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銀ジャンル「アルミホイル」
1 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:02:44.77 ID:TK0dfEId0
ああもしつこく口の中に入ってこられるってことは、もう、
好かれてると思って間違いないですね


2 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:03:14.53 ID:TK0dfEId0
アルミホイル「朝方振りですね」

女「……おにぎりの中で何をしている」

アルミホイル「は、は。ついてきてしまいましたよ」

女「しまいましたよ、じゃねえ」

アルミホイル「ささ。遠慮なさらずに。がぶっといっちゃってくださいな」

女「……」



女「このホイル片野郎、米粒にへばりついて取れな……うわよけい細かくちぎれた!」

友「あんまり彼氏を邪険にしちゃだめよ?」 めっ

女「彼氏じゃねえよアルミホイルだよ」


3 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:03:34.24 ID:TK0dfEId0
新聞紙「お嬢さん。そんな役立たずなんかより、私とお付き合いしませんか?」

アルミホイル「お黙りなさい。オーブンの天板に敷くことも出来ない分際で!」

新聞紙「は、は。雨に濡れた靴の水気も取れない人が、何をか言わんやですな」

女「……」



友「どうするの? 二股かける?」

女「わたしにゃどっちも無視するって選択肢はねえのか」


4 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:03:52.99 ID:TK0dfEId0
アルミホイル「実は私、銀箔王家の王子なんです」

女「……」

アルミホイル「悪いサランラップに魔法でアルミ箔へと姿を変えられてしまって」

女「……」

アルミホイル「信じてませんね?」

女「ったりめえだ」


5 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:04:19.74 ID:TK0dfEId0
TV『今日未明、京都市左京区の銀閣寺で、
  観音殿の壁に貼り付いているアルミホイルが
  器物破損の現行犯で京都府警に逮捕されました』

TV『逮捕されたアルミホイルは

   「銀閣寺に往時の輝きを取り戻したかった」

  などと意味不明の供述をしており、
  警察では、精神鑑定も視野に入れて慎重に取り調べを進めています――』



女「あの馬鹿……25p×8mのくせに無茶しやがって……」


6 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:04:40.11 ID:TK0dfEId0
アルミホイル「まさかあなた、金箔となら喜んで付き合うと?」

女「は?」

アルミホイル「私がアルミだから!」

女「安心しろ。金箔だったら付き合うより先に売り飛ばすから」


7 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:05:01.65 ID:TK0dfEId0


広がるアルミ箔の世界

http://www.aluminum.or.jp/haku/index.html


8 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:05:28.77 ID:TK0dfEId0
アルミホイール「……」 ゴロゴロ

アルミホイル「……」 パサパサ

アルミホイール「……」 ゴロゴロ

アルミホイル「……」 パサパサ

アルミホイール「……」

アルミホイル「……」

アルミホイール「……!」

アルミホイル「……!」

アルミホイール「弟よ!」

アルミホイル「兄さん!? まさか生き別れた兄さんなのですか!?」

女「ねーよwwwwwww」





女「……はッ!?」 ガバッ

女「ドリームか……」


9 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:06:08.30 ID:TK0dfEId0
アルミホイル「人体中にもアルミニウムは存在している……」

女「いまゾッとした」

アルミホイル「人体中のアルミニウムを操る能力者もそのうち出てくるでしょう」

女「ねーよ。どんだけ微量だと思ってんだよ。銀歯飛ばした方がまだ建設的だよ」


10 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:06:56.86 ID:TK0dfEId0
山岡「25p×8m、四十八円、中国産アルミホイル……」

山岡「アルミホイルでこれじゃあどうせ本物の味醂も使ったことがなく、味醂風の味しか知らないんだろう」

女「うるせぇほっとけ」

栗田「山岡さん! そんないいかたしなくたって……!」

山岡「ふん」 フイッ

栗田「すいません。すいません」 ペコペコ

山岡「謝ることなんてない。本当のことをいったまでだ」

山岡「大体こんな物をアルミホイルと思っているようじゃ、パンすらまともに焼けるかどうか怪しいもんだ」

女「焼けるわボk 山岡「明日、八尾の東洋アルミ工場に来てください」

山岡「本物のアルミホイルと、ホイル料理をご覧に入れますよ」 クルッ

栗田「あっ! 山岡さん! 山岡さぁん!!」 カッカッカッ



女「やべっ……ネタで見る分には笑えるけど、実物のむかつきようったらないわあいつ」 ピキピキ

アルミホイル「行かれるんですか?」

女「なにいってんの? 行くわけないっしょ」


11 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:07:55.49 ID:TK0dfEId0
アルミホイル「やあ」

女「お風呂から爽やかに上がってきてみりゃ、てめえは人の布団の上でなにねじれてんだ?」

アルミホイル「もう少し太くねじれた方がいいですか?」

女「何のおはなししてんのかな君は」

アルミホイル「大きさ太さ硬さをお好みに調節できるのがアルミホイルのいいところ」

女「ねえだから何のおはなし? いや答えたら許さないけどさ」


12 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:08:35.96 ID:TK0dfEId0

アルミホイル「甘噛みしてくる女の子って、萌えません?」 チラッ

女「よーしふざけんなこのスットコドッコーイ」



13 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:09:36.87 ID:TK0dfEId0
アルミカップの間に挟まっている白い紙「……呪ってやる」

女「だってあんた使い道ないじゃん」

アルミカップの間に挟まっている白い紙「……怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨」

女「やめろ!」

アルミホイル「あぶらとり紙のかわりになりますよそれ」

女「マジで?」


14 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:10:33.74 ID:TK0dfEId0
女「あんた……なんでこんなところに……」

アルミホイル「自分で作っておいて『なぜここに?』はないでしょう」

女「今日は弁当にアルミ箔製品は使ってないし……」

友「でも一緒にいたかったから無意識のうちに入れちゃったのね?」 ナデナデ

女「撫でんなッ!」 バシィッ

友「あら、あら……」 クスクス



女「どう無意識が働いても、ナポリタンにアルミホイル挟む馬鹿はいねえッ!」


15 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:11:58.09 ID:TK0dfEId0
アルミ吐く「だばだばだばだばだばー」

村人A「おおおおアルミじゃアルミじゃ!」

村人B「救われた……村は……救われた……!」

村人C「これで娘を売らんですむのか……」

村人D「おお南無阿盧弥尼烏武、南無阿盧弥尼烏武……」


16 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:12:59.71 ID:TK0dfEId0
アルミホイル「毎度おなじみ、アルミホイル擬人化の時間がやってまいりました」 ガサガサ

女「アルミホイルを人型にこねただけじゃん!」

アルミホイル「フルアクションモデルです」 ビシィッ

女「ごめん。銀紙をこねくり回して無為に遊ぶには、わたしはもう、大人になりすぎてしまったの」

アルミホイル「なるほど。大人の恋を求めておいでなのですね」 モゾモゾ

女「なぜそこで人の布団に入ってこようとする25p×8m」


17 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:13:58.16 ID:TK0dfEId0
池の主「もぅし」

女「はえ?」

池の主「すいませんがこの手紙を、
     香川の満濃池で主をしているわたしの姉に届けてもらえないでしょうか?」

女「昔じゃないんだから、切手貼って送れば?」

池の主「そんなこと言わないで……お礼にいいものを差し上げますから」 ゴソゴソ

池の主「どうぞ」

アルミホイル「やあ」

女「いらん!」

池の主「このアルミホイルは使っても使っても、
     1pでも残しておけば翌日には元の長さになっているという……」

女「そいつは一緡の百文銭でやるネタだ!」

女「まあもらったところで、いまどき一文銭なんか使わねえけどさ……」

アルミホイル「でも私は使うでしょう?」 チラッ

池の主「使うでしょう?」 チラッチラッ

女「ダブルうぜぇ……」


18 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:14:42.43 ID:TK0dfEId0

アルミホイル「これまでに生産されたアルミホイルの総面積でさえ、
        私があなたを想う心の広さに比べればまったく狭いもんですよ」

女「でもって、どこをつついてもすーぐ穴が開くんだろ」


19 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:15:22.29 ID:XjUZG37D0

  ∧  クシャクシャ
  /。`-ァ クシャクシャ
(({ 々゚ I  キュッ
  / っ@O
〜しーJ


20 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:15:48.23 ID:TK0dfEId0
宋弘「貧餞の交わりは忘るべからず、糟糠の妻は堂より下さず」

女「何よ急に」

宋弘「蜂蜜や醤油の容器の底に巻かれていたアルミホイルは
    べたべたになったとて、そう簡単に捨ててよいものであろうか」

女「ふーん」

 グシャグシャ

宋弘「聞いておるか?」

女「聞いてるよ」

 ポイッ



21 :VIPがお送りします [] :2010/06/04(金) 22:16:05.64 ID:XeXfkqoq0
C


22 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:16:15.83 ID:TK0dfEId0

アルミ箔の噛んでらっしゃるシャクシャクキュンキュンの世界でずっと跳ね回りたい
しばらくすると真中がバリバリ裂け始めみんな底に吸い込まれるだろう
大きな歯だけじゃなくて体全体で。回りながらシャクシャク、キュンキュン
死んだらそうしよう


23 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:17:45.67 ID:TK0dfEId0
宅配便バイト「たまーに新聞紙でくるんで伝票貼っつけただけの荷物ってありますよねー」

宅配便パート「あー。一日一個は最低あるねー」

宅配便バイト「よくこんな破れやすそうな送り方してきますよねー。意味わからん」

宅配便パート「お歳暮品とかは、でも、デパートの包装紙の上からそのまま伝票貼ってるしねー」

宅配便バイト「そう考えるとありなのかなー?」

新聞紙「だがアルミホイルはない。けしてない」

新聞紙「アルミホイルとて、包むために用いられる素材であるにもかかわらず、だ」

アルミホイル「……ぐっ」

新聞紙「その意味を真摯に考えたとき、恋の勝者はおのずと明らかになるのだよ、君」 ニィ

アルミホイル「それでも……それでも私はあの人を愛しています!」

新聞紙「やれ、やれ。見苦しいことだ」 ククッ


24 :VIPがお送りします [] :2010/06/04(金) 22:18:05.75 ID:XeXfkqoq0
  ∧_∧   ∧_∧    age
 (・∀・∩)(∩・∀・)    age
 (つ  丿 (   ⊂) age
  ( ヽノ   ヽ/  )   age
  し(_)   (_)J


25 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:18:21.01 ID:TK0dfEId0
百鬼夜行「わらわら」



女「やべっ百鬼夜行だ。なんでゼスト御池に? やっぱ人がいないから湧きやすいのか!?」

ゼスト御池「ひでぇwwww京都の複合商業施設はだいたいこんなもんじゃないスかwwwwwwww」

百鬼夜行「……女だ! 女がいたぞ!」

女「うわ見つかった!」

尊称陀羅尼「安心召されよ! 襟に縫い込まれたそれがしが護法の光となってそなたを――」

三セクの闇「どんより」

尊称陀羅尼「……じゃ、和幸でトンカツ食べて帰ろっか」

女「この尊称陀羅尼、役にたたねーーーーー! 行政の闇、おそるべーーーーし!」

アルミホイル「おまかせください! あなたの襟に潜んでいた私が護法の光を反射させ――」 キラッ☆

百鬼夜行「ギャアアアアアアアアアアァァァァァーーーーーーー!!!!」 シュワシュワシュワー

通りすがりの市役所員「さ、さすが鉢に敷くと太陽光を眩しく反射し油虫をよせつけないアルミホイル!」

ガイドブックに騙されやってきてあまりの閑散ぶりに驚愕したホテルオークラ宿泊客「護法の光をより眩しく!」

ゼスト御池「ミーナもwポルタもwOPAもwイオンモールKYOTOもwwwみんな、みんな潰れちまえwww」


26 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:19:22.35 ID:TK0dfEId0
    /                    ヽ
   / __, ィ_,-ァ__,, ,,、  , 、,,__ -ァ-=彡ヘ  ヽ
    ' 「      ´ {ハi′          }  l      
   |  |                    |  |
   |  !                        |  |     
   | │                   〈   !    
   | |/ノ二__‐──ァ   ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ   
  /⌒!|  =彳o。ト ̄ヽ     '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !   
  ! ハ!|  ー─ '  i  !    `'   '' "   ||ヽ l |   噛まないか
 | | /ヽ!        |            |ヽ i !   
 ヽ {  |           !           |ノ  /    
  ヽ  |        _   ,、            ! ,      
   \ !         '-゙ ‐ ゙        レ'′    
     `!                    /          
     ヽ     ゙  ̄   ̄ `     / |
       |\      ー ─‐       , ′ !


27 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:21:53.62 ID:TK0dfEId0
      _/      ∠≠ニ二ニ≧=<´  ヘ.     ', ヘ\ヽ.      /
 _ -‐ ´/  ,   -‐´、_, '⌒`^  、 \::\ } l     ヽヘ ヽ}     /         _|_ \
   ̄ フ´,  /             丶\::V| |      Vl       ,'             |____
.  //./                   `Vヽl |      ヽ ' .     |         /|    ヽ
  / ,イ/                    Y/,       ヽ.\   |.   l       (_ノ  _ノ
  |/ /       |               ∨ヘ.      ト、 \_ |.   |
.  /     /  /  l:     /  l           ∨i    、   |  ̄   !  l       lヽ│/ /
  l│  /  イ  ,イ.    l  ト、ヽ     / | :l :|   |  l      |   ヽ_ノ   !ー┼‐ |‐┬
  | |   l_メ、」_,;./l     L  l V   ∧ /  :|/   ハ.  ト、   |          |./│ヽ l  |
  | ト.  |.____ ヽ    l´ヽ{ _⊥イ イ /   /    / l/⌒ヽ   .|  ー┼─ └── l  |
  | | ヽ | 、i┘::::i  \  | r┬┬‐┬ァ V  ,∧.   ,'  ´       |   ー┼−
  レ   ヽ!  ゝ- '   \l  i,.┘:::::iノ / ,/〉│ :| {         |    _⊥_     l   |
.      7/l/l/   、     `'ー‐ ' ∠≠r'ノ:jノ :| |         |   (__丿 ヽ    レ  |
     λ    `i`ァー-- 、  /l/l/l ∧‐'.:|:::|  ハ ',        |              l
      `、     レ'    ',     ,/| ::| :|:::| ./ ヽ_>      _|   __|_       _ノ
        ` = 、 '、    ノ  ,.イ∧'|:l.:/l:::|´            \    ._|
              `>-r  =ニi´、.,_`::: |:| { |:::l             |  .(_|
          _,.イ´ヽ.7   /  /:\;八:V:ノ                 |    ノ
       /7:::::!  ○O'´  /::::::::/ヽ.                ',
       /  /:::::::レ'/ムヽ.  /::::::::/   ヽ.


28 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:22:21.57 ID:TK0dfEId0
アルミホイル「2ちゃんねるにあるニュー速VIP板に今からいうスレを立ててください」

アルミホイル「 『ヤター!! アルミホイルでDTBの銀ちゃんできたよー!!』 」

アルミホイル「具体的な造り方は今から教えます」

女「あの人は別に銀色の発光体じゃねーんだけど」

女「それとそういうことはわたしじゃなくスミルナにある教会の御使いにでもいっとくれ」


29 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:22:48.10 ID:TK0dfEId0
アルミホイル「芳一さんも下手にお経なんか書かず、
        全身を私で覆っていればあんな目に遭わずすんだのに」

女「アルミホイルって幽霊にも効くんだ?」

アルミホイル「きっと効きます恋もできます」 キリッ

女「いや今は恋の話はしていない」


30 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:23:34.21 ID:TK0dfEId0
安倍晴明「あ……紙がない」

安倍晴明「まいったなあ。今ある式はみんな外出中だし」

安倍晴明「こんなときに限って道満が挑戦しにくるし」

安倍晴明「……ん?」



アルミホイル「きらきら」

ハサミ「つやつや」



安倍晴明「……なにあのけったいな反物……ご丁寧にハサミまで」

安倍晴明「紙……いや違う……銀箔……でもない……なんなんだ?」

安倍晴明「使って……大丈夫……かなぁ?」

蘆屋道満『安倍のォ! はようせんかァい! 怖じ気づいたかァ!』

安倍晴明「……」

安倍晴明「ええい、何かあったら頼光四天王に押しつけてとんずらだ!」

アルミホイル「う、ふ、ふ、ふ、ふ」


31 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:24:08.99 ID:TK0dfEId0
鍋の中身が見える透明な蓋「なあお嬢」

女「ん」

鍋の中身が見える透明な蓋「アルミホイルとラップを半分ずつくっつけたものを作れば……」

女「……」

鍋の中身が見える透明な蓋「…………あれっ? なんかこれ、ステキじゃね?」

鍋の中身が見える透明な蓋「オイ特許とれよ! 特許とれるよお嬢!」

女「いや意味がわからん」

鍋の中身が見える透明な蓋「ぬ、むしろアルミホイルとラップを市松模様にした方がいいな!」

鍋の中身が見える透明な蓋「Wow! Revolution!!」

女「湧いてんのかてめぇ」

鍋「湧いているのはむしろ我が輩の方である」 プシュウ〜

女「わ、わ! そーゆーのは早く言え!」


32 :VIPがお送りします [] :2010/06/04(金) 22:24:24.95 ID:XeXfkqoq0
あげ(・∀・∩)


33 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:24:55.78 ID:TK0dfEId0
目々連「……」 ジー

女「障子になんか生えた……」
シギ
鴫「ヘアッ!」 グサッ

目々連「ギャアアアアアアアアアァァァァァァァァァーーーーーー!!!!」

女「さすが鴫さん! 容赦なくつつきやがった! むしろ刺し貫いた!」

アルミホイル「障子に穴が残りましたね」 ウズウズ

女「……貼らねーよ?」

アルミホイル「障子紙を?」

女「あたしゃわかっててボケかますアルミホイルはキライだよ」

鴫「ヘアッ!」 グサッ

障子「ゲフッ!」

女「……」



女「わーい今夜は鴫鍋だー(棒)」 ギュウウウウ

鴫「すんません! 自分、ほんま図に乗ってました! ほんますんませんっしたぁ!」 ジタバタ


34 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:25:36.12 ID:TK0dfEId0
同じ画像なりマークなりを
毎日見せることによって、
それがあっても、
それが目に付いてもおかしくない、
不自然ではない状態にすることは
洗脳の第一歩だよ。
仮に君の部屋の壁紙に
普通では視認できないメッセージが刷り込まれていたらどうする?
連日連夜、気づかれないように
少しずつ少しずつメッセージを刷り込んでいくんだ。
時々、突然気分が悪くなったり、めまいがしたことはないか?
金縛りにあったことは?
お昼ごはんを食べたのを忘れたことは?
大きな都市が丸ごと停電する夢を見た経験は?
球形プラズマ、蜃気楼、観測気球、写真に撮るとしたらどれ?
マンテル・チャイルズ・ウィッティドその次は?
『アルミホイルで包まれた心臓は
六角電波の影響を受けない』というフレーズ知ってる?
螺旋アダムスキー脊髄受信体って言葉に聞き覚えはある?
さっきからずっとあなたの後ろにいるのは誰?

「俺だ」
振り返るとそこには寺生まれで霊感の強いTさんが!
するといきなり「破ぁ!!!」と叫んだ!
粉みじんになっていくマンテルとチャイルズとウィテッドとその次!
「人の恐怖感に入り込んで自分の結界を広げていく小悪党め!!!」
部屋に響く断末魔が鳴り止んで、Tさんははにかみながら
「アルミホイルで心臓は包めない、覚えておくんだな。」
寺生まれってすごい、改めてそう思った


35 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:32:17.56 ID:TK0dfEId0
富樫某(あれはおそらくは勧進帳ではなくアルミホイル……しかし部下はなにも言わなかった)

富樫某(するとわしの見間違いで、やはりあれは勧進帳であったのか?)

安宅の関の役人(あれは絶対にアルミホイルだった……でも殿は黙って見過ごされた)

安宅の関の役人(すると私の見間違いで、やはりあれは勧進帳だったのだろうか?)

富樫某「……」

安宅の関の役人「……」

 ・ ・ ・

源義経「……アルミホイルだよな、それ?」

弁慶「は」

源義経「よく……バレなかったな」

アルミホイル「私がアウトドアの友としてあらゆるシーンで役に立つのは
         なにも八百年後に始まったことではありませんよ」

弁慶「用意しておいて正解でござった」

弁慶「これが白紙の巻物であったなら、間違いなくあの関でおだぶつでした」

アルミホイル「奥州はまだ彼方です。気をゆるめずに参りましょう!」

一同「おう!」


36 :VIPがお送りします [sage] :2010/06/04(金) 22:37:40.16 ID:TK0dfEId0
女「ったくあのアルミホイル野郎は」 チッ

友「まあ落ち着きなさい」

友「そのうちシャケのホイル焼きを広げたら
  中からアルミホイルの精が美少年として出てくる日もあるわよ」

女「ねえよ!」

女「シャケのホイル焼きを広げたところで出てくるのはせいぜいシャケがいいところだよ!」

匣「いやいや。開けるまでは中に何が入っているか誰にもわからんもんですよ」

女「わかるね。せいぜい生焼けか焦げてるかぐらいの違いだよ」

匣「ほう」

蘆屋道満「く、く。出てくるのが、必ず、入れたものならば、誰も苦労などせんのだがね」


37 :VIPがお送りします [] :2010/06/04(金) 22:38:59.80 ID:5SwVvrZe0
まもたん
スタイルを混合してくるとは思わなかったし、その意味では意表を突かれたよ
うん、これは模写できないや

でも、なんていうか、つまんないよまもたん。面白くないよまもたん。こんなのまもたんじゃないっ!



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