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30歳童貞男「ルイーダさん…俺の派遣登録が無いんですが…」
215 :VIPがお送りします [] :2009/05/05(火) 18:06:53.87 ID:gYrXFyzeO
>>166の次から
女勇者「あのー、すいませーん!実は私、魔法使いさんを仲間にしたいんですけど」

男「…え?あ、は、はい!」クルッ

女勇者「…あ、なんでもありません」

男「…え…?あ、あの…」

女勇者「…ルイーダさーん、いつぐらいに魔法使い、補充されるんですかー?」

ルイーダ「そうね、来週には来るわよ」

女勇者「はぁ…仕方ないなぁ、じゃあそれまでは他の皆に休暇でもあげるかな」

男「あ、あの…」

女勇者「…何?」

男「あ、えと…お、俺…ま、魔法が使えるんです…魔法使いです…!…お、俺を…雇ってくれませんか…?」

女勇者「…ブサイクが何言ってんの?」

男「ッ!?」


216 :VIPがお送りします [] :2009/05/05(火) 18:07:08.89 ID:lmPSryDHO
全く持って酷い国だな


217 :VIPがお送りします [] :2009/05/05(火) 18:12:35.50 ID:gYrXFyzeO
男「…え…あ、あの…」

女勇者「…近寄らないでくれますか?…気持ち悪い」

男「…っ!」

男(ここで逃げちゃダメだ…!俺は…変わるんだ!)

男「お願いします!荷物持ちでも雑用でも、なんでもします!」ガバッ!

男「命がけで戦います!だから…俺を仲間にしてください!」

女勇者「ち、ちょっと、こんなとこで土下座とかやめてよ」

ルイーダ「まったく、みっともないというかなんというか…衛兵呼ぼうか?」

女勇者「いえ、大丈夫です。ねえ、あなた仲間になりたいんでしょ?」ニコッ

男「あ…!は、はい!」

女勇者「街の外にモンスターがいるでしょ?あなた一人で10匹倒したら仲間にしてあげる」


218 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/05(火) 18:14:42.48 ID:4zKgB/Zp0
やべ男応援したくなってきた


219 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/05(火) 18:15:41.82 ID:BPuxckgy0
大ガラスばっか出て絶望する魔法使いwwwww


221 :VIPがお送りします [] :2009/05/05(火) 18:20:59.66 ID:gYrXFyzeO
男「じゅ…そんな!俺一人でなんて…」

女勇者「じゃあこの話はおしまい。とっとと私の視界から消えて」

男「…わ…わかりました」

女勇者「ん?」

男「10匹倒したら、俺を仲間にしてくれるんですね」

女勇者「うん、勇者は嘘はつかないよ♪」

男「それじゃあ…待っててください!」ダダダッ


女勇者「あーらら…本当に行ったよ」

ルイーダ「いいのかい、あんな約束しちまって?」

女勇者「えー?あんなブサイクには無理っしょ」

女勇者「というか、私たち明日にはこの街出るしね」

ルイーダ「やれやれ」


222 :VIPがお送りします [] :2009/05/05(火) 18:26:37.66 ID:gYrXFyzeO
ポツ…ポツ…
男「モンスターを10匹…!」

ザアアアアア
男「やってやる…」

男「俺は一度死んだんだ…」

男「俺はできる…!できる…!できる…!」

男「やってやるぞーーー!」


幼女「ママー、あの人なんか叫んでるよ?」

幼女母「こら、見ちゃいけません!ほら、カサ持ってきたから、お家帰りましょうね」

幼女「はーい♪」


223 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/05(火) 18:26:44.29 ID:fP69tRAP0
>>219
おおありくいとかさそりばちでるようになるのはどこら辺だっけ


224 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/05(火) 18:27:33.49 ID:4zKgB/Zp0
ここで幼女との出会い→死亡フラグは回避したか


226 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/05(火) 18:29:43.58 ID:BPuxckgy0
>>223
レーべ東から大陸東南


227 :VIPがお送りします [] :2009/05/05(火) 18:34:09.39 ID:gYrXFyzeO
男「街の外に出たのはいいけど、武器はひのきの棒だけ…」

男「攻撃魔法は…」

男「高いとこがないと使えないんだっけ」

男「…どうしたらいいのk」
「キイイイイイイイ!!」

ドラキーがあらわれた!
ドラキーがあらわれた!

男「でたぁぁぁぁ!」


228 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/05(火) 18:36:07.87 ID:BPuxckgy0
なんでドラキーwwwwww


229 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/05(火) 18:37:18.91 ID:4zKgB/Zp0
ドラクエTか!


230 :VIPがお送りします [] :2009/05/05(火) 18:40:04.51 ID:fP69tRAP0
>>229
2かも知んねえよ


231 :VIPがお送りします [] :2009/05/05(火) 18:42:10.14 ID:gYrXFyzeO
男「このっ、このっ!」ブンブン

男のこうげき!
ミス!ドラキーはこうげきをかわした!

ドラキーのこうげき!

ドラキーA「キイイ!」ドカッ

男「いてえ!」

ドラキーB「キイイイイ!」ズババババ!

つうこんのいちげき!

男「ぐはっ」

男「…やばい…目の前が…」

男「…どうせならハルヒに殺されたかったぜ」

男「長門も捨てがたいが…」

男「朝倉もいいなぁ」

男はコンフェを唱えた!
ドラキーたちはこんらんした!


232 :VIPがお送りします [] :2009/05/05(火) 18:42:28.75 ID:hgFJBKqbO
正直こっちの方が分かりやすくて面白い
力をつけて他の連中を見返してやる展開希望


233 :VIPがお送りします [] :2009/05/05(火) 18:43:32.28 ID:fP69tRAP0
>>226
サンクス ちなみに3でトラウマモンスターはデスフラッター


234 :ドラキー好きなもんでw [] :2009/05/05(火) 18:49:02.93 ID:gYrXFyzeO
男「え…?いや、これはチャンスだ!」

男は木によじ登った!

男「空飛べるからって偉いとか思うなよ…」

男「くらえ!メテオ!」

男は木から飛び降り、ドラキーたちを巻き込んで地面に叩きつけた!

ドラキー「キイイイイイイイ!?」

ドラキーたちを倒した!

男「ぐっ…いってぇ…」

男「雨で地面が柔らかくて助かった…」

男「とはいえ…ヒビくらいは入ったかな…」

男「帰りたいなぁ…


男「いや、泣き言は言ってられない!次だ!」


235 :VIPがお送りします [] :2009/05/05(火) 18:49:17.09 ID:H1esQHMx0
ドラクエ3だと敵が混乱ってものすごい有利になるよな


236 :VIPがお送りします [] :2009/05/05(火) 18:56:55.05 ID:gYrXFyzeO
数時間後

男「ゼェー…ハァー…」

男「レムオルでこっそり近づいて…」

男「コンフェで混乱させて…」

男「木の上からメテオでなんとかする…」

男「これで…10匹…倒したぞぉ…」

男「なんだよ…やりゃあできんじゃん…」

男「HPもMPも…カラになっちまったけどな…ハハハ…」注・このメテオは自分にもダメージ

男「さて…この倒したモンスターをもって…女勇者のとこに行かないと…」


237 :VIPがお送りします [] :2009/05/05(火) 19:00:21.50 ID:TM/RSY7NO
きっとこの人ならこの鬱臭を何とかしてくれるはず


239 :VIPがお送りします [] :2009/05/05(火) 19:04:15.02 ID:gYrXFyzeO
ズル…ズル…

ズル…ズル…

「やだ、なにあれ?ボロボロじゃない」
「あれは…モンスターか?なんであんなものを」
「おい、衛兵呼んできたほうがいいんじゃないか?」
「こわぁい…なに考えてるのかしら」

ズル…ズル…

ギィィ…

ルイーダ「いらっしゃ…!」

男「女勇者は…どこに…?」

ルイーダ「え?あ、ああ、女勇者ならそのー…」

男「………」

ルイーダ「ついさっき、旅立ったわよ」


240 :VIPがお送りします [] :2009/05/05(火) 19:08:20.52 ID:gYrXFyzeO
男「……………」

ルイーダ「いや、アタシは止めたんだよ!?アンタがきっと来るからって」

ルイーダ「でもほら、勇者ってのは忙しいもんじゃない?ここでボヤボヤしてる隙はないってさ」

ルイーダ「だからほら…仕方ないっていうかさ…ね?」

男「………」クルッ

ズル…ズル…

ルイーダ「あ、ちょっと!?」

男「…帰る」


241 :VIPがお送りします [] :2009/05/05(火) 19:10:13.84 ID:71PrdgAK0
あちゃー
でもこれだけ戦えるなら一人旅できないことはないかも・・・?


242 :VIPがお送りします [] :2009/05/05(火) 19:10:16.72 ID:m4ZpDMkaO
期待してる


243 :VIPがお送りします [] :2009/05/05(火) 19:11:51.98 ID:gYrXFyzeO
男「そうだよな…わかってたさ」

男「あんな約束、どうせ守られやしないなんてことは」

男「ハハハ…俺なにマジになってんだろ」

男「痛い思いして死にかけて…ほんとバカみたいだ」

男「ハハ…ハハハハ…」

ズル…ズル…

ズル…ズル…

ズル…ズル…


244 :VIPがお送りします [] :2009/05/05(火) 19:12:33.96 ID:CeI9VolVO
罪って許されるんでしょうか?


245 :VIPがお送りします [] :2009/05/05(火) 19:16:26.94 ID:gYrXFyzeO
−翌日−

男「今日から無職か…」
男「…いや、もう悲観的に考えるのは止めよう」

男「俺にはまだ動ける体がある。考える頭もある」

男「神様に約束したんだからな…」

男「…それに」

男「俺だって、やりゃあできんだよ!」


247 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/05(火) 19:21:32.59 ID:AVhDqI9f0
意地になってきたねーイイヨーイイヨ


249 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/05(火) 19:23:26.80 ID:n6JupG/R0
レベリ1でドラキー10倒したらレベルも上がってるだろう


250 :VIPがお送りします [] :2009/05/05(火) 19:24:16.57 ID:gYrXFyzeO
男「…とはいえ、収入がないのはつらすぎる」

男「バイトするか…たしか道具屋で募集してたな」


男「すいませーん、バイトしたいんですがー」

店主「はいはい、バイト希望の…」ジロッ

男「…あの?」

店主「あーごめんねぇ、さっき決まっちゃったんだよ」

男「え?でも張り紙が…」

店主「今さっきだからね、まだはがしてないんだよ。ほら、帰った帰った」

男「あ、はあ…」


店主「ったく、あんなツラで接客業しようなんて何考えてるんだか」


251 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/05(火) 19:25:12.56 ID:cX1hOIas0
どんだけ不細工なんだよwwwwwwwww


252 :VIPがお送りします [] :2009/05/05(火) 19:25:46.13 ID:rw95Sg6/O
ID:lmPSryDHOの転生エンド、俺は嫌いじゃない。


253 :VIPがお送りします [] :2009/05/05(火) 19:27:18.94 ID:71PrdgAK0
ブサイクでもコンビニやスーパーで働けるよ!
どんだけ顔がやばいんだ


254 :VIPがお送りします [] :2009/05/05(火) 19:27:23.68 ID:m4ZpDMkaO
何度も戦闘を繰り返すことで無駄な脂肪がなくなり
ほど良く筋肉のついた身体を手に入れる男
自堕落な生活を辞め、魔物を倒して手に入れたお金で
栄養価の高い食事をとり、肌と髪質まで変化する
負の要素から生まれた魔法に頼ることなく戦える戦士として生まれ変わった姿に
周囲の目は変わっていくのであった…



〜30年後〜

男「魔王に怯える民達よ、またせたな」

町人「きゃー、ファンタジーキタジマよー!」


256 :VIPがお送りします [] :2009/05/05(火) 19:31:00.59 ID:H1esQHMx0
60歳の戦士wwwwwwwwww


257 :VIPがお送りします [sage] :2009/05/05(火) 19:32:58.26 ID:BGTWKQYj0
キwwwwタwwジwwwwwwwwwwマw



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