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女悪魔「……おい。多重契約とはどういう事だ」
- 97 :VIPがお送りします []
:2009/08/03(月) 05:48:10.91 ID:2ZeXJHFn0
女悪魔「これは重大な契約違反だ」
男「はぁ?契約も何も、俺は契約なんかした覚えはないんだが」
女悪魔「まさか、しらばっくれるとは……、お前悪魔に対していい度胸だな」
男「だいたい、契約ってなんだよ、いきなり現れやがって」
女悪魔「なに、覚えていないのか」
- 98 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 05:49:47.82 ID:VWYLx8ce0
ほほう、それで続きは?
- 99 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 05:52:22.54 ID:2ZeXJHFn0
女悪魔「一度しかいわないからな」
男「納得できる話をしろよ」
女悪魔「お前は私と婚約の契約をしたのだぞ、光栄だろ」
男「は?いつ?」
女悪魔「まったく、いつまでもとぼけてると怒るぞ」
男「いや、本当に意味がわからないんですが」
- 100 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 05:54:55.71 ID:VWYLx8ce0
ふむふむ、それでそれで
- 101 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 05:57:40.60 ID:2ZeXJHFn0
女悪魔「お前の曽祖父がお前をくれると契約した」
男「え、えっー?」
女悪魔「というわけで、ここにこれからよろしくだ」
男「……」
男「そうかこれは夢なのか、そうかそうか」
女悪魔「なぁ、燃やしていいか?」
男「あつっ!ということは夢ではないのか……」
- 102 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 06:03:32.17 ID:2ZeXJHFn0
女悪魔「契約どうりお前は私のものだ。しっかり私につくしてくれ」
男「やばいなぁ、俺幻覚みえてるのかなぁ?最近、休みなかったからなぁ」
女悪魔「……」
男「ごめん、冗談だから、火出すにやめて、怖い」
女悪魔「あまりふざけていると、骨ものこらず燃やして、エアーズロックからばら撒くぞ」
男「命だけは勘弁」
- 103 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/03(月) 06:05:19.63 ID:LXTL7ptnO
「汝の願を叶えよう」
ふざけていた訳じゃない。
そこそこ本気、少なくとも刃物で自傷して流血させる程度には
本気で魔法陣を描いたし、呪文を唱えた。
けれどでて来ないことが前提の本気だったのも事実で、だからこうして実際にことが起こった時、
僕はどうすることもできずにほうけていた。
「……え?」
青白い肌、黒く自在に動く尾、
短い角、八重歯の域を超えた牙、
そして僕の部屋の端から端まで届く圧倒的な黒い翼。
「汝が呼び掛けに馳せ参じた、汝の願を叶えよう」
彼女は、悪魔のイメージそのものだった。
- 104 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 06:05:26.54 ID:VWYLx8ce0
ほほう、それでそれで
- 105 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 06:06:15.16 ID:2ZeXJHFn0
おお、書くひといるのか
ROMにもどる
- 106 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/03(月) 06:11:26.91 ID:LXTL7ptnO
>>103
高く、透る声、ハイトーンのソプラノボイスに似合わぬ尊大な物言いで
人間の高位存在たる彼女は僕に語りかける。
力強く、背筋が凍る程の美声で、命令することを強制する。
「汝が望みを述べよ、我が主よ」
主と、呼び出した僕を呼びながらも、しかし言葉は高圧的に、
僕の心臓が、破裂寸前に高鳴り、心音が大きく聞こえて気分が悪い。
- 107 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/03(月) 06:12:47.47 ID:WuxA4qIW0
ま た 7 S H I か
俺ROMってたけど他人が書いてるのぶった切って勝手に書き始めるって書き手うんぬん以前の問題だと思う
- 108 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 06:16:07.03 ID:rFlktg9lO
書き手がたくさん現れてええことよ
>>1も戻ってこいよ
- 109 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 06:17:27.32 ID:VWYLx8ce0
>>105
あなたの燃やす悪魔の続きが読みたいです
- 110 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/03(月) 06:17:37.27 ID:2ZeXJHFn0
二人でかいてるといろいろわかりにくいので
俺はROMするよ
- 111 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/03(月) 06:21:34.07 ID:LXTL7ptnO
>>106
「なんでも、……いいのか?」
手汗が酷い、冷や汗も気持ち悪い。
心臓の暴走の所為でやけに息苦しいし、血流が激しくこめかみが痛む。
けれど、このまま唖然と茫然としていて彼女に帰られては、困る。
僕は張り付く喉を無理に震わせて声をだす、言葉を紡ぐ。
「それに、代償とか、あるんだろ?
悪魔との契約は、魂と引き換えってのは誰でも聞いたことあるフレーズだ」
悪魔とおぼしき少女は、僕の言葉を聞き、凄惨に微笑んだ。
その笑みに、溶けはじめた身体は再度硬直し、しかし同時に酷く惹かれた。
美しいという感想が、浮かぶ。
恐ろしいという感覚が、走る。
華憐で壮麗だと感慨が、湧く。
危険で叫喚だと感情が、叫ぶ。
- 112 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/03(月) 06:23:10.24 ID:LXTL7ptnO
べつにぶったぎるつもりはなかった
すまない
- 113 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 06:56:32.23 ID:2ZeXJHFn0
とまっただと……
- 114 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/03(月) 06:59:30.77 ID:LXTL7ptnO
>>113
書いたら、いいんじゃないかなっ
- 118 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 08:52:35.87 ID:2ZeXJHFn0
寝てた
女悪魔「とにかくだ、わたしのものになったのだ、お前は」
男「もう、いったいどういうことなんだよ」
男「ところで……」
男「そのしっぽとかはねは本物なのか」
女悪魔「なんだ、触りたいのか?」
男「少し……」
女悪魔「ふむ、仕方ないな」
- 120 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 08:56:51.27 ID:2ZeXJHFn0
女悪魔「本当は触らしてはいけないのだがな、特別だ」
女悪魔「そっとさわれよ、強く握ったら燃やすぞ」
男「お、おう」
男(尻尾ってそんなに大事なものなのか)
男「さわっ……、結構やわらかいんだな、なでなで」
女悪魔「んっ、あっ、こらそんなにこするな」
男「お、おう……」
- 121 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 08:59:48.69 ID:VWYLx8ce0
尻尾が弱いのか・・・ふむふむ
- 122 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 09:00:25.17 ID:2ZeXJHFn0
俺は好きだけどなぁ、
>>111
女悪魔「そんなに、尻尾をこねこねしないでくれ、恥ずかしいだろ」
男(悪魔の尻尾は敏感なのか?しかもなぜ恥ずかしい?)
女悪魔「……」ジロッ
女悪魔「あんまり、へんなことを考えていると燃やすぞ」
男「償却処分はやめてくれ」
男(火葬代がうきそうな悪魔だな)
- 123 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 09:04:16.80 ID:2ZeXJHFn0
償却→焼却
男「それでどうやって生活するんだ?」
女悪魔「心配するな。尻尾や羽は変化でなくせる」
男「他にも問題はあるだろ」
女悪魔「細かいことは気にするな」
男「いいのかよそれで」
女悪魔「決して考えるのがめんどいとかじゃない」
男「? 、何の話だ?」
女悪魔「いや、なんでもない」
- 124 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 09:06:09.38 ID:phHOwROdO
新ジャンルにしとけばみんな書けるのにな
- 126 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 09:13:58.24 ID:2ZeXJHFn0
もうみんなかけばいいんじゃないかな
女悪魔「うむ、変化完了」
男「おぉ、ほんとだ羽も尻尾もない」
女悪魔「すごいだろう、もっと褒めろ」
男「すごいなぁ」
女悪魔「あまりぺたぺた触るな、汚れる」
男「ひどいな……」
女悪魔「腹がへったな」
- 127 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 09:15:48.58 ID:VWYLx8ce0
あなたの描く女悪魔が素敵すぎて
- 128 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 09:19:20.68 ID:2ZeXJHFn0
女悪魔「なにか食べ物はないのか?」
男「食べ物?カロリーメイトしかないけど、食べる?」
女悪魔「うまいのか?」
男「食べてみればわかるだろ」
女悪魔「ふむ、長細いな」
女悪魔「はむっ、なかなか美味だな」
男「それはよかった」
女悪魔「うーん、男の血のほうがおいしそうだがな」ぼそっ
男「なにか、背筋に悪寒が……」
- 129 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 09:23:12.59 ID:2ZeXJHFn0
女悪魔「さて、私の部下を呼びたいと思う」
男「ふえるのかよっ」
女悪魔「さしあたって、男に注意がある」
男「なんだ?」
女悪魔「浮気するなよ、したら燃やす」
男「いちいち、火を出さないでくれ部屋に燃え移ったらどうするんだ?」
女悪魔「お前は私のものだからな、浮気はだめだ」
男「
- 130 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 09:28:50.88 ID:2ZeXJHFn0
女悪魔「私の使い魔は猫だ」
男「なんであんな注意が必要なんだ」
女悪魔「見ればわかる」
女悪魔「ちなみに事前調査の時点で、お前がロリコンだとわかっている」
男「……」
女悪魔「癪に障るが仕方なかろう」
- 132 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 09:32:14.68 ID:2ZeXJHFn0
女悪魔「では、呼び出すぞ」
男「あぁ」
女悪魔「出でよ、わが僕!私の呼びかけに答えよ」
男「!」
男「なんだ、光が……」
女悪魔「くるぞっ」
- 133 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 09:38:38.40 ID:VWYLx8ce0
使い魔のロリ猫に期待
- 134 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 09:41:18.94 ID:2ZeXJHFn0
使い魔「ふぇえん、やっと出てこれましたぁ」
男「ねこみみっこ!」
女悪魔「ここまで予想通りだとすがすがしいな」
男「はぁはぁ」
使い魔「なんですか、この人?怖いですよぉ」
男「いや、すまん。つい」
男(ロリでネコ耳ってストライクすぎる)
- 136 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 09:49:44.08 ID:2ZeXJHFn0
女悪魔「大丈夫だ、怖がるな」
使い魔「人間さんですか?人間さんは欲求不満なひとばっかで怖いです」
男「いや、大丈夫だから」
使い魔「いやらしい目でみてます。犯されます、視姦されます」
男「そんな、隠れないで」
女悪魔「手を出したら燃やすぞ」
男「……」
- 137 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 09:56:16.22 ID:2ZeXJHFn0
ああぁ、だめだ眠くてやばい
寝ます
- 145 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 11:59:18.91 ID:/IJTmKioO
女悪魔「んっ…あっ…」
パチュンパチュン
淫猥な水音がする
狭い室内で一組の男女が揺られている
男「女悪魔ちゃん!…くっ!出るよ」
女悪魔「ああぁ」
この男と契約を交わして今夜で一週間
私は今夜もまたこの男に抱かれる
- 148 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 12:36:16.00 ID:CRW5Y1YvO
男「悪魔……だと?」
女悪魔「そうだよ」
男「お、俺はデビルサマナーだったのか!」
女悪魔「正確にはお前の曾祖父がな」
男「えー……じゃあ俺はお前を召還したり出来ないの?」
女悪魔「出来るよ?」
男「マジで!?」
女悪魔「じゃあ合図決めよう、手を三回叩いたりとか?」
男「よしちょっとそこ座れ」
- 149 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 12:42:30.39 ID:CRW5Y1YvO
女悪魔「え、何? なんか間違った事言った?」
男「全部間違ってる」
女悪魔「ひ……ひどい」
男「いいからこれ見ろ、な?」ポチ、ウィィィィ…
女悪魔「……ゲームじゃん」
男「そうだよ」
女悪魔「これがなに?」
男「こういうのがいい」
女悪魔「は?」
男「ほら、銃みたいな形だったりサックス吹いたら出て来たり、入れ墨だったり筒だったり……かっこいぃ……」
女悪魔「えー、全然かっこよさがわかんない」
男「分かろうよ、ていうか分かれよ」
女悪魔「つまり何、なんなの? 何がいいの?」
男「形式美だよ」
女悪魔「……」
男「ほら、銃もいいけどこの筒のヤツとかかっこよすぎじゃん?」
- 151 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 12:45:46.17 ID:CRW5Y1YvO
女悪魔「無理だよ」
男「……え?」
女悪魔「だから無理だって、そんな小さい筒に入る訳ないじゃん」
男「で、でもこれ、」
女悪魔「それゲームじゃん」
男「 」
女悪魔「……無理、ごめんね?」
男「あ……あぁ……うん、別に、ね、うん」
女悪魔「ていうかもうちょっと現実見ようよ」
男「ああ、君がそれ言っちゃう?」
- 152 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 12:50:10.16 ID:CRW5Y1YvO
男「……あ、そうだおやつとか食べる?」
女悪魔「そう? じゃあお言葉に甘えちゃおうかな」
男「何がいい? MAGとか?」
女悪魔「ま……ぐ…?」
男「ああ、そっちじゃ略さないのかな、マグネタイトだよ」
女悪魔「まぐねたいと?」
男「うん」
女悪魔「新発売のお菓子?」
男「……え?」
女悪魔「……またゲームの?」
男「え、あれも嘘なの?」
女悪魔「……シュークリーム食べたい」
男「えー……」
- 153 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 12:55:22.98 ID:CRW5Y1YvO
男「わかった、シュークリーム買ってくるよ」
女悪魔「ありがと」
男「その代わりさ、『オレサマ シュークリーム マルカジリィィ!』って言って」
女悪魔「…は?」
男「さん、はい」
女悪魔「『お、おれさま、シュークリーム、まるかじりー』」ボソボソ
男「……やる気あんの?」
女悪魔「ごめんなさい、恥ずかしいです」
男「その服の方が恥ずかしいよ」
女悪魔「すんません、すんません」
男「もっと悪魔的な感じで、牙とか剥いていいから、『いーっ』て」
女悪魔「…………や、やっぱりシュークリ」
男「さん、はい!」
女悪魔「オレサマ! シュークリーム! マルカジリィィ!!」イーッ
糸冬
- 154 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 13:03:29.13 ID:LM1ZFT79O
>>149何と言うライドウ
- 155 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/03(月) 13:12:22.37 ID:iE3jZNxn0
>>153
マルカジリかわゆすw
- 157 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/03(月) 13:20:06.81 ID:7N6zksVA0
昔のフランスの本で悪魔を飼い慣らして肉奴隷にする奴見たことあるな
内容は正に狂気の雫としか言い用がないものだった
- 166 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/03(月) 16:21:39.90 ID:794LOKn90
しかし、真の悪魔は途中まで書いて消えていった書き手たちのほうだなw
- 168 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/03(月) 16:32:01.95 ID:LXTL7ptnO
>>166
だって書きづらいじゃないか
またお前かとか言われたんだぜ、結果だけとって罵倒されても困る
どうでもいいけど
- 169 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 16:34:09.50 ID:knkKGpW90
>>168
またお前か(つまんねぇのまた始めるなよ、そのまま帰れ)
- 172 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 17:29:03.97 ID:2ZeXJHFn0
女悪魔「ということで、この使い魔が身の回りの世話をしてくれる」
男「ほぉ、助かるな」
使い魔「べぇーだ」
女使い魔「家事だけだぞ、その他のあれこれにはつかわないでくれ」
使い魔「汚らわしい」
男「すごい嫌われようだな」
- 174 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 17:41:51.08 ID:2ZeXJHFn0
女悪魔「まったく、男はそんなぎらぎらした目をしているからだ」
男「そんなことないだろ」
女悪魔「ちなみにこの子は下着をつけてない」
男「なにっ!」
使い魔「ひっ!」
女悪魔「ほら、目線が……」
男「いやぁ〜ゲフンゲフン」
- 175 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 17:44:46.15 ID:2ZeXJHFn0
男「もうこんな時間か」
女悪魔「そうだな、夕飯だ」
女悪魔「用意しろ、男」
使い魔「私は手伝いませんよ」
男「へいへい」
男「まったく、なんだよあの年増女は」
女悪魔「おい聞こえてるぞ、燃やすぞ」
男「……」
- 176 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 17:46:40.10 ID:2ZeXJHFn0
夜までネタ考える
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