■戻る■ 下へ
姉「こらっ!バカ弟起きなさい!」
221 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 00:42:03.23 ID:EEtStUz5O
神社
姉の部屋
姉「ん……」

弟「あ、大丈夫か?姉ちゃん」

姉「……!弟…!大丈夫なの!?」

弟「いや俺は大丈夫だけど…姉ちゃんこそ…」

姉「本当でしょうね?」

弟「ほ、ほんとだって!」
姉「そう…、さっきの霊は倒したの?」

弟「ん…まぁ親父がな。」
姉「………嘘」

弟「いや!マジだって!」
姉「絶対嘘よ!あんなぐーたらなお父さんがそんなこと出来るわけないじゃない!」

まぁ…今までの親父を見てたらそういう反応が普通だろうな…
俺だって信じられないくらいだ


224 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 00:56:29.92 ID:EEtStUz5O
同じく神社内

不良男「……はっ!」がばっ

弟「……よ、よう…」

不良男「……ここは」

弟「えぇと…まあボロいけど俺ん家だ。」

不良男「……そうか…」

弟「……」

不良男「……」

き、気まずい……

不良男「……俺が寝てるってこたぁ……俺ぁ負けちまったんだな……」

弟「え…」

不良男「そうか…テメエに気絶するほど殴られてこんな目にあっちまってんだな…」

はい…?あのーなにか勘違いを…?

不良男「…負けちまったらしょうがねえな…認めたくねえけどよ、テメエのこと…認めてやるぜ。」
あのー実際は勝っても負けてもいないんですが…
…まぁいいか……


225 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 01:04:34.35 ID:EEtStUz5O
不良男「あぁただしテメエの親父は認めねえけどな」
弟「そ、そうか」

がらっ

姉「あっ、不良男くん!起きた?」
どきーん!
不良男「あ!………あ、あ、……はい…」

姉「良かったー!もう起きないかと思って心配したわよー。」

不良男「……は、はいっ!じ。自分は大丈夫っ!」

弟「……」

姉「あ、さっき弟と喧嘩してたみたいだけどダメよ!あんなことしちゃ!」

不良男「は、はいっ!もう今後一切しませんっ!」

姉「そう!わかってくれたら嬉しいわ!」にこっ

ずぎゅーん!
不良男「は、はいっ…//」
……そういうことか…


226 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 01:18:24.39 ID:EEtStUz5O
夕食
姉「もうお父さんったらいきなり旅に出ますとかやめてっていってるじゃない!」

父「男は旅に出て大きくなるもんだぜ」

姉「そういう問題じゃ……はぁ…もういいわよ…」

弟「そういや帰ってくるの早すぎじゃないか…?」

こじろう「こやつ公園で寝ようとしたら補導されてな。家があるんだったら帰れとか言われたのだ」

弟(だせぇ…)

姉「今度こういうことしたらお父さんのご飯作らないからね!」

父「タチの悪い冗談だな」
姉「じゃあやめて。心配するじゃない」

父「いつもこじろうに誘惑されるんだよ」

こじろう「しとらんわ!!」


231 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 01:43:24.65 ID:EEtStUz5O
弟「親父…」

父「あ?」

弟「正直今日…親父のこと見直したよ」

父「……」

弟「俺はあんたみたいになりたい。」

父「で?」

弟「そして俺がここの次期神主になる。だから明日から修行する。」

父「……好きにするがいいぜ」

姉「…ふふっ…やっとやる気になったのね」

そう…今はまだ弱いけど…いつかあんたを越えて見せる……!


234 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 01:51:17.36 ID:nO8GDBY7O
お姉ちゃんの寿命は大丈夫なの!?ねえ!


236 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [みすった] :2008/12/21(日) 01:54:08.42 ID:EEtStUz5O
>>234
それは後から補足するから


237 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 01:56:26.26 ID:R9DmOOxeO
いいね〜


238 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 01:57:02.07 ID:EEtStUz5O
てゆうかこんな糞みたいなSSでも見てくれる人はいるんだな…dくす


244 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 03:21:06.31 ID:JUhz+bd/O
話的には一区切りついちゃったよな


245 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 03:23:39.37 ID:EEtStUz5O
うん。
まあこのまま落ちてもいいけどね保守大変だろうし


248 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 06:03:03.27 ID:Ll4bsbSEO
オレ的には普通におもしろいけど・・・


255 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/21(日) 12:00:47.76 ID:EEtStUz5O
保守dくす。
バイト始まるがそれまで書く


256 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 12:11:50.60 ID:EEtStUz5O
どどどどど!

弟「うわっ…つめて〜!」

奥入瀬渓流の滝に頭から打たれる

姉「いいからお経唱えなさいよ!修行にならないでしょ?」

弟「わ、わかったよ…………………」

こうして滝に打たれながらお経を唱えることによって霊力を高めることが出来るのだ。

弟「…でもよ、時期が時期だろ!もう冬だぞ!」

姉「強くなりたいんだったら文句言わないの!」

弟「うへぇ…」

こりゃ思ったよりつらいぞ…


257 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 12:26:31.46 ID:EEtStUz5O
学校
クラスメイト「おっと…!」
どんっ!

弟「いて」
クラスメイト「わりぃわりいw」

不良男「おいなにやってんだテメエ」
弟「……あ」

クラスメイト「ざまあwww」

不良男「誰に断ってこいつにこんなことしてんだ?」
クラスメイト「…え?」

不良男「誰に断ってこんなことしてんだっつってんだよ!」
クラスメイト「え…?いや…不良…」
不良男「アァ?!」
クラスメイト「ひっ!わ、悪い!悪かった!」たたた…

不良男「ふん…。……大丈夫かよ」
弟「…ああ」

不良男「なんかやられたら言えよ」


258 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 12:33:54.46 ID:EEtStUz5O
女「よー諸君!元気にしてたかね?」

弟「なんだ女か」

女「なんだとはなんだよー!今日はちゃんと宿題やってきたのだよ?」

弟「いや…それ普通だから…」

姉「胸張れることじゃないわよ」

女「むーなんだよー。褒めてくれたっていいじゃまいか」

姉「女は甘やかすと調子に乗るからだーめ」

女「その調子に乗りたいのにー!」

弟「いつもその調子に乗ってるのは俺の気のせいか」


259 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 12:39:55.18 ID:EEtStUz5O
クラスメイト「おうい姉ちゃん!隣のクラスの奴が呼んでるよ!」

姉「あ…、うん」

女「おっ!告白かー!?告白なのかー!?」

弟「そんな物好きいないだろ…」

姉「うるさいわね!」

クラスメイト「おーい」

姉「あ。今行くから…」

女「いてらー」


260 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 12:48:51.76 ID:EEtStUz5O
姉「あの…用ってなんですか?」

「あ、来てくれたんだね。…えっと…」

姉「うん?」

「い、一年の頃からずっと好きでした!僕と付き合ってください!」

姉「え…」

「だ、ダメ…かな…?」

姉「えっと……ごめんなさい!」

「がーん!な、なんで!?他に好きなやつでもいるの!?」

姉「うーん…好きなやつっていうか……気になるやつなら…いるかな」

「そ、そうか…残念…」

クラスメイト「振られてやがんのwwwざまあwww」


262 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/21(日) 13:30:32.20 ID:uHYpiUKh0
教室で堂々とコクルヤシなんて居るのか?ww


271 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/21(日) 17:19:58.87 ID:EEtStUz5O
バイト終了ー

まだあったwww遅い上につまらんからもう見限られたかとおもたのにw

保守ありがと


272 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 17:23:00.11 ID:EEtStUz5O
>>262
いや教室じゃなくて校舎裏っす。説明足りなくてスマソ


273 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 17:34:34.93 ID:EEtStUz5O
女「実際姉っちはかなりモテるのだよ」

弟「…知ってるよ」

女「多分これで今年六人目くらいじゃあないかな」

弟「ほーん。女はどうなんだ?」

女「わたし?わたしは全然なのだよー」

弟「知ってるよ」

女「こらぁ!失礼だぞぅ!わたしだって女の子なんだからっ!」

弟「冗談だよ。そんな怒るなよ」

女も姉ちゃんほどではないが結構人気があったんだよな確か…

女「まったく失礼しちゃうよ!」


274 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 17:57:47.36 ID:EEtStUz5O
姉「ただいま」

女「おー姉っちおかえりーどうだったー?」

姉「え?なにが?」

女「告白だよーこ・く・は・く!ラブコールを受けたんだろう!?」

姉「…ひみつ」

女「なんでだよーいいじゃまいかー」

弟「まぁいいだろ。聞かなくても」
どうせどっかからそういう噂がくるんだろうから

女「むー、仕方ないかぁ……弟っちもモテればいいのにね!」

弟「余計なお世話だ!」


275 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 18:00:01.50 ID:NR/Y0L6H0
wktk


276 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 18:08:20.44 ID:EEtStUz5O
弟「そういやおまえらなんで告白受けてるのに付き合わないんだ?」

姉・女「え?」

姉「わ、私は別に……」

女「う〜ん…わたしにはまだ早いかなーなんて?」

弟「……よくわからん理由だな。付き合うだけ付き合ってみればいいのに」

姉「そういうのは相手に失礼じゃない?なんか」

弟「そんなことないだろ、付き合ってみて好きになるかも知れないだろ」

姉「……でもいいわやっぱり」

弟「……なんでだ?」

女「とうっ!」どんっ!

弟「いたっ!なにすんだよ女!」

女「ん?なんのことだい?」

弟「なんだよ一体…」


277 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 18:27:38.37 ID:EEtStUz5O
女「あ、そうだ!知ってるかいお二人さん!」

姉「なにを?」

弟「その言い方じゃなにを聞いてるかもわからんだろ」

女「ふふーん、この学校の生き字引と言われた私めが持ってる今最もホットな情報は…!」

姉「そ、それは…?」

女「下級生にめちゃんこ可愛い子が転校してくるのでーす!」

弟「…………なんだ」

女「おおっ?もっとびっくりしておくれよぅ!」

弟「ホットって言うからよっぽど熱い情報なのかと思ったのに」

女「十分ホットじゃまいかっ!情報の速さでは負けてないはずっ!しかーもこんな時期に転校なんて変わってるよ!」

姉「そ、それもそうよね…」


279 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 18:47:54.63 ID:EEtStUz5O
弟「それで?いつ転校してくるんだ?」

女「む?今日だよ確か」

弟「おお、結構ホットじゃん」

女「だろうだろう!?」

姉「んー…でも確か朝にも先生がそんなこと言ってたような…」

弟「なんだよ。生き字引でもなんでもないじゃん」

女「うぉっ…そんなバカなっ…!」

姉「でもこの学校生徒少ないしどんな子なのかくらいは見てみたいわね…」

女「それだぁっ!」

弟「ん?」

女「今から見に行こう!」
弟「お、おい…」


280 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 18:57:46.83 ID:EEtStUz5O
女に連れられ一年の教室へとやってきた

姉「す、すごい人だかりね。」

弟「まさか皆その転校生目当てか?」
だとしたら相当暇な奴らだ
女「田舎の高校ってのはこんなもんだよ!うん」

弟「人だかりで全然見えないぞ?」

女「大丈夫だよ〜背伸びすれ…ばっ!」

弟「……ダメじゃん」

女「うぅ…お恥ずかしい…」


285 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 19:24:24.15 ID:EEtStUz5O
キーンコーンカーン

姉「あ、チャイムの音だわ戻らなくちゃ」

人だかりがなくなっていき教室の人だかりの中に一人の小さな髪の長い女の子が見えた

弟「…あ」

その子がこっちを向き目が合う

転校生「……」ぎろ

弟「……!」

姉「ほら、バカ弟!遅れるわよ!」

ぐっと引っ張られて教室へと戻った


286 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 19:35:09.69 ID:EEtStUz5O
キーンコーンカーン

女「ふぅー!やっと授業おわったぁー」
姉「結局どんな子か見れなかったわね」

弟「……」
あの子と目が合った時なんか睨まれたような気がするんだ…気のせいかな。

女「弟っちは見たのかい?」
弟「ん…まあ」
姉「え?どんな感じだったの?」

弟「んー確かに可愛いことには可愛いかったんだけど…なんか愛想がない感じがしたかな…」
女「おおー私も見たいぜっ!」
姉「愛想が悪いのはあんただったからじゃないの?」
弟「いや、それはわからんけど…ってどういう意味だよ!」
姉「やらしい目で見てたんじゃないの?」
弟「そんなことねえよ!」女「あーそれはわかるかもだねー」

おまえら……


288 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 19:44:54.59 ID:EEtStUz5O
弟「俺はいつもやらしい目なんてしてないぞ」
女「えー」
姉「まさか気付いてないの?」
弟「えっ…お、おい…」
姉「普段から私逹のことあんな目で見ておいて?」
女「気付いてないとでも思ったかっ!弟っち!」
弟「じょ、冗談…だよな?」
女「あっちゃこりゃ重症だね」
姉「女子の中でもムッツリそうな人ランキング一位はあんたよ?」
弟「えええ!?そんなバカな…」

普通の目をしていたつもりなのに…ということは元からそんな目をしていたということだ…
もう自分の顔に自信が持てない

弟「……」ずーん…
姉「ぷっ、冗談よ!」
女「こんなのに引っ掛かるなんてまだまだですなあ弟っち!」

先生…ここの女子共が僕をいじめます…


289 :sage [] :2008/12/21(日) 19:45:18.76 ID:z1FYYdlJ0
地元じゃねーか


290 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 19:59:40.05 ID:EEtStUz5O
学校帰り

弟「ちす。店長」

店長「やあ弟くん。今日も稼ぎに来たね」

弟「はい。がっぽりと」

店長「ははっ。結構だねぇ。お父さんは元気かい」

弟「えぇまぁ元気ですよ。変わらずぐーたらしてますが」

店長「ははっ。あいつは自分のやりたい時にしかやらないからねぇ」

弟「元同級生でしたよね親父と店長は」

店長「まあね。あいつには結構振り回されたよ」

不良男「お、弟じゃねえか。バイトしに来たのか?」
弟「ん、まあ。」

不良男「よ%8


292 :VIPがお送りします [文字切れた] :2008/12/21(日) 20:03:29.62 ID:EEtStUz5O
不良男「よっしゃ!俺も一緒に働いてやんぜ」

店長「お、いつの間にか息子と仲良くなっていたようだね」

弟「はは…」

不良男「おう!なんたって男と男の勝負をした仲だからなぁ!」

店長「うんうん。いいことだ。これからもよろしく頼むよ弟くん」


293 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 20:13:13.07 ID:EEtStUz5O
不良男「ところでよ…」

弟「ん?」

不良男「その…なんだ…あのー…おまえの…その…」

弟「姉ちゃんか?」

不良男「そ、そう!その姉ちゃんとやらはよー……その…」

弟「?」

不良男「い、今の時間帯とかってなにやってんだ?」

弟「……え?」

不良男「い、いや!別にな!気になるわけじゃねんだけどよ!………なんとなく…」

弟「んー…この時間帯は…メシでも作ってんじゃないか?エプロンつけて」

不良男「……え…エプロン……!」

弟「…それがどうかしたのか?」

不良男「いやっ!なんでもねえよ!ははは」


294 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 20:24:09.06 ID:EEtStUz5O
神社

弟「あのさ…不良男…」

不良男「男でいい」

弟「じゃあ男。なんで…」
姉「あら、おかえり弟。」
弟「あぁただいま」

男「……!」

姉「あれ?不良男くんじゃない?どうしたの?こんな遅くにウチまで」

男「いいいい、いやっ、僕!お、弟くんを家まで送っていこうと思いましてっ」
弟「……」

姉「えー?なにそれー?変なのーw」

男「はっ、はははは!」


298 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 20:57:15.17 ID:EEtStUz5O
姉「あ、不良男くんご飯食べてく?せっかく来たんだし」

男「えっ!!い、いやっ!」

弟「遠慮することないぞ。どうせ姉ちゃんのメシだから」

姉「ちょっとそれどういう意味?」

弟「いや独り言だ」

姉「……後で覚えておきなさいよ」ぼそっ

姉「で、どうする?不良男くん?」

男「いやっ!ほんといいからっ!ほんとっ!腹いっぱいだから!」

姉「そーお?遠慮することないのよ?」

男「そ、それじゃっ!」だっ

姉「あっ…!」

弟「なんか見てて面白いなあいつ」

姉「…??」


299 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 21:03:39.03 ID:EEtStUz5O
父「腹減ったぜ早くしろ」
姉「もうお父さん何様よ!」

父「俺はお父様だ。今度からそう呼べよ」

姉「そういうことはまともに働いてから言ってよっ!」

こじろう「うむ…この魚はなかなか美味だの」

姉「こじろうもつまみ食いしちゃダメっ!」

弟「大変そうだな姉ちゃん」

姉「じゃああんたも手伝って」

弟「しょうがねえなぁ…」


300 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 21:14:31.99 ID:+LHXCKWI0
1日1支援


301 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 21:20:45.01 ID:EEtStUz5O
弟の部屋

しゃかしゃか
弟「〜♪」

どたどた

弟「うるせーな!なにやってんだよ!」がらっ

姉「え?」

姉ちゃんと親父とこじろうがトランプで遊んでいた

弟「なにやってんだよ…」父「見てわかるだろうぜ」
そりゃわかるけどさ

こじろう「七並べをして遊んでいたのだ」
姉「あっ、自分誘われなくて悔しいんでしょ、一緒にやる?」
父「今ならタダで入れてやるぜ」
弟「…やんねえよ」
姉「負けるの怖いんだ」
こじろう「とんだ腰抜けだの」
父「ま、雑魚は雑魚らしく寝てるがいいぜ」
弟「…な、なんだと?」


302 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 21:28:56.45 ID:+LHXCKWI0
猫がどうやって


303 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 21:32:04.69 ID:EEtStUz5O
くそっ……

姉「はいスペードの3」

父「ハートの5だぜ」

こじろう「ダイヤのクイーンだの」

誰がっ…誰が持ってるんだ…2を……!

姉「弟出さないの?」

弟「ぱ、パスだ…!」

なぜか俺の残った手札は1ばかりこれじゃ出せないだろ!

姉「あーがりっ!」

父「俺もあがりだぜ」

こじろう「私もこれであがりだ」

弟「くそおおお!負けだー!」

父「おまえ弱すぎだぜ」

姉「頭悪いんじゃない?」
こじろう「はっはっは。不様だの」

こいつらぁ…俺の手札細工しやがったな……


305 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 21:38:18.36 ID:EEtStUz5O
姉「はい!私勝ったから負けた人に罰ゲーム!」

弟「え!?聞いてないぞ!」

父「常識だろうぜ」

姉「じゃあキスして」

弟「………え」どき

ま、まさか…まさか…勝った人にキスするって言う罰ゲームなのか…?つまり姉…

姉「弟の前に負けた人に」

こじろう「あ、私だの」

こじろおおおおお!!!


307 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 21:40:14.55 ID:lqpkLV5cO
スレタイが勃起なさいに見えた


308 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 21:45:10.85 ID:EEtStUz5O
姉「ほらキスだよ弟」
父「とっととしろカス」
こじろう「うむ。準備はいいぞ」
弟「うぅ……」

ぎゅっ

こじろうの顔を手で固定する

………

弟「あの……まじでやんなきゃダメ…?」
姉「ダメー!」
弟「うう…」
父「神主になる人間は猫とキスするくらいは日常茶飯事だぜ」

嘘つくなよ……

こじろうが目を閉じる

姉「ほらっ!いけっ!」

勢いよくこじろうに顔を近づけた

ぶちゅっ


309 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 21:46:14.74 ID:7OCGOlZo0
ぶちゅっwwwwww


310 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 21:46:32.76 ID:EEtStUz5O
>>307
前のスレでも言われた。ミギーかよって


311 :VIPがお送りします [] :2008/12/21(日) 21:54:31.16 ID:EEtStUz5O
弟「おえぇ……」(魚くせえ…)

姉「わー…ほんとにしちゃったのね…」

父「俺猫とガチでキスする奴初めて見たぜ」

弟「おまえらがやれって言ったんだろーが!」

姉「まさかほんとにするとは思わなかったわよ…ねぇ?」

父「まったく同感だぜ。空気嫁」

こじろう「なぜ人間の男に接吻などされなければならないのだ…」

じゃあどうすりゃ良かったんだよ…損したのは俺だぞ…

姉「ふふっ…やっぱり弟は楽しいわね」

父「くっくっく」

こじろう「なかなか傑作だったぞ」

弟「いや俺は全然楽しくねー!」



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