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黒い男「エクスキューズミー!!」◆
- 1 :1 ◆1pwI6k86kA []
:2009/01/26(月) 18:47:13.01 ID:lBPlTvaJ0
黒い男「アイムソーリー、ベリーソーリー、すまない・・・混乱しているとは思うが聞いてくれないか?」
獣「グルルルルル・・・」
黒い男「野宿をしようとこの森に入ってきただけなんだ、アンダスタン?」
獣「グルルルルル・・・」
黒い男「だがシット、みろ、この大雨だ、ザーザーいってる、最悪だ」
獣「グルルルルル・・・」
黒い男「だからそう、お前の持っているそこの洞窟を一晩、一晩だけ貸してはくれないだろうか!」
獣「・・・ルルルル・・・」
黒い男「大丈夫!お前の子供とかエッグとかは取らない!プロミス!約束する!」
獣「ガァアアアア!」
黒い男「ちょ、聞いて・・・痛ッ!噛むな!アウチ!」
- 4 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/01/26(月) 18:52:24.49 ID:lBPlTvaJ0
黒い男「うう・・・くそ、シット、あのケダモノめ・・・」
黒い男「一晩巣を貸すくらい、快くオーケーしたっていいじゃないか・・・」
ザー・・・
黒い男「・・・さすがに雨ざらしは辛い・・・コールド・・・」
黒い男「・・・・野宿すれば人目に付かないから安全だと思っていたが・・・そうかレインか・・・」
黒い男「その発想は・・・ちょっと無かったな・・・」
黒い男「うう寒い、ベリーコールド・・・」
黒い男「大雨が降ろうが、アンブレラでもあればノープロブレムなのだが・・・ん?」
黒い男「・・・あれは・・・山小屋か?オォウ、ラッキー・・・」
黒い男「こんな山でもなんでもない場所に山小屋があるとは・・・センキューマイゴッド」
黒い男「・・・一晩、あの小屋を借りるとしようか」
- 8 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/01/26(月) 18:58:08.54 ID:lBPlTvaJ0
ドンドン
黒い男「エクスキューズミー」
・・・
黒い男「・・・フゥム、留守か・・・いや無人か」
黒い男「無人ならば遠慮する事はない、あがらせてもらおう」
ガチャ(ゴツン
黒い男「アウチッ!」
??「うん?」
黒い男「いたた・・・なんだお前!いきなりドアを開けるな!痛いだろうが!」
??「いきなり開けるなって・・・お前さっきノック」
黒い男「ジェミニは仮面を付けているんだぞ!仮面+顔面ゴチン=ベリーペインだ!わかるか!下手したらノーズブラッドが出るぞ!」
??「・・・」
黒い男「ああもう今ので仮面が割れたかもしれない・・・お前な、仮面だけは替えがないんだz」バタン
黒い男「・・・」
ドンドン
黒い男「・・・エクスキューズミー」
ガチャ
??「・・・」
黒い男「・・・ソーリー、話だけでも聞いてくれないか」
??「おう、入れ」
- 9 :VIPがお送りします [sage] :2009/01/26(月) 18:59:49.74 ID:leuaweu2O
わさびは過小評価されてると思う
- 10 :VIPがお送りします [sage] :2009/01/26(月) 19:04:42.43 ID:p5Bols4I0
エクスキュート ミー !
Excute me !
- 11 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/01/26(月) 19:06:24.24 ID:lBPlTvaJ0
??「狭い小屋だがゆっくりしてくれよ」
黒い男「ノン、そんなことはないぞ、結構広い、ベリーワイド」
??「・・・褒めたって茶しか出ないぞ」コトン
黒い男「サンキュー」
??「・・・で、お前なんだよ」
黒い男「ズズズ・・・ん?」
??「・・・いや、それよりまずその不気味な仮面を外してから茶を飲んでくれ」
黒い男「アイムソーリー、それはできない・・・プライベートライアン」
??「・・・器用だなぁ・・・まぁいいけどさ」
??「で?こんな何も無い、魔獣や怪獣が出るだけの森で何をしていたんだ?」
黒い男「うむ・・・ちょっと野宿をしようと、キャンプ」
??「野宿って・・・ここに来る途中、道に看板が無かったか?この先危険地帯・・・とか」
黒い男「ウゥム、山の道からやってきたから、看板は見なかったな」
??「(山に道はねーよ)」
??「・・・まぁ、一晩くらいならこの小屋でゆっくりしてけよ、外は大雨だ」
黒い男「オォゥ、泊めてくれるのか?」
??「一泊だけな」
黒い男「おお、センキューセンキュー、マドモアゼル・・・」
??「・・・いや、そんな呼び方はしなくていい」
女「私の事は女でいいから、堅苦しいのは嫌いだ」
黒い男「女、フゥム、いい名前だ」
女「お前の名前は?」
黒い男「マイネーミズ、ジェミニ」
女「へー、まぁゆっくりしてけ」
黒い男「センキューセンキュー、マイゴッド、マイエンゼル」
- 12 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/01/26(月) 19:09:59.85 ID:lBPlTvaJ0
黒い男「うーむ、この茶は渋くてなかなか美味い、ベリーマッチ」
女「・・・んー、緑茶を美味いって言う奴もなかなかいないな・・・」
黒い男「リョクチャ?グリーンティ?ほうほう」
女「・・・」
女「・・・私はあまり人の詮索はしない主義なんだが、それでもあえて訊くんだがよ」
黒い男「ん?」
女「その馬鹿でかい黒いおマントとかさ、その・・・赤青の仮面さ」
女「もしかしてお前、劇団の人かなんかか?」
黒い男「ノンノン、ジェミニは演劇を見るのは好きだが演じるのは好きじゃない」
女「・・・そうか」
女「(知ってる劇団の人ならサインもらおうかと思ってたんだけどな、残念だ)」
- 15 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/01/26(月) 19:14:39.56 ID:lBPlTvaJ0
黒い男「ジェミニは演技が下手くそだからな」
女「・・・へー・・・」
ザー・・・
黒い男「・・・いや、しかし本当に助かった・・・この雨ではいくらジェミニといど、凍え死んでいたかもしれない」
女「・・・なら、お前は運が良かったよ・・・このでっかい森で小屋を建ててる奴なんざ、私ぐらいだからな」
黒い男「フゥム、なるほどなるほど・・・ううむ、聞けば聞くほどディスティニー」
女「(こいつうるせぇな・・・)」
女「・・・ん?」
黒い男「ン?」
女「お前、そのマント・・・肩の所が破れてるぞ?木の枝にでも引っ掛けたのか?」
黒い男「ああこれか、さっき獣に噛まれたり引っ掻かれたりした痕だな」
女「(うそこけ、この森にいるサイズの獣に襲われたら即死だわ)」
黒い男「うーむ、また新調しなければ・・・」
- 16 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/01/26(月) 19:17:52.72 ID:lBPlTvaJ0
女「(・・・・)」
女「(・・・嘘をついている・・・ってことはもしかして)」
女「おい、お前」
黒い男「マイネーミズ、ジェミニ」
女「そんなことはどうだっていい、ちょっと腕見せろ」
黒い男「・・・腕?」
女「うで」
黒い男「アーム?」
女「なんでもいいから見せろって!」
黒い男「構わないが・・・はい、マイレフトアーム」
女「(・・・・)」
女「(・・・腕は生身・・・なら違うか)」
女「うん、悪かった・・・すまん、戻していい」
黒い男「?オーライ」
女「・・・お前、結構しっかりした腕してるな、炭坑掘りか?」
黒い男「ノンノン」
女「ん、そうか」
ザー・・・
- 18 :VIPがお送りします [sage] :2009/01/26(月) 19:20:39.51 ID:tfki7N+L0
這い寄る混沌?
- 19 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/01/26(月) 19:21:53.59 ID:lBPlTvaJ0
女「・・・何か食うか?」
黒い男「ワッツ?」
女「いや、腹減ってるかなと」
黒い男「フゥム・・・そうだな、ジェミニはもうほとんど何も食べてないからな・・・最後にエイトしたものといえば教会のパンくらいか」
女「腹減ってるんだな?じゃあ私が何か作ってやるよ」
黒い男「オゥ、センキューマドモアゼル」
女「へいへい、お世辞はいいから」
女「・・・今日は雨だからな・・・明日には止んでいると思うが・・・よし、今日は肉料理にするか」
黒い男「干し肉か?」
女「山小屋馬鹿にすんな、ちゃんとした料理だ」
黒い男「オゥ、ナイス・・・期待してるぞ」
女「(・・・兄貴みたいな奴だな)」
- 20 :VIPがお送りします [] :2009/01/26(月) 19:25:33.61 ID:vxiERot2O
黒い男「エクスプロージョン!!」にみえた
- 21 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/01/26(月) 19:27:07.23 ID:lBPlTvaJ0
黒い男「いっただきまーす」
女「いただきまーす」
黒い男「モグモグ」
女「(・・・仮面付けたまま食うなってのによコイツは・・・)」
黒い男「・・・うむ、ベリーマッチ・・・マドモアゼル、かなり料理が上手いな」
女「お?わかるか?結構ここの暮らしも長いからな」
黒い男「ほうほう」
女「・・・っつーか」
女「仮面取れって」
黒い男「それはできない」
女「いや取れバカ、料理をそんな食い方すんな、意地汚い」
黒い男「ジェミニには粘り強い雑草魂こそあるが意地汚いつもりはない」
女「いや意地きたねーよ、確定的に」
黒い男「・・・それでもこのフェイスは外せない」
女「何でだよ」
黒い男「・・・ジェミニは」
ゴゥン!
女「!!」
黒い男「!?」
- 24 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/01/26(月) 19:32:12.16 ID:lBPlTvaJ0
黒い男「マドモアゼル、今の音は・・・」
女「チッ・・・」
ガチャ
黒い男「おいマドモアゼル、外はレイニー・・・」
女「・・・あーあ・・・屋根をやられたわ・・・」
黒い男「・・・?どうした?」
バタン
女「・・・はぁ、何ともねーよ、屋根の一部が壊れただけだから」
黒い男「何なんだ、さっきの轟音といい」
女「お前には関係ないよ」
黒い男「いや、しかしだな・・・」
女「それ食ったらもう寝とけ、そこの布団を使っていい・・・私はもう休む」
黒い男「おい」
女「朝には出て行けよ」
黒い男「おいってば」
女「・・・」
黒い男「(・・・フゥム・・・)」
- 27 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/01/26(月) 19:36:02.48 ID:lBPlTvaJ0
女「・・・」
黒い男「(・・・マドモアゼルは寝てしまったか)」
黒い男「(フゥム、仮にも男がいるというのに・・・なんたる無防備だ)」
黒い男「(だがジェミニは健全なガイだ、襲ったりはしない・・・ベリージェントルマンだ)」
黒い男「(健全・・・よし、健全といえばトレーニングだ)」
黒い男「(腕立てをしよう、よし決まりだレッツトライ)」
黒い男「ホイッチニッサンシッ」
黒い男「ニーニッサンッシッ」
黒い男「ホイッチニッサン・・・」
女「うるせぇよお前」
黒い男「・・・ソーリー」
女「寝ろ」
黒い男「オーライ、スリープ」
女「・・・」
黒い男「・・・グッナイ」
- 28 :VIPがお送りします [sage] :2009/01/26(月) 19:39:07.90 ID:4mX8PVY+O
なんか街にこんなやついたな
- 29 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/01/26(月) 19:39:58.29 ID:lBPlTvaJ0
チュンチュン・・・
女「・・・ぅぅ・・・ん・・・」
女「・・・ん」
女「・・・ふあー、良く寝た・・・もう朝か・・・」
女「(昨日の・・・間違いなく奴等の仕業だな・・・)」
女「(いつもいつもシャレにならない悪戯ばかりしやがって・・・)」
女「(・・・いや、最近は特にエスカレートしてるよな・・・この小屋にまで危害を加えるなんて)」
女「(・・・あの男は出て行ったか・・・一度一緒に酒を飲んでみたかったが・・・仕方ない、私が言った事だしな)」
コンコンコン、コンコンコン
女「・・・ん?」
コンコンコン、コンコンコン
女「・・・何の音だよ」
- 30 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/01/26(月) 19:43:38.04 ID:lBPlTvaJ0
黒い男「〜♪」コンコン
黒い男「アイザックは〜ヒーをキル〜♪」コンコン
黒い男「イェイイェイウォー♪」コンコンコン
黒い男「イェイイェイウォー♪」コンコンコン
女「・・・おい」
黒い男「ん・・・オゥ、マドモアゼル起きたか」
女「人の小屋の屋根で何をしてるんだよ」
黒い男「修理だ、リストア、リペア」
女「修理・・・あー、昨晩のやつか・・・」
黒い男「とてつもなくデカい何かで殴られたような痕があったぞ」
女「ああ・・・そうかい」
黒い男「これはなんだ?キャノンの弾が落ちたのか?」
女「・・・いや、そういうわけじゃないが・・・」
黒い男「・・・?」
- 31 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/01/26(月) 19:47:43.36 ID:lBPlTvaJ0
女「・・・まぁいいや、ありがとうな、修理してくれて」
黒い男「ユアウェルカム、困った時はお互いにヘルプ」
女「・・・」
女「・・・せkっかうだ、朝食を食っていかないか?」
黒い男「ん?いいのか?」
女「別にいいよ、お前はいい奴みたいだしな」
黒い男「なんだ?今頃気付いたのか?」
女「(そんな真っ黒な格好してたらまず誰もが怪しむだろうよ)」
女「とにかくそっから降りてこいよ、支度するからな・・・あ、ハシゴ出してくるから待っててくれ」
黒い男「ノープロブレム」ヒョイ
しゅたっ
女「・・・そ、のまま飛び降りるとは思わなかった・・・・」
女「・・脚、大丈夫か?」
黒い男「ノープロブレム、ジェミニは人より何百倍も頑丈だ」
- 32 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/01/26(月) 19:51:58.34 ID:lBPlTvaJ0
グツグツ・・・
女「あー・・・悪いな、味噌汁とご飯しか出してやれないかも」
黒い男「ミソシル?ミソシル・・・なんだ?エンゼルの生身か?」
女「あーやっぱり知らないか・・・スープだよスープ・・・もうすぐできるから待っていてくれ」
黒い男「オーライ、ウェイト」
女「・・・ほーら、できたぞ」
黒い男「オゥ・・・んーなんだか良い匂いだ」
女「自慢の自家製味噌だからな、味わっていけよ」
黒い男「ズズズ・・・うむ、ベリーマッチ」
女「ん、そうか・・・なら良かった」
黒い男「やはりマドモアゼルは料理が上手いな、都会のそこらにある店より全然ベリーマッチ、ハウトゥマッチ」
女「え?お前、都会から来たのか?」
黒い男「・・・まぁシティといえばシティだが」
女「そうか・・・いいなぁ都会・・・」
- 34 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/01/26(月) 19:57:09.00 ID:lBPlTvaJ0
黒い男「都会は冷たいぞ、ベリーコールドだ」
女「寒いのか?住んでた頃は暖かかったと覚えてるんだけどな・・・」
黒い男「いや、なんと言えばいいか・・・ヒューマンだな、人の心が冷えている」
女「なんだそりゃ」
黒い男「・・・フゥム、なかなか口では言い表せられない」
女「・・・口が達者みたいだが、お前はなんだ、都会でそういう仕事をしてたのか?」
黒い男「ん?・・・いいや、ジェミニはこう見えて口下手だ、そんな仕事には向かない」
女「(口下手ではないだろうが)」
女「・・・じゃあ、何の仕事を?」
黒い男「・・・」
女「昨日は聞きそびれたけどよ」
黒い男「・・・言わなければならないのか?」
女「うん」
黒い男「・・・うむ・・・ジェミニは・・・」
- 36 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/01/26(月) 20:01:45.45 ID:lBPlTvaJ0
女「・・・?今何て言った?」
黒い男「・・・・だから、アサシン」
女「・・アサシン?」
黒い男「アサシン」
女「え?暗殺者?」
黒い男「暗殺者」
女「・・・」
女「・・・ぷ」
女「ぶわっはっはっは!なんだそれ!はっはっは!」
黒い男「?何故笑う」
女「い、いや・・・くく・・・暗殺者ってオイ・・・そう来たか・・・くくく・・・」
女「いやー、さすが都会の芸人さんはやっぱりすごいな、職を訊かれてすぐこう、ネタ?が出るんだな・・・いやすごいね」
黒い男「ネタ?おいおいマドモアゼル、ジェミニは本当にだな、」
女「うそこけ、暗殺者なんて実際にいるもんかよ」
黒い男「いるいる、ジェミニイズアサシンだ」
女「ばーか、本当の暗殺者ってのはな、自分からそうだとは名乗らないもんなんだよ」
黒い男「・・・フゥム」
- 37 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/01/26(月) 20:05:12.10 ID:lBPlTvaJ0
女「武器みたいなのは持ってる?」
黒い男「ない」
女「暗号とか読める?」
黒い男「ジェミニは頭が悪いからそういうのはちょっとベリーハードだ」
女「毒・・・とか、詳しい?」
黒い男「ううむ、ジェミニはそういう理学は苦手だ・・・座学はあまり好きではない、ディスライク」
女「・・・ダメじゃねーか」
黒い男「ワッツ?何が?」
女「いや、暗殺者としてというか、人としてっつーかさ・・・なんかこう・・・いや、何もできなくないか?それじゃあ・・・」
黒い男「ジェミニはウエポンやポイズンに頼らないスタイルだからな」
女「素手じゃねーか」
黒い男「ザッツライ、素手」
女「いやお前本ッ当にバカなんだな」
- 38 :1 ◆1pwI6k86kA [] :2009/01/26(月) 20:09:18.18 ID:lBPlTvaJ0
女「・・・まぁいいか、バカは風邪をひかないと云うしな・・・」
黒い男「イエス、ジェミニは体だけは丈夫だ」
女「へーへー」
カチャッ
黒い男「・・・?ワットイズディス?」
女「これは?これは猟銃だよ、別に珍しいもんじゃねーだろ」
黒い男「銃・・・オゥゥ、パンパン鳴りながらやたらと速いアレか」
女「ん・・・まぁ・・・うんまぁそうだな」
黒い男「で、その銃を持って何をする気なんだ?・・・まさかそれでジェミニを・・・」
女「バカか、猟をしに行くんだよ」
黒い男「猟・・・」
女「ああ、ちょっくら魔獣・・・獣を狩りにな」
黒い男「ん?マドモアゼルが魔獣を?」
女「当然だろ、銃が勝手に獲物を狩ってくれるかよ」
黒い男「・・・フゥム、女性でも魔獣を狩れる時代になったのか・・・」
女「結構前からな」
- 39 :VIPがお送りします [] :2009/01/26(月) 20:13:43.20 ID:GlLxWlvm0
何だジェミニの人か
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