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30歳童貞男「ルイーダさん…俺の派遣登録が無いんですが…」
- 380 :VIPがお送りします []
:2009/05/06(水) 00:42:25.42 ID:3auEMKSzO
西の洞窟
スライム『門番がいやがるじゃねぇか、食うか』
ナイト『食うな。私がいれば普通に入れる』
サタンデビル「むっ、スライムナイトか。なに用だ」
ナイト「新しいスライムと契約したのでご挨拶に」
サタンデビル「ほぅそうかそうk(な!!やだこのスライム凄まじいブサイク、いやグロ、これはグロレベル!!)」
ナイト「サタンデビル?」
サタンデビル「はっ!よし、通れ通れ」
スライム『やけにすんなりだな』
ナイト『親父がムドーと仲良くてね、一緒に戦った仲らしい』
ナイト『失礼します』
ムドー「うむ。何でも新しいスライ」
ムドー(やだ、なにこれ!?ヤバい。超がばい。奇形はんぱねぇし顔が酷すぎ。しかも悪魔族の翼生やしてるし意味わかんないキメェ)
ムドー「よしわかった。下がれ」
スライム「おっとそうはいかねぇぜ」
- 385 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 01:36:29.28 ID:4XMfQY9S0
奇形スライムかキケイム
- 388 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 01:57:16.20 ID:0jOm6OH6O
女勇者転生エンドで十分だった気がする
- 389 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/06(水) 02:01:09.97 ID:Gx5kOAyR0
書くのはいいが投げっぱなしジャーマンは勘弁
- 391 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 02:39:45.61 ID:PigfRApq0
投げっぱなしいくない!がんばれ!
- 392 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 02:52:16.16 ID:tfcl1fWB0
ムドー「もういいよ、帰れ」
スライム「そうはいかないねぇ。あんた魔王なんだろ?」
ムドー「くさい」
スライム「・・・・・・その力もらうぜ」
ムドー「!」
ピエール「!」
- 394 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 02:56:44.07 ID:tfcl1fWB0
ムドー「スライム風情が調子にのるんじゃあないっ!イオナズン!」
ドバシャアァァァァン!
スライム「・・・・・生憎だがそんな魔法はきかないねぇ」
ピエール「バカな!イオ系の最上級魔法を耐えるスライムがいるなんて!」
スライム「オレのターン・・・」
ドロォ・・・・・
ムドー&ピエール「ないわー・・・・」
- 395 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 03:01:54.58 ID:tfcl1fWB0
ムドー「なんだこの攻撃はっ!身体にからみついて身動きがっ!とれん」
スライム「ピエール感謝するぜぇ・・・後でお前も喰ってやるからそこで大人しく見てろ」
ピエール「あ・・・ああぁ・・・・」
ぐちゃじゅるるるむぽぉくぱぁ
ムドー「らめぇぇぇぇぇぇぇっ!ぐふっ!」
スライム「ゲプっ」
- 396 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 03:06:56.96 ID:tfcl1fWB0
スライム「さすがに戦闘の曲がカッコイイだけはあるな。みなぎるぞ」
ピエール「ムドーをいとも簡単に・・・・」
スライム「さてピエール」
ピエール「!」
スライム「さっきお前も喰うって言ったがアレは取り消しだ」
ピーエル「ひょ?」
スライム「だけどその無駄にカッコイイ装備は置いていってもらう」
ピエール「そんな!」
- 397 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 03:11:18.84 ID:tfcl1fWB0
スライム「喰われないだけでも有り難く思うんだな。ほらはやく脱げ」
ピエール「くっ・・・!」
かしゃん、かしゃん、コイーン、コイーン、ピロリロリロリン♪
スライム「なん・・・・だと?」
ピエール「これで・・・いいんだろ・・・」
スライム「おまえ女だったのか」
ピエール「最初からコレが目的だったんだろ・・・・好きにしろよ」
- 398 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 03:15:32.37 ID:tfcl1fWB0
スライム「まぁ・・・そういうことなら遠慮無く」
じゅるうじゅるじゅる・・・
ピエール「いやぁ・・・・あ・・・やっぱりこないで・・・きもちわるい・・・・」
スライム「ありきたりの反応すぎて欠伸がでそうだな」
スライム「さぁ触手プレイとしゃれこむか」
ピエール「いやあああぁぁぁ!」
- 399 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 03:32:15.68 ID:tfcl1fWB0
ピエール「・・・・・」
スライム「ふぅ・・・・どーでもいい」
〜〜〜〜しばしの賢者タイム〜〜〜〜
スライム「さて、そろそろ行くか・・・?なんだ?グウっ!!!!」
力が抜ける。自分の形を保っている事が出来ない。体中が沸騰したようだ
今までの記憶の断片が走馬燈のように脳裏を駆けめぐる
スライム「またBAD ENDかよ・・・・」
醜く変形していくスライムだったものはそのまま四散した。
____________________________
神「残念だったね!あそこでホイホイ陵辱しちゃうあたりが童貞さんらしいけどっ!」
男「?」
神「ブサイクが童貞捨てるのは商売女と相場が決まってる」
男「はぁ・・・そんなもんスよねぇやっぱり。」
神「わかればよろしい。さぁどうするコンティニューするかい?」
- 400 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 03:56:06.48 ID:tfcl1fWB0
男「なんかもういいかなって」
神「・・・あきらめんなよ」
男「!?」
神「あきらめるなお前!どうしてそこで止めるんだそこで!」
「もう少し頑張ってみろよ!ダメダメダメダメあきらめたら!」
「何となく生きてるんじゃないですか?マヨってんじゃないですか?」
「イキイキしたい!簡単ですよ・・・・過去の事を思っちゃダメだよ」
「なぁんであんな子としたんだろうって怒りに変わってくるから」
「未来の事も思っちゃダメ。大丈夫かな?あはぁ〜ん☆」
男「・・・・・・・(ああニコ厨か・・・)」
神「悔しいだろ・・・解るよ。思うようにいかない(ry・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
・・
・
- 408 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 09:17:06.47 ID:3auEMKSzO
スライム「この近くにある町。あそこをつぶしたいのでモンスターを貸してくれ!」
ムドー「なんだこの身の程知らずのスライムは?ひねり潰して棺桶に封じてやろうか」
ナイト(当たり前だけど怒ったな。凄い迫力だ。どうするスライム?)
スライム「あふああああのですね、俺は町にせ、潜入して主要な場所とか解ったのでででこれがムドー様のお役にたてればな〜と。フヒ……フヒヒ
すいません生まれてきてすいません」
ナイト(こいつヨエェ!!!でかい事いってたのに強い者の前だとヨエェ!なに?なんでそこだけ本能に忠実?)
ムドー「ほぅ、あの町に入れたのか。その情報は役立つがまだ時ではないな」
ナイト「どういうことですか?」
ムドー「あそこは勇者を排出するこの大陸の要所だ。当然戦力も高くここらのモンスターだけじゃ落とせん
兵を借りようとキングレオ様に進言はしたがまずは魔王様の近隣から人間を排除する考えらしい」
ナイト「勇者排出元を叩くより魔王の近くを?」
ムドー「そこはキングレオ様の意思だ理由は知らん用がすんだなら帰れ。なんか吐きそうだ」
スライム(キングレオか……)
ピエール「ムドー様!!勇者が来ました!!!!」
ムドー「なに!?しょうがない、スライムナイトお前も戦ってくれるな?」
スライム・ナイト「もちろんです!!」
- 410 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 09:34:56.76 ID:3auEMKSzO
サタンデビル「ぐはぁ」
女勇者「はいはい雑魚は引っ込んでな。こいつがムドーか。いかにも中ボスって感じだね」
戦士「なめてかかるなよ。まずは横の特に気持ち悪い雑魚をやれ、魔法使いは魔術士っぽいの。俺はムドーを叩く」
魔法使い「はい」
女勇者「そこ仕切んないでくんないかな?君は今せ・ん・しなんだよ?勇者はわたし!OK?」
戦士「わかったからいくぞ」
女勇者「ちっ、偉そうに。王様もなんでこんなやつつけたんだよ……」
ナイト「勇者はともかくあの隻腕の戦士と魔法使いは強そうだな」
スライム「あぁ強いよ。剣に怨念が籠ってるからな」
ナイト「?」
スライム(ここで会えるとは……あの二人今は戦士と魔法使いか。しかも相当強い)
スライム「だが関係ねぇ。俺は、スライム。ぶっ殺す」
ナイト「スライムナイトな。ぶっ殺すのは賛成だ。こう見えても私は強いから任せろ。息あわせてよ」
ムドー「互いにサポートしながら戦え。行くぞ!!」
- 411 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 09:49:34.94 ID:3auEMKSzO
女戦士「食らえ」
女戦士の攻撃
スライム「うらぁ!!!」
スライム飛翔
女戦士の攻撃は届かない
スライム「童貞、いや俺は童帝だぁ。ナイトォォォ!!!!!」
ナイト「よしいけぇぇぇ!!!!!!」
スライムナイトの攻撃
スライムナイト「メテオ改!!!!」
ざしゅ
女勇者「きゃー!!!?」
女勇者にダメージ
女勇者は混乱した
スライムナイト「よっしゃあぁ!!!」
スライム(このナイト何気に強いぞ。これなら)
盲目魔法使い「(攻撃にコンヒュ効果か)……ベギラマ」
ドオオオォ
ピエール「ぎやぁぁぁ……」
ピエールは倒れた
- 412 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 10:00:24.47 ID:3auEMKSzO
スライムナイト「一撃で!?」
戦士「……!」ダッ
ムドー「呆けるな!!スカラ」
スライムナイトの防御力が上がった
戦士「やっかいな奴からな。ふん」
ドンッ
ガキイィン
スライムナイト「ぐ、おおぉぉ」
スライム「よし、よく止めた!!バイキルトォォォ」
戦士「スライムナイトが攻撃力二倍になっても」
ムドー「バイキルトがかかったのはわしじゃ」
ムドーの攻撃
ムドーの攻撃
戦士「ぬぅ」
魔法使い「ベホマ」
戦士は回復した
ムドー「この魔法使い……!!」
- 414 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 10:10:09.64 ID:3auEMKSzO
戦士「ふざけやがって」ビキ
盲目魔法使い「ルカニルカニバイキルトルカニ……etc」
ナイト「詠唱速すぎだろこいつ!!」
戦士「ハヤブサ斬り」
スライムナイト「う、ぁ……」
戦士「そしててめぇには、魔神斬りだ」
ドカァァ
痛恨の一撃
ムドーは倒れた
戦士「はぁ疲れた。勇者を治してくれ。さっさと行こう」
盲目魔法使い「はい」
ザッザッザ……
スライムナイト「う……」
- 417 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 10:20:39.64 ID:3auEMKSzO
スライム「生きてるか……ナイト」
ナイト「あぁ……ムドー様は…………死んでるな」
スライム「感じる…こいつの無念という遺志が伝わってくる…」
ナイト「食うのか………そういう体なんだな」
スライム「あぁ吸収する……怨みを食って晴らしてやる…俺にはそれができる。見るなよ」
クチャクチャ……
スライム「さてまずは人間を狩ってナイトのレベルをあげる」
ナイト「ムドー様と同レベルまでかよ何年かかるんだ」
スライム「すぐだ。あいつらがキングレオを倒す前にそこまで行く」
ナイト「わかったよ。ここまで来たら最後までやる」
- 421 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 10:33:51.26 ID:3auEMKSzO
大臣「王様、またやられました。遊び人が二人、武道家一人、魔法使いが一人、勇者が一人です」
王様「またか……追加しても間に合わんな枠増やすか」
大臣「はっ、志願者は後を絶ちませんからな」
大臣「それと通常の三番程の大きさのスライムナイトが飛んでいくのを見たという目撃情報があります」
王様「は?あぁたまたま吹き飛ばされるキングスライムでも見たのか?ほれ、あの強いパーティーがおっただろ」
大臣「元罪人を加えたパーティーですね。異様に強いから入れましたが大丈夫でしょうか。
魔王の首でも持ち帰れた日にはこちらの非を認めなくてはいけますまい」
王様「魔王を殺してくれたら御の字だ。もうあいつの利用価値も無いから殺せばよい」
大臣「まぁそうですね」
- 424 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 10:46:03.81 ID:3auEMKSzO
キングレオ「巨大な力を感じたからあってみりゃなんだお前らいきなり」
スライムナイト「面倒だったの色々省きました」
スライム「かくかくしかじかパックンチョキョウリョクシテ」
キングレオ「なるほど、だがそれはならん。実は魔王は完全復活していない。」
ナイト「だから魔王の近辺の人間を攻撃し、守りながら待つと」
キングレオ「その通りだ」
スライム「少しの兵でいいんだ!!俺達の力に兵があればあそこは落とせる!!!!」
キングレオ「ならん……何よりお前は人間臭い」
スライム「……!」
キングレオ「魔物使いに飼われてるモンスターが罠にさそうこともある。信用できんな」
- 426 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 10:53:52.88 ID:3auEMKSzO
ナイト「こいつ……元は人間です」
キングレオ「……」
ナイト「スライムに食われてからこの姿らしいけどあの町を滅ぼしたいというのは本当なんです。信じてください」
スライム「お願いします」
キングレオ「だめだ。そんな話信用できるか。はやくいかないとぶち殺すぞ」
ナイト「……だってさ」
スライム「しょうがないな」
キングレオ「あっ?」
スライム「グダグダうるせぇんだよ。これから純粋に餌として………お前のことを喰う」
- 427 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 10:58:12.72 ID:WUK1Vdcr0
このスライムはガイバーのアプトムを思い出させるwwww
- 485 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 18:44:37.13 ID:3auEMKSzO
戦士「ついに魔王の城だな」
女勇者「長かったよマジで……」
魔法使い「勇者様、魔王の気はまだ弱いままです。これなら間に合うかもしれません」
戦士「そうか。完全に復活する前なら楽に倒せる。急ごう」
女勇者「もうあんたも意地でいってんな魔法使い。
まぁいいこれでさくっとやって帰りゃあたしたちみんなで英雄だからねwwww」
戦士「だなwwww」
魔法使い「そうですね、フフ(やっと幸せに……)」
- 492 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 19:00:24.74 ID:3auEMKSzO
ナイト「ほとんど外見がキングレオになったな」
スライム「かっこいいなこいつ。こりゃいいや」
ナイト(顔だけは変わってないよスライム。つくづく神様って奴は残酷だぜ……)
ナイト「これに乗ると思うと気が引き締まるねぇ」
スライム「いいやお前が乗るのはこんなちんけなモンスターじゃねぇ。魔王だ」
ナイト「そりゃ楽しみだー」
スライム「俺流のサプライズや(笑)つかもっと驚け」
ナイト「要は完全復活前の魔王をくっちまうと。いくら強くなったと言っても魔王甘く見すぎじゃないの?」
スライム「食う必要はないさ。口八丁でうまく食ってもらえば魔王に転生できる。じゃあちょっと待ってろよ相棒」
ナイト「便利だな。……スライム、はやく帰ってこいよ……」
スライム「おぅよ」
バッサバッサ……
ナイト「…………」
- 494 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 19:13:38.58 ID:3auEMKSzO
スライム「魔王の城……あれか、煙……一足遅かった!!勇者が到着してるじゃねぇか!!!」
スライム(魔王が死んだらモンスターの統率がとれなくなる!!ぐおおぉ神様ぁ!!)
バッサバッサバッサバッサ
……………
女勇者「正・拳・突き」
ドゴォ
爆弾岩「グエェ」
女勇者「爆発しろコラァ」
ドオオォオン…
戦士「よし、いい感じに崩れてきた!あとは魔王にダメージ与えてレミレトすれば……」
魔法使い「帰れる、城に……!」
女勇者「よっし、一気に行くよ!!!!」
- 500 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 19:36:15.17 ID:3auEMKSzO
魔王の間
ドオンドオンドオン
地獄の門番「魔王様、もうすぐ勇者が来ます。戦闘の準備を」
魔王「うむ、本来の力に戦い及ばぬがしょうがなし。下がれ」
地獄の門番「はっ!どうかご武運を」
魔王「………」
スライム「魔王様魔王様、お久しゅうございます」
魔王「ぬ、キングレオか!伝令を放ったが間に合わぬと思っていたぞ!!」
スライム(本物はやっぱちがうねぇ…勝てるとか負けるとか以前に喰らう気が起きない程圧倒的……
だが勇者達は今のこいつよりも遥かに強い)
キングレオ「お待ちください魔王、この城に襲っている勇者は今の魔王と私でも勝てますまい」
魔王「この軟弱者が……と言いたいがお前にもわかるか奴等の強さが。だが死ぬと解っていても引けぬ!!それが掟だ!!!」
キングレオ「はっ!ですが魔王様が完全に復活すれば奴等より力をつけましょう」
- 502 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 19:43:49.05 ID:3auEMKSzO
魔王「それは既に叶わぬ。あと半月かかってしまう……」
キングレオ「私は!魔王が完全復活する方法を探しておりました!!!!」
魔王「なに!?」
キングレオ「神の元へまで赴き手に入れたその秘術!!!今、使うとき!!!!!」
キングレオ「秘術を施した私の身体を食べ!!!!生命力を吸収するのです!!!!!!!!!」
魔王「同族の者を喰らうなど……!!」
キングレオ「このまま死ぬよりは!!抗うべきだ!!!!!いざ決断を!!」
魔王「……その魂、敬服するぞ!!すまぬ」
バクッ
スライム(wwwwwwwwwwww)
魔王「お、おぉ……この力は本来のわしの………ぬ……」
魔王「……………………」
魔王「ぶはぁ、よっしゃあ!!後はさっさっとんずらこくぜ」
- 504 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 19:48:22.03 ID:PigfRApq0
ID:0jOm6OH6O
乙!
ID:3auEMKSzO
がんばれー
- 505 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 19:53:03.58 ID:3auEMKSzO
女勇者「しゃらあぁ、女勇者見参!!!!」
魔王「!!……いや(今なら苦戦はしようがこいつらを倒せる。敵の肝をつくにも絶好のチャンス!!!)」
戦士「な、完全に復活している!!?」
魔法使い「……気持ちを切り換えて。やることは一つ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………
魔王「城を崩す気か、長い高説はいるまい。いざ!!」
勇者パーティー「いくぞ!!」
- 506 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/06(水) 19:53:25.45 ID:muu7O6CcO
だったもなにも最初のほうに魔王って書いてあるじゃん
まあなにはともあれ乙
- 507 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/06(水) 19:56:21.25 ID:+2pThuga0
神々の喉元まで喰らいつけるか
- 508 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 20:01:59.12 ID:3auEMKSzO
………………
魔王「強い………が!!」
魔王はメラゾーマを唱えた
女勇者にダメージ
女勇者「う、ああぁ」
魔法使い「ハァハァ……ベホマ!!!」
魔王(要の魔法使いがMP切れ寸前。こちらの体力も少ないがこれなら勝ちは揺るがない!!)
女勇者「ハァ……ハァ……生きて帰る…生きて……」
魔法使い「魔王の首を取れば免罪に……諦めないで勇者」
戦士「おおよ!!」
魔王「……免罪」
- 509 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 20:03:25.20 ID:aiBSX+8AO
この鬱エンドいいなぁ乙
- 510 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 20:11:24.16 ID:3auEMKSzO
魔王(こいつらかぁちゃんを助けようとした罪まだ残っていたのか)
魔王「フハハ……知っているぞ勇者!!お前は冤罪を受けた者の親を守ろうとし、罪に問われたな!!」
戦士「あぁ?だからなんだこの野郎」
魔王「あの町は、いや城も国も狂ってる!!あんな者達を守るよりもこちらに来い!!!!
貴様らに世界の半分をやろう!!!!!」
- 511 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/06(水) 20:23:53.60 ID:ZVJACbyHO
この勇者なら寝返っても不思議はねぇな
- 512 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 20:30:58.32 ID:3auEMKSzO
女勇者「世界の半分…」
戦士「乗るなよ!…確かにあそこは狂ってるけどそれはモンスター達の存在があるからだ!!」
魔王「モンスターが消えたら治ると?(ボケたか馬鹿……んな訳ねぇだろ)」
戦士「そうだ!!あの閉鎖された空間が狂気を生む!!!俺だってこの腕の原因になった友達を恨んだが今は後悔している!!!」
魔法使い「旅でわかった。人はみな何かを攻撃して不安をまぎらわせたいだけだと!!」
女勇者「そうだ。そのためにお前を討つ!!!!」
勇者パーティー「うおおおぉ!!!!!」
魔王「あーちょっと待った」
戦士「(空気嫁!!)なんだよ」
魔王「その冤罪者はお前のなんだって?」
戦士「友達だ」
魔王「友達?」
- 514 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 20:43:58.40 ID:3auEMKSzO
魔王「フッフ」
女勇者「?」
魔王「フッハハハハハハハハハハハハ」
魔王「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャwwww」
魔法使い「なに?すごい耳障り……」
魔王「はっは……戦士おもしろいよ。お前の考え方!じゃあ続きするか。俺に勝たないとその考え証明できないよ」
戦士「やってやるさ!!!いくぞ」
戦士「ギガディン!!!!」
戦士の攻撃
ガキィン
魔王「ぬ、ぐぅ……」
魔王は倒れた
- 515 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 20:49:22.89 ID:3auEMKSzO
魔法使い「嘘………」
女勇者「倒した…!」
戦士「あ、あぁ!!」
ゴゴゴゴゴゴ……
戦士「もうすぐ崩れるな………脱出して、帰ろう!!」
女勇者「うん!!」
魔法使い「リミレト!!」
バシュ
ゴゴゴゴゴ……
- 517 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 20:59:09.14 ID:3auEMKSzO
ナイト「勇者に襲われたって聞いてきてみりゃ……しっかりやられてるじゃねぇか」
ナイト「おい起きろよブサイク!寝顔もブサイクだな」
魔王「……」返事がない。ただの屍のようだ。
ナイト「起きろって!!せめて第二、第三の魔王が、みたいな名言のこせよ」ガンガン
魔王「……」返事がない。ただの屍のようだ。
ナイト「起きてよぉ………起きて………起きて………」
魔王「……」返事がない。ただの屍のようだ。
ナイト「!…何かが…………これが遺志か…………………」
ナイト「お前を食べれば………生き返るのか…?」
ナイト「スライムナイトは一蓮托生…契約をしたら離れられない……………」
ナイト「離れたくないよ………」
魔王「……」返事がない。ただの屍のようだ。
- 518 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 21:10:35.48 ID:3auEMKSzO
城
………
大臣「パーティーの準備を急げ!!明日には勇者一行がつくぞ!!!!!」
兵士「はっ」
大臣「王様、私は下で準備の指揮を」
王様「うむうむ」
王様(パーティー後に酔った勢いで外に出た戦士と魔法使いを魔物の残党が攻撃、死去。こんな感じかの 勇者が一人いれば良いわ)
ナイト「いやらしい事を考えてる顔だな」
王様「なっ!モンスターじゃモンスターが現れたぞ!!」
ナイト「みんな準備に外に出たよ。ところであんた数年前にあるブサイクを処刑したな」
王様「な、あの大罪人か!まさか魔物に心を売りこの町に復讐に…!」
ナイト「町の人間は殺さないよ。だが王てめぇは駄目だ」
王様「なぜ!?」
「ブサイクだからだ」
ドン
- 519 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 21:11:58.55 ID:sie5V+2W0
王様ざまぁwww
- 521 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 21:14:55.52 ID:3auEMKSzO
ナイト「全部終わったか」
ナイト「お前の予想は敵がいなくなればさらに狂うだったな」
ナイト「手始めは王から……」
ナイト「ちょっと手を加えちまったがこれからはずっと見守るよ結末を」
ザッザッ
ナイト「いやぁしかしお墓作ってくれる相棒がいるとは果報者だなこのブサイクは」
おわり
- 522 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 21:17:42.53 ID:8ayUVVp5O
前はデイン系を使えるのは勇者だけだったのになぁ。
- 523 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 21:22:11.10 ID:sie5V+2W0
おわりか乙っした楽しめた
- 524 :VIPがお送りします [] :2009/05/06(水) 21:37:54.21 ID:KgcjmgEp0
いいオチだ
- 526 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/06(水) 21:46:52.96 ID:+2pThuga0
たまにはダークヒーローもいいよね
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