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『―――さぁ、Gameの始まりです―――』
- 359 名前: ◆FzAyW.Rdbg []
投稿日:2012/04/10(火) 22:44:59 ID:1NybsEc2
―――9:24
===教室
委員長「一人……教室を出られるのですか?」
「そうみたいだねー」
「絶対何かあるよ……死んじゃう……」
委員長「でも、誰も止めないのですね」
「まぁまだ死ぬなんて信じられないし……」
「逃げれるなら逃げたいもんねー不気味だもん」
- 360 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 22:45:21 ID:1NybsEc2
委員長「私もそうですわ。先生のご冗談であれば良いのですけれど……」
「放送は男の人だし、先生だったら電気とか流せないんじゃないかなぁ」
「そうだねー。あの先生機械は苦手だったもんね!」
「ね!触れる機械はことごとく壊れてたよね」
- 361 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 22:45:34 ID:1NybsEc2
委員長「では、誰かに協力してもらったんですかね」
「さぁ分かんないねー」
「とりあえず、あいつが教室から出るのを見とこうよ」
委員長「死ななければよろしいですけれど……」
「ふーん。何もねぇな。出てみるぜ?」
- 362 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 22:46:25 ID:1NybsEc2
ジュッ
委員長「え?」
「何何?どうしたの?」
ゴトッ
委員長「ぁ……ぁ……」パクパク
「あ……頭がぁががが……ああぁあああああああぁぁぁぁああ!」
「ひっ、いっいやぁあぁぁぁぁああぁぁああっ」
- 363 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 22:46:40 ID:1NybsEc2
委員長「うっ……うぇ……と、トイレ!!!」ダッ
男「あ!!!バカ!!そこ出たら!!!」
委員長(あっ……私のバカ……死んでしまいますわ……!!!)
男「……?何も、ない?」
委員長(い、生きてる?……よかったですわ……)
委員長「そんな……うぷっ……ことよりトイレっ……うっ……ですわっ!」
- 364 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 22:50:32 ID:1NybsEc2
===女子トイレ
委員長「……ぅぅ……一先ず落ち着きましたわ……」
「大丈夫……?」
委員長「えぇ……貴女こそ大丈夫ですの?」
「うん。一応スッキリはした。あの光景は消えないけど……」
- 365 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 22:51:41 ID:1NybsEc2
女「私も……。もう最悪よ……」
「冗談……じゃなかったんだね」
「現実だよね……悪夢だったりして」
「頬つねってみたら?……ぁっ、痛い痛い痛い私の引っ張るな!」
女「夢なわけないじゃない……さすがに気づくよ……」
- 366 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 22:55:09 ID:1NybsEc2
委員長「にしても、これから……どうしますの?」
「……戻るしかなくない?」
「でも……さっきの死体があるんじゃ……」
女「それは片付けるってさっき放送があったよ」
「そっか……」
- 367 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 22:56:06 ID:1NybsEc2
委員長「逃げるのは……いかがですか?」
「……逃げれるの?」
委員長「確信はありませんわ」
女「危険すぎない?」
委員長「ですが、戻ってもおそらく死にますわ……」
「キスもしないといけないしね」
「それは重要じゃないでしょ?」
「じゅ、重要よ!初めてなの!好きな人としたいのに!」
女「そんなの……皆一緒だよ。しなきゃ死ぬんなら……するしかない」
「うん……分かってる……死にたいくらいだけど死にたくないから……」
「頑張ろう……?」
- 368 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 22:57:09 ID:1NybsEc2
委員長「ところで、二階の窓から逃げるのはいかがでしょうか」
「扉はレーザーがあるから?」
委員長「そうです。それに、いくらなんでも一階以外の窓から出るとは思わないでしょう」
「……確かに……」
「三階で落ちたら死ぬかもだけど、二階ならなんとかいけるかも」
「そんな簡単にいくかな……」
女「窓にもレーザーか高圧電流があったらどうするの?」
委員長「……死にますわね」
- 369 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 22:57:29 ID:1NybsEc2
女「逃げるのも逃げないのも生きれる確証がないじゃない……」
「だったら……どっちがいいんだろ……」
女「私は逃げない。とりあえず、あっちの言うことに従えば生きれそうだし」
「それもそうだね……無駄に命を落とす意味はないもん……」
委員長「私は逃げますわ。残ってもこれがゲームである限り皆殺しの可能性もありますわ」
「皆殺し……」
「全員死ぬまでゲームってことかな?」
委員長「えぇ」
- 370 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 22:57:41 ID:1NybsEc2
「ありえないことでもないね……」
「本気なのかな……」
「どういうこと?」
「ううん、何か、死ぬにしてはミッションがキスって軽いって思って……」
女「確かにそう……簡単にクリアできそうだもん」
「だったら、従うの簡単だし、生き残れるんじゃないかな……」
- 371 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 22:57:56 ID:1NybsEc2
「……次もそうだとは限らないよね……」
委員長「そうですわ。ミッションに自由度があるうちに逃げるべきですわ」
女「確かにそれも一理あるよね。拘束されたら自由もくそもないし」
「まさかとは思うけど、キスの次はセックスなんて……言わないよね?」
「え……そ、それはっや、やだ!死んでもいやっ!」
「私も無理無理!!ぜぇったい無理!」
- 372 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 22:58:14 ID:1NybsEc2
女「そうなるわけじゃないから、お、落ち着いてよっ」
「可能性としては……」
委員長「もちろんアリですわ」
「やっぱり……。死にたくない……けど……」
女「可能性で考えたら逃げたところを捕らわれるって可能性もあるけどね……」
「結局全部私らの妄想だし……」
- 373 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 22:58:24 ID:1NybsEc2
女「妄想抜きで考えたら、逃げないべきだよ」
委員長「……そうですわね。妄想抜きなら逃げませんわ」
「じゃぁ、逃げないけど、逃げる準備はしとこうよ」
「そうだね!レーザーがどういう装置か分かればいいけどね」
「大きい装置……なかったよね……」
女「意見はまとまったし……戻ろう?」
「うん。戻るなら早くしたほうがいいと思う」
委員長「そうですわね。教室に行きましょうか」
- 374 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 23:00:54 ID:1NybsEc2
―――10:02
===放送室
メイド「死んだのは彼ですかぁー」
執事「二人ともハズレでございましたね」
メイド「うーん、残念です」
メイド「賭けに勝ったら執事さんに新しい靴をおねだりしようかと思っていたんですよ」
執事「おやおや、それは良かった。貴女の衣類は高いですからね」
執事「しかし、わたくしも残念です。貴女に奉仕していただけるかと思いましたのに」
メイド「破廉恥ですね」
- 375 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 23:01:11 ID:1NybsEc2
執事「その奉仕じゃありませんよ。要するに手伝いです」
メイド「執事さんは仕事の鬼ですから良かったですわ」
執事「じゃぁ、ご主人様方にメイドが仕事をしたがっているとお伝えしましょう」
メイド「いやー!お願いします、止めてくださいっ」
執事「冗談ですよ」
メイド「執事さんは真顔で喋るから分かんないんですよーっ」
執事「ははは、メイドさんをからかうのは楽しいですから」
メイド「ふんっ」
- 376 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 23:01:27 ID:1NybsEc2
執事「にしても、誰もトイレから逃亡しませんでしたね」
メイド「女子トイレも監視したんですか?まー嫌らしいですわ」
執事「仕事です」
メイド「そうでした。ま、人が多い方が楽しいですし良いんじゃないですか?」
執事「逃亡できないことを証明させたかったんですがね」
メイド「おいおい逃げますよ。待ちましょう?」
- 377 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 23:01:42 ID:1NybsEc2
執事「それもそうですね。にしても、ダミーの監視カメラはまだ残ってますね」
メイド「卑劣ですね、ダミーだなんて」
執事「本命のカメラを取られたらミッション続けられませんよ」
メイド「そんなこと知ってますわ」
メイド「それに、卑劣のほうが悪いなんて言っておりませんもの」
執事「最低ですね、貴女は」
メイド「執事さんと似たり寄ったりです。本当に最低なのはご主人様方……」
執事「あの方達に最低は褒め言葉でございますからね」
メイド「ふふふ、最高のご主人様ですわぁ」
- 378 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 23:07:45 ID:1NybsEc2
―――10:59
『では、30秒以内にキスをしてください』
執事「キスでございますね」
メイド「キスですね」
執事「撮影の準備は整っていますか?」
メイド「ばっちりですわ。最高の笑える写真を撮りますわよ」
執事「ご主人様方のは綺麗に撮ってくださいよ?」
メイド「もちろんですわ」
- 379 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 23:11:04 ID:1NybsEc2
===教室
男「ちょっとトイレ、行ってくる」ダッ
女「あっ!男のばかっ!何で元気娘ちゃん追いかけるのっ」
女「……行っちゃった……」
「女さんは追いかけなくていいの?」
女「……追いかけれるわけないじゃない」
「……でも、いいの?もしかしたらさ……」
女「男が元気娘ちゃんに取られるって?」
「うん……」
女「そんなこと……ないよ」
- 380 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 23:11:44 ID:1NybsEc2
友「本当にそうかなぁー?」
女「友は黙ってなさいよ」
友「だって、男ってモテるじゃねーか」
「え?そうなの?」
友「クラスの3人もの子に好かれる状態をモテる以外の言葉では表せんだろ」
「……確かに」
- 381 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 23:12:00 ID:1NybsEc2
女「変なこと言わないでよっ!心配に……なるじゃない……」
ビッチ「こんなときに恋愛ざたとかバカじゃねーのか?」
女「命なんかどうでもよくなるくらいに好きなのよっ」
「おおーーー」
「大声で……すげぇ」
女「あっ……///」カァ
- 382 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 23:12:15 ID:1NybsEc2
ビッチ「はっ……ばかみてぇ」
女「ビッチさんはしたことないでしょうね、そんな恋」
ビッチ「するわけねーだろ」
「したことがないんじゃ……」ボソッ
ビッチ「あ゛?うっせぇよ!!」
友「まぁまぁ、落ち着いてー」
ビッチ「チッ」スタスタ
「こぇぇ……」
- 383 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 23:12:47 ID:1NybsEc2
「ていうか、女さんって……」
「知らなかったの?男くんのこと好きって」
「知らねーよ!」
「鈍感。どう見ても好きってカンジだったでしょうが」
女「あ、あのさ、さっきの男には内緒にしててね?」
友「内緒もなにも、このクラスの大半は気づいてたよ‥‥‥」
女「‥‥‥え、ほんとに?」
「うんうん」
- 384 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 23:13:05 ID:1NybsEc2
「男子の一部は知らないみたいだけど。ぷっ」
「気づくなって言うほうが難しいよね」
女「はぁ‥‥‥こんなときに発覚するなんて‥‥‥」
友「まぁいいんじゃねーの。こんなときだし」
「死ぬかもしれないから‥‥‥ね」
「いつ終わるんだろうね」
- 385 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 23:13:16 ID:1NybsEc2
委員長「早く帰りたいですわ‥‥‥」
「そうだよね‥‥‥生きて帰れるといいな」
「次のミッションもあるのかな‥‥‥」
「第一って言ってたからあるんじゃね?」
「もう‥‥‥ぐすっ‥‥‥やだよぉ‥‥‥」
- 386 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 23:15:24 ID:1NybsEc2
―――11:30
『決まったようですね。では、根暗女さん、何かゲームを考えてください』
『何でも構いませんよ?鬼ごっこでもだるまさんがころんだでも』
根暗女「え?えっ……」
根暗女(どうしよう‥‥‥どうすればいいの‥‥‥)
根暗女(わ、私の決めたゲームで死んじゃう人が‥‥‥決まるの‥‥‥?)
- 387 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 23:15:37 ID:1NybsEc2
委員長「根暗女さん、公平な、喧嘩のないようなゲームでお願いしますわ」
ビッチ「私が勝てるようなやつにしろよなぁ!!」ギロ
根暗女(ひっ‥‥‥こわい‥‥‥こわいよ‥‥‥)
根暗女(公平な、喧嘩のない‥‥‥び、ビッチさんは怖いけど‥‥‥不公平は‥‥‥だめ‥‥‥)
根暗女(なに‥‥‥何のゲームが公平なの‥‥‥?)
男「出来るだけ公平なやつがいいよな……」
根暗女(そういえば‥‥‥!)
- 388 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 23:15:48 ID:1NybsEc2
+++
女「じゃぁ、ジャンケンで決めようよ。公平にさ」
+
男「ほほぉ……。じゃぁ根暗女、俺ともジャンケンするよな?」
根暗女「……えぇっ……?」
男「じゃないと公平じゃないだろー」
+++
- 389 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 23:16:03 ID:1NybsEc2
根暗女(男くんと女さんがこのまえジャンケンは公平だって言ってた‥‥‥!)
根暗女(よし‥‥‥大丈夫‥‥‥大丈夫‥‥‥)
根暗女「え……あの……その……こ、公平に……」
「公平に……?」
根暗女「じゃ……じゃんけん……で……」
「じゃんけん!?!?」
根暗女(だ、だめだったかなぁ‥‥‥)
- 390 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 23:25:09 ID:1NybsEc2
ピンポンパンポーン
『第二ミッションはジャンケンに決まったようですね。では、先ほどと同じように隣の席の人とペアになってください』
『ただし、21人と奇数なので、今回根暗女さんは除きます』
『ジャンケン終了後、勝ったものは教室の扉側へ、負けと引き分けは窓側へ分かれてください』
『では、第二ミッションを開始いたします』
根暗女(私は‥‥‥除外‥‥‥)
根暗女(どう‥‥‥なるんだろ‥‥‥死ぬのかな‥‥‥)
- 391 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 23:25:24 ID:1NybsEc2
友「運が良ければ生きれる。それだけだろ」
「んな簡単に片づけていいのかよっ!!」
友「いいわけねーだろ!!でも、こうでもしないと頭が破裂しそうだ……くそっ」
「もう、こんなの最悪だ!!!」
根暗女(うぅ‥‥‥私のせいでみんなが‥‥‥)
根暗女(本当に、ジャンケンにして……よかったのかな……でも『公平な』ジャンケンだもんね……大丈夫……)
- 392 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 23:25:44 ID:1NybsEc2
ビッチ「くそが!!てめぇざけんなよ!!なんでジャンケンにしたんだよ!!」グイッ
根暗女「ひっ……だ……だって……公平にって……」
ビッチ「公平に死ぬだろうが!!自分は確実に生きれるからって!!」
根暗女「ぅぅ‥‥‥」
根暗女(生きれるなんて‥‥‥わかんないよ‥‥‥)
根暗女(私は死んでも‥‥‥よくないけど‥‥‥でも、私が‥‥‥一番死ねると思ったから‥‥‥)
根暗女(くる‥‥‥しい‥‥‥)
委員長「でしたら負けるのがよいか、勝つのがよいか考えたらいかがです?」
ビッチ「言われるまでもねぇな!!」パッ
- 393 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 23:25:55 ID:1NybsEc2
根暗女「げほっ……はぁ……はぁ……」
委員長「根暗女さん大丈夫ですの?」
根暗女「ぜぇ……はぁ……」コクン
委員長「私はジャンケンでよかったと思います。ビッチさんのこと、気にしないでくださいね?」
根暗女「……あり……がと」
根暗女(‥‥‥公平だもん‥‥‥)
- 394 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 23:28:54 ID:1NybsEc2
===放送室
メイド「ジャンケンですかー」
執事「とても後付けルールがしやすくて助かりますね」
メイド「作戦通りですか?」
執事「大体は。あとはジャンケンの結果次第ですがね」
メイド「面白くなるかならないかは運次第ですわね」
執事「えぇ」
- 395 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 23:31:43 ID:1NybsEc2
メイド「そろそろ血がみたいわ‥‥‥」
執事「それは是非ともご覧に入れましょう」
メイド「まぁ。嬉しいですわ。ご主人様方も喜ぶでしょう」
執事「三階から見るには少々遠いですが」
メイド「じゃぁしっかり録画しないといけませんわね」
執事「さて、ご主人様方はどう出るか‥‥‥」
メイド「バラバラになったらどうしますの?」
執事「無理にでも一緒にしますよ」
メイド「なーんだ。殺さないのね」
- 396 名前: ◆FzAyW.Rdbg [] 投稿日:2012/04/10(火) 23:32:04 ID:1NybsEc2
執事「バラバラになるような馬鹿な真似はしないでしょう」
執事「それより、ご主人様方に死んでほしいのですか?」
メイド「いや、もし自分達のゲームで亡くなったら面白いことこの上ないですわよ?」
執事「ふむ。一理ありますね」
メイド「あら、わかるじゃない」
執事「あの方々と一緒にいますからね」
メイド「そうね。私も同じですわ」
執事「さて、ジャンケンの勝敗でも眺めますか」
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