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女悪魔「……おい。多重契約とはどういう事だ」
177 :VIPがお送りします [スルーしてくれ] :2009/08/03(月) 18:03:35.11 ID:1ttZCIQv0
男「いや、多重契約以前に……契約違反だろ……jk」

女悪魔「んっ、それはどういうことだ?」

男「俺は美少女と付き合いたいが故に貴様と契約を交わした
  それは分かるな?」

女悪魔「うむ そうだ」

男「だが、貴様はできないと言った……むしろ、無理だとな」

女悪魔「ああ どうやっても適合する人間の雌がいなかったからな」

男「普通 そこを何とかしてこそ悪魔だろ?そうじゃないのかね?」

女悪魔「それを言ったらどうしようもないが…無理なものは無理だ」

男「なら、何で俺を……美男子じゃなくて……少女に変えやがったんだよっ!?」

女悪魔「うむ 可愛いぞ、小一時間ほど全身を舐め続けていぐらいだ」

男「うるさいっ!しねっ!!!」


178 :VIPがお送りします [スルーしてくれ] :2009/08/03(月) 18:10:47.31 ID:1ttZCIQv0
女悪魔「おいおい、そう怒るな 美少女になれば、同じような美少女と友達になれたり
    付き合ったりすることができるだろ?」

男「そういう意味じゃないっ!俺は美少女と付き合って、突き合いたいのだよ わかるかね?」

女悪魔「ほう そういうことか」

男「そうだ そういうことだから 速効、俺の容姿を美男子に……」

女悪魔「ならば、陰茎をつけてや……」

男「違う!違う違う違い過ぎるっ!ふたなりって、発想どうやって出てくるんだよっ!!??」

女悪魔「自分はそういう趣味は嫌いじゃないぞ、むしろ好ましい」

男「それはお前の趣味だろっ!?俺はそういう趣味はねえんだよっ!
  とりあえず、俺を美男子にさっさと変えやがれっ!」

女悪魔「断る」

男「じゃあ、契約解除だ解除っ!」

女悪魔「無理」

男「……なら、しんでやる……ぐす」

女悪魔「死なせはせんっ!」


179 :VIPがお送りします [スルーしてくれ] :2009/08/03(月) 18:17:59.63 ID:1ttZCIQv0
男「……それならどうしろっていうんだよ」

女悪魔「まあ、それはおいおい考えるということでだな」

男「いや、こちらとしては今すぐ考えてほしいのだが……」

女悪魔「とりあえず、美少女になったのだから 楽しめばいいではないのか」

男「何をして楽しむんだよ?」

女悪魔「鏡見ながら、オナニーとかしないのかね?」

男「しねえよ……しかも、その情報どこから手に入れたんだよ……」

女悪魔「ピザッツとかいう、成人誌からだが?」

男「……変に偏っているな、お前」

女悪魔「そうなのか?」

男「残念ながらな」


181 :VIPがお送りします [スルーしてくれ] :2009/08/03(月) 18:27:28.53 ID:1ttZCIQv0
女悪魔「それにしても、我ながら 綺麗で可愛くなったな貴様」

男「……その台詞、まじでうざいんですけど……」

女悪魔「ということで、美少女になった事を満喫させてやろうではないか」

男「……はぁ?どういう意味だよ」

女悪魔「んっ?こういう意味に決まっているだろう」スッ

男「ちょっ!ちっ、近づくなっ!近い近いっ!顔近いって!?」

女悪魔「さて、どうしてあげようか……」

男「いや、何もしないで離れてください で、美男子じゃなくていいから元の姿に戻して欲しい」

女悪魔「え〜 それじゃあ、つまらないでしょ〜」

男「いやいや、性的な意味で一抹どころじゃない不安を感じるのだが」

女悪魔「大丈夫、大丈夫だって 不安を悦楽に変えてあげるから……ね」


182 :VIPがお送りします [スルーしてくれ] :2009/08/03(月) 18:35:00.64 ID:1ttZCIQv0
 ムニッ

男「んなっ!さっ、触るなっ!」

女悪魔 ムニミニッ「う〜んっむ、小さいながらも……弾力があっていいね〜」

男「ちょっ!いやっ!ばっ、ばぁっ!」

女悪魔「はははっ、顔を真っ赤にしていうと完全に少女だな…愛い奴め」

男「はっ、放せっ!マジではなせぇええっ!!!」

女悪魔「断る 自分の趣味にずっぽしハマる少女を手に入れたのに放す馬鹿者なんぞおらんだろ」

男「そっ……そりゃそうだが」

女悪魔「自分が求めていたのは……中身が男で外は少女というのを求めていたのだよ
    それを手に入れた今……安心してね……絶対に離さないからな……」

男「んなぁぁっ!けっ、契約違反どころじゃねえぇぇっ!!!」


184 :VIPがお送りします [スルーしてくれ] :2009/08/03(月) 18:41:47.16 ID:1ttZCIQv0
女悪魔「契約違反?他の悪魔と契約したお前が言えるのかね?」

男「そっ、それはお前が俺との契約を守らないからだろっ!」

女悪魔「はははっ、悪魔と人間が契約して 人間と悪魔が対等だと考えているのかね?
    あははははっ、それは滑稽だな はははっ!」

男「そっ、それは……どういうことだっ!?」

女悪魔「いいかね お前の場合はわざわざ自分を呼びだして契約した……それはわかるな?」

男「ああ、そうだっ!」

女悪魔「だが、契約書そのものを書いたのは自分だ……わかるかね?」

男「古代ラテン語だろ」

女悪魔「しかし、その契約書の写しを貴様には渡していない……その時点でもうわからないかね?」

男「……どういうことだ」

女悪魔「うふふっ……貴様が知らないところで契約書を書き替えても、貴様にはわからぬということだ」

男「なっ!なにぃぃっ!!!」


185 :VIPがお送りします [スルーしてくれ] :2009/08/03(月) 18:46:49.06 ID:1ttZCIQv0
女悪魔「それに人類が完全に解析されていない古代ラテン語だ
    契約を確認するための手段がない……
    であるからに、貴様と自分との契約はそもそも対等ではなかったということだ」

男「なっ、なら!どう書き替えたんだよ!」

女悪魔「えへへっ、お前を自分の私物になるように書き換えたのだよ……
    完全に契約が逆になるようにな……」

男「ちっ……畜生……」

女悪魔「でも、そんなことはどうでもいい……い〜っぱい、可愛がってやるからな……」

男(くっ……くそっ、この状況……どうしようもねえじゃねえかっ!)


187 :VIPがお送りします [スルーしてくれ] :2009/08/03(月) 18:55:10.84 ID:1ttZCIQv0
女悪魔「はぁ、人間の少女とこう……交わるのは何百年ぶりだろ
    あれもこいつと似たような奴を騙してやったんだよな〜」

男「……」

女悪魔「やっぱりね、悪魔同士よりも人間とね……しかも、元男とするっていうのがいいんだよね〜
    普通の少女より、もっと初初しい反応示してくれるし……
    なんたって、変な背徳感がね いいんだよな……」

男「……こっ……殺してくれ」

女悪魔「だぁめっ、殺しはしない 愛し続けてあげるのだからな
    前の奴も似たようなことを言ったけど……体が反応していけば……
    最後には完全に心が折れるのが……人間なのだからな」

男「……くっ……くそぉおおぉぉっ……」

女悪魔「安心しろ……離さないからな……」


188 :VIPがお送りします [スルーしてくれ] :2009/08/03(月) 18:56:01.61 ID:1ttZCIQv0
って、ヤンデレを書きたかっただけだ
夜になったから、俺はさよなら


189 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/03(月) 18:56:38.93 ID:fKEFn5Qc0
続きは?


190 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/03(月) 19:13:31.49 ID:LYIEtenb0
WEBで


192 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/03(月) 19:19:20.55 ID:/jk2oJCZO
いきり立った俺のアレをどうしたら良いんだよ


194 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 19:41:29.65 ID:Z2j3SUxn0
なんか、いい電波が来そうで来ないから
書けそうで書けないぜ


195 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/03(月) 19:43:59.64 ID:LYIEtenb0
このスレにパラボラが設置されたようです。♀


196 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 20:13:43.51 ID:Z2j3SUxn0
電波確保まで残ってて


199 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 21:16:24.87 ID:9iEeAbb6O
早くしろとは言わん
急げ


200 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 21:18:29.79 ID:Z2j3SUxn0
女悪魔「……おい。多重契約とはどういう事だ」

男「そうはいわれましてもねぇ、アタクシもねぇ、遊びで契約してるわけでもないんでねぇ
  まぁ、条件のいいほうに乗り換えさせて頂いた。ってぇ、とこですかねぇ」

女悪魔「条件だと?貴様、悪魔の契約を何だと思っているんだ!」

男「契約は契約でしょうよ。辞書に載ってるそのままの意味ですさね」

女悪魔「だが、貴様の契約相手は悪魔だぞ?悪魔との契約はそんなに軽いものではない!」

男「ええ、ええ、重々承知しておりますとも。ですから、もう片方の契約相手に天使を選んだんですよ」

女悪魔「……くっ」


201 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/03(月) 21:19:43.00 ID:Z2j3SUxn0
>>199
急いでるんだが、男が言うこと聞いてくれないんだよ


202 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 21:21:38.54 ID:9iEeAbb6O
なかなか面白そうじゃないか
ゆっくりでいいからしっかりと男を操縦してやってくれ>>201


203 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 21:27:15.05 ID:Z2j3SUxn0
女悪魔「貴様、しかも、言うに事欠いてこの契約は……」

男「ええ、魂を対価とした契約ですねぇ」

女悪魔「私を舐めてるのか?」

男「いえいえ、滅相もございません」

女悪魔「じゃあ、なんで、この天使との契約も対価が魂なんだ?」

男「いやいや、ここのとこ、よく見て下せぇ。
  ほら、貴女との契約には死んだ後に体に残った魂を代価とするってぇ、書いてあるでしょう?」

女悪魔「そうだな」

男「そんでもってぇ、天使との契約には死ぬ直前の魂を代価とするってぇ書いてあるでしょう?」

女悪魔「おまえ、完全に悪魔舐めてるよな?」


204 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 21:35:18.78 ID:Z2j3SUxn0
男「いえいえ、そんなそんな、滅相もござぁせん」

女悪魔「じゃあ、何なんだ、このふざけた契約内容は」

男「へぇ、ですから。死ぬ前の魂は天使さんに。死んだ後のに残った魂は悪魔さんにと」

女悪魔「貴様は魂が二つあるのか?」

男「無いんですかい?」

女悪魔「あるわけ無いだろ!ふざけるな!」

男「そいつは知らなかった。何分、魂を代価にした契約なんて初めてなもので」

女悪魔「このやろぉぉ!」


206 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/03(月) 21:45:38.59 ID:uLzbtfinO
男の話し方がウザい


207 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 21:49:29.96 ID:Z2j3SUxn0
男「おおっと、暴力はいけませんぜ。暴力は。それに、これは貴女のミスですよ?」

女悪魔「何を言ってるんだ、貴様は」

男「いや、何ね。アタシゃあ今の今まで魂が一つっきりてぇのは知らなかったんでさぁ
  これは、説明責任を果たさなかった、貴女の責任ってことじゃぁ無いんですかねぇ?」

女悪魔「そんなもの、常識で考えれば分かるだろ!」

男「常識?アタクシ共の常識じゃぁ、悪魔と契約できるなんてこと事態が常識外れでさぁ
  その上で、天使とも契約なんてもう常識なんてとっくに地平線の彼方で見えなくなってまさぁ
  こうなったら、魂がいくつもあってもおかしくは無いって気分にもなってくるってモンですよ」

女悪魔「こんの屁理屈の塊が」

男「人間なんてそんなモンでしょう?」


208 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 21:56:20.67 ID:9iEeAbb6O
いい性格だな男w
どっかの昔話のキャラみたいだ


209 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 21:57:33.41 ID:Z2j3SUxn0
女悪魔「汚いな。さすが人間、汚い」

男「お褒めに与り光栄で」

女悪魔「……ふぅ、だが、仕方ない。契約は契約だからな。対価が無いなら無いなりに願いを叶えなければ」

男「ほう、叶えてくれるんですかい?そいつは、僥倖だ」

女悪魔「ああ、しかし、対価無しではさしたることは出来ん。貴様の願いはかわいい彼女だったな?」

男「ええ、まぁ、そうですねぇ」

女悪魔「喜べ、私が彼女になってやろう」

男「……へ?」


210 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 22:06:04.22 ID:Z2j3SUxn0
女悪魔「貴様のその腐った性根が気に入った。なんだ?私が彼女では不満か?」

男「いや、見た目は問題無いどころか大歓迎なんですがね。いやぁ、人外の彼女何てぇのは聞いたこと無いもんで」

女悪魔「なあに、貴様達、人間の創作では良くあることではないか」

男「それはそうなんですがね、何分、常識はずれなモンで」

女悪魔「常識外れは今に始まったことではないだろう?」

男「……それもそうさね。そいじゃぁ……」

女悪魔「これから、よろしくな。マイダーリン」

男「へい、わかりやした」


212 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 22:11:53.42 ID:Z2j3SUxn0
女悪魔「……ああ、そうだ。忘れていたが、私はドSなんだ」

男「……はい?」

女悪魔「それも、極度のドSでな。毎回、恋人が一月もたないんだ」

男「……もたないって?」

女悪魔「無論、生命的な意味で」

男「この契約はなかったことに」

女悪魔「おっと、そいつは無理な相談だ。既に、契約は執行されている」

男「いや、待って。止めて。助けて、天使さまぁ!!」

女悪魔「残念、天使は恋愛を邪魔できないんだ」

男「……い、いやぁぁぁぁぁぁぁ」


213 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 22:20:41.93 ID:Z2j3SUxn0
男「はぁ、酷い目にあいやした。
  ですが、こうして、死んでしまえば後は天使さまの下で安寧な生活を送れる契約ですからね。
  これは、これでよかったんでしょうかねぇ」

女悪魔「はぁい」

男「あ、あ、あ、あひゃぁぁぁぁぁぁあぁあぁ」

女悪魔「あぁん、その悲鳴。すごくいい」

男「あ、あ、貴女は何でこんなとこにぃ!?」

女悪魔「実はね、私、元天使なの。だから、ちょっと、悪魔辞めてこっちに復職しようかなって」

男「そ、そんな簡単にいくもんなんですかい?」

女元悪魔「そ、簡単に転職できるの。天(の)職なだけにねw」

男「いや、それはつまんないです」


214 :VIPがお送りします [] :2009/08/03(月) 22:27:43.83 ID:Z2j3SUxn0
女天使「まぁ、そんなことはどうでもいいじゃない。これでまた二人で暮らせるわね」

男「いやいや、貴女、私の担当じゃないでしょ?」

女天使「そこは、あれよ。天使は恋愛を優先してくれるから」

男「……それじゃあ」

女天使「そ、一人の男を追って悪魔から天使になった女。その転属願いは優先的に処理される。
    しかも、転属希望先が追ってきた男の元なんて、最優先で処理してくれたわ」

男「あ、ああ、ああああああ」

女天使「絶対に離さないぞ。マイダーリン」

男「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ」


215 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/03(月) 22:29:27.75 ID:Z2j3SUxn0
終わりです

コンセプトは「嘘つくと罰が当たるよ」でした

ありがとうございました


218 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/03(月) 22:42:23.53 ID:Z2j3SUxn0
で、夜までネタ考えるっていってた方はどちらに?


219 :VIPがお送りします [sage] :2009/08/03(月) 22:47:28.24 ID:9iEeAbb6O
>>215
読みやすかったよ
他の書き手に期待して保守する



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