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アラクネ「あら、怖くないのかしら」
245 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 20:27:10.23 ID:qL3WBMMY0
アラクネ「ごちそうさま」

喪男「お粗末様でした、後で少し山に行きましょう」

アラクネ「なんでよ?」

喪男「水の精霊さんに呼ばれまして」

アラクネ「ふーん・・・」

喪男「来ますか?」

アラクネ「そりゃそうよ、貴方、私が居ないと食べられちゃうわよ?」

喪男「そうですね、では早い内に向かった方が良いと思います」

アラクネ「もう行くの?」

喪男「アラクネさんが良いなら行きますよ」

アラクネ「そうね、んじゃとっとと水の精霊の所行きましょうか」

喪男「それじゃ準備します」


アラクネ「今日は昼だから人が居るのね」

喪男「見つからないで下さいね」

アラクネ「なめんじゃないの」


251 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 20:38:44.35 ID:qL3WBMMY0


水の精霊「おぉ、キタキタ」

喪男「呼ばれたとおりに来ました」

アラクネ「なんか一週間経ったような感覚になるわね」

水の精霊「とりあえずアラクネが貴方に何をしていたのかは予想出来るけど」

アラクネ「あら」

水の精霊「まぁ、まさか年下趣味とは・・・」

アラクネ「うるさわね」

水の精霊「あらあらごめんなさいね、うふふ」

水の精霊「というわけで用事っていうのはね」

喪男「はい」

水の精霊「最近、この地域に結構危ない奴が来たって噂で山は殺到としているわ」

水の精霊「まぁだからアンタ達も気を付けなさいよ、って言いたかったのよ」

アラクネ「それだけ?」

水の精霊「もう一つは、最近誰かがこの辺りの山をコソコソ嗅ぎ回ってるって事ね」


252 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 20:42:37.91 ID:qL3WBMMY0
喪男「誰かが?とは、どういう事でしょうか」

水の精霊「良く解らないんだけど、多分人間ね」

水の精霊「大方、『化け物を見た』とかの噂を聞きつけて来たお馬鹿さんか」

水の精霊「それともただの物好きか、それとも・・・」

喪男「?」

水の精霊「いえ最後のは気にしないで、私今日夜更かししちゃってるから」

アラクネ「ちゃんと寝なさいよ」

水の精霊「あら、優しいのね」

アラクネ「老けるわよ」

水の精霊「・・・・・・そ、そう」

喪男「それでは、僕達はもう帰っても良いのでしょうか」

水の精霊「あら、何処か行くの?」

喪男「えぇ、ちょっと」

水の精霊「そう、それじゃ解ったわ」

水の精霊「またね、お二人とも」


255 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 21:14:32.62 ID:qL3WBMMY0

アラクネ「ねぇ、何処に行くの?」

喪男「少し夕食の買出しに出かけます」

喪男「あの、人込みに行くので家で待っていてくれませんか?」

アラクネ「・・・・・・まぁ、仕方ないか」

喪男「直ぐに戻りますので」

喪男「はい、鍵です」

アラクネ「じゃぁ、早く帰ってきてよね」

喪男「直ぐ戻ります」



喪男「・・・・・・」

喪男「えーと、まずは・・・・・・」

ドサッ

喪男「すみません」

?「あぁ?テメェ、もしかして喪男くーん?」

DQN「やっぱそうじゃね?じゃね?」


256 :VIPがお送りします [sage] :2009/09/18(金) 21:24:09.14 ID:lj4xX6bH0
うわあ……


257 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 21:31:23.11 ID:5dW3JXx8O
DQNうぜぇ・・・


258 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 21:37:30.68 ID:qL3WBMMY0
喪男「・・・・・・」

DQN「いよぉー、元気してるー!?」バンバン

DQN2「俺等さ、喪男に会えなくて寂しかったんだぜー」

DQN「こんな所で立ち話も何だからさぁ、橋下行こうぜぇ?」



DQN「おるぁ!!もう一度言ってみやがれやゴルァ!!」

DQN2「金が用意できねぇだと!?てめぇざけんな!!!」

DQN2「まみちゃんとのデートで金使えねぇだろ!!!」

喪男「ぼ、僕は知らない・・・・・ッ!!!」

バギッ!!

DQN「お前、まだあのブサイクと付き合ってんの?」

DQN2「まぁヤレるしまだ手放せないんだよね」

DQN2「親父もお袋も金あるのにくれねぇしよ、喪男君どうしてくれんのさァッ!!」

バギッドゴッ!!!

DQN2「おらぁっ!!!イライラさせんじゃねぇよぉっ!!!」


259 :VIPがお送りします [sage] :2009/09/18(金) 21:38:11.36 ID:LWorXcNq0
あらくねさ〜ん、またDQNにいじめられたよ〜


260 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 21:39:46.28 ID:lj4xX6bH0
たすけてアラクネ


262 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 21:51:45.33 ID:qL3WBMMY0
喪男「・・・・・・」

DQN「ハァ・・・ハァ・・・ヘヘ」

DQN2「チッ、てめぇのその表情がムカツクんだよッ」

バキッ!!

喪男「うがっ!!」

喪男「・・・・・・」

DQN2「チッ!!こいつ!!!!!」

DQN「・・・流石にやりすぎじゃね?」

DQN2「っせぇ!!どいつもこいつもムカツクんだよ!!!」

DQN2「こんだけボコボコにしてんのに澄ました顔しやがってよぉ!!!」

喪男「うがッ!!!」

DQN「おいおい、死んでも知らねぇぞ・・・」

DQN2「へへ、なんなら殺してやってもいいかもな」

喪男「・・・・・・」


263 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 21:53:49.28 ID:9Q4rxT3Y0
「っく・・・し、静まれ・・・俺の腕よ・・・怒りを静めろ!!」


265 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 21:57:17.02 ID:qL3WBMMY0
女「さて、今日も早く帰ろうかな・・・・・・?」

バキッ!ドスッ!!


DQN2「・・・・・・これで解ったか」

喪男「・・・・・・何を・・・」

DQN2「――ッ!、まだ喋るのかよ!!!」

DQN「おいおい、これ以上やったらマジ死んじまうぜ?」

DQN2「・・・・・・てめぇを見てると虫唾が走ってしかたねぇ」

DQN2「・・・生意気な顔しやがって!!!」

バギッ!!

喪男「・・・ぐっ、・・・」

DQN2「そうだよなぁ、痛くて反撃もできねぇんだよなァ!!」

DQN「・・・・・・へへ、財布あるぜ」

DQN2「んだよ、金あるんじゃねぇか」

喪男「・・・・・・や、やめろ」

DQN「あぁ!?まだ口が利けんのかよぉ!!!」


266 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 22:09:18.95 ID:qL3WBMMY0
DQN「・・・・・・おいおい、案外入ってるじゃねぇか」

DQN2「おっ、これなら全然行けるじゃねぇか」

女「・・・・・・」

DQN「・・・・・・んぁ?んだてめぇ」

女「・・・・・・ッ」

DQN2「・・・見てたんだよねぇ」

DQN「・・・・・・こいつ、お嬢様学校の生徒っぽいぜ」

DQN2「なら余計に逃がすわけにはいかねぇよなぁ」

女「は、離してッ!!」

DQN「はぁ〜?あれ?もしかして喪男君の知り合いだったりしちゃう?」

DQN2「それは聞き捨てならないねぇ〜?ねぇ?喪男君?」

喪男「や、やめろよ、その子は関係ないだろッ!!」

DQN2「・・・チッ、うるせぇな、黙ってろッ!!」

女「・・・!!ちょっと止めなさいよ!!!」

DQN「うるせぇなぁ」


267 :VIPがお送りします [sage] :2009/09/18(金) 22:09:28.41 ID:qOjUUCQv0
鬱展開は頼むからやめてくれ
こんな糞スレ読むんじゃなかった


268 :VIPがお送りします [sage] :2009/09/18(金) 22:11:02.22 ID:qSJX2hxq0
コブラを、誰かコブラを呼んできてくれ


269 :VIPがお送りします [sage] :2009/09/18(金) 22:11:07.21 ID:lj4xX6bH0
アラクネさんはやく助けてくれ


270 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 22:16:16.35 ID:qL3WBMMY0
グイッ

女「・・・や、やめてよ」

DQN2「へへ、可愛い顔して良く言うぜ」

DQN2「俺の家に突っ込んでおくか?」

DQN「まぁコイツ絶対言いそうだよなぁ」

DQN「おら、こっちに来いよ」

グィッ

喪男「・・・・・・!!やめろっ!!」

ドスッ!!

DQN2「ッ!!!」

DQN「うがぁっ!?」

DQN2「てめぇ!!何しやがる!!!」

喪男「早く行け!!早く!!!!」

女「え?う、うん!!」

DQN2「てめぇぇぇ!!!!」


271 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 22:16:19.75 ID:Y4hAcyhHO
女って普通にいい子じゃん…
いじめんといてあげて…


272 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 22:18:45.80 ID:NFsueV2ZO
DQNが四肢をもがれてキンタマを潰されるなら幸せ


274 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 22:19:36.70 ID:5dW3JXx8O
喪男死んじゃう・・・!


275 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 22:19:37.94 ID:qL3WBMMY0
ドスッバキッドカッ

警察「こらこらこら!!何をやっているんだね!!!!」

DQN2「・・・・・・くそったれ」

喪男「・・・・・・っ」

DQN「げ・・・・・・」

警察「ちょっと来なさい!!!!」



警察「君達、如何考えてもこれは犯罪だよ」

DQN「俺達はやってません」

DQN2「はい、ちょっとじゃれてただけですよ」

喪男「・・・・・・」

警察「どうやらそこの二人は注意を受けてばかりのようじゃないか」

警察「これは親御さんを呼ぶしかないね」

警察「・・・ところで、君」

喪男「・・・・・・なんでしょうか」


276 :VIPがお送りします [sage] :2009/09/18(金) 22:20:07.72 ID:xltqGMdL0
とうとう喪男の怒りが有頂天になってしまった・・・


280 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 22:24:43.13 ID:qL3WBMMY0
警察「どうやら君が被害者のようだけど」

警察「話してくれるかな」

喪男「・・・、この二人に殴られて殴り返しました」

喪男「これは僕にも責任があります、申し訳ありませんでした」

警察「・・・・・・君、良く見ると大分やられているけど平気なのかい?」

喪男「この程度、傷口を洗って絆創膏を貼れば大丈夫です、ご迷惑をお掛けしました」

警察「君・・・・・・」

喪男「それと、今回の件はどうか不問にして頂け無いでしょうか」

警察「・・・・・・それはできないよ、この二人は色々とやらかしているのに捕まっても居ないらしいし」

喪男「そうですか、いえ、すみませんでした」

DQN「・・・・・・」

DQN2「・・・・・・」

警察「後は二人にしか用事が無いから、今は帰りなさい」

喪男「解りました、ご迷惑をお掛けしました」

警察「・・・・・・さて、覚悟するように二人とも」


281 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 22:27:43.12 ID:5dW3JXx8O
ざまぁwwwww

とか言ってるうちはアラクネさんこないよな・・・


282 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 22:29:08.52 ID:qL3WBMMY0
DQN「へへ、俺らは捕まらねーよwww」

警察「・・・・・・」

DQN2「まぁ、どうせ親父がこの事を揉み消すだろうな」



喪男「財布、あった」ヨロヨロ...

喪男「・・・早く夕食買わないと、あぁ、でもこんな格好じゃぁ」

喪男「・・・・・・どうしたもんかな」

女「あ、居た・・・・・・喪男君」

喪男「・・・・・・平気?どこも怪我してない?」

女「うん、ありがと・・・・・・凄い痣だらけだよ、君大丈夫?」

喪男「頑丈に出来てるからね」

喪男「あぁでも、この格好じゃ、夕食の材料を買いにいけないな」

女「・・・・・・夕食の材料が必要なの?」

喪男「うん、今僕の家に泊まっている人が居てね、その人にご飯を作ってあげるんだ」

女「そっか・・・・・・」


283 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 22:30:55.98 ID:NFsueV2ZO
親が「や」か警察の上層部か


284 :VIPがお送りします [sage] :2009/09/18(金) 22:31:48.57 ID:qL3WBMMY0
女「ねぇ、家に寄っていきなよ」

喪男「駄目だよ、僕は今汚れちゃってるし、迷惑掛けられない」

女「そんなのいいのよ、助けてくれたお礼・・・とまではいかないけど」

女「ほら、いいから」クイッ

喪男「・・・・・・あ、ごめん」

女「謝らないでよ、それよりも・・・・・・」

女「喧嘩とか・・・してた・・・そんなわけないよね」

女「なんで・・・」

喪男「みんなに僕の事で迷惑を掛けるわけにはいかないよ」

女「でもっ


285 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 22:31:58.53 ID:TkNbXGILO
クズの子はクズってことですね!


286 :VIPがお送りします [sage] :2009/09/18(金) 22:32:30.90 ID:qL3WBMMY0
>>284

ミス、続きから

女「でもっ!」

喪男「でもじゃないんだ」


287 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 22:32:44.62 ID:0Ifhon+r0
こういうときこそマスゴミの力を借りよう!


288 :VIPがお送りします [sage] :2009/09/18(金) 22:33:05.49 ID:vt7EtEub0
鬱フラグがピンピン立ってるぜ…


289 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 22:34:05.07 ID:fGQ6INpSO
アグネスじゃなくてアラクネか
間違えた


290 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 22:37:15.72 ID:qL3WBMMY0
喪男「女ちゃんは昔から僕と遊んでくれたりしてた」

喪男「僕が虐められてる時も一緒に遊ぼうと言ってくれた」

女「それは小さいときじゃない」

喪男「僕にとっては女ちゃんはヒーローだったさ、あぁ、この場合はヒロインかな」

喪男「とにかく、僕にとっては本当に感謝しなきゃいけない人なんだって」

喪男「僕って、なんでか小さい時から周りに馴染めなかったしね」

喪男「その事とかで僕に関わってくれている人達に迷惑を掛けたくないんだ」

女「・・・そんな」

喪男「特に、あいつらは、色々と社会的に地位が高いからね」

喪男「女ちゃんには関わって欲しくなかった」

喪男「だから約束してくれ、もう二度と、あいつらに歯向かおうとしないでくれ」

喪男「僕は死にはしないさ、あいつらも人間だからね、それくらい弁えてるよ」

女「でもそれじゃ・・・」

喪男「頼むよ、お願いだから・・・・・・大切な人とはずっと仲良くしていきたいんだ」

喪男「僕はああいうのには慣れに慣れてるからね、人間の三大欲求と同じ位に慣れ親しんでるから」


291 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 22:37:58.18 ID:VCshYnK7O
アラクネって聞くと世紀末STGのあいつしか思い浮かばない


292 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 22:42:30.20 ID:qL3WBMMY0
喪男「・・・・・・着いたね、家には上がれないよ」

女「・・・・・待ってて、野菜とかが必要なんだよね?」

喪男「ありがとう、本当にありがとう」

女「そんな、たかが野菜くらいで・・・・・・」

喪男「人に物を恵んでもらうなんて幸せじゃないか」

女「・・・・・・君って、不思議だ」

喪男「そうかな、僕は別に・・・」

女「優しすぎるよ、君は」

喪男「そんな事ないよ、それに」

喪男「こんな事も、時間が経てば自然と終わる物だしね」

女「・・・・・・待っててね」

喪男「うん、待ってるよ」



女「はい、これ、これだけしかないんだけど」

喪男「ありがとう、これだけあれば大丈夫だよ」


293 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 22:45:55.63 ID:qL3WBMMY0
女「ねぇ、無理してない?」

喪男「無理?僕は一度もそんな事はしてないよ」

女「・・・・・・本当?」

喪男「全部その時その時の感情だからさ」

喪男「殴られている時も、その時が痛いだけで」

喪男「虐め程度でよかったよ、その後はまた殴られるか罵倒されるくらいだから」

喪男「幸せと感じれば、僕はそれを大切にしたいと思うしね」

喪男「その時に感じた感情を、後日どうするか考えるものさ」

女「よく解らないなぁ」

喪男「解らなくても女ちゃんは大丈夫さ」

喪男「これ、本当にありがとう、今度ちゃんとお礼するから」

女「そんな、いいよ」

喪男「僕が良くないんだ、それじゃ」



女「・・・・・・」


294 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 22:51:03.66 ID:qL3WBMMY0
帰路

喪男「しまった、随分暗くなってしまった」

喪男「これはアラクネさん怒るだろうなぁ、でも僕の責任か」

喪男「今日はちゃんと謝らないとなぁ」


ガチャッ

喪男「・・・・・・」

アラクネ「ちょっと遅かったじゃない!!・・・・・・って」

アラクネ「・・・・・・ねぇ、それどうしたの」

喪男「それとは・・・・・・」

アラクネ「とぼけるんじゃないわ、その体中の傷よ、ボロボロじゃない」

喪男「これですか?あぁ・・・ちょっと目を離していたら自転車とぶつかっちゃいまして」

グィッ

アラクネ「嘘、絶対嘘ね」

喪男「・・・・・・すいません、ご飯の準備しますから」

アラクネ「・・・・・・」


295 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 22:51:54.81 ID:0Ifhon+r0
喪男さんパネェ


296 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 22:56:06.70 ID:qL3WBMMY0
カチャカチャ......

喪男「・・・・・・今日は何か食べたいものあります?」

アラクネ「・・・貴方に任せるわ」

喪男「すいません、嫌な気持ちにさせちゃって」

アラクネ「・・・・・・申し訳無いと思うなら本当の事話してよ」

喪男「晩飯の後で話しますよ・・・・・・



アラクネ「やっぱり美味しいわ、それに貴方、私の体質に合わせてるわね」

喪男「・・・・・・予測だけで、ですけど」

アラクネ「ねぇ、傷ほったらかしでいいの?」

喪男「別に痛くなんてありませんよ、さて、片付けてきます」

喪男「少し、待っていて下さい」

アラクネ「・・・・・・」

アラクネ「いつもに増して陰鬱じゃない・・・・・・」

アラクネ「あの人とは、やっぱり違うのね・・・解ってるけど」


297 :VIPがお送りします [sage] :2009/09/18(金) 22:59:49.44 ID:lj4xX6bH0
上からの圧力ってやだな


298 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 22:59:58.02 ID:qL3WBMMY0
アラクネ「まだ子供のクセに無茶しすぎなのよ・・・・・・」


喪男「すみません、もうちょっとで終わりますから」

アラクネ「わかったわ」


喪男「・・・・・・腕が上手く動かないな」

喪男「あぁそういえばそうか、手が震えてるな」

喪男「・・・うーん、まぁほおって置けば治るだろう」


喪男「すみません、お待たせしました」

アラクネ「・・・・・・」

喪男「あの、散歩にでも行きましょうか?」

アラクネ「え?」

喪男「この時間帯なら、殆ど人も居ませんし、それに今日も星空が綺麗ですよ」

アラクネ「・・・・・・そう、わかったわ」

喪男「準備してくるので、少し待っていて下さいね」


299 :VIPがお送りします [] :2009/09/18(金) 23:00:16.41 ID:PaQ0CuJm0
一方その頃

DQN2「ハァ・・・ハァ・・・もう、もう勘弁してくれ・・・!!」

俺「うるせえなあ・・・お前が喪男をいじめたのが悪いんだろ?」パンパン

DQN2「も、もう手を出さないから・・・!!」

俺「じゃあ今までやってきた分を清算しないとな?・・・ウッ」

DQN2「あああああああああああああ!!!!」

俺「ちゃんと明日も来いよ!来なかったらこっちから行くからな」・・・フゥ

DQN2「・・・」


300 :VIPがお送りします [sage] :2009/09/18(金) 23:01:24.99 ID:vt7EtEub0
なにこれこわい


301 :VIPがお送りします [sage] :2009/09/18(金) 23:02:21.26 ID:RC003ho0O
>>299
自然に割り込むなw
本当に続きかと思ったわ



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