■戻る■ 下へ
弓使い「剣士ってクールだよね」剣士「…はぁ?」
- 104 :VIPがお送りします [sage]
:2009/03/17(火) 12:49:49.77 ID:gN6Atz370
魔王城
暗黒騎士「よく来たな、我が弟よ」
女剣士「何でこいつが居るんですか、リーダー」
暗黒騎士「お前は少し黙ってろ」
女剣士「!っ了解、しました」
暗黒騎士「それで、ついにお前も人間に愛想が尽きたか」
剣士「ああ、だから魔王…いや父親を復活させる手伝いをさせてもらう」
- 107 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 13:00:45.59 ID:gN6Atz370
塔
魔法使い「何もないわね」
弓使い「そうだね」
武道家「この奥に魔方陣を見つけたんだが」
弓使い「それ、多分使えないやつだと思うけど」
魔法使い「とりあえず、行ってみよ」
弓使い「うん」
- 108 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 13:08:16.94 ID:gN6Atz370
弓使い「ほらね、動いてないでしょ?」
魔法使い「動いてるわよ、これ」
弓使い「えっ!!ほんとに?」
魔法使い「ええ」
武道家「だとすると、この先に剣士が居る可能性があるな」
弓使い「だったら、僕は行き先がどこであろうと、この先へ行く」
魔法使い「あなたが行くのだったら、私たちも行くわよ」
武道家「ああ」
弓使い「二人ともありがとう」
- 110 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 13:22:00.16 ID:gN6Atz370
魔王城前
魔法使い「ここは?魔界?」
弓使い「魔界って?」
魔法使い「魔界ってのは元々魔物や魔族が住んでた場所の事」
???「そして、俺の故郷でもある」
弓使い「剣士!!」
剣士?「俺はもう剣士じゃない、昔の暗黒魔導師だ」
- 112 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 13:52:24.40 ID:gN6Atz370
弓使い「どういう意味?」
剣士「わからないのか?俺は魔族でお前らの何倍も生きてるんだよ!!剣士になってたのも俺が過去を忘れるためだ」
弓使い「だから何なの?僕が君を好きなことに変わりはない!!」
武道家「それに、お前は弓使いの事好きなんだろ、何倍も生きているからなんだ?生きる時間が違うから好きになっちゃいけませんってか?笑わせんな!!」
武道家「人間は階級が違うやつらが結婚してもタブーなんだ、俺はそのタブーを犯してでも結婚した、お前にはそんな勇気もないのか?」
- 114 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 14:20:12.63 ID:ViydKcO5O
アーチャーとセイバーの話?
- 115 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 14:23:35.21 ID:gN6Atz370
剣士「うるさい!!だったらそんな思い出ごと、お前らを消し去ってやる!!」
弓使い「消したい記憶だったら、なんでそんな悲しい顔してるの?」
弓使い「僕には君が助けを求めてるようにしか見えない、だから僕は君を絶対助ける!!」
剣士「うるさい!うるさい!うるさい!!」
ボウッ ゴゴゴゴゴ
魔法使い「危ない!!」
ズドーーン
魔法使い「間一髪ね」
弓使い「ありがと、魔法使い」
剣士「今回は見逃してやる、さっさと帰れ」
弓使い「僕は絶対にあきらめないからね」
- 116 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 14:41:16.70 ID:gN6Atz370
魔王城
暗黒騎士「魔方陣は消さないのか?」
剣士「馬鹿共がこっちにきてくれれば生け贄を運ぶ手間が省けるだろ?」
暗黒剣士「そうだな、おい女騎士・女剣士」
女騎士・女剣士「!はい!!」
暗黒騎士「各地に魔方陣を作ってこい」
女騎士・女剣士「了解しました!!」
- 119 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 15:39:29.65 ID:gN6Atz370
部屋
弓使い「武道家、魔法使い、僕決めたよ」
魔法使い「何を?」
弓使い「僕は絶対に剣士を救って見せる」
魔法使い「何言ってるの?剣士は自分から向こうに行ったのよ」
弓使い「そうだとしても、僕は剣士の事を愛してる、だからそばにいたい」
- 122 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 16:06:11.94 ID:gN6Atz370
魔法使い「わかってるの?あいつはあなたを攻撃してきた、危ないやつなのよ」
弓使い「わかってる」
魔法使い「じゃあなんで?」
武道家「やめろ、魔法使い、お前が弓使いの心配するのはわかるが、それはただの過保護だ」
魔法使い「そうね、そうよね、私が心配する必要ないよね、弓使いが自分で決めたことだもんね」
弓使い「そこで二人に頼みがあるんだけど…」
- 123 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 16:21:50.70 ID:gN6Atz370
魔王城
暗黒騎士「弟よ魔王の封印を解くのは任せたぞ」
暗黒魔導師(剣士)「あぁ」
女騎士「暗黒魔導師さん、何か手伝いましょうか?」
暗黒魔導師(剣士)「貴様は魔法が使えないだろ、そんな暇があったら魔方陣を作って来い」
女騎士「いや、でも一人じゃ大変そうだし」
暗黒魔導師(剣士)「足手まといなんか必要ない」
女騎士「すみません」
- 124 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 16:48:34.88 ID:gN6Atz370
魔王城前
弓使い「たのもー」
暗黒騎士「なんだ?貴様は?」
弓使い「あなたが剣士のお兄さんか!?」
暗黒騎士「剣士?暗黒魔導師の事か?」
弓使い「そう、そのとーり」
暗黒騎士「何のようだ?」
弓使い「いやぁ僕も仲間になりたいと思って」
- 125 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 16:48:38.36 ID:kcf27k0A0
守るぜ
- 126 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 16:50:47.38 ID:LWBDr9wJ0
ここは任せろ
- 127 :VIPがお送りします [] :2009/03/17(火) 16:58:44.20 ID:K+7kaeqX0
落とさせやしない!
- 128 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 16:59:18.70 ID:gN6Atz370
魔王城
暗黒騎士「おい、暗黒魔導師」
暗黒魔導師(剣士)「何だ、兄さん」
暗黒騎士「お前に会いたいと言ってるやつが来たぞ」
弓使い「ヤッホー、剣士」
暗黒魔導師(剣士)「なぜ来た?」
弓使い「いやぁ、なんかカッコいいじゃん魔王軍って」
- 129 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 17:15:07.30 ID:gN6Atz370
暗黒魔導師(剣士)「弓使い、今すぐ帰れ」
弓使い「やだ」
暗黒騎士「暗黒魔導師よ、魔王復活までどの位かかりそうだ?」
暗黒魔導師(剣士)「あと、半年ぐらいですみそうだ」
弓使い「(タイムリミットはあと半年か)」
暗黒魔導師(剣士)「そんなことより兄さん、こいつはおそらくスパイだ」
弓使い「ありゃ?なぜばれた!!」
暗黒魔導師(剣士)「やはりか…」
- 130 :VIPがお送りします [] :2009/03/17(火) 17:25:06.42 ID:XCyksmZK0
ドジっ娘ハァハァ
- 131 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 17:34:31.79 ID:gN6Atz370
暗黒騎士「そうか…逃げるんだな」
弓使い「え!」
暗黒騎士「見逃してやると言ってるんだ」
暗黒魔導師(剣士)「なぜっ!!」
暗黒騎士「俺は弟の気持ちがわからないわけじゃない」
暗黒騎士「ただし次に来たときは全力をもって潰す」
弓使い「ありがとう、やさしいお兄さん、また半年後に会いましょう」
暗黒魔導師(剣士)「兄さん、すまない」
- 132 :VIPがお送りします [] :2009/03/17(火) 17:35:20.06 ID:0H7R3RBkO
あっさりばらすなwwwww
- 134 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 18:10:06.59 ID:gN6Atz370
半年後
弓使い「たのもー」
魔法使い「あんた、馬鹿?敵が寄ってくるでしょうが!!」
暗黒騎士「本当にやってくるとはな、驚くほど正直だな」
弓使い「おっ剣士のお兄さん、久しぶり」
魔法使い「あなたを倒せばいいわけね」
武道家「弓使いは下がってろ」
弓使い「なんで?」
魔法使い「あなた、わかって言ってるでしょ」
弓使い「じゃあ下がってる」
- 136 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 18:30:41.30 ID:gN6Atz370
暗黒騎士「貴様らなどひねり潰してくれる」
???「ちょーーと待った」
弓使い「なにやってんの剣士?」
剣士「正義の味方はいいところでやってくるんだろ?」
暗黒騎士「魔王復活はどうした!!」
剣士「魔王の封印ならかなり強くしといたぞ、兄さん」
暗黒騎士「フフフフッアーハッハッハッハ」
剣士「何がおかしい?」
- 138 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 19:09:51.88 ID:gN6Atz370
暗黒騎士「『正義の味方』か、お前がそんなくさい台詞を言うとはな!!」
暗黒騎士「俺は魔王に向いていないのかもな、この半年お前は片時も弓使いの事を思っていた」
剣士「なぜ、わかった?」
暗黒騎士「言っただろ俺は弟の気持ちがわからないわけじゃない」
暗黒騎士「そんなお前を見ているうちに人間への復讐が馬鹿馬鹿しくなってな、魔王復活なんかとっくのとんまに諦めていた」
暗黒騎士「お前が魔王になれ、俺はお前を補佐する」
暗黒騎士「お前ならきっと…いや、必ず魔族と人間との架け橋になってくれるはずだ」
- 139 :VIPがお送りします [] :2009/03/17(火) 19:16:33.63 ID:XCyksmZK0
ハッピーエンドきたぁあああああああああああああああああああああああああああああああああ
- 140 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 19:18:15.28 ID:gN6Atz370
弓使い「感動の所に悪いですけど、僕は魔族転生しちゃいましたよ?」
剣士「おまえ、あんな危険なことやったのか?」
弓使い「死ぬかと思った」
剣士「普通は死んでる、すごいな、お前」
暗黒騎士「これぞ愛の奇跡」
飯食ってくる
- 141 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 19:23:29.65 ID:kcf27k0A0
魔界転生(漫画版)が浮かんで感動シーンが台無し
- 142 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 19:29:13.65 ID:gN6Atz370
ご愛読ありがとうございました
完
- 143 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 19:36:27.97 ID:gN6Atz370
今後の展開は
1再開する
2打ち切り
3新ネタ発表
最初に5票いったやつね
- 144 :VIPがお送りします [] :2009/03/17(火) 19:37:22.85 ID:jLEyfqXJ0
3
- 145 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 19:37:38.34 ID:kcf27k0A0
こらこら、何のために飯タイム挿んだんだよw
せめてエピローグを
- 146 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 19:39:02.92 ID:gN6Atz370
正直もうネタ切れなんだ
- 147 :VIPがお送りします [] :2009/03/17(火) 19:41:27.33 ID:7kPxJKJu0
せめて書き留めてからやってくれ
どうせネタもないんだろ?
- 148 :VIPがお送りします [] :2009/03/17(火) 19:42:12.43 ID:XCyksmZK0
3
- 149 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 19:42:19.17 ID:7kPxJKJu0
>>147は、3な
- 150 :VIPがお送りします [] :2009/03/17(火) 19:43:50.25 ID:Ue45smKUO
打ち切り
- 151 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 19:55:06.33 ID:gN6Atz370
すまんリアルで俺の兄がいたずらした
- 152 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 19:55:34.34 ID:jLEyfqXJ0
>>151
ねーよwwww
- 154 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 20:23:44.84 ID:jLEyfqXJ0
暗黒の儀式
- 155 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 20:26:41.22 ID:gN6Atz370
暗黒騎士「夫のために種族まで変わるとは、いい嫁をもったな」
剣士「ま、まだそんな関係じゃねーよ」
弓使い「そうですよ、お兄さん、僕たちまだ結婚してませんし」
暗黒騎士「だったら、今すぐにでも結婚すべきだ」
弓使い「それもそうですね」
剣士「ちょっと待てお前ら」
- 156 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 20:27:30.46 ID:jLEyfqXJ0
惑乱の死霊
- 157 :VIPがお送りします [] :2009/03/17(火) 20:31:43.78 ID:XCyksmZK0
弓使いかわいいよ弓使い
- 158 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 20:49:44.56 ID:gN6Atz370
酒場
弓使い「というわけで僕たち結婚するんだよ、おやっさん」
マスター「そうか、おめでとさん」
剣士「俺は結婚までもうちょっと間をあけたっかたんだけどな」
弓使い「善は急げって言うじゃん、それに僕は幸せだよ」
剣士「俺もだよ」
マスター「(イチャイチャは他でやってくれんかの)」
- 160 :VIPがお送りします [] :2009/03/17(火) 21:09:47.86 ID:XCyksmZK0
弓使いと剣士って容姿は何歳くらいなんだ?
- 161 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 21:18:32.32 ID:gN6Atz370
部屋
弓使い「僕たち、恋人同士なんだよね」
剣士「そうだな」
弓使い「なんか、意識しちゃうね」
剣士「あぁ」
弓使い「もしかして、緊張してる?」
剣士「そ、そ、そ、そ、そんなことない」
- 162 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 21:23:01.63 ID:gN6Atz370
>>160
大体十代後半
- 163 :VIPがお送りします [] :2009/03/17(火) 21:33:05.00 ID:XCyksmZK0
>>162 おぉ、若いなwww
- 164 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 21:38:43.57 ID:gN6Atz370
弓使い「ちょっと、こっちに来て」
剣士「なんだ?」
弓使い「プレゼント」
チュッ
剣士「!!?!!?!」
剣士「ななな、何するだー!!」
弓使い「だから、プレゼント、おかえしは添い寝がいいな」
剣士「わかったよ」
- 165 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 21:56:10.78 ID:kcf27k0A0
弓使いはどれ位の強さまで成長したんだろう
- 166 :VIPがお送りします [] :2009/03/17(火) 22:07:49.38 ID:XCyksmZK0
剣士の何するだー!!で吹いて舌噛んだんだけどwwwww
- 167 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 22:22:59.78 ID:gN6Atz370
一年後
魔王城
剣士「王様の仕事とかめちゃくちゃ多いじゃねーか」
暗黒騎士「黙って仕事しろ王様」
弓使い「手伝おうか?」
剣士「お前は安静にしなさい、おなかに赤ちゃんが居るんだから」
弓使い「パパが過保護だよね、どうしようか?」
剣士「まだ生まれてもない赤ちゃんに聞くな」
- 169 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 22:45:06.69 ID:gN6Atz370
剣士「やっと今日の分の仕事終わった」
暗黒騎士「いきなり魔族の政治を変えるのは難しいな」
剣士「でも少しずつは変わってきてる、俺らは少しずつこの魔界を変えていければ次の世代には必ず、この種が花を咲かせてくれるはずだ」
暗黒騎士「そうだな」
弓使い「難しい話はここまで、二人とも未来を見据えるのもいいけど、しっかり今を楽しまなきゃダメだよ」
剣士「そうだな」
剣士と弓使いの子供がまた世界を変えてゆくのだがそれはまた別のお話
ハッピー エンド
- 170 :VIPがお送りします [] :2009/03/17(火) 22:46:49.28 ID:XCyksmZK0
バッドエンドはあるのか?あるならすぐ書くんだ!
- 172 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 22:54:44.63 ID:LWBDr9wJ0
残ってたかw
う〜ん微妙な展開だったな最後が(汗
- 173 :VIPがお送りします [sage] :2009/03/17(火) 23:06:32.91 ID:gN6Atz370
>>170
あるっちゃあるけど
戻る 上へ