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姉とお前の日常生活
88 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 11:22:58.26 ID:+8TAkhzJ0
ある神父の元へ、女が懺悔しに来た。
女「私はある男性に向かってろくでなしと言ってしまいました」
神父「何故そのようなことを言ったのですか?」
女「その男性は私の腕を触ってきたんです」
神父「こんな風に?」
そう言って神父は女の腕を触った。
女「はい」
神父「それくらいの事でろくでなしと言ってはいけません」
女「でもその人は私の胸も触って来たんです」
神父「こんな風に?」
神父は女の胸を触った。
女「…はい」
神父「それくらいの事でろくでなしと言ってはいけません」
女「でもその人は私の服も脱がせてきたんです」
神父「こんな風に?」
神父は女の服を脱がせた。
女「えっ…あっ…はい」
神父「それくらいの事でろくでなしと言ってはいけません」
女「でもその人は私のアソコに自分のアソコも入れてきたんです」神父「こんな風に?」
神父は自分のアソコを女のアソコに入れた。
女「…っ、はい」
神父「それくらいの事でろくでなしと言ってはいけません」
女「でもその人エイズだったんです」
神父「このろくでなし!


89 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 11:23:21.70 ID:+8TAkhzJ0
すまん・・・誤爆した・・・


90 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 11:24:18.74 ID:yb0Ij6BL0
>>84

お前「疑うって何を」
姉「えっ、いや、ううん、何でもない何でもない何でもない」
お前「そう」
姉「諦めの早い弟だことっ!もうちょっと粘って聞き出そうとしてよ!」
お前「……」
姉「うぅ…なんてつれない弟だ……!」

落ち着いて顔の紅潮を指摘すると、姉の頬はますますぽっぽと熱を持ちました。
お前に抱き締められた腕から、逃げようとしないまま、姉は自分の両手で頬を隠します。
睨むような、見詰めるような視線はお前の顔に注がれていましたが、
無表情のままのお前から、やがて目は逸れて。
姉は伏し目がちに、お前の胸元辺りを眺めます。

姉「……ところでお前は、アナルの経験はある?」
弟「何その話題の飛躍」


A・いやあるわけないし
B・実は…
C・姉ちゃんはあるの?
D・黙って抱き締めた腕を解く

>>95


91 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 11:25:04.65 ID:+8TAkhzJ0
D


92 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/20(火) 11:25:21.33 ID:L2yTy+TI0
C・姉ちゃんはあるの?


93 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 11:25:23.06 ID:yb0Ij6BL0
あ、90の最後お前じゃなくて弟になってる。意味変わらんからいっか。さーせん!

>>88
ダイナミックな誤爆だなwwwwww


94 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 11:25:50.29 ID:DpIRrHNu0


95 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/20(火) 11:26:17.74 ID:Dt1zfCW60
>>88 気になるだろうがwww

C


96 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/20(火) 11:26:28.49 ID:tGkiZhWU0
A


97 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 11:32:01.70 ID:yb0Ij6BL0
>>95 C・姉ちゃんはあるの?

お前「姉ちゃんはあるの?」
姉「えッ」
お前「アナル」
姉「ああああアナルとか言うんじゃない!まだ子どものくせにっ!」
お前「…いや姉ちゃんから言い出したんじゃん」
姉「き、聞きたいのかっ?私のアナルがどの程度使い込まれているのか仔細に!?」
お前「いや別に」
姉「もっと前のめりになろうよ!ぐいぐい私に踏み込んで来ようよ!!?」
お前「…話したいなら聞いてあげるけど」
姉「何その上から目線!!?お前が弟っ、私が姉!!解ってるー!?」

姉がお前の腕の中でばたばた暴れます。
欲しいものを買ってもらえない子どもの駄々のような動きで、お前の腕が解けてしまいますが、
そうすると姉は突然動きを止めました。

そして、お前の腕を握り、よいしょ、と再び自分の体に廻させます。
特に抵抗せず、再び姉を抱き締めてやると、姉は満足げに口元を緩めました。

>>続く


98 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 11:35:53.29 ID:yb0Ij6BL0
お前「……で、あるの?」
姉「ふっふーん!やっぱり聞きたいんじゃないか!私のめくるめく性生活を!」
お前「……」
姉「急に黙らないでくれ!引かないでくれ!」
お前「……」
姉「く、くそう…。言うから!もったいぶらないで言うから!」
お前「うん」
姉「……正直、ないけど」
お前「うん」
姉「……女の子のアナルを開発しようとしたことなら…少々……あははっ」
お前「ふうん」
姉「ちょっと!ちょっとちょっと!今おねえちゃんすんごい食いつくべき爆弾発言したよー!?」
お前「……」
姉「青少年ならもっとこうガンガン食いついてこようよ!興奮するでしょ!?ねえ!?」
お前「別に」
姉「あばー!」

>>続く


99 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/20(火) 11:37:35.97 ID:L2yTy+TI0
姉のテンションにニヤニヤが止まらない


100 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/20(火) 11:38:40.78 ID:Dt1zfCW60
もっと食いつけよお前!!あばぁ!


101 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 11:39:49.92 ID:DK93jaRxO
女版松岡修造といったところか


102 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 11:42:02.47 ID:yb0Ij6BL0
姉「あのな!あれはまだ姉ちゃんがまともに学校に通っていた頃だからお前と同じくらいの年かな」
お前「懐かしいな」
姉「とは言ってもさぼりがちだったけどな!その頃仲のいい子がいてね」
お前「ふうん」
姉「正直萌えッ娘だったんだよ!メガネで頭はいいのに天然で!ふわふわした笑顔がキュートで!」
お前「……」
姉「あの頃のおねえちゃんはあの娘に会うためだけに学校に通っていたと言っても過言じゃない」
お前「……」
姉「夏が来れば半そでから覗くきれいな脇チラ!」
お前「……」
姉「水着になればプールから上がった時の食い込みで露になったお尻の柔らかそうさな丸み!」
お前「……」
姉「スクール水着は正義!スク水こそ至高!姉は彼女を見守るうちに段々滾るリビドーを持て余すように」
お前「……」
姉「!!」

姉「寝るな寝るな寝るなーー!ザメハー!ザメハー!」


A・目を覚ます
B・狸寝入りを続ける

>>105


103 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 11:43:11.32 ID:Dt1zfCW60
効果がないようだ B


104 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 11:43:14.80 ID:+8TAkhzJ0
B


105 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/20(火) 11:43:24.51 ID:tGkiZhWU0
A


106 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/20(火) 11:45:09.66 ID:L2yTy+TI0
バイ姉 滾るリビドーを持て余す


107 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 11:49:54.62 ID:yb0Ij6BL0
>>105 A・目を覚ます

お前「うん…なんだよ煩いなあ…」
姉「うううう煩いとは何だ?!お前が聞きたいとすがるからおねえちゃん語ってあげてるのに!」
お前「いや別にそこまで興味は」
姉「何でお前はそんなに私に興味がないんだ!?ありえん、ありえんだろう!」
お前「……」
姉「才色兼備!スタイル抜群!立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花!」
お前「寝転んでたらただのニートだけど」
姉「そんな姉に対してーーー!」
お前「……煩いなー」


A・「聞いてあげるから続けなよ」
B・「そんなに構って欲しいの?」
C・煩い口はお口で封印でしゅ!

>>110


108 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/20(火) 11:50:32.44 ID:tGkiZhWU0
B


109 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/20(火) 11:50:47.21 ID:2MAWeRGf0
A


110 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 11:50:52.90 ID:DK93jaRxO
B


111 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/20(火) 11:51:55.32 ID:Dt1zfCW60
お口で封印wwwこれはwww


112 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/20(火) 11:52:21.79 ID:tGkiZhWU0
>>110
なぜCにしなかった


114 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 11:55:19.21 ID:yb0Ij6BL0
>>110 B・「そんなに構って欲しいの?」

お前「そんなに構って欲しいの?」
姉「えっ」
お前「……」

きいきいと喚いていた姉は、お前がぽつんと呟いた言葉を聞くと、
折角落ち着いてきていた頬にまた朱を立ち上らせながら
絶え間なく動いていた口をぴたりと止めてしまいました。
お前は、少しまだうつらうつらとまどろみを滲ませた目付きで、
ぼんやりと姉を眺めています。

姉「や…だって…ええー、なんだよその言い方は!失敬だな君は!」
お前「違うの?」
姉「ち、違うっていうかなんていうか」
お前「……」

姉「だ、だって…お前最近、帰りも遅いし…」
お前「委員会とかあるし」
姉「毎日学校行くし…」
お前「当たり前だろ」

>>続く


115 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 11:59:00.17 ID:yb0Ij6BL0
姉「最近一緒にお風呂も入らないし…」
お前「当たり前だろ」
姉「土日も出かけたりするし…」
お前「友達づきあいとか、あるし」
姉「……」
お前「……」

お前「寂しかったの?」
姉「!!!」

>>続く


116 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/20(火) 12:00:01.81 ID:2MAWeRGf0
ニートだから友達がいないのか


117 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 12:00:03.78 ID:Dt1zfCW60
おねーちゃんが・・・欲しいです・・・


118 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 12:01:42.54 ID:yb0Ij6BL0
姉「な、なーに言っとるかね!この私が寂しいだなんてまさかそんな」
お前「そっか」
姉「だだだからもうちょっとこう色々根掘り葉掘りしようよ!おねえちゃんの本心を探りだそうよ!?」
お前「……」
姉「そもそも私だって毎日ネトゲとかにちゃんとかで忙しいんだ!寂しくなんて」
お前「ふうん」
姉「さみしくなんて」
お前「うん」

姉「……バカ!」


A・「うん」→ぎゅーってする
B・「ふうん」無表情
C・「本当は?」問い詰める
D・「ニートやめればいじゃん常考」

>>121


119 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/20(火) 12:02:13.58 ID:2MAWeRGf0
D


120 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 12:02:31.04 ID:Dt1zfCW60
断然 A


121 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 12:04:34.42 ID:zFfhnqBuO
A


124 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 12:13:02.15 ID:yb0Ij6BL0
>>121 A・「うん」→ぎゅーってする

姉はお前と目を合わせようとはしません。
お前の胸元を見たまま、僅かに唇を噛み締めて、それからもう一度、
少しだけ迫力のない「バカ」を呟きました。
伏せた目。お前からは良く見えませんが、少しだけ、
瞳に浮かぶ水膜が厚みを増し、きらりと潤んでいたかも知れません。

お前「うん」

お前は、いつも通りの無感情な声で相槌を打ちます。
姉の眉がきゅっと寄せられました。
初めて姉がお前の腕から抜け出ようと身を捩ります。

姉「ほんとにお前はバカもんだっ、もう良いっ」

ですがお前は、そんな姉を腕の中に閉じ込めるように、ぎゅうっと抱き締めました。

>>続く


125 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/20(火) 12:14:30.15 ID:2MAWeRGf0
二人称のテクストって不思議な感じだな


126 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 12:19:51.88 ID:yb0Ij6BL0
姉「……ッ!」

姉の体が途端に力を手放しました。
お前の腕に抱き締められるまま、ぴったりと寄り添う姉。
先ほどよりも密着する姉の体の熱が伝わって来ます。

姉「な…なんだ!お前は私に何のきょーみもないんだろーがー!」
お前「別に」
姉「!」

お前「興味ないってこともない」

>>続く


127 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/20(火) 12:20:12.43 ID:L2yTy+TI0
語り部兼空気だからね


128 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 12:21:00.54 ID:yb0Ij6BL0
姉の柔らかな胸が、お前の平らな胸にぴったりと押し当たって仄かに潰れます。
その向こうから高鳴りを増す姉の心臓の鼓動が伝わって来ました。
俯きがちだった姉が、おずおずと顔を上げます。
視線が合いました。ひた、と。
姉の目は熱を思わせる赤らみを含み、それでいてきらきらと輝いています。
不可解そうな。何かを期待しているような。
そんな眼差しで、姉はお前を見詰めています。

姉「そ、…そーなのか?」


A・「だって姉弟じゃん」
B・「うん」
C・少し笑いかけてみる
D・これが答えだーーーッ→チュー

>>130


129 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/20(火) 12:24:24.46 ID:L2yTy+TI0
C・少し笑いかけてみる


130 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 12:24:27.95 ID:eB1kWoxI0
C


131 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 12:31:16.94 ID:yb0Ij6BL0
>>130 C・少し笑いかけてみる

複雑そうにお前を見詰める姉をなんでもないように見返しながら、
お前は軽く口元を緩ませました。
笑みを形作って持ち上がる口端に、姉は一瞬目を見開いてから、
赤い顔をしたまま、きゅ、と目を閉じます。
お前の腕にただ抱き締められていた姉の体が、
そっと姉の意思で寄り添うように寄せられました。
姉の、いつの間にかお前より細くなった腕が、おずおずとお前の背に廻されます。

姉「そ、そっか……。うん、…そーなんだな」
お前「……」

>>続く


132 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 12:34:23.65 ID:yb0Ij6BL0
姉「それならいいんだ、うん、…えーと、うん、」
お前「……」
姉「…な、何か言えよー!!こういう空気はどうも尻がもぞつくだろー!!」

元気を取り戻した姉はまたぎゃいぎゃいと声を上げますが、
その表情は嬉しそうに綻んだままです。
ぎゅっと、お前を抱き締めた腕は解かれません。

姉「全く何考えてるのか解らん弟を持つとおねえちゃんは苦労するったらないな!」
お前「姉ちゃんの思考回路の方が俺には不可解」
姉「なんだと!こんなに解り易いおねえちゃんに対してその言い草!」
お前「…解りづらい」
姉「もっと人の気持ちを理解出来るようになれよー!!…いや、」

姉「それはそれで困る、かな」
お前「?」

>>続く


133 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 12:41:10.64 ID:yb0Ij6BL0
姉「ふぎゃー!聞こえた?!なんでもないなんでもない気にするな!」
お前「うん」
姉「くそう!くそう!お前ならそうなるっていうのは解ってたのに私のバカバカ!」
お前「…あ、雨止んだ」
姉「え? あ、そうだね」
お前「午後だけでも学校行こうかな」
姉「えー!!駄目駄目!絶対駄目!おねえちゃんとまったり自堕落タイム!!」
お前「……」
姉「めんどくさそうな顔するなー!」


A・「そろそろ腹減らない?」
B・「解った解った」→背中なでなで
C・「俺までニートにさせる気?」
D・それでも僕は学校へ

>>135


134 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 12:41:23.16 ID:7NUGwKjqO
キュンキュンくるぜ!


135 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/20(火) 12:43:34.42 ID:L2yTy+TI0
D・それでも僕は学校へ


136 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 12:48:21.01 ID:yb0Ij6BL0
>>135 D・それでも僕は学校へ

お前「もう充分まったりしただろ」
姉「たーりーなーいー!!まーだーたーりーなーいー!」
お前「……」
姉「あっ、やだ待ってよ」

ぎゅうぎゅうと、お前の体に縋るように抱きついてくる姉の背から手を離しました。
姉の、お前の肩より細く頼りないそれに手を掛けて、
しがみついてくる体を引き離します。
ぴっとりとお前に張り付いていた胸が剥がされ、ぷる、とシャツの中で
ふくらみを取り戻しました。

お前「姉ちゃんと違って俺は真面目なの」

>>続く


137 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/20(火) 12:50:00.76 ID:L2yTy+TI0
新キャラに期待


138 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 12:54:55.90 ID:yb0Ij6BL0
姉「……でももうがっこーに休むって連絡したもん」
お前「熱引いたって言うから」
姉「……」

お前はベッドからあっさりと降り、姉の部屋のドアへとすたすたと向かいます。
姉はベッドに寝転がったまま、そんなお前の後姿を寂しそうに見詰めていましたが、
お前が振り返ると慌てたようにがばっと布団をかぶって隠れてしまいました。

姉「ばーかばーか!お前のばーか!!もう甘えさせてやらないぞっ!!」

布団の中から、くぐもった姉の声が聞こえてきます。
お前は苦笑を浮かべて、そのままドアの向こうに消えてしまいました。

ぱたん、とドアの閉まる音。
お前のいなくなった部屋の中で、姉はそっと布団から顔を覗かせ、
しんと静まったドアを睨みました。

姉「……バカ!」

>>続く


140 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 13:01:48.70 ID:yb0Ij6BL0
お前「全く」

姉には困ったものだ、そう思いながらお前は自分の部屋に戻り、登校の準備を済ませました。
特に潰してもいない、真面目そうな鞄を片手に、とんとんと階段を下りて行きます。

母「あら?お前、まだ学校行ってなかったの?」

階段を下りる足音に気付いたお前の母が、キッチンから顔を出しました。
驚いたように掛けられた声に、お前はどう答えようか言葉を選びましたが、

母「あぁ〜、雨凄かったものねぇ。午前中は学校閉鎖にでもなったのかしらぁ?」


141 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 13:03:13.78 ID:yb0Ij6BL0
ぽやんとした笑顔で母が自己完結してくれたので、お前はただ頷くだけで済みました。
そうなのそうなの、いってらっしゃい、と笑顔で母に見送られ、
雨が上がったばかりの真昼の外へと、お前は出かけて行きます。

お前のいない部屋で。
姉は、お前の寝ていた場所へとそっと身をずらし、
ぎゅ、とシーツを掴んで目を閉じていましたが、
勿論、お前にはそんなこと、解りません。

お前「……」


A・真っ直ぐ学校へ
B・ちょっと寄り道

>>143


142 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 13:08:40.98 ID:Dt1zfCW60
もう午後だな・・・

B


143 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/20(火) 13:12:02.13 ID:L2yTy+TI0
A・真っ直ぐ学校へ
適時休憩をな>>1


144 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 13:17:42.85 ID:yb0Ij6BL0
>>143 A・真っ直ぐ学校へ

隣女「あれ?今来たの?てっきり休むと思ってた」
お前「うん」
隣女「どしたん?熱?」
お前「うん」
隣女「……」
お前「……」

隣女「午前のノートいる?」
お前「うん」
隣女「放課後までに写せなかったら貸したげるし」
お前「ありがとう」
隣女「えへ」

隣の席に座っている女子が纏めたノートを受け取り、お前はぱらぱらと捲ってみた。
まるまっこい字で几帳面に取られたノート。その文面を自分のものに写し取っている間に、
午後の授業が始まる。

>>続く


145 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 13:19:44.43 ID:yb0Ij6BL0
教師が教室へと入ってくると、途端にざわついていたクラスメイトたちは静まります。
お前は一度ノートを取る作業を中断し、教科に合わせて鞄から教科書を取り出そうとしましたが、

お前「…あ」
隣女「?」

隣女「もしかして忘れた?教科書」
お前「うん」
隣女「机ひっつけよ。見せたげるよ」
お前「ありがとう」

>>続く


146 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 13:26:13.74 ID:yb0Ij6BL0
隣女「えへ」

いそいそと机を寄せてきた隣の席の女子は、2人の机の境目に
背表紙を当てるような形で教科書を置いてくれました。

隣女「ねえねえ」
お前「?」
隣女「お礼にさぁ、今日、帰り何か奢ってくれない?」

隣の席の女子がお前の方へ体を傾けて、こしょこしょと小さな声で囁いてきました。


A・「うん」
B・「明日なら」

>>149


147 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 13:27:56.41 ID:yb0Ij6BL0
>>143
休憩って俺が?
3時前に家出ないといけなくなったので、それまではノンストップでござる


148 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 13:28:00.21 ID:KfGyoWzyO
B


149 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/20(火) 13:30:07.19 ID:L2yTy+TI0
A・「うん」
>>147 さようでござったか



153 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2008/05/20(火) 13:35:32.48 ID:yb0Ij6BL0
>>149 A・「うん」

お前「うん」
隣女「きゃっ、ありがと!あのね、ケーキ食べれる?」
教師「はーい隣女さんちょっと煩いわよー」
隣女「!は、はーい」

隣女「あとでね」

お前をちらっと見て、嬉しそうに笑んだまま隣女は寄せていた身を引きました。
隣女はそれから授業中も嬉しそうにそわそわとしたようです。

そして放課後。

>>続く


154 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/20(火) 13:35:45.60 ID:Dt1zfCW60
おねーちゃん どこいったのー


155 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/20(火) 13:37:22.92 ID:ypVgH9PL0
ケーキ屋でばったりなパターンか


156 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2008/05/20(火) 13:40:25.11 ID:L2yTy+TI0
バイ姉さん今暗躍中とみた



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