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姉「こらっ!バカ弟起きなさい!」
- 591 :VIPがお送りします []
:2008/12/23(火) 20:54:16.44 ID:F9r+UeULO
神社
弟「ただいまー!こじろういるかー?」
…………
弟「…いないのか?」
まさかこじろうも一緒に湖の中に入っていったのか…?
姉「こじろう…」
そりゃそうかも知れない。こじろうはいつも親父と一緒だったからな…
こじろう「なんだ騒々しい」
弟「…なんだよ!いるんなら早く返事してくれよ!」
こじろう「む…すまんな。魚をどこに隠そうか悩んでいてな…」
のんきだなおい…
弟「…単刀直入に言う。親父はどこに行ったんだ?」
- 592 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 20:58:06.91 ID:F9r+UeULO
こじろう「……」
姉「……こじろう?」
こじろう「うむ…。」
弟「答えてくれ。こじろう」
こじろう「……あやつは…」
…………
こじろう「…もうこの世にはいない…」
弟「…な、なんだって…!!」
男の言葉を…信じたくなかった…
- 593 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 21:05:58.86 ID:F9r+UeULO
弟「い、一体どうして…!」
こじろう「今はなにも言えん」
姉「な、なんで…?心配なのよ!お父さんが…!」
こじろう「……」
弟「こじろう!!」
こじろう「……昔話をしようかの…」
弟「それは…親父に関することか…?」
こじろう「うむ…もちろんだ」
弟「わかった…聞くよ…」
- 603 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 23:11:16.62 ID:F9r+UeULO
こじろう「お主らに母のことを話そう。」
弟「……!」
母さん…!そんな話されるのは初めてだ…
何しろ物心ついた時からいなかったからいないものかと…
姉「お母さ…ん…」
こじろう「うむ、お主らの父は若いころからやんちゃでな。そこらをぶらぶら歩き回っておった。もちろん色んなところで徐霊をして回っていた」
弟「……」
こじろう「数年ぶりに家に帰ってきた時、住んでいたアパートの管理人がおった。その管理人がお主らの母だ。」
管理人…?
- 604 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/23(火) 23:12:44.53 ID:BthqJ/cV0
前作の・・・
- 605 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 23:18:37.98 ID:F9r+UeULO
こじろう「母はお主らの父にベタ惚れだった。最初は父は相手にしていなかったのだが…」
こじろう「あやつがいくらバカなことをやってもついてきて傍にいてくれている母の優しさに…父はいつの間にか惹かれていったのだ」
なんで親父がそんなモテてんだよ…
こじろう「だが…そこで問題が起きた…。……母は人間ではなかったのだ」
…………
弟「ええええ!?」
- 606 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 23:27:20.96 ID:F9r+UeULO
弟「ちょ、ちょっと待てよ…!人間じゃないって…!」
こじろう「別に妖怪だったとかではないぞ」
弟「でも!ちゃんとした人間だったぞ!写真で見たけど!」
こじろう「うむ…幽霊…だったのだ…実体化した」
姉「な、なんか…頭が痛くなってきたわ…」
弟「ええっと…元は人間…だったんだよな…?」
こじろう「もちろんだ」
………ここで当然の疑問が出てくる…
でもこれを聞いたら……俺たちは……
- 608 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 23:41:05.41 ID:F9r+UeULO
弟「……あ、あのさ……」
こじろう「む…?なんだ」
なんだじゃねえよ
弟「……お、俺たちは…どうやって産まれたんだ…?」
い、言った…!言ってやったぞ!
こじろう「……」
- 611 :VIPがお送りします [] :2008/12/23(火) 23:52:05.01 ID:F9r+UeULO
こじろう「そもそも幽霊というのは実体化するのは霊界では許されていない。…だが…母は叶うはずのない願い…子供が欲しかったのだ…」
そりゃ…幽霊と…じゃなあ…?
こじろう「それを聞いた父は無理だと言った、母は残念そうに諦めるのだがその姿を見て父が行動を起こすことにしたのだ。」
姉「こ、行動…?」
弟「一体…なにをしたんだ…?」
こじろう「子供を作れと霊界に交渉したのだ。」
- 613 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 00:05:23.82 ID:5v/JT2ClO
おいおい…親父よ…流石に滅茶苦茶じゃないか…?
こじろう「霊能力者というのはうろうろさ迷っている霊を霊界に返す役割がある。霊界はいつも現世に残っている霊たちに手を焼いているのだ。いるべきところにいないからだの」
こじろう「だから、霊界の権力者たちは霊能力を持った父の願いを無下に断れなかったのだ。霊能力を持った者はたくさんいるが父はトップクラスの霊力。いつも通り父に霊界に霊を戻してもらわねば困るからの」
弟「なるほど…」
多分『子供作らなきゃ霊を徐霊してそっちに返してやらないぜ?』とでも言ったんだろう
姉「なんか…お父さんって昔から滅茶苦茶だったのね…」
- 614 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 00:07:34.73 ID:6ObO4zJj0
>>1携帯で打つのしんどいだろうけど、クリスマスも到来したけど、
頑張って!
- 615 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 00:19:11.90 ID:5v/JT2ClO
こじろう「だが霊界は騒然となり急遽ゴーストサミットが開かれることになった。」
まぁ…なるだろうな…
こじろう「そしてその結果…母を霊界に戻す代わりに子供を作るという結論に至ったのだ。」
……!
こじろう「父は苦渋に悩んだが結論など出なかった。子供が出来たところで母がいなくなってはなんの意味もないからの」
あの親父が…悩むことなんてあったのか…
こじろう「だが母は『元々私は死んでいるんですからっ!私の分も子供たちを…育ててください…私たちの愛の証を…』と言って霊界に戻っていったのだ。」
- 616 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 00:29:07.10 ID:5v/JT2ClO
弟「母さん…なんで…!」
こじろう「実体化した霊の寿命など長くない。だからずっとはいれないのだ。母はそれを知っていて、せめてなにか自分がいたという証が欲しくて子供が欲しいと言ったのだろう」
姉「そんな…」
弟「それが…俺たちだったのか…?」
こじろう「うむ…そして約束通り、母と父の遺伝子が組み込まれたお主らが届いたのだ。」
弟「……霊界からってことは…俺たちは…人間じゃないのか…?」
こじろう「…今のところは…な。霊界も霊を現世に出す訳にはいかぬ。だからハーフ霊を産み出した。」
- 617 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 00:37:11.91 ID:5v/JT2ClO
弟「は、ハーフ霊…」
こじろう「うむ。霊界もちゃんとした真人間を作ることはできぬ、だから現世に長くいることで完全な人間へと成長していくハーフ霊を産み出した」
姉「わ、私…霊…だったの?」
弟「一体いつ…!いつ人間になるんだ俺たちは!!」
こじろう「うむ…、17年…だの…」
弟「………俺たちは…12月の24日生まれだから……」
姉「あ、明日じゃない!」
こじろう「む。その通りだ、そして…お主らが気になっている転だがの…」
弟「…!」
- 619 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 00:49:30.96 ID:5v/JT2ClO
こじろう「霊界は霊能力者の増加を望んでいたのだ。父の遺伝子を手に入れていた霊界はもう一人作ることにした。もう死んでしまっている凄腕の女霊能力者と父の遺伝子をくっつけ最強の霊能力者を産み出したたのだ…」
姉「……それが……転ちゃん…?」
こじろう「そうだの。だから腹違いなのだ」
いや…なんか腹違いとは別のような気がするけど…
…でも…親父は二股なんてかけていなかった…あんなんでも…一人の女の人を愛し続けたんだ
こじろう「さて…」
- 622 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 01:02:22.68 ID:5v/JT2ClO
こじろう「ここで問題になってくることがある」
弟「な、なんだよ…」
こじろう「ここ最近になってお主らが人間化しようとするのを阻止しようとする者が出てきている」
弟「え…」
こじろう「ここ最近の事件を覚えているだろう?あれだの」
姉「……不良男くんと…転ちゃん…」
こじろう「そうだの。その不良なんやらが出てくる前に私と父が旅に出たであろう?」
弟「そういえば…」
こじろう「あれはお主らを誘拐したから殺すという脅迫の手紙が父の部屋の窓に挟まっておったからお主らを探しにいっておったのだ」
姉「そ、そうだったの…」
こじろう「まぁその居ない隙を狙われて不良なんやらにお主らを襲わせておったのだがな…」
- 623 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 01:06:41.05 ID:i0Zl+Bd0O
秋田県民として、なにか嬉しいな。
頑張れよ!だが無理はするな、身体あっての物だからな・・・。
- 624 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 01:09:16.03 ID:xKdvhqZOO
季節は秋だった気が…
- 625 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 01:12:27.66 ID:5v/JT2ClO
こじろう「父と私は十和田湖の砂浜に異常な霊力のぶつかり合いを感じた。そこに行ってみるとお主らがやられているではないか。」
弟「だから…あの時助けにきてくれたのか…」
こじろう「うむ。そしてそれが失敗に終わったと思ったのか今度は転が出てきたの」
姉「……転ちゃん…」
こじろう「そして夜の内に邪魔な私と父を封じ込めお主らの命を狙った…」
………
こじろう「さらに転が言った言葉…依頼によりあなた方を抹殺…明らかな殺意を持った謎の依頼人…恐らく不良男の時と同じ犯人であろうな…」
- 626 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 01:14:26.57 ID:5v/JT2ClO
>>624
秋の終盤だから。
不良に襲われた時は秋の終盤
それから時間が経って冬に転が現れるでおk
- 627 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 01:19:38.29 ID:mkGQPq2LO
ばんがれー ばんがれー
- 629 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 01:23:31.80 ID:5v/JT2ClO
こじろう「その依頼人は絶対に私たちを知っている人物…なぜ人間化を阻止するのかはわからないが…」
弟「……俺たちが人間化するのは明日なんだろ?それなら…」
こじろう「今頃、依頼人は焦っているだろうな」
姉「じゃあ…殺しにくるなら……」
こじろう「23日の今日…だろう。」
弟「……!」
かなりヤバい状況にいることを思い知らされる
転の依頼人……!
一体……誰なんだ!
- 630 :こじろう ◆aJQUrKSRU6 [] :2008/12/24(水) 01:27:55.64 ID:5v/JT2ClO
早いけど今日はここまで!
正直読んでる人がついてこれるかは不安だけど…
明日バイトあるのでこの辺で!
- 641 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 06:08:07.24 ID:VvVucNW20
プール入ってなかった?室内か
- 642 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 06:12:11.76 ID:QVCbTSbG0
年中無休でスク水見れるなんて鼻血でる
- 651 :VIPがお送りします [sage] :2008/12/24(水) 11:53:27.54 ID:G+3KN1XW0
猫はまだか・・・
- 679 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 18:22:59.41 ID:5v/JT2ClO
弟「今…何時だ…!」
姉「今は……21時よ…!」
こじろう「そろそろ来てもいい頃あいだの」
弟「くっ……!」
たたた
家から出て外を見渡す。
姉「ちょっと!危ないわよ!」
ひゅううう…
風がふき木々が揺れる
転「……こんばんわ……」
神社の屋根の上に転が立っていた
- 681 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 18:34:17.60 ID:5v/JT2ClO
弟「転……!」
姉「転ちゃん!!」
転「…今日で…あなたたちもおしまいですね…」
弟「……!」
転「一切手加減しません。殺します…」
姉「待って!転ちゃん!!」
転「……命乞いならお断りです」
姉「違うわ!……どうして…私たちを恨んでいるの…?」
転「……」
そうだ…親父は二股をかけていたわけじゃない
だから恨むなら勝手に転を作りあげた霊界の権力者たちだ…
転「……それを知ってどうする気ですか…?」
姉「謝ってすむことじゃないけど…!転ちゃんに償いをするつもり…」
転「……考え方が甘過ぎますね…そう…憤りを感じるくらいに…」
ゴゴゴゴ!
- 684 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 19:12:50.11 ID:5v/JT2ClO
転「……」
……あれ?来ないのか…?
転「そんなに知りたいのなら…死ぬ前に教えてあげます…」
姉「……!」
転「あなた達は…零の霊機関というものをご存じですか…?」
零の霊機関…?
弟「…いや…」
転「…私はそこで生まれました。」
零の霊機関って…なんだ?
- 685 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 19:13:29.56 ID:5v/JT2ClO
ダメだ…手がかじかんでうまくボタン押せん…
- 686 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 19:14:27.15 ID:6ObO4zJj0
どこで書いてるんだよww
新展開面白いぞー!
- 689 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 19:40:42.27 ID:5v/JT2ClO
転「零の霊機関というのは…霊界直属の霊能者育成機関です」
こじろう「ふむ…名前は聞いたことがあるの」
転「私は物心ついた時から訳もわからず霊能力強化訓練を受けていました。……あなた達には想像もつかない苦しい訓練です」
弟「……」
転「…あまりにも苦しくて死のうとも思いました…でも…何年も何年も訓練は続けられました。」
死のうとするなんて…そんなにつらいのか…?
転「毎日毎日…なんで私は生まれてきたんだろう…なんで普通の女の子として生きられないんだろう…と疑問の日々でした」
- 690 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 19:52:33.75 ID:5v/JT2ClO
転「……そんな時…私の訓練を担当していた厳しい人から…あなた達の存在を聞きました」
こじろう「……」
転「『おまえはただの霊能力を使って霊界に霊を送り込む機械なんだよ!恨むなら子供を生むことを望んで今幸せに暮らしてる父達を恨むんだな!』」
弟「そ、そんな…」
転「…幸せそうにしていると聞いた私は…無性に憤りを感じました。私はこんなに苦しい思いをしているのに…あなた達は普通の生活をしてのんきに暮らしている…」
転「同じ兄弟なのにこんなに違う生活をしているのを許せないと思った私は…いつかあなた達を全員殺すという復讐心で訓練を頑張ってきました…」
- 691 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 19:56:17.13 ID:1zTirQj10
逆恨みかよw
- 692 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 20:02:12.11 ID:5v/JT2ClO
転「いつしか私は零の霊機関を代表する霊能力者となり…機関に寄せられる任務を次々とこなしていき…そして…最近になってあなた達の殺害依頼が舞い込んできました」
弟「……!」
転「今までのつらくて苦しい訓練も…普通の生活を出来ないのも…全部あなた達家族のせいです!!」
俺たちが生まれたから…転はそんな運命を歩んでしまうことになっちまったのか…!?
転「くすっ…そして今…念願の復讐のチャンスがきました…」
姉「……て、転ちゃん…」
転「…もう十分ですよね?………私の心を晴らすために……死んで下さい…!」
- 697 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 21:13:00.95 ID:5v/JT2ClO
弟「……つらかったんだな…」
転「あなたの想像もつなかいほどに」
がちゃ…と大鎌を構える
姉「……ひくっ……」
弟「…姉ちゃん…!」
泣いてるのか…?
姉「…ひくっ…転ちゃんに…そんな…そんなことがあったなんて…ひくっ…」
転「…はぁ…今度はそうやって同情してるふりをして私の気をひくつもりですか?」
姉「…ひくっ…だって…転ちゃんが…可哀想で…」
転「……!」いらっ
姉「…ひくっ…転ちゃん…つらかったね……」
転「そ、そういう態度が一番腹が立つんです!!私をそうやってバカにして!!」
弟「…違う…違うよ転…姉ちゃんはバカにしてるんじゃなくて…本当に可哀想だと思ってるんだよ…」
- 698 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 21:19:00.00 ID:5v/JT2ClO
姉「…ひっく…私たちの知らないところでそんな目にあってたなんて……ごめんなさい……知らなかったの…」
弟「転……!戦うなんてもうやめよう…!」
転「……あなた達に同情されたくなんかありません」
再びがちゃと大鎌を構える
ダメだ……!
転に想いは届かない…!
転「…行きます…覚悟してください」
やるしか……ないのか…
- 699 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 21:24:58.73 ID:5v/JT2ClO
びゅんっ!
屋根から勢いよく降りて大鎌をふりおろす
弟「くっ……!」
妖刀十和田を鞘から抜く
ギィン!!ぎりぎりぎり…
刃同士がぶつかり音が擦れ合う
弟「……頼む……!自分の妹を…傷付けたくない…!」
転「……なにを余裕ぶってるんですか?そんなことじゃすぐ死んでしまいますよ…?」
ぎりぎりぎり…
キィン!
刀でなぎはらいお互いに距離をとる
- 704 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 22:24:46.90 ID:5v/JT2ClO
弟「こじろう!守護印だ!」
こじろう「うむ。守護印!」
ひゅんっ!
かいん!かいん!
守護印が転の大鎌を弾く
転「身を守ったって私にダメージはありませんよ?」
当たり前だ…!ダメージなんて与えるつもりない…!
ぱきぃん!
守護印が破られる
弟「くっ…!」
ふぉん!ふぉん!
転の大鎌が空を切る
転「避けてばっかりですか?…そろそろ…参札…」
すがががっ!
弟「うわっ!」
ずざざざっ!
地面に叩きつけられる
姉「弟!」
- 706 :VIPがお送りします [] :2008/12/24(水) 22:31:41.82 ID:5v/JT2ClO
くるっ
ざっざっざ
姉「…て、転ちゃん…」
転「あなたが一番気に入りません」
弟「やめろ!」
転「参札…」
こじろう「守護印!」
ぱきぃん!
守護印が姉ちゃんを守る
転「……猫さんも邪魔です…参札」
ずがががが!
こじろう「む…」
こじろうはぴょんと大きく跳躍し避ける
転「……」
??「おいおい…手こずってるみたいじゃないか…」
…だ、誰だ……?
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