■戻る■ 下へ
兄「ハンバーグだよ! ハンバーグっ!」
145 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 16:15:24.81 ID:Id/ENdNh0
書けるかな。
猿食らった! 初めて食らった!
美味しくなかった。
びっくりしたよ。
書けてたら、ゆっくり再開する。


146 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 16:18:33.22 ID:Id/ENdNh0
兄「うむー。食った食ったー」
妹「おなか一杯ですか?」
兄「余は満足じゃ」
妹「ご馳走様でした」
兄「ご馳走様でした」

妹「では、流してきます」
兄「俺もやるぞー」
妹「ゆっくりしてて良いですよ」
兄「うんにゃ、やる」

妹「そうですか、じゃぁ、そっちをお願いします」
兄「ほいさー。今日の食事も美味しかったぞー」
妹「はい」
兄「ありがとうな、妹よっ」
妹「はい(じー)」

兄「ん? どうした? こないだもだけど」
妹「いえ。友人が兄さんを羨ましいと云っていて」
兄「なんだろな、それ」
妹「この間、ここで挨拶をした友ちゃんなのですが」


147 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 16:21:24.15 ID:6j3msmIW0
キターw

ゆっくりでいいよー


148 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 16:22:00.06 ID:Id/ENdNh0
兄「ああ。そういえば、さっき会ったよ。
 プリン買いに行ったらスーパーで出会った。
 向うはサバを買ってたよ」
妹「そうでしたか」

兄「味噌煮つくるんだろう。なんか感謝してたぞ」
妹「たいしたことはして無いのですが。
 喜んでもらえてるなら嬉しいです」
兄「おー。食いもんは一番の功徳だぜ」

妹(じー)
兄「??」
妹「スーパーでも『だばだば〜♪』とか云って
 踊ったりしてないでしょうね?」
兄「ぐっ。信用ないな」
妹「兄さん子供なんですもの」
兄「普通にしてたってのっ。っていうか
 俺はいつでもジェントル大人指定だってのっ」

妹「洗い物終ったら兄さんが買ってきた
 プリンが冷やしてありますよ」

兄「ひゃっほーぃ♪ プリンうまうま〜」にこにこ
妹(ジェントル大人指定はどこにあるんでしょうか)


150 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 16:27:46.87 ID:Id/ENdNh0
――兄の自室。起床。

妹「兄さん、兄さん」ゆさゆさ
兄「ん、むぅ……」
妹「起きてください」
兄「もうちょっと……」
妹「もうちょっとって」
兄「率直に言うと、もうちょっとじゃなくて、かなりだいぶ」
妹「『かなりだいぶ』とはどれくらいですか」

兄「……おおよそ8時間くらい」
妹「……」
兄「わかった、譲歩する。……7時間くらい?」
妹「……」
兄「お主もとんだ策士よのぅ。……6時間でどうじゃ」
妹「……」


151 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 16:32:37.94 ID:Id/ENdNh0
かちゃり

兄「出て行ったぅ……。我が抵抗が勝利した。
 睡眠パルチザンの勝利……この運動を総括せよ……。
 むさぼれるのです、安眠を。あと5時間56分くらい……。
 むにゃむにゃ……。
 朝ご飯は何かな……。あ、寝てる間に……昼か。
 あれ。昼も過ぎて、夜? かな……
 朝、昼、抜きかな……」

兄 がばっ!!

兄「起きます! っていうかむしろ起きてました!」


152 :VIPがお送りします [sage] :2008/08/24(日) 16:34:35.34 ID:mjYqOSVx0
ほのぼの いい


153 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 16:34:58.36 ID:6j3msmIW0
放っておいても起きるんじゃねw


154 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 16:35:00.05 ID:Id/ENdNh0
兄「妹っ! 上官殿っ」
妹「おはようございます、兄さん」
兄「俺の朝食はどこだーっ!?」
妹「がっつかなくてもちゃんとありますよ」
兄「おおっ」
妹「はい。座ってくださいね」
兄「おうっ」
妹「今日の朝ごはんは丸干しとトマトのサラダと
 豆腐のお味噌汁とひじきですよ」
兄「和食だぁ。兄は和食が大好きであるぞ!」
妹「知ってます」

兄「いっただきます!」
妹「いただきます」
兄「はふはふはふはふ。ん、ま〜いぃ」にこー
妹「もぐもぐ」
兄「妹、これんまいぞ!」
妹「ありがとうございます。お味噌汁お代わりしますか?」
兄「おう!」
妹「兄さん。よく食べますね」
兄「毎日おさんどんさせてすまないなっ」にこにこ
妹「いえ。かまいませんけど。料理はだめですか」
兄「うっ。不器用で
 トマトを切るのもおぼつかないぞ」
妹「世話の焼ける兄です」


155 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 16:38:24.80 ID:AzaUHvwB0
手が滑った。

ttp://imepita.jp/20080824/597790


156 :VIPがお送りします [sage] :2008/08/24(日) 16:42:57.44 ID:mjYqOSVx0
>>155
これはかわいい
GJ!


157 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 16:43:10.25 ID:Id/ENdNh0
>>155
うお。兄かわええ(*´∇`*)イカス!
遠慮するな、このママレードサンドを食え。
次くらいからまた御話を動かしちゃうぜ。動かしちゃうぜ。


158 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 16:46:48.51 ID:Id/ENdNh0
――女友の自宅。ワンルームマンション。

女友「ご、ごめんね。男くん」
兄「気にするな、寝てろ」

女友「今お茶入れますよ美味しい紅茶の粉、粉……
 あれ、粉はコーヒーだっけ? 粉体の流動性?
 コロイド破断? あれ、あれれれ」

兄「無理だ。斜めにぐらぐらしてるぞ」
女友「えへへー。やっぱり?
 私も地震すごいなーって思ってたんだ〜」
兄「お前がぐらぐらしてるんだ」

女友「そんなに手抜き工事じゃないですよーだ」
兄「判ってる。風邪を引いてるんだ」
女友「けほんけほんっ。よく判ったわね」

兄「熱がある」
女友「生きている証拠なのっ」


159 :VIPがお送りします [sage] :2008/08/24(日) 16:47:17.80 ID:AzaUHvwB0
ママレードサンドthx
で、これは妹のお手製かい?


160 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 16:48:18.17 ID:j2FTBCFg0
こんな女はいねぇ!


161 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 16:49:21.45 ID:j2FTBCFg0
だからこそ惹かれんだ畜生!


162 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 16:50:16.87 ID:Id/ENdNh0
兄「いいから布団に入れよ」
女友「はぁーい」ぷんぷん

兄「不服そうだ」
女友「楽しくないな。せっかく男くんが来てるのに」
兄「週に四日はゼミで顔あわせるだろ」
女友「家に来たのは初めてだよ」
兄「そうだっけ。そうだな」

女友「えへへへー」
兄「細い声で笑うなよ。痛々しい」

女友「いや、面目ない」
兄「素直に謝られても困る。
 これがお前のデスクから持ってきたMOで、
 こっちは資料。こっちは日程。まとめ作業は俺のほうで進める。
 説明は話しても朦朧としてそうだから、
 メールに放り込んでおく」

女友「ん。あんがと」
兄「首まで布団に入れ」
女友「はぁーい」むぅ

兄「膨れたってだめだ。
 医者は行ったのか? 薬は飲んでるのか?」
女友「お医者は面倒だよ。薬は薬局の飲んでる」


163 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 16:53:41.89 ID:Id/ENdNh0
兄「これか」
女友「うん。明後日あたりまで熱が下がらなければ、
 どうにもならないから注射打ってもらいに行くよ」
兄「それがいいな」

女友「えへへー」
兄「どうした?」
女友「なんでもない」
兄「変なやつ」

女友「いやぁ。私、上京組だからさぁ」
兄「ん?」

女友「風邪引いて、ガッコ三日休むとさ、
 ほんとに丸三日誰とも話してないしさ」
兄「うん」

女友「男くんが来てくれて嬉しいわけよ」
兄「良いから寝ろよ」
女友「やだよ。やだやだ。もっと話す!」


168 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 17:14:44.89 ID:Id/ENdNh0
また猿食らった! 猿腹立つ。
半べそになる俺。ちょっとペース落とします。
落ちそうだったらみんなのホシュをオラにわけてくれ。


175 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 17:47:58.19 ID:/VBFbCZeO
>>1は大作戦姉の作者なの?


178 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 18:01:29.48 ID:Id/ENdNh0
兄「馬鹿いうな。めまいしてるだろう、
 目が回ってる感じだ」

女友「回って無いもん。回ってるのは天井だもん」

兄「君は子供ですか」

女友「子供じゃないですよ。うら、でかいんだぞ。
 ほれほれ。ばよんばよんっ。
 あたしだって男くんの元カノに負けてないぞ〜」

兄「いいから」
女友「あっ」
兄「こうして目閉じてろ」

女友「あ、ぅん。……手、おっきいねー」
兄「いいから」
女友「ん……」

兄「無理してはしゃぎすぎだよ」
女友「う……ん……」

兄「目、つむってると。眠れるからな」
兄「うん……。なんだか、あったかい……」


179 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 18:02:45.87 ID:Id/ENdNh0
>>175
そうだよー。
あと、ママレードサンドはスーパーいずみのオバちゃんが
つくったやつだ。たぶん


180 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 18:08:34.61 ID:Id/ENdNh0
――。
――――。

女友「けふんっ、けふんっ」
女友「うー。寝ちゃってたんだ。
 暑いよぅ、パジャマ気持ち悪い……。
 あれ? 男くん、いたよね? あれれ」

女友「おーい。おーぅい。
 男くーん。いませんかー? いーませんかー?」

女友「いない、か。寝ちゃったら、帰っちゃうよねぇ。
 いないっかー。うわ、いませんよ! いませんよっ」

 しーん

女友「誰か返事してもいいじゃん。
 なんだよ、寂しいなぁ。ずっこいよ、誰もいないんだもん」

 しーん

女友「くそう、そっちがそのつもりなら
 一人っきりでおっぱい劇場してやるからねっ。
 ソロプレイヤーとしての技量を見せ付けてやるからねっ」

 がちゃり
兄「それはどうかと思うな」
女友「えひゃいっ!?」


181 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 18:11:11.51 ID:Id/ENdNh0
兄「おっす」
女友「お、男くん。なな、な、な、な」
兄「買いだし行ってきた」

女友「ど、ど、ど、ど」
兄「お前んち何もないんだもん」

女友「どこ、ど、どこ、こ、こ、こ」
兄「おっぱい劇場から」

女友「あ、あわ、わ。あばばばばば」
兄「三日も風呂に入ってないおっぱいなんか
 どうでもいいから気にするなよ」
女友「#&(”=лЩ☆!!!!」

兄「投げるなよっ。枕くらいなら、くぁ!?」
女友「ふーっふーっ」
兄「痛っ。おま、ディスクケースは反則だ」

女友「乙女の清らかな胸に何たる暴言!!」
兄「お前が云ったんじゃん」(ぼそり)

女友「うわぁぁーっ。もう学校に行けないぃぃぃ」
兄「大丈夫だ。風邪で朦朧としているからすぐ忘れるよ」
女友「私の記憶が消えても問題が解決しないよっ」
兄「そうか? 概ね解決じゃないか?」


182 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 18:14:01.05 ID:aea0Zk+bO
やべぇ登場人物みんなかわえぇ


183 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 18:14:22.98 ID:Id/ENdNh0
兄「まぁそんなことは瑣末なことだ」
女友「瑣末な胸って云われた」
兄「えーっと」

女友「取るに足りない胸って云われた」
兄「胸から離れろよ」

女友「自慢の逸品なのに……」
兄「ほら、こっち向けよ」
女友「へ?」

 ひやっ

女友「ひゃっこい!」
兄「タオル、冷水で固く絞ってあるから。
 汗が気持ち悪いだろ、拭くといいぞ」

女友「うわぁ〜」
兄「どした」
女友「男くん、サービスが良い!」
兄「ちゃきちゃき協力しろよ病人」
女友「ん」

兄「洗濯も回してコインランドリーで乾かしておいたぞ」
女友「うっわ。なんか恥ずかしいな」
兄「恥ずかしいアイテムは除去してある」
女友「余計恥ずかしいよっ」



185 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 18:18:27.08 ID:Id/ENdNh0
兄「台所借りるぞ」
女友「どうぞぉー」(もそもそ
兄「いまのうち、身体もふいちゃえ。
 予備のタオルはここに置くからな」

女友「うん、あんがと」(もそもそ
兄「お前、パジャマとか予備ある?」
女友「奥にしまっちゃってあるかも」

兄「洗濯にTシャツ何枚か入ってたから、
 着替えるといいと思うぞ」
女友「うん、そうする」

兄「聞き分けいいな」
女友「流石に汗で湿ってて気持ち悪かった」
兄「そっか」
女友「男くーん」
兄「なんだ?」

女友「パンツも代えたー」
兄「はいはい」
女友「お土産に持ってかないでよね」
兄「黙れ」


186 :VIPがお送りします [sage] :2008/08/24(日) 18:19:22.56 ID:AzaUHvwB0
このスレの真髄はスーパーいずみのオバちゃん萌えなんですね、わかります。

また手が滑った。
ttp://imepita.jp/20080824/657980


187 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 18:21:39.68 ID:mjYqOSVx0
兄が普通にデキる男だw


>>186
GJ こういう可愛い絵大好き


188 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 18:22:27.72 ID:Id/ENdNh0
女友「ぶつこと無いじゃない。私と男くんの仲なのに」
兄「友情があるから真摯な忠告として体罰したんだ」
女友「むー」

兄「馬鹿やってないで布団は入れよ。
 タオルケットも変えたんだから」

女友「はーい」のそのそ
兄「不服そうだな」
女友「男くん、ノリ悪い」
兄「女がシモネタすぎなんだ。
 そういうのはステディなやつとやれ」
女友「へいへーい。いないってもんですよ」

兄「女、身体起こせるか?」
女友「なに?」
兄「おかゆ作ったぞ」
女友「わぁ!」

兄「背中、クッションあてとけよ。食えるか?」
女友「うん、食べる食べる! ずっと何にも食べてなかった!」
兄「駄目な病人だなぁ、お前」
女友「実家暮らしにはわかんないよ」


189 :VIPがお送りします [sage] :2008/08/24(日) 18:25:48.82 ID:wkHDq2A3O
>>178
兄が寝てるぞ


190 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 18:27:38.83 ID:Id/ENdNh0
>>186
かわええ(*´∇`*)。
妹友の出番増量が決定されました。
妹友「わたしっ!?」
犬まる先生の15倍の量にしてやろう。

でも、今までの人気で言うと

兄>妹>女友>>(壁)>>妹友>>(銀河障壁)>>いずみのおばちゃん

くらいの予想。

>>189
記憶を失え〜。



192 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 18:31:46.21 ID:Id/ENdNh0
女友「はふ、はふ、はうはうっ」
兄「落ち着け」
女友「はぅーはふはふ。美味しい、これ、何?」

兄「茶色いのは、牛そぼろの餡だ。おかゆの定番だな。
 白かゆには邪道なんだが、女くらいの体調だと
 ただのかゆは寂しいだろう。食欲はあるみたいだし」
女友「うんうんっ。――この赤いのは?」

兄「ゆかりだよ。赤しそだね」
女友「そっか、なんか美味しい♪」
兄「ゆっくり食え。気持ち悪くなるぞ」
女友「平気、美味しいー」
兄「そか」

女友「もうちょっとある?」
兄「ああ。よそってくる」
女友「ありがとう!」
兄「いえいえ」

女友「はふ、はふ、はうっ」
兄「……」
女友「今度はとき卵だよね。これも美味しいねー」
兄「めんつゆで延ばすのがコツだ」
女友「はぅーはふはふぅー」
兄「麦茶、ここに置くぞ」


193 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 18:35:27.35 ID:Id/ENdNh0
女友「ごちそーさまでしたっ!」
兄「お粗末さまでした」

女友「美味しかった♪」
兄「ああ。冷蔵庫に、桃ゼリーとか入ってる。
 おちついたら食え」
女友「うん、重ね重ね、ありがとう」

兄「食ったから体温上がるはずだ。冷えピタはって
 布団で汗かいて、一気に治せな」
女友「うん……」

兄「どした?」
女友「男くん、料理上手だね」
兄「そうかな。普通の域は出ないだろ」
女友「手際良いよー」
兄「まぁ」
女友「?」

兄「高校くらいまでは普通に毎日作ってたからな」
女友「妹さん、小さかったからかな」
兄「あー、うん。そんなところ」
女友「?」

兄「こっそり布団から脱出しようとするな」
女友「だって気になるー!」


195 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 18:39:17.05 ID:aea0Zk+bO
この兄には何かある…っ!!!


198 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 18:50:26.00 ID:1arJeK/p0
お前大作戦姉の人だったのか、北海道で泊まって
そっからどうなるんだ、気になっていつも眠いんだが


199 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 18:57:34.92 ID:Id/ENdNh0
兄「食器洗って、台所片付けてるだけっ」
女友「つまんない」
兄「台所洗剤が固まるほど使ってないのかよ」
女友「〜♪」

兄「ごまかすくらいなら布団で寝てろよ」
女友「はぁーい」(ぷんぷん
兄「不機嫌なのか。訳判らんぞ」
女友「そんなことないよー」

兄「さてと」
女友「ふぇ?」
兄「綺麗になった。帰る」
女友「えー。もうちょっと遊んでいこうよ」
兄「俺がいると女は寝れない」
女友「そんなことないってば。もう遅いよぅ。
 終電も無いかもしれないよっ? お話してようよ」
兄「病人でしょ、君は」
女友「そだけどさ」

兄「治れば、ゼミでいくらでも会える」
女友「うん」
兄「とっとと治して。論文、詰まってるよね?」
女友「う゛。判った」
兄「んじゃな。お大事にな」

女友「うん、ありがとうね! 今度恩返しします」
兄「気遣い無用。とりあえず、寝ろ」


201 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 19:03:04.86 ID:Id/ENdNh0
――自宅。リビング。

妹「これで洗濯は終了、ですっ」

妹「まったく兄さんは誰に似たのか大きいですからね。
 シャツなんか私が二人入ってしまいそうです。
 洗濯もこれだけ大きいと壮大な感じですね」
妹「夏場はあっという間に乾いて、ありがたいです」

妹「掃除も終了です。――次は」

めるるるる。めるるる。

妹「あれ。兄さんですね。えっと……。
 今日は遅くなる。場合によっては終電を逃がすかも。
 朝には帰るので、晩御飯は楽しみすぎるけれど、
 ごめんなさい。――ですか」

妹「兄さんもやっぱりお付き合いとか、
 色々あるんでしょうね」

妹「と、なると。ご飯も量はなくて良いですね。
 鮭は明日の朝食に回して、余ったトマトは茄子と
 グラタン皿で焼いちゃいますか。
 ちょっとアラビアータっぽくしましょう。
 うん。それは美味しそうです」


202 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 19:09:16.43 ID:wkHDq2A3O
はらへった


203 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 19:12:01.69 ID:Id/ENdNh0
>>198
そこでスレ落ちちゃったんよ。
きっと、おとくんのワンダーランドで
めくるめくお姉ちゃんドリームの
ほんわかわーんになってる。


204 :VIPがお送りします [sage] :2008/08/24(日) 19:19:03.96 ID:WA8n7mH/0
姉大作戦って弟ぞっくんらぶらぶな姉が、女友達と一緒に北海道行った弟を追いかけるやつ?


205 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 19:19:55.78 ID:Id/ENdNh0
妹「もぐもぐ」

妹「もぐもぐ。ん、やはり正解です。
 鷹の爪いれると美味しいです。
 これなら兄さんは大喜びです。ね?」

 しーん

妹「っと、いないのでした」

 しーん

妹「もぐもぐ」

 しーん

妹「だいたいっ」

妹「大体、兄さんがいつも食事を
 賑やか過ぎるほど賑やかに食べているから、
 こんなときの静けさが一掃引き立つんです。
 兄さんはお子様怪獣ですからね。
 グラタン皿一つに大騒ぎで大喜びです」

妹「……むぅ」

妹「――ご馳走様でした」


206 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 19:22:59.64 ID:Id/ENdNh0
妹 ペラペラ

妹「九月です。まだ暑いですけどね。
 えっと、食材としてはアスパラ、胡瓜、おくら、
 さといも、ミニトマト、秋茄子、松茸、しめじ。
 魚だと、秋刀魚、秋鮭、さばといわし。
 果物も美味しいですね。柿、無花果、梨、栗、と」

妹「松茸は、やっぱり高いですから……。でも、どこかで
 一回くらいは季節に食べておきたいです。
 美味しいのはしめじっていう気もしますけれど、
 季節のイベントですものね。兄さん喜びますしね」

妹「秋ですから、肉も味噌漬けなんか作ってみたいですね。
 となると、牛肉ですか。牛肉の味噌漬け焼き。
 つけあわせは胡瓜の酢の物と、ミニトマトのチーズサラダ。
 お味噌汁は、絹サヤと油揚げ、かな」

妹「とりあえず、これでファイルを。
 『九月の献立第1週 バリエーションNo.21』完成です」

妹「去年だけで7つも書いたんですね。
 そっか。もう、5年になるんだ。
 なんだかずーっと一緒みたいです」



207 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 19:24:03.89 ID:1arJeK/p0
>>203
意味分からんから、姉と弟はくっていろえろしたって妄想しとく


208 :VIPがお送りします [] :2008/08/24(日) 19:24:29.68 ID:+d+odD820
おら、腹減っただぁよ



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