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堕悪魔「追放されてしまいました」 其の2
- 704 : ◆6qoMJn175E [sage]
:2008/11/04(火) 00:24:57.24 ID:uAbAD8M0
−翌朝−
男「む、おぉぉぉ・・・」
男「身体が、もの凄くだるい。腰が痛い。股の所も、痛い」
男「布団で寝てるのは何故だ。確か悪魔に殴られてからの記憶が途切れているが・・・」
男「とりあえず、起きよう。朝食を、作らなければ・・・」
ぐん・・・
男「うお!何だ、この両腕の重みは!?」
天使「すー・・・すー・・・」
男「あれぇ!?天使、何で横で寝てるの?しかも裸・・・」
悪魔「くー・・・くー・・・」
男「あ、悪魔もいる。悪魔も寝顔は天使なんだな・・・って違え!こいつも裸かよ!何なんだこの状況!俺は何かやらかしたのか!?」
天使「んん・・・う〜ん・・・」
悪魔「何よ・・・うっさいわね〜」
男「ああ、起きたか。二人とも、一体何が起こったのか説明してくれないか?」
天使「男さん、おはようございます」
悪魔「男か〜、おはよう」
男「はい、おはようさん。早速説明してくれ。これは・・・」
天使「あ・・・」
はらり・・・
悪魔「あ・・・」
ぽろ〜ん・・・
男「・・・でかい」
天使「いやん」かぁぁぁぁ・・・
堕悪魔「男さん!朝食作っておきましたよ〜。起きて下さ〜い」
がちゃ!
男「あ・・・!」
堕悪魔「・・・何ですか、これ」
男「待ってくれ!あのな!これは俺にもさっぱりで、今から説明してもらおうと!」
堕悪魔「そうですか。で?これはどういう事ですか?」
悪魔「天使、昨日決めた通りにやって」ぼそぼそ・・・
天使「了解です」こく・・・
天使「男さん」
男「な、何でしょうか?」
天使「夕べは、とっても激しかったですよ」ぽ・・・
男「なっ・・・!?」
堕悪魔「!」ぶちん!
- 706 : ◆6qoMJn175E [sage] :2008/11/04(火) 00:27:09.77 ID:uAbAD8M0
だっだっだっだっだっだっだ・・・・・・
男「あれ・・・どこ行くの・・・?」
・・・だっだっだっだっだっだっだっだ!!!
堕悪魔「男さん!私と一緒に逝って下さい!」
しゅぱーん!
男「のうわ!待って!落ち着いて!とりあえずその包丁を置いてくれ!!!」
堕悪魔「ああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
男「やめて!本当にやめて!二人からも何か言ってくれ!ってもう居ないし!」
堕悪魔「大好きです!!!大好きですから逝ねえええええええええええええええええええ!!!!」
男「いやあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
お〜しまい(はぁと
堕天使「ってちょっと待った〜!」
- 707 : ◆6qoMJn175E [sage] :2008/11/04(火) 00:29:50.59 ID:uAbAD8M0
俺「何?俺眠い・・・」
堕天使「いくらなんでも自分の出番が少なすぎるッス!そんなの悲しいッス!」
俺「何だよ〜。良いじゃないか。今回は天使メインの話なんだし。堕悪魔だって出番少なかったんだし」
堕天使「ちょっとで良いから出して欲しいッスよ〜」うるうる・・・
俺「しょうがないな〜、じゃあおまけ少しやるからそこでね」
堕天使「やった〜!」
俺「設定は、まだ試練中の時の話、つまり天使に猫耳が生えている頃ですね。
普通の日常をちょっとしたイベントが・・・。考えてはいたんだけど、使えなくて泣く泣く削った物です。どうぞ」
- 708 :パー速民がお送りします [sage] :2008/11/04(火) 00:31:57.66 ID:wkXf0Fwo
これはこれでGJだが、天使は見損なった
- 709 : ◆6qoMJn175E [sage] :2008/11/04(火) 00:32:11.21 ID:uAbAD8M0
−おまけ1−
悪魔「ねえ天使」
天使「はい、何でしょう?」
悪魔「なにぬねの、って言ってみて」
天使「・・・?なにぬねの」
悪魔「・・・・・・」
天使「なにぬねの」
悪魔「猫みたいな喋り方になる訳じゃないのね」
天使「ただ猫のパーツが生えているだけです」
悪魔「な〜んだ、つまんない。じゃあこのボールも意味無いのね」
ぽいっ
天使「うわ!身体が勝手にボールを!」
- 710 : ◆6qoMJn175E [sage] :2008/11/04(火) 00:35:03.87 ID:uAbAD8M0
−おまけ2−
天使「ふう・・・暇ですね・・・」
「にゃあ」
天使「ん?」
「にゃあん」
天使「おや?猫ですか。どこから来たのでしょうね?」
ぬこ「にゃあ、にゃあ」
天使「どうしました?」
ぬこ「にゃあ」(お腹すいた)
天使「猫の言葉が判りますね・・・お腹がすいたのですか?」
ぬこ「にゃふ」(何言ってるか判らないよ〜)
天使「ああ、すみません・・・にゃ、にゃあ?」(これでいいですか?)
ぬこ「にゃあ!にゃんにゃん!」(わあ!お話しできるの?)
天使「にゃあん、にゃん」(そうみたいですよ)
ぬこ「にゃむ!にゃあんにゃあん!にゃふ〜!」(あのね!お腹すいたの!お魚さん食べたいな!)
天使「にゃん?にゃく〜にゃんにゃあん」(お魚さんですか?確か朝食の残りがあったはずなのでそれを持ってきますね)
くるり
男「・・・・・・」
天使「あ・・・」
男「いや、俺は何も見てないよ」
天使「にゃっ!にゃあにゃあ!にゃんにゃあ!!!」かあああぁぁぁぁぁぁ・・・!
男「に、人間の言葉で、喋ってくれないかな?」
天使「あ!は、はぅぅ・・・」
- 711 : ◆6qoMJn175E [sage] :2008/11/04(火) 00:37:13.43 ID:uAbAD8M0
−おまけ3−
堕天使「ただいまッス!」
天使「お帰りなさい。・・・あれ?」
天使(何故でしょうか?急にくらくらしてきました・・・)
天使「うう・・・」くらぁ・・・
堕天使「天使さん!だ、大丈夫ッスか!?」がし!
天使(匂いがしてくる。これが原因でしょうか?一体どこから・・・)
堕天使「どうしました!?どこか悪いんですか!?」
天使(堕天使さんの吐息から、匂いがしますね)
天使「堕天使さん、先程何か召し上がりませんでしたか?」
堕天使「え?えっと〜、さっき男さんのお店の店長さんに食用だから食ってみろって言われて木の枝を食べさせられましたね」
天使「木の、枝?」
天使(だめだ、考えがまとまらない・・・)
堕天使「はい。全然おいしくなかったッス。ただ単に歯ごたえが上等なだけでして・・・」
天使(堕天使さんが、何か喋ってるみたいですが・・・全然理解できない・・・)
天使(まるで酔ってしまった様ですね・・・何故か吐息の匂いに吸い寄せられてしまう・・・)
堕天使「それでですね・・・むぐっ!」
ちゅうううう・・・
堕天使「むぐぐ!むぐぐぐぐぐ!」
天使「むは、んちゅるるるうるる」
堕天使「むぐううううううううううう!」
堕天使「ぷはぁ!・・・もうお嫁にいけない・・・」
マタタビ【木天蓼】
マタタビ科の落葉低木。山地に生えていて、実は食用。猫が好む
- 712 : ◆6qoMJn175E [sage] :2008/11/04(火) 00:39:23.94 ID:uAbAD8M0
俺「まあこの辺にしておこう。どうだ?ちゃんと出ただろ?」
堕天使「自分こんな役ばっか・・・」しくしく・・・
俺「いじけるな。いつかきっといい気持ちゲフンゲフンいいことがあるさ」
俺「それでは今日はこの辺で、またね〜!」
おしまい
- 713 : ◆6qoMJn175E [sage] :2008/11/04(火) 00:41:52.10 ID:uAbAD8M0
俺「これでホントにこのお話はおしまいです。長くなってごめんなさい。
遅筆でごめんなさい。gdgdでごめんなさい。
もっと色々練習します。次は悪魔が主役のお話を考えています。
夜遅くまですいませんでした。それではまた!」
- 715 :パー速民がお送りします [] :2008/11/04(火) 00:57:34.89 ID:SnwIKMQ0
>>713 乙様
次回作の悪魔編書きながら、天使第2部書くわけですね。わかります
- 717 :パー速民がお送りします [sage] :2008/11/04(火) 01:11:48.75 ID:wln0CT.o
お疲れ様です
続きには期待してますが、
できればちゃんとした男×天使お願いしまーす
- 718 :パー速民がお送りします [] :2008/11/07(金) 19:23:18.28 ID://AMx9.0
悪魔が主役って何させるだろう?いや、ナニはさせるんだろうということはわかるんだがな
- 719 : ◆6qoMJn175E [sage] :2008/11/07(金) 22:53:31.34 ID:rval3yQ0
俺「ナニはさせないつもりです。楽しみにしていた人ごめんなさい。
どんなにいっても微エロまでにするつもりです」
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