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頭の固い新ジャンル「12月24日外伝」
- 123 名前:VIPがお送りします。 [sage]
投稿日:2007/12/24(月) 16:46:56.75 ID:L/YnCsYx0
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爨爨爨 爨爨爨
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女「門松だ」
地「年用意はクリスマス前から始めても別に構いはしないんですがね」
女「しかしあれは本来お正月さまをおびき寄せるための巧妙な罠。サンタがかかっていいものか?」
地「なるほど。そういわれてみれば家主のそこはかとない諧謔の精神を感じますね」
女「かといってイブにお邪魔せざるはサンタの恥」
鼠「まったく難しいもんで」
女「お前はまだ一週間あるだろうが」
- 124 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/12/24(月) 16:52:58.96 ID:L/YnCsYx0
地「メリークリスマース!」
招き猫「メリークリスマース!」
女「おーおー。今宵は招き猫も赤い帽子をかぶっちょるわ」
猫「聖ニコラス疾く参られよ招き猫――ってなもんさー」
地「この家にお子さんはおられませんが、そういわれると寄っていかずばなりますまい」
女「この辺のゆるさが日本のクリスマスだなあ」
招き猫 改め こたつ猫「はぁ〜。これでのんびりこたつで丸くなれるってもんよぉー」
地「お疲れさま。プレゼントは一年よく働いたあなたに差し上げましょう」
猫「マジで?」
夫「よかったなあ」
妻「ねずみでももらっとき」
女「オイ。それだと来年がこねーじゃん」
- 125 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/12/24(月) 16:56:22.62 ID:L/YnCsYx0
子「ママー。サンタさんはいっぱいいるのに天使さんいないねー」
母「天使さんは天国でクリスマスなのよ」
女「そういやサンタコスは街中で見かけるのに天使コスって見ねーな」
地「それはいけない。不思議降る今宵、天使を信じる子供の前に天使が現れないなんて!」
女「飛天でも呼ぶのかー?」
阿弥陀「厭離穢土欣求極楽」
観音「南無阿弥陀――仏南無阿弥陀仏――」
勢至「南無阿弥陀――仏南無阿弥陀仏――」
諸仏「南無阿弥陀――仏南無阿弥陀仏――」
諸菩薩「南無阿弥陀――仏南無阿弥陀仏――」
眷属「南無阿弥陀――仏南無阿弥陀仏――」
女「五色の彩雲たなびかせ天上の楽奏でながらなんかキター!!!!!」
地「上品上生。極楽浄土のほぼ全住人引き連れてのご来迎です」
女「夜が昼のようだよ! ってかやりすぎだお前らー!」
地「大丈夫。クリスマス向けの【カラ来迎】なので死人は出ません」
女「違う! だから問題はそこじゃなーい!」
烏枢沙摩明王「よかった。聖夜に家族と死に別れ、一人便所にこもって泣き濡れる子はいないんだ」
女「阿弥陀さーん! この便所蝿つれてってくださーい!」
- 127 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/12/24(月) 17:00:00.56 ID:L/YnCsYx0
地「メリークリスマース! いい子にしてましたかー?」
?「してたー」
地「よーしよし。それじゃあサンタさんからプレゼントですよー」
?「ありがとーお地蔵さまー」
地「違う違う。サンタさんですサンタさん。サンタクロース」
?「?? お地蔵さまなのにー?」
地「ははははは。参りましたねこの子には」
女「いい子か、こいつ?」
地「いい子ですよ?」
女「まあいい子だろうね、座敷わらしは」
- 128 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/12/24(月) 17:08:06.56 ID:L/YnCsYx0
弘法大師「では私の留学生時代のエピソードでも」
菅原道真「宇多の帝との思い出でも語ろうかの」
地蔵菩薩「自分の話というのも照れくさいので、観音さんの功徳でも説きましょうか」
牧師「あ、ありがとうございます。サン――サンタクロースの――み――皆様――」
女「無理すんなよおっさん。いやなら断れって。教会のクリスマス行事だろー?」
牧師「でもこの方たち、ちゃんとしたサンタクロースだし説教をお断りするのも――ううううううう〜」
女「大変だねー。あ、このクッキーもらっていい?」
牧師「ここは教会私は牧師ここは教会私は牧師ここは教会私は牧師――」
烏枢沙摩明王「冬の夜の便所は足元が冷える――明王の炎で暖めてやろう」
- 129 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/12/24(月) 17:11:08.16 ID:L/YnCsYx0
サンタクロース「さぁて。この家のプレゼントはっと――」
ぶぉおおおおおおおおお――――――――!
サンタクロース「うおおおおおおお!? 袋から突風? なぜにいいいぃぃぃぃ――――」
地「喝ッ!」 しゃんっ!
サンタクロース「と、止まった――」
地「またお前の仕業ですか。隠れ蓑をまとっていてもわかります――天狗っ!」
;゚つ゚)「ちぇー。せっかく風神の風袋とすりかえたのによー。やっぱお地蔵さんはごまかせねーわ」
女「天狗か! 天狗の仕業か!」
サンタクロース「もうヤダこの国! 変なのばっか絡んでくる!」
風神「さて。今宵もカッポゥの熱を冷ますべく風でもふかすかい」
どさどさどさどさっ
風神「…………」
風神「なぜにニンテンドーDSが」
風神「…………」
風神「まあいいや。外寒いし、家帰って脳トレでもしよ――」
- 130 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/12/24(月) 17:17:45.79 ID:L/YnCsYx0
女「イブに雪に埋もれて死ぬってさ――嫌なのかロマンチックなのか微妙だよなー」
地「そういうこと言ってると雪女郎がほんとにやっちゃいますよ」
女「そういやあいつ、雪山で野グソ中の奴凍死させたことあんのかな」
地「それはさすがに――あの人も嫌がるんじゃ――」
女「春になって雪が解けて、そのままの死体と野グソが見つかんの。うわっ、最低!」
地「もし雪山でそんな目に遭いそうになったら、私でも阿弥陀さんでもいいから助けを求めてください」
男「おまえら――
チョコケーキ食いながら
よくそんな話――――」
. .... ..: : :: :: ::: :::::: ::::::::::: * 。+ ゚ + ・
∧ ∧. _::::。・._、_ ゚ ・ 烏枢沙摩明王
/:彡ミ゛ヽ;)(m,_)‐-(<_,` )-、 * 「ボーイ。そんな時こそ
/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::iー-、 .i ゚ + 大慈大悲の我が菩薩空間で
/ :::/;;: ヽ ヽ ::l ゝ ,n _i l メリークリスマスさ――」
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄E_ )__ノ ̄
- 131 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/12/24(月) 17:20:50.50 ID:L/YnCsYx0
烏「なー。この袋の中、食糧蓄えてんなー?」
サンタ「こら! あっちけ! 袋つつくんじゃない!」
烏「おっおっ? お前、野生のバイタリティなめてんな? 自分で飛べもしねーくせに」
サンタ「痛い、痛っ! やめろ、こらっ!」
烏「今日は太陽の祭日、すなわち太陽神の使者たる俺の日であり、サンタのプレゼントは俺のもの!」
サンタ「名義上はキリスト教だ! どっかいけ! このっ! たかが烏一羽が!」
烏「…………」
烏「あんた、烏は冬に大同終結して営巣するってしらねーな?」
サンタ「うっ――星が――消えた――?」
烏「野生のタクティクス、異人さんに見せ付けてやるときがきたようだ――」
サンタ「…………よ、夜空が……うごめいて……」
ギャアギャアギャアギャアギャアギャアギャアギャアギャアギャアギャアギャアギャアギャアギャア!!!!
サンタ「か、烏が! 烏があぁぁぁぁ! 助けてえええ! 助けてぇマーマァ――――――!!!!!!!!!!!」
- 132 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/12/24(月) 17:22:19.03 ID:L/YnCsYx0
☆
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∴∴∴ 喪「ああ――クリスマス絶望スレは落ち着くなぁ」
/:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: :::::::::::::::::::::::::
/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
地「そんなあなたにメリークリスマース!」
女「はいはい。メルリメルリ。メルリ提督遠征記っと」
喪「はは――なんかお迎えっぽいのがきやがった」
女「この石像はともかく美少女天使なわたしを見て何をほざくか無職童貞」
喪「マッチすってねーのになんか聞こえるよ――――おばーちゃーん」
女「やべ。殺意がかなり明確になってきた。どこまで美少女天使クリストキントちゃんを無視する気だ」
喪「ケーキも金も薄っぺらな友情もいらないし、人生負け組でもいいし、
カップルなんてどうでもいいからただ温もりが欲しい――」
- 133 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/12/24(月) 17:23:02.92 ID:L/YnCsYx0
不動明王「ほう――これが噂のクリスマススレ(喪)か。煩悩・未練むきだしよのう」
大威徳明王「VIPで愚痴るだけなら念仏の一つ、座禅の一つでもすればよいものを」
降三世明王「無為は博打にも劣る。死ね。貴様らは六道に居場所なきゴミだ。死ね」
軍荼利明王「煩悩のみなどと生ぬるいことはいわん。その身ごと焼き払ってくれるわ!」
金剛夜叉明王「クリスマスがなくとも貴様らの煩悩は変わるまい。ならば消えるのは貴様らの方よ」
女「これ温もりじゃねー! 厳しすぎじゃこいつらー!」
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∴∴∴ 喪「いや――もうそれでいいよ――うん――」
/:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: :::::::::::::::::::::::::
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女「Σ (;゚Д゚) 絶望しすぎだー!」
烏枢沙摩明王「大丈夫だ兄弟。すべては流れゆく水洗トイレの如し――諸行無常、諸行無常」
女「そこは『ゆく川の流れは絶えずして〜』って言ってほしかったなー」
- 134 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/12/24(月) 17:28:23.72 ID:L/YnCsYx0
女「ちょっと待ってろ」
地「はい?」
女「――ほれ。せめてこれでもかぶってろ」
地「サンタクロースの帽子ですか」
女「100%坊主のかっこはアレだろやっぱ」
地「頭だけサンタクロースというのもどうかとは思いますが」
女「気分の問題だよ気分! 普段も毛糸の帽子とか道端でかぶってんだからいいだろ!」
地「それもそうですね。ではありがたくいただいておきましょう」
- 135 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/12/24(月) 17:32:48.57 ID:L/YnCsYx0
男「年賀状めんどくせー!」
女「いまどき年賀状手書きなんだ」
男「プリンターぶっ壊れてんだよこういうときに限って! いま修理中!」
女「サンタさんにお願いしたら? 目の前にいるんだし」
男「二台あってもしゃーないし」
女「あとで売ればいいじゃん」
地「転売ヤー目的ならプレゼントするわけにはいきませんね」
女「だってさ。諦めたら?」
男「人んちで休憩してるんだったら手伝えよ! 【代筆地蔵】とかいねーのかよ!」
地「それはまた新ジャンルですねえ」
女「どっかのお寺さんにでも実験で置いてもらうー?」
男「人んちのみかん食ってねーで手伝えー!」
女「でもこいつにやらすと無意識に偈とか書くおそれが100%だけどいいの?」
地「お寺さんが檀家さんに出す年賀状ならありかもしれません」
男「ねーよ」
地「では私は文旦でもむいておきますから頑張ってください」
男「あんたいったいなに地蔵なんだよ?」
地「なにって、【サンタ地蔵】ですよ。今宵はね」
女「文旦うめー!」
男「なぜ貴様が食っているッ!?」
- 136 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/12/24(月) 17:36:15.91 ID:L/YnCsYx0
僧「クリスマスキャンドール!」
女「参拝客が立てた燃え残り融合させて遊ぶな」
僧「クリスマススモーク!」
女「爐の燃え残り線香を火にくべるな」
僧「クリスマスイルミネーショーン!」
女「なんという万燈会――」
僧「クリスマスミュージーック!」
女「鰐口乱打すんな」
僧「クリスマスケーキ!」
女「饅頭じゃねーか」
僧「クリスマスツリー!」
女「おみくじ結ばれたままだぞ?」
僧「クリスマスコンサート!」
女「なんという声明――」
僧「クリスマスカード!」
女「節子、それカードちゃう。おみくじや!」
僧「クリスマスプレゼーント!」
女「その托鉢鉢に何を入れろと?」
僧「アーンド、ハッピーメリークリスマース!」
女「ご本尊にサンタのかっこさすな蓮華座に五色の糸つけて脇侍をトナカイに見立てて遊ぶな」
阿弥陀如来「メリー☆クリスマース!」
観音菩薩「さてトナカイはなんと鳴きましたかな?」
勢至菩薩「シラネ。念仏でいいじゃん」
地「本人たちも楽しそうだいいいいんじゃないですか」
女「わたしか? おかしいのはわたしのほうなのかえ?」
- 137 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/12/24(月) 17:39:19.39 ID:L/YnCsYx0
弥勒菩薩「メリークリスマース塵界のウジ虫どもー! 兜率天からはるばる来てやったぜー」
女「56億7千万年の早漏野郎キター!!!!!!!」
弥勒菩薩「ノンノン。私はサンタクロース。こいつらはトナカイ」
法苑林菩薩「左様」
大妙相菩薩「然り」
女「脇侍がトナカイ役になって引っ張るのはもうデフォなのな」
地「霊妙なる夜には56億7千万年もたまには吹き飛びますよ」
女「いや待て。こいつが修行中だからお前がその間頑張ってんじゃなかったのか?」
弥勒菩薩「今宵はガキどもに夢を配りに舞い降りるものすべてがサンタクロース。野暮はなしだぜ」
法苑林菩薩「左様」
大妙相菩薩「然り」
弥勒菩薩「じゃあな地蔵! いや、サンタ地蔵! 次逢うときはお正月だ!」
法苑林菩薩「左様」
大妙相菩薩「然り」
女「Σ (;゚Д゚) こいつら修行する気微塵もねー!」
地「この調子だからまだ56億7千万年かかるんですよ。困ったお人ですねぇ」
女「他人事じゃねーだろ」
- 138 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/12/24(月) 17:41:36.21 ID:L/YnCsYx0
?「うわはははははははははははははははは! 浄瑠璃浄土より我来たれり!」
女「またなんか来た――」
?「阿弥陀は二頭曳き、サンタクロースは九頭曳き。しかして我は至高の十四頭曳きよ!」
地「おお。薬師三尊と十二神将の皆様方」
女「こいつらほかにすることないんか。っつか引っ張る方も引っ張る方だ」
薬師如来「今宵我はサンタクロース。呑んで騒いで酔うて吐いた者に不思議の霊薬をプレゼント!」
女「うわぁ。薬師本来の功徳なだけに文句つけらんねー」
波夷羅大将「サンタクロース様。彼方の歓楽街より薬師の真言を唱え救いを求める者が!」
薬師如来「うむ。ではさらばだサンタ地蔵とお供の童子よ! ハイヨー日光・月光!」
日光菩薩「ヒヒィーン」
月光菩薩「ブルッブルッヒヒヒヒヒィーン!!!」
女「待てや童子ちゃうわ美少女天使じゃ」
女「だいたいなんであんなノリノリなんだよあいつらは!」
地「それが【聖夜】という名の不思議の修法なんですよ」
女「修してんの誰? これからそいつを殴りに行こうか?」
- 139 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/12/24(月) 17:44:03.30 ID:L/YnCsYx0
烏枢沙摩明王「よぉ」
サンタクロース「――は?」
烏枢沙摩明王「いやいやいやいや。アンタ、やるねぇ」
サンタクロース「だから、なんですか?」
烏枢沙摩明王「この星の下すべてがトナカイの便所とはなかなか豪壮――」
サンタクロース「Σ (;゚Д゚) いや、ちゃんとしつけてるし糞の始末やってるよ!?」
烏枢沙摩明王「アンタたちにはこの俺がついている。異郷の地だとて独りじゃあないぞ? じゃあな」
サンタクロース「…………」
サンタクロース「なんで心の友扱いされてんだ俺――?」
トナカイ「…………ウッ」 プリプリプリ
- 141 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/12/24(月) 17:55:14.87 ID:L/YnCsYx0
地「メリークリスマース!」
僧「メリークリスマース!」
女「いいのか――いくらお地蔵さんとはいえ、寺の本尊の前でクリスマスパーティーなんかやって」
住職「お地蔵さまがよいとおっしゃればメッカにだって巡礼しそうな勢いですな!」
女「ほんとにそれでいいのかあんたら!?」
?「いいんじゃいいんじゃ。ほれほれ、遠慮せんでクリスマスケーキ食ってけ」
僧「サンタクロースは大黒さまの化身でお地蔵さん承ぅ――――認っ! いま決まった!」
住職「新戒律「地蔵サンタ」! このスレはブログに載るぅ〜!」
女「うわっ。ドンペリあけてやがる――ありえねぇ――」
?「クリスマスは冬至祭りのどんちゃん騒ぎの継承者。呑んで騒いでおおいによろし」
女「こらっ! 未成年に酒呑ますな! やめんかあほー!」
女「ううぅ〜。なんかふらふらするー」
地「それはいけない。【酔い】を私に寄進なさい。そうすれば酔いはたちまちにさめますよ」
女「とことん便利だなーお地蔵さんってよー!」
女「ところでさっきのお寺、なんか坊主じゃないの混じってなかった? はっきり思い出せないんだけど」
地「ぬらりひょんがいましたね、檀家総代みたいな顔してさりげなく」
女「妖怪も神も仏も人間も宗教観いい加減すぎるぜこの国はっ!」
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