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悪魔「俺を召喚したのはお前か?」女「そ、そうです・・・」
51 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/02/17(金) 14:14:16 ID:fh1RHC4U
〜〜〜翌日〜〜〜

悪「しかし、まさかあんなにきれいさっぱり研究所を辞めるとはなぁ」

悪「あれでよかったのか?」

女「いいいんです。私の願いはほぼ決まりましたし、残った時間を有効に使うためにも、もうあそこにいる理由はないですから。」

悪「そうか。」

悪「んで、お前はこれからどうするんだ?」

女「そうですねえ。とりあえず、とにかく色々と今までできなかったことをやりたいですね。」

女「…悔いが残らないように。」

悪「…そうだな。」

女「まずは旅行ですね。色々なところを回りたいです。」

悪「楽しそうだな。だが、あまり無理はするなよ。」

女「大丈夫ですよ。無理な運動とかをしない限りは基本は問題ないですから。」

悪「なら、まあいいが。少しでも何かあったらすぐに言うんだぞ。」

女「はい」


52 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/02/17(金) 14:19:35 ID:fh1RHC4U
〜〜〜数日後〜〜〜

女「さてと旅行の第一弾ですよ」

悪「どこに行くんだ?」

女「○○神社です。日本で五本の指に入る有名な神社です。すごくきれいらしいです。」

女「あ、悪魔さんって神社とかって大丈夫ですか?成仏とかしちゃいませんよね?」

悪「成仏って…。まあ、大丈夫だ。多少きついかもしれないが浄化とかをされる心配はない。」

悪「こう見えて俺は地獄では魔王の次に位が高い悪魔だからな。低級の悪魔とかとは違ってよほどのことがない限りは大丈夫だ。」

女「…悪魔さんって意外とすごい人だったんですね。」

悪「意外とは余計だ。お前は今まで俺のことをどう思ってたんだ…」

女「だってほら、最初に合った時に自分のことを『貧乏くじ』って言ってたじゃないですか。それでてっきり結構卑屈な下っ端の悪魔さんなのかなあと…」


53 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/02/17(金) 14:25:03 ID:fh1RHC4U
悪「…まあ、お前の命を助けられない時点で確かに『貧乏くじ』なんだけどな。俺が命の悪魔だったらよかったんだがな。」

女「そんなことないですよ?私は悪魔さんと一緒にいられて毎日楽しいですから。」

女「それに調べたんですけど、命の悪魔さんは対価として他人の命を要求するらしいですね。」

女「私は他人の命を犠牲にしてまで生きたいとは思いませんから。」

女「それに私の目的は生きることじゃありませんから。」

女「だから、私は悪魔さんと契約で来て幸せですよ?」

悪「…ありがとう」

女「だからそんなつらい顔しないでください。ね?」

女「さ、湿っぽい話は終わりにしてそろそろ出発しましょう?新幹線に遅れちゃいますよ。」

悪「そうだな」

悪「荷物をよこせ。持つから。」

女「大丈夫ですよ、これくらい。」

悪「いいから。俺が持ちたいんだ。」

女「フフッ 変わった悪魔さんですねえ。でも…ありがとうございます。」


54 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/02/17(金) 14:29:51 ID:fh1RHC4U
〜〜〜○○神社〜〜〜

女「着きましたー」

悪「綺麗なところだな…」

女「ですねえ…でも、本当にすごいのはここからですよ。さ、本堂の方に行きましょう」

悪「ああ」

悪「しかし平日なのに案外人が多いんだな。」

女「そうですね。観光地として魅力的ってのもあるんでしょうが、やっぱりそれだけ神様にお願いしたいことがある人が多いんでしょうね。」

悪「…なあ神は人の願いを叶えないって話知ってるか?」

女「え、なんですか?それ?」


55 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/02/17(金) 14:44:16 ID:fh1RHC4U
悪「神には毎日何千何万って数の願いがされるだろ?」

悪「だが、それだけの数の願いが集まれば、ある願いを叶えることによって別の願いを潰してしてしまうといった矛盾が必ず生まれる」

悪「例えばある人に幸せになってほしいって願いと不幸になってほしいって願いを同時にされたらその時点で両方を叶えるのは不可能だろ?」

悪「そして神は可能な限り平等でなくてはならない。選り好みしてある人の願いは叶えるが別の人の願いを叶えるってのはあってはならない。そんなことをすれば世界は崩壊するからな」

悪「そしてそんな状況で神に取れるもっとも平等な選択って何かわかるか?」

女「…誰の願いもかなえないこと」

悪「正解」

悪「神は平等に誰の願いも叶えない。そして矛盾の発生しにくい、わざわざ願わなくても簡単に叶うようなとても小さな願いだけに応える。そんな存在なんだよ。」

女「…それでも私は祈りや願い事が無意味だとは思いません。」

女「だってそれは人に許された最後にできる行動ですから」

悪「…そうだな」

女「あ、着きましたよ!さ、お参りしましょう?たとえ無駄だとしても少しは効果があることを祈って。」

悪「ああ…」


56 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/02/17(金) 14:45:33 ID:fh1RHC4U
女「…」パンパン

悪「…」パンパン

女「悪魔さんはなにをお祈りしたんですか?」

悪「ククッ 内緒だ。こういうのは言うと効果がなくなるんだろう?そういうお前は?」

女「フフッ じゃあ、私も内緒です」

悪魔「そうか」

悪「…なあ、実はさっきの話には続きがあるんだ。」

女「え?」


57 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/02/17(金) 14:46:51 ID:fh1RHC4U
悪「神が誰の願いもかなえないのではあまりにも人間に救いがなさすぎる。そこでそれを解決する存在が必要になった。」

悪「そうして作られたのが平等性などを一切考慮せず、代償を要求することでバランスを取りながら、ただされた願いに応える存在。」

女「それって…」

悪「ああ、俺たち悪魔のことだ」

女「…」

悪「まあ、その、なんだ俺が言いたかったのはだな…救いはこうやってちゃんと用意されてるってことだ。」

悪「あの夜からお前が病気について吹っ切れたのは素直に嬉しい。だが、反面少し無理をして明るくしているようにも見えてな。」

悪「…まあ、だから少し安心して欲しかったんだ。お前にはちゃんと俺がいるって。」

女「…そうですね。確かに少し空元気だったかもしれません。気を付けます」

悪「ああ、それがいい」

女「それじゃあ、今日はホテルに戻りましょうか?」

女「今日は結構歩きましたし、明日も…ウッ」グラッ

悪「おい!?どうした!?大丈夫か?!」

悪「ちっ…救急車!」


58 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/02/17(金) 14:50:48 ID:fh1RHC4U
三日後、病室

女「…」

悪(あの日倒れてからこいつはまだ眠り続けている)

悪(とりあえずは安定したが、それでも今後どうなるかは分からない)

悪(…あいつに残されてた時間はもうそんなになかったんだな)


59 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/02/17(金) 14:51:13 ID:fh1RHC4U
回想

医「とりあえずは安定はしているが、それでも油断は許されない状態だ」

悪「そうですか」

医「…その、こんな時に言うのもなんなんだが、心の準備はしておいあ方がいい」

悪「え…」

医「女君の心臓はもう限界に近い。もうそんなに長くはない。いつそうなってもいいように覚悟だけは決めておきなさい」

悪「…」

医「では」

悪「…待て」

医「なんだね?」

悪「あいつのカルテとこれまでの検査結果を全部見せろ。俺なら治療方法が分かるかもしれない!」

医「いや、病院には守秘義務があるのでね、たとえ親族などであっても見せられない決まりに…」

悪「うるさい!いいから見せろ!」ヴォン

医「あばばばばばばばばばばばば」バリバリバリバリ

回想終わり


60 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/02/17(金) 14:56:20 ID:fh1RHC4U
悪(だが、それでも分かったのは女の病気は生物学的に治療が不可能だということだけだった。)

悪(それにおそらく次の発作にあいつの心臓は耐えられない。リミット長くてもあと一ヵ月といったところか。)

悪(…俺は本当に無力だ。あいつの願いを叶えることはできても、あいつを助けることはできない。)

女「ん…」

悪「!」

女「あれ…悪魔さん…?ここは…?」

悪「目が覚めたか!ここは病院だ。お前は発作で倒れたんだ。」

女「そう…でしたか。すみません…またご迷惑を。」

悪「いいんだ。とりあえず俺は医者を呼んでくる。おとなしくしてるんだぞ。」

女「はい…」


61 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/02/17(金) 15:03:07 ID:fh1RHC4U
〜〜〜数分後〜〜〜

医「うん、今は安定しているね。でもしばらくは絶対安静だ。ベッドでおとなしくしているように」

女「はい、分かりました…あの、先生」

医「ん?なんだね?」

女「私の命、あとどれくらい持ちそうですか?」

医「っ…」

女「隠さなくてもいいですよ?自分のことですから、なんとなく分かるんです。私はもう長くないですよね?」

医「ああ…おそらくだが君の心臓は次の発作には耐えられない。それが来たら…」

女「そうですか」

医「力になれなくて申し訳ない…」

女「仕方ないことですから」

医「…それでは私は失礼させてもらうよ。」

女「はい」


62 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/02/17(金) 15:07:01 ID:fh1RHC4U
女「…覚悟はしていてもいざ目の前のこととなると結構きついですね」

悪「そうだろうな。」

女「…少し一人にしてもらってもいいですか?」

悪「ああ…分かった」

悪「だが、その前にこれだけ渡しておく。」バサッ

女「なんですか、これ?」

悪「お前の願いだ。『可能な限り誰も不幸にならない、みんなが幸福でいられる経済モデル』の理論がまとめてある」

女「ありがとうございます…これで私たちの契約も終わりですね。」

悪「ああ…だが、ここまで来たのなら最後まで付き合うさ。」

女「そうですか…」

悪「…またあとでな。多分、下のどこかにいるからなにかあれば呼んでくれ。」

女「はい」


63 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/02/17(金) 15:11:50 ID:fh1RHC4U
中庭のベンチ

悪「はあ…契約を終わらせた悪魔は魔界にすぐ帰らなければならないことになっているが、まあ今回みたいなケースなら許されるだろう。」

悪「どうせ…そんなに長く残るわけじゃないしな。」

悪「俺もなに考えてるんだか。残ったところで、あいつになにかしてやれるわけじゃないのに…」

悪「はあ・・・」

悪「ん…なんだあれ?」

屋上 メラメラ

悪「!屋上でなにか燃えてる!」ダッ


64 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/02/17(金) 15:11:52 ID:ck2k6QjE
神社が平気どころか普通にお祈りするのか


65 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/02/22(水) 00:17:11 ID:92kExkJM
五日も間が空くとか…

屋上

悪「一体何が…」

女「…」

悪「ってお前いったいそこで何してるんだ?!」

女「ああ、悪魔さんじゃないですか」

女「見てわかりませんか?燃やしてるんですよ、悪魔さんに貰った論文を。」

悪「…理由を聞いていいか?」

女「そうですね、もう私にとって必要も意味もないものになってしまったからでしょうか?だからせめてもの反逆としてこういう形で利用させてもらいました」


66 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/02/22(水) 00:24:34 ID:92kExkJM
女「あの日、神社であなたの話を聞いてしまった時点で私の願いは潰えました。」

悪「…どういうことだ?」

女「…悪魔さん、私は神様に復讐をしたかったんです。」

女「私の人生は常になにかを奪われることの連続でした。」

女「会社を奪われ、両親も奪われ、幸せな家庭も、なにもかもを奪われました。そして今は私自身の命さえ奪われかけています」

女「私は私にそんな人生を強いた神様に復讐したかった!少しでも抗いたかった!」

女「だから悪魔との契約に手を伸ばしました。悪魔の力を借りて何かをなせば、それが神様への反抗になるんじゃないかと思って!なのに…」

女「その悪魔でさえ、結局は神様が生み出したシステムの一つだった!」

女「…結局、私は神様の掌の上で踊り続けるしかなかったんです。」

あ、ID変わりましたけど1です。


67 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/02/22(水) 00:26:45 ID:92kExkJM
女「ちなみに神社に行った時もお願いなんてしてません。私は宣戦布告をしたんです。」

女「私はあなたの望み通りには死んでやらない!この人に力を借りてあなたに抗ってみせる!って」

女「まあ、それも無駄でしたけど。」

悪「…」


68 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/02/22(水) 00:40:54 ID:92kExkJM
悪(すべては俺のせいだったというわけか…)

悪(ははは…笑えるな。俺はあいつの力になるどころか、あいつの夢を潰しただけじゃないか。)

悪(やっぱり俺は最後の最後まで貧乏だったということか…)


69 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/02/22(水) 00:41:47 ID:92kExkJM
女「私はもう疲れました…」

女「抗って抗って、最後の手段に手を出したのに、それさえも無駄だった。」

女「もう…いいですよね?」

悪「ああ…」

悪(俺には…なにも言うことはできない…)

女「色々とお世話になりました。」ガシャンガシャン ストッ

女「そういえば私はここで死んだあと、魔界で悪魔さんの奴隷になるんでしたっけ?」

悪「ああ…」

女「聞くのを忘れていましたが、私の記憶や意思って残るんですか?」

男「なんでそんなことを聞く?」

女「いえ、研究者ってお仕事自体は好きだったので、魔界に行った後も空いた時間で研究とかが出来たらいいなと思いまして。」

悪「…結論から言うとどちらも残る」

女「そうですか…」


70 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/02/22(水) 00:46:36 ID:92kExkJM
悪(嘘だ…俺との契約は生前の知恵を与える代わりに死後の自我を奪う。)

悪(一旦、奴隷になってしまえば、俺に仕えること以外は考えられないようになる。)

悪(だがな…悪いがそんな残酷な現実をここでお前に叩きつけられるほど俺は強くないんだよ。)

悪(だから、せめて優しい嘘で見送らせてくれ。)

悪(弱い俺を許してくれ)


71 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/02/22(水) 00:52:22 ID:92kExkJM
女「…これから長い付き合いになるのに始まりがこんなことになってしまってすみません。」

悪「いいさ、お前の気持ち…少しわかるからな」

悪「俺は人間のすべてが信じられなくなって絶望した。お前はそれが神様なだけで状況は一緒だ。」

悪「俺にお前を否定する権利はない」

女「…ありがとうございます、責めないでくれて」

悪「言っただろ。悪魔は人のダメなところを受け入れて肯定する存在だって」

女「そういえばそうでしたね」


72 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/02/22(水) 01:05:45 ID:92kExkJM
女「…それでは、そろそろ逝きますね」

悪「ああ」

女「…こんなことを言っても無理かもしれませんが、今回のことはあまり気にしないでください。」

女「私がここで死ぬのは勝手に私が選んだだけで悪魔さんのせいではありません。」

女「だから悪魔さんが気に病むことはなにもありません。」

悪「…ああ」


73 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/02/22(水) 01:06:27 ID:92kExkJM
女「こんなフェンス越しですけれども、せめてもの謝罪とお礼を言わせてください」

女「こんな終わり方になってしまって申し訳ありません。でも、あなたと最後に過ごせた日々は楽しかったです。ありがとうございました。」

悪「俺もだ。」

悪「結局、お前の力になれないどころかお前の夢をつぶす結果になって申し訳ない。だが、俺もお前と過ごした時間はけっこう楽しかったぞ。」

女「フフッ 最後の最後でまったく同じこと考えるなんて、私たち案外相性はよかったのかもしれないですね」

悪「そうだな…」

女「それでは、また。」

悪「ああ、またな」

女 トンっ

ヒューーーーーーグシャ


74 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/02/22(水) 01:10:16 ID:92kExkJM
〜〜〜数年後、魔界の悪魔の家〜〜〜

悪(今の俺を見たらお前はなんて思うだろうか)

悪(未練がましく、惨めに、お前の真似事をしている今の俺を見たら…)

悪(人間の世界を劇的に変えるような研究をしてそれが完成しては人間界に送り込む)

悪(悪魔による人間界への干渉は禁止されているが、だからこそそれがお前のしたかった反抗になるのではないかと信じて)

悪「…無様だな、俺は」


75 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/02/22(水) 01:16:45 ID:92kExkJM
コンコン

悪「…入れ」

奴隷「失礼します」

奴「先日、承った『腐敗の発生しない官僚制度』を作り上げるために必要なデータの収集が終わりましたのでご報告に」

悪「そうか、ありがとう。今日はもういいぞ。」

奴「はい。…失礼ですが悪魔様少し御顔色が優れないようですが?」

悪「…お前に似てる人のことをちょっと思い出してな。そのことを少し考えていただけだ」

悪「特に問題はない。もう下がっていいぞ。」

奴「そうですか。では、失礼します。」

悪「ああ…ご苦労様。」

バタン

悪「…女」

〜〜〜BAD END〜〜〜


76 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/02/22(水) 01:17:13 ID:92kExkJM
終わりです。


77 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/02/22(水) 01:19:57 ID:.UhE5Sfo
えっ


78 名前:深夜にお送りします [] 投稿日:2012/02/22(水) 09:35:52 ID:mh/.MNos
ハッピーエンドかトゥルーエンドもたのむ


79 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/02/22(水) 10:54:48 ID:GQvm7OJM
まさかのBAD END


80 名前:深夜にお送りします [sage] 投稿日:2012/02/22(水) 15:24:40 ID:NTfB9Www
あえてBADENDのままってのもありだな



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