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アラクネ「あら、怖くないのかしら」
- 38 :VIPがお送りします []
:2009/09/17(木) 20:41:16.68 ID:YxiaIGCD0
喪男「もしかして此処の川って貴方の・・・」
水の精霊「貴方も何も此処は私の家よ」
アラクネ「普段は出てこないんだけどね」
アラクネ「まぁたまに雑談する程度なんだけど」
水の精霊「まぁ、こんな精霊なんてやってると暇なのよ」
水の精霊「因みに私はそこらの連中と違って友好的だから警戒しなくてもいいわよ」
喪男「いや、なんていうかやっぱり僕って変だな」
アラクネ「何を今更言ってるのよ、私とまともに会話出来る人間なんて始めてよ」
水の精霊「この私に好奇心沸かせるのも凄いと思うけど」
喪男「はは、今日はなんだか賑やかだなぁ」
水の精霊「ところでアンタ本当に何も憑いてないのねぇ」
アラクネ「見たいね、普通なら悪魔とかくっ付いてそうだけど」
水の精霊「気を調べれば調べるほどおかしいわね、何にもないのに」
喪男「だから元々こういう性分なんですよ、期待を掛けさせて申し訳ありません」
喪男「僕には妖精さんを満足させるようなパフォーマンスは出来ないし習得も出来ません」
- 40 :VIPがお送りします [] :2009/09/17(木) 20:46:38.20 ID:YxiaIGCD0
水の精霊「あ、あぁ、そう」
ヒソヒソ
水の精霊「貴方彼と話してて疲れない?」
アラクネ「別に何とも思わないけれど」
水の精霊「なんだか人間達が避ける理由もわかる気がするわ」
喪男「・・・・・・そうですか」
水の精霊「こう言っちゃなんだけど、貴方の周りには何か退廃的な雰囲気があるわね」
喪男「はは、不健康だとも言われますね、心身共に健康なんですけどねぇ」
アラクネ「ほんと、貴方って不思議よ、人間はよく見かけで判断するからね」
水の精霊「ほんとよねぇ、私達なら顔みて1発でどういう性格なのかわかっちゃうのに」
アラクネ「まぁそれはそれで不便なんだけど」
水の精霊「仕方ないわね」
アラクネ「気付いたら貴方を食べる気なんて失せたわ」
アラクネ「ねぇ、私暇だからたまには遊びにきなさいな」
水の精霊「貴方みたいな人間、話のネタに使えるしね」
- 41 :VIPがお送りします [] :2009/09/17(木) 20:50:56.70 ID:YxiaIGCD0
喪男「いいんですか、僕が居ても張りぼてにすらなりませんよ」
アラクネ「それはその時次第よ、そんな暗い表情しないの、人生まだまだこれからよ」
アラクネ「田舎で暮らすっていう夢あるんでしょ?貴方、夢の話をしている時は目に光りが入ってたわ」
水の妖精「人間はホント理解できないのよね、ドス黒いかと思えばテカテカ光る時もあるし」
水の精霊「メンドーだわ」
アラクネ「ふふ、でもまぁ、面白いじゃない」
アラクネ「少なくとも貴方を食としては見ない事にしましょう」
アラクネ「食べると体に悪そうだしね」
水の精霊「別に人間食わなくても生きていけるのよ、彼女」
喪男「・・・・・・そうですか」
ヒソヒソ
水の精霊「彼女、若い時に人間にズタボロにされたのを根に持ってるのよ」
水の妖精「だから山に来て迷った人間を襲ってるのよ」
水の精霊「いやぁ〜ねぇ〜」オホホ
- 42 :VIPがお送りします [] :2009/09/17(木) 20:54:12.12 ID:fQ02id340
ぼくのおにんにんもおそってください
- 43 :VIPがお送りします [] :2009/09/17(木) 20:55:48.68 ID:YxiaIGCD0
アラクネ「それ以上喋ると切り刻むわよ?ん?」
水の精霊「すみませんでした」
喪男「・・・・・・はは、はは」
水の精霊「す、素直に笑ってるのはわかるけどやっぱ暗いわね」
喪男「・・・も、申し訳ないです・・・」
アラクネ「ま、何かあったら経験豊富な姉さん達に任せなさい」
アラクネ「貴方を見てるとほおって置けないわ」
水の精霊「前の彼に似てたりしてね」
アラクネ「体中を一度水素だけにしてやる事もできるのよ?」
水の精霊「申し訳ありませんでしたーッ!!」
喪男「とても明るい雰囲気で居心地が良いです」
喪男「学校や家に居るときとはとても違う」
水の精霊「でもまぁあのアラクネさんがお節介焼きたくなるのも解るわ」
水の精霊「だって貴方、今にも消えそうなロウソクみたいな人間なんですもの」
アラクネ「ま、暇暇だったし、こんな人間の相手をするのもいいかもねってね」
- 44 :VIPがお送りします [] :2009/09/17(木) 20:58:56.21 ID:NhrkA4qTP
┌┬┐ ⊥ ┼ 、 ────フ ── /  ̄/ _|_
├┼┤/.|ヽ| |三| 7 ノ ノ  ̄ ̄| / /
└┴┘ | |└:┘ ん ノ ノ _/ /|\
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- 45 :VIPがお送りします [] :2009/09/17(木) 20:59:40.89 ID:sBqxk+cD0
>>44
こらwww
- 46 :VIPがお送りします [] :2009/09/17(木) 20:59:50.74 ID:YxiaIGCD0
喪男「星も出てくるような時間帯になってきたのでそろそろ・・・」
アラクネ「そうね、早く帰った方がいいわね」
水の精霊「そうだ、アラクネ家まで送ってあげなさいよ」
アラクネ「・・・まぁ最近は物騒だし、いいわ、途中まで」
喪男「そんな、申し訳ないですよ」
アラクネ「遠慮はしないの、途中で餓鬼にでも襲われしなれちゃ困るわ」
水の精霊「んじゃまた今度ね、退廃人間さん」
喪男「お邪魔しました」ペコリ
水の精霊「ほんと、お行儀いいのね」
アラクネ「さ、ちゃっちゃと行くわよ」
喪男「ありがとうございます」
アラクネ「まぁ途中までだけどね」
- 47 :VIPがお送りします [] :2009/09/17(木) 21:05:48.00 ID:YxiaIGCD0
喪男「やっぱりこの辺りは星がよく見えますね」
アラクネ「人間の手が届かない場所だからね」
アラクネ「流石に人間も自然破壊は止めにしてきたようだし」
喪男「ずっと空を見上げて居たくなります」
喪男「羽でも有ったら空を飛べるのでしょうか」
アラクネ「貴方随分ロマンチストなのね」
喪男「いえ、ただ、なんとなくですけど」
喪男「お、町の光りが見えてきましたね」
アラクネ「相変わらず祭りでもしてるのかと思うくらいだわ」
喪男「・・・・・・あの、有難う御座いました、本当に」
アラクネ「ん、もう麓なのね」
喪男「そういえばアラクネさんのお家ってどの辺りに?」
アラクネ「家?そんなもの無いわよ」
アラクネ「私は木の上や洞窟で寝てればそれでいいし、一つの場所には留まらないわよ」
アラクネ「ただ最近はちょっと危ないからぐっすりとまでは行かないけどね」
- 48 :VIPがお送りします [] :2009/09/17(木) 21:09:58.98 ID:YxiaIGCD0
アラクネ「っていうかどうしたの行き成り」
喪男「あ、いや、好奇心でなんとなくです」
喪男「御気を悪くしたのなら謝ります」
アラクネ「そうね、んじゃ代わりに貴方の家とやらに今日は泊まろうかしら」
アラクネ「最近は熊だの鬼だの邪気だの色々面倒なのよ」
喪男「まぁ、バレないようにだったら平気ですが」
喪男「あまり良いもてなしは出来ませんが、よろしいのでしょうか・・・」
アラクネ「やぁね、私は静かに寝れればそれでいいわ」
喪男「では、こっちです」
アラクネ「あら、反応が無いわね」
喪男「はん・・・のう?」
アラクネ「年頃の男子なら結構食いつくシチュエーションなんだけど・・・まぁ貴方だからか」
喪男「・・・申し訳ありません、理解しようとはしているのですが・・・・・・」
喪男「年頃の男子は異性をもてなす事に反応するのですか?」
アラクネ「合ってるようで合ってないわね・・・・・・」
- 50 :VIPがお送りします [] :2009/09/17(木) 21:13:37.99 ID:uuUV/RGu0
アラクネってなんだ?ブレイブルー?
- 51 :VIPがお送りします [] :2009/09/17(木) 21:14:08.47 ID:bwifleYkO
らあああぁぁぁぁいちーーーー
- 52 :VIPがお送りします [] :2009/09/17(木) 21:14:50.41 ID:YxiaIGCD0
喪男宅
喪男「もう道には余り人も居ませんでしたね」
アラクネ「案外簡単に人間の町って出歩ける物なのねぇ」
喪男「置手紙・・・・・・」
「会社の仕事で海外へ出張に出かける事になりました
銀行にお金があるのでそれを使ってください、今回は少し長くなります」
アラクネ「随分無責任ね」
喪男「いえ、お母さんは僕の自立性を信じてくれているのでしょう」
喪男「一人でやりくりしていけるから安心できると」
喪男「連絡が無いのは何時もの事ですよ、逆に母が居なくてアラクネさんもすごし易いかと」
アラクネ「そ、そう・・・」
喪男「えっと、足は・・・うーん」
喪男「あの、糸は張らないで下さいね?」
アラクネ「・・・・・・解ってるわよ」
喪男「家は結構広く大きい方だと思いますので安心してください、こっちです」
アラクネ「そう、ありがと」
- 54 :VIPがお送りします [] :2009/09/17(木) 21:18:44.96 ID:YxiaIGCD0
喪男「えっと、まぁ適当な場所にどうぞ」
シュルルルッ
喪男「・・・・・・天上ですか」
アラクネ「プライベートでは基本よ、基本」
喪男「アラクネさんは駄目な食べ物ってありますか?」
アラクネ「基本雑食よ、木の実食べたり肉食べたり魚食べたり」
喪男「承知しました、ではアラクネさんに合わせて料理しますので安心して待っていて下さい」
喪男「あ、テレビとかの使い方解ります?」
アラクネ「水の精霊がよく人間の家具を使うから知ってるわ」
喪男「ではテレビでも見ながら待っていて下さい、直ぐに作りますので」
アラクネ「確りしているのね、関心するくらいよ」
喪男「これくらい出来ないと殆ど一人で居るので生活出来ませんので」
喪男「基本的な事から応用までこなせるように努力しました」
アラクネ「日本の昔は男が炊事をするなんて無かったわよ、家事もね」
アラクネ「時代は変わりゆくものねぇ」
- 55 :VIPがお送りします [] :2009/09/17(木) 21:21:44.95 ID:CmXPukg30
>>1はもしかしてブロンティストではにいのか?
- 56 :VIPがお送りします [] :2009/09/17(木) 21:22:49.60 ID:YxiaIGCD0
ガチャガチャ......
アラクネ「・・・・・・おぉ、当たったわ」
『では次のクイズーッ!!』
アラクネ「そういえば水の精霊が応募が云々とか言ってたわね」
アラクネ「私もいい加減現代生活にあわせるべきなのかしらねぇ」
アラクネ「・・・・・・気になるわね」
喪男「・・・・・・あ、どうしたんですか?何か御用でも?」
アラクネ「え・・・ちょっと何やってるのか気になって見に来ただけよ」
ガチャガチャゴトゴト
アラクネ「凄い手さばきね、関心するわ」
喪男「時間短縮の為に少々走らせています」
アラクネ「そんなに急がなくてもいいわよ?」
喪男「そうは行きません、ここまできたら飛ばすのみです」
アラクネ「ふぅーん・・・・・・」
アラクネ「・・・・・・なぁーんにも飾ってないのね」
- 57 :VIPがお送りします [] :2009/09/17(木) 21:28:22.82 ID:YxiaIGCD0
喪男「必要性が無いもので」
アラクネ「一面中白と灰色ね」
喪男「・・・・・・常に掃除をすれば綺麗で保てますから」
アラクネ「・・・・・・退屈じゃない?」
喪男「そうでもありません、家事と言うものは案外と楽しい物です」
アラクネ「人間って大変なのねぇ」
アラクネ「・・・・・・隣の家から声が聞こえるのだけれど」
喪男「お隣の家は仲睦まじい夫婦が暮らしています、知り合い程度なんですけれどね」
アラクネ「・・・・・・もろに聞こえてるけれど?」
喪男「喜ばしい事じゃないですか、愛を育んでいるのでしょう」
アラクネ「貴方本当に子供なの?」
喪男「16ですね」
アラクネ「貴方ぐらいは普通女体の神秘に興味有りまくりだと思うんだけど・・・・・・」
喪男「そうですね、興味がゼロというわけでは無いのですが」
喪男「なんというか、気にはなるけど別に無くても生きていけるので」
- 58 :VIPがお送りします [] :2009/09/17(木) 21:32:50.25 ID:YxiaIGCD0
アラクネ「私結構露出度高いと思うんだけれど」
喪男「そうですね、普通の男子ならば興奮するのでしょうけれども」
喪男「僕の場合はまるで芸術だ。と思いますね」
喪男「いや、本当にお美しい容姿をしていますよ、アラクネさんは」
アラクネ「・・・・・・なんだか幻滅したわ」
アラクネ「まるで聖職者よ貴方、キリストとかあの辺りの」
喪男「・・・・・・僕は無信望なので」
アラクネ「本当に興味ないの?」ニヤリ
喪男「そうですね、無いですね」
アラクネ「き、キッパリ言うのね」
喪男「アラクネさんは生き生きとしていて良いと思いますよ」
アラクネ「なんだか褒められている気がしないわね」
喪男「女性ホルモンが多いのは活発な証ですし」
アラクネ「・・・・・・本当に幻滅したわ・・・」
喪男「おっと、食事が出来ましたよ」
- 59 :VIPがお送りします [] :2009/09/17(木) 21:36:26.80 ID:YxiaIGCD0
喪男「それでは頂きます」
アラクネ「・・・・・・貴方食べられるの?」
喪男「全部食べますよ」
アラクネ「そ、それじゃ」
アラクネ「本当に料理上手いのね」
アラクネ「なんだか今まで自分が食べていた物がつまらなく思えてきたわ」
アラクネ「ねぇ、これからも私にご飯作ってくれない?」
喪男「そうですね、都合が合う日ならば喜んで」
喪男「僕は後片付けをするのでお風呂にでも入って下さい」
アラクネ「水浴び?」
喪男「水浴びにもできますし、ぬるま湯でも出来ます」
アラクネ「人間の水浴びの仕方は解らないわ」
喪男「では説明します」
アラクネ「お願いね」
- 60 :VIPがお送りします [] :2009/09/17(木) 21:38:09.45 ID:eA44AnNj0
つねに賢者タイムか
- 61 :VIPがお送りします [] :2009/09/17(木) 21:44:00.04 ID:YxiaIGCD0
喪男「これをこうするとお湯が出ますので」
アラクネ「あら、温かい」
喪男「僕の家の風呂が大きくてよかった」
喪男「あの、替えの衣類は一応母のを弄ってアラクネさんに合わせますが」
アラクネ「あら、私には胸隠すブラだかなんだかあるだけで十分よ」
喪男「ではお似合いになるように調整します」
アラクネ「ところで、私やっぱりこういうの難しくて解らないのだけれど」
喪男「では洗うのを手伝いましょうか」
アラクネ「ふふ、お願いするわ」
喪男「では僕がシャンプーするので体の方はお願いしますね」
アラクネ「こんなの糸使えば直ぐに洗えるわ」
アラクネ「それにしても・・・・・・ホントーに、反応無いのね」
喪男「申し訳ありません、要望するのならば努力はしますが」
アラクネ「・・・・・・い、いいわよそんなの」
- 62 :VIPがお送りします [] :2009/09/17(木) 21:47:56.58 ID:YxiaIGCD0
ワシャワシャ
アラクネ「優しく洗ってくれるのね、ふふ」
喪男「そうですね、女性の髪って繊細なイメージがあるので」
アラクネ「まぁ私は裸みられても全然ヘーキなんだけどね」
喪男「それは安心しました、少しデリカシーを欠いているのではと思っていたので」
アラクネ「ね、貴方もついでに入っちゃえば?」
喪男「それは出来ません、男女は別々にと僕は決めていますので」
アラクネ「恥ずかしいの?」ニヤニヤ
喪男「いえ、相手の女性に男子のゴツゴツした不埒な格好を見せる訳にもいかないので」
喪男「それに今はアラクネさんはお客様なので、僕は後で入るようにします」
アラクネ「そ、そう」
喪男「申し訳ありません、あ、流しますよ」
アラクネ「こんな温かい水浴び初めてよ」
喪男「ではボディーソープは・・・・・・」
アラクネ「体もお願い、結構大きいから一人では時間がかかるのよ」
- 63 :VIPがお送りします [] :2009/09/17(木) 21:49:47.81 ID:mvJ8/fHdO
全裸で待機してる俺が情けない
- 64 :VIPがお送りします [] :2009/09/17(木) 21:50:00.99 ID:Zc1LxQyy0
この不感症野郎!
- 65 :VIPがお送りします [] :2009/09/17(木) 21:51:50.58 ID:YxiaIGCD0
喪男「それでは、なるべく注意して洗います」
アラクネ「あら、別に気にする事無いのよ?」
喪男「アラクネさんは女性なので、人間的目線からではこういう場合触れるのは恋仲の場合だけなので」
アラクネ「・・・・・・ふーん」
喪男「申し訳ありません」
アラクネ「貴方って結構堅物?」
喪男「・・・・・・解りません」
アラクネ「・・・・・・すべって中々洗えないわ」
喪男「アラクネさんの手は長い爪があるのですね」
喪男「仕方ありません、今回は僕が洗います」
アラクネ「お願いね、ふふ」
喪男「・・・・・・えっと、不快ではないですか?」
アラクネ「うんー、疲れが取れるわー」
喪男「・・・・・・何より」
アラクネ(ほんとーに反応しないのね、アピールはしているのだけれど)
- 66 :VIPがお送りします [] :2009/09/17(木) 21:54:19.49 ID:fQ02id340
喪男の変貌っぷりに期待
- 67 :VIPがお送りします [] :2009/09/17(木) 21:55:07.08 ID:YxiaIGCD0
アラクネ「はぁ・・・」
喪男「すいません、何かご不満でも」
アラクネ「無いわよ、ただちょっとね」
喪男「・・・終わりました、流しますね」
アラクネ「まだ終わって無いわよ?」
喪男「・・・・・・いえ、終わりましたが」
アラクネ「ココ、ちゃんと洗ってくれないかしら」
喪男「・・・・・・ではスポンジを使います」
アラクネ「駄目。素手よ、素手」
喪男「流石に僕としてもそれは・・・・・・」
アラクネ「反応する?」
喪男「いえ、罪悪感がありますので」
喪男「僕のような人間が触れてはいけない場所なのではないでしょうか」
喪男「特に、女性という立場からすれば少しは自身の体を大切にすると思います」
喪男「それを考えるとどうにも、僕には出来ません」
- 68 :VIPがお送りします [sage] :2009/09/17(木) 21:58:04.29 ID:BSWE9z+3O
ああ いち
くは こ いる
- 69 :VIPがお送りします [] :2009/09/17(木) 21:58:37.44 ID:YxiaIGCD0
アラクネ「・・・・・・いいわよ、そんなの」
アラクネ「それに、貴方別に悪い男の人って性格でもないでしょう」
アラクネ「私がお願いしてるのよ?」
喪男「・・・解りました」
アラクネ「・・・・・・そんな優しくしなくても」
喪男「・・・・・・」
アラクネ「あら?どうしたの?」
喪男「いえ、随分やわらかい物だと・・・・・・」
アラクネ「初めて触る?」
喪男「そうですね、ずっと哺乳瓶でしたので」
アラクネ「そんな時の事も記憶してるの・・・・・・」
喪男「なんていうか、凄いです、一言で」
アラクネ「ふふ、ありがと」
喪男「・・・・・・では、・・・」
アラクネ「やっぱり赤くなるのね、貴方でも」ニヤニヤ
- 70 :VIPがお送りします [] :2009/09/17(木) 22:01:53.28 ID:YxiaIGCD0
喪男「流石に女性器となると・・・・・・それは」
アラクネ「あなた変な呼び方するのね」
喪男「隠語を使う必要性がないもので」
アラクネ「逆に恥ずかしいわよ、そんな言い方されると」
喪男「申し訳ありません、さっと済ませるので」
アラクネ「ふふ、私の爪じゃぁどうにも出来ないからお願いするわね」
喪男「・・・・・・」
アラクネ「凄い顔赤くなってるけど平気?ふふ」
喪男「いえ、平常心を保つのは慣れていますので」
喪男「ただ、これが人生でとても大きな経験になったのは変わりな(ry」
アラクネ「ふふ、噛んじゃって可愛いわね」
喪男「い、いえ、も、もうしわけ・・・ないです・・・」
アラクネ「なんか可哀想だからもういいわよ、流して」
喪男「しょ、承知しました・・・・・・」
- 71 :VIPがお送りします [] :2009/09/17(木) 22:02:55.76 ID:eA44AnNj0
うおおおお
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