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姉「牛乳のむ…」
- 122 名前:VIPがお送りします。 []
投稿日:2008/04/11(金) 22:49:26.61 ID:b0JuidD4O
まず件のおもちゃ屋さんに行った
おじさんは事細かに話してくれた
姉さんが裸で現れる三時間ほど前に一度姉さんはこの店に来ていた
それから…這いつくばって店に入ってきた時のことも話してくれた
心が痛んだ
絶対に犯人を見つける
そして苦しめる
姉さんが受けた以上の苦しみを与えてやる
- 123 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/11(金) 22:50:18.14 ID:+ZYWzhM70
そして結局姉と同じ目に遭うのか
- 124 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/11(金) 22:52:56.61 ID:dqqdKo85O
鬱すぐる…
- 126 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/11(金) 22:55:10.27 ID:b0JuidD4O
あちこち聞き回った
おもちゃ屋のおじさん以外からはなんの情報も得られなかった
私は無力さを思い知った
当たり前か
警察にさえめぼしもつけられなかったのだ
私に犯人なんて見つけられるはずない
薄暗くなった公園で私は途方にくれた
悔しい
悲しい
寂しい
私は無力だ
電灯の辺りを虫が飛び始めた
全部あきらめてしまえば良いのか
姉さんは事故にあったとでも思えば良いのか
- 132 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/11(金) 23:06:41.45 ID:b0JuidD4O
帰ろう
もう途方にくれるのさえ疲れた
また明日考えれば良い
それで良いよね…姉さん…
よろりと立ち上がって公園の出口へ向かう
帰るんだ、姉さんの居ない家に
だが私の足は止まった
肩をつかまれた
- 133 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/11(金) 23:07:14.29 ID:BT4pS/eYO
まさか……
- 136 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/11(金) 23:11:54.83 ID:b0JuidD4O
俺なにやってんだ…
サイトに載せるSS書いてたんだが…
疲れたから携帯で姉スレ乱立して遊ぶかwwwwと思ってなんも考えずつ立てたんだが…
ついここまで書いてしまった
気づけばこんな時間
元の作業に戻っていいかね…?
- 142 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/04/11(金) 23:15:31.48 ID:UIfHFztN0
選択肢は三つ
A,サイトのURLを晒す
B,このまま書き続ける
Cは……
詳細は省略するがお前は結果的に明日から毎日愛用の靴に画鋲を入れられることになる
- 146 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/11(金) 23:19:20.74 ID:b0JuidD4O
わしは疲れたんじゃ!!
かたいたいし…携帯疲れるよー
らんぼうな終わり方だけど映画とかじゃこういう終わり方全然ありだよね
んー…だめか?
ちぇっ…だめかよ…
ごめんなさいごめんなさい
ついやってしまったんです
最初は本当にただ疲れたから乱立したかったんだ!!書くつもりじゃなかったんだ
あれで最後て約束したのにね…
- 147 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/11(金) 23:20:29.63 ID:do1RsmITO
わからんちの人?
- 149 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/11(金) 23:21:01.50 ID:SVbCkYLpO
じゃあ何でここまで書いたの?
- 153 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/11(金) 23:22:51.66 ID:b0JuidD4O
いやー…出来心で…つい書いてしまったんだ…
ポンポンとネタ出てくるからさ…つい…
ごめんなさい…
- 156 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/11(金) 23:23:36.68 ID:Xe5FFUcT0
じゃあ責任とってボンボン続き出して下さい
- 157 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/11(金) 23:25:00.97 ID:9VphexG+O
毎回やめるっつってないか?www
- 159 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/11(金) 23:26:37.78 ID:b0JuidD4O
どうも、今日バイトに遅刻して今月給料の時給が最低賃金になったわからんちの人ですよ
あれで最後て言ったのになー…
かまってちゃんだとかしつこいとかどうせまた立てるんだろとか
ワンパターン乙とか叩かれるんだろーよ!!うわーん;;
- 160 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/11(金) 23:27:37.93 ID:vlIXeXQRO
この文体は山の神か?
- 161 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/11(金) 23:27:58.79 ID:MDfDd4ulO
ガタガタ言ってねーで書け
- 166 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/11(金) 23:31:10.00 ID:8qkXhE2AO
>>159
お前が構ってちゃんって言われる理由はその無駄なレスのせいだろ
もういっそ酉着けろよ
- 168 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/11(金) 23:31:36.28 ID:b0JuidD4O
と、とに、とにに、とにかく風呂に入ってくるのだわ!!
…落ちてたら書かなくて良いよね…?
- 170 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/04/11(金) 23:32:02.43 ID:exe8ERav0
保守しろって言ってるんだな、わかった
- 181 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 00:10:29.49 ID:bMtzQe85O
精子てお湯かけたら固まるんだね
最近人恋しいので中原岬ちゃんのような女性を探してきます
さようなら
…嘘です。
人恋しいのは本当です
さようならはしません
わからんちの人に代わって続き書こうと思います
- 184 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 00:15:21.87 ID:bMtzQe85O
驚いた
姉さんのことを思いだす
じっとりと額に汗が浮かぶ
明日考えれば良いなんて思った罰かもしれない
私は姉さんと同じ目に合うのかもしれない
ゆっくりと振り返った
黒い人がいた
- 186 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 00:23:47.65 ID:bMtzQe85O
街灯を背にしているのにその人は真っ黒な影のようだ
黒い服に黒い帽子
黒「…忘れ物です」
私「え…?」
黒「ベンチにお財布をおいたままですよ」
慌ててベンチにもどる
私のお財布が一人で座っていた
黒「危ないところでしたね」
私「は、はい…ありがとうございます…」
怪しい格好をしているが優しい声だ
- 188 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 00:29:45.49 ID:xRqsb7nAO
まだかなまだかな
- 189 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 00:33:48.34 ID:bMtzQe85O
黒「お礼は良いですよ…その代わり」
私「え…?」
黒「…」
再び緊張状態に陥る
やはりこの人は危ない人間か
夜風が冷たい
じゃりっ…
黒い人が一歩踏み出す
- 190 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 00:35:39.82 ID:Dvgmv2LoO
ターン
- 191 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 00:37:47.22 ID:bMtzQe85O
黒「私にあなたのお手伝いをさせてくれませんか?」
私「え…?」
黒「あなたの姉を死に追いやった犯人、捕まえませんか?」
止まる私
なにを言ってるのか
姉を死においやった犯人…
捕まえる
私が姉に出来る唯一のこと
私「どうして…」
どうしてこの人は私をわかっているのか
- 193 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 00:43:03.60 ID:bMtzQe85O
黒「ああ…ごめんなさい、いきなりこんなこと言われたら驚きますよね」
私「…」
黒「どうぞ、名刺です」
虫のたかる灯りに照らされた名刺には名前と肩書きが書いてあった
私「名…探偵…?」
黒「えへへ…私こう見えて名探偵なんです」
私「あの…」
黒「ああ…いきなり言われても困りますよね…明日また会いましょう」
てくてくと歩いていってしまった
会いましょうって
どこで…?
- 194 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 00:44:31.62 ID:x08BrSPbO
黒い人は女ですよね
- 195 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 00:44:48.39 ID:aAYscBIxO
バーローwwwwwww
- 197 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 00:48:16.97 ID:bMtzQe85O
翌日、私は昨日の公園にいた
帰って色々考えたが私の頭では大した考えは浮かばなかった
あの人については何者か、なにが目的か、想像もつかない
ただ、判断は下せた
危害を加えるなら昨日加えていた
あの人は私に危害を加えるつもりはないはずだから会う
でも…
果たして公園にまたあの人は現れるのか…
辺りを見回す
子供たちが遊んでる
その向こうに黒い影があった
- 198 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 00:49:10.20 ID:3JInJAwJ0
まさかの展開
- 200 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 00:53:45.98 ID:bMtzQe85O
黒「おふぁよふごらいまふ」
私「…」
右手にプラスチックの容器
左手にシュークリーム
口の端にはクリーム
今日は帽子をかぶっていないから顔がよくわかる
可愛らしい女の子
黒「…シュークリーム食べますか?」
私があっけにとられているのを物欲しそうにしていると捉えられたのか
私「い、いえ…」
黒「しゅーふりーむおいひいのに…」
むしゃむしゃと食べながら女の子はしゃべった
- 201 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 00:55:14.29 ID:TSDrv3ycO
次はどうやって欝にもってくつもりだ?
- 202 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 00:55:15.16 ID:Ul/36WOB0
黒い人が姉なんですね、わかります
- 204 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 00:57:58.21 ID:Dvgmv2LoO
またシュークリームかwww
- 212 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 01:04:29.03 ID:bMtzQe85O
黒「それで…本題なんですが」
急に声色が変わる
私「は、はい…」
慌てて返事をする
黒「犯人に関する手がかりはなにかありましたか?」
私「い、いえ…聞き込みしてみたんですが…誰も…なにも…」
黒「でしょうね。私もそうでした」
私「…?」
黒「みんな知らない、見てないの一点張り」
黒「女の子が裸でそれもひどい格好で這いつくばっていたら誰でも目につくと思うのですが…」
確かにそうだ
私も同じことを思った
黒「みんな嘘をついてます」
私「え…?」
黒「…とりあえず行きましょう」
私「ま、待ってよ!」
- 221 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 01:18:44.83 ID:bMtzQe85O
黒「まずはおもちゃ屋さんです」
私「え…?おもちゃ屋のおじさんに話しは聞いたよ?」
黒「詳しくですか?」
私「…姉さんの様子とか乱暴される前のこととか…」
黒「そうですか…どっちから来たとか、は聞きましたか?」
私「そんなことわからないんじゃ…」
黒「わかるはずです。このお店は自動ドアじゃありませんから」
私「あ…そっか…姉さんに気づいたのが店の中ならわからないと思ったけど…」
黒「お姉さんは左手を骨折していました。右手はお札を握っていました。体であけたなら…精液が付着しているはず」
私「聞いてみよう…!」
どっちから来たかなんて、どれだけ役に立つかわからないけど
今は少しでも情報が欲しい
- 226 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 01:25:57.70 ID:3wCD+XN80
>>221星のない空の下でって知ってたりするか?
- 227 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 01:28:22.63 ID:bMtzQe85O
私「おじさん…聞きたいことが…」
黒「…」
おじさん「…妹ちゃん…なにかな?」
私「姉さんはどっちから来ましたか?」
お「…さぁ…?」
私「入り口の扉がどっちか汚れていたはずです!!」
お「わからんなぁ…」
黒「嘘吐きは…いけませんよ」
私「ちょ、ちょっと!!」
小さい時からの知り合いのおじさんが嘘なんて…
お「なんだね?君うわっ」
どこから出したのか、黒い人はおじさんの鼻にピーナッツを突き刺した
黒「悪い子にはおしおきです、本当のこと話したらどうです?お金は倍額払います…命なら…私も奪えますよ?」
ポケットから取り出した刃物をおじさんに向ける黒い人
私「やめて!!おじさんは嘘なんてつかない!」
- 228 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 01:30:52.47 ID:1oXwsldz0
唐突にピーナッツw
- 229 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 01:31:03.53 ID:bMtzQe85O
>>226
昔やったことある
親友が殺されて犯人探すやつだよな?
書いてて似てるなと自分でも思ったが気にしたらきりないからそのままで…
むきりょくかんにはよくいく
にっき面白いよね
- 233 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 01:42:14.34 ID:bMtzQe85O
私は人を信じすぎなのか
おじさんはお金を渡されていた
姉さんは右から来たらしい
ショックだ…小さい頃から…お世話になっていたのに
黒「まぁまぁ…仕方ありませんよ。お金だけじゃなくて命も脅かされてたわけですから」
私「うん…」
黒「で…右からということと…口止め…」
私「…?」
黒「中学校ですね」
私「な、なに言ってるの?」
黒「犯人は中学校にいるということです」
私「…えーと…?」
黒「事件をこれだけ隠蔽できるなんてあのバカの息子以外に犯人はありません!」
私「さっきから言ってることが…」
- 234 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 01:44:44.26 ID:bMtzQe85O
黒「…待ってください」
私「え…?」
中学校に向かっていた足を急に止める
黒「準備が必要ですし…あなたにも説明を受ける権利がありますから」
私「…?」
- 238 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 01:47:14.32 ID:1oXwsldz0
このタイミングで最初の方を読み返すと愕然とする
- 242 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 01:50:30.58 ID:bMtzQe85O
俺とアンドロイドごっこしながら焼き肉食いに行ってくれる岬ちゃんみたいな女の子がくるまで休憩
*アンドロイドごっことは
歩いたりなにかする時口でウイーンガシャッとか言う遊び
対象年齢:18才以上
- 244 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 01:54:17.92 ID:fYqi3GTmO
>>242
わかったから、とりあえず早く続き書いてくれよ
- 245 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 01:55:15.24 ID:bMtzQe85O
ごめんなさい眠たいんだ
すごくとても
明日にして良いか…?
- 246 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/04/12(土) 01:57:11.91 ID:khoQrJEf0
その代わりちゃんと書き溜めるんだぞ
- 251 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 01:59:38.76 ID:bMtzQe85O
ああ…おっけぇ…
寝るよ…
むにゃむにゃ…
ごめんなさい
っていうかみんなも寝る時間だよな?
- 252 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 02:02:40.66 ID:fYqi3GTmO
落ちたらまたスレたててくれよ
- 255 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 02:06:34.33 ID:bMtzQe85O
ああ…つか保守良いよ
大変だろ?
姉「ほら、肩の力抜いて…
十分頑張ったでしょ?
もう寝ていいよ…お姉ちゃんが腕枕してあげる…
おやすみなさい…
弟くんはいい子だね…
よしよし…」
母性本能あふれるお姉ちゃんがこう言ってるし
みんな寝ようぜ
- 256 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 02:08:27.33 ID:/hbcHtLr0
こいつは萌えるお姉ちゃんを書くのが最高にうまい
だがそれをぶち壊す欝展開を書くのはもっとうまい
- 278 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 08:27:02.71 ID:NH4Xtz8T0
黒「とにかくどっかゆっくり出来るところで話しましょう」
私「え…う、うん…」
黒「どこかいい場所はありませんか?」
私「えーっと…私の家でいいかな?」
黒「はい。あー…その前にひとついいですか?」
私「…?」
黒「おなかがすいたのでご飯を買っていきましょう」
身近にあったコンビニに入った
黒「シュークリームと…ピーナッツ…」
全然ご飯じゃない気がする
私「ピーナッツとシュークリームってなにか意味あるの?」
黒「シュークリームは私のご飯です。ピーナッツはおしおきようです」
私「…?」
黒「ピーナッツおいしくないですから」
単純に嫌いなだけなのか…
- 280 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 08:30:32.69 ID:NH4Xtz8T0
家にあげてあげた。
もはや私はすっかりこの人を信用していた。
黒「広いお家ですね…ここに2人で住んでいたんですか?」
私「あ…うん、元々家族みんなで住んでたんだけど…」
お父さんが仕事の都合で引っ越したのだ。
お母さんはお父さんについていっただけだ。
黒「なるほどそうですか。とりあえずご飯にしましょう」
私はお弁当、黒い人はシュークリームをそれぞれテーブルにのせて食事をとりはじめた。
黒「むしゃむしゃ…」
私「あの…」
黒「むしゃむしゃ…」
私「…さっきの話し…」
黒「むしゃむしゃ…」
だめだ、食べるのに夢中だ
あきらめて自分のお弁当を食べることにした。
鮭がおいしそうだ
- 282 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 08:38:16.41 ID:NH4Xtz8T0
私「ふー…」
黒「おなかいっぱいですね」
私「そうだねぇ…」
こんなにしっかりと食事をとったのも久し振りかもしれない。
しっかりと言ってもないよう的には最近食べていたものと変わらない
ただ、味わったり、感想を漏らしながら食べたのが久し振りだ
黒「それじゃあ…本題に入りますね」
私「あ…うん…」
なんだかすっかり忘れていた
黒「えーっと…そうですね…まず…私は犯人がある程度特定できてます」
私「…!」
黒「しかし、状況から判断しただけで、証拠やなんかはありません」
私「…」
黒「まぁ、そうじゃなくても、犯人の数があまりにも多すぎるので捕まえるのは難しいのですが…」
私「そんな…」
たしかに複数だとは知っていたが、そんなに多いなんて
黒「私は犯人の中でいちばん悪い人間を知っています」
私「…えっと…それはどういう…?」
- 292 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 10:05:26.10 ID:NH4Xtz8T0
黒「…警察の偉い人の…まぁ、大したことない人なんですけど、その息子が犯人…だと思います」
私「…」
黒「直接面識はありませんが、酷い性格だと聞いてます。甘やかされて育ったのでしょう」
私「で、でもそれだけで犯人…?」
黒「いえ、彼ならそういうことをやるでしょうという話しです」
私「そ、それだけ…?」
黒「まだ続きがありますから、聞いてください」
私「は、はい…」
黒「で、さっきも言ったように彼の父は警察の偉い人で…彼がこれまでにやってきたことをいくつも隠蔽してるんです」
私「…」
黒「お金で口封じしたり、銃なりなんなりで脅したりして、彼の行いをなかったことにしてきたんです」
私「今回もそういうこと…なの…?」
黒「恐らく…というか、ほぼ間違いないでしょう。おもちゃ屋さんが受け取った額といい、全く報道されないことから…」
黒「彼の父以外にこれだけの隠蔽を行える人間はいませんから」
私「そう…その息子があの中学校に通ってるのか…」
黒「はい」
私「大体話しはわかった…でも、どうしたらいいの?警察が絡んでるなら、捕まえたって…」
黒「…まぁ、逮捕は難しいですね。物的な証拠もないわけですし」
私「そんな…」
- 293 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 10:17:56.90 ID:NH4Xtz8T0
黒「まぁ、最初から正当な罰を与えてやろうなんて思ってませんけどね」
私「…」
黒「一発ぶん殴って土下座させてやりましょう」
私「…そんなんじゃ…そんなんじゃ…」
姉さんは報われない。
酷い目にあって、自ら命を絶った姉さんが報われない。
もっと苦しめたい。苦しめなきゃいけない。
なにをしたって姉さんは帰ってこないけど…
せめて犯人がいるなら…同じくらいの苦しみを与えないと…私も救われない
黒「気持ちはわかります」
私「…うそ。だったら土下座なんかじゃ…」
黒「…わかりますよ」
私「…」
黒「私も同じように…妹を亡くしましたから…」
私「…そう、なの…?」
黒「はい。…優しい子でした…よく、私の目になってくれました…」
私「目…?」
黒「いえ…なんでもありません…とにかく、殺したりしてしまえば悪者は私たちになります」
黒「そうなることをきっとお姉さんは望んでいません。だから…ここは土下座させてやりましょう」
私「…」
黒「話しじゃ相当プライド高いみたいですから…それでも十分罰になるはずです」
私「…」
黒「ごめんなさい。…こんなことで…気が済むわけないですよね…でもお願いです…」
たしかに、土下座なんかじゃ気がすむわけがない。絶対に。
そんなことじゃ姉さんがされたことの足元にも及ばない。
出来れば殺してやりたい。
でも…あまりにも…目の前の名探偵は悲しい顔で私をみる
しばらく時間をもらった。
私「ふー…」
私は折れてあげることにした。
- 294 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 10:18:58.18 ID:NH4Xtz8T0
もはやいみわからんwwwwww
- 296 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 10:48:53.52 ID:OmMEG0oiO
おまwwwwwwwww
- 297 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 10:57:13.56 ID:NH4Xtz8T0
黒「ありがとうございます!!」
私「うん…でも素直に応じるとは思わないけど…」
黒「これで脅してみましょう」
かばんから出したものは、銃?
私「これって…」
黒「本物ですよ」
私「どうしてこんなのもってるの…?」
黒「私の探偵としての働きが認められて銃持ってもいいことになってるんです」
私「…そう」
黒「とにかく、明日!!明日土下座させてやりましょうね」
私「うん…」
黒「準備は私の方でしておきます。明日は迎えにくるので待っていてください」
私「わかった…」
- 298 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 10:59:39.09 ID:NH4Xtz8T0
もうだめだー!!続きとかおもいつかねーよ!!!
あびびびいびびびびいー!!
巣に帰ります
- 299 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 11:03:16.59 ID:PtX/w2Mu0
姉「牛乳のむ…」
姉「おっぱいでかくなる…」
姉「妹よろこぶ…」
・・・
- 302 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/04/12(土) 11:21:09.34 ID:q2MFcYlFO
黒い探偵=山神の時の盲目の姉?
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