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記者「はあ、重大な仕事ですか」
- 1 :1 ◆1pwI6k86kA []
:2009/12/26(土) 15:34:38.65 ID:QLs91yJ/0
ガヤガヤ・・・
『ああ・・・本当はこの仕事、現地の社員がやるはずだったんだけどさ』
記者「ふむふむ」
『どうもその人ね、体調崩しちゃったみたいで』
記者「ほうほう」
『代わりにやっていただけないかなーっと』
記者「・・・んー、それは別に構わないんですけどね」
『?』
記者「さっき仕事で撮ったこの写真、本社の方へ送り届けるように頼まれていたんすけどね・・・」
『ああ、それだったら大丈夫、そこの支店の人に任せちゃって』
記者「はぁ、良いんですか?」
『大丈夫大丈夫、それよりも優先するべきなのはこっちの件だから』
記者「・・・そんなに大事な仕事なんすか、それ」
『そうなんだよ、いや本当に』
- 2 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/12/26(土) 15:40:51.97 ID:QLs91yJ/0
記者「で、その仕事って・・・」
「おーい本社の人ー、この荷物床に下していいかな?こっちで作業したいんで」
記者「あ、はーい、大丈夫です」
『え?』
記者「ああ、すんませんこっちの話で」
記者「仕事って何をすりゃいいんですかね?ていうかどこで・・・」
『島国だよ、島国』
記者「島国・・・水国っすか?遠いですねぇ」
『そーそー、今記者ちゃん鉄国っしょ?そこから船に乗ればすぐだよ』
記者「いや知ってますけど」
記者「・・・ふーん・・・まぁ、はい・・・暇なんで大丈夫ですよ、ええ」
『本当かい?ありがとう〜いやー、本当に困ってたんだ、ありがとう』
記者「やややー、丁度仕事が終わったところですからね」
記者「また仕事ができるんでしたら、いや、そりゃもう嬉しい事で」
『仕事熱心だねぇ、記者ちゃんは』
記者「やははは・・・」
- 4 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/12/26(土) 15:49:53.57 ID:QLs91yJ/0
記者「で、仕事とは・・・」
『ああ、そうだ、本題言ってなかったか』
『えっとね、じゃあメモ取ってもらえるかな?結構手続きとかもあるし』
記者「あ、メモはもう準備できてますー、手続きっすか、面倒臭そうですねぇ」
『ははは、まぁ最初だけだから我慢してください・・・』
『えー、記者ちゃんにやってもらう仕事はね、討伐手帳の更新、ってやつなんだ』
記者「・・・?討伐手帳の更新・・・?」
『そうそう、ギルドから出版されてるうち協力の魔族の討伐手帳、あるでしょ?』
記者「あー」
記者「あ、なんか色々とゲテモノの姿が描かれているあの図鑑みたいなやつっすか?」
『そーそー、それ!』
記者「あーあー、それでしたらちょっと前に見ましたねぇ、人のですけど・・・」
『その手帳はね、討伐対象の魔族を網羅してるビンゴブックとして世界の傭兵さんたちに愛用されているわけなんだけどさ』
記者「ふむふむ」
『まぁこうしてね、年の末になったりすると、一つ一つの魔族について再調査しないといけないんだよ』
記者「へぇー・・・それまたどうして?」
『魔族って基本的に進化とか変質とかしやすいでしょ、環境とかで・・・んー、詳しくは俺も知らないけど、だから手帳もマメに更新しなきゃいけないんだと』
記者「ほえー」
『今回記者ちゃんにやってもらう仕事は、討伐手帳の更新、OK?』
記者「・・・ええ、オッケーっす」
- 5 :VIPがお送りします [] :2009/12/26(土) 15:52:05.62 ID:4+1r973S0
魔物狩りの人?
- 7 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/12/26(土) 15:56:33.44 ID:QLs91yJ/0
『ありがとうありがとう・・・んで』
『まあそれでですねー、記者ちゃんには水国の、主にミト周辺の地域の生物の調査をしていただきたいわけなんですよ』
記者「ミト・・・学校のある所ですっけ?」
『そうそう、そこだよ』
『でもこの大きな仕事を、いくらなんでもうちのエースとはいえ、記者ちゃん一人にやらせるわけにはいかない』
記者「まあ、エースだなんて、あはは」
『だからこの仕事はね、ギルドの方で傭兵さんを雇ってね、その人と一緒にやってもらいたいんだ』
記者「・・・ほう、傭兵さんを?」
『ああ』
『任務難度はAA、定員は3名、内容は生態調査、期間は特定数の対象を調査をし終えるまで』
記者「・・・はあ」
『・・・という内容の任務をギルドに出しといて欲しい』
記者「・・・・え?私がっすか?」
『ははは、そうに決まってるじゃないか、だからわざわざメモを取らせてあるんじゃないか』
記者「うわー、めんどくさー・・・」サラサラ・・・
- 9 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/12/26(土) 16:02:28.70 ID:QLs91yJ/0
記者「(ギルドの手続きって色々と面倒臭いんですよねぇ・・・サインとかもあるし・・・)」サラサラ
『報酬は歩合制で、基本報酬は3000YEN、・・・あ、依頼主はモア本社にしといて』
記者「はーい・・・あ、本社の正式名称ってなんでしたっけ」
『・・・社員なんだから覚えておいてほしいなぁ・・・カードに書いてあるでしょ』
記者「あ、そっか・・・へへへ」ゴソゴソ
『・・・任務の名前は、・・・んー』
記者「く、れ、い、もあ・・・・っと・・・」サラサラ
『そうだな・・・“大討伐!!密林に潜む凶悪”・・・んー、なんか違うな』
記者「・・・ん?密林?」
『ん、ああ、仕事の一環としてそういう過酷な所に入るかもしれないってこと』
記者「・・・依頼用紙に誇張混ぜちゃあいかんと思いますがねぇ」
『え、そうかなぁ』
記者「いや私は別に良いと思うんですけど」
記者「あんまり怖そうな題付けると傭兵さん寄ってこなくなりますぜ」
『あ、なるほど』
- 10 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/12/26(土) 16:06:04.19 ID:QLs91yJ/0
【ギルド内・ロビー】
ガヤガヤ、ガヤガヤ・・・・
“激写!!〜水国に潜む魔族、真の姿〜”
“難度AA”
“定員3人”
“報酬 歩合制、基本報酬3000YEN”
剣士「・・・」
魔術師「わぁー・・・なんだかものすごい任務が貼り出されてますね・・・」
剣士「・・・内容はただの生態調査のようだが・・・」
魔術師「あ、本当だ」
- 11 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/12/26(土) 16:09:54.27 ID:QLs91yJ/0
タッタッタッタ・・・
「おーい・・・はっ、は・・・はぁっ・・・ふー」
剣士「ん」
魔術師「あ、弓さんおかえりなさい!」
弓「ああ・・・ふー、やれやれだ・・・報酬を受け取るだけで行列とは・・・」
魔術師「ふふふ、お疲れ様です」
剣士「・・・」
弓「で、次の仕事は見つかったのか?無いなら久々に休暇でも良いんだが・・・」
魔術師「あ、仕事・・・うーん・・・」
剣士「・・・」
弓「その様子だと、あまり良い任務は無かったよう・・・」
“激写!!〜水国に潜む魔族、真の姿〜”
弓「な・・・なんだこの任務は」
魔術師「・・・なんだか、あはは・・・気になりますよねー・・・」
剣士「・・・存在感がある・・・(ボソボソ」
- 12 :VIPがお送りします [] :2009/12/26(土) 16:13:55.48 ID:4+1r973S0
三人組ktkr
- 13 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/12/26(土) 16:16:09.10 ID:QLs91yJ/0
“定員3人”
弓「・・・」
魔術師「・・・」
剣士「・・・」
“内容:討伐などを介した手配魔族の生態調査”
“手帳と相違ある点などがあればその調査、及び報告”
弓「・・・タイトルは何か臭うが、普通の討伐のようだな」
魔術師「あ、これって新聞社さんの方からも調査員が一人いるって・・・」
剣士「その者の同伴、保護・・・と書いてあるな」
弓「・・・ふん、つまりは学者さんかなんかの護衛をしつつ討伐ってことか」
魔術師「んー・・・そうかもしれないわね」
弓「・・・」
弓「・・・足手まといがいるのは気に食わないが・・・丁度良い任務だ」
剣士「・・・これを請けるのか?」
弓「二人が良いならやってみよう」
魔術師「・・・私は」
剣士「・・・俺は」
- 14 :VIPがお送りします [] :2009/12/26(土) 16:16:28.88 ID:mtqmeLBC0
前のナイフ使いが出てきたあれの人か
- 15 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/12/26(土) 16:20:49.14 ID:QLs91yJ/0
弓「AACB-XXX、生態調査及び討伐、三名だ」
受付「はい、AACB・・・ああ、こちらの任務で」
弓「ほら、三人分のカード」パサッ
受付「・・・」
受付「・・・はい、確かに」
弓「書面には詳しく書いていなかったが、ブリーフィングは・・・」
受付「ああ、それでしたら・・・」
剣士「・・・」
魔術師「そういえばもう新年なのねー・・・早いものねぇ一年って」
剣士「ああ・・・任務にも年末の再調査が多いな」
魔術師「あ、ほんと・・・ギルドも忙しいんだなぁ・・・」
剣士「・・・その点傭兵は気楽で良い・・・(ボソボソ」
弓「おい、別室で打ち合わせするってよ」
魔術師「あ、はーい」タッタッタッ・・・
剣士「・・・」
- 16 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/12/26(土) 16:25:40.21 ID:QLs91yJ/0
受付「こちらの廊下の一番奥の部屋になります」
弓「ああ、わかった」
受付「はい、では失礼します・・・」
ガヤガヤ、ザワザワ・・・
剣士「・・・さすが港街のギルド、人も多い・・・」ギュウギュウ
魔術師「暑いー・・・」
弓「す、進まん・・・くそ、年末はこれだから・・・」
剣士「・・・そうか、俺ら・・・結成してもう2ヶ月か・・・」
魔術師「あ、もうそんなに経つ・・・?」
弓「ぐぬぬ・・・ああ、確かそのくらいか・・・」
魔術師「・・・結成した・・・というよりも、流れでチームになっちゃった、っていう感じだったけどね、ふふ」
剣士「ああ・・・でもこういう方が・・・やりやすい・・・(ボソボソ」
弓「・・・」
弓「(二ヶ月か・・・結成から・・・)」
弓「(3人1組・・・でも、二か月前のあの日は・・・)」
- 17 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/12/26(土) 16:28:35.37 ID:QLs91yJ/0
魔術師「この部屋ですね」
剣士「・・・暑かった(ボソ」
弓「さっさと入ろう」
ガチャ
紅衣「・・・おや、討伐に参加される3名の方で?」
弓「ああ」
紅衣「お待ちしておりました、・・・では、あちらの席にどうぞ」
弓「わかっ・・・」
記者「あ」
剣士「お」
魔術師「え」
弓「・・・ん?」
記者「ん?」
- 18 :VIPがお送りします [] :2009/12/26(土) 16:30:48.13 ID:C2zBM7cfP
やっぱり前回のメンバーかwww
- 19 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/12/26(土) 16:32:44.38 ID:QLs91yJ/0
記者「・・・」
弓「・・・」
剣士「・・・」
魔術師「・・・」
紅衣「・・・?あの、どうかなされましたか」
記者「・・・あれ、どっかで見たことありますな、御三方・・・」ゴシゴシ
魔術師「・・・記者、さん・・・?」
剣士「記者、か?」
記者「・・・あー・・・御三方、私が請けた討伐任務の時の!」
弓「・・・なあ、もしかして、新聞社から来た今回の任務の調査員って・・・」
紅衣「ええ、そうです」
紅衣「彼女、記者さんが今回の任務で調査をするということになります」
魔術師「・・・」
弓「・・・」
剣士「・・・マジか・・・(ボソ」
- 20 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/12/26(土) 16:38:23.91 ID:QLs91yJ/0
記者「いやーあっはっは、まさか皆さんが私の任務を取ってくださるとは、夢にも思いませんで・・・」
魔術師「うふふ、私も!まさか記者さんにまた会えるなんて、夢にも・・・」
記者「あはは、いやぁ私も・・・」
紅衣「・・・?皆さま、以前にお会いになった事が・・・?」
魔術師「え、ええまぁ・・・あはは、そんなところです」
剣士「・・・懐かしいな」
弓「・・・」
紅衣「・・・あー・・・本題に入ってもよろしいでしょうか」
剣士「・・・!ああ、すまない」
記者「あい」
紅衣「・・・それでは、私の方から今回の任務について・・・」
- 22 :VIPがお送りします [] :2009/12/26(土) 16:44:58.81 ID:EwIG1bGcO
続編キテルー!
支援
- 23 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/12/26(土) 16:52:17.89 ID:QLs91yJ/0
パサッ
弓「? その書類は」
紅衣「みなさん三名にも、この資料を持っていただきます・・・手帳と同じ無いようですがね」
ピラッ
魔術師「・・・」
B:追竜シヲン
B:槍角獣バムレン
B:剛猿ジェントン
B:亜竜リノベイ
C:巨蟲ギガネウラ
C:巨帝サンデネル
C:蛸竜マゴン
C:機雷魚マインタイン
C:天鼠スカイブロード
C:天鱗ブリリントン
弓「これは・・・魔族の資料か」
紅衣「はい、討伐手帳にも同じものがありますが、一応皆さま全員には持っていただきたいので」
- 25 :VIPがお送りします [] :2009/12/26(土) 16:59:00.01 ID:NtWqEi3B0
スレタイが微妙にヘンだな、と思ったらコイツか
- 26 :VIPがお送りします [sage] :2009/12/26(土) 16:59:52.35 ID:i/VIM8A+0
すまんが前の作品というものを教えていただけないだろうか
- 27 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/12/26(土) 17:00:56.90 ID:QLs91yJ/0
弓「・・・魔族はこれだけではないだろう、もっとDやEにも沢山・・・」
紅衣「まあまあ」
魔術師「・・・」
剣士「・・・」
紅衣「ここに用意した資料の魔族を中心に、この任務では調査していただきます」
剣士「・・・どれもBか、・・・Cか」
紅衣「はい、ミト周辺で発見された事のあるB及びCの、まだ今年の再調査が及んでいないものをここに集めました」
魔術師「・・・へぇー、こんなに沢山・・・」
記者「今回の任務はつまりですな、このちょびっと厄介級のやつらを調べろ、っていうことなんですよ」
剣士「・・・なるほど、しかし・・・俺は調査と言われてもよくわからないぞ」
記者「ああ、それでしたらご心配なく・・・」ガサゴソ
ガサッ
記者「その役目はこの、私愛用のもう一つの“眼”が担いますんで」
魔術師「あ、記者さんのカメラだー、懐かしいなぁ」
記者「えへへ、今回はこっちが主力になりますぜ」
弓「・・・なるほど、わかった」
紅衣「場所はミト周辺の山林、渓流、山岳、洞窟もあれば周辺の浅瀬も・・・」
魔術師「・・・かなり広範囲なんですね?」
紅衣「ええ、長期に渡る調査となるでしょうから・・・なので期日は設けていません」
剣士「・・・予想以上にハードだな」
紅衣「かもしれません」
- 28 :VIPがお送りします [] :2009/12/26(土) 17:06:35.02 ID:weC1pFAh0
あ、前に低知能さらしてた人か
- 29 :VIPがお送りします [] :2009/12/26(土) 17:07:48.06 ID:C2zBM7cfP
>>26
酉でぐぐればまとめがゴロゴロ出てくるぞ
- 31 :VIPがお送りします [sage] :2009/12/26(土) 17:10:11.24 ID:wk7+fSnh0
無理すんな、て感じの文章が鼻につくから
もっと素直ーに書いてみてくんない?
そうじゃなきゃ、やめるとか
- 32 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/12/26(土) 17:13:31.93 ID:QLs91yJ/0
紅衣「ミトポワナには世界最大規模の魔術学校があります」
記者「りそーこーってやつですね?」
紅衣「はい」
紅衣「・・・背の高い美しい建造物が多いことでも有名な地域ですが、その郊外、山岳周辺には洞窟が多い」
紅衣「海底洞窟、廃坑となった空穴、採掘場跡・・・なんとも穴の多い地域でして、そこは魔族の温床になっています」
紅衣「しかしある程度の住み分けはできていたので、魔族の害はないとして放っておかれていたのです、最近までは」
紅衣「・・・最近の深緑化現象が起こるまではね」
剣士「・・・」
魔術師「・・・森が急速に拡大するって話題になってる、あれですか?」
紅衣「ええ、仙山を中心に急速に森の成長ペースが速くなって・・・その影響がここにも及んでいるんです」
紅衣「魔族達はそれに応じて住処の範囲を拡大、それはついに郊外の村に至ります」
紅衣「・・・生息地域の変化に応じて、彼らの生態系も変化していることが予想されます」
剣士「・・・あるかもしれないな」
弓「ふむ・・・」
紅衣「なので、郊外の自然が色濃いミトポワナは早急に調査すべき地域のひとつなのです」
紅衣「この調査が行われなければ、万が一新種の魔族による村人などの被害が出た時・・・責任は少なからず、魔族手帳を出版している我々にも発生します」
紅衣「・・・もちろん、資料提供に協力してくださっている新聞社の・・・モアさんの方にもね」
記者「と、まーそういうわけなんですわ」
- 33 :VIPがお送りします [sage] :2009/12/26(土) 17:14:21.72 ID:NtWqEi3B0
「任務」てのは課せられたものについて言う言葉で
こういう形態の時に使うと妙なカンジになっちゃうよ
- 35 :VIPがお送りします [] :2009/12/26(土) 17:17:44.42 ID:dIz8fuJZ0
この、読んでる人の事が全然考えられてない感じは
正しく厨SSって感じだ もっとやれ
- 36 :VIPがお送りします [sage] :2009/12/26(土) 17:21:14.41 ID:0TQkg/wb0
>>36
そういうのに無自覚なのが厨の厨っぽい所なのに
- 37 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/12/26(土) 17:22:18.95 ID:QLs91yJ/0
記者「うちの会社は完璧主義といいますか、記者魂ってものがありましてな」
記者「新しい情報はなんとしてでも掴み取る!ってのは他社よりも一層強いんです」
記者「まー新種の魔族が出て人が死のうが怪我しようがそれは関係ないんですが、それを未然に防ぐことができればそりゃ社のイメージアップにつながるな、っていうことなんですね」
剣士「・・・裏事情か」
記者「どこの世界にもあるんですよ、旦那」
紅衣「・・・ごほん、えー、つまりですね、思わぬ被害を出してしまう前にあらかじめ、魔族達の生態を掴んでおこうと、そういうことです」
弓「・・・わかった」
魔術師「へ・・・この手帳にも色々あるんですねー」パラパラ
紅衣「・・・仕事はもちろん現地のミトでやっていただきます」
弓「ということは船か」
魔術師「・・・船・・・」
紅衣「はい、対岸への到着は今からだと・・・丁度夕方になるでしょうか」
魔術師「・・・えっと、それまでずっと船?」
紅衣「もちろんです」
魔術師「・・・」
紅衣「この任務はモア社の方から依頼されたもので、手帳は我がギルド出版・・・なのでこちらのギルドからも食料や寝具、宿舎の手配などはサポートさせていただきます」
剣士「ほう」
弓「一介の傭兵に対して、いつもよりサービスが良いな?」
紅衣「・・・わがギルドの名誉にも関わる仕事ですからね」
記者「あ、これも裏事情っすね」
- 38 :VIPがお送りします [sage] :2009/12/26(土) 17:24:01.62 ID:+HUqMu8E0
読んで喜ぶのも厨なら丸く収まるだろ
黙ってろ
- 39 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/12/26(土) 17:26:56.57 ID:QLs91yJ/0
紅衣「では、ギルド側からの説明は以上です」
魔術師「・・・はい」
紅衣「あとはそちらの、記者さんから指示などを仰いで行動するようにしてください」
紅衣「・・・また、彼女の保護も任務の一つです、よろしくお願いします」
剣士「(・・・保護、か・・・)」
弓「(・・・必要ないだろ)」
記者「(えへへ、なんか私リーダーみたいっすねぇ・・・)」
紅衣「・・・では、ご健闘を」
魔術師「はい、ありがとうございます」
剣士「・・・」
弓「よし、これでようやく仕事ができるな」
記者「・・・」
記者「・・・なんか」
弓「?」
魔術師「うん?」
記者「・・・あ、いやぁー、なんていいますか」
記者「・・・へへへ、懐かしいなぁ、と」
- 40 :VIPがお送りします [] :2009/12/26(土) 17:27:20.67 ID:J+Sm74YA0
トリに見覚えがあるような
いきなり自分話を開始する人か?
- 41 :VIPがお送りします [sage] :2009/12/26(土) 17:29:08.09 ID:jdX07pvD0
黙々と投下するのが良い印象を与えるのは
内容がまともである場合だけ
- 42 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/12/26(土) 17:33:51.53 ID:QLs91yJ/0
ガヤガヤ・・・
記者「いやぁ、みなさん、改めまして、お久し振りで・・・」
弓「・・・お前」
記者「はい?」
弓「俺ら全員、竜討伐の時に診療所送りにされたが・・・」
記者「あー、ありましたねぇ・・・懐かしいなぁ」
弓「入院中に脱走しただろ」
記者「・・・あ」
魔術師「あ、じゃないですよ!その後ギルドに行ってみたら既に記者さんが自分の報酬だけ持っていっちゃってたし・・・」
記者「あー・・・あはは、すみません・・・いち早く仕事に復帰したくて・・・」
剣士「身勝手だ(ボソ」
記者「・・・すんません・・・」
魔術師「・・・」
剣士「・・・」
記者「・・・」
魔術師「・・・でも、また会えて、本当によかった」
記者「!」
剣士「・・・ああ、本当に(ボソ」
記者「・・・えへへ」
弓「・・・ふん、また面倒な奴がチームに・・・先が思いやられる・・・」
剣士「・・・素直になれない・・・(ボソボソ」
ゴツッ
剣士「痛っ・・・」
- 43 :VIPがお送りします [sage] :2009/12/26(土) 17:34:16.46 ID:mxYnRP750
自分では結構書けてるつもりなんだろうから水差すな
俺はそういうのを観察するのが楽しいんだ
- 44 :VIPがお送りします [] :2009/12/26(土) 17:34:50.22 ID:C2zBM7cfP
この時間帯はまだアンチが多いか
深夜は信者だらけで平和なんだが
- 45 :VIPがお送りします [sage] :2009/12/26(土) 17:36:02.64 ID:NtWqEi3B0
>>43
需要と供給ですね
- 46 :VIPがお送りします [sage] :2009/12/26(土) 17:37:24.04 ID:tbbrsQsu0
信者付きかー
きもさ倍増だな
- 47 :VIPがお送りします [] :2009/12/26(土) 17:39:45.38 ID:i0IDBEAb0
いやアンチっつーか、普通に見てつまらん
グダグダだし
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