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堕悪魔「追放されてしまいました」 其の2
567 : ◆6qoMJn175E [] :2008/10/14(火) 21:06:47.67 ID:w6vlmng0
五日目

悪魔「・・・どう?」
堕悪魔「今はだいぶ落ち着いてます。でも、これからどうなるか・・・」
悪魔「そう・・・」
男「そこまで酷いことになっていたなんて。一緒に暮らしていながら・・・気付けなかった」
堕悪魔「今まで隠してて、ごめんなさい」
男「堕悪魔は悪くないよ。いや、誰も悪くない。あんなこと、恥ずかしくて言えないもんな」
悪魔「・・・天使のとこ行ってくる」
がちゃ・・・ばたん・・・
男「・・・・・・」
堕悪魔「・・・・・・」


568 : ◆6qoMJn175E [sage] :2008/10/14(火) 21:11:05.02 ID:w6vlmng0
悪魔「天使」
天使「う、うう、んん、はっぁくっ・・・」
悪魔「天使!」
天使「!!!あ、あ、ああ・・・くっ、ぎりぎり」
ぶるぶる、ぶる、ぶる
悪魔(さっきからこの調子か・・・いや、さっきはもっと酷かったか)
天使「悪魔、さん?」
悪魔「何?」
天使「男、さんには・・・まだ、バレて・・・ないですか?」
悪魔「・・・うん、まだ気付いてない」
天使「そう、ですか。はぁ・・・んはぁ・・・よか、った」
悪魔「大丈夫?側に居た方がいい?」
天使「あなた、らしくない、ですね・・・私の心配、するなど・・・」
悪魔「言ったでしょ?困ったら助けるって」
天使「そう、でしたね。では、一つだけ・・・」
悪魔「何?どうすればいい?」
天使「私を、後ろから、毛布、の上からでい、いので、抱きしめて、ください」
悪魔「え?え?で、でもそれだと天使は大丈夫なの?」


569 : ◆6qoMJn175E [sage] :2008/10/14(火) 21:15:05.49 ID:w6vlmng0
天使「本当に、今の、あなた、は、あなたらしく、ないですね・・・強く、抱きしめて、くれ、れば、大丈夫ですよ・・・」
悪魔「えっと・・・こう?」
ぎゅ!
天使「くうっ!もっと、強く!」
悪魔「こう!?」
ぐんっ!
天使「くはあっ!そ、そのままで、いてください。だいぶ楽、になりました」
悪魔(楽にって・・・!あたし今殺しかねない力で抱いてんのに!)
天使「ふぁ、ん!くうん!あっ、ああっ!」
悪魔「こら!勝手にイクな!」
がすっ!
天使「がはっ!・・・ぐ、うぅ、すいません」
悪魔「気にしないでよ」
天使「男さん・・・男さん・・・」
悪魔「何で男なのよ・・・あたしが側いるのに」ぼそ・・・
天使「あ・・・ごめん、なさい」
悪魔「あ!違う!責めるつもりで言ったんじゃない!」
悪魔(もどかしい。こんなことしかできない自分が恨めしい。優しい言葉をかけてあげられない。
優しくされたことがないからどうしたらいいかわかんない。こういう時は何て言ってあげたらいいの?)
悪魔(ああ、今ほど天使に生まれたかったことは無かったわ)
悪魔(何してんだろ、あたし・・・)


570 : ◆6qoMJn175E [sage] :2008/10/14(火) 21:20:08.69 ID:w6vlmng0
『ざまぁねえな。お前』
悪魔(・・・誰よ)
『いつものお前らしくねえよ』
悪魔(だから・・・誰よ)
『なぜそこまでこの天使にこだわる?自分が悪魔だってことわかってんのか?』
悪魔(うるさいわね・・・あたしの勝手でしょ)
『そうだ。お前の勝手だ。今まで通り自分勝手を貫けよ』
悪魔(あ?・・・何言ってんのよあんた?わけわかんない)
『そいつの命、奪っちゃえよ』
悪魔(・・・?)
『もうちょっと力を込めればそいつの体、壊れるだろう?ポキンってよ』
悪魔(・・・・・・)
『たとえ悪魔でも人間の命は奪のは御法度だが、天使の命なら一つや二つどうってことないだろうに』
悪魔(・・・・・・)
『やれよ、ほら。邪魔なヤツは物を扱うように退かしてきたじゃないか』
悪魔(・・・・・・い)
『そんな面倒なこと放っておいて、また昔のお前に戻れよ。地獄でも自由気ままなお前によ』
悪魔(・・・・・・さい)


571 : ◆6qoMJn175E [sage] :2008/10/14(火) 21:28:32.58 ID:w6vlmng0
『やれよ!やれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれ
やれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれ
やれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれ
 やれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれ
 やれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれ
 やれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれ
 やれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれ
 やれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれ
 やれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれ
 やれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれ
 やれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれ
 やれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれ
 やれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれ
 やれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれ
 やれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれやれ』


572 : ◆6qoMJn175E [sage] :2008/10/14(火) 21:41:55.17 ID:w6vlmng0
悪魔(うっさい!!!黙れ!!!)
『じゃあやれ!』
悪魔(あたしに指図するな!あたしはあたしのやりたいようにやってんのよ!)
『こんなくだらない事がやりたいことか?お前らしくないな!』
悪魔(ふう・・・まったく、どいつもこいつもらしくないらしくないって。あたしらしいって何よ?)
『地獄にいる時は悪魔らしい姿だったじゃないか。何者にも縛られず、自由気ままに欲望を満たしていたじゃないか。
 欲望に忠実だったじゃないか?』
悪魔(それはお門違いってもんよ。あたしは別に欲望に忠実ってわけじゃないわよ)
悪魔(あたしはあたしに正直なだけよ)
悪魔(あたしはただ自分がしたいと思っただけをやってきた。それが周りには自由だの何だのに見えただけよ。
   けどあたしは周りが何と言おうと知ったこっちゃないわ。あたしがやりたいと思ったらそれでいいのよ。
   だから天使を守ってるの)
『ならば今の状況に飽きてしまったらまた棄ててしまうんだろ?いつものように?』
悪魔(う〜ん、それはないわね)
『ほう?なぜだ?』
悪魔(ちょっと傲慢かもしれないけどね、みんなあたしの事が好きになってるんだ。んでもってあたしも)
悪魔(みんなの事が好きになっちゃったの)
『・・・・・・』
悪魔(だから今を手放すのが惜しいんだわ。こんな気持ち今まで無かったわ。
   取り分け天使の事が・・・ね)
『・・・・・・』
悪魔(まぁ、そうゆうことよ)
『・・・・・・』
悪魔(おい、こら。あたしにさんざん喋らせといて、そっちはだんまりかい。ハズカシイでしょうが。何か言え)
『・・・つまんない』
悪魔(は?)
『ほら、天使行っちゃうよ?早く追いかけないと』
悪魔(あれ?そう言えばあたし、何してたんだっけ・・・ここ・・・どこ・・・なの・・・)


573 : ◆6qoMJn175E [sage] :2008/10/14(火) 21:58:55.36 ID:w6vlmng0
悪魔「むにゃ・・・」
むくり・・・
悪魔「あれ?寝ちゃってたか・・・外、暗いな」
悪魔「夢・・・見た気がする・・・忘れた」
悪魔「あたし、何でここにいるんだっけ?」
悪魔「・・・天使・・・いない!?」
がたんっ!

男「!」
堕悪魔「!」
堕天使「?」
悪魔「天使どこ!?」
男「えっ・・・一緒じゃなかったのか?」
悪魔「・・・っ!」
堕悪魔「いなくなっちゃったんですか!?」
悪魔「あたしが寝てる間に・・・」
男「とりあえず、みんなで手分けして探そう!」


574 : ◆6qoMJn175E [sage] :2008/10/14(火) 22:22:10.69 ID:w6vlmng0
DQN1「やっべwwwwww超ヒマwwwwww」
DQN2「お前いつもヒマじゃんwwwwww」
天使(まずい!誰か来た!!!)
DQN3「言えてるwwwwwwつーかバイトどうしたよwwwwww?」
DQN1「あwwww?もう辞めたよwwwwww店長キメェもんwwwwww」
DQN2「うおwwwwww!こいつマジで一週間以内に辞めやがったwwwwww」
天使(逃げなければ!)
ずる・・・
天使(だめだ、足に力が・・・)
DQN3「・・・おい、あそこ」
DQN1「ああ、何だwwwwww?アソコがウズウズしてきたかwwwwww?」
DQN3「・・・ああ」
DQN2「うわwwwwww!いきなりサカってんじゃねえよwwwwww」
DQN3「だってよ、あれ」
DQN2「ん?」


575 : ◆6qoMJn175E [sage] :2008/10/14(火) 22:23:47.05 ID:w6vlmng0
俺「しくじった。>>574の前にこれが入る」


ずる・・・ずる・・・
天使「はぁ、はぁ、っかはぁ、はぁ」
天使(巧く呼吸が出来ない。足を引きずるだけでも快感になってしまう)
ずる・・・ずる・・・
天使(早く、離れなくては・・・迷惑は、かけられない。かけたくない)
ずる・・・ずる・・・
天使(だめだ・・・服も着てられない)
するする
天使「くうんっ!・・・はぁ、はぁ・・・」
するする・・・ふぁさ・・・
天使「ふううっはぁ・・・外が夜で、よかった・・・」
天使(早く、どこか遠くへ・・・)
ずる・・・ずる・・・


576 : ◆6qoMJn175E [sage] :2008/10/14(火) 22:30:03.58 ID:w6vlmng0
天使(しまった!見つかった!)
DQN1「うおいwwwwww!素っ裸の女がいるwwwwww」
DQN3「ど変態じゃんwwwwww!しかも頭とケツに何か付いてるwwwwww本物みてぇwwwwww」
DQN2「・・・なぁ、こいつ見たことねぇ?」
DQN1「え?・・・ほんとだ。あの時のチビがツレって言ってた奴」
DQN3「ねえ何?何の話?」
DQN1「なぁ、お前ってダチ多かったよな?みんな呼んでくんない?」
DQN3「うん、でもなして?」
DQN1「いいから。こいつにはちょっとした借りがあっからよ」
DQN3「そう?じゃあヤバいの呼んじゃうよ?」
DQN1「あいよ。あの先の公園にいるって言ってくれ」
DQN3「了解」
DQN2「おら、来いよ」
ぐいっ
天使「痛っ!は、離せ!」


577 : ◆6qoMJn175E [sage] :2008/10/14(火) 22:35:04.66 ID:w6vlmng0
悪魔「・・・これ、天使の着てた服だ」
悪魔「もう冷たい。・・・天使、無事でいて!」


578 : ◆6qoMJn175E [sage] :2008/10/14(火) 22:38:53.78 ID:w6vlmng0
俺「今日の分、おちまい。昨日投下できなくてごめんなさい。
  厨房の元気さを甘く見ていて、無理してついていったら疲労困憊。
  帰ったらそのまま寝てしまった所存であります。
  それではまた明日。るるる〜」


583 :パー速民がお送りします [sage] :2008/10/15(水) 09:13:06.34 ID:TX4d40E0
時になぜ天使はすっぱだかで外にいるんだ?
読み直しもしたんだがそこらへんがイマイチわからん


584 :パー速民がお送りします [sage] :2008/10/15(水) 11:03:24.00 ID:5sJcZ.AO
口外禁止なのに悪魔が言いふらしたら意味なくね


585 : ◆6qoMJn175E [sage] :2008/10/15(水) 11:15:08.90 ID:GDHLioAO
>>583

俺「それは>>575で天使が快感に堪えられなくなったので、
道端に脱ぎ捨てました。


>>584

これについては後ほど悪魔さんから
説明があるので待っていてください。

文gdgdな上に、文才なくてごめんなさい。」


586 : ◆6qoMJn175E [sage] :2008/10/15(水) 21:01:22.08 ID:AOVYGA20
俺「どうもっす。続き、行かせていただきます!」


587 : ◆6qoMJn175E [sage] :2008/10/15(水) 21:11:42.41 ID:AOVYGA20
公園

DQN1「よっと」
どさっ
天使「ぐっ!」
DQN1「さぁーて、溜まってたもんぶっ放しますか!」
DQN2「おいおい、外でやんのかよ。見つかったらハズいぜ」
DQN1「みんなでやればハズくなーい。それにこっちは準備万端」
ぐちゃ、ぐりぐり
天使「くああ!ああああっ!」
DQN2「すげー濡れてんじゃん!綺麗な顔して淫乱だな!」
DQN1「しかし良い体してんな。何で素っ裸なワケ?罰ゲーム?それとも趣味?」
天使「お前に、話す事なんてない」
DQN1「冷たいな〜。一人で楽しんでないで俺たちも混ぜてよ、変態さん」
天使「私は、変態などではっ!」
DQN1「声でけーよ。気付かれたらどうすんだよっ!」
ごんっ!
天使「がっ!」
DQN3「うお、ひでぇ。さすがにやりすぎだよ」
天使(普段の私であれば、すぐに何とかできるのにっ!)
DQN2「先にひでぇ目にあわされたのはこっちだっつーの。ただナンパしただけなんだぜ?」
DQN1「ほんとほんと。あ〜、思い出しただけでイライラしてきた。ヤル前にちょっとストレス発散しとこうか」
DQN2「さんせー!じゃあ変態さん。ちょっくらサンドバッグになってちょうだいよっ!」
がすっ!
天使「ぐっは!」


588 : ◆6qoMJn175E [sage] :2008/10/15(水) 21:16:28.42 ID:AOVYGA20
DQN1「ではボクチンも。そりゃ!」
がんっ!
天使「がはっ!う、うう・・・」
DQN3「お、おい。ヤバいって、絶対ヤバいって!」
DQN1「うるせぇよ。おらっ!」

男「天使、どこ行ったんだろう・・・俺がもっとしっかりしていれば!」
男「がむしゃらに探しても見つからないし・・・何か目印とかないか!?」
男(・・・そんな都合よくある訳ないか)
『くぁ!・・・あぐっ!・・・』
男「ん?・・・声が聞こえる・・・女性の声?」
男「・・・行ってみよう」
たったったったったったったったっ・・・・・・


DQN1「あああ・・・やっべ、クセになりそ〜」
DQN2「おいおい、ほどほどにしとけよ。ぐちゃぐちゃの顔の奴なんかとヤリたくねぇよ」
DQN1「だってよ〜。乳とか踏むの気持ちいいぜ?ほら」
ぐに、ぐに、ぐにゅ
天使「あっ・・・ああ・・・」
DQN1「あらら〜。もう辞めた方がいいね。気絶されたら声聞けないもん」
DQN2「つーかこいつさっきより濡れてない?」
DQN1「お〜、何?痛めつけられたからなの?ど変態でどM?」
DQN2「それウケる。救いようがねえな!」
DQN1「同感。それでは本日のメインで〜す!ご開帳〜」


589 : ◆6qoMJn175E [sage] :2008/10/15(水) 21:21:30.75 ID:AOVYGA20
天使「く、くぅ〜。見るなぁ・・・」
DQN2「うお〜、めっちゃキレイじゃん」
DQN1「じゃあ、俺からな」
DQN2「え〜」
DQN1「いいじゃねぇか。俺が一番ひでぇ目にあったんだぞ?」
DQN2「しょうがねえな、譲ってやるよ」
DQN1「おおきに」
がちゃがちゃ、じー
ぼろん
DQN2「うは!もうビンビンじゃん!お前も負けず劣らず変態だな!」
DQN「おうよ!それじゃあ失礼しまーす」
天使(こ、こんな形で、私は辱めを受けるのか)
天使(嫌、やめて。お願い、助けて!)
天使(男さん!)


590 : ◆6qoMJn175E [sage] :2008/10/15(水) 21:28:07.37 ID:AOVYGA20
ごきん!
天使「・・・?」
DQN1「・・・?何、今の音?」
DQN2「さぁ?お前わかる?」
男「さぁな」
DQN1「え?お前・・・誰?いつの間に?あいつは?」
男「あいつ?ああ、これのことか?」
どちゃ
DQN3「・・・・・・」
DQN2「ひっひい!」
男「天使のこと、離してくれる?あとこいつは殺してないから大丈夫だよ」
天使(あれ?・・・男さん?)
DQN1「は、はいいいい!」
天使(男さん・・・怖い)
男「・・・傷だらけだな、天使」
天使「えっ!?あっ、はい・・・!」
男「よいしょ!」
天使「わっ!」
男「大丈夫?苦しくない?」
天使「・・・苦しいです」
男「そっか、じゃあ急いで」
ぐずっ
男「・・・っ!」


591 : ◆6qoMJn175E [sage] :2008/10/15(水) 21:33:24.76 ID:AOVYGA20
DQN2「ひっひひっひひ!」
どさりっ!
男(あらら〜、ナイフなんて持ってたのか)
男「イテテ、ごめん。大丈夫?」
天使「男さんこそ・・・腕が・・・」
男「これくらい平気だよ。包丁で指切ったようなもんさ」
天使「でも、血が、たくさん・・・私、何てことを・・・ごめんなさい」
男「平気だってば。こっちこそ落としちゃってごめんね」
悪魔「ホントだわ。お姫様はちゃんと抱えてなきゃダメでしょうが」
男「おっ?悪魔」
悪魔「ども〜。やっと見つけた!あらら〜、ぼろぼろになっちゃって。ほら、泣かないの。可愛い顔が台無しよ?」
天使「私は、何てこと・・・、ひっく」
悪魔「もう、しょうがないな〜。男、先に行ってて。お姫様も、丁重にね」
男「そうしたいんだけど、腕をやられちゃって」
悪魔「あ〜、だから落としたのか。ほら、傷出せ」
男「?」
する・・・
悪魔「なんだ、こんなもんか。根性で何とかしなさいよ」
男「無茶言うな、ナイフ貫通してんだよ」
悪魔「ま、これくらいなら」
ぱく、もぐもぐ
男「何だそれ?」
悪魔「くふり〜(薬〜)」
かぷ、ちゅうう、ぴちゃぴちゃ
男「うぐっ」
悪魔「はい、終わり。どう?」
男「・・・あれ?何ともない」


592 : ◆6qoMJn175E [sage] :2008/10/15(水) 21:41:00.43 ID:AOVYGA20
悪魔「おけ。じゃあよろしくね〜。天使の傷は後で治すから」
男「お前はどうすんの?」
悪魔「ちょっくらこいつらにお仕置きしてから帰る」
男「あいよ。ほどほどにな。よいしょ」
悪魔「・・・・・・」
男「ほどほどにな!」
悪魔「・・・・・・」
男「・・・はぁ、気の済むまでやっちゃえ」
すたすたすたすた・・・・・・
悪魔「・・・さて」
DQN1「ひい!」
悪魔「覚悟しろよ?あたしは男みたいに優しくないから」
DQN2「・・・あ!」
悪魔「ん?」
DQN仲間1「確かここだ。お〜いたいた!何やってんの」
DQN1「こいつ!こいつだよ!この前俺がやられたガキって」
DQN仲間1「おいおいマジで言ってんの?こんなガキに?嘘ヘタだな、お前。で?キミは何してんの?」
悪魔「可哀想に」


593 : ◆6qoMJn175E [sage] :2008/10/15(水) 21:54:51.34 ID:AOVYGA20
DQN仲間1「あ?」
悪魔「・・・18、19、20人か。今ここに来た馬鹿はみんなとばっちりね」
DQN仲間1「何言ってんのお嬢ちゃん?」
悪魔「お兄さん達、天使のお姉ちゃんいなくなっちゃったから、今からあたしがしてあげるよ」
DQN仲間1「おやおや、いいのかい?俺たちみんなロリコン属性もあるから、お嬢ちゃんでも食っちまうぞ?」
悪魔「問題ないよ」
ぐちゃ
DQN仲間1「ぐげっ!」
DQN仲間2「な、なにしやがる!」
悪魔「食べるのはあたしだから」
びきびき、びきびきびきびき、ごごごごごごごごごごごご・・・・・・
悪魔「天使を傷つけた上に、泣かしやがって。かわいそうに」
ばしゅう!
悪魔「その罪、償え」
ぐしゅう!
DQN1「え?・・・何これ?夢?」
DQN2「化け物・・・」
悪魔「ウマレテキタコトヲコウカイシロ」



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