 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 21:52:29.73 ID:51eNaKMC0
弟「そんなこと、あったっけかな」
幼馴染「あったわよ!もう、なんで肝心なところなのにそういうこというかなぁ弟君はぁ」
弟「ああ、そういえばあったわ。幼馴染のパパとママが挨拶に来たときに、入院している娘がいるからよかったらお見舞いに行ってくれないかって頼まれたんだっけ」
幼馴染「そうだよぉ、話の腰をおらないでよね・・・笑」
姉「・・・」


665 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/06/01(日) 21:53:24.72 ID:m4R6BuGg0
姉・・・


666 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/06/01(日) 21:57:11.74 ID:KDWRfyqq0
姉‥


669 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 21:59:19.43 ID:51eNaKMC0
幼馴染「パパとママはいつもどおり、テレビや最近の出来事なんかを話してくれた。でも男の子はパパとママの話に相槌を打つ程度で自分からはあんまり話してくれなかったんだ」
幼馴染「でも帰る直前、に自分から切り出してくれたんだ」
幼馴染「”おまえ、ゲームとか好きか”って」


670 名前:ガチホモα ◆ARUFA..PUA [] 投稿日:2008/06/01(日) 22:00:19.13 ID:+KibUd/1O
弟「・・・なにこの薬」
姉「男にモテモテマシーン!!!!!」
弟「いやいや!!俺おとk 姉「あおいそらの写真sy 弟「飲みますいや飲ませてください」





姉「なんか効能あった?」
弟「・・・・」
姉「やけにテンション低いわね。どうしたの?」








弟「今日男30人に集団レイプされた」


672 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 22:06:35.14 ID:51eNaKMC0
幼馴染「私はその頃あんまりゲームやってなかったから”やってないんだ、ごめんね”って言ったの」
幼馴染「そしたら弟君ったら自分の携帯ゲーム機を取り出して”最近でたばっかのやつだけど、貸してやるよ”って言い出すんだもん、びっくりしちゃったよ」
幼馴染「使い方がわからないから一通り教えてもらったら、ちょうど面会終了時間になっちゃって。」
幼馴染「弟君が”面白いか?”って聞くから首を縦に振ったらさ、弟君なんて言ったと思う?」

幼馴染「”次に会うときまでには、ヒトカゲをリザードに進化させておけよな!”だってさ」


674 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/06/01(日) 22:08:52.87 ID:+QUzzIfo0
ヒトカゲをリザード…?エロゲじゃないのか


675 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 22:10:41.08 ID:51eNaKMC0
幼馴染「それから私たちは3日に一回くらいは顔を合わせるようになって、そのたびに病室で二人してピコピコゲームしてたの」
幼馴染「ゲーム機は一個しかなくて交代しながらだから自分はあまり長くゲームできなかったけど」
幼馴染「たかがゲームなのに熱中して大声だしたりいた弟君の横顔が、今も忘れられないなぁ」


676 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/06/01(日) 22:12:12.16 ID:oSxdg0lwO
幼馴染かわいすぎだわwww


678 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/06/01(日) 22:15:05.28 ID:7mtWby23O
それに比べて弟ときたらw
幼馴染み使うし病院で大声出すしww


679 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/06/01(日) 22:15:22.59 ID:IbJHOwZdO
最初ヒトカゲだと苦労するよね


680 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 22:15:24.24 ID:51eNaKMC0
幼馴染「それから程なくして私は退院したわ」
幼馴染「入学式の前の日くらいから2ヶ月くらい入院してたから、クラスの子なんか全然しらなかったけど」
幼馴染「偶然にも弟君が同じクラスにいてくれてすっごく安心したの」


682 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 22:21:01.24 ID:51eNaKMC0
幼馴染「弟君はやっぱりクラスでもちょっとした人気者だった」
幼馴染「頭がよくて、お調子もので、みんなを笑わせてくれる。ちょっとHだけどイイヤツ」
幼馴染「って、そのあたりは今も変わってないね弟君は」
弟「ちょっとHがかなりHになったけどな」
幼馴染「いえてる。笑」
姉「・・・」


684 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 22:25:11.28 ID:51eNaKMC0
幼馴染「そんな弟君のそばにいるだけで自然と人があつまって」
幼馴染「遅れて入ってきた私にも友達と呼べるような人が何人もできたのは、弟君のおかげだと思うんだ」
幼馴染「ほんとうに、ありがとう」



689 名前: ◆VIPTANrWq2 [] 投稿日:2008/06/01(日) 22:34:34.89 ID:51eNaKMC0
幼馴染「それからずっと、私は弟君のことをみてきた」
幼馴染「私より背丈も体重も増えて、声も低くなって男っぽくなっていく弟君」
幼馴染「放課後や休日になると勉強を教えてくれる弟君」
幼馴染「その思いはいつのまにか”憧れ”を通り越して別の感情へと変わっていった」
幼馴染「恋、しちゃってたんだな、弟君に・・・」

弟「幼馴染・・・」



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