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男の子「うう・・・殺し屋をやとってやる・・・!」
433 :◆1pwI6k86kA [] :2008/12/21(日) 00:43:53.69 ID:OHjllG3N0
男の子「神様、大天使様」
男の子「僕は最低な男です」
男の子「・・・人の不幸を糧に自分を育てようとする、悪魔の花です」
男の子「神様、大天使様」
男の子「・・・神様らがくださったチャンスは、同時に多くの人を不幸にしています」
男の子「・・・・これで」
男の子「これで・・・いいのかな」

男の子「・・・僕は強くなる機会を得ましたが、多くの人は生きる機会そのものを失いました」
男の子「それが・・・強くなることなんですか?」
男の子「神様・・・どうか・・・お答え下さい・・・」

男の子「僕は、僕は一体・・・どうすればいいのでしょうか・・・」


黒い男「ノープロブレム、全てジェミニに任るといい」
男の子「・・・・」
黒い男「さあ少年、懺悔の続きを」
男の子「・・・何やってるんだよ、お前」
黒い男「ファーザー・ジェミニだ」


435 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 00:44:16.86 ID:jiXxdKts0
数日前のタラヲがかっこいいサザエさんの人ですか?


436 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/21(日) 00:48:42.74 ID:rHMNQEafO
いちいち〜の人?とか聞く奴はなんなんだろう


437 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 00:49:51.69 ID:AI4JM3MN0
台詞形式
・・・ の多用


プギャー


438 :◆1pwI6k86kA [] :2008/12/21(日) 00:50:13.85 ID:OHjllG3N0
暗殺者「フゥム、教会というのは広くていいものだな・・・さすが心の家マインドハウス、心も広くあれということか」
男の子「・・・」
暗殺者「しかしこうも広いと、人が居ないというのがタマに傷だ」
男の子「・・・」
暗殺者「少年よ、お前はいつも一人で懺悔していたのか?」
男の子「・・・そうだよ、ここには誰も来ない」
暗殺者「・・・・・そうか」
男の子「悪い?」
暗殺者「何を言う、懺悔は良いことだ。アーメンソーメンヒヤソーメン」

男の子「・・・はぁ」
暗殺者「ん?悩みでもあるのか?ファーザージェミニが少年の悩みを聞いてやるぞ」
男の子「・・・本当?」
暗殺者「もちろんオーケー、オーライオーライ」

男の子「・・・ああ、神様、大天使様」
男の子「僕は最近、変な人に付き纏われています」
男の子「ああ僕は一体どうすればいいのでしょうかー」
男の子「どうかお救いくださいませー」
暗殺者「・・・」


440 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 00:51:52.99 ID:7WkKu7180
もの凄い勢いでじまんぐで再生される
誰かこの気持ちを共感してくれ


441 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 00:57:50.83 ID:eq95FSWz0
久しぶりの神スレ。
脳内再生される。

超絶支援。
神様大天使様。どうかこのスレが帰ってくるまで残っていてくれますように・・。


442 :◆1pwI6k86kA [] :2008/12/21(日) 00:58:42.19 ID:OHjllG3N0
暗殺者「・・・おお、ジェミニの耳に神の声が届いた!」
男の子「(うるさい牧師だ・・・今日はいつもの神父さんいないのかな・・・?)」
暗殺者「いいかよく聞け少年、神はこうおっしゃっている」
男の子「あーはいはい」
暗殺者「・・・救われたければ・・・」
男の子「・・・・・救われたければ?」

暗殺者「・・強く生きろ」
男の子「・・・」

男の子「・・・それができたら苦労はしてないんだよ」
暗殺者「いいか少年、ジェミニの言葉をよく聞け」
男の子「・・何だよ」
暗殺者「ジェミニは殺し以外何もできない」
男の子「・・・うん、知ってる。それはなんとなぁくわかる」
暗殺者「殺すか、死なない以外にジェミニには何も無い」

暗殺者「ジェミニはたった今ファーザーになったが、それでも人は殺し続けるだろうな」
男の子「・・・・ダメじゃん」
暗殺者「ダメだと思うか?少年よ」
男の子「だって・・・」
暗殺者「人としてどうか・・・などと言うのか?」
男の子「・・・」
暗殺者「ジェミニは人をキルすることでしか生きていけない」
男の子「・・・・そんなの・・・間違ってるよ」
暗殺者「・・・人のアンラッキーを踏み台にして生きることは、間違っている」
男の子「・・・うん」
暗殺者「フゥム、確かにそうかもな」


443 :◆1pwI6k86kA [] :2008/12/21(日) 01:05:34.79 ID:OHjllG3N0
暗殺者「だが聞け少年、マイゴッドはこう語りかけてきた」
男の子「・・・?」
暗殺者「“いいじゃん自分で正しければ”・・・と」
男の子「・・・嘘付け」
暗殺者「トゥルートゥルー」
男の子「ふざけんな、あーもう、お前の今までのトゥルーも全部疑わしくなってきた!」
暗殺者「静粛にせよ少年、神の御前であるぞ」
男の子「・・・神様気取りになってない?」
暗殺者「ノン」
男の子「・・・」
暗殺者「でもさ、頭の悪いジェミニでもやっぱり思うんだ」
男の子「えー?」
暗殺者「なんだか、・・・ジェミニは頭が悪いから言葉では上手く表せないんだが」

暗殺者「自分の生きてきた道や、やってきた道は・・・正しかったと思わないか?」
男の子「・・・」
暗殺者「ジェミニは今まで沢山の人を殺してきた」
暗殺者「まーそれは悪いことなんだろうしマイゴッドもさぞアングリーだろうが」
暗殺者「ジェミニはそれを後悔したことはないし、ジェミニはこれからも後悔するつもりはない」

男の子「・・・勝手だよ、そんなの」
暗殺者「フゥム、そうなんだ、そこが問題だ」
男の子「・・・僕だって・・・そんな風に強く生きていきたいけどさ・・・」
暗殺者「世間はベリーハードだな」


445 :◆1pwI6k86kA [] :2008/12/21(日) 01:09:57.72 ID:OHjllG3N0
男の子「(・・・・うう、寒い・・・秋だなぁ・・)」
男の子「(ちょっと前までは夏だったのにな・・・これからもっと冷えるんだろうな・・・)」

男の子「(・・・はぁ)」
男の子「(殺し屋、か・・・殺し屋でも悩むんだな)」
男の子「(・・・・人を踏み台にして生きることは仕方ない・・・か)」

男の子「(んー難しい!僕にはそんなの決められないよ!)」



「(・・・・警部、少年を見つけました・・・捕獲します)」


446 :◆1pwI6k86kA [] :2008/12/21(日) 01:13:51.37 ID:OHjllG3N0
姉「・・・・はぁ、寒い」
姉「・・・アイツは教会か・・・じゃあもうすぐ帰ってくるかな」
姉「ちょっと・・・私も意地張りすぎちゃったかも・・・」
姉「後で謝らなくちゃな・・・」

コンコン

姉「!来た」

ガチャ

姉「おかえりー・・・って・・・」
神父「・・・こんばんは、お嬢さん」
姉「あ・・あれ?神父さん・・・?」
神父「夜遅くにすみませんね、旧聖堂の掃除をしていたらこんな時間に」
姉「うわー家に来たのは初めてですね、とにかく寒かったでしょう、汚いですが中へおあがり下さい」
神父「ええ、少しの間だけ・・・お邪魔させてもらいますよ」


447 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 01:16:25.59 ID:1jB9tWQV0
神父・・・まさかっ!


448 :◆1pwI6k86kA [] :2008/12/21(日) 01:21:35.80 ID:OHjllG3N0
神父「・・・うん、とても暖かい紅茶だ」
姉「えへへ、すいません・・・コーヒーの淹れ方しか詳しくなくて・・・」
神父「いえいえ充分お上手ですよ、大したものです」
姉「・・・ありがとうございます」

神父「・・・それにしても、あなた達にはいつも驚かされます」
姉「(達・・・?)えっと、私と・・・弟の話ですか?」
神父「ええ、それもありますし・・・何より・・・」
神父「・・・あなたや、あなたの弟・・・やはり私には、運命のように思えるのです」
姉「・・・?」

神父「(・・・父が一生をかけて祈り続けた二人の子供への加護・・・)」
神父「(それが叶わないまま終わるなんて・・・そんなはずはない)」
神父「(私は今まで彼女達を、彼女の家族達の懸命な姿を見続けてきた・・)」
神父「(神が彼らを救わぬというのなら、神がこの世に救えるものなど何も無い!)」


449 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/21(日) 01:23:48.00 ID:wk/HidwmO
神様大天使様、下の連想をしてしまった私をお許しください


452 :◆1pwI6k86kA [] :2008/12/21(日) 01:28:26.91 ID:OHjllG3N0
ガチャ
暗殺者「ただいまー、ボンソワー」

姉「!! あいつ・・・また・・・!」
神父「ん?・・・既に見知っておりましたか」
姉「え?神父さんあいつを・・・?」
神父「ええ・・・まぁ、そうですね、彼を知っています」
姉「・・・そう・・でも、アンタには帰ってもらうわ」
暗殺者「えー、だってここはジェミニの第二のマインドハウス・・・」
姉「早く帰って!私は弟が帰ってきたときに、アンタの姿を見せたくないの!」
暗殺者「・・・」

暗殺者「・・・・ユー・・・今、何と言った・・・・?」
姉「・・?・・・弟が帰ってきたとき・・・」
暗殺者「ジェミニよりも早く教会を出て・・・まだ・・・帰っていないというのか・・・?」
姉「え・・・・・」

暗殺者「・・・・オゥシット!アラート!」
暗殺者「すぐに・・・すぐに探さなければッ!」

姉「ちょっ・・・どこいくの!?」
神父「・・一体・・どうしたというのです・・・?」


454 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 01:32:42.29 ID:jiXxdKtsO
ジェミニに惚れた


455 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 01:34:18.75 ID:4blfPvGRO
バネ男の話しを思い出した
別にそんなにているわけじゃないけど


456 :◆1pwI6k86kA [] :2008/12/21(日) 01:35:57.58 ID:OHjllG3N0
男の子「離せっ・・・!離せよっ!」
「少しの間の我慢だボウヤ、あまり騒ぐな」
男の子「うるさい早く離せ!僕をどうするつもりだ!」
「何、ちょっと質問ごっこをするだけだ」
男の子「(・・・!!)」

男の子「(こいつ・・・もしかして警察・・・!?)」

「急に静かになったじゃないか?やっぱりヤマは当たってたんだな・・・」
男の子「(!!)」

男の子「(・・・くそ・・・どうしよう・・・捕まった・・・!)」
男の子「(いや・・話さない!僕は何も話さない・・!)」

「・・・君の証言にはおよそ37人の尊い命と、93人の遺族の将来がかかっている・・・嘘はいけないよ?わかってるね?」

男の子「・・・!!」
男の子「(嫌だ・・・嫌だ!どうして!僕は・・!)」
男の子「(神様、大天使様・・・僕は・・・強くなりたいんだよ!)」
男の子「(どうして僕はこんなに不幸なんだよ!?ダメなんだよ!?)」
男の子「(嫌だ・・・嫌だ!!)」


457 :◆1pwI6k86kA [] :2008/12/21(日) 01:42:42.17 ID:OHjllG3N0
??「レディィイイィィィイス!アンド!ジェントルメンッッッ!!」

「・・・?何だ、時計台から声が・・・」
男の子「この・・・この声は・・・」

??「・・・アンド、マイドッゴ!マイエンゼル!そして見ているかスターズ!」

「この声・・・奴だ!」
「警部、奴です!突然時計台に、奴が現れました!」
『了〜解ィ、・・・堂々出現となれば、全員に武装させて総出動させられる!』
男の子「(総・・・出動・・・!?)」


??「(・・・・)」
暗殺者「(あーあ、またジェミニやっちゃったよ)」
暗殺者「・・・やっぱりジェミニは頭が良くないんだな、ダメだ、うん・・・ベリーフール」

暗殺者「・・・まあいっか、マイゴッドは何でも許してくれるさ」


458 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/21(日) 01:46:11.78 ID:kBPWyjLqO
天然なのはジェミニなのか>>1なのか


459 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 01:46:55.84 ID:B+cv8Sdl0
男の子:くまいもとこ
姉:若林直美
ジェミニ:大塚明夫

これで脳内再生された


460 :◆1pwI6k86kA [] :2008/12/21(日) 01:48:22.99 ID:OHjllG3N0
「ま た お 前 か ! !」
「今度は銃15丁が相手だ!今度こそ死んでもらうぜ!」
「俺の同僚の敵討ちだ!絶対に殺す!」
「銃構えーっ!」

暗殺者「・・・・フゥム」
暗殺者「15丁・・・経験からして1丁で大体、ワンサイクル6発・・・」
暗殺者「・・・1サイクルで90発か、オォウ、考えただけでもベリーハード・・・」

暗殺者「なに、今日はジェミニだってマトモにやりあうはずもないさ、」
暗殺者「なんたって、大事な探し物があるからな・・・」

暗殺者「・・・さあ、ジェミニレーダー起動ッ!」


(助けて!助けてよー!)


暗殺者「聞えた・・・少年の声だ、かなり近いな」


463 :◆1pwI6k86kA [] :2008/12/21(日) 02:00:26.85 ID:OHjllG3N0
男の子「たすけて、助けてーっ!」
「うるさい静かにしろ!さては仲間を呼んでいるな!?あの暗殺者のなのか!?」
男の子「やめろ、離せぇっ!触るな!嫌だ!」
「大人しくしろ!お前は重要な参考人だ!」
男の子「嫌だ離せ!僕は強くなるんだ!」
「・・・そうか・・・知ってるかボウヤ、警察ってのはな・・・有事の際にはちょっとくらい不手際があってもいいんだ」
男の子「!?」
「君を静かにさせるためなら、ちょっと乱暴な手段を使ってもいいってことだよ」
男の子「やだ・・・嫌だ・・・」
「部屋に着くまで静かにしてるんだ、いいな?さもないと・・・」

暗殺者「ユーの首がポップコーンのように弾け飛ぶぞ」
「・・・・・・な」
暗殺者「振り向くなよ?向いたらその勢いで首がトリプルアクセルだ」
「・・・・」
男の子「お・・・お前・・・」
暗殺者「やあ少年、元気そうで何よりだ」
「・・・こ、こんなことをして許されると・・・」
暗殺者「ワッツ?ジェミニになんて口の訊き方だ」
「・・・・ふん、お前なんてもうすぐ終わりだ・・・なんたって街の、いや、隣町からも武装した警察がお前を・・・」
暗殺者「・・・フゥ〜わかってないな」

暗殺者「ジェミニは盛大なパレードが好きなわけじゃない、本職を忘れたのか?」
「・・・・」
暗殺者「誰にも見つけられない、誰からも見つからない・・・それが、暗殺者だ」
「・・・・」
暗殺者「ゴー、トゥ、ヘル」

ポキ


465 :◆1pwI6k86kA [] :2008/12/21(日) 02:01:15.69 ID:OHjllG3N0
厨二展開最高 というわけで寝る
変なテンポですまない


467 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/21(日) 02:03:44.61 ID:kBPWyjLqO
ジェミニ様、だ。豚が…


469 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 02:03:50.73 ID:4blfPvGRO
まじっすか。。かなり好きですw

いちおつ!!



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